(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-26
(54)【発明の名称】ポストトップライトフィクスチャ
(51)【国際特許分類】
F21S 8/08 20060101AFI20231019BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20231019BHJP
F21V 17/00 20060101ALI20231019BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20231019BHJP
【FI】
F21S8/08 110
F21V23/00 150
F21V17/00 100
F21Y115:10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023526307
(86)(22)【出願日】2021-10-19
(85)【翻訳文提出日】2023-06-21
(86)【国際出願番号】 EP2021078964
(87)【国際公開番号】W WO2022090000
(87)【国際公開日】2022-05-05
(32)【優先日】2020-11-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2020-11-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】516043960
【氏名又は名称】シグニファイ ホールディング ビー ヴィ
【氏名又は名称原語表記】SIGNIFY HOLDING B.V.
【住所又は居所原語表記】High Tech Campus 48,5656 AE Eindhoven,The Netherlands
(74)【代理人】
【識別番号】100163821
【氏名又は名称】柴田 沙希子
(72)【発明者】
【氏名】シヴァプルカル クナル
(72)【発明者】
【氏名】カルブホール ラジェシュ ナラヤン
(72)【発明者】
【氏名】ニムマ スリドハル レディー
【テーマコード(参考)】
3K011
3K014
【Fターム(参考)】
3K011AA02
3K014AA01
(57)【要約】
ライトフィクスチャは、キャリッジと、キャリッジに回転可能に取り付けられるフードと、プレート及びライトモジュールを含むライトエンジンとを含む。ライトモジュールは、プレートに取り付けられ、プレートは、キャリッジに回転可能に取り付けられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリッジと、
前記キャリッジに回転可能に取り付けられるフードと、
プレート及びライトモジュールを含むライトエンジンであって、前記ライトモジュールは、前記プレートに取り付けられ、前記プレートは、前記キャリッジに回転可能に取り付けられる、ライトエンジンと、
を含む、ライトフィクスチャであって、
第1のヒンジピンが、前記フードの第1の取付構造のスロット、前記プレートの第1の取付構造のスロット、及び前記キャリッジの第1の取付構造のスロットに位置付けられ、第2のヒンジピンが、前記フードの第2の取付構造のスロット、前記プレートの第2の取付構造のスロット、及び前記キャリッジの第2の取付構造のスロットに位置付けられる、ライトフィクスチャ。
【請求項2】
前記フード及び前記プレートは、前記フードが前記プレートとは独立して回転可能であるように、前記キャリッジに回転可能に取り付けられる、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項3】
前記プレートは、先ず前記フードを前記キャリッジから取り外すことなく、前記キャリッジから取り外し可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項4】
前記プレートは、前記キャリッジの開口部を覆うような位置に回転可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項5】
前記プレートは、前記キャリッジのキャビティが前記キャリッジの前記開口部からアクセス可能であるように、前記キャリッジの前記開口部から離れた第2の位置に回転可能である、請求項4に記載のライトフィクスチャ。
【請求項6】
前記ライトモジュールは、前記プレートに形成されるリセスセクションに位置付けられ、前記ライトモジュールは、前記プレートを前記キャリッジから完全に取り除くことなくアクセス可能である、請求項5に記載のライトフィクスチャ。
【請求項7】
前記プレートの前記第1の取付構造及び前記プレートの前記第2の取付構造は、U字形である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項8】
前記プレートの前記第1の取付構造及び前記プレートの前記第2の取付構造は、円筒形状を有する、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項9】
前記第1のヒンジピンは、第1のファスナによって前記フードの前記第1の取付構造の前記スロットに保持され、前記第2のヒンジピンは、第2のファスナによって前記フードの前記第2の取付構造の前記スロットに保持され、前記フードは、前記第1のファスナ及び前記第2のファスナを取り除くことによって前記キャリッジから取り外し可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項10】
前記キャリッジは、トップフレームを含み、前記キャリッジの前記第1の取付構造は、前記キャリッジの前記トップフレームに形成され、互いに水平方向にオフセットされ、前記トップフレームに対して反対の方向に延びる第1の湾曲取付構造及び第2の湾曲取付構造を含む、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項11】
前記ライトモジュールは、発光ダイオードモジュールである、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項12】
前記ライトエンジンは、前記ライトモジュールに電力を供給するように構成されるドライバを含み、前記ライトモジュール及び前記ドライバは、前記プレートの反対の側にある、請求項13に記載のライトフィクスチャ。
【請求項13】
当該ライトフィクスチャは、前記ライトモジュールに電力を供給するように構成されるドライバを含み、前記ドライバは、前記フードのキャビティ内で前記フードに取り付けられる、請求項13に記載のライトフィクスチャ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、ライトフィクスチャに関し、とりわけ、修理、保守、及び交換を簡素化する特徴を有するポストトップライトフィクスチャに関する。
【背景技術】
【0002】
トップポストライトフィクスチャには、フード、ライトエンジン、及びキャリッジを含むものがある。ライトエンジンは、一般に、フードとキャリッジとの間に位置付けられ、典型的には、ねじでキャリッジに固定される。キャリッジのキャビティにアクセスするためには、キャリッジに固定しているネジが取り除かれる必要がある。さらに、ライトエンジンのライトモジュールは、一般に、キャリッジのキャビティに面するライトエンジンの側にあるため、ライトモジュールを試験及び/又は交換することは、ライトエンジンをキャリッジに固定しているねじを取り除くことによる、キャリッジからのライトエンジンの除去(removal)を必要とする。場合によっては、キャリッジのキャビティにアクセスする並びにライトエンジンのライトモジュールを試験及び/又は交換するためにねじを取り除く必要性は不便であり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
斯くして、キャリッジへのライトエンジンのセキュアな取り付けのためにねじを使用する必要性を排除又は低減する解決策が望まれ得る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、一般に、ライトフィクスチャに関し、とりわけ、修理及びメンテナンスを簡素化する特徴を有するポストトップライトフィクスチャに関する。例示的な実施形態において、ライトフィクスチャ(light fixture)は、キャリッジ(carriage)と、キャリッジに回転可能に取り付けられるフード(hood)と、プレート(plate)及びライトモジュール(light module)を含むライトエンジン(light engine)とを含む。ライトモジュールは、プレートに取り付けられ、プレートは、キャリッジに回転可能に取り付けられる。
【0005】
これらの及び他の態様、目的、特徴及び実施形態は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】
図1A~1Cは、例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャを示す。
【
図2】
