(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-13
(54)【発明の名称】撮影方法及び装置、電子機器と可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 23/67 20230101AFI20231206BHJP
H04N 23/63 20230101ALI20231206BHJP
G06F 3/0486 20130101ALI20231206BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20231206BHJP
【FI】
H04N23/67 100
H04N23/63 110
G06F3/0486
G06F3/0488
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023532627
(86)(22)【出願日】2021-11-30
(85)【翻訳文提出日】2023-05-29
(86)【国際出願番号】 CN2021134308
(87)【国際公開番号】W WO2022116961
(87)【国際公開日】2022-06-09
(31)【優先権主張番号】202011410508.0
(32)【優先日】2020-12-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】林 ▲徳▼▲ジャオ▼
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 其豪
【テーマコード(参考)】
5C122
5E555
【Fターム(参考)】
5C122DA09
5C122EA67
5C122FD01
5C122FD13
5C122FK12
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5E555AA04
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5E555BA06
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5E555DC11
5E555DC19
5E555FA00
(57)【要約】
本出願は、撮影分野に属する撮影方法及び装置、電子機器と可読記憶媒体を開示した。ここで、この方法は、撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示することであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含むことと、前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信することと、前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせることとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影方法であって、
撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示することであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含むことと、
前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせることとを含む、撮影方法。
【請求項2】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、前記第二の領域内に前記第一のターゲットコントロールを透明表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラの前記第一のターゲット対象に対するフォーカスロックをキャンセルするための第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答し、前記第一のターゲットコントロールを前記第一の領域に切り戻すこととをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記撮影インタフェースの第三の領域内へスライドするように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第三の領域により指示される第二のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
第四の領域内の第二のターゲットコントロールと位置を交換するように前記第二の領域内の前記第一のターゲットコントロールを制御するための第四の入力を受信することと、
第四の入力に応答し、前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第四の領域により指示される第三のターゲット対象に焦点を合わせ、且つ前記第二のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第一のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
第二の領域内の前記第一のターゲットコントロールと位置を交換するように前記第一の領域に表示されるコントロールのうちの第三のターゲットコントロールを制御するための第五の入力を受信することと、
前記第五の入力に応答し、前記第三のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第一のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
撮影装置であって、
撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示するための第一の表示モジュールであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含む第一の表示モジュールと、
前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第一の合焦モジュールとを含む、撮影装置。
【請求項8】
前記装置は、
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、前記第二の領域内に前記第一のターゲットコントロールを透明表示するための第二の表示モジュールをさらに含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項10】
プログラム又は命令が記憶されており、ここで、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項11】
プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
【請求項12】
非一時的記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項13】
請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方法のステップを実行するように構成される、端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月04日に中国で提出された中国特許出願No.202011410508.0の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
【0002】
