(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-14
(54)【発明の名称】ボタンの分離構造を有する化粧品容器
(51)【国際特許分類】
A45D 33/00 20060101AFI20230707BHJP
【FI】
A45D33/00 610C
A45D33/00 625Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022577330
(86)(22)【出願日】2021-05-14
(85)【翻訳文提出日】2022-12-15
(86)【国際出願番号】 KR2021006076
(87)【国際公開番号】W WO2021256707
(87)【国際公開日】2021-12-23
(31)【優先権主張番号】10-2020-0075252
(32)【優先日】2020-06-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517230666
【氏名又は名称】パムテク コリア カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】PUM-TECH KOREA CO., LTD
【住所又は居所原語表記】46, Bupyeong-daero 329beon-gil, Bupyeong-gu, Incheon 21315, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】イ,ド フン
(57)【要約】
本発明の一実施例に係るボタンの分離構造を有する化粧品容器は、下容器と、前記下容器を開閉する上容器と、前記上容器に設置されるボタンと、前記上容器に形成される鏡とを含み、前記上容器は、下容器に結合される連結部材と、前記連結部材に着脱可能に結合されるカバー部材とから形成され、前記ボタンは、前記連結部材に形成される弾性掛け止め部材と、前記カバー部材に形成される押さえ部材とに、分けられて構成されることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下容器と、前記下容器を開閉する上容器と、前記上容器に設置されるボタン及び前記上容器に形成される鏡とを含み、前記上容器は、下容器に結合される連結部材と、前記連結部材に着脱可能に結合されるカバー部材とから形成され、前記ボタンは、前記連結部材に形成される弾性掛け止め部材と、前記カバー部材に形成される押さえ部材とに、分けられて構成されることを特徴とするボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項2】
前記下容器は、透明な材質で形成されることから、内部に保管された内容物が外部へと透けて見えることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項3】
前記下容器には、内容物が収容される内容物容器と、前記内容物容器を開閉する内容物容器カバーとが装着されることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項4】
前記下容器は、一方の側に掛け止め突起を有する中体をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項5】
前記上容器のカバー部材は、連結部材の上部を覆いつつ一定の区間が回転可能なように結合されることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項6】
前記上容器の連結部材には、挿入凹部と固定突起とが形成され、ボタンの弾性掛け止め部材が固定されることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項7】
前記上容器の連結部材には、弾性突起が形成され、ボタンの弾性掛け止め部材を連結部材の外面から一定間隔で離隔させつつ水平に弾力支持することを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項8】
前記上容器の連結部材には、水平締結凹部と垂直分離凹部とから形成される締結部が形成され、ボタンの押さえ部材には、締結突起が形成されていて、前記水平締結凹部と締結されるか垂直分離凹部内に位置することを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項9】
前記ボタンの弾性掛け止め部材には、掛け止めフックが形成され、前記掛け止めフックの両側に弾性羽根が延長形成されることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項10】
前記ボタンの押さえ部材は、上容器の外側に露出する押さえ部と、カバー部材に結合される結合部とから形成されることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項11】
