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特表2023-540899化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置及び方法
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  • 特表-化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置及び方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-27
(54)【発明の名称】化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   B01F 35/32 20220101AFI20230920BHJP
   B01F 33/71 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/12 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/30 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/33 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/75 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/222 20220101ALI20230920BHJP
   B01F 35/71 20220101ALI20230920BHJP
   F16H 25/20 20060101ALI20230920BHJP
【FI】
B01F35/32
B01F33/71
B01F35/12
B01F35/30
B01F35/33
B01F35/75
B01F35/222
B01F35/71
F16H25/20 E
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023513166
(86)(22)【出願日】2021-07-26
(85)【翻訳文提出日】2023-02-22
(86)【国際出願番号】 EP2021070896
(87)【国際公開番号】W WO2022053216
(87)【国際公開日】2022-03-17
(31)【優先権主張番号】102020123521.6
(32)【優先日】2020-09-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】513035760
【氏名又は名称】クラウスマッファイ テクノロジーズ ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】KraussMaffei Technologies GmbH
【住所又は居所原語表記】Krauss-Maffei-Str. 2, 80997 Muenchen, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】110003177
【氏名又は名称】弁理士法人旺知国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シュヴァイスタール パトリック
(72)【発明者】
【氏名】ブルンナー ローベルト
(72)【発明者】
【氏名】バーク アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】モーザー ラルフ
(72)【発明者】
【氏名】コンペ イェンス
【テーマコード(参考)】
3J062
4G036
4G037
【Fターム(参考)】
3J062AA25
3J062AB21
3J062AC07
3J062BA01
3J062CD02
3J062CD23
4G036AC36
4G037AA02
4G037AA11
4G037DA01
4G037DA14
4G037EA10
(57)【要約】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合する装置(100)は、プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部(126、126’)を通って注入される混合チャンバ(124)を有し、往復可能な制御ピストン(101)が、成分供給開口部(126、126’)を開閉するために、及び、混合チャンバ(124)の中に残っているプラスチック混合物を排出するために設けられており、制御ピストン(101)は、電気駆動装置(122)と接続されている。代替的には、移送混合ヘッドにおいて、クリーニングピストンが、電気駆動装置と連結されてもよい。そのような混合ヘッドを動作する方法も開示されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合するための装置(100)であって、前記プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部(126、126’)を通って注入される混合チャンバ(124)を有し、往復可能な制御ピストン(101)が、前記成分供給開口部(126、126’)を開閉するために、及び、前記混合チャンバ(124)の中に残っているプラスチック混合物を排出するために設けられている装置(100)において、
