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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-13
(54)【発明の名称】靴洗浄機
(51)【国際特許分類】
   D06F 9/00 20060101AFI20231005BHJP
【FI】
D06F9/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023518492
(86)(22)【出願日】2021-02-01
(85)【翻訳文提出日】2023-03-22
(86)【国際出願番号】 CN2021074674
(87)【国際公開番号】W WO2021232851
(87)【国際公開日】2021-11-25
(31)【優先権主張番号】202022147575.X
(32)【優先日】2020-09-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202011545053.3
(32)【優先日】2020-12-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516335290
【氏名又は名称】青▲島▼海▲尓▼洗衣机有限公司
(71)【出願人】
【識別番号】520514414
【氏名又は名称】海尓智家股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】HAIER SMART HOME CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Haier Industrial Park No.1 Haier Road, Laoshan District Qingdao, Shandong 266101 China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】田 云
(72)【発明者】
【氏名】王 佑喜
(72)【発明者】
【氏名】王 旗
(72)【発明者】
【氏名】陳 維会
(72)【発明者】
【氏名】▲えん▼ 磊
(72)【発明者】
【氏名】邱 朝
【テーマコード(参考)】
3B168
【Fターム(参考)】
3B168AA15
3B168AA22
3B168AD03
3B168AE01
3B168AE02
3B168BA52
3B168CE01
3B168CE11
(57)【要約】
靴洗浄機であって、ハウジング(1)、ハウジング(1)内に設置された洗濯槽(2)、パルセータ(3)及び駆動部(4)を含む。靴洗浄機はさらにパルセータ(3)の頂部中心に設置されたブラシ(5)を含み、当該ブラシ(5)はパルセータ(3)の頂部から上向きに隆起する形状に設置されており、パルセータ(3)が回転する時、パルセータ(3)はブラシ(5)を駆動して同時に回転させることができ、それによりブラシ(5)のブラシ毛を靴に対して移動させてさらに摩擦して靴をブラッシングし、それによりブラシ(5)のブラッシング面の線状流暢さを改善することにより靴の非破壊ブラッシング効果を保証し、靴がブラシ(5)に挟まれる確率を低減する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴洗浄機であって、前記靴洗浄機が洗濯槽、回転方式で前記洗濯槽内の底部に設置されたパルセータ及び前記パルセータの頂部中心に設置されたブラシを含み、前記ブラシが前記パルセータの頂部から上向きに隆起する形状に設置される、
ことを特徴とする靴洗浄機。
【請求項2】
前記ブラシは頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きく又は徐々に大きくなるように設置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の靴洗浄機。
【請求項3】
前記ブラシが碗状ブラシ、円錐状ブラシ、球状ブラシ又はドーム状ブラシである、
ことを特徴とする請求項2に記載の靴洗浄機。
【請求項4】
前記ブラシは下部ブロック及び上部ブロックを含み、前記下部ブロックは円柱状に設置され、前記上部ブロックは前記下部ブロックの頂部から上向きに隆起する形状に設置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の靴洗浄機。
【請求項5】
前記上部ブロックが碗状、円錐状、球状又はドーム状である、
ことを特徴とする請求項4に記載の靴洗浄機。
【請求項6】
前記ブラシの底部は前記パルセータの頂部に貼り合わせて設置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の靴洗浄機。
【請求項7】
前記ブラシと前記パルセータは着脱可能に接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の靴洗浄機。
【請求項8】
