(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-13
(54)【発明の名称】無人航空ビークル(UAV)の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのUAV、デバイス、第2のデバイス、およびそれらによって実施される方法
(51)【国際特許分類】
H04W 76/14 20180101AFI20231206BHJP
H04W 72/40 20230101ALI20231206BHJP
H04W 4/30 20180101ALI20231206BHJP
H04W 8/24 20090101ALI20231206BHJP
H04W 92/18 20090101ALI20231206BHJP
H04W 4/02 20180101ALI20231206BHJP
G05D 1/02 20200101ALI20231206BHJP
G05D 1/10 20060101ALI20231206BHJP
【FI】
H04W76/14
H04W72/40
H04W4/30
H04W8/24
H04W92/18
H04W4/02
G05D1/02 H
G05D1/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023534288
(86)(22)【出願日】2021-12-06
(85)【翻訳文提出日】2023-08-03
(86)【国際出願番号】 SE2021051205
(87)【国際公開番号】W WO2022124962
(87)【国際公開日】2022-06-16
(32)【優先日】2020-12-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(81)【指定国・地域】
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
(71)【出願人】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】100109726
【氏名又は名称】園田 吉隆
(74)【代理人】
【識別番号】100150670
【氏名又は名称】小梶 晴美
(74)【代理人】
【識別番号】100194294
【氏名又は名称】石岡 利康
(72)【発明者】
【氏名】オーシノ, アントニーノ
(72)【発明者】
【氏名】マーッタネン, ヘルカ-リーナ
(72)【発明者】
【氏名】バーリストレーム, マティアス
【テーマコード(参考)】
5H301
5K067
【Fターム(参考)】
5H301AA01
5H301AA06
5H301BB14
5H301CC03
5H301CC04
5H301CC06
5H301CC07
5H301CC10
5K067AA21
5K067DD11
5K067DD17
5K067DD43
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE25
(57)【要約】
無線通信ネットワーク(100)において動作する無人航空ビークル(UAV)(111)によって実施される、方法。UAV111は、1つまたは複数の基準が満たされたと決定する(501)。UAV111は、次いで、第1の指示を提供する(504)。第1の指示は、UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする。提供すること(504)は、決定すること(501)の結果によってトリガされる。提供すること(504)は、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ネットワーク(100)において動作する無人航空ビークル(UAV)(111)によって実施される方法であって、前記方法は、
- 1つまたは複数の基準が満たされたと決定すること(501)と、
- 前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供すること(504)であって、前記提供すること(504)が、前記決定すること(501)の結果によってトリガされ、前記提供すること(504)は、前記1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を提供すること(504)と
を含む、方法。
【請求項2】
前記提供すること(504)が、前記無線通信ネットワーク(100)において動作する1つまたは複数のデバイス(120)に対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記提供すること(504)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記提供すること(504)が、サイドリンクを介して実施される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数のデバイス(120)のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、前記提供すること(504)が、Uuインターフェースを介して実施される、請求項2または3に記載の方法。
【請求項7】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAV(111)の地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス(122)から受信される、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法が、
- 前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信すること(502)
をさらに含み、前記提供すること(504)が、受信された前記要求によってトリガされる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を欠いており、前記UAV(111)が、ブロードキャストされたメッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を欠いており、前記第3のデバイス(123)が、前記第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであり、前記方法が、
- 前記第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を確立することを始動すること(503)
をさらに含み、前記提供すること(504)は、a)前記アクティブ接続の前記確立の前記始動とともに、またはb)前記アクティブ接続が始動されると前記アクティブ接続を介して、実施される、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を維持し、前記UAV(111)が、無線リソース制御メッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信する、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
無線通信ネットワーク(100)において動作するデバイス(120、121、122、123)によって実施される方法であって、前記方法は、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)から、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を受信すること(603)であって、前記受信すること(603)は、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を受信すること(603)
を含む、方法。
【請求項14】
前記受信すること(603)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記受信すること(603)が、サイドリンクを介して実施される、請求項13または14に記載の方法。
【請求項16】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記デバイスが第1のデバイス(121)であり、前記第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、前記受信すること(603)が、Uuインターフェースを介して実施される、請求項13または14に記載の方法。
【請求項18】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 前記デバイス(121)または第2のデバイス(122)からの、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記方法が、
- 前記UAV(111)に前記要求を送出すること(601)
をさらに含み、前記受信すること(603)が、前記送出された要求によってトリガされる、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記第1の指示を受信すること(603)より前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、前記デバイス(121)が、ブロードキャストされたメッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出する、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第1の指示を受信すること(603)より前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、前記デバイス(121)が、前記第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであり、前記方法が、
- 前記UAV(111)とのアクティブ接続を確立することを始動すること(602)
をさらに含み、前記受信すること(603)は、a)前記アクティブ接続の前記確立の前記始動とともに、またはb)前記アクティブ接続が始動されると前記アクティブ接続を介して、実施される、請求項18、および請求項19または20に記載の方法。
【請求項22】
前記第1の指示を受信すること(603)より前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を維持し、前記デバイス(121)が、無線リソース制御メッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出する、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、請求項13から22のいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
無線通信ネットワーク(100)において動作する第2のデバイス(122)によって実施される方法であって、前記方法が、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)に、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供するようにとの要求を送出すること(701)
を含む、方法。
【請求項25】
前記送出すること(701)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記送出すること(701)が、サイドリンクを介して実施される、請求項24または25に記載の方法。
【請求項27】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記第2のデバイス(122)がネットワークノード(130)であり、前記送出すること(701)が、Uuインターフェースを介して実施される、請求項24または25に記載の方法。
【請求項29】
前記第2のデバイス(122)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、前記第2のデバイス(122)が、ブロードキャストされたメッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出する、請求項24から28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項30】
前記第2のデバイス(122)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を維持し、前記第2のデバイス(122)が、無線リソース制御メッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出する、請求項24から29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、請求項24から30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. デバイス(121)または第2のデバイス(122)からの、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、請求項24から31のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定された無人航空ビークル(UAV)(111)であって、前記UAV(111)は、
- 1つまたは複数の基準が満たされたと決定することと、
- 前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供することであって、前記提供することが、前記決定することの結果によってトリガされるように設定され、前記提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定された、第1の指示を提供することと
を行うようにさらに設定された、無人航空ビークル(UAV)(111)。
【請求項34】
前記提供することが、前記無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定された1つまたは複数のデバイス(120)に対するものであるように設定された、請求項33に記載のUAV(111)。
【請求項35】
前記提供することが、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定された、請求項33または34に記載のUAV(111)。
【請求項36】
前記提供することが、サイドリンクを介して実施されるように設定された、請求項33から35のいずれか一項に記載のUAV(111)。
【請求項37】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施されるように設定された、請求項36に記載のUAV(111)。
【請求項38】
前記1つまたは複数のデバイス(120)のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であるように設定され、前記提供することが、Uuインターフェースを介して実施されるように設定された、請求項34または35に記載のUAV(111)。
【請求項39】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAV(111)の地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス(122)から受信されるように設定された、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含むように設定された、請求項33から38のいずれか一項に記載のUAV(111)。
【請求項40】
前記UAV(111)が、
- 前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信すること
を行うようにさらに設定され、前記提供することが、要求であるように設定された前記受信されたものによってトリガされるように設定された、請求項39に記載のUAV(111)。
【請求項41】
前記UAV(111)は、前記第1の指示を提供することより前に、前記UAVが、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信するように設定された、請求項40に記載のUAV(111)。
【請求項42】
前記UAV(111)は、前記第1の指示を提供することより前に、前記UAV(111)が、第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を欠いており、前記第3のデバイス(123)が、前記第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであるように設定される、という条件で、
- 前記第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を確立することを始動すること
を行うようにさらに設定され、前記提供することは、a)前記アクティブ接続の前記確立の前記始動とともに、またはb)前記アクティブ接続が始動されると前記アクティブ接続を介して、実施されるように設定された、請求項39、および請求項40または41に記載のUAV(111)。
【請求項43】
前記UAV(111)は、前記第1の指示を提供することより前に、前記UAV(111)が、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を維持する、という条件で、無線リソース制御メッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信するように設定された、請求項49に記載のUAV(111)。
【請求項44】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション
のうちの少なくとも1つを含むように設定された、請求項33から43のいずれか一項に記載のUAV(111)。
【請求項45】
無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定されたデバイス(120、121、122、123)であって、前記デバイス(120、121、122、123)は、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)から、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を受信することであって、前記受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定された、第1の指示を受信すること
を行うようにさらに設定された、デバイス(120、121、122、123)。
【請求項46】
前記受信することが、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定された、請求項45に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項47】
前記受信することが、サイドリンクを介して実施されるように設定された、請求項45または46に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項48】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施されるように設定された、請求項47に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項49】
前記デバイスが第1のデバイス(121)であるように設定され、前記第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であるように設定され、前記受信することが、Uuインターフェースを介して実施されるように設定された、請求項45または46に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項50】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 前記デバイス(121)または第2のデバイス(122)からの、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含むように設定された、請求項45から49のいずれか一項に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項51】
前記デバイス(120、121、122、123)が、
- 前記UAV(111)に前記要求を送出すること
を行うようにさらに設定され、前記受信することが、送出されるように設定された前記要求によってトリガされるように設定された、請求項50に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項52】
前記デバイス(121)は、前記第1の指示を受信することより前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出するように設定された、請求項51に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項53】
前記デバイス(121)が、前記第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであるように設定され、前記デバイス(120、121、122、123)は、前記第1の指示を受信することより前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、
- 前記UAV(111)とのアクティブ接続を確立することを始動すること
を行うようにさらに設定され、前記受信することは、a)前記アクティブ接続の前記確立の前記始動とともに、またはb)前記アクティブ接続が始動されると前記アクティブ接続を介して、実施されるように設定された、請求項50、および請求項51または52に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項54】
前記デバイス(121)は、前記第1の指示を受信することより前に、前記デバイス(121)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を維持する、という条件で、無線リソース制御メッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出するように設定された、請求項51に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項55】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション
のうちの少なくとも1つを含むように設定された、請求項45から54のいずれか一項に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【請求項56】
無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定された第2のデバイス(122)であって、前記第2のデバイス(122)が、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)に、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供するようにとの要求を送出すること
を行うようにさらに設定された、第2のデバイス(122)。
【請求項57】
前記送出することが、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定された、請求項56に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項58】
前記送出することが、サイドリンクを介して実施されるように設定された、請求項56または57に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項59】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施されるように設定された、請求項58に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項60】
前記第2のデバイス(122)がネットワークノード(130)であるように設定され、前記送出することが、Uuインターフェースを介して実施されるように設定された、請求項56または57に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項61】
前記第2のデバイス(122)は、前記第2のデバイス(122)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出するように設定された、請求項56から60のいずれか一項に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項62】
