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特表2023-534897リソース公開方法及びその装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム並びにコンピュータ記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-15
(54)【発明の名称】リソース公開方法及びその装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム並びにコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 61/2585 20220101AFI20230807BHJP
【FI】
H04L61/2585
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022575836
(86)(22)【出願日】2020-06-16
(85)【翻訳文提出日】2022-12-08
(86)【国際出願番号】 CN2020096412
(87)【国際公開番号】W WO2021253244
(87)【国際公開日】2021-12-23
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】ルー、チャオ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、チャオミン
(57)【要約】
本願の実施例は、リソース公開方法を開示し、前記リソース公開方法は、ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することと、前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、ことと、を含む。本願の実施例は、リソース公開装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム、コンピュータ記憶媒体、チップ及びコンピュータプログラム製品を更に開示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース公開方法であって、
ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、ことと、を含む、リソース公開方法。
【請求項2】
前記公開対象リソースの第1リソースリンクは、前記公開対象リソースの識別子を含み、
前記取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することは、前記公開対象リソースの第1リソースリンクの前記公開対象リソースの識別子の前の位置に、前記サーバの識別子を追加し、前記第1リソースリンクのアンカーを前記ゲートウェイの識別子に変更し、前記第2リソースリンクを取得することを含む、
請求項1に記載のリソース公開方法。
【請求項3】
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信した後、前記リソース公開方法は、
前記クラウドプラットフォームによって送信された第1要求を受信することであって、前記第1要求は、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子を含む、ことと、
前記第1要求における前記サーバ識別子を削除して、第2要求を取得することと、
前記第2要求を前記サーバに送信することと、を更に含む、
請求項1又は2に記載のリソース公開方法。
【請求項4】
リソース公開方法であって、
クラウドプラットフォームが、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信することと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開することと、を含む、リソース公開方法。
【請求項5】
前記第2リソースリンクのアンカーは、前記ゲートウェイの識別子であり、前記第2リソースリンクのアンカーは、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含み、
前記取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定することは、前記公開対象リソースの第2リソースリンクの前記サーバ識別子の前の位置に、前記ゲートウェイの識別子を追加して、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを取得することを含む、
請求項4に記載のリソース公開方法。
【請求項6】
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開した後、前記リソース公開方法は、
クライアントによって送信された第3要求を受信することであって、前記第3要求は、前記公開対象リソースの識別子、前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子、及び前記サーバの識別子の前の位置にあるゲートウェイの識別子を含む、ことと、
前記第3要求における前記ゲートウェイの識別子を削除して、第1要求を取得することと、
前記第1要求を前記ゲートウェイに送信することと、を更に含む、
請求項4又は5に記載のリソース公開方法。
【請求項7】
リソース公開方法であって、
ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立することと、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信することと、を含む、リソース公開方法。
【請求項8】
前記取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立することは、
前記サーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定することであって、前記新しいエントリは、前記サーバの識別子及びクラウド構成リソースの識別子を含む、ことと、
前記サーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立することであって、前記新しいセッションが前記新しいエントリに対応し、前記クラウド構成リソースの属性情報が前記クラウド構成リソースの識別子に対応する、ことと、を含む、
請求項7に記載のリソース公開方法。
【請求項9】
前記新しいエントリは、リソースディレクトリクライアントの識別子を更に含み、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信することは、
前記新しいセッション、及び前記リソースディレクトリクライアントの識別子に対応する前記リソースディレクトリクライアントに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信することを含む、
請求項8に記載のリソース公開方法。
【請求項10】
前記サーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定することは、
前記サーバの識別子に基づいて前記サーバが新たにアクセスされた機器であると決定された場合、前記サーバの識別子に対応する前記リソースディレクトリクライアントの識別子、及び前記サーバの識別子に対応する前記クラウド構成リソースの識別子を生成することと、
前記サーバの識別子、前記リソースディレクトリクライアントの識別子及び前記クラウド構成リソースの識別子に基づいて、前記新しいエントリを決定することと、を含む、
請求項9に記載のリソース公開方法。
【請求項11】
前記サーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定した後、前記リソース開示方法は、
第1サーバリストを取得することであって、前記第1サーバリストは少なくとも1つのエントリを含み、異なるエントリは異なるサーバの識別子に対応する、ことと、
前記新しいエントリを前記第1サーバリストに追加して、前記第2サーバリストを取得し、前記第2サーバリストを保存することと、を更に含む、
請求項8ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法。
【請求項12】
前記リソース公開方法は、
通知メッセージをメディエータに送信することを更に含み、前記通知メッセージは、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの識別子を含み、前記サーバの識別子は、前記メディエータが前記クラウド構成リソースの属性情報を決定するために使用され、前記クラウド構成リソースの属性情報は、前記メディエータが前記ゲートウェイにおける、前記クラウド構成リソースの識別子に対応するクラウド構成リソースを構成するために使用される、
請求項8ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法。
【請求項13】
前記サーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立することは、
第1更新要求を前記クラウドプラットフォームに送信することであって、前記第1更新要求は、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの属性情報を含む、ことと、
前記クラウドプラットフォームによって送信された第1更新応答を受信することであって、前記第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含む、ことと、
前記ユーザ識別子及び新しいトークンに基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立することと、を含む、
請求項8ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法。
【請求項14】
前記リソース公開方法は、
前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを保存し、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを前記新しいエントリに関連付けることを更に含む、
請求項13に記載のリソース公開方法。
【請求項15】
前記ユーザ識別子及び新しいトークンに基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立することは、
第2更新要求を前記クラウドプラットフォームに送信することであって、前記第2更新要求は、前記サーバの識別子、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを含む、ことと、
前記クラウドプラットフォームによって送信された第2更新応答を受信することであって、前記第2更新応答は、前記新しいセッションが正常に確立されたことを指示する、ことと、を含む、
請求項13に記載のリソース公開方法。
【請求項16】
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信した後、前記リソース公開方法は、
前記新しいセッションに基づいて、前記クラウドプラットフォームによって送信された第2要求を受信することであって、前記第2要求は、前記公開対象リソースの識別子を含む、ことと、
前記新しいセッションに対応する前記新しいエントリを決定し、前記新しいエントリから前記サーバの識別子を決定することと、
前記第2要求を前記サーバの識別子に対応するサーバに送信することと、を更に含む、
請求項7ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法。
【請求項17】
リソース公開方法であって、
クラウドプラットフォームが、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、前記ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開することと、を含む、リソース公開方法。
【請求項18】
前記リソース公開方法は、
メディエータによって送信された前記サーバのトークン取得要求を受信することと、
要求応答を前記メディエータに送信することであって、前記要求応答は、前記サーバのアクセストークンを含み、前記アクセストークンは、前記ゲートウェイ前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために使用される、ことと、を更に含む、
請求項17に記載のリソース公開方法。
【請求項19】
前記リソース公開方法は、
前記ゲートウェイによって送信された第1更新要求を受信することであって、前記第1更新要求は、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの属性情報を含み、前記クラウド構成リソースの属性情報は前記アクセストークンを含む、ことと、
第1更新応答を前記ゲートウェイに送信することであって、前記第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含み、前記ユーザ識別子及び新しいトークンは、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために、前記ゲートウェイが第2更新要求を前記クラウドプラットフォームに送信することを前記ゲートウェイに指示するために使用される、ことと、を更に含む、
請求項18に記載のリソース公開方法。
【請求項20】
前記第1更新応答を前記ゲートウェイに送信した後、前記リソース公開方法は、
前記ゲートウェイによって送信された第2更新要求を受信することであって、前記第2更新要求は、前記サーバの識別子、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを含む、ことと、
第2更新応答を前記ゲートウェイに送信することであって、前記第2更新応答は、前記新しいセッションが正常に確立されたことを指示する、ことと、を更に含む、
請求項19に記載のリソース公開方法。
【請求項21】
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開した後、前記リソース公開方法は、
クライアントによって送信された第1要求を受信することであって、前記第1要求は、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子を含む、ことと、
前記第1要求における前記サーバの識別子を削除して、第2要求を取得し、前記サーバの識別子に基づいて、前記新しいセッションを決定することと、
前記新しいセッションに基づいて、前記第2要求を前記ゲートウェイに送信することと、を更に含む、
請求項17ないし20のいずれか1項に記載のリソース公開方法。
【請求項22】
リソース公開装置であって、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定するように構成される第2リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信するように構成される第2リソースリンク送信ユニットであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、第2リソースリンク送信ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項23】
リソース公開装置であって、
ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信するように構成される第2リソースリンク受信ユニットと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するように構成される第3リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項24】
リソース公開装置であって、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、
取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するように構成されるセッション確立ユニットと、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項25】
リソース公開装置であって、
前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、前記ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク受信ユニットと、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項26】
ゲートウェイであって、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行するか、又は、請求項7ないし16のいずれか一項に記載のリソース公開方法を実行するプロセッサと、を含む、ゲートウェイ。
【請求項27】
クラウドプラットフォームであって、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項4ないし6のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行するか、又は、請求項17ないし21のいずれか一項に記載のリソース公開方法を実行するプロセッサと、を含む、クラウドプラットフォーム。
【請求項28】
1つ又は複数のプロセッサに、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行させるための1つ又は複数のプログラムを記憶した、コンピュータ記憶媒体。
