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特表2023-545538データ比較方法、装置、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-30
(54)【発明の名称】データ比較方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/04 20120101AFI20231023BHJP
   G06F 16/904 20190101ALI20231023BHJP
【FI】
G06Q40/04
G06F16/904
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023523206
(86)(22)【出願日】2022-04-28
(85)【翻訳文提出日】2023-04-14
(86)【国際出願番号】 CN2022089964
(87)【国際公開番号】W WO2022262440
(87)【国際公開日】2022-12-22
(31)【優先権主張番号】202110673176.3
(32)【優先日】2021-06-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522365915
【氏名又は名称】富途網絡科技(深▲チェン▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】FUTU NETWORK TECHNOLOGY(SHENZHEN)CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】28 floor,D1 building,Kexing Science Park,15 Keyuan Road,Nanshan District,Shenzhen,Guangdong,China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】周炬成
【テーマコード(参考)】
5B175
5L055
【Fターム(参考)】
5B175DA10
5B175JA02
5L055BB51
(57)【要約】
本願はデータ比較方法、装置、機器及び記憶媒体を開示し、該方法は、ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するステップと、株式比較ページを表示するステップであって、株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含み、メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される、ステップと、を含む。これにより、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、株式に比較的全面的なデータ比較を行うことができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ比較方法であって、
受信モジュールが、ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するステップと、
処理モジュールが、株式比較ページを表示するステップであって、前記株式比較ページはメニュービューと前記メニュービューに対応する行ビューを含み、前記メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、前記データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、前記株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各前記第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各前記第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される、ステップと、を含むことを特徴とするデータ比較方法。
【請求項2】
前記データ比較方法は、
送信モジュールが、サーバーに比較対象株式の名称が載せられる第1のデータ要求を送信するステップと、
前記受信モジュールが、サーバーによって送信された、前記比較対象株式の名称と前記比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータを含む前記比較対象株式のデータ情報を受信するステップと、
前記処理モジュールが、前記比較対象株式のデータ情報に基づいて、各前記第1の格子ビューに各前記比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ比較方法。
【請求項3】
前記第1の操作が第1のページで行われると、前記比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含み、
前記第1の操作が第2のページで行われると、前記比較対象株式の名称は前記第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称を含み、または、前記比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称を含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ比較方法。
【請求項4】
前記送信モジュールが、サーバーに第1のデータ要求を送信する前記ステップの前に、前記データ比較方法はさらに、
前記処理モジュールが、前記第1の操作が第2のページで行われると判定すると、前記第2のページの現在の株式の名称を前記比較対象株式の名称として決定するステップと、
前記処理モジュールが、前記第1の操作が前記第2のページ以外のページで行われると判定すると、各前記第1の格子ビューに前記比較対象株式追加ボタンを表示するステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ比較方法。
【請求項5】
前記株式比較ページはグラフ展示ビューをさらに含み、前記グラフ展示ビューは各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示するために使用されることを特徴とする請求項1に記載のデータ比較方法。
【請求項6】
前記データ比較方法はさらに、
送信モジュールが、サーバーに比較対象株式の名称と目標指標が載せられる第1のデータ要求を送信するステップであって、前記目標指標はグラフを初めて表示する指標である、ステップと、
前記受信モジュールが、サーバーから送信された、前記比較対象株式の名称、前記比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータ及び前記比較対象株式の前記目標指標のグラフデータを含む前記比較対象株式のデータ情報を受信するステップと、
前記処理モジュールが、前記比較対象株式のデータ情報に基づいて、各前記第1の格子ビューに各前記比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標データを展示し、予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、前記グラフ展示ビューに前記目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示するステップと、を含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ比較方法。
【請求項7】
前記処理モジュールが、予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、前記グラフ展示ビューに前記目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する前記ステップは、
予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、前記目標指標に対応するグラフのタイプを決定するステップと、
前記目標指標に対応するグラフのタイプに応じて、前記目標指標のグラフデータを変換し、変換後の目標指標のグラフデータを取得するステップと、
前記グラフ展示ビューに変換後の目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示するステップと、を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータ比較方法。
【請求項8】
前記第1の操作が第1のページで行われると、前記比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含み、前記目標指標は予め設定された指標であり、
前記第1の操作が第2のページで行われると、前記比較対象株式の名称は前記第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称を含み、または、前記比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称を含み、前記目標指標は予め設定された指標であることを特徴とする請求項6または7に記載のデータ比較方法。
【請求項9】
前記データ比較方法はさらに、
前記送信モジュールが、サーバーにユーザーが選択した第1の指標が載せられる第2のデータ要求を送信するステップと、
前記受信モジュールが、サーバーによって送信された前記第1の指標のグラフデータを受信するステップと、
前記処理モジュールが、前記グラフ展示ビューに前記第1の指標のグラフデータに対応するグラフを展示するステップと、を含むことを特徴とする請求項6または7に記載のデータ比較方法。
【請求項10】
前記送信モジュールが、サーバーに第1のデータ要求を送信する前記ステップの前に、前記データ比較方法はさらに、
前記受信モジュールが、ユーザーが前記比較対象株式追加ボタンをクリックする操作に応答して、比較対象株式追加命令を受信するステップと、
前記処理モジュールが、選択された株式リストと選択対象株式リストを含む株式追加ページを表示するステップであって、前記選択対象株式リストはユーザーが選択する複数の株式の名称を含む、ステップと、
前記処理モジュールが、ユーザーが選択した株式の名称を前記比較対象株式の名称として決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項2または6に記載のデータ比較方法。
