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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-26
(54)【発明の名称】測定ギャップの動的構成
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20230719BHJP
   H04W 72/23 20230101ALI20230719BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20230719BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W72/23
H04W72/0446
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022579090
(86)(22)【出願日】2021-06-29
(85)【翻訳文提出日】2022-12-21
(86)【国際出願番号】 US2021039723
(87)【国際公開番号】W WO2022006185
(87)【国際公開日】2022-01-06
(31)【優先権主張番号】202041027695
(32)【優先日】2020-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】イェッラマッリ、スリニバス
(72)【発明者】
【氏名】クマー、ムケシュ
(72)【発明者】
【氏名】マノラコス、アレクサンドロス
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA01
5K067CC04
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE24
5K067JJ21
5K067LL11
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための様々な技法が開示される。一態様では、ユーザ機器(UE)が、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信し、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信し、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施する。測定ギャップ構成の動的構成に関係する他の技法も開示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記第1の測定ギャップ構成の前記アクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービング基地局から、前記デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信すること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数の測定を実施した後に前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
【請求項12】
前記UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信すること
をさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項11に記載の方法。
【請求項17】
前記UEから、前記第1の測定ギャップ構成によって指定された前記測定ギャップ中に、前記UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信すること
をさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項19】
前記サービング基地局に、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して受信される、
をさらに備える、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを受信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項18に記載の方法。
【請求項23】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項18に記載の方法。
【請求項24】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項18に記載の方法。
【請求項25】
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
【請求項26】
前記UEから、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を受信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して送信される、
をさらに備える、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを送信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
をさらに備える、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項25に記載の方法。
【請求項30】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項25に記載の方法。
【請求項31】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項32】
前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信すること
をさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記メッセージは、前記サービング基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、請求項31に記載の方法。
【請求項36】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項31に記載の方法。
【請求項38】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項31に記載の方法。
【請求項39】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項31に記載の方法。
【請求項40】
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
【請求項41】
前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを送信すること
をさらに備える、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記メッセージは、前記基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
請求項40に記載の方法。
【請求項43】
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、請求項40に記載の方法。
【請求項44】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
をさらに備える、請求項40に記載の方法。
【請求項45】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項40に記載の方法。
【請求項47】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項40に記載の方法。
【請求項48】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を備える、方法。
【請求項49】
ロケーションサーバによって実施される通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を備える、方法。
【請求項50】
前記PRS構成を更新することが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令すること
を備える、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記PRS構成を更新することが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令すること
を備える、請求項49に記載の方法。
【請求項52】
前記測定ギャップ構成を受信することが、
前記UEから前記測定ギャップ構成を受信すること
を備える、請求項49に記載の方法。
【請求項53】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
【請求項54】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1の測定ギャップ構成の前記アクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作すること
を行うようにさらに構成された、請求項53に記載のUE。
【請求項55】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局から、前記デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信すること
を行うようにさらに構成された、請求項54に記載のUE。
【請求項56】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項55に記載のUE。
【請求項57】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項55に記載のUE。
【請求項58】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記1つまたは複数の測定を実施した後に前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
を行うようにさらに構成された、請求項54に記載のUE。
【請求項59】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
を行うようにさらに構成された、請求項54に記載のUE。
【請求項60】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項53に記載のUE。
【請求項61】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項53に記載のUE。
【請求項62】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項53に記載のUE。
【請求項63】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うようにさらに構成された、基地局。
【請求項64】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信すること
を行うようにさらに構成された、請求項63に記載の基地局。
【請求項65】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項64に記載の基地局。
【請求項66】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項64に記載の基地局。
【請求項67】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項63に記載の基地局。
【請求項68】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項63に記載の基地局。
【請求項69】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから、前記第1の測定ギャップ構成によって指定された前記測定ギャップ中に、前記UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信すること
を行うようにさらに構成された、請求項63に記載の基地局。
【請求項70】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
【請求項71】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局に、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して受信される、
を行うようにさらに構成された、請求項70に記載のUE。
【請求項72】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを受信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
を行うようにさらに構成された、請求項70に記載のUE。
【請求項73】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項72に記載のUE。
【請求項74】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項70に記載のUE。
【請求項75】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項70に記載のUE。
【請求項76】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項70に記載のUE。
【請求項77】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うように構成された、基地局。
【請求項78】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を受信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して送信される、
を行うようにさらに構成された、請求項77に記載の基地局。
【請求項79】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを送信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
を行うようにさらに構成された、請求項77に記載の基地局。
【請求項80】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項79に記載の基地局。
【請求項81】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項77に記載の基地局。
【請求項82】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項77に記載の基地局。
【請求項83】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
【請求項84】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信すること
を行うようにさらに構成された、請求項83に記載のUE。
【請求項85】
前記メッセージは、前記サービング基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
請求項83に記載のUE。
【請求項86】
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、請求項83に記載のUE。
【請求項87】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
を行うようにさらに構成された、請求項83に記載のUE。
【請求項88】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項87に記載のUE。
【請求項89】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項83に記載のUE。
【請求項90】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項83に記載のUE。
【請求項91】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項83に記載のUE。
【請求項92】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うように構成された、基地局。
【請求項93】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを送信すること
を行うようにさらに構成された、請求項92に記載の基地局。
【請求項94】
前記メッセージは、前記基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
請求項92に記載の基地局。
【請求項95】
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、請求項92に記載の基地局。
【請求項96】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
を行うようにさらに構成された、請求項92に記載の基地局。
【請求項97】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項96に記載の基地局。
【請求項98】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項92に記載の基地局。
【請求項99】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項92に記載の基地局。
【請求項100】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
【請求項101】
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ロケーションサーバであって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を行うように構成された、ロケーションサーバ。
【請求項102】
前記PRS構成を更新するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、請求項101に記載のロケーションサーバ。
【請求項103】
前記PRS構成を更新するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、請求項101に記載のロケーションサーバ。
【請求項104】
前記測定ギャップ構成を受信するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから前記測定ギャップ構成を受信すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、請求項101に記載のロケーションサーバ。
【請求項105】
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信するための手段と、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
【請求項106】
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信するための手段と、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
【請求項107】
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
【請求項108】
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
【請求項109】
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
【請求項110】
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
【請求項111】
ユーザ機器(UE)であって、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信するための手段と、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信するための手段と、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
【請求項112】
ロケーションサーバであって、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信するための手段と、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信するための手段と、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新するための手段と
を備える、ロケーションサーバ。
【請求項113】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項114】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項115】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項116】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項117】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項118】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項119】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項120】
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ロケーションサーバによって実行されたとき、前記ロケーションサーバに、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2020年6月30日に出願された「DYNAMIC CONFIGURATION OF MEASUREMENT GAPS」と題するインド特許出願第202041027695号の優先権を米国特許法第119条の下で主張する。
【背景技術】
【0002】
[0002] 本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関する。
【0003】
[0003] ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)と、(中間の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービスと、第3世代(3G)高速データ、インターネット対応ワイヤレスサービスと、第4世代(4G)サービス(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))またはWiMax(登録商標))とを含む、様々な世代を通して発展してきた。現在、セルラーおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、使用されている多くの異なるタイプのワイヤレス通信システムがある。知られているセルラーシステムの例は、セルラーアナログ高度モバイルフォンシステム(AMPS)、および符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などに基づくデジタルセルラーシステムを含む。
【0004】
[0004] 新無線(NR)と呼ばれる第5世代(5G)ワイヤレス規格は、改善の中でも、より高いデータ転送速度と、より多い数の接続と、より良いカバレージとを必要とする。次世代モバイルネットワークアライアンスによる5G規格は、数万人のユーザの各々に数十メガビット毎秒のデータレートを提供し、オフィスフロア上の数十人の労働者に1ギガビット毎秒のデータレートを提供するように設計されている。大きいセンサー展開をサポートするために、数十万の同時接続がサポートされるべきである。したがって、5Gモバイル通信のスペクトル効率は、現在の4G規格と比較して著しく拡張されるべきである。さらに、現在の規格と比較して、シグナリング効率が拡張されるべきであり、レイテンシが大幅に低減されるべきである。
【発明の概要】
【0005】
[0005] 以下は、本明細書で開示される1つまたは複数の態様に関係する簡略化された概要を提示する。したがって、以下の概要は、すべての企図された態様に関係する広範な概観と見なされるべきではなく、また、以下の概要は、すべての企図された態様に関係する主要なまたは重要な要素を識別するか、あるいは特定の態様に関連する範囲を定めるものと見なされるべきではない。したがって、以下の概要は、以下で提示される発明を実施するための形態に先行して、簡略化された形で、本明細書で開示される機構に関係する1つまたは複数の態様に関係するいくつかの概念を提示する唯一の目的を有する。
【0006】
[0006] 一態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信(wireless communication)の方法が、上位レイヤシグナリング(higher layer signaling)を介してサービング基地局(serving base station)から、複数の測定ギャップ構成(measurement gap configurations)を受信することと、下位レイヤシグナリング(lower layer signaling)を介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成(first measurement gap configuration)のアクティブ化(activation)を受信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局(non-serving base station)の1つまたは複数の測定を実施することとを含む。
【0007】
[0007] 一態様では、基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法が、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを含む。
【0008】
[0008] 一態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法は、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージ(message)を受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータ(parameter)の新しい値(new value)を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える。
【0009】
[0009] 一態様では、基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法は、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを含む。
【0010】
[0010] 一態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法は、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新(update)を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える。
【0011】
[0011] 一態様では、基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法は、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを含む。
【0012】
[0012] 一態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法は、ロケーションサーバ(location server)から、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求(request)を送信することと、要求が、複数のPRS送信の時間(time)および/または周波数(frequency)におけるロケーション(location)を指定する、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信することとを含む。
【0013】
[0013] 一態様では、ロケーションサーバによって実施される通信の方法が、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、UEについての測定ギャップ構成を受信することと、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新することとを含む。
