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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-06
(54)【発明の名称】多変形自転車運動器具
(51)【国際特許分類】
   A63B 22/06 20060101AFI20230629BHJP
【FI】
A63B22/06 G
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2021553279
(86)(22)【出願日】2021-01-13
(85)【翻訳文提出日】2021-10-06
(86)【国際出願番号】 KR2021000482
(87)【国際公開番号】W WO2021246604
(87)【国際公開日】2021-12-09
(31)【優先権主張番号】10-2020-0066921
(32)【優先日】2020-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】521395296
【氏名又は名称】キム,ドン ス
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】キム,ドン ス
(57)【要約】
本発明は多変形自転車運動器具に関するもので、自転車運動器具の形態を立式形態、座式形態、ダンシング形態及び乗馬形態などの多様な形態に自由に変形させることができて多様な種類の運動を楽しむことができるだけでなく、多様な種類の運動器具を単一の運動器具に代替することができ、変形された状態でも使用者の身体サイズに合うように形態及びサイズの調整が可能であり、自転車運動器具の重心を既存の下端から使用者の股ぐらが位置する上端に変更して重心が安定的であるだけでなく、安定性の面でかなり優れ、これにより運動器具使用者が体重によって一側方向に偏って落下及び墜落する危険を防止することができ、自転車運動器具の全方向への傾き及び動きが自由であり、使用者が本体部にスプリングで連結されて取り付けられたいすに座った状態でペダルを踏むサイクル運動効果、スプリングの弾性力による乗馬運動効果、及びバフバイク運動効果を一緒に得ることができる多変形自転車運動器具を提供するためのものである。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に中空を有するパイプ状のフレーム状体であって、水平方向に形成される上側水平部材、前記上側水平部材から垂直方向に一定間隔で離隔する下側水平部材、及び前記上側水平部材及び下側水平部材の一側を連結するように垂直方向に形成され、上端部及び下端部に開口が開放して形成される垂直部材とを含んで“コ”字形に形成され、両側面に一定間隔で離隔して複数の締結ホールが貫設される一対の第1本体及び第2本体を含み、前記第2本体が前記第1本体と対称となるように配置される本体部と;
前記本体部の下部に設けられて前記本体部を支持するために、内部に中空を有するパイプ状のフレーム状体であって、バー状に形成される支持部材と、前記支持部材の両端部に対称となるようにそれぞれ挿設され、中心部に補助結合片が突設されて“T”字形に形成される第1及び第2補助支持部材と、前記第1及び第2補助支持部材の中心部に上方に突設される支持棒とを含み、両側面に一定間隔で離隔して複数の締結ホールが貫設される支持部と;
前記本体部の垂直部材のいずれか一垂直部材に取り付けられて高さを調節する鞍高調節部材と、前記鞍高調節部材に移動可能に取り付けられるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に取付ホールが形成される鞍移動部材と、使用者が着席するための着座部材と、前記鞍移動部材と安着部材を連結する鞍連結部材とを含む鞍部と;
前記本体部の垂直部材の他の垂直部材に取り付けられて高さを調節するハンドル高調節部材と、前記ハンドル高調節部材に移動可能に取り付けられるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に取付ホールが形成されるハンドル移動部材と、使用者が把持するための取っ手部材と、前記ハンドル移動部材と取っ手部材を連結するハンドル連結部材とを含むハンドル部と;
前記本体部の水平部材又は垂直部材に分離可能に取り付けられ、内部に装着空間が形成され、両側面に一定間隔で離隔して複数の取付ホールが形成されるペダル移動部材と、前記ペダル移動部材の上面に連結され、使用者が足で踏むことによって回転するペダル部材と、駆動部とを含むペダル部と;
を含み、
前記本体部及び前記支持部に形成される各締結ホールのサイズは前記鞍部、前記ハンドル部、前記ペダル部の鞍移動部材、前記ハンドル移動部材及び前記ペダル移動部材に形成される各取付ホールのサイズに対応し、前記本体部及び前記支持部に形成される各締結ホールの間隔は前記ペダル部のペダル移動部材に形成される各取付ホールの間隔に対応し、前記各取付ホールと前記締結ホールを同じ位置に配置してか締結部材を締結することにより結合されることを特徴とする、多変形自転車運動器具。
【請求項2】
前記本体部の第1本体の上側水平部材及び下側水平部材のいずれか一水平部材の端部に結合片が突設され、前記第2本体の下側水平部材及び上側水平部材の他の水平部材の端部に結合片が突設され、前記第1本体の上側水平部材又は下側水平部材に突設される結合片は前記第2本体の上側水平部材又は下側水平部材の中空内に分離可能に挿合され、前記第2本体の下側水平部材又は上側水平部材に突設される結合片は前記第1本体の下側水平部材又は上側水平部材の中空内に分離可能に挿合されることを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項3】
前記本体部の第1及び第2本体に垂直方向に形成される垂直部材の下端部に形成された開口を通して中空の内部に、前記支持部の支持部材の両端部に挿設される第1及び第2補助支持部材の中心部に突設される支持棒が分離可能に挿設されることを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項4】
前記本体部の第1及び第2本体に垂直方向に形成される各垂直部材の上端部に形成された開口を通して中空の内部に、鞍部の鞍高調節部材又はハンドル部のハンドル高調節部材が分離可能に挿設されることを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項5】
前記第1及び第2補助結合部材の中心部の上面に突設される支持棒の上部に連結棒が分離可能に挿設され、前記連結棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、その一側面の上部にスロット状の移動ホールが貫設され、前記移動ホールの下部に固定掛けが設けられ、その内部中空に垂直方向に弾性を有する移動スプリング部材が設けられ、前記本体部の第1及び第2本体の垂直部材の外側面の上部に結合溝を有する結合部材が水平方向に突設され、前記結合部材の下部に固定掛けが設けられ、前記第1及び第2本体と連結棒との間に移動棒が設けられ、前記移動棒はその一側が前記各垂直部材の外側面の上部に形成される結合部材の結合溝内に分離可能に挿合され、その他側が前記連結棒の上部に形成された移動ホールを通して中空内に挿設されて前記移動スプリング部材の上端部に連結され、前記第1及び第2本体と連結棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された連結スプリング部材が設けられ、前記連結スプリング部材の一掛け部材は前記各垂直部材の外側面の下部に形成される固定掛けに結合され、他の掛け部材は前記連結棒の下部に設けられた固定掛けに結合され、前記本体部の垂直方向への昇降の際、本体部の移動により本体部の結合部材に連結された移動棒が移動スプリング部材の弾性によって垂直方向に昇降することを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項6】
前記第1及び第2補助結合部材の中心部の上面に突設される支持棒の上部に固定棒が分離可能に挿設され、前記固定棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、一側面に垂直方向にスロット状の回転ホールが形成され、その内部中空に垂直方向に弾性を有する回転スプリング部材が設けられ、上端部に空回り(Idle)可能な回転カバーが分離可能に取り付けら、前記回転カバーの下部は回転スプリング部材に連結され、前記本体部の第1及び第2本体の垂直部材の外側面の上部に固定掛けが設けられ、前記第1及び第2本体と固定棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された固定スプリング部材が設けられ、前記固定スプリング部材はその一掛け部材が前記各垂直部材の外側面の上部に形成された固定掛けに連結され、他の掛け部材が前記回転スプリング部材に回転部材を介して連結され、前記回転部材はその一側及び他側に連結ホールがそれぞれ貫設され、前記連結ホールのいずれか一連結ホールは固定スプリング部材の掛け部材に連結され、他の連結ホールは回転スプリング部材に連結され、前記回転カバーの回転による回転スプリング部材の回転によって前記固定スプリング部材に連結された回転部材が螺旋状に形成された回転スプリング部材に沿って上下に昇降することを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項7】
前記第1及び第2補助支持部材の両端部に固定部材が分離可能にそれぞれ挿設され、前記固定部材の一側上面には上方に補助支持棒が突設され、前記各補助支持棒の上部には補助固定棒が分離可能に挿設され、前記補助固定棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、一側面に垂直方向にスロット状の補助回転ホールが形成され、その内部中空に垂直方向に弾性を有する補助回転スプリング部材が設けられ、上端部に空回り(Idle)可能な補助回転カバーが分離可能に取り付けられ、前記補助回転カバーの下部は補助回転スプリング部材に連結され、前記本体部の第1及び第2本垂直部材の両側面の上部に固定掛けがそれぞれ設けられ、前記第1及び第2本体と各補助固定棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された補助固定スプリング部材がそれぞれ設けられ、前記補助固定スプリング部材は一掛け部材が前記各垂直部材の両側面の上部に形成された各固定掛けに連結され、他の掛け部材が各補助固定棒の補助回転スプリング部材に補助回転部材を介して連結され、前記補助回転部材は一側及び他側に補助連結ホールがそれぞれ貫設され、前記補助連結ホールのいずれか一補助連結ホールは補助固定スプリング部材の掛け部材に連結され、他の補助連結ホールは補助回転スプリング部材に連結され、前記補助回転カバーの回転による補助回転スプリング部材の回転によって前記補助固定スプリング部材に連結された補助回転部材が螺旋状に形成された補助回転スプリング部材に沿って上下に昇降することを特徴とする、請求項6に記載の多変形自転車運動器具。
【請求項8】
