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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-23
(54)【発明の名称】ゲームコントローラ装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/24 20140101AFI20231016BHJP
   G06F 3/0338 20130101ALI20231016BHJP
【FI】
A63F13/24
G06F3/0338 412
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023507335
(86)(22)【出願日】2021-08-03
(85)【翻訳文提出日】2023-03-14
(86)【国際出願番号】 US2021044384
(87)【国際公開番号】W WO2022031732
(87)【国際公開日】2022-02-10
(31)【優先権主張番号】63/060,633
(32)【優先日】2020-08-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
2.WINDOWS
3.ANDROID
4.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】523034461
【氏名又は名称】シール,エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】SHEEL,LLC
【住所又は居所原語表記】7732 195th Street SW,Edmonds, Washington 98104 United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】マクレーン,エーダン パトリック
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AA09
5B087AB02
5B087BC02
(57)【要約】
各々がサムスティックコントロール、並びに人差し指、コントロール、及びトリガを有する、一対の人間工学的コントローラ。一対のコントローラは、仮想オブジェクト又はドローンなどの物理的オブジェクトを制御するために使用することができる。人差し指アナログスティック及びトリガは、それらが個々のユーザのために調整可能であるように浮いているように、かつ、ユーザに、小指及び薬指のうちの一方又は両方を使用して各コントローラを異なる手中に握持させるように構成されている。各コントローラの構成は、操作のために自由に使える親指、人差し指、及び中指と、コントローラの各々を保持するために閉じられた薬指及び小指とを可能にする。別個の指アナログスティックの使用は、異なるオブジェクトを同時に狙うこと、又は切断部材若しくは何らかの他のコントロールの制御を可能にする。人差し指アナログスティックは、z軸オブジェクト制御のためにコントローラに向かって後方に動かすことができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コントローラであって、
様々な入力コンポーネントを含むグリップフレームワークと、
前記グリップフレームワークの上部部分に構成されたサムスティックであって、ユーザの親指によって制御されるように操作可能なサムスティックと、
前記グリップフレームワークの前部部分に構成されたアナログスティックであって、前記アナログスティックは、ユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつボックスケージ内に構成され、前記ユーザの人差し指は、前記アナログスティックを含む前記ボックスケージを前記グリップフレームワークに対して後方に制御して、仮想オブジェクト又は物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができ、前記アナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操られることができる、アナログスティックと、
前記グリップフレームワークの前記前部部分に構成されたトリガであって、中指によって操作されるように構成されたトリガと、を備える、コントローラ。
【請求項2】
前記ボックスケージが所定の位置にロックされる前に、前記ボックスケージはZ軸に沿って調整されるとき、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項3】
前記コントローラは、仮想オブジェクト又は物理的オブジェクトのうちの一方を制御するように操作可能である、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項4】
物理的オブジェクトと通信し、その動きを制御するための通信コンポーネントを更に備える、請求項3に記載のコントローラ。
【請求項5】
前記物理的オブジェクトはドローンを含む、請求項3に記載のコントローラ。
【請求項6】
前記ボックスケージが所定の位置にロックされる前に、前記ボックスケージは前記x軸に沿って動かされる、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項7】
前記グリップフレームワークの上部部分に構成された少なくとも1つのボタンを更に備える、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項8】
前記少なくとも1つのボタンの各々は、前記少なくとも1つのボタンにより多くの表面積を提供するために内向きにカップ状にされたボタン表面を有する、請求項7に記載のコントローラ。
【請求項9】
前記グリップフレームワークの前記上部部分にある前記少なくとも1つのボタンの各々は、ユーザの親指から到達可能である、請求項7に記載のコントローラ。
【請求項10】
前記トリガ及び前記アナログスティックは、ユーザが前記コントローラを保持するのに前記トリガ又は前記アナログスティックを使用することはできないように、浮いている、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項11】
前記グリップフレームワークの下部部分が、ユーザに、小指及び薬指のうちの1本以上によって前記コントローラを保持させるコンポーネントを備える、請求項10に記載のコントローラ。
【請求項12】
前記ボックスケージが所定の位置にロックされる前に、前記ボックスケージは前記y軸に沿って動かされる、請求項11に記載のコントローラ。
【請求項13】
前記ボックスケージは、第1の位置からロック解除され、前記ボックスケージが再ロックされる第2の位置に動かされる、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項14】
前記ボックスケージは、第1のセットのパーツであって、前記第1のセットのパーツが第1の位置に到達するまで、前記第1のセットのパーツを第2のセットのパーツに対して動かすことを可能にする第1のセットのパーツを含み、前記第2のセットのパーツは、前記第1のセットのパーツが前記第1の位置に到達した後に、前記第1のセットのパーツと一緒に動く、請求項1に記載のコントローラ。
【請求項15】
一対のコントローラであって、前記一対のコントローラは、
第1のコントローラであって、
様々な入力コンポーネントを含む第1のグリップフレームワーク、
前記第1のグリップフレームワークの第1の上部部分に構成された第1のサムスティックであって、ユーザの第1の手の前記ユーザの親指によって制御されるように操作可能な第1のサムスティック、
前記第1のグリップフレームワークの第1の前部部分に構成された第1のアナログスティックであって、前記第1のアナログスティックは、前記第1のユーザの手のユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつ第1のボックスケージ内に構成され、前記第1のユーザの手の前記ユーザの人差し指は、前記第1のアナログスティックを含む前記第1のボックスケージを前記第1のグリップフレームワークに対して後方に制御して、第1の仮想オブジェクト又は第1の物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができ、前記第1のアナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操られることができる、第1のアナログスティック、並びに
