(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-04
(54)【発明の名称】チャネル感知
(51)【国際特許分類】
H04W 72/1263 20230101AFI20230728BHJP
H04W 72/23 20230101ALI20230728BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20230728BHJP
【FI】
H04W72/1263
H04W72/23
H04W72/0446
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023502770
(86)(22)【出願日】2020-07-13
(85)【翻訳文提出日】2023-01-13
(86)【国際出願番号】 EP2020069790
(87)【国際公開番号】W WO2022012737
(87)【国際公開日】2022-01-20
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【氏名又は名称】那須 威夫
(72)【発明者】
【氏名】ロサ クラウディオ
(72)【発明者】
【氏名】キーレリチ プラタス ヌーノ マヌエル
(72)【発明者】
【氏名】アラネン オッリ
(72)【発明者】
【氏名】カスリン ミカ
(72)【発明者】
【氏名】ガルシア ロドリゲス アドリアン
(72)【発明者】
【氏名】ガラティ ジョルダーノ ロレンツォ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067EE02
5K067JJ13
(57)【要約】
装置が、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備え、
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を少なくとも実行させるように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【請求項2】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
一部の例では、前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項1または2のいずれか1項に記載の装置。
【請求項4】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記少なくとも1つの前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
【請求項7】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を含む、方法。
【請求項12】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項11または12に記載の方法。
【請求項14】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項11、12、または13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む、請求項11~14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項11~15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項11~17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項11~18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項11~19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
命令を含んでいるコンピュータプログラムであって、前記命令が、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を少なくとも実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項22】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項21に記載のコンピュータプログラム。
【請求項23】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項21または22に記載のコンピュータプログラム。
【請求項24】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項21、22、または23のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項25】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む、請求項21~24のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項26】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項21~25のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項27】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項26に記載のコンピュータプログラム。
【請求項28】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項21~27のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項29】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項21~28のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項30】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項21~29のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項31】
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への前記制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【請求項32】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項31に記載の装置。
【請求項33】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項31または32に記載の装置。
【請求項34】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項31~33のいずれか1項に記載の装置。
【請求項35】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項31~34のいずれか1項に記載の装置。
【請求項36】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項31~35のいずれか1項に記載の装置。
【請求項37】
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
前記少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを少なくとも実行させるように構成される、請求項31~36のいずれか1項に記載の装置。
【請求項38】
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への前記制御情報の送信を引き起こすことと、を含む、方法。
【請求項39】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項38または39に記載の方法。
【請求項41】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項38~40のいずれか1項に記載の方法。
【請求項42】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項38~41のいずれか1項に記載の方法。
【請求項43】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項38~42のいずれか1項に記載の方法。
【請求項44】
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
前記少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを引き起こすことを少なくとも実行させるように構成される、請求項38~43のいずれか1項に記載の方法。
【請求項45】
命令を含んでいるコンピュータプログラムであって、前記命令が、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への前記制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項46】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される、請求項45に記載のコンピュータプログラム。
【請求項47】
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項45または46のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項48】
前記制御情報が、データ構造への少なくとも1つの参照を含む、請求項45~47のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項49】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた前記共有チャネルの比率の指示を含む、請求項45~48のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項50】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位に関して、前記共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む、請求項45~49のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項51】
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
前記少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを少なくとも実行させるように構成される、請求項45~50のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項52】
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報の受信を引き起こすための手段であって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記引き起こすための手段と、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定するための手段であって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定するための手段と、を備える、装置。
【請求項53】
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定するための手段であって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記決定するための手段と、
少なくとも1つのユーザ機器への前記制御情報の送信を引き起こすための手段と、を備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、チャネル感知に関連している。一部の実施形態は、異なる通信システム間のチャネル上の柔軟な周波数分割二重化(flexible frequency division duplexing)を伴う、アップリンク送信に先立つチャネル感知に関連している。
【背景技術】
【0002】
ワイヤレスネットワークは、終端ノードおよびアクセスノードを含んでいる複数のネットワークノードを含む。終端ノードとアクセスノードの間の通信はワイヤレスである。
