(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-21
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20231114BHJP
G06F 1/16 20060101ALI20231114BHJP
【FI】
G09F9/00 350Z
G06F1/16 312F
G06F1/16 312G
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023523237
(86)(22)【出願日】2021-10-25
(85)【翻訳文提出日】2023-05-19
(86)【国際出願番号】 CN2021125986
(87)【国際公開番号】W WO2022089343
(87)【国際公開日】2022-05-05
(31)【優先権主張番号】202011191307.6
(32)【優先日】2020-10-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】顧 翔
(72)【発明者】
【氏名】鄒 亮
【テーマコード(参考)】
5G435
【Fターム(参考)】
5G435AA01
5G435AA18
5G435EE02
5G435EE13
5G435EE14
5G435LL07
5G435LL08
(57)【要約】
本出願は、電子機器を開示し、通信技術分野に関する。この電子機器は、対向して設置される第一の面と第二の面を有するケースと、ケース上に設置され、第一の部分を含むフレキシブルディスプレイと、ケース内に設置され、フレキシブルディスプレイと繋がり、フレキシブルディスプレイが第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する駆動機構とを含み、ここで、フレキシブルディスプレイが第一の位置に位置する場合に、第一の部分は、第一の面が位置する側に位置し、フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、フレキシブルディスプレイは、折り曲げられ、第一の部分は、第二の面が位置する側にスライドする。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器であって、
対向して設置される第一の面と第二の面を有するケースと、
前記ケース上に設置され、第一の部分を含むフレキシブルディスプレイと、
前記ケース内に設置され、前記フレキシブルディスプレイと繋がり、前記フレキシブルディスプレイが第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する駆動機構とを含み、
前記フレキシブルディスプレイが前記第一の位置に位置する場合に、前記第一の部分は、前記第一の面が位置する側に位置し、前記フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、前記フレキシブルディスプレイは、折り曲げられ、前記第一の部分は、前記第二の面が位置する側にスライドする、電子機器。
【請求項2】
前記フレキシブルディスプレイは、ディスプレイ本体と支持部材とを含み、前記支持部材は、前記ケースにスライド嵌合され、前記ディスプレイ本体は、前記支持部材の前記駆動機構から離反する側に貼り合わせて設置される、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記支持部材は、剛性部とフレキシブル部とを含み、前記ディスプレイ本体の一部は、前記剛性部に設置され、別の一部は、前記フレキシブル部に設置され、
前記フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、前記剛性部は、前記ケースに対して突出する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記支持部材は、第一の支持部を含み、前記第一の支持部は、剛性状態とフレキシブル状態を有し、
前記フレキシブルディスプレイが前記第一の位置に位置する場合に、前記第一の支持部は、前記フレキシブル状態に位置し、且つ前記第一の支持部は、前記ケースに接触し、前記フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、前記第一の支持部は、前記剛性状態に位置し、前記フレキシブルディスプレイの、前記第一の支持部に設置される部分は、前記ケースに対して突出する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記駆動機構は、駆動源とフレキシブル伝動バーとを含み、前記駆動源は、前記フレキシブル伝動バーと繋がり、前記フレキシブル伝動バーは、前記フレキシブルディスプレイと繋がり、前記駆動源は、前記フレキシブル伝動バーによって前記フレキシブルディスプレイがスライドするように駆動し、
