(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-13
(54)【発明の名称】自動勘定間対話のための方法および装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 40/00 20230101AFI20231206BHJP
【FI】
G06Q40/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023532765
(86)(22)【出願日】2021-11-29
(85)【翻訳文提出日】2023-07-13
(86)【国際出願番号】 US2021061002
(87)【国際公開番号】W WO2022115697
(87)【国際公開日】2022-06-02
(32)【優先日】2020-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】511094772
【氏名又は名称】ライブパーソン, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】ダレッサンドロ、アンジェロ
【テーマコード(参考)】
5L055
【Fターム(参考)】
5L055BB03
(57)【要約】
自動勘定対話のためのシステムは、資産勘定に関する情報へのアクセスを有し、これらの勘定によって行われた取引を示す取引指示を受信する。システムは、たとえば、ロケーション、時間、資産量、ランダム化、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第1の資産勘定を使用して行われた第1の取引のための第1の取引指示を自動的に選択する。システムは、たとえば、第2のユーザのロケーション、勘定残高、ランダム化、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第2のユーザに関連する第2の資産勘定を自動的に選択する。システムは、第2の資産勘定から第1の資産勘定に資産量を自動的に振り替え、振替え完了を示すインジケータを通信する。資産量は、第1の取引に対応する量またはそれの一部分であり得る。確認インジケータは、いずれかのもしくは両方の勘定に関連するデバイスに送られ得、ならびに/またはフィード、グラフおよび/もしくはインデックスにパブリッシュされ得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動勘定対話の方法であって、
1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、
複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、前記複数の資産取引指示の各々は、前記複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが前記複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、
1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの前記複数の資産取引指示の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて前記複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、前記第1の資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が前記複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、前記第1の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの前記複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて前記複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、前記第2の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、前記第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、
前記第1の資産取引指示を自動的に選択し、前記第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を自動的に振り替えることと、
確認インジケータを自動的に通信することと、前記確認インジケータは、前記第1の量の前記資産が前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、
を備える方法。
【請求項2】
前記第1の資産取引を実施する前記第1の資産勘定は、第2の量の前記資産を振り替える前記第1の資産勘定を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の量の前記資産は、前記第2の量の前記資産に等しい、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の量の前記資産は、前記第2の量の前記資産よりも少ない、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第2の量の前記資産が最大適格しきい値以下であることを示す前記第1の資産取引指示に基づく、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第2の量の前記資産が最小適格しきい値以上であることを示す前記第1の資産取引指示に基づく、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記複数の資産取引指示の中からのランダム選択に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の資産取引は、特定のカテゴリの商品の代金を支払う、ここにおいて、前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記商品の前記特定のカテゴリに基づく、ここにおいて、前記商品は、物品およびサービスのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の資産勘定は、特定の時間期間内に前記第1の資産取引を実施する、ここにおいて、前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記特定の時間期間に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第1のユーザに関連する勘定から前記複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する前記複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の前記資産に基づく、ここにおいて、前記第1のユーザに関連する前記勘定は、前記複数の資産勘定のうちの前記第1の資産勘定と第4の資産勘定とのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスから前記第1のユーザのロケーションを受信することと、
前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスから前記第2のユーザのロケーションを受信することと、
前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが共有領域内にあることを識別することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが前記共有領域内にあることに基づく、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが前記共有領域内にあることに基づく、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記複数の資産勘定の中からのランダム選択に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、少なくとも前記第1の量の前記資産を有する前記第2の資産勘定に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記第2のユーザに関連する勘定が前記複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づく、ここにおいて、前記第2のユーザに関連する前記勘定は、前記複数の資産勘定のうちの前記第2の資産勘定と第3の資産勘定とのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
選択されている前記第1の資産取引指示と前記第2の資産勘定とに基づいて、1つまたは複数の追加の振替えのための1つまたは複数の追加の資産取引指示と1つまたは複数の追加の資産勘定とを識別する際に使用するための前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを更新するために前記第1の資産取引と前記第2の資産勘定とを使用すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを使用して、前記第1の資産取引中に振り替えられた前記資産の額の少なくともサブセットである前記第1の量の前記資産を自動的に識別すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとのうちの少なくとも一人を識別するメッセージを生成すること、ここにおいて、前記確認インジケータは前記メッセージを含む、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記確認インジケータは、1つまたは複数の匿名化された識別子を使用して前記第1のユーザと前記第2のユーザとのうちの少なくとも一人を指す、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記確認インジケータを通信することは、前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとのうちの少なくとも1つに前記確認インジケータを送ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記確認インジケータを通信することは、前記複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に前記確認インジケータをパブリッシュすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記フィード上に前記確認インジケータをパブリッシュすることは、前記確認インジケータを追加するように前記フィードに対応するマークアップファイルを修正することを含み、
前記複数のユーザデバイスのうちのビューアデバイスに前記マークアップファイルをサービスすること、ここにおいて、前記フィードは、前記ビューアデバイスへの前記マークアップファイルの振替えを行うと前記ビューアデバイスによって閲覧可能になる、
をさらに備える、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を振り替えることは、第1の時間期間内に行われ、
前記第1の量の前記資産と前記第1の時間期間内に行われる前記資産の複数の他の振替えに対応する前記資産の量との和に基づいて、前記第1の時間期間内に振り替えられる前記資産の合計量を表す第1のインデックスを計算すること、ここにおいて、前記確認インジケータは、前記第1のインデックスを含む、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
グラフを生成すること、ここにおいて、前記グラフ上の第1の点は、前記第1の時間期間に対応し、前記第1のインデックスを識別する、ここにおいて、前記グラフは、前記第1の点に加えて1つまたは複数の追加の点を含む、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加の点のうちのそれぞれの追加の点は、前記第1の時間期間以外の追加の時間期間に対応し、前記追加の時間期間内に振り替えられる前記資産の合計量を表す追加のインデックスを識別する、ここにおいて、前記確認インジケータを通信することは、前記グラフを通信することを含む、
をさらに備える、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記第2の資産勘定は、金融機関に対応する、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を振り替えることに応答して前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとの間の通信回線を開始すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記通信回線は、前記第1のユーザデバイスと前記第2のユーザデバイスとの間での1つまたは複数のメッセージの転送を含む、前記1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字と、画像と、ビデオと、オーディオクリップと、モーショングラフィックと、アニメーションと、アニメーション画像と、アイコンと、絵文字と、エモーティコンとのうちの少なくとも1つを含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記1つまたは複数のメッセージは、第1の資産取引指示を自動的に選択する前に、および前記第2の資産勘定を自動的に選択する前に準備される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
自動勘定対話のためのシステムであって、
命令を記憶するように構成された記憶装置と、
前記命令を実行するプロセッサと、ここにおいて、前記命令の実行は、前記プロセッサに、
1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、
複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、前記複数の資産取引指示の各資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが前記複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、
1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの前記複数の資産取引指示の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて前記複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、前記第1の資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が前記複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、前記第1の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの前記複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて前記複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、前記第2の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、前記第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の前記資産を有する、
前記第1の資産取引指示を自動的に選択し、前記第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を自動的に振り替えることと、
確認インジケータを自動的に通信することと、前記確認インジケータは、前記第1の量の前記資産が前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、
を行わせる、
を備える、システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2020年11月30日に出願された「Method and Apparatus for Automated Inter-Account Interactions」と題する米国仮出願番号第63/119,264号の優先権の利益を主張する。
【背景技術】
【0002】
[0002]偶然の親切行為は、第2の人、たとえば、第1の人と同じコミュニティにいる第2の人を助けることを目的とする第1の人による非計画的な行為である。技術、リモートワーク、および遠隔購入がますます普及するにつれて、人のコミュニティにおいて他人を助ける偶然の親切行為の機会は減少している。たとえば、実店舗の食品雑貨店にいる寛大な買い物客は、別の買い物客が彼らの食料を買うために必要な金が足らないのを目撃したときにその買い物客の食料雑貨の代金を支払うのを助けることを申し出るかもしれないが、従来のオンラインショッピング中に同様の親切行為を実施することは不可能である。従来のオンラインショッピング、バンキング、および他のオンラインリソースは、概して、データプライバシに優先度を付けるように設計されており、したがって、顧客が業者、銀行、または別のエンティティと対話することしか可能にしないように設計される。従来のオンラインショッピング、バンキング、および他のオンラインリソースは、概して、一人の顧客と別の顧客との間の対話を可能にせず、したがって、重要な機能の技術的な余地がない。
【発明の概要】
【0003】
[0003]自動勘定対話のためのシステム、装置、方法、コンピュータ可読媒体、および回路が開示される。自動勘定対話のためのシステムは、資産勘定に関する情報へのアクセスを有し、これらの資産勘定によって行われた取引(たとえば、支払いまたは資産の他の振替え)を示す取引指示を受信する。システムは、たとえば、ロケーション、時間、振り替えられる資産の量、グループからのランダム選択、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第1の資産勘定を使用して行われた第1の取引のための第1の取引指示を自動的に選択する。システムは、たとえば、第2のユーザのロケーション、勘定残高、グループからのランダム選択、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第2のユーザに関連する第2の資産勘定を自動的に選択する。システムは、第2の資産勘定から第1の資産勘定に資産の量を自動的に振り替え、振替え完了を示すインジケータを通信する。資産の量は、第1の取引に対応する量またはそれの一部分であり得る。確認インジケータは、いずれかのもしくは両方の勘定に関連するデバイスに送られ得、ならびに/またはフィード、グラフおよび/もしくはインデックスにパブリッシュされ得る。確認インジケータは、いずれかのもしくは両方の勘定に関連するデバイスに送られ得、ならびに/または公開のもしくは非公開のフィードにパブリッシュされ得、ならびに/またはグラフで示された寄付インデックスを含むことができる。
【0004】
[0004]一例によれば、自動勘定対話のための方法が提供される。本方法は、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各々は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、確認インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を含む。
【0005】
[0005]別の例では、自動勘定対話のためのシステムが提供される。本システムは、記憶装置(たとえば、仮想コンテンツデータ、1つまたは複数の画像などのデータを記憶するように構成されたメモリ)とメモリに結合され、命令を実行するように構成された(たとえば、回路中に実装される)1つまたは複数のプロセッサとを含む。1つまたは複数のプロセッサによる命令の実行は、様々な構成要素(たとえば、ネットワークインターフェース、ディスプレイ、出力デバイスなど)と併せて1つまたは複数のプロセッサに、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、確認インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を行わせる。
【0006】
[0006]別の例では、プログラムを具備した非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。プログラムは、自動勘定対話の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能である。本方法は、1つまたは複数の支払いサービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を含む。
【0007】
[0007]別の例では、自動勘定対話のためのシステムが提供される。本システムは、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別するための手段と、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信するための手段と、ここにおいて、複数の資産取引指示の各々は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択するための手段と、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択するための手段と、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えるための手段と、確認インジケータを自動的に通信するための手段と、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を含む。
【0008】
[0008]本出願の例示的な実施形態は、以下の図を参照しながら以下で詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】[0009]自動勘定対話のためのシステムのシステムアーキテクチャを示すブロック図。
【
図2A】[0010]自動勘定対話のためのプロセスを示す流れ図。
【
図2B】[0011]自動勘定対話のためのプロセスを示す流れ図。
【
図3A】[0012]複数のユーザの支払い勘定を示す概念図。
【
図3B】[0013]
図3Aの複数のユーザの支払い勘定からの振替えのための振替人と被振替人との自動選択を示す概念図。
【
図4】[0014]ユーザの寄付勘定に関する情報をもつ寄付勘定概要グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念図。
【
図5A】[0015]別の勘定からの寄付の受取りを識別するインジケータメッセージをもつインジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念図。
【
図5B】[0016]キャッシュバック報酬からの寄付の受取りを識別するインジケータメッセージをもつインジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念図。
【
図6】[0017]寄付インデックスと、寄付インデックスグラフと、寄付フィードとをもつ寄付インデックスグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念図。
【
図7】[0018]緊急時資金グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念図。
【
図8】[0019]機械学習(ML)エンジンを使用した自動支払い選択、自動勘定選択、および/または自動勘定対話のためのプロセスを示すブロック図。
【
図9】[0020]自動支払い選択、自動勘定選択、および/または自動勘定対話のために機械学習エンジンによって使用され得るニューラルネットワークの一例を示すブロック図。
【
図10】[0021]様々な実施形態が実装され得る環境の例示的な例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0022]自動勘定対話のための技術および技法について説明される。自動勘定対話のためのシステムは、資産勘定に関する情報へのアクセスを有し、これらの資産勘定によって行われた取引(たとえば、支払いまたは資産の他の振替え)を示す取引指示を受信する。システムは、たとえば、ロケーション、時間、振り替えられる資産の量、グループからのランダム選択、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第1の資産勘定を使用して行われた第1の取引のための第1の取引指示を自動的に選択する。システムは、たとえば、第2のユーザのロケーション、勘定残高、グループからのランダム選択、および/またはトレーニングされた機械学習モデルに基づいて第2のユーザに関連する第2の資産勘定を自動的に選択する。システムは、第2の資産勘定から第1の資産勘定に資産の量を自動的に振り替え、振替え完了を示すインジケータを通信する。資産の量は、第1の取引に対応する量またはそれの一部分であり得る。確認インジケータは、いずれかのもしくは両方の勘定に関連するデバイスに送られ得、ならびに/またはフィード、グラフおよび/もしくはインデックスにパブリッシュされ得る。確認インジケータは、いずれかのもしくは両方の勘定に関連するデバイスに送られ得、ならびに/または公開のもしくは非公開のフィードにパブリッシュされ得、ならびに/またはグラフで示された寄付インデックスを含むことができる。
【0011】
[0023]従来のオンラインショッピング、バンキング、寄付、ポイントオブセール(POS)、支払い処理、取引処理、および/または他のオンラインリソースは、概して、データプライバシに優先度を付けるように設計されており、したがって、顧客が業者、銀行、または別のエンティティと対話することしか可能にしないように設計される。従来のオンラインショッピング、バンキング、寄付、ポイントオブセール(POS)、支払い処理、取引処理、および/または他のオンラインリソースは、概して、一人の顧客と別の顧客との間の対話を可能にせず、したがって、重要な機能の技術的な余地がない。本明細書で説明される自動勘定対話のための技術および技法は、ユーザの支払い勘定を管理するサーバとユーザの支払い勘定を管理するサーバと相互作用するユーザデバイスとの機能を拡張する技術的効果を有する。たとえば、本明細書で説明される自動勘定対話のための技術および技法は、システムが、偶然の親切行為として第2のユーザが最近行った購入の代金を支払うまたは第2のユーザが最近行った購入の一部分(たとえば、割合)の代金を支払うために第1のユーザの第1の資産勘定から第2のユーザの第2の資産勘定に資金を自動的に振り替えることを可能にする。システムは、資産取引選択、資産勘定選択、振替え、および確認指示通信などのいくつかの動作を自動化することによって取引処理技術の速度と効率とを改善することができる。いくつかの例では、システムは、エスクロウエンティティなどの当事者を中間に差し挟むことなしにユーザの勘定の間での振替えを可能にすることによって取引処理技術の速度と効率とを改善することができる。いくつかの例では、2つの資産勘定の間での振替えを実施するためにエスクロウが使用され得る。システムは、トレーニングされた機械学習モデルおよび/または選択基準を使用してインテリジェントでカスタマイズされた勘定および/または取引選択を提供することができる。システムは、トレーニングされた機械学習モデルおよび/またはこれらの選択に関連する何らかのフィードバックを使用して行われる(たとえば、取引および/または勘定の)選択に基づいてそれのトレーニングされた機械学習モデルをトレーニングし続けることによってリアルタイムで学習し続けることができる。
【0012】
[0024]
図1は、自動勘定対話のためのシステムアーキテクチャを示すブロック図である。システムアーキテクチャは、様々なタイプのユーザデバイス120を含む。ユーザデバイス120は、固定電話またはセルラーフォンなど、テレフォニーデバイス105を含む。ユーザデバイス120は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバ、端末、キオスク、または
図10に関して説明される任意の他のコンピューティングシステム1000などのコンピューティングデバイス115を含む。ユーザデバイス120は、スマートフォン、セルラー電話、モバイルハンドセット、タブレットデバイス、ポータブルビデオゲーム機、ポータブルメディアプレーヤ、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、仮想現実(VR)デバイス、拡張現実(AR)デバイス、複合現実(MR)デバイス、エクステンデッドリアリティ(XR)デバイス、スマートウォッチ、スマートグラス、スマートリング、スマートブレスレット、他のウェアラブルデバイス、健康モニタデバイス、健康追跡デバイス、フィットネス追跡デバイス、別のタイプのコンピューティングシステム1000、またはそれらの組合せなどのモバイルデバイス110を含む。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、テレフォニーデバイス105、モバイルデバイス110、および/またはコンピューティングデバイス115の組合せであり得る。
【0013】
[0025]システムアーキテクチャは、1つまたは複数の音声インターフェースゲートウェイサーバ125と、1つまたは複数の勘定間対話サーバ130と、1つまたは複数の勘定管理サーバ140と、1つまたは複数の勘定間対話データ構造135と、1つまたは複数の勘定管理データ構造145とを含む。場合によっては、ユーザデバイス120は、ユーザデバイス120のユーザから入力を受信し得る。たとえば、ユーザデバイス120は、物理キーもしくはボタンをもつ物理キーボードもしくはキーパッド、タッチスクリーン上の仮想キーもしくはボタンをもつ仮想キーボードもしくはキーパッド、別のタッチスクリーンインターフェース、ユーザの音声を記録するマイクロフォン、タッチパッド、マウス、
図10に関して説明される任意の入力デバイス1060、またはそれらの何らかの組合せなどの入力インターフェースを通して入力を受信し得る。
【0014】
[0026]使用される入力デバイスがユーザデバイス120のマイクロフォンである場合、マイクロフォンは、ユーザの音声の音声記録を記録し得る。いくつかの例では、ユーザデバイス120は、音声インターフェースゲートウェイサーバ125に音声記録を送る。音声インターフェースゲートウェイサーバ125は、音声記録を受信すると、音声記録をパースすること、自動音声認識(ASR)、コンピュータ音声認識(CSR)、文字起こし(STT)、またはそれらの組合せと呼ばれることがある変換アルゴリズムを使用して音声記録をテキストの文字列に変換する。変換アルゴリズムは、たとえば、隠れマルコフモデル、動的時間伸縮法(DTW)ベースの音声認識、ディープニューラルネットワーク、ディープフィードフォワードニューラルネットワーク(DNN)、回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、ノイズ除去オートエンコーダ、またはそれらの組合せを使用して音声記録をテキストの文字列に変換し得る。
【0015】
[0027]いくつかの例では、ユーザデバイス120は、変換アルゴリズムを使用して音声記録をテキストの文字列に変換する。いくつかの例では、音声記録は、ユーザデバイス120と、たとえば、変換アルゴリズムの様々な動作を実施する異なるデバイスをもつ音声インターフェースゲートウェイサーバ125との組合せによってテキストの文字列に変換される。たとえば、ユーザデバイス120が音声インターフェースゲートウェイサーバ125上でおよび/または勘定間対話サーバ130上で動作する自動アシスタントを用いる電話呼またはボイスオーバーIP呼に関与する場合、ユーザの音声は、電話、セルラーネットワーク、またはインターネットネットワーク線を介してユーザデバイス120から音声インターフェースゲートウェイサーバ125に送られ得、電話呼中に記録され、音声記録がテキストの文字列に変換される間に音声インターフェースゲートウェイサーバ125によって一時的に記憶され得る。いくつかの例では、音声記録は、音声認識機能が少なくとも部分的にユーザデバイス120上で動作するおよび/または少なくとも部分的に音声インターフェースゲートウェイサーバ125上で動作する仮想パーソナルアシスタントへの要求またはステートメントであり得る。音声記録がユーザデバイス120および/または音声インターフェースゲートウェイサーバ125によってテキストの文字列に変換されると、テキストの文字列は、ユーザデバイス120および/または音声インターフェースゲートウェイサーバ125から勘定間対話サーバ130に送られる。勘定間対話サーバ130は、次いで、受信された入力の意図を決定するためにテキストの文字列をパースし得る。
【0016】
[0028]勘定間対話サーバ130は、異なるユーザに関連する異なる勘定の間の対話を自動的に実施する。対話は、たとえば、自動寄付を含むことができる。自動寄付では、勘定間対話サーバ130は、(たとえば、勘定管理サーバ140および/または勘定管理データ構造145から受信された情報に基づいて)第1のユーザが第1のユーザの支払い勘定を使用した第1の購入の部分として商品(たとえば、物品またはサービス)を購入したことを識別する。勘定間対話サーバ130は、第2のユーザの第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択する。第2のユーザの支払い勘定は、寄付勘定であるものとして第2のユーザによって指定されたユーザの支払い勘定であり得る。勘定間対話サーバ130は、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定への資金の量の振替えを自動的にトリガすることができ、振替えが実施されたことを示すインジケータを通信することができる。