【0003】
一部の環境では、同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためのチャネルの共有を改善することが望ましいことがある。
【発明の概要】
【0004】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、添付の特許請求の範囲において主張されているような例が提供されている。
【0005】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置が提供されており、
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0006】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む。
【0007】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0008】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0009】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む。
【0010】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の少なくとも1つの時間単位において、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0011】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0012】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0013】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0014】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0015】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を含む方法が提供されている。
【0016】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む。
【0017】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0018】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟な、または同時のアップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0019】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む。
【0020】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0021】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0022】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0023】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0024】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0025】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、命令を含んでいるコンピュータプログラムが提供されており、これらの命令は、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を少なくとも実行させる。
【0026】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む。
【0027】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0028】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟な、または同時のアップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0029】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む。
【0030】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位において、共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0031】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0032】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0033】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0034】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0035】
一部の例では、任意の先行する段落において説明されているような装置および/または本明細書において説明されるような装置を備えているUEが提供されている。
【0036】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置が提供されており、
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0037】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0038】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟な、または同時のアップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0039】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0040】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0041】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0042】
一部の例では、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを少なくとも実行させるように構成される。
【0043】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすことと、を含む方法が提供されている。
【0044】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0045】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟な、または同時のアップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0046】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0047】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0048】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0049】
一部の例では、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを引き起こすことを少なくとも実行させるように構成される。
【0050】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、命令を含んでいるコンピュータプログラムが提供されており、これらの命令は、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させる。
【0051】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。
【0052】
一部の例では、スロット形式インジケータは、少なくとも、時間単位に関して、共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟な、または同時のアップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。
【0053】
一部の例では、制御情報は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0054】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネルの比率の指示を含む。
【0055】
一部の例では、スロット形式インジケータは、時間単位に関して、共有チャネル内の保護帯域の位置の指示を含む。
【0056】
一部の例では、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
少なくとも1つのUEのうちの1つまたは複数から1つまたは複数のアップリンク送信を受信することを少なくとも実行させるように構成される。
【0057】
一部の例では、任意の先行する段落において説明されているような装置および/または本明細書において説明されるような装置を備えているgNBが提供されている。
【0058】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することを引き起こすための手段であって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、引き起こすための手段と、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定するための手段であって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定するための手段と、を備えている装置が提供されている。
【0059】
一部の例では、本明細書において説明されるようなUEで方法を実行するための手段を備えている装置が提供されている。
【0060】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定するための手段であって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定するための手段と、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすための手段と、を備えている装置が提供されている。
【0061】
一部の例では、本明細書において説明されるようなgNBで方法を実行するための手段を備えている装置が提供されている。
【0062】
さまざまな、ただし必ずしもすべてではない実施形態によれば、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置が提供されており、
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
制御情報を受信することであって、制御情報が、共有チャネルの少なくとも一部を使用して、1つまたは複数の時間単位において、クライアントデバイスによって1つまたは複数のアップリンク送信を制御することにおいて使用するために構成された情報を含み、制御情報が、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいてチャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含んでいる、時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成された情報を含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の形態を決定することと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0063】
機能および/または動作の説明は、その機能および/または動作を実行するのに適している任意の手段も開示するとさらに見なされるべきである。
【0064】
ここで、添付の図面を参照して一部の例が説明される。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【
