(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-25
(54)【発明の名称】複合ボトル
(51)【国際特許分類】
A45F 3/18 20060101AFI20230818BHJP
B65D 47/12 20060101ALI20230818BHJP
【FI】
A45F3/18
B65D47/12 200
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023507465
(86)(22)【出願日】2021-07-27
(85)【翻訳文提出日】2023-03-27
(86)【国際出願番号】 IB2021056821
(87)【国際公開番号】W WO2022029564
(87)【国際公開日】2022-02-10
(32)【優先日】2020-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523035664
【氏名又は名称】スミス,ケントン オリバー
【氏名又は名称原語表記】SMITH, Kenton Oliver
【住所又は居所原語表記】Gouden Leeuw 515 1103 KL Amsterdam (NL)
(74)【代理人】
【識別番号】110003487
【氏名又は名称】弁理士法人東海特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スミス,ケントン オリバー
【テーマコード(参考)】
2E181
3E084
【Fターム(参考)】
2E181CA01
2E181CB00
2E181CB01
2E181CC03
2E181CD01
3E084AA02
3E084AA12
3E084AA22
3E084AA24
3E084AA25
3E084AA26
3E084AB01
3E084BA02
3E084CA01
3E084CB02
3E084CC01
3E084CC03
3E084DA01
3E084DB12
3E084DC01
3E084DC03
3E084FA09
3E084FB01
3E084GA01
3E084GB01
3E084KB01
3E084LA17
3E084LB02
3E084LB07
3E084LC01
3E084LD01
(57)【要約】
装置は、外側部、内側部、第1の上部、及び第2の上部を含む。外側部は、外壁、外壁に結合された外側上端、及び外壁に結合された外側下閉鎖端を含む。内側部は、外側部内に入れ子になり、外側部よりも小さい形状を有する内壁、内壁に結合された内側下閉鎖端、及び内側下閉鎖端の反対側で内壁に結合された内側上端を含む。第1の上部は、内側上端を閉鎖して、内側部内に内部空間を形成する。第1の上部は第1の開口部を含む。第2の上部は第2の開口部を含む。第2の上部は、保管位置において外側下端と係合し、収容位置において外側上端と係合する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムであって、
外側部であって、
円筒形状を有する外壁と、
前記外壁に結合された外側上端であって、
前記外側上端の外側に配置された第1のねじ山と、
前記外側上端の内側に配置された第2のねじ山と、を備える、外側上端と、
前記外壁に結合されて前記外側上端の反対側の前記外壁の端部を閉鎖する外側下閉鎖端であって、
前記外側下閉鎖端の外側に配置された第3のねじ山を備える、外側下閉鎖端と、を備える、外側部と、
前記外側部内に入れ子に構成された内側部であって、
前記外側部よりも直径が小さい円筒形状を有する内壁であって、
前記内壁の外側に配置されて、前記外側部の前記外側上端の内側の前記第2のねじ山と整合する第4のねじ山を備える、内壁と、
前記内壁に結合されて前記内壁の端部を閉鎖する内側下閉鎖端と、
前記内側下閉鎖端の反対側で前記内壁に結合された内側上端であって、
前記内側上端の外側に配置されて第1の上部の内側に配置された第6のねじ山と整合する第5のねじ山を備える、内側上端と、を備える、内側部と、
前記内側部の前記内側上端を閉鎖して前記内側部内に内部空間を形成するように構成された前記第1の上部であって、前記内側部内の前記内部空間へのアクセスを可能にする第1の開口部を備える、第1の上部と、
第2の開口部及び第7のねじ山を備える第2の上部であって、
保管位置において、前記第7のねじ山が前記外側部の前記外側下端の外側の前記第3のねじ山と係合し、
収容位置において、前記第7のねじ山が前記外側部の前記外側上端の外側の前記第1のねじ山と係合するように構成された、第2の上部と、
前記第1の上部に結合して前記第1の上部の前記第1の開口部を閉鎖するように構成された第1のキャップと、
前記第2の上部に結合して前記第2の上部の前記第2の開口部を閉鎖するように構成された第2のキャップと、
を備える、システム。
【請求項2】
