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特表2023-551133ニードル状発熱体及びエアロゾル発生装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-07
(54)【発明の名称】ニードル状発熱体及びエアロゾル発生装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/46 20200101AFI20231130BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20231130BHJP
   H05B 3/14 20060101ALI20231130BHJP
【FI】
A24F40/46
A24F40/51
H05B3/14 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023528539
(86)(22)【出願日】2020-12-07
(85)【翻訳文提出日】2023-05-12
(86)【国際出願番号】 CN2020134299
(87)【国際公開番号】W WO2022120526
(87)【国際公開日】2022-06-16
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517419906
【氏名又は名称】深▲せん▼麦克韋爾科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SMOORE TECHNOLOGY LIMITED
【住所又は居所原語表記】16#, Dongcai Industrial Park, Gushu Town, Xixiang Street, Baoan District, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】李沛
(72)【発明者】
【氏名】蒋振龍
(72)【発明者】
【氏名】李小平
【テーマコード(参考)】
3K092
4B162
【Fターム(参考)】
3K092PP20
3K092QB02
3K092QB21
3K092QB62
3K092VV01
4B162AA03
4B162AA05
4B162AA22
4B162AB01
4B162AB12
4B162AC22
4B162AC34
4B162AC50
4B162AD06
(57)【要約】
ニードル状発熱体(1)及びエアロゾル発生装置において、発熱体(1)は、導電可能な外部管(11)と、外部管(11)内に設置される発熱回路(15)及び温度測定回路を含み、発熱回路(15)及び温度測定回路の一極はいずれも外部管(11)に導電的に接続される。発熱回路(15)と温度測定回路が一極を共用することで、発熱体(1)に必要な電極リード線の数を減らすことができる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電可能な外部管(11)と、前記外部管(11)内に設置される発熱回路(15)及び温度測定回路を含み、前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路の一極はいずれも前記外部管(11)に導電的に接続されることを特徴とするニードル状発熱体。
【請求項2】
前記発熱回路(15)は金属PTC材料を用いて製造されることを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項3】
前記発熱回路(15)の抵抗温度係数は1500~3500ppmの間であることを特徴とする請求項2に記載の発熱体。
【請求項4】
前記温度測定回路は金属PTC材料を用いて製造され、或いは、前記温度測定回路は熱電対構造を採用することを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項5】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)に導電的に接続される第1電極リード線(17)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項6】
前記第1電極リード線(17)は前記外部管(11)の底部の外側に溶接されることを特徴とする請求項5に記載の発熱体。
【請求項7】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)の先端部に嵌設されるニードル(12)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項8】
前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路の一極は、いずれも前記ニードル(12)と前記外部管(11)の間に圧着されることで前記外部管(11)と導通することを特徴とする請求項7に記載の発熱体。
【請求項9】
前記ニードル(12)は、前記外部管(11)内に嵌設される柱状の嵌入部(122)と、前記嵌入部(122)の上方に接続される錐状の導入部(121)を含むことを特徴とする請求項7に記載の発熱体。
【請求項10】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)内に設置される絶縁ロッド(14)を含み、前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路は前記絶縁ロッド(14)の外側に巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項11】
前記発熱回路(15)は前記温度測定回路の外層に設置されることを特徴とする請求項10に記載の発熱体。
【請求項12】