図2A及び2Bは、例示的な実施形態によるフードのない
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャを示す。
【
図3】
図3A及び3Bは、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャのキャリッジの取付構造を示す。
【
図4】
図4は、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャのライトエンジンを示す。
【
図5】
図5は、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャのフードを示す。
【
図6】
図6A及び6Bは、例示的な実施形態による
図5に示されるフードの取付構造のクローズアップ図を示す。
【
図7】
図7は、例示的な実施形態による、フード及びプレートがキャリッジに回転可能に取り付けられる、
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャの一部分を示す。
【
図8】
図8は、例示的な実施形態による、フード及びプレートがキャリッジに回転可能に取り付けられる、
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャの別の部分を示す。
【
図9】
図9A及び9Bは、別の例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャにおいて使用されることができるライトエンジンを示す。
【
図10】
図10A及び10Bは、別の例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャのキャリッジに取り付けられる
図9A及び9Bのライトエンジンを示す。
【
図11】
図11は、別の例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャを示す。
【
図12】
図12A及び12Bは、別の例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャを示す。
【
図13】
図13は、例示的な実施形態によるライトエンジンのない
図12Aのトップポストライトフィクスチャの部分図を示す。
【
図14】
図14は、例示的な実施形態による
図12Aのトップポストライトフィクスチャのフードの取付構造に対応する取付構造を示す。
【
図15】
図15は、例示的な実施形態による
図12Aのトップポストライトフィクスチャのフードの取付構造に対応する取付構造を示す。
【
図16】
図16は、例示的な実施形態による、
図14の取付構造と共に使用され、
図13に示されるヒンジブラケットに対応するヒンジブラケットを示す。
【
図17】
図17は、例示的な実施形態による、
図14の取付構造と共に使用され、
図13に示されるヒンジピンに対応するヒンジピンを示す。
【
図18】
図18A及び18Bは、例示的な実施形態による
図12Aのトップポストライトフィクスチャのライトエンジンの異なる図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図面は、例示的な実施形態のみを示しており、したがって、範囲を限定するものと考えられるべきではない。図面に示される要素及び特徴は、必ずしも縮尺通りではなく、代わりに、例示的な実施形態の原理を明確に例示することに重点が置かれている。さらに、特定の寸法又は配置は、そのような原理を視覚的に伝えるのに役立つように誇張されている場合がある。図面において、異なる図で使用される同様の参照数字は、類似又は対応するが、必ずしも同一ではない要素を示す。
【0008】
以下の段落において、特定の実施形態が、例として、図を参照してさらに詳細に述べられる。説明において、よく知られたコンポーネント、方法、及び/又は処理技術は、省略されるか、又は簡単に述べられる。さらに、実施形態の様々な特徴への参照は、すべての実施形態が参照された特徴を含まなければならないことを示唆するものではない。
【0009】
図1A~1Cは、例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャ(top-post light fixture)100を示している。一部の例示的な実施形態では、ライトフィクスチャ100は、フード102と、キャリッジ104と、プレート110を含むライトエンジン150とを含む。以下により詳細に説明されるように、フード102及びプレート110は、キャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0010】
一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン150は、プレート110に取り付けられるライトモジュール112を含んでもよい。ライトモジュール112は、キャリッジ104のキャビティ116に向かって光を発するように位置付けられる、発光ダイオード(LED:light emitting diode)光源等、光源114を含んでもよい。ライトモジュール112は、ライトモジュール112が、リセスセクション(recess section)136を囲むプレート110の部分と面一になるように、プレート110に形成されるリセスセクション136に位置付けられてもよい。フィン138は、ライトモジュール112によって発生する熱をプレート110から離れるように放散させるためにリセスセクション136の背面からフード102のキャビティ118に向かって延びてもよい。例示すると、フィン138及びライトモジュール112は、リセスセクション136の反対の側(opposite sides)にあってもよい。
【0011】
一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン150はまた、当業者には容易に理解され得るように、1つ以上の電気接続(例えば、電気ワイヤ)を用いてライトモジュール112に電力を供給するドライバ140を含んでもよい。ドライバ140は、例えば、ファスナ(fastner)を用いて、プレート110に取り付けられるブラケット(bracket)142を用いてプレート110に固定されてもよい。ライトエンジン150はまた、変圧器144、サージサプレッサ152等の他の構成要素を含んでもよい。
図1Aに示されるようにフード102が閉じられる場合、フード102のキャビティ118は、ライトエンジン150の一部の構成要素がそこに位置付けられるための空間を提供する。
【0012】
一部の例示的な実施形態では、キャリッジ104は、ポスト取付セクション(post attachment section)106と、ベース108と、トップフレーム128とを含む。当業者には容易に理解され得るように、ベース108は、ポスト取付セクション106に取り付けられてもよく、ポスト取付セクション106は、トップポストライトフィクスチャ100をポスト(図示せず)に取り付けるために使用されてもよい。キャリッジ104はまた、ベース108及びトップフレーム128に接続され、ベース108とトップフレーム128との間に延びるアーム120、122、124、126を含んでもよい。ベース108、アーム120、122、124、126、及びトップフレーム128は、キャリッジ104のキャビティ116を画定してもよい。キャリッジ104の開口部148は、トップフレーム128によって境界付けられてもよく、キャリッジ104の上方からキャリッジ104のキャビティ116にアクセスするために使用されてもよい。例えば、当業者には容易に理解され得るように、レンズ(図示せず)が、開口部148を通ってキャリッジ104のキャビティ116内に挿入されてもよく、アーム120、122、124、126の隣接するアーム間に位置付けられてもよい。
【0013】
一部の例示的な実施形態では、フード102及びプレート110は、以下により詳細に説明されるように、ヒンジピン(hinge pin)132、134、並びにフード102、キャリッジ104、及びプレート110の取付構造(attachment structure)を使用してキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。例えば、ヒンジピン132、134は、フード102及びプレート110を、取付構造を含むキャリッジ104のトップフレーム128の取付セクション(attachment section)130に回転可能に取り付けるために使用されてもよい。
【0014】
例示すると、
図1Aにおいて、フード102は、フード102がキャリッジ104の上に閉じられ、トップフレーム128上に位置し、プレート110がキャリッジ104の(
図1Cにより明確に示されている)開口部148を覆う、閉位置にある。プレート110は、フード102が
図1Aに示される閉位置にある場合、トップフレーム128上に位置し、開口部148を覆ってもよい。
図1Bにおいて、プレート110がトップフレーム128上に位置付けられたまま、フード102は、例えば、
