(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-07
(54)【発明の名称】送信機感知を用いたリソース選択
(51)【国際特許分類】
H04W 72/25 20230101AFI20231130BHJP
H04W 72/20 20230101ALI20231130BHJP
H04W 28/26 20090101ALI20231130BHJP
H04W 72/02 20090101ALI20231130BHJP
H04W 72/1263 20230101ALI20231130BHJP
H04W 92/18 20090101ALI20231130BHJP
【FI】
H04W72/25
H04W72/20
H04W28/26
H04W72/02
H04W72/1263
H04W92/18
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023529086
(86)(22)【出願日】2021-11-24
(85)【翻訳文提出日】2023-05-16
(86)【国際出願番号】 US2021060756
(87)【国際公開番号】W WO2022115556
(87)【国際公開日】2022-06-02
(32)【優先日】2020-11-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】リュ、ジュン・ホ
(72)【発明者】
【氏名】アッカラカラン、ソニー
(72)【発明者】
【氏名】スン、ジン
(72)【発明者】
【氏名】リ、ジュンイ
(72)【発明者】
【氏名】ルオ、タオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、シャオシャ
(72)【発明者】
【氏名】チェンダマライ・カンナン、アルムガン
(72)【発明者】
【氏名】ワン、シャオジエ
(72)【発明者】
【氏名】モントジョ、ジュアン
(72)【発明者】
【氏名】オズトゥルク、オズキャン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067EE02
5K067EE25
(57)【要約】
ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスについて説明される。第1のユーザ機器(UE)が、送信側感知を使用して複数のUE間でサイドリンクメッセージを監視し得る。第1のUEは、第1のUEからデータを送信するために選択された送信ビーム上でサイドリンクメッセージを監視し得る。第1のUEは、第2のUEから、第2のUEへのサイドリンク送信のために予約されたリソースのインジケーションを含むサイドリンクメッセージを受信し得る。インジケーションに基づいて、第1のUEは、データをその上で送信すべき利用可能なリソースを選択し得る。第1のUEは、サイドリンクフィードバックチャネル上でサイドリンクメッセージを受信し得る。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別することと、
第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、前記第1のサイドリンクメッセージは、前記第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを備え、
前記第1のリソースに少なくとも部分的に基づいて前記サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、
前記第2のリソース上で、前記識別されたデータを備える第3のサイドリンクメッセージを送信することと、
を備える、方法。
【請求項2】
前記第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記識別されたデータの前記送信のために選択されたビーム上で、UEのセット間で1つまたは複数のサイドリンクメッセージを監視することをさらに備え、UEの前記セットは、前記第2のUEを備え、
前記第1のサイドリンクメッセージを受信することは、前記監視に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記1つまたは複数のサイドリンクメッセージに関連付けられた時間および周波数リソースのセットを備える感知ウィンドウを識別することをさらに備え、
前記監視は、前記識別された感知ウィンドウに少なくとも部分的に基づく、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のリソースの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のリソースに関連付けられた予約パラメータのセットを識別することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、予約パラメータの前記識別されたセットに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
予約パラメータの前記セットに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のリソースに関連付けられた予約情報を識別することをさらに備え、前記識別された予約情報は、前記第1のリソースの予約に関連付けられた持続時間、前記第1のリソースの前記予約に関連付けられた周期性、前記第1のリソースの予約の量、前記第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、またはそれらの組合せを備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記識別された予約情報に少なくとも部分的に基づく、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のリソースの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を識別することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記識別された第1の優先度情報に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報を識別することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記識別された第1の優先度情報と前記識別された第2の優先度情報とを比較したことに少なくとも部分的に基づく、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた基準信号受信電力値を測定することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記測定された基準信号受信電力値に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のリソースの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、
前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた前記第1の優先度情報、および前記第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することと、
をさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記測定された基準信号受信電力値が前記干渉しきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づく、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第2のサイドリンクメッセージは、前記第2のUEへのサイドリンクデータ送信を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第1のリソースの前記インジケーションは、前記第1のリソースを除く利用可能なリソースのセットを備え、
前記第2のリソースを識別することは、利用可能なリソースの前記セットの中から前記第2のリソースを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第2のリソースを識別することは、前記第1のリソースを除く前記第2のリソースを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のリソースの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のリソースに関連付けられたリソースパラメータのセットを識別することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、リソースパラメータの前記識別されたセットに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
リソースパラメータの前記識別されたセットに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のリソースに関連付けられたリソース情報を識別することをさらに備え、前記識別されたリソース情報は、前記第1のリソースに関連付けられた周期性、前記第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた優先度情報、またはそれらの組合せを備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記識別されたリソース情報に少なくとも部分的に基づく、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた送信電力値を識別することをさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記識別された送信電力値に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のリソースの前記インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、
前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた前記第1の優先度情報、および前記第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することと、
をさらに備え、
前記サイドリンクチャネルの前記第2のリソースを識別することは、前記送信電力値が前記干渉しきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づく、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記インジケーションに含まれる前記第1のリソースは、第3のUEによって予約され、
前記識別されたデータを備える前記第3のサイドリンクメッセージは、第4のUEに送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
前記第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを備える第1のサイドリンクメッセージを受信することと、
前記第1のリソース上で前記第2のサイドリンクメッセージを受信することと、前記第2のサイドリンクメッセージは、データを備え、
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、前記第3のサイドリンクメッセージは、前記第2のサイドリンクメッセージのために予約された前記第1のリソースの前記インジケーションを備え、
を備える、方法。
【請求項21】
前記第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、
前記識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、前記1つまたは複数のサイドリンクメッセージは、前記第2のサイドリンクメッセージを備え、
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、
前記識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、
をさらに備え、
前記第3のサイドリンクメッセージを送信することは、前記送信電力値に少なくとも部分的に基づく、
をさらに備える、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
前記第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信される、請求項20に記載の方法。
【請求項25】
前記第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して送信される、請求項20に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、
前記識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、
をさらに備え、
前記第3のサイドリンクメッセージは、前記送信電力値のインジケーションを備える、請求項20に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、
前記識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、前記1つまたは複数のサイドリンクメッセージは、前記第2のサイドリンクメッセージを備え、
をさらに備え、
前記第3のサイドリンクメッセージは、前記干渉しきい値のインジケーションを備える、請求項20に記載の方法。
【請求項28】
前記インジケーションに含まれる前記第1のリソースは、第3のUEによって予約される、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令と、を備え、前記命令は、
サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別することと、
第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、前記第1のサイドリンクメッセージは、前記第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを備え、
前記第1のリソースに少なくとも部分的に基づいて前記サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、
前記第2のリソース上で、前記識別されたデータを備える第3のサイドリンクメッセージを送信することと、
を前記装置に行わせるように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【請求項30】
第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記メモリに記憶された命令と、を備え、前記命令は、
前記第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを備える第1のサイドリンクメッセージを受信することと、
前記第1のリソース上で前記第2のサイドリンクメッセージを受信することと、前記第2のサイドリンクメッセージは、データを備え、
前記第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、前記第3のサイドリンクメッセージは、前記第2のサイドリンクメッセージのために予約された前記第1のリソースの前記インジケーションを備え、
を前記装置に行わせるように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
【発明の詳細な説明】
【優先権の主張】
【0001】
相互参照
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2020年11月25日に出願された「RESOURCE SELECTION WITH TRANSMITTER SENSING」と題する、RYUらによる米国特許出願第17/105,095号の利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
[0002]以下は、サイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択を含む、ワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々なタイプの通信内容を提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE-A)システム、またはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システム、および新無線(NR)システムと呼ばれることがある第5世代(5G)システムを含む。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM)などの技術を採用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られていることがある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、1つもしくは複数の基地局または1つもしくは複数のネットワークアクセスノードを含み得る。
【0004】
[0004]ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはUEとして知られていることがある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局またはネットワークアクセスノードを含み得る。いくつかのワイヤレス通信システムは、サイドリンクチャネルのリソース上でUE間のサイドリンク通信をサポートし得る。サイドリンク通信のためのリソース選択のための改善された技法が望まれる。
【発明の概要】
【0005】
[0005]説明される技法は、サイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、および装置に関する。概して、説明される技法は、送信ユーザ機器(UE)または受信UEにおける感知に基づいてサイドリンク通信のためのリソース選択を提供する。
【0006】
[0006]第1のUEが、送信側感知を使用して複数のUE間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、第1のUEは、第1のUEから第2のUEにデータを送信するために選択された送信ビーム上でサイドリンクメッセージを監視し得る。第1のUEは、送信ビーム上で第3のUEから、予約されたリソース(たとえば、第3のUEにサイドリンクメッセージを送信するために第4のUEによって予約されたリソース)のインジケーションを含むサイドリンクメッセージを受信し得る。インジケーションに基づいて、第1のUEは、第2のUEにデータ(たとえば、データを含むサイドリンクメッセージ)をその上で送信すべき利用可能なリソースを選択し得る。したがって、第1のUEは、第1のUEがUE(たとえば、第4のUE)からサイドリンクメッセージを受信することができない条件(たとえば、配置、物理的障害物)の下で、サイドリンクメッセージのためにUEによって予約されたリソースを決定し得る。いくつかの態様では、予約されたリソースのインジケーションを含む、受信されたサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネル送信(たとえば、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)送信)を含み得る。いくつかの他の態様では、受信されたサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルメッセージまたはサイドリンクデータ送信(たとえば、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)送信)であり得る。
【0007】
[0007]追加または代替として、第2のUEは、受信機側感知を使用して複数のUE間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの例では、第2のUEは、第2のUEにおいて第1のUEからデータを受信するために選択された受信ビーム上でサイドリンクメッセージを監視し得る。第2のUEは、受信ビーム上で第4のUEから、予約されたリソース(たとえば、第3のUEにサイドリンクメッセージを送信するために第4のUEによって予約されたリソース)のインジケーションを含むサイドリンクメッセージを受信し得る。インジケーションに基づいて、第2のUEは、第1のUEからデータをその上で受信すべき利用可能なリソースを選択し得、第1のUEに、利用可能なリソースのインジケーションを送信し得る。代替的に、第2のUEは、第1のUEに、予約されたリソースのインジケーションを送信し得、予約されたリソースを除くリソース上でデータを受信し得る。したがって、第2のUEは、第1のUEがUE(たとえば、第4のUE)からサイドリンクメッセージを受信することができない条件(たとえば、配置、物理的障害物)の下で、サイドリンクメッセージのために第4のUEによって予約されたリソースを決定し得る。
【0008】
[0008]第1のユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法について説明される。本方法は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することと、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを含み、を含み得る。
【0009】
[0009]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することと、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを含み、を本装置に行わせるようにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0010】
[0010]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。本装置は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段と、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを含み、を含み得る。
【0011】
[0011]第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含み、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することと、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを含み、を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0012】
[0012]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから第5のサイドリンクメッセージを受信するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第5のサイドリンクメッセージは、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る。
【0013】
[0013]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含まないことがあり、第3のリソースは、第2のリソースから選択され得る。
【0014】
[0014]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第5のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信され得る。
【0015】
[0015]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含み、第3のリソースは、第2のリソースを含まないことがある。
【0016】
[0016]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージまたは第2のサイドリンクメッセージの信号メトリックをしきい値と比較することに基づいて、第3のリソースに含めるための第1のリソースの利用可能性を決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0017】
[0017]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2のサイドリンクメッセージの優先度、第4のサイドリンクメッセージの優先度、またはそれらの組合せに基づいてしきい値を決定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0018】
[0018]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たさないことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能であり得ることを示す。
【0019】
[0019]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たすことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能でないことがあることを示す。
【0020】
[0020]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、時間ウィンドウに関連付けられ得、第2のリソースは、時間ウィンドウ内で第4のサイドリンクメッセージのために利用可能なリソースを示す。
【0021】
[0021]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のリソースは、周期的リソースのセットを含み、第2のリソースは、時間ウィンドウ内に生じる周期的リソースのセットの各々を除くリソースを示す。
【0022】
[0022]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、第1のリソースのインジケーションを含むサイドリンク制御情報を含む。
【0023】
[0023]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明される。本方法は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいて第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択することと、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振り、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを含み、を含み得る。
【0024】
[0024]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいて第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択することと、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振り、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを含み、を本装置に行わせるようにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0025】
[0025]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。本装置は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいて第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択するための手段と、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段と、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振り、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信するための手段と、ここで、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを含み、を含み得る。
【0026】
[0026]第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいて第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択することと、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振り、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信することと、ここで、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを含み、を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0027】
[0027]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振ったことがあり得る第3のリソースを含まないことがあり、第2のリソースは、第1のリソースから選択され得る。
【0028】
[0028]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振ったことがあり得る第3のリソースを含み、ここで、第2のリソースは、第1のリソースを含まないことがある。
【0029】
[0029]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信され得る。
【0030】
[0030]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明される。本方法は、サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別することと、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、第2のリソース上で識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信することと、を含み得る。
【0031】
[0031]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別することと、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、第2のリソース上で識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信することと、を装置に行わせるようにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0032】
[0032]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。本装置は、サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別するための手段と、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別するための手段と、第2のリソース上で識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段と、を含み得る。
