(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-14
(54)【発明の名称】情報表示装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/01 20060101AFI20231107BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20231107BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20231107BHJP
G07C 9/25 20200101ALI20231107BHJP
【FI】
G06F3/01 510
G06F21/31
G06Q50/10
G07C9/25
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2022573586
(86)(22)【出願日】2022-04-06
(85)【翻訳文提出日】2022-11-29
(86)【国際出願番号】 CN2022085324
(87)【国際公開番号】W WO2023040242
(87)【国際公開日】2023-03-23
(31)【優先権主張番号】202111092283.3
(32)【優先日】2021-09-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】514322098
【氏名又は名称】ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】2/F Baidu Campus, No.10, Shangdi 10th Street, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ジアーン,シンユエ
【テーマコード(参考)】
3E138
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
3E138AA01
3E138DB07
3E138JA01
3E138JB16
3E138JC05
5E555AA52
5E555BA04
5E555BA38
5E555BA45
5E555BB04
5E555BB38
5E555BC16
5E555BC17
5E555BD01
5E555CA17
5E555CA42
5E555CB48
5E555FA00
5L049CC11
(57)【要約】
本開示は、情報表示装置を提供し、人工知能技術分野に関し、特にビッグデータ、インテリジェントデバイス技術分野に関する。具体的な実現案として、装置本体と、装置本体に設置されるディスプレイと第1の入力コントロールと、第1の入力コントロールとディスプレイに電気的に接続される制御ユニットと、を含み、ここで、制御ユニットは、第1の入力コントロールを介して入力された第1の情報要求命令を受信し且つ情報表示装置が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、第1の情報要求命令に対する第1の表示すべき情報を取得し、第1の表示すべき情報を表示するようにディスプレイを制御するために用いられるように構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報表示装置であって、
装置本体と、
前記装置本体に設置されるディスプレイと第1の入力コントロールと、
前記第1の入力コントロールとディスプレイに電気的に接続される制御ユニットと、を含み、
前記制御ユニットは、前記第1の入力コントロールを介して入力された第1の情報要求命令を受信し、且つ、前記情報表示装置が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、前記第1の情報要求命令に対する第1の表示すべき情報を取得し、前記第1の表示すべき情報を表示するように前記ディスプレイを制御するために用いられるように構成され、ここで、前記第1の情報要求命令は前記第1の所定のアプリケーションを介して入力することができる、情報表示装置。
【請求項2】
前記装置本体に設置されるビデオカメラと第2の入力コントロールを更に含み、
前記制御ユニットは、前記ビデオカメラと第2の入力コントロールに電気的に接続され、更に、前記第2の入力コントロールを介して入力されたコード走査命令を受信し、且つ、前記表示装置が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、対象二次元コードを走査するように前記ビデオカメラを動作させるように制御するために用いられるように構成され、これによって、前記対象二次元コードに対応する関連装置が前記対象二次元コードによって前記表示装置の関連情報を取得する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御ユニットは、更に、前記第2の入力コントロールを介して入力されたコード走査命令を受信し、且つ、前記表示装置が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、前記第1の表示すべき情報を取得し、前記第1の表示すべき情報を表示するように前記ディスプレイを制御するために用いられるように構成される、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記装置本体に設置される第3入力コントロールを更に含み、
前記制御ユニットは、前記第3入力コントロールに電気的に接続され、更に、前記第3入力コントロールを介して入力された第2の情報要求命令を受信し、且つ、前記表示装置が第2の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、前記第2の情報要求命令に対する第2の表示すべき情報を取得し、前記第2の表示すべき情報を表示するように前記ディスプレイを制御するために用いられるように構成され、ここで、前記第2の情報要求命令は前記第2の所定のアプリケーションを介して入力することができる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1の入力コントロールと前記第3入力コントロールは同じコントロールであり、前記第1の情報要求命令と前記第2の情報要求命令は、前記第1の入力コントロールに対する操作によりそれぞれ入力される、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示装置がビデオカメラを含む場合、前記制御ユニットは、
前記表示装置が前記第1の所定のアプリケーションに関連していないと確定したことに応答して、前記第1の所定のアプリケーションのログインインターフェースを表示するように前記ディスプレイを制御するステップと、
既に前記ログインインターフェースを介して第1の所定のアプリケーションにログインしたと確定したことに応答して、顔画像を撮影するように前記ビデオカメラを動作させるように制御するステップと、
顔画像をサーバに送信するステップと、
サーバから送信された前記顔画像に対する認証結果を受信するステップと、
