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特表2023-551201使用者間の経験の共有を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-07
(54)【発明の名称】使用者間の経験の共有を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06T 19/00 20110101AFI20231130BHJP
   G06Q 50/00 20120101ALI20231130BHJP
【FI】
G06T19/00 300B
G06Q50/00 300
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023530659
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(85)【翻訳文提出日】2023-07-04
(86)【国際出願番号】 KR2021017550
(87)【国際公開番号】W WO2022114820
(87)【国際公開日】2022-06-02
(31)【優先権主張番号】10-2020-0161752
(32)【優先日】2020-11-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】522005619
【氏名又は名称】アニペン インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】チョン,ジェ ウン
【テーマコード(参考)】
5B050
5L049
【Fターム(参考)】
5B050AA03
5B050BA09
5B050BA11
5B050BA12
5B050BA13
5B050BA20
5B050CA07
5B050CA08
5B050DA01
5B050EA04
5B050EA26
5B050FA02
5B050FA05
5B050FA13
5B050FA14
5L049CC11
(57)【要約】
本発明の一態様によると、使用者間の経験の共有を支援するための方法であって、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する段階、前記共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して前記使用者に前記共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する段階、および前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、前記仮想空間で前記著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有されるようにする段階を含む方法が提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者間の経験の共有を支援するための方法であって、
経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する段階と、
前記共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して前記使用者に前記共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する段階と、
前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、前記仮想空間で前記著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有されるようにする段階と、
を含む、方法。
【請求項2】
前記仮想空間は、前記共有コンテンツに関する空間情報を参照して生成され、前記使用者に関連する時点情報を参照して補正される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素が前記使用者に関連する時点情報を参照して補正される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記使用者に関連する時点情報は、前記使用者に前記共有コンテンツが提供される当時の時点情報または前記使用者が特定する時点情報に対応する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記使用者に関連する時点情報を参照して前記仮想空間が時系列的に変化する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記著作コンテンツは前記使用者に関連する時点情報を参照して選別的に共有される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
請求項1に記載された方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録する非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体。
【請求項8】
使用者間の経験の共有を支援するためのシステムであって、
経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する空間情報獲得部と、
前記共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して前記使用者に前記共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する仮想空間決定部と、
前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、前記仮想空間で前記著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有されるようにする共有管理部と、
を備える、システム。
【請求項9】
前記仮想空間は、前記共有コンテンツに関する空間情報を参照して生成され、前記使用者に関連する時点情報を参照して補正される、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素が前記使用者に関連する時点情報を参照して補正される、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記使用者に関連する時点情報は、前記使用者に前記共有コンテンツが提供される当時の時点情報または前記使用者が特定する時点情報に対応する、請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記使用者に関連する時点情報を参照して前記仮想空間が時系列的に変化する、請求項8に記載のシステム。
【請求項13】
前記著作コンテンツは前記使用者に関連する時点情報を参照して選別的に共有される、請求項8に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は使用者間の経験の共有を支援するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、ソーシャルネットワークサービス(SNS;Social Network Service)等を通じて自身が経験したり撮影した映像コンテンツを他の人と共有したりしようとする需要が増加している。
【0003】
これに関する、従来技術の一例として、特許文献1に開示された技術を例に挙げることができるが、SNSコンテンツ製作および共有サービスのためのプラットフォームを提供するサーバー、および前記プラットフォームを通じて使用者に使用者入力インターフェースを提供して使用者から前記SNSに共有する掲示物情報の入力を受ける端末を含むものの、前記サーバーは前記使用者から入力された掲示物情報を少なくとも一つ以上の端末から受信して、これに基づいて一つ以上のスクエアを生成し、前記生成された一つ以上のスクエアを、前記SNSを通じて共有するように制御し、前記スクエアは前記使用者から入力された掲示物情報が予め定められた基準により前記サーバーによって変換されて生成されたSNSコンテンツであることを特徴とする、SNSコンテンツ製作および共有プラットフォーム提供システムが紹介されたことがある。
【0004】