図1】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図2】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図3】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図4】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図5】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図6A】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【
図6B】本明細書において説明される主題の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0066】
図1は、終端ノード110、アクセスノード120、および1つまたは複数のコアノード129を含んでいる複数のネットワークノードを含むネットワーク100の例を示している。終端ノード110およびアクセスノード120は、互いに通信する。1つまたは複数のコアノード129は、アクセスノード120と通信する。
【0067】
1つまたは複数のコアノード129は、一部の例では、互いに通信してよい。1つまたは複数のアクセスノード120は bv、一部の例では、互いに通信してよい。
【0068】
ネットワーク100は、アクセスノード120によって少なくとも1つがサービングされた複数のセル122を含んでいるセルラーネットワークであってよい。この例では、セル122を定義する終端ノード110とアクセスノード120の間のインターフェイスは、ワイヤレスインターフェイス124である。
【0069】
アクセスノード120は、セルラー無線トランシーバである。終端ノード110は、セルラー無線トランシーバである。
【0070】
示された例では、セルラーネットワーク100は第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:third generation Partnership Project)ネットワークであり、このネットワーク内では、終端ノード110がユーザ機器(UE:user equipment)であり、アクセスノード120が基地局である。
【0071】
一部の例では、ネットワーク100は、エボルブド汎用地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access network)である。E-UTRANは、E-UTRAN NodeB(eNB)120で構成され、UE110に向かうE-UTRAのユーザプレーンプロトコルおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供する。eNB120は、X2インターフェイス126を用いて互いに相互接続される。eNBは、S1インターフェイス128を用いてモビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)129にも接続される。
【0072】
一部の例では、ネットワーク100は、次世代(またはニューラジオ(NR:New Radio))無線アクセスネットワーク(NG-RAN:Next Generation Radio Access network)である。NG-RANは、gNodeB(gNB)120で構成され、UE110に向かうユーザプレーンプロトコルおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供する。gNB120は、X2/Xnインターフェイス126を用いて互いに相互接続される。gNBは、N2インターフェイス128を用いて、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility management Function)にも接続される。
【0073】
例では、
図1に示された要素間の通信は、介在する要素がないことを含む、任意の数の介在する要素を介して進むことができる。
【0074】
【0075】
図2の例では、複数の装置がネットワークを経由して通信する。例では、任意の適切なネットワーク設定で任意の適切な形態の通信が使用され得る。例えば、
図1のネットワーク100の少なくとも一部が使用され得る。
【0076】
示された例では、終端ノード110は、アクセスノード120および/またはサーバ156と見なされ得るネットワーク要素156と通信している。
図2の例では、終端ノード110はユーザ機器(UE)144であり、アクセスノード120はgNodeB(gNB)156である。
【0077】
例では、
図2に示された要素間の通信は、介在する要素がないことを含む、任意の数の介在する要素を介して進むことができる。
【0078】
図2の例では1つのUE144が示されているが、例では、任意の適切な数のUE144が含まれ得る。例えば、任意の適切な数のUE144が、gNB156と通信することができる。
【0079】
同様に、例では、任意の適切な数のネットワーク要素が含まれ得る。
【0080】
図2に関して説明される特徴のうちの1つまたは複数は、他の図のうちの1つまたは複数において見られ得る。
【0081】
ブロック202で、方法200は、時間単位146に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータ(SFI)140を含んでいる制御情報138を決定することを含み、スロット形式インジケータは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含む。
【0082】
例では、制御情報138は、少なくとも1つのSFI140を含む。
【0083】
一部の例では、共有チャネル148の少なくとも一部を使用する、1つまたは複数の時間単位146での、少なくとも1つのUE144による1つまたは複数のアップリンク送信142の前に、制御情報138が、チャネル感知の種類の選択を制御することにおいて使用するための情報を含むと見なされ得る。
【0084】
一部の例では、チャネル感知を制御することは、共有チャネル148の少なくとも一部がビジーであるかどうかに関する判定を制御することと見なされ得る。例えば、アップリンク送信142に使用されるようにスケジュールされた共有チャネル148の一部である。
【0085】
一部の例では、チャネル感知は、共有チャネル148上で競合している送信または競合する可能性がある送信を検出しようとしている、および/または待っていると見なされ得る。
【0086】
したがって、一部の例では、チャネル感知を制御することは、UE144が、共有チャネル148上で競合している送信または競合する可能性がある送信を検出しようとする方法、および/または待つ方法を制御することを含むか、または制御することであると見なされ得る。
【0087】
例では、チャネル感知の任意の適切な形態の制御が使用され得る。例えば、任意の適切な持続時間の間、および/または任意の適切な1つまたは複数の周波数スパンにわたって、チャネル感知の制御が使用され得る。
【0088】
例えば、共有チャネル148の周波数スパンにわたって、または一部の例では、共有チャネル148の周波数のサブセットにわたって、チャネル感知の制御が実行される。
【0089】
例では、チャネル感知を制御することは、例えば、異なる持続時間および/または周波数帯域を有するチャネル感知の複数の既定の種類からの種類の選択を制御することを含むことができる。
【0090】
一部の例では、チャネル感知を制御することは、使用するLBT(listen-before-talk)の種類の決定を制御することを含むことができる。
【0091】
本明細書において使用されるとき、「決定する」という用語(およびその文法的変形)は、特に、算出、計算、処理、導出、調査、検索(例えば、テーブル内、データベース内、または別のデータ構造内の検索)、確認などを含むことができる。また、「決定する」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)などを含むことができる。また、「決定する」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確率することなどを含むことができる。
【0092】
例では、制御情報138は、任意の適切な形態を有することができ、任意の適切な手法を使用する任意の適切な方法で決定され得る。
【0093】
一部の例では、gNB156は、次回の時間単位146における共有チャネル148上の予想されるトラフィックに基づいて、SFI140の内容を決定することができる。
【0094】
例えば、時間単位146(一部の例では、シンボルと呼ばれ得る)にダウンリンクトラフィックのみが存在する場合、gNB156は、時間単位146をDL専用として示すことができる。時間単位146にアップリンクトラフィックのみが存在する場合、gNB156は、時間単位146をUL専用として示すことができる。時間単位146に同時ULおよびDLが存在する場合、gNB156は、時間単位146を同時DLおよびULとして示すことができる。
【0095】
gNBが、どのトラフィックが時間単位146に発生するかをまだ知らない場合、gNBは、時間単位146を柔軟(例えば、ULまたはDLのどちらかを意味することができる)として示すことができる。
【0096】
一部の例では、制御情報138は、スケジューリング情報であるか、またはスケジューリング情報を含むと見なされ得る。
【0097】
一部の例では、制御情報138は、少なくとも1つのユーザ機器144によって、1つまたは複数のアップリンク送信142を制御することにおいて使用するために構成されると見なされ得る。
【0098】
例えば、制御情報138は、少なくとも1つのユーザ機器144による1つまたは複数のアップリンク送信142が進むことができるかどうかを判定することにおいて使用するために、少なくとも構成され得る。
【0099】
例では、アップリンクを開始する前の使用するチャネル感知の種類の決定は、アップリンク送信142が進むことができるかどうかを決定することができる。
【0100】
例では、アップリンク送信は、アップリンク通信と見なされ得る。
【0101】
例では、チャネル148上の送信がスケジュールされる期間が、時間単位146に分割される。例えば、
図4および5を参照する。
【0102】
例えば、制御情報138が適用される期間の少なくとも一部が、複数の時間単位146に分割され得る。
【0103】
例では、時間単位146は、任意の適切な1つまたは複数の持続時間を有することができる。例えば、時間単位146は、4マイクロ秒~72マイクロ秒の範囲内の持続時間を有することができる。
【0104】
一部の例では、時間単位146の持続時間は、システムの仕様に依存することができる。例えば、15KHz~240KHzのキャリア間隔を有する直交周波数分割多重(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)に基づくシステムの場合、時間単位146の持続時間は、72マイクロ秒および4マイクロ秒にそれぞれ対応する。
【0105】
例では、時間単位146は、1つまたは複数のスロットの少なくとも一部と見なされ得る。例では、時間単位146は、OFDMシンボルなどのシンボルと呼ばれ得る。
【0106】
図2の例では、チャネル148は、共有チャネル148である。例では、チャネル148は、アップリンク送信および/または通信と、ダウンリンク送信および/または通信の両方のために構成される、および/または割り当てられるため、共有されると見なれ得る。
【0107】
例では、チャネル148は、無認可帯域に割り当てられたチャネルまたは無認可チャネル148と呼ばれ得る。
【0108】
チャネル148は、一部の例では、スペクトル周波数の共有帯域と見なされ得る。
【0109】
一部の例では、制御情報138は、データ構造への少なくとも1つの参照を含む。
【0110】
例えば、スロット形式インジケータ140は、スロット形式の組み合わせのデータ構造内のスロット形式の組み合わせへのポインタを含むことができる。
【0111】
そのような例では、示されたスロット形式の組み合わせは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信がスロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146のうちの少なくとも1つにおいてチャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含むことができる。
【0112】
しかし、一部の例では、スロット形式インジケータ140は、スロット形式の組み合わせであるか、またはスロット形式の組み合わせを含むことができる。したがって、一部の例では、制御情報138は、スロット形式の組み合わせを含むことができる。
【0113】
