(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-27
(54)【発明の名称】5Gシステムでメッセージングサービスを提供する方法、MSGIN5Gサーバー及び非-MSGIN5Gゲートウェイ
(51)【国際特許分類】
H04W 4/12 20090101AFI20230920BHJP
H04W 88/16 20090101ALI20230920BHJP
H04W 60/00 20090101ALI20230920BHJP
H04W 88/18 20090101ALI20230920BHJP
【FI】
H04W4/12
H04W88/16
H04W60/00
H04W88/18
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023514112
(86)(22)【出願日】2021-08-27
(85)【翻訳文提出日】2023-02-28
(86)【国際出願番号】 KR2021011526
(87)【国際公開番号】W WO2022045831
(87)【国際公開日】2022-03-03
(31)【優先権主張番号】202041037179
(32)【優先日】2020-08-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(31)【優先権主張番号】202041037179
(32)【優先日】2021-08-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】バサヴァラジ・ジャヤワント・パッタン
(72)【発明者】
【氏名】サパン・プラモドクマール・シャー
(72)【発明者】
【氏名】ラリト・クマール
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067DD17
5K067EE02
5K067EE16
(57)【要約】
本開示は、LTE(long term evolution)のような4世代(4G)通信システム以降、より高いデータ送信率をサポートするために提供されるpre-5世代(5G)または5G通信システムを提供する。本明細書における実施例は、5世代システムでメッセージングサービスを提供する方法、MSGin5Gサーバー、及び非-MSGin5Gゲートウェイを提供する。提供された方法は、送信サービスを決定するようにMSGin5Gサーバーをサポート可能なTRF、決定された送信サービスに対して適切なゲートウェイを決定するようにMSGin5Gサーバーをサポート可能なGWSFを提供する。また、提供された方法は、MSGin5Gメッセージをレガシー3GPPメッセージフォーマットまたは非-3GPPメッセージフォーマットに変換するTFを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線ネットワークで5世代メッセージ(MSGin5G)を伝達する方法において、
MSGin5Gサーバーが前記無線ネットワークでメッセージをターゲットユーザ装置(UE)に伝達するためにソースUE100AからMSGin5Gメッセージ要請を受信する段階と、
前記MSGin5Gサーバーが、前記ソースUEから前記MSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、前記ターゲットUEが前記MSGin5GサーバーのTRF(target resolution function)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階と、
前記MSGin5Gサーバーが、前記ターゲットUEが前記MSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信する段階と、を含む、MSGin5Gを伝達する方法。
【請求項2】
前記MSGin5Gサーバーが、前記ターゲットUEが前記MSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、前記MSGin5Gサーバーのゲートウェイ選択機能(GWSF)を用いて前記無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する段階と、
前記MSGin5Gサーバーが前記メッセージを前記非-MSGin5Gゲートウェイに送信する段階として、前記非-MSGin5Gゲートウェイは、前記非-MSGin5Gゲートウェイの変換機能(TF)を用いて非-MSGin5G送信サービスに従って前記MSGin5Gメッセージ要請を変換し、前記非-MSGin5Gゲートウェイは変換後の前記メッセージを前記ターゲットUEに送信する、前記送信する段階と、をさらに含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項3】
前記MSGin5Gメッセージ要請は、前記ソースUEのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、前記ターゲットUEのMSGin5GサービスID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、または優先順位タイプ情報要素のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項4】
非-MSGin5G送信サービスは、レガシー3GPP(3rd generation partnership project)送信サービス、または、非-3GPP送信サービスのうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項5】
非-MSGin5Gゲートウェイは、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ、または、非-3GPPメッセージゲートウェイのうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項6】
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイは、3GPP送信サービスを用いて前記メッセージを前記ターゲットUEに伝達するために用いられ、前記非-3GPPメッセージゲートウェイは、非-3GPP送信サービスを用いて前記メッセージを前記ターゲットUEに伝達するために用いられる、請求項5に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項7】
前記ソースUEはMSGin5G UEであり、前記ターゲットUEは、前記MSGin5G UE及び非-MSGin5G UEのうち一つであり、前記MSGin5G UEは、前記MSGin5G送信サービスをサポートし、前記ターゲットUEは、前記MSGin5G送信サービスまたは非-MSGin5G送信サービスのうち少なくとも一つをサポートする、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項8】
前記非-MSGin5G UEは、レガシー3GPP UEまたは非-3GPP UEのうち一つである、請求項7に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項9】
前記MSGin5Gサーバーが、前記ソースUEから前記MSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、前記ターゲットUEが前記MSGin5GサーバーのTRFを用いて前記MSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階は、
前記MSGin5Gサーバーが、前記ターゲットUEが前記MSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されるかを決定する段階と、
前記MSGin5Gサーバー200が、
前記ターゲットUEが、前記MSGin5Gサーバーの前記MSGin5G UE登録リポジトリに登録されると決定することに応答し、前記ターゲットUEが前記MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する段階、または
前記ターゲットUEが、前記MSGin5Gサーバーの前記MSGin5G UE登録リポジトリに登録されないと決定することに応答し、前記ターゲットUEが非-MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する段階のうち一つを行う段階と、を含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項10】
前記ターゲットUEが、レガシー3GPP送信サービスをサポートすることを検出する段階は、前記MSGin5Gサーバーが、前記ターゲットUEが前記無線ネットワークでホーム加入者サーバー(HSS)及び/または統合データ管理(UDM)のうち少なくとも一つのUE登録リポジトリに登録されることを検出する段階を含む、請求項9に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項11】
前記ターゲットUEが非-3GPP送信サービスをサポートすることを検出する段階は、前記MSGin5Gサーバーが、前記ターゲットUEが前記MSGin5G UE登録リポジトリに登録されず、前記無線ネットワークでHSSまたはUDMのうち少なくとも一つの登録リポジトリに登録されないことを検出する段階を含む、請求項9に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項12】
前記MSGin5GサーバーのGWSFを用いて前記無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する段階は、
前記MSGin5Gサーバー200が、前記GWSFで利用可能なマッピングテーブルに基づき、レガシー3GPPメッセージゲートウェイまたは非-3GPPメッセージゲートウェイのうち一つを選択する段階と、
前記MSGin5Gサーバーが、前記ソースUEの認証手順を行う段階と、
前記MSGin5Gサーバー200が、選択の結果により前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイまたは前記非-3GPPメッセージゲートウェイのうち一つに前記メッセージを送信する段階と、を含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項13】
TFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従って前記MSGin5Gメッセージ要請を変換する段階は、
前記MSGin5Gサーバーが、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが選択されることを検出する段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、前記ターゲットUEの能力、前記ターゲットUEの通信状態、または前記ターゲットUEのサービス設定に基づき、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定する段階であって、前記メッセージ伝達メカニズムは、SMS(short message service)及びNIDD(non-IP data delivery)のうち少なくとも一つである、段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、非-MSGin5G UEに対する前記MSGin5Gサーバーに登録及び登録解除を行う段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、前記非-MSGin5G UEに対するメッセージの分割及び前記メッセージの再組立を行う段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、前記ターゲットUEのアドレスの変換を行う段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、前記メッセージのプロトコル及び非-メッセージペイロード情報を変換する段階と、
