(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】
(43)【公表日】2023-12-18
(54)【発明の名称】抗微生物剤および(バイオ)-アルカンジオールを含む、皮膚保護用組成物
(51)【国際特許分類】
A61K 8/34 20060101AFI20231211BHJP
A61K 45/00 20060101ALI20231211BHJP
A61P 17/00 20060101ALI20231211BHJP
A61P 17/06 20060101ALI20231211BHJP
A61P 17/04 20060101ALI20231211BHJP
A61P 29/00 20060101ALI20231211BHJP
A61K 9/107 20060101ALI20231211BHJP
A61K 9/08 20060101ALI20231211BHJP
A61K 47/10 20170101ALI20231211BHJP
A61Q 5/00 20060101ALI20231211BHJP
A61Q 15/00 20060101ALI20231211BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20231211BHJP
A61Q 19/10 20060101ALI20231211BHJP
【FI】
A61K8/34
A61K45/00
A61P17/00
A61P17/06
A61P17/04
A61P29/00
A61K9/107
A61K9/08
A61K47/10
A61Q5/00
A61Q15/00
A61Q19/00
A61Q19/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
(21)【出願番号】P 2023535314
(86)(22)【出願日】2021-12-09
(85)【翻訳文提出日】2023-08-01
(86)【国際出願番号】 EP2021084957
(87)【国際公開番号】W WO2022122898
(87)【国際公開日】2022-06-16
(31)【優先権主張番号】PCT/EP2020/085173
(32)【優先日】2020-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(81)【指定国・地域】
(71)【出願人】
【識別番号】511008850
【氏名又は名称】シムライズ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100114904
【氏名又は名称】小磯 貴子
(74)【代理人】
【識別番号】100134636
【氏名又は名称】金高 寿裕
(72)【発明者】
【氏名】コッホ,クリスティン
(72)【発明者】
【氏名】ランゲ,ザビーネ
(72)【発明者】
【氏名】ブクダーン,ニコラス
【テーマコード(参考)】
4C076
4C083
4C084
【Fターム(参考)】
4C076AA12
4C076AA17
4C076AA18
4C076BB31
4C076CC31
4C076DD38
4C083AA032
4C083AA112
4C083AA122
4C083AB032
4C083AB172
4C083AB242
4C083AB332
4C083AB352
4C083AB432
4C083AC012
4C083AC022
4C083AC062
4C083AC072
4C083AC082
4C083AC092
4C083AC102
4C083AC111
4C083AC112
4C083AC122
4C083AC172
4C083AC182
4C083AC212
4C083AC232
4C083AC242
4C083AC252
4C083AC272
4C083AC302
4C083AC312
4C083AC342
4C083AC352
4C083AC372
4C083AC392
4C083AC422
4C083AC432
4C083AC442
4C083AC472
4C083AC532
4C083AC582
4C083AC622
4C083AC642
4C083AC682
4C083AC712
4C083AC782
4C083AC792
4C083AC812
4C083AC852
4C083AC892
4C083AD072
4C083AD092
4C083AD112
4C083AD152
4C083AD162
4C083AD172
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4C083AD242
4C083AD262
4C083AD282
4C083AD332
4C083AD352
4C083AD392
4C083AD532
4C083AD662
4C083CC17
4C083CC19
4C083CC20
4C083CC22
4C083CC28
4C083CC37
4C083DD22
4C083DD23
4C083DD27
4C083DD32
4C083DD33
4C083DD34
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4C083DD41
4C083DD45
4C083EE06
4C083EE13
4C083EE14
4C083EE18
4C083EE23
4C084AA17
4C084MA16
4C084MA63
4C084NA05
4C084ZA90
4C084ZA92
4C084ZB11
(57)【要約】
本発明は、特定の抗微生物構成成分と、有効量の1,2-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ノナンジオール、または特定のアルカンジオールもしくは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物とを含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物、好ましくは皮膚科用組成物、ならびにパーソナルケア用化粧品としての、医薬品としてのまたは動物ケアのための前記組成物の使用に関する。さらに、本発明は、皮膚もしくは頭皮上の抗微生物活性を減少させるもしくは阻害するための、および/または皮膚もしくは頭皮上の皮脂産生を均衡化するもしくは皮脂過剰産生を減少させるための、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための、および/または抗微生物活性成分リプレーサーとしての、1,2-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ノナンジオールあるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物の使用に関する。最後に、本発明は、特定の製剤、例えば、特定の1,2-アルカンジオールもしくは2,3-アルカンジオールまたは特定の1,2-アルカンジオールと特定の2,3-アルカンジオールとの混合物を含む、個人衛生製品、防臭剤、抗発汗剤、抗にきび製品、または抗フケ製品、ならびに皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を減少させるための、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための方法に関する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a1)1,2-ノナンジオール、
(b1)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c2)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤、
または
(a2)2,3-ノナンジオール、
(b2)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c2)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤、
または
(a2)1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
(b2)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c2)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤
を含むまたはこれらからなる、化粧組成物または医薬組成物。
【請求項2】
(a)5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の線状アルカンジオール、または5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、第1の線状アルカンジオールとは異なる、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物、
(b)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤
を含むまたはこれらからなる、化粧組成物または医薬組成物。
【請求項3】
線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールが、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオール、およびトリデカンジオールからなる群から選択される、請求項2に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項4】
線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールが、ヘプタンジオール、ノナンジオール、ウンデカンジオール、トリデカンジオール、特にヘプタンジオール、ノナンジオール、ウンデカンジオール、トリデカンジオール、より具体的にはヘプタンジオール、ノナンジオールおよびウンデカンジオールからなる群から選択される、請求項2または請求項3に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項5】
第2の線状アルカンジオールが、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオール、およびトリデカンジオールからなる群から選択される、請求項2から4のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項6】
線状アルカンジオール、第1の線状アルカンジオールまたは第2の線状アルカンジオールが、(x,x+1)構造異性体(式中、xは、アルカンジオールのOH基が化学的に結合するアルカンジオール鎖の炭素原子の数を表す)であり、特に1,2-アルカンジオール、2,3-アルカンジオール、3,4-アルカンジオール、またはこれらの混合物、好ましくは2,3-アルカンジオールである、請求項2から5のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項7】
線状アルカンジオールもしくは第1の線状アルカンジオールが、
1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、
1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-デカンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択され、
好ましくは線状アルカンジオールもしくは第1の線状アルカンジオールが、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択され、
ならびに/または
第2の線状アルカンジオールが、
1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、
1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-デカンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは線状アルカンジオールもしくは第1の線状アルカンジオールが、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される、
請求項2から6のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物
【請求項8】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物が、
1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、
1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオールとを含む混合物、
1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物、
1,2-ドデカンジオールと2,3-ドデカンジオールとを含む混合物、および
1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物
からなる群から選択される、請求項7に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項9】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物が、
1,2-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-オクタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、および
1,2-オクタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物
からなる群から選択される、請求項7に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項10】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物が、
1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、
1,2-ペンタンジオールと1,2-ヘプタンジオールとを含む混合物、
1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、
1,2-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ペンタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含む混合物、および
1,2-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
からなる群から選択される、請求項7に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項11】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物が、
1,2-ヘプタンジオールと1,2-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘプタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含む混合物、および
1,2-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物
からなる群から選択される、請求項7に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項12】
線状アルカンジオールが、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは線状アルカンジオールが、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項7に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項13】
- 1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物が、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、もしくはさらに好ましくは90:10~95:5の比で含む、または
- 少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物が、第1の線状アルカンジオールと第2のアルカンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、もしくはさらに好ましくは90:10~95:5の比で含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項14】
いかなる1,2-デカンジオールも含まない、請求項2から13のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項15】
少なくとも1種の抗微生物構成成分(b)が、フェノキシエタノール、ファルネソール、ビサボロール、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸トリエチル、ヒドロキシアセトフェノン、ベンジルアルコール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、カプリル酸ソルビタン、カプリルヒドロキサム酸、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、レブリン酸およびそのエステルおよび/またはケタール、アニス酸、2-ベンジルヘプタノール、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリン酸グリセリル、カプリン酸ポリグリセリル-2、リシノール酸亜鉛、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トロポロン、ピロクトンオラミン、トリクロサン、トリクロカルバン、クロロキシレノール、クロロクレゾール、塩化ベンズアルコニウム、臭化ベンザルコニウム、サッカリン酸ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルフェネシン、アルキル(C12~22)トリメチルアンモニウム臭化物および塩化物、ジンクピリチオン、クリンバゾール、クロルヘキシジン、二酢酸クロルヘキシジン、ジグルコン酸クロルヘキシジン、二塩酸クロルヘキシジン、ヘキサミジン、ジイセチオン酸ヘキサミジン、塩化銀、クエン酸銀、ヘキシルグリセリン、シクロヘキシルグリセリン、グリセリン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、クエン酸亜鉛、塩化セチルピリジニウム、メントール、ユーカリプトール、サルチル酸メチル、エタノール、カンファー、ポリアルギニン、ポリリジン、グルコン酸およびその塩、アスコルビン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、EDTA二ナトリウム、メチルパラベンおよびその塩、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、ブチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンナトリウム、DMDMヒダントイン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、イタコン酸およびその塩、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、イソブチルパラベン、エチルパラベンナトリウム、ジアゾリジニル尿素、カプリル酸グリセリル、フィチン酸ナトリウムまたはフィチン酸、レブリン酸ナトリウムまたはレブリン酸およびそのエステルおよび/またはケタール、サリチル酸TEA、フェネチルアルコール、グルタミン酸二酢酸四ナトリウム、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、4-ヒドロキシ安息香酸およびその塩およびエステル、タイム油、オイゲノール、クローブの油、ミント油、DMC、抗菌性香料、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物剤構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される、請求項1から14のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項16】
少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/または添加剤が、肌老化防止剤、抗酸化剤、キレート剤、乳化剤、界面活性剤、製品保護のための抗微生物剤、グリーンおよび合成ポリマー、レオロジー添加剤、油、香料または香油、ポリオール、および上述の物質のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される、請求項1から15のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項17】
皮脂減少剤、抗にきび剤、フケ防止剤、抗炎症性および/もしくは赤みおよび/もしくは痒み改善剤、臭気吸収剤および/もしくは制汗活性物質、緩和物質、保湿および/もしくは水分保持物質、生理学的清涼化剤、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、または上述の薬剤もしくは物質のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物をさらに含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項18】
1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物を、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で、好ましくは0.005~10.0重量%の量で、より好ましくは0.01~5.0重量%の量で、最も好ましくは0.02~3.0重量%の量で含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項19】
- 2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物の2,3-ノナンジオールを、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で、好ましくは0.005~10.0重量%の量で、より好ましくは0.01~5.0重量%の量で、最も好ましくは0.02~3.0重量%の量で、
組成物の総重量に対して、好ましくは0.001~0.5重量%の量で、より好ましくは0.005~0.1重量%の量で、最も好ましくは0.01~0.075重量%の量で含み、または
- 線状アルカンジオールとしての2,3-アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の2,3-アルカンジオールを、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で、好ましくは0.005~10.0重量%の量で、より好ましくは0.01~5.0重量%の量で、最も好ましくは0.02~3.0重量%の量で、
組成物の総重量に対して、好ましくは0.001~0.5重量%の量で、より好ましくは0.005~0.1重量%の量で、最も好ましくは0.01~0.075重量%の量で含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項20】
少なくとも1種の抗微生物構成成分を、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で、特に0.05~10.0重量%の量で、最も特に0.01~5.0重量%の量で含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項21】
- 油構成成分を、≧1重量%の量で、特に≧3重量%の量で、特にエマルジョンの形態で、特にO/Wエマルジョン、W/Oエマルジョン、マルチプルエマルジョン、分散ハイドロゲル、バーム、油中水型(W/O/W)もしくは水中油型(O/W/O)のマルチプルエマルジョン、ピットエマルジョン、ピッカリングエマルジョン、マイクロエマルジョン、液体、ローション剤、懸濁液として、ミルク、軟膏剤、ペースト剤、ゲル剤、クリーム剤ベース、油ベースもしくはリポソームベースの製剤の形態で含む分散液の形態、または
- 液体界面活性製剤の形態、または
- 固体界面活性製剤の形態、または
- 水性もしくは水性/アルコール性、特に、溶液の総重量に対して、アルコールもしくはグリコールを0.1重量%~≦50重量%の量で含む水性/エタノール性、もしくは水性/グリコール酸ベースの液剤の形態の、請求項1から20のいずれか一項に記載の化粧組成物または医薬組成物。
【請求項22】
パーソナルケア、皮膚保護、スキンケア、頭皮保護、頭皮ケア、ヘアケア、ネイルケアのための、または皮膚状態、不耐性もしくは敏感肌、皮膚刺激、皮膚発赤、掻痒症(痒み)、皮膚量の損失、皮膚弾性の損失、皮膚乾燥、剥離、べとつきの予防および/もしくは処置、あるいは動物ケアのための、請求項1から21のいずれか一項に記載の化粧組成物の化粧品用または非治療的使用。
【請求項23】
医薬として使用するための、請求項1から21のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項24】
皮膚科または角質の疾患、特に微生物により引き起こされる、または皮脂過剰産生もしくは重篤なフケに伴う皮膚科または角質の疾患であって、湿疹、乾癬、脂漏症、皮膚炎、紅斑、掻痒症(痒み)、炎症、刺激、線維症、扁平苔癬、ばら色粃糠疹、癜風、自己免疫性水疱性疾患、じんま疹、血管性浮腫、アレルギー性皮膚反応、創傷治癒および組織再生からなる群から選択される、皮膚科または角質の疾患の予防および/または処置における使用のための、請求項23に記載の医薬組成物。
【請求項25】
皮膚もしくは頭皮上の微生物活性、特に、スタフィロコッカス(Staphylococcus)、コリネバクテリウム(Corynebacterium)、アナエロコッカス(Anaerococcus)、フィネゴルディア(Finegoldia)、モラクセラ(Moraxella)、ポルフィロモナス(Porphyromonas)、フソバクテリウム(Fusobacterium)、アスペルギルス(Aspergillus)、カンジダ(Candida)、マラセチア(Malassezia)、エシェリヒア(Escherichia)、ペプトニフィラス(Peptoniphilus)、ストレプトコッカス(Streptococcus)、ラクトバチルス(Lactobacillus)、ガードネレラ(Gardnerella)、ファニーヘッセア(Fannyhessea)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、トリコフィトン(Trichophyton)、キューティバクテリウム(Cutibacterium)の属およびこれらの組合せの微生物からなる群から選択される微生物の微生物活性を減少させるもしくは阻害するための;ならびに/または皮膚もしくは頭皮上の皮脂産生を均衡化するもしくは皮脂過剰産生を減少させるための;ならびに/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための;ならびに/または化粧組成物もしくは医薬組成物中の抗微生物構成成分リプレーサーとしての、請求項2から13のいずれか一項で定義される1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の使用。
【請求項26】
少なくとも1種の線状アルカンジオールが、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項25に記載の使用。
【請求項27】
1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールを含む、または2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される線状2,3-アルカンジオールを含む、または以下からなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールと線状2,3-アルカンジオールとを含む混合物
1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、
1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオールとを含む混合物、
1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物、
1,2-ドデカンジオールと2,3-デカンジオール(decnaediol)とを含む混合物、および
1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物
を含む、個人衛生製品、消臭剤、制汗剤、抗にきび製品、またはフケ防止製品。
【請求項28】
皮脂減少剤、抗にきび剤、フケ防止剤、抗炎症剤、抗痒み剤、抗マラセチア(Malassezia)剤、洗浄剤、臭気吸収剤および/もしくは制汗活性物質、緩和物質、保湿および/もしくは水分保持物質、生理学的清涼化剤、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、または前述の薬剤もしくは物質のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物をさらに含む、請求項27に記載の個人衛生製品、消臭剤、抗にきび製品、またはフケ防止製品。
【請求項29】
皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を減少させるおよび/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための方法であって、以下のステップ:
(a)1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される少なくとも1種の線状1,2-アルカンジオール、または2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される少なくとも1種の線状2,3-アルカンジオール、または1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物;1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物;1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物;1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物;1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物;1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオールとを含む混合物;1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物;1,2-ドデカンジオールと2,3-デカンジオールとを含む混合物;および1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物からなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールと線状2,3-アルカンジオールとを含む混合物を準備するステップ、
(b)局所的に適用される化粧品または薬学的調製物を調製し、ステップ(a)から得たアルカンジオールまたはアルカンジオール混合物を、化粧品または薬学的調製物に組み込むステップ、ならびに
(c)ステップ(b)から得た化粧品または薬学的調製物を関連する皮膚または頭皮領域に適用するステップ
を含み、アルカンジオールの量が、皮膚、頭皮または爪上の皮脂過剰産生またはフケを減少させるのに十分である、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特定の抗微生物構成成分および有効量の1,2-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ノナンジオールあるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物の相乗的組合せを含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物、好ましくは皮膚科用組成物、ならびにパーソナルケア用化粧品としての、医薬品としての、または動物ケアのための前記組成物の使用に関する。さらに、本発明は、皮膚もしくは頭皮上の抗微生物活性を減少させるもしくは阻害するための、および/または皮膚もしくは頭皮上の皮脂産生を均衡化するもしくは皮脂過剰産生を減少させるための、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための、および/または抗微生物活性成分リプレーサーとしての、1,2-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ノナンジオールあるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物の使用に関する。最後に、本発明は、特定の製剤、例えば、特定の1,2-アルカンジオールもしくは2,3-アルカンジオールまたは特定の1,2-アルカンジオールと特定の2,3-アルカンジオールとの混合物を含む、個人衛生製品、防臭剤、抗発汗剤、抗にきび製品、または抗フケ製品、ならびに皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を減少させるための、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚はヒトの身体の最も大きな器官である。皮膚は、多様な微生物によりコロニー形成され、その大部分は無害であるか、またはこれらの宿主にとって有益でさえある。コロニー形成は皮膚表面の生態学により推進されるが、皮膚の表面は、局所的な場所、宿主の内因性因子および環境の外因性因子に応じて極めて変わりやすい。例えば、腋窩は、多くの微生物の増殖に対して好ましい条件を提供する、むしろ湿度が高く、栄養豊富な生息地に存在する。他の生息地として、皮脂の豊富な生息地、例えば顔など、およびむしろ乾燥した、栄養の乏しい生息地、例えば、他の大部分の身体の領域などが挙げられる。
【0003】
多くの一般的な皮膚病原菌、例えば、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)およびストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)は酸性pHにより阻害され、よってコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(coagulase-negative Staphylococci)およびコリネバクテリア(Corynebacteria)の増殖に都合が良い。しかし、皮膚の閉塞はpHの上昇を結果として生じ、これはスタフィロコッカス・アウレウスおよびストレプトコッカス・ピオゲネスの増殖に都合が良い。
【0004】
高密度の脂腺を有する領域、例えば、顔、胸および背中は、親油性微生物、例えば、コリネバクテリウム属(Corynebacterium spp)、プロピオニバクテリウム属(Propionibacterium spp)およびマラセチア属(Malassezia spp.)の増殖を促進させる。
【0005】
脂腺は皮膚のすべての領域にわたり見出される微視的外分泌腺である。脂腺は皮脂と呼ばれる天然油を分泌し、皮脂は、汗と一緒になって、皮膚を網羅する皮脂膜を構成する。ヒト皮脂は、トリグリセリド、脂肪酸、ワックスエステル、ステロールエステル、コレステロール、コレステロールエステルおよびスクアレンの複合混合物である。皮脂は、表皮の発生およびバリア維持、抗酸化剤の輸送、機械的保護への寄与、体臭、およびフェロモンの生成に関与している。皮脂はホルモンのシグナル伝達、表皮の分化、および紫外線(UV)照射からの保護に直接関与している。皮脂は協働して、皮膚水の損失を減少させ、皮膚の天然微生物相の組成および増殖をモジュレートする。
【0006】
2つの種類の脂腺がある。毛嚢脂腺単位で毛包に連結しているものと独立して存在するものである。これらの脂腺が毛包に伴う場合、1本または複数の腺が各毛包を取り囲むことができ、腺それ自体は立毛筋に取り囲まれている。脂腺はまた眼瞼(マイボーム腺と呼ばれる)、鼻、小陰唇、頬部の内部粘膜(Fordyce斑)などの無毛の領域(無毛皮膚)にも見出される。
【0007】
脂腺の望ましくない活動過剰(脂漏)は身体の他の部分、特に顔にも生じ得る。顔において、皮脂の過剰産生は、皮膚に光沢のある、審美的に望ましくない外観(油性皮膚)を付与し、他の非常に小さい斑点、例えば、面皰を促進し得る。場合によっては、さらに重篤な障害が、過剰な皮脂、例えば、にきび、毛包および付属する脂腺の炎症過程を特徴とする皮膚疾患の存在下で生じ得る。プロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes)(P.acnes、最近ではキューティバクテリウム・アクネス(Cutibacterium acnes)として再分類/再命名された)は、にきびにおける感染物質と考えられる。
【0008】
頭皮の脂腺による皮脂の過剰産生は脂ぎった髪の原因となり、重大な審美的問題と考えられる。脂漏は、普通痒みを伴う、所々に存在する大量の、軽く付着する薄片を特徴とする頭皮の障害である、フケの発生に関与している。この倍加した頭皮の落屑は、脂漏性皮膚炎へと進化する可能性があり、この脂漏性皮膚炎は炎症および紅斑を伴うフケの重篤形態である。フケおよび脂漏性皮膚炎の原因は3つの因子に依存するようである:脂腺分泌物、微生物相の代謝、ならびに環境条件および個人的ライフスタイルにより補足される個々の罹患性。
【0009】
P.acnes細菌は、周辺の皮膚組織からの皮脂、細胞デブリおよび代謝性副産物を、これらのエネルギーおよび栄養素の第1次供給源として使用して、小胞および細孔内の深部で生きる耐気性嫌気性細菌である。過活性脂腺または小胞の遮断による皮脂産生の上昇はP.acnes細菌増殖に好適であることができ、にきびの炎症の膿疱(吹き出物)の特徴を引き起こす。
【0010】
にきびの場合、これは普通思春期に生じるが、嫌気性微生物P.acnesが状態の発症に決定的に関与しており、皮脂をグリセリンおよび脂肪酸へと分解し、その結果、ひいては脂腺が刺激されてより多量の皮脂を産生し、これらの分解生成物が小包の壁を攻撃または破壊する。にきびは皮膚に炎症(吹き出物、膿疱、結節、嚢胞)を定期的に引き起こし、これは治癒しても瘢痕化を伴う場合が多く、その結果、汚れた皮膚に悩まされる人間の外観は永久的なダメージを受けてしまう。
【0011】
最後に、雌の外部生殖器は多くの脂腺を有し、これらの皮脂分泌物は生殖器領域のpHを規制している細菌性ミクロフローラと相互作用する。新鮮な皮脂は有意な量の遊離脂肪酸を含有しないが、これらは細菌により産生されたリパーゼの作用として放出され、生殖器環境の酸性化を誘発する。したがって、皮脂の規制は生殖器ミクロフローラ、刺激、痒みなどの改変を防止するための重要な条件を意味することができる。
【0012】
他の皮膚障害および感染症が細菌および真菌によって引き起こされ得る:慢性外傷は、糖尿病患者、高齢者、および運動不能者に影響を与えるものであり、皮膚バリアの割れ目から共生している皮膚生物が侵入し、病原体となる例である。細菌が最初の外傷事象を引き起こすわけではないが、細菌は慢性外傷に伴う治癒の欠如および持続性炎症に寄与していると考えられる。火傷の外傷によって、一般的にS.ピオゲネス(S.pyogenes)、エンテロコッカス属(Enterococcus spp.)またはシュードモナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)に感染する。
【0013】
さらに一般的に皮膚共生しているのは表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)である。これはまた、留置医療装置、例えば、カテーテルまたは心臓弁に対する病院感染の最も頻繁な原因である。
【0014】
したがって、皮膚微生物群を制御する、特に皮膚病原菌の増殖を阻害することが可能な製品が必要とされる。
【0015】
したがって、さらに皮脂産生の規制は、フケおよび脂漏性皮膚炎の防止のための、よって脂質依存性であり、ヒト血清を餌にする特定の微生物種による皮膚のコロニー形成を制御するための中心的な問題である。
【0016】
結果として、化粧品業界は、皮脂産生を阻害すること、特にこの活性が抗炎症性特性と組み合わさった場合の皮脂産生を阻害するのに適した化合物または組成物を獲得することに強い興味を持っている。
【0017】
WO2008/046791は、皮膚の皮脂を減少させるための1,2-デカンジオールの使用および1,2-デカンジオールを含む、局所的適用のための化粧品製剤または皮膚科用製剤を開示している。1,2-デカンジオールに加えて、製剤は、任意に、クレンジング物質および抗微生物剤を含む.
【0018】
一方、1,2-デカンジオールは、防臭剤、抗発汗剤、抗フケ剤、抗にきび剤およびオーラルケアまたはパーソナルケアのための他の衛生用途に使用されている確立した抗微生物剤である。
【0019】
しかし、製剤および特に1,2-デカンジオールは、特有の不快な臭いがあるという欠点がある。
【0020】
抗微生物剤または皮脂減少作用を有する薬剤を探究する際には、化粧品または医薬品セクターに使用される物質は、毒物学的に許容され、皮膚に十分耐性がある、特に慣習的な化粧品および/または医薬製剤において安定しており、実質的におよび好ましくは無臭であり、安く調製することができる、すなわち標準的方法を使用し、および/または標準的前駆体から出発して調製することができなければならないことを考慮に入れなければならない。
【0021】
しかし、一方では物質の化学構造と、他方では、特定の微生物または皮脂産生に対するその生物学的活性との間に明白な依存性はなく、これによって適切な物質に対する探究はさらに困難となる。さらに、物質の抗微生物作用、毒物学的受諾可能性、耐性および安定性の間には予想可能な関係は存在しない。
【0022】
よって、哺乳動物の皮膚もしくは粘膜上での微生物の増殖に対して抑制的影響力を有する、および/または皮膚もしくは頭皮の脂腺の皮脂産生に対して抑制的影響力を有するさらなる物質または組合せを提供するというさらなる必要性が継続して存在する。
【0023】
したがって、本発明の目的は、従来の技術による化粧組成物または医薬組成物と類似のまたはさらにより良い抗微生物特性を有する化粧組成物または医薬組成物、特に皮膚科用組成物を提供することである。
【0024】
本発明のさらなる目的は、皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を同時に減少させるもしくは最小化する、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを減少させる化粧組成物または医薬組成物を提供することである。
【0025】
本発明のさらなる目的は、不快な臭いのない化粧組成物または医薬組成物を提供することである。
【0026】
本発明の別の目的は、同じ量で抗微生物構成成分のより高い性能を達成することにより、または逆もまた同様で、より低い量の抗微生物構成成分で同じ性能を達成することにより、使える状態での製剤において抗微生物構成成分の全含有量を減少させることができるように、化粧組成物もしくは医薬組成物における抗微生物構成成分の作用を強化する、ならびに/あるいは化粧組成物もしくは医薬組成物の適用により、皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を減少させるもしくは最小化するもしくは阻害する、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを減少させる物質を提供することである。
【0027】
さらに、本発明の目的は、化粧組成物または医薬組成物中の適用される抗微生物構成成分の量を減少させることができる物質、すなわち、抗微生物剤リプレーサーに適合した物質を提供することである。
【0028】
本発明のさらなる目的は、不快な特有の臭いを有さない物質を提供することである。
【0029】
驚くことに、抗微生物構成成分を含む局所的組成物に、本明細書で定義されたような、有効量の1,2-ノナンジオールもしくは2,3-ノナンジオールまたは1,2-ノナンジオールと、2,-ノナンジオールとを含む混合物あるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物を添加することは、前記抗微生物構成成分の抗微生物作用を有意に強化する、すなわち、皮膚または頭皮または粘膜上の哺乳動物の天然微生物群のうちの複数の微生物に対して、前記抗微生物構成成分の抗微生物活性の相乗的増加をもたらすことを見出した。
【0030】
並行して、局所的組成物における、本明細書で定義されたような、有効量の1,2-ノナンジオールもしくは2,3-ノナンジオールまたは1,2-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物の使用は、有利には、すなわち、皮脂過剰産生に対するおよび/またはフケに対する減少作用を有することを見出した。
【0031】
驚くことに、局所的組成物中の抗微生物構成成分の全量は、本明細書で定義されたような、有効量の1,2-ノナンジオールもしくは2,3-ノナンジオールまたは1,2-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは特定のアルカンジオールまたは異なる特定のアルカンジオールのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物の添加により有意に減少することができることがさらに認められた。
【発明の概要】
【0032】
上記問題を遂行するため、本発明は、第1の態様において、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物を提供する
(a1)1,2-ノナンジオール、
(b1)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c1)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤、
または
(a2)2,3-ノナンジオール、
(b2)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c2)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤、
または
(a3)1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
(b3)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c3)任意に、少なくとも1種の化粧品としてもしくは医薬品としての有効物質および/もしくは添加剤。
【0033】
第2の態様では、本発明は以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物を提供する
(a)5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、第1の線状アルカンジオールとは異なる、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物、
(b)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0034】
さらなる態様では、本発明は、パーソナルケアのための、皮膚保護、スキンケア、頭皮保護、頭皮ケア、ヘアケア、ネイルケアにおける、または皮膚の状態、不耐性皮膚もしくは敏感肌、皮膚刺激、皮膚発赤、掻痒症(痒み)、皮膚量の損失、皮膚弾性の損失、皮膚乾燥、剥離、べとつきの防止および/もしくは処置における;または動物ケアのための本発明による組成物の化粧用または非治療的使用を提供する。
【0035】
またさらなる態様では、本発明は、医薬としての本発明による組成物の使用を提供する。
【0036】
またさらなる態様では、本発明は、化粧組成物または医薬組成物における、化粧品または医薬品として本明細書に定義されているような、1,2-ノナンジオールもしくは2,3-ノナンジオールまたは1,2,-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールとを含む混合物あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の使用、特に皮膚または頭皮上で微生物の活性、特にスタフィロコッカス(Staphylococcus)、コリネバクテリウム(Corynebacterium)、アナエロコッカス(Anaerococcus)、フェネゴルディア(Finegoldia)、モラクセラ(Moraxella)、ポルフィロモナス(Porphyromonas)、フソバクテリウム(Fusobacterium)、アスペルギルス(Aspergillus)、カンジダ(Candida)、マラセチア(Malassezia)、エシェリヒア(Escherichia)、ペプトニフィルス(Peptoniphilus)、ストレプトコッカス(Streptococcus)、ラクトバチルス(Lactobacillus)、ガードネレラ(Gardnerella)、ファニーヘッセア(Fannyhessea)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、トリコフィトン(Trichophyton)、キューティバクテリウム(Cutibacterium)の属の微生物およびこれらの組合せからなる群から選択される微生物の活性を減少させるもしくは阻害するための、ならびに/または皮膚もしくは頭皮上の皮脂産生を均衡化するもしくは皮脂過剰産生を減少させるための、ならびに/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための、ならびに/または抗微生物構成成分のリプレーサーとしての使用を提供する。
【0037】
最後に、本発明は、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールを含む、もしくは2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される線状2,3-アルカンジオールを含む、または以下からなる群から選択される、線状1,2-アルカンジオールと、線状2,3-アルカンジオールとの混合物を含む、個人衛生製品、防臭剤、制汗剤、抗にきび製品、またはフケ防止製品を提供する:
1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、
1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、
1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物、および
1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【
図1】異なる1,2-アルカンジオールの特有の臭いを示す図である。
【0039】
【
図2】脂腺の皮脂産生に対する、異なる1,2-アルカンジオールおよび2,3-アルカンジオールの抑制的影響力を示す図である。
【0040】
【
図3】脂腺の皮脂産生に対する、異なる濃度での1,2-ノナンジオールの抑制的影響力を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
本発明は添付の特許請求の範囲において特定されている。しかし、本発明それ自体、およびその好ましい変化形、他の目的および利点はまた、添付の実施例および図と併せて、以下の詳細な説明からも明らかである。
【0042】
第1の態様において、本発明は、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物に関する:
(a1)1,2-ノナンジオール、
(b1)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c1)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0043】
代わりに、本発明は、第1の態様において、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物に関する:
(a2)2,3-ノナンジオール、
(b2)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c2)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0044】
さらなる代替の態様において、本発明は、第1の態様において、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物に関する:
(a3)1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
(b3)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c3)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0045】
第2の態様において、本発明は、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物に関する:
(a)5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、第1の線状アルカンジオールとは異なる、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物、
(b)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0046】
第2の態様のより好ましい変化形において、本発明は、以下を含むまたはこれらからなる化粧組成物または医薬組成物に関する:
(a’)5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物であって、第1のアルカンジオールおよび第2のアルカンジオールの炭素原子の数が同じまたは異なる混合物、
(b’)少なくとも1種の抗微生物構成成分、ならびに
(c’)任意に、少なくとも1種の化粧品としてまたは医薬品としての有効物質および/または添加剤。
【0047】
本発明の第2の態様の好ましい変化形において、構成成分(b)は、構成成分(a)と異なる、または構成成分(b’)は構成成分(a’)と異なる。
【0048】
「含む」という用語は、命名された構成成分は必須であるが、他の構成成分が加えられてもよく、それでも依然として本発明により包含されることを意味する。
【0049】
「からなる」という用語は、本発明に従い使用された場合、構成成分(a)~(c)の総量が、化粧組成物または医薬組成物の総重量に対して、合計100重量%となり、主題がクローズドエンド型であり、明示的に列挙された限界のみ含むことができることを意味する。
【0050】
「含む」と言及されている場合には常に、代替形態としての両方の意味を網羅する、すなわち、文脈において他に指示されていない限り、「含む」または「からなる」のいずれかを意味することができることを意図する。
【0051】
「少なくとも1種の・・・」という用語は、本発明による化粧組成物または医薬組成物が用語に続くそれぞれの構成成分のうちのいずれか1つ、または2、3、4、5、6種もしくはさらに多くの異なる構成成分の混合物を含むことができることを意味する。
【0052】
「任意に、」という用語は、続いて記載されている化合物が組成物中に存在してもよいが、存在する必要もなく、明細書は化合物が含まれる変化形を含むか、または化合物が存在しない変化形を含むことを意味する。
【0053】
アルカンジオールはグリコール、すなわちアルコール族に属する有機化合物のクラスのうちのいずれかである。グリコールの分子において、2個のヒドロキシル(-OH)基は炭素鎖の異なる炭素原子に結合している。
【0054】
本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物における構成成分(a)は、1,2-ノナンジオール(a1)もしくは2,3-ノナンジオール(a2)のいずれか、または両方のノナンジオール、すなわち1,2-ノナンジオールに加えて2,3-ノナンジオール(a3)を含む混合物である。
【0055】
1,2-ノナンジオールは、アルカンジオールのカテゴリーに属し、一般式:
【化1】
を有する直鎖(straight chain)アルカンジオールである。1,2-ノナンジオールは9個の炭素原子を有する炭素鎖を有し、アルカンジオールの2個の官能基OH基はアルファ,ベータ位にあり、アルカンジオール鎖の中のC1およびC2炭素原子に化学的に結合しており、アルカンジオールの2個のOH基はアルカンジオール鎖の中のC1およびC2炭素原子に化学的に結合している。
【0056】
2,3-ノナンジオールは、アルカンジオールのカテゴリーに属し、一般式:
【化2】
を有する直鎖アルカンジオールである。2,3-ノナンジオールは9個の炭素原子を有する炭素鎖を有し、アルカンジオールの2個の官能基OH基はベータ、ガンマ位にあり、アルカンジオール鎖の中のC2およびC3炭素原子に化学的に結合している。
【0057】
直鎖1,2-アルカンジオールは、多官能性活性成分として15年超使用されてきた。短鎖1,2-アルカンジオールは両親媒性化合物であり、よって、1,2-ペンタンジオールおよび1,2-ヘキサンジオールのように、水と化粧用油の両方に溶解する。対照的に、1,2-オクタンジオールは固体であり、油性溶液中で沈殿または再結晶する傾向にある。他方では、1,2-デカンジオールは固体であり、化粧用油のみに溶解する。加湿とは別に、一部の1,2-アルカンジオールは粘度調整剤として使用される。