前記制御ピストン(101)は、電気駆動装置(122)と機械的に接続され、前記電気駆動装置の動きは、前記制御ピストンの直線的な動きを引き起こすことを特徴とする装置(100)。
【請求項2】
前記電気駆動装置(122)は、回転運動を生成するように構成されており、前記電気駆動装置(122)は、カップリング装置(130)を介して、前記制御ピストン(101)と接続され、前記カップリング装置(130)は、前記電気駆動装置(122)の前記回転運動を前記制御ピストン(101)の直線運動に変換するように構成されている、請求項1に記載の装置(100)。
【請求項3】
前記電気駆動装置(122)は、サーボモータ(128)、及び/又は、ステッピングモータとして構成されている、前述の請求項1および2のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項4】
前記電気駆動装置(122)は、前記制御ピストン(101)と連結されているスラストチューブ(114)に接続されているスピンドルナット(106)を駆動するスピンドル(104)と接続されている、前述の請求項1から3のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項5】
前記スピンドル(104)を支持するベアリング装置(110)が、前記カップリング(108)と前記スピンドルナット(106)との間に配置されている、請求項4に記載の装置(100)。
【請求項6】
前記スピンドル(104)は、逆回転スピンドル(104’)として形成されている、前述の請求項1から3のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項7】
前記電気駆動装置(122)は、前記制御ピストン(101)と連結されているスラストチューブ(114)と接続されている前記スピンドル(104’)を駆動するスピンドルナット(106)と接続されている、請求項6に記載の装置(100)。
【請求項8】
前記スピンドルナット(106)を支持するベアリング装置(110)が設けられている、請求項7に記載の装置(100)。
【請求項9】
前記装置(100)は、移送混合ヘッド(134)として構成され、かつ、クリーニングピストン(102)を有し、前記混合チャンバ(124)に排出チャンバ(136)がつながり、前記クリーニングピストン(102)は、前記排出チャンバ(136)から前記反応性を有するプラスチック混合物を排出するために、前記排出チャンバ(136)内に往復可能に配置されており、前記クリーニングピストン(102)は、さらなる電気駆動装置(162)と連結されている、前述の請求項1から8のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項10】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合するための装置(100)であって、前記プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部(126、126’)を通って注入される混合チャンバ(124)を有し、往復可能な制御ピストン(101)が、前記成分供給開口部(126、126’)を開閉するために、及び、前記混合チャンバ(124)の中に残っているプラスチック混合物を排出するために、配置されており、前記装置(100)は、移送混合ヘッド(134)として構成され、かつ、クリーニングピストン(102)を有し、前記混合チャンバ(124)に排出チャンバ(136)がつながり、前記クリーニングピストン(102)は、前記排出チャンバ(136)から前記反応性を有するプラスチック混合物を排出するために、前記排出チャンバ(136)内に往復可能に配置されている装置(100)において、
前記クリーニングピストン(102)は、さらなる電気駆動装置(162)と連結されていることを特徴とする装置(100)。
【請求項11】
前記制御ピストン(101)と前記クリーニングピストン(102)は、互いに対して横向きに配置され、特に、前記排出チャンバ(136)は、前記混合チャンバ(124)の長手方向軸に対して90度の角度で延びている、前述の請求項9および10のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項12】
スラストチューブ(114、154)ごとに、前記スピンドル(101、102)と前記スラフトチューブ(114、154)が一緒に回転することを防止する回転防止装置(116、156)を有する、請求項4から11のいずれか1項に記載の装置(100)。
【請求項13】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合するための方法であって、前記プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部(126、126’)を通って注入される円筒形の混合チャンバ(124)内に、往復可能な制御ピストン(101)が、前記成分供給開口部(126、126’)を開閉するために、及び、前記混合チャンバ(124)の中に残っているプラスチック混合物を排出するために、配置されている方法において、
前記制御ピストン(101)は、電気駆動装置(122)と接続されて駆動され、前記電気駆動装置の動きが前記制御ピストンの直線的な動きを引き起こすことを特徴とする方法。
【請求項14】
