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特表2023-551891情報伝送方法、受信方法、装置、端末及びネットワーク側機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-13
(54)【発明の名称】情報伝送方法、受信方法、装置、端末及びネットワーク側機器
(51)【国際特許分類】
   H04B 17/309 20150101AFI20231206BHJP
   H04W 28/18 20090101ALI20231206BHJP
【FI】
H04B17/309
H04W28/18 110
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023533398
(86)(22)【出願日】2021-12-09
(85)【翻訳文提出日】2023-05-31
(86)【国際出願番号】 CN2021136723
(87)【国際公開番号】W WO2022127678
(87)【国際公開日】2022-06-23
(31)【優先権主張番号】202011480912.5
(32)【優先日】2020-12-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100180806
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 剛
(72)【発明者】
【氏名】姚 健
(72)【発明者】
【氏名】宋 二浩
(72)【発明者】
【氏名】尤 花征
(72)【発明者】
【氏名】李 佳林
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA13
5K067AA23
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本出願は、情報伝送方法、受信方法、装置、端末及びネットワーク側機器を開示し、通信の技術分野に属するものである。具体的な実現手段は、ネットワーク側機器が、1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し、目標MCSレベルを決定するための指示情報を端末へ送信することを含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク側機器によって実行される情報伝送方法であって、
1024直交振幅変調QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標変調符号化方式MCSレベルを決定するステップと、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するステップと、を含む、情報伝送方法。
【請求項2】
前記端末から、1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標チャネル品質指標CQIを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1MCS表は、
既存の1024 QAM CQI表に既存の符号化速度とスペクトル効率を保留すること、
スペクトル効率の等間隔を確保すること、
符号化速度の等間隔を確保すること、
信号対雑音比の等間隔を確保すること、
符号化速度に小数があった場合に、第1アルゴリズムを採用して前記符号化速度を処理すること、
スペクトル効率が4桁小数を残している場合に、四捨五入により整数化するアルゴリズムを用いて前記スペクトル効率を処理すること、
スペクトル効率と目標符号化速度との間がスペクトル効率=目標符号化速度/1024*変調次数の関係式を満たすこと、といった設計原則の少なくとも一項により決定する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1CQI表は、
スペクトル効率の等間隔を確保すること、
符号化速度の等間隔を確保すること、
信号対雑音比の等間隔を確保すること、
符号化速度に小数があった場合に、第1アルゴリズムを採用して前記符号化速度を処理すること、
スペクトル効率が4桁小数を残している場合に、四捨五入により整数化するアルゴリズムを用いて前記スペクトル効率を処理すること、
スペクトル効率と目標符号化速度との間がスペクトル効率=目標符号化速度/1024*変調次数の関係式を満たすこと、といった設計原則の少なくとも一項により決定する、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1アルゴリズムは、
切り上げ、切り捨て、四捨五入による整数化、一桁小数保留のいずれか一項を含む、請求項3又は4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1CQI表には1024 QAMに対応する、第1CQIレベル、第2CQIレベル、第3CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第1CQIレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2CQIレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第2CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第3CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第3CQIレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは、16QAMに対応する第4CQIレベル、64QAMに対応する第5CQIレベル、256QAMに対応する第6CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第4CQIレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第4CQIレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第5CQIレベルに対応する目標符号レートは466であり、前記第5CQIレベルに対応するスペクトル効率は2.7305であり、
前記第6CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第6CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第1MCSレベル、第2MCSレベル、第3MCSレベル、第4MCSレベル、第5MCSレベル、第6MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第1MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2MCSレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第2MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第3MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第3MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第4MCSレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第4MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項であり、
前記第5MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第5MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578であり、
前記第6MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、前記第6MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベルと前記第8MCSレベルはQPSKに対応し、前記第9MCSレベル、前記第10MCSレベル及び前記第11MCSレベルは16QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第13MCSレベル、第14MCSレベル、第15MCSレベル、第16MCSレベル、第17MCSレベル、第18MCSレベル、第19MCSレベル、第20MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第13MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第13MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第14MCSレベルに対応する目標符号レートは789、789.5、790、790.5、791のいずれか一項であり、前記第14MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.7051、7.71、7.7148、7.7197、7.7246のいずれか一項であり、
前記第15MCSレベルに対応する目標符号レートは821、821.5、822のいずれか一項であり、前記第15MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0176、8.0225、8.0273のいずれか一項であり、
前記第16MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第16MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第17MCSレベルに対応する目標符号レートは884、884.5、885のいずれか一項であり、前記第17MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.6328、8.6377、8.6426のいずれか一項であり、
前記第18MCSレベルに対応する目標符号レートは916、916.5、917のいずれか一項であり、前記第18MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.9453、8.9502、8.9551のいずれか一項であり、
前記第19MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第19MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578であり、
前記第20MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、前記第20MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第21MCSレベル、前記第22MCSレベル及び前記第23MCSレベルは16QAMに対応し、前記第24MCSレベル、前記第25MCSレベル、前記第26MCSレベル及び前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第21MCSレベルと前記第22MCSレベルはQPSKに対応し、前記第23MCSレベル、前記第24MCSレベル及び前記第25MCSレベルは16QAMに対応し、前記第26MCSレベルと前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第21MCSレベルと前記第22MCSレベルはQPSKに対応し、前記第23MCSレベル、前記第24MCSレベル及び前記第25MCSレベルは16QAMに対応し、前記第26MCSレベルと前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは193であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.3770であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは449であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.8770であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第21MCSレベル、前記第22MCSレベル及び前記第23MCSレベルは16QAMに対応し、前記第24MCSレベル、前記第25MCSレベル、前記第26MCSレベル及び前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記第1CQI表には更に1024 QAMに対応する、第7CQIレベル、第8CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7CQIレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第7CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第8CQIレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第8CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項である、請求項6に記載の方法。
【請求項18】
前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第9CQIレベルと前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは873であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は5.1152である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第9CQIレベルは四位相偏移変調QPSKに対応し、前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは193であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は0.3770であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第29MCSレベル、第30MCSレベル、第31MCSレベル及び第32MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第29MCSレベルに対応する目標符号レートは781、781.5、782、782.5、783のいずれか一項であり、前記第29MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.627、7.6318、7.6367、7.6416、7.6465のいずれか一項であり、
前記第30MCSレベルに対応する目標符号レートは828、828.5、829、829.5、830のいずれか一項であり、前記第30MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0859、8.0908、8.0957、8.1006、8.1055のいずれか一項であり、
前記第31MCSレベルに対応する目標符号レートは876、876.5、877のいずれか一項であり、前記第31MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.5547、8.5596、8.5645のいずれか一項であり、
前記第32MCSレベルに対応する目標符号レートは924、924.5、925のいずれか一項であり、前記第32MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.0234、9.0283、9.0332のいずれか一項である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは64QAMに対応する第33MCSレベルを含み、