本出願は、撮影分野に属し、具体的に、撮影方法及び装置、電子機器と可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、マルチカメラが配置されている機器に対し、撮影中、いずれもまず自動認識によって対応するカメラを決定してから、プレビューボックスをクリックすることで合焦を完了する。ユーザが、他のカメラを選択して撮影する必要がある場合、撮影インタフェースのメニューバーから該当する撮影モードを選択し、即ち該当するカメラを選択する必要がある。しかしながら、撮影モードを切り替えるたびに、1種類のカメラを選んで撮影するしかなく、複数の撮影対象があり、且つ複数の撮影対象からカメラまでの距離が異なる場合、ある撮影モードで撮影すると、そのうちの一部の撮影対象にしか合焦せず、つまり、従来の技術において、マルチカメラの機器の撮影中にカメラを切り替えて撮影する場合、その切り替え方式が比較的に複雑であるだけでなく、合焦効果も比較的に悪い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願の実施例は、マルチカメラの機器の撮影中にカメラを切り替えて撮影する必要がある場合、その切り替え操作が比較的に複雑であるだけでなく、合焦効果も比較的に悪いという従来の技術における問題を解決することができる撮影方法及び装置、電子機器と可読記憶媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術問題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。
【0006】
第一の態様によれば、本出願の実施例は、撮影方法を提供し、前記撮影方法は、撮影インタフェースの第一の領域にカメラに対応する複数のコントロールを表示することであって、前記カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含むことと、前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように少なくとも一つの前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信することと、前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域内において指示される第一の撮影ターゲット対象を撮影して焦点を合わせることとを含む。
【0007】
第二の態様によれば、本出願の実施例は、撮影装置を提供し、前記撮影装置は、撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示するための第一の表示モジュールであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含む第一の表示モジュールと、前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第一の合焦モジュールとを含む。
【0008】
第三の態様によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供し、この電子機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0009】
第四の態様によれば、本出願の実施例は、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
【0010】
第五の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと、通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様に記載の方法を実現するために用いられる。
【0011】
第六の態様によれば、本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様に記載の方法を実現する。
【発明の効果】
【0012】
本出願の実施例では、第一の入力によって、撮影インタフェースの第一の領域に表示される複数のコントロールのうちの第一のターゲットコントロールを撮影インタフェースの第二の領域に移動させ、さらに第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせることができ、つまり、直接入力することによって該当するコントロールに対応するカメラを選択してターゲット対象に焦点を合わせることができ、現在の撮影インタフェースにおいて複数のターゲット対象がある場合、複数のコントロールを選択してそれぞれ合焦して、各ターゲット対象への正確な合焦を実現することができるが、異なる撮影モード間で切り替える必要がなく、撮影効果を向上させると同時にユーザがマルチカメラ機器によって撮影する体験効果を向上させることによって、マルチカメラの機器の撮影中にカメラを切り替えて撮影する必要がある場合、その切り替え操作が比較的に複雑であるだけでなく、合焦効果も比較的に悪いという従来の技術における問題を解決した。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本出願の実施例の撮影方法のフローチャートである。
【
図2】本出願の実施例の撮影中の撮影インタフェースの概略図のその一である。
【
図3】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその一である。
【
図4】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその二である。
【
図5】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその三である。
【
図6】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその四である。
【
図7】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその五である。
【
図8】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその六である。
【
図9】本出願の実施例の撮影中の合焦概略図のその七である。
【
図10】本出願の実施例の撮影中の撮影インタフェースの概略図のその二である。
【
図11】本出願の実施例の撮影中の撮影インタフェースの概略図のその三である。
【
図12】本出願の実施例の複数のカメラを操作してフォローフォーカス撮影する方法のフローチャートである。
【
図13】本出願の実施例の撮影装置の構造概略図である。
【
図14】本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図のその一である。
【
図15】本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図のその二である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0015】
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」などによって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0016】
以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例による撮影方法を詳細に説明する。
【0017】
本出願の実施例は、撮影方法を提供し、
図1は、本出願の実施例の撮影方法のフローチャートであり、
図1に示すように、この方法のステップは、以下のステップを含む。
【0018】
