(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-13
(54)【発明の名称】情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 76/00 20180101AFI20230906BHJP
【FI】
H04W76/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023512174
(86)(22)【出願日】2021-09-28
(85)【翻訳文提出日】2023-02-17
(86)【国際出願番号】 CN2021121283
(87)【国際公開番号】W WO2022068807
(87)【国際公開日】2022-04-07
(31)【優先権主張番号】202011066531.2
(32)【優先日】2020-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202110038377.6
(32)【優先日】2021-01-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100102532
【氏名又は名称】好宮 幹夫
(74)【代理人】
【識別番号】100194881
【氏名又は名称】小林 俊弘
(74)【代理人】
【識別番号】100215142
【氏名又は名称】大塚 徹
(72)【発明者】
【氏名】柯 小婉
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067EE24
(57)【要約】
本出願の実施例は、接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。本出願の実施例によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法。
【請求項2】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップは、第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信するステップを含み、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項1又は2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップの後に、
前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信するステップと、
前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信することのうちの少なくとも一つを実行するステップと、を更に含み、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含み、
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行するステップであって、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行するステップであって、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含むステップを更に含む、請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報が含まれない場合に、長時間復帰が指示される、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第1ネットワークへ前記第1復帰情報を送信するステップの後に、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するステップを更に含み、
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項9】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップの後に、又は、前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信するステップの後に、第2確認情報を受信するステップを更に含み、
前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む、請求項1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項10】
第2通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するステップと、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するステップと、を含み、
第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、情報処理方法。
【請求項11】
前記第3操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドするか否かを決定する操作、
データチャネルを活性化するか否かを決定する操作、
下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断するか否かを決定する操作、
データチャネルを復旧しない操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作、及び
第2確認情報を送信する操作のうちの少なくとも一つを含む、請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作は、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記のデータチャネルを復旧しない操作は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータに対応するデータチャネルを復旧しないこと、全てのデータチャネルを復旧しないこと、対応する上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータのないデータチャネルを復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含む、請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記第3操作は、
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、
非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを更に含む、請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項14】
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信する前記ステップの後に、
前記端末の送信する復帰確認情報を受信するステップと、
前記復帰確認情報により前記第3操作を実行するステップと、を更に含み、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む、請求項13に記載の情報処理方法。
【請求項15】
前記第3操作を実行するステップは、
第4条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第4条件は、
端末と第1ネットワークとの接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信したこと、
端末と第1ネットワークとの接続の確立及び/又は接続の復旧がなされたこと、
前記第1復帰情報が空きであるか、第1復帰情報が受信されていないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報と、長時間復帰を指示するための第4指示情報と、データ接続チャネルを復旧するリクエスト情報と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰確認情報は、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第5条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第5条件は、
前記第1復帰情報が、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、更新された第1補助情報、前記第1ネットワークに復帰する時間長、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報のうちの少なくとも一つを含むこと、
前記復帰確認情報が、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、前記の第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むこと、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第6条件を満たした場合に、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行するステップであって、
前記第6条件は、離脱を指示するための第5指示情報を受信したこと、復帰時間に到達したか、予定離脱時間に到達したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第7条件を満たした場合に、下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断する操作を実行するステップであって、
前記第7条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第8条件を満たした場合に、データチャネルを復旧しない操作を実行するステップであって、
前記第8条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこと、データチャネルのリクエスト情報を受信しており且つ前記データチャネルのリクエスト情報にデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報が含まれていること、のうちの少なくとも一つを含むステップを含む、請求項10又は14に記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む、請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む、請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項18】
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法。
【請求項19】
前記第1補助情報の失効時間は、前記第1ネットワークが前記失効時間に基づいて前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行することに用いられる、請求項18に記載の情報処理方法。
【請求項20】
第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む第2情報を受信するステップと、
前記第2情報により、第4操作を実行するステップと、を含む、情報処理方法。
【請求項21】
前記第4操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、のうちの少なくとも一つを含む、請求項20に記載の情報処理方法。
【請求項22】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、
前記第1補助情報の失効時間を延長すること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項20に記載の情報処理方法。
【請求項23】
第9条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行し、
前記第9条件は、
前記有効時間が切れる前又は失効時間が始まる前に、端末が前記第1ネットワークに復帰しないこと、
前記有効時間が切れたこと、
前記失効時間に到達したこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第10条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行し、
前記第10条件は、延長された第1補助情報の失効時間を受信したこと、延長された第1補助情報の有効時間を受信したこと、第1補助情報の有効時間が切れる前にあること、第1補助情報の失効時間が始まる前にあること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項20に記載の情報処理方法。
【請求項24】
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するために用いられる第1送信ユニットを備える、情報処理装置。
【請求項25】
前記第1送信ユニットは、
第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信するために用いられ、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項24に記載の情報処理装置。
【請求項26】
前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項24又は25に記載の情報処理装置。
【請求項27】
前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信するために用いられる第1受信ユニットと、
前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられる再度決定ユニットと、を更に備え、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含み、
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む、請求項24に記載の情報処理装置。
【請求項28】
下記のことに用いられる第1実行ユニットを更に備え、即ち、
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行し、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行し、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含む請求項27に記載の情報処理装置。
【請求項29】
前記第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報が含まれない場合に、長時間復帰が指示される、請求項24に記載の情報処理装置。
【請求項30】
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられる第2実行ユニットを更に備え、
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である、請求項24に記載の情報処理装置。
【請求項31】
前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む、請求項24に記載の情報処理装置。
【請求項32】
第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む第2確認情報を受信するために用いられる第5受信ユニットを更に備える、請求項24又は27に記載の情報処理装置。
【請求項33】
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するために用いられる第2受信ユニットと、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するために用いられる第3実行ユニットと、を備え、
第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、情報処理装置。
【請求項34】
前記第3操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドするか否かを決定する操作、
データチャネルを活性化するか否かを決定する操作、
下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断するか否かを決定する操作、
データチャネルを復旧しない操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作、及び
第2確認情報を送信する操作のうちの少なくとも一つを含む、請求項33に記載の情報処理装置。
【請求項35】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作は、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記のデータチャネルを復旧しない操作は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータに対応するデータチャネルを復旧しないこと、全てのデータチャネルを復旧しないこと、対応する上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータのないデータチャネルを復旧しないことのうちの少なくとも一つを含む、請求項34に記載の情報処理装置。
【請求項36】
前記第3操作は、
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、
非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを更に含む、請求項33に記載の情報処理装置。
【請求項37】
前記端末の送信する復帰確認情報を受信するために用いられる第3受信ユニットと、
前記復帰確認情報により前記第3操作を実行するために用いられる第4実行ユニットと、を更に備え、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む、請求項36に記載の情報処理装置。
【請求項38】
前記第3操作を実行するステップは、
第4条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第4条件は、
端末と第1ネットワークとの接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信したこと、
端末と第1ネットワークとの接続の確立及び/又は接続の復旧がなされたこと、
前記第1復帰情報が空きであるか、第1復帰情報が受信されていないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報と、長時間復帰を指示するための第4指示情報と、データ接続チャネルを復旧するリクエスト情報と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰確認情報は、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第5条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第5条件は、
前記第1復帰情報が、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、更新された第1補助情報、前記第1ネットワークに復帰する時間長、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報のうちの少なくとも一つを含むこと、
前記復帰確認情報が、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、前記の第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むこと、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第6条件を満たした場合に、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行するステップであって、