前記第33MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第33MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、無線リソース制御RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、媒体アクセス制御制御要素MAC CE又は下りリンク制御情報DCIによって送信される第3指示情報と、を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項25】
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項26】
端末によって実行される情報受信方法であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するステップと、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するステップと、を含む、情報受信方法。
【請求項27】
1024QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するステップを更に含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第3指示情報と、を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
ネットワーク側機器に適用される情報伝送装置であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定するために用いられる第1決定モジュールと、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するために用いられる第1送信モジュールと、を備える、情報伝送装置。
【請求項33】
1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記端末から受信するために用いられる第1受信モジュールを更に備る、請求項32に記載の装置。
【請求項34】
端末に適用される情報受信装置であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するために用いられる第2受信モジュールと、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するために用いられる第2決定モジュールと、を備える、情報受信装置。
【請求項35】
1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するために用いられる第6送信モジュールを更に備える、請求項34に記載の装置。
【請求項36】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1~25のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項37】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項26~31のいずれか一項に記載の情報受信方法のステップを実現する、端末。
【請求項38】
プログラム又はコマンドを記憶し、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1~25のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、又は請求項26~31のいずれか一項に記載の情報受信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項39】
プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して請求項1~25のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、又は請求項26~31のいずれか一項に記載の情報受信方法のステップを実現するためのものである、チップ。
【請求項40】
非一時的記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて請求項1~25のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現するか、又は請求項26~31のいずれか一項に記載の情報受信方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
【0002】
本出願は、2020年12月15日に中国に提出された中国特許出願No.202011480912.5の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本出願に取り込まれている。
【0003】
本出願は、通信の技術分野に属し、具体的には、情報伝送方法、受信方法、装置、端末及びネットワーク側機器に関する。
【背景技術】
【0004】
既存の通信システムにおいて、下りリンクサービスチャネルと上りリンクサービスチャネルは、システムのスペクトル効率を向上させるためにチャネル状況に合わせて変調方式と符号化速度を決定するための適応変調符号化(Adaptive Modulation and Coding,AMC)技術を採用できる。しかしながら、現在の通信システムでは、最大256直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation,QAM)までサポートし、より高次の変調をサポートしないため、信号対雑音比の高い適用場合においてスループットに限界があるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願の実施例は、現在の通信システムでは信号対雑音比の高い適用場合においてスループットに限界があるという問題を解決できる、情報伝送方法、受信方法、装置、端末及びネットワーク側機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面において、ネットワーク側機器によって実行される情報伝送方法であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定するステップと、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するステップと、を含む、情報伝送方法を提供する。
【0007】
第2側面において、端末によって実行される情報受信方法であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するステップと、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するステップと、を含む、情報受信方法を提供する。
【0008】
第3側面において、ネットワーク側機器に適用される情報伝送装置であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定するために用いられる第1決定モジュールと、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するために用いられる第1送信モジュールと、を備える、情報伝送装置を提供する。
【0009】
第4側面において、端末に適用される情報受信装置であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するために用いられる第2受信モジュールと、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するために用いられる第2決定モジュールと、を備える、情報受信装置を提供する。
【0010】
第5側面において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1側面に記載の方法のステップを実現する、ネットワーク側機器を提供する。
【0011】
第6側面において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第2側面に記載の方法のステップを実現する、端末を提供する。
【0012】
第7側面において、プログラム又はコマンドを記憶し、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1側面に記載の方法のステップを実現するか、又は第2側面に記載の方法のステップを実現する、可読記憶媒体を提供する。
【0013】
第8側面において、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して第1側面に記載の方法のステップを実現するか、又は第2側面に記載の方法のステップを実現するためのものである、チップを提供する。
【0014】
第9側面において、不揮発性記憶媒体に記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されて第1側面に記載の方法のステップを実現するか、又は第2側面に記載の方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品を提供する。
【発明の効果】
【0015】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は、1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し、目標MCSレベルを決定するための指示情報を端末へ送信することができる。これによって、対応通信システムで1024 QAMをサポートすることを実現でき、従来技術と比べると、より高次の変調をサポートし、信号対雑音比の高い適用場合においてスループットに限界があるという問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本出願の実施例で提供される無線通信システムの模式図である。
図2】本出願の実施例で提供される情報伝送方法のフローチャートである。
図3】本出願の実施例で提供される情報受信方法のフローチャートである。
図4】本出願の実施例で提供される情報伝送装置の構成模式図である。
図5】本出願の実施例で提供される情報受信装置の構成模式図である。
図6】本出願の実施例で提供される通信機器の構成模式図である。
図7】本出願の実施例で提供される端末の構成模式図である。
図8】本出願の実施例で提供されるネットワーク側機器の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明らかに記述し、当然ながら、記述される実施例は全ての実施例ではなく、本出願の一部の実施例である。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得た他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0018】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用されるデータは、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきであり、また、「第1」、「第2」で区別する対象は一般に一種類であり、対象の数を限定することがなく、例えば、第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよい。また、明細書および特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
【0019】
指摘すべきことは、本出願に係る実施例に記載の技術は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)/LTEの発展型(LTE-Advanced,LTE-A)システムに限定されず、更に、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access,TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access,OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access,SC-FDMA)のような他の無線通信システム及び他のシステムに利用可能である点である。本出願に係る実施例における「システム」と「ネットワーク」という用語は一般に相互に交換して使用することができ、記述される技術は上述したシステムと無線電信技術に用いてもよいし、他のシステムと無線電信技術に用いてもよい。以下の記述では例示するためにニューラジオ(New Radio,NR)システムを記述し、且つ以下の大部分の記述においてNR用語を使用するが、これらの技術はNRシステム以外に適用可能であり、例えば第6世代(6th Generation,6G)通信システムにも適用可能である。
【0020】
図1は本出願の実施例で適用可能な無線通信システムの模式図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク側機器12を備える。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment,UE)と呼ばれてもよく、携帯電話、タブレットコンピュータ(Tablet Computer)、ノートパソコンとも呼ばれるラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、携帯情報端末、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、ウェアラブル機器(Wearable Device)又は車載装置(Vehicle User Equipment,VUE)、歩行者端末(Pedestrian User Equipment,PUE)等の端末側機器であってもよく、ウェアラブル機器は、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。本出願に係る実施例では端末11の具体的な種類が限定されないことは説明必要である。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、その中で、基地局は、ノードB、発展型ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station,BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(Basic Service Set,BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)、Bノード、発展型Bノード(eNB)、家庭用Bノード、家庭用発展型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、送受信ポイント(Transmitting Receiving Point,TRP)又は前記分野中の他のある適切な用語で称してもよく、同じ技術効果を達成できれば、前記基地局は特定の技術用語に限定されるものではない。
【0021】
本出願の実施例を容易に理解するために、まず、以下の内容を説明する。
【0022】
現在のNRシステムにおいて、物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel,PDSCH)と物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,PUSCH)のいずれにおいても、システムのスペクトル効率を向上させるためにチャネル状況に合わせて変調方式と符号化速度を決定するためのAMC技術が採用されている。既存のNRシステムにおけるPDSCHがサポートする最大の変調次数が8であり、四位相偏移変調(Quadrature Phase Shift Keying,QPSK)、16QAM、64QAM及び256QAMといった合計4種の変調方式を含む。ここで、各種の変調方式の各変調シンボルで伝達される情報量はそれぞれ2bits、4bits、6bits及び8bitsである。
