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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-10
(54)【発明の名称】剃毛用かみそりカートリッジ
(51)【国際特許分類】
   B26B 21/14 20060101AFI20230703BHJP
   B26B 21/40 20060101ALI20230703BHJP
【FI】
B26B21/14 C
B26B21/40 Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022575304
(86)(22)【出願日】2021-06-14
(85)【翻訳文提出日】2022-12-07
(86)【国際出願番号】 US2021037195
(87)【国際公開番号】W WO2021257438
(87)【国際公開日】2021-12-23
(31)【優先権主張番号】16/906,646
(32)【優先日】2020-06-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】316015877
【氏名又は名称】ザ ジレット カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー
【氏名又は名称原語表記】THE GILLETTE COMPANY LLC
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジャック アンソニー ワシントン
(57)【要約】
一対のガイド部材を備えた底部表面を有するハウジングを備えた剃毛用かみそりカートリッジが開示される。刃キャリアは、刃プラットフォームから第2の端部へと延びるタブを備えた刃プラットフォームを備えた第1の端部を有する。刃は、刃プラットフォームに装着される。刃プラットフォームは、タブが支持されず、かつ一対のガイド部材の間に位置付けられている状態で、底部表面に装着される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
剃毛用かみそりカートリッジ(18)であって、
一対のガイド部材(84、86)を有する底部表面(56)を有するハウジング(20)と、
刃プラットフォーム(66)を備えた第1の端部を有する刃キャリア(26)であって、前記刃プラットフォームから第2の端部(74)へと延びるタブを備えた刃キャリアと、
前記刃プラットフォームに装着された刃(24)であって、前記刃プラットフォームは、前記タブが支持されず、前記一対のガイド部材の間に位置付けられた状態で、前記底部表面に装着される、刃と、を備える、剃毛用かみそりカートリッジ。
【請求項2】
前記刃プラットフォーム(66)は複数のガード(30)を有し、前記刃(24)は、前記複数のガードに当接して位置付けられた切断縁部(28)を有する、請求項1に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項3】
前記刃は前記刃プラットフォーム(66)に固着されている、請求項1又は2に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項4】
前記第1の端部は、前記刃(24)を受け入れるように寸法決めされたスロット(70)を画定している、請求項1~3のいずれか一項に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項5】
前記刃(24)は前記刃プラットフォーム(66)に固着されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項6】
前記タブ(44)は頂部(46)を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項7】
前記頂部(46)は、先行する角度付き表面(76)と追従する角度付き表面(78)との間に位置付けられている、請求項6に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項8】
前記第2の端部(74)は、0mm超~5mmの垂直距離(d3)だけ、前記ハウジング(20)の底部表面(56)から離間されている、請求項6に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項9】
前記タブ(44)は、第1の位置と第2の位置との間で屈曲する、請求項8に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項10】
前記距離(d3)は、前記第2の位置よりも前記第1の位置においてより大きい、請求項9に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項11】
