(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-04
(54)【発明の名称】アイコン表示制御方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04817 20220101AFI20230927BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20230927BHJP
【FI】
G06F3/04817
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023514733
(86)(22)【出願日】2021-09-01
(85)【翻訳文提出日】2023-03-02
(86)【国際出願番号】 CN2021115953
(87)【国際公開番号】W WO2022048562
(87)【国際公開日】2022-03-10
(31)【優先権主張番号】202010923448.6
(32)【優先日】2020-09-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ズ
(72)【発明者】
【氏名】チョウ,シュアン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ルイチー
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA42
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA19
5E555BA23
5E555BA31
5E555BA32
5E555BB01
5E555BB04
5E555BB19
5E555BB23
5E555BB31
5E555BB32
5E555BC20
5E555BE12
5E555CA12
5E555CB08
5E555CB14
5E555CB57
5E555CC03
5E555CC24
5E555CC25
5E555CC26
5E555DA02
5E555DB01
5E555DB18
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC19
5E555DC21
5E555DC23
5E555DC25
5E555DC72
5E555DC84
5E555DD07
5E555EA07
5E555EA08
5E555EA11
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
本出願は、アイコン表示制御方法、装置及び電子機器を開示し、電子機器の技術分野に属する。アイコン表示制御方法は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するステップと、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、アイコン表示制御方法。
【請求項2】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、
前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するステップと、
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するステップと、
前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するステップと、をさらに含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、
前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、
前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定する前記ステップは、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、
前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、を含み、
前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
第1領域の第1空間特徴を取得するステップであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含むステップと、
前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するステップと、
前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得するステップと、
前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、
T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するステップであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含むステップと、
前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するステップと、をさらに含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、
前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含み、
前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するステップと、
前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するステップをさらに含み、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1入力の入力過程で、
前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得するステップと、
前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動するステップであって、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力であるステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動するステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動するステップと、のうちの少なくとも1つをさらに含み、
前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得するステップと、
前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するステップと、をさらに含み、
更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新モジュールと、を備え、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、アイコン表示制御装置。
【請求項13】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するための第1取得モジュールと、
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するための第1決定モジュールと、
前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するための第1表示モジュールと、をさらに備え、
前記第1受信モジュールは、
前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第1受信サブモジュールを備える、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、
前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第1決定モジュールは、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、そして
前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するための第1決定サブモジュールを備え、
前記第1更新モジュールは、
前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新サブモジュールを備える、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記第1更新モジュールは、
第1領域の第1空間特徴を取得するための第1取得サブモジュールであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含む第1取得サブモジュールと、
前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するための第2決定サブモジュールと、
前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得し、そして
前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2取得サブモジュールと、を備える、請求項12に記載の装置。
【請求項17】
前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、
前記装置は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するための第3受信モジュールであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含む第3受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するための第2更新モジュールと、をさらに備え、
前記第1受信モジュールは、
前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第2受信サブモジュールを備え、
前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである、請求項13に記載の装置。
