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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-31
(54)【発明の名称】格納可能な容量性スイッチキット
(51)【国際特許分類】
   H01H 9/02 20060101AFI20230724BHJP
   H01H 36/00 20060101ALI20230724BHJP
【FI】
H01H9/02 E
H01H9/02 A
H01H36/00 J
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023501222
(86)(22)【出願日】2021-07-02
(85)【翻訳文提出日】2023-03-01
(86)【国際出願番号】 IB2021055955
(87)【国際公開番号】W WO2022009045
(87)【国際公開日】2022-01-13
(31)【優先権主張番号】102020000016225
(32)【優先日】2020-07-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523005519
【氏名又は名称】グラニティフィアンドレ ソチエタ ペル アチオーニ
(74)【代理人】
【識別番号】110000095
【氏名又は名称】弁理士法人T.S.パートナーズ
(74)【代理人】
【識別番号】100082887
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 利春
(74)【代理人】
【識別番号】100181331
【弁理士】
【氏名又は名称】金 鎭文
(74)【代理人】
【識別番号】100183597
【弁理士】
【氏名又は名称】比企野 健
(74)【代理人】
【識別番号】100161997
【弁理士】
【氏名又は名称】横井 大一郎
(72)【発明者】
【氏名】オルスィ カルロ
【テーマコード(参考)】
5G046
5G052
【Fターム(参考)】
5G046AA01
5G046AA07
5G046AA11
5G046AB02
5G046AC21
5G046AD02
5G046AE02
5G052AA01
5G052AA12
5G052AA13
5G052AA36
5G052AA40
5G052BB10
5G052HA01
5G052HA14
(57)【要約】
電気システム用の格納可能な容量性スイッチキット(10)であって、
壁(26)の仕切りの内、および、前記壁(26)を覆うプレート(28)の下に配置されたスイッチブロックまたはアセンブリ(12)であって、前記プレートまたはカバーに対して要素を外部に突出させない前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と、
システム制御/管理デバイスを有する通信インターフェース手段と、
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と前記通信インターフェース手段との間の接続手段(15)と、
を備える、前記格納可能な容量性スイッチキット。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気システム用の格納可能な容量性スイッチキット(10)であって、
壁(26)の仕切りの内、および、前記壁(26)を覆うプレート(28)の下、または、家具または他の家具のカバー/表面の内に配置されたスイッチブロックまたはアセンブリ(12)であって、前記プレートまたはカバーに対して要素を外部に突出させない前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と、
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と遠隔または間接的に接触するように配置されたシステム制御/管理デバイスを有する通信インターフェース手段と、
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と前記通信インターフェース手段との間の接続手段(15)と、
を備えることを特徴とし、
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)は、電子基板(16)を有する容器要素(20)、および内部に配置されたスイッチ作動/検出要素を含む、前記格納可能な容量性スイッチキット。
【請求項2】
前記通信インターフェース手段は、KNX(KONNEX通信プロトコル)電子インターフェース(14)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項3】
前記スイッチ作動/検出要素が、前記電子基板(16)に対して安定化された少なくとも1つの容量性検出要素(18)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項4】
