(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-15
(54)【発明の名称】サービス構成方法、光ネットワークユニット、光回線端末及び媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 41/0806 20220101AFI20231108BHJP
H04L 12/44 20060101ALN20231108BHJP
【FI】
H04L41/0806
H04L12/44 200
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023525594
(86)(22)【出願日】2021-11-05
(85)【翻訳文提出日】2023-04-26
(86)【国際出願番号】 CN2021129043
(87)【国際公開番号】W WO2022100529
(87)【国際公開日】2022-05-19
(31)【優先権主張番号】202011252950.5
(32)【優先日】2020-11-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110002505
【氏名又は名称】弁理士法人航栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】ハー フェン
(72)【発明者】
【氏名】スン イームー
【テーマコード(参考)】
5K033
【Fターム(参考)】
5K033EC01
(57)【要約】
本開示は、初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングし、ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成するステップと、前記光回線端末が前記第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するために、前記第1サービス構成情報を光回線端末に送信するステップと、前記光回線端末が送信した前記第2サービス構成情報を受信し、前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うステップと、を含む、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法を提供する。本開示は、光回線端末に適用されるサービス構成方法、光ネットワークユニット、光回線端末及びコンピュータ可読媒体をさらに提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングし、前記ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成するステップと、
光回線端末が前記第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するために、前記第1サービス構成情報を前記光回線端末に送信するステップと、
前記光回線端末が送信した前記第2サービス構成情報を受信し、前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うステップと、を含む、
光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法。
【請求項2】
前記初期サービス構成データを前記管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングし、前記ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成するステップは、
前記初期サービス構成データと前記少なくとも1つの第1管理エンティティにおける各第1管理エンティティの属性値との間のマッピング関係を確立し、各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成して、前記第1サービス構成情報を生成するステップを含む、
請求項1に記載のサービス構成方法。
【請求項3】
前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うステップの後に、前記サービス構成方法は、
前記初期サービス構成データが変化した時、対応する第1管理エンティティの属性値を修正し、前記光回線端末に属性値変化メッセージを送信するステップをさらに含む、
請求項2に記載のサービス構成方法。
【請求項4】
前記第1管理エンティティの属性値は、前記初期サービス構成データに対応する非管理制御インターフェースプロトコルを指示するための管理エンティティインスタンスIDを含む、
請求項2に記載のサービス構成方法。
【請求項5】
前記非管理制御インターフェースプロトコルは、簡易ネットワーク管理プロトコル、ユーザ端末装置広域ネットワーク管理プロトコル、ローカルWEB構成プロトコル及び出荷前構成プロトコルにおける少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のサービス構成方法。
【請求項6】
前記第1サービス構成情報を光回線端末に送信するステップは、
前記第1サービス構成情報が管理情報ベースを介して前記光回線端末に同期して報告されるステップを含む、
請求項1に記載のサービス構成方法。
【請求項7】
光ネットワークユニットから送信されるユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を受信し、前記光ネットワークユニットにおいて非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでの前記ユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングした後に生成される前記第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するステップと、
前記光ネットワークユニットが前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うために、前記第2サービス構成情報を前記光ネットワークユニットに送信するステップと、を含む、
光回線端末に適用されるサービス構成方法。
【請求項8】
前記第1サービス構成情報は、前記光ネットワークユニットにおいて前記初期サービス構成データと前記少なくとも1つの第1管理エンティティにおける各第1管理エンティティの属性値との間のマッピング関係を確立し、各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成した後に生成され、
