(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-22
(54)【発明の名称】無線通信のための伝送反復
(51)【国際特許分類】
H04W 72/231 20230101AFI20230815BHJP
H04W 16/28 20090101ALI20230815BHJP
H04L 27/26 20060101ALI20230815BHJP
H04W 52/18 20090101ALI20230815BHJP
【FI】
H04W72/231
H04W16/28
H04L27/26 114
H04W52/18
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023504826
(86)(22)【出願日】2021-07-23
(85)【翻訳文提出日】2023-03-23
(86)【国際出願番号】 US2021042926
(87)【国際公開番号】W WO2022020694
(87)【国際公開日】2022-01-27
(32)【優先日】2020-07-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】518272407
【氏名又は名称】コムキャスト ケーブル コミュニケーションズ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】シリク,アリ キャガタイ
(72)【発明者】
【氏名】ダイナン,エスマエル ヒジャジ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ユンジュン
(72)【発明者】
【氏名】チョウ,フア
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジョンヒョン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ22
5K067KK02
(57)【要約】
基地局及び/又は無線デバイスは、複数の伝送ビームを使用して通信し得る。メッセージが異なる伝送ビームを介して送信され得るように、複数の伝送ビームが伝送に使用され得る。メッセージの複数の反復を送信するために、又はメッセージの異なる部分を送信するために、複数の伝送ビームが使用され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
無線デバイスによって、構成されたアップリンク許可に関連付けられた無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、ここで、前記RRCメッセージは、
第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、
前記第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含み、
前記第1のSRIに基づいて、前記構成されたアップリンク許可に関連付けられた少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することと、
前記第2のSRIに基づいて、前記トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することは、前記第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して前記少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することは、前記第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用して前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信することを更に含み、前記少なくとも1つの構成パラメータは、
前記第1のSRSリソースセットと、
前記第2のSRSリソースセットと、を指示する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のSRSリソースに基づいて、前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送するための前記第1の空間領域伝送フィルタを決定することと、
前記第2のSRSリソースに基づいて、前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送するための前記第2の空間領域伝送フィルタを決定することと、を更に含む、請求項2及び3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の空間領域伝送フィルタを前記決定することは、前記第1のSRSリソースの前記第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて前記第1の空間領域伝送フィルタを決定することを含み、
前記第2の空間領域伝送フィルタを前記決定することは、前記第2のSRSリソースの前記第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて前記第2の空間領域伝送フィルタを決定することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することは、前記第1のSRSリソースに基づく第1の伝送電力を使用して前記少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することは、前記第2のSRSリソースに基づく第2の伝送電力を使用して前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のSRSリソースについて、前記第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた前記第1の空間関係を指示し、かつ前記第2のSRSについて、前記第2の空間領域伝送フィルタに関連付けられた前記第2の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信することを更に含む、請求項2~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することは、第1のデフォルトの伝送構成指示(TCI)状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して前記少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することは、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用して前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することは、前記第1のデフォルトのTCI状態に基づく第1の伝送電力を使用して前記少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、前記トランスポートの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することは、前記第2のデフォルトのTCI状態に基づく第2の伝送電力を使用して前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のデフォルトのTCI状態に関連付けられた前記第1の空間領域伝送フィルタを使用して前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することと、前記第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた前記第2の空間領域伝送フィルタを使用して前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することと、は、前記第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、前記第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、に基づく、請求項8及び9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記少なくとも1つのトランスポートブロックを前記伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会中に少なくとも1つの第1の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を伝送することを含み、
前記トランスポートブロックの前記少なくとも1つの反復物を前記伝送することは、前記少なくとも1つの第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に少なくとも1つの第2のPUSCH伝送を伝送することを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記構成されたアップリンク許可は、タイプ1の構成されたアップリンク許可である、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
命令を記憶するメモリと、を備え、前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記無線デバイスに、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
【請求項14】
システムであって、
請求項1~12のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、
前記構成されたアップリンク許可に関連付けられた前記RRCメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
【請求項15】
命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行されると、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年7月24日に出願された米国仮特許出願第63/056,129号の利益を主張する。上記の参照された出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
メッセージの複数の反復物が、1つ以上の通信デバイスに送信される。メッセージの反復物は、複数の無線リソースを介して送信され得る。
【発明の概要】
【0003】
以降の概要では、所定の特徴の簡略化された概要を提示する。この概要は、広範囲の概説ではなく、主要な又は重要な要素を特定することは意図していない。
【0004】
信号伝送(例えば、アップリンク伝送)は、伝送ビームを介して送信され得る。複数の伝送ビームが、アップリンク伝送(例えば、アップリンクメッセージの反復、又はアップリンクメッセージの部分)のために使用され得る。(例えば、基地局からの)メッセージは、使用されるべき複数の伝送ビームを示し得る。例えば、メッセージは、各フィールドが対応する伝送ビームを指示する、複数のフィールドを含み得る。複数の伝送ビームの使用によって容易にされる空間ダイバーシティは、改善された信号信頼性などの利点を提供し得る。
【0005】
これらの及び他の特徴及び利点は、以下でより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
いくつかの特徴は、添付の図面において、限定としてではなく、例として示されている。図面において、同様の数字は、類似の要素を参照する。
【
図4A】ユーザプレーン構成のための例示的なダウンリンクデータフローを示す。
【
図4B】MACプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)における媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)サブヘッダの例示的なフォーマットを示す。
【
図5A】ダウンリンクチャネルのための例示的なマッピングを示す。
【
図5B】アップリンクチャネルのための例示的なマッピングを示す。
【
図6】例示的な無線リソース制御(radio resource control、RRC)状態及びRRC状態遷移を示す。
【
図8】1つ以上のキャリアの例示的なリソース構成を示す。
【
図9】帯域幅部分(bandwidth part、BWP)の例示的な構成を示す。
【
図10A】コンポーネントキャリアに基づくキャリアアグリゲーション構成の例を示す。
【
図11A】1つ以上の同期信号/物理ブロードキャストチャネル(synchronization signal/physical broadcast channel、SS/PBCH)ブロックの例示的なマッピングを示す。
【
図11B】1つ以上のチャネル状態情報参照信号(channel state information reference signal、CSI-RS)の例示的なマッピングを示す。
【
図12A】ダウンリンクビーム管理手順の例を示す。
【
図12B】アップリンクビーム管理手順の例を示す。
【
図13A】例示的な4ステップランダムアクセス手順を示す。
【
図13B】例示的な2ステップランダムアクセス手順を示す。
【
図13C】例示的な2ステップランダムアクセス手順を示す。
【
図14A】制御リソースセット(control resource set、CORESET)構成の一例を示す。
【
図14B】制御チャネル要素対リソース要素グループ(control channel element to resource element group、CCE-to-REG)マッピングの一例を示す。
【
図15A】無線デバイスと基地局との間の通信の例を示す。
【
図15B】本明細書に記載の様々なデバイスのいずれかを実装するために使用され得る演算デバイスの例示的な要素を示す。
【
図16A】アップリンク及びダウンリンク信号伝送の例を示す。
【
図16B】アップリンク及びダウンリンク信号伝送の例を示す。
【
図16C】アップリンク及びダウンリンク信号伝送の例を示す。
【
図16D】アップリンク及びダウンリンク信号伝送の例を示す。
【
図17】伝送反復のための例示的なビーム管理を示す。
【
図19】伝送反復のための例示的な伝送電力決定を示す。
【
図21A】伝送構成指示(transmission configuration indication、TCI)コードポイント及び/又はCORESETに関連付けられたTCI状態の例示的な構成を示す。
【
図21B】伝送構成指示(transmission configuration indication、TCI)コードポイント及び/又はCORESETに関連付けられたTCI状態の例示的な構成を示す。
【
図21C】伝送構成指示(transmission configuration indication、TCI)コードポイント及び/又はCORESETに関連付けられたTCI状態の例示的な構成を示す。
【
図22】トランスポートブロックの伝送のための例示的なアップリンク反復スキームを示す。
【
図26】トランスポートブロックの伝送のための例示的な方法を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
添付の図面及び説明は、例を提供する。図面に示されている及び/又は説明されている例は非排他的であり、示されて説明されている特徴は他の例で実施され得ることを理解すべきである。マルチキャリア通信システムの技術分野において使用され得る無線通信システムの動作のための例が提供される。より詳細には、本明細書で開示される技術は、無線通信のための伝送及び/又は受信構成及びシグナリングに関連し得る。
【0008】
図1Aは、例示的な通信ネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は、移動通信ネットワークを含み得る。通信ネットワーク100は、例えば、ネットワークオペレータによって操作/管理/運営される公衆陸上移動網(public land mobile network、PLMN)を含み得る。通信ネットワーク100は、コアネットワーク(core network、CN)102、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)104、及び/又は、無線デバイス106のうちの1つ以上を備え得る。通信ネットワーク100は、1つ以上のデータネットワーク(data network、DN)108を含み得、及び/又は通信ネットワーク100内のデバイスは、(例えば、CN102)と通信し得る。無線デバイス106は、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はオペレータ内DNなどの、1つ以上のDN108と通信し得る。無線デバイス106は、RAN104及び/又はCN102を介して、1つ以上のDN108と通信し得る。CN102は、無線デバイス106に、1つ以上のDN108に対する1つ以上のインターフェースを提供/構成し得る。インターフェース機能の一部として、CN102は、無線デバイス106と1つ以上のDN108との間のエンドツーエンド接続をセットアップすること、無線デバイス106を認証すること、充電機能を提供/構成することなどを行い得る。
【0009】
無線デバイス106は、エアインターフェースによる無線通信を介してRAN104と通信し得る。RAN104は、様々な通信(例えば、有線通信及び/又は無線通信)を介してCN102と通信し得る。無線デバイス106は、RAN104を介してCN102との接続を確立し得る。RAN104は、例えば、無線通信の一部として、スケジューリング、無線リソース管理、及び/又は再伝送プロトコルを提供/構成し得る。エアインターフェースにわたる/を介したRAN104から無線デバイス106への通信方向は、ダウンリンク通信方向及び/又はダウンリンク通信方向と称され得る。無線デバイス106からエアインターフェースを介してRAN104への通信方向は、アップリンク通信方向及び/又はアップリンク通信方向と称され得る。ダウンリンク伝送は、例えば、周波数分割二重(frequency division duplexing、FDD)、時分割二重(time-division duplexing、TDD)、任意の他の二重化スキーム、及び/又はそれらの1つ以上の組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンク伝送から分離及び/又は区別され得る。
【0010】
全体を通して使用されるように、「無線デバイス」という用語は、モバイルデバイス、無線通信が構成又は使用可能である固定(例えば、非可動)デバイス、演算デバイス、ノード、無線通信が可能なデバイス、又は信号を送信及び/又は受信することが可能な任意の他のデバイスのうちの1つ以上を含み得る。非限定的な例として、無線デバイスは、例えば、電話、携帯電話、Wi-Fi電話、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、ラップトップ、センサ、メータ、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(Internet of Thing、IoT)デバイス、ホットスポット、セルラリピータ、車両道路側ユニット(road side unit、RSU)、リレーノード、自動車、無線ユーザデバイス(例えば、ユーザ機器(user equipment、UE))、ユーザ端末(user terminal、UT)、アクセス端末(access terminal、AT)、モバイルステーション、ハンドセット、無線送受信ユニット(wireless transmit and receive unit、WTRU)、無線通信デバイス、及び/又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。
【0011】
RAN104は、1つ以上の基地局(図示せず)を備え得る。全体を通して使用される「基地局」という用語は、基地局、ノード、ノードB(Node B、NB)、進化型ノードB(evolved NodeB、eNB)、gNB、ng-eNB、リレーノード(例えば、統合アクセス及びバックホール(integrated access and backhaul、IAB)ノード)、ドナーノード(例えば、ドナーeNB、ドナーgNBなど)、アクセスポイント(例えば、Wi-Fiアクセスポイント)、伝送及び受信ポイント(transmission and reception point、TRP)、演算デバイス、無線通信可能なデバイス、又は信号を送信及び/又は受信することができる任意の他のデバイスのうちの1つ以上を含み得る。基地局は、上に列挙された各要素のうちの1つ以上を備え得る。例えば、基地局は、1つ以上のTRPを含み得る。他の非限定的な例として、基地局は、例えば、ノードB(例えば、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)及び/又は第3世代(third-generation、3G)規格に関連付けられる)、エボルブドノードB(eNB)(例えば、エボルブド・ユニバーサル地上無線アクセス(Evolved-Universal Terrestrial Radio Access、E-UTRA)及び/又は第4世代(fourth-generation、4G)規格に関連付けられる)、遠隔無線ヘッド(remote radio head、RRH)、1つ以上の遠隔無線ヘッド(RRH)に接続されたベースバンド処理ユニット、ドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータノード又はリレーノード、次世代エボルブドノードB(Next Generation Evolved Node B、ng-eNB)、生成ノードB(Generation Node B、gNB)(例えば、NR及び/又は第5世代(fifth-generation、5G)規格に関連する)、アクセスポイント(access point、AP)(例えば、例えば、Wi-Fi又は任意の他の好適な無線通信規格に関連付けられる)、任意の他の世代の基地局、及び/又は、これら任意の組み合わせのうちの1つ以上を備え得る。基地局は、少なくとも1つの基地局中央機器(例えば、gNB中央ユニット(gNB Central Unit、gNB-CU))及び少なくとも1つの基地局分散機器(例えば、gNB分散ユニット(gNB Distributed Unit、gNB-DU))などの1つ以上のデバイスを含み得る。
【0012】
基地局(例えば、RAN104において)は、無線デバイス106と無線で(例えば、エアインターフェースを介して)通信するためのアンテナのうちの1つ以上のセットを備え得る。1つ以上の基地局は、複数のセル又はセクタ(例えば、3つのセル、3つのセクタ、任意の他の数のセル、又は任意の他の数のセクタ)をそれぞれ制御するためのアンテナのセット(例えば、3セット又は任意の他の数のセット)を備え得る。セルのサイズは、受信機(例えば、基地局受信機)がセル内で動作している伝送機(例えば、無線デバイス伝送機)からの伝送を正常に受信し得る範囲によって決定され得る。基地局(例えば、単独で、又は他のセルと組み合わせて)のうちの1つ以上のセルは、無線デバイスの移動をサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線デバイス106へ無線カバレッジを提供/設定し得る。3つのセクタ(例えば、又はnセクタであり、nは任意の数nを指す)を備える基地局は、3セクタサイト(例えば、又はnセクタサイト)又は3セクタ基地局(例えば、nセクタ基地局)と称され得る。
【0013】
1つ以上の基地局(例えば、RAN104において)は、3つより多い又は少ないセクタを有するセクタ化されたサイトとして実装され得る。RAN104の1つ以上の基地局は、アクセスポイントとして、いくつかのRRHに結合されたベースバンド処理デバイス/ユニットとして、及び/又はノード(例えば、ドナーノード)のカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータ又は中継ノードとして実装され得る。RRHに結合されたベースバンド処理デバイス/ユニットは、例えば、ベースバンド処理デバイス/ユニットがベースバンド処理デバイス/ユニットのプールに集中され得る、又は仮想化され得る、集中型又はクラウドRANアーキテクチャの一部であり得る。リピータノードは、ドナーノードから受信された無線信号を増幅及び送信(例えば、伝送、再伝送、再ブロードキャストなど)し得る。リレーノードは、リピータノードと実質的に同じ/類似の機能を果たし得る。リレーノードは、例えば、無線信号を増幅して送信する前に、ノイズを除去するために、ドナーノードから受信された無線信号をデコーディングし得る。
【0014】
RAN104は、類似のアンテナパターン及び/又は類似の高レベル伝送電力を有する基地局(例えば、マクロセル基地局)の均一ネットワークとして配備され得る。RAN104は、基地局(例えば、異なるアンテナパターンを有する異なる基地局)のヘテロジニアスなネットワークとして配置され得る。ヘテロジニアスネットワークでは、スモールセル基地局を使用して、小さなカバレッジエリア、例えば、他の基地局(例えば、マクロセル基地局)によって提供/構成された比較的大きなカバレッジエリアと重複するカバレッジエリアを提供/構成し得る。小さなカバレッジエリアは、高いデータトラフィックを有するエリア(又はいわゆる「ホットスポット」)又は弱いマクロセルカバレッジを有するエリアに提供/構成され得る。スモールセル基地局の例は、カバレッジエリアの減少順に、マイクロセル基地局、ピコセル基地局、及びフェムトセル基地局又はホーム基地局を含み得る。
【0015】
本明細書に記載された例は、様々なタイプの通信で使用され得る。例えば、通信は、第3世代パートナーシッププロジェクト(Third-Generation Partnership Project、3GPP)(登録商標)(例えば、通信ネットワーク100のネットワーク要素と同様の1つ以上のネットワーク要素)による通信、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers、IEEE)による通信、国際電気通信連合(International Telecommunication Union、ITU)による通信、国際標準化機構(International Organization for Standardization、ISO)による通信などであり得る。3GPPは、複数世代のモバイルネットワーク、すなわち、UMTSとして知られる3Gネットワーク、ロングタームエボリューション(Long-Term Evolution、LTE)及びLTEアドバンスト(LTE Advanced、LTE-A)として知られる4Gネットワーク、並びに5Gシステム(5G System、5GS)及びNRシステムとして知られる5Gネットワークの仕様を生み出している。3GPPは、通信ネットワークの更なる世代(例えば、6G及び/又は任意の他の世代の通信ネットワーク)のための仕様を生成し得る。例は、次世代RAN(next-generation RAN、NG-RAN)と称される3GPP 5Gネットワーク、又は3GPPネットワーク及び/又は非3GPPネットワークなどの任意の他の通信ネットワークの1つ以上の要素(例えば、RAN)に関連して説明され得る。本明細書で説明される例は、3G及び/又は4Gネットワーク、並びにまだ最終決定/指定されていない(例えば、3GPP 6Gネットワーク)通信ネットワーク、衛星通信ネットワーク、及び/又は任意の他の通信ネットワークなどの他の通信ネットワークに適用可能であり得る。NG-RANは、NRと称される5G無線アクセス技術を実装及び更新し、4G無線アクセス技術及び/又は他の3GPP及び/又は非3GPP無線アクセス技術などの他の無線アクセス技術を実装するようにプロビジョニングされ得る。
【0016】
図1Bは、例示的な通信ネットワーク150を示す。通信ネットワークは移動通信ネットワークを含み得る。通信ネットワーク150は、例えば、ネットワークオペレータによって操作/管理/実行されるPLMNを備え得る。通信ネットワーク150は、CN152(例えば、5Gコアネットワーク(5G core network、5G-CN))、RAN154(例えば、NG-RAN)、及び/又は無線デバイス156A及び156B(まとめて無線デバイス156)のうちの1つ以上を備え得る。通信ネットワーク150は、1つ以上のデータネットワーク(DN)170を含み得、及び/又は通信ネットワーク150内のデバイスは、(例えば、CN152を介して)1つ以上のDN170と通信し得る。これらのコンポーネントは、
図1Aに関して説明した対応するコンポーネントと実質的に同じ又は同様の方法で実装され得、動作し得る。
【0017】
CN152(例えば、5G-CN)は、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はオペレータ内DNなどの、1つ以上のDN170に対する1つ以上のインターフェースを無線デバイス156に提供/構成し得る。インターフェース機能の一部として、CN152(例えば、5G-CN)は、無線デバイス156と1つ以上のDNとの間のエンドツーエンド接続をセットアップし、無線デバイス156を認証し、及び/又は充電機能を提供/構成し得る。CN152(例えば、5G-CN)は、他のCN(例えば、3GPP 4G CNなど)とは異なり得るサービスベースのアーキテクチャであり得る。CN152のノードのアーキテクチャ(例えば、5G-CN)は、他のネットワーク機能へのインターフェースを介してサービスを提供するネットワーク機能として定義され得る。CN152のネットワーク機能(例えば、5G CN)は、いくつかの方法で、例えば、専用又は共有ハードウェア上のネットワーク要素として、専用又は共有ハードウェア上で実行されるソフトウェアインスタンスとして、及び/又はプラットフォーム(例えば、クラウドベースのプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能として実装され得る。
【0018】
CN152(例えば、5G-CN)は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)デバイス158A及び/又はユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)デバイス158Bを備え得、これらは別個のコンポーネント又は1つのコンポーネントAMF/UPFデバイス158であり得る。UPFデバイス158Bは、RAN154(例えば、NG-RAN)と1つ以上のDN170との間のゲートウェイとして機能し得る。UPFデバイス158Bは、パケットルーティング及び転送、パケット検査及びユーザプレーンポリシー規則施行、トラフィック使用報告、1つ以上のDN170へのトラフィックフローのルーティングをサポートするためのアップリンク分類、ユーザプレーンのためのサービス品質(quality of service、QoS)処理(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、アップリンク/ダウンリンクレート実施、及びアップリンクトラフィック検証)、ダウンリンクパケットバッファリング、及び/又はダウンリンクデータ通知トリガなどの機能を実行し得る。UPFデバイス158Bは、無線内/無線間アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)モビリティのためのアンカーポイント、1つ以上のDNに相互接続する外部プロトコル(又はパケット)データユニット(PDU)セッションポイント、及び/又はマルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイントとして機能し得る。無線デバイス156は、無線デバイスとDNとの間の論理接続であり得るPDUセッションを介してサービスを受信するように構成され得る。
【0019】
AMFデバイス158Aは、非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)シグナリング終端、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(Access Stratum、AS)セキュリティ制御、アクセスネットワーク間のモビリティのためのCN間ノードシグナリング(例えば、3GPPアクセスネットワーク及び/又は非3GPPネットワーク)、アイドルモード無線デバイス到達可能性(例えば、ページング再伝送の制御及び実行のためのアイドルモードUE到達可能性)、登録エリア管理、システム内及びシステム間モビリティサポート、アクセス認証、ローミング権のチェックを含むアクセス許可、モビリティ管理制御(例えば、サブスクリプション及びポリシー)、ネットワークスライシングサポート、及び/又はセッション管理機能(session management function、SMF)選択などの機能を実行し得る。NASは、CNと無線デバイスとの間で動作する機能を指し得、ASは、無線デバイスとRANとの間で動作する機能を指し得る。
【0020】
CN152(例えば、5G-CN)は、
図1Bに示されていない場合がある1つ以上の追加のネットワーク機能を備え得る。CN152(例えば、5G-CN)は、セッション管理機能(SMF)、NRリポジトリ機能(NR Repository Function、NRF)、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)、ネットワーク公開機能(Network Exposure Function、NEF)、統合データ管理(Unified Data Management、UDM)、アプリケーション機能(Application Function、AF)、認証サーバ機能(Authentication Server Function、AUSF)、及び/又は、任意の他の機能のうちの少なくとも1つを実装する1つ以上のデバイスを備え得る。
【0021】
RAN154(例えばNG-RAN)は、無線通信(例えば、エアインターフェース)を介して無線デバイス156と通信し得る。無線デバイス156は、RAN154を介してCN152と通信し得る。RAN154(例えば、NG-RAN)は、1つ以上の第1のタイプの基地局(例えば、gNB160A及びgNB160Bを含むgNB(まとめてgNB160))及び/又は1つ以上の第2のタイプの基地局(例えば、ng-eNB162A及びng-eNB162Bを含むng eNB(まとめてng eNB162))を備え得る。RAN154は、任意の数のタイプの基地局のうちの1つ以上を備え得る。gNB160及びng eNB162は、基地局と称され得る。基地局(例えば、gNB160及びng eNB162)は、無線デバイス156と無線で(例えば、エアインターフェース)通信するためのアンテナの1つ以上のセットを備え得る。1つ以上の基地局(例えば、gNB160及び/又はng eNB162)は、複数のセル(又はセクタ)をそれぞれ制御するためにアンテナの複数のセットを含み得る。基地局(例えば、gNB160及びng-eNB162)のセルは、無線デバイスモビリティをサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線デバイス156に無線カバレッジを提供し得る。
【0022】
基地局(例えば、gNB160及び/又はng-eNB162)は、第1のインターフェース(例えば、NGインターフェース)を介してCN152(例えば、5G CN)に接続され、第2のインターフェース(例えば、Xnインターフェース)を介して他の基地局に接続され得る。NG及びXnインターフェースは、インターネットプロトコル(internet protocol、IP)トランスポートネットワークなどの基礎となるトランスポートネットワークを介した直接物理接続及び/又は間接接続を使用して確立され得る。基地局(例えば、gNB160及び/又はng-eNB162)は、第3のインターフェース(例えば、Uuインターフェース)を介して無線デバイス156と通信し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、Uuインターフェースを介して無線デバイス156Aと通信し得る。NG、Xn、及びUuインターフェースは、プロトコルスタックに関連付けられ得る。インターフェースに関連付けられたプロトコルスタックは、データ及びシグナリングメッセージを交換するために、
図1Bに示すネットワーク要素によって使用され得る。プロトコルスタックは、2つのプレーン、すなわちユーザプレーン及びコントロールプレーンを含み得る。任意の他の数の平面が使用され得る(例えば、プロトコルスタック内)。ユーザプレーンは、ユーザにとって関心のあるデータを処理し得る。制御プレーンは、ネットワーク要素に関心のあるシグナリングメッセージを処理し得る。
【0023】
1つ以上の基地局(例えば、gNB160及び/又はng-eNB162)は、1つ以上のインターフェース(例えば、NGインターフェース)を介して、AMF/UPF158などの1つ以上のAMF/UPFデバイスと通信し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、NGユーザプレーン(NG-User plane、NG-U)インターフェースを介してAMF/UPF158のUPF158Bと通信し、及び/又はUPF158Bに接続され得る。NG-Uインターフェースは、基地局(例えば、gNB160A)とUPFデバイス(例えば、UPF158B)との間のユーザプレーンPDUの配信(例えば、保証されていない配送)を提供/実行し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、NG制御プレーン(NG-C)インターフェースを介してAMFデバイス(例えば、AMF158A)と通信し、及び/又はAMFデバイスに接続され得る。NG-Cインターフェースは、例えば、NGインターフェース管理、無線デバイスコンテキスト管理(例えば、UEコンテキスト管理)、無線デバイスモビリティ管理(例えば、UEモビリティ管理)、NASメッセージの転送、ページング、PDUセッション管理、構成転送、及び/又は警告メッセージ伝送を提供/実行し得る。
【0024】
無線デバイスは、ユーザプレーン構成及び制御プレーン構成のために、インターフェース(例えば、Uuインターフェース)を介して基地局にアクセスし得る。基地局(例えば、gNB160)は、Uuインターフェースを介して、無線デバイス156に向かって、ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。基地局(例えば、gNB160A)は、第1のプロトコルスタックに関連付けられたUuインターフェースを介して、無線デバイス156Aに向かって、ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。基地局(例えば、ng-eNB162)は、エボルブドUMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E UTRA)ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を、Uuインターフェース(例えば、E UTRAは、3GPP 4G無線アクセス技術を指し得る)を介して無線デバイス156に提供し得る。基地局(例えば、ng-eNB162B)は、第2のプロトコルスタックに関連付けられたUuインターフェースを介して、無線デバイス156Bに向けてUTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端は、例えば、NRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端、4Gユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端などを含み得る。
【0025】
CN152(例えば、5G-CN)は、(例えば、NR、4G、及び/又は任意の他の無線アクセス)1つ以上の無線アクセスを処理するように構成され得る。NRネットワーク/デバイス(又は任意の第1のネットワーク/デバイス)が非スタンドアロンモード(例えば、非スタンドアロン動作)で4Gコアネットワーク/デバイス(又は任意の第2のネットワーク/デバイス)に接続することも可能であり得る。非スタンドアロンモード/動作では、4Gコアネットワークを使用して、制御プレーン機能(例えば、初期アクセス、モビリティ、及び/又はページング)を提供(又は少なくともサポート)し得る。
図1Bには1つのAMF/UPF158のみが示されているが、例えば、冗長性を提供するために、及び/又は複数のAMF/UPFノードにわたって負荷分散を行うために、1つ以上の基地局(例えば、1つ以上のgNB及び/又は1つ以上のng-eNB)が複数のAMF/UPFノードに接続され得る。
【0026】
ネットワーク要素(例えば、
図1Bに示すネットワーク要素)間のインターフェース(例えば、Uu、Xn、及び/又はNGインターフェース)は、ネットワーク要素がデータ及びシグナリングメッセージを交換するために使用し得るプロトコルスタックと関連付けられ得る。プロトコルスタックは、2つのプレーン、すなわちユーザプレーン及びコントロールプレーンを含み得る。任意の他の数の平面が使用され得る(例えば、プロトコルスタック内)。ユーザプレーンは、ユーザに関連するデータ(例えば、ユーザにとって関心のあるデータ)を処理し得る。制御プレーンは、1つ以上のネットワーク要素(例えば、ネットワーク要素に関心のあるメッセージをシグナリングする)と関連付けられたデータを処理し得る。
【0027】
図1Aの通信ネットワーク100及び/又は
図1Bの通信ネットワーク150は、例えば、演算デバイス、無線デバイス、モバイルデバイス、ハンドセット、タブレット、ラップトップ、モノのインターネット(IoT)デバイス、ホットスポット、セルラリピータ、演算デバイス、及び/又は、より一般的には、ユーザ機器(例えば、UE)などの任意の数/量及び/又はタイプのデバイスを備え得る。本明細書では、上記のタイプのデバイスのうちの1つ以上に言及され得るが(例えば、UE、無線デバイス、演算デバイスなど)、本明細書の任意のデバイスは、上記のタイプのデバイス又は同様のデバイスのうちの任意の1つ以上を含み得ることを理解すべきである。通信ネットワーク、及び本明細書で参照される任意の他のネットワークは、LTEネットワーク、5Gネットワーク、衛星ネットワーク、及び/又は無線通信(例えば、任意の3GPPネットワーク及び/又は任意の非3GPPネットワーク)用の任意の他のネットワークを含み得る。本明細書に記載された装置、システム、及び/又は方法は、一般に、1つ以上のネットワーク内の1つ以上のデバイス(例えば、無線デバイス、基地局、eNB、gNB、演算デバイスなど)に実装されるものとして説明され得るが、1つ以上の特徴及びステップは、任意のデバイス及び/又は任意のネットワークに実装され得ることが理解され得る。
【0028】
図2Aは、ユーザプレーン構成の一例を示す。ユーザプレーン構成は、例えば、NRユーザプレーンプロトコルスタックを含み得る。
図2Bは、例示的な制御プレーン構成を示す。制御プレーン構成は、例えば、NR制御プレーンプロトコルスタックを含み得る。ユーザプレーン構成及び/又は制御プレーン構成のうちの1つ以上は、無線デバイス210と基地局220との間にあり得るUuインターフェースを使用し得る。
図2A及び
図2Bに示されたプロトコルスタックは、例えば、
図1Bに示された無線デバイス156Aと基地局160Aとの間のUuインターフェースに使用されるものと実質的に同じ又は同様であり得る。
【0029】
ユーザプレーン構成(例えば、NRユーザプレーンプロトコルスタック)は、無線デバイス210及び基地局220(例えば、
図2Aに示すように)において実装される複数の層(例えば、5つの層又は任意の他の数の層)を備え得る。プロトコルスタックの最下部において、物理層(physical layer、PHY)211及び221は、プロトコルスタックの上位層にトランスポートサービスを提供し得、開放型システム間相互接続(Open Systems Interconnection、OSI)モデルの層1に対応し得る。PHY211の上位のプロトコル層は、媒体アクセス制御層(MAC)212、無線リンク制御層(radio link control、RLC)213、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル層(packet data convergence protocol、PDCP)214、及び/又はサービス・データ・アプリケーション・プロトコル層(service data application protocol、SDAP)215を含み得る。PHY221の上位のプロトコル層は、媒体アクセス制御層(MAC)222、無線リンク制御層(RLC)223、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル層(PDCP)224、及び/又はサービス・データ・アプリケーション・プロトコル層(SDAP)225を含み得る。PHY211の上位の4つのプロトコル層のうちの1つ以上は、OSIモデルの層2又はデータリンク層に対応し得る。PHY221の上位の4つのプロトコル層のうちの1つ以上は、OSIモデルの層2又はデータリンク層に対応し得る。
【0030】
図3は、プロトコル層の一例を示す。プロトコル層は、例えば、NRユーザプレーンプロトコルスタックのプロトコル層を含み得る。1つ以上のサービスがプロトコル層間で提供され得る。SDAP(例えば、
図2A及び
図3に示すSDAPS215及び225)は、サービス品質(QoS)フロー処理を実行し得る。無線デバイス(例えば、無線デバイス106、156A、156B、及び210)は、無線デバイスとDNとの間の論理接続であり得るPDUセッションを介して/それを介してサービスを受信し得る。PDUセッションは、1つ以上のQoSフロー310を有し得る。CNのUPF(例えば、UPF158B)は、例えば、1つ以上のQoS要件(例えば、遅延、データレート、誤り率、及び/又は任意の他の品質/サービス要件に関して)に基づいて、IPパケットをPDUセッションの1つ以上のQoSフローにマッピングし得る。SDAP215及び225は、(例えば、データ無線ベアラ)1つ以上のQoSフロー310と1つ以上の無線ベアラ320との間のマッピング/デマッピングを実行し得る。1つ以上のQoSフロー310と無線ベアラ320との間のマッピング/デマッピングは、基地局220のSDAP225によって決定され得る。無線デバイス210のSDAP215は、基地局220から受信した反射マッピング及び/又は制御シグナリングを介して、QoSフロー310と無線ベアラ320との間のマッピングを通知され得る。反射マッピングの場合、基地局220のSDAP225は、1つ以上のQoSフロー310と無線ベアラ320との間のマッピング/デマッピングを決定するために、無線デバイス210のSDAP215によって監視/検出/識別/指示/観察され得るQoSフローインジケータ(QoS flow indicator、QFI)でダウンリンクパケットをマークし得る。
【0031】
PDCP(例えば、
図2A及び
図3に示すPDCP214及び224)は、例えば、エアインターフェースを介して伝送される必要があり得るデータの量を低減するためのヘッダ圧縮/解凍、エアインターフェースを介して伝送されるデータの不正なデコーディングを防止するための暗号化/解読、及び/又は、完全性保護を(例えば、制御メッセージが意図されたソースから発生することを確保するために)実行し得る。PDCP214及び224は、例えば、ハンドオーバ(例えば、gNB内ハンドオーバ)に起因して、配信されないパケットの再伝送、順次配信及びパケットの並べ替え、及び/又は重複して受信されたパケットの除去を実行し得る。PDCP214及び224は、例えば、パケットが受信される可能性を改善するために、パケット複製を実行し得る。受信機は、パケットを重複して受信し、重複するパケットを除去し得る。パケット複製は、高い信頼性を必要とするサービスなどの特定のサービスに有用であり得る。
【0032】
PDCP層(例えば、PDCP214及び224)は、分割無線ベアラとRLCチャネル(例えば、RLCチャネル330)との間のマッピング/デマッピングを実行し得る(例えば、デュアルコネクティビティシナリオ/構成において)。二重接続は、無線デバイスが、複数のセル(例えば、2つのセル)、又は、より一般的には、マスタセルグループ(master cell group、MCG)及びセカンダリセルグループ(secondary cell group、SCG)を含む複数のセルグループと通信することを可能にする技術を指し得る。例えば、単一の無線ベアラ(例えば、PDCP214及び224によってSDAP215及び225へのサービスとして提供/構成される無線ベアラのうちの一方など)がデュアルコネクティビティにおいてセルグループによって処理される場合、分割ベアラが構成及び/又は使用され得る。PDCP214及び224は、セルグループに属する分割無線ベアラとRCLチャネル330との間でマッピング/デマッピングし得る。
【0033】
RCL層(例えば、RLC213及び223)は、自動反復要求(Automatic Repeat Request、ARQ)を介してセグメント化、再伝送、及び/又はMAC層(例えば、それぞれ、MAC212及び222)から受信された複製データユニットの除去を実行し得る。RLC層(例えば、RLC213及び223)は、複数の伝送モード(例えば、3つの伝送モード:透過モード(transparent mode、TM);非確認応答モード(unacknowledged mode、UM);及び確認応答モード(acknowledged mode、AM))をサポートし得る。RLC層は、例えば、RLC層が動作している伝送モードに基づいて、記述された機能のうちの1つ以上を実行し得る。RLC構成は論理チャネル毎であり得る。RLC構成は、ヌメロロジ及び/又は伝送時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)持続時間(又は他の持続時間)に依存しなくてもよい。RLC層(例えば、RLC213及び223)は、
図3に示すように、PDCP層(例えば、それぞれPDCP214及び224)にサービスとしてRLCチャネルを提供/構成し得る。
【0034】
MAC層(例えば、MAC212及び222)は、論理チャネルの多重化/逆多重化及び/又は論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行し得る。多重化/逆多重化は、PHY層(例えば、それぞれPHY211及び221)へ/から配信されるトランスポートブロック(Transport Block、TB)へ/から、1つ以上の論理チャネルに属するデータユニット/データ部分を多重化/逆多重化することを含み得る。基地局(例えば、MAC222)のMAC層は、動的スケジューリングを介して無線デバイス間でスケジューリング、スケジューリング情報報告、及び/又は優先度処理を実行するように構成され得る。スケジューリングは、ダウンリンク/又はアップリンクのために基地局(例えば、MAC222における基地局220)によって実行され得る。MAC層(例えば、MAC 212及び222)は、ハイブリッド自動反復要求(Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)の場合のキャリア当たりの1つのHARQエンティティ)を介して、論理チャネル優先順位付け及び/又はパディングを介して無線デバイス210の論理チャネル間の優先順位処理を行うように構成され得る。MAC層(例えば、MAC212及び222)は、1つ以上のヌメロロジ及び/又は伝送タイミングをサポートし得る。論理チャネル優先順位付けにおけるマッピング制限は、論理チャネルがどのヌメロロジ及び/又は伝送タイミングを使用し得るかを制御し得る。MAC層(例えば、MAC212及び222)は、論理チャネル340をサービスとしてRLC層(例えば、RLC213及び223)に提供/構成し得る。
【0035】
PHY層(例えば、PHY211及び221)は、例えば、情報を(例えば、エアインターフェースを介して)送信及び/又は受信するために、物理チャネル及び/又はデジタル及びアナログ信号処理機能へのトランスポートチャネルのマッピングを実行し得る。デジタル及び/又はアナログ信号処理機能は、例えば、コーディング/デコーディング及び/又は変調/復調を含み得る。PHY層(例えば、PHY 211及び221)は、マルチアンテナマッピングを実行し得る。PHY層(例えば、PHY 211及び221)は、1つ以上のトランスポートチャネル(例えば、トランスポートチャネル350)を、サービスとしてMAC層(例えば、それぞれMAC 212及び222)に提供/構成し得る。
【0036】
図4Aは、ユーザプレーン構成のための例示的なダウンリンクデータフローを示す。ユーザプレーン構成は、例えば、
図2Aに示すNRユーザプレーンプロトコルスタックを含み得る。1つ以上のTBは、例えば、ユーザプレーンプロトコルスタックを介したデータフローに基づいて生成され得る。
図4Aに示すように、NRユーザプレーンプロトコルスタックを介した3つのIPパケット(n、n+1、及びm)のダウンリンクデータフローは、(例えば、基地局220における)2つのTBを生成し得る。NRユーザプレーンプロトコルスタックを介したアップリンクデータフローは、
図4Aに示されたダウンリンクデータフローと同様であり得る。3つのIPパケット(n、n+1、及びm)は、例えば、NRユーザプレーンプロトコルスタックを介したアップリンクデータフローに基づいて、2つのTBから決定され得る。第1のパケット数(例えば、3つ又は任意の他の量)は、第2のTB数(例えば、2つ又は別の量)から決定され得る。
【0037】
ダウンリンクデータフローは、例えば、SDAP225が、1つ以上のQoSフローから3つのIPパケット(又は他の数のIPパケット)を受信し、3つのパケット(又は他の数のパケット)を無線ベアラ(例えば、無線ベアラ402及び404)にマッピングする場合に開始し得る。SDAP225は、IPパケットn及びn+1を第1の無線ベアラ402にマッピングし、IPパケットmを第2の無線ベアラ404にマッピングし得る。SDAP PDUを生成するために、SDAPヘッダ(
図4Aに示す各SDAP SDUの前に「H」でラベル付けされている)がIPパケットに追加され得、これは、PDCP SDUと称され得る。上位プロトコル層との間で転送されるデータユニットは、下位プロトコル層のサービスデータユニット(service data unit、SDU)と称され得、下位プロトコル層との間で転送されるデータユニットは、上位プロトコル層のプロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)と称され得る。
図4Aに示すように、SDAP225からのデータユニットは、下位プロトコル層PDCP224のSDU(例えば、PDCP SDU)であり得、SDAP225のPDU(例えば、SDAP PDU)であり得る。
【0038】
各プロトコル層(例えば、
図4Aに示すプロトコル層)又は少なくともいくつかのプロトコル層は、それ自体の機能(例えば、
図3に関して説明した各プロトコル層の1つ以上の機能)を果たし、対応するヘッダを追加し、及び/又はそれぞれの出力を次の下位層(例えば、そのそれぞれの下層)に転送し得る。PDCP224は、IPヘッダ圧縮及び/又は暗号化を実行し得る。PDCP224は、その出力(例えば、RLC SDUであるPDCP PDU)をRLC223に転送し得る。RLC223は、任意選択的にセグメント化を実行し得る(例えば、
図4AのIPパケットmについて示されているように)。RLC223は、その出力(例えば、2つのSDUセグメント(SDU segment、SDU Segs)にそれぞれのサブヘッダを追加することによって生成された、2つのMAC SDUである2つのRLC PDU)をMAC222に転送し得る。MAC222は、多数のRLC PDU(MAC SDU)を多重化し得る。MAC222は、MACサブヘッダをRLC PDU(MAC SDU)に取り付けて、TBを形成し得る。MACサブヘッダは、MAC PDUにわたって分散され得る(例えば、
図4Aに示すNR構成において)。MACサブヘッダは、完全にMAC PDUの先頭(例えば、LTE構成において)に位置し得る。NR MAC PDU構造は、例えば、完全なMAC PDUを組み立てる前にMAC PDUサブヘッダが計算される場合、処理時間及び/又は関連するレイテンシを低減し得る。
【0039】
図4Bは、MAC PDU内のMACサブヘッダの例示的なフォーマットを示す。MAC PDUは、MACサブヘッダ(H)及びMAC SDUを含み得る。1つ以上のMACサブヘッダのそれぞれは、MACサブヘッダが対応するMAC SDUの長さ(例えば、バイト単位)を示すためのSDU長さフィールド;逆多重化プロセスを支援するためにMAC SDUが発信された論理チャネルを識別/示す論理チャネル識別子(logical channel identifier、LCID)フィールド;SDU長フィールドのサイズを示すフラグ(flag、F);及び将来の使用のための予約ビット(reserved bit、R)フィールドを含み得る。
【0040】
1つ以上のMAC制御要素(control element、CE)は、MAC223又はMAC222などのMAC層によって、MAC PDUに追加又は挿入され得る。
図4Bに示すように、2つのMAC PDUの前に2つのMAC CEが挿入/追加され得る。MAC CEは、ダウンリンク伝送のためにMAC PDUの先頭に挿入/追加され得る(
図4Bに示すように)。1つ以上のMAC CEは、アップリンク伝送のためにMAC PDUの最後に挿入/追加され得る。MAC CEは、帯域制御シグナリングに使用され得る。例示的なMAC CEは、バッファ状態報告及び電力ヘッドルーム報告などのスケジューリング関連MAC CE;アクティブ化/非アクティブ化MAC CE(例えば、PDCP重複検出のアクティブ化/非アクティブ化のためのMAC CE、チャネル状態情報(channel state information、CSI)報告、サウンディング参照信号(sounding reference signal、SRS)伝送、及び事前構成されたコンポーネント);間欠受信(discontinuous reception、DRX)関連MAC CE;タイミングアドバンスMAC CE;及びランダムアクセス関連MAC CEを含み得る。MAC CEは、MAC SDUのMACサブヘッダについて説明したのと同様のフォーマットを有するMACサブヘッダによって先行され得、対応するMAC CEに含まれる制御情報のタイプを示すLCIDフィールド内の予約値で識別され得る。
【0041】
図5Aは、ダウンリンクチャネルのための例示的なマッピングを示す。アップリンクチャネルのマッピングは、ダウンリンクのためのチャネル(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネル)間のマッピングを含み得る。
図5Bは、アップリンクチャネルのための例示的なマッピングを示す。アップリンクチャネルのマッピングは、アップリンクのためのチャネル(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネル)間のマッピングを含み得る。情報は、プロトコルスタック(例えば、NRプロトコルスタック)のRLC層とMAC層とPHY層との間のチャネルを介して/経由して渡され得る。論理チャネルは、RLC層とMAC層との間で使用され得る。論理チャネルは、制御及び/又は構成情報を搬送し得る制御チャネルとして(例えば、NR制御プレーンにおいて)、又はデータを搬送し得るトラフィックチャネルとして(例えば、NRユーザプレーンにおいて)分類/指示され得る。論理チャネルは、特定の無線デバイスに専用であり得る専用論理チャネルとして、及び/又は、2つ以上の無線デバイス(例えば、無線デバイスのグループ)によって使用され得る共通論理チャネルとして分類/示され得る。
【0042】
論理チャネルは、それが搬送する情報のタイプによって定義され得る。論理チャネル(例えば、NR構成において)のセットは、後述する1つ以上のチャネルを備え得る。ページング制御チャネル(paging control channel、PCCH)は、その位置がセルレベルでネットワークに知られていない無線デバイスをページングするために使用される1つ以上のページングメッセージを含み/送信し得る。ブロードキャスト制御チャネル(broadcast control channel、BCCH)は、マスタ情報ブロック(master information block、MIB)及びいくつかのシステム情報ブロック(system information block、SIB)の形態のシステム情報メッセージを含む/搬送し得る。システム情報メッセージは、セルがどのように構成され、セル内でどのように動作するかに関する情報を取得するために、無線デバイスによって使用され得る。共通制御チャネル(common control channel、CCCH)は、ランダムアクセスとともに制御メッセージを備え/送信し得る。専用制御チャネル(dedicated control channel、DCCH)は、構成情報を用いて無線デバイスを構成するために、特定の無線デバイスとの間で制御メッセージを含み/送信し得る。専用トラフィックチャネル(dedicated traffic channel、DTCH)は、特定の無線デバイスとの間でユーザデータを含み/送信し得る。
【0043】
トランスポートチャネルは、MAC層とPHY層との間で使用され得る。トランスポートチャネルは、それらが搬送する情報がどのように(例えば、エアインターフェースを介して)送信/伝送されるかによって定義され得る。輸送チャネルのセット(例えば、NR構成又は任意の他の構成によって定義され得る)は、以下のチャネルのうちの1つ以上を含み得る。ページングチャネル(paging channel、PCH)は、PCCHから生じたページングメッセージを含み/送信し得る。ブロードキャストチャネル(broadcast channel、BCH)は、BCCHからMIBを含む/搬送し得る。ダウンリンク共有チャネル(downlink shared channel、DL-SCH)は、BCCHからのSIBを含むダウンリンクデータ及びシグナリングメッセージを含む/搬送し得る。アップリンク共有チャネル(uplink shared channel、UL-SCH)は、アップリンクデータ及びシグナリングメッセージを含む/搬送し得る。ランダムアクセスチャネル(random access channel、RACH)は、事前にスケジューリングすることなく、無線デバイスにネットワークへのアクセスを提供し得る。
【0044】
PHY層は、PHY層の処理レベル間で情報を受け渡し/転送するために、物理チャネルを使用し得る。物理チャネルは、1つ以上のトランスポートチャネルの情報を搬送するための時間周波数リソースの関連するセットを有し得る。PHY層は、PHY層の低レベル動作をサポートするための制御情報を生成し得る。PHY層は、物理制御チャネル(例えば、L1/L2制御チャネルと称される)を介して、制御情報を、PHY層の下位レベルへ提供/転送し得る。物理チャネル及び物理制御チャネル(例えば、NR構成又は任意の他の構成によって定義され得る)のセットは、以下のチャネルのうちの1つ以上を備え得る。物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel、PBCH)は、BCHからMIBを含む/搬送し得る。物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)は、DL-SCHからのダウンリンクデータ及びシグナリングメッセージ、並びにPCHからのページングメッセージを含む/搬送し得る。物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)は、ダウンリンクスケジューリングコマンド、アップリンクスケジューリング許可、及びアップリンク電力制御コマンドを含み得るダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)を含み/搬送し得る。物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)は、後述するように、UL-SCHからのアップリンクデータ及びシグナリングメッセージ、場合によってはアップリンク制御情報(uplink control information、UCI)を含む/搬送し得る。物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)は、HARQ確認応答、チャネル品質インジケータ(channel quality indicator、CQI)、プリコーディング行列インジケータ(pre-coding matrix indicator、PMI)、ランクインジケータ(rank indicator、RI)、及びスケジューリング要求(scheduling request、SR)を備え得るUCIを備え得る/送信し得る。ランダムアクセスのために、物理ランダムアクセスチャネル(physical random access channel、PRACH)が使用され得る。
【0045】
物理層は、物理制御チャネルと同様であり得る、物理層の低レベル動作をサポートするための物理信号を生成し得る。
図5A及び
図5Bに示されているように、物理層信号(例えば、NR構成又は任意の他の構成によって定義され得る)は、一次同期信号(primary synchronization signal、PSS)、二次同期信号(secondary synchronization signal、SSS)、チャネル状態情報参照信号(channel state information reference signal、CSI-RS)、復調参照信号(demodulation reference signal、DM-RS)、サウンディング参照信号(SRS)、位相トラッキング参照信号(phase-tracking reference signal、PT RS)、及び/又は、任意の他の信号を含み得る。
【0046】
チャネルのうちの1つ以上(例えば、論理チャネル、トランスポートチャネル、物理チャネルなど)を使用して、制御計画プロトコルスタック(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)に関連する機能を実行し得る。
図2Bは、例示的なコントロールプレーン構成(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)を示す。
図2Bに示すように、制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)は、例示的なユーザプレーン構成(例えば、NRユーザプレーンプロトコルスタック)と実質的に同じ/類似の1つ以上のプロトコル層(例えば、PHY211及び221、MAC212及び222、RLC213及び223、並びにPDCP214及び224)を使用し得る。同様の4つのプロトコル層は、PHY211及び221、MAC212及び222、RLC213及び223、並びにPDCP214及び224を含み得る。制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンスタック)は、例えば、SDAP215及び225を有する代わりに、制御プレーン構成(例えば、NR制御プレーンプロトコルスタック)の最上部に無線リソース制御(RRC)216及び226並びにNASプロトコル217及び237を有し得る。制御プレーン構成は、NASプロトコル237を含むAMF230を含み得る。
【0047】
NASプロトコル217及び237は、無線デバイス210とAMF230(例えば、AMF158A又は任意の他のAMF)との間、及び/又は、より一般的には、無線デバイス210とCN(例えば、CN152又は任意の他のCN)との間の制御プレーン機能を提供し得る。NASプロトコル217及び237は、NASメッセージと称されるシグナリングメッセージを介して無線デバイス210とAMF230との間の制御プレーン機能を提供し得る。無線デバイス210とAMF230との間には、NASメッセージが送信され得るダイレクトなパスが存在しない場合があり得る。NASメッセージは、Uuインターフェース及びNGインターフェースのASを使用して転送され得る。NASプロトコル217及び237は、認証、セキュリティ、接続セットアップ、モビリティ管理、セッション管理、及び/又は任意の他の機能などの制御プレーン機能を提供し得る。