前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの側壁に周方向に沿って複数の係止溝が設置されており、前記パルセータの頂部に前記係止溝に適合する係着突起が設置されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の靴洗浄機。
【請求項9】
前記係着突起は前記パルセータの撥水リブであり、前記撥水リブの中心交差位置に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の靴洗浄機。
【請求項10】
前記筒状係止ホルダは上から下へ次第に広がっている、
ことを特徴とする請求項9に記載の靴洗浄機。
【請求項11】
前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの内側頂部に周方向に沿って複数の差し込みが設置されており、前記パルセータの頂部に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されており、前記係止柱に前記差し込みに合わせる挿入孔が設置されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の靴洗浄機。
【請求項12】
前記ブラシの底部にネジ構造が設置されており、前記パルセータにさらに前記ネジ構造に位置合わせる締結具貫通孔が設置されている、
ことを特徴とする請求項8又は11に記載の靴洗浄機。
【請求項13】
前記ブラシは前記パルセータと一体に設置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の靴洗浄機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機器の技術分野に属し、具体的には、靴洗浄機を提供する。
【背景技術】
【0002】
靴洗浄機は靴のクリーニング需要に対して靴を洗浄することができる家電機器である。一般的に、靴洗浄機の靴洗浄室の内部に靴洗浄という目的を実現するためのブラシ、シャワー装置又はブラシとシャワー装置の組み合わせが設置されている。ブラシの直接摩擦ブラッシング方式は比較的強いクリーニング能力を有するため、靴洗浄機内に回転方式で靴の表面をブラッシングすることができるブラシが配置されることが多い。そのうち、市場では回転ブラシを内蔵する靴洗浄機があり、その靴洗浄室は洗濯槽の形式であり、当該種類の靴洗浄機の洗濯槽内の底部に回転可能なパルセータが設置されており、パルセータの頂部に柱状のブラシローラが設置されており、当該ブラシローラの柱体表面に沿ってブラシ毛が設置されており、それによりパルセータによってブラシを回転させて靴をブラッシングする。
【0003】
当該種類の靴洗浄機の欠点は以下のとおりである。ブラシ毛の末端に形成された主要ブラッシング面はブラシローラの柱状側面であり、靴がパルセータによって撹拌される時に靴がパルセータの中心に達するだけでブラッシングされることができるが、洗濯された靴の数が多い時に、複数の靴が互いに積み重ねて集まった後にブラシローラを回って不規則な空隙を形成し、大部分のブラシ毛が当該空隙に架空され、ブラッシング面の大部分のブラシ毛が洗浄の役割を果たさず、ブラッシング効果がよくない。また、柱状のブラシロールの頂部は硬く且つ突出し、パルセータで靴を撹拌する時に靴の表面がブラシローラの頂部に摩耗されやすい。
【0004】
それに応じて、この分野では、上記問題を解決する新規な靴洗浄機が必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術における上記問題を解決するために、即ち従来のパルセータ式靴洗浄機のブラシ設置方式はブラッシング効果がよくなく且つ頂部が靴を摩耗しやすいという問題を解決するために、本発明は靴洗浄機を提供し、前記靴洗浄機は洗濯槽、回転方式で前記洗濯槽内の底部に設置されたパルセータ及び前記パルセータの頂部中心に設置されたブラシを含み、前記ブラシは前記パルセータの頂部から上向きに隆起する形状に設置されている。
【0006】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシは頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きく又は徐々に大きくなるように設置される。
【0007】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシは碗状ブラシ、円錐状ブラシ、球状ブラシ又はドーム状ブラシである。
【0008】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシは下部ブロック及び上部ブロックを含み、前記下部ブロックは円柱状に設置され、前記上部ブロックは前記下部ブロックの頂部から上向きに隆起する形状に設置される。
【0009】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記上部ブロックは碗状、円錐状、球状又はドーム状である。
【0010】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシの底部は前記パルセータの頂部に貼り合わせて設置される。