少なくとも1つの容量性検出要素(18)が、コイルばねによって画定される弾性要素を備え、前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)が、壁(26)の仕切り内に操作可能に取り付けられると、前記弾性要素は、外側フロント(28’’)と反対側の、プレート(28)の内側フロント(28’)と接触することを特徴とする、請求項3に記載のキット。
【請求項5】
前記容量要素(20)が、電子基板(16)がスペーサ(22)および支持タブ(24)によって安定化される接続箱を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項6】
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と前記通信インターフェース手段との間の接続手段(15)が、マルチワイヤストラップによって規定される接続ケーブル(15)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット。
【請求項7】
前記電子インターフェース(14)が、ユーザーが検査できる位置において壁(26)の仕切りの内に形成された専用座部(30)に挿入されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のキット。
【請求項8】
スマートフォンまたはタブレットなどのデバイスとの通信を確立して、容量性スイッチのリモートコマンドおよび制御を可能とするリモートサーバーを備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のキット。
【請求項9】
スイッチにおいて、プレート(28)は、下部の容量性領域のインジケータを含み、前記インジケータは、スクリーン印刷もしくはスタンピングによって、または接着要素などの適用によって得られるグラフィック要素から定義されるか、もしくは前記プレート上でのドリルタイプの機械加工などによって定義および取得されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のキット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、格納可能な容量性スイッチキットに関する。
【0002】
より具体的には、本発明は、照明のオン/オフを切り替えたり、シャッターや同様のシステムの開閉を可能にしたりするのに適した電気システムのスイッチ用のキットであって、前記容量型スイッチが、壁、家具、または家具の付属品、または家具の表面に格納可能であるキットに関する。
【背景技術】
【0003】
知られているように、民生用または商業用建物の電気システムで使用するスイッチは、典型的には壁に設置され、壁の表面に固定された、または壁の開口部または凹部に埋め込まれたボックス要素(またはロッカー)を備えている。前記ボックス要素は、電子機器、電気システムへの接続、および電気回路の電気的連続性を確立または遮断するための作動要素(ボタンまたはノブなど)によって定義されるスイッチブロックを備える。
【0004】
伝統的には、埋め込み型スイッチの場合、スイッチブロックを含むボックス要素は、作動要素のみが突出するプレートによって閉じられている。前記プレートおよび作動要素は、純粋に審美的なニーズに関連する形状、材料、および色の特徴を有する。
【0005】
何年にもわたって、美的傾向の変化に伴い、シームレスに単一の本体を画定するために、作動要素を、スイッチブロックと、特にスイッチブロックを覆うプレートとより均一にする試みがなされてきた。(実際には、カバープレートに対して外側に突出する作動要素を有する。)さらに、ホームオートメーション(より適切にはドモティクスとして知られている。)に関連する技術の開発に伴い、作動要素は、変化した技術および美的感覚における新しい傾向によりよく適応するように変更されてきた。
【0006】
したがって、従来のスイッチには、容量性スイッチが隣接している。前記容量性スイッチにおいて、作動要素は、(たとえば、調光または光強度の調整をするために)スナップまたは回転によって作動するボタンまたはノブではなく、「スワイプ」または「タッチ」タイプであり、スイッチブロックを閉じるプレートに直接組み込まれており、スイッチブロックに対して突出していない。したがって、スイッチは、スイッチブロックと、作動要素(または作動要素)を統合するプレートとを備え、さらに、(プレートに配置され、スイッチブロックに接続された)センサを備える。前記センサは、(作動要素の位置にある)プレートでのスワイプ/タッチ操作に基づいて、活性化される。前記センサは、ユーザーの指がプレートにタッチしたことを検出し、信号を、ライトのオンまたはオフ、または他のタイプのシステムの活性化/非活性化を命令するスイッチブロックに、送信する。
【0007】
しかしながら、これらのタイプのスイッチでさえ、何らかの方法で「カモフラージュ」されているものの、壁の構造に完全に統合されておらず、単一の本体を定義していないデバイスであるという事実に関連する欠点がある。
【0008】
特に、壁のカバーの場合、そのような従来のスイッチは、前記カバーに適用されるか、いずれにしても、その適用のためにそのようなカバーを処理する必要がある。(例えば、スイッチまたはその部品を含むのに適した座部を形成するためのカバーの切断操作。)
【0009】
したがって、従来のスイッチは、今日ますます感じられる美的ニーズに関連する問題を完全に解決するわけではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上記の欠点を克服することである。
【0011】
より具体的には、本発明の目的は、壁に一体化される格納可能な容量性スイッチキットを提供することである。
【0012】
本発明のさらなる目的は、完全に格納可能であり、壁およびそのカバーに対して、外部に突出する要素または外部から見える要素を有さない、容量性スイッチキットを提供することである。
【0013】
本発明のさらなる目的は、格納可能なスイッチが適用される壁カバーまたは他のタイプのカバーまたは家具の処理を(必要な場合を除いて)必ずしも必要としない格納可能な容量性スイッチキットを提供することである。
【0014】
本発明の別の目的は、カバーに処理を施す必要がないという事実の結果として、材料の設置時間を短縮し、結果として関連コストを削減することによって表される。
【0015】
本発明の別の目的は、信頼性が高く、時間経過における耐久性が高く、さらに容易かつ経済的に製造できる容量性スイッチキットをユーザーに提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
これらおよび他の目的は、請求項1の特徴を有する本発明によって達成される。
【0017】
本発明は、電気システム用の格納可能な容量性スイッチキットを提供する。該容量性スイッチキットは、壁の仕切りの内、および、前記壁を覆うプレートの下に配置されたスイッチブロックまたはアセンブリであって、前記プレートに対して要素を外部に突出させない前記スイッチブロックまたはアセンブリと、システム制御/管理デバイスを有する通信インターフェース手段と、前記スイッチブロックまたはアセンブリと前記通信インターフェース手段との間の接続手段と、を備える。
【0018】
本発明の有利な実施形態は、従属請求項から明らかである。
【0019】
本発明の格納可能な容量性スイッチキットの構造的および機能的特徴は、以下の詳細な説明からよりよく理解することができる。この説明では、単に好ましい非限定的な例として提示される、非限定的な実施形態を表す添付の図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の格納可能な容量性スイッチキットの正面図を概略的に示す。
図2】設置中の本発明の格納可能な容量性スイッチキットを概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0021】
前述の図を参照すると、全体が10で示される本発明の格納可能な容量性スイッチキットは、スイッチブロックまたはアセンブリ12と、KNXタイプの電子インターフェースデバイス14(またはKONNEXインターフェース)によって定義される通信インターフェース手段と、前記スイッチブロックまたはアセンブリ12と電子インターフェース14との間の接続手段15とを備える。
【0022】
スイッチブロックまたはアセンブリ12は、本発明のキットのスイッチの動作に必要な電気および電子部品が配置される電子基板16(プリント回路基板またはPCB)を備える。前記電子基板16は、KNXタイプの電子インターフェース14と接続するためのものであり、および前記基板に安定化されるスイッチ作動/検出要素を接続するためのものである。前記スイッチブロックまたはアセンブリは、前記基板のためのハウジング手段をさらに備える。前記スイッチ作動/検出要素は、コイルばねタイプの弾性手段によって画定される少なくとも1つの容量性検出要素18を備える。その動作は以下でよりよく説明される。(図の実施形態では、2つの容量性検出手段があり、その数は特定の必要性に従って(例えば、スイッチによって制御されるデバイスに応じて)選択される。)図の実施形態によれば、コイルばねによって画定される前記弾性要素は、電子基板16の一端で安定化され、以下でよりよく説明する機能のために反対側において自由端を有する。
【0023】
電子基板16は、標準接続箱によって画定される容器要素20の内部に配置され、好ましくはスペーサ22および支持タブ24によって容器要素20に固定される。容器要素20は、以下によりよく説明するように、壁の仕切りに得られる、または空洞に挿入される、適切な専用座部に設置されるように適合される。(例えば、石膏ボード壁または同様のパネルの場合。)
【0024】