前記第6条件は、離脱を指示するための第5指示情報を受信したこと、復帰時間に到達したか、予定離脱時間に到達したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第7条件を満たした場合に、下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断する操作を実行するステップであって、
前記第7条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第8条件を満たした場合に、データチャネルを復旧しない操作を実行するステップであって、
前記第8条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこと、データチャネルのリクエスト情報を受信しており且つ前記データチャネルのリクエスト情報にデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報が含まれていること、のうちの少なくとも一つを含むステップを含む、請求項33又は37に記載の情報処理装置。
【請求項39】
前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む、請求項33に記載の情報処理装置。
【請求項40】
前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む、請求項34に記載の情報処理装置。
【請求項41】
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するために用いられる第2送信ユニットを備える、情報処理装置。
【請求項42】
前記第1補助情報の失効時間は、前記第1ネットワークが前記失効時間に基づいて前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行することに用いられる、請求項41に記載の情報処理装置。
【請求項43】
第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む第2情報を受信するために用いられる第4受信ユニットと、
前記第2情報により、第4操作を実行するために用いられる第5実行ユニットと、を備える、情報処理装置。
【請求項44】
前記第4操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、及び
前記第1補助情報の有効に関連する操作のうちの少なくとも一つを含む、請求項43に記載の情報処理装置。
【請求項45】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、
前記第1補助情報の失効時間を延長すること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項43に記載の情報処理装置。
【請求項46】
第9条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行し、
前記第9条件は、
前記有効時間が切れる前又は失効時間が始まる前に、端末が前記第1ネットワークに復帰しないこと、
前記有効時間が切れたこと、
前記失効時間に到達したこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第10条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行し、
前記第10条件は、延長された第1補助情報の失効時間を受信したこと、延長された第1補助情報の有効時間を受信したこと、第1補助情報の有効時間が切れる前にあること、第1補助情報の失効時間が始まる前にあること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項43に記載の情報処理装置。
【請求項47】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1-9のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項18-19のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、端末。
【請求項48】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項10-17のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項20-23のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、ネットワーク側機器。
【請求項49】
プログラム又はコマンドを記憶しており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1-23のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【請求項50】
プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、請求項1-23のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップを実現するためのものである、チップ。
【請求項51】
不揮発性記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて請求項1-23のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項52】
請求項1-23のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップを実行するように配置される、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年9月30日に国家知識産権局で出願された、出願番号が202011066531.2で、出願名称が「情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願、及び2021年1月12日に国家知識産権局で出願された、出願番号が202110038377.6で、出願名称が「情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本出願に組み込まれている。
【0002】
本出願は、通信の技術分野に関し、特に、情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
単一送信機能のみを有するマルチプル加入者識別モジュール(Multiple Subscriber Identity Module,MUSIM)端末に対しては、端末は、同時に複数のネットワークとインタラクションできないので、複数のネットワークに関連するトラフィック及び/又はデータが存在する時に、複数の異なるネットワーク間で往復する必要がある。どのようにネットワークに復帰してトラフィック及び/又はデータを処理するかという問題は解決する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、どのようにネットワークに復帰してトラフィック及び/又はデータを処理するかという問題を解決できる、情報処理方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的問題を解決するために、本出願は下記のように実現する。
【0006】
第1態様において、本出願の実施例は、第1通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法を提供する。
【0007】
第2態様において、本出願の実施例は、第2通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するステップと、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0008】
第3態様において、本出願の実施例は、
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法を提供する。
【0009】
第4態様において、本出願の実施例は、
第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む第2情報を受信するステップと、
前記第2情報により、第4操作を実行するステップと、を含む、情報処理方法を提供する。
【0010】
第5態様において、本出願の実施例は、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するために用いられる第1送信ユニットを備える、情報処理装置を提供する。
【0011】
第6態様において、本出願の実施例は、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するために用いられる第2受信ユニットと、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するために用いられる第3実行ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0012】
第7態様において、本出願の実施例は、
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するために用いられる第2送信ユニットを備える、情報処理装置を提供する。
【0013】
第8態様において、本出願の実施例は、
第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む第2情報を受信するために用いられる第4受信ユニットと、
前記第2情報により、第4操作を実行するために用いられる第5実行ユニットと、を備える、情報処理装置を提供する。
【0014】
第9態様において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1態様又は第3態様のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、端末を提供する。
【0015】
第10態様において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第2態様又は第4態様のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、ネットワーク側機器を提供する。
【0016】
第11態様において、本出願の実施例は、プログラム又はコマンドを記憶しており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様から第4態様のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0017】
第12態様において、本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して第1態様から第4態様のいずれか一項に記載の情報処理方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【発明の効果】
【0018】
本出願の実施例によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰した後に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下において、実施例又は従来技術の説明に使用必要な図面を簡単に説明し、当然ながら、以下の説明における図面は本発明の実施例の一部であり、当業者であれば、これらの図面から他の図面に想到し得る。
【0020】
【
図1】本出願の一実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図2】本出願の別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図3】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図4】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図5】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図6】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートである。
【
図7】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図である。
【
図8】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図である。
【
図9】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図である。
【
図10】本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図である。
【
図11】本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構成の模式図である。
【
図12】本出願の実施例で提供されるネットワーク側機器の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本願の明細書及び特許請求の範囲における「含む」という用語及びそのいかなる変形も、非排他的に含むことを意図し、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ず明確に挙げられたステップ又はユニットに限定されるものではなく、さらに挙げられていない又はこれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。
【0022】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は、特定の順序又は先後順序を説明するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用されるデータは、本出願の実施例がここで図示又は説明される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。また、明細書および特許請求の範囲において「および/または」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
【0023】
本出願の実施例において、「例示的」又は「例えば」等の用語は、例、例証又は説明を示すためのものである。本出願の実施例において、「例示的」又は「例えば」と述べられるあらゆる実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案よりも好ましい又は優位的であると解釈されるべきではない。厳密に言えば、「例示的」又は「例えば」等の用語は具体的な形態で関連概念を示す目的で使用される。
【0024】
現在、単一送信機能のみを有するマルチプル加入者識別モジュール(Multiple Subscriber Identity Module,MUSIM)端末に対しては、端末は、同時に複数のネットワークへ上りリンク情報を送信できないので、異なるネットワーク間で往復する必要がある。
【0025】
以下では、図面を参照しながら本出願の実施例を紹介する。本出願の実施例で提供される情報処理方法、装置及び通信機器は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)/LTEの発展型(LTE-Advanced,LTE-A)システムに限定されず、更に、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access,TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access,OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access,SC-FDMA)のような他の無線通信システム及び他のシステムに利用可能である点である。本出願に係る実施例における「システム」と「ネットワーク」という用語は一般に相互に交換して使用することができ、説明される技術は上述したシステムと無線電信技術に用いてもよいし、他のシステムと無線電信技術に用いてもよい。但し、以下の説明では例示するためにニューラジオ(New Radio,NR)システムを説明し、且つ以下の大部分の説明においてNR用語を使用するが、これらの技術はNRシステム以外に適用可能であり、例えば第6世代(6th Generation,6G)通信システムにも適用可能である。
【0026】
本出願の実施例をより良好に理解するために、以下では、先に下記の技術要点について紹介する。
【0027】
マルチカード端末(マルチカードUEと呼んでもよい)とは、1台の機器に2つ又は2つよりも大きい加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module,SIM)カードを有するものである。前記SIMカードは電子SIMカード又は実体SIMカードである。ネットワークの角度から言えば、同一端末機器は異なるSIMカードと異なるUEを構成する。なお、マルチカード端末はマルチユニバーサル加入者識別モジュール(multiple universal subscriber identity module,MUSIM)端末と呼んでもよい。
【0028】
選択的に、マルチカード端末におけるSIMカードは、同一通信事業者に属するものであってもよいし、異なる通信事業者に属するものであってもよい。異なるSIMカードが加入する無線通信ネットワークは同じであっても、同じでなくてもよい。
【0029】
選択的に、SIMカードは、SIMカード、汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module,USIM)カード、組み込み式SIM(Embedded-SIM,eSIM)カードのうちの一つを含んでもよい。SIMカードは他の名称があってもよく、例えば、直接「カード」と称してもよく、本出願は限定しない。
【0030】
以下のいくつかのシーンが考えられる。
【0031】
シーン1において、端末はカードAのページングを受信し、重要なトラフィック(例えば、音声)であると判断し、端末は第1ネットワーク(例えば、カードBに対応するネットワーク)から離脱し、ページングを遮断するか、データをサスペンド又は廃棄するように第1ネットワークへ第1補助情報を送信し、続いて、第2ネットワーク(例えば、カードAに対応するネットワーク)に移行し、カードAの重要なトラフィックを完了した後に、端末はやはり第2ネットワークに留まることを選択してもよく、この時に、第1ネットワークが継続的にページングを遮断するか、データをサスペンド又は廃棄することは合理ではなくなる。その原因は、端末が第1ネットワークにおけるトラフィック及び/又はデータの情報を知りたいことである
【0032】
シーン2において、端末が第1ネットワークから離脱している間に、端末又はユーザが第1補助情報を更新又は削除した。この時に、どのように第1ネットワークと同期させるかは明らかでない。
【0033】
シーン3において、端末は第2ネットワークと接続している間に、いくつかの重要な上りリンクシグナリング(例えば、位置領域更新)を完成するために、第2ネットワークから短時間で離脱し、第1ネットワークに復帰する必要があり、完成した後に継続的に第2ネットワークに復帰し、この時にUEは本当に第1ネットワークに復帰するというわけでない。
【0034】
例えば、位置領域更新中に、PDU(Protocol Data Unit,プロトコルデータユニット)セッションの復旧によって、位置領域更新工程に長い遅延が発生し、UEが本当に第1ネットワークに復帰したいというわけではない場合に、第1補助情報はやはり有効となって、下りリンクデータを遮断し続けてもよく、データチャネル(例えば、PDUセッション)は復旧しなくてもよい。
【0035】
更に例えば、IMS(IP Multimedia Subsystem,IPマルチメディアシステム)が鼓動的に報告する場合に、伝送するにはIMSのPDUセッションのリソースを復旧する必要があり、この時に、ついでに他のPDUセッションを復旧することを並列実行してもよい。
【0036】
更に例えば、ビジー指示busy indicationは、即ちページングを拒否することであり、全てのPDUセッションを復旧する必要がない。
【0037】
更に例えば、IMSの周期的報告に対しては、端末は選択的に個別のPDUセッションを活性化してもよい。
【0038】
シーン3.1において、端末が本当に第1ネットワークに復帰した後に、第1ネットワークは下りリンクデータ又はシグナリング、特にその前の第1補助情報において遮断されたデータ種類をバッファしている可能性があり、ユーザプレーン接続を活性化するか否かについては下りリンクを考慮する必要がある。