【0023】
ここで、各種の変調方式と符号化速度は1つの変調符号化方式(Modulation and Coding Scheme,MCS)レベルに対応する。現在のNRリリースにおいては、PDSCHに対して3種のMCS表が定義されており、下記の表1、表2及び表3に示すように、表の内容としてMCSインデックス(Index)、変調次数(Modulation Order)、目標符号レート(Target code Rate)及びスペクトル効率(Spectral efficiency)が含まれている。MCSインデックスの0は第1種のMCSレベルを表し、MCSインデックスの1は第2種のMCSレベルを表し、これによって類推する。即ち、各MCSインデックスはそれぞれ1つのMCSレベルに一意に対応する。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
選択可能な一実施例では、ネットワーク側機器、例えば基地局は下りリンク制御情報(Downlink Control Information,DCI)中の5bits指示情報によって、決定されたMCSレベルを端末に通知する。端末は物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDCCH)によって受信した指示情報の指示するMCSレベルにより、基地局がPDSCHでデータを伝送することに使用するMCSレベルを取得し、且つ表1~表3中の対応関係により、該MCSレベルに対応する変調次数と符号化速度を決定し、PDSCHにおける対応するデータを復調し復号する。
【0028】
同時に、端末は下りリンクチャネルを測定して、基地局へチャネル品質指標(Channel Quality Indicator,CQI)をフィードバックする必要がある。CQIフィードバックは物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,PUSCH)又は物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)によって、勧める変調方式と符号化速度を送信することである。基地局は端末がフィードバックしたCQIと予測アルゴリズムにより、上り/下りリンクチャネルに対応するMCSを決定する。現在のNRリリースにおいては変調方式と符号化速度が15種のCQIレベルに計量化され、4bitsの表形式、即ちCQI表によって定義されており、以下の表4、表5及び表6に示す通りであり、それらはそれぞれ以上の表1、表2及び表3に対応する。表4~表6において異なるCQIレベルに対応する変調方式、符号レート及びスペクトル効率が定義されている。その中で、CQIインデックスの0は第1種のCQIレベルを表し、CQIインデックスの1は第2種のCQIレベルを表し、これによって類推する。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
スペクトル効率を更に向上させるために、LTEにおいてより高い次数の変調方式が定義されており、それに対応するMCS表とCQI表は表7と表8に示す通りである。表7はMCS表と略称してもよく、その中にPDSCHのMCSインデックス、変調次数及びトランスポートブロックサイズ(Transport Block Size,TBS)インデックスを含み、下りリンクスケジューリング時における、異なるMCSレベルに対応する変調次数及びTBSインデックスが定義されている。表8において異なるCQIレベルに対応する変調方式、符号レート及びスペクトル効率が定義されている。
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
【0035】
以下、図面を参照しながら、具体的な実施例及びこれを適用する場合によって、本出願の実施例で提供される情報伝送方法と受信方法を詳細に説明する。
【0036】
本出願の実施例で提供される情報伝送方法のフローチャートである図2を参照されたく、該方法はネットワーク側機器によって実行される。図2に示すように、該方法は以下のステップ21及びステップ22を含む。
【0037】
ステップ21では、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定する。
【0038】
本実施例では、端末伝送に対応する目標MCSレベルは端末の下りリンク受信又は上りリンク送信に使用されるMCSレベルと理解してもよい。該目標MCSレベルは第1MCS表中のMCSレベルであり、第1MCS表に1024 QAMに対応するMCSレベルを含む。即ち、第1MCS表には、変調次数が10の変調方式に対応するMCSレベルを含む。
【0039】
選択可能に、第1MCS表には、変調次数が10の変調方式である1024 QAMに対応するMCSインデックス及び対応する符号化速度とスペクトル効率を少なくとも含み、且つ各MCSインデックスはそれぞれ1つのMCSレベルに一意に対応する。
【0040】
ステップ22では、目標MCSレベルを決定するための指示情報を端末へ送信する。
【0041】
選択可能に、端末は無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)シグナリングによって、目標MCSレベルを決定するための指示情報を端末へ送信してもよく、このようにして、端末は該指示情報及び第1MCS表により目標MCSレベルを決定する。
【0042】
一実施形態では、ネットワーク側機器、例えば基地局は第1MCS表により、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し、例えば端末がスケジューリングするチャネルに対応するMCSレベルを決定し、且つ端末に通知してもよく、このように、該MCSレベルにより、スケジューリングするチャネルに使用される変調方式と符号化速度を決定するように端末に指示する。
【0043】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は、1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し、目標MCSレベルを決定するための指示情報を端末へ送信することができる。これによって、対応通信システムで1024 QAMをサポートすることを実現でき、従来技術と比べると、より高次の変調をサポートし、信号対雑音比の高い適用場合においてスループットに限界があるという問題を解決する。
【0044】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを端末から受信してもよい。その後、ネットワーク側機器は受信したCQI及び第1MCS表により、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し且つ端末に通知してもよく、このように、該MCSレベルにより、その下りリンク受信又は上りリンク送信に使用される変調方式と符号化速度を決定するように端末に指示する。
【0045】
上記目標CQIは端末がチャネル測定結果と第1CQI表により決定するものであってもよいことを指摘必要である。第1CQI表には、変調次数が10の変調方式である1024 QAMに対応するCQIインデックス及び対応する符号化速度とスペクトル効率を少なくとも含み、且つ各CQIインデックスはそれぞれ1つのCQIレベルに一意に対応する。
【0046】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は上位レイヤーシグナリングによって、端末が使用する少なくとも1つのMCS表を指示してもよく、例えば、上位レイヤーパラメータmcs-Table又は他の新しく定義された上位レイヤーパラメータによって指示する。この指示される少なくとも1つのMCS表には、1024QAMに対応するMCSレベルを含むMCS表が少なくとも含まれる。
【0047】
選択可能な一実施例として、上記の指示される少なくとも1つのMCS表が少なくとも2つの第1MCS表であれば、端末伝送に対応する第1MCS表を指示する時に、RRCシグナリングによって、少なくとも2つの第1MCS表の1つを選択するように直接指示してもよいし、RRCシグナリングによって少なくとも2つの第1MCS表を配置し、続いて媒体アクセス制御制御要素(Media Access Control ControlElement,MAC CE)又はDCIによって、その中の1つを選択するように指示してもよいし、DCIに対する異なる無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identity,RNTI)スクランブルによって、その中の1つを選択するように指示してもよい。
【0048】
例えば、上記の指示される少なくとも1つのMCS表が1024QAMに対応するMCSレベルを含む2つのMCS表、即ち第1MCS表であれば、RRCシグナリングによって、これら2つの1024 QAM MCS表の1つを選択するように直接指示してもよいし、RRCシグナリングによって、これら2つの1024 QAM MCS表を配置し、続いてMAC CE又はDCIによって、その中の1つを選択するように指示してもよいし、異なるRNTIスクランブルによってその中の1つを選択するように指示してもよい。
【0049】
ここで、異なる1024 QAM MCS表、即ち異なる第1MCS表間は少なくとも1つのMCSエントリEntryが相違する。例えば、上記の指示される少なくとも1つのMCS表がMCS表1とMCS表2といった2つの第1MCS表を含む場合に、MCS表1とMCS表2は、MCS表2において、MCS表1における変調方式が1024QAM、目標符号化速度が758/758.5/759、スペクトル効率が7.4023/7.4072/7.4121のMCS Entryから、変調方式が256QAM、目標符号化速度が948、スペクトル効率が7.4063のMCS Entryに置き換えることで相違してもよい。
【0050】
選択可能に、本出願の実施例では、ネットワーク側機器は端末へ第1指示情報を送信してもよく、該第1指示情報は端末が使用する第1MCS表を指示するためのものであり、該第1指示情報はRRCシグナリングによって送信されてもよい。
【0051】
例えば、ネットワーク側機器はRRCシグナリングによって端末が使用する第1MCS表を指示する。該第1MCS表は5-bitの表、即ち32エントリentriesの表であってもよいし、6-bitの表、即ち64 entriesの表であってもよい。
【0052】
選択可能に、本出願の実施例では、ネットワーク側機器は端末へ第2指示情報と第3指示情報を送信してもよい。ここで、第2指示情報は端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するためのものであり、第3指示情報は前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、端末が使用する第1MCS表を指示するためのものである。第2指示情報はRRCシグナリングによって送信されてもよい。第3指示情報はMAC CE又はDCIによって送信されてもよい。
【0053】
例えば、ネットワーク側機器はRRCシグナリングによって端末が使用する複数の第1MCS表を指示し、5-bitの表と6-bitの表を含み、且つMAC CE、DCI又はDCIをスクランブルするRNTIによって、5-bitの表又は6-bitの表を使用するように更に指示してもよい。
【0054】
更に例えば、ネットワーク側機器はRRCシグナリングによって端末が使用する複数の第1MCS表を指示し、5-bitの表を含み、且つMAC CE、DCI又はDCIをスクランブルするRNTIによって、これら複数の5-bitの表の1つを使用するように更に指示してもよい。例えば、RRCシグナリングによって指示される2つの第1MCS表が5-bitの表であり、且つDCIによって、使用する第1MCS表を更に指示する場合に、5 bits情報を用いて端末伝送に対応するMCSレベルを指示し、且つ1 bit情報を用いて該MCSレベルに対応する5-bit MCS表を指示してもよい。
【0055】
本出願の実施例では、ネットワーク側機器は上位レイヤーシグナリングによって、端末がCQIフィードバックを行う時に使用する少なくとも1つのCQI表を指示してもよく、例えば、上位レイヤーパラメータcqi-Table又は他の新しく定義された上位レイヤーパラメータによって指示する。この指示される少なくとも1つのCQI表には、1024QAMに対応するCQIレベルを含むCQI表が少なくとも含まれる。
【0056】
選択可能な一実施例として、上記の指示される少なくとも1つのCQI表が少なくとも2つの第1CQI表であれば、端末伝送に対応する第1CQI表を指示する時に、RRCシグナリングによって、少なくとも2つの第1CQI表の1つを選択するように直接指示してもよいし、RRCシグナリングによって少なくとも2つの第1CQI表を配置し、続いてMAC CE又はDCIによって、その中の1つを選択するように指示してもよいし、DCIに対する異なるRNTIスクランブルによって、その中の1つを選択するように指示してもよい。
【0057】
例えば、上記の指示される少なくとも1つのMCS表が1024QAMに対応するCQIレベルを含む2つのCQI表、即ち第1CQI表であれば、RRCシグナリングによって、これら2つの1024 QAM CQI表の1つを選択するように直接指示してもよいし、RRCシグナリングによって、これら2つの1024 QAM CQI表を配置し、続いてMAC CE又はDCIによって、その中の1つを選択するように指示してもよいし、異なるRNTIスクランブルによってその中の1つを選択するように指示してもよい。
【0058】
ここで、異なる1024 QAM CQI表、即ち異なる第1CQI表間は少なくとも1つのCQI Entryが相違する。例えば、上記の指示される少なくとも1つのCQI表がCQI表1とCQI表2といった2つの第1CQI表を含む場合に、CQI表1とCQI表2は、CQI表2において、CQI表1における変調方式が1024QAM、目標符号化速度が758/758.5/759、スペクトル効率が7.4023/7.4072/7.4121のCQI Entryから、変調方式が256QAM、目標符号化速度が948、スペクトル効率が7.4063のCQI Entryに置き換えることで相違してもよい。
【0059】
選択可能に、本出願の実施例では、ネットワーク側機器は端末へ第4指示情報を送信してもよく、該第4指示情報は端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するためのものであり、該第4指示情報はRRCシグナリングによって送信されてもよい。
【0060】
選択可能に、本出願の実施例では、ネットワーク側機器は端末へ第5指示情報と第6指示情報を送信してもよい。ここで、第5指示情報は端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するためのものであり、第6指示情報は少なくとも2つの第1CQI表から選択された、端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するためのものである。第5指示情報はRRCシグナリングによって送信されてもよく、第6指示情報はMAC CE又はDCIによって送信されてもよい。
【0061】
本出願の実施例では、選択可能に、上記の第1MCS表は、以下の設計原則1)~7)の少なくとも一項により決定してもよい。
1)既存の1024 QAM CQI表に既存の符号化速度とスペクトル効率を保留する。例えば、NRシステムの1024 QAM CQI表に既存の符号化速度とスペクトル効率を保留する。
2)スペクトル効率の等間隔を確保する。
3)符号化速度の等間隔を確保する。
4)信号対雑音比の等間隔を確保する。
5)符号化速度に小数があった場合に、第1アルゴリズムを用いて該符号化速度を処理する。ここで、該第1アルゴリズムは切り上げ、切り捨て、四捨五入による整数化、一桁小数保留等のいずれか一項を含んでもよい。
6)スペクトル効率が4桁小数を残している場合に、四捨五入により整数化するアルゴリズムを用いてスペクトル効率を処理する。
