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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-12
(54)【発明の名称】モジュール式プラグコネクタ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/514 20060101AFI20230705BHJP
   H01R 13/518 20060101ALI20230705BHJP
   H01R 13/506 20060101ALI20230705BHJP
【FI】
H01R13/514
H01R13/518
H01R13/506
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022577117
(86)(22)【出願日】2021-06-08
(85)【翻訳文提出日】2023-02-06
(86)【国際出願番号】 EP2021065244
(87)【国際公開番号】W WO2021254822
(87)【国際公開日】2021-12-23
(31)【優先権主張番号】20180821.9
(32)【優先日】2020-06-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(31)【優先権主張番号】20180815.1
(32)【優先日】2020-06-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517369346
【氏名又は名称】ストーブリ エレクトリカル コネクターズ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】110002354
【氏名又は名称】弁理士法人平和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ドップラー,アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】キリー,シルヴェストレ
【テーマコード(参考)】
5E087
【Fターム(参考)】
5E087EE02
5E087HH04
5E087JJ08
5E087JJ09
5E087PP09
5E087RR25
5E087RR36
(57)【要約】
互いに平行に延在し、収容空間4を側方に画定する2つの側壁部3を有する保持フレーム2と、収容空間4に装着可能な、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5とを備え、側壁部3は、収容空間4に面する内側6に、複数の保持フレーム側のガイド要素7を有し、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、その外側8に、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素9を有しており、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素9は、プラグコネクタモジュール5が、収容空間4内での位置決めが正確になされるように、保持フレーム側のガイド要素7に差し込むことができ、側壁部3は、その外側10にラッチ構造11を有し、プラグコネクタモジュール5は、収容空間4の外側でラッチ構造11に係合する少なくとも1つのラッチラグ12を有し、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、電気機能要素又は流体機能要素などの少なくとも1つの機能要素13を備え、この機能要素13を以て、他方のプラグコネクタのプラグコネクタモジュール5の機能要素との機能的な接触を嵌合状態で確立することができる、モジュール式プラグコネクタ1。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モジュール式プラグコネクタ(1)であって、
互いに平行に延在し、収容空間(4)を側方に画定する2つの側壁部(3)を有する保持フレーム(2)と、
前記収容空間(4)に装着可能な、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール(5)と
を備え、
前記側壁部(3)は、前記収容空間(4)に面する内側(6)に、複数の保持フレーム側のガイド要素(7)を有し、少なくとも1つの前記プラグコネクタモジュール(5)は、その外側(8)に、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素(9)を有しており、少なくとも1つの前記プラグコネクタモジュール側のガイド要素(9)は、前記プラグコネクタモジュール(5)が、前記収容空間(4)内での位置決めが正確になされて取り付けられるように、前記保持フレーム側のガイド要素(7)に差し込むことができ、
前記側壁部(3)は、その外側(10)にラッチ構造(11)を有し、前記プラグコネクタモジュール(5)は、前記収容空間(4)の外側で前記ラッチ構造(11)に係合する少なくとも1つのラッチラグ(12)を有し、