【0014】
[0014] 一態様では、ユーザ機器(UE)が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行うように構成される。
【0015】
[0015] 一態様では、基地局が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行うように構成される。
【0016】
[0016] 一態様では、ユーザ機器(UE)が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行うように構成される。
【0017】
[0017] 一態様では、基地局が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行うように構成される。
【0018】
[0018] 一態様では、ユーザ機器(UE)が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行うように構成される。
【0019】
[0019] 一態様では、基地局が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行うように構成される。
【0020】
[0020] 一態様では、ユーザ機器(UE)が、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、要求が、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、少なくとも1つのトランシーバを介して、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信することとを行うように構成される。
【0021】
[0021] 一態様では、ロケーションサーバが、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのトランシーバを介して、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、少なくとも1つのトランシーバを介して、UEについての測定ギャップ構成を受信することと、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新することとを行うように構成される。
【0022】
[0022] 一態様では、ユーザ機器(UE)が、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信するための手段と、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段とを含む。
【0023】
[0023] 一態様では、基地局が、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信するための手段と、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えるための手段とを含む。
【0024】
[0024] 一態様では、ユーザ機器(UE)は、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段とを含む。
【0025】
[0025] 一態様では、基地局は、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えるための手段とを含む。
【0026】
[0026] 一態様では、ユーザ機器(UE)は、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段とを含む。
【0027】
[0027] 一態様では、基地局は、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えるための手段とを含む。
【0028】
[0028] 一態様では、ユーザ機器(UE)は、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信するための手段と、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信するための手段と、要求が、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信するための手段とを含む。
【0029】
[0029] 一態様では、ロケーションサーバが、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信するための手段と、UEについての測定ギャップ構成を受信するための手段と、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新するための手段とを含む。
【0030】
[0030] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、UEに、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行わせる。
【0031】
[0031] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、基地局によって実行されたとき、基地局に、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行わせる。
【0032】
[0032] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、UEに、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行わせる。
【0033】
[0033] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、基地局によって実行されたとき、基地局に、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行わせる。
【0034】
[0034] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、UEに、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを行わせる。
【0035】
[0035] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、基地局によって実行されたとき、基地局に、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを行わせる。
【0036】
[0036] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、UEに、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、要求が、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信することとを行わせる。
【0037】
[0037] 一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、コンピュータ実行可能命令を記憶し、コンピュータ実行可能命令は、ロケーションサーバによって実行されたとき、ロケーションサーバに、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、UEについての測定ギャップ構成を受信することと、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新することとを行わせる。
【0038】
[0038] 本明細書で開示される態様に関連する他の目的および利点は、添付の図面および発明を実施するための形態に基づいて当業者に明らかになるであろう。
【0039】
[0039] 添付の図面は、本開示の様々な態様の説明を助けるために提示され、態様の限定ではなく、単に態様の例示のために提供される。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図1】[0040] 本開示の態様による、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。
図2A】[0041] 本開示の態様による、例示的なワイヤレスネットワーク構造を示す図。
図2B】本開示の態様による、例示的なワイヤレスネットワーク構造を示す図。
図3A】[0042] ユーザ機器(UE)において採用され、本明細書で教示される通信をサポートするように構成され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
図3B】基地局において採用され、本明細書で教示される通信をサポートするように構成され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
図3C】ネットワークエンティティにおいて採用され、本明細書で教示される通信をサポートするように構成され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
図4A】[0043] 本開示の態様による、例示的なフレーム構造を示す図。
図4B】[0044] 本開示の態様による、例示的なダウンリンクスロット内の様々なダウンリンクチャネルを示す図。
図5】[0045] 本開示の態様による、所与の基地局のPRS送信のための例示的な測位基準信号(PRS)構成の図。
図6】[0046] 本開示の態様による、測定ギャップ構成のパラメータが測定ギャップのパターンをどのように指定するかを示す図。
図7】[0047] 無線リソース管理(RRM:radio resource management)測定リソースのために構成された測定ギャップが、測定されるべきPRS送信と一致しない、例示的なシナリオの図。
図8】[0048] 構成された測定ギャップパターンが、すべての構成されたPRSオケージョンをカバーするとは限らない例示的なシナリオの図。
図9】[0049] 構成された測定ギャップパターン外のPRS送信がミュートされるかまたは修正される例示的なシナリオの図。
図10】[0050] 本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図11】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図12】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図13】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図14】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図15】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図16】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
図17】本開示の態様による、通信の例示的な方法を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0041】
[0051] 本開示の態様が、説明のために提供される様々な例を対象とする以下の説明および関連する図面において提供される。本開示の範囲から逸脱することなく、代替態様が考案され得る。さらに、本開示の関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている要素は詳細に説明されないか、または省略される。
【0042】
[0052] 「例示的」および/または「例」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明されるいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明される特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
【0043】
[0053] 以下で説明される情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。たとえば、以下の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、部分的に特定の適用例、部分的に所望の設計、部分的に対応する技術などに応じて、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0044】
[0054] さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実施されるべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、または両方の組合せによって実施され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明される一連のアクションは、実行時に、本明細書で説明される機能をデバイスの関連するプロセッサに実施させるかまたは実施するように命令することになるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態の非一時的コンピュータ可読記憶媒体内で全体として実施されるべきものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、請求される主題の範囲内に入ることがすべて企図されているいくつかの異なる形態で実施され得る。さらに、本明細書で説明される態様の各々について、任意のそのような態様の対応する形態は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実施する「ように構成された論理」として説明され得る。
【0045】
[0055] 本明細書で使用される「ユーザ機器」(UE)および「基地局」という用語は、別段に記載されていない限り、いずれかの特定の無線アクセス技術(RAT)に固有であるかまたは他の方法でそれに限定されることを意図されていない。概して、UEは、ワイヤレス通信ネットワークを介して通信するためにユーザによって使用される任意のワイヤレス通信デバイス(たとえば、モバイルフォン、ルータ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、消費者アセット位置特定デバイス、ウェアラブル(たとえば、スマートウォッチ、グラス、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットなど)、車両(たとえば、自動車、オートバイ、自転車など)、モノのインターネット(IoT)デバイスなど)であり得る。UEは、モバイルであり得るかまたは(たとえば、いくつかの時間において)固定であり得、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用される「UE」という用語は、「アクセス端末」または「AT」、「クライアントデバイス」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」または「UT」、「モバイルデバイス」、「モバイル端末」、「移動局」、あるいはそれらの変形形態と互換的に呼ばれることがある。概して、UEは、RANを介してコアネットワークと通信することができ、コアネットワークを通して、UEは、インターネットなどの外部ネットワークおよび他のUEと接続され得る。もちろん、ワイヤードアクセスネットワーク、(たとえば、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11仕様などに基づく)ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)ネットワークなどを介したものなど、コアネットワークおよび/またはインターネットに接続する他の機構もUEに対して可能である。
【0046】
[0056] 基地局は、それが展開されるネットワークに応じて、UEと通信しているいくつかのRATのうちの1つに従って動作し得、代替的に、アクセスポイント(AP)、ネットワークノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)、次世代eNB(ng-eNB)、(gNBまたはgノードBとも呼ばれる)新無線(NR)ノードBなどと呼ばれることがある。基地局は、主に、サポートされるUEのためのデータ、音声、および/またはシグナリング接続をサポートすることを含む、UEによるワイヤレスアクセスをサポートするために使用され得る。いくつかのシステムでは、基地局は、純粋にエッジノードシグナリング機能を提供し得るが、他のシステムでは、それは、追加の制御および/またはネットワーク管理機能を提供し得る。UEがそれを通して基地局に信号を送ることができる通信リンクは、アップリンク(UL)チャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、逆方向制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。基地局がそれを通してUEに信号を送ることができる通信リンクは、ダウンリンク(DL)または順方向リンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。本明細書で使用されるトラフィックチャネル(TCH)という用語は、アップリンク/逆方向トラフィックチャネルまたはダウンリンク/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指すことがある。
【0047】
[0057] 「基地局」という用語は、単一の物理的送信受信ポイント(TRP)、またはコロケートされることもされないこともある複数の物理的TRPを指し得る。たとえば、「基地局」という用語が、単一の物理的TRPを指す場合、物理的TRPは、基地局のセル(またはいくつかのセルセクタ)に対応する基地局のアンテナであり得る。「基地局」という用語が、複数のコロケートされた物理的TRPを指す場合、物理的TRPは、基地局の(たとえば、多入力多出力(MIMO)システムにおけるような、または基地局がビームフォーミングを採用する場合における)アンテナのアレイであり得る。「基地局」という用語が、複数のコロケートされない物理的TRPを指す場合、物理的TRPは、分散アンテナシステム(DAS)(トランスポート媒体を介して共通ソースに接続された、空間的に分離されたアンテナのネットワーク)またはリモートラジオヘッド(RRH)(サービング基地局に接続されたリモート基地局)であり得る。代替的に、コロケートされない物理的TRPは、UEから測定報告を受信するサービング基地局と、UEがその基準無線周波数(RF)信号を測定しているネイバー基地局とであり得る。TRPは、基地局がワイヤレス信号をそこから送信および受信するポイントであるので、本明細書で使用される、基地局からの送信または基地局における受信への言及は、基地局の特定のTRPを指すものとして理解されるべきである。
【0048】
[0058] UEの測位をサポートするいくつかの実装形態では、基地局は、UEによるワイヤレスアクセスをサポートしないことがある(たとえば、UEのためのデータ、音声、および/またはシグナリング接続をサポートしないことがある)が、代わりに、UEによって測定されるべき基準信号をUEに送信し得、および/またはUEによって送信された信号を受信し、測定し得る。そのような基地局は、(たとえば、信号をUEに送信するとき)測位ビーコンと呼ばれ、および/または(たとえば、信号をUEから受信し、測定するとき)ロケーション測定ユニットと呼ばれることがある。
【0049】
[0059] 「RF信号」は、送信機と受信機との間の空間を通して情報をトランスポートする所与の周波数の電磁波を備える。本明細書で使用される送信機は、単一の「RF信号」または複数の「RF信号」を受信機に送信し得る。しかしながら、受信機は、マルチパスチャネルを通るRF信号の伝搬特性により、各送信されるRF信号に対応する複数の「RF信号」を受信し得る。送信機と受信機との間の異なる経路上の同じ送信されるRF信号は、「マルチパス」RF信号と呼ばれることがある。本明細書で使用されるRF信号は、「ワイヤレス信号」と呼ばれるか、あるいは、「信号」という用語がワイヤレス信号またはRF信号を指すことがコンテキストから明らかである場合、単に「信号」と呼ばれることもある。
【0050】
[0060] 図1は、本開示の態様による、例示的なワイヤレス通信システム100を示す。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)と呼ばれることもある)ワイヤレス通信システム100は、(「BS」と標示された)様々な基地局102と、様々なUE104とを含み得る。基地局102は、マクロセル基地局(高電力セルラー基地局)および/またはスモールセル基地局(低電力セルラー基地局)を含み得る。一態様では、マクロセル基地局は、ワイヤレス通信システム100がLTEネットワークに対応するeNBおよび/もしくはng-eNB、またはワイヤレス通信システム100がNRネットワークに対応するgNB、あるいは両方の組合せを含み得、スモールセル基地局は、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどを含み得る。
【0051】
[0061] 基地局102は、集合的にRANを形成し、バックホールリンク122を通してコアネットワーク170(たとえば、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC))とインターフェースし、コアネットワーク170を通して1つまたは複数のロケーションサーバ172(たとえば、ロケーション管理機能(LMF)またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP))へとインターフェースし得る。(1つまたは複数の)ロケーションサーバ172は、コアネットワーク170の一部であり得るかまたはコアネットワーク170の外部にあり得る。他の機能に加えて、基地局102は、ユーザデータを転送することと、無線チャネル暗号化および解読と、完全性保護と、ヘッダ圧縮と、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバ、デュアル接続性)と、セル間干渉協調と、接続セットアップおよび解放と、負荷分散と、非アクセス層(NAS)メッセージのための分配と、NASノード選択と、同期と、RAN共有と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)と、加入者および機器トレースと、RAN情報管理(RIM)と、ページングと、測位と、警告メッセージの配信とのうちの1つまたは複数に関係する機能を実施し得る。基地局102は、ワイヤードまたはワイヤレスであり得るバックホールリンク134を介して、直接または間接的に(たとえば、EPC/5GCを通して)互いに通信し得る。
【0052】
[0062] 基地局102は、UE104とワイヤレス通信し得る。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。一態様では、1つまたは複数のセルは、各地理的カバレージエリア110中の基地局102によってサポートされ得る。「セル」は、(たとえば、キャリア周波数、コンポーネントキャリア、キャリア、帯域などと呼ばれる、何らかの周波数リソースを介した)基地局との通信のために使用される論理的通信エンティティであり、同じまたは異なるキャリア周波数を介して動作するセルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCI)、拡張セル識別子(ECI)、仮想セル識別子(VCI)、セルグローバル識別子(CGI)など)に関連し得る。いくつかの場合には、異なるセルは、異なるタイプのUEにアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域IoT(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、またはその他)に従って構成され得る。セルは特定の基地局によってサポートされるので、「セル」という用語は、コンテキストに応じて、論理的通信エンティティと、それをサポートする基地局とのいずれかまたは両方を指し得る。さらに、TRPは一般にセルの物理的送信ポイントであるので、「セル」という用語と「TRP」という用語とは互換的に使用され得る。いくつかの場合には、「セル」という用語は、キャリア周波数が検出され、地理的カバレージエリア110の何らかの部分内の通信のために使用され得る限り、基地局の地理的カバレージエリア(たとえば、セクタ)をも指し得る。
【0053】
[0063] ネイバリングマクロセル基地局102の地理的カバレージエリア110は、(たとえば、ハンドオーバ領域において)部分的に重複し得るが、地理的カバレージエリア110のうちのいくつかは、より大きい地理的カバレージエリア110によってかなり重複され得る。たとえば、(「スモールセル」のために「SC」と標示された)スモールセル基地局102’は、1つまたは複数のマクロセル基地局102の地理的カバレージエリア110とかなり重複する地理的カバレージエリア110’を有し得る。スモールセル基地局とマクロセル基地局の両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られ得る。異種ネットワークはまた、限定加入者グループ(CSG)として知られる制限されたグループにサービスを提供し得るホームeNB(HeNB)を含み得る。
【0054】
[0064] 基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク送信、および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL)送信を含み得る。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、MIMOアンテナ技術を使用し得る。通信リンク120は、1つまたは複数のキャリア周波数を通したものであり得る。キャリアの割振りは、ダウンリンクとアップリンクとに関して非対称であり得る(たとえば、ダウンリンクの場合、アップリンクの場合よりも多いまたは少ないキャリアが割り振られ得る)。
【0055】
[0065] ワイヤレス通信システム100は、無認可周波数スペクトル(たとえば、5GHz)中で通信リンク154を介してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)局(STA)152と通信しているWLANアクセスポイント(AP)150をさらに含み得る。無認可周波数スペクトル中で通信するとき、WLAN STA152および/またはWLAN AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信する前にクリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャまたはリッスンビフォアトーク(LBT)プロシージャを実施し得る。
【0056】
[0066] スモールセル基地局102’は、認可および/または無認可周波数スペクトル中で動作し得る。無認可周波数スペクトル中で動作するとき、スモールセル基地局102’は、LTEまたはNR技術を採用し、WLAN AP150によって使用されるのと同じ5GHz無認可周波数スペクトルを使用し得る。無認可周波数スペクトル中でLTE/5Gを採用するスモールセル基地局102’は、アクセスネットワークへのカバレージをブーストし、および/またはアクセスネットワークの容量を増加させ得る。無認可スペクトル中のNRは、NR-Uと呼ばれることがある。無認可スペクトル中のLTEは、LTE-U、認可支援アクセス(LAA)、またはMulteFireと呼ばれることがある。
【0057】
[0067] ワイヤレス通信システム100は、UE182と通信している、ミリメートル波(mmW)周波数および/または近mmW周波数中で動作し得るmmW基地局180をさらに含み得る。極高周波(EHF)は、電磁スペクトル中のRFの一部である。EHFは、30GHz~300GHzの範囲と、1ミリメートルから10ミリメートルの間の波長とを有する。この帯域中の電波はミリメートル波と呼ばれることがある。近mmWは、100ミリメートルの波長をもつ3GHzの周波数まで下方に延在し得る。超高周波(SHF)帯域は、センチメートル波とも呼ばれる、3GHzから30GHzの間に延在する。mmW/近mmW無線周波数帯域を使用する通信は、高い経路損失と比較的短い範囲とを有する。mmW基地局180とUE182とは、極めて高い経路損失と短い範囲とを補償するために、mmW通信リンク184を介してビームフォーミング(送信および/または受信)を利用し得る。さらに、代替構成では、1つまたは複数の基地局102はまた、mmWまたは近mmWとビームフォーミングとを使用して送信し得ることが諒解されよう。したがって、上記の説明は、例にすぎず、本明細書で開示される様々な態様を限定すると解釈されるべきではないことが諒解されよう。
【0058】
[0068] 送信ビームフォーミングは、RF信号を特定の方向に集束させるための技法である。旧来、ネットワークノード(たとえば、基地局)がRF信号をブロードキャストするとき、それは、信号をすべての方向に(全方向的に)ブロードキャストする。送信ビームフォーミングでは、ネットワークノードは、所与のターゲットデバイス(たとえば、UE)が(送信ネットワークノードに対して)どこに位置するかを決定し、より強いダウンリンクRF信号をその特定の方向に投射し、それにより、(データレートに関して)より高速でより強いRF信号を(1つまたは複数の)受信デバイスに提供する。送信するときにRF信号の方向性を変更するために、ネットワークノードは、RF信号をブロードキャストしている1つまたは複数の送信機の各々において、RF信号の位相と相対振幅とを制御することができる。たとえば、ネットワークノードは、アンテナを実際に移動させることなしに、異なる方向に向くように「ステアリング」され得るRF波のビームを作成する(「フェーズドアレイ」または「アンテナアレイ」と呼ばれる)アンテナのアレイを使用し得る。特に、送信機からのRF電流は、別個のアンテナからの電波が互いに加算されて所望の方向における放射が増加される一方で、望ましくない方向における放射を打ち消して抑制するように、適正な位相関係とともに個々のアンテナに供給される。
