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特表2023-527900タッチフレームユニット及びインタラクティブインテリジェントパネル
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-06-30
(54)【発明の名称】タッチフレームユニット及びインタラクティブインテリジェントパネル
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/041 20060101AFI20230623BHJP
   G06F 3/042 20060101ALI20230623BHJP
【FI】
G06F3/041 662
G06F3/042 483
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022574182
(86)(22)【出願日】2020-12-31
(85)【翻訳文提出日】2022-12-01
(86)【国際出願番号】 CN2020142416
(87)【国際公開番号】W WO2022141520
(87)【国際公開日】2022-07-07
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】515034703
【氏名又は名称】広州視源電子科技股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGZHOU SHIYUAN ELECTRONICS CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.6,4th Yunpu Road,Huangpu District,Guangzhou,Guangdong P.R.CHINA
(71)【出願人】
【識別番号】518298061
【氏名又は名称】▲広▼州▲視▼▲叡▼▲電▼子科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGZHOU SHIRUI ELECTRONICS CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.192,Kezhu Road,Science Park Guangzhou,Guang Dong,China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】袁 嘉斌
(57)【要約】
本発明はタッチフレームユニット及びインタラクティブインテリジェントパネルを提供し、該タッチフレームユニットは、フレーム本体及びフレーム本体内に設けられるPCBユニットを含む赤外線タッチフレームと、PCBユニットの内側に位置する板ガラスと、板ガラスを赤外線タッチフレームに固定するための固定構造とを含み、板ガラスは、フレーム本体の屈曲度に従って、及び/又は、固定構造によって、凹曲するように規制される。本願による技術案によれば、ガラスを選択することによって板ガラスの凹曲を規制することの原因でガラスの損失、コスト高騰の従来問題を解決することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチフレームユニットであって、
フレーム本体(11)及び前記フレーム本体(11)内に設けられるPCBユニット(12)を含む赤外線タッチフレーム(10)と、
前記PCBユニット(12)の内側に位置する板ガラス(20)と、
前記板ガラス(20)を前記赤外線タッチフレーム(10)に固定するための固定構造と、を含み、
前記板ガラス(20)は、前記フレーム本体(11)の屈曲度に従って、及び/又は、前記固定構造によって、凹曲するように規制される
ことを特徴とするタッチフレームユニット。
【請求項2】
前記フレーム本体(11)は、前記板ガラス(20)に合わせる凹曲面(31)を有し、前記板ガラス(20)の表面の一部が前記凹曲面(31)に貼設され、前記固定構造は、前記板ガラス(20)を前記赤外線タッチフレーム(10)に固定したときに、前記板ガラス(20)を凹曲状態に保持する
ことを特徴とする請求項1に記載のタッチフレームユニット。
【請求項3】
前記凹曲面(31)は、弧状の凹曲面である
ことを特徴とする請求項2に記載のタッチフレームユニット。
【請求項4】
前記弧状の凹曲面は、対称構造であり、
前記弧状の凹曲面の極高点が前記板ガラス(20)の両端に対応して設けられ、前記弧状の凹曲面の極低点が前記板ガラス(20)の長辺の中点に対応して設けられ、又は、
前記弧状の凹曲面の極高点が前記フレーム本体(11)の両端に対応して設けられ、前記弧状の凹曲面の極低点が前記フレーム本体(11)の長辺の中点に対応して設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載のタッチフレームユニット。