【請求項29】
チップであって、
前記チップが実装されている機器に、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項7ないし16のいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項17ないし21のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行させるように、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するプロセッサを備える、チップ。
【請求項30】
コンピュータ記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶し、前記コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、前記プロセッサに請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項7ないし16のいずれか1項に記載の方法、又は、請求項17ないし21のいずれか1項に記載の方法を実現させる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、モノのインターネット技術に関するが、これに限定されず、特に、リソース公開方法及びその装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム並びにコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
モノのインターネット(IOT:The Internet of Things)は、次世代情報技術の重要な一部である。モノのインターネットシナリオの複雑化につれて、より多くの機器が情報を交換し、サーバ機器の増加は、リソースの増加をもたらし、合理的なサーバ機器のリソースの公開方式をどのように提供するかは、当技術分野で解決すべき緊急の課題である。
【発明の概要】
【0003】
本願の実施例は、リソース公開方法及びその装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム並びにコンピュータ記憶媒体を提供する。
【0004】
第1態様によれば、リソース公開方法を提供し、前記リソース公開方法は、ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、ことと、を含む。
【0005】
第2態様によれば、リソース公開方法を提供し、前記リソース公開方法は、クラウドプラットフォームが、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信することと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開することと、を含む。
【0006】
第3態様によれば、リソース公開方法を提供し、前記リソース公開方法は、ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立することと、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信することと、を含む。
【0007】
第4態様によれば、リソース公開方法を提供し、前記リソースは、クラウドプラットフォーム前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、前記ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開することと、を含む。
【0008】
第5態様によれば、リソース公開装置を提供し、前記リソース公開装置は、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定するように構成される第2リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信するように構成される第2リソースリンク送信ユニットであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、第2リソースリンク送信ユニットと、を備える。
【0009】
第6態様によれば、リソース公開装置を提供し、前記リソース公開装置は、
ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信するように構成される第2リソースリンク受信ユニットと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するように構成される第3リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニットと、を備える。
【0010】
第7態様によれば、リソース公開装置を提供し、前記リソース公開装置は、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、
取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するように構成されるセッション確立ユニットと、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、を備える。
【0011】
第8態様によれば、リソース公開装置を提供し、前記リソース公開装置は、
前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、前記ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク受信ユニットと、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニットと、を備える。
【0012】
第9態様によれば、ゲートウェイを提供し、前記ゲートウェイは、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、上記の方法を実行するプロセッサと、を含む。
【0013】
第10態様によれば、クラウドプラットフォームを提供し、前記クラウドプラットフォームは、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、上記の方法を実行するプロセッサと、を含む。
【0014】
第11態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体は、1つ又は複数のプロセッサに上記の方法を実現させるための1つ又は複数のプログラムを記憶している。
【0015】
第12態様によれば、チップを提供し、前記チップは、前記チップが実装されている機器に、上記の方法のステップを実行させるように、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するプロセッサを備える。
【0016】
第13態様によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ記憶媒体を含み、前記コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶し、前記コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、前記プロセッサに上記の方法を実現させる。
【0017】
本願の実施例において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信し、取得されたサーバの識別子及び公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第2リソースリンクを決定し、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、公開対象リソースの第2リソースリンクは、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開するために使用される。このように、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信し、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、これにより、サーバの公開対象リソースのリソースリンクはゲートウェイによって転送され、ゲートウェイがサーバの代わりにリソースを公開することができ、これにより、リソースリンクをクラウドにアップロードする際のリンクの円滑性が保証され、サーバのリソースを合理的に公開するようにする。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本願の実施例で提供されるモノのインターネットアーキテクチャの概略構造図である。
図2】本願の実施例で提供される、サーバがゲートウェイを介してリソースをアップロードするシナリオの概略図である。
図3】関連技術で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図4】関連技術で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図5】本願の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図6】本願の実施例で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図7】本願の実施例で提供される更に別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図8】本願の実施例で提供される更に別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図9】本願の別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図10】本願の更に別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図11】本願の更に別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図12】本願の別の実施例で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。
図13】本願の実施例で提供されるリソース公開装置の構成の概略構造図である。
図14】本願の実施例で提供される別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。
図15】本願の実施例で提供される更に別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。
図16】本願の実施例で提供される更に別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。
図17】本願の実施例で提供されるゲートウェイのハードウェアエンティティの概略図である。
図18】本願の実施例で提供されるクラウドプラットフォームのハードウェアエンティティの概略図である。
図19】本願の実施例で提供されるチップの概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、実施例及び図面を参照して、本願の技術的解決策、及び本願の技術的解決策が上記の技術的課題をどのように解決するかについて詳細に説明する。以下のいくつかの特定の実施例は、互に組み合わせてもよく、いくつかの特定の実施例において、同じ又は類似の概念又はプロセスについて繰り返して説明されない。
【0020】
なお、本願の具現例において、「第1」、「第2」等は、類似のオブジェクトを区別するためのものであり、特定の順序や前後順番を記述するためのものではない。
【0021】
更に、本願の実施例で説明される技術方案は、競合しない場合、任意に組み合わせることができる。
【0022】
図1は、本願の実施例で提供されるモノのインターネットアーキテクチャの概略構造図である。図1に示すように、当該モノのインターネットアーキテクチャ100は、サーバ101、ゲートウェイ(Gateway)102、メディエータ103、クラウドプラットフォーム104及びクライアント105を含む。
【0023】
サーバ(Server)101は、サーバ機器、ブリッジ接続されたサーバ(Bridged Server)、OCF(Open Connectivity Foundation)サーバ機器、リソース機器、D2D(Device-to-Device)機器又はD2C(Device-to-Client)機器などであってもよい。サーバ101は、リソースを提供可能な任意の機器(例えば、水温リソースを提供可能なケトル、エアコンのオンオフするリソースを提供可能なエアコンなど)であってもよい。リソース機器は、リソースを提供可能な機器であってもよく、例えば、リソース機器は、温度リソースを提供するために使用されてもよく、或いは、ある制御対象リソースを提供するために使用されてもよい。サーバ101は、リソース又はリソースの状態をクラウドプラットフォーム104にアップロードしてもよく、或いは、サーバ101は、ゲートウェイ102を介してリソース又はリソースの状態をクラウドプラットフォーム104にアップロードしてもよい。リソースの状態は、例えば、温度値、制御対象の状態情報などである。
【0024】
ゲートウェイ(Gateway)102は、クラウドプロキシ(Cloud-Proxy)、クラウドプロキシプラットフォーム(Cloud Proxy Platform)、クラウドゲートウェイ、クラウドゲートウェイ平台、ゲートウェイ機器、クラウドプロキシ機器又はOCFゲートウェイなどであってもよく、ゲートウェイ102は、無線アクセスゲートウェイ、ホームアクセスゲートウェイ、ダイヤルアップアクセスゲートウェイ、専用線アクセスゲートウェイ、VPNアクセスゲートウェイ又は企業アクセスゲートウェイなどであってもよい。
【0025】
メディエータ103は、情報構成が可能な任意の機器であってもよく、メディエータ103は、メディエータ(Mediator)であってもよい。1つの実施形態では、メディエータ103は、サーバ101、ゲートウェイ102、クラウドプラットフォーム104及びクライアント105のうちの少なくとも1つを構成してもよく、例えば、1つの実施形態では、メディエータ103は、サーバ101、ゲートウェイ102及びクライアント105のみを構成してもよく、別の実施形態では、メディエータは、サーバ101、ゲートウェイ102、クラウドプラットフォーム104及びクライアント105を構成してもよい。
【0026】
クラウドプラットフォーム104は、クラウド(Cloud)、クラウド側、クラウド機器又はOCFクラウドなどであってもよい。クラウドプラットフォーム104は、クライアント105が照会又は検索できるように、サーバ101によってアップロードされたリソース又はリソースの状態を表示するために使用される。
【0027】
クライアント(Client)105は、クライアント、クラウドクライアント、OCFクラウドクライアント(OCF Cloud Client)であってもよい。クラウドユーザは、クライアント105を介してクラウドプラットフォーム104上のリソースにアクセスしてもよく、或いは、リソースの状態を照会するために、クラウドプラットフォーム104に対してリソースの状態を照会する要求を開始してもよい。
【0028】
本願の実施例におけるサーバ101、メディエータ103又はクライアント105は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートコンピュータ、パームトップ、携帯情報端末、携帯式メディアプレーヤ、スマートスピーカ、ナビゲーション装置、表示機器、スマートバンドなどのウェアラブル機器、仮想現実(VR:Virtual Reality)機器、拡張現実(AR:Augmented Reality)機器、歩数計、デジタルテレビ、デスクトップ又は5Gネットワークにおける端末機器などであってもよい。
【0029】
図2は、本願の実施例で提供される、サーバがゲートウェイを介してリソースをアップロードするシナリオの概略図である。図2に示すように、ゲートウェイがサーバのリソースをクラウドにアップロードすることは、以下の方式により実現できる。
【0030】
先ず、ゲートウェイがネットワークにおけるサーバを発見してもよく、又は、サーバがゲートウェイを発見してもよい。ゲートウェイはサーバに接続される。ゲートウェイがサーバに接続されることは、サーバが登録すること、又は/及びゲートウェイにログインすることを含み得る。
【0031】
次に、ゲートウェイは、仮想ブリッジングクライアント(Virtual Bridged Client)を介してサーバに接続し、サーバのリソースを取得してもよい。ここで、リソースは、本願の実施例における公開対象リソースであってもよい。
【0032】
次に、ゲートウェイは、ブリッジング機能(Bridging Function)を通じて、サーバ機器のリソースをリソースディレクトリクライアント(RD Client:Resource Directory Client)にマッピングする。いくつかの実施形態では、リソースディレクトリクライアントは、仮想のクライアントであってもよい。
【0033】
その後、RD Clientは、マッピングされたサーバ機器のリソースをクラウドプラットフォームのクラウドリソースディレクトリ(RD:Resource Directory)に公開する。
【0034】
最後に、クラウドプラットフォームのクラウドリソースディレクトリは、当該リソースを、対応するクラウドユーザに提示するために使用される。
【0035】
