特表 2023-545672 容器用のキャリア

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公表特許公報(A)

(11)【公表番号】

(43)【公表日】2023-10-31

(54)【発明の名称】容器用のキャリア

(51)【国際特許分類】

   B65D 71/72 20060101AFI20231024BHJP

   B65D 77/20 20060101ALI20231024BHJP

【ＦＩ】

B65D71/72

B65D77/20 G

【審査請求】未請求

【予備審査請求】未請求

(21)【出願番号】P 2023519872

(86)(22)【出願日】2021-09-28

(85)【翻訳文提出日】2023-05-26

(86)【国際出願番号】 US2021052290

(87)【国際公開番号】W WO2022072304

(87)【国際公開日】2022-04-07

(31)【優先権主張番号】63/208,646

(32)【優先日】2021-06-09

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(31)【優先権主張番号】63/136,400

(32)【優先日】2021-01-12

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(31)【優先権主張番号】63/085,365

(32)【優先日】2020-09-30

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(31)【優先権主張番号】63/086,681

(32)【優先日】2020-10-02

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(31)【優先権主張番号】63/120,863

(32)【優先日】2020-12-03

(33)【優先権主張国・地域又は機関】US

(81)【指定国・地域】

(71)【出願人】

【識別番号】504075588

【氏名又は名称】グラフィック パッケージング インターナショナル エルエルシー

(74)【代理人】

【識別番号】100094112

【弁理士】

【氏名又は名称】岡部 讓

(74)【代理人】

【識別番号】100101498

【弁理士】

【氏名又は名称】越智 隆夫

(74)【代理人】

【識別番号】100107401

【弁理士】

【氏名又は名称】高橋 誠一郎

(74)【代理人】

【識別番号】100120064

【弁理士】

【氏名又は名称】松井 孝夫

(74)【代理人】

【識別番号】100182257

【弁理士】

【氏名又は名称】川内 英主

(74)【代理人】

【識別番号】100202119

【弁理士】

【氏名又は名称】岩附 秀幸

(72)【発明者】

【氏名】マクリー，ジャスティン

(72)【発明者】

【氏名】ゴールド，スティーブ，エム．

【テーマコード（参考）】

3E067

【Ｆターム（参考）】

3E067AA22

3E067AB26

3E067AC04

3E067AC15

3E067BA17C

3E067BB02C

3E067DA08

3E067EA22

3E067EE12

3E067FA01

3E067FC06

(57)【要約】

複数の容器を保持するためのキャリアは、複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされた複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブであって、少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされた少なくとも１つの第２の容器保持タブと、上部パネルと少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルとを含む。
【選択図】図２

【特許請求の範囲】

【請求項1】

複数の容器を保持するためのキャリアであって、前記キャリアは、
前記複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、
前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された少なくとも１つの容器保持フラップであって、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされた複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、
前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するための複数の容器保持機構部であって、前記複数の容器保持機構部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、前記少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、
前記上部パネルと前記少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルと、を備えることを特徴とするキャリア。

【請求項2】

前記上部パネルは、前記少なくとも１つの容器保持フラップと少なくとも部分的に対面接触している、請求項１に記載のキャリア。

【請求項3】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブと少なくとも部分的に対面接触している、請求項２に記載のキャリア。

【請求項4】

前記少なくとも１つの容器保持フラップは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第１の容器保持フラップであり、
前記キャリアは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第２の容器保持フラップを更に備え、
前記第２の容器保持フラップは、前記複数の第２の容器開口部のうちの少なくとも１つの容器開口部を備える、請求項３に記載のキャリア。

【請求項5】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項４に記載のキャリア。

【請求項6】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項４に記載のキャリア。

【請求項7】

前記複数の第１の容器開口部の前記それぞれの容器開口部が、前記複数の第２の容器開口部の前記それぞれの容器開口部と共通の中心を有するように位置合わせされるように、前記上部パネルは、前記少なくとも１つの容器保持フラップと少なくとも部分的に対面接触し、
前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する軸から測定される第１の円周方向位置を有し、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から測定される第２の円周方向位置を有し、前記第１の円周方向位置は、前記第２の円周方向位置とは異なる、請求項１に記載のキャリア。

【請求項8】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約９０°に位置付けられ、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約４５°に位置付けられる、請求項２に記載のキャリア。

【請求項9】

前記少なくとも１つの補強パネルは、前記上部パネルに対して略直立している、請求項３に記載のキャリア。

【請求項10】

前記少なくとも１つの補強パネルは、弱化線によって形成される、請求項９に記載のキャリア。

【請求項11】

前記弱化線は、複数の斜めの線分を含み、前記複数の斜めの線分の各斜めの線分は、前記複数の斜めの線分の少なくとも１つの他の線分と交差する、請求項１０に記載のキャリア。

【請求項12】

前記少なくとも１つの補強パネルは、略ダイヤモンド形状の構成を有する、請求項１１に記載のキャリア。

【請求項13】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項１１に記載のキャリア。

【請求項14】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項１３に記載のキャリア。

【請求項15】

複数の容器を保持するためのキャリアを形成するためのブランクであって、前記ブランクは、
前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに前記複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、
前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された少なくとも１つの容器保持フラップであって、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるために、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされる複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、
前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに複数の容器のそれぞれの容器に係合するための複数の容器保持機構部であって、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、前記少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、少なくとも１つの前記第２の容器保持タブは、少なくとも１つの前記第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、
前記上部パネルと前記少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルと、を備えることを特徴とするブランク。

【請求項16】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブと少なくとも部分的に対面接触するように配置される、請求項１５に記載のブランク。

【請求項17】

前記少なくとも１つの容器保持フラップは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第１の容器保持フラップであり、
前記キャリアは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第２の容器保持フラップを更に備え、
前記第２の容器保持フラップは、前記複数の第２の容器開口部のうちの少なくとも１つの容器開口部を備える、請求項１６に記載のブランク。