図1Aに示される位置から、フード128が回転された後の開位置にあることが示されている。
図1Cにおいて、フード102は、例えば、
図1Aに示される閉位置又は
図1Bに示される開位置から、フード102が回転され、プレート110がトップフレーム128上に位置付けられないように回転された後の別の開位置にあることが示されている。
図1A~1Cに見られるように、フード102は、プレート110とは独立して回転されることができ、プレート110は、フード102が開位置にある場合にフード102とは独立して回転されることができる。
図2A、
図2B及び
図4に関して以下でより詳細に説明されるように、プレート110はまた、先ずフード102をキャリッジ104から取り除くことなく、プレート110がキャリッジ104から取り外される(detached)(すなわち、完全に取り除かれる(fully removed)ことができるように、キャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0015】
一部の例示的な実施形態では、フード102及びキャリッジ104は、本開示の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、ダイキャスティング(die casting)等の方法を用いて適切な材料(例えば、アルミニウム等)から作られてもよい。フィン138を含むプレート110は、本開示の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るような方法(例えば、ダイキャスティング)を用いて適切な材料(例えば、アルミニウム等)から作られてもよい。一部の代替的な実施形態では、プレート110は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、スタンピング(stamping)、カッティング(cutting)、ドリリング(drilling)等の方法を用いてシートメタル等の1つ以上の材料から作られてもよい。
【0016】
回転可能なプレート110を使用することにより、ライトフィクスチャ100は、ねじの除去を必要とせずに開口部148を介してキャリッジ104のキャビティ116に容易にアクセスすることができる。プレート110の回転可能性はまた、ライトモジュール112にアクセスするためにねじの除去を必要とすることなくライトモジュール112の保守、修理、及び交換を可能にする。一部の例示的な実施形態において、プレート110の回転可能性は、先ずフード102及び/又はヒンジピンを取り除くことなくキャリッジ104からのプレート110の除去を可能にするので、ライトフィクスチャ100は、ライトエンジン150を交換するプロセスを簡素化する。
【0017】
一般に、フード102及びプレート110は、本開示の範囲から逸脱することなく、
図1A~1Cに示される以外の位置まで回転されてもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトフィクスチャ100の構成要素の一部は、本開示の範囲から逸脱することなく、省略されてもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトフィクスチャ100の一部の構成要素は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。例えば、ライトモジュール112は、非矩形の形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトエンジン150は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示よりも多い又は少ない構成要素を含んでもよい。例えば、ドライバ140、変圧器144、及び/又はサージサプレッサ152は、本開示の範囲から逸脱することなく、ライトエンジン150から省略又は別個にされてもよい。一部の代替的な実施形態では、フード102及びプレート110は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なるやり方でキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0018】
図2A及び2Bは、例示的な実施形態による図示を明確にするためにフード1002のない
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100を示している。
図1A~2Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、プレート110は、ヒンジピン132及び134を用いてキャリッジ104のトップフレーム128に回転可能に取り付けられる。例示すると、キャリッジ104は、取付セクション130の一方の端部部分に取付構造202、204を含み、取付セクション130の他方の端部分に取付構造208、210を含む。
【0019】
一部の例示的な実施形態では、プレート110は、プレート110の周縁部218から外へ延びる(extend out)取付構造214、216を含む。ヒンジピン132は、キャリッジ104の取付構造202、204のスロット及びプレート110の取付構造214のスロットに位置付けられてもよい。ヒンジピン134は、キャリッジ104の取付構造208、210のスロット及びプレート110の取付構造216のスロットに位置付けられてもよい。
図2A及び2Bにより明確に示されるように、取付構造202及び204は互いに隣接し、取付構造208及び210は互いに隣接する。取付構造202、204、208、210及び取付セクション130が、
図2Bにより明確に示されるように取付構造214及び216の間にあるように、プレート110の取付構造214は、取付構造202に隣接してもよく、プレート110の取付構造216は、取付構造208に隣接してもよい。
【0020】
図3A及び3Bは、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100のキャリッジ104の取付構造202、204、208、210を示している。一部の例示的な実施形態では、取付構造202、204、208、210は、トップフレーム128の取付セクション130に形成されてもよい。取付構造202及び204がトップフレーム128に対して反対の方向(opposite directions)に延びるように、取付構造202は、取付セクション130から上方に延びてもよく、取付構造204は、取付セクション130から下方に延びてもよい。取付構造202、204は、取付構造202、204が各々概ね半円形(例えば、U字形又は逆U字形(upside-down u-shape))の断面を有するように湾曲してもよい。取付構造202は、ヒンジピン132を受けるための、取付構造202を完全に貫いて延びるスロット302を含んでもよい。取付構造204は、ヒンジピン132を受けるためのスロット304を含んでもよい。取付構造202とは対照的に、取付構造204は、ヒンジピン132がスロット304に挿入される場合にヒンジピン132が取付構造204を越えて動くのを防止するバッキング壁(backing wall)308によって取付構造202から遠位の端部で閉じられてもよい。
【0021】
一部の例示的な実施形態では、取付構造208及び210がトップフレーム128に対して反対の方向に延びるように、取付構造208は、取付セクション130から上方に延びてもよく、取付構造210は、取付セクション130から下方に延びてもよい。取付構造208、210は、取付構造208、210が各々概ね半円形(例えば、U字形又は逆U字形)の断面を有するように湾曲してもよい。取付構造208は、ヒンジピン134を受けるための、取付構造208を完全に貫いて延びるスロット310を含んでもよい。取付構造210は、ヒンジピン134を受けるためのスロット312を含んでもよい。取付構造208とは対照的に、取付構造210は、ヒンジピン134がスロット312に挿入される場合にヒンジピン134が取付構造210を越えて動くのを防止するバッキング壁306によって取付構造208から遠位の端部で閉じられてもよい。
【0022】
図1A~3Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、
図1A~3Bに示されるキャリッジ104の向きにおいて、キャリッジ104の取付構造202は、下を向くスロット開口部を有する一方、取付構造204は、上を向くスロット開口部を有する。例えば、
図2Aによりはっきりと見られるように、取付構造202のスロット302内にあるヒンジピン132の部分は、取付構造202の下方から見え得、スロット304内にあるヒンジピン132の部分は、取付構造204の上方から見え得る。
【0023】
一部の例示的な実施形態では、
図1A~3Bに示されるキャリッジ104の向きにおいて、取付構造208も、下を向くスロット開口部を有する一方、取付構造210は、上を向くスロット開口部を有する。例えば、