【0059】
[0069] 送信ビームは擬似コロケートされ得、これは、ネットワークノードの送信アンテナ自体が物理的にコロケートされるか否かにかかわらず、送信ビームが受信機(たとえば、UE)には同じパラメータを有するように見えることを意味する。NRでは、4つのタイプの擬似コロケーション(QCL)関係がある。特に、所与のタイプのQCL関係は、第2のビーム上の第2の基準RF信号に関するいくつかのパラメータが、ソースビーム上のソース基準RF信号に関する情報から導出され得ることを意味する。したがって、ソース基準RF信号がQCLタイプAである場合、受信機は、同じチャネル上で送信される第2の基準RF信号のドップラーシフトと、ドップラー拡散と、平均遅延と、遅延拡散とを推定するために、ソース基準RF信号を使用することができる。ソース基準RF信号がQCLタイプBである場合、受信機は、同じチャネル上で送信される第2の基準RF信号のドップラーシフトとドップラー拡散とを推定するために、ソース基準RF信号を使用することができる。ソース基準RF信号がQCLタイプCである場合、受信機は、同じチャネル上で送信される第2の基準RF信号のドップラーシフトと平均遅延とを推定するために、ソース基準RF信号を使用することができる。ソース基準RF信号がQCLタイプDである場合、受信機は、同じチャネル上で送信される第2の基準RF信号の空間受信パラメータを推定するために、ソース基準RF信号を使用することができる。
【0060】
[0070] 受信ビームフォーミングでは、受信機は、所与のチャネル上で検出されたRF信号を増幅するために受信ビームを使用する。たとえば、受信機は、特定の方向から受信されるRF信号を増幅する(たとえば、それの利得レベルを増加させる)ために、その方向においてアンテナのアレイの利得設定を増加させ、および/または位相設定を調整することができる。したがって、受信機が、ある方向にビームフォーミングすると言われるとき、それは、その方向におけるビーム利得が、他の方向に沿ったビーム利得に対して高いこと、またはその方向におけるビーム利得が、受信機にとって利用可能なすべての他の受信ビームのその方向におけるビーム利得と比較して最も高いことを意味する。これは、その方向から受信されるRF信号のより強い受信信号強度(たとえば、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、信号対干渉プラス雑音比(SINR)など)を生じる。
【0061】
[0071] 送信ビームと受信ビームとは、空間的に関係し得る。空間関係は、第2の基準信号のための第2のビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)のためのパラメータが、第1の基準信号のための第1のビーム(たとえば、受信ビームまたは送信ビーム)に関する情報から導出され得ることを意味する。たとえば、UEは、基地局から基準ダウンリンク基準信号(たとえば、同期信号ブロック(SSB))を受信するために、特定の受信ビームを使用し得る。UEは、次いで、受信ビームのパラメータに基づいて、その基地局にアップリンク基準信号(たとえば、サウンディング基準信号(SRS))を送るための送信ビームを形成することができる。
【0062】
[0072] 「ダウンリンク」ビームは、それを形成しているエンティティに応じて、送信ビームまたは受信ビームのいずれかであり得ることに留意されたい。たとえば、基地局が、UEに基準信号を送信するためにダウンリンクビームを形成している場合、ダウンリンクビームは送信ビームである。しかしながら、UEがダウンリンクビームを形成している場合、それは、ダウンリンク基準信号を受信するための受信ビームである。同様に、「アップリンク」ビームは、それを形成しているエンティティに応じて、送信ビームまたは受信ビームのいずれかであり得る。たとえば、基地局がアップリンクビームを形成している場合、それはアップリンク受信ビームであり、UEがアップリンクビームを形成している場合、それはアップリンク送信ビームである。
【0063】
[0073] 5Gでは、ワイヤレスノード(たとえば、基地局102/180、UE104/182)が動作する周波数スペクトルは、複数の周波数範囲、FR1(450から6000MHzまで)と、FR2(24250から52600MHzまで)と、FR3(52600MHz超)と、FR4(FR1とFR2との間)とに分割される。mmW周波数帯域は、概して、FR2、FR3、およびFR4周波数範囲を含む。したがって、「mmW」および「FR2」または「FR3」または「FR4」という用語は、概して、互換的に使用され得る。
【0064】
[0074] 5Gなど、マルチキャリアシステムでは、キャリア周波数のうちの1つは、「1次キャリア」または「アンカーキャリア」または「1次サービングセル」または「PCell」と呼ばれ、残りのキャリア周波数は、「2次キャリア」または「2次サービングセル」または「SCell」と呼ばれる。キャリアアグリゲーションにおいて、アンカーキャリアは、UE104/182と、UE104/182が初期無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続確立プロシージャを実施するかまたはRRC接続再確立プロシージャを始動するかのいずれかであるセルとによって利用される1次周波数(たとえば、FR1)上で動作するキャリアである。1次キャリアは、すべての共通でUE固有の制御チャネルを搬送し、認可周波数中のキャリアであり得る(ただし、これは常に当てはまるとは限らない)。2次キャリアは、RRC接続がUE104とアンカーキャリアとの間で確立されると構成され得、追加の無線リソースを提供するために使用され得る、第2の周波数(たとえば、FR2)上で動作するキャリアである。いくつかの場合には、2次キャリアは、無認可周波数中のキャリアであり得る。2次キャリアは、必要なシグナリング情報および信号のみを含んでいることがあり、たとえば、1次アップリンクキャリアと1次ダウンリンクキャリアの両方が典型的にはUE固有であるので、UE固有であるものは、2次キャリア中に存在しないことがある。これは、セル中の異なるUE104/182が、異なるダウンリンク1次キャリアを有し得ることを意味する。同じことが、アップリンク1次キャリアについて当てはまる。ネットワークは、任意の時間に任意のUE104/182の1次キャリアを変更することが可能である。これは、たとえば、異なるキャリアに対する負荷を分散させるために行われる。(PCellであるかSCellであるかにかかわらず)「サービングセル」は、何らかの基地局がそれを介して通信しているキャリア周波数/コンポーネントキャリアに対応するので、「セル」、「サービングセル」、「コンポーネントキャリア」、「キャリア周波数」などの用語は、互換的に使用され得る。
【0065】
[0075] たとえば、まだ図1を参照すると、マクロセル基地局102によって利用される周波数のうちの1つは、アンカーキャリア(または「PCell」)であり得、マクロセル基地局102および/またはmmW基地局180によって利用される他の周波数は、2次キャリア(「SCell」)であり得る。複数のキャリアの同時送信および/または受信は、UE104/182がそれのデータ送信および/または受信レートを著しく増加させることを可能にする。たとえば、マルチキャリアシステムにおける2つの20MHzのアグリゲートされたキャリアは、理論的には、単一の20MHzキャリアによって達成されるものと比較して、データレートの倍増(すなわち、40MHz)につながるであろう。
【0066】
[0076] ワイヤレス通信システム100は、通信リンク120を介してマクロセル基地局102と通信し、および/またはmmW通信リンク184を介してmmW基地局180と通信し得る、UE164をさらに含み得る。たとえば、マクロセル基地局102は、UE164のためにPCellと1つまたは複数のSCellとをサポートし得、mmW基地局180は、UE164のために1つまたは複数のSCellをサポートし得る。
【0067】
[0077] 図1の例では、(簡単のために単一のUE104として図1に示されている)図示されたUEのいずれかが、1つまたは複数の地球周回スペースビークル(SV)112(たとえば、衛星)から信号124を受信し得る。一態様では、SV112は、UE104がロケーション情報の独立したソースとして使用することができる衛星測位システムの一部であり得る。衛星測位システムは、一般に、受信機(たとえば、UE104)が、送信機(たとえば、SV112)から受信された測位信号(たとえば、信号124)に少なくとも部分的に基づいて地球上または地球上空で受信機のロケーションを決定することを可能にするように配置された、送信機のシステムを含む。そのような送信機は、一般に、設定された数のチップの反復擬似ランダム雑音(PN)コードでマークされた信号を送信する。一般にSV112中に位置するが、送信機は、時々、地上ベース制御局、基地局102、および/または他のUE104上に位置し得る。UE104は、SV112からジオロケーション情報を導出するための信号124を受信するように特別に設計された1つまたは複数の専用受信機を含み得る。
【0068】
[0078] 衛星測位システムでは、信号124の使用は、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムに関連付けられるかまたはさもなければそれとともに使用するために有効にされ得る、様々な衛星ベースオーグメンテーションシステム(SBAS:satellite-based augmentation system)によってオーグメントされ得る。たとえば、SBASは、ワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS:Wide Area Augmentation System)、欧州静止ナビゲーションオーバーレイサービス(EGNOS:European Geostationary Navigation Overlay Service)、多機能衛星オーグメンテーションシステム(MSAS:Multi-functional Satellite Augmentation System)、全地球測位システム(GPS)支援ジオオーグメンテッドナビゲーションまたはGPSおよびジオオーグメンテッドナビゲーションシステム(GAGAN:GPS Aided Geo Augmented NavigationまたはGPS and Geo Augmented Navigation system)など、完全性情報、差分補正などを提供する(1つまたは複数の)オーグメンテーションシステムを含み得る。したがって、本明細書で使用される、衛星測位システムは、そのような1つまたは複数の衛星測位システムに関連付けられた1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星の任意の組合せを含み得る。
【0069】
[0079] 一態様では、SV112は、追加または代替として、1つまたは複数の非地上波ネットワーク(NTN)の一部であり得る。NTNでは、SV112は、(地上局、NTNゲートウェイ、またはゲートウェイとも呼ばれる)地球局に接続され、地球局は、(地上波アンテナなしの)修正された基地局102または5GCにおけるネットワークノードなど、5Gネットワークにおける要素に接続される。この要素は、5Gネットワークにおける他の要素へのアクセス、および、最終的に、インターネットウェブサーバおよび他のユーザデバイスなど、5Gネットワークの外部のエンティティへのアクセスを提供することになる。そのようにして、UE104は、地上波基地局102からの通信信号の代わりに、またはそれに加えて、SV112からの通信信号(たとえば、信号124)を受信し得る。
【0070】
[0080] ワイヤレス通信システム100は、(「サイドリンク」と呼ばれる)1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)ピアツーピア(P2P)リンクを介して1つまたは複数の通信ネットワークに間接的に接続する、UE190などの1つまたは複数のUEをさらに含み得る。図1の例では、UE190は、(たとえば、UE190がそれを通してセルラー接続性を間接的に取得し得る)基地局102のうちの1つに接続されたUE104のうちの1つとのD2D P2Pリンク192と、(UE190がそれを通してWLANベースインターネット接続性を間接的に取得し得る)WLAN AP150に接続されたWLAN STA152とのD2D P2Pリンク194とを有する。一例では、D2D P2Pリンク192および194は、LTE Direct(LTE-D)、WiFi Direct(登録商標)(WiFi(登録商標)-D)、Bluetooth(登録商標)など、任意のよく知られているD2D RATを用いてサポートされ得る。
【0071】
[0081] 図2Aは、例示的なワイヤレスネットワーク構造200を示す。たとえば、(次世代コア(NGC)とも呼ばれる)5GC210は、機能的には、コアネットワークを形成するために協働的に動作する、制御プレーン(Cプレーン)機能214(たとえば、UE登録、認証、ネットワークアクセス、ゲートウェイ選択など)、およびユーザプレーン(Uプレーン)機能212(たとえば、UEゲートウェイ機能、データネットワークへのアクセス、IPルーティングなど)と見なされ得る。ユーザプレーンインターフェース(NG-U)213と制御プレーンインターフェース(NG-C)215とは、gNB222を5GC210に、特にそれぞれユーザプレーン機能212と制御プレーン機能214とに接続する。追加の構成では、ng-eNB224も、制御プレーン機能214へのNG-C215と、ユーザプレーン機能212へのNG-U213とを介して5GC210に接続され得る。さらに、ng-eNB224は、バックホール接続223を介してgNB222と直接通信し得る。いくつかの構成では、次世代RAN(NG-RAN)220は、1つまたは複数のgNB222を有し得るが、他の構成は、ng-eNB224とgNB222の両方のうちの1つまたは複数を含む。gNB222またはng-eNB224のいずれか(または両方)が、1つまたは複数のUE204(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)と通信し得る。
【0072】
[0082] 別の随意の態様は、(1つまたは複数の)UE204にロケーション支援を提供するために5GC210と通信していることがある、ロケーションサーバ230を含み得る。ロケーションサーバ230は、複数の別個のサーバ(たとえば、物理的に別個のサーバ、単一のサーバ上の異なるソフトウェアモジュール、複数の物理サーバにわたって拡散された異なるソフトウェアモジュールなど)として実装され得るか、または代替的に、各々単一のサーバに対応し得る。ロケーションサーバ230は、コアネットワーク、5GC210を介して、および/またはインターネット(示されず)を介してロケーションサーバ230に接続することができるUE204のための1つまたは複数のロケーションサービスをサポートするように構成され得る。さらに、ロケーションサーバ230は、コアネットワークの構成要素に統合され得るか、または代替的にコアネットワークの外部にあり得る(たとえば、相手先商標製造会社(OEM)サーバまたはサービスサーバなど、サードパーティサーバ)。
【0073】
[0083] 図2Bは、別の例示的なワイヤレスネットワーク構造250を示す。(図2A中の5GC210に対応し得る)5GC260は、機能的には、コアネットワーク(すなわち、5GC260)を形成するために協働的に動作する、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)264によって提供される制御プレーン機能、ならびにユーザプレーン機能(UPF)262によって提供されるユーザプレーン機能と見なされ得る。AMF264の機能は、登録管理と、接続管理と、到達可能性管理と、モビリティ管理と、合法的傍受と、1つまたは複数のUE204(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)とセッション管理機能(SMF)266との間のセッション管理(SM)メッセージのためのトランスポートと、SMメッセージをルーティングするための透過的プロキシサービスと、アクセス認証およびアクセス許可と、UE204とショートメッセージサービス機能(SMSF)(図示せず)との間のショートメッセージサービス(SMS)メッセージのためのトランスポートと、セキュリティアンカー機能(SEAF)とを含む。AMF264はまた、認証サーバ機能(AUSF)(図示せず)およびUE204と対話し、UE204認証プロセスの結果として確立された中間キーを受信する。UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム)加入者識別モジュール(USIM)に基づく認証の場合、AMF264は、AUSFからセキュリティ資料を取り出す。AMF264の機能はまた、セキュリティコンテキスト管理(SCM)を含む。SCMは、それがアクセスネットワーク固有のキーを導出するために使用するキーをSEAFから受信する。AMF264の機能はまた、規制サービスのためのロケーションサービス管理と、UE204と(ロケーションサーバ230として働く)ロケーション管理機能(LMF)270との間のロケーションサービスメッセージのためのトランスポートと、NG-RAN220とLMF270との間のロケーションサービスメッセージのためのトランスポートと、発展型パケットシステム(EPS)との相互動作のためのEPSベアラ識別子割振りと、UE204モビリティイベント通知とを含む。さらに、AMF264はまた、非3GPP(登録商標)(第3世代パートナーシッププロジェクト)アクセスネットワークのための機能をサポートする。
【0074】
[0084] UPF262の機能は、(適用可能なとき)RAT内/間モビリティのためのアンカーポイントとして働くことと、データネットワーク(図示せず)への相互接続の外部プロトコルデータユニット(PDU)セッションポイントとして働くことと、パケットルーティングおよびフォワーディングを提供することと、パケット検査と、ユーザプレーンポリシールール執行(たとえば、ゲーティング、リダイレクション、トラフィックステアリング)と、合法的傍受(ユーザプレーン収集)と、トラフィック使用報告と、ユーザプレーンのためのサービス品質(QoS)ハンドリング(たとえば、アップリンク/ダウンリンクレート執行、ダウンリンクにおける反射性QoSマーキング)と、アップリンクトラフィック検証(サービスデータフロー(SDF)対QoSフローマッピング)と、アップリンクおよびダウンリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキングと、ダウンリンクパケットバッファリングおよびダウンリンクデータ通知トリガリングと、ソースRANノードに1つまたは複数の「終了マーカー」を送ることおよびフォワーディングすることとを含む。UPF262はまた、UE204と、SLP272などのロケーションサーバとの間のユーザプレーン上でのロケーションサービスメッセージの転送をサポートし得る。
【0075】
[0085] SMF266の機能は、セッション管理と、UEインターネットプロトコル(IP)アドレス割振りおよび管理と、ユーザプレーン機能の選択および制御と、トラフィックを適切な宛先にルーティングするためのUPF262におけるトラフィックステアリングの構成と、ポリシー執行およびQoSの一部の制御と、ダウンリンクデータ通知とを含む。SMF266がそれを介してAMF264と通信するインターフェースは、N11インターフェースと呼ばれる。
【0076】
[0086] 別の随意の態様は、UE204にロケーション支援を提供するために5GC260と通信していることがある、LMF270を含み得る。LMF270は、複数の別個のサーバ(たとえば、物理的に別個のサーバ、単一のサーバ上の異なるソフトウェアモジュール、複数の物理サーバにわたって拡散された異なるソフトウェアモジュールなど)として実装され得るか、または代替的に、各々単一のサーバに対応し得る。LMF270は、コアネットワーク、5GC260を介して、および/またはインターネット(示されず)を介してLMF270に接続することができるUE204のための1つまたは複数のロケーションサービスをサポートするように構成され得る。SLP272は、LMF270と同様の機能をサポートし得るが、LMF270は、(たとえば、音声またはデータでなくシグナリングメッセージを伝達することを意図されたインターフェースおよびプロトコルを使用して)制御プレーン上でAMF264、NG-RAN220、およびUE204と通信し得、SLP272は、(たとえば、伝送制御プロトコル(TCP)および/またはIPのような音声および/またはデータを搬送することを意図されたプロトコルを使用して)ユーザプレーン上でUE204および外部クライアント(図2Bに図示せず)と通信し得る。
【0077】
[0087] ユーザプレーンインターフェース263と制御プレーンインターフェース265とは、5GC260を、特にそれぞれ、UPF262とAMF264とを、NG-RAN220中の1つまたは複数のgNB222および/またはng-eNB224に接続する。(1つまたは複数の)gNB222および/または(1つまたは複数の)ng-eNB224とAMF264との間のインターフェースは、「N2」インターフェースと呼ばれ、(1つまたは複数の)gNB222および/または(1つまたは複数の)ng-eNB224とUPF262との間のインターフェースは「N3」インターフェースと呼ばれる。NG-RAN220の(1つまたは複数の)gNB222および/または(1つまたは複数の)ng-eNB224は、「Xn-C」インターフェースと呼ばれるバックホール接続223を介して互いに直接通信し得る。gNB222および/またはng-eNB224のうちの1つまたは複数は、「Uu」インターフェースと呼ばれるワイヤレスインターフェースを介して1つまたは複数のUE204と通信し得る。
【0078】
[0088] gNB222の機能は、gNB中央ユニット(gNB-CU)226と、1つまたは複数のgNB分散ユニット(gNB-DU)228との間で分割される。gNB-CU226と1つまたは複数のgNB-DU228との間のインターフェース232は、「F1」インターフェースと呼ばれる。gNB-CU226は、(1つまたは複数の)gNB-DU228に排他的に割り振られた機能を除いて、ユーザデータを転送すること、モビリティ制御、無線アクセスネットワーク共有、測位、セッション管理などの基地局機能を含む論理ノードである。より詳細には、gNB-CU226は、gNB222の無線リソース制御(RRC)と、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)プロトコルとをホストする。gNB-DU228は、gNB222の無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤと、物理(PHY)レイヤとをホストする論理ノードである。それの動作は、gNB-CU226によって制御される。1つのgNB-DU228は1つまたは複数のセルをサポートすることができ、1つのセルは1つのgNB-DU228のみによってサポートされる。したがって、UE204は、RRCレイヤと、SDAPレイヤと、PDCPレイヤとを介してgNB-CU226と通信し、RLCレイヤと、MACレイヤと、PHYレイヤとを介してgNB-DU228と通信する。
【0079】
[0089] 図3Aと、図3Bと、図3Cとは、本明細書で教示されるファイル送信動作をサポートするために、(本明細書で説明されるUEのいずれかに対応し得る)UE302と、(本明細書で説明される基地局のいずれかに対応し得る)基地局304と、(ロケーションサーバ230とLMF270とを含む、本明細書で説明されるネットワーク機能のいずれかに対応するかまたはそれを実施し得る、あるいは、代替的に、プライベートネットワークなど、図2Aおよび図2Bに示されたNG-RAN220および/または5GC210/260のインフラストラクチャとは無関係であり得る)ネットワークエンティティ306とに組み込まれ得る、(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、異なる実装形態では異なるタイプの装置において(たとえば、ASICにおいて、システムオンチップ(SoC)においてなど)実装され得ることが諒解されよう。図示された構成要素は、通信システム中の他の装置にも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他の装置は、同様の機能を提供するために説明されるものと同様の構成要素を含み得る。また、所与の装置が、構成要素のうちの1つまたは複数を含んでいることがある。たとえば、装置は、装置が複数のキャリア上で動作し、および/または異なる技術によって通信することを可能にする、複数のトランシーバ構成要素を含み得る。
【0080】
[0090] UE302と基地局304とは、各々、1つまたは複数のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)トランシーバ310および350をそれぞれ含み、NRネットワーク、LTEネットワーク、GSMネットワークなど、1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワーク(図示せず)を介して通信するための手段(たとえば、送信するための手段、受信するための手段、測定するための手段、調整するための手段、送信するのを控えるための手段など)を提供する。WWANトランシーバ310および350は、各々、当該のワイヤレス通信媒体(たとえば、特定の周波数スペクトル中の時間/周波数リソースの何らかのセット)上で少なくとも1つの指定されたRAT(たとえば、NR、LTE、GSMなど)を介して、他のUE、アクセスポイント、基地局(たとえば、eNB、gNB)などの他のネットワークノードと通信するために、それぞれ、1つまたは複数のアンテナ316および356に接続され得る。WWANトランシーバ310および350は、指定されたRATに従って、それぞれ、信号318および358(たとえば、メッセージ、指示、情報など)を送信および符号化するために、ならびに逆に、それぞれ、信号318および358(たとえば、メッセージ、指示、情報、パイロットなど)を受信および復号するために、様々に構成され得る。特に、WWANトランシーバ310および350は、それぞれ、信号318および358を送信および符号化するために、1つまたは複数の送信機314および354をそれぞれ含み、それぞれ、信号318および358を受信および復号するために、1つまたは複数の受信機312および352をそれぞれ含む。
【0081】
[0091] UE302と基地局304とはまた、各々、少なくともいくつかの場合には、それぞれ、1つまたは複数の短距離ワイヤレストランシーバ320および360を含む。短距離ワイヤレストランシーバ320および360は、それぞれ、1つまたは複数のアンテナ326および366に接続され、当該のワイヤレス通信媒体上で少なくとも1つの指定されたRAT(たとえば、WiFi、LTE-D、Bluetooth、Zigbee(登録商標)、Z-Wave(登録商標)、PC5、専用短距離通信(DSRC:dedicated short-range communications)、車両環境用ワイヤレスアクセス(WAVE:wireless access for vehicular environments)、ニアフィールド通信(NFC)など)を介して、他のUE、アクセスポイント、基地局などの他のネットワークノードと通信するための手段(たとえば、送信するための手段、受信するための手段、測定するための手段、調整するための手段、送信するのを控えるための手段など)を提供し得る。短距離ワイヤレストランシーバ320および360は、指定されたRATに従って、それぞれ、信号328および368(たとえば、メッセージ、指示、情報など)を送信および符号化するために、ならびに逆に、それぞれ、信号328および368(たとえば、メッセージ、指示、情報、パイロットなど)を受信および復号するために、様々に構成され得る。特に、短距離ワイヤレストランシーバ320および360は、それぞれ、信号328および368を送信および符号化するために、1つまたは複数の送信機324および364をそれぞれ含み、それぞれ、信号328および368を受信および復号するために、1つまたは複数の受信機322および362をそれぞれ含む。特定の例として、短距離ワイヤレストランシーバ320および360は、WiFiトランシーバ、Bluetoothトランシーバ、Zigbeeおよび/またはZ-Wave(登録商標)トランシーバ、NFCトランシーバ、あるいは車両間(V2V)および/または車両対あらゆるモノ(V2X)トランシーバであり得る。
【0082】
[0092] UE302と基地局304とはまた、少なくともいくつかの場合には、衛星信号受信機330および370を含む。衛星信号受信機330および370は、それぞれ、1つまたは複数のアンテナ336および376に接続され得、それぞれ、衛星測位/通信信号338および378を受信および/または測定するための手段を提供し得る。衛星信号受信機330および370が衛星測位システム受信機である場合、衛星測位/通信信号338および378は、全地球測位システム(GPS)信号、グローバルナビゲーション衛星システム(GLONASS)信号、ガリレオ信号、北斗信号、インドの地域ナビゲーション衛星システム(NAVIC)、準天頂衛星システム(QZSS)などであり得る。衛星信号受信機330および370が非地上波ネットワーク(NTN)受信機である場合、衛星測位/通信信号338および378は、5Gネットワークから発信した(たとえば、制御および/またはユーザデータを搬送する)通信信号であり得る。衛星信号受信機330および370は、それぞれ、衛星測位/通信信号338および378を受信および処理するための、任意の好適なハードウェアおよび/またはソフトウェアを備え得る。衛星信号受信機330および370は、他のシステムに適宜に情報と動作とを要求し、少なくともいくつかの場合には、任意の好適な衛星測位システムアルゴリズムによって取得された測定値を使用して、それぞれ、UE302および基地局304のロケーションを決定するために計算を実施し得る。