ステップS102、撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示し、ここで、カメラの数は、複数であり、各コントロールは、一つのカメラに対応し、複数のコントロールには、第一のターゲットコントロールが含まれる。
【0019】
ステップS104、撮影インタフェースの第二の領域に移動するように第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信する。
【0020】
ステップS106、第一の入力に応答し、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせる。
【0021】
上記ステップS102からステップS106によって、第一の入力によって、撮影インタフェースの第一の領域に表示される複数のコントロールのうちの第一のターゲットコントロールを撮影インタフェースの第二の領域に移動させ、さらに第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせることができ、つまり、直接入力することによって該当するコントロールに対応するカメラを選択してターゲット対象に焦点を合わせることができ、現在の撮影インタフェースにおいて複数のターゲット対象がある場合、複数のコントロールを選択してそれぞれ合焦して、各ターゲット対象への正確な合焦を実現することができるが、異なる撮影モード間で切り替える必要がなく、撮影効果を向上させると同時にユーザがマルチカメラ機器によって撮影する体験効果を向上させることによって、マルチカメラの機器の撮影中にカメラを切り替えて撮影する必要がある場合、その切り替え操作が比較的に複雑であるだけでなく、合焦効果も比較的に悪いという従来の技術における問題を解決した。
【0022】
理解すべきこととして、各カメラは、同一の時間に一つのターゲット対象のみに焦点を合わせることができ、ユーザがあるカメラを使用した後に依然として該当するコントロールを移動させることを回避するために、選択的に、第一のターゲットコントロールは、第一の領域から第二の領域に移動した後に、第二の領域内の第一のターゲットに焦点を合わせた後に消える。無論、第一のターゲットコントロールが第一の領域から第二の領域に移動した後に、第一のターゲットコントロールのアイコンを透明的且つタッチ不可なアイコンに変更してもよい。
【0023】
本出願の実施例の選択的な実施の形態では、本出願の実施例に関わる入力操作、例えば第一の入力、第二の入力などは、異なるタッチ操作、例えば、機器スクリーンにおけるスライド操作であってもよく、異なるクリック操作であってもよく、例えば、機器スクリーンでのダブルクリックは、第一の入力に対応し、トリプルクリック操作は、第二の入力に対応するなど。機器の運動軌跡を検出することによって対応する第一の入力、第二の入力などを決定してもよく、即ち異なる運動軌跡は、異なる入力に対応する。本出願において、第一の入力、第二の入力及び後続の他の入力の具体的な形式に対して限定しない。
【0024】
なお、本出願の実施例における第一の領域は、撮影インタフェースの上端、側面又は下端に設置された固定領域であってもよく、又は撮影インタフェースの上端、側面又は下端に設置されたポップアップ可能なウィンドウであってもよく、本出願において、具体的に限定せず、実情に応じて該当する設置を行ってもよい。しかし、第二の領域は、撮影インタフェースのプレビューボックスにあり、具体的な位置は、撮影待ちのターゲット対象によって決定され、つまり、第二の領域には、ターゲット対象がある。本出願の実施例において、第一の領域が撮影インタフェースの下端に設置され、撮影を制御するためのコントロールの上部にあり、具体的に、
図2に示すように、異なるコントロールは、第一の領域内に丸印で表され、異なる充填される丸印は、異なるカメラに対応するコントロールを代表し、第一の領域の下部は、ユーザが撮影を制御するコントロール、フロントカメラとリアカメラを切り替えるコントロール、及び画像をプレビューするコントロールであり、
図2において、第一の領域は、引き出しの形式で表示され、無論、他の形式でこの第一の領域を提示してもよく、本出願において、これを限定しない。
【0025】
本出願の実施例の選択的な実施の形態では、本出願のステップS104に関わる第一の入力を受信する方式に対し、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0026】
ステップS104-11、第一の入力に基づいて第一のターゲットコントロールを撮影インタフェースの第二の領域に移動させ、又は、
ステップS104-12、第一の入力で選択された撮影ターゲットに基づいて対応する第一のターゲットコントロールを決定し、第一のターゲットコントロールを第一の領域から第二の領域に移動させる。
【0027】
上記ステップS104-11とステップS104-12から分かるように、本出願の実施例では、ステップS104-11に対し、第一の入力がスライド操作である場合、
図3に示すように、スライド操作によって第一のターゲットコントロールを第二の領域にスライドしてもよく、即ち、スライド操作によって該当するコントロールを選択して対応するターゲット対象に焦点を合わせてもよい。上記ステップS104-11における第一の領域に対し、ある一つの撮影ターゲットの下部にあってもよく、
図4に示すように、機器により感知されたタッチ操作(第一の入力)に対応する移動命令に基づき、第一のターゲットコントロールを第一の領域内から第二の領域に移動させることができ、この第一のターゲットコントロールは、第一の領域内のいずれか一つのコントロールであってもよく、ここで、
図4における「×」付きのコントロールは、合焦操作をキャンセルするためのものであり、無論、他の応用シナリオにおいて他の方式を採用して合焦操作をキャンセルしてもよく、上記
図4における方式は、例に過ぎない。
【0028】
ステップS104-12に対し、
図5に示すように、撮影インタフェースのターゲットボタン「ポートレート合焦」をクリックすることで自動合焦を実現し、即ち異なる対象は、異なるコントロールに対応するカメラによって焦点を合わせることができるが、人為的に該当するコントロールを選択してから焦点を合わせる必要がない。しかし、いずれの方式でも、異なる撮影インタフェースの異なるターゲット対象に対して異なるカメラを採用して焦点を合わせることを実現することができ、それによって各ターゲット対象は、いずれも正確な合焦を実現することができる。
【0029】
本出願の実施例の選択的な実施の形態では、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法のステップはさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0030】
ステップS108、第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、第二の領域内で前記第一のターゲットコントロールを透明表示する。
【0031】
これで分かるように、撮影ターゲットへの合焦をすでに完了した場合、このターゲットコントロールは、撮影インタフェース内に透明表示され、
図6に示すように、撮影インタフェースのプレビューボックスにおける三つのターゲット対象は、いずれも合焦をすでに完了しており、それに対応するコントロールは、ターゲット対象の位置する領域に透明方式で表示され、このコントロールの透明度は、需要に応じて設置され、又はデフォルト配置されてもよい。透明方式でコントロールを表示することによって、どの撮影ターゲットへの合焦がすでに完了したかをユーザが認識しやすくなることができる。また、合焦がすでに完了したコントロールに対し、本出願において、撮影ターゲットの位置と重なることなく、即ちこのカメラのターゲット対象に対する合焦効果を決定するように撮影ターゲットを遮蔽することなく、合焦が完了したコントロールは、撮影ターゲットの周囲に透明表示される。