前記押さえ部材の結合部は、リング状に形成されてカバー部材の内側に結合されており、押さえ部は、結合部から外側へと突出して形成され、弾性掛け止め部材の前方に位置することを特徴とする請求項10に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【請求項12】
前記上容器のカバー部材が、一定区間だけ回転することで連結部材との締結または締結解除がなされるとともに、ボタンの押さえ部材が、共に回転することで、弾性掛け止め部材との連結または分離がなされることを特徴とする請求項1に記載のボタンの分離構造を有する化粧品容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧品容器に関し、さらに詳細には、上容器に設置されたボタンの分離構造を通じて、上容器の一部分が、ボタンに邪魔されずに下容器から容易に着脱されるようにした、ボタンの分離構造を有する化粧品容器に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧品は、人体の外見を美化して容貌の欠点をカバーし、魅力的に見せるようにしたり、皮膚、毛髪などの健康を維持したりするのに使用される物品である。
【0003】
前記化粧品は、使用目的に応じて、基礎化粧品、色調化粧品、機能性化粧品に分類され、その特性に応じて、液状やゲルの形態、または固形や粉末の形態で製作され、多様な形態の化粧品容器に貯蔵、使用される。
【0004】
これに伴い、化粧品の使用目的及びその特性に応じて、多様な種類の化粧品に対する容器の開発も必要となった。一般的に、液状またはゲル状の化粧品をガラス容器またはチューブ容器に充填し、使用時に使用者が手にとったり、絞り出して皮膚に塗布したりする方式で使用された。
【0005】
しかし、このような従来の化粧品容器は、使用者が使用する度に手に化粧料がついてしまい、毎回手を洗わなければならないという使用上の不便、及び化粧料が無駄になるという問題点があった。
【0006】
上記のような問題点を解決するために、パフが内蔵されたコンパクト容器が開発され、化粧料を手につける必要がなく、また、携帯しやすくなるようにした。
【0007】
このような従来のコンパクト容器として、韓国登録特許第10-1584512号が開示された。上記従来のコンパクト容器は、外容器と、前記外容器の内側に結合されて、内部に化粧料を収容したリフィル容器と、前記リフィル容器を開閉するリフィル容器蓋と、前記外容器を開閉する外容器蓋とを含んで構成され、前記の外容器とリフィル容器とが着脱可能なようにアンダーカット結合されるようにすることで、リフィル容器内に収容された化粧料を使い果たすと、前記リフィル容器を外容器から分離し、前記外容器に新しいリフィル容器を結合することができることとなる。
【0008】
しかし、上記従来のコンパクト容器は、リフィル容器の内部に収容された化粧料の種類及び色相を確認するために、外容器とリフィル容器から外容器蓋とリフィル容器蓋をそれぞれ開放しなければならないという使用上の不便があった。
【0009】
また、上記従来のコンパクト容器は、外容器の前面に押しボタンが設置されているため、前記外容器とリフィル容器を共に透明な材質で形成することで、前記リフィル容器に収容された化粧料が外部に透けて見えるようにしても、前記押しボタンによって外容器の一部分が見えなくなることで、化粧料の種類及び色相の確認の邪魔になり、また、前記外容器に設置された押しボタンが、外容器の内側で一定の空間を占めるようになることから、化粧料が収容可能な空間が減小するという構造的な限界があった。
【0010】
このような問題点を解決するために、韓国登録特許第10-1684243号が開示された。上記従来技術は、蓋に開閉ボタンが備えられた化粧料用コンパクト容器であって、開閉ボタンを容器蓋に形成し、容器本体に占めていた開閉ボタンの収容空間をなくし、開閉ボタンを組み立てるために必要だった中容器を除去して容器本体の化粧料収容空間を最大化することで、沢山の化粧料を効果的に充填することができるようにして、頻繁な化粧料のリフィル(詰め替え)を最小化した。
【0011】
しかし、上記のような従来のコンパクト容器は、容器蓋の内側に鏡が固定結合された状態で、容器本体にヒンジ結合された構造であり、前記容器蓋を開放した状態で容器本体を掴んで鏡を使用しなければならないという不便があり、外部の衝撃または容器本体の傾きなどによって前記容器蓋が勝手に閉じて、鏡が見えなくなるという問題点があった。
【0012】
よって、前記コンパクト容器の容器蓋が容器本体から着脱される構造を適用して前記容器蓋に備えられた鏡を別途使用してもよい。この際、前記容器本体と容器蓋を分離するためには、ボタンを押して前記容器蓋と容器本体との間の締結を解除した後、前記容器蓋を容器本体から強制的に取り外して分離しなければならないという煩雑さがあった。また、前記コンパクト容器の容器蓋を、互いに着脱可能に結合される上部板と下部板との2つ以上の構成で形成し、前記容器蓋の下部から上部を分離するようにして鏡を別途使用してもよいのであるが、この際、容器蓋の一側にボタンが設置されており、前記ボタンが容器本体と容器蓋の着脱過程で邪魔になるという問題点があった。
