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特表2023-540856多重化通信によるビデオストリーミング及びスマートミラーによる表示
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-27
(54)【発明の名称】多重化通信によるビデオストリーミング及びスマートミラーによる表示
(51)【国際特許分類】
   A63B 24/00 20060101AFI20230920BHJP
   A63B 21/072 20060101ALI20230920BHJP
【FI】
A63B24/00
A63B21/072 B
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023506510
(86)(22)【出願日】2021-09-02
(85)【翻訳文提出日】2023-03-30
(86)【国際出願番号】 US2021048837
(87)【国際公開番号】W WO2022051474
(87)【国際公開日】2022-03-10
(31)【優先権主張番号】63/074,894
(32)【優先日】2020-09-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/144,047
(32)【優先日】2021-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.エアロバイク
(71)【出願人】
【識別番号】520468140
【氏名又は名称】キュリアサー プロダクツ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】パットナム,ブリン
(72)【発明者】
【氏名】ダンブロージオ-コレル,クリスティ
(57)【要約】
プロセッサによって実装される方法が、第1の時間において実行されるトレーニング、ユーザの一覧、第1の時間の後の第2の時間、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイ、及びトレーニングの能力水準を指定する要求を受信することを含む。要求がカレンダデータと比較され、セッション肯定応答メッセージが第1のユーザの計算装置に比較に基づいて送信される。第2の時間を識別する招待メッセージが、第2のユーザ及び第3のユーザの計算装置に送信され、第2のユーザ及び第3のユーザから招待応答が受信される。招待応答に応じて、トレーニングのビデオが第2の時間において第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに再放送される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の時間において実行されるトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、前記第1の時間の後の第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及び前記トレーニングの能力水準の指示を含む前記要求を、第1のユーザの計算装置から受信すること、
前記要求をカレンダデータと比較すること、
前記比較に基づいて、セッション肯定応答メッセージを、前記第1のユーザの前記計算装置に送信すること、
前記第2の時間を識別する招待メッセージを、第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に送信すること、
前記招待メッセージに対する、前記第2のユーザに関連する招待応答及び前記第3のユーザに関連する招待応答を受信すること、
前記第2のユーザに関連する前記招待応答及び前記第3のユーザに関連する前記招待応答に応じて、前記トレーニングのビデオを前記第2の時間において前記第1のユーザのスマートミラー、前記第2のユーザのスマートミラー、及び前記第3のユーザのスマートミラーに再放送すること、
所望の修正を表す信号を、前記再放送中に、前記第1のユーザの前記計算装置から受信すること、及び
前記信号を受信することに応じて、前記所望の修正に基づいて前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示されるビデオ領域の見た目を修正するための信号を送信すること
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のユーザの前記計算装置が前記第1のユーザのスマートフォン又は前記第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、
前記第2のユーザの前記計算装置が前記第2のユーザのスマートフォン又は前記第2のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであり、
前記第3のユーザの前記計算装置が前記第3のユーザのスマートフォン又は前記第3のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つである、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記トレーニング中に運動しているかつ前記第2のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉される前記第2のユーザのライブストリームを、前記第2のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置において受信すること、
前記トレーニング中の前記第2のユーザの前記ライブストリームを、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること、及び
前記トレーニング中に運動している前記第1のユーザのライブストリームを、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置に送信し、前記第1のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉して、前記第1のユーザの前記ライブストリームを、前記トレーニング中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーに表示させること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記複数のユーザが第1の複数のユーザであり、前記方法が、
前記第1の時間と異なる第3の時間において、第2の複数のユーザに前記トレーニングの前記ビデオを再放送することであって、前記第1の複数のユーザは前記第2の複数のユーザのサブセットである、再放送すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の時間を識別する招待メッセージを、第4のユーザの計算装置に送信すること、及び
前記第4のユーザの前記計算装置から応答を受信しない又は招待拒否応答を受信すること
を更に含み、
前記再放送することが、前記第4のユーザのスマートミラーに前記トレーニングの前記ビデオを再放送することなしに前記第1のユーザの前記スマートミラー、前記第2のユーザの前記スマートミラー、及び前記第3のユーザの前記スマートミラーに前記トレーニングの前記ビデオを再放送することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記再放送することが、前記複数のユーザに含まれないユーザのスマートミラーに前記トレーニングの前記ビデオを再放送することなしに前記第1のユーザの前記スマートミラー、前記第2のユーザの前記スマートミラー、及び前記第3のユーザの前記スマートミラーに前記トレーニングの前記ビデオを再放送することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のユーザの前記計算装置、前記第2のユーザの前記計算装置、又は前記第3のユーザの前記計算装置の少なくとも1つからフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に受信すること、及び
前記第1のユーザの前記計算装置、前記第2のユーザの前記計算装置、又は前記第3のユーザの前記計算装置の残りの少なくとも1つに前記フィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に送信すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の時間において実行される前記トレーニングの前記識別子、前記複数のユーザを識別する前記ユーザの一覧、並びに前記第1の時間の後の及び前記第2の時間と異なる第3の時間の指示を含む要求を、前記第1のユーザの前記計算装置から、前記第2の時間の前記指示を含む前記要求を受信する前に受信すること、
前記第2のユーザ及び前記第3のユーザの少なくとも1人が前記第3の時間において空いていないと決定すること、及び
前記第2のユーザ及び前記第3のユーザの前記少なくとも1人が前記第3の時間において空いていないことを示す情報を、前記第1のユーザの前記計算装置に送信すること
を更に含み、
前記第2の時間の前記指示を含む前記要求を前記受信することが、前記第2のユーザ及び前記第3のユーザの前記少なくとも1人が前記第3の時間において空いていないことを示す前記情報に応じて行われる、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記トレーニング中の前記第1のユーザのパフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーから受信すること、
前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーに送信して、前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーに表示させること、
前記トレーニング中の前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーから受信すること、及び
前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーに送信すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記信号が第1の信号であり、前記方法が
前記ビデオ領域を閉じるための要求を表す第2の信号を、前記再放送中に、前記第1のユーザの前記計算装置から受信すること、及び
前記第2の信号を受信することに応じて、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記ビデオ領域の前記表示を停止すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に対して、第2の時間を識別する招待メッセージをサーバに送信させるための要求を、第1のユーザの計算装置から前記サーバに送信すること、
前記要求が、前記第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、前記第2の時間の指示、前記要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及び前記トレーニングの能力水準の指示を含むこと、
前記送信することの後、前記サーバから、セッション肯定応答メッセージを受信すること、
前記送信することの後、前記第1のユーザのスマートミラー、前記第2のユーザのスマートミラー、及び前記第3のユーザのスマートミラーに再放送される前記トレーニングのビデオを受信すること、
前記第2の時間において前記第2のユーザの前記スマートミラー及び前記第3のユーザの前記スマートミラーにおいても前記トレーニングの前記ビデオを表示しながら、前記第2の時間において及び前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記トレーニングの前記ビデオを表示すること、及び
前記第1のユーザの前記スマートミラーにおける前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を、前記第1のユーザの前記計算装置から前記サーバに送信すること
を含む、方法。
【請求項12】
前記第1のユーザの前記計算装置が前記第1のユーザのスマートフォン又は前記第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであること、
前記第2のユーザの前記計算装置が前記第2のユーザのスマートフォン又は前記第2のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであること、及び
前記第3のユーザの前記計算装置が前記第3のユーザのスマートフォン又は前記第3のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであること
を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記トレーニング中に運動しているかつ前記第2のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉される前記第2のユーザのライブストリームを、前記第2のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置において受信すること、
前記トレーニング中の前記第2のユーザの前記ライブストリームを、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること、及び
前記トレーニング中に運動しているかつ前記第1のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉される前記第1のユーザのライブストリームを、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の少なくとも1つに送信して、前記第1のユーザの前記ライブストリームを、前記トレーニング中に前記第2のユーザの前記スマートミラー又は前記第3のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つに表示させること、
を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記要求を送信することが、前記第2のユーザの前記計算装置から前記サーバが招待応答を受信することに応じて前記第2のユーザの前記スマートミラーに対し、及び前記第3のユーザの前記計算装置から前記サーバが招待応答を受信することに応じて前記第3のユーザの前記スマートミラーに対し、前記トレーニングの前記ビデオを前記サーバに再放送させるための前記要求を送信することを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の少なくとも1つにフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に及び前記第1のユーザの前記計算装置から送信すること、及び
前記第2のユーザの前記計算装置のフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に及び前記第1のユーザの前記計算装置において受信し表示すること
を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記第2のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の少なくとも1つからライブビデオを、前記第2の時間中に受信すること、
を更に含み、
前記表示することが、前記トレーニングの前記ビデオ及び前記第2のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の前記少なくとも1つからの前記ライブビデオを、前記第2の時間中に同時に表示することを含み、
前記トレーニングの前記ビデオ及び前記第2のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の前記少なくとも1つからの前記ライブビデオの前記表示と同時に、前記第1のユーザの反射が前記第1のユーザの前記スマートミラー上で見える、
請求項11に記載の方法。
【請求項17】
前記トレーニング中の前記第1のユーザのパフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーから送信して、前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーに表示させること、
前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて受信すること、及び
前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のユーザのライブビデオを、前記第2の時間において及び前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示することを更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項19】
第2の時間を識別する招待メッセージを(1)第1のユーザの計算装置からサーバに送信される要求に応答し、及び(2)第2のユーザの計算装置において受信することであって、前記招待メッセージは前記第1のユーザの前記計算装置から送信される前記要求に応じて第3のユーザの計算装置においても受信される、受信すること、
前記要求が、前記第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、前記第2の時間の指示、前記要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及び前記トレーニングの能力水準の指示を含むこと、
(1)前記招待メッセージに対し、及び(2)前記第2のユーザの前記計算装置から前記サーバに、前記第2のユーザに関連する招待応答を送信すること、
前記送信することの後、前記第1のユーザのスマートミラー、前記第2のユーザのスマートミラー、及び前記第3のユーザのスマートミラーに放送される前記トレーニングのビデオを受信すること、
前記第2の時間において前記第1のユーザの前記スマートミラー及び前記第3のユーザの前記スマートミラーにおいても前記トレーニングの前記ビデオを表示しながら、前記第2の時間において及び前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて前記トレーニングの前記ビデオを表示すること、及び
前記第2のユーザの前記スマートミラーにおける前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を前記第2のユーザの前記計算装置から前記サーバに送信すること
を含む、方法。
【請求項20】
前記第1のユーザの前記計算装置が前記第1のユーザのスマートフォン又は前記第1のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであり、
前記第2のユーザの前記計算装置が前記第2のユーザのスマートフォン又は前記第2のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであり、
前記第3のユーザの前記計算装置が前記第3のユーザのスマートフォン又は前記第3のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つである、
請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記トレーニング中に運動しているかつ前記第1のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉される前記第1のユーザのライブストリームを前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置において受信すること、
前記トレーニング中の前記第1のユーザの前記ライブストリームを、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること、及び
前記トレーニング中に運動している前記第2のユーザのライブストリームを、前記第2のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置に送信し、前記第2のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉された、前記第2のユーザの前記ライブストリームを、前記トレーニング中に前記第1のユーザの前記スマートミラーに表示させること、
を更に含む、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のユーザの前記計算装置又は前記第3のユーザの前記計算装置の少なくとも1つにフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に及び前記第2のユーザの前記計算装置から送信すること、及び
前記第1のユーザの前記計算装置のフィードバックデータ、前記第1のユーザの前記計算装置のセンサデータ、前記第3のユーザの前記計算装置のフィードバックデータ、又は前記第3のユーザの前記計算装置のセンサデータの少なくとも1つを、前記第2の時間中に及び前記第1のユーザの前記計算装置において受信し表示すること
を更に含む、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記トレーニング中の前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーから送信して、前記第1のユーザのパフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第1のユーザの前記スマートミラーに表示させること、
前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて受信すること、及び
前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクも前記トレーニング中に表示しながら前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクを前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項19に記載の方法。
【請求項24】
第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて前記第2のユーザを第1の期間中に、前記第1のユーザのために及び前記第1のユーザの計算装置において自動で選択すること、
前記第1のユーザのスマートミラー及び前記第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、前記第1の期間中に、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置に送信すること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第1のユーザの及び前記第1のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記第1の期間の後の前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置に送信して、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて前記第1のユーザの前記ライブストリームを表示させること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第2のユーザのかつ前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置において受信すること、
前記第2のユーザの前記ライブストリームを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること、及び
前記第1のユーザのパフォーマンススコア及び前記第2のユーザのパフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいても表示しながら、前記第1のユーザの前記パフォーマンススコア及び前記第2のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を含む、方法。
【請求項25】
前記第1のユーザの前記競争データが、前記第1のユーザのバイオメトリクデータ、前記第1のユーザのセンサデータ、前記第1のユーザの過去のトレーニング、前記第1のユーザの過去のトレーニングのパフォーマンス、前記第1のユーザのユーザの好み、又は前記第1のユーザのユーザの人口統計の少なくとも1つを含み、
前記自動で選択することが、前記第1のユーザの前記競争データ及び前記第2のユーザの前記競争データに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの適合性スコアを計算することを含み、
前記方法が、
前記適合性スコアに基づいて前記第2のユーザに対するチャレンジメッセージを前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置に送信すること、及び
前記チャレンジメッセージに応じた受諾メッセージを、前記第2のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置において受信すること
を更に含み、
前記トレーニング選択を、前記送信することが前記受諾メッセージに応答したものである、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記自動で選択することが、
前記第1のユーザの前記競争データ及び前記第2のユーザの前記競争データに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの適合性スコアを計算すること、並びに
前記適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて前記第2のユーザを選択することであって、前記ユーザの将来の取り組みの予測は前記トレーニング中の前記第1のユーザのパフォーマンススコアが前記トレーニング中の前記第2のユーザのパフォーマンススコアを上回る可能性が高いことを予測する、前記第2のユーザを選択すること
を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
前記自動で選択することが、
前記第1のユーザの前記競争データ及び前記第2のユーザの前記競争データに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの適合性スコアを計算すること、並びに
前記適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて前記第2のユーザを選択することであって、前記ユーザの将来の取り組みの予測は前記トレーニング中の前記第1のユーザのパフォーマンススコアが前記トレーニング中の前記第2のユーザのパフォーマンススコアを下回る可能性が高いことを予測する、前記第2のユーザを選択すること
を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
自動で選択することが、
前記第1のユーザの適合性スコア、前記第2のユーザの適合性スコア、及び複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアを計算すること、並びに
前記第1のユーザの前記適合性スコア、前記第2のユーザの前記適合性スコア、及び前記複数のユーザの中の各ユーザの前記適合性スコアに基づいて前記複数のユーザの中の各ユーザは選択せずに前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを自動で選択すること
を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項29】
第1のバイオメトリクセンサによって測定される前記第1のユーザのバイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第2のユーザの前記計算装置に送信すること、
第2のバイオメトリクセンサによって測定される前記第2のユーザのバイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記計算装置から前記第1のユーザの前記計算装置において受信すること、及び
前記第2のユーザの前記バイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項30】
前記第1のユーザのバイオメトリクデータに基づいて前記第1のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2のユーザのバイオメトリクデータに基づいて前記第2のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記計算装置において計算すること
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項31】
前記第1のユーザの前記計算装置が前記第1のユーザのスマートフォン又は前記第1のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つであり、
前記第2のユーザの前記計算装置が前記第2のユーザのスマートフォン又は前記第2のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つである、
請求項24に記載の方法。
【請求項32】
前記第1のユーザが第1の複数のユーザを有する第1のチーム内に含まれ、前記第2のユーザが第2の複数のユーザを有する第2のチーム内に含まれ、
前記方法が、
前記第1のチームのパフォーマンススコア及び前記第2のチームのパフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいても表示しながら、前記第1のチームの前記パフォーマンススコア及び前記第2のチームの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項33】
前記第1のチーム及び前記第1の複数のユーザの中の各ユーザが前記第1のチームの前記パフォーマンススコアに同時に貢献し、
前記第2のチーム及び前記第2の複数のユーザの中の各ユーザが前記第2のチームの前記パフォーマンススコアに同時に貢献する、
請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記第1の期間及び前記第1の複数のユーザの中の残りのユーザごとに、前記第2の時間の一部と異なる前記第2の期間の一部の間に前記第1のチーム及び前記第1の複数のユーザの中の各ユーザが前記第1のチームの前記パフォーマンススコアに逐次的に貢献し、
前記第2の期間及び前記第2の複数のユーザの中の残りのユーザごとに、前記第2の時間の一部と異なる前記第2の期間の一部の間に前記第2のチーム及び前記第2の複数のユーザの中の各ユーザが前記第2のチームの前記パフォーマンススコアに逐次的に貢献する、
請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記トレーニングに関して前記第1のユーザと交代するための第3のユーザの指示を前記第2の期間の後の第3の期間中に受信することであって、
前記指示は前記第1のユーザの前記計算装置、前記第1のユーザの前記スマートミラー、前記第3のユーザの計算装置、又は前記第3のユーザのスマートミラーから受信される、受信すること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第3のユーザの及び前記第3の期間中に、前記第3のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記第3の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること、及び
前記第1のユーザ及び前記第3のユーザのパフォーマンススコアを、前記第3の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいてまとめて表示すること
を更に含む、請求項24に記載の方法。
【請求項36】
プロセッサと、
前記プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、
前記プロセッサに動作可能に結合されるディスプレイと、
前記プロセッサに動作可能に結合され、
第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて前記第2のユーザを第1の期間中に、前記第1のユーザのために自動で選択すること、
前記第1のユーザのスマートミラー及び前記第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、前記第1の期間中に、前記通信インタフェースによって及び前記第2のユーザの計算装置に送信すること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第1のユーザの及び前記第1のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記第1の期間の後の前記第2の期間中に、前記通信インタフェースによって及び前記第2のユーザの前記計算装置に送信して、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいて前記第1のユーザの前記ライブストリームを表示させること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第2のユーザのかつ前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記通信インタフェースによって前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記計算装置から受信すること、
前記第2のユーザの前記ライブストリームを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記ディスプレイによって表示させること、及び
前記第1のユーザのパフォーマンススコア及び前記第2のユーザのパフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいても表示しながら、前記第1のユーザの前記パフォーマンススコア及び前記第2のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記ディスプレイによって表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、メモリと
を含む、機器。
【請求項37】
前記第1のユーザの前記競争データが、前記第1のユーザのバイオメトリクデータ、前記第1のユーザのセンサデータ、前記第1のユーザの過去のトレーニング、前記第1のユーザの過去のトレーニングのパフォーマンス、前記第1のユーザのユーザの好み、又は前記第1のユーザのユーザの人口統計の少なくとも1つを含み、
前記第2のユーザを自動で選択するための前記プロセッサによって実行可能な命令が、前記第1のユーザの前記競争データ及び前記第2のユーザの前記競争データに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの適合性スコアを計算するためのプロセッサによって実行可能な命令を含み、
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記適合性スコアに基づいて前記第2のユーザに対するチャレンジメッセージを前記第2のユーザの前記計算装置に送信すること、及び
前記チャレンジメッセージに応じた受諾メッセージを前記第2のユーザの前記計算装置から受信すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、
請求項36に記載の機器。
【請求項38】
前記第2のユーザを自動で選択するための前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1のユーザの前記競争データ及び前記第2のユーザの前記競争データに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザの適合性スコアを計算すること、並びに
前記適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて前記第2のユーザを選択することであって、前記ユーザの将来の取り組みの予測は前記トレーニング中の前記第1のユーザのパフォーマンススコアが前記トレーニング中の前記第2のユーザのパフォーマンススコアを上回る又は前記トレーニング中の前記第2のユーザの前記パフォーマンススコアを下回るうちの一方である尤度を表す、前記第2のユーザを選択すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を含む、請求項36に記載の機器。
【請求項39】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
第1のバイオメトリクセンサによって測定される前記第1のユーザのバイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記計算装置に送信すること、
第2のバイオメトリクセンサによって測定される前記第2のユーザのバイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記計算装置から受信すること、及び
前記第2のユーザの前記バイオメトリクデータを前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記ディスプレイによって表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項36に記載の機器。
【請求項40】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1のユーザのバイオメトリクデータに基づいて前記第1のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2のユーザのバイオメトリクデータに基づいて前記第2のユーザの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に計算する
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項36に記載の機器。
【請求項41】
前記第2のユーザの前記計算装置が前記第2のユーザのスマートフォン又は前記第2のユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つである、請求項36に記載の機器。
【請求項42】
前記第1のユーザが第1の複数のユーザを有する第1のチーム内に含まれ、前記第2のユーザが第2の複数のユーザを有する第2のチーム内に含まれ、
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1のチームのパフォーマンススコア及び前記第2のチームのパフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいても表示しながら、前記第1のチームの前記パフォーマンススコア及び前記第2のチームの前記パフォーマンススコアを、前記第2の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいてディスプレイによって表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、
請求項36に記載の機器。
【請求項43】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記トレーニングに関して前記第1のユーザと交代するための第3のユーザの指示を前記第2の期間の後の第3の期間中に受信すること、
前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に運動している前記第3のユーザの及び前記第3の期間中に、前記第3のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを、前記第3の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいて前記ディスプレイによって表示させること、及び
前記第1のユーザ及び前記第3のユーザのパフォーマンススコアを、前記第3の期間中に、前記第1のユーザの前記スマートミラーにおいてまとめて前記ディスプレイによって表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項36に記載の機器。
【請求項44】
(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)前記第1の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択を前記ユーザの計算装置において受信すること、
前記選択に応じて前記以前録画されたビデオを、第2の期間中に、前記ユーザのスマートミラーにおいて表示すること、及び
前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて前記トレーニングを行っている前記ユーザを反射すること
を含む、方法。
【請求項45】
前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアの表現及び前記第1の期間中の前記以前録画されたビデオの前記パフォーマンススコアの表現を、前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記第1の期間中の前記パフォーマンススコアの数値表現かつ前記第2の期間中の前記パフォーマンススコアの数値表現を前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記第1の期間中の前記パフォーマンススコアと前記第2の期間中の前記パフォーマンススコアとの差の数値表現を前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記第1の期間中の前記パフォーマンススコアと前記第2の期間中の前記パフォーマンススコアとの差の非数値表現を前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
前記ユーザの前記計算装置が前記ユーザのスマートフォン又は前記ユーザの前記スマートミラーの少なくとも1つである、請求項44に記載の方法。
【請求項50】
前記トレーニングを行っている前記ユーザのライブビデオを、前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項51】
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアに対する前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項52】
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアに対する前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示することであって、前記グラフィックは前記第2の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンスを示す色又は寸法の少なくとも1つを有する、表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項53】
(1)前記第2の期間中の前記ユーザのライブビデオ、(2)前記第2の期間中の前記ユーザの録画ビデオ、又は(3)前記第2の期間中の前記ユーザに関連するバイオメトリクデータの少なくとも1つに基づいて前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアを決定すること、及び