【0039】
サブシーン3.1では、第1補助情報においてサスペンドされるトラフィック又はPDUセッションが1であるが、端末が第1ネットワークに復帰する時に、トラフィック又はPDUセッションを発生しているのは2のデータであり、このように、第1ネットワークから離脱するか、本当に第1ネットワークに復帰して2のデータを受け付けるかを決定するために、端末は2の情報を知る必要があり、端末は第1ネットワークに復帰すると決定した時に、端末のカードAでの状態を非接続状態に設定してもよい。
【0040】
従って、下記の問題を解決する必要がある。
【0041】
問題1としては、端末がネットワークから離脱している間又は端末が短時間でネットワークに復帰している時に、第1補助情報の更新と失効の問題をどのように処理するかということである。
【0042】
問題2としては、端末がネットワークに復帰する時に、端末が短時間で復帰するか、本当に復帰するか、UP接続を復旧する必要があるか否かをネットワークがどのように知るかということである。
【0043】
本出願の選択可能な一実施例では、トラフィック及び/又はデータの種類情報は、ページングメッセージ中のページング原因、通知メッセージ中の通知種類情報で表現してもよい。トラフィック及び/又はデータの種類情報は、ネットワーク側のトラフィック及び/又はデータの種類情報であってもよい。前記データの種類情報はデータの属するトラフィックの種類情報、データ自身の種類情報(例えば、制御プレーンシグナリング)を含む。
【0044】
本出願の選択可能な一実施例では、データの種類情報は、制御プレーンシグナリング(例えば、NASシグナリング)、ユーザプレーンデータ、データの属するトラフィック種類のうちの少なくとも一つを含むが、これらに限定されない。制御プレーンシグナリングは、CN位置更新の少なくとも一つを含んでもよいが、これに限定されない。
【0045】
本出願の選択可能な一実施例では、トラフィック及び/又はデータの種類情報は、IMS、IMS音声トラフィック、位置サービス(LCS)、ショートメッセージ、制御プレーンシグナリング(例えば、CN位置更新)、IMSシグナリング(例えば、IMS周期的報告)、ページング受信、RAN通知、ページングに対する拒否応答(例えば、busy indication)、IPv6ブロードキャスト等のうちの少なくとも一つを含むが、これらに限定されない。一般的には、IMSは専用のデータチャネル(例えば、PDUセッション)を有する。IMSに用いられるデータチャネルはデータが存在する時に、対応するトラフィック及び/又はデータの種類情報を推定できる。IMSは、IMS音声、IMSショートメッセージ、IMSシグナリング等のうちの少なくとも一つを含む。
【0046】
本出願の選択可能な一実施例では、第1ネットワークに短時間で復帰する目的は上りリンクデータ及び/又は上りリンクトラフィックを含むが、これらに限定されない。データは制御プレーン及び/又はユーザプレーンデータを含む。例えば、上りリンクデータであり、例えば、位置更新である。例えば、端末が位置領域の範囲外に移動しており、位置を第1ネットワークに更新する必要がある。位置更新工程が終了した時に、第1ネットワークでやはり第1ネットワークの下りリンクデータ及び/又は下りリンクトラフィックをサスペンドしてもよいことが理解しやすい。このように、端末は第1ネットワークからできるだけ速く離脱して第2ネットワークに復帰し、第2ネットワークのトラフィックを継続することができる。
【0047】
本出願の選択可能な一実施例では、前記ページングは、通知ページングメッセージ、通知メッセージのうちの少なくとも一つを含む。
【0048】
本出願の選択可能な一実施例では、前記時間は、時間長、時点のうちの少なくとも一つを含んでもよい。例えば、前記予定離脱時間は、予定離脱時点を含んでもよい。前記復帰時間は、復帰時間長を含んでもよい。本出願の選択可能な一実施例では、前記復帰時間は第1ネットワークに復帰する時間であり、前記予定離脱時間は第1ネットワークから離脱する予定時間である。
【0049】
(1)一実施形態では、前記第1ネットワークに復帰する時間は前記第1ネットワークに復帰する時間長を含む。(2)一実施形態では、第1ネットワークから離脱する予定時間は第1ネットワークから離脱する予定時点である。
【0050】
本出願の選択可能な一実施例では、端末が第1ネットワークへ送信する復帰時間(例えば、時間長)又は予定離脱時間(例えば、時間長)は、端末と第2ネットワークが約束した、端末離脱後に接続状態を保持する時間(例えば、時間長)以下であってもよく、又は端末が第1ネットワークへ送信する復帰時間(例えば、時点)又は予定離脱時間(例えば、時点)は、端末と第2ネットワークが約束した、端末離脱後に接続状態を保持する時間(例えば、時点)よりも早く又はそれと等しくてもよい。
【0051】
本出願の選択可能な一実施例では、前記短時間離脱は、接続状態保持及び/又はデータ伝送サスペンドといった離脱方式を含む。
【0052】
本出願の選択可能な一実施例では、前記長時間離脱は非接続状態に進むといった離脱方式を含む。
【0053】
本出願の選択可能な一実施例では、前記短時間復帰は、制限された規定時間長を有する接続確立及び/又は復旧、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断する接続確立及び/又は復旧、第1復帰情報を含む接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエスト、第1指示情報を含む接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエスト、復帰時間又は予定離脱時間を含む接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエストのうちの少なくとも一つを含む。
【0054】
本出願の選択可能な一実施例では、前記長時間復帰は、非短時間復帰の復帰方式、非短時間復帰の接続確立及び/又は復旧、時間長が制限されない接続確立及び/又は復旧、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断しない接続確立及び/又は復旧、第1復帰情報により操作を行わない接続確立及び/又は復旧、第1指示情報により操作を行わない接続確立及び/又は復旧、復帰時間又は予定離脱時間により操作を行わない接続確立及び/又は復旧、第1復帰情報を含まない接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエスト、第1指示情報を含まない接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエスト、復帰時間又は予定離脱時間を含まない接続確立リクエスト及び/又は復旧リクエストのうちの少なくとも一つを含む。
【0055】
前記接続は端末とネットワークとの間の接続の略称である。
【0056】
本出願の選択可能な一実施例では、端末と第1ネットワークとの接続をサスペンドすることは、端末と第1ネットワークとの接続を非アクティビティ状態に設定すること、端末のコンテキストを保存すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0057】
本出願の選択可能な一実施例では、非接続状態は、アイドル状態と非アクティビティ状態のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0058】
(1)本出願の選択可能な一実施例では、非アクティビティ状態はRRC非アクティビティ状態を含む。本出願の選択可能な一実施例では、アイドル状態はRRCアイドル状態、CMアイドル状態のうちの少なくとも一つを含む。
【0059】
本出願の選択可能な一実施例では、端末とネットワークの接続はRRC接続、NAS層接続のうちの少なくとも一つを含む。
【0060】
(1)本出願の選択可能な一実施例では、前記端末と第1ネットワークとの接続は、端末と第1ネットワークとのRRC接続、端末と第1ネットワークとの接続管理(Connection Management,CM)接続のうちの少なくとも一つを含む。
【0061】
(2)本出願の選択可能な一実施例では、前記端末と第2ネットワークとの接続は、端末と第2ネットワークとのRRC接続、端末と第2ネットワークとの接続管理(Connection Management,CM)接続のうちの少なくとも一つを含む。
【0062】
本出願の選択可能な一実施例では、データチャネルは、PDUセッション、サービス品質(Qualitiy of service,Qos)フロー、進化したパケットシステム(Evolved Packet System,EPS)ベアラ、PDPコンテキスト、DRB、SRB、インターネットプロトコルセキュリティ(Internet Protocol Security,IPsec)アソシエーションのうちの少なくとも一つを含む。
【0063】
本出願の選択可能な一実施例では、前記第1復帰情報は、前記第1復帰情報に基づいて第1補助情報、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して操作を実行するように、前記第1ネットワークに指示するためのものとなってもよい。前記操作は遮断操作及び/又は遮断解除操作を含む。
【0064】
本出願の選択可能な一実施例では、前記第1補助情報は、端末がネットワークへ提供する、端末と前記ネットワークの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報(前記操作が遮断操作を含む)を含む。一実施形態では、端末は、第1ネットワークから離脱する時に、第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供する。前記第1補助情報は離脱補助情報又はマルチカード端末補助情報と称してもよい。本出願の選択可能な一実施例では、端末は、第1ネットワークから離脱する時に、第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供する。前記第1補助情報は離脱補助情報又はマルチカード端末補助情報と称してもよい。
【0065】
本出願の選択可能な一実施例では、前記第1補助情報は、全ての下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断すること、遮断されるデータチャネルの情報、遮断されるトラフィックの情報、遮断されるページング原因、遮断されないデータチャネルの情報、遮断されないトラフィックの情報、遮断されないページング原因のうちの少なくとも一つを含む。
【0066】
本出願の選択可能な一実施例では、前記遮断は、バッファすること、廃棄すること、阻止すること、拒否すること、送信しないこと、開始しないこと、サスペンドすること、のうちの少なくとも一つを含む。前記の第1データを遮断することは、第1データをバッファすること、第1データを廃棄すること、第1データを阻止すること、第1データを送信しないこと、のうちの少なくとも一つを含む。前記の第1トラフィックを遮断することは、第1トラフィックをバッファすること、第1トラフィックを廃棄すること、第1トラフィックを阻止すること、第1トラフィックを拒否すること、第1トラフィックを開始しないこと、第1トラフィックをサスペンドすること、のうちの少なくとも一つを含む。前記の第1ページングを遮断することは、第1ページングをバッファすること、第1ページングを廃棄すること、第1ページングを阻止すること、第1ページングを送信しないこと、第1ページングをサスペンドすること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0067】
本出願の選択可能な一実施例では、第1補助情報の失効時間は第1補助情報が失効する時点のうちの一つを含む。第1補助情報の有効時間は、第1補助情報有効締切時点、第1補助情報の有効時間長のうちの一つを含む。
【0068】
本発明の選択可能な一実施例では、接続確立リクエストは、RRC接続確立リクエスト、NAS接続確立リクエスト(例えば、登録リクエスト、サービスリクエスト)のうちの少なくとも一つを含む。
【0069】
本発明の選択可能な一実施例では、接続復旧リクエストは、RRC接続復旧リクエスト、NAS接続復旧リクエスト(例えば、登録リクエスト、サービスリクエスト)のうちの少なくとも一つを含む。
【0070】
本出願の選択可能な一実施例では、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報は、全ての下りリンクトラフィック及び/又は全ての下りリンクデータを遮断するための情報を含み、前記情報により、第2通信機器は全てのデータチャネルをサスペンドすることを保持できる。一実施形態では、前記の全ての下りリンクトラフィック及び/又は全ての下りリンクデータの情報は、端末のリクエストするトラフィック及び/又はデータに応答するトラフィック及び/又はデータ以外のものである。
【0071】
本出願の選択可能な一実施例では、下りリンクトラフィックは、ネットワークが開始する端末に関連するトラフィックであってもよい。前記下りリンクデータは、ネットワークが端末へ送信するデータであってもよい。
【0072】
本出願の選択可能な一実施例では、復旧と活性化は同じ意味であってもよく、いずれもデータチャネルに対するリソース割り当て、データチャネルの接続の復旧、データチャネルの活性化のうちの少なくとも一つを表してもよい。
【0073】
本出願の選択可能な一実施例では、確立と活性化は同じ意味であってもよい。いずれも接続の確立、接続に対する活性化、接続活性化、接続確立等のうちの少なくとも一つを表してもよい。
【0074】
本出願の選択可能な一実施例では、ネットワークがページングを送信することは、ページングメッセージによって送信するか、通知(Notification)メッセージによって送信することで実現してもよい。
【0075】
以下、図面を参照しながら本出願の実施例を紹介する。本出願の実施例で提供される接続制御方法、装置及び通信機器は、端末、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)ネットワークエレメント及びコアネットワーク(Core Network,CN)ネットワークエレメントを含むネットワークシステムに適用可能である。
【0076】
本出願の一実施例では、通信機器は、通信ネットワークエレメントデバイスと端末のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0077】
本出願の一実施例では、通信ネットワークエレメントは、コアネットワークエレメントと無線アクセスネットワークネットワークエレメントのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0078】
本出願の実施例では、コアネットワークエレメントは、コアネットワークデバイス、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、コアネットワークエレメント、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity,MME)、アクセスモビリティ管理機能(Access Management Function,AMF)、セッション管理機能(Session Management Function,SMF)、ユーザプレーン機能(User Plane Function,UPF)、サービングゲートウェイ(serving GW,SGW)、PDNゲートウェイ(PDN Gate Way,PDNゲートウェイ)、ポリシー制御機能(Policy Control Function,PCF)、ポリシー及び課金ルール機能ユニット(Policy and Charging Rules Function,PCRF)、サービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node,SGSN)、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node,GGSN)、統合データ管理(Unified Data Management,UDM)、統合データリポジトリ(Unified Data Repository,UDR)、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server,HSS)、アプリケーション機能(Application Function,AF)、集中ネットワーク構成(Centralized network configuration,CNC)のうちの少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0079】
本出願の実施例では、無線アクセスネットワークネットワークエレメントは、無線アクセスネットワークデバイス、無線アクセスネットワークノード、無線アクセスネットワーク機能、無線アクセスネットワークユニット、第3世代の移動体通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project,3GPP)無線アクセスネットワーク、非3GPP無線アクセスネットワーク、集約ユニット(Centralized Unit,CU)、分散ユニット(Distributed Unit,DU)、基地局、進化型基地局(evolved Node B,eNB)、5G基地局(gNB)、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller,RNC)、基地局(NodeB)、非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Inter Working Function,N3IWF)、アクセス制御(Access Controller,AC)ノード、アクセスポイント(Access Point,AP)デバイス又は無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks,WLAN)ノード、N3IWFのうちの少なくとも一つを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0080】
基地局は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications,GSM)又は符号分割多重接続(Code Division Multiple Access,CDMA)中の基地局(BTS、Base Transceiver Station)であってもよいし、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA)中の基地局(NodeB)であってもよいし、LTE中の進化型基地局(eNB又はe-NodeB,evolutional Node B)及び5G基地局(gNB)であってもよく、本出願の実施例は限定しない。
【0081】
本出願の実施例では、端末(UEを含む)は、端末機能をサポートする中継器及び/又は中継機能をサポートする端末を含んでもよい。端末は端末機器又はユーザ端末(User Equipment,UE)と呼んでもよく、端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載デバイス等の端末側デバイスであってもよく、本出願の実施例では端末の具体的な種類が限定されないことを説明する必要がある。
【0082】
本出願の選択可能な一実施例では、取得とは、配置から獲得したり、受信したり、リクエストしてから受信したり、自己学習によって取得したり、受信されない情報により導き出して取得したり、受信した情報により処理してから獲得したりすることであると理解してもよく、具体的には実際の必要に応じて決定でき、本出願の実施例はこれを限定しない。
【0083】
本出願の選択可能な一実施例では、送信は、ブロードキャスト、システムメッセージによるブロードキャスト、リクエスト応答後の復帰、専用シグナリング送信等を含んでもよい。
【0084】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
【0085】
図1を参照し、本出願の実施例は情報処理方法を提供し、当該方法の実行主体は第1通信機器であり、当該第1通信機器は端末であってもよく、
図1に示すように、当該方法は、
第1ネットワークへ第1情報を送信するステップ100を含み、
選択的に、第1ネットワークは、その前に端末から第1補助情報を提供されたことがあるネットワーク又は端末と接続したことがあるネットワークであってもよい。
【0086】
前記第1補助情報は、端末がネットワークへ提供する、端末と前記ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報を含み、前記操作は遮断操作を含む。
【0087】