図2Aによりはっきりと見られるように、取付構造208のスロット310内にあるヒンジピン134の部分は、取付構造208の下方から見え得、スロット312内にあるヒンジピン134の部分は、取付構造210の上方から見え得る。
【0024】
一部の例示的な実施形態では、プレート110は、
図1Bに示されるプレート110の位置と、
図1Bに示されるプレート110の位置から少なくとも180度の位置との間でヒンジピン132、134を中心に回転可能であってもよい。例示すると、
図2A及び2Bに示されるように、ヒンジピン132の一部は、取付構造214のスロットに位置付けられてもよく、ヒンジピン134の一部は、取付構造216のスロットに位置付けられてもよい。
【0025】
図4は、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャのライトエンジン150を示している。ライトエンジン150は、プレート110を含み、取付構造214、216が、プレート110の周縁部218から外へ延びる。取付構造214は、
図2A及び2Bに示されるように、ヒンジピン132の一部を受けるためのスロット402を有してもよい。取付構造216は、
図2A及び2Bに示されるように、ヒンジピン134の一部を受けるためのスロット404を有してもよい。取付構造214及び216は各々、それぞれ、スロット開口部406及び408(すなわち、U字形上の上部開口部)を有するU字形断面を有してもよい。
【0026】
図1A~4を参照すると、取付構造214、216は、プレート110がヒンジピン132、134を中心に回転可能であることを可能にする。取付構造214、216の形状は、先ずキャリッジ104の取付構造202、204、208、210のスロットからヒンジピン132、134を引き出すことなく、プレート110がキャリッジ104及びヒンジピン132、134から取り除かれる/取り外されることを可能にする。例示すると、プレート110は、ヒンジピン132がスロット開口部406を通ってスロット402から出るように且つヒンジピン134がスロット開口部408を通ってスロット404から出るように、垂直又は非垂直な角度で、プレート110が押される/引き上げられる(pulled up)ことを可能にする位置まで回転されてもよい。一般に、取付構造214、216の形状は、プレート110が、先ずフード102及びヒンジピン132、134をキャリッジ104から取り外すことなく、プレート110(すなわち、プレート110を含むライトエンジン150)がキャリッジ104及びヒンジピン132、134から取り除かれる/取り外されることを可能にする位置まで回転されることを可能にする。また、取付構造214,216の形状は、人(例えば、ラインマン(lineman))が、先ずフード102及びヒンジピン132、134をキャリッジ104から取り外すことなく、プレート110を含むライトエンジン150又は交換用ライトエンジンをヒンジピン132、134に取付戻すことを可能にする。
【0027】
一部の代替的な実施形態では、取付構造202、204、208、210、214、216は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、取付構造202、204、208、210、214、216は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる場所にあってもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトフィクスチャ100は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示よりも多い又は少ない取付構造を含んでもよい。例えば、プレート110は、単一の取付構造又は3つ以上の取付構造を含んでもよい。別の例として、キャリッジ104は、本開示の範囲から逸脱することなく、取付セクション130の各端部部分において単一の又は3つ以上の取付構造を含んでもよい。
【0028】
図5は、例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100のフード102を示し、
図6A及び6Bは、例示的な実施形態による
図5に示されるフード102の取付構造510、512のクローズアップ図を示している。
図1A~6Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、フード102は、フード102の1つの角部又はその近くに取付構造510を含み、フード102の別の角部又はその近くに取付構造512を含む。例示すると、フード102は、周壁502、504、506、508を含んでもよい。例えば、周壁502、504、506、508は、
図1Aに示されるようにフード102がキャリッジ104の上に閉じられる場合、キャリッジ104のトップフレーム128上又はその周りに位置付けられてもよい。取付構造510は、周壁506及び508の角部又はその近くに位置してもよく、取付構造512は、周壁506及び504の角部又はその近くに位置してもよい。一部の例示的な実施形態では、取付構造510、512は、フード102の周壁の1つ以上の一部として形成されてもよい。
【0029】
一部の例示的な実施形態では、取付構造510は、ヒンジピン132の端部部分を受けるためのスロット514を含んでもよく、取付構造512は、ヒンジピン134の端部部分を受けるためのスロット516を含んでもよい。スロット514の端部におけるバッキング壁602は、ヒンジピン132がスロット514に挿入される場合にスロット514を越えるヒンジピン132の動きを防止する。例えば、バッキング壁602は、フード102の周壁508の一部であってもよい。バッキング壁602と同様のバッキング壁が、ヒンジピン134がスロット516に挿入される場合にスロット516を越えるヒンジピン134の動きを防止してもよい。
【0030】
一部の例示的な実施形態では、取付構造510は、
図7に示されるようにスロット514にヒンジピン132を保持するねじを挿入するための穴518を含んでもよく、取付構造512は、
図8に示されるようにスロット516にヒンジピン134を保持するねじを挿入するための穴520を含んでもよい。
図7は、例示的な実施形態による、フード102及びプレート110がキャリッジ104に回転可能に取り付けられる、
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100の一部分を示し、
図8は、例示的な実施形態による、フード102及びプレート110がキャリッジ104に回転可能に取り付けられる、
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100の別の部分を示している。
図1A~8を参照すると、上述のように、フード102及びプレート110は、ヒンジピン132、134を使用してキャリッジ104に回転可能に取り付けられる。
【0031】
図7により明確に示されるように、ヒンジピン132は、キャリッジ104の取付構造202のスロット302、キャリッジ104の取付構造204のスロット304、プレート110の取付構造214のスロット402、及びフード102の取付構造510のスロット514に挿入される。ヒンジピン132の一方の端部部分は、取付構造204のスロット304に位置付けられ、ヒンジピン132の反対側の端部部分は、フード102の取付構造510のスロット514に位置付けられる。
【0032】
図8により明確に示されるように、ヒンジピン134は、キャリッジ104の取付構造208のスロット310、キャリッジ104の取付構造210のスロット312、プレート110の取付構造216のスロット404、及びフード102の取付構造512のスロット516に挿入される。ヒンジピン134の一方の端部部分は、取付構造210のスロット312に位置付けられ、ヒンジピン134の反対側の端部部分は、フード102の取付構造512のスロット516に位置付けられる。
【0033】
一部の例示的な実施形態では、穴518に挿入されるねじ702は、
図7により明確に示されるように、フード102がヒンジピン132によってキャリッジ104に回転可能に取り付けられるように、ヒンジピン132を取付構造510のスロット514に保持してもよい。例えば、ねじ702の頭部は、ヒンジピン132と接触してもよく、ヒンジピン132をスロット514に保持してもよい。一部の代替的な実施形態では、ねじ702の代わりにワッシャ704がヒンジピン132と接触するように、ワッシャ704がねじ702に取り付けられてもよい。
【0034】
一部の例示的な実施形態では、穴520に挿入されるねじ802は、
図8により明確に示されるように、フード102がヒンジピン134によってキャリッジ104に回転可能に取り付けられるように、ヒンジピン134を取付構造512のスロット516に保持してもよい。例えば、ねじ802の頭部は、ヒンジピン134と接触してもよく、ヒンジピン134をスロット516に保持してもよい。一部の代替的な実施形態では、ねじ802の代わりにワッシャ804がヒンジピン134と接触するように、ワッシャ804がねじ802に取り付けられてもよい。