【請求項18】
前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、
前記第1更新モジュールは、
前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するための第3取得サブモジュールと、
前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2更新サブモジュールと、を備え、
前記装置は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するための第2表示モジュールをさらに備え、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
【請求項19】
前記第1入力の入力過程で、前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するための第3表示モジュールをさらに備える、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、
前記第1更新モジュールは、
前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得するための第4取得サブモジュールと、
前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第3更新サブモジュールと、を備え、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
【請求項21】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動するための第1処理モジュールであって、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力である第1処理モジュールと、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動するための第2処理モジュールと、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動するための第3処理モジュールと、のうちの少なくとも1つをさらに備え、
前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得するための第2取得モジュールと、
前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するための第1調整モジュールと、をさらに備え、
更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む、請求項20に記載の装置。
【請求項23】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、請求項1から11のいずれか1項に記載のアイコン表示制御方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項24】
プロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行し、請求項1から11のいずれか1項に記載のアイコン表示制御方法を実現するために用いられる、チップ。
【請求項25】
不揮発性記憶媒体に記憶されており、少なくとも1つのプロセッサによって実行されることで請求項1から11のいずれか1項に記載のアイコン表示制御方法を実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項26】
請求項1から11のいずれか1項に記載のアイコン表示制御方法を実行するように配置される、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2020年9月4日に中国で出願した中国特許出願第No.202010923448.6号の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本出願に取り込まれる。
【0002】
本出願は通信の技術分野に関し、特に、アイコン表示制御方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、ユーザがデスクトップのアプリケーションアイコを整理するには、フォルダー整理やアプリケーション位置調整によるしかないが、携帯電話のデスクトップ上のアプリケーションアイコの形状やサイズはデフォルトで設定されているため、従来技術のアイコン移動には、移動ができなかったり、何度も移動する必要があったりして操作が煩雑になる場合がある。例えば、アイコンを第1画面から第2画面に移動する過程で、第2画面の空き領域の面積が該アイコンに必要な面積よりも小さい場合、今回のアイコン移動は失敗し、ユーザは今回のアイコン移動を中止し、第2画面内の少なくとも1つのアイコンを他の画面に移動してから、該アイコンを第1画面から第2画面に移動する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例の目的は、従来技術に存在したユーザがアイコンの移動に失敗しやすく、アイコンの移動操作が煩雑であるという問題を解決できる、アイコン表示制御方法、装置及び電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的問題を解決するために、本出願は以下のように実現される。
【0006】
第1側面において、本出願の実施例は、アイコン表示制御方法を提供し、該方法は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0007】
第2側面において、本出願の実施例は、アイコン表示制御装置を提供し、該装置は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新モジュールと、を備え、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
第3側面において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第1側面に記載の方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0009】
第4側面において、本出願の実施例は、プログラムもしくはコマンドが記憶されており、前記プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、第1側面に記載の方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0010】
第5側面において、本出願の実施例は、プロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行し、第1側面に記載の方法を実現するために用いられる、チップを提供する。
【発明の効果】
【0011】
本出願の実施例において、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含み、これによって、アイコンの形状、表示サイズのうちの少なくとも1つの調整を実現することができ、ユーザがアイコンを移動する前にまずアイコンの表示パラメータを調整することができ、アイコンの表示形状及び表示サイズを柔軟に調整できるため、ユーザによるアイコン移動の成功確率を高め、ユーザの操作を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本出願の実施例のアイコン表示制御方法の手順図である。
【
図2】本出願の実施例の変形制御識別子のインタフェース模式図である。
【
図3】本出願の実施例の第1アイコン変形過程のインタフェース模式図その1である。
【
図4】本出願の実施例のアイコン一括変形過程のインタフェース模式図である。
【
図5】本出願の実施例の第1アイコン変形過程のインタフェース模式図その2である。
【
図6】本出願の実施例の第1アイコン変形過程のインタフェース模式図その3である。
【
図7】本出願の実施例の第1アイコン変形過程のインタフェース模式図その4である。
【
図8】本出願の実施例のアイコン表示制御装置の構造模式図である。
【
図9】本出願の実施例の電子機器の構造模式図その1である。
【
図10】本出願の実施例の電子機器の構造模式図その2である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0014】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきであり、また、「第1」、「第2」等で区別される対象は、通常、一種類であり、対象の数を限定することがなく、例えば、第1対象は、1つであってもよく、複数であってもよい。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを表し、符号の「/」は、一般に前後の関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0015】
以下において、図面を参照しながら、本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御方法を、具体的な実施例及びその応用シーンにより詳しく説明する。
【0016】
本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御方法は、
図1に示すように、以下のステップ101とステップ102を含む。
【0017】
ステップ101で、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する。
【0018】
ここで、第1入力は、シングルタップ操作又はドラッグ操作等の入力であってもよく、第1アイコンは、具体的には、電子機器のデスクトップの任意の画面上の任意のアイコンであり、ここでは限定しない。
【0019】
ステップ102で、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0020】
