IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイの特許一覧

特表2023-542834超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置
<>
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図1
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図2a-2c
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図3
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図4
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図5
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図6
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図7
  • 特表-超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-12
(54)【発明の名称】超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 51/22 20060101AFI20231004BHJP
【FI】
B65B51/22 100
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023514782
(86)(22)【出願日】2021-09-29
(85)【翻訳文提出日】2023-04-19
(86)【国際出願番号】 EP2021076729
(87)【国際公開番号】W WO2022069508
(87)【国際公開日】2022-04-07
(31)【優先権主張番号】20199496.9
(32)【優先日】2020-10-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】391053799
【氏名又は名称】テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ
【住所又は居所原語表記】70 Avenue General Guisan,CH-1009 Pully,Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100151105
【弁理士】
【氏名又は名称】井戸川 義信
(72)【発明者】
【氏名】ローべ、マグナス
(72)【発明者】
【氏名】リンドヴァル、マグナス
【テーマコード(参考)】
3E094
【Fターム(参考)】
3E094AA13
3E094BA12
3E094CA06
3E094CA12
3E094CA22
3E094DA08
3E094EA03
3E094GA01
3E094GA12
3E094GA30
3E094HA20
(57)【要約】
超音波シール装置(121)を用いて包装材料(102)のチューブ(116)を横方向にシールする方法(800)であって、前記包装材料(102)は、板紙(104)と、前記板紙(104)に取り付けられたプラスチック箔(106)と、を備え、前記プラスチック箔(106)は内側に向き、前記チューブ(116)は2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分(114)を備え、前記方法が、前記チューブ(116)の縦方向シール部分(112)を、ソノトロード(118)と、リッジ(600、700)を備えるアンビル(120)の間に配置し(802)、前記チューブ(116)の前記横方向シール部分(112)は、第1の2層サブセクション(212)と、3層サブセクション(214)と、第2の2層サブセクション(216)と、を備え、周波数(f)及び振幅(A)を有する超音波振動を、ソノトロード(118)から前記チューブ(116)の横方向シール部分(112)に伝達し(804)、前記板紙(104)に発熱を引き起こし、前記横方向シール部(112)内の前記プラスチック箔(106)を溶かし、圧力(P)によって前記ソノトロード(118)と前記アンビル(120)の間で前記チューブ(116)を一緒に押し(806)、前記横方向シール部分(112)の前記プラスチック箔(106)が横方向シール(124)を形成するように結合し、前記アンビル(120)の前記リッジ(600、700)は、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)を受けるための第1の2層サブセクション(602)と、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記3層サブセクション(214)を受けるための第1の2層又は3層サブセクション(604)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)を受けるための3層サブセクション(606)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)又は前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層又は3層サブセクション(608)と、前記チューブ(116)の前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