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特表2023-551264写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-07
(54)【発明の名称】写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 23/63 20230101AFI20231130BHJP
   H04N 23/60 20230101ALI20231130BHJP
   H04N 23/45 20230101ALI20231130BHJP
   G06F 3/04817 20220101ALI20231130BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20231130BHJP
【FI】
H04N23/63 100
H04N23/60 500
H04N23/45
G06F3/04817
G06F3/04842
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023532208
(86)(22)【出願日】2021-11-25
(85)【翻訳文提出日】2023-05-25
(86)【国際出願番号】 CN2021132970
(87)【国際公開番号】W WO2022116885
(87)【国際公開日】2022-06-09
(31)【優先権主張番号】202011401393.9
(32)【優先日】2020-12-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100180806
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 剛
(72)【発明者】
【氏名】楊 其豪
【テーマコード(参考)】
5C122
5E555
【Fターム(参考)】
5C122DA09
5C122EA67
5C122FA18
5C122FH18
5C122FK12
5C122FK28
5C122FK37
5C122FK40
5C122FK41
5C122FL03
5C122FL08
5C122HB01
5C122HB05
5E555AA11
5E555BA05
5E555BA06
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC04
5E555CA12
5E555CA42
5E555CB10
5E555CB16
5E555CB17
5E555CB34
5E555CB40
5E555CB45
5E555CB52
5E555CB53
5E555CB55
5E555CC01
5E555CC05
5E555DB18
5E555DB22
5E555DB41
5E555DC09
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC54
5E555DD06
5E555DD11
5E555EA14
5E555FA00
(57)【要約】
本出願は、写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体を開示し、イメージング技術分野に属する。この方法は、カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信することであって、ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、第一の領域は、N個の被写界深度値に対応することと、第一の入力に応答し、ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することであって、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応することと、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することであって、ターゲット画像は、M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであることとを含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
写真撮り方法であって、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信することであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、Nは、1よりも大きい正整数であることと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することであって、Mは、1よりも大きい正整数であり、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定されることと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラであることとを含む、写真撮り方法。
【請求項2】
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することは、
一フレームの被写界深度画像をそれぞれ撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得ることと、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力することとを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項3】
前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力であり、前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加することと、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新することとを含み、
ここで、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項4】
前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することと、
前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信することと、
前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加することであって、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tであることとを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項5】
前記の、前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得することと、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示することとを含む、請求項4に記載の写真撮り方法。
【請求項6】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えることを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項7】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新することを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項8】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含み、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整することを含み、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項9】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除することを含み、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項10】
前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数であり、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新することをさらに含み、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項11】
前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新することをさらに含み、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンであり、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項12】
写真撮り装置であって、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュールであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、Nは、1よりも大きい正整数である第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示するための第一の応答モジュールであって、Mは、1よりも大きい正整数であり、ここで、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定される第一の応答モジュールと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力するための第一の制御モジュールであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラである第一の制御モジュールとを含む、写真撮り装置。
【請求項13】
前記第一の制御モジュールは、具体的に、一フレームの被写界深度画像をそれぞれ撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力するために用いられる、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項14】
前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力であり、前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加し、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新するために用いられ、
ここで、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項15】
前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、
前記第一の応答モジュールは、
前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示するための第一の応答ユニットと、
前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信するための第二の応答ユニットと、
前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加するための第三の応答ユニットであって、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tである第三の応答ユニットとを含む、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項16】
前記第一の応答モジュールの第一の応答ユニットは、具体的に、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得し、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示するために用いられる、請求項15に記載の写真撮り装置。
【請求項17】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力であり、
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えるために用いられる、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項18】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力であり、
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新するために用いられる、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項19】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含み、
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整するために用いられ、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項20】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除するために用いられ、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項21】
前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数であり、
前記第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新するために用いられ、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項22】
前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新するために用いられ、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンであり、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項12に記載の写真撮り装置。
【請求項23】
電子機器であって、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実行するように構成されている、電子機器。
【請求項24】
電子機器であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項25】
チップであって、プロセッサと通信インタフェースとを含み、前記通信インタフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項26】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体上にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項27】
コンピュータプログラム製品であって、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現するように、前記コンピュータプログラム製品がプロセッサにより実行されることができる、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月02日に提出された名称が「写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体」の中国特許出願202011401393.9の優先権を主張しており、この出願のすべての内容は、援用により本明細書に取り込まれる。