第1アイコン表示パラメータの更新は以下のようにしてもよい。ユーザが変形を手動で指示する場合に対応して、第1アイコンの変形固定点、第1領域の第1空間特徴及び第1アイコンの所定の変形優先度に基づき、第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1領域が前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含む。ユーザが第1アイコンを第1目標領域に移動することを指示し、第1目標領域が第1空きアイコン位置の表示領域を含む場合に対応して、第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータに基づき、第1アイコン表示パラメータを更新する。第1アイコンが第2アイコンの表示パラメータをコピーすることをユーザが指示した場合、つまり、第1入力が第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、第2目標領域が第2アイコンの表示領域である場合に対応して、第2アイコンの第2アイコン表示パラメータに基づき、第1アイコン表示パラメータを更新する。第1アイコン表示パラメータは具体的に表示位置をさらに含んでもよく、ここでは限定しない。第1アイコン表示パラメータの更新は、第1アイコンの変形と理解されてもよい。さらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するステップと、前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するステップと、前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するステップと、前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するステップと、をさらに含み、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含む。
【0021】
つまり、第1アイコンの2つの属性に基づき、変形制御識別子を決定し、第1入力は変形制御識別子に対する入力であり、ここで第1入力は具体的にはタップ操作であってもよい。変形制御識別子の具体的な形態は様々であり得、例えば、変形をサポートし且つ変形用の空間があるアイコンの場合、変形制御識別子はアイコンの所定位置に正常に表示され、変形をサポートするが変形用の空間がないアイコンの場合、変形制御識別子はアイコンの所定位置にグレーアウト表示され、変形をサポートしないアイコンの場合、変形制御識別子はアイコンの所定位置に破線で表示されるか又は表示されなくてもよい。これにより、アイコンが変形できるか否かをユーザが認識しやすく、アイコンを変形するか否かの意思決定をユーザが迅速に行うのを支援する。
【0022】
アイコン再描画属性は、具体的には、アイコンに対応するアプリケーションがファイル再描画の能力を提供することであってもよい。アイコン調整可能属性は、具体的には、アイコンの所定範囲の表示領域でアイコン変形が可能である能力であってもよい。ファイル再描画は、アプリケーションにより提供されるアイコン表示パラメータの更新可能な候補値を含む。
【0023】
本出願の実施例において、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップの後、更新後の第1アイコンのアイコン再描画属性及びアイコン調整可能属性を取得し、前記変形制御識別子を再決定し、変形制御識別子の表示を更新するステップをさらに含む。
【0024】
例えば、第1アイコン表示パラメータが更新される前に、第1アイコンのアイコン再描画属性及びアイコン調整可能属性はそれぞれ第1再描画属性及び第1調整可能属性であり、且つ第1アイコンに第1識別子が表示され、更新された後、再取得した第1アイコンのアイコン調整可能属性は第2調整可能属性となり、この場合、第1アイコンの第1識別子を第2識別子に更新する。また、アイコンの表示位置が変化した場合も、表示位置の変化後の該アイコンのアイコン調整可能属性の変化に基づき、アイコン上の変形制御識別子を自動的に更新することができ、更新の制御原理は前述した変形制御識別子の表示を更新する制御原理と類似しているので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0025】
具体的に、前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む。こうして、変形を行われるアイコンに対する正常な変形操作の実現を保証することができる。ここで、所定範囲は、第1アイコンを含む一定面積の領域の範囲であってもよく、例えば、
図2中のアイコン201を中心とした正方形の領域であってもよく、且つこの正方形の長さ及び幅がいずれもアイコン201の幅の3倍である。所定範囲の表示領域の形状は、正方形、長方形等の形状を含むがこれらに限らず、ユーザが所定範囲のサイズを柔軟に設定することができ、ここでは限定しない。
【0026】
プログラムがアイコン再描画をサポートするか否かは、具体的には、アイコンに対応するアプリケーションがファイル再描画の能力を提供できるか否かであってもよい。前記第1アイコンの所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があるか否かは、具体的には、前記第1アイコンの所定範囲の表示領域に第1アイコンを変形するための空き領域があるか否かであってもよく、例えば、
図2において、ユーザによって選択されたアイコン201は変形空間があるものに対応し、アイコン201の左側に隣接するアイコンは変形空間がない。
【0027】
より具体的に、前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定する前記ステップは、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、を含み、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップを含む。
【0028】
ここで、第2識別子は具体的には、グレーアウトされた第1識別子としてもよく、第3識別子は透明な識別子としてもよい。例えば、長押しの場合に、変形制御識別子が表示され、第1識別子については、
図2中の識別子202を参照する。第2識別子については、変形用の空間がない場合と理解されてもよく、アイコンの位置に空間がないため変形できない場合、第2識別子が表示され、具体的には、グレーアウトされた「変形」ボタンとしてもよい。第3識別子については、変形をサポートしない場合と理解されてもよく、該アプリケーションがファイル再描画を提供していない場合、「変形」ボタンが表示されない。変形制御識別子は、具体的には、アイコン再描画属性及びアイコン調整可能属性を指示する模様、図形、絵、記号等であってもよい。
【0029】
上述したアイコン変形は、手動によるアイコン変形として実現してもよく、ここで、アイコンの変形制御は、A.アプリケーションがファイル再描画を提供するか否か、即ち該アプリケーション自体がアイコン変形をサポートするか否か、及びB.ユーザがアイコンを変形しようとする時、該アイコンの周囲に変形のための十分な空間があるか否か、の2つの条件に依存する。
【0030】
具体的には、アイコンを長押しした後、上記第1識別子の場合、つまり変形をサポートし且つ周囲に十分な空間があるアプリケーションの場合は、アイコンの右下に変形制御識別子を表示し、即ち、変形ボタンを表示することができる。上記第2識別子の場合、つまり変形をサポートするが周囲に十分な空間がないアプリケーションの場合は、アイコンの右下に変形制御識別子を表示し、即ち、グレーアウトされた変形ボタンを表示することで、該機能は存在するが現時点では使用できないことを示すことができる。上記第3識別子の場合、つまり自体が変形をサポートしないアプリケーションの場合は、アイコンの右下に変形制御識別子を表示せず、つまり変形ボタンがないようにすることができる。
【0031】
第1識別子の場合、例えば、
図3に示すように、デスクトップのアイコン301を長押しすると、デスクトップのアイコン301上に第1識別子302が表示され、即ち「変形」ボタンが表示され、ユーザが該識別子をタップしたことが検出されると、アイコン変形を行うことができる。変形は、所定の変形優先度(即ち優先順位)で少なくとも1回変形することができ、変形パラメータはサイズ変形倍率及び変形方向を含んでもよい。サイズ変形倍率は、横サイズ変形倍率×縦サイズ変形倍率の形式であってもよく、例えば、変形(2×1)は、横サイズが元のサイズの2倍になり、縦サイズが不変のままであることを意味する。サイズの順位は、変形(2×1)>変形(1×2)>変形(2×2)としてもよく、変形方向の順位は、右>左、下>上としてもよい。変形は、元の状態から第1状態、第2状態、第3状態、第4状態に順次変形することであってもよいし、元の状態から変形を始め、第1状態、第2状態、第3状態、第4状態後に順次変形した後に元の状態に戻るサイクルであってもよく、つまり、少なくとも1回変形した後に元の状態に戻るサイクルであってもよい。
【0032】
本出願の実施例において、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、第1領域の第1空間特徴を取得するステップであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含むステップと、前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するステップと、前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得するステップと、前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含む。これにより、アイコンの変形を正確且つ適切に制御することができる。
【0033】
ここで、空きアイコン位置は、具体的には、所定の標準横縦サイズa×aのアイコンを収容できる未使用のデスクトップ領域であってもよい。aはゼロでない正の数である。所定の変形優先度はサイズ優先度及び/又は変形方向優先度を含んでもよい。
【0034】
所定の変形優先度は電子機器によってデフォルトで設定されてもよく、電子機器にインストールされているアプリケーションのアイコン変形は全て、この優先度に従う必要がある。
【0035】