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信する段階と、を含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項14】
前記レガシー3GPPメッセージゲートウェイは、前記ターゲットUEから伝達報告を受信し、受信された伝達報告をMSGin5Gメッセージ伝達報告に変換し、MSGin5Gメッセージ伝達報告を前記MSGin5Gサーバーに送信する、請求項13に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【請求項15】
TFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従って前記MSGin5Gメッセージ要請を変換する段階は、
前記MSGin5Gサーバーが、非-3GPPメッセージゲートウェイが選択されることを検出する段階と、
前記非-3GPPメッセージゲートウェイが、前記ターゲットUEの能力、前記ターゲットUEの通信状態、及び前記ターゲットUEのサービス設定に基づき、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定する段階であって、前記メッセージ伝達メカニズムは、RCS(rich communication service)またはLwM2M(lightweightM2M)のうち少なくとも一つである、段階と、
前記非-3GPPメッセージゲートウェイが、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、前記メッセージを非-3GPPメッセージに変換する段階と、
前記非-3GPPメッセージゲートウェイが、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信する段階と、を含む、請求項1に記載のMSGin5Gを伝達する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線ネットワークに関する。より詳細には、5Gシステムでメッセージングサービスを提供する方法、MSGin5Gサーバー及び非-MSGin5Gゲートウェイに関する。
【背景技術】
【0002】
4世代(4G)通信システムの商用化以降に増加傾向にある無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5世代(5G)またはpre-5G通信システムを開発するための努力が行われている。このような理由により、5Gまたはpre-5G通信システムは、「4Gネットワークを超える(Beyond 4G Network)」通信システムまたは「LTEシステム以降(Post LTE System)」通信システムと呼ばれている。
【0003】
高いデータ送信率(data rate)を達成するために、5G通信システムは、超高周波(mmWave)帯域(例えば、60GHz帯域)で具現されるものと見なされる。radio waveの伝播損失を減少させ、送信距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大なMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)、FD-MIMO(Full Dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。
【0004】
また、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは、進歩した小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud Radio Access Network; cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、デバイス間通信(Device-to-Device(D2D) communication)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Point)、受信端干渉除去(reception-end interference cancellation)などの技術開発が行われている。
【0005】
5G通信システムでは、進歩したコーディング変調(Advanced Coding Modulation、ACM)方式であるFQAM(Hybrid FSK and QAM Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)と、進歩したアクセス技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(non orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
【0006】
一般的に3GPP(登録商標)(3rd generation partnership project)は、現在、5Gシステムにおけるメッセージングサービスとして、5世代(MSGin5G)アプリケーションサービスにおけるメッセージを説明している。3GPP TS 23.554に明示されたとおり、MSGin5Gアプリケーションサービスのためのアプリケーションアーキテクチャーは、ユーザ装置(user equipment;UE)によってサポートされる基本送信サービス(例えば、MSGin5G送信サービス、非-MSGin5G送信サービス)に基づいて多様なUEタイプをサポートすると予想される。UEタイプは、MSGin5G UE、レガシー(Legacy)3GPP UE及び非-3GPP UEを含む。
【0007】
MSGin5G UEは、MSGin5Gクライアントをサポートし、MSGin5Gメッセージペイロードを送信することができる。レガシー3GPP UEは、MSGin5Gをサポートせず、代わりに3GPPで定義されたメッセージ伝達メカニズム(例えば、SMS(short message service)、NIDD(non-IP data delivery)、ブロードキャストなど)のうち一つを用いる。また、非-3GPP UEは、MSGin5Gクライアントをサポートしないが、非-3GPPメッセージ伝達メカニズム(例えば、RCS(rich communication services)及びLwM2M(lightweightM2M)など)のうち一つをサポートする。したがって、5Gシステムでメッセージ/MSGin5Gメッセージペイロードを伝達するための有用な代案を提供することが好ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本明細書の実施例の主な目的は、無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(target resolution function)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定することである。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信する。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5Gサーバーのゲートウェイ選択機能(gateway selection function;GWSF)を用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する。また、MSGin5Gサーバーは、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信し、ここで、非-MSGin5Gゲートウェイは、非-MSGin5Gゲートウェイの変換機能(translation function;TF)を用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換し、非-MSGin5Gゲートウェイは、変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。結果的に、ターゲットUEがMSGin5Gメッセージペイロード/MSGin5Gクライアントをサポートしない場合にも、ソースUE(すなわち、MSGin5G UE)は、メッセージをターゲットUE(例えば、MSGin5G UE、レガシー3GPP UE、非-3GPP UEなど)に送信し、ターゲットUEは、ソースUEと通信するためにいかなる外部ハードウェアも必要としない。
【0009】
本明細書の実施例の他の目的は、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリ(registration repository)に登録されるかを決定することである。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されると決定することに応答し、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されないと決定することに応答し、ターゲットUEが、非-MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する。
【0010】
本明細書の実施例の他の目的は、無線ネットワークでホーム加入者MSGin5Gサーバー(home subscriber MSGin5G server;HSS)及び/または統合されたデータ管理(unified data management;UDM)のUE登録リポジトリに基づき、ターゲットUEがレガシー3GPP UE及び非-3GPP UEのうち一つであることを検出することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークで5世代メッセージ(MSGin5G)を伝達する方法を開示する。方法は、MSGin5Gサーバーが、無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信する段階を含む。また、この方法は、MSGin5Gサーバーが、ソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階を含む。また、方法は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信する段階を含む。また、この方法は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する段階を含む。また、方法は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信する段階を含み、ここで、非-MSGin5Gゲートウェイは、非-MSGin5GゲートウェイのTFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換し、非-MSGin5Gゲートウェイは、変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。
【0012】