前記ハウジング(20)の前記底部表面(56)は、前記刃キャリア(26)上の1つ以上の対応する位置合わせ部材(58、60)と係合する1つ以上の位置合わせ部材(62、64)を有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項12】
前記ハウジングの前記1つ以上の位置合わせ部材(62、64)は突出部であり、前記刃キャリア(26)上の前記1つ以上の対応する位置合わせ部材(58、60)は開口部である、請求項11に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項13】
前記頂部(46)は、中立位置において前記少なくとも1つのガイド部材の平面(P2)の下に位置付けられている、請求項1~12のいずれか一項に記載の剃毛用かみそりカートリッジ(18)。
【請求項14】
剃毛用かみそりカートリッジ(18)を製造する方法であって、
一対のガイド部材(84、86)を備えた底部表面(56)を有するハウジング(20)を提供することと、
前記ハウジング(20)の前記底部表面に刃キャリア(26)の刃プラットフォーム(66)を装着することと、
前記刃プラットフォームに刃(24)を装着することと、
前記一対のガイド部材の間に、前記刃プラットフォームから第2の端部(74)へと延びるタブ(44)を支持不能に位置付けすることと、を含む、方法。
【請求項15】
単一の金属片(98)から前記刃キャリア(26)を形成することと、前記刃(24)を受け入れるように寸法決めされた前記刃プラットフォーム(66)内にスロット(70)を形成することと、を更に含む、請求項14に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、剃毛用かみそりに関し、より具体的には、刃キャリア及びハンドルに解放可能に取り付けられた剃毛用かみそりカートリッジを有する剃毛用かみそりシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、安全かみそりのカートリッジ又は刃ユニットは、切断縁部を有する少なくとも1つの刃を有し、この切断縁部が、そのカートリッジが取り付けられたハンドルによって、剃毛される皮膚の表面にわたって動かされる。一部の剃毛かみそりには、ばね付勢されたカートリッジが備えられ、そのようなカートリッジは、剃毛中に皮膚の輪郭に沿うようハンドルに対して枢動するようになっている。カートリッジは、刃の切れ味が不充分な程度にまで低下した時点で、カートリッジを新しいカートリッジに交換することができるように、ハンドルに着脱可能に装着されてもよく、あるいは、刃の切れ味が鈍くなった時点でかみそり全体を廃棄することを想定して、ハンドルに永久的に取り付けられてもよい。かみそりカートリッジは通常、剃毛中に刃の前方の皮膚と接触するガードと、刃の後方の皮膚と接触するキャップと、を含む。キャップ及びガードは、いわゆる「剃毛ジオメトリ」、すなわち、剃毛中の皮膚に対する刃の向き及び位置を決定するパラメータを確立する助けとなり、このパラメータは、かみそりの剃毛性能及び有効性に大きく影響することがある。キャップは、抵抗を低減し快適性を高める、水滲出性の剃毛補助剤を含んでよい。ガードは一般に剛性を有するものであってもよく、例えば、刃の支持を提供するフレーム又はプラットフォーム構造体と一体的に形成される。ガードはまた、より軟質のエラストマー材を含んで、皮膚の引き延ばしを改善させることができる。
【0003】
剃毛システムは、ハンドルと、交換可能なカートリッジと、からなることが多く、カートリッジには、1枚以上の刃が、プラスチックハウジングの中に装着されている。カートリッジ内の刃が使用のために鈍くなった後で、カートリッジは廃棄されて、ハンドル上に新しいカートリッジが置き換えられる。カートリッジをハンドルに固定するために様々な連結スキームを利用するこれらのタイプの剃毛システムが普及している。この連結スキームは、消費者が、容易に、反復的に、効率的に、かつ直感的に新しいカートリッジをハンドルに装填し、使用済みカートリッジをハンドルから取り外すことを可能にし、剃毛中にハンドル-カートリッジ取り付けの完全性を維持するために必要な保持力を提供する。
【0004】
連結スキームは、剃毛中のハンドル-カートリッジ取り付けの完全性を維持するために必要な保持力を提供するように十分に堅牢でなければならない。かみそりハンドルへのかみそりカートリッジの取り付けは、広範な剃毛条件にわたって、かみそりハンドルにかみそりカートリッジを固定するのに十分な保持力を提供し得るものである。一部のシェーバーは、剃毛時に非常に大きな力を使用し、一部のかみそりは、かみそりカートリッジの側部又は後部に装着されたヘアトリミングシステムを有している。対照的に、解放可能に接続されるかみそりカートリッジを使用するかみそりは、シェーバーによるカートリッジの容易な交換を円滑にするために、取り付け力及び解放力を小さくし得る。