前記第2の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアの表現を、前記第2の期間中に、前記ユーザの前記スマートミラーにおいて表示すること
を更に含む、請求項44に記載の方法。
【請求項54】
プロセッサとメモリとを含むスマートミラーを含む機器であって、前記メモリは前記プロセッサに動作可能に結合され、
(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)前記第1の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択を受信すること、及び
前記トレーニングを行っている前記ユーザの像を前記ユーザの前記スマートミラーが反射する間、前記選択に応じて前記以前録画されたビデオを前記スマートミラーによって第2の期間中に表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、
機器。
【請求項55】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアの表現及び前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアの表現を前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項56】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアの数値表現及び前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアの数値表現を前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項57】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアと前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアとの差の数値表現を前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項58】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアと前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアとの差の非数値表現を前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項59】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記トレーニングを行っている前記ユーザのライブビデオを、前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項60】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアに対する前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項61】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアに対する前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させることであって、前記グラフィック表現は前記第2の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンスを示す色又は寸法の少なくとも1つを有する、表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項62】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
(1)前記第2の期間中の前記ユーザのライブビデオ、(2)前記第2の期間中の前記ユーザの録画ビデオ、又は(3)前記第2の期間中の前記ユーザに関連するバイオメトリクデータの少なくとも1つに基づいて前記第2の期間中の前記ユーザのパフォーマンススコアを決定すること、及び
前記第2の期間中の前記ユーザの前記パフォーマンススコアの表現を前記スマートミラーによってかつ前記第2の期間中に表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項54に記載の機器。
【請求項63】
ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を複数のユーザの中の各ユーザに送信することであって、前記複数のユーザの中の各ユーザは複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する、送信すること、
前記ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために前記複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択すること、
前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを前記選択することに応答し、前記第1のユーザの前記スマートミラー及び前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を送信すること、
更新されたラダースケジュールをもたらすために、前記トレーニング中に決定される前記第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいて前記ラダースケジュールを自動で更新すること、
前記ラダーベースの運動競争に関する前記更新されたラダースケジュールの指示を、前記複数のユーザの中の各ユーザに送信すること、及び
前記更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために前記複数のユーザから前記第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択すること
を含む、方法。
【請求項64】
前記複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアに基づいて前記ラダーベースの運動競争のために前記複数のユーザを前記ラダースケジュールの送信前に自動で選択することであって、前記複数のユーザの中の各ユーザの前記適合性スコアはそのユーザの競争データに基づいている、自動で選択すること
を更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記ラダーを前記自動で更新することが、前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクが前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを上回ることに基づいて前記ラダーを自動で更新することを含み、
前記第1のユーザ及び前記第3のユーザを前記自動で選択することが、運動競争の前記第1のラウンド中に前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクが前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを上回ること、及び第3のユーザのパフォーマンスメトリクが第4のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに応じて前記第1のユーザ及び前記第3のユーザを前記自動で選択することを含む、
請求項63に記載の方法。
【請求項66】
前記複数のユーザから前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを前記自動で選択することが前記第1のユーザの適合性スコア及び前記第2のユーザの適合性スコアに基づき、前記第1のユーザの前記適合性スコアは前記第1のユーザの競争データに基づき、前記第2のユーザの前記適合性スコアは前記第2のユーザの競争データに基づく、請求項63に記載の方法。
【請求項67】
前記ラダースケジュール又は前記更新されたラダースケジュールの少なくとも1つを、前記複数のスマートミラーの中の少なくとも1つのスマートミラーによって表示させることを更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
前記複数のユーザが第1の複数のユーザであり、前記方法が、運動競争の前記第1のラウンド中に前記トレーニングを行っている前記第1のユーザ及び前記第2のユーザのビデオを、第2の複数のユーザの中の各ユーザのスマートミラーにおいて表示させる信号を送信することであって、前記第2の複数のユーザは少なくとも1人の観客ユーザを含む、送信することを更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項69】
第4のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいて前記ラダーベースの運動競争から排除するための前記複数のユーザの中の前記第4のユーザを識別することを更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項70】
前記ラダースケジュールに基づく運動競争の前記第1のラウンドのために前記複数のユーザからユーザの第1のチームを自動で選択することであって、前記ユーザの第1のチームは前記第1のユーザを含む、自動で選択すること、及び前記複数のユーザからユーザの第2のチームを自動で選択することであって、前記ユーザの第2のチームは前記第2のユーザを含む、自動で選択することを含む、請求項63に記載の方法。
【請求項71】
参加を停止するための要求を前記第1のユーザから、運動競争の前記第1のラウンド中に受信すること、及び
前記参加を停止するための要求を受信することに応答し、運動競争の前記第1のラウンド中に前記トレーニングの前記ビデオを第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させること
を更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項72】
前記第1のユーザと交代するための要求を第4のユーザから、運動競争の前記第1のラウンド中に受信すること、及び
前記第1のユーザと交代するための前記要求を受信することに応答し、前記トレーニングの前記ビデオを運動競争の前記第1のラウンド中に前記第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させること
を更に含む、請求項63に記載の方法。
【請求項73】
プロセッサと、
前記プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、
前記プロセッサに動作可能に結合され、
ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を通信インタフェースによって並びに複数のユーザの中の及び複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する各ユーザに送信すること、
前記ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために前記複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択すること、
前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを前記選択することに応答し、前記第1のユーザの前記スマートミラー及び前記第2のユーザの前記スマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、前記通信インタフェースによって送信すること、
更新されたラダースケジュールをもたらすために、前記トレーニングの前記ビデオの前記表示中に決定される前記第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び前記第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいて前記ラダースケジュールを自動で更新すること、
前記ラダーベースの運動競争に関する前記更新されたラダースケジュールの指示を、前記通信インタフェースによって及び前記複数のユーザの中の各ユーザに送信すること、及び
前記更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために前記複数のユーザから前記第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する、メモリと
を含む、機器。
【請求項74】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアに基づいて前記ラダーベースの運動競争のために前記複数のユーザを前記ラダースケジュールの前記指示の送信前に自動で選択することであって、前記複数のユーザの中の各ユーザの前記適合性スコアはそのユーザの競争データに基づいている、自動で選択すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項75】
前記ラダースケジュールを自動で更新するための前記プロセッサによって実行可能な命令が、前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクが前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを上回ることに基づいて前記ラダースケジュールを自動で更新するための命令を含み、
前記第1のユーザ及び前記第3のユーザを自動で選択するための前記プロセッサによって実行可能な命令が、運動競争の前記第1のラウンド中に前記第1のユーザの前記パフォーマンスメトリクが前記第2のユーザの前記パフォーマンスメトリクを上回ること、及び前記第3のユーザのパフォーマンスメトリクが第4のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに応じて前記第1のユーザ及び前記第3のユーザを自動で選択するための命令を含む、
請求項73に記載の機器。
【請求項76】
前記複数のユーザから前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを自動で選択するための前記プロセッサによって実行可能な命令が、前記第1のユーザの適合性スコア及び前記第2のユーザの適合性スコアに基づいて前記第1のユーザ及び前記第2のユーザを自動で選択するための命令を含み、前記第1のユーザの前記適合性スコア及び前記第2のユーザの前記適合性スコアはそのユーザの競争データに基づく、請求項73に記載の機器。
【請求項77】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記ラダースケジュール又は前記更新されたラダースケジュールの少なくとも1つを、前記複数のスマートミラーの中の少なくとも1つのスマートミラーによって表示させる
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項78】
前記複数のユーザが第1の複数のユーザであり、前記プロセッサによって実行可能な命令が、
運動競争の前記第1のラウンド中に前記トレーニングを行っている前記第1のユーザ及び前記第2のユーザのビデオを、第2の複数のユーザの中の各ユーザのスマートミラーにおいて表示させる信号を送信することであって、前記第2の複数のユーザは少なくとも1人の観客ユーザを含む、送信すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項79】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記ラダーベースの運動競争から排除するための前記複数のユーザの中のユーザを、そのユーザのパフォーマンスメトリクに基づいて識別する
ためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項80】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記ラダースケジュールに基づく運動競争の前記第1のラウンドのために前記複数のユーザからユーザの第1のチームを自動で選択することであって、前記ユーザの第1のチームは前記第1のユーザを含む、自動で選択すること、及び
前記ラダースケジュールに基づく運動競争の前記第1のラウンドのために前記複数のユーザからユーザの第2のチームを自動で選択することであって、前記ユーザの第2のチームは前記第2のユーザを含む、自動で選択すること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項81】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
参加を停止するための要求を前記第1のユーザから運動競争の前記第1のラウンド中に受信すること、及び
前記参加を停止するための要求を受信することに応答し、運動競争の前記第1のラウンド中に前記トレーニングの前記ビデオを第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項82】
前記プロセッサによって実行可能な命令が、
前記第1のユーザと交代するための要求を第4のユーザから運動競争の前記第1のラウンド中に受信すること、及び
前記第1のユーザと交代するための前記要求を受信することに応答し、前記トレーニングの前記ビデオを運動競争の前記第1のラウンド中に前記第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させること
を行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む、請求項73に記載の機器。
【請求項83】
スマートミラーの第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーによって表示させること、
前記第1の期間の後の及び前記第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びに前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第2のサブセットの中の各スマートミラーにより、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)スマートミラーの前記第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させること、及び
前記第2の期間の後の及び前記第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びに前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの前記第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させること
を含む、方法。
【請求項84】
前記第2の期間が介在する期間なしに前記第1の期間に続く、又は
前記第3の期間が介在する期間なしに前記第2の期間に続く、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記第1の複数のユーザの中のユーザがボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって前記第1の期間中に互いにやり取りすることができるように、スマートミラーの前記第1のサブセット又はスマートミラーの前記第3のサブセットの少なくとも1つが構成される、請求項83に記載の方法。
【請求項86】
前記第1の期間中に、前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの前記第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることを更に含む、請求項83に記載の方法。
【請求項87】
前記少なくとも1つのユーザ選択背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記第1の期間中に、前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの前記第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの前記第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることを更に含む、請求項83に記載の方法。
【請求項89】
前記少なくとも1つの背景がロッカールームの内部の描画を含む、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記第3の期間中に、前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの前記第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることを更に含む、請求項83に記載の方法。
【請求項91】
前記第3の期間中に、前記ネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの前記第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの前記第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることを更に含む、請求項83に記載の方法。
【請求項92】
前記少なくとも1つの背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む、請求項91に記載の方法。
【請求項93】
前記少なくとも1つの製品が前記トレーニングビデオに関連するトレーニングの種類に基づいて選択される、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記第1の複数のユーザの中の前記ユーザの1人が話していることを検出することに応答し、前記第1の期間中の前記ライブビデオの外観を修正することを更に含む、請求項83に記載の方法。
【請求項95】
前記第1の複数のユーザ及び前記第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する、又は
前記第2の複数のユーザ及び前記第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する、請求項83に記載の方法。
【請求項96】
計算装置の第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置によって表示させることであって、前記ネットワーク化された複数の計算装置は少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む、表示させること、
前記第1の期間の後の及び前記第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びに前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第2のサブセットの中の各計算装置により、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)計算装置の前記第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させること、及び
前記第2の期間の後の及び前記第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びに前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の前記第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させること
を含む、方法。
【請求項97】
前記第2の期間が介在する期間なしに前記第1の期間に続く、又は
前記第3の期間が介在する期間なしに前記第2の期間に続く、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
計算装置の前記第1のサブセット及び計算装置の前記第2のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有する、又は
計算装置の前記第2のサブセット及び計算装置の前記第3のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有する、請求項96に記載の方法。
【請求項99】
計算装置の前記第1のサブセット、計算装置の前記第2のサブセット、及び計算装置の前記第3のサブセットのそれぞれが、少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む、請求項96に記載の方法。
【請求項100】
前記第1の複数のユーザの中のユーザがボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって前記第1の期間中に互いにやり取りすることができるように、計算装置の前記第1のサブセット又は計算装置の前記第3のサブセットの少なくとも1つが構成される、請求項96に記載の方法。
【請求項101】
前記第1の期間中に、前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の前記第1のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることを更に含む、請求項96に記載の方法。
【請求項102】
前記少なくとも1つのユーザ選択背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
前記第1の期間中に、前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の前記第1のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の前記第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることを更に含む、請求項96に記載の方法。
【請求項104】
前記少なくとも1つの背景がロッカールームの内部の描画を含む、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記第3の期間中に、前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の前記第3のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることを更に含む、請求項96に記載の方法。
【請求項106】
前記第3の期間中に、前記ネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の前記第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の前記第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることを更に含む、請求項96に記載の方法。
【請求項107】
前記少なくとも1つの背景が少なくとも1つの告知の描画を含む、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記第1の複数のユーザの中の前記ユーザの1人が話していることを検出することに応答し、前記第1の期間中の前記ライブビデオの外観を修正することを更に含む、請求項96に記載の方法。
【請求項109】
前記第1の複数のユーザ及び前記第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する、又は
前記第2の複数のユーザ及び前記第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する、請求項96に記載の方法。
【請求項110】
アクチュエータ及び運動器具に機械的に結合するように構成される面を含むハウジングと、
前記ハウジング内に配置される電源と、
前記ハウジング内にそれぞれ配置され前記電源に電気的に結合される少なくとも1つのセンサ、プロセッサ、及びトランシーバと、
前記プロセッサに動作可能に結合され、
前記少なくとも1つのセンサから第1の信号を受信することであって、前記第1の信号はセンサデータを表す、第1の信号を受信すること、及び
スマートミラーに第2の信号を通信チャネルによって伝送することであって、前記第2の信号は前記センサデータを表す、伝送すること
を前記プロセッサに行わせるための命令を記憶する、メモリと
を含む、機器。
【請求項111】
前記アクチュエータがばね押しボタンである、請求項110に記載の機器。
【請求項112】
前記運動器具が、ダンベル、バーベル、ケトルベル、ロングバー、カールバー、アングルウェイト、カラー、トライセップバー、ウェイトプレート、ケーブル、又はエクササイズバンドの1つである、請求項110に記載の機器。
【請求項113】
前記少なくとも1つのセンサが、ジャイロスコープ、磁気計、高度計、全地球測位システム(GPS)センサ、加速度計、ストレッチセンサ、振動センサ、温度センサ、湿度センサ、酸素センサ、バイオインピーダンスセンサ、光センサ、フォトプレチィスモグラフィ(PPS)センサの1つを含む、請求項110に記載の機器。
【請求項114】
前記少なくとも1つのセンサが、位置、向き、加速度、速度、歩調、振動、筋活動、温度、湿度、酸素レベル、塩度、呼吸数、又は心拍の少なくとも1つを検出するように構成される、請求項110に記載の機器。
【請求項115】
前記ハウジングが本体部分及び端末キャップ部分を更に含む、請求項110に記載の機器。
【請求項116】
前記本体部分が前記端末キャップ部分と別個であり、前記端末キャップ部分に機械的に結合するように構成される、請求項115に記載の機器。
【請求項117】
前記本体部分が、圧入又はねじ山による係合の1つによって前記端末キャップ部分に機械的に結合するように構成される、請求項116に記載の機器。
【請求項118】
前記本体部分が前記端末キャップ部分とモノリシックに形成される、請求項115に記載の機器。
【請求項119】
前記面を半径方向に沿って移動させるように前記アクチュエータが構成される、請求項110に記載の機器。
【請求項120】
前記アクチュエータが、加えられた力に応じて前記面を半径方向に沿って外向きに移動させるように、及び前記加えられた力がなくなることに応じて前記面を前記半径方向に沿って内向きに移動させるように構成される、請求項110に記載の機器。
【請求項121】
スマートミラーにおいて、及び運動器具に機械的に結合される機器から、前記機器の少なくとも1つのセンサによって収集されるデータを表す信号を受信することであって、前記データは前記スマートミラーのユーザに関連する、受信すること、
前記データに基づき、前記スマートミラーのインタフェースによって前記ユーザに提示するための少なくとも1つのメッセージを前記スマートミラーのプロセッサによって及び前記データを表す前記信号を受信することに応じて生成すること、及び
前記スマートミラーの前記インタフェースによって前記少なくとも1つのメッセージを提示させること
を含む、方法。
【請求項122】
前記データが、反復回数、速さ、速度、方向、加速度、又は位置データの少なくとも1つを含む、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
前記少なくとも1つのメッセージがテキスト、グラフィックス、ビデオ、又は音声の少なくとも1つを含む、請求項121に記載の方法。
【請求項124】
前記少なくとも1つのメッセージを前記生成することが少なくとも1つの人工知能(AI)アルゴリズムを使用して行われる、請求項121に記載の方法。
【請求項125】
前記信号が第1の信号であり、前記スマートミラーが第1のスマートミラーであり、前記ユーザが第1のユーザであり、前記方法が
前記第1のスマートミラーにおいて及び前記第1のスマートミラーと異なる第2のスマートミラーから、前記第1のユーザと異なる第2のユーザのパフォーマンスデータを表す第2の信号を受信すること
を更に含み、
前記少なくとも1つのメッセージを前記生成することが前記パフォーマンスデータに更に基づく、
請求項121に記載の方法。
【請求項126】
前記少なくとも1つのメッセージを前記生成することが、比較データをもたらすために前記データを前記第2のユーザの前記パフォーマンスデータと比較することを含む、請求項125に記載の方法。
【請求項127】
前記少なくとも1つのメッセージが前記比較データの表現を含む、請求項126に記載の方法。
【請求項128】
前記少なくとも1つのメッセージが前記第2のユーザに対する前記第1のユーザの相対的なパフォーマンスの表現を含む、請求項126に記載の方法。
【請求項129】
前記少なくとも1つのメッセージが第1の少なくとも1つのメッセージであり、前記方法が、第2の少なくとも1つのメッセージを前記第2のスマートミラーのインタフェースによって提示させるために、前記第2のスマートミラーに第3の信号を送信することを更に含む、請求項125に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本願は、参照によりそのそれぞれの全開示を本明細書に全て援用する、2020年9月4日に出願され「多重化通信によるビデオ再放送及びスマートミラーによる表示(Video Rebroadcasting with Multiplexed Communications and Display via Smart Mirrors)」と題された米国仮特許出願第63/074,894号の優先権及び利益を主張し、2021年2月1日に出願され「多重化通信によるビデオ再放送及びスマートミラーによる表示並びにスマートウェイトの統合(Video Rebroadcasting with Multiplexed Communications and Display via Smart Mirrors,and Smart Weight Integration)」と題された米国仮特許出願第63/144,047号の優先権及び利益も主張する。
【0002】
[0002] 本願は、参照によりその全内容を本明細書に全て援用する、2020年9月1日に発行され「対話型トレーニング及びデモンストレーション用の反射ビデオディスプレイ機器及びその使用方法(Reflective Video Display Apparatus for Interactive Training and Demonstration and Methods of Using Same)」と題された米国特許第10,758,780号に関係する。
【0003】
分野
[0003] 本開示は対話型ビデオ配信のためのシステムに関し、より詳細にはスマートミラーによって促進される多重化されたボイス及び視覚通信に関する。
【背景技術】
【0004】
背景
[0004] 運動は個人の健康及び幸福を維持する重要な要素である。多くの人にとって運動はジムに行くことを一般に含む活動であり、ジムではインストラクタ(例えばフィットネスインストラクタ、個人トレーナ)によって指導されるトレーニングに参加する。しかし日常生活での他の拘束(例えば仕事、家庭の義務)により、ジムでの運動に決まった時間を充てることは困難な試みであり得る。多くの場合ジムは不便な場所にある可能性があり、及び/又はインストラクタを利用できるのは日中の特定の時間に限られており、従ってジムでのトレーニングに人が参加することを制限している。この不便さは、自身の顧客が所定の時間におけるジムでのトレーニングに参加できる人に限定され得るインストラクタにとっても好ましくない可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
概要
[0005] 一部の実施形態では、方法が、第1の時間において実行されるトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第1の時間の後の第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含む要求を第1のユーザの計算装置から受信することを含む。要求がカレンダデータと比較され、比較に基づいて、セッション肯定応答メッセージが第1のユーザの計算装置に送信される。第2の時間を識別する招待メッセージが、第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に送信される。招待メッセージに対する、第2のユーザに関連する招待応答及び第3のユーザに関連する招待応答が受信される。第2のユーザに関連する招待応答及び第3のユーザに関連する招待応答に応じて、トレーニングのビデオが第2の時間において第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに再放送される。所望の修正を表す信号が、再放送中に、第1のユーザの計算装置から受信され、その信号を受信することに応じて、所望の修正に基づいて第1のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域(ビデオペイン)の見た目を修正するための信号が送信される。
【0006】
[0006] 一部の実施形態では、方法が、第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に対して第2の時間を識別する招待メッセージをサーバに送信させる要求を第1のユーザの計算装置からサーバに送信することを含む。この要求は、第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含む。送信することの後及びサーバから、セッション肯定応答メッセージが受信される。この方法は、送信することの後、第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに再放送されるトレーニングのビデオを受信することも含む。第2の時間において第2のユーザのスマートミラー及び第3のユーザのスマートミラーにおいてもトレーニングのビデオを表示しながら、第2の時間において及び第1のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示する。この方法は、第1のユーザのスマートミラーにおけるトレーニングのビデオの表示中に第1のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を第1のユーザの計算装置からサーバに送信することも含み得る。
【0007】
[0007] 一部の実施形態では、方法が(1)第1のユーザの計算装置からサーバに送信される要求に応答し、及び(2)第2のユーザの計算装置において、第2の時間を識別する招待メッセージを受信することを含む。招待メッセージは、第1のユーザの計算装置から送信される要求に応じて第3のユーザの計算装置において受信されてもよい。この要求は、第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含み得る。この方法は(1)招待メッセージに対し、及び(2)第2のユーザの計算装置からサーバに、第2のユーザに関連する招待応答を送信することも含み得る。この方法は、送信することの後、第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに放送されるトレーニングのビデオを受信することも含み得る。この方法は、第2の時間において第1のユーザのスマートミラー及び第3のユーザのスマートミラーにおいてもトレーニングのビデオを表示しながら、第2の時間において及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示することも含み得る。この方法は、第2のユーザのスマートミラーにおけるトレーニングのビデオの表示中に第2のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を第2のユーザの計算装置からサーバに送信することも含み得る。
【0008】
[0008] 一部の実施形態では、方法が、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第2のユーザを第1の期間中に及び第1のユーザのために及び第1のユーザの計算装置において自動で選択することを含む。この方法は、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、第1の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信することも含む。この方法は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第1のユーザの及び第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第1の期間の後の第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信して、第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいて第1のユーザのライブストリームを表示させることも含む。この方法は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第2のユーザの第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含む。この方法は、第2のユーザのライブストリームを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。この方法は、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいても表示しながら、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0009】
[0009] 一部の実施形態では、機器がプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、プロセッサに動作可能に結合されるディスプレイと、プロセッサに動作可能に結合されるメモリとを含む。メモリは、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第2のユーザを第1の期間中に及び第1のユーザのために自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、第1の期間中に通信インタフェースによって及び第2のユーザの計算装置に送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、トレーニングのビデオの表示中に運動している第1のユーザの及び第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第1の期間の後の第2の期間中に通信インタフェースによって及び第2のユーザの計算装置に送信して、第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいて第1のユーザのライブストリームを表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、トレーニングのビデオの表示中に運動している第2のユーザの第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを通信インタフェースによって第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から受信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第2のユーザのライブストリームをディスプレイによって第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいても表示しながら、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアをディスプレイによって第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0010】