【0002】
本出願は、イメージング技術分野に属し、具体的に写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、携帯電話には、いずれも、焦点距離が異なる複数のカメラが配置されており、ユーザは、自己の実際の需要に応じて、写真撮りを準備する前にレンズ間を切り替えることができる。現在の流行っている方案は、カメラアプリケーションに一つの選択ボタンを追加し、ボタンをクリックした後に小さいウィンドウをポップアップし、小さいウィンドウにおいて単一のカメラの選択を行うことである。
【0004】
本出願を実現するプロセスでは、発明者は、従来の技術において、少なくとも、ユーザが単一のカメラしか選択できず、例えば携帯電話に配置された超広角レンズ、マクロレンズなどのカメラのうちの一つしか選択して撮影できないため、撮影方式が単一で、撮影する画像の効果が悪くなり、異なるユーザの実際の使用需要をよく満たすことができない、という問題が存在することを発見した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の目的は、従来の技術に存在する、ユーザが単一のカメラしか選択できないため、撮影方式が単一で、イメージングの品質が悪い問題を解決できる写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術課題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。
【0007】
第一の態様によれば、本出願は、写真撮り方法を提供し、この方法は、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信することであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、前記Nは、1よりも大きい正整数であることと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することであって、前記Mは、1よりも大きい正整数であり、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定されることと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラであることとを含む。
【0008】
第二の態様によれば、本出願は、写真撮り装置を提供し、この写真撮り装置は、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュールであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、前記Nは、1よりも大きい正整数である第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示するための第一の応答モジュールであって、前記Mは、1よりも大きい正整数であり、ここで、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定される第一の応答モジュールと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力するための第一の制御モジュールであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラである第一の制御モジュールとを含む。
【0009】
第三の態様によれば、本出願は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様のいずれか一つに記載の写真撮り方法のステップを実現する。
【0010】
第四の態様によれば、本出願は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様のいずれか一つに記載の写真撮り方法のステップを実現する。
【0011】
第五の態様によれば、本出願は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インタフェースとを含み、前記通信インタフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様のいずれか一つに記載の写真撮り方法のステップを実現するために用いられる。
【0012】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、第一の態様に記載の写真撮り方法のステップを実行するように構成されている電子機器を提供する。
【0013】
第七の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記プログラム製品は、プロセッサにより実行されて第一の態様に記載の写真撮り方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0014】
本出願による写真撮り方法、装置、電子機器及び記憶媒体は、カメラプレビューインタフェース上にターゲットコントロールを設定することで、ユーザがターゲットコントロールを設定して、複数のカメラに対して迅速かつ正確な切り替え設定を同時に行うことを実現し、異なるカメラが異なる被写界深度の鮮明な画像を対応して撮影してから合成し、ターゲット画像を出力し、得られたのは、ターゲット画像におけるすべての対象が鮮明な画像であり、ユーザによるマルチカメラの撮影操作の利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本出願による写真撮り方法のフローチャートである。
図2】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその一である。
図3】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその二である。
図4】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその三である。
図5】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその四である。
図6】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその五である。
図7】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその六である。
図8】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその七である。
図9】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその八である。
図10】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその九である。
図11】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十である。
図12】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十一である。
図13】本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十二である。
図14】本出願による写真撮り装置の構造概略図である。
図15】本出願による電子機器の構造概略図のその一である。
図16】本出願による電子機器の構造概略図のその二である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下は、本出願における図面を結び付けながら、本出願における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0017】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能である。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0018】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオにより本出願による写真撮り方法を詳細に説明する。
【0019】
説明すべきこととして、本出願による写真撮り方法の実行本体は、写真撮り装置、又はこの写真撮り装置における写真撮り方法をロードして実行するための制御モジュールであってもよい。本出願では、写真撮り装置が写真撮り方法をロードして実行することを例とし、本出願による写真撮りの方法を説明する。
【0020】
図1は、本出願による写真撮り方法のフローチャートである。図1に示すように、本出願による写真撮り方法は、端末に複数のカメラが配置される場合に用いることができ、ユーザは、撮影需要に応じて、そのうちのいずれかのカメラを呼び出し且つ設定することで、マルチカメラの融合写真撮りの目的を実現する。この写真撮り方法は、以下のステップ11~ステップ13を含んでもよい。
【0021】
ステップ11:カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信する。
【0022】
ここで、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、Nは、1よりも大きい正整数である。
【0023】
具体的には、ユーザは、端末ディスプレイにおけるカメラアイコンをクリックし、カメラプレビューインタフェースに入り、前記カメラプレビューインタフェースに一つのターゲットコントロールを直接に表示することができる。本発明におけるアイコンは、情報の文字、記号、画像などを指示するために用いられ、コントロール又は他のコンテナを情報を表示するキャリアとしてもよく、文字アイコン、記号アイコン、画像アイコンを含むが、それらに限らない。ここで、前記カメラアイコンは、端末スクリーンに位置するカメラピクチャ、カメラ記号などのアイコンであってもよい。前記ターゲットコントロールは、マルチカメラ操作インタフェースであり、ユーザは、ターゲットコントロールに対する操作又は入力により、端末の各カメラの作動パラメータ、各カメラ間の切り替えなどを予め設定することができる。
【0024】
ここで、ターゲットコントロールは、ユーザの両手操作を容易にするために、端末ディスプレイにおける下方に表示されてもよく、ユーザの片手操作を容易にするために、端末ディスプレイにおける左側又は右側に設定されてもよい。このターゲットコントロールのウィンドウ形状は、長方形、円形又は他の形状であってもよい。
【0025】
オプションとして、具体的にはターゲットコントロールを端末ディスプレイのどの領域に表示するかは、ユーザの使用習慣に応じてユーザにより設定されてもよい。例えば、ターゲットコントロールが端末ディスプレイにおける左側に表示される場合に、ユーザは、ターゲットコントロールのある予め設定される領域を指で押した後に、それをディスプレイにおける下方の領域までドラッグすることができる。
【0026】
オプションとして、ユーザが端末ディスプレイのカメラアイコンをクリックし、カメラプレビューインタフェースに入った後に、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを予め表示しなくてもよく、ユーザがショートカットキー(例えば音量キー+homeキー)を押す又はカメラプレビューインタフェースに予め設定されるアイコンなどをクリックしてウェイクアップすることで、カメラプレビューインタフェース上にターゲットコントロールを呼び出す必要がある。
【0027】
本出願は、ターゲットコントロールのオン方式、ウィンドウ形状、表示位置などを具体的には限定しない。
【0028】
図2は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその一である。図2に示すように、本出願は、ユーザがカメラプレビューインタフェースにおいてターゲットコントロールを呼び出す操作方法を提供し、ユーザがカメラプレビューインタフェースにおいて二本の指で両側のスクリーンへある距離だけスライドした後に、前記ターゲットコントロールを呼び出すことを主に含む。
【0029】
選択的に、誤操作を防止するために、ユーザが、ある予め設定される位置、例えば図2における左図に示す領域201内において、二本の指で端末ディスプレイを押した後に、同時に両側のスクリーンへある距離だけスライドする場合のみ、前記ターゲットコントロールを呼び出すことができるように指定してもよい。領域201内ではなければ、上記同様の操作を実行しても、ターゲットコントロールを呼び出すことができない。
【0030】
選択的に、ユーザの誤操作を防止するために、二本の指の両側のスクリーンへスライドする距離が予め設定される距離よりも大きい場合のみ、ターゲットコントロールを呼び出すことができるようにさらに限定してもよい。
【0031】
さらに、図2における右図に示すように、本出願は、ターゲットコントロールの具体的な構造を提供し、主に、第一の領域202と第二の領域203を含む。ここで、第一の領域202内には、複数の被写界深度値識別子205があり、各被写界深度値識別子205は、一つの被写界深度値に対応する。選択的に、第一の領域202は、プログレスバーの形式で端末ディスプレイに提示されてもよく、プログレスバーにおける各点は、順に異なる被写界深度値に対応し、例えばプログレスバーが水平プログレスバーの場合に、端末ディスプレイの幅に基づいてプログレスバーの全長を決定してもよい。
【0032】
選択的に、プログレスバーの全長を8cmとし、プログレスバーの始点からの長さが(一般的にはプログレスバーの、端末スクリーンの左側境界に近い箇所を始点とする)0.1cmの箇所に対応する被写界深度値を0.1とし、長さが1cmの箇所に対応する被写界深度値を1とし、長さが2cmの箇所に対応する被写界深度値を2とする。それに応じて、被写界深度値とプログレスバーの長さに基づいて上記比例関係に応じて、プログレスバー上の各点に対応する被写界深度値を予め定めることができる。
【0033】
選択的に、直接に被写界深度値を被写界深度値識別子として第一の領域202内に直接に表示してもよく、例えば図2の右図における被写界深度値0.1、被写界深度値1と被写界深度値10は、それぞれ対応する被写界深度値識別子である。
【0034】
上記複数の被写界深度値は、撮影被写界深度区間を複数の連続的な被写界深度区間に分ける。例えば、上記被写界深度値0.1、被写界深度値1と被写界深度値10の場合に、撮影被写界深度区間全体を0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間と10倍以上の焦点距離の被写界深度区間に分ける。
【0035】
選択的に、すべての被写界深度値は、小さい順に左から右へ第一の領域202内に分布している。
【0036】
前記被写界深度値の配列順序に対応し、第二の領域203内に複数のカメラアイコン204がある。ここで、各カメラアイコン204は、端末の一つのカメラに関連する。
【0037】
具体的には、図2に示すように、被写界深度値0.1は、表示番号が1のカメラアイコンに対応し、被写界深度値1は、表示番号が2のカメラアイコンに対応し、被写界深度値10は、表示番号が3のカメラアイコンに対応し、且つ表示番号が1のカメラアイコン、表示番号が2のカメラアイコン及び表示番号が3のカメラアイコンは、それぞれ端末における三つの異なるカメラに関連し、それぞれカメラa、カメラbとカメラcと記する。実際の撮影中に、カメラaは、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間を撮るために用いられる、カメラbは、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間を撮るために用いられ、カメラcは、10倍以上ズームされた被写界深度区間を撮るために用いられる。
【0038】
ステップ12:前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示する。
【0039】
