(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-04
(54)【発明の名称】情報送信方法、情報送信装置、コンピュータ可読媒体及びデバイス
(51)【国際特許分類】
A63F 13/426 20140101AFI20230927BHJP
A63F 13/87 20140101ALI20230927BHJP
A63F 13/2145 20140101ALI20230927BHJP
A63F 13/533 20140101ALI20230927BHJP
A63F 13/525 20140101ALI20230927BHJP
A63F 13/30 20140101ALI20230927BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20230927BHJP
【FI】
A63F13/426
A63F13/87
A63F13/2145
A63F13/533
A63F13/525
A63F13/30
G06F3/0482
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023517965
(86)(22)【出願日】2022-02-25
(85)【翻訳文提出日】2023-03-17
(86)【国際出願番号】 CN2022078067
(87)【国際公開番号】W WO2022267512
(87)【国際公開日】2022-12-29
(31)【優先権主張番号】202110711165.X
(32)【優先日】2021-06-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】518310570
【氏名又は名称】ネットイーズ (ハンチョウ) ネットワーク カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】韓暁雪
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA61
5E555BA04
5E555BA20
5E555BB04
5E555BB20
5E555BC09
5E555BD06
5E555BE17
5E555CB12
5E555DB11
(57)【要約】
本開示の実施例は、情報送信方法、情報送信装置、コンピュータ可読媒体及び電子デバイスを提供し、インターフェースインタラクションの技術分野に関し、該方法は、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することを含む。このように、本開示の実施例の技術方案を実施することにより、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチームの協力の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、前記ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及び前記ゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、前記第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記第2の仮想対象が前記第1の仮想対象と同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であることと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む
ことを特徴とする情報送信方法。
【請求項2】
前記方法は、さらに、
視野調整命令に応答し、前記視野調整命令に基づいて前記ゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御することと、
前記所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示し、前記第2の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第2のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報送信方法。
【請求項3】
前記ターゲット対象が仮想シーンである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、前記コンテンツ選択肢セットが前記ターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、前記コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
前記ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、前記第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
前記第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報送信方法。
【請求項4】
前記ターゲット対象が仮想リソースである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報送信方法。
【請求項5】
前記第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、前記第4のタッチ操作の位置に基づいて前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の情報送信方法。
【請求項6】
前記第2の選択肢セットと前記第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される
ことを特徴とする請求項2に記載の情報送信方法。
【請求項7】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む
ことを特徴とする情報送信方法。
【請求項8】
選択肢セット出力ユニットと、提示情報決定ユニットと、情報指向性送信ユニットとを備える情報送信装置であって、
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、前記ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及び前記ゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれ、
前記選択肢セット出力ユニットは、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、前記第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示するように構成され、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記第2の仮想対象が前記第1の仮想対象と同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、
前記提示情報決定ユニットは、前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、
前記情報指向性送信ユニットは、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される
ことを特徴とする情報送信装置。
【請求項9】
コンピュータプログラムが格納されたコンピュータ可読媒体であって、
前記プログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報送信方法を実行する
ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項10】
1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶する記憶装置とをを備える電子デバイスであって、
前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載の情報送信方法を実行させる
ことを特徴とする電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互引用】
【0001】
本開示は、2021年6月25日に出願された、名称「情報送信方法、情報送信装置、コンピュータ可読媒体及びデバイス」の中国特許出願第202110711165.X号の優先権を主張し、その内容全体は参照により本書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本開示は、インターフェースインタラクションの技術分野に関し、具体的に、情報送信方法、情報送信装置、コンピュータ可読媒体及び電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
プレイヤー同士の協力が必要なゲームでは、通常、同じチームのプレイヤーはチャットウィンドウでコミュニケーションを行い、現在のゲーム状況に応じて同一のチャットウィンドウで戦術を立て、チームワークでゲームに勝利することができる。しかし、プレイヤーがポイントツーポイントでメッセージを送信する必要がある場合、メッセージコンテンツの前に送信相手の名前を付ける必要があり、これにより、チャットウィンドウでこのメッセージが自分に対するメッセージであることをメッセージの送信相手に知らせ、このコミュニケーションに効率が低いという課題が存在する。
【0004】
なお、上記の背景技術の項で開示した情報は、本開示の文脈の理解を深めることのみを目的としており、したがって、当業者にとって既知の先行技術に該当しない情報を含んでいる可能性がある。
【発明の概要】
【0005】
本開示の実施例の目的は、情報の指向性の送信を実現することができ、それによって、プレイヤーがチームの共同作業の過程でポイントツーポイントの情報送信を容易にし、チームのコミュニケーション効率を高めることができる情報送信方法、情報送信装置、コンピュータ可読媒体及び電子デバイスを提供することである。
【0006】
本開示の実施例の第1の態様は、情報送信方法を提供し、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及びゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれ、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であることと、
第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0007】
本開示の一例示的な実施例では、上記方法は、さらに、
視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御することと、
所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示し、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することと、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0008】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想シーンである場合、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、コンテンツ選択肢セットがターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0009】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想リソースである場合、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0010】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、第4のタッチ操作の位置に基づいて仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0011】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットと第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0012】