前記本体部に足場部をさらに含み、前記足場部は、第1及び第2本移動可能に挿設されるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に一定間隔で離隔して複数の取付ホールが形成された足場移動部材と、前記足場移動部材に連結され、使用者の足が位置するように板体から形成された足場部材とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の多変形自転車運動器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自転車運動器具に関するもので、より詳しくは自転車運動器具の形態を多様な形態に変形させることができるので多様な種類の運動を楽しむことができ、変形された状態でも使用者の身体サイズに合うように形態及びサイズの調整が可能であり、自転車運動器具の重心を下端から上端に変更して重心が安定的であり、自転車運動器具の全方向への傾き及び動きが自由であり、いすに座った状態でペダルを踏むサイクル運動効果、スプリングの弾性力による乗馬運動効果、及びバフバイク運動効果を一緒に得ることができる多変形自転車運動器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、自転車を用いる運動は健康及び体力を維持及び増進させることができる一番経済的で効果的な運動方法である。
【0003】
このような自転車運動は下体の大きな筋肉を主に使用する有酸素運動であり、心肺機能及び下体筋力が発達し、循環器系統の機能及び筋持久力を向上させることができ、関節に負担を与えないから、下体筋力が弱い人、関節が弱い人、骨粗鬆症の人、及び肥満人のいずれにも効果的な運動である。
【0004】
また、比較的遠い距離の多様なコースや地形に沿って走るから、退屈ではないように運動することができる利点がある。
【0005】
最近になって、室内でも自転車を用いて運動することができる自転車運動器具が多く普及されている。一般的な自転車運動器具は、ペダルを踏むことにより太もも及びこむらの部分に運動効果を与え、また両ペダルを交互に踏んで運動することにより臀部及び腰部が左右に揺れ、これによる運動効果及び体重低減効果が発生する。
【0006】
このような自転車運動器具は、通常使用者が座って運動することができる鞍と、鞍の下部に鞍パイプを介して連結される自転車ボディーと、自転車ボディーの下側に固定されて自転車ボディーを支持するベースフレームと、自転車ボディーの一側上部に一定角度を成して付着されたハンドルパイプと、ハンドルパイプの上側に固定されるハンドルと、自転車ボディーの中央両側に取り付けられる一対のペダルとを含んでなる。
【0007】
上述したような自転車運動器具は、使用者が鞍に座ってハンドルを把持するとともにペダルに足を載せてからペダルを踏んで回転させることによって運動を行うことになる。
【0008】
ここで、室内に設置される自転車運動器具の場合、季節と天気にかかわらず使用者が所望時間に速度と抵抗を調節して運動強度を設定することができるので、室外で行うよりは正確な量で運動することができるという利点があるが、室内で単純にペダルを踏んで運動することになって運動過程が退屈であり、運動の際に室内でほこりが発生するとともに自転車の車輪の摩擦面から発生する粉などが人体の呼吸器に悪い影響を与えることができるという欠点がある。
【0009】
そして、自転車運動器具は座った状態でペダルを踏んでサイクル運動を行う構成を有するから、下体を中心とする部分運動は可能であるが、全身運動効果を得るのには限界があるという問題点があった。
【0010】
また、自転車運動器具が大人に合うように構成されているから、老若男女を含めた家族構成員の全てが使いにくいという問題点があった。
【0011】
さらに、自転車運動器具の場合、そのサイズが相当に大きいから室内で一定空間を占めているが、サイクル運動の他には別途の機能がなくて設置場所に比べて効率が低いという問題点があった。
【0012】
上述したような問題点を解決するために、図1に示すように、従来の自転車運動器具10の各側面をスプリング部材11で連結し、スプリング部材の弾性力によって前後左右に一定範囲内で傾くように構成されるダンシング型及び乗馬型兼用自転車運動器具が提案された。
【0013】
しかし、このような自転車運動器具の場合、運動の際に重心が自転車運動器具の下端に位置するから、自転車運動器具10を用いてダンシング型の運動を行うときに体重が下端に集中し、使用者の体重によっていずれか一側に傾く場合、使用者が落下するか墜落するなどの安全上の問題点があった。
【0014】
よって、単純に自転車運動だけでなく、多様な運動機能を有し、使用者が安全に使うことができる自転車運動器具が要求されている実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1564677号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10-0525807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたものであり、自転車運動器具の形態を立式形態、座式形態、ダンシング形態及び乗馬形態などの多様な形態に自由に変形させることができるので、多様な種類の運動を楽しむことができるだけでなく、多様な種類の運動器具を単一の運動器具に代替することができ、変形された状態でも使用者の身体サイズに合うように形態及びサイズの調整が可能な多変形自転車運動器具を提供することを目的とする。
【0017】
そして、本発明は、自転車運動器具の重心を既存の下端から使用者の股ぐらが位置する上端に変更して重心が安定的であるだけでなく、安定性の面でかなり優れ、これにより運動器具使用者が体重によって一側方向に偏って落下又は墜落する危険を防止することができ、自転車運動器具が全方向への傾き及び動きが自由であり、使用者が本体部にスプリングを介して連結されて取り付けられたいすに座った状態でペダルを踏むサイクル運動効果、スプリングの弾性力による乗馬運動効果及びバフバイク運動効果を一緒に得ることができる多変形自転車運動器具を提供することを目的とする。
【0018】
また、本発明が達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に制限されず、言及しなかった他の技術的課題は下記の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
【課題を解決するための手段】
【0019】
前述したような目的を達成するために、本発明は、内部に中空を有するパイプ状のフレーム状体であって、水平方向に形成される上側水平部材、前記上側水平部材から垂直方向に一定間隔で離隔する下側水平部材、及び前記上側水平部材及び下側水平部材の一側を連結するように垂直方向に形成され、上端部及び下端部に開口が開放して形成される垂直部材とを含んで“コ”字形に形成され、両側面に一定間隔で離隔して複数の締結ホールが貫設される一対の第1本体及び第2本体を含み、前記第2本体が前記第1本体と対称となるように配置される本体部と;前記本体部の下部に設けられて本体部を支持するために、内部に中空を有するパイプ状のフレーム状体であって、バー状に形成される支持部材と、前記支持部材の両端部に対称となるようにそれぞれ挿設され、中心部に補助結合片が突設されて“T”字形に形成される第1及び第2補助支持部材と、前記第1及び第2補助支持部材の中心部に上方に突設される支持棒とを含み、両側面に一定間隔で離隔して複数の締結ホールが貫設される支持部と;前記本体部の垂直部材のいずれか一垂直部材に取り付けられて高さを調節する鞍高調節部材と、前記鞍高調節部材に移動可能に取り付けられるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に取付ホールが形成される鞍移動部材と、使用者が着席するための着座部材と、前記鞍移動部材と安着部材を連結する鞍連結部材とを含む鞍部と;前記本体部の垂直部材の他の垂直部材に取り付けられて高さを調節するハンドル高調節部材と、前記ハンドル高調節部材に移動可能に取り付けられるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に取付ホールが形成されるハンドル移動部材と、使用者が把持するための取っ手部材と、前記ハンドル移動部材と取っ手部材を連結するハンドル連結部材とを含むハンドル部と;前記本体部の水平部材又は垂直部材に分離可能に取り付けられ、内部に装着空間が形成され、両側面に一定間隔で離隔して複数の取付ホールが形成されるペダル移動部材と、前記ペダル移動部材の上面に連結され、使用者が足で踏むことによって回転するペダル部材と、駆動部とを含むペダル部と;を含み、前記本体部及び支持部に形成される各締結ホールのサイズは前記鞍部、ハンドル部、ペダル部の鞍移動部材、ハンドル移動部材及びペダル移動部材に形成される各取付ホールのサイズに対応し、前記本体部及び支持部に形成される各締結ホールの間隔は前記ペダル部のペダル移動部材に形成される各取付ホールの間隔に対応し、前記各取付ホールと締結ホールを同じ位置に配置してから締結部材を締結することにより結合されることを特徴とする。
【0020】
ここで、前記本体部の第1本体の上側水平部材及び下側水平部材のいずれか一水平部材の端部に結合片が突設され、前記第2本体の下側水平部材及び上側水平部材の他の水平部材の端部に結合片が突設され、前記第1本体の上側水平部材又は下側水平部材に突設される結合片は前記第2本体の上側水平部材又は下側水平部材の中空内に分離可能に挿合され、前記第2本体の下側水平部材又は上側水平部材に突設される結合片は前記第1本体の下側水平部材又は上側水平部材の中空内に分離可能に挿合される。
【0021】
そして、前記本体部の第1及び第2本体に垂直方向に形成される垂直部材の下端部に形成された開口を通して中空の内部に、前記支持部の支持部材の両端部に挿設される第1及び第2補助支持部材の中心部に突設される支持棒が分離可能に挿設される。
【0022】
また、前記本体部の第1及び第2本体に垂直方向に形成される各垂直部材の上端部に形成された開口を通して中空の内部に、鞍部の鞍高調節部材又はハンドル部のハンドル高調節部材が分離可能に挿設される。
【0023】
好ましくは、前記第1及び第2補助結合部材の中心部の上面に突設される支持棒の上部に連結棒が分離可能に挿設され、前記連結棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、その一側面の上部にスロット状の移動ホールが貫設され、前記移動ホールの下部に固定掛けが設けられ、その内部中空に垂直方向に弾性を有する移動スプリング部材が設けられ、前記本体部の第1及び第2本体の垂直部材の外側面の上部に結合溝を有する結合部材が水平方向に突設され、前記結合部材の下部に固定掛けが設けられ、前記第1及び第2本体と連結棒との間に移動棒が設けられ、前記移動棒はその一側が前記各垂直部材の外側面の上部に形成される結合部材の結合溝内に分離可能に挿合され、その他側が前記連結棒の上部に形成された移動ホールを通して中空内に挿設されて前記移動スプリング部材の上端部に連結され、前記第1及び第2本体と連結棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された連結スプリング部材が設けられ、前記連結スプリング部材の一掛け部材は前記各垂直部材の外側面の下部に形成される固定掛けに結合され、他の掛け部材は前記連結棒の下部に設けられた固定掛けに結合され、前記本体部の垂直方向への昇降の際、本体部の移動により本体部の結合部材に連結された移動棒が移動スプリング部材の弾性によって垂直方向に昇降する。