7)スペクトル効率と目標符号化速度との間がスペクトル効率=目標符号化速度/1024*変調次数の関係式を満たす。
【0062】
選択可能に、上記の第1CQI表は、
【数1】
【0063】
選択可能に、上記のような第1MCS表と第1CQI表の設計原則によれば、第1MCS表と第1CQI表の設計方式は以下の方式1~方式5を含んでもよいが、それらに限定されない。
方式1
【0064】
この方式1において、第1CQI表には1024 QAMに対応する、第1CQIレベル、第2CQIレベル、第3CQIレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0065】
ここで、第1CQIレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、第1CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項である。
【0066】
第2CQIレベルに対応する目標符号レートは853であり、第2CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.3301である。
【0067】
第3CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、第3CQIレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である。
【0068】
更に、該第1CQI表に含まれないCQIレベルは少なくとも16QAMに対応する第4CQIレベル、64QAMに対応する第5CQIレベル、256QAMに対応する第6CQIレベルの少なくとも一項を含む。
【0069】
ここで、第4CQIレベルに対応する目標符号レートは490であり、第4CQIレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、第5CQIレベルに対応する目標符号レートは466であり、第5CQIレベルに対応するスペクトル効率は2.7305であり、第6CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、第6CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
方式2
【0070】
この方式2において、第1MCS表には1024QAMに対応する、第1MCSレベル、第2MCSレベル、第3MCSレベル、第4MCSレベル、第5MCSレベル、第6MCSレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0071】
ここで、第1MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、第1MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項である。
【0072】
第2MCSレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、第2MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項である。
【0073】
第3MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、第3MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301である。
【0074】
第4MCSレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、第4MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項である。
【0075】
第5MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第5MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である。
【0076】
第6MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、第6MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである。
【0077】
更に、該第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0078】
選択可能に、これらのMCSレベルの状況は以下のいずれか一項であってもよい。
【0079】
状況1:第7MCSレベル、第8MCSレベル及び第9MCSレベルは16QAMに対応し、第10MCSレベルと第11MCSレベルは64QAMに対応し、第12MCSレベルは256QAMに対応する。
【0080】
ここで、第7MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。第8MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602である。第9MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703である。第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0081】
状況2:第7MCSレベルと第8MCSレベルはQPSKに対応し、第9MCSレベル、第10MCSレベル及び第11MCSレベルは16QAMに対応し、第12MCSレベルは256QAMに対応する。
【0082】
ここで、第7MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016である。第8MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758である。第9MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。第10MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602である。第11MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703である。第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0083】
状況3:第7MCSレベル、第8MCSレベル及び第9MCSレベルは16QAMに対応し、第10MCSレベルと第11MCSレベルは64QAMに対応し、第12MCSレベルは256QAMに対応する。
【0084】
ここで、第7MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766である。第8MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141である。第9MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063である。第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
方式3
【0085】
この方式3において、第1MCS表には1024QAMに対応する、第13MCSレベル、第14MCSレベル、第15MCSレベル、第16MCSレベル、第17MCSレベル、第18MCSレベル、第19MCSレベル、第20MCSレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0086】
ここで、第13MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、第13MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項である。
【0087】
第14MCSレベルに対応する目標符号レートは789、789.5、790、790.5、791のいずれか一項であり、第14MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.7051、7.71、7.7148、7.7197、7.7246のいずれか一項である。
【0088】
第15MCSレベルに対応する目標符号レートは821、821.5、822のいずれか一項であり、第15MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0176、8.0225、8.0273のいずれか一項である。
【0089】
第16MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、第16MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301である。
【0090】
第17MCSレベルに対応する目標符号レートは884、884.5、885のいずれか一項であり、第17MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.6328、8.6377、8.6426のいずれか一項である。
【0091】
第18MCSレベルに対応する目標符号レートは916、916.5、917のいずれか一項であり、第18MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.9453、8.9502、8.9551のいずれか一項である。
【0092】
第19MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第19MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である。
【0093】
第20MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、第20MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである。
【0094】
更に、該第1MCS表に含まれないMCSレベルは少なくとも第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含む。
【0095】
選択可能に、これらの含まれないMCSレベルの状況は以下のいずれか一項であってもよい。
【0096】
状況4:第21MCSレベル、第22MCSレベル及び第23MCSレベルは16QAMに対応し、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル及び第27MCSレベルは64QAMに対応し、第28MCSレベルは256QAMに対応する。
【0097】
ここで、第21MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。第22MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602である。第23MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703である。第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129である。第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164である。第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0098】
状況5:第21MCSレベルと第22MCSレベルはQPSKに対応し、第23MCSレベル、第24MCSレベル及び第25MCSレベルは16QAMに対応し、第26MCSレベルと第27MCSレベルは64QAMに対応し、第28MCSレベルは256QAMに対応する。
【0099】
ここで、第21MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016である。第22MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758である。第23MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。第24MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602である。第25MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703である。第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0100】
状況6:第21MCSレベルと第22MCSレベルはQPSKに対応し、第23MCSレベル、第24MCSレベル及び第25MCSレベルは16QAMに対応し、第26MCSレベルと第27MCSレベルは64QAMに対応し、第28MCSレベルは256QAMに対応する。
【0101】
ここで、第21MCSレベルに対応する目標符号レートは193であり、第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.3770である。第22MCSレベルに対応する目標符号レートは449であり、第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.8770である。第23MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766である。第24MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141である。第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063である。第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0102】
状況7:第21MCSレベル、第22MCSレベル及び第23MCSレベルは16QAMに対応し、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル及び第27MCSレベルは64QAMに対応し、第28MCSレベルは256QAMに対応する。
【0103】
ここで、第21MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766である。第22MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141である。第23MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063である。第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293である。第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094である。第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129である。第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164である。第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
方式4
【0104】
この方式4において、上記方式1と比べて、第1CQI表には更に1024 QAMに対応する、第7CQIレベル、第8CQIレベルの少なくとも一項を含む。
【0105】
ここで、第7CQIレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、第7CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項である。
【0106】
第8CQIレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、第8CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項である。
