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特表2023-537166測定方法、測定装置、通信ノード及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-31
(54)【発明の名称】測定方法、測定装置、通信ノード及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 16/18 20090101AFI20230824BHJP
   H04W 24/10 20090101ALI20230824BHJP
【FI】
H04W16/18
H04W24/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022552282
(86)(22)【出願日】2021-08-06
(85)【翻訳文提出日】2022-08-29
(86)【国際出願番号】 CN2021111097
(87)【国際公開番号】W WO2022028560
(87)【国際公開日】2022-02-10
(31)【優先権主張番号】202010785583.9
(32)【優先日】2020-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
2.JAVA
3.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】陳嘉君
(72)【発明者】
【氏名】高音
(72)【発明者】
【氏名】劉壮
(72)【発明者】
【氏名】李大鵬
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH23
(57)【要約】
本出願は測定方法、装置、通信ノード及び記憶媒体を提供する。当該測定方法は、第1通信ノードに適用され、前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示するMDT測定構成情報を取得することと、前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送することと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1通信ノードに適用される測定方法であって、
前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得することと、
前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送することと
を含む測定方法。
【請求項2】
前記MDT測定構成情報は、無線リソース制御RRCメッセージ及びMDT測定アクティブ化記録情報のいずれか一方であり、前記RRCメッセージは、RRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージである
請求項1に記載の測定方法。
【請求項3】
前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、少なくとも1つの状態の測定量を含む
請求項1に記載の測定方法。
【請求項4】
前記測定レポートは、前記第1通信ノードの連続状態での連続履歴位置測定情報を含み、前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標と、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子と、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角と、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度とのうちの少なくとも1つを含む
請求項1に記載の測定方法。
【請求項5】
前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報と、MDT継続測定報告指示情報と、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、MDT位置予測測定構成情報とのうちの少なくとも1つを含む
請求項1に記載の測定方法。
【請求項6】
前記MDT測定構成情報が前記MDT位置予測測定構成情報を含む場合、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定することと、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することとを指示する
請求項5に記載の測定方法。
【請求項7】
前記MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期と、位置予測測定配置有効時間と、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報と、標高の測定の要否を示す指示情報と、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報と、速度測定の要否を示す指示情報と、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報とのうちの少なくとも1つを含む
請求項5に記載の測定方法。
【請求項8】
第2通信ノードに適用される測定方法であって、
第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送することと、
前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得することと
を含む測定方法。
【請求項9】
前記MDT測定構成情報は、無線リソース制御RRCメッセージ及びMDT測定アクティブ化記録情報のいずれか一方であり、前記RRCメッセージは、RRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージであり、前記MDT測定構成情報は、MDT予測位置測定の指示情報を取得した後に転送される
請求項8に記載の測定方法。
【請求項10】
前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、少なくとも1つの状態の測定量を含む
請求項8に記載の測定方法。
【請求項11】
前記測定レポートは、前記第1通信ノードの連続状態での連続履歴位置測定情報を含み、前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標と、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子と、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角と、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度とのうちの少なくとも1つを含む
請求項8に記載の測定方法。
【請求項12】
前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報と、MDT継続測定報告指示情報と、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報と、MDT位置予測測定構成情報とのうちの少なくとも1つを含む
請求項8に記載の測定方法。
【請求項13】
前記MDT測定構成情報が前記MDT位置予測測定構成情報を含む場合、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定することと、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することとを指示する
請求項12に記載の測定方法。