いくつかの実施形態では、クライアントがクラウドからリソースの状態を取得した場合、クラウドリソースディレクトリは、取得した情報を、リソースディレクトリクライアントに送信し、仮想ブリッジングクライアントは、取得した情報をサーバに転送し、これにより、サーバのリソースを取得する。これに応じて、サーバは、リソースの状態情報を仮想ブリッジングクライアントに送信し、その後、リソースディレクトリクライアントは、リソースの状態をクラウドリソースディレクトリに送信し、クラウドリソースディレクトリは、リソースの状態をクライアントに送信し、これにより、ユーザはクライアントからリソースの状態を見ることができる。
【0036】
図2における対応するゲートウェイは、他の実施例におけるゲートウェイと同じゲートウェイであってもよい。サーバとゲートウェイにおける仮想ブリッジングクライアントは、OCFプロトコル(OCF Protpcol)を介して通信する。ゲートウェイにおけるリソースディレクトリクライアントとクラウドリソースディレクトリは、OCFプロトコル(OCF Protpcol)を介して通信する。
【0037】
図3は、関連技術で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図3に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含み得る。
【0038】
ステップS301において、メディエータ(Mediator)は、OCFサーバ機器(D2D Device)を構成する(onboards)。
【0039】
ここで、メディエータは、構成情報をOCFサーバ機器に送信して、OCFサーバ機器を構成することができる。
【0040】
ステップS303において、メディエータは、OCFゲートウェイ(Cloud-Proxy)を構成する。
【0041】
ここで、メディエータは、構成情報をOCFゲートウェイに送信して、OCFゲートウェイを構成することができる。
【0042】
ステップS305において、OCFゲートウェイ(Cloud-Proxy)は、ネットワークにおけるOCFサーバ機器(D2D Device)を発見する(discovers)。
【0043】
ステップS307において、OCFゲートウェイは、サーバ機器に接続され、サーバ機器のリソースを取得する。
【0044】
ゲートウェイは、サーバ機器に取得要求送信し、取得要求は、サーバ機器の公開対象リソースを取得するために使用される。
【0045】
ステップS309において、OCFゲートウェイは、クラウド(OCF-Cloud)上でサブ機器(sub_di)を登録する。
【0046】
ステップS309は、次の方式で実現できる。OCFゲートウェイは、クラウドプラットフォームのアカウントリソースに更新要求を送信し、当該更新要求はsub_di属性を含み、sub_di属性の属性情報又は属性値は、サーバ機器の機器識別子(d2d_di)である。
【0047】
本願の実施形態では、識別子は、ID又は統一リソース識別符号(URI:Uniform Resource Identifier)であってもよく、例えば、サーバの識別子はサーバIDであってもよく、ゲートウェイの識別子はゲートウェイIDなどであってもよい。
【0048】
ステップS311において、OCFゲートウェイは、取得されたサーバ機器リソースをクラウドRDに公開する。
【0049】
OCFゲートウェイは、クラウドプラットフォームのリソースディレクトリリソースに更新要求を送信し、当該更新要求は、ペイロード(payload)属性を含み、payload属性の属性情報又は属性値は、サーバ機器のリソースリンクである。
【0050】
いくつかの実施形態では、サーバ機器リソースは、サーバの温度、輝度、動作可能な状態などのリソースであってもよい。
【0051】
ステップS313において、クラウドRDは、対応するクラウドユーザ(OCF Cloud Client)に当該リソースを提示する。
【0052】
本願の実施例では、クラウドRDが対応するクラウドユーザに当該リソースを提示することは、クラウドRDがリソースを公開することと理解してもよい。
【0053】
クラウドRDによって提示されたリソースに対応するコンテキストのURIは<d2d_di>であり、クラウドRDによって提示されたリソースに対応するハイパーテキスト参照(href:Hypertext Reference)属性の属性情報は、<d2d_di>及び<d2d_href>である。
【0054】
ステップS315において、クライアントは、取得要求をクラウドに送信し、当該取得要求は、サーバ機器リソースの状態の取得を要求するために使用される。
【0055】
クライアントは、取得要求をクラウドに送信することができ、当該取得要求は、<d2d_di>及び<d2d_href>を含む。
【0056】
ステップS317において、クラウドは、取得要求をOCFゲートウェイに転送する。
【0057】
クラウドは、取得要求を受信した後、ゲートウェイに取得要求を転送すると決定した場合、<d2d_di>及び<d2d_href>を含む取得要求をゲートウェイに送信する。他の実施例では、クラウドが取得要求をサーバ機器に送信する場合、<d2d_href>を含む取得要求をサーバ機器に送信する。
【0058】
ステップS319において、OCFゲートウェイは、取得要求をサーバ機器に転送する。
【0059】
ゲートウェイは、<d2d_href>を含む取得要求をサーバ機器に送信する。
【0060】
サーバ機器が取得要求を受信した後、サーバ機器の状態情報を含む取得応答をゲートウェイに送信し、ゲートウェイは取得応答をクラウドプラットフォームに転送し、クラウドプラットフォームは取得応答をクライアントに転送する。
【0061】
しかしながら、現在のクラウドプラットフォームは、取得要求をゲートウェイに送信するときに、<d2d_di>を送信する必要がないが、関連技術におけるリソース公開方法において、現在のクラウドプラットフォームの要求転送ポリシーを変更する必要があり、すなわち、<d2d_di>を保留するため、クラウド処理に論理的な冗長が発生する。
【0062】
図4は、関連技術で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図4に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含み得る。
【0063】
ステップS401において、メディエータ(Mediator)はクラウド(Cloud)に登録する。
【0064】
ステップS401を実行する前に、ユーザがクラウドに登録するステップを実行してもよく、例えば、メディエータ側のユーザは、メディエータを介してクラウドに登録することができる。
【0065】
ステップS403において、メディエータは、OCFゲートウェイ(Cloud Proxy Platform)を構成する。
【0066】
ステップS405において、OCFゲートウェイはクラウドに登録する。
【0067】
ステップS407において、メディエータはOCFサーバ機器(OCF Server)を構成する。
【0068】
ステップS409において、OCFゲートウェイはネットワークにおけるOCFサーバ機器を発見し、OCFゲートウェイは、OCFサーバ機器に接続され、OCFサーバ機器のリソースを取得し、OCFサーバ機器はOCFゲートウェイに登録する。
【0069】
ステップS411において、メディエータは、クラウド上でOCFサーバ機器に登録し、OCFサーバ機器のAccessTokenを取得する。
【0070】
ステップS413において、OCFゲートウェイは、取得されたサーバ機器リソースをクラウドRDに公開する。
【0071】
ステップS415において、メディエータは、クライアント(Client)がクラウドに登録するように構成する。
【0072】
ステップS417において、クライアントは、クラウド上で公開されるリソースを取得する。
【0073】
ステップS419において、クライアントは、クラウドに対して、サーバ機器のリソース状態の取得を要求する。
【0074】
ステップS421において、クラウドは、サーバ機器のリソース状態を取得するための要求をOCFゲートウェイに転送する。
【0075】
ステップS423において、OCFゲートウェイは、リソース状態の取得するための要求をサーバ機器に転送する。
【0076】
ステップS425において、サーバ機器は、OCFゲートウェイに応答を返し、OCFゲートウェイは、クラウドプラットフォームに応答を返し、クラウドプラットフォームは、クライアントに応答を返す。
【0077】
この方案のリソース公開方法の処理プロセスは、メディエータの複数回の介入を必要とするので、ユーザ操作の複雑さを増大させる。
【0078】
図5は、本願の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図5に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0079】
ステップS501において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0080】
公開対象リソースは、サーバにおける特定のリソースであってもよい。ここで、サーバは、1つ又は複数のリソースを含み得、例えば、サーバは、温度を取得するためのリソース、輝度を取得するためのリソース、ドアの開閉状態を取得するためのリソースなどを含み得る。
【0081】
本願の実施例におけるリソースリンクは、リソース参照又はリソースlink又はリソースlink情報と記載されてもよい。
【0082】
1つの実施形態では、ゲートウェイは、サーバを発見した後、機器のリソースを取得するための取得情報をサーバに送信し、その後、サーバは、ゲートウェイに応答を送信し、当該応答は、第1リソースリンクを含む。1つの実施形態では、当該応答は、/oic/resリソースを含み得、ここで、/oic/resリソースは、第1リソースリンクを含み得る。
【0083】
リソースを輝度(light)として例にとると、第1リソースリンクは、以下を含み得る。
{
“anchor”:“ocf://550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000”,
“href”: “/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0084】
ここで、anchorは、アンカーであり、コンテキストのURIを表す。第1リンクリソースは、anchor属性、href属性、rt属性、及びif属性を含み得、anchor属性の属性値又は属性情報は<deviceID>であり、ここで、deviceIdは、ターゲットリソースのホスト機器を指示し、ここで、第1リソースリンクにおいて、deviceIDはサーバのIDであり、例えば、サーバのIDは、550E8400-E29B- 41D4-A716-446655440000であり得る。href属性の属性値又は属性情報はターゲットURI、すなわち、Linkによって参照されるターゲットリソースであり、本願の実施例では、ターゲットURIは、公開対象リソースのURIであり、例えば、輝度の場合、/lightである。rtの属性値又は属性情報は、ターゲットリソースのリソースタイプ識別子、必須属性である。ifの属性値又は属性情報は、ターゲットリソースがサポートするインタフェースセット、必須属性である。
【0085】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、複数のサーバによって送信された公開対象リソースのリソースリンクを受信し、これにより、複数のサーバによって送信された公開対象リソースのリソースリンクをクラウドプラットフォームにアップロードすることができる。
【0086】
ステップS503において、ゲートウェイは、取得されたサーバの識別子及び公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第2リソースリンクを決定する。
【0087】
第1リソースリンクを取得した後、ゲートウェイは、サーバの識別子を取得することができる。1つの実施形態では、ゲートウェイは、第1リソースリンクからサーバの識別子(サーバのID)を取得することができる。別の実施形態では、ゲートウェイは、他の方式によりサーバの識別子を取得することができ、例えば、在ゲートウェイがサーバに接続される場合、サーバの識別子などを取得することができ、本願の実施例は、サーバの識別子を取得する方法を限定しない。
【0088】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、サーバの識別子を第1リソースリンクに追加して、第2リソースリンクを取得することができる。別のいくつかの実施例では、ゲートウェイは、サーバの識別子と第1リソースリンクを結合して、第2リソースリンクを取得することができる。本願の実施例は、第2リソースリンクが、第1リソースリンク及びサーバの識別子に基づいて決定されたものである限り、第2リソースリンクを取得する方式を限定しない。
【0089】
本願実施形態では、第1リソースリンクのアンカーはサーバの識別子であり、第2リソースリンクのアンカーはゲートウェイの識別子である。いくつかの実施形態では、ゲートウェイが第1リソースリンクを取得した後、第1リソースリンクにおけるアンカーをゲートウェイの識別子に変更し、第2リソースリンク得を取得することができる。
【0090】
ステップS505において、ゲートウェイは、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、公開対象リソースの第2リソースリンクは、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開するために使用される。
【0091】
いくつかの実施形態では、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開することは、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースを提示することとして理解できる。
【0092】
ここで、リソースディレクトリ上に提示された公開対象リソースに対応するリソースリンクのanchorは、ゲートウェイの識別子である。
【0093】
本願の実施例では、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信し、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、これにより、サーバの公開対象リソースのリソースリンクはゲートウェイによって転送され、ゲートウェイがサーバの代わりにリソースを公開することができ、これにより、リソースリンクをクラウドにアップロードする際のリンクの円滑性が保証され、サーバのリソースを合理的に公開するようにする。
【0094】
図6は、本願の実施例で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図6に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0095】
ステップS601において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0096】
ステップS603において、ゲートウェイは、取得されたサーバの識別子及び公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第2リソースリンクを決定する。
【0097】
ステップS605において、ゲートウェイは、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信する。
【0098】
ステップS607において、クラウドプラットフォームは、取得されたゲートウェイの識別子及び公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第3リソースリンクを決定する。
【0099】
クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信した後、ゲートウェイの識別子を取得することができる。1つの実施形態では、ゲートウェイは、第2リソースリンクからゲートウェイの識別子(ゲートウェイのID)を取得することができる。別の実施形態では、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームに接続されてもよく、この場合、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイの識別子を取得する。更に別の実施形態では、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームへのゲートウェイ登録及び/又はログインに基づいて、ゲートウェイの識別子を取得することができる。本願の実施例は、クラウドプラットフォームがゲートウェイの識別子を取得する方法を限定しない。
【0100】
いくつかの実施形態では、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイの識別子を第2リソースリンクに追加して、第3リソースリンクを取得することができる。別のいくつかの実施形態では、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイの識別子と第2リソースリンクを結合して、第3リソースリンクを取得することができる。本願の実施例は、第3リソースリンクを取得する方式を限定せず、第3リソースリンクは、第2リソースリンク及びゲートウェイの識別子に基づいて決定されたものであるだけでよい。
【0101】
ステップS609において、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開する。
【0102】