【0033】
[0033]第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、サイドリンクチャネル上で送信のためのデータを識別することと、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、第2のリソース上で識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信することと、を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0034】
[0034]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して受信され得る。
【0035】
[0035]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、識別されたデータの送信のために選択されたビーム上で、UEのセット間で1つまたは複数のサイドリンクメッセージを監視するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、UEのセットは、第2のUEを含み、ここで、第1のサイドリンクメッセージを受信することは、監視に基づき得、第2のUEは、第3のメッセージを受信し、第4のUEは、第2のリソースを予約する。
【0036】
[0036]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、1つまたは複数のサイドリンクメッセージに関連付けられた時間および周波数リソースのセットを含む感知ウィンドウを識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、監視は、識別された感知ウィンドウに基づき得る。
【0037】
[0037]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約パラメータのセットを識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、予約パラメータの識別されたセットに基づき得る。
【0038】
[0038]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、予約パラメータのセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約情報を識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、識別された予約情報は、第1のリソースの予約に関連付けられた持続時間、第1のリソースの予約に関連付けられた周期性、第1のリソースの予約の量、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、またはそれらの組合せを含み、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された予約情報に基づき得る。
【0039】
[0039]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された第1の優先度情報に基づき得る。
【0040】
[0040]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報を識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された第1の優先度情報と、識別された第2の優先度情報を比較することに基づき得る。
【0041】
[0041]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた基準信号受信電力値を測定するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、測定された基準信号受信電力値に基づき得る。
【0042】
[0042]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、測定された基準信号受信電力値が干渉しきい値を満たすことに基づき得る。
【0043】
[0043]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEへのサイドリンクデータ送信を含む。
【0044】
[0044]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のリソースのインジケーションは、第1のリソースを除く利用可能なリソースのセットを含み、第2のリソースを識別することは、利用可能なリソースのセットの中から第2のリソースを識別することを含む。
【0045】
[0045]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースを除く第2のリソースを識別することを含む、第2のリソースを識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0046】
[0046]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して受信され得る。
【0047】
[0047]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソースパラメータのセットを識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、リソースパラメータの識別されたセットに基づき得る。
【0048】
[0048]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、リソースパラメータの識別されたセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソース情報を識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、識別されたリソース情報は、第1のリソースに関連付けられた周期性、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた優先度情報、またはそれらの組合せを含み、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別されたリソース情報に基づき得る。
【0049】
[0049]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた送信電力値を識別するための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された送信電力値に基づき得る。
【0050】
[0050]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することとを行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、送信電力値が干渉しきい値を満たすことに基づき得る。
【0051】
[0051]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、インジケーションに含まれる第1のリソースは、第3のUEによって予約され得、識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージは、第4のUEに送信され得る。
【0052】
[0052]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、インジケーションに含まれる第1のリソースは、第3のUEによって予約され得る。
【0053】
[0053]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明される。本方法は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信することと、第2のサイドリンクメッセージが、データを含み、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、を含み得る。
【0054】
[0054]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信することと、第2のサイドリンクメッセージが、データを含み、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、を本装置に行わせるようにプロセッサによって実行可能であり得る。
【0055】
[0055]第1のUEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明される。本装置は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信するための手段と、第2のサイドリンクメッセージが、データを含み、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段と、第3のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、を含み得る。
【0056】
[0056]第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明される。コードは、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信することと、第2のサイドリンクメッセージが、データを含み、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含み、を行うようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
【0057】
[0057]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信され得る。
【0058】
[0058]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、1つまたは複数のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージを含み、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0059】
[0059]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、ここで、第3のサイドリンクメッセージを送信することが、送信電力値に基づき得、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0060】
[0060]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信され得る。
【0061】
[0061]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して送信され得る。
【0062】
[0062]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、送信電力値のインジケーションを含み、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【0063】
[0063]本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、1つまたは複数のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージを含み、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、干渉しきい値のインジケーションを含み、を行うための動作、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【
図1】[0064]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図2】[0065]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図3】[0066]本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。
【
図4】[0067]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするタイミング図の一例を示す図。
【
図5】[0068]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートするプロセスフローの一例を示す図。
【
図6】[0069]本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートするプロセスフローの一例を示す図。
【
図7】[0070]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイスのブロック図。
【
図8】本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイスのブロック図。
【
図9】[0071]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートする通信マネージャのブロック図。
【
図10】[0072]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイスを含むシステムの図。
【
図11】[0073]本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図12】本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図13】本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図14】本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法を示すフローチャート。
【
図15】本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0065】
[0074]いくつかのシステムでは、ユーザ機器(UE)は、サイドリンクチャネルの利用可能な時間および周波数リソース上でサイドリンク通信を実施するためにビームフォーミング技法を使用し得る。いくつかの場合には、UE(本明細書では第1のUEとも呼ばれる)が別のUE(本明細書では第2のUEとも呼ばれる)にサイドリンクデータ送信を送信するより前に、第1のUEは、リソースがサイドリンクデータ送信のために利用可能であるかどうかを識別し得る。たとえば、第1のUEは、他のUEによってすでに使用中であるかまたは予約済みであるリソース上の送信を識別し、回避し得る。
【0066】
[0075]いくつかのシステムでは、第1のUEは、たとえば、送信側感知技法を使用して、他のUEによって送信された制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)を感知または監視し得る。一例では、「感知ウィンドウ」または感知持続時間中に、第1のUEは、第1のUEの送信ビームを使用して、他のUEから送信された制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)を感知または監視し得る。たとえば、感知または監視に基づいて、第1のUEは、他のUE間で送信された制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)(たとえば、第4のUEから第3のUEに送信された制御情報)を受信し得る。
【0067】
[0076]制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)は、サイドリンク通信のために他のUEによって使用中であるか予約済みであるリソースを示し得る。いくつかの場合には、制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)は、送信に関連付けられた優先度情報、リソース予約間隔、または予約の量を含み得る。第1のUEが感知ウィンドウ中に受信した制御情報(たとえば、サイドリンク制御インジケータ)に基づいて、第1のUEは、「リソース選択ウィンドウ」またはリソース選択持続時間内での使用のために利用不可能であるリソースを識別し得る。いくつかの例では、第1のUEは、第1のUEが別のUE(たとえば、第2のUE)にサイドリンク送信をその上で送信し得る「リソース選択ウィンドウ」内のリソースを決定または選択し得る。サイドリンク送信は、本明細書ではサイドリンクメッセージと呼ばれることもある。
【0068】
[0077]しかしながら、いくつかの場合には、UEの配置またはUE間に位置する物理的障害物により、第1のUEは、サイドリンクチャネルを共有している他のUEから制御情報を正常に検出または受信することができないことがある。たとえば、第1のUEは、第1のUEの送信ビームの方向から離れる方向に位置するUEによって送信された制御情報を検出または受信することができないことがある。いくつかの場合には、「FR2」などのミリメートル波(mmW)帯域において、ビームは、比較的狭くなり、物理的障害物によってよりブロックされやすくなり得、したがって、他のUE間で通信される制御情報を検出(受信)するための改善された技法が望まれる。
【0069】
[0078]したがって、第1のUEが、別のUEによって(たとえば、第4のUEから第3のUEに)送信された制御情報を検出(受信)することができないとき、第1のUEは、第4のUEから第3のUEへのサイドリンク送信のために予約されたリソースを識別することに失敗し得る。第1のUEは、サイドリンクチャネルが空いていると誤って決定し得る。いくつかの場合には、第1のUEは、第4のUEから第3のUEへのサイドリンク送信のために予約されたのと同じリソース上で第2のUEにサイドリンク送信を送信し、その結果、2つのサイドリンク送信間に干渉が生じ得る。サイドリンク送信間の干渉を緩和するための改善された技法が望まれる。
【0070】
[0079]本明細書で説明される態様の例によれば、第1のUEは、サイドリンクチャネル上で第2のUEへの送信のためのデータを識別し得る。第1のUEは、複数のUE(たとえば、第2のUE、第3のUE、および第4のUE)間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、第1のUEは、第2のUEに識別されたデータを送信するために選択された送信ビーム上でサイドリンクメッセージを監視し得る。第1のUEは、感知(sensing)ウィンドウに関連付けられたサイドリンクメッセージを監視し得る。感知ウィンドウは、サイドリンクメッセージを送信または受信することに関連付けられた時間および周波数リソースを含み得る。たとえば、時間および周波数リソースは、サイドリンク対応UE間のサイドリンク通信のために予約され得る。
【0071】
[0080]いくつかの態様では、第1のUEは、第3のUEからサイドリンクメッセージを受信し得る。サイドリンクメッセージは、予約されたリソース(たとえば、第3のUEにサイドリンクメッセージを送信するために第4のUEによって予約されたリソース)のインジケーションを含み得る。いくつかの態様では、サイドリンクメッセージは、予約されたリソースとは異なる(たとえば、それを除く)利用可能なリソースを示し得る。第1のUEは、利用可能なリソースの中から、第1のUEが第2のUEに識別されたデータ(たとえば、データを含むサイドリンクメッセージ)をその上で送信し得るリソースを選択し得る。
【0072】
[0081]いくつかの例では、第1のUEは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して第3のUEからサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUEからのサイドリンクメッセージは、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)送信など、サイドリンクフィードバックチャネル送信であり得る。別の例では、第1のUEは、サイドリンク制御チャネルを介して第3のUEからサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUEからのサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御情報を含むサイドリンク制御チャネルメッセージであり得る。いくつかの他の例では、第1のUEは、サイドリンクデータチャネルを介して第3のUEからサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUEからのサイドリンクメッセージは、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)送信など、サイドリンクデータチャネル送信であり得る。サイドリンクフィードバックチャネル送信と、サイドリンク制御情報と、サイドリンクデータチャネル送信とに含まれる情報の態様の例について本明細書で説明される。
【0073】
[0082]追加または代替として、第2のUEは、第4のUEから第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI))を受信し得、ここで、第1のサイドリンクメッセージは、第4のUEによる第3のUEへの第2のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH送信)のために第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。第2のUEは、第1のUEに、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む第3のサイドリンクメッセージを送信し得る。第1のUEは、第2のUEから第3のサイドリンクメッセージを受信したことに基づいて、第2のUEに、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH送信)を送信し得る。第2のリソースが、第4のUEによって示された第1のリソースを含まない場合、第3のリソースは、第2のUEによって示された第2のリソースから選択され得る。追加または代替として、第2のリソースが、第4のUEによって示された第1のリソースを含む場合、第3のリソースは、第2のUEによって示された第2のリソースを含まないことがある。いくつかの例では、第1のUEは、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る第5のサイドリンクメッセージ(たとえば、SCI)を第2のUEに送信し得る。
【0074】
[0083]本明細書で説明される主題の態様は、1つまたは複数の利点を実現するために実装され得る。説明される技法は、利点の中でも、スペクトル効率および信頼性の改善をサポートし得る。本明細書で説明される態様の例によれば、第1のUEが信号妨害などの条件によりUE(たとえば、第4のUE)のうちのいくつかのためのリソース予約を示す情報を直接受信することができない場合でさえ、第1のUEは、複数のUE(たとえば、第4のUE)に関連付けられたリソース予約を識別し得る。たとえば、第1のUEは、第1のUEがそれに送信すべきである第2のUEから、または第4のUEがそれに送信すべきである第3のUEから、リソースのインジケーションを受信し得る。したがって、第1のUEは、他のサイドリンク送信のためにすでに予約されたリソース上で送信するのではなく、利用可能な(予約されていない)リソース上でサイドリンク送信を送信し得る。競合しないリソース上でサイドリンク送信を送信することによって、サイドリンク送信間の干渉は効果的に緩和され、それにより、スペクトル効率は改善し、再送信の潜在的な数が低減し得る。さらに、リソース予約は、異なるシグナリングタイプ(たとえば、PSFCH送信、サイドリンク制御情報、PSSCH送信)を介して第1のUEに示され得、それにより、シグナリングに関して設計のフレキシビリティが提供され得る。
【0075】
[0084]本開示の態様は、初めにワイヤレス通信システムのコンテキストで説明される。本開示の追加の態様は、タイミング図およびプロセスフローのコンテキストで説明される。本開示の態様は、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択に関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示され、それらを参照しながら説明される。
【0076】
[0085]
図1は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局105と、1つまたは複数のUE115と、コアネットワーク130とを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、低コストおよび低複雑度のデバイスを用いた通信、またはそれらの任意の組合せをサポートし得る。
【0077】
[0086]基地局105は、ワイヤレス通信システム100を形成するために地理的エリア全体にわたって分散され得、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。基地局105とUE115とは、1つまたは複数の通信リンク125を介してワイヤレス通信し得る。各基地局105は、UE115と基地局105とが1つまたは複数の通信リンク125を確立し得るカバレージエリア110を提供し得る。カバレージエリア110は、基地局105とUE115とが1つまたは複数の無線アクセス技術による信号の通信をサポートし得る地理的エリアの一例であり得る。
【0078】
[0087]UE115は、ワイヤレス通信システム100のカバレージエリア110全体にわたって分散され得、各UE115は、固定型、もしくは移動型、または異なる時間にその両方であり得る。UE115は、異なる形態のまたは異なる能力を有するデバイスであり得る。いくつかの例示的なUE115が
図1に示されている。本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されるように、他のUE115、基地局105、またはネットワーク機器(たとえば、コアネットワークノード、リレーデバイス、統合アクセスおよびバックホール(IAB)ノード、または他のネットワーク機器)など、様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0079】
[0088]基地局105は、コアネットワーク130と通信するかもしくは互いに通信し得るか、またはその両方であり得る。たとえば、基地局105は、1つまたは複数のバックホールリンク120を通して(たとえば、S1、N2、N3、または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接(たとえば、基地局105間で直接)もしくは間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれか、またはその両方で、バックホールリンク120上で(たとえば、X2、Xn、または他のインターフェースを介して)互いに通信し得る。いくつかの例では、バックホールリンク120は、1つまたは複数のワイヤレスリンクであるか、またはそれを含み得る。
【0080】
[0089]本明細書で説明される基地局105のうちの1つまたは複数は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードBまたはギガノードB(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)、ホームノードB、ホームeノードB、あるいは他の好適な用語を含み得るか、または当業者によってそのように呼ばれることがある。
【0081】
[0090]UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の適切な用語を含み得るか、またはそのように呼ばれることがあり、ここで、「デバイス」は、例の中でも、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどのパーソナル電子デバイスも含み得るか、またはそのように呼ばれることがある。いくつかの例では、UE115は、例の中でも、器具、車両、またはメーターなどの様々な物体中で実装され得る、例の中でも、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、あらゆるモノのインターネット(IoE)デバイス、またはマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含み得るか、またはそのように呼ばれることがある。
【0082】
[0091]本明細書で説明されるUE115は、
図1に示されているように、リレーとして時々働き得る他のUE115ならびに、例の中でも、マクロeNBもしくはgNB、スモールセルeNBもしくはgNB、またはリレー基地局を含む基地局105およびネットワーク機器などの様々なタイプのデバイスと通信することが可能であり得る。
【0083】
[0092]UE115と基地局105とは、1つまたは複数のキャリアを介して1つまたは複数の通信リンク125を介して互いにワイヤレス通信し得る。「キャリア」という用語は、通信リンク125をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指すことがある。たとえば、通信リンク125に使用されるキャリアは、所与の無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR)のための1つまたは複数の物理レイヤチャネルに従って動作される無線周波数スペクトル帯域(たとえば、帯域幅部分(BWP))の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、収集シグナリング(たとえば、同期信号、システム情報)、キャリアのための動作を協調させる制御シグナリング、ユーザデータ、または他のシグナリングを搬送し得る。ワイヤレス通信システム100は、キャリアアグリゲーションまたはマルチキャリア動作を使用したUE115との通信をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクコンポーネントキャリアと1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、周波数分割複信(FDD)コンポーネントキャリアと時分割複信(TDD)コンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
【0084】
[0093]キャリアを介して送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡張OFDM(DFT-S-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。MCM技法を利用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの持続時間)と1つのサブキャリアとから構成され得、シンボル期間とサブキャリア間隔とは逆関係にある。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数、変調方式のコーディングレート、またはその両方)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、また変調方式の次数が高いほど、UE115のデータレートはより高くなり得る。ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(たとえば、空間レイヤまたはビーム)との組合せを指し得、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートまたはデータの完全性をさらに増加させ得る。
【0085】
