(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-16
(54)【発明の名称】切り離しのための及び振動制御のためのデバイス
(51)【国際特許分類】
F16L 27/11 20060101AFI20231006BHJP
F16L 55/04 20060101ALI20231006BHJP
F16L 43/00 20060101ALI20231006BHJP
F16L 51/04 20060101ALI20231006BHJP
【FI】
F16L27/11
F16L55/04
F16L43/00
F16L51/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023518415
(86)(22)【出願日】2021-09-23
(85)【翻訳文提出日】2023-05-16
(86)【国際出願番号】 EP2021076271
(87)【国際公開番号】W WO2022063932
(87)【国際公開日】2022-03-31
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CH
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】523099851
【氏名又は名称】アボッラ アクチェンゲゼルシャフト
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】弁理士法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チヴェレク、レサト
(72)【発明者】
【氏名】アモール、アデル
【テーマコード(参考)】
3H019
3H025
3H104
【Fターム(参考)】
3H019EA11
3H019EA20
3H025CA01
3H025CB22
3H104JA07
3H104JB07
3H104JC10
3H104JD09
3H104LB05
3H104LB36
3H104LC08
3H104LG03
(57)【要約】
本発明は、熱ポンプ手段内で使用されるための、切り離しのための及び振動制御のための接続パイプの形態であるデバイス2に関連し、デバイス2が、パイプ・セクションRと、各々の事例において端部側に配置構成された1つの接続要素と、を備える。デバイス2が、正確に2つの非金属のゲートル構成Fを備え、2つの非金属のゲートル構成Fが、振動補償のために、離間され、オフセットされて配置構成され、パイプ・セクションRが、可能性として存在する個別の位置決めリング15を除いて、接続要素の間に一定の材料厚さを有する。加えて、ゲートル構成Fが、各々の事例で円周方向に360°にわたって延びる1つ又は複数の環状閉塞ヒダ部から構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切り離しのためのさらには振動制御のための熱ポンプ・デバイス内で使用されるための接続管の形態であるデバイス(2)において、
- パイプ・セクション(R)と;
- 各端部のところに配置構成された接続要素と;
を備え、
前記デバイス(2)が、振動補償のための、非金属であり、離間され、オフセットされた正確に2つのベローズ構成(F)を備える、
デバイス(2)であって、
前記接続要素の間の前記パイプ・セクション(R)が、すべての個別の位置決めリング(15)又は補強リブを除いて、一定の材料厚さを有し、前記ベローズ構成(F)が、各々が円周方向に360°にわたって延びる1つ又は複数の環状閉塞ヒダ部(16)から構成される、
ことを特徴とする、デバイス(2)。
【請求項2】
前記パイプ・セクション(R)が湾曲しており、2つの脚部(S)が、75°から120°の間の角度(α)で、またより好適には約90°の角度で、延伸しており、したがって、2つの脚部(S)が互いに対して一定の角度で形成され、前記ベローズ構成(F)が前記2つの脚部(S)の上に配置構成される、
ことを特徴とする、請求項1に記載のデバイス(2)。
【請求項3】
前記ベローズ構成(F)が、各々の事例で、接続要素に直接に接触するように配置構成され、その結果、前記デバイス(2)の前記端部から前記ベローズ構成(F)までの距離が2つのヒダ部分より小さくなる、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のデバイス(2)。
【請求項4】
前記デバイス(2)の前記パイプ・セクション(R)が、切り離しのための及び振動制御のための単一部片として形成され、それにより、前記ベローズ構成(F)が前記デバイス(2)の前記パイプ・セクション(R)に単一部片として一体化される、
ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項5】
前記ベローズ構成(F)が、1つから3つの間のヒダ部分を備え、特に好適には2つのヒダ部分を備える、
ことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項6】