【0083】
[0093] 基地局304とネットワークエンティティ306とは各々、1つまたは複数のネットワークトランシーバ380および390をそれぞれ含み、他のネットワークエンティティ(たとえば、他の基地局304、他のネットワークエンティティ306)と通信するための手段(たとえば、送信するための手段、受信するための手段など)を提供する。たとえば、基地局304は、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスバックホールリンクを介して他の基地局304またはネットワークエンティティ306と通信するために、1つまたは複数のネットワークトランシーバ380を採用し得る。別の例として、ネットワークエンティティ306は、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスバックホールリンクを介して1つまたは複数の基地局304と通信するために、あるいは、1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスコアネットワークインターフェースを介して他のネットワークエンティティ306と通信するために、1つまたは複数のネットワークトランシーバ390を採用し得る。
【0084】
[0094] トランシーバは、ワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して通信するように構成され得る。(ワイヤードトランシーバであるかワイヤレストランシーバであるかにかかわらず)トランシーバは、送信機回路(たとえば、送信機314、324、354、364)と、受信機回路(たとえば、受信機312、322、352、362)とを含む。送信機は、いくつかの実装形態では、(たとえば、単一のデバイスにおける送信機回路および受信機回路として実施する)集積デバイスであり得、いくつかの実装形態では、別個の送信機回路および別個の受信機回路を備え得、または他の実装形態では、他の方法で実施され得る。ワイヤードトランシーバ(たとえば、いくつかの実装形態では、ネットワークトランシーバ380および390)の送信機回路および受信機回路は、1つまたは複数のワイヤードネットワークインターフェースポートに結合され得る。ワイヤレス送信機回路(たとえば、送信機314、324、354、364)は、本明細書で説明されるように、それぞれの装置(たとえば、UE302、基地局304)が送信「ビームフォーミング」を実施することを可能にする、アンテナアレイなどの複数のアンテナ(たとえば、アンテナ316、326、356、366)を含むかまたはそれらに結合され得る。同様に、ワイヤレス受信機回路(たとえば、受信機312、322、352、362)は、本明細書で説明されるように、それぞれの装置(たとえば、UE302、基地局304)が受信ビームフォーミングを実施することを可能にする、アンテナアレイなどの複数のアンテナ(たとえば、アンテナ316、326、356、366)を含むかまたはそれらに結合され得る。一態様では、送信機回路と受信機回路とは、それぞれの装置が、同時に受信と送信の両方を行うのではなく、所与の時間において受信または送信のみを行うことができるように、同じ複数のアンテナ(たとえば、アンテナ316、326、356、366)を共有し得る。ワイヤレストランシーバ(たとえば、WWANトランシーバ310および350、短距離ワイヤレストランシーバ320および360)はまた、様々な測定を実施するためのネットワークリッスンモジュール(NLM)などを含み得る。
【0085】
[0095] 本明細書で使用される様々なワイヤレストランシーバ(たとえば、いくつかの実装形態では、トランシーバ310、320、350、および360、ならびにネットワークトランシーバ380および390)と、ワイヤードトランシーバ(たとえば、いくつかの実装形態では、ネットワークトランシーバ380および390)とは、概して、「トランシーバ」、「少なくとも1つのトランシーバ」、または「1つまたは複数のトランシーバ」として特徴づけられ得る。したがって、特定のトランシーバがワイヤードトランシーバであるのか、ワイヤレストランシーバであるのかは、実施される通信のタイプから推論され得る。たとえば、ネットワークデバイスまたはサーバ間のバックホール通信が、概して、ワイヤードトランシーバを介したシグナリングに関係するが、UE(たとえば、UE302)と基地局(たとえば、基地局304)との間のワイヤレス通信が、概して、ワイヤレストランシーバを介したシグナリングに関係する。
【0086】
[0096] UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とはまた、本明細書で開示される動作とともに使用され得る他の構成要素を含む。UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とは、それぞれ、たとえば、ワイヤレス通信に関係する機能を提供するために、および他の処理機能を提供するために、1つまたは複数のプロセッサ332、384および394を含む。プロセッサ332、384、および394は、したがって、決定するための手段、計算するための手段、受信するための手段、送信するための手段、指示するための手段など、処理するための手段を提供し得る。一態様では、プロセッサ332、384、および394は、たとえば、1つまたは複数の汎用プロセッサ、マルチコアプロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、ASIC、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、他のプログラマブル論理デバイスまたは処理回路、あるいはそれらの様々な組合せを含み得る。
【0087】
[0097] UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とは、情報(たとえば、予約済みリソース、しきい値、パラメータなどを指示する情報)を維持するために、(たとえば、各々メモリデバイスを含む)メモリ340、386、および396をそれぞれ実装するメモリ回路を含む。メモリ340、386、および396は、したがって、記憶するための手段、取り出すための手段、維持するための手段などを提供し得る。いくつかの場合には、UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とは、それぞれ、測位構成要素342、388、および398を含み得る。測位構成要素342、388、および398は、実行されたとき、UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とに本明細書で説明される機能を実施させる、それぞれプロセッサ332、384、および394の一部であるかまたはそれらに結合されたハードウェア回路であり得る。他の態様では、測位構成要素342、388、および398は、プロセッサ332、384、および394の外部にあり得る(たとえば、モデム処理システムの一部である、別の処理システムと統合される、など)。代替的に、測位構成要素342、388、および398は、プロセッサ332、384、および394(またはモデム処理システム、別の処理システムなど)によって実行されたとき、UE302と、基地局304と、ネットワークエンティティ306とに本明細書で説明される機能を実施させる、それぞれメモリ340、386、および396に記憶されたメモリモジュールであり得る。図3Aは、たとえば、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、メモリ340、1つまたは複数のプロセッサ332、またはそれらの任意の組合せの一部であり得、あるいはスタンドアロン構成要素であり得る、測位構成要素342の可能なロケーションを示す。図3Bは、たとえば、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、メモリ386、1つまたは複数のプロセッサ384、またはそれらの任意の組合せの一部であり得、あるいはスタンドアロン構成要素であり得る、測位構成要素388の可能なロケーションを示す。図3Cは、たとえば、1つまたは複数のネットワークトランシーバ390、メモリ396、1つまたは複数のプロセッサ394、またはそれらの任意の組合せの一部であり得、あるいはスタンドアロン構成要素であり得る、測位構成要素398の可能なロケーションを示す。
【0088】
[0098] UE302は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数の短距離ワイヤレストランシーバ320、および/または衛星信号受信機330によって受信された信号から導出される動きデータとは無関係である移動および/または配向情報を検知または検出するための手段を提供するために、1つまたは複数のプロセッサ332に結合された1つまたは複数のセンサー344を含み得る。例として、(1つまたは複数の)センサー344は、加速度計(たとえば、マイクロ電気機械システム(MEMS)デバイス)、ジャイロスコープ、地磁気センサー(たとえば、コンパス)、高度計(たとえば、気圧高度計)、および/または任意の他のタイプの移動検出センサーを含み得る。その上、(1つまたは複数の)センサー344は、複数の異なるタイプのデバイスを含み、動き情報を提供するためにそれらの出力を合成し得る。たとえば、(1つまたは複数の)センサー344は、2次元(2D)および/または3次元(3D)座標系における位置を算出する能力を提供するために、多軸加速度計と配向センサーとの組合せを使用し得る。
【0089】
[0099] さらに、UE302は、ユーザに指示(たとえば、可聴および/または視覚指示)を提供するための手段、および/または(たとえば、キーパッド、タッチスクリーン、マイクロフォンなどの検知デバイスのユーザ作動時に)ユーザ入力を受信するための手段を提供するユーザインターフェース346を含む。図示されていないが、基地局304およびネットワークエンティティ306もユーザインターフェースを含み得る。
【0090】
[0100] より詳細に1つまたは複数のプロセッサ384を参照すると、ダウンリンクにおいて、ネットワークエンティティ306からのIPパケットがプロセッサ384に提供され得る。1つまたは複数のプロセッサ384は、RRCレイヤと、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤとのための機能を実装し得る。1つまたは複数のプロセッサ384は、システム情報(たとえば、マスタ情報ブロック(MIB)、システム情報ブロック(SIB))のブロードキャスティングと、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)と、RAT間モビリティと、UE測定報告のための測定構成とに関連するRRCレイヤ機能、ヘッダ圧縮/復元と、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)と、ハンドオーバサポート機能とに関連するPDCPレイヤ機能、上位レイヤPDUの転送と、自動再送要求(ARQ)を介した誤り訂正と、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリと、RLCデータPDUの再セグメンテーションと、RLCデータPDUの並べ替えとに関連するRLCレイヤ機能、ならびに論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングと、スケジューリング情報報告と、誤り訂正と、優先度ハンドリングと、論理チャネル優先度付けとに関連するMACレイヤ機能を提供し得る。
【0091】
[0101] 送信機354と受信機352とは、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1(L1)機能を実装し得る。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出と、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号と、インターリービングと、レートマッチングと、物理チャネル上へのマッピングと、物理チャネルの変調/復調と、MIMOアンテナ処理とを含み得る。送信機354は、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、多値直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングをハンドリングする。コーディングされ、変調されたシンボルは、次いで、並列ストリームにスプリットされ得る。各ストリームは、次いで、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、直交周波数分割多重(OFDM)サブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメインにおいて基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに合成され得る。OFDMシンボルストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE302によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、1つまたは複数の異なるアンテナ356に提供され得る。送信機354は、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
【0092】
[0102] UE302において、受信機312は、それのそれぞれの(1つまたは複数の)アンテナ316を通して信号を受信する。受信機312は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を1つまたは複数のプロセッサ332に提供する。送信機314と受信機312とは、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1機能を実装する。受信機312は、UE302に宛てられた空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実施し得る。複数の空間ストリームがUE302に宛てられた場合、それらは、受信機312によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。受信機312は、次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインにコンバートする。周波数ドメイン信号は、OFDM信号の各サブキャリアについて別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、基地局304によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器によって算出されたチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上で基地局304によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号およびデインターリーブされる。データと制御信号とは、次いで、レイヤ3(L3)およびレイヤ2(L2)機能を実装する1つまたは複数のプロセッサ332に提供される。
【0093】
[0103] アップリンクでは、1つまたは複数のプロセッサ332は、コアネットワークからのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを提供する。1つまたは複数のプロセッサ332はまた、誤り検出を担当する。
【0094】
[0104] 基地局304によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、1つまたは複数のプロセッサ332は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)獲得と、RRC接続と、測定報告とに関連するRRCレイヤ機能、ヘッダ圧縮/復元と、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)とに関連するPDCPレイヤ機能、上位レイヤPDUの転送と、ARQを介した誤り訂正と、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリと、RLCデータPDUの再セグメンテーションと、RLCデータPDUの並べ替えとに関連するRLCレイヤ機能、ならびに論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングと、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化と、TBからのMAC SDUの逆多重化と、スケジューリング情報報告と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を介した誤り訂正と、優先度ハンドリングと、論理チャネル優先度付けとに関連するMACレイヤ機能を提供する。
【0095】
[0105] 基地局304によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、送信機314によって使用され得る。送信機314によって生成された空間ストリームは、(1つまたは複数の)異なるアンテナ316に提供され得る。送信機314は、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
【0096】
[0106] アップリンク送信は、UE302における受信機機能に関して説明される様式と同様の様式で基地局304において処理される。受信機352は、それのそれぞれの(1つまたは複数の)アンテナ356を通して信号を受信する。受信機352は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を1つまたは複数のプロセッサ384に提供する。
【0097】
[0107] アップリンクでは、1つまたは複数のプロセッサ384は、UE302からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを提供する。1つまたは複数のプロセッサ384からのIPパケットは、コアネットワークに提供され得る。1つまたは複数のプロセッサ384はまた、誤り検出を担当する。
【0098】
[0108] 便宜上、UE302、基地局304、および/またはネットワークエンティティ306は、図3A図3B、および図3Cでは、本明細書で説明される様々な例に従って構成され得る様々な構成要素を含むものとして示されている。しかしながら、図示された構成要素は、異なる設計では異なる機能を有し得ることが諒解されよう。特に、図3A図3C中の様々な構成要素は、代替構成において随意であり、様々な態様が、設計選択、コスト、デバイスの使用、または他の考慮事項により変動し得る構成を含む。たとえば、図3Aの場合、UE302の特定の実装形態が、(1つまたは複数の)WWANトランシーバ310を省略し得る(たとえば、ウェアラブルデバイスまたはタブレットコンピュータまたはPCまたはラップトップが、セルラー能力なしのWi-Fi(登録商標)および/またはBluetooth能力を有し得る)、または(1つまたは複数の)短距離ワイヤレストランシーバ320を省略し得る(たとえば、セルラーのみなど)、または衛星信号受信機330を省略し得る、または(1つまたは複数の)センサー344を省略し得る、などである。別の例では、図3Bの場合、基地局304の特定の実装形態が、(1つまたは複数の)WWANトランシーバ350を省略し得る(たとえば、セルラー能力なしのWi-Fi「ホットスポット」アクセスポイント)、または(1つまたは複数の)短距離ワイヤレストランシーバ360を省略し得る(たとえば、セルラーのみなど)、または衛星受信機370を省略し得る、などである。簡潔のために、様々な代替構成の説明は本明細書で提供されないが、当業者に容易に理解可能であろう。
【0099】
[0109] UE302、基地局304、およびネットワークエンティティ306の様々な構成要素は、それぞれ、データバス334、382、および392を介して互いに通信可能に結合され得る。一態様では、データバス334、382、および392は、それぞれ、UE302、基地局304、およびネットワークエンティティ306の通信インターフェースを形成するか、またはそれらの一部であり得る。たとえば、異なる論理エンティティが同じデバイスにおいて実施される場合(たとえば、同じ基地局304に組み込まれたgNB機能およびロケーションサーバ機能)、データバス334、382、および392は、それらの間の通信を提供し得る。
【0100】
[0110] 図3A図3B、および図3Cの構成要素は様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図3A図3B、および図3Cの構成要素は、たとえば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路は、この機能を提供するために回路によって使用される情報または実行可能コードを記憶するための少なくとも1つのメモリ構成要素を使用し、および/または組み込み得る。たとえば、ブロック310~346によって表される機能の一部または全部は、UE302のプロセッサと(1つまたは複数の)メモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。同様に、ブロック350~388によって表される機能の一部または全部は、基地局304のプロセッサと(1つまたは複数の)メモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。また、ブロック390~398によって表される機能の一部または全部は、ネットワークエンティティ306のプロセッサと(1つまたは複数の)メモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。簡単のために、様々な動作、行為、および/または機能は、本明細書では、「UEによって」、「基地局によって」、「ネットワークエンティティによって」などで実施されるものとして説明される。しかしながら、諒解されるように、そのような動作、行為、および/または機能は、実際は、プロセッサ332、384、394、トランシーバ310、320、350、および360、メモリ340、386、および396、測位構成要素342、388、および398など、UE302、基地局304、ネットワークエンティティ306などの特定の構成要素または構成要素の組合せによって実施され得る。
【0101】
[0111] いくつかの設計では、ネットワークエンティティ306は、コアネットワーク構成要素として実装され得る。他の設計では、ネットワークエンティティ306は、セルラーネットワークインフラストラクチャ(たとえば、NG RAN220および/または5GC 210/260)のネットワーク事業者または動作とは別個であり得る。たとえば、ネットワークエンティティ306は、基地局304を介して、または基地局304とは無関係に(たとえば、WiFiなどの非セルラー通信リンクを介して)UE302と通信するように構成され得るプライベートネットワークの構成要素であり得る。
【0102】
[0112] NRは、ダウンリンクベース測位方法と、アップリンクベース測位方法と、ダウンリンクおよびアップリンクベース測位方法とを含む、いくつかのセルラーネットワークベース測位技術をサポートする。ダウンリンクベース測位方法は、LTEにおける観測到着時間差(OTDOA)と、NRにおけるダウンリンク到着時間差(DL-TDOA)と、NRにおけるダウンリンク離脱角度(DL-AoD)とを含む。OTDOAまたはDL-TDOAの測位プロシージャでは、UEは、基準信号時間差(RSTD)または到着時間差(TDOA)測定と呼ばれる、基地局のペアから受信された基準信号(たとえば、測位基準信号(PRS))の到着時間(ToA)間の差を測定し、それらを測位エンティティに報告する。より詳細には、UEは、支援データ中で基準基地局(たとえば、サービング基地局)および複数の非基準基地局の識別子(ID)を受信する。UEは、次いで、基準基地局と非基準基地局の各々との間のRSTDを測定する。関与する基地局の知られているロケーションとRSTD測定とに基づいて、測位エンティティはUEのロケーションを推定することができる。
【0103】
[0113] DL-AoD測位の場合、測位エンティティは、UEと(1つまたは複数の)送信基地局との間の(1つまたは複数の)角度を決定するために、複数のダウンリンク送信ビームの受信信号強度測定の、UEからのビーム報告を使用する。測位エンティティは、次いで、(1つまたは複数の)決定された角度と、(1つまたは複数の)送信基地局の(1つまたは複数の)知られているロケーションとに基づいて、UEのロケーションを推定することができる。
【0104】
[0114] アップリンクベース測位方法は、アップリンク到着時間差(UL-TDOA)とアップリンク到着角度(UL-AoA)とを含む。UL-TDOAは、DL-TDOAと同様であるが、UEによって送信されたアップリンク基準信号(たとえば、サウンディング基準信号(SRS))に基づく。UL-AoA測位の場合、1つまたは複数の基地局は、1つまたは複数のアップリンク受信ビーム上でUEから受信された1つまたは複数のアップリンク基準信号(たとえば、SRS)の受信信号強度を測定する。測位エンティティは、UEと(1つまたは複数の)基地局との間の(1つまたは複数の)角度を決定するために、信号強度測定と、(1つまたは複数の)受信ビームの(1つまたは複数の)角度とを使用する。(1つまたは複数の)決定された角度と、(1つまたは複数の)基地局の(1つまたは複数の)知られているロケーションとに基づいて、測位エンティティは、次いで、UEのロケーションを推定することができる。
【0105】
[0115] ダウンリンクおよびアップリンクベース測位方法は、拡張セルID(E-CID)測位と(「マルチセルRTT」とも呼ばれる)マルチラウンドトリップ時間(RTT)測位とを含む。RTTプロシージャでは、イニシエータ(基地局またはUE)が、レスポンダ(UEまたは基地局)にRTT測定信号(たとえば、PRSまたはSRS)を送信し、レスポンダは、イニシエータにRTT応答信号(たとえば、SRSまたはPRS)を返送する。RTT応答信号は、受信-送信(Rx-Tx)時間差と呼ばれる、RTT測定信号のToAとRTT応答信号の送信時間との間の差を含む。イニシエータは、送信-受信(Tx-Rx)時間差と呼ばれる、RTT測定信号の送信時間とRTT応答信号のToAとの間の差を計算する。イニシエータとレスポンダとの間の(「飛行時間」とも呼ばれる)伝搬時間は、Tx-RxおよびRx-Tx時間差から計算され得る。伝搬時間および光の知られている速度に基づいて、イニシエータとレスポンダとの間の距離が決定され得る。マルチRTT測位の場合、UEは、基地局の知られているロケーションに基づいて(たとえば、マルチラテレーションを使用して)それのロケーションが決定されることを可能にするために、複数の基地局とのRTTプロシージャを実施する。RTT方法およびマルチRTT方法は、ロケーション精度を改善するために、UL-AoAおよびDL-AoDなど、他の測位技法と組み合わせられ得る。
【0106】
[0116] E-CID測位方法は、無線リソース管理(RRM)測定に基づく。E-CIDでは、UEは、サービングセルID、タイミングアドバンス(TA)、ならびに検出されたネイバー基地局の識別子、推定されたタイミング、および信号強度を報告する。次いで、この情報および(1つまたは複数の)基地局の知られているロケーションに基づいて、UEのロケーションが推定される。
【0107】
[0117] 測位動作を支援するために、ロケーションサーバ(たとえば、ロケーションサーバ230、LMF270、SLP272)は、UEに支援データを提供し得る。たとえば、支援データは、そこから基準信号を測定すべき基地局(または基地局のセル/TRP)の識別子、基準信号構成パラメータ(たとえば、連続する測位サブフレームの数、測位サブフレームの周期性、ミューティングシーケンス、周波数ホッピングシーケンス、基準信号識別子、基準信号帯域幅など)、および/または特定の測位方法に適用可能な他のパラメータを含み得る。代替的に、支援データは、(たとえば、周期的にブロードキャストされるオーバーヘッドメッセージ中でなど)基地局自体から直接発信し得る。いくつかの場合には、UEは、支援データを使用せずにそれ自体でネイバーネットワークノードを検出することが可能であり得る。
【0108】
[0118] OTDOAまたはDL-TDOAの測位プロシージャの場合、支援データは、予想されるRSTD値および関連する不確かさ、または予想されるRSTDの周りの探索ウィンドウをさらに含み得る。いくつかの場合には、予想されるRSTDの値範囲は、+/-500マイクロ秒(μs)であり得る。いくつかの場合には、測位測定のために使用されるリソースのいずれかがFR1中にあるとき、予想されるRSTDの不確かさの値範囲は、+/-32μsであり得る。他の場合には、(1つまたは複数の)測位測定のために使用されるリソースのすべてがFR2中にあるとき、予想されるRSTDの不確かさの値範囲は、+/-8μsであり得る。
【0109】
