IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 華為技術有限公司の特許一覧

<>
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図1
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図2
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図3
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図4
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図5
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図6
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図7
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図8
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図9
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図10
  • 特表-情報伝送方法及び装置 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-29
(54)【発明の名称】情報伝送方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/21 20230101AFI20231121BHJP
   H04W 72/51 20230101ALI20231121BHJP
   H04W 72/50 20230101ALI20231121BHJP
【FI】
H04W72/21
H04W72/51
H04W72/50 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023529073
(86)(22)【出願日】2022-04-27
(85)【翻訳文提出日】2023-05-16
(86)【国際出願番号】 CN2022089614
(87)【国際公開番号】W WO2022237547
(87)【国際公開日】2022-11-17
(31)【優先権主張番号】202110507949.0
(32)【優先日】2021-05-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ジョーァ
(72)【発明者】
【氏名】ユイ,ジュヨン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067CC01
5K067DD34
5K067EE02
5K067EE10
5K067JJ13
(57)【要約】
この出願は情報伝送方法及び装置を提供する。情報伝送方法は以下を含む。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定する。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御チャネル伝送のためのリソースブロックインデックスを決定する。端末デバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報を送信する。この出願において提供される情報伝送方法及び装置によれば、リソース断片化が回避でき、ネットワークデバイスのリソーススケジューリングに対する制限が低減でき、リソース割り当ての柔軟性が改善できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
端末デバイスにより、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、物理リソースブロックインデックスを決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するステップと
を含む方法。
【請求項2】
前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記端末デバイスにより、物理リソースブロックインデックスを決定することは、
前記端末デバイスにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1の物理リソースブロックインデックスを決定し、pは正の整数であること、及び/又は
前記端末デバイスにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ、前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、前記アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2の物理リソースブロックインデックスを決定し、qは正の整数であり、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にあること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数77】

X1は前記物理リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数78】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数79】

X2は前記物理リソースブロックインデックスであり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数80】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
端末デバイスにより、第1のオフセットパラメータを決定することは、
前記端末デバイスにより、第1の位置及び第2の位置に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定し、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yの物理リソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置は物理リソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記端末デバイスにより、第1の情報に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定し、前記第1の情報は前記端末デバイスにより前記ネットワークデバイスから受信されること、又は
前記第1のオフセットパラメータが予め定義されたパラメータであること、又は
前記端末デバイスにより、予め定義されたルールに従って前記第1のオフセットパラメータを決定すること
を含む、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記端末デバイスにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を送信するステップである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
端末デバイスにより、第1のオフセットパラメータを決定する前に、
前記端末デバイスにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するステップを更に含む、請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
情報伝送方法であって、
端末デバイスにより、アップリンク制御情報を送信するために使用されるサブキャリア間隔S及び/又はシンボルの数Lを決定するステップと、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たす場合、
前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報を伝送するステップと
を含む方法。
【請求項12】
情報伝送方法であって、
ネットワークデバイスにより、第1の情報を端末デバイスに送信するステップであり、前記第1の情報は、前記端末デバイスにより物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、ステップと、
前記ネットワークデバイスにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するステップと
を含む方法。
【請求項13】
前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記第1の情報が前記端末デバイスにより前記物理リソースブロックインデックスを決定するために使用されることは、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であること、及び/又は、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数であること
を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項16】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数81】

X1は前記物理リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数82】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数83】

X2は前記物理リソースブロックインデックスであり、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数84】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記第1の情報が前記第1のオフセットパラメータを示すことは、
前記第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示し、前記第1の位置及び前記第2の位置は、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yの物理リソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置は物理リソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記第1の情報は前記第1のオフセットパラメータを含むこと、又は
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されること、又は
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されること
を含む、請求項12乃至17のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項12乃至18のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記ネットワークデバイスにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するステップである、請求項12に記載の方法。
【請求項21】
ネットワークデバイスにより、第1の情報を端末デバイスに送信する前に、
前記ネットワークデバイスにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するステップを更に含む、請求項12乃至20のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
情報伝送方法であって、
ネットワークデバイスにより、端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するステップと、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たす場合、
前記ネットワークデバイスにより、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するステップと
を含む方法。
【請求項23】
情報伝送装置であって、
端末デバイスを使用することにより、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成された処理ユニットであり、
前記端末デバイスを使用することにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される処理ユニットと、
前記端末デバイスを使用することにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
【請求項24】
前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1の物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、pは正の整数であり、及び/又は、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ、前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、前記アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2の物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、qは正の整数であり、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にある、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
前記第1のオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1のサブオフセットパラメータに基づいて前記第1の物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、及び/又は、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第2のサブオフセットパラメータに基づいて前記第2の物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される、請求項24に記載の装置。
【請求項26】
前記処理ユニットは、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数85】

X1は前記物理リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数86】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項23に記載の装置。
【請求項27】
前記処理ユニットは、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記物理リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数87】

X2は前記物理リソースブロックインデックスであり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数88】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項23に記載の装置。
【請求項28】
前記処理ユニットが前記端末デバイスを使用することにより前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されることは、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、第1の位置及び第2の位置に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yの物理リソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置は物理リソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は、前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は、前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記トランシーバユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記ネットワークデバイスから第1の情報を受信するように更に構成され、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1の情報に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、予め定義されたパラメータに基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、予め定義されたルールに従って前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること
を含む、請求項23乃至27のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項29】
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を送信するように更に構成される、請求項23に記載の装置。
【請求項30】
前記処理ユニットが前記端末デバイスを使用することにより前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成される前に、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように更に構成される、請求項23乃至29のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項31】
情報伝送装置であって、
端末デバイスを使用することにより、アップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成された処理ユニットであり、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成される処理ユニットと、
前記端末デバイスを使用することにより、前記アップリンク制御情報を伝送するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
【請求項32】
情報伝送装置であって、
ネットワークデバイスを使用することにより、第1の情報を端末デバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1の情報は、前記端末デバイスにより物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、トランシーバユニットを含み、
前記トランシーバユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される、装置。
【請求項33】
前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記第1の情報が前記端末デバイスにより前記物理リソースブロックインデックスを決定するために使用されることは、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であること、及び/又は、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数であること
を含む、請求項32に記載の装置。
【請求項34】
前記第1のオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2の物理リソースブロックインデックスを決定するために使用される、請求項33に記載の装置。
【請求項35】
p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、請求項33又は34に記載の装置。
【請求項36】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数89】

X1は前記物理リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数90】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項32に記載の装置。
【請求項37】
前記物理リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数91】