切り離しのための及び振動制御のための前記デバイス(2)が、好適には5つから9つである、複数の位置決めリング(15)をさらに備え、前記位置決めリング(15)が前記ベローズ構成(F)の間の領域に装着される、
ことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項7】
前記接続要素が、フランジ接続装置、プレス・システム、ねじ接続装置、又は溝接続装置の形態である、
ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項8】
前記ベローズ構成(F)の前記ヒダ部分(16)が、長手方向断面において前記材料内の中心線により等しい半径の球台を形成することになるように、設計される、
ことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項9】
前記半径が前記パイプ・セクションの前記材料厚さと同程度である、
ことを特徴とする、請求項8に記載のデバイス(2)。
【請求項10】
前記パイプ・セクションが、体積に関して、大部分がエラストマから構成される、
ことを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項11】
カーカス(carcass)を用いて補強される、
ことを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一項に記載のデバイス(2)。
【請求項12】
例えばポンプ又はコンプレッサなどの、振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての、熱ポンプ内での請求項1から11までのいずれか一項に記載のデバイス(2)の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプ・セクションと、各端部のところに配置構成された接続要素と、を備える、コンプレッサ又はポンプなどの振動発生源における具体的には振動切り離し(vibration decoupling)のための、切り離しのための及び振動制御のための、熱ポンプ・デバイス内で使用されるための接続パイプの形態であるデバイスを説明する。詳細には、本発明によるデバイスは、これらのシステム又は振動発生源に関連する運動及び組み立ての不正確さを補償するように機能する。
【背景技術】
【0002】
種々の熱ポンプ・デバイスが従来技術から知られており、ここでは、これらの熱ポンプ・デバイスは、通常、少なくとも、コンプレッサ、復水器(すなわち、液化機)、膨張デバイス(具体的には、膨張弁)、及び蒸発装置を備える。
【0003】
熱ポンプは技術的には冷却室のように構成されるが、熱ポンプでは高温側(すなわち、熱ポンプの復水器)が加熱のために使用されることが異なる。言い換えると、熱ポンプ・デバイス及び冷却室の両方が、HVACコンプレッサ・システム(すなわち、加熱、換気、空調、又は冷却)に基づく。
【0004】
既知の熱ポンプ・デバイスの基本的な問題として騒音発生がある。コンプレッサが動作中に振動を発生させ、これらの振動は、機械的な相互接続部を通してシステムの他の部分に伝達され得るコンプレッサ自体の振動と、コンプレッサ出口から外に出る圧縮動作流体中の振動と、の両方を含み得る。
【0005】
1つ又は複数の振動制御デバイスが、これらの振動源のうちの一方又は両方を制御するために冷媒回路に沿うように位置することができる。
【0006】
原理的には、例えば、コンプレッサと復水器(すなわち、液化機)との間に振動制御デバイスを配置することにより、このような振動源を制御するための振動制御デバイスが知られている。
【0007】
これに関して熱ポンプのコンプレッサの遮音が非常に重要であり、それにより、加熱されることになる生活空間の快適さを損なうことなくコンパクトな熱ポンプを据え付けることが可能となる。
【0008】
さらに、蓄電ヒーターのサイズのコンパクトな熱ポンプを備える熱ポンプ・デバイスが文献DE102008016577A1から知られており、コンパクトな熱ポンプがハウジングを有し、少なくとも1つのコンプレッサ及び1つの復水器(すなわち、液化機)がハウジング内に配置構成される。
【0009】
ここで開示した熱ポンプ・デバイスのハウジングは遮音セクションを有し、この遮音セクション内にコンプレッサが配置構成され、それにより拍動及び振動を制御するためのデバイスが得られる。
【0010】
具体的には、この防音セクションの壁が、例えば数cmの厚さの防音マットである、適切な防音材料で覆われる。床及び壁に固定するための固定要素又は固定せずに設置するための脚も、振動伝達を可能な限り防止するために、例えばゴム・ワッシャなどの、遮音要素を装備することができる。壁がコンプレッサと復水器(液化機)との間に遮音性のある分離区間を提供する。
【0011】
文献DE102008016577A1から知られている拍動及び振動の制御のためのデバイスは、拍動及び振動の制御が非常に高コストの手段で達成される、という欠点を有する。
【0012】
