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特表2023-530114モノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-13
(54)【発明の名称】モノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/2743 20110101AFI20230706BHJP
   H04N 21/254 20110101ALI20230706BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20230706BHJP
【FI】
H04N21/2743
H04N21/254
G06Q50/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022576803
(86)(22)【出願日】2021-06-08
(85)【翻訳文提出日】2023-01-11
(86)【国際出願番号】 KR2021007108
(87)【国際公開番号】W WO2021251713
(87)【国際公開日】2021-12-16
(31)【優先権主張番号】10-2020-0070906
(32)【優先日】2020-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522481776
【氏名又は名称】パク ジョンフン
(74)【代理人】
【識別番号】110003801
【氏名又は名称】KEY弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】パク ジョンフン
【テーマコード(参考)】
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5C164FA25
5C164SA51S
5C164SC11S
5C164SC31P
5C164SD12P
5C164UA51S
5C164YA08
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】本発明は、モノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムに関し、視聴者の後援がある場合、放送人所有のモノのインターネット機器の制御を可能にして視聴者の後援を誘導することが可能なモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムに関する。
【解決手段】本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムは、コンテンツを生成してストリーミング放送を実施する放送人端末と、前記放送の視聴が可能な視聴者端末と、前記放送人端末から前記コンテンツを受信し、前記受信したコンテンツを前記視聴者端末に転送するサーバと、前記サーバと通信可能であり、前記サーバによって動作するIoTデバイスとを含み、前記視聴者端末は、放送人のための後援情報を生成して前記サーバに送信し、前記サーバは、前記後援情報に対応する制御信号を前記IoTデバイスに送信し、前記IoTデバイスは、前記制御信号によって動作する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを生成してストリーミング放送を実施する放送人端末と、
前記ストリーミング放送の視聴が可能な視聴者端末と、
前記放送人端末から前記コンテンツを受信し、前記受信したコンテンツを前記視聴者端末に転送するサーバと、
前記サーバと通信可能であり、前記サーバによって動作するIoTデバイスとを含み、
前記視聴者端末は、放送人のための後援情報を生成して前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記後援情報に対応する制御信号を前記IoTデバイスに送信し、
前記IoTデバイスは、前記制御信号によって動作し、
前記後援情報は、後援金額、動作対象デバイス、および動作対象デバイスの動作情報の少なくとも1つを含み、
前記放送人端末および前記視聴者端末は、前記後援金額に応じて差等によって等級が決定され、
前記サーバは、
チャンネルを管理するチャンネル管理部と、
前記制御信号を発生させるIoT動作部とをさらに含み、
前記チャンネル管理部は、前記放送人端末の等級に応じて前記チャンネルに接続できる前記視聴者端末の接続可能数を制限し、
前記IoT動作部は、前記視聴者端末の等級に応じて前記IoTデバイスの動作時間を差等化し、
前記サーバは、
前記IoTデバイスの動作情報に対する前記後援金額および前記IoTデバイスの動作制御回数を演算する放送人後援情報部をさらに含み、
前記放送人後援情報部は、
動作制御の人気が高い前記IoTデバイスを算出し、前記算出されたIoTデバイスを前記放送人端末で購入および登録をお薦めすることを特徴とする、モノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム。
【請求項2】
前記IoTデバイスは、
前記サーバに予め登録され、前記ストリーミング放送前に、動作権限設定に同意された機器に限り、前記制御信号によって動作することを特徴とする、請求項1に記載のモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム。
【請求項3】
前記IoTデバイスは、
前記放送人端末に隣接した位置で設置および動作する放送人IoTデバイスと、