前記第1のグリップフレームワークの前記第1の前部部分に構成された第1のトリガであって、前記第1のユーザの手の中指によって操作されるように構成された第1のトリガ、を備える第1のコントローラと、
第2のコントローラであって、
様々な入力コンポーネントを含む第2のグリップフレームワーク、
前記第2のグリップフレームワークの上部部分に構成された第2のサムスティックであって、ユーザの親指によって制御されるように操作可能な第2のサムスティック、
前記第2のグリップフレームワークの第2の前部部分に構成された第2のアナログスティックであって、前記第2のアナログスティックは、ユーザの第2の手の前記ユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつ第2のボックスケージ内に構成され、前記第2のユーザの手の前記ユーザの人差し指は、前記第2のアナログスティックを含む前記第2のボックスケージを前記第2のグリップフレームワークに対して後方に制御して、第2の仮想オブジェクト又は第2の物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができ、前記第2のアナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操られることができる、第2のアナログスティック、並びに
前記第2のグリップフレームワークの前記第2の前部部分に構成された第2のトリガであって、前記第2のユーザの手の中指によって操作されるように構成された第2のトリガ、を備える第2のコントローラと、を備え、前記第1のコントローラは前記第2のコントローラの鏡像構造である、一対のコントローラ。
【請求項16】
前記一対のコントローラは、ユーザが、前記第1のアナログスティック及び前記第2のアナログスティックのうちの1つ以上を使用して、2つの異なるオブジェクトを同時に狙うことを可能にする、請求項15に記載の一対のコントローラ。
【請求項17】
前記一対のコントローラは、ユーザが、前記第1のアナログスティック及び前記第2のアナログスティックのうちの1つ以上を使用して、2つの異なるオブジェクトを同時に制御することを可能にする、請求項15に記載の一対のコントローラ。
【請求項18】
前記オブジェクトは、仮想オブジェクト及び物理的オブジェクトのうちの少なくとも一方を含む、請求項17に記載の一対のコントローラ。
【請求項19】
前記第1のアナログスティック及び前記第2のアナログスティックのうちの少なくとも一方は、切断用具の切断面を画定するために使用される、請求項15に記載の一対のコントローラ。
【請求項20】
前記第1のコントローラ及び前記第2のコントローラのうちの少なくとも一方は、カメラアングルがファーストパーソンの視界の後方で使用される、サードパーソンの肩越しの制御を提供するために使用される、請求項15に記載の一対のコントローラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ゲーム、ドローン、又は他の仮想若しくは物理的なオブジェクトに使用することができるコントローラのための新しい構造を紹介する。コントローラはまた、コントローラを使用している間のユーザの手への改善された影響を可能にする改善されたコンポーネントを有する、各手に1つの、2つのコントローラを含むこともできる。
【背景技術】
【0002】
長期間にわたるコンピュータインターフェースデバイスの使用は、一般に反復性運動過多損傷と呼ばれる損傷を引き起こすことが知られている。反復性運動過多損傷の一般的なタイプは、手根管症候群、滑液包炎、及び腱炎を含む。これらの苦痛の各々は、長い期間にわたりデバイスを操った後、人々の手に影響を与える可能性がある。これらの苦痛はとても一般的であるので、特定のタイプの機器の使用に関連するストレスを緩和又は低減しようとする多くの製品が開発されている。例えば、反復性運動過多損傷を発症する、キーボードを使用してコンピュータにデータをタイピング又は入力する個人は、タイピングに関連する運動過多を低減するように設計されている「人間工学的」キーボードを購入する可能性がある。
【0003】
ここ数十年で、コンピュータゲームの分野は甚だしく成長した。実際、これらのゲームをプレイする人々(すなわちゲーマー)の中には、彼らの仕事の一環としてゲームコントローラを使用するヒトもいるし、数千ドルから数百万ドルの賞金を獲得するために競うゲーマーもいる。ゲーム開発者は、彼らのゲームが意図したとおりに動作するかをテストするためにゲームコントローラを使用し、このゲームをテストするプロセスは何時間もかかることがある。同様に、ゲーム競技会で競う個人は、ゲームコントローラを使用してゲームをプレイすることに、週に数十時間又は数百時間さえも費やすことがよくある。典型的には、これらの現在利用可能なゲームコントローラは、射出成形を使用して作られるパーツを少ししか含まない。更に、現在利用可能なゲームコントローラは、それらを使用する個人の手又は腕へのストレスを最小限に抑えるように設計されておらず、これは反復性ストレス傷害を引き起こす可能性がある。
【0004】
従来のゲームコントローラはまた、それらの有用性を制限する他の制限事項を有する。いくつかのタイプのゲームコントローラは、ヒトの2つの異なる手によって操られるように設計されており、左側及び右側を含み、各手がジョイスティック又はボタンを操り得る。第2のタイプのゲームコントローラは、1つ以上のボタンを含み得るジョイスティックであり、一方の手がジョイスティックを保持し、別の手がジョイスティックを操ってゲームを制御する。他のタイプのゲームコントローラは、ゲームデバイスから取り外され、異なる人々又はヒトの異なる手によって別々に操作され得る。例えば、Nintendo Switchは2つのゲームコントローラを含む。
【0005】
更に、従来のゲームコントローラは、ワンサイズで全ての形式にフィットするように構築されている。従来のゲームコントローラを使用する、非常に小さい手又は非常に大きな手を持つヒトは、特定のゲームコントローラに最も良くフィットする手のサイズを持つヒトほどうまくゲームを制御できないことが多い。
【0006】
今日プレイされているタイプのゲームの多くは、ハンドルを有するデバイスを使用して実行される戦闘又は何らかの他のアクティビティをシミュレートするものである。例えば、銃、刀剣、又はハンマーのハンドルは、わずかに丸みを帯びているか又は楕円形であり得る形状を有する。そのような形状は、ヒトの手に自然にフィットする。しかしながら、今日利用可能なゲームコントローラのいずれも、ハンマー又は銃のハンドルに類似した形状ではない。更に、今日利用可能なゲームコントローラのいずれも、ヒトが手の2本の指でコントローラを容易に掴むことができ、一方、そのヒトの手の他の3本の指を使用して、ゲームコントロールボタン、トリガ、又はジョイスティックを操ることができるような形状ではない。
【0007】
必要とされるのは、複数のサイズで利用可能であるか、又は、例えば人差し指コントロールの位置を調整することによって、何らかの方法でヒトの手のサイズに適合するように調整することができる構成で構築されている、新しいタイプのゲームコントローラである。そのようなゲームコントローラは、人間工学的特徴部を含むことができ、それは、複数の指を可能にしながら、ヒトの1本又は2本の指で掴むことができる。例えば、ゲームコントローラ設計は、ユーザが少なくとも3本の指を使用してゲームコントローラのコントロールを操ることを可能にし得る。
【発明の概要】
【0008】
本明細書に開示されるのは、疲れが少なく、ユーザの手、オブジェクトをより良く制御できる、改善されたコントローラである。1つの態様では、コントローラは、様々な入力コンポーネントを含むグリップフレームワークと、グリップフレームワークの上部部分に構成されたサムスティックであって、ユーザの親指によって制御されるように操作可能なサムスティックと、グリップフレームワークの前部部分に構成されたアナログスティックと、を含む。アナログスティックは、ユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつボックスケージ及び浮き内に構成されることができる。ユーザの人差し指は、アナログスティックを含むボックスケージをグリップフレームワークに対して後方に制御して、仮想オブジェクト又は物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができる。アナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操られることができる。コントローラは、グリップフレームワークの前部部分に構成されたトリガを含むことができる。トリガは、中指によって操作されるように構成されることができる。
