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特表2023-548944メトロ伝送ネットワークMTNまたはスライシングパケットネットワークSPNに適用される通信方法および通信システム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-21
(54)【発明の名称】メトロ伝送ネットワークMTNまたはスライシングパケットネットワークSPNに適用される通信方法および通信システム
(51)【国際特許分類】
   H04L 45/247 20220101AFI20231114BHJP
【FI】
H04L45/247
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023528741
(86)(22)【出願日】2021-10-14
(85)【翻訳文提出日】2023-06-23
(86)【国際出願番号】 CN2021123670
(87)【国際公開番号】W WO2022100350
(87)【国際公開日】2022-05-19
(31)【優先権主張番号】202011282559.X
(32)【優先日】2020-11-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133569
【弁理士】
【氏名又は名称】野村 進
(72)【発明者】
【氏名】江 元▲龍▼
(72)【発明者】
【氏名】胡 永健
【テーマコード(参考)】
5K030
【Fターム(参考)】
5K030GA12
5K030HC11
5K030HD03
5K030LB06
5K030LB08
5K030MB01
5K030MC03
5K030MD02
(57)【要約】
本出願の実施形態は、MTNまたはSPNに適用される通信方法および通信システムを開示する。MTN通信システムは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含む。第3の通信装置は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。第3の通信装置が第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを受信するとき、第2のMTNパスが利用できる場合、第3の通信装置は、第2のMTNパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信する。第2のMTNパスが利用できない場合、第3の通信装置は、データストリームの正常な送信を保証するために、第1のMTNパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信する。加えて、第3の通信装置は、負荷分散をさらに実施してもよい。第3の通信装置は、第2のMTNパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信し、第1のMTNパスを使用することによって第2のclientに対応するデータストリームを送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法であって、前記ネットワークが、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置が、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続され、前記方法は、
前記第2のMTNパスを使用することによって第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップ
を含む、マルチホーミング通信方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記第2のMTNパスが利用できなくなった後、前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、前記第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、前記第1の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のMTNパスが故障していると決定する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第1の通信装置によって、前記第2の通信装置から前記第1の指示を受信するステップ
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の指示が受信された後に、前記方法は、
前記第1の通信装置によって、前記第3の通信装置に、前記第1のクライアントclientに対応する前記データストリームの送信パスを前記第2のMTNパスから前記第1のMTNパスに切り替えるよう指示するために、前記第3の通信装置に第2の指示を送信するステップ
をさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のMTNパスが故障していると決定する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって、前記第2の通信装置から前記第1の指示を受信するステップ
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の指示は、運用管理保守OAMメッセージに含まれる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって、前記第1の通信装置によって送信された指示情報を受信するステップであって、前記指示情報が前記第3の通信装置に、前記第2のMTNパスを前記第1のMTNパスに切り替えるよう命令する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって送信された第3の指示に基づいて、前記第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、前記第3の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項12】
前記第3の指示は、前記第3の通信装置によって前記第1の通信装置に送信される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第3の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第3の指示は、前記第3の通信装置によって前記第2の通信装置に送信される、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記第3の指示は、運用管理保守OAMメッセージに含まれる、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第2の通信装置によって、前記第1の通信装置または前記第3の通信装置に第1の指示を送信するステップであって、前記第1の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項17】
前記第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、前記第4の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続される、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、前記方法は、
前記第2のパスが利用でき、前記第2のMTNパスが利用できないとき、前記第1のMTNパス、前記第3のMTNパス、および前記第2のパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とは、前記第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、前記方法は、
前記第2のMTNパスが利用でき、前記第2のパスが利用できないとき、前記第2のMTNパス、前記第3のMTNパス、および前記第1のパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項18または19に記載の方法。
【請求項21】
前記方法は、
前記第2のパスと前記第2のMTNパスの両方が利用できないとき、前記第1のMTNパスおよび第1のパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項18から20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記方法は、
前記第1のMTNパスを使用することによって第2のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法であって、前記ネットワークが、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置が、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続され、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスを使用することによって接続され、前記方法は、
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって、第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップと、
前記第2のパスが利用できないとき、前記第1のパスおよび前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップと
を含む、マルチホーミング通信方法。
【請求項24】
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信する前記ステップは、
前記第1のMTNパスおよび前記第2のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のパスが利用できないとき、前記方法は、
前記第2の通信装置によって送信された指示情報に基づいて前記第1の通信装置によって、前記第2のパスが故障していると決定するステップであって、前記指示情報が、前記第2のパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項23または24に記載の方法。
【請求項26】
前記指示情報は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、前記第4の通信装置は、第2のMTNパスおよび第3のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続される、請求項24から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記第2のパスが利用できないとき、前記第1のパスおよび前記第1のMTNパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップは、
前記第3のMTNパスが利用でき、前記第2のパスが利用できないとき、前記第3のMTNパス、前記第1のMTNパス、および前記第1のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信する前記ステップは、
前記第3のMTNパスが利用できず、前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のMTNパス、前記第1のMTNパス、および前記第2のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項27または28に記載の方法。
【請求項30】
ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法であって、前記ネットワークが、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置が、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続され、前記方法は、
前記第2のMTNワーキングパスが利用できないとき、前記第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成するステップ
を含む、マルチホーミング通信方法。
【請求項31】
通信システムであって、前記通信システムは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置は、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続される、通信システム。
【請求項32】
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって接続される、請求項31に記載のシステム。
【請求項33】
前記MTN通信システムは、第4の通信装置をさらに含み、前記第4の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続される、請求項31または32に記載のシステム。
【請求項34】
前記通信システムは、請求項1から30のいずれか一項に記載の方法を行うように構成される、請求項31から33のいずれか一項に記載の通信システム。
【請求項35】
マルチホーミングシステムであって、前記システムは、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含み、
前記メモリは、命令またはコンピュータプログラムタを記憶するように構成され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システムが、請求項1から30のいずれか一項に記載の方法を行うように、前記メモリ内の前記命令または前記コンピュータプログラムを実行するように構成される、マルチホーミングシステム。
【請求項36】
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータは、請求項1から30のいずれか一項に記載の方法を行うことを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2020年11月16日に出願された、「メトロ伝送ネットワークMTNまたはスライシングパケットネットワークSPNに適用される通信方法および通信システム」という名称の中国特許出願第202011282559.X号の優先権を主張し、その全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、メトロ伝送ネットワーク(metro transport network、MTN)またはスライシングパケットネットワーク(slicing packet network、SPN)に適用される通信方法および通信システムに関する。
【背景技術】
【0003】
フレキシブルイーサネット(flex ethernet、FlexE)は、様々なイーサネット媒体アクセス制御(media access control、MAC)レートのサービスをサポートする技術である。この技術は、柔軟なチャネル化サブレートを提供するために、1つまたは複数のイーサネット物理(PHY)リンクを結合する。例えば、各100GBASE-R PHYは、20スロット(slot)に対応するデータベアラチャネルに分割され、各スロットに対応する帯域幅は5Gbpsである。各50GBASE-R PHYは、10スロットに対応するデータベアラチャネルに分割される。フレキシブルイーサネットクライアント(FlexE Client)の元のデータストリームのイーサネットフレームは、64/66バイト(byte)でエンコーディングされたコードブロックを単位として使用することによって分割され、次いで、各コードブロックは、フレキシブルイーサネットシム(FlexE Shim)を介して、送信のためにフレキシブルイーサネットグループ(FlexE Group)内の1つまたは複数のPHYのいくつかのスロットに対してスケジュールされる。
【0004】
新しい伝送技術、例えばMTN技術では、イーサネットフレームサービスは、一連の64B/66Bコードブロックの形態のワンホップノードまたはマルチホップノードを使用することによってネットワークの一端からネットワークの他端に転送され、最終的にイーサネットフレームサービスに復元されうる。ネットワーク内の各ホップノードは、64B/66Bコードブロックを受信し、その64B/66Bコードブロックを、特定のパスに従ってネクストホップノードに転送することができる。しかしながら、転送パスが故障しているとき、サービスは中断され、サービス送信が影響を受ける。例えば、図1に示されるように、ネットワークデバイスPE1とネットワークデバイスPE2とは、ワーキングパスおよびプロテクションパスを使用することによって接続される。ワーキングパスが正常に機能するとき、PE1およびPE2は、ワーキングパスを使用することによってサービスストリームを送信する。ワーキングパスが故障しているとき、サービスがワーキングパスからプロテクションパスに調整され、PE1およびPE2は、プロテクションパスを使用することによってサービスストリームを送信する。しかしながら、PE2ノードが故障しているか、またはPE2とCE2との間で故障が発生すると、サービス送信が中断され、サービスストリームの送信に影響を及ぼす。加えて、図1に示されるネットワークアーキテクチャでは、PE1とPE2との間のサービストラフィックが重いとき、PE1の送信負荷が重く、サービストラフィックの損失につながる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願の実施形態は、ネットワーク(例えば、MTNやSPN)に適用される通信方法および通信システムを提供する。このようにして、転送パス故障によって引き起こされるサービス中断が解決されることができ、負荷分散が実施されることができ、ネットワーク信頼性を向上させる。
【0006】
第1の態様によれば、本出願は、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続され、方法は、第2のMTNパスを使用することによって第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信するステップ、を含む。
【0007】
一例では、方法は、第3の通信装置によって行われてもよい。負荷分散が実施されるシナリオでは、第3の通信装置は、第1のMTNパスを使用することによって第2のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信する。この実装形態では、第3の通信装置は、サービストラフィックが重いときに負荷分散を行い、それによってデータ送信品質を向上させるように、異なるクライアントに基づいてMTNパスを使用することによってデータストリームを別々に送信してもよい。
【0008】
任意選択で、第2のMTNパスが利用できないシナリオでは、第3の通信装置は、第1のMTNパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームをさらに送信してもよい。この実装形態では、第2のMTNパスが利用できないとき、第3の通信装置は、データストリームの正常な送信を保証し、サービス送信の信頼性を向上させるように、第1のMTNパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するために、プロテクションパス、すなわち第1のMTNパスを開始してもよい。
【0009】
任意選択で、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していることが決定されてもよく、第1の指示は第2のMTNパスが故障していることを指示する。この実装形態では、第2の通信装置は、第2のMTNパスが故障していることを検出し、第1の通信装置または第3の通信装置に第1の指示を送信しうるので、第1の通信装置または第3の通信装置は、第2のMTNパスが故障していることを知り、それによってMTNパス切り替えを実施しうる。
【0010】
任意選択で、第1の通信装置は、第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するように、第2の通信装置から第1の指示を受信する。
【0011】
任意選択で、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0012】
任意選択で、第1の指示を受信した後に、第1の通信装置は、第2のMTNパスが故障していることを認識する。この場合、第1の通信装置は、第3の通信装置に、第1のクライアント(client)に対応するデータストリームの送信パスを、第2のMTNパスから第1のMTNパスに切り替えるよう指示するために、第3の通信装置に第2の指示を送信する。
【0013】
任意選択で、第2の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる。
【0014】
任意選択で、第3の通信装置は、第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するように、第2の通信装置によって送信された第1の指示を直接受信してもよい。
【0015】
任意選択で、第1の指示は、運用管理保守OAMメッセージに含まれる。
【0016】
任意選択で、第2の通信装置が故障しているとき、第2のMTNパスが故障している。この場合、第1の通信装置は、第2の通信装置が故障していることを検出し、第3の通信装置に指示情報を送信してもよい。指示情報は、第3の通信装置に、第1のMTNパスを使用することによってデータストリームを送信するように、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるよう指示する。
【0017】
任意選択で、第3の通信装置はまた、第2のMTNパスが故障していることも検出してもよい。この場合、第3の通信装置は、第2のMTNパスが故障していることを指示する第3の指示を送信してもよい。
【0018】
任意選択で、第3の通信装置は、第3の指示を第1の通信装置に送信してもよい。第1の通信装置は、第3の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定する。
【0019】
任意選択で、第3の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる。
【0020】
任意選択で、第3の通信装置は、第3の指示を第2の通信装置に送信してもよく、その結果、第2の通信装置は、第3の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定し、次いで第3のMTNパスを開始し、それによって、第2のMTNパスが故障しているためにサービスが正常に送信されることができないという問題を回避しうる。
【0021】
任意選択で、第3の指示は、運用管理保守OAMメッセージに含まれる。
【0022】
任意選択で、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、第2の通信装置は、第1の通信装置または第3の通信装置に第1の指示を送信し、第1の指示は、第2のMTNパスが故障していることを指示する。
【0023】
任意選択で、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0024】
任意選択で、ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、第4の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。
【0025】
任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とが、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続されるとき、第2のパスは利用でき、第2のMTNパスは利用できず、第1のclientに対応するデータストリームは、第1のMTNパス、第3のMTNパス、および第2のパスを使用することによって送信される。この実装形態では、第2のMTNパスが利用できないとき、第3の通信装置は、第1のMTNパスを開始してもよく、第1の通信装置は、第3のMTNパスを開始してもよく、データストリームは、ダウンストリームの正常な送信を保証するために、第1の通信装置と第4の通信装置との間で、第1のMTNパス第3のMTNパス、および第2のパスを使用することによって送信される。
【0026】
任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とが、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続されるとき、第2のMTNパスは利用でき、第2のパスは利用できず、第1のclientに対応するデータストリームは、第2のMTNパス、第3のMTNパス、および第1のパスを使用することによって送信される。この実装形態では、第2のパスが利用できないとき、データストリームの送信を保証するために、第1の通信装置は、第1のパスを開始してもよく、第1のclientに対応するデータストリームは、第3の通信装置と第4の通信装置との間で、第2のMTNパス、第3のMTNパス、および第1のパスを使用することによって送信されてもよい。パスを開始することは、パスをアクティブ状態に設定することであってもよく、アクティブ状態はデータストリームを転送するために使用されうる。例えば、第1のパスを開始することは、データストリームを転送するために、第1のパスのステータスをアクティブ状態に設定することである。
【0027】
任意選択で、第2のパスと第2のMTNパスの両方が利用できないとき、データストリームの正常な送信を保証するために、第3の通信装置は、第2のMTNパスから第1のMTNパスに切り替え、第4の通信装置は、第2のパスから第1のパスに切り替え、その結果、第1のclientに対応するデータストリームは、第3の通信装置と第4の通信装置との間で、第1のMTNパスおよび第1のパスを使用することによって送信される。
【0028】
第2の態様によれば、本出願は、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続され、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第1のMTNパスを使用することによって接続される。方法は、第3の通信装置または第2の通信装置によって行われてもよく、第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信するステップと、第2のパスが利用できないとき、第1のパスおよび第1のMTNパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップと、を含む。
【0029】
任意選択で、第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップは、第1のMTNパスおよび第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ、を含む。この実施形態では、データストリームは、第3の通信装置と第1の通信装置との間で、第1のMTNパスおよび第2のパスを使用することによって送信されてもよい。
【0030】
任意選択で、第2のパスが利用できないとき、第2の通信装置は、第2のパスが利用できないことを検出し、第2のパスが故障していると決定するために、第1の通信装置に指示情報を送信してもよく、指示情報は、第2のパスが故障していることを指示する。第2のパスが故障していると決定した後に、第1の通信装置は、第1のパスを開始してもよい。
【0031】
任意選択で、指示情報は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0032】
任意選択で、ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、第4の通信装置は、第2のMTNパスおよび第3のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。
【0033】
任意選択で、第2のパスが利用できないとき、第1のパスおよび第1のMTNパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップは、第3のMTNパスが利用でき、第2のパスが利用できないとき、第3のMTNパス、第1のMTNパス、および第1のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ、を含む。
【0034】
任意選択で、第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信するステップは、第3のMTNパスが利用できず、第2のパスが利用できるとき、第2のMTNパス、第1のMTNパス、および第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ、を含む。
【0035】
第3の態様によれば、本出願は、ネットワークにおける通信方法を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続され、方法は、第2のMTNワーキングパスが利用できないとき、第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成するステップ、を含む。具体的には、第1のMTNパスのステータスは、非アクティブ状態からアクティブ状態に構成される。
【0036】
任意選択で、第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成するステップの前に、方法は、第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ、をさらに含む。
【0037】
任意選択で、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、第1の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ、を含む。
【0038】
任意選択で、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0039】
任意選択で、第1の命令を受信するステップの後に、方法は、第3の通信装置に、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するよう指示するために、第1の通信装置によって、第3の通信装置に第2の指示を送信するステップ、をさらに含む。
【0040】
任意選択で、第2の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる。
【0041】