前記視聴者端末に隣接した位置で設置および動作する視聴者IoTデバイスとを含むことを特徴とする、請求項1に記載のモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム。
【請求項4】
前記サーバは、
同一のIoTデバイスを所持した放送人端末および視聴者端末をマッチングするIoTマッチング部をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムに関し、より詳しくは、視聴者の後援がある場合、放送人所有のモノのインターネット機器の制御を可能にして視聴者の後援を誘導することが可能なモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、カメラに連結されたPCまたはスマートフォンなどを介して多様な分野でリアルタイム放送を提供するリアルタイム放送制作者(以下、「放送人」)によるライブストリーミングサービス(live streaming service)の提供が活性化されている。例えば、放送人は、ユーチューブ(YouTube)(登録商標)、アフリカ(Afreeca)またはツイッチ(twitch)(登録商標)などの韓国内外のプラットフォームを用いてリアルタイム個人放送を進行させる。
【0003】
視聴者は、前記プラットフォームに接続して、放送視聴、チャット参加、または放送人に対する後援(例えば、星風船またはドネーションなど)により放送人を支援することができる。例えば、視聴者は、リアルタイム放送プラットフォーム(またはリアルタイム後援プラットフォーム)を介して現実の金額に相当する量の後援アイテム(またはサイバーマネーなど)を購入し、購入した後援アイテムを用いて放送人を後援することができる。放送人が後援を受けた後援アイテムなどは現実の金銭で精算可能である。後援を受けた放送人は、前記プラットフォームに一部手数料を支払った後、残りの後援アイテムに相応する金額の精算を受けることができる。
【0004】
このように、後援アイテムは、前記プラットフォームを提供する企業とリアルタイム放送制作者ともに金銭的な利益を与える。
【0005】
前記プラットフォームを提供する企業は、後援アイテムを用いた視聴者に補償を与える機能をプラットフォーム上に実現する。例えば、前記プラットフォームに実現された補償は、後援者が転送した写真ファイル、音楽ファイル、または映像ファイルを再生したり、あるいは後援者が転送するチャットメッセージを他の人とは異なってディスプレイされるように処理する。
【0006】
放送人は、後援者に当該後援アイテムまたは後援金額に相当する適切な反応またはリアクション(以下、「リアクション」)を提供する。例えば、放送人は、後援者が後援と同時に転送した音楽ファイルまたは映像ファイルに対するフィードバックを与えたり、あるいは後援者の後援と同時に送信されたチャットを読み上げるなどのリアクションを提供する。
【0007】
ただし、上記のような従来の後援に対する補償は、チャット、単純イメージ、音または映像に限られている。したがって、より面白い補償に対する必要性が台頭している。
【0008】
本発明の属する技術分野における先行技術文献には、韓国登録特許公報第10-2086905号などがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述した問題点を解決するための、本発明の目的は、視聴者の後援がある場合、放送人所有のモノのインターネット機器の制御を可能にして視聴者の後援を誘導することが可能なモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した目的を達成するために、本発明の一実施例によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムは、コンテンツを生成してストリーミング放送を実施する放送人端末と、前記ストリーミング放送の視聴が可能な視聴者端末と、前記放送人端末から前記コンテンツを受信し、前記受信したコンテンツを前記視聴者端末に転送するサーバと、前記サーバと通信可能であり、前記サーバによって動作するIoTデバイスとを含み、前記視聴者端末は、放送人のための後援情報を生成して前記サーバに送信し、前記サーバは、前記後援情報に対応する制御信号を前記IoTデバイスに送信し、前記IoTデバイスは、前記制御信号によって動作することを特徴とする。
【0011】
前記IoTデバイスは、前記サーバに予め登録され、前記ストリーミング放送前に、動作権限設定に同意された機器に限り、前記制御信号によって動作することを特徴とする。
【0012】
前記後援情報は、後援金額、動作対象デバイス、および動作対象デバイスの動作情報の少なくとも1つを含む。
【0013】
前記IoTデバイスは、前記放送人端末に隣接した位置で設置および動作する放送人IoTデバイスと、前記視聴者端末に隣接した位置で設置および動作する視聴者IoTデバイスとを含む。
【0014】
前記サーバは、同一のIoTデバイスを所持した放送人端末および視聴者端末をマッチングするIoTマッチング部をさらに含む。
【発明の効果】
【0015】
本発明であるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムによれば、視聴者の後援がある場合、視聴者は、放送人所有のモノのインターネット機器の制御が可能で視聴者の後援を誘導することが可能であると同時に、より面白い後援に対する補償を提供することができる。
【0016】
