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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-16
(54)【発明の名称】風切音防止型のイヤホン装置
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/10 20060101AFI20231006BHJP
【FI】
H04R1/10 104Z
H04R1/10 101A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023509661
(86)(22)【出願日】2020-08-27
(85)【翻訳文提出日】2023-02-10
(86)【国際出願番号】 CN2020111598
(87)【国際公開番号】W WO2022036735
(87)【国際公開日】2022-02-24
(31)【優先権主張番号】202010839441.6
(32)【優先日】2020-08-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522361364
【氏名又は名称】深▲せん▼市大十未来科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】李 浩乾
【テーマコード(参考)】
5D005
【Fターム(参考)】
5D005BA07
5D005BA10
5D005BA13
(57)【要約】
本願は、筐体と、筐体の同じ側に設けられた第1収音孔及び第2収音孔とを含む風切音防止型のイヤホン装置を開示し、前記第1収音孔と第2収音孔は、設けられた通路によって連通し、前記通路は、設けられたマイクと連通する。風切音のエネルギーを導いて解消し、風切音を解消するという目的を達成するように、本願の第1収音孔、第2収音孔は、通路によって相互に連通し、本願は、構造がシンプルであり、風切音の解消効果に優れている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風切音防止型のイヤホン装置であって、筐体と、筐体の同じ側に設けられた第1収音孔及び第2収音孔とを含み、前記第1収音孔と第2収音孔は、設けられた通路によって連通し、前記通路は、設けられたマイクと連通することを特徴とする、風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項2】
前記マイクと通路との間に音響メッシュが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項3】
前記マイクは、設けられた回路基板に固定され、前記回路基板は、筐体内に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項4】
前記マイクの外側にシリコーンスリーブが被覆され、前記シリコーンスリーブは、設けられた貫通孔によって通路と連通し、前記音響メッシュは、貫通孔と通路との間に設けられ、前記シリコーンスリーブは、回路基板と密封して接続することを特徴とする、請求項3に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項5】
前記筐体に第1取り付け位置及び第2取り付け位置が設けられ、前記第1取り付け位置に第1取り付け部材が設けられ、前記第2取り付け位置に第2取り付け部材が設けられ、第1収音孔を形成するように、前記第1取り付け部材に第1チャネルが設けられ、第2収音孔を形成するように、前記第2取り付け部材に第2チャネルが設けられることを特徴とする、請求項3に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項6】
前記筐体内側に接続部材が設けられ、接続部材と第1取り付け部材及び第2取り付け部材との間に前記通路を形成するように、前記接続部材は、第1取り付け部材及び第2取り付け部材の隣に設けられることを特徴とする、請求項5に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項7】
第1取り付け部材及び第2取り付け部材を正極及び負極として使用するように、前記第1取り付け部材及び第2取り付け部材は、金属部材で、回路基板に電気的に接続されることを特徴とする、請求項6に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項8】
前記第1収音孔及び第2収音孔の断面積は、0.6mmを超えることを特徴とする、請求項1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項9】
前記通路の容積は、12mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【請求項10】
前記音響メッシュは、減衰材料製品であることを特徴とする、請求項2に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年8月19日に出願された中国特許出願第202010839441.6号の優先権を主張し、その出願全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
(技術分野)
本願は、電子装置の技術分野に関し、具体的には、風切音防止型のイヤホン装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