前記発熱回路(15)と前記温度測定回路の間には、浸漬又はスプレーコートにより絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の発熱体。
【請求項13】
前記発熱体は、更に、前記発熱回路(15)の他極に導電的に接続される第2電極リード線(18)と、前記温度測定回路の他極に導電的に接続される第3電極リード線(19)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項14】
前記外部管(11)の材質は、耐熱合金又は金属材料であることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項15】
前記外部管(11)の内部には耐高温の絶縁材が充填されており、外部にはセラミックスコーティング層がコーティングされていることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項16】
前記発熱体はベース(13)を更に含み、前記外部管(11)の下端は前記ベース(13)に挿設されることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項17】
前記ベース(13)はセラミックス材質であることを特徴とする請求項16に記載の発熱体。
【請求項18】
前記外部管(11)の下端は、セラミックス塗料を通じて前記ベース(13)に溶接されることを特徴とする請求項16に記載の発熱体。
【請求項19】
請求項1~18のいずれか1項に記載の発熱体を含むことを特徴とするエアロゾル発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化の分野に関し、より具体的には、ニードル状発熱体及びエアロゾル発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
非燃焼・加熱式電子タバコとは、低温加熱式喫煙具とも称され、低温の非燃焼・加熱方式でタバコ葉等のエアロゾル発生基質を加熱して吸入可能なベイパーを形成するエアロゾル発生装置のことである。非燃焼・加熱式電子タバコは、主に、発熱体の通電後に温度を正確に制御してタバコ葉を加熱することで、低温条件でタバコ葉中のタバコ葉抽出物を迅速に放出可能とする。
【0003】
通常、従来のニードル状発熱体は、通電による発熱後にエアロゾル発生基質を加熱するための発熱回路と、温度を測定するための温度測定回路を含む。一般的に、発熱体の電極リード線は複数存在し、電極リード線が多いか、電極リード線間の距離が小さい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来技術における上記の欠点に対し、必要な電極リード線の数が少ないニードル状発熱体と、当該ニードル状発熱体を有するエアロゾル発生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下の通りである。
【0006】
導電可能な外部管と、前記外部管内に設置される発熱回路及び温度測定回路を含み、前記発熱回路及び前記温度測定回路の一極がいずれも前記外部管に導電的に接続されるニードル状発熱体を構成する。
【0007】
いくつかの実施例において、前記発熱回路は金属PTC材料を用いて製造される。
【0008】
いくつかの実施例において、前記発熱回路の抵抗温度係数は1500~3500ppmの間である。
【0009】
いくつかの実施例において、前記温度測定回路は金属PTC材料を用いて製造され、或いは、前記温度測定回路は熱電対構造を採用する。
【0010】
いくつかの実施例において、前記発熱体は、更に、前記外部管に導電的に接続される第1電極リード線を含む。
【0011】
いくつかの実施例において、前記第1電極リード線は前記外部管の底部の外側に溶接される。
【0012】
いくつかの実施例において、前記発熱体は、更に、前記外部管の先端部に嵌設されるニードルを含む。
【0013】
いくつかの実施例において、前記発熱回路及び前記温度測定回路の一極は、いずれも前記ニードルと前記外部管の間に圧着されることで前記外部管と導通する。
【0014】
いくつかの実施例において、前記ニードルは、前記外部管内に嵌設される柱状の嵌入部と、前記嵌入部の上方に接続される錐状の導入部を含む。
【0015】
いくつかの実施例において、前記発熱体は、更に、前記外部管内に設置される絶縁ロッドを含み、前記発熱回路及び前記温度測定回路は前記絶縁ロッドの外側に巻き付けられる。
【0016】
いくつかの実施例において、前記発熱回路は前記温度測定回路の外層に設置される。
【0017】
いくつかの実施例において、前記発熱回路と前記温度測定回路の間には、浸漬又はスプレーコートにより絶縁層が形成されている。
【0018】
いくつかの実施例において、前記発熱体は、更に、前記発熱回路の他極に導電的に接続される第2電極リード線と、前記温度測定回路の他極に導電的に接続される第3電極リード線を含む。
【0019】
いくつかの実施例において、前記外部管の材質は耐熱合金又は金属材料である。
【0020】
いくつかの実施例において、前記外部管の内部には耐高温の絶縁材が充填されており、外部にはセラミックスコーティング層がコーティングされている。
【0021】
いくつかの実施例において、前記発熱体はベースを更に含み、前記外部管の下端は前記ベースに挿設される。
【0022】
いくつかの実施例において、前記ベースはセラミックス材質である。
【0023】
いくつかの実施例において、前記外部管の下端は、セラミックス塗料を通じて前記ベースに溶接される。
【0024】
本発明は、更に、上記いずれかで述べた発熱体を含むエアロゾル発生装置を提供する。
【発明の効果】
【0025】