また、本発明であるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムによれば、視聴者の後援がある場合、視聴者は、放送人所有のモノのインターネット機器だけでなく、他の視聴者所有のモノのインターネット機器も一緒に制御することが可能で視聴者の後援を誘導する一方、より楽しい後援に対する補償を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
図2】本発明によるサーバの構成を簡略に示すブロック図である。
図3】本発明の一実施例によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
図4】本発明の一実施例によるIoT統制装置が含まれたモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
図5】本発明の一実施例によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一部の実施例を例示的な図面を通じて詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付すにあたり、同一の構成要素については、たとえ他の図面上に表示されていてもできるだけ同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。
【0019】
そして、本発明の実施例を説明するにあたり、かかる公知の構成または機能に関する具体的な説明が本発明の実施例に対する理解を妨げると判断された場合、その詳細な説明は省略する。
【0020】
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたり、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使うことができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語によって当該構成要素の本質や順番または順序などが限定されない。
【0021】
本明細書において、リアルタイム放送制作者は、例えば、PD(Play Director)、クリエイター(Creator)、ストリーマー(Streamer)、MC(Master of Ceremonies)、BJ(Broadcasting Jockey)、またはブロードキャスター(Broadcaster)など撮影された映像に現れる放送人を意味することができる。
【0022】
本明細書において、コンテンツは、インターネットやコンピュータ通信などにより提供される各種情報やその内容物を意味することができ、有・無線電気通信網で使用するために文字・符号・音声・音響・イメージ・映像などをデジタル方式で制作して処理・流通する各種情報またはその内容物を通称する。本明細書において、コンテンツとは、好ましくは、放送人がリアルタイムに放送すべく、撮影および制作した映像またはその映像を含むデータを意味することができる。
【0023】
以下、添付した図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000を簡略に示すブロック図であり、図2は、本発明によるサーバ100の構成を簡略に示すブロック図である。
【0025】
本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000は、図1を参照すれば、コンテンツを生成してストリーミング放送を実施する放送人端末200と、放送の視聴が可能な視聴者端末300と、放送人端末200からコンテンツを受信し、受信したコンテンツを視聴者端末300に転送するサーバ100と、サーバ100と通信可能であり、サーバ100によって動作するIoTデバイス400、500とを含む。
【0026】
本発明による放送人端末200は、リアルタイム放送のためのコンテンツをリアルタイムに制作および生成する。ただし、これに限定されるものではなく、予め生成されたコンテンツを外部から伝達されてもよい。放送人端末200は、放送人によって制作および生成されたコンテンツをサーバ100に転送する。放送人端末200は、コンテンツを制作および生成するために放送人を撮影するカメラモジュールを含むことができるが、これに限定されるものではなく、別のカメラモジュールと電気的に連結されてもよい。放送人端末200は、制作および生成されたコンテンツをストリーミング放送が実施できるようにサーバ100に転送する。
【0027】
本発明によるサーバ100は、放送人端末200から転送されたコンテンツを受信する。サーバ100は、複数の放送人端末200に連結可能であり、各放送人端末200に連結された複数のチャンネルを有することができる。それぞれのチャンネルには、当該放送人端末200が転送したコンテンツを視聴するための視聴者端末300が接続する。視聴者端末300は、サーバ100の特定のチャンネルに接続して、特定のチャンネルと連結された放送人端末200が転送したコンテンツの視聴が可能である。サーバ100は、放送人端末200から特定のコンテンツを受信し、受信したコンテンツを当該チャンネルに接続した視聴者端末300に転送する。サーバ100は、視聴者端末300が接続した特定のチャンネルに連結された放送人端末200からリアルタイム転送されるコンテンツを視聴することを可能にする。
【0028】