各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定され、Mは、1よりも大きい正整数である。プログレスバーで第一の領域202を表す場合に対応し、第二の領域は、プログレスバーに対応する予め設定される範囲の領域であってもよく、例えば上記プログレスバーの上方又は下方に位置する長方形領域を第二の領域203として指定してもよい。
【0040】
具体的には、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを表示した後に、ユーザは、ターゲットコントロールに対する第一の入力、例えばクリック、ドラッグ、押し、スライドなどの入力により、ターゲットコントロールの操作インタフェースにおけるカメラアイコンを操作することができる。
【0041】
選択的に、端末は、第一の入力を受信した後に、前記第一の入力を識別し、ターゲットコントロールにおける各カメラアイコン及び対応する被写界深度区間に対する操作を実現し、ユーザにより操作されたターゲットコントロールをカメラプレビューインタフェースに表示する。ここで、各カメラアイコンが端末における異なるカメラに対応するため、カメラアイコンに対する操作により、前記カメラアイコンに対応する各カメラに対する切り替え、設定などの操作を実現することができる。
【0042】
例えば、図2における右図に示すように、ユーザの第一の入力がターゲットコントロールにおける表示番号が1のカメラアイコンをトリガーするための入力である場合に、ターゲットコントロールにおける表示番号が1のカメラアイコン204を削除し、表示番号が1のカメラアイコンの位置に表示番号が4のカメラアイコンを追加する。上記設定操作により、元の表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラが撮影する時の被写界深度区間を表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラが撮影する時の被写界深度区間に変更する。
【0043】
本出願による写真撮り方法では、ユーザが第二の領域におけるカメラアイコンを設定する又は第一の領域における被写界深度区間を設定することで、マルチカメラに対する切り替え制御及び各カメラの撮影する被写界深度区間に対する設定を実現することができ、マルチカメラ写真撮りのインタラクションをカスタマイズすることを実現し、ユーザ操作の利便性を向上させた。
【0044】
ステップ13:画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する。
【0045】
前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、ここで、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラである。
【0046】
選択的に、ユーザの第二の入力を受信し、例えばユーザがカメラプレビューインタフェースにおける撮影ボタンをクリックし、端末における予め設定される写真撮りショートカットキーなどを押した場合に、それぞれ関連する被写界深度区間で撮影するようにターゲットコントロールにおける各カメラアイコンに関連するカメラを制御し、且つ各カメラは、それぞれ一フレームの画像を撮影する。
【0047】
例えば、図2における右図に示すように、第二の領域に表示番号が1-3の三つのカメラアイコンを含み、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値が0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値が1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値が10の場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0048】
ターゲットコントロールの設定が図2における右図に示す場合に、システムは、前記ユーザの第二の入力を受信し、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間画像、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間画像と10倍以上の焦点距離の被写界深度区間画像をそれぞれ撮影するように表示番号が1-3の三つのカメラアイコンを制御し、最後に三フレームの被写界深度区間画像を合成し、ターゲット画像を出力する。
【0049】
選択的に、他の方式を採用して、関連する被写界深度区間でそれぞれ撮影するようにターゲットコントロールにおける各カメラアイコンに関連するカメラを制御してもよく、例えば遅延写真撮り又はタイミング写真撮りを採用し、又は光線変化などを感知した場合に自動的に写真撮り、これに対して本出願は、具体的には限定しない。
【0050】
最後に、すべてのカメラの撮影する画像を合成し、ターゲット画像を出力する。
【0051】
本出願による写真撮り方法では、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを設定することで、ユーザがターゲットコントロールを設定して、複数のカメラに対して迅速かつ正確な切り替え設定を同時に行うことを実現し、異なるカメラが異なる被写界深度の鮮明な画像を対応して撮影してから合成し、ターゲット画像を出力し、得られたのは、ターゲット画像におけるすべての対象が鮮明な画像であり、ユーザによるマルチカメラの撮影操作の利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させた。
【0052】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することは、
一フレームの被写界深度画像をそれぞれ撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得ることと、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力することとを含む。
【0053】
本出願による写真撮り方法と、従来の技術で一般的に採用されているマルチカメラ写真撮り方法のとの違いは、主に以下に体現される。
【0054】
従来の技術では、端末に複数のカメラが存在する場合に、ユーザは、自己の実際の需要に応じて、写真撮りを準備する前にレンズ間を切り替えることで、そのうちの一つのカメラを選択して撮影することが多い。又は、複数のカメラのうちのあるカメラを主カメラとして選択し、他のすべてのカメラをいずれも副カメラとして連携的に撮影する。
【0055】
しかし、本出願の技術案では、一方、ユーザは、ターゲットコントロールによりすべてのカメラのうちの一部のカメラを選択して画像撮影を行うことができ、選択されていないカメラを起動せず、このように異なるユーザの撮影需要を満たすとともに、端末の消費電力を効果的に低減させることができる。他方、本出願による写真撮り方法は、ターゲットコントロールにより、選択された各カメラの撮影する被写界深度区間を設定することができ、各カメラ間に主副の区別がなく、このように各カメラを十分に利用して、それにマッピングする被写界深度区間でそれぞれ撮影し、従来の技術で同一のカメラを利用してすべての被写界深度区間を統一的に撮ることに比べて、イメージングの品質を効果的に向上させることができ、且つ異なるユーザが自分の撮影需要に応じて、特定のカメラを選択してある被写界深度区間で撮影する個性的な選択を満たすことができる。
【0056】
具体的には、本出願による写真撮り方法では、各カメラアイコンに関連するカメラが異なる被写界深度区間で撮影することで、一枚の対応する被写界深度区間内の画像を取得する。ターゲットコントロールにおける第一の領域が、撮影される被写界深度区間全体に対応するため、異なる被写界深度区間において、いずれも少なくとも一つのカメラが関連することにより、撮影する。各被写界深度区間に対応するカメラの取得した画像を合成し後、完全なターゲット画像を取得することができる。
【0057】
例えば、設定後のターゲットコントロールが図2における右図に示す場合に、表示番号が1のカメラアイコン、表示番号が2のカメラアイコン及び表示番号が3のカメラアイコンがそれぞれ端末における三つの異なるカメラに関連するとし、それぞれカメラa、カメラbとカメラcと記し、実際の撮影中に、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間を撮るようにカメラaを制御し、一フレーム目の画像を取得しており、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間を撮るようにカメラbを制御し、二フレーム目の画像を取得しており、10倍以上ズームされた被写界深度区間を撮るようにカメラcを制御し、三フレーム目の画像を取得する。最後に、上記三フレームの画像を合成し、ターゲット画像を出力する。
【0058】
ここで、一フレーム目の画像が図2における川部分を含む画像で、二フレーム目の画像が図2における森部分を含む画像で、三フレーム目の画像が図2における星空部分を含む画像であるとする場合、上記画像の合成方法は、三つの異なる被写界深度区間の画像をつなぎ合わせ、重なられた部分を融合した後に、ターゲット画像を出力することを含む。
【0059】
本出願による写真撮り方法では、ターゲットコントロールにより端末における複数のカメラを選択して同時に呼び出し、各カメラの撮影被写界深度に対する設定を実現することができ、異なるユーザの撮影需要を満たすことができ、且つ容易且つ正確なマルチカメラの切り替え方法を提供する。具体的には、ユーザが新たな操作方式を追加しやすく、ユーザがいくつかの特殊シナリオで、プレビューウィンドウのインタラクション操作を利用してレンズの切り替えと写真撮りを実現することができるとともに、各カメラアイコンに対応するカメラを利用し、それぞれの被写界深度区間における景物を撮影し、異なる被写界深度の鮮明な画像をそれぞれ撮影してから合成した後にターゲット画像を出力し、ユーザがマルチカメラ操作を行う利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させる。
【0060】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力である。前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれる。
【0061】
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加することと、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新することとを含んでもよく、
ここで、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである。
【0062】
本出願による写真撮り方法は、ターゲットコントロールに対する第一の入力により、ターゲットコントロールの第二の領域内に少なくとも一つのカメラアイコンを追加する方法を提供する。それに応じて、ターゲットコントロールの第一の領域内において、追加されたカメラアイコンに対応するターゲット位置に被写界深度値を追加し、追加された各カメラアイコンは、端末における他のあるカメラに関連する。
【0063】
例えば、図3は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその二である。図3に示すように、K=1で、T=3の場合に、即ち第一のサブ入力を受信する前に、ターゲットコントロールに3つのカメラアイコンが含まれる(即ちそれぞれ番号が1、2、3の3つのカメラアイコンが表示される)場合に、第二の領域内に一つのカメラアイコンをさらに追加し、具体的には、
図3における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-3の三つのカメラアイコンに関連する3つのカメラ(それぞれカメラa、b、cと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0064】
第一のサブ入力がユーザが指で第一の領域内のターゲット位置301を押した後に、指を第二の領域内へ予め設定される距離だけスライドさせる場合に、第二の領域内における、前記ターゲット位置301に対応する位置に一つのカメラアイコンを追加する。選択的に、新たに追加されたカメラアイコンは、元のカメラアイコンの番号に従って大きくなり、即ち新たに追加されたカメラアイコンの表示番号が4であれば、図3における右図における領域302内に一つの表示番号が4のカメラアイコンを追加し、上記操作により、端末の3つのカメラを呼び出した上で、表示番号が4のカメラアイコンに関連する一つのカメラ(カメラdと記する)を追加し呼び出す。
【0065】
新たに追加されたカメラアイコン302に対応し、第一の領域内に一つの被写界深度値303を新たに追加し、前記被写界深度値303は、前記ターゲット位置に対応し、例えば図3におけるターゲット位置の、第一の領域内での対応する被写界深度値303は、5である。
【0066】
これに応じて、新たに追加された表示番号が4のカメラアイコンが表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンとの間に位置するため、それに対応する被写界深度値を5とする場合、元の2番目のカメラに対応する被写界深度区間の1-10倍の焦点距離の被写界深度区間は、二つの隣接する被写界深度区間の1-5倍の焦点距離の被写界深度区間と5-10倍の焦点距離の被写界深度区間に分けられる。
【0067】
第一のサブ入力によるターゲットコントロールに対する設定によって、第二の領域に表示番号が1-4の四つのカメラアイコンを含み、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値が0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値が1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値が5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値が10の場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラaの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラbの撮影被写界深度区間1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラdの撮影被写界深度区間5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラcの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0068】
また例えば、図4は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその三である。図4に示すように、K=2、T=3の場合に、即ち第一のサブ入力を受信する前に、ターゲットコントロールに3つのカメラアイコンが含まれる(即ち番号が1、2、3の3つのカメラアイコンが表示される)場合に、第二の領域内に同時に二つのカメラアイコンを再追加し、具体的には、
図4における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、第一のサブ入力が、ユーザが二つの指で第一の領域内の予め設定される位置401における二つの異なるターゲット位置を同時に押した後に、第二の領域方向へ予め設定される距離だけスライドさせることであるとする。ターゲット位置の、第一の領域における対応する被写界深度値をそれぞれ5と6とする場合、第二の領域内における、二つのターゲット位置に対応する位置にカメラアイコン402とカメラアイコン403を同時に追加する。選択的に、新たに追加されたカメラアイコンは、元のカメラアイコンの番号に従って大きくなり、即ち新たに追加された二つのカメラアイコンのそれぞれの表示番号を4と5とし、上記操作により、端末の3つのカメラを呼び出した上で、表示番号が4と5のカメラアイコンに関連する二つのカメラ(カメラdとeと記する)を追加し呼び出す。