【請求項5】
前記弧状の凹曲面の極高点と前記弧状の凹曲面の極低点との高さの差がHであり、Hの値の範囲は0.5mm~5mmである
ことを特徴とする請求項3に記載のタッチフレームユニット。
【請求項6】
前記板ガラス(20)の外輪郭は、矩形である
ことを特徴とする請求項2に記載のタッチフレームユニット。
【請求項7】
前記板ガラス(20)の長辺は、前記凹曲面(31)に貼設される
ことを特徴とする請求項6に記載のタッチフレームユニット。
【請求項8】
前記固定構造は固定部材(60)を含み、前記固定部材(60)の一端は、前記板ガラス(20)に圧設され、前記固定部材(60)の他端は、前記フレーム本体(11)に固定され、前記板ガラス(20)を前記赤外線タッチフレーム(10)に固定して保持し、又は、
前記固定構造は、接着剤を含み、前記板ガラス(20)は、前記接着剤によって前記凹曲面(31)に接着される
ことを特徴とする請求項2に記載のタッチフレームユニット。
【請求項9】
前記フレーム本体(11)は、前記凹曲面(31)を形成するように、凹み曲げた湾曲のフレーム本体であり、前記フレーム本体(11)の厚さが一致しており、又は、
前記フレーム本体(11)は、前記凹曲面(31)を形成するように、中央部の厚さが前記フレーム本体(11)の両端の厚さよりも大きい
ことを特徴とする請求項2~8のいずれか1項に記載のタッチフレームユニット。
【請求項10】
前記フレーム本体(11)は、前記板ガラス(20)を支持するための第1段差(111)が設けられ、前記板ガラス(20)の表面の一部が前記第1段差(111)の段差面に当接し、かつ前記板ガラス(20)の端部が前記第1段差(111)により支持される
ことを特徴とする請求項2~8のいずれか1項に記載のタッチフレームユニット。
【請求項11】
前記フレーム本体(11)は第1取り付け溝(112)を含み、前記PCBユニット(12)は、前記第1取り付け溝(112)内に設けられる
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のタッチフレームユニット。
【請求項12】
前記第1取り付け溝(112)の溝壁に係合溝(1121)及び第2段差(1122)が設けられ、前記PCBユニット(12)の一端は、前記係合溝(1121)に係着され、前記PCBユニット(12)の他端は前記第2段差(1122)の段差面に接着される
ことを特徴とする請求項11に記載のタッチフレームユニット。
【請求項13】
前記タッチフレームユニットは、フィルタストリップ(40)をさらに含み、前記フィルタストリップ(40)は、前記第1取り付け溝(112)の開口部に取り付けられる
ことを特徴とする請求項11に記載のタッチフレームユニット。
【請求項14】
前記板ガラス(20)と前記フレーム本体(11)との間に支持パッド(32)が設けられ、前記支持パッド(32)は、前記板ガラス(20)を凹曲するための作用力を発生させ、前記板ガラス(20)が凹曲するようにする
ことを特徴とする請求項1に記載のタッチフレームユニット。
【請求項15】
前記板ガラス(20)の外輪郭は、矩形であり、
前記支持パッド(32)は、1つであり、前記支持パッド(32)は、前記板ガラス(20)の長辺の中点に設けられ、又は、
前記支持パッド(32)は、複数であり、複数の前記支持パッド(32)は、間隔を空けて均等に設けられる
ことを特徴とする請求項14に記載のタッチフレームユニット。
【請求項16】
前記支持パッド(32)は、ブロック状であり、
前記支持パッド(32)の長さと前記板ガラス(20)の長辺の長さとの比がaであり、aの値の範囲は1/8~1/12の間であり、及び/又は、
前記支持パッド(32)の厚さと前記板ガラス(20)の厚さとの比がbであり、bの値の範囲は1/3~1/4の間である
ことを特徴とする請求項14又は15に記載のタッチフレームユニット。
【請求項17】
前記固定構造は、固定部材(60)を含み、前記固定部材(60)の一端は、前記板ガラス(20)に圧設され、前記固定部材(60)の他端は、前記フレーム本体(11)に固定され、前記板ガラス(20)を前記赤外線タッチフレーム(10)に固定して保持する
ことを特徴とする請求項14又は15に記載のタッチフレームユニット。
【請求項18】
前記支持パッド(32)は、前記フレーム本体(11)に接着される
ことを特徴とする請求項14又は15に記載のタッチフレームユニット。
【請求項19】
前記支持パッド(32)の材料は、プラスチック又はフォームである
ことを特徴とする請求項14又は15に記載のタッチフレームユニット。
【請求項20】
バックライトモジュールと、請求項1~19のいずれか1項に記載のタッチフレームユニットと、を含む
インタラクティブインテリジェントパネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチディスプレイデバイスの技術分野に関し、具体的には、タッチフレームユニット及びインタラクティブインテリジェントパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、タッチフレームユニットの赤外線検知高さ(書き高さ)が一般的には3.5mmよりも大きく、その中でも、赤外線書き高さが4.5mmよりも大きいものもあり、ユーザが書く際には、宙づり感が深刻であり、書きエクスペリエンスが劣化し、ユーザの書きエクスペリエンスをさらに向上させ、タッチ認識における書き高さをさらに低下させることは、必然的な開発トレンドであり、板ガラスの凹曲に対する規制は、赤外線書き高さにかかる要因の1つである。
【0003】
特に大寸法タッチパネルでは、板ガラスの曲げ量規制が難しく、従来の板ガラスの取り付け構造では、板ガラスが外方へ凸曲することが効果的に抑制できず、赤外線書き高さが低いディスプレイデバイスの場合、板ガラスが外側へ凸曲して赤外線信号を遮断したら、タッチの認識が無効になってしまう。従来技術では、板ガラスの凹曲を図るために、ガラスを選択することしかなく、その結果、ガラスの損耗が非常に大きくなり、製造性が低下し、コストが高い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ガラスを選択することによって板ガラスの凹曲を規制することの原因でガラス損失とコスト高騰の問題を解決するために、タッチフレームユニット及びインタラクティブインテリジェントパネルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、フレーム本体及びフレーム本体内に設けられるPCBユニットを含む赤外線タッチフレームと、PCBユニットの内側に位置する板ガラスと、板ガラスを赤外線タッチフレームに固定する固定構造とを含み、板ガラスはフレーム本体の屈曲度に従って、及び/又は、固定構造によって凹曲するように規制されるタッチフレームユニットを提供する。
【0006】
本発明の別の態様によれば、バックライトモジュールと、上記のタッチフレームユニットと、を含むインタラクティブインテリジェントパネルを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の技術によれば、該タッチフレームユニットは、赤外線タッチフレームと、板ガラスと、固定構造とを含む。板ガラスは、固定構造によってフレーム本体に固定して取り付けられると、フレーム本体の屈曲度に従って、及び/又は、固定構造によって凹曲するように規制され、使用中の板ガラスが外方へ凸曲してPCBユニットの赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記構造のディスプレイデバイスを用いることによって、ガラスを選択することによって板ガラスが凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、生産コストを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願の一部となる明細書の図面は本発明をさらに理解するために提供され、本発明の模式的な実施例及びその説明は本発明を解釈するためであり、本発明を不適に限定するものではない。
図1】本発明の実施例1によるタッチフレームユニットの断面図を示す。
図2】本発明の実施例1によるタッチフレームユニットのさらなる断面図を示す。
図3】本発明の実施例2によるタッチフレームユニットの断面図を示す。
図4】本発明の実施例3によるタッチフレームユニットの断面図を示す。
図5】本発明の実施例3によるタッチフレームユニットのさらなる断面図を示す。
図6】本発明の実施例1によるタッチフレームユニットの分解斜視図を示す。
図7図6中のA部の部分拡大図を示す。
図8】本発明の実施例1によるタッチフレームユニットの組み立て図を示す。
図9図8中のB部の部分拡大図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例の図面を参照して、本発明の実施例の技術案を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明される実施例は本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。以下、少なくとも1つの例示的な実施例の説明は説明的なものに過ぎず、本発明、その用途又は使用に対する否かる制限もない。当業者が本発明の実施例に基づいて創造的な努力を必要とせずに得る他の全ての実施例は、本発明の特許範囲に属する。
【0010】