別の文献DE202018102825U1が、HVACコンプレッサ・システム(すなわち、加熱テクノロジ、換気テクノロジ、空調テクノロジ、又は冷却テクノロジ)又は熱ポンプ構成内のコンプレッサのための拍動及び振動の制御のための別のデバイスを開示している。具体的には、拍動及び振動の制御のためのデバイスが、やはり、コンプレッサと例えば復水器(液化機)までの排出ラインとの間に配置構成される。
【0013】
文献DE202018102825U1から知られている拍動及び振動の制御のためのデバイスは、一方のコンプレッサ端部のところにあるフランジと、消音装置ボディと、マフラー・ボディの内部に及びコンプレッサ端部の反対側のマフラーの自由端の内部にあるバッフルなどの1つ又は複数の振動減衰構造と、マフラー・ボディからバッフルまでの長さに沿って延在する、フランジに取り付けられたベローズ構成と、を備える消音装置ユニットを備え、マフラーの自由端及びバッフルが互いに接触しない。
【0014】
ベローズ構成のヒダ部分(folding)は、文献DE202018102825U1では、銅又は鋼鉄などの金属の複数の層から構成されるものとして説明されている。
【0015】
言い換えると、これは、HVACコンプレッサ・システム(すなわち、加熱、換気、空調、又は冷却)内に又は熱ポンプ構成内にそれぞれ、騒音低減すなわち音及び振動の低減を達成するための消音装置及びベローズを一体化する。
【0016】
文献DE202018102825U1から知られている拍動及び振動の制御のためのデバイスは、デバイスが、構造支持体、消音装置フランジ、溶接部などを備える、比較的複雑である構造を有する、という欠点を有する。デバイスが、コンプレッサの拍動及び振動を制御するように設計される。
【0017】
別の既知の現況技術として、Nortechからの「フランジ付きの可撓性ゴム膨張継手(flexible flanged rubber expansion joint)」があり、これは振動制御デバイスとして機能し、2つの接続フランジの間に弾性パイプ・セクションを有する。この事例では、弾性パイプ・セクションがその中央に球形突起部を有する。
【0018】
Nortechからの振動制御のためのこのデバイスは、組み立て中の取り扱いが困難であるという欠点を有する。
【0019】
さらに、具体的にはコンプレッサ、復水器(すなわち、液化機)、膨張デバイス(具体的には、膨張弁)、及び蒸発装置である、個別の構成要素を流体連通させる断熱式のポンプ接続ホースが従来技術から知られている。
【0020】
さらに、EP3070387A1が、航空機産業の換気テクノロジの分野で使用される可撓性継手を説明している。これは、その間に湾曲部が配置される2つの直線領域にある、材料厚さが小さい部分と、組み立て時の融通性を向上させるためのその中央にある2つの鋸歯状のヒダ部と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0021】
【特許文献1】DE102008016577A1
【特許文献2】DE202018102825U1
【特許文献3】EP3070387A1
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0022】
本発明は、熱ポンプを据え付けるところである振動発生源に関連する拍動及び振動の制御のための、冒頭で説明されるデバイスを作り出すタスクをそれ自体で担い、このデバイスは、単純なデザインと、効果的な拍動・振動制御と同時に行われる単純化された取り扱いと、を特徴とする。その狙いは、振動発生源からの騒音伝達を可能な限り低く抑えるのを維持することである。
【0023】
これらのタスクが請求項1の特徴を有するデバイスによって達成される。
【0024】
本発明によると、冒頭で説明される振動補償のためのデバイスが、振動補償のための、非金属であり、離間され、オフセットされた正確に2つのベローズ構成を備え、接続要素の間のパイプ・セクションが、すべての個別の位置決めリング又は補強リブを除いて、一定の材料厚さを有し、ベローズ構成が、各々が円周方向に360°にわたって延びる1つ又は複数の環状閉塞ヒダ部(annularly closed fold)から構成される。螺旋形状のヒダ部は、環状閉塞ヒダ部とは異なり、吸収するエネルギーを大幅に低減し得る。その理由は、弾性効果ではなく補強効果を有するようにするため、ヒダ部の開始位置及び端部において貴重な空間が使われることになる、からである。同様に、360°の円周に満たないように設計されたヒダ部分は弾性が不十分でしかなく、したがって本発明に適さない。
【0025】
具体的には、ヒダ部は接続要素に可能な限り接近しているべきであり、その結果、2つのベローズ構成の間のパイプ・セクションを可能な限り長くすることができる。デバイスの端部からベローズ構成までの距離は2つのヒダ部より短い距離であるべきである。この距離には、接続要素を配置構成するところである領域が含まれる。接続要素が小さい空間しか必要としない場合、この距離は1つのヒダ部分の1.5倍未満であってもよく、1つのヒダ部分より小さくてもよい。ヒダ部分16を接続要素に直接に近接させることにはさらに、熱ポンプの据え付け条件が非常に厳しいことを理由として非常に小さい空間しか必要としないという特別な利点がある。