【請求項18】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項１７に記載のブランク。

【請求項19】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項１７に記載のブランク。

【請求項20】

前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに、前記複数の第１の容器開口部の前記それぞれの容器開口部が、前記複数の第２の容器開口部の前記それぞれの容器開口部と共通の中心を有するように配置され、前記上部パネルは、前記少なくとも１つの容器保持フラップと少なくとも部分的に対面接触するように配置され、
前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに前記共通の中心を通って延在する軸から測定される第１の円周方向位置を有し、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに前記共通の中心を通って延在する前記軸から測定される第２の円周方向位置を有し、前記第１の円周方向位置は、前記第２の円周方向位置とは異なる、請求項１５に記載のブランク。

【請求項21】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約９０°に位置付けられ、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記キャリアが前記ブランクから形成されるときに、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約４５°に位置付けられる、請求項１５に記載のブランク。

【請求項22】

前記少なくとも１つの補強パネルは、弱化線によって形成される、請求項１６に記載のブランク。

【請求項23】

前記弱化線は、複数の斜めの線分を含み、前記複数の斜めの線分の各斜めの線分は、前記複数の斜めの線分の少なくとも１つの他の線分と交差する、請求項２２に記載のブランク。

【請求項24】

前記少なくとも１つの補強パネルは、略ダイヤモンド形状の構成を有する、請求項２３に記載のブランク。

【請求項25】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項２３に記載のブランク。

【請求項26】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項２５に記載のブランク。

【請求項27】

複数の容器を保持するためのキャリアを形成する方法であって、前記方法は、
複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部を備える少なくとも１つの容器保持フラップと、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、前記少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備える複数の容器保持機構部とを含むブランクを得ることであって、
前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされており、前記ブランクは、前記上部パネルと前記少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルを含む、ブランクを得ることと、
前記複数の第１の容器保持開口部のそれぞれの容器保持開口部が前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされるように、前記少なくとも１つの容器保持フラップを前記上部パネルに対して折り曲げることと、
前記複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるために、前記それぞれの位置合わせされた容器保持開口部を位置決めすることと、を含む方法。

【請求項28】

前記少なくとも１つの容器保持フラップを折り曲げることは、前記少なくとも１つの容器保持フラップを前記上部パネルと少なくとも部分的に対面接触させて配置することを含む、請求項２７に記載の方法。

【請求項29】

前記少なくとも１つの容器保持フラップを折り曲げることは、前記少なくとも１つの第１の容器保持タブを前記少なくとも１つの第２の容器保持タブと少なくとも部分的に対面接触させて配置することを含む、請求項２８に記載の方法。

【請求項30】

前記少なくとも１つの容器保持フラップは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第１の容器保持フラップであり、
前記キャリアは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第２の容器保持フラップを更に備え、
前記第２の容器保持フラップは、前記複数の第２の容器開口部のうちの少なくとも１つの容器開口部を備える、請求項２９に記載の方法。

【請求項31】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項３０に記載の方法。

【請求項32】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に含む、請求項３０に記載の方法。

【請求項33】

前記少なくとも１つの容器保持フラップを折り曲げることは、前記複数の第１の容器開口部の前記それぞれの容器開口部が、前記複数の第２の容器開口部の前記それぞれの容器開口部と共通の中心を有するように位置合わせられるように、
前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する軸から測定された第１の円周方向位置を有するように、
前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から測定される第２の円周方向位置を有し、前記第１の円周方向位置は、前記第２の円周方向位置とは異なるように、前記少なくとも１つの容器保持フラップを前記上部パネルと少なくとも部分的に対面接触させて配置することを含む、請求項２７に記載の方法。

【請求項34】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約９０°に位置付けられ、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約４５°に位置付けられる、請求項２８に記載の方法。

【請求項35】

前記少なくとも１つの補強パネルは、前記上部パネルに対して略直立している、請求項２９に記載の方法。

【請求項36】

前記少なくとも１つの補強パネルは、弱化線によって形成される、請求項３５に記載の方法。

【請求項37】

前記弱化線は、複数の斜めの線分を含み、前記複数の斜めの線分の各斜めの線分は、前記複数の斜めの線分の少なくとも１つの他の線分と交差する、請求項３６に記載の方法。

【請求項38】

前記少なくとも１つの補強パネルは、略ダイヤモンド形状の構成を有する、請求項３７に記載の方法。

【請求項39】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項３７に記載の方法。

【請求項40】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項３９に記載の方法。

【請求項41】

複数の容器を保持するキャリアを備えるパッケージであって、前記パッケージは、
前記複数の容器と、前記キャリアとを含み、前記キャリアは、
前記複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、
前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された少なくとも１つの容器保持フラップであって、前記複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされた複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、
前記複数の容器のそれぞれの容器に係合するための複数の容器保持機構部であって、前記複数の容器保持機構部は、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、前記少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、前記複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、前記上部パネルと前記少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルと、を備えるキャリアを備えることを特徴とするパッケージ。

【請求項42】

前記上部パネルは、前記少なくとも１つの容器保持フラップと少なくとも部分的に対面接触している、請求項４１に記載のパッケージ。

【請求項43】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブと少なくとも部分的に対面接触している、請求項４２に記載のパッケージ。

【請求項44】

前記少なくとも１つの容器保持フラップは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第１の容器保持フラップであり、
前記キャリアは、前記上部パネルに折り曲げ可能に接続された第２の容器保持フラップを更に備え、
前記第２の容器保持フラップは、複数の前記第２の容器開口部のうちの少なくとも１つの容器開口部を備える、請求項４３に記載のパッケージ。

【請求項45】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項４４に記載のパッケージ。

【請求項46】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項４４に記載のパッケージ。

【請求項47】

前記複数の第１の容器開口部の前記それぞれの容器開口部が、前記複数の第２の容器開口部の前記それぞれの容器開口部と共通の中心を有するように位置合わせされるように、前記上部パネルは、前記少なくとも１つの容器保持フラップと少なくとも部分的に対面接触し、
前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する軸から測定される第１の円周方向位置を有し、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から測定される第２の円周方向位置を有し、前記第１の円周方向位置は、前記第２の円周方向位置とは異なる、請求項４１に記載のパッケージ。