本発明を実施することで、少なくとも以下の有益な効果を有する。即ち、発熱回路及び温度測定回路の一極はいずれも外部管と導通する。発熱回路と温度測定回路が一極を共用することで、発熱体に必要な電極リード線の数を減らすことができる。
【0026】
以下に、図面と実施例を組み合わせて、本発明につき更に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本発明のいくつかの実施例における発熱体の立体構造の概略図である。
図2図1に示す発熱体の断面構造の概略図である。
図3図1に示す発熱体の分解構造の概略図である。
図4】本発明のいくつかの実施例におけるエアロゾル発生装置の立体構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明の技術的特徴、目的及び効果がより明瞭に理解されるよう、図面を参照して本発明の具体的実施形態につき詳細に説明する。
【0029】
図1図3に示すように、本発明のいくつかの実施例におけるニードル状発熱体1は、導電可能な外部管11と、外部管11の先端部に嵌設されるニードル12と、外部管11内に縦方向に設置される絶縁ロッド14と、外部管11内に設置されており、且つ一極が外部管11に導電的に接続される発熱回路15及び温度測定回路と、外部管11に導電的に接続される第1電極リード線17と、発熱回路15の他極に導電的に接続される第2電極リード線18と、温度測定回路の他極に導電的に接続される第3電極リード線19と、外部管11の底部に設置されるベース13を含み得る。発熱回路15及び温度測定回路の一極は、外部管11と導通することで第1電極リード線17と導通する。発熱回路15と温度測定回路が一極を共用することで、発熱体の電極リード線の数が減少する。また、第1電極リード線17は、外部管11から引き出されるため、各電極リード線間の距離を増大させられる。
【0030】
絶縁ロッド14は、耐高温の絶縁材料を用いて製造可能であり、例えば、耐高温の絶縁セラミックス材料を用いて製造される。絶縁ロッド14は、略長尺円柱状をなせばよく、且つ、上から下へ順に接続される第1区間141、第2区間142、第3区間143を含み得る。第2区間142の直径は、第1区間141及び第3区間143の直径よりも大きく、外部管11の内径よりも小さい。第1区間141は、ニードル12内にしっかりと嵌設することで固定可能である。また、第1区間141と第2区間142の間に形成される段差面はニードル12の底面に当接可能である。また、第3区間143はベース13内にしっかりと嵌設することで固定可能である。
【0031】
発熱回路15及び温度測定回路は、軸方向に沿って螺旋状に第2区間142の外側に巻き付け可能である。発熱回路15の役割は、通電による発熱後にエアロゾル発生基質を加熱することであり、金属PTC(Positive Temperature Coefficient,正温度係数)材料を用いて製造可能である。当該材料は、温度の上昇に伴って電気抵抗が上昇傾向となる。ユーザの要求に応じて、発熱回路15の抵抗温度係数は1500~3500ppmの間で選択可能である。温度測定回路は、金属PTC材料を用いて製造してもよいし、熱電対構造を採用してもよい。
【0032】
発熱回路15と温度測定回路には層間構造を採用可能である。具体的に、温度測定回路は内層に位置し、発熱回路15は外層に位置する。製造時には、まず、温度測定回路を絶縁ロッド14に巻き付けて固定し、浸漬又はスプレーコートにより絶縁層を形成する。そして、焼結により硬化したあと発熱回路15を巻き付け、最後に、先端部のニードル12及び底部のベース13を固定する。発熱回路15の下端に溶接されて導通する第2電極リード線18と、温度測定回路の下端に溶接されて導通する第3電極リード線19は、絶縁ロッド14に従って引き出される。
【0033】
ニードル12は、耐熱合金又は金属材料(例えば、ステンレス等)を用いて製造可能である。いくつかの実施例において、ニードル12は、上部に位置する導入部121と、下部に位置する嵌入部122を含み得る。エアロゾル発生基質に挿入しやすいよう、導入部121は円錐状をなしている。導入部121の大径端の直径は、外部管11の外径と一致しており、且つ嵌入部122の外径よりも大きい。嵌入部122は、円柱状をなしており、外部管11内にしっかりと嵌設される。また、導入部121と嵌入部122の間に形成される段差面は、外部管11の上端面にしっかりと当接する。発熱回路15及び温度測定回路の上端は、ニードル12の導入部121と外部管11により圧着されることで、外部管11と導通し、更には第1電極リード線17と導通する。第1電極リード線17は、外部管11の底部の外側面に溶接されることで、外部管11と導通する。
【0034】
外部管11は円管状をなしており、耐熱合金又は金属材料(例えば、ステンレス等)を用いて製造可能である。外部管11の内部には耐高温の絶縁材が充填されており、外部にはセラミックスコーティング層がコーティングされている。ベース13は、セラミックス構造部材とすることができ、セラミックス塗料を通じて外部管11に溶接可能である。ベース13の天井面には、装着スロット130が下方に窪むよう形成されており、外部管11が装着スロット130内に嵌設される。外部管11の底面は、装着スロット130のスロット底面に当接可能である。また、ベース13の底面には、装着スロット130と連通する電極孔131が上方に窪むよう形成されている。電極孔131は少なくとも3つ存在し、それぞれ、第1電極リード線17、第2電極リード線18、第3電極リード線19が挿通される。
【0035】
図4に示すように、本発明のいくつかの実施例におけるエアロゾル発生装置は、略四角柱状をなし得るとともに、ハウジング2と、ハウジング2内に設置される発熱体1と、ハウジング2内に設置されて発熱体1に電気的に接続されるバッテリを含む。エアロゾル発生基質3は、ハウジング2の先端部からハウジング2内に挿入可能である。発熱体1の上端は、エアロゾル発生基質3内に挿入され、通電による昇温後にエアロゾル発生基質3をベーキング加熱することで、ユーザが吸入可能なベイパーを形成する。理解し得るように、前記エアロゾル発生装置は、四角柱状に限らず、円柱状等のその他の形状をなしてもよい。
