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特表2023-549764テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-29
(54)【発明の名称】テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20220101AFI20231121BHJP
【FI】
G06F3/0484
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023527992
(86)(22)【出願日】2021-11-10
(85)【翻訳文提出日】2023-07-05
(86)【国際出願番号】 CN2021129884
(87)【国際公開番号】W WO2022100628
(87)【国際公開日】2022-05-19
(31)【優先権主張番号】202011264404.3
(32)【優先日】2020-11-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】521431088
【氏名又は名称】北京字跳▲網▼絡技▲術▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Zitiao Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】0207, 2/F, Building 4, Zijin Digital Park, Haidian District, Beijing,P. R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】于 岑▲寧▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 欣欣
(72)【発明者】
【氏名】黄 志▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】▲許▼ 仕敏
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA04
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA17
5E555BA67
5E555BB01
5E555BB04
5E555BB17
5E555BC04
5E555BD01
5E555CA02
5E555CA12
5E555CA18
5E555CB05
5E555CB07
5E555CC11
5E555DA01
5E555DB58
5E555DC09
5E555DD06
5E555EA07
5E555EA08
5E555EA11
5E555FA00
(57)【要約】
テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器を開示する。方法は、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するステップ(101)と、編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集するステップ(102)と、を含む。これによって、ユーザはターゲットビューにおいて編集命令によってターゲットチャートバーを編集することで、ターゲットチャートバーに対応するターゲットデータを編集できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するステップと、
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集するステップと、を含むことを特徴とするテーブルのビュー表示方法。
【請求項2】
前記編集命令は作成命令を含み、
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
前記作成命令により、前記ターゲットチャートバーの位置情報を決定するステップであって、前記位置情報が第1座標及び第2座標を含み、前記第1座標が前記ターゲットビューにおいて第1方向に沿って延在する第1座標軸に位置し、前記第2座標が前記ターゲットビューにおいて第2方向に沿って延在する第2座標軸に位置し、前記第1方向と前記第2方向が相互に垂直であるステップと、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲットチャートバーを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記位置情報は開始位置と終了位置を含み、
前記作成命令により、前記ターゲットチャートバーの位置情報を決定する前記ステップは、
ユーザの前記ターゲットビューでの位置選択操作を受け付け、前記位置選択操作で指示する開始座標と終了座標を取得するステップであって、前記開始座標と前記終了座標がそれぞれ第1座標と第2座標を含むステップと、
前記開始座標を前記開始位置とし、前記終了座標を前記終了位置とするステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2座標軸は時間軸であり、前記第2座標は時間座標であり、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲットチャートバーを作成する前記ステップは、
前記時間軸に対応する時間次元を決定するステップと、
前記時間次元と前記位置情報に基づいて、前記ターゲットチャートバーを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第2座標軸は時間軸であり、前記第2座標は時間座標であり、
前記位置情報に基づいて、前記ターゲットチャートバーを作成する前記ステップの後、
前記時間軸の時間次元を切り替える命令を受信したことに応答して、切り替え後の時間次元を決定するステップと、
切り替え後の前記時間次元に基づいて、前記ターゲットチャートバーを調整するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、前記第1方向と前記第2方向が相互に垂直であり、前記編集命令はターゲットビューに表示されているターゲットチャートバーに対する位置調整命令を含み、
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
ユーザが前記時間軸に沿って前記ターゲットチャートバーに実行した位置調整操作を検出したことに応答して、前記位置調整操作により前記ターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ユーザが前記時間軸に沿って前記ターゲットチャートバーに実行した位置調整操作を検出したことに応答して、前記位置調整操作により前記ターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整する前記ステップは、
ユーザが前記時間軸に沿って前記ターゲットチャートバーの第1位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、前記ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得するステップと、
前記のドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、前記ターゲットチャートバーを移動して前記ターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更するステップと、を含み、又は、
ユーザが前記時間軸に沿って前記ターゲットチャートバーの第2位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、前記ターゲットチャートバーの第1エッジがドラッグされた後に対応する時間座標を取得するステップと、
前記のドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、前記ターゲットチャートバーの第1エッジを移動して前記ターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更するステップと、を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、前記第1方向と前記第2方向が相互に垂直であり、
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
前記ターゲットチャートバーの前記タスク軸での対応する第1タスク座標に基づいて、前記ターゲットチャートバーに関連するターゲットタスクの情報を決定するステップと、
前記ターゲットチャートバーを前記タスク軸における第2タスク座標での対応する時間区間に移動し、且つ前記タスク軸に沿って前記ターゲットタスクの情報を前記第2タスク座標に移動するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1タスク座標と前記第2タスク座標はそれぞれ異なるタスクグループに対応し、
前記ターゲットチャートバーを前記タスク軸における第2タスク座標での対応する時間区間に移動し、且つ前記タスク軸に沿って前記ターゲットタスクの情報を前記第2タスク座標に移動する前記ステップは、
前記ターゲットチャートバーを第1グループ中の前記第1タスク座標での時間区間から第2グループの第2タスク座標にある前記時間区間に移動し、且つ前記タスク軸に沿って前記ターゲットタスクの情報を前記第2タスク座標に移動するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、前記第1方向と前記第2方向が相互に垂直であり、
ユーザが前記時間軸におけるターゲット時間座標に実行した所定の操作を検出したことに応答して、所定のコントロールを呈示するステップと、
ユーザの前記所定のコントロールへのトリガ操作に応答して、前記ターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を設置するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記ターゲット情報識別子は図形識別子情報及び/又は文字識別子情報を含み、
