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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-07
(54)【発明の名称】折りたたみ式流体収集容器
(51)【国際特許分類】
   B65F 1/00 20060101AFI20230630BHJP
   F01M 11/04 20060101ALI20230630BHJP
   B65F 1/14 20060101ALI20230630BHJP
【FI】
B65F1/00 M
F01M11/04 C
B65F1/00 W
B65F1/14 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022574731
(86)(22)【出願日】2021-05-13
(85)【翻訳文提出日】2023-02-02
(86)【国際出願番号】 US2021070549
(87)【国際公開番号】W WO2021248148
(87)【国際公開日】2021-12-09
(31)【優先権主張番号】62/704,928
(32)【優先日】2020-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/302,519
(32)【優先日】2021-05-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522471320
【氏名又は名称】ジョセフ・デニス・シムコニス
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】ジョセフ・デニス・シムコニス
【テーマコード(参考)】
3E023
3G015
【Fターム(参考)】
3E023BA03
3E023BA12
3E023GA01
3E023GB01
3E023GC01
3G015CA07
3G015EA23
(57)【要約】
流体収集容器は、ネジ付き円筒形インレットリング又は注入口を有する自己支持型折り畳み式バッグと、リング内に取り外し可能に着座されたストレーナーとを備える。ストレーナーは、微細な固体物体と粘性液体を分離することができる。流体収集容器は、注入口が貫通して延びる直方体の箱と、注入口に取り外し可能に結合されたネジ付きキャップとを含む。自動車用オイルの排出方法は、バッグを自動車のオイルパンの下に配置するステップと、自動車のオイルパンからオイルプラグを取り外し、オイルプラグをストレーナーに落下させるステップと、自動車用オイルをストレーナーを介してバッグ内に排出するステップと、自動車からオイルフィルターを取り外すステップと、ストレーナーをインレットから取り外すステップと、オイルフィルターを挿入するステップと、ネジ付きキャップをインレットにねじつけるステップとを含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)ネジ付き円筒形インレットリングを有する自己支持型折りたたみ式バッグと、
b)前記ネジ付き円筒形インレットリング内に取り外し可能に着座され、粘性液体から物体を分離するように動作するストレーナーと
を備える、流体収集容器。
【請求項2】
前記ネジ付き円筒形インレットリングに取り外し可能に結合されたネジ付きキャップをさらに備える、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項3】
前記ネジ付き円筒形インレットリングは、自己支持型折りたたみ式バッグに融着された注入口である、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項4】
前記ストレーナーは有孔カップとして構成されている、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項5】
前記ネジ付き円筒形インレットリングは内側リップをさらに備え、前記ストレーナーは前記内側リップ上に載る有孔ディスクとして構成されている、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項6】
前記自己支持型折りたたみ式バッグを囲み、前記ネジ付き円筒形インレットリングに取り付けられた、折りたたみ可能な箱をさらに備える、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項7】
前記ネジ付き円筒形インレットリングはストレーナーを支持する、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項8】
少なくとも1つのハンドルをさらに備える、請求項1に記載の流体収集容器。
【請求項9】
前記少なくとも1つのハンドルは、前記自己支持型折りたたみ式バッグと一体になっている、請求項8に記載の流体収集容器。
【請求項10】
a)直方体の箱と、
b)直方体の箱の開口を通って伸びるネジ付き円筒形注入口を有する、折りたたみ式自己支持型流体収集バッグと、
c)前記ネジ付き円筒形注入口内に取り外し可能に載置されたストレーナーと、