X2は前記物理リソースブロックインデックスであり、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数92】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項32に記載の装置。
【請求項38】
前記第1の情報が前記第1のオフセットパラメータを示すことは、
前記第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示し、前記第1の位置及び前記第2の位置は、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yの物理リソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置は物理リソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記第1の情報は前記第1のオフセットパラメータを含むこと、又は
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されること、又は
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されること
を含む、請求項32乃至37のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項39】
前記第1のオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項32乃至38のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項40】
前記トランシーバユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記物理リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するように更に構成される、請求項32に記載の装置。
【請求項41】
当該装置は処理ユニットを更に含み、
前記トランシーバユニットが前記ネットワークデバイスを使用することにより前記第1の情報を前記端末デバイスに送信するように構成される前に、
前記処理ユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように構成される、請求項32乃至40のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項42】
情報伝送装置であって、
ネットワークデバイスを使用することにより、端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成された処理ユニットであり、
前記ネットワークデバイスを使用することにより、L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成された処理ユニットと、
前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
【請求項43】
コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムが実行されたとき、装置が請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が請求項11に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が請求項12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が請求項22に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項44】
コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたとき、請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法が実行されるか、或いは、
請求項11に記載の方法が実行されるか、或いは、
請求項12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法が実行されるか、或いは、
請求項22に記載の方法が実行される、コンピュータプログラム製品。
【請求項45】
通信装置であって、
コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、当該通信装置が請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が請求項11に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が請求項12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が請求項22に記載の方法を実行するようにする、プロセッサと
を含む通信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
この出願は、2021年5月10日に中国国家知識産権局に出願された「INFORMATION TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202110507949.0号に対する優先権を主張しており、その全内容を参照により援用する。
【0002】
[技術分野]
この出願は、通信分野に関し、より具体的には情報伝送方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
異なる能力を有する端末デバイスは、移動通信システムについて異なる要件を有する。低コスト及び長い待機時間のような要件を満たすために、通常では、低減能力端末デバイスは通常の端末デバイスのものよりも小さいチャネル帯域幅をサポートする。例えば、新無線(new radio, NR)システムの周波数範囲1では、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband, eMBB)端末デバイスは、一般的に100MHzの最大チャネル帯域幅をサポートする。しかし、低減能力端末デバイスは、5MHz、20MHz又は40MHzの最大チャネル帯域幅をサポートする可能性がある。チャネル帯域幅を低減することにより、端末デバイスの複雑さ及びコストが低減できる。
【0004】
異なる能力を有する端末デバイスが同じ通信システムに共存する。したがって、これらの端末デバイスの共存をどのようにより良くサポートするかが、解決されるべき緊急の技術的課題となっている。
【発明の概要】
【0005】
この出願は、リソース断片化を回避し、リソーススケジューリングに対する制限を低減し、リソース割り当ての柔軟性を改善するための情報伝送方法及び装置を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、情報伝送方法が提供される。当該方法は以下を含む。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定する。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御チャネル伝送のためのリソースブロックインデックスを決定する。端末デバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信する。
【0007】
この出願のこの実施形態における情報伝送方法によれば、端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御チャネル伝送のためのリソースブロックインデックスを決定する。リソースブロックインデックスに関連するリソースは、他の端末デバイスのリソース断片化を引き起こすことはなく、他の端末デバイスの利用可能なリソースがいくつかの断片化された周波数領域リソースに分割されることを引き起こさない。これは、他の端末デバイスのリソーススケジューリングを制限しない。この出願における情報伝送方法によれば、異なる能力を有する端末デバイスが同じ通信システムでより良く共存できる。
【0008】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送される。端末デバイスがリソースブロックインデックスを決定することは以下を含む。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定し、pは正の整数であり、及び/又は、端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ、初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定し、qは正の整数である。リソースブロックインデックスに関連するリソースは第1の周波数範囲内にある。
【0009】
この出願のこの実施形態における情報伝送方法は、周波数ホッピングのあるシナリオにおけるアップリンク制御情報伝送に適用されてもよく、或いは、周波数ホッピングのないシナリオにおけるアップリンク制御情報伝送に適用されてもよい点に留意すべきである。例えば、周波数ホッピングのあるシナリオは、第pのホップ及び第qのホップを含む。ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含んでもよい。第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは、それぞれ第pのホップ及び第qのホップに対応する物理アップリンク制御チャネルリソースの位置を決定するために使用されてもよく、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースと呼ばれてもよい。次いで、第1の端末デバイスは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信する。第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、他の端末デバイスの使用可能な周波数範囲内でリソーススケジューリングを制限しない。これは、他の端末デバイスのリソーススケジューリングに対する制限を低減し、リソース割り当ての柔軟性を改善する。
【0010】
第1の周波数範囲は、第1の端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい点に留意すべきである。
【0011】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。第1のサブオフセットパラメータは、第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第2のサブオフセットパラメータは、第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。
【0012】
この実現方式では、端末デバイスは、端末デバイスとのリソース競合を有する他の端末デバイスのアップリンク伝送において各リソースブロックにより多重化されるアップリンク制御チャネルリソースの数と、アップリンク制御チャネルリソースセットに対応するサイクリックシフトの数とに基づいて、ターゲットオフセットパラメータを更に調整してもよい点に留意すべきである。これは、リソースブロックインデックスに関連するリソースが、他の端末デバイスによりアップリンク制御情報を伝送するために使用されるリソースと競合する場合を回避する。例えば、ターゲットオフセットパラメータは、リソースブロックインデックスに関連するリソースが他の端末デバイスによりアップリンク制御情報を伝送するために使用されるリソースに隣接する周波数位置に割り当てられるように、調整されてもよい。
【0013】
第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは同じでもよく或いは異なってもよい点に留意すべきである。
【0014】
可能な実現方式では、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは、第1の端末デバイスにより、ネットワークデバイスにより送信された第1の構成情報に基づいて決定される。
【0015】
他の可能な実現方式では、第1のサブオフセットパラメータは、第1の端末デバイスにより第1の構成情報に基づいて決定される。第2のサブオフセットパラメータ(すなわち、D2)は、第1の端末デバイスにより第1のサブオフセットパラメータ(すなわち、D1)及び第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数(すなわち、Nsize)に基づいて決定される。
【0016】
限定ではなく例として、第2のサブオフセットパラメータD2は、D2=Nsize+D1-NBWP sizeのように決定されてもよい。NBWP sizeは、第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数である。
【0017】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、p=1且つq=2であるか、或いは、p=2且つq=1である。
【0018】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、第1のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数1】
【0019】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数2】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0020】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、第2のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数3】
【0021】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数4】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0022】
この実現方式では、第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと同じである場合、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータの双方はターゲットオフセットパラメータDにより表されてもよい。第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと異なる場合、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータはそれぞれD1及びD2により表されてもよい。代替として、第1のサブオフセットパラメータD1がターゲットオフセットパラメータDにより表される場合、第2のサブオフセットパラメータは対応してD2=Nsize+D1-NBWP sizeとして表されてもよい。NBWP sizeは、第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数である。第2の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされるチャネル帯域幅以下である。
【0023】
ターゲットオフセットパラメータを決定する方式は、以下のいくつかの方式を含むが、これらに限定されない点に留意すべきである。(1)端末デバイスは、第1の位置及び第2の位置に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定し、第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きく、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。任意選択で、y及びzは同じでもよく、例えば、y=z=0でもよい。(2)端末デバイスは、第1の情報に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定し、第1の情報は端末デバイスによりネットワークデバイスから受信される。例えば、第1の情報は、マスター情報ブロック(master information block, MIB)、システム情報ブロック1(system information block 1, SIB 1)、SIB 1内のフィールド、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報、又はSIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報内のフィールドである。(3)ターゲットオフセットパラメータは、予め定義されたパラメータである。例えば、端末デバイスは、予め定義された方式でターゲットオフセットパラメータを決定する。ターゲットオフセットパラメータは、予め定義された値でもよい。(4)端末デバイス(端末デバイス#1と呼ばれてもよい)は、予め定義されたルールに従ってターゲットオフセットパラメータを決定し、例えば、リソース競合を有する他の端末デバイス(端末デバイス#2と呼ばれてもよい)により構成されたPUCCHリソースセットにより占有される周波数位置(予め定義されたルールの例)に基づいて、ターゲットオフセットパラメータを決定し、それにより、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースが端末デバイス#2のPUCCHの周波数領域リソースに隣接する周波数位置になるようにする。
【0024】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数である。代替として、ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である。
【0025】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、端末デバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で周波数ホッピングなしでアップリンク制御情報を送信する。
【0026】
第1の態様を参照して、第1の態様のいくつかの実現方式では、端末デバイスがターゲットオフセットパラメータを決定する前に、当該方法は以下を更に含む。端末デバイスは、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定する。
【0027】
限定ではなく例として、第1の予め設定された条件は、以下の条件のうち1つ以上でもよい。(1)Lの最小値は4以上である。(2)Lの最小値はSに基づいて決定される。(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、Lの値が第1の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、Lの値が第2の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、Sの値が第3の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第3の値の範囲は、15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、Sの値が第4の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0028】
この実現方式では、サブキャリア間隔S及び/又はアップリンク制御チャネル伝送に使用されるシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすときにのみ、端末デバイスは第2の周波数範囲外で周波数ホッピングを実行し、或いは、S及びLが第1の予め設定された条件を満たさないとき、端末デバイスは第2の周波数範囲外で周波数ホッピングを実行しない。言い換えると、端末デバイスは、第2の周波数範囲内でのみ周波数ホッピングを実行する。これは、少ないシンボルの数Lを有し且つ端末デバイスに対応する周波数領域リソースの性能に対する周波数チューニング(或いは再調整と呼ばれる)時間の影響を低減する。
【0029】
第2の態様によれば、情報伝送方法が提供される。当該方法は以下を含む。第1の端末デバイス(上記の端末デバイスに対応する)は第1の構成情報を受信する。第1の構成情報は、少なくとも1つの第1の周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信するように第1の端末デバイスに指示する。第1の周波数領域リソースは、第1の周波数範囲内にある。第1の端末デバイスは、第1の構成情報に基づいてアップリンク制御情報を送信する。
【0030】
第1の端末デバイスが第1の構成情報を受信する前に、当該方法は以下を更に含む点に留意すべきである。第1の端末デバイスは第2の構成情報を受信する。第2の構成情報は、ネットワークデバイスにより第1の端末デバイスに割り当てられた第2の周波数範囲を示す。第2の周波数範囲は少なくとも1つの第2の周波数領域リソースを含む。第2の周波数領域リソースは、第1の端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用される。第2の周波数領域リソースは、ネットワークデバイスにより第2の端末デバイス(上記の端末デバイスとのリソース競合を有する他の端末デバイスに対応する)に割り当てられた第3の周波数領域範囲内にある。第1の周波数領域リソースは第3の周波数領域範囲外にある点に留意すべきである。代替として、第1の周波数領域リソースは第3の周波数領域範囲のエッジ部分に位置する。
【0031】
可能な実現方式では、第1の周波数領域リソースはキャリアの両端に位置してもよく、或いは、第2の端末デバイスによりアップリンク制御情報を伝送するために使用されるリソース(第3の周波数領域リソースと呼ばれてもよい)に隣接してもよい。
【0032】
可能な実現方式では、アップリンク制御情報は端末デバイスによりネットワークデバイスにアクセスするために使用される。例えば、アップリンク制御情報は、ランダムアクセスプロセスにおいてネットワークデバイスにより送信されたコンテンション解決メッセージについて端末デバイスによりフィードバックされたハイブリッド自動再送要求メッセージでもよい。
【0033】
この出願のこの実施形態における情報伝送方法によれば、第1の端末デバイスにより第2の構成情報に基づいて決定され且つアップリンク制御情報を送信するために使用される第2の周波数領域リソースは、ネットワークデバイスにより第2の端末デバイスに割り当てられた第3の周波数領域範囲に属する。第2の周波数領域リソースは、第3の周波数領域範囲内の周波数領域断片化を引き起こし、周波数領域リソースは、いくつかの断片化された周波数領域リソースに分割される。これは、第2の端末デバイスのリソーススケジューリングを制限する。これに基づいて、第1の端末デバイスは、第1の構成情報に基づいて、アップリンク制御情報を送信するために使用される第1の周波数領域リソースを決定してもよい。第1の周波数領域リソースは、第3の周波数領域範囲外にある。代替として、第1の周波数領域リソースは、第3の周波数領域範囲のエッジ部分に位置する。第1の周波数領域リソースは、第2の端末の第3の周波数領域範囲内のリソースの使用を制限しない。これは、リソーススケジューリングの柔軟性を改善する。
【0034】
第1の周波数範囲は、第1の端末によりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい点に留意すべきである。第2の周波数範囲は、第1の端末によりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。第3の周波数範囲は、第2の端末によりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。
【0035】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、第1の構成情報はターゲットオフセットパラメータを具体的に示す。ターゲットオフセットパラメータは、第1の周波数領域リソースと第2の周波数領域リソースとの間のオフセットパラメータである。
【0036】
この出願のこの実施形態における情報伝送方法によれば、第1の端末デバイスは、第1の構成情報に基づいて第1の周波数領域リソースと第2の周波数領域リソースとの間のオフセットパラメータを決定し、ターゲットオフセットパラメータ及び第2の周波数領域リソースに基づいて第1の周波数領域リソースの位置を決定し、次いで、第1の周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信してもよい。これは、第2の端末デバイスのリソーススケジューリングに対する制限を低減し、リソース割り当ての柔軟性を改善する。
【0037】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、アップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されるシナリオにおいて、ターゲットオフセットパラメータは第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。第1の周波数領域リソースは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを含む。当該方法は以下を含む。第1の端末デバイスは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを決定する。第1の端末デバイスは、それぞれ第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータに基づいて第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを決定する。第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、第3の周波数領域範囲外にある。代替として、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、第3の周波数領域範囲のエッジ部分に位置する。
【0038】
この出願のこの実施形態における情報伝送方法は、周波数ホッピングのあるシナリオにおけるアップリンク制御情報伝送に適用されてもよく、或いは、周波数ホッピングのないシナリオにおけるアップリンク制御情報伝送に適用されてもよい点に留意すべきである。例えば、周波数ホッピングのあるシナリオは、第1のホップ及び第2のホップを含む。ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含んでもよい。第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは、それぞれ第1のホップ及び第2のホップに対応する物理アップリンク制御チャネルリソース、すなわち、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースの位置を決定するために使用されてもよい。次いで、第1の端末デバイスは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信する。第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、もはや第3の周波数範囲内のリソーススケジューリングを制限しない。これは、第2の端末デバイスのリソーススケジューリングに対する制限を低減し、リソース割り当ての柔軟性を改善する。
【0039】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、第1の構成情報は、第1の周波数範囲に含まれるRBの数及び第1のサブオフセットパラメータの指示情報を含む。第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、第1の周波数範囲内にある。当該方法は以下を含む。第1の端末デバイスは、第1の構成情報に基づいて第1のサブオフセットパラメータを決定する。第1の端末デバイスは、第1のサブオフセットパラメータ及び第1の周波数領域範囲に含まれるRBの数に基づいて第2のサブオフセットパラメータを決定する。第1の端末デバイスは、それぞれ第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータに基づいて第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを決定する。第1の端末デバイスは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信する。
【0040】
第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは同じでもよく或いは異なってもよい点に留意すべきである。
【0041】
任意選択で、第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと同じである場合、リソースを節約するために、1つのオフセットパラメータのみが指示に使用されてもよい。
【0042】
可能な実現方式では、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは、第1の端末デバイスにより第1の構成情報に基づいて決定される。
【0043】
他の可能な実現方式では、第1のサブオフセットパラメータは、第1の端末デバイスにより第1の構成情報に基づいて決定される。第2のサブオフセットパラメータ(すなわち、D2)は、第1の端末デバイスにより第1のサブオフセットパラメータ(すなわち、D1)及び第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数(すなわち、Nsize)に基づいて決定される。
【0044】
限定ではなく例として、第2のサブオフセットパラメータD2は、D2=Nsize+D1-NBWP sizeのように決定されてもよい。NBWP sizeは、第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数である。
【0045】
可能な実現方式では、第1の端末デバイスは、以下の式に従って、ターゲットオフセットパラメータに基づいて、第1のサブ周波数領域リソースに対応するリソースブロックインデックス(第1のリソースブロックインデックスに対応する)(X1として記される)を決定してもよい。
【数5】
【0046】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のサブオフセットパラメータであり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数6】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0047】
可能な実現方式では、第1の端末デバイスは、以下の式に従って、ターゲットオフセットパラメータに基づいて、第2のサブ周波数領域リソースに対応するリソースブロックインデックス(第2のリソースブロックインデックスに対応する)(X2として記される)を決定してもよい。
【数7】
【0048】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数8】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0049】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、第1の構成情報は、第1のサブオフセットパラメータの指示情報及び第2のサブオフセットパラメータの指示情報を含む。第1の端末デバイスが、それぞれ第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータに基づいて第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを決定することは以下を含む。第1の端末デバイスは、第1の構成情報に基づいて、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを決定する。第1の端末デバイスは、それぞれ第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータに基づいて第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを決定する。第1の端末デバイスは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを使用することにより、アップリンク制御情報を送信する。
【0050】
この実現方式では、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータは同じでもよく或いは異なってもよい。第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと異なる場合、第1の構成情報は、第1のサブオフセットパラメータの指示情報及び第2のサブオフセットパラメータの指示情報を含む。第1の端末デバイスは、それぞれ第1のサブオフセットパラメータの指示情報及び第2のサブオフセットパラメータの指示情報に基づいて第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを決定し、次いで、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータに基づいて第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを決定する。次いで、第1の端末デバイスは、第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースを使用することにより、アップリンク制御情報を送信する。第1のサブ周波数領域リソース及び第2のサブ周波数領域リソースは、もはや第3の周波数範囲内のリソーススケジューリングを制限しない。これは、第2の端末デバイスのリソーススケジューリングに対する制限を低減し、リソース割り当ての柔軟性を改善する。
【0051】
任意選択で、第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと同じである場合、リソースオーバーヘッドを低減するために、1つの指示情報のみが指示に使用されてもよい。
【0052】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、第1の端末デバイスがターゲットオフセットパラメータを決定する前に、当該方法は以下を更に含む。第1の端末デバイスは第1のパラメータを決定する。第1のパラメータは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。第1のパラメータは、アップリンク伝送において各リソースブロックにより多重化されるアップリンク制御チャネルリソースの数、又はアップリンク制御チャネルリソースセットに対応するサイクリックシフトの数に関連する。第1の端末デバイスがターゲットオフセットパラメータを決定することは以下を含む。第1の端末デバイスは、第1のパラメータに基づいてターゲットオフセットパラメータを決定する。
【0053】
この実現方式では、第1の端末デバイスは、アップリンク伝送において各リソースブロックにより多重化されるアップリンク制御チャネルリソースの数、又はアップリンク制御チャネルリソースセットに対応するサイクリックシフトの数に基づいてターゲットオフセットパラメータを更に調整し、次いで、ターゲットオフセットパラメータに基づいて第1の周波数領域リソースを決定してもよい。これは、第1の周波数領域リソースと、第2の端末デバイスによりアップリンク制御情報を伝送するために使用され且つ第3の周波数範囲内にあるリソース(第3の周波数領域リソースと呼ばれてもよい)との間の競合を回避する。例えば、第1の周波数領域リソースは、第1のパラメータに基づいて、第3の周波数領域リソースに隣接する周波数位置に割り当てられてもよい。
【0054】
第2の態様を参照して、第2の態様のいくつかの実現方式では、第1の端末デバイスがターゲットオフセットパラメータを決定する前に、当該方法は以下を更に含む。第1の端末デバイスは、第1の端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネル伝送に使用されるシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定する。
【0055】