ユーザの前記所定のコントロールへのトリガ操作に応答して、前記ターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を設置する前記ステップは、
前記ターゲット時間座標箇所に前記タスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、又は、
前記ターゲット時間座標箇所に特定方向に延在し且つ前記タスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、また、前記図形識別子情報の起点又は終点に前記文字識別子情報を設置するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ターゲットビューにターゲット呈示項を追加する追加命令を受信したことに応答して、呈示リストを表示するステップと、
ユーザが前記呈示リストに新規増加したタスク属性情報を取得し、前記タスク属性情報により前記ターゲット呈示項を追加するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
ユーザが前記ターゲットビューにおいて与えたターゲットビューデータに対する直し命令を受信し、直した後の新規ビューデータを取得するステップであって、前記ターゲットビューデータがいずれかのタスク属性情報に対応する呈示項中のターゲット呈示データを含み、前記呈示項が前記ターゲット呈示項を含むステップと、
前記新規ビューデータに基づいて、前記所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すステップと、を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記編集命令は詳細表示命令を含み、前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
ユーザが前記ターゲットチャートバーに実行した、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を表示するように指示するための所定の表示操作を検出したことに応答して、前記ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を呈示するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記編集命令は削除命令を含み、前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
検出されたユーザの前記ターゲットチャートバーへの第1選択操作に基づいて、削除オプションを含む、前記ターゲットチャートバーに対する編集オプションを呈示するステップと、
ユーザが前記削除オプションに実行した第2選択操作に基づいて、前記ターゲットチャートバーを削除するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
前記編集命令に含まれる位置調整命令を受信したことに応答して、前記ターゲットビューにおいて前記ターゲットチャートバーを移動するステップと、
移動後の前記ターゲットチャートバーの前記ターゲットビューでの位置情報を取得し、移動後の前記ターゲットチャートバーの前記ターゲットビューでの位置情報に基づいて、前記ターゲットチャートバーの記録ページでの対応する第1フィールドデータを直すステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する前記ステップは、
前記編集命令に対応する前記ターゲットチャートバーの第2フィールドデータを取得するステップと、
編集後の前記第2フィールドデータに基づいて、前記所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項18】
所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するために用いられる受信モジュールと、
前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集するために用いられる編集モジュールと、を備えることを特徴とするテーブルのビュー表示装置。
【請求項19】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶した記憶装置と、を備え、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが請求項1-17のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とする電子機器。
【請求項20】
コンピュータプログラムを記憶しており、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1-17のいずれか一項に記載の方法を実現することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2020年11月11日に提出された、出願番号が202011264404.3、発明の名称が「テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器」の中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容が引用によって本願に組み込まれている。
本開示は、インターネットの技術分野に関し、特に、テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
人間は日常の仕事でテーブルツールを用いてデータを管理することに慣れている。テーブルツールはデータ記録とデータ管理作業を効率的に行うように助けることができるが、そのデータ編成形式が単一であるため、例えばプロジェクト管理ケースのような一部の特別なケースにおいて、これらの記録と管理機能はプロジェクトの全面的統一管理を有効に行うように助けることが困難である。
【0003】
従って、これに対して、テーブルツールに基づく管理ビューが登場し、それはチャートの方式でプロジェクトのタスク順序、期間等の情報を可視化表示でき、これによって、プロジェクト管理作業をより好適に行うことが可能になる。
【発明の概要】
【0004】
当該開示内容は、後の具体的な実施形態で詳細に説明される構想を簡潔な形で伝えるために提供される。当該開示内容は、保護を主張する技術的解決手段の重要な特徴又は必要な特徴を特定することを目指すものではなく、保護を主張する技術的解決手段の範囲を制限することを目指すものでもない。
【0005】
本開示の実施例は、テーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器を提供する。
【0006】
第1態様において、本開示の実施例は、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するステップと、前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集するステップと、を含むテーブルのビュー表示方法を提供する。
【0007】
第2態様において、本開示の実施例は、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するために用いられる受信モジュールと、前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集するために用いられる編集モジュールと、を備えるテーブルのビュー表示装置を提供する。
【0008】
第3態様において、本開示の実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶した記憶装置と、を備え、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが第1態様に記載のテーブルのビュー表示方法を実現する電子機器を提供する。
【0009】
第4態様において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しており、当該プログラムがプロセッサにより実行されると、上記第1態様に記載のテーブルのビュー表示方法のステップを実現するコンピュータ可読媒体を提供する。
【0010】
本開示の実施例で提供されるテーブルのビュー表示方法、装置及び電子機器では、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信し、前記編集命令に基づいて、前記ターゲットチャートバーを編集する。これによって、ユーザはターゲットビューにおいて編集命令によってターゲットチャートバーを編集することで、ターゲットチャートバーに対応するターゲットデータを編集でき、編集効率を高め、ユーザ体験を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図面と合わせて以下の具体的な実施形態を参照すると、本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様はより明確になる。図面全体を通じて、同一又は類似の符号は同一又は類似の要素を表す。図面は例示的なものであり、現物及び要素は必ずしも比例して描かれていないことを理解すべきである。
【0012】
図1】本開示に係るテーブルのビュー表示方法の一実施例のフローチャートである。
図2】本開示に係るテーブルのビュー表示方法の別の実施例の模式的フローチャートである。
図3】本開示に係るテーブルのビュー表示装置の一実施例の構成模式図である。
図4】本開示の一実施例のテーブルのビュー表示方法を適用できる例示的システムアーキテクチャである。
図5】本開示の実施例により提供される電子機器の基本的構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例を図面に示しているが、本開示は種々の形態で実現でき、且つ本明細書に説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより明確且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0014】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
【0015】