KNXタイプの電子インターフェース14は、プログラミング、診断、制御およびスイッチが関連する電気システムのホーム・オートメーション・システム(図示せず)の他の関連動作のために、例えば制御ユニットまたはコンピュータによって定義されるシステム制御/管理装置と、スイッチを通信させる。前記電子インターフェースは、電子基板16上に設置されず(したがって、容器要素20の内部に挿入されず)、前記電子基板に対して離れた位置に配置され、マルチワイヤーストラップによって定義される接続ケーブル15を介して前記電子基板に接続される。
【0025】
図2を参照すると、本発明の格納可能なスイッチキットの設置が示されている。
【0026】
特に、スイッチブロックまたはアセンブリ12の容器要素20は、壁26の仕切り(または石膏ボードプレートの内面)に得られる適切な専用座部に挿入され、既知の保持手段でその中で安定される。前記壁26(したがって、前記壁に得られる座部)は、磁器石器、大理石または他の同様の既知の石材または他の適切な被覆材料のプレート28によって覆われる。
【0027】
より具体的には、プレート28が壁26を覆うように配置されると、少なくとも1つの容量性検出要素18は、外側前面28’’とは反対側のプレート28の内側前面28’と接触する。(電子基板に対して固定端とは反対側の、コイルばねによって画定される弾性要素の自由端は、前記プレートの内側前面と接触するように配置される。)プレート28は、スイッチブロックまたはアセンブリ12を完全に覆い、その要素を外部に突出させず、スイッチの要素を突出させる開口部または座部を有さない。(スイッチのプレート28は、下部の容量性領域のインジケータを有することができる。前記インジケータは、スクリーン印刷またはスタンピングによって得られるグラフィック要素によって、または適用される接着要素などによって定義することができる。あるいは、そのようなインジケータは、機械的プロセスによって定義および作成することができる。前記機械的プロセスは、例えば、スイッチが設定されている機能の活性化/非活性化のためのキーを定義するために前記プレートに穴をあけることなどである。)
【0028】
電子インターフェース14は、スイッチブロックまたはアセンブリ12に対して離れた位置に配置され、例えば、(保守、故障、交換等で)必要な場合にユーザが容易に検査できる場所において壁の仕切りに形成された専用座部30に挿入される。次いで、前記インターフェースは、スイッチブロックまたはアセンブリからの信号および他の装置からの信号を管理する、制御ユニット(図示せず)またはコンピュータに接続して配置される。(ホームオートメーションタイプのシステムの場合。)
【0029】
上述のように、電子インターフェース14とスイッチブロックまたはアセンブリ12との間の接続は、接続ケーブル15によって行われる。接続ケーブル15に関しては、好ましくは、接続ケーブルのマルチワイヤストラップの端部におけるワイヤのみが使用される。(これは、アンテナを分離し、動作中の干渉を避けるためである。)
【0030】
使用中、およびスイッチが接続されているデバイス(部屋の照明システム、シャッター、単一のカーテン、または同様のデバイス)を活性化/非活性化するために、ユーザーは、スイッチにおけるプレートの表面をタッチする。(より正確には「スワイプ」する。)このタッチは、作動/検出要素で検出され、これによって、電子基板と接続手段を介して、タッチ信号を電子インターフェース14に送信する。電子インターフェース14は、制御ユニット/コンピューターと通信して、対応するデバイスを有効/無効にする。
【0031】
代替の実施形態によれば、上記の容量性スイッチキットは、(例えば、電子インターフェース14が通信する制御ユニット/コンピュータに収容される、または前記電子インターフェース14および制御ユニット/コンピュータと通信するアクセサリ要素によって定義される)リモートサーバーと関連付けることができる。前記リモートサーバーは、スマートフォンまたはタブレット、携帯電話などのデバイスとの通信を確立するために機能し、携帯電話またはタブレットなどにインストールされた専用のソフトウェアまたはアプリケーションによって、上記格納可能な容量性スイッチの操作のリモートコマンドおよび制御を可能とする。
【0032】
上記から分かるように、本発明のデバイスまたはキットによって得られる利点は明らかである。
【0033】
本発明の格納可能な容量性スイッチキットは、有利には、壁またはそのカバーに対して、外部に突出する要素または外部から見える要素を有さない、完全に格納可能なスイッチを壁に設置することを可能にする。
【0034】
本発明のスイッチのさらなる利点は、カバー上に配置されたプレートに追加の機械加工(例えば、切断プロセスによる開口部の作成)を必ずしも必要とせず、したがって、高い美的意味合いを有する、均一で均質な表面を作成できることである。
【0035】
さらに有利なことは、本発明のスイッチは、設置が容易であるという事実である。
【0036】
さらに、有利なことに、スイッチブロックまたはアセンブリの本体に直接固定されるのではなく、それに対して離れた位置に配置される電子インターフェースが、快適で容易な場所に配置することができる。そして、カバープレートなど、すでに敷設または設置されている材料を取り外す必要がなく、検査およびメンテナンス操作を簡単にする。