【0017】
[0029]いくつかの例では、勘定間対話サーバ130によって第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられる資金の量は、第1の取引中に第1のユーザの支払い勘定によって支払われる資金の量に等しくなり得る。そのような例では、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられる寄付は、本質的に、第1の購入について第1のユーザに返金する。いくつかの例では、勘定間対話サーバ130によって第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられる資金の量は、第1の取引中に第1のユーザの支払い勘定によって支払われる資金の量のあらかじめ決定された割合に等しくなり得る。たとえば、割合は、1%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、99%、1%よりも低い割合値、99%よりも大きい割合値、または前にリストされた割合値のいずれかの中間の割合値であり得る。
【0018】
[0030]いくつかの例では、勘定間対話サーバ130は、ランダムに、準ランダムに、第2のユーザの支払い勘定が何らかの基準を満たすことに基づいて、またはそれらの組合せで第2のユーザの支払い勘定を選択することができる。いくつかの例では、基準は、たとえば、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとの両方が共有エリアまたは共有領域(たとえば、あらかじめ決定された距離の共有半径、共有アドレス、共有ブロック、共有ネットワークエリア、共有ネットワークセル、共有街路、共有都市、共有都市間領域、共有郡、共有郡間領域、共有州、共有州間領域、共有国、共有国間領域、共有大陸、共有大陸間領域、またはそれらの組合せ)に入るのかどうかに関する決定に基づいてロケーションに関連付けられ得る。基準は、第2のユーザの支払い勘定の利用可能な残高があらかじめ決定された最小残高以上であるのかどうかに関連付けられ得る。あらかじめ決定された最小残高は、たとえば、勘定間対話サーバ130によって第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられる少なくとも資金の量であり得る。
【0019】
[0031]勘定間対話データ構造135は、上記で説明された自動寄付取引などの勘定間対話サーバ130によって容易にされる異なるユーザの支払い勘定の間の対話を追跡する情報を記憶する。勘定間対話サーバ130は、勘定間対話データ構造135中に記憶された対話を追跡する情報にアクセスし、勘定間対話サーバ130が寄付のライブフィード中でパブリッシュする異なる対話の説明を生成することができる。寄付のライブフィードは、たとえば、第1のユーザのために生成され、勘定間対話サーバ130から第1のユーザに関連する第1のユーザデバイス120にサービスされるまたは第2のユーザのために生成され、勘定間対話サーバ130から第2のユーザに関連する第2のユーザデバイス120にサービスされる個人用のライブフィードであり得る。寄付のライブフィードは、すべてのユーザ(またはあるエリア中のすべてのユーザなどのいくつかの基準を満たすすべてのユーザ)のために生成され、勘定間対話サーバ130からライブフィードにアクセスすることを要求するすべてのユーザデバイス120にサービスされ得る公開ライブフィードであり得る。勘定間対話サーバ130によって通信される指示は、ライブフィードを含み得る。そのようなライブフィードの例は、たとえば、
図4の個人用の振替えフィード425および
図6の公開振替えフィード630中に示されている。
【0020】
[0032]勘定間対話データ構造135は、対話の説明をもつ個人用のメッセージを生成することができ、第1のユーザに関連する第1のユーザデバイス120、第2のユーザに関連する第2のユーザデバイス120、またはその両方にこれらの個人用のメッセージを送ることができる。勘定間対話サーバ130によって通信される指示は、そのようなメッセージを含み得る。そのようなメッセージの例は、たとえば、
図5Aの確認インジケータメッセージ505および
図5Bの確認インジケータメッセージ555中に示されている。
【0021】
[0033]勘定間対話サーバ130は、勘定間対話データ構造135中に記憶された対話を追跡する情報にアクセスし、たとえば、特定の時間期間内にすべての寄付取引(および/または他のタイプの取引)中で転送される資金の合計量を識別するインデックスを生成することができる。インデックスは、コミュニティが時間とともにどのくらい寛大になっているのかの表現として複数の時間期間にわたってグラフで示される。勘定間対話サーバ130によって通信される指示は、そのようなインデックスを識別し得、および/またはそのようなグラフを含み得る。そのようなインデックスの例は、たとえば、
図6の寄付インデックス610および寄付インデックスグラフ620中に示されている。そのようなグラフの例は、たとえば、
図6の寄付インデックスグラフ620中に示されている。
【0022】
[0034]勘定間対話サーバ130は、ユーザデバイス120から、音声インターフェースゲートウェイサーバ125から、またはその両方から入力を受信することができる。入力は、たとえば、テキスト文字列、音声記録、ボタンの押下、英数字文字、タッチスクリーンユーザインターフェースのタッチ対話、マウスクリックユーザインターフェースの対話、別のタイプの入力、またはそれらの組合せを含み得る。テキスト文字列は、たとえば、ユーザデバイス120からの音声記録の変換として音声インターフェースゲートウェイサーバ125および/またはユーザデバイス120によって生成された前に説明したテキスト文字列を含み得る。勘定間対話サーバ130がユーザデバイス120および/または音声インターフェースゲートウェイサーバ125から受信する入力に基づいて、勘定間対話サーバ130は、自動対話のための異なるユーザの勘定および/または異なるユーザに関連するユーザデバイス120のための設定を決定することができる。たとえば、入力に基づいて、勘定間対話サーバ130は、ユーザがユーザに関連する別のユーザの支払い勘定から寄付勘定に入力中で識別される資金の量をどのくらい追加することを望むのかについて識別することができる。勘定間対話サーバ130は、次いで、他のユーザに関連する他の勘定に寄付勘定中の資金の一部を自動的に振り替えることができる。
【0023】
[0035]入力はまた、ユーザに関連する寄付勘定が寄付勘定から資金を振り替えるために勘定間対話サーバ130によっていつおよびどのくらいの頻度で選択され得るのかに対応する基準を識別し得る。たとえば、入力に基づいて、勘定間対話サーバ130は、勘定間対話サーバ130がユーザの寄付勘定から他のユーザに関連する他の勘定に資金の寄付を振り替えることができる最小頻度および/または最大頻度を識別することができる。たとえば、ユーザの入力は、日ごとのM個の振替えの最大値または最小値、週ごとのM個の振替えの最大値または最小値、月ごとのM個の振替えの最大値または最小値、年ごとのM個の振替えの最大値または最小値、10年ごとのM個の振替えの最大値または最小値などを設定することができ、Mは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、または30よりも大きい整数などの非負整数である。
【0024】
[0036]勘定管理サーバ140は、特定の勘定、勘定に関連するユーザ、ならびに/またはユーザおよび/もしくは勘定に関連するユーザデバイス120、またはそれらの組合せに関する情報について勘定間対話サーバ130によって問い合わせられ得る。勘定管理サーバ140は、勘定管理データ構造145からそのような情報を取り出し、勘定間対話サーバ130にそのような情報を与えることができる。勘定間対話サーバ130はまた、1つの勘定から別の勘定への資金の振替えを開始する、トリガする、実施する、および/または容易にするために勘定管理サーバ140および/または勘定管理データ構造145と連携することができる。いくつかの例では、勘定間対話サーバ130は、振替えに基づいて、第1のユーザの支払い勘定(たとえば、寄付勘定)中の利用可能な残高が特定の量の資金だけ減少すること、および(たとえば、寄付勘定から寄付を受け取る)第2のユーザの支払い勘定中の利用可能な残高が特定の量の資金だけ増加することを要求することができる。いくつかの例では、勘定間対話サーバ130は、振替えに基づいて、第1のユーザの支払い勘定(たとえば、寄付勘定)中の利用可能な残高が第1の量の資金だけ減少すること、(たとえば、寄付勘定から寄付を受け取る)第2のユーザの支払い勘定中の利用可能な残高が第2の量の資金だけ増加すること、および第3の支払い勘定中の利用可能な残高(たとえば、振替えを容易にするための取引料金)が第3の量の資金だけ増加することを要求することができる。
【0025】
[0037]場合によっては、何人かのユーザおよび/またはユーザの支払い勘定は、銀行、クレジットカード機関、デビットカード機関、金融機関、または他の会社もしくは組織に関連付けられ得る。たとえば、金融機関または会社は、寄付勘定を有することができる。場合によっては、金融機関は、勘定間対話サーバ130があらかじめ決定されたタイプの取引または振替えを実施するときはいつでも料金を受け取り得る勘定を有することができる。いくつかの例では、金融機関は、勘定間対話サーバ130が
図5Bに示されているキャッシュバック振替えなどのキャッシュバック振替えを実施するためにユーザの支払い勘定に資金の量を振り替えるキャッシュバック勘定を有し得る。いくつかの例では、金融機関は、勘定間対話サーバ130が
図7に示されている緊急時資金振替えなどの緊急時資金振替えを実施するためにユーザの支払い勘定に資金の量を振り替える緊急時資金振替え勘定を管理し得る。
【0026】
[0038]音声インターフェースゲートウェイサーバ125、勘定間対話サーバ130、および勘定管理サーバ140を本明細書ではサーバと呼ぶが、これらは、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、モバイルデバイス、本明細書で説明される任意の他のタイプのコンピューティングシステム1000、またはそれらの組合せであり得ることを理解されたい。勘定間対話データ構造135および勘定管理データ構造145は、データベース、テーブル、スプレッドシート、キー値ストア、辞書、リレーショナルモデル、アレイ、リスト、アレイリスト、ツリー、本明細書で説明される他のタイプのデータ構造、またはそれらの何らかの組合せなどの任意のタイプのデータ構造であり得る。場合によっては、勘定間対話データ構造135は、有効な要求データベースと呼ばれるか、または、他のタイプのデータ構造のうちのいずれかがその後に続く「有効な要求」という句で呼ばれることがある。同様に、勘定管理データ構造145は、勘定管理データベースと呼ばれるか、または、他のタイプのデータ構造のうちのいずれかがその後に続く「勘定管理」という句で呼ばれることがある。
【0027】
[0039]
図2Aは、自動勘定対話のためのプロセス200を示す流れ図である。
図2Aの自動勘定対話のためのプロセス200は、自動勘定対話システムによって実施され得る。いくつかの例によれば、自動勘定対話システムは、1つもしくは複数の勘定間対話サーバ130、1つもしくは複数の音声インターフェースゲートウェイサーバ125、1つもしくは複数の勘定管理サーバ140、1つもしくは複数の勘定間対話データ構造135、および1つもしくは複数の勘定管理データ構造145、1つもしくは複数のコンピューティングシステム1000、前にリストされたデバイスのいずれかの任意の構成要素もしくは要素、本明細書で説明される任意の他のタイプのデバイスもしくはデバイス構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
【0028】
[0040]動作205において、自動勘定対話システムは、1つまたは複数の支払いサービスサーバによってアクセスされるユーザの支払い勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数のユーザの支払い勘定を識別する。
【0029】
[0041]動作210において、自動勘定対話システムは、複数の支払いを示す複数の支払い指示を受信する。複数の支払い指示の各支払い指示は、複数のユーザの支払い勘定のうちの1つが複数の支払いのうちの1つを支払ったことを示す。いくつかの例では、動作210の後に動作215が続く。いくつかの例では、動作210の後に動作220が続く。
【0030】
[0042]動作215において、自動勘定対話システムは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイス120から第1のユーザのロケーションを受信すること、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイス120から第2のユーザのロケーションを受信すること、またはその両方を行う。たとえば、第1のユーザデバイス120は、第1のユーザデバイス120の測位受信機によって受信された1つまたは複数の信号に基づいて第1のユーザデバイス120のロケーションを識別することによって第1のユーザのロケーションを識別することができる。同様に、第2のユーザデバイス120は、第2のユーザデバイス120の測位受信機によって受信された1つまたは複数の信号に基づいて第2のユーザデバイス120のロケーションを識別することによって第2のユーザのロケーションを識別することができる。
【0031】
[0043]いくつかの例では、第1のユーザデバイス120は、第1のユーザデバイス120への第1のユーザによる入力に基づいて第1のユーザのロケーションを識別することができる。たとえば、第1のユーザデバイス120は、第1のユーザデバイス120が第1のユーザに第1のユーザのホームタウンまたは現在のロケーションを入力するように依頼することに応答して第1のユーザのユーザ入力から第1のユーザのロケーションを表すテキスト文字列を受信することができる。同様に、第2のユーザデバイス120は、第2のユーザデバイス120が第2のユーザに第2のユーザのホームタウンまたは現在のロケーションを入力するように依頼することに応答して第2のユーザのユーザ入力から第2のユーザのロケーションを表すテキスト文字列を受信することができる。
【0032】
[0044]いくつかの例では、自動勘定対話システムは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域または共有エリア内にあることを識別する。たとえば、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが発見される共有領域は、あらかじめ決定された距離の共有半径、共有アドレス、共有ブロック、共有ネットワークエリア、共有ネットワークセル、共有街路、共有都市、共有都市間領域、共有郡、共有郡間領域、共有州、共有州間領域、共有国、共有国間領域、共有大陸、共有大陸間領域、またはそれらの組合せであり得る。
【0033】
[0045]動作220において、自動勘定対話システムは、複数の支払い指示の受信に応答して複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択する。第1の支払い指示は、複数のユーザの支払い勘定のうちの第1のユーザの支払い勘定が複数の支払いのうちの第1の支払いを支払ったことを示す。第1のユーザの支払い勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、複数の支払い指示の中からのランダム選択に基づく。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、複数の支払い指示の中からの準ランダム選択に基づき、ここで、いくつかの支払い指示は、他のものよりも高い重みを有する(したがって、ランダムに選択される可能性が高い)。重みは、いくつかの支払い指示がいくつかの基準を満たすのかどうかに基づき得る。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、いくつかの基準を満たす複数の支払い指示のサブセットからのランダムまたは準ランダム選択に基づく。
【0034】
[0046]いくつかの例では、第1の支払いは、第2の量の資金を含む。したがって、第1の支払いを支払う第1のユーザの支払い勘定は、第2の量の資金を支払う第1のユーザの支払い勘定を含む。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第2の量の資金が最大適格しきい値以下であることを示す第1の支払い指示に基づく。いくつかの例では、最大適格しきい値は、動作225および動作230に関して説明された第1の量の資金である。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第2の量の資金が最小適格しきい値以上であることを示す第1の支払い指示に基づく。第1の支払い指示は、第2の量の資金を識別することができる。少なくともこれらの方法では、基準は、第2の量の資金の値に基づき得る。
【0035】
[0047]いくつかの例では、第1の支払いは、特定のカテゴリの商品の代金を支払う。商品は、物品とサービスとのうちの少なくとも1つである。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、商品の特定のカテゴリに基づく。第1の支払い指示は、商品および/または商品のカテゴリを識別することができる。たとえば、商品のカテゴリは、食料雑貨、燃料、外食、事務用品、ヘルスケア、医療、歯科、視覚、ユーティリティ、衣類、デバイス、ハウジング、保険、家庭用アイテム、消耗品、衛生、フィットネス、パーソナルケア、ファミリケア、教育、投資情報サービス、エンターテインメント、または別のカテゴリであるので、第1の支払い指示が選択され得る。少なくともこれらの方法では、基準は、商品の特定のカテゴリに基づき得る。
【0036】
[0048]いくつかの例では、第1のユーザの支払い勘定は、特定の時間期間内に第1の支払いを支払う。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、特定の時間期間に基づく。第1の支払い指示は、時間、日付、および/または時間期間の別の指示を含み得る第1の支払いのタイムスタンプを識別することができる。時間期間は、いくつかのあらかじめ決定された時間期間のうちのどれにタイムスタンプの時間および日付が分類されるのかに基づいて決定され得る。たとえば、第1の支払いが2020年11月24日火曜日の午前9時00分と午前11時00分との間に続くあらかじめ決定された時間期間内に入る2020年11月24日火曜日午前10時06分に行われたので、第1の支払い指示が選択され得る。第1の支払いが、レイバーデーまたは別の休日に行われたので、第1の支払い指示が選択され得る。第1の支払いが、日没後にまたは日の出の前に行われたので、第1の支払い指示が選択され得る。少なくともこれらの方法では、基準は、商品の特定のカテゴリに基づき得る。
【0037】
[0049]いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第1のユーザに関連する勘定(たとえば、第1のユーザの支払い勘定または第1のユーザに関連する別のユーザの支払い勘定のいずれか)から複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する複数のユーザの支払い勘定のうちの第3のユーザの支払い勘定に前に振り替えられた第2の量の資金に基づく。たとえば、第1のユーザが(第3のユーザなどの)他のユーザに大規模に前に寄付したが、少なくともあらかじめ決定された持続時間の間いかなる寄付の振り替えも受けなかったと自動勘定対話システムが決定する場合、第1の支払い指示の選択はこの決定に基づき得る。これは、ユーザがあまりに多くをあきらめているとユーザが感じるのを防げることができる。前の振替えに関する情報は、たとえば、勘定間対話データ構造135中で追跡され得る。少なくともこれらの方法では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、過去の寄付、取引、および/または振替えに基づき得る。少なくともこれらの方法では、基準は、第1のユーザの支払い勘定を伴う過去の寄付、取引、および/または振替えに基づき得る。
【0038】
[0050]第1のユーザの支払い勘定は、第1のタイプの勘定であり得る。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第1のタイプの勘定が特定のタイプの勘定であることに基づく。たとえば、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第1のユーザの支払い勘定が寄付勘定以外のタイプの勘定であること、ここにおいて、寄付勘定は別のタイプの勘定である、に基づく。少なくともこれらの方法では、基準は、第1のユーザの支払い勘定の勘定のタイプに基づき得る。
【0039】
[0051]いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、1つまたは複数の人工知能アルゴリズム、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムを使用して生成され、トレーニングデータの1つまたは複数のセットを使用してトレーニングされた1つまたは複数の機械学習モデル、および1つまたは複数のニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを使用して処理されるデータに基づく。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、複数の支払い指示の受信に応答して複数の支払い指示から第1の支払い指示を動的におよび/またはリアルタイムで選択する。
【0040】
[0052]動作220における第1の支払い指示の選択は、第1のユーザの支払い勘定の選択、第1のユーザの選択、第1の支払いの選択、またはそれらの組合せと呼ばれることがある。
【0041】
[0053]動作225において、自動勘定対話システムは、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択する。第2のユーザの支払い勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられる。いくつかの例では、第2のユーザの支払い勘定は、少なくとも第1の量の資金を含む。いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、複数のユーザの支払い勘定の中からのランダム選択に基づく。いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、複数のユーザの支払い勘定の中からの準ランダム選択、ここで、いくつかのユーザの支払い勘定は、他のものよりも高い重みを有する(したがって、ランダムに選択される可能性が高い)、に基づく。重みは、いくつかのユーザの支払い勘定がいくつかの基準を満たすのかどうかに基づき得る。 いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、いくつかの基準を満たす複数の支払い指示のサブセットからのランダムまたは準ランダム選択に基づく。
【0042】
[0054]いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第2のユーザの支払い勘定の利用可能な残高が最小適格しきい値以上であることに基づく。いくつかの例では、最小適格しきい値は、第1の量の資金である。いくつかの例では、最小適格しきい値は、(動作220で説明された第1の支払いで支払われた)第2の量の資金である。いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第2のユーザの支払い勘定の利用可能な残高が最大適格しきい値以下であることに基づく。第1の支払い指示は、第2の量の資金を識別することができる。少なくともこれらの方法では、基準は、第2のユーザの支払い勘定の利用可能な残高に基づき得る。
【0043】
[0055]いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、第2のユーザに関連する勘定(たとえば、第2のユーザの支払い勘定または第2のユーザに関連する別のユーザの支払い勘定のいずれか)が複数の支払いのうちの第2の支払いを支払ったことを識別することに基づく。第2の支払いは、商品の購入であり得る。第2の支払いは、第3のユーザに関連する第3のユーザの支払い勘定への自動寄付振替えであり得る。少なくともこれらの方法では、基準は、第1のユーザの支払い勘定を伴う過去の寄付、取引、および/または振替えに基づき得る。
【0044】
[0056]いくつかの例では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、(たとえば、動作215において決定された)第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく。少なくともこれらの方法では、複数の支払い指示から第1の支払い指示を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションおよび/または第2のユーザのロケーションに基づき得る。いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、(たとえば、動作215において決定された)第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく。少なくともこれらの方法では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションおよび/または第2のユーザのロケーションに基づき得る。少なくともこれらの方法では、基準は、第1のユーザのロケーションおよび/または第2のユーザのロケーションに基づき得る。
【0045】
[0057]第2のユーザの支払い勘定は、第2のタイプの勘定であり得る。いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、第2のタイプの勘定が特定のタイプの勘定であることに基づく。たとえば、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、第2のユーザの支払い勘定が寄付勘定であること、ここにおいて、寄付勘定は、勘定のタイプである、に基づき得る。少なくともこれらの方法では、基準は、第2のユーザの支払い勘定の勘定のタイプに基づき得る。
【0046】
[0058]いくつかの例では、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することは、1つまたは複数の人工知能アルゴリズム、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムを使用して生成され、トレーニングデータの1つまたは複数のセットを使用してトレーニングされた1つまたは複数の機械学習モデル、および1つまたは複数のニューラルネットワークのうちの少なくとも1つを使用して処理されるデータに基づく。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を動的におよび/またはリアルタイムで選択する。
【0047】
[0059]動作225における第2のユーザの支払い勘定の選択は、第2のユーザの選択と呼ばれることがある。
【0048】
[0060]動作230において、自動勘定対話システムは、第1の支払い指示を自動的に選択することに応答して、および第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択することに応答して第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を自動的に振り替える。自動勘定対話システムは、場合によっては、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定への第1の量の資金の振替えを開始することができる。自動勘定対話システムは、場合によっては、命令に基づいて、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金の振り替える別のデバイスに命令を送ることができる。自動勘定対話システムは、場合によっては、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定への第1の量の資金の振替えを容易にすることができる。
【0049】
[0061]いくつかの例では、第2のユーザの支払い勘定は、金融機関および/または会社に対応する。たとえば、第2のユーザの支払い勘定は、金融機関および/または会社の寄付勘定であり得る。いくつかの例では、第2のユーザの支払い勘定は、自動勘定対話システムが
図5Bに示されているキャッシュバック振替えなどのキャッシュバック振替えを実施するために第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を振り替える金融機関および/または会社のキャッシュバック勘定であり得る。いくつかの例では、第2のユーザの支払い勘定は、自動勘定対話システムが
図7に示されている緊急時資金振替えなどの緊急時資金振替えを実施するために第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を振り替える金融機関および/または会社の緊急時資金勘定であり得る。
【0050】
[0062]第1の量の資金が第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられるので、第2のユーザの支払い勘定は、振替人ユーザの支払い勘定と呼ばれることがあり、一方、第1のユーザの支払い勘定は、被振替人ユーザの支払い勘定と呼ばれることがある。
【0051】
[0063]いくつかの例では、自動勘定対話システムは、動作220において第2のユーザの支払い勘定を選択した後に、および第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を自動的に振り替える前に第2のユーザと第2のユーザの支払い勘定とに関連する第2のユーザデバイスに要求を自動的に送る。要求は、たとえば、振替えを承認することをユーザに求める要求であり得る。たとえば、第2のユーザデバイスは、要求を受信すると、第2のユーザのためのユーザインターフェースを表示あるいは他の方法で提供することができ、第2のユーザから確認または拒絶のいずれかを受信することができる。第2のユーザデバイスは、自動勘定対話システムに確認または拒絶を搬送する応答を送ることができる。自動勘定対話システムは、第2のユーザデバイスから確認を受信すると第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を自動的に振り替えることができる。
【0052】
[0064]動作235において、自動勘定対話システムは、インジケータを自動的に通信する。確認インジケータは、第1の量の資金が第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられたことを示す。
【0053】
[0065]いくつかの例では、確認インジケータは、メッセージを含むことができ、自動勘定対話システムは、メッセージを生成することができる。メッセージは、第1のユーザ、第2のユーザ、またはその両方を識別することができる。第1のユーザを識別するメッセージは、名前、ユーザ名、電子メールアドレス、ホームタウン、郵便番号、または第1のユーザに関連する他の認識可能な識別子を使用して第1のユーザを指すことを含むことができる。第2のユーザを識別するメッセージは、名前、ユーザ名、電子メールアドレス、ホームタウン、郵便番号、または第2のユーザに関連する他の認識可能な識別子を使用して第2のユーザを指すことを含むことができる。
【0054】
[0066]第1のユーザを識別するメッセージは、(たとえば、第1の量の資金が第2のユーザの支払い勘定から匿名ユーザに関連する第1のユーザの支払い勘定に振り替えられたことを識別する)匿名化された識別子を使用して第1のユーザを指すことを含むことができる。第2のユーザを識別するメッセージは、(たとえば、第1の量の資金が匿名ユーザに関連する第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に振り替えられたことを識別する)匿名化された識別子を使用して第2のユーザを指すことを含むことができる。第1のユーザのための匿名化された識別子は、第2のユーザのための匿名化された識別子とは異なり得る(たとえば、「ANON_USER_1」および「ANON_USER_2」)。
【0055】
[0067]いくつかの例では、確認インジケータを通信することは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイス120に、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイス120に、またはその両方に確認インジケータを送ることを含む。たとえば、確認インジケータが上記で説明されたメッセージを含む場合、確認インジケータを通信することは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイス120に、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイス120に、またはその両方にメッセージを送ることを含むことができる。
【0056】