【0013】
したがって、鏡を別途使用したり、リサイクルしたりするためにボタンが設置された容器蓋を容器本体から分離する際、前記容器本体と容器蓋との間の分離または結合の過程で、前記容器蓋に設置されたボタンが邪魔にならないようにする化粧品容器の開発が必要だった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1584512号(2016.01.25.公告)
【特許文献2】韓国登録特許第10-1684243号(2016.12.09.公告)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
上記のような問題点を解決するために、本発明は、上容器に備えられた鏡を別途使用したり、リサイクルしたりするために下容器から上容器を分離する際、上容器に設置されたボタンの一部の構成も共に分離するようにすることで、前記ボタンが上容器と下容器の着脱の邪魔にならず、使用が便利な、ボタンの分離構造を有する化粧品容器を提供することに目的がある。
【0016】
本発明は、下容器を透明な材質で形成し、前記下容器を開閉する上容器にボタンを設置することで、前記下容器の透明な外壁の全体を通じて内容物が外部に映って使用者が内容物を容易に確認可能であり、審美感が向上するのはもちろんのこと、下容器の内部空間の確保が容易な、ボタンの分離構造を有する化粧品容器を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記のような目的を達成するために、本発明は、下容器と、前記下容器を開閉する上容器と、前記上容器に設置されるボタンと、前記上容器に形成される鏡とを含み、前記上容器は、下容器に結合される連結部材と、前記連結部材に着脱可能に結合されるカバー部材からなり、前記ボタンは、前記連結部材に形成される弾性掛け止め部材と、前記カバー部材に形成される押さえ部材とに、分けられて構成されることを特徴とするボタンの分離構造を有する化粧品容器を提供する。
【0018】
また、前記下容器は、透明な材質で形成されることで、内部に保管された内容物が外部に透けて見え(映り)うる。
【0019】
また、前記下容器には、内容物が収容される内容物容器と、前記内容物容器を開閉する内容物容器カバーとが装着される。
【0020】
また、前記下容器は、一方の側に掛け止め突起を有する中体をさらに含みうる。
【0021】
また、前記上容器のカバー部材は、連結部材の上部を覆いながら一定の区間が回転可能に結合されることが好ましい。
【0022】
また、前記上容器の連結部材には、挿入凹部と固定突起が形成され、ボタンの弾性掛け止め部材が固定されうる。
【0023】
また、前記上容器の連結部材には、弾性突起が形成され、ボタンの弾性掛け止め部材を連結部材の外面から一定間隔で離隔させながら水平に弾力支持することが好ましい。
【0024】
また、前記上容器の連結部材には、水平締結凹部と垂直分離凹部とから形成される締結部が形成され、ボタンの押さえ部材には、締結突起が形成され、前記水平締結凹部と締結されるか垂直分離凹部内に位置されうる。
【0025】
また、前記ボタンの弾性掛け止め部材には、掛け止めフックが形成され、前記掛け止めフックの両側に弾性羽根が延長形成されうる。
【0026】
また、前記ボタンの押さえ部材は、上容器の外側に露出する押さえ部と、カバー部材に結合される結合部とから形成されうる。
【0027】
また、前記押さえ部材の結合部は、リング状に形成されてカバー部材の内側に結合され、押さえ部は、結合部から外側へと突出して形成され、弾性掛け止め部材の前方に位置することが好ましい。
【0028】
また、前記上容器のカバー部材が、一定区間だけ回転することで連結部材との締結または締結解除がなされるとともに、ボタンの押さえ部材が、共に回転することで弾性掛け止め部材との連結または分離がなされうる。
【発明の効果】
【0029】
本発明の実施例によれば、上容器に備えられた鏡を別途使用したり、リサイクルしたりするために下容器から上容器を分離する際、上容器に設置されたボタンの一部の構成も共に分離するようにすることで、前記ボタンが上容器と下容器との着脱の邪魔にならず、使用が便利であるという効果を有する。
【0030】
本発明の実施例によれば、下容器を透明な材質で形成し、前記下容器を開閉する上容器にボタンを設置することで、前記下容器の透明な外壁の全体を通じて内容物が外部に映って使用者が内容物を容易に確認可能であり、審美感が向上するのはもちろんのこと、下容器の内部空間の確保が容易であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】本発明の一実施例に係る化粧品容器の斜視図。
【
図2】本発明の一実施例に係る化粧品容器の分解斜視図。
【
図3】本発明の一実施例に係る化粧品容器の断面図。
【
