(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-29
(54)【発明の名称】溶接された構成要素から作製されるドームの製造方法
(51)【国際特許分類】
G21C 13/00 20060101AFI20231121BHJP
E04H 5/02 20060101ALI20231121BHJP
E04B 1/32 20060101ALI20231121BHJP
E04G 21/14 20060101ALI20231121BHJP
【FI】
G21C13/00 755
E04H5/02 F
E04B1/32 102B
E04G21/14
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023530287
(86)(22)【出願日】2021-10-28
(85)【翻訳文提出日】2023-07-14
(86)【国際出願番号】 EP2021079906
(87)【国際公開番号】W WO2022106170
(87)【国際公開日】2022-05-27
(32)【優先日】2020-11-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522223039
【氏名又は名称】ロールス-ロイス・エスエムアール・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル・クラーク
【テーマコード(参考)】
2E174
【Fターム(参考)】
2E174AA01
2E174BA01
2E174DA24
2E174DA62
(57)【要約】
ドームを製造する方法が、複数の構成要素を用意するステップと、第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するステップとを含む。この第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するステップは、これらの構成要素の第1の表面同士が、相互間において第1の角度を成す初期位置に、第1の構成要素および第2の構成要素を位置決めするサブステップと、第1の本体部分と第2の本体部分との間に延在する材料ボリュームを溶融するサブステップであって、この材料ボリュームが、第2の表面から第1の表面にかけての厚さにおいて増大する、サブステップと、材料ボリュームを冷却および硬化することにより、第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するサブステップであって、材料ボリュームを冷却することにより、第1の表面同士の間の角度が第1の角度未満の第2の角度へと縮小され、それによりこれらの第1の表面が、ドームの中心の方向へと向き、第1の構成要素および第2の構成要素が、ドームの一部を構成する、サブステップとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドーム(2、202、302、402、502)を製造する方法であって、
複数対の構成要素からなる複数の構成要素(4、34)を用意するステップであって、前記複数対の構成要素のそれぞれが、第1の構成要素(4a、104a)および第2の構成要素(4b、104b)を備え、前記第1の構成要素(4a、104a)は、第1の表面(6、106)および前記第1の表面(6、106)の対向側に位置する第2の表面(8、108)を画定する第1の本体部分(22、122)を有し、前記第2の構成要素(4b、104b)は、第1の表面(6’、106’)および前記第1の表面(6、’106’)の対向側に位置する第2の表面(8’、108’)を画定する第2の本体部分(22’、122’)を有する、ステップと、
前記ドーム(2、202、302、402、502)の少なくとも一部を形成するように、前記複数対の構成要素のそれぞれの前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)を共に接合するステップであって、前記複数対の構成要素のそれぞれの前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)を共に接合するステップは、
前記第1の本体部分(22、122)の前記第1の表面(6、106)および前記第2の本体部分(22’、122’)の前記第1の表面(6’、106’)が、相互間において第1の角度(α)を成す初期位置に、前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)を位置決めするサブステップ、
前記第1の本体部分(22、122)と前記第2の本体部分(22’、122’)との間に延在する材料ボリューム(24、124)を溶融するサブステップであって、前記材料ボリューム(24、124)は、前記第1の本体部分(22,122)および第2の本体部分(22’,122’)の第2の表面(8、8’、108、108’)から前記第1の本体部分(22,122)および前記第2の本体部分(22’,122’)の前記第1の表面(6、6’、106、106’)にかけての厚さにおいて増大する、サブステップ、および