【0036】
発熱体1の第1電極リード線17をバッテリの正極に電気的に接続し、発熱体1の第2電極リード線18、第3電極リード線19をバッテリの負極に電気的に接続してもよいし、発熱体1の第1電極リード線17をバッテリの負極に電気的に接続し、発熱体1の第2電極リード線18、第3電極リード線19をバッテリの正極に電気的に接続してもよい。
【0037】
理解し得るように、上記の各技術的特徴は、制限なく任意に組み合わせて使用することが可能である。
【0038】
以上の実施例は本発明の好ましい実施形態を示したにすぎず、比較的具体的且つ詳細に記載したが、これにより本発明の権利範囲が制限されると解釈すべきではない。指摘すべき点として、当業者であれば、本発明の構想を逸脱しないことを前提に、上記の技術的特性を自由に組み合わせることも、若干の変形及び改良を行うことも可能であり、これらはいずれも本発明の保護の範囲に属する。従って、本発明の請求項の範囲で行われる等価の変形及び補足は、いずれも本発明の請求項がカバーする範囲に属するものとする。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-06-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電可能な外部管(11)と、前記外部管(11)内に設置される発熱回路(15)及び温度測定回路を含み、前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路の一極はいずれも前記外部管(11)に導電的に接続されることを特徴とするニードル状発熱体。
【請求項2】
前記発熱回路(15)は金属PTC材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項3】
前記発熱回路(15)の抵抗温度係数は1500~3500ppmの間であることを特徴とする請求項2に記載の発熱体。
【請求項4】
前記温度測定回路は金属PTC材料を含み、或いは、前記温度測定回路は熱電対構造を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項5】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)に導電的に接続される第1電極リード線(17)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項6】
前記第1電極リード線(17)は前記外部管(11)の底部の外側に溶接されることを特徴とする請求項5に記載の発熱体。
【請求項7】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)の先端部に嵌設されるニードル(12)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項8】
前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路の一極は、いずれも前記ニードル(12)と前記外部管(11)の間に圧着されることで前記外部管(11)と導通することを特徴とする請求項7に記載の発熱体。
【請求項9】
前記ニードル(12)は、前記外部管(11)内に嵌設される柱状の嵌入部(122)と、前記嵌入部(122)の上方に接続される錐状の導入部(121)を含むことを特徴とする請求項7に記載の発熱体。
【請求項10】
前記発熱体は、更に、前記外部管(11)内に設置される絶縁ロッド(14)を含み、前記発熱回路(15)及び前記温度測定回路は前記絶縁ロッド(14)の外側に巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項11】
前記発熱回路(15)は前記温度測定回路の外層に設置されることを特徴とする請求項10に記載の発熱体。
【請求項12】
前記発熱回路(15)と前記温度測定回路の間には、浸漬又はスプレーコートにより絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の発熱体。
【請求項13】
前記発熱体は、更に、前記発熱回路(15)の他極に導電的に接続される第2電極リード線(18)と、前記温度測定回路の他極に導電的に接続される第3電極リード線(19)を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱体。
【請求項14】
前記外部管(11)の材質は、耐熱合金又は金属材料であることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項15】
前記外部管(11)の内部には耐高温の絶縁材が充填されており、外部にはセラミックスコーティング層がコーティングされていることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項16】
前記発熱体はベース(13)を更に含み、前記外部管(11)の下端は前記ベース(13)に挿設されることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の発熱体。
【請求項17】
前記ベース(13)はセラミックス材料を含むことを特徴とする請求項16に記載の発熱体。
【請求項18】
前記外部管(11)の下端は、セラミックス塗料を通じて前記ベース(13)に溶接されることを特徴とする請求項16に記載の発熱体。
【請求項19】
請求項1~18のいずれか1項に記載の発熱体を含むことを特徴とするエアロゾル発生装置。
【国際調査報告】