【0107】
更に、該第1CQI表に含まれないCQIレベルは、第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0108】
選択可能に、これらの含まれないCQIレベルの状況は以下のいずれか一項であってもよい。
【0109】
状況8:第9CQIレベルと第10CQIレベルは64QAMに対応する。ここで、第9CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023である。第10CQIレベルに対応する目標符号レートは873であり、第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は5.1152である。
【0110】
状況9:第9CQIレベルはQPSKに対応し、第10CQIレベルは64QAMに対応する。ここで、第9CQIレベルに対応する目標符号レートは193であり、第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は0.3770である。第10CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023である。
方式5
【0111】
この方式5において、第1MCS表には1024QAMに対応する、第29MCSレベル、第30MCSレベル、第31MCSレベル及び第32MCSレベルの少なくとも一項を含んでもよい。
【0112】
ここで、第29MCSレベルに対応する目標符号レートは781、781.5、782、782.5、783のいずれか一項であり、第29MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.627、7.6318、7.6367、7.6416、7.6465のいずれか一項である。
【0113】
第30MCSレベルに対応する目標符号レートは828、828.5、829、829.5、830のいずれか一項であり、第30MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0859、8.0908、8.0957、8.1006、8.1055のいずれか一項である。
【0114】
第31MCSレベルに対応する目標符号レートは876、876.5、877のいずれか一項であり、第31MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.5547、8.5596、8.5645のいずれか一項である。
【0115】
第32MCSレベルに対応する目標符号レートは924、924.5、925のいずれか一項であり、第32MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.0234、9.0283、9.0332のいずれか一項である。
【0116】
更に、該第1MCS表に含まれないMCSレベルは64QAMに対応する第33MCSレベルを含んでもよい。該第33MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、第33MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。
【0117】
以下、具体的な実施例を参照しながら、上記の方式1~5を詳細に説明する。
実施例1
【0118】
この実施例1において、上記方式1に対応するように、現在のNRにおいて定義されている256 QAM CQI表である上記表5を基に、NR 1024 QAM CQI表設計を行い、新しく増加した1024 QAM CQI Entryは以下の表1-1に示す通りとなってもよい。
【0119】
【表9】
【0120】
ここで、表1-1中のCQI Entry 13、CQI Entry 14及びCQI Entry 15は、LTE 1024 QAM CQI表である上記表8により、
【数2】
【0121】
【数3】
【0122】
【表10】
【0123】
最後に得られたNRの1024 QAM CQI表は以下の表9に示す通りとなってもよい。
【0124】
【表11】
【0125】
本実施例では、上記方式2に対応するように、上記NR 1024 QAM CQI表である表9により、NRの1024 QAM MCS表を設計する時に、上記MCS表設計原則、及び現在のNRにおいて定義されている256 QAM MCS表である上記表2により、MCS Entry{22,23,24,25,26,31}を新しく増加すると決定してもよく、以下の表1-3に示す通りである。
【0126】
【表12】
【0127】
ここで、表1-3中のMCS Entry 31は再送サービスに用いてもよい。
【0128】
表1-3中のMCS Entry 22、MCS Entry 24及びMCS Entry 26は、上記MCS表設計原則1)により、上記NR 1024 QAM CQI表である表9中のCQI Entry 13、CQI Entry 14及びCQI Entry 15に結び付けて得られたものである。
【0129】
表1-3中のMCS Entry23は、上記MCS表設計原則2)、原則3)又は原則4)により、MCS Entry 22とMCS Entry 24に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0130】
表1-3中のMCS Entry 25は、上記MCS表設計原則2)、原則3)又は原則4)により、MCS Entry 24とMCS Entry 26に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0131】
更に、新しく増加するMCS Entryの数が6であるので、上記MCS表設計原則1)と原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表1-4又は表1-5に示す通りとなってもよい。
【0132】
【表13】
【0133】
【表14】
【0134】
更に、上記MCS表設計原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表1-6に示す通りとなってもよい。
【0135】
【表15】
【0136】
上記表1-3~表1-6を基に設計された5 bits MCS表は以下の表10、表11又は表12に示す通りとなってもよい。
【0137】
【表16】
【0138】
【表17】
【0139】
【表18】
実施例2
【0140】
この実施例2において、上記方式3に対応するように、上記NR 1024 QAM CQI表である表9により、NRの1024 QAM MCS表を設計する時に、上記MCS表設計原則、及び現在のNRにおいて定義されている256 QAM MCS表である上記表2により、MCS Entry{20,21,22,23,24,25,26,31}を新しく増加すると決定してもよく、以下の表2-1に示す通りである。
【0141】
【表19】
【0142】
ここで、表2-1中のMCS Entry 31は再送サービスに用いてもよい。
【0143】
表2-1中のMCS Entry 20、MCS Entry 23及びMCS Entry 26は、上記MCS表設計原則1)により、上記NR 1024QAM CQI表である表9中のCQI Entry 13、CQI Entry 14及びCQI Entry 15に結び付けて得られたものである。
【0144】
表2-1中のMCS Entry21とMCS Entry22は、上記MCS表設計原則2)又は原則3)又は原則4)により、MCS Entry 20とMCS Entry 23に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0145】
表2-1中のMCS Entry 24とMCS Entry 25は、上記MCS表設計原則2又は原則3又は原則4により、MCS Entry 23とMCS Entry 26に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0146】
更に、新しく増加するMCS Entryの数が8であるので、上記MCS表設計原則1)と原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表2-2又は表2-2に示す通りとなってもよい。
【0147】
【表20】
【0148】
【表21】
【0149】
更に、上記MCS表設計原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表2-4又は表2-5に示す通りとなってもよい。
【0150】
【表22】
【0151】
【表23】
【0152】
上記表2-1~表2-5を基に設計された5 bits MCS表は以下の表13、表14、表15又は表16に示す通りとなってもよい。
【0153】
【表24】
【0154】
【表25】
【0155】
【表26】
【0156】
【表27】
実施例3
【0157】
この実施例3において、上記方式1に対応するように、実施例1で定義されたNR 1024QAM CQI表である表9を基に、その中の変調方式が1024QAM、目標符号化速度が758/758.5/759、スペクトル効率が7.4023/7.4072/7.4121のCQI Entryから、変調方式が256QAM、目標符号化速度が948、スペクトル効率が7.4063のCQI Entryに置き換え、以下の表17に示す通りである。
【0158】
【表28】
【0159】
更に、上記NR 1024 QAM CQI表である表17により、NRの1024 QAM MCS表を設計する時に、上記MCS表設計原則、及び現在のNRにおいて定義されている256 QAM MCS表である上記表2により、MCS Entry{21,22,23,24,25,26,31}を新しく増加すると決定してもよく、以下の表3-1に示す通りである。
【0160】
【表29】
【0161】
ここで、表3-1中のMCS Entry 31は再送サービスに用いてもよい。
【0162】
表3-1中のMCS Entry 23とMCS Entry 26は上記MCS表設計原則1)により、上記NR 1024QAM CQI表である表9中のCQI Entry 14とCQI Entry 15に結び付けて得られたものである。
【0163】
表3-1中のMCS Entry21とMCS Entry22は、上記MCS表設計原則2)又は原則3)又は原則4)により、MCS Entry 20とMCS Entry 23に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0164】
表3-1中のMCS Entry 24とMCS Entry 25は、上記MCS表設計原則2)又は原則3)又は原則4)により、MCS Entry 23とMCS Entry 26に補間して得られたものである。ここで、符号化速度の具体的な数値は上記MCS表設計原則5)と原則7)により決定され、スペクトル効率の具体的な数値は上記MCS表設計原則6)と原則7)により決定される。
【0165】
更に、新しく増加するMCS Entryの数が7であるので、上記MCS表設計原則1)と原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表3-2又は表3-3に示す通りとなってもよい。
【0166】
【表30】
【0167】
【表31】
【0168】
更に、上記MCS表設計原則2)、又は原則3)、又は原則4)により、現在NR 256 QAM MCS表である表2に既存のMCS Entryに対して削除を行ってもよく、削除すると決定するMCS Entryは以下の表3-4又は表3-5に示す通りとなってもよい。
【0169】
【表32】
【0170】
【表33】
【0171】
上記表3-1~表3-5を基に設計された5 bits MCS表は以下の表18、表19、表20又は表21に示す通りとなってもよい。
【0172】
【表34】
【0173】
【表35】
【0174】
【表36】
【0175】
【表37】
実施例4
【0176】
この実施例4において、上記方式4に対応するように、実施例1で定義されたNR 1024QAM CQI表である表9を基に、上記CQI表設計原則に結び付けて、CQI Entry{12,14}を新しく増加すると決定し、以下の表4-1に示す通りである。
【0177】
【表38】
【0178】
【数4】
【0179】
【数5】
【0180】
【数6】
【0181】
【表39】
【0182】
【表40】
【0183】
最後に得られたNRの1024 QAM CQI表は以下の表22又は表23に示す通りとなってもよい。
【0184】
【表41】
【0185】
【表42】
【0186】
更に、上記NR 1024 QAM CQI表である表22と表23により、NRの1024 QAM MCS表を設計する時に、上記MCS表設計原則、及び現在のNRにおいて定義されている256 QAM MCS表である表2により、新しく増加するMCS Entry(実施例1参照)及び削除するMCS Entry(実施例1参照)を決定してもよく、最後に得られた設計済み5 bits MCS表は表24と25に示す通りである。
【0187】
【表43】
【0188】
【表44】
実施例5
【0189】
この実施例5において、上記方式5に対応するように、実施例1で定義されたNR 1024 QAM CQI表である表9を基に、又は実施例4におけるNR 1024 QAM CQI表である表17を基に、上記MCS表設計原則、及び現在のNRにおいて定義されている64 QAM MCS表、例えば表1、256QAM MCS表、例えば表2に結び付けて、6-bit NR 1024 QAM MCS表の設計を行ってもよい。
【0190】
選択可能に、上記実施例2又は実施例4を参照すると、新しく増加するMCS Entryは以下の表5-1又は表5-2に示す通りとなってもよい。
【0191】
【表45】
【0192】
【表46】
【0193】
更に、他のMCS Entryは、NRにおいて定義されている64QAM MCS表、例えば表1、256 QAM MCS表、例えば表2に基づいて得られてもよい。ここで、削除するMCS Entryは64 QAM MCS表中のMCS Index 28に対応するMCS Entryであり、以下の表5-3に示す通りである。
【0194】
【表47】
【0195】
最後に得られた6-bit NR1024QAM MCS表は以下の表26と表27に示す通りとなってもよい。その中、具体的な変調次数、目標符号レート及びスペクトル効率の数値が提供されていないMCS Entryは予備のMCS Entryであり、その具体的な変調次数、目標符号レート及びスペクトル効率の数値は本実施例で限定されない。
【0196】
【表48】
【0197】
【表49】
【0198】
本出願の実施例で提供される情報受信方法のフローチャートである図3を参照されたく、該方法は端末によって実行され、図3に示すように、該方法は以下のステップ31及びステップ32を含む。
【0199】
ステップ31では、目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信する。
【0200】
ここで、前記目標MCSレベルは第1MCS表中のMCSレベルであり、前記第1MCS表には1024 QAMに対応するMCSレベルを含む。
【0201】
選択可能に、第1MCS表には、変調次数が10の変調方式である1024 QAMに対応するMCSインデックス及び対応する符号化速度とスペクトル効率を少なくとも含み、各MCSインデックスはそれぞれ1つのMCSレベルに一意に対応する。
【0202】
ステップ32では、前記指示情報により目標MCSレベルを決定する。
【0203】
一実施形態では、ネットワーク側機器、例えば基地局は第1MCS表により、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定し、例えば端末がスケジューリングするチャネルに対応するMCSレベルを決定し、且つ端末に通知してもよく、このように、該MCSレベルにより、スケジューリングするチャネルに使用される変調方式と符号化速度を決定するように端末に指示する。
【0204】
