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特表2023-543145ポリウレタンフォーム及びその形成方法
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  • 特表-ポリウレタンフォーム及びその形成方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-13
(54)【発明の名称】ポリウレタンフォーム及びその形成方法
(51)【国際特許分類】
   C08G 18/00 20060101AFI20231005BHJP
   C08G 18/40 20060101ALI20231005BHJP
   C08G 101/00 20060101ALN20231005BHJP
【FI】
C08G18/00 F
C08G18/40 018
C08G101:00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023515325
(86)(22)【出願日】2021-09-15
(85)【翻訳文提出日】2023-03-07
(86)【国際出願番号】 US2021071457
(87)【国際公開番号】W WO2022061337
(87)【国際公開日】2022-03-24
(31)【優先権主張番号】202010996435.1
(32)【優先日】2020-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】63/089,608
(32)【優先日】2020-10-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】500149223
【氏名又は名称】サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】カオ、チン
(72)【発明者】
【氏名】トン、ユエ
【テーマコード(参考)】
4J034
【Fターム(参考)】
4J034HA01
4J034HA06
4J034HA07
4J034HC12
4J034HC52
4J034HC63
4J034HC64
4J034HC67
4J034HC71
4J034QB01
4J034QB14
4J034QC01
(57)【要約】

本開示は、ポリウレタンフォーム及びその形成方法に関する。ポリウレタンフォームは、第1のポリオール成分と、第2のポリオール成分とを含み得る。第1のポリオール成分は、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。第2のポリオール成分は、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含み得る。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリウレタンフォームであって、
少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、第1のポリオール成分と、
約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、第2のポリオール成分と、を含み、
前記ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、
前記ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(compression force deflection、CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、ポリウレタンフォーム。
【請求項2】
ポリウレタンフォームであって、
少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、第1のポリオール成分と、
約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、第2のポリオール成分と、を含み、
前記ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、
前記ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、ポリウレタンフォーム。
【請求項3】
前記ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、請求項2に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項4】
前記ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、請求項1に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項5】
前記ポリウレタンフォームが、少なくとも約100KPaかつ約250KPa以下のCFD70を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項6】
前記ポリウレタンフォームが、少なくとも約15KPaかつ約50KPa以下のCFD10を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項7】
前記ポリウレタンフォームが、約190kg/m以下の密度を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項8】
前記第1のポリオール成分が、少なくとも約400KOHmg/gかつ約450KOHmg/g以下のOH数を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項9】
前記第1のポリオール成分が、少なくとも約680g/molかつ約850g/mol以下の分子量を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項10】
前記ポリウレタンフォームが、前記ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約2重量%かつ約10重量%以下の第1のポリオール成分含有量を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項11】
前記第2のポリオール成分が、少なくとも約250KOHmg/gかつ約350KOHmg/g以下のOH数を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項12】
前記第2のポリオール成分が、少なくとも約500g/molかつ約650g/mol以下の分子量を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項13】
前記ポリウレタンフォームが、前記ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約5.0重量%かつ約15.0重量%以下の第2のポリオール成分含有量を含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項14】
前記ポリウレタンフォームが、第3のポリオール成分を更に含む、請求項1、2、3、及び4のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
【請求項15】
ポリウレタンフォームを形成する方法であって、
原料混合物であって、
少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、未加工の第1のポリオール成分と、
約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、未加工の第2のポリオール成分と、を含む、原料混合物を提供することと、
前記原料混合物をポリウレタンフォームに形成することと、を含み、
前記ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、
前記ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定された前記ポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ポリウレタンフォーム及びその形成方法に関し、より具体的には、本開示は、優れた難燃性等級を有するポリウレタンフォーム及びその形成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ポリウレタンフォームは、建築、輸送及び電子工学の用途で広く使用されている。しかしながら、そのようなポリウレタンフォームは、多くの場合、それらを具体的な安全上の問題を起こしやすくする具体的な特性を含む。例えば、そのようなポリウレタンフォームは、一般的に、それらの固有の化学的性質(すなわち、ポリウレタンフォームの「-NH-COO-基」が多くの他のポリマーよりも低い分解温度を引き起こす)及び物理的性質(すなわち、ポリウレタンの低い密度が燃焼中に激しい滴下を引き起こし、多孔質構造が酸素及び熱伝達を促進する)に起因して、急速な火災成長を起こしやすい。したがって、改善された安全特性を有するポリウレタンフォーム配合物が所望される。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様によれば、ポリウレタンフォームは、第1のポリオール成分と、第2のポリオール成分とを含み得る。第1のポリオール成分は、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。第2のポリオール成分は、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含み得る。ポリウレタンフォームは、約200kg/m以下の密度を有し得る。ポリウレタンフォームは、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を有し得、CFD70は、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(compression force deflection、CFD)に等しく、CFD10は、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい。
【0004】
第1の態様によれば、ポリウレタンフォームは、第1のポリオール成分と、第2のポリオール成分とを含み得る。第1のポリオール成分は、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。第2のポリオール成分は、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含み得る。ポリウレタンフォームは、約200kg/m以下の密度を有し得る。ポリウレタンフォームは、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【0005】
更に別の態様によれば、ポリウレタンフォームを形成する方法は、原料混合物を提供することと、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することとを含み得る。原料混合物は、未加工の第1ポリオール成分と、未加工の第2ポリオール成分とを含み得る。未加工の第1ポリオール成分は、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。未加工の第2のポリオール成分は、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含み得る。ポリウレタンフォームは、約200kg/m以下の密度を有し得る。ポリウレタンフォームは、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を有し得、CFD70は、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10は、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい。
【0006】
更に別の態様によれば、ポリウレタンフォームを形成する方法は、原料混合物を提供することと、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することとを含み得る。原料混合物は、未加工の第1ポリオール成分と、未加工の第2ポリオール成分とを含み得る。未加工の第1ポリオール成分は、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。未加工の第2のポリオール成分は、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含み得る。ポリウレタンフォームは、約200kg/m以下の密度を有し得る。ポリウレタンフォームは、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態は、例として示されており、添付の図面に限定されない。
