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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-20
(54)【発明の名称】フラッシュライトアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F21L 4/00 20060101AFI20231013BHJP
   H01H 25/06 20060101ALI20231013BHJP
   F21V 23/04 20060101ALI20231013BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20231013BHJP
【FI】
F21L4/00 412
H01H25/06 C
F21V23/04 150
F21Y115:10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023519236
(86)(22)【出願日】2021-03-23
(85)【翻訳文提出日】2023-05-23
(86)【国際出願番号】 US2021023673
(87)【国際公開番号】W WO2022066216
(87)【国際公開日】2022-03-31
(31)【優先権主張番号】17/032,575
(32)【優先日】2020-09-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】502213715
【氏名又は名称】ストリームライト,インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ジョナサン・アール・シャラ
【テーマコード(参考)】
3K014
5G031
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014GA00
5G031AS10Z
5G031AS27Z
5G031GS04
5G031HU23
5G031LS02
(57)【要約】
電気機械的スイッチアセンブリおよび内部封止サブフレームを備えたフラッシュライトアセンブリ、およびこれを組み立てて動作させる方法が開示される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明装置であって、
第1の動作状態および第2の動作状態を有する光源と、
電源と、
押下可能である少なくとも1つのボタンであって、前記光源、前記電源、および前記少なくとも1つのボタンはともに電気的に結合されている、少なくとも1つのボタンと、
スイッチアセンブリであって、
前記照明装置の外部からユーザによって係合可能であるホイールと、
少なくとも1つのスプリングアームを有するスプリングと、
前記ホイールに回転可能に固定されているカムであって、前記カムは、前記カムにおいて周方向に配置された複数の戻り止めを有し、前記複数の戻り止めのうちのそれぞれの戻り止めが、その中に前記スプリングの少なくとも一部を受容することができる、カムと、
を含む、スイッチアセンブリと、
を含み、
前記スイッチアセンブリは、前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第1の戻り止め内に配置される第1の位置と前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第2の戻り止め内に配置される第2の位置との間で回転可能であり、前記第1の位置において前記カムは前記少なくとも1つのボタンを押下せず、その結果、前記光源はその第1の動作状態に置かれ、前記第2の位置において前記カムは前記少なくとも1つのボタンを少なくとも部分的に押下し、その結果、前記光源はその第2の動作状態に置かれる、
照明装置。
【請求項2】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記光源は、前記光源から第2の強度の光が放射されるように前記光源および前記電源が相互作用する第3の動作状態をさらに有し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならず、前記第3の動作状態は、前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第3の戻り止め内に配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つのボタンは第1のボタンおよび第2のボタンを含み、前記第3の位置において前記カムは前記第1のボタンおよび前記第2のボタンの両方を少なくとも部分的に押下し、その結果、前記光源はその第3の動作状態に置かれる、請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記スプリングの前記少なくとも1つのスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記スプリングの前記少なくとも1つのスプリングアームは、互いに対向して配置された第1のスプリングアームおよび第2のスプリングアームを含み、前記複数の戻り止めは、第2の戻り止めの正反対に配置されている第1の戻り止めと、第4の戻り止めの正反対に配置されている第3の戻り止めと、を含み、前記スイッチアセンブリの前記第1の位置において前記第1のスプリングアームは前記第1の戻り止めに配置され、前記第2のスプリングアームは前記第2の戻り止めに配置され、前記スイッチアセンブリの前記第2の位置において前記第1のスプリングアームは前記第3の戻り止めに配置され、前記第2のスプリングアームは前記第4の戻り止めに配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記複数の戻り止めは、第6の戻り止めの正反対に配置されている第5の戻り止めをさらに含み、前記光源は、前記第1のスプリングアームが前記第5の戻り止めに配置されかつ前記第2のスプリングアームが前記第6の戻り止めに配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第3の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第2の強度の光が放射されるように相互作用し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記第1のスプリングアームおよび前記第2のスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項9に記載の照明装置。
【請求項11】
前記カムは、前記カム上に配置された少なくとも1つの傾斜表面をさらに含み、前記光源は、前記第1のスプリングアームが前記少なくとも1つの傾斜表面上に配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、請求項6に記載の照明装置。
【請求項12】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項11に記載の照明装置。
【請求項13】
前記第3の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第2の強度の光が放出されるように相互作用し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、請求項12に記載の照明装置。
【請求項14】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記第1のスプリングアームおよび前記第2のスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項13に記載の照明装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのボタンが配置されているプリント回路基板をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項16】
前記照明装置は、