[0011] 一部の実施形態では、方法が、(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択をユーザの計算装置において受信することを含む。この方法は、選択に応じて以前録画されたビデオを、第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示すること、第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいてトレーニングを行っているユーザを反射することも含む。
【0011】
[0012] 一部の実施形態では、機器がプロセッサとメモリとを含むスマートミラーを含む。メモリはプロセッサに動作可能に結合され、(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択を受信するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、トレーニングを行っているユーザの像をユーザのスマートミラーが反射する間、選択に応じて以前録画されたビデオをスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0012】
[0013] 一部の実施形態では、方法が、ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を複数のユーザの中の各ユーザに送信することを含む。複数のユーザの中の各ユーザは、複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する。この方法は、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択することも含む。この方法は、第1のユーザ及び第2のユーザを選択することに応答し、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を送信することも含む。この方法は、更新されたラダースケジュールをもたらすために、トレーニング中に決定される第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいてラダースケジュールを自動で更新することも含む。この方法は、ラダーベースの運動競争に関する更新されたラダースケジュールの指示を複数のユーザの中の各ユーザに送信すること、及び更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択することも含む。
【0013】
[0014] 一部の実施形態では、機器がプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、メモリとを含む。メモリはプロセッサに動作可能に結合され、ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を通信インタフェースによって並びに複数のユーザの中の及び複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する各ユーザに送信するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第1のユーザ及び第2のユーザを選択することに応答し、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を通信インタフェースによって送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、更新されたラダースケジュールをもたらすために、トレーニングのビデオの表示中に決定される第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいてラダースケジュールを自動で更新するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、ラダーベースの運動競争に関する更新されたラダースケジュールの指示を通信インタフェースによって及び複数のユーザの中の各ユーザに送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0014】
[0015] 一部の実施形態では、方法が、スマートミラーの第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーによって表示させることを含む。この方法は、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第2のサブセットの中の各スマートミラーにより、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)スマートミラーの第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。この方法は、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。
【0015】
[0016] 一部の実施形態では、方法が、計算装置の第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置によって表示させることを含み、ネットワーク化された複数の計算装置は少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む。この方法は、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第2のサブセットの中の各計算装置により、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)計算装置の第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。この方法は、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。
【0016】
[0017] 一部の実施形態では、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第2のユーザが第1の期間中に及び第1のユーザのために及び第1のユーザの計算装置において自動で選択される。第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるために、第1の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置にトレーニング選択が送信される。トレーニングのビデオの表示中に運動している第1のユーザの及び第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームが第1の期間の後の第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信されて、第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいて第1のユーザのライブストリームが表示させられる。トレーニングのビデオの表示中に運動している第2のユーザの第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームが第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信される。第2のユーザのライブストリームが第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示される。第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいても表示しながら、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアが第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図面の簡単な説明
図1】[0018]一部の実施形態によるスマートミラーのブロック図である。
図2A】[0019]一部の実施形態によるスマートミラーの第1の実装例を示す。
図2B】[0020]一部の実施形態による、一体型スタンドを有するスマートミラーの第2の実装例を示す。
図2C】[0021]一部の実施形態による、壁に取り付け可能なスマートミラーの第3の実装例を示す。
図3A】[0022]一部の実施形態による、ビデオ再放送セッション中の多重化通信を示す流れ図の一例である。
図3B】[0023]一部の実施形態による、ビデオ再放送セッションのための表示構成の一例を示す。
図3C】[0023]一部の実施形態による、ビデオ再放送セッションのための表示構成の一例を示す。
図4A】[0024]一部の実施形態によるロッカールームの実装例を示す図である。
図4B】[0025]一部の実施形態による、スマートミラーネットワーク内のロッカールームセッションをホストする方法の一例の流れ図である。
図4C】[0026]一部の実施形態による、ネットワーク化された計算装置上のロッカールームセッションをホストする方法の一例の流れ図である。
図4D】[0027]一部の実施形態による、ロッカールームセッションのための表示構成の一例を示す。
図4E】[0027]一部の実施形態による、ロッカールームセッションのための表示構成の一例を示す。
図5】[0028]一定のバイオメトリクデータパラメータの相関性を示す図である。
図6】[0029]一部の実施形態による、ダンベル及びコネクタセンサを含むコネクテッドウェイトの描画である。
図7】[0030]一部の実施形態による、ダンベル及びコネクタセンサを含むコネクテッドウェイトの写真画像である。
図8A】[0031]一部の実施形態による、コネクテッドウェイト及びスマートミラーを示すシステム図である。
図8B】[0032]一部の実施形態による、少なくとも1つのコネクテッドウェイトを含む方法の一例の流れ図である。
図9A】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9B】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9C】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9D】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9E】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9F】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9G】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9H】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9I】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
図9J】[0033]一部の実施形態による、コネクテッドウェイトの構成例の図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
詳細な説明
[0034] ホームフィットネス製品の需要は長年にわたって高まっており、多くの者に自己隔離を強制した新型コロナウィルスに起因する公衆衛生の広範囲にわたる不安の真っただ中において、そのような需要、具体的には「対話型」ホームフィットネス製品の需要が更に高まっている。しかし、対話型フィットネスの知られている手法はユーザがスマートフォン上で実行されるソフトウェアアプリケーションと対話することを典型的には含み、スマートフォンの画面によって描画される指示を鮮明に見ることができながら動きを調整することを困難にしている。加えて、フィットネスコンテンツを(例えばスマートテレビによって)ストリーミングする多くの知られている手法は対話型ではなく(即ちそれらは視聴者に対するストリーム可能コンテンツの単方向配信を含み)、低い及び/又は調和の欠けたビデオ解像度/品質、帯域幅限界、レイテンシ問題、信頼性問題(例えばビデオのドロップアウト)、バッファリング遅延、ビデオストリームの途切れ、装置の不適合等を示し得る。本明細書に記載する実施形態は、以下の節の中で論じるようにフィットネスコンテンツを様々なやり方で配信するために、知られている手法の上記の制限を克服する。
【0019】
スマートミラー
[0035] 本明細書で使用するとき「スマートミラー」とは、双方向の(例えばガラスを含む)ミラー、及び双方向のミラーと少なくとも部分的に位置合わせされる(及びユーザの視点から背後に配置される)電子ディスプレイを指し、それによりユーザはスマートミラーの動作中に自身の反射と電子ディスプレイによって提示される画像/ビデオを同時に見ることができる。図1は、一部の実施形態によるスマートミラー100のブロック図である。スマートミラー100は、スマートミラー100の様々な下位構成要素の動作を少なくとも部分的に制御し、スマートミラー100との間のコンテンツ(例えばビデオコンテンツ、1人又は複数のインストラクタ及び/又はユーザからの音声、バイオメトリクセンサデータ等)のフローを管理するためのシングルボードコンピュータ(SBC)110を含む。スマートミラー100は、ビデオコンテンツ及びグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成される表示パネル120を含み、ユーザはGUIを使い、例えばバイオメトリクフィードバックデータ及び/又は他の視覚的コンテンツを見るために、表示するためのコンテンツを選択するために等、スマートミラー100と対話しスマートミラー100を制御することができる。スマートミラー100は、SBC110に動作可能に結合され、(例えばユーザがトレーニングセッション中に運動している間の)ユーザのビデオ及び/又は画像を録画し又はライブストリームするように(例えばSBC110の制御下で)構成されるカメラ130も含む。アンテナ140がSBC110に動作可能に結合され、メッセージを表す信号を送受信することによってスマートミラー100と別の装置(例えば遠隔計算装置、1つ又は複数の他のスマートミラー、遠隔制御装置、1つ又は複数のバイオメトリクセンサ、無線ルータ、1つ又は複数のモバイル計算装置等)との間の通信を促進するように構成される。アンテナ140は、特定の周波数で及び/又は特定の無線規格(例えばBluetooth(登録商標)、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、2G、3G、4G、4G LTE、5G)を使用して送受信するようにそれぞれ構成される複数の送信機及び受信機を含むことができる。アンテナ140は、ユーザのスマート装置(例えばコンピュータ、スマートフォン、タブレット)、バイオメトリクセンサ(例えば心拍モニタ、振動センサ、又は本明細書に記載の他の任意のセンサ)、及び/又はビデオコンテンツをストリームし若しくは再生するための遠隔サーバ若しくはクラウドサーバ等、様々な外部装置と通信するための受信機及び/又は送信機としてそれぞれ機能する複数のアンテナを含み得る。増幅器150がSBC110、左スピーカ152、右スピーカ154、及びデジタル信号プロセッサを有するマイクロホンアレイ160に動作可能に結合される。増幅器150は、SBC110から音声信号を受信し、左スピーカ152及び/又は右スピーカ154によるその後の出力のためにそれらをルートするように構成される。マイクロホンアレイ160は、スマートミラー100の十分近くにいる1人又は複数のユーザが行うボイスコマンド及び/又は他のボイス入力を含む音声/ボイスを検出するように構成され得る。例えばマイクロホンアレイ160は、トレーニングを開始/停止するためのボイスコマンド、インストラクタへのボイス通信、表示パネルをオン/オフするためのボイスコマンド、GUIのレイアウトを変更するためのボイスコマンド、トレーニングセッションに参加するための別のスマートミラーユーザへの招待をトリガするためのボイスコマンド等を検出することができる。マイクロホンアレイ160がSBC110に動作可能に結合され、SBC110によって制御可能である。スイッチモード電源(SMPS)170がSBC110に結合され、外部の電力供給システム(例えば壁コンセント)からスマートミラー100の様々な構成要素に電力を中継する(及び任意選択的に電力の配送を調整する)ために結合される。スマートミラー100及びマイクロホンアレイ160をオンオフするために、スイッチ180がSMPS170及び/又はマイクロホンアレイ160に結合され得る。シングルボードコンピュータ110を含むものとして図1に示し記載するが、他の実施形態ではスマートミラー100は1つ又は複数のプロセッサ、及び1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合される1つ又は複数のメモリを含み得る。
【0020】
[0036] 一部の実施形態では、スマートミラー100が図1に不図示の1つ又は複数の追加の構成要素も含む。例えばスマートミラー100は、これだけに限定されないがハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SDD)、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又はセキュアデジタル(SD)カードを含むオンボードメモリ記憶域(不揮発性メモリ及び/又は揮発性メモリ)を含むことができる。このオンボードメモリ記憶域は、スマートミラー100を動作させるためのファームウェア及び/又はソフトウェアを記憶するために使用することができる。上記で説明したように、オンボードメモリ記憶域は、これだけに限定されないがビデオコンテンツ、音声、ユーザのビデオ、バイオメトリクフィードバックデータ、及びユーザ設定を含む他のデータを(一時的及び/又は永続的に)記憶するためにも使用することができる。スマートミラー100は、スマートミラー100の様々な構成要素を取り付け支持するためのフレームも含むことができる。
【0021】
[0037] 本開示のスマートミラーは、様々なやり方で環境(例えばユーザの自宅、フィットネススタジオ)内に配置し又は取り付けることができる。図2Aは、一部の実施形態によるスマートミラーの第1の実装例を示す。図2Bは、一部の実施形態による、一体型スタンドを有する自立型のスマートミラーの第2の実装例を示す。図2Cは、一部の実施形態による壁に取り付け可能なスマートミラーの第3の実装例を示す。図2A及び図2Bは、スマートミラーの下部に配置されたスタンドに取り付けられているスマートミラーを示す。図2Aから見て取れるように、スマートミラーは(ここではスマートフォンを使ってスマートミラーの写真を撮っている)ユーザの像及び周囲環境を(その半反射面又は部分反射面によって)反射する。図2Aのスマートミラーは半反射面又は部分反射面によってビデオコンテンツも表示し、それによりビデオコンテンツ及びユーザの反射及び周囲環境がスマートミラーによって同時に見える。スマートミラーがオフにされると、スマートミラーは周囲照明の下で完全に反射する外観を有する。一部の実装形態では、スマートミラーが部分反射区域及び(例えば部分反射区域を取り囲む)完全反射区域を含む。
【0022】
多重化されたスマートミラー通信によるビデオ再放送セッション(「スウェットデート」)
[0038] 一部の実施形態では、フィットネスコンテンツを含む以前録画(「アーカイブ」)されたビデオが、ネットワーク化された複数のスマートミラーに(例えばクラウドベースサーバによって)提供され又はかかる複数のスマートミラーによってアクセス可能である。以前録画されたビデオは、クラウドベースサーバ又は他の記憶域リポジトリ内に記憶されたクラスのライブラリからの以前放映された又は以前放送されたクラスであり得る。以前録画されたビデオはスマートミラーのカメラによって「生で」捕捉されていてもよく、又は(例えばフィットネス録画スタジオ内で)オフラインで録画されていてもよい。スマートミラーの1人又は複数のユーザ(「スケジューラ」)が指定の時間間隔中の以前録画されたビデオの放送又は再放送「セッション」(以下「ビデオ再放送セッション」)をスケジュールし、セッションに参加し指定の時間間隔中にその放送/再放送を同時に見るように、他の選択されたスマートミラーユーザ群から他のスマートミラーユーザ(被招待者)を招待することができる。モバイル装置(例えばスマートフォン)及び/又はスマートミラー上で実行されるソフトウェアアプリケーション(「app」)と対話することにより、スケジューラはビデオ再放送セッション(「セッションデータ」)に関する以下のパラメータ、つまり:開始日、開始時間、終了日、終了時間、ビデオ再放送セッションに参加するように招待されるユーザ(「被招待者」)の識別子、ビデオ再放送セッション中に被招待者に提示されるオーバレイ等の1つ又は複数を指定することができる。被招待者は、スマートミラーのネットワーク化されたコミュニティ内のスマートミラーの全ての加入者若しくはユーザ、又はそのサブセットを含み得る。一部の実装形態では、(例えばappによってアクセス可能な及びappによって使用されるクラウドベースサーバ又は別のリポジトリ内に記憶される「規則」を設定することにより)招待されていないスマートミラーユーザがビデオ再放送セッションへの参加を阻止される。
【0023】
[0039] ビデオ再放送セッション中、スケジューラ及び被招待者が各々のスマートミラーの近くに自らを置き、全ての被招待者のスマートミラー上で同時に表示される以前録画されたビデオを、自身の並びに任意選択的にスケジューラ及び/又は1人若しくは複数の他の被招待者の「ライブ」(即ちリアルタイム又はほぼリアルタイムの)ビデオを同時に見ながら見る。更にビデオ再放送セッション中、スケジューラ及び被招待者は各々のスマートミラーによって互いに、例えば視覚的に(例えば各々のスマートミラーのカメラの視野内でジェスチャをすることであって、ジェスチャは1人若しくは複数の被招待者のスマートミラーによって見ることができる、ジェスチャをすることにより)、(例えば1人又は複数の被招待者のスマートミラー上で写真/画像を表示させる)画像で、(例えば各々のスマートミラーのマイクロホン及びスピーカによる)ボイスで、及び/又は(例えば自らのスマートミラー上で実行されるappのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)により及び/又は自らのスマートフォン上で実行されるappのGUIにより)app経由でフィードバックを入力することによって対話することができる。そのため、(その一部又は全てが互いに地理的に離れている)スマートミラー、スケジューラ、及び被招待者、並びに互いに対するそれらのものの通信が(例えば図3Aに関して以下で図示し解説するように)ネットワーク化されたシステム内で多重化される。フィードバックは、1人又は複数の被招待者のappによって(例えばそれらの被招待者のスマートミラー上で実行されるappのGUIによって及び/又はそれらの被招待者のスマートフォン上で実行されるappのGUIによって)後に表示されるテキスト及び/又はグラフィック記号(例えば絵文字)を含み得る。従って開示するシステムは、互いに地理的に離れている場合があるスケジューラ及び被招待者間の及びそれらの者の間の多重化通信を促進する。任意選択的に、スケジューラ及び/又は被招待者のスマートミラーによってスケジューラ及び/又は被招待者のリアルタイムバイオメトリクデータが表示され得る。
【0024】
[0040] 図3Aは、一部の実施形態による、ビデオ再放送セッションをスケジュールしホストすることに関連する多重化通信を示す流れ図の一例である。図3Aに示すように、複数のスマートミラー(300A、300B、300C、及び300D)のそれぞれ、及び任意選択的なスタジオ計算装置301がネットワーク「N」を介して集中型サーバ310(例えばプロセッサ及び本明細書に記載の方法ステップを実行するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリを含むクラウドベースサーバ)と通信することができる。ネットワークNは完全に無線の電気通信網、完全に有線の電気通信網、又は両方の組み合わせとすることができる。スタジオ計算装置301はデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、及び/又はスマートフォンとすることができ、生放送及び/又はその後の放送のためのビデオ及び音声を記録するのに適したレコーディングスタジオ又は他の場所内に位置し得る。スマートミラー300A、300B、300C、及び300Dは、図1のスマートミラー100と同様とすることができ、又はスマートミラー100の構成要素の一部若しくは全てを含むことができる。図3Aに示すように、スマートミラー300A、300B、300C、及び300Dのそれぞれはプロセッサ302、通信構成要素303(例えば1つ又は複数のアンテナ、トランシーバ等)、メモリ304、ビデオカメラ305、及び少なくとも1つのマイクロホン(例えばマイクロホンアレイ)307を含む。各メモリ304は、共用ソフトウェアアプリケーションのインスタンス(「app」304A)、設定304B(例えばそのスマートミラーに関するユーザカスタマイズ可能な設定)、セッションデータ304C(例えば過去のビデオ再放送セッション及び/又は未来のビデオ再放送セッションに関連するデータを含む)、そのスマートミラーに関連するユーザのユーザプロファイルデータ304D、並びに任意選択的にフィードバックアーカイブ304E及び/又はアカウントデータ及び許可304Fを記憶する。スタジオ計算装置301は、プロセッサ302、通信構成要素303(例えば1つ又は複数のアンテナ、トランシーバ等)、メモリ304、ビデオカメラ305、及び少なくとも1つのマイクロホン(例えばマイクロホンアレイ)307を含む。スタジオ計算装置301のメモリ304は、セッションデータ304C、ビデオ315、及び任意選択的に共用ソフトウェアアプリケーションのインスタンス(「app」304A)を記憶する。セッションデータ304Cは、例えばクラス名、インストラクタの名前、元の録画日、元の録画時間、再放送回数(即ち過去のビデオ再放送セッション及び/又は未来のビデオ再放送セッションの数)、スケジュールされた未来の再放送日、スケジュールされた未来の再放送時間、スケジュールされた未来の再放送の所要時間、スケジュールされた未来の再放送の参加者/被招待者、スケジュールされた未来の再放送のスケジューラ等のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実装形態では、スタジオ計算装置301がスマートミラーである。
【0025】
[0041] 一部の実施形態によれば、ビデオ再放送セッションをスケジュールする前に、1つ又は複数のビデオ315(任意選択的にスタジオ計算装置301のインストラクタユーザによってスタジオ計算装置のカメラ305によって録画される)がスタジオ計算装置301からサーバ310にネットワークNを介して送信される。1つ又は複数のビデオ315は、スマートミラー300A、300B、300C、及び300Dの1人又は複数のユーザが後で取得するためにサーバ310のメモリ内に記憶され得る。スマートミラー300A、300B、300C、及び300Dのユーザは、各々のスマートミラー上の共用app 304により及び/又は各々のスマートフォン若しくは他のモバイル計算装置上で実行される共用app 304のインスタンスにより、サーバ310のメモリ内に記憶される1つ又は複数のビデオ315を閲覧することもできる。1つ又は複数のビデオ315は、スタジオ計算装置301からサーバ310に送信される(及び任意選択的にスタジオ計算装置301によって録画される)ものとして図3Aに関して図示し記載するが、代わりに又は加えて、1つ又は複数のビデオ315はスマートミラー300A~300Dの1つ又は複数からサーバ310に送信され得る(及び任意選択的にスマートミラー300A~300Dの1つ又は複数によって録画され得る)。かかる実施形態では、1つ又は複数ビデオがインストラクタではなく(例えばトレーニングを行っている)ユーザを主として扱い得る。
【0026】
[0042] 図3Aに示すように、ビデオ再放送セッションのスケジューリングは、ネットワーク化されたスマートミラーの1つ(この事例ではスマートミラー300B)からサーバ310にネットワークNを介して送信されるセッション要求320から開始する。セッション要求320は、スマートミラー300B上で実行される共用app 304による及び/又はユーザのスマートフォン若しくは他のモバイル計算装置上で実行される共用app 304のインスタンスによる、スマートミラー300Bのユーザの入力又は対話に応じて生成され送信され得る。セッション要求320の生成を引き起こすユーザ(又はそのユーザに関連するスマートミラー)は「スケジューラ」と呼ぶことができる。セッション要求320は、ビデオ315に関連する1つ又は複数のビデオ識別子、スケジューラに関連する1つ又は複数のユーザ識別子、及び/又は1つ又は複数のクラス名、インストラクタの名前、元の録画日、元の録画時間、再放送回数(即ち過去のビデオ再放送セッション及び/又は未来のビデオ再放送セッションの数)、能力水準、筋肉群、要求された未来の再放送日、要求された未来の再放送時間、要求された未来の再放送の所要時間、要求された未来の再放送の参加者/被招待者等の表現を含み得る。サーバ310は、以前の、現在の、及び/又は未来のビデオの放送及び再放送のローカルカレンダ又は他のスケジュールを保持し得る。サーバ310はセッション要求320を受信すると(及びセッション要求320に応答し)、セッション要求のデータをサーバ310のメモリ内に記憶されるデータと比較して要求されたビデオ再放送セッションがスケジュール可能かどうかを判定することができる。スケジュール可能である場合、サーバ310はビデオ再放送セッションに関連する新たなデータレコードをカレンダ又は他のスケジュール内に記憶することができる。更にセッション要求を受信することに応答し、サーバ310はセッション肯定応答メッセージ322を生成し、スマートミラー300Bに及びネットワークNを介して送信する。セッション肯定応答メッセージ322は、ビデオ再放送セッションが承認/スケジュールされているかどうかの指示、要求及び/又は肯定応答に関する確認番号、並びにスケジュールされる場合はスケジューリング情報を含み得る。任意選択的に、要求されたビデオ再放送セッションがスケジュールされていない又は承認されていない場合、セッション肯定応答メッセージ322は、例えばセッション要求内に含まれるデータの種類の何れかを含む代替的スケジューリングの提案を含み得る。
【0027】
[0043] ビデオ再放送セッションがスケジュールされていないことを示すセッション肯定応答メッセージ322をスマートミラー300Bが受信する場合、共用appによって行われる新規セッション詳細のユーザ選択、共用appによって行われる提案代替スケジューリングのユーザ選択、又はスマートミラー300Bの設定304B内の規則に基づいてスマートミラー300Bによって生成される自動命令のうちの1つ又は複数に応答し、スマートミラー300Bからサーバ310に1つ又は複数のセッション要求320が送信され得る。
【0028】
[0044] ビデオ再放送セッションがスケジュールされていることをセッション肯定応答メッセージ322が示す場合、サーバ310(及び/又はスマートミラー300B又はスマートミラー300Bに動作可能に結合されるモバイル装置)は、(例えばセッション要求320によって指定される通り)スケジュールされたビデオ再放送セッションに招待されるユーザに関連するスマートミラーに招待メッセージを、セッション肯定応答メッセージ322の送信後に又はセッション肯定応答メッセージ322の送信と同時に送信することができる。この事例では、招待324A、324B、及び324Cがスマートミラー300A、300C、及び300Dにそれぞれ送信される。それぞれのスマートミラーにおいて受信されると、招待は、スケジュールされたビデオ再放送セッションに参加するための招待を受諾するためのユーザ選択可能選択肢のスマートミラーの共用app 304Aによる及び/又は(任意選択的にスマートミラーに動作可能に結合される)モバイル装置の共用app 304Aによる表示をトリガすることができる。応答メッセージ325A、325B、及び325Cがユーザの選択に基づいて生成され、サーバ310に送り返され、サーバ310はそれを受けてユーザ及び/又はスマートミラーそれぞれの参加状況(例えば「受諾」又は「拒否」)を示すようにビデオ再放送セッションに関連する新たなデータレコードを更新することができる。スケジュールされたセッション開始時間において、サーバ310はセッション要求の1つ又は複数のビデオ識別子に関連するセッションフィード(例えばセッションフィード326A、326B、326C、及び/又は326D)又はビデオのストリーム版を始動し、「受諾」の参加状況に関連する各スマートミラーに伝送することができる。一部の実装形態では、スケジューラに「受諾」の参加状況が自動で付与され、ビデオ再放送セッション中にセッションフィードが送信される一方、他の実装形態ではスケジューラに「受諾」の参加状況が自動で付与されず、及び/又はセッション要求320がスケジューラの参加状況の表現を含む。ビデオ再放送セッション中、セッションフィード326A、326B、326C、及び/又は326Dが、セッション要求の1つ又は複数のビデオ識別子に関連するビデオの表示を関連するスマートミラー300A、300C、300D、及び/又は300Bによって引き起こす。更にビデオ再放送セッション中、スマートミラー300A、300C、300D、及び/又は300Bのユーザは、任意選択的に1人又は複数の他の被招待者のスマートミラーの設定304B及び/又は許可304Fの影響下にある、1人又は複数の他の被招待者のスマートミラーにフィードバック(328A、328B、328C、及び/又は328Dのそれぞれ)を送信することができる。フィードバックは、受信者のスマートミラー(及び/又は関連するモバイル装置)によって表示され或いは配信されるテキスト、画像、グラフィックス(例えば絵文字)、ボイス、及び/又はビデオを含み得る。任意選択的に、ビデオ再放送セッション中に送信され又はやり取りされるフィードバックは、被招待者の1つ又は複数のスマートミラー(300A、300C、及び/又は300D)のスマートミラーによってフィードバックアーカイブ304E内に記憶される。フィードバックは、後に取得し、閲覧し、及び/又は表示することができるように、フィードバックの日/時データ、送信者データ、受信者データ、セッションデータ、及び/又はフィードバックに関連する他のデータを含むレコード形式でフィードバックアーカイブ304E内に記憶され得る。送信者データは、送信者の識別子、送信者のバイオメトリクデータ、送信者の位置データ、送信者のフィットネスレベルデータ等を含み得る。同様に受信者データは、受信者の識別子、受信者のバイオメトリクデータ、受信者の位置データ、受信者のフィットネスレベルデータ等を含み得る。
【0029】
[0045] 図3B図3Cは、一部の実施形態によるビデオ再放送セッションのための表示構成の例を示す。図3Bに示す第1の実施形態では、図3Aに関して記載したビデオ再放送セッション中にセッションフィード326A~326Dがスマートミラー300A~300Dに伝送/供給されている間、所与のスマートミラー(例えばスマートミラー300B)のユーザ「U」は(1)自身の反射(「U」)、(2)事前録画ビデオ(例えばインストラクタ「INST」を含む)を示すビデオフィード、及び任意選択的に(3)被招待者のスマートミラー(300A、300C、及び/又は300D)によって捕捉される1人又は複数の他の被招待者(ここでは「INV-1」から「INV-3」)のライブビデオを同時に、及びスマートミラーの共通面内で/上で見ることができる。図3Bに示すように、被招待者はスマートミラーの共通面の表示内に配置される分離ペイン内に提示することができる。ペインは、(図3Bに示すように)スマートミラーの高さ又は幅の短い方に沿った水平の行内に、或いはスマートミラーの高さ又は幅の長い方に沿った水平の行内に、スマートミラーの高さ又は幅の短い方に沿った垂直の行内に、スマートミラーの高さ又は幅の長い方に沿った垂直の行内に、又は他の任意の(任意選択的にユーザによって指定された及び/又は再構成可能な)構成で配置することができる。任意選択的に、スマートミラーはタッチスクリーン機能を有し、それによりユーザ「U」は他の被招待者「INV-1」から「INV-3」の1人を(その人の画像をタッチすることによって)選択して、関連するライブビデオ領域を閉じる(即ちその表示を停止する)ために等、スマートミラーディスプレイ内の関連するライブビデオ領域のサイズの変更(例えば拡大、縮小)を引き起こすことができる。或いは又は加えて、ユーザUは自身のモバイル計算装置上の共用appのインスタンスによってビデオ再放送セッションの一部又は全ての構成要素を閲覧し、ビデオ領域がスマートミラー上でサイズ変更され又は閉じられるように、モバイル計算装置の関連するGUIを使用してビデオ領域と対話することができる。換言すれば、自身のモバイル計算装置のGUI内のビデオ領域をユーザが操作することに応答し、共用appはビデオ領域がスマートミラー上で描画されるやり方をスマートミラーに調節させることができる。
【0030】
[0046] 図3Cに示す第2の実施形態では、図3Aに関して記載したビデオ再放送セッション中にセッションフィード326A~326Dがスマートミラー300A~300Dに伝送/供給されている間、所与のスマートミラー(例えばスマートミラー300B)のユーザ「U」は(1)自身の反射(「U」)、(2)事前録画ビデオ(例えばインストラクタ「INST」を含む)を示すビデオフィード、及び任意選択的に(3)被招待者のスマートミラー(300A、300C、及び/又は300D)によって捕捉される1人又は複数の他の被招待者(ここでは「INV-1」から「INV-3」)のライブビデオを同時に、及び「横長」形式(即ち高さよりも幅の方が長い)で方向付けられ得るスマートミラーの共通面内で/上で見ることができる。図3Cに示すように、被招待者のライブビデオ画像は(ペイン内ではなく)スマートミラーの共通面内で提示し、被招待者がユーザUの反射像とサイズの点で同様であるように又はそのサイズの少なくとも50%であるように配置し(例えば必要な大きさにし)、それにより実際の「クラス」環境を模擬することができる。更に図3Cに示されているように、1人又は複数の「ゲスト」ユーザが進行中のビデオ再放送セッションに参加することを十分に許可されてもよく(又はリアルタイムで許可を要求してもよく)、スマートミラーディスプレイ内でそのようにラベル付けされ得る。図3Bの実施形態と同様に、スマートミラーは任意選択的にタッチスクリーン機能を有し、それによりユーザ「U」は他の被招待者「INV-1」から「INV-3」の1人を(その人の画像をタッチすることによって)選択して、関連するライブビデオを閉じる(即ちその表示を停止する)ために等、スマートミラーディスプレイ内の関連するライブビデオのサイズの変更(例えば拡大、縮小)を引き起こすことができる。或いは又は加えて、ユーザUは自身のモバイル計算装置上の共用appのインスタンスによってビデオ再放送セッションの一部又は全ての構成要素を閲覧し、ライブビデオ画像がスマートミラー上でサイズ変更され又は閉じられるように、モバイル計算装置の関連するGUIを使用して被招待者のライブビデオと対話することができる。換言すれば、自身のモバイル計算装置のGUI内のライブビデオ画像をユーザが操作することに応答し、共用appはライブビデオがスマートミラー上で描画されるやり方をスマートミラーに調節させることができる。
【0031】
ミラー装置内のカメラの活性化
[0047] 一部の実施形態では、ネットワーク化された複数のスマートミラー(例えば図3Aのスマートミラー300A~300D)の中の第1のスマートミラー(例えば図1のスマートミラー100)のライブビデオ/カメラフィードが、例えば有線ネットワーク又は無線ネットワーク(例えば図3AのネットワークN)を介して及びサーバ(例えば図3Aのサーバ310)を介して、ネットワーク化された複数のスマートミラーの中の1つ又は複数の他のスマートミラーに(「ライブストリーム」として)伝送される。ライブストリーミングは、第1のスマートミラーのユーザによって及び/又はネットワーク化された複数のスマートミラーの中の1つ又は複数の他のスマートミラーのユーザによって、例えば許可に従って選択的にオンオフされ得る。ライブストリームをオンオフする動作は、スマートミラー上の共用appのインスタンスとのユーザによる対話、モバイル計算装置上の共用appのインスタンスとのユーザによる対話、スマートミラー上の共用appのインスタンス経由でユーザによって行われるボイス/ノイズコマンド、モバイル計算装置上の共用appのインスタンス経由でユーザによって行われるボイス/ノイズコマンド、スマートミラー上の共用appのインスタンス経由でユーザによって行われるジェスチャコマンド、モバイル計算装置上の共用appのインスタンス経由でユーザによって行われるジェスチャコマンド等の1つ又は複数に応答したものであり得る。捕捉ビデオを作成するためにライブストリームがストリーミングフィードから1つ又は複数のスマートミラーによって捕捉されてもよく、捕捉ビデオはグラフィカル要素を除去及び/又は追加するために捕捉後に修正し、それにより修正済み捕捉ビデオを作成することができる。グラフィカル要素は、ユーザ又はユーザの周りの環境を修正する(例えばユーザの背景を不明瞭にする、ユーザの外観を修正する、1つ若しくは複数のフィルタをオーバレイする、及び/又は1つ若しくは複数の動的効果(例えばペット又はパチパチと音を立てて燃えている火等の拡張現実(AR)機能)を追加する)画像又はアニメーションであり得る。捕捉ビデオ及び/又は修正済み捕捉ビデオは、例えば後に取得し、再放送するために等、スマートミラーから遠隔サーバ(例えば図3Aのサーバ310等のクラウドサーバ)に送信され得る。
【0032】
激励のメッセージング:
[0048] 一部の実施形態では、トレーニングセッション、ビデオ再放送セッション、及び/又は(以下で更に論じる)「ロッカールーム」セッション中に、ネットワーク化された複数のスマートミラーのうちの他のスマートミラーユーザのスマートミラー及び/又はモバイル計算装置内に(例えばその上で実行される共用appのGUIによって)スマートミラーユーザが(例えばテキスト、画像、ビデオ、グラフィックス(例えば絵文字)、ジェスチャ、ボイス、アニメーション等を含む)激励メッセージの表示を表示させることができる。激励メッセージは、所与のスマートミラーのユーザの、そのスマートミラー上で実行される共用appによる及び/又はユーザのスマートフォン若しくは他のモバイル計算装置上で実行される共用app 304のインスタンスによる入力又は対話に応答し、送信者の計算装置(例えばスマートミラー、app、又はスマートフォン)から生成され送信され得る。激励メッセージは個人ユーザ間で(即ち1対1で)、例えばトレーニングセッションの参加者間で及び/又はインストラクタとトレーニングセッションの参加者との間で送信することができ、又は単一のユーザから全ユーザコミュニティを上限とする複数のユーザに(即ち1対多数で)送信することができる。激励メッセージは、後で取得し、閲覧し、及び/又は表示することができるように、例えばフィードバックの日/時データ、送信者データ、受信者データ、セッションデータ、トレーニングデータ、悪意スコア、不快スコア、感情スコア、及び/又は激励メッセージに関連する他のデータを含むレコード形式でメモリ内に記憶され得る。激励メッセージは、ユーザが定めた規則に従って及び/又はユーザ要求に応じて自動で記憶することができる。激励メッセージは、1つ又は複数のスマートミラー、1つ又は複数の遠隔サーバ(例えばクラウドサーバ)、及び/又は1つ若しくは複数のモバイル計算装置のメモリ内に記憶され得る。
【0033】