【0058】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物における構成成分(a)は、第1の代替の態様において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の線状アルカンジオールである。
【0059】
さらにこの第2の態様の第2の代替態様において、構成成分(a)は、第1の線状アルカンジオールを、第2の線状アルカンジオールと組み合わせて、好ましくは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第2の線状アルカンジオールとの組合せを含むことができる。したがって、本発明また、本明細書に記載されている第1のアルカンジオールと第2のアルカンジオールとの混合物も必要とする。
【0060】
本発明の第1の線状アルカンジオールは、第2の態様の第1の代替態様による線状アルカンジオールと同じリストおよび種類の化合物から選択することができるので、以下では一般的な線状アルカンジオールについて言及されているが、これはまた第1の線状アルカンジオールであることもできる。第1の線状アルカンジオールと第2の線状アルカンジオールの混合物において、これらが具体的に異なる場合、「第1の」および「第2の」という特定の用語を使用して、2種のアルカンジオール構成成分を区別する。
【0061】
この文書に使用された場合、「少なくとも1種の線状アルカンジオール」または「少なくとも1種の第1の線状アルカンジオール」という句は、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種の線状アルカンジオールを含むことができる、または5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種の第1の線状アルカンジオールを含むことができる、または1種より多くの線状アルカンジオールを含むことができる、または1種より多くの、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第1の線状アルカンジオール、すなわち2、3、4種もしくはそれよりも多くの異なる、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する線状アルカンジオールもしくは第1の線状アルカンジオールを含むことができる組成物を意味する。
【0062】
線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、鎖の中で2個の異なる炭素原子に結合している2個のOH官能基を有する、単一の共有結合で互いに連結している5~14個の炭素原子の鎖からなる。
【0063】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物における、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、好ましくはペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオール、トリデカンジオールおよびテトラデカンジオールからなる群から選択される。
【0064】
好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオールおよびトリデカンジオールからなる群から選択される。
【0065】
より好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、5~13個のうちの奇数の炭素原子を有するアルカンジオール、すなわち、ペンタンジオール、ヘプタンジオール、ノナンジオール、ウンデカンジオール、トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0066】
またより好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、7、9、11および13個の奇数の炭素原子を有するアルカンジオール、すなわちヘプタンジオール、ノナンジオール、ウンデカンジオールおよびトリデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および11個の奇数の炭素原子を有するアルカンジオール、すなわちノナンジオールおよびウンデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および13個の奇数の炭素原子を有するアルカンジオール、すなわちノナンジオールおよびトリデカンジオールからなる群から選択されるか、または11および13個の奇数の炭素原子を有するアルカンジオール、すなわちウンデカンジオールおよびトリデカンジオールからなる群から選択される。
【0067】
またより好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、ノナンジオール、ウンデカンジオール、トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0068】
特に好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールはノナンジオールまたはウンデカンジオールのいずれかである。
【0069】
最も好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも第1の線状アルカンジオールはノナンジオールである。
【0070】
代替の態様において、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、第1の線状アルカンジオールとは異なる、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物を含む。
【0071】
これは、アルカンジオール混合物が、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の、すなわち2、3、4種またはそれよりも多くの、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第2の線状アルカンジオールを含む混合物であることを意味する。この代替の態様において、第1の線状アルカンジオールは、一般的な線状アルカンジオールに対して、特に第2の態様の第1の代替態様に対して本明細書に記載されているアルカンジオールのいずれかであることができる。
【0072】
例えば、混合物は、1種の第1の線状アルカンジオールと、1、2、3種もしくはそれよりも多くの第2の線状アルカンジオールとを含むことができ、または混合物は2種の第1の線状アルカンジオールを、1、2、3種もしくはそれよりも多くの第2の線状アルカンジオールなどと共に含むことができるが、ただし、各混合物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは互いに異なるものとする。
【0073】
「互いに異なる」という句は、混合物中の第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、これらの炭素鎖の長さ、すなわち、炭素原子の数に関して異なるか、および/またはこれらの構造異性に関してもしくはこれらの立体異性に関して異なるかのいずれかであることを意味する。
【0074】
同様に、混合物中の第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールの炭素原子の数は同じであることもできる。例えば、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは7個の炭素原子の炭素鎖を有するが、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールはこれらの構造異性に関してまたはこれらの立体異性に関して異なる。
【0075】
第2の線状アルカンジオールは、好ましくは、鎖の中で2個の異なる炭素原子に結合している2個のOH官能基を有する、単一の共有結合で互いに連結している5~14個の炭素原子の鎖からなる。
【0076】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第2の線状アルカンジオールは、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオール、トリデカンジオールおよびテトラデカンジオールからなる群から選択される。
【0077】
好ましい変化形において、少なくとも1種の第2の線状アルカンジオールは、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオールおよびトリデカンジオールからなる群から選択される。
【0078】
第1のアルカンジオールと第2のアルカンジオールとの両方が、例えば、ヘプタンジオールである場合、第2の線状アルカンジオールのヘプタンジオールは第1の線状アルカンジオールとは異なる構造異性体または立体異性体である。
【0079】
より好ましい変化形において、少なくとも1種の第2の線状アルカンジオールは、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオールおよびデカンジオール、最も好ましくはオクタンジオールおよびノナンジオールからなる群から選択される。
【0080】
「アルカンジオール」という用語はまた、本発明の文脈の中で、その構造異性体または位置異性体も含む。構造異性体とは、同じ分子式および異なる結合性を有する化合物である。構造異性の特定の形態である位置異性体は、親構造上の官能基の位置だけが異なると考えることができる構造的な異性体であり、この場合それは2個のアルコール官能基の位置である。
【0081】
アルカンジオールの炭素鎖の炭素原子の数に応じて、アルカンジオールの様々な位置異性体:(x,x+1)構造異性体、(x,x+2)構造異性体、(x,x+3)構造異性体などが存在し、アルコール官能基が炭素鎖の末端にある場合には、アルファ,オメガ構造異性体である(式中、xは、アルカンジオールのOH基が化学的に結合している、アルカンジオール鎖の中の炭素原子の数を表す)。例えば、xが1の場合、アルカンジオールの2個のOH基はアルカンジオール鎖の中のC1およびC2炭素原子に化学的に結合している。xが2の場合、アルカンジオールの2個のOH基はアルカンジオール鎖などの中のC2およびC3炭素原子に化学的に結合している。
【0082】
(x,x+1)構造異性体では、2個のOH官能基は鎖の中の2個の異なる隣接する炭素原子に隣接して結合している。(x,x+2)構造異性体では、2個のOH官能基は鎖の中の2個の異なる炭素原子に結合しており、これらの2個の炭素原子は1個のC原子で分離されている。(x,x+3)構造異性体では、2個のOH官能基は鎖の中の2個の異なる炭素原子に結合しており、これらの2個の炭素原子は2個のC原子で分離されている。アルファ,オメガ構造異性体では、2個の官能基は第1のC原子および末端C原子に結合している。
【0083】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する線状アルカンジオールは、好ましくは1,2-ジオール、2,3-ジオール、3,4-ジオール、4,5-ジオール、さらに(x,x+1)ジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される隣接(x,x+1)ジオールであり、好ましくはアルファ,ベータ1,2構造異性体である。
【0084】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する、第1の線状アルカンジオールおよび/または第2の線状アルカンジオールは、1,2-ジオール、2,3-ジオール、3,4-ジオール、4,5-ジオール、さらに(x,x+1)ジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される隣接(x,x+1)ジオールであり、好ましくはアルファ,ベータ1,2構造異性体である。
【0085】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のさらに好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する線状アルカンジオールは、好ましくは1,3-ジオール、2,4-ジオール、3,5-ジオール、さらに(x,x+2)ジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される非隣接(x,x+2)ジオールであり、好ましくはアルファ,ガンマ1,3構造異性体である。
【0086】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する、第1の線状アルカンジオールおよび/または第2の線状アルカンジオールは、1,3-ジオール、2,4-ジオール、3,5-ジオール、4,6-ジオール、さらに(x,x+2)ジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される非隣接(x,x+2)ジオールであり、好ましくはアルファ,ガンマ1,3-構造異性体である。
【0087】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のさらに好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する線状アルカンジオールは、好ましくは、1,4ジオール、2,5ジオール、さらに(x,x+3)ジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される非隣接(x,x+3)ジオールであり、好ましくはアルファ,デルタ1,4構造異性体である。
【0088】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する、第1の線状アルカンジオールおよび/または第2の線状アルカンジオールは、1,4ジオール、2,5ジオール、さらに(x,x+3)ジオール、またはこれらの混合物からなる群から選択される非隣接(x,x+3)ジオール、好ましくはアルファ,デルタ1,4構造異性体である。
【0089】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールおよび/もしくは第2の線状アルカンジオールは、好ましくは、アルファ,オメガアルカンジオール、より好ましくは、1,8-オクタンジオールまたは1,9-ノナンジオールである。
【0090】
本発明によると、隣接(x,x+1)ジオール、例えば、アルファ,ベータまたはベータ,ガンマまたはガンマ,デルタなどが最も好ましい。
【0091】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のまた好ましい変化形において、線状アルカンジオール、特に第1の線状アルカンジオールおよび/または第2の線状アルカンジオールは1,2-アルカンジオール、2,3-アルカンジオール、3,4-アルカンジオール、またはこれらの混合物であり、より好ましいのは2,3-アルカンジオールである。
【0092】
線状アルカンジオールの1,2-アルカンジオール、特に5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第1の線状アルカンジオールおよび/または5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第2の線状アルカンジオールは、好ましくは以下の式で表される1,2-アルカンジオールであることができる:
【化3】
1,2-ペンタンジオール
【化4】
1,2-ヘキサンジオール
【化5】
1,2-ヘプタンジオール
【化6】
1,2-オクタンジオール
【化7】
1,2-ノナンジオール
【化8】
1,2-デカンジオール
【化9】
1,2-ウンデカンジオール
【化10】
1,2-ドデカンジオール
【化11】
1,2-トリデカンジオール
【化12】
1,2-テトラデカンジオール
【0093】
本発明の線状アルカンジオールの2,3-アルカンジオール、特に5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第1の線状アルカンジオールおよび/または5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第2の線状アルカンジオールは、好ましくは以下の式で表される2,3-アルカンジオールであることができる:
【化13】
2,3-ペンタンジオール
【化14】
2,3-ヘキサンジオール
【化15】
2,3-ヘプタンジオール
【化16】
2,3-オクタンジオール
【化17】
2,3-ノナンジオール
【化18】
2,3-デカンジオール
【化19】
2,3-ウンデカンジオール
【化20】
2,3-ドデカンジオール
【化21】
2,3-トリデカンジオール
【化22】
2,3-テトラデカンジオール
【0094】
線状アルカンジオールの3,4-アルカンジオール、好ましくは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第1の線状アルカンジオールおよび/または5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第2の線状アルカンジオールは好ましくは以下の式で表される3,4-アルカンジオールであることができる:
【化23】
3,4-ヘキサンジオール
【化24】
3,4-ヘプタンジオール
【化25】
3,4-オクタンジオール
【化26】
3,4-ノナンジオール
【化27】
3,4-デカンジオール
【化28】
3,4-ウンデカンジオール
【化29】
3,4-ドデカンジオール
【化30】
3,4-トリデカンジオール
【化31】
3,4-テトラデカンジオール
【0095】
好ましい変化形において、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物であって、第1のアルカンジオールおよび第2のアルカンジオールの炭素原子の数が同じまたは異なる混合物を含む。
【0096】
第1のアルカンジオールと第2のアルカンジオールとの両方が同数の炭素原子を有する場合、このようなアルカンジオールの組合せは、本明細書で「ホモアルカンジオール混合物」または「ホモコンビネーション」とも呼ばれる。例えば、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは7個の炭素原子の炭素鎖を有するが、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールはこれらの構造異性またはこれらの立体異性に関して異なる。
【0097】
第1のアルカンジオールと第2のアルカンジオールが異なる数の炭素原子を有する場合、このようなアルカンジオールの組合せは、本明細書で「ヘテロアルカンジオール混合物」または「ヘテロコンビネーション」とも呼ばれる。例えば、第1の線状アルカンジオールは7個の炭素原子の炭素鎖を有し、第2の線状アルカンジオールは8個の炭素原子の炭素鎖を有する。しかし、さらに、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、これらの構造異性またはこれらの立体異性に関して異なることができる。
【0098】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、以下からなる群から選択される:
1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、3,4-ペンタンジオール、
1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール、
1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、3,4-ヘプタンジオール、
1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、3,4-オクタンジオール、
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、
1,2-デカンジオール、2,3-デカンジオール、3,4-デカンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、3,4-ウンデカンジオール、
1,2-ドデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、3,4-ドデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、3,4-トリデカンジオール、およびこれらの混合物。
【0099】
前述の線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールのうち、アルファ,ベータ構造異性体が好ましい:1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、またはこれらの混合物。前記アルカンジオールは90~99%の純度で液体である。
【0100】
前述の液体アルカンジオールのうち、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオールまたは前記液体アルカンジオールの混合物が特に好ましい。前記アルカンジオールは、半完成品製品または最終製品により簡単に組み込むことができる。
【0101】
より好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、5~13個のうちの奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0102】
より好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、7、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および11個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ノナンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ノナンジオールおよび1,2-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ウンデカンジオールおよび1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0103】
より好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオールまたは1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0104】
より好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは、5~13個のうちの奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0105】
またより好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、7、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオールもしくは2,3-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および11個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ノナンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ウンデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0106】
またより好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオールまたは2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0107】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のさらに好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは以下からなる群から選択される:
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、3,4-ウンデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、3,4-トリデカンジオール、
1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、3,4-オクタンジオール、およびこれらの混合物。
【0108】
より好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。しかし、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールはまた、好ましくは1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、3,4-オクタンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択することもできる。
【0109】
さらにより好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、またはこれらの混合物のいずれかとしてのアルファ,ベータまたはベータ,ガンマジオールである。しかし、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールはまた、好ましくは、1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、またはこれらの混合物であることもできる。1,2-ノナンジオールと2,3-オクタンジオールの混合物または1,2-オクタンジオールと2,3-ノナンジオールの混合物もまた可能である。
【0110】
最も好ましくは、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは1,2-オクタンジオールまたは1,2-ノナンジオールである。
【0111】
同様に、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のさらに好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは以下からなる群から選択される:
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、3,4-ウンデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、3,4-トリデカンジオール、およびこれらの混合物。
【0112】
より好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択されるか、または好ましくは1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、3,4-ウンデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択することもできるか、または好ましくは1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、3,4-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択することもできる。
【0113】
さらにより好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールは、1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオールのいずれか、またはこれらの混合物としてのアルファ,ベータまたはベータ,ガンマジオールである。
【0114】
さらに、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールはまた、好ましくは1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、またはこれらの混合物であることができる。1,2-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ウンデカンジオールの混合物、または2,3-ノナンジオールおよび/もしくは2,3-ウンデカンジオールの混合物、または1,2-ウンデカンジオールおよび/もしくは2,3-ノナンジオールの混合物もまた可能である。
【0115】
またより好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは1,2-ノナンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールからなる群から選択される。両方の1,2-アルカンジオールは、顕著な抗微生物活性を特徴とし、際立った皮脂減少作用を有し、不快な特有の臭いを有する1,2-デカンジオールと比較して無臭である。
【0116】
最も好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオールまたは少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールは1,2-ノナンジオールである。
【0117】
好ましくは、少なくとも1種の線状アルカンジオールは、2,3-アルカンジオール例えば、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される。より好ましくは、少なくとも1種の線状アルカンジオールは2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールからなる群から選択される。
【0118】
2,3-アルカンジオールは抗微生物性効力を有する一方で、他方ではそれぞれの1,2-アルカンジオールと比較して、増強した皮脂減少作用を有するという利点を有する。さらに、2,3-アルカンジオールは液体であり、よって、半完成品製品または最終生成物により簡単に組み込むことができるという利点を有する。したがって、アルカンジオールを組み合わせる場合、製剤の加工性を改善しながら、抗微生物作用および皮脂減少作用を維持するような方式で良好な妥協を達成することができる。
【0119】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは以下からなる群から選択される:
1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、3,4-ペンタンジオール、
1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール、
1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、3,4-ヘプタンジオール、
1,2-オクタンジオール、2,3-オクタンジオール、3,4-オクタンジオール、
1,2-ノナンジオール、2,3-ノナンジオール、3,4-ノナンジオール、
1,2-デカンジオール、2,3-デカンジオール、3,4-デカンジオール、
1,2-ウンデカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、3,4-ウンデカンジオール、
1,2-ドデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、3,4-ドデカンジオール、
1,2-トリデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、3,4-トリデカンジオール、およびこれらの混合物。
【0120】
前述の第2の線状アルカンジオールの中で、アルファ,ベータ構造異性体が特に好ましい:1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、またはこれらの混合物。前記アルカンジオールは純度90~99%で液体である。
【0121】
前述の液体アルカンジオールの中で、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオールまたは前記液体アルカンジオールの混合物が特に好ましい。前記アルカンジオールは、半完成品製品または最終生成物により簡単に組み込むことができる。
【0122】
より好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、5~13個のうちの奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0123】
より好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、7、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオールおよび1,2-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および11個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ノナンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ノナンジオールおよび1,2-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ウンデカンジオールおよび1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0124】
より好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオールまたは1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0125】
より好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、5~13個のうちの奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0126】
またより好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、7、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および11個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールからなる群から選択されるか、または9および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ノナンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択されるか、または11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ウンデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0127】
またより好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、9、11および13個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオールまたは2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される。
【0128】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のより好ましい変化形において、第2の線状アルカンジオールは、以下からなる群から選択される:
1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、3,4-ペンタンジオール、
1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール、およびこれらの混合物。
【0129】
より好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、第2の線状アルカンジオールは、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、3,4-ペンタンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。しかし、第2の線状アルカンジオールはまた、好ましくは1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、3,4-ヘキサンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択され得る。
【0130】
さらにより好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物において、第2の線状アルカンジオールは、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオールまたはこれらの混合物のいずれかとしてのアルファ,ベータまたはベータ,ガンマジオールである。しかし、第2の線状アルカンジオールはまた好ましくは、1,2-ヘキサンジオールもしくは2,3-ヘキサンジオールまたはこれらの混合物であることもできる。1,2-ペンタンジオールおよび2,3-ヘキサンジオールまたは2,3-ペンタンジオールおよび1,2-ヘキサンジオールの混合物もまた可能である。
【0131】
最も好ましくは、第2の線状アルカンジオールは1,2-ペンタンジオールまたは2,3-ペンタンジオールまたは1,2-ヘキサンジオールまたは2,3-ヘキサンジオールまたは1,2-ヘプタンジオールまたは2,3-ヘプタンジオールまたは2,3-オクタンジオールまたは2,3-ノナンジオールまたは2,3-ウンデカンジオールである。
【0132】
特に好ましい変化形において、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、以下の混合物/組合せのうちのいずれか1つを含む:
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、
・1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、
・1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオールとを含む混合物、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ドデカンジオールとを含む混合物、または
・1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物。
【0133】
前記ホモアルカンジオール混合物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2のアルカンジオールは同数の炭素原子を有する。
【0134】
特に好ましいのは、1,2-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールおよび/もしくは3,4-ノナンジオールとを組み合せて含む組合せ、または1,2-ウンデカンジオールと、2,3-ウンデカンジオールおよび/もしくは3,4-ウンデカンジオールとを組み合わせて含む組合せ、または1,2-オクタンジオールと、2,3-オクタンジオールおよび/もしくは3,4-オクタンジオールとを組み合わせて含む組合せである。
【0135】
これらの優れた抗微生物作用および皮脂減少作用により、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含むアルカンジオール混合物が最も好ましい。
【0136】
同数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを含む、本発明の第2の態様による、上記に特定されたホモアルカンジオール混合物は、以下の実施例において実証されているように、これらのそれぞれの単一の1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオール物質と比較して、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、相乗的に抗微生物性のある効力、すなわち微生物の成長を阻害する抗微生物作用を特徴とする。さらに、1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを含む混合物の適用は、皮脂産生を抑制する、よって、皮脂産生を減少させることによって、脂腺の皮脂産生に対して良好な作用、すなわち抑制作用を有する。
【0137】
前記相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用または働きは、抗微生物構成成分と組み合わせた、1,2-ペンタンジオールおよび2,3-ペンタンジオールを含むホモ混合物に対して見出された。
【0138】
前記相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用はまた、1,2-ヘキサンジオールおよび2,3-ヘキサンジオールを、抗微生物構成成分と組み合わせて含むホモ混合物に対しても認められる。
【0139】
1,2-ヘプタンジオールおよび2,3-ヘプタンジオールを、抗微生物構成成分と組み合わせて含むホモ混合物は、特定の顕著な相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用を有するので、特に有益である。
【0140】
1,2-オクタンジオールおよび2,3-オクタンジオールを、抗微生物構成成分と組み合わせて含むアルカンジオール混合物または1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールを抗微生物構成成分と組み合わせて含むアルカンジオール混合物は特に有利である。両方の混合物とも、試験した微生物に対して低いMIC値をもたらし、皮脂産生を減少させるのに有効である。
【0141】
また、1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオールとを含むアルカンジオール混合物または1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含むアルカンジオール混合物は、異なる抗微生物剤と組み合わせて使用した場合、微生物の量を相乗的に減少させ、皮脂産生も減少させる。
【0142】
相乗作用はまた、1,2-ドデカンジオールと2,3-ドデカンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-トリデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールを、抗微生物構成成分と組み合わせて含むアルカンジオール混合物にも当てはまる。抗微生物性効力が、SI値、1未満で認められる。前記混合物を用いて、皮脂分泌物も減少させることができる。
【0143】
1,2-アルカンジオールと対応する2,3-アルカンジオールとを含む、上記に特定されたホモアルカンジオール混合物は、抗微生物構成成分と組み合わせて使用される場合、哺乳動物の皮膚の天然微生物群の微生物に対して相乗的に作用する。
【0144】
上述の相乗的に強化された抗微生物作用は、皮脂産生を同時に減少させながら、対応する個々の1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオール物質と比較して、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含むホモ混合物または1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含むホモ混合物に対して特に顕著である。
【0145】
1,2-アルカンジオールと対応する2,3-アルカンジオールとを含む混合物の上に記載された抗微生物性効力および皮脂減少を用いれば、皮膚上の微生物を減少させることができ、よってフケまたはにきびの減少をもたらす。
【0146】
さらに、固体1,2-アルカンジオールに対応する液体2,3-アルカンジオールの混和物を用いれば、固体1,2-アルカンジオール、例えば、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオールなどを溶解することができ、液体アルカンジオール混合物が得られる。2,3-アルカンジオールは、固体1,2-アルカンジオールに対して溶媒としての機能を果たす。このような液体混合物は、第1に混合物中の固体1,2-アルカンジオールの入手の可能性が改善され、第2に固体1,2-アルカンジオールの半完成製品または最終製品への組込みが促進されるという利点を有する。この作用は特にエマルジョンに対して有利である。エマルジョン中に8個またはそれよりも多くの炭素原子の炭素鎖を有する親油性1,2-アルカンジオールは、単独で使用した場合油相に移動する傾向にある。対応する液体2,3-アルカンジオールとの混和物を用いれば、1,2-アルカンジオールは、微生物の汚染が通常起きる水相にとどまる。これによって特に水相中での1,2-アルカンジオールの抗微生物作用の発生は有益である。
【0147】
液体2,3-ノナンジオール中の固体1,2-ノナンジオールまたは液体2,3-ウンデカンジオール中の固体1,2-ウンデカンジオールの溶液を用いれば、強い抗微生物性の1,2-ノナンジオールまたは1,2-ウンデカンジオール物質の入手の可能性が最終用途において同様に改善され得る。
【0148】
加えて、1,2-アルカンジオールと対応する2,3-アルカンジオールとを含む上記アルカンジオール混合物により、化粧品製剤または医薬製剤の冷たい調製物を得ることが可能となる、すなわち調製中の加熱は必要ない。
【0149】
よって、1,2-アルカンジオールおよびそれぞれの2,3-アルカンジオールを含む特定されたアルカンジオール混合物の上述の特性を用いて、製剤の加工性を改善することができる。
【0150】
したがって、活性のある抗微生物性混合物を組み合わせる場合、製剤の加工性を改善しながら、抗微生物作用および皮脂減少作用を維持するような方式で良好な妥協を達成することができる。上記特定された1,2-アルカンジオールと対応する2,3-アルカンジオールとの組合せは、1,2-アルカンジオール物質または単独での2,3-アルカンジオール物質をめぐるこの均衡化問題を解決する。これは、例えば、1,2-ペンタンジオールおよび2,3-ペンタンジオールを含む組合せにより、さらに1,2-ヘキサンジオールおよび2,3-ヘキサンジオールでも十分達成される。また例えば、1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む組合せ、さらに1,2-オクタンジオールおよび2,3-オクタンジオールもこの作用を示す。特に1,2-ノナンジオールを2,3-ノナンジオールと組み合わせた場合、さらに1,2-ウンデカンジオールを2,3-ウンデカンジオールと組み合わせた場合も同様である。
【0151】
1,2-アルカンジオールと対応する2,3-アルカンジオールとを、抗微生物構成成分と組み合わせて含む、上記で特定されたホモアルカンジオール混合物は、著しい相乗的活性を示し、個々に対応する1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオール、および同じ濃度を有するものよりも明確に優れている。
【0152】
よって、特に好ましい変化形では、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物として、以下の混合物/組合せのうちのいずれか1つが挙げられる:
・1,2-ペンタンジオールと、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ;
・1,2-ヘキサンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ;
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-オクタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-ノナンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-デカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-ウンデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-ドデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・1,2-トリデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、もしくは1,2-ドデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ペンタンジオールと、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ヘキサンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ヘプタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-オクタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ノナンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-デカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ;
・2,3-ウンデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ドデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ドデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、または
・2,3-トリデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、もしくは1,2-ドデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ペンタンジオールと、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ヘキサンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ヘプタンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-オクタンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ノナンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-デカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ウンデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、
・2,3-ドデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1つとの組合せ、または
・2,3-トリデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、もしくは2,3-ドデカンジオールのうちの1つとの組合せ。
【0153】
よって、特定の好ましい変化形において、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、以下の混合物/組合せのうちのいずれかを含むことができる:
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-ペンタンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-ヘキサンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-オクタンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-ノナンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-デカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-ウンデカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-ドデカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと1,2-トリデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-ペンタンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-ヘキサンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-オクタンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-デカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-ウンデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-ドデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと1,2-トリデカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-ペンタンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-ヘキサンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-オクタンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-ノナンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-デカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-ドデカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと1,2-トリデカンジオール。
【0154】
よって、特定の好ましい変化形において、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、以下の混合物/組合せのいずれかを含むことができる:
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ペンタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ヘキサンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-オクタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ノナンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-デカンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-トリデカンジオール、または
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-オクタンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ノナンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-デカンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・1,2-ドデカンジオールと2,3-トリデカンジオール。
【0155】
よって、特定の好ましい変化形において、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、以下の組合せのうちのいずれかを含むことができる:
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ペンタンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-デカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-ドデカンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールと2,3-トリデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-ペンタンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-ヘキサンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-オクタンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-デカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-ウンデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-ドデカンジオール、または
・1,2-ノナンジオールと2,3-トリデカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ペンタンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-オクタンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ノナンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-デカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-ドデカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールと2,3-トリデカンジオール。