任意選択で、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、第3の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ、を含む。
【0042】
任意選択で、第1の指示は、運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0043】
任意選択で、第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成するステップの前に、方法は、第3の通信装置によって、第1の通信装置によって送信された指示情報を受信するステップであって、指示情報が第3の通信装置に、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するよう命令する、ステップ、をさらに含む。
【0044】
任意選択で、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、第3の通信装置によって送信された第3の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、第3の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ、をさらに含む。
【0045】
任意選択で、第3の指示は、第3の通信装置によって第1の通信装置に送信される。
【0046】
任意選択で、第3の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージに含まれる。
【0047】
任意選択で、第3の指示は、第3の通信装置によって第2の通信装置に送信される。
【0048】
任意選択で、第3の指示は、運用管理保守OAMメッセージに含まれる。
【0049】
任意選択で、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、第2の通信装置によって、第1の通信装置または第3の通信装置に第1の指示を送信するステップであって、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ、を含む。
【0050】
任意選択で、第4の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0051】
任意選択で、ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、第4の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。
【0052】
任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、第2のパスが利用できるとき、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するステップ、をさらに含む。
【0053】
任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、第2のパスが利用できないとき、第1のパスをアクティブ状態になるように構成するステップ、をさらに含む。
【0054】
第4の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第1の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第1の通信装置は、トランシーバユニットと処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、処理ユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。
【0055】
第5の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第1の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第1の通信装置は、メモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プログラムコードを記憶するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、プログラムコード内の命令を実行し、その結果、第1の通信装置が、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第1の通信装置によって行われる1つまたは複数の動作を行う、ように構成される。
【0056】
第6の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第1の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第1の通信装置は、通信インターフェースとプロセッサとを含む。通信インターフェースは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、プロセッサは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。第7の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第2の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第2の通信装置は、トランシーバユニットと処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、処理ユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。
【0057】
第8の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第2の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第2の通信装置は、メモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プログラムコードを記憶するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、プログラムコード内の命令を実行し、その結果、第2の通信装置が、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第2の通信装置によって行われる1つまたは複数の動作を行う、ように構成される。
【0058】
第9の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第2の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第2の通信装置は、複数の通信インターフェースと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。複数の通信インターフェースは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、プロセッサは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。
【0059】
第10の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第3の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第3の通信装置は、トランシーバユニットと処理ユニットとを含む。トランシーバユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、処理ユニットは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第3の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。第11の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第3の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第3の通信装置は、メモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プログラムコードを記憶するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、プログラムコード内の命令を実行し、その結果、第3の通信装置が、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第3の通信装置によって行われる1つまたは複数の動作を行う、ように構成される。
【0060】
第12の態様によれば、本出願は、ネットワークに適用される第3の通信装置を提供する。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、第3の通信装置は、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。任意選択で、第1のパスと第2のパスはどちらもMTNパスである。任意選択で、第1の通信装置と第2の通信装置とは、MTNパスを使用することによっても接続される。第3の通信装置は、複数の通信インターフェースと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。複数の通信インターフェースは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成され、プロセッサは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法において第3の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の別の動作を行うように構成される。
【0061】
第13の態様によれば、本出願は、通信システムを提供する。通信システムは、第4の態様、第5の態様、または第6の態様による第1の通信装置と、第7の態様、第8の態様、または第9の態様による第2の通信装置と、第10の態様、第11の態様、または第12の態様による第3の通信装置とを含む。通信システムは、前述の態様のいずれかによる方法における1つまたは複数の動作を行いうる。
【0062】
第14の態様によれば、本出願は、メトロ伝送ネットワークMTNに適用されるマルチホーミングシステムを提供する。システムは、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含み、メモリは、命令またはコンピュータプログラムを記憶するように構成され、少なくとも1つのプロセッサは、メモリ内の命令またはコンピュータプログラムを実行し、その結果、システムが、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法における1つまたは複数の動作を行う、ように構成される。本出願では、マルチホーミングシステムは、いくつかのネットワークデバイスを含むネットワークであってもよいし、単一のネットワークデバイスであってもよい。これは、本明細書では特に限定されない。
【0063】
第15の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法における1つまたは複数の動作を行うことを可能にされる。
【0064】
第16の態様によれば、本出願は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、および第3の態様のいずれか1つによる方法における1つまたは複数の動作を行うことを可能にされる。
【0065】
本出願の実施形態または従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施形態または従来技術の説明において使用される添付の図面を簡単に説明する。以下の説明における添付の図面は、本出願の一部の実施形態を示すにすぎず、当業者は、これらの添付の図面から、創意工夫せずに他の添付の図面をさらに導出しうることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0066】
図1】従来の適用シナリオの概略図である。
図2a】本出願の一実施形態によるFlexE実装形態の構造図である。
図2b】本出願の一実施形態による64B/66Bコードブロックの構造図である。
図3a】本出願の一実施形態による適用シナリオの概略図である。
図3b】本出願の一実施形態による別の適用シナリオの概略図である。
図4】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図5a】本出願の一実施形態によるDHCカプセル化フォーマットの構造図である。
図5b】本出願の一実施形態による別のDHCカプセル化フォーマットの構造図である。
図6】本出願の一実施形態による、ネットワークにおける別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図7】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図8】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図9】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図10】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図11】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図12a】本出願の一実施形態による通信システムの構造図である。
図12b】本出願の一実施形態による別の通信システムの構造図である。
図13】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図14】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図15】本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。
図16】本出願の一実施形態による通信装置の構造図である。
図17】本出願の一実施形態による別の通信装置の構造図である。
図18】本出願の一実施形態によるさらに別の通信装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0067】
当業者が本発明における解決策をよりよく理解することを可能にするために、以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。説明される実施形態は、本発明のすべての実施形態ではなく一部にすぎないことは明らかである。
【0068】
本出願の実施形態で提供される技術的解決策の理解を容易にするために、以下は、本出願の実施形態におけるネットワーク要素および技術を説明する。
【0069】
FlexE技術は、高速送信および柔軟な帯域幅構成などの要件を満たすために標準Ethernet技術に基づいて開発された技術である。IEEE802.3に基づいて、FlexE技術においては、物理層(physical layer、PHY)から媒体アクセス制御(media access control、MAC)層を分離するためにFlexE Shim層が導入される。FlexEは、クライアント/グループ(Client/Group)アーキテクチャに基づいて定義される。図2aに示されるように、任意のPHY(FlexE Group)上の任意の複数の異なるサブインターフェース(FlexE Client)のマッピングおよび送信がサポートされうる。言い換えれば、FlexEは、1つまたは複数のPHYリンクを互いに結合して、異なるレートの送信チャネルを提供しうる。例えば、各100GBASE-Rに対応するPHYリンクが、20スロット(Slot)に対応するデータ送信チャネルに分割されてもよく、各スロットに対応する帯域幅は5Gbpsである。FlexE Clientに対応するイーサネットフレームは、64B/66Bエンコーディング方式を使用することによって複数のコードブロックに分割され、各コードブロックは、FlexE Shimを使用することによって、送信のためにFlexE Group内の1つまたは複数のPHYのいくつかのスロットにスケジュールされる。IEEE802.3で定義されている64B/66Bエンコーディングは、64bitデータまたは制御情報を送信用の66bitコードブロックにエンコーディングすることであり、66bitコードブロックの最初の2ビットは同期ヘッダを表し、図2bに示されるように、受信端でのデータアライメントおよび受信データビットストリームの同期に主に使用される。同期ヘッダには、「01」と「10」の2つのタイプがあり、「01」は後続の64bitコードブロックがデータコードブロックであることを指示し、「10」は後続の64bitコードブロックが制御コードブロックであることを指示する。制御コードブロックにおいて、同期ヘッダの隣の8bitはタイプフィールドであり、後続の56bitトは制御情報、データ、またはそれらの組み合わせである。加えて、オプティカルインターネットワーキングフォーラム(optical internetworking forum、OIF)は、FlexEオーバーヘッド基本フレームおよびFlexEオーバーヘッドマルチフレームをさらに定義し、FlexEオーバーヘッドマルチフレームは32個のFlexEオーバーヘッド基本フレームを含み、FlexEオーバーヘッド基本フレームは8個のFlexEオーバーヘッドコードブロックを含む。FlexEは、8bitタイプフィールドの値が0×4Bであり、Oコード(bit32~35)が0×5であることに基づいて、最初のFlexEオーバーヘッドコードブロックを決定する。
【0070】
メトロ伝送ネットワーク(metro transport network、MTN)またはスライシングパケットネットワーク(slicing packet network、SPN)は、FLexE技術に基づいてデータストリームを送信する新しい伝送ネットワークである。MTNによって使用される技術(以下、MTN技術と呼ぶ)は、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)の関連規格に主に準拠し、SPNによって使用される技術(以下、SPN技術と呼ぶ)は、中国通信標準化協会の関連規格に主に準拠する。MTN技術とSPN技術はどちらも、FLexE技術に基づいてshim層でデータを処理する。パス層における2つの技術の実装間にはわずかな違いがある。例えば、SPN技術では、オーバーヘッドコードブロック内の6バイトが別のメッセージを搬送しうることが定義され、MTN技術では、オーバーヘッドコードブロック内の3バイトが別のメッセージを搬送しうることが定義される。しかしながら、本発明に関連する技術的実装形態において、MTN技術の関連実装形態はSPN技術の関連実装形態と同じである。本出願では、MTNパスは、MTN技術またはSPN技術に基づいて、MTNネットワークまたはSPNネットワークにおいてネットワークの一端からネットワークの他端にパケットが送信されるパスを指す。パケットがMTNパスに沿って送信されるとき、パケットは複数の中間ノードを通過してもよい。MTNとSPNの両方において、イーサネットフレームサービスは、一連の64B/66Bコードブロックの形式で1つのホップまたは複数のホップを介してネットワークの一端からネットワークの他端に転送され、最終的にイーサネットフレームに復元されうる。送信プロセスにおいて、ネットワーク内の各ホップノードは、64B/66Bコードブロックを受信し、データストリーム転送を完了するために、64B/66Bコードブロックをネクストホップノードに転送することができる。本出願におけるMTN技術の関連する記述および説明、例えば、MTNインターフェースや、MTN技術に基づいて送信されるフレームフォーマットの関連する実装形態については、関連するITU-T規格または規格案(例えば、2020年9月に公開された「Draft new Recommendation G.8312(ex_G.mtn)」)の関連説明を参照されたい。SPN技術の関連説明については、本出願出願日の前に中国通信標準化協会によって策定された関連するSPN規格を参照されたい。規格のさらなる発展および進化に伴い、本出願におけるMTN技術およびSPN技術に関連する技術用語の説明は、規格が進化するにつれて関連する規格に準拠する。
【0071】
従来の通信システムでは、図1に示されるように、サービスは、PE2を使用することによってPE1とCE2との間で送信される必要がある。実際の適用では、互いに独立したMTNワーキングパスおよびMTNプロテクションパスが、PE1とPE2との間に確立されうる。一般に、サービスは、MTNワーキングパスを使用することによってPE1とCE2との間で送信され、MTNワーキングパスが故障しているときには、サービスは、MTNプロテクションパスを使用することによってPE1とCE2との間で送信される。しかしながら、PE2が故障しているときには、MTNワーキングパスとMTNプロテクションパスの両方が同じノードPE2に属するので、サービス送信が中断される。加えて、PE1が複数のユーザに同時にサービス送信サービスを提供するときには、PE1とPE2との間のサービス量が大きく、サービス送信品質が影響を受ける。
【0072】
前述の問題に基づいて、本出願の一実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含む。第3の通信装置は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。すなわち、この通信システムでは、第3の通信装置は、第1の通信装置と第2の通信装置の両方に接続される。一般に、第3の通信装置と第2の通信装置との間の第2のMTNパスは、MTNワーキングパスとして設定されてもよく、第3の通信装置は、第2のMTNパスを使用することによってサービスを送信する。第2のMTNパスが利用できないとき、第3の通信装置は、第1のMTNパスを使用することによってサービスを送信してもよい。あるいは、負荷分散の場合、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスの送信負荷を低減し、サービス送信品質を向上させるために、第3の通信装置は、第1のMTNパスを使用することによって、第2のclientに対応するデータストリームを送信してもよく、第3の通信装置は、第2のMTNパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信してもよい。
【0073】
図3aに示される適用シナリオの概略図を参照して、MTN通信システムにおいて、5つのネットワークデバイスが含まれる例が説明のために使用され、5つのネットワークデバイスはそれぞれ、顧客エッジ(customer edge、CE)デバイスCE1、顧客エッジデバイスCE2、プロバイダエッジ(provider edge、PE)デバイスPE1、プロバイダエッジデバイスPE2、およびプロバイダエッジデバイスPE3である。PE1とPE2はMTNパス1を使用することによって接続され、PE1とPE3はMTNパス2を使用することによって接続され、PE2とPE3はMTNパス3を使用することによって接続され、CE2とPE2はリンク1を使用することによって接続され、CE2とPE3はリンク2を使用することによって接続され、CE1とPE1はリンク3を使用することによって接続される。リンク1~リンク3は、Eth PHYリンク、FlexEリンク、リンクアグリゲーショングループ(link aggregation group、LAG)リンクなどであってもよい。図3aに示される適用シナリオにおいて、PE1について、PE1とPE2との間のMTNパス1は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE1とPE3との間のMTNパス2は、プロテクションパスとして構成されてもよいし、またはPE1とPE3との間のMTNパス2は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE1とPE2との間のMTNパス1は、プロテクションパスとして構成されてもよい。プロテクションパスは、ワーキングパスが使用されることができないときに、PE1がプロテクションパスを使用することによってデータストリームを送信するために提供される。例えば、プロテクションパスはMTNパス2であり、PE1はプロテクションパスを使用することによってPE3にパケットを送信し、PE3はパケットをPE2またはCE2に転送する。あるいは、PE1は、プロテクションパスを使用することによって、PE3によって送信されたパケットを受信し、そのパケットをCE1に転送する。CE2について、CE2とPE2との間のリンク1は、ワーキングリンクとして構成されてもよく、CE2とPE3との間のリンク2は、プロテクションリンクとして構成されてもよい。あるいは、CE2とPE3との間のリンク2は、ワーキングリンクとして構成されてもよく、CE2とPE2との間のリンク1は、プロテクションリンクとして構成されてもよい。
【0074】
特定の一実装形態では、CE1とCE2との間のワーキングパスはアクティブ状態にあり、CE1-PE1-PE2-CE2などのワーキングパスを使用することによってデータストリームが送信されるが、プロテクションパスは非アクティブ状態にある、すなわち、データストリームを送信するために使用されない場合もある、ことに留意されたい。ワーキングパスまたはPE2ノードが故障しているときには、プロテクションパスが開始され、データストリームはプロテクションパスを使用することによって送信される。
【0075】
図3bに示される別の適用シナリオの概略図を参照して、6つのネットワークデバイスが含まれる例が説明のために使用され、6つのネットワークデバイスはそれぞれ、顧客エッジ(customer edge、CE)デバイスCE1、顧客エッジデバイスCE2、プロバイダエッジ(provider edge、PE)デバイスPE1、プロバイダエッジデバイスPE2、プロバイダエッジデバイスPE3、およびプロバイダエッジデバイスPE4である。PE1とPE2はMTNパス1を使用することによって接続され、PE1とPE3はMTNパス2を使用することによって接続され、PE2とPE3はMTNパス3を使用することによって接続され、PE2とPE4はMTNパス4を使用することによって接続され、PE3とPE4はMTNパス5を使用することによって接続され、CE1とPE1はリンク1を使用することによって接続され、CE2とPE4はリンク2を使用することによって接続される。リンク1およびリンク2は、Eth PHYリンク、FlexEリンク、リンクアグリゲーショングループ(link aggregation group、LAG)リンクなどであってもよい。図3bに示される適用シナリオにおいて、PE1について、PE1とPE2との間のMTNパス1は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE1とPE3との間のMTNパス2は、プロテクションパスとして構成されてもよいし、またはPE1とPE3との間のMTNパス2は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE1とPE2との間のMTNパス1は、プロテクションパスとして構成されてもよい。PE4について、PE4とPE2との間のMTNパス4は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE4とPE3との間のMTNパス5は、プロテクションパスとして構成されてもよいし、またはPE4とPE3との間のMTNパス5は、ワーキングパスとして構成されてもよく、PE4とPE2との間のMTNパス4は、プロテクションパスとして構成されてもよい。
【0076】
CE1とCE2との間の送信パスがCE1-PE1-PE2-PE4-CE2であるとき、送信パス内のワーキングパスはアクティブ状態になるように構成され、データストリームは、ワーキングパスを使用することによってCE1とCE2との間で送信されてもよく、プロテクションパスPE1-PE3-PE4は、非アクティブ状態になるように構成される、すなわち、データストリームを送信するために使用されない、ことに留意されたい。ワーキングパス内のMTNパス1、MTNパス4、またはPE2ノードが故障しているときには、各パスに対応するプロテクションパスが開始され、データストリームはプロテクションパスを使用することによって送信される。
【0077】
各ネットワークデバイスは、ノードとも呼ばれてもよく、ネットワークシステムにおけるパケット処理機能を有するデバイスであってもよく、例えば、ルータやスイッチであってもよい。
【0078】
本出願の適用シナリオは、説明のための例にすぎず、本出願の適用シナリオに対する限定を構成すべきではないことに留意されたい。理解を容易にするために、本出願では、本出願の適用シナリオならびに対応する方法、装置、およびシステムを説明するための例として、デュアルホーミングシナリオのみが使用される。しかしながら、この方法は他のマルチホーミングシナリオにも適用可能であり、本明細書では詳細は再度説明されない。
【0079】
本出願の実施形態で提供されるパス切り替え方法の理解を容易にするために、以下は、添付の図面を参照して前述の故障事例を個別に説明する。
【0080】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオを参照して、PE1とPE2との間のMTNパス1がワーキングパスであり、PE1とPE3との間のMTNパス2がプロテクションパスである例が説明のために使用される。図4は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。この実施形態は、MTNパス1が故障しているときに各ネットワークデバイスによって行われる動作を説明する。方法400は以下のステップを含む。
【0081】
S401:PE2は指示1を取得する。