[0119] ロケーション推定値は、位置推定値、ロケーション、位置、位置フィックス、フィックスなど、他の名前で呼ばれることがある。ロケーション推定値は、測地であり、座標(たとえば、緯度、経度、および場合によっては高度)を備え得るか、あるいは、都市のものであり、所在地住所、郵便宛先、またはロケーションの何らかの他の言葉の記述を備え得る。ロケーション推定値はさらに、何らかの他の知られているロケーションに対して定義されるか、または絶対的な用語で(たとえば、緯度、経度、および場合によっては高度を使用して)定義され得る。ロケーション推定値は、(たとえば、何らかの指定されたまたはデフォルトの信頼性レベルでロケーションが含まれることが予想される面積または体積を含めることによって)予想される誤差または不確実性を含み得る。
【0110】
[0120] ネットワークノード(たとえば、基地局およびUE)間のダウンリンクおよびアップリンク送信をサポートするために、様々なフレーム構造が使用され得る。図4Aは、本開示の態様による、例示的なフレーム構造を示す図400である。フレーム構造は、ダウンリンクまたはアップリンクフレーム構造であり得る。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有し得る。
【0111】
[0121] LTE、および場合によってはNRは、ダウンリンク上ではOFDMを利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重(SC-FDM)を利用する。しかしながら、LTEとは異なり、NRはアップリンク上でもOFDMを使用するためのオプションを有する。OFDMおよびSC-FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K)個の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数ドメインにおいて送られ、SC-FDMでは時間ドメインにおいて送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15キロヘルツ(kHz)であり得、最小リソース割振り(リソースブロック)は、12個のサブキャリア(または180kHz)であり得る。したがって、公称FFTサイズは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち、6つのリソースブロック)をカバーし得、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ、1つ、2つ、4つ、8つ、または16個のサブバンドがあり得る。
【0112】
[0122] LTEは、単一のヌメロロジー(サブキャリア間隔(SCS)、シンボル長など)をサポートする。対照的に、NRは複数のヌメロロジー(μ)をサポートし得、たとえば、15kHz(μ=0)、30kHz(μ=1)、60kHz(μ=2)、120kHz(μ=3)、および240kHz(μ=4)の、またはそれよりも大きいサブキャリア間隔が利用可能であり得る。各サブキャリア間隔では、スロットごとに14個のシンボルがある。15kHz SCS(μ=0)の場合、サブフレームごとに1つのスロット、フレームごとに10個のスロットがあり、スロット持続時間は1ミリ秒(ms)であり、シンボル持続時間は66.7マイクロ秒(μs)であり、4K FFTサイズをもつ最大公称システム帯域幅(MHz単位)は50である。30kHz SCS(μ=1)の場合、サブフレームごとに2つのスロット、フレームごとに20個のスロットがあり、スロット持続時間は0.5msであり、シンボル持続時間は33.3μsであり、4K FFTサイズをもつ最大公称システム帯域幅(MHz単位)は100である。60kHz SCS(μ=2)の場合、サブフレームごとに4つのスロット、フレームごとに40個のスロットがあり、スロット持続時間は0.25msであり、シンボル持続時間は16.7μsであり、4K FFTサイズをもつ最大公称システム帯域幅(MHz単位)は200である。120kHz SCS(μ=3)の場合、サブフレームごとに8つのスロット、フレームごとに80個のスロットがあり、スロット持続時間は0.125msであり、シンボル持続時間は8.33μsであり、4K FFTサイズをもつ最大公称システム帯域幅(MHz単位)は400である。240kHz SCS(μ=4)の場合、サブフレームごとに16個のスロット、フレームごとに160個のスロットがあり、スロット持続時間は0.0625msであり、シンボル持続時間は4.17μsであり、4K FFTサイズをもつ最大公称システム帯域幅(MHz単位)は800である。
【0113】
[0123] 図4Aの例では、15kHzのヌメロロジーが使用される。したがって、時間ドメインでは、10msフレームが各々1msの10個の等しいサイズのサブフレームに分割され、各サブフレームは1つのタイムスロットを含む。図4Aでは、時間は水平方向に(X軸上で)表され、時間は左から右に増加し、周波数は垂直方向に(Y軸上で)表され、周波数は下から上に増加する(または減少する)。
【0114】
[0124] タイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットは、周波数ドメインにおける1つまたは複数の(物理RB(PRB)とも呼ばれる)時間並列リソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素(RE)にさらに分割される。REは、時間ドメインにおける1つのシンボル長および周波数ドメインにおける1つのサブキャリアに対応し得る。図4Aのヌメロロジーでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計84個のREについて、周波数ドメインにおいて12個の連続するサブキャリアを含んでいることがあり、時間ドメインにおいて7つの連続するシンボルを含んでいることがある。拡張サイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計72個のREについて、周波数ドメインにおいて12個の連続するサブキャリアを含んでいることがあり、時間ドメインにおいて6つの連続するシンボルを含んでいることがある。各REによって搬送されるビット数は変調方式に依存する。
【0115】
[0125] REのうちのいくつかが、基準(パイロット)信号(RS)を搬送し得る。基準信号は、図示されたフレーム構造がアップリンク通信のために使用されるのかダウンリンク通信のために使用されるのかに応じて、測位基準信号(PRS)、追跡基準信号(TRS)、位相追跡基準信号(PTRS)、セル固有基準信号(CRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、復調基準信号(DMRS)、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、同期信号ブロック(SSB)、サウンディング基準信号(SRS)などを含み得る。図4Aは、(「R」と標示された)基準信号を搬送するREの例示的なロケーションを示す。
【0116】
[0126] PRSの送信のために使用されるリソース要素(RE)の集合は、「PRSリソース」と呼ばれる。リソース要素の集合は、周波数ドメインにおいて複数のPRBにまたがることができ、時間ドメインにおいてスロット内の(1つまたは複数などの)「N」個の連続するシンボルにまたがることができる。時間ドメインにおける所与のOFDMシンボルにおいて、PRSリソースは、周波数ドメインにおける連続するPRBを占有する。
【0117】
[0127] 所与のPRB内のPRSリソースの送信は、特定の(「コム密度(comb density)」とも呼ばれる)コムサイズを有する。コムサイズ「N」は、PRSリソース構成の各シンボル内のサブキャリア間隔(または周波数/トーン間隔)を表す。詳細には、コムサイズ「N」の場合、PRSは、PRBのシンボルのN個目ごとのサブキャリア中で送信される。たとえば、コム4の場合、PRSリソース構成の各シンボルについて、(サブキャリア0、4、8などの)4番目ごとのサブキャリアに対応するREが、PRSリソースのPRSを送信するために使用される。現在、コム2、コム4、コム6、およびコム12のコムサイズが、DL-PRSのためにサポートされる。図4Aは、(4つのシンボルにまたがる)コム4のための例示的なPRSリソース構成を示す。すなわち、(「R」と標示された)影付きREのロケーションは、コム4PRSリソース構成を指示する。
【0118】
[0128] 現在、DL-PRSリソースが、完全周波数ドメインスタッガードパターン(fully frequency-domain staggered pattern)をもつスロット内の2つ、4つ、6つまたは12個の連続するシンボルにまたがり得る。DL-PRSリソースは、スロットの任意の上位レイヤ構成されたダウンリンクまたはフレキシブル(FL)シンボルにおいて構成され得る。所与のDL-PRSリソースのすべてのREについて一定のリソース要素単位エネルギー(EPRE)があり得る。以下は、2つ、4つ、6つおよび12個のシンボルにわたるコムサイズ2、4、6および12についてのシンボル間の周波数オフセットである。2シンボルのコム2:{0,1}、4シンボルのコム2:{0,1,0,1}、6シンボルのコム2:{0,1,0,1,0,1}、12シンボルのコム2:{0,1,0,1,0,1,0,1,0,1,0,1}、4シンボルのコム4:{0,2,1,3}(図4Aの例に記載)、12シンボルのコム4:{0,2,1,3,0,2,1,3,0,2,1,3}、6シンボルのコム6:{0,3,1,4,2,5}、12シンボルのコム6:{0,3,1,4,2,5,0,3,1,4,2,5}、および12シンボルのコム12:{0,6,3,9,1,7,4,10,2,8,5,11}。
【0119】
[0129] 「PRSリソースセット」は、PRS信号の送信のために使用されるPRSリソースのセットであり、ここで、各PRSリソースはPRSリソースIDを有する。さらに、PRSリソースセット中のPRSリソースは、同じTRPに関連付けられる。PRSリソースセットは、PRSリソースセットIDによって識別され、(TRP IDによって識別される)特定のTRPに関連付けられる。さらに、PRSリソースセット中のPRSリソースは、スロットにわたって、同じ周期性と、共通ミューティングパターン構成と、(「PRS-ResourceRepetitionFactor」などの)同じ反復係数とを有する。周期性は、第1のPRSインスタンスの第1のPRSリソースの第1の反復から、次のPRSインスタンスの同じ第1のPRSリソースの同じ第1の反復までの時間である。周期性は、2^μ*{4,5,8,10,16,20,32,40,64,80,160,320,640,1280,2560,5120,10240}スロットから選択された長さを有し得、μ=0、1、2、3である。反復係数は、{1,2,4,6,8,16,32}スロットから選択された長さを有し得る。
【0120】
[0130] PRSリソースセット中のPRSリソースIDは、単一のTRPから送信される単一のビーム(またはビームID)に関連付けられる(ここで、TRPは1つまたは複数のビームを送信し得る)。すなわち、PRSリソースセットの各PRSリソースは、異なるビーム上で送信され得、したがって、「PRSリソース」または単に「リソース」は、「ビーム」と呼ばれることもある。これは、TRPと、PRSが送信されるビームとが、UEに知られているかどうかに関するいかなる暗示をも有しないことに留意されたい。
【0121】
[0131] 「PRSインスタンス」または「PRSオケージョン」は、PRSが送信されることが予想される(1つまたは複数の連続するスロットのグループなどの)周期的に反復される時間ウィンドウの1つのインスタンスである。PRSオケージョンは、「PRS測位オケージョン」、「PRS測位インスタンス」、「測位オケージョン」、「測位インスタンス」、「測位反復」、あるいは単に「オケージョン」、「インスタンス」、または「反復」と呼ばれることもある。
【0122】
[0132] (単に「周波数レイヤ」とも呼ばれる)「測位周波数レイヤ」は、いくつかのパラメータについて同じ値を有する1つまたは複数のTRPにわたる1つまたは複数のPRSリソースセットの集合である。詳細には、PRSリソースセットの集合は、同じサブキャリア間隔およびサイクリックプレフィックス(CP)タイプ(物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)についてサポートされるすべてのヌメロロジーが、PRSについてもサポートされることを意味する)と、同じポイントAと、ダウンリンクPRS帯域幅の同じ値と、同じ開始PRB(および中心周波数)と、同じコムサイズとを有する。ポイントAパラメータは、パラメータ「ARFCN-ValueNR」(「ARFCN」は、「絶対無線周波数チャネル番号」を表す)の値をとり、送信および受信のために使用される物理無線チャネルのペアを指定する識別子/コードである。ダウンリンクPRS帯域幅は、4つのPRBのグラニュラリティを有し得、最小24個のPRBであり、最大272個のPRBである。現在、最高4つの周波数レイヤが定義されており、最高2つのPRSリソースセットが周波数レイヤごとのTRPごとに構成され得る。
【0123】
[0133] 周波数レイヤの概念はやや、コンポーネントキャリアおよび帯域幅部分(BWP)の概念のようであるが、コンポーネントキャリアおよびBWPが1つの基地局(またはマクロセル基地局およびスモールセル基地局)によって、データチャネルを送信するために使用され、周波数レイヤが、いくつかの(通常3つ以上の)基地局によって、PRSを送信するために使用されることが異なる。UEは、LTE測位プロトコル(LPP)セッション中などに、それの測位能力をネットワークに送るとき、それがサポートすることができる周波数レイヤの数を指示し得る。たとえば、UEは、それが1つまたは4つの測位周波数レイヤをサポートすることができるかどうかを指示し得る。
【0124】
[0134] 「測位基準信号(positioning reference signal)」および「PRS」という用語は、概して、NRおよびLTEシステムにおいて測位のために使用される固有の基準信号を指すことに留意されたい。しかしながら、本明細書で使用される「測位基準信号」および「PRS」という用語は、限定はしないが、LTEおよびNRにおいて定義されているPRS、TRS、PTRS、CRS、CSI-RS、DMRS、PSS、SSS、SSB、SRS、UL-PRSなど、測位のために使用され得る任意のタイプの基準信号をも指し得る。さらに、「測位基準信号」および「PRS」という用語は、文脈によって別段に規定されていない限り、ダウンリンクまたはアップリンク測位基準信号を指し得る。PRSのタイプをさらに区別することが必要とされる場合、ダウンリンク測位基準信号は、「DL-PRS」と呼ばれることがあり、アップリンク測位基準信号(たとえば、測位用SRS、PTRS)は、「UL-PRS」と呼ばれることがある。さらに、アップリンクとダウンリンクの両方において送信され得る信号(たとえば、DMRS、PTRS)の場合、それらの信号は、方向を区別するために「UL」または「DL」が前に付加され得る。たとえば、「UL-DMRS」は、「DL-DMRS」と弁別され得る。
【0125】
[0135] 図4Bは、例示的なダウンリンクスロット内の様々なダウンリンクチャネルを示す図450である。図4Bでは、時間は水平方向に(X軸上で)表され、時間は左から右に増加し、周波数は垂直方向に(Y軸上で)表され、周波数は下から上に増加する(または減少する)。図4Bの例では、15kHzのヌメロロジーが使用される。したがって、時間ドメインにおいて、図示されたスロットは、長さが1ミリ秒(ms)であり、14個のシンボルに分割される。
【0126】
[0136] NRでは、チャネル帯域幅またはシステム帯域幅は、複数の帯域幅部分(BWP)に分割される。BWPは、所与のキャリア上の所与のヌメロロジーのための共通RBの連続サブセットから選択されたRBの連続セットである。概して、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、最大4つのBWPが指定され得る。すなわち、UEは、ダウンリンク上の最高4つのBWP、およびアップリンク上の最高4つのBWPで構成され得る。所与の時間において、1つのBWP(アップリンクまたはダウンリンク)のみがアクティブであり得、これは、UEが、一度に1つのBWP上でのみ、受信または送信し得ることを意味する。ダウンリンク上では、各BWPの帯域幅は、SSBの帯域幅に等しいかまたはそれよりも大きくなるべきであるが、それは、SSBを含んでいることも含んでいないこともある。
【0127】
[0137] 図4Bを参照すると、1次同期信号(PSS)が、サブフレーム/シンボルタイミングと物理レイヤ識別情報とを決定するためにUEによって使用される。2次同期信号(SSS)が、物理レイヤセル識別情報グループ番号と無線フレームタイミングとを決定するためにUEによって使用される。物理レイヤ識別情報および物理レイヤセル識別情報グループ番号に基づいて、UEはPCIを決定することができる。PCIに基づいて、UEは、上述のDL-RSのロケーションを決定することができる。マスタ情報ブロック(MIB:master information block)を搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、(SS/PBCHとも呼ばれる)SSBを形成するためにPSSおよびSSSを用いて論理的にグループ化され得る。MIBは、ダウンリンクシステム帯域幅中のRBの数と、システムフレーム番号(SFN)とを提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを通して送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
【0128】
[0138] 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)を搬送し、各CCEは(時間ドメインにおいて複数のシンボルにまたがり得る)1つまたは複数のREグループ(REG)バンドルを含み、各REGバンドルは1つまたは複数のREGを含み、各REGは、周波数ドメインにおける12個のリソース要素(1つのリソースブロック)、および時間ドメインにおける1つのOFDMシンボルに対応する。PDCCH/DCIを搬送するために使用される物理リソースのセットは、NRでは制御リソースセット(CORESET)と呼ばれる。NRでは、PDCCHは単一のCORESETに限定され、それ自体のDMRSとともに送信される。これは、PDCCHのためのUE固有ビームフォーミングを可能にする。
【0129】
[0139] 図4Bの例では、BWPごとに1つのCORESETがあり、CORESETは時間ドメインにおいて3つのシンボルにまたがる(ただし、それは1つまたは2つのシンボルのみであり得る)。システム帯域幅全体を占有するLTE制御チャネルとは異なり、NRでは、PDCCHチャネルは、周波数ドメインにおける固有の領域(すなわち、CORESET)に局在化される。したがって、図4Bに示されているPDCCHの周波数成分は、周波数ドメインにおける単一のBWPよりも小さいものとして示されている。図示されたCORESETは周波数ドメインにおいて連続しているが、それは連続している必要がないことに留意されたい。さらに、CORESETは、時間ドメインにおいて3つよりも少ないシンボルにまたがり得る。
【0130】
[0140] PDCCH内のDCIは、それぞれ、アップリンク許可およびダウンリンク許可と呼ばれる、アップリンクリソース割振り(永続的および非永続的)に関する情報と、UEに送信されるダウンリンクデータに関する説明とを搬送する。より詳細には、DCIは、ダウンリンクデータチャネル(たとえば、PDSCH)とアップリンクデータチャネル(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))とのためにスケジュールされたリソースを指示する。複数の(たとえば、最高8つの)DCIが、PDCCHにおいて構成され得、これらのDCIは複数のフォーマットのうちの1つを有することができる。たとえば、アップリンクスケジューリングのために、ダウンリンクスケジューリングのために、アップリンク送信電力制御(TPC)のためになど、異なるDCIフォーマットがある。PDCCHは、異なるDCIペイロードサイズまたはコーディングレートに適応するために、1つ、2つ、4つ、8つ、または16個のCCEによってトランスポートされ得る。
【0131】
[0141] 図5は、本開示の態様による、所与の基地局のPRS送信のための例示的なPRS構成500の図である。図5では、時間は水平方向に表され、左から右に増加する。各長い矩形はスロットを表し、各短い(影付き)矩形はOFDMシンボルを表す。図5の例では、(「PRSリソースセット1」と標示された)PRSリソースセット510は、2つのPRSリソース、(「PRSリソース1」と標示された)第1のPRSリソース512および(「PRSリソース2」と標示された)第2のPRSリソース514を含む。基地局は、PRSリソースセット510のPRSリソース512および514上でPRSを送信する。
【0132】
[0142] PRSリソースセット510は、2つのスロットのオケージョン長(N_PRS)と、たとえば(15kHzサブキャリア間隔の場合)160個のスロットまたは160ミリ秒(ms)の、周期性(T_PRS)とを有する。したがって、PRSリソース512と514の両方は、長さが2つの連続するスロットであり、それぞれのPRSリソースの第1のシンボルが発生するスロットから開始して、T_PRSスロットごとに反復する。図5の例では、PRSリソース512は、2つのシンボルのシンボル長(N_symb)を有し、PRSリソース514は、4つのシンボルのシンボル長(N_symb)を有する。PRSリソース512とPRSリソース514とは、同じ基地局の別個のビーム上で送信され得る。
【0133】
[0143] インスタンス520a、520b、および520cとして示されている、PRSリソースセット510の各インスタンスは、PRSリソースセットの各PRSリソース512、514について、長さ「2」(すなわち、N_PRS=2)のオケージョンを含む。PRSリソース512および514は、ミューティングシーケンス周期性T_REPまで、T_PRSスロットごとに反復される。したがって、長さT_REPのビットマップが、PRSリソースセット510のインスタンス520a、520b、および520cのうちのどのオケージョンがミュートされる(すなわち、送信されない)のかを指示するために必要とされることになる。
【0134】
[0144] 一態様では、PRS構成500に関する追加の制約があり得る。たとえば、PRSリソースセット(たとえば、PRSリソースセット510)のすべてのPRSリソース(たとえば、PRSリソース512、514)について、基地局は、以下のパラメータ、すなわち、(a)オケージョン長(T_PRS)、(b)シンボルの数(N_symb)、(c)コムタイプ、および/または(d)帯域幅を、同じであるように構成することができる。さらに、すべてのPRSリソースセットのすべてのPRSリソースについて、サブキャリア間隔とサイクリックプレフィックスとが、1つの基地局についてまたはすべての基地局について同じであるように構成され得る。それが1つの基地局についてであるのかすべての基地局についてであるのかは、第1および/または第2のオプションをサポートするUEの能力に依存し得る。
【0135】
[0145] NRには1つのタイプの測定ギャップのみがあり、これは、無線リソース管理(RRM)測定(すなわち、RRM報告のために必要とされる測定)とPRS測定の両方に、同じタイプの測定ギャップが使用されるべきであることを意味する。測定ギャップは、UEが他のセルからの送信(たとえば、ダウンリンク基準信号)を受信することができるように、その間にサービングセルがUEにデータを送信するのを控える(サービングセルは依然として基準信号を送信し得る)、構成された時間期間である。他のセルからの送信は、サービングセルと同じ周波数上であることもないこともある。ダウンリンク受信に加えて、測定ギャップは、SRSなどのアップリンク基準信号を含む、アップリンク送信のためにも利用され得る。
【0136】
[0146] NRでは、サービングセルは、その間にUEがRRM測定を実施することが予想される周期的測定ギャップを用いてUEを構成する。対照的に、UEは、PRS測定のための測定ギャップを要求する必要がある。RRM測定よりもPRS測定を優先することは、UEの実装形態次第であるが、それは、デフォルトでは、RRM測定がより高い優先度を有し、UEが両方を同時に実施することができない場合があるからである。UEがRRM測定ではなくPRS測定を実施することを決定した場合、現在構成されているRRM測定ギャップは、有用でない場合がある(たとえば、それはPRS送信と一致しない場合がある)。その場合、UEは、既存の測定ギャップが解除されることを要求し、新しい別様に構成された測定ギャップを要求する必要がある。現在、この交換は、RRCシグナリングを通じて達成される。
【0137】
[0147] 図6は、本開示の態様による、測定ギャップ構成のパラメータが測定ギャップのパターンをどのように指定するかを示す図600である。測定ギャップオフセット(MGO:measurement gap offset)は、測定ギャップ反復期間(MGRP:measurement gap repetition period)内のスロットまたはサブフレームの開始からのギャップパターンの開始のオフセットである。現在、約160個のオフセット値が存在するが、すべての値がすべての周期性に適用可能であるとは限らない。より詳細には、オフセットは、「0」からMGRPよりも1小さい値までの範囲の値を有する。したがって、たとえば、MGRPが20msである場合、オフセットは、「0」から「19」までの範囲であり得る。
【0138】
[0148] 測定ギャップ長(MGL:measurement gap length)は、ミリ秒単位の測定ギャップの長さである。測定ギャップ長は、1.5、3、3.5、4、5.5、または6msの値を有することができる。MGRPは、測定ギャップが反復する(ms単位の)周期性を定義する。その周期性は、20、40、80、または160msの値を有することができる。図6には示されていないが、測定ギャップ構成は、測定ギャップタイミングアドバンス(MGTA:measurement gap timing advance)パラメータをも含み得る。構成される場合、MGTAは、測定ギャップが始まるように構成されるスロットまたはサブフレームの発生の前の時間量を指示する。現在、MGTAは、FR2の場合には0.25ms、またはFR1の場合には0.5msであり得る。
【0139】
[0149] PRS測定とRRM測定とが同じタイプの測定ギャップを共有することに関する様々な問題がある。図7は、RRM測定リソースのために構成された測定ギャップが、測定されるべきPRS送信と一致せず、したがって、PRS測定のために使用されないことがある、例示的なシナリオの図700である。図7の例では、時間は水平方向に表され、「RRM」および「PRS」と標示されたブロックは、それぞれの測定のために使用され得るそれぞれのリソースの時間におけるロケーションを指示する。たとえば、PRSの場合、リソースは、PRS、PRSリソース、PRSリソースセット、PRSオケージョンなどを搬送するREであり得る。
【0140】
[0150] 図7の例では、パラメータ「MGO1」、「MGL1」、および「MGRP1」を有する第1の測定ギャップパターン710が、RRM測定リソースのために構成される。詳細には、各RRM測定リソースは、「MGL1」と標示された測定ギャップ内に入る。しかしながら、図示されているように、この測定ギャップパターンは、それが例示的なPRSリソースのロケーションをカバーしないので、構成されたPRSを測定するために好適でない。したがって、UEは、パラメータ「MGO2」、「MGL2」、「MGRP2」を有する新しい測定ギャップパターン720を要求する必要がある。このパターンでは、各PRS送信は、「MGL2」と標示された測定ギャップ内に入る。UEは、RRC再構成プロトコルを通して、この新しい測定ギャップパターンを要求しなければならない。しかしながら、RRC上でそのような要求を送ることは、時間およびリソースを要し、測位プロシージャにレイテンシを追加する。
【0141】
[0151] したがって、本開示は、下位レイヤを通して測定ギャップ構成を動的に更新するための技法を提供する。本明細書で説明される第1のソリューションとして、サービング基地局は、複数の測定ギャップパターンでUEを構成するために、RRCシグナリングを使用することができる。基地局は、次いで、下位レイヤシグナリングを使用して適切なパターンをアクティブ化することができる。一態様では、各測定ギャップパターンは、1つまたは複数の目的を割り当てられ得る。たとえば、測定ギャップパターンが、RRM、測位、デバイス内共存(IDC:in-device coexistence)などの目的を割り当てられ得る。パターンのうちの1つをアクティブ化するために使用される下位レイヤシグナリングは、MAC制御要素(MAC-CE)またはDCIであり得る。
【0142】
[0152] 基地局は、測定ギャップ構成/パターンの初期RRC構成中に、または後で、下位レイヤシグナリングによってのいずれで、デフォルト測定ギャップ構成/パターンを割り当て得る。UEは、次いで、場合によっては命令されるまでデフォルト測定ギャップパターンに従うことになる。動作中、UEが、スロットnにおいてアクティブ化メッセージを受信した場合、UEは、スロットn+kにおいて測定ギャップパターンを適用し始めることが予想され、ここで、kは、RRC再構成が使用されるときよりもはるかに小さくなり得る。測定ギャップパターンは、(たとえば、RRCシグナリング、デフォルト、適用可能な規格などによって指定された)構成された持続時間の間アクティブであり得、その後、UEは、デフォルト測定ギャップ構成(default measurement gap configuration)に戻るかまたは新しい測定ギャップパターンで構成される。
【0143】