【請求項48】

前記少なくとも１つの第１の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約９０°に位置付けられ、前記少なくとも１つの第２の容器保持タブは、前記共通の中心を通って延在する前記軸から約４５°に位置付けられる、請求項４２に記載のパッケージ。

【請求項49】

前記少なくとも１つの補強パネルは、前記上部パネルに対して略直立している、請求項４３に記載のパッケージ。

【請求項50】

前記少なくとも１つの補強パネルは、弱化線によって形成される、請求項４９に記載のパッケージ。

【請求項51】

前記弱化線は、複数の斜めの線分を含み、前記複数の斜めの線分の各斜めの線分は、前記複数の斜めの線分の少なくとも１つの他の線分と交差する、請求項５０に記載のパッケージ。

【請求項52】

前記少なくとも１つの補強パネルは、略ダイヤモンド形状の構成を有する、請求項５１に記載のパッケージ。

【請求項53】

前記第１の容器保持フラップは、第１の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記少なくとも１つの補強パネルは、前記第１の折り線を中断する、請求項５１に記載のパッケージ。

【請求項54】

前記少なくとも１つの補強パネルは、第１の補強パネルであり、前記第２の容器保持フラップは、第２の折り線で前記上部パネルに折り曲げ可能に接続され、前記キャリアは、前記第２の折り線を中断する第２の補強パネルを更に備える、請求項５３に記載のパッケージ。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本開示は、概して、容器を保持、陳列、及び／又は輸送するためのカートン又はキャリアに関する。

【背景技術】

【0002】

関連出願の相互参照
本出願は、２０２０年９月３０日に出願された米国仮特許出願第６３／０８５，３６５号、２０２０年１０月２日に出願された米国仮特許出願第６３／０８６，６８１号、２０２０年１２月３日に出願された米国仮特許出願第６３／１２０，８６３号、２０２１年１月１２日に出願された米国仮特許出願第６３／１３６，４００号、及び２０２１年６月９日に出願された米国仮特許出願第６３／２０８，６４６号の各々の利益を主張する。

【0003】

２０１８年１２月１４日に出願された米国仮特許出願第６２／７７９，６８９号、２０１８年１２月２１日に出願された米国仮特許出願第６２／７８３，７５２号、２０１９年１月２５日に出願された米国仮特許出願第６２／７９６，８３０号、２０１９年１月２８日に出願された米国仮特許出願第６２／７９７，５８５号、２０１９年２月２５日に出願された米国仮特許出願第６２／８１０，０１５号、２０１９年３月６日に出願された米国仮特許出願第６２／８１４，４１２号、２０１９年３月１２日に出願された米国仮特許出願第６２／８１７，１２０号、２０１９年５月１日に出願された米国仮特許出願第６２／８４６３０２２７５７１，４４９、２０１９年５月３０日に出願された米国特許出願第１６／４２６，０５０号、２０１９年５月３０日に出願された米国特許出願第１６／４２６，０５７号、２０１９年５月３０日に出願された米国特許出願第１６／４２６，０６０号、２０１９年５月３０日に出願された米国特許出願第１６／４２６，０６３号、２０１９年５月３０日に出願された米国特許出願第１６／４２６，０６６号、２０１９年５月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／６９２，９９２号、２０１９年５月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／６９２，９９３号、２０１９年５月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／６９２，９９４号、２０１９年５月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／６９２，９９６号、２０１９年５月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／６９２，９９７号、２０１９年１０月１０日に出願された米国特許出願第１６／５９８，２８２号、２０１９年１０月１８日に出願された米国意匠特許出願第２９／７０９，９１８号、２０１９年１２月２３日に出願された米国仮特許出願第６２／９５２，８３９号、２０２０年１月３日に出願された米国仮特許出願第６２／９５６，８８２号、２０２０年３月６日に出願された米国仮特許出願第６２／９８５，９９７号、２０２０年３月２５日に出願された米国特許出願第１６／８２９，３４６号、及び２０２０年４月２７日に出願された米国仮特許出願第６３／０１５，８９８号、２０２０年５月１１日に出願された米国仮特許出願第６３／０２２，７５７号、２０２０年５月１２日に出願された米国仮特許出願第６３／０２３，４４２号、２０２０年５月１９日に出願された米国意匠特許出願第２９／７３５，１７８号、２０２０年５月２９日に出願された米国仮特許出願第６３／０３１，６１５号、２０２０年６月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／７３９，９２７号、２０２０年６月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／７３９，９２９号、２０２０年６月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／７３９，９３１号、２０２０年６月３０日に出願された米国意匠特許出願第２９／７３９，９３３号、２０２０年６月３０日に出願された米国仮特許出願第２９／７３９，９３４号、２０２０年９月３０日に出願された米国仮特許出願第６３／０８５，３６５号、２０２０年１０月２日に出願された米国仮特許出願第６３／０８６，６８１号、２０２０年１２月３日に出願された米国仮特許出願第６３／１２０，８６３号、２０２０年１２月１１日に出願された米国仮特許出願第１７／１１９，０４０号、２０２１年１月１２日に出願された米国仮特許出願第６３／１３６，４００号、２０２１年３月２４日に出願された米国意匠特許出願第２９／７７５，５５７号、２０２１年３月２４日に出願された米国意匠特許出願第２９／７７５，５５８号、２０２１年３月２４日に出願された米国意匠特許出願第２９／７７５，５５９号、２０２１年３月２４日に出願された米国意匠特許出願第２９／７７５，５６０号、２０２０年１２月１１日に出願された米国仮特許出願第１７／２０８，５６８号、及び２０２１年６月９日に出願された米国仮特許出願第６３／２０８，６４６号、２０１８年９月７日に出願された米国仮特許出願第６２／７２８，４５４号、２０１８年９月１４日に出願された米国仮特許出願第６２／７６７，１８８号、２０１８年１１月２１日に出願された米国仮特許出願第６２／７７０，５６６号、及び２０２１年６月２５日に出願された米国仮特許出願第６３／２１４，８６８号、２０２１年６月２９日に出願された米国仮特許出願第６３／２１６，０６２号、及び２０２１年７月８日に出願された米国仮特許出願第６３／２１９，６４８号、２０２１年７月１５日に出願された米国仮特許出願第６３／２２２，２２５号、２０２１年８月３日に出願された米国仮特許出願第６３／２０３，８８２号、２０２１年９月３日に出願された米国仮特許出願第６３／２６０，８８１号、及び２０２１年９月２４日に出願された米国仮特許出願第６３／２６１，５８２号の各々の開示は、その全体が本明細書に提示されているかのように、すべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる。２０１３年３月５日に発行された米国特許第８，３８７，７８４号、２０１２年１月１７日に発行された米国特許第８，０９６，４１３号、及び２０２１年６月８日に発行された米国特許第１１，０２７，９０５号の各々の開示も、その全体が本明細書に提示されているかのように、すべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる。