【0069】
これに応じて、カメラアイコン402とカメラアイコン403を同時に追加した後に、各カメラアイコンに対応する被写界深度区間は、それぞれいかのとおりである。
【0070】
表示番号が1のカメラアイコンは、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が2のカメラアイコンは、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が4のカメラアイコンは、5-6倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が5のカメラアイコンは、6-10倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が3のカメラアイコンは、10倍以上の被写界深度区間に対応する。
【0071】
即ち第一のサブ入力によるターゲットコントロールに対する設定によって、第二の領域に表示番号が1-5の五つのカメラアイコンを含み、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値が0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値が1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値が5で、表示番号が5のカメラアイコンに対応する被写界深度値が6、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値が10の場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラaの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラbの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラdの撮影被写界深度区間は、5-6倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が5のカメラアイコンに対応するカメラeの撮影被写界深度区間は、6-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラcの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0072】
そのため、本出願による写真撮り方法では、ユーザは、第一のサブ入力によるターゲットコントロールに対する設定によって、端末における複数のカメラを柔軟的に追加し呼び出すことができるとともに、異なる被写界深度区間に対応するカメラ及びカメラの数をカスタマイズすることができ、一つ又は複数のカメラに対する呼び出しをオフにし、ユーザに容易なマルチカメラ操作方式を提供することができる。
【0073】
選択的に、ユーザは、複数の指を利用し、上記操作方法を採用し、第二の領域内において複数のカメラアイコンを同時に操作してもよい。
【0074】
オプションとして、上記第一のサブ入力は、ユーザが第二の領域内のターゲット位置を押した後に、第一の領域方向へ予め設定される距離だけスライドさせることであってもよく、これにより前記第一のサブ入力に応答し、ターゲット位置にカメラアイコンを直接に増設して、それに応じて第一の領域と前記ターゲット位置に対応する被写界深度区間内にターゲット位置に対応する一つの被写界深度値を追加する。
【0075】
オプションとして、上記第一のサブ入力は、ユーザが第二の領域内のターゲット位置に長押し操作を行うことであってもよく、これにより前記第一のサブ入力に応答し、前記ターゲット位置に一つのカメラアイコンを増設する。
【0076】
オプションとして、上記第一のサブ入力は、ユーザが第一の領域内のターゲット位置に長押し操作を行うことであってもよく、これにより前記ターゲット位置に一つの被写界深度値を追加することに対応して、それに応じて第二の領域内に一つのカメラアイコンを増設する。ここで、長押し操作の時間長は、実際の場合に応じて設定されてもよく、例えば1秒である。
【0077】
本出願による写真撮り方法では、ターゲットコントロールにカメラアイコンを増設することで、呼び出された端末におけるカメラを追加する目的を実現し、カメラを新たに追加するとともに、新たに追加されたカメラに対する撮影被写界深度区間の設定を完了させ、ユーザは、ターゲットコントロールに対する操作によりマルチカメラの呼び出し、切り替え、撮影対象の設定及び使用停止の操作を実現することができ、ユーザにマルチカメラ写真撮りを迅速に設定する方式を提供し、ユーザの操作効率を効果的に向上させ、ユーザの操作時間を節約することができる。
【0078】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれる。前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することと、
前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信することと、
前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加することであって、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tであることとを含んでもよい。
【0079】
選択的に、前記第二のサブ入力は、前記ターゲット位置でのユーザによる押し入力であってもよく、前記第三のサブ入力は、ユーザが少なくとも一つの前記候補カメラアイコンを前記ターゲット位置までドラッグするスライド入力であってもよい。
【0080】
具体的には、本出願による写真撮り方法は、ターゲットコントロールに対する二回の入力によって、ターゲットコントロールの第二の領域内に一つのカメラアイコンを追加し、端末における一つのカメラを追加し呼び出す目的を実現する。ここで、第二のサブ入力の目的は、カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することであり、第三のサブ入力の目的は、Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個を選択して第二の領域内のターゲット位置に追加することである。
【0081】
図5は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその四である。図5に示すように、Q=2で、T=1の場合に、第二の領域内のターゲット位置に一つのカメラアイコンを追加することを実現する方法を提供する。具体的には、図5の左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-3の三つのカメラアイコンに関連する端末の3つのカメラ(それぞれカメラa、b、cと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラaの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンbに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラcの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0082】
現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、第二のサブ入力が、ユーザが指で第一の領域内のターゲット位置501を押し、第二の領域の方向へ予め設定される距離だけスライドさせることであるとする場合、前記第二の入力に応答し、カメラプレビューインタフェースにおける、このターゲット位置501に対応する位置502に二つのカメラプレビューアイコンを表示する。図5における中間の図に示すように、二つのカメラプレビューアイコンの表示された番号は、ターゲットコントロールにおける現在のカメラアイコンを基礎とし、順番に番号を付けてもよい。例えば、ターゲットコントロールに表示番号が1、2、3の3つのカメラアイコンがすでに存在している場合、二つのカメラプレビューアイコンは、表示番号が4と5のカメラプレビューアイコンであってもよい。
【0083】
さらに、ユーザは、第三のサブ入力により、二つのカメラプレビューアイコンのうちの一つを選択し、それを新たに追加されたカメラアイコンとしてターゲット位置に追加してもよい。
【0084】
選択的に、図5における右図に示すように、前記第三のサブ入力は、クリック入力であってもよく、例えばユーザは、表示番号が4のカメラプレビューアイコンをクリックすることで、それを領域503に追加してもよい。
【0085】
選択的に、前記第三のサブ入力は、スライド入力であってもよく、例えばユーザは、指で表示番号が4のカメラプレビューアイコンを押してターゲット位置へスライドさせることで、それをターゲット位置に追加してもよい。
【0086】
新たに追加された表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値が5の場合に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラaの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンbに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンcに対応するカメラdの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラcの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0087】
本出願による写真撮り方法は、カメラ増設方法を提供し、ユーザが選択する方式により、システムがユーザの入力の位置に基づいて適切なカメラアイコンを推薦し、カメラの増設と撮影被写界深度区間の設定を迅速に完了させ、ユーザの操作の時間を効果的に減少させることができる。
【0088】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記の、前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得することと、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示することとを含む。
【0089】
具体的には、本出願による写真撮り方法では、まず第二のサブ入力の、第一の領域内でのターゲット位置を取得し、このターゲット位置がある被写界深度値を取得する。
【0090】
さらに、端末が呼び出していない各カメラの定格被写界深度区間を取得し、ターゲット位置がある被写界深度値が、あるカメラの定格被写界深度区間内にある場合に、このカメラを一つのカメラアイコンに関連付け、このカメラアイコンをQ個の候補カメラアイコンのうちの一つとして領域502に表示する。複数のカメラの定格被写界深度区間内にターゲット位置がある被写界深度値が含まれる場合に、複数のカメラをそれぞれ一つのカメラアイコンに関連付け、領域502に表示する。
【0091】
例えば、図5において、ターゲット位置501に対応する被写界深度値が5である場合に、ユーザが第二のサブ入力を入力した後に、領域502に二つの候補カメラアイコン(表示番号が4と表示番号が5の候補カメラアイコン)を表示する。例えば、二つの候補カメラアイコンに対応するカメラにより撮影される被写界深度区間は、それぞれ4-6倍の焦点距離の被写界深度区間及び3-7倍の焦点距離の被写界深度区間である。
【0092】
さらに、受信されたユーザの第三のサブ入力が表示番号が4の候補カメラアイコンに対するクリック入力である場合に、この候補カメラアイコンを第二の領域内の領域503に追加する。
【0093】
選択的に、前記受信されたユーザの第三のサブ入力が、ユーザにより表示番号が4の候補カメラアイコンを第二の領域内の位置aまでドラッグし、且つ表示番号が5の候補カメラアイコンを第二の領域内の位置bまでドラッグする操作である場合に、第二の領域内のaのところに番号が4のカメラアイコンを追加し表示し、第二の領域内のbのところに番号が5のカメラアイコンを追加し表示する。それに応じて、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、aのところにおける第一の領域内の被写界深度区間に対応する被写界深度値で、表示番号が5のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、bのところにおける第一の領域内の被写界深度区間に対応する被写界深度値である。
【0094】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力である。
【0095】
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えることを含んでもよい。
【0096】
選択的に、前記第四のサブ入力は、前記第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対するユーザの同時のクリック出力である。
【0097】
本出願による写真撮り方法では、ユーザは、いずれかの二つのカメラアイコンに対する入力により、この二つのカメラアイコンの表示位置を迅速に入れ替え、それに応じて二つのカメラアイコンに対応するカメラの撮影する被写界深度区間を入れ替えることができ、ユーザが撮影する時、二つの関連カメラの撮影対象に対して表示位置の入れ替え調整を迅速に行う。
【0098】
図6は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその五である。図6における左図に示すように、現在のインタフェースのターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、ユーザの第四のサブ入力を受信する。ここで、第四のサブ入力は、ユーザが領域601における表示番号が4のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンを同時にクリックすることであってもよく、図6における右図に示すように、前記第四のサブ入力に応答し、表示番号が4のカメラアイコンの位置と表示番号が3のカメラアイコンの位置とを入れ替える。
【0099】
具体的には、図6における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0100】
第四のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、4つのカメラがそれぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0101】
選択的に、ユーザの誤操作を防止するために、上記の、二つのカメラアイコンを入れ替える設定方法は、さらに、ユーザが指で表示番号が4のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンを同時に押してしばらく維持した後に、二つのターゲットカメラアイコンの位置を互相に入れ替えることであってもよい。
【0102】
選択的に、上記の、二つのカメラアイコンを入れ替える設定方法は、さらに、ユーザが指で表示番号が4のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンを同時に押し、二つのカメラアイコンの中間位置へスライドさせる場合、二つのターゲットカメラアイコンの位置を互相に入れ替えることであってもよい。
【0103】
選択的に、上記の、二つのカメラアイコンを入れ替える設定方法は、さらに、ユーザが指で表示番号が3のカメラアイコンを押し、表示番号が4のカメラアイコンを超えて表示番号が4のカメラアイコンの別の辺まで到達するまで、表示番号が4のカメラアイコンの方向へ移動させる場合、二つのターゲットカメラアイコンの位置を互相に入れ替えることであってもよい。
【0104】