前記第2のデバイス(122)は、前記第2のデバイス(122)が、前記UAV(111)とのアクティブ接続を維持する、という条件で、無線リソース制御メッセージ中で前記UAV(111)に前記要求を送出するように設定された、請求項56または57に記載の第2のデバイス(122)。
【請求項63】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション
のうちの少なくとも1つを含むように設定された、請求項56から62のいずれか一項に記載の第2のデバイス(122)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、無人航空デバイス(UAV:unmanned aerial device)の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのUAVおよびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのデバイス、およびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするための第2のデバイス、およびそれによって実施される方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信ネットワーク内の無線デバイスは、たとえば、ユーザ機器(UE)、無線デバイス、局(STA)、モバイル端末、無線端末、端末、および/または移動局(MS)であり得る。無線デバイスは、セルラ無線システム、セルラシステム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、セルラ通信ネットワークまたは無線通信ネットワークにおいて無線通信することを可能にされる。通信は、無線通信ネットワーク内に備えられる、無線アクセスネットワーク(RAN)、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して、たとえば、2つの無線デバイス間で、無線デバイスと通常の電話との間で、および/または無線デバイスとサーバとの間で実施され得る。無線デバイスは、さらに、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、携帯電話、セルラ電話、ラップトップ、または無線能力をもつタブレットと呼ばれることがある。本コンテキストにおける無線デバイスは、たとえば、RANを介して、別の端末またはサーバなど、別のエンティティと、音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイスであり得る。
【0003】
無線通信ネットワークは、セルエリアに分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアが、無線ネットワークノード、無線ノードまたは基地局、たとえば無線基地局(RBS)などのアクセスノードであり得る、ネットワークノードによってサーブされ、基地局は、使用される技術および専門用語に応じて、たとえば、gノードB(gNB)、エボルブドノードB(「eNB」)、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、送信ポイント(TP)、またはBTS(基地トランシーバ局)と呼ばれることがある。基地局は、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づいて、たとえば、ワイドエリア基地局、中距離基地局、ローカルエリア基地局、ホーム基地局、ピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。セルは、それぞれ、基地局サイト、または無線ノードサイトにおける、基地局または無線ノードによって無線カバレッジが提供される、地理的エリアである。基地局サイト上にある1つの基地局は、1つまたは数個のセルをサーブし得る。さらに、各基地局は、1つまたは数個の通信技術をサポートし得る。基地局は、基地局の範囲内で、無線周波数上で動作するエアインターフェースを介して端末と通信する。無線通信ネットワークはまた、サービングビームを用いて、無線デバイスなど、受信ノードをサーブし得るネットワークノードを備える、非セルラシステムであり得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)では、eノードB、さらにはeNBと呼ばれることがある、基地局は、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。本開示のコンテキストでは、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から無線デバイスへの送信経路のために使用され得る。アップリンク(UL)という表現は、反対方向における、すなわち、無線デバイスから基地局への送信経路のために使用され得る。
【0004】
標準化団体3GPPは、現在、新無線(New Radio:NR)または5G-UTRAと呼ばれる新無線インターフェース、ならびにNG-CN、NGCまたは5G CNと省略される、次世代(NG)コアネットワークと呼ばれることがある、第5世代(5G)パケットコアネットワークを指定するプロセスにある。
【0005】
規制態様
ドローンUE識別は、地上デバイスを保護するために、ならびに安全、セキュリティ、規制、および法執行のために、ドローンUEに正しいサービス最適化を提供するために重要であることが理解され得る。いくつかの地域、たとえば、日本では、空中にある間にLTEネットワークに接続されるために認可が必要とされ得る。
【0006】
ドローン識別は、米国においても盛んに議論されている。法執行、米国国土安全保障省および司法省は、連邦航空局(FAA)が、ドローンをどのように識別すべきかについてのソリューションを出すまで、無人航空ビークル(UAV)規則を緩和することに関する進行を阻止した。さらに、州および地方自治体は、プライバシー侵害、迷惑行為、財産の損害などの問題をカバーするドローン関連の条例を通過させた。ドローンのクラスに基づいて、2つの識別方法が予想され得る。第1の方法は、ブロードキャスト識別子または識別情報(ID)を介するものであり得る。この方法によれば、ドローンは、その識別および所有者情報を送信し得る。第2の方法は、ネットワーク追跡を介するものであり得る。この方法によれば、ロケーション情報が、無人航空サービス(UAS)サービスサプライヤに送信され得る。ドローンに関する情報は、サービスサプライヤに照会することによって取得され得る。ドローンのクラスおよび使用法に基づいて、一方または両方の方法が必要とされ得る。現在、愛好者のドローンがリモートID機能を必要とすることは予想されない。より大きい航空機上で使用される技術は、概して、小さいUAVの市場のためには不適切であるかあまりに費用がかかる。連邦航空局(FAA)は、技術的ソリューションをまだ選択していない。FAAは、さらなる情報を収集する、情報要求(RFI:Request for Information)を発行した。
【0007】
連邦通信委員会(FCC)技術諮問委員会は、技術を検討しているが、1つの技術についての評価を完了したにすぎない。3GPP技術が、低高度ドローンにおいて使用するのに好適であるとわかった。
【0008】
現在のLTE/NRサポート
航空ビークルの拡張LTEサポートに関するリリース15ワークアイテムは、その結果が3GPP TR36.777、バージョン15.0.0においてドキュメント化された、先行する研究アイテムに基づく。そのワークアイテムは、特に、低高度無人航空ビークル、別名、ドローンのために、航空コネクティビティサービスを提供するために、地上LTEネットワークの効率およびロバストネスを改善し得る特徴を指定することを目的とした。
【0009】
LTEネットワークにおけるドローンUE識別についての規制要件をサポートするために、Rel-15は、サブスクリプションベースの許可方法を指定した。航空UE機能のサポートは、ホーム加入者サーバ(HSS)においてユーザのサブスクリプション情報に記憶され得る。HSSは、モビリティ管理エンティティ(MME)にこの情報を転送し得、そこからS1 APを介してeNBにその情報が提供され得る。さらに、X2ベースのハンドオーバでは、ソースeNBは、ターゲットeNBに対するX2-APハンドオーバ要求メッセージ中にサブスクリプション情報を含め得る。イントラおよびインターMME S1ベースのハンドオーバでは、MMEは、ハンドオーバプロシージャの後にターゲットeNBにサブスクリプション情報を提供し得る。eNBは、次いで、航空UEが、飛行している間にE-UTRANネットワークに接続されることを許可されたかどうかを識別するために、この情報を航空UEからの無線能力指示と組み合わせ得る。
【0010】
Rel-15は、ドローンIDについて議論しなかった。
【0011】
3GPPにおける既存のプラン
UAVのためのNRについて、LTEの場合にあるものと少なくとも同様のサポートを行うために、Rel-16およびRel-17において、たとえば、RP-192158航空ビークルの拡張NRサポートにおいて、ワークアイテム(WI)が提案された。しかしながら、ダウンスコーピングにより、UAVワークの広いサポートがあったにもかかわらず、それは省かれた。その目的における提案は、Rel-15LTE範囲のコピーであり、すなわち、その目的は、以下の改善、または航空ビークルの拡張NRサポートを指定することである。仕様の第1の目的は、高さ、ロケーションおよび飛行経路報告など、航空UE固有報告である[RAN2]。仕様の第2の目的は、サブスクリプションベースの識別である[RAN2/RAN3/SA2]。特に、サブスクリプションベースの航空UE識別をサポートするためにNG/Xnシグナリングを指定すること。仕様の第3の目的は、小さい無線リソース管理(RRM)、または、たとえば、測定報告の量を制御するためのモビリティ拡張である[RAN2]。
【0012】
NR V2X
セルラ高度道路交通システム(C-ITS)は、ビークルサービスの配信およびそれらの配布のための新しいセルラエコシステムを規定することを目的とする。そのようなエコシステムは、
図2に示されているように、短距離V2X(Vehicle-to-Everything)サービス送信と長距離V2Xサービス送信の両方を含み得る。特に、短距離通信は、他のビークルUEまたは路側ユニット(RSU)のほうへの、3GPPにおいてサイドリンクまたはPC5インターフェースとしても規定された、D2D(device-to-device)リンクを介した送信を伴い得る。一方、長距離送信の場合、UEと基地局との間のUuインターフェースを介した送信を考慮し得、その場合、パケットが、道路交通当局、道路オペレータ、自動車の相手先商標製品製造会社(OEM)、セルラオペレータなどであり得る、異なるITSサービスプロバイダに配布され得る。
【0013】
サイドリンクインターフェースに関しては、3GPPにおける第1の規格化作業は、公共安全使用事例をターゲットにする、リリース12にさかのぼる。そのとき以来、D2D技術の恩恵を受け得る使用事例を拡大する目的で、いくつかの拡張が導入されてきた。特に、LTE Rel-14およびRel-15では、D2Dワークのための拡張は、ビークルとの間の(V2V)、歩行者との間の(V2P)、およびインフラストラクチャとの間の(V2I)、直接通信の任意の組合せを含むV2X通信のサポートからなる。
【0014】
RAN#80では、LTE Rel-15 V2Xにおいてサポートされるサービスを超える高度V2Xサービスをサポートするための拡張を研究するために、「Study on NR V2X」と名付けられた新しい研究アイテムが承認された。NR V2X設計の目的のうちの1つは、V2X動作のために使用され得る、Uu、すなわち、ネットワーク-ビークルUE通信と、サイドリンク、すなわち、ビークルUE-ビークルUE通信の両方を含む無線インターフェースのサービス品質(QoS)管理のための技術的ソリューションを研究することである。
【0015】
LTE V2Xは、交通安全サービスを主に目的とすると理解され得るが、NR V2Xは、基本安全サービスを含むだけでなく、ビークルの周囲環境の知覚を強化する目的で、ビークル間の拡張センサーおよび/またはデータ共有など、非安全適用例をもターゲットにする、はるかに広い範囲を有すると理解され得る。したがって、高度運転、ビークル隊列走行、ビークル間の協働操作、および拡張NRシステムと新しいNRサイドリンクフレームワークとを必要とし得るリモート運転など、適用例の新しいセットが、TR22.886 v16.2.0において取り込まれた。
【0016】
この新しいコンテキストでは、必要とされるデータレート、容量、信頼性、レイテンシ、通信範囲、およびスピードを満たすために期待される要件は、より厳密にされる。その上重要なことには、拡張V2X(eV2X)シナリオが行われ得る無線コンディションと環境とを考慮に入れて、高度V2X使用事例をサポートするために、通信インターフェース、PC5とUuの両方が使用され得る。たとえば、サイドリンクを介して送信され得る様々なサービスを仮定すれば、異なるV2Xサービスの異なる性能要件を考慮に入れ得るロバストなQoSフレームワークが必要とされ得る。さらに、よりロバストなおよび信頼できる通信をハンドリングするための新無線プロトコルが設計される必要があり得る。これらの問題のすべてが、現在NR Rel.16における3GPPの調査中である。
【0017】
NRサイドリンクフローおよび無線ベアラ設定プロビジョン
NRでは、サイドリンク(SL)QoSフローモデルが採用され得る。非アクセス階層(NAS)レイヤにおいて、UEは、1つのV2Xパケットを対応するSL QoSフローにマッピングし、次いで、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)レイヤにおいてSL無線ベアラにマッピングし得る。
【0018】
NRでは、QoSフロー対サイドリンク無線ベアラ(SLRB)マッピングを含む、SL無線ベアラ(SLRB)設定は、あらかじめ設定されるかまたはUEがカバレッジ中にあるときネットワーク(NW)によって設定されるかのいずれかであり得る。たとえば、
図3に示されているように、UEが新しいサービスのための新しいSL QoSフローおよび/またはSLRBを確立することを希望し得るとき、UEは、関連するgNBに要求を送出し得る。要求は、サービスのQoS情報を含み得る。gNBは、次いで、そのようなSL QoSフローをサポートするために適切なSLRB設定を決定し得る。gNBからSLRB設定を受信した後に、UEは、それに応じてローカルSLRBを確立し、SLを介したデータ送信のために準備をし得る。受信機(RX)UE側における正常な受信を可能にするために、送信機(TX)UEは、データ送信が開始し得る前に、必要なパラメータ、たとえば、パケットデータコンバージェンスプロトコルおよび/または無線リンク制御(PDCPおよび/またはRLC)のためのシーケンス番号空間に関してRX UEに知らせなければならないことがあることに留意されたい。
【0019】
UE RRC状態
無線リソース制御(RRC)動作は、UE固有状態に依存し得る。UEは、RRC_CONNECTED状態、RRC_INACTIVE状態またはRRC_IDLE状態のいずれかにあり得る。異なるRRC状態は、それらに関連する、およびUEが所与の固有の状態において使用し得る、異なる量の無線リソースを有し得る。RRC_INACTIVE状態およびRRC_IDLE状態では、ネットワーク(NW)設定に基づくUE制御モビリティが採用され得、すなわち、UEは、システム情報ブロック(SIB)を獲得し、近隣セル測定およびセル(再)選択を実施し、ページングオケージョンを監視し得る。非アクティブUEが、UE非アクティブアクセス階層(AS)コンテキストを記憶し、RANベース通知エリア(RNA)更新を実施し得る。
【0020】
しかしながら、RRC_CONNECTED状態では、NW制御モビリティが実施され得る。実際、無線アクセスネットワーク(RAN)ノードは、5G CNから、QoSフローまたはシグナリングなど、潜在的ページングトリガに関係するページング支援情報を受信し得る。UEは、したがって、ノードおよび/またはセルレベルにおいてNWによって知られ得、UE固有データおよび/または制御シグナリングが通信され得るUE固有ベアラが確立され得る。たとえば、RANは、低ページング負荷のために最適化された、固定UEのための小さいRNA、および特に、ビークルUEのために最適化された、移動しているUEのためのより大きいRNAを設定することによって総シグナリング負荷を低減することを可能にし得るUE固有RNAを設定し得る。
【0021】
さらに、たとえば、あるタイマー期間の間トラフィック送信および/または受信がない場合、ネットワークは、RRC_CONNECTEDにあるUEを、RRC_IDLEに移すか、または、SRB2および少なくとも1つのデータ無線ベアラ(DRB)がRRC_CONNECTEDにおいてセットアップされ得る場合、RRC_INACTIVEに移すために、RRC接続解放プロシージャを始動し得る。
【0022】
サイドリンクリソース割り当て
サイドリンク上のV2Xのための2つの異なるリソース割り当て(RA)プロシージャ、すなわち、NW制御RA、いわゆる、LTEにおける「モード3」およびNRにおける「モード1」と、自律RA、いわゆる、LTEにおける「モード4」およびNRにおける「モード2」とがあり得る。送信リソースは、あらかじめ規定されたかまたはネットワーク(NW)によって設定され得るリソースプール内で選択され得る。
【0023】
NW制御RAでは、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)が、(1つまたは複数の)SL送信のためにUEによって使用されることになる(1つまたは複数の)SLリソースをスケジュールすることを担当し得る。UEは、UEの媒体アクセス制御(MAC)エンティティに関連するSLバッファにおける送信のために利用可能なSLデータに関して知らせるために、SLバッファステータス報告(BSR)をNWに送出し得る。NWは、次いで、ダウンリンク制御情報(DCI)を使用してリソース割り当てをUEにシグナリングし得る。NW制御、またはモード1、リソース割り当ては、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介した動的スケジューリングシグナリングを介して、またはgNBが1つまたは複数の設定済みSLグラントを提供し得る半永続スケジューリングによって実現され得る。タイプ1設定済みSLグラントとタイプ2設定済みSLグラントの両方がサポートされ得る。
【0024】
自律RAでは、各デバイスが、たとえば、検知に基づいて、SL動作のためにどのSL無線リソースを使用すべきかを独立して判断し得る。両方のRAモードについて、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のための割り振られたサイドリンクリソースを指示するために、サイドリンク制御情報(SCI)が物理サイドリンク制御共通チャネル(PSCCH)上で送信され得る。UEがRRC_CONNECTED状態にあるときにのみ実施され得る、NW制御RAとは異なり、自律RA、またはモード2は、UEが、RRC_CONNECTEDモードにあるときとUEが非アクティブまたはアイドル状態にあるときの両方で実施され、UEがUuカバレッジ下にあり、カバレッジ外にあるときも実施され得る。特に、UEがRRC_CONNECTEDモードにあるとき、SLリソースプールは専用RRCシグナリングで設定され得るが、アイドルまたは非アクティブモード動作の場合、UEは、ブロードキャスティング信号、たとえば、SIB中でプロビジョニングされるSLリソースプールに依拠する必要があり得る。
【0025】
現在、NR-V2X研究アイテムの一部として、3GPPは、そのようなモード2の可能な拡張を調査している。たとえば、3GPPは、たとえば、グループキャストSL通信のための、いくつかのコンディションの下でのUEは、SL通信のために、たとえば、ビークルの一団など、UEのグループ内のSL通信のために使用されることになるモード2プールを他のUEにプロビジョニングすることを可能にされ得る、新しいUE機能を導入することの可能性を考慮している。
【0026】
設定済みグラントは、タイプ1とタイプ2の両方について、NRサイドリンクのためにサポートされ得る。設定済みグラントでは、gNBは、UEに複数の、たとえば、周期的な送信のためのサイドリンクリソースを割り当て得る。タイプ1設定済みグラントは、専用RRCシグナリングを介して直接設定およびアクティブ化され得、タイプ2設定済みグラントは、専用RRCシグナリングを介して設定されるが、PDCCH上で送信されるDCIを介してのみアクティブ化および/または解放され得る。
【0027】
利用可能な技術にもかかわらず、既存の方法によるドローンUE識別は、信頼できず、干渉を受けることがある。
【発明の概要】
【0028】
本明細書の実施形態の発展の一部として、既存の技術に関する1つまたは複数の課題が最初に識別され、説明される。
【0029】
現在の米国材料試験協会(ASTM)規格は、WiFi、Bluetooth4(BT4)、またはBluetooth5(BT5)のみがドローン(ID)のブロードキャストのために使用されることを可能にする。WiFiおよびBluetoothが選択された理由は、その技術が、現在のデバイス中にあるか、または少なくともすぐにそうなる必要があるという要件があったためである。しかしながら、WiFiおよびBluetoothの現在のオプションは、未ライセンスであり、したがって、特に、混雑した都市環境において、干渉を非常に受けやすい。
【0030】
さらに、現在、LTEおよび/またはNRのために指定されるサイドリンクフレームワークは、ドローンIDが、PC5インターフェースを介して、送出されること、ならびに/あるいは近傍デバイスおよび/またはノードと共有されることを可能にしない。したがって、PC5インターフェースを介してドローンIDをどのようにサポートすべきかに関する詳細は、まだ把握されておらず、これは現在サポートされない。
【0031】
本明細書の実施形態の目的は、UAVの少なくとも1つの態様の識別のハンドリングを改善することである。
【0032】
本明細書の実施形態の第1の態様によれば、目的は、無人航空ビークル(UAV)によって実施される方法によって達成される。本方法は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものである。UAVは無線通信ネットワークにおいて動作する。UAVは、1つまたは複数の基準が満たされたと決定する。UAVはまた、第1の指示を提供する。第1の指示は、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にする。提供することは、決定することの結果によってトリガされる。提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される。
【0033】
本明細書の実施形態の第2の態様によれば、目的は、デバイスによって実施される方法によって達成される。本方法は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものである。デバイスは無線通信ネットワークにおいて動作する。デバイスは、UAVから、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を受信する。受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される。
【0034】
本明細書の実施形態の第3の態様によれば、目的は、第2のデバイスによって実施される方法によって達成される。本方法は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものである。第2のデバイスは無線通信ネットワークにおいて動作する。第2のデバイスは、UAVに、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供するようにとの要求を送出する。
【0035】
本明細書の実施形態の第4の態様によれば、目的は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのUAVによって達成される。UAVは無線通信ネットワークにおいて動作するように設定される。無線デバイスは、1つまたは複数の基準が満たされたと決定するようにさらに設定される。無線デバイスは、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供するようにさらに設定される。提供することは、決定することの結果によってトリガされるように設定される。提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定される。
【0036】
本明細書の実施形態の第5の態様によれば、目的は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのデバイスによって達成される。デバイスは無線通信ネットワークにおいて動作するように設定される。デバイスは、UAVから、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を受信するようにさらに設定される。受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定される。
【0037】