[0049] 激励メッセージは、スマートミラー及び/又はモバイル計算装置において受信されると最初に調べることができ、意図した受信者にそれらの激励メッセージを配信し又は提示することができるように、送信者、送信者のスマートミラー若しくはモバイル計算装置(即ち送信者の装置)、及び/又はメッセージコンテンツが十分許可されているかどうか、又は過去に「ホワイトリストに入れられている」かどうかに関する判断を下すことができる。例えばスマートミラー及び/又はモバイル計算装置は、そのプロセッサにより及び/又は共用appにより、次の調査/確認、つまり悪意スコアを決定するためにメッセージコンテンツを解析すること、不快スコアを決定するためにメッセージコンテンツを解析すること、感情スコアを決定するためにメッセージコンテンツを解析すること、1組の規則又は許可に基づいてメッセージコンテンツを評価すること、関連する送信者がホワイトリストに入れられているかどうか、ブラックリストに入れられているかどうか、又は1つ若しくは複数の関連する許可を有するかどうかを判定するために送信者の識別子を記憶済みの送信者データと比較すること、関連する送信者の装置がホワイトリストに入れられているかどうか、ブラックリストに入れられているかどうか、又は1つ若しくは複数の関連する許可を有するかどうかを判定するために送信者の装置の識別子を記憶済みの装置データと比較すること等のうちの1つ又は複数を行うことができる。調査/確認が行われた後、スマートミラー及び/又はモバイル計算装置は、そのプロセッサにより及び/又は共用appにより、次の是正動作、つまり受信者への激励メッセージの配信を阻止すること(例えば激励メッセージの表示を妨げること)、激励メッセージが配信されなかったことを示す返信メッセージを送信者に送信すること等のうちの1つ又は複数を行うことができる。是正動作は1つ又は複数のトリガに応じて行うことができ、トリガはこれだけに限定されないが、悪意スコアが既定のユーザカスタマイズ可能閾値を上回ること、送信者がブラックリストに入れられていることを検出すること、送信者の装置がブラックリストに入れられていることを検出すること、送信者からのメッセージの配信を妨げる規則を検出すること、送信者の装置からのメッセージの配信を妨げる規則を検出すること、1つ又は複数の既定のユーザカスタマイズ可能キーワードを含むメッセージの配信を妨げる規則を検出すること、冒涜を含むメッセージの配信を妨げる規則を検出すること等を含み得る。
【0034】
[0050] 本明細書で使用するとき、悪意スコアはマルウェア、スパイウェア、スパム、及び他の不所望のメッセージを検出するように構成される機械学習アルゴリズムを使用して生成される数値スコアであり得る。本明細書で使用するとき、不快スコアは言語モデル、意図した受信者ユーザによって付与された1つ又は複数の過去の評価、意図した受信者ユーザに関連するユーザカスタマイズ可能感受性スコア等の1つ又は複数に基づいて生成される数値スコアを指し得る。本明細書で使用するとき、感情スコアは機械学習モデルによって生成される(正値及び負値を含む)数値スコアを指すことができ、この数値スコアは入力メッセージの全体的な感情又はトーン(例えば怒り、脅し、受動攻撃性、皮肉、激励、幸福等)を表す。
【0035】
[0051] 一部の実施形態では、激励メッセージが送信者の指定した時間遅延の後で、又は送信者の指定したスケジュールされた日にち/時間若しくは期間において(例えば翌日にスケジュールされたクラス中に)送信される。或いは又は加えて、受信者のスマートミラー(又はそのapp)において受信される激励メッセージの表示は、受信者が定めた期間の分だけ若しくはかかる期間にわたって又はユーザが定めたイベントが起こる若しくは生じるまで(例えば気が散るのを防ぐためにクラスの後まで)遅延され又は阻止され得る。
【0036】
[0052] 一部の実施形態では、1つ又は複数の既定の条件が満たされていること及び/又は1つ若しくは複数の規則が満たされていることを検出することに応答し、激励メッセージが(例えばサーバから及び/又は1つ若しくは複数の他のスマートミラーから)第1のスマートミラーに自動で送信される。規則の例は、これだけに限定されないが、友人であり、先行する所定の期間のうちに新記録を樹立した受信者に激励メッセージを送信するための規則、受信者のパフォーマンスメトリク(例えば心拍、激しさ、呼吸数、歩調、力等)が所定の期間のうちに少なくとも所定のパーセンテージ減少したことを検出することに応じて受信者に激励メッセージを送信するための規則、受信者が参加しているトレーニングセッションがトレーニングセッションの終了時間の所定の時間内である(例えばトレーニングセッション又はその激しい部分の終わりに近づく)ことを検出することに応じて受信者に激励メッセージを送信するための規則、激励メッセージをランダムに送信するための規則(例えば激励メッセージのタイミング、受信者、及び/又はコンテンツがランダムに選択され得る)等を含み得る。条件の例は、これだけに限定されないが、送信者と受信者との間に友人関係があること、送信者と受信者との間に1つ又は複数のソーシャルメディアのつながりがあること、先行する所定の期間のうちに所定数未満の激励メッセージが送信されること等を含み得る。
【0037】
[0053] 一部の実施形態では、激励メッセージは受信者のGUI内で(例えば受信者のスマートミラー内で及び/又は受信者のスマートフォン若しくは他のモバイル装置内で)「持続する」ように構成され得る。本明細書で使用するとき、「持続する」は、所定の長期間にわたって(例えば1分よりも長く、5分よりも長く、10分よりも長く、トレーニングセッションの所要時間にわたって、スマートミラーがオフにされるまで、又は無期限に)、及び/又は受信者によって閉じられ若しくは最小化されるまで連続して表示されることを指し得る。例えばそのような一部の実施形態では、激励メッセージはスマートミラーの幅又は高さと同じ少なくとも1つの寸法を有する、及び/又はスマートミラーの表示パネルの幅又は高さと同じ少なくとも1つの寸法を有するバナーとして表示されるように構成される。そのような一部の実装形態では、表示パネルの残りの部分がもはやビデオを表示していない(即ち表示パネルの残りの部分がミラーの外観を有する)とき、(例えばバナー形式の)激励メッセージがスマートミラーの表示パネルの一部内で持続する。
【0038】
[0054] 一部の実施形態では、メモリ内に記憶される1つ又は複数の規則に基づき、又はユーザ/受信者からスマートミラーにおいて及び/又はappによって受信される入力に基づき、スマートミラー(又はそのapp)が送信者から受信された1つ又は複数の激励メッセージを、第1の受信されたままの形式から受信されたままの形式と異なるユーザ定義(即ち受信者定義)形式に変換するように構成される。受信されたままの形式及びユーザ定義形式の例は、これだけに限定されないが、テキスト、画像、ビットマップ(例えば図形交換形式(「GIF」))、アニメーションGIF、ビデオ、音声、触覚/振動フィードバック、Adobe Flash、ウォーターマーク等を含む。そのような一部の実施形態では、メモリ内に記憶される規則及び/又はユーザ/受信者からの入力が、スマートミラーの表示パネル又はスピーカの一方を使用して激励メッセージを提示するための命令、又はスマートミラーのアンテナを使用して(例えばスマートミラーとネットワーク通信する1つ又は複数の計算装置、app、又はスマートアクセサリに信号を伝送することによって)受信者への激励メッセージの通信を引き起こすための命令を含む。
【0039】
[0055] 第1の例として、視覚的な拍手の絵文字を含む受信激励メッセージは、スマートミラーの左スピーカ及び/又は右スピーカによって再生される音声の拍手に変換することができる。第2の例として、テキストメッセージを含む受信激励メッセージは、スマートミラーの表示パネルによって表示されるグラフィック画像に変換することができる。第3の例として、音声ファイルを含む(例えば会話又は拍手等の音の表現を含む)受信激励メッセージは、スマートミラーの表示パネルによって表示されるテキストに変換することができる。第4の例として、画像データを含む受信激励メッセージは、スマートミラーの表示パネルによって表示されるGIFに変換することができる。第5の例として、グラフィック画像データ(例えば絵文字)を含む受信激励メッセージは、グラフィック画像データに基づく縮小された画像を表示させるための、受信者のスマートフォン上で実行されるappにスマートミラーのアンテナを介して送信される信号に変換することができる。第6の例として、テキストメッセージを含む受信激励メッセージは、ウェアラブル電子アクセサリの(例えば既定のパターンの、既定の強度等を有する)振動を引き起こすための、受信者のウェアラブル電子アクセサリ(例えばブレスレット)にスマートミラーのアンテナを介して送信される信号に変換することができる。第7の例として、テキストメッセージを含む受信激励メッセージは、後で取得/閲覧するためにスマートミラーのメモリ内に(又はスマートミラーに通信可能に結合される遠隔サーバ内に)記憶されるログファイルに変換することができる。第8の例として、テキスト画像及び/又は画像ファイルを含む受信激励メッセージは、(例えばプライバシ設定、投稿のタイミング、自動キャプション生成、他のソーシャルメディアユーザにタグ付けするための規則等を指定し得る1つ又は複数の既定の規則に従って)1つ又は複数のソーシャルメディアプラットフォーム上に投稿するための、appによって送信されるソーシャルメディアの投稿に変換することができる。
【0040】
[0056] 一部の実施形態では、スマートミラー、app、及び/又はスマートミラーに関連するモバイル計算装置が、激励メッセージに関連する送信者の計算装置に(例えば別の激励メッセージを含む、激励メッセージの受信を肯定応答する、激励メッセージに対する感謝等を表す)返信メッセージを自動で生成し送信するように構成される。
【0041】
[0057] 一部の実施形態では、スマートミラー、app、及び/又はモバイル計算装置が、激励メッセージについて計算される感情スコアが例えば怒り、脅し、受動攻撃性、又は皮肉の全体的な感情又はトーンに関連すると判定することに応答し、激励メッセージの配信、表示、又は提示を阻止するように構成される規則又はフィルタを記憶する。
【0042】
[0058] 一部の実施形態では、スマートミラー、app、及び/又はモバイル計算装置が、(これだけに限定されないが)トレーニングでの不十分なパフォーマンス(例えば任意選択的に速さ、可動域、筋活動等の1つ又は複数のバイオメトリクデータ値と相関があるパフォーマンスメトリクが既定の閾値を下回ること)、(例えばトレーニング中の)怪我、苦痛、既定の閾値を上回る心拍等を含み得る1つ又は複数の既定の受信者の条件を検出することに応答し、激励メッセージの送信、配信、表示、又は提示を阻止するように構成される規則又はフィルタを記憶することができる。1つ又は複数の既定の受信者の条件は、(例えばスマートミラー及び/又はモバイル計算装置によって集められる)受信者に関連するライブビデオデータ、(例えばスマートミラー及び/又はモバイル計算装置において受信される)1つ又は複数のウェアラブル電子アクセサリによって集められるセンサデータ等に基づいて検出され得る。
【0043】
[0059] 一部の実施形態では、トレーニング参加者のサブセットの複数のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置の表示パネル又はGUI内で表示させるために、トレーニング参加者のサブセットがトレーニング参加者のサブセット内に含まれない少なくとも1人の他のトレーニング参加者に激励メッセージを送信することを求める要求又は提案について、インストラクタが自身のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置に入力を(例えばボイス、ビデオジェスチャ、グラフィカルユーザインタフェースとのタッチ対話等によって)行う。
【0044】
[0060] 一部の実施形態では、スマートミラーの所与の受信者ユーザに関して受信される激励メッセージが「激励データ」として(例えばスマートミラーのメモリ内に、及び/又はユーザのスマートミラー、app、及び/又はモバイル計算装置と通信可能に結合されるクラウドサーバ若しくは他の遠隔計算装置のメモリ内に)記憶され、時間と共に追跡され得る。激励データは、センサデータ、トレーニングパフォーマンスデータ、トレーニングデータ(例えば種類、激しさ、インストラクタ、参加者数、標的とする筋肉群等)、ソーシャルメディアデータ、バイオメトリクデータ等のユーザに関連する他のリアルタイムの及び/又は記憶済みのデータと比較して、(過去の)激励メッセージの有効度を明らかにすることができる。過去の激励メッセージの明らかにした有効度に基づき、スマートミラー及び/又はappは(任意選択的に1つ又は複数の人工知能(AI)(例えば機械学習)アルゴリズムを使用して)受信者ユーザを助ける/激励するのに最も有効だと考えられる激励メッセージの種類及び/又は激励メッセージの配信タイミングを決定することができる。
【0045】
チャレンジ(「対決」)トレーニング
[0061] 一部の実施形態では、第1の位置にいる第1のスマートミラーの第1のユーザが、第2の位置にいる第2のスマートミラーの第2のユーザ(第2のスマートミラーは第1のスマートミラーと異なり、第1の位置は第2の位置と異なる)に「チャレンジ」要求を(例えば第1のスマートミラーのGUIと対話することによって又は第1のユーザの第1のモバイル計算装置のGUIと対話することによって)送信することができる。チャレンジ要求は第2のスマートミラーのGUIによって(及び/又は第2のユーザの第2のモバイル計算装置のGUIによって)表示され、第2のユーザは同じGUIによってチャレンジ要求を受諾又は拒否することができる。第2のユーザがチャレンジ要求を拒否する場合、第1のスマートミラー及び/又は第1のモバイル計算装置に「拒否」応答が送り返される。第2のユーザがチャレンジ要求を受諾する場合、第1のスマートミラー及び/又は第1のモバイル計算装置に「受諾」応答が送り返され、(例えばチャレンジ要求を生成する一環として第1のユーザによって選択された)チャレンジトレーニングが第1のスマートミラー及び第2のスマートミラーの両方によって同時に又はほぼ同時に、任意選択的に互いに合意した後の時間において表示される。
【0046】
[0062] チャレンジトレーニング中、第1のスマートミラーの1つ若しくは複数のビデオカメラによって及び/又は第1のモバイル計算装置のカメラによって得られる第1のユーザのビデオ、及び/又は第1のスマートミラーの1つ若しくは複数のマイクロホンによって及び/又は第1のモバイル計算装置のマイクロホンによって得られる第1のユーザの音声が、第2のスマートミラーにライブストリームされ第2のスマートミラーの表示パネルによって表示される。同様に、チャレンジトレーニング中、第2のスマートミラーの1つ又は複数のビデオカメラによって得られる第2のユーザのビデオ、及び/又は第2のスマートミラーの1つ又は複数のマイクロホンによって得られる第2のユーザの音声が、第1のスマートミラーにライブストリームされ第1のスマートミラーの表示パネルによって表示される。そのためチャレンジトレーニング中、第1のユーザ及び第2のユーザは自身及び自身の挑戦者(即ち他方のユーザ)を各々のスマートミラー内で見ることができる。一部の実施形態では、チャレンジトレーニングはライブ及び/又は事前録画とすることができる1人又は複数のインストラクタの音声及び/又はビデオを含み得る。例えば、1人又は複数のインストラクタが第1のユーザと第2のユーザとの間のチャレンジトレーニングを指導することができる。更にトレーニング中、第1のユーザ及び第2のユーザのスコア(本明細書では例えば「トレーニングチャレンジスコア」及び「パフォーマンススコア」と呼ばれる)を決定するために、及びそのスコアに基づいてチャレンジトレーニングの勝者を識別するために、第1のスマートミラー及び第2のスマートミラーのそれぞれは(例えばスマートミラー上で実行されるappによって)第1のユーザのビデオを解析及び/又は録画すること、第2のユーザのビデオを解析及び/又は録画すること、第1のユーザの1つ又は複数のウェアラブル電子アクセサリからバイオメトリクデータ(例えば人間の特性に関係する測定及び/又は計算)を受信(及び任意選択的に解析)すること、及び/又は第2のユーザの1つ又は複数のウェアラブル電子アクセサリからバイオメトリクデータを受信(及び任意選択的に解析)することができる。加えて及び/又は或いは、トレーニング中、第1のスマートミラー及び第2のスマートミラーのそれぞれは、第1のユーザの1つ又は複数のスマート/コネクテッド非ウェアラブル電子アクセサリ(例えばスマート又はコネクテッドウェイト)からデータを受信(及び任意選択的に解析)すること、及び/又は第2のユーザの1つ又は複数の非ウェアラブル電子アクセサリからデータを受信(及び任意選択的に解析)することができ、かかるデータは例えば非ウェアラブル電子アクセサリを有するユーザの動きに関係する測定及び/又は計算、及び/又は非ウェアラブル電子アクセサリの位置、動き、重さ、種類、型式/モデル、及び/又はシリアル番号等の電子アクセサリの特性であり得る。一部の実施形態では、スコアがバイオメトリクデータに関連する又はバイオメトリクデータに基づいて計算される数値を含み得るが、それはバイオメトリクデータ自体を含まない。例えば第1の範囲内の心拍には「1」のスコアを割り当てることができる一方、第2の範囲内の心拍には「2」のスコアを割り当てることができる。他の実施形態では、スコアが非数値(例えば文言、文字、記号、グラフィックス、画像等)を含み得る。例えば第1の範囲内の呼吸数には「A」のスコアを割り当てることができる一方、第2の範囲内の呼吸数には「B」のスコアを割り当てることができる。一部の実施形態では、現在のスコア、過去のスコア、又は(例えば現在のスコアから過去のスコアまでの)総スコアの指示がスマートミラーの表示パネル内に(例えばユーザのビデオ内に又はユーザのビデオ上にオーバレイされて)表示され得る。一部の実施形態では、現在のスコア、過去のスコア、及び/又は総スコアの指示が(例えばメモリ内のファイルとして、又は録画されたビデオファイルのメタデータとして)ミラーのメモリ内に記憶され及び/又は符号化され得る。チャレンジトレーニングの勝者は、第1のスマートミラー(及び/又は第1のモバイル計算装置)のGUIによって(テキスト、画像、ビデオ、アニメーション、及び/又は音声出力として)表示することができ、第2のスマートミラー(及び/又は第1のモバイル計算装置)によって(テキスト、画像、及び/又は音声出力として)表示することができ、後で取得し閲覧するために(例えば第1のスマートミラー、第2のスマートミラー、クラウドベースサーバ、又は他の遠隔サーバ等の)少なくとも1つのメモリ内に保存することができる。
【0047】
[0063] 他の実施形態では、共通の(単一の)位置にある共通の(単一の)スマートミラーの第1のユーザ及び第2のユーザが(例えばスマートミラーのGUIと対話することによって、第1のユーザの第1のモバイル計算装置のGUIと対話することによって、又は第2のユーザの第2のモバイル計算装置のGUIと対話することによって)チャレンジトレーニングを選択することができる。チャレンジトレーニングを選択することに応答し、スマートミラーは(例えばチャレンジトレーニングを選択する一環として第1のユーザ及び/又は第2のユーザによって選択された)チャレンジトレーニングを表示する。チャレンジトレーニング中、スマートミラーの1つ又は複数のビデオカメラによって得られる第1のユーザ及び第2のユーザのライブビデオがスマートミラーの表示パネルによって表示される。チャレンジトレーニングが共通のスマートミラー上で第1のユーザ及び第2のユーザの両方によって見られることを除き、このチャレンジトレーニングは(上記で説明したような)別個のスマートミラーを使用するユーザ向けのチャレンジトレーニングと同様であり得る。例えば、第1のユーザ及び第2のユーザの両方のビデオ及び/又は音声が共通のスマートミラーの表示パネルによって表示され得る。別個のミラー上でのユーザ向けのチャレンジトレーニングと同様に、共通のスマートミラーは第1のユーザ及び第2のユーザのビデオを(appによって)まとめて(例えば第1のユーザ及び第2のユーザの両方のビデオを同時に)又は独立に(例えば第1のユーザのビデオを第2のユーザのビデオと別に)解析し及び/又は録画することができる。共通のスマートミラーは、チャレンジトレーニング中に共通のスマートミラーの第1のユーザ及び/又は第2のユーザの1つ又は複数のウェアラブル電子アクセサリからバイオメトリクデータを受信する(及び任意選択的に解析する)こともできる。別個のミラー上でのユーザ向けのチャレンジトレーニングと同様に、共通のスマートミラーは第1のユーザ及び第2のユーザのスコアを(例えば共通のスマートミラーによって受信されるビデオ及び/又はバイオメトリクデータに基づいて)決定し、そのスコアに基づいてチャレンジトレーニングの勝者を識別することができる。チャレンジトレーニングの勝者は、共通のスマートミラーのGUIによって(及び/又は第1のモバイル計算装置によって、及び/又は第2のモバイル計算装置によって)(テキスト、画像、及び/又は音声出力として)表示し、後で取得し閲覧するために少なくとも1つのメモリ内に保存することができる。
【0048】
[0064] 他の実施形態では、所与の位置にあるスマートミラーのユーザが(例えばスマートミラーのGUIと対話することによって、又はユーザのモバイル計算装置のGUIと対話することによって)チャレンジトレーニングを選択することができ、チャレンジトレーニングは所望のトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを含む(及び任意選択的に前の録画時に計算された数値スコア及び/又は非数値スコアのオーバレイを含む)。チャレンジトレーニングを選択することに応じてスマートミラーがチャレンジトレーニングを表示(「再生」)し、それによりユーザは自身のトレーニングの過去のパフォーマンスと「対決」することができる。チャレンジトレーニング中、スマートミラーの1つ又は複数のビデオカメラによって得られるユーザのライブビデオが、(任意選択的なスコアのオーバレイを有する)チャレンジトレーニングと共に、及び任意選択的にチャレンジトレーニングの再生中のユーザのパフォーマンスに基づく数値スコア及び/又は非数値スコアの追加のオーバレイを伴い、スマートミラーの表示パネルによって表示される。例えばそのような一部の実施形態では、ユーザは以前録画されたビデオの自身のスコア及び再生中に計算される自身のスコアの両方を見ることができ、そのためユーザはそれらのスコアを比較し、それらのスコアによって動機付けられ得る。チャレンジトレーニングの所要時間の全体を通してスコアは経時変化し得る。一部の実施形態では、以前録画されたビデオのスコア及び再生中に計算されるスコアを個々に表示するのではなく、以前録画されたビデオのスコアと再生中に計算されるスコアとの差の数値表現又は非数値表現が生成され表示され得る(例えば以前録画されたトレーニング中よりも任意の所与の時間において自分がよいパフォーマンスを上げているか又は悪いパフォーマンスを上げているかを(例えばグラフィックの色、グラフィックの長さ等によって)ユーザに示すサーモメータ等のグラフィック)。換言すれば、グラフィックは以前録画されたトレーニングと比較したユーザの「相対的」パフォーマンスを表し得る。一部の実施形態では、現在のスコア、過去のスコア、又は(例えば現在のスコアから過去のスコアまでの)総スコアの指示がスマートミラーの表示パネル内に(例えばユーザのビデオ内に)表示され得る。一部の実施形態では、現在のスコア、過去のスコア、及び/又は総スコアの指示が(例えばメモリ内のファイルとして、又は録画されたビデオファイルのメタデータとして)ミラーのメモリ内に記憶され及び/又は符号化され得る。
【0049】
[0065] 更に他の実施形態では、第1の位置にある第1のスマートミラーの第1のユーザ及び第2の位置にある第2のスマートミラーの第2のユーザ(第2のスマートミラーは第1のスマートミラーと異なり、第1の位置は第2の位置と異なる)が、競争適合性アルゴリズムを使用して生成される競争適合性スコアに基づいてappによってチャレンジトレーニング(本明細書では「対決ペアリング」と呼ぶ)のために自動で選択され得る。競争適合性アルゴリズムは、対決ペアリングを決定するために次のデータ(即ち競争データ)、つまり:過去のバイオメトリクデータ、現在のバイオメトリクデータ、過去のセンサデータ、現在のセンサデータ、過去のトレーニング、過去のトレーニングのパフォーマンス、現在のトレーニング及び運動、ユーザの好み、ユーザの人口統計、ユーザの位置、及びユーザの友人/つながりの一部又は全てを使用することができる。例えばappは、第1のユーザ及び1組の潜在的な第2のユーザの中のそれぞれの潜在的な第2のユーザの競争適合性スコアを生成し、1組の潜在的な第2のユーザの中の潜在的な第2のユーザごとに生成される最も高い競争適合性スコアに基づいて第1のユーザとの対決ペアリングのための第2のユーザを選択することにより、第1のユーザとの対決ペアリングのための第2のユーザ(第2のユーザは1組の潜在的な第2のユーザからである)を選択することができる。対決ペアリングの自動選択時に、appは第1のユーザ及び第2のユーザのスマートミラーにそのGUIによって表示するためのチャレンジ要求を送信することができ、それにより第1のユーザ及び第2のユーザはチャレンジ要求を受諾又は拒否することができる。第1のユーザ及び第2のユーザの両方(異なる位置にある異なるスマートミラーに関連する場合)、又は第1のユーザ若しくは第2のユーザの一方(同じ共通のスマートミラーに関連する場合)がチャレンジ要求を受諾する場合、(例えばappによって、任意選択的に競争適合性アルゴリズムにも基づいて選択される)チャレンジトレーニングが両方のスマートミラーによって同時に表示される。例えば適合性スコアがユーザの位置に基づく場合、appは第1のユーザ及び第2のユーザが互いに近くに位置する(又は住んでいる)ことに基づいて第1のユーザとの対決ペアリングのための第2のユーザを選択することができる。別の例では、適合性スコアがユーザの友人/つながりに基づく場合、appは第1のユーザ及び第2のユーザが過去に若しくは同時に友人として指定されていること、又は(例えばダブルオプトインプロセス等により本明細書に記載する)一定の機能/特徴に関してつながっていることに基づいて第1のユーザとの対決ペアリングのための第2のユーザを選択することができる。同様に一部の実施形態では、共通の(単一の)位置にある共通の(単一の)スマートミラーの第1のユーザ及び第2のユーザが、競争適合性アルゴリズムを使用してappによって対決ペアリングのために選択され得る。対決ペアリングの選択時にappは共通のスマートミラーにそのGUIによって表示するためのチャレンジ要求を送信することができ、それにより第1のユーザ及び第2のユーザはチャレンジ要求を受諾又は拒否することができる。第1のユーザ及び第2のユーザの両方、又は第1のユーザ若しくは第2のユーザの一方がチャレンジ要求を受諾する場合、チャレンジトレーニングが共通のスマートミラーによって表示される。
【0050】
[0066] 対決ペアリングプロセスは、例えば第1のユーザのスマートミラー、モバイル計算装置、及び/又は電子アクセサリにおいて位置し動作し得るappに関して記載したが、対決ペアリングプロセスは代わりにappが通信する遠隔サーバ(例えば集中型サーバ又はクラウドベースサーバ)において管理され制御され得ることを理解すべきである。更に別の代替形態では、(第1のユーザのスマートミラー、モバイル計算装置、及び/又は電子アクセサリにおいて位置し動作する)appとappが通信する遠隔サーバとの間で対決ペアリングプロセスの機能を分けることができる。
【0051】
[0067] 一部の実施形態では、第1のスマートミラーの第1のユーザが(例えばスマートミラーのGUIと対話することによって又はユーザのモバイル計算装置のGUIと対話することによって)対決ペアリングの利用可能性の指示を与えることができ、それにより第2のスマートミラーの第2のユーザが対決ペアリングの利用可能性の指示に基づいて対決ペアリングについて自動で識別され得る。例えばスマートミラーのユーザは、ユーザがチャレンジトレーニングに取り組んでいるとき、ユーザがスマートミラーを使用して運動に取り組んでいるとき、ユーザが運動に取り組んでおり、スマートミラーを使用していないとき、又はユーザが運動に取り組んでおらず、スマートミラーを使用していないときに対決ペアリングの利用可能性の指示を与えることができる。一部の実施形態では、対決ペアリングに関する利用可能性の指示は、(例えばapp内での過去の対話により、又はapp外の過去の対話により)第1のユーザが第2のユーザの事前知識を有する場合にのみ第1のユーザと第2のユーザとの間の対決ペアリングをappが選択するように構成され得る。一部の実施形態では、対決ペアリングに関する利用可能性の指示は、第1のユーザと第1のユーザが事前知識を有さない第2のユーザとの間の対決ペアリングをappが選択することができるように構成され得る(例えば第1のユーザは他人との対決ペアリングに参加する意思がある)。従って、対決ペアリングに関する利用可能性の指示を与えることにより、第1のユーザは自らの対決ペアリングのタイミングをカスタマイズすること及び対決ペアリングのために自身が被選択対象となるユーザをカスタマイズすることができる。
【0052】
[0068] 一部の実施形態では、閾値スコア未満の競争適合性スコアを有するユーザについてappが対決ペアリングを選択しないように、(上記の競争適合性アルゴリズムを使用して生成される)競争適合性スコアに関する閾値スコアに基づいてappが対決ペアリングを識別することができる。閾値スコアは既定とすることができ、ユーザの競争データに基づいてappによって自動で決定されてもよく、又はユーザが定めることができる。例えばappは、第1のユーザと第2のユーザとの間の対決ペアリングを、その適合性スコアが既定の閾値スコア未満であるとき識別しない。別の例としてappは、第1のユーザと第2のユーザとの間の対決ペアリングを、その適合性スコアが第1のユーザの競争データによって決定される閾値スコア未満であるとき識別しない。一部の実施形態では、第1のユーザが(例えばappのGUIによって)閾値スコアを定めることができ、それによりappは第1のユーザと第2のユーザとの間の対決ペアリングを、その適合性スコアが第1のユーザによって定められる閾値スコア未満であるとき識別しない。
【0053】
[0069] 一部の実施形態では、appは第1のユーザと第2のユーザとの間の競争適合性スコアが低い状態で対決ペアリングを識別することができる。かかる対決ペアリングでは、第1のユーザ及び/又は第2のユーザは、第1のユーザ及び/又は第2のユーザのトレーニングチャレンジスコア(即ちチャレンジトレーニングの勝者を識別するためのスコア)に対するハンディキャップを任意選択的に使用することができる。従って、トレーニングチャレンジスコアに対するハンディキャップを使用することはチャレンジトレーニングにおける第1のユーザと第2のユーザとの間の競争を対等にすることができる。例えば競争適合性スコアが低い第1のユーザ及び第2のユーザは、ハンディキャップ付きのトレーニングチャレンジスコアが第2のユーザのトレーニングチャレンジスコアに拮抗するように、第1のユーザが自身のトレーニングチャレンジスコアに対してハンディキャップを使用するチャレンジトレーニングに参加することができる。一部の実施形態では、第1のユーザが(例えばスマートミラーのGUIと対話することによって又はユーザのモバイル計算装置のGUIと対話することによって)対決ペアリングに関するハンディキャップの指示を与えることができ、それにより第2のスマートミラーの第2のユーザが対決ペアリングに関するハンディキャップの指示に基づいて対決ペアリングのために自動で識別され得る。ハンディキャップの指示は、ハンディキャップ付きのチャレンジトレーニングスコアを使用することに関するユーザの希望を示し得る。例えば第1のユーザ及び/又は第2のユーザが自身のトレーニングチャレンジスコアに対するハンディキャップを使用するように第1のユーザがハンディキャップ付けの指示を与えることができ、それにより第1のユーザはトレーニングチャレンジにおいて第2のユーザと競争することができる。或いは第1のユーザ及び/又は第2のユーザが自身のトレーニングチャレンジスコアに対するハンディキャップを使用しないように第1のユーザがハンディキャップ付けの指示を与えることができ、それにより第1のユーザはトレーニングチャレンジにおいて第2のユーザと競争することができる。
【0054】
[0070] 一部の実施形態では、ユーザの将来の取り組み増加を促進することが予測される対決ペアリングを自動で識別するためにappがAIを使用する。AIは、チャレンジに勝つこと、チャレンジに負けること、トレーニングチャレンジスコア又はスコア範囲(例えばパフォーマンススコア)、ユーザをつなげること(例えば友達作り)、新たなトレーニングコンテンツの予約申し込みの開始、オンラインコンテンツの購入増加、グループ及び/又はチーム活動への参加、ユーザの教育、ユーザ間のやり取り、トレーニングの共有等、対決ペアリングの一定の結果(例えば既定の結果)を予測するために及び/又は狙うために使用され得る。例えばAIは、一定のチャレンジに勝つ予測可能性が高い指定のユーザを選択することによって、及び/又は一定のチャレンジに負ける予測可能性が高い指定のユーザを選択することによって既定の結果を狙うために使用され得る。そのような一部の実施形態では、低頻度で運動しているユーザが自動で識別された対決ペアリングにより高頻度で負けることが予測されるように、及び/又は高頻度で運動しているユーザが自動で識別された対決ペアリングにより高頻度で勝つことが予測されるようにAIが対決ペアリングを選択し得る。AIは、上記の競争適合性スコア等の競争データに基づいて対決ペアリングを自動で識別することができる。
【0055】
[0071] 一部の実施形態では、ネットワーク化された複数のスマートミラーが、複数の対決ペアリングを含むトーナメント競争をホストするように(例えばスマートミラーのユーザの1つ又は複数のモバイル計算装置上でも任意選択的に実行される共用appによって)構成され得る。各対決ペアリングは、(例えばappによってトーナメントに登録した)トーナメント内の観客ユーザ、参加ユーザ、及び/又は競争者ユーザに対し、ネットワーク化された複数のスマートミラーによって放送することができる。トーナメント競争は単一の競争イベント(即ちユーザ又は1組のユーザがイベントの勝者として宣言される)としてホストすることができ、又は無期限に続き得る(即ちユーザ又は1組のユーザが自身のトーナメント内のランクを継続的に上げる又は下げることができる)。例えば一部の実施形態ではトーナメント競争をラダートーナメントとすることができ、かかるトーナメントではラダートーナメントが進むにつれてappが(ネットワーク化された複数のスマートミラーの各ミラー内で表示され得る)ラダー内のユーザ一覧をリアルタイムで又は様々な時間において自動で更新することができる。例えばラダートーナメント内で競争するユーザは、対決チャレンジの結果に基づいて(例えば対決チャレンジ内のユーザのパフォーマンススコアの比較に基づいて)ラダー内の自身のランクを上げる又は下げることができる。トーナメント競争は、対決チャレンジの結果に基づいてユーザを排除することを含み得る。例えばトーナメント競争は、ノックアウトトーナメント、総当たりトーナメント、シングルエリミネーショントーナメント、ダブルエリミネーショントーナメント、トリプルエリミネーショントーナメント、又は(排除されるには競争者がn試合のうちの過半数負けなければならない)n番勝負トーナメントであり得る。一部の実施形態では、appがトーナメント内の競争者のためのスケジュール及び/又はスケジュールの指示(例えばラダートーナメントのためのラダースケジュール)を決定し及び/又は更新すること、並びに競争内の個々の対決ペアリング(例えばラダートーナメント内の競争者の初期ランキング)を決定し及び/又は更新することができる。一部の実施形態では、トーナメント内の競争者の初期ランキングが、トーナメントに参加している競争者の競争適合性スコアに部分的に基づき得る。
【0056】
[0072] 一部の実施形態では、対決ペアリングがスマートミラーユーザの少なくとも2つの「チーム」間のものとすることができ、各チームは2人以上の競争者を含む。対決トレーニング中、所与の対決ペアリング内の各チームメンバが他方のチームメンバのビデオ及び/又はパフォーマンスメトリク(例えばトレーニングチャレンジスコア)並びに各チームの現在のメトリク合計を自身のスマートミラーによって見ることができる。チームは互いに並行して又は順番に競争することができる。各チームメンバの個々のトレーニングチャレンジスコアに基づいてチームにチームスコアを割り当てることができる。トレーニング中、各チームメンバがチームスコアに同時に又は順次に貢献することができ、各メンバは自身の現在のチームスコアを見ることができる。対決トレーニング中、チーム及び/又は個々のチームメンバは上記で説明したように自身のトレーニングチャレンジスコアに対するハンディキャップを任意選択的に使用することができる。
【0057】
[0073] 一部の実施形態では、個々のユーザの対決ペアリングを「タッグチーム」形式で実装することができ、それにより第1のユーザは第2のユーザと1対1で競争し、それらのユーザの1人(例えば第1のユーザ)が疲れたら(例えば対決トレーニングを見ている)第3のユーザが「タッグ」して入り、第1のユーザの代わりとなって(第3のユーザが第3のユーザのスマートミラーによって捕捉され、第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び/又は第3のユーザのスマートミラーによって表示された状態で)タッグチーム対決トレーニングを継続的に続けることができる。例えばユーザの1人(例えば第1のユーザ)が疲れたら、そのユーザは競争を停止し、同じチームの別のユーザ(例えば第3のユーザ)に取って代わられるための指示を送信することができ、又は同じチームのユーザ(例えば第3のユーザ)が競争内の前のユーザ(例えば第1のユーザ)と交代するための指示を送信することができる。前のユーザ(例えば第1のユーザ)が同じチームのユーザ(例えば第3のユーザ)に取って代わられるとチームのパフォーマンススコアを決定し表示することができ、かかるパフォーマンススコアは、例えば競争中の前のユーザ(例えば第1のユーザ)のパフォーマンス及び同じチームのユーザ(例えば第3のユーザ)のパフォーマンスに集合的に基づき得る。前のユーザ(例えば第1のユーザ)及び同じチームのユーザ(例えば第3のユーザ)のパフォーマンススコアは、例えば前のユーザ(例えば第1のユーザ)が競争に参加した時間に基づいて前のユーザのパフォーマンスメトリク値に重み付けし、同じチームのユーザ(例えば第3のユーザ)が競争に参加した時間に基づいて同じチームのユーザのパフォーマンスメトリク値に重み付けし、重み付けされた2つのパフォーマンスメトリク値を加算することによって集合的に計算することができる。上記の解説は競争に参加している1つのチームに固有だが、上記の解説は別の前のユーザ(例えば第2のユーザ)及びそのチームの別のユーザ(例えば第4のユーザ)を含むチーム等、競争に参加している別のチームに適用することができる。
【0058】
[0074] 同様に、個人ユーザの対決ペアリングは「リレーレース」形式で実装することができ、それにより第1のユーザが第2のユーザと1対1で競争し、第1のユーザ及び第2のユーザのそれぞれが特定の/所定の段階(例えば距離、時間等)に達すると、第3のユーザ及び第4のユーザが第1のユーザ及び第2のユーザにそれぞれ取って代わってリレー対決トレーニングを継続的に続ける。
【0059】
トレーニング中のスポットライト
[0075] 一部の実施形態では、自分自身のスマートミラーをそれぞれ有する複数のユーザが、自らのスマートミラーによって提示される共通のトレーニングに並行して参加する。トレーニング中、1人又は複数の被選択ユーザに(例えばテキスト、グラフィックス、画像、及び/又はアニメーションを含む)「スポットライト」表示が適用され又は関連付けられてもよく、スポットライト表示は参加ユーザのスマートミラーによって(例えば被選択ユーザの表現上のオーバレイとして)提示され得る。スポットライト表示は一時的な(例えば所定の期間表示されるように構成される)ものであり得る。「スポットライトを浴びる」ように選択されるユーザは(例えばアルゴリズム、規則、及び/又はスケジュールを使用してappによって)自動で選択することができ、又は参加ユーザの1人又は複数によって選択され得る。例えばトレーニングの日がユーザの誕生日だと(例えばカレンダに基づいて)突き止めることに応答し、トレーニングの日に誕生日を祝うユーザをスポットライトのために自動で選ぶことができる。
【0060】
[0076] 一部の実施形態では、スポットライト表示が1つ又は複数のAIアルゴリズムを使用して(例えばスマートミラー、スマートミラー上で実行されるapp、スマートミラーに通信可能に結合される遠隔サーバ、スマートミラーに通信可能に結合されるモバイル計算装置、及び/又はモバイル計算装置上で実行されるappによって)生成され、選択され、及び/又は表示される。例えばAIアルゴリズムは、(例えば激しさ、力等の検出された衰えに基づき)激励、啓発、又は動機を必要とする又は最も必要とすると判定される複数のユーザの中の1人又は複数のユーザを、例えば既定の期間内に集められる複数のユーザの中の1人又は複数のユーザのバイオメトリクデータに基づいて識別することができる。そのような一部の実施形態では、複数のユーザの中の所定の閾値数を上回るユーザが激励を必要とすると識別される場合、(例えば表示を視覚的に混雑させること/情報過多にすること、メッセージが希薄化すること等を避けるために)スポットライト表示がサブグループ内のユーザにだけ表示されるように、激励を必要とするものとして識別されたそれらの者からユーザのサブグループの規模をAIアルゴリズム及び/又はappが小さく選択することができる。同様に及びより広くは、他の実施形態では、複数のユーザの中の所定の閾値数を上回るユーザが例えば誕生日又は記念日であることを理由に「スポットライトを浴びる」候補として識別される場合、(例えば表示を視覚的に混雑させること/情報過多にすること、メッセージが希薄化すること等を避けるために)スポットライト表示がサブグループ内のユーザにだけ表示されるように、それらの候補からユーザのサブグループの規模をAIアルゴリズム及び/又はappが小さく選択することができる。
【0061】
友達作り
[0077] 一部の実施形態では、第1のスマートミラーの第1のユーザが「ダブルオプトイン」プロセス(即ち第1のユーザ及び第2のユーザの両方が互いの友人になることに合意すること)によって友人になるように少なくとも第2のスマートミラーの第2のユーザを「招待する」ことができる。過去にトレーニングを完了した若しくはクラスに参加した又は進行中のトレーニングのインスタンスにアクティブに参加している第1のユーザの数名の「友人」が、トレーニング中に又はトレーニング前に所与のユーザのスマートミラーのGUI内に(任意選択的に優先順位付けと共に)表示され及び/又は強調表示され得る。或いは又は加えて、第1のユーザの1人又は複数の友人のライブビデオがトレーニング中に(任意選択的に優先順位付けと共に)表示され及び/又は強調表示されてもよく、及び/又は第1のユーザの1人若しくは複数の友人のアイコン、画像、テキスト、若しくは他の表現がトレーニング中に(任意選択的に優先順位付けと共に)表示され及び/又は強調表示され得る。
【0062】
[0078] 一部の実施形態では、第1のユーザによって及び任意選択的に第1のユーザの友人によって(例えばその個々のスマートミラーによって)閲覧可能な活動フィードを第1のユーザのスマートミラーが(例えばトレーニング中に)表示する。活動フィードは、(これだけに限定されないが)名前、ユーザ名、位置、オンライン状態、トレーニングログ、バイオメトリクデータ(例えば心拍データ)、画像、ビデオ、業績、マイルストン等の1つ又は複数を含む、第1のユーザ及び第1のユーザの友人に関連するデータを含み得る。第1のユーザは、活動フィード内で例えばテキスト、絵文字、ビデオ、画像等を投稿することによって友人ユーザの活動フィードと対話することができる。
【0063】
[0079] 一部の実施形態では、第1のユーザのスマートミラーが全ての友人ユーザ、友人ユーザのサブセット、又はネットワーク化されたスマートミラーコミュニティ全体のユーザのリーダーボードを(例えばトレーニング中に)表示する。リーダーボード内のユーザの配置は次のメトリク、つまり完了したトレーニング、バイオメトリクデータ(例えば心拍データ)、競争(例えば「チャレンジ」)トレーニング中に獲得した点数、及び上記のデータに基づいて計算される値(例えば最も改善したユーザ)の何れか又は全てに基づき得る。リーダーボードは、既定数(例えば2人、3人、4人、又は5人)の最高ランクユーザを含む「表彰台」セクションを(例えばリーダーボードの一番上に)含み得る。
【0064】
トレンド入りのトレーニング
[0080] 一部の実施形態では、既定のコミュニティ又はコミュニティのサブセット(例えば第1のユーザと同様のユーザを含むコミュニティのサブセット)内で「トレンド入り」しているトレーニングをスマートミラーによって第1のユーザに表示することができる。本明細書で使用するとき、「トレンド入り」とは高い総合評価、(例えば先行する既定の期間内の)高い直近評価、高い総合利用度、(例えば先行する既定の期間内の)高い直近利用度等を有する条件を指し得る。トレンドは1つ又は複数のAIアルゴリズムを使用して定め及び/又は識別することができる。例えば、トレンド入りの表示に起因する予測されるユーザの取り組みレベルがより高い/最も高いように、トレンドを識別するための所望の時間窓(例えば日、週、月、季節)、及び/又はトレンドを識別するための所望の地理的領域(例えば国、州、群、市)、及び/又はトレンドを識別するための所望のユーザのサブセット(例えば人口統計、フィットネスレベル、トレーニングの頻度、ユーザの好み、ユーザ設定、友人等)を決定するためにAIを使用することができる。トレンドは特定の運動の種類(例えばヨガ、ランニング、ボクシング)に関連することができる。