前記ケースに案内溝が設けられ、前記フレキシブル伝動バーは、前記案内溝にスライド嵌合される、請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記駆動機構は、伝動アセンブリをさらに含み、前記駆動源は、前記伝動アセンブリによって前記フレキシブル伝動バーと繋がる、請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記伝動アセンブリは、伝動ギヤと前記伝動ギヤと噛み合う伝動チェーンとを含み、前記駆動源は、前記伝動ギヤと繋がり、前記伝動チェーンは、前記フレキシブル伝動バーの前記フレキシブルディスプレイから離反する側に設置される、請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記伝動ギヤは、第一のギヤと第二のギヤとを含み、前記第一のギヤは、前記駆動源の出力軸上に設置され、前記第二のギヤは、前記第一のギヤと噛み合い、前記第二のギヤは、前記伝動チェーンと噛み合い、
前記駆動源の出力軸は、前記フレキシブルディスプレイの折り曲げ軸線に平行する、請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記フレキシブル伝動バーの長さは、前記フレキシブルディスプレイの長さよりも小さい、請求項5に記載の電子機器。
【請求項10】
前記電子機器は、カメラモジュールをさらに含み、前記カメラモジュールは、前記ケースの頂部に設置され、前記ケースの底部に回転軸部が設けられ、前記フレキシブルディスプレイの折り曲げ部分は、前記回転軸部に接触する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項11】
前記カメラモジュールは、前記第二の面が位置する側に位置し、前記フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、前記フレキシブルディスプレイの一部は、前記ケースに対して突出する、請求項10に記載の電子機器。
【請求項12】
前記回転軸部は、弧状面を有し、前記フレキシブルディスプレイは、前記弧状面に貼り合わせられる、請求項10に記載の電子機器。
【請求項13】
前記回転軸部に回避穴が開けられ、前記駆動機構の一端は、前記回避穴によって前記フレキシブルディスプレイと繋がる、請求項10に記載の電子機器。
【請求項14】
前記ケースは、第一の方向で対向する第一の側面と第二の側面を有し、前記回避穴と前記第一の側面との間の距離は、前記回避穴と前記第二の側面との間の距離に等しく、
前記第一の方向は、前記フレキシブルディスプレイの折り曲げ軸線が位置する方向に平行する、請求項13に記載の電子機器。
【請求項15】
前記第一の面と前記第二の面とのうちの少なくとも一方に収容溝が設けられ、前記フレキシブルディスプレイの少なくとも一部は、前記収容溝内に位置する、請求項1に記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年10月30日に中国特許庁で提出された、出願番号が202011191307.6であり、発明の名称が「電子機器」である中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術分野に属し、具体的には電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
電子機器の迅速な発展につれて、電子機器のディスプレイのサイズが絶えず拡大するとともに、ディスプレイのサイズの増加は、一般的には電子機器全体のサイズが大きくなることを引き起こし、それに伴って運びにくいという問題が発生する。そのため、現在では、電子機器の構造設計にとって、比較的大きいディスプレイのサイズと携帯性は、すでに比較的に目立つ矛盾になった。
【0004】
ユーザによる比較的大きいディスプレイのサイズと携帯性に対する需要を同時に満たすために、現在市場では、スクリーンを折り畳む方式によってディスプレイのスケール及びサイズの大きさを変えるものが登場しているが、このようなディスプレイのスケール及びサイズの大きさについて一般的にはオプションが二つのみあるため、このようなディスプレイのスケール及びサイズの大きさは、比較的に一定であり、ユーザの異なるシナリオでの使用需要を満たすことができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例の目的は、現在の電子機器のディスプレイのスケール及びサイズの大きさが比較的に一定であるという問題を解決することができる電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施例は、電子機器を提供し、
対向して設置される第一の面と第二の面を有するケースと、
前記ケース上に設置され、第一の部分を含むフレキシブルディスプレイと、
前記ケース内に設置され、前記フレキシブルディスプレイと繋がり、前記フレキシブルディスプレイが第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する駆動機構とを含み、