層サブセクション(610)と、を備え、前記リッジ(600、700)は、前記第1の2層サブセクション(602)、前記第1の2層又は3層サブセクション(604)、前記第2の2層又は3層サブセクション(608)及び前記第2の2層サブセクション(610)において、等しい高さ(H)を有しており、前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び前記板紙(104)の特性の組み合わせは、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)、前記3層サブセクション(214)及び前記第2の2層サブセクション(216)において等しい温度が達成されるように選ばれる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
超音波シール装置(121)を用いて包装材料(102)のチューブ(116)を横方向にシールする方法(800)であって、
前記包装材料(102)は、板紙(104)と、前記板紙(104)に取り付けられたプラスチック箔(106)と、を備え、前記プラスチック箔(106)は内側に向き、前記チューブ(116)は2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分(114)を備え、
前記方法が、
前記チューブ(116)の縦方向シール部分(112)を、ソノトロード(118)と、リッジ(600、700)を備えるアンビル(120)の間に配置し(802)、前記チューブ(116)の前記横方向シール部分(112)は、第1の2層サブセクション(212)と、3層サブセクション(214)と、第2の2層サブセクション(216)と、を備え、
周波数(f)及び振幅(A)を有する超音波振動を、ソノトロード(118)から前記チューブ(116)の横方向シール部分(112)に伝達し(804)、前記板紙(104)に発熱を引き起こし、前記横方向シール部(112)内の前記プラスチック箔(106)を溶かし、
圧力(P)によって前記ソノトロード(118)と前記アンビル(120)の間で前記チューブ(116)を一緒に押し(806)、前記横方向シール部分(112)の前記プラスチック箔(106)が横方向シール(124)を形成するように結合し、
前記アンビル(120)の前記リッジ(600、700)は、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)を受けるための第1の2層サブセクション(602)と、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記3層サブセクション(214)を受けるための第1の2層又は3層サブセクション(604)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)を受けるための3層サブセクション(606)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)又は前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層又は3層サブセクション(608)と、前記チューブ(116)の前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層サブセクション(610)と、を備え、
前記リッジ(600、700)は、前記第1の2層サブセクション(602)、前記第1の2層又は3層サブセクション(604)、前記第2の2層又は3層サブセクション(608)及び前記第2の2層サブセクション(610)において、等しい高さ(H)を有しており、
前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び前記板紙(104)の特性の組み合わせは、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)、前記3層サブセクション(214)及び前記第2の2層サブセクション(216)において等しい温度が達成されるように選ばれる、
方法(800)。
【請求項2】
前記横方向シール部分(112)の前記3層サブセクション(214)のサイクルあたりの仕事量(W3layers)が、前記横方向シール部分(112)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記第2の2層サブセクション(216)のサイクルあたりの仕事量(W2layers)の3/2に等しいように組み合わせが選ばれる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び前記包装材料(102)の特性の組み合わせが、前記板紙(104)の粘性ネットワークにおける調整済み2層ヒステリシスループ(500)及び調整済み3層ヒステリシスループ(502)の再形成及び再位置付けに用いられる、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記振幅(A)を連続的に修正して調整された2層ヒステリシスループ(500)の散逸面積(504)を制御することによって、前記横方向シール部分(112)の前記第1の2層サブセクション(212)及び前記第2の2層サブセクション(214)における熱生成を調整する(808)、
請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
周波数(f)が20~50kHz、例えば29kHzである、