本発明によるサーバ100は、図2を参照すれば、放送人端末200から転送されたコンテンツを受信して、視聴者端末300がリアルタイムにストリーミングできるように処理するストリーミング映像処理部110を含む。ストリーミング映像処理部110は、放送人端末200から受信されたコンテンツを処理する。ストリーミング映像処理部110は、放送人端末200が設定した多様なエフェクトまたはステッカーなどを映像に合成処理することができ、視聴者端末300から転送されたチャットなどを映像に合成処理することができる。ストリーミング映像処理部110によって合成処理されたコンテンツは、サーバ100内の同一のチャンネルに接続した複数の視聴者端末300に転送される。
【0029】
本発明によるサーバ100は、特定の放送人端末200および当該放送人端末200が転送するコンテンツを視聴するために接続するチャンネルを管理するチャンネル管理部120をさらに含むことができる。チャンネル管理部120は、特定の放送人端末200の等級に応じて接続できる視聴者端末300の数を限定することができる。例えば、当該チャンネルに連結された特定の放送人端末200の今月または先月の後援金額による差等によって当該放送人端末200の等級が決定される。放送人端末200の等級に応じて当該チャンネルに接続できる視聴者端末300の数を限定して円滑なストリーミングサービスが可能となるように接続可能数を制限することができる。放送人端末200の等級は、全体累積後援金額または本発明によるサーバ100に接続してストリーミングサービスを進行させた期間などを基準として算出されてもよく、または前述したすべての方法を組み合わせて当該等級が決定されてもよい。また、公知の方法により放送人端末200の等級が決定されてもよい。
【0030】
再度図1を参照すれば、本発明による視聴者端末300は、サーバ100に接続して(好ましくは、特定のチャンネルに接続して)、特定の放送人端末200が転送したコンテンツを視聴する。視聴者端末300は、サーバ100に向かって当該放送人端末200の所持者、すなわち放送人のための後援を進行させることができる。前述のように、従来は、視聴者端末300が後援とともに特定のチャット、音源または映像などを一緒に送信して、放送人の反応、すなわちリアクションを見守りながら当該コンテンツを視聴する楽しさを感じていた。大部分の放送人は、後援者に感謝の挨拶とともに、後援者が送信したチャット、音源または映像などに対するフィードバックを与えながら視聴者と疏通しようとする。視聴者は、放送人と疏通する楽しさで金銭を支給して放送人を後援する。
【0031】
本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000は、本発明によるサーバ100と通信可能なIoTデバイス400、500をさらに含む。本明細書において、IoTデバイス400、500は、モノのインターネット(Internet of Things)が適用された装置を意味することができる。モノのインターネットとは、インターネットに基づいて複数のモノが互いに連結されるものを意味する。インターネットに基づいて互いに連結されたモノの間には相互情報の交流が可能である。本発明によるIoTデバイス400、500は、公知のすべてのIoTデバイス400、500が適用可能である。
【0032】
本発明によるIoTデバイス400、500は、例えば、モノのインターネットが適用された扇風機、エアコン、ボイラ、照明、加湿器、除湿機、空気清浄機、ロボット掃除機、スマートフォン、PC、スピーカ、モニタ、カメラ、コンセント、マルチタップ、体重計、ランニングマシンまたはサイクルマシンなどの各種運動器具、プリンタ、ファックス、複合機、各種電源スイッチモジュール、電源アダプダ、ドアロック、ビデオフォン、TV受信装置(セットトップボックス)、車両、ブラックボックス、ナビゲーション、または赤外線検知器などを含むことができる。
【0033】
最近は、お金銃(またはマネーガン、キャッシュガン)という名称で呼ばれる装置が人気である。お金銃の内部には紙幣が入り、引き金を引けば内部に入った紙幣が外へ排出される。モノのインターネットが可能な電源スイッチモジュールが引き金の代わりに装着されたIoTお金銃が用いられてもよい。後援者の後援によりIoTお金銃に結合された電源スイッチモジュールが作動して、IoTお金銃の内部に収容された紙幣が排出される。IoTお金銃を用いることにより、後援アイテムによりサイバー上で後援を受ける代わりに、実際に金銭により後援を受けるような感じを受けられる。
【0034】
本発明による視聴者端末300は、放送人のための後援情報を生成してサーバ100に送信することが可能である。視聴者端末300が生成する後援情報は、後援金額(または後援金額に相当する量の後援アイテムの数量)、動作対象デバイス、および/または動作対象デバイスの動作情報などを含むことができる。
【0035】
後援情報が含む動作対象デバイスは、後援者が動作させたいIoTデバイス400、500を意味する。後援情報が含む動作対象デバイスの動作情報は、後援者が動作させたいIoTデバイス400、500の付随的動作情報であってもよい。例えば、後援者が金銭1万ウォン(またはそれに相当する後援アイテム)を後援すると同時に、動作対象デバイスとして扇風機を選択し、動作対象デバイスの動作情報として第1段階および回転を選択することができる。
【0036】
本発明によるサーバ100は、再度図2を参照すれば、後援者の後援情報を処理する後援情報処理部130をさらに含む。本発明による後援情報処理部130は、後援者が後援したい後援金額が処理される後援金額処理部131と、後援者が後援に対する補償として動作させたい動作対象デバイスおよび/または動作対象デバイスの動作情報が処理される動作対象処理部133とを含むことができる。