本明細書の実施形態の第6の態様によれば、目的は、UAVの少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするための第2のデバイスによって達成される。第2のデバイスは無線通信ネットワークにおいて動作するように設定される。第2のデバイスは、UAVに、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供するようにとの要求を送出するようにさらに設定される。
【0038】
1つまたは複数の基準が満たされたと決定することと、1つまたは複数の基準が満たされたという条件で、UAVの少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供することとによって、UAVは、その場合、第1の指示が必要であり得るときにのみ第1の指示を提供すること、たとえば、第1の指示が必要でない場合、第1の指示を提供することを控えることを可能にされ得る。これは、UAV、およびそのデバイスと同様の任意の受信デバイスが、第1の指示が必要であり得るときにのみ第1の指示の送信のために必要とされ得るリソースを使用し、第1の指示が必要でない場合、そのリソースを使用しないことを可能にすると理解され得る。したがって、無線通信システムにおいてより効率的に通信が実施され、干渉およびオーバーヘッドを低減し得る。
【0039】
第2のデバイスが要求を送出することによって、UAVは、第2のデバイスによって要求されたときにのみ第1の指示を提供すること、たとえば、第2のデバイスによって要求されない場合、第1の指示を提供することを控えることを可能にされ得る。したがって、無線通信システムにおいてより効率的に通信が実施され、干渉およびオーバーヘッドを低減し得る。
【0040】
本明細書の実施形態の例が、以下の説明に従って、添付の図面を参照しながらより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【
図1】4層ID空間の非限定的な例を示す概略図である。
【
図2】C-ITS環境の非限定的な例を示す概略図である。
【
図3】NWから提供されるNR SL無線ベアラ設定の非限定的な例を示す概略図である。
【
図4】本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークの一例を示す概略図である。
【
図5】本明細書の実施形態による、無人航空ビークルにおける方法を示すフローチャートである。
【
図6】本明細書の実施形態による、デバイスにおける方法を示すフローチャートである。
【
図7】本明細書の実施形態による、第2のデバイスにおける方法を示すフローチャートである。
【
図8】本明細書の実施形態に関係する、無人航空ビークルにおける方法を示すフローチャートである。
【
図9】本明細書の実施形態による、UAVの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
【
図10】本明細書の実施形態による、デバイスの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
【
図11】本明細書の実施形態による、第2のデバイスの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
【
図12】本明細書の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す概略ブロック図である。
【
図13】本明細書の実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。
【
図14】本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
【
図15】本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
【
図16】本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
【
図17】本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0042】
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。
【0043】
本明細書の実施形態は、概して、PC5接続を介してドローンIDを送出することに関すると理解され得る。本明細書の実施形態は、ドローンIDが、近傍にあるデバイスに、またはこのパラメータに気づいていないことがあるネットワークノードを介して、送出される、たとえば、ブロードキャストされることを可能にすると理解され得る。特に、本明細書の実施形態によれば、ドローンは、以下の基準のうちの1つに基づいて、近傍にあるデバイスにそのIDをブロードキャストし得る。1つの基準は地理的位置であり得る。ドローンは、ある位置またはロケーションがドローンによって到達され得ると、そのIDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。別の基準は周期的であり得る。ドローンは、時間周波数に従って周期的にそのIDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。さらなる基準はイベントトリガ型であり得る。ドローンは、あるイベント、たとえば、低いバッテリーまたはネットワークのほうへの低いシグナリング強度が起こり得るとき、あるいは高さしきい値が越えられ得るとき、IDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。さらに、ドローンIDは、ドローン情報、あるいは、ドローンが、あるエリアおよび/またはコンディションにおいて飛ぶことを許可され得るかどうかを知ることを希望し得る、当局によって、UEまたはgNBを介してオンデマンドで要求され得る。
【0044】
次に、例が示されている添付の図面を参照しながら、企図された実施形態のうちのいくつかが以下でより十分に説明される。このセクションでは、本明細書の実施形態は、いくつかの例示的な実施形態によってより詳細に示される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。本明細書の例示的な実施形態は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
【0045】
図4は、本明細書の実施形態が実装され得る、無線通信システム、セルラ無線システム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、無線ネットワークまたは無線通信ネットワーク100の非限定的な例を示す。無線通信ネットワーク100は、5Gシステム、5Gネットワーク、あるいは次世代システムまたはネットワークであり得る。他の例では、無線通信ネットワーク100は、代わりに、または追加として、たとえば、Long-Term Evolution(LTE)、たとえばLTE-M、LTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD-FDD)、LTE LAA、eLAA、feLAAおよび/またはMulteFireなどの未ライセンス帯域中で動作するLTEなど、他の技術をサポートし得る。また他の例では、無線通信ネットワーク100は、たとえば、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)TDD、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)ネットワーク、GSM/GSM進化型高速データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)ネットワーク、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、EDGEネットワーク、たとえばマルチスタンダード無線(MSR)基地局、マルチRAT基地局などの無線アクセス技術(RAT)の任意の組合せからなるネットワーク、任意の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)セルラネットワーク、WiFiネットワーク、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、あるいは任意のセルラネットワークまたはシステムなど、他の技術をサポートし得る。無線通信ネットワーク100は、マシン型通信(MTC)、拡張マシン型通信(eMTC)、モノのインターネット(IoT)および/または狭帯域IoT(NB-IoT)をサポートし得る。したがって、本開示では本明細書の実施形態を例示するために5G/NRおよびLTEからの専門用語が使用され得るが、これは、本明細書の実施形態の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきでない。
【0046】
無線通信ネットワーク100は、無人航空ビークル(UAV)111またはドローンを備える。さらに、以下では、ドローン、UAVおよび無人ビークルという用語は、意味の損失なしに交換され得る。
【0047】
また、「デバイス」という用語は、UEデバイス、ネットワークノード(eNB、gNB)、あるいは送信および受信が実施され得るRAT上で送信または受信することが可能な任意の他の機器を識別し得る。本明細書では、時々、ドローン、たとえば、UAV111が、別のデバイス、たとえば、ネットワークまたはUE、あるいは別のドローンなどに何かを送出すると言われることがあり、これが、たとえば、ドローン、たとえば、UAV111に取り付けられ/関連付けられ得るUEによって行われ得ることが理解され得る。
【0048】
無線通信ネットワーク100は、1つまたは複数のノード120、または1つまたは複数の受信デバイス120と呼ばれることもある、1つまたは複数のデバイス120を備え得る。1つまたは複数のデバイス120は、少なくとも1つのデバイス120またはノード120を備え得る。1つまたは複数のデバイス120は、たとえば、UAV111からの通信の受信デバイスとして理解され得る。1つまたは複数のデバイス120のいずれかは、以下で説明されるネットワークノード130としてのネットワークノードであるか、または以下で説明される無線デバイス150などの無線デバイスであり得る。
【0049】
無線通信ネットワーク100は、第1のノード121と呼ばれることもある、第1のデバイス121を備え得る。第1のデバイス121は、以下で説明されるネットワークノード130などのネットワークノードであるか、または以下で説明される無線デバイス150などの無線デバイスであり得る。第1のデバイス121は、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つであり得るか、または、第1のデバイス121は、1つまたは複数のデバイス120のいずれとも異なり得る。
【0050】
無線通信ネットワーク100は、第2のノード122または要求元デバイス122と呼ばれることもある、第2のデバイス122を備え得る。第2のデバイス122は、以下で説明されるネットワークノード130などのネットワークノードであるか、または以下で説明される無線デバイス150などの無線デバイスであり得る。第2のデバイス122は、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つであり得るか、または、第2のデバイス122は、1つまたは複数のデバイス120のいずれとも異なり得る。
【0051】
無線通信ネットワーク100は、第3のノード123と呼ばれることもある、第3のデバイス123を備え得る。第3のデバイス123は、以下で説明されるネットワークノード130などのネットワークノードであると理解され得る。第3のデバイス123は、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つであり得るか、または、第3のデバイス123は、1つまたは複数のデバイス120のいずれとも異なり得る。
【0052】
いくつかの例では、第1のデバイス121と、第2のデバイス122と、第3のデバイス123とのうちの少なくとも2つが、同じデバイスであり得る。他の例では、第1のデバイス121と、第2のデバイス122と、第3のデバイス123とは、異なるデバイスであり得る。特に、第2のデバイス122は、いくつかの例では、
図4の非限定的な例に示されているように、第3のデバイス123と同じデバイスであるか、または異なるデバイスであり得る。
【0053】
無線通信ネットワーク100は複数のネットワークノードを備え得、複数のネットワークノードのうちのネットワークノード130が
図4の非限定的な例に示されている。ネットワークノード130は無線ネットワークノードであり得る。すなわち、無線通信ネットワーク100中で、無線デバイスまたはマシン型通信デバイスなど、ユーザ機器をサーブすることが可能な、無線基地局、たとえばgNB、eNB、eノードB、またはホームノードB、ホームeノードBなどの送信ポイント、あるいは同様の特徴をもつ任意の他のネットワークノード。
図4に示されていないいくつかの例では、ネットワークノード130は、分散ノードであり得、クラウドにおける仮想ノードと共同してその機能を部分的に実施し得る。
【0054】
無線通信ネットワーク100は、いくつかの実施形態ではセルエリアに分割され得る、地理的エリアをカバーし得、各セルエリアは無線ネットワークノードによってサーブされ得るが、1つの無線ネットワークノードは1つまたは数個のセルをサーブし得る。
図4の例では、ネットワークノード130は、セル140をサーブする。ネットワークノード130は、送信電力、および、それによりセルサイズにも基づいて、たとえば、マクロeノードB、ホームeノードBまたはピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。いくつかの例では、ネットワークノード130は、サービングビームを用いて受信ノードをサーブし得る。無線ネットワークノードは、1つまたは数個の通信技術をサポートし得、その名前は、使用される技術および専門用語に依存し得る。通信ネットワーク100中に備えられ得る無線ネットワークノードのいずれも、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。
【0055】
複数の無線デバイスが無線通信ネットワーク100中にあり得、複数の無線デバイスのうちの無線デバイス150が
図4の非限定的な例に示されている。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス150は、たとえば、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、無線能力をもつモバイル端末、無線端末および/または移動局、携帯電話、セルラ電話、あるいはラップトップとして知られていることもある、5G UE、またはUEなど、無線通信デバイスであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイスのいずれも、たとえば、RANを介して、UAV111、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、またはタブレットなど、別のエンティティと音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、センサー、IoTデバイス、NB-IoTデバイス、プリンタまたはファイルストレージデバイスなど、無線インターフェースを装備したデバイス、モデム、あるいは通信システムにおいて無線リンク上で通信することが可能な他の無線ネットワークユニットであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス150は、無線通信ネットワーク100中で無線通信することを可能にされ得る。通信は、たとえば、無線通信ネットワーク100内に備えられ得る、RAN、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して実施され得る。無線デバイス150と同じアイコンで
図4に示されている1つまたは複数のデバイス120のいずれも、無線デバイスであると理解され得る。
【0056】
1つまたは複数のデバイス120のいずれも、それぞれの第1のリンク161、たとえば、無線リンク上でUAV111と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。図を簡略化するために、それぞれの第1のリンク161のうちの1つのみが
図4中に表される。第1のデバイス121は、第2のリンク162、たとえば、無線リンク上でUAV111と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第2のデバイス122は、第3のリンク163、たとえば、無線リンクまたは有線リンク上でUAV111と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第3のデバイス123は、第4のリンク164、たとえば、無線リンク上でUAV111と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。
【0057】
図4の非限定的な例では、第1のデバイス121は、第1のネットワークノードである。第2のデバイス122は、第3のデバイス123と同じであり、別のネットワークノードである。第1のデバイス121は、1つまたは複数のデバイス120中に備えられる。しかしながら、当業者によって理解され得るように、これは説明のためのものにすぎず、他の組合せも可能であることが理解され得る。また、無線通信ネットワーク100が、
図4中に表されるもの以外にさらなるデバイスを備え得ることが理解され得る。
【0058】
本明細書で説明される方法は、NR無線アクセス技術(RAT)のために適用され得るが、意味の損失なしに、LTE RAN、および近くのデバイス間の直接通信を可能にし得る任意の技術に適用され得る。
【0059】
本明細書の実施形態は、LTE、すなわち、E-UTRANまたはNRのコンテキスト内で説明される。本明細書で説明される問題およびソリューションは、他のアクセス技術および規格を実装する無線アクセスネットワークおよびユーザ機器(UE)に等しく適用可能であり得ることが理解され得る。LTE/NRは、本明細書の実施形態が好適であり得る、例示的な技術として使用され得、したがって、説明においてLTE/NRを使用することが、問題と問題を解決するソリューションとを理解するために特に有用であり得る。
【0060】
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
【0061】
概して、本明細書での「第1の」、「第2の」、「第3の」および/または「第4の」の使用は、別段に記載されていない限り、コンテキストに基づいて、異なるエレメントまたはエンティティを示すための任意のやり方であると理解され得、それらが修飾する名詞に累積的なまたは時間順の性質を与えないと理解され得る。
【0062】
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。本明細書の例は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
【0063】
より詳細には、以下は、UAV111などのUAVに関する実施形態と、1つまたは複数のデバイス120のいずれかなどのデバイス、たとえば、5G UEまたはUE、あるいはgNBまたはeNBに関する実施形態と、第2のデバイス122などの第2のデバイス、たとえば、ネットワークノード130などのネットワークノード、たとえば、gNBまたはeNBに関する実施形態とである。
【0064】
次に、本明細書のいくつかの実施形態が、いくつかの非限定的な例を用いてさらに説明される。
【0065】
以下の説明では、1つの(a)/その(the)ドローン、またはUAVへの言及は、UAV111に等しく言及すると理解され得、1つの/そのgNB、1つの/そのeNBおよび/または1つの/そのネットワークへの言及は、ネットワークノード150に等しく言及すると理解され得る。
【0066】
次に、UAV111によって実施される方法の実施形態が、
図5に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。UAV111は無線通信ネットワーク100において動作する。
【0067】
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
【0068】
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0069】
方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。UAV111によって実施される方法の非限定的な例が、
図5に示されている。
図5では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
【0070】
アクション501
このアクション501において、UAV111は、1つまたは複数の基準が満たされたと決定する。
【0071】
このアクション501における決定することは、検出すること、判断すること、または計算することを含み得る。
【0072】
1つまたは複数の基準は、a)UAV111の地理的ロケーション、b)時間周期性、c)イベントの発生、およびd)第2のデバイス122から受信される、第1の指示を提供するようにとの要求のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0073】
このアクション501において1つまたは複数の基準が満たされたと決定することによって、UAV111は、1つまたは複数の基準が満たされたという条件で、その場合にのみ、アクション504において説明されるように、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供すること、たとえば、1つまたは複数の基準が満たされない場合、第1の指示を提供することを控えることを可能にされ得る。これは、UAV111およびデバイス120が、必要であり得る第1の指示の送信のために必要とされ得るリソースのみを使用し、そうでない場合、そのリソースを使用しないことを可能にすると理解され得る。したがって、無線通信システム100においてより効率的に通信が実施され、干渉およびオーバーヘッドを低減し得る。
【0074】
アクション502
例の別のグループでは、第2のデバイス122、たとえば、UEまたはgNBは、UAV111から情報を獲得するために要求をトリガすることを判断し得、このUAV111は、無線デバイス150、たとえば、UEがプロシージャをトリガする場合、近傍にあるドローンであるか、または、ネットワークノード130、たとえば、gNBがプロシージャをトリガする場合、カバレッジ下のドローンであり得る。
【0075】
このアクション502において、UAV111は、第2のデバイス122から要求を受信する。
【0076】
このアクション502における受信することは、たとえば、第3のリンク163を介して実施され得る。
【0077】
このアクション502において要求を受信することによって、UAV111は、少なくともこの基準が満たされていることがあるかどうかを決定することを可能にされ得る。これは、UAV111が、そのようなプロビジョンが要求されていることがあるという条件で、アクション504において説明されるように、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供し得ることを可能にし得る。したがって、前のアクションにおいて説明された利点が達成され得る。
【0078】
アクション501が、たとえば、周期的に実施され得ること、および/あるいは、アクション502が、アクション501の前にもしくは同時に、またはアクション501の一部として実施され得ることが理解され得る。
【0079】
第2のデバイス122が、gNBなどのネットワークノード130であり、第2のデバイス122が、UAV111から情報を獲得することを希望する場合、これは、2つの異なるやり方で行われ得る。第1の手法では、UAV111がネットワークノード130にすでに接続され、RRC_CONNECTEDにある場合、ネットワークノード130、たとえば、gNBは、情報を要求するためにUAV111にRRCメッセージを送出し得る。それは、特定の情報または一般的な要求であり得る。第2の手法では、UAV111がRRC_IDLE/INACTIVEにある場合、ネットワークノード130、たとえば、gNBがドローンとの直接RRC接続を有しないので、ネットワークノード130、たとえば、gNBは、システム情報ブロック中でこの要求をブロードキャストすることによってドローン情報の報告を要求し得る。これは、ネットワークノード130、たとえば、gNBのカバレッジ下のすべてのドローンが報告プロシージャを始動する必要があり得ることを実際に広告し得る。
【0080】
アクション503
第2のデバイス122、たとえば、UEがドローン情報を獲得するために要求をトリガする場合、PC5接続が、まだ存在しない場合、UAV111と第2のデバイス122、たとえば、UEとの間で、または第3のデバイス123と確立され得る。一般的な例では、第2のデバイス122は、第3のデバイス123と同じであり得る。しかしながら、たとえば、UAV111が、第2のデバイス122から要求を受信した後に移動していることがある、あるいは、UAV111が、異なるセルのカバレッジ下、たとえば、2次ノードまたは1次ノードの制御下にあり得る、他の例では、第3のデバイス123は、第2のデバイス122とは異なり得る。