しかし、前記のような従来技術をはじめとしてこれまで紹介された技術によると、他の使用者によって共有されるコンテンツをプレイし、それに関する意見は別途のウェブページ、掲示板、コメントなどの空間でやりとりすることができるだけであったため、共有を受けたコンテンツを通じて受動的に経験の共有がなされざるを得なかったのであり、相互間にインタラクティブ(interactive)な意思疎通もなされるのが困難であった。また、コンテンツの編集に関する専門的な知識がないと他の使用者によって生成されるコンテンツに基づいて追加コンテンツを著作することも困難であった。
【0005】
そこで、本発明者(ら)は、他の使用者によって生成および共有されるコンテンツに基づいて能動的な体験がなされ得るようにし、そのコンテンツに基づいて新しいコンテンツを著作したり他の使用者とのインタラクティブな意思疎通ができるようにしたり、そのコンテンツに時間概念を付加してコンテンツをタイムカプセル化できるようにしたりする、新規かつ進歩した技術を提案するところである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1713256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前述した従来技術の問題点をすべて解決することをその目的とする。
【0008】
また、本発明は、共有コンテンツに関連する仮想空間で該当共有コンテンツをリアルに経験できるように支援することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、共有コンテンツに関連する仮想空間で新しいコンテンツを著作できるように支援することをその目的とする。
【0010】
また、本発明は、共有コンテンツに関連する仮想空間で複数の使用者がインタラクティブに疎通できるように支援することをその目的とする。
【0011】
また、本発明は、増強現実映像と仮想現実映像が空間的に連結される使用者経験を提供することをその目的とする。
【0012】
また、本発明は、共有コンテンツに関連する仮想空間を、特定時点を基準としてまたは時間順で経験できるように支援することをその目的とする。
【0013】
また、本発明は、互いに異なる時点で存在する複数の使用者間で共有コンテンツに関連する仮想空間に対する互いに異なる経験を共有できるように支援することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前記目的を達成するための本発明の代表的な構成は次の通りである。
【0015】
本発明の一態様によると、使用者間の経験の共有を支援するための方法であって、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する段階と、前記共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して前記使用者に前記共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する段階と、前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、前記仮想空間で前記著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有されるようにする段階とを含む方法が提供される。
【0016】
本発明の他の態様によると、使用者間の経験の共有を支援するためのシステムであって、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する空間情報獲得部と、前記共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して前記使用者に前記共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する仮想空間決定部と、前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、前記仮想空間で前記著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有されるようにする共有管理部とを含むシステムが提供される。
【0017】
この他にも、本発明を具現するための他の方法、他のシステムおよび前記方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録する非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体がさらに提供される。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、共有コンテンツに関連する仮想空間で共有コンテンツをリアルに経験できるようになる。
【0019】
また、本発明によると、共有コンテンツに関連する仮想空間で新しいコンテンツを著作できるようになる。
【0020】
また、本発明によると、共有コンテンツに関連する仮想空間で複数の使用者がインタラクティブに疎通できるようになる。
【0021】
また、本発明によると、増強現実映像と仮想現実映像が空間的に連結される使用者経験が提供され得るようになる。
【0022】
また、本発明によると、共有コンテンツに関連する仮想空間を、特定時点を基準としてまたは時間順で経験できるように支援できるようになる。
【0023】
また、本発明によると、互いに異なる時点で存在する複数の使用者間で共有コンテンツに関連する仮想空間に対する互いに異なる経験を共有できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の一実施例により使用者間の経験の共有を支援するための全体システムの概略的な構成を示す図面である。
図2】本発明の一実施例に係る支援システムの内部構成を詳細に図示する図面である。
図3】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図4A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図4B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図4C】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図4D】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図5A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図5B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図6A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図6B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図7】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図8】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図9】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図10】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図11】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図12A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図12B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図13A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図13B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図13C】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図13D】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図13E】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図14A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図14B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図14C】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図15A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図15B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図16】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図17A】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