【0156】
よって、特定の好ましい変化形において、少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物または組合せを含む本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、以下の混合物/組合せのいずれかを含むことができる:
・2,3-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-ペンタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-ヘキサンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-ヘプタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-オクタンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-ノナンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ウンデカンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-デカンジオールと2,3-トリデカンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-ペンタンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-ヘキサンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-ヘプタンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-オクタンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-ノナンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-デカンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-ドデカンジオール、
・2,3-ウンデカンジオールと2,3-トリデカンジオール、または
・2,3-ドデカンジオールと2,3-トリデカンジオール。
【0157】
特に好ましいのは、2,3-ヘキサンジオールと2,3-ヘプタンジオール、または2,3-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオール、または2,3-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物である。
【0158】
以前に記載されたヘテロアルカンジオール混合物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは異なる数の炭素原子を有する。
【0159】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2の線状アルカンジオールとを含む、上記に特定された、本発明の第2の態様によるヘテロアルカンジオール混合物は、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、以下の実施例において実証されているように、これらのそれぞれの単一のアルカンジオール物質と比較して、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、相乗的に抗微生物性のある効力、すなわち微生物の成長を阻害することによる抗微生物作用を特徴とする。さらに、前記アルカンジオール混合物の適用は、皮脂産生を抑制する、よって皮脂産生を減少させることにより、脂腺の皮脂産生に対する良好な作用、すなわち抑制作用を有する。
【0160】
特に良好な、上記特定されたアルカンジオール混合物は、これらの対応する単一の1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオール物質、すなわち1,2-ヘキサンジオールまたは1,2-オクタンジオールまたは2,3-オクタンジオールまたは2,3-ヘキサンジオールまたは2,3-ヘプタンジオールと比較して、相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用を示す、1,2-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオールとを含むヘテロアルカンジオール混合物または1,2-オクタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含むヘテロアルカンジオール混合物または1,2-オクタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含むヘテロアルカンジオール混合物である。
【0161】
前記相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用または働きは、抗微生物性物質と組み合わせて使用した場合、1,2-ヘキサンジオールと2,3-オクタンジオールとを含むヘテロ混合物に対して見出されている。
【0162】
前記相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用はまた、抗微生物性物質と組み合わせた、1,2-オクタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含むヘテロ混合物に対しても認められる。
【0163】
1,2-オクタンジオールおよび2,3-ヘプタンジオールを、抗微生物性と組み合わせて含むヘテロ混合物は、特定の顕著な相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用を有するので特に有益である。
【0164】
さらに、明確な抗微生物作用および皮脂減少はまた、以下の特定されたアルカンジオール混合物、すなわち、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合の、1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含むアルカンジオール混合物;または1,2-ペンタンジオールと1,2-ヘプタンジオールとを含む混合物;または1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物、または1,2-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物;または1,2-ペンタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含む混合物;または1,2-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物に対しても認められる。
【0165】
少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと、1種または複数の第2のアルカンジオールとを含む上記に特定されたヘテロアルカンジオール混合物は、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、微生物の成長を阻害し、脂腺の皮脂産生を抑制することによって相乗的活性を示す。
【0166】
1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含むヘテロ混合物は、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、特定の顕著な相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用を有するので特に有益である。
【0167】
1,2-ペンタンジオールと1,2-ヘプタンジオールとを含むアルカンジオール混合物または1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含むアルカンジオール混合物は、これらの混合物が、試験した微生物に対して低いMIC値をもたらし、皮脂産生を減少させるのに有効であるため、特に有利である。
【0168】
同様に、相乗的抗微生物作用および皮脂減少作用または働きは、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、1,2-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含むヘテロ混合物に対しても見出されている。
【0169】
また、1,2-ペンタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物または1,2-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物は、抗微生物剤と組み合わせて使用した場合、微生物の量を相乗的に減少させ、皮脂産生もまた減少させる。
【0170】
さらに、明確な抗微生物作用および皮脂減少はまた、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合の以下の特定されたアルカンジオール混合物、すなわち1,2-ヘプタンジオールと1,2-オクタンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-ヘプタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含むアルカンジオールの混合物もしくは組合せにも認められる。
【0171】
1,2-ヘプタンジオールと1,2-オクタンジオールとを含むアルカンジオール混合物または1,2-ヘプタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含むアルカンジオール混合物は、抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、これらの混合物が試験した微生物に対して低いMIC値をもたらし、皮脂産生を減少させるのに有効であるため、特に有利である。
【0172】
また、1,2-ヘプタンジオールと1,2-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物、または1,2-ヘプタンジオールと2,3-ノナンジオールとを含むアルカンジオール混合物は、異なる抗微生物剤と組み合わせて使用した場合、微生物の量を相乗的に減少させ、皮脂産生も減少させる。
【0173】
抗微生物構成成分と組み合わせた、以前に特定されたアルカンジオール混合物の使用は、微生物の成長を阻害することにより、抗微生物構成成分と共に使用した場合、対応する単一のアルカンジオール物質の使用と比較して、増強した、すなわち、相乗的に増強した抗微生物作用を生じる。さらに、これらのアルカンジオール混合物の適用は、脂腺の皮脂産生に対して良好な作用、すなわち抑制作用を有し、よって、皮脂産生を減少させる。
【0174】
第1の線状アルカンジオールと第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の、上に記載された抗微生物性効力および皮脂減少を用いて、皮膚上の微生物を減少させ、よって例えば、フケまたはにきびの減少をもたらすことができる。
【0175】
化粧組成物または医薬組成物における本発明の第2の態様による好ましい変化形において、線状アルカンジオールは2,3-アルカンジオールである。好ましくは、2,3-アルカンジオールは、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、2,3-トリデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0176】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のより好ましい変化形において、線状アルカンジオールは、7および9個の奇数の炭素原子を有する1,2-アルカンジオール、すなわち1,2-ヘプタンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールからなる群から選択される。
【0177】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のより好ましい変化形において、線状アルカンジオールは、7~11個の奇数の炭素原子を有する2,3-アルカンジオール、すなわち2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオールまたはこれらの混合物からなる群から選択される。
【0178】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のまたより好ましい変化形において、線状アルカンジオールは、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0179】
驚くことに、抗微生物構成成分と組み合わせた、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールおよび2,3-トリデカンジオールの使用は、哺乳動物の皮膚または粘膜上の微生物の成長を阻害することにより、増強した、すなわち相乗的に増強した、抗微生物作用を生じる。さらに、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールまたは2,3-トリデカンジオールの適用は顕著な皮脂減少作用を示す。この作用は、対応する単一の1,2-アルカンジオール物質と比較してさらに増強される。脂腺の皮脂産生の抑制により、皮膚上の微生物を減少させることができ、これが例えばフケまたはにきびの減少を間接的に支持する。この皮脂減少作用は以下の実施例で実証されている。
【0180】
加えて、上記に特定された2,3-アルカンジオールは、液体であり、これによって、これらの半完成製品または最終製品への組込みを促進することができるという利点を有する。さらに、そのより良い溶解度により、2,3-アルカンジオールは最終製剤においてより高い濃度で提供され得る。
【0181】
したがって、活性のある抗微生物剤混合物を組み合わせる場合、製剤の加工性を改善しながら、抗微生物作用および皮脂減少作用を維持するような方式で良好な妥協を達成することができる。上記に特定された2,3-アルカンジオールは、固体1,2-アルカンジオール物質をめぐるこの均衡化問題を解決する。
【0182】
本発明の第2の態様による特に有利な変化形において、線状アルカンジオールまたは第1のアルカンジオールもしくは第2のアルカンジオールは液体アルカンジオールである。
【0183】
「液体アルカンジオール」という用語は、本発明の文脈の中で、室温または周辺温度で、および標準圧下で、すなわち、標準的RTP条件下で液体であるアルカンジオール構成成分を意味する。
【0184】
本発明の第2の態様による極めて好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1のアルカンジオールもしくは第2のアルカンジオールは、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される液体アルカンジオールである。
【0185】
前述のアルカンジオールのうち、1,2-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、2,3-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、またはこれらの混合物が最も好ましい。
【0186】
本発明の第2の態様による最も特に有利な変化形において、線状アルカンジオールまたは第1のアルカンジオールもしくは第2のアルカンジオールは、最大水溶解度が10重量%未満または等しいことを特徴とする。好ましい変化形において、線状アルカンジオールまたは第1のアルカンジオールもしくは第2のアルカンジオールの最大水溶解度は、10重量%未満または等しいおよび1.2重量%よりも大きいまたは等しい。より好ましくは、線状アルカンジオールまたは第1の線状アルカンジオールもしくは第2の線状アルカンジオールの最大水溶解度は5重量%未満または等しいおよび1.4重量%よりも大きいまたは等しい。
【0187】
好ましくは、前記水溶解度を有するアルカンジオールは、1,2-ヘプタンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
【0188】
物質の水溶解度は、所与の温度における物質の水中での飽和質量濃度である。水中での溶解度の決定は、水中で安定しており、揮発性ではない本質的に純粋な物質に関係する。アルカンジオールの水溶解度の決定は以下の実施例5でさらに記載されている。
【0189】
「アルカンジオール」という用語は、本発明の文脈の中でその立体異性体も含む。立体異性体とは、同じ分子式を有するが、三次元空間にこれらの原子がどのように配置されているかにおいて唯一異なる分子である。前記定義によると、上に詳細に記載されているような、本発明の線状アルカンジオールおよび5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第1のアルカンジオールまたは5~14個の炭素原子の炭素鎖を有する第2の線状アルカンジオールは、以下の立体異性体を包含する:
【0190】
1,2-アルカンジオール立体異性体:
(2S)-ペンタン-1,2-ジオール、
(2S)-ヘキサン-1,2-ジオール、
(2S)-ヘプタン-1,2-ジオール、
(2S)-オクタン-1,2-ジオール、
(2S)-ノナン-1,2-ジオール、
(2S)-デカン-1,2-ジオール、
(2S)-ウンデカン-1,2-ジオール
(2S)-ドデカン-1,2-ジオール、
(2S)-トリデカン-1,2-ジオール、
(2S)-テトラデカン-1,2-ジオール、
(2R)-ペンタン-1,2-ジオール、
(2R)-ヘキサン-1,2-ジオール、
(2R)-ヘプタン-1,2-ジオール、
(2R)-オクタン-1,2-ジオール、
(2R)-ノナン-1,2-ジオール、
(2R)-デカン-1,2-ジオール、
(2R)-ウンデカン-1,2-ジオール、
(2R)-ドデカン-1,2-ジオール、
(2R)-トリデカン-1,2-ジオール、
(2R)-テトラデカン-1,2-ジオール、
【0191】
2,3-アルカンジオール立体異性体:
(2S,3S)-ペンタン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-ヘキサン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-ヘプタン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-オクタン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-ノナン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-デカン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-ウンデカン-2,3-ジオール
(2S,3S)-ドデカン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-トリデカン-2,3-ジオール、
(2S,3S)-テトラデカン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ペンタン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ヘキサン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ヘプタン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-オクタン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ノナン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-デカン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ウンデカン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-ドデカン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-トリデカン-2,3-ジオール、
(2R,3R)-テトラデカン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ペンタン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ヘキサン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ヘプタン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-オクタン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ノナン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-デカン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ウンデカン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-ドデカン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-トリデカン-2,3-ジオール、
(2S,3R)-テトラデカン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ペンタン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ヘキサン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ヘプタン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-オクタン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ノナン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-デカン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ウンデカン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-ドデカン-2,3-ジオール、
(2R,3S)-トリデカン-2,3-ジオール、および
(2R,3S)-テトラデカン-2,3-ジオール。
【0192】
3,4-アルカンジオール立体異性体:
(3R,4R)-ヘキサン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-ヘプタン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-オクタン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-ノナン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-デカン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-ウンデカン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-ドデカン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-トリデカン-3,4-ジオール、
(3R,4R)-テトラデカン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-ヘキサン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-ヘプタン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-オクタン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-ノナン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-デカン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-ウンデカン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-ドデカン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-トリデカン-3,4-ジオール、
(3S,4S)-テトラデカン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-ヘキサン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-ヘプタン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-オクタン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-ノナン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-デカン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-ウンデカン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-ドデカン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-トリデカン-3,4-ジオール、
(3R,4S)-テトラデカン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-ヘキサン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-ヘプタン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-オクタン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-ノナン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-デカン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-ウンデカン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-ドデカン-3,4-ジオール、
(3S,4R)-トリデカン-3,4-ジオール、および
(3S,4R)-テトラデカン-3,4-ジオール。
【0193】
好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1,2-デカンジオールを含有しない。
【0194】
本発明の文脈で、「1,2-ジオール」、「2,3-ジオール」または「3,4-ジオール」という用語は、対応するS-構成のエナンチオマーと、R-エナンチオマーの両方を、これらS-およびR-構成のエナンチオマーの任意の混合物として、すなわちそれぞれのジオールのラセミ体の混合物として含む。
【0195】
本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物のアルカンジオール混合物は、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で含む。
【0196】
本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物において、1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールは、好ましくは98:2~99.9:0.1の範囲の比で混合物に含まれる。
【0197】
好ましくは、1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールは、本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物の混合物中に、≧95:≦5の比、より好ましくは≧96:≦4の比、またより好ましくは≧97:≦3の比、および最も好ましくは≧98:≦2の比で含まれる。
【0198】
本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物のすべての混合物の大部分は、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを、≧95.5:≦4.5、≧96:≦4、≧96.5:≦3.5、≧97:≦3、≧97.5:2,5および≧98.0:≦2.0の比を含めて、≧95:≦5の範囲の比で含む。
【0199】
本発明の第1の態様による化粧組成物または医薬組成物のさらにより好ましいアルカンジオール混合物は、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを、≧98.1:≦1.9、≧98.2:≦1.8、≧98.3:≦1.7、≧98.4:≦1.6、≧98.5:≦1.5、≧98.6:≦1.4、≧98.7:≦1.3、≧98.8:≦1.2、≧98.9:≦1.1、≧99:≦1.0、≧99.1:≦0.9、≧99.2:≦0.8、≧99.3:≦0.7、≧99.4:≦0.6、≧99.5:≦0.5、≧99.6:≦0.4、≧99.7:≦0.3、≧99.8:≦0.2および≧99.9:≦0.1の比を含めて、≧98:≦2の範囲の比で含む。
【0200】
上記に詳細に定義されているような第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、本発明の第2の態様によるアルカンジオール混合物中に、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で存在する。
【0201】
本発明の第2の態様による化粧調製物または医薬調製物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、混合物中に好ましくは98:2~99.9:0.1の範囲の比で含まれる。
【0202】
好ましくは、第1の線状アルカンジオールおよび第2のアルカンジオールは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の混合物中に、≧95:≦5の範囲の比で、より好ましくは≧96:≦4の比で、またより好ましくは≧97:≦3の比で、および最も好ましくは≧98:≦2の比で含まれる。
【0203】
本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のすべての混合物の大部分は、第1の線状アルカンジオールと第2の線状アルカンジオールとを、≧95.5:≦4.5、≧96:≦4、≧96.5:≦3.5、≧97:≦3、≧97.5:2,5および≧98.0:≦2.0の比を含めて、≧95:≦5の比で含む。
【0204】
さらにより好ましくは、本発明の第2の態様による化粧組成物または医薬組成物のアルカンジオール混合物は、第1の線状アルカンジオールと第2のアルカンジオールとを、≧98.1:≦1.9;≧98.2:≦1.8;≧98.3:≦1.7;≧98.4:≦1.6;≧98.5:≦1.5;≧98.6:≦1.4;≧98.7:≦1.3;≧98.8:≦1.2;≧98.9:≦1.1;≧99:≦1.0;≧99.1:≦0.9;≧99.2:≦0.8;≧99.3:≦0.7;≧99.4:≦0.6;≧99.5:≦0.5;≧99.6:≦0.4;≧99.7:≦0.3;≧99.8:≦0.2および≧99.9:≦0.1の比を含めて、≧98:≦2の比で含む。
【0205】
代わりに、第1アルカンジオールおよび第2のアルカンジオールに対する前記比の範囲は、第2のアルカンジオールが主成分であり、第1のアルカンジオールが2次的構成成分であるように切り替えられる。
【0206】
本発明の第2の態様による有利な変化形において、混合物は、第1の線状アルカンジオールとして、1,2-アルカンジオール、例えば、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、または1,2-トリデカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとして、対応する2,3-アルカンジオール、例えば、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、または2,3-トリデカンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で含む。
【0207】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような範囲もまた適用可能である。
【0208】
本発明の第2の態様によるまたさらなる変化形において、混合物は、第1の線状アルカンジオールとして、2,3-アルカンジオール、例えば、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、または2,3-トリデカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとして、対応する1,2-アルカンジオール、例えば、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオール、または1,2-トリデカンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で含む。
【0209】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されている比の範囲もまた適用可能である。
【0210】
本発明の第2の態様によるより有利な変化形において、第1の線状アルカンジオールとしての1,2-アルカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての対応する2,3-アルカンジオールとの組合せを含む混合物、例えば、
1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオール、または
1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオール、または
1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、または
1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオール、または
1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオール、または
1,2-デカンジオールと2,2-デカンジオール、または
1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオール、または
1,2-ドデカンジオールと2,3-ドデカンジオール、または
1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオール、
において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で存在する。
【0211】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0212】
これらの混合比により、上述の混合物は、以下の実験の部分に記載および実証されているように、対応する個々の物質と比較して相乗的な抗微生物作用および皮脂減少作用を示す。
【0213】
本発明の第2の態様によるより有利な変化形において、第1の線状アルカンジオールとして、2,3-アルカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとして、対応する1,2-アルカンジオールとを含む混合物、例えば、
2,3-ペンタンジオールと1,2-ペンタンジオール、または
2,3-ヘキサンジオールと1,2-ヘキサンジオール、または
2,3-ヘプタンジオールと1,2-ヘプタンジオール、または
2,3-オクタンジオールと1,2-オクタンジオール、または
2,3-ノナンジオールと1,2-ノナンジオール、または
2,3-デカンジオールと1,2-デカンジオール、または
2,3-ウンデカンジオールと1,2-ウンデカンジオール、または
2,3-ドデカンジオールと1,2-ドデカンジオール、または
2,3-トリデカンジオールと1,2-トリデカンジオール、
を含む混合物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またはまたより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で存在する。
【0214】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0215】
これらの混合比により、上述の混合物は、以下の実験の部分に記載および実証されているように、対応する個々の物質と比較して相乗的な抗微生物作用および皮脂減少作用を示す。
【0216】
本発明の第2の態様による最も好ましい変化形において、混合物は、第1の線状アルカンジオールとして、1,2-ノナンジオールまたは1,2-ウンデカンジオールまたは1,2-トリデカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとして、2,3-ノナンジオールまたは2,3-ウンデカンジオールまたは2,3-トリデカンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で含む。
【0217】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0218】
本発明の第2の態様による極めて最も好ましい変化形において、混合物は、第1の線状アルカンジオールとして、2,3-ノナンジオールまたは2,3-ウンデカンジオールまたは2,3-トリデカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとして、1,2-ノナンジオールまたは1,2-ウンデカンジオールまたは1,2-トリデカンジオールとを、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で含む。
【0219】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0220】
本発明の第2の態様による好ましい変化形はまた、第1の線状アルカンジオールとしての1,2-ヘキサンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての2,3-オクタンジオールとを含む混合物、または第1の線状アルカンジオールとしての1,2-オクタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物、または第1の線状アルカンジオールとしての1,2-オクタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物を、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またはまたより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で包含する。
【0221】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0222】
これらの混合比により、上述の混合物は、以下の実験の部分に記載および実証されているように、対応する個々の物質と比較して相乗的な抗微生物作用および皮脂減少作用を示す。
【0223】
本発明の第2の態様によるさらに有益な変化形において、混合物は、第1の線状アルカンジオールと、第2の線状アルカンジオールとを、例えば、
1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘキサンジオール、または
1,2-ペンタンジオールと1,2-ヘプタンジオール、または
1,2-ペンタンジオールと2,3-ヘプタンジオール、または
1,2-ペンタンジオールと2,3-オクタンジオール、または
1,2-ペンタンジオールと1,2-ノナンジオール、または
1,2-ペンタンジオールと2,3-ノナンジオール、
を含む混合物のように含み、これらの混合物において、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またはまたより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で存在する。
【0224】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0225】
これらの混合比により、上述の混合物は、以下の実験の部分に記載および実証されているように、対応する個々の物質と比較して相乗的な抗微生物作用および皮脂減少作用を示す。
【0226】
本発明の第2の態様による特に好ましい変化形はまた、第1の線状アルカンジオールとしての1,2-ヘプタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての1,2-オクタンジオールとを含む混合物、または第1の線状アルカンジオールとしての1,2-ヘプタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての2,3-オクタンジオールとを含む混合物、または第1の線状アルカンジオールとしての1,2-ヘプタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての1,2-ノナンジオールとを含む混合物、または第1の線状アルカンジオールとしての1,2-ヘプタンジオールと、第2の線状アルカンジオールとしての2,3-ノナンジオールとを含む混合物を包含し、第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールは、50:50~99.9:0.1の範囲の比で、好ましくは75:25~99:1の範囲の比で、より好ましくは80:20~98:2の範囲の比で、またはまたより好ましくは90:10~95:5の範囲の比で存在する。
【0227】
同様に、前記混合物に対して、第1の線状アルカンジオール:第2のアルカンジオールの比または上に記載されているような比の範囲もまた適用可能である。
【0228】
これらの混合比により、上述の混合物は、以下の実験の部分に記載および実証されているように、対応する個々の物質と比較して相乗的な抗微生物作用および皮脂減少作用を示す。
【0229】
アルカンジオールは、石油化学製品もしくは他の化石燃料供給源から、公知の方法、例えば、オレフィンビスヒドロキシル化による合成により、エポキシドからの加水分解もしくは様々な化学転換により、または生物由来の供給原料から発酵により、またはバイオベースの天然および再生可能な供給原料、例えば、バイオマスから触媒合成により得られ、これはUS2019/0241491A1およびUS2020/0189995A1に記載されている通りである。本発明に従い使用されるアルカンジオールは、石油化学製品由来のアルカンジオール、ならびにバイオベースの天然および再生可能な供給原料由来のアルカンジオールのいずれかを含む。好ましくは、アルカンジオールはバイオベース供給源のものであり、よってバイオアルカンジオールである。
【0230】
本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の構成成分(b)は抗微生物構成成分に関し、この構成成分(b)は多くの化粧組成物、特にスキンケア、ヘアケアもしくはボディーケアにおいて、または医薬組成物用に使用されている。
【0231】
「抗微生物剤」または「抗微生物構成成分」という用語は、微生物を死滅させるまたはこれらの成長を停止する薬剤または物質の群を指す一般的用語である。抗微生物剤または抗微生物性物質は、これらが主に作用する微生物によりグループ化することができる。例えば、抗生剤は細菌に対して使用され、抗真菌剤は真菌に対して使用され、抗原虫剤は原虫に対して使用され、抗ウイルス剤はウイルスに対しては使用される。これらはまたこれらの官能基によって分類することもできる。微生物を死滅させる薬剤は殺菌性または殺微生物性と分類される一方で、これらの成長を単に阻害する薬剤は制生剤と呼ばれる。
【0232】
本発明による抗微生物構成成分は、微生物、特に哺乳動物の皮膚または粘膜の天然の微生物群の細菌および/または真菌に対して主に作用する。好ましくは、微生物は、これらに限定されないが、スタフィロコッカス(Staphylococcus)、コリネバクテリウム(Corynebacterium)、アナエロコッカス(Anaerococcus)、フィネゴルディア(Finegoldia)、モラクセラ(Moraxella)、ポルフィロモナス(Porphyromonas)、フソバクテリウム(Fusobacterium)、アスペルギルス(Aspergillus)、カンジダ(Candida)、マラセチア(Malassezia)、エシェリヒア(Escherichia)、ペプトニピルス(Peptoniphilus)、ストレプロコッカス(Streptococcus)、ラクトバチルス(Lactobacillus)、ガードネレラ(Gardnerella)、ファニーヘッセア(Fannyhessea)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、トリコフィトン(Trichophyton)、キューティバクテリウム(Cutibacterium)の属の微生物、およびこれらの組合せからなる群から選択される。
【0233】
より好ましくは、微生物は、Staphylococcus epidermidis、Staphylococcus hominis、Corynebacterium xerosis、Corynebacterium jeikeium、Anaerococcus Octavius、Finegoldia magna、Moraxella osloensis、Moraxella atlantae、Porphyromonas gingivalis、Aspergillus brasiliensis、Candida albicans、大腸菌(Escherichia coli)、Staphylococcus aureus、Peptoniphilus lacrimalis、Streptococcus agalactiae、Lactobacillus acidophilus、Gardnerella vaginalis、Fannyhessea vaginae(Atopobium vaginae)、Epidermophyton floccosum、Trichophyton rubrum、Streptococcus mutans、Fusobacterium nucleatum、およびこれらの組合せからなる群から選択される。
【0234】
本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、フェノキシエタノール、ファルネソール、ビサボロール、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸トリエチル、ヒドロキシアセトフェノン、ベンジルアルコール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、カプリル酸ソルビタン、カプリルヒドロキサム酸、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、アニス酸、2-ベンジルヘプタノール、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリン酸グリセリル、カプリン酸ポリグリセリル-2、リシノール酸亜鉛、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トロポロン、ピロクトンオラミン(Oiroctone Olamine)、トリクロサン、トリクロカルバン、クロロキシレノール、クロロクレゾール、塩化ベンザルコニウム、臭化ベンザルコニウム、サッカリン酸ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルフェネシン、アルキル(C12~22)トリメチルアンモニウム臭化物および塩化物、ジンクピリチオン、クリンバゾール、クロルヘキシジン、クロルヘキシジンジアセテート、ジグルコン酸クロルヘキシジン、クロルヘキシジン二塩酸塩、ヘキサミジン、ジイセチオン酸ヘキサミジン、塩化銀、クエン酸銀、ヘキシルグリセリン、シクロヘキシルグリセリン、グリセリン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、クエン酸亜鉛、塩化セチルピリジニウム、メントール、ユーカリプトール、サルチル酸メチル、エタノール、カンファー、ポリアルギニン、ポリリジン、グルコン酸およびその塩、アスコルビン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、EDTA二ナトリウム、メチルパラベンおよびその塩、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、ブチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンナトリウム、DMDMヒダントイン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、イタコン酸およびその塩、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、イソブチルパラベン、エチルパラベンナトリウム、ジアゾリジニル尿素、カプリル酸グリセリル、フィチン酸ナトリウムまたはフィチン酸、レブリン酸ナトリウムまたはレブリン酸およびそのエステルおよび/またはケタール、サリチル酸TEA、フェネチルアルコール、グルタミン酸二酢酸四ナトリウム、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、4-ヒドロキシ安息香酸ならびにその塩およびエステル、タイム油、オイゲノール、クローブの油、ミント油、DMC、抗菌性香料、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル(hyroxypropylester)、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の抗微生物構成成分を包含する。
【0235】
好ましい変化形において、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、フェノキシエタノール、ファルネソール、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸トリエチル、ヒドロキシアセトフェノン、ベンジルアルコール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、カプリル酸ソルビタン、カプリルヒドロキサム酸、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、アニス酸、2-ベンジルヘプタノール、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリン酸グリセリル、カプリン酸ポリグリセリル-2、リシノール酸亜鉛、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トロポロン、ピロクトンオラミン、トリクロサン、トリクロカルバン、クロロキシレノール、クロロクレゾール、塩化ベンザルコニウム、臭化ベンザルコニウム、サッカリン酸ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルフェネシン、アルキル(C12~22)トリメチルアンモニウム臭化物および塩化物、ジンクピリチオン、クリンバゾール、クロルヘキシジン、クロルヘキシジンジアセテート、ジグルコン酸クロルヘキシジン、クロルヘキシジン二塩酸塩、ヘキサミジン、ジイセチオン酸ヘキサミジン、塩化銀、クエン酸銀、ヘキシルグリセリン、シクロヘキシルグリセリン、グリセリン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、クエン酸亜鉛、塩化セチルピリジニウム、メントール、ユーカリプトール、サルチル酸メチル、エタノール、カンファー、ポリアルギニン、ポリリジン、グルコン酸およびその塩、アスコルビン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、EDTA二ナトリウム、メチルパラベンおよびその塩、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、ブチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンナトリウム、DMDMヒダントイン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、イタコン酸およびその塩、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、イソブチルパラベン、エチルパラベンナトリウム、ジアゾリジニル尿素、カプリル酸グリセリル、フィチン酸ナトリウムまたはフィチン酸、レブリン酸ナトリウムまたはレブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、サリチル酸TEA、フェネチルアルコール、グルタミン酸二酢酸四ナトリウム、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、4-ヒドロキシ安息香酸ならびにその塩およびエステル、タイム油、オイゲノール、クローブの油、ミント油、DMC、抗菌性香料、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の抗微生物構成成分を包含する。
【0236】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分は、フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される。
【0237】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分は、フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される。
【0238】
特に好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分は、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される。
【0239】
またより好ましい変化形において、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分は、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、および前述の抗微生物構成成分のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される。本発明の第1および第2の態様による化粧品または医薬品構成成分の抗微生物構成成分(b)がアルカンジオールである場合、抗微生物剤アルカンジオール構成成分(b)はアルカンジオール構成成分(a)とは異なる。
【0240】
前述の抗微生物構成成分は、単一の構成成分として、または上記に特定された1種もしくは複数のさらなる抗微生物構成成分と組み合わせて使用することができる。抗微生物作用を増強し、より広範な範囲の抗微生物作用を網羅するため、2種またはそれよりも多くの抗微生物構成成分の組合せが好ましくは使用される。
【0241】
好ましく有利な変化形では、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、構成成分(a)および(b)の以下の組合せのうちの1つを含む:
・1,2-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-デカンジオールと、2,3-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールと、2,3-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ドデカンジオールと、2,3-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、2,3-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオールもしくは1,2-ドデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、1,2-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:フェノキシエタノール、2-メチル5-シクロヘキシルペンタノール、ジメチルフェニルブタノール、ジメチルフェニルプロパノール、2-ベンジルヘプタノール、エチルヘキシルグリセリン、ヒドロキシアセトフェノン、クエン酸トリエチル、カプリル酸ポリグリセリル-3、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カプリル酸グリセリル、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/もしくはケタール、アニス酸およびその塩、カプリン酸ポリグリセリル-2、カプリルヒドロキサム酸、リシノール酸亜鉛、ファルネソール、ビサボロール、ラウリン酸グリセリル、カプリル酸グリセリル、セスキカプリル酸キシリチル、フェニルプロパノール、ラウリルアルコール、o-シメン-5-オール、トロポロン、クリンバゾール、ピロクトンオラミン、オクテニジンHCl、ウンデシレノイルグリシン、カプロイルラクチレートナトリウム/ラウロイルラクチレートナトリウム、ラウロイルアルギニンエチルラウリン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、サルビア・オフィシナリス(Salvia Officinalis)(セージ)油、トリクロサン、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、マンニトール、ソルビトール、乳酸、ラウロイルラクチレートナトリウム、カプロイルラクチレートナトリウム、サリチル酸およびその塩、カプリロイルグリシン、ラウロイルアルギニンエチルHCl、チモール、ジャスモル、グルコン酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、4-ヒドロキシアセトフェノン、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物。