[0094]基地局105またはUE115についての時間間隔は、たとえば、Ts=1/(Δfmax・Nf)秒のサンプリング期間を指し得る、基本的な時間単位の倍数単位で表現され得、ここで、Δfmaxは、サポートされる最大サブキャリア間隔を表し得、Nfは、サポートされる最大離散フーリエ変換(DFT)サイズを表し得る。通信リソースの時間間隔は、指定された持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を各々が有する無線フレームに従って編成され得る。各無線フレームは、システムフレーム番号(SFN)(たとえば、0から1023にわたる)によって識別され得る。
【0086】
[0095]各フレームは、連続的に番号を付けられた複数のサブフレームまたはスロットを含み得、各サブフレームまたはスロットは、同じ持続時間を有し得る。いくつかの例では、フレームは、(たとえば、時間ドメインにおいて)サブフレームに分割され得、各サブフレームは、さらにいくつかのスロットに分割され得る。代替的に、各フレームは、可変数のスロットを含み得、スロットの数は、サブキャリア間隔に依存し得る。各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)いくつかのシンボル期間を含み得る。いくつかのワイヤレス通信システム100では、スロットは、1つまたは複数のシンボルを含んでいる複数のミニスロットにさらに分割され得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、1つまたは複数(たとえば、Nf個)のサンプリング期間を含んでいることがある。シンボル期間の持続時間は、サブキャリア間隔または周波数動作帯域に依存し得る。
【0087】
[0096]サブフレーム、スロット、ミニスロット、またはシンボルは、ワイヤレス通信システム100の(たとえば、時間ドメインにおける)最小のスケジューリング単位であり得、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。いくつかの例では、TTI持続時間(たとえば、TTI中のシンボル期間の数)は可変であり得る。追加または代替として、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位は、(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で)動的に選択され得る。
【0088】
[0097]物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法のうちの1つまたは複数を使用してダウンリンクキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルのための制御領域(たとえば、制御リソースセット(CORESET))は、いくつかのシンボル期間によって定義され得、キャリアのシステム帯域幅またはシステム帯域幅のサブセットにわたり得る。1つまたは複数の制御領域(たとえば、CORESET)は、UE115のセットのために構成され得る。たとえば、UE115のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の探索空間セットに従って制御情報のための制御領域を監視または探索し得、各探索空間セットは、カスケード方式で構成される1つまたは複数のアグリゲーションレベル中に1つまたは複数の制御チャネル候補を含み得る。制御チャネル候補のためのアグリゲーションレベルは、所与のペイロードサイズを有する制御情報フォーマットについての符号化された情報に関連するいくつかの制御チャネルリソース(たとえば、制御チャネル要素(CCE))を指し得る。探索空間セットは、複数のUE115に制御情報を送るために構成された共通探索空間セットおよび特定のUE115に制御情報を送るためのUE固有探索空間セットを含み得る。
【0089】
[0098]いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術に関連する異なる地理的カバレージエリア110は重なり得るが、異なる地理的カバレージエリア110は、同じ基地局105によってサポートされ得る。他の例では、異なる技術に関連する重なっている地理的カバレージエリア110は、異なる基地局105によってサポートされ得る。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、同じまたは異なる無線アクセス技術を使用して、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレージエリア110にカバレージを提供する異種ネットワークを含み得る。
【0090】
[0099]ワイヤレス通信システム100は、超高信頼通信もしくは低レイテンシ通信、またはそれらの様々な組合せをサポートするように構成され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)またはミッションクリティカル通信をサポートするように構成され得る。UE115は、超高信頼機能、低レイテンシ機能、またはクリティカル機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計され得る。超高信頼通信は、プライベート通信またはグループ通信を含み得、ミッションクリティカルプッシュツートーク(MCPTT)、ミッションクリティカルビデオ(MCVideo)、またはミッションクリティカルデータ(MCData)などの1つまたは複数のミッションクリティカルサービスによってサポートされ得る。ミッションクリティカル機能のサポートは、サービスの優先度付けを含み得、ミッションクリティカルサービスは、公共安全または一般の商用適用例に使用され得る。超高信頼、低レイテンシ、ミッションクリティカル、および超高信頼低レイテンシという用語は、本明細書で互換的に使用され得る。
【0091】
[0100]いくつかの例では、UE115は、デバイスツーデバイス(D2D)通信リンク135上で(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはD2Dプロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することも可能であり得る。D2D通信を利用する1つまたは複数のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110外にあるか、またはさもなければ、基地局105からの送信を受信することができないことがある。いくつかの例では、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの例では、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105の関与なしにUE115間で実行される。
【0092】
[0101]コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス認可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。コアネットワーク130は、アクセスおよびモビリティを管理する少なくとも1つの制御プレーンエンティティ(たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF))と、パケットまたは相互接続を外部ネットワークにルーティングする少なくとも1つのユーザプレーンエンティティ(たとえば、サービングゲートウェイ(S-GW)、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)、またはユーザプレーン機能(UPF))とを含み得る、発展型パケットコア(EPC)または5Gコア(5GC)であり得る。制御プレーンエンティティは、コアネットワーク130に関連付けられた基地局105によってサービスされるUE115のための、モビリティ、認証、およびベアラ管理など、非アクセス層(NAS)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る、ユーザプレーンエンティティを通して転送され得る。ユーザプレーンエンティティは、1つまたは複数のネットワーク事業者のためのIPサービス150に接続され得る。IPサービス150は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換ストリーミングサービスへのアクセスを含み得る。
【0093】
[0102]基地局105など、ネットワークデバイスのうちのいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティ140などの副構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティ140は、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送信/受信ポイント(TRP)と呼ばれることがある、1つまたは複数の他のアクセスネットワーク送信エンティティ145を通してUE115と通信し得る。各アクセスネットワーク送信エンティティ145は、1つまたは複数のアンテナパネルを含み得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティ140または基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびANC)にわたって分散されるか、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合され得る。
【0094】
[0103]ワイヤレス通信システム100は、通常、300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲の1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。概して、300MHzから3GHzまでの領域は、波長が約1デシメートルから1メートルまでの長さの範囲なので、極超短波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。UHF波は、建築物および環境的特徴によってブロックまたはリダイレクトされ得るが、これらの波は、マクロセルが屋内に配置されたUE115にサービスを提供するのに十分に構造物を透過し得る。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波(HF)部分または超短波(VHF)部分のより小さい周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い距離(たとえば、100キロメートル未満)に関連付けられ得る。
【0095】
[0104]ワイヤレス通信システム100は、認可無線周波数スペクトル帯域と無認可無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz産業科学医療用(ISM)帯域などの無認可帯域においてライセンス支援型アクセス(LAA)、LTE無認可(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を採用し得る。無認可無線周波数スペクトル帯域中で動作するとき、基地局105およびUE115などのデバイスは、衝突検出および回避のためのキャリア検知を採用し得る。いくつかの例では、無認可帯域中の動作は、認可帯域(たとえば、LAA)中で動作するコンポーネントキャリアとともに、キャリアアグリゲーション構成に基づき得る。無認可スペクトル中の動作は、例の中でも、ダウンリンク送信、アップリンク送信、P2P送信、またはD2D送信を含み得る。
【0096】
[0105]基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を採用するために使用され得る、複数のアンテナを装備し得る。基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作、または送信ビームフォーミングもしくは受信ビームフォーミングをサポートし得る、1つまたは複数のアンテナアレイまたはアンテナパネル内に配置され得る。たとえば、1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナ塔など、アンテナアセンブリにおいてコロケートされ得る。いくつかの例では、基地局105に関連するアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的ロケーションに位置し得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列をもつアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMOまたはビームフォーミング動作をサポートし得る1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。追加または代替として、アンテナパネルは、アンテナポートを介して送信される信号のための無線周波数ビームフォーミングをサポートし得る。
【0097】
[0106]空間フィルタ処理、指向性送信、または指向性受信と呼ばれることもあるビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)を成形または誘導するために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105、UE115)において使用され得る信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに対する特定の配向において伝搬するいくつかの信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を組み合わせることによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、デバイスに関連するアンテナ要素を介して搬送される信号に振幅オフセット、位相オフセット、またはその両方を適用する送信デバイスまたは受信デバイスを含み得る。アンテナ要素の各々に関連する調整は、(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに対する、あるいは何らかの他の配向に対する)特定の配向に関連するビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
【0098】
[0107]基地局105またはUE115は、ビームフォーミング動作の一部としてビーム掃引技法を使用し得る。たとえば、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイ(たとえば、アンテナパネル)を使用し得る。いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、基地局105によって異なる方向に複数回送信され得る。たとえば、基地局105は、異なる送信方向に関連する異なるビームフォーミング重みセットに従って信号を送信し得る。異なるビーム方向における送信は、基地局105による後の送信または受信のためにビーム方向を(たとえば、基地局105などの送信デバイスによってまたはUE115などの受信デバイスによって)識別するために使用され得る。
【0099】
[0108]特定の受信デバイスに関連するデータ信号などのいくつかの信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスに関連する方向)に基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関連するビーム方向は、1つまたは複数のビーム方向に送信された信号に基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、異なる方向において基地局105によって送信された信号のうちの1つまたは複数を受信し得、最高信号品質またはさもなければ許容できる信号品質でUE115が受信した信号の指示を基地局105に報告し得る。
【0100】
[0109]いくつかの例では、デバイスによる(たとえば、基地局105またはUE115による)送信は、複数のビーム方向を使用して実施され得、デバイスは、(たとえば、基地局105からUE115への)送信のための合成ビームを生成するために、デジタルプリコーディングまたは無線周波数ビームフォーミングの組合せを使用し得る。UE115は、1つまたは複数のビーム方向についてのプリコーディング重みを示すフィードバックを報告し得、フィードバックは、システム帯域幅または1つもしくは複数のサブバンドにわたるビームの設定された数に対応し得る。基地局105は、プリコーディングまたはアンプリコードされ得る、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS))を送信し得る。UE115は、プリコーディング行列インジケータ(PMI)またはコードブックベースのフィードバック(たとえば、マルチパネルタイプコードブック、線形結合タイプコードブック、ポート選択タイプコードブック)であり得る、ビーム選択のためのフィードバックを提供し得る。これらの技法について、基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して説明されたが、UE115は、(たとえば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を識別するために)様々な方向に複数回信号を送信すること、または(たとえば、受信デバイスにデータを送信するために)単一の方向に信号を送信することを行うために同様の技法を採用し得る。
【0101】
[0110]受信デバイス(たとえば、UE115)は、基地局105から、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号などの様々な信号を受信するときに複数の受信構成(たとえば、指向性リスニング)を試み得る。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、受信された信号を異なるアンテナサブアレイに従って処理することによって、アンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセット(たとえば、異なる方向性リスニング重みセット)に従って受信することによって、または受信された信号をアンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用される異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って処理することによって、複数の受信方向を試み得、それらのいずれも、異なる受信構成または受信方向に従って「リッスンすること」と呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信構成を使用し得る。単一の受信構成は、様々な受信構成方向(たとえば、複数のビーム方向に従ってリッスンすることに基づいて最も高い信号強度、最も高い信号対雑音比(SNR)、またはさもなければ許容できる信号品質を有すると決定されたビーム方向)に従ってリッスンすることに基づいて決定されたビーム方向に整列され得る。
【0102】
[0111]ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメント化とリアセンブリとを実施し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤが、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実施し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおける再送信をサポートするために、誤り検出技法、誤り訂正技法、またはその両方を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と維持とを行い得る。物理レイヤでは、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
【0103】
[0112]UE115と基地局105とは、データが正常に受信される可能性を増大させるためにデータの再送信をサポートし得る。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックは、データが通信リンク125を介して正常に受信される可能性を増大させるための1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出と、前方誤り訂正(FEC)と、再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))との組合せを含み得る。HARQは、不良な無線状態(たとえば、低信号対雑音状態)でのMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかの例では、デバイスは、同スロットHARQフィードバックをサポートし得、ここで、デバイスは、特定のスロット中の前のシンボル中で受信されたデータについて、そのスロット中でHARQフィードバックを提供し得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロット中で、または何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供し得る。
【0104】
[0113]本明細書で説明される態様の例によれば、第1のUE115は、サイドリンクチャネル上で第2のUE115への送信のためのデータを識別し得る。第1のUE115は、複数のUE115(たとえば、第2のUE115、第3のUE115、および第4のUE115)間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、第1のUE115は、第2のUE115に識別されたデータを送信するために選択された送信ビーム上でサイドリンクメッセージを監視し得る。第1のUE115は、感知ウィンドウ中にサイドリンクメッセージを監視し得る。感知ウィンドウは、サイドリンクメッセージを送信または受信することに関連付けられた時間および周波数リソースを含み得る。たとえば、時間および周波数リソースは、サイドリンク対応UE115間のサイドリンク通信のために(たとえば、予約の時間または優先度に基づいて)予約され得る。
【0105】
[0114]いくつかの態様では、第1のUE115は、第3のUE115からサイドリンクメッセージを受信し得る。サイドリンクメッセージは、予約されたリソース(たとえば、第3のUE115にサイドリンクメッセージを送信するために第4のUE115によって予約されたリソース)のインジケーションを含み得る。いくつかの態様では、サイドリンクメッセージは、予約されたリソースとは異なる(たとえば、それを除く)利用可能なリソースを示し得る。第1のUE115は、利用可能なリソースの中から、第1のUE115が第2のUE115に識別されたデータ(たとえば、データを含むサイドリンクメッセージ)をその上で送信し得るリソースを選択し得る。
【0106】
[0115]いくつかの例では、第1のUE115は、サイドリンクフィードバックチャネルを介して第3のUE115からサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUE115からのサイドリンクメッセージは、PSFCH送信など、サイドリンクフィードバックチャネル送信であり得る。別の例では、第1のUE115は、サイドリンク制御チャネルを介して第3のUE115からサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUE115からのサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御情報を含むサイドリンク制御チャネルメッセージであり得る。いくつかの他の例では、第1のUE115は、サイドリンクデータチャネルを介して第3のUE115からサイドリンクメッセージを受信し得る。たとえば、第3のUE115からのサイドリンクメッセージは、PSSCH送信など、サイドリンクデータチャネル送信であり得る。サイドリンクフィードバックチャネル送信と、サイドリンク制御情報と、サイドリンクデータチャネル送信とに含まれる情報の態様の例について本明細書で説明される。
【0107】
[0116]追加または代替として、第2のUE115は、第4のUE115から第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI))を受信し得、ここで、第1のサイドリンクメッセージは、第4のUE115による第3のUE115への第2のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH送信)のために第4のUE115によって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。第2のUE115は、第1のUE115に、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む第3のサイドリンクメッセージを送信し得る。第1のUE115は、第2のUE115から第3のサイドリンクメッセージを受信したことに基づいて、第2のUE115に、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH送信)を送信し得る。第2のリソースが、第4のUE115によって示された第1のリソースを含まない場合、第3のリソースは、第2のUE115によって示された第2のリソースから選択され得る。追加または代替として、第2のリソースが、第4のUE115によって示された第1のリソースを含む場合、第3のリソースは、第2のUE115によって示された第2のリソースを含まないことがある。いくつかの例では、第1のUE115は、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る第5のサイドリンクメッセージ(たとえば、SCI)を第2のUE115に送信し得る。
【0108】
[0117]
図2は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得、
図1を参照しながら説明されたUE115の例であり得るUE115-a~UE115-dを含み得る。
【0109】
[0118]ワイヤレス通信システム200は、
図1を参照しながら説明されたUE115の例であり得るUE115-a~UE115-dを含み得る。UE115-a~UE115-dは、
図3を参照しながら説明されるUE115-e~UE115-hの例であり得る。
【0110】
[0119]本明細書で説明される態様の例によれば、UE115-bは、複数のUE115(たとえば、特に、UE115-a、UE115-c、およびUE115-d)間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、UE115-bは、UE115-aからデータを受信するために選択された受信ビーム210上でサイドリンクメッセージを監視し得る。UE115-aは、送信ビーム205上でデータを送信し得る。UE115-bは、感知ウィンドウ中にサイドリンク制御情報(たとえば、UE115-dなどの他のUE115からのサイドリンク制御メッセージ)を監視し得る。感知ウィンドウは、制御情報を送信または受信することに関連付けられた時間および周波数リソースを含み得る。たとえば、時間および周波数リソースは、制御情報(たとえば、SCI)を含むサイドリンク対応UE115間のサイドリンク通信のために予約され得る。感知ウィンドウの態様の例については、本明細書では
図4を参照しながら説明される。いくつかの例では、リソース選択ウィンドウ(たとえば、UE115がリソースを選択するためのウィンドウ)の少なくとも一部分は、UE115-bによって感知ウィンドウとして使用され得る。たとえば、UE115-bは、サイドリンク通信のために予約されたリソースを示すサイドリンクメッセージを送信するための周期的リソースを割り振られ得、各割り振られた周期的リソースは、そのリソースより前に感知ウィンドウを有し、そのリソースより後にリソース選択ウィンドウを有し得る。
【0111】
[0120]いくつかの態様では、UE115-bは、UE115-dからサイドリンクメッセージ225を受信し得る。いくつかの例では、UE115-bは、受信ビーム210上でサイドリンクメッセージ225を受信し得る。サイドリンクメッセージ225は、サイドリンクチャネル中の予約されたリソースのインジケーションを含み得る。一例では、サイドリンクメッセージ225は、UE115-cにサイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-dによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、UE115-bは、サイドリンク制御チャネルを介してUE115-dからサイドリンクメッセージ225を受信し得る(たとえば、サイドリンクメッセージ225はSCIに含まれ得る)。
【0112】
[0121]いくつかの態様では、UE115-dからサイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)を受信することを通して、UE115-bは、UE115-dによって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを識別し得る。UE115-dによって通信のために予約されたリソースは、1つの送信のためのリソースの単一のセットまたは周期的リソースのセットを含み得る。予約されたリソースを識別したことに基づいて、UE115-bは、予約されたリソースを示す(たとえば、UE115-bは、予約されたリソースを含むリソースを示し得る)か、あるいは予約されたリソースを除く利用可能なリソースを示す(たとえば、UE115-bは、時間、周波数、または両方において予約されたリソースと重ならないリソースを示し得る)サイドリンクメッセージ235をUE115-aに送信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ235は、時間ウィンドウに関連付けられ得、サイドリンクメッセージ235によって示された利用可能なリソースは、時間ウィンドウ内にあり得る。さらに、UE115-dによって予約された何らかのリソースが時間ウィンドウ内に生じた場合、利用可能なリソースは、UE115-dによって予約されたリソースを含まないことがある。たとえば、UE115-dによって予約されたリソースが周期的であり、UE115-dによって予約された1つまたは複数の周期的リソースが時間ウィンドウ内にある場合、サイドリンクメッセージ235によって示された利用可能なリソースは、時間ウィンドウ内の1つまたは複数の周期的リソースを含まないことがある。
【0113】
[0122]UE115-aは、サイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)をその上で送信すべきリソースを選択するために、示されたリソースを使用し得る。UE115-aが選択するリソースは、UE115-dによって予約されたリソースを含まないことがある(たとえば、それと重ならないことがある)。たとえば、UE115-bからのサイドリンクメッセージ235が、予約されたリソースを示す場合、UE115-aは、サイドリンクメッセージ245を送信するために、示された予約されたリソースを含まないリソースを選択し得る。追加または代替として、UE115-bからのサイドリンクメッセージ235が、利用可能なリソースを示す場合、UE115-aは、サイドリンクメッセージ245を送信するために、利用可能なリソースからリソースを選択し得る。
【0114】
[0123]いくつかの例では、UE115-aは、サイドリンクメッセージ245の送信のためにUE115-aによって選択されたリソースを割り振るサイドリンクメッセージ240をUE115-bに送信し得る(たとえば、サイドリンクメッセージ240は、サイドリンクメッセージ245のためのサイドリンク許可を含み得る)。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ240は、サイドリンク制御チャネル(たとえば、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH))上でSCI中で送信され得る。サイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)および/またはサイドリンクメッセージ235に基づくリソース識別およびリソース選択の態様の例については、本明細書では