ここで、リソースディレクトリは、クラウドリソースディレクトリ(Cloud RD:Cloud Resource Directory)であってもよい。いくつかの実施形態では、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開することは、クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で公開対象リソースの第3リソースリンクを公開することを含み得る。
【0103】
第3リソースリンクはクラウドプラットフォームによってリソースディレクトリ上で公開されるので、クラウドプラットフォームは、それが搬送するリソースへのリモートアクセスが容易にするために、これらのリソースをクラウドのリソースディレクトリに公開する。
【0104】
本願の実施例では、ゲートウェイはサーバの識別子及び公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第2リソースリンクを決定し、クラウドプラットフォームはゲートウェイの識別子及び公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するため、ゲートウェイを介してサーバのリソースをクラウドプラットフォームにアップロードする実施形態を提供し、これにより、当該実施形態を通じて、公開対象リソースを容易にクラウドにアップロードすることができる。
【0105】
図7を参照すると、図7は、本願の実施例で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図7に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0106】
ステップS701において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0107】
ここで、公開対象リソースの第1リソースリンクは、公開対象リソースの識別子を含み得る。
【0108】
ステップS703において、ゲートウェイは、公開対象リソースの第1リソースリンクの公開対象リソースの識別子の前の位置に、サーバの識別子を追加し、第1リソースリンクのアンカーをゲートウェイの識別子に変更し、第2リソースリンクを取得する。
【0109】
ここで、第2リソースリンクは、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含み得る。
【0110】
実施過程では、公開対象リソースの第1リソースリンクの公開対象リソースの識別子の前の位置に、サーバの識別子を追加することは、言い換えると、公開対象リソースの第1リソースリンクにおけるhref属性の属性情報又は属性値を、公開対象リソースの識別子(/path)から、サーバの識別子(/ServerID)と公開対象リソースの識別子(/path)との並びに変更して、(/ServerID/path)を取得することであり得る。
【0111】
リソースを輝度(light)として例にとると、第2リソースリンクは、以下を含み得る。
{
“anchor”: “ocf:// 88B7C7F0-4B51-4E0A-9FAA-CfB439FD7F49”,
“href”: “/550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0112】
第2リソースリンクと第1リソースリンクの違いは、第1リソースリンクのhref属性の属性値又は属性情報が/lightであるが、第2リソースリンク的href属性の属性値又は属性情報は/ServerID/lightであること、及び第1リソースリンクのanchorがServerIDであるが、第2リソースリンクのanchorがGatewayIDであることである。ここで、/550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000はサーバの識別子(ServerID)であり、88B7C7F0-4B51-4E0A-9FAA-CfB439FD7F49はゲートウェイの識別子(GatewayID)である。
【0113】
ステップS705において、ゲートウェイは、公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信する。
【0114】
ステップS707において、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第2リソースリンクのサーバ識別子の前の位置に、ゲートウェイの識別子を追加して、公開対象リソースの第3リソースリンクを取得する。
【0115】
ここで、第3リソースリンクは、公開対象リソースの識別子、公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子、及びサーバの識別子の前の位置にあるゲートウェイの識別子を含み得る。
【0116】
実施中、公開対象リソースの第2リソースリンクのサーバ識別子の前の位置に、ゲートウェイの識別子を追加することは、言い換えると、公開対象リソースの第2リソースリンクにおけるhref属性の属性情報又は属性値を、サーバの識別子(/ServerID)と公開対象リソースの識別子(/path)との並び(/ServerID/path)から、ゲートウェイの識別子(/GatewayID)と、サーバの識別子(/ServerID)と、公開対象リソースの識別子(/path)との並び(/GatewayID/ServerID/path)に変更することであり得る。
【0117】
リソースを輝度(light)として例にとると、第3リソースリンクは、以下を含み得る。
{
“anchor”: “ocf://88B7C7F0-4B51-4E0A-9FAA-CfB439FD7F49”,
“href”: “/88B7C7F0-4B51-4E0A-9FAA-CfB439FD7F49/550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0118】
ステップS709において、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開する。
【0119】
ステップS709を通じて、公開対象リソースをクラウドプラットフォームのRD上に公開し、これにより、クライアントは、クラウドプラットフォームのRDから公開対象リソースを取得することができる。更に、クライアントは、クラウドプラットフォーム用いて、公開対象リソースの状態情報を取得してもよい。
【0120】
ステップS711において、クラウドプラットフォームは、クライアントによって送信された第3要求を受信し、第3要求は、公開対象リソースの識別子、公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子、及びサーバの識別子の前の位置にあるゲートウェイの識別子を含む。
【0121】
ステップS713において、クラウドプラットフォームは、第3要求におけるゲートウェイの識別子を削除して、第1要求を取得する。
【0122】
ステップS715において、クラウドプラットフォームは、第1要求をゲートウェイに送信し、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームによって送信された第1要求を受信する。
【0123】
第1要求は、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含む。
【0124】
ステップS717において、ゲートウェイは、第1要求におけるサーバ識別子を削除して、第2要求を取得する。
【0125】
ステップS719において、第2要求をサーバに送信する。
【0126】
いくつかの実施例では、第1要求又は第2要求又は第3要求は、取得(retrieve)要求であってもよく、当該取得要求は、クライアントが公開対象リソースの状態を取得することを指示する。例えば、取得要求は、サーバの輝度情報を取得するために使用される。別のいくつかの実施例では、第1要求又は第2要求又は第3要求は、更新(update)要求であってもよく、当該更新要求は、公開対象リソースの状態を更新することを指示する。例えば、ここでの更新要求は、サーバの輝度を特定の輝度に更新するために使用される。
【0127】
サーバが第2要求を受信した後、ゲートウェイに応答を送信することができる。いくつかの実施例では、当該応答は、公開対象リソースの状態を含むか又は指示してもよく、別のいくつかの実施形態では、当該応答は、公開対象リソースの状態が正常に更新されたことを含むか又は指示してもよい。次に、ゲートウェイは、当該応答をクラウドプラットフォームに転送し、クラウドプラットフォームは、当該応答をクライアントに転送し、これにより、クライアントは、公開対象リソースの状態を取得する。
【0128】
本願の実施例では、ゲートウェイはサーバの識別子及び公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第2リソースリンクを決定し、クラウドプラットフォームはゲートウェイの識別子及び公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するため、公開対象リソースを容易にクラウドにアップロードすることができ、更に、クライアントによって生成された要求を容易にサーバに送信することもできる。
【0129】
図8を参照すると、図8は、本願の実施例で更に別の提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図8に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0130】
ステップS801において、メディエータは、クラウドプラットフォームから、ゲートウェイのアクセストークン(Gateway Access Token)を取得する。
【0131】
ステップS801の前に、クラウドプラットフォームへのユーザ登録、メディエータのクラウドプラットフォームへの登録及びログイン、クライアントのクラウドプラットフォームへの登録及びログイン、のうちの少なくとも1つを実行してもよい。ここで、ユーザは、ローカルセキュリティ接続が確立されるように、ゲートウェイ及びサーバのセキュリティポリシーを構成してもよい。ユーザは、クラウドプラットフォームに登録することにより、リソース公開システムにおける機器を構成してもよく、例えば、ユーザは、リソースアクセス許可を構成してもよい。
【0132】
いくつかの実施形態では、メディエータは、ユーザがアクセストークンを取得するための要求をクラウドに送信し、クラウドプラットフォームは、当該要求を受信して、ゲートウェイのアクセストークンをメディエータに送信してもよい。
【0133】
ステップS803において、メディエータは、ゲートウェイのクラウド構成リソースを構成する。
【0134】
クラウド構成リソースは、CoAPCloudConf(CCC)リソースであってもよく、CoAPCloudConfリソースは、機器がクラウドに接続するための構成情報を提供する。メディエータは、ゲートウェイのクラウド構成リソースを構成するときに、先ず、クラウド構成リソースの属性情報を取得することができ、クラウド構成リソースの属性情報は、ゲートウェイのアクセストークン、クラウドURI及びクラウドIDを含み、メディエータは、クラウド構成リソースの属性情報に基づいて、ゲートウェイのクラウド構成リソースを構成してもよい。
【0135】
ステップS805において、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームに登録及びログインする。
【0136】
ゲートウェイは、CCCリソースの属性情報に基づいて、クラウドプラットフォームに登録及びログインすることができる。
【0137】
ステップS807において、ゲートウェイは、サーバ(D2D Server)を発見し、サーバの/oic/resリソースを取得し、ここで、/oic/resリソースは、リソースリンク(Resources links)を含み、リソースリンクにおける「href」は/pathである。
【0138】
ゲートウェイがサーバを発見することは、サーバがネットワークにアクセスする場合に実施できる。ゲートウェイがサーバの/oic/resリソースを取得することは、ゲートウェイがリソース要求をサーバに送信し、サーバが当該リソース要求に応答して、/oic/resリソースをゲートウェイに送信することを含み得る。
【0139】
ここで、/oic/resリソースは、公開対象リソースの第1リソースリンクを含む。ここで、公開対象リソースの第1リソースリンクにおけるアンカーはサーバの識別子であり、公開対象リソースの第1リソースリンクにおけるhref(又はリンクターゲットのURLとも言える)は、公開対象リソースの識別子(例えば、/path)である。
【0140】
ステップS809において、ゲートウェイが機器から応答されたリソースを受信した後、ゲートウェイは更に、サーバのIDを取得する。
【0141】
ステップS811において、ゲートウェイは、公開対象リソースの第1リソースリンクのhrefを、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバ識別子(例えば、/ServerID/path)に変更する。
【0142】
更に、ゲートウェイは、第1リソースリンクのanchorの属性値又は属性情報をゲートウェイの識別子に変更してもよい。
【0143】
ここで、ServerIDは、ゲートウェイが取得したサーバIDである。/pathは、第1リソースlinkの「href」値である。
【0144】
公開対象リソースの第1リソースリンクのhrefを変更した後、公開対象リソースの第2リソースリンクを取得する。
【0145】
ステップS813において、ゲートウェイは、リソースをクラウドプラットフォームに公開する。
【0146】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、変更後の当該リソースlinkをクラウドプラットフォームRDに公開する。
【0147】
ステップS815において、クラウドプラットフォームRDは、当該公開されたリソースを提示し、当該公開されたリソースlinkのアンカー(anchor)はゲートウェイの識別子(Gateway ID)であり、当該公開されたリソースlinkのhrefは、/GatewayID/ServerID/pathである。
【0148】
ステップS817において、ユーザのクライアントは、クラウドで当該公開されたリソースを発見し、リソースをユーザに提示する。
【0149】
ステップS819において、ユーザは、クライアントにRETRIEVE要求を開始してサーバのリソース状態を照会し、このステップにおけるRETRIEVE要求は、/GatewayID/ServerID/pathを含む。
【0150】
1つの実施形態では、RETRIEVE要求は、公開対象リソースの第3リソースリンクのhrefの属性情報又は属性値を含み得、例えば、当該RETRIEVE要求は、/GatewayID/ ServerID/pathを含み得る。
【0151】
ステップS821において、クラウドプラットフォームは、RETRIEVE要求を受信した後、先ず、RETRIEVE要求におけるURIにおけるゲートウェイの識別子(/GatewayID)を削除し、GatewayIDに対応するゲートウェイを見つけ、要求をゲートウェイに転送する。
【0152】
クラウドプラットフォームからゲートウェイに転送されたRETRIEVE要求は、公開対象リソースの第2リソースリンクのhrefの属性情報又は属性値を含み得、例えば、RETRIEVE要求は、/ServerID/pathを含み得る。
【0153】
ステップS823において、ゲートウェイは、RETRIEVE要求を受信した後、ServerIDを解析し、ServerIDに基づいて、対応するサーバを見つけ、このステップにおけるRETRIEVE要求は、/ServerID/pathを含む。
【0154】
ステップS825において、ゲートウェイは、RETRIEVE要求のURIにおけるServerIDを削除する。
【0155】
ステップS827において、ゲートウェイは、RETRIEVE要求をサーバに転送し、このステップにおけるRETRIEVE要求は/pathを含む。
【0156】
ここで、ステップS827におけるRETRIEVE要求は、公開対象リソースの第1リソースリンクのhrefの属性情報又は属性値を含み得、例えば、RETRIEVE要求は、/pathを含み得る。
【0157】
ステップS829において、サーバは、要求を受信した後、リソース状態を運ぶ応答を返す。
【0158】
サーバは、リソース状態を運ぶ応答をゲートウェイに送信することができ、ゲートウェイは、リソース状態を運ぶ応答をクラウドプラットフォームに送信することができ、クラウドプラットフォームは、リソース状態を運ぶ応答をユーザのクライアントに送信することができ、これにより、ユーザは、クライアントで公開対象リソースのリソース状態を確認することができる。
【0159】
本願の実施例では、サーバがゲートウェイにアクセスした後、ゲートウェイは、サーバ機器に対応するリソースアドレスをクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームはリソースをアップロードし、これにより、ゲートウェイを介してリソースを容易にクラウドプラットフォームに公開することができ、リモートアクセスリンク妨害されないことを保証することもできる。
【0160】
図9は、本願の別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図9に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0161】
ステップS901において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0162】
ステップS903において、ゲートウェイは、取得されたサーバの識別子に基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立する。