【0242】
本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物における構成成分(a)および(b)のより好ましい組合せは以下の通りである:
・1,2-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・2,3-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可):エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ペンタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-デカンジオールと、2,3-デカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールと、2,3-ウンデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ドデカンジオールと、2,3-ドデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、2,3-トリデカンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物、または
・1,2-ノナンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ノナンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物、または
・1,2-ウンデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ドデカンジオールもしくは1,2-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ウンデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,2-ウンデカンジオールもしくは1,2-ドデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-トリデカンジオールと、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオール、もしくは2,3-トリデカンジオールのうちの1種もしくは複数に加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘキサンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-オクタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ヘキサンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、1,2-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ヘプタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ペンタンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-オクタンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、1,2-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物;または
・1,2-ヘプタンジオールと、2,3-ノナンジオールに加えて、以下からなる群から選択される1種もしくは複数の抗微生物構成成分(複数可)との組合せ:エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、カプリルヒドロキサム酸、ファルネソール、クリンバゾール、クエン酸トリエチル、ベンジルアルコール、o-シメン-5-オール、サリチル酸およびその塩、サリチル酸ベンジル、カプリル酸プロパンジオール、フランビノン、カプリル酸キシリチル、安息香酸3-ヒドロキシプロピルエステル、アニス酸3-ヒドロキシプロピルエステル、3-ヒドロキシプロピル2-ヒドロキシベンゾエート、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、ならびに前述の抗微生物構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物。
【0243】
本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物中の構成成分(a)と(b)の最も好ましい組合せは以下である:
・1,2-ノナンジオールプラスエチルヘキシルグリセリン、または
・1,2-ノナンジオールプラス4-ヒドロキシアセトフェノン、または
・1,2-ノナンジオールプラスカプリル酸グリセリル、または
・1,2-ノナンジオールプラスフェノキシエタノール、または
・1,2-ノナンジオールプラスカプリルヒドロキサム酸,または
・1,2-ノナンジオールプラスファルネソール、または
・1,2-ノナンジオールプラスクリンバゾール、または
・1,2-ノナンジオールプラスクエン酸トリエチル、または
・1,2-ノナンジオールプラスベンジルアルコール、または
・1,2-ノナンジオールプラスo-シメン-5-オール、または
・1,2-ノナンジオールプラスサリチル酸およびその塩、または
・1,2-ノナンジオールプラスサリチル酸ベンジル、または
・1,2-ノナンジオールプラスカプリル酸プロパンジオール。
【0244】
上記組合せのうち、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、もしくは1,2-トリデカンジオールを含む組合せまたは2,3-アルカンジオール、特に2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-デカンジオール、2,3-ウンデカンジオール、2,3-ドデカンジオールもしくは2,3-トリデカンジオールを含む組合せは、際立った抗微生物剤特性をもたらす、すなわち、すぐに使える組成物中の抗微生物構成成分の皮膚または頭皮に対する抗微生物作用を強化することができる。特に、上記アルカンジオールのうちの1種または複数を同時に使用すれば、皮膚上での抗微生物構成成分の抗微生物作用はさらに相乗的に増強される。同時に、上記アルカンジオールのうちの1種または複数の使用は、皮膚もしくは頭皮の脂腺の皮脂過剰産生を減少させるもしくは阻害する、および/または、例えば、皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを減少させるもしくは阻害する。この皮脂減少作用は、以前に特定された2,3-アルカンジオールに対して特に際立っている。この作用は以下の実施例により実証される。
【0245】
好ましく有利な変化形において、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、構成成分(a)と(b)の以下の組合せのうちの1つを含み、抗微生物構成成分(b)は2,3-アルカンジオールである:
・1,2-ペンタンジオールプラス2,3-ペンタンジオール、または
・1,2-ヘキサンジオールプラス2,3-ヘキサンジオール、または
・1,2-ヘプタンジオールプラス2,3-ヘプタンジオール、または
・1,2-オクタンジオールプラス2,3-オクタンジオール、または
・1,2-ノナンジオールプラス2,3-ノナンジオール、または
・1,2-デカンジオールプラス2,3-デカンジオール、または
・1,2-ウンデカンジオールプラス2,3-ウンデカンジオール、または
・1,2-ドデカンジオールプラス2,3-ドデカンジオール。
【0246】
このような組合せは、一方では、以下の実施例において実証されているように、特に相乗的抗微生物作用および増強した皮脂分泌物阻害作用を有する。
【0247】
皮膚の状態または疾患は普通乾燥皮膚、皮膚のひっかき、皮膚病変またはさらに炎症を伴うので、化粧組成物または医薬組成物、特に本発明の第1の態様または第2の態様による皮膚科用組成物を、1種または複数の他の活性剤と組み合わせることもまた可能であり、場合によっては有利である。これらの薬剤は、ある場合には、1つもしくは1つより多くの追加の利点もしくは作用を提供することまたは1つより多くの作用機序を介して効果をもたらすことができる。
【0248】
これら活性剤は好ましくは以下にさらに記載されているような、皮脂減少剤、抗にきび剤、フケ防止剤、抗炎症性および/もしくは赤みおよび/もしくは痒み改善剤、臭気吸収剤および/もしくは制汗活性剤、緩和物質、保湿および/もしくは水分保持物質、生理学的清涼化剤、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物、または上述の薬剤のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる薬剤の群から選択される。
【0249】
皮脂減少剤および/または抗にきび剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は好ましくは皮脂減少剤および/または抗にきび剤をさらに含有する。皮脂減少剤および/または抗にきび剤は、好ましくは、カプリロイルグリシン、カプリル酸プロパンジオール、ウンデシレノイルグリシン、ファルネソール、13-cisレチノイン酸(イソトレチノイン)などのレチノイド、all-trans-レチノイン酸、アダパレン、これらの塩または誘導体、スピロノラクトンおよびシプロテロンなどのアンドロゲン阻害剤、抗生剤、好ましくはクリンダマイシン、エリスロマイシンおよびテトラサイクリン、亜鉛または亜鉛塩、および抗アンドロゲン、5-アルファ-還元酵素阻害剤、D-パンテノール、アルファ-ヒドロキシ酸、例えば、サリチル酸および乳酸、ピルビン酸(アルファ-ケト酸)、脂肪族ジカルボン酸、例えば、アゼライン酸、L-カルニチン、バクチオール、1,2-デカンジオール、センキュノリド-AおよびApium graveolens種子油を含有するセンキュノリド-A、Tetraselmis抽出物、Quillaja saponaria抽出物、Enantia chlorantha樹皮抽出物、Spiraea ulmaria抽出物、ブチルアボケート(butyl avocate)、ビタミンB6(ピリドキシンとしても公知)またはその塩もしくは誘導体、ビタミンB3(ナイアシンまたはニコチン酸としても公知)またはその塩もしくは誘導体、ベンゾイルペルオキシド、フロレチン、Camellia sinensis抽出物およびポリフェノールに含有されるもの、例えば、エピガロカテキン3-ガレート、赤色クローバ(Trifolium pretense)抽出物、ダイズ(Glycine Soja)種子抽出物、イソフラボノイドまたはイソフラボノイドを含有する抽出物、好ましくはビオカニンA、ゲニステイン、ダイゼイン、ゲニスチン、ダイジン、ならびに前述の薬剤のうちの2種またはそれよりも多く混合物からなる群から選択される。
【0250】
抗フケ剤物質:加えて、本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた、トリクロサン、クリンバゾール、オクトキシグリセリン、Octopirox(登録商標)(1-ヒドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルペンチル)-2(1H)-ピリドン2-アミノエタノール塩)、キトサン、ファルネソール、モノラウリン酸グリセロール、プロパンジオールモノカプリレートまたは前記物質の組合せ(中でもフケに対して使用されているもの)を含む1種または複数の抗フケ剤物質と組み合わせて有利に使用することができる。
【0251】
さらに適切な抗フケ剤物質は、Baypival(登録商標)(クリンバゾール)、Ketoconazol(登録商標)(4-アセチル-1-{4-[2-(2,4-ジクロロフェニル)r-2-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-1,3-ジオキシラン-c-4-イルメトキシフェニル}-ピペラジン、ケトコナゾール、エルビオール、セレンジスルフィド、コロイド状硫黄、硫黄ポリエチレングリコールモノオレイン酸ソルビタン、硫黄リシノールポリエトキシレート、硫黄タール蒸留物、サリチル酸(またはヘキサクロロフェンと組み合わせて)、ウンデシレン酸、モノエタノールアミドスルホスクシネートNa塩、Lamepon(登録商標)UD(タンパク質/ウンデシレン酸凝縮物)、ジンクピリチオン、ピリチオンアルミニウム、ピリチオンマグネシウム/硫化ジピリチオンマグネシウム、または前述の物質のうちの2種またはそれよりも多くの混合物である。
【0252】
抗炎症剤ならびに/または赤みおよび/もしくは痒み改善剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた、抗炎症性ならびに/または赤みおよび/もしくは痒み改善成分を好ましくは含有し、特にヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、デキサメタゾンホスフェート、メチルプレドニゾロンまたはコルチゾンからなる群から選択されるコルチコステロイド型のステロイド系物質が発赤および痒みを和らげるための抗炎症性活性成分または活性成分として有利に使用されており、これらのリストは、他のステロイド系抗炎症剤を加えることにより拡大することができる。非ステロイド性抗炎症剤も使用することができる。より具体的には:
(i)コルチコステロイド型のステロイド系抗炎症性物質、特にヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン誘導体、例えば、ヒドロコルチゾン17-ブチレート、デキサメタゾン、デキサメタゾンホスフェート、メチルプレドニゾロンまたはコルチゾン;
(ii)非ステロイド性の抗炎症性物質、特にオキシカム、例えば、ピロキシカムまたはテノキシカム、サリチレート、例えば、アスピリン、ジサルシド、ソルプリンまたはフェンドサール、酢酸誘導体、例えば、ジクロフェナク、フェンクロフェナク、インドメタシン、スリンダク、トルメチンまたはクリンダナク、フェナム酸、例えば、メフェナム酸、メクロフェナム酸、フルフェナム酸またはニフルム、プロピオン酸誘導体、例えば、イブプロフェン、ナプロキセンまたはべノキサプロフェン、ピラゾール、例えば、フェニルブタゾン、オキシフェニルブタゾン、フェブラゾンまたはアザプロパゾン、アントラニル酸誘導体、特にアベナンスラミド;
(iii)天然または天然に存在する抗炎症性物質または発赤および/または痒みを緩和する物質、特にカモミール、アロエベラ、Commiphora種、Rubia種、柳、ウィローハーブ、カラスムギ、カレンデュラ、アルニカ、セントジョーンズウォルト、ハニーサックル、ローズマリー、チャボトケイソウ、マンサク、ショウガまたはEchinacea、またはその単一の活性化合物、例えば、天然アルファ-ビサボロール、合成ビサボロール、アピゲニン、アピゲニン-7-グルコシド、ジンゲロール、ショウガオール、ギンゲルジオール、デヒドロジンゲジオン、パラドール、特に天然または合成6-パラドール、天然に存在するアベナンスラミド、好ましくはアベナンスラミドA、アベナンスラミドB、アベナンスラミドC、アベナンスラミドD、アベナンスラミドE、非天然または非天然に存在するアベナンスラミド、好ましくはジヒドロアベナンスラミドD、ジヒドロアベナンスラミドE、トラニラスト、ボスウェル酸、フィトステロール、グリチルリチン、グラブリジン、スクラレオリドおよびリコカルコンA由来の抽出物または画分であり、好ましくは天然アルファ-ビサボロール、合成ビサボロール、天然アベナンスラミド、非天然アベナンスラミド、好ましくはジヒドロアベナンスラミドD、ショウガ抽出物、ジンゲロール、ショウガオール、ギンゲルジオール、デヒドロジンゲジオン、パラドール、特に天然または合成6-パラドール、ボスウェル酸、フィトステロール、グリチルリチン、およびリコカルコンA、および/またはアラントイン、スクラレオリド、パンテノール、(擬似)セラミド[好ましくはセラミド2、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、セチルオキシプロピルグリセリルメトキシプロピルミリスタミド、N-(l-ヘキサデカノイル)-4-ヒドロキシ-L-プロリン(1-ヘキサデシル)エステル、ヒドロキシエチルパルミチルオキシヒドロキシプロピルパルミタミド]、フィトステロール、キトサン、およびβ-グルカン、特にカラスムギ由来の1,3-1,4-グルカンからなる群から選択される;または
(iv)ヒスタミン受容体アンタゴニスト、セリンプロテアーゼ阻害剤(例えば、ダイズ抽出物のもの)、TRPV1アンタゴニスト(例えば、4-t-ブチルシクロヘキサノール)、NK1アンタゴニスト(例えば、アプレピタント、ヒドロキシフェニルプロパミド安息香酸)、カンナビノイド受容体アゴニスト(例えばパルミトイルエタノールアミン)およびTRPV3アンタゴニスト、
または上記の薬剤のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物。
【0253】
ここに引用することができる例は、オキシカム、例えば、ピロキシカムまたはテノキシカム;サリチレート、例えば、アスピリン、ジサルシド、ソルプリンもしくはフェンドサール;酢酸誘導体、例えば、ジクロフェナク、フェンクロフェナク、インドメタシン、スリンダク、トルメチンもしくはクリンダナク;フェナム酸、例えば、メフェナム酸、メクロフェナム酸、フルフェナム酸もしくはニフルム;プロピオン酸誘導体、例えば、イブプロフェン、ナプロキセン、べノキサプロフェン、またはピラゾール、例えば、フェニルブタゾン、オキシフェニルブタゾン、フェブラゾンまたはアザプロパゾンである。アントラニル酸誘導体は本発明による組成物において好ましい抗痒み成分である。
【0254】
また有用であるのは、物質の天然もしくは天然に存在する抗炎症性混合物、または発赤および/もしくは痒みを緩和する物質の混合物、特にカモミール、アロエベラ、Commiphora種、Rubia種、柳、ウィローハーブ、カラスムギ、カレンデュラ、アルニカ、セントジョーンズワート、ハニーサックル、ローズマリー、チャボトケイソウ、マンサク、ショウガまたはEchinacea由来の抽出物または画分であり、好ましくはカモミール、アロエベラ、カラスムギ、カレンデュラ、アルニカ、ハニーサックル、ローズマリー、マンサク、ショウガもしくはEchinacea、および/または純粋な物質、好ましくはアルファ-ビサボロール、アピゲニン、アピゲニン-7-グルコシド、ジンゲロール、ショウガオール、ギンゲルジオール、デヒドロジンゲジオン、パラドール、天然または天然に存在するアベナンスラミド、好ましくはトラニラスト、アベナンスラミドA、アベナンスラミドB、アベナンスラミドC、非天然または非天然に存在するアベナンスラミド、好ましくはジヒドロアベナンスラミドD、ジヒドロアベナンスラミドE、アベナンスラミドD、アベナンスラミドE、アベナンスラミドF、ボスウェル酸、フィトステロール、グリチルリチン、グラブリジンおよびリコカルコンA由来の抽出物または画分からなる群から選択され、好ましくはアルファ-ビサボロール、天然アベナンスラミド、非天然アベナンスラミド、好ましくはジヒドロアベナンスラミドD(WO2004047833A1に記載の通り)、ボスウェル酸、フィトステロール、グリチルリチン、およびリコカルコンA、および/またはアラントイン、パンテノール、ラノリン、(擬似)セラミド[好ましくはセラミド2、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、セチルオキシプロピルグリセリルメトキシプロピルミリスタミド、N-(1-ヘキサデカノイル)-4-ヒドロキシ-L-プロリン(1-ヘキサデシル)エステル、ヒドロキシエチルパルミチルオキシヒドロキシプロピルパルミタミド]、グリコスフィンゴリピド、フィトステロール、キトサン、マンノース、ラクトースおよびβ-グルカン、特にカラスムギ由来の1,3→1,4-β-グルカンからなる群から選択される。
【0255】
ビサボロールが本発明の文脈で使用される場合、それは天然または合成起源のものであることができ、好ましくは「アルファ-ビサボロール」である。好ましくは、使用されるビサボロールは、合成的に調製したもの、または天然(-)-アルファ-ビサボロールおよび/または合成混合異性体アルファ-ビサボロールである。天然(-)-アルファ-ビサボロールが使用される場合、これはまた、エッセンシャルオイルの構成物質として、または植物抽出物もしくはその画分の構成物質として、例えば、カモミールの油または抽出物の構成物質(その画分)として、またはVanillosmopsis(特にVanillosmopsis erythropappaまたはVanillosmopsis arborea)の油または抽出物の構成物質(その画分)としても利用することができる。合成アルファ-ビサボロールは、例えば、「Dragosantol」の名称でSymriseから入手可能である。
【0256】
ショウガ抽出物が本発明の文脈で使用される場合、メタノール、エタノール、イソ-プロパノール、アセトン、酢酸エチル、二酸化炭素(CO2)、ヘキサン、塩化メチレン、クロロホルムもしくは他の溶媒または相当する極性の溶媒混合物を用いて、抽出により調製された、新鮮なまたは乾燥したショウガ根抽出物が好ましくは使用される。抽出物は、活性のある、皮膚刺激を減少させる量の構成物質、例えば、ジンゲロール、ショウガオール、ギンゲルジオール、デヒドロジンゲジオンおよび/またはパラドールの存在を特徴とする。
【0257】
臭気吸収剤および/または制汗活性剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の臭気吸収剤および/または制汗活性剤(制汗剤)を含むことができる。適切な臭気吸収剤は、臭気形成化合物を吸収し、広く保持することができる物質である。臭気吸収剤は、個々の構成成分の分圧を低下させ、よってこれらの拡散速度も減少させる。香水は、このプロセスにおいて損なわれないまま保持されることが重要である。臭気吸収剤は細菌に対して有効ではない。これらは、例えば、主要な構成物質として、リシノール酸の複合体亜鉛塩、または特定の、主として中性の臭気の香料(「固定剤」として当業者に公知である)、例えば、ラブダナムもしくはstyraxの抽出物、またはある特定のアビエチン酸誘導体を含む。臭気マスキング剤は香料または香油であり、これらは、臭気マスキング剤としてのこれらの機能に加えて、防臭剤にこれらのそれぞれの香料の香調を付与する。言及することができる香油は、例えば、天然および合成香料の混合物である。天然香料は、花、茎および葉、果実、果実の皮、根、木材、薬草およびイネ科草本、針および枝、ならびに樹脂およびバルサムからの抽出物である。畜産物、例えば、ジャコウネコおよびカストリウムもまた適切である。典型的な合成香料化合物はエステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコール、および炭化水素型の生成物である。エステル型の香料化合物は、例えば、酢酸ベンジル、p-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、酢酸リナリル、酢酸フェニルエチル、安息香酸リナリル、ギ酸ベンジル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、プロピオン酸スチラリルおよびサリチル酸ベンジルである。エーテルは、例えば、ベンジルエチルエーテルを含み、アルデヒドは、例えば、8~18個の炭素原子を有する線状アルカナール、シトラル、シトロネラール、シトロネリルオキシアセト-アルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアールおよびボウルゲオナールを含み、ケトンは、例えば、イオノンおよびメチルセドリルケトンを含み、アルコールはアネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールを含み、ならびに炭化水素主にテルペンおよびバルサムを含む。しかし、好ましいのは、一緒になって心地良い香料の香調を生成する、異なる香料の混合物を使用することである。揮発性の比較的低いエッセンシャルオイルは、大半が芳香の構成成分として使用されており、例えば、セージ油、カモミール油、クローブの油、メリッサ油、ミント油、シナモンリーフ油、リンデンフラワー油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバンディン油など香水油としてもまた適切である。ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサンブレンホルト、アンブロキサン、インドール、ヘジオン、サンデリス、レモン油、マンダリン油、オレンジ油、グリコール酸アミルアリル、シクロベルタール、ラバンディン油、クラリセージ油、β-ダマスコン、ゼラニウムオイルバーボン、サリチル酸シクロヘキシル、Vertofix coeur、イソイースーパー、フィキソリドNP、エベルニル、イラルデインガンマ、フェニル酢酸、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、ローズオキシド、ロミラート、イロチルおよびフローラマを単独でまたは混合物で使用するのが好ましい。
【0258】
適切な収れん性制汗活性成分は、主にアルミニウム、ジルコニウムまたは亜鉛の塩である。このような適切な抗ハイドロテック活性成分は、例えば、塩化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、ジクロルヒドロキシアルミニウム、セスキクロルヒドロキシアルミニウムおよびその複合体化合物、例えば、1,2-プロピレングリコール、ヒドロキシアラントイン酸アルミニウム、塩化酒石酸アルミニウム、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレートおよびこれらの複合体化合物、例えば、アミノ酸との、例えば、グリシンとの複合体化合物である。
【0259】
緩和物質:本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた1種または複数の緩和物質を有利に含有することができ、化粧品または医薬品用途において適切または慣習的な任意の緩和物質、例えば、アルファ-ビサボロール、アズレン、グアイアズレン、18-ベータ-グリチルレチン酸、アラントイン、アロエベラジュースまたはゲル、Hamamelis virginiana(マンサク)の抽出物、Echinacea種、Centellaasiatica、カモミール、Arnicamonatana、Glycyrrhiza種、藻、海藻およびCalendula officinalis、および植物油、例えば、スイートアーモンド油、バオバブ油、オリーブ油およびパンテノール、ラウレス-9、トリデセス-9および4-t-ブチルシクロヘキサノールを使用することができる。
【0260】
保湿および/または水分保持物質:皮膚が乾燥した場合、痒みが特定の強度で生じる。皮膚の保湿および/または水分保持物質の使用は、痒みを有意に緩和することができる。したがって、本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた、以下の保湿および/または水分保持物質のうちの1種または複数を有利に含有することができる:乳酸ナトリウム、尿素、尿素誘導体、アルコール、グリセロール、ジオール、例えば、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、コラーゲン、エラスチンまたはヒアルロン酸、アジピン酸ジアシル、ワセリン、ウロカニン酸、レシチン、パンテノール、フィタントリオール、リコピン、(擬似)セラミド、グリコスフィンゴリピド、コレステロール、フィトステロール、キトサン、コンドロイチンスルフェート、ラノリン、ラノリンエステル、アミノ酸、アルファ-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)およびこれらの誘導体、単糖、二糖およびオリゴ糖、例えば、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノース、フルクトースおよびラクトース、多糖、例えば、R-グルカン、特にカラスムギ由来の1,3-1,4-β-グルカン、アルファ-ヒドロキシ脂肪酸、トリテルペン酸、例えば、ベツリン酸またはウルソール酸、および藻抽出物。好ましい皮膚保湿剤は、3~12個の炭素原子を含むアルカンジオールまたはアルカントリオール、好ましくはC3~C10-アルカンジオールおよびC3~C10-アルカントリオールからなる群から選択される。より好ましくは皮膚保湿剤は、グリセロール、1,2-プロピレングリコール、1,2-ブチレングリコール、および1,3-ブチレングリコールからなる群から選択される。
【0261】
生理学的清涼化剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、特に1種または複数の生理学的な清涼化剤(複数可)と有利に組み合わせることができる。清涼化剤の使用は痒みを緩和することができる。本発明の枠組み内での使用に対して好ましい個々の清涼化剤が以下に列挙されている。当業者はこのリストに他の多くの清涼化剤を加えることができる;列挙された清涼化剤はまた互いに組み合わせて使用することもでき、ここでは好ましくは以下のリストから選択される:メントールおよびメントール誘導体(例えばL-メントール、D-メントール、ラセミメントール、イソメントール、ネオイソメントール、ネオメントール)メンチルエーテル(例えば(l-メントキシ)-1,2-プロパンジオール、(l-メントキシ)-2-メチル-1,2-プロパンジオール、l-メンチル-メチルエーテル)、メントングリセリルアセタール、メントングリセリルケタールまたは両方の混合物、メンチルエステル(例えば、ギ酸メンチル、酢酸メンチル、イソ酪酸メンチル、ヒドロキシイソ酪酸メンチル、乳酸メンチル、L-メンチル-L-乳酸、L-メンチル-D-乳酸、メンチル-(2-メトキシ)制汗性アセテート、メンチル-(2-メトキシエトキシ)アセテート、メンチルピロ-グルタメート)、メンチル炭酸(例えばメンチルプロピレングリコールカーボネート、メンチルエチレングリコールカーボネート、メンチルグリセロールカーボネートまたはこれらの混合物)、メントールのジカルボン酸とのセミエステルまたはその誘導体(例えばモノ-メンチルスクシネート、モノ-メンチルグルタレート、モノ-メンチルマロネート、O-メンチルコハク酸エステル-N,N-(ジメチル)アミド、O-メンチルコハク酸エステルアミド)、メンタンカルボン酸アミド(この場合好ましくはメンタンカルボン酸-N-エチルアミド[WS3]またはNα-(メンタンカルボニル)グリシンエチルエステル[WS5]、メンタンカルボン酸-N-(4-シアノフェニル)アミドまたはメンタンカルボン酸-N-(4-シアノメチルフェニル)アミド、メンタンカルボン酸-N-(アルコキシアルキル)アミド)、メントンおよびメントン誘導体(例えばL-メントングリセロールケタール)、2,3-ジメチル-2-(2-プロピル)-酪酸誘導体(例えば2,3-ジメチル-2-(2-プロピル)-酪酸-N-メチルアミド[WS23])、イソプレゴールまたはそのエステル(I-(-)-イソプレゴール、I-(-)-イソプレゴールアセテート)、メンタン誘導体(例えばp-メンタン-3,8-ジオール)、キューブボル、またはキューブボルを含有する合成もしくは天然混合物、シクロアルキルジオン誘導体のピロリドン誘導体(例えば、3-メチル-2(1-ピロリジニル)-2-シクロペンテン-1-オン)またはテトラヒドロピリミジン-2-オン(例えば、イシリンまたは関連化合物、WO2004/026840に記載のもの)、さらにカルボキサミド(例えば、N-(2-(ピリジン-2-イル)エチル)-3-p-メンタンカルボキサミドまたは関連化合物)、(1R,2S,5R)-N-(4-メトキシフェニル)-5-メチル-2-(1-イソプロピル)シクロヘキサン-カルボキサミド[WS12]、オキサメートおよび[(1R,2S,5R)-2-イソプロピル-5-メチル-シクロヘキシル]2-(エチルアミノ)-2-オキソ-アセテート(X Cool)。これらの特定の相乗作用により好ましい清涼化剤は、l-メントール、d-メントール、ラセミメントール、メントングリセロールアセタール(商標名:Frescolat(登録商標)MGA)、乳酸メンチル(好ましくはl-乳酸メンチル、特にl-メンチルl-ラクテート(商標名:Frescolat(登録商標)ML))、置換メンチル-3-カルボキサミド(例えば、メンチル-3-カルボン酸N-エチルアミド)、2-イソプロピル-N-2,3-トリメチルブタンアミド、置換シクロヘキサンカルボキサミド、3-メントキシプロパン-1,2-ジオール、2-ヒドロキシエチルメンチルカーボネート、2-ヒドロキシプロピルメンチルカーボネートおよびイソプレゴールである。特に好ましい清涼化剤はl-メントール、ラセミメントール、メントングリセロールアセタール(商標名:Frescolat(登録商標)MGA)、乳酸メンチル(好ましくはl-乳酸メンチル、特にl-メンチルl-乳酸(商標名:Frescolat(登録商標)ML))、3-メントキシプロパン-1,2-ジオール、2-ヒドロキシエチルメンチルカーボネートおよび2-ヒドロキシプロピルメンチルカーボネートである。極めて特に好ましい清涼化剤は、l-メントール、メントングリセロールアセタール(商標名:Frescolat(登録商標)MGA)および乳酸メンチル(好ましくはl-乳酸メンチル、特にl-メンチルl-乳酸(商標名:Frescolat(登録商標)ML)、3-((-)-メントキシ)プロパン-1,2-ジオール、N-エチル-p-メンタン-3-カルボキサミド、メンチル-エチルアミドオキサレート、および前述の清涼化剤のうちの2種またはそれよりも多くの混合物である。
【0262】
テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis Suecica)抽出物:本発明による化粧組成物または医薬組成物において、テトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物もまた特に有利に使用することができる。Tetraselmis suecicaはChlorophyceae網に属する海の緑色のミクロ藻類であり、水産養殖において軟体動物および甲殻類の幼虫の餌として、および魚のプロバイオティクスとして広く使用されている。T.suecicaはビタミンE、カロチノイド、クロロフィル、およびトコフェロールが豊富であり、ヒトおよび動物の食生活において食物補助食品として提案されている。T.suecica由来のエタノール/水抽出物は、皮膚の色素沈着を増強させ、乾癬病変を減少させるその能力が知られている。
【0263】
化粧組成物または医薬組成物、特に本明細書で定義された皮膚科用組成物は好ましくは担体をベースとし、担体は少なくとも1つの油相を含む。したがって、油、水中油型および油中水型エマルジョンなどが適切である。しかし、単に水または水/アルコールまたは水/グリコールをベースとするに調製物も同様に可能であり、またはさらに好ましい。
【0264】
適切となり得る、本発明による化粧組成物または医薬組成物の油相または油構成成分は、例えば、植物油、炭化水素、脂肪族アルコール、脂肪酸エステル、液体UVフィルター、または前述の液体油構成成分のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物である。
【0265】
本発明による化粧組成物または医薬組成物の油相または油構成成分は好ましくは植物油であり、さらにより好ましくは液体植物油である。2種またはそれよりも多くの植物油構成成分の混合物、特に液体植物油混合物もまた有利であることができる。
【0266】
植物油またはベジタブルオイルは、種子から抽出した油、または頻度は多くないが、果実の他の部分から抽出した油である。動物脂肪のように、植物油はトリグリセリドの混合物である。ダイズ油、ナタネ油およびココアバターは種子由来の植物油の例である。オリーブ油、パーム油および米ぬか油は果実の他の部分由来の油の例である。一般的な使用では、植物油またはベジタブルオイルは、室温または35~37℃の皮膚温度で液体である植物脂肪を独占的に指すことができる。ベジタブルオイルは普通食用である。
【0267】
「植物油」という用語はまた不飽和植物油も含む。不飽和油またはベジタブルオイルは部分的なまたは完全な「水素添加」を介して、より高い融点の油へと変換することができる。水素添加プロセスは、触媒の存在下、通常粉末状ニッケル化合物の存在下で、高温および圧力で、水素により油を「スパージング」することを含む。各炭素-炭素二重結合は単結合へと化学的に還元するので、2個の水素原子は2個の炭素原子を有する単結合をそれぞれ形成する。水素原子を加えることによる二重結合の脱離を飽和と呼ばれる。飽和度が増加するにつれて、油は完全に水素添加される方向へと進む。油は、水素添加することによって、酸敗臭(酸化)への耐性を増加させるまたはその物理的な特徴を変えることができる。飽和度が増加するにつれて、油の粘度および融点は増加する。
【0268】
好ましい変化形において、植物油は、Persea Gratissima(アボカド油)、Abies Alba種子油、Acacia Victoriae種子油、Actinidia Chinensis(キーウィ)種子油、Amaranthus Hypochondriacus種子油、Arachis Hypogaea(ピーナッツ)油、Astrocaryum Murumuru種子バター、Astrocaryum Tucuma種子バター、Astrocaryum Tucuma種子油、Astrocaryum Vulgare果実油、Astrocaryum Vulgare核油、Avena Sativa(カラスムギ)核油、Brassica Alba種子油、Brassica Campestris(ナタネ)種子油、Butyrospermum Parkii(シア)バター、Butyrospermum Parkii(シア)油、Calendula Officinalis種子油、Calophyllum Inophyllum種子油、Calophyllum Tacamahaca種子油、Camellia Oleifera種子油、Camellia Reticulata種子油、Camellia Sinensis種子油、Cannabis Sativa種子油、Cannabis Sativa種子/茎油、アブラナ油、Carthamus Tinctorius(ベニバナ)種子油、Chlorella Vulgaris油、Citrullus Lanatus(スイカ)種子油、Citrus Aurantifolia(ライム)種子油、Citrus Aurantium Dulcis(オレンジ)種子油、Citrus Grandis(グレープフルーツ)種子油、Cocos Nucifera(ココナッツ)油、Cocos Nucifera(ココナッツ)種子バター、Coffea Arabica(コーヒー)種子油、Chlorella油(バイオテク)、Corylus Americana(ヘーゼルナッツ)種子油、Corylus Avellana(ヘーゼルナッツ)種子油、Cucumis Melo(メロン)種子油、Cucumis Sativus(キュウリ)種子油、Cucurbita Pepo(カボチャ)種子油、Elaeis Guineensis(パーム)油、Elaeis(パーム)果実油、Glycine Soja(ダイズ)油、Gossypium Herbaceum(コットン)種子油、Gossypium Hirsutum(コットン)種子油、Helianthus Annuus(ヒマワリ)種子油、Macadamia Integrifolia種子油、Macadamia Ternifolia種子油、Mangifera Indica(マンゴ)種子バター、Mangifera Indica(マンゴ)種子油、Melissa Officinalis種子油、ミクロ藻類油、Moringa Oleifera種子油、Moringa Peregrina種子油、Oenothera Biennis(イブニングプリムローズ)油、Olea Europaea(オリーブ)果実油、Olus油、Orbignya Oleifera種子油、Orbignya Speciosa核油、Oryza Sativa(コメ)ふすま/麦芽油、Oryza Sativa(コメ)ふすま油、Oryza Sativa(コメ)麦芽油、Oryza Sativa(コメ)脂質、Oryza Sativa(コメ)種子油、Papaver Somniferum種子油、Passiflora Edulis種子油、Persea Gratissima(アボカド)バター、Persea Gratissima(アボカド)油、Prunus Amygdalus Dulcis(スイートアーモンド)油、Prunus Armeniaca(アンズ)核油、Prunus Persica(桃)核油、Punica Granatum種子油、Pyrus Malus(リンゴ)種子油、トリ(リシノール酸/カプロン酸ト/カプリル酸/カプリン酸)グリセリド(複数可)、Ricinus Communis(ヒマシ)種子油、Rosa Canina果実油、Rosa Moschata種子油、Rubus Idaeus(ラズベリー)種子油、Sesamum Indicum(ゴマ)種子バター、ダイズグリセリド、Theobroma Cacao(ココア)種子バター、Theobroma Grandiflorum種子バター、Triticum Vulgare(コムギ)ふすま脂質、Triticum Vulgare(コムギ)麦芽油、Vitis Vinifera(ブドウ)種子油、Zea Mays(トウモロコシ)麦芽油、およびZea Mays(トウモロコシ)油からなる群から選択される。
【0269】
特定の好ましい変化形において、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、油構成成分として、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド、Helianthus Annuus(ヒマワリ)種子油、Simmondsia Chinensis((ホホバ)種子油、Olea Europaea(オリーブ)果実油、Argania spinosa核油(アルガン油)、Prunus Amygdalus Dulcis(スイートアーモンド)油、Persea Gratissima(アボカド油)、Butyrospermum Parkii(シア)バター、Cocos Nucifera(ココナッツ)油、Theobroma Cacao(ココア)種子バター、および前述の植物油のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される植物油を含む。
【0270】
植物油は、単一の構成成分として、または上記に特定されたような1種もしくは複数のさらに異なる植物油との混合物で使用することができる。
【0271】
炭化水素(鉱油)は一般的に水素および炭素から完全になる有機化合物である。IUPAC命名法または有機化学により定義されているように、炭化水素に対する分類は、以下の通りである:
1.飽和炭化水素は最も単純な炭化水素種である。これらは完全に単結合で構成され、水素で飽和している。非環式飽和炭化水素(すなわちアルカン)に対する式はCnH2n+2である。飽和炭化水素の最も一般的な形態はCnH2n+2(1-r)(式中、rは環の数である)である。ぴったり1つの環を有するものはシクロアルカンである。飽和炭化水素は石油燃料の基礎であり、線状または分枝の種のいずれかとして発見されている。
2.不飽和炭化水素は炭素原子の間で1つまたは複数の二重または三重結合を有する。二重結合を有するものはアルケンと呼ばれる。1つの二重結合を有するものは、式CnH2n(非環式構造と仮定して)を有する。三重結合を含有するものはアルキンと呼ばれる。1つの三重結合を有するものは式CnH2n-2を有する。
3.アレーンとしても公知の芳香族炭化水素は、少なくとも1つの芳香族環を有する炭化水素である。
【0272】
炭化水素は、中でも液体(例えばヘキサンおよびベンゼン)、ワックスまたは低融点固体(例えばパラフィンワックスおよびナフタレン)であることができる。「脂肪族」という用語は、非芳香族炭化水素を指す。飽和脂肪族炭化水素は時には「パラフィン」と呼ばれる。鉱油およびワックスは、C14より大きい炭素鎖長を有する、直鎖、分枝および環構造から主になる飽和炭化水素の混合物である。鉱油およびワックスは、天然に存在する粗製の石油から調製した化学物質である。これらは主に鉱油飽和炭化水素(MOSH)および鉱油芳香族炭化水素(MOAH)からなる。炭化水素は、これらの優れた皮膚耐性ならびにこれらの高い保護性能およびクレンジング性能および広範な粘度のオプションにより何十年もの間、スキンケアおよびリップケア化粧品製品に使用されてきた。ベジタブルオイルとは対照的に、鉱油は非アレルギー誘発性である。これは、鉱油は極めて安定しており、酸化または酸敗臭を起こしにくいためである。
【0273】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分としての炭化水素は、ウンデカン、トリデカン、鉱油、ワセリン、スクワラン、イソヘキサデカン、C7~C8イソパラフィン、C8~C9イソパラフィン、C9~C11イソパラフィン、C9~C12イソパラフィン、C9~C13イソパラフィン、C9~C14イソパラフィン、C9~C16イソパラフィン、C10~C11イソパラフィン、C10~C12イソパラフィン、C10~C13イソパラフィン、C11~C12イソパラフィン、C11~C13イソパラフィン、C11~C14イソパラフィン、C12~C14イソパラフィン、C12~C15イソパラフィン、C12~C20イソパラフィン、C13~C14イソパラフィン、C13~C16イソパラフィン、C14~C16イソパラフィン、C15~C19イソパラフィン、およびC18~C70イソパラフィンからなる群から選択される。
【0274】
特定の好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分は、炭化水素、ワセリン、スクワラン、イソヘキサデカン、C13~C14イソパラフィン、および前述の炭化水素のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される炭化水素である。
【0275】
炭化水素は、単一の構成成分として、または上記に特定されたような1種もしくは複数のさらに異なる炭化水素との混合物で使用することができる。
【0276】
脂肪族アルコール(または長鎖アルコール)は普通高分子量の、直鎖の第1級アルコールであり、天然の脂肪および油から誘導された、わずか4~6個の炭素から22~26個まで多くの範囲であることもできる。正確な鎖長は供給源により異なる。一部の商業的に重要な脂肪族アルコールはラウリル、ステアリルおよびオレイルアルコールである。これらは無色の油性液体(より小さな炭素数に対して)であるか、またはろう状の固体であるが、ただし、不純な試料は黄色にみえることもある。脂肪族アルコールは普通、偶数の炭素原子および末端炭素に結合している単一のアルコール基(-OH)を有する。一部の脂肪族アルコールは不飽和であり、一部は分枝である。自然の中の大部分の脂肪族アルコールは、脂肪酸と脂肪族アルコールのエステルであるワックスとして発見される。脂肪族アルコールの従来の供給源は主として様々なベジタブルオイルであり、これらは大規模な原料の中に残存する。アルコールはトリグリセリド(脂肪酸トリエステル)から得られ、大部分の油を形成する。プロセスは、トリグリセリドをエステル交換して、メチルエステルを生成し、次いでこのメチルエステルを水素添加して、脂肪族アルコールを得ることを含む。脂肪族アルコールはまた石油化学製品供給源から調製する。Zieglerプロセスにおいて、エチレンはトリエチルアルミニウムを使用して、オリゴマー化し、これに続いて空気酸化する。代わりに、エチレンをオリゴマー化してアルケン混合物を生成することもでき、このアルケン混合物をヒドロホルミル化の対象下におき(このプロセスは奇数のアルデヒドを生成する)、続いてこれに水素添加する。脂肪族アルコールは洗剤および界面活性剤の生産に主に使用されている。これらはまた化粧品溶媒の構成成分でもある。これらの化粧品における共乳化剤、皮膚軟化剤および増粘剤としての使用も見出されている。
【0277】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分としての脂肪族アルコールは、フェニルプロパノール、ジメチルフェニルブタノール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、オクチルデカノール、トリデシルアルコール、イソステアリルアルコール、フェニルイソヘキサノール、フェニルプロパノール、トリメチルベンゼンプロパノール、イソアミルアルコール、イソステアリルアルコール、およびイソトリデシルアルコールからなる群から選択される。
【0278】
脂肪族アルコールは、単一の構成成分として、または上記に特定されたような1種もしくは複数のさらに異なる脂肪族アルコールとの混合物で使用することができる。
【0279】
脂肪酸エステルは、脂肪酸とアルコールとの組合せから生じるエステルの1種である。アルコール構成成分がグリセロールである場合、生成される脂肪酸エステルはモノグリセリド、ジグリセリドまたはトリグリセリドであることができる。脂肪酸エステルは、皮膚を軟化するコンディショニング作用を有することで滑らかな感覚を作り出す。脂肪酸エステルはまた化粧品に加えることによって、高い極性の活性成分およびUV吸収剤を溶解する。直鎖脂肪酸と低級アルコールのエステルは、適用中に、わずかに溶解性のある成分を軽いタッチで油に溶解するのに有効である。イソステアリン酸および他の液体油は、分枝の脂肪酸および不飽和脂肪酸と共に皮膚軟化剤に一般的に使用されている。高級脂肪酸エステルおよび比較的に高い融点を有する高級アルコールとのエステルを皮膚クリーム剤に加えて、適用のタッチを調節する。
【0280】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分としての脂肪酸エステルは、以下からなる群から選択される:C12~C15安息香酸アルキル、トリ(カプリン酸/ラウリン酸/ミリスチン酸/オレイン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ラウリン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/リノール酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/パルミチン酸/ステアリン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ステアリン酸)グリセリド、トリ(カプリル酸/カプリン酸/コハク酸)グリセリド、カプリル酸カプリリル、エチルヘキサン酸セテアリル、イソノナン酸セテアリル、ノナン酸セテアリル、カプリル酸ヤシアルキル、ヤシ油脂肪酸デシル、オレイン酸デシル、炭酸ジカプリリル、コハク酸ジエチル、ナフタリンジカルボン酸ジエチルヘキシル、炭酸ジエチルヘキシル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジイソプロピル、炭酸ジプロピルへプチル、ラウリン酸エチル、イソノナン酸エチルヘキシル、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアリン酸エチルヘキシル、(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、トリアセチルヒドロキシステアリン酸グリセリル、トリアセチルリシノレイン酸グリセリル、ラウリン酸ヘキシル、酢酸イソアミル、ヤシ油脂肪酸イソアミル、パルミチン酸イソプロピル、ジカプリル酸イソソルバイド、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、トリ(オレイン酸ト/リノール酸)グリセリド、トリ(オレイン酸/パルミチン酸)グリセリド、トリ(オレイン酸/パルミチン酸/ラウリン酸/ミリスチン酸/リノール酸)グリセリド、カプリル酸プロパンジオール、トリ(リシノール酸/カプロン酸/カプリル酸/トリカプリン酸)グリセリド、オレオステアリン、エルカ酸オレイル、トリ(パルミチン酸/ステアリン酸)グリセリド、ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール、カプリル酸プロピルヘプチル、ヘプタン酸ステアリル/カプリル酸ステアリル、トリヘプタノイン、トリヒドロキシステアリン、トリイソノナノイン、トリイソパルミチン、トリイソステアリン、トリラウリン、トリリノレイン、トリリノレニン、トリミリスチン、トリオレイン、トリパルミチン、トリパルミトレイン、トリペラルゴニン、トリリシノレイン、およびトリステアリン。
【0281】
特定の好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分は、C12~C15安息香酸アルキル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド、カプリル酸カプリリル、エチルヘキサン酸セテアリル、イソノナン酸セテアリル、ノナン酸セテアリル、カプリル酸ヤシアルキル、ヤシ油脂肪酸デシル、オレイン酸デシル、炭酸ジカプリリル、2,6-ナフタリンジカルボン酸ジエチルヘキシル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジイソプロピル、ラウリン酸エチル、イソノナン酸エチルヘキシル、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアリン酸エチルヘキシル、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、ラウリン酸ヘキシル、ヤシ油脂肪酸イソアミル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、カプリル酸プロパンジオール、エルカ酸オレイル、トリ(パルミチン酸/ステアリン酸)グリセリド、ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール、トリヒドロキシステアリン、トリイソステアリン、トリイソノナノイン、トリステアリン、および前述の脂肪酸エステルのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物からなる群から選択される脂肪酸エステルである。
【0282】
脂肪酸エステルは、単一の構成成分として、または上記に特定されたような1種もしくは複数のさらに異なる脂肪酸エステルとの混合物で使用することができる。
【0283】
UVフィルターは、紫外線(UV)光を遮断するまたは吸収する化合物または混合物である。過剰なUV照射は日焼け、光老化、および皮膚がんを引き起こす可能性があるので、ケア製品、例えば、日焼け止め剤は普通、特定の波長に対してそれらをフィルターする分類を含む。UVの分類はUVA(320~400nm)、UVB(290~320nm)およびUVC(200~280nm)を含む。UV吸収化合物は、日焼け止め剤だけでなく、他のパーソナルケア製品、例えば、リップスティック、シャンプー、ヘアスプレー、ボディウォッシュ、化粧石鹸、および昆虫忌避剤にも使用される。化学物質フィルターは、吸収、反射、または散乱によりUV照射を防ぐ。反射および散乱は無機の物理的UVフィルター、例えば、二酸化チタン(TiO2)および酸化亜鉛(ZnO)により達成される。吸収、主にUVBの吸収は、有機UVフィルターにより行われ、これは化学的UVフィルターとして公知である。
【0284】
好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分としての液体UVフィルターは、オクトクリレン、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレート、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、p-メトキシケイヒ酸イソアミル、カンファーベンザルコニウムメトスルフェート、ポリアリールアミドメチルベンジリデンカンファー、イソオクチルメトキシシンナメート(Methoxycionnamate)、エチルヘキシルトリアゾン、ドロメトリゾールトリシロキサン、ジエチルヘキシルブタアミドトリアゾン、3-ベンジリデンカンファー、サリチル酸オクチル、エチルヘキシルジメチルPABA、ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ポリシリコーン-15、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、N,N,N-トリメチル-4-(2-オキソボルン-3-イリデンメチル)アニリニウムメチルスルフェート、安息香酸-2-ヒドロキシ-3,3,5-トリメチルシクロヘキシルエステル/ホモサレート、2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸、2-エチルヘキシルエステル/オクトクリレン、2-エチルヘキシル-4-メトキシシンナメート/オクチノキサート、エトキシ化エチル-4-アミノ安息香酸、サリチル酸2-エチルヘキシル/オクチサレート、2-エチルヘキシル-4-(ジメチルアミノ)ベンゾエート/パジメートO(USAN:BAN)、2,2’-メチレン-ビス(6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチル-ブチル)フェノール)/ビソクトリゾール、およびジメチコジエチルベンザルマロネートからなる群から選択される。
【0285】