前記第1サービス構成情報に基づいて前記アクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するステップは、
各第1管理エンティティの属性値に基づいて前記アクセスノードインターフェース側の各第2管理エンティティの属性値を決定するステップと、
各第2管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成して、前記第2サービス構成情報を生成するステップと、を含む、
請求項7に記載のサービス構成方法。
【請求項9】
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行される際、請求項1~6のいずれか1項に記載のサービス構成方法を前記1つ以上のプロセッサに実現させる、
光ネットワークユニット。
【請求項10】
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、
前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行される際、請求項7、8のいずれか1項に記載のサービス構成方法を前記1つ以上のプロセッサに実現させる、
光回線端末。
【請求項11】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記プログラムがプロセッサによって実行される際、請求項1~6のいずれか1項に記載のサービス構成方法を実現する、
コンピュータ可読媒体。
【請求項12】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記プログラムがプロセッサによって実行される際、請求項7、8のいずれか1項に記載のサービス構成方法を実現する、
コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は通信技術分野に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ギガビット受動光ネットワーク(Gigabit-Capable Passive Optical Networks、略称GPON)技術は受動光ネットワークアクセス技術である。ギガビット受動光ネットワークシステムは、光回線端末(Optical Line Terminal、略称OLT)と光ネットワークユニット(Optical Network Unit、略称ONU)を含む。光回線端末は、光ネットワークユニット管理制御インターフェースプロトコル(ONU Management and Control Interface、略称OMCI、別称は管理制御インターフェースプロトコルである)を介して光ネットワークユニットの構成及び管理を行う。ギガビット受動光ネットワークシステムの固定アクセスネットワークにおける普及応用に伴い、そのネットワーキングもますます柔軟になり、マルチプロトコル構成管理システムにおける光ネットワークユニットの需要もますます普遍的になっている。
【発明の概要】
【0003】
本開示の第1の態様は、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法を提供し、該サービス構成方法は、非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングし、ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成するステップと、前記光回線端末が前記第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するために、前記第1サービス構成情報を光回線端末に送信するステップと、前記光回線端末が送信した前記第2サービス構成情報を受信し、前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うステップと、を含む。
【0004】
本開示の第2の態様は、光回線端末に適用されるサービス構成方法を提供し、該サービス構成方法は、光ネットワークユニットから送信されるユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を受信し、前記光ネットワークユニットにおいて非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでの前記ユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングした後に生成される前記第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成するステップと、前記光ネットワークユニットが前記第1サービス構成情報と前記第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行うために、前記第2サービス構成情報を前記光ネットワークユニットに送信するステップと、を含む。
【0005】
本開示の第3の態様は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行される際、上記実施例に記載の、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法を前記1つ以上のプロセッサに実現させる光ネットワークユニットを提供する。
【0006】
本開示の第4の態様は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶するための記憶装置と、を含み、前記1つ以上のプログラムが前記1つ以上のプロセッサによって実行される際、上記実施例に記載の、光回線端末に適用されるサービス構成方法を前記1つ以上のプロセッサに実現させる光回線端末を提供する。
【0007】
本開示の第5の態様は、コンピュータプログラムが記憶され、前記プログラムがプロセッサによって実行される際、上記実施例に記載の、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法を実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0008】
本開示の第6の態様は、コンピュータプログラムが記憶され、前記プログラムがプロセッサによって実行される際、上記実施例に記載の、光回線端末に適用されるサービス構成方法を実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本開示の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の実施例による、