図1】本明細書に記載される実施形態による、ポリウレタンフォーム形成方法100を示す略図を含む。
【0008】
当業者は、図中の要素が簡略化及び明瞭化を目的として示されており、必ずしも縮尺どおりに描かれていないことを理解されたい。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の考察は、教示の特定の実施態様及び実施形態に焦点を当てている。詳細な説明は、特定の実施形態を説明するのを助けるために提供されており、本開示又は教示の範囲又は適用性に関する限定として解釈されるべきではない。本明細書で提供される本開示及び教示に基づいて、他の実施形態を使用することができることが理解されるであろう。
【0010】
「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、又はそれらの任意の他の変形は、非排他的包含を網羅することを意図している。例えば、特徴のリストを含む方法、物品、又は装置は、必ずしもそれらの特徴のみに限定されるものではないが、明示的に列挙されていない他の特徴、又はそのような方法、物品、若しくは装置に固有の他の特徴を含み得る。更に、矛盾する記載がない限り、「又は」は、包含的なorを指し、排他的なorを指すのではない。例えば、条件A又はBは、以下のいずれか1つによって満たされる:Aが真であり(又は存在し)、Bが偽である(又は存在しない)、Aが偽であり(又は存在せず)、Bが真である(又は存在する)、及び、AとBとの両方が真である(又は存在する)。
【0011】
また、「1つの(a)」又は「1つの(an)」の使用は、本明細書に記載の要素及び部品を説明するために用いられる。これは、単に便宜上、及び本発明の範囲の一般的な意味を与えるために行われる。この説明は、そうでないことを意味することが明らかでない限り、1つ、少なくとも1つ、又は単数形が複数形も含むものとして、又はその逆として理解されるべきである。例えば、単一の物品が本明細書に記載されている場合、単一の物品の代わりに2つ以上の物品を使用することができる。同様に、2つ以上の物品が本明細書に記載されている場合、その2つ以上の物品を単一の物品に置き換えることができる。
【0012】
本明細書に記載される実施形態は、一般的に、ポリウレタンフォーム及びその形成方法を対象とする。より具体的には、本明細書に記載される実施形態は、優れた圧縮性能及び難燃性を有するポリウレタンフォーム、並びにその形成方法に関する。
【0013】
例証の目的のために、図1は、本明細書に記載される特定の実施形態による、ポリウレタンフォーム形成方法100を示す略図を含む。ポリウレタン形成方法100は、原材料混合物を提供する第1のステップ110と、原材料混合物をポリウレタンフォームに形成する第2のステップ120とを含み得る。
【0014】
第1のステップ110を参照すると、特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第1のポリオール成分と、未加工の第2のポリオール成分とを含み得る。
【0015】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第1のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約2重量%、例えば、少なくとも約3重量%、又は少なくとも約4重量%、又は更には少なくとも約5重量%の未加工の第1ポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約10重量%以下、例えば、約9重量%以下、又は約8重量%以下、又は更には約7重量%以下の未加工の第1ポリオール成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工の第1のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工の第1のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0016】
更に他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、未加工の第1のポリオール成分は、少なくとも約400KOHmg/g、例えば、少なくとも約405KOHmg/g、又は少なくとも約410KOHmg/g、又は少なくとも約415KOHmg/g、又は少なくとも約420KOHmg/g、又は更には少なくとも約425KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、約450KOHmg/g以下、例えば、約445KOHmg/g以下、又は約440KOHmg/g以下、又は約435KOHmg/g以下、又は更には約430KOHmg/g以下のOH数を有し得る。未加工の第1のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第1のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0017】
なおも他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール、バイオベースのポリオール、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0018】
更に他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、未加工リンポリオール成分は、少なくとも5、例えば、少なくとも6、又は少なくとも7、又は更には少なくとも8の官能性を有し得る。
【0019】
他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、未加工の第1のポリオール成分は、少なくとも約680g/mol、例えば、少なくとも約682g/mol、又は少なくとも約684g/mol、又は少なくとも約686g/mol、又は少なくとも約688g/mol、又は少なくとも約690g/mol、又は少なくとも約692g/mol、又は少なくとも約694g/mol、又は少なくとも約696g/mol、又は少なくとも約698g/mol、又は更には少なくとも約700の分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第1のポリオール成分は、約850g/mol以下、例えば、約848g/mol以下、又は約846g/mol以下、又は約844g/mol以下、又は約842g/mol以下、又は約840g/mol以下、又は約838g/mol以下、又は約836g/mol以下、又は約834g/mol以下、又は約832以下、又は更には約830g/mol以下の分子量を有し得る。未加工の第1のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第1のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0020】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第2のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約5重量%、例えば、少なくとも約6重量%、又は少なくとも約7重量%、又は少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は更には少なくとも約10重量%の未加工の第2ポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約15重量%以下、例えば、約14重量%以下、又は約13重量%以下、又は約12重量%以下、又は更には約11重量%以下の未加工の第2ポリオール成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工の第2のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工の第2のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0021】
更に他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、未加工の第2のポリオール成分は、少なくとも約250.0KOHmg/g、例えば、少なくとも約260KOHmg/g、又は少なくとも約270KOHmg/g、又は少なくとも約280KOHmg/g、又は更には少なくとも約290KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、約350.0KOHmg/g以下、例えば、約340KOHmg/g以下、又は約330KOHmg/g以下、又は約320KOHmg/g以下、又は更には約310KOHmg/g以下のOH数を有し得る。未加工の第2のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第2のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0022】
なおも他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、未加工の第2のポリオール成分は、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0023】
なおも他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、特定の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。例えば、第2のポリオール成分のポリエーテルポリオールは、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0024】
なおも他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、特定の官能性を有するポリエステルポリオールを含み得る。例えば、第2のポリオール成分のポリエステルポリオールは、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0025】
他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、未加工の第2のポリオール成分は、少なくとも約500g/mol、例えば、少なくとも約510g/mol、又は少なくとも約520g/mol、又は少なくとも約530g/mol、又は少なくとも約540g/mol、又は少なくとも約550g/mol、又は少なくとも約560g/mol、又は更には少なくとも約570g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第2のポリオール成分は、約650g/mol以下、例えば、約640g/mol以下、又は約630g/mol以下、又は約620g/mol以下、又は約610g/mol以下、又は約600g/mol以下、又は約590g/mol以下、又は更には約580g/mol以下の分子量を有し得る。未加工の第2のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第2のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0026】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第3のポリオール成分を更に含み得る。
【0027】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第3のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原材料混合物の総重量に対して少なくとも約5重量%、例えば、少なくとも約6重量%、又は少なくとも約7重量%、又は少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は更には少なくとも約15重量%の未加工の第3のポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原材料混合物の総重量に対して約25重量%以下、例えば、約24重量%以下、又は約23重量%以下、又は約22重量%以下、又は約21重量%以下、又は約20重量%以下、又は約19重量%以下、又は約18重量%以下、又は約17重量%以下、又は更には約16重量%の未加工の第3のポリオール成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工の第3のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工の第3のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0028】