同様に、上記の、二つのカメラアイコンを入れ替える設定方法は、さらに、ユーザが指で表示番号が4のカメラアイコンを押し、表示番号が3のカメラアイコンを超えて表示番号が3のカメラアイコンの別の辺まで到達するまで、表示番号が3のカメラアイコンの方向へ移動させる場合、二つのターゲットカメラアイコンの位置を互相に入れ替えることであってもよい。
【0105】
本出願による写真撮り方法では、ユーザは、ターゲットコントロールにおいて二つのカメラアイコンを直接に入れ替えることにより、カメラアイコンに対応するカメラの撮影する被写界深度区間の設定を迅速に完了し、ユーザの操作の時間を効果的に減少させ、操作が容易である。
【0106】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力である。
【0107】
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新することを含んでもよい。
【0108】
選択的に、前記第五のサブ入力は、前記カメラアイコンを押すと同時に行なわれる回転入力である。
【0109】
本出願による写真撮り方法は、ユーザの入力を受信することで、第三のカメラアイコンを第四のカメラアイコンに直接に調整し、即ち第三のカメラアイコンに対応するカメラの撮影する被写界深度区間を第四のカメラアイコンに対応するカメラに変更して撮影させる。
【0110】
具体的には、図7は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその六である。図7における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、領域701におけるカメラアイコンが第三のカメラアイコンであると決定した場合に、ユーザが指で表示番号が4のカメラアイコンを押して回転させ、例えば予め設定される方向、例えば時計回り又は反時計回りに回転させる場合、表示番号が4のカメラアイコンを他のカメラアイコンとして設定し、且つ第二の領域内の領域701に表示することができる。
【0111】
ここで、第一の入力の入力特徴は、第一の入力の入力方式、入力時間長、入力方向などの特徴であってもよい。
【0112】
選択的に、第一の入力の入力方式がカメラアイコンを押した後の回転入力である場合に、回転入力の方向に応じて、カメラアイコンの表示番号に対して増加操作を行うか、それとも減少操作を行うかを決定してもよい。例えば、カメラアイコンを押した後に時計回りに回転させると、それに応じてカメラアイコンの表示番号を増加させるように設定してもよい。例えば、表示番号が4のカメラアイコンを押しながら時計回りに回転させると、5番目のカメラアイコンに交換することができる。また例えば、第一の入力の入力方式がユーザが一つの指でカメラアイコンを長押すことである場合に、第一の入力の入力時間長に基づいて、第一の入力が終了するまで、カメラアイコンの表示番号を定速に増加させ、対応する位置にフラッシュされる表示番号を表示すると決定する。
【0113】
選択的に、第一の入力の入力方式がユーザが一つの指でカメラアイコンを長押しながら、別の指を利用して音量増加キーを押すことである場合に、音量増加キーを押した回数に基づいて、カメラアイコンの表示番号を増加させる。表示番号が4のカメラアイコンを押しながら、音量増加キーを押した回数が2である場合に、それを番号が6のカメラアイコンに交換することができる。
【0114】
これに応じて、第一の入力の入力方式がユーザが一つの指でカメラアイコンを長押しながら、別の指を利用して音量減少キーを押すことである場合に、音量減少キーを押した回数に基づいて、カメラアイコンの表示番号を減少させる。表示番号が4のカメラアイコンを押しながら、音量減少キーを押した回数が2である場合に、それを番号が2のカメラアイコンに交換することができる。
【0115】
選択的に、増加されるカメラアイコンが第二の領域内にすでに出現している場合に、ユーザに選択メニューを提示することで、ユーザが選択メニューに基づいて、具体的なこのカメラアイコンの設定位置を決める。上記のような実施例では、表示番号が4のカメラアイコンを押しながら反時計回りに回転させると、それを表示番号が3のカメラに交換することができる。表示番号が3のカメラが第二の領域内にすでに存在している場合に、現在の表示インタフェースに選択メニューを表示することで、修正後の表示番号が3のカメラの具体的な位置を決定することをユーザに提示する。
【0116】
選択的に、回転入力の角度により、カメラアイコンを増加させる幅を決定してもよく、例えば回転角度を15°ずつ増加させると、カメラアイコンに1を増加させる。図7における右図に示すように、回転の角度が30°~45°の間であってもよい場合に、元の表示番号が4のカメラアイコンを表示番号が6のカメラアイコンに交換する。
【0117】
具体的には、図7における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0118】
第五のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、4つのカメラがそれぞれ第二の領域内の表示番号が1、2、3、6の四つのカメラアイコンに関連する場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が6のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が6のカメラアイコンに対応するカメラ(カメラeと記する)の撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0119】
説明すべきこととして、カメラアイコンの番号の変化により、撮影被写界深度区間が10倍以上の焦点距離の被写界深度区間で撮影するカメラがこの前のカメラdからカメラeに変わり、カメラdに対する呼び出しを停止させる。
【0120】
本出願による写真撮り方法では、ユーザは、ターゲットコントロールにおけるカメラアイコンを交換することにより、カメラを交換する目的を実現し、ユーザは、カメラの交換と各被写界深度区間内のカメラの配置を迅速に完了させることができ、ユーザの操作の時間を効果的に減少させ、ユーザがカメラの撮影パラメータを設定する効率を向上させる。
【0121】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含む。
【0122】
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整することを含んでもよく、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0123】
選択的に、ユーザの第六のサブ入力は、前記第二の領域でのスライド入力であってもよい。
【0124】
本出願による写真撮り方法は、ユーザの第六のサブ入力を受信することにより、第六のサブ入力の移動軌跡に基づいて、軌跡が通過するすべてのカメラアイコンをシステムデフォルト位置に従って再レイアウトする。
【0125】
例えば、図8は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその七である。図8における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、第六のサブ入力は、ユーザがターゲットコントロール領域内に指で第二の領域内の領域801の一端から他端へ迅速にスライドする操作であってもよく、スライドの軌跡は、順に表示番号が1-4の4つのカメラアイコンを通過する。第六のサブ入力に応答し、この4つのカメラアイコンをシステムデフォルト位置に従って再レイアウトする。
【0126】
ここで、システムデフォルト位置は、各カメラアイコンに対応するカメラの撮影する定格被写界深度区間及び現在撮影しているシナリオの特徴に基づいて決定される。
【0127】
ここで、シナリオの特徴は、現在撮影している対象と、現在撮影している光線などの特徴とを含む。
【0128】
例えば、撮影対象が近い川、やや遠い森及び遠い星空などの複数の対象を含み、且つ表示番号が3のカメラアイコンの撮影する定格被写界深度区間が6-8倍の焦点距離の被写界深度区間であるが、表示番号が4のカメラアイコンの撮影する定格被写界深度区間が12-14倍の焦点距離の被写界深度区間である場合に、上記第六のサブ入力を受信した後に、領域802と領域803におけるカメラアイコンを再調整し、調整後の結果は、図8における右図に示す。
【0129】
調整後、表示番号が3のカメラアイコンは、森を含む被写界深度区間で撮影するが、表示番号が4のカメラアイコンは、星空を含む被写界深度区間で撮影することは、調整前の撮影方式に比べて、より鮮明な画像を取得することができる。
【0130】
具体的には、図8における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0131】
第六のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、4つのカメラがそれぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0132】
説明すべきこととして、本出願は、第六のサブ入力により、端末が元のカメラcとカメラdの定格被写界深度区間及び現在撮影しているシナリオの特徴に基づいて、元のカメラcとカメラdに対応する撮影被写界深度区間を自動的に入れ替えたことで、さらにイメージングの品質を向上させる。
【0133】
ここで、再設定する内容は、各カメラアイコンの並べ順序を含むだけではなく、各カメラアイコンに対応する被写界深度値(即ち各カメラアイコン間のピッチ)をさらに含んでもよい。
【0134】
選択的に、前記第六のサブ入力は、第二の領域の左端から右端への迅速なスライドであってもよく、第二の領域の右端から左端へのスライドであってもよい。
【0135】
選択的に、第六のサブ入力の軌跡に基づいて、前記軌跡が通過した各カメラアイコンをシステムデフォルト最適距離に従って再レイアウトしてもよく、第六のサブ入力の軌跡が通過していないカメラアイコンを再レイアウトしない。
【0136】
選択的に、第六のサブ入力のスライド速度を限定してもよく、第六のサブ入力のスライド速度が予め設定されるスライド速度よりも大きい場合のみ、端末により識別されることができ、関連するターゲットカメラアイコンをシステムデフォルトに従って再レイアウトする。
【0137】
本出願による写真撮り方法は、使用されているすべてのカメラをシステムデフォルト最適設定に迅速に回復する方法をユーザに提供し、ユーザは、すべてのカメラの再設定を迅速に完了させることができ、ユーザの操作の時間を効果的に減少させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させることができる。
【0138】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力である。
【0139】
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除することを含んでもよく、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である。
【0140】
ここで、前記第七のサブ入力は、前記カメラアイコンをドラッグするスライド入力であってもよい。
【0141】
具体的には、本発明による写真撮り方法は、ユーザの第七のサブ入力を受信することで、余計なカメラアイコンを削除して、カメラアイコンに対応するカメラに対する呼び出しをオフにする。
【0142】
例えば、図9は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその八である。図9における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、前記第七のサブ入力は、ユーザが指で領域901における表示番号が4のカメラアイコンを押し、下へ予め設定される距離だけスライドさせる操作であってもよい。前記第七のサブ入力に応答し、表示番号が4のカメラアイコンを削除し、図9における右図に示すように、表示番号が4のカメラアイコンを削除した後に、元の領域901は、ブランクになる。
【0143】
これに応じて、表示番号が4のカメラアイコンを削除した後に、元の表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影する被写界深度区間をそれに隣接する前のカメラアイコンに対応するカメラの被写界深度区間内に合併する。
【0144】
具体的には、元の表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度区間が5-10倍の焦点距離の被写界深度区間であり、それに隣接する前のカメラアイコンが表示番号が2のカメラアイコンであり、それに対応する被写界深度区間が1-5倍の焦点距離の被写界深度区間であるとする。表示番号が4のカメラアイコンを削除した後に、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度区間は、対応して、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間に修正される。
【0145】
具体的には、図9における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0146】
第七のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、元の番号が4のカメラアイコン及びそれに対応するカメラdを削除し、残りの3つのカメラがそれぞれ第二の領域内の表示番号が1、2、3の三つのカメラアイコンに関連する場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0147】
説明すべきこととして、本出願による写真撮り方法では、ユーザは、P個の指による同時入力を利用し、上記操作方法に基づいて、P個のカメラアイコンを同時に削除してもよい。
【0148】
例えば、図10は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその九である。図10における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、第七のサブ入力が、ユーザが指で領域1001における表示番号が2のカメラアイコンと領域1002における表示番号が4のカメラアイコンを同時に押し、同時に下へ予め設定される距離だけスライドさせる操作である場合に、前記第七のサブ入力に応答し、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを同時に削除してもよく、削除後のターゲットコントロールは、図10における右図に示すように、領域1003内は、ブランクになる。
【0149】
これに応じて、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを削除し、それに対応するカメラ撮影区間は、それらに隣接する前のカメラアイコンに対応するカメラが撮影タスクを実行する。
【0150】
具体的には、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを削除した後に、元々表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラ撮影区間を、表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラに対応する撮影区間内に合併する。
【0151】
具体的には、図10の右図に示すように、第七のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、元の番号が2と番号が4のカメラアイコン及びそれらに対応するカメラbとdを削除した後に、残りの二つのカメラがそれぞれ第二の領域内の表示番号が1、3の二つのカメラアイコンに関連する場合に、表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0152】