【0005】
典型的には様々な金属から作製されるより高級なハンドルに対する市場が成長しており、ハンドルははるかに重いものとなっている。より重いハンドルは、剃毛中に消費者の手により心地良い感触を提供する。一部の消費者は、より重いハンドルが剃毛中に改善された制御を提供すると考える。しかしながら、ハンドルの重量の増加は、ハンドルが落下した場合にアタッチメント機構が破損する可能性を増加させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、より単純で、より頑強で、より直感的で、かつ信頼性の高い剃毛用ハンドル-カートリッジ連結の必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様では、本発明は、概して、第1の端部に刃プラットフォームを有する刃キャリアを備えた刃キャリアアセンブリを特徴とする。タブが刃プラットフォームから第2の端部へと延びている。刃は、刃プラットフォームに装着される。刃は切断縁部。タブは、ハンドルと係合するように構成された頂部を有する。頂部は、タブの一対の角度付き表面の間に位置付けられる。
【0008】
別の態様では、本発明は、概して、第1の端部に刃プラットフォームを有する刃キャリアを特徴とする。刃プラットフォームは、少なくとも1つの窓を画定する。タブが刃プラットフォームから第2の端部へと延びている。タブは、ハンドルと係合するように構成された頂部を有する。頂部は、タブの一対の角度付き表面の間に位置付けられる。刃プラットフォームは、刃を受け入れるように寸法決めされたスロットを画定する。
【0009】
別の態様では、本発明は、概して、一対のガイド表面の間に凹状表面を画定する上部表面を備えた第1の端部を有するハンドルを備えた剃毛用かみそりシステムを特徴とする。剃毛用かみそりカートリッジは、ハンドルの第1の端部に取り外し可能に装着される。剃毛用かみそりカートリッジは、ハウジングと、刃キャリアアセンブリと、を含む。刃キャリアアセンブリは、第1の端部に刃プラットフォームを備えた刃キャリアを有する。タブが刃プラットフォームから第2の端部へと延びている。タブは、タブの一対の角度付き表面の間に頂部を有する。刃は、刃プラットフォームに装着される。刃は切断縁部を有する。タブは、ハンドルに対して剃毛用かみそりカートリッジを固定及び取り外しするために、第1の位置と第2の位置との間で屈曲する。
【0010】
別の態様では、本発明は、概して、一対のガイド表面の間に凹状表面を画定する上部表面を備えた第1の端部を有するハンドルを備えた剃毛用かみそりシステムを特徴とする。剃毛用かみそりカートリッジが、ハンドルの第1の端部に取り外し可能に装着される。剃毛用かみそりカートリッジは、ハウジングと、刃キャリアアセンブリと、を含む。刃キャリアアセンブリは、第1の端部に刃プラットフォームを備えた刃キャリアを有する。タブが刃プラットフォームから第2の端部へと延びている。タブは、ハンドルの凹状表面内に位置付けられた頂部を有する。刃は、刃プラットフォームに装着される。刃は切断縁部を有する。タブは、ハンドルの対応するガイド表面と係合する、ハウジング上の一対のガイド部材の間に位置付けられる。
【0011】
別の態様では、本発明は、概して、第1の端部、第2の端部、及び第1の端部と第2の端部との間の把持部分を備えた剃毛用かみそりハンドルを特徴とする。第1の端部は、最下表面、傾斜表面、及び略平坦なランディング部を有する凹状表面を画定する上部表面を有する。ハンドルの上部表面は、一対の「L」字形アームを有する。凹状表面は、一対の「L」字形アームの間に位置付けられる。
【0012】
別の態様では、本発明は、概して、一対のガイド部材を備えた底部表面を有するハウジングを備えた剃毛用かみそりカートリッジを特徴とする。剃毛用かみそりカートリッジは、刃プラットフォームから第2の端部へと延びるタブを備えた刃プラットフォームを備えた第1の端部を有する刃キャリアを含む。刃は、刃プラットフォームに装着される。刃プラットフォームは、タブが支持されず、かつ一対のガイド部材の間に位置付けられている状態で、底部表面に装着される。
【0013】
別の態様では、本発明は、概して、一対のガイド部材を備えた底部表面を有するハウジングを提供することによって、剃毛用かみそりカートリッジを製造する方法を特徴とする。刃キャリアの刃プラットフォームは、ハウジングの底部表面に装着される。刃は刃プラットフォームに対するものである。一対のガイド部材の間に、刃プラットフォームから第2の端部へと延びるタブが支持不能に位置付けられる。
【0014】