【請求項11】
前記データ比較方法はさらに、
前記処理モジュールが、前記選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標及び/又は株式属性情報に基づいて推奨対象株式を決定するステップと、
前記処理モジュールが、前記推奨対象株式を前記選択対象株式リストにおける選択対象株式として決定するステップであって、前記推奨対象株式の表示優先度は他の選択対象株式の表示優先度より高い、ステップと、を含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ比較方法。
【請求項12】
前記処理モジュールが、前記予め設定された指標が複数である場合、前記選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標に基づいて推奨対象株式を決定するステップは、
複数の予め設定された指標値の加重平均値と前記選択された株式リストにおける株式の複数の予め設定された指標値の加重平均値との差が予め設定された閾値以下の株式を推奨対象株式として決定するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のデータ比較方法。
【請求項13】
前記メニュービューは通貨選択欄をさらに含み、前記通貨選択欄に対応する行ビューは少なくとも1つの第3の格子ビューを含む請求項1に記載のデータ比較方法。
【請求項14】
前記データ比較方法はさらに、
前記処理モジュールが、ユーザーの目標格子ビューに対する横滑り操作を監視するステップであって、前記目標格子ビューは前記第1の格子ビュー、前記第2の格子ビュー及び前記第3の格子ビューのうちのいずれか1つの格子ビューであり、前記第1の格子ビュー、前記第2の格子ビュー及び前記第3の格子ビューはいずれも横滑りイベントを監視するための登録を行ったことがある、ステップと、
前記処理モジュールが、前記横滑り操作に応じて横滑り方向と横滑り距離を決定するステップと、
送信モジュールが、前記第1の格子ビュー、前記第2の格子ビュー及び前記第3の格子ビューに横滑り命令を送信するステップであって、前記横滑り命令は前記横滑り方向と前記横滑り距離が載せられ、前記横滑り命令を受信した格子ビューが前記横滑り方向と前記横滑り距離に応じてスライドするために使用される、ステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載のデータ比較方法。
【請求項15】
データ比較装置であって、
ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するための受信モジュールと、
株式比較ページを表示するための処理モジュールであって、前記株式比較ページはメニュービューと前記メニュービューに対応する行ビューを含み、前記メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、前記データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、前記株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各前記第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各前記第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される、処理モジュールと、を備えることを特徴とするデータ比較装置。
【請求項16】
電子機器であって、
プロセッサー、及び
前記プロセッサーの実行可能な命令を記憶するためのメモリを備え、
前記プロセッサーは、前記実行可能な命令を実行することによって、請求項1~14のいずれか1項に記載のデータ比較方法を実行するように構成されることを特徴とする電子機器。
【請求項17】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサーによって実行される場合、請求項1~14のいずれか1項に記載のデータ比較方法が実現されることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願はインターネット技術分野に関し、特にデータ比較方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
株式は株式会社が発行した所有権証明書であり、株式会社が資金調達するために各株主に株式保有証明書として発行し、配当金とボーナスを得る有価証券である。株式は経済発展の中でますます重要な役割を果たし、ますます多くの人が株式を重要な投資オプションとする。現在、市場にはユーザーが選択できる株式が多く、科技の発展に伴い、多くの株式アプリケーション(application:APP)があり、ユーザーは株式APPを介して異なる株式の関連データを閲覧し、さらに、大量の株式から自分の投資レベルにマッチする株式を選択することができる。
【0003】
従来の技術では、ほとんどの株式APPは、ユーザーが選択した複数の株式または現在の全部の株式について株式価格を比較する株式比較機能を提供することができ、具体的に電子機器の表示ページで各株式の名称と対応する価格を表示する。
【0004】
しかし、正確な選択をするために、ユーザーは株式のより多くの比較データを理解する必要があり、従来の株式比較機能によって比較されるデータ指標は少なく、全面的ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、株式比較のデータ指標が少ない問題を解決するように、データ比較方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様によれば、本願はデータ比較方法を提供し、前記データ比較方法は、
受信モジュールが、ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するステップと、
処理モジュールが、株式比較ページを表示するステップであって、前記株式比較ページはメニュービューと前記メニュービューに対応する行ビューを含み、前記メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、前記データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、前記株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各前記第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各前記第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される、ステップと、を含む。
【0007】
第2の態様によれば、本願はデータ比較装置を提供し、前記データ比較装置は、
ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するための受信モジュールと、
株式比較ページを表示するための処理モジュールであって、前記株式比較ページはメニュービューと前記メニュービューに対応する行ビューを含み、前記メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、前記データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、前記株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各前記第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各前記第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される、処理モジュールと、を備える。
【0008】
第3の態様によれば、本願は電子機器を提供し、前記電子機器は、
プロセッサーと、
前記プロセッサーの実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を備え、
ここで、前記プロセッサーは、前記実行可能な命令を実行することにより、第1の態様または第1の態様の各可能な実施形態のうちのいずれか1つに記載のデータ比較方法を実行するように構成される。
【0009】
第4の態様によれば、本願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサーによって実行されると、第1の態様または第1の態様の各可能な実施形態のうちのいずれか1つに記載のデータ比較方法が実現される。
【0010】
第5の態様によれば、本願の実施例はコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムがプロセッサーによって実行されると、第1の態様または第1の態様の各可能な実施形態のうちのいずれか1つに記載のデータ比較方法が実現される。
【0011】
本願によるデータ比較方法、装置、機器及び記憶媒体は、株式比較命令を受信した後、株式比較ページを表示し、株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含み、メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含み、データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含み、各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含み、株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含み、各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用され、各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含み、各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。これにより、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができ、これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本願の実施例によるデータ比較方法の適用シーンの模式図である。