図17B】本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
後述する本発明に対する詳細な説明は、本発明が実施され得る特定実施例を例示として図示する添付図面を参照する。このような実施例は当業者が本発明を十分に実施できるように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は互いに異なるが相互排他的である必要はないことが理解されるべきである。例えば、本明細書に記載されている特定形状、構造および特性は、本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく一実施例から他の実施例に変更されて具現され得る。また、それぞれの実施例内の個別の構成要素の位置または配置も本発明の趣旨と範囲を逸脱することなく変更され得ることが理解されるべきである。したがって、後述する詳細な説明は限定的な意味として行われるものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の請求項が請求する範囲およびそれと均等なすべての範囲を包括するものと理解されるべきである。図面で類似する参照符号は多様な側面に亘って同一または類似する構成要素を示す。
【0026】
本明細書で、コンテンツとは、通信網を通じて接近可能な、文字、符号、音声、音響、イメージ、動画などからなるデジタル情報または個別の情報要素を総称する概念である。このようなコンテンツは、例えば、テキスト、イメージ、動画、オーディオ、リンク(例えば、ウェブリンク)等のデータまたはこのようなデータのうち少なくとも二つの組み合わせを含んで構成され得る。より具体的には、このようなコンテンツには、キャラクタ、ボリュメトリック(volumetric)映像、ポイントクラウドまたはポリゴンで構成された客体などに関するコンテンツが含まれ得る。
【0027】
以下では、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の多様な好ましい実施例について、添付された図面を参照して詳細に説明することにする。
【0028】
全体システムの構成
【0029】
図1は、本発明の一実施例により使用者間の経験の共有を支援するための全体システムの概略的な構成を示す図面である。
【0030】
図1に図示された通り、本発明の一実施例に係る全体システムは通信網100、支援システム200およびデバイス300を含んで構成され得る。
【0031】
まず、本発明の一実施例に係る通信網100は有線通信や無線通信のような通信の様態にかかわらず構成され得、近距離通信網(LAN;Local Area Network)、都市圏通信網(MAN;Metropolitan Area Network)、広域通信網(WAN;Wide Area Network)などの多様な通信網で構成され得る。好ましくは、本明細書での通信網100は公知のインターネットまたはワールドワイドウェブ(WWW;World Wide Web)であり得る。しかし、通信網100は、あえてこれに限定される必要はなく、公知の有/無線データ通信網、公知の電話網または公知の有/無線テレビ通信網をその少なくとも一部において含んでもよい。
【0032】
例えば、通信網100は無線データ通信網であり、無線周波数(RF;Radio Frequency)通信、ワイファイ(WiFi)通信、セルラー(LTEなど)通信、ブルートゥース(登録商標)通信(さらに具体的には、低電力ブルートゥース(登録商標)(BLE;Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信)、赤外線通信、超音波通信などのような従来の通信方法を少なくともその一部分において具現するものであり得る。
【0033】
次に、本発明の一実施例に係る支援システム200はメモリ手段を具備し、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタルデバイスであり得る。このような支援システム200はサーバーシステムであり得る。
【0034】
本発明の一実施例に係る支援システム200は通信網100を通じて後述するデバイス300との通信を遂行することができ、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得し、共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して使用者に共有コンテンツを提供する仮想空間を決定し、仮想空間で使用者によって著作コンテンツが生成されると、仮想空間で該当著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として該当著作コンテンツが共有されるようにする機能を遂行することができる。
【0035】
本発明の一実施例に係る経験の共有の対象となる共有コンテンツは、実世界の場所または仮想の場所に基づいて生成されるコンテンツであって、少なくとも一人の使用者に対して共有(例えば、視聴、観覧、体験など)が許諾されるコンテンツを意味し得る。例えば、このような共有コンテンツは、CCTV映像またはイメージ、360度カメラ映像またはイメージ、スマートフォン映像またはイメージ、ブラックボックス映像またはイメージ、ドローン映像またはイメージ、3次元で構成されたポイントクラウド(point cloud)(またはポイントクラウドイメージまたは映像)、3次元で構成されたメッシュ(mesh)(またはメッシュイメージまたは映像)等のように実世界の場所に基づいて生成されるコンテンツであるか、仮想現実(Virtual Reality;VR)映像などのように仮想の場所に基づいて生成されるコンテンツであり得る。
【0036】
本発明に係る支援システム200の構成と機能については、以下で詳察することにする。一方、支援システム200に関して前記のように説明されたが、このような説明は例示的なものであり、支援システム200に要求される機能や構成要素の少なくとも一部が必要に応じて後述するデバイス300または外部システム(図示されず)内で実現されたりデバイス300または外部システム内に含まれたりしてもよいことは当業者に自明である。
【0037】
次に、本発明の一実施例に係るデバイス300(例えば、使用者のデバイス)は、通信網100を通じて支援システム200に接続した後に通信できるようにする機能を含むデジタル機器であって、スマートフォン、タブレットPC、スマートグラス(例えば、このようなスマートグラスでは増強現実(AR)、仮想現実(VR)、混合現実(MR)、拡張現実(XR)等が支援される)、ヘッドマウントディスプレイ(例えば、このようなヘッドマウントディスプレイでは増強現実(AR)、仮想現実(VR)、混合現実(MR)、拡張現実(XR)等が支援される)等のように、メモリ手段を具備し、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えた携帯可能なデジタル機器であればいくらでも本発明に係るデバイス300として採択され得る。また、本発明の一実施例によると、デバイス300には共有コンテンツを生成するための撮影およびスキャンモジュール(例えば、カメラ、ライダ(LiDAR))、仮想空間または共有コンテンツを提供するためのディスプレイモジュール(例えば、LCD、LEDディスプレイ、またはOLEDディスプレイ)等がさらに含まれ得る。