図1及び図2に示すように、本発明の実施例1はタッチフレームユニットを提供し、該タッチフレームユニットは、赤外線タッチフレーム10と、板ガラス20と、固定構造とを含み、赤外線タッチフレーム10は、フレーム本体11及びフレーム本体11内に設けられるPCBユニット12を含み、板ガラス20はPCBユニット12の内側に位置し、板ガラス20をタッチして、タッチ操作が行われ得る。フレーム本体11と板ガラス20との間の固定構造を利用して、板ガラス20をフレーム本体11に固定することができ、板ガラス20は、フレーム本体11の屈曲度に従って、及び固定構造によって、凹曲するように規制されてもよい。
【0011】
本実施例によるタッチフレームユニットによれば、板ガラス20は、固定構造によってフレーム本体11に固定して取り付けられると、フレーム本体11の屈曲度に従って、及び、固定構造によって板ガラス20が凹曲するように規制され、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構造のディスプレイデバイスを用いることによって、例えばインタラクティブインテリジェントパネルでは、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、構造の簡素化や低価化を図る。
【0012】
本実施例では、フレーム本体は該ディスプレイデバイスの額縁として機能し、湾曲成形により得られ、例えばロール成形など、さまざまな加工に製造されてもよく、フレーム本体11は凹み曲げた凹曲面となり、かつ厚さが一致している。図2に示すように、フレーム本体11の厚さは一致している。本実施例では、バックライトモジュールはディスプレイデバイスの内部に位置し、PCBユニット12はフレーム本体11内に取り付けられ、板ガラス20はPCBユニット12の内側に位置する。なお、フレーム本体11内にPCBユニット12が設けられ、PCBユニット12には赤外線放射管及び赤外線受光管が設けられ、赤外線放射管によって放射される赤外線は赤外線受光管により受光され、板ガラスの上方には、縦横に交差する赤外線マトリックスが設けられ、ユーザがスクリーンに対するタッチ認識を行う際には、コントローラは接触点のスクリーンでの具体的な位置を判断し、赤外線タッチ操作を完了する。
【0013】
図1及び図2に示すように、板ガラス20はPCBユニット12の内側に位置し、フレーム本体11が内方へ湾曲しているので、板ガラス20がフレーム本体11に固定して取り付けられると、板ガラス20が湾曲するフレーム本体11にフィットしているので、板ガラス20は凹曲する。具体的には、フレーム本体11は弧状の凹曲面となり、板ガラス20がフレーム本体11に固定接続されたときに、板ガラス20はフレーム本体11の凹曲に応じて変形し、このように、板ガラス20の凹曲が得られ、固定部材60によって板ガラス20をフレーム本体に固定することによって、板ガラス20が凹曲状態に維持され、これにより、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12からの赤外線信号を遮断することを回避する。図1に示すように、図においては、矢印の指す方向は赤外線信号伝送を示し、このとき板ガラス20が凹曲して、信号が正常に伝送され、赤外線タッチ操作が正常に行われることが確保される。
【0014】
図2に示すように、本実施例では、フレーム本体11は板ガラス20に接続するための凹曲面31が設けられ、凹曲面31はPCBユニット12から離れた側へ凹曲し、板ガラス20の表面の一部が凹曲面31に貼設され、固定構造によって板ガラス20を赤外線タッチフレームに固定すると、板ガラス20は凹曲状態に維持される。フレーム本体11全体に対する成形作業によってフレーム本体11に取り付けられる板ガラス20が凹曲するようにし、構造の簡素化や低価化を図る。
【0015】
具体的には、フレーム本体11のPCBユニット12から離れた側が湾曲して凹曲を形成し、板ガラス20がフレーム本体11に固定して取り付けられることによって板ガラス20も凹曲し、即ち、フレーム本体11は凹曲面31となり、具体的には、板ガラス20がフレーム本体11内に固定接続されたときに、板ガラス20はフレーム本体11の凹曲に応じて変形し、板ガラス20の凹曲が得られ、これによって、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。
【0016】
本実施例では、凹曲面31は弧状の凹曲面である。弧状の凹曲面の構成とすることによって、弧状の凹曲面を利用して板ガラス20を変形させるのに有利である。
【0017】
本実施例では、弧状の凹曲面は対称構造であり、板ガラス20の凹曲をより安定的なものにするために板ガラス20は対称に凹んでもよい。好ましくは、弧状の凹曲面の極高点が板ガラス20の両端に対応して設けられ、弧状の凹曲面の極低点が板ガラス20の長辺の中点に対応して設けられ、又は弧状の凹曲面の極高点がフレーム本体11の両端に対応して設けられ、弧状の凹曲面の極低点がフレーム本体11の長辺の中点に対応して設けられることによって、板ガラス20は均一に凹曲し、板ガラス20の一部の凹曲変形が多すぎて板ガラス20の破裂を引き起こすことが回避され、さらに、板ガラス20の長辺の長さが大きいことによって、板ガラス20は中央部から内方へ曲げられやすくなり、板ガラス20の凹曲が実現され、これは好適な形態である。