本明細書で使用される「含む」という技術用語及びその変形は、開放的な包含であり、即ち「含むがそれに限定されない」との意味である。「基づく」という技術用語は、「少なくとも部分的に基づく」との意味である。「一実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの実施例」を表し、「別の実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、「いくつかの実施例」という技術用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は、後文で説明される。
【0016】
本開示で言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではないことに注意する必要がある。
【0017】
本開示で言及される「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを理解すべきであることに注意必要である。
【0018】
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
【0019】
矛盾がない限り、本開示における実施例及び実施例中の特徴は互いに組み合わせても良いことが説明必要である。
【0020】
本開示に係るテーブルのビュー表示方法の一実施例のフローチャートを示す図1を参照されたい。図1に示すように、当該テーブルのビュー表示方法は以下のステップ101~ステップ102を含む。
【0021】
ステップ101では、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信する。
【0022】
ユーザは端末機器に表示されているターゲットビューにおいてターゲットチャートバーを編集する編集命令を送信できる。上記端末機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット等を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0023】
上記ターゲットビューは所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されてもよい。例えば、ガントチャートビューをターゲットビューとする時に、ガントチャートビューは当該ガントチャートビューに関連するデータテーブル中のターゲットデータから生成されてもよい。ここに記載のターゲットデータは、例えば、タスクデータ、時間データ等を含んでもよい。これに対して、ターゲットチャートバーは、例えば、ガントチャートビューにおいてタスクの期間を表すことに用いてもよい。
【0024】
いくつかのユースケースでは、ユーザはターゲットチャートバーをクリックしたり、所定の編集コントロールをトリガしたりする操作を実行でき、端末機器が上記操作を検出した時に、上記編集命令を受信したと見なしてもよい。これらのユースケースにおいて、編集命令は、例えば、ターゲットチャートバーに対する作成命令、削除命令又は調整命令等を含んでもよい。
【0025】
ステップ102では、編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集する。
【0026】
上記編集命令を受信した後、編集命令によりターゲットチャートバーに対して対応する編集操作を実行できる。いくつかのユースケースにおいて、編集命令がターゲットチャートバーを削除するように指示するためのものである時に、当該ターゲットチャートバーを削除できる。別のユースケースにおいて、編集命令は当該ターゲットチャートバーの表示位置を調整するように指示するためのものであってもよい。当該編集命令によってターゲットチャートバーのターゲットビューでの表示位置を調整でき、このように当該ターゲットチャートバーに対応するデータ情報を調整できる。これらのユースケースにおいて、ユーザは、例えば、当該ターゲットチャートバーをクリックするクリック操作によってそれを調整できる。端末機器は当該クリック操作を検出したら、当該ターゲットチャートバーが調整可能な調整状態を呈示でき、次にユーザは必要に応じて当該ターゲットチャートバーの表示位置を調整できる。
【0027】
本実施例では、まず、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信し、続いて、編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集する。これによって、ユーザはターゲットビューにおいて編集命令によってターゲットチャートバーを編集することで、ターゲットチャートバーに対応するターゲットデータを編集でき、編集効率を高め、ユーザ体験を向上させる。
【0028】
本開示に係るテーブルのビュー表示方法の別の実施例のフローチャートを示す図2を参照されたい。図2に示すように、当該テーブルのビュー表示方法は以下のステップ201、ステップ202及びステップ203を含む。
【0029】
ステップ201では、ユーザがターゲットビューにおいて与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信する。
【0030】
本実施例では、上記ステップ201は図1に示す実施例におけるステップ101と同じ又は類似するものであってもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0031】
ステップ202では、編集命令は作成命令を含み、作成命令により、ターゲットチャートバーの位置情報を決定し、位置情報が第1座標及び第2座標を含み、第1座標がターゲットビューにおいて第1方向に沿って延在する第1座標軸に位置し、第2座標がターゲットビューにおいて第2方向に沿って延在する第2座標軸に位置し、第1方向と第2方向が相互に垂直である。
【0032】
ユーザはターゲットチャートバーを作成する作成命令を送信できる。いくつかのユースケースでは、ユーザは端末機器に表示されているターゲットビューにおいて、ターゲットチャートバーを作成することを表す作成コントロールに対するトリガ操作を実行して、上記作成命令を送信することができる。端末機器は作成命令を受信した後、ターゲットチャートバーの位置情報を決定できる。
【0033】
上記ターゲットビューには上記第1座標軸と第2座標軸を含んでもよい。相互に垂直な2つの座標軸は座標系を構成できる。当該座標系はターゲットチャートバーの位置情報を表すことに用いられる。具体的には、ターゲットチャートバーの位置情報は、第1座標と第2座標、例えば座標(1,2)、座標(1,3)等を含んでもよい。
【0034】
ステップ203では、位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成する。
【0035】
作成されるターゲットチャートバーの位置情報を決定した後、ターゲットビューにおいて当該ターゲットチャートバーを作成できる。例えば、位置情報として座標(1,2)を決定した時に、ターゲットチャートバーは当該座標における1つの点であってもよい。
【0036】
いくつかの選択可能な実現形態では、位置情報は開始位置と終了位置を含み、上記ステップ202は以下のステップ2021及びステップ2022を含んでもよい。
【0037】
ステップ2021では、ユーザのターゲットビューでの位置選択操作を受け付け、位置選択操作で指示する開始座標と終了座標を取得し、開始座標と終了座標がそれぞれ第1座標と第2座標を含む。
【0038】
ユーザはターゲットビューにおいて位置選択操作を実行して、ターゲットチャートバーに対応する座標情報を決定できる。ここに記載の位置選択操作は、例えば、マウス、タッチペン等で表示されているターゲットビューにクリックする操作を含んでもよい。端末機器は位置選択操作を検出した後、現時点のカーソルの所在する座標情報又はタッチペンがタッチしている座標情報を検出でき、且つ当該座標情報を開始座標とする。例えば、ユーザは第1座標「1」、第2座標「2」に対応する位置をクリックでき、当該位置選択操作が検出されたら、座標(1,2)を上記開始座標とすることができる。
【0039】
ユーザが実行した1回目の位置選択操作を検出することによって開始座標を決定した後、ユーザの2回目の位置選択操作をモニタして、終了座標を決定することができる。例えば、ユーザは第1座標「1」、第2座標「3」に対応する位置をクリックでき、当該位置選択操作が検出されたら、座標(1,3)を上記終了座標とすることができる。
【0040】
ステップ2022では、開始座標を開始位置とし、終了座標を終了位置とする。
【0041】
開始座標と終了座標を決定した後、開始座標をターゲットチャートバーの開始位置と見なし、終了座標をターゲットチャートバーの終了位置と見なすことができる。
【0042】
本実施例では、ユーザは位置選択操作によってターゲットチャートバーを速やかに作成でき、作成効率が高くなり、より便利で実用性が高くなる。
【0043】
いくつかの選択可能な実現形態では、第2座標軸は時間軸であり、第2座標は時間座標であり、ステップ203はステップ2031及びステップ2032を含んでもよい。
【0044】
ステップ2031では、時間軸に対応する時間次元を決定する。
【0045】
ターゲットチャートバーを作成する時に、先に時間軸に対応する時間次元を決定してもよい。ここに記載の時間次元は、例えば、年、期、月、日等を含んでもよい。
【0046】
ステップ2032では、時間次元と位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成する。
【0047】
時間次元を決定した後、位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成できる。例えば、位置情報に対応する時間区間が5日である時に、時間次元が「日」である時間軸において5つの時間座標を占めるターゲットチャートバーを自動的に作成できる。このようにして、より美しくて合理的なターゲットチャートバーの作成に更に有利である。
【0048】
いくつかの選択可能な実現形態では、第2座標軸は時間軸であり、第2座標は時間座標であり、上記ステップ203の後、テーブルのビュー表示方法は以下のステップを更に含む。まず、時間軸の時間次元を切り替える命令を受信したことに応答して、切り替え後の時間次元を決定する。
【0049】
時間軸の時間次元が切り替えられた後、切り替え後の時間次元を決定できる。例えば、「週」の時間次元から「日」の時間次元に切り替える切り替え命令を受信した時に、切り替え後の時間次元が「日」であると決定できる。