図4に示すようなサービス構成方法におけるステップS5の詳細なフローチャートである。
【
図6】本開示の実施例による光ネットワークユニットの構造概略図である。
【
図7】本開示の実施例による光回線端末の構造概略図である。
【
図8】本開示の実施例によるコンピュータ可読媒体の構造概略図である。
【
図9】本開示の別の実施例によるコンピュータ可読媒体の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の技術案を当業者がよりよく理解するために、以下では図面を組み合わせて、本開示が提供するサービス構成方法、光ネットワークユニット、光回線端末及びコンピュータ可読媒体について詳細に説明する。
【0011】
以下の文では、図面を参照して例示的な実施例をより十分に説明するが、例示的な実施例は、本明細書で説明する実施例に限定されると解釈すべきではなく、異なる形式で具現化することができる。逆に、これらの実施例を提供する目的は、本開示を透徹且つ完全にし、当業者に本開示の範囲を十分に理解させることである。
【0012】
本明細書で使用する用語は、特定の実施例を記述するためにのみ使用され、本開示を限定することを意図するものではない。本明細書で使用する、単数形「1つ」及び「該」のような用語は、文脈が特に明確に示さない限り、複数形を含むことも意図される。また、本明細書で「含む」及び/又は「~からなる」という用語を使用する場合、そのような特徴、全体、ステップ、操作、部品及び/又はコンポーネントの存在を指すが、1つ又は複数のその他の特徴、全体、ステップ、操作、部品、コンポーネント、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことも理解されるであろう。
【0013】
本明細書では、第1、第2などという用語を用いて様々な部品について記述しているが、これらの部品はこれらの用語により限定されるべきではないことを理解されたい。これらの用語は、1つの部品と別の部品を区別するためにのみ使用される。よって、本開示の教示から逸脱しない状況において、以下に論じる第1の部品、第1のコンポーネント、又は第1のモジュールは、第2の部品、第2のコンポーネント、又は第2のモジュールと称することができる。
【0014】
特に限定しない限り、本明細書で使用するすべての用語(技術用語及び科学用語を含む)の意味は、当業者が通常理解しているものと同じである。また、一般的な辞書に定義されているような用語は、本明細書で明確に限定されていない限り、関連する技術及び本開示の背景における意味と一致する意味を有すると解釈され、理想化された又は過度な形式上の意味を有すると解釈されないことも理解されるであろう。
【0015】
本開示が提供するサービス構成方法、光ネットワークユニット、光回線端末及びコンピュータ可読媒体は、ギガビット受動光ネットワークシステム、10ギガビット受動光ネットワーク(X-Gigabit-Capable Passive Optical Networks、略称XGPON)システム及びその他の光ネットワークユニット及び光回線端末を用いた光ネットワークシステムに適用できる。光ネットワークユニットは、非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでの管理エンティティ上にマッピングし、光回線端末との間で情報を相互にやり取りし、非管理制御インターフェースプロトコルに対応するマッピング後のサービス構成情報と、管理制御インターフェースプロトコルに対応するサービス構成情報とに基づいてサービス構成を行い、ネットワークシステムにおいて、複数のプロトコルが構成管理に参与する場合に、管理制御インターフェースプロトコルと非管理制御インターフェースプロトコルとの間に存在する管理の矛盾、構成不一致及び構成が互いに上書きされるなどの問題を解決している。
【0016】
図1は本開示の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
図1に示すように、本開示の実施例によるサービス構成方法は光ネットワークユニットに適用され、当該方法はステップS1~S3を含む。
【0017】
ステップS1において、初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース(User Network Interface、略称UNI)側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングし、ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成する。
【0018】
該初期サービス構成データは、非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる。
【0019】
ステップS1において、第1サービス構成情報は、ユーザネットワークインターフェース側の対応する第1管理エンティティにサービス構成を行うよう指示するために用いられる。具体的に、管理制御インターフェースプロトコルは、その複数の管理エンティティ(Managed Entity、略称ME)及び各管理エンティティとの間の関連関係を介してサービス構成を行う。
【0020】
管理エンティティの名前は、名前フィールド形式として表現され、名前フィールド表は以下の表1に示す通りである。表1では、管理エンティティの名前フィールド(ここでは、「管理エンティティ」の部分を省略する)を記録し、名前フィールドの名前フィールド接頭辞(ここでは、「ME」を省略する)を記録する。
【0021】
【0022】
例えば、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、略称LAN、別称はイントラネットである)インターフェースのサービス構成において、ローカルエリアネットワークインターフェースの仮想ローカルエリアネットワーク(Virtual Local Area Network、略称VLAN)構成はExtended VLAN tagging operation configuration data MEを介して行われ、ローカルエリアネットワークインタフェースのマルチキャスト構成はMulticast operations profile MEを介して行われるなどである。ローカルエリアネットワークインターフェースのサービス構成では、全体を、複数の管理エンティティそれぞれのサービス構成及び複数の管理エンティティ間の関連構成を通じて、ローカルエリアネットワークインターフェースのサービス構成を完成する。いくつかの実施例において、第1サービス構成情報は、ユーザネットワークインターフェース側の対応する第1管理エンティティ及びその他の関連する管理エンティティに、サービス構成を行うよう指示するために使用される。