サブフレームであって、前記サブフレームが、内部容積と、前記サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、前記内部容積内に前記電源が配置されている、サブフレームと、
周縁を有するシールであって、前記サブフレームにおける前記開口が液体および気体不透過性であるように前記周縁が前記封止表面に取り付けられている、シールと、
ベントであって、前記内部容積に液体が入るのを防止する一方、前記内部容積から前記ベントを通して気体が放出されることを可能にするように作用するベントと、
をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項17】
照明装置であって、
光源と、
前記光源に電気的に結合されている電源と、
前記照明装置の外部からユーザによって係合可能であるスイッチアセンブリと、
サブフレームであって、前記サブフレームが、内部容積と、前記サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、前記開口は、前記開口を通して前記サブフレームの前記内部容積内へ前記電源を挿入することが可能になるような大きさであり、前記電源は完全に前記内部容積内に配置されている、サブフレームと、
周縁を有するシールであって、前記サブフレームにおける前記開口が流体不透過性であるように前記周縁が前記封止表面に取り付けられている、シールと、
前記サブフレームおよび前記光源の少なくとも一部を封入している本体と、
を含む、照明装置。
【請求項18】
前記開口は非円形の断面形状を有する、請求項17に記載の照明装置。
【請求項19】
前記開口は矩形の断面形状を有する、請求項18に記載の照明装置。
【請求項20】
前記サブフレームおよび前記シールはプラスチック材料で構成されている、請求項17から19のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項21】
前記シールの前記周縁は前記サブフレームの前記封止表面に熱溶接されている、請求項20に記載の照明装置。
【請求項22】
前記照明装置は、スイッチ開口をさらに含み、前記スイッチ開口を通して前記サブフレームの前記内部容積と前記サブフレームの外部との間で前記スイッチアセンブリが延在し、前記スイッチ開口は、液体不透過性であるシールをさらに含む、請求項17から19のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項23】
前記照明装置は、光開口をさらに含み、前記光開口を通して前記サブフレームの前記内部容積と前記サブフレームの外部との間で前記光源が延在し、前記光開口は、液体不透過性であるシールをさらに含む、請求項17から19のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項24】
照明装置を組み立てる方法であって、
サブフレームに配置された開口を通して前記サブフレームの内部容積の完全に内部に電源を配置するステップであって、前記サブフレームは、前記開口を包囲する封止表面をさらに含む、ステップと、
前記サブフレームの前記封止表面にシールの周縁を熱溶接して前記開口の周りに流体不透過性シールを作り出すステップと、
光源および前記サブフレームおよび前記シールを本体内へ配置するステップであって、前記光源は前記電源に電気的に結合される、ステップと、
前記本体を閉じるステップと、
を含む、方法。
【請求項25】
前記サブフレームにおける前記開口を通して前記サブフレームの前記内部容積の完全に内部に前記電源を配置する前記ステップは、前記開口を通して前記電源を挿入するステップをさらに含み、前記開口は非円形断面領域を有し、熱溶接する前記ステップは、前記シールを前記サブフレームに熱溶接するステップをさらに含み、前記シールおよび前記サブフレームの両方がプラスチック材料で構成されている、請求項24に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、携帯照明装置の分野に関し、より詳細には、可変動作モード、一時的サージモード、および封止されたエレクトロニクスコンパートメントを備えた手持ちフラッシュライトアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
封止されたエレクトロニクスコンパートメントを有するフラッシュライトアセンブリが当該技術において知られている。このようなフラッシュライトアセンブリは大抵、ハウジング部材および/または締結具間のギャップにまたがる接着剤または圧縮タイプのシールを含む、厚型の封止されたエレクトロニクスコンパートメントを有する。これらのシールはかさばり、製造するのが高価で、かつ/または信頼性に欠ける可能性がある。
【0003】
押しボタン作動およびモード選択を有するフラッシュライトアセンブリも当該技術において知られている。これらのフラッシュライトアセンブリの多くはバイモーダル動作状態に限定されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、先行技術の装置のこれらおよび他の欠点を克服する改良された携帯照明装置に対する必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様において、本発明の概念は、第1の動作状態および第2の動作状態を有する光源と、電源と、押下可能である少なくとも1つのボタンであって、光源、電源、および少なくとも1つのボタンはともに電気的に結合されている、少なくとも1つのボタンと、スイッチアセンブリと、を含む照明装置であり、スイッチアセンブリは、照明装置の外部からユーザによって係合可能であるホイールと、少なくとも1つのスプリングアームを有するスプリングと、ホイールに回転可能に固定されているカムと、を含み、カムは、カムにおいて周方向に配置された複数の戻り止めを有し、複数の戻り止めのうちのそれぞれの戻り止めがその中にスプリングの少なくとも一部を受容することができ、スイッチアセンブリは、少なくとも1つのスプリングアームが複数の戻り止めの第1の戻り止め内に配置される第1の位置と少なくとも1つのスプリングアームが複数の戻り止めの第2の戻り止め内に配置される第2の位置との間で回転可能であり、第1の位置においてカムは少なくとも1つのボタンを押下せず、その結果、光源はその第1の動作状態に置かれ、第2の位置においてカムは少なくとも1つのボタンを少なくとも部分的に押下し、その結果、光源はその第2の動作状態に置かれる。
【0006】
別の態様において、本発明の概念は、照明装置であって、光源と、光源に電気的に結合されている電源と、照明装置の外部からユーザによって係合可能であるスイッチアセンブリと、サブフレームであって、サブフレームが、内部容積と、サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、開口は、開口を通してサブフレームの内部容積内へ電源を挿入することが可能になるような大きさであり、電源は完全に内部容積内に配置されている、サブフレームと、周縁を有するシールであって、サブフレームにおける開口が流体不透過性であるように周縁が封止表面に取り付けられている、シールと、サブフレームおよび光源の少なくとも一部を封入している本体と、を含む、照明装置である。
【0007】
さらに別の態様において、本発明の概念は、照明装置を組み立てる方法であり、この方法は、サブフレームに配置された開口を通してサブフレームの内部容積の完全に内部に電源を配置するステップであって、サブフレームは、開口を包囲する封止表面をさらに含む、ステップと、サブフレームの封止表面にシールの周縁を熱溶接して開口の周りに流体不透過性シールを作り出すステップと、光源およびサブフレームおよびシールを本体内へ配置するステップであって、光源は電源に電気的に結合されている、ステップと、本体を閉じるステップと、を含む。
【0008】
本発明の概念のさらなる態様は次を含む。
【0009】
態様1:照明装置であって、
第1の動作状態および第2の動作状態を有する光源と、
電源と、
押下可能である少なくとも1つのボタンであって、光源、電源、および少なくとも1つのボタンはともに電気的に結合されている、少なくとも1つのボタンと、
スイッチアセンブリであって、
照明装置の外部からユーザによって係合可能であるホイールと、
少なくとも1つのスプリングアームを有するスプリングと、
ホイールに回転可能に固定されているカムであって、カムは、カムにおいて周方向に配置された複数の戻り止めを有し、複数の戻り止めのうちのそれぞれの戻り止めがその中にスプリングの少なくとも一部を受容することができる、カムと、
を含む、スイッチアセンブリと、
を含み、
スイッチアセンブリは、少なくとも1つのスプリングアームが複数の戻り止めの第1の戻り止め内に配置される第1の位置と少なくとも1つのスプリングアームが複数の戻り止めの第2の戻り止め内に配置される第2の位置との間で回転可能であり、第1の位置においてカムは少なくとも1つのボタンを押下せず、その結果、光源はその第1の動作状態に置かれ、第2の位置においてカムは少なくとも1つのボタンを少なくとも部分的に押下し、その結果、光源はその第2の動作状態に置かれる、
照明装置。
【0010】
態様2:光源の第1の動作状態は常時オフ状態であり、光源の第2の動作状態は常時オン状態であり、第2の動作状態において光源および電源は、光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、態様1の照明装置。
【0011】
態様3:光源は、光源から第2の強度の光が放射されるように光源および電源が相互作用する第3の動作状態をさらに有し、第2の強度は第1の強度より大きな値を有し、光源をその第3の動作状態に維持するためにスイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならず、第3の動作状態は、少なくとも1つのスプリングアームが複数の戻り止めの第3の戻り止め内に配置されるスイッチアセンブリの第3の位置に対応する、態様2の照明装置。
【0012】
態様4:少なくとも1つのボタンは第1のボタンおよび第2のボタンを含み、第3の位置においてカムは第1のボタンおよび第2のボタンの両方を少なくとも部分的に押下し、その結果、光源はその第3の動作状態に置かれる、態様3の照明装置。
【0013】
態様5:スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、追加の押圧力がスイッチアセンブリから除去されれば、スプリングの少なくとも1つのスプリングアームは自動的にスイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、態様4の照明装置。
【0014】
態様6:スプリングの少なくとも1つのスプリングアームは、互いに対向して配置された第1のスプリングアームおよび第2のスプリングアームを含み、複数の戻り止めは、第2の戻り止めの正反対に配置されている第1の戻り止めと、第4の戻り止めの正反対に配置されている第3の戻り止めと、を含み、スイッチアセンブリの第1の位置において第1のスプリングアームは第1の戻り止めに配置され、第2のスプリングアームは第2の戻り止めに配置され、スイッチアセンブリの第2の位置において第1のスプリングアームは第3の戻り止めに配置され、第2のスプリングアームは第4の戻り止めに配置される、態様1~5のいずれかの照明装置。
【0015】
態様7:複数の戻り止めは、第6の戻り止めの正反対に配置されている第5の戻り止めをさらに含み、光源は、第1のスプリングアームが第5の戻り止めに配置されかつ第2のスプリングアームが第6の戻り止めに配置されるスイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、態様6の照明装置。
【0016】
態様8:光源の第1の動作状態は常時オフ状態であり、光源の第2の動作状態は常時オン状態であり、第2の動作状態において光源および電源は、光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、態様7の照明装置。
【0017】
態様9:第3の動作状態において光源および電源は、光源から第2の強度の光が放射されるように相互作用し、第2の強度は第1の強度より大きな値を有し、光源をその第3の動作状態に維持するためにスイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、態様8の照明装置。
【0018】
態様10:スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、追加の押圧力がスイッチアセンブリから除去されれば、第1のスプリングアームおよび第2のスプリングアームは自動的にスイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、態様9の照明装置。
【0019】
態様11:カムは、カム上に配置された少なくとも1つの傾斜表面をさらに含み、光源は、第1のスプリングアームが少なくとも1つの傾斜表面上に配置されるスイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、態様6の照明装置。
【0020】
態様12:光源の第1の動作状態は常時オフ状態であり、光源の第2の動作状態は常時オン状態であり、第2の動作状態において光源および電源は、光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、態様11の照明装置。
【0021】
態様13:第3の動作状態において光源および電源は、光源から第2の強度の光が放出されるように相互作用し、第2の強度は第1の強度より大きな値を有し、光源をその第3の動作状態に維持するためにスイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、態様12の照明装置。
【0022】
態様14:スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、追加の押圧力がスイッチアセンブリから除去されれば、第1のスプリングアームおよび第2のスプリングアームは自動的にスイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、態様13の照明装置。
【0023】
態様15:少なくとも1つのボタンが配置されているプリント回路基板をさらに含む、態様1~14のいずれかの照明装置。
【0024】
態様16:照明装置は、
サブフレームであって、サブフレームが、内部容積と、サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、内部容積内に電源が配置されている、サブフレームと、
周縁を有するシールであって、サブフレームにおける開口が液体および気体不透過性であるように周縁が封止表面に取り付けられている、シールと、
ベントであって、内部容積に液体が入るのを防止する一方、内部容積からベントを通して気体が放出されることを可能にするように作用するベントと、
をさらに含む、態様1~15のいずれかの照明装置。
【0025】
態様17:照明装置であって、
光源と、
光源に電気的に結合されている電源と、
照明装置の外部からユーザによって係合可能であるスイッチアセンブリと、
サブフレームであって、サブフレームが、内部容積と、サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、開口は、開口を通してサブフレームの内部容積内へ電源を挿入することが可能になるような大きさであり、電源は完全に内部容積内に配置されている、サブフレームと、
周縁を有するシールであって、サブフレームにおける開口が流体不透過性であるように周縁が封止表面に取り付けられている、シールと、
サブフレームおよび光源の少なくとも一部を封入している本体と、
を含む、照明装置。
【0026】
態様18:開口は非円形の断面形状を有する、態様17の照明装置。
【0027】
態様19:開口は矩形の断面形状を有する、態様18の照明装置。
【0028】
態様20:サブフレームおよびシールはプラスチック材料で構成されている、態様17~19のいずれかの照明装置。
【0029】
態様21:シールの周縁はサブフレームの封止表面に熱溶接されている、態様17~20のいずれかの照明装置。