図4】本発明の一実施例により化粧品容器を開放する態様を例示した断面図。
【
図5】本発明の一実施例により下容器と上容器とが締結された態様を例示した斜視図。
【
図6】本発明の一実施例により上容器のカバー部材を回転して連結部材との締結を解除する態様を例示した斜視図。
【
図7】本発明の一実施例により上容器のカバー部材を上部に持ち上げて連結部材から分離する態様を例示した斜視図。
【
図8】本発明の一実施例により上容器のカバー部材を連結部材の上部に結合する態様を例示した斜視図。
【
図9】本発明の一実施例により上容器のカバー部材を反対に回転して連結部材と締結する態様を例示した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下の本発明に関する詳細な説明は、本発明が実施され得る実施例であり、当該実施例の例示として図示された添付の図面を参照する。これら実施例は、当業者が本発明を実施するに足りるよう詳細に説明される。本発明の多様な実施例は、互いに異なるが、相互排他的である必要はないことを理解されたい。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は、一実施例に関連して本発明の思想及び範囲を逸脱せずに他の実施例で具現され得る。また、それぞれの記載された実施例内の個別の構成要素の位置、または配置は、本発明の思想及び範囲を逸脱せずに変更され得ることを理解されたい。
【0033】
したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味をもって採用しようとするものではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならその請求項が主張することと均等なすべての範囲と、併せて添付された請求項によってのみ限定される。図面で類似する参照符号は、いくつかの側面において同一か類似する機能を指称する。
【0034】
本発明で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながらできるだけ現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図、または判例、新たな技術の出現などによって変わりうる。また、特定の場合には出願人が任意に選定した用語もあり、この場合には、該当する発明の説明の部分において詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は単なる用語の名称ではなく、その用語が持つ意味と本発明の全般にわたる内容を基に定義されなければならない。
【0035】
本発明で、ある部分がある構成要素を“含む”とする場合、これは特に反する記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0036】
以下、
図1ないし
図9を参考にして、本発明の一実施例に係るボタンの分離構造を有する化粧品容器を詳細に説明する。
【0037】
図1は本発明の一実施例に係る化粧品容器の斜視図であり、
図2は本発明の一実施例に係る化粧品容器の分解斜視図であり、
図3は本発明の一実施例に係る化粧品容器の断面図である。
【0038】
図示された通り、本発明は、下容器10、上容器20、ボタン30及び鏡40を含む。前記上容器20は、下容器10に結合される連結部材22と、前記連結部材22に着脱可能に結合されるカバー部材24とから形成されており、前記ボタン30は、前記連結部材22に形成される弾性掛け止め部材32と、前記カバー部材24に形成される押さえ部材34とに、分けられて構成されることを特徴とする。
【0039】
前記下容器10は、内側に化粧品が保管され、上部と下部が開放された円筒の形態に形成される。本発明の一実施例に係る化粧品容器の図面においては、下容器10は、高さが低く、幅広の円筒の形態であるとして図示したのであるが、これに限定されるものではなく、使用の便宜性または購買者の嗜好または流行などに応じて、多様な形態に変更されうる。
【0040】
前記下容器10は、全体が透明な材質で形成されることで、内部に保管された内容物が外部へと透けて見える(映る)のでありうる。すなわち、使用者が、下容器10から上容器20を開放して、内部に保管された内容物を直接に目で確認しなくても、下容器10の透明な外壁全体を通じて内容物が外部に映ることで、前記下容器10内に保管された内容物を容易に確認することができるのであり、これによって、化粧品容器の外観の審美感が向上する。
【0041】
図2に示されるように、前記下容器10の一方の側には、ヒンジ挿入穴12が形成され、前記ヒンジ挿入穴12には、ヒンジ挿入突起12aが形成されることから、このことを通じて、上容器20がヒンジ結合されうる。ここで、前記ヒンジ挿入突起12aは、ヒンジ挿入穴12の両側壁に、一対が突出形成されるのが好ましい。
【0042】