【0004】

一態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアであって、複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされた複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、複数の容器のそれぞれの容器に係合するための複数の容器保持機構であって、複数の容器保持機構部は、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、少なくとも１つの第２の容器保持タブは、少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、上部パネルと少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルと、を備えることを特徴とするキャリアを対象とする。

【0005】

別の態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアを形成するためのブランクであって、ブランクは、キャリアがブランクから形成されるときに複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、上部パネルに折り曲げ可能に接続された少なくとも１つの容器保持フラップであって、キャリアがブランクから形成されるときに、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるために、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされる複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、キャリアがブランクから形成されるときに複数の容器のそれぞれの容器に係合するための複数の容器保持機構部であって、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、少なくとも１つの第２の容器保持タブは、少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、上部パネルと少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルとを備える。

【0006】

別の態様によれば、本開示は、概して、複数の容器を保持するためのキャリアを形成する方法を対象とし、この方法は、複数の第１の容器開口部を含む上部パネルと、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部を備える少なくとも１つの容器保持フラップと、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備える複数の容器保持機構部とを含むブランクを得ることであって、少なくとも１つの第２の容器保持タブは、少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされており、ブランクは、上部パネルと少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルを更に含む、ブランクを得ることを含む。本方法は、複数の第１の容器保持開口部のそれぞれの容器保持開口部が前記複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされるように、少なくとも１つの容器保持フラップを上部パネルに対して折り曲げることを更に含む。複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるために、それぞれの位置合わせされた容器保持開口部を位置決めすることを含む方法。

【0007】

別の態様によれば、本開示は概して、複数の容器を保持するキャリアを備えるパッケージを対象とする。パッケージは、複数の容器と、キャリアとを含み、キャリアは、複数の容器のうちのそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための複数の第１の容器開口部を備える上部パネルと、上部パネルに折り曲げ可能に接続された少なくとも１つの容器保持フラップであって、複数の容器のそれぞれの容器を少なくとも部分的に受け入れるための、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部と位置合わせされた複数の第２の容器開口部を備える、少なくとも１つの容器保持フラップと、複数の容器のそれぞれの容器に係合する複数の容器保持機構部であって、複数の容器保持機構部は、上部パネルに折り曲げ可能に接続され、複数の第１の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第１の容器保持タブと、少なくとも１つの容器保持フラップに折り曲げ可能に接続され、複数の第２の容器開口部のそれぞれの容器開口部に向かって延在する少なくとも１つの第２の容器保持タブとを備え、少なくとも１つの第２の容器保持タブは、少なくとも１つの第１の容器保持タブに対して円周方向にオフセットされている、複数の容器保持機構部と、上部パネルと少なくとも１つの容器保持フラップとの間に配置された少なくとも１つの補強パネルとを備える。

【0008】

当業者は、以下に列挙された図面を参照して実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、様々な追加の実施形態の上記の利点及び他の利点及び利益を理解するであろう。上記の態様が個々に及び様々な組み合わせの両方で提供されることは、本開示の範囲内である。

【図面の簡単な説明】

【0009】

慣例によれば、以下で説明する図面の様々な特徴は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。図面中の様々な特徴及び要素の寸法は、本開示の実施形態をより明確に示すために拡大又は縮小され得る。

【0010】

【図1】本開示の第１の例示的な実施形態による、キャリアを形成するためのブランクの外面の平面図である。

【図2】図１のブランクから形成されたキャリアと複数の容器とを含むパッケージの斜視図である。

【図3】図２のキャリアの重なり合う容器保持機構部の概略平面図である。

【図4】本開示の第２の例示的な実施形態による、キャリアを形成するためのブランクの平面図である。

【図5】本開示の第３の例示的な実施形態によるキャリアを形成するためのブランクの平面図である。

【0011】

対応する部分は、図面全体を通して対応する参照番号によって指定される。

【発明を実施するための形態】

【0012】

本開示は、概して、瓶、ボトル、缶などの容器を保持及び陳列するためのキャリア、パッケージ、構造体、スリーブ、カートンなどに関する。容器は、例えば、食品及び飲料製品を包装するために使用することができる。容器は、特定の食品又は飲料物品を包装するための組成物に好適な材料から作製することができ、材料としては、ガラス；ＰＥＴ、ＬＤＰＥ、ＬＬＤＰＥ、ＨＤＰＥ、ＰＰ、ＰＳ、ＰＶＣ、ＥＶＯＨ、及びナイロンなどのプラスチック；アルミニウム及び／又は他の金属；又はそれらの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。

【0013】

本開示によるキャリアは、多数の異なる形状の容器を収容することができる。本開示の範囲を限定する目的ではなく、例示の目的で、以下の詳細な説明は、キャリアの実施形態内に少なくとも部分的に配置された飲料容器（例えば、アルミ缶）を説明する。本明細書では、「下部」、「底部」、「上部」、「頂部」、「前部」、及び「後部」という用語は、完全に組み立てられたキャリアに関して決定された向きを示す。