前記第1の開口部が、前記内側部の前記内側上端の直径よりも小さい直径を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第1のキャップが、前記第1の上部にねじ込まれるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記第1の上部が、前記第2の上部と互換性を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1のキャップが、前記第2のキャップと互換性を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記内側部の前記内壁が、前記外側部の前記外壁の直径より小さい直径を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記内側上端が、前記内側部の前記内壁の直径より大きく、前記外側部の前記外壁の直径とほぼ等しい直径を有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記第4のねじ山が、前記内側上端に近接して前記内壁の外側に配置されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
装置であって、
外側部であって、
円筒形状を有する外壁と、
前記外壁に結合された外側上端と、
前記外壁に結合されて前記外側上端の反対側の前記外壁の端部を閉鎖する外側下閉鎖端と、を備える、外側部と、
前記外側部内に入れ子に構成された内側部であって、
前記外側部よりも直径が小さい円筒形状を有する内壁と、
前記内壁に結合されて前記内壁の端部を閉鎖する内側下閉鎖端と、
前記内側下閉鎖端の反対側で前記内壁に結合された内側上端と、を備える、内側部と、
前記内側部の前記内側上端を閉鎖して前記内側部内に内部空間を形成するように構成された第1の上部であって、前記内側部内の前記内部空間へのアクセスを可能にする第1の開口部を備える、第1の上部と、
第2の開口部を含む第2の上部であって、
保管位置において、前記外側部の前記外側下端と係合し、
収容位置において、前記外側部の前記外側上端と係合するように構成された、第2の上部と、
を備える装置。
【請求項10】
前記第1の上部が、第1の垂直セグメント及び第2の垂直セグメントを備え、前記第1の垂直セグメントが、前記第1の上部の外側に配置され、前記第2の垂直セグメントが、前記第1の垂直セグメントから前記第1の上部の内側に配置されている、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記第1の上部が、前記第1の垂直セグメントと前記第2の垂直セグメントとの間に延在する傾斜セグメントを備え、前記第1の垂直セグメント及び前記第2の垂直セグメントが共軸である、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記第1の上部と整合して前記第1の上部の前記開口部を閉鎖するように構成された第1のキャップと、前記第2の上部と整合して前記第2の上部の前記開口部を閉鎖するように構成された第2のキャップと、を更に備える、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記第1のキャップと前記第2のキャップの少なくとも一方が、前記第1のキャップと前記第2のキャップの前記少なくとも一方の内部空間内へ延在する垂直セグメントを備える、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記垂直セグメントが、前記第1の上部及び前記第2の上部の前記少なくとも一方の前記第2の垂直セグメントを受け入れるように位置決めされた、第1のセグメント及び第2のセグメントを含んでいる、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記内側上端が、比較的小さな直径の前記内壁と比較的大きな直径の前記外壁との間で傾斜している移行セグメントを備える、請求項9に記載の装置。
【請求項16】
前記外壁と前記内壁が、前記内側部の内容物を絶縁するための間隙によって分離されている、請求項9に記載の装置。
【請求項17】
前記外側下閉鎖端と前記内側下閉鎖端が、前記内側部の内容物を絶縁するための間隙によって分離されている、請求項9に記載の装置。
【請求項18】
前記内側部が、0.637リットル~1.0リットルの容積を有する、請求項9に記載の装置。
【請求項19】
前記内側部が、約0.75リットルの容積を有する、請求項9に記載の装置。
【請求項20】
方法であって、
外側部を形成することであって、前記外側部が、
外壁と、
前記外壁に結合された外側上端と、
前記外壁に結合されて前記外側上端の反対側の前記外壁の端部を閉鎖する外側下閉鎖端と、を備える、外側部を形成することと、
前記外側部内に入れ子に構成された内側部を形成することであって、前記内側部が、
前記外側部より小さい形状を有する内壁と、
前記内壁に結合されて前記内壁の端部を閉鎖する内側下閉鎖端と、
前記内側下閉鎖端の反対側で前記内壁に結合された内側上端と、を備える、内側部を形成することと、
前記内側部の前記内側上端を少なくとも部分的に閉鎖して、前記内側部内に内部空間を形成する第1の上部を形成することと、
第2の開口部を有する第2の上部を形成することであって、前記第2の上部が、
保管位置において、前記外側部の前記外側下端と係合し、
収容位置において、前記外側部の前記外側上端と係合するように構成されている、第2の上部を形成することと、