【0026】
加えて、ヒダ部分の上昇部分(elevation)は可能な限り短くあるべきである。これは、ヒダ部分の上昇部分が長手方向断面においてそれらの中心線内で概略正弦曲線に沿うべきであること、又は、材料内の中心線が等しい半径を有する概略球台を再現することを意味する。半径は材料の厚さと同程度であるべきであり、好適には1.5倍未満のずれを有する。これにより、ベローズ構成内の管の壁が大量の振動エネルギーを吸収することが可能となることが保証される。その理由は、ベローズ領域の全体が柔軟性を有し、それ自体では共振を発生させ得ないからである。
【0027】
材料がより厚くより高い柔軟性を有する場合、散逸性が向上し、つまり、振動エネルギーの吸収及び熱エネルギーへの変換が向上する。EP3070387A1で説明されるようにベローズ領域内にある堅いヒンジ・セグメントは、散逸に寄与しないことに加えて、共振発生の原因となり得る。
【0028】
好適には、パイプ・セクションが単一部片で作られる。熱ポンプの用途では圧縮応力が非常に大きいことを理由として、パイプ・セクションがカーカス(carcass)によって補強され得るからである。好適には、パイプ・セクションが、体積に関して、主としてエラストマから構成される。
【0029】
言い換えると、本発明によるデバイスが、非金属ベローズ構成の形態であるゴム補償装置(rubber compensator)を有する。
【0030】
本発明では、ベローズ構成はアコーディオンの手法のように折り畳まれるホースであると理解される。
【0031】
本発明による切り離し及び振動制御のためのデバイスの利点は、その端部のところにある2つの接続フランジを有する本質的に湾曲管の形態であるその単純なデザインのおかげで、組み立て及び分解が非常に容易となり、つまり、デバイスが、HVACコンプレッサ・システム(すなわち、加熱テクノロジ、換気テクノロジ、空調テクノロジ、又は冷却テクノロジ)又は熱ポンプ構成の他の構成要素から容易に切り離され得る、ことである。
【0032】
具体的には、非金属材料で作られたヒダ部分を備えるベローズ構成を選択することにより、有利には、デザインが、金属材料で作られたヒダ部分を備える文献DE202018102825U1のデザインと比較して大幅に単純となり得ることが分かった。
【0033】
文献DE102008016577A1と比較すると、本発明に従って、単純な手法で遮音及び流体連通を組み合わせるデバイスが実現される。
【0034】
角偏向の可能性を最小にして、中央に配置される球形隆起部を有する、Nortech社の「フランジ付きの可撓性ゴム膨張継手」と比較すると、本発明によるデバイスは、有利には、大幅により大きい角偏向を可能にし、本発明によるデバイスは、振動切り離しのために必要である横方向の運動を可能にする。
【0035】
原理的には、本発明によるデバイスは、別法として、コンプレッサに加えて、具体的には送水ポンプ(例えば、逆浸透システムの供給側のポンプ)であるポンプなどの別の振動発生源が使用されるような、電力工学、工業用水処理、又はプラント建設の用途領域でも、使用される。
【0036】
別の有利な実施例が従属請求項で与えられる。
【0037】
好適には、切り離しのためのさらには振動制御のための本発明によるデバイスが、コンプレッサと復水器(すなわち、液化機)との間に配置構成される。
【0038】
好適には、パイプ・セクションが湾曲しており、それにより、2つの脚部が、75°から120°の間の角度に、またより好適には約90°の角度に、跨り、したがって、2つの脚部が互いに対して一定の角度で形成され、ベローズ構成がこれらの2つの脚部に付されるように配置構成される。
【0039】
好適には、本発明によるデバイスのベローズ構成が、接続要素に直接に接触するように配置構成される。この種類のベローズ構成は、ベローズ領域の間に可能な限り大きいレバー・アームが形成され、したがって取り扱いが大幅に単純化される、という利点を有する。言い換えると、ベローズの間の大きいレバー・アームが、組み立ての自由度の大幅な緩和及び特に有利な振動切り離しを可能にする。
【0040】
好適には、切り離しのための及び振動制御のための本発明によるデバイスのパイプ・セクションが単一部片で形成され、したがって、ベローズ構成が単一部片としてデバイスのパイプ・セクションに一体化される。この単一部片のデザインは、漏洩のリスクが実質的に排除され、潜在的な組み立てエラーのリスクが大幅に低減される、という特別な利点を有する。
【0041】
本発明の別の態様が、例えば、ポンプ、又は熱ポンプ・デバイス内のコンプレッサなどの、振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての本発明によるデバイス2の使用に関連する。
【0042】
添付図面に関連して以下で本発明の主題の好適な実施例を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【