少なくとも1つの前記プラグコネクタモジュール(5)は、電気機能要素又は光学機能要素又は流体機能要素などの少なくとも1つの機能要素(13)を備え、この機能要素(13)を介して、他方のプラグコネクタのプラグコネクタモジュール(5)の機能要素との機能的な接触を嵌合状態で確立することができる、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項2】
請求項1に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
外側(8)の前記ラッチ構造(11)は、前記側壁部(3)の全長(L)の全体にわたって延在する溝(14)であることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記プラグコネクタモジュール(5)の前記ラッチラグ(12)は、前記保持フレーム(2)に接続されると、前記保持フレーム(2)の外側(8)に位置することを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
各前記プラグコネクタモジュール(5)には、少なくとも2つの前記ラッチラグ(12)が設けられており、一方の前記ラッチラグ(12)は、一方の前記側壁部(3)の前記ラッチ構造(11)と係合し、他方の前記ラッチラグ(12)は、他方の前記側壁部(3)の前記ラッチ構造(11)と係合することを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記ラッチラグ(12)の幅は、前記プラグコネクタモジュール(5)の全幅にわたって広がっていることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記側壁部(3)の外側(8)は、前記ラッチラグ(12)が位置する領域に、外側(8)の外側面(16)から前記側壁部(3)の内方に及ぶくぼみ領域(15)を有し、前記くぼみ領域(15)と前記ラッチラグ(12)とは、前記ラッチラグ(12)が実質的に前記外側面(16)を越えて突出しないように、特に、前記ラッチラグ(12)が実質的に前記外側面(16)と面一になるように設計されていることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記側壁部(3)は、その後端面(17)に、前記プラグコネクタモジュール(5)に配置された第2の位置決め要素(19)と協働する、第1の位置決め要素(18)を有していることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項8】
請求項7に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記第1の位置決め要素(18)はカムであり、前記第2の位置決め要素(19)は、その中にカムが係合するソケットであり、又は、前記第2の位置決め要素(19)はカムであり、前記第1の位置決め要素(18)は、その中にカムが係合するソケットであることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記プラグコネクタモジュール側のガイド要素(9)は、少なくとも1つのガイドリッジであり、前記保持フレーム側のガイド要素(7)は、少なくとも1つのガイド溝であり、少なくとも1つの前記ガイドリッジは、少なくとも1つの前記ガイド溝に係合することを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
2つの前記側壁部(3)の一方の前記ガイド要素(7)は、前記プラグコネクタモジュール(5)の向きを規制できるように、2つの前記側壁部(3)の他方の前記ガイド要素(7)と異なるように設計されることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記ガイド要素(7)は、前記収容空間(4)の深さ(T)の少なくとも半分にわたって延在することを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項12】
請求項1~11のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記ガイド要素(7,9)は、挿入領域(25)及び主ガイド領域(26)を有し、
前記プラグコネクタモジュール(5)と前記保持フレーム(2)との間の遊びは、前記主ガイド領域(26)よりも前記挿入領域(25)の方で大きいことを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項13】
請求項1~12のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
少なくとも1つの前記プラグコネクタモジュール(5)は、側面部(20)を有し、前記側面部(20)と前記ガイド要素(7,9)との間の間隔は、2つの隣接する前記プラグコネクタモジュール(5)が、前記側面部(20)で互いに接触できるように設計されることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項14】