[0068]いくつかの例では、確認インジケータを通信することは、複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に確認インジケータをパブリッシュすることを含む。フィード上に確認インジケータをパブリッシュすることは、確認インジケータを追加するようにフィードに対応するマークアップファイルを修正することを含むことができる。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、複数のユーザデバイスのうちのビューアデバイスにマークアップファイルをサービスし、フィードは、ビューアデバイスへのマークアップファイルの振替えを行うとビューアデバイスによって閲覧可能になる。ビューアデバイスは、第1のユーザに関連する第1のユーザデバイス120であり得る。ビューアデバイスは、第2のユーザに関連する第2のユーザデバイス120であり得る。フィードは、ライブフィード、周期的に更新されるフィード、静的なフィード、またはそれらの組合せであり得る。フィードは、たとえば、ビューアデバイスに関連するビューアユーザのために生成され、自動勘定対話システムからビューアデバイスにサービスされる個人用のフィードであり得る。寄付のフィードは、すべてのビューアユーザ(またはあるエリアまたは領域中のすべてのビューアユーザなどのいくつかの基準を満たすすべてのビューアユーザ)のために生成され、自動勘定間対話システムからフィードにアクセスすることを要求するすべてのビューアデバイスにサービスされ得る公開フィードであり得る。自動勘定対話システムによって通信される指示はフィードを含み得る。そのようなフィードの例は、たとえば、
図4の個人用の振替えフィード425および
図6の公開振替えフィード630中に示されている。
【0057】
[0069]いくつかの例では、本方法は、動作235の後に終了する。いくつかの例では、動作235の後に動作240が続く。
【0058】
[0070]動作240において、自動勘定対話システムは、第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザの支払い勘定に第1の量の資金を振り替えることに応答して第1のユーザに対応する第1のユーザデバイス120と第2のユーザに対応する第2のユーザデバイス120との間の通信回線を開始する。
【0059】
[0071]通信回線は、第1のユーザデバイス120と第2のユーザデバイス120とのうちの1つにおいて記録されたオーディオの第1のユーザデバイス120と第2のユーザデバイス120とのうちの別のものへの転送を含むことができる。たとえば、通信回線は、電話呼、VoIP呼、ならびに/または音声記録および/もしくは他のオーディオ記録の非同期転送を含むことができる。
【0060】
[0072]通信回線は、第1のユーザデバイス120と第2のユーザデバイス120とのうちの1つにおいて記録されたビデオの第1のユーザデバイス120と第2のユーザデバイス120とのうちの別のものへの転送を含むことができる。たとえば、通信回線は、ビデオ呼ならびに/またはビデオ記録および/もしくは他のビデオクリップの非同期転送を含むことができる。
【0061】
[0073]通信回線は、第1のユーザデバイス120と第2のユーザデバイス120との間での1つまたは複数のメッセージの転送を含むことができる。1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字と、画像と、ビデオと、オーディオクリップと、モーショングラフィックと、アニメーションと、アニメーション画像と、アイコンと、絵文字と、エモーティコンとのうちの少なくとも1つを含むことができる。1つまたは複数のメッセージは、
図5Aのあらかじめ決定された応答510の場合のように、事前に準備されるか、またはあらかじめ決定され得る。事前に準備されたまたはあらかじめ決定されたメッセージは、第1の支払い指示を自動的に選択する前におよび/または第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択する前に準備され得る。あらかじめ決定されたメッセージに通信回線を限定することは、プライバシを改善し、通信回線を通してスパム、不要なアドバンス、または粗野な文言などの不要なメッセージの転送を低減することができる。1つまたは複数のメッセージは、(たとえば、入力ボックス520の場合のように入力される)
図5Aのカスタマイズされた応答515(またはマイクロフォンボタン522を使用して記録されるオーディオ記録の場合のように記録されるオーディオ)の場合のようにカスタマイズされ得る。カスタマイズされたメッセージは、第1の支払い指示を自動的に選択した後におよび/または第2のユーザの支払い勘定を自動的に選択した後に準備され得る。
【0062】
[0074]いくつかの例では、インテリジェント選択エンジンは、動作220において複数の支払い指示から第1の支払い指示を選択し得る。いくつかの例では、インテリジェント選択エンジンは、動作225において複数のユーザの支払い勘定から第2のユーザの支払い勘定を選択し得る。インテリジェント選択エンジンは、1つもしくは複数の人工知能アルゴリズム、1つもしくは複数の機械学習アルゴリズムを使用して生成され、トレーニングデータの1つもしくは複数のセットを使用してトレーニングされた1つもしくは複数の機械学習モデル、1つもしくは複数のニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを使用し得る。インテリジェント選択エンジンの部分として使用され得るニューラルネットワークの例は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、ディープビリーフネット(DBN)、回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、別のタイプのニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを含むことができる。自動勘定対話システムは、インテリジェント選択エンジンにデータを入力し、インテリジェント選択エンジンから処理されたデータを受信することができる。インテリジェント選択エンジンは、自動勘定対話システム上で少なくとも部分的に実行され得るか、別個のデバイス(たとえば、リモートサーバ)上で少なくとも部分的に実行され得るか、またはそれらの組合せであり得る。インテリジェント選択エンジンが別個のデバイス上で少なくとも部分的に実行される場合、自動勘定対話システムは、別個のデバイスに入力データを送ることができ、別個のデバイスから処理されたデータを受信することができる。入力データは、たとえば、複数の支払い指示(たとえば、および関連する情報)を識別するデータ構造、複数のユーザの支払い勘定(たとえば、および関連する情報)を識別するデータ構造、またはその両方を含むことができる。処理されたデータは、たとえば、第1の支払い指示を識別するインジケータ、第2のユーザの支払い勘定を識別するインジケータ、またはそれらの組合せを含むことができる。いくつかの例では、インテリジェント選択エンジンによって行われた選択は、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムに基づいて1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得、したがって、1つまたは複数の機械学習モデルは、さらなる選択で時間とともに発展し続ける。いくつかの例では、インテリジェント選択エンジンによって行われた選択は、第1のユーザの勘定に関連する第1のユーザ、第2のユーザの勘定に関連する第2のユーザ、自動勘定対話システムおよび/もしくはインテリジェント選択エンジンに関連する管理者、またはそれらの組合せなどの1つまたは複数のエンティティによる選択のいずれかまたは両方の承認時に1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得る。インテリジェント選択エンジンは、勘定間対話サーバ130、勘定管理サーバ140、音声インターフェースゲートウェイサーバ、別のサーバ、第1のユーザデバイス、第2のユーザデバイス、またはそれらの組合せの部分であり得る。インテリジェント選択エンジンは、これらの選択動作をリアルタイムで、動的な様式で、および/または周期的に実施することができる。
【0063】
[0075]いくつかの例では、インテリジェント推奨エンジンは、第1のユーザデバイスにおよび/または第2のユーザデバイスに推奨を与えることができる。たとえば、インテリジェント推奨エンジンは、振替え、購入、取引、設定の変更、動作220および/または225中の選択、ならびに本明細書で説明される任意の他の動作に関する推奨を与えることができる。インテリジェント推奨エンジンは、1つもしくは複数の人工知能アルゴリズム、1つもしくは複数の機械学習アルゴリズムを使用して生成され、トレーニングデータの1つもしくは複数のセットを使用してトレーニングされた1つもしくは複数の機械学習モデル、1つもしくは複数のニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを使用し得る。インテリジェント推奨エンジンの部分として使用され得るニューラルネットワークの例は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、ディープビリーフネット(DBN)、回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、別のタイプのニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを含むことができる。いくつかの例では、インテリジェント推奨エンジンによって行われた推奨は、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムに基づいて1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得、したがって、1つまたは複数の機械学習モデルは、さらなる推奨で時間とともに発展し続ける。いくつかの例では、インテリジェント推奨エンジンによって行われた推奨は、第1のユーザの勘定に関連する第1のユーザ、第2のユーザの勘定に関連する第2のユーザ、自動勘定対話システムおよび/もしくはインテリジェント推奨エンジンに関連する管理者、またはそれらの組合せなどの1つまたは複数のエンティティによる推奨の承認時に1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得る。インテリジェント推奨エンジンは、勘定間対話サーバ130、勘定管理サーバ140、音声インターフェースゲートウェイサーバ、別のサーバ、第1のユーザデバイス、第2のユーザデバイス、またはそれらの組合せの部分であり得る。インテリジェント推奨エンジンは、これらの推奨動作をリアルタイムで、動的な様式で、および/または周期的に実施することができる。
【0064】
[0076]いくつかの例では、インテリジェントカスタマイズエンジンは、第1のユーザデバイスにおけるおよび/または第2のユーザデバイスにおけるユーザインターフェースおよび/またはエクスペリエンスをカスタマイズすることができる。たとえば、インテリジェントカスタマイズエンジンは、ユーザインターフェース、振替え、購入、取引、設定の変更、動作220および/または225中の選択、ならびに本明細書で説明される任意の他の動作に関するカスタマイズを与えることができる。インテリジェントカスタマイズエンジンは、1つもしくは複数の人工知能アルゴリズム、1つもしくは複数の機械学習アルゴリズムを使用して生成され、トレーニングデータの1つもしくは複数のセットを使用してトレーニングされた1つもしくは複数の機械学習モデル、1つもしくは複数のニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを使用し得る。インテリジェントカスタマイズエンジンの部分として使用され得るニューラルネットワークの例は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、ディープビリーフネット(DBN)、回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、別のタイプのニューラルネットワーク、またはそれらの組合せを含むことができる。いくつかの例では、インテリジェントカスタマイズエンジンによって行われたカスタマイズは、1つまたは複数の機械学習アルゴリズムに基づいて1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得、したがって、1つまたは複数の機械学習モデルは、さらなるカスタマイズで時間とともに発展し続ける。いくつかの例では、インテリジェントカスタマイズエンジンによって行われたカスタマイズは、第1のユーザの勘定に関連する第1のユーザ、第2のユーザの勘定に関連する第2のユーザ、自動勘定対話システムおよび/もしくはインテリジェントカスタマイズエンジンに関連する管理者、またはそれらの組合せなどの1つまたは複数のエンティティによるカスタマイズの承認時に1つまたは複数の機械学習モデルのための追加のトレーニングデータとして使用され得る。インテリジェントカスタマイズエンジンは、勘定間対話サーバ130、勘定管理サーバ140、音声インターフェースゲートウェイサーバ、別のサーバ、第1のユーザデバイス、第2のユーザデバイス、またはそれらの組合せの部分であり得る。インテリジェントカスタマイズエンジンは、これらのカスタマイズ動作をリアルタイムで、動的な様式で、および/または周期的に実施することができる。
【0065】
[0077]いくつかの例では、自動勘定対話のためのプロセス200は、自動勘定対話のためのプロセス200が動作230、235、および/または240において終了した後におよび/またはその後に繰り返す(たとえば、動作205から再び開始して戻る)。
【0066】
[0078]
図2Bは、自動勘定対話のためのプロセス250を示す流れ図である。
図2Bの自動勘定対話のためのプロセス250は、自動勘定対話システムによって実施され得る。いくつかの例によれば、自動勘定対話システムは、1つもしくは複数の勘定間対話サーバ130、1つもしくは複数の音声インターフェースゲートウェイサーバ125、1つもしくは複数の勘定管理サーバ140、1つもしくは複数の勘定間対話データ構造135、および1つもしくは複数の勘定管理データ構造145、1つもしくは複数のコンピューティングシステム1000、前にリストされたデバイスのいずれかの任意の構成要素もしくは要素、本明細書で説明される任意の他のタイプのデバイスもしくはデバイス構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
【0067】
[0079]動作255において、自動勘定対話システムは1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別する。いくつかの例では、動作255は、プロセス200の動作205に対応し、および/またはそれを含む。
【0068】
[0080]複数の資産勘定の例は、ユーザデバイス120のユーザの勘定、どのデータが勘定間データ構造135中に記憶されるのかに関する勘定、どのデータが勘定管理データ構造145中に記憶されるのかに関する勘定、勘定管理サーバ140によって管理される勘定、勘定間対話サーバ130によって管理される対話に関与する勘定、プロセス200の複数のユーザの支払い勘定のうちの少なくとも1つ、プロセス200の第1のユーザの支払い勘定、プロセス200の第2のユーザの支払い勘定、プロセス250の第1の資産勘定、プロセス250の第2の資産勘定、
図3A~
図3Bの複数のユーザの支払い勘定305のうちの少なくとも1つ、
図3A~
図3Bのユーザの支払い勘定310A~310Nのうちの少なくとも1つ、
図3Bの選択された振替人ユーザの支払い勘定360、
図3Bの選択された被振替人ユーザの支払い勘定370、
図4の寄付勘定410、
図4で説明される他のユーザ(たとえば、アイリーン、サリー、ジョン、エディ、匿名)の勘定のうちの少なくとも1つ、
図5A中のユーザの勘定、
図5A中のユーザのボブの勘定、
図5B中のユーザの勘定、
図5B中のBankXの勘定、
図6のユーザの勘定、
図6で説明される他のユーザ(たとえば、クレア、ポール、メイ、ボー、AirX、NYC看護師、ジョー、アル)の勘定のうちの少なくとも1つ、
図7中のユーザの勘定、どのデータが
図8の資産勘定データ815中に含まれるのかに関する勘定、どのデータが
図8の資産勘定データ844中に含まれるのかに関する勘定、
図8の選択された資産勘定865、
図8の選択された資産勘定847、またはそれらの組合せを含む。
【0069】
[0081]1つまたは複数の取引サービスサーバの例は、勘定管理サーバ140、勘定間対話サーバ130、音声インターフェースゲートウェイサーバ125、またはそれらの組合せを含む。複数のユーザの例は、ユーザデバイス120のユーザ、
図1のシステム(たとえば、勘定間データ構造135、勘定管理データ構造145、勘定管理サーバ140、勘定間対話サーバ130)に関連する勘定に関連するユーザ、プロセス200の複数のユーザのうちの少なくとも一人、プロセス200の第1のユーザ、プロセス200の第2のユーザ、プロセス250の第1のユーザ、プロセス250の第2のユーザ、
図3A~
図3Bの複数のユーザの支払い勘定305のうちの少なくとも1つに関連するユーザ、
図3A~
図3Bのユーザの支払い勘定310A~310Nのうちの少なくとも1つに関連するユーザ、
図4の寄付勘定410に関連するユーザ、
図4で説明される他のユーザ(たとえば、アイリーン、サリー、ジョン、エディ、匿名)、勘定が
図5A中で注目されているユーザ、
図5A中のユーザのボブ、勘定が
図5B中で注目されているユーザ、
図5B中のBankX、勘定が
図6中で注目されているユーザ、
図6で説明される他のユーザ(たとえば、クレア、ポール、メイ、ボー、AirX、NYC看護師、ジョー、アル)、勘定が
図7中で注目されているユーザ、どのデータが
図8の資産勘定データ815中に含まれるのかに関する勘定のユーザ、どのデータが
図8の資産勘定データ844中に含まれるのかに関する勘定のユーザ、
図8の選択された資産勘定865のユーザ、
図8の選択された資産勘定847、またはそれらの組合せを含む。
【0070】
[0082]動作260において、自動勘定対話システムは、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信する。複数の資産取引指示の各々は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す。いくつかの例では、動作260は、プロセス200の動作210および/または215に対応し、および/またはそれを含む。
【0071】
[0083]複数の資産取引の例は、勘定間対話サーバ130を使用して追跡および/もしくは管理される取引、勘定間対話データ構造135を使用して追跡および/または管理される取引、勘定管理サーバ140を使用して追跡および/もしくは管理される取引、勘定管理データ構造145を使用して追跡および/もしくは管理される取引、プロセス200の複数の支払いのうちの少なくとも1つ、プロセス200の第1の支払い、プロセス250の第1の資産取引、
図3A~
図3Bの最近の取引315Aのうちの少なくとも1つ、
図3A~
図3Bの最近の取引315Cのうちの少なくとも1つ、
図3Bの選択された支払い375、
図4の個人用振替えフィード425にリストされている振替えのうちの少なくとも1つ、
図5A中のヘッドフォンの購入の50%のボブの支払い、
図5B中のユーザの食料雑貨の購入、
図5B中のBankXの25%のキャッシュバックの支払い、
図6の公開振替えフィード630にリストされている寄付および/もしくは振替えのうちの少なくとも1つ、
図6の寄付インデックス610を計算するために使用される寄付および/もしくは振替えのうちの少なくとも1つ、
図6の寄付インデックスグラフ620を計算するために使用される寄付および/もしくは振替えのうちの少なくとも1つ、
図7の緊急時資金705からユーザへの1つもしくは複数の寄付および/もしくは振替え、ユーザから
図7の緊急時資金705への1つもしくは複数の寄付および/もしくは振替え、
図8の資産取引データ810の1つもしくは複数の資産取引、
図8の資産取引データ840の1つもしくは複数の資産取引、
図8の選択された資産取引860、
図8の選択された資産取引842、本明細書で説明される1つもしくは複数の取引(たとえば、購入、振替え、寄付)の別のセット、またはそれらの組合せを含む。
【0072】
[0084]複数の資産取引指示の例は、プロセス200の複数の支払い指示のうちの少なくとも1つ、プロセス200の第1の支払い指示、(たとえば、
図3A~
図3Bの場合のような)最近の取引315Aの指示、(たとえば、
図3A~
図3Bの場合のような)最近の取引315Cの指示、
図4中の個人用振替えフィード425にリストされている5つのタブのいずれかに関連する取引の指示、
図5Aのヘッドフォンの購入の指示、
図5Bの食料雑貨購入の指示、
図6中の公開振替えフィード630にリストされている3つの購入(たとえば、コーヒー、食料雑貨、映画)のいずれかに関連する取引の指示、
図7の緊急時資金705が有用であり得る取引の指示、
図8の資産取引データ810の1つもしくは複数の資産取引の指示、
図8の資産取引データ840の1つもしくは複数の資産取引の指示、
図8の選択された資産取引860の指示、
図8の選択された資産取引842の指示、本明細書で説明される1つもしくは複数の取引(たとえば、購入、振替え、寄付)の別のセットの指示、またはそれらの組合せを含む。
【0073】
[0085]動作265において、自動勘定対話システムは、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択する。第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示す。第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる。いくつかの例では、動作265は、プロセス200の動作215および/または220に対応し、および/またはそれを含む。
【0074】
[0086]第1の資産取引の例は、選択された資産取引860、選択された資産取引842、選択された支払い375、プロセス200の第1の支払い、および/または複数の資産取引の例として動作260の説明中で上記に記載した他の取引のいずれかを含むことができる。第1の資産取引指示の例は、プロセス1200の第1の支払い指示および/または複数の資産取引指示の例として動作260の説明において上記に記載した取引指示のいずれかを含むことができる。第1の資産勘定の例は、選択された資産取引860に関与するユーザの勘定、選択された資産取引842に関与するユーザの勘定、選択された被振替人ユーザの支払い勘定370、プロセス1200の第1のユーザの支払い勘定、および/または複数の資産勘定の例として動作255の説明において上記に記載した他の勘定のいずれかを含むことができる。第1のユーザの例は、選択された資産取引860に関与するユーザの勘定のユーザ、選択された資産取引842に関与するユーザの勘定のユーザ、選択された支払い375に関与する被振替人ユーザの支払い勘定370のユーザ、プロセス200の第1のユーザ、および/または複数のユーザの例として動作255の説明において上記に記載したユーザのいずれかを含むことができる。
【0075】
[0087]1つまたは複数のMLモデルの例は、MLエンジン830、トレーニングされたMLモデル835、ニューラルネットワーク900、本明細書で説明される別のMLシステム、またはそれらの組合せを含む。第1の出力の例は、出力データ850、選択された資産取引860、選択された資産勘定865、またはそれらの組合せを含む。例示的な例では、第1の出力は、選択された資産取引860を含む。例示的な例では、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産取引指示の入力は、MLエンジン830へのおよび/またはトレーニングされたMLモデル835への資産取引データ810の入力を含む。
【0076】
[0088]いくつかの態様では、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、複数の資産取引指示の中からのランダム選択に少なくとも部分的に基づく。たとえば、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルは、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示のサブセットを選択することができ、自動勘定対話システムは、複数の資産取引指示のサブセットから第1の資産取引指示をランダムに選択することができる。
【0077】
[0089]いくつかの態様では、第1の資産取引は、特定のカテゴリの商品の代金を支払う。複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、商品の特定のカテゴリに基づく。商品は、たとえば、物品および/またはサービスであり得る。
【0078】
[0090]いくつかの態様では、第1の資産勘定は、特定の時間期間内に第1の資産取引を実施する。複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、特定の時間期間に基づく。
【0079】
[0091]いくつかの態様では複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザに関連する勘定から複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の資産に基づく。いくつかの例では、第1のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定である。いくつかの例では、第1のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第4の資産勘定である。
【0080】
[0092]動作270において、自動勘定対話システムは、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択する。第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられる。第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する。いくつかの例では、動作270は、プロセス200の動作225に対応し、および/またはそれを含む。
【0081】
[0093]第2の資産勘定の例は、選択された資産勘定865、選択された資産勘定847、選択された振替人ユーザの支払い勘定360、プロセス1200の第2のユーザの支払い勘定、および/または複数の資産勘定の例として動作255の説明において上記に記載した他の勘定のいずれかを含むことができる。第2のユーザの例は、選択された資産勘定865のユーザ、選択された資産勘定847のユーザ、選択された振替人ユーザの支払い勘定360のユーザ、プロセス1200の第2のユーザ、および/または複数のユーザの例として動作255の説明において上記に記載したユーザのいずれかを含むことができる。複数の資産勘定に関する情報の例は、入力データ805、資産勘定データ815、資産取引データ810、資産勘定データ844、資産取引データ840、またはそれらの組合せを含む。例示的な例では、複数の資産勘定に関する情報は、資産勘定データ815を含む。1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力は、たとえば、MLエンジン830へのおよび/またはトレーニングされたMLモデル835への資産勘定データ815の入力を含むことができる。第1の量の資産の例は、プロセス200の第1の量の資金、
図3Bの選択された支払い375の額の少なくとも一部分、
図4の個人用振替えフィード425中で異なるユーザの勘定の間で振り替えられるものとして識別される額のいずれか、
図5Aのヘッドフォンの購入の額の50%、
図5Bの食料雑貨購入の額の25%、
図6の公開振替えフィード630中で異なるユーザの勘定の間で振り替えられるものとして識別される額のいずれか、
図7の緊急時資金705からユーザに振り替えられる額、ユーザから
図7の緊急時資金705に振り替えられる額、
図8の選択された資産取引860の額の少なくとも一部分、
図8の選択された資産取引842の額の少なくとも一部分、
図8の選択された振替え額867、
図8の選択された振替え額849、本明細書で説明される別の振替え額および/もしくは割合、またはそれらの組合せを含む。
【0082】
[0094]いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスから第1のユーザのロケーションを受信することと、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスから第2のユーザのロケーションを受信することとを行うように構成され、それを行うことができる。自動勘定対話システムは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることを識別することができる。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することができる。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することができる。
【0083】
[0095]いくつかの態様では、複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、複数の資産勘定の中からのランダム選択に少なくとも部分的に基づく。たとえば、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルは、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定のサブセットを選択することができ、自動勘定対話システムは、複数の資産勘定のサブセットから第2の資産勘定をランダムに選択することができる。
【0084】
[0096]いくつかの態様では、複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、少なくとも第1の量の資産を有する第2の資産勘定に基づく。
【0085】
[0097]いくつかの態様では、複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第2のユーザに関連する勘定が複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づく。いくつかの例では、第2のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第2の資産勘定である。いくつかの例では、第2のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定である。
【0086】
[0098]いくつかの態様では、第2の資産勘定は、銀行、信用組合、ローン機関、クレジットカード処理業者、クレジットカード発行者、クレジットスコアリング機関、またはそれらの組合せなどの金融機関に対応する。
【0087】
[0099]動作275において、自動勘定対話システムは、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替える。いくつかの例では、動作275は、プロセス200の動作230および/または240に対応し、および/またはそれを含む。
【0088】
[00100]動作275における第2の資産勘定から第1の資産勘定への第1の量の資産の振替えの例は、動作230における第2のユーザの支払い勘定から第1のユーザ支払いへの第1の量の資金の振替え、選択された振替人ユーザの支払い勘定360から選択された被振替人ユーザの支払い勘定370への選択された支払い375の額の少なくとも一部分の振替え、第2のユーザ(たとえば、アイリーン、サリー、ジョン、またはエディ)のタブ(たとえば、1つまたは複数の購入)に関連する額の少なくとも一部分を振り替えることによって第2のユーザのタブをピックアップするためのユーザの勘定から第2のユーザの勘定への個人用振替えフィード425中で識別される振替え、ユーザのタブ(たとえば、1つまたは複数の購入)に関連する額の少なくとも一部分を振り替えることによってユーザのタブをピックアップするための別のユーザ(たとえば、サリー、匿名)の勘定からユーザの勘定への個人用振替えフィード425中で識別される振替え、ユーザのヘッドフォンの購入に関連する額の部分(50%)を振り替えるためのボブの勘定からユーザの勘定への確認インジケータメッセージ505中で識別される振替え、ユーザの食料雑貨の購入に関連する額の部分(25%)を振り替えるためのBankXの勘定からユーザの勘定への確認インジケータメッセージ555中で識別される振替え、第2のユーザ(たとえば、「自分」ユーザ、メイ、ボー、NYC看護師、ジョー、アル)のタブ(たとえば、1つまたは複数の購入)に関連する額の少なくとも一部分を振り替えることによって第2のユーザのタブをピックアップするための第1のユーザ(たとえば、クレア、ポール、AirX、「自分」ユーザ)の勘定から第2のユーザの勘定への公開振替えフィード630中で識別される振替え、
図7の緊急時資金705からユーザへの額の振替え、ユーザから
図7の緊急時資金705への額の振替え、選択された資産勘定865から選択された資産取引860に関与する資産勘定への選択された資産取引860の額の少なくとも選択された振替え額867(たとえば、選択された割合)の振替え、選択された資産勘定847から選択された資産取引842に関与する資産勘定への選択された資産取引842の額の少なくとも選択された振替え額849(たとえば、選択された割合)の振替え、本明細書で説明される別の振替え、またはそれらの組合せを含む。
【0089】