別の態様では、本発明は、概して、0.1mm~1mmの厚さを有する金属のシートを提供することによって刃キャリアアセンブリを製造する方法を特徴とする。金属のシートは、刃プラットフォーム及び当該刃プラットフォームから延びるタブを有する刃キャリアブランクを形成するように切断される。タブは、頂部を形成するように圧印加工される。少なくとも1つの窓が金属のシートに切り込まれる。刃キャリアブランクは、上部部分及び下部部分を形成するように、少なくとも1つの窓に沿って曲げ加工される。刃は、下部部分に装着される。刃は、刃が上部部分及び下部部分の両方と接触するまで、上部部分を下部部分に向かって曲げることによってクランプされる。
【0015】
別の態様では、本発明は、概して、約0.1mm~1mmの厚さを有する金属のシートを提供することによって刃キャリアを製造する方法を特徴とする。金属のシートは、刃プラットフォーム及び当該刃プラットフォームから延びるタブを有する刃キャリアブランクを形成するように切断される。頂部は、タブに形成される。タブの両側で刃キャリアブランクにノッチが切り込まれる。刃キャリアブランクは、上部部分及び下部部分を形成するように、少なくとも1つの窓に沿って曲げ加工される。一対の位置合わせ部材が刃キャリアブランクに切り込まれる。刃は、刃が上部部分及び下部部分の両方と接触するまで、上部部分を下部部分に向かって曲げることによってクランプされる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の他の特徴及び利点、並びに本発明自体は、添付の図面と併せて読むときに、様々な実施形態の以下の説明から、より完全に理解することができる。
図1A】本発明の可能な一実施形態による剃毛用かみそりシステムの上面斜視図である。
図1B図1Aの剃毛用かみそりシステムのハンドル及び剃毛用かみそりカートリッジの組立図である。
図2図1Aの線2-2に概ね沿った剃毛用かみそりシステムの断面図である。
図3図1Bの剃毛用かみそりカートリッジのハウジング及び刃キャリアアセンブリの底面斜視図である。
図4】剃毛用かみそりカートリッジの底面図である。
図5図1Aの線5-5に概ね沿った剃毛用かみそりシステムの断面図である。
図6】刃キャリアアセンブリの組立ステップの概略図である。
図7図4の線7-7に概ね沿ったカートリッジアセンブリの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1を参照すると、剃毛用かみそりシステム10の斜視図が示されている。剃毛用かみそりシステム10は、第1の端部14、第2の端部16、及び第1の端部14と第2の端部16との間の把持部分15を有するハンドル12を含み得る。剃毛用かみそりカートリッジ18は、第1の端部14に着脱可能に装着され得る。剃毛用かみそりカートリッジ18は、ハウジング20と、刃キャリアアセンブリ22と、を含み得る。ハウジング20は、高分子材料から製造(成形)され得る。刃キャリアアセンブリ22は、刃キャリア26に装着される1つ以上の刃24を含み得る。刃24は露出した切断縁部28を有し得る。特定の実施形態において、刃キャリア26は、剃毛ストローク中に切断縁部28から皮膚を保護するための複数の離間ガード30を有し得る。以下でより詳細に説明されるように、刃キャリア26は、刃24を保持し得るだけでなく、ハンドル12への剃毛用かみそりカートリッジ18の一時的な固定を容易にし得る。
【0018】
剃毛用かみそりカートリッジ18は、刃24の切れ味が不十分なレベルに低下したときに、剃毛用かみそりカートリッジ18を新しい剃毛用かみそりカートリッジ18に置き換えることを可能にするために、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12に取り外し可能に装着される第1の位置(図1Aに示される)を有し得る。図1Bを参照すると、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12から取り外された状態で、剃毛用かみそりシステム10の斜視図が示されている。ハンドル12の第1の端部14は、上部表面32を有し得る。以下でより詳細に説明されるように、上部表面32は、ハウジング20上の対応する表面を受け入れるように寸法決めされた一対のガイド表面34及び36(例えば、スロット)を画定し得る。ハンドル12の上部表面32はまた、一対のガイド表面34とガイド表面36との間に凹状表面38を画定し得る。ハウジング20は、切断縁部28の反対側の後部表面40を有し得る。後部表面40は、剃毛用かみそりカートリッジ18をハンドル12から取り外すために剃毛用かみそりカートリッジ18を押す場所及び方向を消費者に指示するための符号又は記号などの印42を含み得る。特定の実施形態において、ハウジング20は、ハンドル12に対する剃毛用かみそりカートリッジ18の取り付け及び取り外しの間に剃毛用かみそりカートリッジ18に対するユーザの把持性を改善するための1つ以上の突出部25を各々が有する一対の対向する横方向側部表面21及び23を有し得る。
【0019】