図1】接続フランジの形態である接続要素を備える、切り離しのための及び振動制御のための本発明によるデバイスの第1の好適な実施例を示す図である。
【
図2】ねじ接続装置の形態である接続要素を備える、本発明による切り離し及び振動制御のためのデバイスの第2の好適な実施例を示す図である。
【
図3A】接続フランジの形態である接続要素を備え、複数の位置決めリングを備える、第1の好適な実施例を示す長手方向断面図である。
【
図3B】接続フランジとして設計された接続要素の本発明によるデバイスの第1の好適な実施例の領域Bを示す詳細図である。
【
図3C】接続フランジの形態である接続要素を備える本発明によるデバイスの第1の好適な実施例を示す正面図である。
【
図4A】接続フランジの形態である接続要素を備える切り離し及び振動制御のための本発明によるデバイスの第1の好適な実施例を示す長手方向断面図である。
【
図4B】本発明による切り離し及び振動制御のためのデバイスの第2の好適な実施例のねじ接続装置の形態である接続要素を示す詳細図である。
【
図4C】本発明によるデバイスの第3の好適な実施例によるプレス・システムの形態である接続要素を示す詳細図である。
【
図5A】溝接続装置の形態である接続要素を備える切り離し及び振動制御のための本発明によるデバイスの第4の好適な実施例を示す図である。
【
図5B】溝接続装置の形態である接続要素を備える本発明によるデバイスの第4の好適な実施例を示す断面
図C-Cである。
【
図6A】別のねじ接続装置の形態である接続要素を備える切り離しのための及び振動制御のための本発明によるデバイスの第5の好適な実施例を示す図である。
【
図6B】本発明によるデバイスの第5の好適な実施例の別のねじ接続装置を示す断面
図D-Dである。
【
図7】HVACコンプレッサ・システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0044】
図1が、各々の事例で接続要素として端部のところに取り付けられた第1の接続フランジ10及び第2の接続フランジ11を備える切り離しのためのさらには振動制御のための本発明によるデバイス2の第1の好適な実施例を示す。
【0045】
本発明による切り離し及び振動制御のためのデバイス2の第1の好適な実施例が、ここでは、パイプ・セクションRを備え、パイプ・セクションRが湾曲しており、2つの脚部Sにわたって跨る。デバイス2が、接続要素として少なくとも2つの接続フランジ10;11を備える。
【0046】
デバイス2が、ここでは、振動補償のための、少なくとも2つの、離間され、オフセットされたベローズ構成Fを備える。
【0047】
デバイス2が、端部接続要素の各々の方を向く領域内に非金属ベローズ構成Fを備える。ベローズ構成Fが、ここでは、例として、各々の事例で2つのヒダ部分16を有するが、各々の事例で1つのヒダ部分16又は3つのヒダ部分16も可能である。特に好適には、ベローズ構成Fの2つのヒダ部分16がゴム材料又はエラストマで作られ、具体的には、エチレンプロピレンジエン・ゴム(EPDM)、ニトリル・ゴム(NBR)、ブチル・ゴム、シリコーン、又はこれらの任意の組み合わせで作られる。非常に好適には、デバイス2のパイプ・セクションRの内側表面が、例えばTeflon(登録商標)コーティングなどの、撥水コーティングを装備することができる。
【0048】
以降、同一の参照符号は図内の同一の構成要素を示す。
【0049】
図2が、
図4Bで再び詳細に説明されるように、ここでは、各々の事例で3つの部品である、ねじ接続装置21;22の形態である接続要素を備える切り離しのためのさらには振動制御のための本発明によるデバイス2の第2の好適な実施例を示す。ユニオン・ナット23のねじ込み式の接続装置21;22及び接続ナット28;28’が、ここでは、ポリゴン・ナットとして設計される。
【0050】
ねじ接続装置21;22が金属で作られ得る。本発明の好適な別の発展形態によると、ねじ接続装置が非金属材料で作られることも考えられ得、つまり、(PE)又はPVCなどのプラスチックで作られることも考えられ得る。プラスチックは食品分野及び化学分野の用途で有利である。
【0051】
好適には、デバイス2が、つまり具体的にはパイプ・セクションRが、エチレンプロピレンジエン・ゴム(EPDM)、ブチル・ゴム、ニトリル・ゴム(NBR)、シリコーンなどの、加硫エラストマ・ユニットで作られ得る。このようなエラストマを選択することには、拡散性が低い又はガス透過性が低いという利点がある。
【0052】
図3Aが、接続フランジ10の形態である接続要素を備え、複数の位置決めリング15を備える、第1の好適な実施例を通る長手方向断面図を示す。
【0053】
図3Aで見てとれるように、切り離しのための及び振動制御のための本発明によるデバイス2のパイプ・セクションRが単一部片で形成され、それにより、ベローズ構成Fが単一部片としてデバイス2のパイプ・セクションRに一体化される。
【0054】
さらに、デバイス2のパイプ・セクションRが、それぞれ各端部のところにある第1の密閉リング12及び第2の密閉リング13を一体的に形成し、密閉リング12;13が好適には波Riを装備する、ことが