【0081】
このアクション503において、UAV111は、第3のデバイス123、すなわち、第2のデバイス122または別のデバイスとのアクティブ接続を確立することを始動し得る。
【0082】
このアクション503における確立することを始動することは、アクティブ接続を確立するために、1つまたは複数のメッセージをトリガすること、可能にすることまたは送出すること、たとえば、送信すること、を行い得、たとえば、第4のリンク164を介して実施され得る。
【0083】
無線デバイス150、たとえば、UEが、ドローン情報を獲得するために要求をトリガする場合、PC5接続が、まだ存在しない場合、UAV111と無線デバイス150、たとえば、UEとの間で確立され得る。
【0084】
アクション504
このアクション504において、UAV111は第1の指示を提供する。第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にする。このアクション504における提供することは、アクション501における決定することの結果によってトリガされる。このアクション504における提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0085】
第1の指示、すなわち、ドローンによって報告され、上記で別のデバイス、たとえば、UEまたはgNBへの「自情報」と呼ばれる、情報は、i)UAV111の識別子、たとえば、ドローンID、ii)UAV111のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーション、たとえば、ドローンロケーションのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0086】
本明細書の説明では、1つの(a)/その(the)「自情報」への言及は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示に等しく言及すると理解され得る。
【0087】
このアクション504における提供することは、無線通信ネットワーク100において動作する1つまたは複数のデバイス120に対するものであり得る。いくつかの例では、このアクション504における提供することは、ネットワークノード130などのネットワークノード、および/または無線デバイス150などの無線デバイスに対するものであり得る。
【0088】
例の1つのグループでは、UAV111は、UAV111リモート認証機構を可能にするために、デバイスまたはネットワークノードにその自情報を提供し得る。これに従って、UAV111は、以下の基準のうちの1つまたは複数が、起こり得るかまたは満足され得るとき、その自情報を提供し得る。
【0089】
1つのオプション、オプション1によれば、基準は地理的位置を含み得る。UAV111などのドローンがどのようにまたはどこで使用され得るかに関する共通の規制がまだないことがある場合でも、ほぼすべての国が、ドローンがどこを飛ぶことを可能にされないか、たとえば、空港、軍事基地、政府建築物など、に関する地理的制限を実施する。これに従って、UAV111は、あるロケーションに入ったとき、またはある地理的座標に到達したとき、その自情報を共有することを開始し得る。
【0090】
別のオプション、オプション2によれば、基準は時間周期性を含み得る、すなわち、このアクション504における提供することは周期的であり得る。UAV111は、その自情報をデバイスおよびネットワークノードと周期的に共有するように設定され得る。周期性は、別のUE、たとえば、所有者デバイスまたは何らかの当局デバイスによって、ネットワークによって、たとえば、専用RRCシグナリングを介してまたはシステム情報ブロックを介して設定されるか、あるいは仕様においてハードコーディングされ得る。
【0091】
また別のオプション、オプション3によれば、基準はイベントの発生を含み得る、すなわち、アクション504における提供することはイベントトリガ型であり得る。ドローンは、ある(あらかじめ)設定されたイベントが起り得るとき、その自情報を共有し得る。UAV111は、たとえば、UAV111が、UAV111を制御していることがあるUEとの接続を失い得るとき、または信号強度が、あるしきい値を下回り得るとき、またはある高さが到達され得るとき、であり得る。
【0092】
上述されたように、上記のオプションのうちの1つまたは複数が適用され得る。これは、たとえば、UAV111が、自情報を周期的に送出することを開始し得るように、オプション2に従って、ある地理的ロケーション中にある場合、オプション1に従って、実装され得る。他の組合せも可能であり得る。
【0093】
例の別のグループでは、イベントの別の例として、UAV111は、UAV111が、前に情報をまだ送出していない場合にのみ、潜在的な受信機に自情報を送出し得る。たとえば、UAV111が、あるデバイス、たとえば、ネットワーク、UEなどに自情報を送出していた場合、UAV111は、そのデバイスに自情報を再び送出しないことがある。しかしながら、情報が変化した、たとえば、情報の少なくともいくらかの部分が著しく、たとえば、しきい値を越えて変化した場合、UAV111は、情報が、新しいかまたは更新され、したがって、再び送出される必要があり得ると考え得る。情報が新しいまたは更新されたと考えられるために、情報がどの程度変化する必要があり得るかは、あらかじめ設定されるか、または仕様において指定されるか、または別のデバイス、たとえば、受信デバイスから、UAV111に指示され得る。UAV111はまた、情報が最後に送出されたときから、ある時間Tが過ぎた場合、情報を再送出し得、これは、たとえば、受信エンティティが、ある時間Tしか情報を記憶しないことがあると仮定される場合、有益であり得る。
【0094】
このアクション504における提供することは、たとえば、送出することまたは送信することであり得、たとえば、第1のリンク161、第2のリンク162、第3のリンク163および/または第4のリンク164を介して実施され得る。
【0095】
このアクション504における提供することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0096】
いくつかの実施形態では、このアクション504における提供することは、たとえば、無線デバイス150などの無線デバイスに対して、サイドリンクを介して実施され得る。
【0097】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。たとえば、例の別のグループでは、UAV111は、PC5インターフェース、サイドリンクを使用することによって、その自情報を近くのデバイスと共有し得る。この場合、プロシージャは、サイドリンクユニキャスト、サイドリンクブロードキャスト、またはサイドリンクグループキャストを使用することによって行われ得る。
【0098】
サイドリンクブロードキャストおよびサイドリンクグループキャストの場合、UAV111は、近くのデバイスのすべて、ブロードキャスト、または近くのデバイスの限定グループ、グループキャスト、にその自情報をブロードキャストするためにブロードキャストまたはグループキャストPC5接続を使用し得る。
【0099】
サイドリンクユニキャストの場合、これは、情報を必要とし得るUEの各UEとの単一のPC5コネクティビティが確立される必要があり得るので、UAV111が、1対1の様式でその自情報を送出し得ることを暗示し得る。これを行う際に、近くのデバイスとのサイドリンク接続確立を開始し得るのは、UAV111自体であり得、あるいは、UAV111にその自情報を提供するように要求し得るのは、別のUE、たとえば、UAV111の所有者または異なるUE、公的当局でもあり得る。UAV111は、情報の、対象とする受信機が、UAV111の自情報を可能にしたまたは要求したかどうかを決定し、受信機によって可能にされたおよび/または要求された場合にのみ、自情報を送出し得る。このアクション504における提供することは、したがって、いくつかの実施形態では、アクション502における受信された要求によってトリガされ得る。
【0100】
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス121は、ネットワークノード130であり得る。これらの実施形態のうちのいくつかでは、このアクション504における提供することは、Uuインターフェースを介して実施され得る。したがって、例のまた別のグループでは、UAV111は、Uuインターフェースを使用することによって、その自情報を、カバレッジ中にあり得るネットワークノードと共有し得る。この場合、UAV111がRRC_CONNECTEDにある場合、情報は、既存のまたは新しいRRCメッセージを使用することによって、たとえば、UAV111が接続され得るネットワークノード130、たとえば、gNBと共有され得る。UAV111がRRC_IDLE/INACTIVEにある場合、情報がネットワークに送出される必要があり得るとき、UAV111は、セル(再)選択を実施し、RRC_CONNECTEDに移るためにRACHプロシージャを開始し得る。RRC_CONNECTEDになると、UAV111は、ネットワークノード130、たとえば、gNBに情報を送出し得る。代替として、UAV111はまた、ランダムアクセスプロシージャ中にネットワークに送出されるメッセージ中に直接、情報を含め得る。UAV111が、ネットワークに自情報を送出することを可能にされ得るまたは要求され得るか否かは、たとえば、システム情報メッセージ中のなど、ブロードキャストメッセージ中の、またはユニキャストメッセージ中の指示によって、UAV111に指示され得る。また、UAV111は、可能にされたおよび/または要求された場合にのみ、情報を送出し得る。UE、要求元デバイスが可能にされないまたは要求されない場合、UAV111、たとえば、UAV111中のUEは、接続確立の唯一の目的が自情報を送出することであったであろう場合、接続を確立することを控え得る。
【0101】
いくつかの実施形態では、このアクション504における提供することは、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されていることがあるとアクティブ接続を介して、実施され得る。
【0102】
いくつかの実施形態では、このアクション504において第1の指示を提供することより前に、UAV111は、第2のデバイス122とのアクティブ接続を維持し得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、UAV111は、無線リソース制御メッセージ中で第2のデバイス122からアクション502において要求を受信し得る。
【0103】
第2のデバイス122が、ドローン情報を獲得するために要求をトリガする場合、接続が、まだ存在しない場合、UAV111と第3のデバイス123、すなわち、第2のデバイス123または別のデバイスとの間で、確立され得る。したがって、いくつかの実施形態では、このアクション504において第1の指示を提供することより前に、UAV111は、第2のデバイス122とのアクティブ接続を欠いていることがある。そのような実施形態のうちのいくつかでは、UAV111は、ブロードキャストされたメッセージ中で第2のデバイス122から要求を受信し得る。
【0104】
アクション503における始動することは、このアクション504において第1の指示を提供することより前に、UAV111が第3のデバイス123とのアクティブ接続を欠いていることがある、実施形態において実施され得る。第3のデバイス123は、第2のデバイス122または別のネットワークノードであり得る。
【0105】
このアクション504において、1つまたは複数の基準が満たされたという条件で、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能する第1の指示を提供すること、たとえば、1つまたは複数の基準が満たされない場合、第1の指示を提供することを控えることによって、UAV111は、第1の指示を提供することが必要であり得るときにのみ、送信のために必要とされ得るリソースを使用し、第1の指示を提供することが必要でない場合、そのリソースを使用しないことを可能にされ得る。したがって、無線通信システム100においてより効率的に通信が実施され、干渉およびオーバーヘッドを低減し得る。
【0106】
次に、デバイス120、121、122、123によって実施される方法の実施形態が、
図6に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。デバイス120、121、122、123は無線通信ネットワーク100において動作する。
【0107】
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0108】
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
【0109】
方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。デバイス120、121、122、123によって実施される方法の非限定的な例が、
図6に示されている。
図6では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
【0110】
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、UAV111について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、デバイス120は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであり得る。
【0111】
アクション601
このアクション601において、デバイス120、121、122、123は、UAV111に要求を送出し得る。要求は、第1の指示を提供することであり得る。第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。
【0112】
このアクション601における送出することは、たとえば、第1のリンク161を介して、たとえば、送信することを含み得る。
【0113】
いくつかの実施形態では、後でアクション603において第1の指示を受信することより前に、デバイス121は、UAV111とのアクティブ接続を維持し得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、デバイス121は、RRCメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0114】
アクション603において第1の指示を受信することより前に、デバイス121が、UAV111とのアクティブ接続を欠いていることがある、他の実施形態では、デバイス121は、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0115】
アクション602
アクション603において第1の指示を受信することより前に、デバイス120、121、122、123が、UAV111とのアクティブ接続を欠いていることがあり、デバイス121が、第2のデバイス122または別のネットワークノードであり得る、いくつかの実施形態では、デバイス121は、このアクション602において、UAV111とのアクティブ接続を確立することを始動し得る。デバイス120、121、122、123は、第2のデバイス122または別のネットワークノードであり得る。
【0116】
このアクション602における確立することを始動することは、1つまたは複数のメッセージを送出することまたは送信することを含み得る、確立をトリガすること、および/または可能にすることであり得、たとえば、第4のリンク164を介して実施され得る。アクティブ接続の確立に向けた第1のステップは、デバイス120、121、122、123によって、またはUAV111によって実施され得る。
【0117】
アクション603
このアクション603において、デバイス120、121、122、123は、UAV111から、第1の指示を受信する。第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。このアクション603における受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0118】
第1の指示は、i)UAV111の識別子、ii)UAV111のシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーションのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0119】
1つまたは複数の基準は、a)UAV111の地理的ロケーション、b)時間周期性、c)イベントの発生、およびd)デバイス121または第2のデバイス122からの、第1の指示を提供するようにとの要求のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0120】
このアクション603における受信することは、たとえば、第1のリンク161、第2のリンク162、第3のリンク163および/または第4のリンク164を介して実施され得る。
【0121】
このアクション603における受信することは、送出された要求によってトリガされ得る。
【0122】
いくつかの実施形態では、このアクション603における受信することは、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されていることがあるとアクティブ接続を介して、実施され得る。
【0123】
このアクション603における受信することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0124】
いくつかの実施形態では、アクション603における受信することは、たとえば、デバイス120、122が、無線デバイス150などの無線デバイスである場合、サイドリンクを介して実施され得る。
【0125】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。
【0126】
デバイスが第1のデバイス121であり得、第1のデバイス121がネットワークノード130であり得る、いくつかの実施形態では、このアクション603における受信することは、Uuインターフェースを介して実施され得る。
【0127】
次に、第2のデバイス122によって実施される方法の実施形態が、
図7に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のデバイス122は無線通信ネットワーク100において動作する。
【0128】
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0129】
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
【0130】
方法は以下のアクションを含み得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第2のデバイス122によって実施される方法の非限定的な例が、
図7に示されている。
【0131】
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、UAV111について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、第2のデバイス122は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであり得る。
【0132】
アクション701
このアクション701において、第2のデバイス122は、UAV111に要求を送出し得る。要求は、第1の指示を提供することであり得る。第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。
【0133】
このアクション701における送出することは、たとえば、第3のリンク163を介して実施され得る。
【0134】
第1の指示は、i)UAV111の識別子、ii)UAV111のシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーションのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0135】
このアクション701における送出することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0136】
1つまたは複数の基準は、a)UAV111の地理的ロケーション、b)時間周期性、c)イベントの発生、およびd)デバイス121または第2のデバイス122からの、第1の指示を提供するようにとの要求のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0137】
いくつかの実施形態では、後でアクション703において第1の指示を受信することより前に、デバイス121は、UAV111とのアクティブ接続を維持し得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、デバイス121は、RRCメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0138】
アクション703において第1の指示を受信することより前に、デバイス121が、UAV111とのアクティブ接続を欠いていることがある、他の実施形態では、デバイス121は、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0139】
このアクション701における送出することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0140】
いくつかの実施形態では、アクション701における送出することは、たとえば、第2のデバイス122が、無線デバイス150などの無線デバイスである場合、サイドリンクを介して実施され得る。
【0141】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。
【0142】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、ネットワークノード130であり得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、このアクション701における送出することは、Uuインターフェースを介して実施され得る。
【0143】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、UV111とのアクティブ接続を欠いていることがある。そのような実施形態のうちのいくつかでは、第2のデバイス122は、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0144】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、UAV111とのアクティブ接続を維持し得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、第2のデバイス122は、RRCメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0145】
第2のデバイス122が要求を送出することによって、UAV111は、第2のデバイス122によって要求されたときにのみ第1の指示を提供すること、たとえば、第2のデバイス122によって要求されない場合、第1の指示を提供することを控えることを可能にされ得る。したがって、無線通信システム100においてより効率的に通信が実施され、干渉およびオーバーヘッドを低減し得る。
【0146】
上記の要約された概観として、本明細書の実施形態は、たとえば、近傍にあるデバイスに、またはこのパラメータに気づいていないことがあるネットワークノードを介して、送出される/ブロードキャストされるべきドローンIDに関すると理解され得る。特に、本明細書の実施形態によれば、UAV111は、以下の基準のうちの1つに基づいて、近傍にあるデバイスにそのIDをブロードキャストし得る。1つのオプション、オプション1によれば、基準は地理的位置を含み得る。UAV111は、ある位置またはロケーションがUAV111によって到達され得ると、そのIDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。別のオプション、オプション2によれば、基準は時間周期性を含み得る、すなわち、アクション504における提供することは周期的であり得る。UAV111は、時間周波数に従って周期的にそのIDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。また別のオプション、オプション3によれば、基準はイベントの発生を含み得る、すなわち、アクション504における提供することはイベントトリガ型であり得る。UAV111は、あるイベント、たとえば、低いバッテリーまたはネットワークのほうへの低いシグナリング強度が起こり得るとき、IDを送出する、たとえば、ブロードキャストすることを開始し得る。
