(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-25
(54)【発明の名称】疑似セラミドの界面活性剤含有製剤
(51)【国際特許分類】
A61K 8/44 20060101AFI20230915BHJP
A61K 47/18 20170101ALI20230915BHJP
A61K 47/22 20060101ALI20230915BHJP
A61K 47/20 20060101ALI20230915BHJP
A61K 47/14 20170101ALI20230915BHJP
A61K 47/36 20060101ALI20230915BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20230915BHJP
A61Q 5/00 20060101ALI20230915BHJP
A61Q 3/00 20060101ALI20230915BHJP
A61K 47/28 20060101ALI20230915BHJP
A61K 47/06 20060101ALI20230915BHJP
A61Q 19/10 20060101ALI20230915BHJP
【FI】
A61K8/44
A61K47/18
A61K47/22
A61K47/20
A61K47/14
A61K47/36
A61Q19/00
A61Q5/00
A61Q3/00
A61K47/28
A61K47/06
A61Q19/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023516089
(86)(22)【出願日】2020-09-10
(85)【翻訳文提出日】2023-04-26
(86)【国際出願番号】 EP2020075419
(87)【国際公開番号】W WO2022053140
(87)【国際公開日】2022-03-17
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511008850
【氏名又は名称】シムライズ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100114904
【氏名又は名称】小磯 貴子
(74)【代理人】
【識別番号】100134636
【氏名又は名称】金高 寿裕
(72)【発明者】
【氏名】ロウレンソ,カロリーナ
(72)【発明者】
【氏名】ランゲ,ザビーネ
(72)【発明者】
【氏名】クレリンク,リカルダ
【テーマコード(参考)】
4C076
4C083
【Fターム(参考)】
4C076AA11
4C076CC04
4C076CC18
4C076CC31
4C076DD02
4C076DD07
4C076DD09
4C076DD12
4C076DD13
4C076DD14
4C076DD16
4C076DD17
4C076DD18
4C076DD19
4C076DD34
4C076DD49
4C076DD51
4C076DD55
4C076DD60
4C076DD69
4C076DD70
4C076EE16
4C076EE23
4C076EE38
4C076FF67
4C083AB332
4C083AC122
4C083AC231
4C083AC272
4C083AC302
4C083AC331
4C083AC402
4C083AC421
4C083AC431
4C083AC521
4C083AC532
4C083AC581
4C083AC582
4C083AC642
4C083AC661
4C083AC712
4C083AC781
4C083AC782
4C083AC851
4C083AD131
4C083AD132
4C083AD241
4C083AD391
4C083AD392
4C083AD491
4C083AD531
4C083BB01
4C083BB04
4C083BB05
4C083BB06
4C083BB07
4C083CC02
4C083CC23
4C083CC25
4C083CC28
4C083CC31
4C083CC33
4C083CC38
4C083DD21
4C083DD23
4C083EE03
4C083EE06
(57)【要約】
本発明は特定のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルを含む界面活性剤含有製剤及び化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤のようなパーソナルケア用の前記製剤に関する。さらに、本発明は皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するための前記製剤の使用に関する。最後に、本発明は界面活性剤含有製剤の調製のための少なくとも1つの特定のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルの使用に関する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
界面活性剤含有製剤であって、
(a)前記界面活性剤含有製剤の総重量を基にして≧5重量%、特に≧7重量%の少なくとも1つの界面活性剤と
(b)一般式(I):
【化1】
の少なくとも1つのN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーと
(c)任意で少なくとも1つの美容上及び/または薬学上活性がある物質及び/または添加剤とを含む、またはそれらから成り、
式中、
R1は、5~50の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基、特に、5~24の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基であり、
R2は、1~49の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に、2~23の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、さらに特に、2~23の炭素原子を有し、且つ1~3のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基であり、
Y1及びY2は互いに独立して、水素またはヒドロキシル基であり、特に2つの基Y1及びY2の一方だけがヒドロキシル基であり、他方は水素原子であり、
R3及びR4は互いに独立して、水素または1~10の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に、水素または1~4の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に水素、メチルまたはエチル、特に水素であり、あるいは
R3及びR4は一緒に1~3の炭素原子を有するアルキル基であり、またはR3とR4との間の鎖と一緒に5員環~7員環の複素環を形成し、その際、前記アルキル基は1~3の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基(複数可)によって任意で置換され、または1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換された、前記界面活性剤含有製剤。
【請求項2】
前記一般式(I)にてR1及び/またはR2が10~20の炭素原子を有し、任意で1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基である、請求項1に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項3】
前記一般式(I)にてY1またはY2の一方がヒドロキシル基であり、他方が水素である、請求項1または2に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項4】
前記一般式(I)にてR3及びR4が互いに独立して水素または1、2、3もしくは4の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基であり、または閉環複素環を形成するためにR3及びR4は一緒に-CH
2-、-CH
2-CH
2-,-CH(OH)-、-CH(OH)-CH
2-もしくはCH
2-CH(OH)-である、請求項1~3のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項5】
前記一般式(I)にてR3及びR4がそれぞれ水素であり、Y1及びY2が互いに独立して水素もしくはヒドロキシル基であり、またはR3及びR4が一緒に-CH
2-もしくは-CH(OH)-であり、及びR3及びR4の間の鎖と一緒に5員環の複素環を形成し、且つ同時にY1及びY2が互いに独立して水素もしくはヒドロキシル基である、請求項1~4のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項6】
前記一般式(I)にてR3及びR4がそれぞれ水素であり、Y1及びY2が互いに独立して水素もしくはヒドロキシル基であり、特にY2がヒドロキシル基であり、Y1が水素である、またはR3及びR4が一緒に-CH
2-を表し、R3及びR4の間の鎖と一緒に5員環の複素環を形成し、且つ2つのY1及びY2の一方がヒドロキシル基である、請求項1~5のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項7】
前記一般式(I)にてR1が14~18の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、R2が13~18の炭素原子を有する直鎖アルキル基である、請求項1~6のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項8】
前記N-アシルヒドロキシアミノ酸エステルが式(II):
【化2】
またはそのエナンチオマーによって表される、請求項1~7のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項9】
前記界面活性剤含有製剤の総重量に基づいて少なくとも≧7重量%の少なくとも1つの界面活性剤、特に少なくとも≧10重量%の少なくとも1つの界面活性剤を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項10】
前記少なくとも1つの界面活性剤が、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性または双性イオン性の界面活性剤またはそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1~9のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項11】
前記アニオン性界面活性剤が、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ココ-硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、パレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、TIPA-ラウレス硫酸、スルホン酸αオレフィン、ココイルラクチル酸ナトリウム、ステアリルラクチル酸ナトリウム、アシルグルタミン酸、ココイルイセチオン酸ナトリウム/アンモニウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルサルコシン酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム、-ラウロイルラクチル酸、-カプロイルラクチル酸、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウレス-13カルボン酸ナトリウム、PEG-6コカミドカルボン酸ナトリウム、C12-C14オレフィンスルホン酸ナトリウム、C14-C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、C12-C13パレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、アンモニウム-及びTEA、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、コカミドMIPAラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、加水分解ジャガイモデンプンドデセニルコハク酸ナトリウム、及び前述のアニオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択され;及び/または
前記カチオン性界面活性剤が塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウム、塩化セトリモニウム、塩化または臭化トリメチルアンモニウム、塩化ラウリルまたはセチルピリジニウム、酸化アルキルジメチルアミンまたは酸化アルキルアミノエチルジメチルアミン、塩化ベンザルコニウム、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-37、コカミドMEA、塩化グアーヒドロキシプロピルトリモニウム、TEA-ドデシルベンゼンスルホネート、及び前述のカチオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択され;及び/または
前記非イオン性界面活性剤がコカミドMEA、コカミドDEA、コカミドMIPA、ラウリルグルコシド、デシルグリコシドココグリコシド、PEG-40水素添加ヒマシ油、トリデセス-9、ポリソルベート-20、ポリソルベート-60、ポリソルベート-80、ラウレス-2、ラウレス-4、ヤシ脂肪酸PEG-7グリセリル、セテアリルグルコシド、ラウラミドDEA、ラウラミドMEA、ジステアリン酸グリコール、パーム脂肪酸PEG-200-水素添加グリセリル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ソルビタンセスキカプリル酸;及び前述の非イオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択され;及び/または
前記両性または双性イオン性の界面活性剤がアシル/ジアルキルエチレンジアミン、例えば、アシルアンホ酢酸ナトリウム、アシルアンホジプロピオン酸二ナトリウム、アルキルアンホジ酢酸二ナトリウム、アシルアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、アシルアンホ二酢酸二ナトリウム及びアシルアンホプロピオン酸ナトリウム;N-アルキルアミノ酸、例えば、アミノプロピルアルキルグルタミド、アルキルアミノプロピオン酸、アルキルイミド二プロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホカルボキシグリシネート、または前述の両性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択され;
特に、少なくとも1つの界面活性剤がラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ナトリウムラウリルエーテル、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、ラウリルグルコシド、カプリリル/カプリルグルコシド、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、デシルグルコシド、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ジステアリン酸グリコール、ココ-ベタイン、PPG-5-セテス-20、ココ-グルコシド、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ココイルサルコシン酸アンモニウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、コカミド-MEA、PEG-7グリセリルヤシ脂肪酸、グリコール/ジステアリン酸、オレオイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム及び前述のアニオン性または両性または双性イオン性の界面活性剤の2以上の混合物から成るアニオン性または両性または双性イオン性の界面活性剤の群から選択される、請求項1~10のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項12】
さらに、(α)-ビサボロール及び/またはフィトステロールを含む、請求項1~11のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項13】
前記美容上及び/または薬学上活性がある物質及び/または添加剤が、抗炎症剤、抗菌性もしくは抗真菌性の物質、発赤緩和もしくは掻痒緩和の作用を有する物質、鎮痛物質、保湿剤及び/または冷却剤、浸透圧調節物質、角質溶解物質、栄養物質、抗炎症性、抗菌性または抗真菌性の物質、発赤緩和もしくは掻痒緩和の作用を有する物質、鎮痛物質、フケ防止物質、または溶媒、芳香酸化防止剤、保存剤、(金属)キレート剤、浸透増強剤のような他の活性化合物、及び/または美容上または薬学上許容される賦形剤から成る群から選択される、請求項1~12のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項14】
パーソナルケアのための、特に皮膚、毛髪、頭皮または爪のケアのための製剤としての特に液状形態または固形形態での、請求項1~13のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項15】
固形石鹸、液状石鹸、クレンジング製品、クレンジングジェル、風呂及びシャワーの添加剤、皮膚及び身体のシャンプー、毛髪コンディショナー、髭剃り製品、フケ防止シャンプー及びミセル水から成る群から選択される、請求項14に記載の界面活性剤含有製剤。
【請求項16】
皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するための請求項1~13のいずれか1項に記載の界面活性剤含有製剤の使用。
【請求項17】
界面活性剤含有製剤を調製するための、請求項1~7のいずれか1項に記載の一般式(I):
【化3】
の少なくとも1つのN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーの使用、または請求項8に記載の一般式(II):
【化4】
によって表されるN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーの使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は特定のN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステルを含む界面活性剤含有製剤、及び例えば、化粧品製剤、医薬製剤、特に皮膚用製剤のようなパーソナルケアのための前記製剤に関する。さらに、本発明は皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するための前記製剤の使用に関する。最後に、本発明は界面活性剤含有製剤を調製するための少なくとも1つの特定のN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステルの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚は身体の最大の器官である。それは制御されない水分損失及び環境的に誘導される機械的な、物理的な、生物学的な及び化学的なストレスから身体を保護する。ヒトの皮膚は、3つの層、表皮、真皮及び皮下組織、と同様に例えば、毛包、皮脂腺及び汗腺のような皮膚付属器から成る。表皮は生物とその環境との間の界面であり、脱水から、及び例えば、病原体や日光のような有害な影響の浸透から身体を保護する。この保護機能は主としていわゆる表皮透過性バリアによって満たされる。
【0003】
この最外層の表皮皮膚層は角質層から成り、身体の領域に応じてぎっしり詰まった複合物でできている。これは角化細胞と細胞間脂質で構成される。細胞間脂質は次に3つの主要な画分:セラミド(約30%)、遊離の脂肪酸(約30%)及びコレステロールとその誘導体から成る。セラミドは脂質に属するスフィンゴ脂質の亜群である。それらは不飽和アミノアルコール(スフィンゴシン)とアミド基を介して結合した脂肪酸とから成る。
【0004】
加えて、細胞間脂質を構成するセラミドは毛髪にも存在する。毛髪は髄質、皮質及び毛小皮から成り、毛髪のほとんどはケラチンタンパク質で出来た皮質である。皮質のケラチンタンパク質が失われると、脱毛または切れ毛のような症状と共に毛髪は弱くなる。皮質のケラチンタンパク質の喪失を防ぐために毛髪の毛小皮を保護し、改善することが必要である。皮膚の角質層及び毛髪の毛小皮は類似の機能を実行する。
毛髪の毛小皮は毛髪の最外層上の薄層であり、皮質のケラチンタンパク質を保護するように層状層の形態を取り、毛髪が損傷されるのを防ぎ、例えば、パーマ、染料及びドライヤーのような外界の刺激から毛髪を保護するバリアとして機能する。セラミドは毛髪の毛小皮に存在し、毛髪の内部組織を強化し、保護する機能を実行する。
【0005】
セラミドはバリア脂質のほぼ50%の重量分担率を占めるので、脂質のセラミドのクラスはここでは特に重要である。他方、長鎖オメガ-ヒドロキシ脂肪酸(C30~C32)を伴う特殊なセラミドは角膜細胞の表面タンパク質のグルタミン酸残基に対する共有結合を促進する。これによって確実に、透過性バリアが特に剛性の構造を有するので皮膚を乾燥から保護し、異物の侵入を防ぐようにする。
【0006】
洗剤または溶媒による過剰な処理、UV光の照射または過度に低い大気中の湿度を含む、皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を低減するまたは損傷する多数の因子が知られている。
【0007】
この天然のバリアの障害は乾燥皮膚、かゆみの発生、かさかさ肌、または皮膚病のような病的な皮膚症状さえもたらす。最終的には、皮膚のバリア機能は加齢と共に劣化することが観察されている。
【0008】
バリア機能が低下すると、例えば、アレルゲン及び刺激物のような局所に塗布される物質が皮膚、毛髪または爪に浸透しやすくなり、そこでそれらは損傷のない皮膚よりも深刻な影響を発生させ得る。したがって、アレルギー皮膚反応及び刺激物皮膚反応を防ぎ、(α-)ビサボロール、パンテノール、生合成の刺激剤などのような活性物質を提供することによって皮膚を修復するために皮膚または毛髪のバリア機能を強化する試みがすでに行われている。
【0009】
そのような皮膚、毛髪、頭皮または爪の状態を防ぐまたは修復する別の考えられる方法はセラミド及び疑似セラミドを含有する皮膚用組成物を局所塗布することである[Kucharekova M.et al.(2002),Contact Dermatitis,46(6)331-338;Coderch L.et al.(2002),Contact Dermatitis,47(3),139-146;Park et al.(2001),Kosmetik & Korperpflege,116(6),65-76;Park et al.(2001),SOFW-Journal,127,10-18]。そのような両性化合物は皮膚脂質バリアの細胞外マトリックスに特に上手く組み込むことができる。
【0010】
セラミド及び疑似セラミド、すなわち、合成セラミドは2つの任意でヒドロキシル置換された長鎖(≧C6)アルキル鎖またはアルケニル鎖で出来た極性の頭部基及び非極性の尾部から成る両性蝋状脂質分子である。セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸とから構成される:
【化1】
【0011】
セラミド及び疑似セラミド(セラミド類似体)は1000未満の分子量を有するので、化粧品製剤にて外部から適用されると、活性物質は皮膚の脂質バリアに到達することができる。セラミドまたは疑似セラミドの外用は皮膚、毛髪及び爪の脂質バリアの修復をもたらし、それによって機能の上記の障害を軽減することができ、または除去することができる。これらの集中的な保湿剤は小皺や皺を軽減することができ、乾燥皮膚を防ぐことができ、毛髪を柔らかく且つ健全に保つことができる。さらに、疑似セラミド皮膚ケア製品は角質層を修復することさえできる。
【0012】
セラミドの重要性は広く知られている。しかしながら、天然のセラミドは単離するのが難しく、合成するのは面倒で且つ高価である。
【0013】
US006060612Aは、疑似セラミドとしての1,3-ビス(N-(2-ステアリン酸アルキル)アシルアミノ)-2-ヒドロキシアルカン及びそれらの化粧品での使用を記載している。
【0014】
WO9821176A1は、N-(2-ヒドロキシエチル)-3-オキソ-2-アルキルアルキルアミドの調製、ならびに皮膚の老化に対する保護のため、皮膚及び毛髪の抵抗性の強化のため、及びそれらの修復のためのその化粧品での使用を記載している。
【0015】
EP0864563A12は、外部の影響及び刺激物に対して保護するように天然のバリア機能を強化するためのN-アシルヒドロキシアミノ酸エステル、特にN-アシルヒドロキシプロリン及びN-アシルヒドロキシスレオニンエステルの使用を記載している。
【0016】
疑似セラミドの他の例は、Muller H.,2002,The Chemistry of Natural及びSynthetic Skin Barrier lipid,in:Jungermann E.,Kosmetische Wissenschaft und Technologie,volume 24と同様にKosmetische Lipide und die Hautbarriere,Marcel Dekker,New York Basel,2002,1-35に記載されている。
【0017】
WO9400127A1は損傷した皮膚の表皮バリア機能の修復のための、コレステロールとセラミドとC12~C20のアルキル鎖を持つ必須脂肪酸と非必須脂肪酸との治療上有効な混合物の使用を記載している。
【0018】
WO2006/053912A1は皮膚の損傷を防ぐための(α-)ビサボロールと組み合わせてセラミド及び/または疑似セラミドを含む調製物を明らかにしている。