更に他の実施形態によれば、未加工の第3のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、未加工の第3のポリオール成分は、少なくとも約10KOHmg/g、例えば、少なくとも約12KOHmg/g、又は少なくとも約14KOHmg/g、又は少なくとも約16KOHmg/g、又は更には少なくとも約18KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第3のポリオール成分は、約30KOHmg/g以下、例えば、約28KOHmg/g以下、又は約26KOHmg/g以下、又は約24KOHmg/g以下のOH数を有し得る。未加工の第3のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第3のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0029】
更に他の実施形態によれば、未加工の第3のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、未加工リンポリオール成分は、5以下、例えば、4以下、又は3以下、又は2以下、又は更には1以下の官能性を有し得る。
【0030】
他の実施形態によれば、未加工の第3のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、未加工の第3のポリオール成分は、少なくとも約7000g/mol、例えば、少なくとも約7250g/mol、又は少なくとも約7500g/mol、又は少なくとも約7750g/mol、又は少なくとも約8000g/mol、又は更には少なくとも約8250g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第3のポリオール成分は、約10000g/mol以下、例えば、約9750g/mol以下、又は約9500g/mol以下、又は約9250g/mol以下、又は約9000g/mol以下、又は約8750g/mol以下、又は更には約8500g/mol以下の分子量を有し得る。未加工の第3のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第3のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0031】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第4のポリオール成分を更に含み得る。
【0032】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工の第4のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原材料混合物の総重量に対して少なくとも約15重量%、例えば、少なくとも約16重量%、又は少なくとも約17重量%、又は少なくとも約18重量%、又は少なくとも約19重量%、又は少なくとも約20重量%、又は少なくとも約21重量%、又は少なくとも約22重量%、又は少なくとも約23重量%、又は少なくとも約24重量%、又は更には少なくとも約25重量%の未加工の第4のポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原材料混合物は、原材料混合物の総重量に対して約45重量%以下、例えば、約44重量%以下、又は約43重量%以下、又は約42重量%以下、又は約41重量%以下、又は約40重量%以下、又は約39重量%以下、又は約38重量%以下、又は約37重量%以下、又は更には約33重量%以下の未加工の第4のポリオール成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工の第4のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工の第4のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0033】
更に他の実施形態によれば、未加工の第4のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、未加工の第4のポリオール成分は、少なくとも約52KOHmg/g、例えば、少なくとも約52.5KOHmg/g、又は少なくとも約53.0KOHmg/g、又は少なくとも約53.5KOHmg/g、又は更には少なくとも約54.0KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第4のポリオール成分は、約56.0KOHmg/g以下、例えば、約55.5KOHmg/g以下、又は約55.0KOHmg/g以下、又は約54.5KOHmg/g以下のOH数を有し得る。未加工の第4のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第4のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0034】
更に他の実施形態によれば、未加工の第4のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、未加工リンポリオール成分は、5以下、例えば、4以下、又は3以下、又は2以下、又は更には1以下の官能性を有し得る。
【0035】
他の実施形態によれば、未加工の第4のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、未加工の第4のポリオール成分は、少なくとも約2800g/mol、例えば、少なくとも約3000g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、未加工の第4のポリオール成分は、約3600g/mol以下、例えば、約3400g/mol以下の分子量を有し得る。未加工の第4のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。未加工の第4のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0036】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工触媒成分を更に含み得る。
【0037】
なおも他の実施形態によれば、未加工触媒成分は、スズ、銅、鉛、亜鉛、コバルト、又はニッケルなどの金属成分を含有する金属触媒、及び三級アミン又は四級アンモニウム塩などのアミン触媒を含み得る。
【0038】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工触媒成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の未加工触媒成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約5重量%以下、例えば、約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の未加工触媒成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工触媒成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工触媒成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0039】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工顔料成分を更に含み得る。
【0040】
なおも他の実施形態によれば、未加工顔料成分は、ポリオール中の炭素分散を含み得る。
【0041】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工顔料成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の未加工顔料成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約5重量%以下、例えば、約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の未加工顔料成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工顔料成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工顔料成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0042】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工鎖延長剤成分を更に含み得る。
【0043】
なおも他の実施形態によれば、未加工鎖延長剤成分は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、又はトリプロピレングリコールなどの少なくとも2つのイソシアネート反応性基を有する化合物を含み得る。
【0044】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工鎖延長剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の未加工鎖延長剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約5重量%以下、例えば約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下又は更には約2.0重量%以下の未加工鎖延長剤成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工鎖延長剤成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工鎖延長剤成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0045】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工チキソトロープ剤成分を更に含み得る。
【0046】
更に他の実施形態によれば、未加工チキソトロープ剤成分は、エアロゾル、ベントナイト、ポリ尿素化合物、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0047】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工チキソトロープ剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の未加工チキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約4重量%以下、例えば、約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の未加工チキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工の未加工チキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工の未加工チキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0048】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工イソシアネート成分を更に含み得る。
【0049】
なおも他の実施形態によれば、未加工イソシアネート成分は、単量体メチレンジフェニルジイソシアネート(monomeric methylenediphenyl diisocyanate、MDI)、変性MDI、ポリマーMDI、及びそれらの組み合わせを含み得る。
【0050】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工イソシアネート成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約8.0重量%、例えば、少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は更には少なくとも約15重量%の未加工イソシアネート成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約25重量%以下、例えば、約24重量%以下、又は約23重量%以下、又は約22重量%以下、又は約21重量%以下、又は更には約20重量%以下の未加工イソシアネート成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工イソシアネート成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工イソシアネート成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0051】