【0050】
続いて、切り替え後の時間次元に基づいて、ターゲットチャートバーを調整する。
【0051】
切り替え後の時間次元を決定した後、現在の時間次元によりターゲットチャートバーを調整できる。例えば、切り替え後の時間次元が「日」であると決定した時、ターゲットチャートバーに対応する時間区間が10月15日~10月29に対応する2週であれば、ターゲットチャートバーを時間区間10月15日~10月29に対応する14日に調整できる。このようにして、時間次元が切り替えられた後、ターゲットチャートバーも対応的に変わり、ターゲットチャートバーの大きさをより合理的にでき、ユーザが便利に閲覧できる。
【0052】
いくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、編集命令はターゲットビューに表示されているターゲットチャートバーに対する位置調整命令を含み、上記ステップ102は、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーに実行した位置調整操作を検出したことに応答して、位置調整操作によりターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整するステップ1021を含んでもよい。
【0053】
いくつかのユースケースでは、ユーザはターゲットチャートバーの表示位置を調整する位置調整操作を実行することによって、ターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整できる。具体的には、ユーザはターゲットチャートバーの時間軸での時間座標を調整することで、当該ターゲットチャートバーに対応する期間の調整を実現できる。例えば、ターゲットチャートバーaに対応する開始位置は(1,2月1日)であり、終了位置は(1,3月1日)であり、ここに記載の座標「1」はタスクAに対応するタスク座標と見なしてもよい。このようにターゲットチャートバーaに対応する時間区間は2月1日~3月1日である。ユーザがターゲットチャートバーaに位置調整操作を実行したことを検出した時に、更にユーザのターゲットチャートバーに対する具体的調整内容を検出できる。例えば、ユーザはターゲットチャートバーaを位置(1,2月1日,3月1日)から位置(1,5月1日,6月1日)に移動できる。このようにして、ターゲットチャートバーaに対応する時間区間は2月1日~3月1日から5月1日~6月1日に調整できる。
【0054】
ユーザはターゲットチャートバーの表示位置を調整することによって、ターゲットチャートバーのターゲットビューでの時間情報を調整でき、より直観的で便利になる。
【0055】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記ステップ1021は、以下のステップ1とステップ2、又は、以下のステップ3とステップ4を含んでもよい。
【0056】
ステップ1では、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第1位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得する。
【0057】
いくつかのユースケースでは、ユーザが時間軸に沿って当該ターゲットチャートバーをドラッグする操作を検出できる。ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第1位置をドラッグしたことを検出した時に、ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得できる。具体的には、ユーザがあるターゲットチャートバーをドラッグしたことを検出した時に、当該ターゲットチャートバーを期間変更待ちのチャートバーと決定でき、このように当該ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得できる。例えば、ユーザが時間軸に沿って、タスク情報がタスクAで、開始時間座標が2月1日で、終了時間座標が2月5日であるタスクに対応するターゲットチャートバーaの第1位置をドラッグしたことを検出した時に、ユーザが当該ターゲットチャートバーaに対応する期間を変更したいと見なすことができる。ターゲットチャートバーaが、開始時間座標が3月1日で、終了時間座標が3月5日である位置にドラッグされたことを検出した場合に、時間座標(3月1日,3月5日)をターゲットチャートバーaがドラッグされた後に対応する時間座標と見なすことができる。ここに記載の第1位置は、例えば、ターゲットチャートバーの中間部位を含んでもよい。
【0058】
ステップ2では、ドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、ターゲットチャートバーを移動してターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更する。
【0059】
ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得した後、当該ターゲットチャートバーを当該時間座標に対応する位置に移動できる。ターゲットチャートバーが移動された後、移動後に対応する時間情報をタスクに対応する時間区間とすることができる。例えば、上記ターゲットチャートバーaをドラッグした後、ドラッグ後に対応する時間座標(3月1日,3月5日)により、タスクAの現在の時間区間が3月1日~3月5日であると決定できる。このようにして、ユーザは時間軸においてターゲットチャートバーの表示位置を調整することによって、ターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整でき、便利で効率的である。
【0060】
ステップ3では、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第2位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、ターゲットチャートバーの第1エッジがドラッグされた後に対応する時間座標を取得する。
【0061】
いくつかのユースケースでは、ユーザによる時間軸に沿った当該ターゲットチャートバーのドラッグ操作を検出できる。ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第2位置をドラッグしたことを検出した時に、ターゲットチャートバーの第1エッジがドラッグされた後に対応する時間座標を取得できる。例えば、ターゲットチャートバーaに対応する開始位置は(1,2月1日)であり、終了位置は(1、3月1日)である。このようにターゲットチャートバーaに対応する時間区間は2月1日~3月1日である。ユーザがターゲットチャートバーaの第2位置をドラッグしたことを検出した時に、更にユーザが第1エッジをドラッグした後の時間座標を検出できる。これらのユースケースにおいて、ユーザがターゲットチャートバーの第1エッジを調整する時に、ターゲットチャートバーのドラッグされていない第2エッジの座標が変わらなくてもよい。即ち、開始時間座標に対応する第1エッジをドラッグした時に、終了時間座標に対応する第2エッジが変わらなくてもよく、終了時間座標に対応する第1エッジをドラッグした時に、開始時間座標に対応する第2エッジが変わらなくてもよい。本実施例の好ましい形態として、第1エッジを調整可能状態に設定してもよい。ここに記載の調整可能状態は、例えば、第1エッジを他側と異なる色に設定したり、第1エッジのサイドラインを他のエッジと異なる点線に調整したりした等の状態を含んでもよい。ここに記載の第2位置は、例えば、第1エッジに対応する位置を含んでもよい。
【0062】
ステップ4では、ドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、ターゲットチャートバーの第1エッジを移動してターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更する。
【0063】
ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得した後、ターゲットチャートバーの第1エッジを移動できる。例えば、上記の開始位置が(1,2月1日)で、終了位置が(1,3月1日)であるターゲットチャートバーaの表示位置を、開始時間座標が2月1日で、終了時間座標が2月25日であるようにドラッグできる。このようにして、ターゲットチャートバーがドラッグされた後、ターゲットチャートバーに対応する時間区間もそれに伴って変わる。
【0064】
関連技術において、タスクに対応する期間を調整する時に、開始時間情報と終了時間情報を改めて設定する方式によって調整することが一般である。本実施例によれば、ユーザはターゲットチャートバーの時間軸での位置を調整することによって、ターゲットチャートバーに対応する期間の調整を実現でき、より直観的で便利になる。
【0065】
いくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、ステップ102は以下のステップ1とステップ2を更に含んでもよい。
【0066】
ステップ1では、ターゲットチャートバーのタスク軸での対応する第1タスク座標に基づいて、ターゲットチャートバーに関連するターゲットタスクの情報を決定する。
【0067】
ターゲットチャートバーのタスク軸での対応する第1タスク座標を検出し、当該第1タスク座標に関連するターゲットタスクの情報を決定することができる。例えば、ターゲットチャートバーbに対応する第1タスク座標がタスクBであることを検出した時に、タスクBをチャートバーbに対応するターゲットタスクと見なすことができる。ターゲットタスクBの情報は「開発タスク」というタスク名称を含んでもよい。いくつかのユースケースでは、ターゲットタスクBの情報は、例えば、タスク追従担当者、タスク進捗等を更に含んでもよい。
【0068】
ステップ2では、ターゲットチャートバーをタスク軸における第2タスク座標での対応する時間区間に移動し、且つタスク軸に沿ってターゲットタスクの情報を第2タスク座標に移動する。
【0069】