【0018】
本実施例では、弧状の凹曲面の極高点と弧状の凹曲面の極低点との高さの差がHであり、Hの値の範囲は0.5mm~5mmである。なお、上記のH値が小さすぎると、板ガラス20の湾曲が不十分であり、この場合、板ガラス20が外方へ凸曲する場合は赤外線信号が正常に伝送できないことが発生しやすく、一方、Hの値が大きすぎると、板ガラス20は破裂しやすく、このため、上記の値の範囲内のHの値は好適な形態である。
【0019】
本実施例では、板ガラス20の外輪郭が矩形であり、板ガラス20の長辺が凹曲面31に接続されることによって、板ガラス20は形変しやすくなる。
【0020】
本実施例では、フレーム本体11はロール成形による湾曲型材であり、即ち、フレーム本体11はロール成形により弧状の凹曲面となり、加工されやすく、かつコストが低い。ここでは、フレーム本体11の厚さは一致している。
【0021】
図1図6及び図7に示すように、フレーム本体11は板ガラス20を支持するための第1段差111が設けられ、板ガラス20の表面の一部が第1段差111の段差面に当接し、かつ板ガラス20の端部が第1段差111によって支持される。上記の構造によれば、板ガラス20の取り付けがより容易になり、かつ当接がより安定化する。板ガラス20は第1段差111にセットされた後、固定構造によって固定され、これによって、板ガラス20の離脱が回避され、しかも、第1段差111は位置決めの機能を有し、板ガラス20の取り付けを容易にする。図1においては、板ガラス20の端部と第1段差111との間に間隔があり、各部材の加工過程に加工誤差が存在することを考慮して、この間隔が設けられることによって、板ガラス20がフレーム本体11内にスムーズに取り付けられることが確保される。
【0022】
具体的には、凹曲面31は第1段差111の段差面に設けられ、板ガラス20が第1段差111にセットされた後、第1段差111は位置を特定しながら板ガラス20の凹曲を実現する。
【0023】
図1図2図8及び図9に示すように、本実施例では、該ディスプレイデバイスは複数の固定部材60をさらに含み、各固定部材60はそれぞれフレーム本体11及び板ガラス20の内面に接続され、これにより、固定部材60は板ガラス20の内面を額縁に固定し、板ガラス20をフレーム本体11内に強固に固定する。
【0024】
具体的には、固定部材60の第1端はネジによってフレーム本体11に接続され、固定部材60の第2端は第1段差111の上方に位置し、かつ、固定部材60の第2端は板ガラス20に圧設され、このように、板ガラス20はフレーム本体11内に強固に固定される。
【0025】
本実施例では、固定部材60はガラス押えブロックであり、各ガラス押えブロックは板ガラス20の長さ方向に均等に分布しており、これにより、板ガラス20はフレーム本体11に強固に固定され、なお、ガラス押えブロックは板ガラス20の短辺に設けられてもよいが、板ガラス20の長辺の長さが長いことから、ガラス押えブロックが長辺に設けられる場合、板ガラス20がより安定的に接続され、板ガラス20を取り付ける際には、ネジを締め付けることで、ガラス押えブロックを締め付け、これにより、板ガラス20は内方へ凹んでフレーム本体11に固定される。
【0026】
他の実施例では、板ガラス20は凹曲面31に接着されてもよい。即ち、板ガラス20は両面テープ又は液体接着剤によってフレーム本体11内に接着され、板ガラス20とフレーム本体11は固定接続される。
【0027】
本実施例では、フレーム本体11は第1取り付け溝112を含み、PCBユニット12は第1取り付け溝112内に設けられ、これにより、取り付けを容易にしながら、PCBユニット12を保護する。
【0028】
具体的には、第1取り付け溝112の溝壁に係合溝1121及び第2段差1122が設けられ、PCBユニット12の一端は係合溝1121に係着され、PCBユニット12の他端は第2段差1122の段差面に接着され、このように、PCBユニット12は第1取り付け溝112内に安定的に設けられ、PCBユニット12の揺れを回避し、タッチ操作が正常に行われることを確保する。
【0029】
さらに、該タッチフレームユニットはフィルタストリップ40をさらに含み、フィルタストリップ40を安定的に接続するためには、フィルタストリップ40は第1取り付け溝112の開口部に取り付けられる。
【0030】