【0011】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシと前記パルセータは着脱可能に接続される。
【0012】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの側壁に周方向に沿って複数の係止溝が設置されており、前記パルセータの頂部に前記係止溝に適合する係着突起が設置されている。
【0013】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記係着突起は前記パルセータの撥水リブであり、前記撥水リブの中心交差位置に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されている。
【0014】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記筒状係止ホルダは上から下へ次第に広がっている。
【0015】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの内側頂部に周方向に沿って複数の差し込みが設置されており、前記パルセータの頂部に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されており、前記係止柱に前記差し込みに適合する挿入孔が設置されている。
【0016】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシの底部にネジ構造が設置されており、前記パルセータにさらに前記ネジ構造に位置合わせる締結具貫通孔が設置されている。
【0017】
上記靴洗浄機の好ましい技術的解決手段において、前記ブラシは前記パルセータと一体に設置されている。
【0018】
手段1、靴洗浄機であって、前記靴洗浄機が洗濯槽、回転方式で前記洗濯槽内の底部に設置されたパルセータ及び前記パルセータの頂部中心に設置されたブラシを含み、前記ブラシが前記パルセータの頂部から上向きに隆起する形状に設置されることを特徴とする。
【0019】
手段2、手段1に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシは頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きく又は徐々に大きくなるように設置されていることを特徴とする。
【0020】
手段3、手段2に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシが碗状ブラシ、円錐状ブラシ、球状ブラシ又はドーム状ブラシであることを特徴とする。
【0021】
手段4、手段1に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシは下部ブロック及び上部ブロックを含み、前記下部ブロックは円柱状に設置され、前記上部ブロックは前記下部ブロックの頂部から上向きに隆起する形状に設置されることを特徴とする。
【0022】
手段5、手段4に記載の靴洗浄機によれば、前記上部ブロックは碗状、円錐状、球状又はドーム状であることを特徴とする。
【0023】
手段6、手段1に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシの底部は前記パルセータの頂部に貼り合わせて設置されることを特徴とする。
【0024】
手段7、手段1に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシと前記パルセータは着脱可能に接続されることを特徴とする。
【0025】
手段8、手段7に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの側壁に周方向に沿って複数の係止溝が設置されており、前記パルセータの頂部に前記係止溝に適合する係着突起が設置されていることを特徴とする。
【0026】
手段9、手段8に記載の靴洗浄機によれば、前記係着突起は前記パルセータの撥水リブであり、前記撥水リブの中心交差位置に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されていることを特徴とする。
【0027】
手段10、手段9に記載の靴洗浄機によれば、前記筒状係止ホルダは上から下へ次第に広がっていることを特徴とする。
【0028】
手段11、手段7に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、前記筒状係止ホルダの内側頂部に周方向に沿って複数の差し込みが設置されており、前記パルセータの頂部に前記筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されており、前記係止柱に前記差し込みに適合する挿入孔が設置されていることを特徴とする。
【0029】
手段12、手段8又は11に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシの底部にネジ構造が設置されており、前記パルセータにさらに前記ネジ構造に位置合わせる締結具貫通孔が設置されていることを特徴とする。