【0032】
本出願の実施例では、ステップS106に関わる撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法のステップはさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0033】
ステップS110、第一のターゲットコントロールに対応するカメラの第一のターゲット対象に対するフォーカスロックをキャンセルするための第二の入力を受信する。
【0034】
ステップS112、第二の入力に応答し、第一のターゲットコントロールを前記第一の領域に切り戻す。
【0035】
上記ステップS110とステップS112における第二の入力によって、具体的な応用シナリオにおいて、合焦操作をキャンセルするためのダブルクリック操作又は長押し操作などであってもよく、具体的な応用シナリオにおいて、
図7に示すように、撮影インタフェースのプレビューボックスにおける右上の合焦済みの撮影ターゲットのコントロールをダブルクリックした後に、右上の撮影ターゲットへの合焦をキャンセルし、さらにこの第一のターゲットコントロールをこのターゲット対象の領域から出した後に、この第一のターゲットコントロールは、自動的に第一の領域に切り戻り、ここで、この第一の領域に切り戻すのは、第一のターゲットコントロールを元の位置に切り戻し、又は第一のターゲットコントロールを第一の領域における前寄りの空いている位置に切り戻すことであってもよく、例えば左から右に順に後寄りとなる順序である場合、第一の領域における左寄りの空いている位置に切り戻すことができる。
【0036】
本出願の実施例の別の選択的な実施の形態では、ステップS106に関わる撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法はさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0037】
ステップS114、撮影インタフェースの第三の領域内へスライドするように第一のターゲットコントロールを制御するための第三の入力を受信する。
【0038】
ステップS116、第三の入力に応答し、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第三の領域により指示される第二のターゲット対象に焦点を合わせる。
【0039】
上記ステップS114とステップS116によって、現在の合焦効果が悪ければ、現在の焦点を合わせるカメラの選択があまり適切でないことを表す可能性があり、コントロールとターゲット対象との対応関係を調整することができ、即ちこのターゲット対象のコントロールを他のターゲット対象の領域に移動させて、他のターゲット対象に焦点を合わせることができ、例えば、
図8に示すように、第一のターゲット対象への合焦に使用されるコントロールが望遠カメラに対応するが、合焦が完了した後に、この望遠カメラがこの第一のターゲット対象に適合していないことを発見した場合、第一のターゲットコントロールを他の領域(第三の領域)に移動させて、第三の領域内のターゲット対象に焦点を合わせることによって、コントロールに対応するカメラの合焦対象に対する調整を実現することができる。
【0040】
本出願の実施例の別の選択的な実施の形態では、本出願のステップS106に関わる撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法はさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0041】
ステップS118、第四の領域内の第二のターゲットコントロールと位置を交換するように第二の領域内の第一のターゲットコントロールを制御するための第四の入力を受信する。
【0042】
ステップS120、第四の入力に応答し、第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第四の領域により指示される第三のターゲット対象に焦点を合わせ、且つ第二のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせる。
【0043】
上記ステップS118とステップS120によって、現在の合焦効果が悪ければ、現在の焦点を合わせるカメラの選択があまり適切でないことを表す可能性があり、コントロールとターゲット対象との対応関係を調整することができ、即ちこのターゲット対象のコントロールを他のターゲット対象の領域に移動させて、他のターゲット対象に焦点を合わせることができ、例えば
図9に示すように、第一のターゲット対象への合焦に使用されるコントロールが望遠カメラに対応し、第二のターゲット対象への合焦に使用されるコントロールが短焦点カメラに対応するが、合焦が完了した後に、この望遠カメラがこの第一のターゲット対象に適合せず、第二のターゲット対象に適合することを発見し、つまり短焦点カメラが第二のターゲット対象にも適合しないことを同時に表す場合、第一のターゲット対象への合焦をキャンセルし、さらに望遠カメラに対応するこのコントロールを第二のターゲット対象の位置する領域に移動させることができ、又は、第二のターゲット対象への合焦をキャンセルし、さらに短焦点カメラに対応するこのコントロールを第一のターゲット対象の位置する領域に移動させることができ、具体的には、二つのコントロールが重なった後に、移動されていないコントロールが移動済みのコントロールの領域に自動的に移動して焦点を合わせるが、移動するコントロールは、現在の領域に留まって焦点を合わせてもよい。
【0044】
本出願の実施例の別の選択的な実施の形態では、本出願のステップS106に関わる撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法はさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0045】
ステップS122、第二の領域内の第一のターゲットコントロールと位置を交換するように第一の領域に表示されるコントロールのうちの第三のターゲットコントロールを制御するための第五の入力を受信する。
【0046】
ステップS124、第五の入力に応答し、第三のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせる。
【0047】
本出願の実施例のステップS122とステップS124によって、第五の入力を受信した後に、第一の領域と第二の領域内のコントロールの交換を実現することができ、例えば、第二の領域のコントロールを選択した後にスライド操作によってこの第二の領域のコントロールを第一の領域にスライドして置き換えようとするコントロールを覆い、さらに第一の領域内のコントロールは、自動的に第二の領域に移動してそのターゲット対象に焦点を合わせるが、第二の領域のコントロールは、第一の領域に表示される。
【0048】
本出願の実施例の別の選択的な実施の形態では、本出願のステップS106に関わる撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、本出願の実施例の方法はさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0049】
ステップS126、撮影インタフェースのすべてのターゲット対象への合焦が完了した後に、撮影インタフェースで合焦結果をプレビュー表示し、ここで、合焦結果には、コントロールが表示されない。
【0050】