[00101]動作280において、自動勘定対話システムは、確認インジケータを自動的に通信する。確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す(たとえば、そのことを確認する)。いくつかの例では、動作280は、プロセス200の動作235および/または240に対応し、および/またはそれを含む。
【0090】
[00102]確認インジケータの例は、プロセス200の動作235の確認インジケータ、プロセス200の動作240の通信回線を介して振り替えられる1つもしくは複数の通信、選択された振替人ユーザの支払い勘定360から選択された被振替人ユーザの支払い勘定370への選択された支払い375の額の少なくとも一部分の振替えのインジケータ、
図4中の個人用振替えフィード425にリストされている6つのインジケータのいずれか、
図5Aの確認インジケータメッセージ505、
図5Bの確認インジケータメッセージ555、
図6中の公開振替えフィード630にリストされている6つのインジケータのいずれか、
図7の緊急時資金705からユーザへの寄付および/もしくは振替えのインジケータ、ユーザから
図7の緊急時資金705への寄付および/もしくは振替えのインジケータ、選択された資産勘定865から選択された資産取引860に関与する資産勘定への選択された資産取引860の額の少なくとも選択された振替え額867(たとえば、選択された割合)の振替えのインジケータ、選択された資産勘定847から選択された資産取引842に関与する資産勘定への選択された資産取引842の額の少なくとも選択された振替え額849(たとえば、選択された割合)の振替えのインジケータ、本明細書で説明される別の振替え、本明細書で説明される振替えの別のインジケータ、またはそれらの組合せを含む。
【0091】
[00103]いくつかの態様では、第1の資産取引を実施する第1の資産勘定は、第2の量の資産を振り替える第1の資産勘定を含む。いくつかの態様では、第1の量の資産は、第2の量の資産に等しい。いくつかの態様では第1の量の資産は、第2の量の資産よりも少ない。いくつかの態様では、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最大適格しきい値以下であることを示す第1の資産取引指示に基づく。いくつかの態様では、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最小適格しきい値以上であることを示す第1の資産取引指示に基づく。
【0092】
[00104]いくつかの態様では、選択されている第1の資産取引指示と第2の資産勘定とに基づいて、自動勘定対話システムは、1つまたは複数の追加の振替えのための1つまたは複数の追加の資産取引指示および/または1つまたは複数の追加の資産勘定とを識別する際に使用するための1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを更新するために第1の資産取引と第2の資産勘定とを使用する。そのような更新の例は、
図8中の検証845に基づくさらなるトレーニング875を含む。
【0093】
[00105]いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを使用して、第1の資産取引中に振り替えられた資産の額の少なくともサブセットである第1の量の資産を自動的に識別する。そのような態様では、第1の量の資産は、選択された振替え額867の一例であり得る。たとえば、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルは、
図5Aの50%、
図5Bの25%、
図6の25%、または
図6の15%の場合のように第1の資産取引中に振り替えられた資産の額の割合、部分、および/またはサブセットとなるように第1の量の資産を決定することができる。
【0094】
[00106]いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、第1のユーザおよび/または第2のユーザを識別するメッセージを生成することを行うように構成され、それを行うことができる。確認インジケータは、メッセージを含む。
【0095】
[00107]いくつかの態様では、確認インジケータは、1つまたは複数の匿名化された識別子を使用して第1のユーザおよび/または第2のユーザを指す。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、第1のユーザのための第1の匿名化された識別子を生成することによって第1のユーザを自動的に匿名化する。いくつかの例では、自動勘定対話システムは、第2のユーザのための第2の匿名化された識別子を生成することによって第2のユーザを自動的に匿名化する。
【0096】
[00108]いくつかの態様では、確認インジケータを通信することは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスにおよび/または第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスに確認インジケータを送ることを含む。
【0097】
[00109]いくつかの態様では、確認インジケータを通信することは、複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に確認インジケータをパブリッシュすることを含む。フィードの例は、個人用振替えフィード425と公開振替えフィード630とを含む。
【0098】
[00110]いくつかの態様では、フィード上に確認インジケータをパブリッシュすることは、確認インジケータを追加するようにフィードに対応するマークアップファイルを修正することを含む。自動勘定対話システムおよび/または関連するサーバは、複数のユーザデバイスのビューアデバイスにマークアップファイルをサービスすることができる。フィードは、ビューアデバイスへのマークアップファイルの振替え時にビューアデバイスによって閲覧可能である。マークアップファイルの例は、それぞれ個人用振替えフィード425および公開振替えフィード630を表示する
図4および
図6のインターフェースを含む。
【0099】
[00111]いくつかの態様では、第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることは、第1の時間期間内に行われる。自動勘定対話システムは、第1の量の資産と第1の時間期間内に行われる資産の複数の他の振替えに対応する量の資産との和に基づいて、第1の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す第1のインデックスを計算することを行うように構成され、それを行うことができる。いくつかの例では、確認インジケータは第1のインデックスを含む。第1のインデックスの一例は、
図6の寄付インデックス610である。いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、グラフを生成することを行うように構成され、それを行うことができる。グラフ上の第1の点は、第1の時間期間に対応し、第1のインデックスを識別する。グラフは、第1の点に加えて1つまたは複数の追加の点を含む。1つまたは複数の追加の点のうちのそれぞれの追加の点は、第1の時間期間以外の追加の時間期間に対応し、追加の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す追加のインデックスを識別する。いくつかの例では、確認インジケータを通信することは、グラフを通信することを含む。グラフの一例は、
図6の寄付インデックスグラフ620である。
【0100】
[00112]いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることに応答して第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとの間の通信回線を開始することを行うように構成され、それを行うことができる。いくつかの例では、通信回線は、
図5Aのオーディオ呼530および/またはビデオ呼535の場合のように第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの1つにおいて記録されたオーディオの第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの別のものへの振替えを含む。いくつかの例では、通信回線は、
図5Aのビデオ呼535の場合のように第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの1つにおいて記録されたビデオの第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの別のものへの振替えを含む。いくつかの態様では、通信回線は、第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとの間での1つまたは複数のメッセージの転送を含む。1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字、画像、ビデオ、オーディオクリップ、モーショングラフィック、アニメーション、アニメーション画像、アイコン、絵文字、エモーティコン、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含む。1つまたは複数のメッセージの例は、あらかじめ決定された応答510、カスタム応答515、マイクロフォンボタン522を介してオーディオ記録、オーディオ呼530および/またはビデオ呼535を含む。いくつかの態様では、1つまたは複数のメッセージは、あらかじめ決定された応答510の場合のように第1の資産取引指示を自動的に選択する前に、および第2の資産勘定を自動的に選択する前に準備される。
【0101】
[00113]いくつかの態様では、資産は、金銭、資金、ポイント、トランジットパスクレジット、店舗クレジット、金銭価値、(たとえば、クレジットカードの場合のような)銀行信用、ローン、またはそれらの組合せを含む。いくつかの態様では、資産は、
図6の靴、食料、衣類、車両、電子回路、玩具、水、またはそれらの組合せなどの寄付され得る物を含む。いくつかの態様では、資産は、たとえば、1つまたは複数の画像、ビデオ、オーディオクリップ、文字の文字列、ビデオゲーム、ソフトウェアアプリケーション、暗号通貨、非代替性トークン(NFT)、他のトークン、またはそれらの組合せを含むデジタル媒体および/またはデジタル資産を含む。
【0102】
[00114]いくつかの態様では、自動勘定対話システムは、入力データが依然として入ってきているので、たとえば、複数の資産取引指示が動作260の場合のように依然として受信されているので、ならびに/または複数の資産勘定に関する情報が動作255の場合のように依然として受信および/もしくはアクセスされているので、リアルタイムで動作265および/または動作270の選択を行うように構成され、それを行うことができる。
【0103】
[00115]場合によっては、プロセス250は、第2のユーザのカレンダのカレンダイベントに基づいて開始され得、ならびに/または動作265および/もしくは270のための選択基準は、それに基づき得る。たとえば、第2のユーザは、第2のユーザの誕生日にまたは第2のユーザのカレンダの別のカレンダイベントに第1のユーザに寄付することを奨励され得る。場合によっては、プロセス250は、第1のユーザのカレンダのカレンダイベントに基づいて開始され得、ならびに/または動作265および/もしくは270のための選択基準は、それに基づき得る。たとえば、第2のユーザは、第1のユーザの誕生日にまたは第1のユーザのカレンダの別のカレンダイベントに第1のユーザに寄付することを奨励され得る。いくつかの例では、第1のユーザおよび/または第2のユーザのカレンダからのカレンダデータは、動作265および/または270において1つまたは複数のMLモデルへの入力として使用され得る。やることリスト、予約一覧、チケット申し込み、および/または旅行計画などの他の時間ベースのアプリケーションからのデータがカレンダデータのように使用され得る。
【0104】
[00116]いくつかの例では、第1のユーザは、慈善団体、非営利団体、業務、またはそれらの組合せなどの組織または組織を表すユーザであり得る。
【0105】
[00117]いくつかの例では、第1の資産取引指示は、発生することが計画され、スケジュールされ、および/または構成されているが、まだ発生していない第1の資産取引の指示である。たとえば、第1の資産取引は、いくつかの例では、動作275の振替えの後にのみ発生する可能性がある第1の資産勘定が十分な資金を含む場合にのみ行われるようにセットアップされ得る。このようにして、プロセス250は、すでに発生した取引だけでなく、予想される取引に資金を供給することができる。
【0106】
[00118]いくつかの例では、自動勘定対話のためのプロセス250は、自動勘定対話のためのプロセス250が動作275および/または動作280において終了した後におよび/またはその後に繰り返す(たとえば、動作255から再び開始して戻る)。
【0107】
[00119]
図3Aは、複数のユーザの支払い勘定305を示す概念
図300である。複数のユーザの支払い勘定305に対応する情報は、勘定管理データ構造145に記憶され得る。勘定間対話サーバ130は、勘定管理データ構造145から複数のユーザの支払い勘定305に対応する情報を取り出すように勘定管理サーバ140に要求し得る。勘定管理サーバ140は、勘定管理データ構造145から複数のユーザの支払い勘定305に対応する情報を取り出し、勘定間対話サーバ130に複数のユーザの支払い勘定305に対応する情報を送り得る。勘定間対話サーバ130は、勘定管理サーバ140から複数のユーザの支払い勘定305に対応する情報を受信し得る。
【0108】
[00120]複数のユーザの支払い勘定305は、N個のユーザの支払い勘定を含み、ここにおいて、Nは、4よりも大きい正の整数である。特に、複数のユーザの支払い勘定305は、第1のユーザの支払い勘定310A、第2のユーザの支払い勘定310B、第3のユーザの支払い勘定310C、第4のユーザの支払い勘定310DなどN番目のユーザの支払い勘定310Nまでを含む。ユーザの支払い勘定305の各々のための情報が示されている。勘定のタイプに応じてユーザの支払い勘定305の各々のための異なるタイプの情報が示されている。
【0109】
[00121]第1のユーザの支払い勘定310Aに関する情報は、第1のユーザの支払い勘定310Aを使用して支払いが支払われた最近の取引のリスト315Aを含む。最近の取引のリスト315A中の各アイテムは、第1のユーザの支払い勘定310Aによって支払われる特定の支払いに対応する支払いインジケータを含む。これは、第1のユーザの支払い勘定310Aが寄付勘定でないことを示唆し、たとえば、掛売勘定、借方勘定、当座預金勘定、預金勘定、またはそれらの組合せであり得る。最近の取引のリスト315Aは、ロサンゼルス(LA)のCoffeeTimeにおいて2020年11月13日午後3時12分における3.99ドルのラテと、NYCのFRNTRにおいて2020年11月9日午後1時9分における54.99ドルの椅子と、ニューヨークシティ(NYC)のAPPRLにおいて2020年11月2日午後1時9分における14.99ドルのシャツと、サンフランシスコ(SF)のBruncheryにおける2020年10月24日午前9時50分における12.99ドルの卵とを含む。
【0110】
[00122]第2のユーザの支払い勘定310Bに関する情報は、第2のユーザの支払い勘定310Bが50.00ドルの寄付勘定残高320Bをもつ寄付勘定であり、第2のユーザの支払い勘定310Bに関連するユーザがNYCのロケーション330Bを有することを識別する。
【0111】
[00123]第3のユーザの支払い勘定310Cに関する情報は、第1のユーザの支払い勘定310Cを使用して支払いが支払われた最近の取引のリスト315Cを含む。最近の取引のリスト315C中の各アイテムは、第3のユーザの支払い勘定310Cによって支払われる特定の支払いに対応する支払いインジケータを含む。これは、第3のユーザの支払い勘定310Cが寄付勘定でないことを示唆し、たとえば、掛売勘定、借方勘定、当座預金勘定、預金勘定、またはそれらの組合せであり得る。最近の取引のリスト315Cは、LAのTacoTimeにおける2020年11月18日午後2時19分における7.99ドルのタコスと、LAのCNDYにおける2020年11月7日午後8時45分における4.99ドルのキャンディーバーと、LAのDenimにおける2020年10月12日午後6時20分における22.99ドルのジーンズとを含む。
【0112】
[00124]第4のユーザの支払い勘定310Dに関する情報は、第4のユーザの支払い勘定310Dが15.00ドルの寄付勘定残高320Dをもつ寄付勘定であり、第4のユーザの支払い勘定310Dに関連するユーザがLAのロケーション330Dを有することを識別する。
【0113】
[00125]N番目のユーザの支払い勘定310Nに関する情報は、N番目のユーザの支払い勘定310Nが3.00ドルの寄付勘定残高320Nをもつ寄付勘定であり、N番目のユーザの支払い勘定310Nに関連するユーザがSFのロケーション330Nを有することを識別する。
【0114】
[00126]
図3Bは、
図3Aの複数のユーザの支払い勘定305からの振替えのための振替人と被振替人との自動選択を示す概念
図350である。概念図は、
図3Aと同じ複数のユーザの支払い勘定305に関する同じ情報を示すが、選択基準380に基づいて複数のユーザの支払い勘定305から勘定間対話サーバ130によって行われた選択340も識別する。選択340は、選択された振替人ユーザの支払い勘定360と、選択された被振替人ユーザの支払い勘定370と、選択された被振替人ユーザの支払い勘定370に関連する選択された支払い375とを含む。
【0115】
[00127]
図3Bの例では、勘定間対話サーバ130は、振替人ユーザの支払い勘定360として第4のユーザの支払い勘定310Dを選択する。
図3Bの例では、勘定間対話サーバ130は、被振替人ユーザの支払い勘定370として第3のユーザの支払い勘定310Cを選択し、選択された支払い375としてLAのTacoTimeにおける2020年11月18日午後2時19分におけるタコスのための7.99ドルの支払いを選択する。
【0116】
[00128]選択基準380の第1のものは、選択された振替人ユーザの支払い勘定360に関連するロケーションと選択された被振替人ユーザの支払い勘定370(または少なくとも選択された支払い375)に関連するロケーションとが一致しなければならないことを示す。この例では、選択された振替人ユーザの支払い勘定360(第4のユーザの支払い勘定310D)のロケーション330Dは、ロサンゼルスであり、選択された支払い375(および最近の取引315Aリスト中のすべての他の支払い)のロケーションがロサンゼルスである。したがって、選択基準380の第1のものが満たされる。第2のユーザの支払い勘定310Bはまた、ロサンゼルス中のロケーション330Bを有し、したがって、同じく、同じ選択された支払い375が選択された場合に選択基準380の第1のものがやはり満たされている可能性がある。N番目のユーザの支払い勘定310Nは、サンフランシスコ中のロケーション330Nを有し、したがって、同じ選択された支払い375が選択された場合に選択基準380の第1のものが満たされていないことになる。
【0117】
[00129]選択基準380の第2のものは、振替人勘定の残高が選択された支払い375の額(支払われる資金の量)を超えなければならないことを示す。この例では、選択された支払い375は、7.99ドルの支払いであり、選択された振替人ユーザの支払い勘定360(第4のユーザの支払い勘定310D)は、15.00ドルの残高320Dを有する。15.00ドルが7.99ドルを超えるので、選択基準380の第2のものが満たされる。第2のユーザの支払い勘定310Bは、50.00ドルの残高320Bを有し、これは、やはり7.99ドルよりも大きく、したがって、同じく、同じ選択された支払い375が選択された場合に選択基準380の第2のものがやはり満たされている可能性がある。N番目のユーザの支払い勘定310Nが、3.00ドルの残高320Nを有し、これは、7.99ドルよりも少なく、したがって、同じ選択された支払い375が選択された場合に選択基準380の第2のものが満たされていないことになる。
【0118】
[00130]選択基準380の第3のものは、選択された支払い375中で支払われた資金の量が30.00ドルを下回らなければならないことを示す。この例では、選択された支払い375は、30.00ドルよりも少ない7.99ドルの支払いである。したがって、選択された支払い375は、選択基準380の第3のものを満たす。実際は、最近の取引315Aと最近の取引315Cとにおける支払いのすべては、最近の取引315Aにおける54.99ドルの椅子以外は、30.00ドルを下回ることになり、したがって、選択基準380の第3のものを満たす。
【0119】
[00131]選択基準380の第4のものは、選択された振替人ユーザの支払い勘定360が寄付勘定でなければならないことを示す。この例では、選択された振替人ユーザの支払い勘定360(第4のユーザの支払い勘定310D)のための勘定情報は、寄付勘定残高320Dを識別し、選択された振替人ユーザの支払い勘定360(第4のユーザの支払い勘定310D)が寄付勘定であることを確認する。第2のユーザの支払い勘定310BとN番目のユーザの支払い勘定310Nとは同じく寄付勘定であり、やはり、選択基準380の第4のものを満たすものとなる。第1のユーザの支払い勘定310Aと第3のユーザの支払い勘定310Cとは寄付勘定ではなく、選択基準380の第4のものを満たさないことになる。
【0120】
[00132]選択基準380の第5のものは、選択基準380の最初の4つ以外に、選択340がランダムに行われることを示す。したがって、選択340は、最初の4つの選択基準380を満たす選択340のサブセットからランダムに行われる。
【0121】
[00133]いくつかの例では、選択された支払い375が、最初に、勘定間対話サーバ130によって選択され、その後、勘定間対話サーバ130による選択された振替人ユーザの支払い勘定360の選択が行われる。そのような例では、勘定間対話サーバ130が、選択された支払い375がロサンゼルスにおける7.99ドルのタコスの購入であるように選択すると、勘定間対話サーバ130は、選択基準380の第1のものを満たすためにロサンゼルスを拠点とするロケーション330A~Nをもつユーザの支払い勘定のサブセットを絞り込むことが可能になる。相互依存をもつ他の選択基準380が同様に扱われ得る。
【0122】
[00134]いくつかの例では、振替人ユーザの支払い勘定360が、最初に、勘定間対話サーバ130によって選択され、その後、勘定間対話サーバ130による選択された支払い375の選択が行われる。そのような例では、勘定間対話サーバ130が、振替人ユーザの支払い勘定360が(ロサンゼルス中のロケーション330Dをもつ)第4のユーザの支払い勘定310Dであるように選択すると、勘定間対話サーバ130は、選択基準380の第1のものを満たすために支払いがロサンゼルスで行われた最近の取引315Aと最近の取引315Cとの中の支払いインジケータのサブセットを絞り込むことが可能になる。相互依存をもつ他の選択基準380が同様に扱われ得る。
【0123】
[00135]いくつかの例では、勘定間対話サーバ130は、選択された支払い375と選択された振替人ユーザの支払い勘定360とを並行して、同時に、および/または一斉に選択し得る。たとえば、勘定間対話サーバ130は、選択された支払い375と選択された振替人ユーザの支払い勘定360との両方のためのランダム選択を選択することができる。選択基準380の第3のものおよび第4のものなどの相互依存を有しない選択基準380のいくつかの基準は、いくつかの可能な選択を直ちに除去するためにこの選択プロセスの前に適用され得る。選択基準380のすべてが満たされない場合、ランダム選択は破棄され得る。ランダム選択が破棄される場合、勘定間対話サーバ130は、選択された支払い375と選択された振替人ユーザの支払い勘定360との両方のためのランダム選択を再び選択することができる。再び、いくつかの可能な選択が前もって除去され得る。このプロセスは、ランダム選択が選択基準380のすべてを満足するまで続けることができる。
【0124】
[00136]
図4は、ユーザの寄付勘定に関する情報をもつ寄付勘定概要グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念
図400である。概念
図400は、モバイルハンドセット405のディスプレイ画面上に寄付勘定概要GUIを表示するモバイルハンドセット405を示す。モバイルハンドセット405は、モバイルデバイス110などのユーザデバイス120であり得る。
【0125】
[00137]寄付勘定概要GUIは、寄付勘定概要GUIがモバイルハンドセット405のユーザに関連する寄付勘定に関する情報を含むことを示す「マイ寄付勘定」と題する寄付勘定410に関する情報を含む。寄付勘定概要GUIは、寄付勘定の利用可能な残高415を14.00ドルとして識別する。
【0126】
[00138]寄付勘定概要GUIは、ユーザが50の寄付スコア420を有することを識別する。寄付スコア420は、ユーザが他のユーザに合計何回寄付したのか、ユーザが他のユーザに寄付した資金の合計量、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザに何回寄付したのか、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザに寄付した資金の合計量、ユーザが他のユーザに寄付する合計でのレート(たとえば、時間の増分ごとの寄付)、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザに寄付するレート(たとえば、時間の増分ごとの寄付)、ユーザが他のユーザからの寄付中で受け取った資金の合計量、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザからの寄付を何回受け取ったのか、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザからの寄付中で受け取った資金の合計量、ユーザが他のユーザから寄付を受け取った合計でのレート(たとえば、時間の増分ごとの寄付)、ある時間期間内(たとえば、昨年、先月、先週、昨日)にユーザが他のユーザから寄付を受け取ったレート(たとえば、時間の増分ごとの寄付)、またはそれらの組合せに基づき得る。
【0127】
[00139]寄付勘定概要GUIは、個人用振替えフィード425を含む。個人用振替えフィード425は、場合によっては、非公開であり得、したがって、ユーザしか、個人用振替えフィード425を参照することができない。代替的に、ユーザは、個人用振替えフィード425(またはその中の振替えのユーザ選択されたサブセット)を公開に設定することができ、したがって、他のユーザは、個人用振替えフィード425を閲覧することができる。個人用振替えフィード425は、ユーザの寄付勘定から他のユーザの支払い勘定への振替えと他のユーザの寄付勘定からユーザの任意のユーザの支払い勘定への振替えとの両方を含む。特に、個人用振替えフィード425は、2020年11月12日午前11時47分にユーザがアイリーンのタブをピックアップしたことと(-3.50ドル)、2020年11月11日午後6時27分にサリーがユーザのタブをピックアップしたことと(+3.00ドル)、2020年11月10日午後2時31分にユーザがジョンのタブをピックアップしたことと(-2.50ドル)、2020年11月10日午前9時40分にユーザがユーザの寄付勘定に資金を供給したことと(+20.00ドル)、2020年11月9日午前11時47分にユーザがエディのタブをピックアップしたことと(-3.50ドル)、2020年11月8日午前6時27分に匿名ユーザがユーザのタブをピックアップしたことと(+2.00ドル)を識別する。
【0128】
[00140]寄付勘定概要GUIはまた、たとえば、さらに小切手を現金化することまたはユーザに関連する別のユーザの支払い勘定から資金を振り替えることによってユーザの寄付勘定に資金を供給することをユーザが行うことを可能にする資金430ボタンを含む。寄付勘定概要GUIはまた、たとえば、ユーザに関連する別のユーザの支払い勘定にユーザの資金を振り替えるためにてユーザの寄付勘定から資金を引き出すことをユーザが行うことを可能にする引出し440ボタンを含む。寄付勘定概要GUIはまた、要求などの入力を入力することをユーザが行うことを可能にする「タップして入力する450」インターフェースを含む。
【0129】
[00141]
図5Aは、別の勘定からの寄付の受取りを識別するインジケータメッセージをもつインジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念
図500である。確認インジケータメッセージGUIは、動作235において通信される確認インジケータの一例であり得るインジケータメッセージ505をもつボックスを含む。確認インジケータメッセージ505は、ユーザのボブがモバイルハンドセット405のユーザによる75.99ドルのヘッドフォンの購入の50%の代金をちょうど支払ったことを示す。確認インジケータメッセージGUIは、「ありがとう!」という言葉、一連のハートの絵文字、または一連の「サムズアップ」絵文字などのあらかじめ決定された応答510のセットのうちの1つを選択することをユーザが行うことを可能にする仮想ボタンを含む。確認インジケータメッセージGUIにおけるこれらのあらかじめ決定された応答のうちの1つの選択は、モバイルハンドセット405から勘定間対話サーバ130に命令を送り、これは、命令を受信し、それに応答してユーザのボブに関連するユーザデバイス120に選択されたあらかじめ決定された応答を送る。
【0130】
[00142]確認インジケータメッセージGUIは、ユーザのボブにカスタム応答を入力することをユーザが行うことを可能にする「タップして入力する520」インターフェースとユーザのボブのためのオーディオおよび/またはビデオをもつカスタム応答を記録することをユーザが行うことを可能にするマイクロフォンボタン522とをもつ「カスタム応答を準備する515」インターフェースを含む。確認インジケータメッセージGUIにあるいずれかのまたは両方のインターフェースを使用したカスタムメッセージの入力は、モバイルハンドセット405から勘定間対話サーバ130に命令を送り、これは、命令を受信し、それに応答してユーザのボブに関連するユーザデバイス120にカスタム応答を送る。
【0131】
[00143]確認インジケータメッセージGUIは、オーディオ呼にユーザのボブを招待することをユーザが行うことを可能にする「オーディオ呼530」ボタンとビデオ呼にユーザのボブを招待することをユーザが行うことを可能にする「ビデオ呼535」ボタンとをもつ「ボブを呼に招待する525」インターフェースを含む。確認インジケータメッセージGUIにある「オーディオ呼530」ボタンまたは「ビデオ呼535」ボタンのいずれかを押す入力の受信は、モバイルハンドセット405から勘定間対話サーバ130に命令を送り、これは、命令を受信し、それに応答してユーザのボブに関連するユーザデバイス120にオーディオ呼および/またはビデオ呼に入るようにとの招待を送る。勘定間対話サーバ130がユーザのボブに関連するユーザデバイス120からの招待の受諾を受信する場合、勘定間対話サーバ130は、モバイルハンドセット405とユーザのボブに関連するユーザデバイス120との間のオーディオ呼接続および/またはビデオ呼接続を開始することができる。
【0132】
[00144]
図5Bは、キャッシュバック報酬からの寄付の受取りを識別するインジケータメッセージをもつインジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念
図550である。確認インジケータメッセージGUIは、動作235において通信される確認インジケータの一例であり得るインジケータメッセージ555をもつボックスを含む。確認インジケータメッセージ555は、モバイルハンドセットのユーザがユーザの85.99ドルの食料雑貨の購入に関する25%のキャッシュバックを受け取るようにランダムに選択されたことを示し、キャッシュバック報酬は、金融エンティティのBankXから受信される。確認インジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)は、キャッシュバック報酬額を21.50ドルとして識別し、これが、ランダム選択であったことを強調するためのさいころのペアの画像を含む。確認インジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)は、確認インジケータメッセージグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を閉じることをユーザが行うことを可能にする「ありがとう!」ボタンを含む。
【0133】
[00145]
図6は、寄付インデックスと、寄付インデックスグラフと、寄付フィードとをもつ寄付インデックスグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念
図600である。勘定間対話サーバ130は、勘定間対話データ構造135中に記憶された対話を追跡する情報にアクセスし、寄付インデックス610を生成することができる。寄付インデックス610は、特定の時間ウィンドウ内に勘定間対話サーバ130によって実行されるサービスのすべてのユーザによるすべての寄付取引(および/または他のタイプの取引)で転送される資金の総合計量を表し得る。勘定間対話サーバ130は、寄付インデックス610を計算し得る。特定の時間ウィンドウは、たとえば、30秒、1分、2分、3分、4分、5分、6分、7分、8分、9分、10分、11分、12分、13分、14分、15分、16分、17分、18分、19分、20分、21分、22分、23分、24分、25分、30秒未満、25分より長い時間、または任意の前にリストされた持続時間の中間の値であり得る。寄付インデックスGUIは、寄付インデックス610が現在1657.98ドルであり、1日の間に2.64%だけ増加したことを識別する。
【0134】