「前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する」ステップについて、例えば、変形をサポートし且つ空間的に許容されるアプリケーションの場合は、アイコンの右下の第1識別子、即ち変形ボタンをタップすることができ、すると該アイコンはある1点を固定点として、形状を変化する。具体的に、固定点は、該アイコンの周囲の各方向の空間条件及び所定の変形優先度の変形方向優先度(即ち変形順序の優先度)に基づいて決定することができる。所定の変形優先度の変形方向優先度は、右側への変形>左側への変形、下への変形>上への変形としてもよい。変形のサイズについても、所定の変形優先度のサイズ優先度の順に行うことができ、所定の変形優先度のサイズ優先度は、変形(2×1)>変形(1×2)>変形(2×2)>変形(1×1)としてもよい。ここで、サイズ変形倍率は、横サイズ変形倍率×縦サイズ変形倍率の形式であり、例えば、変形(2×1)は、横サイズが元のサイズの2倍になり、縦サイズが不変のままであることを意味する。
【0036】
具体的には、例えば、アイコンのサイズが1a×1aである場合、変形制御識別子、即ち変形ボタンをタップすると、まずアイコンが2a×1aに切り替わり、この時、アイコンの右側と下側の両方にも空間があれば、固定点はアイコンの左上角として決定され、つまり、アイコンが変形する時、右及び下へのみ展開される。
【0037】
本出願の実施例において、前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きい(整数である)。第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するステップであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含むステップと、前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するステップと、をさらに含み、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含み、前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである。これにより、デスクトップのアイコンに対する一括変形を実現することができる。
【0038】
具体的に、同じ仕様のアイコンについて、最初のアイコンに変形制御識別子が表示された後、つまり変形ボタンが表示された後、他のアイコンを選択して、一括で変形処理を行うことができる。
図4に示すように、アイコン401が編集状態になった後、他の同じ仕様のアイコン402をタップすることで一括選択することができ、つまり、図に示すように、2つのアイコンを同時に選択することができる。いずれか1つの選択されたアイコンの右下の変形ボタンをタップすると、例えば、アイコン402をタップすると、複数のアイコンを同時に変形させることができ、例えば、
図4中のアイコン401及びアイコン402の変形を実現することができる。変形に関する内容は上述した第1アイコンの変形を参照し、ここでは詳細な説明を省略する。また、選択されたアイコンのいずれかに変形空間がない場合、つまり、該アイコンの空間条件が変形を許容しない場合、一括処理は行われない。
【0039】
本出願の実施例において、前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するステップと、前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するステップをさらに含み、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。これにより、アイコンの位置を移動させた後に自動的に適応変形させることができる。具体的には、アイコンを空きアイコン位置に移動して変形させることであってもよい。変形は、アイコンのアイコン表示パラメータを更新することである。
【0040】
ここで、「前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する」ステップは、具体的には、前記第1アイコンを前記アイコン位置表示パラメータに適合すアイコンに調整することと理解されてもよく、つまり、調整後の前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータが前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータと同じである。
【0041】
さらに、第1空きアイコン位置の表示領域が前記第1アイコンの配置を許容しない場合、電子機器は、現在全ての空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータに基づいて前記第1アイコンの配置位置を決定し、前記第1アイコン表示パラメータをそれに応じて調整することができる。
【0042】
また、移動する過程で、第1空きアイコン位置の表示領域が前記第1アイコンの配置を許容しない場合、つまり、空間位置的に許容されない場合は、「置き換え」のルールに従って、移動中のアイコンである前記第1アイコンを、前記第1空きアイコン位置を含む目的位置に配置し、元々前記目的位置内にあったアイコンを他のアイコン位置に移動し、つまり、前記目的位置内にあったアイコンを「置き換える」ことができる。つまり、対応する前記第1目標領域は第4アイコンの表示領域を含み、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示し、前記第4アイコンを第7目標領域に移動する。より具体的に、前記第1空きアイコン位置の表示領域が位置する所定の位置範囲内の第4アイコンを前記所定の位置範囲外の位置に移動し、所定の位置範囲に基づき、前記第1アイコンの配置をサポートするか否かを判断するステップに戻って実行し、最後に、サポートされている場合に、第1アイコンを目的位置に配置する。
【0043】
さらに、前記第1入力の入力過程で、前記方法は、前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するステップをさらに含む。これにより、ユーザは、変形したアイコンの形状及びサイズを素早く把握することができる。
【0044】
「前記第1入力の入力過程」は、具体的には、ユーザが第1アイコンをドラッグする過程であってもよく、この過程はドラッグを開始してから目標領域に留まるまでの全過程を含む。
【0045】
アイコン位置指示識別子は、具体的には、位置プレビューと理解されてもよい。アイコン位置指示識別子は、図形、模様等の輪郭を含む識別子として実現されてもよい。
【0046】
アイコン移動時の形状及びサイズの適合について、アイコンを移動する過程で、アイコン移動先の空間条件に基づき、アイコンの形状及びサイズを適合させることができる。
図5に示すように、ユーザは横縦サイズが1a×2aであるデスクトップのアイコン501を長押しし、該アイコンを押したまま移動させることができ、後続の目標位置の選択には、同じ仕様の空き位置502に移動すると、配置可能な位置であることを示す位置プレビューが表示されること、及び、異なる仕様(例えば、アイコン横縦サイズが2a×1a)の空き位置503に移動すると、該領域が配置を許容すれば、配置可能な位置であることを示す位置プレビューが表示されることの2つの場合があり、横縦サイズ(1a×2a)及び(2a×1a)のアイコンはいずれも横縦サイズ1a×1aのアイコンに切り替えることができ、後でユーザが手を放すと、配置を完了することができる。
【0047】
また、元々アイコン横縦サイズが1a×2aであるアイコンについて、ユーザがアイコンを押したままドラッグすることができ、アイコンを目標位置に移動する時、電子機器が目標位置情報、即ち現在の空き位置情報に基づいて位置プレビューを行えば、該位置が配置可能な位置であることが分かる。アイコンの形状を変えないことを優先することができるが、目標位置にアイコンの元の形状を維持するための十分な空間がない場合は、現在の空き位置情報に基づいて自動的に位置を適合させ、アイコンの形状及びサイズを調整することができる。ここで、アイコン横縦サイズが1a×2aと2a×1aのアイコン間は相互に切り替え可能であり、1a×1aへの切り替えも可能である。
【0048】
また、
図6に示すように、ユーザはアイコン横縦サイズが2a×2aであるデスクトップのアイコン601を長押しし、該アイコンを押したまま移動させることができ、後続で目標位置(該位置に対応するアイコン横縦サイズは1a×2a又は2a×1aであってもよい)を選択することができる。1.同じ仕様の空き位置に移動すると、配置可能な位置であることを示す位置プレビューが表示される。2.異なる仕様の空き位置602又は603に移動する時、縮小ルールに基づいて配置が可能であるか否かを判断することができる。3.具体的に、縮小ルールは、2a×2aのアイコン横縦サイズが1a×2a、2a×1a又は1a×1aのアイコン横縦サイズへの自動的な切り替えをサポートすることとしてもよい。4.配置できない場合、プレビューは表示されない。目標位置(対応するアイコン横縦サイズが1a×1a)が選択されたと仮定し、該位置が配置可能な位置であれば、ユーザが手を放すと、アイコン移動を完了することができ、該位置が配置不能な位置であれば、ユーザが手を放すと、アイコンは元の位置に戻る。
【0049】
つまり、元々アイコン横縦サイズが2a×2aであるアイコンについて、ユーザがアイコンを押したままドラッグすることができ、アイコンを目標位置に移動する時、電子機器が現在の空き位置情報に基づいて位置プレビューを行うことができる。アイコンの形状を変えないことを優先することができるが、目標位置にアイコンの元の形状を維持するための十分な空間がない場合は、現在の空き位置情報に基づいて自動的に位置を適合させ、アイコンの形状及びサイズを調整することができる。ここで、アイコン横縦サイズが2a×2aのアイコンは、アイコン横縦サイズが1a×2a、2a×1a及び1a×1aのアイコンへの切り替えが可能である。ユーザが手を放すと、位置プレビューに従ってアイコン配置を完了することができる。該位置の空間条件がアイコンの配置を許容しない場合、アイコンは元の位置に戻る。
【0050】
本出願の実施例において、前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得するステップと、前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。これにより、変形をコピーする方式(具体的には、1つのアイコンを別のアイコン上に移動することであってもよい)でアイコン変形を行うことができる。本出願の実施例における変形のコピーは、具体的には、第1アイコンを第2アイコン上に移動することによってトリガされる、第1アイコンが前記第2アイコンのアイコン表示パラメータに従って行うアイコン変形であってもよい。
【0051】