請求項1~13のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記保持フレーム(2)は、2つの横壁部(21)を有し、これらは、それぞれ前記側壁部(3)の端部に配置され、前記側壁部(3)を接続し、前記側壁部(3)と前記横壁部(21)とは、好ましくは一体として設計されることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項15】
請求項1~14のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記保持フレーム(2)は、差し込み動作に際して、2つの前記保持フレームをガイドするガイド構造(32)を有しており、前記ガイド構造は、好ましくは規制要素(37,38)を有していることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項16】
請求項1~15のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
少なくとも1つの前記プラグコネクタモジュール(5)は、接触サイド(K)を有し、前記機能要素(13)は、差し込み工程のために、かかる接触サイド(K)を介して他方のプラグとのアクセスが可能であり、前記プラグコネクタモジュール(5)は、接続サイド(A)を有し、前記機能要素(13)は、かかる接続サイド(A)を介して、接続ケーブル又は接続ホースなどの接続要素に接続することができ、前記プラグコネクタモジュール(5)は、その前記接触サイド(K)を前にして前記収容空間(4)に装着することができることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項17】
請求項16に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記ラッチラグ(12)は、前記接続サイド(A)から突出していることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項18】
請求項1~17のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記側壁部(3)は、前端面(24)と後端面(17)とを有し、前記ラッチラグ(12)は前記後端面(17)を越えて延在し、前記前端面(24)は、他方のプラグコネクタ(1)に接続されたときに、他方のプラグコネクタ(1)の前端面(24)に対して向き合うことができることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項19】
請求項1~18のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記プラグコネクタモジュール(5)は、差し込み方向(S)に見て、前記収容空間(4)から突出する領域(35)を以て突出していることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。
【請求項20】
請求項1~19のいずれか一項に記載のモジュール式プラグコネクタ(1)であって、
前記プラグコネクタモジュール(5)は、前記側壁部(3)と前記プラグコネクタモジュール(5)との間に、中間空間(29)が形成され、かかる中間空間(29)に、接続されるプラグコネクタの突出するプラグコネクタモジュール(5)が、突出できるように設計されることを特徴とする、モジュール式プラグコネクタ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文に係るモジュール式プラグコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術によれば、モジュール式プラグコネクタが知られている。例えば、特許文献1は、そのようなプラグコネクタを開示する。この例では、導電体要素が配置されたモジュール部分が、フレームに接続されている。そして、モジュール部品は、ラッチラグによって、保持フレームに対して固定されている。特許文献1に係るプラグコネクタの欠点は、例えば、個々のモジュールの位置決めが不正確なことである。
【0003】
特許文献2によれば、ベース要素に固定されたモジュールを有する別のプラグコネクタが知られている。これには、ラッチ要素が内側に配置されているという不利があり、アクセスのし易さに関して不利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】欧州特許第0742608号明細書
【特許文献2】特開平9-147960号公報
【発明の概要】
【0005】
この従来技術から出発して、本発明の目的は、従来技術の欠点を解消するモジュール式プラグコネクタを提供することである。特に、本発明の目的は、プラグコネクタモジュールの組み立てがより容易なモジュール式プラグコネクタを提供することである。
【0006】