[00146]寄付インデックス610の値は、複数の時間ウィンドウを含むより長い時間期間の間に時間にわたってグラフで示され得る。寄付インデックスGUI中の寄付インデックスグラフ620は、そのようなグラフの視覚表示である。寄付インデックスグラフ620は、コミュニティが時間とともにどのくらい寛大になっているのかの表現である。寄付インデックスグラフ620は、1日の時間期間の間の寄付インデックス610の変動を示す。寄付インデックス610の現在の値(1657.98ドル)は、寄付インデックスグラフ620の最も右の点であり、最も右の点の左側のすべての点は、その日のより早い時間からの寄付インデックス610の前の値を表す。仮想ボタンが、寄付インデックスグラフ620の上に示されており、モバイルハンドセット405のユーザが週、月、3か月、6か月、または年などのより長い時間期間をカバーするために寄付インデックスグラフ620を延長することを可能にする。
【0135】
[00147]寄付インデックスGUIは、勘定間対話サーバ130を使用して実行されるサービスのユーザのコミュニティ中で行われる様々な振替えを識別する公開振替えフィード630を含む。公開振替えフィード630は、ライブフィード、周期的に更新されるフィード、静的なフィード、またはそれらの組合せであり得る。公開振替えフィード630は、すべてのビューアユーザ(またはあるエリアまたは領域中のすべてのビューアユーザなどのいくつかの基準を満たすすべてのビューアユーザ)のために生成され、勘定間対話サーバ130からモバイルハンドセット405および公開振替えフィード425にアクセスすることを要求するすべての他のビューアデバイスにサービスされ得る。たとえば、公開振替えフィード630は、2020年11月12日午前11時47分に、クレアが、モバイルハンドセット405のユーザのためのコーヒーの代金を支払ったことと(6.50ドル)、2020年11月11日午後6時27分に、ポールが、メイの食料雑貨の代金を支払ったことと(89.90ドル)、2020年11月10日午後2時31分に、ボーが、25%のサプライズキャッシュバックを得たことと(57.33ドル)、2020年11月10日午前9時40分に、会社AirXが、NYC看護師に3千個の靴を寄付したことと、2020年11月9日午前11時47分に、モバイルハンドセット405のユーザが、ジョーの映画の代金を支払ったことと(12.99ドル)、2020年11月8日午前6時27分に、アルが、15%のサプライズキャッシュバックを得たことと(37.42ドル)を示す。
【0136】
[00148]
図7は、緊急時資金グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を示す概念
図700である。緊急時資金GUIは、緊急時資金705を記述する。緊急時資金GUIは以下のように述べている。「あなたが緊急の問題を有し、財政的な支援を必要とする場合、あなたは、タップして入力するボックス中に「助けて」と入力するかまたは以下の「助けて」ボタンを押すことによって我々の仮想代理人に接触することができる。あなたの状況に関してあなたが与える情報に基づいて、仮想代理人は、緊急時資金要求を自動的に承認し、あなたの問題を解決するために資金を迅速に支払うことが可能であり得る。緊急時資金は、緊急事態をカバーするためにコミュニティに利用可能な資金のプールである。必須ではないが、あなたは、可能になったらあなたが受け取ったお金を資金に寄与して戻すことができる。」
【0137】
[00149]緊急時資金GUIは、モバイルハンドセット405のユーザが押すことができる「助けて!710」ボタンならびに「タップして入力する750」テキスト文字列入力インターフェースを含む。「助けて!710」ボタンの選択または「タップして入力750」テキスト文字列入力インターフェース中に「助けて」または同様のメッセージを入力することは、モバイルハンドセット405に命令を受信する勘定間対話サーバ130に命令を送らせる。勘定間対話サーバ130は、勘定管理サーバ140および/または勘定管理データ構造145からのユーザの勘定情報を問い合わせることができる。ユーザの勘定情報および/または「タップして入力する750」インターフェース中でユーザによって書き込まれたコンテキストもしくは勘定間対話サーバ130からモバイルハンドセット405に送られるより多くの情報についての要求に応答してユーザによって与えられるコンテキストなどの追加のコンテキストに基づいて、勘定間対話サーバ130は、ユーザが緊急時資金勘定からの緊急時資金の振替えの資格を得るのかどうかと、そうである場合、緊急時資金勘定からユーザのユーザの支払い勘定に振り替えられる資金の量とを自動的に決定することができる。緊急時資金勘定は、金融機関に関連するユーザの支払い勘定またはコミュニティに関連するユーザの支払い勘定であり得る。場合によっては、勘定間対話サーバ130はまた、ユーザが緊急時資金勘定からの緊急時資金の振替えの資格を得るのかどうかと、そうである場合、緊急時資金勘定からユーザのユーザの支払い勘定に振り替えられる資金の量とを決定するのを助けるためにユーザの勘定情報および/または追加のコンテキストを検討するために人間の代理人に接触し得る。
【0138】
[00150]
図8は、機械学習(ML)エンジン830を使用した自動支払い選択、自動勘定選択、および/または自動勘定対話のためのプロセス800を示すブロック図である。MLエンジン830は、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデル835を含むことができる。MLエンジン830は、最初のトレーニング825中にトレーニングデータ820を使用して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデル835をトレーニングすることができる。MLエンジン830および/またはトレーニングされたMLモデル835は、たとえば、1つもしくは複数のニューラルネットワーク(NN)、1つもしくは複数の畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、1つもしくは複数のトレーニングされた時間遅延ニューラルネットワーク(TDNN)、1つもしくは複数のディープネットワーク、1つもしくは複数のオートエンコーダ、1つもしくは複数のディープビリーフネット(DBN)、1つもしくは複数の回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、1つもしくは複数の敵対的生成ネットワーク(GAN)、1つもしくは複数の他のタイプのニューラルネットワーク、1つもしくは複数のトレーニングされたサポートベクターマシン(SVM)、1つもしくは複数のトレーニングされたランダムフォレスト(RF)、またはそれらの組合せを含むことができる。ニューラルネットワーク(NN)900は、MLエンジン830および/またはトレーニングされたMLモデル835の一例であり得る。MLエンジン830および/またはトレーニングされたMLモデル835の例は、プロセス250の1つまたは複数のMLモデル、NN900、本明細書で説明される別のMLシステム、またはそれらの組合せを含むことができる。
【0139】
[00151]MLエンジン830の1つまたは複数のトレーニングされたMLモデル835は、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデル835のうちの少なくとも1つへの入力として入力データ805を受信する。入力データ805は、資産取引データ810、資産勘定データ815、またはその両方を含む。資産取引データ810は、購入などの様々な取引に関する情報を含む。資産勘定データ815は、ユーザ購入勘定および/または寄付勘定などの様々な資産勘定に関する情報を含む。いくつかの例では、入力データ805はまた、
図3Bの選択基準380などの選択基準を含む。
【0140】
[00152]資産取引データ810の例は、取引に関する勘定間データ構造135中に記憶された情報、取引に関する勘定管理データ構造145中に記憶された情報、勘定管理サーバ140によって管理される取引に関する情報、勘定間対話サーバ130によって管理される対話に関与する取引に関する情報、プロセス200の複数の支払い指示、プロセス250の複数の資産取引指示、最近の取引315Aに関する情報、最近の取引315Cに関する情報、個人用振替えフィード425で説明された勘定による取引および/もしくは振替えに関する情報、
図5Aのヘッドフォンの購入に関する情報、
図5Bの食料雑貨の購入に関する情報、公開振替えフィード630で説明された勘定による取引および/もしくは振替えに関する情報、本明細書で説明される他の取引および/もしくは振替えおよび/もしくは寄付に関する情報、またはそれらの組合せを含む。
【0141】
[00153]資産勘定データ815の例は、勘定に関する勘定間データ構造135中に記憶された情報、勘定に関する勘定管理データ構造145中に記憶された情報、勘定管理サーバ140によって管理される勘定に関する情報、勘定間対話サーバ130によって管理される対話に関与する勘定に関する情報、プロセス200の複数のユーザの支払い勘定に関する情報、プロセス250の複数の資産勘定に関する情報、複数のユーザの支払い勘定305に関する情報(たとえば、寄付勘定残高320B~320N、ロケーション330B~330N)、ユーザの寄付勘定410に関する情報(たとえば、利用可能な残高415、寄付スコア420)、個人用振替えフィード425で説明された勘定に関する情報、
図5A中のユーザの勘定に関する情報、
図5A中のユーザのボブの勘定に関する情報、
図5B中のユーザの勘定に関する情報、
図5B中のBankXの勘定に関する情報、
図6のユーザの勘定に関する情報、
図6で説明される他のユーザ(たとえば、クレア、ポール、メイ、ボー、AirX、NYC看護師、ジョー、アル)の勘定のうちの少なくとも1つに関する情報、
図7中のユーザの勘定に関する情報、
図7中の緊急時資金705に関する情報、本明細書で説明される他の勘定に関する情報、またはそれらの組合せを含む。
【0142】
[00154]自動勘定対話システムは、トレーニングされたMLモデル835のうちの少なくとも1つに入力として入力データ805(たとえば、資産取引データ810、資産勘定データ815、および/または選択基準)のうちの少なくともいくつかを与える。入力として入力データ805のうちの少なくともいくつかを受信したことに応答して、トレーニングされたMLモデル835のうちの少なくとも1つは、出力データ850を出力する。出力データ850は、選択された資産取引860、選択された資産勘定865、および/または選択された振替え額867を含む。選択された資産勘定865は、寄付を引き出す勘定であり得る。選択された資産取引860は、選択された資産勘定865からの寄付がその代金を少なくとも部分的に支払う取引であり得る。選択された振替え額867は、選択された資産勘定865からの寄付がその代金を支払う選択された資産取引860の額であり得る。
【0143】
[00155]たとえば、
図2Aのプロセス200では、第1の支払いは選択された資産取引860の一例であり、第2のユーザの支払い勘定は、選択された資産勘定865の一例であり、第1の量の資金は、選択された振替え額867の一例である。
図2Bのプロセス250では、第1の資産取引は選択された資産取引860の一例であり、第2の資産勘定は、選択された資産勘定865の一例であり、第1の量の資産は、選択された振替え額867の一例である。
図3Bでは、選択された支払い375は、選択された資産取引860の一例であり、選択された振替人ユーザの支払い勘定360は、選択された資産勘定865の一例であり、選択された振替人ユーザの支払い勘定360によって支払われることになる選択された支払い375の少なくとも一部分の額は、選択された振替え額867の一例である。
図4の個人用振替えフィード425では、ユーザの勘定(たとえば、「アイリーン」、「あなたの」、「ジョン」、「エディ」、「あなたの」)の各「タブ」は、選択された資産取引860の一例であり、タブを「ピックアップする」(その代金を支払う)各勘定(たとえば、「あなた」、「サリー」、「あなた」、「あなた」、および「匿名」)は、選択された資産勘定865の一例であり、タブをピックアップする勘定によって支払われることになるタブの少なくとも一部分の額(たとえば、3.50ドル、3.00ドル、2.50ドル、3.50ドル、2.00ドル)は、選択された振替え額867の一例である。
図5Aでは、ヘッドフォンの購入は、選択された資産取引860の一例であり、ボブの勘定は、選択された資産勘定865の一例であり、50%は、選択された振替え額867の一例である。
図5Bでは、食料雑貨の購入は、選択された資産取引860の一例であり、BankXの勘定は、選択された資産勘定865の一例であり、25%は、選択された振替え額867の一例である。
図6の公開振替えフィード630では、他の誰かによってその代金が支払われているユーザの勘定(たとえば、「あなたの」、「メイ」、「ボー」、「NYC看護師」、「ジョー」、「アル」)による各購入は、選択された資産取引860の一例であり、そのような購入の代金を支払う各勘定(たとえば、「クレア」、「ポール」、「キャッシュバック授与エンティティ」、「AirX」、「あなた」)は、選択された資産勘定865の一例であり、支払い勘定によって支払われるまたは振り替えられることになる購入または資産の少なくとも一部分の額(たとえば、6.50ドル、89.90ドル、57.33ドル、25%、3000個の靴、12.99ドル、37.42ドル、15%)は、選択された振替え額867の一例である。
図7では、緊急時資金705を使用してその代金を少なくとも部分的に支払うことになる取引は、選択された資産取引860の一例であり得、緊急時資金705に関連する勘定は、選択された資産勘定865の一例であり、緊急時資金705を使用してその代金が支払われることになる取引の少なくとも一部分の額は、選択された振替え額867の一例であり得る。
【0144】
[00156]いくつかの例では、出力データ850はまた、第2の選択された資産勘定を含むことができ、これは、選択された資産取引860に関連する勘定であり得る。たとえば、プロセス200では、第1のユーザの支払い勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。プロセス250では、第1の資産勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図3Bでは、選択された被振替人ユーザの支払い勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図4では、ピックアップされている(その代金が支払われている)タブを有する勘定(たとえば、「アイリーン」「あなたの」、「ジョン」、「エディ」、「あなたの」)は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図5Aでは、ユーザの勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図5Bでは、ユーザの勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図6では、寄付を受け取っている(たとえば、購入の代金を支払われている)勘定(たとえば、「あなたの」、「メイ」、「ボー」、「NYC看護師」、「ジョー」、「アル」)は、第2の選択された資産勘定の一例である。
図7では、ユーザの勘定は、第2の選択された資産勘定の一例である。
【0145】
[00157]いくつかの例では、選択された資産取引860は、取引のグループのための合計額の(たとえば、選択された振替え額867に基づく)少なくとも一部分が、選択された資産勘定865によってその代金が支払われるように一緒にグループ化された2つ以上の取引を含むことができる。取引のグループは、共有された時間期間内に2つ以上の取引を含むことができる。たとえば、ユーザは、コーヒーを買い、次いで、数分後に別のコーヒーを買う可能性があり、選択された資産取引860は両方の取引を含むことができる。取引のグループは、共有された業者および/またはロケーションから2つ以上の取引を含むことができる。たとえば、選択された資産取引860は、同じ店舗からのユーザによる複数の購入を含むことができる。
【0146】
[00158]選択された振替え額867は、割合、部分、相対的な量および/もしくは額、絶対量および/もしくは額、またはそれらの組合せとして表され得る。
【0147】
[00159]いくつかの例では、トレーニングされたMLモデル835からの異なるトレーニングされたMLモデルは、異なるタイプの出力データ850を出力する。たとえば、いくつかの例では、トレーニングされたMLモデル835の第1のトレーニングされたMLモデルは、選択された資産取引860を出力し、トレーニングされたMLモデル835の第2のトレーニングされたMLモデルは、選択された資産勘定865を出力し、トレーニングされたMLモデル835の第3のトレーニングされたMLモデルは、選択された振替え額867を出力する。いくつかの例では、これらのタイプの出力データ850のうちのいずれか2つまたは3つすべてが、トレーニングされたMLモデル835の単一のトレーニングされたMLモデルによって出力され得る。
【0148】
[00160]いくつかの例では、トレーニングされたMLモデル835からの異なるトレーニングされたMLモデルは、異なるタイプの入力データ805を受信する。たとえば、いくつかの例では、トレーニングされたMLモデル835の第1のトレーニングされたMLモデルは、入力として資産取引データ810を受信し、トレーニングされたMLモデル835の第2のトレーニングされたMLモデルは、入力として資産勘定データ815を受信する。いくつかの例では、これらのタイプの入力データ805の両方が、トレーニングされたMLモデル835の単一のトレーニングされたMLモデルによって受信され得る。
【0149】
[00161]例示的な例では、トレーニングされたMLモデル835の第1のトレーニングされたMLモデルは、入力として資産取引データ810を受信し、選択された資産取引860および/または選択された振替え額867を出力し、トレーニングされたMLモデル835の第2のトレーニングされたMLモデルは、入力として資産勘定データ815を受信し、選択された資産勘定865を出力する。別の例示的な例では、トレーニングされたMLモデル835の第1のトレーニングされたMLモデルは、入力として資産取引データ810と資産勘定データ815とを受信し、選択された資産取引860、選択された資産勘定865、および/または選択された振替え額867を出力する。
【0150】
[00162]トレーニングされたMLモデル835は、入力データ805の部分であり得るいくつかの選択基準(たとえば、選択基準380)に基づいて選択された資産取引860、選択された資産勘定865、および/または選択された振替え額867を選択することができる。一例として選択基準380を使用すると、選択された資産取引860は、選択された資産勘定865のユーザがいるマッチングロケーションで起こる必要があることになり、選択された資産勘定865の残高が、選択された資産取引860の額を超える必要があることになり、選択された資産取引860が、30ドルよりも小さい必要があることになり、選択された資産勘定865が、特定のタイプの勘定(寄付勘定)でなければならない。客観的基準および/または主観的基準を含み得る他のタイプの基準が使用され得る。客観的基準は、ロケーション、ジオフェンス、資産のしきい値額などを含み得る。主観的基準は、たとえば、ユーザの勘定残高、取引履歴、負債、クレジットスコア、収入(たとえば、給与)、投資、支出(たとえば、賃貸料、抵当、請求、税、学費)、またはそれらの組合せの分析に基づく、たとえば、選択された資産取引860を実施するユーザが「困窮している」という決定を含み得る。主観的基準は、たとえば、選択された資産取引860を実施するユーザが選択された資産勘定865が寄付した(たとえば、選択された資産勘定865のユーザが寄付することを選定した)他のユーザと同様であるという決定を含み得る。主観的基準は、たとえば、選択された資産取引860が選択された資産勘定865がその代金を少なくとも部分的に支払うために寄付した(たとえば、選択された資産勘定865のユーザがその代金を少なくとも部分的に支払うために寄付することを選定した)他の取引と同様であるという決定を含み得る。いくつかの例では、選択された振替え額867は、選択基準に基づいて選択され得る。たとえば、選択基準の最大寄付額しきい値が、25ドルであり、選択された資産取引860が100ドルの取引である場合、寄付額が最大寄付額しきい値を下回る(超えない)ように選択された振替え額867は選択された資産取引860の25%となるように選択され得る。
【0151】
[00163]いくつかの例では、第1のユーザは、慈善団体、非営利団体、業務、またはそれらの組合せなどの組織または組織を表すユーザであり得る。客観的基準は、この場合、組織が特定のタイプの組織である必要があること、または別のタイプの組織であることができないことを示すことができる。たとえば、客観的基準は、組織が非営利でなければならないことおよび/または営利目的であることができないことを指定することができる。主観的基準は、たとえば、組織が選択された資産勘定865のユーザが前に寄付した他の組織と同様であるという決定を含むことができる。たとえば、選択された資産勘定865のユーザが鯨保護組織に前に寄付した場合、象保護組織はそのような基準に適合し得るが、営利目的会社は、そのような基準に適合しない可能性がある。
【0152】
[00164]場合によっては、寄付は、選択された資産勘定865のユーザのカレンダのカレンダイベントに基づいて時限であり得、および/または選択基準は、それに基づき得る。たとえば、第1のユーザは、第1のユーザの誕生日にまたは第1のユーザのカレンダの別のカレンダイベントに第2のユーザに寄付することを奨励され得る。場合によっては、寄付は、選択された資産取引860を実施するユーザのカレンダのカレンダイベントに基づいて時限であり得、および/または選択基準は、それに基づき得る。たとえば、第1のユーザは、第2のユーザの誕生日にまたは第2のユーザのカレンダの別のカレンダイベントに第2のユーザに寄付することを奨励され得る。いくつかの例では、入力データ805は、選択された資産勘定865のユーザのカレンダ、選択された資産勘定865のユーザのデバイスからの他のデータ、選択された資産取引860を実施するユーザのカレンダ、選択された資産取引860を実施するユーザのデバイスからの他のデータ、またはそれらの組合せを含むことができる。
【0153】
[00165]MLエンジン830は、トレーニングデータ820を使用してトレーニングされたMLモデル835の最初のトレーニング825を実施することができる。トレーニングデータ820は、資産取引データ840、資産勘定データ844、選択された資産取引842、選択された資産勘定847、選択された振替え額849、またはそれらの組合せを含むことができる。資産取引データ840は、資産取引データ810と同様に取引に関する情報を含むことができる。いくつかの例では、資産取引データ840は、資産取引データ810の少なくともサブセットを含むことができる。いくつかの例では、資産取引データ810は、資産取引データ840の少なくともサブセットを含むことができる。選択された資産取引842は、資産取引データ840から前に選択された1つまたは複数の資産取引を含むことができる。資産勘定データ844は、資産勘定データ815と同様に勘定に関する情報を含むことができる。いくつかの例では、資産勘定データ844は、資産勘定データ815の少なくともサブセットを含むことができる。いくつかの例では、資産勘定データ815は、資産勘定データ844の少なくともサブセットを含むことができる。選択された資産勘定847は、資産勘定データ844から前に選択された1つまたは複数の資産勘定を含むことができる。選択された振替え額849は、選択された資産取引842および/または選択された資産勘定847に対応する前に選択された1つまたは複数の額を含むことができる。
【0154】
[00166]いくつかの例では、MLエンジン830は、場合によっては、追加の選択がトレーニングされたMLモデル835によって行われているのでリアルタイムで、検証845に基づいてトレーニングされたMLモデル835のさらなるトレーニング875を実施することができる。たとえば、入力データ805の少なくともサブセットがトレーニングデータ820の少なくともサブセットに一致する(たとえば、資産取引データ810の少なくともサブセットが、資産取引データ840の少なくともサブセットに一致する、および/または資産勘定データ815の少なくともサブセットが、資産勘定データ844の少なくともサブセットに一致する)場合、検証845は、選択された資産取引860が選択された資産取引842に一致するのかどうかをチェックすることができる。これらが一致する場合、MLエンジン830は、選択された資産取引860の選択につながる重みを強化することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができ、またはトレーニングされたMLモデル835に選択された資産取引860の選択につながる新しい重みを追加することができる。これらが一致しない場合、MLエンジン830は、トレーニングされたMLモデル835から選択された資産取引860の選択につながる重みを弱めるまたは除去することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができる。
【0155】
[00167]入力データ805の少なくともサブセットがトレーニングデータ820の少なくともサブセットに一致する場合、検証845は、選択された資産勘定865が選択された資産勘定847に一致するのかどうかをチェックすることができる。これらが一致する場合、MLエンジン830は、選択された資産勘定865の選択につながる重みを強化することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができ、またはトレーニングされたMLモデル835に選択された資産勘定865の選択につながる新しい重みを追加することができる。これらが一致しない場合、MLエンジン830は、トレーニングされたMLモデル835から選択された資産勘定865の選択につながる重みを弱めるまたは除去することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができる。
【0156】
[00168]入力データ805の少なくともサブセットがトレーニングデータ820の少なくともサブセットに一致する場合、検証845は、選択された振替え額867が選択された振替え額849に一致するのかどうかをチェックすることができる。これらが一致する場合、MLエンジン830は、選択された振替え額867の選択につながる重みを強化することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができ、またはトレーニングされたMLモデル835に選択された振替え額867の選択につながる新しい重みを追加することができる。これらが一致しない場合、MLエンジン830は、トレーニングされたMLモデル835から選択された振替え額867の選択につながる重みを弱めるまたは除去することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができる。
【0157】
[00169]場合によっては、検証845は、ユーザ(たとえば、選択された資産勘定865のユーザ、選択された資産取引860を実施したユーザ)からMLエンジン830によって受信されたフィードバック870に基づき得る。フィードバック870は、選択された資産取引860、選択された資産勘定865、および/または選択された振替え額867に関するものであり得る。フィードバック870が正である場合、MLエンジン830は、出力データ850の少なくともサブセットのこれらの選択につながる重みを強化することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができ、またはトレーニングされたMLモデル835に出力データ850の少なくともサブセットの選択につながる新しい重みを追加することができる。フィードバック870が負である場合、これらが一致しない場合、MLエンジン830は、トレーニングされたMLモデル835から出力データ850の少なくともサブセットのこれらの選択につながる重みを弱めるまたは除去することによるさらなるトレーニング875を介してトレーニングされたMLモデル835を更新することができる。
【0158】
[00170]
図9は、自動支払い選択、自動勘定選択、および/または自動勘定対話のために機械学習エンジン830によって使用され得るニューラルネットワーク900の一例を示すブロック図である。機械学習エンジンおよび/またはNN900の例は、MLエンジン830、トレーニングされたMLモデル835、およびそれらの組合せを含む。ニューラルネットワーク900は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、オートエンコーダ、ディープビリーフネット(DBN)、回帰型ニューラルネットワーク(RNN)、敵対的生成ネットワーク(GAN)、および/または他のタイプのニューラルネットワークなど、任意のタイプのディープネットワークを含むことができる。
【0159】
[00171]ニューラルネットワーク900の入力層910が入力データを含む。入力レイヤ910の入力データは、たとえば、入力データ805、資産取引データ810、資産勘定データ815、勘定に関する勘定間データ構造135中に記憶された情報、勘定に関する勘定管理データ構造145中に記憶された情報、勘定管理サーバ140によって管理される勘定に関する情報、勘定間対話サーバ130によって管理される対話に関与する勘定に関する情報、取引に関する勘定間データ構造135中に記憶された情報、取引に関する勘定管理データ構造145中に記憶された情報、勘定管理サーバ140によって管理される取引に関する情報、勘定間対話サーバ130によって管理される対話に関与する取引に関する情報、プロセス200の複数の支払い指示、プロセス250の複数の資産取引指示、プロセス200の複数のユーザの支払い勘定に関する情報、プロセス250の複数の資産勘定に関する情報、複数のユーザの支払い勘定305に関する情報(たとえば、寄付勘定残高320B~320N、ロケーション330B~330N)、最近の取引315Aに関する情報、最近の取引315Cに関する情報、選択基準380、ユーザの寄付勘定410に関する情報(たとえば、利用可能な残高415、寄付スコア420)、個人用振替えフィード425で説明された勘定に関する情報、個人用振替えフィード425で説明された勘定による取引および/もしくは振替えに関する情報、
図5A中のユーザの勘定に関する情報、
図5Aのヘッドフォンの購入に関する情報、
図5A中のユーザのボブの勘定に関する情報、
図5B中のユーザの勘定に関する情報、
図5Bの食料雑貨の購入に関する情報、
図5B中のBankXの勘定に関する情報、
図6のユーザの勘定に関する情報、
図6で説明される他のユーザ(たとえば、クレア、ポール、メイ、ボー、AirX、NYC看護師、ジョー、アル)の勘定のうちの少なくとも1つに関する情報、公開振替えフィード630で説明された勘定による取引および/もしくは振替えに関する情報、
図7中のユーザの勘定に関する情報、
図7中の緊急時資金705に関する情報、またはそれらの組合せを表すデータを含むことができる。例示的な例では、入力レイヤ910の入力データは、入力データ805の少なくともサブセットを含む。
【0160】
[00172]ニューラルネットワーク900は、複数の隠れ層912A、912Bから912Nを含む。隠れ層912A、912Bから912Nは、「N」個の隠れ層を含み、ここで、「N」は、1よりも大きいかまたはそれに等しい整数である。隠れ層の数は、所与のアプリケーションのために必要とされるのと同数の層を含むようにされ得る。ニューラルネットワーク900は、隠れ層912A、912Bから912Nによって実施された処理から生じる出力を提供する出力層914をさらに含む。
【0161】
[00173]いくつかの例では、出力レイヤ914は、出力データ850、選択された資産取引860、選択された資産勘定865、選択された振替え額867、プロセス200の第1支払い指示、プロセス200の第1の支払い、プロセス200の第2のユーザの支払い勘定、プロセス250の第1の資産取引指示、プロセス250の第1の資産取引、プロセス250の第2の資産勘定、選択された振替人ユーザの支払い勘定360、選択された支払い375、選択された支払い375の指示、選択された被振替人ユーザの支払い勘定370、個人用振替えフィード425で説明された勘定のうちの1つからの勘定の選択、個人用振替えフィード425で説明されたタブのうちの1つ中の取引のうちの1つからの取引の選択、
図5A中のボブの勘定の選択、
図5A中のヘッドフォンの購入の選択、
図5A中の50%の選択、
図5B中のBankXの勘定の選択、
図5B中の食料雑貨の購入の選択、
図5B中の25%の選択、公開振替えフィード630で説明された勘定のうちの1つからの勘定の選択、公開振替えフィード630で説明されたタブのうちの1つ中の取引のうちの1つからの取引の選択、緊急時資金705の選択、緊急時資金705を使用してその代金が支払われることになる取引の選択、またはそれらの組合せを含む出力を与えることができる。
【0162】
[00174]ニューラルネットワーク900は、相互接続された(interconnected)フィルタの多層ニューラルネットワークである。各フィルタは、入力データを表す特徴を学習するようにトレーニングされ得る。異なる層の間で、フィルタに関連付けられた情報が共有され、各層は、情報が処理されるとき、情報を保持する。場合によっては、ニューラルネットワーク900はフィードフォワードネットワークを含むことができ、その場合、ネットワークの出力がそれ自体にフィードバックされる、フィードバック接続(feedback connection)がない。場合によっては、ネットワーク900は回帰型ニューラルネットワークを含むことができ、回帰型ニューラルネットワークは、入力を読み込みながら、情報がノードにわたって搬送されることを可能にする、ループを有することができる。