なおも他の実施形態によれば、原料混合物は、未加工界面活性剤分を更に含み得る。
【0052】
特定の実施形態によれば、原料混合物は、未加工界面活性剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して少なくとも約1重量%、例えば、少なくとも約1.5重量%、又は少なくとも約2.0重量%、又は少なくとも約2.5重量%、又は少なくとも約3.0重量%、又は少なくとも約3.5重量%、又は更には少なくとも約4.0重量%の未加工界面活性剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、原料混合物は、原料混合物の総重量に対して約15.0重量%以下、例えば、約14.0重量%以下、又は約13.0重量%以下、又は約12.0重量%以下、又は約11.0重量%以下、又は約10.0重量%以下、又は約9.0重量%以下、又は約8.0重量%以下、又は更には約7.0重量%以下の未加工界面活性剤成分の含有量を含み得る。原料混合物中の未加工界面活性剤成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。原料混合物中の未加工界面活性剤成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0053】
更に他の実施形態によれば、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することは、原料混合物を発泡させて発泡材料混合物を形成することを含み得る。なおも他の実施形態によれば、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することは、発泡材料混合物を硬化させてポリウレタンフォームを形成することを更に含み得る。
【0054】
ここで、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームを参照すると、ポリウレタンフォームは、第1のポリオール成分と、第2のポリオール成分とを含み得る。
【0055】
他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、特定の圧縮曲線比CFD70/CFD10を有し得、CFD70は、70%圧縮比でASTM#D3574に従って測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10は、10%圧縮比でASTM#D3574に従って測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい。例えば、ポリウレタンフォームは、約10以下、例えば、約9.5以下、又は約9.0以下、又は約8.5以下、又は約8.0以下、又は約7.5以下、又は約7.0以下、又は約6.5以下、又は約6.0以下、又は約5.5以下、又は更には約5以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を有し得る。なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、少なくとも約1、例えば、少なくとも約2、又は少なくとも約3、又は更には少なくとも約4の圧縮曲線比CFD70/CFD10を有し得る。ポリウレタンフォームの圧縮曲線比CFD70/CFD10は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォームの圧縮曲線比CFD70/CFD10は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0056】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、10%圧縮比でASTM#D3574に従って測定される特定の圧縮力たわみ(CFD10)を有し得る。例えば、ポリウレタンフォームは、10%圧縮比で測定される少なくとも約15KPa、例えば、少なくとも約20KPa、又は少なくとも約25KPa、又は少なくとも約30KPa、又は更には少なくとも約35KPaのCFD10を有し得る。なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、約50KPa以下、例えば、約45KPa以下、又は更には約40KPa以下のCFD10を有し得る。ポリウレタンフォームのCFD10は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォームのCFD10は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0057】
更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、70%圧縮比でASTM#D3574に従って測定される特定の圧縮力たわみ(CFD70)を有し得る。例えば、ポリウレタンフォームは、70%圧縮比で測定される少なくとも約100KPa、例えば、少なくとも約120、又は少なくとも約140KPa、又は少なくとも約160KPa、又は少なくとも約180KPa、又は更には少なくとも約200KPaのCFD70を有し得る。なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、約250KPa以下、例えば、約240KPa以下、又は約230KPa以下、又は約220KPa以下、又は更には約210KPa以下のCFD70を有し得る。ポリウレタンフォームのCFD70は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォームのCFD70は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0058】
特定の実施形態によれば、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームは、3.5mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【0059】
他の実施形態によれば、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームは、3.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【0060】
他の実施形態によれば、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームは、2.5mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【0061】
他の実施形態によれば、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームは、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を有し得る。
【0062】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ASTM#D3574に従って測定される特定の密度を有し得る。例えば、ポリウレタンフォームは、少なくとも約50kg/m、例えば、少なくとも約55kg/m、又は少なくとも約60kg/m、又は少なくとも約65kg/m、又は少なくとも約70kg/m、又は少なくとも約75kg/m、又は少なくとも約80kg/m、又は少なくとも約85kg/m、又は少なくとも約90kg/m、又は少なくとも約95kg/m、又は少なくとも約100kg/m、又は少なくとも約105kg/m、又は少なくとも約110kg/m、又は少なくとも約115kg/m、又は更には少なくとも約120kg/mの密度を有し得る。なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、約190kg/m以下、例えば、約185kg/m以下、又は約180kg/m以下、又は175kg/m以下、又は170kg/m以下、又は165kg/m以下、又は160kg/m以下、又は155kg/m以下、又は150kg/m以下、又は145kg/m以下、又は140kg/m以下、又は135kg/m以下、又は130kg/m以下、又は更には125kg/mの密度を有し得る。ポリウレタンフォームの密度は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォームの密度は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0063】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第1のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約2重量%、例えば、少なくとも約3重量%、又は少なくとも約4重量%、又は更には少なくとも約5重量%の第1のポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約10重量%以下、例えば、約9重量%以下、又は約8重量%以下、又は更には約7重量%以下の第1のポリオール成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の第1のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の第1のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0064】
更に他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、第1のポリオール成分は、少なくとも約400KOHmg/g、例えば、少なくとも約405KOHmg/g、又は少なくとも約410KOHmg/g、又は少なくとも約415KOHmg/g、又は少なくとも約420KOHmg/g、又は更には少なくとも約425KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、約450KOHmg/g以下、例えば、約445KOHmg/g以下、又は約440KOHmg/g以下、又は約435KOHmg/g以下、又は更には約430KOHmg/g以下のOH数を有し得る。第1のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第1のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0065】
なおも他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール、バイオベースのポリオール、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0066】
更に他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、リンポリオール成分は、少なくとも5、例えば、少なくとも6、又は少なくとも7、又は更には少なくとも8の官能性を有し得る。
【0067】
他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、第1のポリオール成分は、少なくとも約680g/mol、例えば、少なくとも約682g/mol、又は少なくとも約684g/mol、又は少なくとも約686g/mol、又は少なくとも約688g/mol、又は少なくとも約690g/mol、又は少なくとも約692g/mol、又は少なくとも約694g/mol、又は少なくとも約696g/mol、又は少なくとも約698g/mol、又は更には少なくとも約700の分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第1のポリオール成分は、約850g/mol以下、例えば、約848g/mol以下、又は約846g/mol以下、又は約844g/mol以下、又は約842g/mol以下、又は約840g/mol以下、又は約838g/mol以下、又は約836g/mol以下、又は約834g/mol以下、又は約832以下、又は更には約830g/mol以下の分子量を有し得る。第1のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第1のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0068】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第2のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約5重量%、例えば、少なくとも約6重量%、又は少なくとも約7重量%、又は少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は更には少なくとも約10重量%の第2ポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約15重量%以下、例えば、約14重量%以下、又は約13重量%以下、又は約12重量%以下、又は更には約11重量%以下の第2ポリオール成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の第2のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の第2のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0069】