【0163】
本願の実施例における新しいセッション(Session)は、応用層のセッションであってもよく、ゲートウェイとクラウドプラットフォームは、当該新しいセッションを介して情報を伝送することができる。
【0164】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、サーバの識別子に基づいて、クラウドプラットフォームに登録及びログインし、新しいセッションを確立又は開始する。
【0165】
ステップS905において、ゲートウェイは、新しいセッションに基づいて、公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信する。
【0166】
1つの実施形態では、ゲートウェイは、新しいセッションを保存し、新しいセッションをサーバの識別子に対応付けることができ、これにより、サーバの識別子に基づいて、当該サーバに対応するセッションを決定することができる。ゲートウェイは、複数のサーバの識別子を受信した場合、複数のサーバの識別子における各サーバの識別子に基づいて、異なるサーバの識別子に対応する異なるセッションを決定することができ、これにより、複数のサーバの識別子のそれぞれに対応する複数のセッションを介して、複数のサーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することができる。
【0167】
本願の実施例では、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間にはセッションが確立される。その結果、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間でデータを交換することができるため、複雑な操作を行うことなく、公開対象リソースをクラウドプラットフォームにアップロードすることができ、例えば、関連技術のような複雑なサブ機器の登録操作や、メディエータによる複雑な構成を行う必要がない。
【0168】
図10は、本願の更に別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図10に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0169】
ステップS1001において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0170】
ここで、公開対象リソースの第1リソースリンクのアンカーは、サーバの識別子であり、公開対象リソースの第1リソースリンクのhrefは、公開対象リソースの識別子である。
【0171】
1つの実施例では、公開対象リソースの第1リソースリンクのコンテンツは、以下を含み得る。
{
“anchor”: “ocf://550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000”,
“href”: “/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0172】
ステップS1003において、ゲートウェイは、取得されたサーバの識別子に基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立する。
【0173】
いくつかの実施形態では、以下の方式でセッションを確立することができ、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームのセッションリソース「/oic/sec/session」に更新(UPDATE)要求を送信し、要求が正常に検証された後、クラウドは更新操作に応答し、新しいセッションを正常に確立し、ゲートウェイとクラウドプラットフォームは互にデータを交換することができる。
【0174】
ステップS1005において、ゲートウェイは、新しいセッションに基づいて、公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0175】
新しいセッションが開始又は確立された後、ゲートウェイとクラウドプラットフォームは、互に情報を交換する。
【0176】
ステップS1007において、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースをリソースディレクトリに表示する。
【0177】
本願の実施例では、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信し、サーバ識別子によって確立された新しいセッションに基づいて、当該公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することができることで、サーバの代わりにゲートウェイがクラウドプラットフォームに公開対象リソースの第1リソースリンクを送信する方式を提供し、リモートアクセスリンク妨害されないことを保証することができる。
【0178】
図11は、本願の更に別の実施例で提供されるリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図11に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0179】
ステップS1101において、ゲートウェイは、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0180】
ステップS1103において、ゲートウェイは、サーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定し、新しいエントリは、少なくとも、サーバの識別子及びクラウド構成リソースの識別子を含み得る。いくつかの実施形態では、新しいエントリは、リソースディレクトリクライアントの識別子を含んでもよい。
【0181】
ここで、クラウド構成リソース及び/又はリソースディレクトリクライアントは、ゲートウェイ上の実行中のインスタンスである。
【0182】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイがサーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定することは、サーバの識別子に基づいてサーバが新しくアクセスされた機器であると決定された場合、サーバの識別子に対応するリソースディレクトリクライアントの識別子、及び与サーバの識別子に対応するクラウド構成リソースの識別子を生成し、サーバの識別子、リソースディレクトリクライアントの識別子及びクラウド構成リソースの識別子に基づいて、新しいエントリを決定することを含み得る。
【0183】
いくつかの実施形態では、エントリはEntryであってもよく、Entryのデータ構造は、<ServerID , RDC , CCC>、即ち、Entry:<ServerID , RDC , CCC>であってもよい。
【0184】
ここで、EntryにおけるServerIDはサーバの識別子である。EntryにおけるRDCは、リソースディレクトリ(RD)クライアントのハンドルであってもよいし、又は、EntryにおけるRDCは、ゲートウェイ上で実行されるRDクライアントのインスタンスの内部識別子であってもよく、例えば、いくつかの実施形態では、RDCの値は11111111であってもよい。EntryにおけるCCCは、CoapCloudConfリソースのURIであってもよいし、又はEntryにおけるCCCは、クラウド構成リソースCoapCloudConfの実行中のインスタンスの識別子であってもよく、例えば、いくつかの実施形態では、CCCの値は、/light1/CoapCloudConfであってもよい。
【0185】
いくつかの実施形態では、サーバの識別子に基づいて、新しいエントリ(Entry)を決定した後、ゲートウェイは、以下のステップを実行してもよい。第1サーバリストを取得し、第1サーバリストは少なくとも1つのエントリを含み、異なるエントリは異なるサーバの識別子に対応し、新しいエントリを第1サーバリストに追加して、第2サーバリストを取得し、第2サーバリストを保存する。
【0186】
ゲートウェイには、第1サーバリストが記憶され得、ゲートウェイは、第1サーバリストを維持及び/又は更新することができる。第1サーバリストにおける各エントリはいずれも、サーバの識別子、リソースディレクトリクライアントの識別子及びクラウド構成リソースの識別子を含み得る。本願の他の実施例では、第1サーバリストにおける各エントリはいずれも、サーバの識別子、リソースディレクトリクライアントの識別子及びクラウド構成リソースの識別子のうちの1つ又は2つを含み得る。
【0187】
第1サーバリストを通じて、ゲートウェイは、第1サーバリストにおける各エントリをそれぞれのサーバに対応付け、各エントリをそれぞれのセッションに対応付けることができ、これにより、ゲートウェイは、異なるセッションを介して、異なるサーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することができ、これにより、クラウドプラットフォームは、セッションを介して、公開対象リソースの第1リソースリンクに対応するサーバ又はサーバの識別子を決定することができる。
【0188】
新しいエントリのデータ構造は、第1サーバリストにおける各エントリのデータ構造と同じであってもよい。第2サーバリストは、新しいエントリを第1サーバリストに追加することによって取得されたものである。本願の実施例は、新しいエントリを第1サーバリストにどのように追加するかを限定しない。例えば、新しいエントリは、第1サーバリストの先頭、末尾又は途中に追加されてもよい。
【0189】
ゲートウェイは、第2サーバリストを更新してもよく、例えば、第2サーバリストにおける1つ又は少なくとも2つのエントリを削除してもよく、又は、第2サーバリストに1つ又は少なくとも2つのエントリを追加して、第3サーバリストを得てもよい。つまり、ゲートウェイに保存されたサーバリストは継続的に更新され得る。
【0190】
ゲートウェイは、以下の方式でクラウド構成リソースを構成することができ、ゲートウェイは、通知メッセージをメディエータに送信し、通知メッセージは、サーバの識別子及びクラウド構成リソースの識別子を含み、サーバの識別子は、メディエータがクラウド構成リソースの属性情報を決定するために使用され、クラウド構成リソースの属性情報は、メディエータがゲートウェイにおける、クラウド構成リソースの識別子に対応するクラウド構成リソースを構成するために使用される。
【0191】
ここで、クラウド構成リソースの属性情報は、サーバのAccess Token、クラウドアクセスURI、クラウド汎用一意識別子(UUID:Universally Unique Identifier)、及び許可プロバイダ名などを含み得る。
【0192】
メディエータは、ゲートウェイによって送信された通知メッセージを受信した後、以下の方式でクラウド構成リソースの属性情報を取得することができる。メディエータは、サーバのAccess Tokenを取得するための要求をクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、サーバのAccess Tokenをメディエータに返し、その後、メディエータは、サーバのAccess Tokenに基づいてクラウド構成リソースの属性情報を決定し、次に、メディエータは、クラウド構成リソースの識別子に基づいて、ゲートウェイにおけるクラウド構成リソースの識別子に対応するクラウド構成リソースを決定し、メディエータは、当該クラウド構成リソースにクラウド構成リソースの属性情報を送信することができる。
【0193】
いくつかの実施形態では、メディエータが当該クラウド構成リソースにクラウド構成リソースの属性情報を送信することは、メディエータが当該クラウド構成リソースに更新(UPDATE)要求を送信することを含み得、当該要求は、サーバのAccess Token、クラウドアクセスURI、クラウドUUID、許可プロバイダ名などの情報を含む。
【0194】
ステップS1105において、ゲートウェイは、サーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報に基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立し、新しいセッションは新しいエントリに対応し、クラウド構成リソースの属性情報は、クラウド構成リソースの識別子に対応する。
【0195】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイがサーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報に基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立することは、以下のステップS1107、ステップS1109及びステップS1111で実現でき、又は以下のステップS1107、ステップS1109、ステップS1113及びステップS1115で実現できる。
【0196】
ステップS1107において、ゲートウェイは、第1更新要求をクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイによって送信された第1更新要求を受信する。
【0197】
第1更新要求は、サーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報を含み、クラウド構成リソースの属性情報はアクセストークンを含む。クラウド構成リソースの属性情報は、クラウドアクセスURI、及びクラウドUUIDを含んでもよい。
【0198】
アクセストークンは、以下の方式で得られ得る。メディエータは、通知メッセージを受信した後、サーバのアクセストークンを要求するためのトークン取得要求をクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、メディエータによって送信されたサーバのトークン取得要求を受信し、クラウドプラットフォームは、要求応答をメディエータに送信し、要求応答は、サーバのアクセストークンを含み、アクセストークンは、ゲートウェイがゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために使用される。
【0199】
ステップS1109において、クラウドプラットフォームは、第1更新応答をゲートウェイに送信し、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームによって送信された第1更新応答を受信する。
【0200】
第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含み、ユーザ識別子及び新しいトークンは、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために、ゲートウェイが第2更新要求をクラウドプラットフォームに送信することをゲートウェイに指示するために使用される。
【0201】
いくつかの実施形態では、ステップS1107及びステップS1109は、ゲートウェイがクラウドプラットフォームに登録するプロセスであってもよい。
【0202】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームのアカウントリソース「/oic/sec/account」に第1更新(UPDATE)要求を送信することができ、更新要求は、「oic.r.coapcloudconf」リソースに構成されたクラウド構成リソースのリソース属性の一部又は全部を含んでもよく、サーバの識別子を含んでもよい。クラウドプラットフォームのアカウントリソースは、当該第1更新(UPDATE)要求に応答し、第1更新応答をゲートウェイにフィードバックすることができ、フィードバックされた第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含み得る。いくつかの実施例では、フィードバックされた第1更新応答は、新しいトークンの有効期限などを含んでもよい。
【0203】
ここで、第1更新要求は、以下を含み得る。
UPDATE /oic/sec/account
{
"di" : "550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000",
"authprovider" : "github",
"accesstoken" : "8802f2eaf8b5e147a936"
}
【0204】
ここで、第1更新要求におけるdi(deviceID)属性の属性情報又は属性値は、サーバの識別子又はサーバのIDであり、第1更新要求におけるaccesstokenはアクセストークンであり得る。
【0205】
本願の実施例における新しいトークンとアクセストークンは、異なるトークン又は同じトークンであってもよい。
【0206】
ステップS1111において、ゲートウェイは、ユーザ識別子及び新しいトークンに基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立する。
【0207】
ゲートウェイは、ユーザ識別子及び新しいトークンを保存し、ユーザ識別子及び新しいトークンを、新しいエントリに関連付けることができる。
【0208】
ここで、ゲートウェイがユーザ識別子及び新しいトークンに基づいて、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立することは、以下のステップS1113~ステップS1115で実現できる。
【0209】
ステップS1113において、ゲートウェイは、第2更新要求をクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイによって送信された第2更新要求を受信する。