前記材料ボリューム(24、124)を冷却および硬化することにより、前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)を共に接合するサブステップであって、前記材料ボリューム(24、124)を冷却することにより、前記第1の本体部分(22,122)の前記第1の表面(6、106)と前記第2の本体部分(22’,122’)の前記第1の表面(6’、106’)との間の角度が前記第1の角度未満の第2の角度(β)へと縮小され、それにより前記第1の本体部分(22,122)の前記第1の表面(6、106)および前記第2の本体部分(22’,122’)の前記第1の表面(6’、106’)は、前記ドーム(2、202、302、402、502)の中心の方向へと向き、前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)は、前記ドーム(2、202、302、402、502)の一部を構成する、サブステップ
を含む、ステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記ドーム(502)の下方部分を形成する対の構成要素の前記材料ボリューム(24)は、溶加材からなり、前記ドーム(502)の上方部分を形成する対の構成要素の前記材料ボリューム(124)は、前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)から形成される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の本体部分(22、122)および前記第2の本体部分(22’、122’)の中の2つ以上のそれぞれが、スロット(18)および突出部(20)を備え、各スロット(18)が、突出部(20)を受けるように構成され、各突出部(20)が、スロット(18)により受けられるように構成される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)は、ブロック(4)またはプレートである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の構成要素(4、34)は、らせん状に配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の構成要素(4)のそれぞれが、前記複数の構成要素(4)の中の1つまたは複数の他のものに水平方向に重畳する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)は、ビーム(34)である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の構成要素(34)は、ジオデシックドーム(402)を形成する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ドーム(502)の下方部分の構成要素の対の中の前記第1の構成要素(4a)および前記第2の構成要素(4b)は、ブロック(4)またはプレートであり、前記ドーム(502)の上方部分の構成要素の対の中の前記第1の構成要素(104a)および前記第2の構成要素(104b)は、ビーム(34)である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記材料ボリューム(24)が、前記第1の本体部分(22、122)および前記第2の本体部分(22’、122’)の前記第2の表面(8、8’、108、108’)から前記第1の本体部分(22、122)および前記第2の本体部分(22’、122’)の前記第1の表面(6、6’、106、106’)にかけての厚さにおいて増大する度合いが、前記ドーム(2)のベースからの前記構成要素の対の距離に相関して増大する、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記材料ボリューム(24、124)の冷却および硬化の最中に、前記第1の本体部分(22、122)の前記第1の表面(6、106)と前記第2の本体部分(22’、122’)の前記第1の表面(6’、106’)との間の角度におけるαからβへの予測される変化を計算するステップと、
冷却後に得られる前記角度βが所要の角度に合致するように、前記第1の構成要素または前記第2の構成要素のいずれかをトリミングするステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記角度における前記変化を計算する前記ステップは、溶接プロセスの熱入力をモデリングして、前記熱入力を利用することにより、付着した溶接金属の量と結果的に得られる動的温度分布とを計算するステップを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1の構成要素(4a、104a)および前記第2の構成要素(4b、104b)を共に接合した後に、
結果的に得られた形状をスキャニングすることにより、シーケンスにおける次のプレートに必要な形状を特徴づけることによって所望の形状を形成するステップと、
次の構成要素が前回接合された構成要素に整列され、前記材料ボリュームの硬化後に正確な角度を形成するように、前記次の構成要素をトリミングするステップと
をさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