図2】本願の実施例によるデータ比較方法のフローチャートである。
図3】本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。
図4】本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。
図5】本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。
図6】本願の実施例による株式比較ページの模式図である。
図7】本願の実施例による株式比較ページの模式図である。
図8】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。
図9】本願の実施例によるデータ比較方法実施例における株式比較ページから株式追加ページに入る模式図である。
図10】本願の実施例による株式比較ページの模式図である。
図11】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。
図12】本願の実施例による株式比較ページの模式図である。
図13】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。
図14】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。
図15】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。
図16】本願の実施例によるデータ比較方法実施例のフローチャートである。
図17】本願の実施例による株式比較ページの模式図である。
図18】本願の実施例によるデータ比較装置の構造模式図である。
図19】本願の実施例によるデータ比較装置の構造模式図である。
図20】本願の実施例による電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本願の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例は図面に示される。以下、図面を参照して説明する実施例は例示的なものであり、本願を解釈するためのものであり、本願を制限するものとして理解されてはならない。
【0014】
本願の明細書、請求項の範囲、及び上記の図面における「第1」、「第2」などという用語は、類似の物体を区別するために使用され、必ずしも特定の順序または優先順位を説明するために使用されるわけではない。このように使用されるデータは適切な状況下で交換できるため、ここで説明する本願の実施例を理解するようにする。なお、「含む」と「有する」という用語及びそれらのいずれかの変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、例えば、一連のステップまたはユニットを含む過程、方法、システム、製品または装置は、必ずしも明確にリスクされたものに限定されなく、明確にリストされていない、またはこれらの過程、方法、製品または装置に固有の他のステップまたはユニットを含んでもよい。
【0015】
まず、以下、当業者が理解しやすくするために、本願の実施例における用語の一部を解釈して説明する。
1、データ指標とは、株式の異なるタイプデータの分類名であり、本願の実施例において、データ指標は、それぞれ相場指標、評価指標、分析指標、財務指標及び財務データの5種類を含む。各種類のデータ指標の下には複数の指標が含まれる。例えば、相場指標は昨日の終値、総市場価格、流通市場価格、出来高、取引額、52週最高及び52週最低などを含む。評価指標は、1株当たり利益、株価収益率、1株当たり純資産、価格対簿価、販売価格比及び配当金の利回りTTMなどを含む。分析指標は、アナリストの平均目標価格、空売り比率、機関保有株比率及び所有権集中度などを含む。財務指標は、ROE、ROA、粗利率、純利率、資産負債率、流動比率、速動比率、売掛金回転率、買掛金回転率、固定資産回転率、在庫回転率、販売費用率及び無形資産占有率などを含む。財務データは、営業利益、粗利益、純利益、総資産、総負債、経営キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、及び融資キャッシュフローなどを含む。
2、グラフとは、曲線図、柱状図または折れ線図等を含む。
【0016】
従来の株式比較機能によって比較されたデータ指標は少なく、全面的ではない。この問題を解決するために、本願の実施例は、データ比較方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。これにより、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができる。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【0017】
さらに、本願の実施例によるデータ比較方法では、株式比較ページはグラフ展示(表示)ビューをさらに含む。グラフ展示ビューは、各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示するために使用される。該グラフは曲線図、柱状図または折れ線図などであってもよく、数字のみがある比較と比べて、グラフによる株式データの比較は、より直観であり、ユーザー体験を向上させる。
【0018】
さらに、電子機器のスクリーンサイズに限られ、株式比較ページが表示可能な比較対象株式の数も限られ、ユーザーはスクリーンを横滑らせることで、株式比較ページをユーザーが知りたい株式の異なる指標のデータにスライドさせることができる。しかし、各株式は複数の指標のデータを含む。1つの株式に対して、それぞれの指標のデータは1つの第2の格子ビューに対応する。従来の技術では、異なる第2の格子ビューは左または右にスライドする過程でわずかにずれて、金融ソフトウェア業界では、わずかなずれでもユーザーの意思決定に悪影響を与える。この問題を解決するために、本願の実施例によるデータ比較方法では、ユーザーの目標格子ビュー(第2の格子ビューにおける1つの格子ビュー)に対する横滑り操作を監視することによって、該横滑り操作に基づいて横滑り方向と横滑り距離を決定する。次に、目標格子ビューを除いた第2の格子ビューに横滑り命令を送信する。該横滑り命令に横滑り方向と横滑り距離が載せられ、横滑り命令を受信した第2の格子ビューは横滑り方向と横滑り距離に応じてスライドする。これにより、全ての第2の格子ビューは同じ横滑り方向と横滑り距離でスライドし、全ての第2の格子ビューの同期横滑りを実現し、わずかなずれを回避する。
【0019】
以下、図面を組み合わせて、本願の実施例による技術的解決手段を詳細に説明する。
次に、本願の実施例に係る適用シーンを例示的に説明する。
【0020】
本願の実施例によるデータ比較方法は、以下の適用シーンに少なくとも適用し、以下、図面を組み合わせて説明する。
【0021】
当業者は、本願の実施例によるデータ比較方法は、ユーザーが電子機器にインストールされた株式APPを介して異なる株式の異なる指標のデータを閲覧し、投資またはその他の操作を行うシーンに適用できることを理解することができる。例示的に、図1は本願の実施例によるデータ比較方法の適用シーン模式図である。図1に示すように、該適用シーンは、少なくとも1つの電子機器(図1に2つの電子機器が示され、それぞれ電子機器11と電子機器12である)とサーバー13を備えることができる。ここで、各電子機器とサーバー13はネットワークを介して通信することができる。選択可能に、電子機器は携帯電話、パソコンまたはタブレットなどでもよい。
【0022】
選択可能に、ユーザーは電子機器を利用して、具体的に電子機器にインストールされたAPP(クライアントとも呼ばれる)またはウェブサイトによって株式情報の閲覧、株式取引またはその他の関連操作を行うことができる。例えば、株式APPのあるページから株式比較ページに入り、例えばユーザーがあるページに表示された株式比較ボタンをクリックし、クライアントにとって、クライアントが株式比較命令を受信し、株式比較ページを表示する。サーバー13に全ての株式の名称及び各指標のデータが記憶されており、選択可能に、サーバー13に各株式の各指標のグラフデータがさらに記憶され、ユーザーはクライアントを介して比較対象株式を選択した場合、クライアントがサーバー13に比較対象株式の名称(選択可能に最初にグラフを表示する指標)が載せられたデータ要求を送信し、サーバー13はデータ要求を受信した後、クライアントに比較対象株式のデータ情報を送信し、比較対象株式のデータ情報には比較対象株式の名称と比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータ(選択可能に比較対象株式の目標指標のグラフデータをさらに含む)が含まれる。次に、クライアントは比較対象株式のデータ情報に基づき、株式表示ページの各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標データを展示し、選択可能に、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【0023】
以下、具体的な実施例を通じて本願の技術的解決手段及び本願の技術的解決手段が如何に上記の技術問題を解決するかについて、詳細に説明する。以下のようないくつかの具体的な実施例を互いに組み合わせることができ、同様または類似の概念または過程について、ある実施例では繰り返して説明しない。以下、図面を参照して、本願の実施例を説明する。
【0024】
図2は本願の実施例によるデータ比較方法のフローチャートである。該データ比較方法はデータ比較装置により実行可能であり、該データ比較装置はソフトウェア及び/又はハードウェアの形式で実現されることができる。選択可能に、クライアントにより実行されることができ、図2に示すように、本実施例の方法は以下のステップを含むことができる。
S101では、ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0025】
具体的に、第1の操作は、ユーザーが株式APPのあるページに表示された株式比較ボタンまたはアイコンをクリックまたはタッチすることであってもよい。クライアントは該第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0026】
