IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司の特許一覧 ▶ 成都京東方光電科技有限公司の特許一覧

<>
  • 特表-表示基板及び表示装置 図1
  • 特表-表示基板及び表示装置 図2
  • 特表-表示基板及び表示装置 図3
  • 特表-表示基板及び表示装置 図4
  • 特表-表示基板及び表示装置 図5
  • 特表-表示基板及び表示装置 図6
  • 特表-表示基板及び表示装置 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-24
(54)【発明の名称】表示基板及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20230714BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20230714BHJP
   H10K 50/86 20230101ALI20230714BHJP
   H10K 59/12 20230101ALI20230714BHJP
   H10K 59/131 20230101ALI20230714BHJP
   H10K 59/60 20230101ALI20230714BHJP
   H10K 59/90 20230101ALI20230714BHJP
【FI】
G09F9/30 338
G09F9/30 365
G09F9/00 324
H10K50/86
H10K59/12
H10K59/131
H10K59/60
H10K59/90
G09F9/00 366Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022533595
(86)(22)【出願日】2021-05-17
(85)【翻訳文提出日】2022-06-03
(86)【国際出願番号】 CN2021094065
(87)【国際公開番号】W WO2022001421
(87)【国際公開日】2022-01-06
(31)【優先権主張番号】202010617909.7
(32)【優先日】2020-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(71)【出願人】
【識別番号】511121702
【氏名又は名称】成都京東方光電科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】CHENGDU BOE OPTOELECTRONICS TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1188,Hezuo Rd.,(West Zone),Hi-tech Development Zone,Chengdu,Sichuan,611731,P.R.CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ ▲開▼▲鵬▼
(72)【発明者】
【氏名】黄 ▲ウェイ▼▲贇▼
(72)【発明者】
【氏名】王 彬▲艷▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 超
(72)【発明者】
【氏名】程 羽雕
【テーマコード(参考)】
3K107
5C094
5G435
【Fターム(参考)】
3K107AA01
3K107BB01
3K107CC06
3K107CC41
3K107DD39
3K107EE07
3K107EE27
3K107EE68
3K107HH05
5C094AA15
5C094AA51
5C094BA03
5C094BA14
5C094BA27
5C094BA47
5C094CA19
5C094CA20
5C094DB04
5G435AA18
5G435BB05
5G435CC09
5G435DD10
5G435EE49
(57)【要約】
本開示の実施例は、表示基板および表示装置を提供する。該表示基板は、ベース基板と複数のサブ画素とを含む。第1表示領域のサブ画素の密度は、第2表示領域のサブ画素の密度より小さく、複数のサブ画素は、複数の第1画素群及び複数の第2画素群を含み、複数の第1画素群は、第1表示領域に位置し、複数の第2画素群は、第2表示領域に位置し、第1表示領域は、複数のサブ表示領域及び複数のサブ表示領域の間に位置するサブ光透過領域を含み、各第1画素群は、第1方向に沿って順次配列された第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、各第2画素群は、第1方向に沿って配列された第1サブ画素、第2サブ画素対及び第3サブ画素を含み、第2サブ画素対は、第2方向に沿って配列された二つの第2サブ画素を含む。該表示基板は、第1表示領域の解像度を低下させ、かつ第1画素群における第2サブ画素の耐用年数を延長することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1表示領域及び第2表示領域を含み、前記第2表示領域が前記第1表示領域を少なくとも局所的に囲むベース基板と、
前記ベース基板に位置し、かつ前記第1表示領域及び前記第2表示領域に位置する複数のサブ画素と、を含み、前記第1表示領域の前記サブ画素の密度が前記第2表示領域の前記サブ画素の密度より小さく、各前記サブ画素が画素回路を含む表示基板であって、
前記複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、前記複数のサブ画素は、複数の第1画素群及び複数の第2画素群を含み、前記複数の第1画素群は、前記第1表示領域に位置し、前記複数の第2画素群は、前記第2表示領域に位置し、
前記第1表示領域は、複数のサブ表示領域及び前記複数のサブ表示領域の間に位置するサブ光透過領域を含み、前記複数の第1画素群は、前記複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各前記第1画素群は、第1方向に沿って順次配列された一つの前記第1サブ画素、一つの前記第2サブ画素及び一つの前記第3サブ画素を含み、各前記第2画素群は、前記第1方向に沿って配列された一つの前記第1サブ画素、一つの第2サブ画素対及び一つの前記第3サブ画素を含み、前記第2サブ画素対は、第2方向に沿って配列された二つの前記第2サブ画素を含む、表示基板。
【請求項2】
前記複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各第1遮光層が対応する前記第1画素群の前記ベース基板に近接する側に位置する複数の第1遮光層と、
前記第2表示領域に位置し、かつ前記複数の第2画素群の前記ベース基板に近接する側に位置する第2遮光層と、をさらに含む、請求項1に記載の表示基板。
【請求項3】
各前記サブ画素は、前記第2方向に沿って延在する電源線をさらに含み、前記電源線は、前記画素回路に接続され、かつ前記画素回路に定電圧を印加するように構成され、
各前記第1画素群における少なくとも一つの前記サブ画素の前記電源線は、対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、各前記第2画素群における少なくとも一つの前記サブ画素の前記電源線は、前記第2遮光層に電気的に接続される、請求項2に記載の表示基板。
【請求項4】
各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線は、対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、各前記第2画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素の前記電源線は、いずれも対応する前記第2遮光層に電気的に接続される、請求項3に記載の表示基板。
【請求項5】
各前記サブ表示領域は、三つのユニット領域を含み、前記第1画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素は、それぞれ前記三つのユニット領域内に設置され、
前記第1方向に隣接する前記第1画素群の間に一つの前記ユニット領域を含む第1間隔領域が設置され、前記第2方向に隣接する前記第1画素群の間に第2間隔領域が設置され、前記第2間隔領域は、前記第1方向に沿って設置された三つの前記ユニット領域を含み、