【請求項14】
前記MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期と、位置予測測定配置有効時間と、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報と、標高の測定の要否を示す指示情報と、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報と、速度測定の要否を示す指示情報と、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報とのうちの少なくとも1つを含む
請求項12に記載の測定方法。
【請求項15】
前記測定レポートを転送することと、
前記測定レポートに基づいて生成された情報である、ネットワークの最適化を行うために使用される予測位置情報を取得することと
をさらに含む請求項8に記載の測定方法。
【請求項16】
第1通信ノードに配置される測定装置であって、
前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送するように構成される生成モジュールと
を備える測定装置。
【請求項17】
第2通信ノードに配置される測定装置であって、
第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送するように構成される転送モジュールと、
前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得するように構成される取得モジュールと
を備える測定装置。
【請求項18】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と
を備える第1通信ノードであって、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行される場合、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載の測定方法を実現させる
第1通信ノード。
【請求項19】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、
を備える第2通信ノードであって、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行される場合、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項8~15のいずれか1項に記載の測定方法を実現させる
第2通信ノード。
【請求項20】
プロセッサによって実行される場合、請求項1~15のいずれか1項に記載の測定方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されている
記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年08月06日に中国専利局に出願された、出願番号が202010785583.9である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の内容全体は参照により本出願に取り込まれる。
【0002】
本出願は通信技術分野に関し、例えば、測定方法、測定装置、通信ノード及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
最小化ドライブテスト(Minimization of drive tests:MDT)技術は、ユーザ機器(User Equipment:UE)によってネットワーク側に必要なネットワークの最適化の関連情報を報告することにより従来のドライブテストを減少することである。
【0004】
関連技術のMDTの測定では、UEがアイドル状態にある場合のみ測定を行い、UEが接続状態になった後にアイドル状態時の測定量を報告し、UEの継続測定をサポートしないため、ネットワーク側が後の機能処理を行うことは不便であり、例えば、ネットワーク側での位置予測は不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願は、MDTの継続測定を有効に実現できる測定方法、測定装置、通信ノード及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様における本出願の実施例は第1通信ノードに適用される測定方法を提供し、当該測定方法は、
前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得することと、
前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送することと、を含む。
【0007】
第2態様における本出願の実施例は第2通信ノードに適用される測定方法を提供し、当該測定方法は、
第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送することと、
前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得することと、を含む。
【0008】
第3態様における本出願の実施例は第1通信ノードに配置される測定装置を提供し、当該測定装置は、
前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送するように構成される生成モジュールと、を備える。
【0009】
第4態様における本出願の実施例は第2通信ノードに配置される測定装置を提供し、当該測定装置は、
第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送するように構成される転送モジュールと、
前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得するように構成される取得モジュールと、を備える。
【0010】
第5態様における本出願の実施例は第1通信ノードを提供し、第1通信ノードは、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行される場合、前記1つ又は複数のプロセッサに本出願の第1態様に係る方法を実現させる。
【0011】
第6態様における本出願の実施例は第2通信ノードを提供し、第2通信ノードは、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するための記憶装置と、を備え、
当前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行される場合、前記1つ又は複数のプロセッサに本出願の第2態様に係る方法を実現させる。
【0012】
第7態様における本出願の実施例は、プロセッサによって実行される場合本出願の実施例における任意の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本出願の実施例に係る測定方法の模式的なフローチャートである。
図2図2は、本出願の実施例に係る測定方法の模式的なフローチャートである。
図2a図2aは、本出願の実施例に係る予測位置情報を特定する模式的なフローチャートである。
図2b図2bは、本出願の実施例に係る他の予測位置情報を特定する模式的なフローチャートである。
図3図3は、本出願の実施例に係る測定装置の構成模式図である。
図4図4は、本出願の実施例に係る測定装置の構成模式図である。
図5図5は、本出願の実施例に係る第1通信ノードの構成模式図である。
図6図6は、本出願の実施例に係る第2通信ノードの構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら本出願の実施例を詳細に説明する。なお、矛盾しない限り、本出願における実施例及び実施例における特徴は互いに任意に組み合わせられてもよい。