【0082】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオにおいて、MTNパス1のステータスは、パス層で運用管理保守(operation,administration and maintenance、OAM)メッセージを使用することによって、PE2とPE1との間で連続的に監視されうる。具体的には、PE1は、PE1からPE2へのパス(例えば、順方向パス)のステータスを監視するために、PE2にOAMメッセージを周期的に送信してもよく、PE2は、OAMメッセージに基づいてPE2からPE1へのパス(例えば、逆方向パス)を監視するために、PE1にOAMメッセージを周期的に送信してもよい。PE2が、予め設定された時間内に、PE1によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは順方向パス上で故障が発生していることを指示する可能性があり、PE2は、故障に基づいて指示1を生成してもよく、指示1は、MTNパス1が故障していることを指示する。PE1が、予め設定された時間内に、PE2によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは逆方向パス上で故障が発生していることを指示し、PE1はPE2に、OAMメッセージを使用することによって、逆方向パス上で故障が発生していることを通知してもよく、PE2は、OAMメッセージに基づいて指示1を生成し、指示1は、MTNパス1が故障していることを指示する。この実施形態では、MTNパス1の順方向パス上の故障と逆方向パス上の故障の両方がMTNパス1上の故障として決定される例が、説明のために使用されることに留意されたい。加えて、順方向パスが故障しているとき、PE1は順方向パスを使用することによってPE2にデータストリームを送信することができないので、MTNパス2が開始される必要がある。逆方向パスが故障しているとき、PE2は逆方向パスを使用することによってPE1にデータストリームを送信することができないので、MTNパス2およびMTNパス3を使用することによってPE1にデータストリームを送信するために、PE3はMTNパス2およびMTNパス3を開始するよう通知される必要がある。
【0083】
MTNの場合、パス層におけるOAMメッセージは、パス層におけるオーバーヘッドコードブロックによって搬送されてもよい。ITU-Tによって定義されたパス層におけるオーバーヘッドコードブロックのカプセル化フォーマットでは、図2bに示されるように、第1のパス層のオーバーヘッドコードブロックは、8bitタイプフィールドの値が0×4Bであり、Oコード(bit32~35)が0×0Cであることに基づいて決定され、8bitタイプフィールドの後の3バイトがOAMメッセージを搬送してもよい。SPNネットワークの場合、8bitタイプフィールドの後の6バイトが、OAMメッセージを搬送するために使用されてもよい。
【0084】
一実装形態では、MTNパス3がPE2とPE3との間に確立されているときに、MTNパス1が故障していないとき、MTNパス3は通常、非アクティブ状態にある、すなわち、PE2はデータストリームを送信するためにMTNパス3を使用しない。MTNパス1が故障しているとき、PE2はデータストリームを送信するためにMTNパス1を使用することができず、MTNパス3は非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えられ、その結果、PE2はMTNパス3を使用することによってデータストリームを送信することができる。
【0085】
S402:PE2は指示1を送信する。
【0086】
MTNパス1が故障しているとき、PE1は、MTNパス2を使用することによってCE1によって送信されたデータストリームを送信するか、またはMTNパス2を使用することによってCE2によって送信されたデータストリームを受信するために、MTNパス1からMTNパス2に切り替える必要がある。同様に、MTNパス1が故障しているとき、PE3もまた、MTNパス2を使用することによってCE2に、CE1によって送信されたデータストリームを転送し、MTNパス2を使用することによってCE1に、CE2によって送信されたデータストリームを転送するために、MTNパス2を開始する、すなわち、MTNパス2がアクティブ状態になることを可能にする必要がある。この場合、PE2は、指示1をPE3に送信し、かつ/または指示1をPE1に送信してもよい。
【0087】
一例では、PE2がPE3のみに指示1を送信するとき、例えば、PE1とPE2との間の順方向パスと逆方向パスの両方が故障しているとき、詳細についてはS403~S407の特定の実装形態を参照されたい。
【0088】
PE2が指示1をPE3に送信する例では、ある場合には、指示1はデュアルホーミング調整(dual homingCoordination、DHC)メッセージで搬送されてもよい。DHCメッセージに関する詳細については、RFC8185の関連説明を参照されたい。本出願では、DHCがMTNまたはSPNに使用されるとき、DHCメッセージはパス層でオーバーヘッドコードブロックにカプセル化されてもよく、パス層のオーバーヘッドコードブロックの構造は図2bに示されている。具体的には、DHCメッセージは、1つまたは複数のオーバーヘッドコードブロックにカプセル化されてもよい。例えば、情報を搬送するために1つのオーバーヘッドコードブロック内の3バイトが使用されうるとき、DHCメッセージは、2つのオーバーヘッドコードブロックを使用することによって搬送されえて、情報を搬送するために1つのオーバーヘッドコードブロック内の6バイトが使用されうるとき、DHCメッセージは、1つのオーバーヘッドコードブロックを使用することによって搬送されうる。
【0089】
理解を容易にするために、DHCメッセージが2つのオーバーヘッドコードブロックを使用することによって搬送されるとき、図5aを参照すると、コードブロック1およびコードブロック2が含まれる。各コードブロックは、DHCメッセージを指示するメッセージの開始(start of message、SOM)およびメッセージの終了(end of message、EOM)を含む。具体的には、SOM=1かつEOM=0のとき、これはDHCメッセージを搬送する開始コードブロック、例えばコードブロック1を指示し、SOM=0かつEOM=1のとき、これはDHCメッセージを搬送する終了コードブロック、例えばコードブロック2を指示する。Tは搬送されるメッセージのタイプを指示するために使用され、例えば、TはDHCに対応するタイプ値に等しい。DHCメッセージの内容の一部はコードブロック1のmessage-specificで搬送され、DHCメッセージの内容のその他の部分はコードブロック2のmessage-specificで搬送される。DHCメッセージの内容は、MTNパス1のステータス指示(例えば、0-正常;1-故障)、MTNパスの切り替え指示(例えば、0-切り替えなし、送信がMTNパス1上で行われる;1-切り替え、送信がMTNパス2上で行われる)などを含んでもよい。
【0090】
DHCメッセージが1つのオーバーヘッドコードブロックを使用することによって搬送されるとき、図5bを参照すると、コードブロック3が含まれる。コードブロック3内のTは、搬送されるメッセージのタイプを指示するために使用され、例えば、TはDHCに対応するタイプ値に等しい。コードブロック3内のValue1~Value4は、DHCメッセージの内容を搬送するために使用される。同様に、DHCメッセージの内容は、MTNパス1のステータス指示(例えば、0-正常;1-故障)、MTNパス1の切り替え指示(例えば、0-切り替えなし、送信がMTNパス1上で行われる;1-切り替え、送信がMTNパス2上で行われる)などを含んでもよい。
【0091】
別の例では、MTNパス3は非アクティブ状態にあるが、PE2とPE3との間のMTNパス3のステータスを監視するために、PE2とPE3との間でOAMメッセージもまた周期的に送信されうる。この場合、指示1は、PE2によってPE3に送信されるOAMメッセージで搬送されてもよく、PE3は、OAMメッセージを解析することによって、MTNパス1が故障していると決定する。
【0092】
前述の2つの事例は、本出願のこの実施形態における、指示1が異なるメッセージで搬送される状況を説明するための例にすぎず、本出願のこの実施形態は、前述の2つの可能な実装形態を含むがこれらに限定されない。指示1を搬送することができる任意の他のメッセージが、本出願のこの実施形態における実装形態として使用されてもよい。
【0093】
別の例では、指示1をPE3に送信している間に、PE2は指示1をPE1に送信する。例えば、PE2からPE1への逆方向パスは正常である。S403およびS408~S409の特定の実装形態を参照されたい。PE1からPE2への順方向パスが故障していることをPE2が検出するとき、PE2からPE1への逆方向パスは正常であるので、PE2は引き続きOAMメッセージをPE1に送信しうることが理解されよう。この場合、PE2は、OAMメッセージを使用することによって指示1を搬送してもよく、その結果、PE1は、OAMメッセージを解析することによって、MTNパス1が故障していると決定する。
【0094】
S403:PE3は、PE2によって送信された指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定する。
【0095】
S404:PE3は、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0096】
この実施形態では、PE2によって送信された指示1を受信した後、PE3は、指示1を解析することによって、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成し、その結果、PE3は、MTNパス2を使用することによってデータストリームを受信または送信することができる。
【0097】
一実装形態では、MTNパス3がPE3とPE2との間に確立されているときに、MTNパス1が故障していないとき、MTNパス3は非アクティブ状態にありうる、すなわち、PE3はデータストリームを送信するためにMTNパス3を使用しない。MTNパス1が故障しているとき、PE3はMTNパス3をアクティブ状態になるように構成してもよく、その結果、PE3は、MTNパス3を使用することによってデータストリームを送信することができる。
【0098】
S405:PE3は、指示1に基づいて指示2を生成する。
【0099】
指示1に基づいて、MTNパス1が故障しているとPE3が決定するとき、PE1がデータストリームを送信するためにMTNパス1を使用できないようにするために、PE3は、指示2を生成しうる。指示2は、PE1に、MTNパス1からMTNパス2に切り替えるよう、すなわち、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するよう指示する。
【0100】
可能な一実装形態では、指示2は、自動保護スイッチング(automatic protection switching、APS)メッセージで搬送されてもよい。APSメッセージは、パス層においてオーバーヘッドコードブロックにカプセル化されてもよく、オーバーヘッドコードブロックは64B/66Bコードブロックであり、特定の構造が図2bに示されている。APSメッセージは、1つのオーバーヘッドコードブロックにカプセル化されてもよく、例えば、1つのオーバーヘッドコードブロック内の6バイトが情報を搬送するために使用されるか、または2つのオーバーヘッドコードブロックにカプセル化されてもよく、例えば、1つのオーバーヘッドコードブロック内の3バイトが情報を搬送するために使用される。
【0101】
別の可能な実装形態では、指示2は、PE3によってPE1に送信されるOAMメッセージで搬送されてもよい。PE1は、OAMメッセージを解析することによって指示2を取得し、次いで、指示2に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0102】
S406:PE3は、指示2をPE1に送信する。
【0103】
S407:PE1は、指示2に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0104】
PE3によって送信された指示2を受信した後に、PE1は、指示2を解析することによって、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替え、その結果、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームを送信する。
【0105】
S408:PE1は、PE2によって送信された指示1を受信する。
【0106】
S409:PE1は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0107】
PE2からPE1への逆方向パスが正常に機能するとき、PE2は指示1をPE1に直接送信してもよく、その結果、PE1は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2を使用することによってデータストリームを送信するために、MTNパス2を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替える。指示1は、PE2によってPE1に送信されるOAMメッセージで搬送されてもよい。
【0108】
図6を参照すると、本出願の一実施形態は、ネットワークにおける別のマルチホーミング通信方法のフローチャートを提供する。方法600は、以下のステップを含んでもよい。
【0109】
S601:PE1は、指示3を取得し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0110】
前述の説明から、PE2とPE1との間のMTNパス1のステータスは、パス層でOAMメッセージを使用することによって連続的に監視されうることが知見されうる。具体的には、PE1は、PE1からPE2へのパス(順方向パス)のステータスを監視するために、PE2にOAMメッセージを周期的に送信してもよく、PE2は、OAMメッセージに基づいてPE2からPE1へのパス(逆方向パス)を監視するために、PE1にOAMメッセージを周期的に送信してもよい。PE1が、予め設定された時間(例えば、連続した3.5回分の接続検出期間)内に、PE2によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは逆方向パス上で故障が発生していることを指示し、PE2は、故障に基づいて指示3を生成してもよく、指示3は、MTNパス1が故障していることを指示する。PE2が、予め設定された時間内に、PE1によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは順方向パス上で故障が発生していることを指示し、PE2はPE1に、OAMメッセージを使用することによって順方向パス上で発生している故障を通知してもよく、PE1は、OAMメッセージに基づいて指示3を生成し、指示3は、MTNパス1が故障していることを指示する。この実施形態では、MTNパス1の順方向パス上の故障と逆方向パス上の故障の両方がMTNパス1上の故障として決定される例が、説明のために使用されることに留意されたい。
【0111】
MTNパス1が故障していないとき、MTNパス2は非アクティブ状態にありうることに留意されたい。MTNパス1が故障しているとPE1が決定するとき、PE1はMTNパス1を使用することによってデータストリームを送信することができず、MTNパス2は非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えられる。
【0112】
S602:PE1は指示3を送信する。
【0113】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオにおいて、MTNパス1が故障しているとき、PE3もまた、MTNパス2を使用することによって、CE1またはCE2によって送信されたデータストリームを転送するために、MTNパス2を開始する、すなわち、MTN2パスをアクティブ状態になるように構成する必要がある。この場合、PE1は、指示3をPE3に送信してもよい。指示3は、APSメッセージで搬送されてもよい。APSメッセージの具体的なフォーマットおよび実装形態については、S402を参照されたい。あるいは、PE1は指示をPE2のみに送信し、PE2は指示をPE3に送信する。例えば、PE1からPE2への順方向パスが正常に機能し、PE2とPE3との間にMTNパス3が確立されているときに、MTNパス1が故障しており(逆方向パス故障)、PE2がデータストリームを転送するために依然として使用されるとき、PE2は、MTNパス3を使用することによって、CE1またはCE2によって送信されたデータストリームを転送するために、MTNパス3を開始する必要がある。この場合、PE1は指示3をPE2に送信してもよい。指示3は、OAMメッセージで搬送されてもよい。PE3は、OAMメッセージを解析することによって、MTNパス1が故障していると決定し、次いで、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成する。
【0114】
PE1が指示3をPE2のみに送信する実装形態については、S603~S606を参照されたく、PE1が指示3をPE3に送信する実装形態については、S607およびS608を参照されたい。
【0115】
S603:PE2は、PE1によって送信された指示3を受信し、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定する。
【0116】
この実施形態では、PE1からPE2への順方向パスが正常に機能するとき、PE2は指示3をPE1に送信してもよく、PE1によって送信された指示3を受信した後に、PE2は、指示3を解析することによって、MTNパス1が故障していると決定する。MTNパス3がPE2とPE3との間に存在し、MTNパス3がデータストリームを送信するために使用される必要があるとき、PE2はMTNパス3を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えてもよい。
【0117】
S604:PE2は、指示3に基づいて指示4を生成する。
【0118】
指示3に基づいて、MTNパス1が故障しているとPE2が決定するとき、PE3が時間内にMTNパス2を開始することを可能にするために、PE2は、指示4を生成する。指示4はPE3に、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するよう指示する。第4の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送されてもよい。DHCメッセージの関連説明および実装形態については、S402を参照されたい。あるいは、指示4は、PE2によってPE3に送信されるOAMメッセージで搬送され、PE3は、OAMメッセージを解析することによって、MTNパス1が故障していると決定する。
【0119】
S605:PE2は、指示4をPE3に送信する。
【0120】
S606:PE3は、指示4に基づいて、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0121】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオにおいて、ある場合には、MTNパス3がデータストリームを送信するために必要とされるとき、PE3は、PE3に対応するMTNパス3のステータスを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替える。
【0122】
別の例では、データストリームがPE3とCE2との間のリンク2を使用することによって送信されるとき、PE3は、PE3に対応するパス2のステータスを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替える。
【0123】
S607:PE3は、PE1によって送信された指示3を受信する。
【0124】
S608:PE1は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0125】
MTNパス1が故障しているとPE1が決定するとき、PE1は指示3をPE3に直接送信してもよく、その結果、PE3は、指示3に基づいて、MTNパス2が故障していると決定し、MTNパス1のステータスを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替える。指示3はAPSメッセージで搬送されてもよいし、指示3はOAMメッセージで搬送されてもよい。
【0126】
前述の実施形態は、MTNパス1が利用できないときにデバイス間で行われる動作を説明している。以下は、添付の図面を参照して、PE2ノードが故障している事例を説明する。
【0127】
図7は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。方法700は、以下のステップを含んでもよい。
【0128】
S701:PE1は、PE2が故障していると決定し、指示5を生成し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0129】
この実施形態では、PE1は、以下の2つのやり方でPE2ノードが故障していると決定してもよい。一方のやり方は、PE1が、MTNパス1上でOAMメッセージを使用することによって、PE2が故障していることを直接検出することである。他方のやり方は、PE2が故障しているとき、PE1とPE3の両方が、予め設定された時間内に、PE2によって送信されたOAMメッセージを受信することができないことである。この場合、PE1はMTNパス1が故障している(逆方向パス故障)と決定してもよく、PE3はMTNパス3が故障していると決定し、PE3はPE1に指示を送信する。PE1は、指示に基づいて、MTNパス3が故障していると決定してもよく、PE1は、PE1がPE2によって送信されたOAMメッセージを受信できない事例に基づいて、PE2ノードが故障していると決定してもよい。当然ながら、PE2の故障を決定する際のPE1の正確さを保証するために、PE1は別のやり方で故障をさらに決定してもよい。
【0130】
PE2が故障していると決定すると、PE1は指示5を生成してもよく、指示5はPE3に、MTNパス2およびパス2を開始するよう指示する。指示は、APSメッセージで搬送されてもよいし、OAMメッセージで搬送されてもよい。
【0131】
具体的には、PE2が故障しているとPE3が決定するとき、データストリームの送信が中断されないことを保証するために、PE3は、パス2を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替え、その結果、PE3は、リンク2を使用することによって、CE2またはCE1によって送信されたデータストリームを送信する。
【0132】
S702:PE1は、指示5をPE3に送信する。
【0133】
S703:PE3は、指示5に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成する。
【0134】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオを参照すると、PE2ノードが故障しているとき、PE1は、MTNパス1およびリンク1を使用することによってCE1にデータストリームを送信することができない。データストリームの正常な送信を保証するために、MTNパス2およびリンク2は、MTNパス2およびリンク2を使用することによってデータストリームを送信するために、アクティブ状態になるように構成される必要がある。
【0135】
図8は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。方法800は、以下のステップを含んでもよい。
【0136】
S801:PE3は、PE2が故障していると決定し、指示6を生成し、MTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成する。
【0137】
この実施形態では、PE3は、以下の2つのやり方でPE2ノードが故障していると決定してもよい。一方のやり方は、PE3が、MTNパス3上でOAMメッセージを使用することによって、PE2が故障していることを直接検出することである。他方のやり方は、PE2が故障しているとき、PE1とPE3の両方が、予め設定された時間内に、PE2によって送信されたOAMメッセージを受信することができないことである。この場合、PE1は、MTNパス1が故障している(逆方向パス故障)と決定してもよく、PE1は、PE3に指示を送信する。PE3は、指示に基づいて、MTNパス1が故障していると決定してもよく、PE3は、PE3もまたPE2によって送信されたOAMメッセージを受信できない事例に基づいて、PE2ノードが故障していると決定してもよい。当然ながら、PE2の故障を決定する際のPE3の正確さを保証するために、PE3は別のやり方で故障をさらに決定してもよい。
【0138】
PE2が故障していると決定すると、PE3は指示6を生成してもよく、指示6はPE1に、MTNパス1からMTNパス2に切り替えるよう指示する。指示は、APSメッセージで搬送されてもよいし、OAMメッセージで搬送されてもよい。
【0139】
具体的には、PE2が故障しているとPE3が決定するとき、データストリームの送信が中断されないことを保証するために、PE3は、MTNパス2およびリンク2を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替え、その結果、PE3は、MTNパス2およびリンク2を使用することによって、CE2またはCE1によって送信されたデータストリームを送信する。
【0140】
S802:PE3は、指示6をPE1に送信する。
【0141】
S803:PE1は、指示6に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【0142】
この実施形態では、指示6を受信すると、PE1は、指示6に基づいて、MTNパス1が利用できないと決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成してもよい。
【0143】
前述の実施形態は、PE2ノードが故障しているときに他のネットワークデバイスによって行われる動作を説明している。以下は、添付の図面を参照してリンク1が故障している事例を説明する。
【0144】
図9は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。方法900は、以下のステップを含んでもよい。
【0145】
S901:PE2は、リンク1が故障していると決定し、指示7を生成し、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成する。
【0146】
図3に示されるように、PE2およびCE2は、リンク層でOAMメッセージを使用することによってリンク1のステータスを連続的に監視しうる。具体的には、PE2は、PE2からCE2へのリンク(順方向リンク)のステータスを監視するために、CE2にOAMメッセージを周期的に送信してもよい。CE2は、OAMメッセージを使用することによってCE2からPE2へのリンク(逆方向リンク)を監視するために、PE2にOAMメッセージを周期的に送信してもよい。PE2が、予め設定された時間内に、CE2によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは順方向リンク上で故障が発生していることを指示し、PE2は、故障に基づいて指示7を生成してもよく、指示7は、リンク1が故障していることを指示する。CE2が、予め設定された時間内に、PE2によって送信されたOAMメッセージを受信しないとき、これは逆方向リンク上で故障が発生していることを指示し、CE2はPE2に、OAMメッセージを使用することによって、逆方向リンク上で発生している故障を通知してもよく、PE2は、OAMメッセージに基づいて指示7を生成し、指示7は、リンク1が故障していることを指示する。この実施形態では、リンク1の順方向リンクの故障と逆方向リンクの故障の両方がリンク1の故障として決定されることに留意されたい。
【0147】
一実装形態では、PE2が、リンク1は故障しているがMTNパス1は故障していないと決定するとき、PE2がデータストリームを正常に送信することを可能にするために、PE2は、MTNパス3をアクティブ状態にするように構成してもよく、その結果、PE2は、MTNパス3を使用することによってデータストリームを送信する。
【0148】
S902:PE2は、指示7をPE3に送信する。
【0149】
指示7は、DHCメッセージで搬送されてもよい。
【0150】
S903:PE3は、指示7に基づいて、リンク1が故障していると決定し、MTNパス3およびリンク2をアクティブ状態になるように構成する。
【0151】
リンク1が故障しているとき、リンク2は、CE2がデータストリームを送信できることを保証するために開始される必要がある。すなわち、リンク2は、アクティブ状態となるように構成される。さらに、PE3がCE1にデータストリームを送信し、PE2ノードを使用することによってデータストリームを転送することを可能にするために、PE3は、MTNパス3をさらに開始してもよい、すなわち、MTNパス3をアクティブ状態にするように構成してもよい。
【0152】
前述の実施形態は、例として図3aを使用することによって説明されている。図3bに示される通信システムの構造図で、パス故障またはノード故障の解決策については、前述の実施形態の説明を参照されたい。例えば、図3bのPE4とPE2との間のパスが故障しているとき、前述の方法400の特定の実装形態を参照されたい。
【0153】
特定の一実装形態では、各ノードは、転送テーブルを使用することによって転送パスを決定するために、パス状態テーブルを維持することによって対応する転送テーブルを更新しうることに留意されたい。PE2およびPE3は、説明のための例として使用されている。表1に示されるPE2パス状態テーブルおよび表2に示されるPE3パス状態テーブルを参照されたい。
【0154】
【表1】
【0155】
【表2】
【0156】
前述の2つのテーブルから、MTNパス1、PE2ノード、およびリンク1がすべて正常に機能するとき、PE2に対応するMTNパス1とリンク1の両方がアクティブ状態になるように構成され、MTNパス3は非アクティブ状態またはアクティブ状態になるように構成されうることが知見されうる。一般に、MTNパス3は、表1の第1行に示されるように、アクティブ状態になるように構成される。PE2に対応する転送テーブル内の転送パスは、MTNパス1<->リンク1であり、すなわち、双方向転送が、MTNパス1およびリンク1を使用することによって実施される。この場合、表2の第1行に示されるように、PE3に対応するMTNパス2およびリンク2は非アクティブ状態にあり、MTNパス3はアクティブ状態になるように構成される。MTNパス1が故障しており、リンク1が依然としてアクティブ状態にあるとき、表1の第2行に示されるように、PE2ノードは、MTNパス3をアクティブ状態になるように設定してもよい。PE2に対応する転送テーブル内の転送パスは、MTNパス3<->リンク1である。この場合、表2の第2行に示されるように、PE3に対応するMTNパス2およびMTNパス3はアクティブ状態にあり、リンク2は、依然として非アクティブ状態にある。PE3に対応する転送テーブル内の転送パスは、MTNパス3<->MTNパス2である、すなわち、双方向転送が、MTNパス3およびMTNパス2を使用することによって実施される。リンク1が故障しているとき、表1の第3行に示されるように、MTNパス1は依然としてアクティブ状態にある可能性があり、MTNパス3はアクティブ状態にある。PE2に対応する転送テーブル内の転送パスは、MTNパス1<->MTNパス3である、すなわち、双方向転送が、MTNパス1およびMTNパス3を使用することによって実施される。この場合、表2の第3行に示されるように、PE3に対応するMTNパス2は依然として非アクティブ状態にあり、リンク2およびMTNパス3はアクティブ状態にある。PE3の転送テーブル内の転送パスは、リンク2<->MTNパス3である、すなわち、双方向転送が、リンク2およびMTNパス3を使用することによって実施される。MTNパス1とリンク1の両方が故障しているか、またはPE2ノードが故障しているとき、MTNパス3は非アクティブ状態またはアクティブ状態にありうる。MTNパス3が非アクティブ状態にあるとき、対応する転送挙動はヌルであり、動作は行われない。MTNパス3がアクティブ状態にあるとき、表1の第4行に示されるように、対応する転送挙動は廃棄である。この場合、PE3に対応するMTNパス2およびリンク2はアクティブ状態にあり、MTNパス3はアクティブ状態または非アクティブ状態にありうる。PE3の転送テーブルに対応する転送パスは、MTNパス2<->リンク1である、すなわち、表2の第4行に示されるように、双方向転送が、MTNパス2およびリンク1を使用することによって実施される。MTNパス1とMTNパス3の両方が故障しているか、またはPE2ノードが故障しているとき、リンク1は非アクティブ状態またはアクティブ状態にありうる。リンク1が非アクティブ状態にあるとき、対応する転送挙動はヌルであり、動作は行われない。リンク1がアクティブ状態にあるとき、表1の第5行に示されるように、対応する転送挙動は廃棄である。この場合、PE3に対応するMTNパス2およびリンク2はアクティブ状態にあり、MTNパス3は故障している。PE3の転送テーブルに対応する転送パスは、MTNパス2<->リンク2である、すなわち、双方向転送が、表2の第5行に示されるように、MTNパス2およびリンク2を使用することによって実施される。