【0035】
一部の例示的な実施形態では、フード102は、ヒンジピン132及び134をそれぞれスロット514及び516から取り除くためにフード102が動かされることができるように、ねじ702及び802を緩める及び/又は取り除くことによってキャリッジ104から取り外され/取り除かれてもよい。一部の例示的な実施形態では、フード102の除去後、プレート110は、ヒンジピン132、134をキャリッジ104の取付構造のスロット及びプレート110の取付構造のスロットから引き出した後、キャリッジ104から取り除かれる/取り外されることができる。代替的に、プレート110は、先ずヒンジピン132、134を取り除くことなく、キャリッジ104から取り除かれ/取り外されてもよい。例示すると、上述のようにフード102を取り除いた後、プレート110は、例えば、
図1Bに示されるプレート110の位置から90度を超える位置まで回転され、その後、ヒンジピン132及び134がそれぞれスロット開口部406及び408を通ってプレート110のスロット402及び404から抜け出るように、垂直又は別の角度で、引き上げられてもよい。一部の例示的な実施形態では、プレート110は、先ずフード102をキャリッジ104から取り除くことなく、ヒンジピン132及び134をそれぞれスロット開口部406及び408を通ってスロット402及び404から取り除くために、垂直又は別の角度で、プレート110が引き上げられることを可能にする位置まで回転されてもよい。
【0036】
一部の代替的な実施形態では、ねじ702、802以外の手段が、本開示の範囲から逸脱することなく、ヒンジピン132、134をフード102の取付構造のスロットに保持するために使用されてもよい。一部の代替的な実施形態では、フード102の取付構造は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状及び/又は異なる特徴を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、ヒンジピン132、134は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。
【0037】
図9A及び9Bは、別の例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100において使用されることができるライトエンジン900を示している。一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン900は、リセスセクション904を有するプレート902を含んでもよい。例えば、リセスセクション904は、
図1A~1Cに関して述べられるリセスセクション136と同様であってもよい。例示すると、ライトエンジン900は、
図1A~1Cに関して述べられるライトモジュール112と同様又は同じタイプであるライトモジュール926を含んでもよい。例えば、ライトモジュール926は、光源930(例えば、LED光源)を含んでもよく、ライトエンジン900がライトフィクスチャ100において使用される場合にライトモジュール926がキャリッジ104のキャビティ116に向かって光を発するように、リセスセクション904内に埋め込まれ(recessed)てもよい。ライトモジュール926は、ライトモジュール926が、リセスセクション136を囲むプレート902の部分の表面928と面一となるように埋め込まれてもよい。プレート902は、ライトモジュール926から熱を放散させるために
図1Cに示されるプレート110のフィン138と同様に動作するフィン914を含んでもよい。
【0038】
一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン900はまた、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、ブラケット910及びファスナを使用してプレート902に固定されるドライバ906(例えば、LEDドライバ)を含む。ライトエンジン900はまた、プレート902の表面912に配置されるサージサプレッサ908等の他の構成要素を含んでもよい。
【0039】
一部の例示的な実施形態では、取付構造916、918は、プレート902の周縁部920から外へ延びる。例えば、取付構造916、918は、周囲縁部920の反対の端部(opposite ends)においてプレート902から外に延びる。代替的に、取付構造916、918は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる場所でプレート902から外に延びてもよい。一部の例示的な実施形態では、取付構造916、918は、円筒形状を有してもよく、ヒンジピンを受けるためのそれぞれのスロット922、924を含んでもよい。例示すると、取付構造916は、取付構造916を通って延びるスロット922を含んでもよく、取付構造918は、取付構造918を通って延びるスロット924を含んでもよい。
図4に示されるプレート110の取付構造214、216とは対照的に、プレート902の取付構造916、918のスロット922、924は各々、閉ループ(closed loop)を形成する。
【0040】
一部の例示的な実施形態では、プレート902は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、アルミニウム等の適切な材料から作られてもよい。例えば、プレート902は、ダイキャスティング等の方法を用いて作られてもよい。一部の代替的な実施形態では、プレート902は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、スタンピング、カッティング、ドリリング等の方法を用いてシートメタル等の1つ以上の材料から作られてもよい。
【0041】
一部の代替的な実施形態では、照明構造916、918は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトエンジン900の1つ以上の構成要素は、本開示の範囲から逸脱することなく、省略されてもよい。
【0042】
図10A及び10Bは、別の例示的な実施形態による
図1A~1Cのトップポストライトフィクスチャ100のキャリッジ104に取り付けられる
図9A及び9Bのライトエンジン900を示している。
図1A~3B及び
図5~6B、9A~10Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン900のプレート902は、プレート110に関して述べられるのと同様のやり方でヒンジピン132、134を使用してキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。例示すると、ヒンジピン132は、キャリッジ104の取付構造202のスロット302、キャリッジ104の取付構造204のスロット304、プレート902の取付構造916のスロット922、及びフード102の取付構造510のスロット514に位置付けられてもよい。同様に、ヒンジピン134は、キャリッジ104の取付構造208のスロット310、キャリッジ104の取付構造210のスロット312、プレート902の取付構造918のスロット924、及びフード102の取付構造512のスロット516に位置付けられてもよい。上述したように、取付構造202、204、208、210は、キャリッジ104のトップフレーム128の取付セクション130に形成されてもよい。
【0043】
一部の例示的な実施形態では、プレート902は、
図10A及び10Bに示される位置と、
図10A及び10Bに示される位置から例えば180度以上までの他の位置との間で回転されてもよい。
図4に示されるプレート110とは対照的に、プレート902は、先ずヒンジピン132、134をプレート902の取付構造916、918から取り除くことによって、キャリッジ104から取り除き可能/取り外し可能である。また、プレート902は、
図7及び8に示されるファスナ702、802の除去を必要とする、フード102の除去後、キャリッジ104から取り除き可能/取り外し可能である。
【0044】
回転可能なプレート902を使用することにより、ライトフィクスチャ100は、ねじの除去を必要とせずに開口部148を介してキャリッジ104のキャビティ116に容易にアクセスすることができる。プレート902の回転可能性はまた、ライトモジュール926にアクセスするためにねじの除去を必要とすることなくライトエンジン900のライトモジュール926の保守、修理、及び交換を可能にする。
【0045】