クリーニングピストン(122)が、前記混合チャンバ(124)につながる排出チャンバ(136)に設けられており、前記排出チャンバ(136)には、往復可能なクリーニングピストン(102)が、前記排出チャンバ(136)から前記反応性を有するプラスチック混合物を排出するために配置されており、前記制御ピストン(101)に加えて、又は、前記制御ピストン(101)の代わりに、前記クリーニングピストン(102)が、電気駆動装置(162)に接続されて駆動される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記クリーニングピストン(102)の現在位置、及び/又は、前記制御ピストン(101)の現在位置が決定され、前記クリーニングピストン(102)の制御、及び/又は、前記制御ピストン(101)の制御が、前記それぞれ決定された現在位置を使用して行われる、請求項12から13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記クリーニングピストン(102)のスロットル位置は、前記クリーニングピストン(102)に関連する前記電気駆動装置(162)の作動を介して変更される、請求項13から14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記クリーニングピストン(102)の速度プロファイル、及び/又は、前記制御ピストン(101)の速度プロファイルは、前記生成された部分の関数として変更される、請求項12から15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記制御ピストン(101)に関連する前記電気駆動装置(122)は、前記制御ピストン(101)内の迂回ルート溝(474、474’)に流れを作るために、前記制御ピストン(101)が中間位置に近づくように作動する、請求項12から16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記クリーニングピストン(102)についての前記電気駆動装置(162)の、及び/又は、前記制御ピストン(101)についての前記電気駆動装置(122)の、トルク及び/又は回転速度及び/又は消費電流が監視され、将来のメンテナンスのための摩耗パラメータが、前記回転速度及び/又は前記トルク及び/又は前記消費電流を用いて決定される、請求項12から17のいずれか1項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合するための装置及び方法であって、プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部を通って注入される円筒形の混合チャンバを有し、往復可能な制御ピストンが、成分供給開口部を開閉するために、及び、混合チャンバの中に残っているプラスチック混合物を排出するために設けられている、装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な混合ヘッドが、従来技術から既に知られている。例えば、DE1951039A1は、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を高圧下で混合するための装置を開示し、当該装置は、上記成分が注入される円筒形の混合チャンバを有し、当該装置には、往復可能なピストンが、混合チャンバ内に残っているプラスチック混合物を排出するために配置されている。当該装置は、セトリングチャンバ又は排出チャネルとも称される円筒型の排出チャンバも有し、当該排出チャンバは、混合チャンバにつながり、かつ、混合チャンバの長手方向軸に対して好ましくは90度の角度で伸びており、セトリングチャンバ内には、往復可能なクリーニングピストンが、セトリングチャンバから反応性を有するプラスチック混合物を排出するために配置されている。クリーニングピストンは、その円筒状の外面に形成された窪みを有し、この窪みは、スペーシング材で満たされ、かつ、当該外面に螺旋状に設けられ、これにより、クリーニングピストンの軸方向の動きが回転に変換される。
【0003】
DE3629042C1は、少なくとも2つの成分の化学反応混合物、特には、反応してポリウレタンとなるイソシアネートとポリオールとの混合物を製造するための混合ヘッドを示しており、この混合ヘッドは、軸方向に変位可能なタペットを有する孔と、前記成分を供給するための2つのノズルと、を有し、2つのノズルは、混合チャンバの形成のために、前記孔の壁に位置する。タペットは、生成された混合物を孔の外に運ぶ。軸方向に変位可能なタペットは、円筒形の断面を有し、回転駆動装置と連結されている。軸方向に変位可能なタペットは、その軸を中心に揺動する駆動装置と連結することも可能である。軸方向に変位可能なタペットがプリズム状断面を有する場合には、それはタペットの軸方向に揺動する振動装置と連結される。
【0004】
制御ピストンとクリーニングピストンとの両方とも、既知の解決手法では油圧で駆動される。よって、これらは、所定の端部位置にたやすく移動してしまう可能性があり、端部位置の各々の変化は、機械の変更を引き起こす。油圧もまた、必要な油圧を生成して維持するために、追加の部品を必要とする。
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は、反応性を有するプラスチック成分を使う柔軟な製造を可能にし、既知の課題を解決又は改善する解決策を創出することである。