本開示の実施例の第2の態様は、情報送信方法を提供し、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
第1のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0013】
本開示の実施例の第3の態様は、選択肢セット出力ユニットと、提示情報決定ユニットと、情報指向性送信ユニットとを備える情報送信装置を提供し、
選択肢セット出力ユニットは、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、
提示情報決定ユニットは、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、
情報指向性送信ユニットは、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0014】
本開示の一例示的な実施例では、上記装置は、さらに、視野画面調整ユニットを備え、
視野画面調整ユニットは、視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御するように構成され、
選択肢セット出力ユニットは、所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含み、
提示情報決定ユニットは、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、
情報指向性送信ユニットは、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0015】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想シーンである場合、選択肢セット出力ユニットがターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、コンテンツ選択肢セットがターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
提示情報決定ユニットが第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0016】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想リソースである場合、選択肢セット出力ユニットがターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
提示情報決定ユニットが第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0017】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、提示情報決定ユニットが第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、第4のタッチ操作の位置に基づいて仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
情報指向性送信ユニットが第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0018】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットと第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0019】
本開示の実施例の第4の態様は、選択肢セット出力ユニットと、提示情報決定ユニットと、情報指向性送信ユニットとを備える情報送信装置を提供し、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、
選択肢セット出力ユニットは、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含み、
提示情報決定ユニットは、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、
情報指向性送信ユニットは、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0020】
本開示の実施例の第5の態様は、コンピュータプログラムが格納されたコンピュータ可読媒体を提供し、そのプログラムは、プロセッサによって実行されると、上記実施例の第1の態様に記載の情報送信方法を実装する。
【0021】
本開示の実施例の第6の態様は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶する記憶装置とを備える電子デバイスを提供し、1つ以上のプログラムが1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに上記実施例の第1の態様に記載の情報送信方法を実行させる。
【0022】
本開示の第7の態様は、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含み、コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されている。 コンピュータデバイスのプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から該コンピュータ命令を読み出し、プロセッサは、コンピュータデバイスが上述の様々な任意の実装で提供される方法を実行するように、コンピュータ命令を実行する。
【0023】
本開示の実施例に係る技術案は、以下の有益な効果を有する。
【0024】
本開示のいくつかの実施例に係る技術案は、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。一方、ユーザーが選択できるように選択肢セットを出力しておき、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手にメッセージを指向性送信することができるため、テキストの入力が不要になり、コミュニケーションの効率をさらに向上させる。
【0025】
なお、上記の一般的な説明及びそれに続く詳細な説明は、例示的及び説明的なものに過ぎず、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本明細書の添付図面は、本明細書に組み込まれ、その一部を構成し、本開示と一致する実施例を示し、本開示の原理を説明するために本明細書と組み合わせて使用されるものである。 以下の説明における添付図面は、本開示の一部の実施例に過ぎず、他の添付図面は、これらの図面に基づいて当業者が創造的努力をすることなく得ることができることは明らかであろう。
【0027】
【
図1】本開示の実施例における情報送信方法及び情報送信装置が応用されるシステムアーキテクチャの模式図である。
【
図2】本開示の実施例の電子デバイスを実現するコンピュータシステムの構成の模式図である。
【
図3】本開示の一実施例における情報送信方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の一実施例における第1の選択肢セットを含むインターフェースの模式図である。
【
図5】本開示の一実施例における第1の選択肢セットを含むインターフェースの模式図である。
【
図6】本開示の一実施例における第2の選択肢セットを含むインターフェースの模式図である。
【
図7】本開示の一実施例における第2の選択肢セットを含む表示インターフェースの模式図である。
【
図8】本開示の実施例においてユーザー端末で提示情報を表示するインターフェースの模式図である。
【
図9】本開示の一実施例における情報送信方法のフローチャートである。
【
図10】本開示の一実施例におけるグラフィカルユーザーインターフェースの模式図である。
【
図11】本開示の一実施例における情報送信装置の構成のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
次に、例示した実施例について、添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。しかしながら、例示的な実施例は様々な形態で実施することができ、本明細書に記載された例に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例の提供によって本開示がより包括的かつ完全になり、当業者に対して例示的実施例の考えを包括的に伝達することができる。記載された特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施例において、任意の適切な方法で組み立てることができる。 以下の説明では、本開示の実施例の完全な理解を与えるように、多くの具体的な詳細が提供される。 しかしながら、当業者は、記載された特定の詳細の1つ以上を省略することなく本開示の技術的実施例を実施することが可能であること、又は他の方法、構成要素、装置、ステップ等を採用することが可能であることを理解するであろう。 他の実施例では、周知の技術的解決策を圧倒して本開示の態様を不明瞭にすることを避けるために、詳細には示さず、説明もしない。
【0029】
また、添付の図面は、本開示を模式的に示したものに過ぎず、必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。 図面中の同一の付記は、同一又は類似の部品を示すので、それらの重複した説明は省略する。 添付図面に示すブロック図の一部は、機能的な実体であり、必ずしも物理的又は論理的に分離した実体に対応する必要はない。 これらの機能エンティティは、ソフトウェアの形態で実装されてもよいし、1つ以上のハードウェアモジュール又は集積回路で実装されてもよいし、異なるネットワークデバイス及び/又はプロセッサデバイス及び/又はマイクロコントローラデバイスで実装されてもよい。
【0030】
まず、本開示の実施例の説明の過程で登場する用語又は専門用語の一部について説明する。
【0031】
仮想シーン
仮想シーンとは、アプリケーションが端末やサーバー上で動作しているときに表示(提供)する仮想のシーンことである。 任意選択で、該仮想シーンは、現実世界の環境のシミュレーション、又は半分シミュレーション、半分フィクションの仮想環境、又は純粋にフィクションの仮想環境である。 仮想シーンは、2次元の仮想シーン、3次元の仮想シーンのいずれでもよく、仮想環境は、空、陸、海などでもよく、ここで、陸には、砂漠、都市などの環境要素が含まれる。 ここで、仮想シーンとは、ユーザーコントロールや他の仮想対象がゲームロジックを完成させるシーンである。例えば、サンドボックス型3Dシューティングゲームでは、仮想シーンは、プレイヤーが仮想対象を操作して戦闘するための3Dゲーム世界であり、インスタンス化された仮想シーンは、山、平地、川、湖、海、砂漠、空、植物、建物、乗り物の少なくとも1つを含むことができ、例えば、2Dカードゲームでは、仮想シーンはカードの置きを表示するためのシーン又はそれに対応する仮想対象を表示するためのシーンであり、インスタンス化された仮想シーンは、リングフィールド、デュエルフィールドなどの「フィールド」要素や、バトル中のカードの状態を表示する要素などを含むことができ、2D又は3Dのオンライン戦術ゲームの場合、仮想シーンは、戦闘中の仮想対象に対する2D又は3D地形シーンであり、インスタンス化された仮想シーンは、渓谷のような山々、ルート、川、教室、テーブル、椅子、演台など、さまざまな要素を含むことができる。