更に他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、第2のポリオール成分は、少なくとも約250.0KOHmg/g、例えば、少なくとも約260KOHmg/g、又は少なくとも約270KOHmg/g、又は少なくとも約280KOHmg/g、又は更には少なくとも約290KOHmg/gのOH数を有してもよい。なおも他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、約350KOHmg/g以下、例えば、約340KOHmg/g以下、又は約330KOHmg/g以下、又は約320KOHmg/g以下、又は更には約310KOHmg/g以下のOH数を有し得る。第2のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第2のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0070】
なおも他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、第2のポリオール成分は、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0071】
なおも他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、特定の官能性を有するポリエーテルポリオールを含み得る。例えば、第2のポリオール成分のポリエーテルポリオールは、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0072】
なおも他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、特定の官能性を有するポリエステルポリオールを含み得る。例えば、第2のポリオール成分のポリエステルポリオールは、約4以下、例えば、約3以下、又は約2以下、又は更には約1以下の官能性を有し得る。
【0073】
他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、第2のポリオール成分は、少なくとも約500g/mol、例えば、少なくとも約510g/mol、又は少なくとも約520g/mol、又は少なくとも約530g/mol、又は少なくとも約540g/mol、又は少なくとも約550g/mol、又は少なくとも約560g/mol、又は更には少なくとも約570g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第2のポリオール成分は、約650g/mol以下、例えば、約640g/mol以下、又は約630g/mol以下、又は約620g/mol以下、又は約610g/mol以下、又は約600g/mol以下、又は約590g/mol以下、又は更には約580g/mol以下の分子量を有し得る。第2のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第2のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0074】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第3のポリオール成分を更に含み得る。
【0075】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第3のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約5重量%、例えば、少なくとも約6重量%、又は少なくとも約7重量%、又は少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は更には少なくとも約15重量%の第3のポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約25重量%以下、例えば、約24重量%以下、又は約23重量%以下、又は約22重量%以下、又は約21重量%以下、又は約20重量%以下、又は約19重量%以下、又は約18重量%以下、又は約17重量%以下、又は更には約16重量%の第3のポリオール成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の第3のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の第3のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0076】
更に他の実施形態によれば、第3のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、第3のポリオール成分は、少なくとも約10KOHmg/g、例えば、少なくとも約12KOHmg/g、又は少なくとも約14KOHmg/g又は少なくとも約16KOHmg/g、又は更には少なくとも約18KOHmg/gのOH数を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第3のポリオール成分は、約30KOHmg/g以下、例えば、約28KOHmg/g以下、又は約26KOHmg/g以下、又は約24KOHmg/g以下のOH数を有し得る。第3のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第3のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0077】
更に他の実施形態によれば、第3のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、リンポリオール成分は、5以下、例えば、4以下、又は3以下、又は2以下、又は更には1以下の官能性を有し得る。
【0078】
他の実施形態によれば、第3のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、第3のポリオール成分は、少なくとも約7000g/mol、例えば、少なくとも約7250g/mol、又は少なくとも約7500g/mol、又は少なくとも約7750g/mol、又は少なくとも約8000g/mol、又は更には少なくとも約8250g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第3のポリオール成分は、約10000g/mol以下、例えば、約9750g/mol以下、又は約9500g/mol以下、又は約9250g/mol以下、又は約9000g/mol以下、又は約8750g/mol以下、又は更には約8500g/mol以下の分子量を有し得る。第3のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第3のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0079】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第4のポリオール成分を更に含み得る。
【0080】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、第4のポリオール成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約15重量%、例えば、少なくとも約16重量%、又は少なくとも約17重量%、又は少なくとも約18重量%、又は少なくとも約19重量%、又は少なくとも約20重量%、又は少なくとも約21重量%、又は少なくとも約22重量%、又は少なくとも約23重量%、又は少なくとも約24重量%、又は更には少なくとも約25重量%の第4のポリオール成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約45重量%以下、例えば、約44重量%以下、又は約43重量%以下、又は約42重量%以下、又は約41重量%以下、又は約40重量%以下、又は約39重量%以下、又は約38重量%以下、又は約37重量%以下、又は更には約33重量%の第4のポリオール成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の第4のポリオール成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の第4のポリオール成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0081】
更に他の実施形態によれば、第4のポリオール成分は、特定のOH数を有し得る。例えば、第4のポリオール成分は、少なくとも約52KOHmg/g、例えば、少なくとも約52.5KOHmg/g、又は少なくとも約53.0KOHmg/g、又は少なくとも約53.5KOHmg/g、又は更には少なくとも約54.0KOHmg/gのOH数を有してもよい。なおも他の実施形態によれば、第4のポリオール成分は、約56.0KOHmg/g以下、例えば、約55.5KOHmg/g以下、又は約55.0KOHmg/g以下、又は約54.5KOHmg/g以下のOH数を有し得る。第4のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第4のポリオール成分のOH数は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0082】
更に他の実施形態によれば、第4のポリオール成分は、特定の官能性を有し得る。例えば、リンポリオール成分は、5以下、例えば、4以下、又は3以下、又は2以下、又は更には1以下の官能性を有し得る。
【0083】
他の実施形態によれば、第4のポリオール成分は、特定の分子量を有し得る。例えば、第4のポリオール成分は、少なくとも約2800g/mol、例えば、少なくとも約3000g/molの分子量を有し得る。なおも他の実施形態によれば、第4のポリオール成分は、約3600g/mol以下、例えば、約3400g/mol以下の分子量を有し得る。第4のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。第4のポリオール成分の分子量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0084】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、触媒成分を更に含み得る。
【0085】
なおも他の実施形態によれば、触媒成分は、スズ、銅、鉛、亜鉛、コバルト、又はニッケルなどの金属成分を含有する金属触媒、及び三級アミン又は四級アンモニウム塩などのアミン触媒を含み得る。
【0086】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、触媒成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の触媒成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5重量%以下、例えば、約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の触媒成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の触媒成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の触媒成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0087】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、顔料成分を更に含み得る。
【0088】
なおも他の実施形態によれば、顔料成分は、ポリオール中の炭素分散を含み得る。