【0030】
手段13、手段1に記載の靴洗浄機によれば、前記ブラシは前記パルセータと一体に設置されていることを特徴とする。
【0031】
当業者であれば理解することができるように、本発明の靴洗浄機のパルセータの頂部にブラシが設置されており、当該ブラシはパルセータの頂部から上向きに隆起する形式であり、従来に設置された柱状ブラシに比べ、上記ブラシを設置することにより、まず、柱状ブラシが側部の鉛直柱状面のみを介してブラッシングするという問題を最適化することができ、本発明のブラシの上向きに隆起する形状は上から下へ空間の展開度が増大するブラッシング面を有し、当該ブラッシング面の側部のブラッシング範囲がより大きく、ブラシの靴に対するブラッシング角度を増やすことができ、ブラシが靴に対して空間における周方向の無死角な摩擦洗濯を行うことができ、洗濯過程においてブラシと靴との接触頻度を大幅に向上させ、複数の靴がブラシ周囲に堆積する時にブラシと靴との接触確率が小さいという問題を改善し、靴のブラッシング効果を最適化する。また、上記ブラシの隆起形状は靴にブラシ側部の周方向により多くの洗浄空間を残すことができ、且つブラシ側部から頂部までの流線走行がよりスムーズで平滑であり、靴の数が多い時にブラシと洗濯槽内壁との間に挟まれやすいという問題を大幅に改善することができ、洗濯槽内の靴とブラシの挟まり確率を低下させるだけでなく、さらにそれが靴のある部位を摩擦する時のブラッシング動作をより円滑にさせ、ブラッシング効果がより柔らかく、ブラッシングされた靴のアッパーの形状、色、装飾又は繊維編成走行に対する保持作用がよりよく、靴を洗浄すると同時に靴を損傷しない。
【0032】
好ましくは、ブラシは碗状ブラシ、円錐状ブラシ、球状ブラシ又は上向きに隆起するドーム状ブラシであり、これらの形状のブラシはいずれも頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きくなり、流線が緩やかであり且つ徐変するブラッシング面を有し、靴がパルセータによって撹拌されて抛って、ブラシと接触して落下する過程において、当該種類のブラシが頂部から底部まで次第に拡張するブラッシング面によってブラッシング面に沿って滑り落ちる靴に一定の緩衝作用を生成し、靴が毎回ブラシと接触する時の摩擦時間を延長し、靴のブラッシング効率を向上させ、靴の挟まり確率を大幅に低減すると同時に柔らかく効率的なブラッシング効果を有する。
【0033】
さらに、ブラシの底部はパルセータの頂部に貼り合わせて設置されており、それによってブラシとパルセータ頂部との間の隙間を減少し、靴がブラシとパルセータとの間に挟まれる可能性を減少し、個々の靴のブラッシングが不完全で又は挟まれて壊されることを回避する。
【0034】
さらに、ブラシとパルセータは着脱可能な方式で接続され、それによってブラシが損傷する時にユーザ又はメンテナンス人員がブラシを取り外して交換することができ、靴洗浄機の使用利便性を向上させる。
【0035】
さらに、ブラシの底部に筒状係止ホルダが設置されており、筒状係止ホルダの側壁に周方向に沿って複数の係止溝が設置されており、パルセータの頂部に係止溝に適合する係着突起が設置されており、それによってブラシの底部とパルセータとの間に複数の係着点が存在し、ブラシの取り付け信頼性を保証する前提でブラシの取り外しと取り付け利便性を向上させる。
【0036】
さらに、係着突起はパルセータの撥水リブであり、ブラシを取り付けるための係着構造と撥水リブを合わせて設置することにより、パルセータ頂部の構造配置空間が占有されることを回避することができ、パルセータの製造プロセスの複雑さを向上させることを回避する。同時に、撥水リブの中心交差位置に筒状係止ホルダと嵌合する係止柱が設置されており、さらにブラシの取り付け信頼性を向上させる。
【0037】
好ましくは、筒状係止ホルダは上から下へ次第に広がり、ブラシ底部とパルセータとの間の係着面積を増大させ、ブラシの揺れ防止効果を向上させ、ブラシの取り付け信頼性をさらに向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
図1】本発明の靴洗浄機の全体構造概略図である。
図2】本発明の靴洗浄機の非直接隆起状ブラシの第1の構造略図である。
図3】本発明の靴洗浄機の非直接隆起状ブラシの第2の構造略図である。
図4】本発明の靴洗浄機のドーム状ブラシの順方向構造概略図である。
図5】本発明の靴洗浄機のドーム状ブラシの底部構造概略図である。
図6】本発明の靴洗浄機の碗状ブラシの順方向構造概略図である。
図7】本発明の靴洗浄機の碗状ブラシの取り付け概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
以下には、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を説明する。当業者であれば理解されるように、これらの実施形態は本発明の技術的原理を説明するために用いられるものにすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。