前記認証結果から認証に成功したことを示すと確定したことに応答して、前記表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けることを実行するステップとにより、前記表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される、請求項1~5のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示装置がビデオカメラを含む場合、前記制御ユニットは、
前記ビデオカメラを動作させるように制御することで他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションに対応する第1の二次元コードを走査することによって、前記表示装置を、前記第1の二次元コードを介して第1の所定のアプリケーションに関連付けるステップにより、前記表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される、請求項1~5のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記表示装置がビデオカメラを含む場合、前記制御ユニットは、
前記表示装置に対応する第2の二次元コードを表示するように前記ディスプレイを制御することによって、他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションを介して前記第2の二次元コードを走査することで、前記表示装置と第1の所定のアプリケーションとの関連付けを実現するステップにより、前記表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される、請求項1~5のいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記装置本体に設置される第4入力コントロールと近距離通信ユニットを更に含み、
前記制御ユニットは、前記第4入力コントロールと近距離通信ユニットに電気的に接続され、更に、前記第4入力コントロールを介して入力された接続命令を受信したことに応答して、前記近距離通信ユニットを介して前記表示装置と接触するインテリジェントデバイスのデータを取得することによって、前記表示装置を前記インテリジェントデバイスに関連付けるために用いられるように構成される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記インテリジェントデバイスは搭乗カード及び/又はセキュリティカードを含む、請求項9に記載の表示装置。
【請求項11】
前記装置本体に設置され、前記表示装置の位置情報を取得するために用いられるように構成される測位ユニットを更に含み、
前記制御ユニットは前記測位ユニットに電気的に接続され、更に、前記測位ユニットにより取得された位置情報をサーバに送信するために用いられるように構成される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項12】
前記装置本体はカード状構造である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項13】
前記第1の表示すべき情報は健康コードである、請求項1に記載の表示装置。
【請求項14】
前記第2の表示すべき情報は行程カードである、請求項4に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本開示は、2021年9月17日に提出された中国特許出願202111092283.3の優先権を主張し、その全内容が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、人工知能技術分野に関し、特にビッグデータ、インテリジェントデバイス技術の分野に関し、具体的には、情報表示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
現代社会では、情報が迅速に更新されており、時々、関連情報を提示しないと、通行ができなくなる場合がある。例えば、公共健康を考慮することで、人々は、常に携帯電話などのインテリジェントデバイスを介して健康コードや行程カードなどの情報をいつでも取得し、地下鉄やデパートなどの公共の場所に入る時にこのような情報を提示した上で、通行することを必要とする。
【0004】
この部分に記載の方法は、必ずしも以前に想定される方法又は採用される方法ではない。特に断りのない限り、この部分に記載のいずれの方法は、この部分に含まれるだけで従来技術であると考えられるべきではない。同様に、特に断りのない限り、この部分で言及されている課題は、従来の技術で承認されたものであると考えるべきではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、情報表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、装置本体と、装置本体に設置されるディスプレイ及び第1の入力コントロールと、第1の入力コントロールとディスプレイに電気的に接続される制御ユニットと、を含み、ここで、制御ユニットは、第1の入力コントロールを介して入力された第1の情報要求命令を受信し、且つ、情報表示装置が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと確定したことに応答して、第1の情報要求命令に対する第1の表示すべき情報を取得し、第1の表示すべき情報を表示するようにディスプレイを制御するために用いられるように構成され、ここで、第1の情報要求は第1の所定のアプリケーションを介して入力することができる情報表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一又は複数の実施例によれば、情報表示装置をアプリケーションと関連付けることができ、当該表示装置に設置される入力コントロールを介して当該アプリケーションに関連する要求命令を直接的に入力することで、表示すべき情報を取得して表示することができ、これによって、アプリケーションを開くなどの繁雑な手順を省略し、簡単且つ迅速に操作でき、ユーザは情報をいつでも容易に提示するというニーズ満たすことができ、効率を向上させる。
【0008】
理解すべきことは、この部分に記載の内容は、本開示の実施例の要点又は重要な特徴を識別することを意図しておらず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことである。本開示の他の特徴は、以下の明細書によって容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図面は、実施例を例示的に示し、明細書の一部を構成し、明細書の文字による説明とともに、実施例の例示的な実施形態を説明するために用いられる。図示の実施例は例示的目的のみであり、特許請求の範囲を限定するものではない。全ての図面において、同一の符号は類似しているが必ずしも同じとは限らない要素を指す。
【
図1】本開示の実施例による本明細書に記載の様々な方法を実施することができる例示的なシステムを示す概略図である。
【
図2(a)】本開示の実施例による表示装置200を示す正面図である。
【