特定の好ましい変化形において、本発明の化粧組成物または医薬組成物の油構成成分はオクトクリレン、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレート、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、p-メトキシケイヒ酸イソアミル、N,N,N-トリメチル-4-(2-オキソボルン-3-イリデンメチル)アニリニウムメチルスルフェート、安息香酸-2-ヒドロキシ-3,3,5-トリメチルシクロヘキシルエステル/ホモサレート、2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸、2-エチルヘキシルエステル/オクトクリレン、2-エチルヘキシル-4-メトキシシンナメート/オクチノキサート、エトキシ化されたエチル-4-アミノ安息香酸、サリチル酸2-エチルヘキシル/オクチサレート、2-エチルヘキシル-4-(ジメチルアミノ)ベンゾエート/パジメートO(USAN:BAN)、2,2’-メチレン-ビス(6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチル-ブチル)フェノール)/ビソクトリゾール、ジメチコジエチルベンザルマロネートからなる群から選択される液体UVフィルター、および前述のUVフィルターのうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物である。
【0286】
UVフィルターは、単一の構成成分として、または上記に特定されたような1種もしくは複数のさらに異なるUVフィルターとの混合物で使用することができる。
【0287】
以前に定義されたような油構成成分(複数可)に加えて、本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数のさらなる油体を好ましくは含む。適切な油体はO/Wエマルジョンの構成物質を形成するものであり、例えば、6~18個、好ましくは8~10個の炭素原子を有する脂肪族アルコールベースのゲルベアルコール、線状C5~C22脂肪酸と線状もしくは分枝C5~C22脂肪族アルコールとのエステル、または分枝C1~C13カルボン酸と線状もしくは分枝のC6~C22脂肪族アルコールとのエステル、例えば、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸ミリスチル、ステアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ミリスチル、オレイン酸ミリスチル、ベヘン酸ミリスチル、エルカ酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸セチル、イソステアリン酸セチル、オレイン酸セチル、ベヘン酸セチル、エルカ酸セチル、ミスチリン酸ステアリル、パルミチン酸ステアリル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸ステアリル、オレイン酸ステアリル、ベヘン酸ステアリル、エルカ酸ステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ベヘン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ミリスチン酸オレイル、パルミチン酸オレイル、ステアリン酸オレイル、イソステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ベヘン酸オレイル、エルカ酸オレイル、ミリスチン酸ベヘニル、パルミチン酸ベヘニル、ステアリン酸ベヘニル、イソステアリン酸ベヘニル、オレイン酸ベヘニル、ベヘン酸ベヘニル、エルカ酸ベヘニル、ミリスチン酸エルシル、パルミチン酸エルシル、ステアリン酸エルシル、イソステアリン酸エルシル、オレイン酸エルシル、ベヘン酸エルシルおよびエルカ酸エルシルである。線状C6~C22脂肪酸と分枝アルコール、特に2-エチルヘキサノールとのエステル、C18~C38アルキルヒドロキシカルボン酸と線状もしくは分枝C6~C22脂肪族アルコールとのエステル、特にリンゴ酸ジオクチル、線状および/もしくは分枝脂肪酸と多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、ダイマージオールまたはトリマートリオール)および/もしくはゲルベアルコールとのエステル、C6~C10脂肪酸ベースのトリグリセリド、C6~C18脂肪酸ベースの液体モノ-/ジ-/トリグリセリド混合物、C6~C22脂肪族アルコールおよび/もしくはゲルベアルコールと芳香族カルボン酸、特に安息香酸とのエステル、C2~C12ジカルボン酸と、1~22個の炭素原子を有する線状もしくは分枝アルコールまたは2~10個の炭素原子および2~6個のヒドロキシル基を有するポリオールとのエステル、ベジタブルオイル、分枝第1級アルコール、置換シクロヘキサン、線状もしくは分枝のCC~C22脂肪族アルコールカーボネート、例えば、炭酸ジカプリリル(Cetiol(登録商標)CC)、6~18個、好ましくは8~10個の炭素原子を有する脂肪族アルコールベースの炭酸ゲルベ、安息香酸と線状および/もしくは分枝C6~C22-アルコールとのエステル(例えばFinsolv(登録商標)TN)、アルキル基1個当たり6~22個の炭素原子を有する、線状または分枝の、対称もしくは非対称ジアルキルエーテル、例えば、ジカプリリルエーテル(Cetiol(登録商標)OE)、エポキシ化脂肪酸エステルのポリオールとの開環生成物、シリコーン油(シクロメチコン、シリコーンメチコン等級など)、ならびに/または脂肪族もしくはナフテン炭化水素、例えば、スクワラン、スクアレンもしくはジアルキルシクロヘキサンもまた適切である。
【0288】
本発明の文脈の中で、化粧組成物または医薬組成物、特に本発明の第1の態様または第2の態様による皮膚科用組成物を、本発明による化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分(b)とは異なる他の活性物質、アジュバント、添加剤または助剤、および化粧組成物または医薬組成物に組み込まれてもよいさらなる活性剤、ならびにすでに上記に記載されている、例えば、以前に記載されたような皮脂減少剤、抗にきび剤、フケ防止剤、抗炎症剤および/または赤みおよび/または痒み改善剤、臭気吸収剤および/または制汗剤活性剤、緩和物質、保湿および/または水分保持物質、生理学的清涼化剤、またはテトラセルミス・スエシカ(Tetraselmis suecica)抽出物と組み合わせることもまた可能であり、場合によっては有利である。
【0289】
よって、任意に、、以下でさらに記載されているような他の従来の化粧品としておよび/または医薬品としての有効物質、アジュバント、添加剤または助剤を構成成分(c)として、すなわち、使える状態である組成物または製剤を得るために加えることもできる。
【0290】
本発明による化粧組成物または医薬組成物は、他の化粧品としておよび/または医薬品としての有効物質、アジュバント、添加剤または助剤、例えば、さらに以下に記載されているような、例えば、研磨剤、肌老化防止剤、抗蜂巣炎剤、抗酸化剤、収れん剤、臭気吸収剤、発汗抑制剤、帯電防止剤、結合剤、緩衝剤、担体材料、キレート剤、細胞刺激剤、脱毛剤、界面活性物質、消臭剤、制汗剤、柔軟剤、乳化剤、酵素、酵素阻害剤、エッセンシャルオイル、繊維、膜形成剤、固定剤、泡形成剤、泡安定剤、消泡用物質、泡増進剤、ゲル化剤、ゲル形成剤、ヘアケア剤、髪セット剤、髪の毛の縮毛矯正剤、漂白剤、補強剤、染み抜き剤、蛍光増白剤、注入剤、汚れ忌避剤、染料、減摩剤、滑沢剤、不透明化剤、可塑剤、被覆剤、艶出し剤、保存剤、光沢剤、グリーンおよび合成ポリマー、粉末、タンパク質、再油状化剤、研磨用薬剤、シリコーン、皮膚緩和剤、スキンケア剤、皮膚治癒剤、皮膚美白剤、皮膚保護剤、皮膚軟化剤、育毛促進剤、加温剤、皮膚加温剤、安定化剤、界面活性剤、UV吸収剤、UVフィルター、第1の日焼け防止因子、第2の日焼け防止因子、洗剤、繊維柔軟剤、懸濁剤、日焼け剤、活性のある皮膚調整剤または毛髪色素沈着、マトリックス-メタロプロテイナーゼ阻害剤、グリコサミノグリカン刺激物質、TRPV1アンタゴニスト、落屑剤、抗セルライト剤または脂肪増強剤、発毛活性化剤または発毛阻害剤、増粘剤、レオロジー添加剤、ビタミン、油、ワックス、真珠光沢ワックス、脂肪、リン脂質、飽和脂肪酸、単価-または多価不飽和脂肪酸、α-ヒドロキシ酸、ポリヒドロキシ脂肪酸、液化剤、染料、色保護剤、顔料、腐食防止剤、香料または香油、アロマ、香料物質、臭気物質、ポリオール、電解質、有機溶媒などの組成物に通常使用されているようなもの、ならびに上述の物質のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物と有利に組み合わせることができる。
【0291】
上記化粧品としておよび/または医薬品としての有効物質、アジュバント、添加剤または助剤肌老化防止剤、抗酸化剤、キレート剤、乳化剤、界面活性剤、保存剤、グリーンおよび合成ポリマー、レオロジー添加剤、油、香料または香油、ポリオール、および上述の薬剤のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物が化粧組成物および医薬組成物の調製に特に好ましい。
【0292】
老化防止活性物質:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の老化防止活性物質を好ましくは含有する。本発明の文脈で、老化防止剤または生物起源剤とは、例えば、抗酸化剤、マトリックス-メタロプロテイナーゼ阻害剤(MMPI)、皮膚保湿剤、グリコサミノグリカン(glycosaminglycan)刺激物質、抗炎症剤、TRPV1アンタゴニストおよび植物抽出物である。
【0293】
抗酸化剤:本発明による好ましい化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の抗酸化剤を含む。適切な抗酸化剤は、アミノ酸(好ましくはグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(好ましくはウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド、好ましくはD,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびその誘導体(好ましくはアンセリン)、カルニチン、クレアチン、マトリカインペプチド(好ましくはリシル-スレオニル-スレオニル-リシル-セリン)およびパルミトイル化ペンタペプチド、カロチノイド、カロテン(好ましくは、アルファ-カロテン、ベータ-カロテン、リコピン)およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(好ましくはジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(好ましくはチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンおよびグリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、ガンマ-リノレイル、コレステリル、グリセリルおよびそのオリゴグリセリルエステル)およびその塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸およびその誘導体(好ましくはエステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)およびスルホキシミン化合物(好ましくはブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-、ヘプタチオニンスルホキシミン)を非常に少量の許容用量で(例えばpmol~μmol/kg)、また(金属)キレート化剤(好ましくはアルファ-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン、アルファ-ヒドロキシ酸(好ましくはクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、タンニン、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびその誘導体)、不飽和脂肪酸およびその誘導体(好ましくはガンマ-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびその誘導体、ユビキノールおよびその誘導体、ビタミンCおよび誘導体(好ましくはパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド)、トコフェロールおよび誘導体(好ましくは酢酸ビタミンE)、ビタミンAおよび誘導体(パルミチン酸ビタミンA)および安息香酸樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸およびその誘導体、フラボノイドおよびそのグリコシル化前駆体、特にケルセチンおよびその誘導体、好ましくはアルファ-グルコシルルチン、ロスマリン酸、カルノソール、カルノシン酸、リスベラトロール、カフェ酸およびその誘導体、シナピン酸およびその誘導体、フェルラ酸およびその誘導体、クルクミノイド、クロロゲン酸およびその誘導体、レチノイド、好ましくはパルミチン酸レチニル、レチノールまたはトレチノイン、ウルソール酸、レブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、亜鉛およびその誘導体(好ましくはZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(好ましくはセレンメチオニン)、スーパーオキシドジスムターゼ、スチルベンおよびその誘導体(好ましくは酸化スチルベン、trans-スチルベンオキシド)ならびに本発明によると適切であるこれら引用された活性成分の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)または抗酸化作用を有する植物の抽出物もしくは画分、好ましくは緑茶、ルイボス、ハニーブッシュ、ブドウ、ローズマリー、セージ、メリッサ、タイム、ラベンダー、オリーブ、カラスムギ、ココア、イチョウ、チョウセンニンジン、リコリッシュ、ハニーサックル、エンジュ、クズ、ピヌス、カンキツ、ユカンまたはセントジョーンズワート、ブドウ種子、コムギ胚芽、ユカン、補酵素、好ましくはコエンザイムQ10、プラストキノンおよびメナキノンを包含する。好ましい抗酸化剤は、ビタミンAおよび誘導体、ビタミンCおよび誘導体、トコフェロールおよび誘導体、好ましくは酢酸トコフェロール、およびユビキノンからなる群から選択される。ビタミンEおよび/またはその誘導体が抗酸化剤(複数可)として使用される場合、これらの濃度を、組成物の総重量に対して、約0.001~約10重量%の範囲から選ぶことが有利である。ビタミンAまたはビタミンA誘導体またはカロテンまたはその誘導体が抗酸化剤(複数可)として使用される場合、これらの濃度を、組成物の総重量に対して、約0.001~約10重量%の範囲から選ぶことが有利である。
【0294】
マトリックス-メタロプロテイナーゼ阻害剤(MMPI):本発明による好ましい化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数のマトリックス-メタロプロテイナーゼ阻害剤、特にコラーゲンを酵素的に開裂するマトリックス-メタロプロテイナーゼを阻害するものを含む、ウルソール酸、パルミチン酸レチニル、没食子酸プロピル、プレコセン、6-ヒドロキシ-7-メトキシ-2,2-ジメチル-1(2H)-ベンゾピラン、3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ-7-メトキシ-2,2-ジメチル-1(2H)-ベンゾピラン、ベンズアミジン塩酸塩、システインプロテアーゼ阻害剤N-エチルマレイミドおよびセリンプロテアーゼ阻害剤のエプシロン-アミノ-n-カプロン酸:フェニルメチルスルホニルフルオリド、コルヒビン(Pentapharm社;INCI:加水分解コメタンパク質)、オエノセロール(Soliance社;INCI:プロピレングリコール、常水、Oenothera biennis根抽出物、エラグ酸およびエラギタンニン、例えばザクロ由来のもの)、ホスホラミドンヒノキチオール、EDTA、ガラルジン、EquiStat(Collaborative Group社;リンゴ果実抽出物、ダイズ種子抽出物、ウルソール酸、ダイズイソフラボンおよびダイズタンパク質)、セージ抽出物、MDI(Atrium社;INCI:グリコサミノグリカン)、fermiskin(Silab/Mawi社;INCI:水およびlentinus edodes抽出物)、actimp1.9.3(Expanscience/Rahn社;INCI:加水分解ルピンタンパク質)、リポベルダイズグリコン(Mibelle社;INCI:アルコール、ポリソルベート80、レシチンおよびダイズイソフラボン)、緑茶および紅茶由来の抽出物、さらなる植物抽出物、ダイズ由来のタンパク質または糖タンパク質、コメ、マメまたはルピン由来の加水分解タンパク質、MMPを阻害する植物抽出物、好ましくはシイタケマッシュルーム由来の抽出物、Rosaceae科の葉由来の抽出物、Rosoideae亜科の抽出物、特にブラックベリーの葉の抽出物、例えば、SymMatrix(Symrise社、INCI:マルトデキストリン、Rubus Fruticosus(ブラックベリー)葉抽出物)からなる群から選択される。好ましい活性物質は、パルミチン酸レチニル、ウルソール酸、Rosaceae科、亜科Rosoideaeの葉由来の抽出物、ゲニステインおよびダイゼインからなる群から選択される。
【0295】
グリコサミノグリカン刺激物質:本発明による好ましい化粧組成物または医薬組成物は、ヒアルロン酸および誘導体または塩、Subliskin(Sederma、INCI:Sinorhizobium Meliloti菌培養液、セチルヒドロキシエチルセルロース、レシチン)、Hyalufix(BASF、INCI:水、ブチレングリコール、Alpinia galanga葉抽出物、キサンタンガム、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリド)、Stimulhyal(Soliance、INCI:ケトグルコン酸カルシウム)、Syn-Glycan(DSM、INCI:テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノブチル尿素トリフルオロ酢酸、グリセリン、塩化マグネシウム)、Kalpariane(BiotechMarine)、DCUpregulex(特殊な化粧品成分、INCI:水、ブチレングリコール、リン脂質、加水分解セリシン)、グルコサミン、N-アセチルグルコサミン、レチノイド、好ましくはレチノールおよびビタミンA、Arctium lappa(ゴボウ)果実抽出物、Eriobotrya japonica(ビワ)抽出物、ゲンクワニン、N-メチル-L-セリン、(-)-アルファ-ビサボロールまたは合成アルファ-ビサボロール、例えば、DragosantolおよびDragosantol100、Symrise社製、カラスムギグルカン、Echinacea purpurea(ムラサキバレンギク)抽出物およびダイズタンパク質加水分解物からなる群から選択されるグリコサミノグリカンの合成を刺激する1種または複数の物質を含む。好ましい活性物質は、ヒアルロン酸および誘導体または塩、レチノールおよび誘導体、(-)-アルファ-ビサボロールまたは合成アルファ-ビサボロール例えば、DragosantolおよびDragosantol100、Symrise社製、カラスムギグルカン、ムラサキバレンギク抽出物、Sinorhizobium Meliloti(アルファルファ根粒)菌培養液、ケトグルコン酸カルシウム、Alpinia galanga(ナンキョウ)葉抽出物およびテトラデシルアミノブチロイルバリルアミノブチル尿素トリフルオロ酢酸からなる群から選択される。
【0296】
TRPV1アンタゴニスト:本発明による好ましい化粧組成物または医薬組成物は1種または複数のTRPV1アンタゴニストを含む。これらのTRPV1アンタゴニストとしての働きに基づき、皮膚神経の過敏性を減少させる適切な化合物は、例えば、trans-4-tert-ブチルシクロヘキサノールを包含するか、または、例えば、アセチルテトラペプチド-15などのμ受容体の活性化によるTRPV1の間接モジュレーターが好ましい。
【0297】
植物抽出物:本発明による好ましい化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の植物抽出物を含む。植物抽出物、特別な高活性の植物抽出物画分、さらに植物抽出物から単離した極めて純粋な活性物質もまた、本発明による化粧組成物または医薬組成物に使用することができる。カモミール、アロエベラ、Commiphora(コンミフォラ)種、Rubia(ルビア)種、柳、ウィローハーブ、ショウガ、マリーゴールド、アルニカ、Glycyrrhiza(カンゾウ)種、Echinacea(エキナセア)種、Rubus(ルバス)種由来の抽出物、画分および活性物質、ならびに純粋な物質、中でも例えば、ビサボロール、アピゲニン、アピゲニン-7-グルコシド、ジンゲロール、例えば、[6]-ジンゲロール、パラドール、例えば、[6]-パラドール、ボスウェル酸、フィトステロール、グリチルリチン、グラブリジンまたはリコカルコンAが特に好ましい。
【0298】
落屑剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の落屑剤を好ましくは含有する。「落屑剤」という表現は、以下の作用が可能な任意の化合物を意味すると考えられている:
- 剥離を推進することにより、落屑に直接作用することが可能な任意の化合物、例えば、β-ヒドロキシ酸、特にサリチル酸およびその誘導体(5-n-オクタノイルサリチル酸を含む);α-ヒドロキシ酸、例えば、グリコール酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸またはマンデル酸;尿素;ゲンチシン酸;オリゴフコース;ケイヒ酸;Sophora japonica(エンジュ)の抽出物;リスベラトロールおよびジャスモン酸のいくつかの誘導体;
- またはコルネオデスモゾーム、グリコシダーゼ、角質層キモトリプシン酵素(SCCE)または他のプロテアーゼ(トリプシン、キモトリプシン様)の落屑または分解に関与している酵素に作用することが可能な任意の化合物。キレート化無機塩:EDTA;N-アシル-N,N’,N’-エチレンジアミン三酢酸;アミノスルホン酸化合物および特に(N-2-ヒドロキシエチルピペラジン-N-2-エタン)スルホン酸(HEPES);2-オキソチアゾリジン-4-カルボン酸の誘導体(プロシステイン);アルファ-アミノ酸のグリシン型誘導体(EP-0852949に記載されているような、メチルグリシン二酢酸ナトリウム、BASFから商標名TRILON Mで市販されている、);蜂蜜;糖誘導体、例えば、O-オクタノイル-6-D-マルトースおよびN-アセチルグルコサミン;クリ抽出物、例えば、SILAB社から、名称Recoverine(登録商標)で市販されているもの、ウチワサボテン抽出物例えば、SILAB社により名称Exfolactive(登録商標)で市販されているもの、またはフィトスフィンゴシンSLC(登録商標)(サリチル酸でグラフトしたフィトスフィンゴシン)Degussa社により市販されているものなどの薬剤を挙げることができる。
【0299】
本発明に適した落屑剤は、特にスルホン酸、カルシウムキレート化剤、α-ヒドロキシ酸、例えば、グリコール酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸またはマンデル酸;アスコルビン酸およびその誘導体、例えば、アスコルビルグルコシドおよびリン酸マグネシウムアスコルビル;ニコチンアミド;尿素;(N-2-ヒドロキシエチルピペラジン-N-2-エタン)スルホン酸(HEPES)、β-ヒドロキシ酸、例えば、サリチル酸およびその誘導体、レチノイド、例えば、レチノールおよびそのエステル、レチナール、レチノイン酸およびその誘導体、クリまたはウチワサボテン抽出物、特にSILABにより市販されているもの;還元性化合物、例えば、システインまたはシステイン前駆体を含む群から選択することができる。
【0300】
使用することができる落屑剤はまた、ビタミンB3またはビタミンPPとも呼ばれるニコチン酸およびそのエステルおよびニコチンアミド、ならびにアスコルビン酸およびその前駆体である。
【0301】
(金属)キレート剤:1種または複数の(金属)キレート剤との組合せもまた本発明による化粧組成物または医薬組成物において有利に使用することができ、化粧品または医薬品用途に適したまたは慣習的な任意の金属キレート剤を使用することができる。好ましい(金属)キレート剤として、α-ヒドロキシ脂肪酸、フィチン酸、ラクトフェリン、α-ヒドロキシ酸、例えば、中でもグルコン酸、グリセリン酸、グリコール酸、イソクエン酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸、酒石酸、ならびにフミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジンまたはEDTA、EGTAおよびこれらの誘導体が挙げられる。1種または複数のキレート剤の使用は本発明による組成物の安定性を改善する。
【0302】
乳化剤:加えて、本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた1種または複数の乳化剤を有利に含有することができ、乳化剤は、例えば以下を含む:
- 2~30モルの酸化エチレンおよび/または0~5モルの酸化プロピレンの線状のC8~22脂肪族アルコールへの付加生成物、C12~22脂肪酸への付加生成物、およびアルキル基に8~15個の炭素原子を含有するアルキルフェノールへの付加生成物、
- 1~30モルの酸化エチレンのグリセロールへの付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステル、
- 6~22個の炭素原子を含有する飽和および不飽和の脂肪酸と、その酸化エチレン付加生成物とのグリセロールモノエステルおよびジエステルならびにソルビタンモノエステルおよびジエステル、
- 15~60モルの酸化エチレンのヒマシ油および/または水素添加ヒマシ油への付加生成物、
- ポリオールエステル、特に、ポリグリセロールエステル、例えば、ポリリシノール酸ポリグリセロール、ポリグリセロールポリ-12-ヒドロキシステアレートまたはポリグリセロールジメレートイソステアレート。これらのクラスのうちのいくつかからの化合物の混合物もまた適切である、
- 2~15モルの酸化エチレンのヒマシ油および/または水素添加ヒマシ油への付加生成物、
- 線状、分枝、不飽和または飽和C6/22脂肪酸、リシノール酸および12-ヒドロキシステアリン酸と、グリセロール、ポリグリセロール、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、糖アルコール(例えばソルビトール)、アルキルグルコシド(例えば、メチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)およびポリグルコシド(例えばセルロース)とをベースとする部分エステル、
- モノ-、ジ-およびトリアルキルホスフェートおよびモノ-、ジ-および/またはトリ-PEG-アルキルホスフェートならびにその塩、
- ウールワックスアルコール、
- ポリシロキサン/ポリアルキルポリエーテルコポリマーおよび対応する誘導体、
- ペンタエリトリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪族アルコールの混合エステル、ならびに/またはC6~22脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオールの混合エステル、好ましくはグリセロールまたはポリグリセロール、
- ポリアルキレングリコール、ならびに
- 炭酸グリセロール。
【0303】
酸化エチレンおよび/または酸化プロピレンの、脂肪族アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、脂肪酸のグリセロールモノエステルおよびグリセロールジエステルならびにソルビタンモノエステルおよびソルビタンジエステルへの付加生成物、またはヒマシ油への付加生成物は、公知の市販の製品である。これらは、平均アルコキシル化度が酸化エチレンおよび/または酸化プロピレンと、付加反応が行われる基質との量比に対応するホモログ混合物である。酸化エチレンのグリセロールへの付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧品製剤のための脂質層エンハンサーとして公知である。好ましい乳化剤は、以下でさらに詳細に記載されている:
【0304】
部分グリセリド:適切な部分グリセリドの典型的な例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリドおよび生産プロセスからの少量のトリグリセリドを依然として含有し得るこれらの工業混合物である。1~30、好ましくは5~10モルの酸化エチレンの、記述された部分グリセリドへの付加生成物もまた適切である。
【0305】
ソルビタンエステル:適切なソルビタンエステルは、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ジイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノエルカ酸ソルビタン、セスキエルカ酸ソルビタン、ジエルカ酸ソルビタン、トリエルカ酸ソルビタン、モノリシノール酸ソルビタン、セスキリシノール酸ソルビタン、ジリシノール酸ソルビタン、トリリシノール酸ソルビタン、モノヒドロキシステアリン酸ソルビタン、セスキヒドロキシステアリン酸、ジヒドロキシステアリン酸ソルビタン、トリヒドロキシステアリン酸ソルビタン、モノ酒石酸ソルビタン、セスキ酒石酸ソルビタン、ジ酒石酸ソルビタン、トリ酒石酸ソルビタン、モノクエン酸ソルビタン、セスキクエン酸ソルビタン、ジクエン酸ソルビタン、トリクエン酸ソルビタン、モノマレイン酸ソルビタン、セスキマレイン酸ソルビタン、ジマレイン酸ソルビタン、トリマレイン酸ソルビタンおよびこれらの工業混合物である。1~30、好ましくは5~10モルの酸化エチレンの、記述されたソルビタンエステルへの付加生成物もまた適切である。
【0306】
ポリグリセロールエステル:適切なポリグリセロールエステルの典型的な例は、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2(Dehymuls(登録商標)PGPH)、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-3(Lameform(登録商標)TGI)、イソステアリン酸ポリグリセリル-4(Isolan(登録商標)GI34)、オレイン酸ポリグリセリル-3、ジイソステアリン酸ジイソステアロイルポリグリセリル-3(Isolan(登録商標)PDI)、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース(Tego Care(登録商標)450)、ポリグリセリル-3ミツロウ(Cera Bellina(登録商標))、カプリン酸ポリグリセリル-4(Polyglycerol Caprate T2010/90)、ポリグリセリル-3セチルエーテル(Chimexane(登録商標)NL)、ジステアリン酸ポリグリセリル-3(Cremophor(登録商標)GS 32)、ポリグリセリルポリリシノレエート(Admul(登録商標)WOL 1403)、ポリグリセリルジメレートイソステアレート、およびこれらの混合物である。他の適切なポリオールエステルの例は、トリメチロールプロパンまたはペンタエリトリトールと、ラウリン酸、ヤシ脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸などとのモノエステル、ジエステルおよびトリエステルであり、任意に、1~30モルの酸化エチレンと反応させる。
【0307】
アニオン性乳化剤:典型的アニオン性乳化剤は脂肪族C12~C22脂肪酸、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸またはベヘン酸、およびC12~C22ジカルボン酸、例えば、アゼライン酸またはセバシン酸である。
【0308】
両性乳化剤:他の適切な乳化剤は、両性または両性イオン界面活性剤である。両性イオン界面活性剤は、少なくとも1つの第四級アンモニウム基と、少なくとも1つのカルボキシレートと、1つのスルホネート基とを分子中に含有する表面活性化合物である。特に適切な両性イオン界面活性剤は、いわゆるベタイン、例えば、N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えば、ココアルキルジメチルアンモニウムグリシネート、N-アシルアミノプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばココ-アシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネート、およびアルキルまたはアシル基中に8~18個の炭素原子を含有する2-アルキル-3-カルボキシメチル-3-ヒドロキシエチルイミダゾリンならびにココアシル-アミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートである。コカミドプロピルベタインというCTFA名称下で公知の脂肪酸アミド誘導体が特に好ましい。両性界面活性剤もまた適切な乳化剤である。両性界面活性剤は、C8/18アルキルまたはアシル基に加えて、少なくとも1つの遊離アミノ基と少なくとも1つの-COOH-または-SO3H-基とを分子中に含有し、分子内塩を形成することが可能な表面活性化合物である。適切な両性界面活性剤の例は、N-アルキルグリシネス、N-アルキルプロピオン酸、N-アルキルアミノ酪酸、N-アルキルイミノジプロピオン酸、N-ヒドロキシエチル-N-アルキルアミドプロピルグリシネス、N-アルキルタウリン、N-アルキルサルコシン、2-アルキルアミノプロピオン酸および約8~18個の炭素原子をアルキル基中に含有するアルキルアミノ酢酸である。特に好ましい両性界面活性剤は、N-ココ-アルキルアミノプロピオネート、ココアシルアミノエチルアミノプロピオネートおよびC12/18アシルサルコシンである。
【0309】
界面活性剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、好ましくは1種または複数のアニオン性および/または両性または両性イオン界面活性剤を含む。典型的な例は以下を包含する:アーモンドアミドプロピルアミンオキシド、アーモンドアミドプロピルベタイン、アミノプロピルラウリルグルタミン、C12~15アルキル硫酸アンモニウム、C12~16アルキル硫酸アンモニウム、カプリレス硫酸アンモニウム、ココモノグリセリド硫酸アンモニウム、ココ-硫酸アンモニウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ココイルサルコシン酸アンモニウム、C12~15パレス硫酸アンモニウム、C9~10パーフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム、ジノニルスルホコハク酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム、イソステアリン酸アンモニウム、ラウレス-6カルボン酸アンモニウム、ラウレス-8カルボン酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス-5硫酸アンモニウム、ラウレス-7硫酸アンモニウム、ラウレス-9硫酸アンモニウム、ラウレス-12硫酸アンモニウム、ラウロイルサルコシン酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ミレス硫酸アンモニウム、ミリスチル硫酸アンモニウム、ノノキシノール-4硫酸アンモニウム、ノノキシノール-30硫酸アンモニウム、オレイン酸アンモニウム、パーム核硫酸アンモニウム、ステアリン酸アンモニウム、タル酸アンモニウム、AMPD-イソステアロイル加水分解コラーゲン、AMPD-ロジン加水分解コラーゲン、AMP-イソステアロイル加水分解コラーゲン、AMP-イソステアロイル加水分解ケラチン、AMP-イソステアロイル加水分解ダイズタンパク質、AMP-イソステアロイル加水分解コムギタンパク質、アプリコットアミドプロピルベタイン、アラキジン酸、ヘキシルデシルリン酸アルギニン、アボカドアミドプロピルベタイン、アボカド油グリセレス-8エステル、ババス酸、ババスアミドプロピルアミンオキシド、ババスアミドプロピルベタイン、ミツロウ酸、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘンアミンオキシド、ベヘネス-25、ベヘネス-30、ベヘン酸、ベヘニルベタイン、ビス-ブチルジメチコンポリグリセリル-3、ブトキシノール-5カルボン酸、ブトキシノール-19カルボン酸、ブチルジモニウムヒドロキシプロピルブチルグルコシドクロリド、ブチルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシドクロリド、ブチルグルコシド、カプリン酸ブチルグルコシド、ブチルグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ブチルオクタン酸、C18~36酸、C20~40酸、C30~50酸、C16~22酸アミドMEA、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、ラウロイルタウリン酸カルシウム、C9~16アルカン/シクロアルカン、C10~14アルキルベンゼンスルホン酸、C12~14アルキルジアミノエチルグリシンHCL、C9~15リン酸アルキル、カンジダボンビコラ/グルコース/ナタネ油脂肪酸メチル発酵物、キャノールアミドプロピルベタイン、カプリン酸、カプロン酸、カプロイルエチルグルコシド、(カプリル/カプラミド)プロピルベタイン、カプリレス-4カルボン酸、カプリレス-6カルボン酸、カプリレス-9カルボン酸、カプリル酸、カプリロイルコラーゲンアミノ酸、カプリロイルグリシン、カプリロイル加水分解コラーゲン、カプリロイル加水分解ケラチン、カプリロイルケラチンアミノ酸、カプリロイルシルクアミノ酸、(カプリリル/カプリル)グルコシド、(カプリリル/カプリル)(コムギフスマ/ワラ)グリコシズ、カプリリルグルコシド、カプリリルグリセリルエーテル、カプリリルピロリドン、カルニチン、セテアレス-20、セテアレス-23、セテアレス-24、セテアレス-25、セテアレス-27、セテアレス-28、セテアレス-29、セテアレス-30、セテアレス-33、セテアレス-34、セテアレス-40、セテアレス-50、セテアレス-55、セテアレス-60、セテアレス-80、セテアレス-100、セテアレス-25カルボン酸、セテアレス-2ホスフェート、セテアレス-4ホスフェート、セテアレス-5ホスフェート、セテアレス-10ホスフェート、
セテス-20、セテス-23、セテス-24、セテス-25、セテス-30、セテス-40、セテス-45、セテス-150、セテス-8ホスフェート、セテス-10ホスフェート、セテス-20ホスフェート、セトレス-22、セトレス-24、セトレス-25、セトレス-30、セチルベタイン、Chrysanthemum Sinense花抽出物、C12~14ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルベータ-アラニン、C12~14ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルアミンオキシド、コカミドプロピルベタインアミドMEAクロリド、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、酸化コカミン、コカミノ酪酸、コカミノプロピオン酸、コセス-7カルボン酸、コセス-4グルコシド、ココアンホジプロピオン酸、ココベタインアミドアンホプロピオネート、ココベタイン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コメタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コムギタンパク質、ヤシ油アルキルグルコシド、ヤシ油アルキルグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココ-ヒドロキシスルタイン、ココ-モルホリン酸化物、ヤシ脂肪酸、ヤシ油グリセレス-8エステル、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココ-スルテイン、ココ/ヒマワリアミドプロピルベタイン、ココイルコリンメトスルフェート、ココイルグルタミン酸、ココイル加水分解コラーゲン、ココイル加水分解ケラチン、ココイル加水分解エンバクタンパク質、ココイル加水分解コメタンパク質、ココイル加水分解シルク、ココイル加水分解ダイズタンパク質、ココイル加水分解コムギタンパク質、ココイルサルコシン、コーン酸、綿実酸、綿実油グリセレス-8エステル、C10~16パレス-1、C10~16パレス-2、C11~13パレス-6、C11~13パレス-9、C11~13パレス-10、C11~15パレス-30、C11~15パレス-40、C12~13パレス-1、C12~13パレス-23、C12~14パレス-5、C12~14パレス-9、C13~15パレス-21、C14~15パレス-8、C20~22パレス-30、C20~40パレス-40、C20~40パレス-95、C22~24パレス-33、C30~50パレス-40、C9~11パレス-6カルボン酸、C9~11パレス-8カルボン酸、C11~15パレス-7カルボン酸、C12~13パレス-5カルボン酸、C12~13パレス-7カルボン酸、C12~13パレス-8カルボン酸、C12~13パレス-12カルボン酸、C12~15パレス-7カルボン酸、C12~15パレス-8カルボン酸、C12~15パレス-12カルボン酸、C14~15パレス-8カルボン酸、C6~10パレス-4ホスフェート、C12~13パレス-2ホスフェート、C12~13パレス-10ホスフェート、C12~15パレス-6ホスフェート、C12~15パレス-8ホスフェート、C12~15パレス-10ホスフェート、C12~16パレス-6ホスフェート、C4~18パーフルオロアルキルエチルチオヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クプアスアミドプロピルベタイン、アルキルC12~13硫酸DEA、アルキル-C12~15硫酸DEA、セテアレス-2リン酸DEA、セチル硫酸DEA、ココアンホジプロピオン酸DEA、C12~13パレス-3硫酸DEA、DEA-シクロカルボキシプロピルオレエート、DEA-ドデシルベンゼンスルホネート、イソステアリン酸DEA、ラウレス硫酸DEA、ラウリル硫酸DEA、リノール酸DEA、DEA-メチルミリステートスルホネート、ミレス硫酸DEA、ミリスチン酸DEA、ミリスチル硫酸DEA、DEA-オレス-5ホスフェート、DEA-オレス-20ホスフェート、DEA PG-オレアート、デセス-7カルボン酸、デセス-7グルコシド、デセス-9ホスフェート、デシルアミンオキシド、デシルベタイン、デシルグルコシド、デシルテトラデセス-30、デシルテトラデシルアミンオキシド、ラウラミド-MEAスルホコハク酸ジアンモニウム、ラウリルスルホコハク酸ジアンモニウム、オレアミドPEG-2スルホコハク酸ジアンモニウム、ジブトキシメタン、ジ-CI2-15パレス-2ホスフェート、Di-CI2-15パレス-4ホスフェート、Di-CI2-15パレス-6ホスフェート、Di-C12-15パレス-8ホスフェート、Di-CI2-15パレス-10ホスフェート、ブタンテトラカルボン酸ジドデシル、ジエチルアミンラウレス硫酸、ジエチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、ジヒドロキシエチルC8~10アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルC9~11アルコキシプロピルアミンオキシド、
ジヒドロキシエチルC12~15アルコキシプロピルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルコカミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルステアルアミンオキシド、ジヒドロキシエチル獣脂アミンオキシド、PEG-7ジメチコンリン酸、PEG-10ジメチコンリン酸、PEG/PPG-7/4ジメチコンリン酸、PEG/PPG-12/4ジメチコンリン酸、ジメチコン/ポリグリセリン-3架橋ポリマー、ジメチコンプロピルPG-ベタイン、リン酸ジミリスチル、ジオレオイルアミドエチルヒドロキシエチルモニウムメトスルフェート、DIPA-水素添加ココエート、DIPA-ラノレート、DIPA-ミリステート、カプリロイルグルタミン酸二カリウム、ラウリルスルホコハク酸二カリウム、ウンデシレノイルグルタミン酸二カリウム、ババスアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、カプロアンホジ酢酸二ナトリウム、カプロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンホジ酢酸二ナトリウム、カプリロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリロイルグルタミン酸二ナトリウム、セテアリルスルホコハク酸二ナトリウム、セチルフェニルエーテルジスルホン酸二ナトリウム、セチルスルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMIPA PEG-4スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、コカミドPEG-3スルホコハク酸二ナトリウム、コセス-3スルホコハク酸二ナトリウム、ココアンホカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ココアンホジ酢酸二ナトリウム、ココアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ココ-グルコシドスルホコハク酸二ナトリウム、ココ-スルホコハク酸二ナトリウム、ココイルブチルグルセト-10スルホコハク酸二ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14パレス-1二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14パレス-2二ナトリウム、スルホコハク酸C12~15パレス二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14Sec-パレス-3二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14Sec-パレス-5二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14Sec-パレス-7二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14Sec-パレス-9二ナトリウム、スルホコハク酸C12~14Sec-パレス-12二ナトリウム、スルホコハク酸デセス-5二ナトリウム、スルホコハク酸デセス-6二ナトリウム、デシルフェニルエーテルジスルホン酸二ナトリウム、ジヒドロキシエチルスルホスクシニルウンデシレン酸二ナトリウム、エチレンジコカミドPEG-15二硫酸二ナトリウム、水素添加綿実グリセリドスルホコハク酸二ナトリウム、水素添加獣脂グルタミン酸二ナトリウム、ヒドロキシデシルソルビトールクエン酸二ナトリウム、イソデシルスルホコハク酸二ナトリウム、イソステアルアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、イソステアルアミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、イソステアロアンホジ酢酸二ナトリウム、イソステアロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、イソステアリルスルホコハク酸二ナトリウム、ラネス-5スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドMIPAグリコールスルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、ラウラミドPEG-5スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-5カルボキシアンホジ酢酸二ナトリウム、ラウレス-7クエン酸二ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-6スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-9スルホコハク酸二ナトリウム、ラウレス-12スルホコハク酸二ナトリウム、ラウリミノビスヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ラウリミノ二酢酸二ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸二ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸トコフェリルリン酸二ナトリウム、ラウロアンホジ酢酸二ナトリウム、ラウロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、N-ラウロイルアスパラギン酸二ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウリルフェニルエーテルジスルホン酸二ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ミリスタミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ノノキシノール-10スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、オレオアンホジプロピオン酸二ナトリウム、オレス-3スルホコハク酸二ナトリウム、オレイルリン酸二ナトリウム、オレイルスルホコハク酸二ナトリウム、パルミタミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、パルミトオレアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、
PEG-4コカミドMIPA-スルホコハク酸二ナトリウム、PEG-12ジメチコンスルホコハク酸二ナトリウム、PEG-8パームグリセリドスルホコハク酸二ナトリウム、PPG-2-イソデセス-7カルボキシアンホジ酢酸二ナトリウム、リシノレアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、シトステレス-14スルホコハク酸二ナトリウム、ダイズアンホジ酢酸二ナトリウム、ステアロアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ステアルイミノジプロピオン酸二ナトリウム、ステアロアンホジ酢酸二ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ステアリルスクシンアミド酸二ナトリウム、ステアリルスルホコハク酸二ナトリウム、2-スルホラウリル酸二ナトリウム、2-スルホパルミチン酸二ナトリウム、獣脂アミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、獣脂アミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、獣脂アンホジ酢酸二ナトリウム、獣脂イミノジプロピオン酸二ナトリウム、獣脂スクシンアミド酸二ナトリウム、トリデシルスルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシレンアミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、ウンデシノイルグルタミン酸二ナトリウム、コムギ胚芽アミドMEA-スルホコハク酸二ナトリウム、コムギ胚芽アミドPEG-2スルホコハク酸二ナトリウム、コムギ胚芽アンホジ酢酸二ナトリウム、Di-TEA-コカミドジアセテート、Di-TEA-オレアミドPEG-2スルホスクシネート、Di-TEA-パルミトイルアスパルテート、ジトリデシルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、エチルヘキセス-3カルボン酸、エチルPEG-15ココアミンスルフェート、グリセリルカプリルエーテル、ヘキシルデカン酸、水素添加ココナッツ油脂肪酸、水素添加ラネス-25、水素添加メンハーデン酸、水素添加パーム油脂肪酸、水素添加パーム核アミンオキシド、水素添加獣脂脂肪酸、水素添加獣脂アミンオキシド、水素添加獣脂ベタイン、水素添加獣脂ウェス-25、水素添加獣脂オイルグルタミン酸、加水分解Candida Bombicola抽出物、ヒドロキシセテス-60、ヒドロキシエチルアセトモニウムPG-ジメチコン、ヒドロキシエチルブチルアミンラウレススルフェート、ヒドロキシエチルカルボキシメチルコカミドプロピルアミン、ヒドロキシエチルヒドロキシプロピルC12~15アルコキシプロピルアミンオキシド、ヒドロキシラウリル/ヒドロキシミリスチルベタイン、ヒドロキシステアリン酸、分岐脂肪酸C10~40ヒドロキシスクシンイミジル、分岐脂肪酸C21~22ヒドロキシスクシンイミジル、ヒドロキシスルタイン、IPDI/PEG-15ダイズアミンオキシドコポリマー、IPDI/PEG-15ダイズエトニウムエト硫酸コポリマー、IPDI/PEG-15ダイズグリシネートコポリマー、イソセテス-30、イソラウレス-4リン酸、イソポリグリセリル-3ジメチコン、イソポリグリセリル-3ジメチコノール、イソプロパノールアミンラノレート、ドデシルベンゼンスルホン酸イソプロピルアミン、イソステアルアミドプロピルアミンオキシド、イソステアルアミドプロピルベタイン、イソステアルアミドプロピルモルホリンオキシド、イソステアレス-8、イソステアレス-16、イソステアレス-22、イソステアレス-25、イソステアレス-50、イソステアリン酸、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ホホバ油PEG-150エステル、ホホバワックスPEG-80エステル、ホホバワックスPEG-120エステル、ラネス-20、ラネス-25、ラネス-40、ラネス-50、ラネス-60、ラネス-75、ラノリン酸、酸化ラウラミドプロピルアミン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、酸化ラウラミン、ラウルアミノプロピオン酸、ラウルジモニウムヒドロキシプロピルデシルグルコシドクロリド、ラウルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシドクロリド、ラウレス-16、ラウレス-20、ラウレス-21、ラウレス-23、ラウレス-25、ラウレス-30、ラウレス-38、ラウレス-40、ラウレス-3カルボン酸、ラウレス-4カルボン酸、ラウレス-5カルボン酸、ラウレス-6カルボン酸、ラウレス-8カルボン酸、ラウレス-10カルボン酸、ラウレス-11カルボン酸、ラウレス-12カルボン酸、ラウレス-13カルボン酸、ラウレス-14カルボン酸、ラウレス-17カルボン酸、ラウレス-6シトレート、ラウレス-7シトレート、ラウレス-1ホスフェート、ラウレス-2ホスフェート、ラウレス-3ホスフェート、ラウレス-4ホスフェート、ラウレス-7ホスフェート、ラウレス-8ホスフェート、ラウレス-7タルタレート、ラウリル酸、
ラウリミノビスプロパンジオール、ラウリミノジプロピオン酸、ラウロアンホジプロピオン酸、ラウロイルベータ-アラニン、ラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルエチルトリモニウムメトスルフェート、ラウロイル加水分解コラーゲン、ラウロイル加水分解エラスチン、ラウロイルメチルグルカミド、ラウロイルサルコシン、ラウロイルシルクアミノ酸、ラウリルベタイン、ラウリルジメチコン/ポリグリセリン-3架橋ポリマー、ラウリルジモニウムヒドロキシプロピルココグルコシドクロリド、ラウリルグルコシド、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ラウリルグリコールヒドロキシプロピルエーテル、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルリンゴ酸アミド、ラウリルメチルグルカミド、ラウリル/ミリスチルグリコールヒドロキシプロピルエーテル、ラウリル/ミリスチルコムギフスマ/ワラグリコシド、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルピロリドン、ラウリルスルテイン、リノール酸、リノレン酸、アマニ油脂肪酸、ココ酸リジン、マカデミア種子油グリセレス-8エステル、コセス硫酸マグネシウム、ココ-硫酸マグネシウム、イソドデシルベンゼンスルホン酸マグネシウム、ラウレス-11カルボン酸マグネシウム、ラウレス硫酸マグネシウム、ラウレス-5硫酸マグネシウム、ラウレス-8硫酸マグネシウム、ラウレス-16硫酸マグネシウム、ラウレス-3スルホコハク酸マグネシウム、ラウリルヒドロキシプロピルスルホン酸マグネシウム、ラウリル硫酸マグネシウム、メチルココイルタウリン酸マグネシウム、ミレス硫酸マグネシウム、オレス硫酸マグネシウム、マグネシウム/TEA-ココ-スルフェート、マニクアガンクレイ、MEA-ココエート、MEA-ラウレス-6カルボキシレート、MEA-ラウレススルフェート、MEA-ラウリルスルフェート、MEA PPG-6ラウレス-7カルボキシレート、MEA-PPG-8-ステアレス-7カルボキシレート、MEA-ウンデシレネート、メロキサポール108、メロキサポール174、メロキサポール178、メロキサポール254、メロキサポール255、メロキサポール258、メロキサポール314、メトキシPEG-450アミドグルタロイルスクシンイミド、メトキシPEG-450アミドヒドロキシスクシンイミジルスクシンアメート、メトキシPEG-450マレイミド、メチルモルホリンオキシド、ミルクアミドプロピルアミンオキシド、ミルクアミドプロピルベタイン、ミンクアミドプロピルアミンオキシド、ミンクアミドプロピルベタイン、MIPA C12~15パレススルフェート、MIPA-ドデシルベンゼンスルホネート、MIPA-ラウレススルフェート、MIPA-ラウリルスルフェート、混合イソプロパノールアミンラノレート、混合イソプロパノールアミンラウリルスルフェート、混合イソプロパノールアミンミリステート、オレイン酸モルホリン、ステアリン酸モルホリン、ミレス-3カルボン酸、ミレス-5カルボン酸、塩化ミリスタルコニウム、ミリスタミドプロピルアミンオキシド、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルジメチルアミンホスフェート、ミリスタミドプロピルヒドロキシスルタイン、ミリスタミドプロピルPG-ジモニウムクロリドホスフェート、ミリスタミンオキシド、ミリスタミノプロピオン酸、ミリスチン酸、ミリストイルエチルトリモニウムメトスルフェート、ミリストイルグルタミン酸、ミリストイル加水分解コラーゲン、ミリストイルサルコシン、ミリスチルベタイン、ミリスチル/セチルアミンオキシド、ミリスチルジモニウムヒドロキシプロピルココグルコシドクロリド、ミリスチルグルコシド、ミリスチルリン酸イオン、ノノキシノール-20、ノノキシノール-23、ノノキシノール-25、ノノキシノール-30、ノノキシノール-35、ノノキシノール-40、ノノキシノール-44、ノノキシノール-50、ノノキシノール-100、ノノキシノール-120、ノノキシノール-5カルボン酸、ノノキシノール-8カルボン酸、ノノキシノール-10カルボン酸、ノノキシノール-3ホスフェート、ノノキシノール-4ホスフェート、ノノキシノール-6ホスフェート、ノノキシノール-9ホスフェート、ノノキシノール-10ホスフェート、ノニルノノキシノール-30、ノニルノノキシノール-49、ノニルノノキシノール-100、ノニルノノキシノール-150、ノニルノノキシノール-7ホスフェート、ノニルノノキシノール-8ホスフェート、ノニルノノキシノール-9ホスフェート、ノニルノノキシノール-10ホスフェート、ノニルノノキシノール-11ホスフェート、ノニルノノキシノール-15ホスフェート、ノニルノノキシノール-24ホスフェート、オートアミドプロピルベタイン、