【0014】

本明細書に記載されるように、キャリアは、複数の重なり合うパネル、端部フラップ、及び／又はブランクの他の部分によって形成されてもよい。そのようなパネル、端部フラップ、及び／又はブランクの他の部分は、本開示から逸脱することなく、互いに対して相対的な用語で、例えば、「第１の」、「第２の」、「第３の」など、連続的又は非連続的な参照で指定することができる。

【0015】

図１は、本開示の第１の例示的な実施形態による、キャリア１０５（図２）を形成するために使用されるブランク１０３の外側１０１の平面図を示す。図２に示すように、キャリア１０５は、６つの容器を収容又は支持するように寸法決めされており、３つの容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３がキャリア１０５の前部１０６に取り付けられ、３つの容器ＣＢ１、ＣＢ２、ＣＢ３がキャリア１０５の後部１０８に取り付けられている。図示の実施形態では、容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３、ＣＢ１、ＣＢ２、ＣＢ３は、飲料缶とすることができ、又は本開示から逸脱することなく、任意の他の適切なタイプ及びサイズの容器とすることができる。キャリア１０５は、パッケージ１１０として１つ以上の容器と共に提供され得る。

【0016】

キャリア１０５は、６つよりも多い又は少ない容器を保持するようなサイズ及び形状とすることができる。一実施形態では、キャリア１０５の前部１０６及び後部１０８はそれぞれ、３つの容器を有し、他の実施形態では、キャリア１０５の前部１０６及び後部１０８は、本開示から逸脱することなく、３つより多い又は少ない容器を担持することができる。

【0017】

図１に示すように、ブランク１０３は、長手方向軸Ｌ１及び横方向軸Ｌ２を有する。ブランク１０３は、キャリア１０５の前部１０６を形成するための前部１０７と、キャリア１０５の後部１０８を形成するための後部１０９とを有する。

【0018】

図示の実施形態では、ブランク１０３は、上部パネル１２５（広義には、「第１の上部パネル」又は「中央パネル」）と、横方向の折り線１２９（広義には、「第１の折り線」）において上部パネル１２５に折り曲げ可能に接続された容器保持フラップ１２７（広義には、「第１の容器保持フラップ」、「第１の上部フラップ」、「第２の上部パネル」、又は「第１の容器保持パネル」）と、横方向の折り線１３３（広義には、「第２の折り線」）において上部パネル１２５に折り曲げ可能に接続された容器保持フラップ１３１（広義には、「第２の容器保持フラップ」、「第２の上部フラップ」、「第３の上部パネル」、又は「第２の容器保持パネル」）とを備える。

【0019】

上部パネル１２５は、少なくとも容器開口部１３５（広義には、「複数の第１の容器開口部」）を含む容器保持機構部を有することができる。図示のように、容器開口部１３５は、ブランク１０３から形成されたキャリア１０５によって保持される容器の所望の数に対応する数の列及び行構成で設けることができる。上部パネル１２５は、それぞれ３つの容器開口部１３５の２つの行／列で設けられた容器開口部１３５を有するように示されるが、本開示から逸脱することなく、異なる数及び／又は配置の容器保持開口部１３５を設けることができることが理解されるであろう。

【0020】

図１に示すように、容器開口部１３５は、略円形の構成を有することができ、容器保持タブ１３７（広義には、「第１の容器保持タブ」又は「第１の容器保持突出部」）は、それぞれの湾曲した折り線１３９において上部パネル１２５に少なくとも部分的に折り曲げ可能に接続され、容器開口部１３５の横方向及び長手方向に対向する側部上で容器開口部１３５内に／容器開口部１３５に向かって延在して配置される。図示の実施形態では、ブランク１０３は、上部パネル１２４の自由縁部に隣接する容器開口部１３５の側部に容器保持タブ１３７を有さなくてもよい。容器保持タブ１３７のうちの１つ以上は、本開示から逸脱することなく、異なる構成又は配置を有することができることが理解されるであろう。例えば、一実施形態では、容器保持タブ１３７は、それぞれの容器開口部１３５内に突出する上部パネル１２５の縁部の形態を有することができる。

【0021】

ブランク１０３／キャリア１０５はまた、長手方向の折り線１４４において上部パネル１２５に折り曲げ可能に接続され、折り線１４４の一方の終点から折り線の他方の終点まで延在する湾曲した切れ目１４５によって少なくとも部分的に画定される少なくとも１つのハンドルタブ１４１を含むハンドル特徴部を有することができる。本明細書で更に説明されるように、ハンドルタブ１４１は、キャリア１０５のユーザ係合のためのそれぞれのハンドル開口部を形成するように、上部パネル１２５から分離され得る。一実施形態では、上部パネル１２５は、ハンドルタブ１４１を欠くことができ、代わりに、対応するハンドル開口部を備えることができる。

【0022】

更に図１を参照すると、容器保持フラップ１２７、１３１の各々は、それぞれの容器開口部１４７（広義には、「複数の第２の容器開口部」）を含む。容器開口部１４７は、本明細書で更に説明されるように、キャリア１０５がブランク１０３から形成されるときにそれぞれの容器開口部１３５と位置合わせされる。

【0023】

図示のように、容器開口部１４７は、概ね円形の構成を有することができ、容器保持タブ１３７（広義には、「第２の容器保持タブ」又は「第２の容器保持突出部」）が、それぞれの湾曲した折り線１３９において上部パネル１２５に少なくとも部分的に折り曲げ可能に接続され、容器保持開口部１４７の斜め両側で容器保持開口部１４７内に／容器保持開口部１４７に向かって延びるように配置される。この点に関して、容器保持タブ１３７は、（例えば、軸Ｌ１、Ｌ２のうちの１つに平行であり、それぞれの容器開口部１３７を通って延在する軸に対して測定されるように）上部パネル１２５の容器保持開口部１３５の縁部に沿って配置された容器保持タブ１３７の位置に対して概ね４５°ずれた位置で、それぞれの容器保持開口部１３５の縁部に沿って配置される。本明細書で更に説明されるように、上部パネル１２５に関連付けられた容器開口部１３５／容器保持タブ１３７は、容器保持フラップ１２７、１３１に関連付けられた容器開口部１４７／容器保持タブ１３７から円周方向にオフセットされ、それらと協働して、キャリア１０５によって保持される容器との向上した係合を提供する。