実施例1のタッチフレームユニットでは、フレーム本体11のPCBユニット12から離れた側が湾曲して凹曲を形成し、板ガラス20がフレーム本体11に固定して取り付けられることによって板ガラス20は凹曲。具体的には、板ガラス20がフレーム本体11内に固定接続されたときに、フレーム本体11がディスプレイデバイスのバックライトモジュールによって固定されるため、板ガラス20はフレーム本体11の凹曲に応じて変形し、板ガラス20の凹曲が得られ、これによって、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構成とされるディスプレイデバイスでは、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、また、フレーム本体11全体に対する成形作業によって、フレーム本体11に取り付けられる板ガラス20が凹曲するようにし、構造の簡素化や低価化を図る。
【0031】
図3に示すように、本発明の実施例2はタッチフレームユニットを提供し、実施例1に比べて、実施例2では、フレーム本体11の中央部の厚さがフレーム本体11の両端の厚さよりも大きいことで、凹曲面31を形成する点が異なる。
【0032】
本実施例では、フレーム本体11は板ガラス20を接続するための加工面が設けられ、加工面は凹曲面31であり、該加工面は機械加工によって得られてもよく、凹曲面31は弧状の凹曲面であってもよいし、断差面であってもよく、加工面がその両端から中央部に向かって凹むことができればよく、板ガラス20の表面は凹曲面31に貼設され、このとき、板ガラス20は凹曲面31に密着しており、固定部材によって板ガラス20をフレーム本体11に接続固定することによって、板ガラス20は内方へ湾曲し、このようにして、板ガラス20は凹曲し、これにより、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12からの赤外線信号を遮断することを回避する。
【0033】
本実施例では、固定部材によって板ガラス20をフレーム本体11に接続固定することは実施例1の形態と同じであるので、ここでは詳しく説明しない。
【0034】
本実施例によるタッチフレームユニットでは、板ガラス20が凹曲面31に貼設されることによって、板ガラス20は凹曲し、このようにして、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構成とされるディスプレイデバイスでは、フレーム本体11で凹曲面31を加工するだけで十分であり、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、一方、凹曲面31を加工することは、低コストであり、かつ板ガラス20が凹曲するようにし、構造の簡素化や低価化を図る。
【0035】
本実施例では、フレーム本体11の中央部の厚さがフレーム本体11の両端の厚さよりも大きい、即ち、フレーム本体11の両端を切削することによって凹曲面31が形成され、これにより、フレーム本体の凹曲面31がより簡便に加工できる。板ガラス20の外輪郭が矩形であり、板ガラス20の長辺が凹曲面31に接続され、板ガラス20の長辺の長さが大きく、このように、板ガラス20の長辺が凹曲面31に接続されたときに、板ガラス20は中央部から凹曲やすい。
【0036】
具体的には、凹曲面31は弧状の凹曲面であり、弧状の凹曲面は対称構造であり、これによって、板ガラス20は対称に凹曲し、板ガラス20は凹面変形を発生させ、弧状の凹曲面の極高点が板ガラス20の両端に対応して設けられ、即ち、弧状の凹曲面の極高点がフレーム本体11の両端点又はフレーム本体11の両端点付近に位置し、弧状の凹曲面の極低点が板ガラス20の長辺の中点に対応して設けられ、即ち、弧状の凹曲面の極低点がフレーム本体11の中点又はフレーム本体11の中点付近に位置し、これによって、板ガラス20がさらに均一に凹曲し、板ガラス20の局所的な凹曲が大きすぎることによる板ガラス20の破裂が回避される。
【0037】
ここでは、弧状の凹曲面の極高点と弧状の凹曲面の極低点との高さの差がHであり、Hの値の範囲は0.5mm~5mmであり、なお、上記のH値が小さすぎると、板ガラス20の湾曲は不十分であり、この場合、板ガラス20が外方へ凸曲する場合は赤外線信号が正常に伝送できないことが発生しやすく、一方、Hの値が大きすぎると、板ガラス20は破裂しやすく、このため、上記の値の範囲内のHの値は好適な形態である。
【0038】
実施例2のタッチフレームユニットでは、フレーム本体11は板ガラス20に接続するための加工面が設けられ、加工面は内方へ凹んだ凹曲面31であり、板ガラス20の裏面は凹曲面31に貼設され、固定部材によって板ガラス20をフレーム本体11に固定接続することによって、板ガラス20は凹曲し、これにより、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構成とされるディスプレイデバイスでは、フレーム本体11に凹曲面31を加工するだけで十分であり、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、一方、凹曲面31の加工コストが低く、板ガラス20が凹曲するようにし、構造の簡素化や低価化を図る。