【0009】
コントローラは、仮想オブジェクト又は物理的オブジェクトのうちの一方を制御するように操作可能とすることができる。例えば、ドローンを制御することができ、その場合、コントローラは、ドローンから信号を送受信するための適切なプロトコル及び通信コンポーネントを含む。例えば、マイクロエアビークル通信プロトコルを、ドローンの通信及び制御に使用することができる。
【0010】
コントローラは、グリップフレームワークの上部部分に構成された少なくとも1つのボタンを含むことができる。少なくとも1つのボタンの各々は、ボタンを有し、少なくとも1つのボタンにより多くの表面積を提供するために内向きにカップ状にされた表面を有することができる。グリップフレームワークの上部部分にある少なくとも1つのボタンの各々は、ユーザの親指から到達可能である。
【0011】
トリガ及びアナログスティックは、ユーザがコントローラを保持するトリガ又はアナログスティックを使用することはできないように、浮いていることができる。グリップフレームワークの下部部分が、ユーザに、小指及び薬指のうちの1本以上によってコントローラを保持させるコンポーネント又は構造を含む。この構造により、繰り返しの多いコントロール動作を行うときに、疲れ及び苦痛、並びにユーザの手が低減される。
【0012】
別の態様では、本開示は一対のコントローラを紹介する。一対のコントローラは、様々な入力コンポーネントを含む第1のグリップフレームワークと、第1のグリップフレームワークの第1の上部部分に構成された第1のサムスティックであって、ユーザの第1の手のユーザの親指によって制御されるように操作可能な第1のサムスティックと、第1のグリップフレームワークの第1の前部部分に構成された第1のアナログスティックとを有する、第1のコントローラを含むことができる。第1のアナログスティックは、ユーザの第1の手のユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつ第1のボックスケージ内に構成されることができる。ユーザの第1の手のユーザの人差し指は、第1のアナログスティックを含む第1のボックスケージを第1のグリップフレームワークに対して後方に制御して、第1の仮想オブジェクト又は第1の物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができる。第1のアナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操られることができる。第1のコントローラは、第1のグリップフレームワークの第1の前部部分に構成された第1のトリガを含むことができる。第1のトリガは、ユーザの第1の手の中指によって操作されるように構成されることができる。
【0013】
一対のコントローラは、様々な入力コンポーネントを含む第2のグリップフレームワークと、第2のグリップフレームワークの上部部分に構成された第2のサムスティックであって、ユーザの第2の手のユーザの親指によって制御されるように操作可能な第2のサムスティックと、第2のグリップフレームワークの第2の前部部分に構成された第2のアナログスティックとを有する、第2のコントローラを含むことができる。第2のアナログスティックは、ユーザの第2の手のユーザの人差し指によって操作されるように構成され、かつ第2のボックスケージ内に構成されることができる。ユーザの第2の手のユーザの人差し指は、第2のアナログスティックを含む第2のボックスケージを第2のグリップフレームワークに対して後方に制御して、第2の仮想オブジェクト又は第2の物理的オブジェクトのz軸の動きを制御することができる。第2のアナログスティックは、x軸及びy軸の動きを制御するように操ることができる。第2のコントローラは、第2のグリップフレームワークの第2の前部部分に構成された第2のトリガを含むことができる。第2のトリガは、ユーザの第2の手の中指によって操作されるように構成される。
【0014】
一対のコントローラは、ユーザが、第1のアナログスティック及び第2のアナログスティックのうちの1つ以上を使用して、2つの異なるオブジェクトを同時に狙うことを可能にする。一対のコントローラは、ユーザが、第1のアナログスティック及び第2のアナログスティックのうちの1つ以上を使用して、2つの異なるオブジェクトを同時に制御することも可能にする。第1のアナログスティック及び第2のアナログスティックのうちの少なくとも一方は、刀剣のような切断用具の切断面を画定するために使用することができる。第1のコントローラ及び第2のコントローラのうちの少なくとも一方は、カメラアングルがファーストパーソンの視界の後方で使用される、サードパーソンの肩越しの制御を提供するために使用される。
【0015】
内部電子基板は、コントローラのそれぞれの入力コンポーネント及び形状にマッピングされるように構成された、当業者に周知のPCB基板であり得る。本明細書に開示の図は、開示される特徴部の追加の説明を支援することができる、コントローラの他の物理的形状、関係などを開示することができることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】コントローラの左背側からの図1のコントローラの斜視図を示す。
【0017】
図2】コントローラの右背面からの図1のコントローラの斜視図を示す。
【0018】
図3】コントローラの左前側からの図1のコントローラの斜視図を示す。
【0019】
図4】コントローラの右前側からの図1のコントローラの斜視図400を示す。
【0020】
図5】コントローラのオフセット背面からの図1のコントローラの斜視図500を示す。
【0021】
図6】コントローラのオフセット下部側からの図1のコントローラの斜視図600を示す。
【0022】
図7】コントローラの左側からの図1のコントローラの斜視図700を示す。
【0023】
図8】コントローラの右側からの図1のコントローラの斜視図800を示す。
【0024】
図9】コントローラの上側からの図1のコントローラの斜視図900を示す。
【0025】
図10】コントローラの下側からの図1のコントローラの斜視図1000を示す。
【0026】
図11】左手ゲームコントローラ及び右手ゲームコントローラの斜視図を示す。
【0027】
図12】左手ゲームコントローラの第2のセットの斜視図を示す。
【0028】
図13】コンピュータ支援設計システムを使用して起草されたコントローラの様々な斜視図(注釈付き)を示す。
【0029】
図14】ゲームコントローラの親指コントロールの2つの異なる斜視図を示す。
【0030】
図15】人差し指コントロールと、そのような人差し指コントロール内に含まれ得るパーツの斜視図を示す。
【0031】
図16】ゲームコントローラ人差し指サブアセンブリの断面図を示す。
【0032】
図17図16の人差し指サブアセンブリの同様の断面図を示す。
【0033】
図18図15及び図16の人差し指サブアセンブリの別の断面図を示す。
【0034】
図19A】完全伸長位置にあるインデックスコントロールジョイスティックボタンを示し、完全伸長位置にあるインデックスコントロールの第2のアセンブリを示す。
【0035】
図19B】インデックスコントロールの第2のアセンブリが完全伸長位置にあるときに、部分的後退位置にあるインデックスコントロールボタンを示す。
【0036】
図19C】人差し指コントロールが、コントローラの奥行きのほぼ半分に及ぶ第1の位置から第2の位置に動かされ得る本開示の実施形態を示す。
【0037】
図20】薬指突出部を含むゲームコントローラのいくつかの異なる斜視図を示す。
【0038】
図21A】本開示の親指ジョイスティックを構築するために使用され得るパーツを示す。
【0039】
図21B】本開示と一致するトリガアセンブリのいくつかの異なる斜視図を示す。
【0040】
図22】本発明の一実施形態を実装するために使用され得るコンピューティングシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0041】