を備える、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年8月6日に出願された米国仮特許出願第63/062,143号「Bottole for Containing a Portable Liquid」の利益を主張する。上述の出願の全内容は、あらゆる目的のために参考として全文を本明細書に組み込む。
【背景技術】
【0002】
人は1日に少なくとも1.5Lの水を飲むことが推奨されている。上記の1日の水の摂取を容易にする多くの種類のボトルが存在する。しかし、このようなボトルは、保管又は外出の際に携帯するには大きすぎて扱いにくいことが多い。更に、このようなボトルは、大抵の場合、人の間で水を衛生的に共有することができず、それにより共有されたときに細菌やバクテリアの移送を助長する。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本明細書は、複合ボトルの各種実施例の添付図面と併せて検討されるとき、より完全に理解されるであろう。本明細書は、複合ボトルを具体的な実施例に限定することを意図しない。むしろ、複合ボトルを説明し理解するために、図示及び記載される具体的な実施例が提供される。明細書全体を通じて、図面は、図面及び/又は図と称され得る。
【0004】
【
図1】一実施形態による、複合ボトルの概略図である。
【0005】
【
図2】一実施形態による、第1の上部を伴う
図1の複合ボトルの内側部の概略図である。
【0006】
【
図3】一実施形態による、
図2の第1の上部の概略図である。
【0007】
【
図4】一実施形態による、内側部の上端の概略図である。
【0008】
【
図5】一実施形態による、
図2の第1の上部の第1のキャップの概略図である。
【0009】
【
図6】一実施形態による、第2の上部を伴う
図1のボトルの外側部の概略図である。
【0010】
【
図7】一実施形態による、
図6の外側部の概略図である。
【0011】
【
図8】一実施形態による、
図6の第2の上部の第2のキャップの概略図である。
【0012】
【
図9】例示的な一実施形態による、
図6の第2の上部の第2のキャップの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本明細書に開示されるとき、複合ボトルは、図面と併せて、以下の詳細な説明を検討することによってより良く理解されるであろう。詳細な説明および図面は、複合ボトルの各種実施形態の実施例を提供するに過ぎない。様々な用途及び設計考慮事項について多数の変更が企図されるが、簡潔性と明瞭性のため、企図される変更は全て、以下の詳細な説明に個々に記載されない場合がある。当業者であれば、開示される実施例が、本明細書に記載される実施例の範囲から実質上逸脱することなく、どのように変動、修正、及び変更されるかを理解するであろう。
【0014】
従来の使い捨て水ボトルは、ボトルの開口部又は口に配置される単一のキャップを備えた薄い一体型本体を含み得る。従来の再利用可能な水ボトルは、蓋と対応するキャップとを備えた剛性の本体を含み得る。
【0015】
しかし、従来のシステムは、複合又は入れ子構成で複数のボトルを携行する能力を提供しない。従来のシステムは、追加のボトルを携行及び保管すべき場合、追加の空間を必要とする。このため、比較的大きな空間を占有し、複数のユーザをサポートするために複数のボトルを携行したり、又は複数の流体を携行する構造を提供したりすることが困難となる。
【0016】
本明細書に記載される複合ボトルの実装形態は、上述の問題の一部又は全部に対処し得る。複合ボトルは、外側部に挿入されるように適合された内側部を含み、内側部が外側部と共に固定され、複合ボトルのパッケージサイズ全体を低減し得る。上部が、接合された内側部及び外側部の端部に結合されて、携行と保管を容易にする。複合ボトルは、複合構成で単一のボトルとして機能し、分離されて2つの個々のボトルを形成し得る。
【0017】
図1は、一実施形態による、複合ボトルの概略図である。複合ボトルの実施形態は、携行及び保持のために単一のボトルの空間しか必要としない、複数のボトルのコンパクトな配置を提供する。
【0018】
いくつかの実施形態では、複合ボトル20は、液体を収容するように構成された複合容器である。例えば、複合ボトル20は、飲料水を携行することができる。いくつかの実施形態では、複合ボトル20は、外側部120内に入れ子構成にされる内側部25を含み得る。
【0019】
内側部25は、内部空間30を画定し得る。内側部25は、内壁35、内側上端40、及び下端45を含み得る。内壁35は、下端45と内側上端40との間を延在する略円筒形状を有し得る。内側上端40は、内壁35から延在して、内側部25の端部に開口部を形成し得る。下端45は、内側上端40の反対側に、内側部25の閉鎖端を形成し得る。いくつかの実施形態では、内側部は、0.6375リットル~1.0リットルの容積を有し得る。他の実施形態では、内側部25は、約0.75リットルの容積を有する。いくつかの実施形態では、内側部25は、それよりも大きな又は小さな容積を有し得る。
【0020】