【0163】
[00175]場合によっては、情報は、様々な層間のノード間相互接続(node-to-node interconnection)を通して層間で交換され得る。場合によっては、ネットワークは畳み込みニューラルネットワークを含むことができ、畳み込みニューラルネットワークは、ある層中のあらゆるノードを次の層中のあらゆる他のノードにリンクするとは限らない。情報が層間で交換されるネットワークでは、入力層910のノードは、第1の隠れ層912A中のノードのセットをアクティブ化することができる。たとえば、図示のように、入力層910の入力ノードの各々が第1の隠れ層912Aのノードの各々に接続され得る。隠れ層のノードは、各入力ノードの情報を、この情報にアクティブ化関数(たとえば、フィルタ)を適用することによって、変換することができる。変換から導出された情報は、次いで、次の隠れ層912Bのノードに渡され、それらのノードをアクティブ化することができ、それらのノードは、それら自体の指定された関数を実施することができる。例示的な関数は、畳み込み関数、ダウンスケール、アップスケール、データ変換、および/または任意の他の好適な関数を含む。隠れ層912Bの出力は、次いで、次の隠れ層のノードをアクティブ化することができ、以下同様である。最後の隠れ層912Nの出力は、出力層914の1つまたは複数のノードをアクティブ化することができ、出力層914は、処理された出力画像を提供する。場合によっては、ニューラルネットワーク900中のノード(たとえば、ノード916)が、複数の出力ラインを有するものとして示されているが、ノードは、単一の出力を有し、ノードから出力されるものとして示されているすべてのラインは、同じ出力値を表す。
【0164】
[00176]場合によっては、各ノード、またはノード間の相互接続は、ニューラルネットワーク900のトレーニングから導出されたパラメータのセットである重みを有することができる。たとえば、ノード間の相互接続は、相互接続されたノードに関して学習された情報を表すことができる。相互接続は、(たとえば、トレーニングデータセットに基づいて)調整され得る調整可能な数値重みを有することができ、これは、ニューラルネットワーク900が、入力に適応可能であり、ますます多くのデータが処理されるにつれて、学習することが可能であることを可能にする。
【0165】
[00177]ニューラルネットワーク900は、出力層914を通して出力を提供するために、異なる隠れ層912A、912Bから912Nを使用して入力層910中のデータからの特徴を処理するように事前トレーニングされる。
【0166】
[00178]
図10は、いくつかの実装形態による、バスなどの接続1006を使用して互いに電気通信している様々な構成要素を含むコンピューティングシステムアーキテクチャ1000を示す。例示的なシステムアーキテクチャ1000は、処理ユニット(CPUまたはプロセッサ)1004と、ROM1018およびRAM1016などのシステムメモリ1020を含む様々なシステム構成要素をプロセッサ1004に結合するシステム接続1006とを含む。システムアーキテクチャ1000は、プロセッサ1004と直接接続された、プロセッサ1604に極めて近接した、またはプロセッサ1604の一部として統合された、高速メモリのキャッシュ1002を含むことができる。システムアーキテクチャ1000は、プロセッサ1004による迅速なアクセスのために、メモリ1020および/または記憶デバイス1008からキャッシュ1002にデータをコピーすることができる。このようにして、キャッシュは、データを待っている間のプロセッサ1004の遅延を回避する性能の向上を提供することができる。これらおよび他のモジュールは、様々なアクションを実施するようにプロセッサ1004を制御することができ、またはプロセッサ1604を制御するように構成され得る。
【0167】
[00179]他のシステムメモリ1020も、使用のために利用可能であり得る。メモリ1020は、異なる性能特性をもつ、複数の異なるタイプのメモリを含むことができる。プロセッサ1004は、任意の汎用プロセッサと、プロセッサ1004ならびに専用プロセッサを制御するように構成された、記憶デバイス1008に記憶されたサービス1 1010、サービス2 1012、およびサービス3 1014など、ハードウェアまたはソフトウェアサービスとを含むことができ、ここで、ソフトウェア命令が実際のプロセッサ設計に組み込まれる。プロセッサ1004は、複数のコアまたはプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュなどを含んでいる完全な自己完結型コンピューティングシステムであり得る。マルチコアプロセッサは、対称的または非対称的であり得る。
【0168】
[00180]コンピューティングシステムアーキテクチャ1000とのユーザ対話を可能にするために、入力デバイス1022は、音声用のマイクロフォン、ジェスチャまたはグラフィック入力用のタッチセンシティブスクリーン、キーボード、マウス、モーション入力、音声など、任意の数の入力機構を表すことができる。出力デバイス1024も、当業者に知られているいくつかの出力機構のうちの1つまたは複数であり得る。いくつかの事例では、マルチモーダルシステムは、ユーザが、コンピューティングシステムアーキテクチャ1000と通信するために複数のタイプの入力を提供することを可能にすることができる。通信インターフェース1026は、概して、ユーザ入力とシステム出力とを統制および管理することができる。任意の特定のハードウェア構成上で動作することに対する制限はなく、したがって、ここでの基本的特徴は、改善されたハードウェア構成またはファームウェア構成が開発されるにつれて、それらで容易に代用され得る。
【0169】
[00181]記憶デバイス1008は、不揮発性メモリであり、磁気カセット、フラッシュメモリカード、固体メモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、RAM1016、ROM1018、およびそれらのハイブリッドなど、コンピュータによってアクセス可能であるデータを記憶することができるハードディスクまたは他のタイプのコンピュータ可読媒体であり得る。
【0170】
[00182]記憶デバイス1008は、プロセッサ1004を制御するためのサービス1010、1012、1014を含むことができる。他のハードウェアモジュールまたはソフトウェアモジュールが企図される。記憶デバイス1008は、システム接続1006に接続され得る。一態様では、特定の機能を実施するハードウェアモジュールは、その機能を行うために、プロセッサ1004、接続1006、出力デバイス1024など、必要なハードウェア構成要素に関して、コンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェア構成要素を含むことができる。
【0171】
[00183]開示された方法は、コンピューティングシステムを使用して実行され得る。例示的なコンピューティングシステムは、プロセッサ(たとえば、中央処理装置)と、メモリと、不揮発性メモリと、インターフェースデバイスとを含むことができる。メモリは、データおよび/または1つまたは複数のコードセット、ソフトウェア、スクリプトなどを記憶し得る。コンピュータシステムの構成要素は、バスを介してまたは何らかの他の知られているまたは好都合のデバイスを通して一緒に結合され得る。プロセッサは、たとえば、たとえばメモリに記憶されたコードを実行することによって本明細書で説明される方法の全部または一部を行うように構成され得る。ユーザデバイスまたはコンピュータ、プロバイダサーバまたはシステム、あるいは中断されたデータベース更新システムのうちの1つまたは複数は、コンピューティングシステムの構成要素またはそのようなシステムの変形形態を含み得る。
【0172】
[00184]本開示は、限定はしないが、ポイントオブセールシステム(「POS」)を含む任意の好適な物理的形態をとるコンピュータシステムを企図する。限定ではなく例として、コンピュータシステムは、埋込みコンピュータシステム、システムオンチップ(SOC)、(たとえば、コンピュータオンモジュール(COM)もしくはシステムオンモジュール(SOM)などの)シングルボードコンピュータシステム(SBC)、デスクトップコンピュータシステム、ラップトップもしくはノートブックコンピュータシステム、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータシステムのメッシュ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、または2つ以上のこれらの組合せであり得る。適切な場合、コンピュータシステムは、ユニタリであるかもしくは分散された、複数のロケーションにわたる、複数の機械にわたる、および/または1つもしくは複数のネットワーク中の1つもしくは複数のクラウド構成要素を含み得るクラウド中に常駐する1つまたは複数のコンピュータシステムを含み得る。適切な場合、1つまたは複数のコンピュータシステムは、実質的な空間的または時間的制限なしに本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実行し得る。限定ではなく例として、1つまたは複数のコンピュータシステムは、リアルタイムでまたはバッチモードで本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実行し得る。1つまたは複数のコンピュータシステムは、適切な場合、異なる時間にまたは異なるロケーションで本明細書で説明または例示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数のステップを実行し得る。
【0173】
[00185]プロセッサは、たとえば、Intel Pentium(登録商標)マイクロプロセッサまたはMotorola power PCマイクロプロセッサなどの従来のマイクロプロセッサであり得る。「機械可読(記憶)媒体」または「コンピュータ可読(記憶)媒体」という用語がプロセッサによってアクセス可能である任意のタイプのデバイスを含むことを、当業者は認識されよう。
【0174】
[00186]メモリは、たとえば、バスによってプロセッサに結合され得る。メモリは、限定ではなく例として、ダイナミックRAM(DRAM)およびスタティックRAM(SRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。メモリは、ローカルであるか、リモートであるか、または分散され得る。
【0175】
[00187]バスはまた、プロセッサを不揮発性メモリおよび駆動ユニットに結合することができる。不揮発性メモリは、しばしば、磁気フロッピー(登録商標)もしくはハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD-ROM、EPROM、もしくはEEPROM(登録商標)などの読取り専用メモリ(ROM)、磁気もしくは光学カード、または大量のデータのための別の形態の記憶装置である。このデータの一部は、しばしば、直接メモリアクセスプロセスによって、コンピュータ中のソフトウェアの実行中にメモリに書き込まれる。不揮発性記憶装置は、ローカルであるか、リモートであるか、または分散され得る。システムが、メモリ中で利用可能なすべての適用可能なデータを用いて作成され得るので、不揮発性メモリは随意である。典型的なコンピュータシステムは、通常、少なくともプロセッサと、メモリと、メモリをプロセッサに結合するデバイス(たとえば、バス)とを含むことになる。
【0176】
[00188]ソフトウェアは、不揮発性メモリおよび/または駆動ユニットに記憶され得る。実際、大きいプログラムでは、メモリにプログラム全体を記憶することが可能でないことさえある。それにもかかわらず、ソフトウェアが稼働するために、必要な場合、処理に適したコンピュータ可読ロケーションに移動され、説明のために、そのロケーションは、本明細書ではメモリと呼ばれることを理解されたい。ソフトウェアが実行のためにメモリに移動されたときでも、プロセッサは、ソフトウェアに関連する値を記憶するためにハードウェアレジスタと、理想的には、実行を高速化するように働くローカルキャッシュとを利用することができる。本明細書で使用されるソフトウェアプログラムは、そのソフトウェアプログラムが「コンピュータ可読媒体において実装される」と呼ばれるとき、任意の知られているまたは好都合なロケーション(不揮発性記憶装置からハードウェアレジスタまで)に記憶されると仮定される。プログラムに関連する少なくとも1つの値がプロセッサによって読取り可能なレジスタに記憶されるとき、プロセッサは、「プログラムを実行するように構成される」と見なされる。
【0177】
[00189]バスはまた、ネットワークインターフェースデバイスにプロセッサを結合することができる。インターフェースは、モデムまたはネットワークインターフェースのうちの1つまたは複数を含むことができる。モデムまたはネットワークインターフェースがコンピュータシステムの一部であると見なされ得ることが諒解されよう。インターフェースは、アナログモデム、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN0モデム)、ケーブルモデム、トークンリングインターフェース、衛星送信インターフェース(たとえば、「直接PC」)、またはコンピュータシステムを他のコンピュータシステムに結合するための他のインターフェースを含むことができる。インターフェースは、1つまたは複数の入力および/または出力(I/O)デバイスを含むことができる。I/Oデバイスは、限定ではなく例として、キーボードと、マウスまたは他のポインティングデバイスと、ディスクドライブと、プリンタと、スキャナと、ディスプレイデバイスを含む他の入力および/または出力デバイスとを含むことができる。ディスプレイデバイスは、限定ではなく例として、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、あるいは何らかの他の適用可能な知られているまたは好都合なディスプレイデバイスを含むことができる。
【0178】
[00190]動作中、コンピュータシステムは、ディスクオペレーティングシステムなどのファイル管理システムを含むオペレーティングシステムソフトウェアによって制御され得る。関連するファイル管理システムソフトウェアをもつオペレーティングシステムソフトウェアの一例は、ワシントン州RedmondのMicrosoft CorporationからのWindows(登録商標)として知られるオペレーティングシステムのファミリおよびそれらの関連するファイル管理システムである。それの関連するファイル管理システムソフトウェアをもつオペレーティングシステムソフトウェアの別の例は、Linux(登録商標)オペレーティングシステムおよびそれの関連するファイル管理システムである。ファイル管理システムは、不揮発性メモリおよび/または駆動ユニット中に記憶され得、データを入力および出力することと、不揮発性メモリおよび/または駆動ユニット上にファイルを記憶することを含むメモリ中にデータを記憶することとをオペレーティングシステムが行うために必要とされる様々な行為を実行することをプロセッサに行わせることができる。
【0179】
[00191]詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する演算のアルゴリズムおよび記号表現に関して提示され得る。これらのアルゴリズムの説明および表現は、データ処理分野の当業者によって、自身の仕事の本質を他の当業者に最も効果的に伝達するために使用される手段である。アルゴリズムは、本明細書では、および一般には、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連の動作であると想到される。動作は、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、必ずしも必要とは限らないが、これらの量は、記憶、転送、結合、比較、および他の方法で操作されることが可能な電気信号または磁気信号の形態をとる。主に一般的な用法という理由で、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、項、数、などと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。
【0180】
[00192]ただし、これらおよび同様の用語のすべては、適切な物理量に関連付けられるべきものであり、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことに留意されたい。別段に明記されていない限り、以下の説明から明らかなように、説明全体にわたって、「処理する」または「計算する」または「算出する」または「決定する」または「表示する」または「生成する」などの用語を利用する説明は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理(電子)量として表されるデータを操作し、コンピュータシステムのメモリまたはレジスタまたは他のそのような情報記憶、送信もしくはディスプレイデバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスの行為およびプロセスを指すことを諒解されたい。
【0181】
[00193]本明細書で提示されるアルゴリズムおよびディスプレイは、任意の特定のコンピュータまたは他の装置に本質的に関連しない。様々な汎用システムは、本明細書の教示に従ってプログラムとともに使用され得るか、またはいくつかの例の方法を実行するためにより特殊な装置を構築するのに便利であるとがわかり得る。様々なこれらのシステムのために必要とされる構造が以下の説明から明らかになるであろう。さらに、技法は、任意の特定のプログラミング言語を参照しながら説明されず、したがって、様々な例は、様々なプログラミング言語を使用して実装され得る。
【0182】
[00194]様々な実装形態では、システムは、スタンドアロンデバイスとして動作するか、または他のシステムに接続(たとえば、ネットワーク化)され得る。ネットワーク化された展開では、システムは、クライアントサーバネットワーク環境におけるサーバまたはクライアントシステムの容量で、あるいはピアツーピア(または分散)ネットワーク環境におけるピアシステムとして動作し得る。
【0183】
[00195]システムは、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、ラップトップコンピュータ、セットトップボックス(STB)、携帯情報端末(PDA)、セルラー電話、iPhone(登録商標)、Blackberry、プロセッサ、電話、ウェブ機器、ネットワークルータ、スイッチまたはブリッジ、あるいはそのシステムによってとられるべきアクションを指定する命令のセット(連続またはそれ以外)を実行することが可能な任意のシステムであり得る。
【0184】
[00196]機械可読媒体または機械可読記憶媒体が、例として、単一の媒体であるものとして示されているが、「機械可読媒体」および「機械可読記憶媒体」という用語は、命令の1つまたは複数のセットを記憶する単一の媒体または複数の媒体(たとえば、集中もしくは分散データベースならびに/または関連するキャッシュおよびサーバ)を含むものと解釈されるべきである。「機械可読媒体」および「機械可読記憶媒体」という用語はまた、システムが実行するための命令のセットを記憶、符号化、または搬送することが可能であり、システムに本明細書で開示する方法またはモジュールのうちの任意の1つまたは複数を実行させる任意の媒体を含むものとする。
【0185】
[00197]概して、本開示の実装形態を実装するために実行されるルーチンは、オペレーティングシステムの部分または特定のアプリケーション、構成要素、プログラム、オブジェクト、モジュールまたは「コンピュータプログラム」と呼ばれる一連の命令として実装され得る。コンピュータプログラムは一般に、コンピュータ中の1つまたは複数の処理ユニットまたはプロセッサによって読み取られ、実行されたときに、コンピュータに、本開示の様々な態様に関与する要素を実行するために動作を実行させる、コンピュータ中の様々なメモリおよび記憶デバイス中のいろいろな時点での1つまたは複数の命令セットを備える。
【0186】
[00198]さらに、完全に機能するコンピュータおよびコンピュータシステムのコンテキストで例を説明したが、様々な例が様々な形態のプログラムオブジェクトとして分散されることが可能であること、および分散に実際に影響を及ぼすために使用される特定のタイプの機械またはコンピュータ可読媒体にかかわらず本開示が等しく適用されることを、当業者は諒解されよう。
【0187】
[00199]機械可読記憶媒体、機械可読媒体、またはコンピュータ可読(記憶)媒体のさらなる例は、限定はしないが、特に、揮発性および不揮発性メモリデバイス、フロッピーディスクおよび他のリムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)など)などの記録可能型媒体と、デジタルおよびアナログ通信リンクなどの送信型媒体とを含む。
【0188】
[00200]いくつかの状況では、バイナリ1からバイナリ0への、またはその逆の状態の変化など、メモリデバイスの動作は、たとえば、物理的変換などの変換を備え得る。特定のタイプのメモリデバイスでは、そのような物理的変換は、異なる状態または物への物品の物理的変換を備え得る。たとえば、限定はしないが、いくつかのタイプのメモリデバイスの場合、状態の変化は、電荷の累積および蓄積、あるいは蓄積された電荷の解放を伴い得る。同様に、他のメモリデバイスでは、状態の変化は、磁気方位の物理的変化もしくは変換または結晶状からアモルファスへのもしくはその逆の分子構造の物理的変化もしくは変換を備え得る。上記は、メモリデバイスにおけるバイナリ1のバイナリ0へのまたはその逆への状態の変化が物理的変換などの変換を備え得る、すべての例の網羅的なリストになるように意図されていない。むしろ、上記は例示的な例として意図される。
【0189】
[00201]記憶媒体は、一般に、非一時的であるか、または非一時的デバイスを備え得る。このコンテキストでは、非一時的記憶媒体は、有形であるデバイスを含み得、これは、デバイスが具体的な物理的形態を有することを意味するが、デバイスはそれの物理的状態を変化し得る。したがって、たとえば、非一時的は、状態のこの変化にもかかわらず有形にとどまるデバイスを指す。
【0190】
[00202]上記の説明および図面は、例示的なものであり、主題を開示する形態そのものに限定するものと解釈すべきではない。上記の開示に照らして多くの修正形態および変形形態が可能であることを、当業者は諒解することができる。本開示の完全な理解を与えるために、多数の具体的な詳細について説明した。しかしながら、いくつかの事例では、説明を不明瞭にすることを回避するために、よく知られているまたは従来の詳細が説明されていない。
【0191】
[00203]本明細書で使用する「接続された」、「結合された」という用語またはそれの任意の変形形態は、システムのモジュールに適用されるときに、2つ以上の要素の間での直接的または間接的のいずれかの任意の接続または結合を意味し、要素間の接続の結合は、物理的、論理的、またはそれらの任意の組合せであり得る。さらに、「本明細書で(herein)」、「上記で(above)」、「以下で(below)」という用語、および同様の意味の用語は、本明細書で使用されるとき、本出願の任意の特定の部分ではなく、本出願を全体として指すものとする。文脈が許せば、単数または複数を使用する、上記の発明を実施するための形態における用語は、それぞれ複数または単数をも含み得る。2つまたはそれ以上の項目のリストに関する「または(or)」という用語は、リスト中の項目のうちのいずれか、リスト中の項目のうちのすべて、またはリスト中の項目の任意の組合せという用語の解釈のうちのすべてをカバーする。
【0192】
[00204]開示する主題が、以下に示されていない他の形態および方式において具体化され得ることを、当業者は諒解されよう。第1の(first)、第2の(second)、上部の(top)および下部の(bottom)などの関係を示す用語の使用は、もしあれば、1つのエンティティまたはアクションを、そのようなエンティティまたはアクションの間のいかなるそのような実際の関係または順序を必ずしも必要とするかまたは暗示することなしに、別のものと区別するためにのみ使用されることを理解されたい。
【0193】
[00205]プロセスまたはブロックが所与の順序で提示されているが、代替実装形態は、異なる順序で、ステップを有するルーチンを実行するか、またはブロックを有するシステムを採用し得、いくつかのプロセスまたはブロックは、代替または部分組合せを与えるために削除、移動、追加、再分割、置換、連結、および/または修正され得る。これらのプロセスまたはブロックの各々は、様々な異なる方法で実装され得る。また、プロセスまたはブロックは、時々連続して実施されているように示されているが、これらのプロセスまたはブロックは、代わりに並行して実施され得るか、または異なる時間に実施され得る。さらに、本明細書において言及された任意の特定の数は例にすぎず、代替実装形態は、異なる値または範囲を採用し得る。
【0194】
[00206]本明細書で提供される開示の教示は、必ずしも上記で説明されたシステムに限らず他のシステムに適用され得る。上記で説明された様々な例の要素および行為は、さらなる例を与えるために組み合わされ得る。
【0195】
[00207]添付の出願書類中にリストされ得る任意のものを含む上記で言及された任意の特許および出願および他の参考文献は、参照により本明細書に組み込まれる。本開示の態様は、必要な場合、本開示のまたさらなる例を与えるために上記で説明された様々な参考文献のシステム、機能、および概念を採用するために修正され得る。
【0196】
[00208]これらおよび他の変更は、上記の発明を実施するための形態に照らして本開示に行われ得る。上記の説明がいくつかの例について説明し、企図される最良の態様について説明するが、文章中でいかに詳述されているように見えたとしても、教示は多くの方法で実施され得る。システムの詳細は、本明細書で開示される主題によって依然として包含されるが、それの実装詳細において大幅に変動し得る。上記のように、本開示のいくつかの特徴または態様について説明するときに使用される特定の用語は、その用語が関連付けられる開示の任意の特定の特性、特徴、または態様に制限されるように、その用語が本明細書で再定義されていることを暗示するものととられるべきではない。概して、以下の特許請求の範囲において使用される用語は、上記の発明を実施するための形態セクションがそのような用語を明示的に定義しない限り、本明細書において開示される特定の実装形態に本開示を制限するものと解釈されるべきではない。したがって、本開示の実際の範囲は、開示される実装形態だけでなく、特許請求の範囲の下で本開示を実施または実装するすべての等価な方法をも包含する。
【0197】
[00209]本開示のいくつかの態様がいくつかの請求項の形式で以下に提示されているが、発明者は、任意の数の請求項の形式で本開示の様々な態様を企図する。米国特許法112条(f)の下で扱われることが意図されるあらゆる請求項は、「ための手段(means for)」という語句で始まることになる。したがって、出願人は、本開示の他の態様のためのそのような追加の請求項の形式を遂行するために本出願を出願した後に追加の請求項を追加する権利を留保する。
【0198】
[00210]本明細書において使用される用語は、概して、本開示のコンテキスト内で各用語が使用される特定のコンテキストにおいて当技術分野におけるそれらの通常の意味を有する。本開示について説明するために使用されるいくつかの用語は、本開示の説明に関して実務家に追加の案内を与えるために上記でまたは本明細書の他の場所で説明される。便宜上、いくつかの用語は、たとえば、大文字化、イタリック体、および/または引用符を使用して強調され得る。強調の使用は、用語の範囲および意味に対して影響を及ぼさず、用語の範囲および意味は、それが強調されているか否かにかかわらず、同じコンテキストにおいて同じである。同じ要素が2つ以上の方法で説明され得ることが諒解されよう。
【0199】
[00211]したがって、代替的な文言および類義語が本明細書で説明される用語のうちのいずれか1つまたは複数に使用され得、また、用語が本明細書で詳述または説明されるか否かにいかなる特別な重要性も置かれない。いくつかの用語のための類義語が与えられる。1つまたは複数の類義語の詳述が他の類義語の使用を除外しない。本明細書で説明されるあらゆる用語の例を含む本明細書の任意の場所での例の使用は、例示的なものにすぎず、本開示またはあらゆる例示された用語の範囲および意味をさらに限定することは意図されない。同様に、本開示は、本明細書で与えられる様々な例に限定されない。
【0200】
[00212]本開示の範囲をさらに限定する意図なしに、本開示の例による機器、装置、方法およびそれらの関連する結果の例を以下に与える。タイトルまたはサブタイトルが読者の便宜のために例中で使用され得、いかなる場合も、これは、本開示の範囲を限定するべきでないことに留意されたい。別段に定義されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術的なおよび科学的な用語は、本開示が関係する当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。矛盾する場合、定義を含めて、本開示が優先することにする。
【0201】
[00213]本明細書のいくつかの部分は、情報に対する動作のアルゴリズムおよび記号表現に関して例について説明する。これらのアルゴリズムの説明および表現は、データ処理分野の当業者によって、自身の仕事の本質を他の当業者に効果的に伝達するために一般的に使用される。これらの動作は、機能的に、計算量的に、または論理的に説明されているが、コンピュータプログラムまたは等価な電気回路、マイクロコードなどによって実装されると理解される。さらに、一般性を失うことなく、モジュールとして動作のこれらの構成に言及することが時々好都合であることもわかっている。説明された動作およびそれらの関連するモジュールは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組合せで具現され得る。
【0202】
[00214]本明細書で説明されるステップ、動作、またはプロセスのうちのいずれかは、単独でまたは他のデバイスとの組合せで、1つまたは複数のハードウェアモジュールもしくはソフトウェアモジュールを用いて実行または実装され得る。いくつかの例では、ソフトウェアモジュールは、コンピュータプログラムコードを含んでいるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムオブジェクトで実装され、これにより、説明されたステップ、動作、またはプロセスのうちのいずれかまたはすべてを実行するためのコンピュータプロセッサによって実行され得る。
【0203】
[00215]例はまた、本明細書における動作を実行するための装置に関し得る。この装置は、必要とされる目的のために特別に構築され得る、および/またはコンピュータ中に記憶されたコンピュータプラグラムにより選択的に起動もしくは再構成される汎用コンピューティングデバイスを備え得る。そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステムバスに結合され得る非一時的、有形コンピュータ可読記憶媒体または電子命令を記憶するのに好適な任意のタイプの媒体中に記憶され得る。さらに、本明細書に記載の任意のコンピューティングシステムは、単一のプロセッサを含み得るか、または増加した計算能力のための複数のプロセッサ設計を採用するアーキテクチャであり得る。
【0204】
[00216]例はまた、本明細書で説明されるコンピューティングプロセスによって生成されるオブジェクトに関し得る。そのようなオブジェクトは、コンピューティングプロセスから生じた情報を備え得、ここで、情報は、非一時的、有形コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され、コンピュータプログラムオブジェクトまたは本明細書で説明される他のデータ組合せの任意の実装形態を含み得る。
【0205】
[00217]本明細書において使用される言語は、読みやすさおよび指導上の目的で主に選択されてきており、主題を線引きしまたは制限するために選択されてきていない場合がある。したがって、本開示の範囲が、この詳細な説明によってではなく、むしろ本明細書に基づく出願上に公表された特許請求の範囲によって限定されることが意図される。したがって、例の開示は、以下の特許請求の範囲に記載されている主題の範囲の限定ではなく、説明のためのものであることが意図される。
【0206】
[00218]コンテキスト接続システムのためのシステムおよび構成要素の様々な実装形態の完全な理解を与えるために具体的な詳細を前の説明で与えた。しかしながら、上記で説明された実装形態がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることを当業者は理解されよう。たとえば、回路、システム、ネットワーク、プロセス、および他の構成要素は、実施形態を不要な詳細で不明瞭にしないように、ブロック図の形式において構成要素として示され得る。他の事例では、実施形態を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法が不要な詳細なしに示され得る。
【0207】
[00219]個々の実装形態は、フローチャート、流れ図、データフロー図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明される場合があることにも留意されたい。フローチャートは動作を連続プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行してまたは同時に実施され得る。加えて、動作の順序は並べ替えられ得る。それの動作が完了されるとき、プロセスは終了されるが、図中に含まれない追加のステップを有し得る。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、それの終了は呼出し関数またはメイン関数への関数の復帰に対応することができる。