【0019】
今まで、セラミドまたは疑似セラミドは、界面活性剤製剤ではないが、溶液、ローションまたはエマルションの形態での局所適用のための化粧品及び医薬品として、皮膚科学では単独で使用されている。
【0020】
式(エナンチオマーを伴う):
【化2】
によって表されるセラミド2、または
式(エナンチオマーを伴う):
【化3】
によって表されるセラミド3のような一部の疑似セラミドは構造的理由のために、溶解するのが難しいという短所を有し、すなわち、製剤では乏しい溶解度及び不安定性を有し、製剤にて沈殿をもたらすので濁りが出る。したがって、前記製剤ではセラミド2及びセラミド3を高濃度で使用するのは困難である。
【0021】
特に、前述の疑似セラミドは、それらの親油性構造及び高い融点:セラミド2:93~96℃、セラミド3:98~110℃に起因して洗剤皮膚ケアまたは洗剤毛髪ケアの調製物のような皮膚ケアのための界面活性剤製剤にて有意に低い溶解度を有する。
【0022】
疑似セラミドを界面活性剤製剤に溶解するために、前記製剤を前記疑似セラミドの融点を上回って加熱する必要がある。高い融点に起因して疑似セラミドは冷却の際、再結晶化する傾向がある。
【0023】
代わりに、疑似セラミドは実際のところ、ヘキシルデカノールのような溶媒と、任意で(α-)ビサボロール及びフィトステロールのようなさらなる成分と組み合わせて使用される。しかしながら、ヘキシルデカノールは親油性が高い物質なので、界面活性剤組成物への添加は界面活性剤組成物の分解をもたらし、粘度が低下した濁った不安定な溶液につながる。
【0024】
したがって、溶解度及び安定性が改善されているので疑似セラミドが保存の間に沈殿せず、濁りにつながらない疑似セラミド化合物を含む界面活性剤含有製剤、特にすぐ使える界面活性剤含有製剤を提供することが本発明の目的である。
【0025】
皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するための、界面活性剤含有製剤にて高濃度で利用可能である疑似セラミド化合物を含み、疑似セラミドの改善された生体利用効率をもたらす界面活性剤含有製剤を提供することは本発明の別の目的である。
【0026】
驚くべきことに、以下に記載され、定義されているような、低い融解範囲のせいで製剤化しやすく、優れた溶解度及び安定性を有し、再結晶化または濁りをもたらさない特殊な疑似セラミド化合物を使用することによって界面活性剤含有製剤を調製できることが見いだされた。
【発明の概要】
【0027】
上記課題を達成するために、本発明は第1の態様にて
(a)製剤の総重量を基にして≧5%、特に≧7%の少なくとも1つの界面活性剤と;
(b)一般式(I):
【化4】
の少なくとも1つのN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーと;
(c)任意で少なくとも1つの美容上及び/または皮膚科学上活性がある物質及び/または添加剤とを含む、またはそれらから成る界面活性剤含有製剤を提供し、
式中、
R1は、5~50の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基、特に、5~24の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基であり、
R2は、1~49の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に、2~23の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、さらに特に、2~23の炭素原子を有し、且つ1~3のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基であり、
Y1及びY2は互いに独立して、水素またはヒドロキシル基であり、特に2つの基Y1及びY2の一方だけがヒドロキシル基であり、他方は水素原子であり、
R3及びR4は互いに独立して、水素または1~10の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に、水素または1~4の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に水素、メチルまたはエチル、特に水素であり、あるいは
R3及びR4は一緒に1~3の炭素原子を有するアルキル基であり、またはR3とR4との間の鎖と一緒に5員環~7員環の複素環を形成し、その際、アルキル基は1~3の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基(複数可)によって任意で置換され、または1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換されている。
【0028】
第2の態様では、本発明は、皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するための、または化粧用の、医薬用の、特に皮膚用の界面活性剤含有製剤としての、上記で定義されるような一般式(I)のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマー(複数可)を含む界面活性剤含有製剤の使用を提供する。
【0029】
最後に、その上さらなる態様では、本発明は化粧品用の、医薬用の、特に皮膚用の界面活性剤含有製剤を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】調製後及び5℃での保存後及び暗所で室温にて保存後の界面活性剤含有製剤におけるセラミド/疑似セラミドの溶解度を示す写真である。
【0031】
【
図2】さまざまなシャンプー製剤で処理した後の毛髪の艶評価の結果を示す図である。
【0032】
【
図3】様々な付けたままのコンディショニング製剤で処理した後の毛髪繊維の膨潤試験の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明は添付の特許請求の範囲にて規定される。しかしながら、本発明自体及びその好ましい変形、他の目的及び利点はまた、添付の実施例及び図面と併せて以下の詳細な説明でも明らかである。
【0034】
第1の態様では、本発明は
(a)製剤の総重量を基にして≧5%、特に≧7%の少なくとも1つの界面活性剤と;
(b)一般式(I):
【化5】
の少なくとも1つのN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーと;
(c)任意で少なくとも1つの美容上及び/または皮膚科学上活性がある物質及び/または添加剤とを含む、またはそれらから成る界面活性剤含有製剤に関するものであり、
式中、
R1は、5~50の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基、特に、5~24の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基であり、
R2は、1~49の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、好ましくは、2~23の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、さらに好ましくは、2~23の炭素原子を有し、且つ1~3のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基であり、
Y1及びY2は互いに独立して、水素またはヒドロキシル基、特に2つの基Y1及びY2の一方だけがヒドロキシル基であり、他方は水素原子であり、
R3及びR4は互いに独立して、水素または1~10の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、好ましくは、水素または1~4の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、特に水素、メチルまたはエチル、特に水素であり、あるいは
R3及びR4は一緒に1~3の炭素原子を有するアルキル基であり、またはR3とR4との間の鎖と一緒に5員環~7員環の複素環を形成し、その際、アルキル基は1~3の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基(複数可)によって任意で置換され、または1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換されている。
【0035】
本発明の文脈での「界面活性剤」という用語は、希釈した溶液にて主として洗浄及び/または泡立ちの特性を持つ界面活性剤または界面活性剤の混合物を意味する。
【0036】
界面活性剤は溶液(水相または油相)にてミセルと呼ばれる自己集合する分子クラスターを作り出す物質であり、溶液と別の相(気体/固体)との間の界面に吸着する。2つの物理的特性を示すために、界面活性剤は同一分子内に異なる親和性で2つの異なる官能基を持つ化学構造を有する必要がある。ふつう、界面活性剤の分子は双方とも8~22の炭素を持つアルキル鎖を有する。この鎖は疎水性基と呼ばれ、水に対する親和性を示さない(界面活性剤は水系で使用されることが多いのでそれらは疎水性基と呼ばれるが、脂質系で使用されれば、それらは親油性基と呼ばれる)。界面活性剤分子はまた水に対する親和性を有する親水性基と呼ばれる官能基も有する。2つの対向する機能を持つこの種の構造は両性構造と呼ばれる。
【0037】
界面活性剤は一般に分子の親水性部分の性質及び電荷に従って分類される。界面活性剤はイオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤に分類される。イオン性界面活性剤は、親水性基が水溶液にてアニオンに解離するアニオン性界面活性剤、カチオンに解離するカチオン性界面活性剤、多くはpHに応じてアニオン及びカチオンに解離する両性または双性イオン性の界面活性剤に細分類される。非イオン性界面活性剤は水溶液にてイオンに解離しない界面活性剤であり、その親水性基の種類に応じて細分類される。イオン性界面活性剤の共通する親水性基は、カルボン酸(-COO-)、硫酸(-OSO3
-)、スルホン酸(-SO3
-)、カルボキシベタイン(-NR2CH2COO-)、スルホベタイン(-N(CH3)2C3H6SO3
-)及び四級アンモニウム(-R4N+)である。
【0038】
界面活性剤はまた、その溶解性に応じて分類され、例えば、脂質に溶解する疎水性(親油性)物質の水に可溶性である親水性界面活性剤がある。イオン性界面活性剤は一般に親水性界面活性剤であるが、非イオン性界面活性剤は親水性基と親油性基のバランスに応じて親和性または親油性のいずれかであるこができる。言い換えれば、非イオン性界面活性剤の溶解性は水を引き付ける親水性基の能力と油を引き付ける親油性基の能力の間のバランスに依存する。親水性・親油性バランス(HLB)は相対的なバランスを定量する指標である。
【0039】
水が油と混合される場合、界面活性剤は水中で拡散し、空気と水の間の界面または油と水の間の界面で吸着する。水不溶性の疎水性基はバルク水相の外、空気中、または油相の中に広がってもよい一方で、水溶性頭基は水相に残ったままである。
【0040】
バルク水性相では、界面活性剤はミセルのような凝集体を形成し、そこで、疎水性尾部は凝集体のコアを形成し、親水性頭部は周囲の液体と接触する。凝集体の他の種類、例えば、球状ミセルまたは円筒状ミセル、または脂質層も形成され得る。凝集体の形状は界面活性剤の化学構造、すなわち、親水性頭部と疎水性尾部の間のサイズのバランスに依存する。
【0041】
界面活性剤はほとんどの界面活性剤製剤で「核心」を形成し、これらの系で多数の異なる役割を実行する。
【0042】
化粧品では、界面活性剤は、例えば、油のような非混和性液を保持すること及び水を均一に混合することのような重要な役割を担う。それらの主要な機能は皮膚、毛髪、頭皮及び爪から汚れ、例えば、皮脂及び固形粒子を取り除くことであるが、それらはまた、泡立て、製品の粘度を強化すること、活性物を懸濁すること、及び香料の可溶化のためにも重要である。界面活性剤はまた、皮膚及び毛髪に浸透させる、ならびに皮膚、毛髪、頭皮及び爪の上にまたは中に活性物を送達する、ならびにさらに系を何年間も安定に保持するために系を支えるのに使用される系の性能で重要な役割を担っている。これに加えて、それらは皮膚、毛髪、頭皮、爪及び眼に対してできるだけ穏やかであるように選択され、混合される必要がある。最後に、界面活性剤はさまざまな濃度によってその機能を変化させるが、開発プロセスの間に製品の感触や機能を制御するのにそれらが利用され得るので、このことは化粧品に対して必須となっている。
【0043】
本発明に係る界面活性剤含有製剤における界面活性剤はアニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性または双性イオン性の界面活性剤から成る群から選択される。好ましくは、本発明に係る界面活性剤含有製剤ではアニオン性、非イオン性及び/または両性または双性イオン性の界面活性剤が使用される。
【0044】
アニオン性界面活性剤は官能基としてカルボン酸基、硫酸基またはスルホン酸基を含む。水溶液では、酸性媒体または中性媒体にてそれらは負に荷電した有機イオンを形成する。カチオン性界面活性剤はほぼ例外なく四級アンモニウム基の存在を特徴とする。水溶液では、酸性媒体または中性媒体にてそれらは正に荷電した有機イオンを形成する。両性界面活性剤はアニオン基及びカチオン基の双方を含有するので、水溶液ではpH値に応じてアニオン性界面活性剤またはカチオン性界面活性剤のように挙動する。それらは強酸媒体では正の電荷を有し、アルカリ性媒体では負の電荷を有する。中性のpH範囲では、対照的にそれらは双性イオン性イオン性である。ポリエーテル鎖は非イオン性界面活性剤の典型である。非イオン性界面活性剤は水性媒体にてイオンを形成しない。
【0045】
本発明に係る界面活性剤含有製剤にて有利に使用することができるアニオン性界面活性剤には、アシルアミノ酸(及びそれらの塩)、例えば:アシルグルタミン酸、例えば、アシルグルタミン酸ナトリウム、アスパラギン酸ジ-TEA-パルミトイル及びカプリル酸/カプリン酸グルタミン酸ナトリウム;アシルペプチド、例えば、パルミトイル-加水分解ラクトタンパク質、ナトリウムココイル-加水分解ダイズタンパク質及びナトリウム/カリウムココイル-加水分解コラーゲン;サルコシン酸、例えば、サルコシン酸ミリストイル、TEA-サルコシン酸ラウロイル、サルコシン酸ナトリウムラウロイル及びサルコシン酸ナトリウムココイル;タウリン酸、例えば、タウリン酸ナトリウムラウロイル及びタウリン酸ナトリウムメチルココイル;アシルラクチル酸、例えば、ラクチル酸ラウロイル及びラクチル酸カプロイル;アラニン酸;カルボン酸及び誘導体、例えば、ラウリン酸、ステアリン酸アルミニウム、アルカノン酸マグネシウム及びウンデシレン酸亜鉛;エステルカルボン酸、例えば、ラクチル酸ステアロイルカルシウム、クエン酸ラウレス-6及びナトリウムPEG-4カルボン酸ラウルアミド;エーテルカルボン酸、例えば、ラウレス-13カルボン酸及びナトリウムPEG-6コカミドカルボン酸;リン酸のエステル及び塩、例えば、リン酸DEA-オレス-10及びリン酸ジラウレス-4;硫酸及び塩、例えばアシルイセチオン酸、例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム/アンモニウム;スルホン酸アルキルアリール;スルホン酸アルキル、例えば、ココモノグリセリドスルホン酸ナトリウム、C12-C14オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム及びPEG-3コカミド硫酸マグネシウム;スルホコハク酸、例えば、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム及びウンデシレンアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム;及び硫酸エステル、例えば、硫酸アルキルエーテル、例えば、ラウレス硫酸ナトリウム、アンモニウム、マグネシウム、MIPA、TIPA、ミレス硫酸ナトリウム及びC12-13パレス硫酸ナトリウム、及び硫酸アルキル、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、アンモニウム及びTEA、または前述のアニオン性界面活性剤の2以上の混合物が挙げられる。
【0046】
特に好ましいアニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ココ-硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、パレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、TIPA-ラウレス硫酸、スルホン酸αオレフィン、ココイルラクチル酸ナトリウム、ステアリルラクチル酸ナトリウム、アシルグルタミン酸、ココイルイセチオン酸ナトリウム/アンモニウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルサルコシン酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム、-ラウロイルラクチル酸、-カプロイルラクチル酸、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウレス-13カルボン酸ナトリウム、PEG-6コカミドカルボン酸ナトリウム、C12-C14オレフィンスルホン酸ナトリウム、C14-C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、C12-C13パレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、アンモニウム-及びTEA、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、コカミドMIPAラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、加水分解ジャガイモデンプンドデセニルコハク酸ナトリウム、及び前述のアニオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択される。
【0047】
本発明に係る界面活性剤含有製剤にて有利に使用することができるカチオン性界面活性剤にはアルキルアミン、アルキルイミダゾール、エトキシル化アミン及び四級界面活性剤が挙げられる。四級界面活性剤は4つのアルキル基またはアリール基に共有している少なくとも1つのN原子を含有する。これはpH値にかかわりなく正の電荷をもたらす。アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン及びアルキルアミドプロピルヒドロキシスルファインは有利である。使用されるカチオン性界面活性剤は好ましくは、四級アンモニウム化合物、特に、塩化または臭化ベンジルトリアルキルアンモニウム、例えば、塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウム、と同様にアルキルトリアルキルアンモニウム塩、例えば、塩化または臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化または臭化アルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化または臭化ジアルキルジメチルアンモニウム、硫酸アルキルアミドエチルトリメチルアンモニウムエーテル、アルキルピリジニウム塩、例えば、塩化ラウリルまたはセチルピリジニウム、イミダゾリン誘導体及びカチオン性の性質の化合物、例えば、酸化アミン例えば、酸化アルキルジメチルアミンまたは酸化アルキルアミノエチルジメチルアミンの群から選択することができる。セチルトリメチルアンモニウム塩は特に有利に使用することができる。
【0048】
特に好ましいカチオン性界面活性剤は塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウム、塩化セトリモニウム、塩化または臭化トリメチルアンモニウム、塩化ラウリルまたはセチルピリジニウム、酸化アルキルジメチルアミンまたは酸化アルキルアミノエチルジメチルアミン、塩化ベンザルコニウム、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-37、コカミドMEA、塩化グアーヒドロキシプロピルトリモニウム、TEA-ドデシルベンゼンスルホネート、及び前述のカチオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択される。
【0049】
本発明に係る界面活性剤含有製剤にて有利に使用することができる非イオン性界面活性剤には、アルコール類;アルカノールアミド、例えば、コカミドMEA/DEA/MIPA、酸化アミン、例えば、酸化コカミドプロピルアミン;カルボン酸の酸化エチレン、グリセロール、ソルビタンまたは他のアルコールによるエステル化によって形成されるエステル;その他、例えば、エトキシ化/プロポキシ化アルコール、エトキシ化/プロポキシ化エステル、エトキシ化/プロポキシ化グリセロールエステル、エトキシ化/プロポキシ化コレステロール、エトキシ化/プロポキシ化トリグリセリドエステル、エトキシ化/プロポキシ化ラノリン、エトキシ化/プロポキシ化ポリシロキサン、プロポキシ化POEエーテル及びアルキルポリグリコシド、例えば、ラウリルグルコシド、デシルグリコシド及びココグリコシド;スクロースエステル及びエーテル;ポリグリセロールエステル、ジグリセロールエステル、モノグリセロールエステル;メチルグルコースエステル及びヒドロキシ酸のエステルが挙げられる。
【0050】
特に好ましい非イオン性界面活性剤は、コカミドMEA、コカミドDEA、コカミドMIPA、ラウリルグルコシド、デシルグリコシドココグリコシド、PEG-40水素添加ヒマシ油、トリデセス-9、ポリソルベート-20、ポリソルベート-60、ポリソルベート-80、ラウレス-2、ラウレス-4、ヤシ脂肪酸PEG-7グリセリル、セテアリルグルコシド、ラウラミドDEA、ラウラミドMEA、ジステアリン酸グリコール、パーム脂肪酸PEG-200-水素添加グリセリル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ソルビタンセスキカプリル酸;及び前述の非イオン性界面活性剤の2以上の混合物から成る群から選択される。
【0051】
本発明に係る界面活性剤含有製剤にて有利に使用することができる両性または双性イオン性イオン界面活性剤には、アシル/ジアルキルエチレンジアミン、例えば、アシルアンホ酢酸ナトリウム、アシルアンホジプロピオン酸二ナトリウム、アルキルアンホジ酢酸二ナトリウム、アシルアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、アシルアンホ二酢酸二ナトリウム及びアシルアンホプロピオン酸ナトリウム;N-アルキルアミノ酸、例えば、アミノプロピルアルキルグルタミド、アルキルアミノプロピオン酸、アルキルイミド二プロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホカルボキシグリシネート、または前述の両性界面活性剤の2以上の混合物が挙げられる。
【0052】