図2を参照すると、図1Aの線2-2に概ね沿った、剃毛用かみそりシステム10の断面図が示されている。刃キャリア26は、タブ44の頂部46がハンドル12の凹状表面38内に位置付けられる第1の位置にタブ44を有し得る。頂部46は、剃毛用かみそりカートリッジ18をハンドル12に固定し得る。ユーザは、ハウジング20の後部表面40を切断縁部28に向かう方向に押圧することによって、剃毛用かみそりカートリッジ18を取り外すことができる。頂部46は、凹状表面38の最下表面50から出て、傾斜表面52に沿って、ハンドル12の略平坦なランディング部54まで摺動し得る。タブ44は、頂部46が凹状表面38から摺動して出るのを容易にするために、ハンドル12から離れてハウジング20に向かって偏向し得る。ハウジング20が前方に押圧されると、ハウジング20は、ガイド表面34及び36を係合解除し得る(図1B)。頂部46がランディング部54に係合すると、剃毛用かみそりカートリッジ18をハンドル12から取り外すために、力はほとんど、又は全く必要とされない場合がある。
【0020】
図3を参照すると、剃毛用かみそりカートリッジ18のハウジング20及び刃キャリア26の底面斜視図が示されている。剃毛用かみそりカートリッジ18は、ハウジング20に装着される刃キャリアアセンブリ22を含み得る。例えば、刃キャリア26は、ハウジング20の底部表面56に装着され得る。ハウジング20の底部表面56は、刃キャリア26上の対応する位置合わせ部材58及び60(例えば、刃キャリア26を通って延びる開口部)に係合する、突出部などの1つ以上の位置合わせ部材62及び64を有し得る。特定の実施形態において、刃キャリアアセンブリ22(例えば、刃キャリア26)は、ステーキング、接着剤、超音波溶接、インサート射出成形、又は当該技術分野で既知の他の組立方法によってハウジング20に固着され得る。タブ44は、ハウジング20の底部表面56の一対のガイド部材84とガイド部材86との間に位置付けられ得る。一対のガイド部材84とガイド部材86との間のタブ44の位置は、タブ44が損傷を受けたり、あるいは過度に曲げられたりすることから保護するのに役立ち得る。
【0021】
刃キャリア26は、刃24を受け入れるように構成されたスロット70を画定する第1の端部68に刃プラットフォーム66を有し得る。スロット70は、製造プロセス(例えば、頂部46及びスロット70の形成及び曲げ)を単純にするために、刃キャリア26の頂部46と同じ側に位置付けられてもよい。刃24の切断縁部28は、離間ガード30に当接して位置付けられ得る。したがって、スロット70は、刃24の容易な装填のために、一方の側(すなわち、離間ガード30を有する側)で閉鎖され、3つの側で開放されてもよい。刃24は、刃プラットフォーム66に(例えば、接着剤を使用して)固着されてもよく、あるいはスロット70内に取り外し可能に位置付けられてもよい。切断縁部28及び複数のガードは、毛髪の十分な切断及びトリミングを提供するために、ハウジング20の前縁部72を越えて延びてもよい。タブ44は、刃プラットフォーム66から第2の端部74へと延び得る。頂部46は、一対の角度付き表面76と78との間に位置付けられ得る。例えば、先行する角度付き表面76と追従する角度付き表面78との間に位置付けられ得る。刃プラットフォーム66は、タブ44の両側に一対のノッチ80及び82を画定し得る。ノッチ80及び82は、多数のサイクルにわたってハンドル12(図示せず)に対する最適な取り付け及び取り外しを容易にするのに十分なばね特性をタブ44に提供し得る。刃プラットフォーム66は、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドルに取り付けられるときに、タブ44が刃プラットフォーム及びハウジング20に対して屈曲することを可能にするように、ハウジング20に固着され得る(図1A及び図1Bを参照)。
【0022】
図4を参照すると、剃毛用かみそりカートリッジ18の底面図が、刃キャリアアセンブリ22がハウジング20に取り付けられた状態で示されている。位置合わせ部材58、60、62、及び64は、刃キャリア26がハウジング20に装着及び/又は固定されるときに、刃キャリア26を安定させるために使用され得る。特定の実施形態では、位置合わせ部材58、60、62、及び64はまた、刃キャリア26をハウジング20に固着(例えば、冷間ステーキングプロセス)させるために使用され得る。位置合わせ部材58及び62は、中心線「CL」の一方の側に位置付けられてもよく、位置合わせ部材60及び64は、中心線「CL」の他方の側に位置付けられてもよい。特定の実施形態では、刃キャリアアセンブリ22は、ハウジング20から取り外し可能であってもよい。したがって、位置合わせ部材58、60、62、及び64は、ハウジング20への刃キャリアアセンブリ22の一時的な固定を容易にし得る。例えば、位置合わせ部材58、60、62、及び64は、容易な取り外しを可能にするために、軽いプレス嵌め又はスナップ嵌め連結を提供し得る。
【0023】