この目的は、請求項1の主題によって達成される。したがって、モジュール式プラグコネクタは、互いに平行に延在し、収容空間を側方に画定する2つの側壁部を有する保持フレームと、収容空間に装着可能な、少なくとも1つのプラグコネクタモジュールとを備える。側壁部は、収容空間に面する内側に、複数の保持フレーム側のガイド要素を有し、少なくとも1つのプラグコネクタモジュールは、その外側に、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素を有している。少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素は、保持フレーム側のガイド要素に差し込むことができ、より正確には、プラグコネクタモジュールが、収容空間内での位置決めが正確になされて取り付けられるようにすることができる。側壁部は、その外側にラッチ構造を有し、プラグコネクタモジュールは、収容空間の外側でラッチ構造に係合する少なくとも1つのラッチラグを有している。少なくとも1つのプラグコネクタモジュールは、電気機能要素又は光学機能要素又は流体機能要素などの少なくとも1つの機能要素を備え、この機能要素を介して、他方のプラグコネクタのプラグコネクタモジュールの機能要素との機能的な接触を嵌合状態で確立することができる。
【0007】
収容空間内にガイド要素を配置する結果として、ガイド要素は、外部からの機械的な影響から十分に保護される。外側にラッチ構造を配置することは、ラッチラグに容易にアクセス可能であり、個々のプラグコネクタモジュールを比較的容易に組み立てたり、交換したりできるという利点がある。
【0008】
本発明に係る2つのモジュール式プラグコネクタは、互いに接続して、プラグコネクタアセンブリを形成することができる。換言すれば、プラグコネクタの構成において、本発明に係る第1のプラグコネクタは、本発明に係る第2のプラグコネクタに接続される。したがって、機能要素は、第1のプラグコネクタの機能要素と第2のプラグコネクタの機能要素との間に、機能的な接触が確立されるように設計される。この場合において、以下の説明は、第1及び第2のプラグコネクタの両方に適用可能である。この場合において、第1及び第2のプラグコネクタは、直線状の差し込み方向に沿って互いに接続することができる。
【0009】
「機能要素」という表現は、例えば、ピン側又は適合するソケット側を有する電気プラグコネクタを意味すると理解される。この場合において、ピン側は、第1のプラグコネクタのプラグコネクタモジュールにあり、ソケット側は、第1のプラグコネクタに接続される第2のプラグコネクタのプラグコネクタモジュールにある。データ信号、又は電気エネルギーも、電気プラグコネクタを介して送信することができる。ただし、機能要素は、流体、特に、空圧機能要素であってもよい。ソケット側に設計されたプラグコネクタモジュールと、プラグ側に設計されたプラグコネクタモジュールの配分に関して、全てのソケット側を一方の保持フレームに配置し、全てのプラグ側を他方の保持フレームに配置することが考えられる。ただし、1つの保持フレームに、ソケット側とプラグ側とを配置することも可能である。
【0010】
好ましくは、外側のラッチ構造は、側壁部の全長の全体にわたって延在する溝である。これには、保持フレームに装着される全てのプラグコネクタモジュールに対して、それらの位置に関係なく、単一のラッチ構造を設ければよいという利点がある。
【0011】
プラグコネクタモジュールのラッチラグは、保持フレームに接続されると、保持フレームの外側に位置するようになるのが好ましい。したがって、特に、良好なアクセス性を実現することができる。
【0012】
好ましくは、各プラグコネクタモジュールには、少なくとも2つのラッチラグが設けられており、一方のラッチラグは、一方の側壁部のラッチ構造と係合し、他方のラッチラグは、他方の側壁部のラッチ構造と係合する。したがって、プラグコネクタモジュールは、保持フレームの両側に接続され、プラグコネクタモジュールの良好な取り付けが保証される。
【0013】
好ましくは、ラッチラグの幅は、プラグコネクタモジュールの全幅にわたって広がっている。ただし、ラッチラグは、特に、プラグコネクタモジュールよりも幅広でないのが好ましい。この設計の結果として、剛性が向上し、したがって、外部からの影響に対する堅牢性を向上させることもできる。
【0014】
好ましくは、側壁部の外側は、ラッチラグが位置する領域に、外側の外側面から側壁部の内方に及ぶくぼみ領域を有し、くぼみ領域とラッチラグとは、ラッチラグが実質的に外側面を越えて突出しないように、特に、ラッチラグが実質的に外側面と面一になるように設計されている。くぼみ領域にラッチラグがはめ込まれ、それによって、一方では、コンパクトな構造とされ、他方では、ラッチラグが容易に解放されない構造とされる。
【0015】
好ましくは、側壁部は、その後端面に、プラグコネクタモジュールに配置された第2の位置決め要素と協働する、第1の位置決め要素を有している。位置決め要素を端面に配置することには、プラグコネクタモジュールが、追加の要素を介して案内されるというさらなる利点がある。
【0016】