【0147】
さらに、ドローンIDは、UAV111に関する情報、たとえば、ドローン情報、あるいは、UAV111が、あるエリアおよび/またはコンディションにおいて飛ぶことを許可され得るかどうかを知ることを希望し得る、UEまたはgNBなどの第2のデバイス122、たとえば、当局によって、オンデマンドで要求され得る。
【0148】
本明細書で開示されるいくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得、これは以下のように要約され得る。既存のWi-FiおよびBluetooth方法に勝る本明細書の実施形態の1つの利点は、PC5において、ブロードキャストのためのリソースが予約され得ることであると理解され得る。したがって、未ライセンススペクトル上であり得るような、ドローンIDを送出するためのエアインターフェースリソース上の競合がないことがある。
【0149】
さらに、たとえば、無線通信ネットワーク100がLTE/NRであり得る例の場合、ブロードキャスティングを、LTEにおいても指定され、潜在的にNRにおいて指定されることになる高さしきい値と組み合わせることが可能であり得る。
【0150】
図9は、UAV111が
図5に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、UAV111は、
図9aに示されている以下の構成を備え得る。
【0151】
UAV111は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。UAV111は無線通信ネットワーク100において動作するように設定される。
【0152】
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、UAV111について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0153】
図9では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0154】
UAV111は、たとえば、1つまたは複数の基準が満たされたと決定するように設定された、決定ユニット901によって、アクション501の決定することを実施するように設定される。
【0155】
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の基準は、a)UAV111の地理的ロケーション、b)時間周期性、c)イベントの発生、およびd)第2のデバイス122から受信されるように設定された、第1の指示を提供するようにとの要求のうちの1つまたは複数を含むように設定され得る。
【0156】
UAV111は、たとえば、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供するように設定された、UAV111内の提供ユニット902によって、アクション504の提供することを実施するように設定される。提供することは、決定することの結果によってトリガされるように設定される。提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定される。
【0157】
第1の指示は、i)UAV111の識別子、ii)UAV111のシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーションのうちの少なくとも1つを含むように設定され得る。
【0158】
いくつかの実施形態では、提供することは、無線通信ネットワーク100において動作するように設定された1つまたは複数のデバイス120に対するものであるように設定され得る。
【0159】
いくつかの実施形態では、提供することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定され得る。
【0160】
いくつかの実施形態では、提供することは、サイドリンクを介して実施されるように設定され得る。
【0161】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0162】
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス121は、ネットワークノード130であるように設定され得、提供することは、Uuインターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0163】
UAV111は、たとえば、第2のデバイス122から要求を受信するように設定された、受信ユニット903によって、アクション502の受信することを実施するように設定され得る。提供することは、要求であるように設定された受信されたものによってトリガされるように設定され得る。
【0164】
いくつかの実施形態では、UAV111は、第1の指示を提供することより前に、UAVが、第2のデバイス122とのアクティブ接続を欠いていることがある、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中で第2のデバイス122から要求を受信するように設定され得る。
【0165】
いくつかの実施形態では、UAV111は、第1の指示を提供することより前に、UAV111が、第3のデバイス123とのアクティブ接続を欠いていることがあり、第3のデバイス123が、第2のデバイス122または別のネットワークノードであるように設定され得る、という条件で、たとえば、第3のデバイス123とのアクティブ接続を確立することを始動するように設定された、UAV111内の始動ユニット904によって、アクション503の確立することを始動することを実施するように設定され得る。提供することは、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されているとアクティブ接続を介して、実施されるように設定され得る。
【0166】
いくつかの実施形態では、UAV111は、第1の指示を提供することより前に、UAV111が、第2のデバイス122とのアクティブ接続を維持する、という条件で、RRCメッセージ中で第2のデバイス122から要求を受信するように設定され得る。
【0167】
他のユニット905が、UAV111中に備えられ得る。
【0168】
UAV111における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、
図9aに示されているUAV111中のプロセッサ906など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、UAV111にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、UAV111にダウンロードされ得る。
【0169】
UAV111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ907をさらに備え得る。メモリ907は、UAV111中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
【0170】
いくつかの実施形態では、UAV111は、受信ポート908を通して、たとえば、1つまたは複数のデバイス120、121、122、123、たとえば、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123から、情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート908は、たとえば、UAV111中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、UAV111は、受信ポート908を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート908がプロセッサ906と通信していることがあるので、受信ポート908は、その場合、受信された情報をプロセッサ906に送出し得る。受信ポート908はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
【0171】
UAV111中のプロセッサ906は、プロセッサ906およびメモリ907と通信していることがある送出ポート909を通して、たとえば、1つまたは複数のデバイス120、121、122、123、たとえば、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123、あるいは無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
【0172】
また、上記で説明された異なるユニット901~905は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ906など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
【0173】
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット901~905は、プロセッサ906など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
【0174】
したがって、UAV111のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ906上で実行されたとき、UAV111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ906に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム910製品によって実装され得る。コンピュータプログラム910製品は、コンピュータ可読記憶媒体911に記憶され得る。コンピュータプログラム910を記憶したコンピュータ可読記憶媒体911は、少なくとも1つのプロセッサ906上で実行されたとき、UAV111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ906に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体911は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム910製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム910を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体911のうちの1つである。
【0175】
UAV111は、UAV111と他のノードまたはデバイス、たとえば、1つまたは複数のデバイス120、121、122、123、たとえば、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0176】
他の実施形態では、UAV111は、
図9bに示されている以下の構成を備え得る。UAV111は、UAV111中の、処理回路906、たとえば、プロセッサ906など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ907とを備え得る。UAV111は無線回路912をも備え得、無線回路912は、たとえば、受信ポート908および送出ポート909を備え得る。処理回路912は、
図9aに関して説明されたのと同様にして、
図5による方法アクションを実施するように設定されるか、または、
図5による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路912は、少なくとも、1つまたは複数のデバイス120、121、122、123、たとえば、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123との無線接続をセットアップおよび維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
【0177】
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路906とメモリ907とを備えるUAV111に関し、前記メモリ907は前記処理回路906によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、UAV111は、たとえば、
図5において、UAV111に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
【0178】
図10は、デバイス120、121、122、123が
図6に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、デバイス120、121、122、123は、
図10aに示されている以下の構成を備え得る。
【0179】
デバイス120、121、122、123は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。デバイス120、121、122、123は無線通信ネットワーク100において動作するように設定される。
【0180】
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、デバイス120、121、122、123について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、デバイス120、121、122、123は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであるように設定され得る。
【0181】
図10では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0182】
デバイス120、121、122、123は、たとえば、UAV111から、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を受信するように設定された、デバイス120、121、122、123内の受信ユニット1001によって、アクション603の受信することを実施するように設定される。受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定される。
【0183】
いくつかの実施形態では、受信することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定され得る。
【0184】
いくつかの実施形態では、受信することは、サイドリンクを介して実施されるように設定され得る。
【0185】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0186】
いくつかの実施形態では、デバイス120、121、122、123は、第1のデバイス121であるように設定され得る。第1のデバイス121は、ネットワークノード130であるように設定され得、受信することは、Uuインターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0187】
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の基準は、a)UAV111の地理的ロケーション、b)時間周期性、c)イベントの発生、およびd)デバイス121または第2のデバイス122からの、第1の指示を提供するようにとの要求のうちの1つまたは複数を含むように設定され得る。
【0188】
いくつかの実施形態では、デバイス121は、第1の指示を受信することより前に、デバイス121が、UAV111とのアクティブ接続を欠いていることがある、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出するように設定され得る。
【0189】
デバイス120、121、122、123は、たとえば、UAV111に要求を送出するように設定された、送出ユニット1002によって、アクション601の送出することを実施するように設定され得る。受信することは、送出されるように設定された要求によってトリガされるように設定され得る。
【0190】
いくつかの実施形態では、デバイス121は、第2のデバイス122または別のネットワークノードであるように設定され得、デバイス120、121、122、123は、第1の指示を受信することより前に、デバイス121が、UAV111とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、たとえば、UAV111とのアクティブ接続を確立することを始動するように設定された、デバイス123内の始動ユニット1003によって、アクション602の確立することを始動することを実施するようにさらに設定され得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、受信することは、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されているとアクティブ接続を介して、実施されるように設定され得る。
【0191】
第1の指示は、i)UAV111の識別子、ii)UAV111のシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーションのうちの少なくとも1つを含むように設定され得る。
【0192】
いくつかの実施形態では、デバイス121は、第1の指示を受信することより前に、デバイス121が、UAV111とのアクティブ接続を維持する、という条件で、RRCメッセージ中でUAV111に要求を送出するように設定され得る。
【0193】
他のユニット1004が、デバイス120、121、122、123中に備えられ得る。
【0194】
デバイス120、121、122、123における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、
図10aに示されているデバイス120、121、122、123中のプロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、デバイス120、121、122、123にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、デバイス120、121、122、123にダウンロードされ得る。
【0195】
デバイス120、121、122、123は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ1006をさらに備え得る。メモリ1006は、デバイス120、121、122、123中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
【0196】
いくつかの実施形態では、デバイス120、121、122、123は、受信ポート1007を通して、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123から、情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート1007は、たとえば、デバイス120、121、122、123中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、デバイス120、121、122、123は、受信ポート1007を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート1007がプロセッサ1005と通信していることがあるので、受信ポート1007は、その場合、受信された情報をプロセッサ1005に送出し得る。受信ポート1007はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
【0197】
デバイス120、121、122、123中のプロセッサ1005は、プロセッサ1005およびメモリ1006と通信していることがある送出ポート1008を通して、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123、あるいは無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
【0198】
また、上記で説明された異なるユニット1001~1004は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
【0199】
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット1001~1004は、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
【0200】
したがって、デバイス120、121、122、123のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、デバイス120、121、122、123によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム1009製品によって実装され得る。コンピュータプログラム1009製品は、コンピュータ可読記憶媒体1010に記憶され得る。コンピュータプログラム1009を記憶したコンピュータ可読記憶媒体1010は、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、デバイス120、121、122、123によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体1010は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム1009製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム1009を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体1010のうちの1つである。
【0201】
デバイス120、121、122、123は、デバイス120、121、122、123と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0202】
他の実施形態では、デバイス120、121、122、123は、
図10bに示されている以下の構成を備え得る。デバイス120、121、122、123は、デバイス120、121、122、123中の、処理回路1005、たとえば、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ1006とを備え得る。デバイス120、121、122、123は無線回路1011をも備え得、無線回路1011は、たとえば、受信ポート1007および送出ポート1008を備え得る。処理回路1005は、
図10aに関して説明されたのと同様にして、
図6による方法アクションを実施するように設定されるか、または、
図6による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路1011は、少なくとも、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123との無線接続をセットアップおよび維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
【0203】
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路1005とメモリ1006とを備えるデバイス120、121、122、123に関し、前記メモリ1006は前記処理回路1005によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、デバイス120、121、122、123は、たとえば、
図6において、デバイス120、121、122、123に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
【0204】
図11は、第2のデバイス122が
図7に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、
図11aに示されている以下の構成を備え得る。
【0205】
第2のデバイス122は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のデバイス122は無線通信ネットワーク100において動作するように設定される。
【0206】
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、第2のデバイス122について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、第2のデバイス122は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであるように設定され得る。
【0207】
図11では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0208】