いくつかの実施形態では、複合ボトル20は第1の上部60を含む。いくつかの実施形態では、第1の上部60は、内側部25の内側上端40に形成される開口部50に配置されるサイズを有する。いくつかの実施形態では、第1の上部60は内側部25と結合して、漏れを防ぐための接合部を形成する。第1の上部60及び内側部25は、漏れを防ぐシールやガスケットなどを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の上部60及び内側部25は、ねじ山、リップ、クリップ、磁石、摩擦嵌合などを介して互いに固定され得る。
【0021】
いくつかの実施形態では、内側部25は、外側部120内に入れ子構成にされ得る。外側部120は、ねじ山、クリップ、又はその他の接続部を介して、内側部25に結合され得る。いくつかの実施形態では、内側部25は、内側部25と外側部120との間に間隙を形成するサイズを有し得る。間隙は、内側部25の側壁の周囲に延在し、内側部25の下端45にわたって延在し得る。
【0022】
いくつかの実施形態では、外側部120は、外側部120の下端に装着される第2のキャップ175を含み得る。第2のキャップ175は、外側部120の下端に近接して位置決めされるねじ山又はその他の構造に結合され得る。第2のキャップ175は、外側部120の下端、並びに外側部120の開口部及び/又は内側部25の内側上端40に結合されるサイズを有し得る。
【0023】
図2は、一実施形態による、第1の上部60を伴う
図1の複合ボトル20の内側部25の概略図である。実施形態は、互換部分を有する多機能多ボトルシステムを提供し得る。
【0024】
いくつかの実施形態では、内側部25は、第1の上部60と適合して、第1の上部60と嵌合して水容器を形成する。内側上端40は、下端45の反対側で内側部25に形成される。内側上端40は、第1の上部60と整合し得る。いくつかの実施形態では、第1の上部60は、内側上端40で内側部25の形状と一致する形状を有する。いくつかの実施形態では、内側部25と第1の上部60の組み合わせは、外側部120を内側部25の適所に配置して、又は外側部120を取り外して、水容器を形成する。
【0025】
図3は、一実施形態による、
図2の第1の上部60の概略図である。実施形態は、複合ボトル20を覆うための可撓性上部を提供し得る。
【0026】
いくつかの実施形態では、第1の上部60は、内側上端40の周囲で下方に延在する第1の垂直セグメント65を含む。いくつかの実施形態では、第1の垂直セグメント65は、内側上端40の第5のねじ山55と嵌合するための対応する第6のねじ山70を有する。第6のねじ山70の数は、第1の垂直セグメント65と内側上端40について同一であっても異なっていてもよい。第1の垂直セグメント65は、第1の端部65a及び第2の端部65bを有し得る。第1の端部65aは、内側上端40の開口部50と面一であり得る。第2の端部65bは、内側部25の外壁35まで又はその直前まで延在し得る。傾斜セグメント75は、第1の垂直セグメント65から上方へ内側に延在し得る。傾斜セグメント75は、水平軸x-xに対して15度~25度の角度で配置され得る。傾斜セグメント75は、第1の端部75a及び第2の端部75bを有し得る。第1の端部75aは、第1の垂直セグメントの第1の端部65aからつながり得る。第2の端部75bは、第2の垂直セグメント80に結合され得る。第2の垂直セグメント80は、傾斜セグメント75から上方に延在する第1の端部80aを有し得、第2の端部80bで終端し得る。第2の垂直セグメント80は、1つ又は複数のねじ山85を含み得る。第1の上部60はまた、第2の垂直セグメント80によって形成された開口部90を含む。いくつかの実施形態では、第1の垂直セグメント65、第2の垂直セグメント80、及び傾斜セグメント75は共軸である。
【0027】
いくつかの実施形態では、第1の上部60の構成要素は、均一な厚さを有し得る。他の実施形態では、第1の上部60の1つ又は複数の構成要素は、異なる厚さを有し得る。いくつかの実施形態では、第1の上部60の1つ又は複数の構成要素の厚さは、それぞれの構成要素上の位置の長さに沿って変動し得る。いくつかの実施形態では、第1の上部60は単一の一体化構造である。他の実施形態では、第1の上部60は、機械的に、化学的に、又は別様に接合されて第1の上部60を形成する複数の構成要素からなってもよい。
【0028】
いくつかの実施形態では、第1の上部60は、プラスチック、金属、複合材料、又はその他の人工若しくは天然材料、又は人工及び/又は天然材料の組み合わせで作製され得る。第1の上部60は、印刷、成形、押出し、圧延などによって作製され得る。
【0029】
図4は、一実施形態による、内側部25の内側上端40の概略図である。実施形態は、複数の水保管部分の入れ子構成を容易にする、内側上端40を有する複合ボトル20を提供し得る。
【0030】
いくつかの実施形態では、内側部25の外壁35は、内側部25の内側上端40の直径100よりも狭い直径95を有する。いくつかの実施形態では、外壁35の直径95は、59.5mm~80.5mmの範囲内である。他の実施形態では、内側上端40の直径100は、68mm~92mmの範囲内である。更に、外壁35は、第4のねじ山105を含み得る。外壁35から内側上端40に向かって上方かつ外方に延在する移行セグメント106が含まれ得る。移行セグメント106は、水平軸x-xに対して15度~25度の範囲の角度で配置され得る。内側上端40は、開口部50を含み、第5のねじ山55を更に含み得、第1の上部60の第1の垂直セグメント65の第6のねじ山70が、第5のねじ山と嵌合するように位置合わせされ得る。