請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
圧力(P)が20MPa以上である、
請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
振幅(A)が8~24μmである、
請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
超音波振動が、15~130msの間、横方向シール部分(112)に伝達される、
請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
超音波シール装置(121)を用いて包装材料(102)のチューブ(116)を横方向にシールするための超音波シール装置用アンビル(120)であって、
前記包装材料(102)は、板紙(104)と、前記板紙(104)に取り付けられたプラスチック箔(106)と、を備え、前記プラスチック箔(106)は内側に向き、前記チューブ(116)は2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分(114)を備え、
前記アンビル(120)は、リッジ(600、700)を備え、
前記リッジ(600,700)は、前記チューブ(116)の第1の2層サブセクション(212)を受けるための第1の2層サブセクション(202)と、前記チューブ(116)の第1の2層サブセクション(212)又は3層サブセクション(214)を受けるための第1の2層又は3層サブセクション(204)と、前記チューブ(116)の3層サブセクション(214)を受けるための3層サブセクション(606)と、前記チューブ(116)の3層サブセクション(214)又は第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層又は3層サブセクション(208)と、前記チューブ(116)の第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層サブセクション(210)と、
を備え、
前記リッジ(600、700)は、前記第1の2層サブセクション(602)、前記第1の2層又は3層サブセクション(604)、前記第2の2層又は3層サブセクション(608)及び前記第2の2層サブセクション(610)において、等しい高さ(H)を有する、
アンビル(120)。
【請求項10】
包装材料(102)のチューブ(116)を横方向にシールするための超音波シール装置(121)であって、
前記包装材料(102)は、板紙(104)と、前記板紙(104)に取り付けられたプラスチック箔(106)と、を備え、前記プラスチック箔(106)は内側に向き、前記チューブ(116)は2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分(114)を備え、
前記超音波シール装置(121)は、
周波数(f)及び振幅(A)を有する超音波振動を、前記チューブ(116)の横方向シール部分(112)に伝達するソノトロード(118)であって、前記板紙(104)に発熱を引き起こし、横方向シール部(112)内の前記プラスチック箔(106)を溶かし、前記横方向シール部分(112)は、第1の2層サブセクション(212)と、3層サブセクション(214)と、第2の2層サブセクション(216)と、を備える、ソノトロード(118)と、
前記ソノトロード(118)の反対側に配置され、リッジ(600、700)を備えるアンビル(120)であって、前記リッジ(600、700)は、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)を受けるための第1の2層サブセクション(602)と、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記3層サブセクション(214)を受けるための第1の2層又は3層サブセクション(604)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)を受けるための3層サブセクション(606)と、前記チューブ(116)の前記3層サブセクション(214)又は前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層又は3層サブセクション(608)と、前記チューブ(116)の前記第2の2層サブセクション(216)を受けるための第2の2層サブセクション(610)と、を備える、アンビル(120)と、
を備え、
前記リッジ(600、700)は、前記第1の2層サブセクション(602)、前記第1の2層又は3層サブセクション(604)、前記第2の2層又は3層サブセクション(608)及び前記第2の2層サブセクション(610)において、等しい高さ(H)を有しており、
前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び前記板紙(104)の特性の組み合わせは、前記チューブ(116)の前記第1の2層サブセクション(212)、前記3層サブセクション(214)及び前記第2の2層サブセクション(216)において等しい温度が達成されるように選ばれる、
超音波シール装置(121)。
【請求項11】
前記組み合わせは、前記横方向シール部分(112)の前記3層サブセクション(214)のサイクル当たりの仕事量(W3layers)が、前記横方向シール部分(112)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記第2の2層サブセクション(216)のサイクル当たりの仕事量(W2layers)の3/2に等しいように選択される、