一実施可能な形態として、図3は本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。図3に示すように、例えば、株式比較ボタンまたはアイコン(即ち株式比較機能の入り口)は株式APPが開いているトップページにおける市場ページ-チャンスキー(tab)の下-クイックアクセス領域に設定されることができ、ユーザーは株式比較ボタンをクリックすれば、株式比較ページに入ることができ、選択可能に、ユーザーがクリックしない前に新しい標識を設定することができる。
【0027】
他の実施可能な形態として、図4は本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。図4に示すように、例えば、株式比較ボタンまたはアイコン(即ち株式比較機能の入り口)は個人の株式ページ-見積もりキー(tab)の下-下部機能領域に設定されることができ、選択可能に1番目の機能アイコンとして設定でき、ユーザーは株式比較ボタンをクリックすれば株式比較ページに入ることができ、選択可能に、ユーザーがクリックしない前にバブルガイドを設定することができ、例えばユーザーが最初に個人の株式ページに入ったときに現れたり、赤い点のプロンプトなどのその他のアイコンプロンプトを追加したりすることができる。
【0028】
他の実施可能な形態として、図5は本願の実施例による株式比較ボタンの設置位置の模式図である。図5に示すように、例えば、株式比較ボタンまたはアイコン(即ち株式比較機能の入り口)は個人の株式ページ-財務キー(tab)の下に設定されることができ、具体的に、シーン化された長尺の入り口として設定でき、ユーザーは株式比較ボタンをクリックすれば株式比較ページに入ることができる。
【0029】
なお、上記株式比較ボタン位置とアイコンの設定は例示であり、その他のアイコンとして設定してもよく、その他のページのある位置に設定してもよく、本願の実施例の限定を構成するものではない。
【0030】
S102では、株式比較ページを表示し、株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。
【0031】
例示的に、図6は本願の実施例による株式比較ページの模式図である。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標(図6に示すようなデータ指標1とデータ指標2)を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標(図6に示すような指標1と指標2)を含む。ユーザーは図6に示すようなジェスチャが指すアイコンをクリックして各項のデータ指標の展開と格納を行うことができ、図6に示すように展開状態である。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。図6に示すように、現在の株式比較ページに3つの第1の格子ビューを表示することができる。本実施例において、選択可能に、株式名欄に対応する行ビューは少なくとも6つの第1の格子ビューを含んでもよい。つまり、ユーザーは少なくとも6つの株式を追加して株式の各項の指標データを比較することを一度に選択することができる。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。図6に示すように、現在の株式比較ページには3つの第2の格子ビューを表示することができる。第2の格子ビューの数は第1の格子ビューの数と同等であることを理解できる。各第1の格子ビューは比較対象株式追加ボタン(図6に示すような「+」)を表示するために使用される。ユーザーは該ボタン「+」をクリックすれば、比較対象株式を追加するページに入って比較対象株式を選択することができる。比較対象株式を予め記憶したか、ユーザーが比較対象株式を追加することを選択した場合、各第1の格子ビューは、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。図7は本願の実施例による株式比較ページの模式図である。図7に示すように、ユーザーが選択した比較対象株式は「XX持株」であり、1番目の第1の格子ビューは「XX持株」と削除ボタン「x」を表示する。
【0032】
本実施例によるデータ比較方法は、株式比較命令を受信した後、株式比較ページを表示する。株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。これにより、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができる。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【0033】
本願の実施例において、選択可能に、ユーザーは最初に株式比較ページに入る場合、図6に示すようなページを表示することができる。即ち株式名欄に対応する行ビューに比較対象株式がなく、ユーザーが選択して追加する必要がある。この場合で、図8は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。図8に示すように、本実施例の方法は以下のステップを含むことができる。
【0034】
S201では、クライアントはユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0035】
S202では、クライアントは株式比較ページを表示する。
【0036】
ここで、株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。
【0037】
S203では、クライアントはユーザーが比較対象株式追加ボタンをクリックする操作に応答して、比較対象株式追加命令を受信する。
【0038】
S204では、クライアントは株式追加ページを表示する。株式追加ページは選択された株式リストと選択対象株式リストを含む。選択対象株式リストはユーザーが選択する複数の株式の名称を含む。
【0039】
図9は本願の実施例によるデータ比較方法実施例における株式比較ページから株式追加ページに入る模式図である。図9に示すように、ユーザーは比較対象株式追加ボタン(図9に示すような「+」)をクリックし、クライアントは比較対象株式追加命令を受信する。次に、クライアントは株式追加ページを表示する。図9に示すような株式追加ページは選択された株式リストと選択対象株式リストを含む。選択された株式リストはデフォルトで格納状態にあり、選択可能に、選択対象株式リストには同じ業界の市場価格上位5株とユーザーが選択した株が表示されることができる。選択可能に、該株式追加機能は既存の投資組合わせ機能における株式追加のインタラクティブを再利用することができる。
【0040】
選択可能に、株式追加ページを表示する前に、ユーザーに推奨する株式を決定して選択対象株式リストに表示するステップをさらに含む。具体的に、本実施例の方法はS204の前に、選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標及び/又は株式属性情報に基づいて推奨対象株式を決定する。推奨対象株式を選択対象株式リストにおける選択対象株式として決定するステップをさらに含み、推奨対象株式の表示優先度は他の選択対象株式の表示優先度より高い。
【0041】
具体的に、予め設定された指標は1つまたは複数であってもよいし、全部の指標であってもよく、株式属性情報は株式が存在する業界及び/又は株式の会社の市場価格などを含んでもよい。ここで、選択された株式リストにおける株式の株式属性情報に基づいて推奨対象株式を決定する場合、例えば株式属性情報は株式が存在する業界と株式の会社の市場価格を含む。一実施可能な形態において、例えば、選択された株式リストにおける1つの株式が存在する業界と同じ且つ会社の市場価格が上位5位の株式を推奨対象株式として決定できる。ここで、予め設定された指標は複数である場合、選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標に基づいて推奨対象株式を決定することは、複数の予め設定された指標値の加重平均値と選択された株式リストにおける株式の複数の予め設定された指標値の加重平均値との差が予め設定された閾値以下である株式を推奨対象株式として決定することにしてもよい。ここで、選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標と株式属性情報に基づいて推奨対象株式を決定することは、一実施可能な形態において、例えば、まず、選択された株式リストにおける株式の株式属性情報に基づいて選択対象の推奨対象株式を決定する。次に、これらの選択対象の推奨対象株式から、複数の予め設定された指標値の加重平均値と選択された株式リストにおける株式の複数の予め設定された指標値の加重平均値との差は予め設定された閾値以下の株式を推奨対象株式として決定することにしてもよい。該態様では、決定された推奨対象株式と選択された株式リストにおける株式はユーザーにとってより比較可能であり、ユーザー体験を更に向上させることができる。
【0042】
選択可能に、本願の他の実施例において、選択された株式リストにおける株式の予め設定された指標及び/又は株式属性情報に基づいて推奨対象株式を決定するステップは、
複数の予め設定された指標及び選択された株式リストにおける株式の株式属性情報に基づいて、選択された株式リストにおける株式が各予め設定された指標に対応する指標パラメータを計算するステップ1と、
各予め設定された指標の指標パラメータに基づいて加重期待値を決定するステップ2と、
目標加重期待値に対応する株式を推奨対象株式として選択するステップ3と、を含む。
【0043】
具体的には、本実施例において、複数の予め設定された指標は、ユーザーによって予め設定された、ユーザーによって設定された目標注目株式に対応する注目指標、取引業界に対応する業界指標、株式情報のうちの株主指標、株式発行主体に対応する市場価格指標、株価収益率指標などの少なくとも1つを含む。
【0044】
ステップ1では、各株式属性情報と各予め設定された指標との間の類似度を計算することによって指標パラメータを決定することができる。例えば、下記の式によってユーザーによって設定された取引業界に対応する業界指標と現在の株式の株式属性情報のうちの業界情報との間の業界指標パラメータを計算する。
【数1】
【0045】
ここで、m1~miはユーザーが設定した取引業界に対応する業界指標に対応する文字列を構成する。n1~niは現在の株式の株式属性情報のうちの業界情報に対応する業界指標に対応する文字列を構成する。iは文字列の中の文字の数を示す。差分の割合を計算することによって指標パラメータを決定することができる。例えば、下記の式によってユーザーによって設定された市場価格指標と現在の株式の株式属性情報のうちの市場価格情報との間の市場価格指標パラメータを計算する。