【0032】
仮想対象
仮想対象とは、仮想シーンで制御可能な動的な対象である。任意選択で、この動的な対象は、仮想キャラクタ、仮想動物、アニメキャラクタなどであってもよい。 該仮想対象は、プレイヤーが入力装置を介して操作するキャラクタ、又は訓練によって仮想環境の対戦に設定される人工知能(Artificial Intelligence 、AI)、又は仮想シーンの対戦に設定されるノンプレイヤーキャラクタ(Non―Player Character、NPC)である。任意選択で、該仮想対象は、仮想シーンで競技している仮想キャラクタである。任意選択で、仮想シーンの対戦の仮想対象の数は、予め設定され、又は、マッチに参加するクライアントの数に基づいて動的に決定されるが、本開示の実施例でこれに限定されない。いくつの可能な実施例では、ユーザーは、仮想対象を制御して仮想シーン内で移動することができ、例えば、仮想対象を制御して走り、ジャンプし、這うなど、又は仮想対象を制御して、アプリケーションによって提供されるスキル、仮想小道具などを用いて他の仮想対象と戦うことができる。
【0033】
仮想物体
ゲームシーンの地形、家屋、橋、植生など、仮想シーン内の静的なオブジェクトである。 静的なオブジェクトは、多くの場合、プレイヤーによって直接制御されないが、シーン内の仮想対象のインタラクション動作(攻撃、取り壊しなど)に応答し、それに応じて動作することができる。例えば、仮想対象は、建物を取り壊す、拾う、ドラッグ、建てる、などの動作をすることができる。 任意選択で、仮想物体は、仮想対象のインタラクション動作に応答しなくてもよく、例えば、仮想物体は、ゲームシーン内の建物、ドア、窓、植物などでもよいが、仮想対象は、それとインタラクションできず、例えば、仮想対象は窓などを破壊したり取り壊したりすることはできない。
【0034】
仮想リソース
対戦内又は対戦外でゲームタスクを完了することにより仮想対象がゲームを行うことをよく助けることができる仮想アイテム(例えば、銃、鎧、消耗品、建築材料など)、仮想資産(例えば、ゴールド、ポイントなど)又は仮想対象(例えば、モンスター、建物など)等である。任意選択で、例えば、シューティングゲームでは、仮想リソースは銃器、弾薬、防具、銃器アクセサリー、治癒材料、着脱可能な家などを指すことができ、MOBAゲームでは、仮想リソースは、野生モンスターなどの異なる特性を有する仮想対象を指すことができる。
【0035】
仮想道具
仮想対象が仮想環境で使用できる道具を指し、銃器、冷兵器、手雷、シールド、踏み板、傀儡などが仮想対象に使用され、自身の属性を速め、作戦を補助したり、他の仮想対象にダメージを与えたりするために仮想対象を含むが、これらに限定されない。仮想道具は弾丸などの補給道具であってもよく、弾丸クリップの拡充、倍鏡の照準、消火器、銃床などの部品は指定された仮想兵器に取り付けられている。
【0036】
図1は、本開示の実施例に係る情報送信方法及び情報送信装置が適用され得る例示的なアプリケーション環境のシステムアーキテクチャを示す模式図である。
【0037】
図1に示すように、システムアーキテクチャ100は、端末デバイス101、102、103のうちの1つ以上、ネットワーク104、及びサーバー105を含み得る。 ネットワーク104は、端末デバイス101、102、103とサーバー105との間の通信リンクのための媒体を提供するために使用される。 ネットワーク104は、特に、有線、無線通信リンク、又は光ファイバーケーブルなどの様々な接続タイプを含んでもよい。 端末デバイス101、102、103は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末など、ディスプレイを有する様々な電子デバイスであってよいが、これらに限定されるものではない。 なお、
図1における端末デバイス、ネットワーク、サーバーの数は、単なる模式図に過ぎない。要件応じて、任意の数の端末デバイス、ネットワーク、サーバーであってもよい。例えば、サーバー105は、複数のサーバーからなるサーバークラスタ等であってもよい。ここで、サーバー105は、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。
【0038】
図2は、本開示の実施例を実現する電子デバイスのコンピュータシステムの構成の模式図を示す。
【0039】
なお、
図2に示す電子デバイスのコンピュータシステム200は一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何ら制限を与えるものではない。
【0040】
図2に示すように、コンピュータシステム200は、読取り専用メモリ(ROM)202に記憶されたプログラム、又は記憶部208からランダムアクセスメモリ(RAM)203にロードされたプログラムに応じて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる中央処理ユニット(CPU)201を含む。(RAM)203には、システムの動作に必要な各種プログラムやデータも格納されている。(CPU)201、(ROM)202、及び(RAM)203は、バス204を介して互いに接続されている。バス204には、入出力(I/O)インターフェース205も接続されている。
【0041】
(I/O)インターフェース205には、キーボード、マウスなどを含む入力部206、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)などの出力部207、ハードディスク等を含む記憶部208、及びLANカード、モデムなどのネットワークインターフェースカードを含む通信部209に接続されている。通信部209は、インターネットなどのネットワークを介して通信処理を実行する。ドライバ210は、必要に応じて(I/O)インターフェース205にも接続される。磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルメディア211は、必要に応じてドライブ210にインストールされ、そこから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部208にインストールされるのを容易にする。
【0042】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して後述するプロセスをコンピュータソフトウェアプログラムとして実装することができる。例えば、本開示の実施例は、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータ可読媒体上に含めるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例では、コンピュータプログラムを通信部209を介してネットワークからダウンロードしてインストールしたり、リムーバブルメディア211からインストールしたりすることができる。このコンピュータプログラムが中央処理装置(CPU)201により実行されると、本開示の方法及び装置に限定される各種機能が実行される。
【0043】
なお、本開示に示されるコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体、又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は任意以上の組み合わせであることができるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つ以上の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせであるが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、システム、装置、又はデバイスの実行、又はそのセットの使用を指示することができるプログラムを含む、又は格納する任意の有形媒体であってもよい。本開示では、コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが搬送波の一部として伝播されるベースバンド内のデータ信号を含むことができる。このように伝播するデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上述した任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用され、該コンピュータ可読媒体がプログラムを送信、伝播、又は送信することができるコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、無線、電線、光ケーブル、RFなど、又は上述の任意の適切な組み合わせを含む媒体で伝送されるが、これらに限定されない。
【0044】
本開示の様々な実施例に従ったシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能、及び動作を図面内のフローチャート及びブロック図で示す。この点で、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、所定の論理機能を実現するための実行可能な命令を1つ以上含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。代替としての実装の中には、ブロックに表示された機能が図面に表示された順序とは異なる順序で発生することもある。例えば、連続的に表される2つのブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、関連する機能に応じて逆の順序で実行されることもある。ブロック図又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現することができ、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現することができる。
【0045】
本開示の実施例に記載されたユニットは、ソフトウェアによって実現されてもよく、ハードウェアによって実現されてもよく、説明されたユニットはプロセッサに設置されてもよい。ここで、これらのユニットの名称は、ある場合にはそのユニット自体の限定を構成しない。
【0046】
他の態様として、本開示は、以下を含む電子デバイスを提供する。
【0047】
1つ又は複数のメモリ及び記憶装置を含み、記憶装置は、1つ又は複数のプログラムを記憶し、1つ又は複数のプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行される場合に、1つ又は複数のプロセッサに次のいずれかの情報送信方法を実現させる。
【0048】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、前記ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及び前記ゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、前記第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記第2の仮想対象が前記第1の仮想対象と同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であることと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0049】
該方法は、さらに、
視野調整命令に応答し、前記視野調整命令に基づいて前記ゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御することと、
前記所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示し、前記第2の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第2のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0050】