[0153] 一態様では、測定ギャップパターンのうちの1つは、ヌルパターンであり得る。これは、パターンの事前構成されたセットの間での選択を可能にすることになるが、新しいパターンを追加することのフレキシビリティを可能にしないことになる。
【0144】
[0154] 本明細書で説明される第2のソリューションとして、基地局は、構成された測定ギャップパターンを更新する(すなわち、その測定ギャップパターンのパラメータを変更する)ことができるMAC-CEメッセージを送り得る。測定ギャップパターンは、現在構成されている測定ギャップパターンであり得、現在行われているように、RRCを使用してUEに対して構成されていることがあるか、または本明細書で説明された第1のソリューションの場合のように、下位レイヤシグナリングによってアクティブ化されていることがある。そのような更新メッセージは、更新すべき1つまたは複数のパラメータ、および1つまたは複数のパラメータの新しい値を識別し得る。たとえば、そのメッセージは、MGLパラメータ、MGOパラメータ、MGRPパラメータなどについての新しい値を識別し、含み得る。本明細書で説明された第1のソリューションを使用して、UEが測定ギャップパターンで構成された場合、および測定ギャップパターンが、現在構成されている測定ギャップパターンでない場合、そのメッセージは、更新すべき測定ギャップパターンを識別するパターンインデックスをさらに含み得る。
【0145】
[0155] 上記で説明された最初の2つのソリューションは、基地局とロケーションサーバとの間の協調を仮定する。より詳細には、ロケーションサーバ(たとえば、ロケーションサーバ230、LMF270、SLP272)は、UEが測位セッション中に測定することが予想されるPRSリソースでUEを構成する。サービング基地局は、対照的に、通常、UEの要求において、UEがそれらのPRSリソースを測定することを可能にするように測定ギャップをスケジュールする(すなわち、UEが、必要な測定ギャップパターンを要求する)。したがって、基地局が、測位のために使用され得る測定ギャップパターンでUEを構成するために、基地局は、UEが測定するように構成されたPRSリソースのロケーションを知る必要がある。このタイプの協調は、たとえば、ロケーションサーバが基地局とコロケートされたときに発生することがある。
【0146】
[0156] 本明細書で説明される第3のソリューションとして、現在行われているように、RRCシグナリングによるのか、本明細書で説明された第1のソリューションの場合のように、下位レイヤシグナリングによるのかにかかわらず、測定ギャップパターンで構成されたUEは、基地局が、異なる測定ギャップパターンでUEを構成することを要求/推奨することができる。代替的に、UEは、完全に新しい測定ギャップパターンではなく、いくつかの測定ギャップパラメータに対する変更を要求し得る。しかしながら、RRCシグナリングを介してそのような要求を送るのではなく、UEは、新しい測定ギャップ構成、または現在の測定ギャップパターンに対する変更を要求するMAC-CEメッセージを送ることができる。MAC-CEメッセージは、UEがそれで構成されることを望む、パラメータとそれらパラメータの新しい値とを含む。
【0147】
[0157] それに応じて、基地局は、それがUEの要求に完全に従うことが可能であるのか、部分的に従うことが可能であるのかを指示することができる。基地局が部分的にのみ従うことができる場合、応答は、最終の測定ギャップ構成のすべてのパラメータを含むか、またはUEの要求されたパラメータとは異なるパラメータのみを含み得る。基地局は、応答の長さ(たとえば、完全に従うことを指示する単一のビットなのか、UEの要求されたパラメータとは異なるパラメータのリストなのか)に応じて、MAC-CEまたはDCIを介して応答を送り得る。
【0148】
[0158] 諒解されるように、上記で説明された3つのソリューションは、一緒におよび異なる組合せで使用され得る。たとえば、サービング基地局は、第1のソリューションの場合のように、RRCシグナリングを介して複数の測定ギャップパターンでUEを構成し、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CE、DCI)を介して1つをアクティブ化し得る。基地局は、次いで、たとえば、ロケーションサーバによって提供された更新されたPRS構成により、第2のソリューションの場合のように、MAC-CEメッセージを介して、アクティブ化された測定ギャップパターンを更新し得る。UEはまた、第3のソリューションの場合のように、下位レイヤシグナリングを介して現在の測定ギャップ構成に対する更新を要求し得る。
【0149】
[0159] PRS測定とRRM測定とが同じタイプの測定ギャップを共有することに関する別の問題は、構成された測定ギャップパターンが、UEが測定することが予想されるすべてのPRSオケージョンをカバーするとは限らないことがあることである。詳細には、上記で説明されたように、UEが測定することが予想される(1つまたは複数の)PRS構成を含む測位支援データが、ロケーションサーバ(たとえば、ロケーションサーバ230、LMF270、SLP272)によって提供される。支援データを受信した後に、UEは、UEが測定することが予想されるPRSオケージョンに基づいて、サービング基地局に測定ギャップについての要求を送る。基地局は、次いで、少なくともパラメータMGO、MGL、およびMGRPのセットを使用して、UEのための測定ギャップパターンを構成することができる。(これらの3つのパラメータのすべての可能な組合せが、適用可能な規格において定義されていることに留意されたい。)
[0160] UEは、UEが測定することが予想される各PRSオケージョンについて、測定ギャップを要求することができる。しかしながら、構成された測定ギャップパターンがすべての構成されたPRSオケージョンをカバーするとは限らない時間があることになる。これは、(現在の動作モードである)ロケーションサーバと基地局との間の協調の欠如によるものであるか、またはPRS送信パターンによるものである。たとえば、PRSパターンは、基地局があらゆるPRSオケージョンについて測定ギャップを構成するには高密度すぎることがある。
【0150】
[0161] 図8は、構成された測定ギャップパターンが、すべての構成されたPRSオケージョンをカバーするとは限らない例示的なシナリオの図800である。図8の例では、時間は水平方向に表され、「PRS1」、「PRS2」、「PRS3」、および「PRS4」と標示されたブロックは、4つのPRS送信の時間におけるロケーションを表す。PRS送信は、PRS、PRSリソース、PRSリソースセット、PRSオケージョンなどを搬送するREであり得る。PRS送信は、同じまたは異なる基地局によって送信され得る。
【0151】
[0162] 図8に示されているように、パラメータ「MGO」、「MGL」、および「MGRP」を有する測定ギャップパターン810を仮定すれば、「PRS1」および「PRS3」と標示されたPRS送信のみが、(「MGL」と標示された)測定ギャップ内に入る。したがって、UEは、「PRS1」および「PRS3」と標示されたPRS送信を復号することが可能になる。UEは、「PRS2」および「PRS4」と標示されたPRS送信を復号することが可能にならないことになり、これは、これらのPRS送信が利用されないことを意味する。上述のように、基地局は、UEのためのPRSパターン(すなわち、そこからのPRSが測定されるべきであるすべての基地局のPRSオケージョン)が高密度すぎるので、各PRSオケージョンのために測定ギャップをスケジュールすることが可能でないことがある。代替的に、同時に測位されているあまりに多くのUEがあり、多数のPRSオケージョンがスケジュールされることを生じることがある。しかしながら、このタイプの状況は、リソースがUEのうちの1つまたは小さいサブセットのみのために送信される、オンデマンドPRSシナリオについて発生する可能性が低い。
【0152】
[0163] これらの問題に対処するために、本開示は、それにより、UEまたは基地局が、構成された測定ギャップパターンが、UEのためにスケジュールされたPRS送信のすべてをカバーするとは限らない場合、ロケーションサーバに測定ギャップ構成を報告することができる技法を提供する。それに応じて、ロケーションサーバは、特にオンデマンドPRS送信のために、追加のステップをとるべきかどうかを決定することができる。たとえば、ロケーションサーバは、送信基地局に、構成された測定ギャップから外れるPRSオケージョンをミュートまたはキャンセルするように命令することができる。代替的に、ロケーションサーバは、構成された測定ギャップパターンをより良く適合させるためにPRS構成を修正することができる。
【0153】
[0164] 図9は、構成された測定ギャップパターン外のPRS送信がミュートされるかまたは修正される例示的なシナリオの図900である。図9の例では、時間は水平方向に表され、「PRS1」、「PRS2」、「PRS3」、および「PRS4」と標示されたブロックは、4つのPRS送信の時間におけるロケーションを表す。PRS送信は、PRS、PRSリソース、PRSリソースセット、PRSオケージョンなどを搬送するREであり得る。PRS送信は、同じまたは異なる基地局によって送信され得る。
【0154】
[0165] 図9の例では、測定ギャップパターンは、固定され、「MGL」と標示された測定ギャップをもつ。図8に示されている例のような、第1のシナリオ910では、「PRS1」および「PRS3」と標示されたPRS送信のみが、測定ギャップ内に入り、UEは、「PRS2」および「PRS4」と標示されたPRS送信を測定することができない。UEまたはサービング基地局は、この状況をロケーションサーバに報告することができる。UEならば、UEは、LTE測位プロトコル(LPP)シグナリングを介して報告を送ることができ、基地局ならば、基地局は、LPPタイプA(LPPa)シグナリングまたはNR測位プロトコルタイプA(NRPPa)シグナリングを介して報告を送ることができる。
【0155】
[0166] それに応じて、ロケーションサーバは、シナリオ920に示されているように、「PRS2」および「PRS4」と標示されたPRS送信が、(1つまたは複数の)それぞれの基地局によって送信されるように構成されないように、PRS構成を修正することができる。代替的に、ロケーションサーバは、シナリオ930に示されているように、(1つまたは複数の)関与する基地局に、「PRS2」および「PRS4」と標示されたPRS送信をミュートするように命令することができる。
【0156】
[0167] 図10は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1000を示す。一態様では、方法1000はUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)によって実施され得る。
【0157】
[0168] 1010において、UEは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してサービング基地局(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)から、複数の測定ギャップ構成を受信する。一態様では、動作1010は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0158】
[0169] 1020において、UEは、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信する。一態様では、動作1020は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0159】
[0170] 1030において、UEは、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施する。一態様では、動作1030は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0160】
[0171] 図11は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1100を示す。一態様では、方法1100はサービング基地局(BS)(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)によって実施され得る。
【0161】
[0172] 1110において、基地局は、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)に、複数の測定ギャップ構成を送信する。一態様では、動作1110は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0162】
[0173] 1120において、基地局は、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信する。一態様では、動作1120は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0163】
[0174] 1130において、基地局は、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控える。一態様では、動作1130は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0164】
[0175] 図12は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1200を示す。一態様では、方法1200はUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)によって実施され得る。
【0165】
[0176] 1210において、UEは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してサービング基地局(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)から、測定ギャップ構成を受信する。一態様では、動作1210は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0166】
[0177] 1220において、UEは、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信し、ここにおいて、メッセージは、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する。一態様では、動作1220は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0167】
[0178] 1230において、UEは、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施する。一態様では、動作1230は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0168】
[0179] 図13は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1300を示す。一態様では、方法1300はサービング基地局(BS)(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)によって実施され得る。
【0169】
[0180] 1310において、基地局は、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)に、測定ギャップ構成を送信する。一態様では、動作1310は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0170】
[0181] 1320において、基地局は、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信し、ここにおいて、メッセージは、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する。一態様では、動作1320は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0171】
[0182] 1330において、基地局は、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控える。一態様では、動作1330は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0172】
[0183] 図14は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1400を示す。一態様では、方法1400はUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)によって実施され得る。
【0173】
[0184] 1410において、UEは、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してサービング基地局(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)から、測定ギャップ構成を受信する。一態様では、動作1410は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0174】
[0185] 1420において、UEは、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信し、ここにおいて、メッセージは、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する。一態様では、動作1420は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0175】
[0186] 1430において、UEは、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施する。一態様では、動作1430は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0176】
[0187] 図15は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1500を示す。一態様では、方法1500はサービング基地局(BS)(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)によって実施され得る。
【0177】
[0188] 1510において、基地局は、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介してUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)に、測定ギャップ構成を送信する。一態様では、動作1510は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0178】
[0189] 1520において、基地局は、下位レイヤシグナリング(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング)を介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信し、ここにおいて、メッセージは、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する。一態様では、動作1520は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0179】
[0190] 1530において、基地局は、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEに送信するのを控える。一態様では、動作1530は、1つまたは複数のWWANトランシーバ350、1つまたは複数のプロセッサ384、メモリ386、および/または測位構成要素388によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0180】
[0191] 図16は、本開示の態様による、ワイヤレス通信の例示的な方法1600を示す。一態様では、方法1600はUE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)によって実施され得る。
【0181】
[0192] 1610において、UEは、ロケーションサーバ(たとえば、ロケーションサーバ230、LMF270、SLP272)から、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数のPRS送信を指定するPRS構成を受信する。一態様では、動作1610は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0182】
[0193] 1620において、UEは、サービング基地局(たとえば、本明細書で説明される基地局のいずれか)に、測定ギャップで構成されるための要求を送信し、要求は、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する。一態様では、動作1620は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0183】
[0194] 1630において、UEは、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信する。一態様では、動作1630は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0184】
[0195] 1640において、UEは、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信する。一態様では、動作1640は、1つまたは複数のWWANトランシーバ310、1つまたは複数のプロセッサ332、メモリ340、および/または測位構成要素342によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0185】
[0196] 図17は、本開示の態様による、通信の例示的な方法1700を示す。一態様では、方法1700は、ロケーションサーバ(LS)(たとえば、ロケーションサーバ230、LMF270、SLP272)によって実施され得る。
【0186】
[0197] 1710において、ロケーションサーバは、UE(たとえば、本明細書で説明されるUEのいずれか)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数のPRS送信を指定するPRS構成を送信する。一態様では、動作1710は、1つまたは複数のネットワークトランシーバ390、1つまたは複数のプロセッサ394、メモリ396、および/または測位構成要素398によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0187】
[0198] 1720において、ロケーションサーバは、UEについての測定ギャップ構成を受信する。一態様では、動作1720は、1つまたは複数のネットワークトランシーバ390、1つまたは複数のプロセッサ394、メモリ396、および/または測位構成要素398によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0188】
[0199] 1730において、ロケーションサーバは、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新する。一態様では、動作1730は、1つまたは複数のネットワークトランシーバ390、1つまたは複数のプロセッサ394、メモリ396、および/または測位構成要素398によって実施され得、それらのいずれかまたはすべては、この動作を実施するための手段と見なされ得る。
【0189】
[0200] 諒解されるように、方法1000~1700の技術的利点は、測定ギャップの動的構成(dynamic configuration)であり、それにより、測定ギャップがいつ割り振られるかを最適化することによってUEにおける電力消費を低減する。
【0190】
[0201] 上記の詳細な説明では、異なる特徴が例にまとめられていることがわかる。開示のこの様式は、例示的な条項が、各条項において明示的に述べられるものよりも多くの特徴を有するという意図として理解されるべきではない。むしろ、本開示の様々な態様は、開示される個々の例示的な条項のすべての特徴よりも少数を含み得る。したがって、以下の条項は、本明細書に組み込まれると見なされるべきであり、各条項はそれ自体によって別個の例として存在することができる。各従属条項は、条項において、他の条項のうちの1つとの特定の組合せを指すことができるが、その従属条項の(1つまたは複数の)態様は、特定の組合せに限定されない。他の例示的な条項が、任意の他の従属条項または独立条項の主題との(1つまたは複数の)従属条項態様の組合せ、あるいは他の従属および独立条項との任意の特徴の組合せをも含むことができることが諒解されよう。本明細書で開示される様々な態様は、特定の組合せ(たとえば、要素を絶縁体と導体の両方として定義することなど、矛盾する態様)が意図されないことが明示的に表されるかまたは容易に推論され得ない限り、これらの組合せを明確に含む。さらに、条項の態様が任意の他の独立条項に含まれ得ることが、その条項がその独立条項に直接従属していない場合でも、同じく意図される。
【0191】
[0202] 実装例が、以下の番号付けされた条項において説明される。
【0192】
[0203] 条項1.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0193】
[0204] 条項2.UEが、第1の測定ギャップ構成のアクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作する、条項1に記載の方法。
【0194】
[0205] 条項3.サービング基地局から、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報(identification)を受信することをさらに備える、条項2に記載の方法。
【0195】
[0206] 条項4.UEが、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局からデフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信する、条項3に記載の方法。
【0196】
[0207] 条項5.UEが、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局からデフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信する、条項3に記載の方法。
【0197】
[0208] 条項6.UEが、1つまたは複数の測定を実施した後にデフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックする、条項2から5のいずれかに記載の方法。
【0198】
[0209] 条項7.UEが、第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間(specified period of time)の後に、デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックする、条項2から6のいずれかに記載の方法。
【0199】
[0210] 条項8.複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターン(null measurement gap pattern)を備える、条項1から7のいずれかに記載の方法。
【0200】
[0211] 条項9.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE:medium access control control element)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項1から8のいずれかに記載の方法。
【0201】
[0212] 条項10.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定(positioning related measurement)、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項1から9のいずれかに記載の方法。
【0202】
[0213] 条項11.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEに送信するのを控えることとを備える、方法。
【0203】
[0214] 条項12.UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信することをさらに備える、条項11に記載の方法。
【0204】
[0215] 条項13.基地局が、上位レイヤシグナリングを介してUEにデフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信する、条項12に記載の方法。
【0205】
[0216] 条項14.基地局が、下位レイヤシグナリングを介してUEにデフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信する、条項12に記載の方法。
【0206】
[0217] 条項15.複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、条項11から14のいずれかに記載の方法。
【0207】