ここで、前記フレキシブルディスプレイが前記第一の位置に位置する場合に、前記第一の部分は、前記第一の面が位置する側に位置し、前記フレキシブルディスプレイが前記第二の位置に位置する場合に、前記フレキシブルディスプレイは、折り曲げられ、前記第一の部分は、前記第二の面が位置する側にスライドする。
【発明の効果】
【0007】
本出願の実施例では、フレキシブルディスプレイは、ケース上に設置され、駆動機構は、命令に基づいてフレキシブルディスプレイが第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動し、フレキシブルディスプレイの第一の部分がケースの第一の面に到着することもでき、折り曲げてケースの第二の面に到着することもできるようにし、これによってフレキシブルディスプレイのケースの第一の面と第二の面に位置する部分の大きさを変え、それによってフレキシブルディスプレイの異なるサイズ及びスケールの間の自由な切り替えを実現する。そのため、本出願の実施例に開示された電子機器は、現在の電子機器のディスプレイのスケール及びサイズの大きさが比較的に一定であるという問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第一の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図2】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第一の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図3】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第一の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図4】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第二の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図5】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第二の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図6】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第二の位置に位置する場合の異なる視角での構造概略図である。
【
図7】本出願の実施例に開示された電子機器の爆発図である。
【
図9】本出願の実施例に開示された電子機器の一部構造の異なる視角での構造概略図である。
【
図10】本出願の実施例に開示された電子機器の一部構造の異なる視角での構造概略図である。
【
図11】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第一の位置に位置する場合の断面図である。
【
図13】本出願の実施例に開示された電子機器のフレキシブルディスプレイが第二の位置に位置する場合の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に説明する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0010】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能である。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0011】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例による電子機器を詳細に説明する。
【0012】
図1から
図13を参照しながら、本出願の実施例は、電子機器を開示し、ケース100と、フレキシブルディスプレイ200と、駆動機構300とを含む。
【0013】
ケース100は、電子機器の基礎部品であり、ケース100は、電子機器の他の構成部品のために取り付け基礎を提供することができ、ケース100は、対向して設置される第一の面110と第二の面120を有し、選択的に、電子機器の第一の面110は、正面であり、第二の面120は、背面であり、正面は、電子機器の主に使用されるインタフェースである。
【0014】
フレキシブルディスプレイ200は、屈曲可能な特徴を有し、フレキシブルディスプレイ200は、ケース100上に設置され、フレキシブルディスプレイ200は、第一の部分を含む。
【0015】