ここで、「前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する」ステップは、具体的には、前記第1アイコンを前記第2アイコン表示パラメータに適合するアイコンに調整することと理解されてもよく、つまり、調整後の前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じである。
【0052】
さらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記方法は、以下の少なくとも1項をさらに含む。
【0053】
(1)前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動し、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力である。
【0054】
具体的に、第3目標領域は、上記第2目標領域と異なる領域、上記第1目標領域と同じ領域、又は上記第1目標領域と異なる他の空きアイコン位置であってもよい。
【0055】
(2)所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動する。
【0056】
具体的には、変形をコピーした後、他のアイコンに影響を与えないように、変形したアイコンを直接インタフェースの最後の位置に配置することが好ましく、つまり、アイコンAがアイコンBに移動してそこに留まり、アイコンBと一致する形状サイズに変形した後、別の空き位置に移動する。
【0057】
(3)所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動し、前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む。
【0058】
つまり、変形をコピーした第1アイコンを元の位置に配置し、他のアイコンを移動することができ、例えば、順次移動としては、最後のアイコンを次の行の最初の位置に移動するか、又は最後のアイコンを次の行の対応する縦列位置に移動することであってもよい。「前記第1アイコンを第5目標領域に移動する」ことは、具体的には、前記第5目標領域が位置する所定の位置範囲内のアイコンを前記所定の位置範囲外の位置に移動し、前記所定の位置範囲に基づき、前記第1アイコンの配置をサポートするか否かを判断する操作に戻って実行し、最後に、サポートされている場合に、前記第1アイコンを配置することであってもよい。
【0059】
「前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動する」ことは、具体的には、第2アイコンと第1アイコンの位置を交換するか、又は第2アイコンを順次移動することであってもよい。順次移動は、第2アイコンを空きアイコン位置に移動するか、又は別のアイコンの位置に移動することであってもよい。
【0060】
以上の操作により、変形をコピーした第1アイコンが複数の位置に配置でき、ユーザの個性的なニーズが満たされる。
【0061】
上述したアイコン変形のコピーは、具体的には、例えば、
図7に示すように、変形をサポートするアイコン701について、該アイコンを長押しして設定状態にすることができる。ユーザが該アイコン701を別のアイコン702上にドラッグすることができ、所定時間、例えば、3s留まると、該アイコン701は別のアイコン702の形状及びサイズをコピーした。コピーした後、該アイコン701のサイズ及び形状はコピーされた702と一致になる。その後、ユーザが該アイコンをドラッグし続けると、変形した該アイコンの位置を移動させることができる。
【0062】
また、移動する過程で、変形空間がない場合、つまり、空間位置的に許容されない場合は、上述した「置き換え」のルールを採用し、移動中のアイコンを目的位置に配置することができ、元々この位置にあったアイコンが「置き換えられ」、つまり、この位置にあったアイコンを他の位置に移動することができる。
【0063】
さらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記方法は、前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得するステップと、前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するステップと、をさらに含み、更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む。これにより、サイズ及び形状に加えて、第1アイコンのより多くの変形が可能になる。
【0064】
ここで、第1アイコンテーマパラメータは、色、透明度等のアイコンテーマ特徴パラメータを含んでもよく、ここでは限定しない。
【0065】
以上から分かるように、本出願の実施例で提供される解決手段では、空間的に許容され且つアプリケーションがアイコン変形をサポートする前提で、ユーザが正方形の形状制限を解除し、アイコンの縦横比及びアイコンのサイズを調整することができる。アイコンを移動する時、アイコンの形状及びサイズは、アイコン自体の性質及び目的位置の空間的状況に応じて自動的に適合することができる。
【0066】
したがって、アイコンを大きく表示し、使用頻度が高いアプリケーションの検索をより容易にすることができ、デスクトップの形態を変えて、デスクトップのアイコン表示をより階層化することができ、デスクトップアプリケーションのアイコンをより多くの次元で管理・設定し、デスクトップレイアウトの多様性を向上させ、ユーザの個性的なニーズを満たすことができる。
【0067】
本出願の実施例で提供される前記アイコン表示制御方法は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含み、これによって、アイコン表示に対する調整を実現することができ、ユーザがアイコンを移動する前にまずアイコンの表示パラメータを調整することができ、アイコンの表示形状及び表示サイズを柔軟に調整できるため、ユーザによるアイコン移動の成功確率を高め、ユーザの操作を簡略化することができる。
【0068】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御方法の実行主体がアイコン表示制御装置であってもよく、又は、該アイコン表示制御装置内の、アイコン表示制御方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例において、アイコン表示制御装置がアイコン表示制御方法を実行することを例にして、本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御装置を説明する。
【0069】
本出願の実施例は、アイコン表示制御装置をさらに提供し、
図8に示すように、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するための第1受信モジュール801と、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新モジュール802と、を備え、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0070】
さらに、前記装置は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するための第2受信モジュールと、前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するための第1取得モジュールと、前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するための第1決定モジュールと、前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するための第1表示モジュールと、をさらに備え、前記第1受信モジュールは、前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第1受信サブモジュールを備える。
【0071】
前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む。
【0072】
具体的に、前記第1決定モジュールは、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、そして前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するための第1決定サブモジュールを備え、前記第1更新モジュールは、前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新サブモジュールを備える。
【0073】
本出願の実施例において、前記第1更新モジュールは、第1領域の第1空間特徴を取得するための第1取得サブモジュールであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含む第1取得サブモジュールと、前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するための第2決定サブモジュールと、前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得し、そして前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2取得サブモジュールと、を備える。
【0074】
前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、前記装置は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するための第3受信モジュールであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含む第3受信モジュールと、前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するための第2更新モジュールと、をさらに備え、前記第1受信モジュールは、前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第2受信サブモジュールを備え、前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである。
【0075】