【0048】
RRC216及び226は、無線デバイス210と基地局220との間、及び/又は、より一般的には、無線デバイス210とRANとの間(例えば、基地局220)で、制御プレーン機能を提供/設定し得る。RRC層216及び226は、RRCメッセージと称され得るシグナリングメッセージによって、無線デバイス210と基地局220との間で制御プレーン機能を提供/設定し得る。RRCメッセージは、シグナリング無線ベアラ並びに同じ/類似のPDCP、RLC、MAC、及びPHYプロトコル層を使用して、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間で送信/伝送され得る。MAC層は、制御プレーン及びユーザプレーンデータを同じTBに多重化し得る。RRC層216及び226は、以下の機能、すなわち、AS及びNASに関連するシステム情報のブロードキャスト;CN又はRANによって開始されるページング;無線デバイス210とRANとの間のRRC接続の確立、維持、及び解放(例えば、基地局220);鍵管理を含むセキュリティ機能;シグナリング無線ベアラ及びデータ無線ベアラの確立、構成、維持及び解放;移動機能;QoS管理機能;無線デバイス測定報告(例えば、無線デバイス測定報告)及び報告の制御;無線リンク障害(radio link failure、RLF)の検出及び無線リンク障害からの回復;及び/又はNASメッセージ転送、のうちの1つ以上などの制御プレーン機能を提供/構成し得る。RRC接続を確立する一部として、RRC層216及び226はRRCコンテキストを確立し得、これは、無線デバイス210とRAN(例えば、基地局220)との間の通信のためのパラメータを設定することを含み得る。
【0049】
図6は、例示的なRRC状態及びRRC状態遷移を示す。無線デバイスのRRC状態は、別のRRC状態(例えば、無線デバイスのRRC状態遷移)に変更され得る。無線デバイスは、無線デバイス106、210、又は任意の他の無線デバイスと実質的に同じ又は類似であり得る。無線デバイスは、RRC接続602(例えば、RRC_CONNECTED)、RRCアイドル606(例えば、RRC_IDLE)、及びRRC非アクティブ604(例えば、RRC_INACTIVE)を含む3つのRRC状態などの複数の状態のうちの少なくとも1つにあり得る。RRC非アクティブ604は、RRC接続されているが非アクティブであり得る。
【0050】
無線デバイスのためにRRC接続が確立され得る。例えば、これはRRC接続状態中であり得る。RRC接続状態中に(例えば、RRC接続602中に)、無線デバイスは、確立されたRRCコンテキストを有し、基地局との少なくとも1つのRRC接続を有し得る。基地局は、1つ以上の基地局(例えば、
図1Aに示すRAN104の1つ以上の基地局、
図1Bに示すgNB160若しくはng-eNB162のうちの1つ、
図2A及び
図2Bに示す基地局220、又は任意の他の基地局)のうちの1つと同様であり得る。無線デバイスが接続されている基地局(例えば、RRC接続を確立している)は、無線デバイスのためのRRCコンテキストを有し得る。無線デバイスコンテキスト(例えば、UEコンテキスト)と称され得るRRCコンテキストは、無線デバイスと基地局との間の通信のためのパラメータを含み得る。これらのパラメータは、例えば、ASコンテキスト;無線リンク構成パラメータ;ベアラ構成情報(例えば、データ無線ベアラ、シグナリング無線ベアラ、論理チャネル、QoSフロー、及び/又はPDUセッションに関する);セキュリティ情報;及び/又は層構成情報(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、及び/又はSDAP層構成情報)、のうちの1つ以上を含み得る。RRC接続状態(例えば、RRC接続602)の間、無線デバイスのモビリティは、RAN(例えば、RAN104又はNG RAN154)によって管理/制御され得る。無線デバイスは、サービングセル及び近隣のセルから送信された1つ以上の信号に基づいて、受信信号レベル(例えば、参照信号レベル、参照信号受信電力、参照信号受信品質、受信信号強度インジケータなど)を測定し得る。無線デバイスは、これら測定値を、サービングしている基地局(例えば、無線デバイスに現在サービングしている基地局)へ報告し得る。無線デバイスのサービング基地局は、例えば、報告された測定値に基づいて、近隣の基地局のうちの1つのセルへのハンドオーバを要求し得る。RRC状態は、接続解放手順608を介してRRC接続状態(例えば、RRC接続602)からRRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)に遷移し得る。RRC状態は、接続非アクティブ化手順610を介してRRC接続状態(例えば、RRC接続602)からRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)に遷移し得る。
【0051】
RRCコンテキストは、無線デバイスのために確立されない場合があり得る。例えば、これはRRCアイドル状態の間であり得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、無線デバイスのためにRRCコンテキストが確立されない場合があり得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、無線デバイスは基地局とのRRC接続を有していない場合がある。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)の間、無線デバイスは、大部分の時間、スリープ状態にあり得る(例えば、バッテリ電力を節約するために)。無線デバイスは、周期的に(例えば、各間欠受信(discontinuous reception、DRX)サイクル)ウェイクアップして、ページングメッセージ(例えば、RANから設定されたページングメッセージ)を監視し得る。無線デバイスの移動性は、セル再選択の手順を介して無線デバイスによって管理され得る。RRC状態は、ランダムアクセス手順を含み得る接続確立手順612を介して、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)からRRC接続状態(例えば、RRC接続602)に遷移し得る。
【0052】
無線デバイスのために、以前に確立されたRRCコンテキストが維持され得る。例えば、これはRRC非アクティブ状態の間であり得る。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、以前に確立されたRRCコンテキストは、無線デバイス及び基地局において維持され得る。RRCコンテキストの維持は、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)からRRC接続状態(例えば、RRC接続602)への遷移と比較して、シグナリングオーバーヘッドが低減された、RRC接続状態(例えば、RRC接続602)への高速遷移を可能/可能にし得る。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、無線デバイスはスリープ状態となり得、無線デバイスのモビリティは、セル再選択を介して無線デバイスによって管理/制御され得る。RRC状態は、接続再開手順614を介してRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)からRRC接続状態(例えば、RRC接続602)に遷移し得る。RRC状態は、接続解放手順608と同じか又は同様であり得る接続解放手順616を介してRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)からRRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)に遷移し得る。
【0053】
RRC状態は、モビリティ管理メカニズムに関連付けられ得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)及びRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間、モビリティは、セル再選択を介して無線デバイスによって管理/制御され得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)又はRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間のモビリティ管理の目的は、モバイル通信ネットワーク全体にわたってページングメッセージをブロードキャストする必要なく、ネットワークがページングメッセージを介して無線デバイスにイベントを通知することを可能にする/許容することであり得る。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)又はRRCアイドル状態(例えば、RRC非アクティブ604)の間に使用されるモビリティ管理メカニズムは、例えば、ページングメッセージが、無線デバイスが現在存在するセルグループのセルを介してブロードキャストされ得るように、ネットワークがセルグループレベルで無線デバイスを追跡することを可能に/許容し得る(例えば、移動通信ネットワーク全体にわたってページングメッセージを送信する代わりに)。RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル606)及びRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)のためのモビリティ管理メカニズムは、セルグループレベルで無線デバイスを追跡し得る。モビリティ管理メカニズムは、例えば、異なる粒度のグループ化を使用して追跡を行い得る。複数のレベルのセルグループ化粒度(例えば、3つのレベルのセルグループ化粒度、すなわち、個々のセル;RANエリア識別子(RAN area identifier、RAI)によって識別されるRANエリア内のセル;トラッキングエリアと称され、かつトラッキングエリア識別子(tracking area identifier、TAI)によって識別される、RANエリアのグループ内のセル)があり得る。
【0054】
トラッキングエリアは、無線デバイスをトラッキングするために使用され得る(例えば、CNレベルで無線デバイスの位置を追跡する)。CN(例えば、CN102、5G CN152、又は任意の他のCN)は、無線デバイス登録エリア(例えば、UE登録エリア)に関連付けられたTAIのリストを無線デバイスに送信し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが、UE登録エリアに関連付けられたTAIのリストに含まれない可能性があるTAIに関連付けられたセルに(例えば、セル再選択を介して)移動する場合、CNが無線デバイスの位置を更新し、新しいUE登録エリアを無線デバイスに提供することを可能にするためにCNで登録更新を実行し得る。
【0055】
RANエリアは、無線デバイス(例えば、RANレベルにおける無線デバイスの位置)を追跡するために使用され得る。RRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)の無線デバイスの場合、無線デバイスは、RAN通知エリアを割り当てられ/提供され/設定され得る。RAN通知領域は、1つ以上のセル識別情報(例えば、RAIのリスト及び/又はTAIのリスト)を含み得る。基地局は1つ以上のRAN通知エリアに属し得る。セルは1つ以上のRAN通知領域に属し得る。例えば、無線デバイスが、無線デバイスに割り当てられた/提供された/構成されたRAN通知エリアに含まれていないセルに移動する(例えば、セル再選択を介して)場合、無線デバイスは、無線デバイスのRAN通知エリアを更新するために、RANで通知エリア更新を実行し得る。
【0056】
無線デバイスのRRCコンテキストを格納する基地局、又は無線デバイスの最後のサービング基地局は、アンカー基地局と称され得る。アンカー基地局は、少なくとも無線デバイスがアンカー基地局のRAN通知エリアに留まる期間中、及び/又は無線デバイスがRRC非アクティブ状態(例えば、RRC非アクティブ604)に留まる期間中、無線デバイスのRRCコンテキストを維持し得る。
【0057】
基地局(例えば、
図1BのgNB160又は任意の他の基地局)は、2つの部分、すなわち、中央ユニット(例えば、gNB CUなどの基地局中央ユニット)と、1つ以上の分散ユニット(例えば、gNB DUなどの基地局分散ユニット)とに分割され得る。基地局中央ユニット(central unit、CU)は、F1インターフェース(例えば、NR構成で定義されたF1インターフェース)を使用して1つ以上の基地局分散ユニット(distributed unit、DU)に結合され得る。基地局CUは、RRC層、PDCP層、及びSDAP層を含み得る。基地局分散ユニット(DU)は、RLC層、MAC層、及びPHY層を備え得る。
【0058】
物理信号及び物理チャネル(例えば、
図5A及び
図5Bに関して説明した)は、1つ以上のシンボル(例えば、NR構成における直交周波数分割多重(orthogonal frequency divisional multiplexing、OFDM)シンボル又は任意の他のシンボル)にマッピングされ得る。OFDMは、F個の直交サブキャリア(又はトーン)を介してデータを送信/伝送するマルチキャリア通信スキームである。データは、例えば、データの伝送前に、ソースシンボルと称される一連の複素シンボル(例えば、M-直交振幅変調(M-quadrature amplitude modulation、M-QAM)シンボル又はM-位相シフトキーイング(M-phase shift keying、M PSK)シンボル又は任意の他の変調シンボル)にマッピングされ、F個の並列シンボルストリームに分割され得る。F個の並列シンボルストリームは、それらが周波数領域にあるかのように扱われ得る。F個のパラレルシンボルは、それらを時間領域に変換する逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)ブロックへの入力として使用され得る。IFFTブロックは、F個の並列シンボルストリームのそれぞれから1つずつ、1度にF個のソースシンボルを取り込み得る。IFFTブロックは、各ソースシンボルを使用して、F個の直交サブキャリアに対応するF個の正弦基底関数のうちの1つの振幅及び位相を変調し得る。IFFTブロックの出力は、F個の直交サブキャリアの総和を表すF個の時間領域サンプルであり得る。F個の時間領域サンプルは、単一のOFDMシンボルを形成し得る。IFFTブロックによって提供/出力されるOFDMシンボルは、例えば、1つ以上のプロセス(例えば、サイクリックプレフィックスの追加)及びアップコンバージョンの後に、キャリア周波数でエアインターフェースを介して送信/伝送され得る。F個の並列シンボルストリームは、例えば、IFFTブロックによって処理される前に高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform、FFT)ブロックを使用して混合され得る。この動作は、離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform、DFT)プリコードされたOFDMシンボルを生成し、ピーク対平均電力比(peak to average power ratio、PAPR)を低減するために、アップリンクにおける1つ以上の無線デバイスによって使用され得る。ソースシンボルにマッピングされたデータを復元するために、FFTブロックを使用して受信機でOFDMシンボルに対して逆処理が実行され得る。
【0059】
図7は、フレームの例示的な構成を示す。フレームは、例えば、OFDMシンボルがグループ化され得るNR無線フレームを備え得る。フレーム(例えば、NR無線フレーム)は、システムフレーム番号(system frame number、SFN)又は任意の他の値によって識別/示され得る。SFNは、1024フレームの期間で繰り返し得る。1つのNRフレームは、持続時間が10ミリ秒(ms)であり得、持続時間が1msである10個のサブフレームを含み得る。サブフレームは、1つ以上のスロットに分割され得る(例えば、ニューメロロジ及び/又は異なるサブキャリア間隔に応じて)。1つ以上のスロットのそれぞれは、例えば、スロット当たり14個のOFDMシンボルを含み得る。任意の時間間隔にわたって、任意の数のシンボル、スロット、又は持続時間が使用され得る。
【0060】
スロットの持続時間は、スロットのOFDMシンボルに使用されるヌメロロジに依存し得る。例えば、様々な展開(例えば、1GHz未満のキャリア周波数を有するセルからミリ波範囲のキャリア周波数を有するセルまで)に対応するために、柔軟なニューメロロジがサポートされ得る。柔軟なニューメロロジは、例えば、NR構成又は任意の他の無線構成でサポートされ得る。ヌメロロジは、サブキャリア間隔及び/又はサイクリックプレフィックス持続時間に関して定義され得る。サブキャリア間隔は、15kHzのベースラインサブキャリア間隔から2の累乗でスケールアップされ得る。サイクリックプレフィックス持続時間は、例えば、NR構成又は任意の他の無線構成におけるヌメロロジについて、4.7μsのベースラインサイクリックプレフィックス持続時間から2のべき乗で縮小され得る。ヌメロロジは、以下のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせ、すなわち、15kHz/4.7μs;30kHz/2.3μs;60kHz/1.2μs;120kHz/0.59μs;240kHz/0.29μs、及び/又は任意の他のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせ、で定義され得る。
【0061】
スロットは、固定数/固定数のOFDMシンボル(例えば、14個のOFDMシンボル)を有し得る。より高いサブキャリア間隔を有するヌメロロジは、より短いスロット持続時間及びサブフレーム当たりより多くのスロットを有し得る。数値依存スロット持続時間及びサブフレーム当たりのスロット伝送構造の例を
図7に示す(240kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジは、
図7には示されていない)。サブフレーム(例えば、NR構成において)は、数に依存しない時間基準として使用され得る。スロットは、アップリンク伝送及びダウンリンク伝送がスケジューリングされるユニットとして使用され得る。スケジューリング(例えば、NR構成において)は、スロット持続時間から分離され得る。スケジューリングは、任意のOFDMシンボルで開始し得る。スケジューリングは、例えば、低レイテンシをサポートするために、伝送に必要な数のシンボルにわたって続き得る。これらの部分スロット伝送は、ミニスロット伝送又はサブスロット伝送と称され得る。
【0062】
図8は、1つ以上のキャリアの例示的なリソース構成を示す。このリソース構成は、NRキャリア又は任意の他のキャリアのための時間及び周波数領域におけるスロットを含み得る。スロットは、リソース要素(resource element、RE)及びリソースブロック(resource block、RB)を備え得る。リソース要素(RE)は、最小の物理リソース(例えば、NR構成において)であり得る。REは、例えば
図8に図示されるように、周波数領域における1つのサブキャリアによって、時間領域における1つのOFDMシンボルに及び得る。RBは、例えば
図8に図示されるように、周波数領域において12の連続したREに及び得る。キャリア(例えば、NRキャリア)は、ある数量のRB及び/又はサブキャリア(例えば、275RB又は275×12=3300サブキャリア)の幅に制限され得る。そのような制限が使用される場合、サブキャリア間隔に基づいてキャリア(例えば、NRキャリア)周波数を制限し得る(例えば、それぞれ15、30、60、及び120kHzのサブキャリア間隔に関して50、100、200、及び400MHzのキャリア周波数)。400MHz帯域幅は、キャリア帯域幅制限当たり400MHzに基づいて設定され得る。任意の他の帯域幅は、キャリア毎の帯域幅制限に基づいて設定され得る。
【0063】
単一のヌメロロジが、キャリアの帯域幅全体にわたって使用され得る(例えば、
図8に示すようなNR)。他の例示的な構成では、複数のニューメロロジが同じキャリア上でサポートされ得る。NR及び/又は他のアクセス技術は、広いキャリア帯域幅(例えば、120kHzのサブキャリア間隔の場合、最大400MHz)をサポートし得る。全ての無線デバイスが全キャリア帯域幅を受信することが可能であり得るとは限らない(例えば、ハードウェアの制限及び/又は異なる無線デバイス能力に起因して)。全キャリア帯域幅を受信及び/又は利用することは、例えば、無線デバイスの電力消費に関して、禁止的であり得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが受信するようにスケジューリングされているトラフィック量に基づいて、無線デバイスの受信帯域幅のサイズを適応させ得る(例えば、電力消費を低減するために、及び/又は他の目的のため)。このような適応は、帯域幅適応と称され得る。
【0064】
1つ以上の帯域幅部分(BWP)の構成は、全キャリア帯域幅を受信することができない1つ以上の無線デバイスをサポートし得る。BWPは、例えば、全キャリア帯域幅を受信することができないそのような無線デバイスのための帯域幅適応をサポートし得る。BWP(例えば、NR構成のBWP)は、キャリア上の連続したRBのサブセットによって定義され得る。無線デバイスは、サービングセル当たり1つ以上のダウンリンクBWP及びサービングセル当たり1つ以上のアップリンクBWP(例えば、サービングセル当たり最大4つのダウンリンクBWP及びサービングセル当たり最大4つのアップリンクBWP)で構成され得る(例えば、RRC層を介して)。サービングセルのために構成されたBWPのうちの1つ以上は、例えば所定の時点でアクティブであり得る。1つ以上のBWPは、サービングセルのアクティブBWPと称され得る。サービングセルは、例えばサービングセルがセカンダリアップリンクキャリアで構成される場合、アップリンクキャリアに1つ以上の第1のアクティブBWPを有し、セカンダリアップリンクキャリアに1つ以上の第2のアクティブBWPを有し得る。
【0065】
構成されたダウンリンクBWPのセットからのダウンリンクBWPは、構成されたアップリンクBWPのセットからのアップリンクBWPとリンクされ得る(例えば、対応のないスペクトルの場合)。ダウンリンクBWPとアップリンクBWPとは、例えば、ダウンリンクBWPのダウンリンクBWPインデックスとアップリンクBWPのアップリンクBWPインデックスとが同じである場合にリンクされ得る。無線デバイスは、ダウンリンクBWPの中心周波数が、アップリンクBWPの中心周波数と同じであることを期待し得る(例えば、対応のないスペクトルの場合)。
【0066】
基地局は、少なくとも1つの探索空間のための1つ以上の制御リソースセット(CORESET)を用いて無線デバイスを設定し得る。基地局は、例えば、プライマリセル(primary cell、PCell)又はセカンダリセル(secondary cell、SCell)上の設定されたダウンリンクBWPのセット内のダウンリンクBWPに関して、1つ以上のCORESETSを用いて無線デバイスを設定し得る。探索空間は、無線デバイスが制御情報を監視/発見/検出/識別し得る時間領域及び周波数領域における位置のセットを備え得る。探索空間は、無線デバイス固有探索空間(例えば、UE固有の探索空間)又は共通探索空間であり得る(例えば、複数の無線デバイス又は無線ユーザデバイスのグループによって潜在的に使用可能である)。基地局は、アクティブダウンリンクBWPにおいて、PCell又はプライマリセカンダリセル(PSCell)上で、共通探索空間を有する無線デバイスのグループを構成し得る。
【0067】
基地局は、1つ以上のPUCCH伝送のための、例えば、構成されたアップリンクBWPのセット内のアップリンクBWPのための1つ以上のリソースセットを用いて無線デバイスを構成し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWP用に構成されたヌメロロジ(例えば、構成されたサブキャリア間隔及び/又は構成されたサイクリックプレフィックス持続時間)に従って、ダウンリンクBWPにおいてダウンリンク受信(例えば、PDCCH又はPDSCH)を受け得る。無線デバイスは、例えば、構成されたニューメロロジ(例えば、アップリンクBWPのための構成されたサブキャリア間隔及び/又は構成されたサイクリックプレフィックス長)に従って、アップリンクBWPでアップリンク伝送(例えば、PUCCH又はPUSCH)を送信/伝送し得る。
【0068】
1つ以上のBWPインジケータフィールドが、ダウンリンク制御情報(DCI)に提供/備えられ得る。BWPインジケータフィールドの値は、構成されたBWPのセット内のどのBWPが1つ以上のダウンリンク受信のためのアクティブダウンリンクBWPであるかを示し得る。1つ以上のBWPインジケータフィールドの値は、1つ以上のアップリンク伝送のためのアクティブなアップリンクBWPを示し得る。
【0069】
基地局は、PCellに関連付けられた構成されたダウンリンクBWPのセット内で、デフォルトのダウンリンクBWPを用いて無線デバイスを準静的に構成され得る。デフォルトのダウンリンクBWPは、例えば、基地局が無線デバイスに対してデフォルトのダウンリンクBWPを提供/構成しない場合、初期アクティブダウンリンクBWPであり得る。無線デバイスは、例えば、PBCHを用いて取得されたCORESET構成に基づいて、どのBWPが初期アクティブダウンリンクBWPであるかを決定し得る。
【0070】
基地局は、PCell用のBWP非アクティビティタイマ値を用いて無線デバイスを構成し得る。無線デバイスは、任意の適切な時間に、BWP非アクティビティタイマを開始又は再開し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の条件が満たされた場合、BWP非アクティビティタイマを開始又は再開し得る。1つ以上の条件は、無線デバイスが、ペアになったスペクトル演算のためのデフォルトのダウンリンクBWP以外のアクティブなダウンリンクBWPを示すDCIを検出すること;無線デバイスが、アンペアスペクトル演算のためのデフォルトのダウンリンクBWP以外のアクティブなダウンリンクBWPを示すDCIを検出すること;及び/又は無線デバイスが、アンペアスペクトル動作のためのデフォルトのアップリンクBWP以外のアクティブなアップリンクBWPを示すDCIを検出すること、のうちの少なくとも1つを含み得る。例えば、無線デバイスが、ある時間インタバル(例えば、1ms又は0.5ms)の間、DCIを検出しない場合、無線デバイスは、タイムアウトに向かって、BWP非アクティビティタイマを起動/実行し得る(例えば、0からBWPアクティビティタイマ値までインクリメントするか、又はBWP非アクティビティタイマ値から0までデクリメントする)。無線デバイスは、例えば、BWP非アクティビティタイマが終了した場合、アクティブなダウンリンクBWPからデフォルトのダウンリンクBWPに切り換わり得る。
【0071】
基地局は、1つ以上のBWPを用いて無線デバイスを準静的に設定し得る。無線デバイスは、例えば、第2のBWPをアクティブBWPとして示すDCIを受信した後に(例えば、受信することに基づいて、又は受信することに応答して)アクティブBWPを第1のBWPから第2のBWPに切り替え得る。無線デバイスは、例えば、BWP非アクティビティタイマの終了後に(例えば、終了に基づいて、又は終了に応答して)(例えば、第2のBWPがデフォルトBWPである場合)アクティブBWPを第1のBWPから第2のBWPに切り替え得る。
【0072】
ダウンリンクBWPの切り替えは、アクティブダウンリンクBWPを第1のダウンリンクBWPから第2のダウンリンクBWPに切り替えることを指し得る(例えば、第2のダウンリンクBWPがアクティブ化され、第1のダウンリンクBWPが非アクティブ化される)。アップリンクBWPの切り替えは、アクティブなアップリンクBWPを第1のアップリンクBWPから第2のアップリンクBWPに切り替えることを指し得る(例えば、第2のアップリンクBWPがアクティブ化され、第1のアップリンクBWPが非アクティブ化される)。ダウンリンクBWP及びアップリンクBWPの切り替えは、独立して実行され得る(例えば、対になったスペクトル/スペクトルにおいて)。ダウンリンクBWP及びアップリンクBWPの切り替えは、同時に実行され得る(例えば、対をなさないスペクトル/スペクトルにおいて)。構成されたBWP間の切り替えは、例えば、RRCシグナリング、DCIシグナリング、BWP非アクティビティタイマのタイムアウト、及び/又はランダムアクセスの開始に基づいて行われ得る。
【0073】
図9は、構成されたBWPの一例を示す。複数のBWP(例えば、NRキャリア用の3つの構成されたBWP)を使用する帯域幅適応が利用可能であり得る。複数のBWP(例えば、3つのBWP)で構成された無線デバイスは、切り替えポイントであるBWPから別のBWPに切り替え得る。BWPは、40MHzの帯域幅及び15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP902;10MHzの帯域幅及び15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP904;及び20MHzの帯域幅及び60kHzのサブキャリア間隔を有するBWP906を含み得る。BWP902は初期アクティブBWPであり得、BWP904はデフォルトBWPであり得る。無線デバイスは、切り替えポイントにおいてBWPを切り替え得る。無線デバイスは、切り替えポイント908において、BWP902からBWP904に切り替え得る。切り替えポイント908での切り替えは、任意の好適な理由で行われ得る。切り替えポイント908での切り替えは、例えば、BWP非アクティビティタイマの終了後に(例えば、終了に基づいて、又は終了に応答して)デフォルトBWPへの切り替えを指示する)に発生し得る。切り替えポイント908での切り替えは、例えば、アクティブBWPとしてBWP904を示すDCIを受信した後に発生し得る。無線デバイスは、例えば、BWP906を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後又は受信に応じて、切り替えポイント910でアクティブBWP904からBWP906に切り替え得る。無線デバイスは、例えば、BWP非アクティビティタイマの終了後に(例えば、終了に基づいて、又は終了に応答して)、切り替えポイント912でアクティブBWP906からBWP904に切り替え得る。無線デバイスは、例えば、BWP904を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後又は受信に応じて、切り替えポイント912でアクティブBWP906からBWP904に切り替え得る。無線デバイスは、例えば、BWP904を新しいアクティブBWPとして示すDCIを受信した後又は受信に応じて、切り替えポイント914でアクティブBWP902からBWP902に切り替え得る。
【0074】
セカンダリセル上のBWPを切り替えるための無線デバイス手順は、例えば、無線デバイスが、設定されたダウンリンクBWPのセット内のデフォルトのダウンリンクBWP及びタイマ値を有するセカンダリセルに対して設定されている場合、プライマリセル上の手順と同じ/類似であり得る。無線デバイスは、無線デバイスがプライマリセルのタイマ値及び/又はデフォルトBWPを使用するのと同じ/同様の方法で、セカンダリセルのタイマ値及びデフォルトダウンリンクBWPを使用し得る。タイマ値(例えば、BWP非アクティビティタイマ)は、例えば、RRCシグナリング又は任意の他のシグナリングを介して、セル毎に(例えば、1つ以上のBWPについて)構成され得る。1つ以上のアクティブBWPは、例えば、BWP非アクティビティタイマのタイムアウトに基づいて、別のBWPに切り替え得る。
【0075】
2つ以上のキャリアがアグリゲートされ、キャリアアグリゲーション(CA)を用いて、同じ無線デバイスとの間でデータが同時に送信/伝送され得る(例えば、データレートを増大させるために)。CAにおけるアグリゲートされたキャリアは、コンポーネントキャリア(component carrier、CC)と称され得る。例えば、CAが設定/使用される場合、無線デバイス(例えば、CCのための1つのサービングセル)のためのサービングセルの数/量が存在し得る。CCは、周波数領域において複数の構成を有し得る。
【0076】
図10Aは、CCに基づく例示的なCA構成を示す。
図10Aに示すように、3つのタイプのCA構成は、バンド内(連続)構成1002、バンド内(不連続)構成1004、及び/又はバンド間構成1006を含み得る。バンド内(隣接)構成1002では、2つのCCは、同じ周波数帯域(周波数帯域A)に集約され、周波数帯域内で互いに直接隣接して配置され得る。バンド内(不連続)構成1004では、2つのCCは、同じ周波数帯域(周波数帯域A)に集約され得るが、ギャップによって周波数帯域において互いに分離され得る。帯域間構成1006では、2つのCCは、異なる周波数帯域(例えば、それぞれ周波数帯域A及び周波数帯域B)に位置し得る。
【0077】
ネットワークは、集約され得るCCの最大数を設定し得る(例えば、最大32個のCCがNRで集約され得るか、又は任意の他の量が他のシステムで集約され得る)。アグリゲートされたCCは、同じ又は異なる帯域幅、サブキャリア間隔、及び/又は二重化スキーム(TDD、FDD、又は任意の他の二重化スキーム)を有し得る。CAを用いる無線デバイスのためのサービングセルは、ダウンリンクCCを有し得る。1つ以上のアップリンクCCが、サービングセル(例えば、FDDの場合)のために任意選択的に設定され得る。アップリンクキャリアよりも多くのダウンリンクキャリアをアグリゲートする能力は、例えば、無線デバイスが、アップリンクにおけるよりもダウンリンクにおけるより多くのデータトラフィックを有している場合に有用であり得る。
【0078】
無線デバイスの集約されたセルのうちの1つは、例えば、CAが設定されている場合、プライマリセル(PCell)と称され得る。PCellは、例えば、RRC接続確立、RRC接続再確立、及び/又はハンドオーバ中に、又はRRC接続確立、RRC接続再確立、及び/又はハンドオーバにおいて、無線が最初に接続又はアクセスするサービングセルであり得る。PCellは、NASモビリティ情報及びセキュリティ入力を無線デバイスに提供/構成し得る。無線デバイスは、異なるPCellを有し得る。ダウンリンクの場合、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンクプライマリCC(downlink primary CC、DL PCC)と称され得る。アップリンクの場合、PCellに対応するキャリアは、アップリンクプライマリCC(uplink primary CC、UL PCC)と称され得る。無線デバイスのための他の集約セル(例えば、DL PCC及びUL PCC以外のCCに関連付けられる)は、セカンダリセル(SCell)と称され得る。SCellは、例えば、PCellが無線デバイス用に構成された後に構成され得る。SCellは、RRC接続再構成手順を介して構成され得る。ダウンリンクの場合、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンクセカンダリCC(downlink secondary CC、DL SCC)と称され得る。ダウンリンクの場合、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンクセカンダリCC(uplink secondary CC、UL SCC)と称され得る。
【0079】
無線デバイス用に構成されたSCellは、例えば、トラフィック及びチャネル状態に基づいてアクティブ化又は非アクティブ化され得る。SCellの非アクティブ化は、無線デバイスに、SCellでのPDCCH及びPDSCH受信、並びにSCellでのPUSCH、SRS、及びCQI伝送を停止させ得る。構成されたSCellは、例えば、MAC CE(例えば、
図4Bに関して説明したMAC CE)を使用してアクティブ化又は非アクティブ化され得る。MAC CEは、ビットマップ(例えば、SCell当たり1ビット)を使用して、無線デバイスの(例えば、構成されたSCellのサブセットにおける)どのSCellがアクティブ化又は非アクティブ化されるかを示し得る。構成されたSCellは、例えば、SCell非アクティブ化タイマの終了後に(例えば、終了に基づいて、又は終了に応答して)非アクティブ化され得る(例えば、SCell毎に1つのSCell非アクティブ化タイマが構成され得る)。
【0080】
DCIは、セルのスケジューリング割り当て及びスケジューリング許可などの制御情報を含み得る。DCIは、スケジューリング割り当て及び/又はスケジューリング許可に対応するセルを介して送信/伝送され得、これは自己スケジューリングと称され得る。セルの制御情報を含むDCIは、クロスキャリアスケジューリングと称され得る別のセルを介して送信/伝送され得る。アップリンク制御情報(UCI)は、例えば、集約されたセルのためのHARQ確認応答及びチャネル状態フィードバック(例えば、CQI、PMI、及び/又はRI)のような制御情報を備え得る。UCIは、PCellのアップリンク制御チャネル(例えば、PUCCH)又は特定のSCell(例えば、PUCCHで構成されたSCell)を介して送信/伝送され得る。より多くの集約されたダウンリンクCCの場合、PCellのPUCCHは過負荷になり得る。セルは、複数のPUCCHグループに分割され得る。
【0081】
図10Bは、例示的なセルグループを示す。凝集したセルは、1つ以上のPUCCHグループに構成され得る(例えば、
図10Bに示すように)。1つ以上のセルグループ又は1つ以上のアップリンク制御チャネルグループ(例えば、PUCCHグループ1010及びPUCCHグループ1050)は、それぞれ1つ以上のダウンリンクCCを含み得る。PUCCHグループ1010は、1つ以上のダウンリンクCC、例えば、PCell1011(例えば、DL PCC)、SCell1012(例えば、DL SCC)、及びSCell1013(例えば、DL SCC)の3つのダウンリンクCCを含み得る。PUCCHグループ1050は、1つ以上のダウンリンクCC、例えば、PUCCH SCell(又はPSCell)1051(例えば、DL SCC)、SCell1052(例えば、DL SCC)、及びSCell1053(例えば、DL SCC)の3つのダウンリンクCCを含み得る。PUCCHグループ1010の1つ以上のアップリンクCCは、PCell1021(例えば、UL PCC)、SCell1022(例えば、UL SCC)、及びSCell1023(例えば、UL SCC)として構成され得る。PUCCHグループ1050の1つ以上のアップリンクCCは、PUCCH SCell(又はPSCell)1061(例えば、UL SCC)、SCell1062(例えば、UL SCC)、及びSCell1063(例えば、UL SCC)として設定され得る。UCI1031、UCI1032、及びUCI1033として示される、PUCCHグループ1010のダウンリンクCCに関連するUCIは、PCell1021のアップリンクを介して(例えば、PCell1021のPUCCHを介して)送信/伝送され得る。UCI1071、UCI1072、及びUCI1073として示される、PUCCHグループ1050のダウンリンクCCに関連するUCIは、PUCCH SCell(又はPSCell)1061のアップリンクを(例えば、PUCCH SCell1061のPUCCHを介して)介して送信/伝送され得る。単一のアップリンクPCellは、例えば、
図10Bに示す集約セルがPUCCHグループ1010とPUCCHグループ1050とに分割されていない場合、6つのダウンリンクCCに関連するUCIを送信/伝送するように構成され得る。PCell1021は、例えば、UCI1031、1032、1033、1071、1072、及び1073がPCell1021を介して送信/伝送される場合、過負荷になる可能性がある。PCell1021とPUCCH SCell(又はPSCell)1061との間のUCIの伝送を分割することにより、過負荷が防止及び/又は低減され得る。
【0082】
PCellは、ダウンリンクキャリア(例えば、PCell1011)及びアップリンクキャリア(例えば、PCell1021)を備え得る。SCellは、ダウンリンクキャリアのみを含み得る。ダウンリンクキャリア及び任意選択的にアップリンクキャリアを含むセルは、物理セルID及びセルインデックスを割り当てられ得る。物理セルID又はセルインデックスは、例えば、物理セルIDが使用されるコンテキストに応じて、セルのダウンリンクキャリア及び/又はアップリンクキャリアを示し/識別し得る。物理セルIDは、例えば、ダウンリンクコンポーネントキャリアによって送信/伝送された同期信号(例えば、PSS及び/又はSSS)を用いて決定され得る。セルインデックスは、例えば、1つ以上のRRCメッセージを使用して決定され得る。物理セルIDは、キャリアIDと称され得、セルインデックスは、キャリアインデックスと称され得る。第1のダウンリンクキャリアの第1の物理セルIDは、第1のダウンリンクキャリアを含むセルの第1の物理セルIDを指し得る。実質的に同じ/類似の概念が、例えばキャリアアクティブ化に適用され得る。第1のキャリアのアクティブ化は、第1のキャリアを備えるセルのアクティブ化を称し得る。
【0083】
PHY層のマルチキャリア特性は、MAC層に公開/指示され得る(例えば、CA構成において)。HARQエンティティは、サービングセルで動作し得る。トランスポートブロックは、サービングセル毎の割り当て/許可毎に生成され得る。トランスポートブロック及びトランスポートブロックの潜在的なHARQ再伝送は、サービングセルにマッピングされ得る。
【0084】
ダウンリンクの場合、基地局は、1つ以上の無線デバイスへ、1つ以上の参照信号(reference signal、RS)(例えば、PSS、SSS、CSI-RS、DM-RS、及び/又はPT-RS)を送信/伝送し得る(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、及び/又はブロードキャスト)。アップリンクの場合、1つ以上の無線デバイスは、基地局(例えば、DM-RS、PT-RS、及び/又はSRS)へ1つ以上のRSを送信/伝送し得る。PSS及びSSSは、基地局によって送信/伝送され、1つ以上の無線デバイスを基地局と同期させるために1つ以上の無線デバイスによって使用され得る。同期信号(synchronization signal、SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックは、PSS、SSS、及びPBCHを備え得る。基地局は、SS/PBCHブロックのバーストを周期的に送信/伝送し得、これはSSBと称され得る。
【0085】
図11Aは、1つ以上のSS/PBCHブロックのマッピングの例を示す。SS/PBCHブロックのバーストは、1つ以上のSS/PBCHブロック(例えば、
図11Aに示すように、4つのSS/PBCHブロック)を備え得る。バーストは、定期的に(例えば、2フレーム毎、20ms毎、又は任意の他の持続時間)送信/伝送され得る。バーストは、半フレーム(例えば、5msの持続時間を有する第1の半フレーム)に制限され得る。このようなパラメータ(例えば、バースト毎のSS/PBCHブロックの数、バーストの周期性、フレーム内のバーストの位置)は、例えば、SS/PBCHブロックが送信/伝送されるセルのキャリア周波数;セルのヌメロロジ又はサブキャリア間隔;ネットワークによる構成(例えば、RRCシグナリングを使用する);及び/又は任意の他の好適な因子、のうちの少なくとも1つに基づいて構成され得る。無線デバイスは、例えば、無線ネットワークが異なるサブキャリア間隔をとるように無線デバイスを構成しない限り、監視されているキャリア周波数に基づいてSS/PBCHブロックのサブキャリア間隔を採り得る。
【0086】
SS/PBCHブロックは、時間領域において1つ以上のOFDMシンボルに及び得(例えば、
図11Aに示すように4つのOFDMシンボル又は任意の他の数/量のシンボル)、周波数領域において1つ以上のサブキャリアに及び得る(例えば、240個の連続したサブキャリア、又は任意の他の数/量のサブキャリア)。PSS、SSS、及びPBCHは、共通の中心周波数を有し得る。PSSは、最初に送信/伝送され得、例えば、1つのOFDMシンボル及び127個のサブキャリアにまたがり得る。SSSは、PSS(例えば、2シンボル後)の後に送信/伝送され得、1つのOFDMシンボル及び127個のサブキャリアに及び得る。PBCHは、(例えば、次の3つのOFDMシンボルにわたって)PSSの後に送信/伝送され得、また、(例えば、
図11Aに示すような第2及び第4のOFDMシンボルにおいて)240のサブキャリアに及び/又は(例えば、
図11Aに示すような第3のOFDMシンボルにおいて)240未満のサブキャリアに及び得る。
【0087】
時間領域及び周波数領域におけるSS/PBCHブロックの位置は、無線デバイスに知られていない場合がある(例えば、無線デバイスがセルを探索している場合)。無線デバイスは、例えば、セルを見つけて選択するために、PSSのためのキャリアを監視し得る。無線デバイスは、キャリア内の周波数位置を監視し得る。無線デバイスは、例えば、特定の持続時間(例えば、20ms)後にPSSが見つからない場合、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを探索し得る。無線デバイスは、例えば、同期ラスタによって示されるように、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを探索し得る。無線デバイスは、例えば、PSSが時間領域及び周波数領域における位置で発見された場合、SS/PBCHブロックの既知の構造に基づいて、SSS及びPBCHの位置をそれぞれ決定し得る。SS/PBCHブロックは、セル定義SSブロック(cell-defining SS block、CD-SSB)であり得る。プライマリセルは、CD-SSBに関連付けられ得る。CD-SSBは、同期ラスタ上に位置し得る。セル選択/探索及び/又は再選択は、CD-SSBに基づき得る。
【0088】
SS/PBCHブロックは、セルの1つ以上のパラメータを決定するために、無線デバイスによって使用され得る。無線デバイスは、例えば、PSS及びSSSのシーケンスにそれぞれ基づいて、セルの物理セル識別子(physical cell identifier、PCI)を決定し得る。無線デバイスは、例えば、SS/PBCHブロックの位置に基づいて、セルのフレーム境界の位置を決定し得る。SS/PBCHブロックは、伝送パターンに従って送信/伝送されたことを示し得る。伝送パターンにおけるSS/PBCHブロックは、フレーム境界(例えば、1つ以上のネットワーク、1つ以上の基地局、及び1つ以上の無線デバイス間のRAN構成のための事前定義された距離)から既知の距離であり得る。
【0089】
PBCHは、QPSK変調及び/又は前方誤り訂正(forward error correction、FEC)を使用し得る。FECは、ポーラコーディングを使用し得る。PBCHが及ぶ1つ以上のシンボルは、PBCHの復調のための1つ以上のDM-RSを備える/搬送し得る。PBCHは、セルの現在のシステムフレーム番号(SFN)及び/又はSS/PBCHブロックタイミングインデックスの指示を含み得る。これらのパラメータは、基地局への無線デバイスの時間同期を容易にし得る。PBCHは、無線デバイスへ1つ以上のパラメータを送信/伝送するために使用されるMIBを備え得る。MIBは、セルに関連付けられた残りの最小システム情報(remaining minimum system information、RMSI)を見つけるために無線デバイスによって使用され得る。RMSIは、システム情報ブロックタイプ1(System Information Block Type 1、SIB1)を含み得る。SIB1は、無線デバイスがセルにアクセスするための情報を備え得る。無線デバイスは、PDCCHを監視するためにMIBの1つ以上のパラメータを使用し得、これは、PDSCHをスケジューリングするために使用され得る。PDSCHはSIB1を含み得る。SIB1は、MIBに提供/含まれるパラメータを使用してデコーディングされ得る。PBCHは、SIB1の不在を示し得る。無線デバイスは、例えば、SIB1の不在をPBCHが示すことに基づいて、周波数を指し示され得る。無線デバイスは、無線デバイスが示されている周波数でSS/PBCHブロックを探索し得る。
【0090】
無線デバイスは、同じSS/PBCHブロックインデックスを用いて送信/伝送された1つ以上のSS/PBCHブロックが、準コロケートである(quasi co-located、QCLed)(例えば、実質的に同じ/類似のドップラースプレッド、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、及び/又は空間Rxパラメータを有すること)と仮定し得る。無線デバイスは、異なるSS/PBCHブロックインデックスを有するSS/PBCHブロック伝送に対してQCLを仮定しないことがあり得る。SS/PBCHブロック(例えば、半フレーム内のもの)は、空間方向で(例えば、セルのカバレッジエリアにまたがる異なるビームを使用して)送信/伝送され得る。第1のSS/PBCHブロックは、第1のビームを使用して第1の空間方向に送信/伝送され得、第2のSS/PBCHブロックは、第2のビームを使用して第2の空間方向に送信/伝送され得、第3のSS/PBCHブロックは、第3のビームを使用して第3の空間方向に送信/伝送され得、第4のSS/PBCHブロックは、第4のビームを使用して第4の空間方向に送信/伝送され得る、などである。
【0091】
基地局は、例えば、キャリアの周波数スパン内で、複数のSS/PBCHブロックを送信/伝送し得る。複数のSS/PBCHブロックのうちの第1のSS/PBCHブロックの第1のPCIは、複数のSS/PBCHブロックのうちの第2のSS/PBCHブロックの第2のPCIとは異なり得る。異なる周波数位置で送信/伝送されるSS/PBCHブロックのPCIは、異なり得るか、又は実質的に同じであり得る。
【0092】
CSI-RSは、基地局によって送信/伝送され、チャネル状態情報(CSI)を獲得/取得/決定するために無線デバイスによって使用され得る。基地局は、チャネル推定又は任意の他の好適な目的のために、1つ以上のCSI-RSを用いて無線デバイスを設定し得る。基地局は、同じ/類似のCSI-RSのうちの1つ以上を用いて無線デバイスを設定し得る。無線デバイスは、1つ以上のCSI-RSを測定し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のダウンリンクCSI-RSの測定に基づいて、ダウンリンクチャネル状態を推定し、及び/又は、CSI報告を生成し得る。無線デバイスは、基地局へCSI報告を送信/伝送し得る(例えば、周期的なCSI報告、半永続的なCSI報告、及び/又は非周期的なCSI報告に基づく)。基地局は、リンクアダプテーションを実行するために、無線デバイス(例えば、推定されたダウンリンクチャネル状態)によって提供されたフィードバックを使用し得る。
【0093】
基地局は、1つ以上のCSI-RSリソースセットを用いて無線デバイスを準静的に構成し得る。CSI-RSリソースは、時間及び周波数領域における位置及び周期性に関連付けられ得る。基地局は、CSI-RSリソースを選択的にアクティブ化及び/又は非アクティブ化し得る。基地局は、CSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースがアクティブ化及び/又は非アクティブ化されていることを無線デバイスに示し得る。
【0094】
基地局は、CSI測定値を報告するように無線デバイスを設定し得る。基地局は、周期的に、非周期的に、又は半永続的にCSI報告を提供するように無線デバイスを設定し得る。周期的なCSI報告の場合、無線デバイスは、複数のCSI報告のタイミング及び/又は周期性を用いて設定され得る。非周期的なCSI報告の場合、基地局は、CSI報告を要求し得る。基地局は、設定されたCSI-RSリソースを測定し、測定値に関するCSI報告を提供するように無線デバイスに命令し得る。半永続的CSI報告の場合、基地局は、周期的に送信/伝送し、周期的報告を選択的にアクティブ化又は非アクティブ化する(例えば、1つ以上のアクティブ化/非アクティブ化MAC CE及び/又は1つ以上のDCIを介して)ように無線デバイスを構成し得る。基地局は、例えば、RRCシグナリングを使用して、CSI-RSリソースセット及びCSI報告を用いて無線デバイスを構成し得る。
【0095】
CSI-RS構成は、例えば、最大32個のアンテナポート(又は任意の他の数のアンテナポート)を示す1つ以上のパラメータを含み得る。例えば、ダウンリンクCSI-RS及びCORESETが空間的にQCLedであり、ダウンリンクCSI-RSに関連付けられたリソース要素がCORESETのために構成された物理リソースブロック(physical resource block、PRB)の外側にある場合、無線デバイスは、ダウンリンクCSI-RS及びCORESETのために同じOFDMシンボルを使用/使用するように構成され得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックが空間的にQCLされ、ダウンリンクCSI-RSに関連付けられたリソース要素がSS/PBCHブロックのために構成されたPRBの外側にある場合、ダウンリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックのために同じOFDMシンボルを使用/使用するように構成され得る。
【0096】
ダウンリンクDM-RSは、基地局によって送信/伝送され、チャネル推定のために無線デバイスによって受信/使用され得る。ダウンリンクDM-RSは、1つ以上のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH)のコヒーレント復調のために使用され得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、データ復調のための1つ以上の可変及び/又は構成可能なDM-RSパターンをサポートし得る。少なくとも1つのダウンリンクDM-RS構成は、フロントロードDM-RSパターンをサポートし得る。フロントロードDM-RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にマッッピングされ得る。基地局は、PDSCHのためのフロントロードDM-RSシンボルの数/量(例えば、最大数/量量)を用いて無線デバイスを準静的に設定し得る。DM-RS構成は、1つ以上のDM-RSポートをサポートし得る。DM-RS構成は、(例えば、シングルユーザMIMOのために)無線デバイス毎に最大8つの直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートし得る。DM-RS構成は、(例えば、マルチユーザMIMOのために)無線デバイス毎に最大4つの直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートし得る。無線ネットワークは、ダウンリンク及びアップリンクのための共通のDM-RS構造を(例えば、少なくともCP-OFDMに関して)サポートし得る。DM-RS位置、DM-RSパターン、及び/又はスクランブルシーケンスは、同じ又は異なり得る。基地局は、例えば、同じプリコーディング行列を使用して、ダウンリンクDM-RS及び対応するPDSCHを送信/伝送し得る。無線デバイスは、PDSCHのコヒーレント復調/チャネル推定のために、1つ以上のダウンリンクDM-RSを使用し得る。
【0097】
伝送機(例えば、基地局の送信機)は、伝送帯域幅の一部に対してプリコーダ行列を使用し得る。伝送機は、第1の帯域幅のための第1のプリコーダ行列及び第2の帯域幅のための第2のプリコーダ行列を使用し得る。第1のプリコーダ行列及び第2のプリコーダ行列は、例えば、第1の帯域幅が第2の帯域幅とは異なることに基づいて異なり得る。無線デバイスは、PRBのセットにわたって同じプリコーディング行列が使用されると仮定し得る。PRBのセットは、プリコーディングリソースブロックグループ(precoding resource block group、PRG)として決定され/例示され/識別され/示され得る。
【0098】
PDSCHは、1つ以上の層を含み得る。無線デバイスは、DM-RSを伴う少なくとも1つのシンボルが、PDSCHの1つ以上の層の層上に存在すると仮定し得る。上位層は、PDSCH(例えば、PDSCHのための最大3つのDMRS)のための1つ以上のDM-RSを設定し得る。ダウンリンクPT-RSは、基地局によって送信/伝送され、例えば、位相雑音補償のために無線デバイスによって使用され得る。ダウンリンクPT-RSが存在するかどうかは、RRC構成に依存し得る。ダウンリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、例えば、RRCシグナリングの組み合わせ及び/又はDCIによって示され得る他の目的(例えば、変調コーディング方式(modulation and coding scheme、MCS))に使用され/用いられる1つ以上のパラメータとの関連付けを使用して、無線デバイス固有のベースで構成され得る。ダウンリンクPT-RSの動的存在は、構成されている場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータに関連付けられ得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、時間領域及び/又は周波数領域で定義された複数のPT-RS密度をサポートし得る。周波数領域密度(構成されている/存在する場合)は、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも1つの構成に関連付けられ得る。無線デバイスは、DM-RSポート及びPT-RSポートのために同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポートの数/量は、スケジューリングされたリソース内のDM-RSポートの数/量より少なくてもよい。ダウンリンクPT-RSは、無線デバイスのためのスケジューリングされた時間/周波数持続時間において構成/配分/制限され得る。ダウンリンクPT-RSは、例えば、受信機における位相追跡を容易にするために、シンボルを介して送信/伝送され得る。
【0099】
無線デバイスは、例えば、チャネル推定のために、基地局へアップリンクDM-RSを送信/伝送し得る。基地局は、1つ以上のアップリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためにアップリンクDM-RSを使用し得る。無線デバイスは、PUSCH及び/又はPUCCHでアップリンクDM-RSを送信/伝送し得る。アップリンクDM-RSは、対応する物理チャネルに関連付けられた周波数の範囲と同様の周波数の範囲に及び得る。基地局は、1つ以上のアップリンクDM-RS構成を用いて無線デバイスを設定し得る。少なくとも1つのDM-RS構成は、フロントロードDM-RSパターンをサポートし得る。フロントロードDM-RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にわたってマッピングされ得る。1つ以上のアップリンクDM-RSは、PUSCH及び/又はPUCCHの1つ以上のシンボルで送信/伝送するように構成され得る。基地局は、PUSCH及び/又はPUCCHのためのフロントロードされたDM-RSシンボルの数/量(例えば、最大数/量)を用いて無線デバイスを準静的に構成し得、これは、無線デバイスが、単一シンボルDM-RS及び/又は二重シンボルDM-RSをスケジューリングするために使用し得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、ダウンリンク及びアップリンクのための共通のDM-RS構造をサポートし得る(例えば、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重化(cyclic prefix orthogonal frequency division multiplexing、CP-OFDM)の場合)。DM-RS位置、DM-RSパターン、及び/又はDM-RSのスクランブリングシーケンスは、実質的に同じ又は異なり得る。
【0100】
PUSCHは、1つ以上の層を含み得る。無線デバイスは、PUSCHの1つ以上の層の層に存在するDM-RSとともに、少なくとも1つのシンボルを送信/伝送し得る。上位層は、PUSCHのために、1つ以上のDM-RS(例えば、最大3つのDMRS)を設定し得る。アップリンクPT-RS(位相追跡及び/又は位相雑音補償のために基地局によって使用され得る)は、例えば、無線デバイスのRRC構成に応じて存在してもしなくてもよい。アップリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、例えば、RRCシグナリング及び/又はDCIによって示され得る他の目的(例えば、MCS)のために構成/採用された1つ以上のパラメータの組み合わせによって、無線デバイス固有ベース(例えば、UE固有のベース)で構成され得る。アップリンクPT-RSの動的存在は、構成されている場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータに関連付けられ得る。無線ネットワークは、時間/周波数領域で定義された複数のアップリンクPT-RS密度をサポートし得る。周波数領域密度(構成されている/存在する場合)は、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも1つの構成に関連付けられ得る。無線デバイスは、DM-RSポート及びPT-RSポートのために同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポートの数/量は、スケジューリングされたリソース内のDM-RSポートの数/量より少なくてもよい。アップリンクPT-RSは、無線デバイスのスケジューリングされた時間/周波数持続時間内に構成/配分/制限され得る。
【0101】
1つ以上のSRSは、例えば、アップリンクチャネル依存スケジューリング及び/又はリンクアダプテーションをサポートするためのチャネル状態推定のために、無線デバイスによって基地局に送信/伝送され得る。無線デバイスによって送信/伝送されるSRSは、基地局が、1つ以上の周波数におけるアップリンクチャネル状態を推定することを可能にし得る。基地局におけるスケジューラは、無線デバイスのためのアップリンクPUSCH伝送のための1つ以上のリソースブロックを割り当てるために、推定されたアップリンクチャネル状態を使用され/用いられ得る。基地局は、1つ以上のSRSリソースセットを用いて無線デバイスを準静的に設定し得る。SRSリソースセットの場合、基地局は、1つ以上のSRSリソースを用いて無線デバイスを設定し得る。SRSリソースセット適用可能性は、例えば、上位層(例えば、RRC)パラメータによって構成され得る。1つ以上のSRSリソースセット(例えば、同じ/類似の時間領域挙動、周期的、非周期的などを伴う)のSRSリソースセット内のSRSリソースは、例えば、上位層パラメータがビーム管理を示す場合、ある時点(例えば、同時に)で送信/伝送され得る。無線デバイスは、SRSリソースセットで、1つ以上のSRSリソースを送信/伝送し得る。ネットワーク(例えば、NRネットワーク)は、非周期的、周期的、及び/又は半永続的なSRS伝送をサポートし得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のトリガタイプに基づいて、SRSリソースを送信/伝送し得る。1つ以上のトリガタイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)及び/又は1つ以上のDCIフォーマットを含み得る。少なくとも1つのDCIフォーマットは、無線デバイスが1つ以上の設定されたSRSリソースセットのうちの少なくとも1つを選択するために使用/採用され得る。SRSトリガタイプ0は、上位層シグナリングに基づいてトリガされるSRSを指し得る。SRSトリガタイプ1は、1つ以上のDCIフォーマットに基づいてトリガされるSRSを指し得る。無線デバイスは、例えば、PUSCH及びSRSが同じスロットで送信/伝送される場合、PUSCH及び対応するアップリンクDM-RSの伝送後に、SRSを送信/伝送するように構成され得る。基地局は、以下、すなわち、SRSリソース構成識別子;SRSポートの数;SRSリソース構成の時間領域挙動(例えば、周期的SRS、半永続的SRS、又は非周期的SRSの指示);スロット、ミニスロット、及び/又はサブフレームレベルの周期性;周期的SRSリソース及び/又は非周期的SRSリソースのオフセット;SRSリソース内のOFDMシンボルの数;SRSリソースの開始OFDMシンボル;SRS帯域幅;周波数ホッピング帯域幅;巡回シフト;及び/又はSRSシーケンスID、のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のSRS構成パラメータを用いて無線デバイスを準静的に構成し得る。
【0102】
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが搬送されるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得るように決定/定義され得る。受信機は、例えば、第1のシンボル及び第2のシンボルが同じアンテナポート上で送信/伝送される場合、アンテナポート上で第1のシンボルを搬送するためのチャネルから、アンテナポート上で第2のシンボルを搬送するためのチャネル(例えば、フェージング利得、マルチパス遅延など)を推測/決定し得る。第1のアンテナポート及び第2のアンテナポートは、例えば、第1のアンテナポート上の第1のシンボルが搬送されるチャネルの1つ以上の大規模特性が、第2のアンテナポート上の第2のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得る場合、擬似コロケート(QCLed)と称され得る。1つ以上の大規模特性は、以下、すなわち、遅延スプレッド;ドップラースプレッド;ドップラーシフト;平均利得;平均遅延;及び/又は空間受信(Rx)パラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0103】
ビームフォーミングを使用するチャネルは、ビーム管理を必要とする場合がある。ビーム管理は、ビーム測定、ビーム選択、及び/又はビーム指示を含み得る。ビームは、1つ以上の参照信号に関連付けられ得る。ビームは、1つ以上のビーム形成された参照信号によって識別され得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のダウンリンク参照信号(例えば、CSI-RS)に基づいてダウンリンクビーム測定を実行し、ビーム測定報告を生成し得る。無線デバイスは、例えば、基地局とのRRC接続がセットアップされた後に、ダウンリンクビーム測定手順を実行し得る。
【0104】
図11Bは、1つ以上のCSI-RSの例示的なマッピングを示す。CSI-RSは、時間領域及び周波数領域にマッピングされ得る。
図11Bに示された各矩形ブロックは、セルの帯域幅内のリソースブロック(RB)に対応し得る。基地局は、1つ以上のCSI-RSを示すCSI-RSリソース構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを送信/伝送し得る。パラメータのうちの1つ以上は、CSI-RSリソース構成のために、上位層シグナリング(例えば、RRC及び/又はMACシグナリング)によって構成され得る。パラメータのうちの1つ以上は、CSI-RSリソース構成識別情報、CSI-RSポートの数、CSI-RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボル及びリソース要素(RE)位置)、CSI-RSサブフレーム構成(例えば、無線フレームにおけるサブフレーム位置、オフセット、及び周期性)、CSI-RS電力パラメータ、CSI-RSシーケンスパラメータ、符号分割多重(code division multiplexing、CDM)タイプパラメータ、周波数密度、伝送コム、準コロケーション(quasi co-location、QCL)パラメータ(例えば、QCL-scramblingidentity、crs-portscount、mbsfn-subframeconfiglist、csi-rs-configZPid、qcl-csi-rs-configNZPid)、及び/又は他の無線リソースパラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0105】