【0157】
具体的には、MTNパス1、MTNパス2、またはMTNパス3がアクティブ/スタンバイパスであるとき、そのステータスは、active状態、standby状態、およびdown状態の3つの状態に分割されうる。standby状態は、inactive状態と同等であってもよい。MTNパス1、MTNパス2、またはMTNパス3がデュアルホーミングパスであるとき、ステータスは、それぞれup状態およびdown状態の2つの状態に分割されうる。up状態は、active状態と同等であってもよい。
【0158】
前述の説明から、各ノードがパス故障またはノード故障について制御プレーン上でシグナリングを使用することによってパスを切り替えた後、各ノードに対応する転送挙動が変化し、最後に、故障を回避するために新しい転送パスが形成されることが知見されうる。以下は、添付の図面を参照して説明を提供する。
【0159】
例えば、図3aに示される適用シナリオが例として使用される。図10は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。以下は、説明のための例としてCE1からCE2へのデータストリームの方向を使用する。方法1000は、以下のステップを含んでもよい。
【0160】
S1001:PE1は、第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを取得し、データストリームに基づいて転送パスを決定する。
【0161】
S1002:転送パスがMTNパス2であるとき、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信する。
【0162】
この実施形態では、PE1は、CE1によって送信された第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを受信し、データストリームに基づいて対応する転送パスを決定してもよい。具体的には、PE1は、転送パスを求めて転送テーブルを探索してもよい。転送パスがMTNパス2であるとき、これはMTNパス1が利用できないことを指示し、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信する。
【0163】
MTNパス1が利用できないことは、以下の事例を含みうる:1つの事例は、MTNパス1自体が故障していることであり、別の事例は、PE2ノード故障に起因してMTNパス1が利用できないこと、またはMTNパス1がユーザによってプロテクションパスとして構成されていることである。MTNパス1が故障しているとき、MTNパス1が故障しているとPE1が決定し、MTNパス1からMTNパス2に切り替える特定の実装形態については、方法400または方法600の詳細な説明を参照されたい。同じかまたは同様の部分は、この実施形態において本明細書では再度説明されない。PE2ノードが故障しており、PE2ノードが故障しているとPE1が決定し、MTNパス1からMTNパス1に切り替える特定の実装形態については、方法700または方法800を参照されたい。
【0164】
S1003:PE3は、データストリームに基づいて転送パスを決定する。
【0165】
S1004:転送パスがMTNパス3であるとき、PE3は、MTNパス3を使用することによってデータストリームをPE2に転送する。
【0166】
この実施形態では、MTNパス1が故障しているとき、PE3は、MTNパス3を開始してもよい、すなわち、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成してもよい。MTNパス1が故障しているとPE3が決定し、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成する特定の実装形態については、方法400または方法600を参照されたい。
【0167】
S1005:PE2は、リンク1を使用することによってデータストリームをCE2に転送する。
【0168】
S1006:転送パスがリンク2であるとき、PE3は、リンク2を使用することによってデータストリームをCE2に転送する。
【0169】
この実施形態では、MTNパス1が故障しているとき、PE3はMTNパス3を開始せずに、リンク2を開始してもよい、すなわち、リンク2をアクティブ状態になるように構成してもよい。あるいは、PE2ノードが故障しているか、またはリンク1が故障しているとき、PE3はリンク2をアクティブ状態になるように構成する。PE2ノードが故障しているとPE3が決定するやり方については、方法700または方法800を参照されたく、リンク1が故障しているとPE3が決定するやり方については、方法900を参照されたい。
【0170】
S1007:転送パスがMTNパス1であるとき、PE1は、MTNパス1を使用することによってデータストリームをPE2に送信する。
【0171】
この実施形態では、PE1は、CE1によって送信された第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを受信し、データストリームに基づいて対応する転送パスを決定してもよい。具体的には、PE1は、転送パスを求めて転送テーブルを探索する。転送パスが第2のMTNパスであるとき、これは第2のMTNパスが利用できる、すなわち、アクティブ状態にあることを指示する。この場合、PE1は、MTNパス1を使用することによってデータストリームをPE2に送信する。
【0172】
S1008:PE2は、データストリームに基づいて転送パスを決定する。
【0173】
S1009:転送パスがMTNパス3であるとき、PE2は、MTNパス3を使用することによってデータストリームをPE3に送信する。
【0174】
この実施形態では、PE2によって決定された転送パスがMTNパス3であるとき、これはリンク1が故障していることを指示し、PE2は、MTNパス3を使用することによってデータストリームを送信するために、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成する。リンク1が故障しているとPE2が決定し、PE2がMTNパス3をアクティブ状態になるように構成する特定の実装形態については、方法900の関連説明を参照されたい。
【0175】
S1010:PE3は、リンク2を使用することによってデータストリームをCE2に送信する。
【0176】
S1011:転送パスがリンク1であるとき、PE2は、リンク1を使用することによってデータストリームをCE2に送信する。
【0177】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオでは、パス故障またはノード故障によって引き起こされるデータストリーム送信中断の問題が解決されることができるだけでなく、データストリームの負荷分散も実施されることができる。理解を容易にするために、以下は、添付の図面を参照して説明を提供する。
【0178】
図11は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。方法1100は、以下のステップを含んでもよい。
【0179】
S1101:PE1は、CE1によって送信されたデータストリームを受信する。
【0180】
図3に示される適用シナリオにおいて、CE1がCE2にデータストリームを送信する例が説明のために使用される。この適用シナリオでは、CE1は、複数のクライアントにサービスを提供してもよい。例えば、CE1はclient1およびclient2に対応し、client1とclient2の両方がCE1を使用することによってデータストリームをCE2に送信してもよい。
【0181】
S1102:PE1は、データストリームに対応するクライアント識別子を決定する。
【0182】
この実施形態では、クライアント(client)がCE1にデータストリームを送信するときに、データストリームはクライアント識別子を含んでもよく、その結果、データストリームを送信するクライアントはクライアント識別子によって指示されることができる。特定の一実装形態では、異なるクライアントのデータストリームに対応する転送パスが、PE1において事前構成されてもよい。CE1からデータストリームを受信すると、PE1は、クライアント識別子およびクライアント識別子と転送パスとの間の対応関係に基づいて転送パスを決定して、クライアント識別子に対応する転送パスを使用することによってデータストリームを転送するために、データストリームを解析することによってクライアント識別子を決定する。
【0183】
S1103:クライアント識別子が第1のクライアント(client)であるとき、PE1は、MTNパス1を使用することによってデータストリームを送信する。
【0184】
この実施形態では、クライアント識別子が第1のクライアント(client)であるとき、PE1は、MTNパス1を使用することによってデータストリームを送信してもよい。すなわち、PE1は、MTNパス1を使用することによってデータストリームをPE2に送信する。PE1によって受信されたデータストリームがイーサネットフレームであるとき、PE1がデータストリームをPE2に送信する前に、PE1は、データストリームを64B/66Bのサイズの1つまたは複数のコードブロックに分割し、次いで、それらのコードブロックを、MTNパス1を使用することによってPE2に転送することに留意されたい。
【0185】
S1104:クライアント識別子が第2のクライアント(client)であるとき、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームを送信する。
【0186】
この実施形態では、クライアント識別子が第2のクライアント(client)であるとき、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームを送信してもよい。すなわち、PE1は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信する。PE1によって受信されたデータストリームがイーサネットフレームであるとき、PE1がデータストリームをPE3に送信する前に、PE1は、データストリームを64B/66Bのサイズの1つまたは複数のコードブロックに分割し、次いで、それらのコードブロックを、MTNパス2を使用することによってPE3に転送することに留意されたい。
【0187】
PE2およびPE3ノードならびに図3bのPE4に対して負荷分散が行われてもよく、異なるクライアントのデータストリームは異なる転送パスを使用することによって転送されることが理解されよう。特定の実装形態については、S1101~S1104の関連説明を参照されたい。
【0188】
図12aは、本出願の一実施形態によるMTNマルチホーミング通信システムの構造図である。MTN通信システムは、第1の通信装置101と、第2の通信装置102と、第3の通信装置103とを含む。第3の通信装置103は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置101および第2の通信装置102に接続され、第1の通信装置101は、第3のMTNパスを使用することによって第2の通信装置通信可能に接続される。一実装形態では、図12aに示されるMTN通信システムは、第4の通信装置104をさらに含んでもよい。第4の通信装置104は、図12bに示されるように、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置101および第2の通信装置102に接続される。
【0189】
図12aまたは図12bに示される通信システムは、図3aまたは図3bに示されるネットワークシナリオに適用されてもよい。例えば、第1の通信装置101、第2の通信装置102、および第3の通信装置103は、図3aまたは図3bに示されるPE1、PE2、およびPE3にそれぞれ対応してもよい。第1のMTNパスは、例えば、MTNパス2であってもよく、第2のMTNパスは、例えば、MTNパス1であってもよい。第4の通信装置104は、例えば、図3aに示されるCE2であってもよいし、図3bに示されるPE4であってもよい。図12aまたは図12bの通信システムは、前述の方法の実施形態のいずれか1つにおける方法を行うように構成されてもよい。
【0190】
図13は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法1300のフローチャートである。ネットワークは、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含む。第3の通信装置は、第1のMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。方法1300は、図3a図3b図12aまたは図12bに示されるネットワークアーキテクチャに適用されてもよい。方法1300は、方法400、方法600、方法700、方法800、方法1000、および方法1100における1つまたは複数の動作を行うように特に構成されてもよい。方法1300は、以下のステップを含む。
【0191】
S1301:第2のMTNパスを使用することによって第1のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信する。
【0192】
方法1300が方法1000を実施するために特に使用されるとき、S1301は、第3の通信装置または第2の通信装置によって行われてもよい。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応する。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応する。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2である。
【0193】
負荷分散シナリオでは、方法1300は、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0194】
S1302:第1のMTNパスを使用することによって第2のクライアント(client)に対応するデータストリームを送信する。
【0195】
図12aに示されるMTN通信システムでは、負荷分散が実施されることができるだけでなく、パス故障やノード故障に起因してデータストリームが送信されることができないという問題も解決されることができる。負荷分散の実装形態では、方法1300が方法1100を特に実施するとき、S1301およびS1302は、第3の通信装置によって行われてもよい。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第1のMTNパスは、方法1100におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法1100におけるMTNパス1に対応する。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1のMTNパスは、方法1100におけるMTNパス1に対応する。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第1のMTNパスは、方法1100におけるMTNパス3に対応する。
【0196】
具体的には、第2のMTNパスが利用できるとき、第1のclientに対応するデータストリームは、第2のMTNパスを使用することによって送信され、第2のMTNパスが利用できないとき、第1のclientに対応するデータストリームは第1のMTNパスを使用することによって送信される。
【0197】
方法1300が方法1000を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応し、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応する。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応してもよい。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応し、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよい。
【0198】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0199】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。
【0200】
あるいは、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0201】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法600における指示4に対応してもよい。
【0202】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0203】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0204】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよく、第2のMTNパスは、リンク1である。
【0205】
一実装形態では、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、
第1の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ
をさらに含む。
【0206】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0207】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0208】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0209】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0210】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0211】
一実装形態では、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0212】
DHCメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態の関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0213】
一実装形態では、第1の指示を受信するステップの後に、方法は、
第1の通信装置によって、第3の通信装置に、第1のclientに対応するデータストリームの送信パスを第2のMTNパスから第1のMTNパスに切り替えるよう指示するために、第3の通信装置に第2の指示を送信するステップ
をさらに含む。
【0214】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第2の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応してもよい。
【0215】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第2の指示は、方法600における指示4に対応してもよく、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよい。
【0216】
一実装形態では、第2の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージで搬送される。
【0217】
APSメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0218】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第3の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ
をさらに含む。
【0219】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよいし、第3の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよい。
【0220】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0221】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0222】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0223】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0224】
一実装形態では、第1の指示は、運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0225】
OAMメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0226】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第3の通信装置によって、第1の通信装置によって送信された指示メッセージを受信するステップであって、指示メッセージが、第3の通信装置に、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるよう命令する、ステップ
をさらに含む。
【0227】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法700におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3またはPE1に対応してもよく、指示メッセージは、方法700における指示1に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、指示メッセージは、方法700における指示2に対応してもよい。
【0228】
方法1300が方法600を実施することができるとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法600におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE2またはPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法600における指示4に対応してもよい。
【0229】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法700におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応する。本明細書で言及される指示メッセージは、方法700における指示5に対応してもよい。
【0230】
方法1300が方法800を特に実施するとき、本明細書で言及される指示メッセージは、方法800における指示6に対応してもよく、本明細書で言及される第3の通信装置は、方法800におけるPE1に対応してもよく、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法800におけるPE3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応し、第1のMTNパスは、方法800におけるMTNパス2に対応する。
【0231】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法900におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法900におけるPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法900における指示7に対応し、第1のMTNパスは、方法900におけるリンク2に対応し、第2のMTNパスは、方法900におけるリンク1に対応する。
【0232】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第3の通信装置によって送信された第3の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、第3の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0233】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0234】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法600における指示4に対応してもよい。
【0235】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0236】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0237】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよく、第2のMTNパスは、リンク1である。
【0238】
一実装形態では、第3の指示は、第3の通信装置によって第1の通信装置に送信される。
【0239】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0240】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0241】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0242】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0243】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0244】
一実装形態では、第3の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージで搬送される。
【0245】
APSメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0246】
一実装形態では、第3の指示は、第3の通信装置によって第2の通信装置に送信される。
【0247】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第2の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0248】
方法1300が方法600を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0249】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0250】
方法1300が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0251】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0252】
一実装形態では、第3の指示は、運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0253】
OAMメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0254】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第2の通信装置によって、第1の通信装置または第3の通信装置に第1の指示を送信するステップであって、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0255】
方法1300が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応し、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応し、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応する。
【0256】
方法1300が方法600を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の指示は、方法400における指示3に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよく、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよい。
【0257】
一実装形態では、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0258】
本明細書で言及されるDHCメッセージおよびOAMメッセージについては、前述の方法実施形態の関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0259】
一実装形態では、MTN通信システムは、第4の通信装置104をさらに含んでもよい。第4の通信装置104は、図12bに示されるように、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置101および第2の通信装置102に接続される。