T2=(h-g)/g
【0046】
ここで、hはユーザーによって設定された市場価格指標を示し、gは現在の株式の株式属性情報のうちの市場価格情報を示す。これにより、各指標パラメータに対応する数値であるt1,t2,…ti-1,tiを計算する。
【0047】
ステップ2では、各予め設定された指標の指標パラメータに基づいて加重期待値を決定する場合、下記の式によって計算することができる。
Wei=α1t1+α2t2+…+αi-1ti-1+αiti
【0048】
ここで、Weiは各予め設定された指標の指標パラメータに基づいて決定された加重期待値である。α1、α2、αi-1、αiは各指標パラメータに対応付けて設定された重みである。
【0049】
ステップ3では、推奨対象株式の数に基づいて、数値が高い目標加重期待値を決定し、その中から目標加重期待値に対応する株式を推奨対象株式として選択する。本実施例において、上記方式によって株式を推奨し、ユーザーによって設定された情報に基づいて各株式に対応する加重期待値を計算し、ユーザーのニーズにより適した株式を取得し、株式推奨の成功率を向上させる。
【0050】
S205では、クライアントはユーザーが選択した株式の名称を比較対象株式の名称として決定する。
【0051】
具体的に、即ちユーザーが株式追加ページによって選択された株式の名称を比較対象株式の名称として決定する。
【0052】
S206では、クライアントはサーバーに比較対象株式の名称が載せられる第1のデータ要求を送信する。
【0053】
具体的に、第1のデータ要求にS205では決定された比較対象株式の名称が載せられる。
【0054】
S207では、サーバーはクライアントに比較対象株式の名称と比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータを含む比較対象株式のデータ情報を送信する。
【0055】
S208では、クライアントは比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示する。
【0056】
図10は本願の実施例による株式比較ページの模式図である。図10に示すように、本実施例において、第1のデータ要求に比較対象株式の名称が「XX持株」、「XX集団」及び「XX自動車」」が載せられる。データ指標は相場指標、評価指標、分析指標、財務指標及び財務データを含む例として、ここで、相場指標は昨日の終値、総市場価格、流通市場価格、出来高、取引額、52週最高及び52週最低を含む例として、評価指標、分析指標、財務指標及び財務データはいずれも格納状態であり、図10に図示せず、通貨は例えばデフォルトで人民元である。
【0057】
本実施例によるデータ比較方法は、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができ、これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【0058】
本願の実施例において、選択可能に、ユーザーは最初に株式比較ページに入る場合、図10に示すようなページを表示してもよく、即ち株式名欄に既に比較対象株式の名称が存在しており、各第3の格子ビューに対応するデータを表示する。この場合で、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。ユーザーは毎回選択した比較対象株式の名称がサーバーに記録され、クライアントが要求すると、クライアントに送信する。図11は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。図11に示すように、本実施例の方法は以下のステップを含むことができる。
【0059】
S301では、クライアントはユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0060】
S302では、クライアントはサーバーに比較対象株式の名称が載せられる第1のデータ要求を送信する。
【0061】
具体的に、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。
【0062】
S303では、サーバーはクライアントに比較対象株式の名称と比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータを含む比較対象株式のデータ情報を送信する。
【0063】
S304では、クライアントは比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示する。
【0064】
S305では、クライアントは株式比較ページを表示する。
【0065】
ここで、株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称と削除ボタンを表示する。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示する。
【0066】
本実施例によるデータ比較方法は、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができる。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。
【0067】
上記実施例において、第1の操作が第1のページで行われると、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。例えば、ユーザーが図3に示すような市場ページで第1の操作を行い、且つユーザーが最初に市場ページに入ると、比較対象株式の名称は予め記憶されたものであり、ユーザーが次回に市場ページに入って第1の操作を行う場合、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称であり、ユーザーが前回選択した比較対象株式の全ての指標のデータを直接表示することができる。
【0068】
第1の操作が第2のページで行われると、比較対象株式の名称は第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称を含み、または、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称を含む。例えば、ユーザーが図4に示すような個人の株式ページから第1の操作を行い、ユーザーが最初に個人の株式ページに入り、比較対象株式の名称の中の1つは個人の株式ページの現在の株式の名称であり、他の比較対象株式はユーザーが自分で追加する必要があり、ユーザーが次回に個人の株式ページに入って第1の操作を行う場合、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称であり、ユーザーが前回選択した比較対象株式の全ての指標のデータを直接表示することができる。
【0069】
さらに、S302ではクライアントはサーバーに第1のデータ要求を送信する前に、本実施例の方法は、
第1の操作が第2のページで行われると判定すると、第2のページの現在の株式の名称を比較対象株式の名称として決定するステップと、
第1の操作が第2のページ以外のページで行われると判定すると、各第1の格子ビューに比較対象株式追加ボタンを表示するステップと、をさらに含んでもよい。
【0070】
例えば、第2のページは図4に示すような個人の株式ページであり、第1の操作が個人の株式ページで行われると判定すると、個人の株式ページの現在の株式の名称を1つの比較対象株式の名称として決定する。そうでないと、ユーザーが比較対象株式を選択して追加するために、各第1の格子ビューに比較対象株式追加ボタンを表示する。
【0071】
さらに、本願の実施例によるデータ比較方法では、株式比較ページはグラフ展示ビューをさらに含む。グラフ展示ビューは各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示するために使用される。該グラフは曲線図、柱状図または折れ線図などであってもよく、例えば、一度に6つの株式を比較することをサポートすると、グラフには6種の異なる色が設定され、各色は1つの株式のグラフに対応する。
【0072】
選択可能に、メニュービューは、通貨選択欄をさらに含んでもよく、通貨選択欄に対応する行ビューは少なくとも1つの第3の格子ビューを含む。ユーザーが使用しやすくするように、ユーザーが異なる通貨を切り替えるために使用される。各株式の異なる指標によって通貨が異なり、サーバーは全てのデータ指標の通貨を一括して見積通貨に変換し、現在の株式の見積通貨は非主流通貨(例えばドル、香港ドル、人民元、シンガポールドルなど)の場合、サーバーは株式市場に応じて見積通貨を対応する主流通貨に変換する。選択可能に、クライアントは株式比較ページに1番目の株式に対応する通貨を最初に展示し、ユーザーは全ての比較株式の通貨を一括して切り替えることができ、通貨切り替えは例えばドル、香港ドル、人民元、シンガポールドルの切り替えをサポートすることができる。
【0073】
選択可能に、最初に展示した株式比較ページでは、第1項のデータ指標における1番目の指標のデータに対応するグラフを最初に展示し、例えば、第1項のデータ指標における1番目の指標は昨日の終値である。図12は本願の実施例による株式比較ページの模式図である。図12に示すように、グラフ展示ビューに展示されたのは昨日の終値のデータに対応するグラフであり、該グラフは曲線図であり、株価の動向に対応し、最近1ヶ月、最近3ヶ月、最近6ヶ月、最近1年及び最近3年の株価の動向を含むことができる。3つの曲線はそれぞれ3つの株式の株価の動向に対応し、グラフは展開または格納されることができる。数字のみがある比較と比べて、グラフによる株式データの比較は、より直観であり、ユーザー体験を向上させる。
【0074】
以下、図13図15を参照して株式比較ページはグラフ展示ビューをさらに含む場合の具体的な実現手段を詳細に説明する。
【0075】
図13は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。本実施例において、ユーザーが最初に株式比較ページに入る場合、株式名欄に対応する行ビューに比較対象株式がなく、ユーザーが選択して追加する必要があり、図13に示すように、本実施例の方法は、以下のステップを含むことができる。
【0076】
S401では、クライアントはユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0077】
S402では、クライアントは株式比較ページを表示する。
【0078】