自動化されたスキャンユニットおよび溶接ユニットを使用して実施される、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ドームの製造方法と、この方法を利用して製造されるドームと、に関する。
【背景技術】
【0002】
発電所は、ドーム型の格納容器内に収容された原子炉を一般的に備える。この格納容器は、原子炉に不具合が生じた場合に原子炉によって放出される毒性物質を閉じ込めるように設計される。ドーム型容器は、ペタルから作製され、これらのペタルは、典型的には現地外において鍛造され、その後にクレーンによって定位置に配置される。かようなプロセスは、一般的に多大な時間および高額な費用を要し、現地においてかなりの空間量を必要とし、組立てのために好適な気象条件を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、ドームを製造するための改良された方法と、この方法を利用して製造されるドームとを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様によれば、ドームを製造する方法が提供される。この方法は、
複数対の構成要素からなる複数の構成要素を用意するステップであって、複数対の構成要素のそれぞれが、第1の構成要素および第2の構成要素を備え、第1の構成要素が、第1の表面および第1の表面の対向側に位置する第2の表面を画定する第1の本体部分を有し、第2の構成要素が、第1の表面および第1の表面の対向側に位置する第2の表面を画定する第2の本体部分を有する、ステップと、
ドームの少なくとも一部を形成するように、複数対の構成要素のそれぞれの第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するステップであって、複数対の構成要素のそれぞれの第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するステップは、
第1の本体の第1の表面および第2の本体部分の第1の表面が、相互間において第1の角度を成す初期位置に、第1の構成要素および第2の構成要素を位置決めするサブステップ、
第1の本体部分と第2の本体部分との間に延在する材料ボリュームを溶融するサブステップであって、材料ボリュームが、第1の本体部分および第2の本体部分の第2の表面から第1の本体部分および第2の本体部分の第1の表面にかけての厚さにおいて増大する、サブステップ、および
材料ボリュームを冷却および硬化することにより、第1の構成要素および第2の構成要素を共に接合するサブステップであって、材料ボリュームを冷却することにより、第1の本体部分の第1の表面と第2の本体部分の第1の表面との間の角度が第1の角度未満の第2の角度へと縮小され、それにより第1の本体部分の第1の表面および第2の本体部分の第1の表面が、ドームの中心の方向へと向き、第1の構成要素および第2の構成要素が、ドームの一部を構成する、サブステップ
を含む、ステップと、
を含む。
【0005】
材料ボリュームは、第1の構成要素および第2の構成要素とは異なる可溶材からなり得る。
【0006】
材料ボリュームは、第1の構成要素および第2の構成要素から形成され得る。
【0007】
ドームの下方部分を形成する対の構成要素の材料ボリュームは、溶加材からなり、ドームの上方部分を形成する対の構成要素の材料ボリュームは、第1の構成要素および第2の構成要素から形成され得る。
【0008】
第1の本体部分および第2の本体部分は、溶融されない。
【0009】
第1の本体部分および第2の本体部分の中の2つ以上のそれぞれが、スロットおよび突出部を備え得る。各スロットが、突出部を受けるように構成され、各突出部が、スロットにより受けられるように構成され得る。
【0010】
スロットの幅は、突出部の幅を超過ものであり得る。
【0011】
第1の構成要素および第2の構成要素は、ブロックまたはプレートであり得る。
【0012】
複数の構成要素は、らせん状に配置され得る。
【0013】
このらせんは、単一の起点を有し得る。
【0014】
このらせんは、複数の起点を有し得る。
【0015】
複数の構成要素のそれぞれが、複数の構成要素の中の1つまたは複数の他のものに水平方向に重畳し得る。
【0016】
第1の構成要素および第2の構成要素は、ビームであり得る。
【0017】
複数の構成要素は、ジオデシックドームを形成し得る。
【0018】
ドームの下方部分の構成要素の対の中の第1の構成要素および第2の構成要素は、ブロックまたはプレートであり得る。ドームの上方部分の構成要素の対の中の第1の構成要素および第2の構成要素は、ビームであり得る。
【0019】
材料ボリュームが、第1の本体部分および第2の本体部分の第2の表面から第1の本体部分および第2の本体部分の第1の表面にかけての厚さにおいて増大する度合いが、ドームのベースからの構成要素対の距離に相関して増大し得る。
【0020】
材料ボリュームの冷却および硬化の最中に、第1の本体部分の第1の表面と第2の本体部分の第1の表面との間の角度における予測される変化を計算するステップと、冷却後に得られる角度βが所要の角度に合致するように、第1の構成要素または第2の構成要素のいずれかをトリミングするステップとが、利用され得る。
【0021】
角度における変化を計算するステップは、溶接プロセスの熱入力をモデリングして、この熱入力を利用することにより、付着した溶接金属の量と結果的に得られる動的温度分布とを計算するステップを含み得る。