【0024】
代案として、前記第1及び第2補助結合部材の中心部の上面に突設される支持棒の上部に固定棒が分離可能に挿設され、前記固定棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、一側面に垂直方向にスロット状の回転ホールが形成され、その内部中空に垂直方向に弾性を有する回転スプリング部材が設けられ、上端部に空回り(Idle)可能な回転カバーが分離可能に取り付けら、前記回転カバーの下部は回転スプリング部材に連結され、前記本体部の第1及び第2本体の垂直部材の外側面の上部に固定掛けが設けられ、前記第1及び第2本体と固定棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された固定スプリング部材が設けられ、前記固定スプリング部材はその一掛け部材が前記各垂直部材の外側面の上部に形成された固定掛けに連結され、他の掛け部材が前記回転スプリング部材に回転部材を介して連結され、前記回転部材はその一側及び他側に連結ホールがそれぞれ貫設され、前記連結ホールのいずれか一連結ホールは固定スプリング部材の掛け部材に連結され、他の連結ホールは回転スプリング部材に連結され、前記回転カバーの回転による回転スプリング部材の回転によって前記固定スプリング部材に連結された回転部材が螺旋状に形成された回転スプリング部材に沿って上下に昇降する。
【0025】
ここで、前記第1及び第2補助支持部材の両端部に固定部材が分離可能にそれぞれ挿設され、前記固定部材の一側上面には上方に補助支持棒が突設され、前記各補助支持棒の上部には補助固定棒が分離可能に挿設され、前記補助固定棒は内部に中空を有するパイプ状に形成され、一側面に垂直方向にスロット状の補助回転ホールが形成され、その内部中空に垂直方向に弾性を有する補助回転スプリング部材が設けられ、上端部に空回り(Idle)可能な補助回転カバーが分離可能に取り付けられ、前記補助回転カバーの下部は補助回転スプリング部材に連結され、前記本体部の第1及び第2本垂直部材の両側面の上部に固定掛けがそれぞれ設けられ、前記第1及び第2本体と各補助固定棒との間に一側及び他側端部に掛け部材が形成された補助固定スプリング部材がそれぞれ設けられ、前記補助固定スプリング部材は一掛け部材が前記各垂直部材の両側面の上部に形成された各固定掛けに連結され、他の掛け部材が各補助固定棒の補助回転スプリング部材に補助回転部材を介して連結され、前記補助回転部材は一側及び他側に補助連結ホールがそれぞれ貫設され、前記補助連結ホールのいずれか一補助連結ホールは補助固定スプリング部材の掛け部材に連結され、他の補助連結ホールは補助回転スプリング部材に連結され、前記補助回転カバーの回転による補助回転スプリング部材の回転によって前記補助固定スプリング部材に連結された補助回転部材が螺旋状に形成された補助回転スプリング部材に沿って上下に昇降する。
【0026】
一方、前記本体部に足場部をさらに含み、前記足場部は、第1及び第2本移動可能に挿設されるように移動ホールを有するパイプ状体であって、両側面に一定間隔で離隔して複数の取付ホールが形成された足場移動部材と、前記足場移動部材に連結され、使用者の足が位するように板体から形成された足場部材とを含む。
【発明の効果】
【0027】
以上で説明したように、前記のような構成を有する本発明は、単一の自転車運動器具で多様な運動を楽しむことができるだけでなく、単一の自転車運動器具で立式形態、座式形態、ダンシング形態及び乗馬形態などの多様な運動器具を代替することができ、運動器具の購買費用に比べてかなり優れた効果を収めることができるので使用者の満足度を向上させ、身体サイズに合うように形態及びサイズの調整が可能であるので、家庭内に設置して子供から大人まで単一の運動器具で運動を楽しむことができ、自転車運動器具の重心の位置を既存の下端から上端の使用者の股ぐら程度の位置に変更して重心が安定的であるだけでなく、安定性の面でかなり優れ、これにより自転車運動器具の使用の際に体重及び重さによって一側方向への使用者の傾き及び偏りによる落下及び墜落の危険を防止することができるという効果を収めることができる。
【0028】
そして、本発明は、故障及び異常のある部品のみの交替が可能であって維持保守が簡便で容易であり、サイクル運動効果と乗馬運動効果及びバフバイク運動効果を一緒に得ることができ、これにより実際のような状況を体験しながら運動器具を使うことにより運動効果を倍加させることができ、自転車運動器具の使用者がペダルを踏む運動効果といすの動き発生による運動効果を得ることができるので、身体の部分運動だけでなく、全身運動が可能であり、運動量に比べて運動効果が卓越するとともに全身の有酸素運動効果を収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】従来技術による自転車運動器具の動作時の重心を概略的に示す図である。
図2】本発明による多変形自転車運動器具の第1変形例を概略的に示す側面図である。
図3】第1変形例の本体部、鞍部、ハンドル部、ペダル部及び足場部を概略的に示す分解図である。
図4】第1変形例の支持部を概略的に示す分解図である。
図5】本発明による多変形自転車運動器具の第2変形例を概略的に示す側面図である。
図6】本発明による多変形自転車運動器具の第3変形例を概略的に示す側面図である。
図7】第3変形例を概略的に示す平面図である。
図8】本発明による多変形自転車運動器具の第4変形例を概略的に示す側面図である。
図9】第4変形例の平面図である。
図10】第4変形例による自転車運動器具の使用状態を示す図である。
図11】本発明による多変形自転車運動器具の動作時の重心を概略的に示す図である。
図12】本発明による多変形自転車運動器具を多様な形態に変形して使用する使用実施例を概略的に示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下では、添付図面に基づき、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるように本発明の実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は様々な相異なる形態に具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書全般にわたって類似の部分に対しては類似の図面符号を付けた。
【0031】
明細書全般にわたり、ある部分が他の部分と“連結”されていると言うとき、これは“直接的に連結”されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで“電気的に連結”されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を“含む”と言うとき、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を排除するものではなくて他の構成要素をさらに含むことができることを意味し、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらの組合せなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解しなければならない。
【0032】
明細書全般にわたって使われる、程度を示す用語“約”、“実質的に”などは言及された意味に固有の製造及び物質許容誤差が提示されるとき、その数値で又はその数値に近接した意味として使われ、本発明の理解を助けるために正確であるか絶対的な数値が言及された開示内容を非良心的な侵害者が不当に用いることを防止するために使われる。本発明の明細書全般にわたって使われる用語“~(する)段階”又は“~の段階”は“~のための段階”を意味しない。
【0033】
本明細書において、“部”とは、ハードウェアによって実現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって実現されるユニット、及び両者を用いて実現されるユニットを含む。また、一つのユニットが二つ以上のハードウェアを用いて実現されても良く、二つ以上のユニットが一つのハードウェアによって実現されても良い。
【0034】
本明細書において、端末、装置又はデバイスが行うものとして記述された動作又は機能の一部は当該端末、装置又はデバイスと連結されたサーバーが代わって行うこともできる。これと同様に、サーバーが行うものとして記述された動作又は機能の一部も当該サーバーと連結された端末、装置又はデバイスで行うこともできる。
【0035】
本明細書において、端末とのマッピング(Mapping)又はマッチング(Matching)として記述された動作又は機能の一部は、端末の識別情報(Identifying Data)である端末機の固有番号又は個人の識別情報をマッピング又はマッチングすると言う意味と解釈できる。
【0036】
本明細書で、“少なくとも一つの”という単語は単数及び複数を指称することができる用語に定義する。そして、“少なくとも一つの”という用語を使うこともできるが、省略することもでき、その意味は上述したようである。
【0037】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。図2は本発明による多変形自転車運動器具の第1変形例を概略的に示す側面図、図3は第1変形例の本体部、鞍部、ハンドル部、ペダル部及び足場部を概略的に示す分解図、図4は第1変形例の支持部を概略的に示す分解図、図5は本発明による多変形自転車運動器具の第2変形例を概略的に示す側面図、図6は本発明による多変形自転車運動器具の第3変形例を概略的に示す側面図、図7は第3変形例を概略的に示す平面図、図8は本発明による多変形自転車運動器具の第4変形例を概略的に示す側面図、図9は第4変形例の平面図、図10は第4変形例による自転車運動器具の使用状態を示す図、図11は本発明による多変形自転車運動器具の動作時の重心を概略的に示す図、図12は本発明による多変形自転車運動器具を多様な形態に変形して使用する使用実施例を概略的に示す流れ図である。
【0038】
図面に示すように、本発明による多変形自転車運動器具1は、本体部100と、支持部300と、鞍部500と、ハンドル部600と、ペダル部700とを含んでなる。
【0039】
前記本体部100は内部に中空(図面符号なし)を有するパイプ状のフレーム状体であり、水平方向に形成される上側水平部材111、131と、前記上側水平部材111、131から垂直方向に一定間隔で離隔して形成される下側水平部材112、132と、前記上側水平部材111、131と下側水平部材112、132の一端部を連結するように垂直方向に形成される垂直部材113、133とを含んで略“コ”字形に形成される第1本体110及び第2本体130からそれぞれなる。