株式比較ページはグラフ展示ビュー、メニュービュー及びメニュービューに対応する行ビューを含む。グラフ展示ビューは各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示するために使用される。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。
【0079】
S403では、クライアントはユーザーが比較対象株式追加ボタンをクリックする操作に応答して、比較対象株式追加命令を受信する。
【0080】
S404では、クライアントは株式追加ページを表示し、株式追加ページは選択された株式リストと選択対象株式リストを含む。
【0081】
これは図8に示すような実施例と同様であり、違いは、株式比較ページはグラフ展示ビューをさらに含み、他の内容はここで繰り返して説明しない。
【0082】
S405では、クライアントはユーザーが選択した株式の名称を比較対象株式の名称として決定する。
【0083】
具体的に、即ちユーザーが株式追加ページを介して選択した株式の名称を比較対象株式の名称として決定する。
【0084】
S406では、クライアントはサーバーに比較対象株式の名称と目標指標が載せられる第1のデータ要求を送信し、目標指標はグラフを最初に表示する指標である。
【0085】
具体的に、第1のデータ要求にS405では決定された比較対象株式の名称が載せられ、目標指標は予め設定された指標、例えば第1項のデータ指標の下での1番目の指標であってもよい。
【0086】
S407では、サーバーはクライアントに比較対象株式の名称、比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータ及び比較対象株式の目標指標のグラフデータを含む比較対象株式のデータ情報を送信する。
【0087】
S408では、クライアントは比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標データを展示し、予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。
【0088】
一実施可能な形態として、S408では予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示するステップは、具体的に、以下のステップであってもよい。
【0089】
S4081では、予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、目標指標に対応するグラフのタイプを決定する。
【0090】
選択可能に、グラフは曲線図、柱状図または折れ線図のうちのいずれかであってもよい。異なる指標は異なるタイプのグラフに対応し、まず、予め記憶された指標とグラフタイプとの対応関係に応じて、目標指標に対応するグラフは曲線図、折れ線図、または柱状図であるかを決定する。
【0091】
一実施可能な形態として、グラフタイプは曲線図と柱状図を含み、履歴データに関連する指標のグラフは曲線図であり、履歴データに関連しない指標のグラフは柱状図である。
【0092】
S4082では、目標指標に対応するグラフのタイプに応じて、目標指標のグラフデータを変換し、変換された目標指標のグラフデータを取得する。
【0093】
具体的に、例えば目標指標に対応するグラフは曲線図であると、目標指標のグラフデータを曲線図に対応するグラフデータに変換する。
【0094】
S4083では、グラフ展示ビューに変換された目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。
【0095】
具体的に、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示した後、ユーザーは異なる指標閲覧に対応するグラフを切り替えてもよい。具体的に、ユーザーは各項のデータ指標の展開グラフをクリックし、次に、該項のデータ指標の下でのある指標をクリックし、それに対応して、クライアントはサーバーに該指標のグラフデータを要求し、該指標のグラフデータに応じてグラフ展示ビューに該指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。以下、図14を参照して説明する。
【0096】
図14は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。図14に示すように、本実施例の方法は図13に示すような方法に加えて、さらに、以下のステップをさらに含む。
【0097】
S409では、クライアントはサーバーに第2のデータ要求を送信し、第2のデータ要求にユーザーが選択した第1の指標が載せられる。
【0098】
S410では、サーバーはクライアントに第1の指標のグラフデータを送信する。
【0099】
S411では、グラフ展示ビューに第1の指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。
【0100】
選択可能に、グラフは曲線図、柱状図または折れ線図のうちのいずれかであってもよく、グラフは展開状態または格納状態をサポートし、デフォルトの展開状態を設定し、APPの有効期間内でユーザー操作を記録し、指標を切り替えてからAPPの有効期間内でも記録する。選択可能に、ページを下にスライドすると、グラフ領域全体が突き上げられ、グラフが格納されると、操作欄が突き上げられる。選択可能に、グラフ領域は株式比較ページの約1/3の割合を占めることができる。
【0101】
一実施可能な形態として、履歴データに関する指標のグラフには曲線図が採用され、曲線図は周期切り替えをサポートしており、異なる指標によって周期が異なり、周期は例えば5個以下に設定されており、ユーザーが周期を切り替えた後、クライアントは切り替え後の周期での履歴データをプロットした曲線を展示する。選択可能に、曲線図に対して、左側にY軸を展示し、Y軸は指標データ範囲であり、上下極値はグラフの共通の規範を使用し、例えば部分的に空白で、Y軸は3つのデータを展示し、X軸は3つの日付を展示する。なお、上記は一例であり、曲線図の制限を構成するものではない。
【0102】
一実施可能な形態として、履歴データに関しない指標のグラフにはいずれも柱状図を採用し、柱状図は各比較株式の最新のデータを柱状図にプロットする。選択可能に、柱状図はY軸とX軸を展示しなく、データは柱子の上方に表記することができ、柱状図に分割線として0線と底部の線だけが残される。
【0103】
図13及び図14に示すような実施例によるデータ比較方法は、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができる。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。且つ、グラフによる株式データの比較はより直観であり、ユーザー体験を向上させる。
【0104】
本願の実施例において、選択可能に、ユーザーが最初に株式比較ページに入る場合、株式名欄に既に比較対象株式の名称が存在してもよく、各第3の格子ビューに対応するデータを表示し、グラフ展示ビューにもグラフが展示される。この場合で、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。目標指標は予め設定された指標であり、ユーザーが毎回選択した比較対象株式の名称はサーバーによって記録され、クライアントが要求すると、クライアントに送信する。以下、図15を参照して詳細に説明する。図15は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のインタラクティブフローチャートである。図15に示すように、本実施例の方法は以下のステップを含むことができる。
【0105】
S501では、クライアントはユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信する。
【0106】
S502では、クライアントはサーバーに比較対象株式の名称と目標指標が載せられる第1のデータ要求を送信し、目標指標はグラフを初めて表示する指標である。
【0107】
具体的に、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含み、目標指標は予め設定された指標である。
【0108】
S503では、サーバーはクライアントに比較対象株式の名称、比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータ及び比較対象株式の目標指標のグラフデータを含む比較対象株式のデータ情報を送信する。
【0109】
S504では、クライアントは比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標データを展示し、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。
【0110】
S505では、クライアントは株式比較ページを表示する。
【0111】
ここで、株式比較ページはグラフ展示ビュー、メニュービュー及びメニュービューに対応する行ビューを含む。グラフ展示ビューは目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示する。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称と削除ボタンを表示する。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示する。
【0112】
本実施例によるデータ比較方法は、複数の株式の複数の異なる指標のデータを表示することができ、複数の異なる指標のデータの比較を行うことができる。これにより、株式に対して比較的に全面的なデータ比較を行い、ユーザーが正確な投資選択を行うのに役に立つ。且つ、グラフによる株式データの比較はより直観であり、ユーザー体験を向上させる。
【0113】
上記実施例において、第1の操作が第1のページで行われると、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。目標指標は予め設定された指標であり、例えば目標指標は第1項のデータ指標の下での1番目の指標であってもよい。例えば、ユーザーが図3に示すような市場ページで第1の操作を行い、且つユーザーが最初に市場ページに入ると、比較対象株式の名称は予め記憶されたものであり、目標指標は予め設定された指標であり、ユーザーが次回に市場ページに入って第1の操作を行う場合、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称であり、ユーザーが前回選択した比較対象株式の全ての指標のデータを直接表示することができる。