一般に、スロット形式インジケータ140は、時間単位146に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すための任意の適切な形態を有することができ、時間単位146は、一部の例では、複数の時間単位146と見なされ得る。例では、時間単位146は、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位および/またはスロット形式インジケータ140の時間単位などと見なされ得る。
【0114】
例では、スロット形式インジケータ140は、少なくとも1つのUE144による1つまたは複数のアップリンク送信142の前にチャネル感知の種類の選択を制御することにおいて使用するために構成された情報であると見なされ得る。
【0115】
例では、スロット形式インジケータ140は、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成される。例えば、スロット形式インジケータ140は、少なくとも、時間単位146に関して、共有チャネル148上のアップリンク専用、ダウンリンク専用、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成され得る。例では、柔軟は、スケジュールに従って共有チャネル148がダウンリンクまたはアップリンクに使用され得るということを意味する。
【0116】
一部の例では、スロット形式インジケータ140は、少なくとも、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146に関して、共有チャネル148上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む。例えば、
図4を参照する。
【0117】
制御情報138は、共有チャネル上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位146を含む、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146において、共有チャネル148のどの程度の比率がアップリンクおよび/またはダウンリンクに使用されるようにスケジュールされているかを示すように構成された情報を含むことができる。
【0118】
例では、時間単位146において、共有チャネル148のどの程度の比率がアップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされているかの任意の適切な指示が使用され得る。
【0119】
一部の例では、スロット形式インジケータ140は、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146において、共有チャネル148のどの程度の比率がアップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされているかを示すように構成された情報を含むことができる。
【0120】
例えば、スロット形式インジケータ140は、時間単位146に関するスケジュールされたアップリンクおよび/またはダウンリンクの比率を示すように構成されたスロット形式の組み合わせへの、ポインタなどの参照を含むことができる。
【0121】
したがって、例では、スロット形式インジケータ140は、時間単位146に関して、共有チャネル148上の同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされた時間単位146を含む、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネル148の比率の指示を含む。
【0122】
一部の例では、スロット形式インジケータ140は、時間単位146に関して、共有チャネル148内の保護帯域152の位置の指示を含む。共有チャネル148内の保護帯域152の位置の任意の適切な指示が使用され得る。
【0123】
例では、共有チャネル148の周波数が複数のセクションに分割されることが可能であり、アップリンク送信、ダウンリンク送信、または保護帯域152を含むための1つまたは複数のセクションの指示が提供される。例えば、
図5を参照する。
【0124】
例では、セクションは、サブキャリア、物理リソースブロック、チャンク、ならびに/あるいは部分、および/または一部および/またはサブバンドなどと見なされ得る。
【0125】
示された例では、同時アップリンクおよびダウンリンク通信または送信は、スロット形式インジケータ140によってカバーされた時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネル148上で発生するようにスケジュールされる。
【0126】
したがって、示された例では、スロット形式インジケータ140は、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含む。
【0127】
例では、同時アップリンクおよびダウンリンク送信は、時間において少なくとも部分的に重複する共有チャネル148上のアップリンクおよびダウンリンク送信と見なされ得る。
【0128】
例では、同時アップリンクおよびダウンリンク送信は、少なくとも1つの共有チャネル148で発生するアップリンクおよびダウンリンク送信と見なされ得る。
【0129】
例では、共有チャネル148上の同時アップリンクおよびダウンリンク送信は、共有チャネル148の異なる重複していない部分で発生するように構成される。例えば、共有チャネル148上で柔軟な周波数分割二重化が使用され得る。
【0130】
ブロック204で、少なくとも1つの信号164がgNB156からUE144に送信される。示された例では、少なくとも1つの信号164は、スロット形式インジケータ140を含んでいる制御情報138を含む。制御情報138は、ダウンリンク制御情報と見なされることが可能であり、制御情報は、例では、データを送信/受信するためのスケジューリング情報を含む。
【0131】
図2は、UE144とネットワーク要素156の間の1つまたは複数の信号164の送信の1つまたは複数の動作を示しているため、対応する送信の特徴/送信を引き起こす特徴も示している。
【0132】
同様に、任意の送信の特徴/送信を引き起こす特徴に関して、
図1は、対応する受信動作/受信を引き起こす動作も示している。
【0133】
例えば、ブロック204は、ネットワーク要素156から少なくとも1つの信号164を受信すること/受信することを引き起こすことも示している。
【0134】
したがって、
図2は、時間単位146に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成された制御情報138およびスロット形式インジケータ140を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器144への制御情報138の送信を引き起こすことと、を含んでいる方法200を示している。
【0135】
例では、制御情報138は、ダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)に含まれる。
【0136】
ブロック206で、方法200は、スロット形式インジケータ140を含んでいる制御情報138を受信することを含む。したがって、例では、ブロック204およびブロック206は、少なくとも部分的に組み合わせられると見なされ得る。
【0137】
受信された制御情報は、ブロック202に関して説明された通りであることができる。
【0138】
したがって、ブロック206は、方法200は、時間単位146に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータ140を含んでいる制御情報138を受信することを示しており、スロット形式インジケータは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含む。
【0139】
ブロック208で、方法200は、制御情報138に少なくとも一部において基づいて、共有チャネル148の少なくとも部分または一部でアップリンク送信142を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む。
【0140】
示された例では、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む。
【0141】
例では、チャネル感知は、チャネルスキャニングと見なされ得る。
【0142】
一部の例では、チャネル感知は、共有チャネル148の少なくとも一部がビジーであるかどうかを判定することと見なされ得る。例えば、アップリンク送信142に使用されるようにスケジュールされた共有チャネル148の一部である。
【0143】
一部の例では、チャネル感知は、共有チャネル148上で競合している送信または競合する可能性がある送信を検出しようとしている、および/または待っていると見なされ得る。
【0144】
例では、チャネル感知の任意の適切な形態が使用され得る。例えば、任意の適切な持続時間の間、および/または任意の適切な周波数スパンにわたって、チャネル感知が使用され得る。
【0145】
例えば、チャネル148の周波数スパンにわたって、または一部の例では、チャネル148の周波数のサブセットにわたって、チャネル感知が実行され得る。
【0146】
したがって、例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、感知/スキャンするための1つ(または複数の)周波数範囲を決定すること、および/または感知/スキャンの持続時間を決定することと見なされ得る。
【0147】
使用するチャネル感知の種類を決定することは、例えば、異なる持続時間および/または周波数帯域を有するチャネル感知の複数の既定の種類から種類を選択することを含むことができる。
【0148】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、使用するLBT(listen-before-talk)の種類を決定することを含む。
【0149】
例では、チャネル感知の種類の選択は、少なくとも次の選択肢から選択することを含むことができる。
・タイプ1(Cat4 LBT)-例えば、gNBによって取得されたチャネル占有時間(COT:channel occupancy time)の外側のUL送信用。
・タイプ2A(25マイクロ秒のCat2 LBT)-例えば、gNBによって取得されたCOT内のUL送信用(例えば、DL-UL間のギャップが25マイクロ秒以上である場合に加えて、別のUL送信の後のUL送信の場合)。
・タイプ2B(16マイクロ秒のCat2 LBT)-例えば、gNBによって取得されたCOT内のUL送信用(例えば、16マイクロ秒に正確に等しいDL-UL間のギャップを含むDLの後のUL送信に使用され得る)。
・タイプ2C(UL LBTなし)-例えば、16マイクロ秒以下のDL-UL間のギャップを含むDLの後、および584マイクロ秒以下のUL送信の持続時間の後のUL送信に使用され得る。
【0150】
例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が共有チャネル148上で発生するようにスケジュールされた時間単位146においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む。例えば、
図4を参照する。
【0151】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することを含む。
【0152】
したがって、一部の例では、アップリンク送信142は、チャネル感知が実行されずに進むことができる。
【0153】
例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
例えばスケジュールされたチャネルの使用から、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネル148の一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
例えばスケジュールされたチャネルの使用から、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148の一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて、共有チャネル148の一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148の一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0154】
例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146において、共有チャネル148がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146において、共有チャネル148がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0155】