前記サブ光透過領域は、前記第1間隔領域及び前記第2間隔領域を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項6】
各前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記電源線は、前記第2間隔領域を通過して前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記電源線に接続され、
各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線及び前記第3サブ画素の前記電源線は、前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線及び前記第3サブ画素の前記電源線から遮断される、ことを特徴とする、請求項5に記載の表示基板。
【請求項7】
各前記第1画素群における前記サブ画素の前記画素回路は、前記第1方向に沿って延在する第1初期化信号線、第1リセット信号線、ゲート線、送信制御線、第2初期化信号線及び第2リセット信号線を含み、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第1初期化信号線、前記第2サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線が接続され、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線、前記第2サブ画素の前記第1リセット信号線及び前記第3サブ画素の前記第1リセット信号線が接続され、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記ゲート線、前記第2サブ画素の前記ゲート線及び前記第3サブ画素の前記ゲート線が接続され、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記送信制御線、前記第2サブ画素の前記送信制御線及び前記第3サブ画素の前記送信制御線に接続され、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線、前記第2サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線が接続され、
各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第2リセット信号線、前記第2サブ画素の前記第2リセット信号線及び前記第3サブ画素の前記第2リセット信号線が接続される、請求項5に記載の表示基板。
【請求項8】
各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線は、第1遮光層スルーホールを介して対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、
各前記第2画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素の前記電源線は、それぞれ第2遮光層スルーホールを介して前記第2遮光層に電気的に接続され、
前記第1遮光層スルーホールの前記ベース基板での正投影は、前記第2リセット信号線の前記送信信号線から離れた側に位置する、請求項7に記載の表示基板。
【請求項9】
一つの前記第1画素群は、一つの前記第1遮光層スルーホールのみを含む、請求項8に記載の表示基板。
【請求項10】
前記第1サブ画素の画素回路は、
前記第1初期化信号線、前記第1リセット信号線、前記ゲート線、前記送信制御線、前記第2初期化信号線及び前記第2リセット信号線が設置された配線領域と、
前記配線領域の前記第2間隔領域に近接する側に位置し、前記第1遮光層スルーホールが設置されたスルーホール領域と、を含む、請求項8に記載の表示基板。
【請求項11】
各前記第2画素群における前記サブ画素の前記画素回路は、前記第1方向に沿って延在する第1初期化信号線、第1リセット信号線、ゲート線及び送信制御線を含み、
前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第2リセット信号線の延長線は、同じ行の前記第2画素群における前記第1サブ画素の前記第1送信制御線と次の行の前記第2画素群における前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線との間に位置する、請求項8~10のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項12】
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第1初期化信号線は、第1接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第1初期化信号線に接続され、
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第1リセット信号線は、第2接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線に接続され、
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記ゲート線及び前記第2リセット信号線が第3接続線により接続され、かつ前記第3接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記ゲート線及び前記第2リセット信号線に接続され、
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記送信制御線は、第4接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記送信制御線に接続され、
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線は、第5接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線に接続され、
前記第1接続線、前記第2接続線、前記第3接続線、前記第4接続線及び前記第5接続線は、前記第1間隔領域に収束される、請求項7~11のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項13】
前記第1接続線、前記第3接続線及び前記第5接続線は、前記電源線と同層に設置され、前記第1初期化信号線、前記ゲート線及び前記第2初期化信号線と異なる層に設置される、請求項12に記載の表示基板。
【請求項14】
前記第2接続線は、前記第1リセット信号線と同層に設置され、かつ一体成形され、前記第4接続線は、前記送信制御線と同層に設置され、かつ一体成形される、請求項13に記載の表示基板。
【請求項15】
前記第1接続線、前記第2接続線、前記第3接続線、前記第4接続線及び前記第5接続線は、前記第2方向に順次設置される、請求項13に記載の表示基板。
【請求項16】
前記画素回路は、前記第2方向に沿って延在するデータ線をさらに含み、
各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記データ線は、第6接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記データ線に接続され、
各前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記データ線は、第7接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記データ線に接続され、
各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記データ線は、第8接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記データ線に接続され、
前記第6接続線、前記第7接続線及び前記第8接続線は、前記第2間隔領域に収束される、請求項5に記載の表示基板。
【請求項17】