図2(b)】本開示の実施例による表示装置200を示す背面図である。
【
図2(c)】本開示の実施例による表示装置200を示す部分構造ブロック図である。
【
図3】本開示の実施例による表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付ける方法300を示すフローチャートである。
【
図4】本開示の実施例による情報表示装置を示す使用過程概略図である。
【
図5】本開示の実施例を実現するために使用できる例示的な電子装置400を示す構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に合わせて本開示の例示的な実施例を説明して、それに含まれる本開示の実施例における様々な詳細が理解を助けるためので、それらは単なる例示的なものと考えられるべきである。従って、当業者であれば、理解すべきことは、本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明された実施例に対して様々な変更及び修正を行うことができることである。同様に、明瞭と簡潔のために、以下の説明では公知の機能及び構造についての説明を省略している。
【0011】
本開示では、特に断りのない限り、様々な要素を説明するための「第1の」、「第2の」などの用語の使用は、これらの要素の位置関係、タイミング関係、又は重要性関係を限定することを意図していない。このような用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。いくつかの例では、第1の要素と第2の要素は、当該要素の同じ例を指してもよく、場合によっては、コンテキストの説明に基づいて、異なる実例を指してもよい。
【0012】
本開示の様々な例の説明で使用される用語は、確定の例を説明することのみを目的としており、限定することを意図していない。コンテキストが別途に明確に示されていない限り、特に要素の数を限定しないなら、要素は一つであってもよいし、複数であってもよい。また、本開示で使用される用語「及び/又は」は、リストされた項目のいずれか及び可能な全ての組み合わせをカバーする。
【0013】
以下、図面を参照して本開示の実施例について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本開示の実施例による、本明細書に記載の様々な方法及び装置を、その中で実施することができる例示的なシステム100を示す概略図である。
図1に示すように、当該システム100は、1つ又は複数の表示装置101、102、103、104、105、106、サーバ120、及び、1つ又は複数の表示装置をサーバ120に結合する1つ又は複数の通信ネットワーク110を含む。表示装置101、102、103、104、105、106は、1つ又は複数のアプリケーションを実行するように構成することができる。
【0015】
本開示の実施例では、サーバ120は、情報要求を受信して表示すべき情報を送信し、顔画像を受信して顔画像に対する認証結果を表示装置に送信する方法、及び表示装置からの位置情報を受信する方法を実行できる1つ又は複数のサービス又はソフトウェアアプリケーションを動作させることができる。
【0016】
いくつかの実施例では、サーバ120は、非仮想環境及び仮想環境を含んでもよい他のサービス又はソフトウェアアプリケーションも提供することができる。いくつかの実施例では、これらのサービスは、webベースのサービス又はクラウドサービスとして提供することができ、例えば、ソフトウェアはすなわちサービスである(SaaS)モデルで表示装置101、102、103、104、105及び/又は106のユーザに提供される。
【0017】
図1に示す構成では、サーバ120は、サーバ120により実行される機能を実現する1つ又は複数のモジュールを含んでもよい。これらのモジュールは、1つ又は複数のプロセッサで実行できるソフトウェアモジュール、ハードウェアモジュール、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。表示装置101、102、103、104、105及び/又は106を操作するユーザは、これらのモジュールが提供するサービスを利用するために、1つ又は複数のクライアントアプリケーションを用いてサーバ120とやり取りをすることができる。様々な異なるシステム構成が可能であり、システム100とは異なってもよいことを理解されたい。従って、
図1は、本明細書に記載の様々な方法を実施するためのシステムの一例であり、制限することを意図していない。
【0018】
ユーザは、表示装置101、102、103、104、105及び/又は106を用いて関連情報を受信及び表示することができる。表示装置は、表示装置のユーザが表示装置とやり取りするインターフェースを提供することができる。表示装置は、このインターフェースを介してユーザに情報を出力することもできる。
図1では6つの表示装置しか図示していないが、当業者であれば理解できるように、本開示は、任意の数の表示装置にサポートできる。
【0019】
表示装置101、102、103、104、105及び/又は106は、例えば、携帯型ハンドヘルドデバイス、汎用コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータやラップトップ型コンピュータ)、ワークステーションコンピュータ、ウェアラブルデバイス、スマートスクリーンデバイス、セルフサービス端末装置、サービスロボット、ゲームシステム、シンクライアント、各種のメッセージングデバイス、センサ、又はその他の検知デバイスなどの様々なタイプの計算デバイスを含んでもよい。これらの計算デバイスは、例えば、MICROSOFT Windows、APPLE iOS、類UNIX(登録商標)オペレーティングシステム、Linux(登録商標)又は類Linux(登録商標)オペレーティングシステム(例えば、GOOGLE Chrome OS)などの様々なタイプ及びバージョンのソフトウェアアプリケーションやオペレーティングシステムを実行したり、MICROSOFT Windows Mobile OS、iOS、Windows Phone、Androidなどの各種のモバイルオペレーティングシステムを含んだりすることができる。携帯型ハンドヘルドデバイスには、携帯電話、スマートフォン、タブレット、個人用デジタル補助装置(PDA)などを含んでもよい。ウェアラブルデバイスは、ヘッドマウント型ディスプレイ(例えば、スマートグラス)と他の装置を含んでもよい。ゲームシステムは、様々なハンドヘルド型のゲームデバイス、インターネット対応のゲームデバイスなどを含んでもよい。表示装置は、例えば、インターネットInternet関連アプリケーション、通信アプリケーション(例えば、電子メールアプリケーション)、ショートメッセージサービス(SMS)アプリケーション、様々なアプリケーションを実行でき、且つ様々な通信プロトコルを使用できる。
【0020】