【0039】
図4及び図5に示すように、本発明の実施例3はタッチフレームユニットを提供し、実施例1に比べて、実施例3では、板ガラス20とフレーム本体11との間に支持パッド32が設けられ、支持パッド32は板ガラス20が凹曲するための作用力を発生させ、板ガラス20が凹曲する点が異なる。
【0040】
本実施例では、板ガラス20の外面はディスプレイデバイスの外方に面しており、なお、PCBユニット12には、赤外線放射管と赤外線受光管が1対1で対応して設けられ、これにより、スクリーンにおいて縦横に交差する赤外線マトリックスが形成され、ユーザがスクリーンに対するタッチ認識を行う際には、コントローラは接触点のスクリーンでの具体的な位置を判断し、赤外線タッチ操作を完了する。
【0041】
図4及び図5に示すように、PCBユニット12はフレーム本体11内に取り付けられ、板ガラス20はPCBユニット12の内側に位置し、即ち、赤外線放射管から放射される赤外線は板ガラス20の外面の上方に位置し、板ガラス20の両端はフレーム本体11内に固定接続される。板ガラス20の両端がフレーム本体11に固定接続されるため、支持パッド32がフレーム本体11と板ガラス20との間に設けられることによって、板ガラス20は支持パッド32によって支持されて変形し、このように、板ガラス20は凹曲する。
【0042】
本実施例では、固定構造は固定部材60を含み、固定部材60の両端はそれぞれフレーム本体11及び板ガラス20の内面に接続される。具体的には、板ガラス20の両端はガラス押えブロックによってフレーム本体11に固定され、支持パッド32は支点となり、板ガラス20は支持パッド32によって押えられて、凹曲し、これによって、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12からの赤外線信号を遮断することを回避し、図4に示すように、図においては、矢印の指す方向は赤外線信号伝送を示し、このとき、板ガラス20は凹曲し、信号が正常に伝送され、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構成とされるディスプレイデバイスでは、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、一方、支持パッド32によって板ガラス20が凹曲するようにして、構造の簡素化や低価化を図る。
【0043】
本実施例では、板ガラス20の外輪郭が矩形であり、1つの支持パッド32は板ガラス20の長辺の中点に設けられ、板ガラス20の長辺の長さが大きいため、板ガラス20は中央部から凹曲やすくなり、かつ、板ガラス20は対称に折り曲げられ、板ガラス20が破裂しにくくなる。なお、板ガラス20の短辺に支持パッド32が設けられてもよいが、板ガラス20の湾曲効果が不十分であり、また、板ガラス20の凹曲の度合いも不十分である。
【0044】
別の実施例では、複数の支持パッド32が設けられてもよく、複数の支持パッド32は間隔を空けて均等に設けられる。
【0045】
具体的には、支持パッド32はブロック状であり、支持パッド32の長さと板ガラス20の長辺の長さとの比がaであり、aの値の範囲は1/8~1/12の間であり、支持パッド32の厚さと板ガラス20の厚さとの比がbであり、bの値の範囲は1/3~1/4の間である。なお、支持パッド32の長さが小さすぎると、板ガラス20は局所的に押えられて破裂しやすく、一方、支持パッド32の長さが大きすぎると、板ガラス20を押させるときに板ガラス20と十分に接触できず、その結果として、板ガラス20の湾曲効果が不十分になる。支持パッド32の厚さが小さすぎると、板ガラス20が十分に湾曲して内方へ窪むことができず、一方、支持パッド32の厚さが大きすぎると、板ガラス20は破裂してしまい、このため、上記の値の範囲内のa及びbは好適な形態である。
【0046】
本実施例では、支持パッド32はフレーム本体11に接着され、これにより、支持パッド32はフレーム本体11に安定的に接続される。別の実施例では、支持パッド32はファスナーなど他の方式によってフレーム本体11に固定されてもよいが、接着の方がより簡便かつ強固である。
【0047】
本実施例では、支持パッド32の材料はプラスチック又はフォームであり、これにより、板ガラス20を押えるときに板ガラス20の破損が発生しにくく、該構造の安定性が向上する。
【0048】
板ガラス20を取り付ける際には、まず、板ガラス20の両端にあるガラス押えブロックを締め付け、そうすると、板ガラス20の中央部の支持パッド32によって板ガラス20を押えて湾曲させ、次に、板ガラス20の中央部のガラス押えブロックをロックし、板ガラス20が凹曲するようにするとともに、板ガラス20をフレーム本体11に固定する。