【0040】
なお、本願の説明において、「中心」、「上」、「下」、「縦」、「水平」、「内」、「外」などという用語に指示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、説明しやすいために用いられるものにすぎず、示される装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構造され及び操作されなければならないことを示さず又は暗黙的に示さず、従って、本発明を限定するものであると理解されるべきではない。
【0041】
なお、本発明の説明において、他に明確に定義され及び限定されない限り、「取り付ける」、「連結する」、「接続する」という用語は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、それらは固定的な接続、取り外し可能な接続、又は一体的な接続であってもよく、機械的接続でも、電気的接続でもよく、直接接続してもよく、中間媒体を介して間接的に接続してもよく、2つの素子内部の連通であってもよい。当業者にとって、上記用語の本発明における具体的な意味を具体的な状況に応じて理解することができる。
【0042】
まず図1を参照すると、図1は本発明の靴洗浄機の全体構造概略図である。図1に示すように、本発明の靴洗浄機はハウジング1、ハウジング1内に設置された洗濯槽2、パルセータ3及び駆動部4を含む。洗濯槽2は縦方向に沿って設置されており、ハウジング1の頂部に槽口に対応して投入口及び投入口を閉鎖/開放することができるドアカバー11が設置されている。そのうち、洗濯槽2はハウジング1内に固設される単層槽体であってもよく、当該槽体が密閉され、洗濯水を直接詰め込むことができ、パルセータ3は回転方式で当該単層槽体の内底部に設置されており、駆動部4はパルセータ3のみを駆動して回転させ、又は、洗濯槽2はハウジング1内に固設される外槽21及び外槽21内に回転方式で設置される内槽22を含み、外槽21の槽体が密閉され、内槽22の槽体に通水孔が設置されており、パルセータ3は回転方式で内槽22の内底部に設置されており、駆動部4は内槽22及びパルセータ3をそれぞれ駆動して回転させる。上記靴洗浄機はさらにパルセータ3の頂部中心に設置されたブラシ5を含み、当該ブラシ5はパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状に設置されており、パルセータ3が回転する時、パルセータ3はブラシ5を駆動して同時に回転させることができ、それによりブラシ5のブラシ毛を靴に対して移動させてさらに摩擦して靴をブラッシングし、それによりブラシ5のブラッシング面の線状流暢さを改善することにより靴の非破壊ブラッシング効果を保証し、靴がブラシ5に挟まれる確率を低減する。
【0043】
上記実施形態では、上記ブラシ5は本体51及び本体51に設置されたブラシ毛52を含み、上記ブラシ5がパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状に設置される場合は具体的に以下を含む。ブラシ毛52の長さが同じである場合、本体51はパルセータ3の頂部から上向きに隆起して設置されており、本体51の外表面とブラシ毛52全体の末端が構成するブラッシング面はいずれも上向きに隆起する形状であり、又は、本体51の形状は限定されないが、ブラシ毛の長さがそれぞれ異なり、ブラシ毛52全体の末端が構成するブラッシング面が上向きに隆起する形状を形成することができる。
【0044】
また、上記駆動部4は少なくともパルセータ3又は内槽22に接続された駆動モータを含む。駆動モータとパルセータ3又は内槽22との間に伝動需要に応じて減速機、クラッチなどの伝動装置又は動力転向装置を設置することができる。例えば、内槽22及びパルセータ3がそれぞれ駆動される必要がある場合、駆動モータの間は歯車組又はプーリ組、クラッチなどを介してそれぞれパルセータ3又は内槽22に接続することができ、それにより洗濯工程の需要に応じて内槽22又はパルセータ3を駆動し、又は、パルセータ3のみが駆動される必要がある場合、駆動モータは直接パルセータ3に駆動接続することができる。上記駆動部4の具体的な設置方式は従来のパルセータ3又は内槽22の駆動方式と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0045】
以下はブラシ毛52の長さが一致し、本体51がパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状に設置される好ましい状況に合わせて本発明の好ましい技術的解決手段を詳細に説明する。
【0046】
また図2を参照すると、図2は本発明の靴洗浄機の非直接隆起状ブラシの第1の構造略図である。図2に示すように、可能な一実施形態では、ブラシ5がパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状は、具体的には、ブラシ5の底部に隆起基礎が設置されており、ブラシ5の中央部又は中央下部は当該隆起基礎に基づいて上向きに隆起し、具体的には、本体51は上方に位置する上部ブロック511及び上部ブロック511の下方に接続される下部ブロック512を含み、そのうち、上部ブロック511は隆起形状を形成する基礎構造とし、その径方向寸法は厳密に上方の隆起構造の径方向寸法とともに変化するように限定されず、図2に示す本体51の上部ブロック511はドーム状であり、下部ブロック512は円柱形であり、当該本体51は円柱形の底部を隆起基礎とし、上部のみが上向きに隆起する形状である。