オプションとして、本出願は、削除すべきカメラアイコンを押した後にスライドさせるスライド方向について具体的に限定せず、上記実施例における下へスライドさせるス方式を用いてもよく、上へスライドさせるス又は他のいずれか方向へ迅速にスライドさせる(第一の領域内でのスライド以外)方式であってもよい。
【0153】
本出願による写真撮り方法は、ターゲットコントロールにおいてカメラアイコンを削除することで、いくつかのカメラの使用を迅速に停止させる方法を提供し、マルチカメラの設定を迅速に行う方法をユーザに提供し、ユーザの操作の時間を効果的に減少させ、端末のエネルギー消費をある程度節約でき、且つ異なるユーザの撮影習慣を満たすことができる。
【0154】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数である。
【0155】
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新することをさらに含んでもよく、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である。
【0156】
選択的に、前記第八のサブ入力は、重なるまで二つのカメラアイコンを同時にドラッグするドラッグ入力であってもよい。
【0157】
具体的には、本発明による写真撮り方法は、複数のカメラに対して融合写真撮りの設定を行う方法を提供し、ユーザの第八のサブ入力を受信することで、第八のサブ入力に対応するE個のカメラを一つの第一の統合表示モードとして融合し、且つE個のカメラに対応する被写界深度区間区和集合後、前記第一の統合表示モードに対応する第一のターゲット和集合被写界深度区間とする。
【0158】
本発明の実施例は、二つのカメラアイコンに対して融合設定を行うことができ、図11は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十である。図11における左図に示すように、現在のインタフェースに表示されたターゲットコントロールがプログレスバーの場合に、ユーザが指で領域1101における表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを同時に押し、重なるまで二つのカメラアイコンをドラッグすれば、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンからなる一つの第一の統合表示モードを取得し、領域1102に表示することができ、図11における右図に示す。
【0159】
さらに、二つのカメラアイコンの融合を実現した後に、それに応じて、元の番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度区間(1-5倍の焦点距離の被写界深度区間)と元の番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度区間(5-10倍の焦点距離の被写界深度区間)も統合し、即ち第一のターゲット和集合被写界深度区間は、1-10倍の焦点距離の被写界深度区間であり、第一のターゲット和集合被写界深度区間内に、番号が2のカメラアイコンと番号が4のカメラアイコンに対応するカメラでデュアルカメラの融合写真撮りを行う。
【0160】
ここで、前記デュアルカメラの融合写真撮りとは、具体的な撮影過程において、番号が2のカメラアイコンと番号が4のカメラアイコンに対応するカメラがそれぞれ1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で撮影することで、一フレームの画像をそれぞれ取得し、そして、この二フレームの画像に対して画像融合を行い、デュアルカメラの融合写真撮りの出力とすることである。
【0161】
具体的には、図11における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0162】
第八のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを融合して、第一の統合表示モード(図11における右図における領域1102に示すように)を構成する。表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、第一の統合表示モードに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間、第一の統合表示モードに対応するカメラの撮影被写界深度区間1-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0163】
ここで、前記第一の統合表示モードは、様々な表示方式があり得、図11の右図に示すように、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを融合して取得した第一の統合表示モードは、表示番号が2のカメラアイコンと表示番号が4のカメラアイコンを適切に縮小してから、部分的に重ねた後に、一つの新たなカメラアイコンを構成することであってもよい。
【0164】
オプションとして、一つの新たなカメラアイコンを再生成し且つ新たなカメラアイコンに数字2と4を同時に表示してもよい。
【0165】
本出願は、ユーザが表示結果に基づいて、表示された第一の統合表示モードが具体的にどれらのカメラアイコンを融合して構成されるかを知ることができる限り、第一の統合表示モードの具体的な表示方式を具体的には限定しない。
【0166】
本発明は、さらに3つのカメラアイコンに対して融合設定を行ってもよく、図12は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十一である。図12に示すように、E=3であり、即ちユーザの第八のサブ入力が3つのカメラアイコンに対する入力である場合に、ユーザの第八のサブ入力を受信し、前記第八のサブ入力は、ユーザが領域1201において指で表示番号が1、2、4のこの3つのカメラアイコンを順になぞる操作である。前記第八のサブ入力に応答し、この3つのカメラアイコンを融合して、第一の統合表示モードを生成し、前記第一の統合表示モードを元々の3つのカメラアイコンに対応する第一のターゲット和集合被写界深度区間に表示し、具体的には、融合後の第一の統合表示モードを図12における右図における領域1202に表示する。本発明の融合プロセスは、撮影プレビュープロセスに融合後の画像をリアルタイムに更新して表示することであってもよい。
【0167】
本出願による写真撮り方法では、ユーザは、複数のカメラアイコンに対して融合操作を行うことで、端末における一部のカメラに対して迅速に融合写真撮りの設定を行うことを実現し、ある被写界深度区間内の融合画像を取得し、この後で深度情報のフィルターに基づいて、被写界深度区間内の人と背景をより鮮明に識別する基礎となり、且つ人画像の背景でぼかして写真撮り、及び焦点変化後のピクチャーの鮮明度合いの調整などの方面で可能となる。
【0168】
上記実施例の内容に基づいて、一つの選択的な実施例として、前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力である。
【0169】
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新することをさらに含んでもよく、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンである。
【0170】
ここで、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象であってもよい。
【0171】
本発明は、写真撮り方法を提供し、どのように迅速に複数のカメラを二つずつ融合するかの設定方法を提供し、この方法は、
ユーザの第九のサブ入力を受信することであって、第九のサブ入力は、第二の領域内の複数のターゲットカメラアイコンに対するユーザのスライド入力であってもよく、例えば第一のターゲットカメラアイコンから別のターゲットカメラアイコンへ一本のアーク線を描くことと、前記第九のサブ入力に応答し、第九のサブ入力の開始端と終了端に対応するカメラアイコン及び前記アーク線のスライド方向に基づいて、複数のカメラアイコンを二つずつ融合することとを含んでもよい。
【0172】
これに応じて、二つのターゲットカメラアイコンの融合を実現した後に、一つの統合表示モードを取得する。ここで、前記統合表示モードに対応する被写界深度区間は、統合される二つのターゲットカメラアイコンの和集合区間である。
【0173】
例えば、図13は、本出願によるターゲットコントロールを設定するフローインタフェースの概略図のその十二である。図13における左図に示すように、ユーザの第九のサブ入力は、第二の領域内の領域1301における表示番号が1のカメラアイコンから領域1302における表示番号が4のカメラアイコンへスライドすることであってもよく、即ち第九のサブ入力のスライド軌跡は、表示番号が1のカメラアイコンから、表示番号が4のカメラアイコンへ接続する、方向性のあるアーク線である。前記アーク線方向に、表示番号が1のカメラアイコンに隣接するのは、表示番号が2のカメラアイコンで、表示番号が4のカメラアイコンに隣接するのは、表示番号が3のカメラアイコンである。
【0174】
前記第九のサブ入力に応答し、表示番号が1のカメラアイコンと番号が2のカメラアイコンを一つの融合カメラアイコンとして融合し、表示番号が4のカメラアイコンと番号が3のカメラアイコンを別の融合カメラアイコンとして融合し、融合後に取得されたターゲットコントロールの概略図は、図13における右図に示され、即ち領域1303に第二の統合表示モードを表示し、領域1304に第三の統合表示モードを表示する。
【0175】
融合前、各カメラアイコンに対応する被写界深度区間は、以下のとおりである。表示番号が1のカメラアイコンは、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が2のカメラアイコンは、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が4のカメラアイコンは、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間に対応し、表示番号が3のカメラアイコンは、10倍以上ズームされた被写界深度区間に対応する。融合を実現した後に、第二の統合表示モードに対応する第二のターゲット和集合被写界深度区間は、元の表示番号が1のカメラアイコンと表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合被写界深度区間であり、具体的に0.1-5倍の焦点距離の被写界深度区間であり、第三の統合表示モードに対応する第三のターゲット和集合被写界深度区間は、元の表示番号が4のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合被写界深度区間であり、具体的に5倍以上ズームされた被写界深度区間である。
【0176】
具体的には、図13における左図に示すように、ターゲットコントロールを設定する前に、端末は、合計で、それぞれ第二の領域内の表示番号が1-4の四つのカメラアイコンに関連する4つのカメラ(それぞれカメラa、b、c、dと記する)を呼び出し、且つ表示番号が1のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、0.1で、表示番号が2のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、1で、表示番号が4のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、5で、表示番号が3のカメラアイコンに対応する被写界深度値は、10であり、即ち表示番号が1のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、0.1-1倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が2のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、1-5倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が4のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、5-10倍の焦点距離の被写界深度区間で、表示番号が3のカメラアイコンに対応するカメラの撮影被写界深度区間は、10倍以上の焦点距離の被写界深度区間である。
【0177】
第九のサブ入力を利用してターゲットコントロールを設定した後に、表示番号が1のカメラアイコンと表示番号が2のカメラアイコンを融合して第二の統合表示モード(例えば領域1301に示す)を取得し、表示番号が4のカメラアイコンと表示番号が3のカメラアイコンを融合して第三の統合表示モード(例えば領域1304に示す)を取得する。第二の統合表示モードに対応する被写界深度値は、0.1で、第三の統合表示モードに対応する被写界深度値は、5であり、即ち第二の統合表示モードに対応するカメラaとbは、0.1-5倍の焦点距離の被写界深度区間を融合して撮影し、第三の統合表示モードに対応するカメラ4と3は、5倍以上の焦点距離の被写界深度区間を融合して撮影する。
【0178】
本出願は、複数のカメラパケットを融合する方法を提供し、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを設定することで、ユーザがターゲットコントロールを設定して、複数のカメラに対して迅速かつ正確な切り替え設定を同時に行うことを実現し、異なるカメラが異なる被写界深度の鮮明な画像を対応して撮影してから合成し、ターゲット画像を出力し、得られたのは、ターゲット画像におけるすべての対象が鮮明な画像であり、ユーザによるマルチカメラの撮影操作の利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させる。
【0179】
図14は、本出願による写真撮り装置の構造概略図である。図14に示すように、本発明は、写真撮り装置を提供し、この写真撮り装置は、第一の受信モジュール1401、第一の応答モジュール1402と第一の制御モジュール1403を含むが、それらに限らない。ここで、
第一の受信モジュール1401は、主に、カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信するために用いられ、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、前記Nは、1よりも大きい正整数であり、
第一の応答モジュール1402は、主に、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示するために用いられ、前記Mは、1よりも大きい正整数であり、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定され、
第一の制御モジュール1403は、主に、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力するために用いられ、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラである。
【0180】
具体的には、第一の受信モジュール1401は、ユーザがカメラプレビューインタフェースにおけるカメラアイコンをクリックする入力を受信し、カメラプレビューインタフェースに入った直後、前記カメラプレビューインタフェースに一つのターゲットコントロールを直接に表示することができ、前記ターゲットコントロールは、マルチカメラ操作インタフェースである。
【0181】
さらに、第一の受信モジュール1401は、さらに、ターゲットコントロールに対するユーザの操作又は入力を受信し、端末の各カメラの作動パラメータ、各カメラ間の切り替えなどを予め設定するために用いられる。
【0182】
例えば、第一の入力は、さらに、ユーザがある予め設定される位置に、二本の指で端末ディスプレイを押した後に、同時に両側のスクリーンへある距離だけスライドさせる操作であってもよい。
【0183】