ここで、前記ターゲット対象が仮想シーンである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、前記コンテンツ選択肢セットが前記ターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、前記コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
前記ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、前記第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
前記第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0051】
ここで、前記ターゲット対象が仮想リソースである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0052】
ここで、前記第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、前記第4のタッチ操作の位置に基づいて前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0053】
前記第2の選択肢セットと前記第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0054】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0055】
別の態様として、本開示はまた、上述の実施例で説明した電子デバイスに含まれることができるコンピュータ可読媒体を提供する。電子デバイスに組み込まれずに別個に存在してもよい。前記コンピュータ可読媒体は、1つ又は複数のプログラムを有し、前記1つ又は複数のプログラムが1つの該電子デバイスによって実行される場合、該電子デバイスに下記のいずれかの情報送信方法を実現させる。例えば、このような電子デバイスは、
図3に示すような様々なステップなどを実現することができる。
【0056】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、前記ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及び前記ゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、前記第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記第2の仮想対象が前記第1の仮想対象と同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であることと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0057】
該方法は、さらに、
視野調整命令に応答し、前記視野調整命令に基づいて前記ゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御することと、
前記所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示し、前記第2の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第2のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0058】
ここで、前記ターゲット対象が仮想シーンである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、前記コンテンツ選択肢セットが前記ターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、前記コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
前記ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、前記第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
前記第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0059】
ここで、前記ターゲット対象が仮想リソースである場合、前記ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
前記第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
前記第4のタッチ操作に応答し、前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
前記ターゲット対象標識及び前記ターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0060】
ここで、前記第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
前記第2の選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、前記第4のタッチ操作の位置に基づいて前記仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
前記第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0061】
前記第2の選択肢セットと前記第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0062】
端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、前記グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれる情報送信方法であって、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、前記ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し前記ターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、前記第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、前記ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
前記第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、前記第1のターゲット選択肢が前記少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
前記第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を前記ターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0063】
この実施例は、情報送信方法を提供し、
図3に示すように、該情報送信方法は、端末デバイスに応用されてもよく、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、ゲーム視野画面に少なくとも一部のゲームシーン及びゲームシーンに位置する少なくとも一部の第1の仮想対象が含まれる。
【0064】
ここで、端末デバイスは、前述のローカル端末デバイスであってもよいし、前述のクラウドインタラクションシステムにおけるクライアントデバイスであってもよい。この情報送信方法は、具体的には、以下のステップS310~ステップS330を含むことができ、具体的に、
ステップS310において、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象である。
【0065】
ステップS320において、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢である。
【0066】
ステップS330において、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。
【0067】
図3に示す情報送信方法により、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチーム連携の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。また、ユーザーが選択するために選択肢セットを出力することができ、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手に対する情報の指向性の送信を実現でき、テキストを入力する必要がなく、コミュニケーション効率をさらに向上させることができる。
【0068】
以下、実施例の上記ステップを詳細に説明する。
【0069】
ステップS310において、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象である。
【0070】
具体的に、第1のタッチ操作長押し操作、スライド操作、タップ操作、ジェスチャー操作又は音声操作であってもよく、又は、これらの任意の組み合わせであってもよく、本開示の実施例で限定されない。インターフェースフォーカスは、シューティングゲームのユーザーインターフェースに表示される照準であってもよく、照準に合わせる部分がインターフェースフォーカスである。所定コントロールの表示位置は、ユーザーインターフェース内の任意の位置であってもよい。 具体的には、第2の仮想対象は、第1の仮想対象とは異なるゲームプレイヤーであってもよく、第1の仮想対象と同じ陣営に属する仮想対象セットは、1以上の仮想対象を含み、第2の仮想対象は、複数の仮想対象のうちのいずれか1つである。
【0071】
任意選択で、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定することは、所定コントロールのトリガー時間を決定し、該トリガー時間に対応するゲームフレームを取得し、該ゲームフレームにおける照準位置をインターフェースフォーカスとして決定し、さらにゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定することを含む。
【0072】
ステップS320において、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢である。
【0073】
ここで、第1の選択肢セットにおける各選択肢は、ゲーム指示であってもよく、例えば、「周囲に敵がいる」、「私と突撃してください」、「スキルを発揮してください」、「チームについていく」、「その場で待つ」、「仲間を加える」、「救助にいく」、「薬を使用する」等である。任意選択で、ターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、第1のターゲット選択肢のテキストコンテンツ(例えば、早く来て)を提示情報として決定し、又は、テキストコンテンツ(例えば、早く来て)に基づいて提示情報(例えば、明さん、早く来て)を生成すること、を含む。
【0074】
具体的に、第2のタッチ操作長押し操作、スライド操作、タップ操作、ジェスチャー操作又は音声操作であってもよく、又は、これらの任意の組み合わせであってもよく、本開示の実施例で限定されない。
【0075】
ステップS330において、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。
【0076】