いくつかのユースケースでは、ターゲットチャートバーの第1タスク座標での時間区間を決定でき、次に第2タスク座標を検出した後、ターゲットチャートバーを第1タスク座標での時間区間に従って第2タスク座標での対応する時間区間に移動することができる。例えば、ターゲットチャートバーbの第1タスク座標「1」での時間区間は1月10日~1月20日であり、このように当該ターゲットチャートバーのターゲットビューでの対応座標は(1,1月10日,1月20日)であってよく、ここに記載の第1タスク座標「1」は例えば「開発タスク」に対応するタスク座標であってよい。第2タスク座標が空白タスクCに対応するタスク座標「2」であることを検出した後、ターゲットチャートバーbを座標(1,1月10日,1月20日)から座標(2,1月10日,1月20日)に移動することができる。ここに記載の空白タスクCはタスク情報を編集されていないタスクであってよい。
【0070】
これらのユースケースにおいて、更にタスク軸に沿ってターゲットタスクの情報を第2タスク座標に移動できる。例えば、上記ターゲットチャートバーbに対応するターゲットタスクの情報を上記空白タスクCに対応する位置に移動できる。この時に、空白タスクCに対応する情報は上記タスクBに対応する情報で置換される。
【0071】
関連技術において、ターゲットタスクの情報を移動する時に、一般的には、空白タスク座標にターゲットタスクの情報を改めて記入してから、最初のタスク座標中のターゲットタスクの情報を削除する必要がある。本実施例によれば、ユーザはタスク軸に沿ってターゲットチャートバーをドラッグするドラッグ操作によってターゲットチャートバーを移動すると共に、ターゲットタスクの情報を移動することができ、ターゲットチャートバーの表示位置及びターゲットタスクの情報の変換手順がより簡単で速やかになる。
【0072】
いくつかの選択可能な実現形態では、第1タスク座標と第2タスク座標はそれぞれ異なるタスクグループに対応し、上記ステップ2は、ターゲットチャートバーを第1グループ中の第1タスク座標での時間区間から第2グループの第2タスク座標にある時間区間に移動し、且つタスク軸に沿ってターゲットタスクの情報を第2タスク座標に移動するステップを含んでもよい。
【0073】
いくつかのユースケースでは、第1タスク座標と第2タスク座標はそれぞれ異なるタスクグループに対応してもよい。例えば、第1タスク座標に対応するタスクBと第2タスク座標に対応する空白タスクCはそれぞれ異なるタスクグループに属するものであってもよい。ここに記載のタスクグループは、例えば、進捗状態が「進行中」の第1グループ及び進捗状態が「完了済み」の第2グループを含んでもよい。このようにして、ターゲットチャートバーとターゲットタスクの情報をタスク軸に沿って移動した後、ターゲットタスクの情報の進捗状態を「進行中」から「完了済み」に変更できる。このようにして、あるターゲットタスクの状態が変わった時に、ユーザはタスク軸に沿ってターゲットチャートバーをドラッグする方式によって、ターゲットタスクの状態情報を変更でき、ユーザのターゲットタスクの管理が便利になる。
【0074】
いくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、テーブルのビュー表示方法はステップ103及びステップ104を更に含む。
【0075】
ステップ103では、ユーザが時間軸におけるターゲット時間座標に実行した所定の操作を検出したことに応答して、所定のコントロールを呈示する。
【0076】
ユーザはタスク進行中の主要時点に上記所定の操作を実行して、この主要時点に対してタスク関係者に注意を促すことができる。ここに記載の所定の操作は、例えば、ターゲット時間座標のクリック、タッチ、長押し等の操作を含んでもよい。端末機器は上記所定の操作を検出すると、ユーザに上記所定のコントロールを呈示できる。
【0077】
ステップ104では、ユーザの所定のコントロールへのトリガ操作に応答して、ターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を設置する。
【0078】
ユーザはクリック、タッチ又は長押し等のトリガ操作によって所定のコントロールをトリガできる。端末機器は当該トリガ操作を検出すると、ターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を追加できる。ここで、ターゲットビューがガントチャートビューである時に、上記ターゲット情報識別子は、例えば、マイルストーン識別子を含んでもよい。
【0079】
関連技術において、ユーザはターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を設置する時に、一般的には、ターゲット情報識別子設定機能オプションを含む少なくとも1つの選択ボックスから当該オプションを見つける必要があり、見つけるパスが比較的長く、見つける手順が比較的煩雑である。本実施例によれば、ユーザは所定のコントロールをトリガすることによって、ターゲット情報識別子を設定する目的を実現でき、設定手順が円滑で、操作が簡単である。
【0080】
いくつかの選択可能な実現形態では、ターゲット情報識別子は図形識別子情報及び/又は文字識別子情報を含み、上記ステップ104は、ターゲット時間座標箇所にタスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、又は、ターゲット時間座標箇所に特定方向に延在し且つタスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、また、図形識別子情報の起点又は終点に文字識別子情報を設置するステップを含んでもよい。
【0081】
いくつかのユースケースでは、ターゲット時間座標位置に図形識別子情報及び/又は文字識別子情報を設置し、対応するターゲット時間を表記することで、タスク関係者に注意を促す作用を果たすことができる。ここに記載の図形識別子情報は、例えば、矩形、円形等の一般形状を含んでもよいし、フラグ、雪片等の形状と一致する図形等を含んでもよい。ここに記載の文字識別子情報は、例えば、「重要な段階的時点」、「特別な時間」等、実質的にタスク関係者に注意を促すことができる文字情報を含んでもよい。これらのユースケースにおいて、タスク軸と平行な図形識別子情報、特定方向に延在し且つタスク軸と平行な図形識別子情報を設置したり、図形識別子情報の起点又は終点に文字識別子情報を設置したりする方式によって、ターゲット情報識別子を設置できる。ここに記載の特定方向に延在し且つタスク軸と平行な図形識別子情報は、例えば、直線、曲線等の線形識別子情報を含んでもよい。
【0082】
いくつかの選択可能な実現形態では、テーブルのビュー表示方法は以下のステップを更に含む。まず、ターゲットビューにターゲット呈示項を追加する追加命令を受信したことに応答して、呈示リストを表示する。
【0083】
いくつかのユースケースでは、ユーザはより多いタスク情報を呈示するために、ターゲットビューにターゲット呈示項を追加できる。ここに記載のターゲット呈示項は、例えば、タスク追従担当者情報、タスク進捗情報、タスク備考情報等を含んでもよい。上記追加命令は、例えば、設置された「呈示項新規増加」、「呈示項追加」等のような所定の新規増加ボタンへのクリック操作によって出すことができる。端末機器が当該クリック操作を検出した後、上記追加命令を受信したと見なすことができる。この時に、ユーザに上記呈示リストを呈示できる。ここに記載の呈示リストには追加されたタスク記述情報、タスク開始時間情報、タスク終了時間情報等のタスク属性情報が呈示されてもよいし、ユーザが現在追加しているタスク属性情報のみが呈示されてもよい。
【0084】
続いて、ユーザが呈示リストに新規増加したタスク属性情報を取得し、タスク属性情報によりターゲット呈示項を追加する。
【0085】
ユーザは呈示されている呈示リストにタスク属性情報を新規増加できる。端末機器は新規増加したタスク属性情報を取得した後、当該タスク属性情報によりターゲット呈示項を追加できる。例えば、ユーザは呈示リストに「タスク追従担当者」のタスク属性情報を新規増加した後、タスクAに対応するタスク追従担当者「張三」の情報、タスクBに対応するタスク追従担当者「李四」の情報等を記録するようにターゲット呈示項を追加できる。
【0086】
ユーザに呈示リストを呈示することによって、ユーザは呈示リストにタスク属性情報を追加でき、このようにしてターゲット呈示項を速やかに追加し、タスク情報をより詳細で具体的にすることができ、ユーザのタスク情報管理がより便利になる。
【0087】
いくつかの選択可能な実現形態では、テーブルのビュー表示方法は以下のステップを更に含む。まず、ユーザがターゲットビューにおいて与えたターゲットビューデータに対する直し命令を受信し、直した後の新規ビューデータを取得し、ターゲットビューデータがいずれかのタスク属性情報に対応する呈示項中のターゲット呈示データを含み、呈示項がターゲット呈示項を含む。
【0088】
ユーザはターゲットビューにおいてターゲットビューデータを直し、新規ビューデータを入力又は選択することができる。ここに記載のターゲットビューデータは、例えば、上記追従担当者「張三」を含んでもよい。ユーザはターゲットビューにおいて「張三」を「李四」に直すことができ、ここに記載の「李四」は上記新規ビューデータと見なすことができる。
【0089】
続いて、新規ビューデータに基づいて、所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直す。
【0090】
新規ビューデータを取得した後、所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すことができる。例えば、ターゲットビュー中の「張三」は所定のデータテーブル中の元のターゲットデータの「張三」によるものである。このように、ターゲットビューデータが直された後、元のターゲットデータの「張三」を新規ビューデータの「李四」に直すことができる。このようにして、ユーザはターゲットビューデータを直すことによって、所定のデータテーブル中の元のターゲットデータを直す目的を達成でき、より便利で実用性が高くなる。
【0091】
いくつかの選択可能な実現形態では、編集命令は詳細表示命令を含み、上記ステップ102は、ユーザがターゲットチャートバーに実行した、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を表示するように指示するための所定の表示操作を検出したことに応答して、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を呈示するステップを含んでもよい。
【0092】