したがって、そのような例では、共有チャネル148が、開始時間単位146において同時アップリンク/ダウンリンクのためにスケジュールされており、先行する時間単位146においてダウンリンクのためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142は、事前のチャネル感知なしで進むことができる。
【0156】
例えば、特定の環境内のチャネル148上の送信を制御する規制によって、事前のチャネル感知のないアップリンク送信が許可され得る。
【0157】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、
アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の直後に発生するようにアップリンク送信142がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位146において、共有チャネル148が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の直後に発生するようにアップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位146において、共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0158】
したがって、そのような例では、共有チャネル148が、スケジュールされたアップリンク送信142の持続時間の間、同時アップリンク/ダウンリンクのためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142は、事前のチャネル感知なしで進むことができる。
【0159】
一部の例では、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146において、共有チャネル148がダウンリンクのためにスケジュールされているということが決定され、共有チャネル148が、少なくともアップリンク送信142のスケジュールされた持続時間の間、同時アップリンク/ダウンリンクのためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことが決定される。
【0160】
したがって、例では、受信された制御情報138に少なくとも一部において基づいて、事前のチャネル感知なしでアップリンク送信142が進むことができるということが決定され得る。
【0161】
ブロック202に関して説明されたように、例では、制御情報138のスロット形式インジケータ140は、アップリンクおよび/またはダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネル148の比率の指示を含む。
【0162】
一部の例では、使用するチャネル感知の種類を決定することは、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、ダウンロード送信のためにスケジュールされた共有チャネル148の周波数幅を決定することと、ダウンロード送信のためにスケジュールされた共有チャネルの周波数幅が既定の値以上である場合、アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0163】
任意の適切な既定の周波数幅の値が使用され得る。例では、共有チャネルのサイズの割合としての既定の周波数幅が使用され得る。
【0164】
一部の例では、既定の周波数幅の値の既定の値は、2MHz~20MHzの範囲内であることができる。
【0165】
共有チャネル148は、例では、20MHzの幅であることができ、そのような例では、チャネル感知の一部の形態は、20MHzの既定の値に関して示される。
【0166】
既定の周波数幅の値の既定の値は、共有チャネルの幅の10%~100%の範囲内であることができる。
【0167】
一部の例では、使用するチャネル感知の形態を決定することは、
アップリンク送信142の持続時間を決定することと、
アップリンク送信の持続時間が既定の値未満である場合、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0168】
任意の適切な既定の持続時間の値が使用され得る。例では、既定の値は、500~600マイクロ秒の範囲内であることができる。一部の例では、既定の持続時間は、584マイクロ秒であることができる。
【0169】
例では、制御情報138は、ネットワーク要素156とのスケジュールされたアップリンクおよびダウンリンク送信に関与するUE144を示す情報を含む。例えば、
図4を参照する。
【0170】
一部の例では、使用するチャネル感知の形態を決定することは、
アップリンク送信142が発生するようにスケジュールされた1つまたは複数の時間単位146においてスケジュールされた1つまたは複数のダウンリンク送信が、アップリンク送信142を送信するようにスケジュールされたUE144に向けられているかどうかを判定することと、
アップリンク送信142が発生するようにスケジュールされた1つまたは複数の時間単位146においてスケジュールされた1つまたは複数のダウンリンク送信が、アップリンク送信を送信するようにスケジュールされたUE144に向けられているということが決定された場合、チャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む。
【0171】
一部の例では、アップリンク送信142が発生するようにスケジュールされた1つまたは複数の時間単位146においてスケジュールされた1つまたは複数のダウンリンク送信が、アップリンク送信142を送信するようにスケジュールされたUE144に向けられているということが決定された場合、チャネル感知を、既定の持続時間を超えるアップリンク送信142に使用しないことが決定される。
【0172】
前述の例では、さまざまな環境下で、共有チャネル148上で、アップリンク送信142の前にチャネル感知を使用しないことが決定され得る。
【0173】
しかし、例では、使用するチャネル感知の形態を決定することは、共有チャネル148の部分的感知を実行することを決定することを含むことができる。
【0174】
例えば、使用するチャネル感知の形態を決定することは、一部の例では、
少なくとも、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148が同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
少なくとも、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、共有チャネル148が同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされているということが決定された場合、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146において、ダウンリンクのためにスケジュールされた共有チャネル148の1つまたは複数の部分でチャネル感知を実行しないことを決定することと、を含む。
【0175】
例えば、ダウンリンクにおいて使用するためにスケジュールされないことが決定された共有チャネル148の一部が、感知されるか、またはスキャンされ得る。
【0176】
ブロック210で、方法200は、アップリンク送信142を開始する前に、決定された種類のチャネル感知の実行を引き起こすこと、および/または決定された種類のチャネル感知を実行することを含む。
【0177】
しかし、アップリンク送信142の前にチャネル感知を実行しないことが決定される例では、ブロック210でチャネル感知が実行されない。
【0178】
したがって、ブロック210が破線で示されている。
【0179】
ブロック212で、方法200は、1つまたは複数の信号の形態でアップリンク送信142の送信を引き起こすこと/アップリンク送信142を送信することを含む。
【0180】
したがって、
図2は、少なくとも1つのUE144のうちの1つまたは複数から、ネットワーク要素156によって、1つまたは複数のアップリンク送信の受信を引き起こすこと/1つまたは複数のアップリンク送信を受信することも示している。
【0181】
その結果、
図2は、
時間単位146に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータ140を含んでいる制御情報138を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル138で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含む、受信することと、
制御情報138に少なくとも一部において基づいて、共有チャネル148の少なくとも一部でアップリンク送信142を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146、およびアップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を含んでいる方法を示している。
【0182】
本開示の例は有利である。例えば、本開示の例は、共有チャネルの異なる部分でダウンリンク送信を検出するチャネル感知によって妨げられない共有チャネルの一部でアップリンク送信を開始することを提供する。
【0183】
さらに、本開示の例は、共有チャネルの第1の部分での継続的なダウンリンク送信、および同じ共有チャネルの第2の部分でのダウンリンクとアップリンクの切り替えを提供する。
【0184】
継続的なダウンリンク送信は、共有チャネルの第1の部分で2つの連続するダウンリンク送信間に導入されるギャップが存在しないことを意味すると見なされ得る。
【0185】
【0186】
例では、方法300は、方法300を実行するための任意の適切な手段を備えている任意の適切な装置によって実行され得る。
【0187】
一部の例では、方法300は、
図1および/または
図2のUE144などのUE144によって実行され得る。
【0188】
一部の例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークに関連する。
図3は、一部のそのような例を示していると見なされ得る。
【0189】
ブロック301に示されているように、例示的な
図3では、UEに物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)リソースが割り当てられる。
【0190】
図3の例では、PUSCHリソースは、gNBのチャネル占有時間(COT)の外側のアップリンク(UL:uplink)設定グラント(CG:configured grant)リソースまたはスケジュールされたPUSCHリソースであることができる。
【0191】
示された例では、UEは、スロット番号NのOFDMシンボル番号xで始まり、スロット番号MのOFDMシンボル番号yで終わるスケジュールされたPUSCH送信を含む。例では、NはMに等しくなることができる。
【0192】
LBT(listen-before-talk)タイプは、最初にタイプ1のLBTに設定される。LBTは、チャネル感知のうちの1つである。
【0193】
ブロック302で、UEは、SFI140およびCOT持続時間に関する情報を運ぶ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)ダウンリンク制御情報(DCI)形式2_0を受信するために、検索空間を監視する。
【0194】
スロット番号NのOFDMシンボル番号xであるPUSCH開始位置の前にSFI140およびCOT持続時間を含んでいるPDCCH DCI形式2_0が検出されない場合、方法300は、ブロック314および320を介してブロック322に進み、UE144がタイプ1のLBT(Cat4)を使用してPUSCH送信を試みる。
【0195】
ブロック302で、SFI140およびCOT持続時間を含んでいるPDCCH DCI形式2_0が検出された場合、方法300はブロック304に進む。
【0196】
ブロック304で、方法300は、PUSCH送信がCOT内でないかどうか(例えば、スロット番号Mのシンボル番号yがCOT内であるかどうか)を判定することを含む。
【0197】
PUSCH送信がCOT内でないということが決定された場合、方法は、ブロック314および320を介してブロック322に進み、UE144がタイプ1のLBT(Cat4)を使用してPUSCH送信を試みる。
【0198】
PUSCH送信がCOT内であるということが決定された場合、方法300はブロック306に進む。
【0199】
ブロック306で、方法300は、PUSCH送信の1番目のシンボルに先行するシンボルがダウンロード専用(D)を示しているかどうかを判定することを含む。
【0200】