請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び包装材料(102)の特性の組み合わせが、前記板紙(104)の粘性ネットワークにおける2層ヒステリシスループ(500)及び3層ヒステリシスループ(504)の再形成及び再位置付けのために使用される、
請求項10又は11に記載の装置。
【請求項13】
前記振幅(A)を連続的に修正して調整された2層ヒステリシスループ(502)の散逸面積(504)を制御することによって、前記第1の2層サブセクション(212)及び前記第2の2層サブセクション(216)における熱生成を調整する制御ユニット(128)を更に備える。
請求項10~12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
周波数(f)は、20~50kHz、例えば29kHzである、
請求項10~13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記振幅(A)が8~24μmである、
請求項10~14のいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波溶接技術とも呼ばれる超音波シール技術に関する。特に、超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法、アンビル及び超音波シール装置に関する。
【背景技術】
【0002】
食品包装業界では、超音波溶着技術と呼ばれる超音波シール技術の利用がよく知られている。ロール供給式カートン包装機の場合、この技術を使用して横方向のシール、すなわち、パッケージを形成するために食品を充填した包装材料のチューブの下部に溶接を形成する。誘導加熱技術と呼ばれる誘導シール技術と比較して、超音波シール技術を使用することの利点は、アルミニウム層又は他の導電性材料を含まない包装材料にも超音波シール技術を使用できることである。
【0003】
多くのロール供給式カートン包装機では、包装材料はリールに巻かれたウェブの形態で提供される。チューブの形成は、包装材料をリールから巻き出し、不要な微生物を除去するために包装材料を殺菌し、ウェブの第1の側部と第2の側部の間の重なり部分が形成されるようにウェブを誘導し、第1の側部と第2の側部を一緒にシールするステップを含む。このようにして、重なり部分は2層の包装材料を含み、チューブの残りの部分は1層の包装材料を含む。
【0004】
縦方向のシール時に形成される重なり部分は、横方向のシールに影響を与える。横方向のシールの間、超音波シール装置のソノトロードとアンビルの間でチューブが押し付けられる。縦方向のシールにより、超音波シール装置は、2層の包装材料だけでなく、3層の包装材料を処理できるように設計する必要がある。3層の包装材料が存在する場合、2層の包装材料が存在する場合と比較して、信頼性の高い横方向のシールを達成するために、より多くのエネルギーが必要となる。
【0005】
横方向のシールを形成するための超音波シール装置において、縦方向のシールによって生じる重なり部分が時間の経過と共に位置がずれる可能性があるため、2層と3層の包装材料を取り扱う際の課題がより複雑になる。超音波シール装置内にいわゆる移行セクションを設け、2層と3層の両方の包装材料を十分に処理できることで、この問題は解決されるが、最適ではない。
【0006】
現在、超音波シール装置で2層や3層の包装材料を処理するための解決策があるが、超音波シール装置によって、縦シールによって生じた重なり部分を含む包装材料のチューブから、より信頼性の高い横方向のシールが生成されるように、さらに改善する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、従来技術の上記で特定された制限の1つ以上を少なくとも部分的に克服することである。特に、カートンベースの包装機において、より信頼性が高く、堅牢で、コスト効率の良い横方向のシールを提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一般に、ソノトロードのパラメータ値を適切に選択することによって、2層サブセクションと3層サブセクションの両方で等しい温度を達成することができることが認識されている。これにより、補償のないリッジを使用することができ、その結果、堅牢性の向上、過熱の減少、冷却時間とサイクル時間の短縮が可能となる。
【0009】
第1の態様によれば、超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールする方法であって、前記包装材料は、板紙と、前記板紙に取り付けられたプラスチック箔と、を備え、前記プラスチック箔は内側に向き、前記チューブは2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分を備え、前記方法が、
前記チューブの縦方向シール部分を、ソノトロードと、リッジを備えるアンビルの間に配置し、前記チューブの前記横方向シール部分は、第1の2層サブセクションと、3層サブセクションと、第2の2層サブセクションと、を備え、
周波数及び振幅を有する超音波振動を、ソノトロードから前記チューブの横方向シール部分に伝達し、前記板紙に発熱を引き起こし、前記横方向シール部内の前記プラスチック箔を溶かし、
圧力によって前記ソノトロードと前記アンビルの間で前記チューブを一緒に押し、前記横方向シール部分の前記プラスチック箔が横方向シールを形成するように結合し、