【0006】
この課題は、独立請求項の内容によって解決される。本発明の有利なさらなる発展形態は、従属請求項、明細書及び添付の図面に示されている。特には、1つのクレームカテゴリーの独立請求項は、他のクレームカテゴリーの従属請求項と同様の手法において、さらに発展可能である。
【0007】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を加圧下で混合するための本発明に係る装置は、前記プラスチック成分がそれぞれ成分供給開口部を通って注入される円筒型の混合チャンバを有する。往復可能な制御ピストンが、前記成分供給開口部を開閉するために、及び、残っているプラスチック混合物を排出するために、前記混合チャンバ内に配置されている。前記制御ピストンは、「機械的に」電気駆動装置と接続されている。このため、前記電気駆動装置の動きは、前記制御ピストンの動きを引き起こす。
【0008】
成分供給開口部は、構成要素のノズル、又は、接種孔としても理解され得る。化学反応性を有する第1のプラスチック成分は、加圧下で第1の成分供給開口部を通って混合チャンバに供給され、化学反応性を有する第2のプラスチック成分は、加圧下で第2の成分供給開口部を通って混合チャンバに供給される。加圧下で供給された2つのプラスチック成分は、混合チャンバ内で混ざる。制御ピストンは、2つの成分供給開口部を閉じ、そして、同時にそれらを開けるように設定され、このため、2つのプラスチック成分が混合チャンバ内に流れ(得)る。制御ピストンは、混合チャンバ内を直線的に移動する。電気駆動装置は、例えば、電気モータ、電磁駆動装置、又は、リニアモータとすることが可能である。
【0009】
制御ピストンは、例えば、直接に(直接駆動)、ギア装置、ベルト駆動装置(ベルト又はチェーン)、かさ歯車を介して、及び/又は、カップリングを介して、電気駆動装置と連結される。モータシャフトは、オプションとして、スピンドルのような下流側連結要素と一体に形成することも可能である。
【0010】
混合チャンバは、その中で制御ピストンが直線的に移動可能なように形成されている。このため、混合チャンバの内側の輪郭は、制御ピストンの外側の輪郭に対応する。円筒形の混合チャンバは、一般的な円筒に対応する形状として理解されることができ、このため、底面として円を有する円筒に限定されない。長方形又は多角形などの他の幾何学的形状、並びに自由閉曲線も、底面を囲むものとして考えられる。
【0011】
電気駆動装置の使用によって、装置の作動を簡略化でき、このため、製品における変化に、より容易に対応可能になる。
【0012】
ここで、電気駆動装置は、回転運動を生成するように構成可能である。電気駆動装置は、カップリング装置を介して制御ピストンと接続可能である。このため、カップリング装置は、電気駆動装置を制御ピストンに連結でき、電気駆動装置は、回転運動を行い、制御ピストンは、直線運動を行う。カップリング装置は、電気駆動装置の回転運動を制御ピストンの直線運動に変換するように構成されている。カップリング装置は、スピンドル又はラック(rack)を有することができる。このため、広く利用可能な電気モータが、直線移動する制御ピストンを駆動するための電気駆動装置として使用可能である。
【0013】
カップリング装置は、戻り止め(self-locking)の有無にかかわらず、スピンドルとナットとの組合せとして構成可能である。本装置に対する制御ピストンの相対運動は、スピンドルとスピンドルナットとの相対回転によって生じることができる。ここで、スピンドル又はスピンドルナットのいずれかが電気駆動装置によって回転可能に駆動され得る。
【0014】
スピンドルとナットとの組合せ、又は、スピンドルとスピンドルナットとのそれぞれの組合せの使用によって、特に、これが戻止めを有する場合には、制御ピストンの全ての動きにわたって非常に良好な制御が提供される。油圧駆動の制御ピストンとは対照的に、反力が減少する場合において、制御ピストンが過度に急激な動作を起こすおそれはない。むしろ、電気的に操作される制御ピストンは、力に依存しない制御された方法で、その進路を継続する。スピンドルとスピンドルナットとの相対的な回転によって、電気駆動装置の回転運動が制御ピストンの直線運動に変換される。
【0015】
電気駆動装置と、スピンドルとナットとの組合せにおけるモータ駆動部と、の間に、ギア装置が配置可能である。このようなギア装置によって、制御ピストンへの力の適用は、電気駆動装置の駆動性能に応じて所望の範囲で生成可能である。
【0016】
ここで、電気駆動装置は、サーボモータ又はステッピングモータとして構成可能である。電気駆動装置は、カップリングを介してスピンドルと接続可能であり、スピンドルに回転運動を与えることができる。スピンドルは、スピンドルナットを駆動可能である。スピンドルナットは、回転運動によってスピンドルに沿って(直線的に)移動可能である。このため、当該回転方向は、スピンドルナットの移動方向に影響する。スピンドルナットは、スラストチューブを介して制御ピストンと接続可能である。このように、スピンドルナットは、スラストチューブと連結可能であり、スラストチューブは、制御ピストンと連結可能である。
【0017】