任意選択で、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、提示情報をサーバーに送信して、サーバーが提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に転送することを含む。
【0077】
具体的に、サーバーがクラウドサーバーであってもよい。サーバーが提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末を転送することは、サーバーが提示情報における送信相手を読み取り、送信相手に基づいて提示情報を送信相手に対応するユーザー端末を転送することを含む。これにより、情報をサーバー経由で転送することが可能となり、ローカルデバイスのリソース占用を減少することができる。
【0078】
任意選択な実施例として、視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御し、所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示し、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含み、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。
【0079】
ここで、第2の選択肢セットと第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0080】
又は、第1の選択肢セット及び第2の選択肢セットにおける選択肢は、本開示の実施例によって限定されることなく、テキスト、文字、文字などによって表現されてもよい。 異なるターゲット対象に対応する選択肢セットは異なり、1つのターゲット対象は1つ以上の選択肢セットに対応することができる。 例えば、1つのターゲット対象が複数の選択肢セットに対応できるのであれば、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作が検出され、インターフェースフォーカスがターゲット対象に対応する場合、現在時刻を決定し、複数の選択肢セットから現在時刻に対応する選択肢セットを選択して表示することができる。
【0081】
任意選択で、第4のタッチ操作と第3のタッチ操作は連続した操作である。 具体的には、第4のタッチ操作は、異なるコンテンツセット領域から仮想キャラクター標識セット領域へスライドする操作であってもよいし、第4のタッチ操作は、コンテンツセット領域をクリックする第1のサブ操作と、第2の仮想キャラクター標識領域をクリックする第2のサブ操作とを含むものであってもよい。
【0082】
任意選択で、上記方法は、ユーザーによって入力されたカスタム選択肢を受け取り、ユーザーによって選択された選択肢セットを決定し、選択肢セットを豊かにし、選択肢セットの拡張性を高め、インタラクティブ性を強化するために、前記カスタム選択肢を該選択肢セットに追加すること、をさらに備えてもよい。
【0083】
任意選択で、ターゲット対象がプレイヤーである場合、第2の選択肢セットの各選択肢は、第1種のゲーム指示であり、例えば、「周囲に敵がいる」、「私と突撃してください」、「スキルを発揮してください」、「チームについていく」、「その場で待つ」、「仲間を加える」、「救助にいく」、「薬を使用する」等であり、ターゲット対象がアイテムの場合、第2の選択肢セットの各選択肢はプレイヤーの名前であり、ターゲット対象がシーンである場合、第2の選択肢セットの各選択肢は第2種のゲーム指示であり、例えば、ゲーム指示が「あなたはこのエリアを守る」、「ここに助けに来てください」、「ここに残って攻撃する」などである。
【0084】
任意選択で、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することを含み、これにより、ユーザー端末に該提示情報を表示し、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンである場合、インターフェースフォーカスに対応する地図位置をハイライト表示する。
【0085】
具体的には、提示情報は、現在の端末(すなわち、送信側)に対応するプレイヤー名(例えば、八丸子)を含み、提示情報は、現在の端末が送信した1つ又は複数の情報を含むことができる。 さらに、ユーザー端末が該提示情報を表示しターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンである場合にインターフェースフォーカスに対応する地図位置をハイライト表示することは、ターゲット対象が仮想リソースである場合、ユーザー端末が提示情報を表示し仮想リソースのゲームシーン内の位置をハイライト表示し、ターゲット対象が仮想シーンである場合、ユーザー端末が提示情報を表示しインターフェースフォーカスのゲームシーン内の位置をハイライト表示することを含む。ハイライト表示により、ユーザーは提示情報とハイライト表示された位置を参照して目的地を素早く特定することが容易になり、ゲームにおけるチームワークの効率が向上し、ユーザーのゲーム体験を向上させることができる。
【0086】
このように、この任意の実施例により、先に情報を選択してから指向性の対象を選択するか、あるいは先に指向性の対象を選択してから送信する情報を選択することで、多様なターゲット送信機能を提供でき、インタラクションの多様性を高めることができる。
【0087】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想シーンである場合、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、コンテンツ選択肢セットがターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、ターゲット対象標識及びターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0088】
ここで、ターゲットコンテンツ選択肢は、第2種のゲーム指示であり、例えば、ゲーム指示が「あなたはこのエリアを守る」、「ここに助けに来てください」、「ここに残って攻撃する」などである。
【0089】
このように、この実施例により、指定されたプレイヤーに提示情報を送信することが可能となり、ゲームにおけるチームワークの効率化が促進される。
【0090】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想リソースである場合、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、仮想対象標識セットを表示することを含み、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、第4のタッチ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、ターゲット対象標識及びターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0091】
ここで、ターゲット対象が仮想リソースである場合、ターゲット対象標識は、プレイヤー名(例えば、ニックネーム)又はプレイヤーアイコン(例えば、アバター)であってよいが、本開示の実施例では特に限定されない。
【0092】
このように、この選択可能な実施例により、指定されたプレイヤーに提示情報を指向性送信することが可能となり、ゲームにおけるチームワークの効率化が促進されます。
【0093】
任意選択で、第4のタッチ操作と第3のタッチ操作は連続した操作である。 具体的には、第4のタッチ操作は、異なるコンテンツセット領域から仮想キャラクター標識セット領域へスライドする操作であってもよいし、第4のタッチ操作は、コンテンツセット領域をクリックする第1のサブ操作と、第2の仮想キャラクター標識領域をクリックする第2のサブ操作とを含むものであってもよい。
【0094】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、第4のタッチ操作の位置に基づいて仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0095】
このように、この実施例により、先に情報を選択してから指向性の対象を選択するか、あるいは先に指向性の対象を選択してから送信する情報を選択することで、多様なターゲット送信機能を提供でき、インタラクションの多様性を高めることができる。
【0096】
他の実施例では、情報送信方法を提供し、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、
所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含むことと、
第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であることと、
第1のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することとを含む。
【0097】
具体的に、第1のタッチ操作長押し操作、スライド操作、タップ操作、ジェスチャー操作又は音声操作であってもよく、又は、これらの任意の組み合わせであってもよく、本開示の実施例で限定されない。インターフェースフォーカスは、シューティングゲームのユーザーインターフェースに表示される照準であってもよく、照準に合わせる部分がインターフェースフォーカスである。所定コントロールの表示位置は、ユーザーインターフェース内の任意の位置であってもよい。具体的には、ターゲット対象が仮想リソース又は仮想シーンであっても良く、ゲームにおける仮想リソース又は仮想シーンの数は、1つ以上であても良い。
【0098】
任意選択で、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定することは、所定コントロールのトリガー時間を決定し、該トリガー時間に対応するゲームフレームを取得し、該ゲームフレームにおける照準位置をインターフェースフォーカスとして決定し、さらにゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定することを含む。
【0099】
ここで、第1の選択肢セットにおける各選択肢は、ゲーム指示であってもよく、例えば、「あなたはこのエリアを守る」、「ここに助けに来てください」、「ここに残って攻撃する」等である。任意選択で、ターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、第1のターゲット選択肢のテキストコンテンツ(例えば、早く来て)を提示情報として決定し、又は、テキストコンテンツ(例えば、早く来て)に基づいて提示情報(例えば、明さん、早く来て)を生成すること、を含む。
【0100】
任意選択で、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することを含み、これにより、ユーザー端末が該提示情報を表示し、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンである場合にインターフェースフォーカスに対応する地図位置をハイライト表示する。
【0101】
任意選択で、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、提示情報をサーバーに送信し、これにより、サーバーが提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に転送する。
【0102】
具体的に、サーバーがクラウドサーバーであってもよい。サーバーが提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末を転送することは、サーバーが提示情報における送信相手を読み取り、送信相手に基づいて提示情報を送信相手に対応するユーザー端末を転送することを含む。これにより、情報をサーバー経由で転送することが可能となり、ローカルデバイスのリソース占用を減少することができる。
【0103】