前記アンビルの前記リッジは、前記チューブの前記第1の2層サブセクションを受けるための第1の2層サブセクションと、前記チューブの前記第1の2層サブセクション又は前記3層サブセクションを受けるための第1の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの前記3層サブセクションを受けるための3層サブセクションと、前記チューブの前記3層サブセクション又は前記第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの前記第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層サブセクションと、を備え、
前記リッジは、前記第1の2層サブセクション、前記第1の2層又は3層サブセクション、前記第2の2層又は3層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおいて、等しい高さを有しており、
前記周波数、前記振幅、前記圧力及び前記板紙の特性の組み合わせは、前記チューブの前記第1の2層サブセクション、前記3層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおいて等しい温度が達成されるように選ばれる。
【0010】
この組み合わせは、前記横方向シール部分(112)の前記3層サブセクション(214)のサイクルあたりの仕事量(W3layers)が、前記横方向シール部分(112)の前記第1の2層サブセクション(212)又は前記第2の2層サブセクション(216)のサイクルあたりの仕事量(W2layers)の3/2に等しいように選択してもよい。
【0011】
前記周波数(f)、前記振幅(A)、前記圧力(P)及び前記包装材料(102)の特性の組み合わせが、前記板紙(104)の粘性ネットワークにおける調整済み2層ヒステリシスループ(500)及び調整済み3層ヒステリシスループ(502)の再形成及び再位置付けに用いられる。
【0012】
本方法は、さらに、
前記振幅を連続的に修正して調整された2層ヒステリシスループの散逸面積(dissipative area fraction)を制御することによって、前記横方向シール部分の前記第1の2層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおける熱生成を調整する。
【0013】
周波数は、20~50kHz、例えば29kHzであってもよい。
【0014】
リッジ/シール位置の静圧などの圧力は、20MPa以上であってもよい。
【0015】
振幅は8~24μmであってもよい。
【0016】
超音波振動は、15~130msの間、横方向シール部分に伝達されてもよい。
【0017】
第2の側面によれば、超音波シール装置を用いて包装材料のチューブを横方向にシールするための超音波シール装置用のアンビルであって、前記包装材料は、板紙と、前記板紙に取り付けられたプラスチック箔と、を備え、前記プラスチック箔は内側に向き、前記チューブは2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分を備え、
前記アンビルは、リッジを備え、
前記リッジは、前記チューブの第1の2層サブセクションを受けるための第1の2層サブセクションと、前記チューブの第1の2層サブセクション又は3層サブセクションを受けるための第1の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの3層サブセクションを受けるための3層サブセクションと、前記チューブの3層サブセクション又は第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層サブセクションと、
を備え、
前記リッジは、前記第1の2層サブセクション、前記第1の2層又は3層サブセクション、前記第2の2層又は3層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおいて、等しい高さを有する。
【0018】
第3の態様によれば、包装材料のチューブを横方向にシールするための超音波シール装置であって、包装材料は、板紙と、板紙に取り付けられたプラスチック箔とを含み、前記プラスチック箔は内側に向き、前記チューブは2層の前記包装材料が互いに重ねられた縦方向シール部分を備え、前記超音波シール装置は、
周波数及び振幅を有する超音波振動を、前記チューブの横方向シール部分に伝達するソノトロードであって、前記板紙に発熱を引き起こし、横方向シール部内の前記プラスチック箔を溶かし、前記横方向シール部分は、第1の2層サブセクションと、3層サブセクションと、第2の2層サブセクションと、を備える、ソノトロードと、
前記ソノトロードの反対側に配置され、リッジを備えるアンビルであって、前記リッジは、前記チューブの前記第1の2層サブセクションを受けるための第1の2層サブセクションと、前記チューブの前記第1の2層サブセクション又は前記3層サブセクションを受けるための第1の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの前記3層サブセクションを受けるための3層サブセクションと、前記チューブの前記3層サブセクション又は前記第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層又は3層サブセクションと、前記チューブの前記第2の2層サブセクションを受けるための第2の2層サブセクションと、を備える、アンビルと、を備え、
前記リッジは、前記第1の2層サブセクション、前記第1の2層又は3層サブセクション、前記第2の2層又は3層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおいて、等しい高さを有しており、