【0023】
いくつかの実施例において、初期サービス構成データを第1管理エンティティ上にマッピングするには、対応する事前設定されたマッピング関係表に基づく必要があり、該マッピング関係表には、初期サービス構成データと管理エンティティとの間のマッピング関係が記録されている。以下の表2に示すマッピング関係表には、初期サービス構成データのタイプ又はその対応するインターフェースが記録され、管理エンティティの名前フィールドの名前フィールド接頭辞が記録される。
【0024】
【0025】
なお、名前フィールド接頭辞、初期サービス構成データと管理エンティティとの間のマッピング関係及びマッピング関係表の具体的な形式に関する上述の説明は、本開示の選択可能な実現形態の1つにすぎず、本開示の技術方案を限定するものではなく、その他の名前形式、マッピング関係の具現化方法及び対応するマッピング関係の構築過程は、本開示の技術案にも同様に適用される。
【0026】
いくつかの実施例において、非管理制御インターフェースプロトコルは、簡易ネットワーク管理プロトコル(Simple Network Management Protocol、略称SNMP)、ユーザ端末装置広域ネットワーク管理プロトコル(CPE WAN Management Protocol、略称CWMP)、ローカルWEB構成プロトコル及び出荷前構成プロトコルのうちの少なくとも1つを含む。特に、ユーザ端末装置広域ネットワーク管理プロトコルはTR069(Technical Report 069)プロトコルであり、自動構成サーバ(Automatic configuration server、略称ACS)は、該プロトコルを通じて光ネットワークユニットのローカルエリアネットワークインターフェース構成及び上位階層サービス構成を行うことができる。
【0027】
なお、各非管理制御インターフェースプロトコルについての上述の説明は本開示の選択可能な実現形態の1つにすぎず、本開示の技術案を限定するものではなく、光ネットワークユニットにサービス構成を行うことのできるその他の非管理制御インターフェースプロトコルは、本開示の技術案にも同様に適用される。
【0028】
ステップS2では、第1サービス構成情報を光回線端末(Optical Line Terminal、略称OLT)に送信する。
【0029】
ステップS2では、光回線端末が第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース(Access Node Interface、略称ANI)側の第2サービス構成情報を生成するために、第1サービス構成情報を光回線端末に送信する。
【0030】
光回線端末は、第1サービス構成情報に基づいて完全なサービス構成情報を補完し、補完された部分である第2サービス構成情報を光ネットワークユニットに送信し、第2サービス構成情報は、アクセスノードインターフェース側の対応する第2管理エンティティにサービス構成を行うよう指示するためのものである。
【0031】
いくつかの実施例において、ステップS2の第1サービス構成情報を光回線端末に送信するステップは、第1サービス構成情報を管理情報ベース(Management Information Base、略称MIB)を介して光回線端末に同期して報告するステップを含む。
【0032】
いくつかの実施例において、光回線端末は、第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成し、第1サービス構成情報と第2サービス構成情報を統合し、補完された完全なサービス構成情報である統合された第1サービス構成情報と第2サービス構成情報を光ネットワークユニットへ送信する。
【0033】
ステップS3では、光回線端末が送信した第2サービス構成情報を受信し、第1サービス構成情報と第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行う。
【0034】
ステップS3では、ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報とアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報とを統合してサービス構成を行う。
【0035】
図2は本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
図2に示すサービス構成方法は、ステップS101とステップS2、S3を含み、
図2に示すサービス構成方法におけるステップS2及びS3は、
図1に示すサービス構成方法におけるステップS2及びS3と同じであるため、説明を簡潔にするために、以下では同じステップの説明を省略する。
【0036】
ステップS101では、初期サービス構成データと少なくとも1つの第1管理エンティティにおける各第1管理エンティティの属性値との間のマッピング関係を確立し、各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成して、第1サービス構成情報を生成する。
【0037】
ユーザネットワークインターフェース側からアクセスノードインターフェース側に至る方向、又はローカルネットワークインターフェース側からアクセスノードインターフェース側に至る方向に基づいて、各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成する。例えば、ユーザネットワークインターフェース側の各第1管理エンティティがサービス構成を行う配列順序は、UNI-G(インターフェース)、PPTP Ethernet UNI、Extended VLAN tagging operation configuration data、MAC bridge port configuration data、VLAN tagging filter data、MAC bridge service profileというものである(管理エンティティの名前フィールド接頭辞の形式として表現される)。
【0038】
いくつかの実施例において、第1サービス構成情報は、サービス構成モデルとサービス構成ブループリントなどの形式である。
【0039】