本出願の実施例では、端末は、1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信し、前記指示情報により目標MCSレベルを決定することができる。これによって、対応通信システムで1024 QAMをサポートすることを実現でき、従来技術と比べると、より高次の変調をサポートし、信号対雑音比の高い適用場合においてスループットに限界があるという問題を解決する。
【0205】
選択可能に、前記方法は、
1024QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである端末目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するステップを更に含む。
【0206】
選択可能に、前記方法は、
端末が、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む。
【0207】
選択可能に、前記方法は、
端末が、前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第3指示情報と、を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む。
【0208】
選択可能に、前記方法は、
端末が、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む。
【0209】
選択可能に、前記方法は、
端末が、前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む。
【0210】
指摘すべきことは、本出願の実施例における第1MCS表と第1CQI表の具体的な形式については上記図2における実施例の記載を参照してもよく、ここで詳細な説明を省略する点である。
【0211】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される情報伝送方法は、実行主体が情報伝送装置であってもよいし、該情報伝送装置における情報伝送方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では、情報伝送装置が情報伝送方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供される情報伝送装置を説明する。
【0212】
本出願の実施例で提供される情報伝送装置の構成模式図である図4を参照されなく、該装置はネットワーク側機器に適用され、図4に示すように、該情報伝送装置40は、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標MCSレベルを決定するために用いられる第1決定モジュール41と、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するために用いられる第1送信モジュール42と、を備える。
【0213】
選択可能に、該情報伝送装置40は、更に、
1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記端末から受信するために用いられる第1受信モジュールを備える。
【0214】
選択可能に、前記第1MCS表は、
既存の1024 QAM CQI表に既存の符号化速度とスペクトル効率を保留すること、
スペクトル効率の等間隔を確保すること、
符号化速度の等間隔を確保すること、
信号対雑音比の等間隔を確保すること、
符号化速度に小数があった場合に、第1アルゴリズムを採用して前記符号化速度を処理すること、
スペクトル効率が4桁小数を残している場合に、四捨五入により整数化するアルゴリズムを用いて前記スペクトル効率を処理すること、
スペクトル効率と目標符号化速度との間がスペクトル効率=目標符号化速度/1024*変調次数の関係式を満たすこと、といった設計原則の少なくとも一項により決定する。
【0215】
選択可能に、前記第1CQI表は、
スペクトル効率の等間隔を確保すること、
符号化速度の等間隔を確保すること、
信号対雑音比の等間隔を確保すること、
符号化速度に小数があった場合に、第1アルゴリズムを採用して前記符号化速度を処理すること、
スペクトル効率が4桁小数を残している場合に、四捨五入により整数化するアルゴリズムを用いて前記スペクトル効率を処理すること、
スペクトル効率と目標符号化速度との間がスペクトル効率=目標符号化速度/1024*変調次数の関係式を満たすこと、といった設計原則の少なくとも一項により決定する。
【0216】
選択可能に、前記第1アルゴリズムは、
切り上げ、切り捨て、四捨五入による整数化、一桁小数保留のいずれか一項を含む。
【0217】
選択可能に、前記第1CQI表には1024 QAMに対応する、第1CQIレベル、第2CQIレベル、第3CQIレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第1CQIレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2CQIレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第2CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第3CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第3CQIレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である。
【0218】
選択可能に、前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは、16QAMに対応する第4CQIレベル、64QAMに対応する第5CQIレベル、256QAMに対応する第6CQIレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第4CQIレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第4CQIレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第5CQIレベルに対応する目標符号レートは466であり、前記第5CQIレベルに対応するスペクトル効率は2.7305であり、
前記第6CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第6CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0219】
選択可能に、前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第1MCSレベル、第2MCSレベル、第3MCSレベル、第4MCSレベル、第5MCSレベル、第6MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第1MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2MCSレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第2MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第3MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第3MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第4MCSレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第4MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項であり、
前記第5MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第5MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578であり、
前記第6MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、前記第6MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである。
【0220】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0221】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第7MCSレベルと前記第8MCSレベルはQPSKに対応し、前記第9MCSレベル、前記第10MCSレベル及び前記第11MCSレベルは16QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0222】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0223】
選択可能に、前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第13MCSレベル、第14MCSレベル、第15MCSレベル、第16MCSレベル、第17MCSレベル、第18MCSレベル、第19MCSレベル、第20MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第13MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第13MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第14MCSレベルに対応する目標符号レートは789、789.5、790、790.5、791のいずれか一項であり、前記第14MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.7051、7.71、7.7148、7.7197、7.7246のいずれか一項であり、
前記第15MCSレベルに対応する目標符号レートは821、821.5、822のいずれか一項であり、前記第15MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0176、8.0225、8.0273のいずれか一項であり、
前記第16MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第16MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第17MCSレベルに対応する目標符号レートは884、884.5、885のいずれか一項であり、前記第17MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.6328、8.6377、8.6426のいずれか一項であり、
前記第18MCSレベルに対応する目標符号レートは916、916.5、917のいずれか一項であり、前記第18MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.9453、8.9502、8.9551のいずれか一項であり、
前記第19MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第19MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578であり、
前記第20MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、前記第20MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである。
【0224】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第21MCSレベル、前記第22MCSレベル及び前記第23MCSレベルは16QAMに対応し、前記第24MCSレベル、前記第25MCSレベル、前記第26MCSレベル及び前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0225】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第21MCSレベルと前記第22MCSレベルはQPSKに対応し、前記第23MCSレベル、前記第24MCSレベル及び前記第25MCSレベルは16QAMに対応し、前記第26MCSレベルと前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0226】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第21MCSレベルと前記第22MCSレベルはQPSKに対応し、前記第23MCSレベル、前記第24MCSレベル及び前記第25MCSレベルは16QAMに対応し、前記第26MCSレベルと前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは193であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.3770であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは449であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.8770であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0227】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第21MCSレベル、第22MCSレベル、第23MCSレベル、第24MCSレベル、第25MCSレベル、第26MCSレベル、第27MCSレベル、第28MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第21MCSレベル、前記第22MCSレベル及び前記第23MCSレベルは16QAMに対応し、前記第24MCSレベル、前記第25MCSレベル、前記第26MCSレベル及び前記第27MCSレベルは64QAMに対応し、前記第28MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第21MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第21MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第22MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第22MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第23MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第23MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第24MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第24MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第25MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第25MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第26MCSレベルに対応する目標符号レートは719であり、前記第26MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.2129であり、
前記第27MCSレベルに対応する目標符号レートは822であり、前記第27MCSレベルに対応するスペクトル効率は4.8164であり、
前記第28MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第28MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である。