一実施例において、MSGin5Gメッセージ要請は、ソースUEのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、ターゲットUEのMSGin5GサービスID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、及び優先順位タイプ情報要素を含む。
【0013】
一実施例において、非-MSGin5G送信サービスは、レガシー3GPP送信サービス及び/または非-3GPP送信サービスを含む。
【0014】
一実施例において、非-MSGin5Gゲートウェイは、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ及び/または非-3GPPメッセージゲートウェイを含む。
【0015】
一実施例において、レガシー3GPPメッセージゲートウェイは、3GPP送信サービスを用いてメッセージをターゲットUEに伝達するために用いられ、非-3GPPメッセージゲートウェイは、非-3GPP送信サービスを用いてメッセージをターゲットUEに伝達するために用いられる。
【0016】
一実施例において、ソースUEは、MSGin5G UEであり、ターゲットUEは、MSGin5G UE及び非-MSGin5G UEであり、ここで、MSGin5G UEは、MSGin5G送信サービスをサポートし、ターゲットUEは、MSGin5G送信サービス及び/または非-MSGin5G送信サービスをサポートする。
【0017】
一実施例において、非-MSGin5G UEは、レガシー3GPP UE及び/または非-3GPP UEである。
【0018】
一実施例において、MSGin5GサーバーがソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階は、MSGin5Gサーバーが、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されるかを決定する段階を含む。また、方法は、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されていると決定することに応答し、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する段階を含む。また、この方法は、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されていないと決定することに応答し、ターゲットUEが、非-MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する段階を含む。
【0019】
一実施例において、ターゲットUEがレガシー3GPP送信サービスをサポートすることを検出する段階は、MSGin5Gサーバーが、ターゲットUEが無線ネットワークでHSS及び/またはUDMのUE登録リポジトリに登録されていることを検出する段階を含む。
【0020】
一実施例において、ターゲットUEが非-3GPP送信サービスをサポートすることを検出する段階は、MSGin5Gサーバーが、ターゲットUEがMSGin5G UE登録リポジトリに登録されず、無線ネットワークでHSS及び/またはUDMの登録リポジトリに登録されないことを検出する段階を含む。
【0021】
一実施例において、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する段階は、MSGin5GサーバーがGWSFで利用可能なマッピングテーブルに基づき、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ及び非-3GPPメッセージゲートウェイのうち一つを選択する段階を含む。また、方法は、MSGin5GサーバーがソースUEの認証を行う段階を含む。また、方法は、MSGin5Gサーバーが選択によりレガシー3GPPメッセージゲートウェイ及び非-3GPPメッセージゲートウェイのうち一つにメッセージを送信する段階を含む。
【0022】
一実施例において、TFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換する段階は、MSGin5Gサーバーが、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが選択されることを検出する段階を含む。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、ターゲットUEの能力、ターゲットUEの通信状態、及びターゲットUEのサービス設定に基づいてメッセージをターゲットUEに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定する段階を含み、メッセージ伝達メカニズムがSMS及びNIDDのうち一つである。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが非-MSGin5G UEに対するMSGin5Gサーバーに登録及び登録解除を行う段階を含む。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが非-MSGin5G UEに対するメッセージの分割(segmentation)及びメッセージの再組立(reassembling)を行う段階を含む。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイがターゲットUEのアドレスの変換を行う段階を含む。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイが、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、メッセージのプロトコル及び非-メッセージペイロード情報を変換する段階を含む。また、方法は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイがメッセージをターゲットUEに送信する段階を含む。
【0023】
一実施例において、レガシー3GPPメッセージゲートウェイは、ターゲットUEから伝達報告を受信し、受信された伝達報告をMSGin5Gメッセージ伝達報告に変換し、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバーに送信する。
【0024】
一実施例において、TFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換する段階は、MSGin5Gサーバーが、非-3GPPメッセージゲートウェイが選択されることを検出する段階を含む。また、方法は、非-3GPPメッセージゲートウェイが、ターゲットUEの能力、ターゲットUEの通信状態、及びターゲットUEのサービス設定に基づいてメッセージをターゲットUEに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定する段階を含み、ここで、メッセージ伝達メカニズムがRCS及びLwM2Mのうち一つである。また、方法は、非-3GPPメッセージゲートウェイが、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、メッセージを非-3GPPメッセージに変換する段階を含む。また、方法は、非-3GPPメッセージゲートウェイがメッセージをターゲットUEに送信する段階を含む。
【0025】
一実施例において、非-3GPPメッセージゲートウェイは、ターゲットUEから伝達報告を受信し、受信された伝達報告をMSGin5Gメッセージ伝達報告に変換し、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバーに送信する。
【0026】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するMSGin5Gサーバーを開示する。MSGin5Gサーバーは、プロセッサ及びメモリーと結合されたMSGin5G制御部を含む。MSGin5G制御部は、無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択するように設定される。また、MSGin5G制御部は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信するように設定される。
【0027】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するための非-MSGin5Gゲートウェイを開示する。非-MSGin5Gゲートウェイは、プロセッサ及びメモリーと結合されたMSGin5G制御部を含む。MSGin5G制御部は、非-MSGin5GゲートウェイのTFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換するように設定され、非-MSGin5Gゲートウェイは変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。
【0028】
本明細書の実施例のこのような様態及び他の様態は、次の説明及び添付の図面とともに考慮される時、さらによく認識され、理解されるであろう。しかし、下記の説明は、好ましい実施例及び多数の特定の詳細事項を示すが、制限でなく例示として提供されることを理解しなければならない。本明細書の実施例の思想を逸脱せず、本明細書の実施例の範囲内で多数の変更及び修正が行われることができ、本明細書の実施例は、このようなすべての修正を含む。
【0029】
下記の詳細な説明を着手する前に、本特許文書の全体に亘って用いられた特定の単語及び文句を定義することが有利となり得る。「含む(include)」及び「含む(comprise)」という用語のみならず、これの派生語は、制限なく包含(inclusion)を意味し;「または(or)」という用語は包括的であり、及び/または(and/or)を意味し;「~に関連した(associated with)」及び「これに関連した(associated therewith)」という文句のみならず、これの派生語は、「~を含むように(to include)」、「~内に含まれて(be included within)」、「~と相互連結して(interconnect with)」、「~を含有して(contain)」、「~内に含有されて(be contained within)」、「~にまたは~と連結して(connect to or with)」、「~にまたは~と結合して(couple to or with)」、「~と通信可能であり(be communicable with)」、「~と協力して(cooperate with)」、「~をインターリーブして(interleave)」、「~と併置して(juxtapose)」、「~に近くあって(be proximate to)」、「~にまたは~と縛られて(be bound to or with)」、「有して(have)」、「所有しており(have a property of)」などを意味することができ;「制御部」という用語は、少なくとも一つの動作を制御する任意の装置、システム、またはこれの一部を意味する。このような装置は、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれの少なくとも二つの一部組み合わせにより具現されることができる。任意の特定の制御部に関連した機能は、ローカルでも遠隔でも中央集中化されるか分散されることができることに注目しなければならない。
【0030】