すべてのターゲット対象への合焦を完了した後に、プレビューボックスに合焦した後のターゲット対象の表示効果を表示することができるが、コントロールがターゲット対象の表示効果に影響を与えることを回避するように、この合焦結果には、コントロールが表示されない。
【0051】
本出願の実施例の選択的な実施の形態では、撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示した後に、本出願の実施例の方法のステップはさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0052】
ステップS128、第一の方向へスライドして隠れたコントロールを表示するように第一の領域内のコントロールを制御するための第六の入力を受信する。
【0053】
上記ステップS128に基づき、機器のカメラが比較的に多く、即ち対応するコントロールも比較的に多い場合、現在の表示領域にすべてのコントロールを放置できないほど多い場合、一部のコントロールを隠す必要があり、一部のコントロールが隠された場合、第六の入力(例えば、スライド操作)によって、その第一の領域内のコントロールをスライド表示させ、さらに隠れたコントロールを表示することができ、
図10に示すように、第六の入力に応答して右へスライドする場合、対応するコントロールが表示され、さらに以前のコントロールを隠すことができ、無論、左へスライドして隠れたコントロールを表示させることができ、即ち本出願の実施例における第一の方向は、ある特定の方向に限定されるものではなく、複数の方向であってもよい。
【0054】
本出願の実施例における選択的な実施の形態では、撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示した後に、本出願の実施例の方法のステップはさらに、以下のステップを含んでもよい。
【0055】
ステップS130、第二の方向へ複数のコントロールを展開表示し且つ複数のコントロールに対応する文字情報を表示するように第一の領域を制御するための第七の入力を受信する。
【0056】
ユーザが各コントロールの役割をより明確に理解できるようにするために、第十の入力に応答し、第一の領域内の複数のコントロールを展開表示し、且つ対応する文字情報を表示することができ、この文字情報は、対応するコントロールの役割を記述するために用いられる。具体的な応用シナリオにおいて、
図11の通りであってもよく、ユーザが引き出しの上部の「矢印」をクリックすることで、引き出しを完全に引き出すことができ、この場合、すべてのカメラが表示され、カメラアイコンの下部に対応するカメラ説明があり、ユーザが異なるアイコンに対応するカメラを簡単に了解することができ、この「矢印」を再度クリックすると自動的に引き込まれる。
【0057】
以下、本出願の実施例の具体的な実施の形態を結びつけながら本出願に対して例をあげて説明する。
【0058】
本具体的な実施形態は、アレイカメラに基づき、マルチカメラの場合、複数のカメラを操作してフォローフォーカス撮影する方法を提供し、
図12に示すように、この方法のステップは、以下のステップを含む。
【0059】
ステップS1201、カメラの写真撮りプレビューインタフェースを開く。
【0060】
ステップS1202、プレビューインタフェースでマルチポイントフォローフォーカスモードを呼び出す。
【0061】
ここで、
図2に示すように、カメラのプレビューインタフェースでプレビューボックスから上へスライドし、カメラの位置する引き出し(上記の第一の領域について)をドラッグし、このカメラ引き出しは、ユーザが選択するのに供するすべての利用可能なアレイカメラを含む。なお、プレビューボックスの底部からすこし上へスライドすると、カメラ引き出しを呼び出すことができ、同様に下へスライドすると引き出しを引き込むことができる。
【0062】
図10に示すように、カメラ数が多すぎる場合、ユーザは、カメラ引き出しを押したまま左右へスライドさせてページフリップしてより多くのカメラに対応するコントロールを選択することができ、ページフリップ表示する方式で、より多くの異なるカメラに対応するコントロールを表示してユーザによる選択に供することができる。
【0063】
図11に示すように、上向きの「小さな矢印」を押して引き出しを完全に引き出すことができ、この場合、すべてのカメラに対応するコントロールが表示され、コントロールのアイコンの下部に対応するカメラ説明があり、ユーザが異なるアイコンに対応するカメラを簡単に了解することができる。現在では、現在のプレビュー画面を出力するカメラは、プレビューボックスの右上に表示される。このインタフェースにおいては、プレビュー画面を出力するカメラをシングルクリックタップして選択し又はアイコンを長押しすることでフォーカスロックのためのカメラを選択することができ、カメラを選択した後に、引き出しは、自動的に引き込まれ、それによってユーザがプレビュー画面で合焦ターゲットを選択することを容易にする。
【0064】
ステップS1203、シングルクリックタップしてプレビュー用カメラの切り替えを完了する。
【0065】
ここで、このステップS1203に対し、引き出しにおけるカメラをクリックすることで異なるカメラをプレビュー画面を出力するカメラとして選択することができる。
【0066】
ステップS1204、選択するカメラを押したままターゲットにドラッグして合焦を完了する。
【0067】
ここで、カメラ引き出しを引き出した後に、ユーザは、いずれか一つのカメラに対応するコントロールを選択し、押したまま(上記の第一の入力に対応する)プレビュー画面における合焦ターゲットにドラッグすることができ、ユーザが手を離すとロック状態に入るということは、対応するターゲットをロックしてフォーカスロックトラッキングを行うことを意味し、ロック状態に入るカメラは、半透明化され、ロックターゲットの左下に表示されることで、画面を遮蔽し、ユーザのプレビュー体験に影響を与えることを回避し、なお、機器は、画像認識技術によって認識し、フォーカスロックターゲットを追跡することで、選択された各カメラのロックポイントは、合焦ターゲットが画面から離れるまでずっとその合焦ターゲットに保持される。
【0068】
カメラのフォーカスロックターゲットを切り替える必要がある場合、ステップS1205に入り、又はカメラのフォーカスロックターゲットをキャンセルする必要がある場合、ステップS1206に入り、ユーザがカメラのフォーカスロックをすでに完了して変更を行わない場合、写真を撮るフローステップS1207に入る。
【0069】
ステップS1205、ロックされた状態に入ったカメラアイコンをシングルクリックタップし、再度ドラッグして新たな合焦ターゲットを選択する。
【0070】
ここで、合焦ターゲットを切り替えようとする場合、すでに透明化されたアイコン(即ちフォーカスロックしたカメラ)をタップすることでそれにロック状態をキャンセルさせ、選択状態に入ることができ、この場合、アイコンは、半透明化をキャンセルし、ユーザは、カメラアイコンを再度押したまま新らたなターゲットへドラッグしてフォーカスロックを完了する必要がある。
図8に示すように、フォーカスロックされたターゲットが複数ある場合、ユーザは、上記方式でカメラアイコンをロックされたターゲットに直接移動させて二つのロックされた対象の合焦カメラを素早く交換することもでき、完了した後に、ステップS1207に入る。
【0071】
ステップS1206、ロックされた状態に入ったカメラアイコンをダブルクリックし、フォーカスロックをキャンセルする。
【0072】
ここで、
図7に示すように、ユーザがターゲットに焦点を合わせるためにあるカメラを使用しようとしない場合、対応するすでに透明化されたアイコン(即ちフォーカスロックしたカメラ)をダブルクリックしてそれにロック状態をキャンセルしてから、このカメラアイコンは、引き出し枠に再度戻ることができ、完了した後にステップS1207に入る。