【0210】
第2更新要求は、サーバの識別子、ユーザ識別子及び新しいトークンを含む。
【0211】
ステップS1115において、クラウドプラットフォームは、第2更新応答をゲートウェイに送信し、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームによって送信された第2更新応答を受信する。
【0212】
第2更新応答は、新しいセッションが正常に確立されたことを指示する。
【0213】
いくつかの実施形態では、ステップS1113~ステップS1115は、ゲートウェイがクラウドプラットフォームにログインするプロセスであってもよい。
【0214】
いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、クラウドプラットフォームのセッションリソース「/oic/sec/session」に第2更新(UPDATE)要求を送信することができる。クラウドプラットフォームのセッションリソースは、ゲートウェイに第2更新応答を送信する。
【0215】
ここで、第2更新要求は、以下を含み得る。
UPDATE /oic/sec/session
{
"di" : "550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000",
"uid" : "123e4567-e89b-12d3-a456-d6e313b71d9f",
"accesstoken" : "8802f2eaf8b5e147a936",
"login" : true
}
【0216】
第2更新要求におけるdi属性の属性情報又は属性値は、サーバの識別子又はサーバのIDであり、第2更新要求におけるaccesstokenはアクセストークンである。理解すべきは、他の実施形態において、第2更新要求におけるaccesstokenは、アクセストークンとは異なる新しいトークンである。第2更新要求におけるuidはユーザ識別子である。
【0217】
ステップS1117において、ゲートウェイは、新しいセッション、及びリソースディレクトリクライアントの識別子に対応するリソースディレクトリクライアントに基づいて、公開対象リソースの第1リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信し、クラウドプラットフォームは、ゲートウェイとクラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信する。
【0218】
いくつかの実施形態では、異なるサーバの識別子は、異なるリソースディレクトリクライアントの識別子に対応してもよく、サーバの識別子は、リソースディレクトリクライアントの識別子に1つずつ対応してもよい。別のいくつかの実施形態では、1つのリソースディレクトリクライアントの識別子は、少なくとも2つのサーバの識別子に対応してもよい。例えば、1つのリソースディレクトリクライアントの実行中のインスタンスを介して、少なとも2つのサーバによって送信された、公開対象リソースのリソースリンクをクラウドプラットフォームに送信してもよい。
【0219】
いくつかの実施形態では、1つのリソースディレクトリクライアントの実行中のインスタンスを介して、1つのサーバによって送信された少なとも2つの公開対象リソースのリソースリンクをクラウドプラットフォームに送信してもよい。別のいくつかの実施形態では、1つのサーバによって送信された少なくとも2つの公開対象リソースのリソースリンクは、少なくとも2つの公開対象リソースのリソースリンクに対応する少なくとも2つのリソースディレクトリクライアントの実行中のインスタンスを介して公開されてもよい。
【0220】
ステップS1119において、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で公開対象リソースを公開する。
【0221】
クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、当該公開対象リソースを提示することができる。いくつかの実施形態では、クラウドプラットフォームは、公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、公開対象リソースの第4リソースリンクを決定し、公開対象リソースの第4リソースリンクをRDにアップロードすることができる。
【0222】
第1リソースリンクのアンカーはサーバの識別子であり、第1リソースリンクのhrefは、公開対象リソースの識別子である。
【0223】
第4リソースリンクのアンカーはサーバの識別子であり、第4リソースリンク的hrefは、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子である。
【0224】
例えば、第4リソースリンクは、以下を含み得る。
{
“anchor”: “ocf://550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000”,
“href”: /550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0225】
ステップS1121において、クラウドプラットフォームは、クライアントによって送信された第1要求を受信する。
【0226】
第1要求は、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含む。
【0227】
第1要求は、公開対象リソースの識別子、及び公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含む。
【0228】
ステップS1123において、クラウドプラットフォームは、第1要求におけるサーバの識別子を削除して、第2要求を取得し、サーバの識別子に基づいて、新しいセッションを決定する。
【0229】
クラウドプラットフォームには、新しいセッションとサーバの識別子との間の対応関係が記憶され得、これにより、クラウドプラットフォームは、サーバの識別子に基づいて、サーバの識別子に対応する新しいセッションを決定することができる。
【0230】
ステップS1125において、クラウドプラットフォームは、新しいセッションに基づいて、第2要求をゲートウェイに送信し、ゲートウェイは、新しいセッションに基づいて、クラウドプラットフォームによって送信された第2要求を受信する。
【0231】
第2要求は、公開対象リソースの識別子を含む。
【0232】
ステップS1127において、ゲートウェイは、新しいセッションに対応する新しいエントリを決定し、新しいエントリから、サーバの識別子を決定する。
【0233】
ゲートウェイに新しいセッションと新しいエントリとの間の対応関係が記憶されているため、新しいセッションに基づいて新しいエントリを決定することができる。いくつかの実施形態では、ゲートウェイは、新しいセッションに基づいて、ゲートウェイに記憶されているサーバリストから、新しいエントリを決定することができる。実施中、本明細書に記憶されているサーバリストに含まれるエントリは、第2サーバリストに含まれるエントリを含む。例えば、本明細書に記憶されているサーバリストに含まれるエントリは、第2サーバリストに含まれるエントリとは同じであっても異なってもよい。
【0234】
ステップS1129において、ゲートウェイは、第2要求をサーバの識別子に対応するサーバに送信する。
【0235】
ステップS1131において、ゲートウェイは、サーバによって送信された応答を受信し、当該応答は、公開対象リソースのリソース状態を含む。
【0236】
ステップS1133において、ゲートウェイは、当該応答をクラウドプラットフォームに転送する。
【0237】
ステップS1135において、クラウドプラットフォームは、当該応答をクライアントに転送する。
【0238】
いくつかの実施例では、第1要求又は第2要求は、取得(retrieve)要求であってもよく、当該取得要求は、クライアントが公開対象リソースの状態を取得することを指示する。例えば、取得要求は、サーバの輝度情報を取得するために使用される。別のいくつかの実施例では、第1要求又は第2要求は、更新(update)要求であってもよく、当該更新要求は、公開対象リソースの状態を更新することを指示する。例えば、ここでの更新要求は、サーバの輝度を特定の輝度に更新するために使用される。
【0239】
本願の実施例では、ゲートウェイは、サーバリストを記憶及び維持し、サーバリストにおける各エントリEntryは各セッションに対応し、これにより、ゲートウェイは、サーバの識別子に基づいて、当該サーバに一意に対応するセッションを決定し、当該サーバの代わりに公開対象リソースをアップロードすることができ、関連技術における、公開対象リソースが複雑であり、又はクライアントが公開対象リソースの状態を取得するのに複雑であるという問題を回避することができる。
【0240】
図12は、本願の別の実施例で提供される別のリソース公開方法の例示的なフローチャートである。図12に示すように、当該リソース公開方法は、次のステップを含む。
【0241】
ステップS1201において、サーバはネットワークにアクセスし、ゲートウェイは機器を発見する。
【0242】
ステップS1203において、ゲートウェイは機器リソースを取得する。
【0243】
1つの実施形態では、機器リソースは、機器の/oic/resリソースであり得る。
【0244】
本明細書では、リソース(Light)のlink情報を含む/oic/resリソースの抜粋部分について説明する。
{
“anchor”: “ocf://550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000”,
“href”: “/light”,
“rt”: [“oic.r.swtch.binary”],
“if”: [“oic.if.a”, “oic.if.baseline”]
}
【0245】
ここで、サーバのIDは、550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000である。
【0246】
ステップS1205において、ゲートウェイが機器から応答されたリソースを受信した後、ゲートウェイは更に、サーバのIDを取得する。
【0247】
応答されたリソースは、リソースリンクResources linksであってもよく、リソースリンクの「href」は/pathである。
【0248】
ステップS1207において、ゲートウェイは、新しくアクセスされた機器であると判断し、新しいRD Client及びCCCリソースを生成する。
【0249】
ステップS1209において、ゲートウェイは、維持されているServerListにEntry:<ServerID,RDC,CCC>を追加する。
【0250】
ここで、<ServerID,RDC,CCC>は、サーバ、新しいRD Client及びCCCリソースの間の関連付けを維持するために使用される。例えば、RDCは、RDクライアントのハンドルで、値は11111111である。CCCはCoapCloudConfリソースのURIであり、値は/light1/CoapCloudConfである。機器は、CoapCloudConfリソースに基づいてクラウドに接続し、各サーバAはいずれも、対応する3Cリソースを有する。
【0251】
ステップS1211において、ゲートウェイは、新しい機器が発見されたことをメディエータに通知し、ServerID及びCCCリソースURIをメディエータに送信する。
【0252】
ステップS1213において、メディエータは、クラウドプラットフォームから、サーバのアクセストークン(Server AccessToken)を取得する。
【0253】
ステップS1215において、メディエータは、取得したAccessTokenを用いて、ServerIDに対応するCCCリソースを構成する。
【0254】
ステップS1217において、メディエータはゲートウェイを構成する。
【0255】
ステップS1219において、メディエータはサーバを構成する。
【0256】
ステップS1217及びステップS1219を通じて、ゲートウェイをサーバのリソースにアクセスさせることができる。
【0257】
ステップS1221において、ゲートウェイは、構成されたAccessTokenを用いて、di=ServerIDでクラウドプラットフォームに登録する。
【0258】
クラウドプラットフォームは、ユーザID及び新しいAccessTokenを返し、ゲートウェイは、ServerListに追加されたEntry:<550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000,11111111,/light1/CoapCloudConf>を保存してそれらに関連付ける。
【0259】
ステップS1223において、登録が成功した後、ゲートウェイは、di=ServerIDでクラウドプラットフォームにログインし、新しいセッションを確立する。
【0260】
当該セッションは、ServerListに追加されたEntry:<550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000, 11111111, /light1/CoapCloudConf>に対応するものである。
【0261】
ステップS1225において、ゲートウェイのRD Client(11111111)は、取得したサーバリソースlinkをクラウドRDに公開する。
【0262】
ステップS1227において、クラウドプラットフォームのRDにServerリソースを提示し、ここで、当該リソースlinkの「anchor」はServerIDであり、リソースlinkの「href」は/ServerID/pathである。
【0263】
ステップS1229において、ユーザクライアントは、クラウドプラットフォームにおいて、開示されるリソースを発見し、リソースをユーザに提示する。
【0264】
ステップS1231において、ユーザは、クライアントを介して要求(RETRIEVE要求)を開始してサーバリソース状態を照会し、このステップにおける要求は、/ServerID/pathを含み得る。
【0265】
例えば、このステップにおける要求は、RETRIEVE /550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000/lightを含み得る。
【0266】
ステップS1233において、クラウドプラットフォームは、要求を受信した後、先ず、要求URIにおける/ServerIDを削除し、ServerIDに対応するセッションを見つけ、要求(RETRIEVE要求)をOCFゲートウェイに転送し、このステップにおけるRETRIEVE要求は/pathを含み得る。
【0267】
例えば、このステップでOCFゲートウェイに転送される要求は、RETRIEVE /lightを含み得る。
【0268】
ステップS1235において、ゲートウェイは、要求を受信した後、セッションに基づいてEntry:<550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000, 11111111, /light1/CoapCloudConf>を見つける。
【0269】
ステップS1237において、ゲートウェイは、EntryにおけるServerIDに基づいて、対応するサーバを見つける。
【0270】
ステップS1239において、ゲートウェイは、要求(RETRIEVE要求)をサーバに転送し、このステップにおける要求は、/pathを含み得る。
【0271】
例えば、このステップでサーバに転送される要求は、/lightを含み得る。
【0272】
ステップS1241において、サーバは、要求を受信した後、リソース状態を運ぶ応答を返す。
【0273】
本願の具現例では、サーバ機器IDに対応するクラウドセッションを介して、ゲートウェイは、機器の代わりに、リソースを公開する同時にクラウドリソースとサーバとの間の対応関係を維持し、これにより、リモートアクセスリンクが妨害されないことを保証することができる。
【0274】
上記の実施例に基づき、本願の実施例は、リソース公開装置を提供し、当該リソース公開装置は、その中に含まれる各ユニット、及び各ユニットに含まれる各モジュールを含み、機器におけるプロセッサによって実現されてもよい。もちろん、特定の論理回路によって実現されてもよく、実施過程では、プロセッサは、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(MPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などであり得る。
【0275】
図13は、本願の実施例で提供されるリソース公開装置の構成の概略構造図である。図13に示すように、リソース公開装置1300は、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニット1301と、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定するように構成される第2リソースリンク決定ユニット1302と、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信するように構成される第2リソースリンク送信ユニット1303であって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、第2リソースリンク送信ユニット1303と、を備える。
【0276】
いくつかの実施例では、前記公開対象リソースの第1リソースリンクは、前記公開対象リソースの識別子を含み、
第2リソースリンク決定ユニット1302は更に、前記公開対象リソースの第1リソースリンクの前記公開対象リソースの識別子の前の位置に、前記サーバの識別子を追加し、前記第1リソースリンクのアンカーを前記ゲートウェイの識別子に変更し、前記第2リソースリンクを取得するように構成される。