説明すべきこととして、本出願による写真撮り装置のターゲットコントロールは、主に第一の領域と第二の領域を含む。ここで、第一の領域内は、複数の被写界深度値識別子が対応し、各被写界深度値識別子は、一つの被写界深度値が対応してあり、被写界深度値は、撮影被写界深度区間を複数の連続的な被写界深度区間に分ける。第二の領域内には、第一の領域内の各被写界深度値に対応して複数のカメラアイコンが設定される。
【0184】
さらに、第一の応答モジュール1402は、第一の受信モジュール1401がターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信した後に、前記第一の入力に応答し、第一の入力を識別し、ターゲットコントロールにおける各カメラアイコン及び対応する被写界深度区間に対する操作を実現し、操作結果を表示する。
【0185】
ここで、各カメラアイコンが端末における異なるカメラに対応するため、カメラアイコンに対する操作により、前記カメラアイコンに対応する各カメラに対する切り替え、設定などの操作を実現することができる。
【0186】
さらに、第一の制御モジュール1403は、調整後のターゲットコントロールの関連設定パラメータを取得した後に、実際の撮影中に、M個の被写界深度区間に対応するM個のカメラを利用し、それぞれこの区間内の景物を撮影し、それぞれ一フレームの画像を取得する。最後に、取得されたMフレームの画像を融合してターゲット画像として生成して出力する。
【0187】
本出願による写真撮り装置では、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを設定しており、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを設定することで、ユーザがターゲットコントロールを設定して、複数のカメラに対して迅速かつ正確な切り替え設定を同時に行うことを実現し、異なるカメラが異なる被写界深度の鮮明な画像を対応して撮影してから合成し、ターゲット画像を出力し、得られたのは、ターゲット画像におけるすべての対象が鮮明な画像であり、ユーザによるマルチカメラの撮影操作の利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させる。
【0188】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の制御モジュールは、具体的に、一フレームの被写界深度画像をそれぞれ撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力するために用いられる。
【0189】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力である。前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれる。
【0190】
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加し、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新するために用いられてもよく、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである。
【0191】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の応答モジュールは、第一の応答ユニットと、第二の応答ユニットと、第三の応答ユニットとを含み、ここで、
第一の応答ユニットは、前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示するために用いられ、
第二の応答ユニットは、前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信するために用いられ、
第三の応答ユニットは、前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加するために用いられ、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tである。
【0192】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の応答モジュールの第一の応答ユニットは、具体的に、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得し、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示するために用いられる。
【0193】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力である。
【0194】
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えるために用いられてもよい。
【0195】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力である。
【0196】
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新するために用いられてもよい。
【0197】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含む。
【0198】
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整するために用いられてもよく、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0199】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力である。
【0200】
前記第一の応答モジュールは、具体的に、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除するために用いられてもよく、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である。
【0201】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数である。
【0202】
前記第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新するために用いられてもよく、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である。
【0203】
選択的に、本出願による写真撮り装置では、前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力である。前記第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新するために用いられてもよく、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンであり、
ここで、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である。
【0204】
本出願による撮影装置は、上記方法の実施例のすべての方法のステップを実現し、同じ技術的効果を達成することができ、ここでこれ以上説明しない。
【0205】
本出願における端末は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、携帯電子機器であってもよく、非携帯電子機器であってもよい。例示的には、携帯電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などであってもよく、非携帯電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願に対して具体的には限定しない。
【0206】
本出願における写真撮り装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願に対して具体的には限定しない。
【0207】
本出願による写真撮り装置は、図1から図13の方法の実施例で写真撮り装置の実現する各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0208】
選択的に、本出願は、電子機器150をさらに提供し、図15に示すように、プロセッサ152と、メモリ151と、メモリ151に記憶されており、且つ前記プロセッサ152上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ152により実行される時、上記写真撮り方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0209】
注意すべきこととして、本出願における電子機器は、以上に記載の携帯電子機器と非携帯電子機器を含む。
【0210】
図16は、本出願を実現する電子機器のハードウェア構造概略図である。
【0211】
この電子機器1600は、無線周波数ユニット1601、ネットワークモジュール1602、オーディオ出力ユニット1603、入力ユニット1604、センサ1605、表示ユニット1606、ユーザ入力ユニット1607、インタフェースユニット1608、メモリ1609、及びプロセッサ1610などの部材を含むが、それらに限らない。
【0212】
当業者であれば理解できるように、電子機器1600は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ1610にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図16に示す電子機器構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0213】
理解すべきこととして、本出願では、入力ユニット1604は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1641とマイクロホン1642を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1641は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット1606は、表示パネル1661を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル1661が配置されてもよい。ユーザ入力ユニット1607は、タッチパネル1671及び他の入力機器1672を含む。タッチパネル1671は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル1671は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器1672は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。メモリ1609は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよく、アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムとを含むが、それらに限らない。プロセッサ1610は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ1610に統合されなくてもよい。
【0214】
ここで、プロセッサ1610は、カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信することであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、前記Nは、1よりも大きい正整数であることと、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することであって、前記Mは、1よりも大きい正整数であり、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域におけるターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定されることと、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラであることとに用いられる。
【0215】
選択的に、プロセッサ1610は、具体的に、一フレームの被写界深度画像を撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力するために用いられる。
【0216】
選択的に、前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力である。前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれる。
【0217】
プロセッサ1610は、具体的に、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加し、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新するために用いられてもよく、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである。
【0218】
選択的に、前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれる。
【0219】
プロセッサ1610は、第一の応答ユニット、第二の応答ユニット及び第三の応答ユニットを含んでもよく、ここで、
第一の応答ユニットは、前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示するために用いられ、
第二の応答ユニットは、前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信するために用いられ、
第三の応答ユニットは、前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加するために用いられ、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tである。
【0220】
選択的に、プロセッサ1610の第一の応答ユニットは、具体的に、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得し、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示するために用いられる。
【0221】
選択的に、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力である。
【0222】
前記プロセッサ1610は、具体的に、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えるために用いられてもよい。
【0223】
選択的に、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力である。
【0224】
前記プロセッサ1610は、具体的に、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新するために用いられてもよい。
【0225】
選択的に、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含む。
【0226】
前記プロセッサ1610は、具体的に、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整するために用いられてもよく、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される。
【0227】
選択的に、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力である。
【0228】