【0024】

図示の実施形態では、一対の容器保持タブ１３８（広義には、「第２の複数の容器保持タブ」又は「第３の複数の容器保持タブ」）は、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１に、それぞれの湾曲した折り線１４０において、それぞれの容器開口部の自由縁部に面するそれぞれの容器開口部の縁部に沿って、それぞれの折り線１２９、１３３に隣接して、折り曲げ可能に接続することができる。容器保持タブ１３８のうちの１つ以上は、本開示から逸脱することなく、異なる構成又は配置を有することができることが理解されるであろう。

【0025】

また図示されるように、容器保持フラップ１２７、１３１は、それぞれの凹部１５３、１５５を画定するそれぞれの横方向自由縁１４９、１５１を有する。本明細書で更に説明されるように、キャリア１０５がブランク１０３から形成されるとき、凹部１５３、１５５は、キャリア１０５のユーザ係合のためのクリアランス及び／又は補強を提供するために、それぞれのハンドルタブ１４１に当接して及び／又は少なくとも部分的にそれを囲んで位置決め可能である。この点に関して、凹部１５３、１５５は、ブランク１０３／キャリア１０５のハンドル特徴部を形成することもできる。一実施形態では、図示のように、ハンドル補強タブ１５６は、それぞれの長手方向の折り線１５８で各容器保持フラップ１２７、１３１に折り曲げ可能に接続することができ、それぞれの凹部１５３、１５５内に少なくとも部分的に延在するように配置することができる。

【0026】

引き続き図１を参照すると、それから形成されたブランク１０３／キャリア１０５は、使用時にブランク１０３／キャリア１０５の部分の相対運動を強化／抑制するように構成され得る。示されるように、一対の横方向に離間された補強パネル１５７（広義には、「第１の補強特徴」）が、折り線１２９を中断して配置されることができる。各補強パネル１５７は、図示のように、上部パネル１２５と容器保持フラップ１２７との間のブランク１０３／キャリア１０５の領域とすることができ、これは、折り線１２９のセグメントの終点間に延在する弱化線１５９によって画定される。

【0027】

弱化線１５９は、図示のように、複数の交差する斜めのセグメント１５９ａ、１５９ｂ、１５９ｃ、１５９ｄを含むことができる。図示の実施形態では、セグメント１５９ａ、１５９ｂ、１５９ｃ、１５９ｄの各々は、略菱形／ダイヤモンド形の補強パネル１５７を形成するように配置することができる。一実施形態では、弱化線１５９のセグメント１５９ａ、１５９ｂ、１５９ｃ、１５９ｄのそれぞれは、軸Ｌ１、Ｌ２のそれぞれに対して約４５°の角度で配置することができる。弱化線１５９／補強パネル１５７のうちの１つ以上は、本開示から逸脱することなく、１つ以上の異なる特徴、例えば、湾曲及び／又は長手方向／横方向部分を有することができることを理解されたい。

【0028】

示されるように、一対の長手方向に離間された補強パネル１５７もまた、上部パネル１２５と容器保持フラップ１３１との間に配置すされるように、折り線１３３を中断して提供されることができる。本開示から逸脱することなく、異なる数及び／又は配置の補強パネル１５７を設けることができることが理解されるであろう。

【0029】

パネル、フラップ、折り線、切れ目、又は他の特徴のいずれかは、本開示から逸脱することなく、別様に成形され、配置され、及び／又はブランク１０３から省略され得る。ブランク１０３は、本開示から逸脱することなく、８つよりも多い又は少ない容器を収容するようなサイズ及び／又は形状とすることができる。

【0030】

図２を更に参照すると、キャリア１０５／パッケージ１１０を形成する１つの例示的な実施形態によれば、ブランク１０３は、容器のグループの上に配置することができ、容器保持フラップ１２７、１３１は、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１の容器開口部１４７が上部パネル１２５のそれぞれの容器開口部１３５と位置合わせされるように、それぞれの折り線１２９、１３３においてブランク１０３の内面／下面に向かって折り曲げることができる。

【0031】

そのような構成では、上部パネル１２５は、容器開口部１３５、１３７が共通の中心Ｘ（図３）を有するように位置合わせされるように、容器保持フラップ１２７、１３１のそれぞれの部分と少なくとも部分的に対面接触することができる。

【0032】

このような構成では、ブランク１０３を容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３、ＣＢ１、ＣＢ２、ＣＢ３上に下降させて、それぞれの容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３の上部又は上部Ｔを、それぞれの位置合わせされた容器開口部１３５、１４７を通して少なくとも部分的に受け入れることができる。

【0033】

したがって、それぞれの容器開口部１４７を囲む容器保持フラップ１２７、１３１の縁部は、それぞれの容器の上部Ｔ、例えば、それぞれの容器の丸められたリムを少なくとも部分的に受け入れ、容器開口部１３５は、その後、それぞれの容器のそれぞれの上部Ｔを受け入れる。

【0034】

それぞれの容器開口部１３５を通るそれぞれの容器のそれぞれの上部Ｔのそのような移動は、容器保持タブ１３７、１３８をそれぞれの折り線１３９で上向きに付勢させて、上部パネル１２５に対して少なくとも部分的に上向きに延在させることができる。この点に関して、容器保持タブ１３７、１３９は、上部パネル１２５から延在して、それぞれの容器の上部Ｔの丸められたリム又は他の構造に接触して、それらの間の任意の間隔を吸収／充填し、上部パネル１２５とそれぞれの容器との堅く安定した係合に寄与することができる。

【0035】

図３を更に参照すると、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１に折り曲げ可能に接続された容器保持タブ１３７、１３８の上に重なる上部パネル１２５に折り曲げ可能に接続された容器保持タブ１３７の配置は、その概ね重なり合う配置を提供するようなものであり、上部パネル１２５のそれぞれの容器保持タブ１３７は、その下の容器保持フラップ１２７、１３１のそれぞれの容器保持タブ１３７、１３８の間に散在している。