【0031】
図5は、一実施形態による、
図2の第1の上部60の第1のキャップ110の概略図である。実施形態は、ボトルを入れ子にしてパッケージサイズを低減し、柔軟性を提供するための直観的に解読可能なシステムを提供し得る。
【0032】
いくつかの実施形態では、複合ボトル20は、第1の上部60の上に配置するための第1のキャップ110を含む。第1のキャップ110は、第1の上部60の第2の垂直セグメント80の少なくとも1つのねじ山85と嵌合するためのねじ山115を備えた内部空間111を含み得る。いくつかの実施形態では、ねじ山115は、第2の垂直セグメント80に沿って、第1のキャップ110の内部空間111内で下方に延在する内側垂直セグメント116上に位置する。いくつかの実施形態では、内側垂直セグメント116は、第1のセグメント116a及び第2のセグメント116bを含む。第1の上部60の第2の垂直セグメント80は、第1のセグメント116a及び第2のセグメント116b内に位置決めされ得る。いくつかの実施形態では、第1のセグメント116aは第2のセグメント116bより長い。第1のキャップ110は、第1の上部60の第1の垂直セグメントの第1の端部65aと面一であるように、外周上で下方に延在し得る。
【0033】
いくつかの実施形態では、第1のキャップ110は、第1の上部60と同様の又は異なる材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、第1のキャップ110は、遮断材料を含み得る。遮断材料は、第1のキャップ110の一部又は全部を構成し得る。例えば、遮断材料は、第1のキャップ110の外側又は内側に適用され得、第1のキャップ110の層に組み込みまれ得、第1のキャップ110全体を構成し得、あるいは、第1のキャップ110の脱着可能又は脱着不能な構成要素であり得る。
【0034】
いくつかの実施形態では、第1のキャップ110は、漏れ又は浸出を防ぐための封止要素を含み得る。封止要素は、第1のキャップ110内で、第1のセグメント116に又はその近傍に配置されて、複合ボトル20の開口部90と整合し得る。封止要素は、ガスケット、Oリング、ワッシャなどの形態をとり得る。
【0035】
図6は、一実施形態による、第2の上部を伴う
図1のボトルの外側部の概略図である。実施形態は、複数のボトルの液体収容力を提供しながら、単一のボトルの保管空間しか要しないシステムを提供し得る。
【0036】
外側部120は、外壁130、外側下閉鎖端135、及び外側上端140を含み得る。外側部120は、内部空間125を形成し得る。いくつかの実施形態では、外側部120の内部空間125は、液体を保持することを可能にし得る。外側上端140のサイズは、内側部25の挿入を可能にし、内側部25の内側下閉鎖端45は、外側部120の外側下閉鎖端135に隣接する。外側部120の外側上端140は、開口部145を含む。
【0037】
いくつかの実施形態では、外側部120は、0.6375L~0.8625Lの範囲の容積を有する。他の実施形態では、外側部120は、0.75Lの容積を有する。いくつかの実施形態では、外側部120は、内側部25の周囲にぴったり嵌まる。
【0038】
いくつかの実施形態では、外側部120の外壁130は、61.2~82.8mmの範囲の直径150を有する。外側部120の外側上端140は、61.2mm~82.8mmの範囲の直径155を有し得る。いくつかの実施形態では、外側部120の形状は、本明細書で提供される実施例よりも大きくても又は小さくてもよい。
【0039】
いくつかの実施形態では、外側部120と内側部25との嵌合は、遮断層を形成し得る。遮断層は、内側部25と外側部120との間に空気を介して形成され得る。いくつかの実施形態では、遮断層は、内側部25及び/又は外側部120に配置される別個の材料又は空隙であり得る。いくつかの実施形態では、絶縁層は脱着可能であってもよく、又は内側部25と外側部120の一方又は両方に脱着不能に配置されてもよい。
【0040】
図7は、一実施形態による、
図6の外側部の概略図である。実施形態は、複合ボトル20を入れ子にしてパッケージサイズを低減し、使用及び展開時の柔軟性を提供するための直観的なシステムを提供し得る。
【0041】
いくつかの実施形態では、外側部120の外壁130の直径150は、外側部120の外側上端140の直径155と等しくてもよい。外側部120の外壁130は、外側部120の外側下閉鎖端135の近傍に配置される第3のねじ山160を含み得る。外側部120の上端140は、内側部25の外壁35の第4のねじ山105、並びに外側第1のねじ山170と嵌合するための内側第2のねじ山165を含み得る。
【0042】
図8は、一実施形態による、
図6の第2の上部の第2のキャップの概略図である。実施形態は、互換性のある上部及びキャップを備えたボトルシステムを提供し得る。
【0043】