いくつかのユースケースでは、ユーザは上記所定の表示操作を実行して、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を取得できる。上記所定の表示操作は、例えば、ターゲットチャートバーへのダブルクリック、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報表示オプションへの選択操作等を含んでもよい。端末機器は上記所定の表示操作を検出した後、対応するタスク詳細情報をユーザに呈示できる。ここに記載のタスク詳細情報は、例えば、タスク記述情報、タスク開始時間情報、タスク終了時間情報、タスク追従担当者情報、タスク進捗情報等、実質的に当該ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を含んでもよい。ユーザは上記所定の表示操作を実行することによってタスク詳細情報を取得でき、ユーザがタスクを巨視的に管理することが便利になる。
【0093】
いくつかの選択可能な実現形態では、編集命令は削除命令を含み、上記ステップ102は以下のステップを含んでもよい。まず、検出されたユーザのターゲットチャートバーへの第1選択操作に基づいて、削除オプションを含む、ターゲットチャートバーに対する編集オプションを呈示する。
【0094】
上記第1選択操作は、例えば、ターゲットチャートバーへのマウスの右クリック操作であってもよい。
【0095】
端末機器はターゲットチャートバーへの上記第1選択操作を検出すると、ユーザに当該ターゲットチャートバーに対応する編集オプションを呈示できる。ここに記載の編集オプションには、削除オプションを含んでもよく、更に例えばタスク詳細情報を表示する表示オプション、色設定オプション、長さ調整オプション等の他のオプションを含んでもよい。ユーザは当該編集オプションのうちのいずれか一項を選択することによって、対応する機能を実現できる。例えば、上記表示オプションを選択し、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を表示できる。
【0096】
続いて、ユーザが削除オプションに実行した第2選択操作に基づいて、ターゲットチャートバーを削除する。
【0097】
ユーザが削除オプションに第2選択操作を実行したことを検出すると、ターゲットチャートバーを削除できる。ターゲットチャートバーが削除された後、ターゲットチャートバーの開始位置情報、終了位置情報のそれぞれに対応する開始時間情報と終了時間情報はそれに伴って削除できる。このようにして、ユーザはターゲットチャートバーを削除することによって、ターゲットチャートバーに対応するタスク情報を削除でき、操作が簡単である。
【0098】
いくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットチャートバーには対応するターゲットサブデータが関連付けられており、ユーザが削除オプションに実行した第2選択操作に基づいて、ターゲットチャートバーを削除する上記ステップは、ユーザが削除オプションに実行した第2選択操作に基づいて、ターゲットチャートバー及びターゲットサブデータを削除するステップを含む。
【0099】
ターゲットチャートバーはターゲットサブデータに関連付けられてもよい。このようにして、ターゲットサブデータはユーザによるターゲットチャートバーの編集に伴って対応的に変化可能である。ここに記載のターゲットサブデータは上記タスク情報と一致するものであってもよい。
【0100】
いくつかのユースケースでは、ユーザが上記削除オプションに上記第2選択操作を実行したことを検出すると、ターゲットチャートバーを削除すると共に、ターゲットチャートバーに対応するターゲットサブデータを削除することができる。例えば、ターゲットチャートバーaに対応するタスク情報は「タスクA」、「タスク追従担当者張三」、「タスク進捗完了済み」を含み、このようにユーザがターゲットチャートバーaに第2削除操作を実行したことを検出すると、ターゲットチャートバーa及び上記の「タスクA」、「タスク追従担当者張三」、「タスク進捗完了済み」等のターゲットサブデータを削除できる。このようにして、ユーザはあるターゲットサブデータを削除したい時に、当該ターゲットサブデータに対応するターゲットチャートバーを削除することによって削除目的を実現でき、操作が簡単で効率的である。
【0101】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記ステップ102は以下のステップを含んでもよい。まず、編集命令に含まれる位置調整命令を受信したことに応答して、ターゲットビューにおいてターゲットチャートバーを移動する。
【0102】
ユーザはターゲットチャートバーの位置情報を調整するために、上記位置調整命令を送信できる。上記位置調整命令を受信すると、当該位置調整命令で指示する位置によりターゲットチャートバーを移動できる。例えば、ガントチャートビューにおいて、ターゲットチャートバーdを第1タスク座標から第2タスク座標に移動するように指示するための位置調整命令を受信できる。この時に、当該ターゲットチャートバーdを第1タスク座標から第2タスク座標に移動でき、ここで、ターゲットチャートバーdに対応する時間座標は変わらなくてもよい。
【0103】
続いて、移動後のターゲットチャートバーのターゲットビューでの位置情報を取得し、移動後のターゲットチャートバーのターゲットビューでの位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーの記録ページでの対応する第1フィールドデータを直す。
【0104】
ターゲットチャートバーを移動した後、移動後の位置情報を取得できる。例えば、上記ターゲットチャートバーdが移動された後、移動後に対応する第2タスク座標を取得できる。
【0105】
移動後の位置情報を取得した後、上記記録ページにおける対応する第1フィールドデータを直すことができる。ここで、記録ページはターゲットチャートバーの反映する情報データに対応する第1フィールドデータを記載したページと見なすことができる。いくつかのユースケースでは、第1フィールドデータは所定のデータテーブルにおける対応するターゲットデータを生成することに用いられる。
【0106】
例えば、第1タスク座標に対応するタスク名称が「開発タスク」であれば、現在記録ページにおける対応する第1フィールドデータは「開発タスク」であってよい。第1タスク座標から第2タスク座標に移動した後、第2タスク座標に対応するタスク名称が「テストタスク」であれば、記録ページにおける第1フィールドデータは「開発タスク」から対応的に「テストタスク」に直すことができる。ターゲットチャートバー移動後の位置情報を取得した後、当該位置情報で反映する情報データを直してもよいし、上記情報データを直すことを確認するのを指示するための確認命令を受信した時に、当該情報データを直す操作を実行してもよいことが説明必要である。具体的にどのように直すかは具体的なケースに応じて決めることができ、ここで何の制限もない。
【0107】
ターゲットチャートバーの位置情報が変わった後、記録ページにおける第1フィールドデータはそれに伴って変わることができ、これによって、ユーザは記録ページに移行して第1フィールドデータを直すことが不要になり、直す時に間違う確率を低下させ、ユーザ体験を向上させる。
【0108】
いくつかの選択可能な実現形態では、上記ステップ102は、編集命令に対応するターゲットチャートバーの第2フィールドデータを取得するステップと、編集後の第2フィールドデータに基づいて、所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すステップと、を含んでもよい。
【0109】
上記第2フィールドデータは、例えば、ターゲットチャートバーで反映する情報データを含んでもよく、第2フィールドデータは元のターゲットデータに関連付けられていてもよい。即ち、ここに記載の第2フィールドデータは当該ターゲットチャートバーを生成するための対応する所定のデータテーブル中の元のターゲットデータと一致するものであってもよい。ターゲットチャートバーの第2フィールドデータが変わった後、当該第2ターゲットフィールドに対応する元のターゲットデータは対応的な変化を発生してもよい。このようにして、ユーザはターゲットチャートバーに対応する第2フィールドデータを変更することによって、所定のテーブルデータにおける対応する元のターゲットデータを変更でき、所定のデータテーブルにおいて対応する元のターゲットデータを直す時に間違う確率を低下させ、ユーザ体験を向上させる。
【0110】
本開示に係るテーブルのビュー表示装置の一実施例の構成模式図を示す図3を参照されたく、図3に示すように、テーブルのビュー表示装置は受信モジュール301と編集モジュール302を備える。その中、受信モジュール301は、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信するために用いられ、編集モジュール302は、編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集するために用いられる。
【0111】
このテーブルのビュー表示装置の受信モジュール301と編集モジュール302の具体的処理及びそれらによる技術効果については、それぞれ図1に対応する実施例におけるステップ101からステップ102の関連説明を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略することが説明必要である。
【0112】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集命令は作成命令を含み、編集モジュール302は、更に、作成命令により、ターゲットチャートバーの位置情報を決定するステップであって、位置情報が第1座標及び第2座標を含み、第1座標がターゲットビューにおいて第1方向に沿って延在する第1座標軸に位置し、第2座標がターゲットビューにおいて第2方向に沿って延在する第2座標軸に位置し、第1方向と第2方向が相互に垂直であるステップと、位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成するステップと、を実行するために用いられる。
【0113】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、位置情報は開始位置と終了位置を含み、編集モジュール302は、更に、ユーザのターゲットビューでの位置選択操作を受け付け、位置選択操作で指示する開始座標と終了座標を取得するステップであって、開始座標と終了座標がそれぞれ第1座標と第2座標を含むステップと、開始座標を開始位置とし、終了座標を終了位置とするステップと、を実行するために用いられる。