PUSCHの1番目のシンボルに先行するシンボルがDでないということが決定された場合、方法300は、ブロック315および320を介してブロック322に進み、UE144がタイプ2AのLBT(Cat2)を使用してPUSCH送信を試みる。すなわち、UE144は、タイプ2AのLBTを使用することによってチャネル感知を実行し、チャネルが他のエンティティによって占有されていないということが決定された場合、UE144は、スロットNのシンボル番号4でPUSCHを送信する。
【0201】
PUSCHの1番目のシンボルに先行するシンボルがDであるということが決定された場合、方法300はブロック308に進む。
【0202】
ブロック308で、方法300は、PUSCH送信の1番目のシンボルが同時アップリンクおよびダウンリンク(D/U)を示したかどうかを判定することを含む。
【0203】
PUSCH送信の1番目のシンボルがD/Uでないということが決定された場合、方法300は、ブロック315および320を介してブロック322に進み、UE144がタイプ2AのLBT(Cat2)を使用してPUSCH送信を試みる。
【0204】
PUSCH送信の1番目のシンボルの種類がD/Uであるということが決定された場合、方法はブロック310に進む。
【0205】
ブロック310で、方法300は、PUSCH送信のすべてのシンボルがD/Uであるかどうかを判定することを含む。
【0206】
PUSCH送信のすべてのシンボルがD/Uであるということが決定された場合、方法300は、ブロック316および320を介してブロック322に進み、UEがタイプ2CのLBT(LBTなし)を使用してPUSCH送信を実行する。すなわち、PUSCH送信のOFDMシンボルのすべての種類がD/Uである場合、UEは、タイプ2CのLBTを使用してチャネル感知を実行し(すなわち、UEはチャネル感知を実行せず)、次に、共有チャネル148の一部でPUSCHを送信する。
【0207】
PUSCH送信のすべてのシンボルがD/Uでないということが決定された場合、方法300はブロック312に進む。例えば、スロット番号Nのシンボル番号xからのPUSCH送信の一部のシンボルがD/Uであり、PUSCH送信の他のシンボルがUであり、方法300がブロック312に進む。
【0208】
ブロック312で、方法300は、PUSCH送信の持続時間が584マイクロ秒以下であるかどうかを判定することを含む。
【0209】
PUSCHの持続時間が584マイクロ秒以下であるということが決定された場合、方法300は、ブロック316および320を介してブロック322に進み、UEがタイプ2CのLBT(LBTなし)を使用してPUSCH送信を実行する。すなわち、UE144は、LBTなし(タイプ2CのLBT)を実行し、スロット番号Nのシンボル番号xからスロット番号Mのシンボル番号yまでのUL送信を実行する。
【0210】
PUSCH送信の持続時間が584マイクロ秒を超えるということが決定された場合、方法300は、ブロック318および320を介してブロック322に進み、UE144がタイプ2AのLBT(Cat2)を使用してPUSCH送信を試みる。例では、UE144はタイプ2AのLBTを実行し、送信のために共有チャネル148が空いているということの決定の後に、PUSCH送信を実行する。
【0211】
ブロック314、315、316、および318で、LBTタイプが、これらのうちの1つとして決定され、ブロック320で、PUSCH送信の開始シンボルに達したかどうかが判定される。
【0212】
達した場合、方法300はブロック322に進み、UE144が、選択されたLBTタイプを使用してUL送信を試みるか、または実行する。
【0213】
達しない場合、方法300はブロック302に戻る。
【0214】
一部の例では、方法300は次のように要約され得る。
IF(PUSCH開始位置(すなわち、スロット番号Nのシンボル番号x)の前に、UE144によってSFIおよびCOT持続時間に関する情報を含んでいるPDCCH DCI形式2_0が検出されない)
-UEが、LBTタイプ=タイプ1のLBT(Cat4)を使用してPUSCH送信を試みる
ELSE
IF(PUSCH送信がCOT内でない)
-UEが、LBTタイプ=タイプ1のLBT(Cat4)を使用してPUSCH送信を試みる
ELSE
IF(PUSCH送信の1番目のシンボルに先行するシンボルがDである)AND(PUSCH送信の1番目のシンボルがD/Uである)AND((PUSCH送信のすべてのシンボルがD/Uである)OR(PUSCH送信の持続時間が584μs以下である))
-UEが、LBTタイプ=タイプ2CのLBT(LBTなし)を使用してPUSCH送信を実行する
ELSE
-UEが、LBTタイプ=タイプ2AのLBT(Cat2)を使用してPUSCH送信を試みる
END
END
END
【0215】
代替として、タイプ2CのLBTは、スロット番号Nのシンボル番号xでのD送信(D/U)が少なくともXMHzを占有している場合にのみ許可される。例では、Xは50MHzまたは40PRBであることができる。
【0216】
代替として、タイプ2CのLBTは、UL送信が584マイクロ秒以下である場合にのみ許可される。
【0217】
代替として、スロット番号Nのシンボル番号xに先行するシンボルがDであり、スロット番号Nのシンボル番号xがD/Uであり、UL送信が584マイクロ秒を超える場合、タイプ2AのLBTは、スロット番号Nのシンボル番号xでのDL送信に使用されない共有チャネル148の一部でのみ実行される。
【0218】
例では、次の例のうちの1つまたは複数が3GPPの例(例えば、
図3の例の方法300)に適用され得る。
【0219】
例では、gNBは、そのセル内の無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続されたUE144に、二重化のどの種類が各シンボルで発生しているかを明示的に知らせる。
【0220】
例では、セル内のUE144は、スロット形式情報140を含んでいる専用のグループ共通のDCIを介して知らされる。
【0221】
例では、これは、シンボルがDL専用、UL専用、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンク(U/D)であるかどうかを識別する新しいSFI形式を使用して信号伝達されてよい。
【0222】
例では、(例えば、同じスペクトル内で時分割二重化(TDD:time division duplexing)およびFFDDが共存する場合に)下位互換性を保証するために、柔軟な周波数分割二重化(FFDD:flexible frequency division duplexing)の場合のための新しいDCI形式が導入される。
【0223】
代替として、一部の例では、DCI形式2_0は、シンボルごとに二重化の種類の情報を含むように下位互換性モードで拡張され得る。
【0224】
例では、gNBによって取得されたCOT内のUL割り当てを使用するUE144は、gNBによって信号伝達された情報に基づいて、gNBが、UL送信142に先行するシンボルにおいて、および少なくともUL送信142の1番目のシンボルの間に、DL方向にも送信しているということを決定した場合、LBTを実行せずに、割り当てられたULリソース上で送信を開始することができる。
【0225】
例では、U/Dタグの存在は、DL送信が存在し、UL送信が同じ時間単位に割り当てられたということをUEに示す。例えば、
図4を参照する。
【0226】
例では、PUSCH送信の1番目のシンボルがU/Dであり、前のシンボルがDである場合、UEは、タイプ2CのLBTをチャネル感知として適用できる。
【0227】
例では、タイプ2CのLBTは、PUSCH開始位置およびタイミング前進(TA:timing advance)の値とは無関係に、すなわち、PUSCH送信が発生する、共有され得るおよび/または無認可であることができる共有チャネルの一部でのDLとULの間のギャップが16マイクロ秒を超える場合にも、適用され得る。
【0228】
一部の例では、UEは、PUSCH送信の1番目のシンボルがU/Dであり、前のシンボルがDであり、U/DシンボルのDL部分が少なくともXMHzの幅である場合にのみ、タイプ2CのLBTを適用できる。DL部分がXMHz未満である場合、タイプ2AのLBTが適用されてよい。
【0229】
例では、Xは2~20MHzの範囲内である。
【0230】
一部の例では、タイプ2CのLBTは、PUSCH送信のすべての時間リソースがU/Dとして示された場合(すなわち、UEがULで送信している間に、gNBもDLで送信している場合)に、Dシンボルの後に、U/Dシンボルで始まるUL送信が584マイクロ秒を超える(まだgNBによって取得されたCOT内である)場合にも使用され得る。
【0231】
例では、584マイクロ秒を超える、開始デバイス(gNB)からのDL送信と(チャネルおよび時間領域において)重複するUL送信のタイプ2CのLBTは、DL送信が、ULで同時に送信している同じUE144に向けられる場合に許可される。
【0232】
一部の例では、タイプ2AのLBTが、584マイクロ秒を超える、開始デバイス(gNB)からのDL送信と(チャネルおよび時間領域において)重複するUL送信の前に適用される場合、時間領域および周波数領域の両方でのgNBの休止期の間に(すなわち、DLが送信されない20MHzのチャネルの部分で)、チャネル感知が実行されることが許可される。
【0233】
一部の例では、UL送信の持続時間が584マイクロ秒を超える場合にタイプ2AのLBTを実行する代わりに、UE144は、可能性のある隠れノードを識別するために、UL送信142の前にチャネル感知を実行することもできる。
【0234】
例では、UE144は、UL送信の機会に先行するDL送信の間の受信電力の変動を追跡する。UE144が受信電力における大幅な(しきい値より大きい)増加を検出した場合、UE144は、UL送信142を低下させる。しきい値より大きい受信電力は、隠れノードの存在を示す。そうでない場合、UE144は、追加のLBTチェックを実行せずにPUSCH送信を開始することができる。
【0235】
例では、提案された方法は、UL設定グラントの割り当てに適用可能であり、UE144に周期的な準静的PUSCHリソースが割り当てられ、したがってgNB156は、PUSCHリソースを割り当てるときに、LBTタイプを示すことができない。
【0236】
例では、提案された方法は、スケジュールされたPUSCH送信、例えば、gNBによって取得されたCOTの外側のスケジュールされたPUSCH送信にも適用され得る。
【0237】
【0238】
図4は、時間単位146に関する共有チャネル152上のスケジューリングを概略的に示している。
【0239】
図4は、スロット形式インジケータ140および/またはスロット形式インジケータ140によって示された情報の例を示している。
【0240】
図4の例では、制御チャネル138および共有チャネル148は20MHzの幅である。
【0241】
図に示されているように、左端(または1番目の)時間単位146を占有しているブロック内で、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して制御情報138が送信/受信される。例では、制御情報138は、PDCCHを介してDCIに含まれる。
【0242】
図4の例では、SFI140の(左から右に進む)最初の4つの時間単位146において、共有チャネル148上でダウンリンクリソースがスケジュールされる。
【0243】
例では、これらの時間単位146において、UE番号2およびUE番号1へのダウンリンク送信がスケジュールされる。
【0244】
しかし、UE番号2へのダウンリンク送信は、3番目の時間単位146で終わるようにスケジュールされ、共有チャネル148のその部分は、4番目の時間単位146において保護帯域152を形成する。
【0245】
示された例では、SFI140内のD/Uによって示されているように、残りの時間単位146が、同時アップリンクおよびダウンリンクのためにスケジュールされる。
【0246】
したがって、
図4は、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位146のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネル148で発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータ150を含んでいるSFI140を示している。
【0247】
図4の例では、UE番号1およびUE番号3への継続的なダウンリンク送信が、UE番号4によるアップリンク送信142と同時に、共有チャネル152の最初の部分でスケジュールされる。
【0248】
例では、UE番号4が、少なくとも、アップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146、およびアップリンク送信142が開始されるようにスケジュールされた時間単位146の前の時間単位146に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することによって、アップリンク送信142を開始する前にチャネル感知を実行しないということを決定することができる。例では、アップリンク送信142は、