【0260】
一例では、本明細書で言及される第4の通信装置は、図3aのCE2に対応してもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、本明細書で言及される第1のパスは、図3aのリンク2に対応してもよく、本明細書で言及される第2のパスは、図3aのリンク1に対応してもよい。
【0261】
別の例では、本明細書で言及される第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1のパスは、図3aのMTNパス2に対応してもよく、第2のパスは、図3aのMTNパス1に対応してもよい。
【0262】
一実装形態では、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、
第2のパスが利用でき、第2のMTNパスが利用できないとき、第1のMTNパス、第3のMTNパス、および第2のパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
をさらに含む。
【0263】
方法1300が方法1000を特に実施するとき、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応してもよく、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよく、本明細書で言及される第2のパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよい。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第2のパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法1000におけるリンク2に対応してもよく、第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよい。
【0264】
可能な一実装形態では、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、
第2のMTNパスが利用でき、第2のパスが利用できないとき、第2のMTNパス、第3のMTNパス、および第1のパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
をさらに含む。
【0265】
方法1300が方法1000を特に実施するとき、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応してもよく、本明細書で言及される第2のパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよく、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよく、本明細書で言及される第1のパスは、方法1000におけるリンク2に対応してもよい。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1のパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよく、第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよい。
【0266】
一実装形態では、方法は、
第2のパスと第2のMTNパスの両方が利用できないとき、第1のMTNパスおよび第1のパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
をさらに含む。
【0267】
方法1300が方法1000を特に実施するとき、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第2のパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよく、本明細書で言及される第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応してもよく、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応してもよく、本明細書で言及される第1のパスは、方法1000におけるリンク2に対応してもよい。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1のパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法1000におけるリンク2に対応してもよく、第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応してもよい。
【0268】
図14は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法のフローチャートである。図14に示されるマルチホーミング通信方法1400は、図3a図3b、または図12bに示されるMTN通信システムに適用されてもよい。方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0269】
S1401:第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信する。
【0270】
第2のパスが利用できないシナリオでは、方法1400は、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0271】
S1402:第2のパスが利用できないとき、第1のパスおよび第1のMTNパスを使用することによって、第1のclientに対応するデータストリームを送信する。
【0272】
方法1400が方法1000を特に実施するとき、第3の通信装置は、方法1000におけるCE2であり、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2であり、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3であり、第2のパスは、方法1000におけるリンク1であり、第1のパスは、方法1000におけるリンク2であり、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3である。あるいは、第3の通信装置は、方法1000におけるPE1であり、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2であり、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3であり、第1のパスは、方法1000におけるMTNパス2であり、第2のパスは、方法1000におけるMTNパス1であり、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3である。
【0273】
一実装形態では、第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップは、
第1のMTNパスおよび第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
を含む。
【0274】
方法1400が方法1000を特に実施するとき、第3の通信装置は、方法1000におけるCE2であり、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2であり、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3であり、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、本明細書で言及される第2のパスは、方法1000におけるリンク1に対応する。あるいは、第3の通信装置は、方法1000におけるPE1であり、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2であり、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3であり、第2のパスは、方法1000におけるMTNパス1であり、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3である。
【0275】
一実装形態では、第2のパスが利用できないとき、方法は、
第2の通信装置によって送信された指示メッセージに基づいて第1の通信装置によって、第2のパスが故障していると決定するステップであって、指示メッセージが、第2のパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0276】
方法1400が方法400を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、指示メッセージは、方法400における指示1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0277】
方法1400が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、指示メッセージは、方法600における指示3に対応してもよく、第2のパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0278】
方法1400が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、指示メッセージは、方法700における指示5に対応してもよい。
【0279】
方法1400が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、指示メッセージは、方法800における指示6に対応してもよい。
【0280】
方法1400が方法900を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法900におけるPE3に対応し、本明細書で言及される第2の通信装置は、方法900におけるPE2に対応し、本明細書で言及される指示メッセージは、方法900における指示7に対応する。
【0281】
一実装形態では、指示メッセージは、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0282】
DHCメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態の関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0283】
一実装形態では、MTN通信システムは、第4の通信装置をさらに含む。第4の通信装置は、第2のMTNパスおよび第3のMTNパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。
【0284】
方法1400が方法1000を特に実施するとき、本明細書で言及される第4の通信装置は、方法1000におけるPE1に対応してもよく、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3に対応し、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2に対応し、本明細書で言及される第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応し、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応する。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第2のMTNパスは、方法1000におけるリンク2に対応してもよく、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよい。
【0285】
一実装形態では、第2のパスが利用できないとき、第1のパスおよび第1のMTNパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップは、
第3のMTNパスが利用でき、第2のパスが利用できないとき、第3のMTNパス、第1のMTNパス、および第1のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
を含む。
【0286】
方法1400が方法1000を特に実施するとき、本明細書で言及される第4の通信装置は、方法1000におけるPE1に対応してもよく、第1の通信装置は、方法1000におけるPE3に対応し、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2に対応し、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応し、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、本明細書で言及される第1のパスは、方法1000におけるリンク2に対応する。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、本明細書で言及される第1のパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応し、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるリンク1に対応してもよい。
【0287】
一実装形態では、第2のパスが利用できるとき、第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップは、
第3のMTNパスが利用できず、第2のパスが利用できるとき、第2のMTNパス、第1のMTNパス、および第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信するステップ
を含む。
【0288】
方法1400が方法1000を特に実施するとき、第4の通信装置は、方法1000におけるPE1に対応し、第2の通信装置は、方法1000におけるPE2に対応し、第1の通信装置は、方法1000におけるPE1に対応し、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応し、本明細書で言及される第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、本明細書で言及される第2のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス2に対応し、本明細書で言及される第2のパスは、方法1000におけるリンク1に対応する。あるいは、第4の通信装置が方法1000におけるCE2に対応し、第1の通信装置が方法1000におけるPE3に対応し、第2の通信装置が方法1000におけるPE2に対応するとき、第2のMTNパスは、方法1000におけるリンク2に対応し、第1のMTNパスは、方法1000におけるMTNパス3に対応し、第2のパスは、方法1000におけるMTNパス1に対応する。
【0289】
図15は、本出願の一実施形態による、ネットワークにおけるさらに別のマルチホーミング通信方法のフローチャートである。方法1500は、図12aまたは図12bに示されるMTN通信システムに適用されてもよい。方法は、以下のステップを含む。
【0290】
S1510:第2のMTNパスが利用できないとき、第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成する。
【0291】
一実装形態では、第1のMTNパスのステータスをアクティブ状態に構成するステップの前に、方法は、以下のステップをさらに含む。
【0292】
S1501:第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、第2のMTNが故障していると決定し、第1の指示は、第2のMTNパスが故障していることを指示する。
【0293】
方法1500が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応してもよい。あるいは、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0294】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法600における指示4に対応してもよい。
【0295】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0296】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0297】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよく、第2のMTNパスは、リンク1である。
【0298】
一実装形態では、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、
第1の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ
をさらに含む。
【0299】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応してもよく、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0300】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0301】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0302】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0303】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0304】
一実装形態では、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【0305】
DHCメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態の関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0306】
一実装形態では、第1の指示を受信するステップの後、本方法は、
第3の通信装置に、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するよう指示するために、第1の通信装置によって、第3の通信装置に第2の指示を送信するステップ
をさらに含む。
【0307】
方法1500が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及される第2の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応し、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応する。
【0308】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第2の指示は、方法600における指示4に対応してもよく、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよい。
【0309】
一実装形態では、第2の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージで搬送される。
【0310】
方法1500が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及されるAPSメッセージは、方法400におけるAPSメッセージに対応してもよい。APSメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0311】
一実装形態では、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、
第3の通信装置によって、第2の通信装置から第1の指示を受信するステップ
をさらに含む。
【0312】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよいし、第3の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよい。
【0313】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0314】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0315】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0316】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0317】
一実装形態では、第1の指示は、運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0318】
方法1500が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及されるOAMメッセージは、方法400におけるOAMメッセージに対応してもよい。OAMメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0319】
一実装形態では、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するステップの前に、方法は、
第3の通信装置によって、第1の通信装置によって送信された指示メッセージを受信するステップであって、指示メッセージが、第3の通信装置に、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するよう命令する、ステップ
をさらに含む。
【0320】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法700におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3またはPE1に対応してもよく、指示メッセージは、方法700における指示1に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、指示メッセージは、方法700における指示2に対応してもよい。
【0321】
方法1500が方法600を実施することができるとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法600におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE2またはPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法600における指示4に対応してもよい。
【0322】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法700におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応する。本明細書で言及される指示メッセージは、方法700における指示5に対応してもよい。
【0323】
方法1500が方法800を特に実施するとき、本明細書で言及される指示メッセージは、方法800における指示6に対応してもよく、本明細書で言及される第3の通信装置は、方法800におけるPE1に対応してもよく、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法800におけるPE3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応し、第1のMTNパスは、方法800におけるMTNパス2に対応する。
【0324】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法900におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法900におけるPE3に対応してもよく、指示メッセージは、方法900における指示7に対応し、第1のMTNパスは、方法900におけるリンク2に対応し、第2のMTNパスは、方法900におけるリンク1に対応する。
【0325】
一実装形態では、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するステップの前に、方法は、
第3の通信装置によって送信された第3の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、第3の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0326】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法400における指示2に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0327】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法600における指示4に対応してもよい。
【0328】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0329】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応してもよい。
【0330】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよく、第2のMTNパスは、リンク1である。
【0331】
方法1500が方法600を特に実施するとき、本明細書で言及される第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE1に対応し、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。
【0332】
一実装形態では、第3の指示は、第3の通信装置によって第1の通信装置に送信される。
【0333】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0334】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0335】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0336】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0337】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0338】
一実装形態では、第3の指示は、自動保護スイッチングAPSメッセージで搬送される。
【0339】
方法1500が方法600を特に実施するとき、本明細書で言及されるAPSメッセージは、方法600におけるAPSメッセージに対応してもよい。APSメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0340】
一実装形態では、第3の指示は、第3の通信装置によって第2の通信装置に送信される。
【0341】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の指示は、方法400における指示1に対応してもよい。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第2の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【0342】
方法1500が方法600を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【0343】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法700における指示5に対応してもよい。
【0344】
方法1500が方法800を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第3の指示は、方法800における指示6に対応してもよい。
【0345】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第3の指示は、方法900における指示7に対応してもよい。
【0346】
一実装形態では、第3の指示は、運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0347】
方法1500が方法600を特に実施するとき、本明細書で言及されるOAMメッセージは、方法600におけるOAMメッセージに対応してもよい。OAMメッセージの関連説明については、前述の方法実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0348】
一実装形態では、第2のMTNパスが故障していると決定するステップの前に、方法は、
第2の通信装置によって、第1の通信装置または第3の通信装置に第1の指示を送信するステップであって、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【0349】
方法1500が方法400を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の指示は、方法400における指示1に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE2に対応し、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応し、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応する。
【0350】
方法1500が方法600を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の指示は、方法400における指示3に対応してもよく、第2の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよく、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよい。
【0351】
一実装形態では、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【0352】
本明細書で言及されるDHCメッセージおよびOAMメッセージについては、前述の方法実施形態の関連説明を参照されたい。本明細書では詳細は再度説明されない。
【0353】