前記第1情報は、接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含むが、これらに限定されない。
【0088】
一実施形態では、端末は第1ネットワークへ接続確立リクエスト及び/又は接続復旧リクエストを送信する。例えば、端末は、第2ネットワークの重要なトラフィックを完成した後に、第2ネットワークに留まり続けると同時に、第1ネットワークのトラフィック及び/又はデータの種類の情報の通知(例えば、ページング中のページング原因)を受信できることを希望する場合に、第2ネットワークから離脱し、第1ネットワークに復帰し、第1ネットワークへ接続確立リクエスト及び/又は接続復旧リクエストを送信し、第1ネットワークとの接続を確立及び/又は復旧するようにしてもよく、接続が確立又は復旧されると、第1ネットワークの通信機器(例えば、AMF)は第1補助情報を失効に設定してもよい。
【0089】
一実施形態では、端末は第1ネットワークへ第1復帰情報を送信する。
【0090】
ここで、第1復帰情報は、第1復帰情報に基づいて、第1補助情報、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して操作を実行するように第1ネットワークに指示するために用いられ、前記操作は遮断操作を含む。
【0091】
一実施形態では、端末は第1ネットワークから離脱する時に、第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供することを説明する必要がある。前記第1補助情報は離脱補助情報又はマルチカード端末補助情報と称してもよい。
【0092】
前記の「端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報」における操作は、遮断(例えば、block)操作を含む。
【0093】
一実施形態では、前記遮断は、バッファすること、廃棄すること、阻止すること、拒否すること、送信しないこと、開始しないこと、サスペンドすることのうちの少なくとも一つを含む。
【0094】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0095】
選択的に、第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信し、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0096】
具体的には、一実施形態では、端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱した場合に、第1復帰情報を送信する。
【0097】
一実施形態では、端末が第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で第1ネットワークに復帰した場合に、第1復帰情報を送信する。
【0098】
一実施形態では、端末が第1ネットワークから離脱したことがある場合に、第1復帰情報を送信する。
【0099】
端末が第1ネットワークから離脱したことがあるのは、端末が第1ネットワークから離脱した後に、第1ネットワークに復帰したことを含む。
【0100】
一実施形態では、端末が第1ネットワークに第1補助情報を提供したことがある場合に、第1復帰情報を送信する。
【0101】
端末が第1ネットワークに第1補助情報を提供したことがあるのは、端末が第1ネットワークに第1補助情報を提供した後に、第1補助情報を更新又は削除したことを含む。
【0102】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第1条件を満たした場合に、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0103】
選択的に、上記の各実施例の内容によれば、前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0104】
具体的には、一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報であってもよく、これによって、第1補助情報が失効することを第1ネットワークに明示的に指示する。
【0105】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報であってもよく、これによって、第1補助情報が有効であることを第1ネットワークに明示的に指示する。
【0106】
一実施形態では、前記第2指示情報は、端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、ページングの受付を拒否する指示、及びビジー指示のうちの少なくとも一つを含む。
【0107】
選択的に、前記のページングの受付を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、前記ページングを受け付けるのを拒否することを表す。前記のページングの受付を拒否することは、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立を拒否し、及び/又は、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否することを表してもよい。この時に、端末はページングの受付を拒否する指示をネットワークへ送信することができる。このように、端末がネットワークとの接続を復旧又は確立するようにリクエストするのは、ただページングの受付を拒否する指示を送信することを目的としてもよく、端末とネットワークとの接続を本当に復旧又は確立したいというわけではなく、及び/又は、シグナリング及び/又はデータ伝送を本当に復旧及び/又は活性化したいというわけではない。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。ページングの受付を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0108】
選択的に、前記の端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示を表す。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0109】
選択的に、前記の端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示を表してもよい。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0110】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、前記第1ネットワークに復帰する時間又は前記第1ネットワークから離脱する予定時間であってもよい。
【0111】
本出願の実施例では、前記時間は、時間長と時点を含むが、その中の1つに限定されることがない。
【0112】
一実施形態では、前記第1ネットワークに復帰する時間は、前記第1ネットワークに復帰する時間長を含む。
【0113】
一実施形態では、第1ネットワークから離脱する予定時間は、第1ネットワークから離脱する予定時点を含む。
【0114】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報であってもよく、これによって、端末が短時間で復帰するか、離脱する予定であることを第1ネットワークに明示的に指示する。
【0115】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、長時間復帰を指示するための第4指示情報であってもよい。
【0116】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報であってもよい。
【0117】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、データチャネルのリクエスト情報であってもよい。
【0118】
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0119】
一実施形態では、端末はデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報を第1ネットワークへ送信してもよい。
【0120】
データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報は、全てのデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報を含む。端末が短時間で復帰する時に、ネットワークは、全てのデータチャネルを復旧せず、トラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信して確認させた後に、端末が活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報により、リクエストされるデータチャネルを復旧するようにしてもよいことが理解しやすい。データチャネルの活性化によって長い遅延が発生するので、以上の操作によれば、端末はトラフィック及び/又はデータの種類が重要ではないと判定した時に、短時間復帰の目的を速やかに遂行して速やかに離脱することができる。
【0121】
ここで、活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報は、活性化するようにリクエストするデータチャネルの識別子情報のうちの少なくとも一つを含み、活性化するようにリクエストするデータチャネルの状態を活性化(例えば、Active)に設定する。
【0122】
活性化しないようにリクエストするデータチャネルの情報は、活性化しないようにリクエストするデータチャネルの識別子情報のうちの少なくとも一つを含み、活性化しないようにリクエストするデータチャネルの状態を不活性化(例えば、Inactive)に設定する。
【0123】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ送信する第1復帰情報は、更新された第1補助情報であってもよい。
【0124】
更新された第1補助情報は、更新された、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報を含む。選択的に、前記操作は遮断操作を含む。
【0125】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第1条件を満たした場合に、ネットワークへ第1復帰情報を送信し、第1復帰情報は、第1補助情報が無効又は有効であることを指示するための指示情報であってもよいし、短時間復帰又は長時間復帰を指示するための指示情報であってもよいし、更にデータチャネルのリクエスト情報、復帰時間又は更新された第1補助情報であってもよく、柔軟的に第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行える。
【0126】
選択的に、本出願の別の実施例で提供される情報処理方法によれば、端末が第1ネットワークへ第1情報を送信するステップ100の後に、前記方法は、下記のステップ101及びステップ102を更に含む。
【0127】
ステップ101では、前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信し、
端末は前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信する。
【0128】
ステップ102では、前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを実行する。
【0129】
選択的に、前記の実行操作におけるトラフィック及び/又はデータは、トラフィック及び/又はデータの種類情報中の一部又は全部のトラフィック及び/又はデータを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0130】
具体的には、端末は第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報により、第1復帰情報の関連内容を再度確認(double check)し、第1ネットワークに短時間で復帰するか、長時間で復帰するかを再度確認する。
【0131】
一実施形態では、端末が第1ネットワークに復帰するか、離脱すると決定する。ここで、復帰は、長時間復帰を含んでもよく、前記離脱は、直ちに離脱すること、離脱をリクエストすることのうちの一つを含む。
【0132】
一実施形態では、端末が長時間で離脱すると再度確認した場合に、第1補助情報が失効すると確認できる。
【0133】
一実施形態では、端末が短時間で離脱すると再度確認した場合に、第1補助情報が有効であると確認できる。
【0134】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により第1補助情報を更新し、例えば、より多いトラフィック及び/又はデータを遮断するか、一部のトラフィック及び/又はデータの遮断を解除する。
【0135】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、対応するデータチャネルの接続を活性化するようにリクエストし、データ受信を行ってもよい。
【0136】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記第1ネットワークに復帰する時間又は第1ネットワークから離脱する予定時間を延長又は遅延させてもよい。
【0137】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記トラフィック及び/又はデータを遮断するようにリクエストしてもよい。
【0138】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするようにリクエストしてもよい。
【0139】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドしてもよい。
【0140】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定してもよい。
【0141】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信してもよい。
【0142】
一実施形態では、前記復帰確認情報は第1復帰情報に基づく再度確認である。前記復帰確認情報は第1復帰情報と同じであっても、異なってもよい。復帰確認情報が第1復帰情報と異なる時に、端末及び/又はユーザが考えを変えたのを示すことが理解しやすい。例えば、一実施形態では、端末及び/又はユーザはただ上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータにより第1復帰情報を決定し、その後、端末及び/又はユーザは上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータと下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータにより復帰確認情報を決定してもよい。
【0143】
例えば、第1復帰情報は前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報を含み、再度確認後に、前記復帰確認情報は第1補助情報の確認情報を含んでもよく、且つ第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報を含んでもよい。
【0144】
例えば、第1復帰情報は短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報を含み、再度確認後に、前記復帰確認情報は復帰種類確認情報を含んでもよく、且つ復帰種類確認情報は長時間復帰を指示するための第6指示情報を含んでもよい。
【0145】
選択的に、前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0146】
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含む。
【0147】
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む。
【0148】
接続を確立及び/又は復旧する時に、先に全てのデータチャネルを復旧しなくてもよく、その後、受信したトラフィック及び/又はデータの種類情報により、重要な一部のトラフィック及び/又はデータを判断し、次に対応するデータチャネルを活性化するようにリクエストすることを説明する必要がある。
【0149】
選択可能な一実施例では、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報は、ページングの受付を拒否すると確認する指示(例えば、確認されたビジー指示busy indication)、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否すると確認する指示、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立しないと確認する指示のうちの少なくとも一つを含む。選択的に、端末は第2指示情報を送信した後に、前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信し、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により再度確認し且つ第7指示情報を送信してもよい。例えば、端末はやはりページングの受付を拒否し、やはり端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否し、及び/又は、やはり端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。ページングの受付を拒否すると確認する指示(例えば、確認されたビジー指示busy indication)、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否すると確認する指示、及び/又は、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立しないと確認する指示は、第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0150】
一実施形態では、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信してもよい。
【0151】
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む。
【0152】
一実施形態では、第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップの後に、又は、前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信するステップの後に、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む第2確認情報を受信するステップを更に含む。
【0153】
一実施形態では、前記第2確認情報は、第1補助情報が継続的に有効であるか否か、又は失効するか否かを第1ネットワークが確認するために用いられる。例えば、端末が第2指示情報又は第7指示を送信した時に、第1ネットワークは第2確認情報を決定し且つ端末に送信してもよい。一実施形態では、端末が第2指示情報を送信したとしても、例えば、ポリシー又は他の要因に基づいて、第1ネットワークは第1補助情報を失効に設定してもよい。
【0154】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信した後に、第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信し、且つトラフィック及び/又はデータの種類情報により、第1ネットワークに短時間で復帰するか、長時間で復帰するかを再度確認し、これによって、ネットワークは、端末が短時間で復帰するか、本当に復帰するかを知ることができ、更に関連操作を実行し、シグナリングインタラクションを省くことができ、また、端末はトラフィック及び/又はデータの種類が重要ではないと判断した時に、速やかに短時間復帰の目的を遂行して速やかに離脱することができる。
【0155】
更に、上記実施例の内容に基づき、端末が前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、第1復帰情報の関連内容を再度決定した後に、第1操作を実行するステップは、