駆動機構300は、ケース100内に設置され、駆動機構300は、モータと、シリンダと、油圧シリンダとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。ここで、モータは、体積が小さく、効率が高く、制御しやすい特徴を有し、シリンダと油圧シリンダは、出力が大きく、性能が安定的で信頼できる特徴を有し、本出願の実施例は、駆動機構300の具体的な方式を限定しない。駆動機構300は、フレキシブルディスプレイ200と繋がり、駆動機構300は、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する。ここで、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置に位置する場合に、第一の部分は、第一の面110が位置する側に位置し、フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、フレキシブルディスプレイ200は、折り曲げられ、第一の部分は、第二の面120が位置する側にスライドし、即ちフレキシブルディスプレイ200における第一の面110に位置する部分のサイズは、比較的大きく、この時に、この部分は、ユーザのスクリーンが大きい電子機器に対する使用需要を容易に満たすことができ、それによってユーザの使用体験を高める。つまり、フレキシブルディスプレイ200の少なくとも一部は、第一の面110が位置する側と第二の面120が位置する側との間で位置切り替えを行うことができ、それによってフレキシブルディスプレイ200における第一の面110と同一側の部分の面積及び第二の面120と同一側の部分の面積を変える。選択的に、フレキシブルディスプレイ200全体がケース100に対して突出する部分を有しない時に、電子機器全体のサイズは、相対的に比較的小さく、運びやすく、フレキシブルディスプレイ200のケース100片側の部分が大きくなる時に、ユーザがフレキシブルディスプレイ200により表示される内容を見る効果は、よりよい。
【0016】
本出願の実施例では、フレキシブルディスプレイ200は、ケース100上に設置され、駆動機構300は、命令に基づいてフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動し、フレキシブルディスプレイ200の第一の部分がケース100の第一の面110に到着することもでき、折り曲げてケース100の第二の面120に到着することもできるようにし、これによってフレキシブルディスプレイ200のケース100の第一の面110と第二の面120に位置する部分の大きさを変え、それによってフレキシブルディスプレイ200の異なるサイズ及びスケールの間の自由な切り替えを実現する。そのため、本出願の実施例に開示された電子機器は、現在の電子機器のディスプレイのスケール及びサイズの大きさが一定であるという問題を解決することができる。
【0017】
一つの選択的な実施例では、電子機器は、カメラモジュール400をさらに含み、カメラモジュール400は、ケース100の頂部に設置され、カメラモジュール400は、主にユーザの撮影需要を満たすために用いられる。ケース100の底部に回転軸部130が設けられ、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ部分は、回転軸部130に接触し、回転軸部130は、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ部分を支持するために用いられ、ディスプレイ200の折り曲げ部分に折れ目が現れ、さらにユーザの使用体験に影響を与えることを回避する。
【0018】
カメラモジュール400は、ケース100の第一の面110に設置されてもよい。つまり、電子機器の正面頂部にカメラモジュール400が設置されてもよいが、このような設置方式は、電子機器の主に使用されるインタフェースのサイズを比較的小さくし、ユーザの比較的大きい画面占有率に対する需要と矛盾している。そのため、さらに選択的な実施例では、カメラモジュール400は、第二の面120が位置する側に位置し、フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、フレキシブルディスプレイ200の一部は、ケース100に対して突出する。第一の面110が電子機器の正面であるため、カメラモジュール400を第二の面120が位置する側に設置し、電子機器の主に使用されるインタフェースのためにより大きい空間を残すことができ、それによって電子機器のフレキシブルディスプレイ200における第一の面110と同一側の部分のサイズは、より大きくなって、ユーザのスクリーンが大きい電子機器に対する需要を満たす。それと同時に、カメラモジュール400が電子機器の主に使用されるインタフェースを占有しないため、複数のカメラモジュール400を選択することができ、各カメラモジュール400のサイズ及び種類は、同じであってもよく、異なってもよく、ユーザがフロント撮像操作を実施する必要がある時に、フレキシブルディスプレイ200におけるカメラモジュール400と同一側の部分を介してチェックすることができ、ユーザがアウト撮像操作を実施する必要がある時に、フレキシブルディスプレイにおける第一の面110と同一側の部分を介してチェックすることができるため、フロント撮影またはアウト撮影にかかわらず、いずれも同一又は同一グループのカメラモジュール400によって比較的良い結像効果を得ることができる。
【0019】