【0047】
なお、底部に隆起基礎が設置されたブラシ5は図2に示す形状に限定されるものではなく、例えば、上部ブロック511の形状はドーム状以外の碗状、円錐状又は球状であってもよく、また例えば、ブラシ5の径方向寸法は上から下へ徐々に増大してもよく、当該種類のブラシ5の下部ブロック512は複数段(即ち2段及び2段以上)の柱状構造が下から上へ積み重ねられた柱状ブロックを含んでもよく、各段の柱状構造の径方向寸法は頂部から底部へ徐々に大きくなり、それによってブラシ5全体が上向きに隆起する傾向を有する。
【0048】
また図3を参照すると、図3は本発明の靴洗浄機の非直接隆起状ブラシの第2の構造略図である。図3に示すように、さらに別の可能な一実施形態において、ブラシ5がパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状は、具体的には、ブラシ5がパルセータ3の頂部から直接隆起する形状であり、この場合、本体51は底部を起点として直接上向きに隆起し、本体51は頂部から底部まで径方向寸法が徐々に大きくなる。図3に示すブラシ5の本体51は3段のブラシセグメントを含み、各ブラシセグメントの径方向寸法はいずれも上から下へ次第に大きくなるが、3段のブラシセグメントの接続位置の径方向寸法は均一な変化ではなく、ブラシセグメントの受け渡し位置に径方向寸法が急変する位置が存在するが、3段のブラシセグメントは全体的に頂部から底部へ上向きに隆起する傾向を有する。当然のことながら、図3に示す側部に弧度を有するブラシセグメント以外に、ブラシ5は頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きくなる状況で、それが含む複数段のブラシセグメントのうちの少なくとも1段は径方向寸法が固定された円柱状ブラシセグメントであってもよく、この場合、ブラシ5は複数段の円柱状ブラシセグメントを含み、且つ頂部から底部まで各段の円柱状ブラシセグメントの径方向寸法が順次大きくなる。
【0049】
また図4及び図5を参照し且つ引き続き図1を参照すると、図4は本発明の靴洗浄機のドーム状ブラシの順方向構造概略図であり、図5は本発明の靴洗浄機のドーム状ブラシの底部構造概略図である。図1図4及び図5に示すように、好ましい一実施形態では、ブラシ5がパルセータ3の頂部から上向きに隆起する形状は、具体的には、ブラシ5がパルセータ3の頂部から直接隆起する形状であり、この場合、本体51は底部を起点として直接上向きに隆起し、本体51は頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きくなり、本体51全体は上から下まで徐変方式で延びる。一例として、上記ブラシ5は頂部が平坦で、側部に外向きに隆起する円弧面が囲まれた碗状ブラシであってもよく、また頂部が尖って、側部がストレートな円錐状ブラシであってもよく、また頂部が平坦で、側部がストレートな截頭円錐状ブラシであってもよく、また上向きに隆起するドーム状ブラシであってもよく、図4に示すように、即ち上向きに隆起するドーム状ブラシであり、図4の方位に示すように、ドーム状ブラシの本体51は一段の上向きに隆起する円弧セグメント及び円弧セグメントの底端から垂直回転軸に近づく方向に延びる直線セグメントが垂直回転軸に沿って回転して得られた回転体である。当該回転体の曲面部分及び曲面部分と底部水平面との間の受け渡し位置にブラシ毛52が配置されてドーム状ブラシを形成し、ブラシ毛52の末端全体がドーム状ブラッシング面を形成する。そのうち、ドーム状ブラシの曲面の曲率及び底部水平面の径方向寸法は洗濯需要に応じて設置することができる。
【0050】
当業者であれば理解することができるように、上記実施例のブラシ5は頂部から底部まで径方向寸法が次第に大きくなる好ましい状況と組み合わせて説明するが、ブラシ5の形状は厳密にこのような状況に限定されるものではなく、例えば、本発明のブラシ5は頂部から底部までの方向において一部の径方向寸法が次第に大きくなり、他の一部の径方向寸法が最大径方向寸法位置から次第に小さくなるように設置してもよく、ブラシ5の本体51の大部分の径方向寸法が頂部から底部まで次第に大きくなる限り、径方向寸法が小さくなる部分の高さはほとんど無視することができ、例えば、本体51の形状は4分の3の球状などであってもよく、本体51における径方向寸法が小さくなる部分の設置高さがブラシ5の柔らかく効率的なブラッシング効果及び靴の挟まり頻度を低減させる効果に悪影響を与えなければよい。
【0051】
好ましくは、本発明のブラシ5の底部はパルセータ3の頂部中心に貼り合わせて設置されており、それによってブラシ5とパルセータ3との間に顕著な隙間が存在して靴がブラシ5とパルセータ3との間に挟まれることを回避する。