【0036】

図示のように、容器保持タブ１３７の中心は、容器開口部１３５に沿って、整列した容器開口部１３５、１３７の共通の中心Ｘを通って延びる軸Ａから測定して約９０°の角度α１の円周方向位置（広義には、「第１の円周方向位置」）を有することができ、容器保持タブ１３８は、容器開口部１４７に沿って、軸Ａから測定して約４５°の角度α２の円周方向位置（広義には、「第２の円周方向位置」）を有することができ、次の連続する容器保持タブ１３７、１３８は、軸Ｂから測定して９０°間隔で繰り返す円周方向位置を有する。同様に、容器保持タブ１３７の中心は、容器開口部１３５に沿って、整列した容器開口部１３５、１３７の共通の中心Ｘを通って延びる軸Ｂから測定して約９０°の角度α１の円周方向位置（広義には、「第１の円周方向位置」）を有することができ、容器保持タブ１３８は、容器開口部１４７に沿って、軸Ｂから測定して約４５°の角度α２の円周方向位置（広義には、「第２の円周方向位置」）を有することができ、次の連続する容器保持タブ１３７、１３８は、軸Ｂから測定して９０°間隔で繰り返す円周方向位置を有する。図示のように、軸Ａは、横方向軸Ｌ１に概ね平行な軸とすることができ、軸Ｂは、軸Ｌ２に概ね平行とすることができるが、これらの軸は、容器保持タブ１３７、１３８がそれぞれの容器開口部１３５、１３７の周りにそこからオフセット角度で円周方向位置を有するように、整列した容器開口部１３５、１３７の共通の中心Ｘを通る任意の軸とすることができる。例えば、一実施形態では、容器保持タブ１３７は、軸Ｂに対して約０°、約９０°、約１８０°、及び約２７０°の角度で配置することができ、容器保持タブ１３７は、軸Ｂに対して約４５°、約１３５°、約２２５°、及び約３１５°の角度で配置することができ、容器保持タブ１３７、１３８は、例えば、α１及びα２が異なる値を有する（かつ互いに異なる）ように、図示されるものとは異なるオフセット円周方向位置に配置できることが理解されるであろう。

【0037】

更に、容器保持タブ１３７、１３８は、その下の容器保持フラップ１２７、１３１のそれぞれの容器保持タブ１３７、１３８の間に散在する上部パネル１２５のそれぞれの容器保持タブ１３７の円周方向の重なりを可能にするのに十分なサイズで提供される。この点に関して、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１の容器保持タブ１３７、１３８、及び上部パネル１２５の容器保持タブ１３７が、それぞれの折り線１３９で上向きに折り曲げられて、位置合わせされた容器開口部１４７、１３５を通って延在するとき、２つ以上のそれぞれの容器保持タブの少なくとも一部分が、それぞれの位置合わせされた容器開口部１４７、１３５に沿って同じ円周方向位置を占有し、例えば、容器保持タブ１３７のうちの少なくとも１つが、容器保持タブ１３８のうちの少なくとも１つと少なくとも部分的に対面接触するようになる。この点に関して、それぞれの容器に対する容器保持タブ１３７、１３８の配置は、それらの間の空きスペースを最小限にして、キャリア１０５と容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３、ＣＢ１、ＣＢ２、ＣＢ３との間の緊密かつ確実な嵌合を確実にする。一実施形態では、容器保持タブ１３７、１３８のそのような重なり合う配置は、それぞれの容器を所望の位置にピン留め又は固定する働きをすることができる。

【0038】

加えて、上部パネル１２５のそれぞれの部分と容器保持フラップ１２７、１３１との重なり合う関係は、容器保持フラップ１２７、１３１が、曲げ、座屈、屈曲、ねじれなどを最小限にする／それらに抵抗することができる下にある支持体又は棚状の特徴を提供し、上部パネル１２５、及びそこから上向きに延在する容器保持タブ１３７、１３９が支持される安定したプラットフォームを提供するようなものである。

【0039】

上部パネル１２５と容器保持フラップ１２７、１３１との２層／重複係合によって提供される支持に加えて、補強パネル１５７は、上部パネル１２５及び／又は容器保持フラップ１２７、１３１によって画定される平面に対するキャリア１０５／パッケージ１１０の屈曲、座屈、屈曲、ねじれ等を更に最小化／抵抗する、略直立／垂直構造を形成するように、上部パネル１２５及び容器保持フラップ１２７、１３１に対して外向きに面した配列で提示され、例えば、キャリア１０５／パッケージ１１０は、長手方向軸Ｌ１及び横方向軸Ｌ２の両方に沿ったそのような力／移動を最小化／抵抗する。

【0040】

パッケージ１１０／キャリア１０５は、消費者が一方又は両方のハンドルタブ１４１をそれぞれの切れ目１４５において上部パネルから分離し、ハンドルタブ１４１をそれぞれの折り線１４４において下方に折り曲げて、上部パネル１２５にそれぞれのハンドル開口部を形成し、それを通してユーザが１本以上の指を挿入することによって、把持され得る。上記したように、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１の凹部１５３、１５５は、ユーザが、キャリア１０５／パッケージ１１０に係合させ、それを持ち上げる／運ぶ、又は別様に移動させるために、それぞれの容器保持フラップ１２７、１３１の下側及び／又は上部パネル１２５の一部、例えば、それぞれの凹部１５３、１５５に隣接する上部パネル１２５の一部に係合することができるように、それぞれのハンドル開口部に当接して／それを包囲して配置することができる。キャリア１０５の下面のそのような係合は、それぞれの折り線１５８におけるハンドル補強タブ１５６の少なくとも部分的な折り曲げを含むことができる。