1つ以上のビームは、無線デバイス固有の構成で無線デバイスのために構成され得る。
図11Bには3つのビーム(ビーム#1、ビーム#2、ビーム#3)が示されているが、より多くの又はより少ないビームが構成され得る。ビーム#1には、第1のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1101が配分され得る。ビーム#2には、第2のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1102が配分され得る。ビーム#3には、第3のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで送信/伝送され得るCSI-RS1103が配分され得る。基地局は、同じRB(例えば、CSI-RS1101を送信/伝送するために使用されないもの)内の他のサブキャリアを使用して、例えば、周波数分割多重(frequency division multiplexing、FDM)を使用することによって、別の無線デバイス用のビームに関連付けられた別のCSI-RSを伝送し得る。無線デバイスのために使用されるビームは、例えば、時間領域多重(time domain multiplexing、TDM)を用いることによって、無線デバイスのためのビームが、他の無線デバイスのビームによって使用されるシンボルとは異なるシンボルを使用するように構成され得る。無線デバイスは、例えば、TDMを使用することによって、直交シンボル(例えば、重複シンボルなし)のビームでサービングされ得る。
【0106】
CSI-RS(例えば、CSI-RS1101、1102、1103)は、基地局によって送信/伝送され、1つ以上の測定値のために無線デバイスによって使用され得る。無線デバイスは、設定されたCSI-RSリソースのRSRPを測定し得る。基地局は、報告構成を用いて無線デバイスを構成し得、無線デバイスは、報告構成に基づいてネットワークに(例えば、1つ以上の基地局を介して)RSRP測定値を報告し得る。基地局は、報告された測定結果に基づいて、いくつかの参照信号を含む1つ以上の伝送設定指示(TCI)状態を決定し得る。基地局は、1つ以上のTCI状態を無線デバイスに示し得る(例えば、RRCシグナリング、MAC CE、及び/又はDCIを介して)。無線デバイスは、1つ以上のTCI状態に基づいて決定されたRxビームを用いてダウンリンク伝送を受信し得る。無線デバイスは、ビーム対応の能力を有する場合があるか、又は有しない場合がある。無線デバイスがビーム対応の能力を有する場合、無線デバイスは、例えば、対応するRxビームの空間領域フィルタに基づいて、伝送(transmit、Tx)ビームの空間領域フィルタを決定し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスがビーム対応の能力を有していないのであれば、Txビームの空間領域フィルタを決定するために、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。無線デバイスは、例えば、基地局によって無線デバイスに構成された1つ以上のサウンディング参照信号(SRS)リソースに基づいて、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。基地局は、例えば、無線デバイスによって送信/伝送された1つ以上のSRSリソースの測定値に基づいて、無線デバイスのためのアップリンクビームを選択及び指示し得る。
【0107】
無線デバイスは、例えばビーム管理手順において、1つ以上のビーム対リンクのチャネル品質を決定/評価(例えば、測定)し得る。ビーム対リンクは、基地局のTxビーム及び無線デバイスのRxビームを含み得る。基地局のTxビームはダウンリンク信号を送信/伝送し得、無線デバイスのRxビームはダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、例えば評価/決定に基づいて、ビーム測定報告を送信/伝送し得る。ビーム測定報告は、1つ以上のビーム識別情報(例えば、ビームインデックス、参照信号インデックスなど)、RSRP、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、チャネル品質インジケータ(CQI)、及び/又はランクインジケータ(RI)のうちの少なくとも1つを含む1つ以上のビームペア品質パラメータを示し得る。
【0108】
図12Aは、ダウンリンクビーム管理手順の例を示す。1つ以上のダウンリンクビーム管理手順(例えば、ダウンリンクビーム管理手順P1、P2、及びP3)が実行され得る。手順P1は、TRP(又は複数のTRP)のTxビームに対する測定(例えば、無線デバイス測定)を可能にし得る(例えば、1つ以上の基地局Txビーム及び/又は無線デバイスRxビームの選択をサポートするために)。基地局のTxビーム及び無線デバイスのRxビームは、それぞれP1の最上段及びP1の最下段に楕円として示されている。ビーム形成(例えば、TRPで)は、ビームのセットのためのTxビームスイープを含み得る(例えば、P1及びP2の最上段に示されているビームスイープは、破線の矢印によって示されている反時計回りの方向に回転した楕円として示されている)。ビーム形成(例えば、無線デバイスにおいて)は、ビームのセットのためのRxビームスイープを含み得る(例えば、P1及びP3の最下段に示されているビームスイープは、破線の矢印によって示されている時計回りの方向に回転した楕円として示されている)。手順P2は、TRP(P2の最上段に、破線の矢印によって示される反時計回りの方向に回転した楕円として示されている)のTxビームの測定(例えば、無線デバイス測定)を可能にするために使用され得る。無線デバイス及び/又は基地局は、例えば、手順P1で使用されるビームのセットよりも小さいビームのセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順P2を実行し得る。手順P2は、ビーム精緻化と称され得る。無線デバイスは、例えば、基地局の同じTxビームを用い、無線デバイスのRxビームを掃引することによって、Rxビーム決定のための手順P3を実行し得る。
【0109】
図12Bは、アップリンクビーム管理手順の例を示す。1つ以上のアップリンクビーム管理手順(例えば、アップリンクビーム管理手順U1、U2、及びU3)が実行され得る。手順U1は、基地局が無線デバイスのTxビームに対する測定を実行することを可能にするために使用され得る(例えば、無線デバイスの1つ以上のTxビーム及び/又は基地局のRxビームの選択をサポートするために)。無線デバイスのTxビーム及び基地局のRxビームは、それぞれU1の最上段及びU1の最下段に楕円として示されている)。ビームフォーミング(例えば、無線デバイスにおいて)は、1つ以上のビームスイープ、例えば、ビームのセットからのTxビームスイープを含み得る(U1及びU3の最下段に、破線の矢印によって示される時計回りの方向に回転した楕円として示されている)。ビームフォーミング(例えば、基地局において)は、1つ以上のビームスイープ、例えば、ビームのセットからのRxビームスイープを含み得る(破線の矢印によって示される反時計回りの方向に回転した楕円としてU1及びU2の最上段に示される)。例えば、無線デバイス(例えば、UE)が固定Txビームを使用する場合、基地局がそのRxビームを調節することができるようにするために、手順U2が使用され得る。無線デバイス及び/又は基地局は、例えば、手順P1で使用されるビームのセットよりも小さいビームのセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順U2を実行し得る。手順U2は、ビーム精緻化と称され得る。無線デバイスは、例えば、基地局が固定Rxビームを使用する場合、そのTxビームを調節するために手順U3を実行し得る。
【0110】
無線デバイスは、例えば、ビーム障害を検出することに基づいて、ビーム障害回復(beam failure recovery、BFR)手順を開始/開始/実行し得る。無線デバイスは、例えば、BFR手順を開始することに基づいて、BFR要求(例えば、プリアンブル、UCI、SR、MAC CEなど)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、関連付けられた制御チャネルのビーム対リンクの品質が不十分である(例えば、誤り率閾値よりも高い誤り率、受信信号電力閾値よりも低い受信信号電力、タイマのタイムアウトなどを有すること)という決定に基づいて、ビーム障害を検出し得る。
【0111】
無線デバイスは、例えば、1つ以上のSS/PBCHブロック、1つ以上のCSI-RSリソース、及び/又は1つ以上のDM-RSを備える1つ以上の参照信号(RS)を使用して、ビームペアリンクの品質を測定し得る。ビーム対リンクの品質は、ブロック誤り率(block error rate、BLER)、RSRP値、信号対干渉雑音比(signal to interference plus noise ratio、SINR)値、RSRQ値、及び/又はRSリソース上で測定されたCSI値のうちの1つ以上に基づき得る。基地局は、RSリソースがチャネルの1つ以上のDM-RSとQCLされることを示し得る(例えば、制御チャネル、共有データチャネルなど)。チャネルのRSリソース及び1つ以上のDM-RSは、例えば、RSリソースを介した無線デバイスへの伝送からのチャネル特性(例えば、ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、遅延スプレッド、空間Rxパラメータ、フェージングなど)が、チャネルを介した無線デバイスへの伝送からのチャネル特性と類似又は同じである場合、QCLされ得る。
【0112】
ネットワーク(例えば、gNB及び/又はng-eNBを含むNRネットワーク)及び/又は無線デバイスは、ランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。RRCアイドル(例えば、RRC_IDLE)状態及び/又はRRC非アクティブ(例えば、RRC_INACTIVE)状態の無線デバイスは、ネットワークへの接続セットアップを要求するためにランダムアクセス手順を始動/実行し得る。無線デバイスは、RRC接続(例えば、RRC_CONNECTED)状態から、ランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。無線デバイスは、アップリンクリソースを(例えば、利用可能なPUCCHリソースがない場合のSRのアップリンク伝送のために)要求するため、及び/又は、アップリンクタイミングを獲得/取得/決定する(例えば、アップリンク同期状態が非同期である場合)ために、ランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。無線デバイスは、1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)(例えば、SIB2、SIB3などの他のシステム情報ブロック)を要求するために、ランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。無線デバイスは、ビーム障害回復要求のためのランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。ネットワークは、例えば、ハンドオーバのために、及び/又はSCell追加のための時間アライメントを確立するために、ランダムアクセス手順を開始/始動/実行し得る。
【0113】
図13Aは、例示的な4ステップランダムアクセス手順を示す。4ステップランダムアクセス手順は、4ステップ競合ベースランダムアクセス手順を含み得る。基地局は、例えば、ランダムアクセス手順を開始する前に、構成メッセージ1310を無線デバイスに送信/伝送し得る。4ステップランダムアクセス手順は、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)、及び第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を含む4つのメッセージの伝送を含み得る。第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、プリアンブル(又は、ランダムアクセスプリアンブル)を備え得る。第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、プリアンブルと称され得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、ランダムアクセスレスポンス(random access response、RAR)として備え得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、RARと称され得る。
【0114】
構成メッセージ1310は、例えば、1つ以上のRRCメッセージを使用して送信/伝送され得る。1つ以上のRRCメッセージは、1つ以上のランダムアクセスチャネル(RACH)パラメータを無線デバイスへ示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、1つ以上のランダムアクセス手順(例えば、RACH-configGeneral)のための一般的なパラメータ;セル特異的パラメータ(例えば、RACH-ConfigCommon);及び/又は専用パラメータ(例えば、RACH-configDedicated)、のうちの少なくとも1つを備え得る。基地局は、1つ以上のRRCメッセージを1つ以上の無線デバイスに送信/伝送(例えば、ブロードキャスト又はマルチキャスト)し得る。1つ以上のRRCメッセージは無線デバイス固有であり得る。無線デバイス固有の1つ以上のRRCメッセージは、例えば、RRC接続(例えば、RRC_CONNECTED)状態及び/又はRRC非アクティブ(例えば、RRC_INACTIVE)状態で無線デバイスに送信/伝送される専用RRCメッセージであり得る。無線デバイスは、1つ以上のRACHパラメータに基づいて、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)及び/又は第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の伝送のための時間-周波数リソース及び/又はアップリンク伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のRACHパラメータに基づいて、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)及び第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を受信するための受信タイミング及びダウンリンクチャネルを決定し得る。
【0115】
構成メッセージ1310に提供/構成/含まれる1つ以上のRACHパラメータは、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)の伝送のために利用可能な1つ以上の物理RACH(PRACH)機会を示し得る。1つ以上のPRACH機会は、事前定義され得る(例えば、1つ以上の基地局を備えるネットワークによって)。1つ以上のRACHパラメータは、1つ以上のPRACH機会(例えば、prach-ConfigIndex)のうちの1つ以上の利用可能なセットを示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、(a)1つ以上のPRACH機会と、(b)1つ以上の参照信号との間の関連を示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、(a)1つ以上のプリアンブルと、(b)1つ以上の参照信号との間の関連付けを示し得る。1つ以上の参照信号は、SS/PBCHブロック及び/又はCSI-RSであり得る。1つ以上のRACHパラメータは、PRACH機会にマッピングされたSS/PBCHブロックの数/量、及び/又は、SS/PBCHブロックにマッピングされたプリアンブルの数/量を示し得る。
【0116】
構成メッセージ1310に提供/構成/含まれる1つ以上のRACHパラメータは、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)及び/又は第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のアップリンク伝送電力を決定するために使用され得る。1つ以上のRACHパラメータは、プリアンブル伝送(例えば、プリアンブル伝送の受信目標電力及び/又は初期電力)のための基準電力を示し得る。1つ以上のRACHパラメータによって示される1つ以上の電力オフセットが存在し得る。1つ以上のRACHパラメータは、電力ランプステップ;SSBとCSI-RSとの間の電力オフセット;第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)と第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)との伝送間の電力オフセット;及び/又はプリアンブルグループ間の電力オフセット値、を示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、例えば、これに基づいて、無線デバイスが、少なくとも1つの参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)及び/又はアップリンクキャリア(例えば、通常のアップリンク(normal uplink、NUL)キャリア及び/又は補足アップリンク(supplemental uplink、SUL)キャリア)を決定し得る1つ以上の閾値を示し得る。
【0117】
第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、1つ以上のプリアンブル伝送(例えば、プリアンブル伝送及び1つ以上のプリアンブル再伝送)を備え得る。RRCメッセージは、1つ以上のプリアンブルグループ(例えば、Aグループ及び/又はBグループ)を構成するために使用され得る。プリアンブルグループは、1つ以上のプリアンブルを含み得る。無線デバイスは、例えば、パス損失測定値及び/又は第3のメッセージのサイズ(例えば、Msg 3 1313)に基づいて、プリアンブルグループを決定し得る。無線デバイスは、1つ以上の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)のRSRPを測定し、RSRP閾値を上回るRSRPを有する少なくとも1つの参照信号(例えば、rsrp-ThresholdSSB及び/又はrsrp-ThresholdCSI-RS)を決定し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のプリアンブルと少なくとも1つの参照信号との間の関連付けがRRCメッセージによって構成されているのであれば、1つ以上の参照信号及び/又は選択されたプリアンブルグループに関連付けられた少なくとも1つのプリアンブルを選択し得る。
【0118】
無線デバイスは、例えば、設定メッセージ1310に提供/設定/含まれる1つ以上のRACHパラメータに基づいて、プリアンブルを決定し得る。無線デバイスは、例えば、パス損失測定値、RSRP測定値、及び/又は、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のサイズに基づいて、プリアンブルを決定し得る。1つ以上のRACHパラメータは、プリアンブルフォーマット;プリアンブル伝送の最大数;及び/又は1つ以上のプリアンブルグループ(例えば、Aグループ及びBグループ)を決定するための1つ以上の閾値を示し得る。基地局は、1つ以上のプリアンブルと1つ以上の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)との間の関連付けを用いて無線デバイスを構成するために、1つ以上のRACHパラメータを使用し得る。無線デバイスは、例えば、関連付けが構成されている場合、関連付けに基づいて、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)に含まれるプリアンブルを決定し得る。第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)は、1つ以上のPRACH機会を介して基地局へ送信/伝送され得る。無線デバイスは、プリアンブルの選択及びPRACH機会の決定のために、1つ以上の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を使用し得る。1つ以上のRACHパラメータ(例えば、ra-ssb-OccasionMskIndex及び/又はra-Occasionリスト)は、PRACH機会と1つ以上の参照信号との間の関連付けを示し得る。
【0119】
無線デバイスは、例えば、(例えば、RARを監視するための監視窓のような期間にわたって)プリアンブル伝送後に(例えば、伝送に基づいて、又は伝送に応答して)応答が受信されない場合、プリアンブル再伝送を実行し得る。無線デバイスは、プリアンブル再伝送のためのアップリンク伝送電力を増大させ得る。無線デバイスは、例えば、パス損失測定値及び/又はネットワークによって設定されたターゲット受信プリアンブル電力に基づいて、初期プリアンブル伝送電力を選択し得る。無線デバイスは、プリアンブルを再送信/再伝送することを決定し、アップリンク伝送電力をランプアップし得る。無線デバイスは、プリアンブル再伝送のためのランプステップを示す1つ以上のRACHパラメータ(例えば、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP)を受信し得る。ランピングステップは、再伝送のためのアップリンク伝送電力の増分的増大量であり得る。例えば、無線デバイスが、前のプリアンブル伝送と同じ参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を決定した場合、無線デバイスは、アップリンク伝送電力をランプアップし得る。無線デバイスは、例えば、カウンタパラメータ(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)を用いて、プリアンブル伝送及び/又は再伝送の数/量をカウントし得る。無線デバイスは、例えば、プリアンブル伝送の量/数が、成功した応答(例えば、RAR)を受信することなく、1つ以上のRACHパラメータ(例えば、preambleTransMax)によって設定された閾値を超えた場合、ランダムアクセス手順が失敗して完了したと決定し得る。
【0120】
第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)(例えば、無線デバイスによって受信される)は、RARを備え得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、複数の無線デバイスに対応する複数のRARを備え得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)の送信/伝送後に(例えば、送信/伝送に基づいて、又は送信/伝送に応答して)受信され得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、DL-SCH上でスケジューリングされ得、例えば、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(random access radio network temporary identifier、RA RNTI)を使用してPDCCHによって示され得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)が基地局によって受信されたことを示し得る。第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)は、無線デバイスの伝送タイミングを調節するために無線デバイスによって使用され得る時間アライメントコマンド、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の伝送のためのスケジューリング許可、及び/又は、テンポラリセルRNTI(Temporary Cell RNTI、TC-RNTI)を備え得る。無線デバイスは、例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)を送信/伝送した後、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)のためにPDCCHを監視するための時間窓(例えば、ra-ResponseWindow)を決定/開始し得る(例えば、プリアンブル)。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)(例えば、プリアンブル)を送信/伝送するために使用するPRACH機会に基づいて、時間窓の開始時間を決定し得る。無線デバイスは、プリアンブル(例えば、プリアンブル伝送を含む第1のメッセージを(例えば、Msg 1 1311)が完了したシンボル、又はプリアンブル伝送の最後から第1のPDCCH機会において)備える第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)の最後のシンボルの後の1つ以上のシンボルを、時間窓において開始し得る。1つ以上のシンボルは、ヌメロロジに基づいて決定され得る。PDCCHは、RRCメッセージによって構成される共通探索空間(例えば、タイプ1-PDCCH共通探索空間)にマッピングされ得る。無線デバイスは、例えば、RNTIに基づいて、RARを識別/決定し得る。無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier、RNTI)は、ランダムアクセス手順を開始/開始する1つ以上のイベントに応じて使用され得る。無線デバイスは、例えば、ランダムアクセス又は任意の他の目的に関連付けられた1つ以上の通信のために、RA-RNTIを使用し得る。RA-RNTIは、無線デバイスがプリアンブルを送信/伝送するPRACH機会に関連付けられ得る。無線デバイスは、例えば、OFDMシンボルインデックス;スロットインデックス;周波数領域インデックス;及び/又はPRACH機会のULキャリアインジケータ、のうちの少なくとも1つに基づいて、RA-RNTIを決定し得る。例示的なRA-RNTIは、以下のように決定され得る。
RA-RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id
ここで、s_idは、PRACH機会の第1のOFDMシンボルのインデックス(例えば、0≦s_id<14である)であり得、t_idは、システムフレームにおけるPRACH機会の第1のスロットのインデックス(例えば、0≦t_id<80である)であり得、f_idは、周波数領域におけるPRACH機会のインデックス(例えば、0≦f_id<8である)であり得、ul_carrier_idは、プリアンブル伝送に使用されるULキャリア(例えば、NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1である)であり得る。
【0121】
無線デバイスは、例えば、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)の受信の成功後に(例えば、受信の成功に基づいて、又は受信の成功に応答して)、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)を送信/伝送し得る(例えば、Msg 2 1312で識別されたリソースを使用する)。第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)は、例えば、競合ベースのランダムアクセス手順における競合解決のために使用され得る。複数の無線デバイスは、同じプリアンブルを基地局へ送信/伝送し得、また、基地局は、無線デバイスに対応するRARを送信/伝送し得る。例えば、複数の無線デバイスが、RARを、自身に対応するものとして解釈した場合、衝突が生じ得る。競合解決(例えば、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)及び第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)を用いる)は、無線デバイスが別の無線デバイスの識別情報を誤って使用しない可能性を高めるために使用され得る。無線デバイスは、例えば、競合解決を実行するために、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)にデバイス識別子を含み得る(例えば、割り当てられている場合はC-RNTI、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)に含まれるTC RNTI、及び/又は任意の他の好適な識別子)。
【0122】
第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)は、例えば、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の送信/伝送後に(例えば、送信/伝送に基づいて、又は送信/伝送に応答して)受信され得る。基地局は、例えば、C-RNTIが第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)に含まれていた場合、C-RNTIを使用してPDCCH上で無線をアドレス指定し得る(例えば、基地局は、PDCCHを無線デバイスへ送信し得る)。ランダムアクセス手順は、例えば、無線デバイスの固有のC RNTIがPDCCH上で検出された場合(例えば、PDCCHはC-RNTIによってスクランブルされる)、正常に完了したと決定され得る。例えば、TC RNTIが第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)に含まれている場合(例えば、無線デバイスがRRCアイドル(例えば、RRC_IDLE)状態にあるか、そうでなければ基地局に接続されていない場合)、TC RNTIに関連付けられたDL-SCHを用いて、第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)が受信され得る。例えば、MAC PDUのデコーディングに成功し、MAC PDUが、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)で送信/伝送されたCCCH SDUと一致するか、又は別の形で対応する無線デバイス競合解決識別情報MAC CEを含む場合、無線デバイスは、競合解決が成功したと決定し得、及び/又は無線デバイスは、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る。
【0123】
無線デバイスは、SULキャリア及び/又はNULキャリアで構成され得る。初期アクセス(例えば、ランダムアクセス)は、アップリンクキャリアを介してサポートされ得る。基地局は、複数のRACH構成(例えば、2つの別々のRACH構成であって、一方がSULキャリア用であり、他方がNULキャリア用である、2つの別々のRACH構成)を用いて無線デバイスを設定し得る。SULキャリアで構成されたセルにおけるランダムアクセスの場合、ネットワークは、どのキャリアを使用するか(NUL又はSUL)を示し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の参照信号(例えば、NULキャリアに関連付けられた1つ以上の参照信号)の測定された品質が、ブロードキャスト閾値よりも低い場合、SULキャリアを使用することを決定し得る。ランダムアクセス手順(例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)及び/又は第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313))のアップリンク伝送は、選択されたキャリアに留まり得るか、又は、選択されたキャリアを介して実行され得る。無線デバイスは、ランダムアクセス手順中(例えば、Msg 1 1311とMsg 3 1313との間)に、アップリンクキャリアを切り替え得る。無線デバイスは、例えば、チャネルクリア評価(例えば、リッスンビフォアトーク)に基づいて、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)及び/又は第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)のためのアップリンクキャリアを決定及び/又は切り替え得る。
【0124】
図13Bは、2ステップランダムアクセス手順を示す。2ステップランダムアクセス手順は、2ステップ競合なしランダムアクセス手順を含み得る。4ステップ競合ベースのランダムアクセス手順と同様に、基地局は、手順の開始前に、構成メッセージ1320を無線デバイスに送信/伝送し得る。構成メッセージ1320は、いくつかの点で構成メッセージ1310と類似し得る。
図13Bに示す手順は、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)と第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)の2つのメッセージの伝送を含み得る。第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)及び第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)は、いくつかの点で、それぞれ第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1311)及び第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)に類似している場合がある。2ステップ競合なしランダムアクセス手順は、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)及び/又は第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)に類似するメッセージを含まなくてもよい。
【0125】
2ステップ(例えば、競合なし)ランダムアクセス手順は、ビーム障害回復、他のSI要求、SCell追加、及び/又はハンドオーバのために構成/開始され得る。基地局は、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)のために使用されるべきプリアンブルを無線デバイスへ示し得るか、割り当て得る。無線デバイスは、基地局から、PDCCH及び/又はRRCを介して、プリアンブルを示す指示を受信し得る(例えば、ra-PreambleIndex)。
【0126】
無線デバイスは、例えば、プリアンブルを送信/伝送した後に(例えば、送信/伝送に基づいて、又は送信/伝送に応答して)、RARのためのPDCCHを監視するために、時間窓(例えば、ra-ResponseWindow)を開始し得る。基地局は、RRCメッセージ(例えば、recoverySearchSpaceId)によって示される探索空間内の別個の時間窓及び/又は別個のPDCCHなどの1つ以上のビーム障害回復パラメータを用いて無線デバイスを構成し得る。基地局は、例えば、ビーム障害回復要求に関連して、1つ以上のビーム障害回復パラメータを構成し得る。PDCCH及び/又はRARを監視するための別個の時間窓は、ビーム障害回復要求)を送信/伝送した後に開始するように構成され得る(例えば、窓は、ビーム障害回復要求を伝送した後に任意の数のシンボル及び/又はスロットを開始し得る)。無線デバイスは、探索空間上のセルRNTI(Cell RNTI、C-RNTI)にアドレス指定されたPDCCH伝送を監視し得る。2ステップ(例えば、競合なし)ランダムアクセス手順の間、無線デバイスは、例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg 1 1321)を伝送し、対応する第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)を受信した後に(例えば、それに基づいて、又はそれに応答して)ランダムアクセス手順が成功したと決定し得る。無線デバイスは、例えば、PDCCH伝送が対応するC-RNTIにアドレス指定されている場合、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスが、無線デバイスによって送信/伝送されたプリアンブルに対応するプリアンブル識別子を備えるRARを受信した場合、及び/又は、RARが、プリアンブル識別子を備えたMACサブPDUを備える場合、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る。無線デバイスは、この応答を、SI要求に対する確認応答の指示として決定し得る。
【0127】
図13Cは、例示的な2ステップランダムアクセス手順を示す。
図13A及び
図13Bに示されたランダムアクセス手順と同様に、基地局は、手順の開始前に、無線デバイスへ設定メッセージ1330を送信/伝送し得る。構成メッセージ1330は、いくつかの点で構成メッセージ1310及び/又は構成メッセージ1320に類似し得る。
図13Cに図示される手順は、複数のメッセージ(例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg A 1331)と第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)とを含む2つのメッセージ)の伝送を含み得る。
【0128】
Msg A 1320は、無線デバイスによるアップリンク伝送で送信/伝送され得る。Msg A 1320は、プリアンブル1341の1つ以上の伝送及び/又はトランスポートブロック1342の1つ以上の伝送を含み得る。トランスポートブロック1342は、第3のメッセージ(例えば、Msg 3 1313)の内容(例えば、
図13Aに示す)と類似及び/又は等価の内容を含み得る。トランスポートブロック1342は、UCI(例えば、SR、HARQ ACK/NACKなど)を含み得る。無線デバイスは、例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg A 1331)を送信/伝送した後に(例えば、送信/伝送することに基づいて、又は送信/伝送することに応答して)、第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を受信し得る。第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)は、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1312)の内容(例えば、
図13Aに示すRAR)、第2のメッセージ(例えば、Msg 2 1322)の内容(例えば、
図13Bに示すRAR)、及び/又は第4のメッセージ(例えば、Msg 4 1314)の内容(例えば、
図13Aに示す)と類似及び/又は同等の内容を含み得る。
【0129】
無線デバイスは、ライセンスされたスペクトル及び/又はライセンスされていないスペクトルのための2ステップランダムアクセス手順(例えば、
図13Cに示す2ステップランダムアクセス手順)を開始/始動し得る。無線デバイスは、1つ以上の要因に基づいて、2ステップランダムアクセス手順を開始/始動するかどうかを決定し得る。1つ以上の要因は、使用中の無線アクセス技術(例えば、LTE、NRなど);無線デバイスが有効なTAを有するかどうか;セルサイズ;無線デバイスのRRC状態;スペクトルのタイプ(例えば、ライセンスされているかライセンスされていないか);及び/又は任意の他の好適な要因、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0130】
無線デバイスは、構成メッセージ1330に含まれる2段階RACHパラメータに基づいて、プリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342のための無線リソース及び/又はアップリンク伝送電力を決定し得る(例えば、第1のメッセージ(例えば、Msg A 1331)に含まれる)。RACHパラメータは、プリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342のMCS、時間周波数リソース、及び/又は電力制御を示し得る。プリアンブル1341の伝送のための時間-周波数リソース(例えば、PRACH)及びトランスポートブロック1342の伝送のための時間-周波数リソース(例えば、PUSCH)は、FDM、TDM、及び/又はCDMを使用して多重化され得る。RACHパラメータは、無線デバイスが、第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を監視及び/又は受信するための受信タイミング及びダウンリンクチャネルを決定することを可能にし得る。
【0131】
トランスポートブロック1342は、データ(例えば、遅延に敏感なデータ)、無線デバイスの識別子、セキュリティ情報、及び/又はデバイス情報(例えば、国際モバイル加入者識別情報(International Mobile Subscriber Identity、IMSI))を含み得る。基地局は、第1のメッセージ(例えば、Msg A 1331)に対する応答として第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)を送信/伝送し得る。第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)は、プリアンブル識別子;タイミングアドバンスコマンド;電力制御コマンド;アップリンク許可(例えば、無線リソース割り当て及び/又はMCS);無線デバイス識別子(例えば、競合解決のためのUE識別子);及び/又はRNTI(例えば、C-RNTI又はTC-RNTI)、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線デバイスは、例えば、第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)内のプリアンブル識別子が、無線デバイスによって送信/伝送されたプリアンブル及び/又は第2のメッセージ(例えば、Msg B 1332)内の無線デバイスの識別子に対応するか、又は一致する、あるいは、第1のメッセージ(例えば、Msg A 1331)内の無線デバイスの識別子に対応するか、又は一致する場合、2ステップランダムアクセス手順が正常に完了したと決定し得る(例えば、トランスポートブロック1342)。
【0132】
無線デバイスと基地局とは、制御シグナリング(例えば、制御情報)を交換し得る。制御シグナリングは、L1/L2制御シグナリングと称され得、無線デバイス又は基地局のPHY層(例えば、層1)及び/又はMAC層(例えば、層2)から生じ得る。制御シグナリングは、基地局から無線デバイスへ送信/伝送されるダウンリンク制御シグナリング、及び/又は、無線デバイスから基地局へ送信/伝送されるアップリンク制御シグナリングを含み得る。
【0133】
ダウンリンク制御シグナリングは、ダウンリンクスケジューリング割り当て;アップリンク無線リソース及び/又はトランスポートフォーマットを指示するアップリンクスケジューリング許可;スロットフォーマット情報;プリエンプション指示;電力制御コマンド;及び/又は任意の他の好適なシグナリング、のうちの少なくとも1つを含み得る。無線デバイスは、PDCCHを介して基地局によって送信/伝送されたペイロードにおいてダウンリンク制御シグナリングを受信し得る。PDCCHを介して送受信されるペイロードは、ダウンリンク制御情報(DCI)と称され得る。PDCCHは、無線デバイスのグループに共通のグループ共通PDCCH(group common PDCCH、GC-PDCCH)であり得る。GC-PDCCHは、グループ共通RNTIによってスクランブルされ得る。
【0134】
基地局は、例えば、伝送誤りの検出を容易にするために、1つ以上の巡回冗長検査(cyclic redundancy check、CRC)パリティビットをDCIに付加し得る。基地局は、例えば、DCIが無線デバイス(又は無線デバイスのグループ)を対象としている場合、CRCパリティビットを無線デバイスの識別子(又は無線デバイスのグループの識別子)でスクランブルし得る。CRCパリティビットを識別子でスクランブルすることは、識別子値とCRCパリティビットとのモジュロ2加算(又は排他的OR演算)を含み得る。識別子は、RNTIの16ビット値を含み得る。
【0135】
DCIは、異なる目的のために使用され得る。目的は、CRCパリティビットをスクランブルするために使用されるRNTIのタイプによって示され得る。ページングRNTI(P-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ページング情報及び/又はシステム情報変更通知を示し得る。P-RNTIは、16進数で「FFFE」として事前定義され得る。システム情報RNTI(system information RNTI、SI-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、システム情報のブロードキャスト伝送を示し得る。SI-RNTIは、16進数で「FFFF」として事前定義され得る。ランダムアクセスRNTI(random access RNTI、RA-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ランダムアクセス応答(RAR)を示し得る。セルRNTI(C-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、動的にスケジューリングされたユニキャスト伝送及び/又はPDCCH順序付きランダムアクセスのトリガを示し得る。一時セルRNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、競合解決(例えば、
図13Aに示すMsg 3 1313に類似のMsg 3)を示し得る。基地局によって無線デバイスのために構成された他のRNTIは、構成されたスケジューリングRNTI(Configured Scheduling RNTI、CS RNTI)、伝送電力制御PUCCH RNTI(Transmit Power Control-PUCCH RNTI、TPC PUCCH-RNTI)、伝送電力制御PUSCH RNTI(Transmit Power Control-PUSCH RNTI、TPC-PUSCH-RNTI)、伝送電力制御SRS RNTI(Transmit Power Control-SRS RNTI、TPC-SRS-RNTI)、中断RNTI(Interruption RNTI、INT-RNTI)、スロットフォーマット指示RNTI(Slot Format Indication RNTI、SFI-RNTI)、半永続的CSI RNTI(Semi-Persistent CSI RNTI、SP-CSI-RNTI)、変調及びコーディング方式セルRNTI(Modulation and Coding Scheme Cell RNTI、MCS-C RNTI)などを含み得る。
【0136】
基地局は、例えば、DCIの目的及び/又は内容に応じて、1つ以上のDCIフォーマットでDCIを送信/伝送し得る。DCIフォーマット0_0は、セルにおけるPUSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット0_0は、フォールバックDCIフォーマット(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)であり得る。DCIフォーマット0_1は、セル(例えば、DCIフォーマット0_0よりも多くのDCIペイロードを有する)におけるPUSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット1_0は、セルにおけるPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット1_0は、フォールバックDCIフォーマット(例えば、コンパクトなDCIペイロードで)であり得る。DCIフォーマット1_1は、セル(例えば、DCIフォーマット1_0よりも多くのDCIペイロードを有する)におけるPDSCHのスケジューリングに使用され得る。DCIフォーマット2_0は、無線デバイスのグループにスロットフォーマット指示を提供するために使用され得る。DCIフォーマット2_1は、無線デバイスのグループに物理リソースブロック及び/又はOFDMシンボルを通知/通知するために使用され得、無線デバイスのグループは、無線デバイスのグループへの伝送が意図されていないと仮定し得る。DCIフォーマット2_2は、PUCCH又はPUSCHのための伝送電力制御(transmit power control、TPC)コマンドの伝送のために使用され得る。DCIフォーマット2_3は、1つ以上の無線デバイスによるSRS伝送のためのTPCコマンドのグループの伝送のために使用され得る。新しい機能のDCIフォーマットは、将来のリリースで定義される可能性がある。DCIフォーマットは、異なるDCIサイズを有し得るし、同じDCIサイズを共有し得る。
【0137】
基地局は、例えば、DCIをRNTIでスクランブルした後に、チャネルコーディング(例えば、ポーラコーディング)、レートマッチング、スクランブリング、及び/又はQPSK変調でDCIを処理し得る。基地局は、コーディング及び変調されたDCIを、PDCCHのために使用及び/又は構成されたリソース要素にマッピングし得る。基地局は、例えば、DCIのペイロードサイズ及び/又は基地局のカバレッジに基づいて、いくつかの連続した制御チャネル要素(control channel element、CCE)を占有するPDCCHを介してDCIを送信/伝送し得る。連続するCCEの数(アグリゲーションレベルと称される)は、1、2、4、8、16、及び/又は任意の他の好適な数であり得る。CCEは、いくつか(例えば、6)のリソース要素グループ(resource-element group、REG)を含み得る。REGは、OFDMシンボル内のリソースブロックを備え得る。リソース要素に対するコーディング及び変調されたDCIのマッピングは、CCE及びREGのマッピング(例えば、CCEからREGへのマッピング)に基づき得る。
【0138】
図14Aは、CORESET構成の一例を示す。CORESET構成は、帯域幅部分又は任意の他の周波数帯域のためのものであり得る。基地局は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)上でPDCCHを介してDCIを送信/伝送し得る。CORESETは、無線デバイスが1つ以上の探索空間を用いてDCIのデコーディングを試みる/試みる時間-周波数リソースを備え得る。基地局は、時間-周波数領域におけるCORESETのサイズ及び位置を構成し得る。第1のCORESET 1401及び第2のCORESET1402は、スロット内の第1のシンボルで発生し得るか、又は設定/構成され得る。第1のCORESET1401は、周波数領域において第2のCORESET1402と重複し得る。第3のCORESET1403は、スロット内の第3のシンボルにおいて生じ得るか、又は設定/構成され得る。第4のCORESET1404は、スロット内の第7のシンボルにおいて生じ得るか、又は設定/構成され得る。CORESETは、周波数領域において異なる数のリソースブロックを有し得る。
【0139】
図14Bは、CCEからREGへのマッピングの例を示す。CCEからREGへのマッピングは、CORESET及びPDCCH処理によるDCI伝送のために実行され得る。CCEからREGへのマッピングは、インタリーブドマッピング(例えば、周波数ダイバーシティを提供する目的で)又は非インタリーブドマッピング(例えば、制御チャネルの干渉調整及び/又は周波数選択伝送を容易にする目的で)であり得る。基地局は、異なるCORESETに対して異なる又は同じCCEからREGへのマッピングを実行し得る。CORESETは、CCE-REGマッピングに(例えば、RRC構成によって)関連付けられ得る。CORESETは、アンテナポートQCLパラメータで構成され得る。アンテナポートQCLパラメータは、CORESETを介したPDCCH受信のためのDM-RSのQCL情報を示し得る。
【0140】
基地局は、無線デバイスへ、1つ以上のCORESET及び1つ以上の探索空間セットの構成パラメータを備える1つ以上のRRCメッセージを送信/伝送し得る。構成パラメータは、探索空間セットとCORESETとの間の関連付けを示し得る。探索空間セットは、CCE(例えば、所定のアグリゲーションレベルで)によって形成されたPDCCH候補のセットを備え得る。構成パラメータは、アグリゲーションレベル毎に監視されるべきPDCCH候補の数;PDCCH監視周期及びPDCCH監視パターン;無線デバイスによって監視されるべき1つ以上のDCIフォーマット;及び/又は探索空間セットが共通探索空間セットであるか無線デバイス固有探索空間セット(例えば、UE固有の探索空間セット)であるかどうか、のうちの少なくとも1つを示し得る。共通探索空間セット内のCCEのセットは、事前定義され得、無線デバイスに既知であり得る。無線デバイス固有探索空間セット(例えば、UE固有の探索空間セット)内のCCEのセットは、例えば、無線デバイス(例えば、C-RNTI)の識別情報に基づいて構成され得る。
【0141】
図14Bに図示されるように、無線デバイスは、1つ以上のRRCメッセージに基づいて、CORESETのための時間-周波数リソースを決定し得る。無線デバイスは、例えば、CORESETの構成パラメータに基づいて、CORESETのためのCCEからREGへのマッピング(例えば、インターリーブ又は非インターリーブ、及び/又はマッピングパラメータ)を決定し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上のRRCメッセージに基づいて、CORESETのために設定された探索空間セットの数(例えば、最大10)を決定し得る。無線デバイスは、探索空間セットの構成パラメータに従って、PDCCH候補のセットを監視し得る。無線デバイスは、1つ以上のDCIを検出するために、1つ以上のCORESETにおけるPDCCH候補のセットを監視し得る。監視は、監視されたDCIフォーマットに従ってPDCCH候補のセットの1つ以上のPDCCH候補をデコーディングすることを含み得る。監視は、可能な(又は構成された)PDCCH位置、可能な(又は構成された)PDCCHフォーマット(例えば、CCEの数、共通探索空間内のPDCCH候補の数、及び/又は無線デバイス固有探索空間内のPDCCH候補の数)、及び可能な(又は構成された)DCIフォーマットを有する1つ以上のPDCCH候補のDCIコンテンツをデコーディングすることを含み得る。デコーディングは、ブラインドデコーディングと称され得る。無線デバイスは、例えば、CRCチェック(例えば、RNTI値と一致するDCIのCRCパリティビットのためのスクランブルビット)の後に(例えば、CRCチェックに基づいて、又はCRCチェックに応答して)、DCIが無線デバイスに対して有効であると決定し得る。無線デバイスは、DCIに含まれる情報(例えば、スケジューリング割り当て、アップリンク許可、電力制御、スロットフォーマット指示、ダウンリンクプリエンプションなど)を処理し得る。
【0142】
無線デバイスは、基地局へアップリンク制御シグナリング(例えば、UCI)を送信/伝送し得る。アップリンク制御シグナリングは、受信されたDL-SCHトランスポートブロックのためのHARQ確認応答を備え得る。無線デバイスは、例えば、DL-SCHトランスポートブロックを受信した後に(例えば、受信することに基づいて、又は受信することに応答して)、HARQ確認応答を送信/伝送し得る。アップリンク制御シグナリングは、物理ダウンリンクチャネルのチャネル品質を示すCSIを備え得る。無線デバイスは、基地局へCSIを送信/伝送し得る。基地局は、受信したCSIに基づいて、ダウンリンク伝送のための伝送フォーマットパラメータ(例えば、マルチアンテナ及びビーム形成方式を含む)を決定し得る。アップリンク制御シグナリングは、スケジューリング要求(SR)を含み得る。無線デバイスは、基地局への伝送のためにアップリンクデータが利用可能であることを示すSRを送信/伝送し得る。無線デバイスは、PUCCH又はPUSCHを介してUCI(例えば、HARQ確認応答(HARQ acknowledgement、HARQ-ACK)、CSI報告、SRなど)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、いくつかのPUCCHフォーマットのうちの1つを用いて、PUCCHを介してアップリンク制御シグナリングを送信/伝送し得る。
【0143】
複数のPUCCHフォーマット(例えば、5つのPUCCHフォーマット)が存在し得る。無線デバイスは、例えば、UCIのサイズ(例えば、UCI伝送のアップリンクシンボルの数/量及びUCIビットの数)に基づいて、PUCCHフォーマットを決定し得る。PUCCHフォーマット0は、1つ又は2つのOFDMシンボルの長さを有し得、2つ以下のビットを備え得る。無線デバイスは、例えば、伝送が1つ又は2つのシンボル上/経由であり、正又は負のSRを有するHARQ-ACK情報ビットの数/量(HARQ-ACK/SRビット)が1又は2である場合、PUCCHフォーマット0を使用して、PUCCHリソースを介してUCIを送信/伝送し得る。PUCCHフォーマット1は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14 OFDMシンボルの間)を占有し得、2ビット以下を含み得る。無線デバイスは、例えば、伝送が4つ以上のシンボル上/経由であり、HARQ-ACK/SRビットの数が1又は2である場合、PUCCHフォーマット1を使用し得る。PUCCHフォーマット2は、1つ又は2つのOFDMシンボルを占有し、3つ以上のビットを備え得る。無線デバイスは、例えば、伝送が1つ又は2つのシンボルの上/経由であり、UCIビットの数/量が2以上である場合、PUCCHフォーマット2を使用し得る。PUCCHフォーマット3は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14 OFDMシンボル)を占有し得、3つ以上のビットを備え得る。無線デバイスは、例えば、伝送が4シンボル以上であり、UCIビットの数/量が2以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコード(orthogonal cover code、OCC)を備えていない場合、PUCCHフォーマット3を使用し得る。PUCCHフォーマット4は、いくつかのOFDMシンボル(例えば、4~14 OFDMシンボル)を占有し得、3つ以上のビットを備え得る。無線デバイスは、例えば、伝送が4シンボル以上であり、UCIビットの数/量が2以上であり、PUCCHリソースがOCCを備える場合、PUCCHフォーマット4を使用し得る。
【0144】
基地局は、例えば、RRCメッセージを用いて、複数のPUCCHリソースセットのための構成パラメータを無線デバイスへ送信/伝送し得る。複数のPUCCHリソースセット(例えば、NRにおける最大4セット、又は他のシステムにおける最大任意の他の数のセット)は、セルのアップリンクBWPにおいて設定され得る。PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックス、PUCCHリソース識別子(例えば、pucch-Resourceid)によって識別されるPUCCHリソースを有する複数のPUCCHリソース、及び/又は、無線デバイスがPUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの1つを用いて送信/伝送し得るUCI情報ビットの数(例えば、最大数)を用いて設定され得る。無線デバイスは、例えば、複数のPUCCHリソースセットを用いて設定されているのであれば、UCI情報ビット(例えば、HARQ-ACK、SR、及び/又はCSI)の合計ビット長に基づいて、複数のPUCCHリソースセットのうちの1つを選択し得る。無線デバイスは、例えば、UCI情報ビットの総ビット長が2以下である場合、「0」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第1のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスは、例えば、UCI情報ビットの総ビット長が2より大きく、第1の設定値以下である場合、「1」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第2のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスは、例えば、UCI情報ビットの総ビット長が第1の設定値より大きく、第2の設定値以下である場合、「2」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第3のPUCCHリソースセットを選択し得る。無線デバイスは、例えば、UCI情報ビットの総ビット長が第2の設定値より大きく、第3の値(例えば、1406、1706、又は任意の他のビット数)以下である場合、「3」に等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第4のPUCCHリソースセットを選択し得る。
【0145】
無線デバイスは、例えば、複数のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースセットを決定した後、UCI(HARQ-ACK、CSI、及び/又はSR)伝送のためにPUCCHリソースセットからPUCCHリソースを決定し得る。無線デバイスは、例えば、PDCCHで/PDCCHを介して受信されたDCI(例えば、DCIフォーマット1_0又は1_1のDCIを伴う)におけるPUCCHリソースインジケータに基づいて、PUCCHリソースを決定し得る。DCI内のnビット(例えば、3ビット)PUCCHリソースインジケータは、PUCCHリソースセット内の複数(例えば、8)のPUCCHリソースのうちの1つを示し得る。無線デバイスは、例えば、PUCCHリソースインジケータに基づいて、DCI内のPUCCHリソースインジケータによって示されるPUCCHリソースを使用してUCI(HARQ-ACK、CSI、及び/又はSR)を送信/伝送し得る。
【0146】
図15Aは、無線デバイスと基地局との間の例示的な通信を示す。無線デバイス1502及び基地局1504は、
図1Aに図示される通信ネットワーク100、
図1Bに図示される通信ネットワーク150、又は任意の他の通信ネットワークのような通信ネットワークの一部であり得る。通信ネットワークは、
図15Aに示されたものと実質的に同じ又は類似の構成を有する、2つ以上の無線デバイス及び/又は2つ以上の基地局を備え得る。
【0147】
基地局1504は、エアインターフェース(又は無線インターフェース)1506を介した無線通信を介して、無線デバイス1502をコアネットワーク(図示せず)に接続し得る。エアインターフェース1506を介した基地局1504から無線デバイス1502への通信方向は、ダウンリンクと称され得る。無線デバイス1502からエアインターフェースを介して基地局1504への通信方向は、アップリンクと称され得る。ダウンリンク伝送は、例えば、様々な複信スキーム(例えば、FDD、TDD、及び/又は、複信技術のいくつかの組み合わせ)を用いて、アップリンク伝送から分離され得る。
【0148】
ダウンリンクの場合、基地局1504から無線デバイス1502へ送信されるべきデータは、基地局1504の処理システム1508へ提供/転送/送信され得る。データは、例えば、コアネットワークによって処理システム1508に提供/転送/送信され得る。アップリンクの場合、無線デバイス1502から基地局1504へ送信されるべきデータは、無線デバイス1502の処理システム1518へ提供/転送/送信され得る。処理システム1508及び処理システム1518は、伝送のためにデータを処理するために層3及び層2 OSI機能を実装し得る。層2は、例えば、
図2A、
図2B、
図3、及び
図4Aに関して説明した、SDAP層、PDCP層、RLC層、及びMAC層を含み得る。層3は、例えば、
図2Bに関して説明したRRC層を含み得る。
【0149】
無線デバイス1502へ送信されるべきデータは、例えば、処理システム1508によって処理された後に、基地局1504の伝送処理システム1510へ提供/転送/送信され得る。基地局1504へ送信されるべきデータは、例えば、処理システム1518によって処理された後に、無線デバイス1502の伝送処理システム1520へ提供/転送/送信され得る。伝送処理システム1510及び伝送処理システム1520は、層1 OSI機能を実装し得る。層1は、例えば、
図2A、
図2B、
図3、及び
図4Aに関連して記載されたPHY層を備え得る。送信/伝送処理のために、PHY層は、例えば、トランスポートチャネルの前方誤り訂正コーディング、インターリーブ、レートマッチング、トランスポートチャネルの物理チャネルへのマッピング、物理チャネルの変調、多入力多出力(multiple-input multiple-output、MIMO)又はマルチアンテナ処理などを実行し得る。
【0150】
基地局1504の受信処理システム1512は、無線デバイス1502からアップリンク伝送を受信し得る。基地局1504の受信処理システム1512は、1つ以上のTRPを備え得る。無線デバイス1502の受信処理システム1522は、基地局1504からダウンリンク伝送を受信し得る。無線デバイス1502の受信処理システム1522は、1つ以上のアンテナパネルを備え得る。受信処理システム1512及び受信処理システム1522は、層1 OSI機能を実装し得る。層1は、例えば、
図2A、
図2B、
図3、及び
図4Aに関連して説明されたPHY層を含み得る。受信処理のために、PHY層は、例えば、誤り検出、前方誤り訂正デコーディング、デインタリーブ、物理チャネルへのトランスポートチャネルのデマッピング、物理チャネルの復調、MIMO又はマルチアンテナ処理などを実行し得る。
【0151】
基地局1504は、複数のアンテナ(例えば、複数のアンテナパネル、複数のTRPなど)を備え得る。無線デバイス1502は、複数のアンテナ(例えば、複数のアンテナパネルなど)を備え得る。複数のアンテナは、空間多重(例えば、シングルユーザMIMO又はマルチユーザMIMO)、伝送/受信ダイバーシティ、及び/又はビームフォーミングなどの1つ以上のMIMO又はマルチアンテナ技術を実行するために使用され得る。無線デバイス1502及び/又は基地局1504は、単一のアンテナを有し得る。
【0152】
処理システム1508及び処理システム1518は、それぞれメモリ1514及びメモリ1524に関連付けられ得る。メモリ1514及びメモリ1524(例えば、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体)は、機能(例えば、本明細書に記載の1つ以上の機能、並びに一般的なコンピュータ、プロセッサ、メモリ、及び/又は他の周辺機器の他の機能)のうちの1つ以上を実行するために、処理システム1508及び/又は処理システム1518によってそれぞれ実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを格納し得る。伝送処理システム1510及び/又は受信処理システム1512は、それらのそれぞれの機能のうちの1つ以上を実行するために実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを記憶するメモリ1514及び/又は別のメモリ(例えば、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体)に結合され得る。伝送処理システム1520及び/又は受信処理システム1522は、それらのそれぞれの機能のうちの1つ以上を実行するために実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを記憶するメモリ1524及び/又は別のメモリ(例えば、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体)に結合され得る。