限定ではなく例として、第1の予め設定された条件は、以下の条件のうち1つ以上でもよい。(1)Lの最小値は4以上である。(2)Lの最小値はSに基づいて決定される。(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、Lの値が第1の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、Lの値が第2の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、Sの値が第3の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第3の値の範囲は、15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、Sの値が第4の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0056】
この実現方式では、サブキャリア間隔S及び/又はアップリンク制御チャネル伝送に使用されるシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすときにのみ、第1の端末デバイスは第2の周波数範囲外で周波数ホッピングを実行する。S及びLが第1の予め設定された条件を満たさないとき、第1の端末デバイスは第2の周波数範囲外で周波数ホッピングを実行しない。言い換えると、第1の端末デバイスは、第2の周波数範囲内でのみ周波数ホッピングを実行する。これは、少ないシンボルの数Lを有し且つ第1の端末デバイスに対応する第1の周波数領域リソースの性能に対する再調整時間の影響を低減する。
【0057】
第3の態様によれば、情報伝送方法が提供される。当該方法は以下を含む。端末デバイスは、アップリンク制御チャネル伝送に使用されるサブキャリア間隔S及び/又はシンボルの数Lを決定する。L及び/又はSが以下の条件、すなわち、(1)Lの最小値は4以上であること、(2)Lの最小値はSに基づいて決定されること、(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第2の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第4の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、のうち少なくとも1つを満たす場合、端末デバイスはアップリンク制御チャネルを伝送する。
【0058】
可能な実現方式では、条件(1)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、L=10であるとき、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。条件(2)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外又は第2の周波数範囲内にある。例えば、S=15kHzであるとき、Lの最小値は10であり、具体的には、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、S=30kHzであるとき、Lの最小値は14であり、具体的には、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、S=60kHzであるとき、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップは第2の周波数範囲内にある。条件(3)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送され、2つのホップは第2の周波数範囲内にある。第1の値の範囲は、Lが4以下であることでもよい。条件(4)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。第2の値の範囲は、Lが4よりも大きいこと、又はLが10以上であることでもよい。条件(5)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送され、2つのホップは第2の周波数範囲内にある。第3の値の範囲は、Sが60kHz以上であること、又はSが30kHzよりも大きいことでもよい。条件(6)を満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2ホップは第2の周波数範囲外にある。第4の値の範囲は、Sが30kHz以下であることでもよい。
【0059】
条件(1)~(6)は、互いに組み合わされてもよい点に留意すべきである。例えば、条件(3)は条件(5)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第1の値の範囲内にあり、Sが第3の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。例えば、条件(4)は条件(6)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第2の値の範囲内にあり、Sが第4の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0060】
可能な実現方式では、端末デバイスはネットワークデバイスにより送信された第2の情報を受信する。第2の情報は、端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されるか否かを示してもよい。任意選択で、第2の情報が端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されることを示す場合、第2の情報は、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送のために周波数チューニングが実行される必要があるか否かを更に示してもよい。言い換えると、第2の情報は、アップリンク制御情報が第2の周波数範囲内で周波数ホッピングで伝送されること、又はアップリンク制御情報が第2の周波数範囲外で周波数ホッピングで伝送されることを更に示してもよい。
【0061】
可能な実現方式では、端末デバイスは、ネットワークデバイスにより送信された第4の情報を受信し、第4の情報は、端末デバイスが周波数ホッピングを実行するか否かを示し、及び/又は、端末デバイスは、ネットワークデバイスにより送信された第5の情報を受信し、第5の情報は、端末デバイスが第2の周波数範囲内又は外で周波数ホッピングを実行することを示す。例えば、第4の情報及び第5の情報は、それぞれMIB、SIB 1、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI、RRCシグナリング又はDCIでもよい。
【0062】
可能な実現方式では、アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされない周波数範囲は、第1タイプの値の範囲と呼ばれてもよい。例えば、第1タイプの値の範囲は、S=15kHz且つL=2若しくは4であること、又はS=30kHz若しくは60kHz且つL=2、4若しくは10であること、又はSが60kHzよりも大きいことでもよい。アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる周波数範囲は、第2タイプの値の範囲と呼ばれてもよい。例えば、第2タイプの値の範囲は、Sが15kHz未満であること、又はS=15kHz且つL=10若しくは14であること、又はSが15kHzよりも大きく30kHz未満であること、又はS=30kHz且つL=14であること、又はSが30kHzよりも大きく60kHz未満であること、又はS=60kHz且つL=14であることでもよい。
【0063】
限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。第3の値の範囲は15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0064】
第4の態様によれば、情報伝送方法が提供される。当該方法は以下を含む。ネットワークデバイスは第1の情報を端末デバイスに送信する。第1の情報は、端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第1の情報は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す。ネットワークデバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信する。
【0065】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送される。第1の情報が端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用されることは以下を含む。第1の情報は、端末デバイスにより、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であり、及び/又は、第1の情報は、端末デバイスにより、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数である。
【0066】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。第1のサブオフセットパラメータは、第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第2のサブオフセットパラメータは、第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。
【0067】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、p=1且つq=2であるか、或いは、p=2且つq=1である。
【0068】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、第1のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数9】
【0069】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、
【数10】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0070】
この実現方式では、第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと同じである場合、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータの双方はターゲットオフセットパラメータDにより表されてもよい。第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと異なる場合、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータはそれぞれD1及びD2により表されてもよい。代替として、第1のサブオフセットパラメータD1がターゲットオフセットパラメータDにより表される場合、第2のサブオフセットパラメータは対応してD2=Nsize+D1-NBWP sizeとして表されてもよい。NBWP sizeは、第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数である。第2の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされるチャネル帯域幅以下である。
【0071】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、第2のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数11】
【0072】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、リソースブロックインデックスに関連するリソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数12】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0073】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、第1の情報がターゲットオフセットパラメータを示すことは以下を含む。第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示す。第1の位置及び第2の位置は、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置である。第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置である。y及びzは負でない整数である。第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。代替として、第1の情報はターゲットオフセットパラメータを含む。代替として、第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、予め定義されたパラメータは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。代替として、第1の情報は予め定義されたルールを含み、予め定義されたルールは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。
【0074】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数である。代替として、ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である。
【0075】
第4の態様を参照して、第4の態様のいくつかの実現方式では、ネットワークデバイスが第1の情報を端末デバイスに送信する前に、当該方法は以下を更に含む。ネットワークデバイスは、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定する。
【0076】
限定ではなく例として、第1の予め設定された条件は、以下の条件のうち1つ以上でもよい。(1)Lの最小値は4以上である。(2)Lの最小値はSに基づいて決定される。(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、Lの値が第1の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、Lの値が第2の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、Sの値が第3の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。限定ではなく例として、第3の値の範囲は、15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、Sの値が第4の値の範囲内にあるとき、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。限定ではなく例として、第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0077】
第4の態様において提供される情報伝送装置の有益な効果については、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式の有益な効果を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
【0078】
第5の態様によれば、情報伝送方法が提供される。当該方法は以下を含む。ネットワークデバイスは、端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定する。L及び/又はSが以下の条件、すなわち、(1)Lの最小値は4以上であること、(2)Lの最小値はSに基づいて決定されること、(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第2の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第4の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、のうち少なくとも1つを満たす場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信する。
【0079】
可能な実現方式では、条件(1)が満たされる場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。例えば、L=10であるとき、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。条件(2)が満たされる場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外又は第2の周波数範囲内にあるように構成してもよい。例えば、S=15kHzであるとき、Lの最小値は10であり、具体的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。例えば、S=30kHzであるとき、Lの最小値は14であり、具体的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。例えば、S=60kHzであるとき、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCHが周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHが周波数ホッピングで伝送されるように構成し、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップが第2の周波数範囲内にあるように構成してもよい。条件(3)が満たされる場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCHが周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送されるように構成し、2つのホップが第2の周波数範囲内にあるように構成してもよい。第1の値の範囲は、Lが4以下であることでもよい。条件(4)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。第2の値の範囲は、Lが4よりも大きいこと、又はLが10以上であることでもよい。条件(5)が満たされる場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCHが周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送されるように構成し、2つのホップが第2の周波数範囲内にあるように構成してもよい。第3の値の範囲は、Sが60kHz以上であること、又はSが30kHzよりも大きいことでもよい。条件(6)を満たされる場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2ホップが第2の周波数範囲外にあるように構成してもよい。第4の値の範囲は、Sが30kHz以下であることでもよい。
【0080】
条件(1)~(6)は、互いに組み合わされてもよい点に留意すべきである。例えば、条件(3)は条件(5)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第1の値の範囲内にあり、Sが第3の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。例えば、条件(4)は条件(6)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第2の値の範囲内にあり、Sが第4の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0081】
可能な実現方式では、ネットワークデバイスは第2の情報を端末デバイスに送信してもよい。第2の情報は、端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されるか否かを示してもよい。任意選択で、第2の情報が端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されることを示す場合、第2の情報は、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送のために周波数チューニングが実行される必要があるか否かを更に示してもよい。言い換えると、第2の情報は、アップリンク制御情報が第2の周波数範囲内で周波数ホッピングで伝送されること、又はアップリンク制御情報が第2の周波数範囲外で周波数ホッピングで伝送されることを更に示してもよい。
【0082】
可能な実現方式では、ネットワークデバイスは、第4の情報を端末デバイスに送信し、第4の情報は、端末デバイスが周波数ホッピングを実行するか否かを示し、及び/又は、ネットワークデバイスは、第5の情報を端末デバイスに送信し、第5の情報は、端末デバイスが第2の周波数範囲内又は外で周波数ホッピングを実行することを示す。例えば、第4の情報及び第5の情報は、それぞれMIB、SIB 1、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI、RRCシグナリング又はDCIでもよい。
【0083】
可能な実現方式では、アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされない周波数範囲は、第1タイプの値の範囲と呼ばれてもよい。例えば、第1タイプの値の範囲は、S=15kHz且つL=2若しくは4であること、又はS=30kHz若しくは60kHz且つL=2、4若しくは10であること、又はSが60kHzよりも大きいことでもよい。アップリンク制御チャネルが周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる周波数範囲は、第2タイプの値の範囲と呼ばれてもよい。例えば、第2タイプの値の範囲は、Sが15kHz未満であること、又はS=15kHz且つL=10若しくは14であること、又はSが15kHzよりも大きく30kHz未満であること、又はS=30kHz且つL=14であること、又はSが30kHzよりも大きく60kHz未満であること、又はS=60kHz且つL=14であることでもよい。
【0084】
限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。第3の値の範囲は15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0085】
第4の態様において提供される情報伝送方法の有益な効果については、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式の有益な効果を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
【0086】
第6の態様によれば、情報伝送装置が提供される。当該装置は、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成された処理ユニットであり、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される処理ユニットと、端末デバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットとを含む。
【0087】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送される。処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するように構成され、pは正の整数であり、及び/又は、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ、初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、qは正の整数である。リソースブロックインデックスに関連するリソースは第1の周波数範囲内にある。
【0088】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、第1のサブオフセットパラメータに基づいて第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、及び/又は、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、第2のサブオフセットパラメータに基づいて第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【0089】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、処理ユニットは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【数13】
【0090】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、
【数14】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0091】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、処理ユニットは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【数15】
【0092】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数16】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0093】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、処理ユニットが端末デバイスを使用することによりターゲットオフセットパラメータを決定するように構成されることは以下を含む。処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、第1の位置及び第2の位置に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される。第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置である。第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置である。y及びzは負でない整数である。第1の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。第2の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。代替として、トランシーバユニットは、端末デバイスを使用することにより、ネットワークデバイスから第1の情報を受信するように更に構成される。代替として、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、第1の情報に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される。代替として、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、予め定義されたパラメータに基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される。代替として、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、予め定義されたルールに従ってターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される。
【0094】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で周波数ホッピングなしでアップリンク制御情報を送信するように更に構成される。
【0095】
第6の態様を参照して、第6の態様のいくつかの実現方式では、処理ユニットが端末デバイスを使用することによりターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される前に、処理ユニットは、端末デバイスを使用することにより、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように更に構成される。
【0096】
第6の態様において提供される情報伝送装置の有益な効果については、第1の態様及び第2の態様並びに第1の態様及び第2の態様の可能な実現方式の有益な効果を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
【0097】
第7の態様によれば、情報伝送装置が提供される。当該装置は、アップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成された処理ユニットであり、L及び/又はSが以下の条件、すなわち、Lの最小値は4以上であること、Lの最小値はSに基づいて決定されること、Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第2の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第4の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成される処理ユニットと、アップリンク制御情報を送信又は受信するように構成されたトランシーバユニットとを含む。
【0098】
第7の態様において提供される情報伝送装置の有益な効果については、第3の態様及び第5の態様並びに第3の態様及び第5の態様の可能な実現方式の有益な効果を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
【0099】
第8の態様によれば、情報伝送装置が提供される。当該装置は、ネットワークデバイスを使用することにより、第1の情報を端末デバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットを含む。第1の情報は、端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第1の情報は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す。トランシーバユニットは、ネットワークデバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される。
【0100】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送される。第1の情報が端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用されることは以下を含む。第1の情報は、端末デバイスにより、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であり、及び/又は、第1の情報は、端末デバイスにより、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数である。
【0101】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。第1のサブオフセットパラメータは、第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第2のサブオフセットパラメータは、第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。
【0102】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、p=1且つq=2であるか、或いは、p=2且つq=1である。
【0103】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、第1のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数17】
【0104】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、
【数18】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0105】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、第2のリソースブロックインデックス、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たす。
【数19】
【0106】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、リソースブロックインデックスに関連するリソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数20】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0107】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、第1の情報がターゲットオフセットパラメータを示すことは以下を含む。第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示す。第1の位置及び第2の位置は、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置である。第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置である。y及びzは負でない整数である。第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。代替として、第1の情報はターゲットオフセットパラメータを含む。代替として、第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、予め定義されたパラメータは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。代替として、第1の情報は予め定義されたルールを含み、予め定義されたルールは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。
【0108】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数である。代替として、ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である。
【0109】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、トランシーバユニットは、ネットワークデバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で周波数ホッピングなしで、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される。
【0110】
第8の態様を参照して、第8の態様のいくつかの実現方式では、当該装置は処理ユニットを更に含む。トランシーバユニットがネットワークデバイスを使用することにより第1の情報を端末デバイスに送信するように構成される前に、処理ユニットは、ネットワークデバイスを使用することにより、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように構成される。
【0111】
第8の態様において提供される情報伝送装置の有益な効果については、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式の有益な効果を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
【0112】
第9の態様によれば、通信装置が提供される。当該装置は、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つに従って通信デバイスの動作を実行するように構成されてもよく、或いは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つに従って通信デバイスの動作を実行するように構成されてもよく、或いは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つに従って通信デバイスの動作を実行するように構成されてもよく、或いは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つに従って通信デバイスの動作を実行するように構成されてもよく、或いは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つに従って通信デバイスの動作を実行するように構成されてもよい。具体的には、当該装置は、上記の態様のうちいずれか1つに記載のステップ又は機能を実行するように構成された対応するコンポーネント(手段)を含んでもよい。ステップ又は機能は、ソフトウェア、ハードウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。