前記周波数、前記振幅、前記圧力及び前記板紙の特性の組み合わせは、前記チューブの前記第1の2層サブセクション、前記3層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおいて等しい温度が達成されるように選ばれる。
【0019】
この組み合わせは、前記横方向シール部分の前記3層サブセクションのサイクル当たりの仕事量(W3layers)が、前記横方向シール部分の前記第1の2層サブセクション又は前記第2の2層サブセクションのサイクル当たりの仕事量(W2layers)の3/2に等しいように選択されてもよい。
【0020】
前記周波数、前記振幅、前記圧力及び包装材料の特性の組み合わせが、前記板紙の粘性ネットワークにおける2層ヒステリシスループ及び3層ヒステリシスループの再形成及び再位置付けのために使用されてもよい。
【0021】
前記振幅を連続的に修正して調整された2層ヒステリシスループの散逸面積を制御することによって、前記第1の2層サブセクション及び前記第2の2層サブセクションにおける熱生成を調整する制御ユニットを更に備えてもよい。
【0022】
周波数は、20~50kHz、例えば29kHzであってもよい。
【0023】
振幅は8~24μmであってもよい。
【0024】
本発明のさらに他の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明から、また図面から明らかになる。
【0025】
以下、本発明の実施形態について、添付の概略図面を参照しながら例示的に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】ロール供給式カートン包装機の一般的な原理を示す図である。
図2a】補償アンビルを使用する際に生じる3つの異なる状況を示す図である。
図2b】補償アンビルを使用する際に生じる3つの異なる状況を示す図である。
図2c】補償アンビルを使用する際に生じる3つの異なる状況を示す図である。
図3図2a~cの補償アンビルを使用した場合に、横方向のシール部が受ける影響を一例として示す図である。
図4】チューブの2層及び3層サブセクションに関連する第1及び第2の散逸ヒステリシスループを示す図である。
図5】チューブの2層及び3層サブセクションに関連する第1及び第2の補償された散逸ヒステリシスループを示す図である。
図6】第1の2層サブセクション、第1の2層又は3層サブセクション、第2の2層又は3層サブセクション及び第2の2層サブセクションにおいて補償されていないリッジを示す図である。
図7】補償されていないリッジを示す立体図である。
図8】チューブを横方向にシールする方法のステップを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図1は、例としてロール供給式包装機100の一般的な原理を示すものである。この例では、板紙104と、板紙104に取り付けられたプラスチック箔106を含む包装材料102が提供される。プラスチック箔106は、牛乳やオレンジジュース等の製品と、板紙104との間にバリアを提供する。オプションとして、板紙104上の印刷を保護し、周囲の湿気から保護するために、板紙104の外側に、外側プラスチック箔108を取り付けてもよい。
【0028】
通常、包装材料102は、リール(図示せず)で包装機100に提供される。包装材料102がリールから巻き出されると、包装材料102のウェブ110が形成される。ウェブ110は、横方向シール部分112、すなわち、一緒にシールされることを意図した包装材料102における部分、時に溶接と呼ばれる部分を含んでもよい。この前に、例えばウェブの第1の側部を第2の側部の上に重ね合わせ、これらを一緒にシールすることによって、縦方向シール部分114が形成される。縦方向シール部分114を形成する効果として、チューブ116が形成される。チューブ116は、製品がチューブ116に保持されたときにチューブ116が横方向にシールされ得るように、製品で満たされてもよい。
【0029】
チューブ116の下端には、ソノトロード118とアンビル120を設ける。ここで、両者を超音波シール装置121と呼ぶ。図示されるように、アンビル120は、リッジ122、600、700を備える。リッジ122、600、700は、図2a、2b、2c、図3図6及び図7においてさらに詳細に図示されている。
【0030】
一般に、ソノトロード118は振動音響波を伝達し、板紙104に熱を発生させ、その結果、プラスチック箔106が溶融する。チューブ116の対向する2つの側に圧力を加えることにより、2つの側のプラスチック箔106が互いに結合し、横方向シール124が形成される。ナイフ(図示せず)を使用して、一つのパッケージの底部と別のパッケージの上部を形成できるように、横方向のシールを切り離すことができる。横方向のシール中にこのように形成されたパッケージ126は、その後、例えばパッケージ126がレンガ状のパッケージに形成される折り畳み装置(図示せず)へ進んでもよい。
【0031】
図示されるように、超音波シール装置121に通信可能に接続された制御ユニット128が設けられてもよい。この制御ユニットを有することにより、周波数(f)、振幅(A)及び圧力(P)は、例えば、等しい温度が横方向シール部分124の全てのセクションに提供され得るように、例えば、縦方向シール部分114が設けられていないセクションと比較して縦方向シール部分114が設けられている横方向シール部分において高い温度にならないように、修正される。