そして、前記下容器10の上端には、リング状の中体14をさらに含みうる。前記中体14は、リング状に形成されて下容器10の上端に形成され、一方の側に掛け止め突起14aが上側へと突出して形成され、上容器20に設置されたボタン30と掛け止め結合される。前記掛け止め突起14aは、内側の上部に突出部が形成され、前記突出部の両側の下部に外壁が延長して形成され、前記突出部と外壁との間に凹部もしくは溝が形成される形態でありうる。
【0043】
図3に示されるように、前記中体14の下端には、接合凹部・溝14bが形成され、下容器10の上端には、接合突起16が形成されて、互いに嵌め合わされることで接合されうる。ここで、前記中体14は、下容器10の上端に、超音波接合、または高周波接合または熱接合されることが好ましい。前記下容器10と中体14との間に、別途の結合構造を有する場合、前記結合構造に起因して、化粧品容器の審美感が劣りうるので、これを防ぐためである。
【0044】
一方、前記下容器10には、内部に内容物が収容される内容物容器50と、前記内容物容器50を開閉する内容物容器カバー60とが装着されてもよい。
【0045】
前記内容物容器50内には、内容物が収容されたり、内容物が含浸された含浸スポンジが内蔵されたりするのであるが、前記含浸スポンジは、BR(ブタジエンゴム;Butadiene Rubber)、SBR(スチレンブタジエンゴム;Styrene Butadiene Rubber)、NR(天然ゴム;Natural Rubber)、NRSBR(天然ゴム・スチレンブタジエンゴム;Natural Rubber Styrene Butadiene Rubber)、NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム;acrylonitrile-butadiene rubber)、湿式ウレタン、乾式ウレタン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ラテックス、シリコーン、PVA(ポリビニルアルコール;PolyVinyl Alcohol)、ニトリルゴム、ブチルゴム及びネオプレンで構成された群から選択される1つ以上の材質からなることが好ましい。
【0046】
前記内容物容器50は、下容器10と同様に、表面が透明な材質で形成されうるのであり、これに伴い、内部に収容された内容物が、透明な内容物容器50と下容器10とを通じて外部へと透けて映るのであり、使用者が内容物を容易に確認することができる。
【0047】
一方、前記下容器10と内容物容器50は、情報伝達性または審美感などのために、透明度(鉱物が光を通過させる程度を比率で示した値)を調節しうる。例えば、下容器10と内容物容器50との透明度を高めることで、内部に収容された内容物が、内容物容器50と下容器10を通して鮮明に見えるようにしうるのであり、透明度を低くすることで、内部に収容された内容物が内容物容器50と下容器10を通して、ほのかに見えるようにしてもよい。
【0048】
図2に示されるように、前記内容物容器50の上端には、リング状の内容物容器結合リング52が結合される。前記内容物容器結合リング52は、内容物容器50の内部を密閉すると同時に、内容物容器カバー60と軸結合される。
【0049】
前記内容物容器結合リング52の周縁部の下側には、第1及び第2下方延長リング状突起52a、52bが垂直に延長形成されており、前記第1、2下方延長リング状突起52a、52bの内側へと一定の間隔で離隔されるようにして第3下方延長リング状突起52cが垂直に延長形成されうる。
図3に示されるように、前記第1及び第2下方延長リング状突起52a、52bは、内容物容器50の外壁上端を覆いようにして結合されるのであり、前記第3下方延長リング状突起52cは、内容物容器カバー60が閉じられた際、前記内容物容器カバー60の下部に形成された密閉リング状突起62と密着することで内容物容器50の内部を密閉する。ここで、前記第3下方延長リング状突起52cの内側に、水平延長リング状突起52dが水平に延長形成されうる。前記水平延長リング状突起52dは、内容物容器50に内蔵された含浸スポンジが外部に露出する部分を制限したり、外部に外れるのを防いだりすることとなる。
【0050】
そして、前記内容物容器結合リング52の上部の一側には、第1ヒンジ結合部54が突出形成されて内容物容器カバー60とヒンジ結合されうる。
【0051】
前記内容物容器カバー60は、内容物容器50の内容物容器結合リング52とヒンジ結合されてヒンジ軸まわりに回転(軸回動)することで内容物容器50を開閉する。前記内容物容器カバー60の下部には、密閉リング状突起62が下側へと延長形成され、内容物容器カバー60が閉じられた際、内容物容器50の第3下方延長リング状突起52cの内周面に密着し、上部には、化粧道具保管凹部66が形成されて化粧道具(未図示)が保管されうる。
【0052】
また、
図2に示されるように、前記内容物容器カバー60の一側には、第2ヒンジ結合部64が形成され、内容物容器50の第1ヒンジ結合部54とヒンジ結合され、前記第2ヒンジ結合部64の対向側には、使用者が容易に掴むことができるようにつまみ68が外側に突出形成されてもよい。