選択的に、回転軸部130は、弧状面を有し、フレキシブルディスプレイ200は、弧状面に貼り合わせられる。駆動機構300がフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する過程において、回転軸部130の弧状面がフレキシブルディスプレイ200に貼り合わせられるため、フレキシブルディスプレイ200のスライドを案内し、フレキシブルディスプレイ200のスライドがよりスムーズであることを確保することができ、行き詰まる現象が発生しにくく、さらにフレキシブルディスプレイ200の耐用年数を延長させ、次に、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置に位置する場合に、フレキシブルディスプレイ200は、弧状面に貼り合わせられ、フレキシブルディスプレイ200に折れ目が現れ、それによってユーザの使用体験に影響を与えることを回避することができる。
【0020】
選択的な実施例では、回転軸部130に回避穴が開けられ、選択的に、回避穴の形状は、円形、四角形又は多角形などの形状であってもよく、本出願の実施例は、これに対して具体的に限定しない。駆動機構300の一端は、回避穴によってフレキシブルディスプレイ200と繋がり、駆動機構300が作動する時に、駆動機構300は、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように動かし、構造が簡単であり、操作しやすい特徴を有する。
【0021】
さらに選択的な実施例では、ケース100は、第一の方向で対向する第一の側面と第二の側面を有し、回避穴と第一の側面との間の距離は、回避穴と第二の側面との間の距離に等しく、ここで、第一の方向は、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ軸線が位置する方向に平行となる。回避穴と第一の側面との間の距離が回避穴と第二の側面との間の距離に等しいため、駆動機構300のフレキシブルディスプレイ200への駆動力の分布をより均一にし、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドする過程において、傾く現象が発生せず、フレキシブルディスプレイ200のスライドがよりスムーズであることを確保し、フレキシブルディスプレイ200が破損することを回避する。
【0022】
一つの選択的な実施例では、フレキシブルディスプレイ200は、ディスプレイ本体210と支持部材220とを含み、支持部材220は、主にディスプレイ本体210を支持するために用いられ、支持部材220は、ケース100にスライド嵌合される。つまり、支持部材220は、ケース100に対してスライドできる。ディスプレイ本体210は、支持部材220の駆動機構300から離反する側に貼り合わせて設置され、選択的に、支持部材220の形状とサイズは、ディスプレイ本体210の形状とサイズに一致してもよく、それによりさらに支持部材220のディスプレイ本体210への支持力を向上させ、フレキシブルディスプレイ200をケース100に対してスライドする過程においてより安定にする。説明すべきこととして、ディスプレイ本体210と支持部材220は、一体型構造又は分割型構造に設置されてもよく、一体型構造に設置される場合は、フレキシブルディスプレイ200が破損した時に、メンテナンスしにくく、分割型構造で設置されるとメンテナンスしやすい。選択的に、ディスプレイ本体210と支持部材220が分割型構造に設置される時に、ディスプレイ本体210は、接着などの方式によって支持部材220上に固定されてもよく、支持部材220は、スライドする時にディスプレイ本体210を動かしてともにスライドし、フレキシブルディスプレイ200が破損した時に、取り外しやすく、メンテナンスしやすい。
【0023】
さらに選択的な実施例では、支持部材220は、剛性部221とフレキシブル部222とを含み、ディスプレイ本体210の一部は、剛性部221に設置され、別の一部は、フレキシブル部222に設置され、フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、剛性部221は、ケース100に対して突出する。具体的には、駆動機構300は、ディスプレイ本体210を動かしてケース100に対してスライドさせるように駆動支持部材220を駆動し、この時に、ディスプレイ本体210は、フレキシブル部222により動かされてスライドし、支持部材220が主にディスプレイ本体210を支持するために用いられ、支持部材220の剛性部221がフレキシブル部222の支持力に比べてより強いため、フレキシブルディスプレイ200の剛性部221は、ケース100に対して突出し、ディスプレイ本体210におけるケース100に対して突出する部分のために支持をより良く提供することができ、それによってこの部分が折れにくく、次に、剛性部221によってユーザがエンターテイメント、映画鑑賞又はゲームなどのシナリオでタッチ操作をより効果的に実施するとともに、ディスプレイ本体200の平坦度を維持し、さらにより良い使用体験を得ることができる。
【0024】