【0113】
第10の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供される。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラム(コード又は命令とも呼ばれてもよい)を記憶する。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたとき、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法が実行されるか、或いは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法が実行されるか、或いは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法が実行されるか、或いは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法が実行されるか、或いは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法が実行される。
【0114】
第11の態様によれば、メモリ及びプロセッサを含むチップシステムが提供される。メモリはコンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、チップシステムが搭載された通信デバイスは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するか、或いは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するか、或いは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するか、或いは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するか、或いは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するようにする。
【0115】
第12の態様によれば、チップが提供される。チップはプロセッサ及び通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、外部コンポーネント又は内部コンポーネントと通信するように構成される。プロセッサは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成される。
【0116】
可能な実現方式では、チップはメモリを更に含んでもよい。メモリは命令を記憶する。プロセッサは、メモリに記憶された命令又は他の命令を実行するように構成される。命令が実行されたとき、プロセッサは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成されるか、或いは、プロセッサは、第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実現するように構成される。
【0117】
第13の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム(コード又は命令とも呼ばれてもよい)を含む。コンピュータプログラムが実行されたとき、コンピュータは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行すること、又は第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行すること、又は第3の態様及び第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行すること、又は第4の態様及び第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行すること、又は第5の態様及び第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行することが可能になる。
【0118】
第14の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む通信デバイスが提供される。メモリはコンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサはメモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、通信装置は第1の態様~第5の態様及び第1の態様~第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つによる通信方法を実行するようにする。
【0119】
1つ以上のプロセッサが存在し、1つ以上のメモリが存在する。メモリはプロセッサと統合されてもよく、或いは、メモリ及びプロセッサが別々に配置される。
【0120】
可能な設計では、通信インタフェース、プロセッサ及びメモリを含む通信デバイスが提供される。プロセッサは、通信インタフェースを制御して信号を受信及び送信するように構成される。メモリはコンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出し、コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、通信デバイスは、第1の態様~第5の態様及び当該態様の対応する可能な実現方式のうちいずれか1つによる方法を実行するようにする。
【0121】
第15の態様によれば、システムが提供される。システムは、上記の態様に従って、対応する端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。
【図面の簡単な説明】
【0122】
図1】この出願の実施形態が適用可能なシステムシナリオの概略図である。
図2】コンテンションモードベースのランダムアクセスプロセスの概略フローチャートである。
図3】端末デバイスによりコンテンション解決メッセージをフィードバックするために使用される物理アップリンク制御チャネルリソースの概略図である。
図4】異なる能力を有する2つの端末デバイスに対応する物理アップリンク制御チャネルのリソース位置の間の比較の図である。
図5】この出願の実施形態による情報伝送方法の概略フローチャートである。
図6】この出願の他の実施形態による情報伝送方法の概略フローチャートである。
図7】この出願の他の実施形態による情報伝送方法の概略フローチャートである。
図8】この出願の他の実施形態による情報伝送方法の概略フローチャートである。
図9】この出願の実施形態による情報伝送装置の概略ブロック図である。
図10】この出願の実施形態による他の情報伝送装置の構造の概略図である。
図11】この出願の実施形態による更に他の情報伝送装置の構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0123】
以下に、添付の図面を参照してこの出願の技術的解決策について説明する。
【0124】
この出願の実施形態における技術的解決策は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(Global System of Mobile communication, GSM))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex, FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex, TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System, UMTS)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access, WiMAX)通信システム、将来の第5世代(5th Generation, 5G)システム又は新無線(New Radio, NR)システムのような様々な通信システムに適用されてもよい。
【0125】
この出願の実施形態における技術的解決策は、信号伝送シナリオ、例えば、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間の信号伝送、ネットワークデバイスの間の信号伝送、端末デバイスの間の信号伝送(例えば、低減能力端末とeMBB端末との間の信号伝送、又は低減能力端末の間の信号伝送)、車両のインターネット、モノのインターネット、産業用インターネット等の通信、及び衛星通信に適用可能である。これはこの出願では限定されない。この出願の実施形態では、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信が説明のための例として使用される。
【0126】
この出願の実施形態におけるシステムアーキテクチャの例が、まず、図1を参照して記載される。図1に示すように、システムアーキテクチャは端末デバイス及び基地局(或いはアクセスネットワークと呼ばれる)を含む。例えば、端末デバイスは端末デバイス#1及び端末デバイス#2である。
【0127】
端末デバイス
【0128】
この出願の実施形態における端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、アクセス端末、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局、移動局(mobile station)、移動コンソール、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザ端末(terminal equipment)、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント又はユーザ装置でもよい。代替として、端末デバイスは、携帯電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(session Initiation protocol, SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop, WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant, PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は他の処理デバイス、車載デバイス、又は無線モデムに接続されたウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality, VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)端末デバイス、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、交通安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末、衛星通信における端末、5Gネットワーク又は将来の通信ネットワークにおける端末デバイス等でもよい。これはこの出願の実施形態では限定されない。
【0129】
この出願における端末デバイスは、第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスに分類されてもよい。第1タイプの端末デバイスは、例えば、低減能力UE(reduced capability UE, REDCAP UE)である。第2タイプの端末デバイスは、レガシーUE、例えば、eMBB UEでもよい。
【0130】
第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは、異なる特徴を有する。特徴は、以下のもの、すなわち、帯域幅、サポート又は構成されるリソースの数、送信アンテナポートの数及び/又は受信アンテナポートの数、無線周波数チャネルの数、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request, HARQ)プロセスの数、サポートされるピークレート、適用シナリオ、遅延要件、処理能力、プロトコルバージョン、デュプレックスモード、及びサービスのうち1つ以上を含む。
【0131】
以下に、上記の特徴について例を使用することにより詳細に説明する。
【0132】
端末デバイスによりサポート又は構成される帯域幅又はチャネル帯域幅又は最大チャネル帯域幅:第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは異なる帯域幅を有する。例えば、第1タイプの端末デバイスの帯域幅は20MHz、10MHz又は5MHzでもよく、第2タイプの端末デバイスの帯域幅は100MHzでもよい。通信技術の発展により、第1タイプの端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は、もはや20MHz、10MHz又は5MHzではなく、より広い又は狭い帯域幅、例えば、3MHz、25MHz又は50MHzに進化してもよいことが理解され得る。
【0133】
サポート又は構成されるリソースの数:リソースの数は、リソースブロック(resource block, RB)、時間周波数リソースエレメント(resource element, RE)、サブキャリア、RBグループ、リソースエレメントグループバンドルユニット(resource element group bundle, REG bundle)、制御チャネルエレメント、サブフレーム、無線フレーム、スロット、ミニスロット及び/又はシンボルの数でもよい。第1タイプの端末デバイスによりサポート又は構成されるリソースの数は、第2タイプの端末デバイスによりサポート又は構成されるリソースの数と異なる。例えば、第1タイプの端末デバイスによりサポートされるリソースの数は48個のRBであり、第2タイプの端末デバイスによりサポートされるリソースの数は96個のRBである。
【0134】
送信アンテナポートの数及び/又は受信アンテナポートの数:第1タイプの端末デバイスの送信アンテナポートの数及び/又は受信アンテナポートの数は、第2タイプの端末デバイスのものと異なる。例えば、第1タイプの端末デバイスの送信アンテナポートの数は1でもよく、第1タイプの端末デバイスの受信アンテナポートの数は2でもよい。第2タイプの端末デバイスの送信アンテナポートの数は2でもよく、第2タイプの端末デバイスの受信アンテナポートの数は4でもよい。
【0135】
無線周波数チャネルの数:第1タイプの端末デバイスの無線チャネルの数は、第2タイプの端末デバイスのものと異なる。例えば、第1タイプの端末デバイスの無線周波数チャネルの数は1でもよく、第2タイプの端末デバイスの無線周波数チャネルの数は2でもよい。
【0136】
HARQプロセスの数:第1タイプの端末デバイスによりサポートされるHARQプロセスの数は、第2タイプの端末デバイスによりサポートされるものと異なる。例えば、第1タイプの端末デバイスのHARQプロセスの数は8でもよく、第2タイプの端末デバイスのHARQプロセスの数は16でもよい。
【0137】
サポートされるピークレート:第1タイプの端末デバイスの最大ピークレートは、第2タイプの端末デバイスのものと異なる。例えば、第1タイプの端末デバイスによりサポートされる最大ピークレートは100Mbpsでもよく、第2タイプの端末デバイスによりサポートされるピークレートは200Mbpsでもよい。
【0138】
適用シナリオ:第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは異なる適用シナリオをサービス提供する。例えば、第1タイプの端末デバイスは産業用無線センシング、ビデオ監視、ウェアラブルデバイス等に適用され、第2タイプの端末デバイスは移動通信、ビデオ、インターネットアクセス等に適用される。
【0139】
遅延要件:第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは異なる伝送遅延要件を有する。例えば、第1タイプの端末デバイスの遅延要件は500ミリ秒でもよく、第2タイプの端末デバイスの遅延要件は100ミリ秒でもよい。
【0140】
処理能力:異なるサブキャリア間隔(subcarrier spacing, SCS)の条件下で、第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは、チャネル又はデータ処理時系列について異なる処理速度を有する。例えば、第1タイプの端末デバイスは複雑な計算をサポートしない。複雑な計算は、人工知能(artificial intelligence, AI)及び仮想現実(virtual reality, VR)レンダリングを含んでもよい。第2タイプの端末デバイスは複雑な計算をサポートする。代替として、第1タイプの端末デバイスの処理能力は第2タイプの端末デバイスのものより低いことが理解される。
【0141】
プロトコルバージョン:第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは、異なるプロトコルバージョンの端末デバイスである。例えば、第1タイプの端末デバイスによりサポートされるプロトコルバージョンはRelease 17及びRelease 17よりも後のプロトコルバージョンであり、第2タイプの端末デバイスによりサポートされるプロトコルバージョンはRelease 17よりも前のプロトコルバージョン、例えば、Release 15又はRelease 16である。
【0142】
デュプレックスモード:デュプレックスモードは半二重モード及び全二重モードを含む。第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは異なるデュプレックスモードを使用する。例えば、第1タイプの端末デバイスは半二重モードで動作し、第2タイプの端末デバイスは全二重モードで動作する。
【0143】
サービス:サービスは、モノのインターネットのアプリケーション、例えば、ビデオ監視及びモバイルブロードバンド(mobile broadband, MBB)を含むが、これらに限定されない。第1タイプの端末デバイス及び第2タイプの端末デバイスは、異なるサービスをサポートする。例えば、第1タイプの端末デバイスによりサポートされるサービスはビデオ監視であり、第2タイプの端末デバイスによりサポートされるサービスはモバイルブロードバンドMBBである。これはこの出願のこの実施形態では限定されない。
【0144】
この出願の技術的解決策もサポートする他のタイプの端末デバイス又は将来の新たなタイプの端末デバイスも、この出願の保護範囲内にあることが理解されるべきである。
【0145】
この出願における第1の端末デバイス又は端末デバイス#1は第1タイプの端末デバイスの例でもよく、第2の端末デバイス又は端末デバイス#2は第2タイプの端末デバイスの例でもよい。
【0146】
この出願における第1の周波数範囲は第1タイプの端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きく、この出願における第2の周波数範囲は第1タイプの端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、この出願における第3の周波数範囲は第2タイプの端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である点に更に留意すべきである。第1の周波数範囲及び第2の周波数範囲は第1タイプの端末デバイスに対応し、第3の周波数範囲は第2タイプの端末デバイスに対応する。第1の周波数領域リソースは、第1の周波数範囲内にあり且つ第1タイプの端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソースに対応する。第2の周波数領域リソースは、第2の周波数範囲内にあり且つ第1タイプの端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソースに対応する。第3の周波数領域リソースは、第3の周波数範囲内にあり且つ第2タイプの端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソースに対応する。
【0147】
ネットワークデバイス
【0148】
この出願の実施形態におけるネットワークデバイスは、端末デバイスと通信するように構成され、ネットワーク内の無線基地局でもよく、或いは、無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)のネットワークエレメントでもよく、エアインターフェイスに関連する全ての機能を担う。基地局の機能は、端末との無線リンクの維持及び無線リンクデータとインターネットプロトコル(internet protocol, IP)データとの間のプロトコル変換を含む無線リンク維持機能と、無線リンク確立及び解放、無線リソーススケジューリング及び割り当て等を含む無線リソース管理機能と、測定のための端末構成、端末無線リンク品質評価、端末のセル間ハンドオーバの決定等を含むいくつかのモビリティ管理機能とを含む。
【0149】
ネットワークデバイスは、LTEシステムにおける進化型NodeB(evolved NodeB、eNB又はeNodeB)、5Gネットワークにおける基地局(gNodeB, gNB)、又はクラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio Access Network, CRAN)シナリオにおける無線コントローラでもよい。代替として、ネットワークデバイスは、中継局、アクセスポイント、車載デバイス、衛星、ウェアラブルデバイス、送信ポイント(transmitting and receiving point, TRP)、伝送側ポイント(transmitting point, TP)、モバイルスイッチングセンタ、又はデバイス対デバイス(Device-to-Device, D2D)通信、ビークル対全てのモノ(vehicle-to-everything, V2X)通信、マシン対マシン(machine-to-machine, M2M)通信及びモノのインターネット(Internet of Things)通信において基地局機能を提供するデバイス、6Gのような将来の進化型ネットワークにおける基地局等でもよい。これはこの出願のこの実施形態では限定されない。
【0150】
移動通信技術の継続的な発展により、異なる能力を有する様々な端末デバイスが出現している。国際電気通信連合(international telecommunication union, ITU)は、5G移動通信システム及び将来の移動通信システムについて3つの主要な適用シナリオ、すなわち、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband, eMBB)、超高信頼性及び低遅延通信(ultra reliable and low latency communication, URLLC)、並びに大規模マシンタイプ通信(massive machine type communication, mMTC)を定義している。典型的なeMBBサービスは、超高精細ビデオ、拡張現実(augmented reality, AR)及び仮想現実(virtual reality, VR)を含む。典型的なURLLCサービスは、産業の製造又は生産手順における無線制御、無人車両及び無人航空機の動き制御、並びに遠隔修理及び遠隔手術のような触覚インタラクションアプリケーションを含む。典型的なmMTCサービスは、ウェアラブル、センサ、ビデオ監視、スマートグリッド配信自動化、スマートシティ等を含み、これらのサービスは、膨大な数の接続mMTC端末デバイス、少量のデータ伝送、及び低いデータ伝送遅延要件を主に特徴とする。一般的に、これらのmMTC端末デバイスは、低コスト及び長い待機時間についての要件を満たす必要がある。
【0151】
さらに、現在、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project, 3GPP)は、低減能力端末デバイスを検討している。能力低減を実現するための技術は、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅を低減することにより、端末能力を低減することである。
【0152】
上記の説明に基づいて、異なる適用シナリオにおける端末デバイスは異なる能力を有してもよく、異なる能力を有する端末デバイスは移動通信システムについて異なる要件を有することが容易に分かる。具体的には、異なる能力を有する端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は異なってもよい。例えば、NRシステムの周波数範囲FR1(すなわち、410MHz~7125MHzの周波数範囲)について、通常のeMBB端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は100MHzである。低減能力端末デバイスについて、端末デバイスの複雑さ及びコストを低減するために、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は5MHz又は10MHz又は20MHz又は40MHzでもよい。
【0153】
異なる能力を有する上記の端末デバイスは同じ通信システムに共存してもよい。しかし、異なる能力を有する端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は異なるので、リソース断片化の問題が引き起こされる可能性がある。以下のことが理解され得る。小さい最大チャネル帯域幅を有する端末デバイスでは、大きい最大チャネル帯域幅を有する端末デバイスの周波数領域リソースがいくつかの小さい周波数領域リソースに分割されることを引き起こす可能性がある。ネットワークデバイスがリソースをサービス提供する端末デバイスに割り当てるとき、リソースはいくつかの散在する周波数領域リソース上でのみ端末デバイスに割り当てられることができる。ネットワークデバイスのスケジューリングに対して大きい制限が存在し、その結果、リソース割り当ての柔軟性が低減される。
【0154】
したがって、どのように同じ通信システム内で異なる能力を有する端末デバイスの共存をより良くサポートし、リソース断片化により引き起こされるリソーススケジューリングに対する制限を回避するかは、解決されるべき緊急の課題になっている。
【0155】
以下に、例として以下のもの、すなわち、端末デバイスによりランダムアクセスプロセスにおいてコンテンション解決メッセージ(すなわち、以下のMsg4)についてのハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request, HARQ)をネットワークデバイスに送信するために使用される物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel, PUCCH)リソースを使用することにより、この出願における技術的課題について更に説明する。
【0156】
ランダムアクセスは、端末デバイスとネットワークデバイスとの間に無線リンクを確立する必要なプロセスである。通常では、データ相互運用(通常のDL/UL伝送)は、ランダムアクセスが完了した後にのみ、ネットワークデバイスと端末デバイスの間で実行できる。端末デバイスは、ランダムアクセスを通じて2つの基本機能を実現してもよい。(1)ネットワークデバイスとのアップリンク同期を実現するために、アップリンク同期が確立される。(2)アップリンクリソースを割り当てることをネットワークデバイスに要求するために、固有の端末識別子、すなわち、セル無線ネットワーク一時識別子(cell-radio network temporary identifier, C-RNTI)が確立される。
【0157】
ランダムアクセスプロセスは、コンテンションベースのランダムアクセスプロセス及びコンテンションフリーのランダムアクセスプロセスを含む。コンテンションベースのランダムアクセスプロセスでは、UEはランダムにランダムアクセスプリアンブル(preamble)を選択し、ネットワークデバイスへのランダムアクセスプロセスを開始する。したがって、複数のUEが同時にランダムアクセスプロセスを開始するために同じプリアンブルを使用した場合、競合が発生し、アクセスが失敗する可能性がある。コンテンションフリーのランダムアクセスプロセスでは、アクセス中に、UEはネットワークデバイスにより提供された特定のアクセスプリアンブルを使用し、したがって、他のUEと競合せず、アクセス成功率を確保する。
【0158】
まず、端末デバイスのランダムアクセスプロセス100について、コンテンションモードベースの4段階ランダムアクセスプロセスを例として使用することにより、図2を参照して以下に説明する。
【0159】
S101:端末デバイスは、予め構成されたランダムアクセスチャネル機会(RACH occasion, RO)リソース上でネットワークデバイスへのランダムアクセス要求を開始する。ランダムアクセス要求は、第1のランダムアクセスプリアンブル(preamble)を含むか、或いは、ランダムアクセスプロセスにおけるメッセージ1、すなわち、Msg1でもよい。
【0160】
S101の前に、ランダムアクセスプロセスは以下を更に含む点に留意すべきである。端末デバイスは、ネットワークデバイスのブロードキャストメッセージを受信し、第1のランダムアクセスプリアンブルとして、ブロードキャストメッセージ内のいくつかのランダムアクセスプリアンブル(preamble)からランダムアクセスプリアンブルをランダムに選択する。
【0161】
複数の端末デバイスが同じROリソース上でランダムアクセス要求を送信してもよく、これらの端末デバイスは異なるプリアンブルに基づいて区別されてもよいことが理解されるべきである。しかし、上記のブロードキャストメッセージ内のプリアンブルの数は制限されるので、複数のUEが同じプリアンブルを選択する可能性がある。この問題は、ステップS104において解決されてもよい。
【0162】
S102:ネットワークデバイスは、ランダムアクセス応答(random access response, RAR)(メッセージ2、すなわち、Msg2と呼ばれてもよい)を端末デバイスに送信する。
【0163】
ランダムアクセス応答はアップリンクグラント(uplink grant, UL grant)情報を含む点に留意すべきである。アップリンクグラント情報は、端末デバイスによりMsg3を送信するためのリソースを示す。
【0164】
S103:端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報により示されるリソースに基づいて、メッセージ3(Msg3と呼ばれてもよい)をネットワークデバイスに送信する。
【0165】
S104:ネットワークデバイスは、コンテンション解決(contention resolution)メッセージ(新たなメッセージ4、すなわち、Msg4と呼ばれてもよい)を端末デバイスに送信する。
【0166】
異なる端末デバイスにより選択されたプリアンブルが互いに競合する可能性があるので、複数の端末デバイスが同じプリアンブルを選択する可能性がある。ネットワークデバイスは、このステップにおいて、ネットワークに正常にアクセスした端末デバイスを示す。
【0167】
S104の後に、端末デバイスはPUCCHリソース上で受信したMsg4に対してHARQフィードバックを実行する。
【0168】
図3及び表1を参照して、以下に、端末デバイスによりMsg4をフィードバックするために使用されるPUCCHリソースについて更に説明する。
【0169】
NRシステムにおける端末デバイスは、通常では帯域幅部分(bandwidth part, BWP)で情報を伝送する点に留意すべきである(図3を参照する)。端末デバイスがスロット内で周波数ホッピング方式で情報を伝送する必要があるとき、端末デバイスの周波数ホッピングに使用されるPUCCHリソースは、通常ではBWPの両端に位置する。周波数ホッピングに使用されるPUCCHリソースに対応するリソースは時間領域で連続しており、周波数では不連続である。
【0170】
周波数ホッピングは、端末デバイスによりMsg4をフィードバックするために使用されるPUCCHリソースに対して実行されてもよいことが理解されるべきである。第1のホップ及び第2のホップの任意選択の時間周波数リソース位置は、予め定義されてもよい。
【0171】
以下の表1は、PUCCHリソースの第1のホップ及び第2のホップの可能な任意選択のリソース位置を示す。第1列におけるインデックスはPUCCHリソースセットを示す。第4列におけるシンボルの数は、時間領域においてPUCCHリソースセットにより占有されるシンボルの数を示し、Lとして記されてもよい。第5列における物理リソースブロックオフセットは、周波数領域におけるPUCCHリソースセットに対応する物理リソースブロックオフセットパラメータを示し、RBBWP offsetとして記されてもよい。第6列における初期サイクリックシフトは、周波数領域におけるPUCCHリソースセットに対応する初期サイクリックシフトインデックスセットを示す。初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの総数は、NCSとして記されてもよい。NBWP sizeは、BWPに含まれるリソースブロックRBの数である。
【表1】
【0172】
図3は、表1においてインデックスが0であるPUCCHリソースセット内のPUCCHリソースの時間周波数分布を示す(図3は8つのPUCCHリソースのみを示しており、各PUCCHリソースは第1のホップに対応するRB及び第2のホップに対応するRBを含み、2つのホップに対応するRBはそれぞれBWPの両端に位置する)。
【0173】
以下に、表1における第1行(すなわち、インデックス0により示されるPUCCHリソースセット)を使用することにより、図3を参照して表1におけるパラメータの意味を更に説明する。
【0174】
表1における第1行は、インデックスが0であるPUCCHリソースセットに対応する。PUCCHリソースセットは16個のPUCCHリソースを含む。PUCCHフォーマット0は、PUCCHリソースセットに対応するPUCCHフォーマットがPUCCHフォーマット0であることを意味する。時間領域において、開始シンボル12は、PUCCHリソースセットに対応する開始シンボルが第12シンボルであることを意味する。PUCCHリソースセットは2つのシンボルを占有し、これは、PUCCHリソースセットが第12シンボル及び第13シンボルを占有することを意味する(図3を参照する)。周波数領域において、PRBオフセット0は、BWPの境界におけるRB(すなわち、図3においてインデックスが0であるリソースブロック)に対してPUCCHリソースセット内の第1のPUCCHリソースが位置するリソースブロックのオフセットが0であることを意味する。初期サイクリックシフト{0,3}は、初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの総数が2であることを示し、具体的には、これは、初期サイクリックシフト0及び初期サイクリックシフト3がそれぞれ直交性を確保するために2つのPUCCHリソースにより使用できることを示す。干渉を防止するために、2つのPUCCHリソースにより異なるサイクリックシフトが使用される。一方のPUCCHリソースによりサイクリックシフト0が使用され、他方のPUCCHリソースによりサイクリックシフト3が使用される。BWPの両端にそれぞれ16個のPUCCHリソースが分配され、それぞれの端に8個のPUCCHリソースが分配される。
【0175】
端末デバイスのPUCCHリソースは、ネットワークデバイスにより示されてもよい点に留意すべきである。例えば、ネットワークデバイスは、まず、システム情報ブロック(system information block, SIB)(例えば、SIB 1)を使用することにより、PUCCHリソースセットのインデックスを示し、例えば、表1においてインデックスが0であるPUCCHリソースセットを示し、次いで、PUCCHリソースセット内のPUCCHリソースを更に示してもよい。PUCCHリソースセット内のPUCCHリソースのインデックスは、rPUCCHとして表されてもよい。例えば、rPUCCH=0であるPUCCHリソースは、インデックスが0であるPUCCHリソースセット(16個のリソースを含む)において示される。
【0176】
図3において、第1のホップに対応し且つ端末デバイスによりMsg4をフィードバックするために使用されるリソースのRBのインデックスと、第2のホップに対応し且つ端末デバイスによりMsg4をフィードバックするために使用されるリソースのRBのインデックスとは、以下のように計算されてもよい。
【0177】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7であり、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、BWP範囲内のPUCCHの第1のホップに対応するRBのインデックス(X1として記されてもよい)は、
【数21】