一実装形態では、MTN通信システムは、第4の通信装置をさらに含む。第4の通信装置は、図12bに示されるように、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、第1の通信装置および第2の通信装置に接続される。
【0354】
一例では、本明細書で言及される第4の通信装置は、図3aのCE2に対応してもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、本明細書で言及される第1のパスは、図3aのリンク2に対応してもよく、本明細書で言及される第2のパスは、図3aのリンク1に対応してもよい。
【0355】
別の例では、本明細書で言及される第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第1のパスは、図3aのMTNパス2に対応してもよく、第2のパスは、図3aのMTNパス1に対応してもよい。
【0356】
一実装形態では、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、
第2のパスが利用できるとき、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するステップ
をさらに含む。
【0357】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法900におけるMTNパス3に対応してもよく、本明細書で言及される第2のパスは、方法900におけるリンク1に対応してもよい。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第2のパスは、方法900におけるMTNパス1に対応し、第3のMTNパスは、方法900におけるMTNパス3に対応してもよい。
【0358】
可能な一実装形態では、第1の通信装置と第2の通信装置とは、第3のMTNパスを使用することによって通信可能に接続され、方法は、
第2のパスが利用できないとき、第1のパスをアクティブ状態になるように構成するステップ
をさらに含む。
【0359】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第4の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であり、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であり、第3の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、本明細書で言及される第2のパスは、方法900のリンク1に対応してもよく、本明細書で言及される第3のMTNパスは、方法900におけるMTNパス3に対応してもよく、本明細書で言及される第1のパスは、方法900におけるリンク2に対応してもよい。あるいは、第4の通信装置は、例えば、図3aのPE1であり、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、第3の通信装置は、例えば、図3aのCE2であり、第1のパスは、方法900におけるMTNパス2に対応する。
【0360】
上記の方法1300、方法1400、および方法1500の特定の実装形態については、方法40、方法600、方法700、方法800、方法900、方法1000、および方法1100の前述の説明部分を参照されたく、本明細書では詳細は再度説明されない。
【0361】
加えて、本出願の一実施形態は、図16に示されるように、通信装置をさらに提供する。図16は、本出願の一実施形態による通信装置の概略構造図である。通信装置1600は、トランシーバユニット1601と処理ユニット1602を含む。通信装置1600は、前述の例における方法400、方法600~方法1100、および方法1300~方法1500を行うように構成されてもよい。
【0362】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法400におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、指示1を取得し、指示1が、MTNパス1が故障していることを指示する、ように構成され、トランシーバユニット1601は、指示1を送信するように構成される。
【0363】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法400におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0364】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法400におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0365】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法600におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、指示3を取得し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバユニット1601は、指示3を送信するように構成される。
【0366】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法600におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定するように構成される。
【0367】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法600におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0368】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法700におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、指示5を生成し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバユニット1601は、指示5を送信するように構成される。
【0369】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法700におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE1によって送信された指示5を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示5に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0370】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法800におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、指示6を生成し、MTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバユニット1601は、指示6を送信するように構成される。
【0371】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法800におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE3によって送信された指示6を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示6に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0372】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法900におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、リンク1が故障していると決定し、指示7を生成し、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバユニット1601は、指示7を送信するように構成される。
【0373】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法900におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE2によって送信された指示7を受信するように構成され、処理ユニット1602は、指示7に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0374】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1000におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、処理ユニット1602は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成され、トランシーバユニット1601は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信するように構成される。
【0375】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1000におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE1によって送信されたデータストリームを受信するように構成され、処理ユニット1602は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0376】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1000におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、PE1によって送信されたデータストリームを受信し、リンク2を使用することによってデータストリームをCE2に送信するように構成され、処理ユニット1602は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0377】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1100を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1100を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1100におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、CE1によって送信されたデータストリームを受信し、MTNパス1またはMTNパス2を使用することによってデータストリームを送信するように構成され、処理ユニット1602は、データストリームに対応するクライアント識別子を決定するように構成される。
【0378】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1300における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1300で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1300で第1の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第3の通信装置に第3の指示を送信するように構成され、処理ユニット1602は、第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0379】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1300における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1300で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1300で第2の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第1の指示を送信するように構成され、処理ユニット1602は、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0380】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1300における第3の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1300で第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1300で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第1の指示または第2の指示を受信するように構成され、処理ユニット1602は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるように構成される。
【0381】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1400における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1400で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1400で第1の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第3のMTNパスを使用することによってデータストリームを第2の通信装置に送信するように構成され、処理ユニット1602は、第2のパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0382】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1400における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1400で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1400で第2の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第3のMTNパスを使用することによって、第1の通信装置によって送信されたデータストリームを受信し、第2のパスを使用することによってデータストリームを第4の通信装置に送信するように構成され、処理ユニット1602は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0383】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1400における第4の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1400で第4の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1400で第4の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第1のパスを使用することによってデータストリームを第1の通信装置に送信するように構成され、処理ユニット1602は、第2のパスが故障していると決定し、第1のパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0384】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1500における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1500で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1500で第1の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、処理ユニット1602は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0385】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1500における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1500で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1500で第2の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第1の指示を送信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、処理ユニット1602は、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0386】
一例では、通信装置1600は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1600が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1600は方法1500における第3の通信装置と同等であってもよい。トランシーバユニット1601は、方法1500で第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。処理ユニット1602は、方法1500で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバユニット1601は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、処理ユニット1602は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0387】
加えて、本出願の一実施形態は、通信装置1700をさらに提供する。図17を参照すると、図17は、本出願の一実施形態による通信装置の概略構造図である。通信装置1700は、通信インターフェース1701と、通信インターフェース1701に接続されたプロセッサ1702とを含む。通信装置1700は、前述の実施形態における方法400、方法600~方法1100、および方法1300~方法1500を行うように構成されてもよい。
【0388】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法400におけるPE2と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、指示1を取得し、指示1が、MTNパス1が故障していることを指示する、ように構成され、通信インターフェース1701は、指示1を送信するように構成される。
【0389】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法400におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0390】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法400におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0391】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法600におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、指示3を取得し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、通信インターフェース1701は、指示3を送信するように構成される。
【0392】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法600におけるPE2と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定するように構成される。
【0393】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法600におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0394】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法700におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、指示5を生成し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、通信インターフェース1701は、指示5を送信するように構成される。
【0395】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法700におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE1によって送信された指示5を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示5に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0396】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法800におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、指示6を生成し、MTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、通信インターフェース1701は、指示6を送信するように構成される。
【0397】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法800におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE3によって送信された指示6を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示6に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0398】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法900におけるPE2と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、リンク1が故障していると決定し、指示7を生成し、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成するように構成され、通信インターフェース1701は、指示7を送信するように構成される。
【0399】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法900におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE2によって送信された指示7を受信するように構成され、プロセッサ1702は、指示7に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0400】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1000におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1702は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成され、通信インターフェース1701は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信するように構成される。
【0401】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1000におけるPE2と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE1によって送信されたデータストリームを受信するように構成され、プロセッサ1702は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0402】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1000におけるPE3と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、PE1によって送信されたデータストリームを受信し、リンク2を使用することによってデータストリームをCE2に送信するように構成され、プロセッサ1702は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0403】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1100を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1100を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1100におけるPE1と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、CE1によって送信されたデータストリームを受信し、MTNパス1またはMTNパス2を使用することによってデータストリームを送信するように構成され、プロセッサ1702は、データストリームに対応するクライアント識別子を決定するように構成される。
【0404】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1300における第1の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1300で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1300で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第3の通信装置に第3の指示を送信するように構成され、プロセッサ1702は、第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0405】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1300における第2の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1300で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1300で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第1の指示を送信するように構成され、プロセッサ1702は、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0406】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1300における第3の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1300で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1300で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第1の指示または第2の指示を受信するように構成され、プロセッサ1702は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるように構成される。
【0407】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1400における第1の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1400で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1400で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第3のMTNパスを使用することによってデータストリームを第2の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1702は、第2のパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0408】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1400における第2の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1400で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1400で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第3のMTNパスを使用することによって、第1の通信装置によって送信されたデータストリームを受信し、第2のパスを使用することによってデータストリームを第4の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1702は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0409】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1400における第4の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1400で第4の通信装置によって行われる送信および受信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1400で第4の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第1のパスを使用することによってデータストリームを第1の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1702は、第2のパスが故障していると決定し、第1のパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0410】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1500における第1の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1500で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1500で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1702は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0411】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1500における第2の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1500で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1500で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第1の指示を送信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1702は、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0412】