【0053】
前記上容器20は、下容器10の一側に結合されて前記下容器10を開閉する。前記上容器20は、下容器10に結合される連結部材22と、前記連結部材22に着脱可能に結合されるカバー部材24とから形成されうる。
【0054】
前記連結部材22は、中央が貫通されたリング状であって、下容器10とカバー部材24とを連結するのであり、下容器10の上部にヒンジ結合されてヒンジ軸まわりに回転(軸回動)される。
【0055】
図2に示されるように、前記連結部材22の一側には、挿入凹部22aが形成されうる。前記挿入凹部22aは、連結部材22の前方に、互いに一定の間隔だけ離れた一対で形成され、前記一対の挿入凹部22aの内側にボタン30の両側端部が挿入されることで前記ボタン30を水平に固定させる。前記連結部材22の前方上端には、少なくとも1つ以上の固定突起22bが形成されうるのであるが、前記固定突起22bは、ボタン30の上端を圧迫して前記ボタン30を垂直に固定させる。結果として、前記挿入凹部22aと固定突起22bとによって、ボタン30が連結部材22の前方で安定的に固定される。
【0056】
前記連結部材22の挿入凹部22a及び固定突起22bと隣接するように、すなわち、一対の挿入凹部22aの間には、弾性突起22cが突出形成されてもよい。前記弾性突起22cは、挿入凹部22aと同様に、互いに一定の間隔で離隔された一対で形成されることで、ボタン30の弾性掛け止め部材32の裏面を支えるようになり、これによって、前記弾性突起22cが、弾性掛け止め部材32を連結部材22の外周面から一定の間隔で離隔させながら水平に弾力支持する。
【0057】
前記連結部材22の前方には、挿入穴22dが形成されてうる。前記挿入穴22dには、下容器10の掛け止め突起14aと、ボタン30の掛け止めフック34aとが共に挿入されて互いに締結されてもよい。
【0058】
そして、前記挿入穴22dの反対側には、ヒンジ連結部22eが形成され、下容器10のヒンジ挿入穴12に挿入されながら連結部材22と下容器10を軸結合する。前記ヒンジ連結部22eには、ヒンジ挿入凹部22fが形成されて下容器10のヒンジ挿入突起12aが嵌められる。この時、前記ヒンジ挿入凹部22fは、ヒンジ挿入突起12aと同様に、ヒンジ連結部22eの両側壁に一対で形成されることが好ましい。
【0059】
一方、前記連結部材22の外周面には、水平締結凹部26aと垂直分離凹部26bとから形成される締結部26が形成されうる。ここで、前記水平締結凹部26aと垂直分離凹部26bは、互いに連続的または隣接するように配置され、前記水平締結凹部26aは、連結部材22の外周面に沿って水平に延びた凹部として形成され、前記垂直分離凹部26bは、連結部材22の高さ方向に沿って垂直に延び、上部が開放された凹部として形成されることが好ましい。
図2の部分拡大図に示されるように、前記水平締結凹部26aと隣接した上部には、離脱防止突起26cが外側へと突出して形成され、水平締結凹部26aと隣接した垂直分離凹部26bの一側面には、一定の角度で傾いた傾斜面(斜線面)26dが形成されうる。すなわち、前記離脱防止突起26cによって、押さえ部材30の締結突起34cが連結部材22の上方へと分離することを防ぎ、カバー部材24の回転の際、前記斜線面26dによって、押さえ部材30の締結突起34cが、垂直分離凹部26bから水平締結凹部26aへと滑らかに移動しうる。
【0060】
また、前記カバー部材24は、一側が開放され、内部に一定の空間が備えられた円板形状であって、連結部材22の上部を覆いつつ、前記連結部材22から、一定の区間が回転可能に結合される。前記上容器20のカバー部材24の前方には、ボタン貫通穴24aが形成され、前記ボタン貫通穴24aに、ボタン30の少なくとも一部分が貫通しうる。
【0061】
前記カバー部材24の内側の上部面には、少なくとも1つ以上の鏡ガイド突起24bが形成されうる。前記鏡ガイド突起24bは、カバー部材24の周縁部に沿って円を描いて配置され、前記鏡ガイド突起24bの内側に鏡40が挿入される。そして、前記カバー部材24の内周面には、第1結合突起24cが形成されて、ボタン30の押さえ部材34と固定・結合されうる。
【0062】
前記ボタン30は、上容器20に設置され、使用者によって押さえ作動されることで下容器10との締結または締結解除がなされるのであり、弾性掛け止め部材32と、押さえ部材34とに、分けられて構成されうる。
【0063】
前記弾性掛け止め部材32は、連結部材22の一方の側に形成されるとともに、押さえ部材34の後方に位置して前記押さえ部材34に弾性を提供する構成であって、中央には、中体14の掛け止め突起14aと締結される掛け止めフック32aが形成されうる。ここで、前記掛け止めフック32aの上部は、他の部分に比べて内側へと、より陥没していて、このように陥没した部分へと掛け止め突起14aが挿入されるのが好ましい。
【0064】