【0114】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、第2座標軸は時間軸であり、第2座標は時間座標であり、編集モジュール302は、更に、時間軸に対応する時間次元を決定するステップと、時間次元と位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成するステップと、を実行するために用いられる。
【0115】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、第2座標軸は時間軸であり、第2座標は時間座標であり、テーブルのビュー表示装置は、更に、位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーを作成した後、時間軸の時間次元を切り替える命令を受信したことに応答して、切り替え後の時間次元を決定するステップと、切り替え後の時間次元に基づいて、ターゲットチャートバーを調整するステップと、を実行するために用いられる調整モジュールを備える。
【0116】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、編集命令はターゲットビューに表示されているターゲットチャートバーに対する位置調整命令を含み、編集モジュール302は、更に、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーに実行した位置調整操作を検出したことに応答して、位置調整操作によりターゲットチャートバーに対応する時間区間を調整するために用いられる。
【0117】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集モジュール302は、更に、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第1位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、ターゲットチャートバーがドラッグされた後に対応する時間座標を取得するステップと、ドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、ターゲットチャートバーを移動してターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更するステップと、を実行するために用いられ、又は、ユーザが時間軸に沿ってターゲットチャートバーの第2位置をドラッグしたことを検出したことに応答して、ターゲットチャートバーの第1エッジがドラッグされた後に対応する時間座標を取得するステップと、ドラッグされた後に対応する時間座標に基づいて、ターゲットチャートバーの第1エッジを移動してターゲットチャートバーに対応する時間区間を変更するステップと、を実行するために用いられる。
【0118】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、編集モジュール302は、更に、ターゲットチャートバーのタスク軸での対応する第1タスク座標に基づいて、ターゲットチャートバーに関連するターゲットタスクの情報を決定するステップと、ターゲットチャートバーをタスク軸における第2タスク座標での対応する時間区間に移動し、且つタスク軸に沿ってターゲットタスクの情報を第2タスク座標に移動するステップと、を実行するために用いられる。
【0119】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、第1タスク座標と第2タスク座標はそれぞれ異なるタスクグループに対応し、編集モジュール302は、更に、ターゲットチャートバーを第1グループ中の第1タスク座標での時間区間から第2グループの第2タスク座標にある時間区間に移動し、且つタスク軸に沿ってターゲットタスクの情報を第2タスク座標に移動するために用いられる。
【0120】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、ターゲットビューは第1方向に沿って延在するタスク軸、第2方向に沿って延在する時間軸を含み、第1方向と第2方向が相互に垂直であり、テーブルのビュー表示装置は、更に、ユーザが時間軸におけるターゲット時間座標に実行した所定の操作を検出したことに応答して、所定のコントロールを呈示するステップと、ユーザの所定のコントロールへのトリガ操作に応答して、ターゲット時間座標箇所にターゲット情報識別子を設置するステップと、を実行するために用いられる識別子モジュールを備える。
【0121】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、ターゲット情報識別子は図形識別子情報及び/又は文字識別子情報を含み、識別子モジュールは、更に、ターゲット時間座標箇所にタスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、又は、ターゲット時間座標箇所に特定方向に延在し且つタスク軸と平行な図形識別子情報を設置し、また、図形識別子情報の起点又は終点に文字識別子情報を設置するために用いられる。
【0122】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、テーブルのビュー表示装置は、更に、ターゲットビューにターゲット呈示項を追加する追加命令を受信したことに応答して、呈示リストを表示するステップと、ユーザが呈示リストに新規増加したタスク属性情報を取得し、タスク属性情報によりターゲット呈示項を追加するステップと、を実行するために用いられる追加モジュールを備える。
【0123】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、テーブルのビュー表示装置は、更に、ユーザがターゲットビューにおいて与えたターゲットビューデータに対する直し命令を受信し、直した後の新規ビューデータを取得するステップであって、ターゲットビューデータがいずれかのタスク属性情報に対応する呈示項中のターゲット呈示データを含み、呈示項がターゲット呈示項を含むステップと、新規ビューデータに基づいて、所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すステップと、を実行するために用いられる直しモジュールを備える。
【0124】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集命令は詳細表示命令を含み、編集モジュール302は、更に、ユーザがターゲットチャートバーに実行した、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を表示するように指示するための所定の表示操作を検出したことに応答して、ターゲットチャートバーに対応するタスク詳細情報を呈示するために用いられる。
【0125】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集命令は削除命令を含み、編集モジュール302は、更に、検出されたユーザのターゲットチャートバーへの第1選択操作に基づいて、削除オプションを含む、ターゲットチャートバーに対する編集オプションを呈示するステップと、ユーザが削除オプションに実行した第2選択操作に基づいて、ターゲットチャートバーを削除するステップと、を実行するために用いられる。
【0126】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集モジュール302は、更に、編集命令に含まれる位置調整命令を受信したことに応答して、ターゲットビューにおいてターゲットチャートバーを移動するステップと、移動後のターゲットチャートバーのターゲットビューでの位置情報を取得し、移動後のターゲットチャートバーのターゲットビューでの位置情報に基づいて、ターゲットチャートバーの記録ページでの対応する第1フィールドデータを直すステップと、を実行するために用いられる。
【0127】
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、編集モジュール302は、更に、編集命令に対応するターゲットチャートバーの第2フィールドデータを取得するステップと、編集後の第2フィールドデータに基づいて、所定のデータテーブルにおける対応する元のターゲットデータを直すステップと、を実行するために用いられる。
【0128】
本開示の一実施例のテーブルのビュー表示方法を適用できる例示的システムアーキテクチャを示す図4を参照されたい。
【0129】
図4に示すように、システムアーキテクチャは端末機器401、402、403、ネットワーク404、サーバ405を含んでも良い。ネットワーク404は端末機器401、402、403とサーバ405との間で通信リンクを提供するための媒体である。ネットワーク404は、例えば有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブル等の各種の接続タイプを含んでも良い。上記端末機器とサーバはHTTP(HyperText Transfer Protocol,ハイパー・テキスト転送プロトコル)のような現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、相互接続ネットワーク)、ピアツーピアネットワーク(例えば、Ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
【0130】
端末機器401、402、403はネットワーク404を介してサーバ405とインタラクションして、メッセージの受信又は送信等を行うことができる。端末機器401、402、403には、例えば、ビデオ投稿アプリケーション、検索類アプリケーション、ニュース情報類アプリケーションのような各種のクライアントアプリケーションが実装されていてもよい。
【0131】