一対のコントローラは、各々、ユーザの手にフィットするように人間工学的に形状決定されている。これらのコントローラは、ユーザが人差し指コントロールの位置を調整することを可能にし得る。一対のコントローラは、仮想オブジェクト又はドローンなどの物理的オブジェクトを制御するために使用することができる。人差し指アナログスティック及びトリガは、ユーザが、小指及び薬指のうちの一方又は両方を使用して異なる手中に各コントローラを握持するように構成されている。各コントローラの構成は、操作のために自由に使える親指、人差し指、及び中指と、コントローラの各々を保持するために閉じられた薬指及び小指とを可能にする。別個の指アナログスティックの使用は、異なるオブジェクトを同時に狙うこと、又は切断部材の制御若しくは何らかの他の制御を可能にする。人差し指アナログスティックはまた、z軸オブジェクト制御のために、コントローラに向かって後方に動かすこともできる。
【0042】
そのような装置はまた、ヒトの片手によって使用され得、その場合、ゲームコントローラは、ヒトの手の1本又は2本の指を使用して保持され得、そのヒトの幾本かの他の指は、ゲームコントローラの1つ以上の表面上のコントロールを操るために使用され得る。そのようなゲームコントローラはまた、ゲームコントローラの有用性を更新したり、変更したり、又はそれに影響し得る様態で交換可能である特徴部を含み得る。更に、そのようなゲームコントローラは、新しい方法で、反復性ストレス傷害を予防若しくは緩和するか、又はゲームコントローラの有用性を高める助けとなり得る。
【0043】
特定の事例では、ゲームコントローラの下部部分は、ゲームコントローラの一部であるか、又はゲームコントローラの上部部分に永久的に取り付けられ得る。そのような事例では、ゲームコントローラの形状は、ヒトの手の特徴部に適合し得る。ハンドルの形状は、ユーザの手のひらの形状に適合するように湾曲され得る。ゲームコントローラのハンドルはまた、ゲームコントローラの中心部分がゲームコントローラハンドルの下部パーツよりも大きい厚さを有するようにする隆起部を含み得る。これにより、ヒトが、薬指がゲームコントローラハンドルのより幅広のパーツを把持するときに、小指を使用してゲームコントローラハンドルの下部パーツを把持することが可能になる。そのようなゲームコントローラは、様々な方法で、反復性ストレス傷害を予防若しくは緩和するか、又はゲームコントローラの有用性を高める助けとなり得る。他の人間工学的特徴部により、ユーザが人差し指コントロールの位置を調整することが可能となり得る。そのようなゲームコントローラのハンドルは、ヒトの手に自然にフィットする丸みを帯びた形状又は楕円形の形状を有するか、又はそれを含み得る。
【0044】
1つの実施例では、ゲームコントローラは、ヒトの手の小指及び薬指によって把持することができるグリップを含み得る。上述したように、ゲームコントローラは、ジョイスティック、トリガ、ボタン、又はこれらの組み合わせを含み得る様々な異なるタイプのコントロールを含み得る。1つの構成は、ヒトの親指で操られ得るジョイスティックと、ヒトの手の人差し指によって操られ得る第2のコントロールと、ヒトの手の中指によって作動され得るトリガとを含み得る。ゲームをプレイするヒトはまた、右手に第1のゲームコントローラを保持し、左手に第2のゲームコントローラを保持し得る。
【0045】
ある特定の事例では、一セットのコントロールもまた、ヒトの指のうちのいずれかの隣の表面に配置され得る。例えば、一連のボタン又はロッカースイッチが、親指コントロールの隣に位置し得る。これらのボタン又はロッカースイッチはまた、ユーザが特定のボタンロッカースイッチを容易に手探りして識別することを可能にする他の特徴部を含み得る。
【0046】
図1は、コントローラの左背側からの図1のコントローラの斜視図を示す。図1は、コントローラの左背側の視点からの、ヒトの右手によって操作され得るコントローラを示す。図1は、様々なタイプのコントロールを含む上部部分120と、コントローラを保持するために使用され得る下部部分110とを含む。この上部部分110に含まれるコントロールは、様々な種類のコントロール(例えば、ボタン、押しボタンスイッチ、ロッカースイッチ、親指コントロールジョイスティック、及びトリガ)を含み得る。下部部分110は、ユーザが親指、人差し指、及び中指を用いてコントロールを操っている間、ユーザの小指及び薬指によって握持され得る。上述したように、下部部分110コントローラ100は、コントローラ100の上部部分120の一体的部分として構築されることができる。
【0047】
アイテム130は、ユーザの手のひらに適合するように剥ぎ落とされ得るゲームコントローラ100の下部部分110の位置である。位置130において、ゲームコントローラ100の下部部分は、ユーザの手のひらに自然に適合するように、より小さな断面積に先細り又は湾曲していることに留意されたい。アイテム140は、ゲームコントローラの一部が、ゲームコントローラ100の位置130における断面積よりも大きな断面積を有する結果となる隆起部であり得る。図1のゲームコントローラ100の位置130及び位置140におけるこれらの形状は、ユーザが小指を用いてゲームコントローラを位置130で把持することを可能にし、かつユーザがゲームコントローラを隆起部140で把持することを可能にし得、ユーザがゲームコントローラをより快適に把持することを可能にする。
【0048】
図2は、コントローラの右背面からの図1のコントローラの斜視図を示す。図2のコントローラのこの右背面図200は、図1のコントローラ100の同じ下部部分及び上部部分(110及び120)であり得る下部部分210及び上部部分220を含む。図2はまた、図1に関して上述したゲームコントローラの下部部分210の先細又は丸みを帯びた表面230も示す。図はまた、隆起部240も示す。ここでも、ユーザの小指は、表面230の形状に基づいてゲームコントローラの下部部分を快適に把持し得、ユーザの薬指は、ゲームコントローラ200の隆起部240を快適に把持し得る。
【0049】
図3は、コントローラの左前側からの図1のコントローラの斜視図を示す。図3の斜視図300もまた、コントロールを含み得る上部部分320と、グリップとして使用され得る下部部分310とを含む。
【0050】
図4は、コントローラの右前側からの図1のコントローラの斜視図400を示す。図5は、コントローラのオフセット背面からの図1のコントローラの斜視図500を示す。図5のコントローラ500のハンドル部分の形状は、図5の位置510に沿ってより小さな断面積へと先細になるハンドルに基づいて、ユーザの手の形状に適合する。図6は、コントローラのオフセット下部側からの図1のコントローラの斜視図600を示す。図1図2、及び図5のハンドル部分と同様に、図6のコントローラ600のハンドル部分の形状は、図5の位置510に沿ってより小さな断面積へと先細になるハンドルに基づいて、ユーザの手の形状に適合する。
【0051】
図7は、コントローラの左側からの図1のコントローラの斜視図を示す。図7のコントローラ700は、先細のハンドル710、隆起部720、及び人差し指ボタン730を含む。ここで、先細のハンドル710及び隆起部720は、ユーザがゲームコントローラ700をより快適に把持、保持、及び使用することを可能にする異なる断面積を含み得る。
【0052】
図8は、コントローラの右側からの図1のコントローラの斜視図を示す。図8のコントローラ800は、先細のハンドル810、隆起部820、及び人差し指ボタン830を含む。ここで、先細のハンドル810及び隆起部820は、ユーザがゲームコントローラ800をより快適に把持、保持、及び使用することを可能にする異なる断面積を含み得る。
【0053】
図9は、コントローラ900の上側からの図1のコントローラ900の斜視図を示す。図10は、コントローラ1000の下側からの図1のコントローラ1000の斜視図を示す。図9及び図10の各々は、トリガアセンブリ(図9では910及び図10では1010)が中心から外れた方向に向いていることを示す。図9及び図10のコントローラの各々は、ユーザの右手によって使用されるように設計されたコントローラであり、この場合、それぞれのトリガアセンブリ(910及び1010)は、左方向に向いている。図9及び図10の各々はまた、人差し指コントロールボタン(図10では920及び図10では1020)も含む。これらのボタンの各々は、それぞれのコントローラ900/1000の中心線(又は図9の北/南線930)に対して前方に向いている。図のボタン920が図9の北/南線930に平行な方向を向いている場合、トリガアセンブリ910は、北からわずかに左の方向に(例えば、15~20度だけ西に)向けられる。