前記第6接続線は、前記第1初期化信号線と同層に設置され、前記データ線と異なる層に設置され、前記第7接続線は、前記データ線と同層に設置され、かつ一体成形され、前記第8接続線は、前記第1リセット信号線と同層に設置され、前記データ線と異なる層に設置される、請求項16に記載の表示基板。
【請求項18】
前記第6接続線、前記第8接続線及び前記第7接続線は、前記第1方向に順次設置される、請求項17に記載の表示基板。
【請求項19】
前記サブ光透過領域に前記サブ画素が設置されない、請求項1~18のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項20】
前記第1方向は、前記第2方向と略垂直である、請求項1~18のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項21】
前記第1サブ画素は、第1色の光を発光するように構成され、前記第2サブ画素は、第2色の光を発光するように構成され、前記第3サブ画素は、第3色の光を発光するように構成される、請求項1~18のいずれか一項に記載の表示基板。
【請求項22】
前記第1色は、赤色であり、前記第2色は、緑色であり、前記第3色は、青色である、請求項21に記載の表示基板。
【請求項23】
請求項1~22のいずれか一項に記載の表示基板を含む、表示装置。
【請求項24】
前記複数のサブ画素の前記ベース基板に近接する側に位置する感光機能素子をさらに含み、
前記感光機能素子の前記ベース基板での正投影は、前記第1表示領域と少なくとも局所的に重なる、請求項23に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年6月30日に提出された中国特許出願第202010617909.7号の優先権を要求し、ここで全文は、上記中国特許出願に開示された内容を本願の一部として引用する。
【0002】
本開示の実施例は、表示基板及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
表示技術の発展に伴い、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)表示技術は、その自発光、広視野角、高コントラスト、低消費電力、高反応速度などの利点により、様々な電子製品にますます多く応用される。
【0004】
一方では、有機発光ダイオードの表示技術の発展に伴い、電子製品の画面占有率に対する人々の要求もますます高くなっている。したがって、電子製品のいくつかの機能部品をスクリーンの下に設置する設計は、新たな研究ホットスポットとなる。例えば、電子製品のカメラをスクリーンの下に設置することができ、即ちアンダースクリーンカメラの設計である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施例は、表示基板及び表示装置を提供する。該表示基板は、第1表示領域及び第2表示領域を含み、第2表示領域が第1表示領域を少なくとも局所的に囲むベース基板と、ベース基板に位置し、かつ第1表示領域及び第2表示領域に位置する複数のサブ画素とを含み、第1表示領域のサブ画素の密度が第2表示領域のサブ画素の密度より小さく、各サブ画素が画素回路を含み、複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、複数のサブ画素は、複数の第1画素群及び複数の第2画素群を含み、複数の第1画素群は、第1表示領域に位置し、複数の第2画素群は、第2表示領域に位置し、第1表示領域は、複数のサブ表示領域及び複数のサブ表示領域の間に位置するサブ光透過領域を含み、複数の第1画素群は、複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各第1画素群は、第1方向に沿って順次配列された一つの第1サブ画素、一つの第2サブ画素及び一つの第3サブ画素を含み、各第2画素群は、第1方向に沿って配列された一つの第1サブ画素、一つの第2サブ画素対及び一つの第3サブ画素を含み、第2サブ画素対は、第2方向に沿って配列された二つの第2サブ画素を含む。該表示基板は、第1表示領域でReal GRBの画素配列方式を採用し、第2表示領域でGGRBの画素配列方式を採用する。一方では、該表示基板は、第1表示領域の解像度又はPPI(Pixel Per Inch)を低下させることにより、第1表示領域の光透過率を増加させることができる。他方では、該表示基板の第2表示領域は、高い解像度及び表示効果を有する。また、第1表示領域は、Real GRBの画素配列方式を採用するため、第1画素群における第2サブ画素の発光面積が大きいことにより、長い耐用年数を有する。
【0006】
本開示の少なくとも一つの実施例は、表示基板を提供し、第1表示領域及び第2表示領域を含み、前記第2表示領域が前記第1表示領域を少なくとも局所的に囲むベース基板と、前記ベース基板に位置し、かつ前記第1表示領域及び前記第2表示領域に位置する複数のサブ画素と、を含み、前記第1表示領域の前記サブ画素の密度が前記第2表示領域の前記サブ画素の密度より小さく、各前記サブ画素が画素回路を含み、前記複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、前記複数のサブ画素は、複数の第1画素群及び複数の第2画素群を含み、前記複数の第1画素群は、前記第1表示領域に位置し、前記複数の第2画素群は、前記第2表示領域に位置し、前記第1表示領域は、複数のサブ表示領域及び前記複数のサブ表示領域の間に位置するサブ光透過領域を含み、前記複数の第1画素群は、前記複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各前記第1画素群は、第1方向に沿って順次配列された一つの前記第1サブ画素、一つの前記第2サブ画素及び一つの前記第3サブ画素を含み、各前記第2画素群は、前記第1方向に沿って配列された一つの前記第1サブ画素、一つの第2サブ画素対及び一つの前記第3サブ画素を含み、前記第2サブ画素対は、第2方向に沿って配列された二つの前記第2サブ画素を含む。
【0007】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板は、前記複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各第1遮光層が対応する前記第1画素群の前記ベース基板に近接する側に位置する複数の第1遮光層と、前記第2表示領域に位置し、かつ前記複数の第2画素群の前記ベース基板に近接する側に位置する第2遮光層と、をさらに含む。
【0008】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記サブ画素は、前記第2方向に沿って延在する電源線をさらに含み、前記電源線は、前記画素回路に接続され、かつ前記画素回路に定電圧を印加するように構成され、各前記第1画素群における少なくとも一つの前記サブ画素の前記電源線は、対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、各前記第2画素群における少なくとも一つの前記サブ画素の前記電源線は、前記第2遮光層に電気的に接続される。
【0009】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線は、対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、各前記第2画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素の前記電源線は、いずれも対応する前記第2遮光層に電気的に接続される。
【0010】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記サブ表示領域は、三つのユニット領域を含み、前記第1画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素は、それぞれ前記三つのユニット領域内に設置され、前記第1方向に隣接する前記第1画素群の間に第1間隔領域が設置され、前記第1間隔領域は、一つの前記ユニット領域を含み、前記第2方向に隣接する前記第1画素群の間に第2間隔領域が設置され、前記第2間隔領域は、前記第1方向に沿って設置された三つの前記ユニット領域を含み、前記サブ光透過領域は、前記第1間隔領域及び前記第2間隔領域を含む。