【0277】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1300は更に、
前記クラウドプラットフォームによって送信された第1要求を受信するように構成される第1要求受信ユニット1304であって、前記第1要求は、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子を含む、第1要求受信ユニット1304と、
前記第1要求における前記サーバ識別子を削除して、第2要求を取得し、前記第2要求を前記サーバに送信するように構成される第2要求送信ユニット1305であって、前記第1要求又は前記第2要求は、クライアントが前記公開対象リソースの状態を取得することを指示する、第2要求送信ユニット1305と、を備える。
【0278】
図14は、本願の実施例で提供される別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。図14に示すように、リソース公開装置1400は、
ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信するように構成される第2リソースリンク受信ユニット1401と、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するように構成される第3リソースリンク決定ユニット1402と、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニット1403と、を備える。
【0279】
いくつかの実施例では、前記第2リソースリンクのアンカーは、前記ゲートウェイの識別子であり、前記第2リソースリンクのアンカーは、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含み、
第3リソースリンク決定ユニット1402は更に、前記公開対象リソースの第2リソースリンクの前記サーバ識別子の前の位置に、前記ゲートウェイの識別子を追加して、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを取得するように構成される。
【0280】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1400は更に、
クライアントによって送信された第3要求を受信するように構成される第3要求受信ユニット1404であって、前記第3要求は、前記公開対象リソースの識別子、前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子、及び前記サーバの識別子の前の位置にあるゲートウェイの識別子を含む、第3要求受信ユニット1404と、
前記第3要求における前記ゲートウェイの識別子を削除して、第1要求を取得し、前記第1要求を前記ゲートウェイに送信するように構成される第1要求送信ユニット1405と、を備え、
ここで、前記第1要求又は前記第3要求は、クライアントが前記公開対象リソースの状態を取得することを指示する。
【0281】
図15は、本願の実施例で提供される更に別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。図15に示すように、リソース公開装置1500は、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク受信ユニット1501と、
取得された前記サーバの識別子に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するように構成されるセッション確立ユニット1502と、
前記新しいセッションに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信するように構成される第1リソースリンク送信ユニット1503と、を備える。
【0282】
いくつかの実施例では、セッション確立ユニット1502は更に、前記サーバの識別子に基づいて、新しいエントリを決定し、前記新しいエントリは、前記サーバの識別子及びクラウド構成リソースの識別子を含み、前記サーバの識別子及びクラウド構成リソースの属性情報に基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立するように構成され、前記新しいセッションは前記新しいエントリに対応し、前記クラウド構成リソースの属性情報は、前記クラウド構成リソースの識別子に対応する。
【0283】
いくつかの実施例では、前記新しいエントリは、リソースディレクトリクライアントの識別子を更に含み、
第1リソースリンク送信ユニット1503は更に、前記新しいセッション、及び前記リソースディレクトリクライアントの識別子に対応する前記リソースディレクトリクライアントに基づいて、前記公開対象リソースの第1リソースリンクを前記クラウドプラットフォームに送信するように構成される。
【0284】
いくつかの実施例では、セッション確立ユニット1502は更に、前記サーバの識別子に基づいて前記サーバが新たにアクセスされた機器であると決定された場合、前記サーバの識別子に対応する前記リソースディレクトリクライアントの識別子、及び前記サーバの識別子に対応する前記クラウド構成リソースの識別子を生成し、前記サーバの識別子、前記リソースディレクトリクライアントの識別子及び前記クラウド構成リソースの識別子に基づいて、前記新しいエントリを決定するように構成される。
【0285】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1500は、第1サーバリストを取得し、前記第1サーバリストは少なくとも1つのエントリを含み、異なるエントリは異なるサーバの識別子に対応し、前記新しいエントリを前記第1サーバリストに追加して、前記第2サーバリストを取得し、前記第2サーバリストを保存するように構成されるリスト維持ユニット1504を備える。
【0286】
いくつかの実施例では、通知メッセージ送信ユニット1505は、通知メッセージをメディエータに送信するように構成され、前記通知メッセージは、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの識別子を含み、前記サーバの識別子は、前記メディエータが前記クラウド構成リソースの属性情報を決定するために使用され、前記クラウド構成リソースの属性情報は、前記メディエータが前記ゲートウェイにおける、前記クラウド構成リソースの識別子に対応するクラウド構成リソースを構成するために使用される。
【0287】
いくつかの実施例では、セッション確立ユニット1502は更に、前記クラウドプラットフォームに第1更新要求を送信し、前記第1更新要求は、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの属性情報を含み、前記クラウドプラットフォームによって送信された第1更新応答を受信し、前記第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含み、前記ユーザ識別子及び新しいトークンに基づいて、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の前記新しいセッションを確立するように構成される。
【0288】
いくつかの実施例では、関連付けユニット1506は、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを保存し、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを、前記新しいエントリに関連付けるように構成される。
【0289】
いくつかの実施例では、セッション確立ユニット1502は更に、第2更新要求を前記クラウドプラットフォームに送信し、前記第2更新要求は、前記サーバの識別子、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを含み、前記クラウドプラットフォームによって送信された第2更新応答を受信するように構成され、前記第2更新応答は、前記新しいセッションが正常に確立されたことを指示する。
【0290】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1500は更に、
前記新しいセッションに基づいて、前記クラウドプラットフォームによって送信された第2要求を受信するように構成される第2要求受信ユニット1507であって、前記第2要求は、前記公開対象リソースの識別子を含む、第2要求受信ユニット1507と、
前記新しいセッションに対応する前記新しいエントリを決定し、前記新しいエントリから、前記サーバの識別子を決定し、前記サーバの識別子に対応するサーバに前記第2要求を送信するように構成される第2要求送信ユニット1508と、を備える。
【0291】
図16は、本願の実施例で提供される更に別のリソース公開装置の構成の概略構造図である。図16に示すように、リソース公開装置1600は、
前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションに基づいて、前記ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク受信ユニット1601と、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニット1602と、を備える。
【0292】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1600は更に、メディエータによって送信された前記サーバのトークン取得要求を受信し、要求応答を前記メディエータに送信するように構成されるアクセストークン取得ユニット1603を備え、前記要求応答は、前記サーバのアクセストークンを含み、前記アクセストークンは、前記ゲートウェイ前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために使用される。
【0293】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1600は更に、前記ゲートウェイによって送信された第1更新要求を受信し、前記第1更新要求は、前記サーバの識別子及び前記クラウド構成リソースの属性情報を含み、前記クラウド構成リソースの属性情報は前記アクセストークンを含み、第1更新応答を前記ゲートウェイに送信するように構成されるアカウントユニット1604を備え、前記第1更新応答は、ユーザ識別子及び新しいトークンを含み、前記ユーザ識別子及び新しいトークンは、前記ゲートウェイと前記クラウドプラットフォームとの間の新しいセッションを確立するために、前記ゲートウェイが第2更新要求を前記クラウドプラットフォームに送信することを前記ゲートウェイに指示するために使用される。
【0294】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1600は更に、前記ゲートウェイによって送信された第2更新要求を受信し、前記第2更新要求は、前記サーバの識別子、前記ユーザ識別子及び前記新しいトークンを含み、第2更新応答を前記ゲートウェイに送信するように構成されるセッションユニット1605を備え、前記第2更新応答は、前記新しいセッションが正常に確立されたことを指示する。
【0295】
いくつかの実施例では、リソース公開装置1600は更に、
クライアントによって送信された第1要求を受信するように構成される第1要求受信ユニット1606であって、前記第1要求は、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子を含む、第1要求受信ユニット1606と、
前記新しいセッションに基づいて、前記第2要求を前記ゲートウェイに送信するように構成される第2要求送信ユニット1607と、を備える。
【0296】
上記の装置の実施例の説明は、上記の方法の実施例の説明と同様であり、方法の実施例と同様な有益な技術的効果を有することに留意されたい。本願の装置の実施例で開示されていない技術的詳細については、本願の方法の実施例の説明を参照されない。
【0297】
本願の実施例では、上記のリソース公開方法は、ソフトウェア機能モジュールの形で実現され、スタンドアロン製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいことに留意されたい。このような理解に基づいて、本願の実施例の技術的解決策の本質的な部分、すなわち、関連技術に貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、提示機器に、本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。上記した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々なメディアを含む。こうして、本願の実施例は、いずれかのハードウェアとソフトウェアの特定の組み合わせに限定されない。
【0298】
図17は、本願の実施例で提供されるゲートウェイのハードウェアエンティティの概略図である。図17に示すように、当該ゲートウェイ1700のハードウェアエンティティは、プロセッサ1701及びメモリ1702を備え、ここで、メモリ1702には、プロセッサ1701で実行可能なコンピュータプログラムが記憶されており、プロセッサ1701は、プログラムが実行されるときに、図3図12の任意の実施例に係る、ゲートウェイによって実行される方法のステップを実現する。
【0299】
図18は、本願の実施例で提供されるクラウドプラットフォームのハードウェアエンティティの概略図である。図18に示すように、当該クラウドプラットフォーム1800のハードウェアエンティティは、プロセッサ1801及びメモリ1802を備え、ここで、メモリ1802には、プロセッサ1801で実行可能なコンピュータプログラムが記憶されており、プロセッサ1801は、プログラムが実行されるときに、図3図4図6図8図10図12の対応する実施例に係る、クラウドプラットフォームによって実行される方法のステップを実現する。
【0300】
本願の実施例はコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体には、1つ又は複数のプログラムが記憶されており、1つ又は複数のプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されて、上記の方法におけるゲートウェイによって実行される方法のステップを実現することができる。
【0301】
本願の実施例はコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体には、1つ又は複数のプログラムが記憶されており、1つ又は複数のプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されて、上記の方法におけるクラウドプラットフォームによって実行される方法のステップを実現することができる。
【0302】
図19は、本願の実施例で提供されるチップの概略構造図である。図19に示されたチップ1900はプロセッサ1901を備え、プロセッサ1901は、メモリ1902からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例におけるゲートウェイ/クラウドプラットフォームによって実行される方法のステップを実装することができる。
【0303】
例示的に、図19に示されたように、チップ1900は更に、メモリ1902を備えることができる。ここで、プロセッサ1901は、メモリ1902からコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、本願の実施例におけるゲートウェイ/クラウドプラットフォームによって実行される方法のステップを実行することができる。
【0304】
ここで、メモリ1902は、プロセッサ1901から独立した別個のデバイスであってもよいし、プロセッサ1901に統合されてもよい。
【0305】
例示的に、当該チップ1900は更に、入力インターフェース1903を備えることができる。ここで、プロセッサ1901は、当該入力インターフェース1903を制御して、他の機器又はチップと通信することができ、具体的には、他の機器又はチップによって送信される情報又はデータを取得することができる。
【0306】
例示的に、当該チップ1900は更に、出力インターフェース1904を備えることができる。ここで、プロセッサ1901は、当該出力インターフェース1904を制御して、他の機器又はチップと通信することができ、具体的には、情報又はデータを他の機器又はチップに出力することができる。
【0307】
例示的に、当該チップは、本願の実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、更に、当該チップは、本願の実施例の各方法においてネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0308】
例示的に、当該チップは、本願の実施例におけるゲートウェイ/クラウドプラットフォームに適用されてもよく、更に、当該チップは、本願の実施例の各方法においてゲートウェイ/クラウドプラットフォームによって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0309】
なお、本願の実施例で言及されたチップは、システムオンチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどとも呼ばれる。
【0310】
本願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ記憶媒体を含み、コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムコードを記憶し、コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み、命令が少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、上記のゲートウェイ/クラウドプラットフォームによって実行される方法のステップを実現する。