従来技術では、多くのイヤホンの設計には、様々な程度の欠陥があり、信号を伝送できるが風切音を防止できないもの、又は風切音を防止できるが信号を伝送できないものがある。多くのイヤホンの設計は、合理的ではなく、風切音の防止効果も良くないため、ユーザーのオーディオ体験が低下する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の目的は、従来技術の不足を克服するために、風切音防止型のイヤホン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本願は、以下の技術的解決手段を用いる。
【0006】
風切音防止型のイヤホン装置は、筐体と、筐体の同じ側に設けられた第1収音孔及び第2収音孔とを含み、前記第1収音孔と第2収音孔は、設けられた通路によって連通し、前記通路は、設けられたマイクと連通する。
【0007】
更なる技術的解決手段では、前記マイクと通路との間に音響メッシュが設けられる。
【0008】
更なる技術的解決手段では、前記マイクは、設けられた回路基板に固定され、前記回路基板は、筐体内に固定される。
【0009】
更なる技術的解決手段では、前記マイクの外側にシリコーンスリーブが被覆され、前記シリコーンスリーブは、設けられた貫通孔によって通路と連通し、前記音響メッシュは、貫通孔と通路との間に設けられ、前記シリコーンスリーブは、回路基板と密封して接続する。
【0010】
更なる技術的解決手段では、前記筐体に第1取り付け位置及び第2取り付け位置が設けられ、前記第1取り付け位置に第1取り付け部材が設けられ、前記第2取り付け位置に第2取り付け部材が設けられ、第1収音孔を形成するように、前記第1取り付け部材に第1チャネルが設けられ、第2収音孔を形成するように、前記第2取り付け部材に第2チャネルが設けられる。
【0011】
更なる技術的解決手段では、前記筐体内側に接続部材が設けられ、接続部材と第1取り付け部材及び第2取り付け部材との間に前記通路を形成するように、前記接続部材は、第1取り付け部材及び第2取り付け部材の隣に設けられる。
【0012】
更なる技術的解決手段では、第1取り付け部材及び第2取り付け部材を正極及び負極として使用するように、前記第1取り付け部材及び第2取り付け部材は、金属部材で、回路基板に電気的に接続される。
【0013】
更なる技術的解決手段では、前記第1収音孔及び第2収音孔の断面積は、0.6mmを超える。
【0014】
更なる技術的解決手段では、前記通路の容積は、12mm未満である。
【0015】
更なる技術的解決手段では、前記音響メッシュは、減衰材料製品である。
【発明の効果】
【0016】
従来技術に比べて、本願の有益な効果は、以下のとおりである。風切音のエネルギーを導いて解消し、風切音を解消するという目的を達成するように、本願の第1収音孔、第2収音孔は、通路によって相互に連通し、本願は、構造がシンプルであり、風切音の解消効果に優れている。
【0017】
上記説明は、本願の技術的解決手段の概要に過ぎず、本願の技術的解決手段を明確に理解し、明細書の内容に応じて実施でき、本願の上記及び他の目的、特徴及び利点をより明白且つ理解しやすくするために、以下では、特に、好ましい実施例を挙げ、詳細な説明は、以下のとおりである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本願の風切音防止型のイヤホン装置の斜視図である。
図2】本願の風切音防止型のイヤホン装置の正面図である。
図3】本願の風切音防止型のイヤホン装置の内部構造図である。
図4】本願の風切音防止型のイヤホン装置の横方向断面図である。
図5】本願の風切音防止型のイヤホン装置の縦方向断面図である。
図6】本願の風切音防止型のイヤホン装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下では、図面及び特定の実施形態を参照して本願をより詳細に説明する。
【0020】
以下、本願の実施例における図面を参照し、本願の実施例における技術的解決手段を明確、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は、本願の全てではないが一部の実施例に過ぎない。本願における実施例に基づき、創造的な作業なしに当業者によって得られる他の全ての実施例は、本願の保護範囲に属する。
【0021】
本願の説明において、理解に必要なものとして、「中心」、「横方向」、「縦方向」、「幅」、「長さ」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」などの用語で示される配向又は位置関係は、添付の図面に示される配向又は位置関係に基づいており、本願を説明し、説明を簡略化するためにのみ使用され、言及される装置又は要素が特定の配向を有し、特定の方向で構築及び動作しなければならないことを示したり暗示したりするものではなく、従って、それらは本願への限定として解釈されるべきではない。
【0022】
また、「第1」、「第2」という用語は、説明のみを目的として使用されており、相対的な重要性を示したり暗示したりし又は技術的特徴の数量を暗示したり示したりすると解釈されるべきではない。そのため、「第1」及び「第2」で区切られた特徴には、その特徴の1つ以上が明示的又は暗示的に含まれる場合がある。本願の説明において、特に明記されない限り、「複数」の意味は、2つ以上を指す。