【0030】
態様22:照明装置は、スイッチ開口をさらに含み、スイッチ開口を通してサブフレームの内部容積とサブフレームの外部との間でスイッチアセンブリが延在し、スイッチ開口は、液体不透過性であるシールをさらに含む、態様17~21のいずれかの照明装置。
【0031】
態様23:照明装置は、光開口をさらに含み、光開口を通してサブフレームの内部容積とサブフレームの外部との間で光源が延在し、光開口は、液体不透過性であるシールをさらに含む、態様17~22のいずれかの照明装置。
【0032】
態様24:照明装置を組み立てる方法であって、
サブフレームに配置された開口を通してサブフレームの内部容積の完全に内部に電源を配置するステップであって、サブフレームは、開口を包囲する封止表面をさらに含む、ステップと、
サブフレームの封止表面にシールの周縁を熱溶接して開口の周りに流体不透過性シールを作り出すステップと、
光源およびサブフレームおよびシールを本体内へ配置するステップであって、光源は電源に電気的に結合される、ステップと、
本体を閉じるステップと、
を含む、方法。
【0033】
態様25:サブフレームにおける開口を通してサブフレームの内部容積の完全に内部に電源を配置するステップは、開口を通して電源を挿入するステップをさらに含み、開口は非円形断面領域を有し、熱溶接ステップは、シールをサブフレームに熱溶接するステップをさらに含み、シールおよびサブフレームの両方がプラスチック材料で構成されている、態様24の方法。
【0034】
添付の図面を参照して本開示による照明装置をさらに説明する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本開示によるフラッシュライトアセンブリの一実施形態の正面斜視図である。
図2】本開示によるフラッシュライトアセンブリの一実施形態の分解上面斜視図である。
図3】本開示によるフラッシュライトアセンブリの一実施形態の分解底面斜視図である。
図4図1のフラッシュライトアセンブリのスイッチアセンブリの分解底面斜視図である。
図5A】第1の動作位置にある図4のスイッチアセンブリの内部側面図である。
図5B】第2の動作位置にある図4のスイッチアセンブリの内部側面図である。
図5C】第3の動作位置にある図4のスイッチアセンブリの内部側面図である。
図6図1のフラッシュライトアセンブリのサブフレームおよびシールの分解底面図である。
図7図1のフラッシュライトアセンブリの、線7-7に沿った断面側面図である。
図8図1のフラッシュライトアセンブリによるプリント回路基板アセンブリの拡大斜視図である。
図9】本開示によるフラッシュライトアセンブリの別の一実施形態の正面斜視図である。
図10】フラッシュライトアセンブリのスイッチアセンブリおよびサブフレームを含む、フラッシュライトアセンブリの内部コンポーネントの分解図である。
図11】内部コンポーネントの別の分解図である。
図12図9のフラッシュライトアセンブリのスイッチアセンブリの分解図である。
図13図9のフラッシュライトアセンブリのスイッチアセンブリの別の分解図である。
図14】組み立てられた図12のスイッチアセンブリの図である。
図15図9のフラッシュライトアセンブリの、線15-15に沿った断面側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
続く詳細な説明は例示的な実施形態のみを提供し、本明細書に開示される実施形態の範囲、利用可能性、または構成を限定するように意図されない。むしろ、例示的な実施形態の続く詳細な説明は、本開示による例示的な実施形態を実装するための有効な説明を当業者に提供することになる。添付の特許請求の範囲に記載されているような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、要素の機能および配置においてさまざまな変更を行うことができるということが理解されるべきである。
【0037】
本開示および/または特許請求されるような発明を説明するのを支援するため、明細書および特許請求の範囲において方向的用語を使用して本開示および/または発明の一部を説明することができる(たとえば、上、下、左、右など)。これらの方向的定義は、実施形態を説明して発明を特許請求するのを支援するように単に意図され、本開示または特許請求された発明を決して限定するように意図されない。加えて、図面に関連して明細書に導入されている参照番号は、他の特徴のための文脈を提供するため、明細書における追加の説明なしで1つまたは複数の後続の図において繰り返すことができる。
【0038】
ある要素が別の要素に「接続」または「結合」されていると呼ばれるとき、これは他の要素と一体であるか、他の要素に直接接続もしくは結合されているか、または介在する要素が存在し得る可能性があるということが理解されるべきである。対照的に、ある要素が別の要素に「直接接続」または「直接結合」されていると呼ばれるとき、介在する要素が存在しないということが理解されるべきである。要素間の関係を説明するために使用される他の言葉が同様の方法で解釈されるべきである(たとえば、「間」対「間に直接」、「隣接」対「直接隣接」など)。
【0039】
本明細書に記載または図示する実施形態において、任意の直接的な電気的接続または結合、すなわち、追加の介在する要素がない任意の接続または結合は、たとえば、ある種の信号を送信する、またはある種の情報を送信するための、その接続または結合の全般的な目的が本質的に維持される限り、間接的な接続または結合、すなわち、1つまたは複数の追加の介在する要素との接続または結合によって実装することもでき、またはその逆もある。異なる実施形態からの特徴を組み合わせてさらなる実施形態を形成することができる。たとえば、実施形態の1つに関して説明する変形または変更は、逆のことに言及していない限り、他の実施形態にも適用可能であり得る。
【0040】
ここで全般的に図1図8を参照して、本開示によるフラッシュライトアセンブリ10の形態の携帯照明装置の一実施形態を詳細に説明する。この実施形態において、フラッシュライトアセンブリ10は、ハウジング12と、スイッチアセンブリ40と、ライトアセンブリ90と、を含む。いくつかの実施形態においてハウジング12はアルミニウムで構成されるが、代替実施形態において他の適切な材料を使用することができる。本実施形態において、ハウジング12は、第1の本体14および第2の本体16を含み、これら第1の本体14および第2の本体16は第1の本体14と第2の本体16との間に継ぎ目20を残して、複数の本体ねじ18a~18dを介して一緒に固定することができる。本体ねじ18a~18dのそれぞれは、第1の本体14に形成されたそれぞれの締結具穴26a~26dを通って延在し、第2の本体16に形成された複数のねじ穴28a~28dのそれぞれの1つに係合する。この実施形態において、締結具穴26a~26dのそれぞれは、本体ねじ18a~18dのヘッドが第1の本体14内に入れ子になるように、さら穴が開けられている。第1の本体14は、スイッチアセンブリ40のホイール42を受容するような寸法であるスイッチ凹部22をさらに含む。フラッシュライトアセンブリ10はポケットクリップ150をさらに含む。ポケットクリップ150は、クリップ本体152と、ユーザによる器用さまたは好みのいずれかに対応するため、締結具156a、156bを介して第1の本体14または第2の本体16のいずれかに固定可能である(第1の本体14および第2の本体16の両方にある締結具用の小さな搭載穴も参照、これら搭載穴は図2および図3において符号が付されていない)固定フランジ154と、を含む。
【0041】
ライトアセンブリ90は、この実施形態においてハウジング12によって画定される内部容積内に封入されているヒートシンク92およびリフレクタ93と、リフレクタ93内に配置された1つまたは複数の光源(たとえば1つまたは複数のLED、図示せず)を保護するリフレクタ93の片側に配置されたレンズ94と、を含む。この実施形態においてリフレクタ93はヒートシンク92にねじ山接続され、その対となった内部周縁間に配置されたOリング(図示せず)が防水シールとして作用する。図1図3に示すように、第1の本体14および第2の本体16のそれぞれが光アパーチャ24の一部を形成する。リフレクタ93は、光アパーチャ24から光を放射することができるように、レンズ94が光アパーチャ24内に着座し、ハウジング12の外部から見えるように、光アパーチャ24に近接して固定される一方、図示しないOリングを介してヒートシンク92のために、およびOリング96を介して光開口114において防液シールが維持されている。