いくつかの実施例において、第1管理エンティティの属性値は、管理エンティティインスタンスIDを含む。該管理エンティティインスタンスIDは、対応する管理エンティティの識別情報として機能するだけでなく、初期サービス構成データに対応する非管理制御インターフェースプロトコルを指示するためにも使用される。光回線端末は、該管理エンティティインスタンスIDに基づいて、該管理エンティティの属性値に対応する非管理制御インターフェースプロトコルを決定し、これにより、アクセスノードインターフェース側の管理エンティティの属性値の構成が行われる。いくつかの実施例では、管理エンティティのインスタンスIDが位置するフィールド区間を介して、非管理制御インターフェースプロトコルを指示し、例えば、管理制御インターフェースプロトコルをフィールド0~60533、簡易ネットワーク管理プロトコルを60534~61533、ユーザ手動構成ポリシーを61534~62533、ローカルWEB構成プロトコルを62534~63533、出荷前構成プロトコルを63534~64533、TR069プロトコルを64534~65534で表示する。
【0040】
図3は本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
図3に示すサービス構成方法は、ステップS101及びステップS2~S4を含み、
図3に示すサービス構成方法におけるステップS101及びステップS2とS3は、
図2に示すサービス構成方法におけるステップ101及び
図1に示すサービス構成方法におけるS2及びS3と同じであるため、説明を簡潔にするために、以下では同じステップの説明を省略する。
【0041】
ステップS4では、初期サービス構成データの変化に応答して、対応する第1管理エンティティの属性値を修正し、光回線端末に属性値変化メッセージを送信する。
【0042】
ステップS4では、光回線端末が対応する各第2管理エンティティの属性値を調整するために、光回線端末へ属性値変化メッセージを送信して、両側構成の一致性を維持する。
【0043】
図1、
図2又は
図4に示すサービス構成方法は、非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られた初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでの管理エンティティ上にマッピングし、非管理制御インターフェースプロトコルに対応するマッピング後のサービス構成情報を生成して、光回線端末に送信し、光回線端末がこれによって得た管理制御インターフェースプロトコルに対応するサービス構成情報を受信し、最後に非管理制御インターフェースプロトコルとマッピングした後に対応するサービス構成情報と管理制御インターフェースプロトコルに対応するサービス構成情報とに基づいてサービス構成を行い、複数のプロトコルが構成管理に参与する場合、管理制御インターフェースプロトコルと非管理制御インターフェースプロトコルとの間に存在する管理の矛盾、構成不一致及び構成が互いに上書きされるなどの問題を解決している。
【0044】
図4は本開示の別の実施例によるサービス構成方法のフローチャートである。
図4に示すサービス構成方法は光回線端末に適用され、該サービス構成方法はステップS5とS6を含む。
【0045】
ステップS5では、光ネットワークユニットから送信されるユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を受信し、第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報を生成する。
【0046】
第1サービス構成情報は、光ネットワークユニットにおいて初期サービス構成データを管理制御インターフェースプロトコルでのユーザネットワークインターフェース側の少なくとも1つの第1管理エンティティ上にマッピングした後に生成され、該初期サービス構成データは、非管理制御インターフェースプロトコルに基づいて得られる。
【0047】
ステップS6では、第2サービス構成情報を光ネットワークユニットに送信する。
【0048】
ステップS6では、光ネットワークユニットが第1サービス構成情報及び第2サービス構成情報に基づいてサービス構成を行うために、第2サービス構成情報を光ネットワークユニットに送信する。
【0049】
いくつかの実施例において、第1管理エンティティの属性値は、管理エンティティインスタンスIDを含む。該管理エンティティインスタンスIDは、対応する管理エンティティの識別情報として機能するだけでなく、初期サービス構成データに対応する非管理制御インターフェースプロトコルを指示するためにも使用される。該方法はさらに、ユーザが光回線端末又はネットワーク管理システムを介して初期サービス構成データを構成するために、管理エンティティインスタンスIDを識別し、初期サービス構成データ及びその対応する非管理制御インターフェースプロトコルを表示するか、又はネットワーク管理システム(Element Management System、略称EMS)を介して表示することを含む。
【0050】
図4に示すサービス構成方法は、光ネットワークユニットが送信した非管理制御インターフェースプロトコルがマッピングした後に対応するサービス構成情報を受信するために用いることができ、これにより管理制御インターフェースプロトコルに対応するサービス構成情報を生成して、サービス構成を行うために該光ネットワークユニットに送信するものであり、複数のプロトコルが構成管理に参与する場合、管理制御インターフェースプロトコルと非管理制御インターフェースプロトコルとの間に存在する管理の矛盾、構成不一致及び構成が互いに上書きされるなどの問題を解決している。
【0051】
図5は本開示の実施例による、
図4に示すようなサービス構成方法におけるステップS5の詳細なフローチャートである。第1サービス構成情報は、光ネットワークユニットによって、初期サービス構成データと複数の第1管理エンティティの属性値とのマッピング関係を確立して、複数の第1管理エンティティにおける各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成した後に得られる。
図5に示すように、ステップS5における第1サービス構成情報に基づいてアクセスノードインターフェース側の第2サービス構成情報生成するステップは、ステップS501とステップS502を含む。
【0052】
ステップS501では、各第1管理エンティティの属性値に基づいてアクセスノードインターフェース側の各第2管理エンティティの属性値を決定する。
【0053】
ステップS501では、第1サービス構成情報を解析し、解析した各第1管理エンティティの属性値に基づいて各第2管理エンティティの属性値を決定する。