[0218] 条項16.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項11から15のいずれかに記載の方法。
【0208】
[0219] 条項17.UEから、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信することをさらに備える、条項11から16のいずれかに記載の方法。
【0209】
[0220] 条項18.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0210】
[0221] 条項19.上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信する前に測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することとをさらに備える、条項18に記載の方法。
【0211】
[0222] 条項20.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項19に記載の方法。
【0212】
[0223] 条項21.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項18から20のいずれかに記載の方法。
【0213】
[0224] 条項22.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項18から21のいずれかに記載の方法。
【0214】
[0225] 条項23.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項18から22のいずれかに記載の方法。
【0215】
[0226] 条項24.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEに送信するのを控えることとを備える、方法。
【0216】
[0227] 条項25.上位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信する前に測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することとをさらに備える、条項24に記載の方法。
【0217】
[0228] 条項26.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項25に記載の方法。
【0218】
[0229] 条項27.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項24から26のいずれかに記載の方法。
【0219】
[0230] 条項28.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項24から27のいずれかに記載の方法。
【0220】
[0231] 条項29.UEから、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信することをさらに備える、条項24から28のいずれかに記載の方法。
【0221】
[0232] 条項30.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成の更新された構成を指示するメッセージを受信することと、更新された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0222】
[0233] 条項31.メッセージは、基地局が1つまたは複数のパラメータの新しい値を採用したという指示を含み、更新された構成が、1つまたは複数のパラメータの新しい値を備える、条項30に記載の方法。
【0223】
[0234] 条項32.更新された構成が、1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、1つまたは複数のパラメータの新しい値とは異なる、条項30から31のいずれかに記載の方法。
【0224】
[0235] 条項33.上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することとをさらに備える、条項30から32のいずれかに記載の方法。
【0225】
[0236] 条項34.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項33に記載の方法。
【0226】
[0237] 条項35.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項30から34のいずれかに記載の方法。
【0227】
[0238] 条項36.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項30から35のいずれかに記載の方法。
【0228】
[0239] 条項37.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項30から36のいずれかに記載の方法。
【0229】
[0240] 条項38.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成の更新された構成を指示するメッセージを送信することと、更新された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEに送信するのを控えることとを備える、方法。
【0230】
[0241] 条項39.メッセージは、基地局が1つまたは複数のパラメータの新しい値を採用したという指示を含み、更新された構成が、1つまたは複数のパラメータの新しい値を備える、条項38に記載の方法。
【0231】
[0242] 条項40.更新された構成が、1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、1つまたは複数のパラメータの新しい値とは異なる、条項38から39のいずれかに記載の方法。
【0232】
[0243] 条項41.上位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することとをさらに備える、条項38から40のいずれかに記載の方法。
【0233】
[0244] 条項42.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項41に記載の方法。
【0234】
[0245] 条項43.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項38から42のいずれかに記載の方法。
【0235】
[0246] 条項44.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項38から43のいずれかに記載の方法。
【0236】
[0247] 条項45.UEから、更新された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信することをさらに備える、条項38から44のいずれかに記載の方法。
【0237】
[0248] 条項46.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、サービング基地局に、測定ギャップ構成についての要求を送信することと、要求が、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないと決定することと、ロケーションサーバに、測定ギャップ構成を送信することとを備える、方法。
【0238】
[0249] 条項47.ロケーションサーバによって実施されるワイヤレス通信の方法であって、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、UEについての測定ギャップ構成を受信することと、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新することとを備える、方法。
【0239】
[0250] 条項48.更新することが、複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令することを備える、条項47に記載の方法。
【0240】
[0251] 条項49.更新することが、複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令することを備える、条項47から48のいずれかに記載の方法。
【0241】
[0252] 条項50.受信することが、UEから測定ギャップ構成を受信することを備える、条項47から49のいずれかに記載の方法。
【0242】
[0253] 条項51.受信することが、ロングタームエボリューション(LTE)測位プロトコル(LPP)シグナリングを介してUEから測定ギャップ構成を受信することを備える、条項50に記載の方法。
【0243】
[0254] 条項52.受信することが、UEのサービング基地局から測定ギャップ構成を受信することを備える、条項47から49のいずれかに記載の方法。
【0244】
[0255] 条項53.受信することが、LPPタイプA(LPPa)シグナリングまたは新無線測位プロトコルタイプA(NRPPa)シグナリングを介してサービング基地局から測定ギャップ構成を受信することを備える、条項52に記載の方法。
【0245】
[0256] 条項54.メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、少なくとも1つのプロセッサとが、条項1から53のいずれかに記載の方法を実施するように構成された、装置。
【0246】
[0257] 条項55.条項1から53のいずれかに記載の方法を実施するための手段を備える装置。
【0247】
[0258] 条項56.コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータ実行可能が、コンピュータまたはプロセッサに条項1から53のいずれかに記載の方法を実施させるための少なくとも1つの命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0248】
[0259] 追加の実装例が、以下の番号付けされた条項において説明される。
【0249】
[0260] 条項1.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0250】
[0261] 条項2.第1の測定ギャップ構成のアクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作することをさらに備える、条項1に記載の方法。
【0251】
[0262] 条項3.サービング基地局から、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信することをさらに備える、条項2に記載の方法。
【0252】
[0263] 条項4.デフォルト測定ギャップ構成の識別情報が、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から受信される、条項3に記載の方法。
【0253】
[0264] 条項5.デフォルト測定ギャップ構成の識別情報が、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から受信される、条項3から4のいずれかに記載の方法。
【0254】
[0265] 条項6.1つまたは複数の測定を実施した後にデフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすることをさらに備える、条項2から5のいずれかに記載の方法。
【0255】
[0266] 条項7.第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすることさらに備える、条項2から5のいずれかに記載の方法。
【0256】
[0267] 条項8.複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、条項1から7のいずれかに記載の方法。
【0257】
[0268] 条項9.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項1から8のいずれかに記載の方法。
【0258】
[0269] 条項10.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項1から9のいずれかに記載の方法。
【0259】
[0270] 条項11.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを備える、方法。
【0260】
[0271] 条項12.UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信することをさらに備える、条項11に記載の方法。
【0261】
[0272] 条項13.デフォルト測定ギャップ構成の識別情報が、上位レイヤシグナリングを介してUEに送信される、条項12に記載の方法。
【0262】
[0273] 条項14.デフォルト測定ギャップ構成の識別情報が、下位レイヤシグナリングを介してUEに送信される、条項12から13のいずれかに記載の方法。
【0263】
[0274] 条項15.複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、条項11から14のいずれかに記載の方法。
【0264】
[0275] 条項16.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項11から15のいずれかに記載の方法。
【0265】
[0276] 条項17.UEから、第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信することをさらに備える、条項11から16のいずれかに記載の方法。
【0266】
[0277] 条項18.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0267】
[0278] 条項19.サービング基地局に、修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、測定ギャップ構成を修正するメッセージが、要求に応答して受信される、をさらに備える、条項18に記載の方法。
【0268】
[0279] 条項20.上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信する前に測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することとをさらに備える、条項18から19のいずれかに記載の方法。
【0269】
[0280] 条項21.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項20に記載の方法。
【0270】
[0281] 条項22.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項18から21のいずれかに記載の方法。
【0271】
[0282] 条項23.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項18から22のいずれかに記載の方法。
【0272】
[0283] 条項24.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項18から23のいずれかに記載の方法。
【0273】
[0284] 条項25.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを備える、方法。
【0274】
[0285] 条項26.UEから、修正された測定ギャップ構成についての要求を受信すること、ここにおいて、測定ギャップ構成を修正するメッセージが、要求に応答して送信される、をさらに備える、条項25に記載の方法。
【0275】
[0286] 条項27.上位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信する前に測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することとをさらに備える、条項25から26のいずれかに記載の方法。
【0276】
[0287] 条項28.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項27に記載の方法。
【0277】
[0288] 条項29.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項25から28のいずれかに記載の方法。
【0278】
[0289] 条項30.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項25から29のいずれかに記載の方法。
【0279】
[0290] 条項31.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局に、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することとを備える、方法。
【0280】
[0291] 条項32.下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成の更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信することをさらに備える、条項31に記載の方法。
【0281】
[0292] 条項33.メッセージは、サービング基地局が1つまたは複数のパラメータの新しい値を採用したという指示を含み、更新された測定ギャップ構成が、1つまたは複数のパラメータの新しい値を備える、条項31から32のいずれかに記載の方法。
【0282】
[0293] 条項34.更新された測定ギャップ構成が、1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、1つまたは複数のパラメータの新しい値とは異なる、条項31から33のいずれかに記載の方法。
【0283】
[0294] 条項35.上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することとをさらに備える、条項31から34のいずれかに記載の方法。
【0284】
[0295] 条項36.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項35に記載の方法。
【0285】
[0296] 条項37.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項31から36のいずれかに記載の方法。
【0286】
[0297] 条項38.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項31から37のいずれかに記載の方法。
【0287】
[0298] 条項39.1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、条項31から38のいずれかに記載の方法。
【0288】
[0299] 条項40.基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、下位レイヤシグナリングを介してUEから、測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、メッセージが、測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、測定ギャップ構成によって、または測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、UEにデータを送信するのを控えることとを備える、方法。
【0289】
[0300] 条項41.下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成の更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを送信することをさらに備える、条項40に記載の方法。
【0290】
[0301] 条項42.メッセージは、基地局が1つまたは複数のパラメータの新しい値を採用したという指示を含み、更新された測定ギャップ構成が、1つまたは複数のパラメータの新しい値を備える、条項40から41のいずれかに記載の方法。
【0291】
[0302] 条項43.更新された測定ギャップ構成が、1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、1つまたは複数のパラメータの新しい値とは異なる、条項40から42のいずれかに記載の方法。
【0292】
[0303] 条項44.上位レイヤシグナリングを介してUEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、複数の測定ギャップ構成が、測定ギャップ構成を含む、下位レイヤシグナリングを介してUEに、測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することとをさらに備える、条項40から43のいずれかに記載の方法。
【0293】
[0304] 条項45.メッセージが、複数の測定ギャップ構成の中からの測定ギャップ構成の識別情報を含む、条項44に記載の方法。
【0294】
[0305] 条項46.1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、条項40から45のいずれかに記載の方法。
【0295】
[0306] 条項47.上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、条項40から46のいずれかに記載の方法。
【0296】
[0307] 条項48.ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、要求が、複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、ロケーションサーバに、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、測定ギャップ構成を送信することとを備える、方法。
【0297】
[0308] 条項49.ロケーションサーバによって実施される通信の方法であって、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、UEについての測定ギャップ構成を受信することと、測定ギャップ構成の受信に応答して、PRS構成を更新することとを備える、方法。
【0298】
[0309] 条項50.PRS構成を更新することが、複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令することを備える、条項49に記載の方法。
【0299】
[0310] 条項51.PRS構成を更新することが、複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令することを備える、条項49から50のいずれかに記載の方法。
【0300】
[0311] 条項52.測定ギャップ構成を受信することが、UEから測定ギャップ構成を受信することを備える、条項49から51のいずれかに記載の方法。
【0301】
[0312] 条項53.メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリおよび少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、少なくとも1つのプロセッサとが、条項1から52のいずれかに記載の方法を実施するように構成された、装置。
【0302】
[0313] 条項54.条項1から52のいずれかに記載の方法を実施するための手段を備える装置。
【0303】
[0314] 条項55.コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータ実行可能が、コンピュータまたはプロセッサに条項1から52のいずれかに記載の方法を実施させるための少なくとも1つの命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0304】
[0315] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0305】
[0316] さらに、本明細書で開示される態様に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上記で説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるのかソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
【0306】
[0317] 本明細書で開示される態様に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明される機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0307】
[0318] 本明細書で開示される態様に関して説明された方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末(たとえば、UE)中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として存在し得る。
【0308】
[0319] 1つまたは複数の例示的な態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義の中に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0309】
[0320] 上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義された本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施される必要がない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
図1
図2A
図2B
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2023-01-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記第1の測定ギャップ構成の前記アクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービング基地局から、前記デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信すること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数の測定を実施した後に前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
【請求項12】
前記UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信すること
をさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項11に記載の方法。
【請求項17】
前記UEから、前記第1の測定ギャップ構成によって指定された前記測定ギャップ中に、前記UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信すること
をさらに備える、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項19】
前記サービング基地局に、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して受信される、
をさらに備える、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを受信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項18に記載の方法。
【請求項23】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項18に記載の方法。
【請求項24】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項18に記載の方法。
【請求項25】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
【請求項26】
前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信すること
をさらに備える、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記メッセージは、前記サービング基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、請求項25に記載の方法。
【請求項30】
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項25に記載の方法。
【請求項32】
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
請求項25に記載の方法。
【請求項33】
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、請求項25に記載の方法。
【請求項34】
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を備える、方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0309