【0042】
一実施形態によるフラッシュライトアセンブリ10は、フラッシュライトアセンブリ10の電子部品のほとんどを収容するサブフレーム100をさらに含む。一実施形態において、サブフレーム100は、プラスチックで構成され、外部102と、内部容積104と、サブフレーム100の片側に配置された開口103の周縁全体に延在する封止表面106と、を含む。サブフレームのための他の材料(たとえば、金属)が代替実施形態において可能である。本実施形態において、サブフレーム100はほぼ矩形の断面形状を有するが、他の断面形状(円形および非円形の断面形状を含む)がフラッシュライトアセンブリ10の代替実施形態において可能である。サブフレーム100は、スイッチ開口108と、光開口114と、テール開口118と、をさらに含む。スイッチ開口108は、スイッチ開口108の凹部112から延在するステム110を含む。ステム110は、第1の本体14のスイッチ凹部22内へ部分的に延在する寸法であり、以下でさらに詳細に説明するように、Vリング54の配置のための径方向封止表面を提供するように形状が円形である。サブフレーム100の開口のそれぞれ、すなわち、スイッチ開口108、光開口114、テール開口118、および封止表面106によって包囲された開口103は、内部容積104が外部102から隔離されるように封止されるように構成され、流体(気体および液体、たとえば、水の両方)がサブフレーム100の内部容積104に入り、その中に収容される電子機器に接触し得ることが防止されるようになる。このような封止機構は以下で詳細に説明する。
【0043】
サブフレーム100は、スイッチアセンブリ40の一部、ユニバーサルシリアルバス(USB)アセンブリ120の一部、プリント回路基板(PCB)アセンブリ130、およびバッテリ138を収容するような寸法である。スイッチアセンブリ40は、ホイール42と、Vリング54と、カム56と、スプリング70と、締結具84と、を含む。Vリング54は引き伸ばされて径方向においてホイール42の中心シャフトの周り(すなわち、ホイール42上の突起50a、50bの外部)に搭載され、Vリング54は次いでステム110の内部内に着座し、したがってホイール42とサブフレーム100の内部容積104との間に液体不透過性シールを作り出す。Vリング54の形状により(その断面がほぼ「V」形状であるため)、サブフレーム100の内部容積104内で生成される熱をフラッシュライトアセンブリ10の外部に排出することも可能にしながら、防液シールが作り出される。別の言い方をすれば、Vリング54は双方向の液体不透過性であるが一方向の気体透過性シール(すなわち、サブフレーム100の内部からその外部へ)を作り出す。スイッチアセンブリ40の追加の特徴は以下で詳細に説明する。本実施形態においてホイール42は形状がほぼ円形であるが、他の実施形態において他の形状で提供することができる。
【0044】
USBアセンブリ120は、USBプリント制御基板(PCB)122と、USBコネクタ126を収容するUSBハウジング124と、を含む。USB PCB122はPCBアセンブリ130およびバッテリ138に電気的に接続されている。USBハウジング124は、USBコネクタ126を介して外部USB電源(図示せず)に接続してバッテリ138を充電するように構成され、これは充電式バッテリとして構成され、ライトアセンブリ90を照明するための電源として機能する。USBアセンブリ120を使用してフラッシュライトアセンブリ10へのデータ送信(たとえば、ファームウェアの更新)を可能にし、かつ/またはバッテリ138に蓄えられたエネルギーを使用して別の外部デバイスを充電する能力を提供することもできる。ライトアセンブリ90は、一実施形態によれば、発光ダイオード(LED)アセンブリ97を含む。フラッシュライトアセンブリ10の組み立て中、ライトアセンブリ90は光開口114においてサブフレーム100の外部102に近接して配置され、光開口114の周りのOリング96の圧縮を介して所定の位置に一時的に固定され、次いでこの圧縮と、第1の本体14および第2の本体16が一緒に配置されてハウジング12を形成するときに第1の本体14および第2の本体16によってライトアセンブリ90の外部に加えられる摩擦と、によって所定の位置に、より永久的に保持される。ライトアセンブリ90は光開口を通してPCBアセンブリ130に電気的に結合され、PCBアセンブリ130はサブフレーム100の内部容積104に近接して固定される。Oリング96はライトアセンブリ90のヒートシンク92とサブフレーム100の光開口114との間に配置される。Oリングは光開口114においてライトアセンブリ90とサブフレーム100との間に防液シールを提供する。
【0045】
PCBアセンブリ130は、サブフレーム100の内部容積104に形成された複数のねじ穴116a~116cのそれぞれ1つにそれぞれ係合する締結具132a~132cを介してサブフレーム100に固定されている。PCBアセンブリ130は回路要素134a、134bをさらに含み、これら回路要素134a、134bのそれぞれが、以下でより詳細に説明するように、さまざまな動作位置においてカム56と選択的に係合するその上に配置されたそれぞれのボタン135a、135bを含む。
【0046】
ここで図4を参照して、一実施形態によるスイッチアセンブリ40の詳細を詳細に説明する。ホイール42は、隙間穴46と、フィンガリッジ48と、突起50a、50bと、カラー52と、を含む。隙間穴46は、締結具84がホイール42を通って延在し、カム56に螺合してホイール42をカム56に固定するためのアクセスを提供する。フィンガリッジ48は、ホイール42の1つの扇形から径方向に延在し、たとえば親指を使用して、ホイール42を動作位置間で回転可能に並進させるグリップ表面をユーザに提供する。突起50a、50bは、カム56上に配置された対応する凹部(図4には図示せず、図2に部分的に示す)に係合してホイール42とカム56との間の回転を防止し、ホイール42が回転すると、これに応じてカム56が回転するようになっている。カラー52はホイール42の外径から軸方向下向きに延在する。カラー52は、ステム110を受容するような寸法であり、Vリング54と組み合わせて、ホイール42とサブフレーム100との間にシールを提供する。
【0047】
カム56は、カム本体58と、カム本体を通って延在して締結具84を受容するねじ穴60と、を含む。カム本体58は、回路制御凹部62a、62bと、ホイール42(およびしたがってホイール42に回転可能に固定されているカム56)が軸88を中心に回転するにつれて、変化する動作位置で回路要素134a、134bの上に配置されたボタン135a、135bに選択的に係合する傾斜表面63a、63bと、を含む。カム本体58はカム凹部64A~64Fをさらに含み、これらカム凹部64A~64Fは、以下にさらに説明するように、スプリング70のスプリングアームの受容のための戻り止めとして機能する。カム凹部64A、64B、64D、および64Eのそれぞれがカム本体58内へ第1の深さだけ延在し、カム凹部64Cおよび64Fのそれぞれがカム本体58内へ第2の深さだけ延在する。図示の実施形態において、第1の深さは第2の深さより大きい。この実施形態において、カム凹部64A、64B、64D、および64Eのそれぞれは、比較的深い、弓形の形状を有し、カム凹部64Cおよび64Fのそれぞれは、比較的浅い、ほぼ弓形の形状を有する。カム凹部64Aはカム凹部64Dの反対側に配置され、カム凹部64Bはカム凹部64Eの反対側に配置され、カム凹部64Cはカム凹部64Fの反対側に配置されている。
【0048】