刃キャリア26は、剃毛中に切断縁部28が十分に視認されるようにするために、約0.2mm~約10mmの距離d1だけハウジング20の前端部72を越えて延び得る。d1が短すぎる場合、ハウジング20は、ユーザの視認を妨げることがあり、したがって、毛髪(例えば、もみあげ及びあごひげのライン)の正確な縁取りを阻む可能性がある。d1が長すぎる場合、過度な力が刃キャリアアセンブリに加えられて、刃キャリアアセンブリが湾曲されたり、ハウジング20からゆるんだりする可能性がある。特定の実施形態では、切断縁部28は、毛髪の縁取りをしている間に切断縁部28を十分な視野角を容易にするために、ハウジング20の前端部を越えて約0mm~約10mmの距離、より好ましくは約1mm~約5mmの距離だけ延びる。
【0024】
タブ44は、ハウジング20の一対のガイド部材84とガイド部材86との間に、かつ刃キャリア26の中心線「CL」に沿って位置付けられ得る。頂部46は、ハンドル12への剃毛用かみそりカートリッジ18の取り付け中の適切な屈曲を容易にするために、ハウジング20の底部表面56から離間され得る。ガイド部材84及び86は、剃毛用かみそりカートリッジがハンドル12上へと摺動するときに、ハンドル12(図1B参照)上の対応するガイド表面34及び36と係合し得る。ガイド部材84及び86は、ハンドル12上の対応する特徴部と係合して剃毛用かみそりカートリッジ18をハンドル12に固定するハウジング20のアンダーカット表面88(例えば、「T」字形スロット)を画定し得る。
【0025】
タブ44は、ノッチ80及び82から第2の端部74(すなわち、タブ44の端部)へと、約3mm~約15mm、より好ましくは約5mm~約10mmの距離「d2」だけ延び得る。距離「d2」はまた、支持されない(すなわち、ハウジング20の底部表面56に接触しない)長さを表してもよい。ガイド部材84及び86は、タブ44が偏向し、ハンドル12に対して力を及ぼし始める前に、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12に容易に係合することを可能にするように、タブ44(すなわち、第2の端部74)を越えて延びてもよく、それによって、より容易な装填が可能となり得る。
【0026】
特定の実施形態では、ノッチ80及び82は、タブ44の性能を明確にすると共に、組立中に刃キャリア26を適切に位置決めするのを容易にするために組み込まれ得る。当接表面90及び92は、ハウジング20上における刃キャリアアセンブリ22の適切な位置付けを容易にし得る。ノッチ80及び82は、それぞれ約1mm~約5mmの幅「w1」及び「w2」を有し得る。ノッチ80及び82は、それぞれ約1mm~約5mmの長さ「L1」及び「L2」を有し得る。ノッチ80及び82は、約0.1mm~約3mmのタブ44を伴う半径を形成する。ノッチ80及び82の寸法は、タブ44に十分な柔軟性をもたらし得るものであり、そのため、ハンドルへの剃毛用かみそりカートリッジ18の装填は、十分な消費者フィードバックを提供するが、過度に困難ではない。
【0027】
図5を参照すると、図1Aの線5-5に概ね沿った、剃毛用かみそりシステム10の断面図が示されている。剃毛用かみそりカートリッジ18は、ハンドル12にしっかりと装着され得る(すなわち、ドッキング位置)。ドッキング位置では、タブ44は、凹状表面38内で最低水準に達し得る。したがって、タブ44(すなわち、頂部46)が凹状表面38から出るよう移動させるためには、剃毛用かみそりカートリッジ18に力が加えられなければならない。ハンドル12の上部表面32は、ハウジング20をハンドル12上に保持するために、アンダーカット表面88(例えば、「T」字形スロット)に係合するように寸法決めされた一対のL字形アーム94及び96を含み得る。凹状表面38(図1B)は、一対のL字形アーム94とL字形アーム96との間に位置付けられ得る。剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12に取り付けられると、タブ44は、一対のアーム94とアーム96との間に位置付けられ得る。
【0028】
刃プラットフォーム66及びタブ44などの刃キャリア22は、モノリシック単一部材であってもよく、これは、より強くより単純な構築物を提供し得る。特定の実施形態では、刃キャリア22は、ポリカーボネート、耐衝撃性ポリスチレン、ABS、ナイロン、ポリオキシメチレン、又はそれらの任意の組み合わせなどの高分子材料から射出成形され得る。他の実施形態では、刃キャリア22は、様々なタイプの金属成形プロセスを使用して金属から製造され得る。図6を参照すると、刃キャリアアセンブリ22に対する1つの可能な組み立て方法の概略図が示されている。組み立て方法の第1のステップ98では、刃キャリアアセンブリ22は、約0.1mm~約1.0mm、より好ましくは約0.15mm~約0.3mmの厚さを有するシート金属100の単一片で始まり得る。シート金属100は、様々なグレードのアルミニウム及び鋼を含み得る。