いくつかの実施形態では、複合ボトル20は、第2の上部175を含み得る。保管位置において、第2の上部175は、外側部120の外側下閉鎖端135の周囲に配置され得る一方、内側部25は、外側部120の内部空間125内にあり得る。収容位置において、第2の上部175は、外側部120の外側上端140の周囲に配置され得る一方、内側部25は、外側部120の内部空間125内に液体を保管可能にするために、外側部120の内部空間125から取り外され得る。いくつかの実施形態では、第2の上部175は、下方に延在する第1の垂直セグメント180を含む。第1の垂直セグメント180は、外側部120の外側下閉鎖端135及び外側部120の外側上端140の第1のねじ山170に向かって、第3のねじ山160の一方又は両方と嵌合するための対応するねじ山185を含み得る。外側下閉鎖端135の両側の第3のねじ山160の数は、同一であっても異なっていてもよい。いくつかの実施形態では、第3のねじ山160の数は、第1の垂直セグメント180の第8のねじ山185の数及び/又は外側上端140の外側第1のねじ山170の数に対応する。あるいは、第8のねじ山185は、外側部120が飲料用液体のために使用されていない間、外側下閉鎖端135に向かって対応するねじ山(第3のねじ山160の代わりに)と嵌合し、外側部120が飲料用液体のために使用されている間、外側上端140の対応するねじ山(外側第1のねじ山170の代わりに)と嵌合するためのねじ山であってもよい。第1の垂直セグメント180は、第1の端部180a及び第2の端部180bを有し得る。第1の端部180aは、外側部120の外側上端140の開口部145と面一であり得る。第2の端部180bは、外側部120の外壁の一部に沿って停止し得る。対向する傾斜セグメント190は、第1の垂直セグメント180から上方に共に延在し得る。対向する傾斜セグメント190は、水平軸x-xに対して15度~25度の範囲の角度で配置され得る。対向する傾斜セグメント190は、第1の端部190a及び第2の端部190bを有し得る。第1の端部190aは、第1の垂直セグメント180の第1の端部180aからつながり得る。第2の端部190bは、第2の垂直セグメント195へと移行し得る。第2の垂直セグメント195は、対向する傾斜セグメント190から上方に延在して、第2の端部195bを終端とする第1の端部195aを有し得る。第2の垂直セグメント195は、少なくとも1つのねじ山200を含み得る。第2の上部175は、第2の垂直セグメント195内に開口部205を含み得る。
【0044】
図9は、例示的な実施形態による、
図6の第2の上部の第2のキャップの概略図である。実施形態は、流体を収容するための確実な閉止を提供し、複合ボトル20内の流体にアクセスするための構造を提供し得る。
【0045】
いくつかの実施形態では、複合ボトル20は、第2の上部175の上に配置するための第2のキャップ210を含む。第2のキャップ210は、内部空間211を形成し、第2の上部175の第2の垂直セグメント195のねじ山200と嵌合するための1つ又は複数のねじ山215を含み得る。ねじ山200は、互いに位置合わせされ得るか、又は互い違いにされ得る。ねじ山215も同様に、互いに位置合わせされ得るか、又は互い違いにされ得る。いくつかの実施形態では、ねじ山215は、第2の垂直セグメント195に沿って、第2のキャップ210の内部空間211内で下方に延在する内側垂直セグメント216上に位置する。いくつかの実施形態では、内側垂直セグメント216は、第1のセグメント216a及び第2のセグメント216bを含む。第2の垂直セグメント195は、それぞれの第1のセグメント216aと第2のセグメント216bとの間に挿入可能であり得る。いくつかの実施形態では、第1のセグメント216aは、第2のセグメント216bよりも長い。第2のキャップ210は、第2の上部175の第1の垂直セグメント180の第1の端部180aと面一であり得る。
【0046】
いくつかの実施形態では、内側部25は、195.5mm~264.5mmの範囲の長さを有する。内側部25の外壁35の直径95は、59.5mm~80.5mmの範囲を有し得る。外壁35は、1.275mm~1.725mmの範囲の厚さを有し得る。外壁35は、182.75mm~247.25mmの範囲の長さを有し得る。内部空間30は、56.95mm~77.05mmの範囲の直径を有し得る。内側上端40は、12.75mm~17.25mmの範囲の長さを有し得る。移行セグメント106は、2.125mm~2.875mmの範囲の垂直長さに沿って延在し得る。
【0047】
他の実施形態では、内側部25は、230mmの長さを有する。内側部25の外壁35の直径95は、70mmであってもよい。外壁35は、1.5mmの厚さを有し得る。外壁35は、215mmの長さを有し得る。内部空間30は、67mmの直径を有し得る。内側上端40は、15mmの長さを有し得る。移行セグメント106は、2.5mmの垂直長さに沿って延在し得る。
【0048】
いくつかの実施形態では、第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、68mm~92mmの範囲の直径を有する。第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、1.275mm~1.725mmの範囲の厚さを有し得る。第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、21.165mm~28.635mmの範囲内で垂直に延在し得る。内部空間111及び211の各々は、65.45mm~88.55mmの範囲の直径を有し得る。内側垂直セグメント116及び216の第1のセグメント116a及び216aの各々は、9.775mm~13.225mmの範囲の長さを有し得る。