スプリング70は、スプリングプレート72と、第1の湾曲脚部76を有する第1のスプリングアーム74と、第2の湾曲脚部80を有する第2のスプリングアーム78と、を含む。第1の湾曲脚部76は第2の湾曲脚部80に直接対向して配置されている。スプリングプレート72は、PCBアセンブリ130に形成された対応するノッチ136に係合するような寸法である突出部82と、サブフレーム100の内部側に配置された相補形状のタブ(図示せず)に係合する複数の突出部83a~83cと、を含む。突出部82とノッチ136との係合および突出部83a~83cとサブフレーム100上に配置されたタブとの係合により、スプリングプレート72が移動することなく第1のスプリングアーム74および第2のスプリングアーム78を曲げることが可能になるように、スプリング70が所定の位置に固定されて保たれる。
【0049】
ここで図5A図5Cを参照して、スイッチアセンブリ40のさまざまな動作位置をここで詳細に説明する。図5Aに示す第1の動作位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64Aに着座し、第2の湾曲脚部80はカム凹部64Dに着座する。この位置において、回路要素134a、134bのボタン135a、135bが回路制御凹部62a、62b内に位置を合わせる結果、ボタン135a、135bのいずれも押下されず、したがってPCBアセンブリ130を通って流れる電流がほぼゼロであり、したがってレンズ94を通って放射される光がないオフモードに対応する。この位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64A内で堅固に係合され、第2の湾曲脚部80はカム凹部64D内で堅固に係合され、そのためユーザがスイッチアセンブリ40に接触していないときでも、カム56がこの回転位置に、すなわち「常時オフ」状態に対応するこの位置に留まることになる。
【0050】
図5Bに示す第2の動作位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64Bに着座し、第2の湾曲脚部80はカム凹部64Eに着座する。図4に見られるように、回路制御凹部62bは回路制御凹部62aより大きな長さを有し、そのため図5Bに示す位置において、ボタン135aが傾斜表面63aに係合し、したがって押下される一方、ボタン135bは回路制御凹部62bの延在部分内に留まって押下されない。この第2の位置は、第1の量の電流がPCBアセンブリ130を通って流れ、第1の強度の光がレンズ94を通って放射されるオンモードに対応する。使用中、ユーザはフィンガリッジ48に係合し、図5Aに示す配向に対して時計回り(すなわち、図1に示す配向に対して反時計回り)に約30度ホイール42を回転させてオフモードからオンモードに切り替えることができる。図5Aに示す位置から図5Bに示す位置へとカム56が回転すると、湾曲脚部76、80が外向きに押し出され、次いでそれぞれのカム凹部64B、64E内の所定の位置にスナップするまで、ユーザは、第1の湾曲脚部76および第2の湾曲脚部80によってそれぞれのカム凹部64A、64Dに加えられるスプリング力に打ち勝たねばならない。図5Bに示す位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64B内で堅固に係合され、第2の湾曲脚部80はカム凹部64E内で堅固に係合され、そのためユーザがスイッチアセンブリ40に接触していないときでも、カム56がこの回転位置に、すなわち「常時オン」状態に対応するこの位置に留まることになる。ユーザは次いでフィンガリッジ48から離れることができ、フラッシュライトアセンブリ10は、スイッチアセンブリ40のホイール42に加えられる継続的な力なしで(すなわち、追加の押圧力なしで)オンモードに(すなわち、常時オン状態に)留まることになる。
【0051】
図5Cに示す第3の動作位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64Cに着座し、第2の湾曲脚部80はカム凹部64Fに着座する。この位置において、ボタン135aはカム56に対して押下されたままである一方、ボタン135bは傾斜表面63bに係合し、したがってボタン135bも押下されている。この第3の位置は、オンモードと比較して、第2の、より大量の電流がPCBアセンブリ130を通って流れ、第2の、より高強度の光がレンズ94を通って放射される、一時的なサージモードとして構成されたターボモードに対応する。使用中、ユーザはフィンガリッジ48に係合し、図5Bに示す配向に対して時計回り(図1に示す配向に対して反時計回り)に約30度ホイール42を回転させてターボモードに切り替え、図5Bの常時オンモード位置において生成されるものより明るい光を生成することができる。図5Bに示す位置から図5Cに示す位置へとカム56が回転すると、湾曲脚部76、80が外向きに押し出され、次いでそれぞれのカム凹部64C、64F内の所定の位置に移動するまで、ユーザは、第1の湾曲脚部76および第2の湾曲脚部80によってそれぞれのカム凹部64B、64Eに加えられるスプリング力に打ち勝たねばならない。図5Cに示す位置において、第1の湾曲脚部76はカム凹部64C内で緩く係合され、第2の湾曲脚部80はカム凹部64F内で緩く係合され、そのためユーザがスイッチアセンブリ40のホイール42に能動的に追加の力を加えていないときにはカム56がこの回転位置に留まらず、カム56が代わりに図5Bの常時オン位置にスイッチアセンブリ40を戻すように付勢されることになる。
【0052】
ユーザは、一時的ターボモードの利益を望むときはいつでも、フィンガリッジ48に能動的に係合し続けて、ホイール42の位置を図5Cに示す位置に維持することができる。別の言い方をすれば、ユーザは、スイッチアセンブリ40をその一時的ターボモードに維持するには十分な値の追加の押圧力を能動的にホイール42に加えねばならない。対応して、ユーザはフィンガリッジ48およびカム56から離れる(すなわち、追加の押圧力を除去する)ことができ、ホイール42は、第1のスプリングアーム74および第2のスプリングアーム78の付勢力下で第2の動作位置(すなわち、図5Bの常時オン状態)の位置に戻るように促されることになる。別の言い方をすれば、スプリング70およびカム56の設計により、スイッチアセンブリ40が瞬間的な作用を使用して一時的なサージライトモードを可能にすることが可能になる。
【0053】
他の実施形態において、オン、オフ、および/またはターボモードの間の他の回転角度および方向が可能である。たとえば、ホイールは、約5度と180度との間、または約10度と60度との間で回転させることができる。他の実施形態において、ホイール42の回転位置に対応する動作モードの他の組合せがあり得る。たとえば、オンモードは、第1の湾曲脚部76がカム凹部64Aに着座しかつ第2の湾曲脚部80がカム凹部64Dに着座する第1の動作位置に対応することができ、同様にオフモードは、第1の湾曲脚部76がカム凹部64Bに着座しかつ第2の湾曲脚部80がカム凹部64Eに着座する第2の動作位置に対応することができる。さらなる実施形態において、3つより多くの光のモードが可能であり、1つまたは複数の光強度増加モードを「常時オン」可能になるように構成することができる。
【0054】
再び本実施形態を参照すると、フラッシュライトアセンブリ10は、周縁142を有するシール140をさらに含む。周縁142は、サブフレーム100の封止表面106に係合するような寸法である。一実施形態において、シール140はプラスチック膜として構成されている。シール140は、シール140の周縁142をサブフレーム100の封止表面106に熱溶接することによってサブフレーム100に固定されている。周縁142と封止表面106との間の溶接プラスチックシールにより、封止表面106に近接するサブフレーム100の外部102と内部容積104との間に不透過性バリアが提供される。サブフレーム100に熱溶接されるシール140としてプラスチック膜を使用することにより、締結具間の1つまたは複数の長いギャップにわたって接着剤または圧縮タイプのシールを使用する必要がなくなり、したがってこれらのシールの構造を単純化し、コストを削減し、非円形のシール領域に効果的なシールをより容易に提供することが可能になる。シール140にプラスチック膜を使用することにより、シール140が極端に薄型になり(図7の断面図参照)、フラッシュライトアセンブリ10のアセンブリ内のスペースを節約することも可能になる。さらに、シール140は可撓性であり、これにより、この実施形態においてリチウムポリマータイプバッテリであるバッテリ138が、シール140によって形成された不透過性バリアの有効性を破壊または低減することなく、その寿命中に膨潤および膨張することが可能になる一方、シール140の防水特性を乱すのではなく、適切に設計されたVリングベント54を通してバッテリキャビティ(すなわち、内部容積104)の制御された通気も可能になる。