一部の代替的な実施形態では、ライトエンジン900は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示よりも多い又は少ない構成要素を含んでもよい。例えば、ドライバ906は、本開示の範囲から逸脱することなく、ライトエンジン900から省略されてもよく、又は別個にされてもよい。一部の代替的な実施形態では、フード102及びプレート902は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なるやり方でキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0046】
図11は、別の例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャ1100を示している。一部の例示的な実施形態では、ライトフィクスチャ1100は、フード102と、キャリッジ104と、ライトエンジン1108とを含む。ライトエンジン1108は、ライトフィクスチャ1100のライトエンジン1108がドライバ140を含まないことを除いて、
図1A~1Cのライトフィクスチャ100のライトエンジン150に対応してもよい。例示すると、ライトエンジン1108は、プレート110、ライトモジュール112、及びライトエンジン150の変圧器144等の他の構成要素を含んでもよい。フード102及びプレート110は、ヒンジピンを用いてキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよく、プレート110は、ライトフィクスチャ100に関して上述したように、異なる位置に回転されてもよい。
【0047】
図1A~1Cのライトフィクスチャ100とは対照的に、ライトフィクスチャ1100は、フード102のキャビティ118に位置付けられるドライバ1102を含んでもよい。例えば、ドライバ1102は、ブラケット1104によってドライバプレート1106に固定されてもよい。本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、ブラケット1104は、ファスナを使用してドライバプレート1106に取り付けられてもよく、ドライバプレート1106は、同じ及び/又は他のファスナを使用してフードに取り付けられてもよい。ドライバ1102は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、電気接続を介してライトエンジン1108のライトモジュールに電力を供給してもよい。
【0048】
回転可能なプレート110を使用することにより、ライトフィクスチャ1100は、ねじの除去を必要とせずにキャリッジ104の(
図1Cに示される)開口部148を介してキャリッジ104のキャビティ116に容易にアクセスすることができる。プレート110の回転可能性はまた、ライトモジュールにアクセスするためにねじの除去を必要とすることなくライトエンジン1108のライトモジュールの保守、修理、及び交換を可能にする。プレート110の回転可能性は、先ずフード102及び/又はヒンジピンを取り除くことなくキャリッジ104からのプレート110の除去を可能にするので、ライトフィクスチャ1100は、ライトエンジン1108を交換するプロセスを簡素化する。
【0049】
一部の代替的な実施形態では、ライトエンジン1108は、本開示の範囲から逸脱することなく、プレート110の代わりに
図9A及び9Bのプレート900を含んでもよい。一部の代替的な実施形態では、ドライバ1102は、本開示の範囲から逸脱することなく、フード102のキャビティ118において図示とは異なる場所にあってもよい。
【0050】
図12A及び12Bは、別の例示的な実施形態によるトップポストライトフィクスチャ1200を示している。一部の例示的な実施形態では、ライトフィクスチャ1200は、フード1202と、キャリッジ104と、プレート1204を含むライトエンジン1216とを含む。ライトエンジン1216のプレート1204は、より詳細に後述されるように、取付構造1208、1210及びヒンジピンを用いてフード1202に回転可能に取り付けられてもよい。フード1202は、ヒンジピン132、134を使用してキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0051】
一部の例示的な実施形態では、フード1202は、例えば、
図1A~1Cに示されるライトフィクスチャ100のフード102に関して述べられるのと同様のやり方で、ヒンジピン132、134を使用してキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。例えば、フード1202は、
図12A及び
図12Bに示される位置だけでなく、他の位置等の様々な位置に回転されてもよい。別の例として、フード1202は、
図1Aにおけるライトフィクスチャ100のフード102に関して示されるのと同様のやり方でキャリッジ104の上に閉じられてもよい。
【0052】
一部の例示的な実施形態では、キャリッジ104は、ポスト取付セクション106と、ベース108と、取付セクション130を含むトップフレーム128とを含んでもよい。当業者には容易に理解され得るように、ベース108は、ポスト取付セクション106に取り付けられてもよく、ポスト取付セクション106は、トップポストライトフィクスチャ100をポスト(図示せず)に取り付けるために使用されてもよい。キャリッジ104はまた、ベース108及びトップフレーム128に接続され、ベース108とトップフレーム128との間に延びるアーム120、122、124、126を含んでもよい。ベース108、アーム120、122、124、126、及びトップフレーム128は、キャリッジ104のキャビティ116を画定してもよい。キャリッジ104の開口部148は、トップフレーム128によって境界付けられてもよく、キャリッジ104の上方からキャリッジ104のキャビティ116にアクセスするために使用されてもよい。例えば、当業者には容易に理解され得るように、レンズ(図示せず)が、開口部148を通ってキャリッジ104のキャビティ116内に挿入されてもよく、アーム120、122、124、126の隣接するアーム間に位置付けられてもよい。
【0053】
一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン1216はまた、プレート1204に取り付けられるライトモジュール1212を含んでもよい。ライトモジュール1212は、ライトフィクスチャ100のフード102に関して
図1Aに示されるのと同様のやり方で、フード1202がキャリッジ104の上に閉じられる場合、キャリッジ104のキャビティ116に向かって光を発するように位置付けられる、発光ダイオード(LED)光源等、光源1214を含んでもよい。
【0054】
一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン1216のプレート1204は、取付構造1208、1210及びヒンジピンによってフード1202に取り付けられている際に様々な位置に回転されてもよい。例えば、プレート1204は、
図12Aに示される位置又は
図12Bに示される位置等の別の位置に回転されてもよい。別の例として、プレート1204は、フード1202が、例えば、
図12Aに示される位置において、開いたままである際に、プレート1204がキャリッジ104のトップフレーム128に載る位置まで回転されてもよい。
【0055】
一部の例示的な実施形態では、プレート1204は、フード1202のキャビティ1218へのアクセスを得るために、
図12Bに示される位置等の位置まで回転されてもよい。例えば、ライトフィクスチャ1200のドライバは、ライトフィクスチャ1100で述べられるのと同様に、フード1202のキャビティ1218に位置付けられてもよい。例えば、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、キャビティ1218にあるドライバとライトエンジン1216のライトモジュール1212との間に電気ワイヤ(図示せず)が配線されてもよい。一部の例示的な実施形態では、他の構成要素(例えば、サージサプレッサ)も、フード1202のキャビティ1218に置かれてもよい。
【0056】
一部の例示的な実施形態では、プレート1204は、フード1202と共に回転されてもよい。例えば、プレート1204は、例えば
図12Aに示されるように、フード1202に対して固定された位置に保たれ、フード1202に沿って回転されてもよい。例示すると、プレート1204は、プレート1204がフード1202とは独立して回転するのを防止するために、(
図12Aに示される)蝶ねじ1220を用いてフード1202に固定されてもよい。代替的に又は追加的に、人(例えば、ラインマン)が、フード1202を回転させる際にプレート1204を適所に保ってもよい。
【0057】
一部の例示的な実施形態では、フード1202及びキャリッジ104は、本開示の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、ダイキャスティング等の方法を用いて適切な材料(例えば、アルミニウム等)から作られてもよい。一部の例示的な実施形態では、プレート1204は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、スタンピング、カッティング、ドリリング等の方法を用いてシートメタル等の1つ以上の材料から作られてもよい。一部の代替的な実施形態では、プレート1204は、本開示の範囲の恩恵を受けて当業者によって容易に理解され得るように、ダイキャスティング方法を使用して作られてもよい。