特に好ましくは、第1の位置決め要素はカムであり、第2の位置決め要素は、その中にカムが係合するソケットである。あるいは、第2の位置決め要素はカムであり、第1の位置決め要素は、その中にカムが係合するソケットである。
【0017】
好ましくは、プラグコネクタモジュール側のガイド要素は、少なくとも1つのガイドリッジであり、保持フレーム側のガイド要素は、少なくとも1つのガイド溝であり、少なくとも1つのガイドリッジは、少なくとも1つのガイド溝に係合する。
【0018】
したがって、ガイド溝とガイドリッジとは、互いに補完又は適合するように設計される。
【0019】
好ましくは、ガイド溝とガイドリッジとは、プラグコネクタの差し込み方向と同じ方向に配向されている。
【0020】
好ましくは、2つの側壁部の一方のガイド要素は、プラグコネクタモジュールの向きを規制できるように、2つの側壁部の他方のガイド要素と異なるように設計される。
【0021】
特に好ましくは、いずれの場合も、ガイド要素は、収容空間の深さの少なくとも半分にわたって延在する。換言すれば、ガイド要素は、側壁部の深さの少なくとも半分にわたって延在する。
【0022】
特に好ましくは、保持フレーム側のガイド要素、及び/又は、プラグコネクタモジュール側のガイド要素は、主ガイド領域及び挿入領域を有し、プラグコネクタモジュールと保持フレームとの間の遊びは、主ガイド領域よりも挿入領域の方で大きい。したがって、プラグコネクタモジュールを組み立てるために、特に有利な構造を確立することができる。
【0023】
好ましくは、少なくとも1つのプラグコネクタモジュールは、側面部を有し、側面部とガイド要素との間の間隔は、2つの隣接するプラグコネクタモジュールが、側面部で互いに接触できるように設計される。したがって、利用可能な収容空間を、特に有効に利用することが可能である。
【0024】
好ましくは、保持フレームは、2つの横壁部を有し、これらは、それぞれ側壁部の端部に配置され、側壁部を接続し、側壁部と横壁部とは、好ましくは一体として設計される。
【0025】
好ましくは、保持フレームは、矩形状として設計される。収容空間は、直方体として設計されることが好ましい。
【0026】
好ましくは、横断壁は、アース用接点要素が保持されるソケットを外側に有し、アース用接点要素は導電性材料から作られる。アース用接点要素は、アース用接点として機能し、そして、第2のプラグコネクタのアース用接点要素に接続される。
【0027】
好ましくは、保持フレームは、差し込み動作に際して、2つの保持フレームをガイドするガイド構造を有している。好ましくは、ガイド構造は、2つの横壁部に配置される。好ましくは、ガイド構造は、誤った嵌合が不可能になるように規制要素を有している。
【0028】
好ましくは、少なくとも1つのプラグコネクタモジュールは、接触サイドを有し、機能要素は、差し込み工程のために、かかる接触サイドを介して他方のプラグとのアクセスが可能である。好ましくは、プラグコネクタモジュールは、さらに接続サイドを有し、機能要素は、かかる接続サイドを介して、接続ケーブル又は接続ホースなどの接続要素に接続することができる。好ましくは、プラグコネクタモジュールは、その接触サイドを前にして収容空間に装着することができる。
【0029】
すなわち、換言すれば、プラグコネクタモジュールは、2つのプラグコネクタの差し込み方向において、収容空間に装着されることができる。
【0030】
好ましくは、ラッチラグは、接続サイドから突出している。
【0031】
好ましくは、側壁部は、前端面と後端面とを有し、ラッチラグは後端面を越えて延在し、前端面は、他方のプラグコネクタに接続されたときに、他方のプラグコネクタの前端面に対して向き合うことができる。
【0032】
好ましくは、プラグコネクタモジュールは、差し込み方向に見て、収容空間から突出している。好ましくは、プラグコネクタモジュールは、側壁部とプラグコネクタモジュールとの間に、中間空間が形成され、かかる中間空間に、接続されるプラグコネクタの突出するプラグコネクタモジュールが、突出できるように設計される。換言すれば、収容空間から突出する第1のプラグコネクタのプラグコネクタモジュールは、第2のプラグコネクタの中間空間内に突出する。
【0033】
本発明のさらなる実施形態は、従属請求項で特定されている。
【0034】
本発明の好ましい実施形態は、図面を参照して以下に説明されるが、図面は単に説明のためのものであり、限定的に解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】特に好ましい実施形態に係るモジュール式プラグコネクタの斜視図である。
図2a図1に係るモジュール式プラグコネクタのさらなる斜視図である。
図2b】先の図に係るモジュール式プラグコネクタ用のプラグコネクタモジュールの詳細図である。
図3図1及び図2aに係る2つの嵌合するプラグコネクタの斜視図である。
図4図3に係る嵌合するプラグコネクタの斜視図である。
図5a図4に係る嵌合するプラグコネクタの断面である。
図5b図4に係る嵌合するプラグコネクタの断面である。
図6図3図5の分解斜視図である。
図7】さらなるプラグコネクタ用の保持フレームの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