【0038】
一方、本発明の一実施例に係るデバイス300には、本発明に係る使用者間の経験の共有を支援する機能を支援するためのアプリケーションが含まれていてもよい。このようなアプリケーションは支援システム200または外部のアプリケーション配布サーバー(図示されず)からダウンロードされたものであり得る。
【0039】
支援システムの構成
【0040】
以下では、本発明の具現のために重要な機能を遂行する支援システム200の内部構成および各構成要素の機能について詳察することにする。
【0041】
図2は、本発明の一実施例に係る支援システム200の内部構成を詳細に図示する図面である。
【0042】
図2に図示された通り、本発明の一実施例に係る支援システム200は、空間情報獲得部210、仮想空間決定部220、コンテンツ提供部230、共有管理部240、通信部250および制御部260を含んで構成され得る。本発明の一実施例によると、支援システム200の空間情報獲得部210、仮想空間決定部220、コンテンツ提供部230、共有管理部240、通信部250および制御部260は、そのうち少なくとも一部が外部のシステムと通信するプログラムモジュールであり得る。このようなプログラムモジュールは運営システム、応用プログラムモジュールまたはその他プログラムモジュールの形態で支援システム200に含まれ得、物理的には多様な公知の記憶装置に保存され得る。また、このようなプログラムモジュールは支援システム200と通信可能な遠隔記憶装置に保存されてもよい。一方、このようなプログラムモジュールは本発明により後述する特定の業務を遂行したり特定の抽象データ類型を実行するルーチン、サブルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを包括したりするが、これに制限されるものではない。
【0043】
まず、本発明の一実施例に係る空間情報獲得部210は、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報を獲得する機能を遂行することができる。本発明の一実施例に係る共有コンテンツに関する空間情報は、共有コンテンツに関連する実世界の場所または仮想の場所の地理、位置、客体、テーマ(theme)等に関する情報を含むことができる。
【0044】
例えば、前記共有コンテンツが実世界の場所を撮影して生成されるコンテンツである場合に、空間情報獲得部210は該当共有コンテンツが撮影される実世界の場所に対応する位置(絶対座標(例えば、GPS座標などの地理的座標)または相対座標)、該当共有コンテンツで実世界の場所が撮影される方向(例えば、共有コンテンツ内の被写体に対する方向角(direction angle)または方位角(azimuth))、該当共有コンテンツが撮影される実世界の場所に存在する客体(例えば、被写体)、該当共有コンテンツが撮影される実世界の場所でスキャンされる空間または客体(例えば、該当実世界の場所に存在する建築物)に対するポイントクラウドおよび該当共有コンテンツで特定されるテーマのうち少なくとも一つに関する情報を共有コンテンツに関する空間情報として獲得することができる。一方、本発明の一実施例に係るテーマは、共有コンテンツで特定される主な対象または所定の基準とすることができる対象を意味し、有形の対象だけでなく無形の対象(例えば、空、海、雰囲気など)をすべて含む概念であり得る。例えば、このようなテーマは共有コンテンツで最も多い比重(または比率)を占める対象であるか、大衆に所定水準以上の認知度がある対象が特定され得る。ここで、このような認知度は例えばソーシャルネットワークサービス(SNS)、ウェブデータベースなどを参照して決定されるか、公開情報(例えば、公共情報、SNS情報など)または非公開情報(例えば、個人情報)に対して人工知能(例えば、ディープラーニング)を活用して分析した結果に基づいて決定され得る。
【0045】
より具体的には、フランス、パリのエッフェル塔を撮影して生成される映像コンテンツが前記共有コンテンツである場合に、空間情報獲得部210は認知度が所定水準以上であるエッフェル塔をテーマとして特定することができ、その共有コンテンツでのエッフェル塔の形状(このような形状はイメージ的形状またはポイントクラウドのような空間的データに基づいた形状をすべて含む概念であり得る)、位置および方向のうち少なくとも一つに関する情報(すなわち、テーマに関する情報)を前記共有コンテンツに関する空間情報として獲得することができる。また、空間情報獲得部210はエッフェル塔の位置、高さ、幅および面積のうち少なくとも一つに関する情報(すなわち、客体に関する情報)を前記共有コンテンツに関する空間情報として獲得することができる。
【0046】
一方、本発明の一実施例に係る空間情報獲得部210は、共有コンテンツで客体に関する情報を特定または推定するために客体の形状、位置、大きさ、面積、幅、体積などに関する情報(すなわち、客体の属性に関する情報)を中心に機械学習(machine learning)またはディープラーニング(deep learning)を遂行できる。
【0047】
次に、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、共有コンテンツに関する空間情報および使用者に関連する時点情報を参照して使用者に共有コンテンツを提供する仮想空間を決定する機能を遂行することができる。
【0048】
本発明の一実施例によると、仮想空間決定部220は共有コンテンツに関する空間情報を参照して仮想空間を生成することができる。ここで、本発明の一実施例に係る仮想空間は、共有コンテンツに関連する実世界の場所または仮想の場所と同一または類似するように具現した仮想の空間(このような空間は2次元または3次元空間で構成される)であって、共有コンテンツで特定または限定される空間と同一の規模で生成されるか、その空間を中心に所定範囲だけさらに拡張された規模で生成され得る。
【0049】
例えば、仮想空間決定部220は該当共有コンテンツに関する空間情報を参照して該当共有コンテンツに関連する場所に関する複数の映像(またはイメージ)を特定し、その特定される複数の映像(またはイメージ)に基づいて前記仮想空間を生成することができる(一方、共有コンテンツが2次元である場合に、複数の映像に基づいて3次元で共有コンテンツを再構成することもできる)。より具体的には、仮想空間決定部220は前記共有コンテンツの撮影位置および撮影方向のうち少なくとも一つに基づいて(例えば、前記共有コンテンツの撮影位置および撮影方向のうち少なくとも一つと一致するように)前記複数の映像(またはイメージ)を整合(例えば、水平移動、垂直移動、回転、大きさ変換)することによって仮想空間を生成したり、前記共有コンテンツで特定されるテーマの形状、大きさ、位置および方向のうち少なくとも一つに基づいて(例えば、前記共有コンテンツで特定されるテーマの形状、大きさ、位置および方向のうち少なくとも一つと一致するように)前記複数の映像を整合することによって仮想空間を生成したり、前記共有コンテンツに関連する場所に関するポイントクラウドに基づいて(例えば、前記共有コンテンツに関連する場所に関するポイントクラウドの形状、大きさ、位置および方向のうち少なくとも一つと一致するように)前記複数の映像を整合することによって仮想空間を生成したりすることができる。この場合、例えば被写体に関する2次元映像コンテンツのみが前記共有コンテンツに含まれていても、前記共有コンテンツの撮影位置および撮影方向のうち少なくとも一つに関する情報または前記共有コンテンツで特定されるテーマの形状、大きさ、位置および方向のうち少なくとも一つに関する情報に基づいて前記共有コンテンツに関連する複数の3次元映像(またはイメージ)を整合することによって3次元仮想空間を生成することができるようになる。一方、本発明の一実施例によると、前記共有コンテンツに関連する実世界の場所または仮想の場所に関する公共映像(またはイメージ)および個人映像(またはイメージ)のうち少なくとも一つから前記複数の映像を獲得することができる。例えば、仮想空間決定部220は、前記共有コンテンツに関連する実世界の場所または仮想の場所から所定距離以内で共有コンテンツの撮影位置または撮影方向と同一または類似するように撮影されたCCTV(例えば、公演会場または売り場に設置されたCCTV)、ソーシャルネットワークサービス(SNS)映像、ユーチューブ(YouTube(登録商標))映像などから前記共有コンテンツに関連する複数の映像(またはイメージ)を獲得することができる(このような複数の映像は、ストリーミング方式等を通じてリアルタイムで獲得される)。一方、仮想空間決定部220は前記共有コンテンツに関連する複数の映像(またはイメージ)の全部または一部を前記共有コンテンツに関する空間情報として獲得することもできる。