【0037】
本発明による後援金額処理部131は、後述する、視聴者アカウント情報部163を介して視聴者情報を得て、当該視聴者の累積後援金額などを処理することもできる。後援金額処理部131は、後援者から後援金額またはそれに相当する後援アイテムを差し引き、差し引かれた量に相当する後援金額または後援アイテムを当該放送人端末200に送信することができる。
【0038】
本発明による動作対象処理部133は、後援情報に含まれた動作対象デバイスおよび/または動作対象デバイスの動作情報を受信して、後述するIoT制御部140に送信する。
【0039】
本発明によるサーバ100は、IoTデバイス400、500の登録および制御を行うIoT制御部140をさらに含むことができる。本発明によるIoT制御部140は、放送前に予め登録されたIoTデバイス400、500の情報が格納されるIoT登録部141と、後援情報に含まれた動作対象デバイスを動作させる制御信号を発生させてIoTデバイス400、500に送信するIoT動作部143とを含むことができる。
【0040】
本発明によるIoT登録部141には、IoTデバイス400、500に関する情報が放送前に予め登録される。IoT登録部141は、前述した多様なIoTデバイス400、500のうち、放送人が所持し、後援者に制御権限を渡すことに同意するIoTデバイス400、500に関する情報が格納される。IoTデバイス400、500に関する情報は、IoTデバイス400、500の種類、動作メカニズム、シリアル番号、パスワード、所有者名またはIDなどの情報を含むことができる。
【0041】
本発明によるIoT動作部143は、IoTデバイス400、500を動作させる制御信号を生成する。制御信号は、視聴者端末300から生成されてサーバ100に送信された後援情報に対応する情報であってもよい。後援情報に含まれる情報のうち、後援金額の一定範囲に応じてIoTデバイス400、500の動作範囲が差等化される。後援金額の一定範囲およびIoTデバイス400、500の動作範囲は、放送前に予め設定可能である。後援金額の一定範囲は、本発明の一実施例によれば、1,000ウォン以上~5,000ウォン未満、5,000ウォン以上~10,000ウォン未満、10,000ウォン以上~50,000ウォン未満などに設定可能であり、当該金額が高い等級の場合、IoTデバイス400、500の動作設定の個数が増えたり、動作する時間が増えることができる。
【0042】
例えば、後援情報に含まれる情報のうち、動作対象デバイスがエアコンであり、動作対象デバイスの動作情報は、エアコンの電源On、Offまたはエアコンの設定温度の変更などであってもよい。ストリーミング放送中、現在エアコンをつける程度の季節であり、放送人が放送する室内空間に含まれたエアコンが稼働した状態で、視聴者は後援とともにエアコンの電源をOffさせることができる。視聴者の後援金額によってエアコンの動作制御時間が決定され、例えば、10分など、決定された動作制御時間の経過後、エアコンは再度元の動作(電源On)に制御される。視聴者は、自らの後援により放送人のエアコンを制御可能で一種の成就感または楽しさを感じることができ、放送人のリアクションも、従来のチャットメッセージの読み上げ、音源または映像に対するリアクションよりもリアルなリアクションになり得る。また、放送人およびプラットフォーム運営者は、従来よりも大きい後援による収益を得ることができる。
【0043】
本発明によるIoTデバイス400、500は、前述のように、放送前にサーバ100に予め登録される。また、IoTデバイス400、500は、放送前に動作権限を後援者に渡すことに同意されなければならない。IoTデバイス400、500は、放送前に後援者に制御権を渡す動作権限設定に同意された機器に限り、サーバ100が送信した制御信号によって動作できる。すなわち、サーバ100は、後援情報に対応する制御信号をIoTデバイス400、500に送信し、制御信号を受信したIoTデバイス400、500は、制御信号によって動作できる。
【0044】
放送人は、すぐに始まる放送で後援者が動作させることができるIoTデバイス400、500を決めて、所持したIoTデバイス400、500のうち、後援者に制御権を渡してもよい特定のIoTデバイス400、500を決定することができる。放送人は、放送人端末200を用いてIoTデバイス400、500の制御権を渡すことに同意することができる。ただし、これに限定されるものではなく、IoTデバイス400、500自体で同意してもよいであろう。放送人が制御権を渡すことに同意するIoTデバイス400、500が放送人所有の特定のスマートフォンの場合、スマートフォンの内部に格納された写真、音源、映像などに対して後援者が検索可能であり、スマートフォンの内部に格納された電話番号で電話をかけるなどの制御も可能である。
【0045】
図3は、本発明の一実施例によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000を簡略に示すブロック図である。
【0046】
一方、本発明によるIoTデバイス400、500は、放送人所持のIoTデバイス400に限定されない。すなわち、本発明によるIoTデバイス400、500は、図3を参照すれば、放送人所持の放送人IoTデバイス400と、視聴者所持の視聴者IoTデバイス500とを含むことができる。
【0047】