図1及び図2aに、モジュール式プラグコネクタ1の斜視図が示されている。そして、図3図6には、互いに嵌合可能な2つのプラグコネクタ1が示されている。
【0037】
モジュール式プラグコネクタ1は、保持フレーム2と、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5とを備えており、プラグコネクタモジュール5は、保持フレーム2に取り付けられる。通常、複数の異なるプラグコネクタモジュール5が、保持フレーム2に取り付けられる。プラグコネクタモジュール5のタイプは異なり得る。
【0038】
保持フレーム2は2つの側壁部3を含み、これらは互いに平行に延在して、収容空間4を側方に画定する。この場合において、側壁部3は、互いに間隔をあけて配置されている。2つの側壁部3を互いに接続する横壁部21が、側壁部3の自由端に配置されている。この場合において、側壁部3、ここでは横壁部21も収容空間4を画定する。図示する実施形態において、収容空間4は、実質的に直方体として設計されている。
【0039】
少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、収容空間4に少なくとも部分的に装着されるようにすることができ、既に述べたように、保持フレーム2に取り付けられる。
【0040】
側壁部3は、収容空間4に面する内側6に、複数の保持フレーム側のガイド要素7を有している。さらに、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、その外側8に、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素9を有している。2つのガイド要素7,9は、組み立てるに際して、プラグコネクタモジュール5をガイドし、組み立て後の取り付け位置を正確なものとするために役立てられる。この場合において、少なくとも1つのプラグコネクタモジュール側のガイド要素9は、保持フレーム側のガイド要素7に差し込むことができ、より正確には、プラグコネクタモジュール5が、収容空間4に押し込まれるようにすることができ、収容空間4に押し込まれた後に、位置決めが正確になされて取り付けられる。プラグコネクタモジュール5用のガイド要素7,9は、差し込み動作Eに際して、収容空間4内に突出している。
【0041】
プラグコネクタモジュール側のガイド要素9の数は、プラグコネクタモジュール5の幅に実質的に依存する。
【0042】
側壁部3は、その外側10にラッチ構造11を有している。さらに、プラグコネクタモジュール5は、収容空間4の外側で、ラッチ構造11に係合する少なくとも1つのラッチラグ12を有している。
【0043】
少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、少なくとも1つの機能要素13を有している。機能要素13は、例えば、ピン側又はソケット側として設計された電気コンタクト要素であってもよい。ただし、機能要素は、空圧カップリングなどの流体機能要素であってもよい。2つのプラグコネクタ1の嵌合状態で、機能要素との機能的な接触を確立することができる。これについては、図3図5を参照して詳細に説明する。
【0044】
図示する実施形態において、側壁部3の外側10のラッチ構造11は、側壁部3の全長Lの全体に沿って延在する溝14である。この場合において、溝14は、側壁部3の全長Lにわたって連続的に、すなわち途切れることなく延在する。連続する溝14は、横方向に機械的な力を掛けずに、ラッチラグ12をラッチ構造11内に適宜ラッチできるという利点がある。
【0045】
側壁部3の長手方向側に対して横方向の横ガイド及び位置決めは、ガイド要素7,9によってなされる。一方、プラグコネクタモジュール5は、溝14にラッチするラッチラグ12によって、差し込み動作Eの方向に固定される。
【0046】
プラグコネクタモジュール5が保持フレーム2に接続されると、ラッチラグ12は、保持フレーム2の外側10に位置して、溝14に適宜係合する。この場合において、ラッチラグ12は、側壁部3の後端面17を取り囲み、溝14に係合する点に至るまで、側壁部3に沿って、収容空間4に対して外側に突出している。換言すれば、ラッチラグ12は、側壁部3の一部を包囲するU字状の空間27を備えている。この場合において、事実上のラッチラグ12は、このU字状の空間27の一方の側に配置され、プラグコネクタモジュール側のガイド要素9は、他方の側に配置される。
【0047】
各プラグコネクタモジュール5には、少なくとも2つのラッチラグ12が設けられており、一方のラッチラグ12は、一方の側壁部3のラッチ構造11と係合し、他方のラッチラグ12は、他方の側壁部3のラッチ構造11と係合する。すなわち、両側壁部3は、プラグコネクタモジュール5のラッチ構造11に、それぞれ接続されている。収容空間4に対して対称な、この両側での把持は、保持フレーム2の収容空間4内に、プラグコネクタモジュール5を良好に取り付けることができるという利点がる。
【0048】