【0114】
第1の操作が第2のページで行われると、比較対象株式の名称は第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称を含み、または、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称を含む。目標指標は予め設定された指標である。例えば、ユーザーが図4に示すような個人の株式ページから第1の操作を行い、ユーザーが最初に個人の株式ページに入り、比較対象株式の名称の中の1つは個人の株式ページの現在の株式の名称であり、他の比較対象株式はユーザーが自分で追加する必要がある。ユーザーが次回に個人の株式ページに入って第1の操作を行う場合、比較対象株式の名称はユーザーが前回選択した名称であり、ユーザーが前回選択した比較対象株式の全ての指標のデータ及び予め設定された指標のグラフを直接表示することができる。
【0115】
選択可能に、各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示する場合、ユーザーが選択した展示周期に応じて対応するデータポイントを選択することができ、これは精度に基づく考慮である。例えば、展示周期は1ヶ月の場合に20個のデータポイントを展示する。展示周期が3ヶ月の場合に60個のデータポイントを展示する。展示周期が6ヶ月の場合に120個のデータポイントを展示する。展示周期が1年の場合に250個のデータポイントを展示する。展示周期が3年の場合に750個のデータポイントを展示する。
【0116】
さらに、上記実施例における株式比較ページでは、ページ全体のレイアウトは上から下で、上下にスライドする同期は自動的である。レイアウトは上から下であるため、各行の行ビューは互いに独立である。株式のデータ比較時に展示する必要があるデータ量は大きいため、展示時に、電子機器の画面のページに全ての比較データをカバーすることができない。上下のスライドの同期を実現するために、クライアントに同じタイプを使用する各行の行ビューは再利用できるように設定される。横滑りを実現するために、行ビュー内の第1の格子ビューと第2の格子ビューも再利用できる。行ビューは互いに独立で且つ内蔵された第1の格子ビューと第2の格子ビューも再利用できるため、横滑り時に如何に各第1の格子ビューと各第2の格子ビューの同期横滑りを確保するのは、本願の実施例が解決する必要がある他の問題である。この問題を解決するために、以下、図16を参照して本願の実施例による技術的解決手段を詳細に説明する。
【0117】
図16は本願の実施例によるデータ比較方法実施例のフローチャートである。該データ比較方法はデータ比較装置により実現されてもよく、該データ比較装置はソフトウェア及び/又はハードウェアの形で実現されてもよい。選択可能に、クライアントにより実行でき、図16に示すように、本実施例の方法は以下のステップを含むことができる。
【0118】
S601では、ユーザーの目標格子ビューに対する横滑り操作を監視する。目標格子ビューは第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューのうちのいずれかの格子ビューである。第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューはいずれも横滑りイベントを監視する登録を行ったことがある。
【0119】
具体的に、図17は本願の実施例による株式比較ページの模式図である。図17に示すように、グラフ展示ビューに展示されたのは総市場価格といった指標に対応するグラフ(柱状図)であり、通貨はドルである。横滑りを実現するために、第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューをスライドさせるだけで、メニュービューは固定され、株式名欄のある行ビューより上の部分は固定される。このため、ユーザーは第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューが位置する領域に横滑り操作を行うと、株式比較ページが横滑りする。
【0120】
一実施可能な形態では、クライアントに1つの同期スライド管理ユニットを設定することができる。同期スライド管理ユニットはクライアントの1つのソフトウェアモジュールである。同期スライド管理ユニットによりS601-S603の操作の実行を担当し、全ての格子ビューが同期に横滑りすることを実現する。具体的に、第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューがそれぞれスライド管理ユニットに登録要求を送信する。スライド管理ユニットは登録要求を受信する。第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューに対して横滑りイベントを監視する登録を行う。同期スライド管理ユニットは全ての登録された格子ビューに対して横滑りイベントの発生を監視することになる。
【0121】
S602では、横滑り操作に応じて横滑り方向と横滑り距離を決定する。
【0122】
本実施例において、ユーザーは第1の格子ビュー、第2の格子ビューまたは第3の格子ビューが存在する領域に横滑り操作を行うと、同期スライド管理ユニットは横滑りイベントを監視する。横滑りイベントに応じて横滑り方向と横滑り距離を決定する。具体的に、例えば、ユーザーがある格子ビューに横滑り操作を行う。横滑り距離は指の始点と横滑り後の指の終点との間の距離である。該格子ビューは該横滑り距離を計算できる。横滑り方向は、直接監視されることができるもので、左または右である。
【0123】
S603では、第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューに横滑り命令を送信する。横滑り命令に横滑り方向と横滑り距離が載せられる。横滑り命令を受信した格子ビューは横滑り方向と横滑り距離に応じてスライドするためのものである。
【0124】
具体的に、スライド管理ユニットは全てのスライド管理ユニットで登録された第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューに横滑り命令を送信する。横滑り命令を受信した格子ビューはいずれも横滑り方向と横滑り距離に応じてスライドする。これにより、格子ビューの同期横滑りを実現し、全ての格子ビュー間にわずかなスライドずれがない。
【0125】
本実施例において、スライド管理ユニットは全ての登録された格子ビューの横滑りイベントを監視し、これらの登録された格子ビューを一括して管理する。これにより、ユーザーのある格子ビューに対する横滑り操作を監視した場合、他の格子ビューに横滑り命令を送信することにより、すべての格子ビューを同期に横滑りさせ、衝突を避けることもできる。例えば、ユーザーは指でスライドしたのは2つの格子ビューであり、またはユーザーが指でスライドしたのは2つの格子ビューの交差線の位置である。ユーザーが指で2つの格子ビューに触れたときに優先順位がある。ユーザーが指で2つの格子ビューに触れる時間の間隔が非常に小さい。スライド管理ユニットがユーザーの第1の格子ビューに対する横滑り操作を監視すれば、他の格子ビューに横滑り命令を送信し、全ての格子ビューを同期に横滑りさせ、全ての格子ビュー間にわずかなスライドずれがないことを確保することを理解できる。
【0126】
選択可能に、本願の実施例における株式比較ページは、長い図と短い図の共有をサポートしてもよい。例えば、ユーザーがページに表示された共有アイコンをクリックすると、マルチビューラジオコントロールが呼び出され、長い図または短い図の共有を選択できる。短い図共有は現在のページの閲覧位置を生成するスクリーンショット共有であり、長い図共有は現在のページの全部の内容を生成するスクリーンショット共有である。
【0127】
以下では本願の装置実施例であり、本願の上記方法実施例を実行するために使用される。本願の装置実施例に開示されていない細部について、本願の上記方法実施例を参照することができる。
【0128】
図18は本願の実施例によるデータ比較装置の構造模式図であり、図18に示すように、本実施例の装置は、受信モジュール101と処理モジュール102を備えてもよい。
受信モジュール101は、ユーザーの第1の操作に応答して、株式比較命令を受信するために使用される。
【0129】
処理モジュール102は株式比較ページを表示するために使用される。株式比較ページはメニュービューとメニュービューに対応する行ビューを含む。メニュービューは株式名欄とデータ指標選択リスト欄を含む。データ指標選択リスト欄は少なくとも2項のデータ指標を含む。各項のデータ指標は少なくとも1つの指標を含む。株式名欄に対応する行ビューは少なくとも2つの第1の格子ビューを含む。各第1の格子ビューは、比較対象株式追加ボタンを表示するか、比較対象株式の名称と削除ボタンを表示するために使用される。各指標に対応する行ビューは少なくとも2つの第2の格子ビューを含む。各第2の格子ビューは各比較対象株式の各指標のデータを表示するために使用される。
【0130】
本願の実施例による装置は、上記方法実施例を実行でき、その具体的な実現原理と技術的効果について、上記方法実施例を参照でき、本実施例はここで繰り返さない。
【0131】
図19は本願の実施例によるデータ比較装置の構造模式図である。図19に示すように、本実施例の装置は図18に示すような装置に加えて、さらに、送信モジュール103をさらに備えてもよい。
送信モジュール103は、サーバーに比較対象株式の名称が載せられる第1のデータ要求を送信するために使用される。
受信モジュール101は、さらにサーバーによって送信された、比較対象株式の名称と比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータを含む比較対象株式のデータ情報を受信するために使用される。
処理モジュール102は、比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標のデータを表示するために使用される。
【0132】
選択可能に、第1の操作が第1のページで行われると、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。
第1の操作が第2のページで行われると、比較対象株式の名称は第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称またはユーザーが前回選択した名称である。