【0050】
他の例として、仮想空間決定部220は該当共有コンテンツに関する空間情報を参照して該当共有コンテンツに関連する場所に関する複数のポイントクラウドを特定し、その特定される複数のポイントクラウドに基づいて(例えば、前記特定される複数のポイントクラウドの形状、大きさ、位置、境界および方向のうち少なくとも一つが互いに一致するように)前記仮想空間を生成することができる。より具体的には、仮想空間決定部220は、前記共有コンテンツが撮影される実世界の場所でスキャンされる客体に関する複数のポイントクラウドを整合(例えば、水平移動、垂直移動、回転、大きさ変換)することによって仮想空間(図16参照)を生成することができる。
【0051】
さらに他の例として、仮想空間決定部220は共有コンテンツが360度映像である場合に、前記のような複数の映像を利用せず、共有コンテンツに関する空間情報を参照して共有コンテンツに関連する実世界の場所または仮想の場所と同一または類似する仮想空間をすぐに生成してもよい。より具体的には、仮想空間決定部220は該当共有コンテンツ(すなわち、360度映像に該当する共有コンテンツ)に関連する場所に関する複数の映像を別途に特定(または獲得)せずに、該当共有コンテンツに関する空間情報を参照して直ちに該当共有コンテンツに関連する仮想空間を生成することができる(一方、空間情報に対応する仮想空間に関するルックアップテーブルまたはデータベースがさらに利用されてもよい。)。この場合、仮想空間決定部220は、前記仮想空間を所定範囲だけさらに拡張させるために、その拡張される空間に関連する複数の映像を整合(例えば、水平移動、垂直移動、回転および大きさ変換)することによって拡張された仮想空間を生成することができる。
【0052】
また、本発明の一実施例によると、仮想空間決定部220は使用者に関連する時点情報(例えば、特定時刻または期間に関する情報)を参照して前記のように生成される仮想空間を補正することができる。
【0053】
例えば、本発明の一実施例によると、前記使用者に関連する時点情報は使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報に対応し得る。ここで、本発明の一実施例によると、使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報は仮想空間が生成された当時の時点情報と異なり得る(例えば、使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報が、仮想空間が生成された当時の時点情報よりも後行であり得る。;すなわち、仮想空間が生成されて所定時間が経過した後に使用者に共有コンテンツが提供され得る)。本発明の一実施例によると、仮想空間が生成された当時の時点情報を基準として該当仮想空間が生成され得るが、本発明の一実施例により使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報が、仮想空間が生成された当時の時点情報と異なる場合には、使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報と仮想空間が生成された当時の時点情報の間の時間的変化が反映(例えば、自然物の季節変化、自然物または人工物の生成、侵食または老朽化など)されるように該当仮想空間が補正され得る。すなわち、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素(例えば、仮想空間の地理、位置、客体、テーマなど)が使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報とマッチングされるように補正することができる。一方、このために、自然物または人工物に関する時期別イベント(例えば、1887年以前にはエッフェル塔が建築される前の時期であるので、エッフェル塔が存在しないこともある)、変化パターン(例えば、秋には木の葉が赤色、黄色などに染まって紅葉になり、冬には葉が落ち枝に雪が積もる変化パターン)等に関する情報が利用され得る。
【0054】
他の例として、本発明の一実施例によると、前記使用者に関連する時点情報は使用者が特定(または検索)する時点情報に対応してもよい。ここで、本発明の一実施例によると、使用者が特定する時点情報は仮想空間が生成された当時の時点情報と異なり得る(例えば、使用者が特定する時点情報が、仮想空間が生成された当時の時点情報より先行または後行であり得る。;すなわち、使用者によって仮想空間の生成以前または以後に特定され得る)。本発明の一実施例によると、仮想空間が生成された当時の時点情報を基準として該当仮想空間が生成され得るが、本発明の一実施例により使用者が特定する時点情報が、仮想空間が生成された当時の時点情報と異なる場合には、使用者が特定する時点情報と仮想空間が生成された当時の時点情報の間の時間的変化が反映(例えば、自然物の季節変化、自然物または人工物の生成、侵食または老朽化など)されるように該当仮想空間が補正され得る。すなわち、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素(例えば、仮想空間の地理、位置、客体、テーマなど)が、使用者が特定する時点情報とマッチングされるように補正することができる。一方、このために、自然物または人工物に関する時期別イベント(例えば、1887年以前にはエッフェル塔が建築される前の時期であるので、エッフェル塔が存在しないこともある)、変化パターン(例えば、秋には木の葉が赤色、黄色などに染まって紅葉になり、冬には葉が落ち枝に雪が積もる変化パターン)等に関する情報が利用され得る。
【0055】
一方、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、使用者に関連する時点情報を参照して仮想空間が時系列的に変化するようにすることができる。例えば、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、使用者が特定する第1時点情報および使用者に共有コンテンツが提供される当時の第2時点情報(または使用者が特定する第3時点情報(すなわち、第1時点情報と異なる時点情報))の間の時間の流れにより仮想空間が連続的に変化するようにすることができる。すなわち、仮想空間決定部220は前記時点情報(例えば、第1時点情報および第2時点情報)の間の時間的変化が仮想空間の地理、位置、客体、テーマなどに時系列的に反映されるようにすることができる。
【0056】
一方、本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、仮想空間補正モデルの出力結果を参照して仮想空間を補正することができる。例えば、本発明の一実施例に係る仮想空間補正モデルは、マシンラーニング(machine learning)またはディープラーニング(deep learning)を含む人工知能(artificial intelligence;AI)を基盤として学習を遂行することによって特定されるモデルであって、仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素またはその少なくとも一つの構成要素に関連する少なくとも一つの環境要素(例えば、自然、技術、建築、産業、気候、天気、イベント(例えば、事件、事故)等を含むことができる)の時間(具体的には、時間の流れ)による変化に関する情報を参照して、学習(例えば、時間の変化(または季節の変化)による自然物または人工物の変化などを参照して仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素が変化するパターン(例えば、春には仮想空間を構成する木の客体に花が咲き、冬には該当木の客体に花が散って雪が積もるパターン)が学習)が遂行され、使用者に関連する時点情報および仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素が入力されると、前記学習結果を参照して仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素を使用者に関連する時点情報とマッチングされるように出力するモデルであり得る。本発明の一実施例に係る仮想空間決定部220は、前記仮想空間補正モデルの出力結果を参照して仮想空間を構成する少なくとも一つの構成要素(例えば、仮想空間の地理、位置、客体、テーマなど)が使用者に関連する時点情報とマッチングされるように補正することができる。