アニオン性、カチオン性、非イオン性または両性もしくは双性イオン性の界面活性剤の好ましい且つ典型的な例には、アーモンドアミドプロピルアミン酸化物、アーモンドアミドプロピルベタイン、アミノプロピルラウリルグルタミン、C12-15アルキル硫酸アンモニウム、C12-16アルキル硫酸アンモニウム、カプリレス硫酸アンモニウム、ココモノグリセリド硫酸アンモニウム、ココ-硫酸アンモニウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ココイルサルコシン酸アンモニウム、C12-15パレス硫酸アンモニウム、C9-10パーフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム、ジノニルスルホコハク酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム、イソステアリン酸アンモニウム、ラウレス-6カルボン酸アンモニウム、ラウレス-8カルボン酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス-5硫酸アンモニウム、ラウレス-7硫酸アンモニウム、ラウレス-9硫酸アンモニウム、ラウレス-12硫酸アンモニウム、ラウロイルサルコシン酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ミレス硫酸アンモニウム、ミリスチル硫酸アミウム、ノノキシノール-4硫酸アンモニウム、ノノキシノール-30硫酸アンモニウム、オレイン酸アンモニウム、パーム核硫酸アンモニウム、ステアリン酸アンモニウム、トール酸アンモニウム、AMPD-イソステアロイル加水分解コラーゲン、AMPD-ロジン加水分解コラーゲン、AMP-イソステアロイル加水分解コラーゲン、AMP-イソステアロイル加水分解ケラチン、AMP-イソステアロイル加水分解ダイズタンパク質、AMP-イソステアロイル加水分解コムギタンパク質、アンズアミドプロピルベタイン、アラキジン酸、リン酸アルギニンヘキシルデシル、アボカドアミドプロピルベタイン、アボカド油グリセレス-8エステル、ババス酸、ババスアミドプロピルアミン酸化物、ババスアミドプロピルベタイン、蜜蝋酸、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘンアミン酸化物、ベヘネス-25、ベヘネス-30、ベヘン酸、ベヘニルベタイン、ビス-ブチルジメチコンポリグリセリル-3、ブトキシノール-5カルボン酸、ブトキシノール-19カルボン酸、ブチルジモニウムヒドロキシプロピルブチルグルコシド塩化物、ブチルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシド塩化物、ブチルグルコシド、カプリン酸ブチルグルコシド、ブチルグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物、ブチルオクタン酸、C18-36酸、C20-40酸、C30-50酸、C16-22酸アミドMEA、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、ラウロイルタウリン酸カルシウム、C9-16アルカン/シクロアルカン、ベンゼンスルホン酸C10-14アルキル、C12-14アルキルDiアミノエチルグリシンHCL、リン酸C9-15アルキル、Candida bombicola/グルコース/ナタネ油脂肪酸メチル発酵物、カノールアミドプロピルベタイン、カプリン酸、カプロン酸、カプロイルエチルグルコシド、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カプリレス-4カルボン酸、カプリレス-6カルボン酸、カプリレス-9カルボン酸、カプリン酸、カプロイルコラーゲンアミノ酸、カプロイルグリシン、カプロイル加水分解コラーゲン、カプロイル加水分解ケラチン、カプロイルケラチンアミノ酸、カプロイルシルクアミノ酸、カプリリル/カプリルグルコシド、カプリリル/カプリルコムギヌカ/ワラグリコシド、カプリリルグルコシド、カプリリルグリセリルエーテル、カプリリルピロリドン、カルニチン、セテアレス-20、セテアレス-23、セテアレス-24、セテアレス-25、セテアレス-27、セテアレス-28、セテアレス-29、セテアレス-30、セテアレス-33、セテアレス-34、セテアレス-40、セテアレス-50、セテアレス-55、セテアレス-60、セテアレス-80、セテアレス-100、セテアレス-25カルボン酸、セテアレス-2リン酸、セテアレス-4リン酸、セテアレス-5リン酸、セテアレス-10リン酸、セテス-20、セテス-23、セテス-24、セテス-25、セテス-30、セテス-40、セテス-45、セテス-150、セテス-8リン酸、セテス-10リン酸、セテス-20リン酸、セトレス-22、セトレス-24、セトレス-25、セトレス-30、セチルベタイン、Chrysanthemum sinenseの花抽出物、C12-14ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルβ-アラニン、C12-14ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルアミン酸化物、コカミドプロピルベタインアミドMEA塩化物、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、コカミン酸化物、コカミノ酪酸、コカミノプロピオン酸、コセス-7カルボン酸、コセス-4グルコシド、ココアンホジプロピオン酸、ココベタインアミドアンホプロピオン酸、ココ-ベタイン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コメタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コムギタンパク質、ココ-グルコシド、ココグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物、ココ-ヒドロキシスルタイン、ココ-モルフォリン酸化物、ココナッツ酸、ココナッツ油グリセレス-8エステル、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココ-スルタイン、ココ/ヒマワリアミドプロピルベタイン、ココイルコリンメト硫酸、ココイルグルタミン酸、ココイル加水分解コラーゲン、ココイル加水分解ケラチン、ココイル加水分解カラスムギタンパク質、ココイル加水分解コメタンパク質、ココイル加水分解シルク、ココイル加水分解ダイズタンパク質、ココイル加水分解コムギタンパク質、ココイルサルコシン、コーン酸、綿実酸、綿実油グリセレス-8エステル、C10-16パレス-1、C10-16パレス-2、C11-13パレス-6、C11-13パレス-9、C11-13パレス-10、C11-15パレス-30、C11-15パレス-40、C12-13パレス-1、C12-13パレス-23、C12-14パレス-5、C12-14パレス-9、C13-15パレス-21、C14-15パレス-8、C20-22パレス-30、C20-40パレス-40、C20-40パレス-95、C22-24パレス-33、C30-50パレス-40、C9-11パレス-6カルボン酸、C9-11パレス-8カルボン酸、C11-15パレス-7カルボン酸、C12-13パレス-5カルボン酸、C12-13パレス-7カルボン酸、C12-13パレス-8カルボン酸、C12-13パレス-12カルボン酸、C12-15パレス-7カルボン酸、C12-15パレス-8カルボン酸、C12-15パレス-12カルボン酸、C14-15パレス-8カルボン酸、C6-10パレス-4リン酸、C12-13パレス-2リン酸、C12-13パレス-10リン酸、C12-15パレス-6リン酸、C12-15パレス-8リン酸、C12-15パレス-10リン酸、C12-16パレス-6リン酸、
C4-18パーフルオロアルキルエチルチオヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物、クパスアミドプロピルベタイン、DEA-C12-13アルキル硫酸、DEA-C12-15アルキル硫酸、DEA-セテアレス-2リン酸、DEA-セチル硫酸、DEA-ココアンホジプロピオン酸、DEA-C12-13パレス-3硫酸、DEA-シクロカルボキシプロピルオレイン酸、DEA-ドデシルベンゼンスルホン酸、DEA-イソステアリン酸、DEA-ラウレス硫酸、DEA-ラウリル硫酸、DEA-リノレン酸、DEA-メチルミリスチン酸スルホン酸、DEA-ミレス硫酸、DEA-ミリスチン酸、DEA-ミリスチル硫酸、DEA-オレス-5リン酸、DEA-オレス-20リン酸、DEA PG-オレイン酸、デセス-7カルボン酸、デセス-7グルコシド、デセス-9リン酸、デシルアミン酸化物、デシルベタイン、デシルグルコシド、デシルテトラデセス-30、デシルテトラデシルアミン酸化物、ラウラミド-MEAスルホコハク酸二アンモニウム、ラウリルスルホコハク酸二アンモニウム、オレアミドPEG-2スルホコハク酸二アンモニウム、ジブトキシメタン、ジ-CI2-15パレス-2リン酸、ジ-CI2-15パレス-4リン酸、ジ-CI2-15パレス-6リン酸、ジ-C12-15パレス-8リン酸、ジ-CI2-15パレス-10リン酸、ジドデシル ブタンテトラカルボン酸、ジエチルアミンラウレス硫酸、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、ジヒドロキシエチルC8-10 アルコキシプロピルアミン酸化物、ジヒドロキシエチルC9-11アルコキシプロピルアミン酸化物、ジヒドロキシエチルC12-15アルコキシプロピルアミン酸化物、ジヒドロキシエチルコカミン酸化物、ジヒドロキシエチラウラミン酸化物、ジヒドロキシエチルステアラミン酸化物、ジヒドロキシエチルタロウアミン酸化物、ジメチコンPEG-7リン酸、ジメチコンPEG-10リン酸、ジメチコンPEG/PPG-7/4リン酸、ジメチコンPEG/PPG-12/4リン酸、ジメチコン/ポリグリセリン-3クロスポリマー、ジメチコンプロピルPG-ベタイン、ジミリスチルリン酸、メト硫酸ジオレオイルアミドエチルヒドロキシエチルモニウム、DIPA-水素添加ヤシ脂肪酸、DIPA-ラノリン脂肪酸、DIPA-ミリスチン酸、カプロイルグルタミン酸二カリウム、ラウリルスルホコハク酸二カリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸二カリウム、ババスアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、カプロイルグルタミン酸二ナトリウム、セテアリルスルホコハク酸二ナトリウム、セチルフェニルエーテル二スルホン酸二ナトリウム、セチルスルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMIPA PEG-4スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドPEG-3スルホコハク酸二ナトリウム、コセス-3スルホコハク酸二ナトリウム、ココアンホカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、ココ-グルコシドスルホコハク酸二ナトリウム、ココ-スルホコハク酸二ナトリウム、ココイルブチルグルセス-10スルホコハク酸二ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、C12-14パレス-1スルホコハク酸二ナトリウム、C12-14パレス-2スルホコハク酸二ナトリウム、C12-15パレススルホコハク酸二ナトリウム、C12-14Sec-パレス-3スルホコハク酸二ナトリウム、C12-14Sec-パレス-5スルホコハク酸二ナトリウム、C12-14Sec-パレス-7スルホコハク酸二ナトリウム、C12-14Sec-パレス-9スルホコハク酸二ナトリウム、C12-14Sec-パレス-12スルホコハク酸二ナトリウム、デセス-5スルホコハク酸二ナトリウム、デセス-6スルホコハク酸二ナトリウム、デシルフェニルエーテル二スルホン酸二ナトリウム、ジヒドロキシエチルスルホスクシニルウンデシレン酸二ナトリウム、エチレンジコカミドPEG-15二硫酸二ナトリウム、水素添加綿実グリセリドスルホコハク酸二ナトリウム、水素添加タロウグルタミン酸二ナトリウム、ヒドロキシデシルソルビトールクエン酸二ナトリウム、イソデシルスルホコハク酸二ナトリウム、イソステアラミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、イソステアラミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、イソステアロアンホ二酢酸二ナトリウム、イソステアロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、イソステアリルスルホコハク酸二ナトリウム、ラネス-5スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドMIPAグリコールスルホコハク酸二ナトリウム、二ナトリウムラウラミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドPEG-5スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-5カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウレス-7クエン酸二ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-6スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-9スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-12スルホコハク酸二ナトリウム、ラウリミノビスヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ラウリミノ二酢酸二ナトリウム、ラウリミノ二プロピオン酸二ナトリウム、ラウリミノ二プロピオン酸二ナトリウム、リン酸トコフェリル、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、N-ラウロイルアスパラギン酸二ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウリルフェニルエーテル二スルホン酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ミリストアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、二ナトリウムノノキシノール-10スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、オレオアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、オレス-3スルホコハク酸二ナトリウム、オレイルリン酸二ナトリウム、オレイルスルホコハク酸二ナトリウム、パルミトアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、パルミトールアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、PEG-4コカミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、PEG-12ジメチコンスルホコハク酸二ナトリウム、PEG-8パームグリセリドスルホコハク酸二ナトリウム、PPG-2-イソデセス-7カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、リシノールアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、シトステレス-14スルホコハク酸二ナトリウム、ダイズアンホ二酢酸二ナトリウム、ステアラミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ステアリミノ二プロピオン酸二ナトリウム、ステアロアンホ二酢酸二ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸、ステアリルスルホスクシンアミド酸二ナトリウム、ステアリルスルホコハク酸二ナトリウム、2-スルホラウリン酸二ナトリウム、2-スルホパルミチン酸二ナトリウム、トールアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、タロウアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、タロウアンホ二酢酸二ナトリウム、タロウイミノ二プロピオン酸二ナトリウム、タロウスルホスクシンアミド酸二ナトリウム、トリデシルスルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸二ナトリウム、コムギ胚芽アミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、コムギ胚芽アミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、コムギ胚芽アンホ二酢酸二ナトリウム、ジ-TEA-コカミド二酢酸、ジ-TEA-オレアミドPEG-2スルホコハク酸、アスパラギン酸ジ-TEA-パルミトイル、
スルホコハク酸ジトリデシルナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、エチルヘキセス-3カルボン酸、エチルPEG-15コカミン硫酸、グリセリルカプリルエーテル、ヘキシルデカン酸、水素添加ココナッツ酸、水素添加ラネス-25、水素添加メンハデン酸、水素添加パーム酸、水素添加パーム核アミン酸化物、水素添加タロウ酸、水素添加タロウアミン酸化物、水素添加タロウベタイン、水素添加タロウエス-25、水素添加タロウオイルグルタミン酸、加水分解Candida bombicola抽出物、ヒドロキシセテス-60、ヒドロキシエチルアセトモニウムPG-ジメチコン、ヒドロキシエチルブチルアミンラウレス硫酸、ヒドロキシエチルカルボキシメチルコカミドプロピルアミン、ヒドロキシエチルヒドロキシプロピルC12-15アルコキシプロピルアミン酸化物、ヒドロキシラウリル/ヒドロキシミリスチルベタイン、ヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシスクシンイミジルC10-40イソアルキルアシデート、ヒドロキシスクシンイミジルC21-22イソアルキルアシデート、ヒドロキシスルタイン、IPDI/PEG-15ダイズアミン酸化物コポリマー、エト硫酸IPDI/PEG-15ダイズエトニウムコポリマー、IPDI/PEG-15ダイズグリシン酸コポリマー、イソセテス-30、イソラウレス-4リン酸、イソポリグリセリル-3ジメチコン、イソポリグリセリル-3ジメチコノール、イソプロパノールアミンラノリン脂肪酸、イソプロピルアミンドデシルベンゼンスルホン酸、イソステアラミドプロピルアミン酸化物、イソステアラミドプロピルベタイン、イソステアラミドプロピルモルフォリン酸化物、イソステアレス-8、イソステアレス-16、イソステアレス-22、イソステアレス-25、イソステアレス-50、イソステアリン酸、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ホホバ油PEG-150エステル、ホホバワックスPEG-80エステル、ホホバワックスPEG-120エステル、ラネス-20、ラネス-25、ラネス-40、ラネス-50、ラネス-60、ラネス-75、ラノリン酸、ラウラミドプロピルアミン酸化物、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ラウラミン酸化物、ラウルアミノプロピオン酸、ラウルジモニウムヒドロキシプロピルデシルグルコシド塩化物、ラウルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシド塩化物、ラウレス-16、ラウレス-20、ラウレス-21、ラウレス-23、ラウレス-25、ラウレス-30、ラウレス-38、ラウレス-40、ラウレス-3カルボン酸、ラウレス-4カルボン酸、ラウレス-5カルボン酸、ラウレス-6カルボン酸、ラウレス-8カルボン酸、ラウレス-10カルボン酸、ラウレス-11カルボン酸、ラウレス-12カルボン酸、ラウレス-13カルボン酸、ラウレス-14カルボン酸、ラウレス-17カルボン酸、ラウレス-6クエン酸、ラウレス-7クエン酸、ラウレス-1リン酸、ラウレス-2リン酸、ラウレス-3リン酸、ラウレス-4リン酸、ラウレス-7リン酸、ラウレス-8リン酸、ラウレス-7酒石酸、ラウリン酸、ラウリミノビスプロパンジオール、ラウリミノ二プロピオン酸、ラウロアンホ二プロピオン酸、ラウロイルβ-アラニン、ラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルエチルトリモニウムメト硫酸、ラウロイル加水分解コラーゲン、ラウロイル加水分解エラスチン、ラウロイルメチルグルカミド、ラウロイルサルコシン、ラウロイルシルクアミノ酸、ラウリルベタイン、ラウリルジメチコン/ポリグリセリン-3クロスポリマー、ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル ココグルコシド塩化物、ラウリルグルコシド、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物、ラウリルグリコールヒドロキシプロピルエーテル、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルマラミド、ラウリルメチルグルカミド、ラウリル/ミリスチルグリコールヒドロキシプロピルエーテル、ラウリル/ミリスチルコムギヌカ/ワラグリコシド、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルピロリドン、ラウリルスルタイン、リノール酸、リノレン酸、亜麻仁酸、リシンヤシ脂肪酸、マカデミア種子油グリセレス-8エステル、コセス硫酸マグネシウム、ココ-硫酸マグネシウム、イソドデシルベンゼンスルホン酸マグネシウム、ラウレス-11カルボン酸マグネシウム、ラウレス硫酸マグネシウム、ラウレス-5硫酸マグネシウム、ラウレス-8硫酸マグネシウム、ラウレス-16硫酸マグネシウム、ラウレス-3スルホコハク酸マグネシウム、ラウリルヒドロキシプロピルスルホン酸マグネシウム、ラウリル硫酸マグネシウム、メチルココイルタウリン酸マグネシウム、ミレス硫酸マグネシウム、オレス硫酸マグネシウム、マグネシウム/TEA-ココ-硫酸、マニクアガン粘土、MEA-ヤシ脂肪酸、MEA-ラウレス-6カルボン酸、MEA-ラウレス硫酸、MEA-ラウリル硫酸、MEA PPG-6ラウレス-7カルボン酸、MEA-PPG-8-ステアレス-7カルボン酸、MEA-ウンデシレン酸、メロキサポール108、メロキサポール174、メロキサポール178、メロキサポール254、メロキサポール255、メロキサポール258、メロキサポール314、メトキシPEG-450アミドグルタロイルスクシンイミド、メトキシPEG-450アミドヒドロキシスクシンイミジルスクシンアミド酸、メトキシPEG-450マレイミド、メチルモルフォリン酸化物、ミルクアミドプロピルアミン酸化物、ミルクアミドプロピルベタイン、ミンクアミドプロピルアミン酸化物、ミンクアミドプロピルベタイン、MIPAC12-15パレス硫酸、MIPA-ドデシルベンゼンスルホン酸、MIPA-ラウレス硫酸、MIPA-ラウリル硫酸、混合イソプロパノールアミンラノリン脂肪酸、混合イソプロパノールアミンラウリル硫酸、混合イソプロパノールアミンミリスチン酸、オレイン酸モルフォリン、ステアリン酸モルフォリン、ミレス-3カルボン酸、ミレス-5カルボン酸、ミリストアルコニウム塩化物、ミリストアミドプロピルアミン酸化物、ミリストアミドプロピルベタイン、リン酸ミリストアミドプロピルジメチルアミン、ミリストアミドプロピルヒドロキシスルタイン、リン酸ミリストアミドプロピルPG-ジモニウム塩化物、ミリストアミン酸化物、ミリストアミノプロピオン酸、ミリスチン酸、ミリストイルエチルトリモニウムメト硫酸、ミリストイルグルタミン酸、ミリストイル加水分解コラーゲン、ミリストイルサルコシン、ミリスチルベタイン、ミリストyl/セチルアミン酸化物、ミリスチルジモニウムヒドロキシプロピルココグルコシド塩化物、ミリスチルグルコシド、ミリスチルリン酸、ノノキシノール-20、ノノキシノール-23、ノノキシノール-25、ノノキシノール-30、ノノキシノール-35、ノノキシノール-40、ノノキシノール-44、ノノキシノール-50、ノノキシノール-100、ノノキシノール-120、ノノキシノール-5カルボン酸、ノノキシノール-8カルボン酸、ノノキシノール-10カルボン酸、ノノキシノール-3リン酸、ノノキシノール-4リン酸、ノノキシノール-6リン酸、ノノキシノール-9リン酸、ノノキシノール-10リン酸、ノニルノノキシノール-30、ノニルノノキシノール-49、ノニルノノキシノール-100、ノニルノノキシノール-150、ノニルノノキシノール-7リン酸、ノニルノノキシノール-8リン酸、ノニルノノキシノール-9リン酸、ノニルノノキシノール-10リン酸、ノニルノノキシノール-11リン酸、ノニルノノキシノール-15リン酸、ノニルノノキシノール-24リン酸、
カラスムギアミドプロピルベタイン、オクトキシノール-16、オクトキシノール-25、オクトキシノール-30、オクトキシノール-33、オクトキシノール-40、オクトキシノール-70、オクトキシノール-20カルボン酸、オクチルドデセス-20、オクチルドデセス-25、オクチルドデセス-30、オレアミドプロピルアミン酸化物、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、オレアミン酸化物、オレイン酸、オレオイル加水分解コラーゲン、オレオイルサルコシン、オレス-20、オレス-23、オレス-24、オレス-25、オレス-30、オレス-35、オレス-40、オレス-44、オレス-50、オレス-3カルボン酸、オレス-6カルボン酸、オレス-10カルボン酸、オレイルベタイン、オリバミドプロピルアミン酸化物、オリバミドプロピルベタイン、オリーブ酸、オリボイル加水分解コムギタンパク質、Ophiopogon抽出物ステアリン酸、オゾン化オレス-10、オゾン化PEG-10オレイン酸、オゾン化PEG-14オレイン酸、オゾン化ポリソルベート80、パーム酸、パームアミドプロピルベタイン、パルメス-2リン酸、パルミトアミドプロピルアミン酸化物、パルミトアミドプロピルベタイン、パルミトアミン酸化物、パルミチン酸、パルミトイルコラーゲンアミノ酸、パルミトイルグリシン、パルミトイル加水分解コラーゲン、パルミトイル加水分解ミルクタンパク質、パルミトイル加水分解コムギタンパク質、パルミトイルケラチンアミノ酸、パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルシルクアミノ酸、パーム核酸、パーム核アミドプロピルベタイン、ピーチカーネル油グリセレス-8エステル、ピーナッツ酸、PEG-10ヒマシ油、PEG-40ヒマシ油、PEG-44ヒマシ油、PEG-50ヒマシ油、PEG-54ヒマシ油、PEG-55ヒマシ油、PEG-60ヒマシ油、PEG-80ヒマシ油、PEG-100ヒマシ油、PEG-200ヒマシ油、PEG-11コカミド、PEG-6コカミドリン酸、PEG-4コカミン、PEG-8コカミン、PEG-12コカミン、PEG-150二ベヘン酸、PEG-90二イソステアリン酸、PEG-75二ラウリン酸、PEG-150二ラウリン酸、PEG-75二オレイン酸、PEG-150二オレイン酸、PEG-75二ステアリン酸、PEG-120二ステアリン酸、PEG-150二ステアリン酸、PEG-175二ステアリン酸、PEG-190二ステアリン酸、PEG-250二ステアリン酸、PEG-30グリセリルヤシ脂肪酸、PEG-40グリセリルヤシ脂肪酸、PEG-78グリセリルヤシ脂肪酸、PEG-80グリセリルヤシ脂肪酸、PEG-30グリセリルイソステアリン酸、PEG-40グリセリルイソステアリン酸、PEG-50グリセリルイソステアリン酸、PEG-60グリセリルイソステアリン酸、PEG-90グリセリルイソステアリン酸、PEG-23グリセリルラウリン酸、PEG-30グリセリルラウリン酸、PEG-25グリセリルオレイン酸、PEG-30グリセリルオレイン酸、PEG-30グリセリル大豆油脂肪酸、PEG-25グリセリルステアリン酸、PEG-30グリセリルステアリン酸、PEG-40グリセリルステアリン酸、PEG-120グリセリルステアリン酸、PEG-200グリセリルステアリン酸、PEG-28グリセリルタロウ酸、PEG-80グリセリルタロウ酸、PEG-82グリセリルタロウ酸、PEG-130グリセリルタロウ酸、PEG-200グリセリルタロウ酸、PEG-45水素添加ヒマシ油、PEG-50水素添加ヒマシ油、PEG-54水素添加ヒマシ油、PEG-55水素添加ヒマシ油、PEG-60水素添加ヒマシ油、PEG-80水素添加ヒマシ油、PEG-100水素添加ヒマシ油、PEG-200水素添加ヒマシ油、PEG-30水素添加ラノリン、PEG-70水素添加ラノリン、PEG-50水素添加パームアミド、PEG-2イソステアリン酸、PEG-3イソステアリン酸、PEG-4イソステアリン酸、PEG-6イソステアリン酸、PEG-8イソステアリン酸、PEG-10イソステアリン酸、PEG-12イソステアリン酸、PEG-20イソステアリン酸、PEG-30イソステアリン酸、PEG-40イソステアリン酸、PEG-26ホホバ酸、PEG-40ホホバ酸、PEG-15ホホバアルコール、PEG-26ホホバアルコール、PEG-40ホホバアルコール、PEG-35ラノリン、PEG-40ラノリン、PEG-50ラノリン、PEG-55ラノリン、PEG-60ラノリン、PEG-70ラノリン、PEG-75ラノリン、PEG-85ラノリン、PEG-100ラノリン、PEG-150ラノリン、PEG-75ラノリン油、PEG-2ラウラミド、PEG-3ラウラミン酸化物、PEG-20ラウリン酸、PEG-32ラウリン酸、PEG-75ラウリン酸、PEG-150ラウリン酸、PEG-70マンゴーグリセリド、PEG-20マンニタンラウリン酸、PEG-8メチルエーテルジメチコン、PEG-120メチルグルコースDiオレイン酸、PEG-80メチルグルコースラウリン酸、PEG-120メチルグルコーストリオレイン酸、PEG-4モンタン酸、PEG-30オレアミン、PEG-20オレイン酸、PEG-23オレイン酸、PEG-32オレイン酸、PEG-36オレイン酸、PEG-75オレイン酸、PEG-150オレイン酸、PEG-20パルミチン酸、PEG-150ポリグリセリル-2トリステアリン酸、PEG/PPG-28/21酢酸ジメチコン、PEG/PPG-24/18ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-3/17コポリマー、PEG/PPG-5/35コポリマー、PEG/PPG-8/55コポリマー、PEG/PPG-10/30コポリマー、PEG/PPG-10/65コポリマー、PEG/PPG-12/35コポリマー、PEG/PPG-16/17コポリマー、PEG/PPG-20/9コポリマー、PEG/PPG-20/20コポリマー、PEG/PPG-20/60コポリマー、PEG/PPG-20/65コポリマー、PEG/PPG-22/25コポリマー、PEG/PPG-28/30コポリマー、PEG/PPG-30-35コポリマー、PEG/PPG-30/55コポリマー、PEG/PPG-35/40コポリマー、PEG/PPG-50/40コポリマー、PEG/PPG-150/35コポリマー、PEG/PPG-160/30コポリマー、PEG/PPG-190/60コポリマー、PEG/PPG-200/40コポリマー、PEG/PPG-300/55コポリマー、PEG/PPG-20/22メチルエーテルジメチコン、PEG-26-PPG-30リン酸、PEG/PPG-4/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-6/2プロピルヘプチルエーテル、PEG-7/PPG-2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-8/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-10/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-14/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-40/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-10/2リシンオレイン酸、PEG/PPG-32/3リシンオレイン酸、PEG-55プロピレングリコールオレイン酸、PEG-25プロピレングリコールステアリン酸、PEG-75プロピレングリコールステアリン酸、PEG-120プロピレングリコールステアリン酸、PEG-5ナタネステロール、PEG-10ナタネステロール、PEG-40リシノールアミド、PEG-75シアバターグリセリド、PEG-75Shoreaバターグリセリド、PEG-20ソルビタンヤシ脂肪酸、PEG-20ソルビタンイソステアリン酸、PEG-40ソルビタンラノリン脂肪酸、PEG-75ソルビタンラノリン脂肪酸、PEG-10ソルビタンラウリン酸、PEG-40ソルビタンラウリン酸、PEG-44ソルビタンラウリン酸、PEG-75ソルビタンラウリン酸、PEG-80ソルビタンラウリン酸、PEG-20ソルビタンオレイン酸、PEG-80ソルビタンパルミチン酸、PEG-40ソルビタンステアリン酸、PEG-60ソルビタンステアリン酸、PEG-160ソルビタントリイソステアリン酸、PEG-40ダイズステロール、PEG-2ステアラミドカルボン酸、PEG-9ステアラミドカルボン酸、PEG-20ステアリン酸、PEG-23ステアリン酸、PEG-25ステアリン酸、PEG-30ステアリン酸、PEG-32ステアリン酸、PEG-35ステアリン酸、PEG-36ステアリン酸、PEG-40ステアリン酸、PEG-45ステアリン酸、PEG-50ステアリン酸、PEG-55ステアリン酸、PEG-75ステアリン酸、PEG-90ステアリン酸、PEG-100ステアリン酸、PEG-120ステアリン酸、PEG-150ステアリン酸、PEG-45ステアリン酸リン酸、PEG-20トール酸、PEG-50タロウアミド、PEG-2タロウアミドDEA、PEG-20タロウ酸、PEG-66トリヒドロキシステアリン、PEG-200トリヒドロキシステアリン、PEG-60ツバキ油脂肪酸グリセリド、ペラルゴン酸、ペンタドキシノール-200、フェネス-6リン酸、ポロキサマー105、ポロキサマー108、ポロキサマー182、ポロキサマー183、ポロキサマー184、ポロキサマー188、ポロキサマー217、ポロキサマー234、ポロキサマー235、ポロキサマー237、ポロキサマー238、ポロキサマー288、ポロキサマー334、ポロキサマー335、ポロキサマー338、ポロキサミン908、ポロキサミン1508、ポリジメチルシロキシPEG/PPG-24/19ブチルエーテルシルセスキオキサン、ポリジメチルシロキシPPG-13ブチルエーテルシルセスキオキサン、
ポリグリセリル-6カプリン酸、ポリグリセリル-10二ラウリン酸、ポリグリセリル-20ヘプタカプリル酸、ポリグリセリル-20ヘキサカプリル酸、ポリグリセリル-2ラウリルエーテル、ポリグリセリル-10ラウリルエーテル、ポリグリセリル-20オクタイソノナン酸、ポリグリセリル-6ペンタカプリル酸、ポリグリセリル-10ペンタカプリル酸、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ポリグリセリル-6テトラカプリル酸、ポリグリセリル-10テトララウリン酸、ポリグリセリル-6トリカプリル酸、ポリグリセリル-10トリラウリン酸、ポリクオタニウム-77、ポリクオタニウム-78、ポリクオタニウム-79、ポリクオタニウム-80、ポリクオタニウム-81、ポリクオタニウム-82、Pomaderris kumerahou花/葉抽出物、Poriacocos抽出物、カリウムアビエトイル加水分解コラーゲン、ババス油脂肪酸カリウム、ベヘン酸カリウム、C9-15アルキルリン酸カリウム、C11-15アルキルリン酸カリウム、C12-13アルキルリン酸カリウム、C12-14アルキルリン酸カリウム、カプリン酸カリウム、カプロイルグルタミン酸カリウム、カリウムカプロイル加水分解コメタンパク質、ヒマシ油脂肪酸カリウム、ヤシ脂肪酸カリウム、ココイルグルタミン酸カリウム、ココイルグリシン酸カリウム、カリウムココイル加水分解カゼイン、カリウムココイル加水分解コラーゲン、カリウムココイル加水分解コーンタンパク質、カリウムココイル加水分解ケラチン、カリウムココイル加水分解カラスムギタンパク質、カリウムココイル加水分解ジャガイモタンパク質、カリウムココイル加水分解コメヌカタンパク質、カリウムココイル加水分解コメタンパク質、カリウムココイル加水分解シルク、カリウムココイル加水分解ダイズタンパク質、カリウムココイル加水分解コムギタンパク質、カリウムココイル加水分解酵母タンパク質、カリウムココイルPCA、ココイルサルコシン酸カリウム、ココイルタウリン酸カリウム、コーン油脂肪酸カリウム、シクロカルボキシプロピルオレイン酸カリウム、ジヒドロキシエチルコカミン酸化物リン酸カリウム、ジメチコンPEG-7リン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ヘンプシード油脂肪酸カリウム、水素添加ヤシ脂肪酸カリウム、水素添加パーム油脂肪酸カリウム、水素添加タロウ酸カリウム、ヒドロキシステアリン酸カリウム、イソステアリン酸カリウム、ラノリン脂肪酸カリウム、ラウリン酸カリウム、ラウレス-3カルボン酸カリウム、ラウレス-4カルボン酸カリウム、ラウレス-5カルボン酸カリウム、ラウレス-6カルボン酸カリウム、ラウレス-10カルボン酸カリウム、ラウレスリン酸カリウム、ラウロイルコラーゲンアミノ酸カリウム、ラウロイルグルタミン酸カリウム、カリウムラウロイル加水分解コラーゲン、カリウムラウロイル加水分解エンドウマメタンパク質、カリウムラウロイル加水分解ダイズタンパク質、カリウムラウロイルPCA、カリウムラウロイルエンドウマメアミノ酸、ラウロイルサルコシン酸カリウム、カリウムラウロイルシルクアミノ酸、カリウムラウロイルコムギアミノ酸、ラウリルリン酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、リノレン酸カリウム、カリウムメタリン酸、メチルココイルタウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリストイルグルタミン酸カリウム、カリウムミリストイル加水分解コラーゲン、オクトキシノール-12リン酸カリウム、オレイン酸カリウム、カリウムオレオイル加水分解コラーゲン、カリウムオリーブ油脂肪酸、カリウムオリボイル加水分解カラスムギタンパク質、カリウムオリボイル加水分解コムギタンパク質、カリウムオリボイル/ラウロイルコムギアミノ酸、カリウムオリボイルPCA、パーム油脂肪酸カリウム、パルミチン酸カリウム、カリウムパルミトイル加水分解コーンタンパク質、カリウムパルミトイル加水分解カラスムギタンパク質、カリウムパルミトイル加水分解コメタンパク質、カリウムパルミトイル加水分解スイートアーモンドタンパク質、カリウムパルミトイル加水分解コムギタンパク質、パーム核油脂肪酸カリウム、ピーナッツ油脂肪酸カリウム、ナタネ油脂肪酸カリウム、リシンオレイン酸カリウム、ヒマワリ油脂肪酸カリウム、大豆油脂肪酸カリウム、ステアリン酸カリウム、カリウムステアロイル加水分解コラーゲン、トール酸カリウム、タロウ酸カリウム、タウリン酸カリウム、タウリンラウリン酸カリウム、トリデセス-3カルボン酸カリウム、トリデセス-4カルボン酸カリウム、トリデセス-7カルボン酸カリウム、トリデセス-15カルボン酸カリウム、トリデセス-19カルボン酸カリウム、トリデセス-6リン酸カリウム、トリデセス-7リン酸カリウム、ツバキ油脂肪酸カリウム、ウンデシレン酸カリウム、カリウムウンデシレノイル加水分解コラーゲン、カリウムウンデシレノイル加水分解コメタンパク質、PPG-30-ブテス-30、PPG-36-ブテス-36、PPG-38-ブテス-37、PPG-30-カプリレス-4リン酸、PPG-10セチルエーテルリン酸、PPG-2C9-11パレス-8、PPG-1-デセス-5、PPG-3-デセス-2カルボン酸、PPG-30エチルヘキセス-4リン酸、PPG-20-グリセレス-30、PPG-2ヒドロキシエチルココ/イソステアラミド、PPG-2-イソデセス-8、PPG-2-イソデセス-10、PPG-2-イソデセス-18、PPG-2-イソデセス-25、PPG-4-イソデセス-10、プロピルトリモニウム加水分解コラーゲン、クオタニウム-24、クオタニウム-52、クオタニウム-87、ナタネ酸、コメヌカ酸、コメ油グリセレス-8エステル、リシノールアミドプロピルベタイン、リシノール酸、リシノレス-40、ヒマワリ酸、Sapindus oahuensis果実抽出物、Saponaria officinalis根粉末、サポニン、セッケン-K、セッケン-Na/K、セッケンSoji、セッケンSoji-K、ゴマ油グリセレス-8エステル、セスアミドプロピルアミン酸化物、セスアミドプロピルベタイン、シアバターアミドプロピルベタイン、シアバターグリセレス-8エステル、アラキジン酸ナトリウム、アルガナムポホ酢酸ナトリウム、アストロカリウムムルムル脂肪酸ナトリウム、アボカド脂肪酸ナトリウム、ババスアンホ酢酸ナトリウム、ババス油脂肪酸ナトリウム、ババス硫酸ナトリウム、ベヘン酸ナトリウム、ビスグリコールリシノスルホコハク酸ナトリウム、ナトリウムビス-ヒドロキシエチルグリシン酸ココ-グルコシドクロスポリマー、ナトリウムビス-ヒドロキシエチルグリシン酸ラウリル-グルコシドクロスポリマー、ボラゲアミドプロピルPG-ジモニウム塩化物リン酸ナトリウム、ブトキシノール-12硫酸ナトリウム、ブチルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、C13-17アルカンスルホン酸ナトリウム、C14-18アルカンスルホン酸ナトリウム、C12-15アルコキシプロピルイミノ二プロピオン酸ナトリウム、C10-16アルキル硫酸ナトリウム、C11-15アルキル硫酸ナトリウム、C12-13アルキル硫酸ナトリウム、C12-15アルキル硫酸ナトリウム、C12-18アルキル硫酸ナトリウム、C16-20アルキル硫酸ナトリウム、C9-22アルキルsecスルホン酸ナトリウム、C14-17アルキルsecスルホン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプロアンホ酢酸ナトリウム、カプロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプロアンホプロピオン酸ナトリウム、カプロイルメチルタウリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプリレス-2カルボン酸ナトリウム、カプリレス-9カルボン酸ナトリウム、カプリロアンホ酢酸ナトリウム、カプリロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプリロアンホプロピオン酸ナトリウム、カプロイルグルタミン酸ナトリウム、ナトリウムカプロイル加水分解コムギタンパク質、カプリリルPG-スルホン酸ナトリウム、カプリリルスルホン酸ナトリウム、ヒマシ油脂肪酸ナトリウム、セテアレス-13カルボン酸ナトリウム、セテアリル硫酸ナトリウム、セテス-13カルボン酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルPG-ジモニウム塩化物リン酸ナトリウム、コカミノプロピオン酸ナトリウム、コセス硫酸ナトリウム、コセス-30硫酸ナトリウム、ココアバターアンホ酢酸ナトリウム、カカオ脂脂肪酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココアンホプロピオン酸ナトリウム、ヤシ脂肪酸ナトリウム、ココ/ババス/アンジローバ硫酸ナトリウム、ココ/ババス硫酸ナトリウム、ココグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、ココグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココ-グルコシド酒石酸ナトリウム、ココグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、ココ/水素添加タロウ硫酸ナトリウム、ココイミノ二酢酸ナトリウム、ココモノグリセリド硫酸ナトリウム、ココモノグリセリドスルホン酸ナトリウム、ココPG-ジモニウム塩化物リン酸ナトリウム、ココ-硫酸ナトリウム、ココスルホ酢酸ナトリウム、ココイルアラニン酸ナトリウム、ナトリウムココイルアミノ酸、ナトリウムココイルコラーゲンアミノ酸、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグリシン酸ナトリウム、ココイル/水素添加タロウグルタミン酸ナトリウム、ナトリウムココイル加水分解コラーゲン、ナトリウムココイル加水分解ケラチン、ナトリウムココイル加水分解コメタンパク質、ナトリウムココイル加水分解シルク、ナトリウムココイル加水分解ダイズタンパク質、ナトリウムココイル加水分解スイートアーモンドタンパク質、ナトリウムココイル加水分解コムギタンパク質、ココイル加水分解コムギタンパク質グルタミン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ココイルメチルアミノプロピオン酸ナトリウム、ナトリウムココイルカラスムギアミノ酸、ココイル/パルモイル/サンフロエロイルグルタミン酸ナトリウム、ナトリウムココイルプロリン、ココイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルタウリン酸ナトリウム、ココイルスレオニン酸ナトリウム、ナトリウムココイルコムギアミノ酸、C12-C14オレフィンスルホン酸ナトリウム、C14-C16オレフィンスルホン酸ナトリウム、C14-C18オレフィンスルホン酸ナトリウム、C16-C18オレフィンスルホン酸ナトリウム、コーンアンホプロピオン酸ナトリウム、綿実アンホ酢酸ナトリウム、C13-C15パレス-8ブチルリン酸ナトリウム、C9-C11パレス-6カルボン酸ナトリウム、C11-C15パレス-7カルボン酸ナトリウム、C12-C13パレス-5カルボン酸ナトリウム、C12-C13パレス-8カルボン酸ナトリウム、C12-C13パレス-12カルボン酸ナトリウム、C12-C15パレス-6カルボン酸ナトリウム、C12-C15パレス-7カルボン酸ナトリウム、C12-C15パレス-8カルボン酸ナトリウム、C14-C15パレス-8カルボン酸ナトリウム、C12-C14Sec-パレス-8カルボン酸ナトリウム、C14-C15パレス-PGスルホン酸ナトリウム、C12-C13パレス-2リン酸ナトリウム、C13-C15パレス-8リン酸ナトリウム、C9-C15パレス-3硫酸ナトリウム、C10-C15パレス硫酸ナトリウム、C10-C16パレス-2硫酸ナトリウム、C12-C13パレス硫酸ナトリウム、C12-C15パレス硫酸ナトリウム、C12-C15パレス-3硫酸ナトリウム、C13-C15パレス-3硫酸ナトリウム、C12-C14sec-パレス-3硫酸ナトリウム、C12-C15パレス-3スルホン酸ナトリウム、C12-C15パレス-7スルホン酸ナトリウム、C12-C15パレス-15スルホン酸ナトリウム、
デセス-2カルボン酸ナトリウム、デセス硫酸ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、デシルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、デシルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ジラウレス-7クエン酸ナトリウム、ジラウレス-10リン酸ナトリウム、ジリノールアミドプロピルPG-ジモニウム塩化物リン酸ナトリウム、ジリノレイン酸ナトリウム、ジオレス-8リン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、エチル2-スルホラウリン酸ナトリウム、グリセリルオレイン酸リン酸ナトリウム、グレープシードアミドプロピルPG-ジモニウム塩化物リン酸ナトリウム、グレープシードアンホ酢酸ナトリウム、グレープシード油脂肪酸ナトリウム、ヘンプシードアンホ酢酸ナトリウム、ヘキセス-4カルボン酸ナトリウム、水素添加ヤシ脂肪酸ナトリウム、水素添加ココイルメチルイセチオン酸ナトリウム、水素添加パーム油脂肪酸ナトリウム、水素添加タロウ酸ナトリウム、水素添加タロオイルグルタミン酸ナトリウム、ヒドロキシラウリルジモニウムエチルリン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルパーム核油脂肪酸スルホン酸ナトリウム、ナトリウムヒドロキシプロピルリン酸デシルグルコシドクロスポリマー、ナトリウムヒドロキシプロピルリン酸ラウリルグルコシドクロスポリマー、ナトリウムヒドロキシプロピルスルホン酸ココグルコシドクロスポリマー、ナトリウムヒドロキシプロピルスルホン酸デシルグルコシドクロスポリマー、ナトリウムヒドロキシプロピルスルホン酸ラウリルグルコシドクロスポリマー、ヒドロキシステアリン酸ナトリウム、イソステアリン酸ナトリウム、イソステアレス-6カルボン酸ナトリウム、イソステアレス-11カルボン酸ナトリウム、イソステアロアンホ酢酸ナトリウム、イソステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、N-イソステアロイルメチルタウリン酸ナトリウム、ラネス硫酸ナトリウム、ラノリン脂肪酸ナトリウム、ラード脂肪酸ナトリウム、ラウラミド二酢酸ナトリウム、ラウルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウレス-3カルボン酸ナトリウム、ラウレス-4カルボン酸ナトリウム、ラウレス-5カルボン酸ナトリウム、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、ラウレス-8カルボン酸ナトリウム、ラウレス-11カルボン酸ナトリウム、ラウレス-12カルボン酸ナトリウム、ラウレス-13カルボン酸ナトリウム、ラウレス-14カルボン酸ナトリウム、ラウレス-16カルボン酸ナトリウム、ラウレス-17カルボン酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス-5硫酸ナトリウム、ラウレス-7硫酸ナトリウム、ラウレス-8硫酸ナトリウム、ラウレス-12硫酸ナトリウム、ラウレス-40硫酸ナトリウム、ラウレス-7酒石酸ナトリウム、ラウリミノ二プロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロアンホPG-酢酸リン酸ナトリウム、ラウロアンホプロピオン酸ナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルグリシンプロピオン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイル加水分解コラーゲン、ナトリウムラウロイル加水分解シルク、ラウロイルヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルキビアミノ酸、ラウロイル/ミリストイルアスパラギン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルカラスムギアミノ酸、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルシルクアミノ酸、ラウロイルタウリン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルコムギアミノ酸、ラウリルジエチレンジアミノグリシン酸ナトリウム、ラウリルグルコースカルボン酸ナトリウム、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウリルグリコールカルボン酸ナトリウム、ラウリルヒドロキシアセトアミド硫酸ナトリウム、ラウリルリン酸、ナトリウムラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、リノレン酸ナトリウム、マカデミアシード油脂肪酸ナトリウム、マンゴーアンホ酢酸ナトリウム、マンゴーシード油脂肪酸ナトリウム、ラウレス-2スルホコハク酸ナトリウム/MEA、メトキシPPG-2酢酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム、メチルラウロイルタウリン酸ナトリウム、メチルミリストイルタウリン酸ナトリウム、メチルオレオイルタウリン酸ナトリウム、メチルパルミトイルタウリン酸ナトリウム、メチルステアロイルタウリン酸ナトリウム、メチル2-スルホラウリン酸ナトリウム、メチル2-スルホパルミチン酸ナトリウム、メチルタウリン酸ナトリウムイソパルミタミド、メチルタウリンココイルメチルタウリン酸ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリストアンホ酢酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ナトリウムミリストイル加水分解コラーゲン、ミリストイルイセチオン酸ナトリウム、ミリストイルサルコシン酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ノノキシノール-6リン酸ナトリウム、ノノキシノール-9リン酸ナトリウム、ノノキシノール-1硫酸ナトリウム、ノノキシノール-3硫酸ナトリウム、ノノキシノール-4硫酸ナトリウム、ノノキシノール-6硫酸ナトリウム、ノノキシノール-8硫酸ナトリウム、ノノキシノール-10硫酸ナトリウム、ノノキシノール-25硫酸ナトリウム、オクトキシノール-2エタンスルホン酸ナトリウム、オクトキシノール-2硫酸ナトリウム、オクトキシノール-6硫酸ナトリウム、オクトキシノール-9硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、オレオアンホ酢酸ナトリウム、オレオアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、オレオアンホプロピオン酸ナトリウム、ナトリウムオレオイル加水分解コラーゲン、オレオイルイセチオン酸ナトリウム、オレス硫酸ナトリウム、オレイルメチルイセチオン酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、オリバンホ酢酸ナトリウム、オリーブ油脂肪酸ナトリウム、オリボイルグルタミン酸ナトリウム、パームアンホ酢酸ナトリウム、パーム油脂肪酸ナトリウム、パームグリセリドスルホン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ナトリウムパルミトイル加水分解コラーゲン、ナトリウムパルミトイル加水分解コムギタンパク質、パルミトイルサルコシン酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウム、パームカーネロイルイセチオン酸ナトリウム、パルモイルグルタミン酸ナトリウム、Passiflora edulis種子油脂肪酸ナトリウム、ピーナッツアンホ酢酸ナトリウム、ピーナッツ油脂肪酸ナトリウム、PEG-6コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG-8コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG-4コカミド硫酸ナトリウム、PEG-3ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG-4ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG-8パームグリセリドカルボン酸ナトリウム、ペンタエリスリチルヒドロキシプロピルイミノ二酢酸ナトリウムデンドリマー、プロポキシPPG-2酢酸ナトリウム、ナタネ油脂肪酸ナトリウム、コメヌカアンホ酢酸ナトリウム、リシンオレイン酸ナトリウム、リシノーロアンホ酢酸ナトリウム、ローズヒップアンホ酢酸ナトリウム、ロジン酸ナトリウム、ベニバナ油脂肪酸ナトリウム、ナトリウムサフロエロイル加水分解ダイズタンパク質、ゴマ種子油脂肪酸ナトリウム、セスアンホ酢酸ナトリウム、シアバターアンホ酢酸、ナトリウム大豆油脂肪酸ナトリウム、