ネットワーク110は、当業者に知られている任意のタイプのネットワークであってもよく、それは、データ通信をサポートするために、複数の利用可能なプロトコルのいずれか1つ(TCP/IP、SNA、IPXなどを含むがこれらに限定されない)を使用することができる。例として、1つ又は複数のネットワーク110は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イーサネットベースのネットワーク、トークンループ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット、仮想ネットワーク、仮想プライベートネットワーク(VPN)、イントラネット、エクストラネット、公衆交換電話網(PSTN)、赤外線ネットワーク、無線ネットワーク(例えば、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、WIFI)、及び/又はこれらとその他のネットワークの任意の組み合わせであってもよい。
【0021】
サーバ120は、1つ又は複数の汎用コンピュータ、専用サーバコンピュータ(例えば、PC(パーソナルコンピュータ)サーバ、UNIX(登録商標)サーバ、ミッドレンジサーバ)、ブレードサーバ、大型コンピュータ、サーバクラスタ、又はその他の適切な配置及び/又は組み合わせを含んでもよい。サーバ120は、仮想オペレーティングシステムを実行する1つ又は複数の仮想マシン、又は仮想化に関わる他の計算アーキテクチャ(例えば、サーバの仮想記憶装置を維持するために仮想化された論理記憶デバイスの1つ又は複数のフレキシブルプール)を含んでもよい。様々な実施例では、サーバ120は、以下に説明する機能を提供する1つ又は複数のサービス又はソフトウェアアプリケーションを実行することができる。
【0022】
サーバ120における計算ユニットは、上記の任意のオペレーティングシステム及び任意の商用サーバオペレーティングシステムを含む1つ又は複数のオペレーティングシステムを実行することができる。サーバ120は、HTTPサーバ、FTPサーバ、CGIサーバ、JAVA(登録商標)サーバ、データベースサーバなど、を含む様々な追加のサーバアプリケーション及び/又は中間層アプリケーションのいずれか1つを実行することもできる。
【0023】
いくつかの実施形態では、サーバ120は、表示装置101、102、103、104、105及び/又は106のユーザから受信したデータフィード及び/又はイベントの更新を分析及び統合するための1つ又は複数のアプリケーションを含んでもよい。サーバ120は、表示装置101、102、103、104、105及び/又は106の1つ又は複数の表示装置を介してデータフィード及び/又はリアルタイムイベントを表示する1つ又は複数のアプリケーションを含んでもよい。
【0024】
いくつかの実施形態では、サーバ120は、分散型システムのサーバであってもよいし、ブロックチェーンを組み込んだサーバであってもよい。サーバ120は、クラウドサーバであってもよいし、人工知能技術を備えたインテリジェントクラウド計算サーバやインテリジェントクラウドホストであってもよい。クラウドサーバはクラウド計算サービスシステム中のホスト製品であり、従来の物理ホストと仮想専用サーバ(VPS、Virtual Private Server)サービス中に存在する管理難度が大きく、業務拡張性が弱いという欠陥を解決する。
【0025】
システム100は、1つ又は複数のデータベース130を含んでもよい。いくつかの実施例では、これらのデータベースはデータやその他の情報を記憶するために使用できる。例えば、データベース130における1つ又は複数は、例えば、オーディオファイルや映像ファイルなどの情報を記憶するために使用されることができる。データベース130は、様々な位置に配置することができる。例えば、サーバ120が使用するデータベースは、サーバ120のローカルにあってもよいし、サーバ120から離れて、ネットワーク又は専用の接続を介してサーバ120と通信してもよい。データベース130は、様々なタイプであってもよい。いくつかの実施例では、サーバ120が使用するデータベースは、リレーショナルデータベースなどのデータベースであってもよい。これらのデータベースのうちの1つ又は複数は、命令に応じてデータベースとデータベースからのデータを記憶、更新、検索できる。
【0026】
いくつかの実施例では、データベース130のうちの1つ又は複数は、アプリケーションによって使用され、アプリケーションのデータを記憶することもできる。アプリケーションで使用されるデータベースは、例えば、キー値リポジトリ、オブジェクトリポジトリ、ファイルシステムでサポートされる汎用リポジトリなど、様々なタイプのデータベースであってもよい。
【0027】
図1のシステム100は、本開示に基づいて説明した様々な方法及び装置を応用することができるように、様々な方法で構成し操作することができる。
【0028】
図2(a)は、本開示の実施例による表示装置200を示す正面図であり、
図2(b)は、本開示の実施例による表示装置200を示す背面図であり、
図2(c)は、本開示の実施例による表示装置200を示す部分構造ブロック図である。
【0029】
図2(a)、
図2(b)、
図2(c)に示すように、表示装置200は、装置本体201、ディスプレイ202、第1の入力コントロール203と制御ユニット204を含む。ディスプレイ202と第1の入力コントロール203は装置本体201に設置される。制御ユニット204は、第1の入力コントロール203とディスプレイ202に電気的に接続され、第1の入力コントロール203を介して入力された第1の情報要求命令を受信し、且つ、情報表示装置200が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと決定したことに応答して、第1の情報要求命令に対する第1の表示すべき情報を取得し、第1の表示すべき情報を表示するようにディスプレイ202を制御するために用いられるように構成され、ここで、前記第1の情報要求は前記第1の所定のアプリケーションを介して入力することができる。これにより、表示装置200は、第1の入力コントロール203を介してユーザからの命令を受信することで、第1の所定のアプリケーションにおける表示すべき情報を取得し、ディスプレイ202に表示すべき情報を表示し、別の操作を必要とせず、容易で迅速である。ユーザは頻繁に表示すべき情報を提示する必要がある時に、当該表示装置200を使用して情報を提示することで、効率を向上させることができる。
【0030】
いくつかの実施例では、第1の入力コントロール203は実体の押しボタンであってもよく、ユーザは実体の押しボタンを押すことで、第1の情報要求命令を入力することができる。理解すべきことは、第1の入力コントロールはその他のコントロール、例えば、スクロールホイール、ロッカーなどであってもよい。
【0031】
別の実施例では、第1の入力コントロール203は更に、ディスプレイにおける仮想コントロールであってもよく、ユーザはディスプレイにクリック、スライド又は長押しすることによって仮想コントロールをトリガーすることができ、よって第1の情報要求命令を入力する。
【0032】
本開示のいくつかの実施例によれば、装置本体201はカード状構造である。そのため、カード状構造の表示装置200を携帯しやすいため、ユーザは、表示装置200を持ち運ぶことによって、第1の表示すべき情報をいつでも提示することができる。
【0033】