【0052】
引き続き図1図4及び図5を参照すると、具体的な一実施形態では、ドーム状ブラシの底部の水平面はパルセータ3の頂部中心の最高位置に貼り合わせて設置されており、それによってドーム状ブラシの底部とパルセータ3との間に径方向の深さが比較的大きく且つ縦方向の高さが比較的高い隙間が形成されることを回避し、靴がパルセータ3又はブラシ5に回される時にドーム状ブラシの底部とパルセータ3との間に挟まれることを防止する。具体的には、パルセータ3の頂部に径方向に沿って複数の撥水リブ31が設置され且つ複数の撥水リブ31がパルセータ3の頂部中心位置に交差する場合、ドーム状ブラシ底部の水平面はパルセータ3の中心位置の撥水リブ31の上側に貼り合わせて設置されている。
【0053】
また図6及び図7を参照すると、図6は本発明の靴洗浄機の碗状ブラシの順方向構造概略図であり、図7は本発明の靴洗浄機の碗状ブラシの取り付け概略図である。図6図7に示すように、別の好ましい一実施形態では、ブラシ5の形状は碗状ブラシであり、当該碗状ブラシの本体51の頂部は平坦で平面に近い形状であり、側部は外向きに突出する径方向寸法が次第に大きくなる円弧状曲面で囲まれ、当該碗状ブラシの底部エッジはパルセータ3の頂部中心に直接貼り付けられ、パルセータ3の頂部中心の複数の撥水リブ31が交差する位置を碗状ブラシ5の内部に直接はめ、ブラシ5とパルセータ3の撥水リブ31及び頂面との間に隙間が存在せず、靴がブラシ5の底部に挟まれることを防止する。
【0054】
別の好ましい一実施形態では、ブラシ5の形状は球状ブラシであり、球状ブラシの下半球体の底部は底部中心位置に収束する曲面であり、当該球状ブラシの底部はパルセータ3の頂部中心に嵌設されて貼り付けられ、球状ブラシの下半球体の底部位置とパルセータ3との間の隙間の幅を極めて小さくさせ(ほとんど存在せず)、靴が球状ブラシの底部とパルセータ3との間に基本的に挟まれない。
【0055】
好ましくは、上記球状ブラシ、碗状ブラシ、ドーム状ブラシ又は頂部から底部まで径方向寸法が徐々に大きくなるブラシの中央高さは15センチメートルを超えない。そのうち、中央部高さは、具体的には、ブラシ5の隆起形状頂部の最高位置からパルセータ3の頂部中心位置までの間の縦方向の距離(接続時にブラシ5がパルセータ3本体内部に入り込む距離はこの高さ内に統計しない)を指す。上記設置によりブラシ5の重心高さが高すぎることを防止することができ、ブラシ5の取り付け安定性を保証し、ブラシ5が靴を摩擦する時に揺れず、靴の衝突に対するブラシ5の耐性が高い。
【0056】
以下は引き続き図面と碗状ブラシ及びドーム状ブラシを結合してブラシ5とパルセータ3との間の好ましい接続手段を説明する。
【0057】
好ましくは、ブラシ5とパルセータ3は着脱可能に接続され、それによってブラシ5にブラシ毛52の摩耗などの問題が発生する時に取り付けられて固定されたブラシ5を取り外すことができる。そのうち、当業者はブラシ5の本体51の具体的な形状及びパルセータ3の頂部の具体的な形状に基づいて選択的に本体51の底部に取り付け台座を設置することができる。
【0058】
続いて図4及び図5を参照すると、具体的な一実施形態では、ドーム状ブラシの底部の水平面の中心に筒状係止ホルダ53(即ち上記取り付け台座)が設置されており、当該筒状係止ホルダ53は縦方向に沿って設置され且つ筒口が下向きであり、筒状係止ホルダ53の側壁に周方向に沿って複数の係止溝54が設置されており、パルセータ3の頂部に係止溝54に適合する係着突起が設置されており、それによってドーム状ブラシ5は係止溝54を介して突起の係着と係合して接続される。取り付けられた状態で、筒状係止ホルダ53の底部側はパルセータ3の中心の頂部表面に密着する。
【0059】
さらに、ドーム状ブラシは主に係着方式によってパルセータ3に取り付けられる。例えば、筒状係止ホルダ53が係止溝54の間に位置する側壁は一定の弾性変形能力を有し、係止溝54の溝口に接近する2つの側溝壁は互いに接近する方向に沿ってそれぞれ1つの突出構造が設置されており、係着突起にこの2つの突出構造に適合する収容溝が設置されている。ドーム状ブラシを取り付ける時、係止溝54は係着突起に挟まれ、突出構造は係着突起の表面に沿って摺動した後に収容溝に入り且つ挟まれる。ドーム状ブラシを取り外す必要がある場合、外向きに筒状構造の側壁の底部をわずかにこじるだけで突出構造を収容溝から移動させることができ、それによりドーム状ブラシを取り外す。
【0060】
さらに、ドーム状ブラシはまた螺着方式でパルセータ3に取り付けられる。具体的には、上記筒状係止ホルダ53及び係止溝54以外に、ドーム状ブラシ5の底部中心にさらにネジ構造55が設置されており、パルセータ3の頂部中心にネジ構造55に位置合わせる締結具貫通孔が穿設されている。ドーム状ブラシが取り付けられた場合、係止溝54は係着突起に係着され、それによってドーム状ブラシの回転を制限し、ネジ、ボルトなどの締結具はパルセータ3の底部から締結具貫通孔を貫通した後にネジ構造55に螺着され、それによってドーム状ブラシの軸方向移動を制限する。この場合、係止溝54の溝壁に上記突出構造を設置しなくても、ドーム状ブラシは締結具によって軸方向の固定ストッパを行うことができる。
