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特表2023-541476切り替わって幾つかのオプションに変化するカーテン/シャッター
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  • 特表-切り替わって幾つかのオプションに変化するカーテン/シャッター 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-02
(54)【発明の名称】切り替わって幾つかのオプションに変化するカーテン/シャッター
(51)【国際特許分類】
   A47H 5/02 20060101AFI20230925BHJP
   E06B 9/42 20060101ALI20230925BHJP
【FI】
A47H5/02
E06B9/42 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023517756
(86)(22)【出願日】2021-09-14
(85)【翻訳文提出日】2023-05-12
(86)【国際出願番号】 IL2021051117
(87)【国際公開番号】W WO2022059004
(87)【国際公開日】2022-03-24
(31)【優先権主張番号】277425
(32)【優先日】2020-09-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IL
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523095484
【氏名又は名称】グロスベルク、ナフーム
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】グロスベルク、ナフーム
【テーマコード(参考)】
2E182
【Fターム(参考)】
2E182AA01
2E182AB01
2E182AB03
2E182AB07
2E182EE05
2E182EF09
2E182EF17
2E182EG01
(57)【要約】
切り替わって幾つかのオプションに変化するカーテン/スクリーン/シャッター。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓又はドアのスペース用のシートであって、A:外からの室内の覗き込みを防ぐために窓の下端から上方に広がるスプールを使用することによって前記シートが上昇するが上から空気が入ることができるときに、B:シェードが上端から差し込む太陽を遮り、下端から開いたままにしておくことが望まれるときはいつでも、前記広がるスプールを使用して前記シートが上端から下方にも下降するような、シート。
【請求項2】
閉じているときは常に耐風性があり、窓が開いて空気が入っているときにも真っ直ぐで安定しており、
A:それにより、前記シートからロッド又はホイール等に結ばれることによって前記シートを安定させる紐を広がるシートが含み、フレームの他方側で、チェーンベルト又は引き伸ばされた紐が前記ロッド又は前記ロッド上にあるギアの上を通り、上側及び下側ロッド間を接続し、それにより、前記シートが引き締まって緩まず、これにより、斜めに設置されたり、任意の方向に傾けられたりするなど、風の要因を伴うことなく、他の理由で安定しない場合でも、カーテンが任意の状況でもしっかりと固定され、
B:前記シートは、前記シートが出るための溝を有するフレームを含み、前記フレームは、前記シートを保持して安定させ、前記紐を使用して安定した前記シートに強度を加える、
請求項1に記載のシート。
【請求項3】
開閉時に、絡まったり所望の場所から移動したりすることなく、両側から均一に巻き上げられ、
A:それにより、前記シートは、紐及びチェーンベルトを用いて、前記フレームに上下から取り付けられる巻取り部にその四隅から保持されるシートを含み、請求項2のサブセクションAに記載のとおりである、
請求項2に記載のシート。
【請求項4】
シートが完全に閉じられるときはいつでも、窓に気密シールをもたらし、外部から完全に分離し、部屋を完全に暗くし、
A:それにより、前記シートは、シートが出るための溝を有するフレームを含み、溝内には、回転する部品が固定され、これらの部品上でシートが回転し、請求項2のサブセクションBに記載されるように、シートが閉じる際に、シートがその四方からフレームに入る、
請求項2に記載のシート。
【請求項5】
カーテンを何ら伴わない窓枠のように見え、
A:それにより、前記シートは、請求項2のサブセクションBに記載されるようなフレームを含み、シートがフレームへと巻き上がる、
請求項2に記載のシート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
切り替わって幾つかのオプションに変化するカーテン/シャッターに関する。
【発明の概要】
【0002】
1.(1階の窓や地面から上方に延びる通常の窓など)人が外部から部屋を覗き込むことができないように窓又はドアの下端から上昇するが、上から空気を入れることができるとともに、下から開放したままで上から太陽を遮りたい場合は上から下方にも降りる、カーテン又はシャッター(シャッターにも適用されるこのセクションを除き、以下のセクションはカーテンに適用される)。
【0003】
2.カーテンは、風に強く、窓を開けて風が入っても真っ直ぐで安定している。
【0004】
3.完全に閉じると、窓が密閉され、外部から完全に分離され、室内が完全に暗くなる。
【0005】
4.窓を閉じると、額入りの絵になる(カーテンで閉めきった窓だと目立たないように)。
【0006】
5.全開すると、まるでカーテンのない窓枠のように見える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明によるカーテン/シャッター及びシートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
窓のサイズであるフレーム(要素12)内に嵌合するシート又はシャッター(以下、シートと呼ぶ)(要素1)。シートの四隅から、窓の長さよりも僅かに長い紐(要素2)がある。
【0009】
ロッド(要素8)の端にはギア(要素4)がある。
【0010】
窓のサイズであるフレーム(要素12)が窓枠に取り付けられる。