【0040】
ここで、前記第1本体110と第2本体130は互いに対称となるように配置され、前記第1本体110の上側水平部材111及び下側水平部材112の端部のいずれか一水平部材111、112の端部に結合片114が突設され、前記第2本体130の下側水平部材132及び上側水平部材131の端部の他の水平部材132、131の端部に結合片134が突設される。すなわち、前記第1本体110の上側水平部材111及び下側水平部材112の端部のいずれか一水平部材111、112の端部に結合片114が突設され、前記第2本体130は第1本体110と対称となるように配置され、上側水平部材131及び下側水平部材132の端部の中で、前記第1本体110に形成される結合片114とずれる反対方向の下側水平部材132又は上側水平部材131の端部に結合片134が突設される。
【0041】
前述したような構造により、前記第1本体110の上側水平部材111又は下側水平部材112に突設される結合片114は前記第2本体130の上側水平部材131又は下側水平部材132の中空内に分離可能に挿合され、前記第2本体130の下側水平部材132又は上側水平部材131に突設される結合片134は前記第1本体110の下側水平部材112又は上側水平部材111の中空内に分離可能に挿合される。
【0042】
このように、第1本体110及び前記第1本体110と対称となるように配置される第2本体130の上側水平部材111、131又は下側水平部材112、132に突設される各結合片114、134が第2本体130及び第1本体110の下側水平部材132、112又は上側水平部材131、111に形成された中空内に挿合されることにより、前記本体部100は略“ロ”字形に結合される。
【0043】
ここで、前記第1本体110及び第2本体130の上側水平部材111、131又は下側水平部材112、132に突設される結合片114、134のサイズは前記第2本体130及び第1本体110の上側水平部材131、111又は下側水平部材132、112に形成された中空のサイズに対応するように形成され、前記各結合片114、134が各中空内に分離可能に挿入される。
【0044】
本発明の一実施例では、前記第1本体110の上側水平部材111に結合片114が突設されて前記第2本体130の上側水平部材131に形成された中空内に挿合され、前記第2本体130の下側水平部材132に結合片134が突設されて前記第1本体110の下側水平部材112に形成された中空内に挿合されることにより、前記第1本体110と第2本体130が分離可能に結合されるようになっているが、前記第1本体110の下側水平部材112に結合片114が突設されて前記第2本体130の下側水平部材132に形成された中空内に挿合され、前記第2本体130の上側水平部材131に結合片134が突設されて前記第1本体110の上側水平部材111に形成された中空内に挿合されることにより、前記第1本体110と第2本体130が分離可能に結合されることも可能であり、前記第1本体110及び第2本体130のいずれか一つの本体110、130の上下側水平部材111、131、112、132のみに結合片111、134が突設され、他の本体130、110の上下側水平部材111、131、112、132に形成された中空内に分離可能に挿合されることもできるが、これに限定されなく、多様は変形実施が可能である。
【0045】
一方、前記本体部100を構成する第1本体110及び第2本体130の両側面には締結部材(図示せず)が締結されるための締結ホール101が貫設され、前記締結ホール101は同じ間隔で離隔して複数が形成される。すなわち、本発明による多変形自転車運動器具1の設置の際、結合及び固定のためにボルトなどの締結部材を締結して結合を固定するように前記第1本体110及び第2本体130の両側面には複数の締結ホール101が貫設され、前記第1本体110及び第2本体130の上側水平部材111、131、下側水平部材112、132及び垂直部材113、133の両側面に貫設される締結ホール101はいずれも同じサイズを有し、同じ間隔で離隔して複数が形成される。
【0046】
ここで、前記第1本体110及び第2本体130に突設される各結合片114、134の両側面にも締結ホール101が貫設され、前記各締結ホール101も前記第1本体110及び第2本体130の上側水平部材111、131、下側水平部材112、132及び垂直部材113、133に形成された各締結ホール101に対応するサイズ及び間隔を有するように形成される。
【0047】
このように、前記第1本体110及び第2本体130に貫設される締結ホール10と前記結合片114、134に貫設される締結ホール101が同じサイズ及び間隔を有するように形成され、前記第1本体110と第2本体130の結合の際、第1本体110及び第2本体130の中空内に挿合された結合片114、134の締結ホール101と第1本体110及び第2本体130に形成された締結ホール101を同じ位置に配置した後、各締結ホール101にボルトなどの締結部材を締結することにより本体部100の結合及び設置を完了することができる。
【0048】
一方、前記第1本体110及び第2本体130の各垂直部材113、133の上下端部に開口117a、137a、117b、137bがそれぞれ開放して形成され、前記各開口117a、137a、117b、137bのサイズは前記各中空のサイズに対応するように形成される。
【0049】
前記支持部300は、支持部材310、前記支持部材310の両端部にそれぞれ挿設される第1及び第2補助支持部材330a、330b、及び前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設される支持棒331a、331bを含んでなる。
【0050】
前記支持部材310は内部に中空(図面符号なし)を有するパイプ状のフレーム状体であり、バー状を有するように形成される。
【0051】
前記第1及び第2補助支持部材330a、330bは前記支持部材310の両端部に分離可能に挿設され、内部に中空を有するパイプ状のフレーム状体であり、前記支持部材310の両端部の中空内に挿入されるようにその中心部に補助結合片333bが突設される“T”字形に形成される。
【0052】
ここで、前記第1補助支持部材330a及び前記第2補助支持部材330bは支持部材310の両端部に互いに対称となるように配置され、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に形成される補助結合片333bは前記支持部材310に形成された中空のサイズに対応するサイズを有するように形成される。
【0053】
前記各支持棒331a、331bは前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に一体に形成され、上方に突設される。
【0054】
ここで、前記支持棒331a、331bは前記本体部100の各垂直部材113、133の下端部に開放して形成された開口117b、137bに分離可能に挿設され、このために、前記支持棒331a、331bは前記各垂直部材113、133の開口117b、137b及び中空のサイズに対応するように形成される。
【0055】
ここで、前記支持棒331a、331bは前記第1及び第2本体110、130の各垂直部材113、133の下端部に形成された開口117b、137bを通して中空内に取り付けられるとき、各垂直部材113、133の中心部程度まで挿設されるための高さに突設される。
【0056】
一方、本発明による多変形自転車運動器具1をダンシング形態に変形して使うために、前記支持棒331a、331bの上部に挿設されるように内部に中空を有するパイプ状の連結棒340をさらに含み、前記連結棒340は、一側面の上部にスロット状の移動ホール341が貫設され、前記移動ホール341の下部に環形の固定掛け342が設けられ、その内部中空には垂直方向に弾性を有する移動スプリング部材343が設けられる。
【0057】
そして、前記本体部100の第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面の上部には結合溝142を有する結合部材141が水平方向に突設され、前記結合部材141の下部には環形の固定掛け144が設けられる。
【0058】
一方、前記第1及び第2本体110、130の結合部材141と連結棒340の移動ホール341との間には移動棒345が設けられ、前記移動棒345の一側は前記結合部材141の結合溝142内に挿合され、他側は連結棒34の移動ホール341を通して中空内に挿設されて前記移動スプリング部材343の上端部に連結される。
【0059】
ここで、前記移動ホール341は前記連結棒340の一側面に垂直方向に長いスロット状に形成され、前記移動棒345のサイズは前記連結棒340内の中空及び移動ホール341のサイズに対応するように形成される。
【0060】
そして、前記第1及び第2本体110、130の下部と連結棒340の下部との間には連結スプリング部材346が設けられ、前記連結スプリング部材346はその一側及び他側端部に掛け部材347a、347bが設けられ、前記連結スプリング部材346の一掛け部材347aは前記第1及び第2本体110、130の側面の下部に形成された固定掛け144に結合され、他の掛け部材347bは前記連結棒340の下部に形成された固定掛け342に結合される。
【0061】
このように、前記第1及び第2本体110、130と連結棒340の上部は移動棒345によって互いに連結され、前記第1及び第2本体110、130及び連結棒340の下部は連結スプリング部材346を介して互いに連結されて自転車運動器具1の重心を安定的に配分することができる。
【0062】
前述したような構造により、本発明による多変形自転車運動器具1をダンシング形態に構成して使用するとき、使用者の動きによって本体部100が垂直方向に昇降し、前記本体部100の移動によって本体部100の結合部材141で連結される移動棒345が移動スプリング部材343の弾性によって垂直方向に昇降し、前記本体部100の下部も連結スプリング部材346によって垂直方向に昇降する。
【0063】
一方、本発明による多変形自転車運動器具1を乗馬形態に変形して使うために、前記支持棒331a、331bの上部に分離可能に挿設されるように内部に中空を有するパイプ状の固定棒350をさらに含み、前記固定棒350の一側面に垂直方向に長く形成されるスロット状の回転ホール351が貫設され、中空内に垂直方向に弾性を有する回転スプリング部材352が設けられる。
【0064】
ここで、前記支持棒331a、331bの上部に固定棒350が分離可能に挿設されるように、前記固定棒350の中空のサイズは前記支持棒331a、331bのサイズに対応するように形成される。
【0065】
ここで、前記固定棒350の上端部には空回り(Idle)可能な回転カバー353が分離可能に取り付けられ、前記回転カバー353の下部は回転スプリング部材352の上端部に連結され、前記回転カバー353の空回りによって回転スプリング部材352も回転するように構成される。
【0066】
そして、前記本体部100の第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面の上部に環形の固定掛け145がそれぞれ設けられる。