【0049】
いくつかの実施形態では、第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、80mmの直径を有する。第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、1.5mmの厚さを有し得る。第1のキャップ110及び第2のキャップ210の各々は、垂直に24.9mm延在し得る。内部空間111及び211の各々は、77mmの直径を有し得る。内側垂直セグメント116及び216の第1のセグメント116a及び216aの各々は、11.5mmの長さを有し得る。
【0050】
いくつかの実施形態では、外側部120は、185.3mm~250.7mmの範囲の長さを有する。外側部120の外壁130の直径150は、61.2mm~82.8mmの範囲であり得る。外壁130は、1.275mm~1.725mmの範囲の厚さを有し得る。
【0051】
他の実施形態では、外側部120は、218mmの長さを有する。外側部120の外壁130の直径150は、72mmであってもよい。外壁130は、1.5mmの厚さを有し得る。
【0052】
第1の上部60及び第2の上部175それぞれのいくつかの実施形態では、第1の垂直セグメント65,180は、13.175mm~17.825mmの範囲の長さを有する。傾斜セグメント75,190は、7.905mm~10.695mmの範囲の長さを有し得る。第2の対向する垂直セグメント80,195は、12.835mm~17.365mmの範囲の長さを有し得る。
【0053】
第1の上部60及び第2の上部175それぞれのいくつかの実施形態では、第1の対向する垂直セグメント65,180は、15.5mmの長さを有し得る。傾斜セグメント75,190は、9.3mmの長さを有し得る。第2の垂直セグメント80,195は、15.1mmの長さを有し得る。
【0054】
いくつかの実施形態では、各種第5のねじ山55,70,105,160,165,170,185は、対応するねじ山と嵌合する切欠きであってもよい。第1のキャップ110及び第2のキャップ210はそれぞれ、第1の上部60及び第2の上部175の対応するねじ山と嵌合するためのねじ山を有し得る。
【0055】
複合ボトル20は、耐久性があり、かつ食洗器でも安全な材料から作製され得る。複合ボトル20は、金属(例えば、鋼、アルミニウム)、又は硬質の再利用可能なプラスチック(例えば、HDPE、PP)、又はそれらの組み合わせから作製され得る。これにより、複合ボトル20は再利用可能となり、したがって環境に優しい。いくつかの実施形態では、1人目の人が内側部25から飲むことができる一方、2人目の人が外側部120から飲むことができる。これは、複合ボトル20の衛生的な共有を可能にする。1人のみが内側部25と外側部120の両方から飲む場合、一例では1.275L~1.725L、より具体的な例では1.5Lであるボトル20の全容積を得る。ボトル20のコンパクトな設計は、保管中及び移動中の空間の節減を可能にする。
【0056】
図面のうちの1つに示される特徴は、別の図面に示される特徴と同一又は同様であってもよい。同様に、図面のうちの1つに関連して記載される特徴は、別の図面に関連して記載される特徴と同一又は同様であり得る。同一の又は同様の特徴は、特に断りのない限り、同一の又は同様の参照符号によって示され得る。また、特定の図面の説明は、特定の図面に示されない特徴を指してもよい。特徴は、別の図面に関連して図示され得る、及び/又は更に記載され得る。
【0057】
本明細書に記載されるプロセス(すなわち、方法)の要素は、1つ又は複数の方法で、例えば、人によって、処理デバイスによって、自動的に又は人の制御下などで動作する機構によって実行され得る。また、プロセスの各種要素は、図面中に特定の順序で示されているが、プロセスの要素は、本明細書の開示の内容及び精神から逸脱せずに1つ又は複数の異なる順序で実行され得る。
【0058】
上記の説明は、いくつかの実装形態を適切に理解するため、具体的なシステム、構成要素、方法の実施例などの多数の具体的な詳細について述べている。しかしながら、当業者にとっては、少なくともいくつかの実装形態は、これらの具体的な詳細なしでも実施され得ることは自明であろう。他の例では、本実装形態を不要に不明瞭にするのを避けるため、周知の構成要素又は方法は詳細に記載されておらず、簡易ブロック図フォーマットで提示される。よって、上述した具体的な詳細は、単に例示的である。特定の実装形態は、これらの例示的な詳細から変更することができ、なお本実装形態の範囲内に含まれると企図される。
【0059】