図3Aで見てとれる。
【0055】
図3Aで見てとれるように、パイプ・セクションRが湾曲しており、2つの脚部Sが、75°から120°の間の角度αで、またより好適には約90°の角度で、クランプされ、したがって、互いに対して一定の角度である2つの脚部Sが形成され、ベローズ構成Fがこれらの2つの脚部Sの上に配置構成される。特に好適には、2の脚部Sの間に形成される角度αが実質的に直角である。
【0056】
有利には、ベローズ構成Fの間の領域に追加の位置決めリング15を取り付けることが、高圧力レベルの用途に特に適することが確認されている。
図3Aに示されるように、ここでは、実例として5つの位置決めリング15が配置構成される。加えて又は別法として、パイプ・セクションRがさらにカーカスを用いて補強され得る。
【0057】
決定的要因として、接続要素の間のパイプ・セクションR内での材料厚さが一定であるということがあり、これは、必要である場合、外側への隆起が起こり得るところである位置決めリング15又は補強リブの領域を除く。材料厚さが小さい領域が存在すると、必然的に、ブレークスルー(breakthrough)が起こる。その理由は、上で言及した用途での圧力が非常に大きいからである。材料厚さを一様にすることにより、材料使用を最小にして最良の寸法的安定性及び圧縮安定性を得ることができる。追加の支持リブ又は位置決めリングがさらに装着されてもよい。
【0058】
これらの図から見てとれるように、ベローズ構成Fは1つ又は複数の環状閉塞ヒダ部16から構成され、環状閉塞ヒダ部16の各々が円周方向に360°にわたって延びている。ベローズ構成Fの個別のヒダ部16が、
図3aに示されるように、長手方向断面において、材料内の中心線が等しい半径の概略球台を再現することになるように、設計される。概して、一列に並べられた概略半球台が存在し、端部のところには四半球台が取り付けられる。半径は一定であるが異なる方向を向いており、したがって、概略正弦波形状のヒダ部16が形成される。これらの間に直線セクションは存在しない。半径は概して材料厚さに一致するが、1.5倍のずれまで許容され得る。
【0059】
図3Bが、接続フランジとして設計された接続要素の、本発明によるデバイス2の第1の好適な実施例の
図3Aに示される領域Bの詳細図を示す。波Riも示しているところであるデバイス2の端部からベローズ構成Fまでの距離は、可能な限り小さく維持されるべきである。この例示では、この距離はヒダ部より小さい。接続要素がより大きい空間を使用するような他の配置構成では、この距離が2つのヒダ部と同じ広さであってよい。この距離は可能な限り小さく維持されるべきであり、その結果、ベローズ構成Fの間のパイプ・セクションRを最大にすることができる。これにより音伝達を低減することができることが確認されている。
【0060】
図3Cが、接続フランジ12;13の形態である接続要素を備える本発明によるデバイスの第1の好適な実施例の正面図を示す。
【0061】
図4Aが、接続フランジ10の形態である接続要素を備える切り離しのためのさらには振動制御のための本発明によるデバイス2の第1の好適な実施例を通る長手方向断面
図A-Aを示す。ここでもやはり、パイプ・セクションRの端部から第1のヒダ部までの距離がヒダ部の幅より小さい。
【0062】
図4Aに示される接続フランジの代替形態として、
図4Bが、切り離しのためのさらには振動制御のための、
図2に示される本発明によるデバイス2の第2の好適な実施例のねじ接続装置21の形態である接続要素の詳細図を示す。ねじ接続装置21がここでは3部品構成であり、例えば接着又は溶接により、材料をロックする手法で例えばパイプ・セクションRの外壁に固定され得る、リング形状の接続支援要素24を備える。接続支援要素24がここでは雄ねじを示す。ここでは、ユニオン・ナット23が、接続支援要素24の雄ねじに対応する雌ねじを有し、多角形接続ナット28の突出ノーズNを囲み、それにより、本発明によるデバイス2の管セクションRと雌ねじを有する接続ナット28との間での接続を確立する。
【0063】
図4Cが、本発明によるデバイス2の第3の好適な実施例のプレス・システム又はプレス接続装置25の形態である接続要素の詳細図を示す。
【0064】
プレス・システム又はプレス接続装置25が、接続支援要素24’、雌ねじを有するユニオン・ナット23’、及び密閉リング12’’を備える。デバイス2の管セクションRの端部において、各々の端部のところに単一部片として密閉リング12’’が形成される。
【0065】
接続支援要素24’が、例えば、接着剤による接着又は溶接によりパイプ・セクションRの外壁に固定され得る。
【0066】
ここでは、ユニオン・ナット23’により、接続支援要素24’と第2のパイプ接続装置29との間にプレス接続装置が作られ、ここでは、ユニオン・ナット23’の雌ねじが接続支援要素24’の雄ねじと相互作用する。さらに、ユニオン・ナット23’が、本発明によるデバイス2のパイプ・セクションRとパイプ接続装置29との間に液密接続を確立するために、パイプ接続装置29のノーズN’を包囲する。