【0057】
一方、以上では、仮想空間決定部220が共有コンテンツに関する空間情報を参照して仮想空間が生成された後に使用者に関連する時点情報を参照して該当仮想空間を補正するものとして説明したが、仮想空間決定部220は共有コンテンツに関する空間情報を参照して仮想空間が生成された後に使用者に関連する時点情報を参照して(具体的には、使用者に関連する時点情報および共有コンテンツに関する空間情報を共に参照して)該当仮想空間を再生成(または追加生成)してもよいことを明らかにしておく。
【0058】
次に、本発明の一実施例に係るコンテンツ提供部230は、仮想空間決定部220により決定される仮想空間で共有コンテンツを使用者に提供する機能を遂行することができる。
【0059】
例えば、本発明の一実施例に係るコンテンツ提供部230は、使用者が存在する場所と前記仮想空間が空間的に連結される使用者経験を提供するための空間連結客体が、前記使用者が存在する場所の映像を背景に増強(augmented)されてディスプレイされるようにすることができる。本発明の一実施例によると、前記使用者が存在する場所は、実世界の場所、仮想現実(VR)の場所、または実世界および仮想現実が混合された混合現実(Mixed Reality;MR)の場所であり得る。
【0060】
より具体的には、コンテンツ提供部230は前記使用者が存在する実世界の場所または仮想現実の場所の映像を背景に、円、楕円、四角形などの2次元形状または球、半球、直六面体、正六面体などの3次元形状の空間連結客体(または前記使用者が存在する実世界の場所または仮想現実の場所の映像を背景に、キャラクタ、ボリュメトリック映像、ポイントクラウドまたはポリゴンで構成された客体などであり得る)が増強されてディスプレイされるようにすることができる。この場合、本発明の一実施例によると、前記空間連結客体に前記仮想空間のうち少なくとも一部の空間が投影されるかオーバーラップされてディスプレイされ得る。すなわち、前記仮想空間のうち少なくとも一部の空間が投影されるかオーバーラップされることによって、前記使用者が存在する場所と前記仮想空間が空間的に連結される使用者経験が向上し得る。
【0061】
一方、コンテンツ提供部230は使用者が所定のトリガー条件に符合する場所(例えば、実世界の場所、仮想現実(VR)の場所、または実世界および仮想現実が混合された混合現実(MR)の場所)に存在すると判断される場合に、前記空間連結客体が、該当使用者が存在する場所の映像を背景に増強されてディスプレイされるようにすることができる。本発明の一実施例によると、前記所定のトリガー条件に符合する場所は、前記仮想空間が前記使用者にディスプレイされ得る所定の条件が備えられた場所を意味し得る。
【0062】
例えば、コンテンツ提供部230は、使用者(例えば、使用者デバイス)から所定距離以内に3つの面が存在する実世界の場所が所定のトリガー条件に符合する場所である場合に、使用者が部屋の片隅に位置することになると前記トリガー条件を満足すると判断し、使用者が存在する実世界の場所の映像を背景に前記空間連結客体が増強されてディスプレイされるようにすることができる。
【0063】
次に、本発明の一実施例に係る共有管理部240は、仮想空間決定部220により決定される仮想空間内で使用者によって著作コンテンツが生成されると、仮想空間で著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として著作コンテンツが共有されるようにする機能を遂行することができる。
【0064】
例えば、共有管理部240は前記仮想空間内の所定位置に対して、使用者によってテキスト、イメージ、映像および音のうち少なくとも一つに関するコンテンツ(または仮想現実の場所の映像を背景に、キャラクタ、ボリュメトリック映像、ポイントクラウドまたはポリゴンで構成された客体などを含むコンテンツ)が著作コンテンツとして生成(例えば、タギング(tagging))されると、その仮想空間内で著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる実世界の位置に存在(または該当仮想空間の他の時点で存在)する他の使用者(具体的には、他の使用者デバイス)にそのタギングされる著作コンテンツが同一にディスプレイされるようにすることができる。本発明の一実施例によると、前記仮想空間内で著作コンテンツがタギングされる位置の絶対座標(例えば、GPS座標などの地理的座標)または相対座標を基準として、前記マッチングされる実世界の位置(または該当仮想空間の他の時点での位置)が特定され得る。一方、前記仮想空間内で著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置をより正確に特定するために、該当位置に関する3次元地図または3次元空間に関する少なくとも一つの公共または民間データベースがさらに参照され得る。
【0065】
より具体的には、共有管理部240は前記仮想空間内で使用者によって著作コンテンツが生成される位置が所定建物の壁面である場合に、実世界での該当建物の壁面に該当著作コンテンツと同一のコンテンツがリアルタイムで増強されてディスプレイされるようにすることができる。
【0066】
一方、本発明の一実施例に係る共有管理部240は、使用者によって所定の時点情報が特定されると、その特定される時点情報を基準として決定された仮想空間内で生成される著作コンテンツが他の使用者に共有されるようにすることができる。また、本発明の一実施例に係る共有管理部240は、使用者に関連する時点情報を参照して決定される仮想空間が時系列的に変化すると、それぞれの時点で生成された著作コンテンツが前記仮想空間内で時間の流れにより順次共有されるようにすることができる。例えば、本発明の一実施例に係る共有管理部240は、使用者が特定する第1時点情報および使用者に共有コンテンツが提供される当時の第2時点情報(または使用者が特定する第3時点情報(すなわち、第1時点情報と異なる時点情報))の間で時系列的に変化する仮想空間内で前記著作コンテンツが時間の流れにより順次共有(例えば、それぞれの著作コンテンツが生成された時点により生成)されるようにすることができる。
【0067】
次に、本発明の一実施例に係る通信部250は空間情報獲得部210、仮想空間決定部220、コンテンツ提供部230および共有管理部240からの/へのデータの送受信を可能にする機能を遂行することができる。
【0068】
最後に、本発明の一実施例に係る制御部260は空間情報獲得部210、仮想空間決定部220、コンテンツ提供部230、共有管理部240および通信部250間のデータの流れを制御する機能を遂行することができる。すなわち、本発明に係る制御部260は支援システム200の外部からの/へのデータの流れまたは支援システム200の各構成要素間のデータの流れを制御することによって、空間情報獲得部210、仮想空間決定部220、コンテンツ提供部230、共有管理部240および通信部250でそれぞれ固有の機能を遂行するように制御することができる。
【0069】
以下では、本発明の一実施例によりコンテンツが共有される状況を図3図17Bの図面を参照して詳細に説明することにする。
【0070】
図3図17Bは、本発明の一実施例により使用者間で経験の共有がなされる状況を例示的に示す図面である。
【0071】
第1実施例
【0072】
図3を参照すると、第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)により共有コンテンツが提供され、第2使用者(具体的には、第2使用者デバイス320)および第3使用者(具体的には、第3使用者デバイス330)にその共有コンテンツが共有される状況を仮定して見ることができる。
【0073】
まず、第1使用者によって提供される共有コンテンツを含む複数の共有コンテンツに関する空間情報が獲得され、その複数の共有コンテンツに関する空間情報を参照してそれぞれの仮想空間が生成され得る。
【0074】