そして、前記掛け止めフック32aの両側には、一対の弾性羽根32bが形成されうる。前記弾性羽根32bは、連結部材22の表面と対応するように曲面形状に延長形成され、その端部が、連結部材22の挿入凹部22aに挿入されるのであり、前記弾性羽根32bの上端が連結部材22の固定突起22bに密着するとともに、裏面が連結部材22の弾性突起22cと密着するのであって、これによって、前記弾性羽根32bが、水平または垂直に固定されるのであり、連結部材22の表面から一定の間隔で離隔された状態で水平に弾力支持される。
【0065】
前記押さえ部材34は、カバー部材24の内側に形成され、弾性掛け止め部材32の前方に位置して前記弾性掛け止め部材32を後方に押したり、前記弾性掛け止め部材32の復原力によって前方へと移動したりする。前記押さえ部材34は、上容器20のカバー部材24の外側に露出する押さえ部34aと、カバー部材24に結合される結合部34bとから形成されうる。ここで、前記押さえ部34aは、結合部34bから外側へと突出形成され、前記結合部34bは、リング状に形成されてカバー部材24の内側に結合されることが好ましい。ここで、前記リング状の結合部34bは、押さえ部34aの押圧時、その形態が変形することで、前記押さえ部34aの弾力的な動きを補助する。
【0066】
図3に示されるように、前記押さえ部34aは、少なくとも一部分がカバー部材24のボタン貫通穴24aを貫通することで外部に露出され、使用者によって押圧される。前記押さえ部34aは、弾性掛け止め部材32の前方に位置し、一方の側に接触突起34dが形成されて、弾性掛け止め部材32の外周面と接触しうる。ここで、前記接触突起34dは、弾性掛け止め部材32の安定的な接触及び押圧のために、押さえ部34aの内周面の両側壁に一対で突出形成されるのが好ましい。
【0067】
また、前記押さえ部材34には、締結突起34cが形成される。
図2に示されるように、前記締結突起34cは、連結部材22の水平締結凹部26aに挿入されて締結されるか、垂直分離凹部26b内に位置することで締結解除されうる。すなわち、前記締結突起34cが、水平締結凹部26aに挿入されていて、カバー部材24の一定の区間の回転によって垂直分離凹部26bへと移動すると、前記カバー部材24と連結部材22との間の締結が解除されて、カバー部材24が分離可能な状態になる。この際、前記カバー部材24に設置された押さえ部材34が、横に移動することで弾性掛け止め部材32の中央からずれることとなるのであり、反対に、前記締結突起34cが、垂直分離凹部26bに位置していて、カバー部材24の一定区間の回転によって斜線面26dを乗り越えて水平締結凹部26aに挿入されると、前記カバー部材24と連結部材22とが締結される。この際、前記カバー部材24に設置された押さえ部材34が元の位置に移動することで、弾性掛け止め部材32の中央前面に位置することとなる。
【0068】
整理すると、前記上容器20のカバー部材24が一定区間だけ回転することで、連結部材22との締結または締結解除がなされるとともに、ボタンの押さえ部材34が共に回転することで弾性掛け止め部材32との密着または分離がなされうる。
【0069】
そして、前記押さえ部材34の外周面には、第2結合突起34eが形成され、カバー部材24に形成された第1結合突起24cとアンダーカット結合されうる。本発明の一実施例に係る化粧品容器の図面では、上容器20のカバー部材24と、ボタン30の押さえ部材34とがアンダーカット結合されるものとして図示したが、これに限定されるものではなく、突起と凹部による結合、または強制嵌め合わせ結合、またはネジ合わせ(螺合)結合など、前記押さえ部材34がカバー部材24の内側に堅固に固定結合され得る範囲内で、多様な結合方式を有しうる。
【0070】
前記鏡40は、上容器20の内側に取り付けられて、使用者の化粧部位を映し出す。
図2に示されるように、前記鏡40は、上容器20の内側の上部面に取り付けられて、鏡40の外側表面が、前記鏡ガイド突起24bの内側面に密着し、前記鏡40が上容器20の内側の中央に位置された状態で固定される。一方、前記鏡40は、連結部材22からカバー部材24を分離する際、容易に除去されるように、前記カバー部材24の内側に取り付けられていない状態でカバー部材24と連結部材22との間に位置するようにされてから、
図3に示されるように、前記連結部材22の周縁部によって圧迫されることで固定されうる。
【0071】
上記で考察した通り、本発明の一実施例に係る化粧品容器は、ボタン30を弾性掛け止め部材32と押さえ部材34とに分離して形成し、それぞれ、上容器20の連結部材22とカバー部材24とに分けて設置して、互いに前後に配置されるようにすることで、前記カバー部材24が、連結部材22からの分離または結合の際に、押さえ部材34も共に弾性掛け止め部材32から離脱または連結されるのであり、これに伴い、前記ボタン30が、上容器20の連結部材22とカバー部材24との間の着脱過程の邪魔にならないのである。
【0072】
図4ないし
図9は、本発明の一実施例に係る化粧品容器の使用及び組み立てを例示した図面であって、これを参照して本発明の一実施例に係る化粧品容器の使用方法を説明する。