【0065】
マイルストン
[0081] 一部の実施形態では、自分自身のスマートミラーをそれぞれ有する複数のユーザが、自らのスマートミラーによって提示される共通のトレーニングに並行して参加する。トレーニングの間、前、及び/又は後、1つ又は複数のスマートミラーによって1つ又は複数の「マイルストン」(例えば注目に値するイベント)が(例えばテキスト、音声、ビデオ、グラフィックス、画像、GIF等として)表示され或いは提示され得る。マイルストンは、例えば(例えばビデオデータ及びバイオメトリクデータ等、トレーニング中に集められるデータに基づく)クラスのパフォーマンス、(例えばビデオデータ及びバイオメトリクデータ等、運動を行う間に集められるデータに基づく)運動のパフォーマンス、クラスの出席、(例えばビデオデータ及びバイオメトリクデータ等、トレーニング中に集められるデータに基づく)トレーニング全体にわたるパフォーマンス、カレンダのイベント(例えばスマートミラーによる登録の記念日、誕生日、友人の記念日)、及びスマートミラーのコミュニティ又は社会的交流のうちの1つ又は複数に基づいて(例えばサーバによって、スマートミラーの1つ又は複数によって、スマートミラーの1つ又は複数の上で実行されるappによって、及び/又は1つ若しくは複数のモバイル計算装置上で実行されるappによって)識別され得る。マイルストンは既定のスケジュールに従って表示することができ、従ってユーザによって予期され得る。或いはマイルストンはサプライズ及び/又は予期せぬ業績とすることができ、そのためユーザはそれらを見ることを予期していない。マイルストンに関して、ユーザの将来の取り組みを促進/トリガする最も高い予測尤度を有するサプライズ業績マイルストンを提示するための時間/日にち、特定のユーザを「喜ばせる」又は特定のユーザによって歓迎されることが予測されるサプライズ業績マイルストンの種類、ユーザがマイルストンに対して(否定的な反応ではなく)好意的な反応を有するようにトレーニング中にサプライズ業績マイルストンを提示するタイミング、ユーザの将来の取り組みを促進/トリガする予測尤度が最も高いようにマイルストンを表示し得る最大頻度等のうちの1つを決定するためにAIを使用することができる。
【0066】
仮想「ロッカールーム」セッション
[0082] 一部の実施形態では、トレーニング前及び/又は後の対話型の「ロッカールーム」環境を模擬するようにスマートミラーのappが構成される。図4Aは、一部の実施形態によるロッカールームの実装例を示す図である。図4Aに示すように、第1の時間間隔(時間間隔1-第1の仮想ロッカールーム)の間、ユーザA、E、及びFがアクティブである(例えばそれらのユーザは各々のスマートミラーの前に任意選択的に自らのビデオカメラをオンにした状態でおり、又は自らのモバイル計算装置上で自らのappを開いている)。ユーザA、E、及びFの少なくともサブセットが共通のスケジュールされたトレーニング(「ライブ」トレーニング又は「アンコール」トレーニングであり得る)への参加を計画し得る。第1の時間間隔はトレーニングの開始がスケジュールされている時間に先行する。第1の時間間隔の間、ユーザA、E、及びFはボイス、ビデオ、及び/又は(例えばテキスト、画像、絵文字、GIF(例えば仮想的なタオルのスナップGIF)等を含む)チャットにより互いを見ること及び互いにやり取りすることができる。更に第1の時間間隔の間、ユーザA、E、及びFそれぞれのスマートミラー内で1つ又は複数のユーザ選択背景(例えば各ユーザ又はトレーニングを編成したユーザによってアップロードされた画像)、及び/又は(例えば1つ又は複数の既定の規則及び/又はアルゴリズムに従って)スマートミラーのappによって選択された画像が表示され得る。スマートミラーのappによって選択される画像は、例えば販売促進用の製品の画像及び/又は販売促進用のサービスの描画を示す画像を含み得る。販売促進用の製品の画像及び/又は販売促進用のサービスの描画を示す画像の選択は、例えばユーザの人口統計、ユーザの好み、ユーザの位置データ、ユーザの購入履歴等に基づく1つ又は複数の規則及び/又はアルゴリズムに基づくことができる。例えばユーザAの観点から、他のアクティブユーザE及びFはライブビデオストリームによって、及び/又はアバタ、画像、テキスト等の他の表現によって「見る」ことができる。一部の実施形態では、(例えば現在の話者が可視領域内で注目/拡大されているのと同時に)様々なユーザが話すとき、第1の仮想ロッカールームの視覚的な/表示される見た目(例えば背景を含む)が自動で変わる。一部の実施形態では、第1の仮想ロッカールームの参加者に対して及び第1の時間間隔の間、トレーニングの準備をしている(例えば靴を履いている、ウォーミングアップ等をしている)人のアニメーションが表示される。
【0067】
[0083] 第2の時間間隔(時間間隔2-スケジュールされたトレーニング)の間、インストラクタ401、並びにユーザA、B、C、及びFがアクティブである(例えばそれらのユーザは各々のスマートミラーの前に任意選択的に自らのビデオカメラをオンにした状態でいる)。第3の時間間隔(時間間隔3-第2の仮想ロッカールーム)の間、ユーザD、B、及びFがアクティブである(例えばそれらのユーザは各々のスマートミラーの前に任意選択的に自らのビデオカメラをオンにした状態でおり、又は自らのモバイル計算装置上で自らのappを開いている)。ユーザB及びFは(第2の時間間隔中の)前のトレーニングに参加したのに対し、ユーザDは参加しなかった。第3の時間間隔の間、(第1の時間間隔の間と同様に)ユーザB、D、及びFはボイス、ビデオ、及び/又は(例えばテキスト、画像、絵文字、GIF(例えば仮想的なタオルのスナップGIF)等を含む)チャットにより互いを見ること及び互いにやり取りすることができる。更に第3の時間間隔の間、ユーザA、E、及びFそれぞれのスマートミラー内でユーザ選択背景(例えば各ユーザによってアップロードされた画像)が表示され得る。例えばユーザBの観点から、他のアクティブユーザD及びFはライブビデオストリームによって、及び/又はアバタ、画像、テキスト等の他の表現によって「見る」ことができる。一部の実施形態では、(例えば現在の話者が可視領域内で注目/拡大されているのと同時に)様々なユーザが話すとき、第1の仮想ロッカールームの視覚的な/表示される見た目(例えば背景を含む)が自動で変わる。一部の実施形態では、第2の仮想ロッカールームの参加者に対して及び第3の時間間隔の間、トレーニング後の活動を行っている(例えば靴を脱いでいる、クールダウン等をしている)人のアニメーションが表示される。
【0068】
[0084] 一部の実施形態では、第1の仮想ロッカールーム及び/又は第2の仮想ロッカールームの間、同じ時間に生じる同じイベント(例えばユーザが仮想ロッカールームに入ること及び出ること)を表示するように全参加者のスマートミラーの表示が同期される。例えば仮想ロッカールーム内に3人のユーザがいて4人目のユーザがロッカールームに入る場合、3人のユーザはその4人目のユーザが入ってくるのを同時に見ることができる。4人目のユーザが入ると、そのユーザは仮想ロッカールーム内に既にいる3人の友人を認める。
【0069】
[0085] 図4Bは、一部の実施形態による、スマートミラーネットワーク内のロッカールームセッションをホストする方法の一例の流れ図である。図4Bに示すように、スマートミラーネットワーク内のロッカールームセッションをホストする方法410は、412で、トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示することなしに及びスマートミラーの第1のサブセットの外部のスマートミラーからの如何なるビデオも表示することなしに、第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることを含む。方法410は、第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又はスマートミラーの第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも任意選択的に含む。一部の実施形態では、少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又は自動選択背景(まとめて「背景」)がほぼ均一の黒色の外観、単一色の外観、又は白色の外観を有し得る。他の実施形態では背景が「ロッカールーム」型(例えばロッカールームの内部)の外観を有することができ、かかる外観はロッカー、ドア、タイルの床、カーペット、ベンチ、タオル、水のボトル、水飲み台、靴、衣類、ハンガー、かご、ドライヤ、体重計、ごみ箱、フリーウェイト、通知のある掲示板等の非網羅的なアイテム一覧の何れかのグラフィックス又は他の表現を含み得る。更に他の実施形態では、背景がアニメーション又は画像シーケンスを含み得る。
【0070】
[0086] 上記の背景の何れも、テキスト、写真、アバタ等を含み得る関連ユーザの識別子を更に含むことができる。或いは又は加えて、背景は自然環境(例えば地形)の描画を含むことができる。或いは又は加えて、背景は販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含むことができる。少なくとも1つの製品は、トレーニングビデオに関連するトレーニングの種類に基づいて(例えばソフトウェアapp、スマートミラー、又は遠隔サーバによって)選択され得る。任意選択的に、販売促進用の少なくとも1つの製品の描画は対話型(例えばハイパーリンク付き或いは機能化されているもの)とすることができ、そのためユーザが販売促進用の少なくとも1つの製品の描画と対話する場合、そのユーザは自身のスマートミラー(又はユーザのスマートミラーと通信するスマートフォン等の他の計算装置)によってその少なくとも1つの製品の購入のために「転送」されてもよく、又は後で購入するためにその少なくとも1つの製品の表現がデジタル/電子買い物かごに追加され得る。デジタル/電子買い物かごは、ユーザのスマートミラーにおいて記憶されてもよく、遠隔サーバに送信されそこで記憶されてもよく、及び/又はユーザの計算装置に送信されそこで記憶されてもよい。
【0071】
[0087] 方法410は、414で、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第2のサブセットの中の各スマートミラーにより、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)スマートミラーの第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。
【0072】
[0088] 方法410は、416で、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。第2の期間は介在する期間なしに第1の期間に続くことができ、及び/又は第3の期間は介在する期間なしに第2の期間に続くことができる。方法410は、第3の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又はスマートミラーの第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも任意選択的に含む。少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又は自動選択背景(まとめて「背景」)は「ロッカールーム」型(例えばロッカールームの内部)の外観を有することができ、かかる外観はロッカー、ドア、タイルの床、カーペット、ベンチ、タオル、水のボトル、水飲み台、靴、衣類、ハンガー、かご、ドライヤ、体重計、ごみ箱、フリーウェイト等の非網羅的なアイテム一覧の何れかのグラフィックス又は他の表現を含み得る。或いは又は加えて、背景はテキスト、写真、アバタ等を含み得る関連ユーザの識別子を含むことができる。或いは又は加えて、背景は自然環境(例えば地形)の描画を含むことができる。或いは又は加えて、背景は販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含むことができる。少なくとも1つの製品は、トレーニングビデオに関連するトレーニングの種類に基づいて(例えばソフトウェアapp、スマートミラー、又は遠隔サーバによって)選択され得る。任意選択的に、販売促進用の少なくとも1つの製品の描画は対話型(例えばハイパーリンク付き或いは機能化されているもの)とすることができ、そのためユーザが販売促進用の少なくとも1つの製品の描画と対話する場合、そのユーザは自身のスマートミラー(又はユーザのスマートミラーと通信するスマートフォン等の他の計算装置)によってその少なくとも1つの製品の購入のために「転送」されてもよく、又は後で購入するためにその少なくとも1つの製品の表現がデジタル/電子買い物かごに追加され得る。デジタル/電子買い物かごは、ユーザのスマートミラーにおいて記憶されてもよく、遠隔サーバに送信されそこで記憶されてもよく、及び/又はユーザの計算装置に送信されそこで記憶されてもよい。
【0073】
[0089] 一部の実施形態では、第1の期間中に表示される背景が第3の期間中に表示される背景と同じである。他の実施形態では、第1の期間中に表示される背景が第3の期間中に表示される背景と異なる。
【0074】
[0090] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザの中のユーザ及び/又は第3の複数のユーザの中のユーザが、ボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって第1の期間中に互いにやり取りすることができるように、スマートミラーの第1のサブセット及び/又はスマートミラーの第3のサブセットが構成される。
【0075】
[0091] 一部の実施形態では、方法410は、第1の複数のユーザの中のユーザの1人が話していることを検出することに応答し、第1の期間中及び/又は第3の期間中のライブビデオの外観を修正することも含む。
【0076】
[0092] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザ及び第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有し、及び/又は第2の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有し、及び/又は第1の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する。
【0077】
[0093] 図4Cは、一部の実施形態による、(様々なユーザのためのスマートミラー及びスマートフォン等のモバイル計算装置の組み合わせを含み得る)ネットワーク化された計算装置上のロッカールームセッションをホストする方法の一例の流れ図である。図4Cに示すように、方法420は、422で、トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示することなしに及び第1の複数のユーザの外部のユーザのビデオを表示することなしに、第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることを含む。ネットワーク化された複数の計算装置は、少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む。
【0078】
[0094] 方法420は、424で、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第2のサブセットの中の各計算装置により、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)計算装置の第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。
【0079】
[0095] 方法420は、426で、トレーニングインストラクタのビデオ又は第3の複数の計算装置の外部の如何なる計算装置も表示することなしに、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。
【0080】
[0096] 一部の実施形態では、第2の期間が介在する期間なしに第1の期間に続き、及び/又は第3の期間が介在する期間なしに第2の期間に続く。
【0081】
[0097] 一部の実施形態では、計算装置の第1のサブセット及び計算装置の第2のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有し、及び/又は計算装置の第2のサブセット及び計算装置の第3のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有し、及び/又は計算装置の第1のサブセット及び計算装置の第3のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有する。
【0082】
[0098] 一部の実施形態では、計算装置の第1のサブセット、計算装置の第2のサブセット、及び計算装置の第3のサブセットのそれぞれが、複数の異なるユーザのための少なくとも1つのスマートミラー及びスマートフォン等の少なくとも1つのモバイル計算装置の組み合わせを含む。
【0083】
[0099] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザの中のユーザ及び/又は第3の複数のユーザの中のユーザが、ボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって第1の期間中及び/又は第3の期間中に互いにやり取りすることができるように、計算装置の第1のサブセット又は計算装置の第3のサブセットの少なくとも1つが構成される。このボイス、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像は、第1の複数のユーザ及び/又は第3の複数のユーザの中の1人又は複数のユーザのビデオ表現の代わりに任意選択的に提示/出力され得る。一部の実施形態では、ライブビデオが表示のために遠隔計算装置(例えば放送局にある計算装置及び/又は非ユーザ(即ち第1の複数のユーザ及び/又は第3の複数のユーザに含まれない人物)の計算装置)から、第1の期間中に第1の複数のユーザの中の1人又は複数のユーザの計算装置に及び/又は第3の期間中に第3の複数のユーザの中の1人又は複数のユーザの計算装置にストリーミングされ得る。例えばライブビデオはゲスト話者(例えばトレーナ、栄養士等)のビデオを含むことができ、質疑応答セッションの一環としてほぼリアルタイムでストリーミングすることができ、そのため第1の複数のユーザの中の1人又は複数のユーザ及び/又は第3の複数のユーザの中の1人又は複数のユーザが(例えばライブビデオデータ、事前録画ビデオデータ、ライブ音声データ、事前録音音声データ、又はテキストデータの1つ又は複数を遠隔計算装置に送信することによって)ゲスト話者に質問し、ライブビデオストリームによってゲスト話者が与える返答を表示時に見ることができる。
【0084】
[0100] 一部の実施形態では、方法420は、第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又はソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景(図4Bに関して上記で論じたようにまとめて「背景」)を表示させることも含む。少なくとも1つのユーザ選択背景は、販売促進用の少なくとも1つの製品の描画、ロッカールームの内部の描画、及び/又は少なくとも1つの告知を含み得る。同様に方法420は、第3の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景及び/又はソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景(まとめて「背景」)を表示させることを含み得る。
【0085】
[0101] 一部の実施形態では、方法420は、第1の複数のユーザの中のユーザの1人が話していることを検出することに応答し、第1の期間中のライブビデオの外観を修正することも含む。ライブビデオの外観を修正することは、話しているユーザの表現のサイズを大きくすること、話しているユーザの表現の周りに(例えば表示されているビデオタイルの周りに)ハロー効果、強調表示、又は他の縁を追加すること、話しているユーザの表現の色を変えること、話しているユーザの表現のフォントを変えること、話しているユーザの表現のコントラストを変えること、話しているユーザに関連する音量を上げること(及び/又は話していないユーザに関連する音量を下げること)、話しているユーザの表現の輝度を変えること等の1つ又は複数を含み得る。
【0086】
[0102] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザ及び第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する。或いは又は加えて、第2の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有し得る。或いは又は加えて、第1の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有し得る。
【0087】
[0103] 一部の実施形態では、ロッカールームセッションをホストする方法が、トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示することなしに、第1の期間又は第3の期間の少なくとも1つの間及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第1のグループの中の各計算装置により、計算装置の第1のグループに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることを含む。ネットワーク化された複数の計算装置は、少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む。この方法は、第2の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第2のグループの中の各計算装置により、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)計算装置の第2のグループに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含み、第2の期間は第1の期間の後及び第1の期間と相互排他的であり、第3の期間は第2の期間の後及び第2の期間と相互排他的である。
【0088】
[0104] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現又は第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現のうちの少なくとも1つがライブビデオ又はアバタの1つを含む。
【0089】
[0105] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現又は第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現のうちの少なくとも1つがユーザ選択アバタを含む。
【0090】
[0106] 一部の実施形態では、トレーニングビデオが第1のトレーニングビデオであり、第1の複数のユーザの中の各ユーザの中の少なくとも1人のユーザは、共通の友人グループに関連する、第2の期間中に第1のトレーニングビデオを見る登録をしている、又は第2の期間中に第1のトレーニングビデオと異なる第2のトレーニングビデオを見る登録をしている。
【0091】
[0107] 一部の実施形態では、この方法は、第1の期間又は第3の期間の少なくとも1つが終了したとき、第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現の表示を終えることも含む。
【0092】
[0108] 一部の実施形態では、この方法は、第1の期間又は第3の期間の少なくとも1つの間及び少なくとも2つの計算装置の第1のグループの中の計算装置のサブセットにより、トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示することなしに、及び第1の複数のユーザの中のユーザのサブセットの中の任意の残りのユーザの表現を表示することなしに、第1の複数のユーザの中のユーザのサブセットの中の少なくとも2人のユーザの表現を表示させることも含む。
【0093】
[0109] 一部の実施形態では、第1の複数のユーザの中の各ユーザが共通の友人グループに関連し、この方法が(1)第1の複数のユーザの中のユーザからの要求に応じて友人グループに関連しない追加のユーザに招待を表すメッセージを送信させること、及び(2)第1の期間又は第3の期間の少なくとも1つの間、その追加のユーザが招待を受諾することに応じて追加のユーザの表現を表示させることも含む。
【0094】
[0110] 図4Bでは少なくとも2つのスマートミラーを含むものとして記載するが、他の実施形態では第1のサブセット、第2のサブセット、及び/又は第3のサブセットが少なくとも3つのスマートミラー又は少なくとも4つのスマートミラーを含み得る。同様に、図4Cでは少なくとも2つの計算装置を含むものとして記載するが、他の実施形態では第1のサブセット、第2のサブセット、及び/又は第3のサブセットが少なくとも3つの計算装置又は少なくとも4つの計算装置を含み得る。
【0095】
[0111] 図4D図4Eは、一部の実施形態によるロッカールームセッションのための表示構成の例を示す。図4Dに示すように、スマートミラーディスプレイ内で及び/又はモバイル装置(例えばスマートフォン)のGUI内でロッカールームの環境を縦/「縦長」の向きで表示することができ、可視領域内の他のオブジェクトの背後に見える背景として提示することができる。図4Dには、ユーザ「U」及びディスプレイ内のユーザ「U」の表現も示されている。ディスプレイ内のユーザ「U」の表現は(例えばスマートミラーによる)ユーザの反射像、ユーザの静止画、ユーザのライブビデオ、又はユーザの事前録画ビデオ画像であり得る。図4Dには、表示領域内に配置される分離ペイン内で別々に提示される被招待者「INV-1」及び「INV-2」の表現も示されている。被招待者「INV-1」及び「INV-2」はユーザUから地理的に離れていてもよい。被招待者「INV-1」及び「INV-2」の表現は縁ありの又は縁なしのペインを含み得る。被招待者「INV-1」及び「INV-2」の表現は、独自の関連する背景(例えば「仮想」背景、関連ユーザによって選択される背景、関連する計算装置によって自動で選択される背景等)を含むことができ、又は被招待者の描画を取り囲んでロッカールームの背景が見えるように独自の関連する背景なしに提示され得る。被招待者「INV-1」及び「INV-2」の表現は、被招待者の静止画、ライブビデオ、又は事前録画ビデオを(例えば関連する表現内で被招待者の全身が表示されるように、又は関連する表現内で被招待者の体の一部だけが表示されるように)様々なアスペクト比及びズームレベルの何れかで含み得る。
【0096】
[0112] 図4Eは、スマートミラーディスプレイ内で及び/又はモバイル装置(例えばスマートフォン)のGUI内で横長の向きで表示されるロッカールームの環境を示し、図4Dのロッカールームの環境と同様に可視領域内の他のオブジェクトの背後に見える背景として提示され得る。図4Eには、ユーザ「U」及びディスプレイ内のユーザ「U」の表現も示されている。ディスプレイ内のユーザ「U」の表現は(例えばスマートミラーによる)ユーザの反射像、ユーザの静止画、ユーザのライブビデオ、又はユーザの事前録画ビデオ画像であり得る。ユーザUのディスプレイ内でのユーザUの表現が反射像である一部の実施形態では、ユーザUのスマートミラーのカメラによって捕捉されるユーザUのライブビデオ画像、ユーザの静止画、又はユーザUの事前録画ビデオ画像を、ロッカールームの他の参加者(即ち被招待者及び/又はゲスト)のスマートミラー及び/又はモバイル装置が表示することができる。同様に、ユーザUのディスプレイ内でのユーザUの表現がユーザの静止画、ユーザのライブビデオ、又はユーザの事前録画ビデオ画像である実施形態では、ユーザUのスマートミラーのカメラによって捕捉されるユーザUのライブビデオ画像、ユーザの静止画、又はユーザUの事前録画ビデオ画像を、ロッカールームの他の参加者(即ち被招待者及び/又はゲスト)のスマートミラー及び/又はモバイル装置が表示することができる。
【0097】
[0113] 一部の実施形態では(不図示)ロッカールームの環境が表示され、ユーザUがスマートミラーを使用しているとき、ユーザUがミラー内の自身の反射を見ることができず(例えば反射機能が低減され又はなくされ)、それにより直のロッカールーム設定を模擬するようにスマートミラーが構成される。スマートミラーの反射機能は、例えばスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブビデオ画像及び/又はスマートミラーに動作可能に結合される1つ又は複数のセンサによって検出される位置データに基づくスマートミラーディスプレイ内のデジタル補償、スマートミラーの背面又は前面に光を導くように配置される1つ又は複数の光源の活性化、又はスマートミラーの表面の反射性が低減するようにスマートミラーの表面粗さを電子的に修正することの1つ又は複数によって低減され得る。そのような一部の実施形態では、ロッカールームの環境が(例えば1組のロッカーの隣の壁にある)模擬ミラーの表現を含み、ユーザUのスマートミラー又はスマートフォンのカメラがユーザUの既定の位置付けを検出する場合、ユーザUのライブビデオ又は反射像がロッカールームの環境の模擬ミラー内に表示されるが、ロッカールームの環境内の模擬ミラーの外部では表示されない。一部の実施形態では、1つ又は複数のスマートミラーの表面に導かれる光の量及び/又は強度に応じてスマートミラーの表面が完全反射、部分反射、又は完全透明であるように見え得るように、1つ又は複数のスマートミラーの表面が既定の(例えば35%から85%の間の)透過水準及び既定の(例えば65%から15%の間の)反射水準を有するように製造される。
【0098】
[0114] 一部の実施形態では(不図示)、ロッカールームの環境が表示され、ユーザUがスマートミラー及び/又はモバイル計算装置を使用しているとき、ユーザUの表現がユーザUのスマートミラー及び/又はモバイル計算装置のディスプレイ内に提示されないようにユーザUのスマートミラー及び/又はモバイル計算装置が構成される。換言すれば、ユーザUのライブビデオ、アバタ、又は他の表現がスマートミラー及び/又はモバイル計算装置によってユーザUに提示されないが、ユーザUの1つ又は複数の表現がロッカールームセッションの他の被招待者/参加者の一部又は全てに、それらの者の関連するスマートミラー及び/又はモバイル計算装置によって提示され得る。
【0099】
[0115] 図4Eには、別々にだが関連する如何なるペインもなしに提示されている、表示領域内に配置された被招待者「INV-1」及び「INV-2/ゲスト」の表現も示されている。換言すれば、被招待者は表示領域内で省略せずに及び(被招待者の体自体の境界は別として)各々の関連する背景又は縁なしに模擬ロッカールーム内にいるように見える。被招待者「INV-1」及び「INV-2」は現実にはユーザUから地理的に離れていてもよいが、ロッカールームの表示内では互いに隣接して表示される。図4Eは、ロッカー、ベンチ、ジャケットがロッカー内に掛かっている開いたロッカーのドア、ベンチに置かれたジムバッグ、及びジムバッグに掛けられたタオルも示す。被招待者1(INV-1)が自身の画像を伝送するためにライブビデオを使用する(例えば図4B図4Cに関して図示し説明した)ロッカールームセッション中、INV-1は歩き回る及び/又は話すことができる。INV-1が歩き回る及び/又は話すとき、INV-1がロッカールームの環境内で歩き回っている及び/又は話しているようにユーザU及びINV-2に(同時に又は遅延の後で)表示される。
【0100】
[0116] 一部の実施形態では、ロッカールームセッション中、議論にアクティブに関与している被招待者/参加者のサブセット(例えば関連ユーザのスマートミラー及び/又はモバイル計算装置による1つ又は複数のマイクロホンボイス検出、動き検出、及び/又は会話認識に基づいて決定される)が模擬ロッカールームの前景に移動され及び/又は前景内で提示され、議論にアクティブに関与していない被招待者/参加者(例えば関連ユーザのスマートミラー及び/又はモバイル計算装置による1つ又は複数のマイクロホンボイス検出、動き検出、及び/又は会話認識に基づいて決定される)が模擬ロッカールームの背景に移動され及び/又は背景内で提示され、又は前景の被招待者/参加者の背後に移動され、又はロッカールームの視覚的提示から除去され(しかし任意選択的にロッカールームセッションを引き続き聞く及び/又は見ることができる)、ボイス通信及び/又は動きを開始したとき模擬ロッカールーム内に再び表示され得る。被招待者/参加者をそのように再編成すること及びその規模を動的に小さく選択することは視覚的に混雑していない見た目をもたらすことができ、そのことはとりわけモバイル装置上の場合ロッカールームセッションを見るエクスペリエンスを向上させることができる。
【0101】
[0117] 一部の実施形態では、ロッカールームセッションが被招待者(及び任意選択的に取りまとめユーザ)によってのみアクセス可能であり、非招待者はアクセスすることができない。他の実施形態ではロッカールームセッションが最初は被招待者(及び任意選択的に取りまとめユーザ)によってのみアクセス可能であり、被招待者は、例えば1人又は複数の追加のユーザにプッシュ通知を送信することにより又は1人若しくは複数の追加のユーザを標的とするソーシャルメディア通知を生成及び投稿させることにより、進行中のロッカールームセッションに参加するよう1人又は複数の追加のユーザ(「新たな被招待者」)を招待することができる。進行中のロッカールームセッションに参加するための招待を1人又は複数の追加のユーザが受諾すると、進行中のロッカールームセッションにそこを経由して参加する(例えば進む又はその表示を引き起こす)ことができる対話型グラフィカル機能又はウェブリンクが1人又は複数の追加のユーザのスマートミラー及び/又はモバイル装置によって1人又は複数の追加のユーザに提示され得る。更に他の実施形態では、如何なる招待も送信されることなしに、如何なる受諾も受信されることなしに、及び任意のユーザに如何なる被招待者の状態も割り当てられることもなしに、ロッカールームセッションが如何なるユーザによってもアクセス可能である。かかるロッカールームセッションは「控室」セッションと呼ぶことができる。控室セッション中、控室セッションに参加する各ユーザの表現が、控室セッションに関連する期間の間、控室セッションに参加する他の各ユーザの計算装置(例えばスマートミラー及び/又はモバイル計算装置)のディスプレイによって表示される。控室セッションは1人又は複数のユーザによって(例えば自分の計算装置によって選択すること又は自分の計算装置と対話することによって)開始することができ、又はスマートミラー若しくはユーザの計算装置を含むネットワーク化された複数の計算装置の中の他の計算装置に関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で開始され得る。控室セッションはトレーニングセッションに時間の点で先行する又は後続することができ、インストラクタを描くトレーニングコンテンツの表示を含むことはできない。本明細書の他の箇所で記載するように、控室セッションの一環として仮想的に「集まる」ユーザは、ストリーミングされるライブビデオ、録画されるビデオ、ボイス、テキスト、及び/又は絵文字等のグラフィカル画像の描画を見ることができ、及び/又はそれらを使用して互いにやり取りすることができる。
【0102】
[0118] 他の実施形態では、ロッカールームセッションが最初は被招待者(及び任意選択的に取りまとめユーザ)によってのみアクセス可能であり、非招待者は進行中のロッカールームセッションに参加するための要求を提出することができる。ユーザU(例えば取りまとめユーザ)及び/又は被招待者の1人又は複数に提示するために、参加するための要求の表現が進行中のロッカールームセッション中にディスプレイ内に描画され得る。ユーザU及び/又は被招待者の1人又は複数は、進行中のロッカールームセッションに参加するための非招待者からの要求を受諾又は拒否することができる。一部の実施形態では、進行中のロッカールームセッションに参加するための非招待者からの要求の受諾は、ユーザUの1人だけ又は被招待者の1人だけが要求を受諾するとき完了し得る。他の実施形態では、進行中のロッカールームセッションに参加するための非招待者からの要求の受諾は、進行中のロッカールームセッション内の現在の参加者の過半数が要求を受諾するとき完了する。更に他の実施形態では、進行中のロッカールームセッションに参加するための非招待者からの要求の受諾は、進行中のロッカールームセッション内の現在の参加者の全てが要求を受諾するとき完了する。一部の実施形態では、参加するための要求に応じて進行中のロッカールームセッション内の2人以上の現在の参加者が競合する受諾/拒否の指示を提出するとき競合解消プロセスがトリガされ得る。
【0103】
[0119] 一部の実施形態では、ロッカールームセッションの被招待者からのライブビデオフィードが、初期設定ステップ中に及び/又はロッカールームセッションの全体を通して反復的に同期される。ビデオの同期は、ライブビデオフィードのタイムスタンプを互いに位置合わせすること及び/又はライブビデオフィードの2つ以上の間のタイミングの関係を調節することを含み得る。ビデオの同期は、ライブビデオフィードに関連する(例えばライブビデオフィードと共に伝送される)1つ又は複数のヘッダファイルに基づいて行われ得る。ビデオの同期は、ロッカールームセッションに関連する各スマートミラー及び/又はモバイル計算装置にビデオフィードを配信/分配する前に集中化された位置(例えば遠隔サーバ内)で行われ得る。或いはビデオの同期は、ロッカールームセッションに関連するスマートミラー及び/又はモバイル計算装置の1つ又は複数において行われ得る。
【0104】
[0120] 一部の実施形態では、被招待者のライブビデオと被招待者のアバタ(又は他のグラフィック及び/又はテキストによる)表現とを何れかの方向に1回又は複数回切り替え、被招待者の表現がロッカールームセッションの間に変わり得る。ライブビデオとアバタとの間の(又はその逆の)切り替えは、被招待者の既定の好み、被招待者の計算された参加レベル、被招待者の動きの検出されたレベル、被招待者の動きの検出されたジェスチャ、被招待者のスマートミラー又はモバイル計算装置のカメラの視野内の被招待者の検出された位置等のうちの1つ又は複数に基づき得る。例えば被招待者が自身のスマートミラーのカメラの視野内にいない(即ち「カメラに写っていない」)が、ロッカールームセッションに参加している場合、その被招待者のアバタ又は他の表現がその被招待者のスマートミラーによって及び/又はロッカールームセッションの他の被招待者のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置によって表示され得る。その後、その被招待者が自身のスマートミラーのカメラの視野内に入る(即ち「カメラに写る」)と、その被招待者のアバタ又は他の表現の表示が止められてもよく、代わりに被招待者のライブビデオがその被招待者のスマートミラーによって及び/又はロッカールームセッションの他の被招待者のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置によって表示され得る。ロッカールームセッションの一部の間にライブビデオをアバタと置換することにより、ロッカールームセッションに関連するネットワークトラフィックを低減することができる。或いは又は加えて、共通の背景が各被招待者のスマートミラー又はモバイル計算装置の少なくとも1つの上に記憶されてもよく、ロッカールームセッション中に表示するためにローカルに取得されてもよく、それによりネットワークトラフィックが低減される。
【0105】
[0121] 一部の実施形態では、遷移表示が(1)第1のロッカールームセッションの終了部分及びトレーニングセッションの開始部分を含む期間中にトレーニングセッションに先行する第1のロッカールームセッションの被招待者に対して、及び/又は(2)トレーニングセッションの終了部分及び第2のロッカールームセッションの開始部分を含む期間中にトレーニングセッションの後に続く第2のロッカールームセッションの被招待者に対して提示される。上記で論じたように、第1のロッカールームセッション及び第2のロッカールームセッションのそれぞれは、インストラクタを描くトレーニングビデオを表示することなしに関連する複数の被招待者の表示を含み得るのに対し、トレーニングセッションはインストラクタ並びにトレーニング参加者の表現を描くトレーニングビデオの表示を含み得る。トレーニング参加者は第1のロッカールームの被招待者の一部、ゼロ、又は全てを含むことができ、第2のロッカールームの被招待者の一部又は全てを含み得る。一部の実施形態では、トレーニングセッションに先行する第1のロッカールームセッションの被招待者に第1の遷移表示が提示され、トレーニングセッションの後の第2のロッカールームセッションの被招待者に第2の遷移表示が提示される。第1の遷移表示は第2の遷移表示と同じでも異なってもよい。遷移表示は、フェードイン、フェードアウト、ウォシュアウト、ジャンプカット、ミックス、クロスディゾルブ、リップルディゾルブ、カットアウェイ、アイリスイン、アイリスアウト、クロスフェード、又はワイプのうちの1つ又は複数等のデジタル効果を含み得る。例えば遷移表示は、ロッカールームセッションのリニアフェードアウト、トレーニングセッションのリニアフェードアウト、ロッカールームセッションのリニアフェードイン、トレーニングセッションのリニアフェードインを含み得る。
【0106】
[0122] 一部の実施形態では、ロッカールームセッションの他の被招待者にも通知しながら又は通知することなしに、及びロッカールームの他の被招待者に対するやり取りの表示を引き起こしながら又は引き起こすことなしに、ロッカールームセッションの被招待者が他の被招待者にやり取りを直接送信することができる(「直接のやり取り」)。直接のやり取りは、音声の、ビデオの、テキストの、及び/又はグラフィカルな(非ビデオの)やり取りを含み得る。グラフィカルなやり取りは、受信側の被招待者(及び任意選択的にロッカールームセッションの他の被招待者)のスマート装置及び/又はモバイル計算装置のディスプレイによって表示されるアニメーション、グラフィカル画像、アイコン、絵文字、絵文字のシーケンス、アバタ、又はアバタのシーケンスを含み得る。グラフィカルなやり取りの例は、これだけに限定されないがハイタッチ、拍手、仮想オブジェクト(例えばタオル、水のボトル)を渡すこと等を含む。直接のやり取りは、自身のスマートミラー又はモバイル計算装置のタッチスクリーン(例えばディスプレイ又はそのGUI)との被招待者の対話に応じて、又はその被招待者が話しその被招待者のスマートミラー若しくはモバイル計算装置のマイクロホンによって検出される音声コマンドに応じて、又はその被招待者のスマートミラー若しくはモバイル計算装置のカメラ若しくはセンサによって検出されるその被招待者の動き(例えばジェスチャ)に応じて被招待者によって開始され得る。同様に、直接のやり取りの種類の選択及び/又は受信側の被招待者の選択は、自身のスマートミラー又はモバイル計算装置のタッチスクリーン(例えばディスプレイ又はそのGUI)との被招待者の対話によって、又はその被招待者が話しその被招待者のスマートミラー若しくはモバイル計算装置のマイクロホンによって検出される音声コマンドに応じて、又はその被招待者のスマートミラー若しくはモバイル計算装置のカメラ若しくはセンサによって検出されるその被招待者の動き(例えばジェスチャ)に応じて行われ得る。実施形態の一例では、被招待者が前述の開始及び/又は上記で論じた選択技法の1つ又は複数により、別の被招待者(「受信側の被招待者」)を「タオルスナップ」することを選択し得る。タオルスナップ操作を被招待者が選択することに応答し、受信側の被招待者に対して(及び任意選択的にロッカールームセッションの他の被招待者に対して)それらの者のスマートミラーディスプレイによって及び/又はモバイル計算装置のGUIによって提示するために、アニメーション、アバタのシーケンス、又はグラフィカル画像のシーケンスを含むタオルスナップシーケンスがトリガされ得る。ロッカールームセッションの受信側の被招待者及び任意選択的な他の被招待者は「ビューワ」とまとめて呼ぶことができる。タオルスナップシーケンスは、軌道に沿って移動し、その後同じ又は同様の軌道に沿って方向を逆に変える(即ちスナップバックする)素早く動くタオルの表現を含み得る。任意選択的に、タオルスナップシーケンスは、例えば動いているタオルの表現の方向が変化する表示と一致して、音声のスナップ音を受信側の被招待者のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置のスピーカ上で再生させること(及び任意選択的にロッカールームセッションの他の被招待者のスマートミラー及び/又はモバイル計算装置のスピーカ上で再生させること)を含み得る。任意選択的に、タオルスナップシーケンスは、動いているタオルの表現がビューワのディスプレイ内で受信側の被招待者の表現と対話するように又はその方向に移動して見えるように行われる。