さらに、下記で説明する多様な機能は、一つ以上のコンピュータプログラムによって具現されるかサポートされることができ、それぞれのコンピュータプログラムは、コンピュータ判読可能プログラムコード(computer readable program code)から形成され、コンピュータ判読可能媒体(computer readable medium)で具現される。「アプリケーション」及び「プログラム」という用語は、適切なコンピュータ判読可能プログラムコードで具現のために適応された一つ以上のコンピュータプログラム、ソフトウェア構成要素(software components)、命令語セット(sets of instructions)、手順、機能、オブジェクト(object)、クラス、インスタンス(instance)、関連したデータまたはこれの一部を指し示す。文句「コンピュータ判読可能プログラムコード」は、ソースコード(source code)、オブジェクトコード(object code)及び実行可能コード(executable code)を含む任意のタイプのコンピュータコードを含む。文句「コンピュータ判読可能媒体」は、判読専用メモリー(read only memory;ROM)、ランダムアクセスメモリー(random access memory;RAM)、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(compact disc;CD)、デジタルビデオディスク(digital video disc;DVD)、または、任意の他のタイプのメモリーとともにコンピュータによってアクセスされることができる任意のタイプの媒体を含む。「非一時的(non-transitory)」コンピュータ判読可能媒体は、一時的電気的、または他の信号を送信する有線、無線、光学、または他の通信リンクを排除する。非一時的コンピュータ判読可能媒体は、データが永久的に格納されることができる媒体、及び再起録可能光ディスク、または消去可能メモリー装置とともにデータが格納され、後に重複記録(overwriting)されることができる媒体を含む。
【0031】
他の特定の単語及び文句に対する定義は、本特許文書の全体に亘って提供される。通常の技術者は、ほとんどの場合ではないが、このような定義が、このような定義された単語及び文句の以前及び以後の使用に適用されることを理解しなければならない。
【発明の効果】
【0032】
本開示によれば、ターゲットユーザ装置(UE)によってサポートされる送信サービスを決定し、決定された送信サービスのための適切なゲートウェイを決定するMSGin5Gサーバーに関する改善事項がある。
【0033】
本開示は、添付の図面に示されており、同一の参照文字は多様な図面で相応する部分を示す。本明細書の実施例は、図面を参照して下記の説明からよりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【
図1】本明細書に開示されたような実施例により、3GPP TS 23.554 v0.3.0に明示されたようなMSGin5Gアプリケーションサービスのアーキテクチャーを示す。
【
図2a】本明細書に開示されたような一実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するMSGin5Gサーバーのブロック図を示す。
【
図2b】本明細書に開示されたような一実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達する非-MSGin5Gゲートウェイのブロック図を示す。
【
図3】本明細書に開示されたような一実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達する方法を示すフロー図である。
【
図4】本明細書に開示されたような一実施例により、ソースUEとターゲットUEのいずれもがMSGin5G送信サービスをサポートする無線ネットワークでソースUEからターゲットUEにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示すシーケンスダイヤグラムである。
【
図5】本明細書に開示されたような一実施例により、ソースUEがMSGin5G送信サービスをサポートし、ターゲットUEが、非-MSGin5G送信サービスをサポートするレガシー3GPP UEとして動作する無線ネットワークでソースUEからターゲットUEにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示すシーケンスダイヤグラムである。
【
図6】本明細書に開示されたような一実施例により、ソースUEがMSGin5G送信サービスをサポートし、ターゲットUEが、非-MSGin5G送信サービスをサポートする非-3GPP UEとして動作する無線ネットワークでソースUEからターゲットUEにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示すシーケンスダイヤグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0035】
下記で議論される
図1~
図6、及び本特許文書で本開示の原理を説明するために用いられた多様な実施例は、例示するためのみのものであり、本開示の範囲を制限するものと解釈されてはいけない。通常の技術者は、本開示の原理が適切に配置された任意のシステムまたは装置で具現され得ることを理解することができる。
【0036】
本明細書の実施例、及びこれの多様な特徴、及び有利な詳細事項は、添付の図面に示され、下記の説明で詳細に説明される非制限的な実施例を参照し、より完全に説明される。本明細書の実施例を不要に不明瞭にしないために周知の構成要素及び処理技術に対する説明は省略される。また、本明細書に説明された多様な実施例は、一部の実施例が新しい実施例を形成するために一つ以上の他の実施例と組み合わされることができることから、必ず相互排他的なものではない。本明細書で用いられたような「または」という用語は、その他に示されない限り、非排他的であることを意味する。本明細書で用いられた例は、単に本明細書の実施例が実施されることができる方式に対する理解を容易にし、通常の技術者が本明細書の実施例を実施することができるようにするためのものである。したがって、例は、本明細書の実施例の範囲を制限するものと解釈されてはいけない。
【0037】
本分野で通常的であるように、実施例は、説明された機能を行うブロックの観点で説明され、図示されることができる。本明細書で管理者、ユニット、モジュール、ハードウェア構成要素などと指し示されることができるこのようなブロックは、論理ゲート、集積回路、マイクロプロセッサ、マイクロ制御部、メモリー回路、手動電子構成要素、能動電子構成要素、光学構成要素、ハードワイヤー回路などのようなアナログ及び/またはデジタル回路によって物理的に具現され、選択的にファームウェアによって駆動されることができる。例えば、回路は、一つ以上の半導体チップまたは印刷回路基板などのような基板支持台に具現されることができる。ブロックを構成する回路は、専用ハードウェアまたはプロセッサ(例えば、一つ以上のプログラミングされたマイクロプロセッサ及び関連した回路)、または、ブロックの一部機能を行う専用ハードウェアとブロックの他の機能を行うプロセッサの組み合わせによって具現されることができる。実施例のそれぞれのブロックは、本開示の範囲を逸脱せずに物理的に二つ以上の相互作用及び別個のブロックに分離されることができる。同様に、実施例のブロックは、本開示の範囲を逸脱せずにさらに複雑なブロックで物理的に組み合わされることができる。
【0038】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークで5世代メッセージ(MSGin5G)を伝達する方法を開示する。方法は、MSGin5Gサーバーが、無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信する段階を含む。また、この方法は、MSGin5GサーバーがソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階を含む。また、方法は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信する段階を含む。また、この方法は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する段階を含む。また、方法は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信する段階を含み、ここで、非-MSGin5Gゲートウェイは、非-MSGin5GゲートウェイのTFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換し、非-MSGin5Gゲートウェイは変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。
【0039】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するMSGin5Gサーバーを開示する。MSGin5Gサーバーは、プロセッサ及びメモリーと結合されたMSGin5G制御部を含む。MSGin5G制御部は、無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信するように設定される。また、MSGin5G制御部は、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択するように設定される。また、MSGin5G制御部は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信するように設定される。
【0040】
したがって、本明細書の実施例は、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するための非-MSGin5Gゲートウェイを開示する。非-MSGin5Gゲートウェイは、プロセッサ及びメモリーと結合されたMSGin5G制御部を含む。MSGin5G制御部は、非-MSGin5GゲートウェイのTFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換するように設定され、非-MSGin5Gゲートウェイは変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。
【0041】
レガシー3GPP UEは、MSGin5Gをサポートせずに、代わりに3GPPで定義されたメッセージ伝達メカニズム(例えば、SMS、NIDD、ブロードキャストなど)のうち一つを用いる。また、非-3GPP UEは、MSGin5Gクライアントをサポートしないが、非-3GPPメッセージ伝達メカニズム(例えば、RCS及びLwM2Mなど)のうち一つをサポートする。
【0042】
本開示で提供される方法は、メッセージ(すなわち、MSGin5Gメッセージ)を無線ネットワークでターゲットUEに伝達するためにソースUEからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、MSGin5GサーバーがMSGin5GサーバーのTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定できるようにする。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUEに送信する。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5GサーバーのGWSFを用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイを選択する。また、MSGin5Gサーバーは、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイに送信し、ここで、非-MSGin5Gゲートウェイは、非-MSGin5GゲートウェイのTFを用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換し、非-MSGin5Gゲートウェイは変換後のメッセージをターゲットUEに送信する。結果的に、ターゲットUEがMSGin5Gメッセージペイロード/MSGin5Gクライアントをサポートしなくても、ソースUE(すなわち、MSGin5G UE)は、メッセージをターゲットUE(例えば、MSGin5G UE、レガシー3GPP UE、非-3GPP UEなど)に送信し、ターゲットUEはソースUEと通信するためにいかなる外部ハードウェアも必要としない。