本発明による放送人IoTデバイス400は、放送人端末200と隣接した位置に設けられ、動作する。好ましくは、放送人IoTデバイス400は、ストリーミング放送が実施されるコンテンツの入った映像フレーム内部に含まれるように設けられる。後援者の後援および動作情報に応じて放送人IoTデバイス400の動作する様子がコンテンツ内部に含まれて映像に一緒に入ることが好ましい。
【0048】
本発明による視聴者IoTデバイス500は、視聴者端末300と隣接した位置に設けられ、動作できるが、これに限定されない。ストリーミング放送の特性上、放送人IoTデバイス400は、映像フレーム内部に動作の様子が含まれるように設置および動作することが好ましいが、視聴者IoTデバイス500は、視聴者の周囲に設けられることで十分であり得る。ただし、視聴者IoTデバイス500も、放送人IoTデバイス400と同様に、別のカメラモジュールに連結されて視聴する様子が映像として制作され、送信されて、放送人と視聴者が一緒に双方向ストリーミングをすれば、視聴者IoTデバイス500も、映像フレーム内部に動作の様子が含まれるように設けられるであろう。
【0049】
後援者によって生成された後援情報およびサーバ100によって生成された制御信号によって、放送人IoTデバイス400および視聴者IoTデバイス500が一緒に動作できる。例えば、放送人と視聴者が同一の種類のIoTデバイス400、500を所持し、サーバ100に予め登録された場合、放送人IoTデバイス400および視聴者IoTデバイス500は同一に制御可能である。この時、視聴者IoTデバイス500は、後援者を除いたすべての視聴者が所持したIoTデバイス400、500であってもよい。
【0050】
例えば、ストリーミング上で恐ろしい話が始まったり、ホラーゲームのプレイをコンテンツとしてストリーミングされる時、特定の時点で、後援者は、一定金額を後援すると同時に、予め登録された照明の電源をOffさせることができる。後援者の後援により、放送人の照明のみならず、視聴者の照明もOffされて一緒にホラーを楽しむことができる。
【0051】
一方、後援者は、IoT動作部143によって後援金額の一定範囲に応じて差等化された等級によって、視聴者IoTデバイス500の制御権を渡してもらったり、渡してもらえないことがある。例えば、後援者が視聴者IoTデバイス500の制御権を渡してもらうためには、一定金額以上の後援により一定等級以上の等級を得てはじめて視聴者IoTデバイス500の制御権を渡してもらえるように設定可能である。
【0052】
あるいは、前述したチャンネル管理部120によって決定された放送人端末200の等級に応じて、すなわち、放送人端末200が一定等級以上の等級を得た場合にのみ、後援者が視聴者IoTデバイス500の制御権を渡してもらうように設定されてもよい。放送人または後援者は、放送人IoTデバイス400だけでなく、自分を除いた他の視聴者IoTデバイス500も一緒に動作を制御する楽しさを感じるためにより多い金額の後援が可能であり、これを通じてより多い金額の後援を誘導することができる。
【0053】
一方、本発明によるサーバ100は、同一のIoTデバイス400、500を所持した放送人端末200および視聴者端末300をマッチングするIoTマッチング部150をさらに含むことができる。前述のように、後援者は、後援とともに動作対象デバイスおよび当該デバイスの動作情報を設定することができる。放送人が所持した放送人IoTデバイス400だけでなく、他の視聴者が所持した視聴者IoTデバイス500も一緒に制御することができ、他の視聴者が所持した視聴者IoTデバイス500が制御される時、後援者本人が所持した視聴者IoTデバイス500も一緒に制御可能である。
【0054】
したがって、放送人、本人および他の複数の視聴者が一緒に同一のIoTデバイス400、500を所持する場合に、後援によりIoTデバイス400、500を制御する時、より面白いリアクションを一緒に共有することができる。IoTデバイス400、500は、前述のように、IoT制御部140に登録され、IoT制御部140によって制御される。IoT制御部140には、後述する、ユーザアカウント情報部160に格納されたユーザのアカウントに連動するIoTデバイス400、500の情報が格納される。IoTマッチング部150は、ユーザアカウント情報部160に格納されたユーザ情報と、IoT制御部140に登録されたIoTデバイス400、500の情報とを用いて、同一のIoTデバイス400、500を所持したユーザ間でグループ化することができる。ユーザアカウント情報部160は、後述する、放送人アカウント情報部161と、視聴者アカウント情報部163とを含み、同一のIoTデバイス400、500を所持したユーザ間で放送人と視聴者とを分離してグループ化し、放送人と視聴者とで一者対多者間のマッチングが可能である。前述のように、IoTデバイス400、500は、複数の互いに異なる種類のIoTデバイス400、500を含み、各IoTデバイス400、500間で同一のIoTデバイス400、500を所持した放送人のチャンネルに、同一のIoTデバイス400、500を所持した視聴者が接続できるように、視聴者に同一のIoTデバイス400、500を所持した放送人をお薦めしたり、当該放送人端末に連結されたチャンネルに視聴者端末を接続させることができる。
【0055】
本発明によるサーバ100は、ユーザアカウント情報部160をさらに含むことができる。ユーザアカウント情報部160は、放送人のアカウント情報が格納され処理される放送人アカウント情報部161と、視聴者のアカウント情報が格納され処理される視聴者アカウント情報部163とを含む。