【0015】
図面のフローチャートに示すステップは、例えば1組のコンピュータ実行可能な指令を記憶するコンピュータシステムで実行されることができる。また、フローチャートには論理的な手順が示されているが、場合によって、ここでの手順と異なる手順で、示される又は記述されるステップを実行してもよい。
【0016】
例示的な一実施形態において、図1は本出願の実施例に係る測定方法の模式的なフローチャートであり、当該方法はMDTの継続測定の場合に適用されることができる。当該方法は本出願の測定装置によって実行されてもよく、当該測定装置はソフトウェア及び/又はハードウェアによって実現されてもよく、通常、第1通信ノードに集積される。第1通信ノードはUEであってもよい。
【0017】
図1に示すように、本出願は、以下のステップを含む測定方法を提供する。
【0018】
S110では、前記第1通信ノードが最小化ドライブテスト(MDT)の継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得する。
【0019】
MDT測定構成情報は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示する情報であってもよい。MDT測定構成情報は、第1通信ノードがアイドル状態、非アクティブ状態又は接続状態でMDTの継続測定を行うことを指示してもよい。
【0020】
MDT測定構成情報は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示するように、第2通信ノードから第1通信ノードに転送されてもよい。MDT測定構成情報に含まれる内容は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示することができるものであればよく、特に限定されない。例示的に、MDT測定構成情報は、第1通信ノードがどの状態でMDTの継続測定を行うかを指示するための指示情報やMDT測定アクティブ化情報を含んでよい。MDT測定構成情報は、測定すべき内容を指示するMDT位置予測測定構成情報をさらに含んでもよい。
【0021】
S120では、前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送する。
【0022】
測定レポートは、MDTの継続測定後でデータを収集することによって形成されるレポートであってもよい。MDT測定構成情報を取得した後、本ステップでは、MDT測定構成情報に基づいてMDTの測定及び収集を行い、収集したデータを記憶してもよい。収集したデータは測定レポートの形成に使用されてもよい。測定レポートに含まれる内容はMDT位置予測測定構成情報に含まれる内容によって特定されてもよい。
【0023】
ここでは、測定レポートを生成するタイミング、及び測定レポートを転送するタイミングについて限定されないが、第2通信ノードが第1通信ノードに測定レポートの送信を要求した際に生成して送信してもよく、あらかじめ測定レポートを生成し、第2通信ノードが第1通信ノードに測定レポートの送信を要求した際に測定レポートを第2通信ノードへ送信してもよく、また、設定したタイミングで測定レポートを生成し、そのまま生成した測定レポートを第2通信ノードへ送信してもよい。設定したタイミングについて限定されず、実際の状況によって決められてもよい。
【0024】
本例は測定方法を提供し、当該方法はMDT測定構成情報に基づいてMDTの継続測定を行うことができる。これにより、測定レポートを生成して転送し、ネットワークの最適化を容易にする。
【0025】
上記実施例を踏まえて、上記実施例の変形実施例を提示する。ここで、説明の便宜上、変形実施例において、上記実施例との相違点についてのみ説明する。
【0026】
一実施例において、前記MDT測定構成情報は無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)メッセージ及びMDT測定アクティブ化記録情報のいずれか一方であってもよい。ここで、RRCメッセージはRRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージである。
【0027】
位置予測要求情報は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示するための情報であってもよい。
【0028】
一実施例において、前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、1つ又は複数の状態の測定量を含む。
【0029】
測定レポートに含まれる内容は、MDT測定構成情報によって指示された内容に基づいて特定されてもよい。例示的に、MDT測定構成情報が、第1通信ノードがアイドル状態でMDTの継続測定を行うことを指示する場合に、測定レポートはアイドル状態の測定量を含んでもよい。MDT測定構成情報が、第1通信ノードが非アクティブ状態でMDTの継続測定を行うことを指示する場合に、測定レポートは非アクティブ状態の測定量を含んでもよい。MDT測定構成情報が、第1通信ノードが接続状態でMDTの継続測定を行うことを指示する場合に、測定レポートは接続状態の測定量を含んでもよい。
【0030】
一実施例において、前記測定レポートは前記第1通信ノードによる連続状態での連続履歴位置測定情報を含み、前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度のうちの1つ又は複数を含む。
【0031】
連続状態は、アイドル状態、非アクティブ状態、接続状態の1つ又は複数を含んでもよい。連続履歴位置測定情報は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行う際に取得した情報であり、当該情報は、位置予測に使用されてもよい。
【0032】
移動方向角は、移動方向を表す角度として理解されてもよい。
【0033】
一実施例において、前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報、MDT継続測定報告指示情報、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0034】
MDT測定アクティブ化情報は、第1通信ノードがどの状態でMDT測定を行うかを指示してもよい。MDT継続測定報告指示情報は、第1通信ノードが継続測定して報告することを指示する指示情報であってもよい。MDT位置予測測定構成情報は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行う時の測定すべき内容であってもよい。
【0035】
MDT継続測定報告指示情報は、MDTを継続測定して報告するか否かを指示する指示情報とみなしてもよい。接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報は、接続状態のMDT測定を記録するか否かを指示することができる。非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報は、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを指示することができる。アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報は、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを指示することができる。
【0036】
一実施例において、前記MDT測定構成情報がMDT位置予測測定構成情報を含む場合に、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定し、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することを指示する。