【0067】
一方、前記固定棒350の内部中空に設けられる回転スプリング部材352と前記各垂直部材113、133の外側面に設けられる固定掛け145との間には固定スプリング部材355が設けられ、前記固定スプリング部材355の一側に掛け部材356が形成され、前記固定スプリング部材355の掛け部材356は前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面に形成された固定掛け145に結合され、その他側は前記回転スプリング部材352に回転部材357を介して連結される。
【0068】
前記回転部材357は長方形板体から形成され、その一側及び他側に連結ホール357a、357bがそれぞれ貫設され、前記各連結ホール357a、357bのいずれか一連結ホール357aが前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面に形成された固定掛け145に結合される固定スプリング部材355の掛け部材356に連結され、他の連結ホール357bが前記固定棒350の中空内に設けられた回転スプリング部材352に連結される。
【0069】
前述したように、前記固定スプリング部材355と回転スプリング部材352が回転部材357を介して互いに連結されることにより、前記固定棒350の回転カバー353の時計方向回転による回転スプリング部材352の回転の際、前記回転部材357が螺旋状に形成された回転スプリング部材352に沿って回転しながら下降し、これにより、前記回転部材357に連結された固定スプリング部材355が下降し、前記固定棒350の回転カバー353の反時計方向回転による回転スプリング部材352の回転の際、前記回転部材357が螺旋状に形成された回転スプリング部材352に沿って回転しながら上昇し、これにより前記回転部材357に連結された固定スプリング部材355が上昇する。
【0070】
本発明の一実施例では、前記回転カバー353の時計方向回転によって回転部材357が回転スプリング部材352に沿って回転しながら下降し、前記回転部材357に連結された固定スプリング部材355が下降し、前記回転カバー353の反時計方向回転によって回転部材357が回転スプリング部材352に沿って回転しながら上昇し、前記回転部材357に連結された固定スプリング部材355が上昇するように構成されているが、前記回転カバー353の時計方向回転によって回転部材357が回転スプリング部材352に沿って回転しながら上昇し、前記回転カバー353の反時計方向回転によって回転部材357が回転スプリング部材352に沿って回転しながら下降するように構成されることも可能であり、これに限定されない。
【0071】
この場合にも、前記第1及び第2本体110、130の下部と固定棒350の下部との間には連結スプリング部材(図面符号なし)が設けられ、前記連結スプリング部材の一側及び他側端部に掛け部材(図面符号なし)が設けられ、一掛け部材は前記第1及び第2本体110、130の側面の下部に形成された固定掛け(図面符号なし)に結合され、他の掛け部材は前記固定棒350の下部に形成された固定掛け(図面符号なし)に結合される。
【0072】
このように、前記第1及び第2本体110、130と固定棒350の上部は固定スプリング部材355を介して互いに連結され、前記第1及び第2本体110、130及び固定棒350の下部は連結スプリング部材を介して互いに連結されることにより、自転車運動器具1の重心を安定的に配分することができる。
【0073】
そして、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端部に形成された中空内にそれぞれ挿設されるように固定部材370が設けられ、前記各固定部材370は前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中空のサイズに対応するサイズを有するように形成され、バー状を有するように形成される。
【0074】
ここで、前記各固定部材370の一側上面には上方に補助支持棒371がそれぞれ突設され、前記各補助支持棒371の上部には補助固定棒372が分離可能に嵌合される。
【0075】
ここで、前記補助支持棒371の上部に補助固定棒372が分離可能に嵌合されるように前記補助固定棒372の中空のサイズは前記補助支持棒371のサイズに対応するように形成される。
【0076】
ここで、前記補助固定棒372は内部に中空を有するパイプ状を有するように形成され、その一側面に垂直方向に長く形成されたスロット状の補助回転ホール373が貫設され、中空内に弾性を有する補助回転スプリング部材374が設けられる。
【0077】
そして、前記補助固定棒372の上端部には空回り(Idle)可能な補助回転カバー372aが分離可能に取り付けられ、前記補助回転カバー372aの下部は補助回転スプリング部材374の上端部に連結され、前記補助回転カバー372aの空回りによって補助回転スプリング部材374も回転するようになる。
【0078】
一方、前記本体部100の第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の両側面の上部に環形の固定掛け147、147’がそれぞれ設けられ、前記補助固定棒372の内部中空に設けられた補助回転スプリング部材374と前記各垂直部材113、133の両側面に設けられる固定掛け147、147’の間には補助固定スプリング部材375が設けられ、前記補助固定スプリング部材375の一側に掛け部材376が形成され、前記補助固定スプリング部材375の掛け部材は前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の両側面に形成された固定掛け147、147’に結合され、その他側は前記補助回転スプリング部材374に補助回転部材377を介してそれぞれ連結される。
【0079】
前述したような構造により、前記本体部100の第1本体110及び第2本体130の各外側面の上部が第1及び第2補助支持部材330a、330bの各支持棒331a、331bに結合される各固定棒350の上部に固定スプリング部材355を介してそれぞれ連結され、前記本体部100の第1本体110及び第2本体130のそれぞれの両側面の上部が第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端部に結合される各補助固定棒372の上部に補助固定スプリング部材375を介してそれぞれ連結されるなど、前記本体部100に固定棒350及び補助固定棒372が放射状に連結されるので、より安定的に自転車運動を行うことができる。
【0080】
ここでも、前記補助回転部材377は長方形板体から形成され、その一側及び他側に補助連結ホール378a、378bがそれぞれ貫設され、前記各補助連結ホール378a、378bのいずれか一補助連結ホール378aが前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の両側面にそれぞれ形成された固定掛け147、147’に結合される補助固定スプリング部材375の掛け部材376に連結され、他の補助連結ホール378bは前記補助固定棒372の中空内に設けられた補助回転スプリング部材374に連結される。
【0081】
前述したように、前記補助固定スプリング部材375と補助回転スプリング部材374が補助回転部材377を介して互いに連結されることにより、前記固定棒350の回転カバー353の回転と同様に、前記補助固定棒372の補助回転カバー372aの時計方向回転による補助回転スプリング部材374の回転の際、前記補助回転部材377が螺旋状に形成された補助回転スプリング部材374に沿って回転しながら下降し、これにより前記補助回転部材377に連結された補助固定スプリング部材375が下降し、前記補助固定棒372の補助回転カバー372aの反時計方向回転による補助回転スプリング部材374の回転の際、前記補助回転部材377が螺旋状に形成された補助回転スプリング部材374に沿って回転しながら上昇し、これにより前記補助回転部材377に連結された補助固定スプリング部材375が上昇する。
【0082】
また、前記本体部100の第1本体110及び第2本体130の各外側面の上部が第1及び第2補助支持部材330a、330bの各支持棒331a、331bに結合された各固定棒350の上部に固定スプリング部材355を介してそれぞれ連結され、前記本体部100の第1本体110及び第2本体130の各両側面の上部が第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端に結合された各補助支持棒371に結合される各補助固定棒372の上部に補助固定スプリング部材375を介してそれぞれ連結されることにより、使用者が自転車運動器具1の使用の際、使用者の体重などの重さによって自転車運動器具1が一側に偏って使用者が落下又は墜落する安全事故を予防することができ、既存の自転車運動器具の重心に比べ、本発明による自転車運動器具1は重心が使用者の股ぐらが位置する上側に位置するので、激しく運動するときにも使用者の重さを安定的に支えることができる。
【0083】
ここでも、前記第1及び第2本体110、130の両側面の下部と補助固定棒372の下部との間には連結スプリング部材(図面符号なし)が設けられ、前記連結スプリング部材の一側及び他側端部に掛け部材(図面符号なし)が設けられ、一掛け部材は前記第1及び第2本体110、130の両側面の下部に形成された固定掛け(図面符号なし)に結合され、他の掛け部材は前記補助固定棒372の下部に形成された固定掛け(図面符号なし)に結合される。
【0084】
一方、前記支持部300の支持部材310、第1及び第2補助支持部材330a、330b、及び固定部材370の両側面には一定間隔で離隔して複数の締結ホール301が貫設され、前記支持棒331a、331b、固定棒350、補助支持棒371、補助固定棒372、連結棒340にも締結ホール301が貫設され、前記各締結ホール301に締結部材(図示せず)を締結及び分離することにより結合及び分離されるように構成される。
【0085】
本発明の一実施例では、前記本体部100と支持部300を連結するための弾性体としてスプリング部材が設けられているが、前記本体部100と支持部300を連結するために合成樹脂素材又はその他の多様な素材の弾性体が設けられることもでき、これに限定されず、機能上代替可能な多様な素材及び形態の弾性体が交替可能に設けられることもでき、これも本発明の権利範囲に含まれるものであるというのは明らかであろう。
【0086】
前記鞍部500は、前記本体部100の各垂直部材113、133のいずれか一垂直部材113、133の上端部に形成された開口に分離可能に挿設される鞍高調節部材510と、前記鞍高調節部材510に移動及び分離可能に取り付けられる鞍移動部材520と、使用者が着席するように形成される着座部材530と、前記鞍移動部材520と着座部材530を連結する鞍連結部材540とを含んでなる。
【0087】
前記鞍高調節部材510は前記垂直部材113の上端部に形成された開口117aに分離可能に挿入され、“L”字形に形成され、前記垂直部材113の上端部に形成された開口117a及び中空(図面符号なし)のサイズに対応するサイズを有するように形成される。