本開示のいくつかの実施例によれば、第1の表示すべき情報は健康コードであり、第1の入力コントロールを操作することによって、表示装置200は健康コードを表示することができる。
【0034】
いくつかの実施例では、公共健康を考慮することで、例えば、地下鉄やデパートなどの多くの公共の場所では、通行するには、ユーザの健康コードがグーリンコードでなければならない。多くの場合、ユーザは、例えば、携帯電話などの電子装置を持ち、アプリケーションにおいて一連の操作を経てから、ようやく健康コードを表示することができる。高齢者などの操作に詳しくないユーザに対して、非常に不便をもたらしている。同時に、子供などのこのような電子装置の使用が制限されているユーザの場合、しばしば独自に外出する時に健康コードを提示することができない。同時に、デリバリー配達員などの公共の場所に頻繁に出入りする必要がある人員に対して、繁雑な操作をするためには大変時間がかかり、極めて不便である。本表示装置200の第1の表示すべき情報は健康コードであってもよいため、ユーザは、表示装置200を持ち運ぶことができ、第1の入力コントロール203を操作することだけで、ディスプレイ202に健康コードを表示させることができ、上記問題を良く解決し、特定の人々の外出を容易にする。
【0035】
本開示のいくつかの実施例によれば、情報表示装置200はモノのインターネットカードを介して外部装置と通信し、外部装置に情報を送信したり、外部装置から送信される情報を受信したりすることができるが、これらに限定されない。
【0036】
本開示のいくつかの実施例によれば、表示装置200は、装置本体201に設置されるビデオカメラ205と第2の入力コントロール206を更に含み、ここで、制御ユニット204は、ビデオカメラ205と第2の入力コントロール206に電気的に接続され、更に、第2の入力コントロール206を介して入力されたコード走査命令を受信し、且つ、表示装置200が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと決定したことに応答して、対象二次元コードを走査するようにビデオカメラ205を動作させるように制御するために用いられるように構成され、これによって、対象二次元コードに対応する関連装置は対象二次元コードによって表示装置200の関連情報を取得する。これにより、表示装置200は、第2の入力コントロール206を介してユーザからの命令を受信することで、二次元コードを走査して二次元コードに対応する関連装置において表示装置200における情報を登録する。
【0037】
いくつかの例では、対象二次元コードは場所コードであってもよい。公共健康を考慮することで、ユーザの個人の行程情報を容易に追跡するために、例えば、交通機関などの公共の場所には場所コードが設置される。いくつかの例では、例えば、交通機関Aに搭乗するユーザは、交通機関Aの場所コードを走査して個人情報を登録しなければならないことが規定されている場合、ユーザは、表示装置200の第2の入力コントロール206を操作することで表示装置200においてコード走査命令を入力することができ、表示装置200が既に第1の所定のアプリケーションに関連した場合、交通機関Aの場所コードを走査するようにビデオカメラ205を動作させるように制御することによって、当該場所コードの関連装置は表示装置200における関連情報を取得し、表示装置200におけるユーザの個人情報を場所コードの関連装置に送信することで、ユーザの個人情報を登録することができる。交通機関Aで緊急状態が発生する時、管理者は関連装置において収集した全てのユーザの個人情報に基づき、ユーザを追跡することができる。
【0038】
本開示のいくつかの実施例によれば、制御ユニット204は、更に、第2の入力コントロール206を介して入力されたコード走査命令を受信し、且つ、表示装置200が第1の所定のアプリケーションに既に関連したと決定したことに応答して、第1の表示すべき情報を取得し、第1の表示すべき情報を表示するようにディスプレイ202を制御するために用いられるように構成される。これにより、表示装置200はコード走査すると同時に、更に表示すべき情報を表示することができ、ユーザの外出効率を更に向上させる。
【0039】
いくつかの例では、前記第1の表示すべき情報は健康コードであってもよく、ユーザは、第2の入力コントロールを操作することで場所コードを走査して個人情報を登録すると同時に、更に表示装置200のディスプレイ202が健康コードを表示することを実現することができ、ユーザは、容易に同時操作を行うことができる。
【0040】
本開示のいくつかの実施例によれば、表示装置200は、装置本体201に設置される第3入力コントロール207を更に含み、ここで、制御ユニット204は、第3入力コントロール207に電気的に接続され、更に、第3入力コントロール207を介して入力された第2の情報要求命令を受信し、且つ、表示装置200が第2の所定のアプリケーションに既に関連したと決定したことに応答して、第2の情報要求命令に対する第2の表示すべき情報を取得し、第2の表示すべき情報を表示するようにディスプレイ202を制御するために用いられるように構成され、ここで、前記第2の情報要求は前記第2の所定のアプリケーションを介して入力することができる。これにより、表示装置200は、第3入力コントロール207を介してユーザからの命令を受信することで、第2の表示すべき情報を取得してディスプレイ202に表示し、別の操作を必要とせず、容易で迅速である。ユーザは、頻繁に2種類の表示すべき情報を提示する必要がある時に、それぞれ第1の入力コントロール203と第3入力コントロール207を制御することで異なる情報を提示することができる。本開示のいくつかの実施例によれば、第2の表示すべき情報は行程カードである。
【0041】
いくつかの例では、第2の表示すべき情報は行程カードである場合、第2の所定のアプリケーションはミニプログラムであってもよく、これらのミニプログラムは予め通行ビッグデータ行程カードにボンディングすることができる。ユーザが表示装置200における第3入力コントロール207を制御することで、表示装置200は、第2の所定のアプリケーションを介してユーザの行程カード情報を取得し、ディスプレイに当該ユーザの行程カード情報を表示することができる。
【0042】
本開示のいくつかの実施例によれば、第1の入力コントロール203と第3入力コントロール207は同じコントロールであり、第1の情報要求命令と第2の情報要求命令は、第1の入力コントロール203に対する操作によりそれぞれ入力される。これにより、ユーザは、1つの入力コントロールに対して同じ又は異なる操作を実行することによって、表示装置200は異なる表示すべき情報を表示することができ、表示装置200の構造を簡略化させ、ユーザは容易に操作することができる。
【0043】
いくつかの例では、第1の入力コントロール203と第3入力コントロール207は同じ実体の押しボタンであってもよい。ユーザは、当該実体の押しボタンを1回押す場合、表示装置200が第1の表示すべき情報を表示するようにトリガーし、ユーザは、当該実体の押しボタンをもう1回押す場合、表示装置200が第2の表示すべき情報を表示するようにトリガーする。
【0044】