【0037】
MDT測定構成情報がMDT位置予測配置情報を含む場合に、MDT継続測定報告指示を肯定と設定し、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、かつ、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することにより、第1通信ノードが接続状態、アイドル状態、及び非アクティブ状態でMDTの継続測定を行うことを実現してもよい。
【0038】
一実施例において、MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報、速度測定の要否を示す指示情報、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0039】
位置測定周期は、位置を測定する周期とみなしてもよい。位置予測測定配置有効時間は、位置予測測定配置を行う有効時間と理解してもよい。
【0040】
例示的な一実施形態において、本出願は、さらに、測定方法を提供する。図2は、本出願の実施例に係る測定方法の模式的なフローチャートであり、当該方法は、MDTの継続測定の場合に適用されることができる。当該方法は、本出願の測定装置によって実行され、第2通信ノードに集積されてもよい。第2通信ノードは基地局を含むが、これに限定されない。
【0041】
図2に示すように、本出願は、以下のステップを含む測定方法を提供する。
【0042】
S210では、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送する。
【0043】
第2通信ノードは、まず、MDT測定構成情報を確定し、それからMDT測定構成情報を転送してもよい。MDT測定構成情報に含まれる内容は特に限定されなく、測定すべきもの及び状態に基づいて確定されてもよい。MDT測定構成情報が、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示することにより、第1通信ノードから転送された測定レポートを取得して、ネットワークの最適化を行う。
【0044】
S220では、前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得する。
【0045】
MDT測定構成情報を第1通信ノードへ転送した後、本ステップでは、第1通信ノードから転送された測定レポートを取得し、当該測定レポートに基づいてネットワークの最適化を行うことができる。ここで、測定レポートに基づいて如何にネットワークの最適化を行うかについて限定されない。
【0046】
本例に詳細が記載されていない内容は上記実施例を参照してもよく、ここで繰り返し説明しない。
【0047】
本例に係る測定方法は、第1通信ノードへMDT測定構成情報を送信することにより、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを制御し、これにより、第1通信ノードからフィードバックされた測定レポートを取得し、ネットワークの最適化を実現することができる。
【0048】
上記実施例を踏まえて、上記実施例の変形実施例を提示する。ここで、説明の便宜上、変形実施例において、上記実施例との相違点についてのみ説明する。
【0049】
一実施例において、前記MDT測定構成情報はRRCメッセージ及びMDT測定アクティブ化記録情報のいずれか一方であってもよい。ここで、RRCメッセージはRRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージであり、前記MDT測定構成情報はMDT予測位置測定の指示情報を取得した後に転送される。
【0050】
一実施例において、前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、1つ又は複数の状態の測定量を含む。
【0051】
一実施例において、前記測定レポートは、前記第1通信ノードによる連続状態での連続履歴位置測定情報を含む。前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度のうちの1つ又は複数を含む。
【0052】
一実施例において、前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報、MDT継続測定報告指示情報、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0053】
一実施例において、前記MDT測定構成情報がMDT位置予測測定構成情報を含む場合に、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定し、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することを指示する。
【0054】
一実施例において、MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報、速度測定の要否を示す指示情報、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0055】
一実施例において、当該方法は、前記測定レポートを転送することと、前記測定レポートに基づいて生成された情報であって、ネットワークの最適化を行うために使用される予測位置情報を取得することと、をさらに含む。
【0056】
測定レポートを取得した後、第2通信ノードは、予測位置情報を特定するデバイスが予測位置情報を特定できるように、測定レポートをコアネットワークやロケーションサービスネットワークエレメントなどの、予測位置情報を特定するデバイスへ送信してもよい。予測位置情報は予測された位置情報とみなしてもよく、当該情報は測定レポートに基づいて生成されてもよい。ここで、具体的な生成手段について限定されない。第2通信ノードは予測位置情報を取得した後に予測位置情報を使用してネットワークの最適化を行える。
【0057】
以下、本出願について例示的に説明する。本出願に係る測定方法は継続測定の方法として考えられてもよい。従来のMDT技術は、UEがアイドル状態、非アクティブ(即ち、INACTIVE)状態、及び接続状態にある場合に継続測定して収集することをサポートできず、かつ、従来技術におけるMDT記録、即ち、Logged MDT測定はアイドル状態でのみ測定することができ、接続状態になった後にアイドル状態の時の測定量を報告する。しかしながら、無線ネットワーク側のいくつかの機能はアイドル状態の測定量だけでは十分ではない。例えば、ネットワーク側の位置予測機能は履歴位置測定データ及び履歴位置に関連する測定データを収集する必要があり、ネットワーク側のAI(Artificial Intelligence)機能のエンティティは訓練及び予測のために、連続したUEユーザのトレースの履歴データを必要とする。これは、UEがアイドル状態、INACTIVE状態及び接続状態のいずれでも位置関連測定を測定し、そして、ネットワーク側へ通知する必要があることを意味する。従って、如何にUEの数種類の状態でMDTを継続測定して収集するかを解決する必要がある。
【0058】
無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)は現在の端末位置の測位のみをサポートし、関連履歴訓練データに基づいて端末の次の時点の可能な位置を予測することができない。端末位置に対する予測は、基地局の間のハンドオーバーの成功率の向上、及びロードバランシング等にとって大きな参考意義がある。しかしながら、現在のUEがアイドル状態にのみ位置測定を行うので、ネットワーク側でUEの測定レポートによって連続したUEユーザのトレースの履歴位置データを取得することができないため、予測を行うことができず、従って、如何にUEの数種類の状態でMDTの測定位置を継続し、かつ位置関連測定を行うかを解決する必要がある。