d)前記ネジ付き円筒形注入口に取り外し可能に結合されたネジ付きキャップと
を備える、流体収集容器。
【請求項11】
少なくとも1つのハンドルをさらに備える、請求項10に記載の流体収集容器。
【請求項12】
前記ストレーナーは、円形、正方形、長方形、及び三角形からなる群から選択される形状の開口を有する、請求項10に記載の流体収集容器。
【請求項13】
前記折りたたみ式自己支持型流体収集バッグは、前記直方体の箱の内側に接着されている、請求項10に記載の流体収集容器。
【請求項14】
前記折りたたみ式自己支持型流体収集バッグと前記直方体の箱は、前記ネジ付き円筒形注入口に取り付けられている、請求項10に記載の流体収集容器。
【請求項15】
a)自動車のオイルパンの下に自己支持型折りたたみ式バッグを配置するステップであって、前記自己支持型折りたたみ式バッグは、その中に取り外し可能に着座されたストレーナーを有するネジ付きインレットを有し、
b)前記オイルパンからオイルプラグを取り外し、前記オイルプラグを前記ストレーナー内に落下させるステップと、
c)オイルを前記ストレーナーを介して、前記自己支持型折りたたみ式バッグ内に排出するステップと、
d)前記自動車からオイルフィルターを取り外すステップと、
e)前記オイルプラグの入った前記ストレーナーを前記ネジ付きインレットから取り外すステップと、
f)前記オイルフィルターを前記ネジ付きインレットから挿入するステップと、
g)ネジ付きキャップを前記ネジ付きインレットにねじつけるステップと
を備える、自動車用オイルの排出方法。
【請求項16】
前記オイルプラグを前記オイルパンから取り外す前に、前記ストレーナーを前記ネジ付きインレットから取り外すステップと、前記ストレーナーを再び前記ネジ付きインレットに再挿入するステップをさらに備え、
前記自動車から前記オイルフィルターを取り外すステップと、前記オイルフィルターを前記ネジ付きインレットから挿入するステップは、前記ストレーナーを前記ネジ付きバッグインレットに再挿入するステップよりも前に行われる、請求項15に記載の自動車用オイルの排出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年6月3日に出願された米国仮出願番号62/704,928号に基づく優先権を主張し、当該米国出願に記載された全ての記載内容を援用する。
【0002】
本発明は、流体収集容器に関し、より詳しくは、自動車用オイルを収集するための折りたたみ可能な容器に関するものである。
【背景技術】
【0003】
既存のオイル収集容器は、嵩張る上に複雑で、エンジンオイルを自ら交換する人にとって非実用的である。既存の装置では、エンジンのドレンプラグをコンパクトな状態で捕捉することができない。すべてとは言わないまでも、ほとんどのものは、その空洞に液体が入っても膨張しない。また、既存の容器は密閉時に漏れる可能性があり、使用済みエンジンオイルを簡便にリサイクルする手段にはならない。
【0004】
このように、使用済みエンジンオイルを収集する簡易な装置が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、それ自体内に折りたたんで簡単に保管することができる折りたたみ式バッグを提供する。オイルパンの排出の際に、畳んだバッグを広げて自動車の下に置くと、粘性液体の重みでバッグが自己拡張することがある。内ネジ付きリングと篩部品は、エンジンのドレンプラグを捕捉しつつ、自動車用オイルを容易に流す。この独創的なバッグは、コンパクトであり且つ安価に製造できるため、一般消費者にも手が届きやすい。本発明は、他の油収集装置に比べて嵩張らず、搬送が容易で、シンプルで、使い易いことが有利な点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様において、ネジ付き円筒形インレットリングを有する自己支持型折りたたみ式バッグと、前記ネジ付き円筒形インレットリング内に取り外し可能に着座され、粘性液体から微細な固体物体を分離するように動作するストレーナーとを備える、流体収集容器を提供する。
【0007】
本発明の他の態様において、直方体の箱と、前記箱の開口を通って伸びるネジ付き円筒形注入口を有する、折りたたみ式自己支持型流体収集バッグと、前記ネジ付き円筒形注入口内に取り外し可能に載置されたストレーナーと、前記ネジ付き円筒形注入口に取り外し可能に結合されたネジ付きキャップとを備える、流体収集容器を提供する。
【0008】
本発明の他の態様において、自動車のオイルパンの下に自己支持型折りたたみ式バッグを配置するステップであって、前記自己支持型折りたたみ式バッグは、その中に取り外し可能に着座されたストレーナーを有するネジ付きインレットを有し、前記オイルパンからオイルプラグを取り外し、前記オイルプラグを前記ストレーナー内に落下させるステップと、オイルを前記ストレーナーを介して、前記自己支持型折りたたみ式バッグ内に排出するステップと、前記自動車からオイルフィルターを取り外すステップと、前記オイルプラグの入った前記ストレーナーを前記ネジ付きインレットから取り外すステップと、前記オイルフィルターを前記ネジ付きインレットから挿入するステップと、ネジ付きキャップを前記ネジ付きインレットにねじつけるステップとを備える、自動車用オイルの排出方法を提供する。