ナトリウムダイズ加水分解コラーゲン、ステアリン酸ナトリウム、ステアロアンホ酢酸ナトリウム、ステアロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、ナトリウムステアロイルカゼイン、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルヒアルロン酸ナトリウム、ナトリウムステアロイル加水分解コラーゲン、ナトリウムステアロイル加水分解コーンタンパク質、ナトリウムステアロイル加水分解シルク、ナトリウムステアロイル加水分解ダイズタンパク質、ナトリウムステアロイル加水分解コムギタンパク質、ナトリウムステアロイルラクトアルブミン、ステアロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ナトリウムステアロイルカラスムギタンパク質、ナトリウムステアロイルエンドウマメタンパク質、ナトリウムステアロイルダイズタンパク質、ナトリウムステアリルジメチルグリシン、ステアリル硫酸ナトリウム、ヒマワリ種子アンホ酢酸ナトリウム、ナトリウムサーファクチン、スイートアーモンドアンホ酢酸ナトリウム、スイートアーモンド油脂肪酸ナトリウム、トールアンホプロピオン酸ナトリウム、トール酸ナトリウム、タロウアンホ酢酸ナトリウム、タロウ酸ナトリウム、タロウ硫酸ナトリウム、タマヌ種子油脂肪酸ナトリウム、タウリン酸ナトリウム、タウリンココイルメチルタウリン酸ナトリウム、タウリンラウリン酸ナトリウム、ナトリウム/TEA-ラウロイルコラーゲンアミノ酸、ナトリウム/TEA-ラウロイル加水分解コラーゲン、ナトリウム/TEA-ラウロイル加水分解ケラチン、ナトリウム/TEA-ラウロイルケラチンアミノ酸、ナトリウム/TEA-ウンデシレノイルコラーゲンアミノ酸、ナトリウム/TEA-ウンデシレノイル加水分解コラーゲン、ナトリウム/TEA-ウンデシレノイル加水分解コーンタンパク質、ナトリウム/TEA-ウンデシレノイル加水分解ダイズタンパク質、ナトリウム/TEA-ウンデシレノイル加水分解コムギタンパク質、Theobroma grandiflorum種子油脂肪酸ナトリウム、トリデセス-3カルボン酸ナトリウム、トリデセス-4カルボン酸ナトリウム、トリデセス-6カルボン酸ナトリウム、トリデセス-7カルボン酸ナトリウム、トリデセス-8カルボン酸ナトリウム、トリデセス-12カルボン酸ナトリウム、トリデセス-15カルボン酸ナトリウム、トリデセス-19カルボン酸ナトリウム、トリデセス硫酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシル硫酸ナトリウム、トリメチロールプロパンヒドロキシプロピルイミノ二酢酸ナトリウムデンドリマー、ウンデセス-5カルボン酸ナトリウム、ウンデシレン酸ナトリウム、ナトリウムウンデシレンoアンホ酢酸、ウンデシレノアンホプロピオン酸ナトリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸ナトリウム、コムギ胚芽アンホ酢酸ナトリウム、ソルベス-160トリステアリン酸、ダイズ酸、ダイズアミドプロピルアミン酸化物、ダイズアミドプロピルベタイン、ダイズ油グリセレス-8エステル、ステアラミドプロピルアミン酸化物、ステアラミドプロピルベタイン、ステアラミン酸化物、ステアレス-15、ステアレス-16、ステアレス-20、ステアレス-21、ステアレス-25、ステアレス-27、ステアレス-30、ステアレス-40、ステアレス-50、ステアレス-80、ステアレス-100、ステアレス-2リン酸、ステアレス-3リン酸、ステアリン酸、ステアロキシプロピルトリモニウム塩化物、ステアロイルグルタミン酸、ステアロイルサルコシン、ステアリルベタイン、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルブチルグルコシド塩化物、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルデシルグルコシド塩化物、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシド塩化物、硫酸化ヒマシ油、硫酸化ココナッツ油、硫酸化グリセリルオレイン酸、硫酸化オリーブ油、硫酸化ピーナッツ油、ヒマワリアミドMEA、ヒマワリ種子酸、ヒマワリ種子アミドプロピルヒドロキシエチルジモニウム塩化物、ヒマワリ種子油グリセレス-8エステル、トール油酸、タロウ酸、タロウアミドプロピルアミン酸化物、タロウアミドプロピルベタイン、タロウアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タロウアミン酸化物、タロウベタイン、タロウジヒドロキシエチルベタイン、タロオイルエチルグルコシド、TEA-アビエトイル加水分解コラーゲン、TEA-C12-C14アルキルリン酸、TEA-C10-C15アルキル硫酸、TEA-C11-C15アルキル硫酸、TEA-C12-C13アルキル硫酸、TEA-C12-C14アルキル硫酸、TEA-C12-C15アルキル硫酸、TEAC14-C17アルキルSecスルホン酸、TEA-カノラ油脂肪酸、TEA-コカミド二酢酸、TEA-ヤシ脂肪酸、TEA-ココ-硫酸、TEA-ココイルアラニン酸、TEA-ココイルグルタミン酸、TEA-ココイルグルタミン酸、TEA-ココイルグリシン酸、TEA-ココイル加水分解コラーゲン、TEA-ココイル加水分解ダイズタンパク質、TEA-ココイルサルコシン酸、TEA-ジメチコンPEG-7リン酸、TEA-ドデシルベンゼンスルホン酸、TEA-水素添加ヤシ脂肪酸、TEA-水素添加タロオイルグルタミン酸、TEA-イソステアリン酸、TEA-イソステアロイル加水分解コラーゲン、TEA-ラウルアミノプロピオン酸、TEA-ラウリン酸、TEA-ラウリン酸/ミリスチン酸、TEA-ラウレス硫酸、TEA-ラウロイルコラーゲンアミノ酸、TEA-ラウロイルグルタミン酸、TEA-ラウロイル加水分解コラーゲン、TEA-ラウロイルケラチンアミノ酸、TEA-ラウロイルメチルアミノプロピオン酸、TEA-ラウロイル/ミリストイルアスパラギン酸、TEA-ラウロイルサルコシン酸、TEA-ラウリルリン酸、TEA-ラウリル硫酸、TEA-ミリストアミノプロピオン酸、TEA-ミリスチン酸、TEA-ミリストイル加水分解コラーゲン、TEA-オレイン酸、TEA-オレオイル加水分解コラーゲン、TEA-オレオイルサルコシン酸、TEA-オレイル硫酸、TEA-パルミチン酸、TEA-PaImKernelサルコシン酸、TEA-PEG-3コカミド硫酸、TEA-ロジン酸、TEA-ステアリン酸、TEA-トール酸、TEA-トリデシルベンゼンスルホン酸、TEA-ウンデシレン酸、TEA-ウンデシレノイル加水分解コラーゲン、テトラメチルデシネジオール、ジカルボキシエチルステアリルスルホスクシンアミド酸四ナトリウム、TIPA-ラウレス硫酸、TIPA-ラウリル硫酸、TIPA-ミリスチン酸、TIPA-ステアリン酸、トコフェリルリン酸、ウンデシレン酸トレハロース、TM-C12-15パレス-2リン酸、TM-C12-15パレス-6リン酸、TM-C12-15パレス-8リン酸、TM-C12-15パレス-10リン酸、トリデセス-20、トリデセス-50、トリデセス-3カルボン酸、トリデセス-4カルボン酸、トリデセス-7カルボン酸、トリデセス-8カルボン酸、トリデセス-15カルボン酸、トリデセス-19カルボン酸、トリデセス-10リン酸、トリデシルベンゼンスルホン酸、トリラウレス-9クエン酸、トリメチロールプロパンヒドロキシプロピルビス-ヒドロキシエチルアミンデンドリマー、ラウロアンホPG-酢酸塩化物リン酸三ナトリウム、ウンデカン酸、ウンデセス-5カルボン酸、ウンデシレンアミドプロピルアミン酸化物、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、ウンデシレン酸、ウンデシレノイルコラーゲンアミノ酸、ウンデシレノイルグリシン、ウンデシレノイル加水分解コラーゲン、ウンデシレノイルコムギアミノ酸、ウンデシルグルコシド、コムギ胚芽酸、コムギ胚芽アミドプロピルアミン酸化物、コムギ胚芽アミドプロピルベタイン、Yucca schidigera葉/根/茎抽出物、Yucca schidigera茎抽出物、コセス硫酸亜鉛及びココ-硫酸亜鉛、ならびに前述の界面活性剤の2以上の混合物が含まれる。
【0053】
アニオン性または両性または双性イオン性界面活性剤の好ましい及び典型的な例には、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、ベタイン、ベタインサリチル酸、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カプリルスルタイン、セチルベタイン、コカミドプロピルベタインコカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココ-ベタイン、ココ-ヒドロキシスルタイン、デシルベタイン、ヒドロキシスルタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、ミリスチルベタイン、ミリスチルスルタイン、オレイルベタイン、パルマミドプロピルベタイン、パルミトアミドプロピルベタイン、リシノールアミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タロウアミドプロピルベタイン、タロウアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タロウベタイン、及び前記界面活性剤の2以上の混合物が含まれる。
【0054】
好ましくは、シャンプー製剤に最も好ましくは、少なくとも1つの界面活性剤は、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、ラウリルグルコシド、カプリリル/カプリルグルコシド、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、デシルグルコシド、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ジステアリン酸グリコール、ココ-ベタイン、PPG-5-セテス-20、ココ-グルコシド、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ココイルサルコシン酸アンモニウム、スルホコハク酸ジエチルヘキシルナトリウム、コカミド-MEA、PEG-7グリセリルヤシ脂肪酸、グリコール/ジステアリン酸、オレオイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム及び前述の界面活性剤の2以上の混合物から成るアニオン性または両性または双性イオン性の界面活性剤の群から選択される。
【0055】
アニオン性及び/または両性の界面活性剤の1以上の非イオン性界面活性剤との組み合わせの使用も有利である。
【0056】
例えば、
・直鎖C8~22の脂肪アルコール、C12~22脂肪酸及びアルキル基にて8~15の炭素原子を含有するアルキルフェノールに2~30モルのエチレンオキシド及び/または0~5モルのポリエチレンオキシドを付加した生成物;
・グリセロールへの1~30モルのエチレンオキシドの付加生成物のC12/18の脂肪酸モノエステル及びジエステル;
・6~22の炭素原子を含有する飽和及び不飽和脂肪酸のグリセロールモノエステル及びジエステル及びソルビタンモノエステル及びジエステルならびにそれらのエチレンオキシド付加生成物;
・ヒマシ油及び/または水素添加ヒマシ油への15~60モルのエチレンオキシドの付加生成物;
・ポリエステル、特にポリグリセロールエステル、例えば、ポリリシノール酸ポリグリセロール、ポリ-12-ヒドロキシステアリン酸ポリグリセロール、ダイマー酸イソステアリン酸ポリグリセロール。これらのクラスの幾つかに由来する化合物の混合物も好適である;
・ヒマシ油及び/または水素添加ヒマシ油への2~15モルのエチレンオキシドの付加生成物;
・直鎖、分岐鎖、不飽和または飽和のC6/22の脂肪酸、リシノール酸及び12-ヒドロキシステアリン酸と、グリセロール、ポリグリセロール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、糖アルコール(例えば、ソルビトール)、アルキルグルコシド(たとえば、メチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)及びポリグルコシド(例えば、セルロース)とに基づく部分エステル;
・リン酸モノ、ジ、及びトリ-アルキル及びリン酸モノ、ジ、及び/またはトリ-PEGアルキル及びそれらの塩;
・羊毛脂アルコール;
・ポリシロキサン/ポリアルキルポリエステルコポリマー及び対応する誘導体;
・ペンタエリスリトール、脂肪酸、クエン酸及び脂肪アルコールの混合エステル及び/またはC6~22の脂肪酸、メチルグルコース及びポリオール、好ましくはグリセロール、またはポリグリセロールの混合エステル;
・ポリアルキレングリコール、ならびに
・炭酸グリセロール
を含む他の非イオン性界面活性剤も界面活性剤含有製剤に添加されてもよい。
【0057】
エチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシドの脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、脂肪酸のグリセロールモノエステルやジエステル及びソルビタンモノエステルやジエステル、またはヒマシ油に対する付加生成物は既知の市販製品である。それらは、その平均アルコキシ化度がエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシドと付加反応が行われる基質との間の量の比に対応する同族体混合物である。エチレンオキシドのグリセロールに対する付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステル及びジエステルは化粧品製剤用の脂質層増強剤として知られている。好ましい界面活性剤は以下のようにさらに詳細に記載されている:
【0058】
部分グリセリド:好適な部分グリセリドの典型的な例は、製造過程に由来する少量のトリグリセリドを依然として含有してもよいヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリドである。言及されている部分グリセリドに対する1~30モル、好ましくは5~10モルのエチレンオキシドの付加生成物も好適である。
【0059】
ソルビタンエステル:好適なソルビタンエステルは、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノエルカ酸ソルビタン、セスキエルカ酸ソルビタン、ジエルカ酸ソルビタン、トリエルカ酸ソルビタン、モノリシノール酸ソルビタン、セスキリシノール酸ソルビタン、ジリシノール酸ソルビタン、トリリシノール酸ソルビタン、モノヒドロキシステアリン酸ソルビタン、セスキヒドロキシステアリン酸ソルビタン、ジヒドロキシステアリン酸ソルビタン、トリヒドロキシステアリン酸ソルビタン、モノ酒石酸ソルビタン、セスキ酒石酸ソルビタン、ジ酒石酸ソルビタン、トリ酒石酸ソルビタン、モノクエン酸ソルビタン、セスキクエン酸ソルビタン、ジクエン酸ソルビタン、トリクエン酸ソルビタン、モノリンゴ酸ソルビタン、セスキリンゴ酸ソルビタン、ジリンゴ酸ソルビタン、トリリンゴ酸ソルビタン、及びそれらの技術的混合物である。言及されているソルビタンエステルに対する1~30モル、好ましくは5~10モルのエチレンオキシドの付加生成物も好適である。
【0060】
ポリグリセロールエステル:好適なポリグリセロールエステルの典型的な例は、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2(Dehymuls(登録商標)PGPH)、ポリグリセリン-3-ジイソステアリン酸(Lameform(登録商標)TGI)、イソステアリン酸ポリグリセリル-4(Isolan(登録商標)GI 34)、オレイン酸ポリグリセリル-3、ジイソステアリン酸ジイソステアロイルポリグリセリル-3(Isolan(登録商標)PDI)、メチルグルコースジステアリン酸ポリグリセリル-3(Tego Care(登録商標)450)、蜜蝋ポリグリセリル-3(Cera Bellina(登録商標))、カプリン酸ポリグリセリル-4(カプリン酸ポリグリセロールT2010/90)、ポリグリセリル-3セチルエーテル(Chimexane(登録商標)NL)、ジステアリン酸ポリグリセリル-3(Cremophor(登録商標)GS32)及びポリリシノール酸ポリグリセリル(Admul(登録商標)WOL1403)、ダイマー酸イソステアリン酸ポリグリセリル、及びそれらの混合物である。他の好適なポリオールエステルの例には、任意で1~30モルのエチレンオキシドと反応させる、トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリトールのラウリン酸、ココ脂肪酸、タロウ脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸などとのモノ-、ジ-及びトリエステルである。
【0061】
テトラアルキルアンモニウム塩:カチオン活性がある界面活性剤は水溶液における解離によってカチオンでの表面活性に必要な疎水性の高分子基を含む。カチオン性界面活性剤の重要な代表となる基は一般式(R1R2R3R4N+)X-のテトラアルキルアンモニウム塩である。ここでR1はC1~C8のアルキル(アルケニル)を表し、R2、R3及びR4はそれぞれ独立して1~22の炭素原子を有するアルキル(アルケニル)ラジカルを表す。Xは対イオンであり、好ましくはハロゲン化合物、硫酸アルキル及び炭酸アルキルの群から選択される。窒素基が2つの長いアシル基及び2つの短いアルキル(アルケニル)基で置換されているカチオン性界面活性剤は特に好ましい。
【0062】
エステルクワット:本発明のための共界面活性剤として特に有用なカチオン性界面活性剤のさらなるクラスはいわゆるエステルクワットによって表される。エステルクワットは一般に四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩であると理解されている。これらは調合有機化学の関連する方法によって得ることができる既知の化合物である。この関連で、国際特許出願WO91/01295A1を参照するが、それによれば、トリエタノールアミンが次亜リン酸の存在下で脂肪酸と一部エステル化され、反応混合物に空気を通し、その後全体を硫酸ジメチルまたは酸化エチレンで四級化する。加えて、ドイツ特許DE4308794C1には、トリエタノールアミンエステルの四級化が好適な分散液、好ましくは脂肪アルコールの存在下で実施される固形エステルクワットの製造のためのプロセスが記載されている。本発明に従って使用するのに好適なエステルクワットの典型的な例は、そのアシル成分が、RCOが6~10の炭素原子を含有するアシル基である式RCOOHに相当するモノカルボン酸に由来し、アミン成分がトリエタノールアミン(TEA)である生成物である。そのようなモノカルボン酸の例はカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、及び例えば、いわゆるヘッド分画脂肪酸のようなそれらの工業的混合物である。アシル成分が8~10の炭素原子を含有するモノカルボン酸に由来するエステルクワットが好ましくは使用される。他のエステルクワットはアシル成分がマロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、グルタル酸、ソルビン酸、ピメリン酸、アゼリン酸、セバシン酸及び/またはドデカン二酸のようなジカルボン酸、しかし、好ましくはアジピン酸に由来するものである。全体として、そのアシル成分が6~22の炭素原子を含有するモノカルボン酸とアジピン酸の混合物に由来するエステルクワットが好ましく使用される。最終的なエステルクワットにおけるモノカルボン酸とジカルボン酸のモル比は1:99~99:1の範囲、好ましくは50:50~90:10の範囲、さらに好ましくは70:30~80:20の範囲であってもよい。四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩に加えて、他の好適なエステルクワットはジエタノールアルキルアミンまたは1,2-ジヒドロキシプロピルジアルキルアミンとのモノ/ジカルボン酸混合物の四級化エステル塩である。エステルクワットは、対応するジカルボン酸との混ぜ物にて脂肪酸から及び対応するトリグリセリドからの双方から得られてもよい。関連する従来技術の代表であることを目的とするそのようなプロセスの1つは欧州特許EP0750606B1にて提案されている。四級化エステルを製造するには、モノカルボン酸及びジカルボン酸とトリエタノールアミンとの混合物が、利用可能なカルボキシ官能基に基づいて、1.1:1~3:1のモル比にて使用されてもよい。エステルクワットの性能特性を考慮に入れて、1.2:1~2.2:1、好ましくは1.5:1~1.9:1の比は特に有利であることが判明している。好ましいエステルクワットは1.5~1.9の平均エステル化度でのモノエステル、ジエステル及びトリエステルの工業的混合物である。
【0063】
本発明に係る化合物(a)、すなわち、界面活性剤は、製剤の総重量に基づいて少なくとも5重量%以上の量にて本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤に存在する。好ましい変形では、界面活性剤含有製剤は製剤の総重量に基づいて少なくとも7重量%以上の量にて界面活性剤を含む。特に好ましい変形では、界面活性剤は固形製剤のような高度に濃縮された系では少なくとも10重量%以上で最大20~90重量%までの量で界面活性剤含有製剤にて有利に使用される。好ましくは液体の使用準備完了製品における濃縮した界面活性剤含有製剤では、界面活性剤の含量は好ましくは、製剤の総重量に基づいて5~30重量%の範囲である。好ましくは固体の使用準備完了製品における濃縮した界面活性剤含有製剤では、界面活性剤の含量は好ましくは、製剤の総重量に基づいて30~60重量%の範囲である。
【0064】
一方、通例、例えば、ローション、分散液、懸濁液、クリーム、ローションまたはミルク、軟膏、ペースト、ジェルなどのようなエマルション形態における化粧用製剤はかなり少量、すなわち、化粧用調製物の総重量に基づいて5重量%未満、特に1~3重量%の量で乳化用の界面活性剤を含有する。したがって、そのようなエマルションは本発明の定義に従った界面活性剤含有製剤ではない。
【0065】
本発明の第1の態様に係る界面活性剤含有製剤の第2の成分(b)は一般式(I):
【化6】
によって表されるN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーである。
【0066】
R1は、5~50の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基、好ましくは、5~24の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖、分岐鎖または環状のアルキル基またはアルケニル基であり、
R2は、1~49の炭素原子を有し、且つ1以上のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、好ましくは、2~23の炭素原子を有し、且つ1~6のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、さらに好ましくは、2~23の炭素原子を有し、且つ1~3のヒドロキシル基(複数可)によって任意で置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基であり、
Y1及びY2は互いに独立して、水素またはヒドロキシル基であり、好ましくは2つの基Y1及びY2の一方だけがヒドロキシル基であり、他方は水素原子であり、
R3及びR4は互いに独立して、水素または1~10の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、好ましくは、水素または1~4の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、さらに好ましくは水素、メチルまたはエチル、特に水素であり、あるいは
R3及びR4は一緒に1~3の炭素原子を有するアルキル基であり、またはR3とR4との間の鎖と一緒に5員環~7員環の複素環を形成し、その際、アルキル基は1~3の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基(複数可)によって任意で置換され、または1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換されている。
【0067】
一般式(I)の好ましい変形では、R1及び/またはR2は10~20の炭素原子を有する、任意で1~3のヒドロキシル基(複数可)によって置換された直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表す。
【0068】
一般式(I)のさらに好ましい変形では、Y1及またはY2の2つのうち一方がヒドロキシル基であり、他方は水素である。好ましくはY2がヒドロキシル基である。
【0069】
一般式(I)の一層さらに好ましい変形では、R3及びR4はいずれも互いに独立して水素または1、2、3もしくは4の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基であり、あるいは、R3及びR4は一緒に閉環複素環を形成するために-CH2-、-CH2-CH2-、-CH(OH)-、-CH(OH)-CH2-またはCH2-CH(OH)-である。
【0070】
特に、一般式(I)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは好ましくは本発明に従って使用され、その際、R1及びR2は上記で定義されたとおりであり、R3及びR4はいずれもそれぞれ水素であり、Y1及びY2は互いに独立して水素もしくはヒドロキシル基であり、またはR3及びR4は一緒に-CH2-もしくは-CH(OH)-であり、且つR3とR4の間の鎖と一緒に5員環の複素環を形成し、同時にY1及びY2は互いに独立してそれぞれ水素もしくはヒドロキシル基である。