フレーム(要素12)の幅のサイズであるロッド(要素8)は、このフレームの上部及び下部の他のフレームの凹み(要素9)にある。
【0011】
ロッド(要素8)はフレームの上端凹み及び下端凹み(要素9)に配置され、一方、紐(要素2)はロッドの周囲に巻き付けられて引き伸ばされる。
【0012】
ギア(要素4)上にわたってチェーン(要素7)が掛け渡される(紐及びカーテンの緩みを防止するため)(そして、シャッターでは、下部の接続と紐及びチェーンの引き伸ばしとにより、シャッターを下ろすたびに障害なく回転し易い状態がもたらされる)。
【0013】
フレーム(要素12)の内部の端(左右から)には、カーテンシート(要素1)が僅かに挿入される溝(要素10)がある(密封閉鎖、布の安定性、及び絵の完璧な外観のため)。
【0014】
フレーム(要素10)の上端及び下端には、カーテンが上端及び下端から出るスリットがある。
【0015】
ロッド(要素3)は、両側(要素5)が幅広く、フレームの高さまで正確に突き出ているため(フレームの溝(要素11)により)、回転できるはずである。或いは、フレームの端からロッドを回転させるオプション(そのロッドからの突出部(要素6)を使用して。また、ロッドの端で上端から下端に紐を通すことによって)。
【0016】
布(要素1)には、任意の絵を印刷できる(又は、布又は任意の適切な素材から形成された任意の絵を貼り付けることができる)。
【0017】
窓自体が構築されるため、窓の構造に組み込むことが可能である。
【0018】
また、ボタンを押すことによって(スプリング又はそれに類似するものに接続されるギアを解放することによって)カーテンを閉じるスプリングを組み込むこともできる。更に、機械的に動作することが可能であり、機械及び手動の両方のオプションを組み合わせることができる。
【0019】
上記の説明では、シート又は布のカーテンについて言及しているが、仕切り又はシェードとして使用できる任意の材料を用いることも可能である。
【0020】
また、上記の説明では上端部と下端部に言及しているが、斜めに配置したり、傾けたり、任意の方向に配置することもできる。
【0021】
また、上記の説明では窓やドアのスペースについて言及しているが、この説明はアイデアの一例として使用される。
【0022】
また、製品を構築するための1つの例を挙げたが、他の方法もあり、上記はアイデアの一例である。
【符号の説明】
【0023】
1 カーテン/シャッター
2 カーテン/シャッター(以下、カーテン)を、カーテンが開くときにその上でカーテンが回転するシャフトに対して接続する紐/ベルト
3 カーテンが開くときにカーテンが巻き付くシャフト
4 上側ホイールと下側ホイールとの間を接続し、上側及び下側シャフトの均一な動きをもたらすとともに、カーテン及び紐が緩んだり回転したりしないようにするチェーンベルトが掛け渡されるギア
5 カーテンを開閉するべく保持のためにカーテンフレームから出るロッドの端の幅広部(オプション6が該当しない場合)
6 カーテンを開閉するためにロッドを回転させるべくフレームから側方へのロッドの突出部(可能な場合)
7 ロッドが一緒に回転し、カーテンがロッドの周りで緩んだり回転したりせずに開閉するようにするべく、上側ギアと下側ギアとを接続するチェーンのベルト
8 その上で紐/ベルトが回転するように細くする必要があるロッド
9 ロッドの端を回転させることによってカーテンを開閉できる機能をもたらすためのロッドの端のための開口
10 カーテンに更なる釣り合いをもたらし、より素晴らしい絵の眺めを作るべく端にカーテンを挿入するための開口
11 カーテンを巻き上げて開閉するためのロッド出口(側面から不可能な場合はいつでも)
12 閉じているときに絵の外観をもたらし、開いているときにはカーテンの外観を全く伴わずに窓の視界をもたらすカーテンのためのフレーム(これは、窓の製作中に窓枠自体に組み込むことができる)
図1
【手続補正書】
【提出日】2023-05-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓又はドアのスペース用のシートであって、A:外からの室内の覗き込みを防ぐために窓の下端から上方に巻き上げて広がるシートを使用することによって前記シートが上昇するが上から空気が入ることができるときに、B:シェードが上端から差し込む太陽を遮り、下端から開いたままにしておくことが望まれるときはいつでも、前記巻き上げて広がるシートを使用して前記シートが上端から下方にも下降するような、シート。
【請求項2】
閉じているときは常に耐風性があり、窓が開いて空気が入っているときにも真っ直ぐで安定しており、
A:それにより、前記シートからロッド又はホイール等に結ばれることによって前記シートを安定させる紐を巻き上げて広がるシートが含み、フレームの他方側で、チェーンベルト又は引き伸ばされた紐が前記ロッド又は前記ロッド上にあるギアの上を通り、上側及び下側ロッド間を接続し、それにより、前記シートが引き締まって緩まず、これにより、斜めに設置されたり、又は傾けられたりするなど、風の要因を伴うことなく、他の理由で安定しない場合でも、カーテンが任意の状況でもしっかりと固定され、
B:前記シートは、前記シートが出るための溝を有するフレームを含み、前記フレームは、前記シートを保持して安定させ、前記紐を使用して安定した前記シートに強度を加える、
請求項1に記載のシート。
【請求項3】
開閉時に、絡まったり所望の場所から移動したりすることなく、両側から均一に巻き上げられ、
A:それにより、前記シートは、紐及びチェーンベルトを用いて、前記フレームに上下から取り付けられる巻取り部にその四隅から保持されるシートを含み、請求項2のサブセクションAに記載のとおりである、
請求項2に記載のシート。
【請求項4】
シートが完全に閉じられるときはいつでも、窓に気密シールをもたらし、外部から完全に分離し、部屋を完全に暗くし、
A:それにより、前記シートは、シートが出るための溝を有するフレームを含み、溝内には、回転する部品が固定され、これらの部品上でシートが回転し、請求項2のサブセクションBに記載されるように、シートが閉じる際に、シートがその四方からフレームに入る、
請求項2に記載のシート。
【請求項5】
カーテンを何ら伴わない窓枠のように見え、
A:それにより、前記シートは、請求項2のサブセクションBに記載されるようなフレームを含み、シートがフレームへと巻き上がる、
請求項2に記載のシート。
【国際調査報告】