【0022】
第2の態様によれば、任意の先述の方法により製造されるドームが提供される。
【0023】
以下、添付の図面を参照として、いくつかの構成を例として説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図4】1対のブロックの中の第1のブロックおよび第2のブロックの第1の断面図である。
【
図6】第1のブロック、第2のブロック、および溶融した材料ボリュームの第2の断面図である。
【
図7】第1のブロック、第2のブロック、および硬化した材料ボリュームの第3の断面図である。
【
図8】製造の過程におけるドームの一部の斜視図である。
【
図10】第2の代替的なキーストーンの平面図である。
【
図12】製造の過程における第3の代替的なドームの一部の斜視図である。
【
図13】1対のブロックの中の代替的な第1のブロックおよび代替的な第2のブロックの第1の断面図である。
【
図14】代替的な第1のブロックおよび代替的な第2のブロックの第2の断面図である。
【
図15】代替的な第1のブロックおよび代替的な第2のブロックの第3の断面図である。
【
図19】これらのブロックのさらなる断面図である。
【
図20】ドームの自動化された組立てを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1は、ブロック4またはプレートの形態の複数の構成要素からなるドーム2を示す。ドーム2は、小型モジュール炉(SMR)などの原子炉のための格納容器である。しかし、代替的には、ドーム2は、石油化学容器、製薬容器、食品容器、もしくはエネルギー容器であってもよく、または任意の他の適切な目的のために使用されてもよい。
【0026】
図2は、ブロック4の中の1つを単独で示す。ブロック4は、直方体であり、第1の表面6(
図2には図示せず)と、第1の表面6の対向側に位置する第2の表面8と、第3の表面10と、第3の表面10の対向側に位置する第4の表面12と、第5の表面14と、第5の表面14の対向側に位置する第6の表面16とを備える。第1の表面6は、ドーム2の内方表面の一部を構成する。第2の表面8は、ドーム2の外部表面の一部を構成する。第3の表面10および第4の表面12は、側部表面である。第5の表面14および第6の表面16は、それぞれ下方表面および上方表面である。第5の表面14は、第3の表面10と第4の表面12との間に延在するスロット18(すなわちほぞ穴)を備える。第6の表面16は、角度付きフランジ20の形態の突出部(すなわちほぞまたはスタッド)を備える。この突出部は、成形または3次元プリントされたものであってもよい。スロット18の幅(すなわち第1の表面6から第2の表面8に向かう方向におけるスロット18の幅)は、フランジ20の幅(すなわち第1の表面6から第2の表面8に向かう方向におけるフランジ20の幅)よりも大きい。ブロック4は、実質的な直方体形状である。しかし、第1の表面6と第3の表面10との間に形成される角度θは、90度超である。
【0027】
図3は、第1のステップA1および第2のステップA2を含む、ドーム2を製造する方法100の流れ図を示す。第1のステップA1は、例えば
図2に示すタイプの複数のブロック4などの複数の構成要素を用意することを含む。これらの複数のブロック4は、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bの複数対のブロック4からなる。
【0028】
図4は、1対のブロックの中の第1のブロック4aおよび第2のブロック4bを示す。第1のブロック4aおよび第2のブロック4bは、
図2に示す破線に対応する面に沿った断面で示される。第1のブロック4aは、
図2に示すブロック4に対応する。第2のブロック4bは、第1のブロック4aに実質的に対応し、第1のブロック4aの特徴に対応する第2のブロック4bの特徴は、アポストロフィを付けられた同じ参照番号を使用して示される。第1のブロック4aおよび第2のブロック4bは、それらの第3の面10、10’が相互に対面する鏡像関係にある。第1のブロック4aは、第1の本体部分22を備え、第2のブロック4bは、第2の本体部分22’を備える。第1の本体部分22は、第1のブロック4aの第1の表面6および第2の表面8を画定する。第2の本体部分22’は、第2のブロック4bの第1の表面6’および第2の表面8’を画定する。
【0029】
図3に戻り参照すると、第2のステップA2は、複数対のブロック4a、4bのそれぞれの第1のブロック4aと第2のブロック4bを共に接合することにより、ドーム2の少なくとも一部を形成することを含む。
【0030】
図5は、第1のサブステップB1、第2のサブステップB2、および第3のサブステップB3を含む、ステップA2のサブステップの流れ図である。第1のサブステップB1は、第1の本体部分22の第1の表面6および第2の本体部分22’の第1の表面6’が共通する方向を向き、相互間に第1の角度αを成す第1の相対位置に、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bを位置決めすることを含む。かかる構成は、
図4に示され、第1の本体部分22の第1の表面6および第2の本体部分22’の第1の表面6’は、相互間に180度の第1の角度αを成す。これらのブロック4(例えば第1のブロック4aおよび第2のブロック4b)は、クレーンおよび/またはウィンチを利用して定位置に位置決めされ得る。