【0043】
本開示で提供される方法は、MSGin5Gサーバーが、ターゲットUEのMSGin5GサービスアイデンティティがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されているかを決定できるようにする。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されると決定することに応答し、ターゲットUEがMSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する。また、MSGin5Gサーバーは、ターゲットUEがMSGin5GサーバーのMSGin5G UE登録リポジトリに登録されないと決定することに応答し、ターゲットUEが、非-MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出する。
【0044】
本開示で提供される方法は、MSGin5Gサーバーが、無線ネットワークでHSS及び/またはUDMのUE登録リポジトリに基づき、ターゲットUEがレガシー3GPP UE及び非-3GPP UEのうち一つであることを検出するようにする。
【0045】
ここで、図面、特に
図1~
図6を参照すれば、類似した参照符号は図面の全体に亘って一貫して相応する特徴を示し、好ましい実施例が図示されている。
【0046】
図1は、本明細書に開示されたような実施例により、3GPP TS 23.554に明示されたようなMSGin5Gアプリケーションサービス1000のアーキテクチャーを示す。
【0047】
MSGin5Gアプリケーションサービス1000は、MSGin5Gサーバー200、SEALサーバー200A、アプリケーションサーバー200B、ソースUE100A(すなわち、MSGin5G UE-1)、ターゲットUE100B(MSGin5G UE-2 100Ba、または、レガシー3GPP UE100Bb、または、非-3GPP UE100Bc)、非-MSGin5Gゲートウェイ300(レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A、または、非-3GPPメッセージゲートウェイ300B)、3GPPコアネットワーク400を含む。
【0048】
一実施例において、MSGin5Gサーバー200は、MSGin5Gクライアント(例えば、MSGin5G UE-1 100A、MSGin5G UE-2 100Baなど)がMSGin5Gサービスを介して他のUE(例えば、レガシー3GPP UE100Bb、非-3GPP UE100Bcなど)上のアプリケーションサーバー200B及び/または他のMSGin5Gサービスエンドポイントに/からメッセージを送受信することをサポートするサーバー側の機能を提供する。終了MSGSin5GサービスIDに基づいてMSGin5Gサービスエンドポイントに対するメッセージ伝達メカニズムを解決するためには、MSGin5Gサーバー200が、メッセージがターゲットUE100B、アプリケーションサーバー200B、または、最終伝達のための非MS Gin5Gゲートウェイ300に伝達されるべきであるかを決定する。
【0049】
一実施例において、MSGin5Gサーバー200は、
図1に示されていないTRF241及びGWSF242を含む。TRF241は、MSGin5Gサーバー200がターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスを決定することをサポートする機能を提供する。MSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、TRF241はターゲットエンドポイント識別子(すなわち、ターゲットUE100B)に対するMSGin5Gサーバー200のMSGin5G UE登録リポジトリ(それぞれのMSGin5G UE(例えば、MSGin5G UE-1 100A、MSGin5G UE-2 100Baなど)登録をMSGin5Gサーバー200にする時に生成されたデータベース)をチェックする。ターゲットエンドポイント識別子が格納所で発見されれば、ターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスはMSGin5G UEとして確認され、MSGin5Gメッセージペイロードを理解することができる。ターゲットエンドポイント識別子が格納所で発見されなければ、MSGin5Gサーバー200は、ターゲットエンドポイント識別子に対してHSS/UDMの格納所をチェックする。ターゲットエンドポイント識別子がHSS/UDMの格納所で発見されれば、ターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスは非-MSGin5G送信サービスとして決定され、MSGin5Gメッセージペイロードを理解するために非-MSGin5Gゲートウェイ300のサポートを必要とする。
【0050】
また、GWSF242は、MSGin5Gサーバー200がターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスに適切な非-MSGin5Gゲートウェイ300(レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A、または、非-3GPPメッセージゲートウェイ300B)を決定するようにサポートする機能を提供する。TRF241によって決定され、ターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスを受信すれば、GWSF242は、GWSF242で使用可能なマッピングテーブルに基づいて相応する非-MSGin5Gゲートウェイ300(レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A、または、非-3GPPメッセージゲートウェイ300B)を選択する。
【0051】
一実施例において、非-MSGin5Gゲートウェイ300(レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A及び/または非-3GPPメッセージゲートウェイ300B)は、
図1に図示されていないTF341を含む。TF341は、目的地ドメインで理解されるターゲットUE100Bのアドレス変換、及びターゲットUE100Bによってサポートされる送信サービスによるプロトコル及びペイロード変換を行う。
【0052】
一実施例において、MSGin5Gアプリケーションアーキテクチャーの非-MSGin5Gゲートウェイ300は、MSGin5Gメッセージを非-MSGin5G UE(すなわち、レガシー3GPP UE100Bb及び非-3GPP UE100Bc)に伝達する機能を提供する。非-MSGin5Gゲートウェイ300は、2個の異なるメッセージ伝達メカニズムを相互連結する役割を行い、異なるメッセージ伝達メカニズム間のメッセージインテグリティを保障する。メッセージ伝達メカニズムは、特定のプロトコル、手順及び規則セットを含む。
【0053】
一実施例において、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、インテグリティを持つ異なるメッセージ伝達メカニズム間にMSGin5Gメッセージの円滑な伝達を可能にする。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、MSGin5Gクライアント機能、または類似する機能を用いてMSGin5Gサーバー200と通信してMSGin5Gメッセージを送受信することができる。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、非-MSGin5G UEに利用可能な特定のメッセージ伝達メカニズムを用いてMSGin5Gメッセージのペイロードを非-MSGin5G UE(すなわち、レガシー3GPP UE100Bb及び非-3GPP UE100Bc)に伝達し、その反対の場合も同様である。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、連結された2個のメッセージ伝達メカニズムによってメッセージ送信者及び受信者のアドレス変換を行い、応答メッセージ伝達のために用いられるアドレスペアのマッピングを維持する。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、非-MSGin5G UEの代わりMSGin5Gサーバー200に登録及び登録解除を行う。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、必要な時に非-MSGin5G UEに対するメッセージ分割及び再組立を行うサービスエンドポイント役割をする。また、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、ターゲットUE100Bによってサポートされるサービスに従ってプロトコル及び非-メッセージペイロード情報変換を行う。
【0054】
一実施例において、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、3GPPサポートメッセージ伝達メカニズムを用いてMSGin5Gメッセージをレガシー3GPP UE100Bbに伝達するのに用いられる。また、非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bは、(非-3GPP)サポートされたメッセージ伝達メカニズムを用いてMSGin5Gメッセージを非-3GPP UE100Bcに伝達するのに用いられる。
【0055】
一実施例において、TRF241及びGWSF242はMSGin5Gサーバー200に常駐し、TF341はメッセージゲートウェイに常駐する。本実施例において、それぞれの論理機能(TRF241、GWSF242、及びTF341)は、MSGin5Gサーバー200内部にあるインターフェースを介してそれぞれの役割及び機能を行う。
【0056】
一実施例において、すべての論理機能(TRF241、GWSF242、及びTF341)は、MSGin5Gアプリケーションサービス1000の他のエンティティと共同配置されることができ、このような場合;関連したインターフェース機能は、論理的機能をホスティングするエンティティ内部にある。
【0057】
図2aは、本明細書に開示されたような実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するMSGin5Gサーバー200のブロック図を示す。
【0058】
一実施例において、MSGin5Gサーバー200は、メモリー210、プロセッサ220、コミュニケーター(communicator)230、及びMSGin5G制御部240を含む。
【0059】
