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  • 特表-無菌液体包装容器 図1
  • 特表-無菌液体包装容器 図2A
  • 特表-無菌液体包装容器 図2B
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-25
(54)【発明の名称】無菌液体包装容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 5/00 20060101AFI20230718BHJP
   B65D 65/42 20060101ALI20230718BHJP
   B32B 29/04 20060101ALI20230718BHJP
   B32B 27/00 20060101ALI20230718BHJP
   B32B 27/32 20060101ALI20230718BHJP
   B65D 5/74 20060101ALI20230718BHJP
   B65D 5/02 20060101ALI20230718BHJP
【FI】
B65D5/00 A
B65D65/42 A
B32B29/04
B32B27/00 H
B32B27/32 Z
B65D5/74 020
B65D5/02 M
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022575352
(86)(22)【出願日】2021-06-05
(85)【翻訳文提出日】2022-12-26
(86)【国際出願番号】 IN2021050550
(87)【国際公開番号】W WO2021245709
(87)【国際公開日】2021-12-09
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522475030
【氏名又は名称】ユーフレックス リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】チャトルベディ,アショク
【テーマコード(参考)】
3E060
3E086
4F100
【Fターム(参考)】
3E060AA03
3E060AA07
3E060AA08
3E060AA13
3E060AA17
3E060BA01
3E060BC01
3E060BC04
3E060CF04
3E060CF05
3E060CF06
3E060DA20
3E060DA30
3E060EA03
3E060EA13
3E086AD02
3E086AD06
3E086BA13
3E086BA14
3E086BA15
3E086BA24
3E086BA25
3E086BA35
3E086BB01
3E086BB05
3E086BB13
3E086BB62
3E086CA12
3E086CA13
4F100AA08B
4F100AA08C
4F100AB10E
4F100AB33E
4F100AC03B
4F100AC03C
4F100AK06D
4F100AK06E
4F100AK64E
4F100BA02
4F100BA03
4F100BA05
4F100BA06
4F100BA07
4F100CB05E
4F100DG10A
4F100EH66E
4F100GB16
4F100HB31E
4F100JD01E
4F100JL13E
(57)【要約】
本開示は、無菌液体包装容器(100)を開示する。前記液体包装容器は、カップストック板紙で作られ、容器を形成するように構成されるラミネート構造(200b)であってもよい。これは、ラミネート構造(200b)を形成するように構成された複数の層であってもよく、複数の層のうちの少なくとも1つの層はカップストック板紙層(204b)である。
【選択図】図2B
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を包装することに用いられる無菌液体包装容器(100)であって、
容器(100)の壁(102a、102b、104a、104b)、底面(106)及び上面(108)を形成するように構成されたカップストック板紙を有するラミネート構造(200b)を含み、
前記カップストック板紙の片面または両面に粘土(CaCO)がコーティングされている、無菌液体包装容器(100)。
【請求項2】
前記ラミネート構造(200b)は、
i. 第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層(206b)と、
ii. カップストック板紙層の層(204b)と、
iii. 第2のLDPE層(210b)と、
iv. バリア保護層(202b)と、
v. 接着層としてのLDPE粘着性ポリマー層(208b)と、
vi. メタロセン層(212b)と、
を含む、請求項1に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項3】
前記カップストック板紙層(204b)の1平方メートル当たりのグラム数(GSM)は、180から310GSMの範囲になる、請求項2に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項4】
前記カップストック板紙層(204b)は、第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層(206b)で覆われた側に印刷物を備える、請求項2に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項5】