【0031】
第2のサブステップB2は、第1の本体部分22と第2の本体部分22’との間に延在する材料ボリューム24を溶融することを含む。この材料ボリューム24は、溶接のために使用される溶加材または消耗材などであってもよい。第1の本体部分22および第2の本体部分22’は、溶融されない。
【0032】
材料ボリューム24は、第1の本体部分22および第2の本体部分22’の第2の表面8、8’から第1の本体部分22および第2の本体部分22’の第1の表面6、6’にかけての厚さにおいて増大する。したがって、材料ボリューム24は、ウェッジ形状となる。
図6に、結果として得られる構成を示す。材料ボリューム24は、溶融状態に留まり、第1の本体部分22の第1の表面6および第2の本体部分22’の第1の表面6’は、相互間に180度の第1の角度αを成した状態に留まる。
【0033】
第3のサブステップB3は、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bを共に接合するための材料ボリューム24の冷却および固化を含む。材料ボリューム24は、熱膨張により冷却の最中にサイズが縮小する。材料ボリューム24が第2の表面8、8’から第1の表面6、6’にかけての厚さにおいて増大することにより、この冷却プロセスの最中における材料ボリューム24のサイズの縮小度合いは、第2の表面8、8’から第1の表面6、6’にかけて大きくなる。材料ボリューム24の冷却により生じるサイズのこの不均一な縮小により、第1の本体部分22の第1の表面6と第2の本体部分22’の第1の表面6’との間の角度は、第1の角度α未満である第2の角度βにまで縮小され、それにより第1の本体部分22の第1の表面6および第2の本体部分22’の第1の表面6’は、ドーム2の内方表面の一部を構成し、ドームの中心(すなわちドームの中心点または軸)の方向へと向くまたは実質的にドームの中心の方向へと向く。
【0034】
結果的に得られる構成を
図7に示す。ここでは、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bは、共に溶接されている。この溶接は、多層溶接技術を利用して実現され得る。図示しないが、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bは、例えばブロック4におけるそれぞれ異なる軸におけるボルト締めまたはピン留めを可能にするための穴などの特徴部を有するように、機械加工されてもよい。これらのブロック4および溶接部は、熱処理され得る。その後、接合部は、例えば回転テーパ摩擦溶接などの第2の溶接プロセスにより使用され得る。
【0035】
図8は、製造の過程におけるドーム2を示す。この製造プロセスの最中に、複数対のブロック4は、ドーム2の下方部分がドーム2の上方部分の製造を支持し得るように、逐次的に共に接合される。ブロック4のスロット18は、製造プロセスの最中に追加的な支持与えるために、隣接するブロック4のフランジ20を受ける。スロット18がフランジ20よりも幅広であるため、ブロック4同士は、サブステップB3の最中に材料ボリューム24が冷却するときに、相互に対して移動することができる。
【0036】
単一のブロック4が、複数対のブロック4の一部を構成し得ることが理解されよう。例えば、
図8に示すブロック4aおよびブロック4bは、1対のブロックを形成する。しかし、ブロック4aおよびブロック4cもまた、1対のブロックを形成し、ブロック4bおよびブロック4dもまた、1対のブロックを形成する。他の例としては、ブロック4xおよびブロック4wが、1対のブロックを形成し、ブロック4xおよびブロック4vが、1対のブロックを形成し、ブロック4xおよびブロック4yが、1対のブロックを形成し、ブロック4yおよびブロック4vが、1対のブロックを形成し、ブロック4yおよびブロック4zが、1対のブロックを形成する。各ブロックは、各隣接し合うブロックからなる1対という限りにおいて、複数対のブロックの一部を構成し得る。したがって、上述のタイプの接合は、あるブロックと複数の他のブロックとの間において、複数のそれらの表面10、12、14、16を介してなされ得る。
図8に示す構成では、ブロック4は、らせん状に配置される。このらせんは、ブロック4yにより形成される単一の起点を有する単一のらせんである。
【0037】
ドーム2の直径は、ドーム2のベースにおいて最大となり、高くなるにつれて縮小する。したがって、第1の本体部分22と第2の本体部分22’との間の角度は、ドーム2のベースからの第1の本体部分22および第2の本体部分22’の距離に相関して増大する。これは、ドーム2のベースからの距離に基づきブロック4のジオメトリを変化させることによって実現され得る。例えば、第1のサブステップB1の最中に、対のブロック4a、4bの第1の角度αは、ドーム2のベースにおいて最大となり、ドーム2のベースから離れる方向に向かって縮小してもよい。第1の表面6と第3の表面10との間に形成される角度θは、ドーム2のベースにおいて最小となり、ドーム2のベースから離れる方向に向かって増大し得る。第2の表面8、8’から第1の表面6、6’にかけての材料ボリューム24の厚さの増大度合いは、ドーム2のベースにて最小となり、ドーム2のベースから離れる方向に向かって増大し得る。