【0089】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、顔料成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の顔料成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5重量%以下、例えば、約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の顔料成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の顔料成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の顔料成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0090】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、鎖延長剤成分を更に含み得る。
【0091】
なおも他の実施形態によれば、鎖延長剤成分は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、又はトリプロピレングリコールなどの少なくとも2つのイソシアネート反応性基を有する化合物を含み得る。
【0092】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、鎖延長剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%の鎖延長剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5重量%以下、例えば、約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下の鎖延長剤成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の鎖延長剤成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の鎖延長剤成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0093】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、チキソトロープ剤成分を更に含み得る。
【0094】
なおも他の実施形態によれば、チキソトロープ剤成分は、エアロゾル、ベントナイト、ポリ尿素化合物、又はそれらの組み合わせを含み得る。
【0095】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、チキソトロープ剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、例えば、少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は更には少なくとも約1.5重量%のチキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約4重量%以下、例えば、約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は更には約2.0重量%以下のチキソトロープ剤成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中のチキソトロープ剤成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中のチキソトロープ剤成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0096】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、イソシアネート成分を更に含み得る。
【0097】
なおも他の実施形態によれば、イソシアネート成分は、単量体メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)、変性MDI、ポリマーMDI、及びそれらの組み合わせを含み得る。
【0098】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、イソシアネート成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約8.0重量%、例えば、少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は更には少なくとも約15重量%のイソシアネート成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約25重量%以下、例えば、約24重量%以下、又は約23重量%以下、又は約22重量%以下、又は約21重量%以下、又は更には約20重量%以下のイソシアネート成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中のイソシアネート成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中のイソシアネート成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0099】
なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、界面活性剤成分を更に含み得る。
【0100】
特定の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、界面活性剤成分の特定の含有量を含み得る。例えば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約1重量%、例えば、少なくとも約1.5重量%、又は少なくとも約2.0重量%、又は少なくとも約2.5重量%、又は少なくとも約3.0重量%、又は少なくとも約3.5重量%、又は更には少なくとも約4.0重量%の界面活性剤成分の含有量を含み得る。更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、ポリウレタンフォームの総重量に対して約15.0重量%以下、例えば、約14.0重量%以下、又は約13.0重量%以下、又は約12.0重量%以下、又は約11.0重量%以下、又は約10.0重量%以下、又は約9.0重量%以下、又は約8.0重量%以下、又は更には約7.0重量%以下の界面活性剤成分の含有量を含み得る。ポリウレタンフォーム中の界面活性剤成分の含有量は、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォーム中の界面活性剤成分の含有量は、上記の任意の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0101】
更に他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、特定の厚さを有し得る。例えば、ポリウレタンフォームは、少なくとも約0.5mm、例えば、少なくとも約0.55mm、又は少なくとも約0.6mm、又は少なくとも約0.65mm、又は少なくとも約0.7mm、又は更には少なくとも約0.75mmの厚さを有し得る。なおも他の実施形態によれば、ポリウレタンフォームは、約15mm以下、例えば、約14.5mm以下、又は約14.0mm以下、又は約13.5mm以下、又は約13.0mm以下、又は約12.5mm以下、又は約12.0mm以下、又は約11.5mm以下、又は約11.0mm以下、又は約10.5mm以下、又は約10.0mm以下、又は約9.5mm以下、又は約9.0mm以下、又は約8.5mm以下、又は約8.0mm以下、又は約7.5mm以下、又は約7.0mm以下、又は約6.5mm以下、又は約6.0mm以下、又は約5.5mm以下、又は約5.0mm以下、又は約4.5mm以下、又は約4.0mm以下、又は約3.5mm以下、又は約3.0mm以下、又は約2.5mm以下、又は約2.0mm以下、又は約1.5mm以下、又は更には約1.0mm以下の厚さを有し得る。ポリウレタンフォームの厚さは、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の範囲内であり得ることが理解されるであろう。ポリウレタンフォームの厚さは、上記の最小値及び最大値のうちのいずれかの間の任意の値であり得ることが更に理解されるであろう。
【0102】
ここで、本明細書に記載される実施形態に従って形成されたポリウレタンフォームの特定の使用を参照すると、特定の実施形態は、ポリウレタンフォームを含み得るバッテリー圧縮パッドを含み得る。バッテリー圧縮パッドのポリウレタンフォームは、本明細書に記載される実施形態のうちのいずれかに従って形成され得ることが理解されるであろう。バッター圧縮パッドのポリウレタンフォームは、本明細書に記載される実施形態のうちのいずれかを参照して記載される成分のうちのいずれかを含み得ることが更に理解されるであろう。バッテリー圧縮パッドのポリウレタンフォームは、本明細書に記載される実施形態を参照して記載される特性のうちのいずれかを含み得ることがなおも更に理解されるであろう。
【0103】
多くの異なる態様及び実施形態が可能である。これらの態様及び実施形態のいくつかを本明細書に記載する。本明細書を読んだ後、当業者は、それらの態様及び実施形態が単なる例示であり、本発明の範囲を限定するものではないことを理解するであろう。実施形態は、以下に列挙される実施形態のうちのいずれか1つ以上に従うことができる。
【0104】
実施形態1.少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、第1のポリオール成分と、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、第2のポリオール成分と、を含む、ポリウレタンフォームであって、ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、ポリウレタンフォーム。
実施形態2.少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、第1のポリオール成分と、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、第2のポリオール成分とを含む、ポリウレタンフォームであって、ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、ポリウレタンフォーム。
実施形態3.ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力偏向(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、実施形態2に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態4.ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、実施形態1に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態5.ポリウレタンフォームが、少なくとも約100KPaのCFD70を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態6.ポリウレタンフォームが、約250KPa以下のCFD70を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態7.ポリウレタンフォームが、少なくとも約15KPaのCFD10を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態8.ポリウレタンフォームが、約50KPa以下のCFD10を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態9.ポリウレタンフォームが、約190kg/m以下の密度を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態10.ポリウレタンフォームが、少なくとも約50kg/mの密度を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態11.第1のポリオール成分が、少なくとも約400KOHmg/gのOH数を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態12.第1のポリオール成分が、約450KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態13.第1のポリオール成分が、少なくとも約680g/molの分子量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態14.第1のポリオール成分が、約850g/mol以下の分子量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態15.第1のポリオール成分が、5の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態16.