【0058】
フード1202に取り付けられる回転可能なプレート1202を使用することにより、ライトフィクスチャ1200は、ねじの除去を必要とせずにキャリッジ104の開口部148を介してキャリッジ104のキャビティ116に容易にアクセスすることができる。プレート1204の回転可能性はまた、ライトモジュール1212にアクセスするためにねじの除去を必要とすることなくライトエンジン1216のライトモジュール1212の保守及び修理を可能にする。また、フード1202へのプレート1204の取り付けは、単にフード1202をキャリッジ104から取り除く/取り外すことによって、プレート1204を含むライトエンジン1216が、ユニットとしてキャリッジ104から取り除かれることを可能にする。また、フード1202へのプレート1204の取り付けは、フード1202の除去を必要とすることなく、プレート1204を含むライトエンジン1216が、フード1202から取り除かれ、別のライトエンジンと交換されることを可能にする。
【0059】
一部の代替的な実施形態では、ライトフィクスチャ1200の構成要素の一部は、本開示の範囲から逸脱することなく、省略されてもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトフィクスチャ100の一部の構成要素は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。例えば、ライトモジュール1212は、非矩形の形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトエンジン1216は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示よりも多い又は少ない構成要素を含んでもよい。例えば、ライトエンジン1216は、本開示の範囲から逸脱することなく、ドライバを含んでもよい。一部の代替的な実施形態では、フード1202は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なるやり方でキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。一部の代替的な実施形態では、プレート1204は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なるやり方でフード1202に回転可能に取り付けられてもよい。
【0060】
図13は、例示的な実施形態によるライトエンジン1216のない
図12のトップポストライトフィクスチャ1200の部分図を示している。
図12A~13を参照すると、一部の例示的な実施形態では、フード1202は、ヒンジピン132、134によってキャリッジ104に回転可能に取り付けられる。例示すると、キャリッジ104は、取付セクション130の一方の端部部分において取付構造202、204を含み、取付セクション130の他方の端部部分において取付構造208、210を含む。ヒンジピン132は、取付セクション202、204のスロットに位置付けられるだけでなく、フード1202の取付構造1312におけるスロットにも位置付けられる。例えば、取付構造1312は、
図6Aに示されるフード102の取付構造510に対応してもよい。ヒンジピン132は、
図7に示されるファスナ702に関して述べられるのと同様のやり方でファスナ1316によって取付構造1312のスロットに保持されてもよい。
【0061】
一部の例示的な実施形態では、ヒンジピン134は、取付セクション208、210のスロットに位置付けられるだけでなく、フード1202の取付構造1314におけるスロットにも位置付けられる。例えば、取付構造1314は、
図6Bに示されるフード102の取付構造512に対応してもよい。ヒンジピン134は、
図8に示されるファスナ802に関して述べられるのと同様のやり方でファスナによって取付構造1312のスロットに保持されてもよい。
【0062】
一部の例示的な実施形態では、フード1202は、取付構造1208、1210を含む。例えば、取付構造1208、1210は、フード1202の壁1310と一体的に構築されてもよい。ヒンジブラケット1302の湾曲セクションは、取付構造1208のブラケットスロットに位置付けられ、ヒンジブラケット1304の湾曲セクションは、取付構造1210のブラケットスロットに位置付けられる。ヒンジピン1306は、ブラケット1302の湾曲セクションのスロット及び取付構造1208に形成されるスロットに位置付けられる。ヒンジピン1308は、ブラケット1304の湾曲セクションのスロット及び取付構造1210に形成されるスロットに位置付けられる。ヒンジピン1306及び1308は、
図14及び15に関して以下でより詳細に説明されるように、1つ以上のそれぞれのファスナによって、それぞれ、取付構造1208及び1210のスロットに保持されてもよい。ブラケット1302、1304は、それぞれのヒンジピン1306、1308によって取付構造1208、1210のそれぞれのスロットに保持される。ブラケット1302、1304は、
図18A及び18Bにより明確に示されるように、ファスナ(例えば、ねじ、リベット等)によってプレート1204に取り付けられる。
【0063】
一部の代替的な実施形態では、取付構造1208、1210は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる場所にあってもよい。一部の代替的な実施形態では、フード1202は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示されている2つの取付構造よりも多い又は少ない取付構造を含んでもよい。一部の代替的な実施形態では、取付構造1208、1210は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、フード1202は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なるやり方でキャリッジ104に回転可能に取り付けられてもよい。
【0064】
図14及び15は、例示的な実施形態による
図12Aのトップポストライトフィクスチャ1200のフード1202の取付構造1208、1210に対応する取付構造1400を示している。
図16は、例示的な実施形態による、
図14の取付構造1400と共に使用され、
図13に示されるヒンジブラケット1302、1304に対応するヒンジブラケット1402を示している。
図17は、例示的な実施形態による、
図14の取付構造1400と共に使用され、
図13に示されるヒンジピン1306、1308に対応するヒンジピン1408を示している。
【0065】
図12A~17を参照すると、一部の例示的な実施形態では、取付構造1400は、
図15に示されるように、ブラケットスロット1502と、ブラケットスロット1502の反対の端部にあるピンスロット1504及び1506とを含む。ヒンジブラケット1402は、プレート取り付けセクション1404及び湾曲セクション1406を含んでもよい。例えば、湾曲セクション1406は、C字形の断面を有してもよく、プレート取付セクション1404は、実質的に平坦な面を有してもよい。ヒンジブラケット1402の湾曲セクション1406の少なくとも一部は、
図14に示されるように、取付構造1400のブラケットスロット1502に回転可能に位置付けられる。ヒンジブラケット1402のプレート取付セクション1404は、
図18A、及び
図18Bに示されるプレート1204にヒンジブラケット1402を取り付けるためにファスナが挿入される1つ以上の穴1410を含んでもよい。
【0066】
一部の例示的な実施形態では、ヒンジピン1408は、ヒンジブラケット1402のスロット1600及び取付構造1400のピンスロット1504、1506に位置付けられる。ヒンジピン1408は、取付構造1400に形成されるそれぞれの穴1508、1510に挿入されるファスナ1412、1414によってピンスロット1504、1506に保持されてもよい。例示すると、ファスナ1412、1414の頭部は、ヒンジピン1408が取付構造1400のピンスロット1504、1506から抜け出るのを防止してもよい。ファスナ1412は、ワッシャ1416を含んでもよく、ファスナ1414は、ワッシャ1418を含んでもよい。例えば、ファスナ1412、1414の頭部の代わりにワッシャ1416、1418が、
図14に示されるようにヒンジピン1408と接触して、ヒンジピン1408をピンスロット1504、1506に保持してもよい。ヒンジピン1408をピンスロット1504、1506に保持することによって、ファスナ1412、1414は、ヒンジブラケット1402が取付構造1400に回転可能に取り付けられるように、ブラケットスロット1502にヒンジブラケット1402の湾曲セクション1406を保持する。