【0032】
図2a、2b及び2cは、深い中央溝及びそれより浅い2つの側部溝を有するリッジ122を備えるアンビル120を使用する場合に生じる3つの異なる状況を示している。深い中央溝を有する理由は、包装材料102の3つの層が存在するチューブ116における縦方向シール部分114を補償するためである。この深い中央溝を有することにより、包装材料102の3つの層に適した圧力を提供することができる。その効果として、包装材料102を破損させるリスクを低減できる。
【0033】
側部溝は、縦方向シール部分114の位置が変化する可能性に対応するために設けられている。深い中央溝ほど深くない側部溝を設けることで、3層と2層の両方の包装材料102に対応でき、十分な効果を発揮することができる。
【0034】
リッジ122の異なるセクションは、包装材料の2つの層を取り扱うようにされた第1の2層サブセクション202、2層及び3層の両方を十分に取り扱うようにされた第1の2又は3層サブセクション204、3層を取り扱うようにされた3層サブセクション206、包装材料102の2層又は3層を十分に取り扱うようにされた第2の2又は3層サブセクション208、包装材料の2層を取り扱うようにされた第2の2層サブセクション210として言及される。
【0035】
第1の状況を一例として示す図2aを参照すると、チューブ116の第1の2層サブセクション212は、リッジ122の第1の2層サブセクション202及びリッジ122の第1の2又は3層サブセクション204の主要部分と相互作用してもよく、チューブ116の3層サブセクション214は、リッジの第1の2又は3層サブセクション204の小部分、リッジ122の3層サブセクション206、及びリッジ122の第2の2層又は3層サブセクション208の主要部分と相互作用してもよく、チューブ116の第2の2層サブセクション216は、リッジ122の第2の2層又は3層サブセクション208の小部分及びリッジ122の2層サブセクション210と相互作用してもよい。
【0036】
図2bは、第2の状況を一例として示す。図2aで示された第1の状況と比較して、チューブ116の3層サブセクション214は左にシフトされている。このようにして、第1の2層サブセクション212は、リッジ112の2層サブセクション202及びリッジ122の第1の2層又は3層サブセクション204の約半分と相互作用してもよい。チューブ116の3層サブセクション214は、リッジ122の第1の2層又は3層サブセクション204の約半分、リッジの3層サブセクション206及びリッジの第2の2層又3層サブセクション208の約半分と相互作用してもよい。チューブ116の第2の2層サブセクション216は、リッジの第2の2層又は3層サブセクション208の約半分及びリッジの第2の2層サブセクション210と相互作用してもよい。
【0037】
同様に第3の状況を一例として図2cに示すと、3層サブセクション214はさらに左にシフトされてもよい。第1の2層サブセクション212は、リッジ122の第1の2層サブセクション202及び第1の2層又は3層サブセクション204の小部分と相互作用してもよい。3層サブセクション214は、リッジの第1の3層サブセクション204の主要部分、リッジ122の3層サブセクション206、及びリッジ122の第2の2又は3層サブセクション208の小部分と相互作用してもよい。第2の2層サブセクション216は、リッジ122の第2の2層又は3層サブセクション208の主要部分及び第2の2層サブセクション210と相互作用してもよい。
【0038】
上述のように、第1の2又は3層サブセッション204及び第2の2又は3層サブセクション208は、第1の2層サブセクション212及び第2の2層サブセクション216だけでなく、3層サブセクション214の両方を取り扱うことができることを規定する。しかし、第1の2又は3層サブセクション204及び第2の2又は3層サブセクション208は、両方を取り扱うようにされているので、結果は十分かもしれないが、例えばリッジ122の第1の2層サブセクション202によってチューブの第1の2層サブセクション212を取り扱う場合又はリッジ122の3層サブセクション206によってチューブ116の3層サブセクション214を取り扱う場合のようには良好ではない。
【0039】
図3は、一例として、リッジ122を使用することによって横方向シール部分112がどのようにシールされ得るか示している。第1の領域300において、チューブ116の第1の2層サブセクション202は、リッジ122の第1の2層サブセクション212によってシールされており、補償されないリッジ領域と呼ばれる。この第1の領域300における封止温度は、プラスチック箔106が十分に溶融し、信頼できるシールが達成されるような適切な温度間隔に達する。横方向シール部分112の第2の区域302では、チューブの第1の2層サブセクション212がリッジ122の2又は3層サブセクション204によってシールされ、加熱不足が生じることがあり、すなわち、この第2の区域302における不十分なシーリングが達成され、適切な温度範囲に到達しない。第3の領域304において、3層サブセクション214がリッジ122の第1の2層又は3層サブセクション204によってシールされることで、過熱しすぎることがあり、すなわち、温度が適切な温度範囲を超える。過熱の結果、プラスチック箔106が溶けすぎて、封止品質が低下するという影響が生じる可能性がある。最後に、第4の領域306において、チューブ116の3層サブセクション214は、リッジ122の3層サブセクション206によってシールされ、その結果、適切な温度間隔に到達し、信頼できるシーリングが達成される。
【0040】