オクトキシノール-16、オクトキシノール-25、オクトキシノール-30、オクトキシノール-33、オクトキシノール-40、オクトキシノール-70、オクトキシノール-20カルボン酸、オクチルドデセス-20、オクチルドデセス-25、オクチルドデセス-30、オレアミドプロピルアミンオキシド、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、酸化オレアミン、オレイン酸、オレオイル加水分解コラーゲン、オレオイルサルコシン、オレス-20、オレス-23、オレス-24、オレス-25、オレス-30、オレス-35、オレス-40、オレス-44、オレス-50、オレス-3カルボン酸、オレス-6カルボン酸、オレス-10カルボン酸、オレイルベタイン、オリバミドプロピルアミンオキシド、オリバミドプロピルベタイン、オリーブ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸加水分解コムギタンパク質、ステアリン酸バクモンドウエキス、オゾン化オレス-10、オゾン化オレイン酸PEG-10、オゾン化オレイン酸PEG-14、オゾン化ポリソルベート80、パーム酸、パームアミドプロピルベタイン、パルメス-2ホスフェート、パルミタミドプロピルアミンオキシド、パルミトアミンジプロピルベタイン、パルミトアミンオキシド、パルミチン酸、パルミトイルコラーゲンアミノ酸、パルミトイルグリシン、パルミトイル加水分解コラーゲン、パルミトイル加水分解乳タンパク質、パルミトイル加水分解コムギタンパク質、パルミトイルケラチンアミノ酸、パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルシルクアミノ酸、パーム核脂肪酸、パーム核アミドプロピルベタイン、ピーチカーネル油グリセレス-8エステル、ピーナッツ油脂肪酸、PEG-10ヒマシ油、PEG-40ヒマシ油、PEG-44ヒマシ油、PEG-50ヒマシ油、PEG-54ヒマシ油、PEG-55ヒマシ油、PEG-60ヒマシ油、PEG-80ヒマシ油、PEG-100ヒマシ油、PEG-200ヒマシ油、PEG-11コカミド、PEG-6コカミドホスフェート、PEG-4ココアミン、PEG-8ココアミン、PEG-12ココアミン、PEG-150ジベヘネート、PEG-90ジイソステアレート、PEG-75ジラウレート、PEG-150ジラウレート、PEG-75ジオレエート、PEG-150ジオレエート、PEG-75ジステアレート、PEG-120ジステアレート、PEG-150ジステアレート、PEG-175ジステアレート、PEG-190ジステアレート、PEG-250ジステアレート、ヤシ脂肪酸PEG-30グリセリル、ヤシ脂肪酸PEG-40グリセリル、ヤシ脂肪酸PEG-78グリセリル、ヤシ脂肪酸PEG-80グリセリル、イソテアリン酸PEG-30グリセリル、イソテアリン酸PEG-40グリセリル、イソテアリン酸PEG-50グリセリル、イソテアリン酸PEG-60グリセリル、イソテアリン酸PEG-90グリセリル、ラウリン酸PEG-23グリセリル、ラウリン酸PEG-30グリセリル、オレイン酸PEG-25グリセリル、オレイン酸PEG-30グリセリル、ソイ酸PEG-30グリセリル、ステアリン酸PEG-25グリセリル、ステアリン酸PEG-30グリセリル、ステアリン酸PEG-40グリセリル、ステアリン酸PEG-120グリセリル、ステアリン酸PEG-200グリセリル、タロウ酸PEG-28グリセリル、タロウ酸PEG-80グリセリル、タロウ酸PEG-82グリセリル、タロウ酸PEG-130グリセリル、タロウ酸PEG-200グリセリル、PEG-45水素添加ヒマシ油、PEG-50水素添加ヒマシ油、PEG-54水素添加ヒマシ油、PEG-55水素添加ヒマシ油、PEG-60水素添加ヒマシ油、PEG-80水素添加ヒマシ油、PEG-100水素添加ヒマシ油、PEG-200水素添加ヒマシ油、PEG-30水素添加ラノリン、PEG-70水素添加ラノリン、PEG-50水素添加パームアミド、PEG-2イソステアレート、PEG-3イソステアレート、PEG-4イソステアレート、PEG-6イソステアレート、PEG-8イソステアレート、PEG-10イソステアレート、PEG-12イソステアレート、PEG-20イソステアレート、PEG-30イソステアレート、PEG-40イソステアレート、PEG-26ホホバ酸、PEG-40ホホバ酸、PEG-15ホホバアルコール、PEG-26ホホバアルコール、PEG-40ホホバアルコール、PEG-35ラノリン、PEG-40ラノリン、PEG-50ラノリン、PEG-55ラノリン、PEG-60ラノリン、PEG-70ラノリン、PEG-75ラノリン、PEG-85ラノリン、PEG-100ラノリン、PEG-150ラノリン、PEG-75ラノリン油、PEG-2ラウラミド、PEG-3ラウラミンオキシド、PEG-20ラウレート、PEG-32ラウレート、
PEG-75ラウレート、PEG-150ラウレート、PEG-70マンゴグリセリド、PEG-20マンニタンラウレート、PEG-8メチルエーテルジメチコン、PEG-120メチルグルコースジオレエート、PEG-80メチルグルコースラウレート、PEG-120メチルグルコーストリオレエート、PEG-4モンタネート、PEG-30オレアミン、PEG-20オレイン酸、PEG-23オレイン酸、PEG-32オレイン酸、PEG-36オレイン酸、PEG-75オレイン酸、PEG-150オレイン酸、PEG-20パルミテート、PEG-150ポリグリセリル-2トリステアリン酸、PEG/PPG-28/21アセテートジメチコン、PEG/PPG-24/18ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-3/17コポリマー、PEG/PPG-5/35コポリマー、PEG/PPG-8/55コポリマー、PEG/PPG-10/30コポリマー、PEG/PPG-10/65コポリマー、PEG/PPG-12/35コポリマー、PEG/PPG-16/17コポリマー、PEG/PPG-20/9コポリマー、PEG/PPG-20/20コポリマー、PEG/PPG-20/60コポリマー、PEG/PPG-20/65コポリマー、PEG/PPG-22/25コポリマー、PEG/PPG-28/30コポリマー、PEG/PPG-30-35コポリマー、PEG/PPG-30/55コポリマー、PEG/PPG-35/40コポリマー、PEG/PPG-50/40コポリマー、PEG/PPG-150/35コポリマー、PEG/PPG-160/30コポリマー、PEG/PPG-190/60コポリマー、PEG/PPG-200/40コポリマー、PEG/PPG-300/55コポリマー、PEG/PPG-20/22メチルエーテルジメチコン、PEG-26-PPG-30ホスフェート、PEG/PPG-4/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-6/2プロピルヘプチルエーテル、PEG-7/PPG-2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-8/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-10/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-14/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-40/2プロピルヘプチルエーテル、PEG/PPG-10/2リシノレエート、PEG/PPG-32/3リシノレエート、PEG-55プロピレングリコールオレイン酸、PEG-25プロピレングリコールステアレート、PEG-75プロピレングリコールステアレート、PEG-120プロピレングリコールステアレート、PEG-5ナタネステロール、PEG-10ナタネステロール、PEG-40リシノールアミド、PEG-75シアバターグリセリド、PEG-75シアバター(Shorea Butter)グリセリド、PEG-20ソルビタンココエート、PEG-20ソルビタンイソステアレート、PEG-40ソルビタンラノレート、PEG-75ソルビタンラノレート、PEG-10ソルビタンラウレート、PEG-40ソルビタンラウレート、PEG-44ソルビタンラウレート、PEG-75ソルビタンラウレート、PEG-80ソルビタンラウレート、PEG-20ソルビタンオレエート、PEG-80ソルビタンパルミテート、PEG-40ソルビタンステアレート、PEG-60ソルビタンステアレート、PEG-160トリイソステアリン酸ソルビタン、PEG-40ダイズステロール、PEG-2ステアラミドカルボン酸、PEG-9ステアラミドカルボン酸、PEG-20ステアレート、PEG-23ステアレート、PEG-25ステアレート、PEG-30ステアレート、PEG-32ステアレート、PEG-35ステアレート、PEG-36ステアレート、PEG-40ステアレート、PEG-45ステアレート、PEG-50ステアレート、PEG-55ステアレート、PEG-75ステアレート、PEG-90ステアレート、PEG-100ステアレート、PEG-120ステアレート、PEG-150ステアレート、PEG-45ステアレートホスフェート、PEG-20タレート、PEG-50獣脂アミド、PEG-2獣脂アミドDEA、PEG-20タロウ酸、PEG-66トリヒドロキシステアリン、PEG-200トリヒドロキシステアリン、PEG-60ツバキエートグリセリド、ペラルゴン酸、ペンタドキシノール-200、フェネト-6ホスフェート、ポロキサマー105、ポロキサマー108、ポロキサマー182、ポロキサマー183、ポロキサマー184、ポロキサマー118、ポロキサマー217、ポロキサマー234、ポロキサマー235、ポロキサマー237、ポロキサマー238、ポロキサマー288、ポロキサマー334、ポロキサマー335、ポロキサマー338、ポロキサミン908、
ポロキサミン1508、ポリジメチルシロキシPEG/PPG-24/19ブチルエーテルシルセスキオキサン、ポリジメチルシロキシPPG-13ブチルエーテルシルセスキオキサン、ポリグリセリル-6カプレート、ポリグリセリル-10ジラウレート、ポリグリセリル-20ヘプタカプリレート、ポリグリセリル-20ヘキサカプリレート、ポリグリセリル-2ラウリルエーテル、ポリグリセリル-10ラウリルエーテル、ポリグリセリル-20オクタイソノナノエート、ポリグリセリル-6ペンタカプリレート、ポリグリセリル-10ペンタカプリレート、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ポリグリセリル-6テトラカプリレート、ポリグリセリル-10テトララウレート、ポリグリセリル-6トリカプリレート、ポリグリセリル-10トリラウレート、ポリクオタニウム-77、ポリクオタニウム-78、ポリクオタニウム-79、ポリクオタニウム-80、ポリクオタニウム-81、ポリクオタニウム-82、Pomaderris Kumerahou花/葉抽出物、Poria Cocos抽出物、カリウムアビエトイル加水分解コラーゲン、ババス酸カリウム、ベヘン酸カリウム、C9~15アルキルリン酸カリウム、C11~15アルキルアルキルリン酸カリウム、C12~13アルキルリン酸カリウム、C12~14アルキルリン酸カリウム、カプリン酸カリウム、カプリロイルグルタミン酸カリウム、カリウムカプリロイル加水分解コメタンパク質、ヒマシ油脂肪酸カリウム、ココ酸カリウム、ココイルグルタミン酸カリウム、ココイルグリシン酸カリウム、ココイル加水分解カゼインカリウム、ココイル加水分解コラーゲンカリウム、ココイル加水分解コーンタンパク質カリウム、ココイル加水分解ケラチンカリウム、ココイル加水分解エンバクタンパク質カリウム、ココイル加水分解ジャガイモタンパク質カリウム、ココイル加水分解コメヌカタンパク質カリウム、ココイル加水分解コメタンパク質カリウム、ココイル加水分解シルクカリウム、ココイル加水分解ダイズタンパク質カリウム、ココイル加水分解コムギタンパク質カリウム、ココイル加水分解酵母タンパク質カリウム、ココイルPCAカリウム、ココイルサルコシンカリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、トウモロコシ油脂肪酸カリウム、シクロカルボキシプロピルオレイン酸カリウム、ヒドロキシエチル酸化コカミンリン酸カリウム、ジメチコンPEG-7リン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、大麻種子脂肪酸カリウム、水素添加ココ酸カリウム、水素添加パーム油脂肪酸カリウム、水素添加獣脂脂肪酸カリウム、ヒドロキシステアリン酸カリウム、イソステアリン酸カリウム、ラノリン脂肪酸カリウム、ラウリン酸カリウム、ラウレス-3カルボン酸カリウム、ラウレス-4カルボン酸カリウム、ラウレス-5カルボン酸カリウム、ラウレス-6カルボン酸カリウム、ラウレス-10カルボン酸カリウム、ラウレスリン酸カリウム、カリウムラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルグルタミン酸カリウム、ラウロイル加水分解コラーゲンカリウム、ラウロイル加水分解マメタンパク質カリウム、ラウロイル加水分解ダイズタンパク質カリウム、ラウロイルPCAカリウム、ラウロイルマメアミノ酸カリウム、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルシルクアミノ酸カリウム、ラウロイルコムギアミノ酸カリウム、ラウリルリン酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、リノール酸カリウム、メタリン酸カリウム、メチルココイルタウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリストイルグルタミン酸カリウム、ミリストイル加水分解コラーゲンカリウム、オクトキシノール-12リン酸カリウム、オレイン酸カリウム、オレオイル加水分解コラーゲンカリウム、オリーブ油脂肪酸カリウム、オリーブ油脂肪酸加水分解カラスムギタンパク質カリウム、オリーブ油脂肪酸加水分解コムギタンパク質カリウム、(オリーブ油脂肪酸/ラウロイル)コムギアミノ酸カリウム、オリーブ油脂肪酸PCAカリウム、パーム油脂肪酸カリウム、パルミチン酸カリウム、パルミトイル加水分解トウモロコシタンパク質カリウム、パルミトイル加水分解カラスムギタンパク質カリウム、パルミトイル加水分解コメタンパク質カリウム、パルミトイル加水分解スイートアーモンドタンパク質カリウム、パルミトイル加水分解コムギタンパク質カリウム、パーム核油脂肪酸、ピーナッツ油脂肪酸カリウム、ナタネ油脂肪酸カリウム、リシノール酸カリウム、ベニバナ油脂肪酸カリウム、ダイズ油脂肪酸カリウム、ステアリン酸カリウム、ステアロイル加水分解コラーゲンカリウム、トール油脂肪酸カリウム、獣脂脂肪酸カリウム、タウリン酸カリウム、タウリンラウリン酸カリウム、トリデセス-3カルボン酸カリウム、トリデセス-4カルボン酸カリウム、
トリデセス-7カルボン酸カリウム、トリデセス-15カルボン酸カリウム、トリデセス-19カルボン酸カリウム、トリデセス-6リン酸カリウム、トリデセス-7リン酸カリウム、ツバキ油脂肪酸カリウム、ウンデシレン酸カリウム、ウンデシレン酸加水分解コラーゲンカリウム、ウンデシノイル加水分解コメタンパク質カリウム、PPG-30-ブテス-30、PPG-36-ブテス-36、PPG-38-ブテス-37、PPG-30-カプリレス-4ホスフェート、PPG-10セチルエーテルホスフェート、PPG-2 C9-11 パレス-8、PPG-1-デセス-5、PPG-3-デセス-2カルボン酸、PPG-30エチルヘキセス-4ホスフェート、PPG-20-グリセレス-30、PPG-2ヒドロキシエチル(ヤシ油脂肪酸/イソステアリン酸)アミド、PPG-2-イソデセス-8、PPG-2-イソデセス-10、PPG-2-イソデセス-18、PPG-2-イソデセス-25、PPG-4-イソデセス-10、プロピルトリモニウム加水分解コラーゲン、クオタニウム-24、クオタニウム-52、クオタニウム-87、ナタネ油脂肪酸、コメヌカ油脂肪酸、コメ油グリセレス-8エステル、リシノレアミドプロピルベタイン、リシノール酸、リシノレス-40、ベニバナ油脂肪酸、Sapindus Oahuensis Fruit抽出物、Saponaria Officinalisの根の粉末、サポニン、石鹸-K、石鹸-Na/K、石鹸素地、石鹸素地-K、ゴマ油グリセレス-8エステル、セサミドプロピルアミンオキシド、セサミドプロピルベタイン、シアバターアミドプロピルベタイン、シアバターグリセレス-8エステル、アラキドン酸ナトリウム、アルガンアンホ酢酸ナトリウム、アストロカリウムムルムル油脂肪酸ナトリウム、アボカド油脂肪酸ナトリウム、ババスアンホ酢酸ナトリウム、ババス油脂肪酸ナトリウム、ババス硫酸ナトリウム、ベヘン酸ナトリウム、ビスグリコールリシノスルホコハク酸ナトリウム、ビス-ヒドロキシエチルグリシン酸ナトリウムココ-グルコシド架橋ポリマー、ビス-ヒドロキシエチルグリシン酸ナトリウムラウリルグルコシド架橋ポリマー、ルリジサアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ナトリウム、ブトキシノール-12硫酸ナトリウム、ブチルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、C13~17アルカンスルホン酸ナトリウム、C14~18アルカンスルホン酸ナトリウム、C12~15アルコキシプロピルイミノジプロピオン酸ナトリウム、アルキルC10~16硫酸ナトリウム、アルキルC11~15硫酸ナトリウム、アルキルC12~13硫酸ナトリウム、アルキルC12~15硫酸ナトリウム、アルキルC12~18硫酸ナトリウム、C16~20アルキル硫酸ナトリウム、アルキルC9-22Secスルホン酸ナトリウム、アルキルC14~17Secスルホン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、カプロアンホ酢酸ナトリウム、カプロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプロアンホプロピオン酸ナトリウム、カプロイルメチルタウリン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプリレス-2カルボン酸ナトリウム、カプリレス-9カルボン酸ナトリウム、カプリロアンホ酢酸ナトリウム、カプリロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、カプリロアンホプロピオン酸ナトリウム、カプリロイルグルタミン酸ナトリウム、カプリロイル加水分解コムギタンパク質ナトリウム、カプリリルPG-スルホン酸ナトリウム、カプリリルスルホン酸ナトリウム、ヒマシ油脂肪酸ナトリウム、セテアレス-13カルボン酸ナトリウム、セテアリル硫酸ナトリウム、セテス-13カルボン酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ナトリウム、コカミノプロピオン酸ナトリウム、コセス硫酸ナトリウム、コセス-30硫酸ナトリウム、ココアバターアンホ酢酸ナトリウム、ココアバター油脂肪酸、ココアンフォ酢酸ナトリウム、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココアンフォプロピオン酸ナトリウム、ヤシ脂肪酸ナトリウム、(ココ/ババス/アンジローバ)硫酸ナトリウム、(ヤシ油アルキル/ババス油アルキル)硫酸ナトリウム、ココグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、ココグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココ-グルコシド酒石酸ナトリウム、ココグリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、(ココ/水素添加獣脂)硫酸ナトリウム、ココイミノ二酢酸ナトリウム、ココモノグリセリド硫酸ナトリウム、スルホン酸ココモノグリセリドナトリウム、ココPG-ジモニウムクロリドリン酸ナトリウム、ココ硫酸ナトリウム、ココスルホ酢酸ナトリウム、ココイルアラニン酸ナトリウム、ナトリウムココイルアミノ酸、
ナトリウムココイルコラーゲンアミノ酸、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ナトリウムココイルグルタミネート、ココイルグリシン酸ナトリウム、ナトリウムココイル/水素添加獣脂グルタミン酸、ココイル加水分解コラーゲンナトリウム、ココイル加水分解ケラチンナトリウム、ココイル加水分解コメタンパク質ナトリウム、ココイル加水分解シルクナトリウム、ココイル加水分解ダイズタンパク質ナトリウム、ココイル加水分解スイートアーモンドタンパク質ナトリウム、ココイル加水分解コムギタンパク質ナトリウム、ココイル加水分解コムギタンパク質グルタミン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ココイルメチルアミノプロピオン酸ナトリウム、ココイルカラスムギアミノ酸ナトリウム、(ヤシ脂肪酸/パーム脂肪酸/ヒマワリ脂肪酸)グルタミン酸ナトリウム、ココイルプロリンナトリウム、ココイルサルコシン酸ナトリウム、ココイルタウリン酸ナトリウム、ココイルトレオニン酸ナトリウム、ナトリウムココイルコムギアミノ酸、オレフィンC12~14スルホン酸ナトリウム、オレフィンC14~16スルホン酸ナトリウム、オレフィンC14~18スルホン酸ナトリウム、オレフィンC16~18スルホン酸ナトリウム、トウモロコシアンホプロピオン酸ナトリウム、綿実アンホ酢酸ナトリウム、C13~15パレス-8ブチルリン酸ナトリウム、C9~11パレス-6カルボン酸ナトリウム、C11~15パレス-7カルボン酸ナトリウム、C12~13パレス-5カルボン酸ナトリウム、C12~13パレス-8カルボン酸ナトリウム、C12~13パレス-12カルボン酸ナトリウム、C12~15パレス-6カルボン酸ナトリウム、C12~15パレス-7カルボン酸ナトリウム、C12~15パレス-8カルボン酸ナトリウム、C14~15パレス-8カルボン酸ナトリウム、C12~14Sec-パレス-8カルボン酸ナトリウム、C14~15パレス-PGスルホン酸ナトリウム、C12~13パレス-2リン酸ナトリウム、C13~15パレス-8リン酸ナトリウム、C9~15パレス-3硫酸ナトリウム、C10~15パレス硫酸ナトリウム、C10~16パレス-2硫酸ナトリウム、C12~13パレス硫酸ナトリウム、C12~15パレス硫酸ナトリウム、C12~15パレス-3硫酸ナトリウム、C13~15パレス-3硫酸ナトリウム、C12~14Sec-パレス-3硫酸ナトリウム、C12~15パレス-3スルホン酸ナトリウム、C12~15パレス-7スルホン酸ナトリウム、C12~15パレス-15スルホン酸ナトリウム、デセス-2カルボン酸ナトリウム、デセス硫酸ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、デシルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、デシルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ジラウレス-7クエン酸ナトリウム、ジラウレス-10リン酸ナトリウム、ジリノレアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ナトリウム、ジリノール酸ナトリウム、ジオレス-8リン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、エチル2-スルホラウリル酸ナトリウム、グリセリルオレイン酸リン酸ナトリウム、グレープシードアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ナトリウム、グレープシードアンホ酢酸ナトリウム、グレープシード油脂肪酸ナトリウム、大麻種子アンホ酢酸ナトリウム、ヘキセス-4カルボン酸ナトリウム、水素添加ヤシ脂肪酸ナトリウム、水素添加ココイルメチルイセチオン酸ナトリウム、水素添加パーム油脂肪酸ナトリウム、水素添加獣脂脂肪酸ナトリウム、水素添加タロオイルグルタミン酸ナトリウム、ヒドロキシラウリルジモニウムエチルリン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルパーム核油脂肪酸スルホン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウムデシルグルコシド架橋ポリマー、ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウムラウリルグルコシド架橋ポリマー、ヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウムココグルコシド架橋ポリマー、ヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウムデシルグルコシド架橋ポリマー、ヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウムラウリルグルコシド架橋ポリマー、ヒドロキシステアリン酸ナトリウム、イソステアリン酸ナトリウム、イソステアレス-6カルボン酸ナトリウム、イソステアレス-11カルボン酸ナトリウム、イソステアロアンホ酢酸ナトリウム、ソステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、N-イソステアロイルメチルタウリン酸ナトリウム、ラネス硫酸ナトリウム、ラノリン脂肪酸ナトリウム、ナトリウムラルデート(Lardate)、ラウラミド二酢酸ナトリウム、ウラミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウレス-3カルボン酸ナトリウム、ラウレス-4カルボン酸ナトリウム、ラウレス-5カルボン酸ナトリウム、ラウレス-6カルボン酸ナトリウム、
ラウレス-8カルボン酸ナトリウム、ラウレス-11カルボン酸ナトリウム、ラウレス-12カルボン酸ナトリウム、ラウレス-13カルボン酸ナトリウム、ラウレス-14カルボン酸ナトリウム、ラウレス-16カルボン酸ナトリウム、ラウレス-17カルボン酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス-5硫酸ナトリウム、ラウレス-7硫酸ナトリウム、ラウレス-8硫酸ナトリウム、ラウレス-12硫酸ナトリウム、ラウレス-40硫酸ナトリウム、ラウレス-7酒石酸ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロアンホPG-酢酸塩リン酸ナトリウム、ラウロアンホプロピオン酸ナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルグリシンプロピオン酸ナトリウム、ラウロイル加水分解コラーゲンナトリウム、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、ラウロイルヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルミレーアミノ酸、(ラウロイル/ミリストイル)アスパラギン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルカラスムギアミノ酸、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルシルクアミノ酸、ラウロイルタウリン酸ナトリウム、ラウロイルコムギアミノ酸ナトリウム、ラウリルジエチレンジアミノグリシン酸ナトリウム、ラウリルグルコースカルボン酸ナトリウム、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、ラウリルグルコシドヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウリルグリコールカルボン酸ナトリウム、ラウリルヒドロキシアセトアミド硫酸ナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、リノール酸ナトリウム、マカデミアシード油脂肪酸ナトリウム、マンゴーアンホ酢酸ナトリウム、マンゴーシード油脂肪酸ナトリウム、ラウレス-2スルホスクシネートナトリウム/MEA、メトキシPPG-2酢酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム、メチルラウロイルタウリン酸ナトリウム、メチルミリストイルタウリン酸ナトリウム、メチルオレオイルタウリン酸ナトリウム、メチルパルミトイルタウリン酸ナトリウム、メチルステアロイルタウリン酸ナトリウム、メチル2-スルホラウリル酸ナトリウム、メチル2-スルホパルミチン酸ナトリウム、メチルタウリン酸ナトリウムイソパルミタミド、メチルタウリンココイルメチルタウリン酸ナトリウム、ミレス硫酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリストアンホ酢酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイル加水分解コラーゲンナトリウム、ミリストイルイセチオン酸ナトリウム、ミリストイルサルコシン酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ノノキシノール-6リン酸ナトリウム、ノノキシノール-9リン酸ナトリウム、ノノキシノール-1硫酸ナトリウム、ノノキシノール-3硫酸ナトリウム、ノノキシノール-4硫酸ナトリウム、ノノキシノール-6硫酸ナトリウム、ノノキシノール-8硫酸ナトリウム、ノノキシノール-10硫酸ナトリウム、ノノキシノール-25硫酸ナトリウム、オクトキシノール-2エタンスルホン酸ナトリウム、オクトキシノール-2硫酸ナトリウム、オクトキシノール-6硫酸ナトリウム、オクトキシノール-9硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、オレオアンホ酢酸ナトリウム、オレオアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、オレオアンホプロピオン酸ナトリウム、オレオイル加水分解コラーゲンナトリウム、オレオイルイセチオン酸ナトリウム、オレス硫酸ナトリウム、オレイルメチルイセチオン酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、オリーブアンホ酢酸ナトリウム、オリーブ油脂肪酸ナトリウム、オリーブ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム、パームアンホ酢酸ナトリウム、パーム脂肪酸ナトリウム、パームグリセリドスルホン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミトイル加水分解コラーゲンナトリウム、パルミトイル加水分解コムギタンパク質ナトリウム、パルミトイルサルコシン酸ナトリウム、パーム核油脂肪酸ナトリウム、パーム核オイルイセチオン酸ナトリウム、パルモイルグルタミン酸ナトリウム、Passiflora Edulisシード油脂肪酸ナトリウム、ピーナッツアンホ酢酸ナトリウム、ピーナッツ油脂肪酸ナトリウム、PEG-6コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG-8コカミドカルボン酸ナトリウム、PEG-4コカミド硫酸ナトリウム、PEG-3ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG-4ラウラミドカルボン酸ナトリウム、PEG-8パームグリセリドカルボン酸ナトリウム、
ペンタエリスリチルヒドロキシプロピルイミノ二酢酸ナトリウムデンドリマー、プロポキシPPG-2酢酸ナトリウム、ナタネ油脂肪酸ナトリウム、コメヌカアンホ酢酸ナトリウム、リシノール酸ナトリウム、リシノレオアンホ酢ナトリウム酸、ローズヒップアンホ酢酸ナトリウム、ロジン酸ナトリウム、ベニバナ油脂肪酸ナトリウム、サフラワロイル加水分解ダイズタンパク質ナトリウム、ゴマシード油脂肪酸ナトリウム、セサンホ酢酸ナトリウム、シアバターアンホ酢酸ナトリウム、ダイズ油脂肪酸ナトリウム、ダイズ加水分解コラーゲンナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアロアンホ酢酸ナトリウム、ステアロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ステアロアンホプロピオン酸ナトリウム、ステアロイルカゼインナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルヒアルロン酸ナトリウム、ステアロイル加水分解コラーゲンナトリウム、ステアロイル加水分解コーンタンパク質ナトリウム、ステアロイル加水分解シルクナトリウム、ステアロイル加水分解ダイズタンパク質ナトリウム、ステアロイル加水分解コムギタンパク質ナトリウム、ステアロイルラクトアルブミンナトリウム、ステアロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ステアロイルカラスムギタンパク質ナトリウム、ステアロイルマメタンパク質ナトリウム、ステアロイルダイズタンパク質ナトリウム、ステアリルジメチルグリシンナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ヒマワリシードアンホ酢酸ナトリウム、サーファクチンナトリウム、スイートアーモンドアンホ酢酸ナトリウム、スイートアーモンド油脂肪酸ナトリウム、トールアンホプロピオン酸ナトリウム、トール油脂肪酸ナトリウム、獣脂アンホ酢酸ナトリウム、獣脂脂肪酸ナトリウム、獣脂硫酸ナトリウム、タマヌシード油脂肪酸ナトリウム、タウリン酸ナトリウム、タウリンココイルメチルタウリン酸ナトリウム、タウリンラウリン酸ナトリウム、(ナトリウム/TEA)-ラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイル加水分解コラーゲン(ナトリウム/TEA)、ラウロイル加水分解ケラチン(ナトリウム/TEA)、(ナトリウム/TEA)ラウロイルケラチンアミノ酸、(ナトリウム/TEA)ウンデシノイルコラーゲンアミノ酸、ウンデシノイル加水分解コラーゲン(ナトリウム/TEA)、ウンデシノイル加水分解コーンタンパク質(ナトリウム/TEA)、ウンデシノイル加水分解ダイズタンパク質(ナトリウム/TEA)、ウンデシノイル加水分解コムギタンパク質(ナトリウム/TEA)、Theobroma Grandiflorumシード油脂肪酸ナトリウム、トリデセス-3カルボン酸ナトリウム、トリデセス-4カルボン酸ナトリウム、トリデセス-6カルボン酸ナトリウム、トリデセス-7カルボン酸ナトリウム、トリデセス-8カルボン酸ナトリウム、トリデセス-12カルボン酸ナトリウム、トリデセス-15カルボン酸ナトリウム、トリデセス-19カルボン酸ナトリウム、トリデセス硫酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシル硫酸ナトリウム、トリメチロールプロパンヒドロキシプロピルイミノ二酢酸ナトリウムデンドリマー、ウンデセス-5カルボン酸ナトリウム、ウンデシレン酸ナトリウム、ウンデシレノアンホ酢酸ナトリウム、ウンデシルエノアンフォプロピオン酸ナトリウム、ウンデシノイルグルタミン酸ナトリウム、コムギ胚芽アンホ酢酸ナトリウム、ソルベス-160トリステアリン酸、ダイズ油脂肪酸、ダイズアミドプロピルアミンオキシド、ダイズアミドプロピルベタイン、ダイズ油グリセレス-8エステル、ステアルアミドプロピルアミンオキシド、ステアラミドプロピルベタイン、ステアロアミンオキシド、ステアレス-15、ステアレス-16、ステアレス-20、ステアレス-21、ステアレス-25、ステアレス-27、ステアレス-30、ステアレス-40、ステアレス-50、ステアレス-80、ステアレス-100、ステアレス-2ホスフェート、ステアレス-3ホスフェート、ステアリン酸、ステアルオキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアロイルグルタメート、ステアロイルサルコシン、ステアリルベタイン、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルブチルグルコシドクロリド、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルデシルグルコシドクロリド、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシドクロリド、硫酸化ヒマシ油、硫酸化ヤシ油、硫酸化オレイン酸グリセリル、硫酸化オリーブ油、硫酸化ピーナッツ油、ヒマワリアミドMEA、ヒマワリシード油脂肪酸、ヒマワリシードアミドプロピルヒドロキシエチルジモニウムクロリド、ヒマワリシード油グリセレス-8エステル、トール油脂肪酸、獣脂脂肪酸、獣脂アミドプロピルアミンオキシド、獣脂アミドプロピルベタイン、獣脂アミドプロピルヒドロキシスルタイン、
獣脂アミンオキシド、獣脂ベタイン、獣脂ジヒドロキシエチルベタイン、タロオイルエチルグルコシド、TEA-アビエトイル加水分解コラーゲン、C12~14アルキルリン酸TEA、C10~15アルキル硫酸TEA、C11~15アルキル硫酸TEA、C12~13アルキル硫酸TEA、C12~14アルキル硫酸TEA、-C12~15アルキル硫酸TEA、C14~17アルキルSecスルホン酸TEA、TEAカノレート、コカミド二酢酸TEA、ヤシ脂肪酸TEA、ココ-硫酸TEA、ココイルアラニン酸TEA、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルグルタミネートTEA、ココイルグリシン酸TEA、ココイル加水分解コラーゲンTEA、ココイル加水分解ダイズタンパク質TEA、ココイルサルコシン酸TEA、PEG-7ジメチコンリン酸TEA、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、水素添加ヤシ脂肪酸TEA、水素添加タロオイルグルタミン酸TEA、イソステアリン酸TEA、イソステアロイル加水分解コラーゲンTEA、ウラミノプロピオン酸TEA、ラウリン酸TEA、(ウリン酸/ミリスチン酸)TEA、ラウレス硫酸TEA、TEA-ラウロイルコラーゲンアミノ酸、ラウロイルグルタミン酸TEA、ラウロイル加水分解コラーゲンTEA、TEA-ラウロイルケラチンアミノ酸、ラウロイルメチルアミノプロピオン酸TEA、(ラウロイル/ミリストイル)アスパラギン酸TEA、ラウロイルサルコシン酸TEA、ラウリルリン酸TEA、ラウリル硫酸TEA、ミリスタミノプロピオン酸TEA、ミリスチン酸TEA、ミリストイル加水分解コラーゲンTEA、オレイン酸TEA、オレオイル加水分解コラーゲンTEA、オレオイルサルコシン酸TEA、オレイル硫酸TEA、パルミチン酸TEA、パーム核サルコシン酸TEA、PEG-3コカミド硫酸TEA、ロジン酸TEA、ステアリン酸TEA、トール油脂肪酸TEA、トリデシルベンゼンスルホン酸TEA、ウンデシレン酸TEA、ウンデシノイル加水分解コラーゲンTEA、テトラメチルデシンジオール、ジカルボキシエチルステアリルスクシンアミド酸四ナトリウム、ラウレス硫酸TIPA、ラウリル硫酸TIPA、ミリスチン酸TIPA、ステアリン酸TIPA、リン酸トコフェリル、ウンデシレン酸トレハロース、TM-C12-15パレス-2ホスフェート、TM-C12-15パレス-6ホスフェート、TM-C12-15パレス-8ホスフェート、TM-C12-15パレス-10ホスフェート、トリデセス-20、トリデセス-50、トリデセス-3カルボン酸、トリデセス-4カルボン酸、トリデセス-7カルボン酸、トリデセス-8カルボン酸、トリデセス-15カルボン酸、トリデセス-19カルボン酸、トリデセス-10ホスフェート、トリデシルベンゼンスルホン酸、トリラウレス-9シトレート、トリメチロールプロパンヒドロキシプロピルビス-ヒドロキシエチルアミンデンドリマー、ラウロアンホPG-酢酸塩クロリドリン酸三ナトリウム、ウンデカン酸、ウンデセス-5カルボン酸、ウンデシレンアミドプロピルアミンオキシド、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、ウンデシレン酸、ウンデシノイルコラーゲンアミノ酸、ウンデシレノイルグリシン、ウンデシノイル加水分解コラーゲン、ウンデシノイルコムギアミノ酸、ウンデシルグルコシド、コムギ胚芽油脂肪酸、コムギ胚アミドプロピルアミンオキシド、コムギ胚アミドプロピルベタイン、Yucca Schidigera(ユッカ シジゲラ)の葉/根/茎抽出物、Yucca Schidigera(ユッカ シジゲラ)茎抽出物、コセス硫酸亜鉛およびココ-硫酸亜鉛。
【0310】
製品保護のための抗微生物剤:保存目的のため、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、本発明による化粧組成物または医薬組成物の抗微生物構成成分(b)とは異なる1種または複数のさらなる抗微生物剤を好ましくは含む。前記抗微生物剤は化粧組成物または医薬組成物において適切または慣習的であり、使える状態である製剤の保存を確実にすることにおいて価値がある。これらの抗微生物剤は主に微生物、特に細菌、酵母および/または真菌に対して作用する。特定された微生物は、化粧品または医薬品に望ましくない有酸素性の中等温度好性細菌または酵母または真菌であり、ヒトの健康に対して有害となり得る病原体種または製造プロセスにおける衛生不良の指標として認識されている。特定された微生物として考えられる微生物は、シュードモナス(Pseudomonas)属(細菌)、スタフィロコッカス(Staphylococcus)(細菌)、エシェリヒア(Escherichia)(細菌)、ガンジダ(Candida)(酵母)およびアスペルギルス(Aspergillus)(真菌)、ならびにこれらの組合せである。より好ましくは、微生物は、Pseudomonas aeruginosa(シュードモナス・エルギノーザ)、Staphylococcus aureus(スタフィロコッカス・アウレウス)、大腸菌、Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)およびAspergillus brasiliensis(アスペルギルス・ブラジル)、ならびにこれらの組合せからなる群から選択される。特に貯蔵中の化粧品または薬学的調製物の分解および劣化は、時には製品の感覚性品質の機能障害と共に進行することもあるので、このような分解および劣化を、微生物の増殖を抑制または阻害することによって阻止するまたは少なくとも最小化することができる。
本発明の第1の態様または第2の態様による組成物は、以下からなる群から選択される、製品保護のための少なくとも1種のさらなる抗微生物剤を包含することができる:ブチルパラベン、2-ベンジルヘプタノール、4-ヒドロキシアセトフェノン、アルキル(C12-22)臭化セチルトリメチルアンモニウムおよび塩化セチルトリメチルアンモニウム、アスコルビン酸およびその塩、臭化ベンザルコニウム、塩化ベンズアルコニウム、サッカリン酸ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、カンファー、塩化セチルピリジニウム、クロルヘキシジン、二酢酸クロルヘキシジン、ジグルコン酸クロルヘキシジン、二塩酸クロルヘキシジン、クロロクレゾール、クロロキシレノール、クロルフェネシン、シクロヘキシルグリセリン、デヒドロ酢酸、ジアゾリジニル尿素、EDTA二ナトリウム、DMDMヒダントイン、グリセリン、カプリン酸グリセリル、ヘキサミジン、ジイセチオン酸ヘキサミジン、ヘキシルグリセリン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、イソブチルパラベン、イタコン酸およびその塩、乳酸、サルチル酸メチル、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルパラベンおよびその塩、フェネチルアルコール、ポリアルギニン、ポリリジン、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、塩化銀、クエン酸銀、安息香酸ナトリウム、エチルパラベンナトリウム、レブリン酸ナトリウムまたはレブリン酸ならびにそのエステルおよび/またはケタール、プロピルパラベンナトリウム、ソルビン酸、カプリル酸ソルビタン、サリチル酸TEA、グルタミン酸二酢酸四ナトリウム、トリクロカルバン、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム、クエン酸亜鉛、ジカルボキシメチルアラニン3ナトリウム、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、および前述の化合物のうちの2種またはそれよりも多くの混合物。
【0311】
好ましい変化形において、製品保護のためのさらなる抗微生物剤は、以下からなる群から選択される:ブチルパラベン、クロルヘキシジン、ジグルコン酸クロルヘキシジン、クロルフェネシン、ジアゾリジニル尿素、EDTA二ナトリウム、DMDMヒダントイン、エチルパラベン、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、イソブチルパラベン、イタコン酸、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルパラベン、フェネチルアルコール、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、安息香酸ナトリウム、エチルパラベンナトリウム、プロピルパラベンナトリウム、カプリル酸ソルビタン、サリチル酸TEA、グルタミン酸二酢酸四ナトリウム、エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム、デヒドロ酢酸、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、および前述の化合物のうちの2種またはそれよりも多くの混合物。
【0312】
特に好ましい変化形において、製品保護のためのさらなる抗微生物剤は、製品保護のためのさらなる抗微生物剤からなる群から選択される:ブチルパラベン、EDTA二ナトリウム、DMDMヒダントイン、エチルパラベン、ヒドロキシエトキシフェニルブタノール、ヒドロキシエトキシフェニルブタノン、イタコン酸、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、メチルパラベン、メチルパラベン、ソルビン酸カリウム、プロピルパラベン、安息香酸ナトリウム、プロピルパラベンナトリウム、デヒドロ酢酸、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、および前述の化合物のうちの2種またはそれよりも多くの混合物。
【0313】
製品保護のための前述の抗微生物剤は、いずれかの単一の構成成分として、または上記に特定されたような製品保護のための1種もしくは複数の抗微生物剤と組み合わせて使用することができる。抗微生物作用を増強し、より広範な抗微生物作用範囲を網羅するため、2種またはそれよりも多くの保存剤の組合せが好ましくは使用される。
【0314】
グリーンおよび合成ポリマー:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数のグリーンまたは合成ポリマーを好ましくは含む。適切なカチオン性ポリマーは、例えば、カチオン性セルロース誘導体、例えば、Amercholから名称PolymerJR 400(登録商標)で入手可能な4級化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性のデンプン、ジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドのコポリマー、4級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマー、例えば、Luviquat(登録商標)(BASF)、ポリグリコールおよびアミンの縮合物、4級化コラーゲンポリペプチド、例えば、ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン(Lamequat(登録商標)L、Gruenau)、4級化コムギポリペプチド、ポリエチレンイミン、カチオン性シリコーンポリマー、例えば、アモジメチコン、アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンとのコポリマー(Cartaretine(登録商標)、Sandoz)、アクリル酸とジメチルジアリルアンモニウムクロリドとのコポリマー(Merquat(登録商標)550、Chemviron)、ポリアミノポリアミドおよびその架橋した水溶性ポリマー、カチオン性キチン誘導体、例えば、4級化キトサン、任意に、微結晶性分布のもの、ジハロアルキル、例えば、ジブロモブタンと、ビス-ジアルキルアミン、例えば、ビス-ジメチルアミノ-1,3-プロパンの縮合物、カチオン性グアーガム、例えば、CelaneseのJaguar(登録商標)CBS、Jaguar(登録商標)C-17、Jaguar(登録商標)C-16、4級化アンモニウム塩ポリマー、例えば、MiranolのMirapol(登録商標)A-15、Mirapol(登録商標)AD-1、Mirapol(登録商標)AZ-1、ならびに様々なポリクオタニウム型(例えば6、7、32または37)である(これらは商標名Rheocare(登録商標)CCまたはUltragel(登録商標)300で市販されているものの中に見出すことができる)。適切なアニオン性、両性イオン、両性および非イオン性ポリマーは、例えば、酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/ビニルアクリレートコポリマー、酢酸ビニル/マレイン酸ブチル/アクリル酸イソボルニルコポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーおよびそのエステル、非架橋およびポリオール架橋ポリアクリル酸、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/メチルメタクリレート/tert-ブチルアミノエチルメタクリレート/2-ヒドロキシプロピルメタクリレートコポリマー、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタムターポリマーならびに任意に、誘導体化したセルロースエーテルおよびシリコーンである。好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、非架橋またはポリオール架橋ポリアクリル酸をポリマー構成成分として好ましくは含む。
【0315】
増粘剤および/またはレオロジー添加剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の増粘剤および/またはレオロジー添加剤を好ましくは含む。適切な増粘剤は、ポリマー性増粘剤、例えば、Aerosil(登録商標)型(親水性シリカ)、多糖、さらにとりわけ、キサンタンガム、グアーグアー、寒天、アルギン酸塩およびチロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、また比較的に高分子量のポリエチレングリコールモノエステルおよび脂肪酸のジエステル、ポリアクリレート(例えば、Carbopols(登録商標)[Goodrich]またはSynthalens(登録商標)[Sigma])、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドン、界面活性剤、例えば、エトキシ化脂肪酸グリセリド、脂肪酸とポリオールとのエステル、例えば、ペンタエリトリトールまたはトリメチロールプロパン、狭い範囲の脂肪族アルコールエトキシレートおよび電解質、例えば、塩化ナトリウムおよび塩化アンモニウムである。
【0316】
香油および/または香料:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の香油および/または香料を好ましくは含む。適切な香油は天然香水と合成香水の混合物である。天然香水は、花の抽出物(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イランイラン)、茎および葉(ゼラニウム、パチュリ、プチグレン)、果実(アニス、コリアンダー、キャラウェー、ジュニパー)、果実の皮(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根(ナツメグ、アンジェリカ、セロリ、カルダモン、コスツス、アヤメ、カルムス)、木(マツの木、ビャクダン、ユソウボク、シーダーウッド、ローズウッド)、薬草およびイネ科植物(タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、棘および枝(トウヒ、モミ、マツ、ハイマツ)、樹脂およびバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、オリバナム、オポポナックス)を含む。動物原料、例えば、ジャコウネコおよびビーバーもまた使用することができる。典型的な合成香水化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。エステル型の香水化合物の例は、酢酸ベンジル、イソ酪酸フェノキシエチル、酢酸p-tertブチルシクロヘキシル、酢酸リナリル、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、酢酸フェニルエチル、安息香酸リナリル、ギ酸ベンジル、グリシン酸エチルメチルフェニル、プロピオン酸シクロヘキシルアリル、プロピオン酸スチラリルおよびサリチル酸ベンジルである。エーテルは、例えば、ベンジルエチルエーテルを含み、その一方でアルデヒドは、例えば、8~18個の炭素原子を含有する線状アルカナール、シトラル、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアールおよびボウルゲオナールを含む。適切なケトンの例はイオノン、ベータ-イソメチルイオノンおよびメチルセドリルケトンである。適切なアルコールはアネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素はテルペンおよびバルサムを主に含む。しかし、異なる香水化合物の混合物を使用することが好ましく、これらは一緒になって、同調性のある香水を生成する。他の適切な香油は大半がアロマ構成成分として使用されている揮発性の比較的に低いエッセンシャルオイルである。例として、セージ油、カモミール油、クローブ油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、ライム-花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバンディン油がある。以下が個々にまたは混合物の形態で好ましくは使用される:ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ヘキシルケイヒアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、Boisambrene Forte(エトキシメトキシシクロドデカン)、Ambroxan(アンブロキサン)、インドール、ヘジオン、サンデリス、かんきつ油、マンダリン油、オレンジ油、グリコール酸アリルアミル、シクロベルタール、ラバンディン油、サルビア油、ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、サリチル酸シクロヘキシル、Vertofix Coeur(1-セドル-8-エン-9-イルエタノン))、イソイースーパー、フィキソリドNP、エベルニル、イラルデインガンマ、フェニル酢酸、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、ローズオキシド、ロミラット、イロチルおよびフローラマ。
【0317】
抗セルライト剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の抗セルライト剤を好ましくは含む。抗セルライト剤および脂肪分解剤は好ましくはベータ-アドレナリン受容体アゴニスト、例えば、シネフリンおよびその誘導体、ならびにカルバミン酸シクロヘキシルからなる群から選択される。抗セルライト剤、特にC神経繊維を刺激および/または減極する薬剤の活性を増強または強化する薬剤は、好ましくはカプサイシンおよびその誘導体、バニリル-ノニルアミドおよびその誘導体、L-カルニチン、コエンザイムA、イソフラボノイド、ダイズ抽出物、アナナス抽出物ならびに共役リノール酸からなる群から選択される。
【0318】
脂肪増強剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、脂肪増強活性を増強または強化する1種または複数の脂肪増強剤および/または脂質生成剤ならびに薬剤を好ましくは含む。脂肪増強剤は、例えば、ヒドロキシメトキシフェニルプロピルメチルメトキシベンゾフラン(商標名:Sym3D(登録商標))である。
【0319】