【0228】
選択可能に、前記第1CQI表には更に1024 QAMに対応する、第7CQIレベル、第8CQIレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第7CQIレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第7CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第8CQIレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第8CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項である。
【0229】
選択可能に、前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第9CQIレベルと前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは873であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は5.1152である。
【0230】
選択可能に、前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第9CQIレベルは四位相偏移変調QPSKに対応し、前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは193であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は0.3770であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023である。
【0231】
選択可能に、前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第29MCSレベル、第30MCSレベル、第31MCSレベル及び第32MCSレベルの少なくとも一項を含み、
ここで、前記第29MCSレベルに対応する目標符号レートは781、781.5、782、782.5、783のいずれか一項であり、前記第29MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.627、7.6318、7.6367、7.6416、7.6465のいずれか一項であり、
前記第30MCSレベルに対応する目標符号レートは828、828.5、829、829.5、830のいずれか一項であり、前記第30MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0859、8.0908、8.0957、8.1006、8.1055のいずれか一項であり、
前記第31MCSレベルに対応する目標符号レートは876、876.5、877のいずれか一項であり、前記第31MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.5547、8.5596、8.5645のいずれか一項であり、
前記第32MCSレベルに対応する目標符号レートは924、924.5、925のいずれか一項であり、前記第32MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.0234、9.0283、9.0332のいずれか一項である。
【0232】
選択可能に、前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは64QAMに対応する第33MCSレベルを含み、
ここで、前記第33MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第33MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である。
【0233】
選択可能に、前記情報伝送装置40は、更に、
前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記端末へ送信するために用いられる第2送信モジュールを備える。
【0234】
選択可能に、前記情報伝送装置40は、更に、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第3指示情報と、を前記端末へ送信するために用いられる第3送信モジュールを備える。
【0235】
選択可能に、前記情報伝送装置40は、更に、
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記端末へ送信するために用いられる第4送信モジュールを備える。
【0236】
選択可能に、前記情報伝送装置40は、更に、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、を前記端末へ送信するために用いられる第5送信モジュールを備える。
【0237】
本出願の実施例で提供される情報伝送装置40は図2における実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できることが理解でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0238】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される情報受信方法は、実行主体が情報受信装置であってもよいし、該情報受信装置における情報受信方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では、情報受信装置が情報受信方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供される情報受信装置を説明する。
【0239】
本出願の実施例で提供される情報受信装置の構成模式図である図5を参照されたく、該装置は端末に適用され、図5に示すように、該情報受信装置50は、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するために用いられる第2受信モジュール51と、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するために用いられる第2決定モジュール52と、を備える。
【0240】
選択可能に、該情報受信装置50は、更に、
1024QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するために用いられる第6送信モジュールを備える。
【0241】
選択可能に、該情報受信装置50は、更に、
前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するために用いられる第3受信モジュールを備える。
【0242】
選択可能に、該情報受信装置50は、更に、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第3指示情報と、をネットワーク側機器から受信するために用いられる第4受信モジュールを備える。
【0243】
選択可能に、該情報受信装置50は、更に、
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するために用いられる第5受信モジュールを備える。
【0244】
選択可能に、該情報受信装置50は、更に、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、をネットワーク側機器から受信するために用いられる第6受信モジュールを備える。
【0245】
本出願の実施例における情報受信装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型端末は、以上で挙げられた端末11の種類を含んでもよいが、それらに限定されることがなく、非携帯型端末は、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例で具体的に限定されない。
【0246】
本出願の実施例における情報受信装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0247】
本出願の実施例で提供される情報受信装置50は図3における実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できることが理解でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0248】
選択可能に、図6に示すように、本出願の実施例は、更に、プロセッサ61と、メモリ62と、メモリ62に記憶されて前記プロセッサ61で動作可能なプログラム又はコマンドと、を備える、通信機器60を提供し、例えば、該通信機器60がネットワーク側機器である時に、該プログラム又はコマンドがプロセッサ61により実行されると、上記情報伝送方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる。該通信機器60が端末である時に、該プログラム又はコマンドがプロセッサ61により実行されると、上記情報受信方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0249】
図7は本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構成模式図である。
【0250】
該端末700は、高周波ユニット701、ネットワークモジュール702、オーディオ出力ユニット703、入力ユニット704、センサ705、表示ユニット706、ユーザ入力ユニット707、インタフェースユニット708、メモリ709及びプロセッサ710等の素子を含むが、これらに限定されない。
【0251】
当業者であれば、端末700は各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよいことが理解可能であり、電源は、電源管理システムによってプロセッサ710と論理的に接続してもよく、このように電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現する。図7に示す端末の構造は端末を限定するものではなく、端末は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここで詳細な説明は省略する。
【0252】
本出願に係る実施例では、入力ユニット704は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)7041と、マイクロホン7042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット706は表示パネル7061を含んでもよく、表示パネル7061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット707はタッチパネル7071及び他の入力デバイス7072を含む。タッチパネル7071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル7071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス7072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。
【0253】
本出願の実施例において、高周波ユニット701は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ710で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット701は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。
【0254】
メモリ709は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ709は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能な、プログラム又はコマンドを記憶する領域及びデータ記憶領域を主に含んでもよい。また、メモリ709は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリを含んでもよく、そのうち、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスが挙げられる。
【0255】
プロセッサ710は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択可能に、プロセッサ710に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又はコマンド等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、ベースバンドプロセッサのような無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ710に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0256】
ここで、高周波ユニット701は、1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するために用いられ、
プロセッサ710は、前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するために用いられる。
【0257】
選択可能に、高周波ユニット701は、更に、1024QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するために用いられる。
【0258】
本出願の実施例で提供される端末700は図3における実施例で実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できることが理解でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0259】
具体的には、本願の実施例は、更にネットワーク側機器を提供する。図8に示すように、当該ネットワークデバイス80は、アンテナ81、高周波装置82、ベースバンド装置83を含む。アンテナ81が高周波装置82に接続される。アップリンク方向において、高周波装置82はアンテナ81を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置83に送信して処理させる。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置83は送信される情報を処理し、且つ高周波装置82に送信し、高周波装置82は受信した情報を処理してからアンテナ81を経由して送信する。
【0260】
上記周波帯処理装置はベースバンド装置83にあってもよく、上記実施例でネットワーク側機器が実行する方法はベースバンド装置83で実現でき、当該ベースバンド装置83はプロセッサ84とメモリ85を含む。
【0261】
ベースバンド装置83は、例えば、複数のチップを設置した少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、図8に示すように、その中の1つのチップは、例えば、メモリ85に接続されてメモリ85中のプログラムを呼び出して、上記方法実施例に示されたネットワーク機器の操作を実行するプロセッサ84である。
【0262】
当該ベースバンド装置83は、高周波装置82と情報をやり取りするためのネットワークインタフェース86を更に含んでもよく、当該インタフェースは、例えば、共通公衆無線インタフェース(common public radio interface;CPRIと略称する)である。
【0263】