【0071】
本発明によれば、一般式(I)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは一層さらに好ましく使用され、その際、R1及びR2は上記で定義されたとおりであり、R3及びR4はそれぞれ水素であり、Y1及びY2は互いに独立してそれぞれ水素もしくはヒドロキシル基であり、一層さらに好ましくは、Y2はヒドロキシル基を表し、Y1は水素であり、R3及びR4は一緒に-CH2-であり、且つR3とR4の間の鎖と一緒に5員環の複素環を形成し、2つのY1及びY2のうち一方はヒドロキシル基である。
【0072】
一般式(I)の一層さらに好ましい変形では、R1は5~24の炭素原子を有する直鎖アルキル基またはアルケニル基を表し、R2は2~23の炭素原子を有する直鎖アルキル基またはアルケニル基を表す。
【0073】
好ましくは、一般式(I)では、R1は14~18の炭素原子を持つ直鎖のアルキル鎖、さらに好ましくは16の炭素原子を持つ直鎖のアルキル鎖であり、R2は好ましくは13~18の炭素原子を持つ直鎖のアルキル鎖、さらに好ましくは15の炭素原子を持つ直鎖のアルキル鎖である。そのような化合物は特に強い効果を示す。
【0074】
最も好ましくは、一般式(I)によって表されるN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは式(II):
【化7】
によって表されるようなN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたはそのエナンチオマーである。
【0075】
本発明の第1の態様に係るさらなる変形における一般式(I)のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたは式(II)のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルはまたそのエナンチオマーも含む。特に、一般式(I)のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルが好ましく使用されるが、それは以下の形態で存在する:第1の変形では化合物は光学活性がある純粋なエナンチオマーとして存在し;代わりの変形では化合物はエナンチオマーのラセミ混合物として、またはさらに様々なエナンチオマーの光学活性がある混合物にて存在する。
【0076】
本発明の好ましい変形では、界面活性剤含有製剤は一般式(I)のN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルの2以上の混合物を含んでもよい。本発明のさらに好ましい変形では、界面活性剤含有製剤は一般式(I)の少なくとも1つのN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルを含む。本発明の特に好ましい変形では、界面活性剤含有製剤は式(II)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルを含む。
【0077】
一般式(I)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルまたは式(II)の特定のN-アシルヒドロキシアミノエステルまたはそれらのエナンチオマー(複数可)は天然に存在するセラミドの類似構造体、いわゆる「合成バリア脂質(SBL)」または「疑似セラミド」である。それらは56~59℃の低い融点範囲を有する。
【0078】
特に、式(II)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは天然のセラミド2の活性に似ている疑似セラミドである。
【0079】
本発明に従って使用されるN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは無色の、または軽い象牙色の無臭物質であり、それは化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤の油相に均質に組み込むことができる。
【0080】
本発明の第1の態様に係る界面活性剤含有製剤はN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルを含む。
【0081】
驚くべきことに、以下の実施例にてさらに詳細に記載されているように、一般式(I)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステル及び特に式(II)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは、その低い融点範囲のために界面活性剤含有製剤に容易に組み込まれる。さらに、N-アシルヒドロキシアミノ酸エステルは界面活性剤含有製剤にて優れた溶解性を示す。一般式(I)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステル及び特に式(II)に係るN-アシルヒドロキシアミノ酸エステルの界面活性剤含有製剤における溶解性は以下の実施例にて実証されているように、界面活性剤含有製剤におけるセラミド2またはセラミド3の溶解性と比べてさらに良好である。界面活性剤含有製剤におけるその優れた溶解性に起因して、上記で定義されたような且つ本発明に従って使用されるような疑似セラミド、特に式(II)に係る疑似セラミドは界面活性剤含有製剤にて高濃度で有利に提供され得る。これは次に、皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化する、インタクトな皮膚、毛髪、頭皮及び爪を維持する、角質層の水分保持能を改善する、と同様に損傷された皮膚、毛髪、頭皮及び爪の修復を支援するために標的にて疑似セラミドの生体利用効率を増強する。
【0082】
さらに、一般式(I)に係る疑似セラミド及び特に式(II)に係る疑似セラミドは界面活性剤含有製剤にて安定であり、それは本発明に係る界面活性剤含有製剤、すなわち、消費者製剤の保存可能期間にとって重要な因子である。
【0083】
しかも、一般式(I)に係る疑似セラミド及び特に式(II)に係る疑似セラミドは界面活性剤含有製剤にて沈殿しないので、特に液状の界面活性剤含有製剤にて濁りを生じない。
【0084】
一般式(I)に係る疑似セラミド及び特に式(II)に係る疑似セラミドは界面活性剤含有製剤にて、例えば、本発明に係るシャンプー、付けたままのコンディショナーなどにて界面活性剤含有製剤の総量を基にして0.001~1.0重量%の量で有利に使用される。好ましくは、前記疑似セラミドは界面活性剤含有製剤の総量を基にして0.005~0.5重量%の量で界面活性剤含有製剤にて使用される。製剤における疑似セラミドの量が1重量%を超えると、泡発生及び洗浄力が低下するという短所が存在する。
【0085】
本発明の内容の範囲内で、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤を他の活性剤と組み合わせることも可能であり、場合によっては有利である。
【0086】
任意で、他の従来の美容用及び/または皮膚用に活性がある物質または添加剤を、以下でさらに記載されているように、成分(c)として、すなわち、使用準備完了の製剤を得るために本発明に係る界面活性剤含有製剤に加えてもよい。
【0087】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤は、そのような製剤にて美容上使用されるような、他の美容上または医薬で活性がある薬剤及び/または添加剤または補助剤、例えば、酸化防止剤、香油、泡立ち防止剤、着色剤、着色作用を有する色素、増粘剤、表面活性物質、乳化剤、可塑性物質、湿潤物質及び水分保持物質、脂肪、油、蝋状物質、または化粧品製剤もしくは医薬製剤他の従来の構成成分、例えば、アルコール、ポリオール、ポリマー、泡安定剤、電解質、有機溶媒またはシリコーン誘導体と有利に組み合わせることができる。以下に詳細に記載され、例示されているように、美容上または医薬での応用、及び/または美容上または医薬で許容できる賦形剤にて好適であるまたは習慣となっている、任意の考えられる酸化防止剤、香油、泡立ち防止剤、着色剤、着色作用を有する色素、増粘剤、表面活性物質、乳化剤、可塑性物質、湿潤物質及び水分保持物質、脂肪、油、蝋状物質、アルコール、ポリオール、ポリマー、泡安定剤、電解質、有機溶媒またはシリコーン誘導体。
【0088】
本発明の特に好ましい変形では、界面活性剤含有製剤は(α-)ビソボロール及びフィトステロールを有利に含有する。そのような組み合わせは角質層における「モルタル」を模倣するので、皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリアを強化する。
【0089】
皮膚の状態または疾患は乾燥皮膚、かすり傷がある皮膚、皮膚病変またはさらに炎症に関連することが多いので、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤は好ましくは、抗炎症剤、抗菌性もしくは抗真菌性の物質、発赤緩和もしくは掻痒緩和の作用を有する物質、鎮痛物質、保湿剤及び/または冷却剤、浸透圧調節物質、角質溶解物質、栄養物質、抗炎症性、抗菌性または抗真菌性の物質、発赤緩和もしくは掻痒緩和の作用を有する物質、鎮痛物質、フケ防止物質、または溶媒、芳香酸化防止剤、保存剤、(金属)キレート剤、浸透増強剤、または前述の薬剤の2以上の混合物を特に有利に含有する。
【0090】
皮膚が乾燥すると掻痒は特定の強度で発生する。皮膚保湿物質及び/または水分保持物質の使用は掻痒を十分に緩和することができる。したがって、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、以下の皮膚保湿物質及び/または水分保持物質:乳酸ナトリウム、尿素、尿素誘導体、アルコール、グリセロール、ジオール、例えば、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、または前記ジオールの混合物、特に、1,2-ヘキサンジオールと1,2-オクタンジオールの混合物、コラーゲン、エラスチンまたはヒアルロン酸、アジピン酸ジアシル、ワセリン、ウロカニン酸、レシチン、パンテノール、フィタントリオール、リコペン、(疑似)セラミド、グリコスフィンゴ脂質、コレステロール、フィトステロール、キトサン、コンドロイチン硫酸、ラノリン、ラノリンエステル、アミノ酸、α-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)及びそれらの誘導体、単糖類、二糖類及びオリゴ糖類、例えば、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノース、フルクトース及びラクトース、多糖類、例えば、R-グルカン、特にカラスムギ由来の1,3-1,4-グルカン、α-ヒドロキシ脂肪酸、トリテルペン酸、例えば、ベツリン酸またはウルソール酸、及び藻類抽出物も有利に含有する。
【0091】
冷却剤の使用は掻痒を緩和することができる。したがって、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤を1以上の冷却剤(複数可)と特に有利に組み合わせることができる。本発明の枠組み内で使用するのに好ましい個々の冷却剤を以下に列挙する。当業者はこのリストに多数の他の冷却剤を加えることができる;列挙された冷却剤は互いに組み合わせて使用することもできる:l-メントール、d-メントール、ラセミメントール、メントングリセロールアセタール(商品名:Frescolat(登録商標)MGA)、乳酸メンチル(商品名:Frescolat(登録商標)ML;乳酸メンチルは好ましくは乳酸l-メンチル、特にl-乳酸l-メンチル)、置換されたメンチル-3-カルボキサミド(例えば、メンチル-3-カルボン酸N-エチルアミド)、2-イソプロピル-N-2,3-トリメチルブタンアミド、置換されたシクロヘキサンカルボキサミド、3-メントキシプロパン-1,2-ジオール、炭酸2-ヒドロキシエチルメンチル、炭酸2-ヒドロキシプロピルメンチル、N-アセチルグリシンメンチルエステル、イソプレゴール、ヒドロキシカルボン酸メンチルエステル(例えば、3-ヒドロキシ酪酸メンチル)、コハク酸モノメンチル、2-メルカプトシクロデカノン、2-ピロリジン-5-オンカルボン酸メンチル、2,3-ジヒドロキシ-p-メタノン、3,3,5-トリメチルシクロヘキサノングリセロールケタール、3-メンチル-3,6-ジ-及びトリオキサアルカノエート、メトキシ酢酸3-メンチル及びイシリン。
【0092】
その特別な相乗効果のため好ましい冷却剤は、l-メントール、d-メントール、ラセミメントール、メントングリセロールアセタール(商品名:Frescolat(登録商標)MGA)、乳酸メンチル(好ましくは乳酸l-メンチル、特にl-乳酸l-メンチル(商品名:Frescolat(登録商標)ML))、置換されたメンチル-3-カルボキサミド(例えば、メンチル-3-カルボン酸N-エチルアミド)、2-イソプロピル-N-2,3-トリメチルブタンアミド、置換されたシクロヘキサンカルボキサミド、3-メントキシプロパン-1,2-ジオール、炭酸2-ヒドロキシエチルメンチル、炭酸2-ヒドロキシプロピルメンチル及びイソプレゴールである。
【0093】
特に好ましい冷却剤は、l-メントール、ラセミメントール、メントングリセロールアセタール(商品名:Frescolat(登録商標)MGA)、乳酸メンチル(好ましくは乳酸l-メンチル、特にl-乳酸l-メンチル(商品名:Frescolat(登録商標)ML))、3-メントキシプロパン-1,2-ジオール、炭酸2-ヒドロキシエチルメンチル及び炭酸2-ヒドロキシプロピルメンチルである。非常に特に好ましい冷却剤は、l-メントール、メントングリセロールアセタール(商品名:Frescolat(登録商標)MGA)及び乳酸メンチル(好ましくは乳酸l-メンチル、特にl-乳酸l-メンチル(商品名:Frescolat(登録商標)ML)である。
【0094】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤は、1以上の浸透圧調節物質(複数可)も含有することができる。ここで言及されてもよい浸透圧調節物質の例には糖アルコール(ミオイノシトール、マンニトール、ソルビトール)、例えば、タウリン、コリン、ベタイン、ベタイングリシン、エクトイン、リン酸ジグリセロール、ホスホリルコリンまたはグリセロホスホリルコリンのような四級アミン、例えば、グルタミン、グリシン、アラニン、アスパラギン酸またはプロリンのようなアミノ酸、ホスファチジルコリン、ホスファチジルイノシトール、無機リン酸塩、及び前記化合物のポリマー、例えば、タンパク質、ペプチド、ポリアミノ酸及びポリオールを含む群に由来する物質が挙げられる。浸透圧調節物質はすべて同時に皮膚保湿作用を有する。
【0095】
好ましくは、角質溶解物質は本発明に係る界面活性剤含有製剤と組み合わせることもできる。角質溶解化合物にはα-ヒドロキシ酸の大きな群が挙げられる。例えば、サリチル酸が好ましくは使用される。
【0096】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤では、親油性成分のために表皮経由の水分喪失を減らすので高い比率の特定の栄養物質も特に有利である。好ましい一実施形態では、化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤は、例えば、オリーブ油、ヒマワリ油、精製ダイズ油、パーム油、ゴマ油、ナタネ油、アーモンド油、ルリヂサ油、ツキミソウ油、ココナッツ油、シアバター、ホホバ油、マッコウクジラ油、タロウ、ニートフット油及びラードのような1以上の栄養がある動物及び/または植物の油脂、ならびに任意で、8~30のC原子を有する脂肪アルコールのような他の栄養成分を含有する。ここで使用される脂肪アルコールは飽和または不飽和、及び直鎖または分岐鎖のいずれかであることができる。本発明に係る混合物と特に好ましくは組み合わせることができる栄養物質には、特に、ここではN-アシルスフィンゴシン(スフィンゴシンの脂肪酸アミド)を意味すると理解されているセラミド、または角質層の水分保持能を顕著に改善するそのような脂質の合成類似体(いわゆる疑似セラミド);リン脂質、例えば、ダイズレシチン、タマゴレシチン及びセファリン;ならびにワセリン、パラフィン油及びシリコーン油も挙げられ、後者にはとりわけ、ジアルキル-及びアルキルアリールシロキサン、例えば、ジメチルポリシロキサン及びメチルフェニルポリシロキサン、ならびにそれらのアルコキシ化及び四級化した誘導体が挙げられる。
【0097】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた1以上の抗炎症性物質も含有することができる。有利なことに、抗炎症性活性化合物はコルチコステロイド型のステロイド性抗炎症性物質、例えば、ハイドロコルチゾン、デキサメタゾン、リン酸デキサメタゾン、メチルプレドニゾロンまたはコルチゾンであり、その際、他のステロイド性抗炎症剤を加えることによってこのリストを拡張してもよい。非ステロイド性抗炎症剤、例えば、オキシカム、例えば、ピロキシカムまたはテノキシカム;サリチル酸塩、例えば、アスピリン、Disalcid(登録商標)、Solprin(登録商標)、またはフェンドサル;酢酸誘導体、例えば、ジクロフェナク、フェンクロフェナク、インドメタシン、スリンダク、トルメチンまたはクリンダナク;フェナム酸塩、例えば、メフェナミック、メクロフェナミック、フルフェナミックまたはニフルミン酸;プロピオン酸及び誘導体、例えば、イブプロフェン、ナプロキセン、ベノキサプロフェン;あるいはピラゾール、例えば、フェニルブタゾン、オキシフェニルブタゾン、フェブラゾンまたはアザプロパゾンも使用することができる。あるいは、天然の抗炎症性物質を使用することができる。
【0098】
植物抽出物、特別な活性が高い植物抽出物画分及び植物抽出物から単離される高度に純粋な活性物質も本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤にて使用することができる。カモミール、アロエ、Commiphora種、Rubia種、ヤナギ、ヤナギ・ハーブ、ショウガ、マリーゴールド、アルニカ、Glycyrrhiza種、Echinacea種、Rubus種に由来する抽出物、画分及び活性物質、ならびに純粋な物質、例えば、とりわけ、ビサボロール、アピゲニン、アピゲニン-7-グルコシド、ジンジェロール、例えば、[6]-ジンジェロール、パラドール、例えば、[6]-パラドール、ボスウェリア酸、フィトステロール、グリチルリチン、グラブリジンまたはリコカルコンAは特に好ましい。
【0099】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、防腐効果目的での活性化合物を含有することもでき、その際、化粧品または医薬の応用、特に皮膚用の応用に好適であるまたは習慣的である任意の保存剤が使用されてもよく、それは、例えば、とりわけ、安息香酸、そのエステル及び塩;プロピオン酸及びその塩;サリチル酸及びその塩;2,4-ヘキサン酸(ソルビン酸)及びその塩;ホルムアルデヒド及びパラホルムアルデヒド;2-ヒドロキシビフェニルエーテル及びその塩;N-酸化2-亜鉛スルフィドピリジン;無機亜硫酸塩及び重亜硫酸塩;ヨウ化ナトリウム;クロロブタノール;4-ヒドロキシ安息香酸及びその塩及びエステル;デヒドロ酢酸;ギ酸;1,6-ビス(4-アミジノ-2-ブロモフェノキシ)-n-ヘキサン及びその塩;エチル水銀-(II)-チオサリチル酸のナトリウム塩;フェニル水銀及びその塩;10-ウンデシレン酸及びその塩;5-アミノ-1,3-ビス(2-エチルヘキシル)-5-メチルヘキサヒドロピリミジン;5-ブロモ-5-ニトロ-1,3-ジオキサン;2-ブロモ-2-ニトロ-1,3-プロパンジオール;2,4-ジクロロベンジルアルコール;N-(4-クロロフェニル)-N’-(3,4-ジクロロフェニル)尿素;4-クロロ-m-クレゾール;2,4,4’-トリクロロ-2’-ヒドロキシ-ジフェニルエーテル;4-クロロ-3,5-ジメチルフェノール;1,1’-メチレン-ビス(3-(1-ヒドロキシメチル-2,4-ジオキシイミダゾリジン-5-イル)尿素);ポリ(ヘキサメチレンビグアニド)塩酸塩;2-フェノキシエタノール;ヘキサメチレンテトラミン;塩化1-(3-クロロアリル)-3,5,7-トリアザ-1-アゾニアアダマンタン;1-(4-クロロ-フェノキシ)-1(1H-イミダゾール-1-イル)-3,3-ジメチル-2-ブタノン;1,3-ビス(ヒドロキシメチル)-5,5-ジメチル-2,4-イミダゾリジンジオン;ベンジルアルコール;Octopirox(登録商標);1,2-ジブロモ-2,4-ジシアノブタン;2,2’-メチレン-ビス(6-ブロモ-4-クロロ-フェノール);ブロモクロロフェン;5-クロロ-2-メチル-3(2H)-イソチアゾリノン及び2-メチル-3(2H)イソチアゾリノンの塩化マグネシウム及び硝酸マグネシウムとの混合物;2-ベンジル-4-クロロフェノール;2-クロロアセトアミド;クロロヘキシジン;酢酸クロロヘキシジン;グルコン酸クロロヘキシジン;塩酸クロロヘキシジン;1-フェノキシ-プロパン-2-オール;臭化及び塩化N-アルキル(C12~C22)トリメチルアンモニウム;4,4-ジメチル-1,3-オキサゾリン;N-ヒドロキシメチル-N-(1,3-ジ(ヒドロキシメチル)-2,5-ジオキソイミダゾールidin-4-イル)-N’-ヒドロキシメチル尿素;1,6-ビス(4-アミジノフェノキシ)-n-ヘキサン及びその塩;グルタールアルデヒド5-エチル-1-アザ-3,7-ジオキサビシクロ(3.3.0)オクタン;3-(4-クロロフェノキシ)-1,2-プロパンジオール;ヒアミン;塩化アルキル(C8-C18)ジメチルベンジルアンモニウム;臭化アルキル(C8-C18)ジメチルベンジルアンモニウム;サッカリン酸アルキル(C8-C18)ジメチルベンジルアンモニウム;ベンジルヘミホルマール;ブチルカルバミン酸3-ヨード-2-プロピニル;または((ヒドロキシメチル)アミノ)酢酸ナトリウムのような保存剤から成る群から有利に選択される。
【0100】
他の抗菌でまたは抗真菌で活性がある物質も本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤にて特に有利に使用することができ、その際、化粧品または医薬の応用、特に皮膚用の応用に好適であるまたは習慣的である、抗菌でまたは抗真菌で活性がある物質を使用することができる。従来の抗生剤の大きな群に加えて、ここで有利である他の製品には、とりわけ、わきが、足の臭いまたはフケに対して使用される、例えば、特に、トリクロサン、クリンバゾール、オクトキシグリセリン、Octopirox(登録商標)(1-ヒドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルペンチル)-2(1H)-ピリドン2-アミノエタノール塩)、キトサン、ファルネソール、モノラウリン酸グリセロールまたは前記物質の組み合わせが挙げられる。
【0101】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた1以上の鎮痛物質を含有することもでき、その際、例えば、α-ビサボロール、アズレン、グアイアズレン、18-β-グリチルレチン酸、アラントイン、アロエの果汁またはジェル、Hamamelis virginiana(マンサク)、Echinacea種、Centella asiatica、カモミール、Arnica monatana、Glycyrrhiza種、藻類、海藻及びCalendula officinalisの抽出物、及び植物油、例えば、スイートアーモンド油、バオバブ油、オリーブ油及びパンテノール、ラウレス-9、トリデセス-9及び4-t-ブチルシクロヘキサノールのような、化粧品または医薬の応用に好適であるまたは習慣的である任意の鎮痛物質を使用することができる。
【0102】
加えて、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、トリクロサン、クリンバゾール、オクトキシグリセリン、Octopirox(登録商標)(1-ヒドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルペンチル)-2(1H)-ピリドン2-アミノエタノール塩)、キトサン、ファルネソール、モノラウリン酸グリセロール、モノカプリル酸プロパンジオールを含む1以上のフケ防止物質、または、とりわけ、わきが、足の臭いまたはフケに対して使用される前記物質の組み合わせと併用して特に有利に使用することもできる。
【0103】
加えて、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、体臭を制御するための1以上の発汗抑制活性化合物(制汗剤)と併用して特に有利に使用することもできる。使用される発汗抑制活性化合物には特に、アルミニウム塩、例えば、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロ水和物、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、などが挙げられる。しかしながら、亜鉛、マグネシウムまたはジルコニウム化合物の使用も有利である。アルミニウム塩、及び幾分程度が小さいが、アルミニウム/ジルコニウム塩の組み合わせは化粧品及び医薬の制汗剤として有用であることが分かっている。部分中和した、したがって皮膚にさらに許容できるが、完全に有効であるわけでもないアルミニウムのヒドロキシ塩化物も注目に値する。アルミニウム塩以外の物質、例えば、(a)汗腺の表面閉鎖を引き起こす、例えば、とりわけ、ホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、中性または合成のなめし剤及びトリクロロ酢酸のようなタンパク質沈殿物質;(b)末梢神経回路を遮断することによって汗腺への交感神経供給のスイッチを切る、例えば、リドカイン、プリロカインまたはそれらの混合物の希釈溶液を含む局所麻酔剤;(c)汗分泌を減らし、悪臭の吸着材としても作用するX、AまたはY型のゼオライト;ならびに(d)多汗症(汗分泌が病的に増加する)にも使用され、その作用が汗分泌に関係する伝達物質アセチルコリンの放出を不可逆的に阻止することに基づくボツリヌス毒素(細菌Chlostridium botulinumの毒素)も使用することができる。