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行するステップを含み、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
端末と前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
端末と前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0156】
データチャネルのリクエスト情報は、データチャネル接続を復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、活性化しないようにリクエストするデータチャネルの情報及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0157】
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0158】
一実施形態では、第2条件を満たした場合に、データチャネルのリクエスト情報は、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、活性化しないようにリクエストするデータチャネルの情報及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含んでもよい。この時に、端末が既に復帰しており、必要に応じて対応するデータチャネルを活性化してもよいことが理解しやすい。
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行し、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧することのうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0159】
一実施形態では、第1ネットワークに短時間で復帰する目的は、上りリンクデータ及び/又は上りリンクトラフィックを含むが、これらに限定されなく、ここで、データは制御プレーンデータ及び/又はユーザプレーンデータを含む。
【0160】
例えば、第1ネットワークに短時間で復帰する目的は上りリンクデータであり、例えば位置更新であり、又は、端末が位置領域の範囲外に移動しており、位置を第1ネットワークに更新する必要があることである。位置更新工程が終了した時に、第1ネットワークでやはり第1ネットワークの下りリンクデータ及び/又は下りリンクトラフィックをサスペンドしてもよいことが理解しやすい。このように、端末は第1ネットワークからできるだけ速く離脱して第2ネットワークに復帰し、第2ネットワークのトラフィックを継続することができる。
【0161】
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0162】
一実施形態では、第3条件を満たした場合に、データチャネルのリクエスト情報は、データチャネル接続を復旧しないようにリクエストする指示情報、活性化しないようにリクエストするデータチャネルの情報及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含んでもよい。この時に、端末が短時間で復帰するため、データチャネルを活性化するのに復帰時間が不十分で、又は復帰時間では一部のデータチャネルしか活性化できないことが理解しやすい。
【0163】
本出願の実施例で提供される情報処理方法では、異なる条件を満たした場合に端末が実行する操作が与えられ、これによって、ネットワークは端末が短時間で復帰するか、本当に復帰するかを知ることができ、更に関連操作を実行し、シグナリングインタラクションを有効に省くことができる。
【0164】
選択的に、本出願の別の実施例で提供される情報処理方法は、前記第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報が含まれなく、長時間復帰を指示するために用いられることを更に含む。
【0165】
一実施形態では、復帰に対応するのは接続復旧又は接続確立のデフォルト操作であり、接続復旧又は接続確立の時に端末によって別の情報を提供する必要があるのは短時間復帰であることが理解しやすい。従って、端末が第1ネットワークへ第1情報を送信し、第1情報に含まれる第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報、第1指示情報、復帰時間又は予定離脱時間が含まれない時に、端末が長時間で復帰することを指示できる。
【0166】
選択的に、本出願の別の実施例で提供される情報処理方法によれば、前記第1ネットワークへ前記第1復帰情報を送信するステップの後に、前記方法は、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するステップを更に含む。
【0167】
ここで、第1ネットワークに短時間で復帰する目的は上りリンクデータ及び/又は上りリンクトラフィックを含むが、これらに限定されなく、データは制御プレーン及び/又はユーザプレーンデータを含む。
【0168】
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である。
【0169】
本出願の実施例で提供される情報処理方法では、短時間復帰時間に到達したか、短時間復帰の目的を遂行した時に、端末が第1ネットワークから離脱して第2ネットワークに移行する実現方法が提供される。
【0170】
図2を参照し、本出願の実施例は別の情報処理方法を提供し、当該方法の実行主体は第2通信機器であり、当該第2通信機器は第1ネットワークの通信機器であってもよく、CNネットワークエレメントとRANネットワークエレメントのうちの一つを含む。
図2に示すように、当該方法は、下記のステップ200及びステップ201を含む。
【0171】
ステップ200では、接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信する。
【0172】
選択的に、端末から第1情報を受信する。
【0173】
一実施形態では、第2通信機器は、端末の送信する、第1復帰情報を含む接続確立リクエストを受信する。
【0174】
一実施形態では、第2通信機器は、端末の送信する、第1復帰情報を含む接続復旧リクエストを受信する。
【0175】
一実施形態では、第2通信機器は、端末の送信する接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信する。
【0176】
前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報、のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0177】
一実施形態では、前記第2指示情報は、端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、ページングの受付を拒否する指示、及びビジー指示のうちの少なくとも一つを含む。
【0178】
一実施形態では、前記のページングの受付を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、前記ページングを受け付けるのを拒否することを表す。前記のページングの受付を拒否することは、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立を拒否し、及び/又は、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否することを表してもよい。この時に、端末はページングの受付を拒否する指示をネットワークへ送信することができる。このように、端末がネットワークとの接続を復旧又は確立するようにリクエストするのは、ただページングの受付を拒否する指示を送信することを目的としてもよく、端末とネットワークとの接続を本当に復旧又は確立したいというわけではなく、及び/又は、シグナリング及び/又はデータ伝送を本当に復旧及び/又は活性化したいというわけではない。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。ページングの受付を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0179】
一実施形態では、前記の端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示を表す。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0180】
一実施形態では、前記の端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示は、端末がネットワークの送信するページングを受信するが、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示を表してもよい。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0181】
ステップ201では、前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行する。
【0182】
具体的には、第2通信機器は前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行する。
【0183】
ここで、前記第1補助情報は、前記端末が第1ネットワークへ提供する、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報を含む(前記操作は遮断操作を含む)。
【0184】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、端末の送信する第1情報を受信し、第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて対応操作を実行することで、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0185】
選択的に、前記第3操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドするか否かを決定する操作、
データチャネルを活性化するか否かを決定する操作、
下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断するか否かを決定する操作、
データチャネルを復旧しない操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作、及び
第2確認情報を送信する操作のうちの少なくとも一つを含む。一実施形態では、前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む。
【0186】
更に、前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること(前記操作は遮断操作を含んでもよい)、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0187】
更に、前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しない操作のうちの少なくとも一つを含む。
【0188】
更に、前記の端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作は、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0189】
一実施形態では、前記復帰時間又は予定離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間又は予定離脱時間である。
【0190】
一実施形態では、端末によって提供された復帰時間又は予定離脱時間により、データチャネルを活性化するか否かを決定してもよい。例えば、データチャネルを活性化するには前記復帰時間又は予定離脱時間が足りない時に、データチャネルを活性化しなくてもよい。
【0191】
前記のデータチャネルを復旧しない操作は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータに対応するデータチャネルを復旧しないこと、全てのデータチャネルを復旧しないこと、対応する上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータのないデータチャネルを復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0192】
選択的に、上記実施例の内容に基づき、前記第3操作は、
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、
非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを更に含む。
【0193】
具体的には、第2通信機器が端末の送信する情報を受信した後に、端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信することで、端末はトラフィック及び/又はデータの種類情報により、第1復帰情報の関連内容を再度確認(double check)し、第1ネットワークに短時間で復帰するか、離脱するか、長時間で復帰するかを再度確認する。
【0194】
一実施形態では、前記の端末に関連するトラフィック及び/又はデータは、第1補助情報に遮断されないトラフィック及び/又はデータ、バッファされた端末に関連するトラフィック及び/又はデータ、第1ネットワークが開始する端末に関連するトラフィック、第1ネットワークが生成又は受信した端末に関連するデータのうちの少なくとも一つを含む。
【0195】
一実施形態では、前記の端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信することは、NASによって関連メッセージ、例えば、登録受付メッセージ、サービス受付メッセージ等を受け付けることによって送信することで実現し、この時に、NASによって関連メッセージを完了必要である指示をサポートしてもよく、端末はNASによって関連メッセージを完了したことを返信するように要求される。端末が端末のトラフィック及び/又はデータの種類情報により、復帰決定、又は第1補助情報が有効か否かについての決定を変える可能性があるので、第2通信機器は端末の再度確認により第3操作を行ってもよいことが理解しやすい。
【0196】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第3操作は、端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、及び/又は、非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信することを含み、シグナリングとネットワークリソースを有効に節約することができる。
【0197】
選択的に、本出願の別の実施例で提供される情報処理方法によれば、端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信する前記ステップの後に、
前記端末の送信する復帰確認情報を受信するステップと、
前記復帰確認情報により前記第3操作を実行するステップと、を更に含む。
【0198】
具体的には、第2通信機器は端末の送信する復帰確認情報を受信し、且つ復帰確認情報により第3操作を実行する。
【0199】
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む。
【0200】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する復帰種類確認情報を受信し、前記復帰種類確認情報が短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報であれば、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行する。
【0201】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する復帰種類確認情報を受信し、前記復帰種類確認情報が長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報であれば、前記第1補助情報の無効に関連する操作を実行する。
【0202】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する復帰時間又は予定離脱時間を受信し、復帰時間に到達するか、予定離脱時間に到達すると、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行する。
【0203】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する第1補助情報の確認情報を受信し、前記第1補助情報の確認情報が前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報であれば、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行する。
【0204】
選択的に、第7指示情報は、ページングの受付を拒否すると確認する指示(例えば、確認されたビジー指示busy indication)、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否すると確認する指示、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立しないと確認する指示のうちの少なくとも一つを含む。一実施形態では、端末は第2指示情報を送信した後に、前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信し、端末は前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により再度確認し且つ第7指示情報を送信してもよい。例えば、端末はやはりページングの受付を拒否し、やはり端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否し、及び/又は、やはり端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する。この時に、端末がネットワークへ提供した第1補助情報は継続的に有効となってもよい。ページングの受付を拒否すると確認する指示(例えば、確認されたビジー指示busy indication)、端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否すると確認する指示、及び/又は、端末とネットワークとの間の接続を復旧及び/又は確立しないと確認する指示は第1補助情報が有効であることを指示するために用いられることが理解しやすい。
【0205】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する第1補助情報の確認情報を受信し、前記第1補助情報の確認情報が前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報であれば、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行する。
【0206】
一実施形態では、第2通信機器は端末の送信する、活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報を受信し、活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報により、対応するデータチャネルを活性化する。
【0207】
一実施形態では、第2通信機器は更新された第1補助情報を受信し、更新された第1補助情報により第1補助情報を更新し、又は、更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して操作を実行する。
【0208】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、端末へトラフィック及び/又はデータの種類情報を送信した後に、端末の送信する復帰確認情報を受信し且つ復帰確認情報により前記第3操作を実行し、シグナリングとネットワークリソースを有効に節約することができる。
【0209】
選択的に、第4条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行し、
前記第4条件は、
端末と第1ネットワークとの接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信したこと、