【0041】

更に、パッケージ１１０／キャリア１０５が形成されると、それぞれの容器ＣＡ１、ＣＡ２、ＣＡ３、ＣＢ１、ＣＢ２、ＣＢ３は、容器の上部パネル１２５及びそれぞれの容器保持フラップ１２７、１３１を係合解除することによって、例えば、それぞれの位置合わせされた容器開口部１３５、１４７を通してそれぞれの容器の上部Ｔを引き出すことによって、キャリア１０５から取り外すことができる。

【0042】

キャリア１０５／パッケージ１１０は、本開示から逸脱することなく異なる構成を有し得ることが理解されるであろう。

【0043】

図５及び図６は、それぞれ本開示の第２及び第３の例示的な実施形態による、１つ以上の容器を支持／保持するためのキャリアを形成するために使用される、それぞれ概して２０３、３０３で示されるブランクの外側の平面図である。図示のように、ブランク２０３、３０３は、第１の例示的な実施形態のブランク１０３とほぼ同様とすることができ、同様又は類似の特徴には同様又は類似の参照番号が付されている。

【0044】

図示のように、ブランク２０３は、２３７で示される容器開口部１３５内に延在して配置された容器保持タブ１３７の異なる構成を含むことができる。図示のように、容器保持タブ２３７は、弱化線において２つの部分に少なくとも部分的に分離されるように、概ね分岐の構成を有することができる。本開示から逸脱することなく、異なる数、構成、及び／又は配置の容器保持タブを設けることができることが理解されるであろう。ブランク２０３は、同様の利点を提供するために、キャリア１０５／パッケージ１１０に関して上記したものと同様の方法でパッケージ及びキャリアに形成することができる。

【0045】

また図示のように、ブランク３０３は、３３７で示される容器開口部１３５内に延在して配置された容器保持タブ１３７の異なる構成を含むことができる。図示のように、容器保持タブ３３７は、容器保持タブ２３７に関して上記したものとは異なる方法で、弱化線において２つの部分に少なくとも部分的に分離されるように、概ね分岐の構成を有することができる。本開示から逸脱することなく、異なる数、構成、及び／又は配置の容器保持タブを設けることができることが理解されるであろう。ブランク３０３は、同様の利点を提供するために、キャリア１０５／パッケージ１１０に関して上記したものと同様の方法でパッケージ及びキャリアに形成することができる。

【0046】

一般に、ブランクは、通常の紙よりも重く、より剛性であるように、キャリパーを有する板紙から構成されてもよい。ブランクは、厚紙などの他の材料、又はキャリアが少なくとも概ね上記したように機能することを可能にするのに適した特性を有する任意の他の材料で構成することもできる。ブランクは、例えば、クレーコーティングで被覆することができる。その後、クレーコーティング上に、製品、広告、及び他の情報又は画像を印刷することができる。次に、ブランクに印刷された情報を保護するために、ブランクをワニスでコーティングすることができる。ブランクはまた、例えば、ブランクの片側又は両側に水分バリア層でコーティングされてもよい。ブランクはまた、選択されたパネル又はパネルセクションにおいて、１つ以上のシート状材料に積層され得るか、又は１つ以上のシート状材料でコーティングされ得る。

【0047】

一例として、引き裂き線は、所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在するスリット、及び／又は所望の弱化線に沿って材料内に部分的に及び／又は材料を完全に貫通して延びる一連の離間したスリット、又は、これらの特徴の様々な組み合わせを含むことができる。より具体的な例として、１つのタイプの引き裂き線は、材料を完全に貫通して延在する一連の離間したスリットの形態であり、隣接するスリットは、引き裂き線を横切って材料を典型的に一時的に接続するために、隣接するスリット間に切り込み（例えば、材料の小さな幾分ブリッジ状の片）が画定されるように、わずかに離間している。切り込みは、引き裂き線に沿って引き裂く間に破壊される。切り込みは、典型的には、引き裂き線の比較的小さい割合であり、代替的に、引き裂き線が連続した切れ目であるように、切り込みを引き裂き線から省略するか又は引き裂き線を削除することができる。すなわち、引き裂き線の各々を連続スリット等で置き換えることは、本開示の範囲内である。例えば、切れ目は、本開示から逸脱することなく、連続的なスリットであってもよく、又はスリットよりも幅広であってもよい。

【0048】

例示的な実施形態によれば、折り線は、必ずしも直線状ではないが、折り線に沿って折り曲げることを容易にする任意の実質的に直線状の弱化形態とすることができる。より具体的には、本開示の範囲を狭めることを目的とするものではないが、折り線は、所望の弱化線に沿って材料に押し潰された又は窪んだ部分を作り出す、鈍い切り込みナイフなどで形成された線などの切り込み線、所望の弱化線に沿って材料内に部分的に延在する切れ目、及び／又は所望の弱化線に沿って材料内に部分的に及び／又は完全に貫通して延在する一連の切れ目、並びにこれらの特徴の様々な組み合わせを含む。折り線を形成するために切断が使用される状況では、典型的には、切断は、合理的なユーザが折り線を引き裂き線であると誤って考える可能性があるように過度に広範囲ではない。

【0049】

上記の実施形態は、キャリア実施形態の組立中に接着剤によって一緒に接着された１つ以上のパネルを有するものとして説明され得る。「接着剤」という用語は、キャリアパネルを所定の位置に固定するために一般的に使用されるあらゆる種類の接着剤を包含することを意図している。

【0050】

本開示の前述の説明は、種々の例示的実施形態を例示及び説明する。種々の追加、修正、変更等が、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、例示的実施形態に行われることができる。上記の説明に含まれる、又は添付の図面に示されるすべての事項は、例示として解釈されるべきであり、限定的な意味で解釈されるべきではないと意図される。加えて、本開示は、本開示の選択された実施形態のみを示し、説明するが、本開示は、種々の他の組み合わせ、修正、及び環境において使用することが可能であり、本明細書に表されるような本発明の概念の範囲内で、上記の教示に相応して、及び／又は関連技術分野の技術又は知識内で、変更又は修正が可能である。更に、各実施形態のいくつかの特徴及び特性は、選択的に交換され、本開示の他の図示された実施形態及び図示されていない実施形態に適用され得る。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【国際調査報告】