【0311】
例示的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるゲートウェイ/クラウドプラットフォームに適用されることができ、さらに、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願の実施例の各方法のゲートウェイ/クラウドプラットフォームによって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しない。
【0312】
本願の実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を備えた集積回路チップであり得ることを理解されたい。実装プロセスにおいて、上記した方法の実施例の各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令によって遂行されることができる。上述のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例を組み合たせて開示された方法のステップは、直接に、ハードウェア復号化プロセッサによって実行されて完了すると具現されることができ、又は復号化プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完了する。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなど当技術分野の熟知する記憶媒体に配置されてもよい。当該記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサはメモリの情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて前記方法のステップを遂行する。
【0313】
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などが利用可能である。本明細書で説明されるシステム及び方法のためのメモリは、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図していることを留意されたい。
【0314】
なお、本明細書全体で言及される「1つの実施例」又は「一実施例」又は「本願の実施例」又は「上記の実施例」とは、実施例に関連する目標特徴、構造又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。したがって、本明細書の段落で言及される「一実施形態において」又は「1つの実施例において」又は「本願の実施例」又は「上記の実施例」が必ずしも同じ実施例とは限らない。更に、これらの目標の特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施例において、必要に応じて自由に組み合わせることができる。本願の様々な実施例において、上記の各プロセスの番号の大きさは実行する前後順番を意味せず、各プロセスの実行順番は、その機能と内部論理によって決定されるべきであり、本願の実施例の実施プロセスに対してあらゆる制限を構成してはならないことを理解されたい。上述の本願の実施例の番号は、実施例の優劣を表すものではなく、説明の便宜を図るためのものである。
【0315】
特に説明していない限り、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームは、本願の実施例の任意のステップを実行することとは、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームのプロセッサがこのステップを実行することであってもよい。特に説明していない限り、本願の実施例は、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームが以下のステップを実行する前後順番を限定しない。 また、異なる実施例においてデータ処理で使用される方式は、同じ方法又は異なる方法であってもよい。更に留意されたいのは、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームは、本願の実施例の任意のステップを独自で実行することができ、即ち、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームは上記の実施例の任意のステップを実行するときに、他のステップの実行に依存しない可能性がある。
【0316】
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示されたゲートウェイ/クラウドプラットフォーム及び方法は、他の方式で実現できることを理解されたい。上記のゲートウェイ/クラウドプラットフォームの実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記モジュールの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現では、他の分割方法があり、例えば、複数のモジュール又はコンポーネントを別のシステムに統合又は集積したり、又は一部の特徴を無視したり、又は実行しないことができる。更に、表示又は議論された各構成要素間の相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェース、リソース機器又はユニットを介した間接な結合又は通信接続であり得、電気的、機械的又は他の形態であり得る。
【0317】
本願で提供されるいくつかの方法の実施例に開示される方法は、競合することなく任意に組み合わせて、新しい方法の実施例を取得することができる。
【0318】
本願で提供されるいくつかの製品の実施例に開示される技術的特徴は、競合することなく任意に組み合わせて、新しい製品の実施例を取得することができる。
【0319】
本願で提供されるいくつかの方法又はゲートウェイ/クラウドプラットフォームの実施例に開示される特徴は、競合することなく任意に組み合わせて、新しい方法の実施例又はゲートウェイ/クラウドプラットフォームの実施例を取得することができる。当業者なら自明であるが、上記の方法の実施例のステップの全て又は一部は、プログラムを介して関連するハードウェアに指示することによって実施でき、上記のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができ、前記プログラムが実行されるときに、上記の方法の実施例のステップを実行する。前記記憶媒体は、モバイル記憶リソース機器、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気メモリ又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0320】
あるいは、本願の上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能モジュールの形で実現され、スタンドアロン製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の実施例の技術的解決策の本質的な部分、すなわち、関連技術に貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームに、本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述した記憶媒体は、リムーバブル記憶リソース機器、ROM、磁気メモリ又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0321】
本願の実施例において、異なる実施例における同じステップ及び同じ内容の説明については、互いに参照できる。本願の実施例では、「及び」という用語は、ステップの順序に影響を与えるものではなく、例えば、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームがA及びBを実行することは、ゲートウェイ/クラウドプラットフォームがAを実行してからBを実行すること、又はゲートウェイ/クラウドプラットフォームがBを実行してからAを実行すること、又はゲートウェイ/クラウドプラットフォームがAを実行する同時にBを実行することであってもよい。
【0322】
なお、本願におけるメッセージがAを含むことは、メッセージがAを有することを示す。メッセージがAを指示することは、メッセージがAの識別子を含むことを示し、これにより、Aの識別子に基づいてAを取得することができる。理解すべきことは、異なるリソース機器が同じステップを同じ方式で実行してもよい。
【0323】
上記は、本願の実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。本願に開示された技術的範囲内で当業者が容易に想到し得る変更又は置換はすべて、本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【産業上の利用可能性】
【0324】
本願の実施例は、リソース公開方法及びその装置、ゲートウェイ、クラウドプラットフォーム並びにコンピュータ記憶媒体を提供し、本願におけるリソース公開方案を用いて、ゲートウェイは、サーバの代わりにリソースを公開することができ、これにより、リソースリンクをクラウドにアップロードする際のリンクの円滑性が保証され、サーバのリソースを合理的に公開するようにする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図12
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図19
【手続補正書】
【提出日】2023-05-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リソース公開方法であって、
ゲートウェイが、サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信することと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信することであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、ことと、を含む、リソース公開方法。
【請求項2】
前記公開対象リソースの第1リソースリンクは、前記公開対象リソースの識別子を含み、
前記取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することは、前記公開対象リソースの第1リソースリンクの前記公開対象リソースの識別子の前の位置に、前記サーバの識別子を追加し、前記第2リソースリンクを取得することを含む、
請求項1に記載のリソース公開方法。
【請求項3】
前記リソース公開方法は、
前記ゲートウェイが前記第1リソースリンクのアンカーを前記ゲートウェイの識別子に変更することを更に含む、
請求項2に記載のリソース公開方法。
【請求項4】
前記取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定することは、
前記サーバの識別子に基づいて、前記公開対象リソースの前記第1リソースリンクのhref属性の属性値を変更して、前記公開対象リソースの前記第2リソースリンクを取得することを含む、
請求項1に記載のリソース公開方法。
【請求項5】
前記サーバの識別子に基づいて、前記公開対象リソースの前記第1リソースリンクのhref属性の属性値を変更して、前記公開対象リソースの前記第2リソースリンクを取得することは、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクにおけるhref属性の属性情報又は属性値を、前記公開対象リソースの識別子から、前記サーバの識別子と前記公開対象リソースの識別子との並びに変更することを含む、
請求項4に記載のリソース公開方法。
【請求項6】
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信した後、前記リソース公開方法は、
前記クラウドプラットフォームによって送信された第1要求を受信することであって、前記第1要求は、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子を含む、ことと、
前記第1要求における前記サーバ識別子を削除して、第2要求を取得することと、
前記第2要求を前記サーバに送信することと、を更に含む、
請求項1又は2に記載のリソース公開方法。
【請求項7】
リソース公開方法であって、
クラウドプラットフォームが、ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信することと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定することと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開することと、を含む、リソース公開方法。
【請求項8】
前記第2リソースリンクのアンカーは、前記ゲートウェイの識別子であり、前記第2リソースリンクのアンカーは、前記公開対象リソースの識別子、及び前記公開対象リソースの識別子の前の位置にあるサーバの識別子を含み、
前記取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定することは、前記公開対象リソースの第2リソースリンクの前記サーバ識別子の前の位置に、前記ゲートウェイの識別子を追加して、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを取得することを含む、
請求項に記載のリソース公開方法。
【請求項9】
前記公開対象リソースの第2リソースリンクの前記サーバ識別子の前の位置に、前記ゲートウェイの識別子を追加することは、
前記公開対象リソースの第1リソースリンクにおけるhref属性の属性情報又は属性値を、前記サーバの識別子と前記公開対象リソースの識別子との並びから、前記ゲートウェイの識別子と前記サーバの識別子と前記公開対象リソースの識別子との並びに変更することを含む、
請求項8に記載のリソース公開方法。
【請求項10】
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開した後、前記リソース公開方法は、
クライアントによって送信された第3要求を受信することであって、前記第3要求は、前記公開対象リソースの識別子、前記公開対象リソースの識別子の前の位置にある前記サーバの識別子、及び前記サーバの識別子の前の位置にあるゲートウェイの識別子を含む、ことと、
前記第3要求における前記ゲートウェイの識別子を削除して、第1要求を取得することと、
前記第1要求を前記ゲートウェイに送信することと、を更に含む、
請求項又はに記載のリソース公開方法。
【請求項11】
リソース公開装置であって、
サーバによって送信された、公開対象リソースの第1リソースリンクを受信するように構成される第1リソースリンク送信ユニットと、
取得された前記サーバの識別子及び前記公開対象リソースの第1リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第2リソースリンクを決定するように構成される第2リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第2リソースリンクをクラウドプラットフォームに送信するように構成される第2リソースリンク送信ユニットであって、前記公開対象リソースの第2リソースリンクは、前記クラウドプラットフォームがリソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するために使用される、第2リソースリンク送信ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項12】
リソース公開装置であって、
ゲートウェイによって送信された、公開対象リソースの第2リソースリンクを受信するように構成される第2リソースリンク受信ユニットと、
取得された前記ゲートウェイの識別子及び前記公開対象リソースの第2リソースリンクに基づいて、前記公開対象リソースの第3リソースリンクを決定するように構成される第3リソースリンク決定ユニットと、
前記公開対象リソースの第3リソースリンクに基づいて、リソースディレクトリ上で前記公開対象リソースを公開するように構成される公開ユニットと、を備える、リソース公開装置。
【請求項13】
ゲートウェイであって、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項1ないしのいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行するプロセッサと、を含む、ゲートウェイ。
【請求項14】
クラウドプラットフォームであって、
プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して、請求項ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行するプロセッサと、を含む、クラウドプラットフォーム。
【請求項15】
1つ又は複数のプロセッサに、請求項1ないしのいずれか1項に記載のリソース公開方法、又は、請求項ないし10のいずれか1項に記載のリソース公開方法を実行させるための1つ又は複数のプログラムを記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】