前記プロセッサ1610は、具体的に、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除するために用いられてもよく、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である。
【0229】
選択的に、前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数である。
【0230】
プロセッサ1610の第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新するために用いられてもよく、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である。
【0231】
選択的に、前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力である。
【0232】
前記プロセッサ1610の第一の制御モジュールは、さらに、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新するために用いられ、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンであり、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である。
【0233】
本出願による電子機器は、カメラプレビューインタフェースにターゲットコントロールを設定することで、ユーザがターゲットコントロールを設定して、複数のカメラに対して迅速かつ正確な切り替え、設定を同時に行うことを実現し、異なるカメラが異なる被写界深度の鮮明な画像を対応して撮影してから合成し、ターゲット画像を出力する、ユーザによるマルチカメラの写真撮り操作の利便性を効果的に向上させ、且つイメージングの品質を効果的に向上させる。
【0234】
本出願は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記写真撮り方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0235】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称する)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称する)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0236】
本出願は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インタフェースとを含み、前記通信インタフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記写真撮り方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0237】
本出願の実施例は、電子機器を提供し、上記写真撮り方法の実施例の各プロセスを実行して実現するように構成されており、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0238】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記プログラム製品は、上記写真撮り方法の実施例の各プロセスを実現するようにプロセッサにより実行することができ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0239】
理解すべきこととして、本出願に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0240】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0241】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0242】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2023-05-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
写真撮り方法であって、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信することであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、Nは、1よりも大きい正整数であることと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することであって、Mは、1よりも大きい正整数であり、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定されることと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラであることとを含む、写真撮り方法。
【請求項2】
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力することは、
一フレームの被写界深度画像をそれぞれ撮影するように前記M個のカメラアイコンに関連するカメラを制御し、Mフレームの被写界深度画像を得ることと、
前記Mフレームの被写界深度画像を合成し、ターゲット画像を出力することとを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項3】
前記第一の入力は、第一のサブ入力を含み、前記第一のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるK個のターゲット位置に対するユーザの入力であり、前記第一のサブ入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第一のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のK個のターゲット位置にK個のカメラアイコンを追加することと、
前記K個のターゲット位置に基づいて、前記K個のカメラアイコンと前記T個のカメラアイコンに対応する被写界深度区間を更新することとを含み、
ここで、更新後の前記K個のカメラアイコンのうちのi番目のカメラアイコンに対応するi番目の被写界深度区間の開始被写界深度値は、前記i番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、i番目のカメラアイコンの両側にいずれも隣接するカメラアイコンがある場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、被写界深度値の増大方向でのi+1番目のカメラアイコンがあるターゲット位置に対応する被写界深度値であり、被写界深度値の増大方向に前記i番目のカメラアイコンに隣接するカメラアイコンがない場合に、前記i番目の被写界深度区間の終了被写界深度値は、無限大であり、前記i番目のカメラアイコンは、前記K個のカメラアイコンのうちのいずれか一つであり、前記M個のカメラは、前記K個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=K+Tである、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項4】
前記第一の入力は、第二のサブ入力と第三のサブ入力とを含み、前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することと、
前記Q個の候補カメラアイコンのうちのZ個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの第三のサブ入力を受信することと、
前記第三のサブ入力に応答し、前記第二の領域内のターゲット位置に前記Z個のターゲットカメラアイコンを追加することであって、前記ターゲット位置は、前記第二のサブ入力の入力位置に基づいて決定され、前記M個のカメラは、前記Z個のカメラと前記T個のカメラとを含み、M=Z+Tであることとを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項5】
前記の、前記第二のサブ入力に応答し、前記カメラプレビューインタフェースにQ個の候補カメラアイコンを表示することは、
前記第二のサブ入力の入力位置に対応する被写界深度値を取得することと、
前記被写界深度値が前記Q個の候補カメラアイコンに対応するカメラの定格被写界深度区間に位置する場合に、前記Q個の候補カメラアイコンを表示することとを含む、請求項4に記載の写真撮り方法。
【請求項6】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第四のサブ入力を含み、前記第四のサブ入力は、第一のカメラアイコンと第二のカメラアイコンに対する入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第四のサブ入力に応答し、前記第一のカメラアイコンの表示位置と前記第二のカメラアイコンの表示位置とを入れ替えることを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項7】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第五のサブ入力を含み、前記第五のサブ入力は、第三のカメラアイコンに対する入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第五のサブ入力に応答し、前記第三のカメラアイコンを前記第一の入力の入力特徴に基づいて決定される第四のカメラアイコンとして更新することを含む、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項8】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにM個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第六のサブ入力を含み、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第六のサブ入力に応答し、すべてのM個のカメラアイコンの前記第二の領域内での位置をシステムデフォルト位置として調整することを含み、前記システムデフォルト位置は、前記M個のカメラアイコンに対応するM個のカメラの定格被写界深度区間と、現在撮影しているシナリオの特徴とのうちの少なくとも一つに基づいて決定される、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項9】
前記第一の入力を受信する前に、前記ターゲットコントロールにT個のカメラアイコンが含まれ、前記第一の入力は、第七のサブ入力を含み、前記第七のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるP個のカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記の、前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示することは、
前記第七のサブ入力に応答し、前記第二の領域内の前記P個のカメラアイコンを削除することを含み、前記T個のカメラは、前記P個のカメラを含み、M=T-Pであり、Pは、正整数である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項10】
前記第一の入力は、第八のサブ入力を含み、前記第八のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおけるE個のターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、前記M個のカメラは、前記E個のカメラを含み、Eは、2よりも大きい正整数であり、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記E個のターゲットカメラアイコンを第一の統合表示モードとして更新し、且つ前記E個のカメラに対応する被写界深度区間を第一のターゲット和集合被写界深度区間として更新することをさらに含み、前記第一のターゲット和集合被写界深度区間は、前記E個のカメラに対応する被写界深度区間の和集合であり、被写界深度区間を更新した後の前記E個のターゲットカメラアイコンに対応するE個のターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項11】
前記第一の入力は、第九のサブ入力を含み、前記第九のサブ入力は、前記ターゲットコントロールにおける二つのターゲットカメラアイコンに対するユーザの入力であり、
前記の、画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力する前に、
前記第九のサブ入力に応答し、前記第九のサブ入力の軌跡方向に、前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンを第二の統合表示モードと第三の統合表示モードとしてそれぞれ更新し、且つ前記二つのターゲットカメラアイコンの各々に隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間を第二のターゲット和集合被写界深度区間と第三のターゲット和集合被写界深度区間としてそれぞれ更新することをさらに含み、前記第二のターゲット和集合被写界深度区間と前記第三のターゲット和集合被写界深度区間は、それぞれターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する被写界深度区間の和集合であり、前記二つのターゲットカメラアイコンは、隣接しないカメラアイコンであり、被写界深度区間を更新した後のターゲットカメラアイコンと、隣接するカメラアイコンに対応する二つのターゲットカメラの撮影対象は、同一の被写界深度範囲の撮影対象である、請求項1に記載の写真撮り方法。
【請求項12】
写真撮り装置であって、
カメラプレビューインタフェースにおけるターゲットコントロールに対するユーザの第一の入力を受信するための第一の受信モジュールであって、前記ターゲットコントロールは、第一の領域を含み、前記第一の領域は、N個の被写界深度値に対応し、Nは、1よりも大きい正整数である第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答し、前記ターゲットコントロールの第二の領域にM個のカメラアイコンを表示するための第一の応答モジュールであって、Mは、1よりも大きい正整数であり、ここで、各カメラアイコンは、一つの被写界深度区間に対応し、各被写界深度区間は、各カメラアイコンの前記第二の領域でのターゲット位置に対応する被写界深度値に基づいて決定される第一の応答モジュールと、
画像を撮影するようにM個のカメラを制御し、ターゲット画像を出力するための第一の制御モジュールであって、前記ターゲット画像は、前記M個のカメラの撮影する画像に基づいて合成して得られたものであり、前記M個のカメラは、前記M個のカメラアイコンに関連するカメラである第一の制御モジュールとを含む、写真撮り装置。
【請求項13】
電子機器であって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項14】
可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体上にプログラム又は命令が記憶され、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項15】
コンピュータプログラム製品であって、請求項1から11のいずれか1項に記載の写真撮り方法のステップを実現するように、前記コンピュータプログラム製品がプロセッサにより実行されることができる、コンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】