【0073】
ステップS1207、ユーザは、カメラのフォーカスロックをすでに完了した後に、写真撮りボタンをクリックして写真を撮ることができる。
【0074】
ここで、ユーザは、カメラのフォーカスロックをすでに完了した後に、写真撮りボタンをクリックして写真撮りを完了し、複数のカメラのシングルポイントフォーカスが含まれる一つの鮮明な画像を得、写真撮りプレビューボックス上のアイコンは、依然としてリザーブされて、ユーザが次回のマルチカメラのシングルポイントフォローフォーカスによる写真撮りを行い続けるのに供する。
【0075】
これで分かるように、本出願の実施例の具体的な実施の形態によるマルチカメラによってマルチカメラシングルポイントフォローフォーカスを行う方法で、ユーザが合焦ターゲットをカスタマイズすることができ、遠景と近景がいずれも鮮明な写真を同時に撮ったり、又は他の複数のカメラで同時に焦点を合わせる効果の写真を撮ったりし、携帯電話の写真撮り品質を向上させ、ユーザに良好な写真撮り体験をもたらすことができる。
【0076】
説明すべきこととして、本出願の実施例による撮影方法では、実行本体は、撮影装置、又はこの撮影装置における撮影方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例において、撮影装置による撮影方法の実行を例にして、本出願の実施例による撮影方法を説明する。
【0077】
本出願の実施例は、撮影装置をさらに提供し、
図13は、本出願の実施例の撮影装置の構造概略図であり、
図13に示すように、この装置は、
撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示するための第一の表示モジュール132であって、カメラの数が、複数であり、各コントロールが、一つのカメラに対応し、複数のコントロールが、第一のターゲットコントロールを含む第一の表示モジュール132と、
撮影インタフェースの第二の領域に移動するように第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信するための第一の受信モジュール134と、
第一の入力に応答し、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第一の合焦モジュール136とを含む。
【0078】
選択的に、本出願の実施例における第一の受信モジュール134さらに、第一の入力に基づいて第一のターゲットコントロールを撮影インタフェースの第二の領域に移動させるための第一の受信ユニット、又は、第一の入力で選択された撮影ターゲットに基づいて対応する第一のターゲットコントロールを決定し、第一のターゲットコントロールを第一の領域から第二の領域に移動させるための第二の受信ユニットを含んでもよい。
【0079】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、第二の領域内で第一のターゲットコントロールを透明表示するための第二の表示モジュールを含んでもよい。
【0080】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、第一のターゲットコントロールに対応するカメラの第一のターゲット対象に対するフォーカスロックをキャンセルするための第二の入力を受信するための第二の受信モジュールと、第二の入力に応答し、第一のターゲットコントロールを第一の領域に切り戻すための切り戻しモジュールとを含んでもよい。
【0081】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、撮影インタフェースの第三の領域内へスライドするように第一のターゲットコントロールを制御するための第三の入力を受信するための第三の受信モジュールと、第三の入力に応答し、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第三の領域により指示される第二のターゲット対象に焦点を合わせるための第二の合焦モジュールとを含んでもよい。
【0082】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、第四の領域内の第二のターゲットコントロールと位置を交換するように第二の領域内の第一のターゲットコントロールを制御するための第四の入力を受信するための第四の受信モジュールと、第四の入力に応答し、第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第四の領域により指示される第三のターゲット対象に焦点を合わせ、且つ第二のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第三の合焦モジュールとを含んでもよい。
【0083】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいて第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、第二の領域内の第一のターゲットコントロールと位置を交換するように第一の領域に表示されるコントロールのうちの第三のターゲットコントロールを制御するための第五の入力を受信するための第五の受信モジュールと、第五の入力に応答し、第三のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第四の合焦モジュールとを含んでもよい。
【0084】
選択的に、本出願の実施例における装置はさらに、撮影インタフェースにおいてターゲットコントロールに対応するカメラによって第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、撮影インタフェースのすべてのターゲット対象への合焦が完了した後に、撮影インタフェースで合焦結果をプレビュー表示するための第三の表示モジュールを含んでもよく、ここで、合焦結果には、コントロールが表示されない。
【0085】
上記本出願の実例の撮影装置によって、第一の入力によって、撮影インタフェースの第一の領域に表示される複数のコントロールのうちの第一のターゲットコントロールを撮影インタフェースの第二の領域に移動させ、さらに第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって第一のターゲット対象に焦点を合わせることができ、つまり、直接入力することによって該当するコントロールに対応するカメラを選択してターゲット対象に焦点を合わせることができ、現在の撮影インタフェースにおいて複数のターゲット対象がある場合、複数のコントロールを選択してそれぞれ合焦して、各ターゲット対象への正確な合焦を実現することができるが、異なる撮影モード間で切り替える必要がなく、撮影効果を向上させると同時にユーザがマルチカメラ機器によって撮影する体験効果を向上させることによって、マルチカメラの機器の撮影中にカメラを切り替えて撮影する必要がある場合、その切り替え操作が比較的に複雑であるだけでなく、合焦効果も比較的に悪いという従来の技術における問題を解決した。
【0086】
本出願の実施例における撮影装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。例示的には、移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(Ultra-Mobile Personal Computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などであってもよく、非移動電子機器は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)、テレビ(Television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0087】