図4を参照しながら説明される。
【0115】
[0124]本明細書で説明される主題の態様は、1つまたは複数の利点を実現するために実装され得る。説明される技法は、利点の中でも、スペクトル効率および信頼性の改善をサポートし得る。たとえば、UE115-aが、UE115-dによって予約されたリソースを除く利用可能な(たとえば、予約されていない)リソース上でサイドリンクメッセージ245を送信することにより、UE115-aは、サイドリンクメッセージ245がサイドリンクメッセージ230に干渉するのを防止または緩和し得る。したがって、UE115-bおよび/または115-cは、それぞれ、サイドリンクメッセージ245および/またはサイドリンクメッセージ230を受信し、正常に復号する可能性がより高くなり得る。
【0116】
[0125]
図3は、本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートするワイヤレス通信システム300の一例を示す。ワイヤレス通信システム300は、ワイヤレス通信システム100とワイヤレス通信システム200との態様を実装し得る。ワイヤレス通信システム300は、
図1を参照しながら説明されたUE115の例であり得るUE115-e~UE115-hを含み得る。UE115-e~UE115-hは、
図2を参照しながら説明されたUE115-a~UE115-dの例であり得る。
【0117】
[0126]本明細書で説明される態様の例によれば、UE115-eは、サイドリンクチャネル上でUE115-fへの送信のためのデータを識別し得る。UE115-eは、複数のUE115(たとえば、特に、UE115-f、UE115-g、およびUE115-h)間でサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、UE115-fに識別されたデータを送信するために選択された送信ビーム305-a上で制御情報(たとえば、UE115-gなどの他のUE115からの制御メッセージ)を監視し得る。UE115-eは、感知ウィンドウ中に制御情報(たとえば、SCI)を含むサイドリンクメッセージを監視し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、制御情報(たとえば、SCI)を含むサイドリンクメッセージについて各潜在的な制御リソースを監視し得る。
【0118】
[0127]感知ウィンドウは、サイドリンクメッセージを送信または受信することに関連付けられた時間および周波数リソースを含み得る。たとえば、時間および周波数リソースは、サイドリンク対応UE115間のサイドリンク通信のために予約され得る。感知ウィンドウの態様の例については、本明細書では
図4を参照しながら説明される。いくつかの例では、リソース選択ウィンドウ415(たとえば、UE115がリソースを選択するためのウィンドウ)の少なくとも一部分は、UE115-eによって感知ウィンドウ405として(たとえば、第2のリソース選択ウィンドウより前の感知ウィンドウとして)使用され得る。追加または代替として、感知ウィンドウ405は、前のリソース選択ウィンドウ415の少なくとも一部分であり得る。
【0119】
[0128]いくつかの態様では、UE115-eは、UE115-gからサイドリンクメッセージ340を受信し得る。いくつかの例では、UE115-eは、送信ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ340を受信し得る。サイドリンクメッセージ340は、サイドリンクチャネル中の予約されたリソースのインジケーションを含み得る。一例では、サイドリンクメッセージ340は、UE115-gにサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-hによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、UE115-eは、サイドリンクフィードバックチャネルを介してUE115-gからサイドリンクメッセージ340を受信し得る。たとえば、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ340は、PSFCHメッセージまたはPSFCH送信など、サイドリンクフィードバックチャネル送信であり得る。
【0120】
[0129]いくつかの態様では、UE115-gからサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を受信することを通して、UE115-eは、UE115-hによって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを識別し得る。予約されたリソースを識別したことに基づいて、UE115-eは、UE115-hによって予約されたリソースを除く(たとえば、それと重ならない)リソース上でサイドリンク送信を送信し得、それにより、UE115-eのサイドリンク送信(たとえば、UE115-fへのサイドリンク送信)とUE115-hのサイドリンク送信(たとえば、UE115-gへのサイドリンク送信)との間の潜在的な干渉が緩和し得る。たとえば、(たとえば、チャネル相互性などの要因による)UE115-eのサイドリンク送信とUE115-gによって受信されたサイドリンク送信との間の干渉は、本明細書で説明される例示的な技法の態様を使用して緩和または除去され得る。
【0121】
[0130]一例では、UE115-hは、ビーム320上でサイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を送信し得、UE115-gは、ビーム315上でサイドリンクメッセージ330を受信し得る。サイドリンクメッセージ330は、サイドリンク制御チャネル(たとえば、PSCCH)上で送信され得る。サイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、UE115-gにサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-hによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。予約されたリソースのインジケーションに基づいて、UE115-hは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る(および、UE115-gはサイドリンクメッセージ335を受信し得る)。
【0122】
[0131]UE115-gは、サイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)またはサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に基づいて、UE115-hにサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信し得る。一例では、UE115-gは、ビーム315上でまたは異なるビーム上でサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信し得る。サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)は、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられたハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを含み得る。いくつかの態様では、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)は、別のUE115(たとえば、UE115-h)によって以前に予約されたリソース(たとえば、現在予約されているリソース)のインジケーションを含み得る。いくつかの他の態様では、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)は、UE115-gに、将来のサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)など、将来のサイドリンクメッセージを送信するためにUE115-hによって予約されるリソースのインジケーションを含み得る。
【0123】
[0132]一例では、UE115-gから受信されるサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)に基づいて、UE115-eは、UE115-hによって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを正常に識別し得る。いくつかの例では、予約されたリソースを識別したことに基づいて、UE115-eは、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)をその上で送信すべきサイドリンクチャネルの利用可能なリソースを識別し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、異なるUE115から複数のPSFCHメッセージを受信し得、UE115-eは、PSFCHメッセージに示されたどんな予約されたリソースとも重ならない利用可能なリソースを識別し、それらから選択し得る。いくつかの他の態様では、UE115-eが、所与の時間期間(たとえば、スロット)のために(たとえば、リソースのしきい値数を下回る)限定されたリソースが利用可能であるかまたはリソースが利用可能でないと決定する条件の下で、UE115-eは、サイドリンクメッセージ、たとえば、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することを中断または遅延し得る。
【0124】
[0133]一例では、UE115-eは、ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ321(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を送信し得、UE115-fは、受信ビーム310上でサイドリンクメッセージ321を受信し得る。サイドリンクメッセージ321は、サイドリンク制御チャネル(たとえば、PSCCH)上で送信され得る。サイドリンクメッセージ321(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、UE115-fにサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-eによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。UE115-eは、予約されたリソースのインジケーションに基づいて、ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。UE115-fは、予約されたリソースのインジケーションに基づいて、受信ビーム310を介してサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信し得る。したがって、本明細書で説明される技法は、いくつかのシステムよりも有利であり得る。
【0125】
[0134]いくつかの態様では、UE115-eは、ビーム305-a上でサイドリンクメッセージを監視し、およびビーム305-aとは異なる方向を向いている(たとえば、反対の方向を向いている)ことがあるビーム305-b上でサイドリンクメッセージを監視するのを控え得る。いくつかの他の態様では、UE115-eは、ビーム305-aとビーム305-bの両方の上でサイドリンクメッセージを監視し得る。たとえば、UE115-eは、ビーム305-b上で制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を監視し、ビーム305-a上でサイドリンクフィードバック情報(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を監視し得る。いくつかの他の例では、UE115-eは、ビーム305-aとビーム305-bとの各々の上で、制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)とサイドリンクフィードバック情報(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)の両方を監視し得る。
【0126】
[0135]サイドリンクフィードバック情報(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を監視し、通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを識別し、サイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)をその上で送信すべきサイドリンクチャネルの利用可能なリソースを識別する態様の例については、本明細書では
図4を参照しながら説明される。
【0127】
[0136]別の例示的な態様では、UE115-eは、UE115-gからサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信し得る。いくつかの例では、UE115-eは、送信ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信し得る。サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、サイドリンクチャネル中の予約されたリソースのインジケーションを含み得る。一例では、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、UE115-gにサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-hによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、UE115-eは、サイドリンク制御チャネル(たとえば、PSCCH)を介してUE115-gからサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信し得る。たとえば、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、サイドリンク制御チャネル送信であり得る。
【0128】
[0137]いくつかの態様では、UE115-gからサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信することを通して、UE115-eは、UE115-hによって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを識別し得る。予約されたリソースを識別したことに基づいて、UE115-eは、UE115-hによって予約されたリソースを除く(たとえば、それと重ならない)リソース上でサイドリンク送信を送信し得る。いくつかの例では、そのような技法は、UE115-eのサイドリンク送信とUE115-hのサイドリンク送信(たとえば、UE115-gによって受信されたサイドリンク送信)との間の潜在的な干渉を緩和し得る。
【0129】
[0138]一例では、UE115-gは、UE115-gからのサイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)またはサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に基づいて、UE115-eにサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を送信し得る。たとえば、UE115-gは、サイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)中のリソース予約情報に基づいて、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を送信し得る。別の例では、UE115-gは、UE115-gからのサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の成功したまたは成功しなかった受信に基づいて、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を送信し得る。たとえば、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信したことに基づいて、UE115-gは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)中で、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた時間および周波数リソースのインジケーションを送信し得る。
【0130】
[0139]別の例示的な態様では、UE115-eは、UE115-gからサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信し得る。いくつかの例では、UE115-eは、送信ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信し得る。サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)は、サイドリンクチャネル中の予約されたリソースのインジケーションを含み得る。一例では、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)は、UE115-gにサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-hによって予約されたリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、UE115-eは、サイドリンクデータチャネルを介してUE115-gからサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信し得る。たとえば、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)は、サイドリンクデータチャネル送信であり得る。
【0131】
[0140]いくつかの態様では、UE115-gからサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することを通して、UE115-eは、UE115-hによって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソースを識別し得る。予約されたリソースを識別したことに基づいて、UE115-eは、UE115-hによって予約されたリソースを除く(たとえば、それと重ならない)リソース上でサイドリンク送信を送信し得る。いくつかの例では、そのような技法は、UE115-eのサイドリンク送信とUE115-hのサイドリンク送信(たとえば、UE115-gによって受信されたサイドリンク送信)との間の潜在的な干渉を緩和し得る。
【0132】
[0141]一例では、UE115-gは、UE115-hからサイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信したことに基づいて、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。いくつかの態様では、UE115-gは、サイドリンクチャネル上でサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)をブロードキャストし得る。たとえば、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)は、サイドリンクチャネル上でUE115(たとえば、UE115-e、UE115-f、UE115-h)の一部または全部によって受信され得るブロードキャスト情報であるかそれを含み得る。
【0133】
[0142]たとえば、UE115-gは、サイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)中のリソース予約情報に基づいて、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。別の例では、UE115-gは、UE115-hからのサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の成功したまたは成功しなかった受信に基づいて、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。たとえば、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信したことに基づいて、UE115-gは、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)中で、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた時間および周波数リソースのインジケーションを送信し得る。
【0134】
[0143]いくつかの態様では、UE115-eは、ビーム305-b上で制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を監視し得、UE115-eは、ビーム305-a上で、制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクデータ送信(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を監視し得る。いくつかの他の例では、UE115-eは、ビーム305-a上で、制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクデータ送信(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を監視することと、ビーム305-b上で制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を監視することの両方を行い得る。
【0135】
[0144]いくつかの他の例では、UE115-eは、任意のビーム(たとえば、ビーム305-a、ビーム305-b)上で、またはビームの任意の組合せ(たとえば、ビーム305-aおよびビーム305-b)上で、制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクデータ送信(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を監視し得る。たとえば、UE115-eは、ビーム305-b上でサイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)を受信することと、ビーム305-a上でサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を受信することの両方を行い得る。
【0136】
[0145]サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)と、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)と、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)とに基づくリソース識別およびリソース選択の態様の例については、本明細書では
図4を参照しながら説明される。
【0137】
[0146]
図4は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするタイミング
図400の一例を示す。いくつかの態様では、タイミング
図400は、ワイヤレス通信システム100と、ワイヤレス通信システム200と、ワイヤレス通信システム300との態様によって実装され得る。
【0138】
[0147]
図4は、UE115(たとえば、
図2のUE115-b、
図3のUE115-e)が、他のUE115からの制御情報(たとえば、制御メッセージ、SCI)をその上で監視し得る感知ウィンドウ405の一例を示している。制御情報(たとえば、制御メッセージ、SCI)とリソース選択トリガ410とに基づいて、UE115は、サイドリンクデータ送信を送信または受信するためのリソースをリソース選択ウィンドウ415中で識別または選択し得る。一例では、UE115(たとえば、
図2のUE115-b、
図3のUE115-e)は、別のUE115(たとえば、
図2のUE115-d、
図3のUE115-h)によって通信(たとえば、サイドリンク送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-dを識別し得る。一例では、UE115(たとえば、
図2のUE115-b、
図3のUE115-e)は、サイドリンク送信を送信または受信することに関して干渉を緩和または除去するためのリソースを識別し得る。いくつかの例では、UE115は、感知ウィンドウ405としてリソース選択ウィンドウ415の少なくとも一部分を使用し得る。追加または代替として、感知ウィンドウ405は、前のリソース選択ウィンドウ415の少なくとも一部分であり得る。
【0139】
[0148]感知ウィンドウ405は、持続時間430(たとえば、T0)から処理持続時間435(たとえば、
【0140】
【0141】
)を引いたものに等しい時間的持続時間を有し得る。リソース選択ウィンドウ415は、持続時間440(たとえば、T2)から持続時間445(たとえば、T1)を引いたものに等しい時間的持続時間を有し得る。
【0142】
[0149]第1の例示的な実装形態について、
図2と、
図4のタイミング
図400とを参照しながら説明される。UE115-bは、UE115-aからデータを受信するために選択された受信ビーム210上でサイドリンクメッセージを監視し得る。UE115-bは、制御情報を監視するために構成された1つまたは複数のリソース425(たとえば、425-a)上で感知ウィンドウ405中に制御情報を監視し得る。感知ウィンドウ405内に、リソース425-aの一部分は、UE115-bがUE115-dからサイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)をその上で受信する時間および周波数リソースを含み得る。いくつかの態様では、リソース425-aの一部分は、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)がUE115-dからUE115-cにその上で送信される時間および周波数リソースを含み得る。サイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた予約情報を示す予約パラメータを含み得る。
【0143】
[0150]いくつかの態様では、予約情報は、UE115-dによるサイドリンク送信に関連付けられたリソース予約期間情報を含み得る。たとえば、リソース予約期間情報は、持続時間420と、リソース425-a~リソース425-dの予約に関連付けられた予約されたリソースの数とを含み得る。いくつかの例では、リソース予約期間情報は、UE115-dがリソース425-a~リソース425-dを予約する周期性を含み得る。たとえば、リソース予約期間情報は、UE115-dがリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信する周期性を含み得る。一例では、リソース予約期間情報は、UE115-dによるサイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信間の持続時間450を示し得る。いくつかの例では、予約情報は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた周波数リソースのインジケーションを含み得る。
【0144】
[0151]いくつかの例では、予約情報は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた優先度情報を含み得る。たとえば、予約情報は、UE115-dからUE115-cに送信されるサイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度情報を含み得る。優先度情報は、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを含み得る。
【0145】
[0152]一例では、UE115-bは、優先度レベルに基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-bは、UE115-dによって送信されるサイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを、UE115-aによって送信されるべきサイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと比較し得る。UE115-bは、比較に基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも高いことを識別し得る。別の例では、UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも低いことを識別し得る。たとえば、優先度レベルの差に基づいて、UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)かまたは含む(たとえば、それらと少なくとも部分的に重なる)リソースを(たとえば、サイドリンクメッセージ235を介して)示し得る。
【0146】
[0153]一例では、UE115-bは、UE115-dから受信されたサイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)またはサイドリンクメッセージ230に関連付けられた基準信号受信電力(RSRP)値を測定し得る。UE115-bは、サイドリンクメッセージを受信するUE115(たとえば、UE115-bまたはUE115-c)に関連付けられた、測定されたRSRP値および/または干渉しきい値に基づいて、リソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。例示的な態様では、UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと、サイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルとに基づいて、干渉しきい値を決定し得る。たとえば、UE115-bは、変数として、サイドリンクメッセージ230に関連付けられた優先度レベルと、サイドリンクメッセージ245に関連付けられた優先度レベルとをもつ式に従って干渉しきい値を決定し得るか、またはサイドリンクメッセージ230に関連付けられた優先度レベルと、サイドリンクメッセージ245に関連付けられた優先度レベルとに従って、ルックアップテーブルから干渉しきい値を取り出し得る(たとえば、優先度レベルはテーブルのインデックスであり得る)。
【0147】
[0154]いくつかの例では、UE115-bは、サイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)またはサイドリンクメッセージ230に関連付けられた、測定されたRSRP値が、干渉しきい値よりも大きいと決定し得る。UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-dのうちの1つまたは複数の上でサイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することが、サイドリンクメッセージ230に干渉し得ることを識別(たとえば、仮定)し得る。一例では、UE115-bは、リソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)リソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。UE115-bは、サイドリンクメッセージ235を介してUE115-aに、利用可能なリソースのインジケーションを送信し得、それにより、UE115-aによるサイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信と、UE115-dによる(およびUE115-cによって受信される)サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信とへの潜在的な干渉が緩和または除去され得る。