【0029】
シート金属100は、第2のステップ104において刃キャリアブランク102を形成するように、切断(例えば、レーザー切断)又はスタンプ加工され得る。複数の刃キャリアブランク102は、シート金属の単一片から切断又はスタンプ加工され得ることが理解される。したがって、シート金属100は、多数の可能な長さ及び幅を有し得る。刃キャリアブランク102は、刃プラットフォーム66と、当該刃プラットフォーム66から延びるタブ44と、を含み得る。タブ44は、約1mm~約10mmの幅「w3」を有し得る。タブ44は、約0.1mm~約1.0mm、より好ましくは約0.15mm~約0.3mmの厚さを有し得る。タブ44の両側のノッチ80及び82並びに位置合わせ部材58及び60など、他の特徴部が刃キャリアブランク102に切断又はスタンプ加工され得る。少なくとも1つの窓106が、刃キャリアブランク102の第1の端部108とタブ44との間に、シート金属100(例えば、刃プラットフォーム66)の片にスタンプ加工され得る又は切断され得る。特定の実施形態では、列を形成するように離間されたいくつかの窓106が存在し得る。したがって、窓96は、刃キャリア26の複数の離間ガード30を形成し得る。複数の窓106が示されているが、単一の細長い窓が代替的に形成され得ることが理解される。特定の実施形態では、刃キャリアブランク102(例えば、刃プラットフォーム66)の曲げを容易にするために、ノッチ110及び112が窓106のいずれかの端部に形成(例えば、スタンプ加工又は切断)され得る。
【0030】
第3のステップ114及び第4のステップ116は、1つ又は曲げるステップを含み得る。例えば、第3のステップ114では、タブ44は、一対の角度付き表面76と角度付き表面78との間に頂部46を形成するように、圧印加工又は曲げ加工され得る。刃プラットフォーム66は、上部部分118及び下部部分120を形成するように、第4のステップ116において窓106に沿って(例えば、窓106の中心線「CL2」に沿って)曲げ加工(例えば、スイベル曲げ加工又は圧印加工)され得る。プラットフォーム66は、0超~90度超の角度を形成するように曲げ加工され得る。刃24は、第5のステップ122において、上部部分118と下部部分分120との間でプラットフォーム66に装着され得る。特定の実施形態では、刃プラットフォーム66を通って延びる位置合わせ開口部124が(例えば、第2のステップ104において)設けられ得る。位置合わせ開口部124は、刃キャリア26の内部表面128に対する刃24の位置合わせを容易にするために、突出部126を刃プラットフォーム66に挿入することを可能にし得る。
【0031】
第6のステップ130では、上部部分118及び下部部分120は、上部部分118及び下部部分120を互いに向かって曲げることによって、一緒にクランプされ得る。第5のステップ122において、上部部分118と下部部分120との間に90度を超える角度を形成するためにプラットフォームを曲げ加工することは、刃24のより容易でより正確な位置付けを促進するだけでなく、刃24を定位置にクランプして固定するために上部部分118と下部部分120とを互いに向かって曲げることを容易にすることになり得る。刃24が上部部分118と下部部分120との間に固定されるとき、複数の離間した窓106は、刃キャリアの離間ガード30を形成し得る。上部部分118及び下部部分120は次いで、ステップ128に示されるように、刃24が上部部分118及び下部部分120の両方と接触するように、互いに向かって曲げ加工され得る。上部部分118及び/又は下部部分120は、刃24を保持するためにスロット70が形成されるように互いに向かって曲げ加工されてもよい。特定の実施形態では、スロット70が最初に形成されてもよく、次いで刃24がスロット70に挿入されてもよい。次いで、刃24は、下部部分120及び/又は上部部分118を更にクランプすることによって更に固定されてもよく、あるいは、刃24は、溶接又は接着剤によって固定されてもよい。したがって、刃24は、刃キャリアアセンブリ22を形成するように、切断縁部28が窓106に当接して位置付けられた状態で、上部部分118と下部部分120との間で刃プラットフォーム66上に固定される(例えば、クランプされる)。記載された実施形態のいずれにおいても、刃24は、溶接又は接着剤によって刃プラットフォーム66に固定され得る。ステップのいくつかが一緒に行われ得ることが理解される。例えば、第2のステップ104と第3のステップ114は、同時に実行されてもよい。
【0032】