【0104】
(金属)キレート剤との組み合わせも本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤にて有利に使用することができ、その際、化粧品応用または医薬応用に好適であるまたは習慣的である任意の金属キレート剤を使用することができる。好ましい(金属)キレート剤には、α-ヒドロキシ脂肪酸、フィチン酸、ラクトフェリン、α-ヒドロキシ酸、例えば、とりわけ、グルコン酸、グリセリン酸、グリコール酸、イソクエン酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸、酒石酸、と同様にフミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジンまたはEDTA、EGTA及びそれらの誘導体が挙げられる。1以上のキレート剤(複数可)の使用は本発明に係る界面活性剤含有製剤の安定性を改善する。
【0105】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤は、紫外線の全範囲に対して毛髪及び/または皮膚を保護する化粧品を提供するためにUVB範囲でのUV線を吸収する1以上の物質を有利に併用することができる。それらは毛髪に対する日焼け止め剤としても役立つことができる。本発明に係る化粧品がUVBフィルター物質を含有するのであれば、それらは油溶性または水溶性であることができる。有利な油溶性UVBフィルターには、3-ベンジリデンカンフル誘導体、好ましくは3-(4-メチルベンジリデン)カンフル、3-ベンジリデンカンフル;4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-(ジメチルアミノ)安息香酸2-エチルヘキシル、4-(ジメチルアミノ)安息香酸アミル;桂皮酸のエステル、好ましくは4-メトキシ桂皮酸2-エチルヘキシル、4-メトキシ桂皮酸イソペンチル;サリチル酸のエステル、好ましくはサリチル酸2-エチルヘキシル、サリチル酸4-イソプロピルベンジル、サリチル酸ホモメンチル;ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4’-メチルベンゾフェノン、2,2’-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン;ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4-メトキベンザルマロン酸ジ(2-エチルヘキシル)、2,4,6-トリアニリノ-(p-カルボ-2’-エチル-1’-ヘキシルオキシ)-1,3,5-トリアジンが挙げられる。有利な水溶性UVBフィルターには、2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸の塩、例えば、そのナトリウム塩、カリウム塩またはトリエタノールアンモニウム塩、と同様にスルホン酸自体;ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸及びその塩;3-ベンジリデンカンフルのスルホン酸誘導体、例えば、4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベンゼンスルホン酸、2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデン-メチル)スルホン酸及びそれらの塩及びまた、1,4-ジ(2-オキソ-10-スルホ-3-ボルニリデンメチル)-ベンゼン及びその塩(対応する10-スルファト化合物、例えば、対応するナトリウム塩、カリウム塩及びトリエタノールアンモニウム塩)、及びベンゼン-1,4-ジ(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル-10-スルホン酸が挙げられる。
【0106】
化粧品に習慣的に含有されているような1以上のUVAフィルターを採用することも有利であり得る。これらの物質は好ましくはジベンゾイルメタンの誘導体、特に、1-(4’-tert-ブチルフェニル)-3-(4’-メトキシフェニル)プロパン-1,3-ジオン及び1-フェニル-3-(4’-イソプロピルフェニル)プロパン-1,3-ジオンである。UVBとの組み合わせに使用される量は類似し得る。
【0107】
トリートメント物質の高い含量は、皮膚、毛髪、頭皮または爪の化粧トリートメントのための本発明に係る界面活性剤含有製剤にてふつう有利である。好ましい実施形態によれば、本発明に係る界面活性剤含有製剤は、1以上の動物性及び/または植物性のトリートメント油脂、例えば、オリーブ油、ヒマワリ油、精製ダイズ油、パーム油、ナタネ油、アーモンド油、ルリヂサ油、ツキミソウ油、ココナッツ油、シアバター、ホホバ油、ウシタロウ、牛脚油、及びラード、及び任意で、例えば、C8~C30の脂肪アルコールのような他のトリートメント構成成分を含有する。ここで使用される脂肪アルコールは飽和または不飽和、及び直鎖または分岐鎖であることができ、その際、例にはデカノール、デセノール、オクタノール、オクテノール、ドデカノール、ドデセノール、オクタジエノール、デカジエノール、ドデカジエノール、オレイルアルコール、リシンオレイルアルコール、エルカ酸アルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、アラキジルアルコール、カプリルアルコール、カプリン酸アルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール及びベヘニルアルコール、と同様にそれらのゲルベアルコールが挙げられ;このリストは所望どおりに拡張されて、構造的に、化学的に関連する他のアルコールを含んでもよい。脂肪アルコールは好ましくは天然の脂肪酸に由来し、ふつう還元によって脂肪酸の対応するエステルから調製される。天然に存在する脂肪及び脂肪油、例えば、ウシタロウ、ピーナッツ油、ナタネ油、綿実油、ダイズ油、ヒマワリ油、パーム核油、アマニ油、トウモロコシ油、ヒマシ油、ナタネ油、ゴマ油、ココアバター及びココア脂肪から還元によって形成される脂肪アルコール画分を使用することもできる。好ましくは本発明に係る界面活性剤含有製剤と併用することができるトリートメント物質には、リン脂質、例えば、ダイズレシチン、タマゴレシチン及びセファリン;ワセリン、パラフィン及びシリコーン油を挙げることができ、後者には、とりわけ、ジアルキル-及びアルキルアリール-シロキサン、例えば、ジメチルポリシロキサン及びメチルフェニルポリシロキサン、と同様にそれらのアルコキシル化及び四級化された誘導体が含まれる。
【0108】
加水分解した動物性及び/または植物性のタンパク質も本発明に係る界面活性剤含有製剤に有利に加えることができる。この点での有利な例には、特に、エラスチン、コラーゲン、ケラチン、ラクトプロテイン、ダイズタンパク質、カラスムギタンパク質、エンドウマメタンパク質、アーモンドタンパク質及びコムギタンパク質の画分、または対応する加水分解されたタンパク質、と同様に脂肪酸とのその縮合生成物、及びまた四級化加水分解タンパク質が挙げられ、その際、加水分解された植物性タンパク質の使用が好ましい。
【0109】
本発明に係る界面活性剤含有製剤が溶液またはローションである場合、使用することができる溶媒には、水または水溶液;脂肪油、脂肪、ワックス、及び他の天然及び合成の脂肪体、好ましくは脂肪のイソプロパノール、プロピレングリコールまたはグリセロールのようなC数が少ないアルコールとのエステル、または脂肪アルコールのC数が少ないアルカン酸もしくは脂肪酸とのエステル;C数が少ないアルコール、ジオールもしくはポリオール、及びそれらのエーテル、好ましくはエタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテル及び類似の生成物が挙げられる。上述の溶媒の混合物が特に使用される。アルコール性溶媒の場合、水は追加の構成成分であることができる。
【0110】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、1以上の酸化防止剤を含有することもでき、その際、化粧品応用または医薬応用に好適であるまたは習慣的である任意の酸化防止剤を使用することができる。有利には、酸化防止剤は、アミノ酸(例えば、グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)及びそれらの誘導体、イミダゾール(例えば、ウロカニン酸)及びそれらの誘導体、ペプチド、例えば、D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシン及びそれらの誘導体(例えば、アンセリン)、カロテノイド、カロテン(例えば、α-カロテン、β-カロテン、リコペン)及びそれらの誘導体、リポ酸及びそれらの誘導体(例えば、ジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシル及びチオール(例えば、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン及びそれらのグリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル及びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリル及びグリセリルエステル)及びそれらの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸及びそれらの誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシド及び塩)、と同様に非常に低い許容用量でのスルホキシイミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシイミン、ホモシステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-、ヘプタ-チオニンスルホキシイミン)及びまた(金属)キレート剤、例えば、α-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン、α-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体(例えば、γ-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸及びその誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びそれらの誘導体、ビタミンC及びその誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル、リン酸マグネシウムアスコルビル、酢酸アスコルビル)、トコフェロール及びそれらの誘導体(例えば、ビタミンE酢酸塩)、ビタミンA及びその誘導体(例えば、ビタミンAパルミチン酸塩)及びまた、ベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO4)、セレニウム及びその誘導体(例えば、セレニウムメチオニン)、スチルベン及びそれらの誘導体(例えば、スチルベンオキシド、トランス-スチルベンオキシド)、と同様に本発明に従って好適であるような前記活性化合物の誘導体(例えば、塩、エステル、エーテル、糖類、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)から成る群から選択される。
【0111】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、1以上のビタミン及びビタミン前駆体も含有することができ、その際、化粧品応用または医薬応用に好適であるまたは習慣的である任意のビタミン及びビタミン前駆体を使用することができる。ここでは、ビタミン及びビタミン前駆体、例えば、トコフェロール、ビタミンA、ニコチン酸及びニコチンアミド、他の複合体ビタミン、特にビオチン及びビタミンCが特に言及されてもよい。好ましく使用されるこの群の範囲内での他の例には、パントテニルアルコール及びその誘導体、特に、そのエステル及びエーテル、と同様にカチオンで得られるパントテニルアルコールの誘導体、例えば、パントテニルアルコール三酢酸、パントテニルアルコールモノエチルエーテル及びその一酢酸塩及びまた、カチオン性パントテニルアルコール誘導体が挙げられる。
【0112】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、皮膚美白作用を有する1以上の活性化合物を含有することもでき、その際、化粧品応用または医薬応用に好適であるまたは習慣的である任意の皮膚美白活性化合物を本発明に従って使用することができる。この点で有利な皮膚美白活性化合物には、コウジ酸、ヒドロキノン、アルブチン、アスコルビン酸、リン酸マグネシウムアスコルビル、レゾルシノール、甘草根エキス及びその構成成分グラブリジンもしくはリコカルコンA、またはとりわけ、皮膚美白スチルベン誘導体を含有するRumex及びRamulus種からの抽出物、マツ種(Pinus)からの抽出物またはVitis種からの抽出物が挙げられる。
【0113】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、単糖類、二糖類及びオリゴ糖類、例えば、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノース、及びラクトースも含有することができる。
【0114】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、ふつう、完全な植物体の抽出によって調製されるが、個々の場合、植物の花及び/または葉、木部、樹皮または根から専ら調製される1以上の植物抽出物を含有することもできる。本発明に従って使用することができる植物抽出物に関して、Industrieverb、及びKorperpflegemittel und Waschmittel e.V. (IKW) (Indusトリal Association for Toileトリes 、及びDetergents),Frankfurtによって刊行されたLeitfaden zur Inhaltsstoffdeklaration kosmetischer Mittel(化粧品物質の構成成分の申告に対する指針)の第3版の44ページから開始する表に列挙されている抽出物が特に参照される。特に有利な抽出物には、アロエ、マンサク、藻類、オーク樹皮、ヤナギ-ハーブ、イラクサ、オドリコソウ、ホップ、カモミール、ノコギリソウ、アルニカ、キンセンカ、ゴボウ、ツクシ、サンザシ、シナノキの花、キュウリ、アーモンド、マツバ、マロニエ、ビャクダン、セイヨウネズ、ココナッツ、マンゴー、アプリコット、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、リンゴ、緑茶、グレープフルーツ種子、コムギ、カラスムギ、オオムギ、セージ、ジャコウソウ、バジル、ローズマリー、カバノキ、ゼニアオイ、タネツケバナ、ヤナギ樹皮、ハリモクシュク、フキタンポポ、アオイ、チョウセンニンジン及びショウガ根が挙げられる。これらのうち、特に好ましい抽出物には、アロエ、カモミール、藻類、ローズマリー、キンセンカ、チョウセンニンジン、キュウリ、セージ、イラクサ、シナノキの花、アルニカ及びマンサクが挙げられる。2以上の植物抽出物の混合物も採用することができる。前記植物抽出物を調製するのに使用することができる抽出剤には水、アルコール及びそれらの混合物が挙げられる。この文脈で好ましいアルコールは低級アルコール、例えば、エタノール及びイソプロパノールであるが、多価アルコール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール及びブチレングリコールでもあり、特に単独抽出剤としての及び水との混合物にて、の双方である。植物抽出物は本発明に従って純粋な形態または希釈した形態で使用することができる。
【0115】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、少なくとも1つのさらなる芳香物質を含んでもよい。個々の物質として、または少なくとも1、2、3またはそれ以上の芳香物質の混合物にて、広範囲にわたる天然の及び合成の物質から選択される多数の芳香混合物にて、以下で特定された芳香物質を使用することができる。
【0116】
組み合わせるのに有利に好適である芳香物質は、例えば、S.Arctander,Perfume 、及びFlavor Materials,volumes I 、及びII,Montclair,N.J.1969,私的出版物,及び/またはin H.Surburg,J.Panten,Common Fragrance 、及びFlavor Materials,6th edition,Wiley-VCH,Weinheim,2016に列挙されている。以下のリストは既知の匂い物質:
精油、コンクリート、アブソリュート、樹脂、樹脂状物質、バルサム、チンキ剤のような天然原料の抽出物、例えば;アンバーグリスチンキ剤;アミリス油;アンゼリカ種子油;アンゼリカ根油;アニス油;バレリアン油;バジル油;フロウソウアブソリュート;ベイ油;オウシュウヨモギ油;ベンゾイン樹脂;ベルガモット油;蜜蝋アブソリュート;バーチタール油;ビターアーモンド油;セイボリー油;ブッコリーフ(bucco leaf)油;カブレウバ油;カデ油;ショイウブ油;ショウノウ油;カナンガ油;カルダモン油;カスカリラ油;カッシア油;カッシーアブソリュート;カストリウムアブソリュート;ニオイヒバ油;セダーウッド油;シスタス油;シトロネラ油;レモン油;コパイババルサム;コパイババルサム油;コリアンダー油;コスタス根油;クミン油;イトスギ油;ダバナ油;ディルウッド油;ディル種子油;オーデブルーツ(Eau de brouts)アブソリュート;オークモスアブソリュート;エレミ油;タラゴン油;ユーカリレモン油;ユーカリ油;フェンネル油;パインニードル油;ガルバナム油;ガルバナム樹脂;ゼラニウム油;グレープフルーツ油;グアイアクウッド油;グルユンバルサム;グルユンバルサム油;ヘリクリサムアブソリュート;ヘリクリサム油;ショウガ油;アヤメ根アブソリュート;アヤメ根油;ジャスミンアブソリュート;カラマス油;カモミール油ブルー;ローマンカモミール油;ニンジン種子油;カスカリラ油;松葉油;スペアミント油;キャラウエイ油;ラブダナム油;ラブダナムアブソリュート;ラブダナム樹脂;ラバンジンアブソリュート;ラバンジン油;ラベンダーアブソリュート;ラベンダー油;レモングラス油;ロベージ油;蒸留ライム油;圧搾ライム油;リナロエ油;アオモジ油;ローリエ油;マシス油;マジョラム油;マンダリン油;マッソイア樹皮油;ミモザアブソリュート;アンブレット油;ムスクチンキ;マスカットセージ油;ナツメグ油;ミルラアブソリュート;ミルラ油;マートル油;クローブリーフ油;クローブ芽油;ネロリ油;オリバナムアブソリュート;オリバナム油;オポパナクス油;オレンジフラワーアブソリュート;オレンジ油;オレガノ油;パルマローザ油;パチュリ油;エゴマ油;ペルーバルサム油;パセリ葉油;パセリ種子油;プチグレイン油;ペパーミント油;コショウ油;ピメント油;パイン油;ペニーロイヤル油;ローズアブソリュート;ローズウッド油;ローズ油;ローズマリー油;セージ油ダルマチアン;セージ油スパニッシュ;ビャクダン油;セロリ種子油;スパイクラベンダー油;スターアニス油;エゴノキ油;マンジュウギク油;ファーニードル油;ティーツリー油;テレビン油;タイム油;トルーバルサム;トンカアブソリュート;チュベローズアブソリュート;バニラ抽出物;バイオレットリーフアブソリュート;バーベナ油;ベチベル油;ジュニパーベリー油;コニャック油;ヨモギ油;ウインターグリーン油;イーラン油;ヒソップ油;シベットアブソリュート;シナモン葉油;シナモン樹皮油;及びそれらの画分またはそれらから単離された構成成分;
例えば、3-カレン;α-ピネン;β-ピネン;α-テルピネン;γ-テルピネン;p-シメン;ビサボレン;カムフェン;カリオフィレン;セドレン;ファメセン;リモネン;ロンギフォレン;ミルセン;オシメン;バレンス;(E,Z)-1,3,5-ウンデカトリエン;スチレン;ジフェニルメタンのような炭化水素;
例えば、ヘキサノール;オクタノール;3-オクタノール;2,6-ジメチルヘプタノール;2-メチル-2-ヘプタノール;2-メチル-2-オクタノール;(E)-2-ヘキセノール;(E)-及び(Z)-3-ヘキセノール;1-オクテン-3-オール;3,4,5,6,6-ペンタメチル-3,4-ヘプテン-2-オールと3,5,6,6-テトラメチル-4-メチレンヘプタン-2-オールの混合物;(E,Z)-2,6-ノナジエノール;3,7-ジメチル-7-メトキシオクタン-2-オール;9-デセノール;10-ウンデセノール;4-メチル-3-デセン-5-オールのような脂肪族アルコール;
例えば、ヘキサナール;ヘプタナール;オクタナール;ノナナール;デカナール;ウンデカナール;ドデカナール;トリデカナール;2-メチルオクタナール;2-メチルノナナール;(E)-2-ヘキセナール;(Z)-4-ヘプテナール;2,6-ジメチル-5-ヘプテナール;10-ウンデセナール;(E)-4-デセナール;2-ドデセナール;2,6,10-トリメチル-9-ウンデセナール;2,6,10-トリメチル-5,9-ウンデカジエナール;ヘプタナールジエチルアセタール;1,1-ジメトキシ-2,2,5-トリメチル-4-ヘキセン;シトロネリルオキシアセトアルデヒド;1-(1-メトキシ-プロポキシ)-(E/Z)-3-ヘキセンのような脂肪族アルデヒド及びそのアセタール;
例えば、2-ヘプタノン;2-オクタノン;3-オクタノン;2-ノナノン;5-メチル-3-ヘプタノン;5-メチル-3-ヘプタノンオキシム;2,4,4,7-テトラメチル-6-オクテン-3-オン;6-メチル-5-ヘプテン-2-オンのような脂肪族ケトン及びそのオキシム;
例えば、3-メチルチオ-ヘキサノール;酢酸3-メチルチオヘキシル;3-メルカプトヘキサノール;酢酸3-メルカプトヘキシル;酪酸3-メルカプトヘキシル;酢酸3-アセチルチオヘキシル;1-メンテン-8-チオールのような脂肪族イオウ含有化合物;
例えば、2-ノネン酸ニトリル;2-ウンデセン酸ニトリル;2-トリデセン酸ニトリル;3,12-トリデカジエン酸ニトリル;3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン酸ニトリル;3,7-ジメチル-6-オクテン酸ニトリルのような脂肪族ニトリル;
例えば、ギ酸(E)-及び(Z)-3-ヘキセニル;アセト酢酸エチル;酢酸イソアミル;酢酸ヘキシル;酢酸3,5,5-トリメチルヘキシル;酢酸3-メチル-2-ブテニル;酢酸(E)-2-ヘキセニル;酢酸(E)-及び(Z)-3-ヘキセニル;酢酸オクチル;酢酸3-オクチル;酢酸1-オクテン-3-イル;酪酸エチル;酪酸ブチル;酪酸イソアミル;酪酸ヘキシル;イソ酪酸(E)-及び(Z)-3-ヘキセニル;クロトン酸ヘキシル;イソ吉草酸エチル;ペンタン酸エチル-2-メチル;ヘキサン酸エチル;ヘキサン酸アリル;ヘプタン酸エチル;ヘプタン酸アリル;オクタン酸エチル;(E,Z)-2,4-デカジエン酸エチル;2-オクチン酸メチル;2-ノニン酸メチル;2-イソアミルオキシ酢酸アリル;3,7-ジメチル-2,6-オクタジエン酸メチル;クロトン酸4-メチル-2-ペンチルのような脂肪族カルボン酸のエステル;
例えば、シトロネロール;ゲラニオール;ネロール;リナロール;ラバデュロール;ネロリドール;ファルネソール;テトラヒドロリナロール;テトラヒドロゲラニオール;2,6-ジメチル-7-オクテン-2-オール;2,6-ジメチルオクタン-2-オール;2-メチル-6-メチレン-7-オクテン-2-オール;2,6-ジメチル-5,7-オクタジエン-2-オール;2,6-ジメチル-3,5-オクタジエン-2-オール;3,7-ジメチル-4,6-オクタジエン-3-オール;3,7-ジメチル-1,5,7-オクタトリエン-3-オール;2,6-ジメチル-2,5,7-オクタトリエン-1-オール;及びそれらのギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、イソ酪酸塩、酪酸塩、イソ吉草酸塩、ペンタン酸塩、ヘキサン酸塩、クロトン酸塩、チグリン酸塩及び3-メチル-2-ブタン酸塩のような非環式テルペンアルコール;
例えば、ゲラニアル;ネラル;シトロネラール;7-ヒドロキシ-3,7-ジメチルオクタナール;7-メトキシ-3,7-ジメチルオクタナール;2,6,10-トリメチル-9-ウンデセナール;ゲラニルアセトン;及びゲラニアル、ネラル、7-ヒドロキシ-3,7-ジメチルオクタナールのジメチル及びジエチルアセタールのような非環式テルペンアルデヒド及びケトン;
例えば、メントール;イソプレゴール;α-テルピネオール;テルピネノール-4;メンタン-8-オール;メンタン-1-オール;メンタン-7-オール;ボルネオール;イソボルネオール;酸化リナロール;ノポール;セドロール;アムブリノール;ベチベロール;グアイオール;ならびにそれらのギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、イソ酪酸塩、酪酸塩、イソ吉草酸塩、ペンタン酸塩、ヘキサン酸塩、クロトン酸塩、チグリン酸塩及び3-メチル-2-ブタン酸塩のような環状テルペンアルコール;
例えば、メントン;イソメントン;8-メルカプトメンタン-3-オン;カルボン;ショウノウ;フェンコン;α-イオノン;β-イオノン;α-n-メチルイオノン;β-n-メチルイオノン;α-イソメチルイオノン;β-イソメチル-イオノン;α-鉄;α-ダマスコン;β-ダマスコン;β-ダマセノン;δ-ダマスコン;γ-ダマスコン;1-(2,4,4-トリメチル-2-シクロヘキセン-1-イル)-2-ブテン-1-オン;1,3,4,6,7,8a-ヘキサヒドロ-1,1,5,5-テトラメチル-2H-2,4a-メタノナフタレン-8(5H)-オン;2-メチル-4-(2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセン-1-イル)-2-ブテナール;ノートカトン;ジヒドロノートカトン;4,6,8-メガスチグマトリエン-3-オン;α-シネンサール;β-シネンサール;アセチル化シダーウッド油(メチルセドリルケトン)のような環状テルペンアルデヒド及びケトン;
例えば、4-tert-ブチルシクロヘキサノール;3,3,5-トリメチルシクロヘキサノール;3-イソカンフィルシクロヘキサノール;2,6,9-トリメチル-Z2,Z5,E9-シクロドデカトリエン-1-オール;2-イソブチル-4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-オールのような環状アルコール;