【0148】
[0155]他の例では、UE115-bは、サイドリンクメッセージ225(たとえば、SCI)またはサイドリンクメッセージ230に関連付けられた、測定されたRSRP値が、干渉しきい値よりも小さいと決定し得る。UE115-bは、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することが、サイドリンクメッセージ230(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)からの(たとえば、しきい値を超える)干渉を被らないことを識別(仮定)し得る。一例では、UE115-bは、リソース選択ウィンドウ415内で、リソース425-a~425-dを厳密に回避することなしに、サイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためにUE115-aに(たとえば、サイドリンクメッセージ235を介して)示すべきリソースを選択し得る。たとえば、UE115-bは、リソース425-a~リソース425-dと部分的または完全に重なるリソースを選択し得る。いくつかの態様では、UE115-aは、リソース425-a~リソース425-dの一部または全部の上でサイドリンクメッセージ245(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。
【0149】
[0156]第2の例示的な実装形態について、
図3と、
図4のタイミング
図400とを参照しながら説明される。UE115-eは、UE115-fに識別されたデータを送信するために選択された送信ビーム305-a上でサイドリンクメッセージを監視し得る。UE115-eは、感知ウィンドウ405中にサイドリンクメッセージを監視し得る。感知ウィンドウ405内に、リソース425-aの一部分は、UE115-eがUE115-gからサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)をその上で受信する時間および周波数リソースを含み得る。いくつかの態様では、リソース425-aの一部分は、サイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)とサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)とがUE115-hからUE115-gにその上で送信される時間および周波数リソースを含み得る。サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた予約情報を示す予約パラメータを含み得る。
【0150】
[0157]いくつかの態様では、予約情報は、UE115-hによるサイドリンク送信に関連付けられたリソース予約期間情報を含み得る。たとえば、リソース予約期間情報は、持続時間420と、リソース425-a~リソース425-dの予約に関連付けられた予約されたリソースの数とを含み得る。いくつかの例では、リソース予約期間情報は、UE115-hがリソース425-a~リソース425-dを予約する周期性を含み得る。たとえば、リソース予約期間情報は、UE115-hがリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)またはサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信する周期性を含み得る。一例では、リソース予約期間情報は、UE115-hによるサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)またはサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信間の持続時間450を示し得る。
【0151】
[0158]いくつかの例では、予約情報は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた優先度情報を含み得る。たとえば、予約情報は、UE115-hからUE115-gに送信されるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度情報を含み得る。優先度情報は、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを含み得る。
【0152】
[0159]一例では、UE115-eは、優先度レベルに基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-eは、UE115-hによって送信されるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを、UE115-eによって送信されるべきサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと比較し得る。UE115-eは、比較に基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも高いことを識別し得る。別の例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも低いことを識別し得る。たとえば、優先度レベルの差に基づいて、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)かまたは含む(たとえば、それらと少なくとも部分的に重なる)リソース上で、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。
【0153】
[0160]いくつかの他の態様では、予約情報は、サイドリンクフィードバック情報を送信することに関連付けられたデータビットの量を含み得る。たとえば、予約情報は、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)に関連付けられたビットの量を含み得る。一例では、ビットの量は、肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)のための1ビットと、UE識別子のためのビットの量と、log2(sl-ResourceReservePeriodList中の要素の量、ここで、sl-ResourceReservePeriodListは、ネットワーク中で許容されるかネットワークによってサポートされるリソース予約間隔のリストに対応し得る)と、log2(優先度レベル(8)の量)と、PSSCHリソースロケーション(たとえば、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の時間および周波数情報)を示すためのビットの量との合計に等しくなり得る。
【0154】
[0161]したがって、いくつかの例では、UE115-eは、複数のそれぞれのPSSCH送信(たとえば、サイドリンクメッセージ335、サイドリンクメッセージ335以外のPSSCH送信)に対応する複数のUE115(たとえば、UE115-g、別のUE115)からの複数のPSFCH送信を監視し、受信し得る。いくつかの態様では、複数のそれぞれのPSSCH送信に対応する複数のPSFCH送信は、多重化され得る。いくつかの例では、ACK/NACK情報と、PSFCHメッセージを送信する様々なUE115(たとえば、UE115-h、別のUE115)に関連付けられたUE識別子とを搬送するために、サイクリックシフトが使用され得る。
【0155】
[0162]一例では、UE115-eは、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)に関連付けられたRSRP値を測定し得る。UE115-eは、サイドリンクメッセージを受信するUE115-gに関連付けられた、測定されたRSRP値および干渉しきい値に基づいて、リソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、しきい値は、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信するUE115-gに関連付けられ得る。例示的な態様では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルとに基づいて、干渉しきい値を決定し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、優先度レベルに基づいて干渉しきい値を計算することに関連付けられた関数に基づいて干渉しきい値を決定し得る。いくつかの他の態様では、UE115-eは、優先度レベルとそれぞれの干渉しきい値とを含むルックアップテーブルに基づいて干渉しきい値を決定し得る。たとえば、ルックアップテーブルは、優先度レベルの様々な組合せに対応する干渉しきい値を含み得る。
【0156】
[0163]いくつかの例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)に関連付けられた、測定されたRSRP値が、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた干渉しきい値よりも大きいと決定し得る。UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することが、干渉しきい値を超える干渉の量を追加し得ることを識別(仮定)し得る。一例では、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)リソース選択ウィンドウ415内のリソースを選択し得る。UE115-eは、選択されたリソース上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得、それにより、UE115-eによるサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信と、UE115-hによる(およびUE115-gによって受信される)サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信との間の潜在的な干渉が緩和または除去され得る。いくつかの態様では、選択されたリソース上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することにより、UE115-eによるサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信と、UE115-gによるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の受信との間の潜在的な干渉を緩和または除去し得る。
【0157】
[0164]他の例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)に関連付けられた、測定されたRSRP値が、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた干渉しきい値よりも小さいと決定し得る。UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)のために予約されたリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することから生じるどんな干渉も、干渉しきい値よりも小さくなり得ると決定し得る。一例では、UE115-eは、リソース選択ウィンドウ415内で、リソース425-a~425-dを厳密に回避することなしに、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためのリソースを選択し得る。たとえば、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dと部分的または完全に重なるリソースを選択し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dの一部または全部の上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。
【0158】
[0165]いくつかの態様では、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信することに関連付けられた送信電力レベル値は、可変であり得る。たとえば、UE115-gは、UE115-gが受ける干渉の量を(たとえば、ある程度まで)制御するように送信電力レベルを設定し(変動させ)得る。いくつかの態様では、UE115-gは、UE115-hからサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた干渉しきい値に基づいて送信電力レベル値を設定し(変動させ)得る。いくつかの例では、UE115-gは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた優先度レベルに基づいて干渉しきい値を決定し得る。一例では、UE115-gは、UE115-hから受信されたサイドリンクメッセージ330(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)中に含まれる優先度情報に基づいて、優先度レベルを識別し得る。
【0159】
[0166]一例では、UE115-gは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた優先度レベルが比較的高いと決定し得る。この場合、UE115-gは、UE115-gがサイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信することが可能である比較的高い(たとえば、最大)電力レベルで、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信し得る。別の例では、UE115-gは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信することに関連付けられた優先度レベルが比較的低いと決定し得る。この場合、UE115-gは、比較的低い(たとえば、最小値)電力レベルで、サイドリンクメッセージ340(たとえば、PSFCHメッセージ、PSFCH送信)を送信し得る。
【0160】
[0167]第3の例示的な実装形態について、
図3と、
図4のタイミング
図400とを参照しながら説明される。別の感知ウィンドウ(たとえば、リソース選択ウィンドウ415と少なくとも部分的に重なり得る感知ウィンドウ)内で、UE115-eは、UE115-gから、追加のサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を受信し得る。サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)は、リソース425-a~リソース425-d、または次のリソース選択ウィンドウ415のリソースに関連付けられたリソース情報を示すリソースパラメータを含み得る。いくつかの態様では、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられたリソース情報を示すリソースパラメータを含み得る。
【0161】
[0168]UE115-gは、繰り返すスケジュールに基づいて、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を送信し得る。たとえば、UE115-gは、周期性に基づいて、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を送信し得る。いくつかの態様では、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)、または両方を送信することによって、UE115-gは、UE115-gがサイドリンク送信をその上で受信するリソース425-a~リソース425-dを使用することを回避すべきことを他のUE115(たとえば、UE115-e)に通知し得る。
【0162】
[0169]いくつかの態様では、リソース情報は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた時間および周波数情報を含み得る。いくつかの態様では、リソース情報は、持続時間420と、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた予約されたリソースの数とを含み得る。いくつかの例では、リソース情報は、リソース425-a~リソース425-dに関連付けられた周期性を含み得る。たとえば、リソース情報は、UE115-gがサイドリンクメッセージを受信する周期性を含み得る。一例では、リソース情報は、UE115-gが、たとえば、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)など、サイドリンクメッセージを受信する周期性を含み得る。いくつかの例では、UE115-gがサイドリンク送信を受信していない場合、UE115-gは、他のUE115(たとえば、UE115-e)にリソース情報を提供するのを控え得る。たとえば、UE115-gが、サイドリンク送信を示す制御情報を受信しなかった場合、UE115-gは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)またはサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するのを控え得る。
【0163】
[0170]一例では、リソース情報は、UE115-hからUE115-gに送信されるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度情報を含み得る。優先度情報は、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを含み得る。いくつかの例では、リソース情報はビーム固有であり得る。たとえば、UE115-gは、異なるビームを介して受信された制御情報に対応する異なるリソース情報を、異なるビームを介して送信し得る。
【0164】
[0171]一例では、UE115-eは、優先度レベルに基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-eは、UE115-hによって送信されるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルを、UE115-eによって送信されるべきサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと比較し得る。UE115-eは、比較に基づいてリソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも高いことを識別し得る。別の例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルが、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルよりも低いことを識別し得る。優先度レベルの差に基づいて、UE115-eは、UE115-gがたとえばサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)などのサイドリンクメッセージをその上で受信する、リソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)かまたは含む(たとえば、それらと少なくとも部分的に重なる)リソース上で、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。
【0165】
[0172]一例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた送信電力値を識別し得る。たとえば、UE115-eは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に含まれるインジケーションに基づいて送信電力値を識別し得る。一例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた送信電力値を識別し得る。たとえば、UE115-eは、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に含まれるインジケーションに基づいて送信電力値を識別し得る。
【0166】
[0173]UE115-eは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた送信電力値と、サイドリンクメッセージを受信するUE115-gに関連付けられた干渉しきい値とに基づいて、リソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。たとえば、しきい値は、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信するUE115-gに関連付けられ得る。別の例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた送信電力値と、干渉しきい値とに基づいて、リソース選択ウィンドウ415内のリソースを識別し得る。
【0167】
[0174]例示的な態様では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルと、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた優先度レベルとに基づいて、干渉しきい値を決定し得る。たとえば、UE115-eは、優先度レベルに基づいて干渉しきい値を計算することに関連付けられた関数に基づいて干渉しきい値を決定し得る。いくつかの他の態様では、UE115-eは、優先度レベルとそれぞれの干渉しきい値とを含むルックアップテーブルに基づいて干渉しきい値を決定し得る。たとえば、ルックアップテーブルは、優先度レベルの様々な組合せに対応する干渉しきい値を含み得る。いくつかの態様では、干渉しきい値は、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)中に示され得る。いくつかの他の態様では、干渉しきい値は、UE115-gから受信されたサイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)中に示され得る。
【0168】
[0175]いくつかの例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた、測定されたRSRP値と、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた送信電力値とに基づいて、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた経路損失を計算し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、計算された経路損失に基づいて、所与の送信電力(たとえば、スケジュールされた変調およびコーディング方式または所望のブロックエラーレートに関連付けられた送信電力)においてサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することが、干渉しきい値よりも大きい干渉をUE115-gに生じ得るかどうかを決定し得る。
【0169】
[0176]一例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することに関連付けられた送信電力においてサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信するために予約されたリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することが、干渉しきい値を超える干渉の量を追加し得ると決定し得る。一例では、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dを含まない(たとえば、それらと重ならない)リソース選択ウィンドウ415内のリソースを選択し得る。UE115-eは、選択されたリソース上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得、それにより、UE115-eによるサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の送信と、UE115-gによるサイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)の受信との間の潜在的な干渉が緩和または除去され得る。
【0170】
[0177]別の例では、UE115-eは、計算された経路損失に基づいて、所与の送信電力(たとえば、スケジュールされた変調およびコーディング方式または所望のブロックエラーレートに関連付けられた送信電力)におけるサイドリンクメッセージ325の送信が、干渉しきい値よりも小さい干渉を生じ得ると決定し得る。そのような場合、UE115-eは、サイドリンクメッセージ335(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を受信するために予約されたリソース425-a~リソース425-d上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信することから生じるどんな干渉も、干渉しきい値よりも小さくなり得ることを識別(仮定)し得る。一例では、UE115-eは、リソース選択ウィンドウ415内で、リソース425-a~425-dを厳密に回避することなしに、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信するためのリソースを選択し得る。たとえば、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dと部分的または完全に重なるリソースを選択し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、リソース425-a~リソース425-dの一部または全部の上でサイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)を送信し得る。
【0171】
[0178]UE115-eが、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた送信電力値および計算された経路損失と干渉しきい値とに基づいて、リソース選択ウィンドウ415内のリソースを選択することに関して説明される例示的な態様は、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた送信電力値に適用され得る。たとえば、UE115-eは、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた、測定されたRSRP値と、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた送信電力値とに基づいて、サイドリンクメッセージ350(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)に関連付けられた経路損失を計算し得る。いくつかの態様では、UE115-eは、計算された経路損失に基づいて、所与の送信電力(たとえば、スケジュールされた変調およびコーディング方式または所望のブロックエラーレートに関連付けられた送信電力)におけるサイドリンクメッセージ325の送信が、干渉しきい値よりも大きい干渉を生じ得るか、または干渉しきい値よりも小さい干渉を生じ得るかを決定し得る。一例では、UE115-eは、サイドリンクメッセージ345(たとえば、サイドリンク制御情報、サイドリンク制御インジケータ)に関連付けられた送信電力値および計算された経路損失と干渉しきい値とに基づいて、サイドリンクメッセージ325(たとえば、PSSCHメッセージ、PSSCH送信)をその上で送信すべきリソース選択ウィンドウ415内のリソースを選択し得る。
【0172】
[0179]
図5は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートするプロセスフロー500の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー500は、ワイヤレス通信システム100、ワイヤレス通信システム200、ワイヤレス通信システム300、またはタイミング
図400の態様を実装し得る。さらに、プロセスフロー500は、
図1を参照しながら説明されたUE115および
図2を参照しながら説明されたUE115-a~UE115-dの例であり得る、UE115-i~UE115-lによって実装され得る。
【0173】
[0180]プロセスフロー500の以下の説明では、UE115-i~UE115-l間の動作は、示される順序とは異なる順序で送信され得るか、あるいはUE115-i~UE115-lによって実施される動作は、異なる順序でまたは異なる時間に実施され得る。また、いくつかの動作がプロセスフロー500から省かれ得、または他の動作がプロセスフロー500に追加され得る。UE115-i~UE115-lがプロセスフロー500のいくつかの動作を実施することを示されているが、任意のワイヤレスデバイスが、示されている動作を実施し得ることを理解されたい。
【0174】
[0181]いくつかの例では、UE115-jは、UE115-iとUE115-kとの間に配置され得、UE115-kは、UE115-jとUE115-lとの間に配置され得る。追加または代替として、UE115-jおよび/または115-kは、UE115-iとUE115-lとの間に配置され得る。いくつかの例では、UE115-iは、第1のビーム502を介してサイドリンクメッセージを通信するように構成され得、UE115-jは、第2のビーム504を介してサイドリンクメッセージを通信するように構成され得、UE115-kは、第3のビーム506を介してサイドリンクメッセージを通信するように構成され得、UE115-jは、第4のビーム508を介してサイドリンクメッセージを通信するように構成され得る。いくつかの例では、第1のビーム502および第2のビーム504は、第1の方向においてより近接して向けられ得、第3のビーム506および第4のビーム508は、第1の方向とは反対の第2の方向においてより近接して向けられ得る。本明細書で説明される送信(たとえば、第1のサイドリンクメッセージ~第5のサイドリンクメッセージ)のいくつかまたは各々は、対応する説明された送信UE115のビームを介して送信されると仮定され得、対応する説明された受信UE115のビームを介して受信されると仮定され得る。
【0175】
[0182]505において、UE115-iは、サイドリンクチャネル上でUE115-lに第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、SCI)を送信し得る。第1のサイドリンクメッセージは、UE115-iによるUE115-lへの第5のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH)のためにUE115-iによって予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、UE115-kは、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージをインターセプトし得る。
【0176】
[0183]510において、UE115-kは、UE115-jに、サイドリンクチャネル上で第2のサイドリンクメッセージを送信し得る。第2のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含まないことがある。代替的に、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースに対応するかまたはそれを含み得る。
【0177】
[0184]515において、UE115-jは、第2のサイドリンクメッセージが第2のリソースのインジケーションを含むことに基づいて、UE115-kへの第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを選択し得る。