図2のブロック212に示されているようなアップリンク送信142であることができる。
【0249】
これらの時間単位146は、
図4の例において強調されている。
【0250】
したがって、
図4の例では、UE番号4によるアップリンク送信は、チャネル感知なしで進むことができ、共有チャネル152の別の部分で進行中のダウンリンク送信による影響を受けない。
【0251】
本明細書で開示された本発明の方法を使用しない場合、UE番号4によるアップリンク送信142は、アップリンク送信142を開始する前の、進行中のダウンリンク送信を検出するチャネル感知によって妨げられるであろう。
例では、ダウンリンク送信は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)を介することができ、アップリンク送信142は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であることができる。
【0252】
【0253】
図5の例では、共有チャネル148は、複数のチャンクまたはセクションに分割される。チャンクまたはセクションの数は、例では、システム情報ブロック(SIB:system information block)内で示され得る。
【0254】
関連するSFI140(またはSFI140によって示された情報)では、開始参照に関連して、時間単位146に関する共有チャネル148上のダウンリンクの割り当ての指示が存在しない。
【0255】
図5の例では、割り当ては、帯域幅部分(BWP:band width part)の開始から示される。
【0256】
図5の例では、ダウンリンクに割り当てられたチャンクに陰影が付けられている。
【0257】
したがって、BWPの開始からの2つのチャンクがダウンリンクに割り当てられていることを示すために、(左から)1番目の時間単位146において2が示されている。
【0258】
同様に、次の時間単位146は2つのチャンクを示しており、その後の時間単位146は3つのチャンクを示している、などとなっている。
【0259】
したがって、この例では、異なる部分間の保護帯域のサイズが事前に決定され得るため、ダウンリンクおよびアップリンクのためにスケジュールされた共有チャネル148の比率が示され得る。
【0260】
代替として、一部の例では、SFI形式は、代わりにUL割り当てを反映することができる。
【0261】
一部の例では、リソース割り当てを示すために、SFI140において、ULおよびDLの割り当てを分離する保護帯域152の位置が使用され得る。
【0262】
例では、BWPの分割は、(
図5に示されているように)シンボルレベルで行われることが可能であり、またはBWPの分割は、1つ(または複数)のスロットレベルであることができる。後者の事例では、BWPにおけるDL、GB、またはULの割り当てが必要とされる。
【0263】
この後者の手法では、複数のスロットレベルでの動的割り当てが、これらが経過した後にしか更新され得ないという代償を払うとしても、信号伝達オーバーヘッドが大幅に減らされる。
【0264】
本開示によって提供される技術的利点は、共有チャネルの異なる部分でダウンリンク送信を検出するチャネル感知による共有チャネルの一部でのアップリンク送信の中断を防ぐことである。
【0265】
さらに、本開示の例は、共有チャネルの第1の部分での継続的なダウンリンク送信、および同じ共有チャネルの第2の部分でのダウンリンクとアップリンクの切り替えを提供する。
【0266】
図6Aは、装置130の例を示している。装置130は、終端ノード110(例えば、UE144)またはgNBなどのネットワーク要素156などの、装置またはデバイスのコントローラであってよい。
【0267】
装置130の実装は、コントローラ回路であってよい。装置130は、ハードウェア単独で実装されてよく、ファームウェア単独を含むソフトウェアにおける特定の態様を有してよく、または(ファームウェアを含む)ハードウェアとソフトウェアの組み合わせであることができる。
【0268】
図6Aに示されているように、装置130は、ハードウェア機能を可能にする命令を使用して、例えば、汎用または専用プロセッサ132において、そのようなプロセッサ132によって実行される、コンピュータ可読ストレージ媒体(ディスク、メモリなど)に格納され得るコンピュータプログラム136の実行可能な命令を使用することによって、実装されてよい。
【0269】
プロセッサ132は、メモリ134から読み取り、メモリ134に書き込むように構成される。プロセッサ132は、出力インターフェイスであって、出力インターフェイスを介してプロセッサ132によってデータおよび/またはコマンドが出力される、出力インターフェイスと、入力インターフェイスであって、入力インターフェイスを介してデータおよび/またはコマンドがプロセッサ132に入力される、入力インターフェイスとを備えてもよい。
【0270】
メモリ134は、コンピュータプログラム命令(コンピュータプログラムコード)を含んでいるコンピュータプログラム136を格納し、コンピュータプログラム136は、プロセッサ132に読み込まれた場合に、装置130の動作を制御する。コンピュータプログラム136のコンピュータプログラム命令は、装置130が
図2および/または3に示された方法を実行することを可能にする論理およびルーチンを提供する。プロセッサ132は、メモリ134を読み取ることによって、コンピュータプログラム136を読み込んで実行することができる。
【0271】
したがって、例では、装置130は、
少なくとも1つのプロセッサ132と、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリ134とを備え、
少なくとも1つのメモリ134およびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサ132と共に、装置130に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0272】
したがって、例では、装置130は、
少なくとも1つのプロセッサ132と、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリ134とを備え、
少なくとも1つのメモリ134およびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサ132と共に、装置130に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0273】
図6Aに示されているように、コンピュータプログラム136は、任意の適切な配信メカニズム162を介して装置130に到着してよい。配信メカニズム162は、例えば、機械可読媒体、コンピュータ可読媒体、非一過性コンピュータ可読ストレージ媒体、コンピュータプログラム製品、メモリデバイス、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM:Compact Disc Read-Only Memory)またはデジタルバーサタイルディスク(DVD:Digital Versatile Disc)などの記録媒体、あるいは半導体メモリ、コンピュータプログラム136を含むか、または有形に具現化する製品であってよい。配信メカニズムは、コンピュータプログラム136を確実に転送するように構成された信号であってよい。装置130は、コンピュータプログラム136をコンピュータデータ信号として伝搬または送信してよい。
【0274】
装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、受信することと、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定することと、を少なくとも実行させるため、または少なくとも実行するためのコンピュータプログラム命令。
【0275】
装置に、次のことを少なくとも実行させるため、または少なくとも実行するためのコンピュータプログラム命令であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータプログラムコードを含んでいる少なくとも1つのメモリと、
少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定することであって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定することと、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすことと、を少なくとも実行させるように構成される。
【0276】
コンピュータプログラム命令は、コンピュータプログラム、非一過性コンピュータ可読媒体、コンピュータプログラム製品、機械可読媒体に含まれてよい。一部の、必ずしもすべてではない例では、コンピュータプログラム命令は、2つ以上のコンピュータプログラム上で配布されてよい。
【0277】
メモリ134は、単一のコンポーネント/回路として示されているが、1つまたは複数の別々のコンポーネント/回路として実装されてよく、それらの一部またはすべてが、統合されて/取り外し可能であってよく、および/または永続的ストレージ/半永続的ストレージ/動的ストレージ/キャッシュされたストレージを提供してよい。
【0278】
例では、メモリ134は、ランダムアクセスメモリ158および読み取り専用メモリ160を含む。例では、コンピュータプログラム136は、読み取り専用メモリ158に格納され得る。例えば、
図6Bを参照する。
【0279】
一部の例では、メモリ134は、ランダムアクセスメモリ158および読み取り専用メモリ160に分割され得る。
【0280】
プロセッサ132は、単一のコンポーネント/回路として示されているが、1つまたは複数の別々のコンポーネント/回路として実装されてよく、それらの一部またはすべてが、統合されて/取り外し可能であってよい。プロセッサ132は、シングルコアプロセッサまたはマルチコアプロセッサであってよい。
【0281】
「コンピュータ可読ストレージ媒体」、「コンピュータプログラム製品」、「有形に具現化されコンピュータプログラム」など、または「コントローラ」、「コンピュータ」、「プロセッサ」などへの参照は、シングルプロセッサ/マルチプロセッサアーキテクチャおよび逐次アーキテクチャ(フォンノイマン)/並列アーキテクチャなどのさまざまなアーキテクチャを有しているコンピュータだけでなく、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field-programmable gate arrays)、特定用途向け回路(ASIC:application specific circuits)、信号処理デバイス、および他の処理回路などの特殊回路も包含すると理解されるべきである。コンピュータプログラム、命令、コードなどへの参照は、プロセッサ用の命令であるか、固定機能デバイス、ゲートアレイ、またはプログラム可能論理デバイスなどのための構成設定であるかにかかわらず、例えば、ハードウェアデバイスのプログラム可能な内容などの、プログラマブルプロセッサ用のソフトウェアまたはファームウェアを包含すると理解されるべきである。
【0282】
本出願で使用されるとき、「回路」という用語は、
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ回路および/またはデジタル回路のみにおける実装など)と、
(b)(適用できる場合)
(i)ソフトウェア/ファームウェアとのアナログおよび/またはデジタルハードウェア回路の組み合わせ、ならびに
(ii)(デジタル信号プロセッサを含む)ソフトウェア、連携して、携帯電話またはサーバなどの装置にさまざまな機能を実行させるソフトウェアおよびメモリを含んでいるハードウェアプロセッサの任意の部分などの、
ハードウェア回路およびソフトウェアの組み合わせと、
(c)動作のためにソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とするが、動作に必要とされない場合はソフトウェアが存在しなくてよい、マイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部などの、ハードウェア回路および/またはプロセッサとのうちの1つまたは複数あるいはすべてのことを指してよい。
【0283】
回路のこの定義は、任意の請求項における使用を含む、本出願におけるこの用語のすべての使用に当てはまる。さらなる例として、本出願で使用されるとき、「回路」という用語は、単にハードウェア回路またはプロセッサならびにそれ(またはそれら)に付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装も対象にする。回路という用語は、例えば、特定の請求項要素に適用できる場合、モバイルデバイス用のベースバンド集積回路、あるいはサーバ、セルラーネットワークデバイス、または他のコンピューティングデバイスもしくはネットワークデバイス内の同様の集積回路も対象にする。