メモリー210は、ソースUE100AのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、ターゲットUE100BのMSGin5GサービスID、メッセージID情報要素、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、優先順位タイプ情報要素、及びMSGin5G UE登録リポジトリを格納する。また、メモリー210は、プロセッサ220によって実行される命令語を格納する。メモリー210は、不揮発性記憶要素を含むことができる。このような不揮発性記憶要素の例は、磁気ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク、フラッシュメモリー、または、EPROM(electrically programmable memory)またはEEPROM(electrically erasable and programmable)メモリーの形態を含むことができる。また、メモリー210は、一部例で非一時的記憶媒体と見なされることができる。「非一時的(non-transitory)」という用語は、記憶媒体が搬送波または伝播信号で具現されないことを示すことができる。しかし、「非一時的」という用語は、メモリー210が移動しないと解釈されてはいけない。一部例で、メモリー210は、より多い量の情報を格納するように設定されることができる。特定の例において、非一時的記憶媒体は、時間が過ぎるにつれ(例えば、RAM(random access memory)またはキャッシュで)変更されることができるデータを格納することができる。メモリー210は、内部記憶ユニットであることができるか、MSGin5Gサーバー200の外部記憶ユニット、クラウド格納所、または他のタイプの外部格納所であることができる。
【0060】
プロセッサ220は、メモリー210、コミュニケーター230、及びMSGin5G制御部240と通信する。プロセッサ220は、メモリー210に格納された命令語を実行し、多様なプロセスを行うように設定される。プロセッサ220は、一つまたは複数のプロセッサを含むことができ、CPU(central processing unit)、AP(application processor)などのような汎用プロセッサ、GPU(graphics processing unit)、VPU(visual processing unit)及び/またはNPU(neural processing unit)のような人工知能(artificial intelligence;AI)専用プロセッサであることができる。
【0061】
コミュニケーター230は、有無線通信を可能にする標準に特定の電子回路を含む。コミュニケーター230は、一つ以上のネットワークを介して外部装置と内部ハードウェア構成要素の間で内部的に通信するために設定される。
【0062】
一実施例において、MSGin5G制御部240は、論理ゲート、集積回路、マイクロプロセッサ、マイクロ制御部、メモリー回路、手動電子構成要素、能動電子構成要素、光学構成要素、ハードワイヤー回路などのような処理回路によって具現され、選択的にファームウェアによって駆動されることができる。例えば、回路は、一つ以上の半導体で具現されることができる。
【0063】
一実施例において、MSGin5G制御部240は、TRF241及びGWSF242を含む。MSGin5G制御部240は、無線ネットワークでメッセージをターゲットUE100Bに伝達するためにソースUE100AからMSGin5Gメッセージ要請を受信するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ソースUE100AからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のTRF241を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100BがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUE100Bに送信するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100BがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5Gサーバー200のGWSF242を用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイ300を選択するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイ300に送信するように設定される。
【0064】
また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のMSGin5G UE登録リポジトリに登録されるかを決定するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のMSGin5G UE登録リポジトリに登録されると決定することに応答し、ターゲットUE100BがMSGin5G送信サービスをサポートすることを検出するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のMSGin5G UE登録リポジトリに登録されないと決定することに応答し、ターゲットUE100Bが非-MSGin5G送信サービスをサポートすることを検出するように設定される。
【0065】
また、MSGin5G制御部240は、ターゲットUE100Bが無線ネットワークでHSS及び/またはUDMのUE登録リポジトリに登録されることを検出するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A及び非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bのうち一つを選択するように設定される。また、MSGin5G制御部240は、ソースUE100Aの認証を行うように設定される。また、MSGin5G制御部240は、選択によってメッセージをレガシー3GPPメッセージゲートウェイ300A及び非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bのうち一つに送信するように設定される。
【0066】
図2aは、MSGin5Gサーバー200の多様なハードウェア構成要素を示すが、他の実施例は、これに制限されないことを理解しなければならない。他の実施例において、MSGin5Gサーバー200は、より少ないまたはより多い構成要素を含むことができる。また、構成要素のラベルや名称は例示のためにのみ用いられ、本開示の範囲を制限しない。無線ネットワークでMSGin5Gを伝達するために一つ以上の構成要素が同一または実質的に類似する機能を行うようにともに組み合わされることができる。
【0067】
図2bは、本明細書に開示されたような一実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達するための非-MSGin5Gゲートウェイ300のブロック図を示す。
【0068】
一実施例において、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、メモリー310、プロセッサ320、コミュニケーター330、及びMSGin5G制御部340を含む。
【0069】
メモリー310は、ソースUE100AのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、ターゲットUE100BのMSGin5GサービスID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、優先順位タイプ情報要素、及びHSS及びUDMのUE登録リポジトリを格納する。また、メモリー310は、プロセッサ320によって実行される命令語を格納する。メモリー310は、不揮発性記憶要素を含むことができる。このような不揮発性記憶要素の例は、磁気ハードディスク、光ディスク、フロッピーディスク、フラッシュメモリー、または、EPROM(electrically programmable memory)またはEEPROM(electrically erasable and programmable)メモリーの形態を含むことができる。また、メモリー310は、一部例で非一時的記憶媒体と見なされることができる。「非一時的」という用語は、記憶媒体が搬送波、または伝播信号で具現されないことを示すことができる。しかし、「非一時的」という用語は、メモリー310が移動しないものと解釈されてはいけない。一部例で、メモリー310は、より多い量の情報を格納するように設定されることができる。特定の例において、非一時的記憶媒体は、時間が過ぎるにつれ(例えば、RAM(random access memory)またはキャッシュで)変更され得るデータを格納することができる。メモリー310は、内部記憶ユニットであることができるか、メモリー310は非-MSGin5Gゲートウェイ300の外部記憶ユニット、クラウド格納所、または他のタイプの外部格納所であることができる。
【0070】
プロセッサ320は、メモリー310、コミュニケーター330、及びMSGin5G制御部340と通信する。プロセッサ220は、メモリー310に格納された命令語を実行し、多様なプロセスを行うように設定される。プロセッサ320は、一つまたは複数のプロセッサを含むことができ、CPU、APなどのような汎用プロセッサ、GPU、VPU及び/またはNPUのようなAI専用プロセッサであることができる。
【0071】
コミュニケーター330は、有無線通信を可能にする標準に特定の電子回路を含む。コミュニケーター330は、一つ以上のネットワークを介して外部装置と内部ハードウェア構成要素の間で内部的に通信するために設定される。
【0072】
一実施例において、MSGin5G制御部340は、論理ゲート、集積回路、マイクロプロセッサ、マイクロ制御部、メモリー回路、手動電子構成要素、能動電子構成要素、光学構成要素、ハードワイヤー回路などのような処理回路によって具現され、選択的にファームウェアによって駆動されることができる。例えば、回路は、一つ以上の半導体で具現されることができる。
【0073】
一実施例において、MSGin5G制御部240は、TF341を含む。MSGin5G制御部340は、非-MSGin5Gゲートウェイ300のTF341を用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換するように設定され、非-MSGin5Gゲートウェイ300はメッセージを変換後のターゲットUE100Bに送信する。
【0074】
また、MSGin5G制御部340は、ターゲットUE100Bの能力、ターゲットUE100Bの通信状態、及びターゲットUE100Bのサービス設定に基づき、メッセージをターゲットUE100Bに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定するように設定され、ここで、メッセージ伝達メカニズムは、SMS及びNIDDのうち一つである。また、MSGin5G制御部340は、非-MSGin5G UEに対してMSGin5Gサーバー200に登録及び登録解除を行うように設定される。また、MSGin5G制御部340は、非-MSGin5G UEに対するメッセージの分割及びメッセージの再組立を行うように設定される。また、MSGin5G制御部340は、ターゲットUE100Bのアドレス変換を行うように設定される。また、MSGin5G制御部340は、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、プロトコル及びメッセージの非-メッセージペイロード情報を変換するように設定される。また、MSGin5G制御部340は、メッセージをターゲットUE100Bに送信するように設定される。また、MSGin5G制御部340は、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバー200に送信するように設定される。