【0178】
[0185]520において、UE115-jは、第2のサイドリンクメッセージを受信したことに基づいて、UE115-kに第3のサイドリンクメッセージ(たとえば、SCI)を送信し得る。第3のサイドリンクメッセージは、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振り得る。いくつかの例では、第3のリソースは、(たとえば、第2のリソースが第1のリソースを含まない場合)第2のリソースから選択され得る。代替的に、第3のリソースは、(たとえば、第2のリソースが第1のリソースに対応するかまたはそれを含む場合)第2のリソースを含まないことがある。
【0179】
[0186]525において、UE115-jは、UE115-kから第2のサイドリンクメッセージを受信したことに基づいて、第3のリソース上でUE115-kに第4のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH)を送信し得る。第4のサイドリンクメッセージは、UE115-jのためのデータを含み得る。
【0180】
[0187]いくつかの例では、UE115-kは、第1のサイドリンクメッセージまたは第5のサイドリンクメッセージの信号メトリックをしきい値と比較したことに基づいて、第3のリソースに含めるための第1のリソースの利用可能性を決定し得る。いくつかの例では、UE115-kは、第5のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH)の優先度、第4のサイドリンクメッセージ(たとえば、PSSCH)の優先度、またはそれらの任意の組合せに基づいてしきい値を決定し得る。いくつかの例では、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たさないことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能であることを示す。追加または代替として、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たすことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能でないことを示し得る。
【0181】
[0188]いくつかの例では、第2のサイドリンクメッセージは、時間ウィンドウに関連付けられ得、第2のリソースは、時間ウィンドウ内で第4のサイドリンクメッセージのために利用可能なリソースを示し得る。いくつかの例では、第1のリソースは、周期的リソースのセットを含み得、第2のリソースは、時間ウィンドウ内に生じる周期的リソースのセットの各々を除くリソースを示し得る。いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、第1のリソースのインジケーションを含むSCIを含み得る。
【0182】
[0189]
図6は、本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートするプロセスフロー600の一例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー600は、ワイヤレス通信システム100、ワイヤレス通信システム200、ワイヤレス通信システム300、またはタイミング
図400の態様を実装し得る。さらに、プロセスフロー600は、
図1を参照しながら説明されたUE115および
図3を参照しながら説明されたUE115-e~UE115-hの例であり得る、UE115-m~UE115-pによって実装され得る。
【0183】
[0190]プロセスフロー600の以下の説明では、UE115-m~UE115-p間の動作は、示される順序とは異なる順序で送信され得るか、あるいはUE115-m~UE115-pによって実施される動作は、異なる順序でまたは異なる時間に実施され得る。また、いくつかの動作がプロセスフロー600から省かれ得、または他の動作がプロセスフロー600に追加され得る。UE115-m~UE115-pがプロセスフロー600のいくつかの動作を実施することを示されているが、任意のワイヤレスデバイスが、示されている動作を実施し得ることを理解されたい。
【0184】
[0191]605において、UE115-mは、サイドリンクチャネル上でUE115-nへの送信のためのデータを識別し得る。
【0185】
[0192]610において、UE115-oは、UE115-pから第1のサイドリンクメッセージを受信し得る。いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、UE115-pによるUE115-oへの第2のサイドリンクメッセージのためにUE115-pによって予約された第1のリソースのインジケーションを含み得る。たとえば、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信され得る。一例では、第1のサイドリンクメッセージは、制御情報(たとえば、SCI)を含み得る。
【0186】
[0193]615において、UE115-oは、第1のリソース上でUE115-pから第2のサイドリンクメッセージを受信し得る。いくつかの例では、第2のサイドリンクメッセージはデータを含み得る。たとえば、第2のサイドリンクメッセージは、PSSCH送信を含み得る。
【0187】
[0194]620において、UE115-oは、第1のサイドリンクメッセージに基づいてUE115-mに第3のサイドリンクメッセージを送信し得る。いくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、UE115-pによって予約された第1のリソースのインジケーションを含み得る。いくつかの態様では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信され得る。たとえば、第3のサイドリンクメッセージは、PSFCH送信を含み得る。いくつかの他の態様では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して送信され得る。たとえば、第3のサイドリンクメッセージは、制御情報(たとえば、SCI)を含み得る。別の例では、第3のサイドリンクメッセージは、PSSCH送信を含み得る。
【0188】
[0195]一例では、UE115-mは、UE115-nへの識別されたデータの送信のために選択されたビーム上で、UEのセット間で1つまたは複数のサイドリンクメッセージを監視し得る。一例では、UEのセットは、UE115-nと、UE115-oと、UE115-pとを含み得る。UE115-mは、1つまたは複数のサイドリンクメッセージに関連付けられた時間および周波数リソースのセットを含む感知ウィンドウを識別し得、UE115-mは、識別された感知ウィンドウに基づいて1つまたは複数のサイドリンクメッセージを監視し得る。一例では、UE115-mは、監視に基づいて第3のサイドリンクメッセージを受信し得る。
【0189】
[0196]625において、UE115-mは、UE115-pによって予約された第1のリソースのインジケーションに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。いくつかの例では、UE115-mは、第1のリソースを除く利用可能なリソースのセットの中から第2のリソースを識別し得る。いくつかの例では、第2のリソースは、UE115-pによって予約された第1のリソースを含まないことがある。
【0190】
[0197]いくつかの態様では、UE115-mは、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約パラメータのセットを識別し得る。一例では、UE115-mは、予約パラメータのセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約情報を識別し得る。いくつかの例では、予約情報は、持続時間およびUE115-pによる第1のリソースの予約に関連付けられた予約されたリソースの数、UE115-pによる第1のリソースの予約に関連付けられた周期性、UE115-pによる第1のリソースの予約の量、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、またはそれらの組合せを含み得る。一例では、UE115-mは、識別された予約情報に基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。
【0191】
[0198]いくつかの他の態様では、UE115-mは、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソースパラメータのセットを識別し得る。一例では、UE115-mは、リソースパラメータのセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソース情報を識別し得る。いくつかの例では、リソース情報は、第1のリソースに関連付けられた周期性、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた優先度情報、またはそれらの組合せを含み得る。一例では、UE115-mは、識別されたリソース情報に基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。
【0192】
[0199]いくつかの態様では、UE115-mは、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を識別し得る。UE115-mは、UE115-nに第4のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報を識別し得る。一例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された第1の優先度情報と、識別された第2の優先度情報を比較することに基づき得る。
【0193】
[0200]いくつかの態様では、UE115-mは、第3のサイドリンクメッセージに関連付けられたRSRP値を測定し得る。一例では、UE115-mは、測定されたRSRP値に基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。いくつかの例では、UE115-mは、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定し得る。一例では、UE115-mは、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報と、第4のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報とに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定し得る。いくつかの態様では、UE115-mは、測定されたRSRP値が干渉しきい値を満たすことに基づいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。
【0194】
[0201]いくつかの他の態様では、UE115-mは、第3のサイドリンクメッセージに関連付けられた送信電力値を識別し得る。一例では、UE115-mは、識別された送信電力値と、測定されたRSRP値とに基づいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。いくつかの例では、UE115-mは、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定し得る。一例では、UE115-mは、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報と、第4のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報とに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定し得る。いくつかの態様では、UE115-mは、(測定されたRSRP値から計算された経路損失値に基づく)UE115-oにおける第4のサイドリンクメッセージの計算された受信電力が干渉しきい値を満たすことに基づいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別し得る。
【0195】
[0202]630において、UE115-mは、第2のリソース上でUE115-nに第4のサイドリンクメッセージを送信し得る。第4のサイドリンクメッセージはデータを含み得る。一例では、第4のサイドリンクメッセージは、PSSCH送信を含み得る。
【0196】
[0203]
図7は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイス705のブロック
図700を示す。ワイヤレスデバイス705は、本明細書で説明されるUE115の態様の一例であり得る。デバイス705は、受信機710と、送信機715と、通信マネージャ720とを含み得る。デバイス705はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
【0197】
[0204]受信機710は、様々な情報チャネル(たとえば、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス705の他の構成要素に受け渡され得る。受信機710は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0198】
[0205]送信機715は、デバイス705の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機715は、様々な情報チャネル(たとえば、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機715は、トランシーバモジュール中で受信機710とコロケートされ得る。送信機715は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0199】
[0206]通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくはそれらの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択の様々な態様を実施するための手段の例であり得る。たとえば、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するための方法をサポートし得る。
【0200】
[0207]いくつかの例では、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、ハードウェアにおいて(たとえば、通信管理回路において)実装され得る。ハードウェアは、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されたかまたは他の方法でそれをサポートする、プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとは、(たとえば、プロセッサによって、メモリに記憶された命令を実行することによって)本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る。
【0201】
[0208]追加または代替として、いくつかの例では、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素は、プロセッサによって実行される(たとえば、通信管理ソフトウェアまたはファームウェアとしての)コードにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるコードにおいて実装された場合、通信マネージャ720、受信機710、送信機715、またはそれらの様々な組合せもしくは構成要素の機能は、(たとえば、本開示で説明される機能を実施するための手段として構成されたかまたは他の方法でそれをサポートする)汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、ASIC、FPGA、あるいはこれらまたは他のプログラマブル論理デバイスの任意の組合せによって実施され得る。
【0202】
[0209]いくつかの例では、通信マネージャ720は、受信機710、送信機715、または両方を使用してまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ720は、受信機710から情報を受信するか、送信機715に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために受信機710、送信機715、または両方と組み合わせて一体化され得る。
【0203】
[0210]通信マネージャ720は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ720は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ720は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ720は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第4のサイドリンクメッセージは、第1のUEのためのデータを含む。
【0204】
[0211]追加または代替として、通信マネージャ720は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ720は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ720は、第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ720は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る。通信マネージャ720は、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEのためのデータを含む。
【0205】
[0212]追加または代替として、通信マネージャ720は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ720は、サイドリンクチャネル上の送信のためのデータを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ720は、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ720は、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ720は、第2のリソース上でデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0206】
[0213]追加または代替として、通信マネージャ720は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ720は、第2のUEによる第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含めて、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ720は、第1のリソース上で第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第2のサイドリンクメッセージは、データを含む。通信マネージャ720は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第3のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。
【0207】
[0214]本明細書で説明される例による通信マネージャ720を含むかまたは構成することによって、デバイス705(たとえば、受信機710、送信機715、通信マネージャ720、またはそれらの組合せを制御するかまたは他の方法でそれらに結合されたプロセッサ)は、送信UEが、近隣UEの送信が受信されるべき方向とは異なる方向に構成されたビームを使用するとき、送信UEが近隣UEの送信のために予約されたリソースを識別することを可能にするための技法をサポートし得る。したがって、送信UEは、近隣UEのリソースに関係する送信を送信UEが実施するために使用するリソースに対応する決定を行い得る。
【0208】
[0215]
図8は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイス805のブロック
図800を示す。デバイス805は、本明細書で説明されるデバイス705またはUE115の態様の一例であり得る。デバイス805は、受信機810と、送信機815と、通信マネージャ820とを含み得る。デバイス805はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
【0209】
[0216]受信機810は、様々な情報チャネル(たとえば、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を受信するための手段を提供し得る。情報は、デバイス805の他の構成要素に受け渡され得る。受信機810は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0210】
[0217]送信機815は、デバイス805の他の構成要素によって生成された信号を送信するための手段を提供し得る。たとえば、送信機815は、様々な情報チャネル(たとえば、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択に関係する制御チャネル、データチャネル、情報チャネル)に関連付けられたパケット、ユーザデータ、制御情報、またはそれらの任意の組合せなどの情報を送信し得る。いくつかの例では、送信機815は、トランシーバモジュール中で受信機810とコロケートされ得る。送信機815は、単一のアンテナまたは複数のアンテナのセットを利用し得る。
【0211】
[0218]デバイス805、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ820は、サイドリンクメッセージ受信機825、サイドリンクメッセージ送信機830、リソース識別構成要素835、データ識別器840、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通信マネージャ820は、本明細書で説明される通信マネージャ720の態様の一例であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ820、またはそれの様々な構成要素は、受信機810、送信機815、または両方を使用してまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ820は、受信機810から情報を受信するか、送信機815に情報を送るか、あるいは情報を受信するか、情報を送信するか、または本明細書で説明される様々な他の動作を実施するために受信機810、送信機815、または両方と組み合わせて一体化され得る。
【0212】
[0219]通信マネージャ820は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機825は、サイドリンクチャネル上で第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。サイドリンクメッセージ送信機830は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。サイドリンクメッセージ受信機825は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第4のサイドリンクメッセージは、第1のUEのためのデータを含む。
【0213】
[0220]追加または代替として、通信マネージャ820は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機825は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。リソース識別構成要素835は、第1のサイドリンクメッセージが第1のリソースのインジケーションを含むことに基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。サイドリンクメッセージ送信機830は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る。サイドリンクメッセージ送信機830は、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEのためのデータを含む。
【0214】
[0221]追加または代替として、通信マネージャ820は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。データ識別器840は、サイドリンクチャネル上で第2のUEへ送信するためのデータを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機825は、第3のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第4のUEによる第3のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。リソース識別構成要素835は、第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションに基づいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。サイドリンクメッセージ送信機830は、第2のリソース上で第2のUEにデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0215】
[0222]追加または代替として、通信マネージャ820は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機825は、第2のUEによる第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含めて、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機825は、第1のリソース上で第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第2のサイドリンクメッセージは、データを含む。サイドリンクメッセージ送信機830は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第3のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。
【0216】
[0223]
図9は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートする通信マネージャ920のブロック
図900を示す。通信マネージャ920は、本明細書で説明される通信マネージャ720、通信マネージャ820、または両方の態様の一例であり得る。通信マネージャ920、またはそれの様々な構成要素は、本明細書で説明されるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択の様々な態様を実施するための手段の一例であり得る。たとえば、通信マネージャ920は、サイドリンクメッセージ受信機925、サイドリンクメッセージ送信機930、リソース識別構成要素935、データ識別器940、リソース利用可能性構成要素945、予約パラメータ構成要素950、優先度情報構成要素955、測定構成要素960、リソースパラメータ構成要素965、送信電力構成要素970、感知ウィンドウ識別器975、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらの構成要素の各々は、直接または間接的に、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信し得る。
【0217】
[0224]通信マネージャ920は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。サイドリンクメッセージ受信機925は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。サイドリンクメッセージ送信機930は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ932)を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ932)を送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第4のサイドリンクメッセージは、第1のUEのためのデータを含む。
【0218】
[0225]いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから第5のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第5のサイドリンクメッセージは、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る。いくつかの例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含まない。いくつかの例では、第3のリソースは、第2のリソースから選択される。いくつかの例では、第5のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信される。いくつかの例では、サイドリンクチャネルの第2のリソースは、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含む。いくつかの例では、第3のリソースは、第2のリソースを含まない。
【0219】
[0226]いくつかの例では、リソース利用可能性構成要素945は、第1のサイドリンクメッセージまたは第2のサイドリンクメッセージの信号メトリックをしきい値と比較したことに基づいて、第3のリソースに含めるための第1のリソースの利用可能性を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、リソース利用可能性構成要素945は、第2のサイドリンクメッセージの優先度、第4のサイドリンクメッセージの優先度、またはそれらの組合せに基づいてしきい値を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たさないことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能であることを示す。いくつかの例では、第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たすことに基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能でないことを示す。いくつかの例では、リソース利用可能性構成要素945は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース927のインジケーションを受信し得る。
【0220】
[0227]いくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、時間ウィンドウに関連付けられる。いくつかの例では、第2のリソースは、時間ウィンドウ内で第4のサイドリンクメッセージのために利用可能なリソースを示す。いくつかの例では、第1のリソースは、周期的リソースのセットを含み、第2のリソースは、時間ウィンドウ内に生じる周期的リソースのセットの各々を除くリソースを示す。いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、第1のリソースのインジケーションを含むサイドリンク制御情報を含む。
【0221】