例えば、図4A図4B図4Cおよび図4Dを参照すると、主な名所または主な観光地(例えば、「ウェンブリースタジアム」、「パリスタッドドフランス」および「メルセデスベンツアリーナベルリン」)に関する共有コンテンツを含む複数の共有コンテンツそれぞれに関する空間情報が獲得され、その複数の共有コンテンツそれぞれに関する空間情報を参照してその複数の共有コンテンツに関する複数の仮想空間が生成され得る。
【0075】
その次に、前記複数の仮想空間と第2使用者または第3使用者が存在する仮想場所を空間的に連結する複数の空間連結客体(例えば、ポータル)が第2使用者または第3使用者が存在する仮想場所を背景に増強されてディスプレイされ得る。
【0076】
例えば、第2使用者または第3使用者が存在する仮想場所が宇宙である場合に、その宇宙と前記複数の仮想空間を空間的に連結する複数の空間連結客体410、420、430がその宇宙を背景に増強されてディスプレイされ得る。
【0077】
他の例として、第2使用者または第3使用者が存在する仮想場所が仮想の個人空間(例えば、仮想の家、仮想の島など)である場合に、その仮想の個人空間と前記複数の仮想空間を空間的に連結する複数の空間連結客体がその仮想の個人空間を背景に増強されてディスプレイされ得る。
【0078】
一方、前記複数の仮想空間と第2使用者または第3使用者が存在する仮想場所を空間的に連結する複数の空間連結客体440、450、460、470が、所定のマップまたはリストを背景に増強されてディスプレイされてもよい。
【0079】
第2実施例
【0080】
本発明の一実施例により経験の共有の対象となる共有コンテンツが事務室またはショッピングモールに存在する使用者に共有される状況を仮定して見ることができる。
【0081】
まず、経験の共有の対象となる共有コンテンツに関する空間情報が獲得され得る。
【0082】
例えば、実世界の場所のうちクァンファムン(光化門)通りに基づいて生成される共有コンテンツに関する空間情報が獲得され得る。また、仮想の場所のうちサハラ砂漠に基づいて生成される共有コンテンツに関する空間情報が獲得され得る。
【0083】
その次に、前記共有コンテンツに関する空間情報を参照して仮想空間が生成され得る。
【0084】
例えば、前記クァンファムン通りに基づいて生成される共有コンテンツに関する空間情報を参照して該当共有コンテンツに関する仮想空間が生成され得る。また、前記サハラ砂漠に基づいて生成される共有コンテンツに関する空間情報を参照して該当共有コンテンツに関する仮想空間が生成され得る。
【0085】
その次に、前記生成される仮想空間で前記共有コンテンツが使用者に提供され得る。
【0086】
例えば、図5Aを参照すると、前記仮想空間と前記使用者が存在する事務室501を空間的に連結する使用者経験を提供するための空間連結客体510が、使用者が存在する事務室501の実世界映像を背景に増強されてディスプレイされ得る。また、図6Aを参照すると、前記仮想空間と前記使用者が存在するショッピングモール601を空間的に連結する使用者経験を提供するための空間連結客体610が、使用者が存在するショッピングモール601の実世界映像を背景に増強されてディスプレイされ得る。また、図6Bを参照すると、前記使用者が空間連結客体610に向かって近付いたりズームイン(zoom in)したりする場合に、該当使用者が空間連結客体610を通じて前記仮想空間に進入する使用者経験が提供され得る。
【0087】
その次に、前記仮想空間で前記使用者によって著作コンテンツが生成されると、該当仮想空間で該当著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置を基準として前記著作コンテンツが共有され得る。
【0088】
例えば、図5Bを参照すると、前記クァンファムン通りで前記使用者によってテキストおよびイメージに関する著作コンテンツ521~526が生成されると、該当著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置である実際のクァンファムン通りを基準として前記著作コンテンツが共有され得る。より具体的には、実際のクァンファムン通りに存在する他の使用者(具体的には、他の使用者のデバイス)に著作コンテンツ521~526と同一のコンテンツが増強されてリアルタイムでディスプレイされ得る。
【0089】
他の例として、図12A図15Bを参照すると、仮想空間である前記クァンファムン通り(図12Aおよび図12B参照)で前記使用者によってテキストおよびイメージに関する著作コンテンツ1301が生成されると(図13A図13B図13C図13Dおよび図13E参照)、該当著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる仮想のクァンファムン通りを基準として前記著作コンテンツが共有され得る(図14A図14Bおよび図14C参照)。また、該当著作コンテンツには該当著作コンテンツを著作した使用者に関する情報(例えば、ID、著作時間、著作場所など)がタグ1501、1502され得る。
【0090】
一方、前記使用者が所定のトリガー条件に符合する実世界の場所または仮想の場所に存在すると判断される場合に、空間連結客体510、610が、該当使用者が存在する場所である事務室501またはショッピングモール601の実世界映像を背景に増強されてディスプレイされ得る。
【0091】
第3実施例
【0092】
本発明の一実施例により第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)によって共有コンテンツが提供され、第2使用者(具体的には、第2使用者デバイス320)および第3使用者(具体的には、第3使用者デバイス330)にその共有コンテンツがリアルタイムで共有される状況を仮定して見ることができる。具体的には、第1使用者によって提供される共有コンテンツに関する空間情報に基づいて生成される仮想空間で、第1使用者、第2使用者および第3使用者間でチャットがなされるようになる状況であり得る。
【0093】
まず、図7および図8を参照すると、第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)によりフランス、パリのエッフェル塔を背景とする共有コンテンツが生成され得る。
【0094】
また、前記共有コンテンツに関する空間情報710、720を参照して仮想空間が生成され得る。
【0095】
例えば、前記共有コンテンツに関する空間情報710、720に基づいて該当共有コンテンツに関連する場所に関するポイントクラウドが特定され得、その特定されるポイントクラウドに基づいて(例えば、前記特定されるポイントクラウドを含む複数のポイントクラウドの形状、大きさ、位置、境界および方向のうち少なくとも一つと一致するように)前記仮想空間が生成され得る。
【0096】
その次に、図10および図11を参照すると、前記仮想空間と第2使用者および第3使用者(具体的には、第2使用者デバイス320および第3使用者デバイス330)が存在する場所を空間的に連結する使用者経験を提供するための空間連結客体1010、1110が、第2使用者および第3使用者が存在する場所を背景にそれぞれ増強されてディスプレイされ得る(1000(a)、1100(a))。
【0097】
一方、第2使用者および第3使用者(具体的には、第2使用者デバイス320および第3使用者デバイス330)が所定のトリガー条件に符合する場所に存在すると判断される場合にのみ前記のような空間連結客体1010、1110が生成されてもよい。
【0098】
例えば、図9を参照すると、第2使用者(具体的には、第2使用者デバイス320)が所定距離以内で6個の面に向かうことができる部屋の片隅910に存在する場合に前記のような空間連結客体が生成され得る。
【0099】
その次に、第2使用者および第3使用者が空間連結客体1010、1110に向かって近付いたりズームイン(zoom in)したりする場合に、前記仮想空間が第2使用者および第3使用者にそれぞれディスプレイされ得る(1000(b)、1100(b))。
【0100】
その次に、前記仮想空間で第2使用者によって第1著作コンテンツ1020、1030が生成されると(1000(c))、その仮想空間で第1著作コンテンツ1020、1030が生成される位置とマッチングされる位置を基準として第1著作コンテンツ1020、1030が共有され得る(1100(c)、800(b))。
【0101】