【0054】
いくつかの実施例において、各第1管理エンティティの属性値に基づいて、アクセスノードインターフェース側の各第2管理エンティティの属性値を決定するステップS501は、属性値における管理エンティティインスタンスIDに基づいて、各第1管理エンティティの属性値に対応する非管理制御インターフェースプロトコルを決定し、各第2管理エンティティの属性値を決定することと、管理エンティティインスタンスIDに基づいて各第1管理エンティティと各第2管理エンティティを関連付けることとを含む。
【0055】
ステップS502では、各第2管理エンティティのサービス構成を行う順序を編成して、前記第2サービス構成情報を生成する。
【0056】
ステップS101と同様に、ステップS502では、ユーザネットワークインターフェース側のアクセスノードインターフェース側からの方向、又はローカルエリアネットワークインタフェース側からアクセスノードインターフェース側に至る方向に基づいて、各第2管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成する。例えば、アクセスノードインターフェース側の各第2管理エンティティがサービス構成を行う配列順序は、MAC bridge port configuration data、VLAN tagging filter data、GEM interworking termination point、GEM port network CTP、Priority queue、T-CONT(ベアラ)の順である(管理エンティティの名前フィールド接頭辞の形式で表現される)。
【0057】
次に、本開示が提供するサービス構成方法について、実際の応用を組み合わせて詳細に説明する。
【0058】
第1光ネットワークユニットは、ブリッジを介してネットワークにアクセスする必要がある。第1光ネットワークユニットは、出荷前構成プロトコルに基づいて初期サービス構成データを取得し、対応するサービス構成データの種類は、イーサネット(Ethernet、略称ETH)インターフェースデータ、仮想LAN構成データ、仮想LANホワイトリスト構成データ、MACブリッジパラメータ構成データとMACブリッジインタフェースパラメータ構成データを含み、ここで、イーサネットインターフェースデータは使用するインターフェースがETH1インターフェースであることを示し、仮想ローカルエリアネットワーク構成データはVLAN100タグ(tag)モードを採用することを示し、該VLAN100タグモードを具体的に実行する時、タグを含まない上りメッセージに対してVLAN100タグを付与し、タグを付帯する下りメッセージに対してVLAN100タグを外し、MACブリッジパラメータ構成データは、各ETHインターフェース間が相互に分離されていることを示し、MACブリッジインタフェースパラメータ構成データは、ETH1インターフェースの物理アドレス(MACアドレス)学習数が10個に制限されていることを示す。
【0059】
先ず、光ネットワークユニットは、初期サービス構成データをユーザネットワークインターフェース側の複数の第1管理エンティティ上にマッピングし、ユーザネットワークインターフェース側の第1サービス構成情報を生成する。例えば、イーサネットインターフェースデータを名前フィールド接頭辞がPPTP ETH UNIである管理エンティティ上にマッピングし、仮想ローカルエリアネットワーク構成データを名前フィールド接頭辞がExtended VLAN tagging operation configuration dataである管理エンティティ上にマッピングし、仮想ローカルエリアネットワークホワイトリストの構成データを名前フィールド接頭辞がVLAN tagging filter data(ユーザネットワークインターフェース側)である管理エンティティ上にマッピングし、MACブリッジパラメータ構成データを名前フィールド接頭辞がMAC bridge service profileである管理エンティティ上にマッピングし、MACブリッジインタフェースパラメータ構成データを名前フィールド接頭辞がMAC bridge port configuration data(ユーザネットワークインタフェース側)である管理エンティティ上にマッピングする。
【0060】
初期サービス構成データと各第1管理エンティティの属性値との間のマッピング関係を確立する。例えば、PPTP ETH UNIに対応する管理エンティティインスタンスIDを63534に設定して、ETH1インターフェースを指すようにする。Extended VLAN tagging operation configuration dataに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを63538に設定し、該フィールドは、63534~64533の間に入り、所属する非管理制御インターフェースプロトコルが出荷前構成プロトコルであることを示し、関連タイプ(Association type)を2に設定して、PPTP ETH UNIに対応する管理エンティティを指すようにし、下流モード(Downstream mode)を0に設定して、下り仮想ローカルエリアネットワーク動作の反転を示し、VLANタグ規則テーブル(Received frame VLAN tagging operation table)を、タグを含まない上りメッセージに対してVLAN 100タグを付与するように設定し、具体的な形式は、{15,4096,x,15,4096,x,0,(1,15,x,x,0,100,x)} であり、関連する管理エンティティのポインタを63534に設定して、ETH1インターフェースを指すようにする。VLAN tagging filter dataに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを63540に設定して、同じ側の名前フィールド接頭辞がMAC bridge port configuration dataである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立し、VLANタグフィルタリスト(VLAN filter list)を0x0064に設定して、VLAN100タグモードを表し、プリセット操作(Forward operation)を0x10に設定し、VLANタグフィルタリスト内のタグを含むメッセージを転送して、該タグを含まないメッセージを破棄することを示す。