【0153】
処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ以上のコントローラ及び/又は1つ以上のプロセッサを備え得る。1つ以上のコントローラ及び/又は1つ以上のプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)及び/又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート及び/又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、オンボードユニット、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、信号コーディング/処理、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又は、無線デバイス1502及び/又は基地局1504が無線環境において動作することを可能にし得る任意の他の機能のうちの少なくとも1つを実行し得る。
【0154】
処理システム1508は、1つ以上の周辺機器1516に接続され得る。処理システム1518は、1つ以上の周辺機器1526に接続され得る。1つ以上の周辺機器1516及び1つ以上の周辺機器1526は、例えば、スピーカ、マイクロフォン、キーパッド、ディスプレイ、タッチパッド、電源、衛星トランシーバ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、メディアプレーヤ、インターネットブラウザ、電子制御ユニット(例えば、自動車用)、及び/又は1つ以上のセンサ(例えば、加速度計、ジャイ損失コープ、温度センサ、レーダセンサ、ライダセンサ、超音波センサ、光センサ、カメラなど)などの機能及び/又は機能を提供するソフトウェア及び/又はハードウェアを備え得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ以上の周辺機器1516及び/又は1つ以上の周辺機器から入力データ(例えば、ユーザ入力データ)を受信し、及び/又は1つ以上の周辺機器1526に出力データ(例えば、ユーザ出力データ)を提供し得る。無線デバイス1502における処理システム1518は、電源から電力を受信し、及び/又は、この電力を、無線デバイス1502における他のコンポーネントへ分配するように構成され得る。電源は、1つ以上の電源、例えば、電池、太陽電池、燃料電池、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508は、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)チップセット1517に接続され得る。処理システム1518は、全地球測位システム(GPS)チップセット1527に接続され得る。GPSチップセット1517及びGPSチップセット1527は、無線デバイス1502及び基地局1504の地理的位置情報をそれぞれ決定及び提供するように構成され得る。
【0155】
図15Bは、例えば、基地局160A、160B、162A、162B、220、及び/又は1504、無線デバイス106、156A、156B、210、及び/又は1502、又は本明細書に記載の任意の他の基地局、無線デバイス、AMF、UPF、ネットワークデバイス、若しくは演算デバイスを含む、本明細書に記載の様々なデバイスのいずれかを実装するために使用され得る演算デバイスの例示的な要素を示す。演算デバイス1530は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)1533、リムーバブルメディア1534(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ、コンパクトディスク(compact disk、CD)若しくはデジタル多用途ディスク(digital versatile disk、DVD)、又はフロッピーディスクドライブ)、又は任意の他の所望の記憶媒体に記憶された命令を実行し得る、1つ以上のプロセッサ1531を含み得る。また、命令は、取り付けられた(又は内部の)ハードドライブ1535に記憶され得る。また、演算デバイス1530は、セキュリティプロセッサ(図示せず)を含み得、セキュリティプロセッサは、プロセッサ1531上で実行されるプロセス、並びに演算デバイス1530の任意のハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネント(例えば、ROM1532、RAM1533、リムーバブルメディア1534、ハードドライブ1535、デバイスコントローラ1537、ネットワークインターフェース1539、GPS1541、Bluetoothインターフェース1542、WiFiインターフェース1543などである)へのアクセスを要求する任意のプロセスを監視するために、1つ以上のコンピュータプログラムの命令を実行し得る。演算デバイス1530は、ディスプレイ1536(例えば、画面、表示デバイス、モニタ、テレビなど)などの1つ以上の出力デバイスを含み得、ビデオプロセッサなどの1つ以上の出力デバイスコントローラ1537を含み得る。また、リモートコントローラ、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイクロフォンなどのような、1つ以上のユーザ入力デバイス1538があり得る。演算デバイス1530は、有線インターフェース、無線インターフェース、又は2つの組み合わせであり得る、ネットワークインターフェース1539などの1つ以上のネットワークインターフェースを含み得る。ネットワークインターフェース1539は、演算デバイス1530がネットワーク1540(例えば、RAN、又は任意の他のネットワーク)と通信するためのインターフェースを提供し得る。ネットワークインターフェース1539は、モデム(例えば、ケーブルモデム)を含み得、外部ネットワーク1540は、通信リンク、外部ネットワーク、家庭内ネットワーク、プロバイダの無線、同軸、ファイバ、若しくはハイブリッドファイバ/同軸分配システム(例えば、DOCSISネットワーク)、又は任意の他の所望のネットワークを含み得る。更に、演算デバイス1530は、全地球測位システム(GPS)マイクロプロセッサ1541などの位置検出デバイスを含み得、これは、全地球測位信号を受信して処理し、外部サーバ及びアンテナからの可能な支援を用いて、演算デバイス1530の地理的位置を決定するように構成され得る。
【0156】
図15Bの例はハードウェア構成であり得るが、示されたコンポーネントはソフトウェアとして実装され得る。所望に応じて、演算デバイス1530の構成要素を追加、除去、結合、分割などするための変更が行われ得る。更に、コンポーネントは、基本的な演算デバイス及びコンポーネントを使用して実装され得、同じコンポーネント(例えば、プロセッサ1531、ROM記憶装置1532、ディスプレイ1536など)を使用して、本明細書に記載の他の演算デバイス及びコンポーネントのいずれかを実装され得る。例えば、本明細書に記載の様々なコンポーネントは、
図15Bに示すように、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行するプロセッサなどのコンポーネントを有する演算デバイスを使用して実施され得る。本明細書に記載のエンティティの一部又は全ては、ソフトウェアベースであり得、共通の物理プラットフォームに共存し得る(例えば、要求エンティティは、従属エンティティからの別個のソフトウェアプロセス及びプログラムであり得、それらの両方は、共通の演算デバイス上のソフトウェアとして実行され得る)。
【0157】
図16Aは、アップリンク伝送のための例示的な構造を示す。物理アップリンク共有チャネルを表すベースバンド信号の処理は、1つ以上の機能を備える/実行し得る。1つ以上の機能は、スクランブリング;複素値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調;1つ又はいくつかの伝送層への複素値変調シンボルのマッピング;複素値シンボルを生成するためにプリコーディングを変換する;複素値シンボルのプリコーディング;プリコーディングされた複素値シンボルのリソース要素へのマッピング;複素値時間領域シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access、SC-FDMA)、アンテナポート用のCP-OFDM信号、又は任意の他の信号の生成、のうちの少なくとも1つを含み得る。アップリンク伝送のためのSC-FDMA信号は、例えば、変換プリコーディングがイネーブルされる場合に生成され得る。アップリンク伝送のためのCP-OFDM信号は、例えば、変換プリコーディングがイネーブルされていない場合に生成され得る(例えば、
図16Aに示すように)。これらの機能は例であり、アップリンク伝送のための他のメカニズムが実装され得る。
【0158】
図16Bは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調及びアップコンバートのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポート用の複素値SC-FDMA、CP-OFDMベースバンド信号(又は他の任意のベースバンド信号)、及び/又は複素値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号であり得る。フィルタリングは、例えば、伝送前に実行/使用され得る。
【0159】
図16Cは、ダウンリンク伝送のための構造例を示す。物理ダウンリンクチャネルを表すベースバンド信号の処理は、1つ以上の機能を備える/実行し得る。1つ以上の機能は、物理チャネル上で/物理チャネルを介して送信/伝送されるべきコードワード内のコーディングビットのスクランブリング;複素値変調シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調;1つ又はいくつかの伝送層への複素値変調シンボルのマッピング;アンテナポート上での伝送のための層上の複素値変調シンボルのプリコーディング;アンテナポートの複素値変調シンボルのリソース要素へのマッピング;アンテナポートのための複素値時間領域OFDM信号の生成など、を含み得る。これらの機能は例であり、ダウンリンク伝送のための他のメカニズムが実装され得る。
【0160】
図16Dは、ベースバンド信号の変調及びキャリア周波数へのアップコンバートのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポート用の複素値OFDMベースバンド信号又は任意の他の信号であり得る。フィルタリングは、例えば、伝送前に実行/使用され得る。
【0161】
無線デバイスは、基地局から、複数のセル(例えば、プライマリセル、1つ以上のセカンダリセル)の構成パラメータを備える1つ以上のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を受信し得る。無線デバイスは、複数のセルを介して、少なくとも1つの基地局(例えば、デュアルコネクティビティにおける2つ以上の基地局)と通信し得る。1つ以上のメッセージ(例えば、構成パラメータの一部として)は、無線デバイスを設定するためのPHY、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層のパラメータを含み得る。構成パラメータは、PHY及びMAC層チャネル、ベアラなどを構成するためのパラメータを含み得る。構成パラメータは、PHY、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層、及び/又は通信チャネルのタイマの値を示すパラメータを含み得る。
【0162】
タイマは、例えば、開始される場合、作動を開始し得、停止するまで、又は終了するまで作動を継続し得る。タイマは、例えば、作動していない場合に開始され得、作動している場合に再開され得る。タイマは、値に関連付けられ得る(例えば、タイマは、値から開始又は再開され得るし、0から開始して、値に達する場合、終了し得る)。タイマの持続時間は、例えば、タイマが停止又は終了するまで更新されなくてもよい(例えば、BWPの切り替えに起因する)。タイマは、プロセスの期間/窓を測定するために使用され得る。1つ以上のタイマ又は他のパラメータに関連する実装形態及び/又は手順に関して、1つ以上のタイマ又は他のパラメータを実装する複数の方法があり得ることが理解され得る。タイマを実装するための複数の方法のうちの1つ以上を使用して、処置の期間/窓を測定し得る。ランダムアクセス応答窓タイマは、ランダムアクセス応答を受信するための時間窓を測定するために使用され得る。2つのタイムスタンプ間の時間差は、例えば、ランダムアクセス応答窓タイマを開始し、タイマのタイムアウトを決定する代わりに使用され得る。時間窓を測定するためのプロセスは、例えば、タイマが再開された場合に再開され得る。他の例示的な実装形態は、時間窓の測定を再開するように構成/提供され得る。
【0163】
無線デバイスは、複数のTRPを介して通信し得る。無線デバイスは、伝送反復を使用して、複数のTRPを介して通信し得る。例えば、無線デバイスは、PUSCH反復を使用して、PUSCHを介してトランスポートブロックの反復物を送信し得る。無線デバイスは、伝送反復における空間ダイバーシティのために複数の異なる空間領域伝送フィルタ/ビームを使用し得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタ/ビームを使用して、トランスポートブロック及び/又はトランスポートブロックの第1の反復物を第1のTRPに送信し、第2の空間領域伝送フィルタ/ビームを使用して、トランスポートブロックの第2の反復物を第2のTRPに送信し得る。複数の異なる空間領域伝送フィルタを使用することは、アップリンク伝送の信頼性及びロバスト性を増加させ得る。
【0164】
無線デバイスは、基地局構成に基づいて、空間領域伝送フィルタを決定し得る。基地局は、(例えば、構成されたアップリンク許可のために)単一のSRIフィールドを構成し得る。SRIフィールドは、SRSリソースセット内のSRSリソースを指示し得る。無線デバイスは、SRSリソースのためにアクティブ化された空間関係に基づいて、単一の空間領域伝送フィルタ/ビームを決定し得る。無線デバイスは、単一の空間領域伝送フィルタ/ビームを使用してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。単一の空間領域伝送フィルタのみが基地局によって構成され得る場合、複数のTRPを介して(例えば、空間ダイバーシティを用いて)通信するための伝送反復をサポートすることはできない。
【0165】
本明細書の様々な例は、複数のTRPを介して通信するための複数のビームの構成及び使用を容易にし得る。無線デバイスは、複数の異なるビーム(例えば、空間領域伝送フィルタ)を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。基地局は、無線デバイスのための複数のSRSリソースを指示し得る。無線デバイスは、複数のSRSリソースに基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0166】
基地局は、複数のSRIフィールド(例えば、第1のSRIフィールド及び第2のSRIフィールド)を含むメッセージを(例えば、構成されたアップリンク許可又はDCIに関連付けられたメッセージにおいて)送信し得る。複数のSRIフィールドは、複数のSRSリソースを指示し得る。複数のSRIフィールドの各フィールドは、対応するSRSリソースを指示し得る。例えば、第1のSRIフィールドは、第1のSRSリソースを指示し得、第2のSRIフィールドは、第2のSRSリソースを指示し得る。第1のSRSリソース及び第2のSRSリソースは、異なるSRSリソースセット内にあってもよいし、同じリソースセット内にあってもよい。基地局は、単一のSRIフィールドを含むメッセージを(例えば、構成されたアップリンク許可、又はDCIに関連付けられたメッセージで)送信し得る。単一のSRIフィールドは、複数のSRSリソースを指示し得る。例えば、SRIフィールドは、第1のSRSリソース及び第2のSRSリソースを指示し得る。無線デバイスは、複数のSRSリソースに基づいて、複数の空間領域伝送フィルタ/ビームを決定し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタを介して、トランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。
【0167】
複数のSRIフィールドを使用することは、反復伝送のための伝送電力制御に関して柔軟性を提供し得る。例えば、複数のSRIフィールドの各SRIフィールドは、対応するSRSリソースセット内の対応するSRSリソースを指示し得る。SRSリソースセットの各々は、対応する電力制御パラメータセットに関連付けられ得る。無線デバイスは、電力制御パラメータセットに基づいて、伝送反復のための伝送電力を決定し得る。(例えば、複数のSRIフィールドの提供によって容易にされるような)複数の電力制御パラメータセットを使用することは、基地局がアップリンク伝送の反復のための伝送電力をより柔軟に制御することを可能にし得る。例えば、異なる反復が異なる伝送電力を用いて構成され得る。
【0168】
無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを(例えば、基地局から)受信し得る。1つ以上の構成パラメータは、セルのアクティブなアップリンクBWPについての複数のアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示し得る。
【0169】
無線デバイスは、DCIを受信し得る。DCIは、メッセージ(例えば、トランスポートブロック)をスケジュールし得る。DCIは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、アップリンクリソースについての空間関係(例えば、伝送ビーム)を指示してもよいし、指示しなくてもよい。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータがアップリンクリソースについての空間関係を指示しないことに基づいて、トランスポートブロックの送信のためのデフォルトのTCI状態を決定し得る。
【0170】
無線デバイスは、デフォルトのTCI状態に基づいて、空間領域伝送フィルタ(例えば、伝送ビーム)を決定し得る。無線デバイスは、空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、トランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送を反復し得る。無線デバイスは、複数の伝送機会を介して(例えば、それにわたって、又はそれを経て)、トランスポートブロックの伝送反復のために(同じ)空間領域伝送フィルタを使用し得る。無線デバイスは、DCI及び/又は1つ以上の構成パラメータ内で指示される場合、トランスポートブロックの伝送を反復し得る。
【0171】
無線デバイスは、デフォルトのTCI状態に基づいて、伝送電力(又は伝送電力のダウンリンクパス損失推定値)を決定し得る。無線デバイスは、伝送電力を用いて/使用して、トランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送機会(例えば、タイムスロット、シンボル)を介して、伝送電力を用いて/使用して、トランスポートブロックの伝送を(例えば、DCI又は1つ以上の構成パラメータによって指示される場合)、反復し得る。
【0172】
無線デバイスは、複数のTRPによってサービスされ(例えば、複数のTRPに伝送し、かつ/又は複数のTRPから受信し)得る。複数のTRPは、第1のTRP及び第2のTRPを含み得る。無線デバイスは、トランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、DCI又は1つ以上の構成パラメータによって指示される場合、トランスポートブロックの伝送を反復し得る。無線デバイスは、第1のTRPに、第1の伝送機会を介してトランスポートブロックを送信(例えば、伝送)し得る。無線デバイスは、第2のTRPに、第2の伝送機会を介してトランスポートブロックを伝送し得る。複数の伝送機会を介した、かつ複数のTRPへの、トランスポートブロックの伝送は、トランスポートブロックの信頼性と、(例えば、基地局における)トランスポートブロックの正常な受信/復号の確率と、を増加させ得る。
【0173】
基地局は、複数のTRPを介してアップリンク伝送をスケジュールし得る。例えば、基地局からのDCIは、複数のアップリンクリソースのうちの少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。少なくとも2つのアップリンクリソースの各アップリンクリソースは、複数のTRPのうちのそれぞれのTRPに関連付けられ得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を指示してもよいし、指示しなくてもよい。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を指示しないことに基づいて、トランスポートブロックの伝送のための単一のデフォルトのTCI状態を選択/決定し得る。トランスポートブロックの反復のために単一のデフォルトのTCI状態を選択することは、例えば、無線デバイスが複数のTRPによってサービスされる場合、効率的でない場合がある。無線デバイスは、無線デバイスが単一のデフォルトのTCI状態を選択する場合、空間ダイバーシティを利用しない場合がある。基地局は、例えば、単一のデフォルトのTCI状態に基づいて決定された空間領域伝送フィルタが失敗し、かつ/又は(例えば、無線デバイスの障害物、移動、回転、速度などのために)受信品質の低下をもたらす場合、トランスポートブロックを正常に受信/復号しない場合がある。トランスポートブロックを受信/復号化することの失敗は、誤り率を増加させ、データレートを低下させ、カバレッジ損失をもたらし、再伝送を増加させ得る(このことは、無線デバイス及び基地局における電力消費の増加につながり得る)。
【0174】
複数のTRPへの伝送のために(例えば、異なる方向、異なる幅などに対応する)複数のビームを使用することは、性能を改善し得る。本明細書の様々な例は、例えば、無線デバイスが複数のTRPによってサービスされる場合、デフォルトのTCI状態選択(例えば、ビーム選択)を改善/強化する。無線デバイスは、複数のデフォルトのTCI状態を条件付きで選択し得る。無線デバイスは、単一のデフォルトのTCI状態を選択するべきか、又は少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を選択するべきかを決定し得る。(例えば、基地局によって送信される)1つ以上の構成パラメータは、単一のデフォルトのTCI状態を選択するべきか、又は少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を選択するべきかを指示する有効化パラメータを含み得る。無線デバイスは、例えば、2つのアクティブ化されたTCI状態を指示する少なくとも1つのTCIコードポイントに基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を選択することを決定し得る。無線デバイスは、例えば、2つのアクティブ化されたTCI状態を指示するTCIコードポイントがないことに基づいて、単一のデフォルトのTCI状態を選択することを決定し得る。1つ以上の構成パラメータは、(例えば、TDM、FDM、空間分割多重化(spatial division multiplexing、SDM)、CDMなどに基づく)反復スキームを指示し得る。無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータが反復スキームを指示することに基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を選択することを決定し得る。無線デバイスは、DCI(例えば、DCIのTCIフィールド)が少なくとも2つのアップリンクリソースを指示することに基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を選択することを決定し得る。
【0175】
無線デバイスは、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、ルールに基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、2つのアクティブ化されたTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントに基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、アクティブなダウンリンクBWP内の最低の2つのCORESETインジケータ/インデックスを有する2つのCORESETの2つのアクティブ化されたTCI状態に基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、アクティブなダウンリンクBWP内の最低のCORESETインジケータ/インデックスを有するCORESETのTCI状態に基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態のうちの第1のデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、2つのアクティブ化されたTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントの第2のTCI状態に基づいて、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態のうちの第2のデフォルトのTCI状態を決定し得る。
【0176】
無線デバイスは、少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのデフォルトのTCI状態に基づいて、少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタを使用して/用いてトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタを使用して/用いて複数のリソース(例えば、タイムスロット、ミニスロット、シンボルなど)にわたる/を介したメッセージ(例えば、トランスポートブロック)の伝送を反復し得る。少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタを使用した/用いた複数のリソースにわたる/を介したトランスポートブロックの反復伝送は、ロバスト性を増加させ得る。例えば、少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタのうちの第1のデフォルトの空間領域伝送フィルタは、少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタのうちの第2のデフォルトの空間領域伝送フィルタが作動する場合でも、作動し得、逆もまた同様である。少なくとも2つのデフォルトの空間領域伝送フィルタの使用によって可能にされる冗長性は、誤り率を減少させ、データレートを増加させ、かつ/又はカバレッジ損失を低減させ得る。低減された誤り率及び/又はカバレッジ損失は、再伝送を低減し、それによって、低減された電力消費を可能にし得る。
【0177】
(例えば、3GPPリリース16、以前/以後の3GPPリリース若しくは世代、LTEアクセス技術、及び/又は他のアクセス技術を使用する)少なくともいくつかの無線通信において、無線デバイスは、1つ以上の条件に基づいて、デフォルトのTCI状態を適用/使用し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイスがSRSリソースを指示するDCIを受信する場合、及びSRSリソースが空間関係を用いて構成されない(例えば、提供又はアクティブ化されない)場合、デフォルトのTCI状態を適用し得る。デフォルトのTCI状態は、最低のCORESETインジケータ/インデックスを有するCORESETに対応し得る。無線デバイスは、デフォルトのTCI状態を使用して、デフォルトのTCI状態を使用して、DCIによってスケジュールされたメッセージ(例えば、トランスポートブロック)の伝送のためのデフォルトの伝送ビーム及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定し得る。
【0178】
(例えば、3GPPリリース17、以前/以後の3GPPリリース若しくは世代、LTEアクセス技術、及び/又は他のアクセス技術を使用する)少なくともいくつかの無線通信において、無線デバイスは、複数のTRPへの伝送反復(例えば、PUSCH伝送反復)をサポートし得る。無線デバイスは、複数の異なる伝送ビーム及び伝送電力を使用して、トランスポートブロックの伝送を反復し得る。例えば、DCIによって指示されるSRSリソースが空間関係を用いて構成されない場合、単一のデフォルトのTCI状態(例えば、最低のCORESETインジケータ/インデックスを有するCORESETのTCI状態)の選択は、複数の異なる伝送ビーム/伝送電力が必要とされるため、マルチTRP伝送反復をサポートしない場合がある。無線デバイスは、空間ダイバーシティを有利に利用することができない場合がある。
【0179】
無線デバイスは、1つ以上の考慮事項に基づいて、複数のデフォルトのTCI状態を決定し得る。無線デバイスは、例えば、DCIが空間関係を用いて構成されないSRSリソースを指示する場合、及び少なくとも1つの条件が満たされる場合、DCIによってスケジュールされる(例えば、トランスポートブロックの)伝送反復のための複数のデフォルトのTCI状態を決定し得る。少なくとも1つの条件は、送信(例えば、PUSCH伝送)のための少なくとも2つのデフォルトのビームの使用を指示する有効化パラメータの受信、少なくとも2つのTCI状態を指示する少なくとも1つのTCIコードポイント、アップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース)に関連付けられたパラメータが構成されること、及び/又はマルチTRP反復スキーム(例えば、スロット内反復、TDMAスキームA、スロット間反復など)のうちの少なくとも1つが有効化されること、のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0180】
無線デバイスは、複数の(例えば、少なくとも2つの)デフォルトのTCI状態を決定し得る。少なくとも2つのデフォルトのTCI状態は、例えば、アクティブなダウンリンクBWP内に少なくとも2つのCORESETがある場合、少なくとも最低の2つのCORESETインジケータ/インデックスを有するCORESETの少なくとも2つのTCI状態として決定され得る。少なくとも2つのデフォルトのTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態を指示するTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのTCI状態として決定され得る。少なくとも2つのデフォルトのTCI状態は、第1のデフォルトのTCI状態及び第2のデフォルトのTCI状態を含み得る。第1のデフォルトのTCI状態は、最低のCORESETインジケータ/インデックスを有するCORESETのTCI状態であり得、第2のデフォルトのTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態を指示するTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントのTCI状態であり得る。無線デバイスは、DCIによってアクティブ化される構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1及びタイプ2の構成されたアップリンク許可)のための少なくとも2つのデフォルトのTCI状態を決定し得る。
【0181】
図17は、伝送反復のための例示的なビーム管理を示す。例示的なビーム管理は、複数の伝送ビームを介した伝送反復に使用され得る。伝送反復は、複数の時間領域リソース(例えば、TDM)を介した反復される伝送に対応し得る。無線デバイス1708は、(例えば、PUSCHリソースを介したトランスポートブロックの)反復される伝送を基地局1704に送信し得る。
【0182】
図18は、伝送のための例示的なビーム管理を示す。例示的なビーム管理は、複数の伝送ビームを介した伝送に使用され得る。伝送は、複数の周波数領域リソース(例えば、FDM)を介したメッセージの部分の伝送に対応し得る。無線デバイス1808は、対応する伝送機会を介して、(例えば、PUSCHリソースを介したトランスポートブロックの)伝送の部分を基地局1804に送信し得る。
【0183】
図19は、伝送反復のための例示的な伝送電力決定を示す。例示的な伝送電力決定は、複数の伝送ビームを介した伝送反復に使用され得る。伝送反復は、複数の時間領域リソース(例えば、TDM)を介した反復される伝送に対応し得る。無線デバイス1908は、(例えば、PUSCHリソースを介したトランスポートブロックの)反復される伝送を基地局1904に送信し得る。
【0184】
図20は、例示的な伝送電力決定を示す。例示的な伝送電力決定は、複数の伝送ビームを介した伝送に使用され得る。伝送は、複数の周波数領域リソース(例えば、FDM)を介したメッセージの部分の伝送に対応し得る。無線デバイス2008は、対応する伝送機会を介して、(例えば、PUSCHリソースを介したトランスポートブロックの)伝送の部分を基地局2004に送信し得る。
【0185】
無線デバイス(例えば、無線デバイス1708、無線デバイス1808、無線デバイス1908、又は無線デバイス2008)は、(例えば、
図17~
図20に示す時間T0において、又はその後に)1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、基地局(例えば、基地局1704、基地局1804、基地局1904、又は基地局2004)から1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上のメッセージは、1つ以上の構成パラメータ(例えば、構成パラメータ1712、構成パラメータ1812、構成パラメータ1912、又は構成パラメータ2012)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、RRC構成パラメータを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、RRC再構成パラメータを含み得る。
【0186】
1つ以上の構成パラメータは、セルのためのものであり得る。1つ以上の構成パラメータのうちの少なくとも1つの構成パラメータは、セルのためのものであり得る。セルは、プライマリセル(例えば、PCell)、セカンダリセル(例えば、SCell)、又はPUCCHを用いて構成されたセカンダリセル(例えば、PUCCH SCell)であり得る。セルは、(例えば、無認可帯域において動作する)無認可セルであり得る。セルは、(例えば、認可帯域において動作する)認可セルであり得る。セルは、第1の周波数範囲(例えば、FR1)において動作し得る。FR1は、6GHz未満の周波数帯域(又は任意の他の周波数帯域)を含み得る。セルは、第2の周波数範囲(例えば、FR2)において動作し得る。FR2は、24GHz~52.6GHzの範囲内の周波数帯域(又は任意の他の周波数帯域)を含み得る。
【0187】
無線デバイスは、第1の時間にセルを介して、かつ第1の周波数/周波数範囲を介して、アップリンク伝送(例えば、PUSCH伝送、PUCCH伝送、SRS伝送)を実行し得る。無線デバイスは、第2の時間にセルを介して、かつ第2の周波数を介して、ダウンリンク受信(例えば、PDCCH受信、PDSCH受信)を実行し得る。セルは、時分割複信(TDD)モードで動作し得る。第1の周波数及び第2の周波数は、TDDモードにおいて同じであってもよいし、異なっていてもよい。セルは、周波数分割複信(FDD)モードで動作し得る。第1の周波数及び第2の周波数は、FDDモードにおいて異なり得る。第1の時間及び第2の時間は、FDDモードにおいて同じであり得る。
【0188】
無線デバイスは、RRC接続モードにあり得る。無線デバイスは、RRCアイドルモードにあり得る。無線デバイスは、RRC非アクティブモードにあり得る。
【0189】
セルは、複数のBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのアップリンクBWPを含む1つ以上のアップリンクBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのダウンリンクBWPを含む1つ以上のダウンリンクBWPを含み得る。
【0190】
複数のBWPのうちのBWPは、アクティブ状態又は非アクティブ状態であい得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPがアクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWP上の/についての/を介したダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPがアクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWPを介したPDSCH伝送を受信し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPが非アクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWP上の/を介した/についてのダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視しない場合がある。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPが非アクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWP上の/を介した/についてのダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視すること(又は受信すること)を停止し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPが非アクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWP上の/を介した/についてのPDSCH伝送を受信しない場合がある。無線デバイスは、例えば、ダウンリンクBWPが非アクティブ状態にある場合、1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWP上の/を介した/についてのPDSCH伝送を受信することを停止し得る。
【0191】
無線デバイスは、例えば、アップリンクBWPがアクティブ状態にある場合、1つ以上のアップリンクBWPのうちのアップリンクBWP上の/を介したアップリンク信号(例えば、PUCCH伝送、プリアンブル、PUSCH伝送、PRACH伝送、SRSなど)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、アップリンクBWPが非アクティブ状態にある場合、1つ以上のアップリンクBWPのうちのアップリンクBWP上の/を介したアップリンク信号(例えば、PUCCH伝送、プリアンブル、PUSCH伝送、PRACH伝送、SRSなど)を送信/伝送しない場合がある。
【0192】
無線デバイスは、セルの1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWPをアクティブ化し得る。ダウンリンクBWPをアクティブ化することは、無線デバイスがダウンリンクBWPをセルのアクティブなダウンリンクBWPとして設定する(又はそれに切り替える)ことを含み得る。ダウンリンクBWPをアクティブ化することは、無線デバイスがダウンリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。ダウンリンクBWPをアクティブ化することは、ダウンリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えることを含み得る。
【0193】
無線デバイスは、セルの1つ以上のアップリンクBWPのうちのアップリンクBWPをアクティブ化し得る。アップリンクBWPをアクティブ化することは、無線デバイスがアップリンクBWPをセルのアクティブなアップリンクBWPとして設定する(又はそれに切り替える)ことを含み得る。アップリンクBWPをアクティブ化することは、無線デバイスがアップリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。アップリンクBWPをアクティブ化することは、アップリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えることを含み得る。
【0194】
1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPについてのものであり得る。1つ以上の構成パラメータのうちの少なくとも1つの構成パラメータは、セルのダウンリンクBWPについてのものであり得る。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)アップリンクBWPについてのものであり得る。1つ以上の構成パラメータのうちの少なくとも1つの構成パラメータは、セルのアップリンクBWPについてのものであり得る。
【0195】
無線デバイスは、無線デバイス能力メッセージを(例えば、基地局に)送信/伝送し得る。無線デバイス能力メッセージは、無線デバイス能力情報を含み得る。無線デバイス能力情報は、アップリンクビーム掃引(例えば、上位層パラメータbeamCorrespondenceWithoutUL-BeamSweeping)なしのビーム対応のためのサポートを指示し(例えば、その指示を含み)得る。無線デバイスは、無線デバイス能力メッセージ内のパラメータの値を、アップリンク掃引なしのビーム対応のためのサポートを指示するための第1の値(例えば、1、又は任意の他の値)に設定し得る。
【0196】
無線デバイスは、アップリンク伝送のための(好適な)ビーム(又は空間領域伝送フィルタ)を選択し得る。無線デバイスは、アップリンクビーム掃引に依拠することなくダウンリンク測定に基づいて、例えば、無線デバイス能力情報がアップリンクビーム掃引なしのビーム対応のためのサポートを指示することに基づいて、アップリンク伝送のための(好適な)ビーム(又は空間領域伝送フィルタ)を選択し得る。無線デバイスは、アップリンクビーム掃引に基づいて、アップリンク伝送のための(好適な)ビーム(又は空間領域伝送フィルタ)を選択しない場合がある。
【0197】
無線デバイス能力情報は、アップリンク信号の伝送(例えば、PUCCH伝送、PUSCH伝送、トランスポートブロック、SRSなど)の反復のためのサポートを指示し得る。反復は、TDM、FDM、SDM、及び/又はCDMに基づき得る。
【0198】
1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースを指示し得る。複数のアップリンクリソースは、セルに対応し得る(又はセルのために指示され得る)。セルは、複数のアップリンクリソースを含み得る。複数のアップリンクリソースは、セルの(アクティブな)アップリンクBWP上にあり得る(又は、そのために指示され得る)。セルの(アクティブな)アップリンクBWPは、複数のアップリンクリソースを含み得る。
【0199】
複数のアップリンクリソースは、複数のPUCCHリソースを含み/であり得る。複数のアップリンクリソースは、複数のSRSリソースを含み/であり得る。複数のアップリンクリソースは、複数のPUSCHリソースを含み/であり得る。無線デバイスは、(例えば、DCIフォーマット0_0、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2などに対応する)DCIを受信し得る。DCIは、複数のPUSCHリソースを介した1つ以上のトランスポートブロックの伝送をスケジュールし得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可、タイプ2の構成されたアップリンク許可)のための複数のPUSCHリソースを指示し得る。無線デバイスは、複数のPUSCHリソースを介して、構成されたアップリンク許可のために、1つ以上のトランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0200】
1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースインデックス(例えば、識別子、インジケータ、SRSリソースインジケータ/ID、PUCCH-ResourceIdなど)を含み/指示し得る。複数のアップリンクリソースインデックスは、複数のアップリンクリソースを識別/指示し得る。複数のアップリンクリソースのうちの各アップリンクリソースは、複数のアップリンクリソースインデックス/識別子のうちのそれぞれのアップリンクリソースインデックス/識別子によって識別/指示され得る。複数のアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースは、複数のアップリンクリソースインデックス/識別子のうちの第1のアップリンクリソースインデックス/識別子によって識別/指示され得る。複数のアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースは、複数のアップリンクリソースインデックス/識別子のうちの第2のアップリンクリソースインデックス/識別子によって識別/指示され得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の構成パラメータが複数のアップリンクリソースを識別/指示する複数のアップリンクリソースインデックス/識別子を含む/指示することに基づいて、複数のアップリンクリソースを指示し得る。
【0201】
1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_1、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。有効化パラメータは、値(例えば、有効化、無効化)を指示し得る。値は、有効化パラメータが有効であるか無効であるかを指示し得る。有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。有効化パラメータの値は、有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。有効化パラメータは、セルのためのものであり得る。有効化パラメータは、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したアップリンク信号(例えば、SR、CSI、HARQ-ACK、UCI、PUCCH伝送、PUSCH伝送、SRS、トランスポートブロック)の伝送のためのデフォルトの空間関係の決定/選択を有効化し得る。有効化パラメータは、このアップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のためのデフォルトのパス損失参照信号の決定/選択を有効化し得る。複数のアップリンクリソースは、このアップリンクリソースを含み得る。
【0202】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、有効化される有効化パラメータを含むことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0203】
無線デバイスは、例えば、アップリンクリソースが空間関係(例えば、PUCCH-SpatialRelationInfo、spatialRelationInfo)を提供されないことに基づいて、デフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。アップリンクリソースが空間関係を提供されないことは、1つ以上の構成パラメータが空間関係を指示しないことを含み得る。アップリンクリソースが空間関係を提供されないことは、1つ以上の構成パラメータがアップリンクリソースについての空間関係を指示しないことを含み得る。アップリンクリソースが空間関係を提供されないことは、無線デバイスがアップリンクリソースについての空間関係を指示するアクティブ化コマンド(例えば、MAC CE)を受信しないことを含み得る。アップリンクリソースが空間関係を提供されないことは、無線デバイスが、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の送信(例えば、PUSCH伝送、トランスポートブロック)をスケジュールするDCI(例えば、DCIフォーマット0_0、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2に対応する)を受信することを含み得、ここで、DCIは、空間関係を指示するフィールドを含まない。フィールドは、SRSリソースインジケータ(SRS resource indicator、SRI)フィールドであり得る。
【0204】
無線デバイスは、例えば、アップリンクリソースが(例えば、上位層パラメータpathlossReferenceRSs、上位層パラメータPUSCH-PathlossReferenceRS、上位層パラメータSRS-PathlossReferenceRSによって提供される)少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことに基づいて(例えば、それに応答して)、デフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、1つ以上の構成パラメータが、アップリンクリソースを含むSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことを含み得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、無線デバイスが、アップリンクリソースを含むSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示するアクティブ化コマンド(例えば、MAC CE)を受信しないことを含み得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、1つ以上の構成パラメータが、アップリンクリソースを含むアップリンクBWPについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことを含み得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、無線デバイスが、アップリンクリソースを含むアップリンクBWPについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示するアクティブ化コマンド(例えば、MAC CE)を受信しないことを含み得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、1つ以上の構成パラメータが、アップリンクリソースについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことを含み得る。アップリンクリソースが少なくとも1つのパス損失参照信号を提供されないことは、無線デバイスが、アップリンクリソースについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示するアクティブ化コマンド(例えば、MAC CE)を受信しないことを含み得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが(例えば、アップリンクBWP、SRSリソースセット、アップリンクBWPのPUCCH構成パラメータ、又はアップリンクBWPのPUSCH構成パラメータについての)少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことに基づいて(例えば、それに応答して)、デフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0205】
1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_1、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含み得る。第2の有効化パラメータは、値(例えば、有効化される、無効化される)を指示し得る。値は、第2の有効化パラメータが有効化されるか、又は無効化されるかを指示し得る。第2の有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。第2の有効化パラメータの値は、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。第2の有効化パラメータは、セルのためのものであり得る。第2の有効化パラメータは、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したアップリンク信号(例えば、SR、CSI、HARQ-ACK、UCI、PUCCH伝送、PUSCH伝送、トランスポートブロック、SRS)の伝送のための少なくとも2つのデフォルトの空間関係の決定/選択を有効化し得る。第2の有効化パラメータは、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも2つのデフォルトのパス損失参照信号の決定/選択を有効し得る。セルの複数のアップリンクリソースは、アップリンクリソースを含み得る。
【0206】
無線デバイスは、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のために、少なくとも2つのデフォルトの空間関係及び少なくとも2つのデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、有効化される第2の有効化パラメータを含むことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも2つのデフォルトの空間関係及び/又は少なくとも2つのデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0207】
第2の有効化パラメータは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソースのためのものであり得る。1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースのうちの各アップリンクリソースのためのそれぞれの第2の有効化パラメータを指示し得る。第2の有効化パラメータは、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したアップリンク信号(例えば、SR、CSI、HARQ-ACK、UCI、PUCCH伝送、PUSCH伝送、トランスポートブロック、SRS)の伝送のための少なくとも2つのデフォルトの空間関係の決定/選択を有効化し得る。第2の有効化パラメータは、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも2つのデフォルトのパス損失参照信号の決定/選択を有効し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、有効化される、アップリンクリソースについての第2の有効化パラメータを含むことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも2つのデフォルトの空間関係及び/又は少なくとも2つのデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0208】
1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_1、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_1、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。有効化パラメータは、有効化され得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが第2の有効化パラメータを含まないことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号(例えば、SR、CSI、HARQ-ACK、UCI、PUCCH、PUSCH、トランスポートブロック、SRS)の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、有効化される有効化パラメータを含むことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0209】
1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_1、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含み得る。第2の有効化パラメータは、有効化されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されないことを指示し得る。第2の有効化パラメータの値は、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_1、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。有効化パラメータは、有効化され得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが第2の有効化パラメータが有効化されないことを指示することに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号(例えば、SR、CSI、HARQ-ACK、UCI、PUCCH伝送、PUSCH伝送、トランスポートブロック、SRS)の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、有効化される有効化パラメータを含むことに基づいて、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のためのデフォルトの空間関係及び/又はデフォルトのパス損失参照信号を決定/選択し得る。
【0210】
1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_1、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の構成パラメータが第2の有効化パラメータを含むことに基づいて、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_1、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の構成パラメータが有効化パラメータを含むことに基づいて、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含まない場合がある。
【0211】
1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含み得る。第2の有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。第2の有効化パラメータの値は、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の構成パラメータが、有効化される第2の有効化パラメータを含むことに基づいて、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。有効化パラメータは、有効化されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータが有効化されることを指示しない場合がある。有効化パラメータの値は、有効化パラメータが有効化されることを指示しない場合がある。有効化パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されることに基づいて有効化されない場合がある。
【0212】
1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータ(例えば、enableDefaultBeamPlForPUSCH0_0、enableDefaultBeamPlForPUCCH、enableDefaultBeamPlForSRS)を含み得る。有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。有効化パラメータの値は、有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の構成パラメータが有効化パラメータを含むことに基づいて、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_1、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータ(例えば、enableTwoDefaultBeamsPlForPUSCH0_0、enableTwoDefaultBeamsPlForPUCCH、enableTwoDefaultBeamsPlForSRS)を含み得る。第2の有効化パラメータは、有効化されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示しない場合がある。第2の有効化パラメータの値は、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示しない場合がある。第2の有効化パラメータは、有効化パラメータが有効化されることに基づいて有効化されない場合がある。
【0213】
有効化パラメータ及び第2の有効化パラメータは、同じ時間に有効化されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化される有効化パラメータ及び(例えば、同じ時間に、又は同時に)有効化される第2の有効化パラメータを含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、有効化される有効化パラメータ及び(例えば、同じ時間に、又は同時に)無効化される第2の有効化パラメータを含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、無効化される有効化パラメータ及び(例えば、同じ時間に、又は同時に)有効化される第2の有効化パラメータを含み得る。
【0214】
1つ以上の構成パラメータは、有効化される有効化パラメータを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、有効化される第2の有効化パラメータを含み得る。無線デバイスは、例えば、有効化パラメータが有効化され、かつ第2の有効化パラメータが有効化されることに基づいて、有効化パラメータを無視し得る。有効化パラメータを無視することは、有効化パラメータを、有効化パラメータが無効化されることを指示するように設定することを含み得る。有効化パラメータを無視することは、有効化パラメータを適用しないこと(例えば、有効化パラメータのために必要とされる、かつ/又は有効化パラメータに基づくアクションを実行しないこと)を含み得る。無線デバイスは、例えば、有効化パラメータが有効化され、かつ第2の有効化パラメータが有効化されることに基づいて、第2の有効化パラメータを無視し得る。第2の有効化パラメータを無視することは、第2の有効化パラメータを、第2の有効化パラメータが無効化されることを指示するように設定することを含み得る。第2の有効化パラメータを無視することは、第2の有効化パラメータを適用しないこと(例えば、第2の有効化パラメータのために必要とされる、かつ/又は第2の有効化パラメータに基づくアクションを実行しないこと)を含み得る。
【0215】
1つ以上の構成パラメータは、少なくとも1つのパス損失参照信号(RS)(例えば、pathlossReferenceRSs、PUCCH-PathlossReferenceRS、PathlossReferenceRS-Config、pathlossReferenceRS-List-r16、pathlossReferenceRS-List、SRS-PathlossReferenceRS)を指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、セルのための少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)アップリンクBWPについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)アップリンクBWPのSRSリソースセットのための少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しない場合がある。SRSリソースセットは、アップリンクリソースを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、(アクティブな)アップリンクBWPの1つ以上のSRS構成パラメータ、PUCCH構成パラメータ、及び/又はPUSCH構成パラメータを含み得る。1つ以上のSRS構成パラメータ、PUCCH構成パラメータ、及び/又はPUSCH構成パラメータは、少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しない場合がある。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しないことに基づいて、少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されない場合がある。
【0216】
無線デバイスは、少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンド(例えば、SRSパス損失参照RSアクティブ化/非アクティブ化MAC CE、PUCCH空間関係アクティブ化/非アクティブ化MAC CE、拡張PUCCH空間関係アクティブ化/非アクティブ化MAC CEなど)を受信しない場合がある。無線デバイスは、(アクティブな)アップリンクBWPについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、セルのための少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、アップリンクリソースを含むSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照信号を指示するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、例えば、少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されない場合がある。無線デバイスは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソースについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、例えば、アップリンクリソースについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、アップリンクリソースについての少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されない場合がある。