【0088】
そして、前記鞍高調節部材510の両側面には取付ホール511が一定間隔で離隔して貫設され、前記各取付ホール511のサイズ及び間隔は前記本体部100に形成された各締結ホール101、301のサイズ及び間隔と同じに形成される。
【0089】
一方、前記鞍移動部材520は前記鞍高調節部材510に移動可能に挿設されるように移動ホール521を有するパイプ状に形成され、前記鞍高調節部材510に分離可能に挿設されるとき、使用者の身体条件によって鞍高調節部材510上でスライド移動してから固定される。
【0090】
このために、前記鞍移動部材520の移動ホール521のサイズ及び形状は前記鞍高調節部材510のサイズ及び形状に対応するように形成され、前記鞍移動部材520の両側面又は一側面に結合ホール523が形成され、前記結合ホール523にボルトなどの締結部材(図示せず)を締結して鞍移動部材520を鞍高調節部材510上に固定させる。
【0091】
前記着座部材530は使用者が臀部を位置させて座るように形成され、一般的な自転車の鞍に対応するように形成されるが、これに限定されない。
【0092】
前記鞍連結部材540は鞍移動部材520の上面に延設されて鞍移動部材520と着座部材530を連結し、前記着座部材530の外面に挿設される。
【0093】
ここで、前記鞍連結部材540の側面及び前記着座部材530の下部の側面の互いに対応する位置に半球形のスロット(図面符号なし)がそれぞれ形成され、前記鞍着座部材530を回転させ、前記各スロットを通してボルト(図面符号なし)を締結することにより、鞍連結部材540を基準に着座部材530を固定させることができる。
【0094】
前述したように、前記鞍連結部材540を基準に着座部材530が回転するように構成されることにより、使用者の身体条件に合わせて位置させて使うことができる。
【0095】
一方、前記着座部材530は背もたれ部材をさらに含み、前記背もたれ部材は使用者の身体を取り囲むように“コ”字形に形成され、前記鞍連結部材540の側面に回転可能に設けられる。
【0096】
前記ハンドル部600は、前記本体部100の各垂直部材113、133のいずれか一垂直部材133の上端部に形成された開口117aに分離可能に挿設されるハンドル高調節部材610と、前記ハンドル高調節部材610に移動及び分離可能に取り付けられるハンドル移動部材620と、使用者が両手で把持する取っ手部材630と、前記ハンドル高調節部材610と取っ手部材630を連結するハンドル連結部材640とを含んでなる。
【0097】
前記ハンドル高調節部材610は前記垂直部材133の上端部に形成された開口137aに分離可能に挿入され、“コ”字形に形成され、前記垂直部材133の上端部に形成された開口137a及び中空(図面符号なし)のサイズに対応するサイズを有するように形成される。
【0098】
そして、前記ハンドル高調節部材610の両側面には取付ホール611が一定間隔で離隔して貫設され、前記各取付ホール611のサイズ及び間隔は前記本体部100に形成された各締結ホール101、301のサイズ及び間隔と同じに形成される。
【0099】
ここで、前記ハンドル移動部材620は前記ハンドル高調節部材610に移動可能に挿設されるように移動ホール621を有するパイプ状に形成され、前記ハンドル移動部材620の移動ホールのサイズ及び形状は前記ハンドル高調節部材610のサイズ及び形状に対応するように形成される。
【0100】
ここで、前記ハンドル移動部材620は、ハンドル高調節部材610に分離可能に挿設されるとき、使用者の身体条件によってハンドル高調節部材610上でスライド移動してから固定される。
【0101】
このために、前記ハンドル移動部材620の両側面又は一側面に結合ホール623が形成され、前記結合ホール623にボルトなどの締結部材(図示せず)を締結してハンドル移動部材620をハンドル高調節部材610上に固定させる。
【0102】
前記取っ手部材630は使用者が両手で把持するように形成され、略“コ”字形に形成され、垂直方向に一定角度に回転可能に形成される。
【0103】
前記ハンドル連結部材640は前記ハンドル高調節部材610と取っ手部材630を連結し、前記ハンドル高調節部材610に水平方向に回転可能に連結され、結合部材(図面符号なし)によってハンドル高調節部材610と取っ手部材630を互いに連結する。
【0104】
前記ペダル部700は本発明による多変形自転車運動器具1の使用の際に使用者が足で踏んで回転させながら運動を行うためのものであり、前記本体部100の各下側水平部材112、132のいずれか一下側水平部材132に取り付けられる。
【0105】
このために、前記ペダル部700は、下側水平部材132に移動可能に装着されるように内部に装着空間(図示せず)が形成されるように一側面が開放して形成される“コ”字形の断面を有するペダル移動部材710と、前記ペダル移動部材710の上面に連結され、使用者の足で踏まれるペダル部材720と、前記ペダル部材720の回転を受ける駆動部(図面符号なし)とを含んでなる。
【0106】
ここで、前記ペダル移動部材710の内部に形成される装着空間のサイズは前記本体部100の各水平部材111、131、122、132及び垂直部材113、133に対応するサイズを有するように形成され、前記ペダル移動部材710の両側面には一定間隔で離隔し、前記本体部100及び支持部300の締結ホール101、301と同じサイズ及び間隔の取付ホール711が貫設される。
【0107】
ここで、駆動部(図面符号なし)はホイール、チェーン及びスプロケットを含む一般的な自転車の構成と同一であるので、以下で詳細な説明は省略する。
【0108】
本発明の一実施例では、前記鞍部500が第1本体110の垂直部材111の上端部に分離可能に挿設され、前記ハンドル部600が第2本体130の垂直方向への上端部に分離可能に挿設されているが、前記鞍部500とハンドル部600の位置はこれに限定されず、前記ペダル部700の位置によって鞍部500及びハンドル部600の位置を変更することもでき、多様は変形実施が可能である。
【0109】
一方、前記本体部100には使用者が足を載せることができる足場部800がさらに設けられる。前記足場部800は、本体部100の下側水平部材112、132に移動可能に挿設される足場移動部材810と、前記足場移動部材810に連結され、使用者の足が位置する足場部材820とを含んでなる。
【0110】
前記足場移動部材810は前記本体部100の各水平部材111、131、112、132に移動可能に挿設されるように移動ホールを有するパイプ状に形成され、前記足場移動部材810の移動ホール811のサイズ及び形状は前記本体部100の各水平部材111、131、112、132及び垂直部材113、133のサイズ及び形状に対応するように形成される。
【0111】
そして、前記足場移動部材810の両側面には、一定間隔で離隔し、前記本体部100及び支持部300の締結ホール101、301と同じサイズ及び間隔の取付ホール813が貫設される。
【0112】
一方、前記足場部材820は板体から形成され、使用者が運動中に足を位置させるように構成される。
【0113】
ここで、前記鞍部500とハンドル部600に含まれる各高さ調節部材510、610の両側面に長手方向に一定間隔で離隔するように形成される各取付ホール511、611は前記本体部100及び支持部300の締結ホール101、301に対応するサイズ及び間隔を有するように構成され、前記ペダル部700と足場部800の各移動部材710、810の両側面に長手方向に一定間隔で離隔して形成される各取付ホール711、813も前記本体部100及び支持部300の締結ホール101、301に対応するサイズ及び間隔を有するように構成されることが好ましいが、これに限定されず、多様は変形実施が可能である。
【0114】
これにより、前記鞍部500、ハンドル部600、ペダル部700及び足場部800を本体部100に取り付けるとき、各取付ホール511、611、711、813を各締結ホール101、301と同じ位置に位置させた後、前記取付ホール511、611、711、813と締結ホール101、301にボルトなどの締結部材(図示せず)を挿設することにより、本体部100に鞍部500、ハンドル部600、ペダル部700及び足場部800を固定的に取り付けることができる。
【0115】
このように、本発明による多変形自転車運動器具1は、各構成部に締結ホール101、301及び取付ホール511、611、711、813が形成され、前記各ホール101、301、511、611、711、813を同じ位置に配置した後、ボルトなどの締結部材を締結して取り付けるように構成されるので、使用者別に身体条件に合うように多様な形態への変形が可能である。
【0116】
前述したような構造により、本発明による多変形自転車運動器具1は立式形態を基本にするが、座式形態、ダンシング形態及び乗馬形態に変形して使用可能である。
【0117】
以下、本発明による多変形自転車運動器具の多様な変形例を説明する。
【0118】
まず、立式形態の場合、図2図4に示すように、多変形自転車運動器具1の“コ”字形の第1本体110を配置し、前記第1本体110と対称となるように第2本体130を配置した後、前記第1本体110と第2本体130を互いに結合して本体部100を形成する。
【0119】
ここで、前記第1本体110と第2本体130の結合に先立ち、前記本体部100の第2本体130及び第1本体110の各下側水平部材112、132上にペダル部700及び足場部800を先に取り付ける。
【0120】
ここで、前記ペダル部700のペダル移動部材710の装着空間に前記第2本体130の下側水平部材132を結合させた後、使用者の身体条件に合う位置に移動し、ペダル移動部材710の取付ホール711と下側水平部材132の締結ホール101を同じ位置に配置した後、取付ホール711と締結ホール101を通して締結部材(図示せず)を締結することにより、ペダル部700を第2本体130に取り付ける。
【0121】
そして、前記足場部800の足場移動部材810を前記第1本体110の下側水平部材111にスライドさせて結合させた後、使用者の身体条件に合う位置に移動させた後、足場移動部材810の取付ホール813と下側水平部材112の締結ホール101を同じ位置に配置した後、取付ホール813と締結ホール101を通して締結部材(図示せず)を締結することにより、足場部800を第1本体110に取り付ける。
【0122】
前述したように、前記第1本体110と第2本体130に足場部800及びペダル部700を取り付けた後、前記第1本体110の上側水平部材111上に突設された結合片114を第2本体130の上側水平部材131に形成された中空(図面符号なし)に挿設し、前記第2本体130の下側水平部材132上に突設される結合片134を第1本体110の下側水平部材112に形成された中空に挿設して本体部100を形成する。
【0123】
ここで、使用者の身体条件に合うように前記第1本体110の上側水平部材111に突設された結合片114と前記第2本体130の下側水平部材132に突設された結合片134との中空内の挿入位置を調節した後、第1及び第2本体110、130の締結ホール101と各結合片の締結ホール101を同じ位置に配置した後、ボルトなどの締結部材で締結することにより本体部100の結合を完了することができる。