【0059】
MDTは3GPP(3rd Generation Partnership Project)によりLTE(Long Term Evolution)システムに導入された、ネットワーク構成で一般ユーザ/商用端末に対して測定データを収集して報告する自動化ドライブテスト技術であり、本出願は新しい方法を提供し、UEがアイドル状態、INACTIVE状態及び接続状態でMDTを継続測定して収集し、収集した連続のUEユーザのトレースの履歴測定データを利用して訓練及び予測し、かつ、UEの速度及び移動方向角の測定量を導入し、UE位置予測の精度を向上させる。本出願において、UEは、測定量、即ち測定レポートを継続して報告することができ、UE位置予測の精度を向上させることができる。
【0060】
図2aは、本出願の実施例に係る予測位置情報を特定する模式的なフローチャートである。図2aを参照し、当該例示はMDT継続測定の記録による位置予測を示す。予測位置情報を特定する際に、以下のステップを含む。
【0061】
1.基地局は、コアネットワークから送信された、UEコンテキストセットアップ要求(initial context setup request)メッセージ、ハンドオーバー要求メッセージ(handover request)、又は経路要求メッセージ(Trace start)などの、当該UEのMDT予測位置測定をアクティブ化する指示を運ぶUE関連メッセージを受信する。
【0062】
2.基地局はエアインターフェースを介してUEへMDT測定アクティブ化記録情報を送信する。MDT測定アクティブ化記録情報は、MDT測定アクティブ化情報を運ぶ。MDT測定アクティブ化記録情報は、MDT継続測定報告指示情報、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、INACTIVE状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、UEに関連測定を行わせると指示するためのMDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を運ぶ。
【0063】
MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続されたセル識別子又は滞在セル識別子の識別及び記録の要否の指示情報、速度の測定の要否を示す指示情報、UE方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を運ぶ。
【0064】
MDT位置予測測定構成情報が設定される場合、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定することと、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、INACTIVE状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することを指示する。
【0065】
3.UEはMDT測定アクティブ化情報を受信し、その内容に基づいて、アイドル状態(IDLE)、INACTIVE状態、又は接続状態(CONNECTED)のそれぞれで対応する測定を行う。
【0066】
4.基地局は、エアインターフェースを介してUEへメッセージ要求情報(UE Information Request)を送信し、UEに対して報告すべきMDT測定を指示する。
【0067】
5.UEは、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子、1つの時点又は複数の時点のUE移動方向角、1つの時点又は複数の時点のUE移動速度のうちの1つ又は複数の、UEの連続状態での連続履歴位置測定情報を含むUEメッセージ応答情報(UE Information Response)を基地局へ送信する。
【0068】
6.基地局は、受信したUE測定レポートをロケーションサービスネットワークエレメントへ送信する。
【0069】
7.ロケーションサービスネットワークエレメントは、UEの連続状態での連続履歴位置測定情報に基づいて、UEの現在位置、及び、将来のある時点或いは将来のある時間帯の予測位置や予測セルを計算する。
【0070】
8.ロケーションサービスネットワークエレメントは、予測位置情報を基地局へ送信する。ここで、予測位置情報は、1つ又は複数のUEの将来のある時点或いは将来のある時間帯の予測位置を含み、例えば、予測した経緯度座標、予測した所在セル識別子、予測した標高情報、予測したあるセルとの接続ビーム識別子情報、予測した所在追跡領域情報(Tracking Area、TA)のうちの1つ又は複数であってもよい。
【0071】
9.基地局は、ロケーションサービスネットワークエレメントから送信された予測位置情報又は予測セル位置を受信し、UEの予測位置又は予測セルを使用してネットワークの最適化を行う。
【0072】
予測位置情報の特定はコアネットワークによって行うこともできることに注意すべきである。
【0073】
図2bは本出願の実施例に係る他の予測位置情報を特定する模式的なフローチャートである。図2bを参照し、当該例示は位置予測MDT測定配置による位置予測を示す。当該例示において、予測位置情報を特定する際に、基地局はエアインターフェースを介してUEへRRCメッセージなどのMDT測定構成情報を送信し、関連UEに関連測定を行うことを指示する。ここで、RRCメッセージはRRCセットアップ要求メッセージ又はRRC再構成メッセージであってもよく、位置予測要求メッセージ(Location-prediction Request)などの新しいメッセージであってもよい。RRCメッセージは、MDT継続測定報告指示、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、INACTIVE状態で接続されたMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうち、少なくとも1つを運ぶ。
【0074】
本出願の1つ又は複数の実施例によれば、例1は位置予測するための測定方法を提供し、当該測定方法は、基地局が、UEがアイドル状態、INACTIVE状態又は接続状態でMDTを継続測定して収集することを指示するためのMDT測定構成情報をUEへ送信することと、基地局が、UEから送信された、アイドル状態のMDT測定量、INACTIVE状態のMDT測定量、接続状態のMDT測定量のうちの1つ又は複数の状態の測定量を含むMDT測定レポートを受信することと、を含む。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1に記載の方法による例2において、基地局がMDT測定構成情報をUEへ送信することは、以下のことを含む。
【0076】
基地局は、エアインターフェースを介して、LoggedMDT測定アクティブ化メッセージをUEへ送信する。ここで、LoggedMDT測定アクティブ化メッセージは、MDT継続測定報告指示、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、INACTIVE状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を運ぶ。
【0077】
又は、基地局は、エアインターフェースを介して、UEへRRCメッセージを送信する。ここで、RRCメッセージは、RRCセットアップ要求メッセージ又はRRC再構成メッセージであってもよい。ここで、RRCメッセージは、MDT継続測定報告指示情報、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、INACTIVE状態で接続されたMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT位置予測測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの少なくとも1つを運ぶ。