【0011】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記電源線は、前記第2間隔領域を通過して前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記電源線に接続され、各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線及び前記第3サブ画素の前記電源線は、前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線及び前記第3サブ画素の前記電源線から遮断される。
【0012】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記第1画素群における前記サブ画素の前記画素回路は、前記第1方向に沿って延在する第1初期化信号線、第1リセット信号線、ゲート線、送信制御線、第2初期化信号線及び第2リセット信号線を含み、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第1初期化信号線、前記第2サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線が接続され、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線、前記第2サブ画素の前記第1リセット信号線及び前記第3サブ画素の前記第1リセット信号線が接続され、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記ゲート線、前記第2サブ画素の前記ゲート線及び前記第3サブ画素の前記ゲート線が接続され、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記送信制御線、前記第2サブ画素の前記送信制御線及び前記第3サブ画素の前記送信制御線に接続され、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線、前記第2サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線が接続され、各前記第1画素群において、前記第1サブ画素の前記第2リセット信号線、前記第2サブ画素の前記第2リセット信号線及び前記第3サブ画素の前記第2リセット信号線が接続される。
【0013】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記電源線は、第1遮光層スルーホールを介して対応する前記第1遮光層に電気的に接続され、各前記第2画素群における前記第1サブ画素、前記第2サブ画素及び前記第3サブ画素の前記電源線は、それぞれ第2遮光層スルーホールを介して前記第2遮光層に電気的に接続され、前記第1遮光層スルーホールの前記ベース基板での正投影は、前記第2リセット信号線の前記送信信号線から離れた側に位置する。
【0014】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、一つの前記第1画素群は、一つの前記第1遮光層スルーホールのみを含む。
【0015】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1サブ画素の画素回路は、前記第1初期化信号線、前記第1リセット信号線、前記ゲート線、前記送信制御線、前記第2初期化信号線及び前記第2リセット信号線が設置された配線領域と、前記配線領域の前記第2間隔領域に近接する側に位置し、前記第1遮光層スルーホールが設置されたスルーホール領域と、を含む。
【0016】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第2画素群における前記サブ画素の前記画素回路は、前記第1方向に沿って延在する第1初期化信号線、第1リセット信号線、ゲート線及び送信制御線を含み、前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線及び前記第2リセット信号線の延長線は、同じ行の前記第2画素群における前記第1サブ画素の前記第1送信制御線と次の行の前記第2画素群における前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線との間に位置する。
【0017】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第1初期化信号線は、第1接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第1初期化信号線に接続され、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第1リセット信号線は、第2接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第1リセット信号線に接続され、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記ゲート線及び前記第2リセット信号線が第3接続線により接続され、かつ前記第3接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記ゲート線及び前記第2リセット信号線に接続され、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記送信制御線は、第4接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記送信制御線に接続され、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記第2初期化信号線は、第5接続線により前記第1方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記第2初期化信号線に接続され、前記第1接続線、前記第2接続線、前記第3接続線、前記第4接続線及び前記第5接続線は、前記第1間隔領域に収束される。
【0018】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1接続線、前記第3接続線及び前記第5接続線は、前記電源線と同層に設置され、前記第1初期化信号線、前記ゲート線及び前記第2初期化信号線と異なる層に設置される。
【0019】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第2接続線は、前記第1リセット信号線と同層に設置され、かつ一体成形され、前記第4接続線は、前記送信制御線と同層に設置され、かつ一体成形される。
【0020】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1接続線、前記第2接続線、前記第3接続線、前記第4接続線及び前記第5接続線は、前記第2方向に順次設置される。
【0021】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記画素回路は、前記第2方向に沿って延在するデータ線をさらに含み、各前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記データ線は、第6接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第1サブ画素の前記データ線に接続され、各前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記データ線は、第7接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第2サブ画素の前記データ線に接続され、各前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記データ線は、第8接続線により前記第2方向に隣接する前記第1画素群における前記第3サブ画素の前記データ線に接続され、前記第6接続線、前記第7接続線及び前記第8接続線は、前記第2間隔領域に収束される。