【0075】
また、MSGin5G制御部340は、ターゲットUE100Bの能力、ターゲットUE100Bの通信状態、及びターゲットUE100Bのサービス設定に基づき、メッセージをターゲットUE100Bに送信するメッセージ伝達メカニズムを決定するように設定され、ここで、メッセージ伝達メカニズムは、RCS及びLwM2Mのうち一つである。また、MSGin5G制御部340は、決定されたメッセージ伝達メカニズムに基づき、メッセージを非-3GPPメッセージに変換するように設定される。また、MSGin5G制御部340は、メッセージをターゲットUE100Bに送信するように設定される。また、MSGin5G制御部340は、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバー200に送信するように設定される。
【0076】
図2bは、非-MSGin5Gゲートウェイ300の多様なハードウェア構成要素を示すが、他の実施例は、これに制限されないことを理解しなければならない。他の実施例において、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、より少ないまたはより多い構成要素を含むことができる。また、構成要素のラベルや名称は、例示のためにのみ用いられ、本開示の範囲を制限しない。無線ネットワークでMSGin5Gを伝達するために、一つ以上の構成要素が同一または実質的に類似する機能を行うようにともに組み合わされることができる。
【0077】
図3は、本明細書に開示されたような実施例により、無線ネットワークでMSGin5Gメッセージを伝達する方法を示すフロー
図S300である。動作S302~S312は、MSGin5Gサーバー200と非-MSGin5Gゲートウェイ300により行われる。
【0078】
S302で、方法は、無線ネットワークでメッセージをターゲットUE100Bに伝達するためにソースUE100AからMSGin5Gメッセージ要請を受信する段階を含む。S304で、方法は、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のTRF(ターゲットUEのMSGin5Gサービスアイデンティティに基づき)を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかを決定する段階を含む。S306で、方法は、ソースUE100AからMSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、ターゲットUE100BがMSGin5Gサーバー200のTRF241を用いてMSGin5G送信サービスをサポートするかに基づいて動作(例えば、S308、S310)を決定する段階を含む。S308で、方法は、ターゲットUE100BがMSGin5G送信サービスをサポートすると決定することに応答し、メッセージをターゲットUE100Bに送信する段階を含む。
【0079】
S310で、方法は、ターゲットUE100BがMSGin5G送信サービスをサポートしないと決定することに応答し、MSGin5Gサーバー200のGWSF242を用いて無線ネットワークで非-MSGin5Gゲートウェイ300を選択する段階を含む。S312で、方法は、メッセージを非-MSGin5Gゲートウェイ300に送信する段階を含み、ここで、非-MSGin5Gゲートウェイ300は、非-MSGin5Gゲートウェイ300のTF341を用いて非-MSGin5G送信サービスに従ってMSGin5Gメッセージ要請を変換し、非-MSGin5Gゲートウェイ300は変換後のメッセージをターゲットUE100Bに送信する。
【0080】
フロー
図S300の多様な動作、作用、ブロック、段階などは、提示された順序、異なる順序、または同時に行われることができる。また、一部の実施例において、動作、作用、ブロック、段階などの一部は、本開示の範囲を逸脱せずに省略、付加、修正、スキップなどがあることができる。
【0081】
図4は、本明細書に開示されたような実施例により、ソースUE100AとターゲットUE100BのいずれもがMSGin5G送信サービスをサポートする無線ネットワークでソースUE100AからターゲットUE100BにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示したシーケンスダイヤグラムである。
【0082】
このようなシナリオの場合、前提条件は、MSGin5G UE-2 100Ba/ターゲットUE100BのMSGin5G client-2がMSGin5Gサーバー200に登録されることである。401で、MSGin5Gサーバー200は、ソースUE100A(すなわち、MSGin5G UE-1)から有効なMSGin5Gメッセージを受信する。402で、TRF241は、受信されたMSGin5Gメッセージに明示されたようにターゲットエンドポイント識別子を見出すためにMSGin5Gサーバー200のレジストリ格納所(registry repository)をチェックする。TRF241は、ターゲットエンドポイント識別子に対するレジストリ情報(registry information)を見出し、ターゲットエンドポイント識別子によって識別されたMSGin5G UE-2 100BaにMSGin5Gメッセージを送信することに決定する。403で、MSGin5Gサーバー200は、MSGin5Gメッセージ要請をMSGin5G UE-2 100Ba(すなわち、MSGin5Gクライアント-2 100Baa/アプリケーションクライアント100Bab)にフォワーディングする。404で、MSGin5G UE-2 100Baは、MSGin5Gメッセージの内容(contents)をターゲットアプリケーションクライアント/MSGin5G UE-2 100Ba/ターゲットUE100Bに伝達する。
【0083】
図5は、本明細書に開示されたような一実施例により、ソースUE100AがMSGin5G送信サービスをサポートする無線ネットワークでソースUE100AからターゲットUE100BにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示すシーケンスダイヤグラムであり、ターゲットUE100Bは、非-MSGin5G送信サービスをサポートするレガシー3GPP UE100Bbとして動作する。
【0084】
3GPP TS 23.554により、このようなシナリオの場合、前提条件は下記に示される:
【0085】
i.MSGin5G UE(ソースUE100A)でMSGin5GクライアントはMSGin5Gサーバー200に登録され;
【0086】
ii.レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、レガシー3GPP UE100BbのMSGin5GサービスIDを知っており、レガシーネットワークで用いられるIDに対するマッピングを維持し/するか;
【0087】
iii.MSGin5Gサーバー200は、ターゲットUE100Bがレガシー3GPP UE100Bbであるかと、どのメッセージ伝達メカニズムが使用可能であるかと、を決定することができる。
【0088】
501で、ソースUE100Aは、MSGin5Gメッセージ要請をMSGin5Gサーバー200に送信する。MSGin5Gメッセージ要請は、ソースUE100AのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、ターゲットUE100BのMSGin5GサービスID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、及び優先順位タイプ情報要素を含む。502で、MSGin5Gメッセージ要請を受信すれば、MSGin5Gサーバー200は、受信者がレガシー3GPP UE100Bbであり、MSGin5Gクライアント(ソースUE100A)がMSGin5Gメッセージをレガシー3GPP UE100Bbに送信する権限が付与されると決定する。503で、MSGin5Gサーバー200は、MSGin5Gメッセージ要請をレガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aにフォワーディングする。
【0089】
504で、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、ターゲットUE100B/レガシー3GPP UE100Bbの能力、ターゲットUE100B/レガシー3GPP UE100Bbの通信状態、ターゲットUE100B/レガシー3GPP UE100Bbのサービス設定などに基づき、どのレガシー3GPPメッセージ伝達メカニズム(例えば、SMS、NIDDなど)が用いられるかを決定する。選択されれば、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、MSGin5GサービスIDを相応する識別子にマッピングする。例えば(全体のリストではない)、次のとおりである:
【0090】
i.レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aが装置トリガリング(device triggering)を選択した場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、サービスIDをMSISDN及びアプリケーションポートIDにマッピングし;
【0091】
ii.レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300AがNIDD伝達メカニズムを選択した場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、サービスIDを外部識別子またはMSISDNにマッピングし/するか;
【0092】
iii.レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300AがSMS伝達メカニズムを選択した場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、サービスIDをMSISDNにマッピングする。
【0093】
505-513で、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、MSGin5Gメッセージのペイロードをレガシー3GPP UE100Bbに送信する。例えば(全体リストではない)次のとおりである:
【0094】
i.装置トリガリング505の場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、MSGin5Gメッセージのペイロードを一つ以上の装置トリガリング要請にマッピングする(3GPP TS 23.682、3GPP TS 29.122、及び3GPP TS 29.522参照)。
【0095】
ii.NIDD伝達メカニズム506の場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、MSGin5Gメッセージのペイロードを一つ以上のNIDD提出(submit)要請メッセージにマッピングする(3GPP TS 23.682、3GPP TS 29.122、及び3GPP TS 29.522参照)。代案として、レガシー3GPPメッセージゲートウェイでトンネル(tunnel)パラメーターが提供される場合(3GPP TS 23.401、3GPP TS 23.501、及び3GPP TS 23.502参照);及び/または
【0096】