【0078】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1又は例2に記載の方法による例3において、MDT位置予測測定構成情報が設定される場合、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定し、接続状態(RRC_CONNECTED)のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、INACTIVE状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、アイドル状態(RRC_IDLE)で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定するように構成(コンフィグ)される。
【0079】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1~例3のいずれか1つに記載の方法による例4において、MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報、速度の測定の要否を示す指示情報、UE方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0080】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1に記載の方法による例5について説明する。
【0081】
測定レポートは、アイドル状態、INACTIVE状態、及び接続状態の1つ又は複数の状態のMDT測定量を含む。
【0082】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1に記載の方法による例6において、測定レポートは、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子、1つの時点又は複数の時点のUE移動方向角、1つの時点又は複数の時点のUE移動速度のうちの1つ又は複数のUE連続状態での連続履歴位置測定情報を含む。
【0083】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、例1に記載の方法による例7において、基地局がUEのMDT測定レポートをロケーションサービスネットワークエレメントへ送信することと、ロケーションサービスネットワークエレメントが連続履歴位置測定情報に基づいて、UEの現在位置、及び、将来のある時点或いは将来のある時間帯の予測位置情報又は予測セル情報を計算することと、をさらに含む。
【0084】
例示的な一実施形態において、本出願はさらに測定装置を提供する。図3は本出願の実施例に係る測定装置の構成の模式図である。当該装置は、第1通信ノードに配置されてもよい。図3に示すように、当該装置は、前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示するMDT測定構成情報を取得するように構成される取得モジュール31と、前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送するように構成される生成モジュール32と、を備える。
【0085】
本実施例に係る測定装置は図1に示す実施例の測定方法を実現するために使用され、本実施例に係る測定装置の実現原理及び技術効果は図1に示す実施例の測定方法と類似であり、ここで繰り返し説明しない。
【0086】
上記実施例を踏まえて、上記実施例の変形実施例を提示する。ここで、説明の便宜上、変形実施例において、上記実施例との相違点についてのみ説明する。
【0087】
一実施例において、前記MDT測定構成情報はRRCメッセージ、及びMDT測定アクティブ化記録情報ののいずれか一方であり、RRCメッセージはRRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージである。
【0088】
一実施例において、前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、1つ又は複数の状態の測定量を含む。
【0089】
一実施例において、前記測定レポートは前記第1通信ノードの連続状態での連続履歴位置測定情報を含み、前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セル識別子、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度のうちの1つ又は複数を含む。
【0090】
一実施例において、前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報、MDT継続測定報告指示情報、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0091】
一実施例において、前記MDT測定構成情報がMDT位置予測測定構成情報を含む場合に、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定し、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定し、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することを指示する。
【0092】
一実施例において、MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続セル識別子の識別及び記録の要否を示す指示情報、速度測定の要否を示す指示情報、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0093】
例示的な一実施形態において、本出願はさらに他の測定装置を提供する。図4は本出願の実施例に係る測定装置の構成の模式図である。当該装置は、第2通信ノードに配置されてもよい。図4に示すように、当該装置は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示するMDT測定構成情報を転送するように構成される転送モジュール41と、前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得するように構成される取得モジュール42と、を備える。
【0094】
本実施例に係る測定装置は図2に示す実施例の測定方法を実現するために使用され、本実施例に係る測定装置の実現原理及び技術効果は図2に示す実施例の測定方法と類似であり、ここで繰り返し説明しない。
【0095】
上記実施例を踏まえて、上記実施例の変形実施例を提出する。ここで、説明の便宜上、変形実施例において、上記実施例との相違点についてのみ説明する。
【0096】
一実施例において、前記MDT測定構成情報はRRCメッセージ、及びMDT測定アクティブ化記録情報ののいずれか一方であり、RRCメッセージはRRCセットアップ要求メッセージ、RRC再構成メッセージ、又は位置予測要求メッセージであり、前記MDT測定構成情報はMDT予測位置測定の指示情報を取得した後に転送される。
【0097】
一実施例において、前記測定レポートは、アイドル状態、非アクティブ状態、及び接続状態のうち、1つ又は複数の状態の測定量を含む。
【0098】