【0217】
1つ以上の構成パラメータは、空間関係(例えば、PUCCH-SpatialRelationInfo、spatialRelationInfo)を指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、セルの空間関係を指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)アップリンクBWPについての空間関係を指示しない場合がある。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが空間関係を指示しないことに基づいて、空間関係を提供されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソースについての空間関係を指示しない場合がある。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータがアップリンクリソースについての空間関係を指示しないことに基づいて、アップリンクリソースについての空間関係を提供されない場合がある。
【0218】
1つ以上の構成パラメータは、複数の空間関係(例えば、PUCCH-SpatialRelationInfo、spatialRelationInfo)を指示し得る。無線デバイスは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソースについての、複数の空間関係のうちの空間関係を指示するアクティブ化コマンド(例えば、AP/SP SRSアクティブ化/非アクティブ化MAC CE、PUCCH空間関係アクティブ化/非アクティブ化MAC CEなど)を受信しない場合がある。無線デバイスは、例えば、アップリンクリソースについての空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、アップリンクリソースについての空間関係を提供されない場合がある。無線デバイスは、例えば、空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、空間関係を提供されない場合がある。
【0219】
無線デバイスは、アップリンク信号の伝送(例えば、トランスポートブロック、PUSCH伝送)をスケジュールする(例えば、DCIフォーマット0_0に対応する)DCIを受信し得る。DCIは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース)を介したアップリンク信号の伝送をスケジュールし得る。DCIは、(アクティブな)アップリンクBWPを介したアップリンク信号の伝送をスケジュールし得る。DCIは、アップリンク信号の伝送についての空間関係を指示しない場合がある。DCIは、空間関係を指示するフィールド(例えば、SRIフィールド)を含まない場合がある。無線デバイスは、例えば、アップリンクリソースを介したアップリンク信号の伝送のための空間関係を指示しないDCIを受信することに基づいて、アップリンクリソースについての空間関係を提供されない場合がある。
【0220】
無線デバイスは、アップリンク信号の伝送(例えば、トランスポートブロック、PUSCH伝送)をスケジュールする(例えば、DCIフォーマット0_1又はDCIフォーマット0_2に対応する)DCIを受信し得る。DCIは、複数のアップリンクリソースのうちのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース)を介したアップリンク信号の伝送をスケジュールし得る。DCIは、(アクティブな)アップリンクBWPを介したアップリンク信号の伝送をスケジュールし得る。DCIは、アップリンクリソースを指示するフィールド(例えば、SRIフィールド)を含み得る。アップリンクリソースは、空間関係を提供されない場合がある。無線デバイスは、例えば、DCIによって指示されるアップリンクリソースが空間関係を提供されないことに基づいて、アップリンク信号の伝送のための空間関係を提供されない場合がある。
【0221】
図21A~
図21Cは、TCIコードポイント及び/又はCORESETに関連付けられたTCI状態の例示的な構成を示す。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のCORESET(例えば、
図21Bの第1のCORESET、
図21Cの第1のCORESET及び第2のCORESET)を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPについての1つ以上のCORESETを指示し得る。セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPは、1つ以上のCORESETを含み得る。
【0222】
1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のCORESETについての(例えば、上位層パラメータControlResourceSetIdによって提供される)1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスを指示し得る。1つ以上のCORESETの各CORESETは、1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのそれぞれのCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。1つ以上のCORESETのうちの第1のCORESETは、1つ以上のCORESETインデックスのうちの第1のCORESETインデックスによって識別され得る。1つ以上のCORESETのうちの第2のCORESETは、1つ以上のCORESETインデックスのうちの第2のCORESETインデックスによって識別され得る。CORESETインデックスは、CORESET識別子であり得る。
【0223】
1つ以上のCORESETのうちの第1のCORESETは、1つ以上のCORESETインデックスのうちのCORESETインデックスによって識別/指示され得る。このCORESETインデックスは、1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低(又は最高)であり得る。第1のCORESET(例えば、
図21Bの第1のCORESET及び
図21Cの第1のCORESET)は、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低であるCORESETインデックスによって識別/指示され得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のCORESETについての第1のTCI状態(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される、
図21B及び
図21CのTCI状態8)を指示し得る。
【0224】
1つ以上の構成パラメータは、第1のCORESETについての(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される)複数のTCI状態を指示し得る。無線デバイスは、アクティブ化コマンド(例えば、無線デバイス固有のPDCCH MAC CEについてのTCI状態指示)を(例えば、
図17~
図20の時間T1において、又は時間T1の後に)受信し得る。アクティブ化コマンドは、第1のCORESETについての第1のTCI状態(例えば、
図21B及び
図21CのTCI状態8)をアクティブ化(例えば、選択、指示、又は更新)し得る。アクティブ化コマンドは、アクティブ化コマンド1716、アクティブ化コマンド1816、アクティブ化コマンド1916、又はアクティブ化コマンド2016に対応し得る。複数のTCI状態は、第1のTCI状態を含み得る。アクティブ化コマンドは、1つ以上のフィールドを含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第1のフィールドは、第1のCORESETのCORESETインジケータ/インデックスを指示し/含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第2のフィールドは、第1のTCI状態の第1のTCI状態インジケータ/インデックスを指示し/含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第3のフィールドは、セルのサービングセルインジケータ/インデックス(例えば、上位層パラメータServCellIndexによって提供される)を指示し/含み得る。1つ以上の構成パラメータは、セルについてのサービングセルインデックスを指示し得る。1つ以上のフィールドのうちの第4のフィールドは、ダウンリンクBWPのダウンリンクBWPインジケータ/インデックスを指示し/含み得る。1つ以上の構成パラメータは、ダウンリンクBWPについてのダウンリンクBWPインデックスを指示し得る。
【0225】
1つ以上の構成パラメータは、複数のTCI状態についての(例えば、上位層パラメータTCI-StateIdによって提供される)TCI状態インジケータ/インデックスを指示し得る。複数のTCI状態のうちの各TCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちのそれぞれのTCI状態インジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。複数のTCI状態のうちの第1のTCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちの第1のTCI状態インジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。複数のTCI状態のうちの第2のTCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちの第2のTCI状態インジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。TCI状態インジケータ/インデックスは、第1のCORESETの第1のTCI状態を識別/指示する第1のTCI状態インジケータ/インデックスを含み得る。TCI状態インジケータ/インデックスは、TCI状態識別子であり得る。
【0226】
第1のTCI状態は、第1の参照信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を指示し得る。第1のTCI状態は、(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)第1の参照信号インジケータ/インデックスを含み得る。第1の参照信号インジケータ/インデックスは、第1の参照信号を識別(又は指示)し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のTCI状態についての第1の参照信号インジケータ/インデックスを指示し得る。第1のTCI状態は、第1の参照信号についての第1の擬似コロケーションタイプを指示し得る。第1の擬似コロケーション(QCL)タイプは、QCLタイプD(又は任意の他のQCLタイプ)であり得る。
【0227】
第1のTCI状態は、第1のCORESETの第1のQCL仮定(又は特性、又は構造)に対応し得る。第1のCORESETの第1のQCL仮定は、第1のCORESETについてのチャネル特性、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、及び/又は空間受信フィルタ、のうちの少なくとも1つを指示し得る。
【0228】
無線デバイスは、DCIについてのダウンリンク制御チャネルを監視し得る。無線デバイスは、第1のTCI状態に基づいて、第1のCORESETを介したDCIについてのダウンリンク制御チャネルを監視し得る。無線デバイスは、第1のTCI状態に基づいて、例えば、第1のCORESETについての第1のTCI状態をアクティブ化するアクティブ化コマンドを受信することに基づいて(例えば、それに応答して)、第1のCORESETを介した、DCIについてのダウンリンク制御チャネルを監視し得る。無線デバイスは、第1のTCI状態に基づいて、例えば、1つ以上の構成パラメータが第1のCORESETについての第1のTCI状態を指示することに基づいて(例えば、それに応答して)、第1のCORESETを介した、DCIについてのダウンリンク制御チャネルを監視し得る。第1のTCI状態に基づく第1のCORESETでのダウンリンク制御チャネルを監視することは、第1のCORESET内の、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号と擬似コロケートされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって指示される第1の擬似コロケーションタイプに関して第1の参照信号と擬似コロケーションされ得る。無線デバイスは、第1のCORESETを介してDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第1のCORESETでのダウンリンク制御チャネルを監視することに基づいて、第1のCORESETを介してDCIを受信し得る。無線デバイスは、第1のTCI状態に基づく第1のCORESETを介してDCIを受信し得る。第1のTCI状態に基づく第1のCORESETを介してDCIを受信することは、第1のCORESETにダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の1つ以上のDM-RSアンテナポートを含み得、DCIは、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号と擬似コロケートされる。
【0229】
1つ以上の構成パラメータは、(例えば、上位層パラメータConfiguredGrantConfigによって)1つ以上の構成されたアップリンク許可を指示し得る。1つ以上の構成されたアップリンク許可は、構成されたアップリンク許可を含み得る。
【0230】
構成されたアップリンク許可は、タイプ1の構成されたアップリンク許可(又は、上位層パラメータConfiguredGrantConfig内の上位層パラメータrrc-ConfiguredUplinkGrantによって提供される構成された許可タイプ1)であり得る。1つ以上の構成パラメータ(例えば、RRC構成パラメータ)は、アップリンク許可を指示(例えば、提供、アクティブ化)し得る。無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータを受信することに基づいて、タイプ1の構成されたアップリンク許可をアクティブ化し得る。無線デバイスは、アップリンク許可を、構成されたアップリンク許可として記憶し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可に基づく/についてのトランスポートブロック(TB)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可の1つ以上の周期的アップリンクリソースを介してトランスポートブロック(例えば、
図17~
図20に示すTB)を伝送し得る。
【0231】
構成されたアップリンク許可は、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、(例えば、rrc-ConfiguredUplinkGrant内のsrs-ResourceIndicatorによって)SRIフィールドを指示し得る。SRIフィールドは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、SRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングを指示し得る。SRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングは、事前構成(例えば、事前定義、事前設定、固定)され得る。SRIフィールドの値は、少なくとも2つのアップリンクリソースの少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスにマッピングされ得る。複数のアップリンクリソースインジケータ/インデックスは、少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。
【0232】
1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、(例えば、rrc-ConfiguredUplinkGrant内のsrs-ResourceIndicatorによって)少なくとも2つのSRIフィールドを指示し得る。少なくとも2つのSRIフィールドは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。少なくとも2つのSRIフィールドのうちの各SRIフィールドは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのSRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングを指示し得る。少なくとも2つのSRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングは、事前構成(例えば、事前定義、事前設定、又は固定)され得る。少なくとも2つのSRIフィールドの値は、少なくとも2つのアップリンクリソースの少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスにマッピングされ得る。複数のアップリンクリソースインジケータ/インデックスは、少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。
【0233】
1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、TCIフィールドを指示し得る。TCIフィールドは、TCIコードポイント(例えば、アップリンクTCIコードポイント、ダウンリンクTCIコードポイント)を指示し得る(か、又はそれに等しい場合がある)。TCIコードポイントは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。アクティブ化コマンドは、TCIコードポイントについての少なくとも2つのアップリンクリソースをアクティブ化/指示し得る。TCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し/含み得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの各TCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得るか、又はそれを含み得る)。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得るか、又はそれを含み得る)。第1のTCI状態は、(例えば、第1のアップリンクリソースを識別、又は指示する)第1のアップリンクリソースの第1のアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。複数のアップリンクリソースインデックス/識別子は、第1のアップリンクリソースインデックスを含み得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得るか、又はそれを含み得る)。第2のTCI状態は、(例えば、第2のアップリンクリソースを識別、又は指示する)第2のアップリンクリソースの第2のアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。複数のアップリンクリソースインデックス/識別子は、第2のアップリンクリソースインデックスを含み得る。
【0234】
無線デバイスは、DCIを受信し得る。DCIは、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット0_2、又はDCIフォーマット0_0に対応し得る。DCIは、アップリンクメッセージ(例えば、トランスポートブロック)をスケジュールし得る。DCIは、トランスポートブロックの伝送のための動的アップリンク許可を含み得る。無線デバイスは、例えば、DCI(又は動的アップリンク許可)によって指示されるアップリンクリソースを介して、トランスポートブロック(例えば、
図17~
図20に示すTB)を送信/伝送し得る。
【0235】
構成されたアップリンク許可は、タイプ2の構成されたアップリンク許可(又は構成された許可タイプ2)であり得る。PDCCH伝送は、例えば、タイプ2の構成されたアップリンク許可でのアップリンク許可を指示/提供し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可アクティブ化を指示するDCI(又は層1シグナリング)を受信することに基づいて、アップリンク許可を構成されたアップリンク許可として記憶し得る。DCIは、構成されたアップリンク許可をアクティブ化し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可についてのトランスポートブロック(例えば、
図17~
図20のTB)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、1つ以上の周期的なアップリンクリソースを介してトランスポートブロック(例えば、PUSCH伝送)を伝送し得る。
【0236】
DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示し得る。DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示するSRIフィールドを指示し/含み得る。1つ以上の構成パラメータは、SRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングを指示し得る。SRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングは、事前構成(例えば、事前定義、事前設定、又は固定)され得る。SRIフィールドの値は、少なくとも2つのアップリンクリソースの少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスにマッピングされ得る。複数のアップリンクリソースインジケータ/インデックスは、少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。
【0237】
DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示する少なくとも2つのSRIフィールドを指示し/含み得る。少なくとも2つのSRIフィールドのうちの各SRIフィールドは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのSRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングを指示し得る。少なくとも2つのSRIフィールドと少なくとも2つのアップリンクリソースとの間のマッピングは、事前構成(例えば、事前定義、事前設定、又は固定)され得る。少なくとも2つのSRIフィールドの値は、少なくとも2つのアップリンクリソースの少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスにマッピングされ得る。複数のアップリンクリソースインジケータ/インデックスは、少なくとも2つのアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。
【0238】
DCIは、TCIフィールドを含み得る。TCIフィールドは、TCIコードポイント(例えば、アップリンクTCIコードポイント、ダウンリンクTCIコードポイント)を指示し得る(か、又は含み得る)。TCIコードポイントは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。アクティブ化コマンドは、TCIコードポイントについての少なくとも2つのアップリンクリソースをアクティブ化/指示し得る。TCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの各TCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得るか、又はそれを含み得る)。例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得る)。第1のTCI状態は、(例えば、第1のアップリンクリソースを指示/識別する)第1のアップリンクリソースの第1のアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。複数のアップリンクリソースインデックス/識別子は、第1のアップリンクリソースインデックスを含み得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースを指示し得る(か、又はそれに対応し得るか、又はそれを含み得る)。第2のTCI状態は、(例えば、第2のアップリンクリソースを指示/識別する)第2のアップリンクリソースの第2のアップリンクリソースインジケータ/インデックスを含み得る。複数のアップリンクリソースインデックス/識別子は、第2のアップリンクリソースインデックスを含み得る。
【0239】
無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータ又はDCIに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。例えば、
図17~
図20に示すように、無線デバイスは、TCI状態8及びTCI状態23を少なくとも2つのTCI状態として(例えば、時間T2において、又は時間T2の前に)決定/選択し得る。
【0240】
無線デバイスは、複数のTRPによってサービスされ(例えば、複数のTRPに伝送し、かつ/又は複数のTRPから受信し)得る。無線デバイスは、複数のTRPによってサービスされることに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0241】
無線デバイスは、1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイント(例えば、
図21A及び
図21BのTCIコードポイント001及びTCIコードポイント010)が少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含む/指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、(例えば、DCIのTCIフィールド又は構成されたアップリンク許可によって指示される)TCIコードポイントが少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、DCIが少なくとも2つのアップリンクリソースを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可が少なくとも2つのアップリンクリソースを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0242】
無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータが1つ以上のCORESETについての少なくとも2つのCORESETプールインジケータ/インデックスを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。複数のTRPのうちの第1のTRPは、第1のCORESETプールインジケータ/インデックス(例えば、0、又は任意の他の第1の値)を有する1つ以上の第1のCORESETを介してDCIを送信/伝送し得る。第1のTRPは、第2のCORESETプールインジケータ/インデックス(例えば、1、又は任意の他の第2の値)を有する1つ以上の第2のCORESETを介してDCIを送信/伝送しない場合がある。複数のTRPのうちの第2のTRPは、第1のCORESETプールインジケータ/インデックスを有する1つ以上の第1のCORESETを介してDCIを送信/伝送しない場合がある。第2のTRPは、第2のCORESETプールインジケータ/インデックスを有する1つ以上の第2のCORESETを介してDCIを送信/伝送し得る。少なくとも2つのCORESETプールインジケータ/インデックスは、第1のCORESETプールインジケータ/インデックス及び第2のCORESETプールインジケータ/インデックスを含み得る。1つ以上のCORESETは、1つ以上の第1のCORESET及び1つ以上の第2のCORESETを含み得る。第1のCORESETプールインジケータ/インデックスは、第2のCORESETプールインジケータ/インデックスとは異なり得る。
【0243】
無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが有効化パラメータを含むことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。
【0244】
無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが第2の有効化パラメータを含むことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。第2の有効化パラメータは、有効化され得る。1つ以上の構成パラメータは、第2の有効化パラメータが有効化されることを指示し得る。
【0245】
無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが反復スキーム(例えば、FDMスキーム、TDMスキーム、SDMスキーム、CDMスキーム)を指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。反復スキームは、トランスポートブロックの伝送の反復(例えば、PUSCH反復)のためのものであり得る。
【0246】
無線デバイスは、例えば、無線デバイス能力情報がアップリンクビーム掃引なしのビーム対応のサポートを指示する/含むことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイス能力情報が伝送反復のための(例えば、トランスポートブロックの伝送のための)サポートを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0247】
無線デバイスは、例えば、少なくとも1つのパス損失参照RSが提供されないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも1つのパス損失参照RSを指示するアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0248】
無線デバイスは、例えば、(例えば、少なくとも2つのアップリンクリソースについての)空間関係(例えば、PUCCH-SpatialRelationInfo、spatialRelationInfo)が提供されないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスが少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を提供されないことは、少なくとも2つのアップリンクリソースの各アップリンクリソースが空間関係を提供されることを含み得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが(例えば、少なくとも2つのアップリンクリソースについての)空間関係を指示しないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータが少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を示さないことは、1つ以上の構成パラメータが少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの各アップリンクリソースについての空間関係を指示しないことを含み得る。
【0249】
無線デバイスは、例えば、(例えば、少なくとも2つのアップリンクリソースについての)空間関係を指示する1つ以上のアクティブ化コマンドを受信しないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスが、少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を指示する1つ以上のアクティブ化コマンドを受信しないことは、無線デバイスが、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの各アップリンクリソースについてのそれぞれの空間関係を指示する1つ以上のアクティブ化コマンドを受信しないことを含み得る。
【0250】
DCIは、時間領域リソースアライメント(time domain resource alignment、TDRA)フィールドを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)についてのTDRAフィールドを指示し得る。TDRAフィールドは、リソース配分テーブルを指示し得る。リソース配分テーブルは、1つ以上の構成パラメータによって指示/構成され得る。リソース配分テーブルは、事前構成(例えば、固定)され得る。TDRAフィールドは、トランスポートブロックについての反復物の量(例えば、numberofrepetitions)を指示し得る。リソース配分テーブルは、反復物の量(例えば、numberofrepetitions)を含み/指示し得る。反復物の量(例えば、numberofrepetitions)は、リソース配分テーブルによって提示/指示され得る。無線デバイスは、例えば、TDRAフィールドが反復物の量を指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。例えば、
図17及び
図19に示すように、反復の数は、4に等しい(例えば、numberofrepetitions=4)場合がある。他の例では、反復物の量は、任意の他の値に等しい場合がある。
【0251】
反復物の量(例えば、numberofrepetitions)を指示する上位層パラメータは、DCIのTDRAフィールドによって指示されるリソース配分テーブル中に存在してもよいし、存在しなくてもよい。反復物の量(例えば、numberofrepetitions)を指示する上位層パラメータは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)のTDRAフィールドによって指示されるリソース配分テーブル中に存在してもよいし、存在しなくてもよい。1つ以上の構成パラメータは、(例えば、上位層パラメータpusch-AggregationFactorを介して)反復物の量を指示し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが反復物の量を指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。例えば、
図17及び
図19に示すように、反復の数は、4に等しい(例えば、pusch-AggregationFactor=4)場合がある。他の例では、反復物の量は、任意の他の値に等しくてもよい。
【0252】
DCIは、アンテナポートフィールドを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、アンテナポートフィールドを指示し得る。アンテナポートフィールドは、少なくとも2つの符号分割多重化(code division multiplexing、CDM)グループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示するアンテナポートフィールドに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0253】
少なくとも2つのアップリンクリソースは、専用アップリンクリソースであり得る。専用アップリンクリソースは、無線デバイスとは異なる第2の無線デバイスと共有されない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、専用アップリンクリソースを指示し得る。少なくとも2つのアップリンクリソースは、SIBメッセージを用いて指示/構成されてもよいし、されなくてもよい。
【0254】
(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つの参照信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を指示し得る。少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態は、少なくとも2つの参照信号のうちのそれぞれの参照信号を指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの各TCI状態は、それぞれの参照信号を識別する(例えば、指示する)参照信号インジケータ/インデックス(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を含み得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態8)は、少なくとも2つの参照信号のうちの第1の参照信号を指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態23)は、少なくとも2つの参照信号のうちの第2の参照信号を指示し得る。第1のTCI状態は、第1の参照信号を識別する(例えば、指示する)(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)第1の参照信号インジケータ/インデックスを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のTCI状態についての第1の参照信号インジケータ/インデックスを指示し得る。第2のTCI状態は、第2の参照信号を識別する(例えば、指示する)第2の参照信号インジケータ/インデックス(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のTCI状態についての第2の参照信号インジケータ/インデックスを指示し得る。
【0255】
(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、1つ以上の擬似コロケーションタイプを指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの各TCI状態は、1つ以上の擬似コロケーションタイプのうちのそれぞれの擬似コロケーションタイプを指示し得る。例えば、第1のTCI状態は、第1の参照信号についての第1の擬似コロケーションタイプを指示し得る。第2のTCI状態は、第2の参照信号についての第2の擬似コロケーションタイプを指示し得る。第1の擬似コロケーションタイプと第2の擬似コロケーションタイプとは、同じであり得る。例えば、第1の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプDであり得、第2の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプDであり得る。第1の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプAであり得、第2の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプAであり得る。第1の擬似コロケーションタイプと第2の擬似コロケーションタイプとは、異なり得る。例えば、第1の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプAであり得、第2の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプDであり得る。第1の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプCであり得、第2の擬似コロケーションタイプは、QCLタイプBであり得る。1つ以上の擬似コロケーションタイプは、第1の擬似コロケーションタイプ及び第2の擬似コロケーションタイプを含み得る。
【0256】
無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタを用いて/使用してトランスポートブロックの伝送を実行し得る。無線デバイスは、(例えば、
図17~
図20の時間T2において、及び/又はその後に)複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)トランスポートブロックを伝送し得る。
【0257】
無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちのTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの各空間領域伝送フィルタを決定し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて複数の空間領域伝送フィルタを決定することは、例えば、少なくとも2つのTCI状態によって指示される少なくとも2つの参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定することを含み得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態によって指示される参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの各空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0258】
無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態8)に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタを用いて/使用してトランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第1の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第1のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態23)に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、例えば、第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタを用いて/使用してトランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第2の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第2のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。
【0259】
無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のために、TCI状態に基づく空間領域伝送フィルタを決定し得る。少なくとも2つのTCI状態は、TCI状態を含み得る。複数の空間領域伝送フィルタは、空間領域伝送フィルタを含み得る。TCI状態は、少なくとも2つの参照信号のうちの参照信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を指示し得る。TCI状態は、参照信号を識別する(例えば、指示する)参照信号インデックス/識別子/インジケータ(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、参照信号についての参照信号インデックス/識別子/インジケータを指示し得る。無線デバイスは、TCI状態によって指示される参照信号に基づいて、空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0260】
参照信号は、ダウンリンク参照信号であり得る。ダウンリンク参照信号は、SS/PBCHブロックを含み得る。ダウンリンク参照信号は、CSI-RS(例えば、周期的CSI-RS、半永続的CSI-RS、非周期的CSI-RS)を含み得る。ダウンリンク参照信号は、(例えば、PDCCH、PDSCHなどの)DM-RSを含み得る。無線デバイスは、空間領域受信フィルタを使用して、ダウンリンク参照信号を受信し得る。無線デバイスは、空間領域受信フィルタに基づいて(例えば、それを使用して、それを用いて)ダウンリンク参照信号を受信し得る。無線デバイスは、例えば、参照信号がダウンリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックの伝送のために使用される空間領域伝送フィルタが、TCI状態によって指示される参照信号を受信するために使用される空間領域受信フィルタと同じであると判定し得る。無線デバイスは、空間領域受信フィルタと同じである空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを使用して、それを用いて)、例えば、参照信号がダウンリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、空間領域受信フィルタに基づいて(例えば、それを使用して、それを用いて)、例えば、参照信号がダウンリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、空間領域受信フィルタに基づいて、例えば、参照信号がダウンリンク参照信号であることに基づいて(例えば、それに応答して)、トランスポートブロックを伝送し得る。TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、TCI状態によって指示される参照信号を受信するために使用される空間領域受信フィルタを空間領域伝送フィルタとして決定することを含み得る。TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、空間領域伝送フィルタが、TCI状態によって指示される参照信号を受信するために使用される空間領域受信フィルタと同じであると判定することを含み得る。
【0261】
参照信号は、アップリンク参照信号(例えば、周期的SRS、半永続的SRS、非周期的SRS、DM-RS)であり得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタを使用して、アップリンク参照信号を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを使用して、それを用いて)、アップリンク参照信号を送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、参照信号がアップリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックの伝送のために使用される空間領域伝送フィルタが、TCI状態によって指示される参照信号を伝送するために使用される第2の空間領域受信フィルタと同じであると判定し得る。無線デバイスは、アップリンク参照信号を送信/伝送するために使用される第2の空間領域伝送フィルタと同じである空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを使用して、それを用いて)、例えば、参照信号がアップリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、アップリンク参照信号を送信/伝送するために使用される第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、例えば、参照信号がアップリンク参照信号であることに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、TCI状態によって指示される参照信号を送信/伝送するために使用される第2の空間領域伝送フィルタを空間領域伝送フィルタとして決定することを含み得る。TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、空間領域伝送フィルタが、TCI状態によって指示される参照信号を送信/伝送するために使用される第2の空間領域受信フィルタと同じであると判定することを含み得る。
【0262】
TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、TCI状態によって指示される参照信号を伝送及び/又は受信するために使用される空間領域フィルタを空間領域伝送フィルタとして決定することを含み得る。TCI状態に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、TCI状態によって指示される参照信号を伝送及び/又は受信するために使用される空間領域フィルタと同じである空間領域伝送フィルタを決定することを含み得る。
【0263】
TCI状態によって指示される参照信号に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、参照信号を伝送及び/又は受信するために使用される空間領域フィルタを空間領域伝送フィルタとして決定することを含み得る。TCI状態によって指示される参照信号に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、参照信号を伝送及び/又は受信するために使用される空間領域フィルタと同じである空間領域伝送フィルタを決定することを含み得る。
【0264】
TCI状態によって指示される参照信号に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、トランスポートブロック(又はトランスポートブロックの一部分、又はトランスポートブロックの少なくとも1つのデータ層/ストリーム)の少なくとも1つのDM-RSポートが、TCI状態によって指示される参照信号と擬似コロケート(QCL)されることを含み得る。TCI状態によって指示される参照信号に基づいて空間領域伝送フィルタを決定することは、TCI状態によって指示される参照信号とQCLされるトランスポートブロック(又はトランスポートブロックの一部分、又はトランスポートブロックの少なくとも1つのデータ層/ストリーム)の少なくとも1つのDM-RSポートを決定することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つのDM-RSポートは、TCI状態によって指示される擬似コロケーションタイプ(例えば、QCLタイプD)に関して参照信号とQCLされ得る。
【0265】
無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、複数の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための複数の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を用いて/使用してトランスポートブロックの伝送を実行し得る。無線デバイスは、(例えば、
図19及び
図20の時間T2において、又はその後に)複数の伝送電力を用いて/使用して、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0266】
無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちのTCI状態に基づいて、複数の伝送電力のうちの伝送電力を決定(例えば、計算、算出)し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態に基づいて、複数の伝送電力のうちの各伝送電力を決定し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて複数の伝送電力を決定することは、例えば、少なくとも2つのTCI状態によって指示される少なくとも2つの参照信号に基づいて、複数の伝送電力を決定することを含み得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態によって指示される参照信号に基づいて、複数の伝送電力のうちの各伝送電力を決定し得る。
【0267】
無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態8)に基づいて、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、第1の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、第1の伝送電力を用いて/使用してトランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第1の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第1のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態23)に基づいて、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、例えば、第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、第2の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力を用いて/使用してトランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第2の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第2のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。少なくとも2つの参照信号は、第1の参照信号及び第2の参照信号を含み得る。
【0268】
少なくとも2つの参照信号に基づいて複数の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)することは、複数の伝送電力についての複数のダウンリンクパス損失推定値(又は複数のパス損失測定値)を決定(例えば、計算、算出)することを含み得る。複数のダウンリンクパス損失推定値(又は複数のパス損失測定値)を決定(例えば、計算、算出)することは、少なくとも2つの参照信号に関連付けられた測定値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP、又はより高いフィルタリングされたRSRP測定値)に基づき得る。無線デバイスは、少なくとも2つの参照信号のうちのそれぞれの参照信号に関連付けられた測定値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP、又はより高いフィルタ処理されたRSRP測定値)に基づいて、複数のダウンリンクパス損失推定値のうちの各ダウンリンクパス損失推定値を決定し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための複数の伝送電力を決定するために、複数のダウンリンクパス損失推定値を使用し得る。複数の伝送電力は、複数のダウンリンクパス損失推定値を含み得る。無線デバイスは、複数のダウンリンクパス損失推定値のための少なくとも2つの参照信号の少なくとも2つのフィルタリングされたRSRP値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP)を決定(例えば、算出、計算、測定)し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための少なくとも2つのフィルタリングされたRSRP値を決定し得る。
【0269】
第1の参照信号に基づいて第1の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)することは、第1の伝送電力についての第1のダウンリンクパス損失推定値(又は第1のパス損失測定値)を決定(例えば、計算、算出)することを含み得る。第1の伝送電力についての第1のダウンリンクパス損失推定値は、第1の参照信号に関連付けられた測定値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP、又はより高いフィルタリングされたRSRP測定値)に基づき得る。無線デバイスは、トランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第1の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第1のデータ層/ストリーム)の伝送のための第1の伝送電力を決定するために、第1のダウンリンクパス損失推定値を使用し得る。第1の伝送電力は、第1のダウンリンクパス損失推定値を含み(例えば、それに基づき)得る。無線デバイスは、第1のダウンリンクパス損失推定値についての第1の参照信号の第1のフィルタリングされたRSRP(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP)を決定(例えば、算出、計算、測定)し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための第1のフィルタリングされたRSRPを決定し得る。複数のダウンリンクパス損失推定値は、第1のダウンリンクパス損失推定値を含み得る。
【0270】
第2の参照信号に基づいて第2の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)することは、第2の伝送電力についての第2のダウンリンクパス損失推定値(又は第2のパス損失測定値)を決定(例えば、計算、算出)することを含み得る。第2の伝送電力についての第2のダウンリンクパス損失推定値(又は第2のパス損失測定値)は、第2の参照信号に関連付けられた測定値(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP、又はより高いフィルタリングされたRSRP測定値)に基づき得る。無線デバイスは、トランスポートブロック(又はトランスポートブロックの第2の部分、又はトランスポートブロックの1つ以上の第2のデータ層/ストリーム)の伝送のための第2の伝送電力を決定するために、第2のダウンリンクパス損失推定値を使用し得る。第2の伝送電力は、第2のダウンリンクパス損失推定値を含み(例えば、それに基づき)得る。無線デバイスは、第2のダウンリンクパス損失推定値についての第2の参照信号の第2のフィルタリングされたRSRP(例えば、L1-RSRP、L3-RSRP)を決定(例えば、算出、計算、測定)し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための第2のフィルタリングされたRSRPを決定し得る。複数のダウンリンクパス損失推定値は、第2のダウンリンクパス損失推定値を含み得る。
【0271】
無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のために、TCI状態に基づく伝送電力を決定(例えば、計算、算出)し得る。少なくとも2つのTCI状態は、TCI状態を含み得る。複数の伝送電力は、伝送電力を含み得る。TCI状態は、参照信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を指示し得る。TCI状態は、参照信号を識別する(例えば、指示する)参照信号インジケータ/インデックス/識別子(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、参照信号のための参照信号インジケータ/インデックス/識別子を指示し得る。無線デバイスは、TCI状態によって指示される参照信号に基づいて、伝送電力を決定し得る。少なくとも2つの参照信号は、参照信号を含み得る。
【0272】
少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの参照信号は、周期的であり得る。少なくとも2つの参照信号のうちの各参照信号は、周期的であり得る。少なくとも2つの参照信号のうちの各参照信号は、それぞれの周期性(例えば、2スロット、5スロット、10スロット、2シンボル、5シンボルなど)を有して周期的であり得る。無線デバイスは、少なくとも2つの参照信号が周期的であることに基づいて、少なくとも2つの参照信号の測定(例えば、L1-RSRP測定、L3-RSRP測定)を周期的に実行し得る。少なくとも2つの参照信号のうちの第1の参照信号は、第1の周期性を有して周期的であり得る。1つ以上の構成パラメータは、第1の周期性を指示し得る。少なくとも2つの参照信号のうちの第2の参照信号は、第2の周期性を有して周期的であり得る。1つ以上の構成パラメータは、第2の周期性を指示し得る。無線デバイスは、第1の参照信号が周期的であることに基づいて、第1の参照信号の測定(例えば、L1-RSRP測定、L3-RSRP測定)を周期的に実行し得る。無線デバイスは、第2の参照信号が周期的であることに基づいて、第2の参照信号の測定(例えば、L1-RSRP測定、L3-RSRP測定)を周期的に実行し得る。
【0273】
(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、1つ以上のQCLタイプを指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの各TCI状態は、1つ以上のQCLタイプのうちのそれぞれのQCLタイプを指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態は、第1の参照信号についての第1のQCLタイプを指示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態は、第2の参照信号についての第2のQCLタイプを指示し得る。第1のQCLタイプは、QCLタイプD(又は任意の他のQCLタイプ)であり得る。第2のQCLタイプは、QCLタイプD(又は任意の他のQCLタイプ)であり得る。1つ以上のQCLタイプは、第1のQCLタイプ及び第2のQCLタイプを含み得る。
【0274】
図22は、(例えば、トランスポートブロックの)伝送のための例示的なアップリンク反復スキームを示す。反復スキームは、TDM2204、FDM2208、又はSDM2212に基づき得る。例えば、トランスポートブロックは、TDM2204に基づいて、時間領域において複数の伝送機会にわたって反復され得る。トランスポートブロックは、FDM2208に基づいて、周波数領域において複数の伝送機会にわたって反復され得る。トランスポートブロックは、SDM2212に基づいて、空間領域において複数の伝送機会にわたって反復され得る。トランスポートブロックの各反復は、(例えば、TCI状態1、TCI状態2などに基づいて)対応する空間領域伝送フィルタを使用して送信され得る。
【0275】
無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、(例えば、
図17及び
図19に示すように)複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを反復し得る。トランスポートブロックの反復は、時間領域(例えば、TDM2204)であり得る。トランスポートブロックの反復は、周波数領域(例えば、FDM2208)であり得る。トランスポートブロックの反復は、コード/空間領域(例えば、SDM2212)であり得る。アンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。複数の空間領域伝送フィルタは、第1の空間領域伝送フィルタ及び第2の空間領域伝送フィルタを含み得る。第1の空間領域伝送フィルタは、第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)に基づき得る。第2の空間領域伝送は、第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)に基づき得る。DM-RSポートは、1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会で第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号とQCLされ得る。DM-RSポートは、1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会で第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号とQCLされ得る。少なくとも2つのTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力を用いて/使用して、1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力を用いて/使用して、1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。複数の伝送電力は、第1の伝送電力及び第2の伝送電力を含み得る。
【0276】
例えば、
図17に関して、無線デバイスは、第1のTCI状態(TCI状態8)に基づく第1の空間領域伝送フィルタを使用して(第1の伝送機会1720-1を介して)トランスポートブロックの第1の反復物を送信し、第2のTCI状態(TCI状態23)に基づく第2の空間領域伝送フィルタを使用して(第2の伝送機会1720-2を介して)トランスポートブロックの第2の反復物を送信し、第1のTCI状態(TCI状態8)に基づく第1の空間領域伝送フィルタを使用して(第3の伝送機会1720-3を介して)トランスポートブロックの第3の反復物を送信し、第2のTCI状態(TCI状態23)に基づく第2の空間領域伝送フィルタを使用して(第4の伝送機会1720-4を介して)トランスポートブロックの第4の反復物を送信し得る。同様に、
図19に関して、無線デバイスは、第1のTCI状態(TCI状態8)に基づく第1の空間領域伝送フィルタを使用して(第1の伝送機会1920-1を介して)トランスポートブロックの第1の反復物を送信し、第2のTCI状態(TCI状態23)に基づく第2の空間領域伝送フィルタを使用して(第2の伝送機会1920-2を介して)トランスポートブロックの第2の反復物を送信し、第1のTCI状態(TCI状態8)に基づく第1の空間領域伝送フィルタを使用して(第3の伝送機会1920-3を介して)トランスポートブロックの第3の反復物を送信し、第2のTCI状態(TCI状態23)に基づく第2の空間領域伝送フィルタを使用して(第4の伝送機会1920-4を介して)トランスポートブロックの第4の反復物を送信し得る。
【0277】
無線デバイスは、(例えば、
図18及び