である。
【0178】
この場合、PUCCHの第2のホップに対応するRBのインデックス(X2として記されてもよい)は、
【数22】

である。
【0179】
PUCCHリソースインデックスが8~15であり、すなわちfloor(rPUCCH/8)=1である場合、PUCCHの第1のホップに対応するRBのインデックス(X1として記されてもよい)は、
【数23】

である。
【0180】
この場合、PUCCHの第2のホップに対応するRBのインデックス(X2として記されてもよい)は、
【数24】

である。
【0181】
NBWP sizeは端末デバイスが動作するBWPに含まれるリソースブロックRBの数であり、RBBWP offsetは周波数領域におけるPUCCHリソースセットに対応する物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはPUCCHリソースセット内のPUCCHリソースのインデックス値であり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの総数であり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数25】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0182】
例えば、図3(対応するPUCCHリソースセットのインデックスは0である)においてrPUCCH 0を有するPUCCHリソースの第1のホップが位置するRBのインデックスは、0+[0/2]=0であり、rPUCCH 0を有するPUCCHリソースの第2のホップが位置するRBのインデックスは、NBWP size-1-0-[0/2]=NBWP size-1である。
【0183】
ネットワークデバイスの観点から、端末デバイス(以下、端末デバイス#1と呼ばれてもよい)により周波数ホッピングでPUCCHの第1のホップ及び第2のホップを送信するために使用されるリソースは、周波数リソースが分割されることを引き起こし、その結果、リソース断片化の問題を引き起こす。
【0184】
図4は、異なる能力を有する2つの端末のリソース位置を示す。端末デバイス#1は、低減能力端末デバイス(reduced capability user equipment, RedCap UE)でもよい。端末デバイス#2は、eMBB端末デバイスでもよい。eMBB端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅は、RedCap UEによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。RedCap UEによりMsg4のHARQフィードバックに使用されるPUCCHリソースの第1のホップ及び第2のホップがeMBB端末デバイスのBWP範囲内にある場合、eMBB端末デバイスにより使用できる周波数領域リソースは図4における矢印により示す3つのセグメントのリソースに分割され、リソース断片化の問題が存在する。ネットワークデバイスがリソースをeMBB端末デバイスに割り当てるとき、3つの散在する周波数領域リソース(すなわち、周波数領域リソース#1、周波数領域リソース#2及び周波数領域リソース#3)上のみで、リソースがeMBB端末デバイスに割り当てられることができる。ネットワークデバイスのスケジューリングに対して大きい制限が存在し、その結果、リソース割り当ての柔軟性が低減される。
【0185】
RedCap UEの初期アクセスプロセスにおいて、RedCap UEのアップリンク伝送は、RedCap UEに構成された初期UL BWPの帯域幅内(或いはRedCap UEによりサポートされる最大チャネル帯域幅の範囲内)で送信される必要があることが理解されるべきである。対応するRedCap UEによりMsg4のHARQフィードバックに使用されるPUCCHリソースの第1のホップ及び第2のホップも、初期UL BWPで送信される必要がある。
【0186】
この出願のこの実施形態は、低減能力端末デバイス及びeMBB端末デバイスを例として使用することにより記載されており、この出願のこの実施形態は、例として以下のもの、すなわち、端末デバイスのランダムアクセスプロセスにおいてネットワークデバイスにより送信されるMsg4のHARQフィードバックに使用される周波数ホッピングでのPUCCHリソースを使用することにより更に記載されることが更に理解されるべきである。これは、この出願に対する限定を構成するべきではない。実際には、周波数ホッピングが必要であるか否かにかかわらず、或いは、特定のタイプの端末デバイスにかかわらず、異なる能力を有する2つの端末デバイスによりサポートされるチャネル帯域幅が同じ周波数範囲の一部又は全部を有する限り、小さい最大チャネル帯域幅をサポートする端末デバイスは、大きい最大チャネル帯域幅をサポートする端末デバイスの周波数領域リソース断片化を引き起こす可能性がある。このシナリオにおける技術的課題は、この出願における技術的解決策を使用することにより解決できる。
【0187】
上記の課題を解決するために、この出願は、端末デバイス#1により使用されるPUCCHリソースを再決定し、端末デバイス#2のリソース断片化を回避するための通信方法を提供する。端末デバイス#1により使用される再決定されたPUCCHリソースは、第1の周波数範囲内にあり、第1の周波数範囲は、端末デバイス#1が動作するBWPよりも大きい(或いは、端末デバイス#1によりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい)。例えば、端末デバイス#1により使用される再決定されたPUCCHリソースは、キャリアの両端に位置してもよく、或いは、端末デバイス#2のPUCCHリソースに隣接してもよい(端末デバイス#2によりアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソースに周波数において隣接するものとして理解されてもよく、例えば、端末デバイス#1のPUCCHリソースが位置するリソースブロック及び端末デバイス#2のPUCCHリソースが位置するリソースブロックは、周波数において隣接するリソースブロックである)。
【0188】
以下に、この出願における情報伝送方法200について、図5を参照して詳細に説明する。以下の方法200における端末デバイスは、上記の端末デバイス#1である点に留意すべきである。
【0189】
S201:端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定する。
【0190】
可能な実現方式では、端末デバイスは、第1の構成情報に基づいて、以下のパラメータ、すなわち、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数のうち1つを決定してもよい。第1の構成情報は、ネットワークデバイスにより端末デバイスに送信されてもよい。
【0191】
限定ではなく例として、ターゲットオフセットパラメータを決定する方式は、以下のいくつかの方式を含むが、これらに限定されない。(1)端末デバイスは、第1の位置及び第2の位置に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定し、第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、第2の位置は第2の周波数範囲内でリソースブロックインデックスがzであるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きく、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。任意選択で、y及びzは同じでもよく、例えば、y=z=0でもよい。(2)端末デバイスは、第1の情報に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定し、第1の情報は端末デバイスによりネットワークデバイスから受信される。例えば、第1の情報は、マスター情報ブロック(master information block, MIB)、システム情報ブロック1(system information block 1, SIB 1)、SIB 1内のフィールド、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報、又はSIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI内のフィールドである。(3)ターゲットオフセットパラメータは、予め定義されたパラメータである。例えば、端末デバイスは、予め定義された方式でターゲットオフセットパラメータを決定する。ターゲットオフセットパラメータは、予め定義された値でもよい。(4)端末デバイス(端末デバイス#1と呼ばれてもよい)は、予め定義されたルールに従ってターゲットオフセットパラメータを決定し、例えば、リソース競合を有する他の端末デバイス(端末デバイス#2と呼ばれてもよい)により構成されたPUCCHリソースセットにより占有される周波数位置(予め定義されたルールの例)に基づいて、ターゲットオフセットパラメータを決定し、それにより、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースが端末デバイス#2のPUCCHの周波数領域リソースに隣接する周波数位置になるようにする。例えば、端末デバイス#1のPUCCHリソースが位置するリソースブロック及び端末デバイス#2のPUCCHリソースが位置するリソースブロックは、周波数において隣接するリソースブロックである。
【0192】
任意選択で、ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数でもよく、或いは、Kの整数倍でもよく、K=2、3又は4である。
【0193】
S202:端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御チャネル伝送のためのリソースブロックインデックスを決定する。
【0194】
アップリンク制御チャネル伝送が周波数ホッピングによる伝送である場合、ターゲットオフセットパラメータは、周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスと、第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスとを別々に決定するために使用されてもよく、p及びqは正の整数である点に留意すべきである。代替として、ターゲットオフセットパラメータは、周波数ホッピングによる伝送の第pのホップ及び第qのホップに対応する周波数位置を別々に決定するために使用されてもよい。
【0195】
任意選択で、p=1且つq=2であるか、或いは、p=2且つq=1である。
【0196】
アップリンク制御チャネル伝送が周波数ホッピングによる伝送である場合、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含んでもよい点に留意すべきである。第1のサブオフセットパラメータは、第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第2のサブオフセットパラメータは、第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。
【0197】
可能な実現方式では、floor(rPUCCH/8)=0が例として使用され、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示す。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第1のリソースブロックインデックス(X1として記される)を決定する。
【数26】
【0198】
端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第2のリソースブロックインデックス(X2として記される)を決定する。
【数27】
【0199】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータでありD2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数28】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0200】
可能な実現方式では、floor(rPUCCH/8)=1が例として使用され、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示す。端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第1のリソースブロックインデックス(X1として記される)を決定する。
【数29】
【0201】
端末デバイスは、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第2のリソースブロックインデックス(X2として記される)を決定する。
【数30】
【0202】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータでありD2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数31】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0203】
任意選択で、端末デバイスがターゲットオフセットパラメータを決定する前に、端末デバイスは、まず、第1の端末デバイスに対応するサブキャリア間隔(Sとして記されてもよい)及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数(Lとして記されてもよい)が第1の予め設定された条件を満たすと決定してもよい。
【0204】
限定ではなく例として、第1の予め設定された条件は、以下の条件のうち1つ以上でもよい。
【0205】
(1)Lの最小値は4以上である。
【0206】
(2)Lの最小値はSに基づいて決定される。
【0207】
(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。
【0208】
限定ではなく例として、第1の値の範囲は{2,4,10}を含んでもよい。
【0209】
(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第2の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0210】
限定ではなく例として、第2の値の範囲は{14}を含んでもよい。
【0211】
(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。
【0212】
限定ではなく例として、第3の値の範囲は、15kHz、30kHz、60kHz又は60kHzよりも大きい値を含んでもよい。
【0213】
(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第4の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0214】
限定ではなく例として、第4の値の範囲は15kHz、30kHz又は60kHzを含んでもよい。
【0215】
S203:端末デバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報を送信する。
【0216】
端末デバイスは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、周波数ホッピングなしでアップリンク制御情報を送信してもよく、或いは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、周波数ホッピングでアップリンク制御情報を送信してもよく、或いは、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報を繰り返し送信してもよい点に留意すべきである。
【0217】
以下に、この出願における情報伝送方法300について、図6を参照して更に説明する。
【0218】
情報伝送方法は以下のように理解されてもよい。端末デバイス#1(例えば、redcap UE)により、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ、第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数(第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である)及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて決定され且つアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソース#a(第2の周波数領域リソースに対応する)は、第2の周波数範囲内にある。言い換えると、リソース#aは端末デバイス#1のBWPに位置するか、或いは、リソース#aは端末デバイス#1によりサポートされる最大チャネル帯域幅内にある。リソース#aは、端末デバイス#2の利用可能なリソース(第3の周波数範囲に対応する)の断片化を引き起こす。ここで、リソース#aは、式1~式4に従って決定されてもよく、詳細はここでは再び説明しない。これに基づいて、端末デバイス#1は、まず、第1の周波数範囲及び第1のオフセットパラメータ(Z1として記されてもよい)を決定し、次いで、第1のオフセットパラメータ、第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数(第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい)、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御情報を送信するために使用されるリソース#bを決定する。リソース#bは第1の周波数範囲内にあり、リソース#bは第2の周波数範囲外にある。これは、PUCCHを送信する周波数ホッピング利得を改善し、端末デバイス#2にとってリソース割り当てに対する制限を低減し、リソース断片化を低減し、ネットワークデバイスの観点から端末デバイス#2の利用可能なリソースの柔軟性を改善する。
【0219】
この実施形態における第1のオフセットパラメータは、上記のターゲットオフセットパラメータとして理解されてもよい点に留意すべきである。
【0220】
第1のオフセットパラメータは、第1の周波数範囲内の第0のリソースブロックインデックス(すなわち、第1の周波数範囲内の開始RB)の位置(第1の位置に対応する)と第2の周波数範囲内の第0のリソースブロックインデックス(すなわち、第2の周波数範囲内の開始RB)の位置(第2の位置に対応する)との間のオフセット値として理解されてもよい点に留意すべきである。任意選択で、第1のオフセットパラメータはRBの単位でもよい。第1のオフセットパラメータは正の値又は負の値でもよく、正の値及び負の値はそれぞれ異なる第1のオフセットパラメータの方向に対応する。例えば、正の値はRBインデックスが増加する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも大きい。負の値はRBインデックスが減少する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも小さい。0は、第1の周波数範囲内の開始RBの位置が第2の周波数範囲内の開始RBの位置と一致することを示してもよい。
【0221】
代替として、第1のオフセットパラメータは、第2の周波数範囲内の第0のリソースブロックインデックス(すなわち、第2の周波数範囲内の開始RB)の位置(第2の位置に対応する)と第1の周波数範囲内の第0のリソースブロックインデックス(すなわち、第1の周波数範囲内の開始RB)の位置(第1の位置に対応する)との間のオフセット値として理解されてもよい点に留意すべきである。任意選択で、第1のオフセットパラメータはRBの単位でもよい。第1のオフセットパラメータは正の値又は負の値でもよく、正の値及び負の値はそれぞれ異なる第1のオフセットパラメータの方向に対応する。例えば、正の値はRBインデックスが増加する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも小さい。負の値はRBインデックスが減少する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも大きい。0は、第1の周波数範囲内の開始RBの位置が第2の周波数範囲内の開始RBの位置と一致することを示してもよい。
【0222】
第1の周波数範囲は、キャリア、又は端末デバイス#2が動作するBWP、又はキャリア範囲内の第2の周波数範囲よりも大きいいずれかの帯域幅、又は帯域幅が第2の周波数範囲よりも大きいいずれかの周波数範囲(帯域幅が第2の周波数範囲よりも大きいいずれかのBWP)でもよい点に更に留意すべきである。これは、リソース#bが第2の周波数範囲外にあることが確保できるという条件で、この出願では限定されない。
【0223】
可能な実現方式では、リソース#bは、端末デバイス#1により周波数ホッピングでアップリンク制御情報を伝送(又は送信)するために使用されるリソースである。この場合、第1のホップに対応し且つアップリンク制御情報を送信するリソースはリソース#b1として記されてもよい。第2のホップに対応し且つアップリンク制御情報を送信するリソースはリソース#b2として記されてもよい。リソース#b1及びリソース#b2は、第1の周波数範囲内にある。例えば、リソース#b1及びリソース#b2は、それぞれキャリアの両端に位置する。代替として、リソース#b1及びリソース#b2は、端末デバイス#2のPUCCHリソースに別々に隣接する。同様に、説明を容易にするために、周波数ホッピングのあるシナリオにおけるリソース#aも、リソース#a1及びリソース#a2に分類される。
【0224】
情報伝送方法においてリソース断片化の問題を解決するために、ネットワークデバイスは、リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)の上記の関連するパラメータを決定するように端末デバイス#1に指示してもよい点に留意すべきである。第1のオフセットパラメータを決定するための方式は、以下のいくつかの方式を含むが、これらに限定されない。
【0225】
(1)ネットワークデバイスは、端末デバイス#1についての第1のオフセットパラメータZ1を直接構成する。
(2)ネットワークデバイスは、端末デバイス#1についての第1の周波数範囲を構成し、端末デバイス#1は、第1の周波数範囲内の開始RB(第1の位置に対応する)及び第2の周波数範囲内の開始RB(第2の位置に対応する)に基づいて第1のオフセットパラメータZ1を計算する。
【0226】
任意選択で、ネットワークデバイスは、SIB 1又はSIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報で、上記の方式における第1のオフセットパラメータ又は第1の周波数範囲に関連する構成情報を搬送してもよい。
【0227】
可能な実現方式では、周波数ホッピングのあるシナリオが例として使用される。端末デバイス#1は、以下のようにリソース#b1及びリソース#b2を決定してもよい。端末デバイス#1は、まず、第2の周波数範囲内にあるリソース#a1及びリソース#a2の位置を決定する。この場合、式1~式4を参照する。詳細はここでは再び説明しない。次いで、端末デバイス#1は、第1のオフセットパラメータに基づいて、リソース#a1とリソース#b1との間のオフセットパラメータD1(第1のサブオフセットに対応する)と、リソース#a2とリソース#b2との間のオフセットパラメータD2(第2のサブオフセットに対応する)とを決定する。例えば、D1は第1のオフセットパラメータでもよく、D2は第1のオフセットパラメータ及び第1の周波数範囲に含まれるRBの数に基づいて決定されてもよい。
【0228】
図6は、この出願において端末デバイス#1がリソース#b1及びリソース#b2を決定する3つのシナリオ(a)、(b)及び(c)を示す。各シナリオは、端末デバイス#1(例えば、RedCap UE)の第2の周波数範囲(例えば、BWP)と第1の周波数範囲との間の異なる周波数位置関係に対応する。全ての上記の3つのシナリオにおいて、リソース#b1及びリソース#b2に対応する周波数リソース位置は、以下のように決定されてもよい。
【0229】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1(すなわち、第1のリソースブロックインデックス)は、
【数32】

である。
【0230】
この場合、第1の周波数範囲内のリソース#b2に対応するRBのインデックス(すなわち、第2のリソースブロックインデックス)X2は、
【数33】

である。
【0231】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが8~15である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=1である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1(すなわち、第1のリソースブロックインデックス)は、
【数34】

である。
【0232】
この場合、第1の周波数範囲内のリソース#b2に対応するRBのインデックス(すなわち、第2のリソースブロックインデックス)X2は、
【数35】

である。
【0233】
Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、Z1は第1のオフセットパラメータであり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数36】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0234】
リソース#b1及びリソース#b2の周波数位置は、第1の周波数範囲内のRBの総数及び第1のオフセットパラメータに関連する点に留意すべきである。
【0235】
可能な実現方式では、端末デバイス#1がリソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)を決定する前に、情報伝送方法は以下を更に含んでもよい。ネットワークデバイスは、端末デバイス#1に対応するリソース#a(又はリソース#a1及びリソース#a2)が予め設定された条件#1を満たさないと決定する。予め設定された条件#1は、端末デバイス#1に対応するリソース#a(又はリソース#a1及びリソース#a2)が、他の端末デバイス(例えば、端末デバイス#1)の利用可能なリソースの断片化を引き起こすか否かを判断するために使用される。例えば、予め設定された条件#1は、端末デバイス#1に対応するリソース#a(又はリソース#a1及びリソース#a2)が端末デバイス#2のBWPに位置することでもよい。予め設定された条件#1が満たされない場合、端末デバイス#1及び端末デバイス#2のBWPは周波数において重複しないと理解されてもよい。言い換えると、リソース断片化の問題は存在しない。
【0236】
上記の情報伝送方法では、端末デバイス#1は、第1のオフセットパラメータ及び第1の周波数範囲に基づいて、第2の周波数範囲外にあるリソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)がアップリンク制御情報を送信するために使用されると決定してもよい。リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は第1の周波数範囲内にある。リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は、キャリアの両端に位置してもよく、或いは、端末デバイス#2によりアップリンク制御情報を送信するために使用されるリソースに隣接してもよい。これは、リソース断片化の問題を回避する。
【0237】
以下に、この出願における情報伝送方法400について、図7を参照して更に説明する。
【0238】
情報伝送方法は以下のように更に理解されてもよい。端末デバイス#1は、まず、リソース#a(又はリソース#a1及びリソース#a2)を決定しなくてもよく、オフセットパラメータD1及びオフセットパラメータD2を決定する必要はなく、第1の周波数範囲、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソース#bを決定しさえすればよい。リソース#bは第1の周波数範囲内にあり、リソース#bは第2の周波数範囲外にある。これは、PUCCHを送信する周波数ホッピング利得を改善し、端末デバイス#2にとってリソース割り当てに対する制限を低減し、リソース断片化を低減し、ネットワークデバイスの観点から端末デバイス#2の利用可能なリソースの柔軟性を改善する。
【0239】
可能な実現方式では、端末デバイス#1は、以下のように、リソース#b1及びリソース#b2に対応する周波数リソース位置を決定する。
【0240】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1は、
【数37】

である。
【0241】
この場合、第1の周波数範囲内のリソース#b2に対応するRBのインデックスX2は、
【数38】

である。
【0242】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが8~15である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=1である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1は、
【数39】

である。
【0243】
この場合、PUCCHの第2のホップが位置するRBのインデックスX2は、
【数40】

である。
【0244】
Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数41】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0245】
異なる周波数領域範囲では、同じRBインデックスが異なる周波数領域リソースを示してもよいことが理解されるべきである。例えば、RBインデックスが0であり且つ第1の周波数範囲内にあるリソースと、RBインデックスが0であり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースとは、異なる周波数領域範囲に対応する。
【0246】
この出願の上記の実施形態において決定されたリソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は、ネットワークデバイスの観点からリソース断片化の問題を回避できるが、リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は、端末デバイス#2により決定され且つアップリンク制御情報を伝送するために使用されるリソース(すなわち、第3の周波数領域リソース)と競合する可能性がある。端末デバイス#1及び端末デバイス#2のPUCCHの周波数領域リソースの間の競合を更に回避し、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースに対応する第1のホップ及び第2のホップの周波数位置の柔軟性を更に改善するために、ネットワークデバイスは、端末デバイス#1についてリソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)のオフセットパラメータ(第2のオフセットパラメータN_offsetとして記されてもよい)を更に構成してもよい。端末デバイス#1は、リソース競合を回避するために、第2のオフセットパラメータに基づいてPUCCHの周波数位置を更に調整してもよい。例えば、端末デバイス#1のPUCCHリソースは、第2のオフセットパラメータに基づいて、端末デバイス#2のPUCCHリソースに隣接する周波数位置に割り当てられてもよい。
【0247】
任意選択で、第2のオフセットパラメータはRBの単位でもよい。第2のオフセットパラメータは正の値又は負の値でもよく、正の値及び負の値はそれぞれ異なる第2のオフセットパラメータの方向に対応する。例えば、正の値はRBインデックスが増加する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも大きい。負の値はRBインデックスが減少する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも小さい。0は、第1の周波数範囲内の開始RBの位置が第2の周波数範囲内の開始RBの位置と一致することを示してもよい。例えば、正の値はRBインデックスが増加する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも小さい。負の値はRBインデックスが減少する方向へのオフセットを示してもよく、すなわち、第2の周波数範囲内の開始RBは第1の周波数範囲内の開始RBよりも大きい。0は、第1の周波数範囲内の開始RBの位置が第2の周波数範囲内の開始RBの位置と一致することを示してもよい。
【0248】
この実施形態では、第2のオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータが第2のサブオフセットパラメータと同じであることを示すターゲットオフセットパラメータとして理解されてもよい。
【0249】
図7に示すように、周波数ホッピングのあるシナリオが例として使用される。リソース#b1及びリソース#b2の位置は、第2のオフセットパラメータ(N_offset)に基づいて調整されてもよく、位置調整の後に取得されたリソース#b1及びリソース#b2は、それぞれリソース#b11とリソース#b22として記される。
【0250】
可能な実現方式では、端末デバイス#1は、以下のように、リソース#b11及びリソース#b22に対応する周波数リソース位置を決定する。
【0251】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、リソース#b11に対応するRBのインデックスX1は、
【数42】