一実施例において、前記測定レポートは前記第1通信ノードの連続状態での連続履歴位置測定情報を含む。前記連続履歴位置測定情報は、1つの時点又は複数の時点の経緯度座標、1つの時点又は複数の時点の接続セルID、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動方向角、1つの時点又は複数の時点の前記第1通信ノードの移動速度のうちの1つ又は複数を含む。
【0099】
一実施例において、前記MDT測定構成情報は、MDT測定アクティブ化情報、MDT継続測定報告指示情報、接続状態のMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを示す指示情報、MDT位置予測測定構成情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0100】
一実施例において、前記MDT測定構成情報がMDT位置予測測定構成情報を含む場合に、MDT測定アクティブ化情報は、MDT継続測定報告指示を肯定と設定することと、接続状態のMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、非アクティブ状態で接続されたMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することと、アイドル状態で停留したMDT測定を記録するか否かを肯定と設定することを指示する。
【0101】
一実施例において、MDT位置予測測定構成情報は、位置測定周期、位置予測測定配置有効時間、経緯度座標の測定の要否を示す指示情報、標高の測定の要否を示す指示情報、接続セル識別子の測定及び記録の要否を示す指示情報、速度測定の要否を示す指示情報、前記第1通信ノードの移動方向角の測定の要否を示す指示情報のうちの1つ又は複数を含む。
【0102】
一実施例において、当該装置は予測位置情報取得モジュールをさらに備え、予測位置情報取得モジュールは、前記測定レポートを転送し、前記測定レポートに基づいて生成された情報であって、ネットワークの最適化を行うために使用される予測位置情報を取得するように構成される。
【0103】
例示的な一実施形態において、本出願の実施例は、さらに第1通信ノードを提供する。図5は本出願の実施例に係る第1通信ノードの構成の模式図である。図5に示すように、本出願に係る第1通信ノードは、1つ又は複数のプロセッサ51及び記憶装置52を備え、当該第1通信ノードには1つ又は複数のプロセッサ51があってもよい。図5では、プロセッサ51が1つあることを例とする。記憶装置52は1つ又は複数のプログラムを記憶するためのものであり、前記1つ又は複数のプログラムは、前記1つ又は複数のプロセッサ51で実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサ51に本出願の図1に記載の測定方法を実現させる。
【0104】
第1通信ノードは、通信装置53、入力装置54及び出力装置55をさらに備える。
【0105】
第1通信ノードにおけるプロセッサ51、記憶装置52、通信装置53、入力装置54、及び出力装置55はバスや他の形態で接続されてもよい。図5では、バスによる接続を例とする。
【0106】
入力装置54は入力された数字や文字情報を受け入れ、第1通信ノードのユーザ設定及び機能制御に関するボタン信号入力を発生するためのものである。出力装置55はディスプレイ等の表示デバイスを備えてもよい。
【0107】
通信装置53はレシーバー及びトランスミッターを備えてもよい。通信装置53はプロセッサ51の制御によって情報を受送信するように構成される。当該情報はMDT測定構成情報及び測定レポートを含むが、これらに限定されない。
【0108】
記憶装置52は、コンピュータ可読記憶媒体として、本出願の図1に示す測定方法に対応するプログラム指令/モジュール(例えば、測定装置における取得モジュール31及び生成モジュール32)などの、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するように構成されてもよい。記憶装置52はプログラム記憶エリア及びデータ記憶エリアを含んでもよく、プログラム記憶エリアは操作システム、少なくとも1つ機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶し、データ記憶エリアは第1通信ノードを使用することにより作成されたデータ等を記憶する。なお、記憶装置52はRAM(Random Access Memory)を含んでもよく、さらに、不揮発性メモリを含んでもよい。不揮発性メモリは、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどである。いくつかの実例において、記憶装置52は、さらに、プロセッサ51に対して遠隔に設けられたメモリを含んでもよく、これらの遠隔なメモリはネットワークを介して第1通信ノードに接続される。上記ネットワークの実例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0109】
例示的な一実施形態において、本出願の実施例は、さらに第2通信ノードを提供する。図6は本出願の実施例に係る第2通信ノードの構成の模式図である。図6に示すように、本出願に係る第2通信ノードは1つ又は複数のプロセッサ61及び記憶装置62を備え、当該第2通信ノードには1つ又は複数のプロセッサ61があってもよい。図6では、プロセッサ61が1つあることを例とする。記憶装置62は1つ又は複数のプログラムを記憶するためのものであり、前記1つ又は複数のプログラムは、前記1つ又は複数のプロセッサ61で実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサ61に本出願の図2に記載の測定方法を実現させる。
【0110】
第2通信ノードは、通信装置63、入力装置64及び出力装置65をさらに備える。
【0111】
第2通信ノードにおけるプロセッサ61、記憶装置62、通信装置63、入力装置64、及び出力装置65はバスや他の形態で接続されてもよい。図6では、バスによる接続を例とする。
【0112】
入力装置64は入力された数字や文字情報を受け入れ、第2通信ノードのユーザ設定及び機能制御に関するボタン信号入力を発生するためのものである。出力装置65はディスプレイ等の表示デバイスを含んでもよい。
【0113】
通信装置63はレシーバー及びトランスミッターを備えもよい。通信装置63はプロセッサ61の制御によって情報を受送信するように構成される。情報はMDT測定構成情報及び測定レポートを含むが、これらに限定されない。
【0114】
記憶装置62は、コンピュータ可読記憶媒体として、本出願の図2に示す測定方法に対応するプログラム指令/モジュール(例えば、測定装置における転送モジュール41及び取得モジュール42)などの、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するように構成されてもよい。記憶装置62はプログラム記憶エリア及びデータ記憶エリアを含んでもよく、プログラム記憶エリアは操作システム、少なくとも1つ機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶し、データ記憶エリアはデバイスを使用することにより作成されたデータ等を記憶する。なお、記憶装置62は高速RAMを含んでもよく、さらに、不揮発性メモリを含んでもよい。不揮発性メモリは、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどである。いくつかの実例において、記憶装置62は、さらに、プロセッサ61に対して遠隔に設けられたメモリを含んでもよく、これらの遠隔なメモリはネットワークを介して第2通信ノードに接続される。上記ネットワークの実例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0115】