別の実施例では、支持部材220は、第一の支持部を含み、第一の支持部は、剛性状態とフレキシブル状態を有し、フレキシブルディスプレイ200が第一の位置に位置する場合に、第一の支持部は、フレキシブル状態に位置し、且つ第一の支持部は、ケース100に接触し、即ち第一の支持部は、支持部材220とケース100との間に設置され、第一の支持部がフレキシブル状態であり、変形可能な特徴を有するため、第一の支持部は、第一の面110が位置する側と第二の面120が位置する側との間でスライドできる。フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、第一の支持部は、剛性状態に位置し、フレキシブルディスプレイ200の、第一の支持部に設置される部分は、ケース100に対して突出し、このような状態で、第一の支持部は、主に支持部材220の剛性を補強するために用いられ、それによって支持部材220のディスプレイ本体210への支持力を向上させ、ディスプレイ本体210におけるケース100に対して突出する部分は、折れにくい。
【0025】
これに対して、支持部材220が剛性部221とフレキシブル部222とを含む実施例では、剛性部221とフレキシブル部222との結合部の強度が低いが、剛性部は、変形需要に配慮する必要がないため、提供できる支持力がより強く、支持部材220は、第一の支持部を含み、第一の支持部が剛性状態とフレキシブル状態を有する実施例では、第一の支持部が変形需要に配慮する必要があるが、支持部材220全体は、異なる部分の結合部の強度が低いという問題がほとんど存在しない。
【0026】
一つの選択的な実施例では、駆動機構300は、駆動源310とフレキシブル伝動バー320とを含み、駆動源310は、モータと、シリンダと、油圧シリンダとのうちの少なくとも一つを含んでもよく、本出願の実施例は、これに対して具体的に限定しない。駆動源310は、フレキシブル伝動バー320と繋がり、フレキシブル伝動バー320は、フレキシブルディスプレイ200と繋がり、駆動源310は、フレキシブル伝動バー320によってフレキシブルディスプレイ200がスライドするように駆動する。具体的には、駆動機構300が命令を受信してフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する時に、駆動源310は、フレキシブル伝動バー310がスライドするように駆動し、フレキシブル伝動バー320は、フレキシブルディスプレイ200がケース100に対してスライドするように動かし、それによってフレキシブルディスプレイ200のスケール及びサイズの大きさを変化させ、それによりユーザの使用需要を満たす。さらに、ケース100に案内溝140が設けられ、フレキシブル伝動バー320は、案内溝140にスライド嵌合される。つまり、フレキシブル伝動バー320の少なくとも一部は、案内溝140内に置かれ、駆動源310の作用で、フレキシブル伝動バー320は、スライドし且つフレキシブルディスプレイ200を動かしてスライドさせ、案内溝140は、フレキシブルディスプレイ200のスライドのために案内を提供してもよく、フレキシブルディスプレイ200のスライド中における安定性を向上させることに有利である。同時に、この案内溝140は、さらにフレキシブル伝動バー320が余分に占有する空間を小さくすることができ、電子機器の厚さを小さくすることに有利である。
【0027】
さらに選択的な実施例では、ケース100の底部に回避穴が開けられてもよく、駆動源310の一端は、回避穴によってフレキシブル伝動バー320と繋がり、この時に、回避穴は、上記案内溝140に連通してもよく、ケース100の異なる部位に回避穴と案内溝140をそれぞれ設置する方式に比べ、回避穴と案内溝140を連通させることによってケース100上で除去する材料の量を減少させることができ、それによってケース100の構造強度を高める。
【0028】
選択的に、本出願の実施例に開示された電子機器の駆動機構300は、伝動アセンブリ330をさらに含み、選択的に、伝動アセンブリ330は、ギヤ伝動、ベルト伝動、チェーン伝動などの様々な方式であってもよく、本出願の実施例は、これに対して具体的に限定しない。駆動源310は、伝動アセンブリ330によってフレキシブル伝動バー320と繋がり、フレキシブルディスプレイ200のスケール及びサイズの大きさを調整する必要がある時に、駆動機構300は、命令を受信し、駆動源310は、伝動アセンブリ330によってフレキシブル伝動バー320がスライドするように駆動し、伝動アセンブリ330が減速トルク増加の特徴を有するため、伝動アセンブリ330によってフレキシブル伝動バー320を比較的に優れている動作状況で運転させることができ、それによってフレキシブルディスプレイ200がより安定的にスライドするように動かし、フレキシブルディスプレイ200のスライド中における行き詰まる現象の発生を回避し、次に、フレキシブルディスプレイ200がケース100上に設置されるため、ケース100内に設置される伝動アセンブリ330は、フレキシブルディスプレイ200のために支持作用を提供することができ、それによってそれがスライド中に折れにくい。
【0029】