【0124】
また、使用者の身体条件に合うようにペダル部700の位置を調節することができる。すなわち、使用者が短身の場合、第2本体130の下側水平部材132に取り付けられるペダル部700を第1本体110の下側水平部材112側に移動させて取り付け、使用者が長身の場合、第2本体130の下側水平部材132に取り付けられたペダル部700を第2本体130の垂直部材133側に移動させて取り付けるなど、前記ペダル部700を鞍部500に近くに位置させるか、鞍部500から遠く位置させることにより、使用者の身長に合うようにペダル部700の位置を調節することができる。
【0125】
次いで、前記第1本体110の垂直部材113の上端部に開放して形成された開口117aを通して中空内に鞍部500を挿設し、前記第2本体130の垂直部材133の上端部に開放して形成された開口137aを通して中空内にハンドル部600を挿設する。
【0126】
すなわち、前記第1本体110の垂直部材113の上端部に開放して形成された開口117aを通して中空内に鞍高調節部材510を挿設し、前記鞍高調節部材510に鞍移動部材520を挿設し、前記鞍移動部材520の移動ホール521に鞍高調節部材510を挿設することにより、第1本体110に鞍部500を取り付け、前記第2本体130の垂直部材133の上端部に開放して形成された開口137aを通して中空内にハンドル高調節部材610を挿設し、前記ハンドル高調節部材610にハンドル移動部材620を挿設し、前記ハンドル移動部材620の移動ホール621にハンドル高調節部材610を挿設することにより、第2本体130にハンドル部600を取り付ける。
【0127】
ここで、使用者の身体条件に合うように前記第1本体110の垂直部材113に挿設された鞍高調節部材510の高さを調節した後、鞍高調節部材510の各取付ホール511と垂直部材113の各締結ホール101を同じ位置に位置させた後、締結部材を締結して鞍高調節部材510を第1本体110に固定的に取り付け、使用者の身体条件に合うように前記第2本体130の垂直部材133に挿設されたハンドル高調節部材610の高さを調節した後、ハンドル高調節部材610の各取付ホール611と垂直部材133の各締結ホール101を同じ位置に位置させた後、締結部材を締結することにより、ハンドル高調節部材610を第2本体130に固定的に取り付ける。
【0128】
そして、使用者の身体条件に合うように前記鞍高調節部材510上に移動可能に挿合された鞍移動部材520を移動させた後、前記鞍移動部材520の結合ホール523と鞍高調節部材510の各取付ホール511を同じ位置に位置させた後、締結部材を締結することにより、鞍移動部材520を鞍高調節部材510に固定的に取り付け、使用者の身体条件に合うように前記ハンドル高調節部材610上に移動可能に挿合されたハンドル移動部材620を移動させた後、前記ハンドル移動部材620の結合ホール623と前記ハンドル高調節部材610の各取付ホール611を同じ位置に位置させた後、締結部材を締結することにより、ハンドル移動部材620をハンドル高調節部材610に固定的に取り付ける。
【0129】
また、前記鞍部500の鞍連結部材540に連結された着座部材530を回転させて使用者の身体条件に合うように調節することができ、使用者が把持するハンドル部600の取っ手部材630を回転させて使用者の身体条件に合うように調節することができる。
【0130】
ここで、前記鞍部500の鞍高調節部材510の端部を第2本体130の方向に配置して前記鞍部500を第1本体110の上側水平部材111上に位置させ、前記ハンドル部600のハンドル高調節部材610の端部を第1本体110の方向に配置して前記ハンドル部600を第2本体130の上側水平部材131上に位置させる。
【0131】
このように、前記第1本体110と第2本体130を結合させた本体部100に支持部300を取り付ける。
【0132】
すなわち、前記支持部300の支持部材310の両端部の中空に第1補助支持部材330a及び第2補助支持部材330bの各補助結合片333bを挿設した後、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設される支持棒331a、331bを前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の下端部に開放して形成された開口117b、137bに挿設することにより、本体部100に支持部300を取り付ける。
【0133】
ここで、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの各補助結合片333bを前記支持部材310の両端部内に挿入するとき、第1及び第2補助支持部材330a、330bを互いに対称となるように配置した後、各補助結合片333bを支持部材310の両端部の中空内に挿入する。
【0134】
ここで、前記第1補助支持部材330a及び第2補助支持部材330bの側面が支持部材310の両端部に接するように各補助支持部材330a、330bを中空内に挿入する場合、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bに上方に突設される各支持棒331a、331bの位置が前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の下端部に開放して形成された開口117b、137b及び中空に対応するようになる。
【0135】
前述したように、前記支持部材310の両端部に形成された中空内に第1及び第2補助支持部材330a、330bの各補助結合片333bを挿設した後、締結部材を締結し、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの各支持棒333a、333bを前記第1及び第2本体110、130の各垂直部材113、133に挿設した後、締結部材を締結することにより、本体部100に支持部300を取り付ける。
【0136】
このときにも、前記支持部300上に取り付けられる本体部100の高さは使用者の身体条件に合うように位置させた後、締結部材で締結することにより、本体部100を支持部300上に取り付けることができる。
【0137】
このように、前記本体部100に支持部300を結合して取り付けることにより、使用者の運動による揺れを支持部材310及び前記支持部材310の両側を支持する第1及び第2補助支持部材330a、330bによって支持するようになる。
【0138】
前述したように、前記本体部100にペダル部700、足場部800、鞍部500、ハンドル部600及び支持部300を順次結合して取り付けることにより、本発明による多変形自転車運動器具1を立式形態に形成することができる。
【0139】
本発明の一実施例では、前記多変形自転車運動器具1を立式形態に構成するために、本体部100にペダル部700、足場部800、鞍部500、ハンドル部600及び支持部300を順次結合して取り付ける一例を説明しているが、使用者の便宜によって前述した順序は変更実施可能であり、これに限定されない。
【0140】
このように、立式形態に変形された本発明による多変形自転車運動器具1を用いて運動するとき、使用者の臀部が鞍部500の着座部材530に位置し、使用者の両手はハンドル部600の取っ手部材630を把持する。ここで、使用者は両手でハンドル部600を把持するために背中が一定角度に傾く形態の動作を行うなど、使用者が立式形態に姿勢を取った後、使用者の足はペダル部700のペダル部材720を踏むようになり、繰り返してペダルを踏んで自転車運動を行うようになる。
【0141】
一方、座式形態の場合、図5に示すように、前述した立式形態から一部のみ変形して構成することができる。
【0142】
すなわち、前記第1本体110と第2本体130を互いに結合して本体部100を形成するに先立ち、前記第1本体110と第2本体130に足場部800とペダル部700を先に取り付ける。ここで、前記ペダル部700を、前記ペダル部700が第2本体130の垂直部材133の外側に位置するように、前記第2本体130の垂直部材133に取り付ける。
【0143】
ここでも、使用者の身体条件に合うようにペダル部700の位置を調節することができる。すなわち、使用者が短身の場合、前記第2本体130の垂直部材133に取り付けられるペダル部700を上側水平部材131側に移動させて取り付け、使用者が長身の場合、前記第2本体130の垂直部材133に取り付けられるペダル部700を下側水平部材132側に移動させて取り付けるなど、ペダル部700をハンドル部600に近くに位置させるか、ハンドル部600から遠く位置させることにより、使用者の身長に合うようにハンドル部600の位置を調節することができる。
【0144】
このように、前記第1本体110の下側水平部材112及び第2本体130の垂直部材133に足場部800及びペダル部700を取り付けた後、前記第1本体110の上側水平部材111上に突設された結合片114を第2本体130の上側水平部材131に形成された中空に挿設し、前記第2本体130の下側水平部材132上に突設された結合片134を第1本体110の下側水平部材112に形成された中空に挿設して本体部100を形成する。
【0145】
次いで、前記第1本体110の垂直部材113の上端部に開放して形成された開口117aを通して中空内に鞍部500を挿設し、前記第2本体130の垂直部材133の上端部に開放して形成された開口137aを通して中空内にハンドル部600を挿設する。ここで、前記鞍部500の鞍高調節部材510と前記ハンドル部600のハンドル高調節部材610の端部が第1本体110及び第2本体130の外側に向かうように配置し、前記鞍高調節部材510に鞍移動部材520を挿入締結して着座部材530を鞍高調節部材510に取り付け、前記ハンドル高調節部材610にハンドル移動部材620を挿入締結することにより、取っ手部材630をハンドル高調節部材610に取り付ける。
【0146】
前述したように、前記第1本体110及び第2本体130の各垂直部材113、133の上端部に取り付けられる鞍部500及びハンドル部600の鞍高調節部材510及びハンドル高調節部材610をその端部が第1及び第2本体110、130の外側に向かうように取り付けることにより、前記鞍高調節部材510及びハンドル高調節部材610に挿設される着座部材530及び取っ手部材630の間の間隔を立式形態に比べて大きく形成することができ、これにより使用者が座式形態で自転車運動器具1を活用することができる。
【0147】
そして、前記本体部100に鞍部500及びハンドル部600を取り付けた後、支持部300を取り付けることにより、本発明による多変形自転車運動器具1を座式形態に構成する。
【0148】
このように、座式形態の場合、立式形態からペダル部700の位置を変更し、鞍部500とハンドル部600の位置を変更することにより、鞍部500とハンドル部600との間の距離を立式形態に比べて大きくなるようにした後、使用者が座式形態の姿勢を取った後、自転車運動を行うようになる。
【0149】
一方、ダンシング形態の場合、図6及び図7に示すように、立式形態を基本にして一部が変形された変形例である。