iii.SMS伝達メカニズム507の場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、3GPP TS 23.204の手順、または、3GPP TS 23.502の手順によりSMSをレガシー3GPP UE100Bbに送信する。
【0097】
508-509で、必要な伝達状態がMSGin5Gメッセージ要請に含まれる場合、レガシー3GPPメッセージゲートウェイ300Aは、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバー200に送信し、MSGin5Gサーバー200は、伝達報告を3GPP TS 23.554に明示されたようにMSGin5Gクライアント(ソースUE100A)に送信する。
【0098】
図6は、本明細書に開示されたような一実施例により、ソースUE100AがMSGin5G送信サービスをサポートする無線ネットワークでソースUE100AからターゲットUE100BにMSGin5Gメッセージを送信するための多様な動作を示すシーケンスダイヤグラムであり、ターゲットUE100Bは、非-MSGin5G送信サービスをサポートする非-3GPP UE100Bcとして動作する。
【0099】
3GPP TS 23.554により、このようなシナリオの場合、前提条件は下記に示される:
【0100】
i.MSGin5G UE(ソースUE100A)でMSGin5Gクライアントは、MSGin5Gサーバー200に登録され/されるか;
【0101】
ii.オン(on)-3GPPメッセージゲートウェイ300Bは、非-3GPP UE100Bcの非-3GPPメッセージクライアントを認識し、MSGin5GサービスIDに対するマッピングを提供する。
【0102】
601で、ソースUE100Aは、MSGin5Gメッセージ要請をMSGin5Gサーバー200に送信する。MSGin5Gメッセージ要請は、ソースUE100AのMSGin5Gサービスアイデンティティ(ID)、ターゲットUE100BのMSGin5GサービスID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、及び優先順位タイプ情報要素を含む。602で、MSGin5Gサーバー200は、受信者が非-3GPP UE100Bcであり、MSGin5GクライアントがMSGin5Gメッセージを非-3GPP UE100Bcに送信する権限が付与されると決定する。
【0103】
603で、MSGin5Gサーバー200は、3GPP TS 23.554に明示されたように、MSGin5Gメッセージ要請を非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bにフォワーディングする。604で、非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bは、要請された伝達報告とともにMSGin5Gメッセージを非-3GPPメッセージに変換し、非-3GPPメッセージを非-3GPPメッセージクライアント(ターゲットUE100B)に送信する。605で、伝達状態報告が必要な場合、非-3GPPメッセージゲートウェイ300Bは、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gサーバー200に送信し、MSGin5Gサーバー200は、MSGin5Gメッセージ伝達報告をMSGin5Gクライアント(ソースUE100A)にフォワーディングする。
【0104】
一実施例において、MIoT(massive Internet of Things)は5Gシステムの主要セグメントのうち一つである。レガシー3GPP及び非-3GPP UEを含むメッセージサービスは、提供された方法の適用可能性によってMSgin5Gサービスの範囲を広げる。
【0105】
本明細書に開示された実施例は、少なくとも一つのハードウェア装置を用い、要素を制御するためのネットワーク管理機能を行って具現されることができる。
【0106】
特定の実施例に対する上述した説明は、本明細書の実施例の一般的な特性を完全に表わすことにより、他の実施例は、現在の知識を適用することにより、一般的な概念を逸脱せずにこのような特定の実施例を多様な応用のために容易に修正及び/または適応することができ、したがって、このような適応及び修正は、開示された実施例の等価物の意味及び範囲内で理解されなければならず、理解されるように意図される。本明細書で用いられた語法または用語は説明のためのものであり、制限のためのものではないことを理解しなければならない。したがって、本明細書の実施例は、好ましい実施例の観点で説明されたが、通常の技術者は、本明細書の実施例が本明細書に説明されたような実施例の範囲内で修正されて実施され得ることを認識するであろう。
【0107】
本開示は、多様な実施例で説明されたが、通常の技術者には多様な変更及び修正が提案されることができる。本開示は、添付された請求項の範囲内に属するこのような変更及び修正を含むものと意図される。
【符号の説明】
【0108】
100A MSGin5G UE-1、ソースUE
100Ba MSGin5G UE-2
100Baa MSGin5Gクライアント-2
100Bab アプリケーションクライアント
100Bb レガシー3GPP UE
100Bc 非-3GPP UE
200 MSGin5Gサーバー
200A SEALサーバー
200B アプリケーションサーバー
210 メモリー
220 プロセッサ
230 コミュニケーター
240 MSGin5G制御部
241 TRF
242 GWSF
300 非-MSGin5Gゲートウェイ
300A レガシー3GPPメッセージゲートウェイ
300B 非-3GPPメッセージゲートウェイ
310 メモリー
320 プロセッサ
330 コミュニケーター
340 MSGin5G制御部
341 TRF
400 3GPPコアネットワーク
1000 MSGin5Gアプリケーションサービス
【手続補正書】
【提出日】2023-03-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線ネットワークで5世代メッセージ(MSGin5G)
サーバーによって行われる方法において、
前記無線ネットワークでメッセージをターゲッ
トUEに伝達するため
のソースU
Eから
のMSGin5Gメッセージ要請を受信する段階と、
前記ターゲットUE
の識別子(ID)に基づき、前記ターゲットUEのメッセージ伝達サービス
メカニズムを決定する段階と、
前記メッセージ伝達サービスメカニズムが非-MSGin5G送信サービスとして決定された場合、前記メッセージをメッセージゲートウェイに送信する段階と、を含み、
前記ターゲットUEは、前記メッセージゲートウェイに登録されている、方法。
【請求項2】
前記メッセージ伝達サービスメカニズムがMSGin5G送信サービスとして決定された場合、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信する段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記メッセージは、前記ターゲットUEにおいて利用可能な非-MSGin5Gメッセージ送信サービスメカニズムを使って、前記メッセージゲートウェイから前記UEに送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記メッセージのアドレス変換及びプロトコル変換は、前記メッセージゲートウェイによって行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記MSGin5Gメッセージ要請は、ソースUEのID、前記ターゲットUEのID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、または優先順位タイプ情報要素のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
非-MSGin5Gゲートウェイは、レガシー3GPPメッセージゲートウェイまたは非-3GPPメッセージゲートウェイのうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲットUEの前記MSGin5Gサーバーへの登録及び登録解除は、前記ターゲットUEに代わり前記メッセージゲートウェイによって行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットUEのメッセージ伝達サービスメカニズムを決定する段階は、
前記ターゲットUEのIDのための前記MSGin5Gサーバーの登録リポジトリを確認する段階と、
前記ターゲットUEのIDが前記登録リポジトリに登録されていない場合、メッセージ伝達サービスメカニズムを非-MSGin5G送信サービスとして決定する段階と、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
無線ネットワークでの5世代メッセージ(MSGin5G)サーバーにおいて、
メモリーと、
プロセッサと、
前記メモリー及びプロセッサと連結されたMSGin5G制御部と、を含み、
前記MSGin5G制御部は、
前記無線ネットワークでメッセージをターゲットUEに伝達するためのソースUEからのMSGin5Gメッセージ要請を受信し、
前記ターゲットUEの識別子(ID)に基づき、前記ターゲットUEのメッセージ伝達サービスメカニズムを決定し、
前記メッセージ伝達サービスメカニズムが非-MSGin5G送信サービスとして決定された場合、前記メッセージをメッセージゲートウェイに送信するように設定され、
前記ターゲットUEは、前記メッセージゲートウェイに登録されている、MSGin5Gサーバー。
【請求項10】
前記MSGin5G制御部は、
前記メッセージ伝達サービスメカニズムがMSGin5G送信サービスとして決定された場合、前記メッセージを前記ターゲットUEに送信するようにさらに設定される、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【請求項11】
前記メッセージは、前記ターゲットUEにおいて利用可能な非-MSGin5Gメッセージ送信サービスメカニズムを使って、前記メッセージゲートウェイから前記UEに送信される、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【請求項12】
前記メッセージのアドレス変換及びプロトコル変換は、前記メッセージゲートウェイによって行われる、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【請求項13】
前記MSGin5Gメッセージ要請は、ソースUEのID、前記ターゲットUEのID、メッセージID情報、伝達状態、アプリケーションID、ペイロード、または優先順位タイプ情報要素のうち少なくとも一つを含む、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【請求項14】
非-MSGin5Gゲートウェイは、レガシー3GPPメッセージゲートウェイまたは非-3GPPメッセージゲートウェイのうち少なくとも一つを含み、
前記ターゲットUEの前記MSGin5Gサーバーへの登録及び登録解除は、前記ターゲットUEに代わり前記メッセージゲートウェイによって行われる、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【請求項15】
前記MSGin5G制御部は、
前記ターゲットUEのIDのための前記MSGin5Gサーバーの登録リポジトリを確認し、
前記ターゲットUEのIDが前記登録リポジトリに登録されていない場合、メッセージ伝達サービスメカニズムを非-MSGin5G送信サービスとして決定するようにさらに設定される、請求項9に記載のMSGin5Gサーバー。
【国際調査報告】