ラッチラグ12の幅は、プラグコネクタモジュール5の全幅にわたって広がっているのが好ましい。すなわち、幅広のプラグコネクタモジュール5にあっては、比較的幅狭のプラグコネクタモジュール5に比べて、ラッチラグ12も幅広である。ただし、ラッチラグ12は、プラグコネクタモジュール5よりも幅狭であってもよく、又は複数の部分から形成されていてもよい。
【0049】
機能要素13が取り付けられる収容ポイント28は、プラグコネクタモジュール5の内部に配置される。これらの収容ポイント28は、任意の形状とすることができ、機能要素13の形状に実質的に依存する。ただし、通常、機能要素13が、プラグコネクタモジュール5の収容ポイント28に、交換可能となるように固定して取り付けられるように、収容ポイント28は設計される。
【0050】
側壁部3の外側8は、ラッチラグ12が位置する領域に、くぼみ領域15を有している。この場合において、くぼみ領域15は、外側8の外側面16から側壁部3の内方に及んでいる。図示する実施形態では、くぼみ領域15は、側壁部3の全長Lにわたって延在している。この場合において、くぼみ領域15とラッチラグ12とは、ラッチラグ12が外側面16を越えて突出しないように設計される。ラッチラグ12は、外側面16と面一になるのが、特に好ましい。くぼみ領域15をさらに深くする溝14も、当該くぼみ窪み領域15内に配置される。
【0051】
また、側壁部3は、その後端面17に、少なくとも1つの第1の位置決め要素18を有している。この場合において、この第1の位置決め要素18は、プラグコネクタモジュール5に配置された、少なくとも1つの第2の位置決め要素19と協働する。図示する実施形態において、第1の位置決め要素18はカムであり、第2の位置決め要素19は、その中にカムが差し込まれるソケットである。図示する実施形態において、位置決め要素18は、保持フレーム側のガイド要素7に対して長手方向Lにオフセットされており、さらに、プラグコネクタモジュールが傾いてしまわないように補助している。
【0052】
プラグコネクタモジュール側のガイド要素9は、図示する実施形態では、ガイドリッジとして設計されている。保持フレーム側のガイド要素7は、図示する実施形態では、ガイド溝として設計されている。この場合において、ガイドリッジは、ガイド溝に押し込まれ、その結果、ガイド溝に係合する。この場合において、全てのガイド要素7,9は、互いに平行に延在する。2つの側壁部3の一方のガイド要素7は、2つの側壁部3の他方のガイド要素7と異なるように設計することができる。これにより、収容空間4に対するプラグコネクタモジュール5の向きを規制することができる。すなわち、プラグコネクタモジュール5は、収容空間4内に、一方向の向きでしか装着することができない。
【0053】
ガイド溝間のグリッド間隔は、好ましくは5mm未満、好ましくは2~4mmの範囲、特に、約3.5mmである。これには、非常に細かに区画されたグリッド間隔とすることができるという利点があり、より緻密にモジュールを配置できるため、省スペースに有効である。
【0054】
保持フレーム側のガイド要素7は、収容空間4の深さの少なくとも半分にわたって延在している。すなわち、換言すると、ガイド要素7は、側壁部3の深さTの少なくとも半分にわたって延在している。
【0055】
側壁部3の1つの保持フレーム側のガイド要素7は、特に好ましくは、側壁部3の深さTの一部だけにわたって延在する。一方、側壁部3の他方の保持フレーム側のガイド要素7は、全深さにわたって延在する。プラグコネクタモジュール5は、規制面36をさらに有してもよい。規制面36は、図2bに示されている。この場合において、規制面36は、プラグコネクタモジュール5が、収容空間4に不適切に押し込まれると、深さ全体にわたって延在する保持フレーム側のガイド要素7に、規制面36が当接し、その結果、挿入されないように、配置されている。正しい位置は、図5bの断面図に示されており、規制面は、保持フレーム側のガイド要素7が存在しない領域に位置している。
【0056】
図示する実施形態において、プラグコネクタモジュール側のガイド要素9は、挿入領域25及び主ガイド領域26を有することができる。この場合において、挿入領域25は、主ガイド領域26の前部に配置されている。図示する実施形態では、挿入領域25は傾斜面として設計されている。この場合において、挿入領域25におけるプラグコネクタモジュール5と保持フレーム2との間の遊びは、主ガイド領域26における遊びよりも大きい。したがって、プラグコネクタモジュール5は、収容空間4内により容易に装着することができる。
【0057】
図示する実施形態において、保持フレーム側のガイド要素7は、挿入領域25を有しておらず、主ガイド領域26のみを備えている。ただし、保持フレーム側のガイド要素7は、挿入領域25を備えていてもよい。
【0058】
少なくとも1つのプラグコネクタモジュール5は、側面部20を有している。
この場合において、側面部20とガイド要素7,9との間の間隔は、2つの隣接するプラグコネクタモジュール5が、それらの側面部20で固定されように、互いにほぼ接触できるようにするのが好ましい。すなわち、保持フレーム2内の2つの隣接するプラグコネクタモジュール5の間には、遊びがあるのが好ましい。かかる遊びは、できるだけ小さくなるようにするのが好ましい。