ここで、第1の選択肢セットは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。又は、第1の選択肢セットにおける選択肢は、本開示の実施例によって限定されることなく、テキスト、文字、文字などによって表現されてもよい。異なるターゲット対象に対応する選択肢セットは異なり、1つのターゲット対象は1つ以上の選択肢セットに対応することができる。 例えば、1つのターゲット対象が複数の選択肢セットに対応できるのであれば、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作が検出され、インターフェースフォーカスがターゲット対象に対応する場合、現在時刻を決定し、複数の選択肢セットから現在時刻に対応する選択肢セットを選択して表示することができる。
【0104】
ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示する前に、さらに、視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御することを含む。
【0105】
任意選択で、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作は連続した操作である。 具体的には、第2のタッチ操作は、異なるコンテンツセット領域から仮想キャラクター標識セット領域へスライドする操作であってもよいし、第2のタッチ操作は、コンテンツセット領域をクリックする第1のサブ操作と、第2の仮想キャラクター標識領域をクリックする第2のサブ操作とを含むものであってもよい。
【0106】
任意選択で、上記方法は、ユーザーによって入力されたカスタム選択肢を受け取り、ユーザーによって選択された選択肢セットを決定し、選択肢セットを豊かにし、選択肢セットの拡張性を高め、インタラクティブ性を強化するために、前記カスタム選択肢を該選択肢セットに追加すること、をさらに備えてもよい。
【0107】
任意選択で、ターゲット対象がプレイヤーである場合、第2の選択肢セットの各選択肢が第1の種のゲーム指示であり、例えば、「周囲に敵がいる」、「私と突撃してください」、「スキルを発揮してください」、「チームについていく」、「その場で待つ」、「仲間を加える」、「救助にいく」、「薬を使用する」等であり、ターゲット対象がアイテムの場合、第2の選択肢セットの各選択肢はプレイヤーの名前であり、ターゲット対象がシーンである場合、第2の選択肢セットの各選択肢は第2種のゲーム指示であり、例えば、ゲーム指示が「あなたはこのエリアを守る」、「ここに助けに来てください」、「ここに残って攻撃する」などである。
【0108】
具体的には、提示情報は、現在の端末(すなわち、送信側)に対応するプレイヤー名(例えば、八丸子)を含み、提示情報は、現在の端末が送信した1つ又は複数の情報を含むことができる。 さらに、ユーザー端末が該提示情報を表示しターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンである場合にインターフェースフォーカスに対応する地図位置をハイライト表示することは、ターゲット対象が仮想リソースである場合、ユーザー端末が提示情報を表示し仮想リソースのゲームシーン内の位置をハイライト表示し、ターゲット対象が仮想シーンである場合、ユーザー端末が提示情報を表示しインターフェースフォーカスのゲームシーン内の位置をハイライト表示することを含む。ハイライト表示により、ユーザーは提示情報とハイライト表示された位置を参照して目的地を素早く特定することが容易になり、ゲームにおけるチームワークの効率が向上し、ユーザーのゲーム体験を向上させることができる。
【0109】
実施例の方法により、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチーム連携の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。また、ユーザーが選択するために選択肢セットを出力することができ、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手に対する情報の指向性の送信を実現でき、テキストを入力する必要がなく、コミュニケーション効率をさらに向上させることができる。
【0110】
さらに、この実施例は、選択肢セット出力ユニットと、提示情報決定ユニットと、情報指向性送信ユニットとを備える情報送信装置を提供し、端末デバイスでグラフィカルユーザーインターフェースを提供し、グラフィカルユーザーインターフェースにゲーム視野画面が含まれ、
選択肢セット出力ユニットは、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第1の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含み、
提示情報決定ユニットは、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、
情報指向性送信ユニットは、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0111】
実施例の装置により、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチーム連携の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。また、ユーザーが選択するために選択肢セットを出力することができ、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手に対する情報の指向性の送信を実現でき、テキストを入力する必要がなく、コミュニケーション効率をさらに向上させることができる。
【0112】
なお、本開示の一実施例における情報処理方法は、端末デバイス又はサーバーで実行することができる。ここで、端末デバイスはローカル端末デバイスであってもよい。情報処理方法がサーバーで実行されている場合、情報処理方法は、サーバー及びクライアントデバイスを含むクラウドインタラクションシステムに基づいて実装及び実行することができる。
【0113】
選択可能な実施例では、様々なクラウドアプリケーションをクラウドインタラクションシステムの下で実行することができま、例えば、クラウドゲームなどである。クラウドゲームを例とし、クラウドゲームとは、例えば、クラウド計算を利用したゲーム手法である。クラウドゲームの動作モードでは、ゲームプログラムの本体とゲーム画面の本体が分離され、情報インタラクション手段の記憶と動作はクラウドゲームサーバーで行われ、データの受信と送信、ゲーム画面の表示はクライアントデバイスの役割が用いられ、例えば、クライアントデバイスはユーザー側に近いデータ送信機能を持つ表示装置、例えば、携帯端末、テレビジョンパソコン、携帯PC等であってもよく、情報処理を行う端末デバイスは、クラウド上のクラウドゲームサーバーである。 ゲームをプレイする際には、プレイヤーはクライアントデバイスを操作してクラウドゲームサーバーに操作指示を送り、クラウドゲームサーバーは操作指示に従ってゲームを実行し、ゲーム画面などを符号化や圧縮してネットワークを介してクライアントデバイスに返し、最後にクライアントデバイスを通じてゲーム画面を復号して出力する。
【0114】
任意の実施例において、端末デバイスは、ローカル端末デバイスであってもよい。ゲームを例とし、ローカル端末デバイスはゲームプログラムを格納し、ゲーム画面を表示するために使用される。 ローカル端末デバイスは、グラフィカルユーザーインターフェースを介してプレイヤーとインタラクションするために使用され、すなわち、ゲームプログラムは、従来、電子デバイスを介してダウンロードされ、インストールされて実行される。該ローカル端末デバイスは、例えば、端末のディスプレイ上にレンダリングすることによって、又は代替的にホログラフィック投影によって、様々な方法でプレイヤーにグラフィカルユーザーインターフェースを提供することができる。例えば、ローカル端末デバイスは、ディスプレイとプロセッサとを備え、ディスプレイは、グラフィカルユーザーインターフェースを表示するためのものであり、該グラフィカルユーザーインターフェースは、ゲーム画面を含み、プロセッサは、ゲームの実行、グラフィカルユーザーインターフェースの生成及びディスプレイ上のグラフィカルユーザーインターフェースの表示の制御を行う。
【0115】
図4を参照し、
図4は本開示の一実施例における第1の選択肢セットを含むインターフェースの模式図を示す。
図4に示すように、ゲームでは、プレイヤーリストにおける指定されたプレイヤー400に作用するタッチ操作を検出した場合、第1のターゲット選択肢を含む選択肢セットを出力し、該選択肢セットの各選択肢は、第1種のゲーム指示であり、例えば、「私と突撃してください」、「スキルを発揮してください」、「仲間を加える」、「薬を使用する」、「救助にいく」、「その場で待つ」、「チームについていく」等である。第1の選択肢セットにおける第1のターゲット選択肢(例えば、「その場で待つ」)に作用する第2のタッチ操作を検出した場合、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し(例えば、「明さん、その場で待つ」)、提示情報を指定されたプレイヤー400に対応するユーザー端末を指向性送信し、該ユーザー端末は、指定されたプレイヤー400に対応する端末である。
【0116】
図5を参照し、図は本開示の一実施例における第1の選択肢セットを含むインターフェースの模式図を示す。
図5に示すように、所定コントロール500に作用する第1のタッチ操作を検出した場合、所定コントロール500がトリガーされる時のインターフェースフォーカスを決定し、インターフェースフォーカスが第1の仮想対象(即ち、プレイヤー)に対応する場合、該プレイヤーに対応する選択肢セットを表示し、ここで、各プレイヤーに対応する選択肢セットは、同じであっても良く、異なっても良い。具体的に、該選択肢セットの各選択肢に含まれる第1種のゲーム指示は、「私と突撃してください」、「スキルを発揮してください」、「仲間を加える」、「薬を使用する」、「救助にいく」、「その場で待つ」、「チームについていく」等である。選択肢セットにおける第1のターゲット選択肢(例えば、「仲間を加える」)に作用する第2のタッチ操作を検定した場合、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し(例えば、明さん、仲間を加える)、提示情報をプレイヤーのユーザー端末に指向性送信する。
【0117】
図6を参照し、
図6は本開示の一実施例における第2の選択肢セットを含むインターフェースの模式図を示す。
図6に示すように、所定コントロール600に作用する第3のタッチ操作を検出した場合、所定コントロール600がトリガーされる時のインターフェースフォーカスを決定し、インターフェースフォーカスに対応するターゲット対象がアイテムである場合、該アイテム(例えば、薬品)に対応する第2の選択肢セットを表示し、ここで、各アイテムに対応する第2の選択肢セットは、同じであっても良く、異なっても良い。具体的に、該第2の選択肢セットの各選択肢に含まれるプレイヤー名称は、「1番のチームメイト八丸子」、「2番のチームメイト八丸子」、「3番のチームメイト八丸子」である。選択肢セットにおける第2のターゲット選択肢(例えば、「2番のチームメイト八丸子」)に作用する第2のタッチ操作を検出した場合、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報(例えば、2番目のチームメイト八丸子、ここで薬品を取る)を決定し、提示情報を第2のターゲット選択肢に対応するユーザー端末を指向性送信する。
【0118】
図7を参照し、
図7は本開示の一実施例における第2の選択肢セットを含むインターフェースの模式図を示す。