【0009】
本発明のこれら及び他の特徴、態様及び利点は、以下の図面、説明及び特許請求の範囲を参照することにより、よりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の一実施形態に係るオイル交換用バッグの折り畳んだ状態を示す透視図である。
図2図2は、その拡張状態を示す分解透視図である。
図3図3は、その充填時の使用状態を示す透視図である。
図4図4は、その充填状態を示す上面図である。
図5図5は、その部分分解透視図である。
図6図6は、本発明の他の実施形態に係るオイル交換用バッグの一部を示す部分透視図である。
図7図7は、その拡張状態を示す分解透視図である。
図8図8は、その充填時の使用状態を示す透視図である。
図9図9は、その充填状態を示す透視図である。
図10図10は、本発明の他の実施形態に係る箱型オイル交換用バッグの折り畳んだ状態を示す透視図である。
図11図11は、その拡張状態を示す分解透視図である。
図12図12は、その充填時の使用状態を示す透視図である。
図13図13は、その充填状態を示す透視図である。
図14図14は、その斜視図であって、追加の容器とともに積み重ねた状態を示す。
図15図15は、本発明の他の実施形態を示す分解透視図である。
図16図16は、その詳細斜視図である。
図17図17は、図16の線17-17に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を実施するために現在考えられる最良の態様に関するものである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって最もよく定義されるため、本説明は限定的な意味でとられるものではなく、単に本発明の一般原理を説明する目的でなされたものである。
【0012】
大まかには、本発明の一実施形態は、バッグ、ネジ付きの口又はインレットリング、篩又はストレーナー、及びネジ付きキャップを備える折りたたみ式流体収集容器である。この独創的な装置は、容易に折りたたむことができ、複雑な操作をすることなく容易に拡張でき、ハンドルをつけることで容易にかつ安全に持ち運ぶことができる。この独創的な容器は、自動車用オイルに対する使用に限定されるものではなく、植物油の採取など、あらゆる液体の捕捉及び搬送に使用することができる。さらに、篩はあらゆる液体のろ過や、燃料などの汚染された流体からの異物の抽出に使用することができる。自動車用オイルを装置内に排出する際にドレンプラグを捕捉するために、篩は有利に作用する。
【0013】
バッグの内輪、口、又は注入口と、篩を介して、オイルはバッグの中に支障なく流れ込む。篩は、オイルがバッグの中に流れ込むのを妨げずにエンジンオイルパンのドレンプラグを捕捉するのに有効である。篩の穿孔又は穴は、円形、正方形、長方形、及び三角形からなる群から選択されてもよいが、これらに限定されるものではない。穿孔は、左右対称でも非対称でもよい。充填されたバッグは、ネジ付き口をネジ付きキャップで密閉することができるので、リサイクル施設に搬送することができる。
【0014】
いくつかの実施形態において、収集バッグは、1つ以上のハンドルを有して形成されてもよい。
【0015】
いくつかの実施形態において、収集バッグは、大きな注入口と取り外し可能/使い捨ての篩を備えている。また、ネジ式のキャップで閉じることができるネジ付きリングは注入口として機能し、例えば、使用済みオイルを収集バッグ内に封入してリサイクルセンターへ搬送する。注入口又はネジ付きリングは、篩を支える内側リップを有してもよい。あるいは、篩には、注入口に載せる外付けのレッジが設けられていてもよい。篩を取り外し、バッグを広げると、使用済みエンジンオイルを入れることができる。開口部を密封した後、リサイクルセンターへ持ち込むことができる。
【0016】
いくつかの実施形態において、バッグは、自立型又は自己支持型であってもよい。言い換えれば、バッグは、追加の支持体なしでその構造を維持する。支持装置の必要はない。バッグは、バッグの最大高さまで拡張しなくても自立することができ、空きスペースに関係なくバッグを使用することができる利点がある。自立式バッグは、一般的にエンジンのドレンプラグを捕捉するための篩を備える。
【0017】
いくつかの実施形態において、エンジンのドレンプラグを捕捉するために、追加の透過型トラップ部品を設けてもよい。この透過型トラップは、オイルを自由に流すだけでなく、オイルドレンプラグを捉える道具にもなり得る。
【0018】
いくつかの実施形態において、キャップは、折り畳み可能な注入口及び/又はバルブを有している。
【0019】
いくつかの実施形態において、プラスチックバッグは、例えば、熱によって又は接着プロセスによって、押出成形、3次元(3D)印刷又は射出成形されたプラスチック注入口に融合させてもよい。
【0020】