【0038】
ドーム2の下方領域において、ブロック4は実質的に鉛直方向に配置され、ドーム2のより高い領域においては、ブロック4は実質的に水平方向に配置される。
図1に示す構成では、ブロック4は単層で配置される。ブロック4と同一材料から形成されブロック4に対して溶接され得る要石30(すなわちキャップまたはディッシュ)が、ドーム2を閉じるために使用される。要石30は、ドーム2上の中心に位置するように図示されるが、代替的には中心から外れた位置に配置されてもよい。
【0039】
図9は、代替的な第1のドーム102の平面図である。代替的な第1のドーム102のブロック4は、自己支持的に水平方向に重畳され、それにより足場およびクレーンペイロードの必要性が軽減される。他のブロック4の下方に配設されるブロック4の部分は、仮想線で示される。代替的な第1の要石130が、代替的な第1のドーム102の頂部を閉じるために使用される。
図9に示す構成では、代替的な第1の要石130は、7角形である。
【0040】
図10は、代替的な第2の要石230を示す。この代替的な第2の要石230は、7角形であり、溶接ライン232に沿って共に溶接された別個のプレートセグメントから形成される。代替的な第2の要石230は、プリズム状構造体である。代替的な構成では、要石は、ドーム構造を閉じるために適した任意の形状であってもよい。例えば、要石は、不規則形状であってもよい。これらの代替形状のいずれにおいても、要石は、単一ピースとして作製されてもまたは複数のセグメントから作製されてもよい。複数のセグメントから作製される場合には、これらのセグメントは、工場にて共に溶接され、その後現地へ送達され得る。
【0041】
図11は、代替的な第2のドーム202の平面図である。代替的な第2のドーム202の構成要素4は、ペタルの形態であり、これらのペタルは、代替的な第2のドーム202の頂部に向かって幅が縮小するため、水平方向には重畳しない。これらのペタルは、その形状のより大幅な変更を可能にするために、現地でのトリミングが可能である。
【0042】
図12は、製造の過程における代替的な第3のドーム302を示す。この代替的な第3のドーム302のブロックは、複数の起点を有する多重らせんで配置される。これにより、複数の溶接が同時に実施され得る。
図12の代替的な第3のドーム302の複数の起点の中の4つが、例として参照番号4p、4q、4r、および4sを用いて示される。
【0043】
図13は、ブロック対の代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bを示す。これらの代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bは、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bにほぼ対応し、それらの特徴部は、100を加算した対応する参照数字を使用して示される。しかし、第1の表面106、106’と第3の表面110、110’との間に形成される角度は、約90度である。代替的な第1のブロック104aは、第1の本体部分122および第1の連結部分126を備える。同様に、代替的な第2のブロック104bは、第2の本体部分122’および第2の連結部分126’を備える。
【0044】
第1の連結部分126は、代替的な第1のブロック104aの第3の表面110を画定する。第2の連結部分126’は、代替的な第2のブロック104bの第3の表面110’を画定する。代替的な第1のブロック104aの第1の表面106と、第1の本体部分122と第1の連結部分126との間の境界面128との間に形成される角度θは、90度超である。同様に、代替的な第2のブロック104bの第1の表面106’と、第2の本体部分122と第2の連結部分126’との間の境界面128’との間に形成される角度θは、90度超である。代替的な第1のブロック104aの第1の本体部分122および第1の連結部分126は、一体である。同様に、代替的な第2のブロック104bの第2の本体部分122’および第2の連結部分126’は、一体である。
【0045】
先述の方法100と実質的に同等の方法が、代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bからなる複数対のブロック4を使用したドーム2の製造のために利用される。ステップB1の後で、代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bは、
図14に示すように配置される。
【0046】
代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bの第1の連結部分126および第2の連結部分126’は、第1の本体部分122と第2の本体部分122’との間に延在する材料ボリューム124を共に形成する。この材料ボリューム124は、第1の本体部分122および第2の本体部分122’の第2の表面108、108’から第1の本体部分122および第2の本体部分122’の第1の表面106、106’にかけての厚さにおいて増大する。したがって、材料ボリューム124はウェッジ形状である。先述の方法と同様に、ドーム2の製造方法の第2のサブステップB2は、材料ボリューム124を溶融することを含む。