本明細書に記載される実施例及び/又は実施形態の関連要素は、異なる実施例において同一であってもよく、同様であってもよく、又は異なっていてもよい。簡潔性及び明瞭性のため、関連要素は繰り返して説明しない。その代わりに、同一の、同様の、及び/又は関連の要素の名称及び/又は参照符号の使用は、所与の名称及び/又は関連の参照符号を有する要素が、本明細書の他の個所で説明される実施例において、同一の、同様の、及び/又は関連の要素の名称及び/又は参照符号を有する別の関連要素と同様であり得ることを読者に指し示すことができる。所与の実施例に特定の要素は、特定の実施例に関して記載され得る。当業者であれば、関連要素の特徴を共有するために、所与の要素は、任意の所与の図面又は実施例における関連要素の具体的な描写と同一及び/又は同様である必要はないことを理解するであろう。
【0060】
上記の説明は例示的であり限定的ではないと理解されるべきである。上記の説明を読み、理解すれば、多数の他の実装形態も当業者に自明になるであろう。従って、本実装形態の範囲は、添付の請求項をこのような請求項が権利を有する等価物の全範囲と共に参照して決定されるべきである。
【0061】
上記の開示は、独立した有用性を有する複数の個別の実施例を包含する。これらの実施例は特定の形態で開示されているが、上で開示及び例示された具体的な実施例は、多数の変形が可能であるために、限定であるとみなされるべきではない。本明細書に開示される主題は、上で明示的かつ本質的に開示された各種要素、特徴、機能、及び/又は特性の新規及び非自明の組み合わせ及び下位組み合わせを含む。開示又はそれに従って提出される請求項が、「一の(a)」要素、「第1の」要素、又は任意のこのような等価的文言を列挙する場合、開示又は請求項は、このような要素の2つ以上を要求することも除外することもなく、1つ又は複数のこのような要素を組み込むと理解されるべきである。
【0062】
本明細書で使用されるとき、「同一の」は、全ての特徴を共有することを意味し、「同様の」は、相当数の特徴を共有すること、又はたとえ相当数の特徴が共有されないとしても著しく重要な特徴が共有されることを意味する。本明細書で使用されるとき、「~得る/~てもよい(may)」は、許容的な意味で解釈されるべきであり、不明瞭な意味で解釈されるべきではない。また、実施例、要素、及び/又は特徴に関する「である(is)」の使用は、具体的な実施例に関してのみ限定的であると解釈されるべきであり、全ての実施例に関して限定的であると解釈されるべきではない。更に、「開示」及び/又は「本開示」という言及は、本文書の著述の全文及び添付の図面の全てを指し、それらは、発明の名称、背景、図面の簡単な説明、詳細な説明、請求の範囲、要約書を含む本文献の各サブセクションの全著述、並びに引用により本明細書に組み込まれる任意の他の文献及び/又は参考文献に拡張される。
【0063】
リストに関して本明細書で使用されるとき、「及び」は、列挙される全ての要素を含む群を形成する。例えば、A、B、C、及びDを含むとして記載される実施例は、Aを含み、Bを含み、Cを含み、Dも含む実施例である。リストに関して本明細書で使用されるとき、「又は」は、要素のリストを形成し、そのうちの任意の要素を含むことができる。例えば、A、B、C、又はDを含むとして記載される実施例は、要素A、B、C、及びDのいずれかを含む実施例である。特に断りのない限り、代替的に含まれる要素のリストを含む実施例は、代替的に含まれる要素の一部又は全部の様々な組み合わせを含む他の実施例を除外するものではない。代替的に含まれる要素のリストを使用して記載される実施例は、列挙される要素の少なくとも1つの要素を含む。しかし、代替的に含まれる要素のリストを使用して記載される実施例は、列挙される全ての要素を含む別の実施例を除外するものではない。代替的に含まれる要素リストを使用して記載される実施例は、列挙される要素のいくつかの組み合わせを含む別の実施例を除外するものではない。リストに関して本明細書で使用されるとき、「及び/又は」は、単独で又は任意の組み合わせで含まれる要素のリストを形成する。例えば、A、B、C、及び/又はDを含むとして記載される実施例は、Aのみを、A及びBを、A、B、及びCを、A、B、C、及びDを、などを含み得る実施例である。「及び/又は」リストの境界は、組み合わせの完全なリスト及びリストの並べ替えによって画定される。
複数の特定の要素が図に示される場合、及び要素が図にわたって繰り返されることが明らかである場合、要素の複数の例が図示されているにもかかわらず、要素に対して1つのみのラベルを提供することができる。従って、同一の又は同様の構造及び/又は機能を有する要素の図面内の他の例は、繰り返してラベル付けされていない場合がある。当業者であれば、本明細書の開示に基づいて、同一の図面内の繰り返される及び/又は重複する要素を認識するであろう。にもかかわらず、図示される実施例の構造を明瞭化するのに有用である場合、繰り返されるラベリングが含まれてもよい。
出願人(複数可)は、新規かつ非自明であると考えられる、開示される実施例の組み合わせ及び下位組み合わせに関する請求項を提出する権利を有する。特徴、機能、要素、及び/又は特性の他の組み合わせ及び下位組み合わせで具体化される実施例は、それらの請求項の補正又は本出願若しくは関連出願内の新たな請求項の提示を通じて請求され得る。このような補正請求項又は新たな請求項は、同一の実施例に関するか又は異なる実施例に関するかにかかわらず、及び元の請求項と異なる、元の請求項よりも広い、元の請求項よりも狭い、又は元の請求項と等しいかにかかわらず、本明細書に記載される実施例の主題内にあるとみなされるべきである。
【国際調査報告】