いくつかの実施形態において、篩は、有孔カップの形状で構成されてもよい。他の実施形態において、篩は、有孔ディスク又はコースターの形状で提供されてもよい。ある場合には、ディスク状の篩はキャップとネジ付きリングの密閉性を高めることができる。
【0021】
いくつかの実施形態において、オイルフィルターもオイルとともにリサイクルすることができる。ユーザーは、オイルを排出する前又は排出した後に、フィルタをバッグの中に入れてもよい。
【0022】
いくつかの実施形態において、バッグは、オートボトムボックスやスナップロックボックス等の箱の内部に設けられる。箱は、バッグのインレットリングに取り付けてもよい。場合によっては、バッグは、接着剤などで箱の内側に接着されてもよい。他の実施形態において、バッグは、保管や搬送を容易にするために、箱の内部に配置されてもよい。箱は、1つ以上のハンドルを有していてもよい。
【0023】
いくつかの実施形態において、自己支持型バッグは、別の箱を備えたキットとして提供されてもよい。バッグは充填された後、箱の中に入れてもよい。リサイクルセンターへの搬送のため、箱を密閉してもよい。箱は複数積み重ねることができ、搬送や保管が容易になる。
【0024】
製造材料は特に限定されない。部品は、様々な高分子材料など、任意の適切な材料で製造することができる。バッグは、プラスチック、ホイル、紙、及びそれらの組み合わせなどの材料から製造することができる。好ましくは、バッグの材料は、収集される流体による劣化に対して耐性があり、例えば、バッグは耐油性である。バッグとハンドルは一体であってもよく、すなわち、例えば、ブロー押出プラスチックから1つのユニットとして一体形成されてもよい。例えば、バッグの素材からハンドルを切り出してもよい。内輪と篩は、硬質又は軟質の成形材料でからなり、その周りにバッグの口が引き伸ばされたり、熱収縮されたりしてもよい。箱は、例えば段ボールやプラスチックからなり、例えば直方体のような形状であってもよい。
【0025】
本発明の流体容器の使用方法は、以下の工程を有していてもよい。バッグが折りたたまれた状態で梱包されている小売用小包から取り出し、篩を取り外して注入口からバッグの中に手を入れて広げてもよい。注入口に篩を再挿入した後、装置を自動車のエンジンの下に置いて、使用済みのエンジンオイルを収集することができる。
【0026】
図1図17を参照して、図1図5は、本発明の第1実施形態に係るオイル交換及びリサイクル容器10を示す図である。図1は、容器10が折り畳まれた構成又は状態であることを示している。図2は、ネジ付きキャップ16と篩18を取り外した後、ユーザーが手11をネジ付き開口部20からバッグ12内に挿入して、自己支持型折りたたみ式バッグ12を広げて使用する方法を示す図である。ハンドル14は、容器10の持ち運びをより容易にする。図3に示すように、バッグ12が所定レベルまで充填されるまで、篩18を介してオイル22をバッグ12に排出するように、容器10を使用してもよい。図4は、キャップをしていない満杯のバッグ12を示し、図5は、リサイクル施設に搬送できるように、篩18を取り外した状態で、ネジ付きキャップ16で密閉されたネジ付き開口部20を示す。
【0027】
図6図9は、第2実施形態に係るオイル交換及びリサイクル容器30を示す図である。図6は、オイル交換及びリサイクル容器30の部分図であり、バッグ12の開口において、篩18がネジ付きキャップの下に隠れている状態である。図7に示すように、ネジ付きキャップ16と篩18を取り外した後、ネジ付き開口部20からユーザーが手11を挿入することにより、バッグ12を広げることができる。図8及び図9に示すように、オイル22は、篩18を介して排出され、容器30は、篩18を取り外した後、保管及び搬送のためにキャップ16をされてもよい。
【0028】
図10図14は、第3実施形態に係るオイル交換及びリサイクル容器40を示す。容器40は、その中に固定されたオイル収集バッグ12を取り囲む折りたたみ式の箱42を有する。図11に示すように、ユーザーが手11を挿入してネジ付き開口部20を引き上げることで、容器40を拡張することができる。図12及び図13に示すように、オイル22は、所定のレベルまで充填されるまで、篩18を介してバッグ12に排出されてもよい。篩18を取り外し、キャップ16をネジ付き開口部20に取り付けて保管及び搬送してもよい。図14に示すように、箱42であるため、ユーザーはいくつかの容器40を積み重ねることができる。
【0029】
図15図17は、第4実施形態に係るオイル交換及びリサイクル容器10を示す図である。容器10は、ディスク状のストレーナー50を支持し、ネジ付き開口部20の内面から延びる、リップ21又はレッジを有する。
【0030】
もちろん、上記は本発明の例示的な実施形態に関するものであり、以下の特許請求の範囲に規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく変更がなされ得ることは理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【国際調査報告】