例えば、α-3,3-トリメチルシクロヘキシルメタノール;1-(4-イソプロピルシクロヘキシル)エタノール;2-メチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)ブタノール;2-メチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)-2-ブテン-1-オール;2-エチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)-2-ブテン-1-オール;3-メチル-5-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)-ペンタン-2-オール;3-メチル-5-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)-4-ペンテン-2-オール;3,3-ジメチル-5-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペント-1-イル)-4-ペンテン-2-オール;1-(2,2,6-トリメチルシクロヘキシル)ペンタン-3-オール;1-(2,2,6-トリメチルシクロヘキシル)ヘキサン-3-オールのような脂環式アルコール;
例えば、シネオール;セドリルメチルエーテル;シクロドデシルメチルエーテル;1,1-ジメトキシシクロドデカン;(エトキシメトキシ)シクロ-ドデカン;α-セドレンエポキシド;3a,6,6,9a-テトラメチルドデカヒドロ-ナフト[2,1b]フラン;3a-エチル-6,6,9a-トリメチルドデカヒドロナフト[2,1b]フラン;1,5,9-トリメチル-13-オキサビシクロ[10.1.0]トリデカ-4,8-ジエン;ローズオキシド;2-(2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-イル)-5-メチル-5-(1-メチルプロピル)-1,3-ジオキサンのような環状及び脂環式エーテル;
例えば、4-tert-ブチルシクロヘキサノン;2,2,5-トリメチル-5-ペンチルシクロペンタノン;2-ヘプチルシクロペンタノン;2-ペンチルシクロ-ペンタノン;2-ヒドロキシ-3-メチル-2-シクロペンテン-1-オン;3-メチル-cis-2-ペンテン-1-イル-2-シクロペンテン-1-オン;3-メチル-2-ペンチル-2-シクロペンテン-1-オン;3-メチル-4-シクロペンタデセノン;3-メチル-5-シクロペンタデセノン;3-メチルシクロペンタデカノン;4-(1-エトキシビニル)-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキサノン;4-tert-ペンチルシクロヘキサノン;5-シクロヘキサデセン-1-オン;6,7-ジヒドロ-1,1,2,3,3-ペンタメチル-4(5H)-インダノン;8-シクロヘキサデセン-1-オン;9-シクロヘプタデセン-1-オン;シクロペンタデカノン;シクロヘキサデカノンのような環状及び大環状のケトン;
例えば、2,4-ジメチル-3-シクロヘキセンカルボアルデヒド;2-メチル-4-(2,2,6-トリメチル-シクロヘキセン-1-イル)-2-ブテナール;4-(4-ヒドロキシ-4-メチルペンチル)-3-シクロヘキセンカルボアルデヒド;4-(4-メチル-3-ペンテン-1-イル)-3-シクロヘキセンカルボアルデヒドのような脂環式アルデヒド;
例えば、1-(3,3-ジメチルシクロヘキシル)-4-ペンテン-1-オン;2,2-ジメチル-1-(2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-イル)-1-プロパノン;1-(5,5-ジメチル-1-シクロヘキセン-1-イル)-4-ペンテン-1-オン;2,3,8,8-テトラメチル-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタヒドロ-2-ナフタレニルメチルケトン;メチル-2,6,10-トリメチル-2,5,9-シクロドデカトリエニルケトン;tert-ブチル-(2,4-ジメチル-3-シクロヘキセン-1-イル)ケトンのような脂環式ケトン;
例えば、酢酸2-tert-ブチルシクロヘキシル;酢酸4-tert-ブチルシクロヘキシル;酢酸2-tert-ペンチルシクロヘキシル;酢酸4-tert-ペンチルシクロヘキシル;酢酸3,3,5-トリメチルシクロヘキシル;酢酸デカドロ-2-ナフチル;クロトン酸2-シクロペンチルシクロペンチル;酢酸3-ペンチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル;酢酸デカヒドロ-2,5,5,8a-テトラメチル-2-ナフチル;酢酸4,7-メタノ-3a,4,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-5-または6-インデニル;プロピオン酸4,7-メタノ-3a,4,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-5-、または6-インデニル;イソ酪酸4,7-メタノ-3a,4,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-5-または6-インデニル;酢酸4,7-メタノオクタヒドロ-5-または6-インデニルのような環状アルコールのエステル;
例えば、クロトン酸1-シクロヘキシルエチルのような脂環式アルコールのエステル;
例えば、プロピオン酸アリル3-シクロヘキシル;オキシ酢酸アリルシクロヘキシル;ジヒドロジャスモン酸cis-及びtrans-メチル;ジャスモン酸cis-及びtrans-メチル;カルボン酸メチル-2-ヘキシル-3-オキソシクロペンタン;カルボン酸エチル-2-エチル-6,6-ジメチル-2-シクロヘキセン;カルボン酸エチル-2,3,6,6-テトラメチル-2-シクロヘキセン;2-酢酸エチル-2-メチル-1,3-ジオキソランのような脂環式カルボン酸のエステル;
例えば、ベンジルアルコール;1-フェニルエチルアルコール;2-フェニルエチルアルコール;3-フェニルプロパノール;2-フェニルプロパノール;2-フェノキシエタノール;2,2-ジメチル-3-フェニルプロパノール;2,2-ジメチル-3-(3-メチルフェニル)プロパノール;1,1-ジメチル-2-フェニルエチルアルコール;1,1-ジメチル-3-フェニルプロパノール;1-エチル-1-メチル-3-フェニルプロパノール;2-メチル-5-フェニルペンタノール;3-メチル-5-フェニルペンタノール;3-フェニル-2-プロペン-1-オール;4-メトキシベンジルアルコール;1-(4-イソプロピルフェニル)エタノールのような芳香脂肪族アルコール;
例えば、酢酸ベンジル;プロピオン酸ベンジル;イソ酪酸ベンジル;イソ吉草酸ベンジル;酢酸2-フェニルエチル;プロピオン酸2-フェニルエチル;イソ酪酸2-フェニルエチル;イソ吉草酸2-フェニルエチル;酢酸1-フェニルエチル;酢酸α-トリクロロメチルベンジル;酢酸α,α-ジメチルフェニルエチル;酪酸α,α-ジメチルフェニルエチル;酢酸シンナミル;イソ酪酸2-フェノキシエチル;酢酸4-メトキシベンジルのような芳香脂肪族アルコールと脂肪族カルボン酸のエステル;
例えば、2-フェニルエチルメチルエーテル;2-フェニルエチルイソアミルエーテル;2-フェニルエチル1-エトキシエチルエーテル;フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール;フェニルアセトアルデヒドジエチルアセタール;ヒドラトロプアルデヒドジメチルアセタール;フェニルアセトアルデヒドグリセロールアセタール;2,4,6-トリメチル-4-フェニル-1,3-ジオキサン;4,4a,5,9b-テトラ-ヒドロインデノ[1,2-d]-m-ジオキシン;4,4a,5,9b-テトラヒドロ-2,4-ジメチルインデノ[1,2-d]-m-ジオキシンのような芳香脂肪族エーテル;
例えば、ベンズアルデヒド;フェニルアセトアルデヒド;3-フェニルプロパナール;ヒドラトロプアルデヒド;4-メチルベンズアルデヒド;4-メチルフェニルアセトアルデヒド;3-(4-エチルフェニル)-2,2-ジメチルプロパナール;2-メチル-3-(4-イソプロピルフェニル)プロパナール;2-メチル-3-(4-tert-ブチルフェニル)プロパナール;2-メチル-3-(4-イソブチルフェニル)プロパナール;3-(4-tert-ブチル-フェニル)プロパナール;シンナムアルデヒド;α-ブチルシンナムアルデヒド;α-アミルシンナムアルデヒド;α-ヘキシルシンナムアルデヒド;3-メチル-5-フェニルペンタナール;4-メトキシベンズアルデヒド;4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒド;4-ヒドロキシ-3-エトキシベンズアルデヒド;3,4-メチレンジオキシベンズアルデヒド;3,4-ジメトキシベンズアルデヒド;2-メチル-3-(4-メトキシフェニル)プロパナール;2-メチル-3-(4-メチレンジオキシフェニル)プロパナールのような芳香族及び芳香脂肪族のアルデヒド;
例えば、アセトフェノン;4-メチル-アセトフェノン;4-メトキシアセトフェノン;4-tert-ブチル-2,6-ジメチルアセトフェノン;4-フェニル-2-ブタノン;4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノン;1-(2-ナフタレニル)エタノン;2-ベンゾフラニルエタノン;(3-メチル-2-ベンゾフラニル)エタノン;ベンゾフェノン;1,1,2,3,3,6-ヘキサメチル-5-インダニルメチルケトン;6-tert-ブチル-1,1-ジメチル-4-インダニルメチルケトン;1-[2,3-ジヒドロ-1,1,2,6-テトラメチル-3-(1-メチルエチル)-1H-5-インデニル]エタノン;5’,6’,7’,8’-テトラヒドロ-3’,5’,5’,6’,8’,8’-ヘキサメチル-2-アセトナフトンのような芳香族及び芳香脂肪族のケトン;
例えば、安息香酸;フェニル酢酸;安息香酸メチル;安息香酸エチル;安息香酸ヘキシル;安息香酸ベンジル;酢酸メチルフェニル;酢酸エチルフェニル;酢酸ゲラニルフェニル;酢酸フェニルエチルフェニル;桂皮酸メチル;桂皮酸エチル;桂皮酸ベンジル;桂皮酸フェニルエチル;桂皮酸シンナミル;酢酸アリルフェノキシ;サリチル酸メチル;サリチル酸イソアミル;サリチル酸ヘキシル;サリチル酸シクロヘキシル;サリチル酸cis-3-ヘキセニル;サリチル酸ベンジル;サリチル酸フェニルエチル;メチル-2,4-ジヒドロキシ-3,6-ジメチルベンゾエート;グリシド酸エチル-3-フェニル;グリシド酸エチル-3-メチル-3-フェニルのような芳香族及び芳香脂肪族のカルボン酸及びそのエステル;
例えば、2,4,6-トリニトロ-1,3-ジメチル-5-tert-ブチルベンゼン;3,5-ジニトロ-2,6-ジメチル-4-tert-ブチルアセトフェノン;シンナモニトリル;3-メチル-5-フェニル-2-ペンテン酸ニトリル;3-メチル-5-フェニルペンタン酸ニトリル;アントラニル酸メチル;アントラニル酸メチル-N-メチル;アントラニル酸メチルの7-ヒドロキシ-3,7-ジメチルオクタナール、2-メチル-3-(4-tert-ブチル-フェニル)プロパナールまたは2,4-ジメチル-3-シクロヘキセンカルボアルデヒドとのSchiff塩基;6-イソプロピルキノリン;6-イソブチルキノリン;6-sec-ブチルキノリン;2-(3-フェニルプロピル)ピリジン;インドール;スカトール;2-メトキシ-3-イソプロピルピラジン;2-イソブチル-3-メトキシピラジンのような窒素含有芳香族化合物;
例えば、エストラゴール;アネトール;ユーゲノール;ユーゲニルメチルエーテル;イソユーゲノール;イソユーゲニルメチルエーテル;チモール;カルバクロール;ジフェニルエーテル;β-ナフチルメチルエーテル;β-ナフチルエチルエーテル;β-ナフチルイソブチルエーテル;1,4-ジメトキシベンゼン;酢酸ユーゲニル;2-メトキシ-4-メチルフェノール;2-エトキシ-5-(1-プロペニル)フェノール;酢酸p-クレシルフェニルのようなフェノール、フェニルエーテル及びフェニルエステル;
例えば、2,5-ジメチル-4-ヒドロキシ-2H-フラン-3-オン;2-エチル-4-ヒドロキシ-5-メチル-2H-フラン-3-オン;3-ヒドロキシ-2-メチル-4H-ピラン-4-オン;2-エチル-3-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オンのような複素環化合物;
例えば、1,4-オクタノリド;3-メチル-1,4-オクタノリド;1,4-ノナノリド;1,4-デカノリド;8-デセン-1,4-オリド;1,4-ウンデカノリド;1,4-ドデカン-オリド;1,5-デカノリド;1,5-ドデカノリド;4-メチル-1,4-デカノリド;1,15-ペンタ-デカノリド;cis及びtrans-11-ペンタデセン-1,15-オリド;cis及びtrans-12-ペンタデセン-1,15-オリド;1,16-ヘキサデカノリド;9-ヘキサデセン-1,16-オリド;10-オキサ-1,16-ヘキサデカノリド;11-オキサ-1,16-ヘキサデカノリド;12-オキサ-1,16-ヘキサデカノリド;エチレン1,12-ドデカンジオエート;エチレン1,13-トリデカンジオエート;クマリン;2,3-ジヒドロクマリン;オクタヒドロクマリンのようなラクトン;
ならびに上記物質の混合物を含む。
【0117】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、当該技術分野で一般に使用されている以下:ラクトース、デキストロース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、デンプン、アカシアガム、リン酸カルシウム、アルギン酸塩、ゼラチン、ケイ酸カルシウム、微細結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロース、水、シロップ、メチルセルロース、ヒドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロピル、タルク、ステアリン酸マグネシウム、鉱物油などの1つのような(限定しないで)美容上または薬学上許容できる担体も含んでもよい。化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤はまた、上記成分に加えて潤滑剤、湿潤剤、甘味剤、香味剤、乳化剤、懸濁剤、保存剤なども含んでもよい。好適な薬学上許容される担体及び標品はRemington’s Pharmaceutical Sciences(第19版,1995)に詳細に記載されている。
【0118】
本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤はまた、化粧品製剤または医薬製剤を調製するための当該技術分野で一般に使用されている1以上の乳化剤も含有してもよい。
【0119】
本発明に係る界面活性剤含有製剤は、パーソナルケア、好ましくは皮膚、毛髪、頭皮及び爪のケアのための従来の化粧品製剤または医薬製剤として容易に製剤化することができる。
【0120】
さらなる態様では、本発明はしたがって、パーソナルケア、好ましくは皮膚、毛髪、頭皮及び爪のケアのための化粧品または医薬、好ましくは皮膚用の界面活性剤含有製剤または標品に関する。
【0121】
本発明の文脈の範囲内で、本発明に係る界面活性剤含有製剤、好ましくは化粧品製剤または医薬製剤は、液体または固体の形態で提供され得る。好ましくは、本発明に係る製剤は、例えば、この種の製剤に習慣的に採用されるような且つ局所塗布に好適であるような種々の形態、例えば、ローション、水性または水性・アルコール性のゲル、小胞分散液、液体、半液体または固体、例えば、乳、クリーム、ゲル、ゲルクリーム・ゲル、ペーストまたはスティックを取ることができ、任意でエアロゾルとして包み込んでムースまたはスプレーの形態を取ることができる。これらの製剤は普通の方法に従って調製される。
【0122】
好ましい変形では、化粧用または医薬用、特に皮膚用の本発明に係る界面活性剤含有製剤は、固形石鹸、液状石鹸、クレンジング製品、クレンジングジェル、風呂及びシャワーの添加剤、毛髪、皮膚及び身体用のシャンプー、毛髪コンディショナー、髭剃り製品、フケ防止シャンプー及びミセル水から成る群から選択される。
【0123】
本発明の好ましい変形では、前述の製品は洗い流し型製品または付けたまま製品として製剤化される。洗い流し型製品は、パーソナルケアトリートメントの過程で、関連する人体部位に適用する目的で製造された物質又は物質の混合物を意味し、その適用には、時間の経過とともに摩耗したり、吸収または排出されるに任せるのではなく、水による洗浄またはすすぎによって製品(または製品の残留物)を迅速且つ具体的に除去することが完了時に必要となる。一方、付けたまま製品は、すすぎの必要がなく、皮膚、毛髪、頭皮及び爪と長く接触してとどまることを目的とする化粧品、例えば、ふつうシャンプー後に塗布されるコンディショニング製剤を意味する。
【0124】
本発明の好ましい変形では、界面活性剤含有製剤を含む製剤は洗い流し型シャンプーまたは付けたままコンディショナーである。
【0125】
使用するために、本発明に係る化粧品製剤または医薬製剤、特に皮膚用製剤は化粧品及び皮膚用製品の常としての方法で適切な量にて皮膚、毛髪、頭皮及び/または爪に適用される。
【0126】
本発明に従って使用される疑似セラミド化合物はセラミド2またはセラミド3と比べて界面活性剤含有製剤にて有意に良好な溶解性を有する。さらに、前記疑似セラミド化合物は界面活性剤含有製剤にて沈殿しないので、濁りをもたらすことはない。
【0127】
したがって、疑似セラミド化合物のさらに良好な溶解性のために、透明な、濁りのない且つ安定した界面活性剤含有製剤が得られ、保存中維持することさえできる。
【0128】
さらに良好な溶解性のために、本発明に従って使用される疑似セラミド化合物は高濃度にて界面活性剤含有製剤にて利用することができ、疑似セラミド化合物の生体利用効率の改善をもたらす。
【0129】
疑似セラミド化合物のさらに良好な溶解性のために、本発明に係る界面活性剤含有製剤は、界面活性剤含有製剤へのその添加がふつう界面活性剤含有製剤の分解を生じるので粘度の低下と共に濁った不安定な溶液をもたらすヘキシルデカノールのような親油性溶媒を加えなくても済む。
【0130】
前記際立った特性のために、本発明に係る界面活性剤含有製剤は、皮膚、毛髪、頭皮及び爪のバリア機能を強化するのに有利に使用することができるので、角質層の水分保持能を改善することができ、種々の皮膚及び毛髪の問題解決を支援することができ、例えば、皮膚の小皺及び皺を減らすことができ、乾燥皮膚を防ぎ、毛髪を軟らかく且つ爪を健康に保つことができる。
【0131】
本発明に係る疑似セラミドを含有するシャンプー製剤による毛髪のトリートメントは毛髪の艶を改善する。コンディショナーのような本発明に係る疑似セラミドを含有する付けたまま製剤は毛髪繊維の疎水性を高める。
【0132】
本発明に係る界面活性剤含有製剤は、それ自体既知の従来の方法によって、例えば、本発明に従って使用される以下の成分:(a)少なくとも1つの界面活性剤と、(b)一般式(I)の少なくとも1つのN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステルと、(c)任意で少なくとも1つの美容上及び/または薬学上、特に皮膚用に活性がある補助物質及び/または添加剤の1以上を組み込むことによって調製される。
【0133】
最後の態様では、本発明は、界面活性剤含有製剤の調製のための、一般式(I):
【化8】
の少なくとも1つのN-アシル-ヒドロキシアミノ酸エステル、
【0134】
もしくは上記に記載され、定義されているようなそのエナンチオマーの使用、または式(II):
【化9】
によって表されるようなN-アシルヒドロキシアミノ酸エステル、もしくはそのエナンチオマーの使用に関する。
【0135】
本発明は以下の実施例を参照して今や詳細に説明されているが、実施例は本発明の単に説明に役立つに過ぎないので、本発明の内容は以下の実施例によってまたは実施例に限定されることはない。
【実施例】
【0136】
実施例1:溶解度
【0137】
シャンプーにおける疑似セラミド、セラミドバイオの溶解度をセラミド2及びセラミド3と比べて評価する。
【0138】
シャンプー製剤:
界面活性剤の含量:およそ14%
【0139】
【0140】
製造方法
シャンプー製剤を以下のように調製した:
穏やかに撹拌することによってフェーズAの成分を混ぜ合わせ、泡立ちが開始するとプロセスを止めた。
【0141】
セラミド/疑似セラミドをポリグリセリル-4-カプレートに予め分散させ、90℃まで加熱した。セラミド/疑似セラミドを融解させ、微細に分散させた。Ucare PolymerJR-400と水とを加え、混合物を再び90℃まで加熱し、10分間撹拌した。
【0142】
撹拌することによってフェーズB、C及びDをフェーズAに順々に加えた。その後、溶液が均質になるまで羽根撹拌器で混合物をゆっくりと撹拌した。羽根撹拌器で撹拌することによって最後にフェーズEを加えた。pH値を約5.4~5.8に合わせた。
【0143】
調製後、5℃で3日間保存の後、及び室温で3日後、シャンプー製剤の外観を評価した。
【0144】
シャンプー製剤の外観を
図1に示す。左から右に:試料はセラミドバイオ(01_B)。セラミド2(02_B)、セラミド3(03_B)
【0145】
本発明に係るセラミドバイオを含むシャンプー製剤は再結晶しないでシャンプーに組み込まれたのに対してセラミド2及びセラミド3を含むシャンプー製剤は再結晶を示した。
【0146】
実施例2:泡量
【0147】
実施例1にて明記したようなシャンプー製剤の泡量を測定した。
【0148】
方法
シャンプー製剤(脱塩水にて1%のシャンプー)の200ml溶液を泡量及び排水測定器具(Ernst Haage)に移した。次いで一定の間隔でスタンプを引き上げ、押し下げる。泡の量は10回のスイングごとに8回記録する。
【0149】
【0150】
本発明に係るシャンプー製剤(セラミドバイオ:01 B)による泡量はセラミド2(02 B)及びセラミド3(03 B)を含むシャンプー製剤による泡量と比べて多かった。泡量が多ければ多いほど、活性表面の増大によって製剤の洗浄効率は高くなる。
【0151】
実施例3:毛髪の光沢/艶
【0152】
疑似セラミド、セラミドバイオ(シャンプー、1.0%)を含有する本発明に係るシャンプー製剤、セラミド2(シャンプー、1%)を含有するシャンプー製剤及びプラセボ(シャンプー)による毛髪の艶を測定した。
【0153】
原理:毛髪の艶試験は毛髪表面からの光反射及び入射光の毛髪との他の相互作用を分析する。SAMBAシステムを使用して測定を行う。結果は、光沢効果の観察者の知覚を表現するために光沢、彩度及び散光の値から算出されるパラメーターである艶によって表現する。値が高ければ高いほど、毛髪の光沢効果に関する観察者の印象は最良になる。
【0154】
艶の評価
・群あたり5人の白人の毛髪一房(5g、25cm、3回漂白した)をラウレス硫酸ナトリウム溶液(SLES)(10%)で1分間洗浄した。
・制御環境(22±2℃、50±5%の相対湿度)にて一晩、乾燥のために一房の毛髪を放置した。
・開始時間(T0)での測定を実施した。
・試験試料(上記参照)を各房に5回適用した(0.5mlの試料、1分間マッサージ、その後、流水のもとで1分間のすすぎ)(33±3℃)。
・制御環境(22±2℃、50±5%の相対湿度)にて一晩、乾燥のために一房の毛髪を放置した。
・終了時間(T1)での測定を実施した。
・一元配置分散分析(ANOVA)とその後の95%信頼区間でのTukeyの正直有意差(HSD)検定を使用して処理間の比較を行った。
【0155】
【0156】
本発明に係るシャンプー製剤(セラミドバイオ)の適用後の毛髪はセラミド2を含むシャンプー製剤の適用後の毛髪の艶と比べて艶があった。
【0157】
本発明に係る1.0%のセラミドバイオを含有するシャンプー製剤によるトリートメントは毛髪の艶を増すことができた。
【0158】
実施例4:膨潤/疎水性
【0159】
疑似セラミド、セラミドバイオ(付けたまま、0.5及び0.05%)を含有する本発明に係るコンディショニング製剤、セラミド2(付けたまま、0.5及び0.05%)を含有するコンディショニング製剤及びプラセボ(付けたまま)による毛髪の膨潤を測定した。付けたままは洗い流しを必要としないコンディショニング製剤を意味する。
【0160】
原理:直径測定を介して、水と接触した際の毛髪繊維の経時的な膨潤のレベルを決定することができる。膨潤試験は湿気が毛髪に浸透するのを防ぐために毛髪表面に疎水性の薄膜を形成し、次に、毛髪の直径変動を誘発する物質の作用を評価する。レーザーは所定の時間にわたって水を吸収したときの繊維径の変化を測定する。繊維の状態または表面を覆う薄膜によって膨潤のレベルが変化してもよい。髪のダメージの多くは、脂質やセラミドなどの疎水性物質を毛髪から奪ってしまうため、ダメージが大きいほど親水性が高くなり、結果的に膨潤が目立つ。測定された直径:毛髪径の変化(%)
【0161】
膨潤試験
・3人の白人の毛髪一房(5g、25cm、1回漂白した)をラウレス硫酸ナトリウム溶液(SLES)(10%)で1分間洗浄した。
・試験試料(上記参照)を各房に適用した(0.25mlの試料;1分間マッサージ)。
・制御環境(22±2℃、50±5%の相対湿度)にて一晩、乾燥のために一房の毛髪を放置した。
・各トリートメントから45本の繊維を無作為に回収し、プラスチックタブにて1本ずつ固定した。
・180秒の間、膨潤試験を行った。
・繊維径の変化を計算した。
・一元配置分散分析(ANOVA)とその後の95%信頼区間でのTukeyの正直有意差(HSD)検定を使用してトリートメント間の比較を行った。
【0162】
【0163】
本発明に係るコンディショニング製剤(セラミドバイオ)の適用から180秒後の毛髪の直径の変化はセラミド2を含むコンディショニング製剤の適用から180秒後の毛髪の直径の変化と比べて小さかった。低濃度のセラミドバイオの試料は高濃度のセラミドバイオ(15.90)よりもさらに良好な直径の変化(14.44)を有する。
【0164】
本発明に係るセラミドバイオ0.05%を含有する付けたまま製剤によるトリートメントはトリートメントなしの毛髪、プラセボ製剤及び0.05%セラミド2を含有する付けたまま製剤でトリートメントした毛髪と比べると、毛髪繊維の疎水性を高め、その膨潤を統計的に減らすことができた。したがって、セラミドバイオによるトリートメントは新しい毛髪の特徴である毛髪疎水性に戻したが、それは水分の浸透から毛髪を保護する。
【国際調査報告】