【0037】
さらに、ばねによって画定される容量型の検出要素は、保守またはソフトウェアの更新を必要とせず、その結果、コストの削減およびスイッチ自体の寿命の増加につながるという利点がある。
【0038】
本発明は、単に非限定的な例として与えられた実施形態を特に参照して上記に説明されたが、上記の説明に照らして当業者には多数の修正および変形が明らかであろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲に含まれるすべての修正および変更を包含することを意図している。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2023-04-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気システム用の格納可能な容量性スイッチキット(10)であって、
壁(26)の仕切りの内、および、前記壁(26)を覆うプレート(28)の下、または、家具または他の家具のカバー/表面の内に配置されたスイッチブロックまたはアセンブリ(12)を備え、前記プレートまたはカバーに対して要素を外部に突出させないことを特徴とし、
システム制御/管理デバイスを有する通信インターフェース手段であって、ユーザーが検査できる位置において壁(26)の仕切りの内に形成された専用座部(30)に配置され、前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と遠隔または間接的に接触するように配置され、且つ、制御ユニットまたはコンピュータと接続して配置される前記通信インターフェース手段と、
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と前記通信インターフェース手段との間の接続手段(15)と、
を備え
記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)は、電子基板(16)を有する容器要素(20)、および内部に配置されたスイッチ作動/検出要素を含む、前記格納可能な容量性スイッチキット。
【請求項2】
前記通信インターフェース手段は、KNXプロトコル(KONNEX通信プロトコル)電子インターフェース(14)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項3】
前記スイッチ作動/検出要素が、前記電子基板(16)に対して安定化された少なくとも1つの容量性検出要素(18)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項4】
少なくとも1つの容量性検出要素(18)が、コイルばねによって画定される弾性要素を備え、前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)が、壁(26)の仕切り内に操作可能に取り付けられると、前記弾性要素は、外側フロント(28’’)と反対側の、プレート(28)の内側フロント(28’)と接触することを特徴とする、請求項3に記載のキット。
【請求項5】
前記容量要素(20)が、電子基板(16)がスペーサ(22)および支持タブ(24)によって安定化される接続箱を備えることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
【請求項6】
前記スイッチブロックまたはアセンブリ(12)と前記通信インターフェース手段との間の接続手段(15)が、マルチワイヤストラップによって規定される接続ケーブル(15)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット。
【請求項7】
スマートフォンまたはタブレットなどのデバイスとの通信を確立して、容量性スイッチのリモートコマンドおよび制御を可能とするリモートサーバーを備えることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のキット。
【請求項8】
スイッチにおいて、プレート(28)は、下部の容量性領域のインジケータを含み、前記インジケータは、スクリーン印刷もしくはスタンピングによって、または接着要素などの適用によって得られるグラフィック要素から定義されるか、もしくは前記プレート上でのドリルタイプの機械加工などによって定義および取得されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のキット。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
前述の図を参照すると、全体が10で示される本発明の格納可能な容量性スイッチキットは、スイッチブロックまたはアセンブリ12と、KNXプロトコルタイプに基づく電子インターフェースデバイス14(またはKONNEXインターフェース)によって定義される通信インターフェース手段と、前記スイッチブロックまたはアセンブリ12と電子インターフェース14との間の接続手段15とを備える。
【国際調査報告】