図7に示すように、所定コントロール700に作用する第1のタッチ操作を検出した場合、所定コントロール700がトリガーされる時のインターフェースフォーカスを決定し、インターフェースフォーカスが対応するターゲット対象がシーンである場合、該シーンに対応する選択肢セットを表示し、ここで、各シーンに対応する選択肢セットは、同じであっても良く、異なっても良い。具体的に、該選択肢セットの各選択肢に含まれる第2種のゲーム提示が、「あなたはこのエリアを守る」、「ここに助けに来てください」、「ここに残って攻撃する」などである。選択肢セット内のターゲット選択肢(例えば、「あなたはこのエリアを守る」)に作用する第2のタッチ操作を検出した場合、第2のターゲット選択肢に対応するプレイヤーセット、「1番目のチームメイト八丸子」710、「2番目のチームメイト八丸子」720、「3番目のチームメイト八丸子」730を出力する。プレイヤーセット内のターゲットプレイヤー(例えば、「3番目のチームメイト八丸子」730)に作用するタッチ操作を検出した場合、ターゲットプレイヤーに対応するユーザー端末を決定し、ターゲットプレイヤーに対応するユーザー端末にターゲット選択肢に対応する提示情報(例えば、「3番目のチームメイト八丸子、このエリアを守る」)を送信する。
【0119】
図8を参照し、
図8は本開示の実施例におけるユーザー端末に提示情報を表示するインターフェースの模式図を示す。
図8に示すように、他のユーザー端末が提示情報を対応する現在の端末に指向性送信した後、現在の端末が提示情報820を表示し、提示情報820は、具体的に、「八丸子:チームについていく? 八丸子:ここに救助にいく! 八丸子:ここに残って攻撃する」を含む。ターゲット対象がシーンであるため、現在の端末の表示インターフェースにインターフェースフォーカスに対応する地図位置810をハイライト表示して、現在の端末に対応するプレイヤーが、攻撃が必要な位置を素早く特定できるようにし、ゲームにおけるチームの戦術的効果を高め、プレイヤーが自身の経験を活かしてプレイヤーの戦闘を支援することを容易にする。ここで、ユーザーインターフェースにおける提示情報820の表示位置は任意であり、
図8は模式図に過ぎず、本開示の実施例は表示位置を限定するものではない。
【0120】
図9を参照し、
図9は本開示の一実施例における情報送信方法のフローチャートを示す。
図9に示すように、情報送信方法は、ステップS910~ステップS970を含む。
【0121】
ステップS910において、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示し、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象である。
【0122】
ステップS920において、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定し、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢である。
【0123】
ステップS930において、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信する。
【0124】
ステップS940において、視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御する。
【0125】
ステップS950において、所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定し、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含む。
【0126】
ステップS960において、ターゲット対象が仮想シーンである場合、ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、コンテンツ選択肢セットがターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであり、第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定し、ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーし、第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定し、さらに、ターゲット対象標識及びターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定し、提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信する。
【0127】
ステップS970において、ターゲット対象が仮想リソースである場合、仮想対象標識セットを表示し、第4のタッチ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定し、ターゲット対象標識及びターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定し、提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスを指向性送信する。
【0128】
なお、ステップS910~ステップS970は、
図3に示すそれぞれのステップとその実施例に対応し、ステップS910~ステップS970の具体的な実施例は、
図3に示すそれぞれのステップとその実施例を参照し、ここで説明を省略する。
【0129】
図9に示す情報送信方法により、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチーム連携の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。また、ユーザーが選択するために選択肢セットを出力することができ、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手に対する情報の指向性の送信を実現でき、テキストを入力する必要がなく、コミュニケーション効率をさらに向上させることができる。
【0130】
以下は、実施例の応用シーンを提供する。
図10はグラフィカルユーザーインターフェースの模式図を示示す。該インターフェースにゲームシーン及び該ゲームシーンに位置する仮想対象が含まれ、ゲームシーンと仮想対象が
図10に示さない。プレイヤーが第1の仮想対象のゲームシーン内の移動を制御する。
図10におけるインターフェースが多種のコントロールを表示し、コントロールがゲームシーンに表示される。
【0131】
ここで、1000がバックパックコントロールであり、該コントロール上に作用するタッチ操作により、バックパック内のアイテムを見るためのグラフィカルユーザーインターフェースにおけるバックパックインターフェースの表示をトリガーし、アイテムは、薬、武器、アクセサリー、防御具などのアイテムが含まれるが、これらに限定されるものではない。選択可能な実施例では、バックパックコントロールは、バックパック内のアイテムの量を示すために、縁にエッジラインを備えている。 ここで、バックパックコントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどであってもよい。
【0132】
1002は移動コントロールで、斜線の円は移動コントロールのロッカーである。選択可能な実施例において、移動コントロールは、移動応答領域を備えて構成され、ここで、前記移動応答領域は、前記移動コントロールと同じサイズであってもよく、すなわち、移動コントロールに対応するグラフィカルユーザーインターフェースの領域は、移動応答領域とされる。任意の実施例において、移動応答領域のサイズは、移動コントロールのサイズよりも大きくてもよく、すなわち、移動コントロールは、移動応答領域内に、距離について、グラフィカルユーザーインターフェースが中央から左領域と右領域に分割され、ここで、左領域が移動コントロールの移動応答領域である。移動コントロールの移動応答領域に作用するタッチ操作により、移動制御命令をトリガーし、移動制御命令に従って仮想対象の移動方向を制御する。 ここで、移動コントロールに作用する移動応答領域でのタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどであってもよい。
【0133】
移動制御命令のトリガーとなるタッチ操作が所定の条件を満たしたことを検知すると、「疾走」命令をトリガーし、仮想対象をゲームシーン内で自動的かつ連続的に走らせる制御を行う。
図5のように、任意実施例では、ジョイスティック領域に作用するタッチアクションが所定方向に所定距離又は所定領域(例えば、ジョイスティックの上の矢印で示す位置)までスライドしたときに、移動制御命令のトリガーとなるタッチアクションが所定条件を満たすことになる。 例えば、タッチ操作でジョイスティックを上にドラッグすると、スプリントコントロール1006が現れ、トリガーされると仮想対象は高速走行モードになる。 1030コントロールはスプリントコントロールでもあり、1030コントロールをクリックすると、仮想対象は高速ランモードになる。任意実施例では、移動制御命令のトリガーとなるタッチ操作は、ジョイスティック領域へのタッチ操作が所定の継続時間を満たす場合や、所定の圧力を満たす場合など、所定の条件を満たすものである。
【0134】
1004、1014はいずれも攻撃コントロールであり、当該攻撃コントロールの攻撃対応領域に対するタッチ操作により、攻撃命令により仮想キャラクタを制御してゲームシーンにおける攻撃動作を行わせる。ここで、攻撃コントロールによる攻撃動作が仮想対象の現在の装備様態に対応し、例えば、仮想対象が遠距離武器を装備している場合、攻撃コントロールによる攻撃動作が射撃動作であり、すなわち、左手は1004コントロールをトリガーとして射撃動作を行うことができ、右手は1014コントロールをトリガーとして射撃動作を行うことができ、仮想キャラクタが接近戦武器を装備している場合、攻撃コントロールによる攻撃動作が斬撃動作である。 任意実施例では、攻撃コントロール1004と攻撃コントロール1014のうちの一方のみが表示される。 ここで、攻撃コントロールの表示位置は、位置設定指示に応じて調整可能であり、ここで、位置設定指示は、設定インターフェース又は試合中のいずれかをトリガーとすることが可能である。 ここで、攻撃コントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどであってもよい。
【0135】
1008、1010はポーズコントロールであり、当該ポーズコントロールに作用するタッチ操作によってポーズ調整指示が発生し、ゲームシーンにおける仮想対象のポーズを調整する。ここで、1008コントロールのトリガー制御は、武器を仮想対象の左腕の位置に配置し、仮想対象が左ねじれ頭のポーズで立つように制御することができ、1010コントロールのトリガー制御は、武器を仮想対象の右腕の位置に配置し、仮想対象が右ねじれ頭のポーズで立つように制御することができる。1008と1010は、仮想外相が壁や大きな木などの障害物の後ろに隠れるときに主に使用される。ここで、ポーズコントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどである。
【0136】
1012は武器スロットで、これをトリガーすることでプレイヤーの武器を切り替えることができる。 左側の「連射」は現在のシューティングモードを表し、「連射」で複数の弾を連続して発射する。「連射」モードのほか、1発の弾丸を発射する「シングルショット」モードへの切り替えも可能である。下部の網掛けバーは、武器の弾丸の量を示す。発射すると弾の量が減り、弾の量が0になると自動的に弾を交換し、弾の量が最大になる。また、1016コントロールはリロードコントロールであり、リロードコントロールをトリガーして現在使用中の武器に弾丸が追加され、リロードされると弾丸の量は最大になる。ここで、武器スロットに作用するタッチ操作には、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどであっても良い。
【0137】