【0133】
選択可能に、株式比較ページはグラフ展示ビューをさらに含む。グラフ展示ビューは各比較対象株式の各指標のデータに対応するグラフを展示するために使用される。
【0134】
選択可能に、送信モジュール103はさらに、サーバーに比較対象株式の名称と目標指標が載せられる第1のデータ要求を送信するために使用される。目標指標はグラフを初めて表示する指標である。
受信モジュール101はさらに、サーバーによって送信された、比較対象株式の名称、比較対象株式の少なくとも1つの指標のデータ及び比較対象株式の目標指標のグラフデータを含む比較対象株式のデータ情報を受信するために使用される。
処理モジュール102はさらに、比較対象株式のデータ情報に基づいて、各第1の格子ビューに各比較対象株式の名称を表示し、各指標に対応する第2の格子ビューに各指標データを展示し、グラフ展示ビューに目標指標のグラフデータに対応するグラフを展示するために使用される。
【0135】
選択可能に、第1の操作が第1のページで行われると、比較対象株式の名称は予め記憶された、またはユーザーが前回選択した名称を含む。目標指標は予め設定された指標である。
第1の操作が第2のページで行われると、比較対象株式の名称は第2のページの現在の株式の名称とユーザーが選択した株式の名称またはユーザーが前回選択した名称であり、目標指標は予め設定された指標である。
【0136】
選択可能に、送信モジュール103はさらに、サーバーに第2のデータ要求を送信するために使用される。第2のデータ要求にユーザーが選択した第1の指標が載せられる。
受信モジュール101はさらに、サーバーによって送信された第1の指標のグラフデータを受信するために使用される。
処理モジュール102はさらに、グラフ展示ビューに第1の指標のグラフデータに対応するグラフを展示するために使用される。
【0137】
選択可能に、処理モジュール102は、さらに、送信モジュール103がサーバーに第1のデータ要求を送信する前に、ユーザーが比較対象株式追加ボタンをクリックする操作に応答して、比較対象株式追加命令を受信することと、
株式追加ページを表示することであって、株式追加ページは選択された株式リストと選択対象株式リストを含むことと、
ユーザーが選択した株式の名称を比較対象株式の名称として決定することと、に使用される。
【0138】
選択可能に、メニュービューは通貨選択欄をさらに含み、通貨選択欄に対応する行ビューは少なくとも1つの第3の格子ビューを含む。
【0139】
選択可能に、処理モジュール102はさらに、ユーザーの目標格子ビューに対する横滑り操作を監視することであって、目標格子ビューは第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューのうちのいずれかの格子ビューであることと、
横滑り操作に応じて横滑り方向と横滑り距離を決定することと、に使用され、
送信モジュール103はさらに、第1の格子ビュー、第2の格子ビュー及び第3の格子ビューに横滑り命令を送信するために使用され、横滑り命令に横滑り方向と横滑り距離が載せられ、横滑り命令を受信した格子ビューは横滑り方向と横滑り距離に応じてスライドするために使用される。
【0140】
本願の実施例による装置は、上記方法実施例を実行でき、その具体的な実現原理と技術的効果について、上記方法実施例を参照でき、本実施例はここで繰り返さない。
【0141】
説明する必要がある点として、以上装置の各モジュールの分割は論理機能の分割に過ぎず、実際に実現する時に完全または部分的に1つの物理的エンティティに集積することも、物理的に分離することもできることを理解すべきである。且つこれらのモジュールは全てソフトウェアが処理素子によって呼び出される形で実現され、全てハードウェアの形で実現されてもよく、一部のモジュールが処理素子によってソフトウェアを呼び出す形で実現され、一部のモジュールがハードウェアの形で実現されてもよい。例えば、処理モジュールは個別に設置された処理素子であってもよいし、上記装置のあるチップに集積されて実現してもよく、なお、プログラムコードの形で上記装置のメモリに記憶され、上記装置のある処理素子によって呼び出して以上の処理モジュールの機能を実行してもよい。他のモジュールの実現はそれと同様である。なお、これらのモジュールの全部または一部は一体に集積されてもよいし、独立して実現されてもよい。ここでの処理素子は集積回路であり、信号の処理能力を持つ。実現過程では、上記方法の各ステップまたは以上の各モジュールはプロセッサー素子におけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェアの形の命令によって完成することができる。
【0142】
例えば、以上のこれらのモジュールは、以上の方法のうちの1つまたは複数の集積回路、例えば、1つまたは複数の特定の集積回路(application specific integrated circuit:ASIC)、または、1つまたは複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor:DSP)、または、1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array:FPGA)などを実施するように構成されてもよい。また例えば、以上のあるモジュールは処理素子によってプログラムコードをスケジュールする形で実現する場合、該処理素子は汎用プロセッサー、例えば中央プロセッサー(central processing unit:CPU)またはプログラムコードを呼び出すことができる他のプロセッサーであってもよい。また例えば、これらのモジュールは一体に集積されてもよく、システムオンチップ(system-on-a-chip:SOC)の形で実現されてもよい。
【0143】
上記実施例において、完全または部分的にソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはその任意の組合わせで実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、完全または部分的にコンピュータプログラム製品の形で実現される。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータにコンピュータプログラム命令をロード及び実行する場合、完全または部分的に本願の実施例に従う手順または機能を生成する。コンピュータは汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令はコンピュータ可読記憶媒体に記憶され、または1つのコンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよく、例えば、コンピュータ命令は1つのウェブサイトサイト、コンピュータ、サーバーまたはデータセンターから有線(例えば同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者回線(DSL))または無線(例えば赤外線、無線、マイクロ波など)によって他のウェブサイトサイト、コンピュータ、サーバーまたはデータセンターに伝送される。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータがアクセスできる任意の利用可能な媒体または1つまたは複数の利用可能な媒体が集積されたサーバー、データセンターなどのデータ記憶機器であってもよい。利用可能な媒体は磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体(例えば固体ハードディスク、solid state disk (SSD))などであってもよい。
【0144】
図20は本願の実施例による電子機器の構造模式図である。図20に示すように、本実施例の電子機器はプロセッサー21とメモリ22を含むことができる。
ここで、メモリ22はプロセッサー21の実行可能な命令を記憶するために使用される。
【0145】
プロセッサー21は実行可能な命令を実行することによって上記方法実施例におけるデータ比較方法を実行するように構成される。
【0146】
選択可能に、メモリ22は個別にしてもよいし、プロセッサー21に集積されてもよい。
【0147】
メモリ22はプロセッサー21と個別なデバイスである場合、本実施例の電子機器は、
メモリ22とプロセッサー21を接続するためのバス23をさらに含んでもよい。
【0148】
選択可能に、本実施例の電子機器は、バス23によってプロセッサー21に接続可能である通信インターフェイス24を含んでもよい。
【0149】
本願はコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体にコンピュータ実行命令が記憶され、コンピュータに作動する場合、コンピュータに上記実施例のデータ比較方法を実行させる。
【0150】
本願の実施例はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムがプロセッサーによって実行される場合、上記実施例におけるデータ比較方法を実現する。
【0151】
本明細書の説明では、「一実施例」、「いくつかの実施例」、「例」、「具体的な例」、または「いくつかの例」という参照用語などの説明は該実施例または例を組み合わせて説明した具体的な特徴、構造、材料または特点は本願の少なくとも1つの実施例または例に含まれる。本明細書では、上記用語の例示的な表現は必ずしも同じ実施例または例を対象とする必要はない。且つ、説明された具体的な特徴、構造、材料または特点は任意の1つまたは複数の実施例または例で適切な形式で組み合わせられることができる。なお、互いに矛盾しない場合、当業者は本明細書に説明された異なる実施例または例及び異なる実施例または例の特徴を結合及び組み合わせることができる。
【0152】
以上で本願の実施例を示して説明したが、理解できるものとして、上記実施例は例示的なものであり、本願を制限するものとして理解されるべきではなく、当業者は、本願の範囲内で上記実施例を変化、修正、置換及び変形することができる。
【0153】
本願は、2021年6月17日に中国特許局に提出された、出願番号が202110673176.3で、出願名称が「データ比較方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用により本願に組み込まれる。
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【国際調査報告】