さらに選択的な実施例では、伝動アセンブリ330は、伝動ギヤ331と伝動ギヤ331と噛み合う伝動チェーンとを含み、駆動源310は、伝動ギヤ331と繋がり、伝動チェーンは、フレキシブル伝動バー320のフレキシブルディスプレイ200から離反する側に設置される。具体的には、フレキシブルディスプレイ200の第一の部分がケース100の第二の面120が位置する側にスライドする必要がある時に、駆動源310は、伝動ギヤ331が回転するように駆動し、伝動ギヤ331が伝動チェーンと噛み合うため、さらに伝動ギヤ331は、伝動チェーンを動かして移動させ、伝動チェーンは、フレキシブル伝動バー320のフレキシブルディスプレイ200から離反する側に設置される。この時に、伝動チェーンにより動かされてフレキシブル伝動バー320は、移動し、それによってフレキシブルディスプレイ200をスライドさせ、且つ一部は、ケース100外へ突出する。従って、本出願の実施例は、ギヤ伝動を採用し、構造がコンパクトであり、伝動効率が高く、耐用年数が長い特徴を有し、それによってフレキシブルディスプレイ200の運行安定性を向上させ、電子機器の耐用年数を延長させる。
【0030】
選択的に、伝動アセンブリ330は、減速器332をさらに含み、減速器332は、伝動ギヤ331の伝動比を変え、伝動ギヤ331のトルクと回転速度の変化範囲を拡大させることができ、それによってフレキシブルディスプレイ200が異なるサイズ及びスケールを自由に切り替えて制御する条件に適応し、駆動源310を比較的に優れている動作状況で作動させる。
【0031】
さらに選択的な実施例では、伝動ギヤ331は、第一のギヤ331aと第二のギヤ331bとを含み、無論、第一のギヤ331aと第二のギヤ331bの数は、一つであってもよく、複数であってもよく、本出願の実施例は、第一のギヤ331aと第二のギヤ331bの個数に対して具体的に限定しない。第一のギヤ331aは、駆動源310の出力軸上に設置され、第二のギヤ331bは、第一のギヤ331aと噛み合い、第二のギヤ331bは、伝動チェーンと噛み合い、駆動源310の出力軸は、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ軸線に平行する。具体的には、駆動機構300がフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する過程において、駆動源310は、第一のギヤ331aを動かして回転させ、第二のギヤ331bが第一のギヤ331aと噛み合うため、第一のギヤ331aは、第二のギヤ331bを動かして回転させ、第二のギヤ331bは、伝動チェーンと噛み合い、第二のギヤ331bは、伝動チェーンを動かして移動させ、さらにフレキシブル伝動バー320によってフレキシブルディスプレイ200を動かしてスライドさせる。駆動源310の出力軸は、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ軸線に平行し、駆動源310の配置に有利であり、伝動ギヤ331は、第一のギヤ331aと第二のギヤ331bとを含み、サイズが比較的小さいギヤによって駆動源310とフレキシブル伝動バー320との間の伝動を実現し、それによって電子機器の厚さを小さくすることができる。
【0032】
選択的に、電子機器は、主板150と、副板160と、フレキシブル回路基板170とをさらに含んでもよく、三者は、いずれもケース100上に固定され、主板150は、フレキシブル回路基板170によって副板160と接続され、フレキシブルディスプレイ200のスケール及びサイズの大きさを調整する必要がある時に、主板150は、命令を受信した後に信号をフレキシブル回路基板170を介して副板160に伝達し、副板160は、さらに信号を別のフレキシブル回路基板170を介して駆動機構300に伝達し、駆動機構300により動かされてフレキシブルディスプレイ200を第一の位置と第二の位置との間でスライドさせる。
【0033】
選択的な実施例では、フレキシブル伝動バー320の長さは、フレキシブルディスプレイ200の長さよりも小さく、電子機器ケース100内部空間が限られるため、フレキシブル伝動バー320の長さは、使用需要を満たせばよく、比較的短いフレキシブル伝動バー320は、空間を節約でき、次に、フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、フレキシブルディスプレイ200の一部のみは、ケース100の第二の面120が位置する側にスライドし、比較的短いフレキシブル伝動バー320は、無駄を回避し、コストを節約することができる。
【0034】
一つの選択的な実施例では、第一の面110と第二の面120とのうちの少なくとも一方に収容溝が設けられ、フレキシブルディスプレイ200の少なくとも一部は、収容溝内に位置する。フレキシブルディスプレイ200がケース100に対してスライドできるため、駆動機構300がフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する過程において、フレキシブルディスプレイ200の少なくとも一部は、収容溝内に位置し、フレキシブルディスプレイ200が収容溝の所定の延伸方向へ比較的に安定的にスライドすることを確保し、行き詰まる現象の発生を回避することができる。同時に、この収容溝は、さらにフレキシブルディスプレイ200が余分に占有する空間を小さくすることができ、電子機器の厚さを小さくすることに有利である。