【0150】
すなわち、本実施例によるダンシング形態の多変形自転車運動器具1は、第1本体110及び第2本体130の下側水平部材132に足場部800及びペダル部700を取り付け、前記第1本体110及び第2本体130の各結合片114、134を第2本体130及び第1本体110の各中空内に挿合させて本体部100を形成した後、第1本体110の垂直部材113に鞍部500を取り付け、第2本体130の垂直部材133にハンドル部600を取り付け、前記鞍部500の鞍高調節部材510は第2本体130に向かうように垂直部材133の開口117aに挿設するとともに第1本体110の上側水平部材111上に位置するようにし、前記ハンドル部600のハンドル高調節部材610は第1本体110に向かうように垂直部材133の開口137aに挿設するとともに第2本体130の上側水平部材131上に位置させることにより、前記本体部100に足場部800、ペダル部700、鞍部500及びハンドル部600を取り付ける。
【0151】
次いで、前記本体部100に支持部300を取り付ける。
【0152】
ここで、前記支持部300の支持部材310の両端部に挿設された第1及び第2補助支持部材330a、330bの所定部分を支持部材310の外側に引き出して支持部300の全長を伸ばすことにより、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設された支持棒331a、331bと第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133とが一定距離だけ離隔するようにする。
【0153】
前述したように、前記支持部材310の両端部から第1及び第2補助支持部材330a、330bの各補助結合片333a、333bを外側に引き出す場合、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設された各支持棒331a、331bが第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の下端部の開口117b、137bを通してその内部中空に挿設されなく、前記第1及び第2本体110、130の下側水平部材112、132と前記支持部材310は一定間隔で離隔して取り付けられる。
【0154】
ここで、前記支持部材310の両端部から引き出した第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に突設された各支持棒331a、331bに連結棒340をそれぞれ挿設した後、前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面の上部に形成された結合部材141の結合溝142と連結棒340に形成された移動ホールとの間に移動棒345を取り付け、前記第1及び第2本体110、130の結合部材141の下部に形成された固定掛け144と連結棒340の移動ホール341の下部に形成された固定掛け342との間に移動スプリング部材343を連結することにより、本体部100を支持部300に垂直方向に一定間隔で離隔して取り付ける。
【0155】
このように、本発明による多変形自転車運動器具1をダンシング形態に構成して使用するとき、使用者の動きによって本体部100が垂直方向に昇降し、前記本体部100の移動によって本体部100の結合部材141に連結された移動棒345が移動スプリング部材343の弾性によって垂直方向に昇降し、前記本体部100の下部も連結スプリング部材346によって垂直方向に昇降する。
【0156】
前述したように、前記支持部300に本体部100の第1及び第2本体110、130の外側面の上下部を移動棒345及び移動スプリング部材343で連結することにより、自転車運動器具1の重心を安定的に配分することができ、使用者が立式形態で自転車運動器具1に乗った後、鞍部500が設けられた本体部100を垂直方向の上下に昇降させることにより、本発明による多変形自転車運動器具1をダンシング形態に活用することができる。
【0157】
一方、乗馬形態の場合、図8図10に示すように、立式形態を基本にするが、ダンシング形態の一部が変形される変形例である。
【0158】
本実施例では、自転車運動器具1を立式形態を基本にダンシング形態に形成し、本体部100に足場部800とペダル部700を取り付けた後、第1本体110と第2本体130を結合して本体部100を形成し、本体部100の第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133上に鞍部500とペダル部700を取り付けてから支持部300を取り付け、支持部300の支材部材の両端部に挿設された第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に突設された各支持棒331a、331bに固定棒350を取り付け、前記支持部材310の両端部から外側に一定部分が引き出された第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端に固定部材370をそれぞれ挿設する。
【0159】
このときにも、前記支持部材310の両端部から第1及び第2補助支持部材330a、330bの各補助結合片333a、333bを外側に引き出することにより、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設された各支持棒331a、331bが第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の下端部の開口117b、137bを通してその内部中空に挿入されないようにする。
【0160】
前述したように、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの中心部に上方に突設された支持棒331a、331bの上部に連結棒340ではない固定棒350を取り付けた後、前記第1及び第2本体110、130の垂直部材113、133の外側面の上部に形成された固定掛け145と前記固定棒350の中空内に設けられる回転スプリング部材352を固定スプリング部材355で連結し、前記固定スプリング部材355と回転スプリング部材352は回転部材357を介して互いに連結する。
【0161】
そして、前記第1及び第2本体110、130の外側面に形成された固定掛け145と、前記固定棒350の中空内に垂直方向に設けられ、固定棒350の上端部に空回り可能に結合される回転カバー353の回転によって回転する回転スプリング部材352とを回転部材357を介して固定スプリング部材355に連結する。
【0162】
このように、前記回転スプリング部材352に回転部材357を介して固定スプリング部材355を連結することにより、前記回転カバー353を時計方向に又は反時計方向に回転させる場合、回転スプリング部材352に連結される回転部材357が垂直方向に下降又は上昇するので、支持部300を基準に本体部100を上下に昇降させて使用者の身体条件に合うように高さを調節する。
【0163】
そして、前記第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端部に挿設される各固定部材370の一端の上面から上方に突設される各補助支持棒371に補助固定棒372を嵌合し、前記第1及び第2本体110、130の両側面に形成された各固定掛け147、147’と、前記補助固定棒372の中空内に垂直方向に設けられ、補助固定棒372の上端部に空回り可能に設けられる補助回転カバー372aの回転によって回転する補助回転スプリング部材374とを補助回転部材377を介して補助固定スプリング部材375に連結する。
【0164】
このように、前記補助回転スプリング部材374に補助回転部材377を介して補助固定スプリング部材375が連結されることにより、前記補助回転カバー372aを時計又は反時計方向に回転させる場合、補助回転スプリング部材374に連結される補助回転カバー372aが垂直方向に下降又は上昇するように構成され、支持部300を基準に本体部100を上下に昇降させて使用者の身体条件に合うように高さを調節するようになる。
【0165】
前述したように、本発明による多変形自転車運動器具1は、本体部100の第1本体110及び第2本体130の各外側面の上部を第1及び第2補助支持部材330a、330bの各支持棒331a、331bに結合された各固定棒350の上部に垂直方向に移動可能に固定スプリング部材355を介してそれぞれ連結し、前記本体部100の第1本体110及び第2本体130の両側面の上部を第1及び第2補助支持部材330a、330bの両端に結合された各補助固定棒372の上部に垂直方向に移動可能に補助固定スプリング部材375を介してそれぞれ連結し、前記第1及び第2本体110、130の下部と固定棒350の下部を連結スプリング部材(図面符号なし)で連結し、前記第1及び第2本体110、130の両側面の下部と補助固定棒372の下部との間も連結スプリング部材(図面符号なし)で連結することにより、前記本体部100を基準に固定棒350及び補助固定棒372に放射状に連結されるように構成して、より安定的に自転車運動器具1を支持し、安定的な自転車運動を行うようにする。
【0166】
また、既存の自転車運動器具の場合、重心が自転車運動器具の下部に位置するから、運動中に使用者の体重が一側に移動して落下又は墜落の危険があったが、本発明による自転車運動器具1は、前記支持部300に本体部100の第1及び第2本体110、130の上部を固定棒350及び補助固定棒372で連結することにより、図11に示すように、自転車運動器具1の重心を使用者の股ぐらが位置する上側中心に位置させることができ、上体と下体の重さが左右に分散されるように位置させることができて安定的であるだけでなく、使用者の落下又は墜落の危険を事前に防止することができ、安定的な使用が可能であるとともに、使用者が立式形態で自転車運動器具1に乗った後、鞍部500が設けられた本体部100を垂直方向の上下に昇降させるとともに水平方向及び前後左右方向などの前方向に傾けるなど、動きが自由であって多様な運動効果を得ることができる。
【0167】
さらに、本発明による多変形自転車運動器具1の各構成部には同じサイズのホールが同じ間隔で形成され、各構成部は中空を有し、他の構成部に挿合される構造を有するので、使用者の身体条件に合うように各構成部を位置及び配置させた後、各構成部のホールを同じ位置に配置して締結部材を締結することにより設置及び分離が可能であるので、図12に示すように、立式形態、座式形態、ダンシング形態及び乗馬形態などの多様な形態に自由に変形させることができ、これにより多様な種類の運動を楽しむことができるだけでなく、多様な種類の運動器具1を単一の運動器具1に代替する効果を得ることができる。
【0168】
以上、本発明を特定の実施例に基づいて図示して説明したが、添付の特許請求の範囲に示す発明の思想及び領域から逸脱しない範疇内で多様な改造及び変形が可能であることが当該分野で通常の知識を有する者であれば誰でも易しく分かることができるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】