である。
【0252】
この場合、リソース#b22に対応するRBのインデックスX2は、
【数43】

である。
【0253】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが8~15である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=1である場合、リソース#b11に対応するRBのインデックスX1は、
【数44】

である。
【0254】
この場合、リソース#b22に対応するRBのインデックスX2は、
【数45】

である。
【0255】
この実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは第2のオフセットパラメータを含むものとして理解されてもよい。
【0256】
図6に対応する実施形態を参照して、リソース#b11及びリソース#b22に対応する周波数リソース位置は、他の可能な方式で決定される。
【0257】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、リソース#b11に対応するRBのインデックスX1(すなわち、第1のリソースブロックインデックス)は、
【数46】

である。
【0258】
この場合、リソース#b22に対応するRBのインデックスX2(すなわち、第2のリソースブロックインデックス)X2は、
【数47】

である。
【0259】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが8~15である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=1である場合、リソース#b11に対応するRBのインデックスX1(すなわち、第1のリソースブロックインデックス)は、
【数48】

である。
【0260】
この場合、リソース#22に対応するRBのインデックスX2(すなわち、第2のリソースブロックインデックス)は、
【数49】

である。
【0261】
N_offsetは第2のオフセットパラメータであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Z1は第1のオフセットパラメータであり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数50】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0262】
この実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のオフセットパラメータ及び第2のオフセットパラメータを含むものとして理解されてもよい。
【0263】
端末デバイス#1が第2のオフセットパラメータを決定する方式は、以下の方式を含んでもよい点に留意すべきである。
【0264】
(1)端末デバイスは、ネットワークデバイスの第3の情報を受信することにより第2のオフセットパラメータを決定する。例えば、第3の情報は、SIB 1、又はSIB 1内のフィールド、又はSIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI、又はSIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI内のフィールド、又はアップリンク制御チャネル構成情報PUCCH-ConfigCommon内のフィールドでもよい。
【0265】
(2)端末デバイスは、予め定義された方式で第2のオフセットパラメータを決定する。例えば、第2のオフセットパラメータは、予め定義された値、2の整数倍、3の整数倍又は4の整数倍でもよく、単位はRBでもよい。
【0266】
(3)端末デバイスは、予め定義されたルールに従って第2のオフセットパラメータを決定し、例えば、PUCCHリソースセットにより占有され且つ端末デバイス#2に割り当てられた周波数位置(予め定義されたルールの例)に基づいて第2のオフセットパラメータを決定し、それにより、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースが端末デバイス#2のPUCCHの周波数領域リソースに隣接する周波数位置になるようにする。
【表2】
【0267】
上記の情報伝送方法では、端末デバイス#1は、第1の周波数範囲に基づいて、リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)がアップリンク制御情報を送信するために使用されると決定してもよい。リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は、第1の周波数範囲内にある。リソース#b(又はリソース#b1及びリソース#b2)は、端末デバイス#2の利用可能な周波数領域リソースの断片化を回避してもよい。上記の情報伝送方法では、端末デバイス#1は、第2のオフセットパラメータを更に決定し、第2のオフセットパラメータに基づいてリソース#b11及びリソース#b22を決定し、端末デバイス#2のPUCCHの周波数リソースとの競合を回避してもよい。例えば、端末デバイス#1によりMsg4を送信するために使用される周波数リソースと、端末デバイス#2によりMsg4を送信するために使用される周波数リソースとの間の競合が回避できる。任意選択で、第2のオフセットパラメータは、端末デバイス#1のPUCCHの周波数リソース及び端末デバイス#2のPUCCHの周波数リソースを周波数領域において隣接させるために使用されてもよい。
【0268】
以下に、この出願における情報伝送方法500について、図8を参照して更に説明する。
【0269】
この出願の上記の実施形態では、周波数ホッピングのあるシナリオにおいて、ネットワークデバイスは、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースの1ホップの周波数領域リソースについてオフセットパラメータを構成し、端末デバイス#1は、オフセットパラメータに基づいて、端末デバイス#1のPUCCHの周波数領域リソースのもう1ホップの周波数領域リソースを決定する。他の可能な実現方式では、代替として、ネットワークデバイスは、端末デバイス#1のPUCCHの2ホップの周波数領域リソースについてそれぞれオフセットパラメータを構成してもよい。例えば、周波数領域リソースの第1のホップに対応するオフセットパラメータは、第3のオフセットパラメータ(RB_offset1として記されてもよい)と呼ばれ、周波数領域リソースの第2のホップに対応するオフセットパラメータは、第4のオフセットパラメータ(RB_offset2として記されてもよい)として記される。
【0270】
この実施形態では、ターゲットオフセットパラメータは、第3のオフセットパラメータ(第1のサブオフセットパラメータに対応する)及び第4のオフセットパラメータ(第2のサブオフセットパラメータに対応する)を含む。
【0271】
図8に示すように、この実現方式では、端末デバイス#1は、ネットワークデバイスにより構成された第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータに基づいて、リソース#b1及びリソース#b2の位置を決定する。具体的には、端末デバイス#1のPUCCHの第1のホップに対応するリソース#b1の周波数位置は第3のオフセットパラメータに基づいて決定され、端末デバイス#1のPUCCHの第2のホップに対応するリソース#b2の周波数位置は第4のオフセットパラメータに基づいて決定され、端末デバイス#2のリソース断片化を回避する。例えば、リソース#b1及びリソース#b2は、端末デバイス#2によりサポートされる最大チャネル帯域幅の範囲外にあってもよく、或いは、リソース#b1及びリソース#b2は、端末デバイス#2によりサポートされる最大チャネル帯域幅の範囲の両端に位置してもよい。
【0272】
可能な実現方式では、端末デバイス#1は、以下のように、リソース#b1及びリソース#b2に対応する周波数リソース位置を決定する。
【0273】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが0~7である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=0である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1は、
【数51】

である。
【0274】
この場合、第1の周波数範囲内のリソース#b2に対応するRBのインデックスX2は、
【数52】

である。
【0275】
PUCCHリソースインデックスrPUCCHが8~15である場合、すなわち、floor(rPUCCH/8)=1である場合、第1の周波数範囲内のリソース#b1に対応するRBのインデックスX1は、
【数53】

である。
【0276】
この場合、PUCCHの第2のホップが位置するRBのインデックスX2は、
【数54】

である。
【0277】
N_offset1は第3のオフセットパラメータであり、N_offset2は第4のオフセットパラメータであり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、floor(rPUCCH/8)はrPUCCH/8の結果の切り捨てを示し、
【数55】