いくつかの例では、第1の入力コントロール203と第3入力コントロール207は同じタッチスクリーンであってもよい。ユーザは、当該タッチスクリーンにおいて左から右へスライドする場合、表示装置200は、第1の表示すべき情報を表示し、ユーザは、当該タッチスクリーンにおいて右から左へスライドする場合、表示装置200は、第2の表示すべき情報を表示する。
【0045】
図3は、本開示の実施例による表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付ける方法300を示すフローチャートである。
【0046】
本開示のいくつかの実施例によれば、
図3に示すように、表示装置200がビデオカメラ205を含む場合、制御ユニット204は、表示装置200が第1の所定のアプリケーションに関連していないと確定したことに応答して、第1の所定のアプリケーションのログインインターフェースを表示するようにディスプレイ202を制御するステップS301と、既にログインインターフェースを介して第1の所定のアプリケーションにログインしたと確定したことに応答して、顔画像を撮影するためにビデオカメラ205を動作させるように制御するステップS303と、顔画像をサーバに送信するステップS305と、サーバから送信される顔画像に対する認証結果を受信するステップS307と、認証結果から認証に成功したことを示すと確定したことに応答して、表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付けることを実行するステップS309とにより、表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される。上記方法300によれば、表示装置に第1の所定のアプリケーションを予めインストールすることができ、第1の所定のアプリケーションにログインすることで表示装置と第1の所定のアプリケーションの関連付けを実現し、関連付けた後、第1の入力コントロールを操作することによって、第1の所定のアプリケーションに関連する要求命令を入力することで、表示すべき情報を取得して表示することができ、これによって、関連した後に毎回第1の所定のアプリケーションを開く必要があるなどの繁雑なステップを省略することができ、簡単且つ迅速に操作でき、ユーザは情報をいつでも容易に提示するというニーズ満たすことができ、効率を向上させる。理解できるように、上記解決手段にはステップS303~S307における顔認証ステップを省略してもよい。
【0047】
本開示の別の実施例によれば、表示装置200がビデオカメラ205を含む場合、制御ユニット204は、ビデオカメラ205を動作させるように制御することで他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションに対応する第1の二次元コードを走査することによって、表示装置200を、第1の二次元コードを介して第1の所定のアプリケーションに関連付けるステップにより、表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される。これにより、ユーザは、表示装置200を用いて端末装置における第1の二次元コードを走査することで、端末装置における第1の所定のアプリケーションと関連付けることができ、表示装置と第1の所定のアプリケーションの関連付けを実現する。
【0048】
いくつかの例では、端末装置は携帯電話、ブレットコンピュータなどの装置であってもよい。上記の操作により、表示装置200は端末装置における第1の二次元コードを走査することで、ユーザは、端末装置の第1の所定のアプリケーションに入力したユーザのアカウント情報を取得することができ、ログインを実現する。
【0049】
本開示の別の実施例によれば、表示装置200がビデオカメラ205を含む場合、制御ユニット204は、表示装置200に対応する第2の二次元コードを表示するようにディスプレイ202を制御することによって、他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションを介して第2の二次元コードを走査することで、表示装置200と第1の所定のアプリケーションとの関連付けを実現することができるというステップにより、表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付けるために用いられるように構成される。これにより、端末装置を用いて表示装置200における第2の二次元コードを走査することで、表示装置200と第1の所定のアプリケーションを関連付け、表示装置と第1の所定のアプリケーションの関連付けを実現する。
【0050】
いくつかの例では、端末装置は携帯電話、ブレットコンピュータなどの装置であってもよい。上記の操作により、端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションを介して表示装置200における第2の二次元コードを走査することによって、ユーザが端末装置に入力したユーザのアカウント情報を取得し、関連付けを実現することができる。
【0051】
いくつかの例では、表示装置200はユーザの個人情報を取得した後、情報の関連付けを完了することができ、ユーザの健康コードと行程カードなどの情報を取得し、場所コードを走査する時に登録の必要があるユーザの個人情報を取得する。
【0052】
理解すべきことは、表示装置200と第2の所定のアプリケーションの関連付けの方式は表示装置200と第1の所定のアプリケーションの関連付けの方式と類似し、ここで詳細な説明を省略することである。
【0053】
本開示のいくつかの実施例によれば、表示装置200は、装置本体201に設置された第4入力コントロール208と近距離通信ユニット209を更に含み、ここで、制御ユニット204は、第4入力コントロール208と近距離通信ユニット209に電気的に接続され、更に、第4入力コントロール208を介して入力された接続命令を受信したことに応答して、近距離通信ユニット209を介して表示装置200と接触するインテリジェントデバイスのデータを取得することによって、表示装置200をインテリジェントデバイスに関連付けるために用いられるように構成される。これにより、表示装置200は、第4入力コントロール208と近距離通信ユニット209を介して接続命令を受信することで、他のインテリジェントデバイスに関連付けることができ、表示装置の機能を豊かにし、汎用性を向上させる。
【0054】
本開示のいくつかの実施例によれば、インテリジェントデバイスは搭乗カード及び/又はセキュリティカードを含む。表示装置200は搭乗カード及び/又はセキュリティカードを関連付けることができる。
【0055】
いくつかの例では、近距離通信ユニット209はNFCユニットであってもよい。ユーザは、第4入力コントロール208をトリガーすることで、NFCユニットは搭乗カードとセキュリティカードにおけるデータを取得することによって、表示装置200を搭乗カードとセキュリティカードに関連付けることができる。搭乗カードを用いて支払する必要がある時に、搭乗カード情報に関連した表示装置200を用いてカードかざして支払することができ、セキュリティカードを用いてドアを開ける必要がある時に、セキュリティカード情報に関連した表示装置200を用いてカードかざしてドアを開けることができる。