【0056】
本発明によるユーザアカウント情報部160は、放送人を識別するための各放送人の固有の識別情報が格納される放送人識別情報部(図示せず)と、放送人が後援を受けた内訳などの情報が格納される放送人後援情報部(図示せず)とを含むことができる。放送人後援情報部は、当該放送人が所持したIoTデバイス400別の動作情報に対する後援金額および動作制御回数などを演算することができる。したがって、放送人後援情報部は、当該放送人が所持した複数のIoTデバイス400のうち、どのIoTデバイス400が人気が高いかが分かる。また、当該放送人に限定されるものではない、本発明によるサーバ100によって動作したすべてのIoTデバイス400、500のうち、どのIoTデバイス400、500の動作制御の人気が高いかが分かる。放送人後援情報部は、動作制御の人気が高いIoTデバイス400、500を算出し、当該IoTデバイス400、500を所持しない放送人または視聴者に当該IoTデバイス400、500の購入および登録をお薦めすることができ、当該IoTデバイス400、500の販売ページへの案内リンクなどを提示することもできる。人気が高いIoTデバイス400、500を所持する場合、後援金額がさらに高くなり得る。
【0057】
本発明による視聴者アカウント情報部163は、視聴者を識別するための各視聴者の固有の識別情報が格納される視聴者識別情報部(図示せず)と、視聴者が後援した内訳などの情報が格納される視聴者決済情報部(図示せず)とを含むことができる。視聴者決済情報部は、当該視聴者の後援内訳を演算することができる。当該視聴者の一定期間内の後援累積金額が一定範囲に含まれる場合、当該視聴者にインセンティブを与えることができる。視聴者決済情報部は、後援累積金額が一定範囲に含まれる視聴者に後援時に動作させることができる動作対象デバイスの個数を増やしたり、動作対象デバイスの動作時間を増やすなど、累積後援に対する補償としてインセンティブを与えることができる。
【0058】
図4は、本発明の一実施例によるIoT統制装置が含まれたモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
【0059】
本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000は、IoT統制装置410、510をさらに含むことができる。本発明によるIoT統制装置410、510は、IoTデバイス400、500と隣接した位置に設けられる。好ましくは、放送人IoTデバイス400と隣接した位置には放送人IoT統制装置410が、視聴者IoTデバイス500と隣接した位置には視聴者IoT統制装置510が設けられる。
【0060】
IoT統制装置410、510は、サーバ100が送信する制御信号を受信し、受信した制御信号を当該IoTデバイス400、500に送信することができる。好ましくは、放送人IoT統制装置410は放送人IoTデバイス400へ、視聴者IoT統制装置510は視聴者IoTデバイス500へ、サーバ100から受信した制御信号を送信して、制御信号に相当する放送人IoTデバイス400または視聴者IoTデバイス500を動作させる。
【0061】
IoTデバイス400、500は、大部分無線通信により動作する。サーバ100とIoTデバイス400、500との間の距離などの問題によって、サーバ100からIoTデバイス400、500へ伝達される制御信号の伝達が容易でないことがある。本発明によるIoT統制装置410、510は、サーバ100とは有線で連結され、IoT統制装置410、510付近に設けられるIoTデバイス400、500とは無線で連結される。有線および無線通信は、公知の方式を用いることができる。制御信号は大部分データの量が大きくないため、低電力の無線網(例えば、ブルートゥース(登録商標)、ジグビーなど)を用いてもよいし、またはワイファイなどの近距離通信網を用いてもよい。
【0062】
もちろん、IoTデバイス400、500が用いる無線網は、LTE、LTE-A、広帯域LTE、または広帯域LTE-Aまたは5Gネットワークを用いる通信ネットワークであってもよい。IoTデバイス400、500が用いる無線網が、前述のように、LTE、LTE-A、広帯域LTE、または広帯域LTE-Aまたは5Gネットワークを用いる通信ネットワークの場合、IoT統制装置410、510から制御信号を受けるのではなく、サーバ100から直接制御信号を受けて動作してもよい。
【0063】
本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000は、IoT統制装置をさらに含むことで、制御信号の伝達を容易にし、伝達速度および安定性を向上させることができる。
【0064】
本発明による制御信号には、IoTデバイス400、500の時間予約を含むことができる。すなわち、視聴者は、当該放送人を後援する時、特定の放送人IoTデバイス400を選択し、選択した放送人IoTデバイス400が制御信号を受信した時、すぐに動作するのではない、特定の時刻に動作するように動作時間も設定することができるのである。したがって、放送中に視聴者が後援して、放送人のモーニングコールまたは特定の時間にエアコンが稼働するなど、当該放送人IoTデバイス400の動作時間も設定可能である。
【0065】