【0054】
ユーザの左手によって使用されるように作られた同様のコントローラは、左利き用コントローラの中心線の右のほうに向くトリガアセンブリを有し得る。トリガを中心からわずかに外すことによって、かつ人差し指コントロールボタンを基準線(例えば、図9の北/南線930)に平行に保つことによって、ユーザの手に感じられるストレスが最小限に抑えられ得る。
【0055】
図11は、左手ゲームコントローラ及び右手ゲームコントローラの斜視図を示す。図11は、左手ゲームコントローラの側面斜視図1110、右手ゲームコントローラの側面斜視図1120、上面図1130左手ゲームコントローラ、及び右手ゲームコントローラの上面図1140を含む。図11は、ゲームシステムにコマンド又はテキスト入力を提供するために作動され得る多くの異なるコントロールを含む。
【0056】
図11の左手コントローラの側面斜視図1110は、親指ジョイスティックボタン3、(数字ゼロ0と文字r及びfとで識別される)人差し指ジョイスティックボタン、並びにデュアルステージトリガ7を含む(。図11の識別子の多くは、特定の方法でコントロールを操ることによってゲームシステムに提供され得る数字又は文字を識別する。ジョイスティックボタン3を押下すると、左手ゲームコントローラが数字3をゲームシステムに送信し得る。デュアルステージトリガ7は、トリガがどの程度押下されているかに基づいて、数字5又は数字7のいずれかをゲームシステムに送信し得る。人差し指ジョイスティックボタン0は、ジョイスティックボタン0が操られるとき、数字ゼロ0、文字r、又は文字fをゲームシステムに送信し得る。人差し指ジョイスティック0を押すと、数字ゼロがゲームシステムに送信され得、人差し指ボタン0を上向きに回転させると、文字rがゲームシステムに送信され得、人差し指ボタン0を下向きに回転させると、文字fがゲームシステムに送信され得る。
【0057】
図11の左手コントローラの上面図は、左手コントローラの同じコントロールのうちのいくつかと、いくつかの追加コントロールとを示す。図11は、人差し指ジョイスティックボタンを左及び右に回転させると、それぞれ文字e及びtがゲームコントローラに送信される結果となることを示す。また、親指ジョイスティックボタン3を上、下、左、及び右に回転させると、それぞれ文字w、s、a、及びdをゲームコントローラに送信し得る。ユーザの左親指によって作動され得る他のボタンは、異なる数字がゲームコントローラに送信される結果をもたらし得る(例えば、数字1、又はc、z、v、x、b、左括弧、及び右括弧を含む様々な文字。
【0058】
図11の右手コントローラの側面斜視図1120及び上面図1140は、ゲームシステムに他の入力を提供するために使用され得る同様のコントロールを含む。ここでも、親指ジョイスティックボタン4、(数字9及び文字i及びkによって識別される)人差し指コントロール、デュアルトリガ8、並びに他のボタンが、数字又は文字をゲームシステムに送信するために作動され得る。図11の右手コントローラがゲームシステムに送信し得る数字及び文字は、数字2、4、6、8、及び9、並びに文字g、h、i、j、k、l、m、n、o、u、y、引用符号、バックスラッシュ、コロン、コンマ、及びピリオドを含む。状態トリガ8を押下すると、トリガがどの程度押下されているかに基づいて、数字6又は数字8のいずれかをゲームシステムに送信し得る。
【0059】
本開示と一致するコントローラは、ゲームシステムに数字及び文字を提供するために使用され得る一方で、これらのコントロールは、ゲーム内のアイテムの動きを制御するためにも使用され得るし、又はゲーム内の銃が発射するときを制御し得る。
【0060】
図12は、左手ゲームコントローラの第2のセットの斜視図を示す。図12は、左手ゲームコントローラの側面斜視図1210及び上面図1220を含む。ここでも、コントローラの様々なコントロールが、図11の左手ゲームコントローラに関して説明したような異なる数字又は文字にマッピングされる。図12はまた、ゲームコントローラからの入力を受信し得る電子制御基板1230も示す。図12のアイテム1240は、制御基板1230を作製するために使用され得るプリント回路基板(PCB)を示す。この制御基板1230は、様々なコントロールからアナログ又はデジタル入力を受信し得る。制御基板1230は、ジョイスティック又はボタンから信号を受信し、入力をゲームシステムに送信されるべきデータに関連付け得、制御基板は、受信した信号に基づいて適切なデータをゲームシステムに送信し得る。図12の制御基板1230は、任意のタイプのインターフェース(例えば、アナログインターフェース、デジタルインターフェース、ユニバーサルシリアルバスインターフェース-USB、Bluetooth、WI-FI、MAVlinkなどの無線インターフェース、又は別のインターフェース)を使用して、ゲームシステムにデータを送信し得る。
【0061】
図13は、コンピュータ支援設計システムを使用して起草されたコントローラの様々な斜視図(注釈付き)を示す。図13は、トリガアセンブリ1310を含む右手ゲームコントローラを含む。トリガアセンブリ1310は、図9に関して説明したように、ゲームコントローラのハンドル又は中心線に対して固定位置にあり得る。図13は、トリガアセンブリ1310をいくつかの異なる視点で示し、それらの視点のうちの1つには、2つのトリガプル値1310A及び1310Bが示されている。上述したように、トリガを異なる量だけ押下すると、ゲームコントローラに異なるコマンドを送信することができる。図13はまた、トリガが2ステップ1310A/1310B又は2値/レベルプルを有し得ることも識別している。この2ステップ1310A/1310Bトリガの各々は、異なる機能性を提供し得る。例えば、スイッチを第1のレベルに押下すると、ゲームの登場人物が、単一動作(1回のプル-1回のショット、ボルトアクション、又は半自動)構成で、銃を撃つ結果となり得る。スイッチを第2のレベルに押下すると、ゲームの登場人物が、連射モード又は完全自動モード(例えば、1回のプル当たり2回以上のショット、又はスイッチが押下されている限り銃が発射し続ける)で、銃を撃つ結果となり得る。
【0062】
図13はまた、サイドグリップ1320/1320Aも含む。グリップ1320は、ゲームコントローラがユーザの手中で滑らないように助け得るダイヤモンド形状パターンを含み得る。これらのグリップ1320/1320Aは、ユーザの手のひらにフィットする内向きの表面を有する形状を有し得る。図13はまた、人差し指ジョイスティックボタン1330が、左向きの矢印に沿って伸長位置から「引き込み」位置に動かされ得ることを示す。この人差し指ジョイスティック1330は、上下又は左から右に動くようにも構成され得る。したがって、人差し指ジョイスティック1330は、図13に示されたX、Y、及びZ軸に沿って動き得る。この人差し指ジョイスティックボタン1330は、様々な親指コントロール(例えば、回転可能なジョイスティック、及び他のボタン)を含み得る。
【0063】
図1のアイテム1340は、ボタンの位置を調整する助けとなる特徴部を含むボタンであり得る。これらの特徴部は、ユーザが、図21Aに関して説明されるように、スライド特徴部1340のくぼみ及び三角形端部部分に基づいて、人差し指ジョイスティックボタン1330を様々な位置に動かすことを可能にし得る。
【0064】
図14は、ゲームコントローラの親指コントロールの2つの異なる斜視図を示す。図14親指作動コントロールボタン及びロッカースイッチ。図14は、コントロールボタン1、中央コントロールボタン2、ロッカーコントロールボタン3、コントロールボタン4、及びジョイスティックボタン5を含む。これらのボタンは、前述したように、コマンド又はテキスト情報をゲームシステムに提供し得る。ロッカースイッチ3は、ユーザがコントローラ及びスイッチ4などの他のスイッチを見る必要なくして、ロッカースイッチ3がユーザによって識別されることを可能にする形状を有する。これは、スイッチ4が、手探りによって識別し易くするコントローラの縁部又は側面に位置しているからであり得る。ロッカースイッチ3は、波のような形状を有し、この場合、ヒトの親指は、その波のような形状の沈んだ部分に静置し得る。
【0065】