ベアリング装置は、スピンドルを支持可能である。ベアリング装置は、カップリングとスピンドルナットとの間に配置可能である。ベアリング装置は、アンギュラボールベアリングとして形成可能である。ベアリング装置は、軸方向に支持可能であり、追加的又は代替的に、半径方向に支持可能である。このため、ベアリング装置は、アキシャルベアリング、ラジアルベアリング、ラジアキシャルベアリング、及び/又は、リニアベアリングを有することができる。ベアリング装置は、スライドベアリング又はローラーベアリング、特には、転動体として、ボール、シリンダ、ニードル、バレル又はコーンを有する、ボールベアリング、ローリングベアリング、ローラーベアリング、ニードルベアリングのような多数のベアリングを有することができる。
【0018】
あるいは、スピンドルは、逆回転スピンドルとして形成可能である。この場合、電気駆動装置は、スピンドルを駆動するスピンドルナットと、カップリングを介して接続可能である。スピンドルは、制御ピストンと連結されているスラストチューブと、接続可能である。
【0019】
スピンドルナットを支持するベアリング装置が設けられてもよい。スピンドルナットを支持するベアリング装置は、アンギュラボールベアリングとして形成可能である。ベアリング装置は、軸方向に支持可能であり、追加的又は代替的に、半径方向に支持可能である。このため、ベアリング装置は、アキシャルベアリング、ラジアルベアリング、ラジアキシャルベアリング、及び/又は、リニアベアリングを有することができる。ベアリング装置は、スライドベアリング又はローラーベアリング、特には、転動体として、ボール、シリンダ、ニードル、バレル又はコーンを有する、ボールベアリング、ローリングベアリング、ローラーベアリング、ニードルベアリングのような多数のベアリングを有することができる。
【0020】
本装置は、移送混合ヘッドとして構成可能である。この場合、さらに、クリーニングピストンが設けられる。円筒状の排出チャンバが、混合チャンバにつながっている。部分的にセトリングチャンバとも称される排出チャンバには、往復可能なクリーニングピストンが、排出チャンバから反応性を有するプラスチック混合物を排出するために配置されている。特に排出チャンバが混合チャンバの長手方向軸に対して90度の角度で延びているとき、制御ピストン及びクリーニングピストンは、好ましくは、互いに対して横向きに配置されている。互いに対して直角に、又は、互いに対して横向きとなる配置は、実際に立証されている配置を構成する。Y配置又は直角に対してプラスマイナス30度の角度範囲の配置は、可能な配置を構成する。
【0021】
制御ピストンと同様又は代替的に、クリーニングピストンは、制御ピストンについてすでに示したように、電気的に駆動可能である。このため、クリーニングピストンは、さらなる電気駆動装置と連結可能である。クリーニングピストンは、排出チャンバ内で直線運動を行うように設定されている。このため、スピンドルとナットとのさらなる組合せが設けられてもよく、このさらなる組合せを介して、クリーニングピストンが、さらなる電気駆動装置によって駆動される。このため、(第1の)スラストチューブが制御ピストンと連結可能であり、さらなる(第2の)スラストチューブがクリーニングピストンと連結可能である。上記に詳述したように、電気駆動装置の回転方向は、それぞれ、制御ピストン又はクリーニングピストンの直線移動方向を引き起こす。制御ピストンを接続しベアリングするための実施形態は、クリーニングピストンにも適用可能であるか、又は、同様の方法でクリーニングピストンに使用可能である。本発明のアイデアは、クリーニングピストンのみが、又は、制御ピストンのみが、又は、両方のピストンが、電気的に駆動される場合に、実施可能である。
【0022】
制御ピストンに関連するスラフトチューブは、スピンドルとスラフトチューブが一緒に回転することを防止する回転防止装置を装備可能である。同様に、クリーニングピストンに関連する(さらなる)スラストチューブは、当該スラストチューブとスピンドルが一緒に回転することを防止する回転防止装置を装備可能である。
【0023】
本発明のアイデアは、少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための方法において実施することもできる。化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分は、加圧下で、それぞれ、成分供給開口部を通って、円筒形の混合チャンバの中に注入される。往復可能な制御ピストンが、成分供給開口部を開閉するために、及び、残っているプラスチック混合物を排出するために、混合チャンバ内に配置されている。制御ピストンは、電気駆動装置に接続されて駆動される。
【0024】
さらに、クリーニングピストンが設けられてもよく、混合チャンバとつながる排出チャンバを有し、排出チャンバには、クリーニングピストンが、反応性を有するプラスチック混合物を排出チャンバから排出するために配置されている。クリーニングピストンは、往復可能に、すなわち、排出チャンバ内で直線的に移動可能である。クリーニングピストンは、電気駆動装置に接続されて駆動される。
【0025】
クリーニングピストンの現在位置、及び、追加的に又は代替的に、制御ピストンの現在位置は、決定可能であり、このため、クリーニングピストンの制御、及び/又は、制御ピストンの制御は、それぞれの決定された現在位置を使用して行うことが可能である。決定された位置の使用によって、位置制御(閉ループ)を行うことが可能である。それによって、目標位置が実際の位置(すなわち、決定された位置)といつでも比較され得るので、所望の位置への非常に正確なアプローチが可能である。位置決定のために、現在位置を表す測定値が検出可能である。