端末と第1ネットワークとの接続の確立及び/又は接続の復旧がなされたこと、
前記第1復帰情報が空きであるか、第1復帰情報が受信されていないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報と、長時間復帰を指示するための第4指示情報と、データ接続チャネルを復旧するリクエスト情報と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰確認情報は、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの少なくとも一つを含む。
【0210】
選択的に、第5条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行し、
前記第5条件は、
前記第1復帰情報が、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、更新された第1補助情報、前記第1ネットワークに復帰する時間長、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報のうちの少なくとも一つを含むこと、
前記復帰確認情報が、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、前記の第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むこと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0211】
選択的に、第6条件を満たした場合に、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行し、
前記第6条件は、離脱を指示するための第5指示情報を受信したこと、復帰時間に到達したか、予定離脱時間に到達したことのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第7条件を満たした場合に、下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断する操作を実行し、
前記第7条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したことのうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第8条件を満たした場合に、データチャネルを復旧しない操作を実行し、
前記第8条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこと、データチャネルのリクエスト情報を受信しており且つ前記データチャネルのリクエスト情報にデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報が含まれていること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0212】
本出願の実施例で提供される情報処理方法では、第3操作を実行する種々のケースが提供され、シグナリングとネットワークリソースを有効に節約することができる。
【0213】
図3を参照し、本出願の実施例は別の情報処理方法を提供し、当該方法の実行主体は第3通信機器であり、当該第3通信機器は端末であってもよく、
図3に示すように、当該情報処理方法は、
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するステップ300を含む。
【0214】
第1補助情報は、端末が第1ネットワークへ提供する、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対する操作情報を含み、前記操作は遮断操作を含む。
【0215】
一実施形態では、第1補助情報の失効時間は、第1補助情報の失効の時間長を含む。
【0216】
一実施形態では、端末は第1ネットワークから離脱する時に、第1ネットワークへ第1補助情報を提供すると同時に、第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を提供する。
【0217】
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間に到達すると、第1補助情報が失効することが理解できる。
【0218】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、端末は第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信することによって、第1ネットワークに復帰するか、第2ネットワークから離脱することなく、第1補助情報を失効させることができ、シグナリングとネットワークリソースが節約される。
【0219】
選択的に、前記第1補助情報の失効時間は、前記第1ネットワークが前記失効時間に基づいて前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行することに用いられる。
【0220】
一実施形態では、端末が第1ネットワークへ第1補助失効時間を送信し、前記第1補助失効時間に到達すると、第1ネットワークは第1補助情報失効に関連する操作を実行する。
【0221】
第1補助情報の失効に関連する操作を実行することは、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0222】
本出願の実施例で提供される情報処理方法では、第1補助情報の失効に関連する操作を実行する種々のケースが提供され、シグナリングとネットワークリソースを有効に節約することができる。
【0223】
図4を参照し、本出願の実施例は別の情報処理方法を提供し、当該方法の実行主体は第4通信機器であり、当該第4通信機器はCNネットワークエレメント又はRANネットワークエレメントであってもよく、
図4に示すように、当該方法は下記のステップ400及びステップ401を含む。
【0224】
ステップ400では、第2情報を受信する。
【0225】
前記第2情報は、第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0226】
ステップ401では、前記第2情報により、第4操作を実行する。
【0227】
具体的には、第4通信機器は前記第2情報により、第4操作を実行する。
【0228】
更に、前記第4操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、及び
前記第1補助情報の有効に関連する操作のうちの少なくとも一つを含む。
【0229】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除することであって、前記操作が遮断操作を含むこと、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断(block)を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0230】
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持し続けること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、
前記第1補助情報の失効時間を延長すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0231】
選択的に、本出願の別の実施例では、
第9条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行し、
前記第9条件は、
前記有効時間が切れる前又は失効時間が始まる前に、端末が前記第1ネットワークに復帰しないこと、
前記有効時間が切れたこと、
前記失効時間に到達したこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第10条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行し、
前記第10条件は、延長された第1補助情報の失効時間を受信したこと、延長された第1補助情報の有効時間を受信したこと、第1補助情報の有効時間が切れる前にあること、第1補助情報の失効時間が始まる前にあること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0232】
本出願の実施例で提供される情報処理方法によれば、第1ネットワークが端末の送信する第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を受信することで、第1ネットワークに復帰するか、第2ネットワークから離脱することなく、第1補助情報を失効させるか、有効に保持することが実現でき、シグナリングとネットワークリソースが節約される。
【0233】
図5は本出願の更に別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートであり、当該情報処理方法は下記のステップを含む。
ステップ1で、端末が第1補助情報を含めている離脱リクエストを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
ステップ2で、端末と第1ネットワークとの接続を解放又はサスペンドする。
ステップ3で、端末が第2ネットワークRANネットワークエレメントへ離脱リクエストを送信する。
ステップ4で、端末が第2ネットワークRANネットワークエレメントの短時間離脱配置情報を受信する。
ステップ5で、端末が第1復帰情報を含む登録リクエストメッセージ/サービスリクエストメッセージを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
第1ネットワークAMFネットワークエレメントが前記第1復帰メッセージ及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行する。
ステップ6で、端末が、第1ネットワークAMFネットワークエレメントの送信する、トラフィック及び/又はデータの種類情報を含む登録受付メッセージ/サービス受信メッセージを受信する。
ステップ7aで、端末が、例えば、離脱すると確認する復帰確認情報を含む登録完了メッセージ/サービス完了メッセージを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信し、このように端末と第1ネットワークとの接続が解放又はサスペンドされる。又は、
ステップ7bで、端末が、例えば、復帰すると確認する復帰確認情報を含む登録完了メッセージ/サービス完了メッセージを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信し、このように、端末が第2ネットワークとの接続を非接続状態に設定し、又は、接続状態保持時間がタイムオーバーした後に、端末が第2ネットワークとの接続を非接続状態に設定し、第1ネットワークAMFネットワークエレメントがPDUセッションを活性化できる。
【0234】
上記の各ステップにおける関わる操作と情報については、
図1~
図2の実施例に記載の情報処理方法を参照でき、ここで詳細に説明しない。
【0235】
図6は本出願の別の実施例で提供される情報処理方法の模式的フローチャートであり、当該情報処理方法は下記のステップを含む。
ステップ1で、端末が第1補助情報を含めている離脱リクエストを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
ステップ2で、端末と第1ネットワークとの接続を解放又はサスペンドする。
ステップ3で、端末が第2ネットワークRANネットワークエレメントへ離脱リクエストを送信する。
ステップ4で、端末が第2ネットワークRANネットワークエレメントの短時間離脱配置情報を受信する。
ステップ5で、端末が、第1復帰情報、例えば前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、又は前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報を含む登録リクエストメッセージ/サービスリクエストメッセージを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
第1ネットワークAMFネットワークエレメントが前記第1復帰メッセージ及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行する。
ステップ6で、第1ネットワークAMFネットワークエレメントがPDUセッションコンテキスト更新を受信した(PDUセッションを活性化する)。
ステップ7で、端末が、第1ネットワークAMFネットワークエレメントの送信する、活性化したPDUセッションを含む登録受付メッセージ/サービス受信メッセージを受信する。
ステップ8で、端末が、例えば離脱すると確認する復帰確認情報を含む登録完了メッセージ/サービス完了メッセージを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
ステップ9aで、端末が第1補助情報を含めている離脱リクエストを第1ネットワークAMFネットワークエレメントへ送信する。
ステップ9bで、端末が第1ネットワークに留まると決定し、端末が第2ネットワークとの接続を非接続状態に設定し、又は、接続状態保持時間がタイムオーバーした後に、端末が第2ネットワークとの接続を非接続状態に設定する。
【0236】
上記の各ステップにおける関わる操作と情報については、
図1~
図2の実施例に記載の情報処理方法を参照でき、ここで詳細に説明しない。
【0237】
図7は本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図であり、それは、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するために用いられる第1送信ユニット710を備える。
【0238】
選択的に、前記第1送信ユニットは、
第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信するために用いられ、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0239】
選択的に、前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0240】
選択的に、前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む。
【0241】
選択的に、前記装置は、
前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信するために用いられる第1受信ユニットと、
前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられる再度決定ユニットと、を更に備え、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含み、
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む。
【0242】
選択的に、前記装置は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む第2確認情報を受信するために用いられる第5受信ユニットを更に備える。
【0243】
選択的に、前記装置は、
下記のことに用いられる第1実行ユニットを更に備え、即ち、
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行し、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行し、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0244】
選択的に、前記第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報が含まれない場合に、長時間復帰が指示される。
【0245】
選択的に、前記装置は、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられる第2実行ユニットを更に備え、
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である。
【0246】
本出願の実施例における情報処理装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型電子機器であってもよいし、非携帯型電子機器であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0247】
本出願の実施例における情報処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iosオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。
【0248】
本出願の実施例で提供される情報処理装置は、
図1の方法実施例において情報処理方法によって実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0249】
本出願の実施例で提供される情報処理装置によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0250】
図8は本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図であり、それは、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するために用いられる第2受信ユニット810と、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するために用いられる第3実行ユニット820と、を備え、
第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0251】
選択的に、前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む。
【0252】
選択的に、前記第3操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドするか否かを決定する操作、
データチャネルを活性化するか否かを決定する操作、
下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断するか否かを決定する操作、
データチャネルを復旧しない操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作、及び
第2確認情報を送信する操作のうちの少なくとも一つを含む。
【0253】
選択的に、前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む。
【0254】
選択的に、前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作は、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記のデータチャネルを復旧しない操作は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータに対応するデータチャネルを復旧しないこと、全てのデータチャネルを復旧しないこと、対応する上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータのないデータチャネルを復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含む。
【0255】
選択的に、前記第3操作は、
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、
非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを更に含む。
【0256】
選択的に、前記装置は、
前記端末の送信する復帰確認情報を受信するために用いられる第3受信ユニットと、
前記復帰確認情報により前記第3操作を実行するために用いられる第4実行ユニットと、を更に備え、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む。
【0257】
選択的に、前記第3操作を実行するステップは、
第4条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第4条件は、