【0022】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第6接続線は、前記第1初期化信号線と同層に設置され、前記データ線と異なる層に設置され、前記第7接続線は、前記データ線と同層に設置され、かつ一体成形され、前記第8接続線は、前記第1リセット信号線と同層に設置され、前記データ線と異なる層に設置される。
【0023】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第6接続線、前記第7接続線及び前記第8接続線は、前記第1方向に順次設置される。
【0024】
例えば、本開示の実施例に係る表示基板において、前記サブ光透過領域に前記サブ画素が設置されない。
【0025】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1方向は、前記第2方向と略垂直である。
【0026】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1サブ画素は、第1色の光を発光するように構成され、前記第2サブ画素は、第2色の光を発光するように構成され、前記第3サブ画素は、第3色の光を発光するように構成される。
【0027】
例えば、本開示の一実施例に係る表示基板において、前記第1色は、赤色であり、前記第2色は、緑色であり、前記第3色は、青色である。
【0028】
本開示の少なくとも一つの実施例は、上記表示基板を含む表示装置をさらに提供する。
【0029】
例えば、本開示の一実施例に係る表示装置は、前記複数のサブ画素の前記ベース基板に近接する側に位置する感光機能素子をさらに含み、前記感光機能素子の前記ベース基板での正投影は、前記第1表示領域と少なくとも局所的に重なる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
本開示の実施例の技術的解決手段をより明確に説明するために、実施例の図面を以下に簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の図面は、本開示を限定するのではなく、本開示のいくつかの実施例にのみ関連している。
【0031】
図1】本開示の実施例に係る表示基板の平面模式図である。
図2】本開示の実施例に係る他の表示基板の平面模式図である。
図3】本開示の実施例に係る表示基板の図2におけるAA方向に沿う断面模式図である。
図4】本開示の実施例に係る他の表示基板の部分平面模式図である。
図5】本開示の実施例に係る表示基板の部分平面模式図である。
図6図5における第1画素群の拡大模式図である。
図7】本開示の一実施例に係る表示装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本開示の目的、技術案及び利点をさらに明確に説明するために、以下、本開示の実施例の図面を参照して、本開示の実施例の技術案について明確で完全に説明する。明らかなように、記載の実施例は、本開示の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。記載の本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をせずに取得するその他の実施例は、いずれも本開示の保護範囲に含まれる。
【0033】
特に定義されない限り、本開示で使用される技術用語又は科学用語は、当業者が理解する通常の意味である。本開示で使用される「第1」、「第2」及び類似する語は、何らかの順序、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成部分を区別するためのものにすぎない。「含む」や「含まれる」などの類似する語は、この語の前に出現した素子や物がこの語の後に挙げられる素子や物、及びそれらの均等物を含むことを意味するが、その他の素子や物を排除するものではない。
【0034】
電子製品の画面占有率に対する人々の要求がますます高くなるにつれて、アンダースクリーンカメラの設計も各大メーカーの研究のホットポイントとなる。アンダースクリーンカメラの設計の技術的難点は、主にスクリーンの光透過率が低いことにより、スクリーンの下方に配置されたカメラのイメジング品質に深刻な影響を及ぼすことである。
【0035】
消費者のスクリーンの完全性に対する要求の向上に伴い、アンダースクリーンカメラはますます流行る。現在、OLEDの分野において、アンダースクリーン撮像の技術的難点は、主にスクリーンの透過率が低いことにあり、これはスクリーンの下方に配置されたカメラのイメジング品質に深刻な影響を及ぼす。例えば、表示画面は、第1表示領域及び第2表示領域に分けられることができ、カメラは、第1表示領域に設置されることができ、第2表示領域は、正常な表示領域であってもよい。第1表示領域の解像度を低下させて第1表示領域におけるサブ画素の密度を減少させることにより、光透過率を増加させ、さらにアンダースクリーン撮像機能を実現する。
【0036】
本開示の実施例は、表示基板及び表示装置を提供する。該表示基板は、第1表示領域及び第2表示領域を含み、第2表示領域が第1表示領域を少なくとも局所的に囲むベース基板と、ベース基板に位置し、かつ第1表示領域及び第2表示領域に位置する複数のサブ画素とを含み、第1表示領域のサブ画素の密度が第2表示領域のサブ画素の密度より小さく、各サブ画素が画素回路を含み、複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、複数のサブ画素は、複数の第1画素群及び複数の第2画素群を含み、複数の第1画素群は、第1表示領域に位置し、複数の第2画素群は、第2表示領域に位置し、第1表示領域は、複数のサブ表示領域及び複数のサブ表示領域の間に位置するサブ光透過領域を含み、複数の第1画素群は、複数のサブ表示領域に一対一に対応して設置され、各第1画素群は、第1方向に沿って順次配列された一つの第1サブ画素、一つの第2サブ画素及び一つの第3サブ画素を含み、各第2画素群は、第1方向に沿って配列された一つの第1サブ画素、一つの第2サブ画素対及び一つの第3サブ画素を含み、第2サブ画素対は、第2方向に沿って配列された二つの第2サブ画素を含む。該表示基板は、第1表示領域でReal GRBの画素配列方式を採用し、第2表示領域でGGRBの画素配列方式を採用する。一方では、該表示基板は、第1表示領域の解像度又はPPI(Pixel Per Inch)を低下させることにより、第1表示領域の光透過率を増加させることができる。他方では、該表示基板の第2表示領域は、高い解像度及び表示効果を有する。また、第1表示領域は、Real GRBの画素配列方式を採用するため、緑色のサブ画素の発光面積が大きいことにより、長い耐用年数を有する。
【0037】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例に係る表示基板及び表示装置を詳細に説明する。
【0038】
図1は、本開示の一実施例に係る表示基板の平面模式図である。図1に示すように、該表示基板100は、ベース基板110及び複数のサブ画素120を含み、ベース基板110は、第1表示領域112及び第2表示領域114を含み、第2表示領域114は、第1表示領域112を少なくとも局所的に囲み、複数のサブ画素120は、ベース基板110に位置し、かつ第1表示領域112及び第2表示領域114に位置し、第1表示領域112のサブ画素の密度は、第2表示領域114のサブ画素の密度より小さく、各サブ画素120は、画素回路を含む。複数のサブ画素120は、第1サブ画素121、第2サブ画素122及び第3サブ画素123を含み、複数のサブ画素120は、複数の第1画素群141及び複数の第2画素群142を含み、複数の第1画素群141は、第1表示領域112に位置し、複数の第2画素群142は、第2表示領域114に位置し、第1表示領域112は、複数のサブ表示領域1124及び複数のサブ表示領域1124の間に位置するサブ光透過領域1126を含み、複数の第1画素群141は、複数のサブ表示領域1124に一対一に対応して設置され、各第1画素群141は、第1方向に沿って順次配列された一つの第1サブ画素121、一つの第2サブ画素122及び一つの第3サブ画素123を含み、各第2画素群142は、第1方向に沿って配列された一つの第1サブ画素121、一つの第2サブ画素対1220及び一つの第3サブ画素123を含み、第2サブ画素対1220は、第2方向に沿って配列された二つの第2サブ画素122を含む。