【0026】
電気駆動装置(電動モータ)と接続するスピンドルとナットとの組合せのデザインに依存して、力と進路との推移は、制御ピストンの移動、及び/又は、クリーニングピストンの移動に関し、非常に細かく制御可能である。また、全ての移動パラメータは、機能的に正確な方法で確立することができ、また、現在利用可能な電気サーボモータ技術に関連する高分解能進路測定装置によって、全ての移動パラメータは、動作中に正確に維持することができる。
【0027】
電気駆動装置を作動させる制御装置が設けられてもよく、当該制御装置は、ここに提示される方法のステップを実行するように設定される。制御装置は、1つの電気駆動装置又は複数の電気駆動装置を作動させるための制御信号を出力するように設定可能である。さらに、制御装置は、位置を決定するための測定値を受信して処理するように設定可能である。
【0028】
クリーニングピストンのスロットル位置は、クリーニングピストンに関連する電気駆動装置の作動を介して変更可能である。当該作動は、クリーニングピストンの制御装置又は電気駆動装置の制御装置から直接行われ、スロットル位置の手動再測定は、もはや不要である。
【0029】
クリーニングピストンの速度プロファイル、及び/又は、制御ピストンの速度プロファイルは、生成された部分の関数として変更可能である。
【0030】
制御ピストンに関連する電気駆動装置は、制御ピストンにおける迂回ルート溝において流れを作るために、制御ピストンが中間位置に近づくように作動可能である。迂回ルート溝は、再循環溝としても称される。迂回ルート溝は、システム内の加圧下でプラスチック成分を動かすことができるように、成分供給開口部からのプラスチック成分を、戻り管に導く役目をし、そして、成分供給開口部が開くと、プラスチック成分が、所望の設定圧力で無駄な時間なしに混合チャンバに流入する。
【0031】
前記中間位置では、他の手法ではほとんど材料が流されない領域に、今や、流れを作ることが可能になる。クリーニングピストンについての電気駆動装置の、及び/又は、制御ピストンについての電気駆動装置の、トルク及び/又は回転速度及び/又は消費電流、又は、これらを表す電気信号が、監視可能である。回転速度及び/又はトルク及び/又は消費電流を使用して、将来のメンテナンスのための摩耗パラメータが決定可能である。電気駆動装置の、トルク及び/又は回転速度及び/又は消費電流、を表す(複数の)電気信号は、閾値を維持するために監視可能であり、所定の閾値を超える(又は下回る)と、警報信号が出力可能である。これは、例えば、比較器によって容易に実施可能である。代替的に、AIシステムが、将来のメンテナンスのための情報を得るために、学習され、使用され得る。
【0032】
本方法に関する上記の説明は、それゆえに本装置に適用され、逆もまた同様である。複数の電気駆動装置を制御するための制御装置は、1つの構成要素で具現化可能であり、又は、いくつかの構成要素に分散可能である。さらに、制御装置は、ASIC又は同等の集積回路(mC、FPGA、...)に統合可能である。制御装置は、一般に、制御機構として理解することもできる。ここで言及される制御装置は、特に、計測ステップのため、及び、記載された方法において電気駆動装置を作動させるステップのための、プロセッサユニット及び/又は少なくとも部分的に配線された又は論理的なスイッチング構成として具現化可能である。前記制御装置は、関連の必要な周辺機器(メモリ、入力/出力インターフェース、入出力デバイスなど)を有する任意のタイプのプロセッサ又は計算機又はコンピュータとすることができ、又はそれらを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するためのこのような装置及びこのような方法は、以下、図面を参照してより詳細に説明される。しかしながら、以下の説明は、純粋に例として見なされるべきである。本発明は、特許請求の範囲の主題によってのみ決定される。本発明の有利な実施形態を、以下、添付図面を参照して説明する。
【0034】
図1は、本発明の第1の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置の断面図である。
【0035】
図2は、本発明の第1の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置における図1の断面線CCに沿った断面図である。
【0036】
図3は、本発明の第2の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置の断面図である。
【0037】
図4は、本発明の第3の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置の断面図である。
【0038】
図5は、閉位置における第3の例示的な実施形態の断面図である。
【0039】
図6は、図5の断面図の詳細拡大図である。
【0040】
図面は、概略図にすぎず、本発明を説明するためにのみ役立つ。同一又は同等の要素には、全体を通して同じ参照番号が付されている。
【発明を実施するための形態】
【0041】