は(rPUCCH-8)/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0278】
第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータは正の値又は負の値でもよい点に留意すべきである。正の値及び負の値はそれぞれ異なる周波数領域の移動方向に対応する。例えば、正の値はRBインデックスが増加する方向へのオフセットを示してもよく、負の値はRBインデックスが減少する方向へのオフセットを示してもよい。任意選択で、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータはRBの単位でもよい。
【0279】
第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータの範囲は、第1の周波数範囲に関連する点に更に留意すべきである。例えば、第1の周波数範囲がキャリアである場合、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータの単位がRBであることが例として使用される。第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータの範囲は、値が0~274である整数である。
【0280】
可能な実現方式では、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータの構成は、アップリンク制御チャネルの構成情報PUCCH-ConfigCommonに関連する。各PUCCHリソースセットは、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータのグループの構成に対応する。可能な構造は少なくとも次の内容を含む。
【数56】
【0281】
可能な実現方式では、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータの構成は、PUCCHリソースセットの構成に関連する。各リソースセットは、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータのグループの構成に対応する。可能な関連付けは以下の通りである。
【0282】
上記の情報伝送方法では、ネットワークデバイスは第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータを示してもよい。ネットワークデバイスは、第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータに基づいて、端末デバイス#1のPUCCHの第1のホップ及び第2のホップの周波数位置(すなわち、リソース#b1及びリソース#b2)を柔軟に調整してもよい。対応して、端末デバイス#1は、周波数ホッピングのあるシナリオにおいて、それぞれ第3のオフセットパラメータ及び第4のオフセットパラメータに基づいてリソース#b1及びリソース#b2の周波数領域位置を決定し、端末デバイス#2の利用可能な周波数領域リソースの断片化を回避してもよい。
【0283】
リソース断片化の問題を解決するために、この出願では、端末デバイス#1のPUCCHリソースの周波数領域リソースの第1のホップ及び/又は周波数領域リソースの第2のホップは、端末デバイス#1によりサポートされる最大チャネル帯域幅外(すなわち、BWP外)にある。したがって、端末デバイス#1は、PUCCHの第1のホップ及び/又はPUCCHの第2のホップを送信するために周波数チューニング(retuning)を実行する必要がある。端末デバイス#1のPUCCHリソースの周波数領域リソースの第1のホップと周波数領域リソースの第2のホップとの間に、少なくともretuning時間(例えば、retuning時間は140マイクロ秒である)の間隔が必要であることが理解され得る。その結果、PUCCHリソースの第1のホップ及び/又はPUCCHリソースの第2のホップの複数のシンボルが周波数チューニングのために占有される必要がある可能性があり、端末デバイス#1の伝送性能が劣化する。この場合、PUCCHリソースの直交性が更に損なわれ、他の端末デバイスへの干渉が引き起こされる可能性がある。
【0284】
以下に、PUCCH伝送の第1のホップと第2のホップとの間で周波数チューニングが実行されるか否かの上記の問題について、この出願における情報伝送方法を更に説明する。
【0285】
可能な実現方式では、端末デバイス#1は、サブキャリア間隔(subcarrier spacing, SCS)(Sとして記されてもよい)及びPUCCH長(Lとして表されてもよい)が予め設定された条件#2を満たすときにのみ端末デバイス#1が動作するBWP外で周波数ホッピングをサポートする。言い換えると、端末デバイス#1は、端末デバイス#1が動作するBWP内でのみ周波数ホッピングを実行する。
【0286】
サブキャリア間隔S及びPUCCH長Lが予め設定された条件#2を満たすか否かは、ネットワークデバイスにより決定されてもよく、或いは、端末デバイス(例えば、端末デバイス#1)により決定されてもよい点に留意すべきである。これはこの出願では限定されない。
【0287】
限定ではなく例として、予め設定された条件#2は、L及び/又はSが以下の条件のうち少なくとも1つを満たすことでもよい。
【0288】
(1)Lの最小値は4以上である。
【0289】
(2)Lの最小値はSに基づいて決定される。
【0290】
(3)Lの値は第1の値の範囲内にあり、PUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。
【0291】
(4)Lの値は第2の値の範囲内にあり、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0292】
(5)Sの値は第3の値の範囲内にあり、PUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。
【0293】
(6)Sの値は第4の値の範囲内にあり、PUCCHは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0294】
条件(1)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、L=10であるとき、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。
【0295】
条件(2)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外又は第2の周波数範囲内にある。例えば、S=15kHzであるとき、Lの最小値は10であり、具体的には、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、S=30kHzであるとき、Lの最小値は14であり、具体的には、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。例えば、S=60kHzであるとき、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップは第2の周波数範囲内にある。
【0296】
条件(3)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送され、2つのホップは第2の周波数範囲内にある。第1の値の範囲は、Lが4以下であることでもよい。
【0297】
条件(4)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2つのホップは第2の周波数範囲外にある。第2の値の範囲は、Lが4よりも大きいこと、又はLが10以上であることでもよい。
【0298】
条件(5)が満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、周波数ホッピングで伝送され、2つのホップは第2の周波数範囲内にある。第3の値の範囲は、Sが60kHz以上であること、又はSが30kHzよりも大きいことでもよい。
【0299】
条件(6)を満たされる場合、端末デバイスにより送信されるPUCCH伝送の2ホップは第2の周波数範囲外にある。第4の値の範囲は、Sが30kHz以下であることでもよい。
【0300】
条件(1)~(6)は、互いに組み合わされてもよい。例えば、条件(3)は条件(5)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第1の値の範囲内にあり、Sが第3の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、PUCCHは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。例えば、条件(4)は条件(6)と一緒に使用されてもよく、具体的には、Lの値が第2の値の範囲内にあり、Sが第4の値の範囲内にあるとき、PUCCHは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0301】
可能な実現方式では、ネットワークデバイスは第2の情報を端末デバイスに送信してもよい。第2の情報は、端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されるか否かを示してもよい。任意選択で、第2の情報が端末デバイスのアップリンク制御情報が周波数ホッピングで伝送されることを示す場合、第2の情報は、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送のために周波数チューニングが実行される必要があるか否かを更に示してもよい。言い換えると、第2の情報は、アップリンク制御情報が第2の周波数範囲内で周波数ホッピングで伝送されること、又はアップリンク制御情報が第2の周波数範囲外で周波数ホッピングで伝送されることを更に示してもよい。
【0302】
可能な実現方式では、端末デバイス#1は、サブキャリア間隔(subcarrier spacing, SCS)(Sとして記されてもよい)及びPUCCH長(Lとして表されてもよい)が予め設定された条件#2(すなわち、第1の予め設定された条件)を満たすときにのみ端末デバイス#1の初期アップリンクBWP外で周波数ホッピングをサポートする。言い換えると、端末デバイス#1は、周波数ホッピングを実行しないか、或いは、端末デバイス#1の初期アップリンクBWP内でのみ周波数ホッピングを実行する。
【0303】
限定ではなく例として、予め設定された条件#2は、(1)SCS=15kHzであり、PUCCHのシンボルの数が2又は4であることでもよく、或いは、(2)SCS=30kHz又は60kHzであり、PUCCHのシンボルの数が2、4又は10であることでもよく、或いは、(3)SCSが60kHzよりも大きいことでもよい。
【0304】
上記の実現方式が使用される場合、既存のPUCCHリソースセット構成テーブル(例えば、表1)内のいくつかのインデックスに対応するPUCCHリソースセットは、端末デバイス#1に利用不可能である。例えば、表1においてインデックス0~6に対応するPUCCHリソースセットは、PUCCHの周波数ホッピングリソースとして使用できない。端末デバイス#1について、異なる時間領域構成が、これらのインデックスに対応するPUCCHリソースセット内のリソースに使用されてもよい。
【0305】
表3は、表1の可能な再構成を示す。表1においてPUCCHのシンボルの数が2及び4である行の再構成は、以下の通り、すなわち、第1のPUCCHリソースセットでは、表3における対応するインデックスが0、1及び2であり、端末デバイス#1のPUCCHが第1の時間間隔内に伝送され、PUCCHの第1のホップ及び第2のホップがBWP外にあってもよいこと、並びに、第2のPUCCHリソースセットでは、表3における対応するインデックスが3、4、5及び6であり、PUCCHが第2の時間間隔内に伝送され、PUCCHの第1のホップ及び第2のホップがBWP外にあってもよいことでもよい。第1の時間間隔の持続時間は、第2の時間間隔の持続時間と異なる。例えば、第1の時間間隔は1.5スロット又は1.5スロットに対応するシンボルの数でもよく、第2の時間間隔は2スロット又は2スロットに対応するシンボルの数でもよい。第1の時間間隔及び第2の時間間隔は表に反映されなくてもよく、すなわち、予め定義された方式で決定される。例えば、L=10は第1の時間間隔に対応し、L=14は第2の時間間隔に対応する。第1の時間間隔及び第2の時間間隔は、周波数チューニングのために第1のホップと第2のホップとの間に十分な時間が存在することを確保できる。ネットワークデバイスは、第4の情報に基づいて、端末デバイスが周波数ホッピングを実行するか否かを示してもよく、及び/又は第5の情報に基づいて、端末デバイスがBWP内又は外で周波数ホッピングを実行するか否かを示してもよい。例えば、第4の情報及び第5の情報は、それぞれMIB、SIB 1、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI、RRCシグナリング又はDCIでもよい。
【0306】
実現方式では、ネットワークデバイスは、第Xの情報(1ビット又は複数のビット)に基づいて、端末デバイスが表1又は表3を適用することを示してもよい。第Xの情報は、MIB、SIB 1、SIB 1を搬送するPDSCHをスケジューリングするためのDCI、RRCシグナリング又はDCIでもよい。
【表3】
【0307】
上記の実施形態では、サブキャリア間隔及びPUCCH長が予め設定された条件#2を満たすときにのみ、端末デバイス#1は、端末デバイス#1の初期アップリンクBWP外で周波数ホッピングを実行する。サブキャリア間隔及びPUCCH長が予め設定された条件#2を満たさないとき、端末デバイス#1は、端末デバイス#1の初期アップリンクBWP外で周波数ホッピングを実行しないか、或いは、端末デバイス#1は端末デバイス#1の初期アップリンクBWP内でのみ周波数ホッピングを実行する。これは、端末デバイス#1に対応する短いPUCCHの性能に対する再調整時間の影響を低減する。
【0308】
この出願の上記の実施形態では、周波数ホッピングのあるシナリオにおいて、第1のホップ(リソース#b1、リソースb#11又は第1のサブ周波数領域リソースに対応する)及び第2のホップ(リソース#b2、リソースb#22又は第2のサブ周波数領域リソースに対応する)の双方が第2の周波数範囲外にあってもよい点に留意すべきである。代替として、第1のホップが第2の周波数範囲内にあってもよく、第2のホップが第2の周波数範囲外にあってもよい。代替として、第1のホップが第2の周波数範囲外にあってもよく、第2のホップが第2の周波数範囲内にあってもよい。第1のホップ及び第2のホップの特定の位置は、ネットワーク側のリソーススケジューリングに対する制限が低減でき、リソース構成の柔軟性が改善できるという条件で、この出願では限定されない。
【0309】
RBがPUCCHリソースの単位である例が、この出願のこの実施形態における説明に使用されており、この出願に対する限定を構成するものではない点に更に留意すべきである。実際には、代替として、RE、サブキャリア等がPUCCHリソースの単位として使用されてもよい。これはこの出願では限定されない。
【0310】
上記の実施形態における周波数領域リソース及び周波数リソースは、この出願では同じ意味を有することが理解されるべきである。
【0311】
初期アクセス状態の端末デバイスがこの出願の実施形態において説明のための例として使用されており、この出願の限定を構成するものではない点に更に留意すべきである。実際に、この出願の実施形態は、初期アクセス状態の端末デバイスのPUCCHリソース割り当てに適用可能であるだけでなく、接続状態の端末デバイスのPUCCHリソース割り当てにも適用可能である。
【0312】
この出願の実施形態における具体例は、単に当業者がこの出願の実施形態をより良く理解するのを助けることを意図しており、この出願の実施形態の範囲を限定することを意図するものではないことが理解されるべきである。
【0313】
上記のプロセスのそれぞれのシーケンス番号の値は、実行シーケンスの順序を意味しないことが更に理解されるべきである。各プロセスの実行シーケンスは、各プロセスの機能及び内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、この出願の実施形態の実現プロセスに対する限定として解釈されるべきではない。
【0314】
この出願の実施形態では、特に言及されていない限り或いはロジックの競合が存在しない限り、異なる実施形態における用語及び/又は説明は一貫しており、相互に参照されてもよく、異なる実施形態における技術的特徴は、その内部の論理関係に基づいて組み合わされ、新たな実施形態を形成してもよいことが更に理解されるべきである。
【0315】
この出願の実施形態では、「予め設定された」、「事前構成」等は、対応するコード又はテーブルをデバイス(例えば、ネットワークデバイス)に予め記憶することにより、或いは、関連する情報を示すために使用され得る他の方式で実現されてもよい点に更に留意すべきである。「予め設定された」、「事前構成」等の具体的な実現方式は、この出願では限定されない。例えば、この出願の実施形態では、具体的な実現方式は予め設定されたルール又は予め設定された定数である。
【0316】
この出願の上記の実施形態では、通信デバイスにより実現される方法は、代替として、通信デバイス内に配置できるコンポーネント(例えば、チップ又は回路)により実現されてもよいことが理解され得る。
【0317】
上記に、図5及び図8を参照して、この出願の実施形態において提供される情報伝送方法について詳細に説明した。上記の方法は、主に端末デバイスとネットワークデバイスとの間の相互作用の観点から記載されている。上記の機能を実現するために、端末デバイス及びネットワークデバイスは、機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者は、この明細書に開示されている実施形態に記載の例のユニット及びアルゴリズムステップと組み合わせて、この出願がハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせにより実現できることを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるかコンピュータソフトウェアにより駆動されるハードウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約に依存する。当業者は、特定の用途毎に記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよいが、実現方式がこの出願の範囲を超えると考えられるべきではない。
【0318】
同じ技術的概念に基づいて、この出願は対応する通信装置を更に提供する。この出願において提供される通信装置は、上記の方法の実施形態における方法/動作/ステップ/アクションと1対1の対応関係にあるモジュール又はユニットを含んでもよい。ユニットは、ハードウェア回路、ソフトウェア、又はハードウェア回路及びソフトウェアの組み合わせにより実現されてもよい。以下に、図9図11を参照して、この出願において提供される通信装置について説明する。装置の実施形態の説明は、方法の実施形態の説明に対応することが理解されるべきである。したがって、詳細に記載されていない内容については、上記の方法の実施形態を参照する。簡潔にするために、いくつかの内容は再び説明しない。
【0319】
この出願の実施形態では、上記の方法の例に基づいて、送信エンドデバイス又は受信エンドデバイスに対して機能モジュールへの分割が実行されてもよい。例えば、様々な機能モジュールは対応する機能に基づいて分割されてもよく、或いは、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いは、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。この出願の実施形態では、モジュールへの分割は一例であり、単なる論理的な機能分割である点に留意すべきである。実際の実現方式では、他の分割方式が使用されてもよい。各機能モジュールが対応する各機能に基づく分割を通じて取得される例が、以下の説明に使用される。
【0320】
図9は、情報伝送装置600の構造の概略図である。通信装置は、処理ユニット610及びトランシーバユニット620を含む。
【0321】
情報伝送装置600は、ネットワークデバイスに適用されてもよく、或いは、端末デバイスに適用されてもよく、或いは、上記の方法の実施形態におけるネットワークデバイス又は端末デバイスの機能を実現するように構成されたチップでもよい。これはこの出願では限定されない。
【0322】
通信装置600は、この出願の実施形態における方法200~方法500のそれぞれに対応するデバイスでもよいことを理解されるべきである。通信装置600は、図5図8における情報伝送方法のうちいずれか1つを実行するように構成されたユニットを含んでもよい。さらに、通信装置600内のユニット並びに上記の他の動作及び/又は機能は、それぞれ図5図8における方法200~方法500の対応する手順を実現する。
【0323】
可能な設計では、通信装置600は、図5図8のうちいずれか1つに示す実施形態において端末デバイス及び/又はネットワークデバイスのいずれかの機能を実現してもよい。
【0324】
例えば、処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成される。
【0325】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【0326】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、pは正の整数である。
【0327】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ、初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、qは正の整数である。リソースブロックインデックスに関連するリソースは第1の周波数範囲内にある。
【0328】
可能な実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。
【0329】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、第1のサブオフセットパラメータに基づいて第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【0330】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、第2のサブオフセットパラメータに基づいて第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【0331】
処理ユニット610は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【数57】
【0332】
X1は第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D1は第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第1のサブオフセットパラメータであり、
【数58】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0333】
処理ユニット610は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される。
【数59】
【0334】
X2は第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHはアップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dはターゲットオフセットパラメータであり、D2は第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される第2のサブオフセットパラメータであり、
【数60】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す。
【0335】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、第1の位置及び第2の位置に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように更に構成される。第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置である。第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置である。y及びzは負でない整数である。第1の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。第2の周波数範囲は、端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。
【0336】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、第1の情報に基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように更に構成される。
【0337】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、予め定義されたパラメータに基づいてターゲットオフセットパラメータを決定するように更に構成される。
【0338】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、予め定義されたルールに従ってターゲットオフセットパラメータを決定するように更に構成される。
【0339】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で周波数ホッピングなしでアップリンク制御情報を送信するように更に構成される。
【0340】
処理ユニット610は、端末デバイスを使用することにより、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように更に構成される。
【0341】
トランシーバユニット620は、端末デバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0342】
トランシーバユニット620は、端末デバイスを使用することにより、ネットワークデバイスから第1の情報を受信するように更に構成される。
【0343】
トランシーバユニット620は、端末デバイスを使用することにより、ネットワークデバイスから第1の構成情報を受信するように更に構成される。第1の構成情報は、少なくとも1つの第1の周波数領域リソースを使用することによりアップリンク制御情報を送信するように第1の端末デバイスに指示する。第1の周波数領域リソースは、第1の周波数範囲内にある。
【0344】
トランシーバユニット620は、端末デバイスを使用することにより、ネットワークデバイスから第2の構成情報を受信するように更に構成される。第2の構成情報は、ネットワークデバイスにより第1の端末デバイスに割り当てられた第2の周波数範囲を示す。第2の周波数範囲は少なくとも1つの第2の周波数領域リソースを含む。第2の周波数領域リソースは、第1の端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用される。第2の周波数領域リソースは、ネットワークデバイスにより第2の端末デバイスに割り当てられた第3の周波数領域範囲内にある。第1の周波数領域リソースは第3の周波数領域範囲外にある点に留意すべきである。代替として、第1の周波数領域リソースは第3の周波数領域範囲のエッジ部分に位置する。
【0345】
他の例では、処理ユニット610は、アップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成される。
【0346】
処理ユニット610は、L及び/又はSが以下の条件のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成される。Lの最小値は4以上である。Lの最小値はSに基づいて決定される。Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第1の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第2の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、アップリンク制御チャネルは第3の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされない。Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは第4の値の範囲内で周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされる。
【0347】
トランシーバユニット620は、アップリンク制御情報を送信又は受信するように構成される。
【0348】
トランシーバユニット620は、第1の情報を送信又は受信するように更に構成される。
【0349】
トランシーバユニット620は、第1の構成情報を送信又は受信するように更に構成される。
【0350】
トランシーバユニット620は、第2の構成情報を送信又は受信するように更に構成される。
【0351】
他の例では、トランシーバユニット620は、ネットワークデバイスを使用することにより、第1の情報を端末デバイスに送信するように構成される。第1の情報は、端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第1の情報は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す。
【0352】
トランシーバユニット620は、ネットワークデバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される。
【0353】
可能な実現方式では、ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含む。リソースブロックインデックスは、第1のリソースブロックインデックス及び第2のリソースブロックインデックスを含む。第1のサブオフセットパラメータは、第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。第2のサブオフセットパラメータは、第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される。
【0354】
第1の情報がターゲットオフセットパラメータを示すことは以下を含む点に留意すべきである。第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示す。第1の位置及び第2の位置は、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。第1の位置は第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置である。第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置である。y及びzは負でない整数である。第1の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅よりも大きい。第2の周波数範囲は端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下である。代替として、第1の情報はターゲットオフセットパラメータを含む。代替として、第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、予め定義されたパラメータは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。代替として、第1の情報は予め定義されたルールを含み、予め定義されたルールは、ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用される。任意選択で、ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数である。代替として、ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である。
【0355】
トランシーバユニット620は、ネットワークデバイスを使用することにより、リソースブロックインデックスに関連するリソース上で周波数ホッピングなしで、端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される。
【0356】
処理ユニット610は、ネットワークデバイスを使用することにより、端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように構成される。
【0357】
図10は、この出願の実施形態による情報伝送装置700の構造ブロック図である。図10に示す情報伝送装置700は、プロセッサ710、メモリ720及び通信インタフェース730を含む。プロセッサ710はメモリに結合され、メモリに記憶された命令を実行し、通信インタフェース730を制御して信号を送信するように及び/又は受信するように構成される。
【0358】
プロセッサ710及びメモリ720は1つの処理装置に統合されてもよいことが理解されるべきである。プロセッサ710は、メモリ720に記憶されたプログラムコードを実行して上記の機能を実現するように構成される。特定の実現方式の中で、代替として、メモリ720はプロセッサ710に統合されてもよく、或いは、プロセッサ710から独立してもよい。
【0359】
情報伝送装置700は、ネットワークデバイスに適用されてもよく、或いは、端末デバイスに適用されてもよく、或いは、上記の方法の実施形態におけるネットワークデバイス又は端末デバイスの機能を実現するように構成されたチップでもよい。これはこの出願では限定されない。
【0360】
具体的には、通信装置700は、この出願の実施形態において図5図8における通信方法に対応する端末デバイス又はネットワークデバイスに対応してもよい。通信装置700は、図5図8における通信方法を実行するように構成されたユニットを含んでもよい。さらに、通信装置700内のユニット及び上記の他の動作及び/又は機能は、それぞれ方法200~方法500の対応する手順を実行するために使用される。ユニットが上記の対応するステップを実行する具体的なプロセスは、上記の方法の実施形態に詳細に記載されており、簡潔にするために、詳細はここでは説明しないことが理解されるべきである。
【0361】
通信装置700がチップであるとき、チップはトランシーバユニット及び処理ユニットを含む。トランシーバユニットは入出力回路又は通信インタフェースでもよい。処理ユニットはプロセッサ、マイクロプロセッサ、又はチップ上に集積された集積回路でもよい。
【0362】
この出願の実施形態は、プロセッサ及びインタフェースを含む処理装置を更に提供する。プロセッサは、上記の方法の実施形態におけるいずれかの方法を実行するように構成されてもよい。
【0363】
処理装置はチップでもよいことが理解されるべきである。例えば、処理装置は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、特定用途向け集積チップ(application specific integrated circuit, ASIC)、システムオンチップ(system on chip, SoC)、中央処理装置(central processing unit, CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor, NP)、デジタル信号処理回路(digital signal processor, DSP)、マイクロコントローラユニット(micro controller unit, MCU)、プログラマブルコントローラ(programmable logic device, PLD)又は他の集積チップでもよい。
【0364】
実現プロセスにおいて、上記の方法におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することにより、或いは、ソフトウェアの形式の命令を使用することにより完了されてもよい。この出願の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサにより直接実行されて完了されてもよく、或いは、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ又はレジスタのような、当該技術分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法におけるステップを完了する。繰り返しを回避するために、詳細はここでは再び説明しない。
【0365】
この出願の実施形態におけるプロセッサは集積回路チップでもよく、信号処理能力を有する点に留意すべきである。実現プロセスにおいて、上記の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することにより、或いは、ソフトウェアの形式の命令を使用することにより完了されてもよい。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタ論理デバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントでもよい。プロセッサは、この出願の実施形態で開示される方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、或いは、プロセッサは従来のプロセッサ等でもよい。この出願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアデコーディングプロセッサにより直接実行されて完了されてもよく、或いは、デコーディングプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することにより実行されて完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ又はレジスタのような、当該技術分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法におけるステップを完了する。
【0366】
この出願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリでもよく、或いは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの双方を含んでもよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、プログラム可能読み取り専用メモリ(programmable ROM, PROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(electrically EPROM, EEPROM)又はフラッシュメモリでもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)でもよく、外部キャッシュとして使用される。限定的な説明ではなく例として、多くの形式のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM, SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM, DRAM)、シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート・シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM, ESDRAM)、シンクロナスリンク・ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM, SLDRAM)及びダイレクト・ランバス・ランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM, DR RAM)が使用されてもよい。この明細書に記載のシステム及び方法におけるメモリは、これらのメモリ及び他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない点に留意すべきである。
【0367】
この出願の実施形態において提供される方法に従って、この出願はコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは図5及び図8に示す実施形態のいずれかの方法を実行することが可能になる。
【0368】
図11に示すように、この出願の実施形態は装置800を更に提供する。装置800は、上記の方法における通信装置の機能を実現するように構成されてもよい。装置800は、通信装置又は通信装置内のチップでもよい。通信装置は、少なくとも1つの入出力インタフェース810及び論理回路820を含み、入出力インタフェース810は入出力回路でもよく、或いは、通信インタフェースと呼ばれてもよい。論理回路820は、信号プロセッサ、チップ、又はこの出願における方法を実現できる他の集積回路でもよい。
【0369】
少なくとも1つの入出力インタフェース810は、情報を入力又は出力するように構成される。例えば、装置が端末デバイスに対応する通信装置であるか、或いは、端末デバイスに対応する通信装置で使用されるとき、入出力インタフェース810は、第1の情報、第1の構成情報又は第2の構成情報を取得するように構成され、入出力インタフェース810は、アップリンク制御情報を送信するように更に構成される。
【0370】
論理回路820は、この出願の実施形態において提供される方法のうちいずれか1つにおけるステップの一部又は全部を実行するように構成される。論理回路は、通信装置600内の処理ユニット610及び通信装置700内のプロセッサ710により実現される機能を実現してもよい。例えば、装置が通信装置であるか、或いは、通信装置に適用されるとき、装置は、上記の方法の実施形態における可能な実現方式において通信装置により実行されるステップを実行するように構成される。例えば、論理回路820は、上記の方法の実施形態における様々な可能な実現方式を参照して、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成される。他の例では、論理回路820は、上記の方法の実施形態における様々な可能な実現方式を参照して、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、アップリンク制御チャネル伝送のためのリソースブロックインデックスを決定するように構成される。
【0371】
通信装置が通信装置に適用されるチップであるとき、チップは上記の方法の実施形態における通信装置の機能を実現する。チップは、通信装置内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)から情報を受信する。代替として、チップは通信装置内の他のモジュール(例えば、無線周波数モジュール又はアンテナ)に情報を送信する。
【0372】
この出願の実施形態において提供される通信方法に従って、この出願はコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラム又は命令を含む。コンピュータプログラム又は命令がコンピュータ上で実行されたとき、図5及び図8に示す実施形態のいずれかにおけるいずれかの通信方法が実行される。
【0373】
この出願の実施形態において提供される方法に従って、この出願はコンピュータ読み取り可能媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能媒体はプログラムコードを記憶する。プログラムコードがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは図5及び図8に示す実施形態のいずれかにおける方法を実行することが可能になる。
【0374】
この出願の実施形態において提供される方法に従って、この出願はシステムを更に提供する。システムは上記の装置又はデバイスを含む。
【0375】
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせにより実現されてもよい。ソフトウェアが実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態の全部又は一部はコンピュータプログラム製品の形式で実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令がコンピュータにロードされて実行されたとき、この出願の実施形態による手順又は機能が全部或いは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク又は他のプログラム可能装置でもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよく、或いは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体から他のコンピュータ読み取り可能記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ又はデジタル加入者線(digital subscriber line, DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに伝送されてもよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能ないずれかの使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合したデータ記憶デバイス、例えば、サーバ又はデータセンタでもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ又は磁気テープ)、光媒体(例えば、高密度デジタルビデオディスク(digital video disc, DVD))、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disc, SSD))等でもよい。
【0376】
上記の装置の実施形態におけるネットワークデバイス及び端末デバイスは、方法の実施形態におけるネットワークデバイス又は端末デバイスに対応する。対応するモジュール又はユニットは、対応するステップを実行する。例えば、通信ユニット(又は通信インタフェース)は、方法の実施形態における受信ステップ又は送信ステップを実行し、処理ユニット610(又はプロセッサ)は、送信ステップ及び受信ステップ以外のステップを実行してもよい。特定のユニットの機能については、対応する方法の実施形態を参照する。1つ以上のプロセッサが存在してもよい。
【0377】
この明細書において使用される「コンポーネント」、「モジュール」及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行されているソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータでもよいが、これに限定されない。図面に示すように、コンピューティングデバイスと、コンピューティングデバイスで実行するアプリケーションとの双方がコンポーネントでもよい。1つ以上のコンポーネントが実行のプロセス及び/又はスレッド内に存在してもよく、コンポーネントは1つのコンピュータに位置してもよく、及び/又は2つ以上のコンピュータの間で分散されてもよい。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶する様々なコンピュータ読み取り可能媒体から実行されてもよい。例えば、コンポーネントは、ローカル及び/又はリモートプロセスを使用することにより、例えば、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム内、分散システム内、及び/又は信号を使用することにより他のシステムと相互作用するインターネットのようなネットワーク間での他のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ)を有する信号に基づいて通信してもよい。
【0378】
この明細書における「及び/又は」という用語は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係のみを記述し、3つの関係が存在してもよいことを表すことも理解されるべきである。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在こと、A及びBの双方が存在すること、並びにBのみが存在することを表してもよい。さらに、この明細書における「/」という文字は、一般的に関連するオブジェクトの間の「又は」の関係を示す。
【0379】
「第1」、「第2」、「#a」、「#b」、「#1」、「#2」等の番号は、異なるオブジェクトの間を区別すること、例えば、異なる「構成情報」、「端末デバイス」、「予め設定された条件」、「オフセットパラメータ」等の間を区別することのみのために、この出願の実施形態に導入されていることが更に理解されるべきである。特定のオブジェクトの理解及び異なるオブジェクトの間の対応関係は、オブジェクトの機能及び内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、この出願の実施形態の実現プロセスに対する限定を構成するべきでない。
【0380】
当業者は、この明細書に開示される実施形態に記載の例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムステップが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実現されてもよいことを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるかソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約に依存する。当業者は、特定の用途毎に記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよいが、実現方式がこの出願の範囲を超えると考えられるべきではない。
【0381】
便宜的で簡単な説明のために、上記のシステム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することが、当業者により明確に理解され得る。詳細はここでは再び説明しない。
【0382】
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示のシステム、装置及び方法が他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載の装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットへの分割は単なる論理的な機能分割であり、実際の実現方式の中で他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは組み合わされてもよく或いはシステムに統合されてもよく、或いは、いくつかの機能が無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを通じて実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
【0383】
別々の部分として記載されるユニットは、物理的に分離してもよく或いは物理的に分離していなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットでもよく或いは物理的なユニットでなくてもよく、すなわち、1つの場所に位置してもよく、或いは、複数のネットワークユニットに分散してもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてもよい。
【0384】
さらに、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニット610に統合されてもよく、或いは、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく或いは1つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0385】
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるとき、機能はコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、この出願の技術的解決策は本質的に、或いは、従来の技術に貢献する部分又は技術的解決策のいくつかは、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等でもよい)に対して、この出願の実施形態に記載の方法のステップの全部又は一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
【0386】
上記の説明は、単にこの出願の特定の実現方式であり、この出願の保護範囲を限定することを意図するものではない。この出願に開示される技術的範囲内で当業者により容易に理解される如何なる変更又は置換も、この出願の保護範囲内にあるものとする。したがって、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【0387】
1.情報伝送方法であって、
端末デバイスにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するステップと
を含む方法。
2.前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記端末デバイスにより、リソースブロックインデックスを決定することは、
前記端末デバイスにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定し、pは正の整数であること、及び/又は
前記端末デバイスにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ、前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、前記アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定し、qは正の整数であり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にあること
を含む、1に記載の方法。
3.前記ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される、2に記載の方法。
4.p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、2又は3に記載の方法。
5.前記第1のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数61】