過脂肪剤および/または粘稠性因子:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の過脂肪剤および/または粘稠性因子を好ましくは含む。過脂肪剤は、例えば、ラノリンおよびレシチン、さらにポリエトキシル化またはアシル化したラノリンおよびレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールアミドなどの物質から選択することができ、脂肪酸アルカノールアミドはまた泡安定剤としての役目も果たす。主に使用されている粘稠性因子は12~22個、好ましくは16~18個の炭素原子を含有する脂肪族アルコールまたはヒドロキシ脂肪族アルコール、さらに部分グリセリド、脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸である。これらの物質と、アルキルオリゴグルコシドおよび/または同じ鎖長の脂肪酸N-メチルグルカミドおよび/またはポリグリセロールポリ-12-ヒドロキシステアレートとの組合せが好ましくは使用される。
【0320】
真珠光沢ワックス:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の真珠光沢ワックスを好ましくは含む。適切な真珠光沢ワックスは、例えば、アルキレングリコールエステル、特にジステアリン酸エチレングリコール;脂肪酸アルカノールアミド、特にヤシ脂肪酸ジエタノールアミド;部分グリセリド、特にステアリン酸モノグリセリド;多塩基酸のエステル、任意に、ヒドロキシ置換カルボン酸と、6~22個の炭素原子を含有する脂肪族アルコールとのエステル、特に酒石酸の長鎖エステル;脂肪族化合物、例えば、脂肪族アルコール、脂肪族ケトン、脂肪族アルデヒド、脂肪族エーテルおよび脂肪族カーボネートなど、全部で少なくとも24個の炭素原子を含有する脂肪族化合物、特にラウロンおよびジステアリルエーテル;脂肪酸、例えば、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸、12~22個の炭素原子を含有するオレフィンエポキシドと、12~22個の炭素原子を含有する脂肪族アルコールならびに/または2~15個の炭素原子および2~10個のヒドロキシル基を含有するポリオールとの開環生成物、ならびにこれらの混合物である。
【0321】
シリコーン:絹のような、拡散可能な、ぜいたくな質感を付与し、皮膚をより滑らかに見えるように、感じるようにさせて、さらに加工性を改善する(消泡)ために、本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数のシリコーン(複数可)またはシリコーン誘導体(複数可)を好ましくは含む。適切なシリコーンは、以下からなる群から選択することができる:マンヌロン酸アセフィリンメチルシラノール、アセチルメチオニルメチルシラノールエラスチネートアクリレート/ベヘニル、ジメチコンアクリレート/メタクリレートコポリマー、アクリレート/ベヘニルメタクリレート/ジメチコンメタクリレートコポリマー、アクリレート/ビス-ヒドロキシプロピルジメチコン架橋ポリマー、アクリレート/ジメチコンコポリマー、アクリレート/ジメチコンメタクリレート/エチルヘキシルアクリレートコポリマー、アクリレート/ジメチコノールアクリレートコポリマー、アクリレート/エチルヘキシルアクリレート/ジメチコンメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミド/ジフェニルアモジメチコンコポリマー、アクリレート/ポリトリムメチルシロキシメタクリレートコポリマー、アクリレート/プロピルトリメチコンメタクリレートコポリマー、アクリレート/ステアリルジメチコンアクリレート/メタクリレートコポリマー、アクリレート/トリデシルアクリレート/トリエトキシシリルプロピルメタクリレート/ジメチコンメタクリレートコポリマー、アクリレート/トリフルオロプロピルメタクリレート/ポリトリメチルシロキシメタクリレートコポリマー、アミノビスプロピルジメチコン、アミノエチルアミノプロピルジメチコン、アミノプロピルジメチコン、アミノプロピルフェニルトリメチコン、アミノプロピルトリエトキシシラン、硫酸アンモニウムジメチコンPEG-7、アモジメチコン、ヒドロキシステアリン酸アモジメチコン、アモジメチコン/シルセスキオキサンコポリマー、アスコルビルカルボキシデシルトリシロキサン、アスコルビルメチルシラノールペクチネート、ベヘノキシジメチコン、フタル酸PEG-8ジメチコンベヘントリモニウム、ベヘニルジメチコン、ビスアミノPEG/PPG-41/3アミノエチルPG-プロピルジメチコン、ビス-アミノプロピル/エトキシアミノプロピルジメチコン、ビス(ブチルベンゾエート)ジアミノトリアジンアミノプロピルトリシロキサン、ビス-ブチルジメチコンポリグリセリル-3、ビス-ブチルオキシアモジメチコン/PEG-60コポリマー、ビス(C13~15アルコキシ)ヒドロキシブタミドアモジメチコン、ビス(C13~15アルコキシ)PG-アモジメチコン、ビス-(C1~8アルキルラウロイルリシンデシルカルボキサミド)ジメチコン、ビス-セチルセチルジメチコン、ビス-セチル/PEG-8セチルPEG-8ジメチコン、ビス-ジフェニルエチルジシロキサン、ビス-エチルエチルメチコン、ビス-グルコナミドエチルアミノプロピルジメチコン、ビス-水素ジメチコン、ビス-ヒドロキシエトキシプロピルジメチコンビス-ヒドロキシラウリル、ジメチコン/IPDIコポリマー、ビス-ヒドロキシ/メトキシアモジメチコン、ビス-ヒドロキシプロピルジメチコンベヘネート、ビス-ヒドロキシプロピルジメチコン/SMDIコポリマー、ビス-イソブチルPEG-14/アモジメチコンコポリマー、ビス-イソブチルPEG-15/アモジメチコンコポリマー、ビス-イソブチル-PEG/PPG-20/35/アモジメチコンコポリマー、ビス-イソブチルPEG/PPG-10/7/ジメチコンコポリマー、ビス-イソブチルPEG-24/PPG-7/ジメチコンコポリマー、ビス-PEG-1ジメチコン、ビス-PEG-4ジメチコン、ビス-PEG-8ジメチコン、ビス-PEG-12ジメチコン、ビス-PEG-20ジメチコン、ビス-PEG-12ジメチコンミツロウ、ビス-PEG-12ジメチコンキャンデリレート、ビス-PEG-15ジメチコン/IPDIコポリマー、ビス-PEG-15メチルエーテルジメチコン、ビス-PEG-18メチルエーテルジメチルシラン、ビス-PEG/PPG-14/14ジメチコン、ビス-PEG/PPG-15/5ジメチコン、ビス-PEG/PPG-18/6ジメチコン、ビス-PEG/PPG-20/20ジメチコン、ビス-PEG/PPG-16/16PEG/PPG-16/16ジメチコン、ビス-PEG/PPG-20/5PEG/PPG-20/5ジメチコン、ビスフェニルヘキサメチコン、ビス-フェニルプロピルジメチコン、ビスポリエチレンジメチコン、ビス-(ポリグリセリル-3オキシフェニルプロピル)ジメチコン、
ビス-(ポリグリセリル-7オキシフェニルプロピル)ジメチコン、ビス-PPG-15ジメチコン/IPDIコポリマー、ビス(PPG-7ウンデセンス-21)ジメチコン、ビス-ステアリルジメチコン、ビス-トリメトキシシリルエチルテトラメチルジシロキシエチルジメチコン、ビス-ビニルジメチコン、ビス-ビニルジメチコン/ジメチコンコポリマー、ルリジサシード油PEG-7ジメチコンエステル、ブチルアクリレート/C6~14パーフルオロアルキルエチルアクリレート/メルカプトプロピルジメチコンコポリマー、ブチルアクリレート/ヒドロキシプロピルジメチコンアクリレートコポリマー、ブチルジメチコンアクリレート/シクロヘキシルメタクリレート/エチルヘキシルアクリレートコポリマー、ブチルジメチコンメタクリレート/メチルメタクリレート架橋ポリマー、t-ブチルジメチルシリルブドウ種子抽出物、ブチルポリジメチルシロキシルエチレン/プロピレン/ビニルノルボルネンコポリマー、C6~8アルキルC3~6アルキルグルコシドジメチコン、C20~24アルキルジメチコン、C24~28アルキルジメチコン、C26~28アルキルジメチコン、C30~45アルキルジメチコン、C30~60アルキルジメチコン、C32アルキルジメチコン、C30~45アルキルジメチコン/ポリシクロヘキセンオキシド架橋ポリマー、C26~28アルキルジメチルシリルポリプロピルシルセスキオキサン、C30~45アルキルジメチルシリルポリプロピルシルセスキオキサン、C20~-24アルキルメチコン、C24~28アルキルメチコン、C26~28アルキルメチコン、C30~45アルキルメチコン、C20~28アルキルパーフルオロデシルエトキシジメチコン、C26~54アルキルテトラデシルジメチコン、カプリルジメチコン、カプリリルジメチコンエトキシグルコシド、カプリリルメチコン、カプリリルトリメチコン、カルボキシデシルトリシロキサン、ヒマシ油ビス-ヒドロキシプロピルジメチコンエステルセロチルジメチコン、セテアリールジメチコン架橋ポリマー、セテアリールジメチコン/ビニルジメチコン架橋ポリマー、セテアリールメチコン、セトリモニウムカルボキシデシルPEG-8ジメチコン、セトリモニウムジメチコンPEG-7フタレート、セチルベヘニルジメチコン、セチルジメチコン、セチルジメチコン/ビス-ビニルジメチコン架橋ポリマー、セチルヘキサコシルジメチコン、セチルオキシジメチコン、セチルPEG-8ジメチコン、セチルPEG/PPG-15/15ブチルエーテルジメチコン、セチルPEG/PPG-7/3ジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、セチルトリエチルモニウムジメチコンPEG-8フタレート、セチルトリエチルモニウムジメチコンPEG-8スクシネート、銅アセチルチロシネートメチルシラノール、銅PCAメチルシラノール、C4~14パーフルオロアルキルエトキシジメチコン、シクロエトキシメチコン、シクロヘプタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロフェニルメチコン、シクロテトラシロキサン、シクロビニルメチコン、シスチンビス-PG-プロピルシラントリオール、DEAPG-プロピルPEG/PPG-18/21ジメチコン、ジイソステアロイルトリメチロールプロパンシロキシシリケート、ジラウロイルトリメチロールプロパンシロキシシリケート、ジリノレアミドプロピルジメチルアミンジメチコンPEG-7ホスフェート、ジメチコン、ジメチコン架橋ポリマー、ジメチコン架橋ポリマー-3、ジメチコン/ジビニルジメチコン/シルセスキオキサン架橋ポリマー、ジメチコンエトキシグルコシド、塩化ジメチコンヒドロキシプロピルトリモニウム、ジメチコン/メルカプトプロピルメチコンコポリマー、ジメチコンPEG-15アセテート、ジメチコンPEG-8アジペート、ジメチコンPEG-7アボカドエート、ジメチコンPEG-8アボカドエート、ジメチコンPEG-8ミツロウ、ジメチコンPEG-8ベンゾエート、ジメチコンPEG-8ボラジエート、ジメチコンPEG-7ココエート、ジメチコン/PEG-10架橋ポリマー、ジメチコン/PEG-10/15架橋ポリマー、ジメチコン/PEG-15架橋ポリマー、ジメチコンPEG-7イソステアレート、ジメチコンPEG-8イソステアレート、ジメチコンPEG-7ラクテート、ジメチコンPEG-8ラノリン脂肪酸、ジメチコンPEG-8ラウレート、ジメチコンPEG-8メドウフォーメート、ジメチコンPEG-7オクチルドデシルシトレート、ジメチコンPEG-7オリベート、ジメチコンPEG-8オリベート、ジメチコンPEG-7ホスフェート、ジメチコンPEG-8ホスフェート、ジメチコンPEG-10ホスフェート、ジメチコンPEG-7フタレート、ジメチコンPEG-8フタレート、
ジメチコンPEG-8ポリアクリレート、ジメチコンPEG/PPG-20/23ベンゾエート、PEG/PPG-7/4ジメチコンリン酸、PEG/PPG-12/4ジメチコンリン酸、ジメチコンPEG-7スクシネート、ジメチコンPEG-8スクシネート、ジメチコンPEG-7スルフェート、ジメチコンPEG-7ウンデシレネート、塩化ジメチコンPG-ジエチルモニウム、ジメチコン/フェニルビニルジメチコン架橋ポリマー、ジメチコン/ポリグリセリン-3架橋ポリマー、ジメチコン/PPG-20架橋ポリマー、ジメチコンプロピルエチレンジアミンベヘネート、ジメチコンプロピルPG-ベタイン、ジメチコン/シルセスキオキサンコポリマー、ジメチコンシリレート、ジメチコン/ビニルジメチコン架橋ポリマー、ジメチコン/ビニルトリメチルシロキシシリケート架橋ポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールアルギニン、ジメチコノールミツロウ、ベヘン酸ジメチコノール、ボラージ酸ジメチコノール、カンデリル酸ジメチコノール、カルナバ酸ジメチコノール、ジメチコノールシステイン、ジメチコノールダパブテレート、ジメチコノールフルオロアルコールジリノレイン酸、ヒドロキシステアリン酸ジメチコノール、ジメチコノールイリペブテレート、ジメチコノール/IPDIコポリマー、ジメチコノールイソステアレート、ジメチコノールコクムブテレート、乳酸ジメチコノール、ジメチコノールメドウフォーメート、ジメチコノールメチオニン、ジメチコノール/メチルシラノール/シリケート架橋ポリマー、ジメチコノールモーワブテレート、ジメチコノールパンテノール、ジメチコノールサルブテレート、ジメチコノール/シリカ架橋ポリマー、ジメチコノール/シルセスキオキサンコポリマー、ステアリン酸ジメチコノール、ジメチコノール/ステアリル、メチコン/フェニルトリメチコンコポリマー、ジメトキシシリルエチレンジアミノプロピルジメチコン、ジメチルアミノプロピルアミドPCAジメチコン、ジメチルオキソベンゾジオキサシラン、ヒアルロン酸ジメチルシラノール、ジオレイルトコフェリルメチルシラノール、ジフェニルアモジメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルジメチコン架橋ポリマー、ジフェニルジメチコン?/イニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン架橋ポリマー、ジフェニルエチルベンジルオキシジシロキサン、ジフェニルイソプロピルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニル/プロピルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンジシロキサン、アモジメチコンジスクシンアミド二ナトリウム、PEG-12ジメチコンスルホコハク酸二ナトリウム、PEG-8ラウリルジメチコンスルホコハク酸二ナトリウム、ジビニルジメチコン/ジメチコンコポリマー、ジビニルジメチコン/ジメチコン架橋ポリマー、ドロムトリゾールトリシロキサン、エチルヘキシルアクリレート/VP/ジメチコンメタクリレートコポリマー、エチルメチコン、エチルトリシロキサン、フルオロC2~8アルキルジメチコン、グルコンアミドプロピルアミノプロピルジメチコン、4-(2-ベータ-グルコピラノシロキシ)プロポキシ-2-ヒドロキシベンゾフェノン、グリセリルウンデシルジメチコン、グリシドキシジメチコン、ヘキサデシルメチコン、ヘキシルジメチコン、ヘキシルメチコン、ヘキシルトリメトキシシラン、水素ジメチコン、水素ジメチコン/オクチルシルセスキオキサンコポリマー、加水分解コラーゲンPG-プロピルジメチコノール、加水分解コラーゲンPG-プロピルメチルシランジオール、加水分解コラーゲンPG-プロピルシラントリオール、加水分解ケラチンPG-プロピルメチルシランジオール、加水分解ゴマタンパク質PG-プロピルメチルシランジオール、加水分解シルクPG-プロピルメチルシランジオール、加水分解シルクPG-プロピルメチルシランジオール架橋ポリマー、加水分解ダイズタンパク質/ジメチコンPEG-7アセテート、加水分解ダイズタンパク質PG-プロピルメチルシランジオール、加水分解植物タンパク質PG-プロピルシラントリオール、加水分解コムギタンパク質/シスチンビス-PG-プロピルシラントリオールコポリマー、加水分解コムギタンパク質/ジメチコンPEG-7アセテート、加水分解コムギタンパク質/ジメチコンPEG-7ホスフェートコポリマー、加水分解コムギタンパク質PG-プロピルメチルシランジオール、加水分解コムギタンパク質PG-プロピルシラントリオール、ヒドロキシエチルアセトモニウムPG-ジメチコン、ヒドロキシプロピルジメチコン、ヒドロキシプロピルジメチコンベヘネート、ヒドロキシプロピルジメチコンイソステアレート、ヒドロキシプロピルジメチコンステアレート、イソブチルメタクリレート/ビス-ヒドロキシプロピルジメチコンアクリレートコポリマー、
イソブチルメタクリレート/トリフルオロエチルメタクリレート/ビス-ヒドロキシプロピルジメチコンアクリレートコポリマー、イソペンチルトリメトキシシンナメートトリシロキサン、イソポリグリセリル-3ジメチコン、イソポリグリセリル-3ジメチコノール、イソプロピルチタニウムトリイソステアレート/トリエトキシシリルエチル、ポリジメチルシロキシエチルジメチコン架橋ポリマー、イソステアリルカルボキシデシルPEG-8ジメチコン、ラクトイルメチルシラノールエラスチネート、ラウリルジメチコン、ラウリルジメチコンPEG-15架橋ポリマー、ラウリルジメチコンPEG-10ホスフェート、ラウリルジメチコン/ポリグリセリン-3架橋ポリマー、ラウリルメチコン、ラウリルPEG-8ジメチコン、ラウリルPEG-10メチルエーテルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG/PPG-18/18メチコン、ラウリルフェニルイソプロピルメチコン、ラウリルフェニルプロピルメチコン、ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン/ビス-ビニルジメチコン架橋ポリマー、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルトリメチコン、リノールアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ジメチコン、メタクリロイルプロピルトリメトキシシラン、メチコン、メトキシアモジメチコン/シルセスキオキサンコポリマー、メトキシシンナミドプロピルポリシルセスキオキサン、メトキシシンナモイルプロピルシルセスキオキサンシリケート、メトキシPEG-13エチルポリシルセスキオキサン、メトキシPEG/PPG-7/3アミノプロピルジメチコン、メトキシPEG/PPG-25/4ジメチコン、メトキシPEG-10プロピルトリメトキシシラン、メチルオイゲニルPEG-8ジメチコン、メチルポリシロキサン乳剤、メチルシラノールアセチルメチオネート、メチルシラノールアセチルチロシン、アスコルビン酸メチルシラノール、メチルシラノールカルボキシメチルテオフィリン、メチルシラノールカルボキシメチルテオフィリンアルギネート、エラスチン酸メチルシラノール、グリチルリチン酸メチルシラノール、メチルシラノールヒドロキシプロリン、メチルシラノールヒドロキシプロリンアスパルテート、マンヌロン酸メチルシラノール、メチルシラノールPCA、メチルシラノールPEG-7グリセリルココエート、メチルシラノール/シリケート架橋ポリマー、メチルシラノールスピルリネート、メチルシラノールトリ-PEG-8グリセリルココエート、メチルトリメチコン、メチルトリメトキシシラン、ミリスチルアミドプロピルジメチルアミンジメチコンPEG-7ホスフェート、ミリスチルメチコン、ミリスチルトリシロキサン、ナイロン-611/ジメチコンコポリマー、PCAジメチコン、PEG-7アモジメチコン、PEG-8アモジメチコン、PEG-8セチルジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-6ジメチコン、PEG-7ジメチコン、PEG-8ジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-12ジメチコン、PEG-14ジメチコン、PEG-17ジメチコン、PEG-10ジメチコン架橋ポリマー、PEG-12ジメチコン架橋ポリマー、PEG-8ジメチコンダイマージリノレエート、PEG-8ジメチコン/ダイマージリノレン酸コポリマー、PEG-10ジメチコン/ビニルジメチコン架橋ポリマー、PEG-8塩化ジステアルモニウムPG-ジメチコン、PEG-10/ラウリルジメチコン架橋ポリマー、PEG-15/ラウリルジメチコン架橋ポリマー、PEG-15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン架橋ポリマー、PEG-8メチコン、酢酸PEG-6メチコン、PEG-6メチルエーテルジメチコン、PEG-7メチルエーテルジメチコン、PEG-8メチルエーテルジメチコン、PEG-9メチルエーテルジメチコン、PEG-10メチルエーテルジメチコン、PEG-11メチルエーテルジメチコン、PEG-32メチルエーテルジメチコン、PEG-8メチルエーテルトリエトキシシラン、PEG-10ノナフルオロヘキシルジメチコンコポリマー、PEG-4 PEG-12ジメチコン、PEG-8PG-ココ-グルコシドジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG/PPG-20/22ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-22/22ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-23/23ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-24/18ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-27/9ブチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-3/10ジメチコン、PEG/PPG-4/12ジメチコン、PEG/PPG-6/4ジメチコン、PEG/PPG-6/11ジメチコン、
PEG/PPG-8/14ジメチコン、PEG/PPG-8/26ジメチコン、PEG/PPG-10/2ジメチコン、PEG/PPG-12/16ジメチコン、PEG/PPG-12/18ジメチコン、PEG/PPG-14/4ジメチコン、PEG/PPG-15/5ジメチコン、PEG/PPG-15/15ジメチコン、PEG/PPG-16/2ジメチコン、PEG/PPG-16/8ジメチコン、PEG/PPG-17/18ジメチコン、PEG/PPG-18/6ジメチコン、PEG/PPG-18/12ジメチコン、PEG/PPG-18/18ジメチコン、PEG/PPG-19/19ジメチコン、PEG/PPG-20/6ジメチコン、PEG/PPG-20/15ジメチコン、PEG/PPG-20/20ジメチコン、PEG/PPG-20/23ジメチコン、PEG/PPG-20/29ジメチコン、PEG/PPG-22/23ジメチコン、PEG/PPG-22/24ジメチコン、PEG/PPG-23/6ジメチコン、PEG/PPG-25/25ジメチコン、PEG/PPG-27/27ジメチコン、PEG/PPG-30/10ジメチコン、PEG/PPG-25/25ジメチコン/アクリレートコポリマー、PEG/PPG-20/22メチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-24/24メチルエーテルグリシドキシジメチコン、PEG/PPG-10/3オレイルエーテルジメチコン、PEG/PPG-5/3トリシロキサン、PEG-4トリフルオロプロピルジメチコンコポリマー、PEG-8トリフルオロプロピルジメチコンコポリマー、PEG-10トリフルオロプロピルジメチコンコポリマー、PEG-8トリシロキサン、パーフルオロカプリリルトリエトキシシリルエチルメチコン、パーフルオロノニルジメチコン、パーフルオロノニルジメチコン/メチコン/アモジメチコン架橋ポリマー、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルベヘニルジメチコン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルヘキサコシルジメチコン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルラウリル/ベヘニルジメチコン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルラウリルジメチコン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルPEG-8ジメチコン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルPEG-10ジメチコン、パーフルオロノニルエチルジメチコン/メチコンコポリマー、パーフルオロノニルエチルPEG-8ジメチコン、パーフルオロノニルエチルステアリルジメチコン、パーフルオロオクチルエチル/ジフェニルジメチコンコポリマー、パーフルオロオクチルエチルトリエトキシシラン、パーフルオロオクチルエチルトリメトキシシラン、パーフルオロオクチルエチルトリシロキサン、パーフルオロオクチルトリエトキシシラン、PG-アモジメチコン、フェネチルジメチコン、フェネチルジシロキサン、フェニルジメチコン、フェニルイソプロピルジメチコン、フェニルメチコン、フェニルメチコノール、フェニルプロピルジメチルシロキシシリケート、フェニルプロピルエチルメチコン、フェニルプロピルトリメチコン、フェニルプロピルトリメチコン/ジフェニルメチコン、フェニルトリメチコン、白金ジビニルジシロキサン、ポリアクリレート-6、ポリジエチルシロキサン、ポリジメチルシロキシエチルジメチコン/ビス-ビニルジメチコン架橋ポリマー、ポリジメチルシロキシエチルジメチコン/メチコンコポリマー、ポリジメチルシロキシPEG/PPG-24/19ブチルエーテルシルセスキオキサン、ポリジメチルシロキシPPG-13ブチルエーテルシルセスキオキサン、ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン、ポリグリセリル-3/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン架橋ポリマー、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ポリ(グリコールアジペート)/ビス-ヒドロキシエトキシプロピルジメチコンコポリマー、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリメチルシルセスキオキサン/トリメチルシロキシシリケート、ポリフェニルシルセスキオキサン、ポリプロピルシルセスキオキサン、ポリシリコーン-1、ポリシリコーン-2、ポリシリコーン-3、ポリシリコーン-4、ポリシリコーン-5、ポリシリコーン-6、ポリシリコーン-7、ポリシリコーン-8、ポリシリコーン-9、ポリシリコーン-10、ポリシリコーン-11、ポリシリコーン-12、ポリシリコーン-13、ポリシリコーン-14、ポリシリコーン-15、ポリシリコーン-16、ポリシリコーン-17、ポリシリコーン-18、ポリシリコーン-19、ポリシリコーン-20、ポリシリコーン-21、ポリシリコーン-18セチルホスフェート、ポリシリコーン-1架橋ポリマー、ポリシリコーン-18ステアレート、ポリウレタン-10、ジメチコンPEG-7パンテニルリン酸カリウム、ジメチコンPEG-7リン酸カリウム、
PPG-12ブチルエーテルジメチコン、PPG-2ジメチコン、PPG-12ジメチコン、PPG-27ジメチコン、PPG-4オレス-10ジメチコン、プロポキシテトラメチルピペリジニルジメチコン、プロピルトリメチコン、クオタニウム-80、レチノキシトリメチルシラン、サリチル酸シランジオール、シラントリオール、アルギン酸シラントリオール、グルタミン酸シラントリオール、リジン酸シラントリオール、メラニン酸シラントリオール、シラントリオールトレハロースエーテル、シリカ、シリカジメチコンシリレート、シリカジメチルシリレート、シリル化シリカ、炭化ケイ素、シリコーンクオタニウム-1、シリコーンクオタニウム-2、シリコーンクオタニウム-2パンテノールスクシネート、シリコーンクオタニウム-3、シリコーンクオタニウム-4、シリコーンクオタニウム-5、シリコーンクオタニウム-6、シリコーンクオタニウム-7、シリコーンクオタニウム-8、シリコーンクオタニウム-9、シリコーンクオタニウム-10、シリコーンクオタニウム-11、シリコーンクオタニウム-12、シリコーンクオタニウム-15、シリコーンクオタニウム-16、シリコーンクオタニウム-16/グリシドキシジメチコン架橋ポリマー、シリコーンクオタニウム-17、シリコーンクオタニウム-18、シリコーンクオタニウム-19、シリコーンクオタニウム-20、シリコーンクオタニウム-21、シリコーンクオタニウム-22、シリコーンクオタニウム-24、シリコーンクオタニウム-25、アルギン酸シロキサントリオール、フィチン酸シロキサントリオール、シメチコン、カルボキシデシルPEG-8ジメチコンナトリウム、ジメチコンPEG-7アセチルメチルタウリン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ジメチルシラノールナトリウム、乳酸メチルシラノールナトリウム、マンヌロン酸メチルシラノールナトリウム、PCAメチルシラノールナトリウム、ジメチコンPG-プロピルチオ硫酸ナトリウムコポリマー、ジメチコンPG-プロピルチオ硫酸ナトリウム、プロポキシヒドロキシプロピルチオ硫酸ナトリウムシリカ、ソルビチルシランジオール、ダイズトリエトキシシリルプロピルジモニウムクロリド、ステアラルコニウムジメチコンPEG-8フタレート、ステアラミドプロピルジメチコン、ステアルジモニウムヒドロキシプロピルパンテニルPEG-7ジメチコンホスフェートクロリド、ステアルジモニウムヒドロキシプロピルPEG-7ジメチコンホスフェートクロリド、ステアルオキシジメチコン、ステアルオキシメチコン/ジメチコンコポリマー、ステアルオキシトリメチルシラン、ステアリルアミノプロピルメチコン、ステアリルジメチコン、ステアリル/メタクリル酸ラウリル架橋ポリマー、ステアリルメチコン、ステアリルトリエトキシシラン、ステアリルトリメチコン、スチレン/アクリレート/ジメチコンアクリレート架橋ポリマー、スチレン/アクリレート/ジメチコンコポリマー、TEA-ジメチコンPEG-7ホスフェート、テトラブトキシプロピルトリシロキサン、テトラメチルヘキサフェニルテトラシロキサン、テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン、トコフェリルオキシプロピルトリシロキサン、トリデセス-9PG-アモジメチコン、トリエトキシカプリリルシラン、トリエトキシシリルエチルジメチコン/メチコンコポリマー、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルジメチコン、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルヘキシルジメチコン、トリエトキシシリルプロピルカルバモイルエトキシプロピルブチルジメチコン、トリフルオロメチルC1~4アルキルジメチコン、トリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン、トリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン、トリフルオロプロピルジメチコン、トリフルオロプロピルジメチコン/PEG-10架橋ポリマー、トリフルオロプロピルジメチコン/トリフルオロプロピルジビニルジメチコン架橋ポリマー、トリフルオロプロピルジメチコン/ビニルトリフルオロプロピル、ジメチコン/シルセスキオキサン架橋ポリマー、トリフルオロプロピルジメチコノール、トリフルオロプロピルジメチル/トリメチルシロキシシリケート、トリフルオロプロピルメチコン、トリメトキシカプリリルシラン、トリメトキシシリルジメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、トリメチルシロキシアモジメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン、トリメチルシロキシシリケート、トリメチルシロキシシリケート/ジメチコン架橋ポリマー、トリメチルシロキシシリケート/ジメチコノール架橋ポリマー、トリメチルシロキシシリルカルバモイルプルラン、トリメチルシリル加水分解コンキオリンタンパク質PG-プロピルメチルシランジオール架橋ポリマー、
トリメチルシリル加水分解シルクPG-プロピルメチルシランジオール架橋ポリマー、トリメチルシリル加水分解コムギタンパク質PG-プロピルメチルシランジオール架橋ポリマー、トリメチルシリルプルラン、トリメチルシリルトリメチルシロキシグリコレート、トリメチルシリルトリメチルシロキシラクテート、トリメチルシリルトリメチルシロキシサリチレート、トリフェニルトリメチコン、トリシロキサン、トリス-トリブトキシシロキシメチルシラン、ウンデシルクリレンジメチコン、ビニルジメチコン、ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン架橋ポリマー、ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン架橋ポリマー、ビニルジメチル/トリメチルシロキシシリケートステアリルジメチコン架橋ポリマー、VP/ジメチコニルアクリレート/ポリカルバミル/ポリグリコールエステル、亜鉛カルボキシデシルトリシロキサン、亜鉛ジメチコンPEG-8スクシネート、およびこれらの混合物。
【0322】
より好ましくは、本発明による化粧組成物または医薬組成物に含有されるべきシリコーンは、ジメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロテトラシロキサン、フェニルトリメチコン、およびシクロヘキサシロキサンである。
【0323】
ワックスおよび/または安定化剤:使用されている天然油に加えて、1種または複数のワックスもまた本発明による化粧組成物または医薬組成物中に存在してよく、さらにとりわけ、天然ワックス、例えば、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ジャパンワックス、エスパルトグラスワックス、コークワックス、グアルマワックス、コメ油ワックス、サトウギビワックス、オウリキュリーワックス、モンタンワックス、ミツロウ、セラックワックス、鯨ロウ、ラノリン(ウールワックス)、尾腺脂肪、セレシン、オゾケライト(地ロウ)、ワセリン、パラフィンワックスおよびミクロワックス;化学的に修飾されたワックス(ハードワックス)、例えば、モンタンエステルワックス、サソルワックス、水素添加ホホバワックス、ならびに合成ワックス、例えば、ポリアルキレンワックスおよびポリエチレングリコールワックスが存在してもよい。脂肪酸の金属塩、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウムおよび/もしくはステアリン酸亜鉛、またはリシノール酸マグネシウム、リシノール酸アルミニウムおよび/もしくはリシノール酸亜鉛を安定化剤として使用することができる。
【0324】
上記液体UVフィルターとは別に、本明細書で定義されたような化粧組成物または医薬組成物は、少なくとも1種のさらなる第1の日焼け防止因子および/または少なくとも1種のさらなる第2の日焼け防止因子を有利に組み合わせることによって、SPFを増加させる、すなわち高いSPFを得る、ならびに広範なUVAおよびUVB範囲を網羅する。
【0325】
第1の日焼け防止因子:本発明の文脈で、第1の日焼け防止因子は、例えば、室温で液体または結晶であり、紫外線を吸収すること、およびより長い波の照射、例えば熱の形態で吸収したエネルギーを放出することが可能な有機物質(光フィルター)である。
【0326】
本発明による化粧組成物または医薬組成物は少なくとも1種のUV-Aフィルターおよび/または少なくとも1種のUV-Bフィルターおよび/またはブロードバンドフィルターおよび/または少なくとも1種の無機顔料を有利に含有する。本発明による組成物は、少なくとも1種のUV-Bフィルターまたはブロードバンドフィルター、より具体的には好ましくは少なくとも1種のUV-Aフィルターおよび少なくとも1種のUV-Bフィルターを好ましくは含有する。好ましい化粧組成物、好ましくは本発明による局所的組成物は、4-アミノ安息香酸および誘導体、サリチル酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、アクリル酸ジフェニル、3-イミダゾール-4-イルアクリル酸およびそのエステル、ベンゾフラン誘導体、ベンジリデンマロネート誘導体、1種または複数の有機ケイ素ラジカルを含有するポリマー性UV吸収剤、ケイヒ酸誘導体、カンファー誘導体、トリアニリノ-s-トリアジン誘導体、2-ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導体、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸誘導体およびその塩、アントラニル酸メンチルエステル、ベンゾトリアゾール誘導体ならびにインドール誘導体からなる群から選択される1、2、3種またはそれよりも多くの日焼け防止因子を含む。
【0327】
加えて、皮膚に浸透し、太陽光誘発性ダメージに対して皮膚細胞を内側から保護し、皮膚マトリックスメタロプロテアーゼのレベルを減少させる活性成分との組合せが有利である。好ましいそれぞれの成分はいわゆるアリール炭化水素受容体アンタゴニストである。2-ベンジリデン-5,6-ジメトキシ-3,3-ジメチルインダン-1-オンが好ましい。
【0328】
本発明の文脈の中で使用することができる、以下に引用されているUVフィルタが好ましいが、当然これらに限定されない。
【0329】
好ましく使用されるUVフィルターは、以下からなる群から選択される
- p-アミノ安息香酸
- p-アミノ安息香酸エチルエステル(25モル)エトキシ化(INCI名称:PEG-25 PABA)
- p-ジメチルアミノ安息香酸-2-エチルヘキシルエステル
- p-アミノ安息香酸エチルエステル(2モル)N-プロポキシ化
- p-アミノ安息香酸グリセロールエステル
- サリチル酸ホモメンチルエステル(ホモサレート)(Neo Heliopan(登録商標)HMS)
- サリチル酸-2-エチルヘキシルエステル(Neo Heliopan(登録商標)OS)
- サリチル酸トリエタノールアミン
- 4-イソプロピルベンジルサリチレート
- アントラニル酸メンチルエステル(Neo Heliopan(登録商標)MA)
- ジイソプロピルケイヒ酸エチルエステル
- p-メトキシケイヒ酸-2-エチルヘキシルエステル(Neo Heliopan(登録商標)AV)
-ジイソプロピルケイヒ酸メチルエステル
- p-メトキシケイヒ酸イソアミルエステル(Neo Heliopan(登録商標)E1000)
- p-メトキシケイヒ酸ジエタノールアミン塩
- p-メトキシケイヒ酸イソプロピルエステル
- 2-フェニルベンズイミダゾールスルホン酸および塩(Neo Heliopan(登録商標)Hydro)
- 3-(4’-トリメチルアンモニウム)ベンジリデンボルナン-2-オンメチルスルフェート
- ベータ-イミダゾール-4(5)-アクリル酸(ウロカニン酸)
- 3-(4’-スルホ)ベンジリデンボルナン-2-オンおよび塩
- 3-(4’-メチルベンジリデン)-D,L-カンファー(Neo Heliopan(登録商標)MBC)
- 3-ベンジリデン-D,L-カンファー
- N-[(2および4)-[2-(オキソボルン-3-イリデン)メチル]ベンジル]アクリルアミドポリマー
- 4,4’-[(6-[4-(1,1-ジメチル)アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル)ジイミノ]-ビス-(安息香酸-2-エチルヘキシルエステル)(Uvasorb(登録商標)HEB)
- ベンジリデンマロネートポリシロキサン(Parsol(登録商標)SLX)
- グリセリルエチルヘクサノエートジメトキシシンナメート
- ジプロピレングリコールサリチレート
- トリス(2-エチルヘキシル)-4,4’,4’’-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリベンゾエート(=2,4,6-トリアニリノ-(p-カルボ-2’-エチルヘキシル-1’-オキシ)-1,3,5-トリアジン)(Uvinul(登録商標)T150)。
【0330】
好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、以下からなる群から選択される1種または複数のブロードバンドフィルターとの組合せを含む:
-2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-アクリル酸ジフェニル(Neo Heliopan(登録商標)303)
- エチル-2-シアノ-3,3’-アクリル酸ジフェニル
- 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン(Neo Heliopan(登録商標)BB)
- 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸
- ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン
- 2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン
- テトラヒドロキシベンゾフェノン
- 2,2’-ジヒドロキシ-4,4’-ジメトキシベンゾフェノン
- 2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノン
- 2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4’-メチルベンゾフェノン
- ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム
- 二ナトリウム-2,2’-ジヒドロキシ-4,4’-ジメトキシ-5,5’-ジスルホベンゾフェノン
- 2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-6-(2-メチル-3(1,3,3,3-テトラメチル-1-(トリメチルシリル)オキシ)ジシロキサニル)プロピル)フェノール(Mexoryl(登録商標)XL)
- 2,2’-メチレンビス-(6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール)(Tinosorb(登録商標)M)
- 2,4-ビス-[4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシフェニル]-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{(4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン(Tinosorb(登録商標)S)
- 2,4-ビス-[{(4-(3-スルホネート)-2-ヒドロキシプロピルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジンナトリウム塩
- 2,4-ビス-[{(3-(2-プロピルオキシ)-2-ヒドロキシプロピルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-[4-(2-メトキシエチルカルボニル)フェニルアミノ]-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-(3-(2-プロピルオキシ)-2-ヒドロキシプロピルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-[4-(2-エチルカルボキシル)フェニルアミノ]-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(1-メチルピロール-2-イル)-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-トリス-(トリメチルシロキシシリルプロピルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-(2’’-メチルプロペニルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン
- 2,4-ビス-[{4-(1’,1’,1’,3’,5’,5’,5’-ヘプタメチルシロキシ-2’’-メチルプロピルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン。
【0331】
好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、以下からなる群から選択される1種または複数のUV-Aフィルターとの組合せを含む:
- 4-イソプロピルベンゾイルメタン
- テレフタリリデンジボルナンスルホン酸および塩(Mexoryl(登録商標)SX)
- 4-t-ブチル-4’-メトキシベンゾイルメタン(アボベンゾン)/(Neo Heliopan(登録商標)357)
- フェニレンビス-ベンズイミダジルテトラスルホン酸二ナトリウム塩(Neo Heliopan(登録商標)AP)
- 2,2’-(1,4-フェニレン)-ビス-(1H-ベンゾイミダゾール-4,6-ジスルホン酸)、モノナトリウム塩
- 2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルエステル(Uvinul(登録商標)A Plus)
- インダニリデン化合物。
【0332】
さらに好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、以下からなる群から選択される1種または複数のUVフィルターとの組合せを含む:
- p-アミノ安息香酸
- 3-(4’-トリメチルアンモニウム)ベンジリデンボルナン-2-オンメチルスルフェート
- サリチル酸ホモメンチルエステル(Neo Heliopan(登録商標)HMS)
- 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン(Neo Heliopan(登録商標)BB)
- 2-フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(Neo Heliopan(登録商標)Hydro)
- テレフタリリデンジボルナンスルホン酸および塩(Mexoryl(登録商標)SX)
- 4-tert-ブチル-4’-メトキシベンゾイルメタン(Neo Heliopan(登録商標)357)
- 3-(4’-スルホ)ベンジリデンボルナン-2-オンおよび塩
- 2-エチルヘキシル-2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリレート(Neo Heliopan(登録商標)303)
- N-[(2および4)-[2-(オキソボルン-3-イリデン)メチル]ベンジル]アクリルアミドポリマー
- p-メトキシケイヒ酸-2-エチルヘキシルエステル(Neo Heliopan(登録商標)AV)
- p-アミノ安息香酸エチルエステル(25モル)エトキシ化(INCI名称:PEG-25PABA)
- p-メトキシケイヒ酸イソアミルエステル(Neo Heliopan(登録商標)E1000)
- 2,4,6-トリアニリノ-(p-カルボ-2’-エチルヘキシル-1’-オキシ)-1,3,5-トリアジン(Uvinul(登録商標)T150)
- 2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-6-(2-メチル-3(1,3,3,3-テトラメチル-1-(トリメチルシリル)オキシ)-ジシロキサニル)プロピル)フェノール(Mexoryl(登録商標)XL)
- 4,4’-[(6-[4-(1,1-ジメチル)アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1,3,5-トリアジン-2,4-ジイル)ジイミノ]-ビス-(安息香酸-2-エチルヘキシルエステル)(Uvasorb HEB)
- 3-(4’-メチルベンジリデン)-D,L-カンファー(Neo Heliopan(登録商標)MBC)
- 3-ベンジリデンカンファー
- サリチル酸-2-エチルヘキシルエステル(Neo Heliopan(登録商標)OS)
- 4-ジメチルアミノ安息香酸-2-エチルヘキシルエステル(Padimate O)
- ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸およびNa塩
- 2,2’-メチレンビス-(6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール)(Tinosorb(登録商標)M)
- フェニレンビス-ベンズイミダジルテトラスルホン酸二ナトリウム塩(Neo Heliopan(登録商標)AP)
- 2,4-ビス-[{(4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン(Tinosorb(登録商標)S)
- ベンジリデンマロネートポリシロキサン(Parsol(登録商標)SLX)
- アントラニル酸メンチル(Neo Heliopan(登録商標)MA)
-2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルエステル(Uvinul(登録商標)A Plus)
-インダニリデン化合物。
【0333】
さらなる好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、本発明による組成物が2種を超えるまたは等しい(好ましくは5種を超えるまたは等しい)光保護因子を有するように、日焼け止め薬剤の総量、すなわち特にUVフィルターおよび/または無機顔料(UVフィルタリング顔料)を含有する。このような本発明による組成物は皮膚および毛髪を保護するのに特に適している。
【0334】
第2の日焼け防止因子:上述された第1の日焼け防止因子の群に加えて、抗酸化型の第2の日焼け防止因子もまた本発明による化粧組成物または医薬組成物において有利に使用することができる。抗酸化型の第2の日焼け防止因子は、UV光線が皮膚に浸透する際に開始される光化学反応連鎖を妨害する。典型的な例は、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド、例えば、D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびその誘導体(例えばアンセリン)、カロテノイド、カロテン(例えばアルファ-カロテン、ベータ-カロテン、リコピン)およびその誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンおよびグリコシル、それらのN-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、アルファ-リノレイル、コレステリルおよびそのグリセリルエステル)およびこれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリル-チオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)ならびにスルホキシミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-およびヘプタ-チオニンスルホキシミン)(これらを非常に少量の適合性のある用量で)、また(金属)キレート化剤(例えばアルファ-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、アルファ-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびその誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えば、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールおよびその誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル)、トコフェロールおよび誘導体(例えば、酢酸ビタミンE)、ビタミンAおよび誘導体(パルミチン酸ビタミンA)およびベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸およびその誘導体、グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアイアシン樹脂酸、ノルジヒドログアヤレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、スーパーオキシドジスムターゼ、二酸化チタン(例えば、エタノール中分散液)、亜鉛およびその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレンメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えば酸化スチルベン、trans-スチルベンオキシド)ならびに本発明の目的に適したこれらの活性物質の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)である。
【0335】
有利な無機の第2の光保護顔料は、細微に分散した金属酸化物および金属塩である。本発明による完成した化粧品調製物中の無機顔料、特に疎水性の無機ミクロ-顔料の全量は、いずれの場合も調製物の総重量に対して、有利には0.1~30重量%、好ましくは0.5~10.0重量%である。
【0336】
微粒子UVフィルターまたは無機顔料もまた好ましく、これらは、任意に、疎水化されていてもよく、例えば、以下の酸化物:チタニウム(TiO2)、亜鉛(ZnO)、鉄(Fe2O3)、ジルコニウム(ZrO2)、ケイ素(SiO2)、マンガン(例えばMnO)、アルミニウム(Al2O3)、セリウム(例えばCe2O3)、および/またはこれらの混合物を使用することができる。
【0337】
皮膚および/または毛髪の色素沈着をモジュレートする活性物質:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、皮膚および/または毛髪を明色化するための活性成分を含むことができる。皮膚の美白および/または毛髪の明色化に好ましい活性成分は、以下からなる群から選択される:コウジ酸(5-ヒドロキシ-2-ヒドロキシメチル-4-ピラノン)、コウジ酸誘導体、好ましくはコウジ酸ジパルミテート、アルブチン、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、好ましくはリン酸マグネシウムアスコルビル、ヒドロキノン、ヒドロキノン誘導体、レゾルシノール、レゾルシノール誘導体、好ましくは4-アルキルレゾルシノールおよび4-(1-フェニルエチル)1,3-ジヒドロキシベンゼン(フェニルエチルレゾルシノール)、シクロヘキシルカルバメート、硫黄含有分子、好ましくはグルタチオンまたはシステイン、アルファ-ヒドロキシ酸(好ましくはクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、その塩およびエステル、N-アセチルチロシンおよび誘導体、ウンデセノイルフェニルアラニン、グルコン酸、クロモン誘導体、好ましくはアロエシン、フラボノイド、1-アミノエチルホスフィン酸、チオウレア誘導体、エラグ酸、ニコチンアミド(ナイアシンアミド)、亜鉛塩、好ましくは塩化亜鉛またはグルコン酸亜鉛、ツヤプリシンおよび誘導体、トリテルペン、好ましくはマスリン酸、ステロール、好ましくはエルゴステロール、ベンゾフラノン、好ましくはセンキュノリド、ビニルグアアヤコール、エチルグアヤコール、二酸(dionic acids)、好ましくはオクタデセン(octodecene)二酸および/またはアゼライン酸、酸化窒素合成阻害剤、好ましくはL-ニトロアルギニンおよびその誘導体、2,7-ジニトロインダゾールまたはチオシトルリン、金属キレート化剤(好ましくはアルファ-ヒドロキシ脂肪酸、フィチン酸、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、EDTA、EGTAおよびその誘導体)、レチノイド、豆乳および抽出物、セリンプロテアーゼ阻害剤もしくはリポ酸またはその他の皮膚の美白および毛髪の明色化のための合成もしくは天然活性成分であり、後者は好ましくは植物由来の抽出物の形態で使用され、好ましくはクマコケモモ抽出物、コメ抽出物、パパイヤ抽出物、ターメリック抽出物、マルベリー抽出物、ブンコワン抽出物、カヤツリグサ抽出物、リコリッシュ根抽出物またはリコリッシュの濃縮もしくは単離した構成物質、好ましくはグラブリジンまたはリコカルコンA、バンノキ抽出物、スイバおよびラムルス種の抽出物、マツ種(ピヌス)の抽出物、vitis(ヴィティス)種の抽出物またはvitis(ヴィティス)種から単離もしくは濃縮されたスチルベン誘導体、サキシフラガ抽出物、タツナミソウ抽出物、ブドウ抽出物および/またはミクロ藻類抽出物、特にTetraselmis suecica(テトラセルミス・スエシカ)抽出物である。
【0338】
好ましい皮膚美白剤は、チロシナーゼ阻害剤としてのコウジ酸およびフェニルエチルレゾルシノール、ベータ-およびアルファ-アルブチン、ヒドロキノン、ニコチンアミド、二酸、リン酸アスコルビルMgならびにビタミンCおよびその誘導体、マルベリー抽出物、ブンコワン抽出物、パパイヤ抽出物、ターメリック抽出物、カヤツリグサ抽出物、リコリス抽出物(グリチルリチンを含有)、アルファ-ヒドロキシ酸、4-アルキルレゾルシノール、4-ヒドロキシアニソールである。これらの皮膚美白剤は、極めて良好な活性があることから好ましく、特に本発明によるスクラレオリドとの組み合わせが好ましい。加えて、前記好ましい皮膚美白剤は容易に入手できる。
【0339】
この点において有利な皮膚および毛髪日焼け活性成分は、チロシナーゼの基質または基質類似体、例えば、L-チロシン、N-アセチルチロシン、LドパまたはL-ジヒドロキシフェニルアラニン、キサンチンアルカロイド、例えば、カフェイン、テオブロミンおよびテオフィリンならびにその誘導体、プロオピオメラノコルチンペプチド、例えば、ACTH、アルファ-MSH、そのペプチド類似体ならびにメラノコルチン受容体に結合する他の物質、ペプチド、例えば、Val-Gly-Val-Ala-Pro-Gly、Lys-lle-Gly-Arg-LysまたはLeu-lle-Gly-Lys、プリン、ピリミジン、葉酸、銅塩、例えば、グルコン酸銅、塩化銅または銅ピロリドン、1,3,4-オキサジアゾール-2-チオール、例えば、5-ピラジン-2-イル-1,3,4-オキサジアゾール-2-チオール、クルクミン、ジグリシン酸亜鉛(Zn(Gly)2)、重炭酸マンガン(II)錯体(「擬カタラーゼ」)、四置換シクロヘキセン誘導体、イソプレノイド、メラニン誘導体、例えば、Melasyn-100およびMelanZe、ジアシルグリセロール、脂肪族または環状ジオール、プソラレン、プロスタグランジンおよびその類似体、アデニル酸シクラーゼの活性化剤およびメラノソームのケラチノサイトへの転移を活性化する化合物、例えば、セリンプロテアーゼまたはPAR-2受容体アゴニスト、キク種、ワレモコウ種の植物および植物の一部の抽出物、クルミ抽出物、ウルクム抽出物、ダイオウ抽出物、ミクロ藻類抽出物、特にIsochrysis galbana(イソクリシス・ガルバナ)、トレハロース、エリトルロースおよびジヒドロキシアセトンである。皮膚および毛髪の着色または褐色化をもたらすフラボノイド(例えばケルセチン、ラムネチン、ケンフェロール、フィセチン、ゲニステイン、ダイゼイン、クリシンおよびアピゲニン、エピカテキン、ジオスミンおよびジオスメチン、モリン、ケルシトリン、ナリンゲニン、ヘスペリジン、フロリドジンおよびフロレチン)もまた使用することができる。