図15は、人差し指コントロールと、そのような人差し指コントロール内に含まれ得るパーツとの斜視図を示す。ここでも、この人差し指コントロールは、ジョイスティックボタン1510を含み得る。図15は、人差し指コントロールの、一セットの人差し指ジョイスティックスイッチパーツ1520を示す図、上面図1530、左前斜視図1540、断面図1550、正面図1560、及び側面図1570を含む。図15の人差し指コントロールの様々なパーツは、一度組み立てられると、人差し指コントロールが伸長可能な伸縮式様運動において前方又は後方に動くことを可能にする2つの異なる移動性部分をコントロールが含むことを可能にする。これらの2つの異なる移動性部分は、後退すると重なり合い得、これは、ジョイスティックボタンサブアセンブリ1510/1520部分が、伸縮式人差し指コントロールの第2の部分内にほぼ完全に包含される結果となり得る。図15は、2つの異なる両矢印線1550A及び1550Bを含み、一方は、人差し指コントロールの第1の部分がそれに沿って動き得る経路を示す。このコントロールの第1の部分は、図15の下方の矢印1550Aに沿って動かされるべき人差し指ジョイスティックボタンのサブアセンブリを動かし得る。人差し指コントロールの第2の部分は、図15の上方の矢印1550Bの経路に沿って動き得る。
【0066】
図16は、ゲームコントローラ人差し指サブアセンブリの断面図を示す。図16の白いアセンブリは、ジョイスティックボタン1620のボタン部分が、可動人差し指コントロールの他の部分に対して前後に動かされることを可能にするサブアセンブリ1600である。図16の両方向矢印1630は、白いサブアセンブリ1600がそれに沿って動かされ得る方向を識別している。また、図16の単方向矢印1620によって示されるように、ジョイスティックボタンは、第2のジョイスティック1610サブアセンブリから遠くに突出していることにも留意されたい。
【0067】
図17は、図16の人差し指サブアセンブリの同様の断面図を示す。図17の単方向矢印によって示されるように、図17のジョイスティックボタン1710は、人差し指コントローラの第2のサブアセンブリ1720と同一平面又はほぼ同一平面であることに留意されたい。
【0068】
図18は、図15及び図16の人差し指サブアセンブリの別の断面図を示す。人差し指コントロールの第1のサブアセンブリ及び第2のサブアセンブリの両方が、図18の矢印1810及び1820によって示されるように、前後に動き得る。また、図18のシャフト1830は、コントローラの背面に向かって動くことにも留意されたい。このように、人差し指コントロールは、コントローラの背面から更に遠くに延長された位置から、コントローラの背面に近い位置まで動き得る。
【0069】
図19A図19B、及び図19Cは、コントローラの人差し指コントロールの様々なパーツの同様の動きを示す。図19Aは、完全伸長位置1910にあるインデックスコントロールジョイスティックボタンを示し、かつ完全伸長位置1920にあるインデックスコントロールの第2のアセンブリを示す。図19Bは、インデックスコントロールの第2のアセンブリが完全伸長位置1920にあるときの、部分的後退位置1930にあるインデックスコントロールボタンを示す。図19Cは、人差し指コントロールが、コントローラの奥行きのほぼ半分に及ぶ第1の位置から第2の位置に動かされ得る本開示の実施形態を示す。図19Cは、後退位置1940にあるインデックスコントロールアセンブリを示し、かつ後退位置1950にあるインデックスコントロールの第2のアセンブリを示す。いくつかの位置では、インデックスコントロールアセンブリのジョイスティックボタンは、第2のインデックスコントロールアセンブリ/サブアセンブリから多かれ少なかれ突出し得ることに留意されたい。インデックスコントロールアセンブリのアセンブリは、1つ以上のボックスケージを含むものとして言及され得る。ここで、第1の部分に関連付けられたパーツは、インデックスコントロールアセンブリの第1のセットのパーツと共に、又はアセンブリの他のパーツから独立して、第1のセットのパーツが第1の位置に到達するまで動き得、第2のセットのパーツは、第1のセットのパーツが第1の位置に到達した後に、第1のセットのパーツと共に動き得る。図19A図19Cの人差し指コントロールは、特定のユーザにとって快適である任意の位置に動かされ、所定の位置にロックされ得る。別のユーザがコントローラを使用し始めると、その別のユーザは、彼にとって快適な位置に人差し指コントロールを調整し、それから、この別のユーザは、コントローラを使用し始め得る。別の態様では、インデックスアナログは、それぞれのユーザに対して調整可能ではなく、その構成で固定されている。図19A図19Cは、単一軸に沿った方向に動く人差し指コントロールを示しているが、人差し指コントロールはまた、1つ又は2つの他の軸に沿って動くようにも構成され得る。図19A図19Cは、X軸の動きのために、人差し指がコンポーネントをコントローラに向かってどのように引き込むことができるかを示す。最初に引き込まれると、示されているジョイスティックボタンは、いくつかのX軸及びY軸の動きを提供することができるが、示されているサブアセンブリ内にジョイスティックが後退させられると、ケージパーツがアナログジョイスティックを隠し、したがって、更なるX軸、Y軸の動きを防ぐが、Z軸では依然として動く。図19Cでは、アナログジョイスティックボタンは、第2のコントロールアセンブリ/サブアセンブリのケージの表面と同一平面であることに留意されたい。したがって、特定の実施形態では、人差し指コントロールは、図13に示されるように、X軸、Y軸、及びZ軸に沿って動き得る。
【0070】
図20は、薬指突出部を含むゲームコントローラのいくつかの異なる斜視図を示す。図20は、ゲームコントローラの斜視図2010、2025、2055、及び2065を含む。斜視図2010は、ユーザがゲームコントローラをより人間工学的に保持するのを助ける形状を有する突出特徴部の部分2015及び2020を強調している。この突出部は、ユーザの小指と比較して、ユーザの薬指を、ゲームコントローラの中心又は後部部分から更に離れた位置又は外れた位置に保持する助けとなる。ユーザがコントローラを保持するとき、この突出部は、ユーザの小指とユーザの手のひらとの間の距離が、ユーザの薬指とユーザの手のひらとの間の距離よりも短くなるので、ユーザがコントローラをよりリラックスした方法で保持する助けとなる。このトポロジーは、ユーザの手により自然にフィットし、負担を防ぐ。図20の斜視図の各々は、トリガアセンブリ/ガード2080を含む。
【0071】
部分2020は、コントローラの後部部分から遠ざかる外向きに傾斜され得ることに留意されたい。ハンドルの全体的な幅は、コントローラハンドルの底端部で、より小さな断面積に先細りし得る。また、部分2015は、コントローラの厚さを減少させる縁部を含むことにも留意されたい。斜視図2025は、ユーザがゲームコントローラを保持するときのユーザの手の指を示す。斜視図2025は、ユーザの親指2030、ユーザの小指2035、ユーザの薬指2040、人差し指2045、及びユーザの中指2050を含む。ユーザの親指2030はコントローラの後部部分に沿って静置しており、小指2035は、薬指2040よりも、ゲームコントローラの薄い部分を掴んでいることに留意されたい。人差し指2045は、図11及び図13に関して説明された人差し指ジョイスティックのような人差し指ジョイスティックをユーザが制御することができる位置に位置している。中指2050は、図11及び図13に関して説明されたように、ユーザがトリガアセンブリ/ガード2080のトリガを引くことができる位置に位置している。
【0072】
斜視図2055及び2065は、ほんの数個のアイテム番号を使用してコントローラの特徴部を見ることができるように、わずかに異なる天使からのゲームコントローラを示す。斜視図2055及び2065のアイテム番号は、トリガアセンブリ/ガード2080及び突出部2060をわずかに異なる視点から識別している。
【0073】
図21Aは、人差し指ジョイスティックアセンブリに含まれ得るパーツを示す。図21Aのパーツは、右利き用ゲームコントローラの人差し指ジョイスティックの様々な図又は配向で示されている。図21Aの様々な図は、斜視図2100-1及び2100-5、上面図2100-2、半断面上面図2100-3及び2100-8、側面図2100-4及び2100-7、並びに正面図2100-6を含む。これらの異なる図の各々は、図の各々が特定のパーツを識別するアイテム番号付けを含んでいなくても、人差し指ジョイスティックアセンブリからの同じパーツを含み得る。異なるパーツの各々は、人差し指コントロールボタンの一部分を形成し得る。
【0074】