【0067】
図5Aが、溝接続装置30の形態である接続要素を備える切り離し及び振動制御のための本発明によるデバイス2の第4の好適な実施例を示す。
【0068】
図5Bが、溝接続装置の形態である接続要素を備える本発明によるデバイス2の第4の好適な実施例を通る断面
図C-Cを示しており、ここでは、示されない接続パイプを用いる接続が好適にはパイプ継手を用いて行われ得る。
【0069】
接続支援要素24’’は、ここでは例示的に、例えば接着又は溶接により、パイプ・セクションRの外壁に物質的に固定され、雄ねじを装備する。ここでは、密閉リング12’’が端部のところでパイプ・セクションRと一体的に形成される。この配置構成では、パイプ・セクションRの端部から第1のヒダ部分までの距離がヒダ部の幅よりわずかに大きい。
【0070】
図6Aが、第3のねじ接続装置32の形態である接続要素を備える切り離しのためのさらには振動制御のための本発明によるデバイスの第5の好適な実施例を示す。
【0071】
図6Bが、本発明によるデバイス2の第5の好適な実施例の別のねじ接続装置29を通る断面
図D-Dを示す。ここで示される第3のねじ接続装置32は、ユニオン・ナット23’’’、さらには、物質的な接着剤(material bond)によりパイプ・セクションRに接続された接続支援要素24’’’を備える。
【0072】
ユニオン・ナット23’’’が、ここでは、接続支援要素24’’’の雄ねじに対応する雌ねじを有し、第2のパイプ接続装置29’’の突出ノーズN’’’を囲み、それにより、本発明によるデバイス2のパイプ・セクションRと第2のパイプ接続装置29’’との間での接続を確立する。
【0073】
好適には、第3のねじ接続装置32のユニオン・ナット23’’及び第2のパイプ接続装置29’’が非金属材料で作られ、つまり具体的にはポリエチレン(PE)又はポリ塩化ビニル(PVC)などのプラスチックで作られる。プラスチックは食品分野及び化学分野の用途で有利である。
【0074】
本発明では、パイプ・セクションRの両端部において
図1から
図6Bに示される配置構成を任意に組み合わせることも考えられる。この配置構成では、パイプ・セクションRの端部から第1のヒダ部分16までの距離がヒダ部の幅に概して一致する。
【0075】
図7がHVACコンプレッサ・システムを示しており、熱ポンプ・デバイスがやはりこのHVACコンプレッサ・システムに基づいており、HVACコンプレッサ・システムが、本発明によるデバイス2を備えることができる。HVACコンプレッサ・システム/熱ポンプ・デバイス1が、コンプレッサ7と、復水器6と、例えば膨張弁8などの、膨張デバイスと、蒸発装置5と、を備えることができる。コンプレッサ7、復水器6、膨張デバイス、及び蒸発装置5が、熱伝達流体を移送するためにセクションa)からd)に流体連通される。気体の熱伝達流体が空気である事例では、これは通常は空調システム又は熱ポンプ・システムである。本発明によるデバイス2が、好適には、コンプレッサ7と復水器6との間のセクションb)内に配置構成され得る。
【符号の説明】
【0076】
1 HVACコンプレッサ・システム/熱ポンプ・デバイス
2 切り離しのためのさらには振動制御のためのデバイス
5 蒸発装置
6 復水器(すなわち、液化機)
7 コンプレッサ
8 膨張弁
10 第1の接続フランジ
11 第2の接続フランジ
12 (接続フランジの)第1の密閉リング
13 (接続フランジの)第2の密閉リング
15 位置決めリング
16 (ベローズ構成の)ヒダ部分
21 第1のねじ接続装置
22 第2のねじ接続装置
23;23’;24’’;24’’’ ユニオン・ナット
24;24’;24’’ 接続支援要素
25 プレス接続装置
28 接続ナット
29;29’;29’’ 第2のパイプ接続装置
30 溝接続装置
31 溝
32 第3のねじ接続装置
a、b、c、d (熱ポンプ構成の間の)セクション
F ベローズ構成
N;N’ ノーズ
R パイプ・セクション
Ri 波
S 脚部
α (脚部の間の)角度
【手続補正書】
【提出日】2023-05-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0076】
1 HVACコンプレッサ・システム/熱ポンプ・デバイス
2 切り離しのためのさらには振動制御のためのデバイス
5 蒸発装置
6 復水器(すなわち、液化機)
7 コンプレッサ
8 膨張弁
10 第1の接続フランジ
11 第2の接続フランジ
12 (接続フランジの)第1の密閉リング
13 (接続フランジの)第2の密閉リング
15 位置決めリング
16 (ベローズ構成の)ヒダ部分
21 第1のねじ接続装置
22 第2のねじ接続装置
23;23’;23’’;23’’’ ユニオン・ナット
24;24’;24’’ 接続支援要素
25 プレス接続装置
28 接続ナット
29;29’;29’’ 第2のパイプ接続装置
30 溝接続装置
31 溝
32 第3のねじ接続装置
a、b、c、d (熱ポンプ構成の間の)セクション
F ベローズ構成
N;N’ ノーズ
R パイプ・セクション
Ri 波