【0061】
具体的には、係着突起はパルセータ3の撥水リブ31であり、係止溝54の形状はパルセータ3の撥水リブ31が円周方向に沿って縦方向に切断した後の断面形状に適合し、且つ係止溝54の数は撥水リブ31の数以上であり、それによって各係止溝54はそれぞれ1本の撥水リブ31に挟まれることができ、パルセータ3に係止溝54に適合する係着突起を余分に設置する必要がない。また、撥水リブ31の中心交差位置に筒状係止ホルダ53と嵌合する係止柱が凸設され、それによってドーム状ブラシの取り付け信頼性をさらに向上させ、ドーム状ブラシの衝突防止性能を増加させる。係着された場合、筒状係止ホルダ53は係止柱に挟まれ、係止溝54はパルセータ3の撥水リブ31に挟まれ、ドーム状ブラシ体(即ち本体51)の底部を撥水リブ31のパルセータ3の中心に近い片側の頂面に密着させる。
【0062】
さらに、筒状係止ホルダ53は上から下まで次第に外へ広がり、径方向寸法が次第に大きくなり、パルセータ3の頂部の係止柱は筒状係止ホルダ53に適合する円錐台形柱体に設置されており、それによってドーム状ブラシとパルセータ3との間の係着接触面積をさらに大きくし、ドーム状ブラシの確実な取り付け効果をさらに向上させる。
【0063】
その代わりに、ドーム状ブラシの底部に設置された筒状係止ホルダ53の縦方向の高さはパルセータ3の頂部に設置された係止柱の高さ以下であり、筒状係止ホルダ53が係止柱に挟まれる時に筒状係止柱の底端を撥水リブ31の上方に位置させる。この時、筒状係止ホルダ53に係止溝54が設置されず、その内側頂部に複数の差し込みが設置されており、係止柱の頂部に当該差し込みに適合する挿入孔が設置されており、ネジ孔が複数の差し込みの中心に設置されており、複数の差し込みに囲まれる。ドーム状ブラシが取り付けられた場合、筒状係止ホルダ53は係止柱に挟まれ、それによってドーム状ブラシの水平移動を制限し、差し込みは挿入孔内に挿入されることによってドーム状ブラシの回転を制限し、締結具はドーム状ブラシの軸方向移動を制限する。ここで、上記差し込みと挿入孔の設置位置はさらに交換することもできる。
【0064】
引き続き図6及び図7を参照すると、他の好ましい形態では、ブラシ5の形状が碗状である場合、碗状ブラシの底部に取り付け台座が設置されず、碗状ブラシの本体51の底部の内側に一定の収容空間が設置されており、当該収容空間は撥水リブ31の交差位置を収容することができ、本体51の側部の底側に近い位置に周方向に沿って複数の係止溝54が設置されており、取り付けられた場合、係止溝54は撥水リブ31に嵌設され、それによって本体51はパルセータ3の頂部中心の撥水リブ31が交差した後に形成された突起位置をはめさせ、本体51の底部エッジをパルセータ3中心の頂面及び撥水リブ31の突出表面とシームレスに貼り合わせる。当該碗状ブラシはこれに基づいて上記ドーム状ブラシと同様のパルセータ3に螺着される接続方式と組み合わせて取り付けの信頼性を向上させることができ、具体的な螺着方式について上記実施例に既に説明したため、ここで繰り返して説明しない。
【0065】
当業者であれば理解することができるように、上記ブラシ5とパルセータ3との間は上記着脱可能な接続方式に限定されるものではなく、ブラシ5は着脱可能需要がない場合、ブラシ5は直接パルセータ3と一体に設置されてもよい。なお、ブラシ5とパルセータ3との間の取り外し可能な接続方式は上記例に限定されるものではなく、例えば、ブラシ5はさらに係止爪掛けの設置方式によってパルセータ3に接続することができ、当業者は上記係止溝54と係着突起の構造組み合わせ及び螺着の固定方式に対して構造形式又は接続形式の改善又は交換を行うことができ、ブラシ5とパルセータ3との確実な接続及び容易な着脱を実現することができればよい。
【0066】
以上説明したように、本発明の靴洗浄機はパルセータ3の頂部中心に上向きに隆起する形状を有するブラシ5が設置されており、それによりブラシ5のブラッシング面の流線の円滑度を最適化させ、ブラシ5のブラッシング効果を柔らかくし、ブラシ5が非破壊靴洗浄機能を備えさせ、且つそれが靴と互いに挟まる確率を低減させることができ、構造が巧みで実用性が強い。
【0067】
以上、図面に示された好ましい実施形態を参照しながら本発明の技術的解決手段を説明したが、当業者であれば容易に理解されるように、本発明の保護範囲は明らかにこれらの具体的な実施形態に限定されない。本発明の原理から逸脱することなく、当業者は関連する技術的特徴に対して同等の変更又は置き換えを行うことができ、これらの変更又は置き換えた後の技術的解決手段はいずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0068】
1 ハウジング
11 ドアカバー
2 洗濯槽
21 外槽
22 内槽
3 パルセータ
31 撥水リブ
4 駆動部
5 ブラシ
51 本体
511 上部ブロック
512 下部ブロック
52 ブラシ毛
53 筒状係止ホルダ
54 係止溝
55 ネジ構造
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】