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0309】
[0320] 上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって定義された本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明された本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施される必要がない。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
[C2]
前記第1の測定ギャップ構成の前記アクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記サービング基地局から、前記デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信すること
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、C3に記載の方法。
[C5]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、C3に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数の測定を実施した後に前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C7]
前記第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C8]
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C1に記載の方法。
[C10]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C1に記載の方法。
[C11]
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
[C12]
前記UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信すること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、C12に記載の方法。
[C14]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、C12に記載の方法。
[C15]
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、C11に記載の方法。
[C16]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C11に記載の方法。
[C17]
前記UEから、前記第1の測定ギャップ構成によって指定された前記測定ギャップ中に、前記UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信すること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C18]
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
[C19]
前記サービング基地局に、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して受信される、
をさらに備える、C18に記載の方法。
[C20]
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを受信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、C18に記載の方法。
[C21]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C20に記載の方法。
[C22]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C18に記載の方法。
[C23]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C18に記載の方法。
[C24]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C18に記載の方法。
[C25]
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
[C26]
前記UEから、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を受信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して送信される、
をさらに備える、C25に記載の方法。
[C27]
前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを送信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
をさらに備える、C25に記載の方法。
[C28]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C27に記載の方法。
[C29]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C25に記載の方法。
[C30]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C25に記載の方法。
[C31]
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を備える、方法。
[C32]
前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信すること
をさらに備える、C31に記載の方法。
[C33]
前記メッセージは、前記サービング基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
C31に記載の方法。
[C34]
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、C31に記載の方法。
[C35]
前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
をさらに備える、C31に記載の方法。
[C36]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C35に記載の方法。
[C37]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C31に記載の方法。
[C38]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C31に記載の方法。
[C39]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C31に記載の方法。
[C40]
基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を備える、方法。
[C41]
前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを送信すること
をさらに備える、C40に記載の方法。
[C42]
前記メッセージは、前記基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
C40に記載の方法。
[C43]
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、C40に記載の方法。
[C44]
前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
をさらに備える、C40に記載の方法。
[C45]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C44に記載の方法。
[C46]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C40に記載の方法。
[C47]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C40に記載の方法。
[C48]
ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を備える、方法。
[C49]
ロケーションサーバによって実施される通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を備える、方法。
[C50]
前記PRS構成を更新することが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令すること
を備える、C49に記載の方法。
[C51]
前記PRS構成を更新することが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令すること
を備える、C49に記載の方法。
[C52]
前記測定ギャップ構成を受信することが、
前記UEから前記測定ギャップ構成を受信すること
を備える、C49に記載の方法。
[C53]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C54]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1の測定ギャップ構成の前記アクティブ化の受信より前にデフォルト測定ギャップ構成に従って動作すること
を行うようにさらに構成された、C53に記載のUE。
[C55]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局から、前記デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を受信すること
を行うようにさらに構成された、C54に記載のUE。
[C56]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、C55に記載のUE。
[C57]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から受信される、C55に記載のUE。
[C58]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記1つまたは複数の測定を実施した後に前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
を行うようにさらに構成された、C54に記載のUE。
[C59]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1の測定ギャップ構成にスイッチしてから、指定された時間期間の後に、前記デフォルト測定ギャップ構成にスイッチバックすること
を行うようにさらに構成された、C54に記載のUE。
[C60]
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、C53に記載のUE。
[C61]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C53に記載のUE。
[C62]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C53に記載のUE。
[C63]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うようにさらに構成された、基地局。
[C64]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEに、デフォルト測定ギャップ構成の識別情報を送信すること
を行うようにさらに構成された、C63に記載の基地局。
[C65]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、C64に記載の基地局。
[C66]
前記デフォルト測定ギャップ構成の前記識別情報が、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに送信される、C64に記載の基地局。
[C67]
前記複数の測定ギャップ構成のうちの1つが、ヌル測定ギャップパターンを備える、C63に記載の基地局。
[C68]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C63に記載の基地局。
[C69]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから、前記第1の測定ギャップ構成によって指定された前記測定ギャップ中に、前記UEによって実施された1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を備える報告を受信すること
を行うようにさらに構成された、C63に記載の基地局。
[C70]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C71]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局に、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を送信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して受信される、
を行うようにさらに構成された、C70に記載のUE。
[C72]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを受信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
を行うようにさらに構成された、C70に記載のUE。
[C73]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C72に記載のUE。
[C74]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C70に記載のUE。
[C75]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C70に記載のUE。
[C76]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C70に記載のUE。
[C77]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うように構成された、基地局。
[C78]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから、前記修正された測定ギャップ構成についての要求を受信すること、ここにおいて、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージが、前記要求に応答して送信される、
を行うようにさらに構成された、C77に記載の基地局。
[C79]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正する前記メッセージを送信する前に前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
を行うようにさらに構成された、C77に記載の基地局。
[C80]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C79に記載の基地局。
[C81]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C77に記載の基地局。
[C82]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C77に記載の基地局。
[C83]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C84]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを受信すること
を行うようにさらに構成された、C83に記載のUE。
[C85]
前記メッセージは、前記サービング基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
C83に記載のUE。
[C86]
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、C83に記載のUE。
[C87]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと
を行うようにさらに構成された、C83に記載のUE。
[C88]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C87に記載のUE。
[C89]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C83に記載のUE。
[C90]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C83に記載のUE。
[C91]
前記1つまたは複数の測定が、1つまたは複数の測位関係測定、1つまたは複数の無線リソース管理(RRM)測定、または1つまたは複数のデバイス内共存(IDC)測定を備える、C83に記載のUE。
[C92]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、基地局であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行うように構成された、基地局。
[C93]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成の前記更新された測定ギャップ構成を指示するメッセージを送信すること
を行うようにさらに構成された、C92に記載の基地局。
[C94]
前記メッセージは、前記基地局が前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を採用したという指示を含み、
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値を備える、
C92に記載の基地局。
[C95]
前記更新された測定ギャップ構成が、前記1つまたは複数のパラメータの値を備え、それらのうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値とは異なる、C92に記載の基地局。
[C96]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記上位レイヤシグナリングを介して前記UEに、複数の測定ギャップ構成を送信することと、前記複数の測定ギャップ構成が、前記測定ギャップ構成を含む、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと
を行うようにさらに構成された、C92に記載の基地局。
[C97]
前記メッセージが、前記複数の測定ギャップ構成の中からの前記測定ギャップ構成の識別情報を含む、C96に記載の基地局。
[C98]
前記1つまたは複数のパラメータが、測定ギャップ長、測定ギャップオフセット、測定ギャップ反復期間、測定ギャップタイミングアドバンス、またはそれらの任意の組合せを備える、C92に記載の基地局。
[C99]
前記上位レイヤシグナリングが、無線リソース制御(RRC)シグナリングを備え、
前記下位レイヤシグナリングが、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)またはダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングを備える、
C92に記載の基地局。
[C100]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ユーザ機器(UE)であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を行うように構成された、ユーザ機器(UE)。
[C101]
メモリと、
少なくとも1つのトランシーバと、
前記メモリおよび前記少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ロケーションサーバであって、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を行うように構成された、ロケーションサーバ。
[C102]
前記PRS構成を更新するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しない、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信をミュートするように命令すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、C101に記載のロケーションサーバ。
[C103]
前記PRS構成を更新するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記複数の基地局のうちの少なくとも1つの基地局に、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つのPRS送信の送信時間を、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致するように調整するように命令すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、C101に記載のロケーションサーバ。
[C104]
前記測定ギャップ構成を受信するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つのトランシーバを介して、前記UEから前記測定ギャップ構成を受信すること
を行うように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、C101に記載のロケーションサーバ。
[C105]
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信するための手段と、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
[C106]
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信するための手段と、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
[C107]
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
[C108]
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
[C109]
ユーザ機器(UE)であって、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
[C110]
基地局であって、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信するための手段と、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えるための手段と
を備える、基地局。
[C111]
ユーザ機器(UE)であって、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信するための手段と、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信するための手段と、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信するための手段と、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信するための手段と
を備える、ユーザ機器(UE)。
[C112]
ロケーションサーバであって、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信するための手段と、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信するための手段と、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新するための手段と
を備える、ロケーションサーバ。
[C113]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、複数の測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を受信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C114]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、複数の測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記複数の測定ギャップ構成のうちの第1の測定ギャップ構成のアクティブ化を送信することと、
前記第1の測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C115]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局から、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C116]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEに、前記測定ギャップ構成を修正するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記修正された測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C117]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
上位レイヤシグナリングを介してサービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記サービング基地局に、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを送信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成に対する前記1つまたは複数の更新を要求する前記メッセージに基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、1つまたは複数の非サービング基地局の1つまたは複数の測定を実施することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C118]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、基地局によって実行されたとき、前記基地局に、
上位レイヤシグナリングを介してユーザ機器(UE)に、測定ギャップ構成を送信することと、
下位レイヤシグナリングを介して前記UEから、前記測定ギャップ構成に対する1つまたは複数の更新を要求するメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージが、前記測定ギャップ構成の1つまたは複数のパラメータの新しい値を指定する、
前記測定ギャップ構成によって、または前記測定ギャップ構成の前記1つまたは複数のパラメータの前記新しい値に基づく更新された測定ギャップ構成によって、指定された測定ギャップ中に、前記UEにデータを送信するのを控えることと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C119]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ユーザ機器(UE)によって実行されたとき、前記UEに、
ロケーションサーバから、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を受信することと、
サービング基地局に、測定ギャップで構成されるための要求を送信することと、前記要求が、前記複数のPRS送信の時間および/または周波数におけるロケーションを指定する、
前記サービング基地局から、測定ギャップ構成を受信することと、
前記ロケーションサーバに、前記複数のPRS送信のうちの少なくとも1つが、前記測定ギャップ構成によって指定された測定ギャップと一致しないことに基づいて、前記測定ギャップ構成を送信することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C120]
コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令が、ロケーションサーバによって実行されたとき、前記ロケーションサーバに、
ユーザ機器(UE)に、複数の基地局によって送信されるようにスケジュールされた複数の測位基準信号(PRS)送信を指定するPRS構成を送信することと、
前記UEについての測定ギャップ構成を受信することと、
前記測定ギャップ構成の受信に応答して、前記PRS構成を更新することと
を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【国際調査報告】