[0228]追加または代替として、通信マネージャ920は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。リソース識別構成要素935は、第1のサイドリンクメッセージが第1のリソースのインジケーションを含むことに基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース937のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ932)を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、リソース識別構成要素935から第2のリソースのインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ932)を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEのためのデータを含む。
【0222】
[0229]いくつかの例では、第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振った第3のリソースを含まない。いくつかの例では、第2のリソースは、第1のリソースから選択される。いくつかの例では、第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振った第3のリソースを含む。いくつかの例では、第2のリソースは、第1のリソースを含まない。いくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信される。
【0223】
[0230]追加または代替として、通信マネージャ920は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。データ識別器940は、サイドリンクチャネル上で第2のUEへ送信するためのデータを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第3のUEから第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第4のUEによる第3のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを含む。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションに基づいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース937のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、第2のリソース上で第2のUEにデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、リソース識別構成要素935から第2のリソース938のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、データ識別器940からデータ942を受信し得る。
【0224】
[0231]いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して受信される。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、識別されたデータの送信のために選択されたビーム上で、UEのセット間で1つまたは複数のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を監視するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、UEのセットは、第2のUEを含み、ここで、第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信することは、監視に基づく。いくつかの例では、感知ウィンドウ識別器975は、1つまたは複数のサイドリンクメッセージに関連付けられた時間および周波数リソースのセットを含む感知ウィンドウを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、監視は、識別された感知ウィンドウに基づく。たとえば、サイドリンクメッセージ受信機925は、サイドリンクメッセージ受信機925から、識別された感知ウィンドウ977のインジケーションを受信し得る。
【0225】
[0232]いくつかの例では、予約パラメータ構成要素950は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約パラメータのセットを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、予約パラメータの識別されたセットに基づく。いくつかの例では、予約パラメータ構成要素950は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース929のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、予約パラメータ構成要素950は、予約パラメータのセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、予約情報は、第1のリソースの予約に関連付けられた持続時間、第1のリソースの予約に関連付けられた周期性、第1のリソースの予約の量、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、またはそれらの組合せを含み、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された予約情報に基づく。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、予約パラメータ構成要素950から、予約パラメータの識別されたセットおよび/または識別された予約情報を示すインジケーション952を受信し得る。
【0226】
[0233]いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された第1の優先度情報に基づく。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース926のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、優先度情報構成要素955から、識別された第1の優先度情報958のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された第1の優先度情報と、識別された第2の優先度情報を比較することに基づく。いくつかの例では、測定構成要素960は、第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた基準信号受信電力値を測定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、測定された基準信号受信電力値に基づく。いくつかの例では、測定構成要素960は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のサイドリンクメッセージ928のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、測定構成要素960から、測定された基準信号受信電力値のインジケーション962を受信し得る。
【0227】
[0234]いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、測定構成要素960は、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、測定された基準信号受信電力値が干渉しきい値を満たすことに基づく。いくつかの例では、測定構成要素960は、優先度情報構成要素955から第1の優先度情報および/または第2の優先度情報のインジケーション957を受信し得る。
【0228】
[0235]いくつかの例では、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEへのサイドリンクデータ送信を含む。いくつかの例では、第1のリソースのインジケーションは、第1のリソースを除く利用可能なリソースのセットを含む。いくつかの例では、第2のリソースを識別することは、利用可能なリソースのセットの中から第2のリソースを識別することを含む。いくつかの例では、第2のリソースを識別することは、第1のリソースを除く第2のリソースを識別することを含む。いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して受信される。いくつかの例では、インジケーションに含まれる第1のリソースは、第3のUEによって予約される。いくつかの例では、識別されたデータを含む第3のサイドリンクメッセージは、第4のUEに送信される。
【0229】
[0236]いくつかの例では、リソースパラメータ構成要素965は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソースパラメータのセットを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、リソースパラメータの識別されたセットに基づく。いくつかの例では、リソースパラメータ構成要素965は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のリソース967のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、リソースパラメータ構成要素965は、リソースパラメータのセットに基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソース情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、リソース情報は、第1のリソースに関連付けられた周期性、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた優先度情報、またはそれらの組合せを含み、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別されたリソース情報に基づく。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、リソースパラメータ構成要素965から、リソースパラメータの識別されたセットおよび/または識別されたリソース情報のインジケーション968を受信し得る。
【0230】
[0237]いくつかの例では、送信電力構成要素970は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた送信電力値を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、識別された送信電力値に基づく。いくつかの例では、送信電力構成要素970は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のサイドリンクメッセージ973のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、リソース識別構成要素は、識別された送信電力値974のインジケーションを受信し得る。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のリソースのインジケーションに基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、測定構成要素960は、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、送信電力値が干渉しきい値を満たすことに基づく。いくつかの例では、リソース識別構成要素935は、識別された干渉しきい値のインジケーション962を受信し得る。
【0231】
[0238]追加または代替として、通信マネージャ920は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ受信機925は、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ922)を受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第2のサイドリンクメッセージは、データを含む。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージ(たとえば、サイドリンクメッセージ932)を送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む。いくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信される。いくつかの例では、インジケーションに含まれる第1のリソースは、第3のUEによって予約される。
【0232】
[0239]いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、サイドリンクメッセージ受信機925から第1のサイドリンクメッセージのインジケーション926を受信し得る。いくつかの例では、測定構成要素960は、優先度情報に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、1つまたは複数のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージを含む。いくつかの例では、測定構成要素は、優先度情報構成要素955から優先度情報のインジケーション957を受信し得る。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、サイドリンクメッセージ受信機925から第2のサイドリンクメッセージのインジケーション926を受信し得る。いくつかの例では、送信電力構成要素970は、優先度情報に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージを送信することは、送信電力値に基づく。いくつかの例では、送信電力構成要素970は、優先度情報構成要素955から優先度情報のインジケーション959を受信し得る。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、送信電力構成要素970から送信電力値のインジケーション972を受信し得る。
【0233】
[0240]いくつかの例では、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネルを介して送信される。いくつかの例では、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して送信される。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、送信電力構成要素970は、優先度情報に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、送信電力値のインジケーションを含む。いくつかの例では、優先度情報構成要素955は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて、第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。いくつかの例では、測定構成要素960は、優先度情報に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、1つまたは複数のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージを含み、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、干渉しきい値のインジケーションを含む。いくつかの例では、サイドリンクメッセージ送信機930は、測定構成要素960から干渉しきい値のインジケーションを受信し得る。
【0234】
[0241]
図10は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知とサイドリンク送信機感知とを用いたリソース選択をサポートするデバイス1005を含むシステム1000の図を示す。デバイス1005は、本明細書で説明されるデバイス705、デバイス805、またはUE115の構成要素の一例であるか、またはそれらを含み得る。デバイス1005は、1つまたは複数の基地局105、UE115、あるいはそれらの任意の組合せとワイヤレス通信し得る。デバイス1005は、通信マネージャ1020、入出力(I/O)コントローラ1010、トランシーバ1015、アンテナ1025、メモリ1030、コード1035、およびプロセッサ1040など、通信を送信および受信するための構成要素を含む双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1045)を介して電子通信しているかまたは他の方法で(たとえば、動作可能に、通信可能に、機能的に、電子的に、電気的に)結合され得る。
【0235】
[0242]I/Oコントローラ1010は、デバイス1005のための入力信号と出力信号とを管理し得る。I/Oコントローラ1010は、デバイス1005に組み込まれていない周辺装置も管理し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1010は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1010は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを利用し得る。追加または代替として、I/Oコントローラ1010は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、またはそれらと対話し得る。いくつかの場合には、I/Oコントローラ1010は、プロセッサ1040などのプロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合には、ユーザは、I/Oコントローラ1010を介して、またはI/Oコントローラ1010によって制御されるハードウェア構成要素を介してデバイス1005と対話し得る。
【0236】
[0243]いくつかの場合には、デバイス1005は、単一のアンテナ1025を含み得る。しかしながら、いくつかの他の場合には、デバイス1005は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1025を有し得る。トランシーバ1015は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ1025、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1015はワイヤレストランシーバを表し得、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信し得る。トランシーバ1015はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信用に1つまたは複数のアンテナ1025に提供し、1つまたは複数のアンテナ1025から受信されたパケットを復調するモデムを含み得る。トランシーバ1015、あるいはトランシーバ1015および1つまたは複数のアンテナ1025は、本明細書で説明される送信機715、送信機815、受信機710、受信機810、あるいはそれらの任意の組合せまたはそれらの構成要素の一例であり得る。
【0237】
[0244]メモリ1030は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1030は、プロセッサ1040によって実行されたとき、本明細書で説明される様々な機能をデバイス1005に実施させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1035を記憶し得る。コード1035は、システムメモリまたは別のタイプのメモリなど、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合には、コード1035は、プロセッサ1040によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させ得る。いくつかの場合には、メモリ1030は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの対話など、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本I/Oシステム(BIOS)を含んでいることがある。
【0238】
[0245]プロセッサ1040は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合には、プロセッサ1040は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。いくつかの他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1040に組み込まれ得る。プロセッサ1040は、様々な機能(たとえば、サイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする機能またはタスク)をデバイス1005に実施させるために、メモリ(たとえば、メモリ1030)に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。たとえば、デバイス1005またはデバイス1005の構成要素は、プロセッサ1040と、プロセッサ1040に結合されたメモリ1030とを含み得、プロセッサ1040とメモリ1030とは、本明細書で説明される様々な機能を実施するように構成される。
【0239】
[0246]通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ1020は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ1020は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第4のサイドリンクメッセージは、第2のUEのためのデータを含む。
【0240】
[0247]追加または代替として、通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ1020は、第1のリソースに基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第3のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る。通信マネージャ1020は、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、ここで、第2のサイドリンクメッセージは、第2のUEのためのデータを含む。
【0241】
[0248]追加または代替として、通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、サイドリンクチャネル上での送信のためのデータを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第1のサイドリンクメッセージは、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのための第1のリソースのインジケーションを含む。通信マネージャ1020は、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、第2のリソース上でデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。
【0242】
[0249]追加または代替として、通信マネージャ1020は、本明細書で開示される例による、第1のUEにおけるワイヤレス通信をサポートし得る。たとえば、通信マネージャ1020は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得る。通信マネージャ1020は、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第2のサイドリンクメッセージは、データを含む。通信マネージャ1020は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信するための手段として構成されるかまたは他の方法でそれをサポートし得、第3のサイドリンクメッセージは、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む。
【0243】
[0250]本明細書で説明される例による通信マネージャ1020を含むかまたは構成することによって、デバイス1005は、送信UEが、近隣UEの送信が受信されるべき方向とは異なる方向に構成されたビームを使用するとき、送信UEが近隣UEの送信のために予約されたリソースを識別することを可能にするための技法をサポートし得る。したがって、送信UEは、近隣UEのリソースに関係する送信を送信UEが実施するために使用するリソースに対応する決定を行い得る。
【0244】
[0251]いくつかの例では、通信マネージャ1020は、トランシーバ1015、1つまたは複数のアンテナ1025、あるいはそれらの任意の組合せを使用してまたは他の方法でそれらと協働して様々な動作(たとえば、受信、監視、送信)を実施するように構成され得る。通信マネージャ1020は別個の構成要素として示されているが、いくつかの例では、通信マネージャ1020に関して説明される1つまたは複数の機能は、プロセッサ1040、メモリ1030、コード1035、またはそれらの任意の組合せによってサポートまたは実施され得る。たとえば、コード1035は、本明細書で説明されるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択の様々な態様をデバイス1005に実施させるようにプロセッサ1040によって実行可能な命令を含み得るか、あるいはプロセッサ1040とメモリ1030とは、そのような動作を他の方法で実施またはサポートするように構成され得る。
【0245】
[0252]
図11は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、本明細書で説明されるUEまたはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1100の動作は、
図1~
図10を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、記載される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載される機能の態様を実施し得る。
【0246】
[0253]1105において、方法は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。1105の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1105の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0247】
[0254]1110において、方法は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することを含み得、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。1110の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1110の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0248】
[0255]1115において、方法は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを含む。1115の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1115の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0249】
[0256]
図12は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、本明細書で説明されるUEまたはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1200の動作は、
図1~
図10を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、記載される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載される機能の態様を実施し得る。
【0250】
[0257]1205において、方法は、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第1のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。1205の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1205の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0251】
[0258]1210において、方法は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することを含み得、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを含む。1210の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1210の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0252】
[0259]1215において、方法は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから第5のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、ここで、第5のサイドリンクメッセージが、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る。1215の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1215の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0253】
[0260]1220において、方法は、第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを備える。1220の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1220の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0254】
[0261]
図13は、本開示の態様によるサイドリンク受信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書で説明されるUEまたはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1300の動作は、
図1~
図10を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、記載される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載される機能の態様を実施し得る。
【0255】
[0262]1305において、方法は、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを含む。1305の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1305の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0256】