第2のデバイス122は、たとえば、UAV111に、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供するようにとの要求を送出するように設定された、第2のデバイス122内の送出ユニット1101によって、送出アクション701を実施するように設定される。
【0209】
いくつかの実施形態では、送出することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施されるように設定され得る。
【0210】
いくつかの実施形態では、送出することは、サイドリンクを介して実施されるように設定され得る。
【0211】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0212】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、ネットワークノード130であるように設定され得、送出することは、Uuインターフェースを介して実施されるように設定され得る。
【0213】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、第2のデバイス122が、UAV111とのアクティブ接続を欠いている、という条件で、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出するように設定され得る。
【0214】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、第2のデバイス122が、UAV111とのアクティブ接続を維持する、という条件で、RRCメッセージ中でUAV111に要求を送出するように設定され得る。
【0215】
第1の指示は、i)UAV111の識別子、ii)UAV111のシリアルナンバー、およびiii)UAV111のロケーションのうちの少なくとも1つを含むように設定され得る。
【0216】
他のユニット1102が、第2のデバイス122中に備えられ得る。
【0217】
第2のデバイス122における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、
図11aに示されている第2のデバイス122中のプロセッサ1103など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、第2のデバイス122にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第2のデバイス122にダウンロードされ得る。
【0218】
第2のデバイス122は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ1104をさらに備え得る。メモリ1104は、第2のデバイス122中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
【0219】
いくつかの実施形態では、第2のデバイス122は、受信ポート1105を通して、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、および/または第3のデバイス123から、情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート1105は、たとえば、第2のデバイス122中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、第2のデバイス122は、受信ポート1105を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート1105がプロセッサ1103と通信していることがあるので、受信ポート1105は、その場合、受信された情報をプロセッサ1103に送出し得る。受信ポート1105はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
【0220】
第2のデバイス122中のプロセッサ1103は、プロセッサ1103およびメモリ1104と通信していることがある送出ポート1106を通して、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、および/または第3のデバイス123、あるいは無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
【0221】
また、上記で説明された異なるユニット1101~1102は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ1103など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
【0222】
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット1101~1102は、プロセッサ1103など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
【0223】
したがって、第2のデバイス122のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ1103上で実行されたとき、第2のデバイス122によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1103に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム1107製品によって実装され得る。コンピュータプログラム1107製品は、コンピュータ可読記憶媒体1108に記憶され得る。コンピュータプログラム1107を記憶したコンピュータ可読記憶媒体1108は、少なくとも1つのプロセッサ1103上で実行されたとき、第2のデバイス122によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1103に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体1108は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム1107製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム1107を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体1108のうちの1つである。
【0224】
第2のデバイス122は、第2のデバイス122と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、および/または第3のデバイス123との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0225】
他の実施形態では、第2のデバイス122は、
図11bに示されている以下の構成を備え得る。第2のデバイス122は、第2のデバイス122中の、処理回路1103、たとえば、プロセッサ1103など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ1104とを備え得る。第2のデバイス122は無線回路1109をも備え得、無線回路1109は、たとえば、受信ポート1105および送出ポート1106を備え得る。処理回路1103は、
図11aに関して説明されたのと同様にして、
図7による方法アクションを実施するように設定されるか、または、
図7による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路1109は、少なくとも、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、第1のデバイス121、および/または第3のデバイス123との無線接続をセットアップおよび維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
【0226】
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路1103とメモリ1104とを備える第2のデバイス122に関し、前記メモリ1104は前記処理回路1103によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第2のデバイス122は、たとえば、
図7において、第2のデバイス122に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
【0227】
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
【0228】
本明細書で使用される、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「および(and)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現は、選択肢のリストのうちの1つのみが適用され得るか、選択肢のリストのうちの2つ以上が適用され得るか、または選択肢のリストのうちのすべてが適用され得ることを意味すると理解され得る。この表現は、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「または(or)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現と等価であると理解され得る。
【0229】
本明細書の実施形態に関する例
より詳細には、以下は、UAV111などのUAVに関する例と、1つまたは複数のデバイス120のいずれかなどのデバイス、たとえば、5G UEまたはUE、あるいはgNBまたはeNBに関する例と、第2のデバイス122などの第2のデバイス、たとえば、ネットワークノード130などのネットワークノード、たとえば、gNBまたはeNBに関する例とである。
【0230】
【0231】
UAV111などの無線デバイスによって実施される方法が、本明細書で説明される。方法は、UAV111などのUAVの識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。UAV111は無線通信ネットワーク100などの無線通信ネットワークにおいて動作していることがある。
【0232】
第1の方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの例では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の例は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一例からの構成要素が、別の例において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な例において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。UAV111によって実施される方法の非限定的な例が、
図8に示されている。
図8では、いくつかの例における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
【0233】
○ 第1の指示を提供すること504。UAV111は、この提供アクション504を、たとえば、このアクションを実施するように設定された、UAV111内の提供ユニット901によって、実施するように設定され得る。
【0234】
第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。
【0235】
このアクション504における提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0236】
1つまたは複数の基準は、
a. UAV111の地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス122から受信される、第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0237】
提供すること504は、通信ネットワーク100において動作する1つまたは複数のデバイス130に対するものであり得る。
【0238】
第1の指示は、
i. UAV111の識別子、たとえば、ドローンID、および
ii. UAV111のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、および
iii. UAV111のロケーション、たとえば、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0239】
提供すること504は、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0240】
このアクション504における提供することは、ネットワークノード130などのネットワークノード、および/または無線デバイス150などの無線デバイスに対するものであり得る。
【0241】
このアクション504における提供することは、たとえば、送出することまたは送信することであり得、たとえば、第1のリンク161、第2のリンク162、第3のリンク163および/または第4のリンク164を介して実施され得る。
【0242】
いくつかの例では、提供すること504は、たとえば、無線デバイス150などの無線デバイスに対して、サイドリンクを介して実施され得る。
【0243】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。
【0244】
いくつかの例では、1つまたは複数のデバイス120のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス121は、ネットワークノード130であり得る。これらの例のうちのいくつかでは、提供すること504は、Uuインターフェースを介して実施され得る。
【0245】
いくつかの例では、方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数をさらに含み得る。
○ 1つまたは複数の基準が満たされたと決定すること501。UAV111は、この決定アクション501を、たとえば、このアクションを実施するように設定された決定ユニット902によって、実施するように設定され得る。
【0246】
このアクション501における決定することは、検出すること、判断すること、または計算することを含み得る。
【0247】
1つまたは複数の基準は、UAVの地理的ロケーション、時間周期性、およびイベントの発生のうちの1つまたは複数を含み得る。提供すること504は、決定すること501の結果によってトリガされ得る。
【0248】
○ 要求を受信すること502。UAV111は、この受信アクション502を、たとえば、このアクションを実施するように設定された受信ユニット903によって、実施するように設定され得る。
【0249】
このアクション502における受信することは、たとえば、第3のリンク163を介して実施され得る。
【0250】
このアクション502における受信することは、第2のデバイス122からのものであり得る。提供すること504は、受信された要求によってトリガされ得る。
【0251】
いくつかの例では、第1の指示を提供すること504より前に、UAV111は、第2のデバイス122とのアクティブ接続を欠いていることがある。そのような例のうちのいくつかでは、UAV111は、ブロードキャストされたメッセージ中で第2のデバイス122から要求を受信し得る。
【0252】
いくつかの例では、第1の指示を提供すること504より前に、UAV111は、第2のデバイス122とのアクティブ接続を維持し得る。そのような例のうちのいくつかでは、UAV111は、無線リソース制御メッセージ中で第2のデバイス122から要求を受信し得る。
【0253】
○ 第3のデバイス123とのアクティブ接続を確立することを始動すること503。UAV111は、この確立始動アクション503を、たとえば、このアクションを実施するように設定された、UAV111内の始動ユニット904によって、実施するように設定され得る。
【0254】
このアクション503における確立することを始動することは、アクティブ接続を確立するために、1つまたは複数のメッセージをトリガすること、可能にすることまたは送出すること、たとえば、送信すること、を行い得、たとえば、第4のリンク164を介して実施され得る。
【0255】
一般的な例では、第2のデバイス122は、第3のデバイス123と同じであり得る。しかしながら、たとえば、UAV111が、第2のデバイス122から要求を受信した後に移動していることがある、あるいは、UAV111が、異なるセルのカバレッジ下、たとえば、2次ノードまたは1次ノードの制御下にあり得る、他の例では、第3のデバイス123は、第2のデバイス122とは異なり得る。
【0256】
提供すること504は、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されているとアクティブ接続を介して、実施され得る。
【0257】
このアクション503における始動することは、第1の指示を提供すること504より前に、UAV111が第3のデバイス123とのアクティブ接続を欠いていることがある、例において実施され得る。第3のデバイス123は、第2のデバイス122または別のネットワークノードであり得る。
【0258】
いくつかの例では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0259】
他のユニット905が、UAV111中に備えられ得る。
【0260】
UAV111は、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
【0261】
図9では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0262】
UAV111は、UAV111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、1つまたは複数のデバイス120、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123、ホストコンピュータ1210、あるいは他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0263】
UAV111は、
図9または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0264】
【0265】
デバイス120、121、122、123などのデバイスによって実施される方法が、本明細書で説明される。方法は、UAV111などのUAVの識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。デバイス120、121、122、123は無線通信ネットワーク100などの無線通信ネットワークにおいて動作していることがある。
【0266】
第1の方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの例では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の例は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一例からの構成要素が、別の例において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な例において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。デバイス120、121、122、123によって実施される方法の非限定的な例が、
図8に示されている。
図8では、いくつかの例における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
【0267】
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、UAV111について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、デバイス120は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであり得る。
【0268】
○ 第1の指示を受信すること603。デバイス120、121、122、123は、この受信アクション603を、たとえば、このアクションを実施するように設定された、デバイス120、121、122、123内の受信ユニット1001によって、実施するように設定され得る。
【0269】
このアクション603における第1の指示を受信することは、UAV111からのものであり得る。
【0270】
第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。
【0271】
このアクション603における受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0272】
1つまたは複数の基準は、
a. UAV111の地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス122から受信される、第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0273】
第1の指示は、
i. UAV111の識別子、たとえば、ドローンID、および
ii. UAV111のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、および
iii. UAV111のロケーション、たとえば、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0274】
受信すること603は、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0275】
このアクション603における受信することは、たとえば、第1のリンク161、第2のリンク162、第3のリンク163および/または第4のリンク164を介して実施され得る。
【0276】
いくつかの例では、受信すること603は、たとえば、デバイス120、122が、無線デバイス150などの無線デバイスである場合、サイドリンクを介して実施され得る。
【0277】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。
【0278】
いくつかの例では、デバイスは、第1のデバイス121であり得る。第1のデバイス121は、ネットワークノード130であり得る。そのような例のうちのいくつかでは、受信すること603は、Uuインターフェースを介して実施され得る。
【0279】
いくつかの例では、方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数をさらに含み得る。
○ UAV111に要求を送出すること601。デバイス120、121、122、123は、この送出アクション601を、たとえば、このアクションを実施するように設定された送出ユニット1002によって、実施するように設定され得る。
【0280】
アクション603における受信することは、送出された要求によってトリガされ得る。
【0281】
このアクション601における送出することは、第2のデバイス122からのものであり得る。このアクション601における送出することは、たとえば、第3のリンク163を介して実施され得る。
【0282】
いくつかの例では、第1の指示を受信すること603より前に、デバイス122は、UV111とのアクティブ接続を欠いていることがある。そのような例のうちのいくつかでは、デバイス122は、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0283】
○ UAV111とのアクティブ接続を確立することを始動すること602。デバイス120、121、122、123は、この確立始動アクション602を、たとえば、このアクションを実施するように設定された、デバイス123内の始動ユニット1003によって、実施するように設定され得る。
【0284】
このアクション602における確立することを始動することは、1つまたは複数のメッセージを送出することまたは送信することを含み得る、確立をトリガすること、および/または可能にすることであり得、たとえば、第4のリンク164を介して実施され得る。
【0285】
アクション603における受信することは、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されているとアクティブ接続を介して、実施され得る。
【0286】
このアクション602における始動することは、第1の指示を受信すること602より前に、デバイス120、121、122、123がUAV111とのアクティブ接続を欠いていることがある、例において実施され得る。デバイス120、121、122、123は、第2のデバイス122または別のネットワークノードであり得る。
【0287】
いくつかの例では、第1の指示を受信すること603より前に、デバイス120、121、122、123は、UAV111とのアクティブ接続を維持し得る。そのような例のうちのいくつかでは、デバイス122は、無線リソース制御メッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0288】