端末機器401、402、403はハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器401、402、403はハードウェアである時に、ディスプレイを備え且つウェブページ閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー3)、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV,ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループ・オーディオレイヤー4)プレーヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含むが、これらに限定されない。端末機器401、402、403はソフトウェアである時に、以上で挙げられた電子機器にインストールし得る。それは複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
【0132】
サーバ405は各種のサービスを提供できるサーバであってもよく、例えば、端末機器401、402、403の送信するガントチャート取得リクエストを受信し、ガントチャート取得リクエストを解析処理し、解析処理結果(例えば、上記取得リクエストに対応するガントチャートデータ)を端末機器401、402、403に送信する。
【0133】
本開示の実施例で提供されるテーブルのビュー表示方法は端末機器によって実行してもよく、これに対して、テーブルのビュー表示装置は端末機器に設置してもよいことが説明必要である。
【0134】
図4における端末機器、ネットワーク及びサーバの数はただ例示的なものであることが理解すべきである。実現要求に応じて、任意数の端末機器、ネットワーク及びサーバを有してもよい。
【0135】
以下において、本開示の実施例を実現することに適合する電子機器(例えば、図4における端末機器)の構成模式図を示す図5を参照する。図5に示されている電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。
【0136】
図5に示すように、電子機器は処理装置(例えば、中央処理ユニット、画像プロセッサ等)501を含んでよく、それは読み取り専用メモリ(ROM)502に記憶されたプログラム又は記憶装置508からランダムアクセスメモリ(RAM)503にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実現することができる。RAM503には、電子機器の動作に必要な各種のプログラムやデータが格納されている。処理装置501、ROM502及びRAM503は、通信バス504を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース505も通信バス504に接続される。
【0137】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置506と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置507と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置508と、通信装置509とがI/Oインタフェース505に接続されていてよい。通信装置509は電子機器が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図5に各種装置を備えた電子機器が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解されたい。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。
【0138】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照しながら上述したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示の実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは非一時的コンピュータ可読媒体に実装されている、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置509によってネットワークからダウンロード及びインストールされ、又は記憶装置508からインストールされ、又はROM 502からインストールされ得る。該コンピュータプログラムが処理装置501によって実行されると、本開示の実施例の方法で限定された上記機能が実行される。
【0139】
本開示の上記のコンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記二者を任意に組み合わせたものであってもよいことが説明必要である。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、このプログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載される。このように伝播されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)等又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでよいが、それらに限定されない。
【0140】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。
【0141】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されると、当該電子機器は、所定のデータテーブル中のターゲットデータから生成されたターゲットビューにおいてユーザが与えたターゲットチャートバーに対する編集命令を受信し、編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集する。
【0142】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで書くことが可能であり、上記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk、C++を含むが、これらに限定されず、さらに一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインターネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
【0143】
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための一つ又は複数の実行可能命令を含む。いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよいことにも注意すべきである。例えば、二つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
【0144】
本開示の実施例で説明されたユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、モジュールの名称は、このユニット自体を限定するものではない場合がある。例えば、編集モジュール302は「編集命令に基づいて、ターゲットチャートバーを編集するモジュール」と記述してもよい。
【0145】
本明細書において以上で記述した機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックユニットによって実行してもよい。例えば、使用可能な代表的タイプのハードウェアロジックユニットは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け規格品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)等を含むが、これらに限定されない。
【0146】
本開示の文脈において、機械可読媒体は有形の媒体であってよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器に組み合わせて使用されるプログラムを含むか、又は記憶してよい。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子、磁性、光学、電磁、赤外線のもの又は半導体システム、装置又は機器或いはそれらの任意の適切な組合を含んでも良いが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯型コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又はそれらの任意の適切な組み合わせを含む。
【0147】
以上は本開示の好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示に係る開示範囲は、上記技術特徴の特定の組み合わせによる技術手段に限定されず、上記開示構想を逸脱することなく上記技術特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術手段をも含むべきであることが当業者に自明である。例えば、上記特徴と本開示の開示(それに限定されない)による類似的な機能を有する技術特徴を互いに取り替えて形成した技術手段をも含む。
【0148】
また、特定の順番で各操作を説明したが、これらの操作を、示される特定の順番又は順次実行することが求められるものとして理解されるべきではない。ある環境において、マルチタスク及び並行処理が有利になる可能性がある。同様に、上記説明に様々な具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈してはならない。単一な実施例の文脈に説明されている幾つかの特徴は、単一な実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一な実施例の文脈で説明されている様々な特徴も、別個に、または適切な任意の部分的組合せで複数の実施例に実現されてもよい。
【0149】
構成特徴及び/又は方法論理動作に特定された言語を採用して本主題を説明したが、添付される特許請求の範囲に限定された主題は上記に説明された特定特徴又は動作に限られないことを、理解すべきである。むしろ、上記に記載された特定特徴と動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形式に過ぎない。
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】