【0039】
本開示の実施例に係る表示基板において、第1表示領域112は、複数のサブ表示領域1124及び複数のサブ表示領域1124の間に位置するサブ光透過領域1126を含み、複数の第1画素群141は、複数のサブ表示領域1124に一対一に対応して設置される。この時、第1表示領域112における複数のサブ表示領域は、表示するために用いることができ、サブ光透過領域1126は、光線を透過させることができるため、第1表示領域112にカメラなどの感光の機能素子を設置することができる。各第1画素群141は、第1方向に沿って順次配列された一つの第1サブ画素121、一つの第2サブ画素122及び一つの第3サブ画素123を含む。分かるように、第1表示領域112におけるサブ画素は、Real GRBの画素配列方式を採用することができ、この時、第2サブ画素の発光面積が大きいことにより、長い耐用年数を有する。各第2画素群142は、第1方向に沿って配列された一つの第1サブ画素121、一つの第2サブ画素対1220及び一つの第3サブ画素123を含み、第2サブ画素対1220は、第2方向に沿って配列された二つの第2サブ画素122を含む。分かるように、第2表示領域114におけるサブ画素は、GGRBの画素配列方式を採用することにより、高い解像度及び高い表示効果を有することができる。説明すべきなのは、第1表示領域におけるサブ画素の数が小さいため、表示基板全体の輝度を均一にするために、各第1画素群内のサブ画素の輝度は、第2画素群におけるサブ画素の輝度よりも大きい。したがって、第1画素群における第2サブ画素の発光面積を増加させることにより、該表示基板は、より長い耐用年数を有することができる。
【0040】
例えば、図1に示すように、第1表示領域112のベース基板110での正投影の形状は、矩形であり、第2表示領域114は、第1表示領域112の三つの縁部を取り囲む。当然のことながら、本開示の実施例は、これに限定されるものではない。第1表示領域112のベース基板110での正投影の形状は、円形又は水滴状などの他の形状であってもよい。また、第2表示領域114は、第1表示領域112の全ての縁部を取り囲んでよい。
【0041】
一部の例において、サブ光透過領域1126にサブ画素120が設置されない。これにより、サブ光透過領域1126は、高い光透過率を有することができる。
【0042】
一部の例において、第1方向は、第2方向と略垂直である。説明すべきなのは、上記第1方向と第2方向が略垂直であることは、第1方向と第2方向との間の夾角が90度である場合と、第1方向と第2方向との間の夾角範囲が80~100度である場合とを含む。
【0043】
一部の例において、第1サブ画素121は、第1色の光を発光するように構成され、第2サブ画素122は、第2色の光を発光するように構成され、第3サブ画素123は、第3色の光を発光するように構成される。
【0044】
例えば、第1色は、赤色であり、第2色は、緑色であり、第3色は、青色である。
【0045】
図2は、本開示の実施例に係る他の表示基板の平面模式図である。図3は、本開示の実施例に係る表示基板の図2におけるAA方向に沿う断面模式図である。
【0046】
図2及び図3に示すように、該表示基板100は、複数の第1遮光層151及び第2遮光層152を含み、複数の第1遮光層151は、複数のサブ表示領域1124に一対一に対応して設置され、各第1遮光層151は、対応する第1画素群141のベース基板110に近接する側に位置し、第2遮光層152は、第2表示領域114に位置し、かつ複数の第2画素群142のベース基板110に近接する側に位置する。これにより、第1遮光層151は、第1画素群141から発した光が第1表示領域112に設置された感光機能素子に入ることを防止することができ、同様に、第2遮光層152は、第2画素群142から発した光が第1表示領域112に設置された感光機能素子に入ることを防止することができることにより、該感光機能素子がその機能を高品質で実現することができることを保証する。例えば、上記感光機能素子は、カメラであってもよい。
【0047】
例えば、第1画素群141における複数のサブ画素120の画素回路130のベース基板110での正投影は、対応する第1遮光層151のベース基板110での正投影内にあることにより、第1遮光層151は、第1画素群141における複数のサブ画素120の画素回路130を遮断することができ、光線が画素回路130の信号線の間のスリット回折により感光機能素子に入ることを防止する。
【0048】
例えば、図2及び図3に示すように、隣接するサブ表示領域1124は、間隔を隔てて設置される。当然のことながら、本開示の実施例は、これを含むがこれに限定されず、隣接する二つ以上のサブ表示領域が緊密に配列することにより、より大きな領域を構成することができる。
【0049】
一部の例において、図2及び図3に示すように、第2遮光層151は、第2表示領域114全体の面積を占め、第1遮光層151は、第1表示領域112におけるサブ表示領域1124の面積のみを占めることにより、第1表示領域112が一定の光透過性を有することを保証する。
【0050】
一部の例において、図2に示すように、各サブ表示領域1124は三つのユニット領域200を含み、第1画素群141における第1サブ画素121、第2サブ画素122及び第3サブ画素123は、それぞれこの三つのユニット領域200に設置され、すなわち、一つのユニット領域200に一つのサブ画素120が設置される。第1方向に隣接する第1画素群141の間に第1間隔領域161が設置され、第1間隔領域161は、一つのユニット領域200を含み、第2方向に隣接する第1画素群141の間に第2間隔領域162が設置され、第2間隔領域162は、第1方向に沿って設置された三つのユニット領域200を含み、サブ光透過領域1126は、第1間隔領域161及び第2間隔領域162を含む。該例に係る表示基板において、第1表示領域の画素密度は、第2表示領域の画素密度のほぼ3/8であり、第1表示領域のPPIは、第2表示領域のPPIのほぼ1/2である。これにより、第1表示領域が高い光透過率を有することにより、第1表示領域に設置された感光機能素子は、高い性能を有することができる。
【0051】
図4は、本開示の一実施例に係る他の表示基板の部分平面模式図である。図4は、第1画素群と第2画素群の電源線と画素回路のみを示している。図4に示すように、各サブ画素120は、第2方向に沿って延在する電源線128をさらに含み、電源線128は、画素回路130に接続され、かつ画素回路130に定電圧を印加するように構成され、各第1画素群141における少なくとも一つのサブ画素120の電源線128は、対応する第1遮光層151に電気的に接続され、各第2画素群142における少なくとも一つのサブ画素128の電源線128は、第2遮光層152に電気的に接続される。該例に係る表示基板において、第1遮光層及び第2遮光層がいずれも電源線に接続され、上記第1遮光層及び第2遮光層が表示時にフローティング(floating)状態にあることを回避できることにより、該表示基板の表示品質を向上させることができる。
【0052】
一部の例において、図4に示すように、各第1画素群141の面積を減少させるために、各第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128は、対応する第1遮光層151に接続され、各第1画素群141における第2サブ画素122の電源線128及び第3サブ画素123の電源線128は、対応する第1遮光層151に接続されない。これにより、各第1画素群141において第1サブ画素121の電源線128のみが該第1画素群141に対応する第1遮光層151に定電圧を印加する。
【0053】
一部の例において、図4に示すように、各第2画素群142における第1サブ画素121、第2サブ画素122及び第3サブ画素123の電源線128は、いずれも対応する第2遮光層152に電気的に接続される。当然のことながら、本開示の実施例は、これを含むがこれに限定されず、各第2画素群は、一部のサブ画素の電源線のみが対応する第2遮光層に接続されてもよい。
【0054】