いくつかの例では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0289】
他のユニット1004が、デバイス120、121、122、123中に備えられ得る。
【0290】
デバイス120、121、122、123はまた、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
【0291】
図10では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0292】
デバイス120、121、122、123は、デバイス120、121、122、123と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1210、および/または他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0293】
デバイス120、121、122、123は、
図10または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0294】
【0295】
第2のデバイス122によって実施される方法が本明細書で説明される。方法は、UAV111などのUAVの識別をハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のデバイス122は無線通信ネットワーク100などの無線通信ネットワークにおいて動作していることがある。
【0296】
方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの例では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の例は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一例からの構成要素が、別の例において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な例において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第2のデバイス122によって実施される方法の非限定的な例が、
図7に示されている。
図7では、いくつかの例における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
【0297】
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、UAV111について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、第2のデバイス122は、無線デバイス150などの無線デバイス、またはネットワークノード130などのネットワークノードであり得る。
【0298】
○ 要求を送出すること701。第2のデバイス122は、この送出アクション701を、たとえば、このアクションを実施するように設定された、第2のデバイス122内の送出ユニット1101によって、実施するように設定され得る。
【0299】
このアクション701における要求を送出することは、UAV111に対するものであり得る。
【0300】
要求は、第1の指示を提供することであり得る。
【0301】
第1の指示は、UAV111の少なくとも1つの態様の識別を可能にし得る。
【0302】
第1の指示は、
i. UAV111の識別子、たとえば、ドローンID、および
ii. UAV111のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、および
iii. UAV111のロケーション、たとえば、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0303】
このアクション701における送出することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施され得る。
【0304】
1つまたは複数の基準は、
a. UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、および
c. イベントの発生
のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0305】
このアクション701における送出することは、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施され得る。
【0306】
このアクション701における送出することは、たとえば、第3のリンク163を介して実施され得る。
【0307】
いくつかの例では、アクション701における送出することは、たとえば、第2のデバイス122が、無線デバイス150などの無線デバイスである場合、サイドリンクを介して実施され得る。
【0308】
サイドリンクは、PC5インターフェースを介して実施され得る。
【0309】
いくつかの例では、第2のデバイス122は、ネットワークノード130であり得る。そのような例のうちのいくつかでは、このアクション701における送出することは、Uuインターフェースを介して実施され得る。
【0310】
いくつかの例では、第2のデバイス122は、UV111とのアクティブ接続を欠いていることがある。そのような例のうちのいくつかでは、第2のデバイス122は、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0311】
いくつかの例では、第2のデバイス122は、UAV111とのアクティブ接続を維持し得る。そのような例のうちのいくつかでは、第2のデバイス122は、無線リソース制御メッセージ中でUAV111に要求を送出し得る。
【0312】
いくつかの例では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
【0313】
他のユニット1102が、第2のデバイス122中に備えられ得る。
【0314】
第2のデバイス122は、たとえば、1260などの別のリンクを介して、UAV111、および/または、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
【0315】
図11では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
【0316】
第2のデバイス122は、第2のデバイス122と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1210、および/または他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0317】
第2のデバイス122は、
図11または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0318】
本明細書の実施形態に関する選択された例
例1. 無線通信ネットワーク(100)において動作する無人航空ビークル(UAV)(111)によって実施される方法であって、方法は、
- UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供すること(504)であって、提供すること(504)は、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を提供すること(504)
を含む、方法。
【0319】
例2. 提供すること(504)が、通信ネットワーク(100)において動作する1つまたは複数のデバイス(120)に対するものである、例1に記載の方法。
【0320】
例3. 提供すること(504)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、例1または2に記載の方法。
【0321】
例4. 提供すること(504)が、サイドリンクを介して実施される、例1から3のいずれか1つに記載の方法。
【0322】
例5. サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、例4に記載の方法。
【0323】
例6. 1つまたは複数のデバイス(120)のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、提供すること(504)が、Uuインターフェースを介して実施される、例2、および例3から5のいずれか1つに記載の方法。
【0324】
例7. 1つまたは複数の基準が、
a. UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス(122)から受信される、第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、例1から6のいずれか1つに記載の方法。
【0325】
例8. 方法は、
- 1つまたは複数の基準が満たされたと決定すること(501)であって、1つまたは複数の基準が、UAVの地理的ロケーション、時間周期性、およびイベントの発生のうちの1つまたは複数を含み、提供すること(504)が、決定すること(501)の結果によってトリガされる、1つまたは複数の基準が満たされたと決定すること(501)と、
- 第2のデバイス(122)から要求を受信すること(502)であって、提供すること(504)が、受信された要求によってトリガされる、要求を受信すること(502)と
のうちの少なくとも1つをさらに含む、例7に記載の方法。
【0326】
例9. 第1の指示を提供すること(504)より前に、UAV(111)が、第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を欠いており、UAV(111)が、ブロードキャストされたメッセージ中で第2のデバイス(122)から要求を受信する、例8に記載の方法。
【0327】
例10. 第1の指示を提供すること(504)より前に、UAV(111)が、第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を欠いており、第3のデバイス(123)が、第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであり、方法が、
- 第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を確立することを始動すること(503)
をさらに含み、提供すること(504)は、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されるとアクティブ接続を介して、実施される、例7、および例8または9に記載の方法。
【0328】
例11. 第1の指示を提供すること(504)より前に、UAV(111)が、第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を維持し、UAV(111)が、無線リソース制御メッセージ中で第2のデバイス(122)から要求を受信する、例7に記載の方法。
【0329】
例12. 第1の指示が、
i. UAV(111)の識別子、たとえば、ドローンID、および
ii. UAV(111)のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、および
iii. UAV(111)のロケーション、たとえば、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、例1から11のいずれか1つに記載の方法。
【0330】
例13. 無線通信ネットワーク(100)において動作するデバイス(120、121、122、123)によって実施される方法であって、方法は、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)から、UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を受信すること(603)であって、受信すること(603)は、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を受信すること(603)
を含む、方法。
【0331】
例14. 受信すること(603)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、例13に記載の方法。
【0332】
例15. 受信すること(603)が、サイドリンクを介して実施される、例13または14に記載の方法。
【0333】
例16. サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、例15に記載の方法。
【0334】
例17. デバイスが第1のデバイス(121)であり、第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、受信すること(603)が、Uuインターフェースを介して実施される、例13または14に記載の方法。
【0335】
例18. 1つまたは複数の基準が、
e. UAVの地理的ロケーション、
f. 時間周期性、
g. イベントの発生、および
h. デバイス(121)または第2のデバイス(122)からの、第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、例13から17のいずれか1つに記載の方法。
【0336】
例19. 方法が、
- UAV(111)に要求を送出すること(601)
のうちの少なくとも1つさらに含み、受信すること(603)が、受信された要求によってトリガされる、例18に記載の方法。
【0337】
例20. 第1の指示を受信すること(603)より前に、デバイスが、UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、デバイス(121)が、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV(111)に要求を送出する、例19に記載の方法。
【0338】
例21. 第1の指示を受信すること(603)より前に、デバイス(121)が、UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、デバイス(121)が、第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであり、方法が、
- UAV(111)とのアクティブ接続を確立することを始動すること(602)
をさらに含み、受信すること(603)は、a)アクティブ接続の確立の始動とともに、またはb)アクティブ接続が始動されるとアクティブ接続を介して、実施される、例18、および例19または20に記載の方法。
【0339】
例22. 第1の指示を受信すること(603)より前に、デバイス(121)が、UAV(111)とのアクティブ接続を維持し、デバイス(121)が、無線リソース制御メッセージ中でUAV(111)に要求を送出する、例7に記載の方法。
【0340】
例23. 第1の指示が、
i. UAV(111)の識別子、たとえば、ドローンID、および
ii. UAV(111)のシリアルナンバー、たとえば、ドローンシリアルナンバー、および
iii. UAV(111)のロケーション、たとえば、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、例13から22のいずれか1つに記載の方法。
【0341】
例24. 無線通信ネットワーク(100)において動作する第2のデバイス(122)によって実施される方法であって、方法が、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)に、UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供するようにとの要求を送出すること(701)
を含む、方法。
【0342】
例25. 送出すること(701)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、例24に記載の方法。
【0343】
例26. 送出すること(701)が、サイドリンクを介して実施される、例24または25に記載の方法。
【0344】
例27. サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、例26に記載の方法。
【0345】
例28. 第2のデバイス(122)がネットワークノード(130)であり、送出すること(701)が、Uuインターフェースを介して実施される、例24または25に記載の方法。
【0346】
例29. 第2のデバイス(122)が、UAV(111)とのアクティブ接続を欠いており、第2のデバイス(122)が、ブロードキャストされたメッセージ中でUAV(111)に要求を送出する、例24から28のいずれか1つに記載の方法。
【0347】
例30. 第2のデバイス(122)が、UAV(111)とのアクティブ接続を維持し、第2のデバイス(122)が、無線リソース制御メッセージ中でUAV(111)に要求を送出する、例24から29のいずれか1つに記載の方法。
【0348】
さらなる拡張および変形形態
図12: いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワーク
図12を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1211とコアネットワーク1214とを備える、無線通信ネットワーク100などの通信ネットワーク1210、たとえば、3GPPタイプセルラネットワークを含む。アクセスネットワーク1211は、ネットワークノード130などの複数のネットワークノードを備える。たとえば、各々が、対応するカバレッジエリア1213a、1213b、1213cを規定する、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、基地局1212a、1212b、1212c。各基地局1212a、1212b、1212cは、有線接続または無線接続1215上でコアネットワーク1214に接続可能である。無線デバイス150など、複数のユーザ機器が、無線通信ネットワーク100中に含まれる。
図12では、カバレッジエリア1213c中に位置する第1のUE1291が、対応する基地局1212cに無線で接続するか、または対応する基地局1212cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア1213a中の第2のUE1292が、対応する基地局1212aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1291、1292が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局1212に接続している状況に等しく適用可能である。UE1291、1292のいずれも、無線デバイス150の例である。
【0349】
通信ネットワーク1210は、それ自体、ホストコンピュータ1230に接続され、ホストコンピュータ1230は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ1230は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク1210とホストコンピュータ1230との間の接続1221および1222は、コアネットワーク1214からホストコンピュータ1230に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク1220を介して進み得る。中間ネットワーク1220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1220は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク1220は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
【0350】
図12の通信システムは全体として、接続されたUE1291、1292とホストコンピュータ1230との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続1250として説明され得る。ホストコンピュータ1230および接続されたUE1291、1292は、アクセスネットワーク1211、コアネットワーク1214、任意の中間ネットワーク1220、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続1250を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1250は、OTT接続1250が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局1212は、接続されたUE1291にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ1230から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局1212は、UE1291から発生してホストコンピュータ1230に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
【0351】
次に説明される
図13、
図14、
図15、
図16、および
図17に関して、UEが無線デバイス150の一例であり、UEについて提供される説明は無線デバイス150に等しく適用されることが理解され得る。また、基地局が、ネットワークノード130の一例であり、基地局について提供される説明は、ネットワークノード130に等しく適用されることが理解され得る。
【0352】
図13: いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータ
次に、一実施形態による、前の段落において説明された無線デバイス150、たとえば、UE、ネットワークノード130、たとえば、基地局、およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、
図13を参照しながら説明される。無線通信ネットワーク100など、通信システム1300では、ホストコンピュータ1310が、通信システム1300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1316を含む、ハードウェア1315を備える。ホストコンピュータ1310は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路1318をさらに備える。特に、処理回路1318は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1310は、ホストコンピュータ1310に記憶されるかまたはホストコンピュータ1310によってアクセス可能であり、処理回路1318によって実行可能である、ソフトウェア1311をさらに備える。ソフトウェア1311はホストアプリケーション1312を含む。ホストアプリケーション1312は、UE1330およびホストコンピュータ1310において終端するOTT接続1350を介して接続するUE1330など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1312は、OTT接続1350を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
【0353】
通信システム1300は、通信システムにおいて提供される基地局1320として
図13において例示され、基地局1320がホストコンピュータ1310およびUE1330と通信することを可能にするハードウェア1325を備える、ネットワークノード130をさらに含む。ハードウェア1325は、通信システム1300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1326、ならびに基地局1320によってサーブされるカバレッジエリア(
図13に図示せず)中に位置するUE1330として
図13において例示される、無線デバイス150との少なくとも無線接続1370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1327を含み得る。通信インターフェース1326は、ホストコンピュータ1310への接続1360を容易にするように設定され得る。接続1360は直接であり得るか、あるいは、接続1360は、通信システムのコアネットワーク(
図13に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1320のハードウェア1325は、処理回路1328をさらに含み、処理回路1328は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1320は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1321をさらに有する。
【0354】