【0023】
本願では、特に明記されない限り、「取り付け」、「連結」、「接続」、「固定」という用語は、広い意味で理解する必要があり、例えば、それらは、接続、取り外し可能な接続、又は一体的な接続であり得、機械的接続又は電気的接続であり得、直接接続又は中間媒体を介した間接的接続であり得、2つの素子内部の連通又は2つの素子の相互作用関係であり得る。当業者は、本願における上記用語の特定の意味を特定の状況に応じて理解することができる。
【0024】
本願では、特に明記されない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあることは、第1特徴と第2特徴が直接接触することを含み得、また、第1特徴と第2特徴が直接接触せずにそれらの間の他の特徴を介して接触することも含み得る。また、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」及び「上側」にあることは、第1特徴が第2特徴の直上又は斜め上にあることを含み、又は第1特徴の水平高さが第2特徴より高いことのみを示す。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」及び「下側」にあることは、第1特徴が第2特徴の直下又は斜め下にあることを含み、又は第1特徴の水平高さが第2特徴より低いことのみを示す。
【0025】
本明細書では、「一実施例」、「いくつかの実施例」、「例」、「具体的な例」、又は「いくつかの例」などの用語は、該実施例又は例を参照して説明した具体的な特徴、構造、材料又は特性が本願の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語の概略的説明は、必ずしも同じ実施例又は例を指すわけではない。また、説明した具体的な特徴、構造、材料又は特性は、任意の1つ以上の実施例又は例において、任意の適切な方法で組み合わせることができる。なお、当業者は、本明細書に説明した異なる実施例又は例を関連して組み合わせることができる。
【0026】
図1~6は、本願の添付図面である。
【0027】
本実施例は、風切音防止型のイヤホン装置を提供し、図1~6に示すように、該装置は、筐体10と、筐体10の同じ側に設けられた第1収音孔11及び第2収音孔12とを含む。第1収音孔11と第2収音孔12は、設けられた通路13によって連通し、前記通路13は、設けられたマイク14と連通する。第1収音孔11及び第2収音孔12が相互に連通するように、第1収音孔11及び第2収音孔12は、本装置の軸方向に沿って設けられ、通路13は、本装置の横方向に沿って設けられる。第1収音孔11及び第2収音孔12に位置する筐体10の片側は、円弧状の設計であり、第1収音孔11及び第2収音孔12の孔の方向と円弧状の筐体10は交差し、第1収音孔11と第2収音孔12は、一定の距離があり、それは、対称配置として理解することができ、このように、第1収音孔11及び第2収音孔12から風が入る場合、風は、通路13を介して合流し、チャネル13における第1収音孔11と第2収音孔12との間の音の干渉により、共鳴及び雑音除去の現象が発生し、その結果、風切音中の高周波音を除去する。
【0028】
具体的には、第1収音孔11及び第2収音孔12は、通路13によって相互に連通し、風は、第1収音孔11から入った後、通路13によって第2収音孔12に流れ、第2収音孔12から入った風も通路13によって第1収音孔11に流れることができ、このように、2つの連通する第1収音孔11及び第2収音孔12は、風エネルギーを弱め、更に、貫通孔171に入った風のエネルギーを低減することができる。また、貫通孔171及び通路13に音響メッシュ15が設けられ、音響メッシュ15は、風エネルギーを更に弱め又は解消することができ、最後に、マイク14に達する風のエネルギーが非常に低く、風切音を解消する作用を果たす。
【0029】
好ましくは、前記マイク14と通路13との間に音響メッシュ15が設けられる。前記音響メッシュ15は、減衰材料製品であるので、風エネルギーを更に弱めることができる。
【0030】
前記マイク14は、設けられた回路基板16に固定され、前記回路基板16は、筐体10に固定される。マイク14は、パッチ状で回路基板16に固定され、通路13の近くに設けられる。
【0031】
前記マイク14の外側にシリコーンスリーブ17が被覆される。シリコーンスリーブ17は、設けられた貫通孔171によって通路13と連通する。音響メッシュ15は、貫通孔171と通路13との間に設けられる。マイクロホン14が外部の音に邪魔されないように、シリコーンスリーブ17は、回路基板16と密封して接続する。
【0032】
具体的には、前記筐体10には、第1取り付け位置及び第2取り付け位置が設けられる。第1取り付け位置に第1取り付け部材18が設けられ、前記第2取り付け位置に第2取り付け部材19が設けられる。第1収音孔11を形成するように、第1取り付け部材18に第1チャネルが設けられる。第2収音孔12を形成するように、第2取り付け部材19に第2チャネルが設けられる。
【0033】
前記筐体10の内側に接続部材20が設けられる。接続部材20と第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19との間に前記通路13を形成するように、接続部材20は、第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19の隣に設けられる。好ましくは、第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19が相互に分離し、短絡を回避するように、接続部材20は、プラスチック部材である。