【0059】
横壁部21は、外側にソケット22を有している。アース用接点要素23は、このソケットに保持することができる。アース用接点要素23は、好ましくは、導電性材料で作られ、接点として使用することができる。嵌合する2つのプラグコネクタ1のアース用接点要素23は、互いに電気的に接続されている。
【0060】
また、横壁部21には、それぞれガイド構造32が配置されている。ガイド構造32は、差し込み動作Sに沿って嵌合される2つのプラグコネクタ1をガイドする。図3に示すように、ガイド構造32は、一方のプラグコネクタ1にあっては、ガイド突部33として、他方のプラグコネクタ1にあっては、ガイド開口部34として設計することができる。この場合において、ガイド突部33は、ガイド開口部34に挿入することができる。ガイド突部33及びガイド開口部34は、規制要素を有しているのが好ましい。これらの規制要素を、参照符号37,38で示す。図3に示すように、規制要素37は、例えば、溝37であり、規制要素38は、例えば、溝に係合する差し込み部38である。図3中、破線は、互いの連携を示している。
【0061】
図3に、上記の説明に係るモジュール式プラグコネクタを示す。この場合において、全ての差し込みスロットは、種々の付属品を備えた対応するプラグコネクタモジュール5によって、占められている。この場合において、プラグコネクタモジュール5のそれぞれは、接触サイドKを有しており、機能要素13は、別のプラグコネクタとの差し込み工程のために、かかる接触サイドKを介して、アクセス可能である。
【0062】
図3に係る2つのプラグコネクタ1は、差し込み動作Sに沿って互いに接続することができる。この場合において、全てのプラグコネクタモジュール5の全ての機能要素13が、互いに接続される。そして、2つのプラグコネクタ1の接触サイドKが、嵌合状態で互いに接触する。
【0063】
接触サイドKの反対側に、プラグコネクタモジュール5のそれぞれは、接続サイドAを有している。機能要素13は、この接続サイドAを介して、接続ケーブル又は接続ホースなどの接続要素(図示せず)に接続することができる。
【0064】
図示する実施形態において、プラグコネクタモジュール5は、いずれの場合も、その接触サイドKを前にして、収容空間4に装着することができる。すなわち、プラグコネクタモジュール5は、差し込み動作Sの方向に、収容空間4に装着されてもよい。この場合において、図示する実施形態では、ラッチラグ12も同様に、接続サイドAから突出している。
【0065】
図3に係るプラグコネクタは、図4に、嵌合状態で示されている。
【0066】
図5a及び5bは、図4に係る断面図を示す。この図において、上部プラグコネクタ1のプラグコネクタモジュール5が、差し込み方向Sにみると、収容空間4から突出していることが明確に示されている。対照的に、下部プラグコネクタモジュール5は、側壁部3とプラグコネクタモジュール5との間に、中間空間29を有している。図5a及び5bでは、収容空間4から突出する上部プラグコネクタ1のプラグコネクタモジュール5の一部が、中間空間29内に突出していることが示されている。この構成は、機能要素が、ピン-ソケットの構成で設計されている場合に、特に有利である。この場合において、図5a及び図5bにおいて、上部プラグコネクタ1の機能要素13は、ピン側の機能要素30として設計され、下部プラグコネクタ1の機能要素13は、ソケット側の機能要素31として設計されている。したがって、収容空間4から突出するピン側の機能要素13の領域は、収容空間4から同様に突出するプラグコネクタモジュール5の領域35によって、外部からの機械的な影響から適宜保護され得る。差し込み工程中の偶発的な接触に対しても保護される。
【0067】
図6に、図3図5に係るプラグコネクタの分解図を示す。
【0068】
図7に、保持フレーム2のさらなる実施形態を示す。この場合において、側壁部3の長さは、図1図6に係る実施形態の側壁部3の長さよりも短くなるように設計されている。他の長さも同様に考えられる。
【符号の説明】
【0069】
1 プラグコネクタ
2 保持フレーム
3 側壁部
4 収容空間
5 プラグコネクタモジュール
6 内側
7 保持フレーム側のガイド要素
8 外側
9 プラグコネクタモジュール側のガイド要素
10 外側
11 ラッチ構造
12 ラッチラグ
13 機能要素
14 溝
15 くぼみ領域
16 外側面
17 後端面
18 第1の位置決め要素
19 第2の位置決め要素
20 側面部
21 横壁部
22 ソケット
23 アース用接点要素
24 前端面
25 挿入領域
26 主ガイド領域
27 U字状の空間
28 収容ポイント
29 中間空間
30 ピン側の機能要素
31 ソケット側の機能要素
32 ガイド構造
33 ガイド突部
34 ガイド開口部
35 突出する領域
36 規制面
37 規制要素
38 規制要素
A 接続サイド
B 幅
K 接触サイド
E 差し込み動作
T 深さ
S 差し込み方向
L 長さ



図1
図2a
図2b
図3
図4
図5a
図5b
図6
図7
【国際調査報告】