【0284】
図2および/または3に示されたブロックは、方法におけるステップおよび/またはコンピュータプログラム136内のコードのセクションを表してよい。ブロックへの特定の順序の図は、ブロックに必要とされるか、または好ましい順序が存在することを必ずしも意味せず、ブロックの順序および配置は変化してよい。さらに、一部のブロックが省略されることが可能である。
【0285】
構造的特徴が説明された場合、その構造的特徴は、構造的特徴の1つまたは複数の機能が明示的に説明されたか、暗黙的に説明されたかにかかわらず、構造的特徴の機能うちの1つまたは複数を実行するための手段に置き換えられてよい。
【0286】
したがって、装置130は、例では、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することを引き起こすための手段であって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、引き起こすための手段と、
制御情報に少なくとも一部において基づいて、共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定するための手段であって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位、およびアップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた時間単位の前の時間単位に関して、スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、決定するための手段と、を備えことができる。
【0287】
したがって、装置130は、例では、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を決定するための手段であって、スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、決定するための手段と、
少なくとも1つのユーザ機器への制御情報の送信を引き起こすための手段と、を備えことができる。
【0288】
例では、装置130は、本明細書で開示された方法または方法の少なくとも一部を実行するための手段を備えことができる。
【0289】
前述の例は、自動車システムと、通信システムと、消費者電子製品を含む電子システムと、分散コンピューティングシステムと、音声コンテンツと、視覚コンテンツ、および音声視覚コンテンツ、ならびに複合現実、媒介現実、仮想現実、および/または拡張現実を含むメディアコンテンツを生成または描画するためにメディアシステムと、パーソナルヘルスシステムまたはパーソナルフィットネスシステムを含むパーソナルシステムと、ナビゲーションシステムと、ヒューマンマシンインターフェイスとも呼ばれるユーザインターフェイスと、セルラーネットワーク、非セルラーネットワーク、および光ネットワークを含むネットワークと、アドホックネットワークと、インターネットと、モノのインターネットと、仮想化ネットワークと、関連するソフトウェアおよびサービスと、のコンポーネントを可能にするような応用を見いだす。
【0290】
「備える」という用語は、本文書では、排他的意味ではなく包含的意味で使用される。すなわち、XがYを備えているということへの任意の言及は、Xが1つのYのみを備えてよく、または2つ以上のYを備えてもよいということを示す。排他的意味で「備える」を使用することが意図される場合、その意図は、「1つの~のみを備えている」に言及することによって、または「から成る」を使用することによって、文脈において明確にされる。
【0291】
本説明では、さまざまな例への参照が行われた。例に関する特徴または機能の説明は、それらの特徴または機能がその例に存在するということを示す。文章における「例」または「例えば」あるいは「することができる」または「してよい」という用語の使用は、明示的に述べられたかどうかにかかわらず、少なくとも、そのような特徴または機能が説明された例に存在するということ、および例として説明されたかどうかにかかわらず、そのような特徴または機能が他の例の一部またはすべてに存在することができるが、必ずしも存在しないということを示す。したがって、「例」、「例えば」、「することができる」、または「してよい」は、ある種類の複数の例のうちの特定の事例を指す。事例の特性は、その事例のみの特性、またはその種類の特性、あるいはその種類の事例の一部を含むが、すべてを含むわけではない、その種類の下位分類の特性であることができる。したがって、1つの例を参照するが、別の例を参照せずに説明された特徴が、可能であれば、機能する組み合わせの一部として、その他の例において使用されることが可能であるが、その他の例において必ずしも使用される必要はないということが、暗黙的に開示される。
【0292】
上記の段落では、さまざまな例を参照して例が説明されたが、特許請求の範囲から逸脱することなく、与えられた例に対する変更が行われることが可能であるということが理解されるべきである。
【0293】
上記の説明において表された特徴は、上で明示的に説明された組み合わせ以外の組み合わせにおいて使用されてよい。
【0294】
特定の特徴を参照して機能が説明されたが、それらの機能は、説明されるかどうかにかかわらず、他の特徴によって実行可能であってよい。
【0295】
特定の例を参照して特徴が説明されたが、それらの特徴は、説明されるかどうかにかかわらず、他の例に存在してもよい。
【0296】
「a」または「the」という用語は、本文書では、排他的意味ではなく包含的意味で使用される。すなわち、Xが「a/the」Yを備えているということへの任意の言及は、文脈が反対のことを明確に示さない限り、Xが1つのYのみを備えてよく、または2つ以上のYを備えてもよいということを示す。排他的意味で「a」または「the」を使用することが意図される場合、その意図は文脈において明確にされる。一部の環境では、「少なくとも1つ」または「1つまたは複数」の使用は、包含的意味を強調するために使用されてよいが、それらの用語の不在は、いずれかの排他的意味を推測すると見なされるべきではない。
【0297】
請求項における特徴(または特徴の組み合わせ)の存在は、その特徴または(特徴の組み合わせ)自体への参照であり、同じ技術的効果(同等の特徴)を実質的に実現する特徴への参照でもある。同等の特徴は、例えば、変形であり、実質的に同じ方法で同じ結果を実質的に実現する特徴を含む。同等の特徴は、例えば、同じ結果を実質的に実現するための実質的に同じ方法で、同じ機能を実質的に実行する特徴を含む。
【0298】
本説明では、例の特性を説明するために形容詞または形容詞句を使用して、さまざまな例への参照が行われた。例に関する特性のそのような説明は、その特性が、説明された通りに正確に一部の例に存在し、説明された通りに実質的に他の例に存在するということを示す。
【0299】
前述の明細書では、重要であると考えられる特徴に注意を引き付けようと努めているが、出願者が、強調されたかどうかにかかわらず、本明細書において前に図面において参照された、および/または示された、任意の特許性のある特徴または特徴の組み合わせに関して、特許請求の範囲によって保護を要求し得るということが理解されるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-01-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサと、
命令を含んでいる少なくとも1つのメモリとを備えている装置であって、
前記少なくとも1つのメモリおよび前記
命令が、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を少なくとも実行させるように構成される、装置。
【請求項2】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
一部の例では、前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成さ
れ、
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記少なくとも1つの前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
1に記載の装置。
【請求項5】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
4に記載の装置。
【請求項6】
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を含む、方法。
【請求項7】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項
6に記載の方法。
【請求項8】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成さ
れ、
前記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
6に記載の方法。
【請求項10】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
9に記載の方法。
【請求項11】
命令を含んでいるコンピュータプログラムであって、前記命令が、装置に、
時間単位に関してスケジュールされたチャネルの使用を示すように構成されたスロット形式インジケータを含んでいる制御情報を受信することであって、前記スロット形式インジケータが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて共有チャネルで発生するようにスケジュールされていることを示すように構成された少なくとも1つのインジケータを含む、前記受信することと、
前記制御情報に少なくとも一部において基づいて、前記共有チャネルの少なくとも一部でアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することであって、使用するチャネル感知の種類を決定することが、少なくとも、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位、および前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位に関して、前記スケジュールされたチャネルの使用を分析することを含む、前記決定することと、を少なくとも実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項12】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、同時アップリンクおよびダウンリンク通信が前記共有チャネル上で発生するようにスケジュールされた時間単位においてアップリンク送信を開始する前に、使用するチャネル感知の種類を決定することを含む、請求項
11に記載のコンピュータプログラム。
【請求項13】
前記スロット形式インジケータが、前記時間単位において発生するようにスケジュールされた二重化の種類を示すように構成さ
れ、
前
記スロット形式インジケータが、少なくとも、前記時間単位に関して、前記共有チャネル上のダウンリンク、アップリンク、柔軟、または同時アップリンクおよびダウンリンクを示すように構成された情報を含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
【請求項14】
前記使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の前の前記時間単位のうちの少なくとも1つにおいて、前記共有チャネルの前記一部がダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定され、前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位において、前記共有チャネルの前記一部が同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
11に記載のコンピュータプログラム。
【請求項15】
使用するチャネル感知の種類を決定することが、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記共有チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているかどうかを判定することと、
前記アップリンク送信が開始されるようにスケジュールされた前記時間単位の直後に発生するように前記アップリンク送信がスケジュールされた1つまたは複数の時間単位において、前記チャネルが同時アップリンクおよびダウンリンク送信のためにスケジュールされているということが決定された場合、前記アップリンク送信を開始する前にチャネル感知を使用しないことを決定することと、を含む、請求項
14に記載のコンピュータプログラム。
【国際調査報告】