図1は、本発明の第1の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置100の断面図を示す。装置100は、反応鋳造機のための混合ヘッド装置として称されることもできる。この例示的な実施形態では、装置100は、制御ピストン101及びクリーニングピストン102を有する移送混合ヘッド134として示されている。(第1の)スピンドル(104)、(第1の)スピンドルナット106、(第1の)カップリング108、(第1の)ベアリング装置110、(第1の)密封フランジ114、(第1の)回転防止装置116、及び、(第1の)筐体120が、制御ピストン101と関連している。本装置におけるこの部分は、(第1の)電気駆動装置(122)によって完成される。「第1の」は、それぞれ、括弧でくくられており、その理由は、図4及び図5に示された第3の例示的な実施形態において明らかになるように、クリーニングピストンを用いず、かつ、関連する排出チャンバも用いない直線的な混合ヘッドにおいては、当該名前付きのすべての要素は1回しか出てきていないからであり、よって、第1と第2に分けることは不必要ある。
【0042】
装置100は、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するように設定されている。当該2つの異なるプラスチック成分は、図1には示されていない2つの成分供給開口部126、126’を介して、実質的に円筒形の混合チャンバ124内に加圧下で注入される。成分供給開口部126、126’の両方を開いたり閉じたりするために、混合チャンバ124内に制御ピストン101が配置されている。制御ピストン101は、残っているプラスチック混合物を混合チャンバ101から排出する役目もする。制御ピストン101は、混合チャンバ124内で直線的に移動可能である。このために、制御ピストン101は、電気駆動装置122と連結されている。
【0043】
例示的な実施形態において、電気駆動装置122は、サーボモータ128として形成されている。後者は、回転運動を生成する。サーボモータ128は、カップリング装置130を介して制御ピストン101と接続されており、後者をサーボモータ128の回転運動で直線運動させる。このため、カップリング装置130は、電気駆動装置122の回転運動を制御ピストン101の直線運動に変換するように構成されている。回転の方向反転は、直線移動の方向反転を引き起こす。このために、カップリング装置130は、スピンドルとナットとの組合せにおいて相互に作用する、スピンドル104及びスピンドルナット106を含む。サーボモータ128は、カップリング108を介してスピンドル104と接続されている。図示しない例示的な実施形態では、ギア装置が、スピンドル104とサーボモータ128との間に追加的に配置される。回転しないスピンドルナット106は、サーボモータ128によって引き起こされるスピンドル104の回転によって、スピンドル104に対して直線的に移動される。スピンドルナット106は、スラストチューブ114を介して制御ピストン101と連結されている。
【0044】
スピンドル104を支持するベアリング装置110は、カップリング108とスピンドルナット106との間に配置されている。例示的な実施形態では、ベアリング装置110は、軸方向の力と半径方向の力との両方を受けるアンギュラボールベアリングとして構成されている。スピンドルの長さに応じて、ベアリングの数は増加可能である。例えば、図示の例示的な実施形態では、2つのベアリングが使用される。
【0045】
スラストチューブの外周には、筐体120に向かって密封する密封フランジ112が配置されている。
【0046】
制御ピストン101が往復可能に配置されている混合チャンバ124は、ヘッド部分132内に配置されている。図1に示される例示的な実施形態は、移送混合ヘッド134に関する。ヘッド部分132には、排出チャンバ136が形成されている。これは、混合チャンバ124に対して横向きに配置されている。クリーニングピストン102は、排出チャンバ136内に往復可能に配置されている。
【0047】
クリーニングピストン102の構造は、(第2の)スピンドル144、(第2の)スピンドルナット146、(第2の)カップリング148、(第2の)ベアリング装置150、(第2の)密封フランジ152、(第2の)スラストチューブ154、(第2の)回転防止装置156、及び、(第2の)筐体160によって完成される。さらに、本装置におけるこの部分は、(第2の)電気駆動装置162を有する。クリーニングピストン102に関連する、さらなる、又は、それぞれの第2の要素の構造は、すでに説明したように制御ピストン101と類似している。
【0048】
クリーニングピストン102は、残っているプラスチック混合物を排出チャンバ136から排出する役目もある。クリーニングピストン102は、排出チャンバ136内で直線的に移動可能である。このために、クリーニングピストン102は、さらなる又は第2の電気駆動装置162と接続されている。
【0049】
例示的な実施形態において、電気駆動装置162は、サーボモータ164として構成されている。後者は、回転運動を生成する。サーボモータ164は、カップリング装置166を介してクリーニングピストン102と接続されており、後者をサーボモータ164の回転運動で直線運動させる。したがって、カップリング装置166は、電気駆動装置162の回転運動をクリーニングピストン102の直線運動に変換するように構成されている。回転の方向反転は、直線移動の方向反転を引き起こす。このために、カップリング装置166は、スピンドルとナットとの組合せにおいて相互に作用する、スピンドル144及びスピンドルナット146を含む。サーボモータ164は、カップリング148を介してスピンドル144と接続されている。図示しない例示的な実施形態では、ギア装置が、スピンドル144とサーボモータ164との間に追加的に配置される。回転しないスピンドルナット146は、サーボモータ164によって引き起こされるスピンドル144の回転によって、スピンドル144に対して直線的に移動される。スピンドルナット146は、スラストチューブ154を介してクリーニングピストン102と連結されている。