図4は、圧縮中の板紙104の単純な機械的表現を示している。静的ネットワークは、静的な負荷を決定する。粘性ネットワークは、高周波振動下での応答を制御する。超音波シーリングは、両方のメカニズムが同時にかつ並行して含まれる。
【0041】
図4に示す通り、超音波シールにおける所望の加熱効果は、図2a~c及び図3に示されたリッジ122を使用するときの応力(σ)vs公称歪み(ε)の図において、チューブ116の第1の2層サブセクション212及び第2の2層サブセクション216に関連する板紙104の粘性ネットワークにおける第1の散逸ヒステリシスループ400と、チューブ116の3層サブセクション214に関連する第2の散逸ヒステリシスループ402に基づく。第1の散逸ヒステリシスループ400によって包装材料104、主に板紙102に誘導されるエネルギー(仕事量(W)とも呼ばれる)は、ソノトロード118がジャンプすること、すなわち、無駄な位置エネルギーであることに起因して切り捨てられる。別の言い方をすれば、第1の2層サブセクション212及び第2の2層サブセクション216に対する比較的低い圧力と比較的高い振幅との組み合わせは、振動サイクルの一部でソノトロード118を空中でジャンプさせ、それによって潜在的な加熱を逃す。
【0042】
図5に示すように、振幅を減少させ、静圧を増加させることにより、第3の領域304に対応する補償されない領域に現れる、チューブ116の第1の2層サブセクション212及び第2の2層サブセクション216に関連する調整済み2層ヒステリシスループ500及びチューブ116の3層サブセクション214に関連する調整済み3層ヒステリシスループ502を、応力(σ)vs公称歪み(ε)の図の3象限内により深く移動させることが可能となることが判明している。結果として生じるヒステリシスループを小さくするために、周波数を増加させることができる。これらの修正により、振幅、静圧、周波数、板紙104の組み合わせは、補償されないリッジに沿って等しい温度を生成することができる。これにより、堅牢性が向上し、過熱のリスクが低減し、冷却時間/サイクルタイムが短縮される。
【0043】
オプションとして、横方向シール部分112の第1の2層サブセクション212及び第2の2層サブセクション214における発熱は、例えば振幅Aを連続的に修正することによって調整された2層ヒステリシスループ500の散逸面積504を制御することによって調整することができる。
【0044】
図6は、第1の2層サブセクション602、第1の2又は3層サブセクション604、第2の2又は3層サブセクション608及び第2の2層サブセクション610において補償されないリッジ600を図示する。別の言い方をすれば、これらのサブセクションは高さHを有する。以上説明したように、図6に例示したリッジ600を使用し、ソノトロード118の周波数、振幅及び静圧を選択することによって、図2a~cに例示したリッジ122に関する不利な点を回避できる。図示のとおり、リッジ600の3層サブセクション606は、溝を備えてもよく、すなわち、高さHよりも低い高さH‘を備えてもよく、溝を備える理由は、包装材料102を損傷させないためである。
【0045】
サイドセクション612は、図示のとおり、第1の2層又は3層サブセクション604、3層サブセクション606及び第2の2層又は3層サブセクション608と整列する溝614を備えてもよい。サイドセクション612に溝614を設けた利点は、サイドセクション612によって包装材料102に生じる損傷を回避するか、少なくとも低減できることである。
【0046】
図7は、3層サブセクションにおいても補償されていないリッジ700を図示する。図6に図示されたサイドセクション612と同様に、リッジ700の隣に配置された第1及び第2の側部702、704は、溝706を備えてもよい。この溝706による利点は、包装材料102の3層サブセクション214が横方向シール中に相互作用するように、この溝を配置できることである。そうすることによって、包装材料102を損傷する危険性を低減することができる。
【0047】
図8は、チューブ116を横方向に封止するための方法800のステップを示すフローチャートである。第1のステップ802において、横方向のシール部分112は、ソノトロード118とアンビル120との間に配置される。第2のステップ804において、超音波振動は、ソノトロード118から横方向のシール部分112に伝達する。第3のステップ806において、チューブ116は、ソノトロード118とアンビル120との間で押圧される。オプションとして、第4のステップ808において、2層ヒステリシスループの散逸面積504を制御することによって、横方向のシール部分112の第1の2層セクション212及び第2の2層セクション214における熱発生を調整することができる。
【0048】
ロール供給式包装機100の一般的な原理が示されているが、超音波シール装置121はこの種の包装機に限定されるものではなく、同様の条件を有する異なる種類の包装機に使用することができる。例えば、超音波シール装置121は、ブランクス供給式包装機にも使用することができ、包装材料102が平らに折り畳まれたプレカットチューブ要素の形態で提供されることができる充填機である。
【0049】
以上の説明から、本発明の様々な実施形態を説明し、示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下の請求項に定義される主題の範囲内で他の方法で具体化することも可能である。
図1
図2a-2c】
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【国際調査報告】