具体的には、本出願の実施例のネットワーク側機器は、更に、メモリ85に記憶されてプロセッサ84上で動作可能なコマンド又はプログラムを備え、プロセッサ84はメモリ85中のコマンド又はプログラムを呼び出して図5に示す各モジュールが実行する方法を実行し、且つ同様な技術効果を達成し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0264】
本出願の実施例は、更に、プログラム又はコマンドを記憶しており、該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記情報伝送方法の実施例の各工程を実現するか、又は上記情報受信方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる、可読記憶媒体を提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0265】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0266】
本出願の実施例は、更に、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサがネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行して上記情報伝送方法の実施例の各工程を実現するか、又は上記情報受信方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成できるチップを提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0267】
本出願に係る実施例に記載のチップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0268】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「一つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0269】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。
【0270】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2023-05-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク側機器によって実行される情報伝送方法であって、
1024直交振幅変調QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである、端末伝送に対応する目標変調符号化方式MCSレベルを決定するステップと、
前記目標MCSレベルを決定するための指示情報を前記端末へ送信するステップと、を含む、情報伝送方法。
【請求項2】
前記端末から、1024 QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標チャネル品質指標CQIを受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1CQI表には1024 QAMに対応する、第1CQIレベル、第2CQIレベル、第3CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第1CQIレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2CQIレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第2CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第3CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第3CQIレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第1MCSレベル、第2MCSレベル、第3MCSレベル、第4MCSレベル、第5MCSレベル、第6MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第1MCSレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2MCSレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第2MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第3MCSレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第3MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第4MCSレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第4MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項であり、
前記第5MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第5MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.2578であり、
前記第6MCSレベルに対応する目標符号レートは予備のものであり、前記第6MCSレベルに対応するスペクトル効率は予備のものである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063であり、
又は、
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベルと前記第8MCSレベルはQPSKに対応し、前記第9MCSレベル、前記第10MCSレベル及び前記第11MCSレベルは16QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは308であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は0.6016であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは602であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.1758であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは553であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.1602であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは658であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.5703であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063であり、
又は、
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは、第7MCSレベル、第8MCSレベル、第9MCSレベル、第10MCSレベル、第11MCSレベル、第12MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7MCSレベル、前記第8MCSレベル及び前記第9MCSレベルは16QAMに対応し、前記第10MCSレベルと前記第11MCSレベルは64QAMに対応し、前記第12MCSレベルは256QAMに対応し、
前記第7MCSレベルに対応する目標符号レートは378であり、前記第7MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.4766であり、
前記第8MCSレベルに対応する目標符号レートは490であり、前記第8MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.9141であり、
前記第9MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第9MCSレベルに対応するスペクトル効率は2.4063であり、
前記第10MCSレベルに対応する目標符号レートは517であり、前記第10MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.0293であり、
前記第11MCSレベルに対応する目標符号レートは616であり、前記第11MCSレベルに対応するスペクトル効率は3.6094であり、
前記第12MCSレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第12MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.4063である、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1CQI表には更に1024 QAMに対応する、第7CQIレベル、第8CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第7CQIレベルに対応する目標符号レートは805、805.5、806のいずれか一項であり、前記第7CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.8613、7.8662、7.8711のいずれか一項であり、
前記第8CQIレベルに対応する目標符号レートは900、900.5、901のいずれか一項であり、前記第8CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.7891、8.7939、8.7988のいずれか一項であり、
前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第9CQIレベルと前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは873であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は5.1152であり、
又は、
前記第1CQI表に含まれないCQIレベルは第9CQIレベル、第10CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第9CQIレベルは四位相偏移変調QPSKに対応し、前記第10CQIレベルは64QAMに対応し、
前記第9CQIレベルに対応する目標符号レートは193であり、前記第9CQIレベルに対応するスペクトル効率は0.3770であり、
前記第10CQIレベルに対応する目標符号レートは666であり、前記第10CQIレベルに対応するスペクトル効率は3.9023である、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1MCS表には1024QAMに対応する、第29MCSレベル、第30MCSレベル、第31MCSレベル及び第32MCSレベルの少なくとも一項を含み、
前記第29MCSレベルに対応する目標符号レートは781、781.5、782、782.5、783のいずれか一項であり、前記第29MCSレベルに対応するスペクトル効率は7.627、7.6318、7.6367、7.6416、7.6465のいずれか一項であり、
前記第30MCSレベルに対応する目標符号レートは828、828.5、829、829.5、830のいずれか一項であり、前記第30MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.0859、8.0908、8.0957、8.1006、8.1055のいずれか一項であり、
前記第31MCSレベルに対応する目標符号レートは876、876.5、877のいずれか一項であり、前記第31MCSレベルに対応するスペクトル効率は8.5547、8.5596、8.5645のいずれか一項であり、
前記第32MCSレベルに対応する目標符号レートは924、924.5、925のいずれか一項であり、前記第32MCSレベルに対応するスペクトル効率は9.0234、9.0283、9.0332のいずれか一項であり、
前記第1MCS表に含まれないMCSレベルは64QAMに対応する第33MCSレベルを含み、
前記第33MCSレベルに対応する目標符号レートは434であり、前記第33MCSレベルに対応するスペクトル効率は1.6953である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、無線リソース制御RRCシグナリングによって送信される第1指示情報を前記端末へ送信するステップを更に含み、
又は、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1MCS表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第2指示情報と、前記少なくとも2つの第1MCS表から選択された、前記端末が使用する第1MCS表を指示するために用いられ、媒体アクセス制御制御要素MAC CE又は下りリンク制御情報DCIによって送信される第3指示情報と、を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記端末へ送信するステップを更に含み、
又は、
前記端末に対して配置された少なくとも2つの第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第5指示情報と、前記少なくとも2つの第1CQI表から選択された、前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、MAC CE又はDCIによって送信される第6指示情報と、を前記端末へ送信するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
端末によって実行される情報受信方法であって、
1024 QAMに対応するMCSレベルを含む第1MCS表中のMCSレベルである目標MCSレベルを決定するための指示情報をネットワーク側機器から受信するステップと、
前記指示情報により前記目標MCSレベルを決定するステップと、を含む、情報受信方法。
【請求項11】
1024QAMに対応するCQIレベルを含む第1CQI表中のCQIである目標CQIを前記ネットワーク側機器へ送信するステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第1CQI表には1024 QAMに対応する、第1CQIレベル、第2CQIレベル、第3CQIレベルの少なくとも一項を含み、
前記第1CQIレベルに対応する目標符号レートは758、758.5、759のいずれか一項であり、前記第1CQIレベルに対応するスペクトル効率は7.4023、7.4072、7.4121のいずれか一項であり、
前記第2CQIレベルに対応する目標符号レートは853であり、前記第2CQIレベルに対応するスペクトル効率は8.3301であり、
前記第3CQIレベルに対応する目標符号レートは948であり、前記第3CQIレベルに対応するスペクトル効率は9.2578である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記端末がCQIフィードバックを行う時に使用する第1CQI表を指示するために用いられ、RRCシグナリングによって送信される第4指示情報を前記ネットワーク側機器から受信するステップを更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1~のいずれか一項に記載の情報伝送方法のステップを実現する、ネットワーク側機器。
【請求項15】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサで動作可能なプログラム又はコマンドと、を備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1013のいずれか一項に記載の情報受信方法のステップを実現する、端末。
【国際調査報告】