図21Aに含まれる異なるパーツは、隆起部パーツ2105、上部パーツ2115、下部パーツ2120、内側面トリガ2110、及び支持体2125である。斜視図2100-1及び2100-5は、ヒトの指2130が隆起部パーツ2105上に置かれ得ることを示し、半断面上面図2100-8は、ヒトの指2130が隆起部パーツ2105の上に、面トリガパーツ2110に隣接して置かれ得ることを示す。半断面図2100-3及び2100-8は、バンプ状形状を有する事実トリガパーツを示す。
【0075】
隆起部パーツ2105、内側面トリガパーツは、人差し指ジョイスティック、上部パーツ2115、及び下部パーツ2120の位置をX軸、Y軸、又はZ軸に沿って調整するために、ユーザによって使用され得る。隆起部パーツ2105は、図13図15、及び図16に関して説明されたように、人差し指ジョイスティックを引き込むために使用され得る。隆起部パーツ2105及び事実トリガパーツ2110は、人差し指ジョイスティックを(図13のX軸に沿って)左又は右に動かすために使用され得る。上部パーツ2115及び下部パーツ2120は、人差し指ジョイスティックを(図13のY軸に沿って)上下に動かすために使用され得る。人差し指ジョイスティックがユーザが好む位置に動かされた後、その人差し指ジョイスティックは、所定の位置にロックされ得る。別のユーザがコントローラを使用したい場合には、この別のユーザは、ロックを解放し、人差し指ジョイスティックの位置を再調整し、人差し指ジョイスティックを再調整された位置にロックして戻すことができる。
【0076】
図21Bは、本開示と一致するトリガアセンブリのいくつかの異なる斜視図を示す。図21Bは、一セットのトリガパーツ2135、トリガアセンブリ斜視図2150、トリガアセンブリ側面図2155、トリガアセンブリ正面図2170、及び部分トリガアセンブリ図2175を含む。一セットのトリガパーツは、トリガアセンブリに使用され得るトリガガード2140及びスライダ部分2145を含む。斜視図2150及び側面図2155は、トリガアセンブリの異なる図を示した。側面図2155は、異なる長さのロッド又はスライド2160及び2165を含む。正面図2170は、トリガアセンブリの真正面の視点からのトリガアセンブリの輪郭を示す。
【0077】
部分トリガアセンブリ図2175は、側面図2155に関して説明されたロッド又はスライド2160及び2165を含み、かつそれらのばねに結合され得るばね2180及び2185を含む。これらのばね2180及び2185は、2つの異なる距離に配置され、図13に関して説明された2つの異なる圧縮設定を提供する。
【0078】
これらのばねのうちの一方は、トリガの前部部分に向かって配置され得、第2のばねは、トリガの後部部分に向かって配置され得る。これにより、トリガが2つの異なる位置を有することが可能になり得る。第1の位置まで押下されたとき、コントローラの制御電子機器は、第1のコマンドをゲームシステムに送信し得、第2の位置まで押下されたとき、制御電子機器は、第2のコマンドをゲームシステムに送信し得る。
【0079】
本開示と一致するコントローラは、コントローラが無線通信を使用してゲームシステム又はドローンと通信することを可能にする無線インターフェースを含み得る。そのようなコントローラは、ドローンが無線通信媒体を介して制御されるときに、MAVlinkプロトコルを使用して通信し得る。本開示と一致するコントローラは、当該技術分野で周知の任意の標準的な無線通信技術を使用し得る。このように、MAVlinkプロトコル、WI-FIプロトコル、Bluetoothプロトコル、又は他のタイプの無線通信技術若しくはプロトコルが使用され得る。
【0080】
本開示と一致するコントローラはまた、最大3つの異なる方向の力を感知する加速度計も含み得る。コントローラ、又はコントローラが通信するシステムは、特定のタイプの加速度プロファイルを識別するように構成され得、これらのプロファイルは、ユーザが特定の目的のためにコントローラをどれほど効果的に実際に操るかを識別するために使用され得る。これは、ハンマー、斧、テニスラケット、ピンポンラケット、ピクルスボールラケット、銃、又は刀剣の動力学がまったく異なるからである。日本の刀又はヨーロッパのサーベルなど、あるタイプの刀剣の特性でさえ、ヨーロッパのブロードソードの特性とは異なる。
【0081】
斧及びヨーロッパのブロードソードは、第1のセットの加速プロファイルと一致するたたき切りの鈍力動作を使用して効果的に取り扱われる。刀及びサーベルの使用は、たたき切りの鈍力作用を使用しても効果的に取り扱われず、代わりに、刀及びサーベルは、スナップの利いたスライス動作を使用するとより効果的である。ハンマーもまた、スナップの利いた直線動作を使用するとより効果的であり、鈍力動作を使用すると効果的ではない。このために、ユーザが使用する異なる動作の違いを識別する加速度計及び制御電子機器。これらの異なる動作は、コントローラにあるセンサによって感知された加速度プロファイルに基づいて識別され得る。これらの加速度プロファイルを使用して、ユーザがアプリケーションに対して特定のアイテムを適切に扱っているかどうかを識別し得る。ゲームプログラムは、例えばゲームの動作を変更するソフトウェアドライバを使用して、構成することができる。いったん構成されると、特定の加速度プロファイルを、特定のツール、武器、又は玩具の効果的な使用に関連付けることができる。これにより、その特定のツール、武器、又は玩具がどのように使用されるべきかと一致する方法で、ゲームシステムが、ユーザがコントローラをいつ動かすかを識別することが可能となる。鈍力を使用してハンマーを使用するヒトは、釘を適切に打てないであろうし、直線的なスナップ動作を使用してハンマーを使用するヒトは、一撃で釘を打てるであろう。次いで、ゲームシステムは、そのヒトがコントローラを多かれ少なかれ適切な様態で使用したかどうかに基づいて、結果を表すことができる。
【0082】
特定の事例では、本開示のゲームコントローラは、ゲームコントローラの芸術であるか、又はゲームコントローラの一部分に永久的に取り付けられた下部部分を有し得るが、他の事例では、そのようなゲームコントローラは、ゲームコントローラの有用性を更新したり、変更したり、又はそれに影響し得る様態で交換可能である特徴部を含み得る。例えば、ゲームコントローラは、アームレスト又はリストレストを含み得る交換可能なベース/下部部分(すなわち、交換可能なハンドル)を含み得る。そのようなベース部分は、テーブル上に置かれたときに、コントローラが起立することを可能にし得る。単に解放ボタンを押すだけで、ユーザは、ベース部分を解放し、それを別のベース部分と交換することができる。第2のベース部分は、ハンドルを簡単に伸長又は延長し得、ハンドルは、ベース部分が丸みを帯びた端部に移るにつれて、より小さな断面積を含むように先細になり得る。また、第3のベース部分が、ハンドルを伸長させ、しかもベース部分の下部部分に球状の重み付け部分を含み得る。そのような重み付けされたベース部分は、ゲームコントローラの質量中心を変化させるであろう。特定の事例では、コントローラの質量中心を調整する際の助成となるように、重りが、ベース部分に付加されるか又はベース部分から取り外され得る。そのようなゲームコントローラのハンドルは、ヒトの手に自然にフィットする丸みを帯びた形状又は楕円形の形状を有するか又は含み得る。
【0083】
そのようなゲームコントローラは、様々な方法で、反復性ストレス傷害を予防若しくは緩和するか、又はゲームコントローラの有用性を高める助けとなり得る。アームレスト又はリストレストのベース部分は、ユーザが腕を静置させてストレスを緩和することを可能にし得る。丸みを帯びたベース部分は、ユーザがコントローラを、より小さい端部を有するように適合させることを可能にし得、小さい手を有するユーザがコントローラを掴むことを容易にする。コントローラの質量中心を変化させることによって、重み付けされたベース部分は、ヒトがコントローラを、より自然に回転させるか、又はユーザがより快適に感じるように適合させることを可能にすることができる。他の人間工学的特徴部によって、ユーザが人差し指コントロールの位置を調整することを可能にし得る。
【0084】