端末と第1ネットワークとの接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信したこと、
端末と第1ネットワークとの接続の確立及び/又は接続の復旧がなされたこと、
前記第1復帰情報が空きであるか、第1復帰情報が受信されていないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報と、長時間復帰を指示するための第4指示情報と、データ接続チャネルを復旧するリクエスト情報と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰確認情報は、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第5条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第5条件は、
前記第1復帰情報が、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、更新された第1補助情報、前記第1ネットワークに復帰する時間長、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報のうちの少なくとも一つを含むこと、
前記復帰確認情報が、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、前記の第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むこと、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第6条件を満たした場合に、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行するステップであって、
前記第6条件は、離脱を指示するための第5指示情報を受信したこと、復帰時間に到達したか、予定離脱時間に到達したこと、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第7条件を満たした場合に、下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断する操作を実行するステップであって、
前記第7条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第8条件を満たした場合に、データチャネルを復旧しない操作を実行するステップであって、
前記第8条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこと、データチャネルのリクエスト情報を受信しており且つ前記データチャネルのリクエスト情報にデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報が含まれていること、のうちの少なくとも一つを含むステップを含む。
【0258】
本出願の実施例における情報処理装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型電子機器であってもよいし、非携帯型電子機器であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-mobile Personal Computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、テレビ(Television,TV)、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0259】
本出願の実施例における情報処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iOSオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。
【0260】
本出願の実施例で提供される情報処理装置は、
図2の方法実施例において情報処理方法によって実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0261】
本出願の実施例で提供される情報処理装置によれば、端末の送信する第1情報を受信し、且つ第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて対応する操作を実行することで、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0262】
図9は本出願の一実施例で提供される情報処理装置の構成模式図であり、それは、
第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するために用いられる第2送信ユニット910を備える。
【0263】
選択的に、前記第1補助情報の失効時間は、前記第1ネットワークが前記失効時間に基づいて前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行することに用いられる。
【0264】
本出願の実施例における情報処理装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型電子機器であってもよいし、非携帯型電子機器であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-mobile Personal Computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、テレビ(Television,TV)、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0265】
本出願の実施例における情報処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iOSオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。
【0266】
本出願の実施例で提供される情報処理装置は、
図3の方法実施例において情報処理方法によって実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0267】
本出願の実施例で提供される情報処理装置によれば、第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信することによって、第1ネットワークに復帰するか、第2ネットワークから離脱することなく、第1補助情報を失効させることができ、シグナリングとネットワークリソースが節約される。
【0268】
図10は本出願の更に別の実施例で提供される情報処理装置の構成模式図であり、それは、
第1補助情報の有効時間又は第1補助情報の失効時間、延長された第1補助情報の有効時間、延長された第1補助情報の失効時間のうちの少なくとも一つを含む第2情報を受信するために用いられる第4受信ユニット1010と、
前記第2情報により、第4操作を実行するために用いられる第5実行ユニット1020と、を備える。
【0269】
選択的に、前記第4操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、及び
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作のうちの少なくとも一つを含む。
【0270】
選択的に、前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、
前記第1補助情報の失効時間を延長すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0271】
選択的に、
第9条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行し、
前記第9条件は、
前記有効時間が切れる前又は失効時間が始まる前に、端末が前記第1ネットワークに復帰しないこと、
前記有効時間が切れたこと、
前記失効時間に到達したこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第10条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行し、
前記第10条件は、延長された第1補助情報の失効時間を受信したこと、延長された第1補助情報の有効時間を受信したこと、第1補助情報の有効時間が切れる前にあること、第1補助情報の失効時間が始まる前にあること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0272】
本出願の実施例における情報処理装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型電子機器であってもよいし、非携帯型電子機器であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-mobile Personal Computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、テレビ(Television,TV)、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0273】
本出願の実施例における情報処理装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iOSオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。
【0274】
本出願の実施例で提供される情報処理装置は、
図4の方法実施例において情報処理方法によって実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0275】
本出願の実施例で提供される情報処理装置によれば、第1ネットワークは、端末の送信する第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を受信することで、第1ネットワークに復帰するか、第2ネットワークから離脱することなく、第1補助情報を失効させ、又は有効に保持し、シグナリングとネットワークリソースが節約される。
【0276】
図11は本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構成の模式図である。
【0277】
当該端末1100は、高周波ユニット1101、ネットワークモジュール1102、オーディオ出力ユニット1103、入力ユニット1104、センサ1105、表示ユニット1106、ユーザ入力ユニット1107、インタフェースユニット1108、メモリ1109及びプロセッサ1110等の素子を備えるが、これらに限定されない。
【0278】
端末1100は各素子に給電する電源(例えば、電池)を更に含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1110に論理的に接続し、更に電源管理システムによって充放電の管理及び電力消費管理等の機能を実現できることが当業者に理解される。
図11に示す端末構成は端末を限定するためのものではなく、端末は、図面よりも多く又は少ない素子を含んでもよく、又は何らかの素子を組み合わせてもよく、又は異なる素子配置にしてもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0279】
本出願に係る実施例では、入力ユニット1104は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)11041と、マイクロホン11042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット1106は表示パネル11061を含んでもよく、表示パネル11061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット1107はタッチパネル11071及び他の入力デバイス11072を含む。タッチパネル11071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル11071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス11072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。
【0280】
本出願の実施例において、高周波ユニット1101は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後に、プロセッサ1110で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット1101は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。
【0281】
メモリ1109は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ1109は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能な、プログラム又はコマンドを記憶する領域及びデータ記憶領域を主に含んでもよい。また、メモリ1109は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、非揮発性メモリを含んでもよく、そのうち、非揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスが挙げられる。
【0282】
プロセッサ1110は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択的に、プロセッサ1110に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又は指令等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するベースバンドプロセッサのようなモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ1110に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0283】
高周波ユニット1101は、接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するために用いられる。
【0284】
本出願の実施例で提供される端末によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0285】
選択的に、高周波ユニット1101は、更に、第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信するために用いられ、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワークへ前記第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0286】
選択的に、前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報、のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む。
【0287】
選択的に、前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む。
【0288】
選択的に、高周波ユニット1101は、更に、前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信するために用いられ、
プロセッサ1110は、更に、前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられ、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含み、
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む。
【0289】
選択的に、第1ネットワークへ第1情報を送信した後に、又は、前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信した後に、前記高周波ユニット1101は、更に、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む第2確認情報を受信するために用いられる。
【0290】
選択的に、プロセッサ1110は、更に、下記のことに用いられ、即ち、
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行し、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行し、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含む。
【0291】
選択的に、前記第1復帰情報が空きであるか、第1情報に第1復帰情報が含まれない場合に、長時間復帰が指示される。
【0292】
選択的に、プロセッサ1110は、更に、前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するために用いられ、
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である。
【0293】
本出願の実施例で提供される端末によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0294】
本出願の実施例は、端末を更に提供し、高周波ユニット1101は、第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信するために用いられる。
【0295】
選択的に、前記第1補助情報の失効時間は、前記第1ネットワークが前記失効時間に基づいて前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行することに用いられる。
【0296】
本出願の実施例で提供される端末によれば、第1補助情報の失効時間及び/又は延長された第1補助情報の失効時間を第1ネットワークへ送信することによって、第1ネットワークに復帰するか、第2ネットワークから離脱することなく、第1補助情報を失効させることができ、シグナリングとネットワークリソースが節約される。
【0297】
本出願の実施例は、更にネットワーク側機器を提供する。
図12に示すように、当該ネットワーク側機器1200は、アンテナ1201、高周波装置1202、ベースバンド装置1203を含む。アンテナ1201が高周波装置1202に接続される。アップリンク方向において、高周波装置1202はアンテナ1201を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置1203に送信して処理させる。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置1203は送信される情報を処理し、且つ高周波装置1202に送信し、高周波装置1202は受信した情報を処理してからアンテナ1201を経由して送信する。
【0298】
上記周波帯処理装置はベースバンド装置1203にあってもよく、上記実施例でネットワーク側機器が実行する方法はベースバンド装置1203で実現でき、当該ベースバンド装置1203はプロセッサ1204とメモリ1205を含む。
【0299】
ベースバンド装置1203は、例えば、複数のチップを設置した少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、
図12に示すように、その中の1つのチップは、例えば、メモリ1205に接続されてメモリ1205中のプログラムを呼び出して、上記方法実施例に示されたネットワーク側機器の操作を実行するプロセッサ1204である。
【0300】
当該ベースバンド装置1203は、高周波装置1202と情報をやり取りするためのネットワークインタフェース1206を更に含んでもよく、当該インタフェースは、例えば、共通公衆無線インタフェース(Common Public Radio Interface;CPRIと略称する)である。
【0301】
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ1205に記憶され且つプロセッサ1204において実行可能なコマンド又はプログラムを更に備え、プロセッサ1204はメモリ1205におけるコマンド又はプログラムを呼び出して
図8又は