前記バリア保護層(202b)は、アルミニウム箔または真空金属化アルミニウムまたは任意の他の金属フィルムまたはコーティングで作られた金属コーティングである、請求項2に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項6】
前記容器(100)は、分配手段(110)を選択可能に含む、請求項1に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項7】
前記液体分配手段(110)は、容器(100)の上面(108)、底面(106)または壁(102、102b、104a、104b)のいずれか1つに設置される、請求項7に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項8】
前記液体分配手段(110)は、注ぎ口、キャップ、ストロー孔またはシザーカットから選択される、請求項7に記載の無菌液体包装容器(100)。
【請求項9】
前記容器(100)の形状は、直方体、円柱、角柱、角錐、円錐、または内容物を保持するための任意の三次元形状から選択される、請求項1に記載の無菌液体包装容器(100)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体包装容器に関し、具体的に、液体や流体、油などを包装するために使用されるカップストック板紙で作られた無菌液体包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
液体製品の包装、保管及び輸送に使用される無菌液体包装容器は、包装産業に広く使用されている。通常、このような容器は、図2Aに示すように、形状や安定性を実現するために、紙や板紙のコア層(204a)からなるラミネートで作られる。耐液性コーティング(liquid-resistant coating)や層は、紙や板紙のコア層の両面に適用され、液体吸収繊維のコア層への水分の浸透を効果的に防止する。これらの耐液性層は、通常、包装材に優れたヒートシール性も付与する熱可塑性プラスチック、好ましくはポリエチレンで構成される。コーティングは、水分やガスに対するバリアを付与し、紙や板紙のコア層を保護するための適切なフォーミュレーションであればよい。
【0003】
上記のような包装用の様々なタイプの容器は、様々な先行技術に開示されている。例えば、US6048295には、紙コアラミネートで包装容器を形成する方法が開示されている。US7288302には、紙や板紙のコア層を含む包装ラミネートとそのラミネートで作られた容器が開示されている。また、EP0461116A1には、コア層としての紙や板紙(204a)を有するラミネートなどの折り畳み可能な包装基材から製造された液体包装用のゲーブルトップ(gable top)ブリックパックが開示されている。
【0004】
これらのタイプの容器は、多くの点で意図された目的を果たしますが、製造コストが高くなる。液体包装板(Liquid Packaging Board)と呼ばれる従来の板紙をコア材として使用して、容器の形状に必要な強度を持たせるため、コストが高くなる。LPBは、限られたサプライヤーによって製造されているため、取得性と安定な価格が不利になる。従って、包装の製造コストを大幅に削減し、取得容易性を確保し、あらゆる技術的及び美的要件を満たすオプションを期待する。
【0005】
上記のように、ニーズを満たすために、本発明は、既存のパックと同様な強度及びその他の特性を有するが、ラミネートコストが大幅に低い、入手も容易である異なるコア用板紙材を有する無菌液体包装容器を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ジュース、ミルク、オイルなどの液体飲料を包装するためのカップストック板紙で作られた無菌液体包装容器を提供する。
【0007】
本発明の目的は、カップストック板紙とその他のポリマー層を有するラミネートで作られた無菌包装容器を提供する。
【0008】
本発明の別の目的は、標準的な貯蔵寿命期間で液体を内部に保存するために容易に入手できる低コストの無菌包装容器を提供する。
【0009】
本開示のさらなる目的は、特にジュース、ミルク、ワイン、オイルなどの液体物質の無菌包装に適し、注ぎ口コンポーネントを備えた最適なサイズおよび位置が形成された矩形包装体を提供する。注ぎ口コンポーネントのサイズは、最適な性能を備えることが好ましい。容器は分配開口部(dispensing opening)を選択可能に有する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、液体を包装するに用いられる無菌包装容器に関する。容器は、容器の壁、底面、上面を形成するように構成されたカップストック板紙で作られたラミネート構造と、分配手段とを含む。液体分配手段は、容器の表面または壁のいずれかに設置されている。液体分配手段は、注ぎ口(spout)、キャップ、ストロー孔またはシザーカット(scissor cut)から選択される。容器の形状は、直方体、円柱、角柱、角錐、円錐、または内容物を保持するための任意の三次元形状から選択することができる。
【0011】
カップストック板紙のラミネート構造は、第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層、カップストック板紙層の層、第2のLDPE層、アルミニウム箔または金属化アルミニウムからなるバリア保護層、接着層(binding layer)としての第3のLDPE粘着性ポリマー層およびメタロセン層を含む。カップストック板紙層は、片面または両面に粘土(CaCO)がコーティングされている。カップストック板紙層は、180から310GSMまでの範囲内になる。カップストック板紙層は、第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層で覆われた側に印刷物(printing)を有する。バリア保護層は、アルミニウム箔や金属化アルミニウム、または真空アルミニウムからなる金属コーティングまたはその他の金属コーティングである。