図20に示すように)アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。アンテナポートフィールドは、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分(又は1つ以上の第1のデータ層/ストリーム、又は1つ以上の第1のDM-RSポート)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第2の部分(又は1つ以上の第2のデータ層/ストリーム、又は1つ以上の第2のDM-RSポート)を送信/伝送し得る。トランスポートブロックは、第1の部分及び第2の部分を含み得る。トランスポートブロックは、1つ以上の第1のデータ層/ストリーム及び1つ以上の第2のデータ層/ストリームを含み得る。複数の空間領域伝送フィルタは、第1の空間領域伝送フィルタ及び第2の空間領域伝送フィルタを含み得る。トランスポートブロックのDM-RSポートのうちの1つ以上の第1のDM-RSポートは、アップリンク信号/チャネル伝送機会で、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号とQCLされ得る。トランスポートブロックのDM-RSポートのうちの1つ以上の第2のDM-RSポートは、アップリンク信号/チャネル伝送機会で、第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号とQCLされ得る。少なくとも2つのTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力を用いて/使用して、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力を用いて/使用して、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。複数の伝送電力は、第1の伝送電力及び第2の伝送電力を含み得る。
【0278】
1つ以上の構成パラメータは、複数のTCI状態(例えば、PDSCH_Config、PUSCH_Config、又はPUCCH_Configなどにおける上位層パラメータtci-StatesToAddModListによって提供されるTCI状態1、TCI状態2、...、TCI状態128)を指示し得る。複数のTCI状態は、セルの/についてのダウンリンク伝送(例えば、PDSCH伝送)を受信(及び/又は復号化)するためのものであり得る。1つ以上の構成パラメータは、セルのダウンリンクBWPの/についてのPDSCH伝送を復号化するための複数のTCI状態を指示し得る。複数のTCI状態は、セルのアップリンクリソース(例えば、PUSCHリソース、PUCCHリソース、SRSリソース)の/についての/での/を介したアップリンク信号(例えば、UCI、PUSCH伝送、トランスポートブロック、SR、CSI、HARQ-ACK)の伝送のためのものであり得る。1つ以上の構成パラメータは、セルのアップリンクBWPのアップリンクリソースの/についての/での/を介したアップリンク信号の伝送のための複数のTCI状態を指示し得る。複数のアップリンクリソースは、このアップリンクリソースを含み得る。
【0279】
1つ以上の構成パラメータは、複数のTCI状態についての(例えば、上位層パラメータTCI-StateIdによって提供される)TCI状態インジケータ/インデックスを指示し得る。複数のTCI状態のうちの各TCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちのそれぞれのTCI状態インジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。複数のTCI状態のうちの第1のTCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちの第1のTCI状態インジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。複数のTCI状態のうちの第2のTCI状態は、TCI状態インジケータ/インデックスのうちの第2のTCI状態インジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。
【0280】
無線デバイスは、(例えば、
図17~
図20の時間T1において、又はその後に)アクティブ化コマンド(例えば、TCIは、無線デバイス固有PDSCH MAC CEのためのアクティブ化/非アクティブ化を記述し、TCIは、無線デバイス固有PUSCH MAC CEのためのアクティブ化/非アクティブ化を記述する、など)を受信し得る。アクティブ化コマンドは、複数のTCI状態のうちの少なくとも1つのTCI状態(例えば、
図21A及び
図21BのTCI状態5、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態4、TCI状態11、及びTCI状態1)をアクティブ化(例えば、選択、指示、又は更新)し得る。アクティブ化コマンドは、1つ以上のフィールドを含み得る。1つ以上のフィールドは、少なくとも1つのTCI状態の少なくとも1つのTCI状態インジケータ/インデックスを指示し得る。TCI状態インデックスは、少なくとも1つのTCI状態インデックスを含み得る。1つ以上のフィールドは、少なくとも1つのTCI状態のアクティブ化を指示する値(例えば、1)に設定され得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも1つのTCI状態を指示する1つ以上のフィールドがこの値に設定されることに基づいて、少なくとも1つのTCI状態をアクティブ化し得る。
【0281】
無線デバイスは、少なくとも1つのTCI状態を1つ以上のTCIコードポイント(例えば、
図21A及び
図21Bに示す000、001、010、011)にマッピングし得る。少なくとも1つのTCI状態を1つ以上のTCIコードポイントにマッピングすることは、少なくとも1つのTCI状態を1つ以上のTCIコードポイントへと/にグループ化することを含み得る。1つ以上のTCIコードポイントの各TCIコードポイントは、少なくとも1つのTCI状態のうちの1つ以上のTCI状態を含み/指示し得る。例えば、
図21A及び
図21Bに示すように、少なくとも1つのTCI状態は、TCI状態5、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態4、TCI状態11、及びTCI状態1を含み得る。1つ以上のTCIコードポイントは、TCIコードポイント000、TCIコードポイント001、TCIコードポイント010、及びTCIコードポイント011を含み得る。TCI状態5は、TCIコードポイント000にマッピングされ得、TCI状態8及びTCI状態23は、TCIコードポイント001にマッピングされ得、TCI状態4及びTCI状態11は、TCIコードポイント010にマッピングされ得、TCI状態1は、TCIコードポイント011にマッピングされ得る。1つ以上のTCIコードポイントのうちの各TCIコードポイントは、DCI内のTCIフィールドの値によって指示され得る。例えば、TCIフィールドは、TCIコードポイント000を指示する000に等しくない場合があり、TCIフィールドは、TCIコードポイント001を示す001に等しくない場合がある、などである。DCIは、(例えば、PDSCH伝送又はPUSCH伝送に対応する)トランスポートブロックをスケジュールし得る。DCI内のTCIフィールドは、1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントを指示し得る(又はそれに等しい場合がある)。TCIコードポイントは、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態を含み/指示し得る。
【0282】
1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントは、1つ以上(例えば、1つ又は2つ)のTCI状態を指示し得る。例えば、
図21A及び
図21Bに示すように、TCIコードポイント000は、1つのTCI状態(例えば、TCI状態5)を指示し得る。TCIコードポイント011は、1つのTCI状態(例えば、TCI状態1)を指示し得る。TCIコードポイント001は、2つのTCI状態(例えば、TCI状態8及びTCI状態23)を指示し得る。TCIコードポイント010は、2つのTCI状態(例えば、TCI状態4及びTCI状態11)を指示し得る。
【0283】
1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイント(例えば、
図21A及び
図21BのTCIコードポイント000又はTCIコードポイント011)は、単一のTCI状態(例えば、TCI状態5又はTCI状態1)を含み/指示し得る。少なくとも1つのTCI状態は、単一のTCI状態を含み得る。無線デバイスは、単一のTCI状態をTCIコードポイントにマッピングし得る。
【0284】
1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイント(例えば、
図21A及び
図21BのTCIコードポイント001又はTCIコードポイント010)は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(例えば、TCIコードポイント001におけるTCI状態8及びTCI状態23、又はTCIコードポイント010におけるTCI状態4及びTCI状態11)を含み/指示し得る。少なくとも1つのTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態をTCIコードポイントにマッピングし得る。
【0285】
少なくとも1つのTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。無線デバイスは、第1のTCI状態(例えば、TCI状態8)及び第2のTCI状態(例えば、TCI状態23)を、1つ以上のTCIコードポイントのうちの1つのTCIコードポイント(例えば、001)にマッピングし得る。TCIコードポイント(例えば、TCIコードポイント001)は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み/指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。
【0286】
1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイント(例えば、TCIコードポイント001及びTCIコードポイント010)は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み/指示し得る。1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイント(例えば、TCIコードポイント001及びTCIコードポイント010)は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み/指示し得る。アクティブ化コマンドによって指示(例えば、アクティブ化、更新、選択)される少なくとも1つのTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み得る。
【0287】
少なくとも1つのTCI状態は、セルを介した伝送(例えば、PDSCH伝送)に適用可能であり/使用され得る。少なくとも1つのTCI状態は、セルのアクティブなダウンリンクBWPを介したPDSCH伝送に適用可能であり/使用され得る。無線デバイスは、セルのアクティブなダウンリンクBWPについてのPDSCH伝送をスケジューリングするDCIを受信し得る。DCIは、PDSCH伝送の受信/復号化のために、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態を指示し得る。1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントは、TCI状態を含み得る。DCI内のTCIフィールドは、TCIコードポイントを指示し得る。無線デバイスは、少なくとも1つのTCI状態のうちにないTCI状態を指示する(例えば、セルのアクティブなダウンリンクBWPについてのPDSCH伝送をスケジュールする)DCIを受信しない場合がある。無線デバイスは、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態に基づくPDSCH伝送を、例えば、セルのアクティブなダウンリンクBWPについてのPDSCH伝送をスケジューリングするDCIがTCI状態を指示する場合、PDSCH伝送の受信/復号化のために受信/復号化し得る。TCI状態に基づくPDSCH伝送を受信/復号化することは、TCI状態によって指示されるQCLタイプ(例えば、QCLタイプD)に関して、TCI状態によって指示される参照信号とQCLされるPDSCHの少なくとも1つのDM-RSポートを決定することを含み得る。TCI状態に基づくPDSCH伝送を受信/復号化することは、PDSCHの少なくとも1つのDM-RSポートが、TCI状態によって指示されるQCLタイプ(例えば、QCLタイプD)に関してTCI状態によって指示される参照信号とQCLされることを含み得る。
【0288】
無線デバイスは、PDSCH伝送(又はTB)をスケジューリングするDCIを受信し得る。無線デバイスは、スケジューリングセルを介してDCIを受信し得る。DCIは、セルのアクティブなダウンリンクBWPについてのPDSCH伝送をスケジューリングし得る。DCIは、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態を指示し得る。DCIは、TCI状態を指示するTCIフィールドを含み得る。無線デバイスは、TCI状態に基づいて、例えば、TCI状態を指示するTCIフィールドに基づいて、セルのアクティブなダウンリンクBWPについて、PDSCH伝送を受信/復号化し得る。1つ以上のTCIコードポイントは、TCIコードポイントを含み得る。TCIコードポイントは、TCI状態を含み得る。DCI内のTCIフィールドの値は、TCIコードポイントに関連付けられた値に等しい場合がある。
【0289】
少なくとも1つのTCI状態は、セルを介したアップリンク伝送(例えば、PUSCH伝送、PUCCH伝送)に適用可能/使用され得る。少なくとも1つのTCI状態は、セルのアクティブなアップリンクBWPにおけるアップリンク伝送に適用可能であり/使用され得る。無線デバイスは、セルのアクティブなアップリンクBWPについてのアップリンク伝送をスケジューリングするDCIを受信し得る。DCIは、アップリンク伝送のための、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態を指示し得る。1つ以上のTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントは、TCI状態を含み得る。DCI内のTCIフィールドは、TCIコードポイントを指示し得る。無線デバイスは、アップリンク伝送について、少なくとも1つのTCI状態のうちにないTCI状態を指示する、セルのアクティブなアップリンクBWPについてのアップリンク伝送をスケジュールするDCIを受信しない場合がある。無線デバイスは、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態に基づくアップリンク伝送を、例えば、セルのアクティブなアップリンクBWPについてのアップリンク伝送をスケジューリングするDCIがTCI状態を指示する場合、アップリンク伝送のために実行し得る。TCI状態に基づくアップリンク伝送を実行することは、TCI状態によって指示されるQCLタイプ(例えば、QCLタイプD)に関してTCI状態によって指示される参照信号とQCLされるアップリンク伝送の少なくとも1つのDM-RSポートを決定することを含み得る。TCI状態に基づくアップリンク伝送を実行することは、アップリンク伝送の少なくとも1つのDM-RSポートが、TCI状態によって指示されるQCLタイプ(例えば、QCLタイプD)に関してTCI状態によって指示される参照信号とQCLされることを含み得る。
【0290】
無線デバイスは、アップリンク伝送(例えば、PUSCH伝送、PUCCH伝送、TB)をスケジューリングするDCIを受信し得る。無線デバイスは、スケジューリングセルを介してDCIを受信し得る。DCIは、セルのアクティブなアップリンクBWPについてのアップリンク伝送をスケジュールし得る。DCIは、少なくとも1つのTCI状態のうちのTCI状態を指示し得る。DCIは、TCI状態を指示するTCIフィールドを含み得る。無線デバイスは、TCI状態に基づいて、例えば、TCI状態を指示するTCIフィールドに基づいて、セルのアクティブなアップリンクBWPについて、アップリンク伝送を実行し得る。1つ以上のTCIコードポイントは、TCIコードポイントを含み得る。TCIコードポイントは、TCI状態を含み得る。DCI内のTCIフィールドの値は、TCIコードポイントの値に等しい場合がある。
【0291】
無線デバイスは、1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイント(例えば、TCIコードポイント001及びTCIコードポイント010)が、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(例えば、TCIコードポイント001についてのTCI状態8及びTCI状態23、TCIコードポイント010に対するTCI状態4及びTCI状態11)を指示する(例えば、含む、包含する)と決定し得る。アクティブ化コマンドによって指示(例えば、アクティブ化、更新、又は選択)される少なくとも1つのTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含み得る。
【0292】
少なくとも1つのTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、異なり得る。例えば、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちのTCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し(例えば、含み、包含し)得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態と、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態と、は異なり得る。
【0293】
無線デバイスは、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちから選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。無線デバイスは、少なくとも1つのTCIコードポイントが少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示する(例えば、含む、包含する)と決定することに基づいて、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちから選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。
【0294】
無線デバイスは、例えば、選択されたTCIコードポイントが少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの最低(又は最高)のTCIコードポイントを有する/であることに基づいて、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。無線デバイスは、選択されたTCIコードポイントが少なくとも1つのTCIコードポイントのうちで最低(又は最高)であることに基づいて、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。例えば、
図21A及び
図21Bに関して、少なくとも1つのTCIコードポイントは、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)及び第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)を含み得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)が第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)よりも低い(又は高い)TCIコードポイントを有する/であることに基づいて、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)を選択されたTCIコードポイントとして選択し得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)が第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)よりも低い(又は高い)ことに基づいて、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)を選択されたTCIコードポイントとして選択し得る。
【0295】
少なくとも1つのTCIコードポイントは、第2の複数のTCI状態(例えば、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態4、TCI状態11)を指示し/含み得る。無線デバイスは、例えば、選択されたTCIコードポイントが、第2の複数のTCI状態の第2の複数のTCI状態インジケータ/インデックスのうちの最低(又は最高)のTCI状態インジケータ/インデックスを有するTCI状態を含む/指示することに基づいて、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。アクティブ化コマンドによって指示(例えば、選択、アクティブ化、又は更新)される少なくとも1つのTCI状態は、第2の複数のTCI状態を含み得る。少なくとも1つのTCI状態の少なくとも1つのTCI状態インジケータ/インデックスは、第2の複数のTCI状態インジケータ/インデックスを含み得る。例えば、
図21A及び
図21Bに関して、少なくとも1つのTCIコードポイントは、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)及び第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)を含み得る。第2の複数のTCI状態は、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態4、及びTCI状態11を含み得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)におけるTCI状態8の第1のTCI状態インジケータ/インデックスが、第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)におけるTCI状態4の第2のTCI状態インジケータ/インデックス及びTCI状態11の第3のTCI状態インジケータ/インデックスよりも低い(又は高い)ことに基づいて、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)を選択されたTCIコードポイントとして選択し得る。無線デバイスは、例えば、第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)におけるTCI状態11の第3のTCI状態インジケータ/インデックスが、第1のTCIコードポイント(TCIコードポイント001)におけるTCI状態8の第1のTCI状態インジケータ/インデックス及びTCI状態23の第2のTCI状態インジケータ/インデックスよりも低い(又は高い)ことに基づいて、第2のTCIコードポイント(TCIコードポイント010)を選択されたTCIコードポイントとして選択し得る。
【0296】
選択されたTCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し得る。
図21A及び
図21Bに関して、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、例えば、選択されたTCIコードポイントがTCIコードポイント001である場合、TCI状態8及びTCI状態23であり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、例えば、選択されたTCIコードポイントがTCIコードポイント010である場合、TCI状態4及びTCI状態11であり得る。
【0297】
選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含むセット/ベクトル中の第1の要素/メンバーであり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含むセット/ベクトル中の第2の要素/メンバーであり得る。例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態がTCI状態8及びTCI状態23を含む場合、第1のTCI状態は、TCI状態8であり得、第2のTCI状態は、TCI状態23であり得る。例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態がTCI状態4及びTCI状態11を含む場合、第1のTCI状態は、TCI状態4であり得、第2のTCI状態は、TCI状態11であり得る。
【0298】
無線デバイスは、選択されたTCIコードポイントに基づいて、トランスポートブロックの送信のための少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。
図21Aに関して、(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、例えば、選択されたTCIコードポイントがTCIコードポイント001である場合、TCI状態8及びTCI状態23であり得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、例えば、選択されたTCIコードポイントがTCIコードポイント010である場合、TCI状態4及びTCI状態11であり得る。
【0299】
トランスポートブロックの伝送のための空間設定は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態におけるPDSCH受信のための空間設定と同じであり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、セルのアクティブなダウンリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を包含する/含む1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応し得る(か、又はそれによって指示され得る)(か、又は選択されたTCIコードポイントに対応し得る)。トランスポートブロックの伝送のための空間設定は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態におけるPUSCH伝送のための空間設定と同じであり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、セルのアクティブなアップリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を包含する/含む1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応し得る(か、又はそれによって指示され得る)(か、又は選択されたTCIコードポイントに対応し得る)。
【0300】
無線デバイスは、複数の伝送電力を決定/算出し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を決定/算出するために、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態において(例えば、QCLタイプDを有する)少なくとも2つのRSリソースを提供する少なくとも2つのRSリソースインジケータ/インデックスを決定し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態は、セルのアクティブなダウンリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を包含する1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応し得る(か、又はそれによって指示され得る)(か、又は選択されたTCIコードポイントに対応し得る)。
【0301】
無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のための少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、選択されたTCIコードポイント及び第1のCORESETに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、第1のCORESETの第1のTCI状態(例えば、
図21Bにおける第1のCORESETのTCI状態8)に基づいて、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態を決定/選択し得る。第1のCORESETは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのうちで最低であるCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態は、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのうちで最低であるCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示される第1のCORESETの第1のTCI状態であり得る。無線デバイスは、選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態に基づいて、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態を決定/選択し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態は、選択されたTCIコードポイントによって示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、
図21BのTCIコードポイント001におけるTCI状態23)であり得る。選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、例えば、選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含むセット/ベクトル中の第2の要素/メンバーであり得る。
【0302】
(例えば、トランスポートブロックの)伝送のための第1の空間設定は、最低のCORESETインジケータ/インデックスを有する第1のCORESETを介した受信(例えば、PDCCH受信)のための空間設定と同じであり得る。(例えば、トランスポートブロックの)伝送のための第2の空間設定は、1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応する(又は選択されたTCIコードポイントに対応する)第2のTCI状態に基づく受信(例えば、PDSCH受信)のための空間設定と同じであり得る。1つ以上のTCIコードポイントは、セルのアクティブなダウンリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を含み/包含し得る。
【0303】
(例えば、トランスポートブロックの)伝送のための第1の空間設定は、最低のCORESETインジケータ/インデックスを有する第1のCORESETを介した伝送(例えば、PDCCH伝送)のための空間設定と同じであり得る。(例えば、トランスポートブロックの)伝送のための第2の空間設定は、1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応する(又は選択されたTCIコードポイントに対応する)第2のTCI状態に基づく受信(例えば、PUSCH受信)のための空間設定と同じであり得る。1つ以上のTCIコードポイントは、セルのアクティブなアップリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を含み/包含し得る。
【0304】
無線デバイスは、複数の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を決定するために、(例えば、最低のCORESETインデックス/インジケータを有する)第1のCORESETの第1のTCI状態(又はQCL仮定)における(例えば、QCLタイプDを有する)第1のRSリソースを提供する第1のRSリソースインジケータ/インデックスを決定し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を決定するために、1つ以上のTCIコードポイントのうちの最低のTCIコードポイントに対応する(又は選択されたTCIコードポイントに対応する)第2のTCI状態における(例えば、QCLタイプDを有する)第2のRSリソースを提供する第2のRSリソースインジケータ/インデックスを決定し得る。1つ以上のTCIコードポイントは、セルのアクティブなダウンリンクBWP上の2つの異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態)を含み/包含し得る。
【0305】
1つ以上のCORESETの量は、2以上であり得る。無線デバイスは、1つ以上のCORESETのうちの少なくとも2つのCORESETを選択/決定し得る。少なくとも2つのCORESET(例えば、
図21Cにおける第1のCORESET及び第2のCORESET)は、1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのうちの少なくとも2つのCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのCORESETのうちの各CORESETは、少なくとも2つのCORESETインジケータ/インデックスのうちのそれぞれのCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのCORESETインデックスは、1つ以上のCORESETインデックスのうち最低(又は、最高)の2つのCORESETインデックスであり得る。少なくとも2つのCORESETは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低(又は最高)である少なくとも2つのCORESETインデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのCORESETは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちの少なくとも2つの最低(又は最高)のCORESETインデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのCORESETを選択/決定することは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低である少なくとも2つのCORESETインデックスを用いて識別/指示される少なくとも2つのCORESETを選択/決定することを含み得る。少なくとも2つのCORESETを選択/決定することは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちの少なくとも2つの最低のCORESETインデックスを用いて識別/指示される少なくとも2つのCORESETを選択/決定することを含み得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのCORESETの少なくとも2つのCORESETインデックスが、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低(又は最高)であることに基づいて、1つ以上のCORESETのうちの少なくとも2つのCORESETを選択/決定し得る。少なくとも2つのCORESETの量は、2(又は2より大きい任意の他の量)であり得る。1つ以上のCORESETは、第1のCORESET、第2のCORESET、第3のCORESET、及び第4のCORESETを含み得る。1つ以上のCORESETインデックスは、第1のCORESETの第1のCORESETインデックス、第2のCORESETの第2のCORESETインデックス、第3のCORESETの第3のCORESETインデックス、及び第4のCORESETの第4のCORESETインデックスを含み得る。第1のCORESETインデックスは、第1のCORESETイデックス、第2のCORESETインデックス、第3のCORESETインデックス、及び第4のCORESETインデックスのうちで最低(又は最高)であり得る。第2のCORESETインデックスは、第3のCORESETインデックス及び第4のCORESETインデックスよりも低い(又は高い)場合がある。無線デバイスは、例えば、第1のCORESETインデックス及び第2のCORESETインデックスが第1のCORESETインデックス、第2のCORESETインデックス、第3のCORESETインデックス、及び第4のCORESETインデックスのうちの最低(又は最高)の2つのCORESETインデックスであることに基づいて、第1のCORESET及び第2のCORESETを少なくとも2つのCORESETとして選択/決定し得る。
【0306】
無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(例えば、
図21Cに示す第1のCORESETのTCI状態8及び第2のCORESETのTCI状態23)に基づいて、少なくとも2つのCORESETにおいて、DCIについてダウンリンク制御チャネルを監視し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態に基づいて、少なくとも2つのCORESETのうちの各CORESETにおいて、DCIについてダウンリンク制御チャネルを監視し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態に基づいて、少なくとも2つのCORESETにおいて、DCIについてダウンリンク制御チャネルを監視することは、少なくとも2つのCORESETにおけるダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態によって指示される少なくとも2つの参照信号と擬似コロケートされることを含み得る。少なくとも2つのCORESETのうちの各CORESET内の(又はそれに関連付けられた)DM-RSアンテナポートのうちのそれぞれのDM-RSアンテナポートは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態によって指示される、少なくとも2つの参照信号のうちの参照信号と擬似コロケートされ得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、
図21CのTCI状態8)に基づいて、少なくとも2つのCORESETのうちの第1のCORESET(例えば、
図21Cの第1のCORESET)において、DCIについてダウンリンク制御チャネルを監視し得る。第1のTCI状態に基づく第1のCORESETでのダウンリンク制御チャネルを監視することは、第1のCORESET内の、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号と擬似コロケートされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって指示される第1の擬似コロケーションタイプに関して第1の参照信号と擬似コロケーションされ得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、
図21CのTCI状態23)に基づいて、少なくとも2つのCORESETのうちの第2のCORESET(例えば、
図21Cの第2のCORESET)において、DCIについてダウンリンク制御チャネルを監視し得る。第2のTCI状態に基づく第2のCORESETでのダウンリンク制御チャネルを監視することは、第2のCORESET内の、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号と擬似コロケートされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって指示される第2の擬似コロケーションタイプに関して第2の参照信号と擬似コロケーションされ得る。少なくとも2つの参照信号は、第1の参照信号及び第2の参照信号を含み得る。
【0307】
1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのCORESETについての(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される)少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのCORESETのうちのそれぞれのCORESETについて、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの各TCI状態を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のCORESETについての第1のTCI状態を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のCORESETについての第2のTCI状態を指示し得る。
【0308】
無線デバイスは、少なくとも2つのCORESETについての少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態をアクティブ化(例えば、選択、指示、又は更新)する1つ以上のアクティブ化コマンド(例えば、無線デバイス固有のPDCCH MAC CEについてのTCI状態指示)を(例えば、
図17~
図20の時間T1において、又はその後に)受信し得る。1つ以上のアクティブ化コマンドのうちの各アクティブ化コマンドは、少なくとも2つのCORESETのうちのCORESETについて、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちのそれぞれのTCI状態をアクティブ化(例えば、選択、指示、更新)し得る。1つ以上のアクティブ化コマンドのうちの第1のアクティブ化コマンドは、第1のCORESETについての第1のTCI状態をアクティブ化し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のCORESETについての(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される)複数のTCI状態を指示し得る。第1のアクティブ化コマンドは、第1のCORESETについて、複数のTCI状態のうちの第1のTCI状態をアクティブ化し得る。1つ以上のアクティブ化コマンドのうちの第2のアクティブ化コマンドは、第2のCORESETについての第2のTCI状態をアクティブ化し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のCORESETについての(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される)複数のTCI状態を指示し得る。第2のアクティブ化コマンドは、第2のCORESETについて、複数のTCI状態のうちの第2のTCI状態をアクティブ化し得る。第1のアクティブ化コマンドと第2のアクティブ化コマンドとは、同じであってもよいし、同じでなくてもよい。無線デバイスは、同じ時間に(例えば、同時に)又は異なる時間に第1のアクティブ化コマンド及び第2のアクティブ化コマンドを受信し得る。
【0309】
無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのCORESETに基づいて、トランスポートブロックの伝送のための少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つのCORESETによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つのCORESETの少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つのCORESETについて、1つ以上のアクティブ化コマンドによってアクティブ化(例えば、指示、更新、又は選択)された少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つのCORESETについて、1つ以上の構成パラメータによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つのCORESETでのダウンリンク制御チャネルを監視するために使用される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。
図21Cに示すように、(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、例えば、少なくとも2つのCORESETが第1のCORESET及び第2のCORESETである場合、TCI状態8及びTCI状態23であり得る。
【0310】
トランスポートブロックの伝送のための空間設定は、少なくとも2つのCORESETを介した受信(例えば、PDCCH受信)のための空間設定と同じであり得る。トランスポートブロックの伝送のための空間設定は、セルのアクティブなダウンリンクBWP上の最低(又は最高)の2つのCORESETインジケータ/インデックスを有する少なくとも2つのCORESETを介した受信(例えば、PDCCH受信)のための空間設定と同じであり得る。
【0311】
第1の空間設定は、第1のTCI状態であり得る。第2の空間設定は、第2のTCI状態であり得る。空間設定は、第1の空間設定及び第2の空間設定を含み得る。
【0312】
無線デバイスは、複数の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を決定するために、(例えば、セルのアクティブなダウンリンクBWPにおいて最低(又は最高)の2つのCORESETインデックスを有する)少なくとも2つのCORESETの少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(又は少なくとも2つのQCL仮定)における(例えば、QCLタイプDを有する)RSリソースを提供する少なくとも2つのRSリソースインジケータ/インデックスを決定し得る。
【0313】
反復物の量は、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したトランスポートブロックの反復についてのものであり得る。反復物の量は、トランスポートブロックの伝送/反復のための複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、PUSCH伝送機会、PUCCH伝送機会)を指示し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会の量は、反復物の量に等しい場合がある。
【0314】
無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを(例えば、
図17の時間T2において又はその後に)送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会にわたってトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの各空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちのそれぞれの空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会の各アップリンク信号/チャネル伝送機会でトランスポートブロックを伝送し得る。
【0315】
無線デバイスは、複数の伝送電力を用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを(例えば、
図19の時間T2において又はその後に)送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力を用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会にわたってトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの各伝送電力を用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちのそれぞれの伝送電力を用いて/使用して、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会の各アップリンク信号/チャネル伝送機会でトランスポートブロックを伝送し得る。
【0316】
トランスポートブロックの反復は、時間単位であり/発生し得る(例えば、TDM化される)。時間単位は、連続及び/又は隣接していてもよいし、連続及び/又は隣接していなくてもよい。時間単位の量は、反復物の量に等しい場合がある。時間単位は、タイムスロット、ミニスロット、時間シンボル(例えば、OFDMサブモル(submol))、又はサブフレームなどであり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、時間単位であり/発生し得る。例えば、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第1の時間単位であり/発生し得、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第2の時間単位であり/発生し得る、などである。
【0317】
トランスポートブロックの反復は、周波数単位(FDM化された)であり/発生し得る。周波数単位は、連続及び/又は隣接していてもよいし、連続及び/又は隣接していなくてもよい。周波数単位の量は、反復物の量に等しい場合がある。周波数単位は、周波数帯域、物理リソースブロック(PRB)、BWP、セルなどであり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、周波数単位であり/発生し得る。例えば、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、周波数単位のうちの第1の周波数単位であり/発生し得、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、周波数単位のうちの第2の周波数単位であり/発生し得る、などである。
【0318】
無線デバイスは、時間単位にわたって(例えば、それを経て、それで)トランスポートブロックの伝送を反復し得る。無線デバイスは、周波数単位にわたって(例えば、それを経て、それで)トランスポートブロックの伝送を反復し得る。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会にわたって(例えば、それを経て、それで)トランスポートブロックの伝送を反復し得る。無線デバイスは、反復物の量に基づいて(例えば、それを用いて、それを使用して)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。例えば、
図17及び
図19では、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1の信号/チャネル伝送機会(例えば、第1のTX機会1720-1又は1920-1)と、第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会1720-2又は1920-2)と、第3の信号/チャネル伝送機会(例えば、第3のTX機会1720-3又は1920-3)と、第4の信号/チャネル伝送機会(例えば、第4のTX機会1720-4又は1920-4)と、を含み得る。第1の信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第1の時間単位(例えば、第1のタイムスロット)であり/発生し得る。第2の信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第2の時間単位((例えば、第2のタイムスロット)であり/発生し得る。第3の信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第3の時間単位(例えば、第3のタイムスロット)であり/発生し得る。第4の信号/チャネル伝送機会は、時間単位のうちの第4の時間単位(例えば、第4のタイムスロット)であり/発生し得る。第1の信号/チャネル伝送機会は、周波数ユニットのうちの第1の周波数ユニット(例えば、第1のPRB)であり/発生し得る。第2の信号/チャネル伝送機会は、周波数ユニットのうちの第2の周波数ユニット(例えば、第2のPRB)であり/発生し得る。第3の信号/チャネル伝送機会は、周波数ユニットのうちの第3の周波数ユニット(例えば、第3のPRB)であり/発生し得る。第4の信号/チャネル伝送機会は、周波数ユニットのうちの第4の周波数ユニット(例えば、第4のPRB)であり/発生し得る。
【0319】
1つ以上の構成パラメータは、反復スキーム(例えば、FDMスキーム、TDMスキーム、SDMスキーム、CDMスキーム)を指示し得る。反復スキームは、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したトランスポートブロックの伝送(例えば、PUSCH伝送、PDSCH伝送)の反復についてのものであり得る。反復スキームは、ダウンリンク伝送(例えば、PDSCH反復)に使用され得る。
【0320】
無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、複数の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。アンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0321】
無線デバイスは、複数の伝送電力を用いて/使用して、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、例えば、反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、複数の伝送電力を用いて/使用して、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。アンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0322】
反復スキームは、時間領域反復スキーム(例えば、TDMスキーム、TDMSchemeA、TDMSchemeBなど)であり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、第1のTX機会、第2のTX機会、第3のTX機会、及び第4のTX機会)は、時間領域反復スキームで時間的に重複しない場合がある。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、時間領域反復スキームで周波数が重複してもよいし、重複しなくてもよい。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの各アップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの他の信号/チャネル伝送機会に関して重複しない時間領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2の信号/チャネル伝送機会と時間的に重複しない場合がある。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会とは、異なり得る。時間領域反復スキーム(例えば、
図22に示すTDM2204)では、第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)、第3の信号/チャネル伝送機会(例えば、第3のTX機会)、及び第4の信号/チャネル伝送機会(例えば、第4のTX機会)は、時間的に重複しない場合がある。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、複数の空間領域伝送フィルタのうちのそれぞれの空間領域伝送フィルタに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、複数の伝送電力のうちのそれぞれの伝送電力を使用して、トランスポートブロックを伝送し得る。それぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの別のアップリンク信号/チャネル伝送機会に関して重複しない時間領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、種々の時間単位で発生し得る。第1の時間単位、第2の時間単位、第3の時間単位、及び第4の時間単位は、時間的に重複しない場合がある。第1の時間単位、第2の時間単位、第3の時間単位、及び第4の時間単位は、異なり得る。無線デバイスは、例えば、時間領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、トランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、例えば、時間領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、トランスポートブロックを伝送し得る。
【0323】
反復スキームは、周波数領域反復スキーム(例えば、FDMスキーム、FDMSchemeA、FDMSchemeBなど)であり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、周波数領域反復スキームで時間的に重複してもよいし、重複しなくてもよい。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、周波数領域反復スキームで周波数が重複してもよいし、重複しなくてもよい。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの各アップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの他の信号/チャネル伝送機会に関して重複しない周波数領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2の信号/チャネル伝送機会と周波数が重複しない場合がある。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会とは、異なり得る。周波数領域反復スキーム(例えば、
図22に示すFDM2208)では、第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)と第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)とは、周波数が重複しない場合がある。第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)と第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)とは、時間的に重複してもよいし、重複しなくてもよい。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、複数の空間領域伝送フィルタのうちのそれぞれの空間領域伝送フィルタに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちのそれぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、複数の伝送電力のうちのそれぞれの伝送電力に基づいて、トランスポートブロックを伝送し得る。それぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの別のアップリンク信号/チャネル伝送機会に関して重複しない周波数領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、種々の周波数単位(例えば、周波数、PRB、周波数帯域、帯域幅部分、セル)で発生し得る。第1の信号/チャネル伝送機会の第1の周波数単位と、第2の信号/チャネル伝送機会の第2の周波数単位とは、周波数が重複しない場合がある。第1の周波数単位と第2の周波数単位とは、異なり得る。無線デバイスは、例えば、周波数領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、トランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、例えば、周波数領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを伝送し得る。
【0324】
反復スキームは、空間/符号領域反復スキーム(例えば、SDMスキーム、CDMスキーム、SDMScheme、CDMSchemeなど)であり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、空間/符号領域反復スキームで時間的に重複してもよいし、重複しなくてもよい。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、空間/符号領域反復スキームで周波数が重複してもよいし、重複しなくてもよい。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、空間/符号領域反復スキームにおけるアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、単一のアップリンク信号/チャネル伝送機会)であり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの各アップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの他の信号/チャネル伝送機会に関して重複する周波数領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの各アップリンク信号/チャネル伝送機会は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの他の信号/チャネル伝送機会に関して重複する時間領域リソース配分を有し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2の信号/チャネル伝送機会と時間的に/周波数が重複し得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会とは、同じであり得る。空間/符号領域反復スキーム(例えば、
図22に示すSDM2212)では、第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)と第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)とは、周波数が重複し得る。第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)と第2の信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)とは、時間的に重複し得る。
【0325】
無線デバイスは、それぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して/で、複数の空間領域伝送フィルタのうちのそれぞれの空間領域伝送フィルタに基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。アンテナポートフィールドは、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、それぞれのアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して/で、複数の伝送電力のうちのそれぞれの伝送電力に基づいて、トランスポートブロックを伝送し得る。
【0326】
複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、空間/符号領域反復スキームで同じ周波数単位(例えば、周波数、PRB、周波数帯域、帯域幅部分、セル)で発生し得る。第1の信号/チャネル伝送機会の第1の周波数単位と、第2の信号/チャネル伝送機会の第2の周波数単位とは、周波数が重複し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、同じ時間単位(例えば、シンボル、ミニスロット、スロット、サブフレームなど)で発生し得る。第1の信号/チャネル伝送機会の第1の時間単位と、第2の信号/チャネル伝送機会の第2の時間単位とは、時間的に重複し得る。無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、種々の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて、それを使用して)、トランスポートブロックを伝送し得る。
【0327】
アンテナポートフィールドは、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、第1の信号/チャネル伝送機会を介した第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて)、かつ第2の信号/チャネル伝送機会を介した第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。第1の空間領域伝送フィルタは、第2の空間領域伝送フィルタとは異なり得る。
【0328】
アンテナポートフィールドは、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
図18に関して、無線デバイスは、第1の信号/チャネル伝送機会1820-1を介した第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて)、トランスポートブロック1824-1の第1の部分(又は1つ以上の第1のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の信号/チャネル伝送機会1820-2を介した第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて)、トランスポートブロック1824-2の第2の部分(又は1つ以上の第2のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。トランスポートブロックは、第1の部分1824-1及び第2の部分1824-2を含み得る。トランスポートブロックは、1つ以上の第1のデータ層/ストリーム及び1つ以上の第2のデータ層/ストリームを含み得る。第1の空間領域伝送フィルタは、第2の空間領域伝送フィルタとは異なり得る。
【0329】
複数の空間領域伝送フィルタは、第1の空間領域伝送フィルタ及び第2の空間領域伝送フィルタを含み得る。無線デバイスは、例えば、空間/符号領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0330】