【0073】
図4は本発明の一実施例により化粧品容器を開放する態様を例示した断面図であり、
図5は本発明の一実施例により下容器と上容器とが締結された態様を例示した斜視図であり、
図6は本発明の一実施例により上容器のカバー部材を回転して連結部材との締結を解除する態様を例示した斜視図であり、
図7は本発明の一実施例により上容器のカバー部材を上部に持ち上げて連結部材から分離する態様を例示した斜視図であり、
図8は本発明の一実施例により上容器のカバー部材を連結部材の上部に結合する態様を例示した斜視図であり、
図9は本発明の一実施例により上容器のカバー部材を反対に回転して連結部材と締結する態様を例示した斜視図である。
【0074】
本発明の一実施例に係る化粧品容器を使用するためには、まず、
図4に示されるように、上容器20の一方の側に露出したボタン30を押して、下容器10と上容器20との締結を解除した後、前記上容器20を回動させて開放し、また、リフィル容器カバー52を回動させてリフィル容器50を開放した後、前記リフィル容器50内に収容された化粧品でもって化粧をする。この際、前記ボタン30の押さえ部材34が押さえられることで、前記押さえ部材34の接触突起34dが弾性掛け止め部材32の前面を押すようになり、これと同時に弾性掛け止め部材32の掛け止めフック32aが後ろに押されることで中体14の掛け止め突起14aとの締結が解除される。
【0075】
一方、化粧品容器から鏡40を分離して別途使用したり、リサイクルしたりしてもよい。化粧品容器から鏡40を分離する前には、
図5に示されるように、上容器20の連結部材22の内側に弾性掛け止め部材32が設置され、カバー部材24の内側にボタン30の押さえ部材34が設置されて、前記押さえ部材34と弾性掛け止め部材32とが前後に密着するように配置されるのであり、前記押さえ部材34の締結突起34cが、連結部材22の水平締結凹部26aに挿入・締結された状態で固定されている。この際、前記押さえ部材34の締結突起34cは、水平締結凹部26aの上部に形成された離脱防止突起26cによって水平締結凹部26aの上側にずれて分離することを防いでもよい。
【0076】
図6に示されるように、前記上容器20のカバー部材24をどちらか一方向へと一定の区間だけ回転させると、前記カバー部材24と共に押さえ部材34の締結突起34cが横に移動しながら垂直分離凹部26bに挿入されるのに伴い、前記カバー部材24と連結部材22との間の締結が解除されて、カバー部材24が分離可能な状態になる。この際、前記カバー部材24に設置された押さえ部材34が、横に移動しながら弾性掛け止め部材32の中央からずれて離脱することから、前記弾性掛け止め部材32と押さえ部材34とから形成されるボタン30が作動不可状態になる。
【0077】
その後、
図7に示されるように、上容器20のカバー部材24を上方に持ち上げて連結部材22から分離し、前記カバー部材24の内側に取り付けられた鏡40を、使用またはリサイクルする。
【0078】
一方、化粧品容器から分離した上容器20のカバー部材24を再度結合して使用することもできる。まず、
図8に示されるように、押さえ部材34の締結突起34cを、垂直分離凹部26bの開放された上部に挿入することで、前記カバー部材24を連結部材22の上部に被せる。
【0079】
その後、
図9にて示されるように、前記上容器20のカバー部材24を反対方向に一定区間だけ回転させると、前記カバー部材24と共に押さえ部材34の締結突起34cが横に移動しながら、斜線面26dを伝って乗り越えて水平締結凹部26aに挿入されることで締結される。この際、前記カバー部材24に設置された押さえ部材34が元の位置に移動することで、連結部材22に設置された弾性掛け止め部材32の中央前面に位置することとなり、前記押さえ部材34の接触突起34dが、弾性掛け止め部材32の外周面に密着することとなって、前記弾性掛け止め部材32と押さえ部材34とから形成されるボタン30が、作動可能状態になる。
【0080】
上記のように、本発明では具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であればこのような記載から多様な修正及び変形が可能である。
【0081】
したがって、本発明の思想は説明された実施例に局限されて定められてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、本請求の範囲と均等か等価的な変形があるすべてのものは本発明の思想の範疇に属する。
【符号の説明】
【0082】
10:下容器
14:中体
14a:掛け止め突起
20:上容器
22:連結部材
24:カバー部材
26:締結部
26a:水平締結凹部
26b:垂直分離凹部
30:ボタン
32:弾性掛け止め部材
32a:掛け止めフック
32b:弾性羽根
34:押さえ部材
34a:押さえ部
34b:結合部
34c:締結突起
40:鏡
50:内容物容器
60:内容物容器カバー
【国際調査報告】