具体的には、前記仮想空間で第1著作コンテンツ1020、1030が生成される位置とマッチングされる第3使用者の仮想空間内の位置を基準として第1著作コンテンツ1020、1030が共有され得る(1100(c))。また、前記仮想空間で第1著作コンテンツ1020、1030が生成される位置とマッチングされる実世界の位置を基準として第1著作コンテンツ1020、1030が共有され得る(800(b))。
【0102】
その次に、前記仮想空間で第3使用者によって第2著作コンテンツ1120が生成されると(1100(d))、その仮想空間で第2著作コンテンツ1120が生成される位置とマッチングされる位置を基準として第2著作コンテンツ1120が共有され得る(1000(d)、800(c))。
【0103】
具体的には、前記仮想空間で第2著作コンテンツ1120が生成される位置とマッチングされる第2使用者の仮想空間内の位置を基準として第2著作コンテンツ1120が共有され得る(1000(d))。また、前記仮想空間で第2著作コンテンツ1120が生成される位置とマッチングされる実世界の位置を基準として第2著作コンテンツ1120が共有され得る(800(c))。
【0104】
第4実施例
【0105】
本発明の一実施例によると、第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)により共有コンテンツが提供され、第2使用者(具体的には、第2使用者デバイス320)にその共有コンテンツが共有される(すなわち、第2使用者にその共有コンテンツが提供される)状況を仮定して見ることができる。
【0106】
まず、図17Aを参照すると、第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)から2018年夏のフランス、パリのエッフェル塔を背景(例えば、第1使用者が存在した実世界の空間)とする共有コンテンツが提供され、その共有コンテンツに関する空間情報を参照して仮想空間(このような仮想空間には、エッフェル塔を含んだ周辺の多様な自然物および人工物などが含まれ得る)が生成され得る。このような仮想空間を生成するために、第1使用者(具体的には、第1使用者デバイス310)により撮影されるデータまたは第1使用者デバイス310の位置を基準として特定される該当空間のポイントクラウドデータ(例えば、該当時点での該当空間のポイントクラウドデータ)等が利用され得る。
【0107】
その次に、図17Bを参照すると、2020年冬の時点で寝室に存在する第2使用者(具体的には、第2使用者デバイス320)に前記共有コンテンツ(または仮想空間)が提供される場合に、前記共有コンテンツに関連する仮想空間が第2使用者に共有コンテンツが提供される当時の時点情報を参照して補正(または再生成)され得る。
【0108】
例えば、前記共有コンテンツに関連する仮想空間が生成された当時の時点情報は2018年夏であるので該当共有コンテンツに関連する仮想空間を構成する木に葉が存在するが、第2使用者に該当共有コンテンツが提供される当時の時点情報は2020年冬であるので該当共有コンテンツに関連する仮想空間を構成する木に葉が存在しないように補正され得る。一方、このような補正の対象は必ずしも仮想空間を構成する構成要素にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内で、仮想空間内で生成される著作コンテンツなどにも適用され得ることを明らかにしておく。
【0109】
一方、本発明の一実施例によると、第2使用者が所定の時点情報を特定(または検索)する場合に、前記共有コンテンツに関連する仮想空間が、第2使用者が特定する時点情報を参照して補正(または再生成)され、その補正(または再生成)される仮想空間で該当共有コンテンツが第2使用者に提供され得る。ここで、第2使用者が特定する時点情報は仮想空間が生成された当時の時点情報を基準として過去または未来の時点(すなわち、該当共有コンテンツに関連した仮想タイムカプセル、仮想タイムログなど)を含むことができる。
【0110】
また、本発明の一実施例によると、第2使用者が特定する時点情報を基準として時間の流れにより変化する仮想空間で該当共有コンテンツが第2使用者に提供されてもよい。例えば、第2使用者が特定する時点情報が2019年春である場合に、2019年春の時点から時間の流れにより変化する仮想空間で該当共有コンテンツが第2使用者に提供され得る。
【0111】
一方、本発明の一実施例によると、前記仮想空間と第2使用者が存在する寝室(すなわち、実世界の空間)を空間的に連結する空間連結客体(例えば、ポータル)が、第2使用者が存在する寝室を背景に増強されてディスプレイされ得る。
【0112】
一方、本発明の一実施例によると、第2使用者が所定の時点情報を特定(または検索)する場合に、その特定される時点情報を基準として決定される仮想空間内で少なくとも一つの著作コンテンツ(例えば、対話メッセージ;このような対話メッセージは前記特定される時点情報に対応する仮想空間内で生成されたものであり得る。)が第2使用者に共有され得る。ここで、第2使用者が特定する時点情報を基準として仮想空間が時系列的に変化すると、それぞれの時点で生成された著作コンテンツ(例えば、対話メッセージ)が前記仮想空間内で時間の流れにより順次共有され得る。また、該当仮想空間内で第2使用者によって追加の著作コンテンツ(例えば、対話メッセージ)が生成されると、該当仮想空間でその追加の著作コンテンツが生成される位置とマッチングされる位置および該当仮想空間の時点情報を基準として他の使用者と共有され得る(ここで、前記追加の著作コンテンツが生成された時点情報より先行する時点情報に対応する仮想空間では、前記追加の著作コンテンツが存在しないこともある。すなわち、時点情報を参照して著作コンテンツが選別的にまたは動的に共有され得る。)。
【0113】
以上で説明された本発明に係る実施例は、多様なコンピュータ構成要素を通じて実行され得るプログラム命令語の形態で具現されてコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され得る。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体はプログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるかコンピュータソフトウェア分野の当業者に公知になっている使用可能なものであり得る。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスクおよび磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令語を保存し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなくインタープリタなどを使ってコンピュータによって実行され得る高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は本発明に係る処理を遂行するために一つ以上のソフトウェアモジュールに変更され得、その逆も同じである。
【0114】
以上、本発明が具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例および図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であればこのような記載から多様な修正と変更を図ることができる。
【0115】
したがって、本発明の思想は前述された実施例に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなくこの特許請求の範囲と均等なまたはこれから等価的に変更されたすべての範囲は本発明の思想の範疇に属すると言える。
【符号の説明】
【0116】
100:通信網
200:支援システム
210:空間情報獲得部
220:仮想空間決定部
230:コンテンツ提供部
240:共有管理部
250:通信部
260:制御部
300:デバイス
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図5(a)】
図5(b)】
図6(a)】
図6(b)】
図7
図8
図9
図10
図11
図12A
図12B
図13A
図13B
図13C
図13D
図13E
図14A
図14B
図14C
図15A
図15B
図16
図17(a)】
図17(b)】
【国際調査報告】