図10に示す各モジュールで実行する方法を実行させ、且つ同様な技術効果を達成することができるが、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0302】
本出願の実施例で提供されるネットワーク側機器によれば、第1ネットワークへ第1情報を送信することによって、端末がネットワークに復帰する時に、第1補助情報を処理すること、及び/又は、第1ネットワークが第1補助情報に基づいて実行する操作に対して指示することを行うのを可能とし、シグナリングとネットワークリソースを節約することができる。
【0303】
本出願の実施例は、プログラム又はコマンドを記憶しており、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記情報処理方法の実施例の各工程が実現され、且つ同様な技術効果を達成できる可読記憶媒体を更に提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0304】
前記プロセッサは上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0305】
本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して上記情報処理方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成できるチップを更に提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0306】
本出願の実施例に記載のチップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0307】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含むようになる点である。特に断らない限り、語句「一つの…を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。なお、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法と装置の範囲は示されたり、検討された順序で機能を実行するように限定されることがなく、関わる機能に応じて基本的に同時な方式又は反対の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、説明された順序と異なる順序で説明された方法を実行することができ、更に各種のステップの追加、省略又は組合せも可能である点である。なお、一部の例を参照して説明された特徴は他の例に組み合わせることができる。
【0308】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
【0309】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【手続補正書】
【提出日】2023-02-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を第1ネットワークへ送信するステップを含む、情報処理方法。
【請求項2】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップは、第1条件を満たした場合に、前記第1復帰情報を送信するステップを含み、
前記第1条件は、
端末が第2ネットワークから離脱したか、端末が短時間で第2ネットワークから離脱したこと、
端末が前記第1ネットワークに復帰したか、端末が短時間で前記第1ネットワークに復帰したこと、
端末が前記第1ネットワークから離脱したことがあること、
端末が前記第1ネットワーク
へ第1補助情報を提供したことがあること、のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、請求項1又は2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップの後に、
前記第1ネットワークの送信するトラフィック及び/又はデータの種類情報を受信するステップと、
前記トラフィック及び/又はデータの種類情報により、
長時間復帰又は短時間復帰を含む、前記第1ネットワークに復帰する復帰種類を再度決定すること、
前記第1ネットワークに復帰するか、離脱すると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効か否かを再度決定すること、
長時間離脱又は短時間離脱を含む、前記第2ネットワークから離脱する離脱種類を再度決定すること、
復帰時間又は予定離脱時間を延長又は遅延させるか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルを活性化するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータを遮断するように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記トラフィック及び/又はデータに対応するデータチャネルをサスペンドするように前記第1ネットワークにリクエストするか否かを決定すること、
前記第1補助情報を更新するか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放するか、サスペンドするか否かを決定すること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定するか否かを決定すること、
前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信すること、
前記第2ネットワークへ離脱確認情報を送信することのうちの少なくとも一つを実行するステップと、を更に含み、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含み、
前記離脱確認情報は、短時間離脱を指示するための第1離脱指示情報と、長時間離脱を指示するための第2離脱指示情報と、のうちの一つを含む、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
第2条件を満たした場合に、第1操作を実行するステップであって、前記第1操作は、
前記の長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報、前記の前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報及びデータチャネルのリクエスト情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第2離脱指示情報を送信すること、
前記第2ネットワークとの接続をローカル解放又はサスペンドすること、
前記第2ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第2条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が長時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が長時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が無効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第3条件を満たした場合に、第2操作を実行するステップであって、前記第2操作は、
前記の短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報、前記の前記第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報、復帰時間又は予定離脱時間、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを前記第1ネットワークへ送信すること、
前記第2ネットワークへ前記第1離脱指示情報を送信すること、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、前記第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行すること、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第3条件は、
前記第1ネットワークへの復帰の復帰種類が短時間復帰であると再度決定すること、
前記第2ネットワークからの離脱の離脱種類が短時間離脱であると再度決定すること、
前記第1補助情報が有効であると再度決定すること、のうちの少なくとも一つを含むステップを更に含む、請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1ネットワークへ前記第1復帰情報を送信するステップの後に、
前記第5指示情報が離脱を指示するために用いられ、復帰時間に到達し、予定離脱時間に到達し、及び/又は短時間で第1ネットワークに復帰する目的が完成された時に、
前記第1ネットワークへ離脱リクエスト及び/又は更新された第1補助情報を送信すること、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、
復帰を指示する指示情報を前記第2ネットワークへ送信すること、
端末と第2ネットワークとの接続をローカル確立又は復旧すること、のうちの少なくとも一つを実行するステップを更に含み、
前記復帰時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における復帰時間であり、
前記離脱時間は第1復帰情報又は復帰確認情報における予定離脱時間である、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第2指示情報は、
端末とネットワークとの間の接続の復旧及び/又は確立を拒否する指示、
端末とネットワークとの間のシグナリング及び/又はデータ伝送の復旧及び/又は活性化を拒否する指示、
ページングの受付を拒否する指示、及び
ビジー指示のうちの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項8】
第1ネットワークへ第1情報を送信する前記ステップの後に、又は、前記第1ネットワークへ復帰確認情報を送信するステップの後に、第2確認情報を受信するステップを更に含み、
前記第2確認情報は、第1補助情報が失効すると確認する指示情報又は第1補助情報が有効であると確認する指示情報を含む、請求項1又は4に記載の情報処理方法。
【請求項9】
第2通信機器に用いられる情報処理方法であって、
接続確立リクエスト、接続復旧リクエスト及び第1復帰情報のうちの少なくとも一つを含む第1情報を受信するステップと、
前記第1情報及び/又は第1補助情報に基づいて第3操作を実行するステップと、を含み、
第1復帰情報は、
前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報、
前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、
復帰時間又は予定離脱時間、
短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、
長時間復帰を指示するための第4指示情報、
下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報、
データチャネルのリクエスト情報、及び
更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記データチャネルのリクエスト情報は、データチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報、データチャネル接続を復旧するようにリクエストする指示情報、不活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報、及び活性化するようにリクエストするデータチャネルの情報のうちの少なくとも一つを含む、情報処理方法。
【請求項10】
前記第3操作は、
前記第1補助情報の失効に関連する操作、
前記第1補助情報の有効に関連する操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドするか否かを決定する操作、
データチャネルを活性化するか否かを決定する操作、
下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断するか否かを決定する操作、
データチャネルを復旧しない操作、
端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作、及び
第2確認情報を送信する操作のうちの少なくとも一つを含む、請求項
9に記載の情報処理方法。
【請求項11】
前記の前記第1補助情報の失効に関連する操作は、
第1補助情報を失効に設定するか、第1補助情報を削除すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を解除すること、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧すること、
前記第1補助情報においてサスペンドするように指示されるデータチャネルを含む第1データチャネルを復旧するか、第1データチャネルに対するサスペンド操作を解除すること、
前記第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるデータ及び/又は端末に伝送されないデータを含む第1データの伝送を復旧するか、第1データの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように要求されるトラフィック及び/又は端末に伝送されないトラフィックを含む第1トラフィックを復旧するか、第1トラフィックの遮断を停止させること、
第1補助情報において第1ネットワークで遮断するように指示されるページングの種類及び/又は端末に伝送されないページングの種類を含む第1ページングを復旧するか、第1ページングの遮断を停止させること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の前記第1補助情報の有効に関連する操作は、
前記第1補助情報を有効に保持すること、
第1補助情報により、端末と前記第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行した操作を保持すること、
更新された第1補助情報により第1補助情報を更新すること、
更新された第1補助情報により、端末と第1ネットワークとの接続、端末に関連するデータチャネル、端末に関連するデータ、端末に関連するトラフィック、及び/又は端末に関連するページングに対して実行する操作、
端末に関連するデータチャネルの接続を復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記の端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作は、
端末と第1ネットワークとの接続をローカル解放又はローカルサスペンドすること、
端末と前記第1ネットワークとの接続の状態を非接続状態に設定すること、のうちの少なくとも一つを含み、
及び/又は、
前記のデータチャネルを復旧しない操作は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータに対応するデータチャネルを復旧しないこと、全てのデータチャネルを復旧しないこと、対応する上りリンクトラフィック及び/又は上りリンクデータのないデータチャネルを復旧しないこと、のうちの少なくとも一つを含む、請求項
10に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記第3操作は、
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信すること、
非アクセス層NASによって関連メッセージを完了必要である指示情報を送信すること、のうちの少なくとも一つを更に含む、請求項
9に記載の情報処理方法。
【請求項13】
端末に関連するトラフィック及び/又はデータの種類情報を端末に送信する前記ステップの後に、
前記端末の送信する復帰確認情報を受信するステップと、
前記復帰確認情報により前記第3操作を実行するステップと、を更に含み、
前記復帰確認情報は、復帰種類確認情報、復帰時間又は予定離脱時間、第1補助情報の確認情報、データチャネルのリクエスト情報及び更新された第1補助情報のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰種類確認情報は、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、のうちの一つを含み、
前記第1補助情報の確認情報は、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第7指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの一つを含む、請求項
12に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記第3操作を実行するステップは、
第4条件を満たした場合に、前記第1補助情報の失効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第4条件は、
端末と第1ネットワークとの接続確立リクエスト又は接続復旧リクエストを受信したこと、
端末と第1ネットワークとの接続の確立及び/又は接続の復旧がなされたこと、
前記第1復帰情報が空きであるか、第1復帰情報が受信されていないこと、のうちの少なくとも一つを含み、
前記第1復帰情報は、前記第1補助情報が失効することを指示するための第1指示情報と、長時間復帰を指示するための第4指示情報と、データ接続チャネルを復旧するリクエスト情報と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記復帰確認情報は、長時間復帰を指示するか、復帰を指示するための第6指示情報と、前記第1補助情報が失効することを指示するための第8指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第5条件を満たした場合に、前記第1補助情報の有効に関連する操作を実行するステップであって、
前記第5条件は、
前記第1復帰情報が、前記第1補助情報が有効であることを指示するための第2指示情報、更新された第1補助情報、前記第1ネットワークに復帰する時間長、短時間復帰又は離脱予定を指示するための第3指示情報、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報のうちの少なくとも一つを含むこと、
前記復帰確認情報が、短時間復帰を指示するか、離脱を指示するための第5指示情報と、前記の第1補助情報が有効であると確認することを指示するための第7指示情報と、のうちの少なくとも一つを含むこと、のうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第6条件を満たした場合に、端末と第1ネットワークとの接続を解放及び/又はサスペンドする操作を実行するステップであって、
前記第6条件は、離脱を指示するための第5指示情報を受信したこと、復帰時間に到達したか、予定離脱時間に到達したことのうちの少なくとも一つを含むステップ、
及び/又は、
第7条件を満たした場合に、下りリンクトラフィック及び/又はデータを遮断する操作を実行するステップであって、
前記第7条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこ
とを含むステップ、
及び/又は、
第8条件を満たした場合に、データチャネルを復旧しない操作を実行するステップであって、
前記第8条件は、下りリンクトラフィック及び/又は下りリンクデータを遮断するための情報を受信したこと、データチャネルのリクエスト情報を受信しており且つ前記データチャネルのリクエスト情報にデータチャネルを復旧しないようにリクエストする指示情報が含まれていること、のうちの少なくとも一つを含むステップを含む、請求項
9又は
13に記載の情報処理方法。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1-
8のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現
される、端末。
【請求項16】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項
9-
14のいずれか一項に記載の情報処理方法のステップが実現
される、ネットワーク側機器。
【国際調査報告】