[0263]1310において、方法は、第1のサイドリンクメッセージが第1のリソースのインジケーションを含むことに基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択することを含み得る。1310の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1310の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたリソース識別構成要素935によって実施され得る。
【0257】
[0264]1315において、方法は、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することを含み得、ここで、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る。1315の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1315の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0258】
[0265]1320において、方法は、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信することを含み得、ここで、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを含む。1320の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1320の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0259】
[0266]
図14は、本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書で説明されるUEまたはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1400の動作は、
図1~
図10を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、記載される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載される機能の態様を実施し得る。
【0260】
[0267]1405において、方法は、サイドリンクチャネル上での送信のためのデータを識別することを含み得る。1405の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1405の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたデータ識別器940によって実施され得る。
【0261】
[0268]1410において、方法は、第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む。1410の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1410の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0262】
[0269]1415において、方法は、第1のリソースに基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することを含み得る。1415の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1415の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたリソース識別構成要素935によって実施され得る。
【0263】
[0270]1420において、方法は、第2のリソース上でデータを含む第3のサイドリンクメッセージを送信することを含み得る。1420の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1420の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0264】
[0271]
図15は、本開示の態様によるサイドリンク送信機感知を用いたリソース選択をサポートする方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書で説明されるUEまたはその構成要素によって実装され得る。たとえば、方法1500の動作は、
図1~
図10を参照しながら説明されたUE115によって実施され得る。いくつかの例では、UEは、記載される機能を実施するようにUEの機能要素を制御するための命令のセットを実行し得る。追加または代替として、UEは、専用ハードウェアを使用して、記載される機能の態様を実施し得る。
【0265】
[0272]1505において、方法は、第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む第1のサイドリンクメッセージを受信することを含み得る。1505の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1505の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0266】
[0273]1510において、方法は、第1のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを受信することを含み得、第2のサイドリンクメッセージが、データを含む。1510の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1510の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ受信機925によって実施され得る。
【0267】
[0274]1515において、方法は、第1のサイドリンクメッセージに基づいて第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することを含み得、第3のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージのために予約された第1のリソースのインジケーションを含む。1515の動作は、本明細書で開示される例に従って実施され得る。いくつかの例では、1515の動作の態様は、
図9を参照しながら説明されたサイドリンクメッセージ送信機930によって実施され得る。
【0268】
[0275]以下で、本開示の態様の概要を提供する。
【0269】
[0276]態様1:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、サイドリンクチャネル上で第2のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第2のUEによる第3のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のUEによって予約されたサイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを備える、第4のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第2のリソースのインジケーションを備える、第4のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに少なくとも部分的に基づいて、第4のUEから、サイドリンクチャネルの第3のリソース上で第4のサイドリンクメッセージを受信することと、第4のサイドリンクメッセージが、第1のUEのためのデータを備える、を備える、方法。
【0270】
[0277]態様2:第4のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信したことに少なくとも部分的に基づいて、第4のUEから第5のサイドリンクメッセージを受信することをさらに備え、ここにおいて、第5のサイドリンクメッセージが、第4のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第3のリソースを割り振る、態様1の方法。
【0271】
[0278]態様3:サイドリンクチャネルの第2のリソースが、サイドリンクチャネルの第1のリソースを含まず、第3のリソースが、第2のリソースから選択される、態様2の方法。
【0272】
[0279]態様4:第5のサイドリンクメッセージが、サイドリンク制御チャネルを介して送信される、態様3の方法。
【0273】
[0280]態様5:サイドリンクチャネルの第2のリソースが、サイドリンクチャネルの第1のリソースを備え、第3のリソースが、第2のリソースを含まない、態様2~4のいずれかの方法。
【0274】
[0281]態様6:第1のサイドリンクメッセージまたは第2のサイドリンクメッセージの信号メトリックをしきい値と比較したことに少なくとも部分的に基づいて、第3のリソースに含めるための第1のリソースの利用可能性を決定することをさらに備える、態様1~5のいずれかの方法。
【0275】
[0282]態様7:第2のサイドリンクメッセージの優先度、第4のサイドリンクメッセージの優先度、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいてしきい値を決定することをさらに備える、態様6の方法。
【0276】
[0283]態様8:第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たさないことに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能であることを示す、態様7の方法。
【0277】
[0284]態様9:第2のリソースは、信号メトリックがしきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースが第3のリソースに含めるために利用可能でないことを示す、態様7~8のいずれかの方法。
【0278】
[0285]態様10:第3のサイドリンクメッセージが、時間ウィンドウに関連付けられ、第2のリソースが、時間ウィンドウ内で第4のサイドリンクメッセージのために利用可能なリソースを示す、態様1~9のいずれかの方法。
【0279】
[0286]態様11:第1のリソースが、周期的リソースのセットを備え、第2のリソースが、時間ウィンドウ内に生じる周期的リソースのセットの各々を除くリソースを示す、態様10の方法。
【0280】
[0287]態様12:第1のサイドリンクメッセージが、第1のリソースのインジケーションを備えるサイドリンク制御情報を備える、態様1~11のいずれかの方法。
【0281】
[0288]態様13:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、第2のUEから、サイドリンクチャネル上で第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクチャネルの第1のリソースのインジケーションを備える、第1のサイドリンクメッセージが第1のリソースのインジケーションを備えることに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのためにサイドリンクチャネルの第2のリソースを選択することと、第2のUEに、サイドリンクチャネル上で第3のサイドリンクメッセージを送信することと、ここにおいて、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のリソースを割り振る、第2のUEに、第2のリソース上で第2のサイドリンクメッセージを送信することと、ここにおいて、第2のサイドリンクメッセージが、第2のUEのためのデータを備える、を備える、方法。
【0282】
[0289]態様14:第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振った第3のリソースを含まず、第2のリソースが、第1のリソースから選択される、態様13の方法。
【0283】
[0290]態様15:第1のリソースは、第3のUEが第4のUEへの第4のサイドリンクメッセージのために割り振った第3のリソースを備え、第2のリソースが、第1のリソースを含まない、態様13~14のいずれかの方法。
【0284】
[0291]態様16:第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンク制御チャネルを介して送信される、態様13~15のいずれかの方法。
【0285】
[0292]態様17:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、サイドリンクチャネル上で第2のUEへの送信のためのデータを識別することと、第3のUEから第1のサイドリンクメッセージを受信することと、第1のサイドリンクメッセージが、第4のUEによる第3のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを備える、第4のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいてサイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することと、第2のリソース上で第2のUEに、識別されたデータを備える第3のサイドリンクメッセージを送信することとを備える、方法。
【0286】
[0293]態様18:第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンクフィードバックチャネルを介して受信される、態様17の方法。
【0287】
[0294]態様19:第2のUEへの識別されたデータの送信のために選択されたビーム上で、UEのセット間で1つまたは複数のサイドリンクメッセージを監視することをさらに備え、UEのセットが、第2のUEと、第3のUEと、第4のUEとを備え、ここにおいて、第1のサイドリンクメッセージを受信することが、監視に少なくとも部分的に基づく、態様17~18のいずれかの方法。
【0288】
[0295]態様20:1つまたは複数のサイドリンクメッセージに関連付けられた時間および周波数リソースのセットを備える感知ウィンドウを識別することをさらに備え、ここにおいて、監視が、識別された感知ウィンドウに少なくとも部分的に基づく、態様19の方法。
【0289】
[0296]態様21:第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約パラメータのセットを識別することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、予約パラメータの識別されたセットに少なくとも部分的に基づく、態様17~20のいずれかの方法。
【0290】
[0297]態様22:予約パラメータのセットに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースに関連付けられた予約情報を識別することをさらに備え、識別された予約情報が、第4のUEによる第1のリソースの予約に関連付けられた持続時間、第4のUEによる第1のリソースの予約に関連付けられた周期性、第4のUEによる第1のリソースの予約の量、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、識別された予約情報に少なくとも部分的に基づく、態様21の方法。
【0291】
[0298]態様23:第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を識別することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、識別された第1の優先度情報に少なくとも部分的に基づく、態様17~22のいずれかの方法。
【0292】
[0299]態様24:第2のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報を識別することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、識別された第1の優先度情報と識別された第2の優先度情報を比較したことに少なくとも部分的に基づく、態様23の方法。
【0293】
[0300]態様25:第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた基準信号受信電力値を測定することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、測定された基準信号受信電力値に少なくとも部分的に基づく、態様17~24のいずれかの方法。
【0294】
[0301]態様26:第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することと、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、測定された基準信号受信電力値が干渉しきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様25の方法。
【0295】
[0302]態様27:第2のサイドリンクメッセージが、第4のUEによる第3のUEへのサイドリンクデータ送信を備える、態様17~26のいずれかの方法。
【0296】
[0303]態様28:第1のリソースのインジケーションが、第1のリソースを除く利用可能なリソースのセットを備え、第2のリソースを識別することが、利用可能なリソースのセットの中から第2のリソースを識別することを備える、態様17~27のいずれかの方法。
【0297】
[0304]態様29:第2のリソースを識別することが、第1のリソースを除く第2のリソースを識別することを備える、態様17~28のいずれかの方法。
【0298】
[0305]態様30:第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して受信される、態様17~29のいずれかの方法。
【0299】
[0306]態様31:第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソースパラメータのセットを識別することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、リソースパラメータの識別されたセットに少なくとも部分的に基づく、態様17~30のいずれかの方法。
【0300】
[0307]態様32:リソースパラメータの識別されたセットに少なくとも部分的に基づいて、第1のリソースに関連付けられたリソース情報を識別することをさらに備え、識別されたリソース情報が、第1のリソースに関連付けられた周期性、第1のリソースに関連付けられた時間および周波数情報、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた優先度情報、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、識別されたリソース情報に少なくとも部分的に基づく、態様31の方法。
【0301】
[0308]態様33:第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、第1のサイドリンクメッセージに関連付けられた送信電力値を識別することをさらに備え、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することが、識別された送信電力値に少なくとも部分的に基づく、態様17~32のいずれかの方法。
【0302】
[0309]態様34:第1のリソースのインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報を決定することと、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた第1の優先度情報、および第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた第2の優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のサイドリンクメッセージに関連付けられた干渉しきい値を決定することと、ここにおいて、サイドリンクチャネルの第2のリソースを識別することは、送信電力値が干渉しきい値を満たすことに少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様33の方法。
【0303】
[0310]態様35:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための方法であって、方法は、第2のUEによる第1のUEへの第2のサイドリンクメッセージのために第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを備える第1のサイドリンクメッセージを第2のUEから受信することと、第1のリソース上で第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信すること、第2のサイドリンクメッセージが、データを備える、第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて第3のUEに第3のサイドリンクメッセージを送信することと、第3のサイドリンクメッセージが、第2のUEによって予約された第1のリソースのインジケーションを備える、を備える、方法。
【0304】
[0311]態様36:第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信される、態様35の方法。
【0305】
[0312]態様37:第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、1つまたは複数のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージを備える、をさらに備える、態様35~36のいずれかの方法。
【0306】
[0313]態様38:第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、ここにおいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することが、送信電力値に少なくとも部分的に基づく、をさらに備える、態様35~37のいずれかの方法。
【0307】
[0314]態様39:第1のサイドリンクメッセージが、サイドリンク制御チャネルを介して送信される、態様35~38のいずれかの方法。
【0308】
[0315]態様40:第3のサイドリンクメッセージが、サイドリンク制御チャネル、サイドリンクデータチャネル、または両方を介して送信される、態様35~39のいずれかの方法。
【0309】
[0316]態様41:第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、第3のサイドリンクメッセージを送信することに関連付けられた送信電力値を設定することと、ここにおいて、第3のサイドリンクメッセージが、送信電力値のインジケーションを備える、をさらに備える、態様35~40のいずれかの方法。
【0310】
[0317]態様42:第1のサイドリンクメッセージに少なくとも部分的に基づいて、第2のUEから第2のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた優先度情報を識別することと、識別された優先度情報に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のサイドリンクメッセージを受信することに関連付けられた干渉しきい値を設定することと、1つまたは複数のサイドリンクメッセージが、第2のサイドリンクメッセージを備え、ここにおいて、第3のサイドリンクメッセージが、干渉しきい値のインジケーションを備える、をさらに備える、態様35~41のいずれかの方法。
【0311】
[0318]態様43:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、態様1~12のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0312】
[0319]態様44:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様1~12のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0313】
[0320]態様45:第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様1から12のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0314】
[0321]態様46:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、態様13~16のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0315】
[0322]態様47:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様13~16のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0316】
[0323]態様48:第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様13から16のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0317】
[0324]態様49:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、態様17~34のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0318】
[0325]態様50:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様17~34のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0319】
[0326]態様51:第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様17から34のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0320】
[0327]態様52:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、メモリに記憶された命令とを備え、命令が、態様35~42のいずれかの方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能である、装置。
【0321】
[0328]態様53:第1のUEにおけるワイヤレス通信のための装置であって、態様35~42のいずれかの方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、装置。
【0322】
[0329]態様54:第1のUEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードが、態様35から42のいずれかの方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
【0323】
[0330]本明細書で説明された方法は可能な実装形態を説明することと、動作およびステップは並べ替えられるかまたは場合によっては修正され得ることと、他の実装形態が可能であることとに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
【0324】
[0331]LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様は例として説明され得、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNR用語が説明の大部分において使用され得るが、本明細書で説明された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRネットワーク以外に適用可能である。たとえば、説明された技法は、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、米国電気電子学会(IEEE)802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどの様々な他のワイヤレス通信システム、ならびに本明細書で明示的に言及されていない他のシステムおよび無線技術に適用され得る。
【0325】
[0332]本明細書で説明された情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0326】
[0333]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、CPU、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
【0327】
[0334]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、本明細書で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションに実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に位置し得る。
【0328】
[0335]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、コンピュータ可読媒体の定義の中に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0329】
[0336]特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用される、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照と解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく条件Aと条件Bの両方に基づき得る。本明細書で使用される、「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同様に解釈されたい。
【0330】
[0337]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルまたは他の次の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのどの1つにも適用可能である。
【0331】
[0338]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成を記載しており、実装され得るか、または特許請求の範囲の範囲内にあるすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例」という用語は、「例、事例、または例示として働く」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供するための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、記載された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、既知の構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
【0332】
[0339]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように提供される。本開示の様々な修正は当業者には明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
【国際調査報告】