1018及び1020コントロールはアクションコントロールであり、アクションコントロールに作用するタッチ操作によって仮想対象がゲームシーンで対応するアクションを実行するように制御する。例えば、1018をトリガーして仮想対象をスクワットするように制御することができ、1020をトリガーして仮想対象が伏地を使用するように制御することができる。1022コントロールは、仮想対象を制御してジャンプ動作を実行することができる。ここで、アクションコントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどの操作であってもよい。
【0138】
1024コントロールは、現在のゲームシーンが照準モードに入ることを制御するために使用され、コントロール1024に作用する第1のタッチ操作が検出されると、照準モードに入ることを制御し、照準モードでは、ゲームシーンに照準レンズを表示し、仮想対象がこの照準レンズを通して見たゲームシーンも表示し、照準モードでは射撃の正確性を高めることができる。コントロール1024に作用する第2のタッチ操作が検出されると、照準モードを終了するによう制御する。選択可能な実施例では、第1のタッチ操作と第2のタッチ操作は独立したタッチ操作であり、例えば、1024コントロールをクリックして、現在のゲームシーンを照準モードに入れることを制御して、再び1024コントロールをクリックして、照準モードを終了して、再び仮想カメラが仮想対象に追従して撮影したゲームシーンとして表示する。選択可能な実施例では、第1のタッチ操作及び第2のタッチ操作は、タッチ操作の開始操作及び終了操作であってもよく、例えば、1024のコントロールのタッチ操作が検出された場合、ゲームシーンが照準モードを開始するように制御し、持続的な押圧の間、ゲームシーンを照準モードに継続的に制御し、タッチ操作のタッチ終了をトリガしてタッチ検出領域から離れたことが検出された場合、照準モードを終了するように制御する。
【0139】
1026コントロールは、ゲーム画面をレンダリングする仮想カメラの撮影パラメータを制御し、グラフィカルユーザーインターフェースに表示されるゲームシーンの視野画面を調整するために使用される。選択可能な実施例では、1026コントロールに作用するタッチ操作が検出されたことを決定し、タッチ操作に応じて仮想カメラの撮影パラメータを調整し、ここで、撮影パラメータには、仮想カメラの位置、向き、画角などが含まれるが、これらに限定されない。ここで、1026コントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどの操作であってもよい。
【0140】
1028コントロールはマーカーコントロールであり、マーカーコントロールに作用するタッチ操作によってゲームシーン中の仮想対象、仮想物体などをマーカーする。1032コントロールは設定コントロールで、1032コントロールをクリックして、現在のゲームの基本機能を設定するための設定メニューを表示する。1028コントロールに作用するタッチ操作は、クリック、ダブルクリック、長押し、スライドなどの操作であってもよい。
【0141】
1034及び1036コントロールはメッセージコントロールであり、ここで、1034はシステム通知を表示するために使用することができ、1036はチームメイトが送信したメッセージを表示するために使用することができ、又はチームメイトにメッセージを送信するために使用することができる。1038は、小さな地図であり、プレイヤーが制御する仮想対象の位置を表示し、又は、他のプレイヤーの仮想対象の位置を一部表示することもできる。
【0142】
上記の応用シーンに加えて、プレイヤーは所定コントロールをトリガすることにより、この実施例における情報送信方法の実行をトリガすることができる。
【0143】
さらに、この実施例は、選択肢セット出力ユニット1101と、提示情報決定ユニット1102と、情報指向性送信ユニット1103とを備える情報送信装置1100を提供し、
図11に示すように、
選択肢セット出力ユニット1101は、所定コントロールに作用する第1のタッチ操作に応答する時に、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンの第2の仮想対象を決定し、第2の仮想対象に対応する第1の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、第1の選択肢セットに少なくとも1つの選択肢が含まれ、ここで、第2の仮想対象が第1の仮想対象との同じ陣営に属する仮想対象セット内の任意の仮想対象であり、
提示情報決定ユニット1102は、第1の選択肢セット内の第1のターゲット選択肢に作用する第2のタッチ操作に応答し、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、ここで、第1のターゲット選択肢が少なくとも1つの選択肢のうちの選択肢であり、
情報指向性送信ユニット1103は、第1のターゲット選択肢に対応する提示情報を第2の仮想対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0144】
図11に示す装置により、情報の指向性の送信を実現することができ、それにより、プレイヤーがチーム連携の過程でポイントツーポイントで情報を送信しやすく、チームのコミュニケーション効率を向上させることができる。また、ユーザーが選択するために選択肢セットを出力することができ、ユーザーは選択肢セットから1つの選択肢を選択するだけで、送信相手に対する情報の指向性の送信を実現でき、テキストを入力する必要がなく、コミュニケーション効率をさらに向上させることができる。
【0145】
本開示の一例示的な実施例では、上記装置は、さらに、視野画面調整ユニットを備え、
視野画面調整ユニットは、視野調整命令に応答し、視野調整命令に基づいてゲーム視野画面を第1のゲーム視野画面から第2のゲーム視野画面に調整するように制御するように構成され、
選択肢セット出力ユニット1101は、さらに、所定コントロールに作用する第3のタッチ操作に応答し、ゲーム視野画面のインターフェースフォーカスに対応するゲームシーンのターゲット対象を決定しターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示するように構成され、ここで、ターゲット対象が仮想リソース及び仮想シーンのうちの少なくとも1つを含み、
提示情報決定ユニット1102は、さらに、第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定するように構成され、
情報指向性送信ユニット1103は、さらに、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信するように構成される。
【0146】
ここで、第2の選択肢セットと第1の選択肢セットとは、特定の位置を円心として配列されたリング状のアイコンとして表示される。
【0147】
このように、この任意の実施例の実装では、先に情報を選択してから指向性送信の相手を選択するか、あるいは指向性送信の相手を選択してから送信する情報を選択することで、多様な指向性の送信機能を提供でき、インタラクションの多様性を高めることができる。
【0148】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想シーンである場合、選択肢セット出力ユニット1101がターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
ターゲット対象に対応する第2の選択肢セットにおけるコンテンツ選択肢セットを表示し、コンテンツ選択肢セットがターゲット第2の仮想対象に伝送される必要がある異なる情報の組合せであることを含み、
提示情報決定ユニット1102が第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作の第1のサブ操作に応答し、コンテンツ選択肢セットからターゲットコンテンツ選択肢を決定することと、
ターゲットコンテンツ選択肢を決定することに応答し、第2の選択肢セットにおける第2の仮想対象標識セットを表示するようにトリガーすることと、
第4のタッチ操作の第2のサブ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲットコンテンツ選択肢に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0149】
このように、この実施例を実施することにより、指定されたプレイヤーに提示情報を指向性送信することができ、これにより、ゲーム内のチームワーク効率を向上させることができる。
【0150】
本開示の一例示的な実施例では、ターゲット対象が仮想リソースである場合、選択肢セット出力ユニット1101がターゲット対象に対応する第2の選択肢セットを表示することは、
仮想対象標識セットを表示することを含み、
提示情報決定ユニット1102が第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答し、第2のターゲット選択肢に対応する提示情報を決定することは、
第4のタッチ操作に応答し、仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することと、
ターゲット対象標識及びターゲット対象に基づいて対応する提示情報を決定することとを含む。
【0151】
このように、この実施例を実施することにより、指定されたプレイヤーに提示情報を指向性送信することができ、これにより、ゲーム内のチームワーク効率を向上させることができる。
【0152】
本開示の一例示的な実施例では、第2の選択肢セットに仮想対象標識セットが含まれ、提示情報決定ユニット1102が第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答することは、
第2の選択肢セット内の第2のターゲット選択肢に作用する第4のタッチ操作に応答して、第4のタッチ操作の位置に基づいて仮想対象標識セットからターゲット対象標識を決定することを含み、
情報指向性送信ユニット1103が第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象に対応するユーザー端末に指向性送信することは、
第2のターゲット選択肢に対応する提示情報をターゲット対象標識に対応する第2の端末デバイスに指向性送信することを含む。
【0153】
このように、この任意の実施例の実装では、先に情報を選択してから指向性の送信の相手を選択するか、あるいは指向性の送信の相手を選択してから送信する情報を選択することで、多様な指向性の送信機能を提供でき、インタラクションの多様性を高めることができる。
【0154】
なお、上述の詳細な説明では、動作実行のための装置のいくつかのモジュール又はユニットについて言及したが、このような分割は強制的なものではない。実際には、本開示の実施例によれば、上述した2つ以上のモジュール又はユニットの特徴及び機能は、1つのモジュール又はユニットにおいて具体化することができる。逆に、上述した1つのモジュール又はユニットの特徴と機能は、さらに複数のモジュール又はユニットに分けて具体化することができる。
【0155】
本開示の例示的な実施例の情報送信装置の各機能ブロックは、上述の情報送信方法の例示的な実施例のステップに対応しているので、本開示の装置の実施例に開示されていない詳細については、本開示の上述の情報送信方法の実施例を参照する。
【0156】
当業者は、明細書を考慮し、本明細書に開示された発明を実践した後、本開示の他の実施例を容易に思いつくであろう。本開示は、本開示の一般的な原理に従い、本開示に開示されていない本技術分野における公知の常識又は慣用技術手段を含む、本開示の任意の変形、用途又は適応変化をカバーすることを目的とする。明細書及び実施例は例示的なものとしてのみ扱われ、本開示の真の範囲及び精神は以下の請求項によって指摘される。
【0157】
本開示は、上述し図面に示した正確な構造に限定されるものではなく、その範囲を逸脱しない範囲で種々の修正及び変更が可能であることを理解されたい。本開示の範囲は、添付の請求項のみによって制限される。
【国際調査報告】