本出願の実施例における撮影装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
【0088】
本出願の実施例による撮影装置は、
図1の方法の実施例により実現される各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0089】
選択的に、
図14に示すように、本出願の実施例は、電子機器1400をさらに提供し、プロセッサ1402と、メモリ1401と、メモリ1401に記憶されており、且つ前記プロセッサ1402上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ1402により実行される時、上記撮影方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0090】
説明すべきこととして、本出願の実施例における電子機器は、以上に記載の移動電子機器と非移動電子機器を含む。
【0091】
図15は、本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図である。
【0092】
この電子機器100は、無線周波数ユニット101、ネットワークモジュール102、オーディオ出力ユニット103、入力ユニット104、センサ105、表示ユニット106、ユーザ入力ユニット107、インターフェースユニット108、メモリ109、及びプロセッサ110などの部材を含むが、それらに限らない。
【0093】
当業者であれば理解できるように、電子機器100は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ110にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
図15に示す電子機器構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、
図15におけるものよりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
【0094】
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット104は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1041とマイクロホン1042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ1041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット106は、表示パネル1061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル1061が配置されてもよい。ユーザ入力ユニット107は、タッチパネル1071及び他の入力機器1072を含む。タッチパネル1071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル1071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器1072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。メモリ109は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いられてもよく、アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムとを含むが、それらに限らない。プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ110に統合されなくてもよい。
【0095】
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記撮影方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0096】
ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
【0097】
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記撮影方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0098】
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0099】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、ここで、前記コンピュータプログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記信号設定方法の実施例のステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【0100】
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
【0101】
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
【0102】
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示された実施例を結び付けて記述された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせで実現されることができる。これらの機能がハードウェア方式で実行されるかソフトウェア方式で実行されるかは、技術案の特定の応用及び設計拘束条件によるものである。当業者は、各特定の応用に対して異なる方法を使用して、記述された機能を実現することができるが、このような実現は、本開示の範囲を超えていると考えられるべきではない。
【0103】
当業者であればはっきりと分かるように、記述の利便性および簡潔性のために、以上に記述されたシステム、装置とユニットの具体的な作動プロセスは、前述方法の実施例における対応するプロセスを参照すればよく、ここでこれ以上説明しない。
【0104】
本出願による実施例では、理解すべきこととして、掲示された装置と方法は、他の方式によって実現されてもよい。例えば、以上に記述された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば前記ユニットの区分は、単なる論理的機能区分であり、実際に実現する時、別の区分方式があってもよく、例えば複数のユニット又はアセンブリは、別のシステムに結合されてもよく、又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴が無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、表示又は討論された同士間の結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接的な結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形式であってもよい。
【0105】
前記分離部材として説明されたユニットは、物理的に分離されてもよく、又は分離されなくてもよく、ユニットとして表示された部材は、物理的ユニットであってもよく、又はそうではなくてもよく、一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選択して本実施例の方案の目的を実現することができる。