【0050】
スピンドル144を支持するベアリング装置150は、カップリング148とスピンドルナット146との間に配置されている。例示的な実施形態では、ベアリング装置150は、軸方向の力と半径方向の力との両方を受けるアンギュラボールベアリングとして構成されている。
【0051】
回転防止装置156の外周には、筐体160に向かって密封する密封フランジ152が配置されている。
【0052】
混合ヘッド出口168は、排出チャンバ136の端部に形成されている。
【0053】
図1は、制御ピストン101とクリーニングピストン102との両方を閉じた状態で示しており、このため、残っていたプラスチック混合物は、混合チャンバ124と排出チャンバ136との両方から排出されている。
【0054】
図2は、本発明の第1の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置の、図1の断面線CCに沿った断面図を示す。筐体120と回転防止装置116との相互作用を容易に見ることができる。
【0055】
図3は、本発明の第2の例示的な実施形態に係る、化学反応性を有する少なくとも2つのプラスチック成分を混合するための装置の断面図を示す。第2の例示的な実施形態は、当該実施形態が逆回転スピンドル104、144を有することによって、図1に示される第1の例示的な実施形態と異なる。第1の電気駆動装置122は、第1のカップリング108を介して、第1のスピンドルナット106と連結されている。回転する第1のスピンドルナット106は、第1のスピンドル104を(直線的に)駆動する。第1のスピンドル104は、第1のスラストチューブ114を介して制御ピストン101を駆動する。同様に、第2の電気駆動装置162は、第2のカップリング148を介して第2のスピンドルナット146と連結されている。回転する第2のスピンドルナット146は、第2のスピンドル144を(直線的に)駆動する。第2のスピンドル144は、第2のスラストチューブ154を介してクリーニングピストン102を駆動する。スラストチューブは、例示的な実施形態に示されるようにスラストロッドとして形成されることも可能である。
【0056】
図4及び図5は、本発明の第3の例示的な実施形態に係る装置100を示す。ここで、図4は、直線的な混合ヘッド470を示す。図1及び図3に示される移送混合ヘッドとは対照的に、ここでは、排出チャンバ及び関連するクリーニングピストンは不要である。成分供給開口部126、126’は、図1及び図3における平面形状に対して垂直に立っており、したがって、そこには図示されておらず、そして、それぞれ関連する戻りチャネル472、472’は、ヘッド部分132内にある。制御ピストン101に形成され方向変更溝とも称される迂回ルート溝474、474’と共に、それぞれの化学反応性を有するプラスチック成分のための巡回路が作られる。化学反応性を有する第1のプラスチック成分は、第1の成分供給開口部126を介して、さらに、閉じている制御ピストン101の第1の迂回ルート溝474を介して、第1の戻りチャネル472に導かれる。図示されていないポンプは、所定の圧力で、設定量の化学反応性を有する第1のプラスチック成分を供給する。制御ピストン101が開くと、成分供給開口部126、126’が開き、化学反応性を有するプラスチック成分が、すでに存在する加圧下で、混合チャンバ内に流れる。成分供給開口部126の上流のチャンバ内には、追加的に、(制御可能な)ノズル又は成分供給ノズルが配置可能である。
【0057】
迂回ルート溝474、474'の構成は、図6におけるこの領域の詳細な拡大において、よりよく見ることができる。
【符号の説明】
【0058】
100 装置、混合ヘッド
101 制御ピストン
102 クリーニングピストン
104 (第1の)スピンドル
104’ 逆回転スピンドル
106 (第1の)スピンドルナット
108 (第1の)カップリング
110 (第1の)ベアリング装置
112 (第1の)密封フランジ
114 (第1の)スラストチューブ
116 (第1の)回転防止装置
120 (第1の)筐体
122 (第1の)電気駆動装置
124 混合チャンバ
126、126’ 成分供給開口部
128 (第1の)サーボモータ
130 (第1の)カップリング装置
132 ヘッド部分
134 移送混合ヘッド
136 排出チャンバ
144 (さらなる/第2の)スピンドル
146 (さらなる/第2の)スピンドルナット
148 (さらなる/第2の)カップリング
150 (さらなる/第2の)ベアリング装置
152 (さらなる/第2の)密封フランジ
154 (さらなる/第2の)スラストチューブ
156 (さらなる/第2の)回転防止装置
160 (さらなる/第2の)筐体
162 (さらなる/第2の)電気駆動装置
164 (さらなる/第2の)サーボモータ
166 (さらなる/第2の)カップリング装置
168 混合ヘッド出口
470 直線的な混合ヘッド
472、472’ 戻りチャネル
474、474’ 迂回ルート溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】