図5は、本開示の実施例に係る表示基板の部分平面模式図である。図6は、図5における第1画素群の拡大模式図である。図5及び図6に示すように、各第1画素群141における第2サブ画素122の電源線128は、第2間隔領域162を通過して第2方向に隣接する第1画素群141における第2サブ画素122の電源線128に接続される。各第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128及び第3サブ画素123の電源線128は、第2方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128及び第3サブ画素123の電源線128から遮断される。すなわち、各第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128は、第2方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128に接続されず、各第1画素群141における第3サブ画素123の電源線128は、第2方向に隣接する第1画素群141における第3サブ画素123の電源線128に接続されない。これにより、該表示基板は、第2間隔領域における配線数を減少させることができることにより、第2間隔領域の光透過率を向上させる。
【0055】
説明すべきなのは、図5及び図6に示すように、各第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128、第2サブ画素122の電源線128及び第3サブ画素123の電源線128は、画素回路における第2ゲート層を介して互いに電気的に接続することができる。
【0056】
一部の例において、図5及び図6に示すように、各第1画素群141におけるサブ画素120の画素回路130は、第1方向に沿って延在する第1初期化信号線1311、第1リセット信号線1321、ゲート線133、送信制御線134、第2初期化信号線1312及び第2リセット信号線1322を含む。各第1画素群141において、第1サブ画素121の第1初期化信号線1311、第2サブ画素122の第1初期化信号線1311及び第3サブ画素123の第1初期化信号線1311が接続され、各第1画素群141において、第1サブ画素121の第1リセット信号線1321、第2サブ画素122の第1リセット信号線1321及び第3サブ画素123の第1リセット信号線1321が接続され、各第1画素群141において、第1サブ画素121のゲート線133、第2サブ画素122のゲート線133及び第3サブ画素123のゲート線133が接続され、各第1画素群141において、第1サブ画素121の送信制御線134、第2サブ画素122の発射制御線134及び第3サブ画素123の発射制御線134が接続され、各第1画素群141において、第1サブ画素121の第2初期化信号線1312、第2サブ画素122の第2初期化信号線1312及び第3サブ画素123の第2初期化信号線1312が接続され、各第1画素群141において、第1サブ画素121の第2リセット信号線1322、第2サブ画素122の第2リセット信号線1322及び第3サブ画素123の第2リセット信号線1322が接続される。
【0057】
説明すべきなのは、本開示は、これらの信号線の接続関係をより明確に説明するために、それらを各サブ画素に対応する信号線セグメントに分割する。しかしながら、各第1画素群における各信号線は、一体成形されてもよい。例えば、図5に示すように、各第1画素群141において、第1サブ画素121の第1初期化信号線1311、第2サブ画素122の第1初期化信号線1311及び第3サブ画素123の第1初期化信号線1311は、一体成形され、第1サブ画素121の第1リセット信号線1321、第2サブ画素122の第1リセット信号線1321及び第3サブ画素123の第1リセット信号線1321は、一体成形され、第1サブ画素121のゲート線133、第2サブ画素122のゲート線133及び第3サブ画素123のゲート線133は、一体成形され、第1サブ画素121の送信制御線134、第2サブ画素122の送信制御線134及び第3サブ画素123の送信制御線134は、一体成形され、第1サブ画素121の第2初期化信号線1312、第2サブ画素122の第2初期化信号線1312及び第3サブ画素123の第2初期化信号線1312は、一体成形され、第1サブ画素121の第2リセット信号線1322、第2サブ画素122の第2リセット信号線1322及び第3サブ画素123の第2リセット信号線1322は、一体成形される。
【0058】
一部の例において、図4図5及び図6に示すように、各第1画素群141における第1サブ画素121の電源線128は、第1遮光層スルーホール171を介して対応する第1遮光層151に電気的に接続され、例えば、図4図5及び図6に示すように、一つの第1画素群141は、一つの第1遮光層スルーホール171のみを含む。各第2画素群142における第1サブ画素121、第2サブ画素122及び第3サブ画素123の電源線128は、それぞれ第2遮光層スルーホール172を介して第2遮光層152に電気的に接続され、第1遮光層スルーホール171のベース基板110での正投影は、第2リセット信号線1322の送信信号線134から離れた側に位置する。これにより、第2初期化信号線1312及び第2リセット信号線1322は、送信信号線134により近接するように設置できることにより、画素回路の占用する面積を減少させ、さらに第1遮光層の面積を低減しかつ第1表示領域の光透過率を向上させることができる。一部の例において、図5及び図6に示すように、第1サブ画素121の画素回路130は、配線領域1215及びスルーホール領域1217を含み、第1初期化信号線1311、第1リセット信号線1321、ゲート線133、送信制御線134、第2初期化信号線1312及び第2リセット信号線1322は、配線領域1215に設置され、スルーホール領域1217は、配線領域1215の第2間隔領域162に近接する側に位置し、第1遮光層スルーホール171は、スルーホール領域1217に設置される。これにより、第1遮光層スルーホール171がスルーホール領域1217に設置されたため、配線領域1215に第1初期化信号線1311、第1リセット信号線1321、ゲート線133、送信制御線134、第2初期化信号線1312及び第2リセット信号線1322をより密集に設置することができる。これにより、該表示基板は、画素回路の占有する面積を減少させることができ、さらに第1遮光層の面積を低下させかつ第1表示領域の光透過率を向上させることができる。
【0059】
一部の例において、図5及び図6に示すように、各第2画素群142におけるサブ画素120の画素回路130は、第1方向に沿って延在する第1初期化信号線1311、第1リセット信号線1321、ゲート線133及び送信制御線134を含み、第1画素群141における第1サブ画素121の第2初期化信号線1312及び第2リセット信号線1322の延長線は、同じ行の第2画素群142における第1サブ画素121の第1送信制御線134と次の行の第2画素群142における第1サブ画素121の第1リセット信号線1311との間に位置する。該表示基板において、各第2画素群におけるサブ画素の画素回路は、第2初期化信号線及び第2リセット信号線を設置する必要がなく、次の行の第2画素群のサブ画素の第1初期化信号線及び第1リセット信号線を前の行の第2画素群のサブ画素の第2初期化信号線及び第2リセット信号線とする。この時、第1画素群における第1サブ画素の第2初期化信号線及び第2リセット信号線の延長線が同じ行の第2画素群における第1サブ画素の第1送信制御線と次の行の第2画素群における第1サブ画素の第1リセット信号線との間に位置するため、該表示基板は、第1画素群における各サブ画素の画素回路の占用する面積を減少させることができることにより、第1遮光層の面積を低下させかつ第1表示領域の光透過率を向上させることができる。
【0060】