【0056】
本開示のいくつかの実施例によれば、表示装置200は、装置本体201に設置され、表示装置200の位置情報を取得するために用いられるように構成される測位ユニット210、を更に含み、ここで、制御ユニット204は、測位ユニット210に電気的に接続され、更に、測位ユニット210により取得された位置情報をサーバに送信するために用いられるように構成される。
【0057】
いくつかの例では、測位ユニット210はGPS測位システムであってもよく、表示装置200の位置情報を取得することができ、すなわち、ユーザの行程情報を取得する。且つ制御ユニット204は、更に、測位ユニット210により取得された位置情報をサーバに送信することで、サーバにおけるユーザの行程情報の動的更新を実現することができる。
【0058】
本開示のいくつかの実施例では、第2の入力コントロール206、第3入力コントロール207、第4入力コントロール208の構造とトリガー形態は、第1の入力コントロール203と同じで又は類似し、ここで詳細な説明を省略する。
【0059】
図4に示すように、いくつかの実施例によれば、本開示における情報表示装置の使用過程は以下のとおりである。ステップS410では、制御ユニットは、第1の入力コントロールを介して入力された第1の情報要求命令を受信する。ステップS430では、表示装置が既に第1の所定のアプリケーションに関連したか否かを判断し、表示装置が第1の所定のアプリケーションに関連していない場合、ステップS451、ステップS452又はステップS453を実行することで、表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付ける。表示装置が既に第1の所定のアプリケーションに関連した場合、ステップS470及びステップS490を実行することで、第1の表示すべき情報を表示する。
【0060】
具体的には、表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けるステップは、選択的に、以下のとおりである。ステップS451では、上記方法300により表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付ける。ステップS452では、ビデオカメラを動作させるように制御することで他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションに対応する第1の二次元コードを走査することによって、表示装置を、第1の二次元コードを介して第1の所定のアプリケーションに関連付ける。ステップS453では、表示装置に対応する第2の二次元コードを表示するようにディスプレイを制御することによって、他の端末装置に既にログインした第1の所定のアプリケーションを介して第2の二次元コードを走査することで、表示装置と第1の所定のアプリケーションとの関連付けを実現することができる。
【0061】
表示装置と第1の所定のアプリケーションを関連付けた後、ステップS470を実行することで、第1の情報要求命令に対する第1の表示すべき情報を取得する。ステップS490では、ディスプレイは第1の表示すべき情報を表示する。第2の表示すべき情報について、その表示を実現する過程は上記第1の表示すべき情報の表示を実現する過程に類似し、ここで詳細な説明を省略する。
【0062】
本開示の技術的解決手段において、関連するユーザ個人情報の収集、記憶、使用、加工、伝送、提供と公開などの処理は、全て関連法律法規の規定に符合し、かつ公序良俗に違反しない。
【0063】
図5に示すように、ここでは、本開示の様々な態様に適用可能なハードウェア装置の一例である、本開示のサーバ又はクライアントとして利用可能な電子装置500の構造ブロック図について説明する。電子装置は、様々な形態のデジタル電子コンピュータ、例えば、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ステージ、個人用デジタル補助装置、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、その他の適切なコンピュータを示す。電子装置は更に、様々な形態の移動装置、例えば、個人デジタル補助装置、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイスとその他の類似する計算装置を示してよい。本明細書に示される部品、これらの接続関係及びこれらの機能は例示的なものに過ぎず、本明細書に説明した及び/又は請求した本開示の実現を制限しない。
【0064】
図5に示すように、装置500は、計算ユニット501を含み、それはリードオンリーメモリ(ROM)502に記憶されるコンピュータプログラム又は記憶ユニット508からランダム・アクセス・メモリ(RAM)503にロードされるコンピュータプログラムによって、種々の適当な操作と処理を実行することができる。RAM 503において、更に装置500を操作するために必要な様々なプログラムとデータを記憶することができる。計算ユニット501、ROM 502及びRAM 503はバス504によって互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース505もバス504に接続される。
【0065】
装置500における複数の部品はI/Oインターフェース505に接続され、これらの部品は、入力ユニット506、出力ユニット507、記憶ユニット508及び通信ユニット509を含む。入力ユニット506は、装置500に情報を入力することが可能ないずれかのタイプの装置であってもよく、入力ユニット506は、入力された数字又は文字情報が受信でき、計算装置のユーザ設定及び/又は機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、マウス、キーボード、タッチスクリーン、トラックボード、トラックボール、操作レバー、マイク及び/又はリモコンを含んでもよいが、これらに限定されない。出力ユニット507は、情報を提示することが可能な任意のタイプの装置であってもよく、ディスプレイ、スピーカ、ビデオ/オーディオ出力端末、バイブレータ、及び/又はプリンタを含んでもよいが、これらに限定されない。記憶ユニット508は磁気ディスク、光ディスクを含んでもよいが、これらに限定されない。通信ユニット509は、装置500が例えば、インターネットであるコンピュータネットワーク及び/又は様々な電気通信ネットワークを介して他の装置と情報/データを交換することを可能にし、モデム、ネットワークカード、赤外線通信装置、無線通信送受信機、及び/又はチップセット、例えば、ブルートゥース(登録商標)装置、1302.11装置、WiFi装置、WiMax装置、セルラー通信装置及び/又は類似物を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0066】