【0208】
[00220]クライアントデバイス、ネットワークデバイス、および他のデバイスは、特に、1つまたは複数の集積回路、入力デバイス、出力デバイス、データ記憶デバイス、および/またはネットワークインターフェースを含むコンピューティングシステムであり得る。集積回路は、特に、たとえば、1つまたは複数のプロセッサ、揮発性メモリ、および/または不揮発性メモリを含むことができる。入力デバイスは、たとえば、キーボード、マウス、キーパッド、タッチインターフェース、マイクロフォン、カメラ、および/または他のタイプの入力デバイスを含むことができる。出力デバイスは、たとえば、ディスプレイスクリーン、スピーカー、触覚フィードバックシステム、プリンタ、および/または他のタイプの出力デバイスを含むことができる。ハードドライブまたはフラッシュメモリなどのデータ記憶デバイスは、コンピューティングデバイスが、一時的にまたは永続的にデータを記憶することを可能にすることができる。ワイヤレスまたはワイヤードインターフェースなどのネットワークインターフェースは、コンピューティングデバイスがネットワークと通信することを可能にすることができる。コンピューティングデバイスの例は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、タブレット、スマートフォン、携帯情報端末、デジタルホームアシスタント、ならびにコンピューティングデバイスが組み込まれた機械および装置を含む。
【0209】
[00221]「コンピュータ可読媒体」という用語は、限定はしないが、ポータブルまたは非ポータブル記憶デバイス、光記憶デバイス、ならびに命令および/またはデータを記憶、含有、または搬送することが可能な様々な他の媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、データがそこに記憶され得る非一時的媒体を含み得、それは、ワイヤレスにまたはワイヤード接続を介して伝搬する搬送波および/または一時的電子信号を含まない。非一時的媒体の例は、限定はしないが、磁気ディスクまたはテープ、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光記憶媒体、フラッシュメモリ、メモリまたはメモリデバイスを含み得る。コンピュータ可読媒体は、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組合せを表現し得るコードおよび/または機械実行可能命令をその上に記憶していることがある。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツをパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、任意の好適な手段を介してパス、フォワーディング、または送信され得る。
【0210】
[00222]上記で説明された様々な例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装されるとき、必要なタスクを実施するためのプログラムコードまたはコードセグメント(たとえば、コンピュータプログラム製品)は、コンピュータ可読または機械可読記憶媒体(たとえば、プログラムコードまたはコードセグメントを記憶するための媒体)に記憶され得る。集積回路中に実装されるプロセッサが、必要なタスクを実施し得る。
【0211】
[00223]構成要素が、ある動作を実施する「ように構成されて」いるものとして説明される場合、そのような構成は、たとえば、動作を実施するように電子回路または他のハードウェアを設計することによって、動作を実施するようにプログラマブル電子回路(たとえば、マイクロプロセッサ、または他の好適な電子回路)をプログラムすることによって、またはそれらの任意の組合せによって、達成され得る。
【0212】
[00224]本明細書で開示される実装形態に関連して説明される、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能に関して上記で説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるのか、ソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
【0213】
[00225]本明細書で説明される技法は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいても実装され得る。そのような技法は、汎用コンピュータ、ワイヤレス通信デバイスハンドセット、またはワイヤレス通信デバイスハンドセットおよび他のデバイスにおける適用を含む複数の用途を有する集積回路デバイスなど、様々なデバイスのいずれかにおいて実装され得る。モジュールまたは構成要素として説明された特徴は、集積論理デバイスに一緒に、または個別であるが相互運用可能な論理デバイスとして別個に実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、本技法は、実行されたとき、上記で説明された方法のうちの1つまたは複数を実施する命令を含むプログラムコードを備えるコンピュータ可読データ記憶媒体によって、少なくとも部分的に実現され得る。コンピュータ可読データ記憶媒体は、パッケージング材料を含み得るコンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。コンピュータ可読媒体は、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気もしくは光学データ記憶媒体など、メモリまたはデータ記憶媒体を備え得る。本技法は、追加または代替として、伝搬信号または電波など、命令またはデータ構造の形態でプログラムコードを搬送または伝達し、コンピュータによってアクセスされ、読み取られ、および/または実行され得るコンピュータ可読通信媒体によって、少なくとも部分的に実現され得る。
【0214】
[00226]プログラムコードは、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、または他の等価の集積回路またはディスクリート論理回路など、1つまたは複数のプロセッサを含み得るプロセッサによって実行され得る。そのようなプロセッサは、本開示において説明される技法のうちのいずれかを実施するように構成され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを併用する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、任意の他のそのような構成としても実装され得る。したがって、本明細書で使用される「プロセッサ」という用語は、上記の構造、上記の構造の任意の組合せ、または、本明細書で説明される技法の実装に好適な任意の他の構造もしくは装置のいずれかを指し得る。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明される機能は、中断されたデータベース更新システムを実装するために構成された専用のソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュール内に与えられ得る。
【0215】
[00227]本技術の上記の詳細な説明は、例示および説明のために提示された。それは、網羅的なものでも、開示された形態そのものに本技術を限定するものでもない。上記の教示に照らして、多くの修正形態および変形形態が可能である。本技術の原理およびそれの実際的適用例について最良に説明し、他の当業者が、様々な実施形態において、企図された特定の用途に好適であるような様々な修正を加えて本技術を最良に利用することを可能にするために、説明される実施形態が選定された。本技術の範囲が特許請求の範囲によって定義されることが意図される。
【0216】
[00228]本開示の例示的な態様は以下を含む。
【0217】
[00229]態様1.自動勘定対話の方法であって、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各々は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、確認インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を備える方法。
【0218】
[00230]態様2.第1の資産取引を実施する第1の資産勘定は、第2の量の資産を振り替える第1の資産勘定を含む、態様1に記載の方法。
【0219】
[00231]態様3.第1の量の資産は、第2の量の資産に等しい、態様2に記載の方法。
【0220】
[00232]態様4.第1の量の資産は、第2の量の資産よりも少ない、態様2から3のいずれかに記載の方法。
【0221】
[00233]態様5.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最大適格しきい値以下であることを示す第1の資産取引指示に基づく、態様2から4のいずれかに記載の方法。
【0222】
[00234]態様6.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最小適格しきい値以上であることを示す第1の資産取引指示に基づく、態様2から5のいずれかに記載の方法。
【0223】
[00235]態様7.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、複数の資産取引指示の中からのランダム選択に基づく、態様1から6のいずれかに記載の方法。
【0224】
[00236]態様8.第1の資産取引は、特定のカテゴリの商品の代金を支払う、ここにおいて、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、商品の特定のカテゴリに基づく、ここにおいて、商品は、物品およびサービスのうちの少なくとも1つである、態様1から7のいずれかに記載の方法。
【0225】
[00237]態様9.第1の資産勘定は、特定の時間期間内に第1の資産取引を実施する、ここにおいて、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、特定の時間期間に基づく、態様1から8のいずれかに記載の方法。
【0226】
[00238]態様10.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザに関連する勘定から複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の資産に基づく、ここにおいて、第1のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定と第4の資産勘定とのうちの1つである、態様1から9のいずれかに記載の方法。
【0227】
[00239]態様11.第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスから第1のユーザのロケーションを受信することと、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスから第2のユーザのロケーションを受信することと、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることを識別することとをさらに備える、態様1から10のいずれかに記載の方法。
【0228】
[00240]態様12.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく、態様11に記載の方法。
【0229】
[00241]態様13.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく、態様11から12のいずれかに記載の方法。
【0230】
[00242]態様14.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、複数の資産勘定の中からのランダム選択に基づく、態様1から13のいずれかに記載の方法。
【0231】
[00243]態様15.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、少なくとも第1の量の資産を有する第2の資産勘定に基づく、態様1から14のいずれかに記載の方法。
【0232】
[00244]態様16.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第2のユーザに関連する勘定が複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づく、ここにおいて、第2のユーザに関連する勘定は、複数の資産勘定のうちの第2の資産勘定または第3の資産勘定のうちの1つである、態様1から15のいずれかに記載の方法。
【0233】
[00245]態様17.選択されている第1の資産取引指示と第2の資産勘定とに基づいて、1つまたは複数の追加の振替えのための1つまたは複数の追加の資産取引指示と1つまたは複数の追加の資産勘定とを識別する際に使用するための1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを更新するために第1の資産取引と第2の資産勘定とを使用することをさらに備える、態様1から16のいずれかに記載の方法。
【0234】
[00246]態様18.1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを使用して、第1の資産取引中に振り替えられた資産の額の少なくともサブセットである第1の量の資産を自動的に識別することをさらに備える、態様1から17のいずれかに記載の方法。
【0235】
[00247]態様19.第1のユーザと第2のユーザとのうちの少なくとも一人を識別するメッセージを生成すること、ここにおいて、確認インジケータはメッセージを含む、をさらに備える、態様1から18のいずれかに記載の方法。
【0236】
[00248]態様20.確認インジケータは、1つまたは複数の匿名化された識別子を使用して第1のユーザと第2のユーザとのうちの少なくとも一人を指す、態様1から19のいずれかに記載の方法。
【0237】
[00249]態様21.確認インジケータを通信することは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとのうちの少なくとも1つに確認インジケータを送ることを含む、態様1から20のいずれかに記載の方法。
【0238】
[00250]態様22.確認インジケータを通信することは、複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に確認インジケータをパブリッシュすることを含む、態様1から21のいずれかに記載の方法。
【0239】
[00251]態様23.フィード上に確認インジケータをパブリッシュすることは、確認インジケータを追加するようにフィードに対応するマークアップファイルを修正することを含み、複数のユーザデバイスのうちのビューアデバイスにマークアップファイルをサービスすること、ここにおいて、フィードは、ビューアデバイスへのマークアップファイルの振替えを行うとビューアデバイスによって閲覧可能になる、をさらに備える、態様22に記載の方法。
【0240】
[00252]態様24.第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることは第1の時間期間内に行われ、第1の量の資産と第1の時間期間内に行われる資産の複数の他の振替えに対応する量の資産との和に基づいて、第1の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す第1のインデックスを計算すること、ここにおいて、確認インジケータは、第1のインデックスを含む、をさらに備える、態様1から23のいずれかに記載の方法。
【0241】
[00253]態様25.グラフを生成すること、ここにおいて、グラフ上の第1の点は、第1の時間期間に対応し、第1のインデックスを識別する、ここにおいて、グラフは、第1の点に加えて1つまたは複数の追加の点を含む、ここにおいて、1つまたは複数の追加の点のうちのそれぞれの追加の点は、第1の時間期間以外の追加の時間期間に対応し、追加の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す追加のインデックスを識別する、ここにおいて、確認インジケータを通信することは、グラフを通信することを含む、をさらに備える、態様24に記載の方法。
【0242】
[00254]態様26.第2の資産勘定は、金融機関に対応する、態様1から25のいずれかに記載の方法。
【0243】
[00255]態様27.第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることに応答して第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとの間の通信回線を開始することをさらに備える、態様1から26のいずれかに記載の方法。
【0244】
[00256]態様28.通信回線は、第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとの間での1つまたは複数のメッセージの転送を含む、1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字と、画像と、ビデオと、オーディオクリップと、モーショングラフィックと、アニメーションと、アニメーション画像と、アイコンと、絵文字と、エモーティコンとのうちの少なくとも1つを含む、態様27に記載の方法。
【0245】
[00257]態様29.1つまたは複数のメッセージは、第1の資産取引指示を自動的に選択する前に、および第2の資産勘定を自動的に選択する前に準備される、態様28に記載の方法。
【0246】
[00258]態様30.自動勘定対話のためのシステムであって、命令を記憶するように構成された記憶装置と、命令を実行するプロセッサと、ここにおいて、命令の実行は、プロセッサに、自動勘定対話の方法であって、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、確認インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を行わせる、を備える、システム。
【0247】
[00259]態様31.第1の資産取引を実施する第1の資産勘定は、第2の量の資産を振り替える第1の資産勘定を含む、態様30に記載のシステム。
【0248】
[00260]態様32.第1の量の資産は、第2の量の資産に等しい、態様31に記載のシステム。
【0249】
[00261]態様33.第1の量の資産は、第2の量の資産よりも少ない、態様31から32のいずれかに記載のシステム。
【0250】
[00262]態様34.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最大適格しきい値以下であることを示す第1の資産取引指示に基づく、態様31から33のいずれかに記載のシステム。
【0251】
[00263]態様35.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第2の量の資産が最小適格しきい値以上であることを示す第1の資産取引指示に基づく、態様31から34のいずれかに記載のシステム。
【0252】
[00264]態様36.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、複数の資産取引指示の中からのランダム選択に基づく、態様30から35のいずれかに記載のシステム。
【0253】
[00265]態様37.第1の資産取引は、特定のカテゴリの商品の代金を支払う、ここにおいて、命令の実行は、プロセッサに、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、商品の特定のカテゴリに基づき、商品は、物品およびサービスのうちの少なくとも1つであることをさらに行わせる、態様30から36のいずれかに記載のシステム。
【0254】
[00266]態様38.第1の資産勘定は、特定の時間期間内に第1の資産取引を実施し、第1の資産勘定は、特定の時間期間内に第1の資産取引を実施する、態様30から37のいずれかに記載のシステム。
【0255】
[00267]態様39.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザに関連する勘定から複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の資産に基づき、複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザに関連する勘定から複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の資産に基づく、態様30から38のいずれかに記載のシステム。
【0256】
[00268]態様40.命令の実行は、プロセッサに、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスから第1のユーザのロケーションを受信することと、第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスから第2のユーザのロケーションを受信することと、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることを識別することとをさらに行わせる、態様30から39のいずれかに記載のシステム。
【0257】
[00269]態様41.複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく、態様40に記載のシステム。
【0258】
[00270]態様42.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第1のユーザのロケーションと第2のユーザのロケーションとが共有領域内にあることに基づく、態様40から41のいずれかに記載のシステム。
【0259】
[00271]態様43.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、複数の資産勘定の中からのランダム選択に基づく、態様30から42のいずれかに記載のシステム。
【0260】
[00272]態様44.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、少なくとも第1の量の資産を有する第2の資産勘定に基づく、態様30から43のいずれかに記載のシステム。
【0261】
[00273]態様45.複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第2のユーザに関連する勘定が複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づき、複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することは、第2のユーザに関連する勘定が複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づく、態様30から44のいずれかに記載のシステム。
【0262】
[00274]態様46.命令の実行は、プロセッサに、選択されている第1の資産取引指示と第2の資産勘定とに基づいて、1つまたは複数の追加の振替えのための1つまたは複数の追加の資産取引指示と1つまたは複数の追加の資産勘定とを識別する際に使用するための1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを更新するために第1の資産取引と第2の資産勘定とを使用することをさらに行わせる、態様30から45のいずれかに記載のシステム。
【0263】
[00275]態様47.命令の実行は、プロセッサに、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを使用して、第1の資産取引中に振り替えられた資産の額の少なくともサブセットである第1の量の資産を自動的に識別することをさらに行わせる、態様30から46のいずれかに記載のシステム。
【0264】
[00276]態様48.命令の実行は、プロセッサに、第1のユーザと第2のユーザとのうちの少なくとも一人を識別するメッセージを生成すること、ここにおいて、確認インジケータはメッセージを含む、をさらに行わせる、態様30から47のいずれかに記載のシステム。
【0265】
[00277]態様49.確認インジケータは、1つまたは複数の匿名化された識別子を使用して第1のユーザと第2のユーザとのうちの少なくとも一人を指す、態様30から48のいずれかに記載のシステム。
【0266】
[00278]態様50.確認インジケータを通信することは、第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとのうちの少なくとも1つに確認インジケータを送ることを含む、態様30から49のいずれかに記載のシステム。
【0267】
[00279]態様51.確認インジケータを通信することは、複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に確認インジケータをパブリッシュすることを含む、態様30から50のいずれかに記載のシステム。
【0268】
[00280]態様52.フィード上に確認インジケータをパブリッシュすることは、確認インジケータを追加するようにフィードに対応するマークアップファイルを修正することを含む、ここにおいて、命令の実行は、プロセッサに、複数のユーザデバイスのうちのビューアデバイスにマークアップファイルをサービスすること、ここにおいて、フィードは、ビューアデバイスへのマークアップファイルの振替えを行うとビューアデバイスによって閲覧可能になる、をさらに行わせる、態様51のいずれかに記載のシステム。
【0269】
[00281]態様53.第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることは第1の時間期間内に行われる、ここにおいて、命令の実行は、プロセッサに、第1の量の資産と第1の時間期間内に行われる資産の複数の他の振替えに対応する量の資産との和に基づいて、第1の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す第1のインデックスを計算すること、ここにおいて、確認インジケータは、第1のインデックスを含む、をさらに行わせる、態様30から52のいずれかに記載のシステム。
【0270】
[00282]態様54.命令の実行は、プロセッサに、グラフを生成すること、ここにおいて、グラフ上の第1の点は、第1の時間期間に対応し、第1のインデックスを識別する、ここにおいて、グラフは、第1の点に加えて1つまたは複数の追加の点を含む、ここにおいて、1つまたは複数の追加の点のうちのそれぞれの追加の点は、第1の時間期間以外の追加の時間期間に対応し、追加の時間期間内に振り替えられる資産の合計量を表す追加のインデックスを識別する、ここにおいて、確認インジケータを通信することは、グラフを通信することを含む、をさらに行わせる、態様53に記載のシステム。
【0271】
[00283]態様55.第2の資産勘定は、金融機関に対応する、態様30から54のいずれかに記載のシステム。
【0272】
[00284]態様56.プロセッサは、命令を実行し、プロセッサに、第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を振り替えることに応答して第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとの間の通信回線を開始することを行わせるように構成された、態様30から55のいずれかに記載のシステム。
【0273】
[00285]態様57.通信回線は、第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの1つにおいて記録されたオーディオの第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの別のものへの振替えを含む、態様56に記載のシステム。
【0274】
[00286]態様58.通信回線は、第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの1つにおいて記録されたビデオの第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとのうちの別のものへの振替えを含む、態様56から57のいずれかに記載のシステム。
【0275】
[00287]態様59.通信回線は、第1のユーザデバイスと第2のユーザデバイスとの間での1つまたは複数のメッセージの転送を含む、1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字と、画像と、ビデオと、オーディオクリップと、モーショングラフィックと、アニメーションと、アニメーション画像と、アイコンと、絵文字と、エモーティコンとのうちの少なくとも1つを含む、態様30から58のいずれかに記載のシステム。
【0276】
[00288]態様60.1つまたは複数のメッセージは、第1の資産取引指示を自動的に選択する前に、および第2の資産勘定を自動的に選択する前に準備される、態様59に記載のシステム。
【0277】
[00289]態様61.プログラムを具現した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、ここにおいて、プログラムは、自動勘定対話の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能であり、本方法は、自動勘定対話の方法であって、1つまたは複数の支払いサービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、複数の資産取引指示の各資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えることと、インジケータを自動的に通信することと、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を備える。
【0278】
[00290]態様62:態様2から29のいずれかおよび/または態様31から60のいずれかをさらに備える、態様61に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【0279】
[00291]態様63:画像処理のための装置であって、1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別するための手段と、複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信するための手段と、ここにおいて、複数の資産取引指示の各々は、複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの複数の資産取引指示の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択するための手段と、第1の資産取引指示は、複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、第1の資産勘定は、複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択するための手段と、第2の資産勘定は、複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、第1の資産取引指示を自動的に選択し、第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して第2の資産勘定から第1の資産勘定に第1の量の資産を自動的に振り替えるための手段と、確認インジケータを自動的に通信するための手段と、確認インジケータは、第1の量の資産が第2の資産勘定から第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、を備える装置。
【0280】
[00292]態様64:態様2から29のいずれかおよび/または態様31から60のいずれかをさらに備える、態様63に記載の装置。
【手続補正書】
【提出日】2023-07-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動対話の方法であって、
複数のユーザと対応するカレンダとに関する情報を記憶することと、ここにおいて、前記複数のユーザは、第1のカレンダを有する第1のユーザと第2のカレンダを有する第2のユーザとを含む、
前記第1のユーザを伴う対話を要求する指示を受信することと、
前記複数のユーザから、カレンダイベントのための一致する利用可能性を有する前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記対話のための前記第2のユーザを選択することと、ここにおいて、前記第2のユーザの前記選択は、トレーニングされた機械学習(ML)モデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することによって行われる、ここにおいて、前記対話は、前記第2のユーザの前記選択に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間にあるものとして設定される、
前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記トレーニングされたMLモデルからの前記カレンダイベントの指示に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための時間をスケジュールすることと、