図7を参照すると、明確にするためにハンドル12が取り外された状態で、図2の剃毛用かみそりカートリッジ18の断面図が示されている。頂部46は、刃24の平面P1の下方に位置付けられ得る。頂部46は、タブ44が中立位置にある(例えば、負荷下にない)ときに、ガイド部材84、86の平面P2の下方に(例えば、底部表面56から離れて)位置付けられ得る。タブ44がガイド部材84、86の平面P2の上方に(すなわち、底部表面56のより近くに)位置付けられるように、タブ44は、第1の位置又は第2の位置において屈曲し得る。剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12(図1A)に取り付けられると、タブ44は、ハウジング20に向かって屈曲してもよく、その後、頂部46が凹部38(図2)の最下表面50内に着座されると、その通常の非屈曲状態に向かって戻る。特定の実施形態では、タブ44は、その通常の静止位置に完全に戻らない場合がある。例えば、タブ44は、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12に取り付けられているときに緊張状態を維持してもよく、これによって、2つの構成要素間の係合がより確実となり得る。第2の端部74は、ハウジング20に対するタブ44の移動(例えば、屈曲)を促進し、したがって剃毛用かみそりカートリッジ18の取り外しを可能にするために、第1の位置において0mm超~約5mmの垂直距離d3だけハウジングの底部表面56から離間され得る。タブ44は、剃毛用かみそりカートリッジ18の取り付け及び取り外し中に第1の位置と第2の位置との間で屈曲し得る。距離d3は、剃毛用かみそりカートリッジ18の取り外しの間に頂部46がハンドル12(図2)の凹状表面38(図2)から係合解除するときの第2の位置と比べて、剃毛用かみそりカートリッジ18がハンドル12(図2)に固定されるときの第1の位置においてより大きくなり得る。特定の実施形態では、底部表面56は、タブ44への過剰な応力を防ぐために停止表面として機能し得る。例えば、第2の位置では、ハウジング20の底部表面56は、ハンドル12(図1A)に対する剃毛用かみそりカートリッジ18の取り付け及び取り外し中に第2の端部74の底部表面130に接触し得る。
【0033】
刃キャリア26は、ハンドル12(図1A)への取り付けを支援し、刃24を支持し、離間ガード30を用いた安全な剃毛を保護することによって、複数の機能を実行するため、ガード要素(すなわち、離間ガード30)を保持して提供する刃キャリア26にタブ44を組み込むことは、構成要素の数を低減することによって、設計を大幅に単純化することになる。更に、構成要素の公差累積も低減され、したがって、組み立てプロセス中に必要な精度のレベルが低下する。落下は、より重いより高級なハンドルにとってしばしば問題となるが、タブ44はまた、剃毛用かみそりカートリッジ18又は剃毛用かみそりシステム10が落下した場合に力を吸収することによって、剃毛用かみそりカートリッジ18の完全性を確保するのに役立ち得る。更に、単一の金属片から刃キャリア22を形成することはまた、より長寿命なケーブルである、はるかに堅牢な設計をも提供することになる。
【0034】
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。その代わりに、別途指示がない限り、そのような寸法は各々、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示されている寸法は、「約40mm」を意味することが意図されている。更に、寸法は、典型的な製造許容差によるずれを許容しない、不可能なほど高い形而上学的識別基準に固執されるべきではない。したがって、「約」という用語は、典型的な製造の許容誤差の範囲内であると解釈されるべきである。
【0035】
相互参照される又は関連するあらゆる特許又は特許出願、及び本願が優先権又はその利益を主張する任意の特許出願又は特許を含む、本明細書に引用されるすべての文書は、除外又は限定することを明言しない限りにおいて、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求されるいかなる発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献又は複数の参考文献と組み合わせたときに、そのようないかなる発明も教示、示唆又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文書内の同じ用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
【0036】
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく様々な他の変更及び修正を行うことができる点は当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるすべてのそのような変更及び修正を添付の特許請求の範囲に網羅することが意図される。
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】