第1のポリオール成分が、6の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態17.第1のポリオール成分が、7の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態18.第1のポリオール成分が、8の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態19.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約2重量%の第1のポリオール成分含有量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態20.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約10重量%以下の第1のポリオール成分含有量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態21.第2のポリオール成分が、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態22.第2のポリオール成分が、約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールを含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態23.第2のポリオール成分が、少なくとも約250KOHmg/gのOH数を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態24.第2のポリオール成分が、約350KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態25.第2のポリオール成分が、少なくとも約500g/molの分子量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態26.第2のポリオール成分が、約650g/mol以下の分子量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態27.第2のポリオール成分が、4の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態28.第2のポリオール成分が、3の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態29.第2のポリオール成分が、2の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態30.第2のポリオール成分が、1の官能性を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態31.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約5.0重量%の第2のポリオール成分含有量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態32.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約15.0重量%以下の第2のポリオール成分含有量を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態33.ポリウレタンフォームが、第3のポリオール成分を更に含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態34.第3のポリオール成分が、少なくとも約10KOHmg/gのOH数を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態35.第3のポリオール成分が、約30KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態36.第3のポリオール成分が、少なくとも約7000g/molの分子量を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態37.第3のポリオール成分が、約10000g/mol以下の分子量を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態38.第3のポリオール成分が、4の官能性を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態39.第3のポリオール成分が、3の官能性を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態40.第3のポリオール成分が、2の官能性を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態41.第3のポリオール成分が、1の官能性を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態42.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約5.0重量%の第3のポリオール成分含有量を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態43.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約25.0重量%以下の第3のポリオール成分含有量を含む、実施形態33に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態44.ポリウレタンフォームが、触媒を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態45.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の触媒含有量を含む、実施形態44に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態46.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の触媒含有量を含む、実施形態44に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態47.ポリウレタンフォームが、顔料を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態48.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の顔料含有量を含む、実施形態47に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態49.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の顔料含有量を含む、実施形態47に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態50.ポリウレタンフォームが、鎖延長剤を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態51.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の鎖延長剤含有量を含む、実施形態50に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態52.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の鎖延長剤含有量を含む、実施形態50に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態53.ポリウレタンフォームが、チキソトロープ剤を含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態54.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量のチキソトロープ剤含有量を含む、実施形態53に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態55.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下、又は約1.75重量%以下、又は約1.5重量%以下、又は約1.25重量%以下、又は約1.0重量%以下のチキソトロープ剤含有量を含む、実施形態53に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態56.ポリウレタンフォームが、イソシアネートを含む、実施形態1、2、3、及び4のいずれか1つに記載のポリウレタンフォーム。
実施形態57.ポリウレタンフォームが、ポリウレタンフォームの総重量に対して少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は少なくとも約15重量%のイソシアネート含有量を含む、実施形態56に記載のポリウレタンフォーム。
実施形態58.ポリウレタンフォームを形成する方法であって、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、未加工の第1のポリオール成分と、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、未加工の第2のポリオール成分と、を含む、原料混合物を提供することと、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することと、を含み、ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、方法。
実施形態59.ポリウレタンフォームを形成する方法であって、少なくとも約5の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、未加工の第1のポリオール成分と、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオール及び約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールの群から選択される少なくとも1つの成分を含む、未加工の第2のポリオール成分と、を含む、原料混合物を提供することと、原料混合物をポリウレタンフォームに形成することと、を含み、ポリウレタンフォームが、約200kg/m以下の密度を含み、ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、方法。
実施形態60.ポリウレタンフォームが、約10以下の圧縮曲線比CFD70/CFD10を含み、CFD70が、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力偏向(CFD)に等しく、CFD10が、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)に等しい、実施形態59に記載の方法。
実施形態61.ポリウレタンフォームが、1.0mmのポリウレタンフォーム厚さで実施されるUL94難燃性試験に基づくHBF等級を含む、実施形態58に記載の方法。