【0106】
また、本開示の各実施例における各機能ユニットが一つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットが物理的に単独で存在してもよく、二つ以上のユニットが一つのユニットに統合されてもよい。
【0107】
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【符号の説明】
【0108】
100 電子機器
101 無線周波数ユニット
102 ネットワークモジュール
103 オーディオ出力ユニット
104 入力ユニット
105 センサ
106 表示ユニット
107 ユーザ入力ユニット
108 インターフェースユニット
109 メモリ
110 プロセッサ
132 第一の表示モジュール
134 第一の受信モジュール
136 第一の合焦モジュール
1041 グラフィックスプロセッサ
1042 マイクロホン
1061 表示パネル
1071 タッチパネル
1072 他の入力機器
1400 電子機器
1401 メモリ
1402 プロセッサ
【手続補正書】
【提出日】2023-05-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0056】
ユーザが各コントロールの役割をより明確に理解できるようにするために
、第七の入力に応答し、第一の領域内の複数のコントロールを展開表示し、且つ対応する文字情報を表示することができ、この文字情報は、対応するコントロールの役割を記述するために用いられる。具体的な応用シナリオにおいて、
図11の通りであってもよく、ユーザが引き出しの上部の「矢印」をクリックすることで、引き出しを完全に引き出すことができ、この場合、すべてのカメラが表示され、カメラアイコンの下部に対応するカメラ説明があり、ユーザが異なるアイコンに対応するカメラを簡単に了解することができ、この「矢印」を再度クリックすると自動的に引き込まれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0099】
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、ここで、前記コンピュータプログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記撮影方法の実施例のステップを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影方法であって、
撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示することであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含むことと、
前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信することと、
前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせることとを含む、撮影方法。
【請求項2】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、前記第二の領域内に前記第一のターゲットコントロールを透明表示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラの前記第一のターゲット対象に対するフォーカスロックをキャンセルするための第二の入力を受信することと、
前記第二の入力に応答し、前記第一のターゲットコントロールを前記第一の領域に切り戻すこととをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
前記撮影インタフェースの第三の領域内へスライドするように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第三の入力を受信することと、
前記第三の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第三の領域により指示される第二のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
第四の領域内の第二のターゲットコントロールと位置を交換するように前記第二の領域内の前記第一のターゲットコントロールを制御するための第四の入力を受信することと、
第四の入力に応答し、前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第四の領域により指示される第三のターゲット対象に焦点を合わせ、且つ前記第二のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第一のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記方法は、
第二の領域内の前記第一のターゲットコントロールと位置を交換するように前記第一の領域に表示されるコントロールのうちの第三のターゲットコントロールを制御するための第五の入力を受信することと、
前記第五の入力に応答し、前記第三のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第一のターゲット対象に焦点を合わせることとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
撮影装置であって、
撮影インタフェースの第一の領域に複数のコントロールを表示するための第一の表示モジュールであって、カメラの数が、複数であり、各前記コントロールが、一つの前記カメラに対応し、複数の前記コントロールが、第一のターゲットコントロールを含む第一の表示モジュールと、
前記撮影インタフェースの第二の領域に移動するように前記第一のターゲットコントロールを制御するための第一の入力を受信するための第一の受信モジュールと、
前記第一の入力に応答し、前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせるための第一の合焦モジュールとを含む、撮影装置。
【請求項8】
前記装置は、
前記撮影インタフェースにおいて前記第一のターゲットコントロールに対応するカメラによって前記第二の領域により指示される第一のターゲット対象に焦点を合わせた後に、前記第一のターゲット対象への合焦が完了した後に、前記第二の領域内に前記第一のターゲットコントロールを透明表示するための第二の表示モジュールをさらに含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含む電子機器であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方
法を実現する、電子機器。
【請求項10】
プログラム又は命令が記憶されており、ここで、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方
法を実現する、可読記憶媒体。
【請求項11】
プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方
法を実現するために用いられる、チップ。
【請求項12】
非一時的記憶媒体に記憶されており、少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方
法を実現する、コンピュータプログラム製品。
【請求項13】
請求項1から6のいずれか1項に記載の撮影方
法を実行するように構成される、端末。
【国際調査報告】