S 脚部
α (脚部の間の)角度
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切り離しのためのさらには振動制御のための熱ポンプ・デバイス内で使用されるための接続管の形態であるデバイ
スにおいて、
- パイプ・セクショ
ンと;
- 各端部のところに配置構成された接続要素と;
を備え、
前記デバイ
スが、振動補償のための、非金属であり、離間され、オフセットされた正確に2つのベローズ構
成を備える、
デバイ
スであって、
前記接続要素の間の前記パイプ・セクショ
ンが、すべての個別の位置決めリン
グ又は補強リブを除いて、一定の材料厚さを有し、前記ベローズ構
成が、各々が円周方向に360°にわたって延びる1つ又は複数の環状閉塞ヒダ
部から構成され
る、デバイ
ス。
【請求項2】
前記パイプ・セクショ
ンが湾曲しており、2つの脚
部が、75°から120°の間の角
度で延伸しており、したがって、2つの脚
部が互いに対して一定の角度で形成され、前記ベローズ構
成が前記2つの脚
部の上に配置構成され
る、請求項1に記載のデバイ
ス。
【請求項3】
前記2つの脚部が約90°の角度で延伸する、請求項2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記ベローズ構
成が、各々の事例で、接続要素に直接に接触するように配置構成され、その結果、前記デバイ
スの前記端部から前記ベローズ構
成までの距離が2つのヒダ部分より小さくな
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項5】
前記ベローズ構成が、各々の事例で、接続要素に直接に接触するように配置構成され、その結果、前記デバイスの前記端部から前記ベローズ構成までの距離が2つのヒダ部分より小さくなる、請求項2に記載のデバイス。
【請求項6】
前記デバイ
スの前記パイプ・セクショ
ンが、切り離しのための及び振動制御のための単一部片として形成され、それにより、前記ベローズ構
成が前記デバイ
スの前記パイプ・セクショ
ンに単一部片として一体化され
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項7】
前記ベローズ構
成が、1つから3つの間のヒダ部分を備え
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項8】
前記ベローズ構成が2つのヒダ部分を備える、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
切り離しのための及び振動制御のための前記デバイ
スが複数の位置決めリン
グをさらに備え、前記位置決めリン
グが前記ベローズ構
成の間の領域に装着され
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項10】
切り離しのための及び振動制御のための前記デバイスが、5つから9つである、複数の位置決めリングを備える、請求項9に記載のデバイス。
【請求項11】
前記接続要素が、フランジ接続装置、プレス・システム、ねじ接続装置、又は溝接続装置の形態であ
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項12】
前記ベローズ構
成の前記ヒダ部
分が、長手方向断面において前記材料内の中心線により等しい半径の球台を形成することになるように、設計され
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項13】
前記半径が前記パイプ・セクションの前記材料厚さと同程度であ
る、請求項
12に記載のデバイ
ス。
【請求項14】
前記パイプ・セクションが、体積に関して、大部分がエラストマから構成され
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項15】
カーカス(carcass)を用いて補強され
る、請求項
1に記載のデバイ
ス。
【請求項16】
振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての
、請求項
1に記載の
熱ポンプ・デバイス及びデバイス
を備えるシステム。
【請求項17】
振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての、請求項4に記載の熱ポンプ・デバイス及びデバイスを備えるシステム。
【請求項18】
振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての、請求項9に記載の熱ポンプ・デバイス及びデバイスを備えるシステム。
【請求項19】
振動発生源に関連する切り離し及び振動制御のための、流体接続装置としての、請求項12に記載の熱ポンプ・デバイス及びデバイスを備えるシステム。
【請求項20】
前記振動発生源がポンプ又はコンプレッサである、請求項16から19までのいずれか一項に記載の熱ポンプ・デバイス及びデバイスを備えるシステム。
【国際調査報告】