本出願の実施例において、前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、前記第1更新モジュールは、前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するための第3取得サブモジュールと、前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2更新サブモジュールと、を備え、前記装置は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するための第2表示モジュールをさらに備え、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0076】
さらに、前記装置は、前記第1入力の入力過程で、前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するための第3表示モジュールをさらに備える。
【0077】
前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、前記第1更新モジュールは、前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得するための第4取得サブモジュールと、前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第3更新サブモジュールと、を備え、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0078】
さらに、前記装置は、(1)第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動するための第1処理モジュールであって、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力である第1処理モジュールと、(2)第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動するための第2処理モジュールと、(3)第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動するための第3処理モジュールと、のうちの少なくとも1つをさらに備え、前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む。
【0079】
さらに、前記装置は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得するための第2取得モジュールと、前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するための第1調整モジュールと、をさらに備え、更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む。
【0080】
本出願の実施例で提供される前記アイコン表示制御装置は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含み、これによって、アイコン表示に対する調整を実現することができ、ユーザがアイコンを移動する前にまずアイコンの表示パラメータを調整することができ、アイコンの表示形状及び表示サイズを柔軟に調整できるため、ユーザによるアイコン移動の成功確率を高め、ユーザの操作を簡略化することができる。
【0081】
本出願の実施例におけるアイコン表示制御装置は装置であってもよく、端末内のコンポーネント、集積回路、又はチップであってもよい。該装置は、携帯型の電子機器であっても、又は非携帯型の端電子機器であってもよい。例示的に、携帯型の電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型の端電子機器は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0082】
本出願の実施例におけるアイコン表示制御装置はオペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムはアンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、IOSオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0083】
本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御装置は、
図1~
図7の方法実施例において実現される各プロセスを実現することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0084】
選択的に、
図9に示すように、本出願の実施例は、電子機器900をさらに提供する。該電子機器900は、プロセッサ901と、メモリ902と、メモリ902に記憶され、前記プロセッサ901によって実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサ901によって実行されると、上記アイコン表示制御方法実施例の各プロセスが実現され、同様な技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0085】
説明すべきことは、本出願の実施例における電子機器は、上記に記載の携帯型の電子機器及び非携帯型の端電子機器を含む点である。
【0086】
図10は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0087】
該電子機器1000は、高周波ユニット1001、ネットワークモジュール1002、オーディオ出力ユニット1003、入力ユニット1004、センサ1005、表示ユニット1006、ユーザ入力ユニット1007、インタフェースユニット1008、メモリ1009、及びプロセッサ1010等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0088】
当業者であれば、電子機器1000は各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は電源管理システムによってプロセッサ1010に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現できることが理解可能である。
図10に示す電子機器構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0089】
ユーザ入力ユニット1007は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1010は、前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するために用いられ、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0090】
本出願の実施例で提供されるアイコン表示制御方法は、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信し、そして前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新し、前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含み、これによって、アイコン表示に対する調整を実現することができ、ユーザがアイコンを移動する前にまずアイコンの表示パラメータを調整することができ、アイコンの表示形状及び表示サイズを柔軟に調整できるため、ユーザによるアイコン移動の成功確率を高め、ユーザの操作を簡略化することができる。
【0091】
選択的に、ユーザ入力ユニット1007はさらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するために用いられ、
プロセッサ1010はさらに、前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得し、そして前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するために用いられ、
表示ユニット1006は、前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するために用いられ、
前記ユーザ入力ユニット1007は、具体的には前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するために用いられる。
【0092】
選択的に、前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む。
【0093】
選択的に、プロセッサ1010は、具体的には、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、そして前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するために用いられ、
前記プロセッサ1010は、具体的には、前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するために用いられる。
【0094】
選択的に、前記プロセッサ1010は、具体的には、第1領域の第1空間特徴を取得し、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含み、前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定し、前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得し、そして前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するために用いられる。
【0095】
選択的に、前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、
ユーザ入力ユニット1007はさらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するために用いられ、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含み、
プロセッサ1010は、具体的には、前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するために用いられ、