【0034】
前記第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19を正極及び負極として使用するように、前記第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19は、金属部材で、回路基板16に電気的に接続され、それにより、本装置に対して充電及びデータ交換を行い、それらは、主に直流充電及び交流信号通信の作用である。
【0035】
第1取り付け部材18及び第2取り付け部材19にも延在部181が設けられ、また、延在部は、回路基板に電気的に接続される。
【0036】
好ましくは、前記第1収音孔11及び第2収音孔12の断面積は、0.6mmを超える。第1収音孔11及び第2収音孔12は、円形、楕円形、レーストラック型、長方形又は他の形状であり得る。
【0037】
好ましくは、前記通路13の容積は、12mm未満である。
【0038】
好ましくは、前記音響メッシュ15は、減衰材料製品である。
【0039】
好ましくは、通路13は、キャビティ構造である。
【0040】
風切音防止型の充電可能なイヤホン装置は、優れた通話効果を有し、騒音を能動に低減し、外部装置との直流及び交流信号の伝送を実現する。
【0041】
従来技術に比べて、風切音のエネルギーを導いて解消し、風切音を解消するという目的を達成するように、本願の第1収音孔11、第2収音孔12は、通路13によって相互に連通し、本願は、構造がシンプルであり、風切音の解消効果に優れ、同時に、本構造は、直流充電及び交流信号通信の作用を有し、その機能が多様である。
【0042】
上記の内容は、読者がより簡単に理解できるように、本願の技術的内容を更に説明するために例を使用するだけであるが、本願の実施形態がそれらに限定されることを意味するものではなく、本願に従ってなされた技術的拡張又は再作成は、本願によって保護される。本願の保護範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
【0043】
(付記)
(付記1)
風切音防止型のイヤホン装置であって、筐体と、筐体の同じ側に設けられた第1収音孔及び第2収音孔とを含み、前記第1収音孔と第2収音孔は、設けられた通路によって連通し、前記通路は、設けられたマイクと連通することを特徴とする、風切音防止型のイヤホン装置。
【0044】
(付記2)
前記マイクと通路との間に音響メッシュが設けられることを特徴とする、付記1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0045】
(付記3)
前記マイクは、設けられた回路基板に固定され、前記回路基板は、筐体内に固定されることを特徴とする、付記2に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0046】
(付記4)
前記マイクの外側にシリコーンスリーブが被覆され、前記シリコーンスリーブは、設けられた貫通孔によって通路と連通し、前記音響メッシュは、貫通孔と通路との間に設けられ、前記シリコーンスリーブは、回路基板と密封して接続することを特徴とする、付記3に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0047】
(付記5)
前記筐体に第1取り付け位置及び第2取り付け位置が設けられ、前記第1取り付け位置に第1取り付け部材が設けられ、前記第2取り付け位置に第2取り付け部材が設けられ、第1収音孔を形成するように、前記第1取り付け部材に第1チャネルが設けられ、第2収音孔を形成するように、前記第2取り付け部材に第2チャネルが設けられることを特徴とする、付記3に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0048】
(付記6)
前記筐体内側に接続部材が設けられ、接続部材と第1取り付け部材及び第2取り付け部材との間に前記通路を形成するように、前記接続部材は、第1取り付け部材及び第2取り付け部材の隣に設けられることを特徴とする、付記5に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0049】
(付記7)
第1取り付け部材及び第2取り付け部材を正極及び負極として使用するように、前記第1取り付け部材及び第2取り付け部材は、金属部材で、回路基板に電気的に接続されることを特徴とする、付記6に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0050】
(付記8)
前記第1収音孔及び第2収音孔の断面積は、0.6mmを超えることを特徴とする、付記1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0051】
(付記9)
前記通路の容積は、12mm未満であることを特徴とする、付記1に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
【0052】
(付記10)
前記音響メッシュは、減衰材料製品であることを特徴とする、付記2に記載の風切音防止型のイヤホン装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】