【0035】
本出願の実施例に開示された電子機器は、スマートフォン、タブレットパソコン、電子ブックリーダー、ウェアラブルデバイス(例えばスマートウォッチ)、電子ゲーム機などの電子機器であってもよく、本出願の実施例は、電子機器の種類に対して具体的に限定しない。
【0036】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0037】
100-ケース、110-第一の面、120-第二の面、130-回転軸部、140-案内溝、150-主板、160-副板、170-フレキシブル回路基板、200-フレキシブルディスプレイ、210-ディスプレイ本体、220-支持部材、221-剛性部、222-フレキシブル部、300-駆動機構、310-駆動源、320-フレキシブル伝動バー、330-伝動アセンブリ、331-伝動ギヤ、331a-第一のギヤ、331b-第二のギヤ、332-減速器、400-カメラモジュール。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
一つの選択的な実施例では、電子機器は、カメラモジュール400をさらに含み、カメラモジュール400は、ケース100の頂部に設置され、カメラモジュール400は、主にユーザの撮影需要を満たすために用いられる。ケース100の底部に回転軸部130が設けられ、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ部分は、回転軸部130に接触し、回転軸部130は、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ部分を支持するために用いられ、フレキシブルディスプレイ200の折り曲げ部分に折れ目が現れ、さらにユーザの使用体験に影響を与えることを回避する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
さらに選択的な実施例では、支持部材220は、剛性部221とフレキシブル部222とを含み、ディスプレイ本体210の一部は、剛性部221に設置され、別の一部は、フレキシブル部222に設置され、フレキシブルディスプレイ200が第二の位置に位置する場合に、剛性部221は、ケース100に対して突出する。具体的には、駆動機構300は、ディスプレイ本体210を動かしてケース100に対してスライドさせるように駆動支持部材220を駆動し、この時に、ディスプレイ本体210は、フレキシブル部222により動かされてスライドし、支持部材220が主にディスプレイ本体210を支持するために用いられ、支持部材220の剛性部221がフレキシブル部222の支持力に比べてより強いため、フレキシブルディスプレイ200の剛性部221は、ケース100に対して突出し、ディスプレイ本体210におけるケース100に対して突出する部分のために支持をより良く提供することができ、それによってこの部分が折れにくく、次に、剛性部221によってユーザがエンターテイメント、映画鑑賞又はゲームなどのシナリオでタッチ操作をより効果的に実施するとともに、ディスプレイ本体210の平坦度を維持し、さらにより良い使用体験を得ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
一つの選択的な実施例では、駆動機構300は、駆動源310とフレキシブル伝動バー320とを含み、駆動源310は、モータと、シリンダと、油圧シリンダとのうちの少なくとも一つを含んでもよく、本出願の実施例は、これに対して具体的に限定しない。駆動源310は、フレキシブル伝動バー320と繋がり、フレキシブル伝動バー320は、フレキシブルディスプレイ200と繋がり、駆動源310は、フレキシブル伝動バー320によってフレキシブルディスプレイ200がスライドするように駆動する。具体的には、駆動機構300が命令を受信してフレキシブルディスプレイ200が第一の位置と第二の位置との間でスライドするように駆動する時に、駆動源310は、フレキシブル伝動バー320がスライドするように駆動し、フレキシブル伝動バー320は、フレキシブルディスプレイ200がケース100に対してスライドするように動かし、それによってフレキシブルディスプレイ200のスケール及びサイズの大きさを変化させ、それによりユーザの使用需要を満たす。さらに、ケース100に案内溝140が設けられ、フレキシブル伝動バー320は、案内溝140にスライド嵌合される。つまり、フレキシブル伝動バー320の少なくとも一部は、案内溝140内に置かれ、駆動源310の作用で、フレキシブル伝動バー320は、スライドし且つフレキシブルディスプレイ200を動かしてスライドさせ、案内溝140は、フレキシブルディスプレイ200のスライドのために案内を提供してもよく、フレキシブルディスプレイ200のスライド中における安定性を向上させることに有利である。同時に、この案内溝140は、さらにフレキシブル伝動バー320が余分に占有する空間を小さくすることができ、電子機器の厚さを小さくすることに有利である。
【国際調査報告】