【0049】
実施例3のタッチフレームユニットでは、板ガラス20の両端はフレーム本体11に固定され、支持パッド32は板ガラス20を押えて、板ガラス20が凹曲するようにし、これによって、使用中の板ガラス20が外方へ凸曲してPCBユニット12の赤外線信号伝送を遮断することを回避し、赤外線タッチ操作が正常に行われることを確保する。さらに、上記の構成とされるディスプレイデバイスでは、ガラスを選択することによって板ガラス20が凹曲するように規制する必要をなくし、ガラスの損失を減少させ、製造性を高め、また、支持パッド32によって板ガラス20が凹曲するようにして、構造の簡素化や低価化を図る。
【0050】
本発明の実施例4は、バックライトモジュールと、上記のタッチフレームユニットとを含み、バックライトモジュールがタッチフレームユニットの内側に設けられるインタラクティブインテリジェントパネルを提供する。
【0051】
なお、ここで使用される用語は具体的な実施形態を説明するために過ぎず、本願に係る例示的な実施形態を限定することを意図していない。ここで使用する場合、文脈において明示がない限り、単数形は複数形も含むことを意図しており、また、本明細書において「包含」及び/又は「含む」という用語が使用される場合、特徴、ステップ、操作、デバイス、ユニット及び/又はこれらの組み合わせが存在することを表すことが理解されるべきである。
【0052】
別に断らない限り、これらの実施例に記載の部材及びステップの相対配置、数値式及び数値は本発明の範囲に限定されるものではない。また、なお、説明の便宜上、図面に示される各部の寸法は実際の比例関係では描かれていない。当業者に公知の技術、方法及び機器に関しては詳細に検討しないが、場合によって、前記技術、方法及び機器は授権明細書の一部とみなすべきである。ここで例示、検討した全ての例では、いかなる具体的な値も、限定的ではなく、例示的なものとして理解すべきである。このため、例示的な実施例の別の例は異なる値としてもよい。ただし、類似の符号及び文字は以下の図面において類似の事項を表し、このため、ある事項が1つの図において定義されたら、それ以降の図においてはさらなる検討が行われていない。
【0053】
なお、本発明の説明において、「前、後、上、下、左、右」、「横方向、縦方向、垂直、水平」や「頂、底」などの方位語により示される方位又は位置関係は通常図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を説明しやすくし、この説明を簡素化するために過ぎず、反対の説明がない限り、これらの方位語は係る装置又は要素が特定の方位を有したり、特定の方位で構成、操作されたりすることを指示又は示唆するものではなく、このため、本発明の特許範囲を限定するものとして理解できず、方位語「内、外」は各部材自体の輪郭に対する内外を指す。
【0054】
説明しやすくするために、ここでは、「…の上」、「…の上方」、「…の上面」、「上の」などの相対的な空間用語などは、図に示す1つのデバイス又は特徴と他のデバイス又は特徴との空間位置関係を表すことに用いられる。なお、相対的な空間用語は図に記載されたデバイスの方位以外の、使用又は操作中の異なる方位を含むことを意図している。例えば、図面においてデバイスが逆様にする場合、「他のデバイス又は構造の上方」又は「他のデバイス又は構造の上」のように説明されたデバイスは、これ以降、「他のデバイス又は構造の下方」又は「他のデバイス又は構造の下」とされる。このため、「…の上方」という例示的な用語は、「…の上方」と「…の下方」との2つの方位を含む。該デバイスは他の方式で位置決めされてもよく(90度回転や他の方位)、また、ここで使用される空間も、対応する解釈が行われる。
【0055】
なお、「第1」、「第2」等の用語で部品を限定する場合は、対応する零部件を区別するために過ぎず、断らない限り、上記の用語は実質的な意味がなく、このため、本発明の特許範囲に対する制限として理解すべきではない。
【0056】
以上は本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者にとっては、本発明は各種の変更や変化が可能である。本発明の主旨及び原則を逸脱することなく行われる全ての修正、同等置換や改良などは、本発明の特許範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0057】
10 赤外線タッチフレーム
11 フレーム本体
111 第1段差
112 第1取り付け溝
1121 係合溝
1122 第2段差
12 PCBユニット
20 板ガラス
31 凹曲面
32 支持パッド
40 フィルタストリップ
60 固定部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】