【0055】
上述のように、サブフレーム100は、スイッチアセンブリ40の一部、USBアセンブリ120の一部、PCBアセンブリ130、およびバッテリ138を収容するような寸法である。シール140は、Vリング54およびOリング96と共に、サブフレーム100の外部と、たとえば埃または湿気のような外部汚染物質からの損傷を受けやすいその中に収容されたコンポーネントと、の間に封止バリアを提供する一方、Vリング54を介したフラッシュライトアセンブリ10の外部への内部容積104の適切な通気を可能にする。図7に示すように、シール140はハウジング12内に完全に封入され、フラッシュライトアセンブリ10のハウジング12の外部からは見えないサブフレーム100内に収容されたコンポーネントのための薄型封止構成を提供する。
【0056】
ここで全般的に図9図15を参照して、本開示によるフラッシュライトアセンブリ210の形態の携帯照明装置の別の一実施形態を詳細に説明する。この実施形態において、第1の実施形態(フラッシュライトアセンブリ10)に存在する要素と共有される、すなわち、構造的および/または機能的に同一である要素は、200の値だけ増加した参照番号によって表される。簡潔にするために、図1図8の実施形態と共有されるこの実施形態のいくつかの特徴は図9図15において番号付けされているが、明細書では議論されていない。
【0057】
この実施形態において、スイッチアセンブリ240を一緒に保持する締結具284は、ホイール242を通って延在せず、代わりにスイッチアセンブリ240の内部側から送られ、カム256の中心に配置された穴260(これはこの実施形態においてねじ山付きでない)を通過し、Vリング254の中心を通って、ホイール242の内部側に形成されているねじ穴243に入る。図12に最もよく見られるように、カム256の内部側は、締結具284のヘッドと形状が相補的である傾斜表面257を含み、スイッチアセンブリ240が完全に組み立てられると、図14に見られるように、締結具284のヘッドが傾斜表面257内にぴったりと面一に着座するようになっている。締結具284のねじ山付きシャフトはホイール242におけるねじ穴243と係合してスイッチアセンブリ240を一緒に保持する。この実施形態において、ホイール242の内部側は、カム256に配置された相補形状の凹み部分261と嵌合する突出部分241と、カム256の凹み部分261の内側に配置された2つの相補形状の凹み部分255a、255bと相互作用する2つのタブ(タブ245のみが図に示されている)と、を含む。これらの部分の係合により、締結具284によってこれらに加えられる摩擦に加えて、カム256がホイール242に対して回転方向で固定されることが保証され、ホイール242がユーザによって回転するにつれて、カム256がスイッチアセンブリ240のモードおよび、したがって、フラッシュライトアセンブリ210の機能的モードを変更するようになっている。
【0058】
さらに、この実施形態において、スイッチアセンブリ240がそのターボ位置にあるときにスプリング270の湾曲脚部276、280が着座する位置は、カム256の本体内に窪んでおらず、代わりに滑らかな傾斜表面であり、この傾斜表面に沿って湾曲脚部276、280が、ユーザがホイール242に対して十分な量の追加の押圧力を加えていないとき、オン位置に対応する2つの位置(すなわち、カム凹部264Bおよび264E)に戻るように摺動することになる。
【0059】
本開示によるいくつかの実施形態において、サブフレーム100、300は、たとえばくすんだ灰色の半透明のプラスチック材料で構成することができ、これにより、サブフレーム100、300の内部に配置されたステータスライトが、ステータスライト(これはPCBアセンブリ130、330上に配置することができる)によって生成された光のいくらかがスイッチアセンブリ40、240の周縁の周りを照らすことを可能にすることによって、ユーザにフラッシュライトアセンブリ10、210の状態を示すことが可能になる。たとえば、ステータスライトは異なる色を出力するまたは異なるパターンに従って点滅して、フラッシュライトアセンブリ10、210のバッテリ充電、バッテリステータス、および/またはモード選択ステータスのうちの1つまたは複数を示すこともできる。
【0060】
本開示によるフラッシュライトアセンブリ10、210はまた光出力強度選択機構を組み込むことができ、これによってユーザはライトアセンブリ90、290についてのデフォルト輝度強度を選択することができる。この光出力強度選択機構は、フラッシュライトアセンブリ10、210の有効充電状態中のみ、またはあるいはいつでもアクセス可能とすることができる。例示的な一実施形態において、オンモードについてのデフォルトの出力輝度は、低(レベル「A」)、中(レベル「B」)、および高(レベル「C」)出力強度の間でユーザによって選択することができ、スイッチアセンブリ40、240がターボモードに置かれるとき、ライトアセンブリ90について可能な最高出力強度を表すことができる超高(レベル「D」)出力強度が各モードにおいて利用可能である。別の言い方をすれば、オンおよびターボモードにおける3つの選択可能なモードについての出力強度のペアリングは、それぞれ、A-D、B-D、およびC-Dである。選択可能なモード間の出力強度のペアリングの他の組合せも本開示の範囲内で可能である。
【0061】
フラッシュライトアセンブリ90、290についてデフォルト輝度強度を選択する1つの例示的な方法を次のステップに従って実行することができる。フラッシュライトアセンブリ90、290がオフになって充電されている間、ステータスライトはバッテリ充電ステータスを示すことになる(たとえば、バッテリ138、338が充電中であれば赤色、またはバッテリ138、338が完全に充電されていれば緑色)。ユーザはスイッチアセンブリ40、240をその「オン」位置に回転させ、これによりステータスライトは点滅し始めることになり、点滅の色またはパターンはライトアセンブリの現在のデフォルトオンモードに対応する(たとえば、赤=低、黄=中、緑=高)。スイッチアセンブリ40、240を瞬間的「ターボ」位置にぶつけると、プリセットのデフォルトが循環することになり、ぶつかるたびに、サイクル内の次の色でステータスライトが点滅するのを示すことによって設定を1つ進め、かつ、所望のデフォルトのオン出力レベルに達したら、スイッチアセンブリ40、240は回転して「オフ」位置に戻り、これにより出力選択モードが保存され、フラッシュライトアセンブリ90、290がその通常の充電プロセスを再開することが可能になる。
【0062】
本明細書に記載のシステムおよび方法の例示的な実装形態を上で詳細に説明してきたが、本明細書に記載のシステムおよび方法の新規の教示および利点から実質的に逸脱することなく、多くの追加の変更が例示的な実施形態において可能であることを当業者は容易に理解するであろう。したがって、これらおよびすべてのこのような変更は、本明細書に記載のシステムおよび方法の範囲内に含まれるように意図されている。本明細書に記載のシステムおよび方法は添付の例示的な特許請求の範囲によってよりよく定義することができる。
【符号の説明】
【0063】
10 フラッシュライトアセンブリ
12 ハウジング
14 第1の本体
16 第2の本体
18a~18d 本体ねじ
20 継ぎ目
22 スイッチ凹部
24 光アパーチャ
26a~26d 締結具穴
28a~28d ねじ穴
40 スイッチアセンブリ
42 ホイール
46 隙間穴
48 フィンガリッジ
50a、50b 突起
52 カラー
54 Vリング
56 カム