MAC bridge service profileに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを63539に設定し、所属する非管理制御インターフェースプロトコルが出荷前構成プロトコルであることを同様に示し、ブリッジ指示値(Port bridging ind)を0に設定し、各ETHインターフェース間が相互に分離されていることを示す。MAC bridge port configuration dataに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを63540に設定し、所属する非管理制御インターフェースプロトコルが出荷前構成プロトコルであることを同様に示し、物理アドレス学習制限値(MAC learning depth)を10に設定し、対応するインターフェースの物理アドレス学習数が10個に制限されていることを示し、TPポインタを63534に設定して、ETH1インターフェースを指すようにし、ブリッジポインタ(Bridge ID pointer)を63539に設定して、名前フィールド接頭辞がMAC bridge service profileである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立する。
【0061】
ユーザネットワークインターフェース側からアクセスノードインターフェース側に至る方向に基づいて、各第1管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成し、第1サービス構成情報を生成する。例えば、配列順序は、UNI-G、PPTP Ethernet UNI、Extended VLAN tagging operation configuration data、MAC bridge port configuration data、VLAN tagging filter data、MAC bridge service profileの順である(管理エンティティの名前フィールド接頭辞の形式で表現される)。
【0062】
これと同時に、光ネットワークユニットは、管理情報ベースを介して光回線端末に第1サービス構成情報を同期して報告する。光回線端末は、第1サービス構成情報を受信して解析し、解析された各第1管理エンティティの属性値に基づいて、構成する必要がある各第2管理エンティティ及び各第2管理エンティティの属性値を決定する。例えば、決定された各第2管理エンティティは、名前フィールド接頭辞をそれぞれ、MAC bridge port configuration data(アクセスノードインターフェース側)、VLAN tagging filter data(アクセスノードインターフェース側)、GEM interworking termination point、GEM port network CTP及びT-CONT(ベアラ)とする管理エンティティを含む。MAC bridge port configuration dataに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを1に設定し、該フィールドは、0~60533の間に入り、該属性値に対応するプロトコルは管理制御インターフェースプロトコルであることを示し、TPポインタを2に設定して、名前フィールド接頭辞がGEM interworking termination pointである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立し、ブリッジポインタを63539に設定して、ユーザネットワークインターフェース側の名前フィールド接頭辞がMAC bridge service profileである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立する。VLAN tagging filter dataに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを1に設定し、同じ側の名前フィールド接頭辞がMAC bridge port configuration dataである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立し、残りの各属性値を、ユーザネットワークインターフェース側と同名の管理エンティティの属性値と同一に設定する。GEM interworking termination pointに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを2に設定し、該属性値に対応するプロトコルが管理制御インターフェースプロトコルであることを同様に示し、GEMインターフェース接続終了点関連ポインタ(GEM port network CTP connectivity pointer)を3に設定して、名前フィールド接頭辞がGEM port network CTPである管理エンティティを指すようにし、関連関係を確立する。GEM port network CTPに対応する各属性値については、管理エンティティインスタンスIDを3に設定し、該属性値に対応するプロトコルが管理制御インターフェースプロトコルであることを同様に示し、Alloc-IDタグを1026に設定して、ベアラ可能なデータ種類を表す。
【0063】
光回線端末は、各第2管理エンティティがサービス構成を行う順序を編成して、第2サービス構成情報を生成し、配列順序は、MAC bridge port configuration data、VLAN tagging filter data、GEM interworking termination point、GEM port network CTP、T-CONTの順である(管理エンティティの名前フィールド接頭辞の形成で表現される)。
【0064】
この後、光回線端末は、第2サービス構成情報を光ネットワークユニットに送信し、光ネットワークユニットは、光回線端末が送信した第2サービス構成情報を受信し、第1サービス構成情報と第2サービス構成情報とに基づいてサービス構成を行う。
【0065】
図6は本開示の実施例による光ネットワークユニットの構造概略図である。
図6に示すように、光ネットワークユニットは、1つ以上のプロセッサ101、メモリ102及び1つ以上の入力/出力(I/O)インターフェース103を含む。
【0066】
メモリ(デバイス)102には1つ以上のプログラムが記憶され、該1つ以上のプログラムが該1つ以上のプロセッサ101によって実行される際、該1つ以上のプロセッサ101に、
図1、
図2、又は
図3を参照して説明したような、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法を実現させる。