一例では、通信装置1700は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1700が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1700は方法1500における第3の通信装置と同等であってもよい。通信インターフェース1701は、方法1500で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作を行うように構成される。プロセッサ1702は、方法1500で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、通信インターフェース1701は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1702は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0413】
加えて、本出願の一実施形態は、通信装置1800をさらに提供する。図18を参照すると、図18は、本出願の一実施形態による通信装置の概略構造図である。
【0414】
通信装置1800は、前述の実施形態における方法400、方法600~方法1100、および方法1300~方法1500を行うように構成されてもよい。
【0415】
図18に示されるように、通信装置1800は、プロセッサ1810と、プロセッサ1810に結合されたメモリ1820と、トランシーバ1830とを含んでもよい。トランシーバ1070は、例えば、通信インターフェース、光モジュールなどであってもよい。プロセッサ1810は、中央処理装置(英称:central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(英称:network processor、略してNP)、またはCPUとNPの組み合わせであってもよい。あるいは、プロセッサは、特定用途向け集積回路(英称:application-specific integrated circuit、略してASIC)、プログラマブルロジックデバイス(英称:programmable logic device、略してPLD)、またはそれらの組み合わせであってもよい。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(英称:complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(英称:field-programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリックアレイロジック(英称:generic array logic、略してGAL)、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。プロセッサ1010は、1つのプロセッサであってもよいし、複数のプロセッサを含んでもよい。メモリ1020は、揮発性メモリ(英称:volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(英称:random-access memory、略してRAM)を含んでもよい。メモリはまた、不揮発性メモリ(英称:non-volatile memory)、例えば、読み出し専用メモリ(英称:read-only memory、略してROM)、フラッシュメモリ(英称:flash memory)、ハードディスクドライブ(英称:hard disk drive、略してHDD)、またはソリッドステートディスク(英称:solid-state drive、略してSSD)を含んでもよい。メモリ1820は、前述のタイプのメモリの組み合わせをさらに含んでもよい。メモリ1820は、1つのメモリであってよいし、複数のメモリを含んでもよい。一実装形態では、メモリ1820は、コンピュータ可読命令を記憶し、コンピュータ可読命令は、複数のソフトウェアモジュール、例えば、送信モジュール1821、処理モジュール1822、および受信モジュール1823を含む。プロセッサ1810は、各ソフトウェアモジュールを実行した後に、各ソフトウェアモジュールの指示に基づいて対応する動作を行ってもよい。この実施形態では、ソフトウェアモジュールによって行われる動作は、実際には、ソフトウェアモジュールの指示に基づいてプロセッサ1810によって行われる動作である。
【0416】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法400におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法400でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、指示1を取得し、指示1が、MTNパス1が故障していることを指示する、ように構成され、トランシーバ1830は、指示1を送信するように構成される。
【0417】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法400におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法400でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0418】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法400におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法400でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE2によって送信された指示1を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示1に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0419】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法600におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法600でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、指示3を取得し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバ1830は、指示3を送信するように構成される。
【0420】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法600におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法600でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定するように構成される。
【0421】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法600を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法600を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法600におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法600でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE1によって送信された指示3を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0422】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法700におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法700でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、指示5を生成し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバ1830は、指示5を送信するように構成される。
【0423】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法700を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法700を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法700におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法700でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE1によって送信された指示5を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示5に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0424】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法800におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法800でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、指示6を生成し、MTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバ1830は、指示6を送信するように構成される。
【0425】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法800を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法800を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法800におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法800でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE3によって送信された指示6を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示6に基づいてMTNパス2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0426】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法900におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法900でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、リンク1が故障していると決定し、指示7を生成し、MTNパス3をアクティブ状態になるように構成するように構成され、トランシーバ1830は、指示7を送信するように構成される。
【0427】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法900を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法900を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法900におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法900でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE2によって送信された指示7を受信するように構成され、プロセッサ1810は、指示7に基づいてMTNパス2およびリンク2をアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0428】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1000におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1000でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、プロセッサ1810は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成され、トランシーバ1830は、MTNパス2を使用することによってデータストリームをPE3に送信するように構成される。
【0429】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1000におけるPE2と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1000でPE2によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE1によって送信されたデータストリームを受信するように構成され、プロセッサ1810は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0430】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1000を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1000を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1000におけるPE3と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1000でPE3によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、PE1によって送信されたデータストリームを受信し、リンク2を使用することによってデータストリームをCE2に送信するように構成され、プロセッサ1810は、データストリームに基づいて転送パスを決定するように構成される。
【0431】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1100を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1100を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1100におけるPE1と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1100でPE1によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、CE1によって送信されたデータストリームを受信し、MTNパス1またはMTNパス2を使用することによってデータストリームを送信するように構成され、プロセッサ1810は、データストリームに対応するクライアント識別子を決定するように構成される。
【0432】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1300における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1300で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1300で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第3の通信装置に第3の指示を送信するように構成され、プロセッサ1810は、第1の指示に基づいて、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0433】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1300における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1300で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1300で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第1の指示を送信するように構成され、プロセッサ1810は、第2のMTNパスが故障していると決定するように構成される。
【0434】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1300を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1300を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1300における第3の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1300で第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1300で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第1の指示または第2の指示を受信するように構成され、プロセッサ1810は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるように構成される。
【0435】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1400における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1400で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1400で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第3のMTNパスを使用することによってデータストリームを第2の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1810は、第2のパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0436】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1400における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1400で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1400で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第3のMTNパスを使用することによって、第1の通信装置によって送信されたデータストリームを受信し、第2のパスを使用することによってデータストリームを第4の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1810は、第2のMTNパスが故障していると決定し、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0437】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1400を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1400を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1400における第4の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1400で第4の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1400で第4の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第1のパスを使用することによってデータストリームを第1の通信装置に送信するように構成され、プロセッサ1810は、第2のパスが故障していると決定し、第1のパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0438】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1500における第1の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1500で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1500で第1の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1810は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0439】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1500における第2の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1500で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1500で第2の通信装置によって行われる受信および送信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第1の指示を送信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1810は、第3のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0440】
一例では、通信装置1800は、前述の実施形態における方法1500を行いうる。通信装置1800が前述の実施形態における方法1500を行うように構成されるとき、通信装置1800は方法1500における第3の通信装置と同等であってもよい。トランシーバ1830は、方法1500で第3の通信装置によって行われる受信および送信動作を行うように構成される。プロセッサ1810は、方法1500で第3の通信装置によって行われる送信および受信動作以外の動作を行うように構成される。例えば、トランシーバ1830は、第2の通信装置によって送信された第1の指示を受信し、第1の指示が、第2のMTNパスが故障していることを指示する、ように構成され、プロセッサ1810は、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するように構成される。
【0441】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態において第1の通信装置によって行われるステップを行うことを可能にされる。
【0442】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態において第2の通信装置によって行われるステップを行うことを可能にされる。
【0443】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態において第3の通信装置によって行われるステップを行うことを可能にされる。
【0444】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態において第4の通信装置によって行われるステップを行うことを可能にされる。
【0445】
本出願の一実施形態は、前述の実施形態で言及された任意の第1の通信装置と、任意の第2の通信装置と、任意の第3の通信装置と、任意の第4の通信装置とを含む、通信システムをさらに提供する。通信システムは、前述の実施形態で言及された任意の方法における1つまたは複数の動作を行うように構成される。
【0446】
本出願の一実施形態は、少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含む、通信システムをさらに提供する。少なくとも1つのメモリは、命令を記憶する。少なくとも1つのプロセッサは命令を実行し、その結果、通信システムは、本出願の前述の実施形態のいずれか1つの方法(例えば、方法400、方法600、および方法700)における任意の1つまたは複数の動作を行う。
【0447】
本出願の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」などの用語は(存在する場合)、同様の対象を区別することを意図されているが、必ずしも特定の順番または順序を記述するものではない。そのような用語で呼ばれるデータは適切な状況においては交換可能であり、そのため、本明細書に記載される実施形態は、本明細書に図示または記載される順序以外の順序で実施されることができることを理解されたい。加えて、「include(含む)」、「have(有する)」、および任意の他の変形は、非排他的な包含を含めることを意図されている。例えば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、必ずしも、明示的に列挙されたステップまたはユニットに限定されず、明示的に列挙されていないか、またはそのようなプロセス、方法、製品、またはデバイスに固有の他のステップまたはユニットを含んでもよい。
【0448】
簡便な説明のために、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法実施形態における対応するプロセスを参照されたく、本明細書では詳細が再度説明されないことが、当業者には明確に理解されよう。
【0449】
本出願で提供されるいくつかの実施形態において、開示のシステム、装置、および方法は他のやり方で実施されてもよいことを理解されたい。例えば、記載の装置実施形態は例にすぎない。例えば、ユニットの分割は論理的なサービス分割にすぎず、実際の実施に際しては別の分割方法がありうる。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが組み合わされるか、または別のシステムに統合されてもよいし、一部の特徴が無視されるか、または行われなくてもよい。加えて、表示または考察された相互結合または直接結合または通信接続が、いくつかのインターフェースを使用することによって実施されてもよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態で実施されてもよい。
【0450】
別々の部分として説明されたユニットは、物理的に別々であってもそうでなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよく、言い換えれば、一箇所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部または全部が、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてもよい。
【0451】
加えて、本出願の実施形態におけるサービスユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、ユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットはハードウェアの形態で実施されてもよいし、ソフトウェアサービスユニットの形態で実施されてもよい。
【0452】
統合ユニットがソフトウェアサービスユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づき、本出願の技術的解決策は、本質的に、または従来技術に寄与する部分が、または技術的解決策の全部もしくは一部が、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってもよい)に本出願の実施形態における方法のステップの全部または一部を行うように命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
【0453】
当業者は、前述の1つまたは複数の例において、本発明に記載されるサービスは、ハードウェアによって実施されてもよいし、ソフトウェアによって実施されてもよいし、ファームウェア、それらの組み合わせによって実施されてもよいことを理解するはずである。サービスがソフトウェアを使用することによって実施されるとき、サービスは、コンピュータ可読媒体に記憶されてもよいし、コンピュータ可読媒体において1つまたは複数の命令またはコードとして送信されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムがある場所から別の場所へ送信されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用または専用のコンピュータからアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