実施形態62.ポリウレタンフォームが、少なくとも約100KPaのCFD70を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態63.ポリウレタンフォームが、約250KPa以下のCFD70を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態64.ポリウレタンフォームが、少なくとも約15KPaのCFD10を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態65.ポリウレタンフォームが、約50KPa以下のCFD10を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態66.ポリウレタンフォームが、約190kg/m以下の密度を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態67.ポリウレタンフォームが、少なくとも約10kg/mの密度を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態68.第1のポリオール成分が、少なくとも約400KOHmg/gのOH数を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態69.未加工の第1のポリオール成分が、約450KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態70.未加工の第1のポリオール成分が、少なくとも約680g/molの分子量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態71.未加工の第1のポリオール成分が、約850g/mol以下の分子量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態72.未加工の第1のポリオール成分が、5の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態73.未加工の第1のポリオール成分が、6の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態74.未加工の第1のポリオール成分が、7の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態75.未加工の第1のポリオール成分が、8の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態76.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約2重量%の未加工の第1ポリオール成分含有量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態77.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約10重量%以下の未加工の第1ポリオール成分含有量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態78.未加工の第2のポリオール成分が、約4以下の官能性を有するポリエーテルポリオールを含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態79.未加工の第2のポリオール成分が、約4以下の官能性を有するポリエステルポリオールを含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態80.未加工の第2のポリオール成分が、少なくとも約250KOHmg/gのOH数を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態81.未加工の第2のポリオール成分が、約350KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態82.未加工の第2のポリオール成分が、少なくとも約500g/molの分子量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態83.未加工の第2のポリオール成分が、約650g/mol以下の分子量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態84.未加工の第2のポリオール成分が、4の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態85.未加工の第2のポリオール成分が、3の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態86.未加工の第2のポリオール成分が、2の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態87.未加工の第2のポリオール成分が、1の官能性を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態88.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約5.0重量%の未加工の第2ポリオール成分含有量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態89.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約15.0重量%以下の未加工の第2ポリオール成分含有量を含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態90.原料混合物が、未加工の第3のポリオール成分を更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態91.未加工の第3のポリオール成分が、少なくとも約10KOHmg/gのOH数を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態92.未加工の第3のポリオール成分が、約30KOHmg/g以下のOH数を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態93.未加工の第3のポリオール成分が、少なくとも約7000g/molの分子量を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態94.未加工の第3のポリオール成分が、約10000g/mol以下の分子量を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態95.未加工の第3のポリオール成分が、4の官能性を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態96.未加工の第3のポリオール成分が、3の官能性を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態97.未加工の第3のポリオール成分が、2の官能性を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態98.未加工の第3のポリオール成分が、1の官能性を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態99.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約5.0重量%の未加工の第3のポリオール成分含有量を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態100.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約25.0重量%以下の未加工の第3のポリオール成分含有量を含む、実施形態90に記載の方法。
実施形態101.原料混合物が、未加工触媒成分を更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態102.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の未加工触媒含量を含む、実施形態101に記載の方法。
実施形態103.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の未加工触媒含有量を含む、実施形態101に記載の方法。
実施形態104.原料混合物が、未加工顔料を更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態105.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の未加工顔料含量を含む、実施形態104に記載の方法。
実施形態106.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の未加工顔料含有量を含む、実施形態104に記載の方法。
実施形態107.原料混合物が、未加工鎖延長剤を更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態108.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量%、又は少なくとも約1.0重量%、又は少なくとも約1.25重量%、又は少なくとも約1.5重量%の未加工鎖延長剤含量を含む、実施形態107に記載の方法。
実施形態109.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約5.0重量%以下、又は約4.75重量%以下、又は約4.5重量%以下、又は約4.25重量%以下、又は約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下の未加工鎖延長剤含有量を含む、実施形態107に記載の方法。
実施形態110.原料混合物が、未加工チキソトロープ剤を更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態111.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約0.1重量%、又は少なくとも約0.25重量%、又は少なくとも約0.5重量%、又は少なくとも約0.75重量の未加工チキソトロープ剤含量を含む、実施形態110に記載の方法。
実施形態112.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して約4.0重量%以下、又は約3.75重量%以下、又は約3.5重量%以下、又は約3.25重量%以下、又は約3.0重量%以下、又は約2.75重量%以下、又は約2.5重量%以下、又は約2.25重量%以下、又は約2.0重量%以下、又は約1.75重量%以下、又は約1.5重量%以下、又は約1.25重量%以下、又は約1.0重量%以下の未加工チキソトロープ剤含量を含む、実施形態110に記載の方法。
実施形態113.原料混合物が、未加工イソシアネートを更に含む、実施形態58、59、60、及び61のいずれか1つに記載の方法。
実施形態114.原料混合物が、原料混合物の総重量に対して少なくとも約8重量%、又は少なくとも約9重量%、又は少なくとも約10重量%、又は少なくとも約11重量%、又は少なくとも約12重量%、又は少なくとも約13重量%、又は少なくとも約14重量%、又は少なくとも約15重量%の未加工イソシアネート含量を含む、実施形態113に記載の方法。
【実施例
【0105】
本明細書中に記載される概念は、以下の実施例において更に記載され、これは、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を限定しない。
【0106】
実施例1
2つのサンプルポリウレタンフォームS1及びS2を、本明細書に記載される実施形態に従って形成した。各サンプルポリウレタンフォームS1及びS2の組成物は、以下の表1に要約される。
【0107】
【表1】
【0108】
液相が均質になるまで、全ての液体成分(第1のポリオール、第2のポリオール、第3のポリオール、第4のポリオール、界面活性剤、触媒、顔料、鎖延長剤を含む)を混合することによって、サンプルポリウレタンフォームの各々を形成した。次いで、任意の充填剤を液体混合物に添加した。次いで、組み合わせた混合物を、均質な組成物に達するまで混合した。最後に、イソシアネートを組み合わせた混合物に添加した。最終混合物を170℃のオーブンで数分間硬化させた。
【0109】
サンプルポリウレタンフォームの各々を試験して、70%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)、10%圧縮比で測定されたポリウレタンフォームの圧縮力たわみ(CFD)、圧縮曲線比CFD70/CFD10を決定した。
【0110】
【表2】
【0111】
一般的な説明又は実施例で上述した活動の全てが必要とされるわけではなく、特定の活動の一部が必要とされなくてもよく、記載した活動に加えて1つ以上の更なる活動が行われてもよいことに留意されたい。なおも更に、活動が列挙される順序は、必ずしもそれらが行われる順序ではない。
【0112】
利益、他の利点、及び問題の解決策は、特定の実施形態に関して上述されている。しかしながら、利益、利点、問題の解決策、及び任意の利益、利点、又は解決策をもたらすかより顕著にする可能性がある任意の特徴は、請求項のいずれか又は全ての重要な、必要な、又は本質的な特徴として解釈されるべきではない。
【0113】
本明細書に記載の実施形態の明細書及び図面は、様々な実施形態の構造の一般的な理解を提供することを意図している。明細書及び図面は、本明細書に記載の構造又は方法を使用する装置及びシステムの全ての要素及び特徴の網羅的かつ包括的な説明として役立つことを意図するものではない。別個の実施形態が単一の実施形態中に組み合わせて提供されてもよく、逆に、簡潔にするために単一の実施形態の文脈において説明されている様々な特徴が、別々に又は任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。更に、範囲に記載された値への言及は、その範囲内の各々の値全てを含む。多くの他の実施形態が、本明細書を読んだ後にのみ当業者に明らかとなってもよい。本開示の範囲から逸脱することなく、構造的置換、論理的置換、又は別の変更を行うことができるように、他の実施形態を使用し、本開示から導出することができる。したがって、本開示は、限定的ではなく例示的なものとみなされるべきである。
図1
【国際調査報告】