図15に、結果として得られる構成を示す。材料ボリューム124は、溶融された状態に留まり、第1の本体部分122の第1の表面106および第2の本体部分122’の第1の表面106’は、相互間に180度の第1の角度αを成した状態に留まる。
【0047】
代替的な第1のブロック104aおよび代替的な第2のブロック104bからなる複数対のブロック4を使用したドーム2の製造方法の第3のサブステップB3は、第1のブロック4aおよび第2のブロック4bからなる複数対のブロック4を使用したドーム2の製造方法の第3のサブステップB3に対応し、結果として
図7に示すような構成になる。この構成において、第1の本体部分122の第1の表面106と第2の本体部分122’の第1の表面106’との間の角度は、第1の角度α未満である第2の角度βにまで縮小されて、第1の本体部分122の第1の表面106および第2の本体部分122’の第1の表面106’は、ドーム2の内方表面の一部を構成する。
【0048】
図7および
図13~
図15を参照として説明されるプロセスは、電気ビーム溶接プロセスまたはエネルギービーム溶接プロセスであってもよい。ドームの下方構成要素は、
図7および
図13~
図15を参照として説明されるプロセスを利用して接合されてもよく、ドームの上方構成要素は、
図4、
図6、および
図7を参照として説明されるプロセスを利用して接合されてもよい。いくつかの接合部は、回転テーパ摩擦溶接を利用して形成されてもよい。
【0049】
ドームを形成する複数の構成要素がブロック4であると説明したが、これらの構成要素は、代替的にはビーム34であってもよい。複数のビーム34が、第1のビームおよび第2のビームからなる複数対のビーム34からなり、
図3および
図5を参照として説明された方法を利用してドームを製造するために使用されてもよい。これらのビーム34は、
図16に示すものなどの代替的な第4のドーム402を形成し得る。代替的な第4のドーム402は、ジオデシックドームである。代替的な第4のドーム402は、上下反転した状態で(すなわち代替的な第4のドーム402の凹部側が上方を向いた状態で)溶接され、熱処理され、次いで組立てのために最終配向へと反転され得る。
【0050】
ビーム34間に形成される間隙は、三角形プレート36により覆われ得る。
図16では、5つのプレート36のみが示されるが、ビーム34間に形成されるすべての間隙が三角形プレート36により覆われて、連続構造またはスキンを形成してもよい。これらのプレート36は、平坦状であってもよく、または湾曲状であってもよい。湾曲状プレートは、
図3~
図7を参照として説明される方法を利用して平坦状プレートから形成され得る。複数のビーム34からなるドームのセグメントが、別個に製造され、その後に共に溶接されて、好都合な場所での溶接を可能にしてもよい。製造されたセグメントは、フープ状に構成された複数のビーム34の形態であってもよく、これらのフープが鉛直方向に積層されることによってドームが形成される。
【0051】
図17は、代替的な第5のドーム502を示す。代替的な第5のドーム502の下方部分の複数の構成要素は、ブロック4であるが、代替的な第5のドーム502の上方部分の複数の構成要素は、ビーム34である。代替的な第5のドーム502の下方部分は、
図1および
図12を参照として説明したドーム2または代替的な第3のドーム302の下方部分に対応するものであってもよい。代替的な第5のドーム502の上方部分は、代替的な第4のドーム402の上方部分に対応するものであってもよい。
【0052】
図18は、ドームの製造中に、要石30を定位置に支持するために使用され得るトラスの形態の支持体38を示す。支持体38は、ドーム内に配設されるフレームからなり得る。支持体38がドーム2の下方部分の内部に対して作用することにより、水平方向推力が抑制される。代替的には、水平方向推力は、管状シェルに対するブラケット、インターロックビームのリングによる機械的拘束、または複数の高張力鋼線コイルによって抑制され得る。ドームの製造が完了すると、支持体38は解体され得る。
【0053】
ブロック4は、実質的に直方体形状を有すると説明したが、第1の表面6および第2の表面8は、ブロックが
図19に示すような平行四辺形断面を有するように、平行であるが第5の表面14および第6の表面16に対して非直角に配置されてもよい。
【0054】
代替的な構成では、種々の径を有する複数のドームが、上述の方法を利用して製造され得る。内方ドームが、外方ドームの構造を支持するために使用されてもよい。
【0055】
ドームの内方表面は、具体的には、複数の構成要素により形成されたドームの内方表面を指す点が理解されよう。追加的な本体が、複数の構成要素により形成されたドームの内方表面内に配設されてもよいことが理解されよう。したがって、ドームの内方表面は、必ずしもドームの最内表面であるとは限らない。
【0056】
例えば本体部分122などの第1の構成要素と例えば本体部分122’などの第2の構成要素との間の角度におけるαからβへの変化を計算することにより、材料ボリューム(24、124)の冷却および硬化の最中にこの角度が第1の角度α未満の第2の角度βにまで縮小される度合いを予測するために、モデルが使用される。このモデルは、所与の溶接準備に関する各一連のパスからの熱収縮を計算することによって機能する。この熱収縮は、溶接プロセスの熱入力(吸収されるエネルギーおよび移動速度)をモデリングすることによって計算され、この熱入力を利用することにより、付着した溶接金属の量と結果的に得られる動的温度分布とが計算される。温度場は、各一連の溶接ごとの塑性ひずみ分布および弾性ひずみ分布を予測するために、相変化、制約、および材料強度特性に関するデータを含む力学モデルを温度で特徴づけるために使用され得る。