【0454】
本発明の目的、技術的解決策、および有益な効果は、前述の特定の実装形態において詳細にさらに説明されている。前述の説明は、本発明の特定の実装形態にすぎないことを理解されたい。
【0455】
前述の実施形態は、本出願を限定するためのものではなく、本出願の技術的解決策を説明するためのものにすぎない。本出願は前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、前述の実施形態で説明されている技術的解決策に対して修正がさらに加えられることができ、またはそれらの技術的解決策の一部の技術的特徴に同等の置換が行われることができ、そのような修正または置換は、対応する技術的解決策の本質を、本出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱させるものではないことを、当業者は理解するはずである。
【符号の説明】
【0456】
101 第1の通信装置
102 第2の通信装置
103 第3の通信装置
104 第4の通信装置
400 方法
600 方法
700 方法
800 方法
900 方法
1000 方法
1100 方法
1300 方法
1400 方法
1500 方法
1600 通信装置
1601 トランシーバユニット
1602 処理ユニット
1700 通信装置
1701 通信インターフェース
1702 プロセッサ
1800 通信装置
1810 プロセッサ
1820 メモリ
1821 送信モジュール
1822 処理モジュール
1823 受信モジュール
1830 トランシーバ
図1
図2a
図2b
図3a
図3b
図4
図5a
図5b
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12a
図12b
図13
図14
図15
図16
図17
図18
【手続補正書】
【提出日】2023-06-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
任意選択で、第1の指示は、デュアルホーミング調整DHCメッセージまたは運用管理保守OAMメッセージで搬送される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0067】
当業者が本発明における解決策をよりよく理解することを可能にするために、以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確に説明する。説明される実施形態は、本発明のすべての実施形態ではなく一部にすぎないことは明らかである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0089】
理解を容易にするために、DHCメッセージが2つのオーバーヘッドコードブロックを使用することによって搬送されるとき、図5aを参照すると、コードブロック1およびコードブロック2が含まれる。各コードブロックは、DHCメッセージを指示するメッセージの開始(start of message、SOM)およびメッセージの終了(end of message、EOM)を含む。具体的には、SOM=1かつEOM=0のとき、これはDHCメッセージを搬送する開始コードブロック、例えばコードブロック1を指示し、SOM=0かつEOM=1のとき、これはDHCメッセージを搬送する終了コードブロック、例えばコードブロック2を指示する。Tは搬送されるメッセージのタイプを指示するために使用され、例えば、TはDHCに対応するタイプ値に等しい。DHCメッセージの内容の一部はコードブロック1のmessage-specificで搬送され、DHCメッセージの内容のその他の部分はコードブロック2のmessage-specificで搬送される。DHCメッセージの内容は、MTNパス1のステータス指示(例えば、0-正常;1-故障)、MTNパス1の切り替え指示(例えば、0-切り替えなし、送信がMTNパス1上で行われる;1-切り替え、送信がMTNパス2上で行われる)などを含んでもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0116
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0116】
この実施形態では、PE1からPE2への順方向パスが正常に機能するとき、PE1は指示3をPE2に送信してもよく、PE1によって送信された指示3を受信した後に、PE2は、指示3を解析することによって、MTNパス1が故障していると決定する。MTNパス3がPE2とPE3との間に存在し、MTNパス3がデータストリームを送信するために使用される必要があるとき、PE2はMTNパス3を非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0124】
S608:PE3は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2をアクティブ状態になるように構成する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0125
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0125】
MTNパス1が故障しているとPE1が決定するとき、PE1は指示3をPE3に直接送信してもよく、その結果、PE3は、指示3に基づいて、MTNパス1が故障していると決定し、MTNパス2のステータスを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替える。指示3はAPSメッセージで搬送されてもよいし、指示3はOAMメッセージで搬送されてもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0180
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0180】
図3aまたは図3bに示される適用シナリオにおいて、CE1がCE2にデータストリームを送信する例が説明のために使用される。この適用シナリオでは、CE1は、複数のクライアントにサービスを提供してもよい。例えば、CE1はclient1およびclient2に対応し、client1とclient2の両方がCE1を使用することによってデータストリームをCE2に送信してもよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0226
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0226】
一実装形態では、第1のclientに対応するデータストリームが第1のMTNパスを使用することによって送信される前に、方法は、
第3の通信装置によって、第1の通信装置によって送信された指示情報を受信するステップであって、指示情報が、第3の通信装置に、第2のMTNパスを第1のMTNパスに切り替えるよう命令する、ステップ
をさらに含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0227
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0227】
方法1300が方法400を特に実施するとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法400におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE3またはPE1に対応してもよく、指示情報は、方法400における指示1に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法400におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法400におけるPE1に対応してもよく、指示情報は、方法400における指示2に対応してもよい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0228
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0228】
方法1300が方法600を実施することができるとき、第1のMTNパスは、方法600におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法600におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法600におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE2またはPE3に対応してもよく、指示情報は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよく、指示情報は、方法600における指示4に対応してもよい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0229
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0229】
方法1300が方法700を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法700におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応する。本明細書で言及される指示情報は、方法700における指示5に対応してもよい。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0230
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0230】
方法1300が方法800を特に実施するとき、本明細書で言及される指示情報は、方法800における指示6に対応してもよく、本明細書で言及される第3の通信装置は、方法800におけるPE1に対応してもよく、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法800におけるPE3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応し、第1のMTNパスは、方法800におけるMTNパス2に対応する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0231
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0231】
方法1300が方法900を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法900におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法900におけるPE3に対応してもよく、指示情報は、方法900における指示7に対応し、第1のMTNパスは、方法900におけるリンク2に対応し、第2のMTNパスは、方法900におけるリンク1に対応する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0275
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0275】
一実装形態では、第2のパスが利用できないとき、方法は、
第2の通信装置によって送信された指示情報に基づいて第1の通信装置によって、第2のパスが故障していると決定するステップであって、指示情報が、第2のパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0276
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0276】
方法1400が方法400を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよく、指示情報は、方法400における指示1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよいし、第1の通信装置は、図3aのPE1であってもよい。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0277
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0277】
方法1400が方法600を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、指示情報は、方法600における指示3に対応してもよく、第2のパスは、方法600におけるMTNパス1に対応してもよい。第1の通信装置は、例えば、図3aのPE2であってもよいし、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよい。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0278
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0278】
方法1400が方法700を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、指示情報は、方法700における指示5に対応してもよい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0279
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0279】
方法1400が方法800を特に実施するとき、第2の通信装置は、例えば、図3aのPE3であってもよく、第1の通信装置は、例えば、図3aのPE1であってもよく、指示情報は、方法800における指示6に対応してもよい。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0280
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0280】
方法1400が方法900を特に実施するとき、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法900におけるPE3に対応し、本明細書で言及される第2の通信装置は、方法900におけるPE2に対応し、本明細書で言及される指示情報は、方法900における指示7に対応する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0281
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0281】
一実装形態では、指示情報は、デュアルホーミング調整DHCメッセージで搬送される。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0319
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0319】
一実装形態では、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するステップの前に、方法は、
第3の通信装置によって、第1の通信装置によって送信された指示情報を受信するステップであって、指示情報が、第3の通信装置に、第1のMTNパスをアクティブ状態になるように構成するよう命令する、ステップ
をさらに含む。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0320
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0320】
方法1500が方法400を特に実施するとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法700におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3またはPE1に対応してもよく、指示情報は、方法700における指示1に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、指示情報は、方法700における指示2に対応してもよい。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0321
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0321】
方法1500が方法600を実施することができるとき、第1のMTNパスは、方法400におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法400におけるMTNパス1に対応する。第1の通信装置は、方法600におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE2またはPE3に対応してもよく、指示情報は、方法600における指示3に対応してもよい。あるいは、第1の通信装置は、方法600におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法600におけるPE3に対応してもよく、指示情報は、方法600における指示4に対応してもよい。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0322
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0322】
方法1500が方法700を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法700におけるPE1に対応してもよく、第3の通信装置は、方法700におけるPE3に対応してもよく、第1のMTNパスは、方法700におけるMTNパス2に対応し、第2のMTNパスは、方法700におけるMTNパス1に対応する。本明細書で言及される指示情報は、方法700における指示5に対応してもよい。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0323
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0323】
方法1500が方法800を特に実施するとき、本明細書で言及される指示情報は、方法800における指示6に対応してもよく、本明細書で言及される第3の通信装置は、方法800におけるPE1に対応してもよく、本明細書で言及される第1の通信装置は、方法800におけるPE3に対応してもよく、第2のMTNパスは、方法800におけるMTNパス1に対応し、第1のMTNパスは、方法800におけるMTNパス2に対応する。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0324
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0324】
方法1500が方法900を特に実施するとき、第1の通信装置は、方法900におけるPE2に対応してもよく、第3の通信装置は、方法900におけるPE3に対応してもよく、指示情報は、方法900における指示7に対応し、第1のMTNパスは、方法900におけるリンク2に対応し、第2のMTNパスは、方法900におけるリンク1に対応する。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0360
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0360】
上記の方法1300、方法1400、および方法1500の特定の実装形態については、方法400、方法600、方法700、方法800、方法900、方法1000、および方法1100の前述の説明部分を参照されたく、本明細書では詳細は再度説明されない。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0415
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0415】
図18に示されるように、通信装置1800は、プロセッサ1810と、プロセッサ1810に結合されたメモリ1820と、トランシーバ1830とを含んでもよい。トランシーバ1830は、例えば、通信インターフェース、光モジュールなどであってもよい。プロセッサ1810は、中央処理装置(英称:central processing unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(英称:network processor、略してNP)、またはCPUとNPの組み合わせであってもよい。あるいは、プロセッサは、特定用途向け集積回路(英称:application-specific integrated circuit、略してASIC)、プログラマブルロジックデバイス(英称:programmable logic device、略してPLD)、またはそれらの組み合わせであってもよい。PLDは、複合プログラム可能論理デバイス(英称:complex programmable logic device、略してCPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(英称:field-programmable gate array、略してFPGA)、ジェネリックアレイロジック(英称:generic array logic、略してGAL)、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。プロセッサ1810は、1つのプロセッサであってもよいし、複数のプロセッサを含んでもよい。メモリ1820は、揮発性メモリ(英称:volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(英称:random-access memory、略してRAM)を含んでもよい。メモリはまた、不揮発性メモリ(英称:non-volatile memory)、例えば、読み出し専用メモリ(英称:read-only memory、略してROM)、フラッシュメモリ(英称:flash memory)、ハードディスクドライブ(英称:hard disk drive、略してHDD)、またはソリッドステートディスク(英称:solid-state drive、略してSSD)を含んでもよい。メモリ1820は、前述のタイプのメモリの組み合わせをさらに含んでもよい。メモリ1820は、1つのメモリであってよいし、複数のメモリを含んでもよい。一実装形態では、メモリ1820は、コンピュータ可読命令を記憶し、コンピュータ可読命令は、複数のソフトウェアモジュール、例えば、送信モジュール1821、処理モジュール1822、および受信モジュール1823を含む。プロセッサ1810は、各ソフトウェアモジュールを実行した後に、各ソフトウェアモジュールの指示に基づいて対応する動作を行ってもよい。この実施形態では、ソフトウェアモジュールによって行われる動作は、実際には、ソフトウェアモジュールの指示に基づいてプロセッサ1810によって行われる動作である。
【手続補正30】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法であって、前記ネットワークが、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置が、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスおよび第2のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続され、前記方法は、
フレキシブルイーサネット(FlexE)技術により、前記第2のMTNパスを使用することによって第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップ
を含む、マルチホーミング通信方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記第2のMTNパスが利用できなくなった後、前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第2の通信装置によって送信された第1の指示に基づいて、前記第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、前記第1の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
記方法は、
前記第1の通信装置によって、前記第3の通信装置に、前記第1のクライアントclientに対応する前記データストリームの送信パスを前記第2のMTNパスから前記第1のMTNパスに切り替えるよう指示するために、前記第3の通信装置に第2の指示を送信するステップ
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のMTNパスが故障していると決定する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって、前記第2の通信装置から前記第1の指示を受信するステップ
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって、前記第1の通信装置によって送信された指示情報を受信するステップであって、前記指示情報が前記第3の通信装置に、前記第2のMTNパスを前記第1のMTNパスに切り替えるよう命令する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第3の通信装置によって送信された第3の指示に基づいて、前記第2のMTNパスが故障していると決定するステップであって、前記第3の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記第3の指示は、前記第3の通信装置によって前記第1の通信装置に送信される、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第2の通信装置によって、前記第1の通信装置または前記第3の通信装置に第1の指示を送信するステップであって、前記第1の指示が、前記第2のMTNパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
FlexE技術により、前記第1のMTNパスを使用することによって第2のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
ネットワークにおけるマルチホーミング通信方法であって、前記ネットワークが、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを含み、前記第3の通信装置が、第1のパスおよび第2のパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続され、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置とが、第1のメトロ伝送ネットワークMTNパスを使用することによって接続され、前記方法は、
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって、第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信するステップと、
前記第2のパスが利用できないとき、前記第1のパスおよび前記第1のMTNパスを使用することによって、前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップと
を含む、マルチホーミング通信方法。
【請求項12】
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって第1のclientに対応するデータストリームを送信する前記ステップは、
前記第1のMTNパスおよび前記第2のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のパスが利用できないとき、前記方法は、
前記第2の通信装置によって送信された指示情報に基づいて前記第1の通信装置によって、前記第2のパスが故障していると決定するステップであって、前記指示情報が、前記第2のパスが故障していることを指示する、ステップ
をさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記ネットワークは、第4の通信装置をさらに含み、前記第4の通信装置は、第2のMTNパスおよび第3のMTNパスを使用することによってそれぞれ、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に接続される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記第2のパスが利用できないとき、前記第1のパスおよび前記第1のMTNパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信する前記ステップは、
前記第3のMTNパスが利用でき、前記第2のパスが利用できないとき、前記第3のMTNパス、前記第1のMTNパス、および前記第1のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のパスを使用することによって第1のクライアントclientに対応するデータストリームを送信する前記ステップは、
前記第3のMTNパスが利用できず、前記第2のパスが利用できるとき、前記第2のMTNパス、前記第1のMTNパス、および前記第2のパスを使用することによって前記第1のclientに対応する前記データストリームを送信するステップ
を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
マルチホーミングシステムであって、前記システムは、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを含み、
前記メモリは、命令またはコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システムが、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を行うように、前記メモリ内の前記命令または前記コンピュータプログラムを実行するように構成される、マルチホーミングシステム。
【請求項18】
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータは、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を行うことを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】