【0012】
これは、本開示の他の態様及び本開示の新規性を表示する様々な特徴は、明細書に具体的に記載され、上記概要と併せて、本発明に添付され、本開示の一部を形成する。本開示、その操作上の利点、およびその使用によって達成される特定の目的をよりよく理解するために、本開示の例示的な実施形態が例示されている添付の図面および記述事項を参照する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本開示の利点および特徴は、添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照することにより、よりよく理解されるであろうが、ここで、同様の要素は同様の符号で識別される。
図1】本開示の例示的な実施形態による無菌液体包装容器の斜視図を示す。
図2A】従来技術のラミネートの断面図を示す。
図2B】本開示の例示的な実施形態に応じて図1の無菌液体包装容器の製造に用いられる典型的なラミネートの断面図を示す。同様の符号は、添付図面のいくつかの図の説明を通じて、同様の部分を意味する。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本開示を完全に理解するために、上記の添付図面と共に以下の詳細な説明を参照する。本開示は、例示的な実施形態と関連して説明されているが、本明細書に記載された特定の形態に限定されることを意図するものではない。状況に応じて様々な省略や同等の置換形態が提案されたり有利になったりするが、これらは本開示の精神または範囲から逸脱しない応用または実施をカバーすることを意図していると理解されたい。さらに、本開示の範囲を限定する意図はないことを理解すべきであり、ここで示される本開示の図面におけるそのような変更およびさらなる修正、ならびに適用のさらなる原則が考慮される。また、本明細書で使用される語句および専門用語は、説明のためのものであり、限定的なものであってはならないことを理解すべきである。さらに、本明細書における「一実施形態」または「実施形態」への言及は、その実施形態に関連する特定の特徴、特性または機能が本開示の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。さらに、本明細書において、このような表現が異なる場所で出現しても、必ずしも同じ実施態様への言及を意味するものではない。本明細書における用語「a」および「an」は、量の限定を意味するのではなく、参照されたアイテムの少なくとも1つの存在を意味する。
【0015】
前記従来技術における固有の欠点に鑑み、本開示の一般的な目的は、高価な液体包装板に代わるコア層としてカップストック板紙で作られ、従来技術の全ての利点を含み、従来技術の固有の欠点を克服し、いくつかの付加的な利点を提供するように構成された無菌液体包装容器を提供する。
【0016】
カップストック板紙は、液体包装板よりもはるかに低価格で市場で簡単に入手でき、品質を犠牲にすることなく経済的なパッケージを取得することができる。
【0017】
上記の目的を達成するために、本開示の一態様には、液体を包装するに用いられる無菌液体包装容器が提供される。包装容器は、両面に少なくとも1つのポリマー層で構成された少なくとも1つのカップストック板紙層を含む多層ラミネートによって形成される。
【0018】
一態様において、本発明は、液体を包装するために用いられる無菌液体包装容器(100)を提供する。容器(100)は、容器(100)の壁(102、102b、104a、104b)、底面(106)、表面(108)を形成するように構成されたラミネート構造(200b)のカップストック板紙と、分配手段(110)とを含む。
【0019】
カップストック板紙のラミネート構造(200b)は、第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層(206b)、カップストック板紙層の層(204b)、第2のLDPE層(210b)、アルミニウム箔または金属化アルミニウムからなるバリア保護層(202b)、接着層としての第3のLDPE粘着性ポリマー層(208b)およびメタロセン層(212b)を含む。
【0020】
本発明の例示的な実施形態には、主に外側または両側に粘土(CaCO)がコーティングされたカップストック板紙を含む多層ラミネート構造の包装基材が用いられ、コーティングされていないカップストック板紙と比較して良好な印刷結果を得ることが可能である。また、このようなラミネートボードは、通常、カップストック板紙の片面に印刷物、この印刷物の上にLDPE(低密度ポリエチレン)の層を有する。板紙の反対側には、接着層により、アルミニウム箔または真空金属化アルミニウムまたはその他の金属フィルムやコーティングのバリア保護層とラミネートされるもう1層のLDPEがコーティングされる。アルミニウムの他の面は、さらにLDPE粘着性ポリマー層とメタロセン層がラミネートされる。これにより、6層の構造になる。カップストック板紙は、容器のサイズと強度の要件に応じて、180から310までのGSMを有する。このようなラミネートで形成された無菌液体包装容器は、2対の対向する側壁、底面、および上面を含むとともに、注ぎ口、キャップ、ストロー孔などの、上面に配置された液体分配手段を選択可能に含む。