X1は前記第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D1は前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第1のサブオフセットパラメータであり、
【数62】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、2乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
6.前記第2のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数63】

X2は前記第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは前記第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D2は前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第2のサブオフセットパラメータであり、
【数64】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、2乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
7.端末デバイスにより、ターゲットオフセットパラメータを決定することは、
前記端末デバイスにより、第1の位置及び第2の位置に基づいて前記ターゲットオフセットパラメータを決定し、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記端末デバイスにより、第1の情報に基づいて前記ターゲットオフセットパラメータを決定し、前記第1の情報は前記端末デバイスにより前記ネットワークデバイスから受信されること、又は
前記ターゲットオフセットパラメータが予め定義されたパラメータであること、又は
前記端末デバイスにより、予め定義されたルールに従って前記ターゲットオフセットパラメータを決定すること
を含む、1乃至6のうちいずれか1項に記載の方法。
8.前記ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である、1乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
9.前記端末デバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を送信するステップである、1に記載の方法。
10.端末デバイスにより、ターゲットオフセットパラメータを決定する前に、
前記端末デバイスにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するステップを更に含む、1乃至9のうちいずれか1項に記載の方法。
11.情報伝送方法であって、
端末デバイスにより、アップリンク制御情報を送信するために使用されるサブキャリア間隔S及び/又はシンボルの数Lを決定するステップと、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たす場合、
前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報を伝送するステップと
を含む方法。
12.情報伝送方法であって、
ネットワークデバイスにより、第1の情報を端末デバイスに送信するステップであり、前記第1の情報は、前記端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、ステップと、
前記ネットワークデバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するステップと
を含む方法。
13.前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記第1の情報が前記端末デバイスにより前記リソースブロックインデックスを決定するために使用されることは、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であること、及び/又は、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数であること
を含む、12に記載の方法。
14.前記ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される、13に記載の方法。
15.p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、13又は14に記載の方法。
16.前記第1のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数65】

X1は前記第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D1は前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第1のサブオフセットパラメータであり、
【数66】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、13乃至15のうちいずれか1項に記載の方法。
17.前記第2のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数67】

X2は前記第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D2は前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第2のサブオフセットパラメータであり、
【数68】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、13乃至15のうちいずれか1項に記載の方法。
18.前記第1の情報が前記ターゲットオフセットパラメータを示すことは、
前記第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示し、前記第1の位置及び前記第2の位置は、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記第1の情報は前記ターゲットオフセットパラメータを含むこと、又は
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用されること、又は
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用されること
を含む、12乃至17のうちいずれか1項に記載の方法。
19.前記ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である、12乃至18のうちいずれか1項に記載の方法。
20.前記ネットワークデバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するステップである、12に記載の方法。
21.ネットワークデバイスにより、第1の情報を端末デバイスに送信する前に、
前記ネットワークデバイスにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するステップを更に含む、12乃至20のうちいずれか1項に記載の方法。
22.情報伝送方法であって、
ネットワークデバイスにより、端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するステップと、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たす場合、
前記ネットワークデバイスにより、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するステップと
を含む方法。
23.情報伝送装置であって、
端末デバイスを使用することにより、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成された処理ユニットであり、
前記端末デバイスを使用することにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される処理ユニットと、
前記端末デバイスを使用することにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
24.前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、pは正の整数であり、及び/又は、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ、前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数及び第1の周波数範囲に基づいて、前記アップリンク制御チャネルデータの周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、qは正の整数であり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にある、23に記載の装置。
25.前記ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1のサブオフセットパラメータに基づいて前記第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、及び/又は、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第2のサブオフセットパラメータに基づいて前記第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成される、24に記載の装置。
26.前記処理ユニットは、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記第1のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数69】

X1は前記第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D1は前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第1のサブオフセットパラメータであり、
【数70】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、24又は25に記載の装置。
27.前記処理ユニットは、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記第2のリソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数71】

X2は前記第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは前記第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D2は前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第2のサブオフセットパラメータであり、
【数72】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、24又は25に記載の装置。
28.前記処理ユニットが前記端末デバイスを使用することにより前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成されることは、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、第1の位置及び第2の位置に基づいて前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は、前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は、前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記トランシーバユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記ネットワークデバイスから第1の情報を受信するように更に構成され、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記第1の情報に基づいて前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、予め定義されたパラメータに基づいて前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、予め定義されたルールに従って前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成されること
を含む、23乃至27のうちいずれか1項に記載の装置。
29.前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を送信するように更に構成される、23に記載の装置。
30.前記処理ユニットが前記端末デバイスを使用することにより前記ターゲットオフセットパラメータを決定するように構成される前に、
前記処理ユニットは、前記端末デバイスを使用することにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように更に構成される、23乃至29のうちいずれか1項に記載の装置。
31.情報伝送装置であって、
端末デバイスを使用することにより、アップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成された処理ユニットであり、
L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成される処理ユニットと、
前記端末デバイスを使用することにより、前記アップリンク制御情報を伝送するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
32.情報伝送装置であって、
ネットワークデバイスを使用することにより、第1の情報を端末デバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1の情報は、前記端末デバイスによりリソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、ターゲットオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、トランシーバユニットを含み、
前記トランシーバユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスにより送信されたアップリンク制御情報を受信するように更に構成される、装置。
33.前記アップリンク制御情報は周波数ホッピングで伝送され、
前記第1の情報が前記端末デバイスにより前記リソースブロックインデックスを決定するために使用されることは、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第pのホップに対応する第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、pは正の整数であること、及び/又は、
前記第1の情報は、前記端末デバイスにより、前記アップリンク制御情報の周波数ホッピングによる伝送の第qのホップに対応する第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、qは正の整数であること
を含む、32に記載の装置。
34.前記ターゲットオフセットパラメータは、第1のサブオフセットパラメータ及び第2のサブオフセットパラメータを含み、前記第1のサブオフセットパラメータは、前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第2のサブオフセットパラメータは、前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される、33に記載の装置。
35.p=1且つq=2であるか、或いは、
p=2且つq=1である、33又は34に記載の装置。
36.前記第1のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数73】

X1は前記第1のリソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D1は前記第1のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第1のサブオフセットパラメータであり、
【数74】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、33乃至35のうちいずれか1項に記載の装置。
37.前記第2のリソースブロックインデックス、前記ターゲットオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数75】

X2は前記第2のリソースブロックインデックスであり、Nsizeは第1の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは前記第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記ターゲットオフセットパラメータであり、D2は前記第2のリソースブロックインデックスを決定するために使用される前記第2のサブオフセットパラメータであり、
【数76】

はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、33乃至35のうちいずれか1項に記載の装置。
38.前記第1の情報が前記ターゲットオフセットパラメータを示すことは、
前記第1の情報は第1の位置及び第2の位置を示し、前記第1の位置及び前記第2の位置は、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用され、前記第1の位置は前記第1の周波数範囲内の第yのリソースブロックインデックスの位置であり、前記第2の位置はリソースブロックインデックスがzであり且つ前記第2の周波数範囲内にあるリソースブロックの位置であり、y及びzは負でない整数であり、前記第1の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅よりも大きく、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる前記最大チャネル帯域幅以下であること、又は
前記第1の情報は前記ターゲットオフセットパラメータを含むこと、又は
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用されること、又は
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記ターゲットオフセットパラメータを決定するために使用されること
を含む、32乃至37のうちいずれか1項に記載の装置。
39.前記ターゲットオフセットパラメータの値は0未満の整数であるか、或いは、
前記ターゲットオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2、3又は4である、32乃至38のうちいずれか1項に記載の装置。
40.前記トランシーバユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するように更に構成される、32に記載の装置。
41.当該装置は処理ユニットを更に含み、
前記トランシーバユニットが前記ネットワークデバイスを使用することにより前記第1の情報を前記端末デバイスに送信するように構成される前に、
前記処理ユニットは、前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記端末デバイスに対応するサブキャリア間隔S及びアップリンク制御チャネルリソースのシンボルの数Lが第1の予め設定された条件を満たすと決定するように構成される、32乃至40のうちいずれか1項に記載の装置。
42.情報伝送装置であって、
ネットワークデバイスを使用することにより、端末デバイスによりアップリンク制御情報を送信するために使用されるシンボルの数L及び/又はサブキャリア間隔Sを決定するように構成された処理ユニットであり、
前記ネットワークデバイスを使用することにより、L及び/又はSが以下の条件、すなわち、
Lの最小値は4以上であること、
Lの最小値はSに基づいて決定されること、
Lの値は第1の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、
Lの値は第2の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること
Sの値は第3の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングなしで伝送されるか、或いは、前記アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送され、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングは必要とされないこと、又は
Sの値は第4の値の範囲内にあり、アップリンク制御チャネルは周波数ホッピングで伝送でき、周波数ホッピングによる伝送の2つの隣接するホップの間で周波数チューニングが必要とされること、
のうち少なくとも1つを満たすと決定するように更に構成された処理ユニットと、
前記ネットワークデバイスを使用することにより、前記端末デバイスにより送信された前記アップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
43.コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムが実行されたとき、装置が1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が11に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が22に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
44.コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたとき、1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法が実行されるか、或いは、
11に記載の方法が実行されるか、或いは、
12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法が実行されるか、或いは、
22に記載の方法が実行される、コンピュータプログラム製品。
45.通信装置であって、
コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、当該通信装置が1乃至10のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が11に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が12乃至21のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにするか、或いは、
当該通信装置が22に記載の方法を実行するようにする、プロセッサと
を含む通信装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-05-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
端末デバイスにより、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するステップと、
前記端末デバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するステップと
を含む方法。
【請求項2】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数77】
X1は前記リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数78】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数79】
X2は前記リソースブロックインデックスであり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、Dの値は0未満の整数であり、
【数80】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
端末デバイスにより、第1のオフセットパラメータを決定することは、
記端末デバイスにより、第1の情報に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定し、前記第1の情報は前記端末デバイスにより前記ネットワークデバイスから受信されること、又は
前記第1のオフセットパラメータが予め定義されたパラメータであること、又は
前記端末デバイスにより、予め定義されたルールに従って前記第1のオフセットパラメータを決定すること
を含む、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記端末デバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、アップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するステップは、
前記端末デバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を前記ネットワークデバイスに送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
通信方法であって、
ネットワークデバイスにより、第1の情報を端末デバイスに送信するステップであり、前記第1の情報は、リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、ステップと、
前記ネットワークデバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスからアップリンク制御情報を受信するステップと
を含む方法。
【請求項8】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数81】
X1は前記リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数82】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項に記載の方法。
【請求項9】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数83】
X2は前記リソースブロックインデックスであり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、Dの値は0未満の整数であり、
【数84】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項に記載の方法。
【請求項10】
記第1の情報は前記第1のオフセットパラメータを含むか、或いは、
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されるか、或いは、
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用される、請求項乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項乃至10のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ネットワークデバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスからアップリンク制御情報を受信するステップは、
前記ネットワークデバイスにより、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスから前記アップリンク制御情報を受信するステップを含む、請求項に記載の方法。
【請求項13】
通信装置であって、
1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を決定するように構成された処理ユニットであり、
記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数に基づいて、リソースブロックインデックスを決定するように更に構成される処理ユニットと、
前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上でアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットと
を含む装置。
【請求項14】
前記処理ユニットは、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数85】
X1は前記リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数86】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記処理ユニットは、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数の間の以下の対応関係に基づいて、前記リソースブロックインデックスを決定するように更に構成され、
【数87】
X2は前記リソースブロックインデックスであり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は当該装置によりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、Dの値は0未満の整数であり、
【数88】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項13に記載の装置。
【請求項16】
前記処理ユニットが前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されることは、
記トランシーバユニットは、前記ネットワークデバイスから第1の情報を受信するように更に構成され、
前記処理ユニットは、前記第1の情報に基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、予め定義されたパラメータに基づいて前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること、又は
前記処理ユニットは、予め定義されたルールに従って前記第1のオフセットパラメータを決定するように構成されること
を含む、請求項13乃至15のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項17】
前記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項13乃至16のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項18】
前記処理ユニットは、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで前記アップリンク制御情報を送信するように更に構成される、請求項13乃至17のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項19】
通信装置であって、
第1の情報を端末デバイスに送信するように構成されたトランシーバユニットであり、前記第1の情報は、リソースブロックインデックスを決定するために使用され、前記第1の情報は、第1のオフセットパラメータ、アップリンク制御チャネルリソースインデックス、物理リソースブロックオフセットパラメータ及び初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる初期サイクリックシフトインデックスの数を更に示す、トランシーバユニットを含み、
前記トランシーバユニットは、前記リソースブロックインデックスに関連するリソース上で、前記端末デバイスからアップリンク制御情報を受信するように更に構成される、装置。
【請求項20】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数89】
X1は前記リソースブロックインデックスであり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、
【数90】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
記リソースブロックインデックス、前記第1のオフセットパラメータ、前記アップリンク制御チャネルリソースインデックス、前記物理リソースブロックオフセットパラメータ及び前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数は、以下の対応関係を満たし、
【数91】
X2は前記リソースブロックインデックスであり、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソースは第1の周波数範囲内にあり、NBWP sizeは第2の周波数範囲に含まれるリソースブロックの数であり、前記第2の周波数範囲は前記端末デバイスによりサポートされる最大チャネル帯域幅以下であり、RBBWP offsetは前記物理リソースブロックオフセットパラメータであり、rPUCCHは前記アップリンク制御チャネルリソースインデックスであり、NCSは前記初期サイクリックシフトインデックスセットに含まれる前記初期サイクリックシフトインデックスの数であり、Dは前記第1のオフセットパラメータであり、Dの値は0未満の整数であり、
【数92】
はrPUCCH/NCSの結果の切り捨てを示す、請求項19に記載の装置。
【請求項22】
前記第1の情報は前記第1のオフセットパラメータを含むか、或いは、
前記第1の情報は予め定義されたパラメータを含み、前記予め定義されたパラメータは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用されるか、或いは、
前記第1の情報は予め定義されたルールを含み、前記予め定義されたルールは、前記第1のオフセットパラメータを決定するために使用される、請求項19乃至21のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項23】
記第1のオフセットパラメータの値はKの整数倍であり、K=2又は3である、請求項19乃至22のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項24】
前記トランシーバユニットは、前記リソースブロックインデックスに関連する前記リソース上で周波数ホッピングなしで、前記端末デバイスから前記アップリンク制御情報を受信するように更に構成される、請求項19乃至23のうちいずれか1項に記載の装置。
【請求項25】
コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムが実行されたとき、装置が請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になるか、或いは、
装置が請求項乃至12のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【請求項26】
コンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されたとき、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法が実行されるか、或いは、
請求項乃至12のうちいずれか1項に記載の方法が実行される、コンピュータプログラム。
【請求項27】
通信装置であって、
コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに記憶された前記コンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、当該通信装置が請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにするか、
当該通信装置が請求項乃至12のうちいずれか1項に記載の方法を実行するようにする、プロセッサと
を含む通信装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0387
【補正方法】削除
【補正の内容】
【国際調査報告】