前記ユーザ入力ユニット1007は、具体的には、前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するために用いられ、前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである。
【0096】
選択的に、前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、
前記プロセッサ1010は、具体的には、前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得し、そして前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するために用いられ、
表示ユニット1006はさらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するために用いられ、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
選択的に、表示ユニット1006はさらに、前記第1入力の入力過程で、前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するために用いられる。
【0098】
選択的に、前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、
前記プロセッサ1010は、具体的には、前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得し、そして前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するために用いられ、更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む。
【0099】
選択的に、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、プロセッサ1010はさらに、
前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動するステップであって、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力であるステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動するステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動するステップと、のうちの少なくとも1つに用いられ、
前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む。
【0100】
選択的に、プロセッサ1010はさらに、第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得し、そして前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するために用いられ、更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む。
【0101】
本出願の実施例で提供される解決手段は、アイコンを大きく表示し、使用頻度が高いアプリケーションの検索をより容易にすることができ、デスクトップの形態を変えて、デスクトップのアイコン表示をより階層化することができ、デスクトップアプリケーションのアイコンをより多くの次元で管理・設定し、デスクトップレイアウトの多様性を向上させ、ユーザの個性的なニーズを満たすことができる。
【0102】
本出願の実施例において、入力ユニット1004は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)10041、及びマイクロホン10042を含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット1006は表示パネル10061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形態で表示パネル10061を配置することができる。ユーザ入力ユニット1007はタッチパネル10071及び他の入力機器10072を含む。タッチパネル10071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル10071は、タッチ検出装置及びタッチコントローラとの2つの部分を含んでもよい。他の入力機器10072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されず、ここでは詳細な説明を省略する。メモリ1009は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられ得、アプリケーションとオペレーティングシステムを含むが、これらに限定されない。プロセッサ1010に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ1010に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0103】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。前記可読記憶媒体には、プログラムもしくはコマンドが記憶されており、該プログラムもしくはコマンドがプロセッサによって実行されると、上記アイコン表示制御方法実施例の各プロセスが実現され、同様な技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0104】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の電子機器内のプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0105】
本出願の実施例はチップをさらに提供する。前記チップは、プロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラムもしくはコマンドを実行し、上記アイコン表示制御方法実施例の各プロセスを実現するために用いられ、同様な技術効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0106】
本出願の実施例で言及したチップはシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0107】
本開示に記述したこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組合せによって実現できることが理解可能である。ハードウェアによる実現について、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニット等は、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits,ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing,DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device,DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device,PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、共通プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組合せにおいて実現することができる。
【0108】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに様々なステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0109】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0110】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【手続補正書】
【提出日】2023-03-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、アイコン表示制御方法。
【請求項2】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、
前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するステップと、
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するステップと、
前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するステップと、をさらに含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、
前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、
前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定する前記ステップは、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、
前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するステップと、を含み、
前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
第1領域の第1空間特徴を取得するステップであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含むステップと、
前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するステップと、
前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得するステップと、
前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、