無線デバイスは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して、種々の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。アンテナポートフィールドは、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。無線デバイスは、第1の信号/チャネル伝送機会を介した第1の伝送電力に基づいて、かつ第2の信号/チャネル伝送機会を介した第2の伝送電力に基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。第1の伝送電力は、第2の伝送電力とは異なり得る。
【0331】
アンテナポートフィールドは、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
図20に関して、無線デバイスは、第1の信号/チャネル伝送機会を介した第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)トランスポートブロック2024-1の第1の部分(又は1つ以上の第1のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の信号/チャネル伝送機会を介した第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、トランスポートブロック2024-2の第2の部分(又は1つ以上の第2のデータ層/ストリーム)を送信/伝送し得る。トランスポートブロックは、第1の部分2024-1及び第2の部分2024-2を含み得る。トランスポートブロックは、1つ以上の第1のデータ層/ストリーム及び1つ以上の第2のデータ層/ストリームを含み得る。第1の伝送電力は、第2の伝送電力とは異なり得る。
【0332】
複数の伝送電力は、第1の伝送電力及び第2の伝送電力を含み得る。無線デバイスは、例えば、空間/符号領域反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、に基づいて(例えば、複数の伝送電力を用いて/使用して)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0333】
空間領域伝送フィルタは、伝送ビームであり得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタ(TCI状態8)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、第1のTX機会1720-1及び第3のTX機会1720-3)を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、トランスポートブロックを(例えば、
図17に示すように)送信/伝送し得る。無線デバイスは、1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタ(TCI状態23)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会1720-2及び第4のTX機会1720-4)を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0334】
無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタ(TCI状態8)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1を介してトランスポートブロックの第1の部分1824-1を(例えば、
図18に示すように)送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタ(TCI状態23)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2を介してトランスポートブロックの第2の部分1824-2を送信/伝送し得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2とは、同じであり得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2は、アップリンク信号/チャネル伝送機会であり得る。
【0335】
無線デバイスは、第1の伝送電力(TCI状態8)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、第1のTX機会1920-1及び第3のTX機会1920-3)を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、トランスポートブロックを(例えば、
図19に示すように)送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力(TCI状態23)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会1920-2及び第4のTX機会1920-4)を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1の信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会1920-1)及び第3の信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会1920-3)を含み得る。1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第2の信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会1920-2)及び第4の信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会1920-4)を含み得る。
【0336】
無線デバイスは、第1の伝送電力(TCI状態8)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-1を介してトランスポートブロックの第1の部分2024-1を(例えば、
図20に示すように)送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力(TCI状態23)に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-2を介してトランスポートブロックの第2の部分2024-2を送信/伝送し得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-1と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-2とは、同じであり得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-1及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会2020-2は、アップリンク信号/チャネル伝送機会であり得る。
【0337】
複数の空間領域伝送フィルタは、第1の空間領域伝送フィルタ及び第2の空間領域伝送フィルタを含み得る。複数の伝送電力は、第1の伝送電力及び第2の伝送電力を含み得る。
【0338】
反復物の量は、2(又は任意の他の量)であり得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の空間領域伝送フィルタを適用し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の空間領域伝送フィルタを適用し得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の伝送電力を適用し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の伝送電力を適用し得る。
【0339】
反復物の量は、2よりも大きい場合がある。1つ以上の構成パラメータは、サイクリックマッピングを指示し得る。サイクリックマッピングは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会への複数の空間領域伝送フィルタのマッピングを可能にし得る。無線デバイスは、サイクリックマッピングに基づいて、空間領域伝送フィルタをサイクリックに切り替え得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の空間領域伝送フィルタを適用し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の空間領域伝送フィルタを適用し得る。同じ空間領域伝送フィルタマッピングパターンは、サイクリックマッピングを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会について継続し得る。残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を含まない場合がある。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が4に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が8に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第5のTX機会)、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第6のTX機会)、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第7のTX機会)、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第8のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。
図17は、(例えば、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態8、TCI状態23に基づく)サイクリックマッピングの一例を示す。無線デバイスは、TCI状態8に基づいて、第1のTX機会1720-1及び第3のTX機会1720-3を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。無線デバイスは、TCI状態23に基づいて、第2のTX機会1720-2及び第4のTX機会1720-4を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。
【0340】
反復物の量は、2よりも大きい場合がある。1つ以上の構成パラメータは、シーケンシャルマッピングを指示し得る。シーケンシャルマッピングは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会への複数の空間領域伝送フィルタのマッピングを可能にし得る。無線デバイスは、シーケンシャルマッピングに基づいて、空間領域伝送フィルタをシーケンシャルに切り替え得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、及び複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の空間領域伝送フィルタを適用し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の空間領域伝送フィルタを適用し得る。同じ空間領域伝送フィルタマッピングパターンは、シーケンシャルマッピングを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会について継続し得る。残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を含まない場合がある。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が4に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が8に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第5のTX機会)、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第6のTX機会)、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第7のTX機会)、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第8のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。
図22は、TDMでのシーケンシャルマッピングの一例(例えば、TCI状態1、TCI状態1、TCI状態2、TCI状態2)を示す。無線デバイスは、TCI状態1に基づいて、第1のTX機会及び第2のTX機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。無線デバイスは、TCI状態2に基づいて、第3のTX機会及び第4のTX機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。
【0341】
反復物の量は、2よりも大きい場合がある。1つ以上の構成パラメータは、サイクリックマッピングを指示し得る。サイクリックマッピングは、例えば、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会への複数の伝送電力のマッピング(例えば、伝送電力をサイクリックに切り替えること)を可能にし得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の伝送電力を適用し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の伝送電力を適用し得る。同じ伝送電力マッピングパターンは、例えば、サイクリックマッピングを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会について継続し得る。残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を含まない場合がある。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が4に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が8に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第5のTX機会)、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第6のTX機会)、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第7のTX機会)、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第8のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。
図19は、サイクリックマッピングの一例(例えば、TCI状態8、TCI状態23、TCI状態8、TCI状態23)を示す。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、TCI状態8に基づいて)、第1のTX機会1920-1及び第3のTX機会1920-3を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、TCI状態23に基づいて)、第2のTX機会1920-2及び第4のTX機会1920-4を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。
【0342】
反復物の量は、2よりも大きい場合がある。1つ以上の構成パラメータは、シーケンシャルマッピングを指示し得る。シーケンシャルマッピングは、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会への複数の伝送電力のマッピングを可能にし得る。無線デバイスは、シーケンシャルマッピングに基づいて、伝送電力をシーケンシャルに切り替え得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、及び複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第1の伝送電力を適用し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会に第2の伝送電力を適用し得る。同じ伝送電力マッピングパターンは、シーケンシャルマッピングを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会について継続し得る。残りのアップリンク信号/チャネル伝送機会は、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を含まない場合がある。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が4に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、例えば、反復物の量が8に等しい場合、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第2のTX機会)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第3のTX機会)、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第4のTX機会)、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第5のTX機会)、第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第6のTX機会)、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第7のTX機会)、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会(第8のTX機会)を含み得る。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第5のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第6のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、第3のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第4のアップリンク信号/チャネル伝送機会、第7のアップリンク信号/チャネル伝送機会、及び第8のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。
図22は、TDMでのシーケンシャルマッピングの一例(例えば、TCI状態1、TCI状態1、TCI状態2、TCI状態2)を示す。無線デバイスは、第1の伝送電力に基づいて(例えば、TCI状態1に基づいて)、第1のTX機会及び第2のTX機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。無線デバイスは、第2の伝送電力に基づいて(例えば、TCI状態2に基づいて)、第3のTX機会及び第4のTX機会を介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信し得る。無線デバイスは、セルのアクティブなアップリンクBWPを介してトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロックの反復物)を送信/伝送し得る。
【0343】
図23は、ビーム管理の例示的な方法を示す。無線デバイスは、1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、基地局から1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上のメッセージは、1つ以上の構成パラメータを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、セルのアップリンクBWPについてのものであり得る。無線デバイスは、アップリンクBWPをアクティブ化し得る。
【0344】
ステップ2304において、無線デバイスは、トランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ2の構成されたアップリンク許可)をアクティブ化するDCIを受信し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可についてのトランスポートブロックを送信/伝送し得る。DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示するTCIコードポイント(又はTCIフィールド)を含み/指示し得る。
【0345】
無線デバイスは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)についてのトランスポートブロックを送信/伝送し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可についての少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示するTCIコードポイント(又はTCIフィールド)を指示し得る。ステップ2316又はステップ2308において、無線デバイスは、トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0346】
TCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの各TCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースを指示し得る。複数のアップリンクリソースは、少なくとも2つのアップリンクリソースを含み得る。
【0347】
ステップ2312において、無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のために、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、DCIが少なくとも2つのアップリンクリソースを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータが、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)についての少なくとも2つのアップリンクリソースを指示することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0348】
無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(又は少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態によって指示される少なくとも2つのアップリンクリソース)を指示するTCIコードポイントに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含む/指示する、1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイントに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0349】
無線デバイスは、例えば、(例えば、有効化に設定された)有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、(例えば、有効化に設定された)第2の有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0350】
無線デバイスは、例えば、反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、無線デバイス能力情報がアップリンクビーム掃引なしのビーム対応のサポートを指示する/含むことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0351】
無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して、少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのアップリンクリソースを含む1つ以上のSRSリソースセットについてのパス損失参照RSを指示しない場合がある。第1のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースを含み得る。第2のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースを含み得る。第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。1つ以上の構成パラメータは、第1のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、第2のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。
【0352】
ステップ2310において、無線デバイスは、少なくとも2つのアップリンクリソースが空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。ステップ2312において、無線デバイスは、例えば、上記の考慮事項のうちの1つ以上に基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して、少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を提供されないことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのアップリンクリソースについての空間関係を指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの各アップリンクリソースについての空間関係を指示しない場合がある。
【0353】
無線デバイスは、アクティブ化コマンド(例えば、無線デバイス固有のPDSCH MAC CEについてのTCI状態アクティブ化/非アクティブ化、無線デバイス固有のPUSCH MAC CEについてのTCI状態アクティブ化/非アクティブ化など)を受信し得る。アクティブ化コマンドは、少なくとも1つのTCI状態をアクティブ化(例えば、選択、指示、又は更新)し得る。無線デバイスは、少なくとも1つのTCI状態を1つ以上のTCIコードポイントにマッピングし得る。
【0354】
無線デバイスは、1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイントが、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態(例えば、少なくとも2つの異なるTCI状態)を含む/指示すると判定し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含む/指示する、1つ以上のTCIコードポイントのうちの少なくとも1つのTCIコードポイントに基づいて、少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
【0355】
無線デバイスは、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちから選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、選択されたTCIコードポイントが少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの最低(又は最高)のTCIコードポイントを有する/であることに基づいて、少なくとも1つのTCIコードポイントのうちの選択されたTCIコードポイントを決定/選択し得る。
【0356】
選択されたTCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し/含み得る。トランスポートブロックの伝送のための(決定/選択された)少なくとも2つのTCI状態は、選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態であり得る。
【0357】
無線デバイスは、(選択/決定された)少なくとも2つのTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)少なくとも2つのTCI状態に基づいて、複数の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)し得る。
【0358】
ステップ2316において、無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。第1の空間領域伝送フィルタは、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態に基づいて決定され得る。第2の空間領域伝送フィルタは、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態に基づいて決定され得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0359】
無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0360】
無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0361】
無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会でトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0362】
1つ以上の構成パラメータは、反復物の量を指示し得る。DCIは、反復物の量を指示し得る。反復物の量は、トランスポートブロックの伝送(例えば、PUSCH伝送、PDSCH伝送)の反復物についてのものであり得る。反復物の量は、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したトランスポートブロックの伝送の反復物についてのものであり得る。反復物の量は、トランスポートブロックの伝送のための複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、PUSCH伝送機会、PUCCH伝送機会)を指示し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会の量は、反復物の量に等しい場合がある。
【0363】
少なくとも2つのアップリンクリソースは、空間関係を用いて(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)構成/アクティブ化され得る。例えば、無線デバイスは、少なくとも2つのアップリンクリソースが空間関係を用いて(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)構成されると(例えば、ステップ2310において)判定し得る。少なくとも2つのアップリンクリソースの各々は、対応する空間関係を用いて構成され得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのアップリンクリソースが空間関係を用いて構成される場合、空間関係に基づいて複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。ステップ2308において、無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、かつ決定に基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)、かつ少なくとも2つのアップリンクリソースを介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0364】
図24は、ビーム管理の例示的な方法を示す。例示的な方法2400は、無線デバイスによって実行され得る。無線デバイスは、1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、基地局から1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上のメッセージは、1つ以上の構成パラメータを含み得る。
【0365】
1つ以上の構成パラメータは、セルのアップリンクBWPについてのものであり得る。無線デバイスは、アップリンクBWPをアクティブ化し得る。無線デバイスは、本明細書に記載する1つ以上の考慮事項に基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る(例えば、ステップ2412、2416、2424、又は2432)。
【0366】
ステップ2404において、無線デバイスは、トランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ2の構成されたアップリンク許可)をアクティブ化するDCIを受信し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可についてのトランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0367】
DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。DCIは、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示するTCIコードポイント(又はTCIフィールド)を含み得る。少なくとも2つのアップリンクリソースは、第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースを含み得る。
【0368】
無線デバイスは、構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)についてのトランスポートブロックを送信/伝送し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可についての少なくとも2つのアップリンクリソースを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、少なくとも2つのアップリンクリソース(例えば、SRSリソース)を指示するTCIコードポイント(又はTCIフィールド)を指示し得る。少なくとも2つのアップリンクリソースは、第1のアップリンクリソース及び第2のアップリンクリソースを含み得る。
【0369】
TCIコードポイントは、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの各TCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちのそれぞれのアップリンクリソースを指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソース(例えば、第1のSRSリソース)を指示し得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソース(例えば、第2のSRSリソース)を指示し得る。
【0370】
1つ以上の構成パラメータは、複数のアップリンクリソースを指示し得る。複数のアップリンクリソースは、少なくとも2つのアップリンクリソースを含み得る。
【0371】
ステップ2408において、無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のために、第1のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、(例えば、有効化に設定された)有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、(例えば、有効化に設定された)第2の有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、アップリンクビーム掃引なしのビーム対応のサポートを指示する/含む無線デバイス能力情報に基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。
【0372】
無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されないことに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のアップリンクリソースを含むSRSリソースセットについてのパス損失参照RSを指示しない場合がある。第1のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースを含み得る。第2のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースを含み得る。第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。1つ以上の構成パラメータは、第1のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、第2のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示してもよいし、指示しなくてもよい。
【0373】
ステップ2405において、無線デバイスは、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースが第1の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されていないことに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示しない場合がある。無線デバイスは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示/アクティブ化するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供され得る。第2の空間関係は、第2の参照信号を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示し得る。無線デバイスは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示/アクティブ化するアクティブ化コマンドを受信し得る。ステップ2406において、無線デバイスは、第2のアップリンクリソースが、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されないこと、及び第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されることに基づいて、(例えば、ステップ2408において)第1のTCI状態を決定/選択し得る。
【0374】
(決定/選択された)第1のTCI状態は、(例えば、
図21Aに関して記載するように)選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、
図17~
図20に関して記載したTCI状態8)であり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含むセット/ベクトル中の第1の要素/メンバーであり得る。
【0375】
(決定/選択された)第1のTCI状態は、第1のCORESETの第1のTCI状態(例えば、
図17~
図20に関して記載したTCI状態8)であり得る。第1のCORESETは、(例えば、
図21B及び
図21Cに関して記載するように)1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのうちの最低のCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。少なくとも2つのCORESETは、第1のCORESETを含み得る。
【0376】
無線デバイスは、例えば、(選択/決定された)第1のTCI状態及び第2のアップリンクリソースの第2の空間関係に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0377】
無線デバイスは、例えば、(選択/決定された)第1のTCI状態と第2のアップリンクリソースの第2の空間関係とに基づいて、複数の伝送電力を決定(例えば、計算、算出)し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力を決定し得る。
【0378】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係及び第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示し得る。無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースの第1の空間関係及び第2のアップリンクリソースの第2の空間関係に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0379】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示し得、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示しない場合がある。ステップ2410において、無線デバイスは、第2のアップリンクリソースが、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。ステップ2428において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースの(選択/決定された)第1の空間関係、及び第2のTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。第2のTCI状態は、
図25に関して記載した(例えば、ステップ2508)のと同様の様式で決定され得る。無線デバイスは、第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0380】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を示さない場合があり、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示しない場合がある。ステップ2420において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されないことに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。ステップ2420において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。第1のTCI状態及び第2のTCI状態は、
図23に関して上述したのと同様の様式で決定され得る。無線デバイスは、例えば、(選択/決定された)第1のTCI状態及び(選択/決定された)第2のTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0381】
ステップ2412、ステップ2416、ステップ2424、又はステップ2432において、無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0382】
図25は、ビーム管理のための例示的な方法を示す。例示的な方法2500は、無線デバイスによって実行され得る。無線デバイスは、1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、基地局から1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上のメッセージは、1つ以上の構成パラメータを含み得る。
【0383】
1つ以上の構成パラメータは、セルのアップリンクBWPについてのものであり得る。無線デバイスは、アップリンクBWPをアクティブ化し得る。無線デバイスは、本明細書に記載する1つ以上の考慮事項に基づいて、トランスポートブロックを送信/伝送し得る(例えば、ステップ2512、2520、2524、又は2532)。1つ以上の構成パラメータは、
図24に関して記載した1つ以上の構成パラメータと同様であり得る。ステップ2504において、無線デバイスは、トランスポートブロックをスケジューリングするDCIを受信し得る。DCIは、
図24に関して記載したように、ステップ2404において受信されたDCIと同様であり得る。
【0384】
ステップ2508において、無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送のために、第2のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、(例えば、有効化に設定された)有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、(例えば、有効化に設定された)第2の有効化パラメータを含む1つ以上の構成パラメータに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、反復スキームを指示する1つ以上の構成パラメータに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、アップリンクビーム掃引なしのビーム対応のサポートを指示する/含む無線デバイス能力情報に基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。
【0385】
無線デバイスは(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)少なくとも1つのパス損失参照RSを提供されないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のアップリンクリソースを含むSRSリソースセットについてのパス損失参照RSを指示しない場合がある。第1のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第1のアップリンクリソースを含み得る。第2のSRSリソースセットは、少なくとも2つのアップリンクリソースのうちの第2のアップリンクリソースを含み得る。第1のSRSリソースセットと第2のSRSリソースセットとは、例えば、同じであっても、異なっていてもよい。1つ以上の構成パラメータは、第1のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示してもよいし、指示しなくてもよい。1つ以上の構成パラメータは、第2のSRSリソースセットについての少なくとも1つのパス損失参照RSを指示しない場合がある。
【0386】
ステップ2505において、無線デバイスは、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースが第1の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。ステップ2506において、無線デバイスは、第2のアップリンクリソースが(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。ステップ2508において、無線デバイスは、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示しない場合がある。無線デバイスは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示/アクティブ化するアクティブ化コマンドを受信しない場合がある。無線デバイスは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供され得る。第1の空間関係は、第1の参照信号を指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示し得る。無線デバイスは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示/アクティブ化するアクティブ化コマンドを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されていること、及び第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されていないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。
【0387】
(決定/選択された)第2のTCI状態は、(
図21A及び
図21Bに関して記載したように)選択されたTCIコードポイントによって指示される少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、
図17~
図20に関して記載したTCI状態23)であり得る。少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアクティブ化されたTCI状態を含むセット/ベクトル中の第2の要素/メンバーであり得る。
【0388】
(決定/選択された)第2のTCI状態は、(例えば、
図21Cに関して記載した)少なくとも2つのCORESETのうちの第2のCORESETの第2のTCI状態(例えば、
図17~
図20に関して記載したようなTCI状態23)であり得る。第2のCORESETは、1つ以上のCORESETの1つ以上のCORESETインジケータ/インデックスのうちで最低である(2番目に低い)第2のCORESETインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。
【0389】
無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースの第1の空間関係、及び(選択/決定された)第2のTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0390】
無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースの第1の空間関係、及び(選択/決定された)第2のTCI状態に基づいて、複数の伝送電力を決定(例えば、計算/算出)し得る。無線デバイスは、第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力を決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力を決定し得る。
【0391】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係及び第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示し得る。無線デバイスは、例えば、第1のアップリンクリソースの第1の空間関係及び第2のアップリンクリソースの第2の空間関係に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0392】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示し得、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を指示しない場合がある。例えば、ステップ2510において、無線デバイスは、第2のアップリンクリソースが(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2の空間関係を提供されるかどうかを判定し得る。ステップ2516において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されないことに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、(選択/決定された)第1のTCI状態及び第2のアップリンクリソースの第2の空間関係に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。第1のTCI状態は、
図24に関して上述した(例えば、ステップ2408)のと同様の様式で決定され得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0393】
1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドは、第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を示さない場合があり、第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を指示しない場合がある。ステップ2528において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第1のアップリンクリソースについての第1の空間関係を提供されないことに基づいて、第1のTCI状態を決定/選択し得る。ステップ2528において、無線デバイスは、例えば、(例えば、1つ以上の構成パラメータ及び/又はアクティブ化コマンドによって/を介して)第2のアップリンクリソースについての第2の空間関係を提供されないことに基づいて、第2のTCI状態を決定/選択し得る。第1のTCI状態及び第2のTCI状態は、
図23に関して上述したのと同様の様式で決定され得る。無線デバイスは、例えば、(選択/決定された)第1のTCI状態及び(選択/決定された)第2のTCI状態に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第1のTCI状態によって指示される第1の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、(選択/決定された)第2のTCI状態によって指示される第2の参照信号に基づいて、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。
【0394】
ステップ2512、ステップ2520、ステップ2524、又はステップ2532において、無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0395】
無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタに基づいて、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第1の空間領域伝送フィルタに基づいて、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の空間領域伝送フィルタのうちの第2の空間領域伝送フィルタに基づいて、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0396】
無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力に基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力に基づいて、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会のうちの1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、CDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0397】
無線デバイスは、複数の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第1の伝送電力に基づいて(例えば、それを用いて/使用して)、アップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数の伝送電力のうちの第2の伝送電力に基づいて、アップリンク信号/チャネル伝送機会でトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。DCI内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。構成されたアップリンク許可(例えば、タイプ1の構成されたアップリンク許可)内のアンテナポートフィールドは、トランスポートブロックについて、少なくとも2つのCDMグループ内のDM-RSポートを指示し得る。
【0398】
1つ以上の構成パラメータは、反復物の量を指示し得る。DCIは、反復物の量を指示し得る。反復物の量は、アップリンクリソース(例えば、PUCCHリソース、SRSリソース、PUSCHリソース)を介したトランスポートブロックの伝送(例えば、PUSCH伝送、PDSCH伝送)の反復についてのものであり得る。反復物の量は、トランスポートブロックの伝送のための複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会(例えば、PUSCH伝送機会、PUCCH伝送機会)を指示し得る。複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会の量は、反復物の量に等しい場合がある。
【0399】
無線デバイスは、複数のアンテナパネルを装備し得る。複数のアンテナパネルは、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。複数のアンテナパネルのうちの各アンテナパネルは、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスのうちのそれぞれのアンテナパネルインジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルは、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスのうちの第1のアンテナパネルインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルは、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスのうちの第2のアンテナパネルインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。複数のアンテナパネルのうちの第3のアンテナパネルは、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスのうちの第3のアンテナパネルインジケータ/インデックスによって識別/指示され得る。
【0400】
1つ以上の構成パラメータは、複数のアンテナパネルについての複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示し得る。複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスによって指示/識別される複数のアンテナパネルは、複数のアンテナパネルについての複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示する1つ以上の構成パラメータを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のアンテナパネルについての第1のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のアンテナパネルについての第2のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第3のアンテナパネルについての第3のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示し得る。
【0401】
1つ以上の構成パラメータは、(例えば、上位層パラメータSRS-ResourceSetによって)1つ以上のSRSリソースセットを指示し得る。1つ以上のSRSリソースセットは、SRSリソースセットを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のSRSリソースセットについての(例えば、上位層パラメータSRS-ResourceSetIdによって提供される)SRSリソースセットインジケータ/インデックスを指示し得る。1つ以上のSRSリソースセットのうちの各SRSリソースセットは、SRSリソースセットインジケータ/インデックスのそれぞれの1つのSRSリソースセットインジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。1つ以上のSRSリソースセットのうちの第1のSRSリソースセットは、SRSリソースセットインジケータ/インデックスのうちの第1のSRSリソースセットインジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。1つ以上のSRSリソースセットのうちの第2のSRSリソースセットは、SRSリソースセットインジケータ/インデックスのうちの第2のSRSリソースセットインジケータ/インデックスによって指示/識別され得る。
【0402】
無線デバイスは、1つ以上のSRSリソースセットのうちの第1のSRSリソースセットの中のSRSリソースを介して、第1のSRSを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して第1のSRSを伝送し得る。無線デバイスは、1つ以上のSRSリソースセットのうちの第2のSRSリソースセットの中のSRSリソースを介して、第2のSRSを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介して第2のSRSを伝送し得る。1つ以上のSRSリソースセットのうちの各SRSリソースセットは、複数のアンテナパネルのうちのそれぞれのアンテナパネルに関連付けられ得る。第1のSRSリソースセットインデックスは、第1のアンテナパネルを識別し得る。第2のSRSリソースセットインデックスは、第2のアンテナパネルを識別し得る。第1のアンテナパネルインデックスと第1のSRSリソースセットインデックスとは、同じであり得る。第2のアンテナパネルインデックスと第2のSRSリソースセットインデックスとは、同じであり得る。複数のアンテナパネルのうちの各アンテナパネルは、SRSリソースセットインデックスのうちのそれぞれ1つのSRSリソースセットインデックスによって識別され得る。第1のアンテナパネルインデックスは、例えば、第1のアンテナパネルを用いて第1のSRSを伝送することに基づいて、第1のSRSリソースセットインデックスに等しい場合がある。第2のアンテナパネルインデックスは、例えば、第2のアンテナパネルを用いて第2のSRSを伝送することに基づいて、第2のSRSリソースセットインデックスに等しい場合がある。複数のアンテナパネルが複数のアンテナパネルインデックスによって識別されることは、1つ以上の構成パラメータが、複数のアンテナパネルについて、SRSリソースセットインデックスを複数のアンテナパネルインデックスとして指示することを含み得る。
【0403】
1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のTCI状態についての複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示し得る。1つ以上のTCI状態は、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスが複数のアンテナパネルを識別/指示することを含み得る。1つ以上のTCI状態のうちの各TCI状態は、複数のアンテナパネルインデックスのうちのそれぞれのアンテナパネルインデックスを含み得る。1つ以上のTCI状態のうちの各TCI状態は、複数のアンテナパネルインデックスによって識別/指示される複数のアンテナパネルのうちのそれぞれのアンテナパネルに関連付けられ得る。第1のTCI状態は、第1のアンテナパネルインデックスが第1のアンテナパネルを識別/指示することを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のTCI状態についての第1のアンテナパネルインデックスを指示し得る。第1のTCI状態は、第1のアンテナパネルに関連付けられ得る。第2のTCI状態は、第2のアンテナパネルインデックスが第2のアンテナパネルを識別/指示することを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のTCI状態についての第2のアンテナパネルインデックスを指示し得る。第2のTCI状態は、第2のアンテナパネルに関連付けられ得る。第3のTCI状態は、第3のアンテナパネルインデックスが第3のアンテナパネルを識別/指示することを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第3のTCI状態についての第3のアンテナパネルインデックスを指示し得る。第3のTCI状態は、第3のアンテナパネルに関連付けられ得る。第4のTCI状態は、第4のアンテナパネルインデックスが第4のアンテナパネルを識別/指示することを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第4のTCI状態についての第4のアンテナパネルインデックスを指示し得る。第4のTCI状態は、第4のアンテナパネルに関連付けられ得る。
【0404】
1つ以上のTCI状態のうちの1つのTCI状態は、アンテナパネルインジケータ/インデックスを含まない場合がある。1つ以上の構成パラメータは、TCI状態について、アンテナパネルインジケータ/インデックスを指示しない場合がある。無線デバイスは、TCI状態について、デフォルトのアンテナパネルインジケータ/インデックス(又はデフォルトのアンテナパネル)を決定し得る。無線デバイスは、TCI状態について、例えば、TCI状態がアンテナパネルインデックスを含まないことに基づいて、デフォルトのアンテナパネルインジケータ/インデックス(又はデフォルトのアンテナパネル)を決定し得る。デフォルトのアンテナパネルインジケータ/インデックスは、0(又は任意の他の値)に等しい場合がある。デフォルトのアンテナパネルインジケータ/インデックスは、1(又は任意の他の値)に等しい場合がある。デフォルトのアンテナパネルインジケータ/インデックスは、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを識別/指示し得る。第1のアンテナパネルは、デフォルトのアンテナパネルであり得る。複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスは、デフォルトのアンテナパネルインデックスを含み得る。
【0405】
1つ以上のTCI状態は、複数のアンテナパネルに関連付けられ得る。1つ以上のTCI状態のうちの各TCI状態は、複数のアンテナパネルのうちのそれぞれのアンテナパネルに関連付けられ得る。TCI状態が、1つ以上のTCI状態のうちの、複数のアンテナパネルのうちのアンテナパネルに関連付けられることは、1つ以上の構成パラメータが、TCI状態について、複数のアンテナパネルインジケータ/インデックスのうちのアンテナパネルインジケータ/インデックスを指示することを含み得る。アンテナパネルインジケータ/インデックスは、アンテナパネルを識別/指示し得る。第1のTCIは、第1のアンテナパネルに関連付けられ得、第2のTCI状態は、第2のアンテナパネルに関連付けられ得、第3のTCI状態は、第3のアンテナパネルに関連付けられ得、第4のTCI状態は、第4のアンテナパネルに関連付けられ得る。