【0057】
上述の方法を利用した提案される組立てシーケンスは、以下のとおりである。
図20を参照されたい。例えば鋼セグメントなどの構成要素が、整列され、管理された保護環境内において正確な形状へと自動的に溶接される。
図20Aを参照されたい。この溶接は、複数のパスであってもよい。エッジプロファイルに関する切断部の精度により、複数のフィリングパスによって対応される必要のある最適バリエーションが限定される。溶接されることとなる切断エッジは、本明細書における図に示すようにプレート同士を同一平面内に整列させるために切断または設定される必要はなく、ある角度が、形成され、冷却後の角度変化が、溶接の冷却時に設計全体に関する所要角度が実現されるように、接合されるべきエッジの切断角度を判定するためにモデリングされる。
【0058】
例えば現地に送達された鋼セグメント4は、質量および運搬車寸法によって制限される。これらの鋼セグメント4の形状は、正方形でなくてもよく、または矩形でなくてもよい。
図20Bでは、各セクションを定位置に溶接した後に(ジオデシックらせんが1つの可能な形態である)、結果的に得られた形状がスキャナ2000によりスキャニングされて、シーケンスにおける次のプレートに必要な形状を特徴づけることによってこの形状が形成される。適合トリミングを利用することにより、次のセグメントが前回溶接されたピースに整列され、溶接の硬化後に正確な角度を成すことが確保される。ストロングバック特徴物2003が使用されてもよく、これらは、溶接製造シーケンスにおいてセクションを位置指定し拘束する。
【0059】
任意には位置決め補助物および既成品のストロングバック(仮補強材)により補助された、適合トリミングによって、センサを有する遠隔制御トラクタユニットを利用した溶接の自動化が可能になる。準備、位置決め、溶接、スキャニング、およびストロングバック除去は、進捗状況を通信する半自動移動ユニットを用いて実施することが可能である。
図20Cを参照。2つのユニットが必要とされてもよく、前方ユニット2001は、配置されたセグメントの接合部のスキャニングを行い、後方ユニット2002は、溶接、検査、およびストロングバックの除去を行う。
【0060】
適合トリミングにより、一部のファイバレーザ溶接が可能になり、これは、時間を短縮させ、現地における高圧ケーブルの必要性を限定させる。公差がより厳格であることにより、遠隔自動制御に適した幅狭のより均一な接合部が得られる。溶接パス数を削減することにより、溶接時間が短縮される。
【0061】
このアプローチをフレームのスキャニングおよび使用と組み合わせることにより、充填すべき間隙数を実質的に削減することが可能となり、これにより必要となる溶加材の量が削減され、それによってコストが削減されるが(パスの減少、付着材料の減少)、ひずみ度合いが軽減されるため、ひずみの予測が助長される。
【0062】
上記の方法により、最小限の空間を必要とする比較的迅速かつ安価な様式で、ドーム型容器などのドーム状構造物を現地で構築することが可能となる。
【0063】
ドーム2は、発電所原子炉用のドームであってもよい。代替的には、このドームは、例えば圧縮ガスを貯蔵するためのドーム、ヒートリザーバ、橋梁、船舶、または建築用組立物などの、任意の適切なドームであってもよい。このドームは、例えば水素などのガスの貯蔵のために使用されてもよい。ガス貯蔵は、通常の動作条件下において実施され得る。代替的には、このドームは、ドーム内に収容された構造体から漏出するガスを貯蔵する(すなわち閉じ込める)ためのものであってもよい。
【符号の説明】
【0064】
2 ドーム
4 ブロック、鋼セグメント、構成要素
4a 第1のブロック
4b 第2のブロック
4c ブロック
4d ブロック
4p 第3のドーム302の起点
4q 第3のドーム302の起点
4r 第3のドーム302の起点
4s 第3のドーム302の起点
4v ブロック
4w ブロック
4x ブロック
4y ブロック
4z ブロック
6 第1の表面
6’ 第1の表面
8 第2の表面
8’ 第2の表面
10 第3の表面
12 第4の表面
14 第5の表面
16 第6の表面
18 スロット
20 角度付きフランジ
22 第1の本体部分
22’ 第2の本体部分
24 材料ボリューム
30 要石
34 ビーム
36 三角形プレート
38 支持体
102 第1のドーム
104a 第1のブロック
104b 第2のブロック
106 第1の表面
106’ 第1の表面
108 第2の表面
108’ 第2の表面
110 第3の表面
110’ 第3の表面
122 第1の本体部分
122’ 第2の本体部分
124 材料ボリューム
126 第1の連結部分
126’ 第2の連結部分
128 境界面
128’ 境界面
130 第1の要石
202 第2のドーム
230 第2の要石
232 溶接ライン
302 第3のドーム
402 第4のドーム
502 第5のドーム
2000 スキャナ
2001 前方ユニット
2002 後方ユニット
2003 ストロングバック特徴物
【国際調査報告】