【0107】
[0123] 一部の実施形態では、ロッカールームセッションの被招待者の表現が、ライブビデオを含まない場合、ロッカールームセッションの間に変わることができ及び/又はトレーニングセッションに先行する第1のロッカールームセッション中は第1の外観を有し、トレーニングセッションに続く(又はその後で生じる)第2のロッカールームセッション中は第1の外観と異なる第2の外観を有し得る。例えば被招待者のアバタは、第1のロッカールームセッション中は通常の又は元気な外観を有することができ、(例えばその被招待者が介在するトレーニングセッションに参加した場合)第2のロッカールームセッション中は疲れた外観を有することができる。更に他の実施形態では、ロッカールームセッションの被招待者の表現の(例えばアバタの)外観が、心拍、温度、呼吸数、パルス等の1つ又は複数の検出済みのバイオメトリクパラメータに応じて選択され及び/又は修正され得る。
【0108】
バイオメトリクコネクタシステム
[0124] 一部の実施形態では、バイオメトリク「コネクタ」機器が、運動機器、アパレル、フットウェア(例えば片方の靴又は両方の靴)、又はユーザの身体のうちの少なくとも1つに接続する、付加する、又はその内部に埋め込まれるようにサイズ及び形状決定され、複数のセンサ(任意選択的に少なくとも1つの「オンボード」センサを含む)に通信可能に結合されるマイクロコントローラを含む。複数のセンサは、次のバイオメトリクデータの非網羅的な一覧、つまり(例えば全地球測位システム(GPS)センサ、高度計等による)位置、(例えばジャイロスコープ、磁気計等による)向き又は回転、(例えば3軸加速度計による)加速度、速さ/速度(例えば手足の速さ、走る速さ等)、歩調、ペース、足取り、振動、(例えばストレッチセンサ、振動センサ等を使用する)筋活動(即ちどの筋肉が活性化されているのか及びその程度)、温度、湿度、酸素レベル(例えば血中酸素濃度、血中酸素飽和度等)、塩度、呼吸数、(例えばバイオインピーダンスセンサ、光センサ、フォトプレチィスモグラフィ(PPS)センサ等による)心拍、筋収縮反応、心拍数回復、発汗量、激しさ、直線力、直線運動、回転力、回転運動、力(例えば走力)、(例えば歩数計による)歩数等の反復回数、可動域、動きのパターン/軌道、ジェスチャ、(例えば顔認識センサによる)顔の特徴、柔軟性、持久力、強さ、体脂肪率、及び水和度のうちの1つ又は複数を直接測定する又はその計算に使用されるデータを検出するためのセンサを含む。バイオメトリクコネクタ機器は、図6のコネクテッドウェイト610又は図7に示すコネクテッドウェイトダンベル等の以下で論じるコネクテッドウェイト(又は「スマートウェイト」)を含み得る。
【0109】
[0125] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが、1つ又は複数のスマートミラーと(例えばBluetooth(登録商標)又は他の無線ネットワーク通信プロトコルによって)通信するようにそれぞれ構成される1つ又は複数のバイオメトリクコネクタ機器(例えばセンサ)を含む。使用中(例えばトレーニング中)、バイオメトリクコネクタ機器がトレーニングを行っているユーザのバイオメトリクデータを検出し、任意選択的にそのバイオメトリクデータをローカルに(バイオメトリクコネクタ機器内に)記憶し、バイオメトリクデータを表す信号を生成しスマートミラーに(及び/又はスマートミラー上で実行されるappに、及び/又はユーザのモバイル計算装置に)伝送する。受信されると、次のアクションの1つ又は複数を行うことができ、次のアクションとはつまり、バイオメトリクデータをメモリ内に記憶できること、バイオメトリクデータの(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式の)表現をスマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに提示できること)、バイオメトリクデータに基づいて警告を生成し、スマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式で)提示できること)、(例えばフォームを正すための、激しさを減らすための、クールダウンを始めるための、激しさを増すための、水分をとるための、異なるトレーニングに変更する等のための)1つ又は複数の推薦をバイオメトリクデータに基づいて(例えば1つ又は複数の所定の規則に従って及び/又は1つ若しくは複数のアルゴリズムに従って)生成し、スマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式で)提示できること)等である。
【0110】
[0126] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが、1つ又は複数のスマートミラーと(及び/又はディスプレイモニタ/画面を有する(これだけに限定されないが他の種類の運動器具を含む)他の任意の壁掛け式の又は自立型の器具と)(例えばBluetooth(登録商標)又は他の無線ネットワーク通信プロトコルによって)通信するようにそれぞれ構成される1つ又は複数のバイオメトリクコネクタ機器を含む。使用中(例えばトレーニング中)、バイオメトリクコネクタ機器がトレーニングを行っているユーザのバイオメトリクデータを検出し、任意選択的にそのバイオメトリクデータをローカルに(バイオメトリクコネクタ機器内に)記憶し、バイオメトリクデータを1つ又は複数のアルゴリズムに基づいて(例えばマイクロコントローラ又はそのプロセッサによって)変換して(任意選択的にグラフィカル表現、様々な強さの音、様々な強さの色、様々な強さの振動、又は他の体感出力等の非数値形式を有する)変換済みバイオメトリクデータをもたらし、変換済みバイオメトリクデータを表す信号を生成しスマートミラーに(及び/又はスマートミラー上で実行されるappに、及び/又はユーザのモバイル計算装置に)提示のために伝送する。1つ又は複数のアルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、統計的アルゴリズム、単位換算アルゴリズム、バイオメトリクアルゴリズム、暗号化アルゴリズム、及びデータ圧縮アルゴリズムの1つ又は複数を含み得る。変換済みバイオメトリクデータは、圧縮データ、暗号化データ、変換データ、及び修正データの1つ又は複数を含み得る。受信されると、次のアクションの1つ又は複数を行うことができ、次のアクションとはつまり、変換済みバイオメトリクデータをメモリ内に記憶できること、変換済みバイオメトリクデータの(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式の)表現をスマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに提示できること、変換済みバイオメトリクデータに基づいて警告を生成し、スマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式で)提示できること、(例えばフォームを正すための、激しさを減らすための、クールダウンを始めるための、激しさを増すための、水分をとるための、異なるトレーニングに変更する等のための)1つ又は複数の推薦を変換済みバイオメトリクデータに基づいて(例えば1つ又は複数の所定の規則に従って及び/又は1つ若しくは複数のアルゴリズムに従って)生成し、スマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式で)提示できること)等である。
【0111】
[0127] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが、1つ又は複数のスマートミラーと(及び/又はディスプレイモニタ/画面を有する(これだけに限定されないが他の種類の運動器具を含む)他の任意の壁掛け式の又は自立型の器具と)(例えばBluetooth(登録商標)又は他の無線ネットワーク通信プロトコルによって)通信するようにそれぞれ構成される複数のバイオメトリクコネクタ機器を含む。複数のバイオメトリクコネクタ機器の中の少なくとも1つのバイオメトリクコネクタ機器が、トレッドミル、エリプティカルトレーナ、エアロバイク、ステアステッパ、ローイングマシン、クロスカントリースキーマシン等の別の種類の運動器具に付加され、その内部に埋め込まれ、或いは関連付けられる。1つ又は複数のスマートミラー(及び/又はスマートミラー上で実行されるapp、及び/又はユーザのモバイル計算装置)は、他の運動器具からバイオメトリクデータを受信すると、そのバイオメトリクデータに関連する運動器具の種類を検出し、検出した運動器具の種類に基づいてバイオメトリクデータを解釈するためのアルゴリズム及び/又は規則の組を選択することができる。
【0112】
[0128] 本明細書に記載のセンサ及び検出技法に加えて又はその代わりに、振動、筋活動、及び他のバイオメトリクデータは、参照によりそのそれぞれの全内容を本明細書に全て援用する、2014年12月16日に発行され「非侵襲的マルチパラメータ患者モニタ(Noninvasive Multi-Parameter Patient Monitor)」と題された米国特許第8,912,909号、2018年9月27日に公開され「ウェアラブルセンサによる身体部分の動作解析(Body Part Motion Analysis with Wearable Sensors)」と題された米国特許出願公開第2018/0271409号、及び2019年1月24日に公開され「浅層にある筋肉の収縮特性を測定し評価するための装置及びシステム(Device and System to Measure and Assess Superficial Muscle Contractile Characteristics)」と題された米国特許出願公開第2019/0022388号に記載されている1つ又は複数のセンサ及び/又は技法によって生成され得る。
【0113】
[0129] 一部の実施形態では、バイオメトリクデータが複数のネットワーク化されたスマートミラーのそれぞれから(及び/又はディスプレイモニタ/画面を有する(これだけに限定されないが他の種類の運動器具を含む)他の任意の壁掛け式の又は自立型の器具から)及び複数のスマートミラーユーザのそれぞれについて経時的に集められ、集中型リポジトリ(例えばクラウドサーバ)内に記憶される。1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルをもたらすために、記憶されたバイオメトリクデータを使用して1つ又は複数の機械学習モデルを訓練することができる。1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルは、トレーニングの人気、個々のトレーニングの低パフォーマンス統計、個々のトレーニングの高パフォーマンス統計、一定の期間中の他のユーザとの多くの対話、一定のトレーニング中の他のユーザとの多くの対話、一定の日にちの他のユーザとの多くの対話、一定のインストラクタでの他のユーザとの多くの対話等、スマートミラーユーザのサブグループの間のトレンドを(前の機械学習訓練以降に集められた追加のバイオメトリクデータに基づいて1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルを再訓練することにより)任意選択的に時間と共に適応的に検出することができる。
【0114】
[0130] 一部の実施形態では、バイオメトリクデータが複数のネットワーク化されたスマートミラーのそれぞれから(及び/又はディスプレイモニタ/画面を有する(これだけに限定されないが他の種類の運動器具を含む)他の任意の壁掛け式の又は自立型の器具から)及び複数のスマートミラーユーザのそれぞれについて経時的に集められ、集中型リポジトリ(例えばクラウドサーバ)内に記憶される。1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルをもたらすために、記憶されたバイオメトリクデータのサブセットであって、所与のユーザの1つ又は複数の特性(例えばバイオメトリクデータ、年齢、性別、身長、体重、トレーニングの好み、過去のトレーニングのパフォーマンス、フィットネスレベル等)に基づいて選択されている、バイオメトリクデータのサブセットを使用して1つ又は複数の機械学習モデルを訓練することができる。次いで1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルは、(これだけに限定されないが)推薦されるフォーム(例えば体位)の修正、トレーニングの推薦、インストラクタの推薦、「友人」(即ち他のスマートミラーユーザ)の推薦等のうちの1つ又は複数を含むユーザ向けの推薦を(前の機械学習訓練以降に集められた追加のバイオメトリクデータに基づいて1つ又は複数の訓練済み機械学習モデルを再訓練することにより)任意選択的に時間と共に適応的に生成することができる。推薦は、1つ又は複数の既定のユーザカスタマイズ可能目標に部分的に基づくこともできる。例えば訓練済み機械学習モデルは、ユーザが自身の目標に近づくことになることが予測される推薦を生成することができる。ユーザカスタマイズ可能目標の例は、(これだけに限定されないが)フィットネスレベル、(以下で更に論じる)熟練スコア、スポーツに固有の(例えばヨガ、ランニング、美容体操、サイクリングに固有の)フィットネスレベル、(例えば1つ又は複数の指定のトレーニングを行う間の)バイオメトリクデータ、スポーツに固有のフォーム、スポーツに固有のパフォーマンス、トレーニングに固有のフォーム、トレーニングに固有のパフォーマンス、運動に固有のフォーム、又は運動に固有のパフォーマンス等のメトリクを含み得る。一部の実装形態では、第1のユーザが1人又は複数の他のスマートミラーユーザの名前又は識別子を、第1のユーザが得たい又はそれに向けて上達したいかかる他のスマートミラーユーザのメトリクと共に(スマートミラー又はモバイル計算装置のGUIによって)入力することで自身の目標をカスタマイズすることができる。
【0115】
[0131] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが1つ又は複数の「コネクテッドウェイト」を含む。本明細書で使用するとき、コネクテッドウェイトは(1)1つ又は複数のセンサを含む又はかかるセンサと組み合わさった、及び(2)1つ又は複数のスマートミラー及び/又は計算装置と(例えば1つ又は複数のセンサによって生成されるセンサデータを伝送/送信するために)通信するように構成される運動器具を指し得る。通信はBluetooth(登録商標)又は他の任意の無線ネットワーク通信プロトコルによるものであり得る。1つ又は複数のセンサ(及び任意選択的に電源、トランシーバ、送信機、アンテナ、プロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)、及び/又はメモリ)は、運動器具内に(例えば外部のハウジング、被覆物(例えばネオプレン又はゴム)、又はその層内に)配置される1つ又は複数のセンサ、運動器具の少なくとも外部部分の上に又はその周りに配置される(例えば機械的に留められる、接着剤によって接着される、面ファスナ等のファスナを使用して固定される、ねじ山による係合によって係合される、摩擦適合ファスナ等によって接続される)1つ又は複数のセンサ、及び/又は運動器具の外部のハウジング、被覆物、又は層に埋め込まれる若しくはそれらと一体的に形成される1つ又は複数のセンサを含み得る。1つ又は複数のセンサ及び任意選択的な電子機器は運動器具のハウジング内で又は共通の基板上で共同設置されてもよく、センサ、任意選択的な電子機器、及びハウジング又は基板は「コネクタセンサ」とまとめて呼ぶことができる(「コネクタ」という用語はコネクテッドウェイトとコネクテッドウェイトの通信相手となり得る1つ又は複数のスマートミラー及び/又は計算装置との間で確立される無線通信接続を指す)。コネクタセンサは、運動器具に容易に結合されるようなフォームファクタを有することができる。例えば一部の実施形態では、コネクタセンサがアクチュエータ(例えばばね押しボタン)を有する及び内面(例えばねじ山の付いた内面)を有するハウジングを含む。ハウジングは、ダンベルの相補的な外面(例えばねじ山の付いた外面)と内面によって機械的に結合するように構成される。ダンベルの相補的な外面は、例えばダンベルのハンドル/バー上に配置することができる。コネクタセンサは、ハウジング内に配置される少なくとも1つの電源、並びにそれぞれがハウジング内に配置され電源に電気的に結合される少なくとも1つのセンサ、プロセッサ、及びトランシーバも含む。プロセッサは、ハウジングがダンベルに機械的に結合されるときセンサデータを表す第1の信号を少なくとも1つのセンサから受信するように、及びセンサデータを表す第2の信号をスマートミラーに対してトランシーバに伝送させるように構成される。
【0116】
[0132] 運動器具は、身体活動中に使用してその身体活動の強度又はコンディショニング効果を高めることができる任意の機器又は装置を含み得る。コネクテッドウェイトの一部として使用するのに適した運動器具の例は、これだけに限定されないがダンベル(例えば六角頭ダンベル、ラバーダンベル、ウレタンダンベル、クロムダンベル、スピンロックダンベル等)、ケトルベル、バーベル、ロングバー、カールバー、アングルウェイト、カラー、トライセップバー、六角形バー、ウェイトプレート、ケーブル、及び/又はエクササイズバンドを含む。
【0117】
[0133] 一部の実施形態では、コネクテッドウェイトがダンベル、バーベル、又は他の運動器具と、ダンベル、バーベル、又は他の運動器具に付加される(例えば以下で論じるイージースライドナットとしてサイズ及び形状決定される)コネクタセンサとを含む。コネクタセンサは1つ又は複数のセンサを含む。1つ又は複数のセンサは、位置及び向きを検出するように構成されるセンサ(例えばジャイロスコープ又は磁気計)、位置を検出するように構成されるセンサ(例えばGPSセンサ又は高度計)、向きを検出するように構成されるセンサ、加速度及び速度を検出するように構成されるセンサ(例えば3軸加速度計等の加速度計)、加速度を検出するように構成されるセンサ、速さ/速度を検出するように構成されるセンサ、歩調を検出するように構成されるセンサ、振動を検出するように構成されるセンサ、筋活動を検出するように構成されるセンサ(例えばストレッチセンサ又は振動センサ)、温度を検出するように構成されるセンサ、湿度を検出するように構成されるセンサ、酸素レベル(例えば血中酸素濃度)を検出するように構成されるセンサ、血中酸素飽和度を検出するように構成されるセンサ、塩度を検出するように構成されるセンサ、呼吸数を検出するように構成されるセンサ、心拍を検出するように構成されるセンサ(例えばバイオインピーダンスセンサ、光センサ、PPSセンサ等)、又は本明細書に記載の他の任意のセンサのうちの1つ又は複数を含む。コネクタセンサは、電源、トランシーバ、送信機、アンテナ、プロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)、又はメモリのうちの1つ又は複数も任意選択的に含む。コネクタセンサはハウジングを含むことができ、そのハウジング内に1つ又は複数のセンサ、電源、トランシーバ、送信機、アンテナ、プロセッサ、又はメモリが配置される。
【0118】
[0134] 一部の実施形態では、コネクテッドウェイトがダンベル又は他の運動器具、及び運動器具に埋め込まれ含まれる1つ又は複数のセンサを含む。1つ又は複数のセンサに加えて、コネクテッドウェイトは、電源、トランシーバ、送信機、アンテナ、プロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)、又はメモリの1つ又は複数も任意選択的に含み、埋め込み、又は包含する。
【0119】
[0135] 一部の実施形態では、コネクテッドウェイトが、ダンベル及び図6図7に示す「イージースライドナット」として構成されるコネクタセンサを含む。例えば図6は、ダンベル611及びイージースライドナット(又はロッキングナット)として構成されるコネクタセンサ612を含むコネクテッドウェイト610の描画である。ダンベル611は、ハンドル又はバー611A及び複数の加重プレート611B~611Dを含む。一部の実施形態では、ダンベル611が調節可能なダンベルであり、コネクテッドウェイト610の組み立て中に加重プレート611B~611D(即ち第1の1組の加重プレート)がハンドル/バー611Aの第1の端部にスライドして入れられ、その後、ハンドル/バー611Aに加重プレート611B~611Dを固定するために、及び運動中にハンドル/バー611Aに沿って加重プレート611B~611Dが動くのを防ぐために使用可能なロッキングナット612が続く。更に組み立て中、1組の同様の加重プレート(即ち第2の1組の加重プレート)がハンドル/バー611Aの第2の端部にスライドして入れられ、ハンドル/バー611Aの第2の端部はハンドル/バー611Aの第1の端部の反対側である。第2の1組の加重プレートが、無機能の(即ちセンサ又は通信機能を有さない)ナット又はクランプによって又は(任意選択的にロッキングナットとしても構成される)第2のコネクタセンサによって固定され得る。分解中、加重プレート611B~611Dは、ハンドル/バー611Aからロッキングナット612をまず取り外し、次いでハンドル/バー611Aから加重プレート611B~611Dをスライドして外すことによってハンドル/バー611Aから取り外すことができる。他の実施形態では、ダンベル611が調節不能(即ちそのハンドル/バーに一体形成される或いは永続的に固定される加重プレートを含む)ダンベルであり、コネクタセンサが、加重プレートを所定の位置に機械的に固定するためではなく感知目的でその一端又は両端に配置される。そのような一部の実施形態では、コネクタセンサが調節不能ダンベルの一端に配置され、無機能のナット又はクランプが調節不能ダンベルの反対側の端に配置される。
【0120】
[0136] ロッキングナットコネクタセンサ612は、本体部分612A、端末キャップ部分612B、及びばね押しボタン612Cを含む。本体部分612A及び端末キャップ部分612Bは、(例えば圧入、ねじ山による係合等によって)互いに機械的に結合される又は互いに接着によって結合されるように構成される別個の(例えば別々に形成される)構成要素とすることができ、又は単一の構成要素としてモノリシックに形成され得る。一部の実施形態では、ロッキングナットコネクタセンサ612が、ハンドル/バー611Aのねじ山の面と機械的に係合するように構成されるねじ山の付いた内面を含む。そのようなロッキングナットコネクタセンサ612の導入中(例えば加重プレート611B~611Dの1つ又は複数がハンドル/バー611A上に配置された後)、ユーザはばね押しボタン612Cを押し下げてロッキングナットコネクタセンサ612のねじ山の付いた内面のねじ山を外向き方向に(例えばロッキングナットコネクタセンサ612の中心前後軸から放射状に離れるように)シフト/移動させることができる。ばね押しボタン612Cが押し下げられている間、ロッキングナットコネクタセンサ612のねじ山の付いた内面がハンドル/バー611Aのねじ山の付いた面と係合することなしに、ユーザはロッキングナットコネクタセンサ612をハンドル/バー611Aに沿って所望の位置まで自由にスライドさせることができる。ユーザがロッキングナットコネクタセンサ612をハンドル/バー611Aに沿った所望の位置に配置すると、ユーザはばね押しボタン612Cを解放してロッキングナットコネクタセンサ612のねじ山の付いた内面のねじ山を前方方向に(例えばロッキングナットコネクタセンサ612の中心前後軸の方に放射状に)シフト/移動させることができ、それによりロッキングナットコネクタセンサ612のねじ山の付いた内面がハンドル/バー611Aのねじ山の付いた面と係合する。一部の実施形態では、ロッキングナットコネクタセンサ612は、ハンドル/バー611Aのねじ山の付いた面に係合すると、(例えばユーザが手動で回すことによって)ハンドル/バー611Aを中心にロック構成が実現されるまで締め付けられ得る。ロック構成は、所望の「締まり」の量(例えば手で締められるだけ締まっていること)を指すことができ、又はロッキングナットコネクタセンサ612のねじ山の付いた内面とハンドル/バー611Aのねじ山の付いた面との間の力の量、構成を指すことができる。ロッキングナットコネクタセンサ612は、締め付け中にロック構成に達したという(例えば可聴又は触覚クリックの)指示を与えるように構成され得る。
【0121】
[0137] 一部の実施形態では、ロッキングナットコネクタセンサ612が、例えば可聴音、可視指示(光又はビデオ表示等)、及び/又は触覚フィードバック形式のフィードバックをユーザに与えるように構成される。フィードバックが可聴又は触覚である場合、フィードバックはロッキングナットコネクタセンサ612にあるのと同じ機構によるものとすることができ、又は異なる/別個の構成要素によるものであり得る。フィードバックは、例えば運動を行っているときのユーザのフォーム、動き、又は動作が正しくない、望ましくない、又は危険である条件(例えば持ち上げる動きが速過ぎること、下げる動きが速過ぎること、コネクテッドウェイト610に対する正しくないグリップ、誤った位置決め又は軌道による動き等)を検出することに応じて提供され得る。望ましくないフォーム、動き、又は動作は1つ又は複数のセンサ(例えば圧力センサ、加速度計等)を使用して検出することができ、ユーザによって定められる又はユーザによって再構成可能な規則を含み得る1つ又は複数の既定の規則に基づき得る。条件の検出、フィードバックの選択又は生成、及びフィードバックの提供は、ロッキングナットコネクタセンサ612内だけで、ロッキングナットコネクタセンサ612からデータを受信する1つ又は複数のスマートミラー内だけで、又はロッキングナットコネクタセンサ612及び1つ又は複数のスマートミラーの両方の中で行われ得る。
【0122】
[0138] 一部の実施形態では、ロッキングナットが無機能だが(即ち如何なるセンサも電子機器も含まない)、上記と同様のやり方で機械的に機能する。換言すれば、無機能のロッキングナットは、本体部分、端末キャップ部分、及びばね押しボタンを含み得る。本体部分及び端末キャップ部分は、(例えば圧入、ねじ山による係合等によって)互いに機械的に結合される又は互いに接着によって結合されるように構成される別個の(例えば別々に形成される)構成要素とすることができ、又は単一の構成要素としてモノリシックに形成され得る。一部の実施形態では、無機能のロッキングナットが、ハンドル/バーのねじ山の面と機械的に係合するように構成されるねじ山の付いた内面を含む。そのような無機能のロッキングナットの導入中(例えば1つ又は複数の加重プレートがハンドル/バー上に配置された後)、ユーザはばね押しボタンを押し下げて無機能のロッキングナットのねじ山の付いた内面のねじ山を外向き方向に(例えば無機能のロッキングナットの中心前後軸から放射状に離れるように)シフト/移動させることができる。ばね押しボタンが押し下げられている間、無機能のロッキングナットのねじ山の付いた内面がハンドル/バーのねじ山の付いた面と係合することなしに、ユーザは無機能のロッキングナットをハンドル/バーに沿って所望の位置まで自由にスライドさせることができる。ユーザが無機能のロッキングナットをハンドル/バーに沿った所望の位置に配置すると、ユーザはばね押しボタンを解放して無機能のロッキングナットのねじ山の付いた内面のねじ山を前方方向に(例えば無機能のロッキングナットの中心前後軸の方に放射状に)シフト/移動させることができ、それにより無機能のロッキングナットのねじ山の付いた内面がハンドル/バーのねじ山の付いた面と係合する。一部の実施形態では、無機能のロッキングナットは、ハンドル/バーのねじ山の付いた面に係合すると、(例えばユーザが手動で回すことによって)ハンドル/バーを中心にロック構成が実現されるまで締め付けられ得る。ロック構成は、所望の「締まり」の量(例えば手で締められるだけ締まっていること)を指すことができ、又は無機能のロッキングナットのねじ山の付いた内面とハンドル/バーのねじ山の付いた面との間の力の量、構成を指すことができる。無機能のロッキングナットは、締め付け中にロック構成に達したという(例えば可聴又は触覚クリックの)指示を与えるように構成され得る。
【0123】
[0139] 図7は、一部の実施形態による、ダンベル及びコネクタセンサを含むコネクテッドウェイトの写真画像である。図7に示すように、コネクテッドウェイトダンベルは、ハンドル/バー711A及びハンドル/バー711Aの第1の端部にある単一の加重プレート711Bを含む。単一の加重プレート711Bは、本体部分712A、端末キャップ部分712B、及びばね押しボタン712Cを有する(図6のロッキングナットコネクタセンサ612と同様の)ロッキングナットコネクタセンサ712によってハンドル/バー711Aに沿った所定の位置に固定される。別の単一の加重プレート(不図示)がハンドル/バー711Aの第2の端部に配置され、第2の端部は第1の端部の反対側である。
【0124】
[0140] 一部の実施形態では、図6のコネクテッドウェイト610又は図7に示すコネクテッドウェイトダンベル等の本開示の所与のコネクテッドウェイトが、複数の異なる種類の運動器具(例えば異なる製造会社によって作られる及び/又は異なる物理的特性を有するウェイト)に脱着可能に接続されるように構成され(例えばそのようなサイズ及び形状を有し)、かかる運動器具に適合する。換言すれば、ロッキングナットコネクタセンサの1つ又は複数を運動器具に付加することによって本明細書に記載の機能を含むように既存の運動器具をレトロフィットすることができる。
【0125】
[0141] 図8Aは、一部の実施形態によるコネクテッドウェイト及びスマートミラーを示すシステム図である。図8Aに示すように、システム800は第1のコネクテッドウェイト811A及び第2のコネクテッドウェイト811Bを含む。第1のコネクテッドウェイト811Aは、第1のスマートミラー800Aに近接し(例えば約10フィートの範囲内にあり)、第1のユーザに関連し得る。第2のコネクテッドウェイト811Bは、第2のスマートミラー800Bに近接し(例えば約10フィートの範囲内にあり)、第1のユーザの位置と異なる位置にいる第2のユーザに関連し得る。第1のコネクテッドウェイト811Aは、1つ又は複数のセンサ813A、トランシーバ814A、任意選択的なプロセッサ815A、任意選択的なメモリ816A、及び任意選択的な電源817Aをそれぞれ含む、1つ又は複数の第1のコネクタセンサ812Aを含む。同様に第2のコネクテッドウェイト811Bは、1つ又は複数のセンサ813B、トランシーバ814B、任意選択的なプロセッサ815B、任意選択的なメモリ816B、及び任意選択的な電源817Bをそれぞれ含む、1つ又は複数の第2のコネクタセンサ812Bを含む。一部の実装形態では、センサ813Aの1つ若しくは複数及び/又はセンサ813Bの1つ若しくは複数が、任意選択的な電源817A、817B、任意選択的なプロセッサ815A、815B、任意選択的なメモリ816A、816B、及びトランシーバ814A、814Bとは別の独自のオンボード電源、プロセッサ、メモリ、及び/又はトランシーバを含み得る。コネクテッドウェイト811A、811Bのそれぞれは、運動中にセンサ813A、813Bによって生成されるセンサデータ(830A及び830Bのそれぞれ)を送信するために、無線通信ネットワーク「N」を介して遠隔計算装置820及び/又は関連するスマートミラー(スマートミラー800A及びスマートミラー800Bのそれぞれ)と(例えばトランシーバ814A及び814Bのそれぞれを使用して)通信することができる。図8Aに示すように、センサデータ830Aはコネクタセンサ812Aから遠隔計算装置820及び/又はスマートミラー800Aに送信され得る。同様に、センサデータ830Bはコネクタセンサ812Bから遠隔計算装置820及び/又はスマートミラー800Bに送信され得る。遠隔計算装置820に送信されるセンサデータは、スマートミラー800A、800Bに送信され得る。例えば、センサデータ830Cはセンサデータ830A、センサデータ830B、又はその両方を含み得る。同様に、例えばセンサデータ830Dはセンサデータ830A、センサデータ830B、又はその両方を含み得る。センサデータ830C及び/又はセンサデータ830Dは生のセンサデータ(即ちコネクテッドウェイト811A、811Bから受信された通りのデータ)を含むことができ、及び/又は生のセンサデータの修正版を含み得る。例えばセンサデータ830C及び/又はセンサデータ830Dは、正規化データ、総合データ、平均化データ等を含み得る。一部の実施形態では、生のセンサデータが人工知能(「AI」)アルゴリズム(例えば線形回帰、サポートベクトル回帰(「SVR」)、回帰ツリー、ニューラルネットワーク回帰、決定ツリー、LASSO回帰、リッジ回帰、ElasticNet回帰等の回帰ベースのAIアルゴリズム)に基づいて修正され、ユーザの動き及び/又はユーザのパフォーマンスの質を決定するためにパターンマッチング検出技法を使用することができる。任意選択的に、第1のスマートミラー800A及び第2のスマートミラー800Bは、例えば第1のユーザ及び/又は第2のユーザに関するセンサデータ830Eを交換するために互いに直接通信するように構成される。
【0126】
[0142] 図8Bは、一部の実施形態による、少なくとも1つのコネクテッドウェイトを含む方法の一例の流れ図である。図8Bの方法801は、例えば図8Aのシステム800を使用して実行され得る。図8Bに示すように、方法801は、802で、スマートミラーにおいて及び運動器具に機械的に結合される機器から、機器の少なくとも1つのセンサによって収集されるデータを表す信号を受信することを含む。データはスマートミラーのユーザに関連する(例えばバイオメトリクデータ及び/又はパフォーマンスデータ)。804で、データを表す信号を受信することに応じて及びそのデータに基づき、スマートミラーのインタフェースによってユーザに提示するための少なくとも1つのメッセージをスマートミラーのプロセッサによって生成する。806で、方法801はスマートミラーのインタフェースによって少なくとも1つのメッセージを提示させることを含む。
【0127】
[0143] 一部の実装形態では、データが反復回数、速さ、速度、方向、加速度、又は位置データの少なくとも1つを含む。
【0128】
[0144] 一部の実装形態では、少なくとも1つのメッセージがテキスト、グラフィックス、ビデオ、又は音声の少なくとも1つを含む。
【0129】
[0145] 一部の実装形態では、少なくとも1つのメッセージを生成することが少なくとも1つの人工知能(AI)アルゴリズムを使用して行われる。
【0130】
[0146] 一部の実装形態では、信号が第1の信号であり、スマートミラーが第1のスマートミラーであり、ユーザが第1のユーザである。この方法は、第1のスマートミラーにおいて及び第1のスマートミラーと異なる第2のスマートミラーから、第1のユーザと異なる第2のユーザのパフォーマンスデータを表す第2の信号を受信することを更に含み、少なくとも1つのメッセージを生成することがパフォーマンスデータに更に基づく。
【0131】
[0147] 一部の実装形態では、少なくとも1つのメッセージを生成することが、比較データをもたらすためにデータを第2のユーザのパフォーマンスデータと比較することを含む。少なくとも1つのメッセージは、比較データの表現又は第2のユーザに対する第1のユーザの相対的なパフォーマンスの表現を含み得る。
【0132】
[0148] 一部の実装形態では、少なくとも1つのメッセージが第1の少なくとも1つのメッセージであり、この方法は、第2の少なくとも1つのメッセージを第2のスマートミラーのインタフェースによって提示させるために、第2のスマートミラーに第3の信号を送信することを更に含む。
【0133】
[0149] 図9A図9Jは、一部の実施形態によるコネクテッドウェイトの構成例の図である。図9Aは、ダンベル及びダンベルのハンドル/バー上に配置されるグリップ上に又はかかるグリップ内に配置されるコネクタセンサ912Aを含むコネクテッドウェイトを示す。図9Bは、ダンベル及びダンベルの加重プレート上に又はかかる加重プレート内に配置されるコネクタセンサ912Bを含むコネクテッドウェイトを示す。図9Cは、ダンベル及びダンベルの複数の加重プレート上に又はかかる複数の加重プレート内に配置されるコネクタセンサ912Cを含むコネクテッドウェイトを示す。図9Dは、ダンベル及びダンベルの1つのハンドル/バー上に又はかかるハンドル/バー内に配置されるコネクタセンサ912Dを含むコネクテッドウェイトを示す。そのような一部の実施形態では、コネクタセンサ912Dがダンベルの第1のハンドル上に配置され、「機能なし」ロッキングナット(即ちセンサを含まず、従って「スマート」ではないが、第2のハンドルに沿ってコネクテッドウェイトの加重プレートを固定するのに依然として機能するロッキングナット)がダンベルの第2のハンドル上に配置され、第2のハンドルは第1のハンドルと反対側である。機能なしロッキングナットはコネクタセンサ912Dとほぼ同じ外観を有することができ、及び/又はコネクタセンサ912Dとほぼ同じ重さであり得る。
【0134】
[0150] 図9Eは、ダンベル及びダンベルのハンドル/バーの両端上に又は両端内に配置されるコネクタセンサ912E1、912E2を含むコネクテッドウェイトを示す。図9Fは、ダンベル及びダンベルに近接して(例えばその10フィートの範囲内又は5フィートの範囲内に)、例えばユーザの身体、衣類、又は靴上に位置する別個のコネクタセンサ912Fを含むコネクテッドウェイトを示す。別個のコネクタセンサ912Fは、ユーザの動きを検出し任意選択的に解析するように構成されるカメラを含み得る。図9Gは、ダンベル及びダンベルに近接して(例えばその10フィートの範囲内又は5フィートの範囲内に)位置するグローブアクセサリ912Gを含むコネクタセンサを含むコネクテッドウェイトを示す。図9Hは、第1のコネクタセンサ912H1を有するダンベル、及びダンベルに近接して(例えばその10フィートの範囲内又は5フィートの範囲内に)位置するグローブアクセサリ912H2を含む第2のコネクタセンサを含むコネクテッドウェイトを示す。運動中、ユーザはグローブアクセサリ912H2を着用し、ダンベルを握るときグローブアクセサリ912H2のアクティブ部分が第1のコネクタセンサ912H1に接触し、例えばそれによりグローブアクセサリによって検出されるバイオメトリクセンサデータがグローブアクセサリから第1のコネクタセンサ912H1に転送され得る。
【0135】
[0151] 図9Jは、その一方又は両方がコネクテッドウェイトであり得る1対のダンベルを示す。図9Jに示すように、1対のダンベルの第1のダンベルがコネクタセンサ912J1及び/又はコネクタセンサ912J2を含み得る。同様に、1対のダンベルの第2のダンベルがコネクタセンサ912J3及び/又はコネクタセンサ912J4を含み得る。任意選択的なコネクタセンサ912J1、912J2、912J3、及び912J4のそれぞれはダンベル、そのバー領域及び/又は「ヘッド」領域内に埋め込まれてもよく又はそこに含まれ得る。
【0136】
[0152] 図9A図9Jに示すコネクテッドウェイトの何れかのユーザによる使用中(例えば運動中)、生データ及び/又は修正データを含む(例えば図8Aのセンサデータ830A、830Bと同様の)リアルタイムデータが、コネクテッドウェイトからコネクテッドウェイトと通信(例えば無線ネットワーク通信)する1つ又は複数のスマートミラー及び/又は遠隔計算装置(例えばスマートフォン等のモバイル装置)に伝送され得る。リアルタイムデータは、例えば反復回数、運動データ(例えば速さ、速度、方向、加速度、位置データ等)を含み得る。リアルタイムデータに応じて及びそれに基づいて、1つ又は複数のスマートミラー及び/又は1つ若しくは複数の遠隔計算装置が、スマートミラー及び/又は遠隔計算装置によってユーザに表示するための1つ又は複数のメッセージを生成し得る。1つ又は複数のメッセージは、反復回数、推薦される重みの修正(例えばコネクテッドウェイトでもそうでなくてもよい更に重い重み又は軽い重みをユーザが使用する推薦)、又は推薦されるフォームの修正(例えばユーザがコネクテッドウェイトを保持する/握る方法をユーザが修正する推薦、又はユーザが体位若しくは姿勢を修正する推薦)の1つ又は複数のテキスト、グラフィック、ビデオ、及び/又は音声表現を含み得る。1つ又は複数のメッセージを生成することは、1つ又は複数のAIアルゴリズムを使用することを含み得る。一部の実施形態では、1つ又は複数のスマートミラー及び/又は1つ若しくは複数の遠隔計算装置がリアルタイムデータを使用してユーザの比較を行う(それにより比較データを生成する)ことができ、1つ又は複数のメッセージは比較データの表現又は1人若しくは複数の他の指定のユーザと比較したときのユーザの相対的なパフォーマンスの表現を含み得る。
【0137】
バイオメトリクコネクタソフトウェア
[0153] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが、アルゴリズムに従って熟練スコア(又は「流麗さスコア」)をプロセッサに計算させる命令を有するコネクタソフトウェアアプリケーションを含む。一例では、熟練スコアが、所与のユーザに関する完了した反復回数、1つ又は複数の動きのパターン、(例えば三次元空間内の座標及び関連する身体部分の表現を含む)体位データ、筋肉の使用/活性化データ、歩調、及び心拍数回復データに基づいて計算される。そのような一部の実施形態では、熟練スコアを決定するためにアルゴリズムが(例えば1つ又は複数のセンサからの、又は1つ若しくは複数のセンサからのデータに基づいて計算される)計算値を生センサデータと組み合わせる。計算されると、熟練スコアがユーザのスマートミラーによって及び/又はモバイル計算装置によってユーザに(例えばテキスト、グラフィック、及び/又は音声形式で)提示され得る。1つ又は複数のセンサからのデータ、計算値、及び/又は生のセンサデータは、1つ又は複数のコネクテッドウェイト(図6のコネクテッドウェイト610等)によって生成され及び/又はそこから受信されるデータを含み得る。
【0138】
[0154] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムは、第1のトレーニング期間中にユーザが運動を完了するビデオをプロセッサに捕捉させる命令を有するコネクタソフトウェアアプリケーションを含み、そのビデオを(任意選択的にタイムスタンプ、日付スタンプ、及びバイオメトリクデータの1つ又は複数とメモリ内で関連付けられる)第1のアーカイブビデオとして記憶する。第1のトレーニング期間の後の第2のトレーニング期間中、コネクタソフトウェアアプリケーションは、第1のアーカイブビデオのオーバレイを任意選択的に第1のアーカイブビデオのバイオメトリクデータと組み合わせてスマートミラーによって表示させるように構成することができ、それによりユーザは(例えば自己比較のために、自身の前のパフォーマンスと競うために等)自身の第1のアーカイブビデオと同時に自らの反射像を見ることができる。一部の実施形態では、オーバレイが第1のアーカイブビデオの録画中に1つ又は複数のコネクテッドウェイトによって収集されたデータの視覚的表現、及び/又は第1のアーカイブビデオの録画中に過去にユーザに提示され、その時間において1つ又は複数のコネクテッドウェイトによって生成されたデータに基づく1つ又は複数のメッセージを含み得る。オーバレイは、第1のアーカイブビデオ内で描画される所与の運動中のフォームの修正、正しくないフォーム/動き、及び/又は活性化が予期される1つ若しくは複数の筋肉の視覚的表現を含み得る。
【0139】