また、本発明の一実施例によるIoTデバイス400、500には、ペット用給餌装置または遊び装置などを含むことができる。本発明による制御信号には、ペット用給餌装置または遊び装置などを特定のIoTデバイス400、500として当該IoTデバイス400、500を動作させることができる。したがって、視聴者は、放送人の後援時、放送人IoTデバイス400の少なくともいずれか1つを特定する時、ペット用放送人IoTデバイス400を特定し、当該放送人IoTデバイス400を動作させたり、動作する時刻を設定して、すなわち、予約設定して、当該ペット用装置の作動およびペットが出演するリアルタイム放送を視聴し、リアルタイム放送後援が可能である。
【0066】
それだけでなく、本発明によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システム1000は、放送人の承認時、放送中でなくても放送人の放送人IoTデバイス400を制御することもできる。
【0067】
図5は、本発明の一実施例によるモノのインターネット機器を活用したストリーミング放送後援システムを簡略に示すブロック図である。
【0068】
前述のように、視聴者端末300は、放送人のための後援情報を生成してサーバ100に送信する。サーバ100は、視聴者端末300から後援情報を受信し、後援情報に含まれた内容を放送人端末200に送信、またはディスプレイ上に知らせることができる。したがって、放送人端末200は、視聴者端末300から後援を受けたことが分かる。視聴者端末300が送信した後援情報に応じて後援金額が累積され、IoTデバイス400、500が動作できる。
【0069】
放送人端末200は、視聴者端末300から後援を受けた時、視聴者IoTデバイス500の動作のための制御信号を生成してサーバ100に送信することができる。すなわち、放送人端末200は、後援に対するリアクションとして視聴者IoTデバイス500を動作させることができる。放送人端末200が視聴者端末300からの後援に対するリアクションとして視聴者IoTデバイス500を動作させる時、特定の条件が伴ってもよい。例えば、視聴者端末300の累積後援金額が一定金額以上の場合にのみ、当該視聴者が具備した視聴者IoTデバイス500を動作させることができる。あるいは、放送人端末200のうち、視聴者IoTデバイス500を動作させることができる利用権または有料アイテムを具備し、これを用いて視聴者IoTデバイス500を動作させてもよい。あるいは、視聴者端末300から後援を受けた金額のうち一部が差し引かれ、それに対する見返りとして視聴者IoTデバイス500を動作させてもよい。
【0070】
放送人端末200が制御信号を生成および送信して視聴者IoTデバイス500を動作させる時、視聴者IoTデバイス500の動作権限を渡す承認などに関する説明は、前述した通りである。
【0071】
本明細書に添付した図面のうち、図1図3図5に示された点線の矢印は、コンテンツの伝達方向を例として示すためのものであり、実線の矢印は、IoTデバイス400、500の動作のための制御信号または後援情報の伝達方向を例として示すためのものである。
【0072】
本明細書において、ストリーミング映像処理部110、チャンネル管理部120、IoT制御部140、後援情報処理部130、IoTマッチング部150、またはユーザアカウント情報部160は、メモリに格納された連続した実行過程を行うプロセッサであってもよい。あるいは、プロセッサによって駆動され制御されるソフトウェアモジュールとして動作してもよい。さらに、プロセッサは、ハードウェア装置であってもよい。
【0073】
本明細書において、放送人端末200または視聴者端末300は、デスクトップPC(desktoppersonal computer)、ラップトップPC(laptop personal computer)、ネットブックコンピュータ(netbook computer)、スマートフォン(Smartphone)、スマートパッド(SmartPad)、タブレットPC(tablet personal computer)、移動電話(mobile phone)、画像電話、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communication)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、PMP(portable multimedia player)、ウェアラブル装置(wearable device)(例:スマートグラス、ヘッドマウントデバイス(head-mounted-device(HMD)など)またはスマートウォッチ(smart watch))といった全種類の無線通信装置、およびデスクトップコンピュータ、スマートTVなどの有線通信装置の少なくとも1つを含むことができ、撮影のためのカメラモジュールをさらに含むこともできる。
【0074】
本明細書において、「部」とは、ハードウェアによって実現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって実現されるユニット、両者を用いて実現されるユニットを含む。また、1つのユニットが2つ以上のハードウェアを用いて実現されてもよく、2つ以上のユニットが1つのハードウェアによって実現されてもよい。
【0075】
本発明の保護範囲が以上に明示的に説明した実施例の記載と表現に制限されるわけではない。また、本発明の属する技術分野にて自明な変更や置換により本発明の保護範囲が制限できないことをもう一度付言する。
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】