一部の例において、図5及び図6に示すように、各第1画素群141における第3サブ画素123の第1初期化信号線1311は、第1接続線181により第1方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の第1初期化信号線1311に接続され、各第1画素群141における第3サブ画素123の第1リセット信号線1321は、第2接続線182により第1方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の第1リセット信号線1321に接続され、各第1画素群141における第3サブ画素123のゲート線133及び第2リセット信号線1322は、第3接続線183により接続され、かつ第3接続線183により第1方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121のゲート線133及び第2リセット信号線1322に接続され、各第1画素群141における第3サブ画素123の送信制御線124は、第4接続線184により第1方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の送信制御線124に接続され、各第1画素群141における第3サブ画素123の第2初期化信号線1312は、第5接続線185により第1方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121の第2初期化信号線1312に接続され、第1接続線181、第2接続線182、第3接続線183、第4接続線184及び第5接続線185は、第1間隔領域161に収束される。例えば、本開示の「収束」は、接続線の配列密度が接続線に接続された様々な信号線の配列密度よりも小さいことを指す。例えば、第1~第5接続線181~185は、第2方向に密集して配列され、それに接続された様々な信号線は、第2方向により疎に配列される。これにより、該表示基板は、第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線を第1間隔領域に収束することにより、第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線の占有する面積を低減することができることにより、第1表示領域の光透過率を向上させることができる。
【0061】
一部の例において、図5及び図6に示すように、第1接続線181、第3接続線183及び第5接続線185は、電源線128と同層に設置され、第1初期化信号線1311、ゲート線133及び第2初期化信号線1312と異なる層に設置される。例えば、第1接続線181、第3接続線183及び第5接続線185は、スルーホールを介して第1初期化信号線1311、ゲート線133及び第2初期化信号線1312にそれぞれ電気的に接続される。
【0062】
一部の例において、図5及び図6に示すように、第2接続線182は、第1リセット信号線1321と同層に設置され、かつ一体成形され、第4接続線184は、送信制御線134と同層に設置され、かつ一体成形される。これにより、第1接続線、第3接続線及び第5接続線は、同じ層に位置し、第2接続線及び第4接続線は、同じ層に位置する。第1接続線、第3接続線及び第5接続線と第2接続線及び第4接続線とは、異なるフィルム層に位置するため、互いに絶縁することを保証する前提で、第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線を緊密に設置することができ、それにより第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線の占有する面積をさらに減少させることができる。
【0063】
一部の例において、図5及び図6に示すように、第1接続線181、第2接続線182、第3接続線183、第4接続線184及び第5接続線185は、第2方向に順次設置される。これにより、互いに絶縁することを保証する前提で、第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線を緊密に設置することができ、それにより第1接続線、第2接続線、第3接続線、第4接続線及び第5接続線の占有する面積をさらに減少させることができる。
【0064】
一部の例において、図5及び図6に示すように、画素回路130は、第2方向に沿って延在するデータ線136をさらに含み、各第1画素群141における第1サブ画素121のデータ線136は、第6接続線186により第2方向に隣接する第1画素群141における第1サブ画素121のデータ線136に接続され、各第1画素群141における第2サブ画素122のデータ線136は、第7接続線187により第2方向に隣接する第1画素群141における第2サブ画素122のデータ線136に接続され、各第1画素群141における第3サブ画素123のデータ線136は、第8接続線188により第2方向に隣接する第1画素群141における第3サブ画素123のデータ線136に接続され、第6接続線186、第7接続線187及び第8接続線188は、第2間隔領域162に収束される。これにより、該表示基板は、第6接続線、第7接続線及び第8接続線を第2間隔領域に収束することにより、第6接続線、第7接続線及び第8接続線の占有する面積を低減することができ、それにより第1表示領域の光透過率を向上させることができる。
【0065】
一部の例において、図5及び図6に示すように、第6接続線186は、第1初期化信号線1311と同層に設置され、データ線136と異なる層に設置され、第7接続線187は、データ線136と同層に設置され、かつ一体成形され、第8接続線188は、第1リセット信号線1321と同層に設置され、データ線136と異なる層に設置される。例えば、第6接続線186及び第8接続線188は、スルーホールを介して対応するデータ線136にそれぞれ電気的に接続されてもよい。これにより、第6接続線及び第8接続線は、データ線と異なる層に設置され、第7接続線は、データ線と同じ層に位置し、すなわち、第6接続線及び第8接続線が位置するフィルム層と第7接続線が位置するフィルム層は、異なるフィルム層である。したがって、互いに絶縁すること保証する前提で、第6接続線、第7接続線及び第8接続線を緊密に設置することができ、それにより第6接続線、第7接続線及び第8接続線の占有する面積をさらに減少させることができる。
【0066】
一部の例において、図6に示すように、第6接続線186、第8接続線188及び第7接続線187は、第1方向に順次設置される。
【0067】
説明すべきなのは、本開示の実施例に係る表示基板における第1表示領域における第1画素群の数は、上記図面における第1表示領域内の第1画素群の具体的な数に限定されず、製品の具体的なサイズに基づいて設定される。
【0068】
本開示の一実施例は、表示装置をさらに提供する。図7は、本開示の一実施例に係る表示装置の模式図である。図7に示すように、該表示装置300は、上記表示基板100を含む。これにより、該表示装置は、該表示基板の有益な技術的効果に対応する技術的効果を有し、具体的には、上記表示基板の関連説明を参照することができる。
【0069】
例えば、該表示装置は、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)ディスプレイ等の表示装置及びこれらの表示装置を含むテレビ、デジタルカメラ、携帯電話、腕時計、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、ナビゲーター等の任意の表示機能を有する製品又は部品であってもよい。
【0070】
一部の例において、図7に示すように、該表示装置300は、感光機能素子310をさらに含み、複数のサブ画素120のベース基板110に近接する側に位置し、感光機能素子310のベース基板110での正投影は、第1表示領域112と少なくとも局所的に重なる。感光機能素子310は、該表示基板の複数のサブ画素が位置する側からの光線を受けることにより、様々な機能を実現するように構成される。
【0071】
例えば、上記感光機能素子310は、カメラであってもよく、それにより該表示装置は、フルスクリーン設計を実現すると同時に撮像等の機能を実現することができる。
【0072】
下記の点をさらに説明する必要がある。
(1)本開示の実施例の図面は、本開示の実施例の関する構造のみに関し、他の構造について通常の設計を参照することができる。
【0073】
(2)コンフリクトがない場合、本開示の同一の実施例及び異なる実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。
【0074】
以上は、本開示の例示的な実施形態だけであり、本開示の保護範囲を限定するものではなく、本開示の保護範囲は、添付の請求項により決定される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】