[0155] 一部の実施形態では、バイオメトリクコネクタシステムが、ユーザのスマートミラーによって捕捉されるビデオカメラデータ/画像をユーザの1つ又は複数のウェアラブル電子アクセサリに基づいて生成されるバイオメトリクデータと結合して合成データ(任意選択的に時間の点で同期され又は捕捉/生成の時間に基づいてマッチされる)を定めること、並びに合成データに基づいて又はビデオカメラデータ/画像及びバイオメトリクデータに基づいて逐次的に決定を下すことをプロセッサに行わせるための命令を有するコネクタソフトウェアアプリケーションを含む。例えばビデオカメラデータ/画像に基づいてユーザの動き(例えば振動、動揺、収縮等)を検出することができ、動きを確認するために及び/又はユーザの他の筋肉に対してどの筋肉が最も動きを示しているのかを指定するために(例えば振動センサ、ストレッチセンサ、及び/又は他のセンサによって生成される)バイオメトリクデータが使用され得る。或いはユーザの動きはバイオメトリクデータに基づいて検出することができ、動きを確認するために及び/又はユーザの他の筋肉に対してどの筋肉が最も動きを示しているのかを指定するためにビデオカメラデータ/画像が使用され得る。そのような一部の実施形態では、ビデオカメラデータ/画像、バイオメトリクデータ、及び/又は合成データが、ビデオカメラデータ/画像の捕捉及びバイオメトリクデータの生成と同時に、スマートミラーにより、ユーザによって行われているトレーニングに関連する1つ又は複数の期待値と比較され得る。この比較に基づき、コネクタソフトウェアアプリケーションは所与の運動がユーザによって適切に行われている(又は行われていた)かどうかを判定すること、及び/又はユーザのフォーム若しくは他のパフォーマンスを評価することができる。任意選択的に、所与の運動がユーザによって適切に行われている(又は行われていた)かどうか、及び/又はユーザのフォーム若しくは他のパフォーマンスを評価することに関する判定が、スマートミラーの1つ又は複数のマイクロホンによって生成される音声データに更に基づき得る。
【0140】
[0156] 一部の実施形態では、任意選択的に先の実施形態の何れかと組み合わせて、トレーニング中のユーザの力(例えば走力)を計算し又は推論するためにバイオメトリクデータがコネクタソフトウェアアプリケーションによって使用され得る。本明細書で使用するとき、「力」はウェイトを素早く動かすユーザの能力を指し得る(「爆発性」とも呼ぶ)。力は例えば、参照によりそのそれぞれの全内容を本明細書に全て援用する、2020年8月18日に発行され「二足歩行運動中の動力費及び技法を決定するための方法及び機器(Methods and Apparatus for Power Expenditure and Technique Determination During Bipedal Motion)」と題された米国特許第10,744,371号、及び2017年7月6日に公開され「二足歩行運動中の動力費及び技法を決定するための方法及び機器(Methods and Apparatus for Power Expenditure and Technique Determination During Bipedal Motion)」と題された米国特許出願公開第2017/0189752号に記載されている1つ又は複数の技法を使用して計算することができる。経時的に追跡され得る所与のトレーニング、スポーツ、運動等の間の正確さを確認するために、及び/又はユーザのパフォーマンスのより完全な統計プロファイルを生成するために、コネクタソフトウェアアプリケーションは所与の期間について及び所与のユーザについて計算された力を少なくとも1つの他のバイオメトリクデータパラメータと比較することができる。図5は、上り坂、下り坂、及び平坦地を走っているユーザに関する一定のバイオメトリクデータパラメータ(つまり心拍、自覚的運動強度(RPE)、ペース、及び力)の相関性の一例を示す図である。一例として、図5を参照し、一部の実施形態ではユーザが上り坂を走っており次いで下り坂を走ることに移行する第1の期間の計算済みの力を同じ期間のユーザの心拍、ペース、及び/又はRPEと比較して関連するセンサの測定が正確であることを確認することができる。図5に示すように、センサが正しく機能している場合、(第1の期間の)心拍及びRPEは増加し、横ばい状態になり、次いで減少すべきであり、ペースはユーザが上り坂を走っていたときと比べて下り坂を走っているとき増すべきであり、力はユーザが上り坂を走っていたときと比べて下り坂を走っているとき(例えば走行の下り坂区間中のRPE及び/又は心拍の減少よりも速い速度で)低下すべきである。
【0141】
[0157] 一部の実施形態では、方法が、プロセッサにおいて及び第1の時間においてトレーニングのビデオを受信すること、及びプロセッサに動作可能に結合されるメモリ内にビデオを記憶させることを含む。この方法は、プロセッサにおいて及び第1のスマートミラーから、ビデオを複数の指定のスマートミラーに指定の時間において放送するための要求を受信すること、及びその要求を受信したことを確認する確認を第1のスマートミラーに送信することも含む。この方法は、複数の指定のスマートミラーにおけるビデオの放送を指定の時間において引き起こすことも含む。
【0142】
[0158] 一部の実施形態では、方法が、複数のスマートミラーの中の第1のスマートミラーのプロセッサにより、複数のスマートミラーの中のスマートミラーのサブセットに指定の時間において事前録画ビデオを放送するための要求を送信することを含む。要求に応じて確認が受信され、事前録画ビデオに関連するビデオフィードが指定の時間において受信される。ビデオフィードは、スマートミラーのサブセットの中の少なくとも1つの他のスマートミラーに関連する少なくとも1人のユーザのビデオを同時に表示しながら第1のスマートミラーによって表示される。
【0143】
[0159] 一部の実施形態では、機器が、ハウジングと、ハウジング内に配置される少なくとも1つの電源と、ハウジング内にそれぞれ配置され電源に電気的に結合される少なくとも1つのセンサ、プロセッサ、及びトランシーバとを含む。ハウジングはアクチュエータを含み、内面を有する。ハウジングは、ダンベルの相補的な外面に内面によって機械的に結合するように構成される。プロセッサは、ハウジングがダンベルに機械的に結合されているとき少なくとも1つのセンサからセンサデータを表す第1の信号を受信するように構成され、スマートミラーに対してセンサデータを表す第2の信号をトランシーバに伝送させるように構成される。
【0144】
[0160] 一部の実施形態では、スマートミラーのユーザが、事前録画されたフィットネスクラスの再放送を、再放送への「被招待者」である複数の多重化された地理的に離れたユーザに関連する複数のスマートミラーによって同時に表示するようにスケジュールする。非招待者は再放送へのアクセスをブロックされ得る。再放送中、被招待者及びユーザは互いのライブビデオフィードを見ることができ、ボイス、テキスト、及び/又はグラフィック記号(例えば絵文字)を使用して互いにやり取りすることができる。ボイス通信はミラーのマイクロホン/スピーカによって行うことができ、テキスト及び/又はグラフィック記号はミラーによって表示することができる。任意選択的に、ユーザのリアルタイムのバイオメトリクデータをユーザのスマートミラーによって及び/又は他の被招待者のスマートミラーによって表示することができる。
【0145】
[0161] 一部の実施形態では、方法が、第1の時間において実行されるトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第1の時間の後の第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含む要求を第1のユーザの計算装置から受信することを含む。要求がカレンダデータと比較され、比較に基づいて、セッション肯定応答メッセージが第1のユーザの計算装置に及び送信される。第2の時間を識別する招待メッセージが、第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に送信される。招待メッセージに対する、第2のユーザに関連する招待応答及び第3のユーザに関連する招待応答が受信される。第2のユーザに関連する招待応答及び第3のユーザに関連する招待応答に応じて、トレーニングのビデオが第2の時間において第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに再放送される。所望の修正を表す信号が、再放送中に、第1のユーザの計算装置から受信され、その信号を受信することに応じて、所望の修正に基づいて第1のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域の見た目を修正するための信号が送信される。
【0146】
[0162] 一部の実装形態では、第1のユーザの計算装置が第1のユーザのスマートフォン又は第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第2のユーザの計算装置が第2のユーザのスマートフォン又は第2のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第3のユーザの計算装置が第3のユーザのスマートフォン又は第3のユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0147】
[0163] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニング中に運動しているかつ第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉される第2のユーザのライブストリームを第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含む。トレーニング中の第2のユーザのライブストリームは第1のユーザのスマートミラーにおいて表示され、この方法は、トレーニング中に運動している第1のユーザのライブストリームを第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信し、第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉された、第1のユーザのライブストリームをトレーニング中に第2のユーザのスマートミラーに表示させることも含む。
【0148】
[0164] 一部の実施形態では、複数のユーザが第1の複数のユーザであり、この方法が、第1の時間と異なる第3の時間において第2の複数のユーザにトレーニングのビデオを再放送することも含み、第1の複数のユーザは第2の複数のユーザのサブセットである。
【0149】
[0165] 一部の実施形態では、この方法が、第2の時間を識別する招待メッセージを第4のユーザの計算装置に送信すること、及び第4のユーザの計算装置から応答を受信しない又は招待拒否応答を受信することも含む。再放送することは、第4のユーザのスマートミラーにトレーニングのビデオを再放送することなしに第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーにトレーニングのビデオを再放送することを含み得る。
【0150】
[0166] 一部の実装形態では、再放送することは、複数のユーザに含まれないユーザのスマートミラーにトレーニングのビデオを再放送することなしに第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーにトレーニングのビデオを再放送することを含む。
【0151】
[0167] 一部の実装形態では、この方法が、第1のユーザの計算装置、第2のユーザの計算装置、又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つからフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に受信することも含む。この方法は、第1のユーザの計算装置、第2のユーザの計算装置、又は第3のユーザの計算装置の残りの少なくとも1つにフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に送信することも含む。
【0152】
[0168] 一部の実装形態では、この方法が、第1の時間において実行されるトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、並びに第1の時間の後の及び第2の時間と異なる第3の時間の指示を含む要求を第1のユーザの計算装置から、第2の時間の指示を含む要求を受信する前に受信することも含む。第2のユーザ及び第3のユーザの少なくとも1人が第3の時間において空いていないという決定が下され、第2のユーザ及び第3のユーザの少なくとも1人が第3の時間において空いていないことを示す情報が第1のユーザの計算装置に送信される。第2の時間の指示を含む要求を受信することは、第2のユーザ及び第3のユーザの少なくとも1人が第3の時間において空いていないことを示す情報に応じて行われ得る。
【0153】
[0169] 一部の実施形態では、この方法が、トレーニング中の第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第1のユーザのスマートミラーから受信すること、及び第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーに送信して、第2のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーに表示させることも含む。この方法は、トレーニング中の第2のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーから受信すること、及び第1のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第2のユーザのパフォーマンスメトリクを第1のユーザのスマートミラーに送信することも含む。
【0154】
[0170] 一部の実装形態では、信号が第1の信号であり、この方法が、ビデオ領域を閉じるための要求を表す第2の信号を、再放送中に、第1のユーザの計算装置から受信することを更に含む。第2の信号を受信することに応じて、第1のユーザのスマートミラーにおいてビデオ領域の表示を停止することができる。
【0155】
[0171] 一部の実施形態では、方法が、第2のユーザの計算装置及び第3のユーザの計算装置に対して、第2の時間を識別する招待メッセージをサーバに送信させるための要求を第1のユーザの計算装置からサーバに送信することを含む。この要求は、第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含む。送信することの後及びサーバから、セッション肯定応答メッセージが受信される。この方法は、送信することの後、第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに再放送されるトレーニングのビデオを受信することも含む。第2の時間において第2のユーザのスマートミラー及び第3のユーザのスマートミラーにおいてもトレーニングのビデオを表示しながら、第2の時間において及び第1のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示する。この方法は、第1のユーザのスマートミラーにおけるトレーニングのビデオの表示中に第1のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を第1のユーザの計算装置からサーバに送信することも含み得る。
【0156】
[0172] 一部の実装形態では、第1のユーザの計算装置が第1のユーザのスマートフォン又は第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第2のユーザの計算装置が第2のユーザのスマートフォン又は第2のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第3のユーザの計算装置が第3のユーザのスマートフォン又は第3のユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0157】
[0173] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニング中に運動しているかつ第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉される第2のユーザのライブストリームを第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含む。トレーニング中の第2のユーザのライブストリームは第1のユーザのスマートミラーにおいて表示される。トレーニング中に運動しているかつ第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉される第1のユーザのライブストリームを第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つに送信して、第1のユーザのライブストリームをトレーニング中に第2のユーザのスマートミラー又は第3のユーザのスマートミラーの少なくとも1つに表示させる。
【0158】
[0174] 一部の実装形態では、要求を送信することが、第2のユーザの計算装置からサーバが招待応答を受信することに応じて第2のユーザのスマートミラーに対し、及び第3のユーザの計算装置からサーバが招待応答を受信することに応じて第3のユーザのスマートミラーに対し、トレーニングのビデオをサーバに再放送させるための要求を送信することを含む。
【0159】
[0175] 一部の実装形態では、この方法が、第2のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つにフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に及び第1のユーザの計算装置から送信することも含む。この方法は、第2のユーザの計算装置のフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に及び第1のユーザの計算装置において受信し表示することも含み得る。
【0160】
[0176] 一部の実施形態では、この方法が、第2のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つからライブビデオを第2の時間中に受信することも含む。表示することは、トレーニングのビデオ及び第2のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つからのライブビデオを第2の時間中に同時に表示することを含み得る。トレーニングのビデオ及び第2のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つからのライブビデオの表示と同時に、第1のユーザの反射が第1のユーザのスマートミラー上で見え得る。
【0161】
[0177] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニング中の第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第1のユーザのスマートミラーから送信して、第2のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーに表示させることも含む。第2のユーザのパフォーマンスメトリクは第1のユーザのスマートミラーにおいて受信され、第1のユーザのパフォーマンスメトリクは、第2のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第1のユーザのスマートミラーにおいて表示される。
【0162】
[0178] 一部の実装形態では、この方法が、第1のユーザのライブビデオを第2の時間において及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0163】
[0179] 一部の実施形態では、この方法が、第2の時間を識別する招待メッセージを(1)第1のユーザの計算装置からサーバに送信される要求に応答し、及び(2)第2のユーザの計算装置において受信することを含む。招待メッセージは、第1のユーザの計算装置から送信される要求に応じて第3のユーザの計算装置においても受信され得る。この要求は、第2の時間の前の第1の時間において行われたトレーニングの識別子、複数のユーザを識別するユーザの一覧、第2の時間の指示、要求に関連する再放送中に表示されるオーバレイの指示、及びトレーニングの能力水準の指示を含み得る。この方法は(1)招待メッセージに対し、及び(2)第2のユーザの計算装置からサーバに、第2のユーザに関連する招待応答を送信することも含み得る。この方法は、送信することの後、第1のユーザのスマートミラー、第2のユーザのスマートミラー、及び第3のユーザのスマートミラーに放送されるトレーニングのビデオを受信することも含み得る。この方法は、第2の時間において第1のユーザのスマートミラー及び第3のユーザのスマートミラーにおいてもトレーニングのビデオを表示しながら、第2の時間において及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示することも含み得る。この方法は、第2のユーザのスマートミラーにおけるトレーニングのビデオの表示中に第2のユーザのスマートミラーにおいて表示されるビデオ領域に対する所望の修正を表す信号を第2のユーザの計算装置からサーバに送信することも含み得る。
【0164】
[0180] 一部の実装形態では、第1のユーザの計算装置が第1のユーザのスマートフォン又は第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第2のユーザの計算装置が第2のユーザのスマートフォン又は第2のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第3のユーザの計算装置が第3のユーザのスマートフォン又は第3のユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0165】
[0181] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニング中に運動しているかつ第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉される第1のユーザのライブストリームを第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置において受信することも含む。この方法は、トレーニング中の第1のユーザのライブストリームを第2のユーザのスマートミラーにおいて表示すること、及びトレーニング中に運動している第2のユーザのライブストリームを第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置に送信し、第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉された、第2のユーザのライブストリームをトレーニング中に第1のユーザのスマートミラーに表示させることも含み得る。
【0166】
[0182] 一部の実装形態では、この方法が、第1のユーザの計算装置又は第3のユーザの計算装置の少なくとも1つにフィードバックデータ又はセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に及び第2のユーザの計算装置から送信することも含む。この方法は、第1のユーザの計算装置のフィードバックデータ、第1のユーザの計算装置のセンサデータ、第3のユーザの計算装置のフィードバックデータ、又は第3のユーザの計算装置のセンサデータの少なくとも1つを第2の時間中に及び第1のユーザの計算装置において受信し表示することも含み得る。
【0167】
[0183] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニング中の第2のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーから送信して、第1のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第2のユーザのパフォーマンスメトリクを第1のユーザのスマートミラーに表示させることも含む。この方法は、第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーにおいて受信すること、及び第2のユーザのパフォーマンスメトリクもトレーニング中に表示しながら第1のユーザのパフォーマンスメトリクを第2のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含み得る。
【0168】
[0184] 一部の実施形態では、方法が、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第2のユーザを第1の期間中に及び第1のユーザのために及び第1のユーザの計算装置において自動で選択することを含む。この方法は、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、第1の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信することも含む。この方法は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第1のユーザの及び第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第1の期間の後の第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信して、第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいて第1のユーザのライブストリームを表示させることも含む。この方法は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第2のユーザの第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含む。この方法は、第2のユーザのライブストリームを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。この方法は、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいても表示しながら、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0169】
[0185] 一部の実装形態では、第1のユーザの競争データが、第1のユーザのバイオメトリクデータ、第1のユーザのセンサデータ、第1のユーザの過去のトレーニング、第1のユーザの過去のトレーニングのパフォーマンス、第1のユーザのユーザの好み、又は第1のユーザのユーザの人口統計の少なくとも1つを含む。自動で選択することは、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの適合性スコアを計算することを含み得る。この方法は、適合性スコアに基づいて第2のユーザに対するチャレンジメッセージを第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信すること、及びチャレンジメッセージに応じた受諾メッセージを第2のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含み得る。トレーニング選択を送信することは受諾メッセージに応答したものであり得る。
【0170】
[0186] 一部の実装形態では、自動で選択することが、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの適合性スコアを計算すること、並びに適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて第2のユーザを選択することであって、ユーザの将来の取り組みの予測はトレーニング中の第1のユーザのパフォーマンススコアがトレーニング中の第2のユーザのパフォーマンススコアを上回る可能性が高いことを予測する、第2のユーザを選択することを含む。
【0171】
[0187] 一部の実装形態では、自動で選択することが、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの適合性スコアを計算すること、並びに適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて第2のユーザを選択することであって、ユーザの将来の取り組みの予測はトレーニング中の第1のユーザのパフォーマンススコアがトレーニング中の第2のユーザのパフォーマンススコアを下回る可能性が高いことを予測する、第2のユーザを選択することを含む。
【0172】
[0188] 一部の実装形態では、自動で選択することが、第1のユーザの適合性スコア、第2のユーザの適合性スコア、及び複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアを計算すること、並びに第1のユーザの適合性スコア、第2のユーザの適合性スコア、及び複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアに基づいて複数のユーザの中の各ユーザは選択せずに第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択することを含む。
【0173】
[0189] 一部の実装形態では、この方法が、第1のバイオメトリクセンサによって測定される第1のユーザのバイオメトリクデータを第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第2のユーザの計算装置に送信することも含む。この方法は、第2のバイオメトリクセンサによって測定される第2のユーザのバイオメトリクデータを第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置から第1のユーザの計算装置において受信することも含み得る。この方法は、第2のユーザのバイオメトリクデータを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含み得る。
【0174】
[0190] 一部の実装形態では、この方法は、第1のユーザのバイオメトリクデータに基づいて第1のユーザのパフォーマンススコアを、第2のユーザのバイオメトリクデータに基づいて第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に及び第1のユーザの計算装置において計算することも含む。
【0175】
[0191] 一部の実装形態では、第1のユーザの計算装置が第1のユーザのスマートフォン又は第1のユーザのスマートミラーの少なくとも1つであり、第2のユーザの計算装置が第2のユーザのスマートフォン又は第2のユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0176】
[0192] 一部の実装形態では、第1のユーザが第1の複数のユーザを有する第1のチーム内に含まれ、第2のユーザが第2の複数のユーザを有する第2のチーム内に含まれ、この方法が、第1のチームのパフォーマンススコア及び第2のチームのパフォーマンススコアを第2のユーザのスマートミラーにおいても第2の期間中に表示しながら、第1のチームのパフォーマンススコア及び第2のチームのパフォーマンススコアを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも。
【0177】
[0193] 一部の実装形態では、第1のチーム及び第1の複数のユーザの中の各ユーザが第1のチームのパフォーマンススコアに同時に貢献し、第2のチーム及び第2の複数のユーザの中の各ユーザが第2のチームのパフォーマンススコアに同時に貢献する。
【0178】
[0194] 一部の実装形態では、第1の期間及び第1の複数のユーザの中の残りのユーザごとに、第2の時間の一部と異なる第2の期間の一部の間に第1のチーム及び第1の複数のユーザの中の各ユーザが第1のチームのパフォーマンススコアに逐次的に貢献し、第2の期間及び第2の複数のユーザの中の残りのユーザごとに、第2の時間の一部と異なる第2の期間の一部の間に第2のチーム及び第2の複数のユーザの中の各ユーザが第2のチームのパフォーマンススコアに逐次的に貢献する。
【0179】
[0195] 一部の実施形態では、この方法が、トレーニングに関して第1のユーザと交代するための第3のユーザの指示を第2の期間の後の第3の期間中に受信することも含み、指示は第1のユーザの計算装置、第1のユーザのスマートミラー、第3のユーザの計算装置、又は第3のユーザのスマートミラーから受信される。この方法は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第3のユーザの及び第3の期間中に第3のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第3の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示することも含み得る。この方法は、第1のユーザ及び第3のユーザのパフォーマンススコアを第3の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいてまとめて表示することも含み得る。
【0180】
[0196] 一部の実施形態では、機器がプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、プロセッサに動作可能に結合されるディスプレイと、プロセッサに動作可能に結合されるメモリとを含む。メモリは、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第2のユーザを第1の期間中に及び第1のユーザのために自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラー上で第2の期間中にトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を、第1の期間中に通信インタフェースによって及び第2のユーザの計算装置に送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、トレーニングのビデオの表示中に運動している第1のユーザの及び第1のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第1の期間の後の第2の期間中に通信インタフェースによって及び第2のユーザの計算装置に送信して、第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいて第1のユーザのライブストリームを表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、トレーニングのビデオの表示中に運動している第2のユーザの第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを通信インタフェースによって第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から受信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第2のユーザのライブストリームをディスプレイによって第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に第2のユーザのスマートミラーにおいても表示しながら、第1のユーザのパフォーマンススコア及び第2のユーザのパフォーマンススコアをディスプレイによって第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0181】
[0197] 一部の実装形態では、第1のユーザの競争データが第1のユーザのバイオメトリクデータ、第1のユーザのセンサデータ、第1のユーザの過去のトレーニング、第1のユーザの過去のトレーニングのパフォーマンス、第1のユーザのユーザの好み、又は第1のユーザのユーザの人口統計の少なくとも1つを含む。第2のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令は、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの適合性スコアを計算するためのプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。プロセッサによって実行可能な命令は、適合性スコアに基づいて第2のユーザに対するチャレンジメッセージを第2のユーザの計算装置に送信し、チャレンジメッセージに応じた受諾メッセージを第2のユーザの計算装置から受信するためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。
【0182】
[0198] 一部の実装形態では、第2のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令が、第1のユーザの競争データ及び第2のユーザの競争データに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザの適合性スコアを計算し、適合性スコア及びユーザの将来の取り組みの予測に基づいて第2のユーザを選択するためのプロセッサによって実行可能な命令を含む。ユーザの将来の取り組みの予測は、トレーニング中の第1のユーザのパフォーマンススコアがトレーニング中の第2のユーザのパフォーマンススコアを上回る又はトレーニング中の第2のユーザのパフォーマンススコアを下回るうちの一方である尤度を表し得る。
【0183】
[0199] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1のバイオメトリクセンサによって測定される第1のユーザのバイオメトリクデータを第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置に送信するためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む。プロセッサによって実行可能な命令は、第2のバイオメトリクセンサによって測定される第2のユーザのバイオメトリクデータを第2の期間中に及び第2のユーザの計算装置から受信するためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。プロセッサによって実行可能な命令は、第2のユーザのバイオメトリクデータをディスプレイによって第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。
【0184】
[0200] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1のユーザのバイオメトリクデータに基づいて第1のユーザのパフォーマンススコアを、第2のユーザのバイオメトリクデータに基づいて第2のユーザのパフォーマンススコアを第2の期間中に計算するためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む。
【0185】
[0201] 一部の実装形態では、第2のユーザの計算装置が第2のユーザのスマートフォン又は第2のユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0186】
[0202] 一部の実装形態では、第1のユーザが第1の複数のユーザを有する第1のチーム内に含まれ、第2のユーザが第2の複数のユーザを有する第2のチーム内に含まれる。プロセッサによって実行可能な命令は、第1のチームのパフォーマンススコア及び第2のチームのパフォーマンススコアを第2のユーザのスマートミラーにおいても第2の期間中に表示しながら、第1のチームのパフォーマンススコア及び第2のチームのパフォーマンススコアを第2の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいてディスプレイによって表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。
【0187】
[0203] 一部の実装形態では、トレーニングに関して第1のユーザと交代するための第3のユーザの指示を第2の期間の後の第3の期間中に受信するためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。プロセッサによって実行可能な命令は、トレーニングのビデオの表示中に運動している第3のユーザの及び第3の期間中に第3のユーザのスマートミラーのカメラによって捕捉されるライブストリームを第3の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいてディスプレイによって表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。プロセッサによって実行可能な命令は、第1のユーザ及び第3のユーザのパフォーマンススコアを第3の期間中に及び第1のユーザのスマートミラーにおいてディスプレイによってまとめて表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。
【0188】
[0204] 一部の実施形態では、方法が、(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択をユーザの計算装置において受信することを含む。この方法は、選択に応じて以前録画されたビデオを、第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示すること、第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいてトレーニングを行っているユーザを反射することも含む。
【0189】
[0205] 一部の実装形態では、この方法が、第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアの表現及び第1の期間中の以前録画されたビデオのパフォーマンススコアの表現を第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0190】
[0206] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中のパフォーマンススコアの数値表現第2の期間中のパフォーマンススコアの数値表現を第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0191】
[0207] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中のパフォーマンススコアと第2の期間中のパフォーマンススコアとの差の数値表現を第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0192】
[0208] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中のパフォーマンススコアと第2の期間中のパフォーマンススコアとの差の非数値表現を第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0193】
[0209] 一部の実装形態では、ユーザの計算装置がユーザのスマートフォン又はユーザのスマートミラーの少なくとも1つである。
【0194】
[0210] 一部の実装形態では、この方法が、トレーニングを行っているユーザのライブビデオを第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0195】
[0211] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアに対する第2の期間中のユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、第2の期間中に、ユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0196】
[0212] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアに対する第2の期間中のユーザのパフォーマンスのグラフィック表現を、第2の期間中に、ユーザのスマートミラーにおいて表示することであって、グラフィックは第2の期間中のユーザのパフォーマンスを示す色又は寸法の少なくとも1つを有する、表示することも含む。
【0197】