【0067】
一部の代替的な実施形態では、取付構造1400は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、ヒンジブラケット1402及びヒンジピン1408は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。一部の代替的な実施形態では、本開示の範囲から逸脱することなく、取付構造1400は、図示とは異なるスロットを有してもよく、又は、取付構造1400のスロットは、図示とは異なる場所にあってもよい。一部の代替的な実施形態では、ヒンジピン1408は、本開示の範囲から逸脱することなく、ねじ1412、1414以外の手段によって保持されてもよい。
【0068】
図18A及び18Bは、例示的な実施形態による
図12Aのトップポストライトフィクスチャのライトエンジン1216の異なる図を示している。
図18Aは、フード1202がキャリッジ104の上に閉じられる場合にキャリッジ104のキャビティ116の方を向くライトエンジン1216の側を示し、
図18Bは、フード1202がキャリッジ104の上に閉じられる場合にキャリッジ104のキャビティ116から離れる方を向くライトエンジン1216の側を示している。
図12~18Bを参照すると、一部の例示的な実施形態では、ライトエンジン1216は、プレート1204を含み、光源1212を含むライトモジュール1212は、プレート1204のリセスセクション1810のキャビティに位置付けられる。ライトモジュール1212は、プレート1204の一方の側でリセスセクション1810を囲むプレート1204のセクションの表面1806と面一であってもよく、リセスセクション1810は、プレート1204の反対の側でリセスセクション1810を囲むプレート1204のセクションの表面1808よりも高くされてもよい。
【0069】
一部の例示的な実施形態では、ヒンジブラケット1302は、1つ以上のファスナ1802(例えば、ねじ、リベット等)によってプレート1204に固定的に取り付けられ、ヒンジブラケット1304は、1つ以上の他のファスナ1804(例えば、ねじ、リベット等)によってプレート1204に固定的に取り付けられる。1つ以上のファスナ1802、1804は、それぞれのブラケット1302、1304における(代表的なブラケット1402に関して
図14に示される)1つ以上の穴1410を通って延びる。ヒンジブラケット1302及び1304は、それぞれ、取付構造1208及び1210に回転可能に取り付けられるので、プレート1204は、ヒンジブラケット1302、1304について回転可能である。
【0070】
一部の例示的な実施形態では、蝶ねじ1220が、例えば、キャリッジ104の開口部148を開いたままにすることが望まれる場合、プレート1204が回転しないように、プレート1204をフード1202に固定するために使用されてもよい。例えば、プレート1204は、
図12Aに示される位置で蝶ねじ1220によってフード1202に取り付けられてもよい。
【0071】
一部の代替的な実施形態では、ライトモジュール1212は、埋め込まれなくてもよい。例えば、プレート1204は、本開示の範囲から逸脱することなく、リセスセクション1810を含まなくてもよい。一部の代替的な実施形態では、ライトモジュール1212は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示よりも多い又は少ない光源(例えば、LED光源)を含んでもよい。一部の代替的な実施形態では、本開示の範囲から逸脱することなく、2つよりも多い又は少ないヒンジブラケットがプレート1204に取り付けられてもよい。一部の代替的な実施形態では、ヒンジブラケット1302、1304は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる場所にあってもよい。一部の代替的な実施形態では、プレート1204は、本開示の範囲から逸脱することなく、図示とは異なる形状を有してもよい。
【0072】
特定の実施形態が本明細書で詳細に述べられてきたが、その記述は例示のためのものである。本明細書で述べられる実施形態の特徴は代表的なものであり、代替的な実施形態では、特定の特徴、要素、及び/又はステップが追加又は省略されてもよい。さらに、本明細書で述べられる実施形態の態様に対する修正は、以下の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、当業者であれば行うことができ、その範囲は、修正及び同等の構造を包含するように最も広い解釈が与えられるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2023-06-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリッジと、
前記キャリッジに回転可能に取り付けられるフードと、
プレート及びライトモジュールを含むライトエンジンであって、前記ライトモジュールは、前記プレートに取り付けられ
る、ライトエンジンと、
を含む、ライトフィクスチャであって、
第1のヒンジピンが、前記フードの第1の取付構造のスロット、前記プレートの第1の取付構造のスロット、及び前記キャリッジの第1の取付構造のスロットに位置付けられ、第2のヒンジピンが、前記フードの第2の取付構造のスロット、前記プレートの第2の取付構造のスロット、及び前記キャリッジの第2の取付構造のスロットに位置付けられ
、
前記フード及び前記プレートは、前記第1のヒンジピン及び前記第2のヒンジピンを用いて前記キャリッジに回転可能に取り付けられる、ライトフィクスチャ。
【請求項2】
前記フード及び前記プレートは、前記フードが前記プレートとは独立して回転可能であるように、前記キャリッジに回転可能に取り付けられる、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項3】
前記プレートは、先ず前記フードを前記キャリッジから取り外すことなく、前記キャリッジから取り外し可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項4】
前記プレートは、前記キャリッジの開口部を覆うような位置に回転可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項5】
前記プレートは、前記キャリッジのキャビティが前記キャリッジの前記開口部からアクセス可能であるように、前記キャリッジの前記開口部から離れた第2の位置に回転可能である、請求項4に記載のライトフィクスチャ。
【請求項6】
前記ライトモジュールは、前記プレートに形成されるリセスセクションに位置付けられ、前記ライトモジュールは、前記プレートを前記キャリッジから完全に取り除くことなくアクセス可能である、請求項5に記載のライトフィクスチャ。
【請求項7】
前記プレートの前記第1の取付構造及び前記プレートの前記第2の取付構造は、U字形である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項8】
前記プレートの前記第1の取付構造及び前記プレートの前記第2の取付構造は、円筒形状を有する、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項9】
前記第1のヒンジピンは、第1のファスナによって前記フードの前記第1の取付構造の前記スロットに保持され、前記第2のヒンジピンは、第2のファスナによって前記フードの前記第2の取付構造の前記スロットに保持され、前記フードは、前記第1のファスナ及び前記第2のファスナを取り除くことによって前記キャリッジから取り外し可能である、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項10】
前記キャリッジは、トップフレームを含み、前記キャリッジの前記第1の取付構造は、前記キャリッジの前記トップフレームに形成され、互いに水平方向にオフセットされ、前記トップフレームに対して反対の方向に延びる第1の湾曲取付構造及び第2の湾曲取付構造を含む、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項11】
前記ライトモジュールは、発光ダイオードモジュールである、請求項1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項12】
前記ライトエンジンは、前記ライトモジュールに電力を供給するように構成されるドライバを含み、前記ライトモジュール及び前記ドライバは、前記プレートの反対の側にある、請求項1
1に記載のライトフィクスチャ。
【請求項13】
当該ライトフィクスチャは、前記ライトモジュールに電力を供給するように構成されるドライバを含み、前記ドライバは、前記フードのキャビティ内で前記フードに取り付けられる、請求項1
1に記載のライトフィクスチャ。
【国際調査報告】