58 カム本体
60 ねじ穴
62a、62b 回路制御凹部
63a、63b 傾斜表面
64A~F カム凹部
70 スプリング
72 スプリングプレート
74 第1のスプリングアーム
76 第1の湾曲脚部
78 第2のスプリングアーム
80 第2の湾曲脚部
82 突出部
83a~83c 突出部
84 締結具
88 軸
90 ライトアセンブリ、フラッシュライトアセンブリ
92 ヒートシンク
93 リフレクタ
94 レンズ
96 Oリング
97 LEDアセンブリ
100 サブフレーム
102 外部
104 内部容積
106 封止表面
108 スイッチ開口
110 ステム
112 凹部
114 光開口
116a~116c ねじ穴
118 テール開口
120 USBアセンブリ
122 USB PCB
124 USBハウジング
126 USBコネクタ
130 PCBアセンブリ
132a~132c 締結具
134a、134b 回路要素
135a、135b ボタン
136 ノッチ
138 バッテリ
140 シール
142 周縁
150 ポケットクリップ
152 クリップ本体
156a、156b 締結具
154 固定フランジ
210 フラッシュライトアセンブリ
240 スイッチアセンブリ
241 突出部分
242 ホイール
243 ねじ穴
245 タブ
254 Vリング
255a、255b 凹み部分
256 カム
257 傾斜表面
260 穴
261 凹み部分
264 カム凹部
270 スプリング
276 湾曲脚部
280 湾曲脚部
284 締結具
290 ライトアセンブリ、フラッシュライトアセンブリ
300 サブフレーム
330 PCBアセンブリ
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2023-05-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明装置であって、
第1の動作状態および第2の動作状態を有する光源と、
電源と、
押下可能である少なくとも1つのボタンであって、前記光源、前記電源、および前記少なくとも1つのボタンはともに電気的に結合されている、少なくとも1つのボタンと、
スイッチアセンブリであって、
前記照明装置の外部からユーザによって係合可能であるホイールと、
少なくとも1つのスプリングアームを有するスプリングと、
前記ホイールに回転可能に固定されているカムであって、前記カムは、前記カムにおいて周方向に配置された複数の戻り止めを有し、前記複数の戻り止めのうちのそれぞれの戻り止めが、その中に前記スプリングの少なくとも一部を受容することができる、カムと、
を含む、スイッチアセンブリと、
を含み、
前記スイッチアセンブリは、前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第1の戻り止め内に配置される第1の位置と前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第2の戻り止め内に配置される第2の位置との間で回転可能であり、前記第1の位置において前記カムは前記少なくとも1つのボタンを押下せず、その結果、前記光源はその第1の動作状態に置かれ、前記第2の位置において前記カムは前記少なくとも1つのボタンを少なくとも部分的に押下し、その結果、前記光源はその第2の動作状態に置かれる、
照明装置。
【請求項2】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記光源は、前記光源から第2の強度の光が放射されるように前記光源および前記電源が相互作用する第3の動作状態をさらに有し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならず、前記第3の動作状態は、前記少なくとも1つのスプリングアームが前記複数の戻り止めの第3の戻り止め内に配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つのボタンは第1のボタンおよび第2のボタンを含み、前記第3の位置において前記カムは前記第1のボタンおよび前記第2のボタンの両方を少なくとも部分的に押下し、その結果、前記光源はその第3の動作状態に置かれる、請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記スプリングの前記少なくとも1つのスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記スプリングの前記少なくとも1つのスプリングアームは、互いに対向して配置された第1のスプリングアームおよび第2のスプリングアームを含み、前記複数の戻り止めは、前記の戻り止めの正反対に配置されている第の戻り止めと、前記の戻り止めの正反対に配置されている第の戻り止めと、をさらに含み、前記スイッチアセンブリの前記第1の位置において前記第1のスプリングアームは前記第1の戻り止めに配置され、前記第2のスプリングアームは前記第の戻り止めに配置され、前記スイッチアセンブリの前記第2の位置において前記第1のスプリングアームは前記第の戻り止めに配置され、前記第2のスプリングアームは前記第4の戻り止めに配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記複数の戻り止めは、第6の戻り止めの正反対に配置されている第5の戻り止めをさらに含み、前記光源は、前記第1のスプリングアームが前記第5の戻り止めに配置されかつ前記第2のスプリングアームが前記第6の戻り止めに配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第3の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第2の強度の光が放射されるように相互作用し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記第1のスプリングアームおよび前記第2のスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項9に記載の照明装置。
【請求項11】
前記カムは、前記カム上に配置された少なくとも1つの傾斜表面をさらに含み、前記光源は、前記第1のスプリングアームが前記少なくとも1つの傾斜表面上に配置される前記スイッチアセンブリの第3の位置に対応する第3の動作状態をさらに有する、請求項6に記載の照明装置。
【請求項12】
前記光源の前記第1の動作状態は常時オフ状態であり、前記光源の前記第2の動作状態は常時オン状態であり、前記第2の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第1の強度の光が放射されるように相互作用する、請求項11に記載の照明装置。
【請求項13】
前記第3の動作状態において前記光源および前記電源は、前記光源から第2の強度の光が放出されるように相互作用し、前記第2の強度は前記第1の強度より大きな値を有し、前記光源をその第3の動作状態に維持するために前記スイッチアセンブリに対して追加の押圧力が能動的に維持されなければならない、請求項12に記載の照明装置。
【請求項14】
前記スイッチアセンブリがその第3の位置にある間、前記追加の押圧力が前記スイッチアセンブリから除去されれば、前記第1のスプリングアームおよび前記第2のスプリングアームは自動的に前記スイッチアセンブリをその第2の位置へと付勢する、請求項13に記載の照明装置。
【請求項15】
前記照明装置は、
サブフレームであって、前記サブフレームが、内部容積と、前記サブフレームにおける開口を包囲する封止表面と、を有し、前記内部容積内に前記電源が配置されている、サブフレームと、
周縁を有するシールであって、前記サブフレームにおける前記開口が液体および気体不透過性であるように前記周縁が前記封止表面に取り付けられている、シールと、
ベントであって、前記内部容積に液体が入るのを防止する一方、前記内部容積から前記ベントを通して気体が放出されることを可能にするように作用するベントと、
をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【国際調査報告】