計算ユニット501は処理及び計算能力を有する様々な汎用及び/又は専用の処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット501の例には、中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、様々な専用人工知能(AI)計算チップ、様々な機械学習モデルアルゴリズムを実行する計算ユニット、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及び任意の適当なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどが含まれるがこれらに限定されない。計算ユニット501は上記内容で説明した各方法と処理、例えば方法300を実行する。例えば、いくつかの実施例では、方法300はコンピュータコンピュータプログラムとして実現してよく、機械可読媒体、例えば、記憶ユニット508に有形に含まれる。いくつかの実施例では、コンピュータプログラムの部分又は全てはROM 502及び/又は通信ユニット509を経由して装置500にロード及び/又はインストールされてよい。コンピュータプログラムがRAM 503にロードされて計算ユニット501によって実行される場合、以上で説明される方法300の1つ又は複数のステップを実行することできる。代替的に、別の実施例では、計算ユニット501は他のいかなる適切な方式で(例えば、ファームウェアにより)方法300を実行するように構成されてよい。
【0067】
本明細書中の上記内容に記載のシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、ロードプログラマブル論理デバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はこれらの組み合わせにおいて実装することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムに実施され、この1つ又は複数のコンピュータプログラムは少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行し及び/又は解釈してもよく、このプログラマブルプロセッサは専用又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置、少なくとも1つの出力装置からデータと命令を受信し、データと命令をこの記憶システム、この少なくとも1つの入力装置、この少なくとも1つの出力装置に送信してよいこと、を含んでもよい。
【0068】
本開示の方法を実施するプログラムコードは1つ又は複数のプログラミング言語のいかなる組み合わせで書かれてよい。これらのプログラムコードを汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供してよく、よってプログラムコードはプロセッサ又はコントローラにより実行される時にフローチャート及び/又はブロック図に規定の機能/操作を実施する。プログラムコードは完全に機械で実行してよく、部分的に機械で実行してよく、独立ソフトウェアパッケージとして部分的に機械で実行し且つ部分的に遠隔機械で実行してよく、又は完全に遠隔機械又はサーバで実行してよい。
【0069】
本開示のコンテキストにおいて、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又はデバイスに使用される又は命令実行システム、装置又はデバイスに結合されて使用されるプログラムを具備又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のリード線による電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容のいかなる適切な組み合わせを含む。
【0070】
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータにはここで説明したシステムと技術を実施してよく、このコンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)監視モニタ)、及びキーボードとポインティング装置(例えば、マウスやトラックボール)を備え、ユーザはこのキーボードとこのポインティング装置を介してコンピュータに入力してよい。その他の種類の装置は更に、ユーザとのインタラクティブを提供するためのものであってもよい。例えば、ユーザに提供するフィードバックはいかなる形態の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、いかなる形態(音入力、音声入力、又は触覚入力を含む)でユーザからの入力を受信してよい。
【0071】
ここで述べたシステムや技術は、バックステージ部品を含む計算システム(例えば、データサーバとして)や、ミドルウェア部品を含む計算システム(例えば、アプリケーションサーバ)や、フロントエンド部品を含む計算システム(例えば、グラフィカルユーザインターフェースやウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザが、そのグラフィカルユーザインターフェースやウェブブラウザを通じて、それらのシステムや技術の実施例とのインタラクティブを実現できる)、あるいは、それらのバックステージ部品、ミドルウェア部品、あるいはフロントエンド部品の任意の組み合わせからなる計算システムには実施されてもよい。システムの部品は、任意の形式や媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)により相互に接続されてもよい。通信ネットワークの一例は、ローカルネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)とインターネットを含む。
【0072】
コンピュータシステムは、クライアントとサーバを含んでもよい。クライアントとサーバは、一般的に相互に遠く離れ、通常、通信ネットワークを介してインタラクションを行う。互にクライアント-サーバという関係を有するコンピュータプログラムを対応するコンピュータで運転することによってクライアントとサーバの関係を生成する。サーバは、クラウドサーバであってもよく、分散型システムのサーバでも、又はブロックチェーンと組み合わされサーバであってもよい。
【0073】
理解すべきことは、前述した様々な形態のフローを用いて、ステップを改めて順位付け、増加又削除してよいことである。例えば、本開示に記載された各ステップは、並列的に実行してもよいし、順次実行してもよいし、異なる順序で実行してもよいし、本開示に開示された技術的解決手段が所望する結果を実現できれば、本文はこれに限定されないことである。
【0074】
本開示の実施例又は例は図面を参照して説明されたが、上記の方法、システム、及び装置は単なる例示的な実施例又は例であり、本開示の範囲はこれらの実施例又は例によって制限されるものではなく、授権後の特許請求の範囲及びその均等の範囲のみによって限定されることを理解されたい。実施例又は例の様々な要素は省略されてもよく、又はそれらの均等の要素によって代替されてもよい。また、各ステップは、本開示で説明した順序とは異なる順序で実行されてもよい。更に、実施例又は例の様々な要素は、様々な方法で組み合わせられてもよい。重要なのは、技術の進化に伴い、ここで説明される多くの要素は、本開示の後に現れる同等の要素に置き換えることができるということである。
【国際調査報告】