【0340】
発毛活性化剤または阻害剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物はまた、1種または複数の発毛活性化剤、すなわち、発毛を刺激する薬剤を含むことができる。発毛活性化剤は、好ましくは以下からなる群から選択される:ピリミジン誘導体、例えば、2,4-ジアミノピリミジン-3-オキシド(Aminexil)、2,4-ジアミノ-6-ピペリジノピリミジン-3-オキシド(ミノキシジル)およびその誘導体、6-アミノ-1,2-ジヒドロ-1-ヒドロキシ-2-イミノ-4-ピペリジノピリミジンおよびその誘導体、キサンチンアルカロイド、例えば、カフェイン、テオブロミンおよびテオフィリンならびにその誘導体、ケルセチンおよび誘導体、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン)および誘導体、カリウムチャンネル開口薬、抗アンドロゲン剤、合成もしくは天然5-還元酵素阻害剤、ニコチン酸エステル、例えば、トコフェリルニコチン酸、ニコチン酸ベンジルおよびニコチン酸C1~C6アルキル、タンパク質、例えば、トリペプチドLys-Pro-Val、ジフェンシプレン、ホルモン、フィナステリド、デュタステリド、フルタミド、ビカルタミド、プレグナン誘導体、プロゲステロンおよびその誘導体、酢酸シプロテロン、スピロノラクトンおよび他の利尿剤、カルシニューリン阻害剤、例えば、FK506(タクロリムス、フジマイシン)およびその誘導体、シクロスポリンAおよびその誘導体、亜鉛および亜鉛塩、ポリフェノール、プロシアニジン、プロアントシアニジン、フィトステロール、例えば、ベータ-シトステロール、ビオチン、オイゲノール、(±)-ベータ-シトロネロール、パンテノール、グリコーゲン、例えば、イガイ由来のグリコーゲン、微生物、藻、植物および植物の一部、例えば、タンポポ属(LeontodonまたはTaraxacum)、Orthosiphon(オルトシフォン)、Vitex(ヴィテックス)、Coffea(コーヒーノキ)、Paullinia(ガラナ)、Theobroma(テオブロマ)、Asiasarum(ウスバサイシン)、Cucurbita(カボチャ)またはStyphnolobium(エンジュ)、Serenoa repens(ノコギリヤシ)、Sophora flavescens(クララ)、Pygeum africanum(プルヌス・アフリカナ)、Panicum miliaceum(キビ)、Cimicifuga racemosa(シミシフガ・ラセモサ)、Glycine max(ダイズ)、Eugenia caryophyllata(クローブ)、Cotinus coggygria(ハグマノキ)、Hibiscus rosa-sinensis(ブッソウゲ)、Camellia sinensis(チャノキ)、Ilex paraguariensis(イェルバ・マテ)、Isochrysis galbana(イソクリシス・ガルバナ)、リコリス、ブドウ、リンゴ、オオムギもしくはホップ由来の抽出物、ならびに/またはコメもしくはコムギ由来の加水分解物。
【0341】
代わりに、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の発毛阻害剤(上に記載されている通り)、すなわち、発毛を減少させるまたは防止する薬剤を含むこともできる。発毛阻害剤は、好ましくは以下からなる群から選択される:アクチビン、アクチビン誘導体またはアクチビンアゴニスト、オルニチンデカルボキシラーゼ阻害剤、例えば、アルファ-ジフルオロメチルオルニチンまたは5環性トリテルペン、例えば、ウルソール酸、ベツリン、ベツリン酸、オレアノール酸およびその誘導体、5アルファ-還元酵素阻害剤、アンドロゲン受容体アンタゴニスト、S-アデノシルメチオニンデカルボキシラーゼ阻害剤、ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ阻害剤、トランスグルタミナーゼ阻害剤、ダイズ由来セリンプロテアーゼ阻害剤、微生物、藻、異なるミクロ藻類または植物および植物の一部由来の抽出物、例えば、Leguminosae(マメ科)、Solanaceae(ナス科)、Graminae(イネ科)、Asclepiadaceae(ガガイモ科)またはCucurbitaceae(ウリ科)などの科、Chondrus(ツノマタ)、Gloiopeltis(フノリ)、Ceramium(イギス)、Durvillea(ダービリア)などの属、Glycine max(ダイズ)、Sanguisorba officinalis(ワレモコウ)、Calendula officinalis(キンセンカ)、Hamamelis virginiana(ハマメリス)、Arnica montana(アルニカ・モンタナ)、Salix alba(セイヨウシロヤナギ)、Hypericum perforatum(セイヨウオトギリ)またはGymnema sylvestre(ギムネマ・シルベスタ)由来の抽出物。
【0342】
酵素阻害剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の酵素阻害剤を含むことができる。適切な酵素阻害剤は、例えば、エステラーゼ阻害剤である。これらは好ましくはクエン酸トリアルキル、例えば、クエン酸トリメチル、クエン酸トリプロピル、クエン酸トリイソプロピル、クエン酸トリブチル、特に、クエン酸トリエチル(Hydagen CAT)である。これらの物質は酵素活性を阻害し、それによって匂いの形成を減少させる。適切なエステラーゼ阻害剤である他の物質は、硫酸ステロールまたはリン酸ステロール、例えば、ラノステロール、コレステロール、カンペステロール、スティグマステロールおよび硫酸シトステロールまたはリン酸シトステロール、ジカルボン酸およびそのエステル、例えば、グルタル酸、グルタル酸モノエチル、グルタル酸ジエチル、アジピン酸、アジピン酸モノエチル、アジピン酸ジエチル、マロン酸およびマロン酸ジエチル、ヒドロキシカルボン酸およびそのエステル、例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒石酸ジエチル、ならびにグリシン酸亜鉛である。
【0343】
膜形成剤:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、1種または複数の膜形成剤を含むことができる。標準的な膜形成剤は、好ましくはキトサン、微結晶性キトサン、四級化キトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸系ポリマー、第四級セルロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩ならびに類似の化合物である。
【0344】
担体およびヒドロトロープ:本発明による化粧組成物または医薬組成物は、担体または異なる担体の混合物を含むことができる。好ましい化粧品担体材料は25℃および1013mbarで固体または液体であり(極めて粘性の物質を含む)、例えば、グリセロール、1,2-プロピレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、エタノール、水、および前記液体担体材料のうちの2種もしくはそれよりも多くと、水との混合物である。任意に、、本発明によるこれらの調製物は、保存剤または可溶化剤を使用して生成することができる。本発明による調製物の構成成分であってもよい他の好ましい液体担体物質は、油、例えば、植物油、中性油および鉱油からなる群から選択される。
【0345】
本発明による化粧組成物または医薬組成物の構成成分であってもよい好ましい固体担体物質は、親水コロイド、例えば、デンプン、分解デンプン、化学的または物理的加工デンプン、デキストリン、(粉末)マルトデキストリン(好ましくは、ブドウ糖当量値5~25、好ましくは10~20を有する)、ラクトース、二酸化ケイ素、グルコース、修飾セルロース、アラビアガム、ガッティガム、トラガント、カラヤ、カラギーナム、プルラン、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、グアー穀粉、イナゴマメ穀粉、アルギン酸塩、寒天、ペクチン、イヌリン、およびこれらの固体のうちの2種もしくはそれよりも多くの混合物、特にマルトデキストリン(好ましくは、ブドウ糖当量値15~20を有する)、ラクトース、二酸化ケイ素および/またはグルコースである。
【0346】
加えて、ヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコールまたはポリオールを使用して、流動挙動を改善することができる。適切なポリオールは、好ましくは2~15個の炭素原子および少なくとも2つのヒドロキシル基を含有する。ポリオールは、他の官能基、さらにとりわけアミノ基を含有してもよいし、窒素で修飾されていてもよい。典型的な例は、
- グリセロール、
- アルキレングリコール、例えば、平均分子量100~1000ダルトンを有する、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールおよびポリエチレングリコール、
- 自己縮合度1.5~10を有する工業用オリゴグリセロール混合物、例えば、ジグリセロール含有量40~50重量%を有する工業用ジグリセロール混合物、
- メチロール化合物、例えば、特に、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトールおよびジペンタエリトリトール、
- 低級アルキルグルコシド、特に1~8個の炭素原子をアルキル基に含有するもの、例えばメチルおよびブチルグルコシド、
- 5~12個の炭素原子を含有する糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール、
- 5~12個の炭素原子を含有する糖、例えばグルコースまたはスクロース、
- アミノ糖、例えばグルカミン、
- ジアルコールアミン、例えば、ジエタノールアミンまたは2-アミノプロパン-1,3-ジオール
である。
【0347】
染料:本発明による化粧組成物または医薬組成物は1種または複数の染料を含むことができる。適切な染料は、化粧品目的に適し、認可されている物質のいずれかである。例として、コチニールレッドA(CI.16255)、パテントブルーV(CI.42051)、インディゴチン(CI.73015)、クロロフィリン(CI.75810)、キノリンイエロー(CI.47005)、二酸化チタン(CI.77891)、インダントレンブルーRS(CI.69800)およびマダーレーク(CI.58000)が挙げられる。ルミノールもまた発光性染料として存在し得る。有利な着色顔料は、例えば、二酸化チタン、雲母、酸化鉄(例えば、Fe2O3Fe3O4、FeO(OH))および/または酸化スズである。有利な染料は、例えば、カルミン、ベルリンブルー、酸化クロムグリーン、ウルトラマリンブルーおよび/またはマンガンバイオレットである。
【0348】
上に記載された物質に加えて、本発明の組成物に適した、または慣習的である、化粧品または医薬品業界において一般的に使用されているさらなる成分を使用することができる。
【0349】
1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物は、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で存在する。好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物を、組成物の総重量に対して、0.005~10.0重量%の量で含む。特定の好ましい変化形において、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物は、化粧組成物または医薬組成物において、組成物の総重量に対して、0.01~5.0重量%の量で有利に使用されている。最も好ましい変化形において、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物は、組成物の総重量に対して、化粧組成物または医薬組成物において、0.02~3.0重量%の量で有利に使用されている。
【0350】
ノナンジオール混合物に対して、上記量は、混合物中のアルカンジオール、1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールの全含有量に関する、すなわち、量は、混合物中のアルカンジオール、1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールの含有量の合計である。
【0351】
本発明の第2の態様による少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で存在する。好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物を、組成物の総重量に対して、0.005~10.0重量%の量で含む。特定の好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.01~5.0重量%の量で有利には使用される。最も好ましい変化形において、少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.02~3.0重量%の量で有利に使用される。
【0352】
アルカン混合物に対して、上記の量は、混合物中の第1の線状アルカンジオールおよび第2の線状アルカンジオールの全含有量に関する。すなわち量は、混合物中の第1の線状アルカンジオールの含有量と、第2の線状アルカンジオールの含有量との合計である。
【0353】
本発明の第1の態様による特定の好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、2,3-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物を、0.001~15.0重量%の量で、好ましくは、0.005~10.0重量%の量で、さらに好ましくは0.01~5.0重量%の量で、最も好ましくは0.02~3.0重量%の量で含む。
【0354】
さらに好ましくは、化粧組成物または医薬組成物は、2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物の2,3-ノナンジオールを、組成物の総重量に対して、0.001~0.5%重量の量で、好ましくは0.005~0.1重量%の量で、最も好ましくは0.01~0.075重量%の量で含む。
【0355】
本発明の第1の態様による特定の好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、線状アルカンジオールとしての、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の2,3-アルカンジオールを、0.001~15.0重量%の量で、好ましくは0.005~10.0重量%の量で、さらに好ましくは0.01~5.0重量%の量で、最も好ましくは0.02~3.0重量%の量で含む。
【0356】
さらに好ましくは、化粧組成物または医薬組成物は、線状アルカンジオールとしての、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の2,3-アルカンジオールを、組成物の総重量に対して、0.001~0.5%重量の量で、好ましくは0.005~0.1重量%の量で、最も好ましくは0.01~0.075重量%の量で含む。
【0357】
抗微生物構成成分は、本発明による化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.001~15.0重量%の量で存在する。好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、抗微生物構成成分を、組成物の総重量に対して、0.005~10.0重量%の量で含む。特定の好ましい変化形において、抗微生物構成成分は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して0.01~5.0重量%の量で有利に使用される。
【0358】
以下の例において実証されているように、1,2-アルカンジオール、特に1,2-ヘプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールの存在は、皮膚への局所的適用によって、化粧組成物または医薬組成物を含有する抗微生物構成成分の抗微生物作用を有意に増強する。驚くことに、1,2-アルカンジオールと抗微生物構成成分との組合せを含む、本明細書で開示されている化粧組成物または医薬組成物は、本明細書に記載されている皮膚上の周知の病原菌に対して優れた抗微生物活性を示した。驚くことに、抗微生物構成成分と、1,2-アルカンジオール、特に1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールとの組合せは、皮膚または頭皮または粘膜上の哺乳動物の天然微生物群の複数の微生物に対して、前記抗微生物構成成分の抗微生物活性の相乗的増加をさらにもたらす。特に、1,2-ノナンジオールは、異なる抗微生物構成成分と組み合わせて使用した場合、強い抗微生物性効力を有し、相乗効果インデックス<1.0をもたらす。
【0359】
相乗作用とは、2種の異なる化学物質または生物学的構造が相互作用した場合に達成される作用であり、それらのいずれかの個々の作用の合計より大きい全体的作用をもたらす。
【0360】
本発明の文脈で抗微生物作用とは、微生物の増殖が減少するまたはさらに阻害されることによって、皮膚または頭皮上に生きている微生物の数が停滞するまたは減少することを意味する。
【0361】
相乗的抗微生物作用は、2,3-アルカンジオール、特に2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールと、抗微生物構成成分との組合せに対して達成される。
【0362】
1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールと、抗微生物構成成分との組合せから生じる相乗的抗微生物作用により、化粧組成物または医薬組成物中の抗微生物構成成分の量は、1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールを添加することなく抗微生物構成成分を含む組成物と比較して、減少させることができる。
【0363】
また1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを含む混合物は、皮膚上への局所的適用により、抗微生物構成成分を含有する化粧組成物または医薬組成物の抗微生物作用を有意に増強する。驚くことに、1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを含む混合物を含む、本明細書で開示されている化粧組成物または医薬組成物は、抗微生物剤構成成分と共に使用した場合、本明細書に記載されているような、皮膚上の周知の病原菌に対して優れた抗微生物活性を示した。驚くことに、抗微生物構成成分(ベンジルアルコール、o-シメン-5-オールおよびカプリルヒドロキサム酸)と、1,2-ヘプタンジオールおよび2,3-ヘプタンジオールとの混合物、または1,2-ノナンジオールおよび2,3-ノナンジオールとの混合物の組合せは、微生物の増殖を有意に阻害し、相乗効果インデックス<1.0をもたらす。
【0364】
したがって、本発明による、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、または線状アルカンジオール、もしくは第1の線状アルカンジオールと第2の線状アルカンジオールとの混合物の使用は、化粧組成物または医薬組成物中のより少ない抗微生物構成成分の使用を可能にする。言い換えると、抗微生物構成成分の効率の範囲が、同じ量を用いて抗微生物構成成分のより高い性能を達成することによって、または逆もまた同様であり、より低い量の抗微生物構成成分を用いて同じ性能を達成することにより拡大し、よって、抗微生物構成成分の組成物中の全含有量を減少させることができる。
【0365】
上記に記載されている相乗的に抗微生物性のある作用に加えて、1,2-アルカンジオール、特に1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール(nononediol)および1,2-ウンデカンジオールの使用は、驚くことに脂腺の皮脂生産に対して修飾的作用を有する。1,2-アルカンジオールの使用により、脂腺の皮脂生産はバランスをとることができ、および/または皮脂過剰産生を効果的に減少させることができる。
【0366】
さらにより強い皮脂減少作用が2,3-アルカンジオール、特に2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールに対して達成される。1,2-ヘプタンジオールは、皮脂減少20%を示したのに対して、2,3-ヘプタンジオールは皮脂減少30%を示す。1,2-ノナンジオールは、皮脂分泌を28%減少させるのに対して、2,3-ノナンジオールは皮脂分泌を40%減少させる。最も良い皮脂減少45%が1,2-ウンデカンジオールに対して認められたのに対して、2,3-ウンデカンジオールはさらに50%超の皮脂減少をもたらす。したがって、2,3-アルカンジオール物質は対応する1,2-アルカンジオール物質と比較して、皮脂減少に対して際立った作用を有する。
【0367】
さらに、2,3-アルカンジオールは、抗微生物性効力を有する一方で、それぞれの1,2-アルカンジオールと比較して増強した皮脂減少作用を有するという利点を有する。さらに、2,3-アルカンジオールは、液体であり、よって、半完成製品または最終製品により簡単に組み込むことができ、最終製品においてより高い濃度で提供されるという利点を有する。したがって、良好な妥協は、製剤における加工性を改善しながら、抗微生物剤および皮脂減少作用を維持するような方式で2,3-アルカンジオールを組み合わせた場合に達成することができる。
【0368】
また1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールの組合せは、2,3-アルカンジオールが上記に定義および記載されているような抗微生物構成成分を意味する場合、それが以下の実施例に示されているように、哺乳動物の皮膚の天然微生物群の微生物に対して相乗的抗微生物作用をもたらす。
【0369】
皮膚または頭皮上のいくつかの微生物種は脂質依存性であり、ヒト皮脂を餌にする、例えば、コリネバクテリウム(Corynebacterium)、プロピオニバクテリウム(Propionibacterium)であるため、皮脂減少は、皮膚または頭皮上の微生物の数または微生物の増殖の減少を助けることができる。このような方式で、皮脂減少および微生物減少はフケまたはにきびの減少を間接的に支持する。
【0370】
この皮脂均衡化または減少作用は驚きであった、なぜなら、分子長さと、1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールの活性との間にいかなる単純な直線的相関関係も確立することはできないからである。
【0371】
化粧組成物または医薬組成物、好ましくは本発明の第1の態様または第2の態様による皮膚科用組成物は局所的適用を目的とする。「局所的」という用語は、特に皮膚、頭皮、まつげ、眉毛、爪、粘膜および毛髪の処置、保護、ケアおよびクレンジングのための、哺乳動物の皮膚の外部への適用を意味すると考えられている。哺乳動物は好ましくはヒトである。
【0372】
好ましい変化形は、哺乳動物の皮膚または粘膜上への局所的適用のための化粧品製品に関する。哺乳動物は好ましくはヒトである。
【0373】
局所的適用に対して、化粧品製品は、リンスオフ型またはリーブオン型のいずれかの調製物である。
【0374】
本発明の第1の態様または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物、特に皮膚科用組成物は、異なる形態、例えば、分散液の形態、液体界面活性製剤の形態、固体界面活性製剤の形態、または水性、水性/アルコール性、特に水性/エタノール性、または水性/グリコール酸ベースの溶液の形態で存在することができる。
【0375】
本発明の第1の態様または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物、好ましくは皮膚科用組成物は、好ましくは分散液である。本発明の文脈で「分散液」という用語は、化粧組成物または医薬組成物がその中に懸濁されている(分散培地)、コロイド状粒子(分散する相)および培地からなる分散した2相系であることを意味する。両方の相は互いに混和しておらず、唯一乳化剤と混和している。このような分散液、例えばエマルジョンは、少なくとも油の構成成分を、好ましくは≧1重量%の量で、より好ましくは≧3重量%の量で含む。
【0376】
本発明による化粧組成物または医薬組成物がエマルジョンである場合、油構成成分は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、0.01~50.0重量%の量で存在する。好ましい変化形において、化粧組成物または医薬組成物は、油構成成分を、組成物の総重量に対して、1.0~40.0重量%の量で含む。特定の好ましい変化形において、油構成成分は化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、3.0~30重量%の量で有利に使用される。
【0377】
好ましくは、本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物は、様々な形態、例えば、エマルジョン、特にO/Wエマルジョン、W/Oエマルジョン、マルチプルエマルジョン、分散ハイドロゲル、バーム、油中水型(W/O/WO)もしくは水中油型(O/W/O)のマルチプルエマルジョン、PITエマルジョン、ピッカリングエマルジョン、マイクロエマルジョン、液体、ローション剤、懸濁液、ミルク、軟膏剤、ペースト剤、ゲル剤、クリーム剤ベースの製剤、油ベースの製剤またはリポソームベースの製剤などの形態を取る。
【0378】
さらなる代替の態様において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は液体界面活性製剤である。
【0379】
このような液体界面活性製剤として、例えば、シャンプー、シャワージェル、ミセラーウォーター、液体石鹸、クレンジング調製物が挙げられる。
【0380】
本発明による化粧組成物または医薬組成物が液体界面活性製剤である場合、界面活性剤構成成分は、化粧組成物または医薬組成物中に、組成物の総重量に対して、1~40重量%の量で、好ましくは3~30重量%の量で、より好ましくは5~25重量%の量で存在する。
【0381】
さらなる代替の態様において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は固体界面活性製剤である。
【0382】
このような固体界面活性製剤として、例えば、固形シャンプー、固形ボディウォッシュ、固形石鹸などが挙げられる。
【0383】
代わりに、本明細書で開示されているように、化粧組成物または医薬組成物は、水性または水性/アルコール性または水性/グリコール酸ベースの溶液である。前記溶液は水と追加の構成成分との均質な一相系である。水性/アルコール性または水性/グリコール酸のベースの溶液は、脂肪族アルコールまたはグリコールを、溶液の総重量に対して、0.1~≦50重量%の量で、好ましくは0.5~30重量%の量で、より好ましくは2~20重量%の量で含む。脂肪族アルコールは、好ましくはエタノール、イソプロパノール、n-プロパノールからなる群から選択される。グリコールは、好ましくはグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコールまたはジプロピレングリコールからなる群から選択される。好ましくは、最終溶液中の全含水量は、溶液の総重量に対して≧50重量%、より好ましくは≧70重量%、さらにより好ましくは≧80重量%、特別な場合、特に好ましくは≧90重量%でもあることができる。新規の用途、例えば、ウォーターワイプ用溶液を含む用途は高い含水量を有する。
【0384】
このような水性または水性/アルコール性または水性/グリコール酸ベースの溶液として、例えば、消臭/制汗調製物、アフターシェービング、クレンジング調製物、または抗にきび調製物が挙げられる。好ましい変化形において、本発明の組成物は、ウェットワイプ用途に対して使用することができる。よって、これらは最も好ましくは≧95重量%の水、または≧98重量%の水さえ含有することができる。
【0385】
好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、本明細書で定義されたようなエマルジョンの形態で、有利には水中油型(O/W)エマルジョンの形態で、O/W乳化剤の存在下で水相中に分散した油相を含む。
【0386】
別の好ましい変化形において、本発明による化粧組成物または医薬組成物は、水性または水性/アルコール性、好ましくは水性/エタノール性、または水性/グリコール酸ベースの溶液の形態である。通常、これは水組成物中グリセリンであることができる。
【0387】
上記製剤または組成物は普通のおよび公知の方法により調製される。
【0388】
増強された抗微生物性および皮脂均衡化または減少特性により、本発明による組成物は化粧品、非治療的または治療的使用に対して有益である。
【0389】
よって、さらなる態様では、本発明の第1の態様または第2の態様による組成物は、パーソナルケア、皮膚保護、スキンケア、頭皮保護、頭皮ケア、ヘアケア、ネイルケアのための、または皮膚状態、不耐性もしくは敏感肌、皮膚刺激、皮膚発赤、掻痒症(痒み)、皮膚量の損失、皮膚弾性の損失、皮膚乾燥、剥離、べとつきの予防および/もしくは処置における、または動物のケアのための、化粧品への使用および/または非治療的使用のための調製物である。
【0390】
好ましい変化形において、本明細書で開示されている化粧品製品は、美容液、スクラブ、ローション剤、石鹸(固形石鹸、液体石鹸、合成洗剤)、軟膏剤、ワックス、散剤、液剤、エマルジョン、ペースト剤、懸濁液、錠剤、ゲル剤、スティック剤、エアゾール剤、最も好ましくは、エアゾールベースの消臭スプレー、消臭ポンプスプレー剤、消臭スティック、消臭ロールオン、消臭クリーム剤、消臭ワイプ、消臭クリスタル、ピッカリングエマルジョン、分散ハイドロゲル、スキンバーム、シャンプー、シャワージェル、フォームバス、ミセラーウォーター、フェイシャルクレンジング溶液、クレンジングワイプ、デリケートゾーン用スプレー、デリケートゾーン用クリーム剤、デリケートゾーン用ウォッシュローション、デリケートゾーン用ワイプ、エアゾール剤ベースのフットスプレー、フットポンプスプレー剤、フットバス、フットケアバーム、実施例を濃縮液、調合済みマウスウォッシュ、および歯磨剤などの形態を取る。
【0391】
代わりに、本発明による組成物は、医学的使用のための調製物である。
【0392】
医薬組成物、特に本発明による皮膚科用組成物は好ましくは皮膚、頭皮または粘膜の状態の予防および/または処置における調製物である。
【0393】
好ましくは、本発明の第1の態様または第2の態様による医薬組成物は、皮膚または角質の疾患、特に微生物により引き起こされるまたは皮脂過剰産生もしくは重篤なフケに伴う皮膚または角質の疾患の予防および/または処置に使用され、これらの皮膚または角質の疾患は、湿疹、乾癬、脂漏症、皮膚炎、紅斑、掻痒症(痒み)、炎症、刺激、線維症、扁平苔癬、ばら色粃糠疹、癜風、自己免疫性水疱性疾患、じんま疹、血管性浮腫、アレルギー性皮膚反応、創傷治癒および組織再生からなる群から選択される。
【0394】
使用のため、本発明の第1の態様または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物、特に皮膚科用組成物は、化粧品および皮膚科用製品において慣習的であるような方式で、十分な量で皮膚、毛髪、頭皮および/または爪に適用される。
【0395】
驚くことに、本明細書に記載されているような1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールを、抗微生物構成成分と組み合わせて使用すると、結果として、哺乳動物の皮膚または粘膜上の微生物の増殖を阻害する抗微生物作用が増強する、すなわち、相乗的に増強する。さらに、1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールの適用は、皮脂産生を抑制する、よって、減少させることによって、脂腺の皮脂産生に対する良好な、すなわち、抑制作用を有し、またはフケもしくはにきびに対して良好な影響を有する。
【0396】
よって、本発明は、さらなる態様において、本明細書で定義されたような、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の化粧品または医薬品としての使用に関する。
【0397】
その際立った抗微生物作用および皮脂減少作用により、2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、および2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される2,3-アルカンジオールが化粧品または医薬品としての使用において最も好ましい。
【0398】
代わりに、本発明は、皮膚または頭皮上の微生物の増殖を減少させるまたは阻害するための、本明細書で定義されたような、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の使用に関する。微生物は好ましくは哺乳動物の皮膚または粘膜の天然微生物群の細菌および/または真菌である。好ましくは、使用は、スタフィロコッカス(Staphylococcus)、コリニバクテリウム(Corynebacterium)、アナエロコッカス(Anaerococcus)、フィネゴルディア(Finegoldia)、モラクセラ(Moraxella)、ポルフィロモナス(Porphyromonas)、フソバクテリウム(Fusobacterium)、アスペルギルス(Aspergillus)、カンジダ(Candida)、マラセチア(Malassezia)、エシェリヒア(Escherichia)、ペプトニフィラス(Peptoniphilus)、ストレプトコッカス(Streptococcus)、ラクトバチルス(Lactobacillus)、ガードネレラ(Gardnerella)、ファニーヘッセア(Fannyhessea)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、トリコフィトン(Trichophyton)、キューティバクテリウム(Cutibacterium)の属およびこれらの組合せの微生物の増殖を対象とする。
【0399】
代わりに、本発明は、皮膚もしくは頭皮上の皮脂産生を均衡化するもしくは皮脂の過剰産生を減少させるため、および/または皮膚、頭皮もしくは爪の上のフケを抑制するための、本明細書で定義されたような、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の使用に関する。
【0400】
相乗的抗微生物作用により、本発明は、化粧組成物または医薬組成物中の抗微生物構成成分の量を減少させる、すなわち、抗微生物構成成分のリプレーサーとしての、本明細書で定義されたような、1,2-ノナンジオール、または2,3-ノナンジオール、または1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物、あるいは少なくとも1種の線状アルカンジオール、または少なくとも1種の第1の線状アルカンジオールと1種もしくは複数の第2の線状アルカンジオールとを含む混合物の使用にさらに関する。
【0401】
本発明によるおよび本明細書に記載の使用において、線状1,2-アルカンジオールは、好ましくは1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される、または線状2,3-アルカンジオールは、好ましくは2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、および2,3-トリデカンジオールからなる群から選択され、または線状1,2-アルカンジオールと線状2,3-アルカンジオールとを含む混合物は、好ましくは1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物;1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物;1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物;1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物;1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物;1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物;ならびに1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物からなる群から選択される。
【0402】
本発明による使用において、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、2,3-ノナンジオールおよび/または2,3-ウンデカンジオールが最も好ましい。
【0403】
本明細書で定義されたような1,2-アルカンジオールまたは2,3-アルカンジオールまたはこれらの混合物の上記に記載されている有益な作用により、本発明は、別の態様では、1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールを含む、または2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-オクタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、および2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される線状2,3-アルカンジオールを含む、または1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物;1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物;1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物;1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物;1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物;1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールとを含む混合物;および1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物からなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールと線状2,3-アルカンジオールとの混合物を含む、個人衛生製品、消臭剤、抗発汗剤、抗にきび剤製品、または抗フケ剤製品に関する。
【0404】
化粧品または医薬品は、皮膚または頭皮の生きている微生物の数の阻害または減少により微生物増殖に対して優れた抗微生物活性を示す。
【0405】
さらに、化粧品または医薬品は、皮脂減少に対する正の影響、すなわち、皮脂産生の均衡化および/または皮脂産生の減少、ならびにフケの抑制を示す。
【0406】
これらの効力の範囲を最適化するために、上述の製品を、上記本発明の第1または第2の態様による化粧組成物または医薬組成物に関して詳細に特定されたさらなる活性剤と組み合わせる。これらの薬剤は、ある場合には1種または1種よりも多くの追加の利点を提供することができる。好ましくは、これらの活性剤は、好ましくは皮脂減少剤、抗にきび剤、フケ防止剤、抗炎症剤、抗痒み剤、抗マラセチア剤、洗浄剤、臭気吸収剤および/または制汗活性物質、緩和物質、保湿および/または水分保持物質、生理学的清涼化剤、テトラセルミス・スエシカ抽出物、ならびに上記で特定された薬剤のうちの2種またはそれよりも多くの混合物からなる群の薬剤から選択される。
【0407】
個人衛生製品とは、個人衛生に使用される消費者製品、すなわちボディーまたはヘアの局所的ケアおよび身だしなみに使用されることを意図し、身体の構造または機能に影響を与えることなく、クレンジング、美化、魅了性の推進、または外観の改変のために、ボディー、ヒトまたは動物へと擦り込む、注入する、振りかける、もしくはスプレーする、導入する、またはさもなければ適用される非薬用の消費可能な製品を意味し、具体的には、クレンジング、トーニング、保湿、水和、剥離、コンディショニング、塗油、マッサージ、カラーリング/デコレーティング、癒し、脱臭、付香、およびスタイリングなどの活動に使用するための製品が挙げられる。
【0408】
好ましくは、個人衛生製品は、ボディー(足を含む)消臭剤ケア製品(例えば、消臭スプレーエアゾールベースのものおよび消臭ポンプスプレー剤、消臭スティック剤、消臭ロールオン、消臭クリーム剤、消臭ワイプ、消臭クリスタル、水を含まない消臭製品)、スキンケア(例えば、o/wエマルジョン、w/oエマルジョン、マルチプルエマルジョン、ピッカリングエマルジョン、分散ハイドロゲル、バーム、水を含まない製品)およびクレンジング製品(例えば、シャンプー、シャワージェル、フォームバス、ミセラーウォーター、フェイシャルクレンジング溶液、水を含まないクレンジング製品、クレンジングワイプ)、デリケートゾーン用ケアおよびクレンジング製品(例えば、スプレー、クリーム剤、ローション剤、流体、界面活性剤ベースのリンスオフ調製物、ワイプ)、フットケアおよびクレンジング製品(例えばエアゾールスプレー剤、ポンプスプレー剤、フットバス、o/wまたはw/oエマルジョン、バーム)、ならびにオーラルケア製品(例えばマウスウォッシュ濃縮液、調合済みマウスウォッシュ、歯磨剤)からなる群から選択される。すなわち、化粧品製品は、衛生的なおよび「健康な」気持ちを提供するという主要な目的のために、腋窩に、顔に、足に、デリケートゾーンに、または口腔粘膜に適用することを主に意図する。ユーザーが、所望の作用、特に、所望の抗微生物作用または所望の皮脂抑制作用を、自分の衛生ルーティンに組み込むことを可能にするような方式で本明細書で開示されている化粧品製品を製剤化することが有利である。これは、例えば、上述された(毎日の)ケア製品の形態で化粧品製品を提供することにより達成される。
【0409】
最終の態様では、本発明は、皮膚もしくは頭皮上の皮脂過剰産生を減少させるため、および/または皮膚、頭皮もしくは爪上のフケを抑制するための方法であって、以下のステップ:
(a)1,2-ヘプタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-ウンデカンジオール、および1,2-トリデカンジオールからなる群から選択される少なくとも1種の線状1,2-アルカンジオール、または2,3-ペンタンジオール、2,3-ヘキサンジオール、2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオール、2,3-ウンデカンジオール、および2,3-トリデカンジオールからなる群から選択される少なくとも1種の線状2,3-アルカンジオール、または以下からなる群から選択される線状1,2-アルカンジオールと線状2,3-アルカンジオールとの混合物;1,2-ペンタンジオールと2,3-ペンタンジオールとを含む混合物;1,2-ヘキサンジオールと2,3-ヘキサンジオールとを含む混合物;1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオールとを含む混合物;1,2-オクタンジオールと2,3-オクタンジオールとを含む混合物;1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとを含む混合物;1,2-ウンデカンジオールと2,3-ウンデカンジオールを含む混合物;および1,2-トリデカンジオールと2,3-トリデカンジオールとを含む混合物
を準備するステップ、
(b)局所的に適用されることになる化粧品または薬学的調製物を調製し、ステップ(a)のアルカンジオールまたはアルカンジオール混合物を化粧品または薬学的調製物に組み込むステップ、ならびに
(c)ステップ(b)の化粧品または薬学的調製物を関連する皮膚または頭皮領域に塗布するステップ
を含み、アルカンジオールの量が皮膚、頭皮または爪上の皮脂過剰産生またはフケを減少させるのに十分である、方法に関する。
【0410】
本発明は、以下の実施例を参照してここで詳細に記載されるが、これら実施例は単に本発明の例示であり、よって本発明の内容は、以下の実施例により、または以下の実施例に限定されるものではない。
【実施例】
【0411】
実施例1:特有の臭いのある製品の評価
【0412】
1,2-オクタンジオール、1,2-ノナンジオール、1,2-デカンジオールおよび1,2-ウンデカンジオールの特有の臭いのある製品を10人の人間で官能評価し、スケール1(極めて軽い臭い)から5(極めて強い臭い)までについて評定した。1,2-ノナンジオールは最も低い臭いをもたらした一方、1,2-デカンジオールは最も強い臭いをもたらした。官能評価の結果は
図1に示されている。
【0413】
実施例2:抗微生物活性:最小発育阻止濃度(MIC)
【0414】
最小発育阻止濃度(MIC)試験は成長阻害についての試験である。MICの評価は、96ウェルプレートで実行する。光学密度(OD)を介した陽性および陰性対照との細菌増殖の比較を介して、所与の試験物質の異なる濃度を評価する。
【0415】
ドイツ微生物および細胞培養コレクション(German Collection of Microorganisms and Cell Cultures(DSMZ))の情報に基づき調節された条件下で細菌を培養し、使用前に50%グリセロール中に貯蔵した。その後、以下の方法を適用した。成長培地(微生物による)をマイクロプレートの各ウェルに加えた。次いで、異なる濃度の試験物質、陽性対照(培地のみを有する水の対照)および陰性対照(生物に準じた基準)を加えた。最後に、微生物を106CFU/ml(CFU=コロニー形成単位)の濃度で加えた。マイクロプレートのインキュベーションを適当な条件で行った。
【0416】
結果として生じた増殖に従い、物質濃度を阻害するか阻害しないかのいずれかとして標識し、MICを、完全な成長阻害が目視可能な最も低い濃度と定義する。濃度限界(増殖として標識された最も高い濃度および阻害として標識された最も低い濃度)において実験を少なくとも2回実施する。
【0417】
【0418】
最小発育阻止濃度(MIC)がppmで付与されている。「>5000」は5000ppmが試験され、いかなる成長阻害も認められなかったことを示し、より高い値は調査しなかった。
【0419】
表1から明らかなように、1,2-ウンデカンジオールは、試験したすべての微生物に対して最も低いMIC濃度を有する。これは、微生物の増殖を阻害するのに必要とされる1,2-ウンデカンジオールの量がより少量であることを意味する。よって、1,2-ウンデカンジオールの抗微生物性能は従来の技術による1,2-デカンジオールよりも良い。加えて、1,2-ノナンジオールは1,2-デカンジオールと類似のMIC値を有するが、他方では特有の不快な臭いを有する。
【0420】
【0421】
最小発育阻止濃度(MIC)がppmで付与されている。「>5000」は5000ppmが試験され、いかなる成長阻害も認められなかったことを示し、より高い値は調査しなかった。
【0422】
表2から明らかなように、2,3-ウンデカンジオールは、試験したすべての微生物に対して最も低いMIC値を有する。これは微生物の増殖を阻害するのに必要とされる2,3-ウンデカンジオールの量がより少量であることを意味する。加えて、2,3-ウンデカンジオールは、1,2-デカンジオールと類似のMIC値を有するが、他方では、特有の不快な臭いを有する。C.jeikeiumに対する2,3-ウンデカンジオールの抗微生物性能は、1,2-デカンジオールの抗微生物性能よりもさらに良い。
【0423】
実施例3:相乗的活性
【0424】
異なる抗微生物化合物と組み合わせた1,2-ノナンジオールの相乗的活性を、実施例2に記載されている方法に従い最小発育阻止濃度(MIC)を測定することにより決定した。
【0425】
試験した組合せが哺乳動物の皮膚の天然微生物群の微生物に対して相乗的に作用することを検証するため、皮膚上の周知の病原体である、Staphylococcus aureusを用いて対応する実験を行った。1,2-ノナンジオールと、異なる抗微生物化合物との20%および80%、80%および20%、または50%および50%混合物中の相乗的活性を、方法セクションで示されている通り、混合物のMICを測定することによって決定した。
【0426】
MIC値を用いて相乗効果指数を計算するために、Kull方程式(I)を以下の通り使用した:
SI=(MIC混合物×PA)/MICA+(MIC混合物×PB)/MICB (I)
(式中、
SIは、Kullによる相乗効果指数であり、
MICAは、物質Aに対するMIC値であり、
MICBは、物質Bに対するMIC値であり、
MIC混合物は、物質AとBの混合物に対するMIC値であり、
PAは、混合物中の物質Aの割合であり、
PBは、混合物中の物質Bの割合である)
【0427】
【0428】
試験したすべての抗微生物構成成分に対して、抗微生物性効力に関する相乗作用が、SI値、1未満で認められた。例えば、1,2-ノナンジオールおよびエチルヘキシルグリセリンのMIC値はそれぞれ1000ppmおよび2000ppmである。1,2-ノナンジオールとエチルヘキシルグリセリンとの20%:80%混合物に対して、MIC値は1000であると決定され、これは相乗効果指数0.6をもたらす。混合物中の1,2-ノナンジオール濃度を20%から80%へと増加させ、エチルヘキシルグリセリンを80%から20%へと減少させても、相乗作用をもたらした。これは、1,2-アルカンジオール、好ましくは1,2-ノナンジオールの添加により、同じ抗微生物作用を得ることができる一方で、抗微生物構成成分の濃度を減少させることができることを意味する。したがって、1,2-ノナンジオールを使用することによって、同じ抗微生物構成成分を含むが、1,2-ノナンジオールを使用していない化粧組成物または医薬組成物と比較して、化粧組成物または医薬組成物中でより少ない抗微生物構成成分を使用して、同じ抗微生物作用を達成することを可能にする。
【0429】
1,2-アルカンジオールおよび2,3-アルカンジオールを、異なる抗微生物化合物と組み合わせて含む混合物の相乗的活性を、実施例2に記載されている方法に従い最小発育阻止濃度(MIC)を測定することにより決定した。
【0430】
試験した組合せが、哺乳動物の皮膚の天然微生物群の微生物に対して相乗的に作用することを検証するため、皮膚上の周知の病原体であるStaphylococcus aureusを用いて対応する実験を行った。1,2-アルカンジオールおよび2,3-アルカンジオールと、異なる抗微生物化合物とを、以下の表4で特定された比で含む異なるアルカンジオール混合物の相乗的活性を、方法セクションで示されている通り、混合物のMICを測定することにより決定した。
【0431】
MIC値を用いて相乗効果指数を計算するために、Kull方程式(I)を上に記載されているように使用した。
【0432】
【0433】
試験したすべての抗微生物構成成分に対して、抗微生物性効力に関する相乗作用が、SI値、1未満で認められた。例えば、1,2-ノナンジオールと2,3-ノナンジオールとo-シメン-5-オールとを含む混合物のMIC値は、それぞれ1000ppm、2500ppmおよび250ppmである。1,2-ノナンジオール(.45%)と2,3-ノナンジオール(5%)とo-シメン-5-オール(50%)との混合物に対して、MIC値は250と決定され、相乗効果指数0.58をもたらした。したがって、1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを同時に使用することによって、同じ抗微生物構成成分を含むが、アルカンジオール混合物を使用していない化粧組成物または医薬組成物と比較して、化粧組成物または医薬組成物中でより少ない抗微生物構成成分を使用して、同じ抗微生物作用を達成することを可能にする。
【0434】
2,3-アルカンジオールが抗微生物構成成分(b)としての機能を果たす、1,2-アルカンジオールと2,3-アルカンジオールとを含む混合物の相乗的活性は、実施例2および3に記載されている方法に従い最小発育阻止濃度(MIC)を測定することによって決定された。
【0435】
試験した組合せが微生物に対して相乗的に作用することを検証するため、対応する実験をAspergillus brasiliensisを用いて行った。1,2-アルカンジオールと、抗微生物構成成分(b)に対応する2,3-アルカンジオールとを以下の表5で特定された比で含む異なるアルカンジオール混合物の相乗的活性を、方法セクションで示されている通り、混合物のMICを測定することにより決定した。
【0436】
MIC値を用いて相乗効果指数を計算するために、Kull方程式(I)を実施例3に記載されている通り使用した。
【表5】
【0437】
加えて、相乗的抗微生物性効力は、Pseudomonas aeruginosaに対して、1,2-ヘプタンジオールと2,3-ヘプタンジオール(90:10)とを含むアルカンジオール混合物である本発明による組成物に対して観察することができた。前記アルカンジオール混合物に対する相乗効果指数は0.50であった。
【0438】
実施例4:皮脂の制御
【0439】
皮脂分泌物上での異なる1,2-アルカンジオールの調節活性を検証するために、ヒト脂腺を用いて追加の試験を実施した。皮膚上のいくつかの微生物の種は脂質依存性であり、ヒト皮脂を餌にする(例えば、Corynebacterium、Propionibacterium)。したがって、皮脂減少は皮膚上の微生物の減少を間接的に支持することができ、このような方式により、例えば、フケまたはにきびの減少も間接的に支持することができる。
【0440】
これらの実験に対して脂腺を顕微解剖し、培地で培養した。いずれのサプリメントも有さない培地は、未処理の対照として機能した。5μMカプサイシンを有する培地は陽性対照として機能した。さらに、培地に異なる濃度のアルカンジオールを補充した。6日後、脂腺を収集し、脂質およびタンパク質を定量化した。皮脂産生を代表するものである全脂質量は、定量化した脂質を定量化したタンパク質により正規化することにより(すなわち、脂質(mg)/タンパク質(mg))得た。
【0441】
【0442】
図2に示されている通り、試験したすべての1,2-アルカンジオールは、未処理の対照と比較して、皮脂の減少を示した。これは1,2-アルカンジオールの皮脂減少活性を実証している。さらにより強い皮脂減少作用が2,3-アルカンジオール、特に2,3-ヘプタンジオール、2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールに対して達成されている。1,2-ヘプタンジオールは、22%の皮脂減少を示すのに対して、2,3-ヘプタンジオールは30%の皮脂減少を示す。1,2-ノナンジオールは皮脂分泌を28%減少させるのに対して、2,3-ノナンジオールは皮脂分泌を41%減少させる。1,2-ウンデカンジオールに対して認められた最も良い皮脂減少は44%であったのに対して、2,3-ウンデカンジオールは50%超の皮脂減少をもたらしている。したがって、2,3-アルカンジオール物質は、対応する1,2-アルカンジオール物質と比較して、皮脂減少に対して際立った作用を有する。しかし、分子長と活性との間にいかなる直線的な相関関係も見出されなかった。1,2-アルカンジオールの最も良い性能は1,2-ウンデカンジオールによるものであり、2,3-アルカンジオールの最も良い性能は2,3-ノナンジオールおよび2,3-ウンデカンジオールによるものであった。
【0443】
この図に示されているすべての結果は、同じヒトドナー由来のヒト脂腺を用いた単一の実験作業から得た結果であった。
【0444】
1,2-ノナンジオールに対して追加的に、濃度依存性を調査し、実験により確認した。
【0445】
【0446】
この図に示されているすべての結果は、同じヒトドナー由来のヒト脂腺を用いた単一の実験作業から得た結果であり、上記の示されている実験結果とは異なった。
【0447】
これらの結果に基づき、1,2-アルカンジオール、特に1,2-ノナンジオールは、皮脂減少を介して間接的に微生物を均衡化または減少させる特性を有することが想定される。
【0448】
実施例5:アルカンジオールの水溶解度
【0449】
アルカンジオールの最大水溶解度を決定するために、水および異なる濃度のそれぞれのアルカンジオールを撹拌によりブレンドした。5℃で24時間貯蔵後、溶解度の評価を周辺温度で行った。アルカンジオールが水に溶解するかどうかの決定は、目視による観察に完全に基づいた。アルカンジオール化合物は、混合物が透明であり、濁りまたは沈殿のいかなる徴候も示さなかった場合、溶解している。
【0450】
【0451】
実施例6:製剤例
【0452】
本発明に従い以下の製剤を調製した:
・消臭スプレー
・AcHを有する消臭スプレー
・消臭ロールオン
・クールリリーフ、消臭プラス
・スポーツにフィットした消臭剤
・制汗/消臭ロールオン
・ロールオンゲル剤の形態の消臭製剤
・透明な消臭抗発汗ロールオン
・消臭エアゾール剤
・消臭スティック剤
・制汗スティック剤
・デリケートゾーン用敏感肌用ゲル剤
・女性用マイルド洗浄液
・蚊およびマダニ忌避剤スプレー
・昆虫忌避剤スプレー、水性/エタノール性
・ワイプ用昆虫忌避溶液
・忌避剤を含む耐汗日焼け止めローション剤
・抗微生物性合成固形石鹸
・合成固形石鹸
・アイスクリスタル石鹸
・抗微生物性化粧石鹸バー
・にきび瘢痕リムーバー
・バランシングフェイストナー
・にきび制御用生物型ゲル剤
・にきびができやすい皮膚用SunCareフォーム剤、exp.SPF30
・皮脂制御用冷却クレンザー
【0453】
以下の製剤において、以下の5種の香油PO1、PO2、PO3、PO4、またはPO5がそれぞれ香料として使用された。
【0454】
【0455】
【0456】
【0457】
【0458】
【0459】
化粧品製剤(組成物)-量は、すべての製剤に対して重量%として示されている。
【0460】
【0461】
【0462】
【0463】
【0464】
【0465】
【0466】
【0467】
【0468】
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【国際調査報告】