通信システム1300は、すでに言及されたUE1330をさらに含む。UE1330のハードウェア1335は、UE1330が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1370をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1337を含み得る。UE1330のハードウェア1335は、処理回路1338をさらに含み、処理回路1338は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1330は、UE1330に記憶されるかまたはUE1330によってアクセス可能であり、処理回路1338によって実行可能である、ソフトウェア1331をさらに備える。ソフトウェア1331はクライアントアプリケーション1332を含む。クライアントアプリケーション1332は、ホストコンピュータ1310のサポートのもとに、UE1330を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1310では、実行しているホストアプリケーション1312は、UE1330およびホストコンピュータ1310において終端するOTT接続1350を介して、実行しているクライアントアプリケーション1332と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1332は、ホストアプリケーション1312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1350は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1332は、クライアントアプリケーション1332が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
【0355】
図13に示されているホストコンピュータ1310、基地局1320およびUE1330は、それぞれ、
図12のホストコンピュータ1230、基地局1212a、1212b、1212cのうちの1つ、およびUE1291、1292のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、
図13に示されているものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、
図12のものであり得る。
【0356】
図13では、OTT接続1350は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1320を介したホストコンピュータ1310とUE1330との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1330からまたはホストコンピュータ1310を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
【0357】
UE1330と基地局1320との間の無線接続1370は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1370が最後のセグメントを形成するOTT接続1350を使用して、UE1330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシ、シグナリングオーバーヘッド、およびサービス中断を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、より良い応答性、および延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
【0358】
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1310とUE1330との間のOTT接続1350を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1350を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ1310のソフトウェア1311およびハードウェア1315でまたはUE1330のソフトウェア1331およびハードウェア1335で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1350が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された数量の値を供給すること、またはソフトウェア1311、1331が監視された数量を算出または推定し得る他の物理数量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1320に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1320に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1310の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1311および1331が、ソフトウェア1311および1331が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1350を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
【0359】
【0360】
UAV111は、UAV111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、1つまたは複数のデバイス120、第1のデバイス121、第2のデバイス122、および/または第3のデバイス123、ホストコンピュータ1310、あるいは他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0361】
UAV111は、
図9または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0362】
UAV111は、たとえば、1360などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1310中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
【0363】
【0364】
デバイス120、121、122、123は、デバイス120、121、122、123と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1310、および/または他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0365】
デバイス120、121、122、123は、
図10または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0366】
デバイス120、121、122、123はまた、たとえば、1360などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1310中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
【0367】
【0368】
第2のデバイス122は、第2のデバイス122と他のノードまたはデバイス、たとえば、UAV111、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1310、および/または他のノードのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
【0369】
第2のデバイス122は、
図11または
図13に示されているような構成を備え得る。
【0370】
第2のデバイス122は、たとえば、1360などの別のリンクを介して、UAV111、および/または、1つまたは複数のデバイス120の他のデバイス、ネットワークノード130、ホストコンピュータ1310中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
【0371】
図14: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、
図12および
図13を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、
図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1410の(随意であり得る)サブステップ1411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1420において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
【0372】
図15: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、
図12および
図13を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、
図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1520において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップ1530において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
【0373】
図16: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、
図12および
図13を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、
図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1610において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1620において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1620の(随意であり得る)サブステップ1621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1610の(随意であり得る)サブステップ1611において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
【0374】
図17: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図17は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、
図12および
図13を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、
図17への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1710において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1720において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1730において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
【0375】
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得るメモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
【0376】
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
【0377】
さらなる番号付けされた実施形態
1. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
【0378】
5. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
【0379】
6. 基地局をさらに含む、実施形態5に記載の通信システム。
【0380】
7. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態6に記載の通信システム。
【0381】
8. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態7に記載の通信システム。
【0382】
11. ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
【0383】
15. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
【0384】
16. 基地局において、ユーザデータを送信すること
をさらに含む、実施形態15に記載の方法。
【0385】
17. ユーザデータが、ホストアプリケーションを実行することによって、ホストコンピュータにおいて提供され、方法が、
UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行すること
をさらに含む、実施形態16に記載の方法。
【0386】
21. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
【0387】
25. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
【0388】
26. UEをさらに含む、実施形態25に記載の通信システム。
【0389】
27. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態26に記載の通信システム。
【0390】
28. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態26または27に記載の通信システム。
【0391】
31. 無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
【0392】
35. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
【0393】
36. UEにおいて、基地局からユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態35に記載の方法。
【0394】
41. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
【0395】
45. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
【0396】
46. UEをさらに含む、実施形態45に記載の通信システム。
【0397】
47. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態46に記載の通信システム。
【0398】
48. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
【0399】
49. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
【0400】
51. 無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
【0401】
52. ユーザデータを提供することと、
基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態51に記載の方法。
【0402】
55. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
【0403】
56. UEにおいて、基地局にユーザデータを提供すること
をさらに含む、実施形態55に記載の方法。
【0404】
57. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態56に記載の方法。
【0405】
58. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態56に記載の方法。
【0406】
61. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
【0407】
65. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
【0408】
66. 基地局をさらに含む、実施形態65に記載の通信システム。
【0409】
67. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態66に記載の通信システム。
【0410】
68. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態67に記載の通信システム。
【0411】
71. ネットワークノード130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
【0412】
75. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス150によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
【0413】
76. 基地局において、UEからユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態75に記載の方法。
【0414】
77. 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動すること
をさらに含む、実施形態76に記載の方法。
【手続補正書】
【提出日】2023-08-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ネットワーク(100)において動作する無人航空ビークル(UAV)(111)によって実施される方法であって、前記方法は、
- 1つまたは複数の基準が満たされたと決定すること(501)と、
- 前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を提供すること(504)であって、前記提供すること(504)が、前記決定すること(501)の結果によってトリガされ、前記提供すること(504)は、前記1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を提供すること(504)と
を含む、方法。
【請求項2】
前記提供すること(504)が、前記無線通信ネットワーク(100)において動作する1つまたは複数のデバイス(120)に対するものである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記提供すること(504)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記提供すること(504)が、サイドリンクを介して実施される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数のデバイス(120)のうちの1つ中に備えられる第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、前記提供すること(504)が、Uuインターフェースを介して実施される、請求項2または3に記載の方法。
【請求項7】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAV(111)の地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 第2のデバイス(122)から受信される、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記方法が、
- 前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信すること(502)
をさらに含み、前記提供すること(504)が、受信された前記要求によってトリガされる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を欠いており、前記UAV(111)が、ブロードキャストされたメッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を欠いており、前記第3のデバイス(123)が、前記第2のデバイス(122)または別のネットワークノードであり、前記方法が、
- 前記第3のデバイス(123)とのアクティブ接続を確立することを始動すること(503)
をさらに含み、前記提供すること(504)は、a)前記アクティブ接続の前記確立の前記始動とともに、またはb)前記アクティブ接続が始動されると前記アクティブ接続を介して、実施される、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の指示を提供すること(504)より前に、前記UAV(111)が、前記第2のデバイス(122)とのアクティブ接続を維持し、前記UAV(111)が、無線リソース制御メッセージ中で前記第2のデバイス(122)から前記要求を受信する、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の指示が、
i. 前記UAV(111)の識別子、
ii. 前記UAV(111)のシリアルナンバー、および
iii. 前記UAV(111)のロケーション、ドローンロケーション
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
無線通信ネットワーク(100)において動作するデバイス(120、121、122、123)によって実施される方法であって、前記方法は、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)から、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にする第1の指示を受信すること(603)であって、前記受信すること(603)は、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施される、第1の指示を受信すること(603)
を含む、方法。
【請求項14】
前記受信すること(603)が、ブロードキャスト送信、グループキャスト送信、およびユニキャスト送信のうちの1つまたは複数を介して実施される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記受信すること(603)が、サイドリンクを介して実施される、請求項13または14に記載の方法。
【請求項16】
前記サイドリンクが、PC5インターフェースを介して実施される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記デバイスが第1のデバイス(121)であり、前記第1のデバイス(121)がネットワークノード(130)であり、前記受信すること(603)が、Uuインターフェースを介して実施される、請求項13または14に記載の方法。
【請求項18】
前記1つまたは複数の基準が、
a. 前記UAVの地理的ロケーション、
b. 時間周期性、
c. イベントの発生、および
d. 前記デバイス(121)または第2のデバイス(122)からの、前記第1の指示を提供するようにとの要求
のうちの1つまたは複数を含む、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定された無人航空ビークル(UAV)(111)であって、前記UAV(111)は、
- 1つまたは複数の基準が満たされたと決定することと、
- 前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を提供することであって、前記提供することが、前記決定することの結果によってトリガされるように設定され、前記提供することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定された、第1の指示を提供することと
を行うようにさらに設定された、
UAV(111)。
【請求項20】
請求項2から12のいずれか一項に記載の方法を実施するようにさらに設定された、請求項19に記載のUAV(111)。
【請求項21】
無線通信ネットワーク(100)において動作するように設定されたデバイス(120、121、122、123)であって、前記デバイス(120、121、122、123)は、
- 無人航空ビークル(UAV)(111)から、前記UAV(111)の少なくとも1つの態様の識別を可能にするように設定された第1の指示を受信することであって、前記受信することは、1つまたは複数の基準が満たされるという条件で実施されるように設定された、第1の指示を受信すること
を行うようにさらに設定された、デバイス(120、121、122、123)。
【請求項22】
請求項14から18のいずれか一項に記載の方法を実施するようにさらに設定された、請求項21に記載のデバイス(120、121、122、123)。
【国際調査報告】