【0406】
無線デバイスは、複数のアンテナパネルを介して1つ以上のTCI状態を受信し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちのそれぞれのアンテナパネルを介して、1つ以上のTCI状態のうちの各TCI状態を受信し得る。無線デバイスは、第1のアンテナパネルを介して第1のTCI状態を受信し、第2のアンテナパネルを介して第2のTCI状態を受信し、第3のアンテナパネルを介して第3のTCI状態を受信し、第4のアンテナパネルを介して第4のTCI状態を受信し得る。TCI状態が、1つ以上のTCI状態のうちの、複数のアンテナパネルのうちのアンテナパネルに関連付けられることは、アンテナパネルを介してTCI状態を受信することを含み得る。複数のアンテナパネルのうちのアンテナパネルを介して、1つ以上のTCI状態のうちの1つのTCI状態を受信することは、アンテナパネルを介して、TCI状態によって指示される参照信号を受信することを含み得る。無線デバイスは、参照信号及びアンテナパネルを指示する報告(例えば、ビーム報告、ビーム管理報告、CSI報告、チャネル報告など)を送信/伝送し得る。無線デバイスは、アンテナパネルを介して参照信号を受信し得る。報告は、周期的であり得る。無線デバイスは、アップリンクチャネル(例えば、PUCCH、PUSCH)を介して報告を送信/伝送し得る。参照信号の品質(例えば、RSRP、SINR、SNR)は、参照信号がアンテナパネルを介して受信される場合に最高であり得る。アンテナパネルを介して受信された参照信号の品質は、複数のアンテナパネルを介して受信された受信信号の品質のうちで最高であり得る。
【0407】
複数のCORESETは、複数のアンテナパネルに関連付けられ得る。複数のCORESETが複数のアンテナパネルに関連付けられることは、複数のアンテナパネルを介して、複数のCORESETの1つ以上のTCI状態を受信することを含み得る。複数のCORESETのうちのCORESETが、複数のアンテナパネルのうちのアンテナパネルに関連付けられることは、アンテナパネルを介してCORESETのTCI状態を受信することを含み得る。1つ以上のTCIメッセージは、TCI状態を含み得る。第1のCORESETは、例えば、第1のアンテナパネルを介して第1のCORESETの第1のTCI状態を受信することに基づいて、第1のアンテナパネルに関連付けられ得る。第2のCORESETは、例えば、第2のアンテナパネルを介して第2のCORESETの第2のTCI状態を受信することに基づいて、第2のアンテナパネルに関連付けられ得る。第3のCORESETは、例えば、第3のアンテナパネルを介して第3のCORESETの第3のTCI状態を受信することに基づいて、第3のアンテナパネルに関連付けられ得る。第4のCORESETは、例えば、第4のアンテナパネルを介して第4のCORESETの第4のTCI状態を受信することに基づいて、第4のアンテナパネルに関連付けられ得る。
【0408】
無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの少なくとも2つのアンテナパネルを介する/使用する同時アップリンク信号の伝送をサポートし得る。同時アップリンク伝送は、(同じ)セルを介し/上で発生し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのアンテナパネルを介する/使用する同時アップリンク伝送の伝送をサポートすることに基づいて、反復スキームをサポートし得る。反復スキームは、周波数領域(例えば、FDM)においてであり得る。反復スキームは、空間/符号領域(例えば、SDM)においてであり得る。
【0409】
無線デバイス(例えば、無線デバイス1708)は、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して、かつ第1の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介して、かつ第2の空間領域伝送フィルタを用いて/使用して、1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0410】
無線デバイス(例えば、無線デバイス1804)は、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して、かつ第1の空間領域伝送フィルタ(TCI状態8)を用いて/使用して、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1を介してトランスポートブロックの第1の部分1824-1を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介して、かつ第2の空間領域伝送フィルタ(TCI状態23)を用いて/使用して、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2を介してトランスポートブロックの第2の部分1824-2を送信/伝送し得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2とは、同じであり得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-1及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会1820-2は、アップリンク信号/チャネル伝送機会であり得る。
【0411】
無線デバイス(例えば、無線デバイス1904)は、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して、かつ第1の伝送電力を用いて/使用して、1つ以上の第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介して、かつ第2の伝送電力を用いて/使用して、1つ以上の第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介して(例えば、それにわたって、それを経て、それで)トランスポートブロックを送信/伝送し得る。
【0412】
無線デバイス(例えば、無線デバイス2004)は、複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して、かつ(例えば、TCI状態8に基づいて)第1の伝送電力を用いて/使用して、第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第1の部分を送信/伝送し得る。無線デバイスは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介して、かつ(例えば、TCI状態23に基づいて)第2の伝送電力を用いて/使用して、第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会を介してトランスポートブロックの第2の部分を送信/伝送し得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会と第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会とは、同じであり得る。第1のアップリンク信号/チャネル伝送機会及び第2のアップリンク信号/チャネル伝送機会は、アップリンク信号/チャネル伝送機会であり得る。
【0413】
図26は、トランスポートブロックの伝送のための例示的な方法を示す。例示的な方法2600は、無線デバイスによって実行され得る。ステップ2604において、無線デバイスは、メッセージ(例えば、DCI、構成されたアップリンク許可に関連付けられたメッセージ)を受信し得る。メッセージは、第1のSRI及び第2のSRIを含み/指示し得る。第1のSRIは、第1のSRSリソースセットの中の第1のSRSリソースを指示し得る。第2のSRIは、第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを含み得る。ステップ2608において、無線デバイスは、第1のSRIに基づいて、少なくとも1つのトランスポートブロックを送信/伝送し得る。ステップ2612において、無線デバイスは、第2のSRIに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を送信/伝送し得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。
【0414】
以下、様々な特徴が、一連の番号付きの条項又は段落で強調されることになる。これらの特徴は、本発明又は本発明の概念を限定するものとして解釈されるべきではないが、そのような特徴の重要性又は関連性の特定の順番を示唆せずに、本明細書に説明されるいくつかの特徴の強調として単に提供される。
【0415】
条項1.方法であって、無線デバイスによって、構成されたアップリンク許可に関連付けられたメッセージを受信することを含み、メッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含む、方法。
条項2.第1のSRIに基づいて、構成されたアップリンク許可に関連付けられた少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項3.第2のSRIに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを更に含む、条項1及び2のいずれか一項に記載の方法。
条項4.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~3のいずれか一項に記載の方法。
条項5.セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信することを更に含み、少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示する、条項1~4のいずれか一項に記載の方法。
条項6.第1のSRSリソースに基づいて、少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項1~5のいずれか一項に記載の方法。
条項7.第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項1~6のいずれか一項に記載の方法。
条項8.第1の空間領域伝送フィルタを決定することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて第1の空間領域伝送フィルタを決定することを含み、第2の空間領域伝送フィルタを決定することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて第2の空間領域伝送フィルタを決定することを含む、条項1~7のいずれか一項に記載の方法。
条項9.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースに基づく第1の伝送電力を使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースに基づく第2の伝送電力を使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~8のいずれか一項に記載の方法。
条項10.第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示し、かつ第2のSRSについて、第2の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第2の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信することを更に含む、条項1~9のいずれか一項に記載の方法。
条項11.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のデフォルトの伝送構成指示(TCI)状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~10のいずれか一項に記載の方法。
条項12.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のデフォルトのTCI状態に基づく第1の伝送電力を使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のデフォルトのTCI状態に基づく第2の伝送電力を使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~11のいずれか一項に記載の方法。
条項13.第1のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することと、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することと、は、第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、に基づく、条項1~12のいずれか一項に記載の方法。
条項14.第1のデフォルトのTCI状態は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)の1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低のCORESETインデックスを有するCORESETのTCI状態である、条項1~13のいずれか一項に記載の方法。
条項15.第2のデフォルトのTCI状態は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)の1つ以上のCORESETインデックスのうちで2番目に低いCORESETインデックスを有するCORESETのTCI状態である、条項1~14のいずれか一項に記載の方法。
条項16.第1のデフォルトのTCI状態及び第2のデフォルトのTCI状態を指示するアクティブ化コマンドを受信することを更に含む、条項1~15のいずれか一項に記載の方法。
条項17.第1のデフォルトのTCI状態は、2つのTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントにおける第1のTCI状態である、条項1~16のいずれか一項に記載の方法。
条項18.第2のデフォルトのTCI状態は、2つのTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントにおける第2のTCI状態である、条項1~17のいずれか一項に記載の方法。
条項19.メッセージは、デフォルトの伝送パラメータの使用を指示するパラメータを含み、第1のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することと、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することとは、パラメータを含むメッセージに基づく、条項1~18のいずれか一項に記載の方法。
条項20.少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、メッセージが少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことに基づく、条項1~19のいずれか一項に記載の方法。
条項21.少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、2つの異なるTCI状態を指示する少なくとも1つのTCIコードポイントに基づく、条項1~20のいずれか一項に記載の方法。
条項22.少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、メッセージが第1のSRI及び第2のSRIを含むことに基づく、条項1~21のいずれか一項に記載の方法。
条項23.少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、反復スキームを指示するメッセージに基づく、条項1~22のいずれか一項に記載の方法。
条項24.メッセージは、構成されたアップリンク許可について、トランスポートブロックについての反復物の量を指示する時間領域リソース配分(TDRA)フィールドを指示する、条項1~23のいずれか一項に記載の方法。
条項25.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会中に少なくとも1つの第1の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を伝送することを含む、条項1~24のいずれか一項に記載の方法。
条項26.トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に少なくとも1つの第2のPUSCH伝送を伝送することを含む、条項1~25のいずれか一項に記載の方法。
条項27.メッセージは、サイクリックマッピングを指示し、少なくとも1つの第1の伝送機会は、第1の伝送機会及び第3の伝送機会を含み、少なくとも1つの第2の伝送機会は、第2の伝送機会及び第4の伝送機会を含む、条項1~26のいずれか一項に記載の方法。
条項28.メッセージは、シーケンシャルマッピングを指示し、少なくとも1つの第1の伝送機会は、第1の伝送機会及び第2の伝送機会を含み、少なくとも1つの第2の伝送機会は、第3の伝送機会及び第4の伝送機会を含む、条項1~27のいずれか一項に記載の方法。
条項29.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、無線デバイスにおける複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~28のいずれか一項に記載の方法。
条項30.少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1の伝送ビームを介して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2の伝送ビームを介してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項1~29のいずれか一項に記載の方法。
条項31.構成されたアップリンク許可は、タイプ1の構成されたアップリンク許可である、条項1~30のいずれか一項に記載の方法。
条項32.1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項1~31のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項33.条項1~31のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、構成されたアップリンク許可に関連付けられたメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項34.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項1~31のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項35.方法であって、無線デバイスによって、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)メッセージを受信することを含み、DCIメッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含む、方法。
条項36.第1のSRIに基づいて、トランスポートブロックを伝送することを更に含む、条項35に記載の方法。
条項37.第2のSRIに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを更に含む、条項35及び36のいずれか一項に記載の方法。
条項38.トランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項35~37のいずれか一項に記載の方法。
条項39.セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信することを更に含み、少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示する、条項35~38のいずれか一項に記載の方法。
条項40.第1のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項35~39のいずれか1項に記載の方法。
条項41.第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項35~40のいずれか一項に記載の方法。
条項42.第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信することを更に含み、トランスポートブロックを伝送することは、第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含む、条項35~41のいずれか一項に記載の方法。
条項43.トランスポートブロックを伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会中に少なくとも1つの第1の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に少なくとも1つの第2のPUSCH伝送を伝送することを含むことを更に含む、条項35~42のいずれか一項に記載の方法。
条項44.第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられず、かつ第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないと決定することを更に含み、トランスポートブロックを伝送することは、第1の伝送構成インジケータ(TCI)状態に更に基づき、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第1のTCI状態とは異なる第2のTCI状態に更に基づく、条項35~43のいずれか一項に記載の方法。
条項45.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項35~44のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項46.システムであって、条項35~44のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、DCIメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項47.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項35~44のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項48.無線デバイスによって、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするメッセージを受信することを含み、メッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含む、方法。
条項49.メッセージは、構成されたアップリンク許可、又は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ、のうちの少なくとも1つを含む、条項48に記載の方法。
条項50.トランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含む、条項48及び49のいずれか一項に記載の方法。
条項51.セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信することを更に含み、少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示する、条項48~50のいずれか一項に記載の方法。
条項52.第1のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項48~51のいずれか一項に記載の方法。
条項53.第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定することを更に含む、条項48~52のいずれか一項に記載の方法。
条項54.第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信することを更に含み、トランスポートブロックを伝送することは、第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含む、条項48~53のいずれか一項に記載の方法。
条項55.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項48~54のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項56.システムであって、条項48~54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、メッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項57.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項48~54のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項58.方法であって、無線デバイスによって、構成されたアップリンク許可について、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセット中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセット中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を指示する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを含む、方法。
条項59.1つ以上の第1の伝送機会で、第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタと、1つ以上の第2の伝送機会で、第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタと、を用いて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの反復物を伝送することを更に含む、条項58に記載の方法。
条項60.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項58及び59のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項61.システムであって、項58及び59のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項62.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項58及び59のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項63.方法であって、無線デバイスによって、構成されたアップリンク許可についてのトランスポートブロックの反復物の伝送のための1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを含み、1つ以上の構成パラメータは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を含む、方法。
条項64.第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタを用いて、反復物のうちの1つ以上の第1の反復物を伝送することを更に含む、条項63に記載の方法。
条項65.第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタを用いて、反復物のうちの1つ以上の第2の反復物を伝送することを更に含む、条項63及び64のいずれか一項に記載の方法。
条項66.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項63~65のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項67.システムであって、条項63~65のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項68.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項63~65のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項69.方法であって、無線デバイスによって、構成されたアップリンク許可について、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を指示する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを含む、方法。
条項70.第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタを用いて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの1つ以上の第1の反復物と、第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタを用いて、トランスポートブロックの1つ以上の第2の反復物と、を伝送することを更に含む、条項69に記載の方法。
条項71.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項69及び70のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項72.システムであって、条項69及び70のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項73.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項69及び70のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項74.方法であって、無線デバイスによって、セルについての1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを含み、1つ以上の構成パラメータは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示する、方法。
条項75.トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することを更に含み、DCIは、第1のSRSリソースセット中の第1のSRSリソースを指示する第1のリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第2のSRSリソースセット中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を含む、条項74に記載の方法。
条項76.第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられず、かつ第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、第1の伝送構成インジケータ(TCI)状態に基づいて決定された、1つ以上の第1の伝送機会における第1の伝送パラメータと、第2のTCI状態に基づいて決定された、1つ以上の第2の伝送機会における第2の伝送パラメータと、を用いてトランスポートブロックの反復物を伝送することを更に含む、条項74及び75のいずれか一項に記載の方法。
条項77.第1の伝送パラメータは、第1の空間領域伝送フィルタであり、第2の伝送パラメータは、第2の空間領域伝送フィルタである、条項74~76のいずれか一項に記載の方法。
条項78.第1の伝送パラメータは、第1の伝送電力であり、第2の伝送パラメータは、第2の伝送電力である、条項74~77のいずれか一項に記載の方法。
条項79.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項74~78のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項80.システムであって、条項74~78のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項81.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項74~78のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項82.方法であって、無線デバイスによって、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングすることと、少なくとも2つのサウンディング参照信号(SRS)リソースを指示することと、を含む、方法。
条項83.少なくとも2つのSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、トランスポートブロックの伝送のために、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態を決定することを更に含む、条項82に記載の方法。
条項84.少なくとも2つのTCI状態に基づいて決定された少なくとも2つの伝送パラメータを用いてトランスポートブロックの反復物を伝送することを更に含む、条項82及び83のいずれか一項に記載の方法。
条項85.少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの空間領域伝送フィルタを含む、条項82~84のいずれか一項に記載の方法。
条項86.少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの伝送電力を含む、条項82~85のいずれか一項に記載の方法。
条項87.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項82~86のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項88.システムであって、条項82~86のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、DCIを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項89.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項82~86のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
条項90.方法であって、無線デバイスによって、1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを含み、1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、少なくとも2つのサウンディング参照信号(SRS)リソースを指示する、方法。
条項91.少なくとも2つのSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの伝送のために、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態を決定することを更に含む、条項90に記載の方法。
条項92.少なくとも2つのTCI状態に基づいて決定された少なくとも2つの伝送パラメータを用いてトランスポートブロックの反復物を伝送することを更に含む、条項90及び91のいずれか一項に記載の方法。
条項93.少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの空間領域伝送フィルタを含む、条項90~92のいずれか一項に記載の方法。
条項94.少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの伝送電力を含む、条項90~93のいずれか一項に記載の方法。
条項95.無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を備え、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに条項90~94のいずれか一項に記載の方法を実行させる、無線デバイス。
条項96.システムであって、条項90~94のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備える、システム。
条項97.命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、命令は、実行されると、条項90~94のいずれか一項に記載の方法の実行を引き起こす、コンピュータ可読媒体。
【0416】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可に関連付けられたメッセージを受信し得る。メッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含み得る。無線デバイスは、第1のSRIに基づいて、構成されたアップリンク許可に関連付けられた少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、第2のSRIに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。無線デバイスは、セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信し得る。少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースに基づいて、少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。第1の空間領域伝送フィルタを決定することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係によって指示される第1の参照信号に基づいて第1の空間領域伝送フィルタを決定することを含み得る。第2の空間領域伝送フィルタを決定することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係によって指示される第2の参照信号に基づいて第2の空間領域伝送フィルタを決定することを含み得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースに基づく第1の伝送電力を使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースに基づく第2の伝送電力を使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示し、かつ第2のSRSについて、第2の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第2の空間関係を指示しするアクティブ化コマンドを受信し得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のデフォルトの伝送構成インジケーション(TCI)状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を送信することは、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1のデフォルトのTCI状態に基づく第1の伝送電力を使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のデフォルトのTCI状態に基づく第2の伝送電力を使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。第1のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することと、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することと、は、第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、に基づき得る。第1のデフォルトのTCI状態は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)の1つ以上のCORESETインデックスのうちで最低のCORESETインデックスを有するCORESETのTCI状態であり得る。第2のデフォルトのTCI状態は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)の1つ以上のCORESETインデックスのうちで2番目に低いCORESETインデックスを有するCORESETのTCI状態であり得る。無線デバイスは、第1のデフォルトのTCI状態及び第2のデフォルトのTCI状態を指示するアクティブ化コマンドを受信し得る。第1のデフォルトのTCI状態は、2つのTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントにおける第1のTCI状態であり得る。第2のデフォルトのTCI状態は、2つのTCI状態を指示する最低のTCIコードポイントにおける第2のTCI状態であり得る。メッセージは、デフォルトの伝送パラメータの使用を指示するパラメータを含み得る。第1のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することと、第2のデフォルトのTCI状態に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することとは、パラメータを含むメッセージに基づき得る。少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、メッセージが少なくとも1つのパス損失参照信号を指示しないことに基づき得る。少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、2つの異なるTCI状態を指示する少なくとも1つのTCIコードポイントに基づき得る。少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、メッセージが第1のSRI及び第2のSRIを含むことに基づき得る。少なくとも1つのトランスポートブロック及びトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、反復スキームを指示するメッセージに基づき得る。メッセージは、構成されたアップリンク許可について、トランスポートブロックについての反復物の量を指示する時間領域リソース配分(TDRA)フィールドを指示し得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会中に少なくとも1つの第1の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に少なくとも1つの第2のPUSCH伝送を伝送することを含み得る。メッセージは、サイクリックマッピングを指示し得る。少なくとも1つの第1の伝送機会は、第1の伝送機会及び第3の伝送機会を含み得る。少なくとも1つの第2の伝送機会は、第2の伝送機会及び第4の伝送機会を含み得る。メッセージは、シーケンシャルマッピングを指示し得る。少なくとも1つの第1の伝送機会は、第1の伝送機会及び第2の伝送機会を含み得る。少なくとも1つの第2の伝送機会は、第3の伝送機会及び第4の伝送機会を含み得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、無線デバイスにおける複数のアンテナパネルのうちの第1のアンテナパネルを介して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、複数のアンテナパネルのうちの第2のアンテナパネルを介してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することは、第1の伝送ビームを介して少なくとも1つのトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2の伝送ビームを介してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。構成されたアップリンク許可は、タイプ1の構成されたアップリンク許可であり得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、かつ/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、構成されたアップリンク許可に関連付けられたメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0417】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)メッセージを受信し得る。DCIメッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含み得る。無線デバイスは、第1のSRIに基づいてトランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、第2のSRIに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。トランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。無線デバイスは、セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信し得る。少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信し得る。トランスポートブロックを伝送することは、第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックを伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会中に少なくとも1つの第1の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、少なくとも1つの第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に少なくとも1つの第2のPUSCH伝送を伝送することを含み得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことと、を決定し得る。トランスポートブロックを伝送することは、第1の伝送構成インジケータ(TCI)状態に更に基づき得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第1のTCI状態とは異なる第2のTCI状態に更に基づき得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、かつ/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、DCIメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0418】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするメッセージを受信し得る。メッセージは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)と、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIと、を含み得る。無線デバイスは、第1のSRIに基づいて、かつ少なくとも1つの第1の伝送機会中に、トランスポートブロックを伝送し得る。無線デバイスは、第2のSRIに基づいて、かつ第1の伝送機会とは異なる少なくとも1つの第2の伝送機会中に、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。メッセージは、構成されたアップリンク許可、又は、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ、のうちの少なくとも1つを含み得る。トランスポートブロックを伝送することは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に関連付けられた第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み得る。トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に関連付けられた第2の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送することを含み得る。無線デバイスは、セルについての少なくとも1つの構成パラメータを受信し得る。少なくとも1つの構成パラメータは、第1のSRSリソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックを伝送するための第1の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第2のSRSリソースに基づいて、トランスポートブロックの少なくとも1つの反復物を伝送するための第2の空間領域伝送フィルタを決定し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースについて、第1の空間領域伝送フィルタに関連付けられた第1の空間関係を指示するアクティブ化コマンドを受信し得る。トランスポートブロックを伝送することは、第1の空間領域伝送フィルタを使用してトランスポートブロックを伝送することを含み得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、かつ/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、メッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0419】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可について、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセット中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセット中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を指示する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、1つ以上の第1の伝送機会で、第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタと、1つ以上の第2の伝送機会で、第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタと、を用いて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、及び/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0420】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可についてのトランスポートブロックの反復物の伝送のための1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を含み得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタを用いて、反復物のうちの1つ以上の第1の反復物を伝送し得る。無線デバイスは、第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタを用いて、反復物のうちの1つ以上の第2の反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、及び/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0421】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、構成されたアップリンク許可について、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットの中の第1のSRSリソースを指示する第1のSRSリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第1のSRSリソースセットとは異なる第2のSRSリソースセットの中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を指示する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースの第1の空間関係に基づいて決定された第1の空間領域伝送フィルタを用いて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの1つ以上の第1の反復物と、第2のSRSリソースの第2の空間関係に基づいて決定された第2の空間領域伝送フィルタを用いて、トランスポートブロックの1つ以上の第2の反復物と、を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、及び/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0422】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、セルのための1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1のサウンディング参照信号(SRS)リソースセットと、第2のSRSリソースセットと、を指示し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信し得る。DCIは、第1のSRSリソースセット中の第1のSRSリソースを指示する第1のリソースインジケータ(SRI)フィールドと、第2のSRSリソースセット中の第2のSRSリソースを指示する第2のSRIフィールドと、を含み得る。無線デバイスは、第1のSRSリソースが空間関係に関連付けられず、かつ第2のSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、第1の伝送構成インジケータ(TCI)状態に基づいて決定された、1つ以上の第1の伝送機会における第1の伝送パラメータと、第2のTCI状態に基づいて決定された、1つ以上の第2の伝送機会における第2の伝送パラメータと、を用いてトランスポートブロックの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。第1の伝送パラメータは、第1の空間領域伝送フィルタであり得る。第2の伝送パラメータは、第2の空間領域伝送フィルタであり得る。第1の伝送パラメータは、第1の伝送電力であり得る。第2の伝送パラメータは、第2の伝送電力であり得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、及び/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0423】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送をスケジューリングし、かつ少なくとも2つのサウンディング参照信号(SRS)リソースを指示する、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、トランスポートブロックの伝送のために、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態を決定し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態に基づいて決定された少なくとも2つの伝送パラメータを用いてトランスポートブロックの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの空間領域伝送フィルタを含み得る。少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの伝送電力を含み得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、かつ/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、DCIを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0424】
無線デバイスは、複数の動作を含む方法を実行し得る。無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上の構成パラメータは、構成されたアップリンク許可について、少なくとも2つのサウンディング参照信号(SRS)リソースを指示し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのSRSリソースが空間関係に関連付けられないことに基づいて、構成されたアップリンク許可のトランスポートブロックの伝送のために、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態を決定し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態に基づいて決定された少なくとも2つの伝送パラメータを用いてトランスポートブロックの反復物を伝送し得る。無線デバイスはまた、1つ以上の追加の動作を実行してもよい。少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの空間領域伝送フィルタを含み得る。少なくとも2つの伝送パラメータは、少なくとも2つの伝送電力を含み得る。無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、無線デバイスに、記載された方法、追加の動作を実行させ、及び/又は追加の要素を含ませる命令を記憶するメモリと、を含み得る。システムは、記載された方法、追加の動作を実行するように、及び/又は、追加の要素を含むように構成された無線デバイスと、1つ以上のメッセージを送信するように構成された基地局と、を備え得る。コンピュータ可読媒体は、実行されると、記載された方法の実行、追加の動作を引き起こす命令を格納し、及び/又は追加の要素を含み得る。
【0425】
本明細書に記載の動作のうちの1つ以上は、条件付きであり得る。例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせ、及び/又は同類のものなどにおいて、特定の基準が満たされる場合、1つ以上の動作が実行され得る。例示的な基準は、無線デバイス及び/又はネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システムセットアップ、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどの1つ以上の条件に基づき得る。1つ以上の基準が満たされる場合、様々な例が使用され得る。本明細書に記載の実施例の任意の部分を任意の順序で、任意の条件に基づいて実施することが可能であり得る。
【0426】
基地局は、無線デバイスのうちの1つ以上と通信し得る。無線デバイス及び/又は基地局は、複数の技術、及び/又は同じ技術の複数のリリースをサポートし得る。無線デバイスは、無線デバイスカテゴリ及び/又は機能に応じて、いくつかの特定の機能を有し得る。基地局は、複数のセクタ、セル、及び/又は伝送エンティティの一部を含み得る。複数の無線デバイスと通信する基地局は、カバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットと通信する基地局を指し得る。本明細書で言及される無線デバイスは、基地局の所与のセクタ内の所与の機能を有する所与のLTE、5G、又は他の3GPP又は非3GPPリリースと互換性のある複数の無線デバイスに対応し得る。複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、カバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセット、及び/又は無線デバイスの任意のグループを指し得る。そのようなデバイスは、本明細書の図面及び/又は説明などに基づいて、又はそれに従って動作、機能、及び/又は実行し得る。例えば、それらの無線デバイス及び/又は基地局が、LTE、5G、又は他の3GPP若しくは非3GPP技術の古いリリースに基づいて機能し得るため、開示された方法に準拠しない場合があるカバレッジエリアに複数の基地局及び/又は複数の無線デバイスが存在し得る。
【0427】
1つ以上のパラメータ、フィールド、及び/又は情報要素(information element、IE)は、1つ以上の情報オブジェクト、値、及び/又は任意の他の情報を含み得る。情報オブジェクトは、1つ以上の他のオブジェクトを含み得る。少なくともいくつかの(又は全ての)パラメータ、フィールド、IEなどを使用し得、文脈に応じて交換可能であり得る。意味又は定義が与えられる場合、そのような意味又は定義は、対照である。
【0428】
本明細書に記載の実施例の1つ以上の要素は、モジュールとして実装され得る。モジュールは、定義された機能を実行する、及び/又は他の要素への定義されたインターフェースを有する要素であり得る。モジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(例えば、生物学的要素を有するハードウェア)、又はそれらの組み合わせで実装され得、これらは全て動作的に等価であり得る。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(例えば、C、C++、Fortran、Java、Basic、Matlabなど)によって実行されるように構成されたコンピュータ言語で書かれたソフトウェアルーチン、又はSimulink、Stateflow、GNU Octave、若しくはLabVIEWMathScriptなどのモデリング/シミュレーションプログラムとして実装され得る。追加的又は代替的に、別個の又はプログラム可能なアナログ、デジタル、及び/又は量子ハードウェアを組み込んだ物理的ハードウェアを使用して、モジュールを実装することが可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例は、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及び/又は複合プログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device、CPLD)を含み得る。コンピュータ、マイクロコントローラ及び/又はマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされ得る。FPGA、ASIC及びCPLDは、多くの場合、VHSICハードウェア記述言語(VHSIC hardware description language、VHDL)又はVerilogなどのハードウェア記述言語(hardware description language、HDL)を使用してプログラムされ、プログラム可能なデバイス上のより少ない機能で内部ハードウェアモジュール間の接続を構成し得る。上述の技術は、機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用され得る。
【0429】
本明細書に記載の1つ以上の特徴は、1つ以上のコンピュータ又は他のデバイスによって実行される、1つ以上のプログラムモジュールなどのコンピュータ使用可能データ及び/又はコンピュータ実行可能命令で実装され得る。概して、プログラムモジュールは、コンピュータ又は他のデータ処理デバイス内のプロセッサにより実行されると、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、ソリッドステートメモリ、RAMなどの1つ以上のコンピュータ可読媒体に記憶され得る。プログラムモジュールの機能は、所望に応じて組み合わせられ得るか、又は分散され得る。機能は、全体的又は部分的に、ファームウェア又は集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのハードウェア等価物に実装され得る。特定のデータ構造を使用して、本明細書で説明される1つ以上の特徴をより効果的に実装し得、このようなデータ構造は、本明細書で説明されるコンピュータ実行可能命令及びコンピュータ使用可能データの範囲に収まると企図される。
【0430】
非一時的な有形コンピュータ可読媒体は、本明細書に記載のマルチキャリア通信の動作を引き起こすように構成された1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。製品は、本明細書に記載のマルチキャリア通信の動作を可能にすることをデバイス(例えば、無線デバイス、無線通信部、無線デバイス、基地局など)に行わせるプログラム可能ハードウェアを可能にするための命令が符号化された非一時的有形コンピュータ可読機械アクセス可能媒体を含み得る。デバイス、又はシステム内などの1つ以上のデバイスは、1つ以上のプロセッサ、メモリ、インターフェースなどを含み得る。他の例は、基地局、無線デバイス又はユーザ機器(無線デバイス)、サーバ、スイッチ、アンテナ、及び/又はこれらに類似するもの等のデバイスを備える通信ネットワークを備え得る。ネットワークは、セルラ、無線、WiFi、4G、5G、任意の世代の3GPP又は他のセルラ規格又は推奨、任意の非3GPPネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク、無線パーソナルエリアネットワーク、無線アドホックネットワーク、無線メトロポリタンエリアネットワーク、無線広域ネットワーク、グローバルエリアネットワーク、衛星ネットワーク、宇宙ネットワーク、及び無線通信を使用する任意の他のネットワークを含むが、これらに限定されない、任意の無線技術を含み得る。任意のデバイス(例えば、無線デバイス、基地局、又は任意の他のデバイス)又はデバイスの組み合わせを使用して、例えば、上記のステップのうちの1つ以上の任意の相補的ステップ又はステップを含む、本明細書に記載の1つ以上のステップの任意の組み合わせを実行し得る。
【0431】
いくつかの例が上述されているが、それらの例の特徴及び/又はステップは、任意の所望の様態で結合、分割、省略、再配置、改変、及び/又は増強され得る。様々な変更、修正、及び改良が当業者には容易に想起されるであろう。そのような変更、修正、及び改良は、本明細書で明示的には述べられていないが、本明細書の一部であることが意図されており、本明細書の記載の趣旨及び範囲内にあることが意図されている。したがって、前述の説明は、例示に過ぎず、限定的ではない。
【国際調査報告】