[0213] 一部の実装形態では、この方法が、(1)第2の期間中のユーザのライブビデオ、(2)第2の期間中のユーザの録画ビデオ、又は(3)第2の期間中のユーザに関連するバイオメトリクデータの少なくとも1つに基づいて第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアを決定すること、第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアの表現を第2の期間中にユーザのスマートミラーにおいて表示することも含む。
【0198】
[0214] 一部の実施形態では、機器が、プロセッサとメモリとを含むスマートミラーを含む。メモリはプロセッサに動作可能に結合され、(1)第1の期間中にトレーニングを行っているユーザの以前録画されたビデオを表し、(2)第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアを含む以前録画されたビデオファイルに関連するトレーニングの選択を受信するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、トレーニングを行っているユーザの像をユーザのスマートミラーが反射する間、選択に応じて以前録画されたビデオをスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0199】
[0215] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアの表現及び第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアの表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0200】
[0216] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアの数値表現第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアの数値表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0201】
[0217] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアと第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアとの差の数値表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0202】
[0218] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアと第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアとの差の非数値表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0203】
[0219] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、トレーニングを行っているユーザのライブビデオをスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0204】
[0220] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアに対する第2の期間中のユーザのパフォーマンスのグラフィック表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0205】
[0221] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、第1の期間中のユーザのパフォーマンススコアに対する第2の期間中のユーザのパフォーマンスのグラフィック表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させることであって、グラフィック表現は第2の期間中のユーザのパフォーマンスを示す色又は寸法の少なくとも1つを有する、表示させることを行うためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0206】
[0222] 一部の実装形態では、プロセッサによって実行可能な命令が、(1)第2の期間中のユーザのライブビデオ、(2)第2の期間中のユーザの録画ビデオ、又は(3)第2の期間中のユーザに関連するバイオメトリクデータの少なくとも1つに基づいて第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアを決定するためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。プロセッサによって実行可能な命令は、第2の期間中のユーザのパフォーマンススコアの表現をスマートミラーによって第2の期間中に表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含み得る。
【0207】
[0223] 一部の実施形態では、方法が、ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を複数のユーザの中の各ユーザに送信することを含む。複数のユーザの中の各ユーザは、複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する。この方法は、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択することも含む。この方法は、第1のユーザ及び第2のユーザを選択することに応答し、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を送信することも含む。この方法は、更新されたラダースケジュールをもたらすために、トレーニング中に決定される第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいてラダースケジュールを自動で更新することも含む。この方法は、ラダーベースの運動競争に関する更新されたラダースケジュールの指示を複数のユーザの中の各ユーザに送信すること、及び更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択することも含む。
【0208】
[0224] 一部の実装形態では、複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアに基づいてラダーベースの運動競争のために複数のユーザをラダースケジュールの送信前に自動で選択することであって、複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアはそのユーザの競争データに基づいている、自動で選択することも含む。
【0209】
[0225] 一部の実装形態では、ラダーを自動で更新することが、第1のユーザのパフォーマンスメトリクが第2のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに基づいてラダーを自動で更新することを含む。第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択することは、運動競争の第1のラウンド中に第1のユーザのパフォーマンスメトリクが第2のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ること、及び第3のユーザのパフォーマンスメトリクが第4のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに応じて行われ得る。
【0210】
[0226] 一部の実装形態では、複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択することが第1のユーザの適合性スコア及び第2のユーザの適合性スコアに基づき、第1のユーザの適合性スコアは第1のユーザの競争データに基づき、第2のユーザの適合性スコアは第2のユーザの競争データに基づく。
【0211】
[0227] 一部の実装形態では、この方法が、ラダースケジュール又は更新されたラダースケジュールの少なくとも1つを複数のスマートミラーの中の少なくとも1つのスマートミラーによって表示させることも含む。
【0212】
[0228] 一部の実装形態では、複数のユーザが第1の複数のユーザであり、この方法が、運動競争の第1のラウンド中にトレーニングを行っている第1のユーザ及び第2のユーザのビデオを、第2の複数のユーザの中の各ユーザのスマートミラーにおいて表示させる信号を送信することであって、第2の複数のユーザは少なくとも1人の観客ユーザを含む、送信することを更に含む。
【0213】
[0229] 一部の実装形態では、この方法が、第4のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいてラダーベースの運動競争から排除するための複数のユーザの中の第4のユーザを識別することも含む。
【0214】
[0230] 一部の実装形態では、この方法が、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザからユーザの第1のチームを自動で選択することであって、ユーザの第1のチームは第1のユーザを含む、自動で選択すること、及び複数のユーザからユーザの第2のチームを自動で選択することであって、ユーザの第2のチームは第2のユーザを含む、自動で選択することを含む。
【0215】
[0231] 一部の実装形態では、この方法が、参加を停止するための要求を第1のユーザから及び運動競争の第1のラウンド中に受信すること、及び参加を停止するための要求を受信することに応答し、運動競争の第1のラウンド中にトレーニングのビデオを第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させることも含む。
【0216】
[0232] 一部の実装形態では、この方法が、第1のユーザと交代するための要求を第4のユーザから及び運動競争の第1のラウンド中に受信すること、及び第1のユーザと交代するための要求を受信することに応答し、トレーニングのビデオを運動競争の第1のラウンド中に第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させることも含む。
【0217】
[0233] 一部の実施形態では、機器がプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合される通信インタフェースと、メモリとを含む。メモリはプロセッサに動作可能に結合され、ラダーベースの運動競争に関するラダースケジュールの指示を通信インタフェースによって並びに複数のユーザの中の及び複数のスマートミラーの中のスマートミラーを有する各ユーザに送信するためのプロセッサによって実行可能な命令を記憶する。メモリは、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、第1のユーザ及び第2のユーザを選択することに応答し、第1のユーザのスマートミラー及び第2のユーザのスマートミラーにおいてトレーニングのビデオを表示させるトレーニング選択を通信インタフェースによって送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、更新されたラダースケジュールをもたらすために、トレーニングのビデオの表示中に決定される第1のユーザのパフォーマンスメトリク及び第2のユーザのパフォーマンスメトリクに基づいてラダースケジュールを自動で更新するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、ラダーベースの運動競争に関する更新されたラダースケジュールの指示を通信インタフェースによって及び複数のユーザの中の各ユーザに送信するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。メモリは、更新されたラダースケジュールに基づく運動競争の第2のラウンドのために複数のユーザから第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令も記憶する。
【0218】
[0234] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアに基づいてラダーベースの運動競争のために複数のユーザをラダースケジュールの指示の送信前に自動で選択することであって、複数のユーザの中の各ユーザの適合性スコアはそのユーザの競争データに基づいている、自動で選択することを行うためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0219】
[0235] 一部の実装形態では、ラダースケジュールを自動で更新するためのプロセッサによって実行可能な命令が、第1のユーザのパフォーマンスメトリクが第2のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに基づいてラダースケジュールを自動で更新するための命令を含み、第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令が、運動競争の第1のラウンド中に第1のユーザのパフォーマンスメトリクが第2のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ること、及び第3のユーザのパフォーマンスメトリクが第4のユーザのパフォーマンスメトリクを上回ることに応じて第1のユーザ及び第3のユーザを自動で選択するための命令を含む。
【0220】
[0236] 一部の実装形態では、複数のユーザから第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択するためのプロセッサによって実行可能な命令が、第1のユーザの適合性スコア及び第2のユーザの適合性スコアに基づいて第1のユーザ及び第2のユーザを自動で選択するための命令を含み、第1のユーザの適合性スコア及び第2のユーザの適合性スコアはそのユーザの競争データに基づく。
【0221】
[0237] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、ラダースケジュール又は更新されたラダースケジュールの少なくとも1つを複数のスマートミラーの中の少なくとも1つのスマートミラーによって表示させるためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0222】
[0238] 一部の実装形態では、複数のユーザが第1の複数のユーザであり、このプロセッサによって実行可能な命令が、運動競争の第1のラウンド中にトレーニングを行っている第1のユーザ及び第2のユーザのビデオを、第2の複数のユーザの中の各ユーザのスマートミラーにおいて表示させる信号を送信することであって、第2の複数のユーザは少なくとも1人の観客ユーザを含む、送信することを行うためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0223】
[0239] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、ラダーベースの運動競争から排除するための複数のユーザの中のユーザをそのユーザのパフォーマンスメトリクに基づいて識別するためのプロセッサによって実行可能な命令も含む。
【0224】
[0240] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、ラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザからユーザの第1のチームを自動で選択することであって、ユーザの第1のチームは第1のユーザを含む、自動で選択すること、及びラダースケジュールに基づく運動競争の第1のラウンドのために複数のユーザからユーザの第2のチームを自動で選択することであって、ユーザの第2のチームは第2のユーザを含む、自動で選択することを行うためのプロセッサによって実行可能な命令を含む。
【0225】
[0241] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、参加を停止するための要求を第1のユーザから及び運動競争の第1のラウンド中に受信すること、及び参加を停止するための要求を受信することに応答し、運動競争の第1のラウンド中にトレーニングのビデオを第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させることを行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む。
【0226】
[0242] 一部の実装形態では、このプロセッサによって実行可能な命令が、第1のユーザと交代するための要求を第4のユーザから及び運動競争の第1のラウンド中に受信すること、及び第1のユーザと交代するための要求を受信することに応答し、トレーニングのビデオを運動競争の第1のラウンド中に第4のユーザのスマートミラーにおいて表示させることを行うためのプロセッサによって実行可能な命令を更に含む。
【0227】
[0243] 一部の実施形態では、方法が、スマートミラーの第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーによって表示させることを含む。この方法は、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第2のサブセットの中の各スマートミラーにより、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)スマートミラーの第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。この方法は、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数のスマートミラーの中の少なくとも2つのスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。
【0228】
[0244] 一部の実装形態では、第2の期間が介在する期間なしに第1の期間に続くこと、又は第3の期間が介在する期間なしに第2の期間に続くことの少なくとも1つ。
【0229】
[0245] 一部の実装形態では、第1の複数のユーザの中のユーザがボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって第1の期間中に互いにやり取りすることができるように、スマートミラーの第1のサブセット又はスマートミラーの第3のサブセットの少なくとも1つが構成される。
【0230】
[0246] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることも含む。
【0231】
[0247] 一部の実装形態では、少なくとも1つのユーザ選択背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む。
【0232】
[0248] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第1のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも含む。
【0233】
[0249] 一部の実装形態では、少なくとも1つの背景がロッカールームの内部の描画を含む。
【0234】
[0250] 一部の実装形態では、この方法が、第3の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることも含む。
【0235】
[0251] 一部の実装形態では、この方法が、第3の期間中に及びネットワーク化された複数のスマートミラーの中のスマートミラーの第3のサブセットの中の各スマートミラーにより、スマートミラーの第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも含む。
【0236】
[0252] 一部の実装形態では、少なくとも1つの背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む。
【0237】
[0253] 一部の実装形態では、少なくとも1つの製品がトレーニングビデオに関連するトレーニングの種類に基づいて選択される。
【0238】
[0254] 一部の実装形態では、この方法が、第1の複数のユーザの中のユーザの1人が話していることを検出することに応答し、第1の期間中のライブビデオの外観を修正することも含む。
【0239】
[0255] 一部の実装形態では、第1の複数のユーザ及び第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有すること、又は第2の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有することの少なくとも1つ。
【0240】
[0256] 一部の実施形態では、方法が、計算装置の第1のサブセットに関連する第1の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画する、及びトレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオを表示しないライブビデオを第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置によって表示させることを含み、ネットワーク化された複数の計算装置は少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む。この方法は、第1の期間の後の及び第1の期間と相互排他的な第2の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第2のサブセットの中の各計算装置により、(1)トレーニングインストラクタの描画を含むトレーニングビデオ、及び(2)計算装置の第2のサブセットに関連する第2の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザの表現を表示させることも含む。この方法は、第2の期間の後の及び第2の期間と相互排他的な第3の期間中に並びにネットワーク化された複数の計算装置の中の少なくとも2つの計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第3のサブセットに関連する第3の複数のユーザの中の少なくとも1人のユーザを描画するライブビデオを表示させることも含む。
【0241】
[0257] 一部の実装形態では、第2の期間が介在する期間なしに第1の期間に続くこと、又は第3の期間が介在する期間なしに第2の期間に続く。
【0242】
[0258] 計算装置の第1のサブセット及び計算装置の第2のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有すること、又は計算装置の第2のサブセット及び計算装置の第3のサブセットが少なくとも1つの計算装置を共通して有する。
【0243】
[0259] 一部の実装形態では、計算装置の第1のサブセット、計算装置の第2のサブセット、及び計算装置の第3のサブセットのそれぞれが、少なくとも1つのスマートミラー及び少なくとも1つのモバイル通信装置を含む。
【0244】
[0260] 一部の実装形態では、第1の複数のユーザの中のユーザがボイス、ビデオ、テキスト、絵文字、アニメーション、又は画像の少なくとも1つによって第1の期間中に互いにやり取りすることができるように、計算装置の第1のサブセット又は計算装置の第3のサブセットの少なくとも1つが構成される。
【0245】
[0261] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることも含む。
【0246】
[0262] 一部の実装形態では、少なくとも1つのユーザ選択背景が販売促進用の少なくとも1つの製品の描画を含む。
【0247】
[0263] 一部の実装形態では、この方法が、第1の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第1のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも含む。
【0248】
[0264] 一部の実装形態では、少なくとも1つの背景がロッカールームの内部の描画を含む。
【0249】
[0265] 一部の実装形態では、この方法が、第3の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、少なくとも1つのユーザ選択背景を表示させることも含む。
【0250】
[0266] 一部の実装形態では、この方法が、第3の期間中に及びネットワーク化された複数の計算装置の中の計算装置の第3のサブセットの中の各計算装置により、計算装置の第1のサブセットに関連するソフトウェアアプリケーションによって自動で選択される少なくとも1つの背景を表示させることも含む。
【0251】
[0267] 一部の実装形態では、少なくとも1つの背景が少なくとも1つの告知の描画を含む。
【0252】
[0268] 一部の実装形態では、この方法が、第1の複数のユーザの中のユーザの1人が話していることを検出することに応答し、第1の期間中のライブビデオの外観を修正することも含む。
【0253】
[0269] 一部の実装形態では、第1の複数のユーザ及び第2の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有すること、又は第2の複数のユーザ及び第3の複数のユーザが少なくとも1人のユーザを共通して有する。
【0254】
[0270] 本明細書で解説する上記の概念及び追加の概念の全ての組み合わせは、(それらの概念が互いに矛盾しないという条件で)本明細書で開示した内容の一部だと考えられる。参照により援用する任意の開示の中でも登場し得る、本明細書で明確に使用する用語には本明細書で開示した特定の概念と最も一致する意味を与えるものとする。
【0255】
[0271] 図面は主に例示目的であり、本明細書に記載した内容の範囲を限定することは意図しない。図面は必ずしも縮尺通りに描かれておらず、一部の例では様々な特徴の理解を助けるために本明細書で開示した内容の様々な側面を図面で誇張して又は拡大して示す場合がある。図中、同様の参照文字は概して同様の特徴(例えば機能的に同様の及び/又は構造的に同様の要素)を指す。
【0256】
[0272] 本願の全体(表紙ページ、題名、見出し、背景、概要、図面の簡単な説明、詳細な説明、実施形態、要約、図面、付録等を含む)は、実施形態を実践することができる様々な実施形態を実例として示す。本願の利点及び特徴は実施形態の代表的な見本に過ぎず、網羅的及び/又は排他的ではない。むしろそれらは実施形態の理解を助けるために、及び実施形態を教示するために示されており、全ての実施形態を表すものではない。そのため本開示の一定の態様は本明細書で論じていない。本願の特定の部分について代替的実施形態が提示されてない場合があり、又は記載されていないその更なる代替的実施形態が或る部分について利用可能な場合がある、は本開示の範囲からかかる代替的実施形態を除外するものだと考えるべきではない。記載されていないそれらの実施形態の多くが本革新の同じ原理を組み込み、他のものも等価であることが理解されよう。従って本開示の範囲及び/又は趣旨から逸脱することなしに、他の実施形態を利用することができ、機能的、論理的、動作的、組織的、構造的、及び/又は位相的な修正が加えられ得ることを理解すべきである。そのため、本開示の全体を通して全ての例及び/又は実施形態は非限定的だと見なされる。
【0257】
[0273] 更に、紙面及び繰り返しを減らす目的である以外、本明細書で論じられていない実施形態に対して、本明細書で論じた実施形態に関する推論を導くべきではない。例えば、図中で及び/又は全体を通して記載した任意のプログラム構成要素(構成要素の集合)、他の構成要素、及び/又は存在する任意の特徴の組の任意の組み合わせの論理的及び/又は位相的構造は固定された動作順序及び/又は構成に限定されず、むしろ開示した如何なる順序も例示であり、順序に関係なく全ての等価物が本開示によって予期されることを理解すべきである。
【0258】
[0274] 様々な概念を1つ又は複数の方法として実施することができ、そのうちの少なくとも1つの例が与えられている。方法の一部として行われる行為は任意の適切なやり方で順序付けることができる。従って、示したのと異なる順序で行為が行われる実施形態を構築することができ、かかる実施形態は、たとえ例示的実施形態では連続した行為として示されていても一部の行為を同時に実行することを含み得る。言い換えれば、かかる特徴は特定の実行順序に必ずしも限定されなくてもよいことを理解すべきであり、むしろ本開示と合致するやり方で逐次的に、非同期的に、並行して、並列に、同時に、同期的に等実行し得る任意の数のスレッド、プロセス、サービス、サーバ等。そのため、それらの特徴の一部は単一の実施形態の中で同時に存在することができない点で互いに矛盾する場合がある。同様に、一部の特徴は本革新の或る態様に適用可能であり、他の態様には適用することができない。
【0259】
[0275] 本明細書で「自動で」という用語は、ユーザ等の外部ソースによる直接の入力又はプロンプトなしに生じる動作を修飾するために使用される。自動で生じる動作は定期的に、散発的に、検出されるイベント(例えばユーザのログイン)に応じて、又は所定のスケジュールに従って生じ得る。
【0260】
[0276] 「決定する」という用語は多岐にわたる動作を包含し、従って「決定する」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、探索(例えばテーブル、データベース、又は別のデータ構造の探索)、確認等を行うことを含み得る。更に、「決定する」は、受信(例えば情報の受信)、アクセス(例えばメモリ内のデータのアクセス)等を行うことを含み得る。更に、「決定する」は、解決、選択、選出、確立等を行うことを含み得る。
【0261】
[0277] 「~に基づく」という句は、別段の定めがない限り「~だけに基づく」ことを意味するものではない。換言すれば、「~に基づく」という句は「~だけに基づく」及び「~に少なくとも基づく」の両方を表す。
【0262】
[0278] 本明細書に記載の一部の実施形態及び/又は方法は、(ハードウェア上で実行される)ソフトウェア、ハードウェア、又はその組み合わせによって実行することができる。ハードウェアモジュールは、例えばプロセッサ、書換可能ゲートアレイ(FPGA)、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含み得る。(ハードウェア上で実行される)ソフトウェアモジュールは、プロセッサに動作可能に結合されるメモリ内に記憶される命令を含むことができ、C、C++、Java(商標)、Ruby、Visual Basic(商標)、及び/又は他のオブジェクト指向、手続き型、若しくは他のプログラミング言語及び開発ツールを含む様々なソフトウェア言語(例えばコンピュータコード)で表すことができる。コンピュータコードの例は、これだけに限定されないがマイクロコード又はマイクロ命令、コンパイラによって作成されるような機械命令、ウェブサービスを作り出すために使用されるコード、及びインタプリタを使用してコンピュータによって実行される高水準命令を含むファイルを含む。例えば実施形態は、命令型プログラミング言語(例えばC、Fortran等)、関数型プログラミング言語(Haskell、Erlang等)、論理型プログラミング言語(例えばProlog)、オブジェクト指向プログラミング言語(例えばJava、C++等)、又は他の適切なプログラミング言語及び/又は開発ツールを使用して実装することができる。コンピュータコードの更なる例は、これだけに限定されないが、制御信号、暗号化コード、及び圧縮コードを含む。
【0263】
[0279] 「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械等を包含するように広く解釈すべきである。一部の状況下では、「プロセッサ」は特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、書換可能ゲートアレイ(FPGA)等を指す場合がある。「プロセッサ」という用語は処理装置の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアに関連する1つ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はそのような他の任意の構成を指し得る。
【0264】
[0280] 「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することができる任意の電子部品を包含するように広く解釈すべきである。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、消去プログラム可能読取専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気又は光データ記憶域、レジスタ等の様々な種類のプロセッサ可読媒体を指し得る。プロセッサがメモリから情報を読み取ることができる及び/又はメモリに情報を書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子通信すると言われる。プロセッサに欠かせないメモリはプロセッサと電子通信する。
【0265】
[0281] 「命令」及び「コード」という用語は、任意の種類のコンピュータ可読ステートメントを含むように広く解釈すべきである。例えば「命令」及び「コード」という用語は、1つ又は複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手続き等を指し得る。「命令」及び「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメント又は多くのコンピュータ可読ステートメントを含み得る。
【0266】
[0282] 本明細書に記載の一部の実施形態は、コンピュータによって実装される様々な操作を実行するための命令又はコンピュータコードをその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体(非一時的プロセッサ可読媒体とも呼ばれ得る)を有するコンピュータ記憶製品に関する。コンピュータ可読媒体(又はプロセッサ可読媒体)は、一時的な伝搬信号(例えば空間又はケーブル等の伝送媒体上で情報を運ぶ伝搬電磁波)をそれ自体が含まないという意味で非一時的である。媒体及びコンピュータコード(コードと呼ぶこともできる)は、特定の目的のために設計され構築されるものであり得る。非一時的コンピュータ可読媒体の例は、これだけに限定されないがハードディスク、フロッピディスク、及び磁気テープ等の磁気記憶媒体、コンパクトディスク/デジタルビデオディスク(CD/DVD)、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD-ROM)、及びホログラフィック装置等の光記憶媒体、光ディスク等の光磁気記憶媒体、搬送波信号処理モジュール、並びに特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、読取専用メモリ(ROM)、及びランダムアクセスメモリ(RAM)装置等、プログラムコードを記憶し実行するように特に構成されるハードウェア装置を含む。本明細書に記載の他の実施形態は、例えば本明細書で論じた命令及び/又はコンピュータコードを含み得るコンピュータプログラム製品に関する。
【0267】
[0283] 本明細書に記載の一部の実施形態及び/又は方法は、(ハードウェア上で実行される)ソフトウェア、ハードウェア、又はその組み合わせによって実行することができる。ハードウェアモジュールは、例えば汎用プロセッサ、書換可能ゲートアレイ(FPGA)、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含み得る。(ハードウェア上で実行される)ソフトウェアモジュールは、C、C++、Java(商標)、Ruby、Visual Basic(商標)、及び/又は他のオブジェクト指向、手続き型、若しくは他のプログラミング言語及び開発ツールを含む様々なソフトウェア言語(例えばコンピュータコード)で表すことができる。コンピュータコードの例は、これだけに限定されないがマイクロコード又はマイクロ命令、コンパイラによって作成されるような機械命令、ウェブサービスを作り出すために使用されるコード、及びインタプリタを使用してコンピュータによって実行される高水準命令を含むファイルを含む。例えば実施形態は、命令型プログラミング言語(例えばC、Fortran等)、関数型プログラミング言語(Haskell、Erlang等)、論理型プログラミング言語(例えばProlog)、オブジェクト指向プログラミング言語(例えばJava、C++等)、又は他の適切なプログラミング言語及び/又は開発ツールを使用して実施することができる。コンピュータコードの更なる例は、これだけに限定されないが、制御信号、暗号化コード、及び圧縮コードを含む。
【0268】
[0284] 様々な概念を1つ又は複数の方法として実施することができ、そのうちの少なくとも1つの例が与えられている。方法の一部として行われる行為は任意の適切なやり方で順序付けることができる。従って、示したのと異なる順序で行為が行われる実施形態を構築することができ、かかる実施形態は、たとえ例示的実施形態では連続した行為として示されていても一部の行為を同時に実行することを含み得る。言い換えれば、かかる特徴は特定の実行順序に必ずしも限定されなくてもよいことを理解すべきであり、むしろ本開示と合致するやり方で逐次的に、非同期的に、並行して、並列に、同時に、同期的に等実行し得る任意の数のスレッド、プロセス、サービス、サーバ等。そのため、それらの特徴の一部は単一の実施形態の中で同時に存在することができない点で互いに矛盾する場合がある。同様に、一部の特徴は本革新の或る態様に適用可能であり、他の態様には適用することができない。
【0269】
[0285] 加えて、本開示はここでは記載されていない他の革新を含み得る。出願人は、そのような革新を実施する権利、その追加の出願、継続出願、一部継続出願、分割出願等を出願する権利を含む、かかる革新の全ての権利を保有する。そのため、本開示の利点、実施形態、例、機能的、特徴、論理的、動作的、組織的、構造的、位相的、及び/又は他の態様は、実施形態によって定められる本開示に対する限定又は実施形態の等価物に対する限定と見なすべきではない。個々の及び/又は企業ユーザの特定の願望及び/又は特性、データベースの構成及び/又はリレーショナルモデル、データの種類、データ伝送及び/又はネットワークフレームワーク、構文構造等に応じて、本明細書で開示した技術の様々な実施形態は本明細書に記載したように多大な柔軟性及びカスタマイズを可能にするやり方で実装することができる。
【0270】
[0286] 本明細書で定め使用した全ての定義は、辞書的定義、参照により援用した文献内の定義、及び/又は定義した用語の通常の意味に優先すると理解すべきである。
【0271】
[0287] 本明細書で使用するとき、特定の実施形態において数値に先行する「約」又は「おおよそ」という用語は、その値のプラスマイナス10%の範囲を示す。或る値域が示される場合、文脈上明白に他の意味に解釈すべき場合を除き、その範囲の上限と下限との間にある下限の単位の10分の1までの各中間値、及びこの記載の範囲内の他の任意の記載される値又は中間値が本開示に包含されることを理解されたい。これらの小さい範囲の上限及び下限は、独立してより小さい範囲に含まれることができ、本開示の範囲にも包含され、述べられる範囲において明確に除外される任意の限界が付される。述べられる範囲がこの限界の一方又は両方を含む場合、それらの含まれる限界の一方又は両方を除外した範囲も本開示に含まれる。
【0272】
[0288] 本明細書及び実施形態で使用するとき、不定冠詞「a」及び「an」は別段の定めがない限り「少なくとも1つ」を意味するように理解すべきである。
【0273】
[0289] 本明細書及び実施形態で使用するとき、「及び/又は」という句は、そのように結合される要素の「何れか又は両方」、即ち場合によっては結合的に存在し、他の場合は分離的に存在する要素を意味するように理解すべきである。「及び/又は」を用いて挙げられる複数の要素も同様に、即ちそのように結合される要素の「1つ又は複数」として解釈すべきである。「及び/又は」の節によって具体的に明らかにされる要素以外の要素が、具体的に明らかにされるそれらの要素に関係していようといまいと任意選択的に存在し得る。従って非限定的な例として、「含む」等の非制限的言語と組み合わせて使用するとき、「A及び/又はB」への言及は一実施形態ではAだけを指し(B以外の要素を任意選択的に含む)、別の実施形態ではBだけを指し(A以外の要素を任意選択的に含む)、更に別の実施形態ではAとBとの両方(他の要素を任意選択的に含む)等を指すことができる。
【0274】
[0290] 本明細書及び実施形態で使用するとき、「又は」は上記で定めた「及び/又は」と同じ意味を有すると理解すべきである。例えば一覧の中のアイテムを分ける場合、「又は」又は「及び/又は」は包含的である、即ち要素の幾つか又は一覧のうちの少なくとも1つだが複数も含み、任意選択的に、挙げられていない追加のアイテムも含むと解釈すべきである。「~のうちの1つだけ」若しくは「~のうちの厳密に1つ」、又は実施形態で使用する場合の「~から成る」等、その逆であることを明確に示す用語だけが要素の幾つか又は一覧のうちの厳密に1つの要素を含むことを指す。概して、本明細書で使用するとき「又は」という用語は、「何れか」、「~のうちの1つ」、「~のうちの1つだけ」、又は「~のうちの厳密に1つ」等の排他的用語が先行する場合、排他的代替策(即ち「一方又は他方だが両方ではない」)を示すとだけ解釈すべきである。実施形態で使用する場合、「基本的に~から成る(consisting essentially of)」は特許法の分野で使用する通常の意味を有するものとする。
【0275】
[0291] 本明細書及び実施形態で使用するとき、1つ又は複数の要素の一覧に言及する際の「少なくとも1つの」という句は、要素の一覧内の要素の何れか1つ又は複数から選択される少なくとも1つの要素だが、要素の一覧内で具体的に挙げられているあらゆる要素の少なくとも1つを必ずしも含まず、要素の一覧内の要素の如何なる組み合わせも排除しない、少なくとも1つの要素を意味すると理解すべきである。この定義は、「少なくとも1つの」という句が指す要素の一覧内で具体的に明らかにされる要素以外の要素が、具体的に明らかにされるそれらの要素に関係していようといまいと任意選択的に存在し得ることも認める。従って非限定的な例として、「A及びBの少なくとも1つ」(又は等価に「A又はBの少なくとも1つ」、又は等価に「A及び/又はBの少なくとも1つ」)は、一実施形態ではBがない状態で少なくとも1つのA、任意選択的にAを複数含む(及び任意選択的にB以外の要素を含む)こと、別の実施形態ではAがない状態で少なくとも1つのB、任意選択的にBを複数含む(及び任意選択的にA以外の要素を含む)こと、更に別の実施形態では少なくとも1つのA、任意選択的にAを複数含み、少なくとも1つのB、任意選択的にBを複数含む(及び任意選択的に他の要素を含む)こと等を指すことができる。
【0276】
[0292] 実施形態並びに上記の明細書の中で、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「運ぶ(carrying)」、「有する(having)」、「含む(containing)」、「関与する(involving)」、「保持する(holding)」、「~で構成される(composed of)」等の全ての移行句は非制限的である、即ち~を含むがそれだけに限定されないという意味であるように理解すべきである。United States Patent Office Manual of Patent Examining Procedures, Section 2111.03の中に記載されているように、「~から成る(consisting of)」及び「基本的に~から成る(consisting essentially of)」という移行句だけが制限的又は準制限的移行句のそれぞれであるものとする。



図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図5
図6
図7
図8A
図8B
図9A
図9B
図9C
図9D
図9E
図9F
図9G
図9H
図9J
【国際調査報告】