【0021】
例示的な実施形態には、本発明は、主に粘土(CaCO)でコーティングされたカップストック板紙を有する6層の多層ラミネート構造を含む包装基材の多層ラミネート構造を提供する。このようなラミネートで形成された無菌液体包装容器は、2対の対向する側壁、底面、および上面を含むとともに、注ぎ口、キャップ、ストロー孔、シザーカットなどの、表面または壁のいずれかに設けられた液体分配手段を選択可能に含む。
【0022】
ここで、本開示の例示的な実施形態による図1図2Bを参照する。図1は、無菌液体包装容器(100)(以下、「容器(100)」と言う)を示し、図2Bは、カップストック板紙で作られる上記の容器(100)を製造するためのラミネート構造(200b)を示す。図1に示すように、容器(100)はカップストック板紙層で作られ、製造者のニーズに応じて、複数のラミネート構造を有するラミネート構造によって形成することができ、前記ラミネート構造は、少なくとも1層のカップストック板紙層を含み、前記カップストック板紙層はその両面には少なくとも1つのポリマー層が配置されている。ラミネート構造は、図2Bに示すように、防水および内容物の抗菌に用いられる第1の低密度ポリエチレン(LDPE)層(206b)、耐久性を改善するためのカップストック板紙層(204b)、LDPEラミネートリボルバー(210b)、酸素透過に対する抵抗を発生させるためのバリア保護層(202b)(すなわちアルミニウム箔または金属化アルミニウム)、接着層としてのLDPE粘着性ポリマー層(208b)および液体内容物をシールするもう1つのPE層(即ち、メタロセン層(212b))からなる複数の層で構成されている。
【0023】
本発明の実施形態では、バリア保護層(202b)は、さらに、アルミニウム箔または金属化アルミニウムまたは他の金属コーティングのコーティングまたはバリア保護層(図示せず)を含んでもよい。必要に応じて、適切な接着層は、ラミネート構造(200b)を構成することに用いることができる。
【0024】
本発明の実施形態では、このようなカップストック紙で形成された無菌液体包装容器(100)は、2対の対向する側壁(102a)、(102b)および(104a)、(104b)、底面(106)および上面(108)と、上面(108)に設けられた選択可能な分配手段(110)とを含み、分配手段(110)が開かれると、容器(100)の内容物はそこから注ぎ出され得る。いくつかの実施形態では、分配手段(110)は、要件または設計に応じて、容器(100)の任意の箇所に配置することができる。なお、分配手段(110)は、注ぎ口、キャップ、ストロー孔または他の分配手段であってもよい。キャップおよびクローザーがない場合、分配手段(110)は、典型的にはシザーカットである。分配手段(110)は、容器(100)の側壁(102a)、(102b)および(104a)、(104b)、底面(106)、および上面(108)のうちの少なくとも1つにある。パックの形状は、直方体、円柱、角柱、角錐、円錐などに限定されず、内容物を保持する三次元形状であればよい。
【0025】
ラミネート構造に使用されるカップストック板紙は、経済的な価格で市場で容易に入手でき、リサイクル特性を備えているため、パックを製造するトータルコストを削減することが可能です。粘土(CaCO)でコーティングされたカップストック板紙層には、簡単に印刷できる。また、本開示の容器(100)は、市場のパックと機能的および美学的に類似している。さらに、容器(100)は、ジュース、ミルク、アルコール飲料、水、オイル、クリームなどのあらゆる種類の液体を便利な方法で包装し、保管し、取り扱い、運ぶことができる。
【0026】
本開示の特定の実施形態に関する前述の説明は、例示および説明の目的で提示されたものである。これらは、網羅的であること、または本開示を開示された正確な形態に限定することを意図したものではなく、明らかに多くの修正および変形が、上記の教示に照らして可能である。実施形態は、本開示の原理およびその実際の適用を最もよく説明するために選択され、説明され、それにより、当業者が本開示および意図される特定の用途に適した様々な修正を加えた様々な実施形態を最もよく利用できるようにする。状況が示唆するか、便宜をもたらすように、均等物のさまざまな省略および置換が企図されるが、そのようなものは、本開示の精神または範囲から逸脱することなく適用または実装をカバーすることを意図することが理解される。
【0027】
上述の本開示は、液体を包装するための無菌液体包装容器を含むが、これに限定されない、いくつかの技術的な利点を有する。本発明の技術的な進歩は、カップストック紙が液体包装板(LPB)よりも安価であり、市場で容易に入手できるため、形成された無菌液体容器が経済的であることである。粘土(CaCO)でコーティングされたカップストック板紙層は、コーティングされていないカップストック板紙と比較して良好な印刷効果を備える。
【0028】
本明細書では、好ましい実施形態の特定の特徴をかなり強調してきたが、本開示の原理から逸脱することなく、好ましい実施形態において多くの追加の特徴を追加することができ、多くの変更を加えることができることが理解されるであろう。本開示の好ましい実施形態におけるこれらおよび他の変更は、本明細書の開示から当業者には明らかであり、それによって、前述の説明的事項は、単に本開示を例示するものとして解釈され、限定するものではないことが明確に理解されるべきである。
図1
図2A
図2B
【国際調査報告】