本出願の実施例は、さらにコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体を提供する。前記コンピュータプログラムがプロセッサで実行されると、本出願の任意の上記測定方法を実現させる。前記記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサで実行されると、本出願の実施例における任意の上記測定方法を実現させる。第1通信ノードに適用される測定方法及び第2通信ノードに適用される測定方法のうち、第1通信ノードに適用される測定方法は、前記第1通信ノードが最小化ドライブテストMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を取得することと、前記MDT測定構成情報に基づいて測定レポートを生成して転送することと、を含む。
【0116】
第2通信ノードに適用される測定方法は、第1通信ノードがMDTの継続測定を行うことを指示する、MDT測定構成情報を転送することと、前記第1通信ノードから転送された、ネットワークの最適化に用いられる測定レポートを取得することと、を含む。
【0117】
本出願の実施例のコンピュータ記憶媒体は、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせを採用してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、半導体のシステム、装置やデバイス、又は、任意の上記したものの組み合わせであるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(網羅的ではないリスト)は、1つ又は複数のワイヤの電気的な接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、光ファイバ、CD-ROM (Compact Disc Read Only Memory)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む。コンピュータ可読記憶媒体は、指令実行システム、装置やデバイスによって使用される、又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを含む、又は格納する任意の有形の媒体であってもよい。
【0118】
コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードが組み込まれた、ベースバンドで、またはキャリア波の一部として伝播されたデータ信号を含んでもよい。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む様々な形態であってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。当該コンピュータ可読媒体は、指令実行システム、装置やデバイスによって使用される、又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は転送することができる。
【0119】
コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で転送されることができ、任意の適切な媒体は無線、ワイヤ、光ケーブル、RF(Radio Frequency)等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0120】
本出願の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語またはそれらの組み合わせで記述されることができる。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語だけでなく、「C」言語や類似なプログラミング言語などの常用の手続き型プログラミング言語も含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行されてもよいし、一部がユーザコンピュータで実行されてもよいし、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、一部がユーザコンピュータで実行され、かつ、他の一部がリモートコンピュータで実行されてもよいし、又は、完全にリモートコンピュータ或いはサーバで実行されてもよい。遠隔コンピュータの場合、遠隔コンピュータは、LAN(Local Area Network、)やWAN(Wide Area Network)などの任意のタイプのネットワークを介して、ユーザコンピュータ、又は、外部コンピュータに接続(例えば、インターネットサービスプロバイダーによってインターネットによる接続)されてもよい。
【0121】
以上は、単に本出願の例示的な実施例であり、本出願の特許範囲を限定するものではない。
【0122】
当業者は、ユーザ機器という用語が、携帯電話、ポータブルデータ処理装置、ポータブルウェブブラウザや車載モバイル端末などの任意の適切なタイプの無線ユーザ機器を含むと理解すべきである。
【0123】
一般的に、本出願の様々な実施例は、ハードウェアや専用回路、ソフトウェア、ロジック、又は、それらの任意の組み合わせで実現されてもよい。例えば、いくつかの態様はハードウェアで実現され、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサや他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアやソフトウェアで実現されてもよいが、本出願はこれに限定されない。
【0124】
本出願の実施例は、移動装置のデータプロセッサでコンピュータプログラム指令を実行することで実現され、例えば、プロセッサエンティティにおいて、ハードウェア、又はソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実現される。コンピュータプログラム指令は、アセンブリ命指令、ISA(Instruction Set Architecture)指令、マシン指令、マシン関連指令、マイクロコード、ファームウェア指令、状態設定データ、又は1種類或いは数種類のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードやオブジェクトコードであってもよい。
【0125】
本出願の図面におけるいずれの論理的フローのブロック図は、プログラムステップを示すこともできるし、互いに接続されるロジック回路、モジュール及び機能を示すこともできるし、プログラムステップとロジック回路、モジュール及び機能との組み合わせを示すこともできる。コンピュータプログラムはメモリ内に格納されることができる。メモリは、ローカルの技術環境に適した任意のタイプであり、かつ任意の適切なデータ記憶技術を使用して実現されてもよい。例えば、任意の適切なデータ記憶技術は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、光メモリ装置及びシステム(DVD(Digital Video Disc)やCD(Compact Disk))等を含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、非一時的な記憶媒体を含んでもよい。データプロセッサはローカルの技術環境に適した任意のタイプであってもよく、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、)、FGPA(Field-Programmable Gate Array)及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサを含むが、これらに限定されない。
図1
図2
図2a
図2b
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】