前記対話のためにスケジュールされた前記時間において前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の通信オプションを開始することと、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関する情報に基づいてさらなるユーザ選択およびさらなる対話スケジューリングのために前記トレーニングされたMLモデルを更新することと
を備える方法。
【請求項2】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の取引のための時間をスケジュールすること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記取引のためにスケジュールされた前記時間に基づく、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数のユーザは、複数の勘定に関連付けられる、ここにおいて、前記対話のための前記第2のユーザを選択することは、前記複数の勘定から前記第2のユーザに関連する第2のユーザの勘定を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記対話に入るようにとの招待を送ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のユーザの第1のユーザデバイスと前記第2のユーザの第2のユーザデバイスとの間の接続を開始すること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話は、前記接続を使用して構成される、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記トレーニングされたMLモデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することは、前記トレーニングされたMLモデルに少なくとも前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとを入力することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のユーザは、組織を表す代理人である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記通信オプションは、カスタム応答または対話オプションのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択される前に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択された後に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる商品のカテゴリを識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、商品の前記カテゴリにも基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記指示は、商品の前記カテゴリに属する製品またはサービスに基づいて商品の前記カテゴリを識別する、ここにおいて、前記製品またはサービスは、前記第1のユーザによって使用される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる取引を識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、前記取引にも基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話はまた、自動化されたアシスタントに関与する、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関連付けられるように個人化された個人用メッセージを生成することと、
前記個人用メッセージを送ることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記複数のユーザのうちのユーザの1つまたは複数のセットの間の複数の対話を示すフィードを与えることと、
前記フィードに前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話の指示を追加するように前記フィードを更新することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記対話の部分として前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間でデジタル資産を振り替えること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記トレーニングされたMLモデルは、トレーニングされたニューラルネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
自動対話のためのシステムであって、
少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
複数のユーザと対応するカレンダとに関する情報を記憶することと、ここにおいて、前記複数のユーザは、第1のカレンダを有する第1のユーザと第2のカレンダを有する第2のユーザとを含む、
前記第1のユーザを伴う対話を要求する指示を受信することと、
前記複数のユーザから、カレンダイベントのための一致する利用可能性を有する前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記対話のための前記第2のユーザを選択することと、ここにおいて、前記第2のユーザの前記選択は、トレーニングされた機械学習(ML)モデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することによって行われる、ここにおいて、前記対話は、前記第2のユーザの前記選択に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間にあるものとして設定される、
前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記トレーニングされたMLモデルからの前記カレンダイベントの指示に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための時間をスケジュールすることと、
前記対話のためにスケジュールされた前記時間において前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の通信オプションを開始することと、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関する情報に基づいてさらなるユーザ選択およびさらなる対話スケジューリングのために前記トレーニングされたMLモデルを更新することと
を行うように構成された、システム。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の取引のための時間をスケジュールすること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記取引のためにスケジュールされた前記時間に基づく、
を行うように構成された、請求項19に記載のシステム。
【請求項21】
前記複数のユーザは、複数の勘定に関連付けられる、ここにおいて、前記対話のための前記第2のユーザを選択することは、前記複数の勘定から前記第2のユーザに関連する第2のユーザの勘定を選択することを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項22】
前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記対話に入るようにとの招待を送ることを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項23】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1のユーザの第1のユーザデバイスと前記第2のユーザの第2のユーザデバイスとの間の接続を開始すること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話は、前記接続を使用して構成される、
を行うように構成された、請求項19に記載のシステム。
【請求項24】
前記トレーニングされたMLモデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することは、前記トレーニングされたMLモデルに少なくとも前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとを入力することを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項25】
前記第2のユーザは、組織を表す代理人である、請求項19に記載のシステム。
【請求項26】
前記通信オプションは、カスタム応答または対話オプションのうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項27】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択される前に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項28】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択された後に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項29】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる商品のカテゴリを識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、商品の前記カテゴリにも基づく、請求項19に記載のシステム。
【請求項30】
前記指示は、商品の前記カテゴリに属する製品またはサービスに基づいて商品の前記カテゴリを識別する、ここにおいて、前記製品またはサービスは、前記第1のユーザによって使用される、請求項29に記載のシステム。
【請求項31】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる取引を識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、前記取引にも基づく、請求項19に記載のシステム。
【請求項32】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話はまた、自動化されたアシスタントに関与する、請求項19に記載のシステム。
【請求項33】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関連付けられるように個人化された個人用メッセージを生成することと、
前記個人用メッセージを送ることと
を行うように構成された、請求項19に記載のシステム。
【請求項34】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記複数のユーザのうちのユーザの1つまたは複数のセットの間の複数の対話を示すフィードを与えることと、
前記フィードに前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話の指示を追加するように前記フィードを更新することと
を行うように構成された、請求項19に記載のシステム。
【請求項35】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記対話の部分として前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間でデジタル資産を振り替えること
を行うように構成された、請求項19に記載のシステム。
【請求項36】
前記トレーニングされたMLモデルは、トレーニングされたニューラルネットワークを含む、請求項19に記載のシステム。
【請求項37】
プログラムを具現した非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、ここにおいて、前記プログラムは、自動対話の方法を実施するためにプロセッサによって実行可能であり、前記方法は、
複数のユーザと対応するカレンダとに関する情報を記憶することと、ここにおいて、前記複数のユーザは、第1のカレンダを有する第1のユーザと第2のカレンダを有する第2のユーザとを含む、
前記第1のユーザを伴う対話を要求する指示を受信することと、
前記複数のユーザから、カレンダイベントのための一致する利用可能性を有する前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記対話のための前記第2のユーザを選択することと、ここにおいて、前記第2のユーザの前記選択は、トレーニングされた機械学習(ML)モデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することによって行われる、ここにおいて、前記対話は、前記第2のユーザの前記選択に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間にあるものとして設定される、
前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとに基づいて前記トレーニングされたMLモデルからの前記カレンダイベントの指示に基づいて前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための時間をスケジュールすることと、
前記対話のためにスケジュールされた前記時間において前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の通信オプションを開始することと、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関する情報に基づいてさらなるユーザ選択およびさらなる対話スケジューリングのために前記トレーニングされたMLモデルを更新することと
を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項38】
前記方法は、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の取引のための時間をスケジュールすること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記取引のためにスケジュールされた前記時間に基づく、
をさらに備える、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項39】
前記複数のユーザは、複数の勘定に関連付けられる、ここにおいて、前記対話のための前記第2のユーザを選択することは、前記複数の勘定から前記第2のユーザに関連する第2のユーザの勘定を選択することを含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項40】
前記対話のための前記時間をスケジュールすることは、前記対話に入るようにとの招待を送ることを含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項41】
前記方法は、
前記第1のユーザの第1のユーザデバイスと前記第2のユーザの第2のユーザデバイスとの間の接続を開始すること、ここにおいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話は、前記接続を使用して構成される、
をさらに備える、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項42】
前記トレーニングされたMLモデルに前記複数のユーザと前記対応するカレンダとに関する前記情報を入力することは、前記トレーニングされたMLモデルに少なくとも前記第1のカレンダと前記第2のカレンダとを入力することを含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項43】
前記第2のユーザは、組織を表す代理人である、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項44】
前記通信オプションは、カスタム応答または対話オプションのうちの少なくとも1つを含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項45】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択される前に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項46】
前記通信オプションは、前記第2のユーザが選択された後に準備されるあらかじめ決定された応答を含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項47】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる商品のカテゴリを識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、商品の前記カテゴリにも基づく、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項48】
前記指示は、商品の前記カテゴリに属する製品またはサービスに基づいて商品の前記カテゴリを識別する、ここにおいて、前記製品またはサービスは、前記第1のユーザによって使用される、請求項47に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項49】
前記指示は、前記対話が関連付けられることになる取引を識別する、ここにおいて、前記第2のユーザを選択することは、前記取引にも基づく、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項50】
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話はまた、自動化されたアシスタントに関与する、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項51】
前記方法は、
前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話に関連付けられるように個人化された個人用メッセージを生成することと、
前記個人用メッセージを送ることと
をさらに備える、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項52】
前記方法は、
前記複数のユーザのうちのユーザの1つまたは複数のセットの間の複数の対話を示すフィードを与えることと、
前記フィードに前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の前記対話の指示を追加するように前記フィードを更新することと
をさらに備える、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項53】
前記方法は、
前記対話の部分として前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間でデジタル資産を振り替えること
をさらに備える、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項54】
前記トレーニングされたMLモデルは、トレーニングされたニューラルネットワークを含む、請求項37に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0280
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0280】
[00292]態様64:態様2から29のいずれかおよび/または態様31から60のいずれかをさらに備える、態様63に記載の装置。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[C1]
自動勘定対話の方法であって、
1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、
複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、前記複数の資産取引指示の各々は、前記複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが前記複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、
1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの前記複数の資産取引指示の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて前記複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、前記第1の資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が前記複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、前記第1の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの前記複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて前記複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、前記第2の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、前記第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の資産を有する、
前記第1の資産取引指示を自動的に選択し、前記第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を自動的に振り替えることと、
確認インジケータを自動的に通信することと、前記確認インジケータは、前記第1の量の前記資産が前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、
を備える方法。
[C2]
前記第1の資産取引を実施する前記第1の資産勘定は、第2の量の前記資産を振り替える前記第1の資産勘定を含む、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1の量の前記資産は、前記第2の量の前記資産に等しい、C2に記載の方法。
[C4]
前記第1の量の前記資産は、前記第2の量の前記資産よりも少ない、C2に記載の方法。
[C5]
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第2の量の前記資産が最大適格しきい値以下であることを示す前記第1の資産取引指示に基づく、C2に記載の方法。
[C6]
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第2の量の前記資産が最小適格しきい値以上であることを示す前記第1の資産取引指示に基づく、C2に記載の方法。
[C7]
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記複数の資産取引指示の中からのランダム選択に基づく、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1の資産取引は、特定のカテゴリの商品の代金を支払う、ここにおいて、前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記商品の前記特定のカテゴリに基づく、ここにおいて、前記商品は、物品およびサービスのうちの少なくとも1つである、C1に記載の方法。
[C9]
前記第1の資産勘定は、特定の時間期間内に前記第1の資産取引を実施する、ここにおいて、前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記特定の時間期間に基づく、C1に記載の方法。
[C10]
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第1のユーザに関連する勘定から前記複数のユーザのうちの第3のユーザに関連する前記複数の資産勘定のうちの第3の資産勘定に前に振り替えられた第2の量の前記資産に基づく、ここにおいて、前記第1のユーザに関連する前記勘定は、前記複数の資産勘定のうちの前記第1の資産勘定と第4の資産勘定とのうちの1つである、C1に記載の方法。
[C11]
前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスから前記第1のユーザのロケーションを受信することと、
前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスから前記第2のユーザのロケーションを受信することと、
前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが共有領域内にあることを識別することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記複数の資産取引指示から前記第1の資産取引指示を自動的に選択することは、前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが前記共有領域内にあることに基づく、C11に記載の方法。
[C13]
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記第1のユーザの前記ロケーションと前記第2のユーザの前記ロケーションとが前記共有領域内にあることに基づく、C11に記載の方法。
[C14]
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記複数の資産勘定の中からのランダム選択に基づく、C1に記載の方法。
[C15]
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、少なくとも前記第1の量の前記資産を有する前記第2の資産勘定に基づく、C1に記載の方法。
[C16]
前記複数の資産勘定から前記第2の資産勘定を自動的に選択することは、前記第2のユーザに関連する勘定が前記複数の資産取引のうちの第2の資産取引を実施したことを識別することに基づく、ここにおいて、前記第2のユーザに関連する前記勘定は、前記複数の資産勘定のうちの前記第2の資産勘定と第3の資産勘定とのうちの1つである、C1に記載の方法。
[C17]
選択されている前記第1の資産取引指示と前記第2の資産勘定とに基づいて、1つまたは複数の追加の振替えのための1つまたは複数の追加の資産取引指示と1つまたは複数の追加の資産勘定とを識別する際に使用するための前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを更新するために前記第1の資産取引と前記第2の資産勘定とを使用すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C18]
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルを使用して、前記第1の資産取引中に振り替えられた前記資産の額の少なくともサブセットである前記第1の量の前記資産を自動的に識別すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C19]
前記第1のユーザと前記第2のユーザとのうちの少なくとも一人を識別するメッセージを生成すること、ここにおいて、前記確認インジケータは前記メッセージを含む、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C20]
前記確認インジケータは、1つまたは複数の匿名化された識別子を使用して前記第1のユーザと前記第2のユーザとのうちの少なくとも一人を指す、C1に記載の方法。
[C21]
前記確認インジケータを通信することは、前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとのうちの少なくとも1つに前記確認インジケータを送ることを含む、C1に記載の方法。
[C22]
前記確認インジケータを通信することは、前記複数のユーザに対応する複数のユーザデバイスの少なくともサブセットによって閲覧可能であるフィード上に前記確認インジケータをパブリッシュすることを含む、C1に記載の方法。
[C23]
前記フィード上に前記確認インジケータをパブリッシュすることは、前記確認インジケータを追加するように前記フィードに対応するマークアップファイルを修正することを含み、
前記複数のユーザデバイスのうちのビューアデバイスに前記マークアップファイルをサービスすること、ここにおいて、前記フィードは、前記ビューアデバイスへの前記マークアップファイルの振替えを行うと前記ビューアデバイスによって閲覧可能になる、
をさらに備える、C22に記載の方法。
[C24]
前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を振り替えることは、第1の時間期間内に行われ、
前記第1の量の前記資産と前記第1の時間期間内に行われる前記資産の複数の他の振替えに対応する前記資産の量との和に基づいて、前記第1の時間期間内に振り替えられる前記資産の合計量を表す第1のインデックスを計算すること、ここにおいて、前記確認インジケータは、前記第1のインデックスを含む、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C25]
グラフを生成すること、ここにおいて、前記グラフ上の第1の点は、前記第1の時間期間に対応し、前記第1のインデックスを識別する、ここにおいて、前記グラフは、前記第1の点に加えて1つまたは複数の追加の点を含む、ここにおいて、前記1つまたは複数の追加の点のうちのそれぞれの追加の点は、前記第1の時間期間以外の追加の時間期間に対応し、前記追加の時間期間内に振り替えられる前記資産の合計量を表す追加のインデックスを識別する、ここにおいて、前記確認インジケータを通信することは、前記グラフを通信することを含む、
をさらに備える、C24に記載の方法。
[C26]
前記第2の資産勘定は、金融機関に対応する、C1に記載の方法。
[C27]
前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を振り替えることに応答して前記第1のユーザに対応する第1のユーザデバイスと前記第2のユーザに対応する第2のユーザデバイスとの間の通信回線を開始すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C28]
前記通信回線は、前記第1のユーザデバイスと前記第2のユーザデバイスとの間での1つまたは複数のメッセージの転送を含む、前記1つまたは複数のメッセージは、テキストの文字列と、英数字文字と、画像と、ビデオと、オーディオクリップと、モーショングラフィックと、アニメーションと、アニメーション画像と、アイコンと、絵文字と、エモーティコンとのうちの少なくとも1つを含む、C27に記載の方法。
[C29]
前記1つまたは複数のメッセージは、第1の資産取引指示を自動的に選択する前に、および前記第2の資産勘定を自動的に選択する前に準備される、C28に記載の方法。
[C30]
自動勘定対話のためのシステムであって、
命令を記憶するように構成された記憶装置と、
前記命令を実行するプロセッサと、ここにおいて、前記命令の実行は、前記プロセッサに、
1つまたは複数の取引サービスサーバによってアクセスされる資産勘定情報に基づいて、複数のユーザに関連する複数の資産勘定を識別することと、
複数の資産取引を示す複数の資産取引指示を受信することと、ここにおいて、前記複数の資産取引指示の各資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの少なくとも1つが前記複数の資産取引のうちの1つを実施したことを示す、
1つまたは複数のトレーニングされた機械学習(ML)モデルへの前記複数の資産取引指示の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第1の出力に基づいて前記複数の資産取引指示から第1の資産取引指示を自動的に選択することと、前記第1の資産取引指示は、前記複数の資産勘定のうちの第1の資産勘定が前記複数の資産取引のうちの第1の資産取引を実施したことを示し、前記第1の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第1のユーザに関連付けられる、
前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルへの前記複数の資産勘定に関する情報の入力に応答して前記1つまたは複数のトレーニングされたMLモデルの第2の出力に基づいて前記複数の資産勘定から第2の資産勘定を自動的に選択することと、前記第2の資産勘定は、前記複数のユーザのうちの第2のユーザに関連付けられ、前記第2の資産勘定は、少なくとも第1の量の前記資産を有する、
前記第1の資産取引指示を自動的に選択し、前記第2の資産勘定を自動的に選択することに応答して前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に前記第1の量の前記資産を自動的に振り替えることと、
確認インジケータを自動的に通信することと、前記確認インジケータは、前記第1の量の前記資産が前記第2の資産勘定から前記第1の資産勘定に振り替えられたことを示す、
を行わせる、
を備える、システム。
【国際調査報告】