T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するステップであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含むステップと、
前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するステップと、をさらに含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップは、
前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するステップを含み、
前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するステップと、
前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するステップをさらに含み、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1入力の入力過程で、
前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1入力は前記第1アイコンを第2目標領域にドラッグする入力であり、前記第2目標領域は第2アイコンの表示領域であり、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新する前記ステップは、
前記第2アイコンの第2アイコン表示パラメータを取得するステップと、
前記第2アイコン表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するステップと、を含み、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記第2アイコン表示パラメータと同じであり、前記第2アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第1アイコンが前記第2目標領域に留まる時間が所定閾値よりも大きく、且つ前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信した場合、更新後の前記第1アイコンを第3目標領域に移動するステップであって、前記第4入力が更新後の前記第1アイコンを第3目標領域にドラッグする入力であるステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第2空きアイコン位置の表示領域である第4目標領域に移動するステップと、
所定期間内に前記第1アイコンに対するユーザの第4入力を受信していない場合、前記第1アイコンを第5目標領域に移動するか、又は、前記第2目標領域に前記第1アイコンを表示するとともに、前記第2アイコンを第6目標領域に移動するステップと、のうちの少なくとも1つをさらに含み、
前記第5目標領域が前記第1入力を受信する前の前記第1アイコンの表示位置であり、前記第6目標領域が前記第5目標領域、第3空きアイコン位置又は第3アイコンの表示領域を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、
前記第2アイコンの第2アイコンテーマパラメータを取得するステップと、
前記第2アイコンテーマパラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコンテーマパラメータを調整するステップと、をさらに含み、
更新後の前記第1アイコンテーマパラメータが前記第2アイコンテーマパラメータと一致し、前記第1アイコンテーマパラメータが前記第1アイコン表示パラメータを除いた少なくとも1つのパラメータを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新モジュールと、を備え、
前記第1アイコン表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、アイコン表示制御装置。
【請求項13】
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、前記第1アイコンに対するユーザの第2入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第2入力に応答して、前記第1アイコンのアイコン再描画属性及び前記第1アイコンのアイコン調整可能属性を取得するための第1取得モジュールと、
前記アイコン再描画属性及び前記アイコン調整可能属性に基づき、前記第1アイコンの変形制御識別子を決定するための第1決定モジュールと、
前記第1アイコンの所定領域に前記変形制御識別子を表示するための第1表示モジュールと、をさらに備え、
前記第1受信モジュールは、
前記変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第1受信サブモジュールを備える、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記アイコン再描画属性は第1再描画属性及び第2再描画属性を含み、前記第1再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートすることであり、前記第2再描画属性は、前記第1アイコンに対応するプログラムがアイコン再描画をサポートしないことであり、
前記アイコン調整可能属性は第1調整可能属性及び第2調整可能属性を含み、前記第1調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間があることであり、前記第2調整可能属性は、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域に前記第1アイコンの変形空間がないことであり、前記第1アイコンの変形空間がある前記ことは、少なくとも1つの空きアイコン位置があることを含む、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第1決定モジュールは、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第1調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間があることを指示する第1識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、
前記アイコン再描画属性が第1再描画属性であり且つ前記アイコン調整可能属性が第2調整可能属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートし及び変形用の空間がないことを指示する第2識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定し、そして
前記アイコン再描画属性が第2再描画属性である場合、前記第1アイコンが変形をサポートしないことを指示する第3識別子を前記第1アイコンの変形制御識別子として決定するための第1決定サブモジュールを備え、
前記第1更新モジュールは、
前記第1アイコンの変形制御識別子が前記第1識別子である場合、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第1更新サブモジュールを備える、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記第1更新モジュールは、
第1領域の第1空間特徴を取得するための第1取得サブモジュールであって、前記第1領域が、前記第1アイコンを含む所定範囲の表示領域であり、前記第1空間特徴が、前記第1領域内の空きアイコン位置の個数及び表示位置を含む第1取得サブモジュールと、
前記第1空間特徴に基づき、前記第1アイコンの変形固定点を決定するための第2決定サブモジュールと、
前記第1アイコンの所定の変形優先度を取得し、そして
前記変形固定点、前記第1空間特徴及び前記所定の変形優先度に基づき、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2取得サブモジュールと、を備える、請求項12に記載の装置。
【請求項17】
前記第1アイコンの個数はTであり、且つTは1より大きく、
前記装置は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの前に、T個の第1アイコンに対するユーザの第3入力を受信するための第3受信モジュールであって、前記T個の第1アイコンのうちの各第1アイコンが変形制御識別子を含む第3受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記T個の第1アイコンを選択状態に更新するための第2更新モジュールと、をさらに備え、
前記第1受信モジュールは、
前記T個の第1アイコンのうちの第1アイコンの変形制御識別子に対するユーザの第1入力を受信するための第2受信サブモジュールを備え、
前記第1アイコンが前記T個の第1アイコンのうちのいずれか1つである、請求項13に記載の装置。
【請求項18】
前記第1入力は前記第1アイコンを第1目標領域にドラッグする入力であり、前記第1目標領域は第1空きアイコン位置の表示領域を含み、
前記第1更新モジュールは、
前記第1空きアイコン位置のアイコン位置表示パラメータを取得するための第3取得サブモジュールと、
前記アイコン位置表示パラメータに従って、前記第1アイコンの第1アイコン表示パラメータを更新するための第2更新サブモジュールと、を備え、
前記装置は、
第1アイコンに対するユーザの第1入力を受信する前記ステップの後、前記第1目標領域に前記第1アイコンを表示するための第2表示モジュールをさらに備え、
更新後の前記第1アイコン表示パラメータが前記アイコン位置表示パラメータと同じであり、前記アイコン位置表示パラメータが、形状、表示サイズのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
【請求項19】
前記第1入力の入力過程で、前記第1目標領域に、前記第1空きアイコン位置の形状及びサイズを指示するためのアイコン位置指示識別子を表示するための第3表示モジュールをさらに備える、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行可能なプログラムもしくはコマンドとを備え、前記プログラムもしくはコマンドが前記プロセッサによって実行されると、請求項1から11のいずれか1項に記載のアイコン表示制御方法のステップが実現される、電子機器。
【国際調査報告】