【0067】
1つ以上のI/Oインターフェース103は、プロセッサ101とメモリ102との間に接続され、プロセッサとメモリとの情報の相互作用を実現するように構成されている。
【0068】
プロセッサ101はデータ処理能力を有するデバイスであり、中央演算装置(CPU)などを含むが、これらに限定されない。メモリ102はデータ記憶能力を有するデバイスであり、ランダムアクセスメモリ(RAM、より具体的にはSDRAM、DDRなどである)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ(FLASH)を含むが、これらに限定されない。I/Oインターフェース(読み書きインターフェース)103は、プロセッサ101とメモリ102との間に接続され、プロセッサ101とメモリ102との情報の相互作用を実現でき、データバス(Bus)などを含むがこれらに限定されない。
【0069】
いくつかの実施例において、プロセッサ101、メモリ102及びI/Oインターフェース103は、バス104を介して相互に接続され、さらにコンピューティングデバイスの他のコンポーネントと接続される。
【0070】
図7は本開示の実施例による光回線端末の構造概略図である。
図7に示すように、光回線端末は、1つ以上のプロセッサ201、メモリ202及び1つ以上のI/Oインターフェース203を含む。
【0071】
メモリ202には1つ以上のプログラムが記憶され、該1つ以上のプログラムが該1つ以上のプロセッサ201によって実行される際、該1つ以上のプロセッサ201に、
図4又は
図5を参照して説明したような、光回線端末に適用されるサービス構成方法を実現させる。
【0072】
1つ以上のI/Oインターフェース203は、プロセッサ201とメモリ202との間に接続され、プロセッサとメモリとの情報の相互作用を実現するように構成されている。
【0073】
プロセッサ201はデータ処理能力を有するデバイスであり、中央演算装置(CPU)などを含むが、これらに限定されない。メモリ202はデータ記憶能力を有するデバイスであり、ランダムアクセスメモリ(RAM、より具体的にはSDRAM、DDRなどである)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ(FLASH)を含むが、これらに限定されない。I/Oインターフェース(読み書きインターフェース)203は、プロセッサ201とメモリ202との間に接続され、プロセッサ201とメモリ202との情報の相互作用を実現でき、データバス(Bus)などを含むがこれらに限定されない。
【0074】
いくつかの実施例において、プロセッサ201、メモリ202及びI/Oインターフェース203は、バス204を介して相互に接続され、さらにコンピューティングデバイスの他のコンポーネントと接続される。
【0075】
図8は本開示の実施例によるコンピュータ可読媒体の構造概略図である。該コンピュータ可読媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、該プログラムがプロセッサによって実行される際、
図1、
図2又は
図3を参照して説明したような、光ネットワークユニットに適用されるサービス構成方法におけるステップを実現する。
【0076】
図9は本開示の別の実施例によるコンピュータ可読媒体の構造概略図である。該コンピュータ可読媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、該プログラムがプロセッサによって実行される際、
図4又は
図5を参照して説明したような、光回線端末に適用されるサービス構成方法におけるステップを実現する。
【0077】
上記にて開示した方法における全て又はいくつかのステップ、装置の機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア及びそれらの適切な組み合わせとして実施することができることを当業者は理解するであろう。ハードウェアの実施形態において、上記説明で言及した機能モジュール/ユニット間の区分は、必ずしも物理コンポーネントの区分に対応しておらず、例えば、1つの物理コンポーネントが複数の機能を有していてもよく、1つの機能又はステップが複数の物理コンポーネントによって協働して実行されてもよい。ある物理コンポーネント又は全ての物理コンポーネントは、中央演算装置、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサなどのプロセッサによって実行されるソフトウェアで実施されてよく、又はハードウェアとして実施されても、専用集積回路などの集積回路として実施されてもよい。このようなソフトウェアは、コンピュータ記憶媒体(又は非一時的媒体)と通信媒体(又は一時的媒体)とを含むことができるコンピュータ可読媒体に配置することができる。当業者に周知のように、コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(コンピュータ可読指令、データ構造、プログラムモジュール、その他のデータなど)を記憶するための任意の方法又は技術において実施される揮発性及び不揮発性、取外し可能及び取外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多機能ディスク(DVD)又は他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされ得る他の任意の媒体を含むが、これらに限定されない。さらに、当業者に周知のように、通信媒体は、通常、コンピュータ可読指令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波或いは他の送信メカニズムなどの変調データ信号における他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含むことができる。
【0078】
本明細書では例示的な実施例を開示し、具体的な用語が用いられているが、それらは一般的な例示的な意味としてのみ使用され解釈されるべきであり、限定を目的としたものではない。いくつかの実施例では、特定の実施例に関連して説明された特徴、特性及び/又は要素は、特に明記しない限り、単独で使用してもよく、又は他の実施例に関連して説明された特徴、特性及び/又は要素と組み合わせて使用してもよいことは、当業者にとって明らかである。よって、添付の特許請求の範囲によって示される本開示の範囲を逸脱しない限り、様々な形態及び詳細において変更が可能であることを当業者であれば理解するであろう。
【国際調査報告】