図22は、本発明の一実施形態を実装するために使用され得るコンピューティングシステムを示す。図22のコンピューティングシステム2200は、1つ以上のプロセッサ2210及び主メモリ2220を含む。主メモリ2220は、一部に、プロセッサ2210による実行のための命令及びデータを記憶する。主メモリ2220は、動作中に、実行可能コードを記憶することができる。図22のシステム2200は、大容量記憶デバイス2230、携帯用記憶媒体ドライブ2240、出力デバイス2250、ユーザ入力デバイス2260、グラフィックスディスプレイ2270、周辺デバイス2280、及びネットワークインターフェース2295を更に含む。
【0085】
図22に示されたコンポーネントは、単一バス2290を介して接続されているとして示されている。しかしながら、コンポーネントは、1つ以上のデータ転送手段を通して接続されてもよい。例えば、プロセッサユニット2210及び主メモリ2220は、ローカルマイクロプロセッサバスを介して接続され得、大容量記憶デバイス2230、周辺デバイス2280、携帯用記憶デバイス2240、及び表示システム2270は、1つ以上の入/出力(I/O)バスを介して接続され得る。
【0086】
磁気ディスクドライブ又は光ディスクドライブを用いて実装され得る大容量記憶デバイス2230は、プロセッサユニット2210による使用のためのデータ及び命令を記憶するための不揮発性記憶デバイスである。大容量記憶デバイス2230は、本発明の実施形態を実装するためのシステムソフトウェアを、そのソフトウェアを主メモリ2220にロードする目的で記憶することができる。
【0087】
携帯用記憶デバイス2240は、フラッシュメモリ、コンパクトディスク、又はデジタルビデオディスクなどの携帯用不揮発性記憶媒体と連動して動作して、図22のコンピュータシステム2200にデータ及びコードを入力及び出力する。本発明の実施形態を実施するためのシステムソフトウェアは、そのような携帯用媒体に記憶され、携帯用記憶デバイス2240を介してコンピュータシステム2200に入力され得る。
【0088】
入力デバイス2260は、ユーザインターフェースの一部分を提供する。入力デバイス2260は、英数字及び他の情報を入力するためのキーボードなどの英数字キーパッド、又はマウス、トラックボール、スタイラス、若しくはカーソル方向キーなどのポインティングデバイスを含み得る。追加的に、図22に示されたようなシステム2200は、出力デバイス2250を含む。好適な出力デバイスの例としては、スピーカ、プリンタ、ネットワークインターフェース、及びモニタが挙げられる。
【0089】
表示システム2270は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、電子インクディスプレイ、プロジェクタベースのディスプレイ、ホログラフィックディスプレイ、又は別の好適な表示デバイスを含み得る。表示システム2270は、テキスト及びグラフィック情報を受信し、情報を処理して表示デバイスに出力する。表示システム2270は、容量性タッチ検出、抵抗性タッチ検出、表面音響波タッチ検出、又は赤外線タッチ検出などのマルチタッチタッチスクリーン入力機能を含み得る。そのようなタッチスクリーン入力機能は、可変圧力又は力検出を可能にしても、可能にしなくてもよい。
【0090】
周辺機器2280は、コンピュータシステムに追加機能を追加するための任意のタイプのコンピュータ支援デバイスを含み得る。例えば、周辺デバイス2280は、モデム又はルータを含み得る。
【0091】
ネットワークインターフェース2295は、有線ネットワークであるか無線インターフェースであるかにかかわらず、コンピュータの任意の形態のコンピュータインターフェースを含み得る。したがって、ネットワークインターフェース2295は、イーサネットネットワークインターフェース、BlueTooth(商標)無線インターフェース、802.11インターフェース、又は携帯電話インターフェースであり得る。
【0092】
図22のコンピュータシステム2200に含まれるコンポーネントは、本発明の実施形態での使用に好適であり得、当技術分野で周知である広い範疇のそのようなコンピュータコンポーネントを表すことを意図し得る、コンピュータシステムに典型的に見られるコンポーネントである。したがって、図22のコンピュータシステム2200は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、電話(「スマート」その他)、モバイルコンピューティングデバイス、ワークステーション、(サーバラックその他の)サーバ、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、タブレットコンピューティングデバイス、ウェアラブルデバイス(時計、指輪、眼鏡、若しくは別のタイプの宝飾品/衣類/アクセサリーなど)、ビデオゲームコンソール(携帯用その他)、電子ブックリーダー、メディアプレーヤーデバイス(携帯用その他)、車両ベースのコンピュータ、これらのいくつかの組み合わせ、又は任意の他のコンピューティングデバイスとすることができる。コンピュータはまた、異なるバス構成、ネットワーク化プラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォーム、その他を含むことができる。コンピュータシステム2200は、場合によっては、別のコンピュータシステムによって実行される仮想コンピュータシステムであり得る。Unix、Linux(登録商標)、Windows、Macintosh OS、Palm OS、Android、iOS、及び他の好適なオペレーティングシステムを含む様々なオペレーティングシステムを使用することができる。
【0093】
本発明は、様々なデバイスを使用して動作可能であり得るアプリケーションにおいて実装され得る。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、実行のために中央処理装置(CPU)に命令を提供することに関与する任意の単数又は複数の媒体を指す。そのような媒体は、それぞれ光又は磁気ディスク及び動的メモリなどの不揮発性及び揮発性媒体を含むが、これらに限定されない、多くの形態をとることができる。非一時的なコンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、CD-ROMディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、任意の他の光学媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、及び任意の他のメモリチップ又はカートリッジを含む。
【0094】
本発明は、様々なデバイスを使用して動作可能であり得るアプリケーションにおいて実装され得る。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、実行のために中央処理装置(CPU)に命令を提供することに関与する任意の単数又は複数の媒体を指す。そのような媒体は、それぞれ光又は磁気ディスク及び動的メモリなどの不揮発性及び揮発性媒体を含むが、これらに限定されない、多くの形態をとることができる。非一時的コンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気媒体、CD-ROMディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、任意の他の光学媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、及び任意の他のメモリチップ又はカートリッジを含む。
【0095】
上記に提供及び説明された様々なフロー図は、発明の特定の実施形態によって実行される特定の順序の動作を示し得るが、そのような順序は例示的であることを理解されたい(例えば、代替実施形態は、異なる順序で動作を実行すること、特定の動作を組み合わせること、特定の動作を重複させること、その他を行うことができる)。
【0096】
本明細書の技術の前述の詳細な説明は、例示及び説明の目的で提示されている。それは、網羅的であること、又はまさに開示された形態に当該技術を限定することを意図しない。上記の教示に照らして、多くの改変及び変形が可能である。説明された実施形態は、当該技術の原理及びその実用的な応用を最良に説明し、それによって、当業者が、様々な実施形態において、かつ想定される特定の用途に好適な様々な改変を伴って、当該技術を最良に利用することを可能にするために選択された。当該技術の範囲は、特許請求の範囲によって規定されることが意図される。
図1
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【国際調査報告】